エレン「アルミンとミカサの性格が入れ替わった?」 (7)

エレン「どういう事だよサシャ」

サシャ「さっき訓練中に二人がぶつかっちゃって、その時からおかしいんです!ちょっと医務室まで来てください!」

エレン「意味がわからないんだが・・・つまりアルミンの中身がミカサになったってことか?」

サシャ「そういったらいいんでしょうか・・・でも少し違うような」

エレン「はあ?」

サシャ「とにかく来てください!」

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ガチャッ

エレン「アルミン、ミカサ!大丈夫か!?」

アルミン「エレン!」

ミカサ「大丈夫。怪我もそんなに酷くない」

アルミン「だけど一日安静にしてろって・・。もう今日は訓練出来ないよ」

エレン「そうか・・・まあ大事に至らなくて良かった」

アルミン「本当だよ。もし大怪我して開拓地に行くことになったら」

アルミン「君を守れなくなるしね」

エレン「え?」

エレン「アルミン、何言ってんだ?」

アルミン「何って・・・何が?」

アルミン「親友として君を守るのは当然だろう?君は僕がいないと早死してしまうから」

エレン「おい、何ミカサみたいな事言ってんだよ」

アルミン「え?いつもどおりだよ。ね、ミカサ」

ミカサ「うん。アルミンはいつもどおりだと思う。エレンどうしたの?」

エレン「な、何か違和感があるぞ・・・どういう事だサシャ」

サシャ「詳しい原因は分かりませんが・・・」

サシャ「・・・どうやら人格だけそのままの状態で性格だけ入れ替わったようです」

エレン「どういうことなの」

エレン「とりあえずアルミン、ミカサ」

ミカサ「え?」

アルミン「どうしたの、エレン」

エレン「ちょっと確かめたいことがあるから、いくつか質問していいか」

ミカサ「何?」

アルミン「いいよ」

エレン「じゃあ第一問。二人共、もしジャンに告白されたらなんていう?」

ミカサ「こ、告白・・・?お付き合いとかはまだ考えられない。ので、相手が傷つかないように断る」

アルミン「エレン以外は考えられないからなるべく諦めるように断る」

エレン「じゃあ第二問。俺が開拓地にいったらどうする?」

ミカサ「すごく寂しい、けど残る。そして自分の使命を果たす」

アルミン「もちろんついて行くよ。エレンが行くところならどこでも」

エレン「・・・」

サシャ「・・・ね、おかしいでしょう?」

エレン「これは戻る方法あるのか・・・このままじゃ違和感ありすぎるぞ」

サシャ「自然に戻るのを待つしかないのではないでしょうか・・・」

サシャ「・・・だけど自分が誰かは分かっているみたいなので、そんなに大きな問題はないかと」

エレン「・・・だといいけどな」

エレン「とりあえず食堂行くか・・・もうじき晩飯の時間だぞ」

アルミン「うん。ミカサも行こう」

ミカサ「うん」

エレン「(喋り方は普通なんだよなあ・・・)」

食堂

アルミン「エレン、もっとたくさん食べないとダメだ。訓練中に疲れてしまう」

エレン「あーはいはい」

アルミン「あとニンジンもたくさん食べないと。僕のもあげるよ」

エレン「お前俺が人参嫌いなの知ってんだろうが」


ジャン「何だありゃ・・・あの二人いつも以上にベタベタしてねえか?」

マルコ「仲いいんだね、本当に」

ジャン「そういう問題かよ・・・?」


ミカサ「アルミン、エレンにそんなに食べさせたらお腹を壊す。そのくらいでやめたほうがいい」

アルミン「そうかな・・・。でもエレンは成長期だよ?」

ミカサ「無理強いは良くない。嫌いなものをたくさん食べるのはきつい」

アルミン「そっか・・。君が言うならやめるよ。ごめんねエレン」

エレン「(うわあ逆だ・・・会話が逆だ・・・)」

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