勇者「安価で修行して、魔王を倒す」 (101)

 前回のあらすじ:勇者は、屈強(自称)な仲間と共に冒険し、ついに

魔王の居る城まで辿り着いたが、その道中、魔王と思われる魔物(中ボス)に

全滅まで追い込まれてしまう。唯一生き残った勇者は、作戦を立て直す為

すぐ近くの村まで撤退したが、自分の今の実力では到底魔王(中ボス)を倒せない

と悟ったのは良い物の、どうするべきか悩んでいるのであった。

女神『勇者よ……勇者よ……』

勇者「め、女神!?」

女神『あなたは魔王の力に前に、哀れにも逃げてきたのですね。情けない。』

勇者「…す、すいません…女神……。」

女神『私が分析した所、あなたに足りないのは>>5です。』

自分で自分のスレをageるこの屈辱

非情さと残酷さ

女神『あなたには、非常さと残酷さが足りないのです。勇者。』

勇者「非常さと残酷さ…ですか?女神。」

女神『そうです。あなたは少し優しすぎるのです。相手は魔物です。慈悲の心は必要ありません。』

勇者「…そう言われましても…、やはり性格というのはどうしようもありません…。」

勇者「もって生まれた物なので、残念だから……。」

女神『安心しなさい。勇者。』

女神『あなたの為に、ピッタリな修行を考えてきました。』

女神『その修業とは、>>10>>13する簡単な修行です、勇者。』

勇者「>>10>>13する修行……?」

モリアオガエル

亀仙人と修行

勇者「も、モリアオガエルを亀仙人と修行する修行!?」

勇者「ちょ、ちょっと日本語的に理解できないですね…」

女神『あ、あらやだ。つい、天界語で喋ってしまいましたわ。』

女神『品の良い女神というのがバレてしまったわ、オホホホホホホホホホ』

勇者「で、修行の内容というのは?」

女神『簡単に言うと、>>15>>17するという事よ。』

甲羅

踏み続けて残機を増やす

勇者「甲羅を踏み続けて残機を増やす…!?」

女神『はい、天界ではこの修業を【無限1up】と読んでいるわ』

勇者「無限1up…!?」

女神『ここからずっと南に行った方に、スーマリ村という村があります。』

女神『その村では、昔、攫われた姫を救った英雄が居たとききます。』

勇者「…もしかして、その方というのは、ぼくの前の代の勇者様ですか…?」

女神『いえ、配管工です。』

勇者「え?」

女神『配管工が栗の化物やら、亀の化物やらを踏み倒して、最後には姫を救ったのです。』

女神『あなたはその配管工の孫を探し、見事、この修業で、残機を増やしまくるのです!』

勇者「…は、はぁ……。」

女神『以上です。健闘を祈ります。』

 そう言うと、女神は跡形も無く、消えていった。

age!

勇者「南の村かぁ…」

勇者「あの、すいません。」

村人「ここは、シュウバーンの村だよ。」

勇者「ここから南って、どっちか分かりますか?」

村人「ここは、シュウバーンの村だよ。」

勇者「……。」

勇者「あの、少しお聞きしたい事があるんですが。」

村人B「この村も昔は、賑やかだったんだ。今は、みんな、魔物の瘴気にやられて、見る陰もないがね…。」

勇者「大変なんですね…。南の方って」

村人B「この村も昔は、賑やかだったんだ。今は、みんな、魔物の瘴気にやられて、見る陰もないがね…。」

勇者「……。」

age!

勇者「旅に行く前に、方位磁石買っとくべきだったなぁ……。」

勇者「誰だよ……。「私は、村で勉強をしたので道具や地図の知識もすべて暗記しています。」とか行った奴はよぉ!!」

勇者「…魔王に真っ先に殺られてたなぁ……。僧侶が死んだら戦いにならんて……。」

勇者「はぁ……。」

勇者「てか、俺は今何処を歩いてるんだろうか……。」

勇者「ここは南なのだろうか……。それとも西なのだろうか……。東というのもありえる……。」

勇者「てか、俺は一体どの方角からここまできたんだ……。」

勇者「あーあ……。食料も高くてあんま買えなかったし、そろそろ村に着かないとキツイぞ……。」

勇者「アイツ等が居たら、どれだけ楽だったんだろうなぁ……。はぁ……。」

>>28「待ちな、勇者!道具と装備、全部置いていきな!」

女盗賊

age

深夜前になるとVIPはすごいな

勇者「クソッ!!盗賊か!!」

女盗賊「アンタ、勇者だろ?街で見た似顔絵ソックリじゃん。」

勇者「そうだ、俺は勇者だ!」

女盗賊「まぁ、そんなに力みなさんな。盗る物盗ったら、生かしておいてやるからさ。」

勇者「誰がお前なんかに道具や装備を渡す物かッ!!」

女盗賊「…そういや、お仲間さんが見えない用だけど、どうかしたのかい?」

勇者「……アイツらは……。」

女盗賊「ま、何にしろ。障害が少ないのは良い事さ、さっさと降参した方が身の為だよ!」

勇者「…ッ!」


コンマ奇数で敗北 偶数で勝利

勇者「……くっ…!!」

勇者(おかしい……。この程度の盗賊にやられる俺じゃないのに……。体が…。)

女盗賊「こんな簡単にヘバっちゃっていいのかい?勇者の名が泣くよ?」

勇者「はぁ……はぁ……はぁ……」

勇者(クソッ…体が動かん……。もしかして疲労か…?くそ…こんな所で…。)

女盗賊「ま、アンタも私と会うなんて運が悪かったって事さ。」

女盗賊「お、この盾、西の洞窟の魔物が持ってるっていう盾じゃないか。レア物ー♪」

勇者(この装備達は……4人で死ぬ思いで努力して集めた装備だ……。)

勇者(こんな所で、こんな奴に奪われていい物じゃ……。)

>>40「何してる、貴様!!」

>>39

age!

age!

配管工(弟)「その男の人から離れろ、盗賊!」

盗賊「なんだい、アンタ。」

配管工(弟)「僕はスーマリ村の配管工だ!その男の人から離れろ!」

勇者(スーマリ村って…まさか……。)

盗賊「す、スーマリ村の配管工って……あ、あの…巨大な亀の化物を倒したっていう……。」

配管工(弟)「…そ、そうだ!僕が、あの魔王を倒し姫を救った英雄だ!」

盗賊「…ひ、ひぃぃぃ……!!」

盗賊は 逃げ出した。

配管工(弟)「大丈夫かい?君」

勇者「あ…あなたは……」

配管工(弟)「どうやら麻痺毒にやられてるみたいだね。とりあえず話は僕の村でしよう。」

勇者「…ありがとうございます。こんなにしてもらって……。」

配管工(弟)「いやいや、気にする事ないよ!この辺は盗賊がよくでるからね。」

配管工(弟)「…見れば、君、勇者じゃないのかい?」

勇者「はい。魔王を倒す旅に出ている所…助かりました。」

配管工(弟)「でも、こっちの方には魔王の城はないよ?どうしたんだい?」

勇者「実は……。」



配管工(弟)「なるほど。【無限1up】をする為に君はここを探していたのか…。」

勇者「はい。今の自分では、勝つ見込みはありません。だから、残機だけでも増やそうと…。」

勇者「聞いた話では、あなたが姫を救った英雄だとか……?」

配管工(弟)「い、いや…あの時は強がって言ったけど、実は僕は違うんだ…。」

勇者「え…?」

配管工(弟)「でも、それぐらいなら僕でも出来るよ。安心してほしい。」

勇者「ほ、本当ですか!?じゃ、じゃあ修行を僕に…!?」

配管工(弟)「>>53

age
st

配管工(弟)「やらないか」

勇者「ありがとうございます!ありがとうございます!」

 こうして、勇者の配管工(弟)による厳しい修行が始まった。
初めは甲羅にさえ乗れなかった勇者だったが、配管工(弟)の修行によって徐々に上達していった。

そして――

勇者「やった!!やりました!師匠!!!」

配管工(弟)「うん。君ももう立派な配管工だ!!」

勇者「ありがとうございます!!師匠!!」

勇者は 残機を99 手に入れた!!

女神『勇者よ……勇者よ……。』

勇者「め、女神!!僕、やりました!やりましたよ、女神!!」

女神『そうですか、やりましたね。しかし……』

勇者「見て下さい、師匠!この無駄の無いジャンプを!!」
プーン♪ プーン♪ プーン♪ プーン♪ プーン♪

女神『そ、そうですね……。流石です……。勇者……。』

勇者「へいへいへーい!!」
プーン♪ プーン♪ プーン♪ プーン♪ プーン♪

age!

女神『あ…あの…勇者……?』

勇者「へいへいへいへいへーい!」
プーン♪ プーン♪ プーン♪ プーン♪ プーン♪ プーン♪

女神『あ…あの……?』

勇者「ほいほいほいほいほいほいほいほいーー!!」 
プーン♪ プーン♪ プーン♪ プーン♪ プーン♪ プーン♪

突然、空から火球が降り注ぐ!
勇者「…え、えええええええええええええ!!!」

ドゴゴゴゴーンッ 勇者は500のダメージを受けた。

女神『あまり私を怒らせない方がいい…』

勇者「…す、すいません……。」

女神『まだ喜ぶのは早いです、勇者。』

勇者「で…ですが…私は残機を99も手に入れました。これなら魔王も……。」

女神『それはきっかけにすぎません。その残機は次の修行の為の物です。』

勇者「次の…修行…?」

女神『はい、次の修行は想像を絶する過酷な修行です。その為わざわざ残機を用意させたのです。』

女神『その修業とは、>>67>>70する修行です。』

ファルコンパンチ

首で受け止める

ファルコンパンチが何なのか知らねえや……

申し訳ない

>>76を首で受け止める修行

ファルコンパンツ

いや…いやいやいやいや!余計訳わかんねーよ!!

再安価
>>82!!!

女神『尻を首で受け止める修行です!』

勇者「…は?」

女神『尻を』

勇者「いやいや!!分かってます、分かってますよ、女神!」

女神『では何が理解できないのですか、勇者』

勇者「い…いや…なんていうか……」

勇者「てかそもそも尻なんて簡単に言いますが」

勇者「その尻っていうのは、誰の尻なんですか?」

女神『それは、もちろん>>89の尻です!』

キャプテンファルコン

お前らは俺を困らせたいのか

キャプテン・ファルコンとか知らない世代なんだよ……
ちょろQで戦うレーシングアニメなんて俺はみてねえんだよ……。

頼むから、まともな感じで……

まぁ、テンション的にすまんが、ここで打ち切りだ!

キューーーーーン

勇者「なんかめっちゃ速いのが来ましたよ!」

女神「そうです、キャプテンファルの尻です!」

シュタッ

勇者「なんか出て来て・・・うわー」

ファルコン「メロッ!」

勇者「グヘッ!」

女神「ナイスお尻!」



あとは頑張れ

ファルって誰だよ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom