金剛「紅茶にお酒に紫煙に提督」 (999)

【主要登場人物】

提督:この度呉鎮守府から大湊警備府に異動となった提督。煙草が大好き。吸う銘柄がほぼ日替わりなため娯楽の少ない警備府ではその日の銘柄を当てる遊び(賭け)が艦娘の間で流行っている

川内型二番艦 神通:秘書艦。提督が初めて迎えた軽巡でいつも提督の側にいる。提督のその日の煙草をほぼ確実に当てる。怒らせると怖い

金剛型一番艦 金剛:ティータイムと提督が大好きな艦娘。ティータイムと言うより皆で食べたり飲んだりすることが好きらしい。彼女の淹れる紅茶は葉巻に合うと提督は気に入っている

天龍型二番艦 龍田:提督の飲み仲間。芋焼酎と提督の煙草の匂いと天龍を茶化すのが好き。カールトンを愛飲している。お酒に弱め

加賀型一番艦 加賀:この警備府唯一の正規空母。なぜ赤城がいないかは提督もよくわかっていない。お酒にはかなり強い

妙高型三番艦 足柄:提督の飲み仲間その2。安酒でも肴がうまけりゃそれでいい。提督と呑めれば文句なし。缶ピースが無くなるとイライラを隠さない

その他:大湊警備府の愉快な仲間たち。お酒は割りと皆飲むが喫煙者はそこまででもない。登場頻度はまちまち

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提督「皆おつかれー」

神通「お、お疲れ様です」

金剛「テートクー!私MVPだったヨ!」

提督「おーよくやったな。偉い偉い」

金剛「えっへん!」

加賀「疲れました……」

瑞鳳「すみません私の分まで……」

北上「風呂入って寝る」

長門「私もそうしよう。提督、お風呂は今使って大丈夫かな?」

提督「おー入れ入れ。バケツが欲しかったらいくらでもかけてやるぞ」

長門「ふふっ。それは遠慮したいな」

龍田「あ、皆おかえり~。無事そうでなによりだよー」

北上「私と長門さんは無傷じゃないんですが」

龍田「かすり傷じゃなーい舐めときゃ治るわよぉ」

北上「治るか!」

神通「あの、提督。これ、報告書です」

提督「はいありがとう。お前もゆっくり休めよ?」

神通「はい。お心遣い感謝します」

龍田「じーんつーちゃんっ」

神通「ひゃいっ!?」

龍田「そんなに驚かなくっても……ね、この後暇?暇よねー?提督も入れて三人で呑みましょう?」

神通「え、あ、はい。提督がよろしいなら」

龍田「提督?」

提督「あ、はい。よろしいです」

龍田「やった

足柄「ちょぉっと待ったぁ!」

龍田「……チッ。あらぁ?足柄さんどうしたのかしら?さっきまで寝てたと思ったけどぉ?」

足柄「提督と呑むって聞いて目が覚めたわ」

龍田「ネテレバヨカッタノニ」

足柄「あ゛?」

龍田「どうかしたの?」

足柄「……なんでもないわ。さぁ提督!今日も朝まで呑むわよー!」

提督「朝までは勘弁してくださいよ?」

嫌な予感ってなんや……山も谷もオチもないだらだら艦娘日常SSの予定なんで過度な期待はNO!なんだからね!

足柄「あ、提督ストーップその尻ポケットから手を動かさないでね」

提督「?おう」

足柄「はい予想。当てたら私の三本あげるわ」

龍田「いらないけど。んー……神通ちゃん昨日なんだったっけ?」

神通「ブラックデビルのココナッツです」

龍田「流石に二日連続甘いのは……無いと思うんだけど……ダンヒルかしらぁ?」

足柄「私の予想は……手巻きじゃないかしら?バニラフレーバーね多分」

提督「それ当ててなんかあるの?」

龍田「暇つぶし。答えは?」

提督「神通はなんだと思う?」

神通「え?えーと……ジタン。ですか?青い方のジタン」

足柄「そっちかぁー!」

龍田「そっちかも糞もあなた二択に出来てないじゃない……」

提督「凄いな。なんでわかるんだ?」

神通「勘、です」

足柄「はーあ。まぁいいやさっさと呑みましょ。神通ちゃんには私秘蔵のアメスピを後であげるわ」

神通「あ、いえ。いらないです」

足柄「拒否られた!?」

龍田「ふふ」

提督「俺が貰っても?」

足柄「だーめ」

金剛「テートクー!とうっ!」

提督「うおっとっとっと。こーら金剛。危ないぞ全く」

金剛「えへへ……ごめんなさい。これから呑みですか?」

龍田「そうよぉー金剛ちゃんも混ざる?」

金剛「いいんですか!?」

龍田「勿論よ~。多い方が夜は楽しいもの」

金剛「じゃあ私。榛名も連れて来ますね!」

提督「おいこら走るな危ないってばー!」

足柄「榛名ちゃんさっき寝始めたばっかりな記憶が……」

龍田「……ま、仕方ないわ」

神通「私。コップ準備してきますね」

提督「あ、俺も手伝う」

提督「あれ?そう言えば龍田。天龍は?」

龍田「天龍ちゃんなら駆逐艦の皆と遊び疲れて寝ちゃった~。今頃時雨ちゃんとお布団でオネム」

提督「あいつは本当に駆逐に好かれるな……なんかオーラでもあるんかな」

龍田「弄られオーラ?」

提督「そんな感じ」

加賀「…………」

提督「うぉいお前はなんで机の下から出てくるんだよ」

加賀「楽しそうな雰囲気がしたので」

神通「加賀さんは提督の隣でいいですか?」

加賀「どうも」

金剛「提督ー!榛名連れてきたヨー!」

榛名「ね、眠気が飛んで行きます~」

龍田「いい事じゃない。また眠くなるまで遊べるわよ?」

榛名「それはちょっと遠慮したいです……」

榛名「お酒とさきイカだけって……」

足柄「美味いじゃない」

榛名「いや確かに美味しいですけど……」

金剛「お菓子ならあるヨ!」

提督「焼酎と洋菓子……なんか凄いな」

神通「あ、美味しい」

金剛「でしょでしょー?私が腕によりをかけて作ったからネ!」

龍田「金剛ちゃんお菓子作れたの?いがーい」

金剛「んっふっふー。そんなに褒められたら照れちゃいますよー。もっと食べちゃってくだサイ!」

提督「今のは軽く馬鹿にしてた気がするんだが」

榛名「姉が満足ならそれでいいと思います……」

加賀「これは中々」

提督「ちょっと加賀さん食べ過ぎ食べ過ぎ。俺まだクッキーしか手付けてないから」

加賀「しかたありませんね……はい」

提督「は?」

加賀「あーん」

足柄「なんだろう。私がもし男でもあんな無表情であーんはされたくない」

龍田「提督ー笑顔が引きつってるわよー」

加賀「あーん」

榛名「ああ……提督が蛇に睨まれたカエルのように……」

提督「あ、あーーー…………んむ。美味しいよ。ありがとう」

加賀「どういたしまして」

提督「心臓に悪い……」

加賀「酷いです」

提督「俺はハートはガラス製なの!助けて神通えもん!」

金剛「デートクー……それはいくらなんでも語呂悪過ぎるヨ」

神通「ど、どうすれば?」

提督「加賀さんを笑わせて!」

神通「それは無理です」

提督「諦め早い!」

足柄「普通無理でしょ」

龍田「提督……それは那珂ちゃんでも無理よー」

金剛「くすぐっても反応しなさそうダヨネー」

榛名「はー流石霧島と同じ名前してるだけありますねー美味しいですこのお酒」

龍田「でしょう?榛名ちゃんもお酒がわかるわねー若い子は違うわ~」

足柄「……誰と比較してるのかしら?」

龍田「うふふ~。誰かしらねぇ?」

足柄「ビールの美味さがわからないなんてまだまだ子供よねー提督」

提督「そこ俺に振るなよ」

龍田「そうよねー。提督はこっちのが好きだもの。ねぇ~?」

足柄「こっちの方が美味しいわよねー?」

提督「どっちも美味しいと思いますはい」

金剛「美味しいお酒なら何でもいいデース」

龍田「そもそも足柄さんは煙草の趣味からおっさんくさいのよねー。ピース、しかも缶って……ふふっ」

足柄「おぉ?人の好みにケチ付けるとはいい趣味してるじゃない。両切り吸えないお子様の癖に」

龍田「チッ…………」

足柄「ふんっ…………」

神通「と、止めなくていいんでしょうか?」

提督「そのうち疲れて二人とも仲良くダウンすっからほっといてやって。あと火くれ」

神通「あ、はい。すみません」

榛名「んーもう一杯!」

金剛「ちょ、ちょっと飛ばし過ぎじゃないかナー?」

榛名「やーですねーおねーちゃんももっと呑みましょ呑みましょ!」

金剛「ちょっもうホントに無理だっテ!てーとくー!てーとくHelp!へーーーーるぷ!」

提督「っー……ふはぁ……平和だ」

神通「……そうですね」

足柄「うっ……ォエエ」

提督「おうおう大丈夫かよ」

足柄「この程度よゆゥエエエ」

龍田「ふっ……まだ、昨日の、引きずって……うぷっ」

天龍「お前も引きずってんじゃねえかほら水」

龍田「ごめ、天龍ちゃん」

加賀「あんなに勢いよく呑めばそうなります」

神通「加賀さんは大丈夫ですか?」

加賀「余裕です」

金剛「私達そもそも昨日の記憶が無いネー」

榛名「頭痛いです……」

提督「フスー……清々しい朝だねぇ」

龍田「清々しい朝がヤニ臭いわよぉ?」

提督「シャワー浴びっから問題ない」

龍田「あらそう?一緒に浴びる?お背中流します?」

提督「とても魅力的だなそれは……はぁ」

龍田「……煙見てると眠くなるわぁ。ゆらゆら気持ち良さそう」

提督「雲まで届かねぇかな……スーーーーーはぁぁ」

龍田「…………無理そう」

提督「だな」

神通「提と……提督、龍田さん。珈琲は如何ですか?」

提督「おーすまんすまん。ありがとうな」

神通「いえ、龍田さんは?」

龍田「フー……ん?んー…………私はいいわぁ。もう終わっちゃったし。キリがいいからここでおしまい」

神通「そう、ですか」

龍田「んふふ。提督に付き合ってあげて。ほら一本あげる」

神通「あ、ありがとう。ございます……」

龍田「いーえー。じゃあね提督」

提督「おーまた後でな」

神通「…………ご一緒して、よろしいですか?」

提督「……勿論。おいで」

提督「星を見ながらぼーっと何も考えないで煙を揺らすこのひと時ってのは素晴らしいな」

天龍「曇ってるけどな」

提督「考えるな、感じるんだ」

天龍「何をだよ」

提督「雰囲気だよ……天龍のキャメルホワイトと俺のプエブロと交換しようぜ」

天龍「……俺それ嫌い」

提督「あぁ?じゃあエコー二本」

天龍「なんでエコーがあるんだよ」

提督「こいつは基本持ち歩くんだよ」

天龍「……初めて知った」

提督「お前には初めて言った」

天龍「提督のお気に入りはエコーか……覚えとこ」

提督「覚えていい事があるとは思わんけどね」

天龍「いいだろ別に。えーと?……あれ?俺もしかして足柄と龍田の好物しか知らねーぞ」

龍田「私は?」

天龍「カールトンスリムメンソール」

提督「足柄は?」

天龍「ピース。特に缶ピー」

龍田「神通ちゃんは何が好きなのかしら?」

提督「……さぁ?」

龍田「で?神通ちゃんは何が好きなのかしらぁ?」

神通「へ?」

龍田「煙草」

神通「わ、私は……提督から頂いたものなら、なんでも」

龍田「……あっそう。じゃあ提督からもらった中で何が1番美味しかった?」

神通「アークロイヤル、ですね。その時提督に淹れて頂いた珈琲にとてもあっていたので」

龍田「ふーん……私も今度淹れてもらおうかしら」

龍田「って言ってた」

提督「あー……あれは珍しく神通から欲しいって言ってきたからな。バニラフレーバーが好きなんじゃないの?」

足柄「バニラが好きならピースでいいじゃないピースで」

龍田「両切りはパス」

足柄「誰もあんたに言ってないから」

金剛「紅茶の香りは無いんデスか?」

提督「あるよ。パラダイスティーっつー紅茶のいい匂いがするやつ。けどお前煙草吸わないだろ」

金剛「香りが気になりマース!今度嗅がせてくだサイ!」

提督「まぁ明日にでも持ってくるよ」

金剛「やた!」

北上「お、提督ー。今日は何吸ってんの?」

提督「PM」

大井「ふぃりっぷもりす?」

北上「…………ぽーるもーる?」

提督「フィリップモリス」

北上「ちぃ……負けた」

提督「なんの勝負だ」

北上「私は今から大井っちの奴隷なんだよ」

大井「えぇ!?」

提督「大勝負だなおい」

足柄「『いい酒は朝が知っている』って言うじゃない」

加賀「はい。そういう売り文句ですから」

足柄「私知らないわ」

提督「それはお前が弱いくせにぐびぐび呑むからだろ。抑えろよ」

加賀「提督の言う通りです」

足柄「チィ……二人して強いからって余裕ぶっちゃってぇ……」

加賀「取り敢えず呑み始めていいですか?」

足柄「あー……いい。死ぬほど気分いい」

提督「朝起きたら死ぬほど気分悪いよそれ」

加賀「だから言ったのに……」

金剛「へーい!足柄サーン!私と歌いましょー!」

足柄「おーいぇー!神通ちゃん曲入れて!」

神通「……十九の春にでいいですか?」

足柄「よーくわかってんじゃなーい!」

龍田「毎回聞かされてりゃ嫌でも覚えるでしょ……」

不知火「……不機嫌そうですね」

龍田「だってぇ~聞いてよ不知火ちゃーん」

不知火「聞きますから体を触らないでください」

龍田「提督とねぇ?久しぶりに二人きりの夜戦でもしようかなぁ……って思ったらどっかの馬鹿がいつもの如く飲み始めるの~……ほんっと肝臓弱って死ねばいいのに」

提督「てめぇ駆逐艦になに吹き込んでやがる」

不知火「成る程……取り敢えず胸を触らないでください」

龍田「提督ぅ……残念だけどまた今度ね?」

不知火「艦娘達は皆提督の性処理道具だったんですね……ドン引きです」

提督「その言い方はやめよう?」

提督「クッキーを焼いてみた」

神通「はぁ……」

金剛「クッキーですか!?食べマショ食べマショ!」

提督「おうよ。金剛紅茶くれ」

金剛「オーキードーキー!待っててねー!」

提督「転ぶなよー!………………おーきーどーきーって英国でも言うの?」

神通「私にはわからないです」

提督「だよね」

提督「ふむ我ながら中々」

金剛「すっごい美味しいデス!」

神通「紅茶も美味しいです」

龍田「やっぱりクッキーと紅茶はあうわね」

提督「まぁクッキーも紅茶も美味いからな」

金剛「そのトーリです!愛のなせる力でーす!」

加賀「大袈裟な」

神通「加賀さん手止まってませんよ」

天龍「おい全部食うなよ加賀!」

加賀「そこまで大食いではありません」

提督「うっそつけー……」

提督「あ、そうだ紅茶で思い出した」

金剛「?」

提督「ほらこれ。紅茶の香りの煙草」

金剛「!これですか!凄いです確かに紅茶の香りがシマース!」

龍田「ここにある紅茶の匂いじゃないかしらぁ?」

提督「ちげーよお前もこっちこい」

龍田「いやん提督大胆。……あ、本当いい香り」

提督「だろ?…………ふぅ~」

神通「煙も紅茶が香りますね」

提督「これ吸いながらクッキー食ったら美味いんじゃね?」

加賀「すみませんおかわりください」

提督「おいぃ!?」

加賀「おかわり……」

提督「無いよ!?いらないくらい作ったつもりだよ!?」

加賀「つもりでは不測の事態に備えられません。常に万全を期すべきです」

提督「ほっぺにカスついてなかったらいい台詞だったかもなぁ!」

神通「あの……提督」

提督「なんじゃあ!」

神通「私が作ったものでよければ。ありますが」

加賀「ありがとうございます」

天龍「土下座までする事かよ……」

龍田「有能な秘書ねー」

金剛「提督は少し落ち着くネー」

提督「すまん」

金剛「お茶をいれてきましたー!」

提督「おう?おお。ありがとう。いい香りだな」

金剛「マリアージュフレールのマルコポーロでース!ストレートでどうぞ?」

提督「ふむ……うん。美味い」

金剛「お口に合って良かったデス!」

提督「この……可愛い女の子と紅茶を嗜みながら葉巻を炙る時間ってのはいいね。幸せだ」

金剛「いやぁ照れマスネー。煽てても紅茶とお菓子しか出てきませんヨー」

提督「十分だよ」

提督「この一杯のために働くのか、働くためにこの一杯を飲むのか」

長門「……急にどうした」

提督「んにゃ。なんで俺は酒を呑むのかな~と思って」

長門「さぁ、ね。人それぞれだろう。ソレは」

提督「女も酒も煙草も。死ぬまでやめないんだろうな。俺は」

長門「ふふっ。女はどうかな。意外と飽きるかもしれないぞ」

提督「ん~?誘ってる?今夜の相手は長門がしてくれるの?」

長門「私は提督の命令には逆らえないよ。逆らわない」

提督「言うねぇ…………」

龍田「あら。二人酒?」

長門「呑むかい?」

龍田「じゃあ失礼して。ほら神通ちゃんも」

神通「失礼します」

龍田「で、どんなお話してたの?」

提督「いや、なんで酒呑んでのかなぁって」

龍田「なんでってそりゃあ……」

提督「そりゃあ?」

龍田「死んだら呑めないからでしょう?」

提督「……ははっ、違いない」

神通「……長門さんは煙管がよく似合いますね」

長門「ん?そうか?」

神通「はい。とても美味しそうに見えます」

提督「うちで煙管使うの誰いたっけ」

龍田「利根姉妹と榛名?」

神通「駆逐艦は初春ですね」

提督「そもそも駆逐艦で吸うのが初春くらいしか……」

長門「まぁ紙巻きより面倒だからな……短いし」

提督「それも煙管の良さだよ」

長門「心得てるよ」

提督「女も酒も煙草もある。これ以上何を望む?」

加賀「美味しい肴ですね」

提督「お前はどこからでも出てくるなぁ……」

加賀「話だけで腹は膨れません。美味しい酒美味しい肴楽しい会話。これがお酒に必要なものだと思います。ひとり酒も悪くはありませんが」

神通「酒の肴でお腹を膨らませるものなんでしょうか?」

龍田「正規空母の話を私たちが真に受けるもんじゃないわ……」

提督「まぁ言わんとする事はわからないわけじゃないんだけどね……神通。用意できる?」

神通「あ、はい。今すぐ」

加賀「ありがとうございます」

長門「有能だな……」

提督「自慢の秘書だよまったく……」

提督「はぁー……まっずい」

龍田「んー?何吸ってるの?」

提督「リベラマイルド」

龍田「りべ……なぁにそれ」

提督「知らない?ゴリラーマン」

龍田「ンー……ふぅー。……初耳」

提督「そっか。なんか見つけたからほんっと久しぶりに吸ったけどこんな味だったかなぁ……まずいまずい」

龍田「その割に楽しそうね」

提督「楽しいよ。笑っちゃうねこんなの。賞味期限?知らんなぁ」

隼鷹「お?提督じゃん」

提督「あ?隼鷹か。珍しいな」

飛鷹「私もいるわよ」

提督「姉妹揃って喫煙か……爛れてるな」

飛鷹「提督に言われても……」

隼鷹「いっつも吸ってるお前が言うな状態」

提督「全くだ。何吸ってんの?」

隼鷹「あたしはハイライト」

飛鷹「私はパーラメントワン」

提督「お前ら趣味合わなそうだな」

飛鷹「そ、そんなことないわよ!ねー?」

隼鷹「え?あ、うん。そうだな」

飛鷹「ちょっとー!」

提督「艦娘の名前が絡むお酒シリーズPart2」

龍田「……1はいつ?」

神通「この前の霧島だと……」

龍田「あぁ……黒いやつね。で?今日は何なのかしら?」

提督「今日はちょっとエロティックにせめて見ました。じゃん」

龍田「えーと……神通の雫。成る程エロティック」

神通「えぇ!?」

提督「搾りたてです」

神通「違います!」

龍田「とりあえず呑みましょう?」

足柄「くー……結構くるわね。日本酒度何?」

提督「+5」

足柄「あーいい。効く。沁み渡る」

龍田「いい甘さと辛さ。好きよ神通ちゃん」

神通「ありがとうございます?」

加賀「…………おいしい」

提督「美味しいのはわかったからもうちょいスペース抑えろな?俺も呑みたいの」

神通「提督は……」

提督「ん?」

神通「提督は好きですか?このお酒」

提督「おう。気に入った」

神通「やった……」

168「なんでこんな時間からこんな状態に……」

足柄「あ、いむやちゃん。ちゃお~」

168「ちゃ、ちゃお……」

龍田「イムヤちゃんも呑みに来たの~?とりあえず脱ぎましょ?」

168「意味がわからないわ……意味がわからないわ?」

提督「俺に聞かれても……」

168「提督がしっかりしないでどうするのよー!」

提督「だってその二人勝手に暴走するし……」

龍田「ほーら脱ぎ脱ぎましょ~」

168「いや、ちょっと目が本気……提督助けて!」

提督「あははははは~」

168「提督も酔ってるんじゃない!」

提督「月が綺麗っつーから外に出て見たけど……」

神通「はい」

提督「……さみぃ」

神通「……はい」

提督「確かに綺麗っつーか明るいけどね?寒い。寒いから綺麗に見えるのかは知らんが寒いもんは寒い。これ吸ったら戻るぞ」

神通「そうしましょう」

提督「……はぁー……美味い寒い寒い美味い。神通もっとこっち寄って冷える」

神通「……失礼します」

提督「フゥー……あ、そうだ。神通」

神通「?はい」

提督「月が綺麗ですね」

神通「…………私もそう思います」

金剛「結局提督のお気に入りは神通なのかナー」

龍田「どう見てもそうでしょ。ずーっと秘書艦だもの。長門も加賀も島風も全部スルー」

金剛「ぐぬぬ」

龍田「まぁ最悪愛人ポジについちゃえば?神通ちゃん今のところなぁんにも言わないわよぉ?提督が誰と寝てても」

金剛「正妻の余裕ってヤツですネ……羨ましい」

龍田「大丈夫。愛人にだって愛はあるから」

金剛「そこは別に問題じゃないと思うヨ……」

提督「煙草を吸おうと思って口に咥えたもののなぜか急に吸う気失せて箱に戻す現象に名前を付けたい」

足柄「……そんな現象ある?」

提督「え?ない?急に気分のらなくなんの」

足柄「無いわね……咥えたら速攻で火付けるわ」

提督「あっそう……やっぱ吸お」

足柄「ただの気まぐれじゃないの?」

提督「それかもな……火くれ」

足柄「……そういえば最近何してたの提督。忙しかったようだけど」

提督「フスー……クッキー焼いてた」

足柄「はぁ?」

提督「瑞鳳ー!瑞鳳はどこだー!」

瑞鳳「ひゃう!?ななななななんですか提督!ここお風呂!私入浴中!」

提督「なんだって気付かなかったよ」

瑞鳳「脱衣所通って来たでしょ!?」

提督「ああ、入ったまんまでいいよ」

瑞鳳「上がる訳ないでしょこの状態でぇ!」

提督「つーわけで呑もう。お酒の方の瑞鳳を貰って来た」

瑞鳳「わかったから取り敢えず前隠してちょうだい前!」

金剛「ヘイ提督!私もコンヨクしにきたヨ!」

龍田「失礼しまぁ~す」

神通「失礼します」

提督「おい瑞鳳。タオル浸すなマナー悪いぞ」

瑞鳳「こ、この状態でぇ……」

金剛「ウブなネンネじゃあるまいし観念しなよ……」

龍田「別に見られるの初めてじゃないでしょ」

瑞鳳「ならせめて電気を消してよぉ……」

神通「あ、そう言えば提督」

提督「あん?」

神通「正規空母来ました」

提督「やぁっと二隻目か!誰?」

神通「蒼龍です」

提督「瑞鶴じゃなかったかー……了解した。加賀んとこに案内しといて俺もこれ終わったら行くから」

神通「わかりました。失礼します」

龍田「…………瑞鶴欲しかったの?」

提督「あーうん。なんとなくだけど。酒乱っぽそうだからサ」

瑞鳳「理由が酷い……」

龍驤「またおっぱい族ぅ?」

提督「俺に言われてもな。あとおっぱい族ってなんだよ」

龍驤「まぁいーけどねうちは別にぃ?提督がどんな艦娘侍らせても」

提督「侍らせるって……人聞きの悪そうな言葉選ぶなぁ」

龍驤「実際……ねぇ?」

神通「?」

加賀「?」

足柄「?」

龍田「ふふっ」

龍驤「……なんでや!なんなんや!全くもう!」

提督「なんでキレてんのこの娘……」

龍驤「うち駆逐艦と遊んでくる……」

提督「お、おう。よろしく」

加賀「提督」

提督「ぬぉっふぉいびっくりしたあ。なんだよ」

加賀「赤城さんは……赤城さんはまだなの!?」

提督「帽子脱げる帽子脱げる止めろ」

加賀「…………取り乱しました。それで、赤城さんはまだでしょうか?」

提督「こればっかりは俺の技量じゃな……なんで手に入れて無いのかなー俺。間違えて解体しちゃったかなー」

加賀「コロス」

提督「うそうそうそ!多分任務でどっかミスったんだわ!悪いけどもうちょい我慢してくれ!まだ空母レシピ回す気してるから!」

加賀「期待しています」

提督「努力します……」

提督「じゃ、なんか不便あったら俺に声かけるか仲間に聞いてみて」

蒼龍「わかりました」

提督「そゆことで、以上。好きにしていいよ」

蒼龍「あ、はい!失礼します!」

提督「ふぅー……やっと二隻目か。戦力潤うな……」

金剛「……テイトクー。挨拶終わった?」

提督「終わった終わった。俺ぁもう寝るよ」

金剛「じゃあ私も一緒に寝マース!シャワー浴びて来るネ?」

提督「…………俺は睡眠が取りたいんだが」

神通「お疲れ様です」

提督「今から疲れるんだよ……」

神通「……お疲れ様です」

長門「提と……くはいないのか?」

神通「早朝からお出かけになりましたよ」

長門「むぅ……そうか。しかたないな」

神通「言伝はありますか?」

長門「いや……そうだな。私が探していたと。ちなみに何の用事なんだ?」

神通「さぁ?プロデュースが云々と呟いていましたがさっぱり」

長門「那珂でも育てるつもりか?」

提督「疲れた」

神通「お疲れ様です」

提督「取り敢えず寝たい」

神通「お布団敷いておきますね」

提督「頼む。風呂」

神通「はい」

愛宕「いいお湯ですねぇ」

提督「だな」

高雄「そ、それで提督はなぜ私達がいる状態で入浴なさったのですか?」

愛宕「そりゃあお前の体を味わうためさ」

高雄「愛宕は黙ってて」

愛宕「いやんひっどーい」

提督「いや、単純に疲れて寝たいけど肌ベタつくのがムカつくから」

高雄「そう……ですか」

愛宕「残念だったわね?相手して貰えなくて」

高雄「黙りなさい胸抉るわよ」

提督「それは困る」

高雄「なんで提督が困るんですかぁ!」

川内「あー!提督またたばこ吸ってるー!」

提督「……ダメ?」

川内「体に悪いよ!辞めるべき!」

名取「ま、まぁまぁ。提督の楽しみを取らないであげてよ」

提督「名取……」

名取「はい?」

提督「好きだぜ」

名取「ななななな!?」

川内「おちつけー、白目向いてるよ。深呼吸深呼吸」

提督「ほらヒッヒッフー」

川内「それはなんか違う」

提督「さて問題がある」

神通「なんでしょう?」

提督「俺はそもそも五十鈴を改にすらしていない。装備?知るかんなもん」

五十鈴「主砲4積みの時代は終わったのよ」

長門「そもそも始まっていたのか?」

五十鈴「さぁ!早く私を改二にしなさい!」

提督「えー……」

五十鈴「なんで嫌そうな顔すんのよ!」

五十鈴「ちなみに」

提督「なんだよ」

五十鈴「改二だと胸が大きくなるらしいわ」

提督「なん……だと!?」

長門「揺らぎすぎだろう」

五十鈴「色々してあげるわよぉ?」

提督「ぐぬぬぬぬぬ……何でも?」

五十鈴「なんでも」

提督「……北上外すか」

五十鈴「いよっしゃ!」

長門「おい北上主力だろいいのかそれで」

提督「不知火」

不知火「はい?なんですか提督」

提督「今夜暇?」

不知火「…………」

提督「その目はなんだやめてくれ死にたくなる」

不知火「なにかお話でも?」

提督「いや。たいしたことじゃ無いんだけどさ。たまには貧乳もいいかなって」

不知火「提督は不知火に喧嘩を売っているのですね?安く買いますよ」

提督「おいマジで怖いからファイティングポーズを取るな」

不知火「あぁ手袋は外した方が?」

提督「そうじゃねぇよ」

神通「おはようございます」

不知火「…………提督。起きてください」

提督「んぁ?……あぁおはようのキスが必要ですか?」

不知火「ふざけてないでください!」

神通「取り敢えず服を着ましょう?」

不知火「あ、はい。ありがとうございます」

提督「神通もおはよー」

神通「おはようございます。提督」

不知火「お風呂に入って来ます」

金剛「テイトクー!朝食作ってきたネー!」

提督「朝から元気だなお前は」

提督「化粧直しがー……長いんじゃー!」

蒼龍「うひゃあ!?なんだ……提督ですか」

提督「なーにがちょっとお化粧直しますーじゃボケ!二時間近いじゃねぇか!喧嘩売ってんのか!」

蒼龍「女の子は準備に時間がかかるんですよ」

提督「駆逐艦を見習えよおい。長くても一時間ちょいで終わらせるよ。それに比べてお前は……」

蒼龍「駆逐艦は皆若いじゃないですか!」

提督「お前も十分若くて可愛いだろうがキレるぞ」

蒼龍「へ?え、そうですかね。えへへ」

提督「つーわけでバケツかけるぞ」

蒼龍「ちょ!せっかく直したお化粧崩れブバッ!」

提督「あーすっきりした」

龍田「蒼龍泣きながら出撃してたわよ」

提督「嬉し泣きか」

加賀「そんなわけないでしょう」

提督「こはっ…………スプーンで喉仏を刺すな死ぬだろうが」

加賀「馬鹿なことをするからです」

提督「へいへい反省してますよ」

天龍「加賀は化粧うまいよな」

提督「へ?いっつもすっぴんじゃないの?」

龍田「ナチュラルメイクって奴ね」

提督「女の子って大変なんだな」

天龍「今更」

提督「呑めば出る。そう聞いたので今回は赤城山をもらってきました」

足柄「そんな話初めて聞いたけど」

提督「俺が昨日言った」

長門「そもそも何故加賀蒼龍がいて赤城がいない」

提督「さっぱりわからん」

加賀「……これだけで足りると?」

提督「……マジっすか?」

加賀「赤城さんが出るまで呑み続けなさい」

長門「死ぬぞ。提督」

龍田「とりあえずお薬飲んどく?」

天龍「前々から気になってたんだが」

提督「なんだ」

天龍「イムヤのスク水ってどっから持ってきてんだ?つかスク水オンセーラー服って誰の趣味?」

提督「……上の人がな。支援してくれるんだよ色々と」

天龍「上層部頭おかしいんじゃないか」

龍田「あらぁ。あんまりお偉いさんの悪口言うと天龍ちゃんもイムヤちゃんみたいな格好させられるわよぉ?」

提督「見てみたい」

天龍「断固拒否する」

加賀「二本目は?」

提督「まだ三十分も経ってないんですが」

加賀「二本目は?」

提督「今島風に取りに行かせてるから待って下さい」

加賀「チッ……遅い」

足柄「島風が聞いたら泣くわよ」

島風「てーとくー!これー?」

加賀「それよ。いい仕事したわね」

天龍「加賀が一気に優しい顔に」

龍田「呑めればどうでもいいのよあれは。基本」

島風「…………」

提督「どうした黙って」

島風「提督。これってイジメ?」

提督「何が」

島風「皆おっぱい大きい……」

龍田「まぁ提督の趣味だから仕方ないわね」

島風「えー?この前白雪とシてたよ?」

提督「ブッフォ!」

天龍「うわっ唾飛ばすなバカ!」

提督「……いつ見られたんだろう」

足柄「ロリコンはー……死ね!」

長門「足柄酔うの速すぎないか?」

sa龍田「島風ちゃんよりはやーい」

sa龍田ってなんやミス

加賀「赤城さんきました!」

提督「は?まじで?」

赤城「航空母艦、赤城です。よろしくお願い致します」

提督「……呑めば出るってもしかしてガチか?」

神通「ドッグ拡張と赤城山で悩んだ甲斐がありましたね」

提督「次は鶴翔買ってくるか……」

龍田「ドッグ拡張はまだまだ先になりそうね……」

提督「……まぁ今の俺にこの程度のボーキなんともないさ」

瑞鳳「震えてるわよ。手」

提督「武者震い武者震い」

神通「提督。赤城を庇って加賀大破です」

提督「oh...」

神通「無理して連れて行く必要は無いのでは?」

提督「……赤城がいないと嫌って加賀が」

神通「……お疲れ様です」

提督「赤城はお酒は?」

赤城「飲みます」

提督「煙草は?」

赤城「嗜みません」

提督「なーんか知らんが正規空母皆揃って煙草は吸わないのな」

赤城「私達は肺活量が大切なので」

提督「そうなの!?」

龍驤「へ?いや、知らへん」

赤城「冗談です」

提督「お前も加賀も冗談が冗談に聞こえないんだよ……」

赤城「照れますね」

提督「褒めてねぇだろ」

提督「チ

北上「ごめん提督それ私のだわ」

提督「は?」

北上「ロン」

瑞鳳「いっ!?」

提督「ほー……」

北上「うーらドーラ……のった!」

瑞鳳「いーやー!」

神通「ご愁傷様です」

北上「ホンロウチートイドラ4。えーと……めんどい16000点でいいや」

瑞鳳「…………」

提督「生きてるかー?」

瑞鳳「大丈夫今親だしこれで取り返せばなんくるないわよほらぁ!」

神通「あの……」

瑞鳳「なに!」

神通「ロン」

瑞鳳「はぁ!?」

神通「レンホウ中ドラ3。です」

瑞鳳「ローカル役じゃない!」

提督「最初にありって確認しただろ?」

北上「瑞鳳ちゃーん。点棒ないよー?」

提督「えーと……あぶねー俺3位か」

北上「神通強過ぎぃ……」

瑞鳳「ふふっ…………ふふふっ……」

神通「だ、大丈夫?」

足柄「最期二連チャンで振り込んでればそうなるわよ……いい感じだったのにもったいない」

長門「いや、どう考えてもさっきの神通の配牌はおかしいだろ……」

天龍「別に賭けてねーんだろ?いいじゃねーかそんなに落ち込まなくても」

提督「最下位は明日一日猫耳メイドコスプレで過ごす罰ゲームがある」

天龍「……提督負けなくてよかったな」

提督「全くだよ……」

龍田「スー……フー」

川内「汚された……」

龍田「やめてよぉ。私が無理矢理シたみたいじゃない」

川内「酔った勢いでここまでやられるなんて考えないよ!初めてだったのに……」

龍田「提督がとっくに手付けてると思ったんだけど……まぁ。膜は無事だしいいじゃない。痛くなかったでしょ?」

川内「そう言う問題じゃ……もう寝る!」

龍田「んふふ。こっちの夜戦はまだまだね」

川内「うるさい!」

金剛「ジー…………」

提督「……フスー」

金剛「ジーーーー」

提督「…………吸いたいの?」

金剛「いいんですか!?」

提督「いや別に俺は止めないけど……」

比叡「ダメです!」

提督「こう言うのがね」

金剛「比叡も一緒に挑戦しよ?」

比叡「うっ……し、仕方ないですねお姉さまがそう言うなら。まぁ……一本くらい」

提督「ちょろいなー……」

比叡「……えほっ!は、肺に入った~」

金剛「……にが、いや……まず、なんて言えばいいんでしょうこの味」

提督「初めてなんだからもっと軽いの吸えばいいのに……」

龍田「提督と一緒のがよかったのよ。ねー?」

金剛「うぅ……テートクはいっつもこんなの吸ってるの?」

提督「慣れれば美味い。慣れれば」

龍田「金剛姉妹の喫煙率が一気に高くなったわねぇ……」

比叡「非喫煙者は霧島だけ……ですね」

龍田「不良姉妹ね」

比叡「その台詞そっくりそのままお返しします」

金剛「テートクー。もう少しお手頃なのはないの?」

榛名「そこで煙管ですよお姉さま!」

提督「急に湧くなビビる」

金剛「きせる?」

榛名「はいっ!経済的かつ美味しく煙草を楽しむための方法の一つです!さぁどうぞ!葉は詰めておきました!」

長門「宝船か……」

龍田「初春ちゃんも宝船よね」

提督「なんでこの娘は煙管の事になるとここまで熱くなるんだ……」

榛名「あ、火は榛名が……はい。ゆっくりと、啜るように、味わって見てください」

金剛「……はー。うん、タバコの味!って感じデスネー」

榛名「3回くらい吸うと終わるので、慣らすにはいいと思います!普通の煙草だと一本に時間がかかりますから」

龍田「って言って煙管仲間増やしたいだけよねあれ」

長門「私は嬉しいが」

比叡「あー……もう無理です」

提督「勿体無い。寄越せ」

比叡「あ、はい」

龍田「初心者にいきなりecho渡す提督きっちくー」

提督「手元にそれと葉巻しか無かったんだよ……」

龍田「んー……それは仕方ないかも」

提督「だろ?」

比叡「うわー。なんか頭クラクラします」

足柄「提督ー、たまにはワインでも開けましょうよ」

提督「悪くないな。チーズとクラッカーなら大量あるぞ」

神通「おつまみ作ってきますね」

足柄「よろしく~」

金剛「赤ですか?」

足柄「いぇーす。さぁ呑む奴呼んできなさい!」

加賀「赤城さん呼んできます」

龍田「駆逐艦は?」

提督「頼む」

龍田「りょうかーい」

愛宕「高雄ちゃん連れてきましたぁ」

龍驤「出たなおっぱいお化け」

高雄「おっぱ……違います!」

提督「違わないだろ」

高雄「酷いです……」

叢雲「……へぇ。美味しいじゃない」

足柄「あったりまえでしょ私が買ってきたんだもの」

天龍「誰が買っても美味い酒は美味いだろ」

黒潮「これ、うちも呑んでええんか?」

天龍「一々俺に許可を取らなくてよろしいから呑め」

黒潮「やった」

提督「駆逐艦はどこまでがセーフかわかりにくいよな」

龍田「何が?」

提督「全て」

龍田「はぁ?」

利根「それは……」

木曽「コイーバだろう」

利根「……はぁ。吾輩の台詞を奪うな賭けにならんぞ」

木曽「こういうのは早い者勝ちだ。提督、答え合わせ」

提督「あってるよ。欲しい?」

木曽「いらん」

利根「いらん」

提督「…………そう断られると提督ちょっと悲しいかなーって」

利根「紙巻はどうもな」

木曽「黒いのは好かん」

提督「我儘な奴ら……」

木曾の漢字間違えてることに気付けなかったごめん

金剛「んふふー」

提督「ん?」

金剛「こうして提督と一緒に楽しめると考えると、タバコって悪くないデスネー」

提督「……そう?」

金剛「はい!提督と同じ趣味を嗜めるって嬉しい事だと思いマス!ね?神通」

神通「そう、ですね……私もそう思います」

提督「…………あっそ」

金剛「提督照れてる?」

提督「うるせぇ煙ふっかけるぞ」

金剛「いやーんテートク怖いネ」

足柄「……で、こうすれば……ほら出来た」

赤城「おぉ!」

島風「すごーい!」

龍田「何してるの?」

赤城「足柄が煙草の箱で航空機を作りました!」

龍田「あぁ、提督が作ってるの見たことあるわね…………この箱どこから貰ってきたの?」

足柄「山城の。投げてあったから貰ってきたの」

龍田「あの子ダンヒルか……キャラに合ってないと言うかなんと言うか…………」

足柄「キャラで銘柄決められたらたまったもんじゃないわよ」

龍田「……ま、それもそうね」

山城「…………はぁー」

提督「……ため息と一緒に煙を吐くなよ辛気臭い」

山城「…………なんだ提督か」

提督「酷いな……隣いい?」

山城「そこは姉さまの場所です反対に座ってください」

提督「へいへい。……これ全部お前の吸い殻?」

山城「問題が?」

提督「吸いすぎ。まぁいいけど、体壊し過ぎない程度にな」

山城「……火」

提督「ん?」

山城「どうぞ」

提督「ん…………ーーどうも」

山城「……ふふ。鼻から煙出すのはいいんですか?」

提督「お前はやるなよ?鼻毛伸びるぞ?」

山城「やりませんよ」

山城「雨が降ると……」

提督「うん」

山城「気分が落ち込むわ……」

提督「元からテンション低いのにな」

山城「ただでさえドッグ入りが多いのに……」

提督「ずっと中にいるのは退屈?」

山城「姉さまと色んなところに行って見たいんです」

提督「連れて行けるように頑張るよ。俺も」

山城「…………提督」

提督「うん?」

山城「提督の部屋は防音がしっかりしていると聞きました」

提督「うん」

山城「私、今夜は雨音がうるさくて眠れる気がしないの」

提督「それは大変だ…………おいで」

龍田「雨水の伝う窓から外を見ながら憂鬱そうに紫煙を揺らす女……絵になるわぁ」

加賀「エロティックですね」

龍田「山城だからこそ出せる表情よねあの鬱っぽさは」

神通「……凄い勢いで吸いますね。もう新しい箱に手を伸ばしてる」

金剛「ヤニクラしないのカナー?」

龍田「世の中にはあの感覚が大好きな人もいるらしいからその部類なのよきっと。私は無理」

足柄「……あいつってガチレズじゃなかったの?」

加賀「提督は別腹なんでしょう。私もそうですから」

不知火「バイの可能性も……」

神通「あ、こっち来ますよ!」

金剛「私は逃げるネ!バーイ!」

足柄「龍田と加賀がもう居ない!?私達も逃げるわよ!」

不知火「言われなくとも」

神通「逃げるならもう少し静かに逃げましょうよ……」

龍田「?何してるの?」

提督「パイプをな、掃除してた」

龍田「前のと違うみたいだけど?」

提督「金剛にあげようと思って、あいつにはパイプが似合いそうだ」

龍田「ふーん……楽しそう」

提督「わかる?いやー金剛にパイプ喫煙教えるの地味に楽しみなんだよね」

龍田「あぁ、こうして金剛ちゃんも調教されていくのね」

提督「人聞きの悪い」

天龍「……もしかしてパイプ使うの今迄提督しかいなかったんじゃねーか?」

提督「そだっけ?」

龍田「確かに他に見たことないわねぇ」

天龍「手巻き派並の希少種になりそうだな金剛」

提督「手巻き派いるの?」

天龍「不知火と日向」

龍田「不知火ちゃんはたまーによね」

天龍「あいつは巻くのが好きっぽいよな」

提督「慣れれば楽しいしな」

自分で何書いたか忘れそうになるんで酉付けます

提督「不知火が巻いた煙草が吸いたい!」

龍田「……ぅむ?なぁに朝から」

提督「あ、すまん起こした?」

龍田「起きた」

提督「いや、不知火が手巻きっつー話をしたよな?」

龍田「?えぇ」

提督「って事は不知火が糊付けに舌でレーってした煙草が存在するって事だろ?」

龍田「……まぁ、そうね」

提督「吸ってみたい!不知火フレーバーがするかもしれない!」

龍田「莫迦?」

提督「皆大好きカルーアコーヒー!」

金剛「Coffee?」

提督「おう。結構色んなとこに置いてあると思うが知らんか」

金剛「初めて見ました」

足柄「……あのくっそ甘いヤツよね?」

神通「はぁ……多分」

龍田「なんて言うか……ミルメークコーヒーにアルコール突っ込んだみたいな味よね」

神通「私は好きですよ?」

提督「まぁ呑んでみ」

金剛「ミルクで割るんデスか?」

提督「おう。まぁ大体3:1くらいで割ってやる。ほらどうぞ」

金剛「頂きます」

提督「どうよ?」

金剛「……ジュース?」

提督「ジュースジュース。甘いっしょ?煙草も甘く感じるよ」

金剛「美味しいですけどすぐに飽きそうデス」

提督「それは人それぞれやろな。ま、そろそろ普通の呑むか」

足柄「さー今日も安酒空けるわよー!」

神通「自重してくださいね……」

足柄「ここにスポーツドリンクと安い焼酎があります」

提督「やめろ」

足柄「えー」

提督「えーじゃねぇよ明日辛いのお前だろうが」

足柄「一時の快楽に身を任せたい時だってあるの……」

加賀「基本いつもではありませんか?」

足柄「……そ、そんな事ないし」

天龍「目、泳いでるぞ」

隼鷹「て、提督が、ハイライトを吸っている!?」

提督「あ?あぁ。たまにはな」

隼鷹「なんだ、ハイライト教に入信したわけじゃないのか」

提督「どんな宗教だよ」

隼鷹「はーつまんね。呑も呑も」

提督「悪いなつまんなくて。ほら注いでやる」

隼鷹「お、すまないねぇ……っとと」

提督「火も着けてやるよ」

隼鷹「ん…………はぁーイライト美味い」

提督「まぁそれは否定しない」

隼鷹「入信は?」

提督「しません」

足柄「ハイライトとか親父くさくない?」

龍田「酔ってるんでしょうけど貴女自分が今小脇に抱えてるそれもかなり親父くさいわよ」

隼鷹「親父くさくない煙草ってなに」

提督「赤ラーク」

天龍「少しくらい真面目に考えろよ……」

金剛「テートクー!ミルクがもうないデース!」

提督「蒼龍加賀赤城の誰かから絞って」

蒼龍「出ません!」

加賀「神通は?」

神通「出ませんよ……」

提督「神通改二まだー?」

長門「ずっと言っているなそれ」

提督「だってずっと待ってんだもん……ふぅー」

龍田「ま、私よりは改二になれる可能性高いでしょ?我慢しなさい」

提督「うぇー……」

神通「ご、ごめんなさい」

提督「いや神通は全く悪くないんだけどさー……だけどさー」

龍驤「ウチの改二はまだなんか?」

提督「……言っとくけど改二になっても胸は膨らまないからな?」

龍驤「そ、そんなこと期待してないし!言うてみただけやし!」

龍田「Dupontはね、この音が好きなの」

神通「綺麗な音ですよね」

龍田「頭に残る音だわぁ……ふはぁ~」

提督「まぁマッチ最強だけどな……ふぅ」

龍田「一々着けるの面倒くさい」

提督「それが楽しいのに……神通も一本喫みな。ほら」

神通「ありがとうございます」

提督「ほれ火……」

神通「ふひません……はぁ」

龍田「人が見てる前でシガーキスとかやめてよ……見てて煙草が甘くなりそう」

提督「なんか……天気いいな」

足柄「いいことじゃない。綺麗な空に汚い煙を撒き散らしましょうよ」

提督「悪趣味な……」

足柄「そもそも今時世間一般から見たら煙草そのものが悪趣味でしょう?」

提督「違いない……はぁ~」

足柄「……よし提督。どっちが灰長持ちさせれるか勝負よ」

提督「安煙草の俺に勝ち目が見えないんだけど」

提督「どーも風邪引いたくさい」

北上「早く寝たら?」

長門「長引かせると厄介だぞ…………カン」

提督「このタイミングでか、勇者だな」

榛名「風邪薬ありましたっけ?……あぁ長門さんそれロンです」

長門「なにっ!?これだったのか……」

北上「うわ待ちがエグい……薬なら山城に言えば貰えるでしょ」

提督「それは風邪薬なんだろうな?」

北上「パイプ吸引」

榛名「それダメなやつじゃないですか……」

金剛「Hey提督!Trick or Treat!」

提督「お、ハロウィンか。ちょっと待ってな」

金剛「ワクワク!」

提督「ハッピーハロウィーン」

金剛「やっふー!これはなんですカ?タバコ?」

提督「ココアシガレット。美味しいよ」

金剛「Oh!初めて見ましタ!ありがとござマース!」

提督「どういたしまして」

島風「てーとくー!トリックオアトリート!お菓子をくれなきゃイタズラしちゃいますよ?」

提督「……ほう」

島風「な、なんですか」

提督「くくく。己にイタズラをすると?面白い」

島風「いや、お菓子をくださ

提督「イタズラばちこいだおらぁ!」

島風「なななななんで下真っ裸なんですか!」

提督「待てこら逃げるな!イタズラしてみろこの野郎馬鹿野郎!」

島風「ひぃぃ!?誰か助けて!」

提督「ごめんなさい」

加賀「全く……朝っぱらからなにハッスルしているのよ」

提督「島風が『お菓子をくれなきゃイタズラするぞ?』って耳元で囁きながら股間を触ってきたんだもん……」

加賀「…………」

提督「嘘です!すみませんでした!」

天龍「……なんで提督は朝から半裸で正座させられてるんだよ」

龍田「そう言うプレイなんでしょ」

足柄「お菓子があるなら呑むしか無いじゃない!」

P「ビール、チューハイ、シャンパン、ワイン……どっから持って来た」

龍田「洋菓子、和菓子、スナック、ケーキ……節操ないわね」

足柄「よっしゃーお子ちゃまはシャンパンあるよー」

初春「シャンパン……初めて呑む」

神通「不知火ちゃんは?」

不知火「チューハイお願いします」

赤城「赤ワイン……いい香りですね」

加賀「……さけるチーズが見当たらないのだけれど」

島風「島風が買って来ます!」

加賀「そう?ありがとう」

天龍「……あいついっつも自分からパシられるよな」

提督「まぁ速いからな」

白雪「司令官。こちらの羊羹がとても美味しいですよ」

那珂「提督提督!このドーナツ凄い美味しいよ!」

高尾「提督。ケーキは如何ですか?」

長門「辛っ!?提督!このスナック菓子辛い!」

加賀「チーズ半分あげるわ」

神通「モテモテですね」

提督「焼いちゃう?」

神通「少しだけ」

足柄「よーし早呑みやるわよー!」

提督「まーた悪酔いしそうな事を……」

龍田「あれはもう悪酔いしてるでしょ。明日辛いでしょうねぇ」

足柄「勝利者には今夜提督と寝る権利が与えられまーす」

龍田「行ってきます」

提督「止めるんじゃねぇのかよおい!つーかなにその景品!俺何も聞かされてないんだけど?」

足柄「今考えたもの。さぁ参加者は集まって~」

赤城「何の早呑みなのですか?」

足柄「ビール早呑み。ただしストローで」

提督「辛そうだなおい」

足柄「えー始まる前に、提督は頬を窄めて下品な音を立てながら啜られるのが好きだそうです」

五十鈴「……そうなの?」

提督「真に受けるなアホ」

不知火「……不知火はそうやるように提督に教えられましたが?」

提督「おい黙れそこ」

利根「変態だな」

提督「違うから!」

山城「実際どうなの?」

神通「ノーコメントでお願いします」

足柄「えー……うっぷ……はぁ、勝者は、満潮です」

満潮「ふ、ふん。ただのお遊びのつもりだっ……っケプ、けどまぁ?提督が可哀想だなら今夜相手になってあげるわ!」

龍田「……素直じゃないわねー……あー普通に辛い」

赤城「あ、やばいです戻しそう」

提督「おいやめろ、やめろ。加賀ー!袋持ってこい袋!」

加賀「私も辛いです」

提督「誰かへループ!」

天龍「…………神通は参加しなくてよかったのか?」

神通「私は何時も提督のお側にいるので……」

天龍「あぁ……それもそうだな」

同時進行がアイマスのSSだから寝ぼけて素で間違えてたわ
すまん

19「19なの。イクって呼んでもいいの!」

提督「……………………」

19「提督?どうしたの?」

神通「……提督?」

提督「おぉ、すまん。いやよろしく。暫くの間忙しくと思うが頑張って欲しい」

19「了解!イクに任せるのね!」

提督「うん、心強いな。慣れるまではイムヤなり神通なりに聞いてくれ。じゃ、解散」

168「ほら、行くわよ」

19「はーい!じゃーね提督!またお話するの!」

提督「おう…………………………似てる」

神通「はい?」

提督「語尾が」

神通「?」

霧島「提督ー?そろそろ起きてくださーい」

19「はにゅ?」

霧島「……は?」

19「あ、おはようございますなのね」

霧島「あー……うんそう言う事ね。お早う御座います。提督を起こして貰える?」

19「了解なの!てーとくー?おーきーるーのー!」

霧島「……私も手伝う?」

19「大丈夫なの。提督はー、こうするとー」

提督「ァヒン!?」

19「あははっ!ほらね?すぐ起きるの」

提督「な、何がおこった」

霧島「なに一晩で弱点把握されてるんですかあなたは……二人とも早く服着て、出てきてくださいね」

19「了解なのね!」

提督「さて、気を取り直して今日こそルンバ沖突破と行きますか」

神通「戦力的に問題はありません。敵主力艦隊と遭遇することが出来れば殲滅そのものは容易いです」

利根「『遭遇すれば』の話だがの」

提督「こればっかりは運がな……直前でコースを逸れると涙目だ」

神通「資材と修復剤にはまだ余裕がありますし、そもそも提督の目的である『伊19の入手』は既に達成されています。無理をなさる必要は無いと思われますが?」

長門「能代はいらないのか?」

提督「別に軽巡増えたところでなぁ……神通いるし。まぁ手に入ったらいいな程度で」

長門「成る程」

提督「まぁ無理なく行こうか。神通任せた」

神通「了解しました」

川内「……神通を夜戦に出すあたり提督割と鬼畜だよね」

龍田「信頼してるんでしょ。ま、あの娘は沈まないわよ。強いもの」

川内「知ってるけどさぁ……別に私が行ってもいいと思うんだよね」

龍田「結局はそれなのね……」

川内「夜戦しーたーいー」

龍田「私に言わないでよ……提督に交渉して頂戴」

川内「むぅー……」

金剛「へーいテートクー!ニューフェイスが登場したよー!」

提督「ん?誰だ見に行ってみま

瑞鶴「翔鶴型航空母艦2番艦、妹の瑞鶴です。よろしく、提督さん!」

提督「」

瑞鶴「……?提督さん?私の顔に何か

提督「瑞鶴!?」

瑞鶴「ひゃっ!?は、はい。肩を掴まないで……」

提督「…………今日は酒盛りじゃー!」

瑞鶴「はぁ!?」

足柄「よっしゃ!」

加賀「島風!おつかいを頼まれてください!」

島風「おつまみ?仕方ないなぁ。ま、私が一番速いもんね!行ってきまーす!」

瑞鶴「な、なんなのここは」

金剛「大湊鎮守府デース」

瑞鶴「そう言う事じゃなくてー!」

北上「あ、提督」

長門「お、提督丁度いい。三麻でも

提督「今日は呑みだ!」

長門「いやそれはいつもだろう。何かいい事でもあったのか?」

提督「聞いて驚け?」

響「見て笑え?」

提督「いや笑う必要は無い。実は瑞鶴が遂に我が鎮守府に来たぞ」

響「ほう」

長門「ほう……それは呑まなければいけないな」

提督「まぁ牌は持ってきてもいいよ。じゃ!後で!」

長門「あぁ、また」

響「……脱衣麻雀?」

北上「違う」

誤 鎮守府
正 警備府

提督「えーでは……瑞鶴着任やったぜ!乾杯!」

神通「乾杯」

瑞鶴「えと……乾杯?」

金剛「カンパーイ!」

足柄「おっぱーい!」

提督「ンッンッン……ぷはぁー!そこ、中年臭い」

足柄「…………ふぃー。いいじゃないちょっとくらい。イクちゃんのおっぱい柔らかいわよ?」

提督「知ってる」

足柄「あ、そ……」

19「の、呑みにくいの……」

長門「……と、言うわけだ」

瑞鶴「うぅん?」

長門「まぁやりながら慣れていこうか。神通、見ててやってくれないか?」

神通「わかりました」

提督「ちなみに最下位は服を脱がなければならない」

瑞鶴「ウソッ!?」

瑞鳳「嘘に決まってるでしょ……」

北上「脱衣麻雀流行ってるの?」

榛名「あぁ、もっと優しくです!」

金剛「こ、こう?」

榛名「そう、そうです。お上手ですね」

金剛「私こんなことするの初めてデース……」

168「何をやっているの?」

金剛「榛名に上手な煙管喫煙の仕方を教えてもらっていマース!」

榛名「イムヤさんもどうですか?」

168「や、私は煙草吸わないから……」

榛名「そうですか……」

提督「11月ともなると大湊は冷える。まぁ青森全体の話だが」

神通「そうですね」

提督「そこでだ」

神通「はい」

提督「炬燵を出そうと思います」

多摩「にゃっ!」

提督「急に出て来るなビビるから」

多摩「炬燵と言えば多摩、多摩と言えば炬燵。そして炬燵と言えば蜜柑なのにゃ!」

提督「最後だけ同意してやる」

能代「能代。着任しました。よろしくどうぞ!」

提督「あ。よろしくー」

能代「……あの、何をしておられるのですか?」

提督「何もしてない」

龍田「強いて言うならごろ寝よねー」

金剛「コタツの魔力デース……」

能代「あの、あの。能代も入っても?」

提督「勿論だよ。おいで」

天龍「なに当然の如く膝上に誘導してんだよ」

龍田「毎度毎度手の速い……」

提督「さぁて……伊19、能代を迎え瑞鶴も来た。今後どうするかね」

長門「まだ陸奥がいないぞ」

提督「陸奥か……地理的な意味でも是非欲しいところだな」

金剛「長門にも姉妹がいるんデスか?」

長門「妹がね」

金剛「へー。早く見てみたいですね!」

長門「だ、そうだ」

提督「期待しないで待っててくれ」

長門「楽しみにしているよ」

能代「…………?」

神通「どうしました?」

能代「いえ、足元に明らかに脚とは違った感しょひゃぁあっ!?」

多摩「んん?なにかあったかにゃ?」

能代「にゃ、にゃ?…………あぁ!すみません蹴ってしまって!」

多摩「過ぎたことは仕方にゃい。これから学んでくれればいいにゃ。じゃあおやすみにゃ~…………」

能代「え、あ……は、はぁ」

神通「……猫踏んじゃった?」

能代「あれは猫なんですかね……」

足柄「提督。新入りだって?」

提督「おう」

能代「能代です!よろしくお願いします!」

足柄「……なんで提督の膝上に乗っているの?」

能代「あ、これは。炬燵に入るスペースが無かったので提督が親切に……」

足柄「この尻軽巡女!」

能代「え~……」

龍田「上手くないし……若さへの嫉妬は醜いわよ」

足柄「うっさいわね。あんただって言う程若くないでしょうに無理しなくていいのよ?」

龍田「…………その舌斬りおろしてあげるわ表でなさい」

足柄「はっ、いいじゃないの死なない程度に痛めつけてあげるわよ」

能代「…………あれは?」

提督「ほっとけば収まるから気にしなくていいよ」

大井「……あれ、北上さん…………寝てるの?」

北上「…………」

大井「炬燵で寝たら風邪をひきますよー?」

大井「……………………状況確認よーし目標沈黙中」

大井「…………レル」

大井「美味しい!北上さんの寝汗美味し

鬼怒「…………」

大井「……い……ね?」

鬼怒「…………提督見なかった?」

大井「て、提督ならさっき金剛姉妹の部屋に行ったみたいよオホホホホ」

鬼怒「そう。ありがとう…………鬼怒は何も見てないから」

大井「ありがとうございます……」

金剛「やっふー!4カードデース!」

提督「ふざくんな!2ペアだよばーか!」

比叡「フルハウス」

榛名「3カードです」

霧島「私も」

榛名「一番弱い方が脱ぐんですよね?」

比叡「ぬーげ、ぬーげ」

提督「野郎の脱衣とか誰得だよ!」

鬼怒「鬼怒得!」

提督「やかましい!」

霧島「ノックも無しに……」

提督「しかたなく服を脱ごうと思ったら拘束されていた。何を言っているのかわからねぇと思うが本当にわからんなんだこの状況」

金剛「テートクもーたまには脱がされる気分を味わってみるべきだヨ」

榛名「全くです」

鬼怒「そうそう。これからはオトナの時間だよ?」

提督「訳がわからないよ……」

霧島「姉さんは?」

比叡「パス。他の部屋に逃げる」

霧島「じゃあ私も」

提督「助けろよ!」

加賀「赤城さんは最近やってみたいこと。ありますか?」

赤城「うーん……なんでもいいんですか?」

加賀「はい」

赤城「椀子そば……限界への挑戦……お店は赤字」

加賀「赤字に追い込むには相当食べないと無理でしょうね」

赤城「加賀さんは?」

加賀「アーチェリー」

金剛「ててててててて提督!こ、これは!」

龍田「ティーセットじゃない」

提督「ちょっとしたご褒美って奴だよ……あんま汚すなよ?」

金剛「勿論デース!ありがとうテートク!」

提督「どーいたしまして」

龍田「……………………卓袱台欲しかったんじゃなかったの?」

提督「なんでだろうなぁ。コレを選んだ私です。まぁ、嬉しそうにしてくれてるし満足だよ俺は」

金剛「神通!お茶飲みましょー!」

神通「この時間に飲むと眠れなくなりますよ?」

金剛「今は最悪麦茶でもOKデース!」

金剛「やっふー!ソファがふかふかデース!」

龍田「あったかい麦茶も中々ね……」

提督「ほぼお湯だろこれ」

神通「ですね」

提督「茶菓子は……軽いの貰おう」

龍田「あ、提督飴取って?」

金剛「テートクー?このテーブルにヤニを付けるのはノーなんだからね?」

提督「い、わぁてるよ」

神通「煙草。お預かりしますか?」

提督「すまん」

子日「今日はなんの日?」

加賀「きりたんぽの日」

金剛「ペアーズデーですネ!」

榛名「ポッキー?」

足柄「宝石の日」

提督「煙草の日」

龍田「流れで嘘をつかないの」

提督「1111が並んだ煙草に見えましたっていうポッキーの日と同じ理論でそうならないかなー」

天龍「無茶だろ……」

神通「提督。背中、お流しします」

提督「お、すまんな」

龍田「じゃあ私神通ちゃんの背中流すー!」

瑞鳳「なら私が龍田のを」

加賀「なら私が瑞鳳を」

金剛「それなら私は加賀の背中デース!」

比叡「お姉さまのお背中は私が!」

提督「なら俺が比叡の背中を流そう」

天龍「ひーとりで変し……どういう状況だおい」

提督「あ、天龍さんちーっす」

天龍「うん……昔の漫画みたいな背中の流し合いはスペース取るからやめようぜ?」

龍田「天龍ちゃんも混じる?」

天龍「いや……軽く流して風呂浸かるからいい」

金剛「おっと手が滑ったぁ!」

加賀「ひゃっ!?ちょ!どこを触っているんですかあなたは!離し……離しなさいってば!」

金剛「oh...びゅーてぃふぉー」

天龍「……楽しそうだな」

提督「混じ

天龍「らないわアホ」

提督「いっ……」

長門「どうした?」

提督「唇が……うわすげぇ乾燥してる」

長門「リップでも塗ればどうだ?」

提督「長門も塗ってるの?」

長門「当たり前だろう。どれ塗ってやる」

提督「いや、別にい

長門「ん……」

提督「…………」

長門「……ふぅ。塗れたかな?」

提督「俺が女なら濡れてた」

足柄「けっ、いちゃつきやがって」

提督「羨ましい?」

足柄「んなわけないでしょ」

長門「なんだ、寂しかったのなら言ってくれ。加賀、抑えておいてくれ」

加賀「はい」

足柄「ちょ、どっから出てきたやめなさいよ!」

長門「……んむ。さて、安心しろリップは塗り直したぞ」

足柄「そうじゃないわよ!」

長門「なぁに遠慮するな」

足柄「遠慮なんかしてなっ……んー!?んーーんーーーー!!!」

加賀「あまり暴れないでください」

足柄「んんんーんー!」

提督「鼻で息しないと辛いぞ」

足柄「んー!」

足柄「…………もうお嫁に行けない」

提督「心配するな」

足柄「提督……」

提督「貰い手捜しなら手伝ってやる」

足柄「そうじゃ……ないでしょ……」

長門「やり過ぎたかな」

加賀「舌を入れる必要」

長門「全く無い。楽しかったからやった」

提督「酷い奴だな」

金剛「うぇ……ビールは中々慣れないデース」

提督「まぁあんまり呑まないとそんな感じだよな……」

足柄「寧ろなんで美味しく感じるようになったのかしら」

龍田「歳でしょ」

足柄「かもしれないわね…………」

龍田「……………………吸う?」

足柄「貰う」

龍田「ん」

足柄「……ハァー…………ありがと」

龍田「別に」

金剛「……なんだかんだで仲良いんですネー二人とも」

提督「普段の喧嘩もじゃれ合ってるだけだからなあいつら……あれ、刺身がない」

山城「…………」

提督「お前ラストのタコ取りやがったな……」

山城「……早い者勝ちですよ」

提督「…………俺のタコ」

山城「知りません」

提督「タコ…………」

山城「…………切ってくればいいんでしょう切ってくれば……提督は座って待っていてください」

提督「やーりぃ」

能代「お手伝いしますよー」

山城「……ありがとう。じゃあ後は任せたわ」

能代「え、まさかの丸投げ?」

山城「じゃ」

能代「本当に戻った…………ま、提督の為に頑張りますか!」

能代「…………そもそもタコ足は何処に?」

能代「どうぞ提督!お待ちかねのタコ刺です」

提督「あれ?山城がやってたんじゃ?」

不知火「山城なら外で煙草をふかしていましたよ」

提督「押し付けられたの?」

能代「あ、その…………能代が提督の為に頑張りたかったんです」

提督「……………………」

能代「て、提督?ご迷惑でしたか?」

提督「……はっ!…………惚れるかと思った」

能代「私は、別に構いませんけど」

金剛「へいへーい。私の目の前でテートクにナンパなんていい度胸デース」

能代「違いますよ……」

金剛「テートクは私の男デース!」

提督「ちげーよ」

足柄「そーだそーだ!私のだー!」

龍田「はぁ?なぁにいってんのあんた達私のに

神通「どうしたんですか?」

金剛「なんでもないデス」

足柄「なんでもないです」

能代「なんでもないです」

龍田「なんでもないです」

電「今日こそ提督のたばこを当てて見せるのです!」

提督「おー?いいぞ当ててみ」

電「むむむ…………ラッキーストライク!」

提督「残念。JPSだ」

電「じぇーぴーえす?」

天龍「ジョン・プレイヤー・スペシャル。ま、惜しかったな」

電「ご褒美は?」

天龍「無ーし。お子様はさっさと寝れ」

電「うぅ……次こそは当てて見せるのです……」

提督「…………ご褒美ってなに?」

天龍「今度一緒に野球」

提督「そんくらいやってやれよ」

天龍「それ誰から貰ったんだ?」

提督「金剛にあげようと思って買ってきた」

天龍「……?」

提督「気付いたらフィルム剥がしてた」

天龍「馬鹿だろ……」

提督「一本やるから金剛には内緒な」

天龍「そう言えば金剛は?」

提督「酔い潰れた。榛名が介抱してる」

天龍「慣れてないのにビール呑みすぎるから……」

提督「……ん」

天龍「なんだその手は」

提督「zippo貸して」

天龍「あ?ほら」

提督「さんきゅ……ふぅ……マッチ切れてたの今思い出した」

天龍「さっきはどうやって火着けてたんだよ」

提督「足柄のマッチ使ったんだよ確か」

天龍「マッチ着火とか一々めんどくせぇ……」

提督「慣れだよ慣れ」

提督「…………」

扶桑「提督。灰が落ちますよ」

提督「おっ……と。ありがとう」

扶桑「珈琲。淹れて来ましょうか?」

提督「んー……や、いいや。お前も一服してくか?」

扶桑「そう、ですね。ご一緒させてください」

提督「…………べヴェルか」

扶桑「?あ、はい。お嫌いでしたか?」

提督「んなこたないよ。姉妹揃ってお洒落なの吸ってるなと思っただけ」

扶桑「お洒落でしょうか?」

提督「うん。似合ってるよ」

扶桑「……ありがとうございます」

提督「山城と違ってそんなに吸わないのな」

扶桑「あの子は……吸いすぎです」

提督「ふぅ……確かに、気付くと一箱空いてるよな」

扶桑「私は、ゆっくり燻らすのが好きなんです」

提督「クールスモーキングクールスモーキング。落ち着けるひと時ってのはいいもんだ。だからこそ山城の吸い方はどうかと思うだが」

山城「余計なお世話です」

提督「あら、聞かれてた」

山城「姉さま。私もいい?」

扶桑「いいけど、吸いすぎないでね?」

山城「………………頑張ります」

提督「頑張れなさそうなオーラバリバリだなおい」

提督「姉妹丼って……いいよね」

山城「姉さま帰りましょう」

提督「ごめんごめん冗談だから帰らないで」

扶桑「…………あの」

山城「?」

扶桑「姉妹丼って……何かしら?」

山城「え、……えー……と」

提督「ほら山城説明してやれよ。わかってんだろ?」

山城「クッ……」

山城「ですから、…………を……で私達が……なんです」

扶桑「…………な、成る程」

提督「落ち着いた反応だな」

扶桑「私もそこまで初心ではないですよ。提督」

提督「ちょっとつまんないな」

山城「面白さは求めていません」

扶桑「一つ、賢くなりました」

山城「ならなくていいのよ姉さま」

提督「さて、じゃあこれ吸ったらベッド行くか」

山城「冗談じゃなかったんですか……」

提督「嫌なら帰っていいけど?」

山城「そう言いながら何故姉さまの腰に手を回しているんですか」

長門「そう言えば今日は提督を見ないな」

北上「さっき扶桑といちゃついてたよー」

瑞鳳「珍しい。あんまり見ない組み合わせなんだけど……ポン」

瑞鶴「……なんかさっきから私に回ってこないんですけどー?」

北上「運が無いね。立直」

瑞鶴「うぇ…………そいやさっき山城が扶桑探してたわね」

長門「今頃姉妹と提督で何をしているやら…………これ流れるぞ」

瑞鳳「私は振り込まない……私は振り込まない……」

北上「…………チッ」

瑞鳳「ふーよかったー」

神通「提督」

提督「うん?どうした」

神通「えっと……なんでもないです」

提督「そか……ほら、お座り」

神通「失礼します」

提督「いい匂いだな。お風呂あがり?」

神通「はい。提督は、煙草の匂い」

提督「嫌い?」

神通「いいえ」

提督「好き?」

神通「はい」

金剛「ぐぬぬぬぬ……」

龍田「なんなのあのよくわからないラブラブオーラは……近付けない」

足柄「私もナチュラルに提督の隣に座ってナチュラルに手を握ってナチュラルに肩に頭を預けたい!」

天龍「初心か」

足柄「じゃああんたは出来るの?出来ないでしょ!」

天龍「そう言う意味でなくな……」

龍田「思考回路が乙女チック過ぎるのよあなたは」

金剛「あーもーいいです。お腹いっぱいデース。寝ます」

提督「乾杯」

神通「乾杯」

提督「…………ふぅ。猪口と徳利出すの久しぶりな気がするな」

神通「最近は焼酎や麦酒ばかりで……」

提督「そもそも二人でゆっくり呑むのも久しぶりかな」

神通「そうですね……ここもかなり賑やかになりましたから」

提督「いいことかな?」

神通「いいことですよ」

提督「…………煙草がない時代の男はコトが済んだら何してたんだろうな」

神通「ん……将来設計とかでしょうか」

提督「金が無い大学生のピロートークみたいな?」

神通「その例え方はどうなんでしょう……」

提督「将来の密かな夢を語って、シングルベッドに身を寄せて眠るワケだ」

神通「提督はその後、すぐ寝てしまうんですか?」

提督「女の子が寝るまでは起きてるよ」

神通「じゃあ……眠くなるまで、もう一回………………」

提督「承知しました」

提督「よっし目覚めた」

龍田「あ、おかえりー。外寒くなかった?」

提督「寒い寒い。外で煙草吸うだけでこんなに目が覚めるとは思わなかった。オススメ」

龍田「絶対イヤ」

提督「ふぅ……echo切れた……明日買わないと」

龍田「ちょっとー?炬燵で横になったら意味が無いんじゃなくて?」

提督「1時間半だけ……」

龍田「普通に仮眠じゃない……なんのための散歩よ」

不知火「…………」

提督「あー不知火ちゃん煙草吸ってるこわーい」

不知火「………………チッ」

提督「あ、ごめん冗談だからそんなガチで怖い顔しないで」

不知火「何か」

提督「煙草吸いにきただけです……」

不知火「そうですか」

提督「…………ーーふぅ。……もうちょいこっち寄らない?」

不知火「遠慮します」

提督「あ、そう……」

金剛「heyテートクー。紅茶とイチゴジャムデース!ロシアンティーってやつですネ!不知火の分もありマース」

不知火「ありがとうございます」

提督「ありがとう」

不知火「ぁむ…………はぁ。温かい」

金剛「もういつ雪が降ってもおかしくないですねー」

提督「雪かき面倒だから出来れば降らないでいて欲しいんだかな……あ、ちゃんとウォッカ混ぜてあるのな」

金剛「かまくらとか作ってみたいです。それとスノーマン!」

提督「積もれば幾らでも作れるよ……好きなだけ作ってくれ」

金剛「ふー……おうどん美味しいデース」

神通「寒くなると身体に染み渡りますね」

龍田「あんまり食べると太るわよぉ?」

足柄「それ七味かけまくってる人の台詞じゃないわよ」

龍田「辛くないとね」

金剛「oh...スープが赤くなってマース」

足柄「……そう言えば提督は?」

神通「麻雀」

長門「立直」

瑞鶴「はやっ」

北上「あーあ……あー……うん。うん」

提督「……立直」

瑞鶴「はー?」

長門「チッ」

提督「オープンしてやろうか?」

長門「いい」

北上「あ、提督それロンだ」

提督「なぁ!?これ?うーわ……嗚呼、やらかした」

長門「…………フッ」

提督「ぐぬぬ……」

黒潮「……提督うちも麻雀してみたい」

提督「お?やるか。瑞鳳どこだー?」

瑞鳳「はいはい?」

提督「やるぞ」

瑞鳳「なんで私?」

提督「弱いから」

瑞鳳「い、言うじゃない。あと一人は?」

提督「んー……あ、山城ちょうどいいところに。やる?」

山城「…………私に運ゲーをやらせるんですか?」

提督「大丈夫大丈夫。瑞鳳弱いから」

山城「……成る程」

瑞鳳「今何に納得したの!?今何に納得したのねぇ!」

黒潮「ろん?」

神通「立直一発タンピンドラ……2ですね」

山城「……弱すぎ」

瑞鳳「うぐぅ……」

北上「なんで振り込んだの?」

瑞鳳「うぅ……」

瑞鶴「……ドンマイ?」

瑞鳳「ふぇぇ……てーとくぅ」

提督「おーよしよし。ごめんよー」

龍田「……山城の捨牌」

足柄「…………么九振切狙い。は、やるじゃない」

龍田「消極的なんだか大胆なんだか……」

足柄「私なら国士一直線ね」

天龍「お?何してんだ?」

龍田「麻雀観賞。食べる?うどん」

天龍「貰う…………!?辛っ!七味かけす……ケホッ……ちょ、水」

足柄「食べる前に気付きなさいよ……色おかしいでしょうよ」

龍田「天龍ちゃん馬鹿だから」

天龍「ち、がうわこの」

睦月「てーとくー」

提督「おう?どった、眠れない?」

睦月「ふぁ~あ……お腹すいたのです」

提督「お、おう……なんか軽く作る……鳳翔に作ってもらうか俺も小腹空いたな」

睦月「やったーのね」

赤城「夜食ですか!?」

加賀「落ち着いてください」

提督「どこで聞いてやがったこいつら……」

睦月「提督?はやく行きましょ~」

提督「はいはい…………鳳翔起きてるかな」

提督「鳳翔?」

鳳翔「提督?開いてますよ」

提督「夜中にすま……先客おるし」

蒼龍「あ、提督」

祥鳳「こんばんは」

提督「こんばんは。鳳翔なんか軽く作ってくれないか?腹減った」

睦月「お腹すいたのね~」

鳳翔「あら、わかりました……二人も?」

赤城「よろしくお願いします」

祥鳳「……『軽く』?」

加賀「軽く」

提督「二人は何してるの?」

蒼龍「んー、雑談?」

祥鳳「そう……ですね。軽くつまみながら雑談です」

提督「さっきまでなんの話してたの」

蒼龍「寒い」

祥鳳「寒い」

提督「あー……うん。それはね、仕方ないのよな冬だから」

蒼龍「私もう炬燵から出たくないです」

提督「出撃はしてね」

蒼龍「鬼畜ぅ……」

鳳翔「はい。睦月ちゃんおにぎり」

睦月「はわ~。ありがとうございまする」

鳳翔「提督はお茶漬けでよろしいですか?」

提督「いいね、お茶漬け大好き。梅で」

鳳翔「はい」

提督「…………あれ?あいつらは?」

睦月「んむんむ……もうあそこで食べてるのです」

加賀「なにか?」

提督「いや……食べ過ぎ無いようにね」

加賀「勿論です」

島風「提督!雪ですよ雪!」

提督「うん……知ってる。寒いから窓閉めて」

島風「お外で遊びましょーよー」

提督「足柄パス」

足柄「龍田」

龍田「天龍ちゃんなら元気有り余ってるでしょ……」

天龍「お前らどんだけ外出たくないんだよ」

隼鷹「ひゃっはー!これでも喰らえ!」

電「ひゃわっ!?」

綾波「はぅっ……うぅ被弾しました……」

川内「やっせん!やっせん!」

提督「あいつは夜戦えれば雪合戦でもいいのか……」

長門「まぁ、訓練としては申し分な

川内「あ、手が滑った」

長門「………………」

川内「…………お疲れ様でした!」

長門「……訓練だからな」

提督「怪我すんなよ」

長門「承知した」

川内「ひぃぃ!?不知火助けて!」

不知火「自業自得です」

提督「寒い日にはウォッカって響が言ってた」

響「言ったかな?……言ったような気もする」

足柄「結構色々買ってきたわねーまた」

提督「うん。雪国飲みたい」

響「へぇ……いいんじゃないかな」

提督「じゃ頼んだ」

響「…………へ?」

提督「頼んだ」

響「自分でつくるんじゃないのか……」

神通「で、出来上がったのがこちらと」

提督「うむ」

足柄「なぁによ?文句……あるわけぇ?」

龍田「あんたはそろそろ加減を知りなさいな……」

足柄「好きなだけー……呑む!」

龍田「だめだ、テンションがウザい」

響「そんなグダる程呑んだかな……」

提督「あれはいつもああだろ……ああなんだよ」

加賀「提督。ハム無いですハム」

提督「お前もいつも通りだなホントに……」

天龍「うー……寒い」

提督「なんか釣れた?」

天龍「カレイがやたらかかる」

提督「そいつは上々。今日はカレイの煮付けかな」

黒潮「てんりゅー。エサつけて?」

天龍「そろそろ自分でやれよ……ほら」

黒潮「おーきに」

天龍「周り確認してから投げろよー」

黒潮「うん」

提督「…………寒いし眠い」

長門「提督は何狙いなんだ?」

提督「キス釣りたい……」

長門「天ぷらか?」

提督「塩焼き……刺身でもいいけど。塩焼き食べたい」

長門「……お腹空いてきたな」

提督「おにぎりあるから七輪で温めて食べな」

長門「いただこう」

19「テートクー!お魚いっぱい獲れたのー!」

提督「お、凄いな。どこら辺で釣った?」

19「潜ったの!」

提督「……この寒い中?」

19「んっふっふー。潜水艦を舐めちゃあかん!なのね」

168「普通に寒いわよ……お風呂入ってくるわ」

19「提督も潜る?」

提督「死ねって言ってる?」

提督「カレイは煮付けもいいが刺身も美味」

鳳翔「黒鯛、残りはあら汁にしてみました」

島風「おいしそー!」

榛名「提督が釣ったんですか?」

提督「黒潮が引っ掛けてきた」

足柄「あの子中々やるわね……」

鳳翔「捌いたキスの中骨は骨せんべいで」

龍田「豪華な夜食ね」

提督「これだから釣りはやめられんのだ」

加賀「肴がある。なら呑みましょう」

足柄「もう呑んでるわよ」

提督「最近酒ばっか呑んでる気がする」

神通「美味しいですから」

山城「お酒と煙草の消費が早い早い……」

金剛「山城は煙草吸いすぎだと思いマース」

龍田「提督並よね」

提督「俺そんなにチェーンスモークしないから」

山城「チェーンスモーカー山城」

島風「か、かっこいい!」

天龍「そうかぁ?」

提督「最近びっくりしたこと」

赤城「なんでしょう?」

提督「天龍の煙草が変わってた」

天龍「あ?」

提督「お前この前までキャメルだったろ!いつのまにセッターだよ!」

龍田「黒いの出てから速攻で乗り換えてたのよ。天龍ちゃん」

天龍「サンプル貰ったら美味かったんだよ……つか別に何吸ってもいいだろ」

提督「まぁね」

足柄「刺身を口全体でよーく味わって~……」

島風「味わって?」

足柄「ビールで流し込む!」

島風「おぉ!」

山城「ビールの飲み方から親父くさい……」

足柄「なぁに言ってんのよ。これが正しい飲み方よ」

島風「本当?」

足柄「多分」

山城「多分て……」

提督「あ、」

神通「どうしました?」

提督「瑞鶴改に出来るわ。今気付いた」

瑞鶴「ちょっと!忘れてたのね!?通りでなんか放置されてるなーと思ってたのよ!」

提督「てへぺろ」

瑞鶴「てへぺろじゃないわよ……もう」

提督「ごめんごめん。改造祝いに呑もうか?」

瑞鶴「そうやって何かあれば呑もうとして……体に障るわよ?」

提督「はっはっは。そいつぁ今更な心配だ」

瑞鶴「……それもそうね」

加賀「提督」

提督「ん?」

加賀「赤城さんはいつ改になるんですかね……」

提督「あ、いや、少々お待ちください」

加賀「少々で済むんですか?」

提督「いや私共も努力はしていてですね」

加賀「結果が伴わない努力なんて芥と変わりませんよ?」

提督「その通りでございますハイ」

加賀「宜しく…………お願いしますね?」

提督「はい」

瑞鶴「どう提督!迷彩もなかな……どうしたんですか提督?」

提督「殺されるかと思った……鬼や……あれは鬼や」

神通「そんなこと言って……聞かれたら本当に殺されちゃいますよ?」

提督「うぅぐ……あ、瑞鶴居たの」

瑞鶴「居たの?って……酷いよ提督……どうです?迷彩もイケてません?」

提督「ん……紅白もよかったけどこれはこれで可愛いね。イケてるよ」

瑞鶴「えへへ……」

神通「…………」

提督「祝酒でも開けるか」

瑞鶴「えっと……提督さん」

提督「なに?」

瑞鶴「祝酒とか、いいから。その……ね?」

提督「…………折角の迷彩もう脱ぐの?」

瑞鶴「ダメ?」

提督「瑞鶴がいいなら、いいよ。じゃ、明かり消すから」

瑞鶴「……うん」

神通「…………」

隼鷹「お、神通。1人?」

神通「あ、隼鷹さん。そうですね。独りです」

隼鷹「てことは提督はお楽しみかな…………よし!呑もうぜ!」

神通「お付き合いします」

隼鷹「やーりぃ。美人の酌婦ゲット」

神通「その言い方はちょっと……」

隼鷹「ま、ま。細かい事は気にしない気にしない。嫌なことは呑んで忘れよ」

神通「別に嫌なことって程じゃ無いんですけど…………」

隼鷹「あ、そうなの」

神通「はい」

隼鷹「………………ま、細かい事は気にしない気にしない」

神通「そうですね」

龍田「この時期わかってても言っちゃうこと」

天龍「なんだ?」

龍田「寒い」

天龍「あー……うん」

龍田「朝起きて「寒い」誰かと顔を会わせれば「寒い」外に出たら「寒い」帰ってきたら「寒い」炬燵に入る時に「寒い」お風呂入る時に「寒い」寝る前に「寒い」……自分で言っててよく飽きないなと思うものよ」

天龍「何回聞かされても聞く度に共感できるよ」

龍田「はぁ…………寒い」

天龍「あぁ……だな」

金剛「寒い時は紅茶デース!」

龍田「あらぁ、ありがとう」

天龍「俺の分もあるのか?悪いな」

龍田「ミルクティーね……ん、美味しい」

天龍「ミルクってのは先に入れるもんなのか?」

金剛「そうデスね。RSCはミルクを先にって言ってマース」

天龍「RSC?」

龍田「The Royal Society of Chemistry.えーと……」

金剛「英国王立化学協会」

龍田「そうそれ」

天龍「なんか偉そうだな」

龍田「偉いのよ。実際」

金剛「まぁ紅茶が美味しいならどーでもいいのデース」

天龍「はぁ…………そう言えばなんで龍田はその……ろいや……RSCとやらを知ってるんだ?」

龍田「前に同じ会話したの。その時は天龍ちゃんじゃなくて白雪ちゃんと」

天龍「へー……」

金剛「……そうだっけ?」

天龍「覚えてないんかい!」

龍田「まぁ割と前だし……私もなんで覚えてたのか謎だわ」

金剛「気になりますか?RSC」

天龍「全ッ然」

金剛「ありゃ」

提督「ふぁ~あ。おはよ」

瑞鶴「……おはようございます」

龍田「おそよー二人とも」

提督「そんな遅くな……くねぇな11時過ぎてんのか」

天龍「何時まで頑張ってんだよ。爛れ過ぎだろ」

瑞鶴「……嫉妬?」

天龍「ちげーよ!」

金剛「テートクも紅茶飲みますか?」

提督「貰う」

提督「……なんか今の俺女子力高くない?」

天龍「どこが?」

提督「朝食……もう昼か、昼飯がトーストとミルクティー。女子力の塊だと思う」

金剛「だけどテートクご飯派ですよね?」

提督「そうだよ。わかってんのにトースト出すのな」

龍田「紅茶と白米出されても困るでしょうよ……」

提督「確かに」

瑞鶴「て言うか」

提督「?」

瑞鶴「提督は女子力高くて嬉しいの?」

提督「………………別に」

龍田「てーとくー。起きてる?」

提督「起きてるよ。どうした?」

龍田「寒いから一緒に寝ましょう?えっち無しで」

提督「別にいいけど、神通寝てる」

龍田「りょーかい……嗚呼。今日はあのベッドが楽しめるのね」

提督「特注ビッグサイズベッド……この前試したけど7人は寝れるよあれ」

龍田「それを普段は提督と神通ちゃんだけで使ってるんでしょう?贅沢の極みね」

提督「暁達がなー……欲しいって言うんだもん」

龍田「昼間は駆逐艦の遊び場、夜は大人の遊び場ってワケね」

提督「別に上手くない」

龍田「忘れて」

金剛「テートクー寝てマスかー?」

提督「今から寝ようと思ってた所。どうしましたかい」

金剛「一緒に寝ましょー。加賀と名取と怖い話してたら眠れなくなりましたー……」

提督「だから加賀はお前の後ろで縮こまってんのか。いいよ。神通と龍田もいるけど」

加賀「寧ろいてくれた方が……いえ、なんでもありません」

金剛「うぅ……さっさとベッドに入ってきマース」

提督「あいよ。怖い話はそこそこにな」

加賀「もうしません……」

島風「弓道やってみたい!」

提督「……急にどうした」

島風「かっこいい!凛々しい!速そう!」

提督「速くは無いだろ。矢は速いが」

島風「やってみたいです!」

提督「わーたわーた」

赤城「教えてあげるんですか?」

提督「頼んだ」

赤城「あれー?」

赤城「と言いますか提督弓引けますよね?」

提督「ん?引けるよ。当たり前じゃん」

赤城「なら提督が教えれば……

島風「赤城さんに教えてもらえるの!?」

赤城「くっ……こんな時にキラキラしよってこの娘」

島風「よろしくお願いします!」

赤城「あ、はい…………よし。わかりました。ついでに他の弓引ける娘も連れて行きます!」

提督「道連れかよ」

赤城「最近皆実戦ばかりで的場に立つの面倒臭がりますからね、たまには無理矢理連れて行かないと……」

赤城「さ、行きますよ加賀さん」

加賀「え、や、今日は

赤城「行きますよ」

加賀「はい」

赤城「ほらそこの瑞瑞も」

瑞鳳「え、私たちも?」

瑞鶴「あそこ寒いから行きたくな

赤城「行きますよ?」

瑞鶴「はい……」

赤城「天龍!」

天龍「なんで!?俺引けないよ!?」

島風「一緒にやろ?」

赤城「行きますよ!」

天龍「なんでだー!」

鳳翔「あら、珍しいですね」

赤城「冬だからってたるんでるので」

瑞鶴「さーむーいー……暖房の前から動きたくない」

天龍「なんで俺まで……」

祥鳳「島風ちゃんもやるの?」

島風「教えてもらいます!」

蒼龍「そう言う事……で、天龍はとばっちり喰らったのね」

加賀「とりあえず私矢取り行ってきます」

瑞鳳「あ、私も手伝う」

赤城「さーて胸当てとゴム弓どこに……あった」

瑞鶴「室内弓道場作らない?」

蒼龍「提督に言ってよ。無理だろうけど」

瑞鶴「だよねー床暖房ほしー……巻藁出そ」

赤城「…………あ、問題発生」

加賀「どうしました?」

赤城「加賀さん一足ですよね?」

加賀「はぁ、実戦は兎も角ここではそうしてます。赤城さんもでしょう?」

赤城「瑞鳳は?」

瑞鳳「私は二足」

瑞鶴「私も二足ですよー」

赤城「…………どっちで教えるべき?」

鳳翔「二足の方が足元見れるしいいんじゃないかしら」

島風「なんの話?」

加賀「足の開き方?」

島風「かっこいい方で!」

鳳翔「ですって」

赤城「んー……」

蒼龍「そもそもなんで同じ道場なのに違うの?」

赤城「教える人がその場のノリで変えるから……」

祥鳳「提督そこのところいい加減ですよね」

天龍「で、その一足とか二足とかなんなんだよ」

鳳翔「的を左に立って、的を見ながら左足を的に踏み開くのは一緒なのだけど、一足はその後も的を見ながら右足を左足に寄せてから後ろに適当な幅に踏み開き、二足は足元を見て右足をそのまま後ろに半歩踏み開くんです」

天龍「…………二足のが楽じゃねぇか?足元見ていいんだろ?」

赤城「そうなんだけど……見ない方がかっこいいじゃないですか」

島風「じゃあそっち!」

天龍「俺もそれでいいや」

赤城「そう言えば二人とも、一応確認しておきますけど右耳にピアス付けて無いですよね?」

天龍「?ねーけど」

島風「つけてないよ」

赤城「それは良かった。付けたまま弓引くと下手すれば耳朶持って行かれますよ」

島風「ひぃ……」

天龍「なにそれこわい」

赤城「って弓始めた頃に私も脅されたけど見たことないですね。そもそもピアス開けてる人がいませんでしたが」

瑞鶴「あ、やば。隣行った」

加賀「……あなた何年弓道してそんな事やっているの?」

瑞鶴「ま、まぁ的には中てましたし?実戦ならセーフ」

加賀「これは実戦ではありませんが?」

瑞鶴「はい……練習不足ですごめんなさい」

蒼龍「…………いっつも真面目にやらないから」

瑞鶴「うぐぅ……次はど真ん中中てるし」

蒼龍「隣の的の?」

瑞鶴「ちゃんと正面の!」

加賀「道場で騒ぐな」

瑞鶴「ごめんなさい!」

龍驤「てーとくー?正規空母が軒並み居らんのやけどなんかの作戦にでも行ってるんか?」

提督「皆で道場行ったよ」

龍驤「はぁ……弓引きに?」

提督「うん」

龍驤「寒い中ご苦労なやっちゃなぁ……提督は何してるん?」

提督「ダラけてる」

龍驤「……提督は監督とかして来たらええんちゃうか?」

提督「寒いからパス」

龍驤「こいつ……」

長門「提督暇か?」

提督「んー……」

龍驤「めっちゃ暇してるで」

長門「みたいだな。どうだ龍驤も」

龍驤「?」

提督「どーせ麻雀だろー?」

長門「瑞鶴と瑞鳳が赤城に連れて行かれたのでな。ちょうど二人だ」

提督「…………牌持ってきて」

長門「どれだけ動きたくないんだ……」

金剛「へーいテートク。観戦しに来たヨー」

提督「はーいツモ。お疲れ様です」

金剛「丁度かっこいい時に来ちゃった?」

提督「おー金剛。今日はなんか運で勝ててるわ。ヌルいヌルい」

北上「くぅ……今日の提督からなんか後光が見える気がする」

提督「はっはっは。この運を扶桑姉妹に分けてあげたいよ」

扶桑「分けてくれるんですか!?」

提督「いっ!?どっから……ごめんなさいわけられないです。分け与えたいのは山々だけど!」

山城「チッ……デキナイナラムダグチタタクナヨクソガ……」

提督「ひぃぃ……!」

山城「なにか?」

提督「なにも!」

島風「ただいまー」

提督「おかえり。今日は終わり?」

赤城「雪が普通に降ってきたので、片付けが面倒になる前に終わりにしました。基本教えるだけなら室内でも出来ますから」

提督「そっか」

島風「提督提督!射法八節覚えたよ!凄い?凄い?」

提督「凄い凄い。この調子で頑張れな」

島風「えへへー」

天龍「次回もあんのこれ」

瑞鶴「頑張りなさいな」

赤城「瑞鶴ちゃんも練習しっかりとやろうねー?」

瑞鶴「う……はい」

北上「それロン。小三元ドラ3」

龍驤「んなぁ!?」

長門「おぉ、一気に喰ったな」

龍驤「いかないでうちの点棒!」

提督「ドラ3とか頭悪いなー……」

龍驤「提督がカンするからやぁ!」

提督「振り込む人が悪いしー」

龍驤「くそぅ……」

長門「……タイム」

提督「ん?」

長門「…………龍驤すまない。ロン、字一色」

龍驤「いーーーやーーー!」

北上「はい飛びましたー」

金剛「oh...顔が青白く」

提督「なんで高い役の時に限って踏み抜くかなぁ……」

龍驤「もう嫌……麻雀引退する」

提督「今思ったんだけど」

神通「はい?」

提督「一部麻雀やりたい駆逐艦達にサ。流石にいきなり麻雀やらせるのって不健全だと思うわけよ」

神通「最終的にやらせるなら一緒だと思いますけど……はぁ」

提督「そこでだ、ドンジャラならいいんじゃなかろうか」

神通「あぁ……いいんじゃないでしょうか。雰囲気は味わえますしルールも難しく無かった記憶があります……ただ」

提督「ただ?」

神通「賭けドンジャラとか始めたらどっちみち不健全極まりない上にルールも簡単だから凄い勢いで流行りそうです」

提督「…………ドンジャラ駄目だな。小さい子を賭博の道に誘い込む悪魔の玩具だ」

神通「そこまでは言いませんけど……」

提督「木曾改二にしたい……ABCマントが!とかやらせたい」

木曾「やらん。そもそもまだ改にすらなっていないんだが?」

提督「申し訳ない……」

天龍「いーなー。俺もマント欲しい。ABCマントが!って言いたい」

木曾「そこら辺の布でも巻いていろ……と言うかABCって何の略なんだ」

提督「Anti Bullet Coatingだろ」

木曾「ただの防弾マントじゃないか……」

天龍「かっこいいじゃねーか」

木曾「お前がどう思うかは聞いてないんだよ!」

若葉「…………」

提督「…………」

若葉「……なんだ?私の顔に何か付いているのか?」

提督「ほっぺにおべんと付いてる」

若葉「なななっ!?」

提督「わーお鏡持ち歩いてるとな女子力意外と高いな」

若葉「意外とは余計だ!もう無い!?」

提督「取れてる取れてる。可愛い可愛い」

若葉「よし……早く食べてしまおう。提督に見られているとどうも嫌な感じだ」

提督「嫌な感じて……」

北上「ハイパー北上さまだよー。どうよ?大井っち」

大井「凄くいやら……かっこいいわ!」

北上「でっしょーまじやばいわー雑魚どもをぎったぎただへくちっ!」

大井「あぁ!大丈夫北上さん?こんな寒い時期にお腹がでるような服装にさせるゴミ屑の下位互換こと提督なんて早く死ね……じゃなかったゴミと一緒に陸奥湾に沈めばいいのに」

提督「おーい。陰口は陰で叩いてくれー」

大井「今暖めてあげるわ北上さん!」

提督「何故脱ぐ」

北上「寒くないの?」

陸奥「長門型戦艦二番艦の陸

長門「陸奥ー!やっときたか!やっときたか!!!」

陸奥「んぎゅっ!ちょ、沈む沈む沈む!来て早々に沈むから!」

金剛「へー。コレが長門の妹さんですカ」

長門「うむ。べっぴんさんだろう?」

金剛「そーデスね…………ふむ。中々いやらしい体つきで」

陸奥「ひゃぅ!?パ、パワハラパワハラ!提督助けて!」

提督「いいぞもっとやれ」

金剛「おーきーどーきー!」

陸奥「んひゃあぁ!」

雷「司令官何してるの?」

提督「紙飛行機折ってる…………ほら出来た」

雷「わっ、司令官意外と手先器用なのね。すごく綺麗に折れてる!」

提督「でしょー?めっちゃ飛ぶねんで?飛ばしてみ」

雷「いいの?」

提督「どうぞどうぞ」

雷「じゃあ……それっ!」

提督「おー、我ながら会心の出来」

雷「すごいすごい!部屋の端まで飛んだわ!」

提督「気に入ったならあげるよ」

雷「ほんとっ?」

提督「ほんとほんと。名前書いときな」

雷「司令官から貰っちゃった……大切にするわね!」

提督「ただの紙飛行機なんだけどな」

雷「それでも、ね?」

陸奥「あら?紙飛行機。誰のかしら……雷電…………乙戦のあれ、よね?」

電「あ、陸奥さん!さっき紙飛行機。飛んできませんでしたか?」

陸奥「……成る程。これかしら?」

電「それですありがとうございます!おねーちゃん!あったのよー!」

雷「ほんと!よかったー。びっくりするくらい飛んだわね!雷電の名は伊達じゃないわ!」

陸奥「雷ちゃん達が作ったの?これ」

雷「司令官が作ってくれたの!すっごい飛ぶのよ!」

電「お姉ちゃんが私の名前も書いてくれたのです」

陸奥「そ……う、提督が……よかったわね」

雷「よーし。今度こそ真っ直ぐ廊下を突っ切ってやるわ!電行くわよ!」

電「今行くのです!…………?陸奥さんどうしたんですか?顔が赤くなってます」

陸奥「へ?な、なんでもないわ!」

電「?」

飛鷹「……提督。灰、紙に落ちるわよ」

提督「おっ……とと、すまん。気付かなかった」

飛鷹「紙飛行機、急にどうしたの?」

提督「いや……いらない書類が溜まっててつい手がとまらなくなった…………式神に使う?」

飛鷹「ミスプリント用紙を?冗談じゃないわ。あれだって色々準備がいるのよ」

提督「まぁボーキ減るもんな……じゃあなんか紙飛行機の折り方しらない?俺普通のしかわからんわ」

飛鷹「イカとツバメくらいなら折れるわ……ほら紙貸して。ハサミある?」

提督「ん」

>電「それですありがとうございます!おねーちゃん!あったのよー!」
「の」いらないわ「あったよー!」だわミス

提督「……ぅ?」

神通「あ、提督。おはよう?ございます」

提督「……おはよう。今何時?」

神通「2050です」

提督「割と寝てた……脚痺れてない?」

神通「大丈夫ですよ。寝心地、悪くありませんでした?」

提督「最高だったよ。ありがとう」

神通「いえ、提督のお役に立てて嬉しいです」

提督「さて……遠征組帰ってきた?」

神通「はい。無事成功です」

提督「そいつはよかった。褒めてこないと」

神通「そうですね」

168「疲れたわ……」

提督「お疲れ。那珂も付き添いご苦労」

那珂「那珂ちゃんにかかれば余裕だよー!」

168「あなたたいしたことしてないじゃない……」

那珂「そ、そんなことないよ?」

提督「ま、二人とも無事に帰ってきてくれてよかったよ。補給受けたら休みなさいな」

168「了解しました」

那珂「えへへー。もっと撫でても那珂ちゃんの髪の毛は崩れないから遠慮しなくてもいいですよー?」

提督「本当かぁ?うりうり」

那珂「きゃ~!提督激しい!」

168「なんでこの姉妹は次女以外騒がしいのかしら……」

神通「あはは……」

川内「ちょっと待ってよ!それじゃ私が騒がしいみたいじゃん!」

168「そう言ったんだけど?」

川内「あれだよ……ふーひょー被害ってヤツだよ!私だって神通に負けず劣らずお淑やかじゃん!」

168「……だ、そうだけど?」

神通「ノ、ノーコメント」

提督「俺煙草吸ってくる」

川内「ちょっちょっちょい!そんな露骨にコメント拒否しないでよ!傷付くなぁ」

提督「……まぁ、賑やかなのは悪いことじゃないから」

168「いやらしい大人の対応」

那珂「提督セコいなぁ……」

提督「今のは俺の評価が下がるの!?」

神通「たまには梅酒もいいですね」

提督「うむ、美味い」

龍田「ちょっとぉ?もう氷ないわよー?」

山城「取ってきます」

天龍「ふぇーふぉく」

提督「んだ?口に飲み物含んで喋ん

天龍「ん……ふ……れー」

金剛「わーお……大胆ネー」

天龍「ふふ……うまいか?」

提督「お、おう」

龍田「天龍ちゃんずーるーいー!私もやる!」

提督「いや、遠慮むぐ

龍田「んふ……レル……ン……ぷはぁ」

提督「おま

金剛「次は私デース!……ハム、ンチュ……んぁ」

提督「は……お前ら……」

神通「あ、の……」

提督「…………神通こっちこい」

神通「?」

提督「……ん」

神通「!?……ふ……あむ……!や、提と……ン……ぁっ」

提督「……ふぅ。お前らやるならこんくらいやれよ!」

神通「…………」

龍田「神通ちゃーん?大丈夫?」

提督「やっとこさ何時もの豆手に入った」

榛名「買いに行くと毎回売り切れてましたもんね」

提督「早速淹れようかな。榛名も飲む?」

榛名「いただきます」

龍田「てーとくー?私と神通ちゃんにはー?」

提督「勿論淹れますよー」

龍田「て言うか提督どんな珈琲でも砂糖大量に突っ込んで美味い美味い言ってるイメージあるわぁ」

神通「提督甘い物大好きですからね」

提督「そんなことないよ?」

長門「ん、珈琲のいい匂いがするな。私も貰えないだろうか」

提督「りょーかい」

天龍「提督、龍田知らな……くさっ!?珈琲と煙草くさっ!?」

龍田「あ、天龍ちゃん。ちゃおー」

天龍「ちゃおーじゃねぇよこれ……煙草吸わない人間このエリア入り込めないだろこんなの」

提督「天龍も飲む?」

天龍「貰う…………はぁ」

長門「天龍だってそうやって火着けてるじゃないか」

天龍「今更何人煙草吸い始めようがかわんねーよこの汚い空気は。なんかお菓子とかねぇの?」

榛名「ズズ……クッキーならありますよ」

天龍「くれ」

神通「どうぞ」

天龍「サンキュー」

足柄「甘いの好きなくせにメインの煙草echoとか意味わかんないわ。ホープとかピースにしない?」

山城「キャスターとか後味悪くて最高ですよ」

天龍「セッター安定」

提督「煙草は別だろうよ……甘いのが嫌いなわけじゃないけど」

龍田「で、今日はデスなのね」

提督「これとJPSは気分でパケ買いしちゃう」

隼鷹「パッケの格好良さならハイライトだろ」

天龍「それは無い」

隼鷹「かーわかってねぇな」

天龍「わかる気もねぇよ」

神通「このクッキー美味しいですね」

鳳翔「ホント?嬉しい」

神通「後でレシピ教えてもらえますか?」

鳳翔「勿論」

金剛「私も一緒に作りたいデース!」

神通「明日のおやつに、作りましょうか」

金剛「Yes!楽しみですネー」

加賀「焼酎持ってきました」

足柄「ナイスよ!」

提督「なんで持ってきたよ……」

加賀「焼酎の珈琲割りは素晴らしいものです」

提督「今日はまったりカフェ気分で飲んで寝る予定だったのに……」

天龍「乙」

龍田「今夜は騒がしいわね」

榛名「今夜も。です」

金剛「日本が誇る美味しい焼酎の割り方……」

提督「なんだ?」

金剛「午後の紅茶!」

長門「英国的にそれでいいのか?」

金剛「午後ティーはヤバいデース!下手なイギリス人が淹れる不味い紅茶より美味しいデス!」

山城「午後ティーあります?」

提督「無いね」

島風「おつかいなら島風にお任せ!」

榛名「霧島は提督のお気に入りなんです?」

足柄「なぬっ!?」

榛名「お酒の方ですよ?」

提督「そこそこお手頃で飲みやすいから好きだよ。何処でも売ってるし」

霧島「照れますね」

金剛「手頃で飲みやすい女って全く褒められて無いと思いマース」

比叡「………………ビッチ?」

霧島「違います!」

龍田「クーリスマスが今年も

足柄「無理に来なくていいわよ」

龍田「…………は」

足柄「……あー煙草不味いわ。何が聖夜よどいつもこいつもセック

龍田「はいストーップ。性夜ネタはいいから」

足柄「ねぇ龍田」

龍田「なに」

足柄「乱交パーティしない?」

龍田「男が1人しかいないそれを乱交と呼ぶかはわからないけどのった」

足柄「いいわね性夜。素晴らしいわ性夜。煙草が美味いわ性夜」

天龍「さって、と。これでいいかな」

龍田「あ、サンタさんだ。似合う似合う」

天龍「龍田……やっと見つけた」

龍田「へ?」

天龍「お前も着替えるんだよ。俺だけじゃプレゼント渡しきれないだろ」

龍田「ちょ、なにそれ聞いてな

天龍「言ってないからな。はーい脱ぎ脱ぎしましょーねー」

龍田「ま、待って天龍ちゃんじぶ自分で脱ぐから!」

天龍「いやー脱がされるの苦手って本当だったんだな。流石提督何でも知ってる」

龍田「ちょっと……」

天龍「あんだよ」

龍田「欲しいプレゼントリストの殆どが『提督』ってどう言うよ!私だって欲しいわよ!」

天龍「これとか見ろよ『てーとくのこだね』って……誰だよ変な事教えたの」

足柄「あるの!?」

天龍「ねぇよ寝てろ」

龍田「そう言えば提督は?」

天龍「……龍田、性の六時間って知ってるか?」

龍田「…………乗り込むわよ足柄!」

足柄「ガッテン!」

金剛「最近龍田のキャラがわからないデース」

長門「ポン……クリスマスだからな」

北上「はいそれローン」

長門「うぐ」

北上「んー……最近皆提督見る目がギラギラしてるよね」

瑞鳳「提督の隣にいる神通を見る目に殺意が篭ってるのよねぇ……」

北上「襲えばいいのに」

金剛「神通を?」

北上「提督を」

58「こんばんはー!伊58です!」

提督「よろしく。これで潜水艦は……」

神通「よくわからない方を含めて4隻目ですね」

イオナ「ひどい」

19「まぁよくわかんないからイクは深くはツッコまないの」

168「面倒にならなければなんでもいいわ……」

58「取り敢えず眠いのでち。てーとく、一緒にいこ?」

168「どこによ」

58「?ベッド」

58「提督の魚雷はお利口さんじゃなかったよ……」

提督「上手いこと言ったつもりか」

58「美味しく食べられたのはゴーヤだけどね」

提督「美味……上手くないからそれ」

58「ガーン……やっぱりゴーヤ苦かった?」

提督「苦い女ってなんだよ、那智か?」

58「那智さんは苦いのでち?」

提督「……ほろ苦い?」

58「ビターな女?」

提督「言い方変えるだけですげぇかっこいいな……」

58「ゴーヤちょっと惚れそうだよ」

58「提督にいいこと教えてあげる」

提督「なんだ?」

58「潜水艦はおっきな魚雷かっこ意味深かっことじるが大好き!」

提督「自分でカッコとか言うなや」

58「あた。ごっつんは痛いよ!当たり前だけど!」

提督「あのなお前……大きけりゃいいってもんじゃないんだよコレ

58「魚雷(意味深)」

提督「……魚雷(意味深)は。えっちしてて痛がる女の子出来るだけ見たくねぇの俺」

58「そんなの突っ込んでポルチオでイカせればアヘるんだから気にする事じゃないよ」

提督「なんでそんな可愛い顔で童貞臭さマックスなのお前」

58「可愛いだなんて照れるでち」

提督「都合いい耳してんなー」

168「あんた眠いんじゃなかったの?」

58「…………?」

168「あー……ごめん司令官。一発、一発だけ殴らせて」

提督「ダメに決まってるでしょーが」

168「アッ……し、司令官疲れてるんじゃないの?」

提督「イムヤが可愛いからもうちょい頑張れる」

168「そんな…………」

58「お手伝いする?」

提督「いらん」

58「放置プレイ……」

提督「正規空母休ませる!」

赤城「はい?」

加賀「なぜ?」

提督「ボーキがねーんだよ!なーにが大型建造じゃバーカバーカ!」

瑞鶴「計画性無いだけじゃない」

提督「取り敢えず今後の空母主力は瑞鳳と龍驤なんでよろしく……あれ?龍驤は?」

神通「遠征です。帰還は明日ですね」

提督「ファック!」

瑞鶴「馬鹿?」

足柄「やっぱ冬は熱燗とおでんよねぇ」

睦月「玉子美味しいのです~」

天龍「おい加賀それ俺のごぼ天!」

加賀「これは譲れません」

提督「譲れよ」

龍驤「遠征終わったでー!無事成功や!」

提督「おおやっと帰ってきたか、取り敢えずおでん食えおでん」

龍驤「ありがとーって熱い熱い熱い!押し付けないで!」

隼鷹「よっしゃ二人羽織だな!?」

龍驤「いらん!」

黒潮「いくでー?」

龍驤「無理無理無理無理!」

黒潮「ちゃんと指図してなー?」

龍驤「箸を下ろして!」

黒潮「ここまできて何ゆーてんねん。ほら」

龍驤「あっじぃ!?そこデコや!もっと下!」

黒潮「んー?煩くてよう聞こえん」

龍驤「なんで右いっあっっっっつ耳!それ耳!汁が入ってくる!」

黒潮「あ、滑った」

龍驤「うぎゃああああ!服!服の中!てーとく取って!」

提督「楽しそうだなお前ら」

山城「がんもどきください」

鳳翔「はい……どうぞ」

山城「ありがとうございます。あと灰皿変えてもらえますか?」

鳳翔「さっき変えたばっか……」

提督「毎度毎度芸術的な盛りっぷりだな」

山城「吸い殻盛りの山城とは私の事です」

提督「初めて聞いた」

山城「今考えましたから…………あ、煙草切れた」

提督「やらんぞ」

山城「ケチ」

龍田「はい提督」

提督「…………なにこれ」

龍田「?こんにゃく」

提督「いやそれは見ればわかるけどおでんに入ってた奴じゃないよね?」

龍田「こんにゃくにぃ、切り目を入れて~…………オナ

提督「言わなくていい!いらないから!」

龍田「そうね……提督には私がいるものね!」

提督「やめろ下着を脱ぐな」

龍田「…………ずらす方が好き?」

提督「そうだけどそうじゃない!」

提督「…………」

神通「餅巾着、食べますか?」

提督「貰う」

神通「…………お疲れ様です」

提督「ほんとにさ。これ呑んだら寝るか」

神通「そうしましょう」

提督「神通なに食う?取るよ」

神通「じゃあ……はんぺんください」

提督「あいよ」

提督「…………っはぁ」

神通「無くなりましたね」

提督「…………………………」

神通「寝ないんですか?」

提督「ごめん。これ空けたら」

神通「ふふ……お付き合いします」

提督「それ……かんぱい」

神通「乾杯」

金剛「テートクー何呑んでるのー?」

高雄「赤ワインでしょうか?」

提督「山桃酒」

古鷹「私が作ったんです。呑みますか?」

金剛「いただきます!」

高雄「それじゃあ私も」

金剛「…………んー!甘酸っぱいデス!」

高雄「インパクトの強い味……嫌いじゃないですね」

古鷹「ありがとうございます」

提督「ちょっと暖房効きすぎかな……高雄脱いだら?」

高雄「ななななない!?せ、セクハラですか!?」

提督「ちげーよ。誰も全部脱げとは言ってないだろ」

金剛「私は脱ぎマース!やっふーい!」

古鷹「暑さと酔いで壊れちゃったんでしょうか……」

高雄「だけど確かに少し暑いですね……脱ごう」

金剛「すーずしーネー!」

高雄「ふぅ……て言うか暖房を弱めれ

提督「野球拳するか!」

高雄「はぃ!?」

古鷹「最初からそのつもりで……」

金剛「テートクー!次は何脱げばいーのー?」

提督「お前はいろいろ速いよ」

提督「あとちょっとで今年も終わりか」

神通「日付変わったら……どうしますか?」

提督「神社行くかー。初詣初詣」

叢雲「私も行くわ!」

金剛「あ、私も行きマース!」

足柄「勿論私も行くわよー?」

赤城「甘酒の気配!」

扶桑「今年こそ、御神籤で、末吉以上を……」

青葉「去年とその前は凶でしたっけ?」

能代「破魔矢持って行かないと……どこにあるんですか?」

天龍「……どこだっけ?」

長門「提督の部屋の……どこだ?」

提督「忘れた」

皐月「あけましておめでとうっ!しれーかん!」

提督「はいおめでとう……その手は何かな?」

皐月「お年玉!」

提督「……はぁ、仕方ない。俺の金の玉を握らせ

龍驤「アホかぁ!」

提督「おぐふっ!」

龍驤「球あるのは知っとんねん。モノやのうて金出せゆーてんねや、わかるか?」

提督「お、おーけーおーけー!ちゃんとあるから!」

皐月「……えっと、都合が悪いなら僕後で来るよ?」

龍驤「心配せんでえーでぇ?なぁ、提督?」

提督「うっす。こちらをどうぞ……」

皐月「あ、ありがとね司令官!」

提督「どういたしまして」

翔鶴「翔鶴型航空母艦一番艦、翔鶴です。よろしくお願いいたします」

瑞鶴「姉です!」

提督「知ってるよ……よろしく。翔鶴」

翔鶴「あ、はい。こちらこそ。妹が迷惑かけてませんでしたか?」

提督「あはは、そんなこと………………無いよ」

瑞鶴「ちょっとぉ!何よ今の間は!」

翔鶴「そう……ですか」

瑞鶴「翔鶴姉もその何かを察したような苦笑いやめて!」

翔鶴「騒がしい妹ですが……」

提督「知ってるよ……」

提督「なんで皆は煙草吸ってるんだろ」

青葉「青葉もそう思って調べておきました!」

提督「おお。準備いいな」

青葉「大湊警備部の喫煙者に聞きました!『あなたはどうして煙草を吸い始めましたか?(13.12.28)』!」

提督「いえーい」

青葉「ベスト3に絞ろうと思ったんですけど、いりませんでした。3位迄で収まりました」

提督「ほう」

青葉「3位!『その他・なんとなく』。長門さん隼鷹さんなどなどですね」

提督「大雑把だな」

青葉「2位!『若気の至り』。天龍さんや飛鷹さんetc...」

提督「1位は!」

青葉「1位!『提督(司令官)が吸ってたから』。でしたー!」

提督「うっわ俺もしかして少女に悪影響及ぼしまくってる?」

青葉「そうですね」

青葉「ついでに大湊警備部煙草売上ランキングー(14.1.1)」

提督「暇なの?」

青葉「これは上から3つ紹介しましょう」

提督「はぁ」

青葉「1位!『セブンスター』!最近天龍さんが吸い始めて地味に増えましたね。ライトボックスが売れ筋。新作への評価は上々」

提督「まぁ安定して美味いからな」

青葉「2位!『カールトン』!これはがっつり龍田さんに影響されてますねー。これこんなに売れるならBATJは種類減らさなかったでしょうねー」

提督「天龍龍田の影響力半端ないな」

青葉「3位!『echo』!……まぁ言わなくても理由は明らかですね。司令官が吸ってるからです」

提督「こんなの吸う奴いんの?」

青葉「取り敢えず吸ってみようって人は憧れた人が吸ってる煙草から吸うんじゃないですか?」

提督「……軽いのにしようかな」

青葉「そう言いながら火を付けないでください」

提督「けどまぁ禁煙っていう発想には到らない。いや到るけど」

神通「出来ないんですよね?」

提督「その通りですはい……」

龍田「取り敢えず気分で適当な色んな煙草買うの辞めない限り無理ね」

提督「それも無理だなぁ……」

龍田「辞める気皆無ね」

提督「ごめんな」

神通「私は気にしませんから」

天龍「だけど普通に考えてよ、キスが煙草の味だったら嫌じゃね?」

不知火「……さぁ?不知火はそれ以外を知りませんから」

天龍「…………こう言う話は非喫煙者に聞こうか168!」

168「な、なによ」

不知火「どうですか?」

168「別になんとも……それこそ私だって司令官しか知らないもの」

天龍「なんかエロいな」

168「そっちが振ってきたんでしょうが!」

加賀「トリス」

足柄「…………クr

提督「ハイボールに決まってんだろ!」

足柄「じょーだんよ全く……あ、榛名ちゃんそこのおマメとって」

榛名「ど、ドコのですか!?」

足柄「普通に枝豆」

榛名「あ、ですよね……よかった」

提督「大丈夫か榛名」

榛名「だ、大丈夫です……大丈夫」

提督「プリン買ってきたから食べよう」

神通「こんな時間に出かけたと思ったら……寒くありませんでしたか?」

提督「寒い。指が凍える」

神通「冷たいです」

提督「…………煙草の臭い移るよ」

神通「気にしませんって言ってるじゃないですか」

提督「プリン食べにくいだろ」

神通「そうですね」

提督「………………」

神通「………………」

提督「初心者にオススメの煙草?」

翔鶴「はい」

提督「……吸うの?正規空母なのに?」

翔鶴「えと……正規空母ほ禁止なのでしょうか?」

提督「いいえ全く。そーさなぁ……なんだろ、そもそも煙草に初心者向けがあるのだろうか…………キャスターとかは?ちょっと待っててな現物あるはずだから」

翔鶴「すみませんそこまで」

提督「いーえー……あった。ほら一本…………俺も喫も」

翔鶴「あの……火」

提督「っとごめん。もっとこっちおいで」

翔鶴「は、はい」

提督「顔寄せて。先合わせたら軽く吸って…………はぁ」

翔鶴「はぁふ……思ったより吸いやすいです」

提督「それは良かった」

翔鶴「そ、それで提督」

提督「なに?」

翔鶴「スカート……そんな触られても……」

提督「あぁごめんわざと」

瑞鶴「しょーかくねぇー?」

瑞鶴「…………っかしぃなーどこ行ったんだろ」

瑞鶴「んー……お、提督の部屋だ。丁度いいし聞いてみ

翔鶴『スカー…………なっちゃいま』

提督『気に…………ら脱……いよ』

瑞鶴「!?」

翔鶴『……めてな…………優し…………』

龍田「……へぇ、翔鶴ちゃん処女なの」

瑞鶴「ヒッ!?!?」

龍田「そんなに驚かなくても……はいこれ」

瑞鶴「な、なんですかそれ」

龍田「ちょぉっと特殊なマイク。これくらいの扉なら無いかの様に中の音が聞こえるわ。あとこれ提督の部屋の合鍵。我慢出来なくなったら乱入するといいわぁ」

瑞鶴「つ、使わないし」

龍田「うふふ。じゃあねぇー」

能代「翔鶴さんが提督のお部屋に入っていく所を見ました」

隼鷹「そいつぁ……あれだねぇ……ごめん手届かない牌取って」

長門「ほら」

隼鷹「どうも……カン。もういっこちょだい」

北上「…………翔鶴は初めてに蜜柑4つ」

隼鷹「どうかな。ああ言う真面目で大人しそうなのは遊んでるもんだよ。その逆にチータラ10g……あとリンシャンね」

長門「ふむ……まぁそういう事もあるだろうな。私は清い……清かったと思うが」

能代「過去形……さて牌洗いますか」

提督「…………んー」

利根「うん?」

提督「久しぶりに吸ったらキャビンこれ意外と美味いぞ?」

利根「いや知らないが」

提督「煙管勢め……」

利根「なんで煙管だからといってそんな目で見られなければならんのじゃ」

提督「ーーふぅ。やっぱ長いのいいね。echo短いからなぁ……」

利根「安いのだから仕方ないだろう」

提督「うん。珈琲飲みたくなってきた。利根淹れてくれない?」

利根「はぁ?なんで吾輩が……全く、待っておれ」

提督「ありがとう」

普段メビウス吸ってるとアメスピが異常に長く感じるんだが間違ってないよな?

>>579
葉がっつり詰まってるし燃焼促進剤も使ってないからねぇ、普通そんな感じだと思う

ちょっと自分でわけわからなくなってきたから艦娘が吸ってる煙草と出てきたお酒まとめて来ます

神通改二無しとかまーじ……

これで神通改二じゃなかったら艦これ引退して神通ちゃんと田舎で二人静かに暮らすのもありな気がしてきた……

提督「どう?」

神通「ふふ。楽しそうですね」

睦月「そうなったら睦月もいくー!」

叢雲「はぁ?私が最初の秘書艦なのよ?私が行くに決まってるじゃない!」

雷「私も!司令官私も!」

提督「皆連れてってやるよ。そうなったらの話な」

加賀「なんの話ですか?」

提督「いや、提督業うっちゃって田舎で暮らし始めたらどうなるかなーって話」

加賀「……行かないでくださいね」

提督「もしもの話だよ……寂しがり屋さんめ」

加賀「そんな事……ありません」

轟沈の時のセリフ的に、飛龍が出てくると思ったけどなかなか登場しないな

>>598
持ってないんだよ(血涙

瑞鶴「むー……」

鳳翔「最近機嫌悪そ……あら?瑞鶴煙草吸う人だったかしら?」

瑞鶴「…………提督からパクってきました。箱ごと」

鳳翔「あらあら……反抗期?」

瑞鶴「違います……」

鳳翔「ふふ、私にも一本くれる?」

瑞鶴「あ、はい。私銘柄も味もよくわからないんですけど……」

鳳翔「ショッポでしょ?好きよ」

瑞鶴「はぁ…………はぁー」

鳳翔「どう?煙草。初めてでしょう?」

瑞鶴「……煙が、目に染みます」

提督「最近瑞鶴の機嫌が悪い気がする」

翔鶴「提督もそう思いますか?」

提督「うん……」

翔鶴「どうしたんでしょう」

提督「…………生理?」

翔鶴「違うと思いますけど……」

龍田「あなた達が原因だって教えたいけど教えない」

龍驤「なんかあったん?」

龍田「提督が翔鶴ちゃんの処女散らしてるトコロを瑞鶴が聴いてたの」

龍驤「ふぁっ!?ど、どーゆー状況!?」

龍田「嫉妬は見苦しいわよねぇ……」

足柄「あんたが人の事言えた口か」

龍田「うふふ……」

鳳翔「…………」

瑞鶴「…………寒いですね」

鳳翔「ふぁい?」

瑞鶴「寒いです。暖房聞いてないんじゃないですか?」

鳳翔「ふぅ……そうね。寒さに負けてるわ」

瑞鶴「……吸い終わりました?」

鳳翔「えぇ。戻りましょう。何か作ってあげる」

瑞鶴「ありがとうございます」

鳳翔「共犯ね」

瑞鶴「?」

鳳翔「煙草。勝手に提督の喫んだから……秘密、ね?」

瑞鶴「………………はい!」

隼鷹「お先してるぜー」

鳳翔「……はぁ。灰、床に落とさないでよ。冬は乾燥してるんだから」

隼鷹「はーいお母さん」

鳳翔「お母さんじゃありません!」

瑞鶴「……お母さん?」

鳳翔「違うわよ?」

隼鷹「ほらお母さんにプレゼント。なんかあった」

鳳翔「っとと。投げたら危ないでしょう……あぁ、懐かしい」

瑞鶴「なんですか?」

鳳翔「昔吸ってた煙草。もうなくなっちゃったのに、よく見つけてきたものだわ……」

隼鷹「ハイライトに淘汰された哀れな煙草だよ……さ、呑も呑も」

鳳翔「何かつまむ?」

隼鷹「ししゃもが食べたいねぇ」

瑞鶴「……いこい、ねぇ」

赤城「私は炙った海苔が食べたいですね」

鳳翔「はいはい」

蒼龍「あー……私かまぼこ食べたい。瑞鶴は?」

瑞鶴「私もそれ食べたいかな」

鳳翔「ちょっと待ってね……天龍ちゃん手伝って」

天龍「うぇ!?なんで!?」

鳳翔「暇でしょう?」

天龍「そんなこと……あるけどよ」

隼鷹「素直すぎるだろお前」

天龍「うるせぇよ」

足柄「柿ピー最強」

飛鷹「さけるチーズでしょ……」

加賀「スルメが一番美味しいって結論に至ったじゃないですかこの前」

飛鷹「そんなの今初めて聞いた」

加賀「世の中にはスルメにお酒入れたりするんですよ?」

飛鷹「それは知ってるけど……さけチが一番よ」

足柄「だーら柿ピーだってば……あれはお菓子として最強だから」

天龍「お菓子最強はじゃがりこでこの前決着ついただろ」

龍田「私はポッキーがいいなぁ……」

瑞鳳「酒のつまみの話から逸れてきてるわよー?」

龍田「だけどお酒にも合うじゃない。ポッキー」

瑞鳳「まぁいけなくはない……かな?」

龍田「そもそもチョコにお酒突っ込む文化があるんだから合わない筈がないのよ」

加賀「それならイカ徳利でも同じ事が

瑞鳳「あーはいはい。この話はもうやめましょう終わりが見えないから」

加賀「チッ……この勝負、預けておきます」

瑞鳳「なんの勝負よ……」

提督「この前ティーバッグをさ」

金剛「はい?」

提督「ティーバックって言い間違えたら比叡に殴られた」

金剛「あはは……うちの妹が申し訳ないデース」

提督「ややこしいよな」

金剛「ティーパックと言ってしまっていいと思いますヨ。言葉は意味が伝わればそれでいいと思いマース」

提督「次からそうしよ……おかわり貰える?」

金剛「あんまり飲むと夜眠れなくなるヨー?」

提督「どうせ夜更かしするからちょうどいいよ」

五十鈴「提督はティーバックが好きなの?」

提督「そんなことはない」

大井「やっぱり好みのショーツとかあるんですか?」

提督「言うわけないでしょ……」

五十鈴「ふーん……じゃあ神通に聞こ。じーんつー!」

提督「おいやめろ」

神通「はい?」

大井「提督はどんな下着が好きなの?」

提督「あっちょっ、おま

神通「そう……ですね。この間は紐パンツの紐を解くのが大好きだと仰っていましたよ」

金剛「提督は紐パン派と……メモメモ」

提督「メモるな!」

提督「さーて大型建造しようかな」

千代田「資材が大量に余ってるわけでもないのに……誰かお出迎えしたい娘でもいるんですかぁ?」

提督「あきつ丸をね……ちょっと」

千代田「陸の……あの娘を使うくらいなら私とか千歳お姉がいるじゃないですか。私達の方が強いですよ?きっと」

提督「強い弱いの問題じゃないんだなー……欲しい欲しくないの問題なんだなこれが」

千代田「はぁ……よくわかりませんけど。大鳳は?」

提督「あれは気が向いたら。まだいいや」

千代田「そうですか……ま、私達の整備が出来る程度に資材があるなら何も言いませんけど」

提督「すまん」

千代田「取り敢えず早く寝ません?」

提督「そうだな」

天龍「zippoなくした」

提督「そりゃあ……ご愁傷様」

天龍「まぁ昔輪投げで引っ掛けた安もんだからいいけど……さ、普通のライター使いにくくて仕方ねぇ」

提督「んー…………やろうか?」

天龍「何を」

提督「この流れ的にzippoしか無いだろうよ」

天龍「マジで!?」

提督「昔使ってたの、が………………………………あった。ほら」

天龍「さんきゅ。取り敢えずフリント交換しないとな……」

提督「無くすなよ」

天龍「当たり前」

神通「大丈夫ですか?」

提督「だいじょーぶだいじょーぶ、久々にちょっと呑みすぎただけ」

神通「それ本当に大丈夫なんですか?」

提督「ん。悪いねベッドまて運んで貰って、男なのに申し訳ないよ」

神通「普段は提督に支えて貰っていますから」

提督「申し訳ないついでにもう一つお願いしていいかな?」

神通「なんでしょうか?」

提督「コレ収めてもらえない?自分でやる気力がない」

神通「え、と……口でいいでしょうか?」

提督「寧ろ嬉しいです」

神通「それでは…………失礼します」

提督「あ、ごめん神通」

神通「ぁ……なんでしょう?」

提督「その前にキスして」

神通「…………ふふ。わがままですね」

提督「嫌い?」

神通「そういう質問は卑怯ですよ……そんなことありません」

提督「ん…………」

神通「ぁふ……ん…………はぁ」

提督「ふは…………ありがとう」

神通「こちらこそ」

申し訳ありませんが今後那珂ちゃんの出番はないです。全部解体したので

提督「もうやだ……神通と愛の逃避行したい」

加賀「何莫迦な事を言っているんですか。さぁ、新顔。来ましたよ」

提督「新顔?」

加賀「新顔」

あきつ丸「あきつ丸であります。艦隊にお世話になります」

提督「…………ぉー」

あきつ丸「あまり、歓迎されていない様ですね……」

龍田「そんな事ないわよ?貴女を迎えたくて資材使ったんですもの。ただちょっと……今日はタイミングが悪かっただけよ」

あきつ丸「成る程……自分、出直して

提督「あきつ丸」

あきつ丸「はい!」

提督「敬礼。こっちので慣れておくこと。以上」

あきつ丸「了解であります!」

提督「よし」

あきつ丸「提督殿」

提督「おうあきつ丸、お疲れ……そう言えばだけど答礼面倒だからお偉いさんいる時以外俺見つけても敬礼しなくていいよ」

あきつ丸「そう……で、ありますか。努力しますが、どうも前の風習が抜けず……」

提督「うーん……そうだな、じゃあ今度から敬礼したら罰ゲームな」

あきつ丸「中々に理不尽ですね」

提督「罰ゲームなんてそんなもんよ。はい敬礼」

あきつ丸「はい!」

提督「こう言う状況になりましたと。そしたら俺は」

あきつ丸「提督殿は?」

提督「お前のおっぱいを満足するまで揉む」

あきつ丸「ひゃあっ!?」

提督「手を下げるな!」

あきつ丸「は、はい!」

提督「俺が満足して答礼するまで姿勢崩さないこと。これが罰ゲームな」

あきつ丸「は、はぃ……ンッ……もうよろし

提督「あと5分」

あきつ丸「そ……んな……ンアッ」

あきつ丸「ん……ふぁ、て……とく自ぶ……も」

提督「……舌出して」

あきつ丸「こう、れありますか?」

提督「そう、可愛いよ」

あきつ丸「ろんらこ……んむ」

提督「レー……ュル…………はー……ほら、飲んで?」

あきつ丸「ぁ、ん……んん……はぁ」

提督「よくできました。もういいよ」

あきつ丸「は、い……あの、提督殿」

提督「うん?」

あきつ丸「その、ここまでしたら……あの」

提督「……こっからだとお前の部屋が近いな」

あきつ丸「ご招待。させてください」

島風「てーとく聞いて聞いて!」

提督「うん?どうした」

島風「今日初めて的に中ったの!」

提督「ちゃんと真面目に練習してたんだな……偉い偉い」

島風「へへ~」

提督「……で、お前は島風に先を越されて不機嫌と」

天龍「っせーほっとけ」

提督「んー……お前は片目だから色々大変かもな……」

天龍「……」

提督「的迄は届くか?」

天龍「一応」

提督「それなら数こなせばいい。下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」

天龍「まぐれで中ったって意味ないだろ」

提督「まぐれで中てた時の姿勢を覚えるんだよ。後は毎回その姿勢できっちり引けば中る。簡単だろ?」

天龍「簡単かねぇ……」

提督「ま、明らかにおかしい所は赤城が正してくれるだろ」

天龍「……頑張ってみるよ」

提督「おう」

提督「…………あ」

能代「どうしました?」

提督「いや……金剛にパイプ教えるって言って忘れてた。しかも今詰めてるの金剛にあげる予定のやつだわ」

能代「あらら……金剛さんお呼びしましょうか?」

提督「ごめんお願い」

能代「能代。了解しました」

提督「…………さて、俺のパイプはどこいった」

金剛「…………あぁ!テートク!火消えちゃった!」

提督「初めてだとそんなもんだ。ゆったり吸って、ゆっくり吹く。火つけるぞ」

金剛「…………」

提督「……おし。口の中で風味を味わって、戻す。勢いよく吸いすぎると暑くなって舌火傷するからな。煙管の時みたいにゆぅーっくりだ」

金剛「ーーーーー…………ふはぁ…………」

提督「どうですかお味は」

金剛「んー……キセルで吸ってるのより甘い感じがしマース。嫌いじゃないデス!」

提督「それはよかった」

提督「……よし。さて、パイプも煙管と一緒で吸い終わったら片付けなきゃならん」

金剛「ハイ!」

提督「が、パイプが熱いうちにマウスピース……この咥えてた所を外すと膨張率の違いかなんかは知らんが接続部分を傷付ける可能性がある」

金剛「成る程」

提督「つーわけで今は取り敢えず……このスプーンで中の灰を書き出して、パイプを乾燥させる…………あんまガリガリほじるなよ」

金剛「もっちろんデース」

提督「…………よし。で、冷めたら分解して、中をこのモールで綺麗にしてあげたら、終わり」

金剛「冷めるの待ちですネー…………そう言えば提督、このパイプと道具一式とライターは?」

提督「あぁ、お前にあげるよ。それ、パイプ用のライターだから後で使い方教えてあげる……まぁ教える程のもんでもねーけど」

金剛「やった、ありがとうございマース!」

提督「どういたしまして」

提督「そうそう。さっきは頑張って火付けたけど、自分でつける時の話な?」

金剛「はい」

提督「あれ、パイプって燃えるから」

金剛「パイプその物が、デスか?」

提督「そう。だから火をつける時はちょっと注意してあげて欲しい。ちゃんと吸いながら火を近づける。吸ってない時は離す」

金剛「了解です!」

提督「うん。いい返事。長く使ってあげて」

提督「…………だはぁ!」

能代「ど、どうしました?」

提督「いや……いつものノリでなんの心構えもなく肺喫煙して自分でビビってる。こんな重かったか」

能代「ど、どうすれば……何か飲み物でも?」

提督「あー……うん。珈琲淹れてくれるかな?」

能代「少々お待ちください!」

提督「取り敢えず……深呼吸…………はぁー、ーーーー……はぁ……よし。ちょっとクラクラするけど大丈夫だな」

能代「提督。お砂糖とミルクはどうしますか?」

提督「無しで」

能代「かしこまりました」

龍田「…………ふぅ。月が綺麗ね」

足柄「あ?……あーそーね。これで隣が提督だったら最高」

龍田「あらぁ?私じゃ不満?」

足柄「不満」

龍田「私も」

足柄「はぁー…………寒空に、煙くゆらし、春を待つ。足柄今日の一句」

龍田「明日も聞けるのかしら?それは」

足柄「気が向いたら……あ、月隠れちゃった」

天龍「提と

提督「のわっちょい!」

天龍「……どうした?」

提督「なななななんでもござらんよ!?……んっん!天龍。せめてノックくらいだな」

天龍「今更何言ってんだ?ま、いいや。龍田知らねえか?見当たらないんだけど」

提督「さ……あ?足柄と煙草吸ってんじゃないの?…………っ」

天龍「そうか……上行ってみるかな。ありがとう提督」

提督「ふぅ…………おう」

龍田「…………ふふ。イっちゃった?」

提督「お前な…………デスク無かったら死んでたぞ」

龍田「死ぬ程気持ちよかった?提督も物好き」

提督「そうじゃねぇよ…………口の横垂れてるぞ」

龍田「舐める?」

提督「舐めるか!」

龍田「自分で出しといてこれだから……無責任よね男って。お口漱いでくるわぁ」

提督「いってら……」

提督「ふぁ~……はふ」

神通「おはようございます提督」

提督「おはよう」

神通「……」

提督「ん?」

神通「髪、伸びてきましたね」

提督「……あぁ、通りで前が見にくいんだ」

神通「…………見えますか?」

提督「うん、よく見える…………ん」

神通「ん…ちゅ……おはようございます」

提督「おはよう神通」

龍田「……もう私起きていいかしら」

提督「あ、ごめん邪魔だった?」

龍田「すごく」

神通「すみません……」

龍田「まぁいいけど、よっしょ……あれ?提督私のブラどこー?」

提督「あー?お前外してきただろ」

龍田「そだっけ。ごめん神通ちゃん部屋から持ってきてくれない?」

神通「あ、はい」

提督「…………別に乳ほっぽり出して自分で部屋に戻ればいいんじゃねぇの?」

龍田「嫌よそんな痴女みたいな真似」

提督「今更何を……」

隼鷹「……げ、煙草きれた」

木曾「ん」

隼鷹「お、悪いねぇ……マルメラか」

木曾「メンソール嫌いか?」

隼鷹「得意じゃないね…………ふぅ。ハイライトのはイケるんだけど」

木曾「慣れれば……はぁ、美味いさ。これも」

隼鷹「ふぅ……ん。これ終わったら買いに行くの付き合っておくれよ」

木曾「あぁ、かまわん」

隼鷹「…………眠い」

木曾「俺はそうでも」

提督「…………おーわったーーーーっは……あれ、マッチ消えた」

摩耶「写真立ての陰」

提督「お?……おぉあったあった……ん、ーーーーふぅ」

摩耶「……窓開けるぞ」

提督「ふぁみーんだよなー」

摩耶「机に顎置きながらくわえ煙草するなよ。焦がすぞ」

提督「ふぁーい……ふはー」

摩耶「早く暖かくならねーもんかね」

提督「まだ先だろ……氷溶ける前にわかさぎ釣りたいな」

摩耶「あたしにはこの寒い時期にわざわざ氷の上に行く神経がわかんねぇ」

提督「楽しいじゃん」

摩耶「スキーとかの方がいい」

提督「あ、そ」

瑞鳳「あ、提督。暇になった?」

提督「そこそこに」

瑞鳳「のみましょ?お酒貰ったの」

提督「ん。いいね」

瑞鳳「金門高粱酒ですって。あきつから貰った」

提督「台湾酒か、実は初めて呑む」

瑞鳳「私も。楽しみ」

足柄「58度……ストレートで?」

あきつ丸「はい。台湾では冷してグッといくのが一般的だそうです」

加賀「ふむ……匂いからして強そうですね」

提督「ちなみに台湾でお酒を呑む時、乾杯と言われたら二人で一気に杯を開けるものらしい」

168「きっついわね」

提督「つーわけで山城乾杯」

山城「なんで私が……」

提督「ベロンベロンに酔った山城が見たいから」

山城「そうですか……」

提督「…………ふぅ。きっつ」

山城「…………はぁ」

提督「余裕?」

山城「いいえ……けふ」

168「私達は普通に呑みましょうか」

足柄「あんなのやってたら台湾人みんな急性アル中でお陀仏じゃないの?」

あきつ丸「普通はもう少し軽いものを呑むのでは?あれは重いらしいので」

提督「ふむ。匂いは特徴あるけど……ま、美味いな」

山城「舌火傷しそう……」

提督「唾つけてやろうか?」

山城「自分ので間に合ってます」

山城「…………ック」

提督「お?酔った?」

山城「そりゃこれだけ呑めば……酔うでしょうよ」

加賀「山城も結構強いのね」

山城「貴女程じゃ……はふ」

提督「もっとグダグダになるのを期待してたんだが……冷静だな」

山城「私は一定量呑むと前フリ無く寝るタイプ……らしいので」

提督「余裕そうなのにキャパオーバーするとフッと沈む人結構いるよな……」

山城「それです」

加賀「ここで寝ると提督に犯されますよ」

提督「やらんわ」

金剛「……ふはぁ」

天龍「お前……何それ」

金剛「ふぁい?」

天龍「今咥えてるそれだよそれ。パイプじゃねーか。この前まで煙管だっただろ」

金剛「ふっふーん。この間テートクに貰いましタ!」

天龍「はぁん……そういやそんな事言ってたかな……ふぅ」

金剛「~♪」

天龍「……提督は?」

金剛「お手洗いデース」

提督「お、天龍どうした」

天龍「いや……何しに来たんだっけな」

提督「なんじゃそりゃ」

天龍「忘れちまった。暇だしトランプでもしようぜ」

提督「遊びに来ただけかよ」

天龍「かもな。金剛やる?」

金剛「モチロン!」

天龍「なにやる?」

高雄「ババ抜きでも」

金剛「ポーカー!」

提督「神経衰弱」

19「ババ抜き!」

天龍「ババ抜き2その他2でババ抜きだな」

金剛「うぇ……ババ抜き苦手でーす」

提督「金剛はジョーカー引いた時の顔分かり易過ぎなんだよ」

金剛「煙で誤魔化しマース」

金剛「うぐぐ……」

天龍「誤魔化せてねーぞ」

金剛「提督パス!」

提督「いらんが」

金剛「No!」

19「イクはー……これ!」

天龍「じゃあ……ここか?……チッ」

高雄「いいですか?」

天龍「こい」

高雄「これで……よし。あがりです」

金剛「oh...」

金剛「やった!」

天龍「な、ちょ!タンマ!」

提督「さーこっからですよ」

天龍「……おっしこいよ!」

金剛「気合い、入れて、行きマス!」

19「イク他の人のセリフパクるのはどうかと思うのね」

金剛「むむむむ…………こっち!ったー!テンリューの負けデース!」

天龍「くっそぉ……」

高雄「じゃ、最下位はシャッフルお願いします」

天龍「チィ……」

能代「提督。夕食が出来上がり

天龍「っしゃ勝ったおらー!ナイス高雄!」

高雄「やったわね!」

能代「な、何をしていらっしゃるんですか?」

提督「ナポレオン……くっそあと2枚だったのに」

金剛「テートクトリック弱すぎるヨー……」

19「ご飯?」

能代「あ、はい。そうですそうでした。夕食の準備が出来ましたよ提督」

提督「うーっす今行くー……何時間トランプやってたんだろアホみたいだな」

天龍「楽しかったろ?」

提督「そりゃあね」

加賀「提督。何していらしたんですか?」

提督「駄弁ってトランプして煙草吸って駄弁ってトランプして煙草吸ってた」

加賀「はぁ……優雅なものですね」

提督「疲れたよ俺は」

19「かっれぇ♪カレー」

満潮「あんた盛り過ぎでしょ。太るわよ?」

19「脂肪は胸に溜まるから問題ないの!」

満潮「あっそ……」

瑞鳳「何その羨ましい身体……」

龍田「ふぁ……ぁ」

蒼龍「眠いの?」

龍田「本読んでたら寝落ちしちゃった」

蒼龍「へぇ、なんて本?」

龍田「本陣殺人事件」

蒼龍「へ?」

龍田「金田一耕助ファイル本陣殺人事件」

蒼龍「へ、へぇ……」

龍田「貸す?」

蒼龍「遠慮しとく」

龍田「そ」

望月「司令官いるー?」

提督「いるぞー。どした」

望月「ここで煙草吸っていい?」

提督「いいけど、態々俺の部屋まで来たの?」

望月「んー…………はぁ。部屋で吸おう思ったら皐月にやめろ言われた」

提督「それは可哀想に……俺もご一緒しよう。一本交換しよ?」

望月「えー?ま、いいけど」

提督「何がいい?」

望月「何でも」

提督「じゃあ……ネクストでいいか。はい」

望月「ん」

提督「マイセン6のDspecか……」

望月「ふぁー……メビウスね」

提督「メビウスって言いにくくない?……ーーふぅ」

望月「ものぐさだなぁ」

提督「望月にそれを言われるとは……」

提督「……望月ここ来る前寝てたでしょ」

望月「え?なんでわかるの?エスパー?」

提督「髪の毛ぼっさぼさ」

望月「うぇ……や、だってなおすの面倒い」

提督「女の子なんだからさぁ……ほらこっちこい整えてあげっから」

望月「あーい……」

提督「………………」

望月「……司令官がいかに遊んでるか髪の触り方でわかるよね」

提督「てきとーなこと言うなや…………ほら、マシになった」

望月「うん、中々。ありがとう」

提督「どういたしまして」

喫煙系女子とイチャイチャしたい……

ごめんなさい誤爆しました

望月「しれーかーん」

提督「んー」

望月「お菓子食べたい」

提督「右下の引き出しの奥」

望月「ここ?」

提督「そこ」

望月「お。ポッキーだ。いいねぇ」

提督「ポッキーゲームしようぜ」

望月「司令官煙草の味するからやだ」

提督「あきつは煙草吸うの?」

あきつ丸「吸ったことはあるレベルであります。上司の付き合いとしての嗜み程度で」

提督「ふーん……この中にある?吸ったことあるやつ」

あきつ丸「え、と……これであります」

提督「…………それ?マジで?」

あきつ丸「?はい。自分、未熟故に味はよくわからないので最も安かったこれを買っていた次第であります」

提督「そうか、あきつはバット吸えるのか……重くなかったか?」

あきつ丸「口腔喫煙のみでしたので」

提督「そんなもんか?……ま、いいや。それじゃ上司の一服に付き合ってもらいますかね。ほら一本」

あきつ丸「恐縮です。ありがたくいただきます」

艦娘が吸ってる(設定の)タバコ一覧
タバコ始めようかなとか銘柄変えようかなとか思ってる人はこの中から選んでみても面白いかも?

長門利根筑摩:煙管(小粋)
榛名初春:煙管(宝船)
金剛:煙管(宝船)→パイプ(ダビンチ)
日向:手巻き(チェ、ナチュラルアメリカンスピリットオーガニック)
不知火:手巻き(その時の気分ブレンド)
天龍:キャメルホワイト→セブンスターリアルスモーク
龍田:カールトンスリムメンソール
足柄:缶ピース
翔鶴:キャスターマイルド
瑞鶴:ホープスーパーライト
隼鷹:ハイライト
飛鷹:パーラメントワン100s
扶桑:べヴェルライト
山城:ダンヒルライトファインカット
木曾:マールボロメンソールライト
望月:メビウスDspecスーパーライト
あきつ丸:ゴールデンバット

提督「たこわさ美味い」

神通「蛸、何処から持って来たんですか?」

提督「知り合いに貰った。食べていいよ」

神通「それじゃあ、いただきます」

提督「おう。鳳翔ごめんおかわり」

鳳翔「熱燗で?」

提督「ん。お願い」

能代「お注ぎしますよ」

提督「ありがとう」

提督「はいよ。俺製余り物炒飯」

睦月「いただきまぁーす」

叢雲「余り物の割に豪華ね」

提督「ーーふすぅ……ま、そんなもんだ。美味しい?」

叢雲「……ん。美味しい」

提督「よしよし。塩胡椒ここな」

赤城「提督、マヨネーズありませんか?」

提督「あるけど……かけるの?」

赤城「美味しいですよ?是非やってみてはどうでしょう」

提督「いやまぁマヨネーズかけて不味くなるものって中々無いと思うけどさ……」

提督「天龍。そこのツールナイフ取って」

天龍「これか?ほら」

提督「どーも…………よし」

天龍「へぇ、葉巻用なのか?」

提督「いや、違う。ちゃんとシガーカッター付きのもあるんだけどね。俺のは違う」

天龍「ふぅん……ま、葉巻吸わない俺には関係ないけど」

提督「一回試してみればいいのに…………はふぁ」

天龍「ーーーふぅ……気が向いたらな」

提督「気が向くことのない人のセリフだな」

天龍「そんなことねぇよ」

天龍「つーかなに?提督はナイフ好きなわけ?」

提督「おう。お前も好きだろ?心擽られるだろ?」

天龍「まぁ、確かに」

提督「こーゆーのとかな」

天龍「バリソンか……いいね、かっこいいと思うぜ」

提督「今度投げナイフ挑戦してみたいとか思ってるよ」

天龍「ふぅん……あ、俺持ってるわ」

提督「マジで!?」

天龍「トランプの奴。見た時ないか?」

提督「ないよ。今度見せて」

天龍「どこやったかなー……」

龍田「…………」

翔鶴「話についていけなくて暇って顔」

龍田「してた?」

翔鶴「はい」

龍田「ふぁ……ま、聞いてるだけでもそこそこ面白いわよ。何言ってるかは全く理解出来てないけど」

翔鶴「確かに……」

龍田「…………ふぅ……もう一本吸ってこ」

翔鶴「それじゃあ私も」

龍田「ん」

翔鶴「どうも……はぁ…………よくもまぁナイフだけであそこ迄話が」

龍田「ちょっと尊敬しちゃいそ……しないけど」

提督「でな?昔仲間内で流行ってたわけよ。ナイフ回し」

天龍「おう」

提督「で、友人が落として足の指切ったのよ!思いっきり」

天龍「はははは!笑えねぇな!」

龍田「笑ってんじゃない……」

翔鶴「このお酒美味しいですね」

鳳翔「でしょ?私のお気に入りなの」

提督「その後で上官に叱られてナイフ全部没収されてやんのそいつ」

天龍「馬鹿だ!そいつ馬鹿だな!」

隼鷹「ロン」

北上「あ、あたしもそれ」

長門「なん……だと……」

瑞鶴「危なかったー……」

足柄「ねーねーこんごー」

金剛「ハイ?なんですかー?」

足柄「女体盛しよう!」

比叡「ぶふぉ!」

金剛「にょたいもり?なんですかソレ」

足柄「脱い

比叡「しなくていいですから!」

足柄「じゃああんたやる?」

比叡「誰がやるか!」

足柄「つっまんないわねー」

金剛「よくわからないので、足柄やってみてヨ」

足柄「はぁ!?やるわけないでしょ!」

龍田「つっまんないわね」

足柄「あ゛ぁ?」

提督「やーきゅう。するーなら」

足柄「こーゆー具合にしやしゃんせ」

提督「アウト!」

足柄「セーフ!」

提督「よよいのよい!」

足柄「……っしゃ!」

龍田「ひゅー!そのまま全部脱がしちゃえー!」

足柄「任せなさーい!」

提督「くっそ……」

加賀「靴下はダメですよ?」

提督「なんでやええやろ!あーもうわかったよ上着脱ぐよ上着!」

足柄「さー次行くわよ次!」

不知火「……フッ」

提督「おい鼻で笑われたぞどういうことだ」

龍田「いや、パンツとシャツと靴下だけの提督中々に面白いわよ」

足柄「取り敢えず私何脱ごうかしら。提督のリクエスト聞いてあげる」

提督「あ?そーだな……ブラ」

足柄「な、なんで上着の前にブラ脱がせるのよ」

提督「脱ーげ、脱ーげ」

58「ぬーげ、ぬーげ」

足柄「あーわかったわよ…………ほらぁ!提督にプレゼント!」

提督「や、いらないです」

足柄「酷い!」

168「……ふふ、ごめなさい…………ふふふ」

提督「…………」

赤城「紳士スタイルの提督、素敵ですよ!」

龍田「ネクタイいる?」

提督「いらんわ!」

足柄「こ、これで最後にしましょうか」

提督「そうだな……ここでお前の上着を脱がせて上半身ひん剥いてやる!」

山城「…………悪趣味」

提督「るせー!おら行くぞ足柄!」

足柄「かかってらっしゃいな!」

提督「負け……た……」

龍驤「よっしゃようやった足柄!」

足柄「おほほほほ!これが私の実力!」

蒼龍「はーい提督はパンツ脱ぎ脱ぎしましょーねー」

提督「や、お前ここでこそ靴下だ、やめ!おい!誰か助けてー!」

神通「ご愁傷様です」

能代「敗者は敗者らしく」

提督「お前らだけは味方だと思ってたのにぃー!」

足柄「はーい誰か提督のパンツ欲しい人ー!」

提督「不知火煙草巻いてよ。俺に」

不知火「はいぃ?」

提督「そんな嫌そうな顔すんなよ……結構傷付くよ」

不知火「はぁ……なんでもいいですか?」

提督「メンソ以外」

不知火「そうですか……フィルターは?」

提督「いらない……あ、ローラーとか道具使わないで巻いて」

不知火「面倒な…………そこにある赤い箱。ペーパー入っているので取って頂けますか」

提督「ん」

不知火「葉は……いい感じね…………」

提督「綺麗に詰めるね」

不知火「馴れていますから…………レー……ふぅ。はい、どうぞ」

提督「よっしゃ!不知火の唾液付き煙草ゲットだぜ!」

不知火「また莫迦みたいな事言って……」

不知火「…………ふぅ」

天龍「んぁっ、なんだよ煙こっちに吹くなビビる」

不知火「あぁすみませんわざとです」

天龍「だろうなぁ!」

不知火「……はぁ。まぁ喫煙所で煙被るのは仕方ない事かと」

提督「俺の部屋だけどな」

天龍「確かに……」

提督「俺の部屋だけどなー?」

天龍「そう言えば不知火もマッチなのな」

不知火「折角自分の好みに混ぜたのに……ふぅ。オイルの匂いが付くのは嫌ですから」

提督「マッチ着火最強説」

天龍「はいはい提督は黙っててな」

提督「俺の部屋なんですけどー?」

神通「提督は私とお話しましょう?」

提督「ん、おう…………喫む?」

神通「いただきます」

金剛「テートクー。これはなんデスか?」

提督「ん?あぁそれ?加湿ボックス」

金剛「タバコを?」

提督「そう。ものにもよるけど煙草は加湿してあげると美味しくなるのさ、って榛名とか言ってなかった?」

金剛「んー……言ってた気もしマース」

提督「俺はこの時期乾燥して煙草辛すぎるの嫌だから、そうやって加湿しとくの」

金剛「なるほどなー」

提督「詳しくは不知火に聞くといいよ、あいつシャグの管理ばっちりだから」

提督「マッチ切れたぁあああ!…………はぁ、天龍火くれ」

天龍「またかよ……ほら、ストック多めにしとけってんだよ」

提督「買い物はちまちま派なんだよ……ーーふぅ」

天龍「あっそ

島風「今のどうやったの!?」

天龍「どれ?」

島風「ライター片手で!しゅぴーん!て!」

天龍「あぁ……これ?」

島風「それ!かっこいい!」

天龍「だろー?」

提督「俺も出来るけどな、トリック……」

天龍「まぁこれ簡単なんだけどな、こう持って……人差し指と中指内側に滑らせて手首捻る感じで……こう」

島風「おー!」

天龍「ほら、やってみ」

島風「うん!」

島風「……それっ!」

天龍「惜しいな。蓋上がったぞ」

島風「指痛くなるー……」

天龍「それは仕方ない」

鳳翔「提督」

提督「あいよ?」

鳳翔「赤酒余ってるんですが呑みませんか?」

提督「調理になり使ってもいいよ?」

鳳翔「たまにはなんでもない時に呑むのもいいと思いまして」

提督「んー……そうだな。持ってきて」

鳳翔「はい」

提督「…………」

足柄「呑むの?」

提督「呑むよ。つまみ持ってこいつまみ」

足柄「りょうかーい」

島風「できたっ!」

天龍「やるじゃん。島風は飲み込み早いな」

島風「へへー。だってしまかぜだもん!」

天龍「そう言うよくわからん自信好きだぜ」

加賀「何が出来たの?子供?」

提督「誰のだよ……」

島風「これをね!……ほら!」

加賀「あら、凄いじゃない。後で私にも教えてね」

島風「もちろん!」

天龍「取り敢えずzippo返せな」

高雄「提督ーお酒呑むって聞いたので肴持ってきました」

提督「ありがとう。何?」

高雄「赤カブ漬けです」

提督「やった。大好き赤カブ」

高雄「よかった……」

北上「お屠蘇と同んなじ味だ」

提督「同じ酒だしそりゃあね……」

赤城「この赤カブ美味しい……」

高雄「気に入っていただけたなら嬉しいです」

提督「高雄が漬けたの?」

高雄「はい。鳳翔さんに教えていただいて……そもそも赤カブを提督がお好きだと言うのは神通さんから聞いたんですけど、我ながら上手くいったと思います」

提督「うん、美味いよ。箸止まらん」

高雄「まだまだありますので」

赤城「本当ですか!?」

提督「お前は抑えろ。俺の分が減る」

龍田「そう言えば豆撒きしたけど恵方巻き食べてないわね」

提督「そうだな」

龍田「ふむ…………はい」

提督「なに」

龍田「脱いで?」

提督「なんでだ!?」

龍田「物は無いけどモノはあるじゃない」

提督「食べられないから!」

不知火「飲み物ですからね……」

19「正確には飲み物が出てくる蛇口なの」

鬼怒「亀の頭みたいな形した?」

山城「…………ちょっと面白いわよそれ」

提督「そこ!色々やめろ!」

鬼怒「もうすぐバレンタインだね提督」

提督「あー……そうだな。そうだった」

鬼怒「期待しててね!」

提督「期待してる。お返し準備しないとな」

鬼怒「鬼怒は提督に愛して貰えるならお返し無くてもいいよ?」

加賀「性的な意味で?」

鬼怒「ちちち違うよぅ!?」

加賀「本当かしら……いいのよ?全身にチョコ塗って『私を食べて?』とかやっても」

足柄「成る程……」

鬼怒「その手があったか……」

提督「無いよ」

龍田「本命を沢山貰う人はお返しに義理と本命があるわけよね」

霧島「で、その本命お返しは神通さんが貰うと」

金剛「かなしーネー……」

比叡「私はお姉さまにチョコ渡しますよ!」

金剛「ありがとー比叡。友チョコってやつですネ」

比叡「え、いや違

霧島「金剛お姉さまはそもそもチョコ作れるんですか?」

金剛「………………アハッ」

霧島「……後で教えますので」

金剛「よろしくお願いしマース」

高雄「提督?」

提督「……ん?高雄か」

高雄「どうかされましたか?ボーっとしていましたよ」

提督「いや、お酒と雰囲気と美味い肴のせいで酔いがはやくてな」

高雄「あらあら……ふふ。無理はしないでくださいね」

提督「そーだな……よし。寝るか高雄」

高雄「ふぇっ!?私も!?」

提督「無理?」

高雄「そんな事!……あ、その……シャワー浴びてきます!」

提督「いや別にい……行っちゃった」

天龍「ん?お。おーい神通」

神通「はい?」

天龍「改二おめっとさん。それ新しい武装か?」

神通「ありがとうございます。そうなりますね。新しい装備です」

天龍「いいねぇ……さ、早く着替えて提督んとこ行ってきな」

神通「はい。じゃあ、失礼しますね」

天龍「おーう…………………………………………?なんか違和感が」

足柄「神通はどこだぁ!?」

天龍「な、ど、どうした?」

足柄「あ?天龍?神通見てない!?」

天龍「さっき提督の部屋に行ったみたいだぜ」

足柄「なんですって……早く追いかけるわよ来なさい!」

天龍「ほんと何があったんだよ」

足柄「あんた見てないの!?」

天龍「何を」

足柄「あの子の左手薬指よ!」

天龍「……嗚呼、違和感の正体はそれか」

叢雲「……何かいい事でもあったわけ?」

提督「なんで?」

叢雲「顔すっごい緩んでるからよ……呉の頃からあんたとは一緒にいるけどそんな顔中々見ないわ」

提督「そっか……いやまぁ色々な」

叢雲「ふーん……あっそ」

提督「うん」

叢雲「……あーあ、私が最古参なのに。別に悔しくないけど」

提督「はっはっは心配すんないなくなる訳じゃないんだから」

叢雲「当たり前でしょ……さて、そろそろ神通戻ってくるだろうし私は帰るわ」

提督「そうか。じゃあまたな」

叢雲「ええ、また…………あ、そうそう」

提督「ん?」

叢雲「指輪、似合ってる」

提督「…………ありがとう」

3日前の続きから

神通「提督。失礼します」

提督「お?……おぉ、素晴らしいな!」

神通「ありがとうございます」

提督「いやぁ……しかし……」

神通「?」

提督「…………なんでもない。ありがとう神通、色々と」

神通「私は……何も。私こそ提督にはお世話になってばかりで」

提督「だから、ありがとう。神通が俺のそう言う対象でよかったと本当に思うよ」

神通「それはきっと。偶然です」

提督「偶然?」

神通「必然ですか?」

提督「運命でしょう。これは」

神通「……提督はよく真顔で恥ずかしい事を言います」

提督「嫌い?」

神通「嫌いでは無いです、好きかはわかりません……でも、嬉しいです」

提督「嬉しい……嬉しいね。そっか、嬉しいよ」

神通「はい」

提督「これからも、沢山よろしく」

神通「はい……」

足柄「…………あれはなに」

天龍「……あれが既婚者だよ」

金剛「愛人の私達にはいまいち理解出来ない会話の流れですネ……」

北上「富野節?」

天龍「いやそれは違う……」

金剛「なんですか?それ」

足柄「知らなくていいわよ」

龍田「………………二人の世界。いいわね、あのレベルで色々すっ飛ばしても会話が成り立つ関係って」

加賀「なりたかったですね……あれに」

不知火「彼女よりも先に貴女が提督と出会っていればなり得たのでは無いかと」

利根「だったら今頃叢雲じゃろあそこは……」

北上「真面目に運命の仕業?」

叢雲「かもしれないもね………………アホらし」

鳳翔「あら?もう戻ってきたの?」

金剛「いやぁ……アハハ」

足柄「……生と枝豆」

龍田「私も……加賀は?」

加賀「いただくわ……」

叢雲「私コークハイ……」

鳳翔「……な、何があったの?皆テンション低いけど」

金剛「えっと……テートクと神通を覗き見してたら……その」

不知火「見つめあって誓いの口付けをしてから」

天龍「どちらからともなくベッド雪崩れ込んだ」

鳳翔「あらららら……それでこれ」

天龍「焼酎。お湯で」

鳳翔「高いの。開けるわ」

天龍「すまん」

足柄「おかーわり!あと誰か私の部屋から煙草取ってきて!」

隼鷹「しゃーねーな……」

足柄「はーほーんとまーあーうーあー……あーーーー」

龍田「ーーーふぅ。たまには重いのもいいわ」

木曾「セッターか……ディープメンソール」

山城「体に悪そう」

不知火「…………」

瑞鶴「…………」

山城「何か?」

瑞鶴「それここ来てから何本目?」

山城「さぁ?貴女は今迄に食べたご飯粒の数を覚えていますか?」

瑞鶴「難易度高っ!?て言うかそれ絶対煙草と並ばないわよ!」

山城「当たり前……頭大丈夫?」

瑞鶴「コロス」

翔鶴「ど、どーどー落ち着いてー」

提督「ふぁ…………ぁふ。ね

足柄「リア充滅殺!」

提督「のっふぉ!?」

足柄「……っ!?」

神通「もう夜中ですから……お静かに、ね?」

足柄「は、はい」

白雪「……………………パンチを片手で綺麗に受け止める人私初めて見ました」

初雪「私も……」

吹雪「それより神通さん目が怖いよ……」

足柄「うわーんタツえも~ん!」

龍田「君は実に莫迦だな」

足柄「まだなんも言ってないわよ!」

龍田「莫迦は喋らなくても莫迦よ。で、どうしたの?任務失敗?」

足柄「最強の護衛が……神通が……」

龍田「あー…………それは無理ね。お疲れ様」

足柄「怖かったーあの子今日不機嫌?」

龍田「本人は絶対口に出さないけど……ごめんそこのライター取って…………ん……ふぅ。最近提督が忙しくて構って貰えなかったから寂しいんでしょうよ」

足柄「日を改めるしかなさそうねこの任務」

龍田「そうね」

由良「どんな任務?」

龍田「提督を眠らせて縛って犯しちゃおうミッション」

由良「…………」

龍田「冗談よ」

由良「冗談に聞こえない……」

龍田「バレンタインのお返し貰ってない!」

鬼怒「香水貰ってたじゃん」

龍田「ホワイトデーなんだから白いものでしょう普通!」

鬼怒「チョコとか?」

龍田「精え

鬼怒「勝手に貰ってこい!」

龍田「あん」

龍田「そんなワケでこれくらい出せる?」

提督「お前人間が一回の射精で出す精液の量を知っててその1リッターペットボトル俺に差し出してる?」

龍田「2リッターくらい?」

提督「溢れるわ!」

龍田「溢れるの!?」

提督「溢れねーよ!処女じゃねーんだからわかるだろ!」

龍田「なぁんだ。つまんない」

提督「…………おい」

龍田「なぁに?」

提督「重い」

龍田「そ」

提督「鍵かけてないぞ」

龍田「その時は……その時」

提督「そ」

熊野「御機嫌よう!わたくしが重巡、熊野ですわ!」

提督「御機嫌よう?ようこそ大湊へ」

熊野「なんだか……タバコ臭いですわね」

提督「あー……悪い龍田だわ」

龍田「ちょっとー、何私の所為にしてるのよ提督もでしょ?」

提督「あいつ嘘つきだから」

龍田「あーもうこの人は……」

熊野「仲がよろしいんですね」

龍田「やっぱりそう見える?」

提督「そうでもないけどね」

北上「もう朝の5時だ…………ぬ……」

隼鷹「マジかーポン」

長門「鳴くなぁ……ふむ…………」

あきつ丸「あまり眠くないであります」

北上「そーれーじゃーない……」

隼鷹「……ごめんライター取って」

あきつ丸「どうぞ」

隼鷹「さんきゅ…………ふぅ」

長門「これ……か」

あきつ丸「…………ツモ」

長門「なんだと」

あきつ丸「ホンイツイッツー中ドラ1であります」

長門「なん……だと……」

北上「8000?」

隼鷹「ん……あきつちゃん結構強いじゃん」

長門「しかも次親じゃないか?」

あきつ丸「今日は風向きがいいであります」

金剛「?ニューフェイス?」

榛名「あ、本当だ。熊野さんですね。熊野さーん」

熊野「はい?あら、金剛さんに榛名さん。今晩は」

榛名「こんばんは。今から寝るところですか?」

熊野「いいえ、まだこの警備府の施設をあまりよく把握していないので夜のうちに見ておこうと思いまして」

金剛「それなら私達について来るネー!」

榛名「鳳翔さんの所。行きました?」

熊野「まだですわ。何かあるんですの?」

金剛「この警備府の全て?」

榛名「良くも悪くもですね」

熊野「成る程。是非」

金剛「Let's Go!」

金剛「たのもー!」

榛名「それは違うと思いますよ姉さま……」

足柄「金剛姉妹……と新顔じゃない。はろー」

熊野「は、はろー?」

瑞鶴「あの人酔うといっつもあんな感じでしかも簡単に酔うからあんまり絡まない方がいいよ……」

熊野「はぁ……」

加賀「やはりスルメはいい物ね……」

初春「七味マヨをかけると尚良い。ちとかろりーが気になるがの」

赤城「マヨネーズは何にかけても美味しいです」

千歳「もうその主張は何回も聞きましたから……ね?」

赤城「いえしかしですね……」

陸奥「スキップ!」

長門「なっ……陸奥お前……」

陸奥「これしか出せなかったのよ!」

羽黒「ええと……リバース」

長門「愛してるぞ羽黒。ドロー4だ陸奥」

陸奥「にゃっ!?」

熊野「なんと言うか……カオスですのね」

榛名「こう言う所です。ここは」

提督「あ゛ー疲れた」

天龍「雪死ね……」

長門「眠い……」

神通「お茶淹れてきますね」

天龍「よろしく……」

提督「明日も降ったり?」

霧島「明日の天気はいいそうです」

提督「えがったー……明日も積もられたら死ぬわ」

天龍「お茶飲んだら風呂入ろ……」

提督「俺も……」

利根「……一つだけ警告しておくぞ」

鈴谷「なんでしょ?」

利根「神通は……いつも提督の側にいる女は怒らせるな。よいか?」

鈴谷「?はぁ、りょーかいっす」

利根「ん。ほれ、行ってこい。お前さんは提督には気に入られそうじゃの」

鈴谷「そうだといーな。失礼しまーっす」

提督「鈴谷キターーー!」

神通「おめでとうございます」

瑞鶴「呑みのパターン?」

提督「いつも通りで!」

加賀「つまり呑みのパターン」

龍田「呑みのパターンね」

足柄「呑みなのね!」

鈴谷「あはは……楽しそうな処だね。よろしく提督」

提督「おう」

不知火「好きな肴は?」

鈴谷「んー……おでんとか?こんにゃくが好きでさ」

提督「おでんはこんにゃくだよなやっぱ」

鈴谷「提督もそう思う?さっすがー」

鳳翔「おでんね、次には仕上げておきましょう」

鈴谷「マジですか?あざますホント好きなんですよおでんのこんにゃく」

龍田「……鈴谷ちゃんまーじチャラい」

鈴谷「そんな事ないですよぉ」

天龍「あれだろ。不良?」

能代「天龍に言われたくは無いかと……」

鈴谷「そうですよぉしかも私非喫煙者なのに」

不知火「それは関係ないでしょう」

58「股がゆるそうでち」

鈴谷「ひど!」

足柄「ゴーヤの親父くさい発言はなんとかならないものかしら」

高雄「厳しいかと……」

鈴谷「私尻軽じゃないよ!だって重巡だよ?」

天龍「それがどうした」

龍田「思考回路が足柄みたい」

提督「やめろよ可哀想だろ」

足柄「提督のその一言で私は確実に傷付いたわ」

利根「と言うかお前さん。もしかして処女か?」

鈴谷「へ?」

日向「お?固まったな」

鈴谷「なななななはなななななななな!?」

日向「落ち着け」

龍田「ビッチぶったピュアかよつまんねー……」

瑞鶴「心の声漏れてる漏れてる」

鈴谷「や、だってほらえーと……ちょっとそこの大人しそうなキミ!」

白雪「…………?私ですか?」

鈴谷「そそ。ほら、この子とか絶対私の仲間だって」

日向「あー……提督?」

提督「いやー…………そう言う話題に男が入ったらダメでしょ?」

天龍「今更何言ってんだコイツ……」

鈴谷「え、ちょ、ま……ね、ねぇキミ。提督とその……ほら、あの……えっちぃことしたこと……ある?」

白雪「………………っーーーー」

鈴谷「えー………………えーーーー?なんで提督に熱い視線を送ってるのなんで足もじもじし始めたのなんでなんでなんで!?」

利根「……傑作じゃな」

日向「耐性無さ過ぎるだろう……」

鬼怒「青葉ちゃんここの処女率とか調べて無いの?」

青葉「そこまでやったら憲兵にしょっぴかれちゃいますよ……」

鬼怒「だよね」

青葉「て言うか知ってるって言ったら青葉絶対キモがられるじゃないですか嫌ですよそんなの」

荒潮「まぁ調べなくても大体わかりそうですけどねぇ……うふふ」

青葉「調べたわけじゃありませんが空母群の処女率は0%ですね多分」

鬼怒「あきつちゃん即堕だったもんなぁ……」

あきつ丸「……名前を呼ばれた気がするであります」

愛宕「あれじゃないかしらぁ」

あきつ丸「?」

愛宕「あそこで話してる巨乳2人組みたいになるにはどうしたらいいんだ!みたいな話をしてるのよ。きっと」

あきつ丸「大きくていい事なんて別に無い……と、ここに来る迄は思っていたであります」

愛宕「よかったわね。提督が提督で」

あきつ丸「…………はい」

愛宕「まぁ私もお陰で可愛がって貰ってるから。お乳様には感謝しなきゃ」

川内「……なんで酔った大人は下ネタに走るんだろう」

名取「あはは……普段は喋れないからじゃないかな。酔ったテンションじゃないと喋れない事もあるでしょ?」

川内「そうだけどさ……あれらは別に酔って無くても下ネタ言いまくってる気がしてるんだよね私」

響「愛欲に溺れたい?」

川内「お願いだから急に話に混じってきて急に話を掻き回さないで頂戴……」

響「申し訳ない。川内は未だ処女だと聞いたものだから」

龍田「え、そうなの?」

川内「な、何さ。別にいいじゃん」

龍田「あの夜から何も成長していな…………?そう言えばあなた達よく一緒にいるわね」

名取「!?」

龍田「…………へぇ?…………へぇ?」

川内「なんだよ……」

龍田「いいえ?……今度私も混ぜてね。名取、ちゃん」

名取「…………」

龍田「ふふ。かーわい」

龍田「と、言うわけで別に百合の園へ入るのもいいと思うわよ私は」

日向「寧ろ男より女が圧倒的に多いここで、女同士がそうなるのは自然な事に思える」

利根「吾輩は嫌だがな」

日向「そうか?神通にしか真愛を向けていない提督より。愛を向け会える同性との方がよいかもわからないよ」

利根「先ず女を愛するところから吾輩にはハードルが高い」

龍田「堕としてあげようか?」

鈴谷「指をわきわきするなぁ!」

龍田「なぁにこっちの話もダメなの?」

天龍「俺らもこれくらいピュアだった頃に戻りたいな……」

鳳翔「今の私がピュアじゃないみたいじゃないその言い方。辞めてよ」

加賀「まぁ私も赤城さんとなら……」

金剛「マジデスか?私は無いデスねー」

長門「一回試しにやってみたらどうだ?喜んで協力してくれるだろう金剛の妹達は」

金剛「や、別にキョーミないですし」

山城「今度何人かでの時さりげなく体験させてあげる」

金剛「い、いらないデース」

長門「?そう言えば提督と神通が居ないな」

加賀「さっき2人で出てきました。夜風にでもあたりたいんでしょう……2人で」

長門「成る程」

山城「……煙草切れた」

長門「ん」

山城「どうも……紙巻き?しかもラキスト……」

長門「たまに吸うやつだ。減らしてくれ」

山城「へぇ……いただきます」

提督「ーーーふぅ……ちょっとだけ、暖かくなったな。大湊も」

神通「そうですね。もうすぐ春です」

提督「まだ春か……ここにきて1年も経ってない」

神通「あの頃に比べて騒がしくなりました」

提督「そう……だけどまだまだ……まだまだだ。この程度で満足はしてない」

神通「はい」

提督「何処まで行けるかわかったもんじゃないけど。着いてくるな?」

神通「貴方と共に、行ける所まで。この神通は着いて行きます」

提督「…………よし。戻ろう。風邪とかひくと面倒だ………………ン」

神通「ぁ…………ハァ……はい、戻りましょう…………ふふ」

提督「なんか面白かったか?」

神通「いいえ。ただ……提督のキスは、煙草の味ですね」

To Be Continued?

残り50切っちゃったので打ち切りエンドです

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月27日 (木) 23:56:28   ID: IB3GjSo5

面白い

2 :  SS好きの774さん   2014年03月29日 (土) 00:33:33   ID: y3pVtmTZ

イイね こういうの好きよ

3 :  SS好きの774さん   2015年01月15日 (木) 14:14:43   ID: FBX6SdqY

ヤリチンヤリマン鎮守府はNG

4 :  SS好きの774さん   2015年02月23日 (月) 06:03:33   ID: Uxmy8Ohr

酒、煙草、そして女、、か

5 :  SS好きの774さん   2015年03月18日 (水) 00:09:17   ID: ra_1pOMN

大人の鎮守府もいいよねぇ

6 :  SS好きの774さん   2015年08月04日 (火) 04:33:09   ID: l8oG009s

龍田愛煙のカールトン吸ってみようかな

7 :  SS好きの774さん   2015年10月23日 (金) 10:40:27   ID: gLmaIZ35

この人のはおもしろい

8 :  SS好きの774さん   2016年05月02日 (月) 06:02:14   ID: mvGvuZ1M

きめえ

9 :  SS好きの774さん   2016年11月28日 (月) 12:50:03   ID: TTYLc2Ir

普通にこういう世界観すき
ってかこんな長いSSみて批判コメしてるツンデレ君まじ可愛い

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