【艦これ】提督「……え?俺が提督?」★6【安価】 (997)

・無能な>>1
・独自設定だらけです、お気を付けて

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戦闘についてのテンプレは前スレに載っています
わからないことがあれば質問して下さい

ここまでの登場人物紹介



提督…現代からやって来た提督。女であれば歳など関係ない。

吹雪…メインヒロイン。やったね。

金剛…影がそろそろ薄くなってきた。デース…。

榛名…初めてのお相手。出撃する度に大型艦を沈めて帰る無敵艦。小破もしたことがないはず。

鳥海…紅茶を飲む。理知的な娘。

愛宕…男が苦手なあたごん。そろそろ私が設定を忘れそう。

如月…設定を全く書いてなかった。

北上…ハイパー北上さま。提督の事は物凄く好き。大井っちと仲直りした様子。

龍驤…古参なのに。というか古参がだいたい不憫。

翔鶴…提督ラブ姉。しゅらばー。

夕立…っぽい。色々あるの。

瑞鶴…提督ラブ妹。エロい。

千代田…今考えると確かに1人設定が鬱屈としてる。マイルドにした方だってのはほんと。鬱々しい話書くの好きなの。

大和…なんだかんだ優遇枠。そろそろマックスね。

加賀…正妻空母。過去を知る。

大井…ハイパーズの素直じゃないほう。北上さんと仲直りした様子。

電…あなたの側にいる駆逐艦がいます。

千歳…酒好き。千代田も好き。0時時報を聞きたいがためにセット。

赤城…飯を出せ。それだけだ。ってキャラじゃないからね。

足柄…年齢は結構気にしてる。うにゃー。

時雨…かわいい。

雷…最初はこの娘があの設定でした。どーすっかな。

大鳳…装甲空母。ところでガス漏れってもしかしておなr…

空母ヲ級…鹵獲した空母『ワスプ』。イメージ的にはeliteがエセックス級、flagshipがミッドウェイ級。勝てるかボケ。心をオープン。

妖精…工廠の妖精。妖精君はオリキャラみたいなもんやし。

搭乗妖精…隊長機を駆る妖精。忠誠心は誰にも負けない、と思う。

水偵妖精…まるで無線通信してるみたいだけど実際は打電です。だって文章にしにくいじゃん?

彩雲妖精…打電なのは変わらない。でも速い。橘花やらの方が速いが。

猫娘…セーブポイント娘。どのルートでもだいたい同じ結末を辿る予定。

任務娘…大本営より任務を伝えに来る娘。一体何者なんだ…。どのルートでも(

間宮…鎮守府内甘味処『間宮』の女将。本気で出番は無い。いつぞやのスレで改造したがな。


テンプレここまで。人物紹介は書きたいだけ。

戦闘シーンってあんなんでいいのかな
もっと長く細かにしたほうがいいんだろうか
海戦を書くのは難しいね、いっそキンクリするか…
とふと思ったのでできればご意見お願いします
投下は夜です

申し訳ありません、どうしても今日はやれそうにない
テンポは確かに悪いですね、修正していければ、といつも思っているけれど一向に良くなっていません
ちょっと無能すぎんよー

明日相当早いから時間は少ない ポジれるならポジるんやけどね、ポジ要素がないねん


提督「……」

夕立「……」

夕立の細い身体を、無言で抱く。

それは、微かに震えていた。

夕立「……夕立は、…ただ、てーとくさんの役に立ちたかったの…」

夕立「そして、…そしてね?…褒めて、欲しかったの…」

提督「…うん」

夕立「……それで、いつもみたいに一緒に遊んで、ご飯、食べて…」

夕立「…ただ、それだけだったのに…それだけを望んだのに…」

夕立「あの時、病室で、てーとくさんが休め、って言った時」

夕立「夕立、見捨てられたんじゃないかって…思って…、頭、真っ白になって…」

夕立「どうすればいいんだろうって、ずっと考えてたの…」

夕立「そしたら、どんどん…どんどん、頭、痛くなって」

夕立「……夕立、やっぱり駄目だったんだ、よね」

提督「…違う、悪いのは俺だ…夕立、お前は何も悪くないんだ」

夕立「……わかんないの…わかんないの、もう」

夕立「色んな感情が、ぐるぐる混ざって」

夕立「…さっきみたいに、まるで自分じゃないようになって…」

夕立「わかんない……夕立は、どうしたら良いの…?」

提督「……夕立」



>>+2(BAD2、正解1)


A.「…俺は、いつもの夕立が一番好きだ」

B.「俺は、優しい夕立が好きだ」

C.「……大丈夫、治せるよ、これから」




提督「…俺は、いつもの夕立が一番好きだ」

夕立「……いつもの…?」

提督「優しい、いつも楽しそうに笑ってる夕立が、…一番」

提督「…だから……ごめん!」バッ

夕立に向かって、深々と頭を下げる。

夕立「…て、てーとくさん?」

提督「夕立の気持ちも考えずに…色々、考え無しに言ってしまって」

提督「俺の自己満足を、押し通そうとして…」

提督「……本当に、ごめん」

夕立「………」

俺の言葉を、夕立はただ黙って聞いていた。

その表情は、頭を下げた俺には見えない。

夕立「…ねぇ、てーとくさん」

沈黙の後、夕立はポツリと言った。

夕立「……夕立は、変わらなくて良いのかな?」

提督「…うん、…良いんだ、そのままで」

夕立「…そっか」

そう言うと、夕立は軽く息を付き、続けた。

夕立「ね、…顔、上げてよ?」

提督「………」

促されて上げた視線の先の夕立。

彼女は、いつものごとく笑っていた。

提督「…ごめんな、…俺が色々言ったせいで」

夕立「ううん、良いの」

夕立「……あのね」

夕立「…夕立が、悩んでた理由、わかったよ」

提督「え?」

夕立「…夕立は…提督さんが好きだったっぽい…ううん、好きなの」

提督「…は?え?」

夕立「さっき、提督さんが…好きって言ってくれて、嬉しかった」

夕立「…その時に…もしかして、提督さんのことが好きなのかなって…そう思ったらさ、心の中、すごく、スッキリしたんだ」

夕立「きっと…夕立は、提督さんの側を離れるのが、怖くなってた」

夕立「…だから、悩んでたんだね」

胸の辺りに、ぽふ、と夕立が身を寄せる。

その頭に手をやると、くすぐったそうに笑った。

ホント短いがとりあえず終わったのでここまで ゆっくりやりたい



夕立「…ごめんなさい、色々、迷惑かけて」

提督「……いや…その」

夕立「……驚いたっぽい?」

提督「ま、まぁ…な」

夕立「…ふふ、そっか…じゃあ」

夕立「もっと、驚かせてあげるっぽい!」チュッ

提督「……へあ?」

と、固まった視線の先には、夕立。

その鼻先が俺にくっつくほどに近付いていた。

夕立「…えへへ…てーとくさんとキスしちゃったっぽいー!」

提督「……嘘ぉ!?」

電「……残念ながら、ホントなのです」

北上「……そうだね、残念ながら、ね」

提督「…え!?何でお前らいるの!?」

北上「……………この場所、知ってる?」チョイチョイ

――『夕立』・艦橋←

提督「………あ」ダラー

艦内妖精「………あはー……」

無電妖精「……ど、どもっす…声かけづらかったっす…」

北上「…いきなり突出していくから何事かと思ったらさー」

電「……全くなのです」

提督「………これ綺麗に終わるノリだったろ…!?」

夕立「夕立、幸せっぽい!」

――そういうことになった。



※夕立の好感度が上がりました ★
※夕立がパワーアップしました
※夕立の改造回数が増えました 0→1

日シリは毎年セを応援しとるんですわ
アプデ後ちょっとやってみた、5-5は無理だろ、あんなん勝てるわけあらへん 潜水艦の帰還待ちやね
今日はやる…と、思います

ビスマルクゲット なお資源


【第40週・出撃、コミュ1回目】


提督「……うむ」

足柄「?」

提督「…第三帝国が苦戦しているようだ」

足柄「ああ…そういえば、噂になってるわね」

提督「思ったより酷い状況らしい…ベルリンまで攻め上がられるのも、時間の問題だ、とか」

足柄「……私達にはどうにも出来ないわよ」

提督「…そうだけどさ…」


↓2



A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ☆☆☆

時雨 ☆



大鳳

駆逐艦だらけじゃねーか

夕立コミュ

>>+2

A.普通

B.改造

C.改造(キンクリ)



――執務室


夕立「てーとくさーん!」ドスッ

提督「…ぐへあ…」

只今の状況。

仕事がある程度片付き、身体を伸ばして一息付いていた俺。

…に、突撃してきた夕立、以上。

別に重くは無いのだが、純粋に痛かった。

夕立「お仕事終わったっぽい!?」

さてこの夕立、実は半刻程前に執務室にやってきて、俺が仕事中だと見ると、ドアの横の椅子へ腰掛け、じーっと待っていたのである。

おそらく、俺が身体を伸ばしたので、仕事が終わったと思ったのだろう。

待ちきれなかったとばかりに突っ込んできた。

夕立「……ね、ね、てーとくさん!」

そして、その瞳はこう語っていた。

『ちゃんと待ってたよー!』と。

まぁ…うん、このくらいの残量なら、明日に回してもよかろう。

提督「……おう、偉いぞ、夕立」ポンポン

夕立「えへへ…」

そう言って、頭を軽く2、3度叩くと、夕立は目を細めて笑う。

提督「そうだ、お菓子食べるか?」

夕立「うん!一緒に食べるっぽい!」

…つまるところ、なんというか。

どうあっても、俺はこの夕立の笑顔には逆らえないのであった。



――――――――

――――

――


提督「美味かったな」

夕立「うん!」

すぐに菓子は無くなり、夕立が淹れてくれたお茶へ手を伸ばす。

何かいつも菓子食ってるような気もするが…まぁよかろう。

湯のみを両手で包むようにして抱え、茶をすする。

夕立「………」ズズー

すると、先程まで片手で湯のみを持って口へ運んでいた夕立が、俺の真似をするかのように両手で茶碗を抱えた。

その微笑ましさについ頬を緩めると、それを見た夕立もニコッと笑う。

執務室には、穏やかな空気が流れていた。

提督「……ありがとう、夕立…美味しいよ、お茶」

夕立「…うん……良かった、っぽい…」

提督「……夕立?」

湯のみを空にして、夕立にお礼を言うと、目の前にいる彼女は座ったままガクリと下を向いていた。

どうしたのか、と覗き込むと、その目は半分以上閉じかけている。

提督「…ああ」

…考えてみれば、既に結構遅い時間だ。

まして、さっきまでずっと待っていたのだ、これも仕方あるまい。

夕立「……むにゃ…」

ふむ、別にこのまま部屋に運んでも良いのだが――



>>+2


A.…、部屋に運ぼうか。

B.夕立の赤みがさした唇が、なぜだか俺の目線を捉えて離さなかった。

C.……ほっぺた柔らかそうだなぁ…。

D.…(自由内容)してみるか…。




提督「……………」

…ほっぺた柔らかそうだなぁ。

ふっくらしてるし。すべすべしてそうだし。

提督「…いかんいかん」

落ち着け俺。駄目だ、こんなんじゃダメだ。

またロリコンだのペドだの好き勝手言われてしまう。

夕立「………」

…ああ、でも触りたい…むにっとしたい…。

ゆ、指先だけなら…。

提督「………」プニッ

提督「……柔らかっ」

しかもただ柔らかいだけじゃない。それでいて突付いた指を押し返す弾力。

これは…極上のほっぺたである。掛け値なしに。

こいつを掌全体で味わったら…一体どれ程の至福なのか。…ああ、試してみたい。

提督「………ちょ、ちょっとだけ…」

夕立「……んむ……ふあ?…あれ?」

提督「…うおお!?」

夕立「てーとくさん…?…あれ、夕立、もしかして…寝てたっぽい…?」

提督「そ、そうだな!」

夕立「……?なんで、そんなに手をこっちに近付けてるの?」

提督「……お、起こそうと思ってさ!あー!あはは!」

夕立「そうなんだ…ありがとね、てーとくさん」

提督「…はっは!お礼なんていいさ!」

夕立「…うん!それじゃ、夕立は帰ってちゃんと寝るっぽい!」

提督「そ、そうか…おやすみ」

夕立「おやすみなさい!」

バタン、と勢い良くドアを閉めて夕立が駆けて行く。

…何やってんだ、俺。



※好感度が上がりました

夕立 ★★




【第40週・出撃、コミュ2回目】


足柄「…あら?随分書類が多いのね?」

提督「……色々あってな」

足柄「手伝いましょうか?」

提督「…いや…これは罰みたいなもんだから」

足柄「……罰?」

提督「………うん、罰」

足柄「…よくわからないけど…頑張って?」


↓2



A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ☆☆☆

時雨 ☆



大鳳




――提督私室


コンコン、と。二度、ノックの音が響く。

すっかり小説の頁に旅立っていた意識が、急に引き戻される。

提督「…誰だ……?はいはい、今出るぞー」

多少の鬱陶しさを覚えつつも、扉を開ける。

提督「…って、…おお」

ヲ級「………」

その先には、意外な人物が立っていた。

提督「どした?」

先程覚えた感情もどこへやら、自然と気分も良くなって、話しかける。

ヲ級「………その」

提督「…?」

だが、ヲ級は何か言いたくなさげに言葉を半端に止めた。

それに少し、不安が頭をよぎる。

提督「……嫌な事でもあったのか?」

ヲ級「…違う」

提督「じゃあ一体どうしたんだ?」

聞くと、ヲ級は真剣な顔をして。

ヲ級「…………笑わない?」

提督「…へ?ああ…笑わない、けど」

その迫力の籠もった目線に、半ば無意識的に頷く。

そして、真剣な表情のまま、口から出てきた言葉は――

ヲ級「………誰かと…話したかった…」

提督「…え?」

ヲ級「……それだけ」フイッ

提督「……ふふ、…そっか、うんうん、わかった」

ヲ級「…わ、笑うなと言った…」

提督「いや、笑ってない笑ってない、ささ、入って」

ヲ級「……絶対笑った…」

不機嫌そうにむっつりとしてそっぽを向くヲ級を、引っ張るようにして部屋に招き入れる。

口では嫌そうにしていたヲ級だが、それに抵抗もせず部屋に入って、我が物顔で俺のベッドに腰掛けた。



提督「そこに座るのか」

ヲ級「…座る場所が無い」

提督「まぁ…そうだけどさ」

招き入れた俺が言うのも何だが…ちょっと無警戒過ぎるぞ。

急にムラっとして押し倒されたらどうするんだ。

…勿論俺はそんな事はしないぞ。ああ、しないとも。

提督「…話したいんじゃなかったのか?」

ヲ級「…1人が嫌だった」

提督「……そっか」

ヲ級は話がしたいというよりも誰かと一緒に居たかったのだろう。

ベッドの上で転がって、上に重ねた布団に包まる。

ヲ級「……お前の匂いがする」

提督「へ!?い、いや、まぁ、そうだな!そうだろうけど!?」

ヲ級「……こうしていると、ずっとお前が側にいるみたい」

ヲ級「………ちょっと鬱陶しいな」

そう言って、ヲ級がほんの少し、笑う。

提督「それは流石に理不尽じゃないか!?」

自分から包まっておいて。

…というかさっきからヲ級の言葉に一々ドキッとさせられる。

綺麗に笑いつつそんな言葉を発するな。この無自覚男殺しさんめ。

……いや、マジであかんよ、これはあかんですて。

ヲ級「………」ゴロン

と、そんな俺の思いもどこ吹く風。ヲ級はゴロゴロとベッドを転がっている。

ふむ――


>>+2


A.「…持って帰るか、それ?」

B.「俺もヲ級の匂いを感じたいなー!」ルパンダイブー

C.「…楽しい?」

D.「内容自由」



提督「…持って帰るか、それ?」

ヲ級「……それ?」

提督「布団…いや、…1人が嫌なら、さ」

ヲ級「………」

布団に隠れたまま、ヲ級は少しばかり考えていたが――

ヲ級「……いや、いらない」

そう、きっぱりと答えた。

提督「…そ、そうか」

結構グサリと心に来る拒絶。

…いや、そりゃそうだよ、俺の布団なんて貰ってどうすんだよって話だよ。

などと自虐していると、ヲ級が言葉を続ける。

どうも、先の言葉には続きがあったようだ。

すっぽりと包まった布団から、顔だけを出し、此方を向いて言う。

ヲ級「……これ、貰ったら」

提督「うん?」

ヲ級「…お前に会いに来る理由が、1つ減る」

提督「……」

ヲ級「………それは…何となく、嫌」

…それだけ、と呟いて、もう一度ヲ級は布団を被る。

ヲ級「……もうしばらく、こうしてる」

提督「…お、おう」

…結論。

ヲ級ちゃんの無自覚な言葉にドキッとくる。


※信頼度が上がりました

ヲ級 ☆☆☆○

今日は結構書いたなぁ…→20レス
ウッソだろお前
お付き合い頂き、ありがとうございました

今日はお休みです

もうちょい素早く書けたらええんやけどね
ビスマルクちゃん可愛いね
今日は夜にやります

昨日の夜から嘔吐下痢で入院していました
退院は明日か明後日になりそうです

さっき退院した
ノロじゃなくて胃炎だった、それと関係ないけど肝臓がヤバイとかも言われた、まだそんな歳やないと思いたい
しばらく油物も酒も塩辛い物もダメって死んじゃう
一眠りしたらやる

やっぱ皆肝臓悪いんすね~ さて、人はいるのか

【第40週・出撃、コミュ3回目】


足柄「ちょっと」

提督「ん?」

足柄「ここ、間違ってるわよ」

提督「…うへ、ほんとだ…」

足柄「だらしないわねぇ」

提督「いやいや、このくらいのミスは誰にだってあるだろう」

足柄「…この前同じようなミスをしてたのはどなたかしら?」

提督「………足柄だろ」

足柄「……ふーん?」

提督「…僕です」


↓2


A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ☆☆☆○

時雨 ☆



大鳳

ヲ級人気にビビる


――執務室


提督「……」カリカリ

今日も今日とて事務仕事。

そりゃ前線に出るよりはマシなのだが、あんまり提督らしくない。

…そもそも提督らしいってなんだ。

提督「…いかんいかん」

集中しなくては。

…と言っても、集中できない理由は1つではない。

ヲ級「………」ジー

目の前に座って此方をひたすらに見つめてくるヲ級のせいでもある。

珍しく…というか初めてヲ級が突然に執務室にやってきたと思えば。

ヲ級『……此処で見てる』

とだけ言って、それからずっとこの有り様である。

勿論邪魔とは言わないが、見られ続けて気持ちの良いものではない。

提督「…ヲ級」

ヲ級「?」

そんな視線に耐えかねて、結局俺はヲ級に声を掛ける。

提督「なんでいきなり来たんだ?」

その問いを受けても、ヲ級の視線は動かない。

俺の手元を見たまま言葉を続ける。

ヲ級「…文字」

提督「文字?」

ヲ級「…私には、お前の使ってる文字、読めない」

提督「ああ…」

考えてみれば当然か。元々連合国の人間…を、無理やり改造して戦場に送り出していたのだ。

が、そうだとすると1つ疑問が残る。

提督「あれ?…ちゃんと喋ってるじゃないか?」

ヲ級「…会話だけ出来るよう、設計された」

ヲ級「大型艦は大体そうなってる」

提督「…設計、て」

淡々と述べる言葉の端々に滲む、ヲ級の過去。

もっとも、それを事細かに聞ける程の勇気は俺には無いのだが。

提督「…あー…それで、…なんで、文字を?」



ヲ級「ん…」

珍しいことに、ヲ級が言葉に詰まるような素振りを見せる。

そのまま、少し考えてから。

ヲ級「…私が変わったのは、…変われたのは…お前のせい」

提督「せい…なのか」

ヲ級「せい」

提督「へいへい…まぁいいや、…それで?」

ヲ級「…それで…」

ヲ級「………」

そこまで言うと、ヲ級はまっすぐに向けた視線を逸らして。

小さな声で、言う。

ヲ級「…お前の事を、もっと知りたい」

ヲ級「…私は、もっと変わりたい」

ヲ級「……だから、その一環」

提督「………」

ヲ級「…あんまり上手く言えてないって、自分でもわかる」

ヲ級「それでも…私は、…お前の使う言葉くらいはわかっておきたいって、そう、思った」

提督「それも…なんとなく、か?」

ヲ級「…そう、なんとなく」

それで言いたいことを言い終わったのか、ヲ級は再び俺の手元―正確にはそこに書かれた文字―に視線を落とした。

ふむ――


>>+2


A.「…そっか、好きにするといい」

B.「…そっか、なんなら、俺が教えようか?」

C.「…もうちょっと効率的なやり方があると思うが…」



提督「…そっか、なんなら、俺が教えようか?」

ヲ級「……」

提督「ヲ級?」

ヲ級「……お前に物を教えられるのか…」

ほんの少しだけ眉をしかめて、悔しいといった顔をヲ級が作る。

提督「…そこまで言わずとも…」

流石にそうまでされると俺も堪える。

ヲ級と同じように視線を手元に落とすと、くす、と笑う声が聞こえた。

ヲ級「…冗談」

提督「あのなぁ……」

その笑い声は、確かに顔を上げた先のヲ級から発されたもので。

整った笑顔のまま、俺に向けて言った。

ヲ級「……ぜひ、お願いしたい」

提督「…うん、任せてくれ」

こんななんでもないやりとりを、ヲ級と交わせているということが嬉しくて。

頷く俺も、きっと笑顔だったのだと思う。



※信頼度が上がりました

ヲ級 ☆☆☆☆



――工廠


妖精「ふ~んふふ~ん♪」

兵士「砲台長殿!」

妖精「にゃはっ!?…って、今はもう引退したんですって…」

兵士「は…しかし、自分にはこれが一番…」

妖精「あーもうなんでもいいですから…なんですかー」

兵士「砲台長殿は今、工廠の方での作業を担当しておられるのですよね?」

妖精「はいはい、そりゃもう完璧でパーフェクツな作業をねー」フフン

兵士「…ならば…『深海棲艦』を我軍が拿捕したという話は…本当なのでしょうか?」

妖精「……んん?どういうことです?」

兵士「兵士達の間で噂になっております、それをそのまま運用していると」

妖精「…ふーむ…深海棲艦…いえ、すいません、わかんないですねー」

兵士「そうでありますか…突然、申し訳ありませんでした!」タタタッ

妖精「いえいえー…っと」

妖精「…どっから漏れたんでしょーねー」

妖精「…流石にお耳に入れておいた方がよろしい感じでしょうか」

妖精「『艦娘』ですら認めない人が多いですからねぇ…気持ちはわかりますけどさー」

すまん眠い 全部薬って奴のせいなんだ
艦これでめっちゃドロドロした学園ものとか書きたいなって入院中思った
お付き合い頂きありがとうございました

実は着地点意外は結構考えてたりする
必要なのは書くスピードと更新力


【第41週・出撃、コミュ1回目】


足柄「ね、ね」

提督「ん?」

足柄「あの娘…ほんとに深海棲艦なの?」

提督「…どこで聞いた?」

足柄「もっぱらの噂よ」

提督「…違う」

足柄「……ほんとに?」

提督「…しつこいぞ」

足柄「はいはい…違うのね」


↓2


A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ☆☆☆☆

時雨 ☆



大鳳



――執務室


雷「司令官!」

提督「うおっ」

扉を蹴破って―勿論実際にはそんなことはしていないが、それ程勢いが良かったのだ―入って来たのは、元気な女の子。

可愛らしいセーラーに包んだ小さな身体を、一杯に広げて挨拶をする。

雷「この鎮守府に配属されることになった雷よ!よろしくね!」

提督「あ、ああ…よろしく」

ぺこりとお辞儀をし、握手を求めるように手を差し出す。

あまりの勢いにしばらく呆気に取られていた俺も、その手を慌てて取って、挨拶をした。

手を握ると、雷は小さな八重歯を覗かせて笑う。

ふと頭の端で、雷が配属されるという書類を受け取って結構な期間が経っているということに思い当たる。

提督「…あー…その、ごめん」

雷「?…どうしたの、司令官?」

提督「いや、…君が配属されて結構経つのに、此方から挨拶に向かえなくて」

雷「ううん!そんな事いいのよ!…それに、それを言ったら私こそ司令官に挨拶に来るのがこんなに遅くなって…」

提督「そうか…じゃあ、お互い様、ってことで」

何かこのままでは収拾がつかなくなりそうだったので、強引に会話を切る。

そして、せめてものお詫びにと、伝家の宝刀お菓子接待をしようと給湯室へ向かおうとすると。

雷「あ!ダメよ司令官!座ってて!」

と、此方も強引に椅子に座らせられ…結局接待される側になってしまった。

連投規制ほんと原辰徳



――――――――

――



そんでまたこのお茶が絶妙に美味い。

お茶汲み歴41週の俺が霞むほどに。

提督「…結構なお点前で」

雷「えへへ、お粗末さまです」

ぺこりと再び可愛らしく雷が腰を折る。

しばらくそんな緩い空気で温かいお茶を啜っていると、本題を思い出したかのように雷が、あ、と声を上げた。

提督「どうした?」

雷「ねぇねぇ司令官!」

提督「うん」

雷「司令官には、今何か悩みとか無いのかしら?」

提督「悩み?」

雷「うん、悩み!」

悩み―悩みねぇ…と、少し考える。

提督「…無いわけじゃあないが…なんでまたそんな?」

雷「私に手伝えることは無いかな、って!」

提督「手伝い…か」

ふむ――


>>+2


A.「雷に任せて大丈夫なのか?」

B.「今は特に手伝って欲しい悩みは無い、かな」

C.「そっか…今はないけど、何かあれば頼らせてもらうよ」

書けへんねなんか



提督「今は特に手伝って欲しい悩みは無い、かな」

雷「そう…」

と、少しだけ雷は気落ちした様子で俯いたが、すぐ顔を上げて笑う。

雷「うん、悩みがないのはいいことだわ!」

提督「だな…でも、なんで手伝いたいなんて…」

雷「えっと、私も、少しでも司令官の役に立てることはないかな、って…」

提督「…そうか」

雷「…だから、何かあったらなんでも――わぷっ!?」

言葉も言い終わらぬうちに、雷の頭に手を置く。

提督「ありがとう、その気持ちだけでも嬉しい」

雷「…司令官」

提督「何かあったら頼るよ、…よろしくな、雷」

雷「……うん!」



※信頼度が上がりました

雷 ○



【第41週・出撃、コミュ2回目】


足柄「…ど、どうかしら?」

提督「…うん、やっぱ不味い」

足柄「……ふきゅー……」

提督「……そんな目してもダメだ」

足柄「…ふかーっ!」

提督「威嚇してもダメだって…」ハァ

↓2


A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ☆☆☆☆

時雨 ☆

雷 ○

大鳳



――執務室


机の前、直立不動で立つ少女。

珍しいことにしっかりとノックをし、しゃんと背筋を伸ばして歩いてきた彼女。

…ノックをする方が珍しいってなんや。

まぁいい。…で、問題は…おそらく艦娘なのだろうが、全く見覚えがないと言う事だ。

大鳳「提督、…お初にお目にかかります、大鳳と申します」

提督「…大鳳、か」

大鳳「はい!最新鋭の装甲甲板を装備した、新型空母です!」

提督「………ふむ」

…マジで知らん。…いやまぁ、そんな事もあるか…、そういうことにしておこう。

重要なのは、円滑なコミュニケーションを取ることである。

どう考えても彼女が艦娘である以上、俺に出来る事はそれだけだ。

提督「…うん、此方こそ初めまして…――と言います、よろしく」

なるべく柔和に見えるよう笑って、右手を差し出す。

大鳳「は、はいっ!」

その手を、どこかぎこちない動作で大鳳が握った。

緊張しているのだろうか。少し手が汗ばんでいる。

提督「ま、そんなに硬くなることもないよ」

離した手をひらひらと振って、座るよう促すも、彼女はなおも直立の姿勢を動かさない。

真面目…というか、頑固というか。

提督「…ほらほら、座った座った!」

大鳳「わっ!?」

どうにも動きそうにないので、近付いて手を取り、半ば強引に空いた椅子に座らせた。

大鳳「な、何を…!」

提督「いやいや、お互い楽な姿勢で話さないとね?」

と笑うと、大鳳は小さくため息を付いた。



提督「…どうした?」

それはほんとに無意識的に出たものなのか、俺の言葉に大鳳がはっとした表情を見せる。

だが、すぐに取り繕っても意味が無いと悟ったのか、素直に話し始めた。

大鳳「……いえ…随分話で聞いた印象と違う方だな、と」

提督「まーたそれかぁ…」

俺は一体どういう風に語られているんだ。

なんだ、もっとやれやれ系になった方がいいのか。

大鳳「…ですから…少し緊張していまして…」

提督「緊張、か」

どうやら俺は巷では話をするだけで緊張するような存在として語り継がれているらしい。

ここまで来ると笑えるぞ、どんな噂流れてんだよ。

大鳳「…………」

大鳳はそれだけ言うと、黙ってしまった。

まだ俺の性格を測りかねているのかもしれない。

…ここは大鳳に俺のフレンドリーさを示す必要があるな。

だが、どうやって?

提督「…ううむ――」


>>+2


A.唐突に撫でる

B.唐突に口説く

C.唐突に抱きつく

D.何か自由



提督「…にしても」

大鳳「?」

提督「可愛いな、君は」

大鳳「な…!?」

ただそれだけの言葉で、大鳳は目に見えてわかる程に頬を染めた。

…あまり異性と交流した経験が無いのだろうか?

提督「…いや、…うん、こうしてゆっくり見ると…本当に」

大鳳「…な…な…」パクパク

さらに近付いて言うが、大鳳は何か言いたげに口をパクパクさせているだけである。

提督「…綺麗な眼だね」

眼の周りを覆う前髪を右手で上げ、露わになったそれを覗きこんで言う。

大鳳「……~~っ!」

と、そこまでが限界だったらしく、バシッと手を払われた。

肩を震わせ、顔は真っ赤である。

大鳳「あな、あ、貴方は…な、何を!」

提督「…思ったことを言っただけだよ?」

…我ながら物凄いとぼけっぷりである。

大鳳「……し、し…しつ、失礼しますっ!」

大鳳は、それだけ言って慌てて執務室を出て行った。

提督「…ふむ」

提督「失敗したかな?」

今更か。


※信頼度が上がりました

大鳳 ☆

今日はここまで 連投規制ウザすぎ
期限はまた次から付ける というか言おうと思ってた
後申し訳ないがもう新キャラは出せん 現状でも設定考えてない子が多い
お付き合い頂きありがとうございました

何か微妙やね
それは前からとか言ったらアカンで
…こんな時間に誰か居ますかね?



【第41週・出撃、コミュ3回目】


提督「…めんどくさい…」グテー

足柄「こら」

提督「やる気でないー」

足柄「……貴方ねぇ」

提督「というわけでサボろう!」

足柄「………」

提督「……ダメ?」

足柄「……」ショルイドサー

提督「…ちくしょう」


↓2


A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ☆☆☆☆

時雨 ☆

雷 ○

大鳳 ☆



――執務室


提督「……参った…」

本当に参った。

前週に妖精の奴から聞いた噂は瞬く間にこの鎮守府中に広がった。

勿論否定しはしたのだが、ヲ級が正式な艦娘としての訓練を受けていない点や、塗装をやり変えたと言っても空母ヲ級の構造が余りにも敵方の物に似ている点。

それらが噂の広がりに拍車を掛ける結果となった。

敵艦を拿捕し、流用するといった概念は当然普通のことだ。

だが、それはあくまで『兵器』を拿捕する、という点においてのみである。

深海棲艦の中身のヲ級もそのまま…この部分にどうしても納得出来ない兵士達が多いようだ。

搭乗員や甲板作業員、対空砲員からは乗りたくない…そして一般の兵士からは信頼出来ない―もっと悪い報告もあるのだが―といった意見が大量に寄せられている。

今更出処を追求したところで何の意味も無いが、こんな事ならヲ級の拿捕をもうちょっと慎重にやるべきだった。

提督「……どうすりゃいい…」

無理矢理握りつぶしてどうにかなるレベルをもはや遥かに超えてしまっている。

ここまで来るとヲ級本人にも何か実害がありそうだ…。

意識せず、大きなため息が漏れる。

ヲ級「…どうしたの?」

提督「…を、ヲ級!?」

その悩みの種の張本人は、俺の顔を不思議そうに覗きこんでいた。

提督「い、いつの間に入った!?」

ヲ級「…さっき普通に入った、けど…」

ヲ級「……随分、元気が無いな」

提督「…ああ、いや…」

流石に、お前の事で、とは言えない。

何かお茶を濁す適当な話題を探していると、ヲ級が先に口を開いた。

ヲ級「………もしかして、私の…噂の、事か?」

提督「…知ってたのか」

驚嘆の言葉に、こくり、と小さくヲ級が頷く。

規制や殺ム



ヲ級「…流石に、これだけ騒がれてれば」

久しぶりに見せる、煩わしそうな表情でそう呟く。

提督「……もしかして、…君にも直接…」

ヲ級「…何度か」

提督「…すまない」

ヲ級「…気にするな、お前が謝ることじゃない」

提督「…でも」

ヲ級「……いい」

ヲ級は、謝罪を続けようとする俺の唇に指を当て、強引にその言葉を止めた。

そのまま、唇を動かす。

ヲ級「…覚悟はしていた」

ヲ級「…このくらい当然の事だって」

提督「………」

ヲ級「むしろ……今まで隠せていた事が、驚き」

提督「…そう、か」

ヲ級「……そう」

覚悟していた、と言う割には、どこか弱々しい口調で。

それだけ言って、ヲ級は黙り込んだ。

提督「…ヲ級――」

ヲ級「…提督」

その呼び方は、2度目。

ヲ級「提督は…、提督も、…私の事…信用、してないの?」

提督「……」

俯いたその姿勢のまま、そう呟いたヲ級に、俺は――

提督「>>+2」



提督「…信用してなかったら」

下を向く私の頭に、手を置いて。

提督「こうして2人で話してやしないさ」

彼は、優しい声でそう言った。

ヲ級「………」

私は…私は、それに、確かに安堵した。

他の人間に何と言われても良い。

だけど、…彼に、彼にだけは。

ヲ級「……そう」

必死にその感情を隠して、出来るだけ抑揚を付けずにそれだけ答え、振り返る。

提督「…ヲ級?」

私の目線の先には、扉。

ヲ級「……聞きたいことは、聞けた」

私は、彼の思いだけを聞きたかった。

こうして私が彼と話すだけでも、彼に良からぬ噂が立つかもしれない。

だから、もうこんな事は辞めよう。

これは私が1人で抱え込むべき問題で、彼を巻き込んではならない。

その前に彼の思いを知りたいと思ったのは―単に、私の我儘だ。

提督「…お、おい?」

扉は眼前に迫り、彼の声は小さくなる。

ヲ級「……もう、会いに来るのはやめる」

お前まで何か言われるかもしれない―と、詰まりそうになりながらも、なるべく淡々と言って。

彼の反論する声を、無理矢理扉を閉めて遮った。

ヲ級「………」

廊下に独り、立ち尽くす。

自分で決めた事なのに、もう彼と2人で話をすることも無いと思っただけで、胸が痛む。

ヲ級「……辛い、な」

ずっと、手放したくないと思っていた感情というものを。

今、初めて、無ければ良かったのになと思った。


※信頼度が上がりました

ヲ級 ☆☆☆☆○

致命的に書くの遅いって、それ一番言われてるから
休憩 多分夜

眠いです すまない
本当はもっと更新したいがー…



【第42週・出撃、コミュ1回目】


提督「……ヲ級」

足柄「…あの娘、本当に深海棲艦だったのね」

提督「…すまん、黙ってて」

足柄「いいわよ、事情があったんでしょ?」

提督「…そう、だな」

足柄「…沈んだ顔、似合わないわ」

提督「はは…そっか」

足柄「…別に、そんな気にする事じゃないと思うけれど」

提督「…お前みたいに考えてくれればいいのにな、皆」

足柄「……仕方ないわよ、そんな事言ったって」


↓2


A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ☆☆☆☆○

時雨 ☆

雷 ○

大鳳 ☆

翔鶴こみゅ

>>+2


A.ふつう

B.改造(キンクリ)

C.改造

D.姉妹改造

E.姉妹いちゃらぶ



――艦娘私室・翔鶴の部屋


翔鶴「…い、いらっしゃいませ…」ソワソワ

提督「おう、お邪魔するよ」

仕事終わり。

どうしても部屋に寄って欲しい、と翔鶴にお願いされた。

勿論断る理由もないし、丁度暇だったというのもあり、遠慮なくその誘いに預かって今に至る。

翔鶴「……あ、あの…よ、よろしければお腰を下ろしてください」

提督「ああ、うん」

翔鶴に促され、簡素なちゃぶ台、その前の床に腰を下ろす。

だが、俺が座っても、翔鶴は何か落ち着かなそうに身体をモジモジと揺らして立っていた。

提督「…座らないのか?」

翔鶴「え!?あ、は、はい!」

指摘すると、慌てた様子で翔鶴はちゃぶ台を挟んで俺の対面に座る。

…一体、どうしたというのだ?

いつも落ち着き払っている翔鶴が、今日はまたえらく変だ。

提督「…体調でも悪いのか?」

翔鶴「い、いえ…そんなことはありません」

提督「…ふむ、そうか…」

まぁ…本人が大丈夫だというなら、大丈夫なのだろう。

これ以上追求しても仕方ないか、と思い、本題を尋ねる。

提督「…で、どうしたんだ、今日は?」

翔鶴「……え、と…あのぅ…」

両脇に流れる長い髪を、指でくるくると弄りながら、歯切れ悪く翔鶴は口を動かす。

入力失敗で消えた ざけんな



翔鶴「……提督」

提督「…ん?」

翔鶴はしばらくそうしていたが、突然、意を決したように此方に向き直る。

翔鶴「…申し訳ありません」

そして、深々と頭を下げた。

提督「…え?」

正直、俺には何がなんだか分からない。

提督「ど、どうしたんだよいきなり?」

翔鶴「…嘘を、吐いてしまいました」

提督「嘘?」

翔鶴「……はい」

大真面目な顔で、翔鶴は続ける。

翔鶴「…本当は、用事なぞありませんでした」

翔鶴「……でも…そう言えば、…貴方が来てくれるかもと」

翔鶴「いえ、必ず来るだろうとわかっていて…嘘を、吐きました」

提督「…翔鶴」

翔鶴が、座ったまま近付いて来て、俺の肩へともたれかかる。

翔鶴「……こうして、触れたくて…2人で、話したくて」

翔鶴「貴方の温もりを…感じたくて」

翔鶴「…浅ましい女だと…どうか、お叱り下さい」

そう言って肩に身体を寄せたまま、翔鶴は目を閉じた。

俺は――

提督「>>+2」




提督「美しいよ」

翔鶴「…え?」

肩を寄せた翔鶴を、包むように抱く。

その行動に、彼女は閉じた目を大きく見開いた。

翔鶴「ていと―んむっ!?」

何か言おうとする唇を、無理矢理押さえつける。

そして、直ぐに口を離す。

提督「…この髪も」

空いた片方の手で、銀の髪を梳く。

それに、翔鶴はくすぐったそうに身体を揺らした。

提督「…瞳も、眉も、唇も…凄く綺麗だ」

翔鶴「あ、の…んっ!」

再び何か言いかけた口を塞ぐ。

そして同じようにまた、すぐに離す。

提督「……俺も、翔鶴とこうしたかった」

提督「…駄目か?」

翔鶴「………っ!」

二度、驚愕に見開かれる瞳。

そして――

翔鶴「……っ、…ぁっ」ポロポロ

提督「しょ、翔鶴!?」

その瞳から、涙が溢れる。

提督「い、嫌だったのか!?何か変な事しちゃったか!?」

翔鶴「…ちが…ます…っ、うれ、しくて…」

翔鶴「わた、し…ていとくに、…っ」

提督「…翔鶴」

もう一度、翔鶴の唇を塞ぐ。

今度は長い間、どちらからも離す事はなかった。



「……提督」

「……翔鶴」

唇を離して、2人、見つめ合う。

「…好きです、大好きです」

「…ああ、俺もだ」

そう言うと、翔鶴は控えめに微笑んだ。

そして、気を逸らすかのように視線をあちこちにやり――

「……あっ…」

「…oh」

その視線が、下の方へと固定されて、頬を染めた。

「その…違うんだ、下心などは」

「……ふふっ」

「…翔鶴?」

「…嬉しい、です…私で、こんなにしてくれて」

「え、いや、翔鶴さん?」

「……拙いとは思いますが…」

言って、翔鶴は身を屈め、四つん這いになり。

「…ん…しょ…」

ぎこちない手付きでチャックを降ろして、俺の逸物を露出させた。

「…しょ、翔鶴さーん…」

「……ち、直接触れるのは…初めて、ですね」

それを躊躇なく、掌で包む。

そして、上下に扱き始めた。

「……脈、打って…凄い」

「…っ」

それはお世辞にも上手いとは言えない物で、緩急もないただ単純な上下運動だったが。

むしろ、そのぎこちなさや物足りなさが、俺の中の感情を煽る。

もどかしい故に、更に強い快楽を求める。



「…翔鶴」

「……何でしょう?」

ス、と目の前の机を指す。

「…あそこに、手を付いてくれ」

「……?は、はぁ…」

翔鶴がおずおずと机に手を付く。

すると、此方に尻を突き出した、所謂四つん這いのような姿勢になる。

「………えと」

流石に俺の意図に途中で気付いたのだろう。

その態勢で、翔鶴はモジモジと恥ずかしそうに躰を動かしている。

俺は、突き出された無防備な下着、そのラインを指でなぞった。

「…ひんっ…!?」

ビクッと、腰が跳ねる。

二度、三度と指を上下させると、ヌルっとした液体が指に付く。

「……触って、濡らしてたのか?」

「…そん、なっ…んぅ…!」

以前の行為が、瑞鶴と2人がかりで責められたからというのもあり。

まるで翔鶴を蹂躙しているかのようなこの姿勢で、ついつい言葉が鋭くなる。

「……凄いけどな、此処」

「っ…それ、は…貴方を、想うと…いつも…んんっ!」

「…はしたなくて…申し訳、ありませ、…ん」

「…嬉しい事、言ってくれるじゃないか」

息も絶え絶えに翔鶴の言った言葉に、陰茎が腹に届かんばかりにそそり立つ。

もう我慢ができなくなって、湿った下着を一気に降ろした。

「……おいおい」

「……っ!」

露わになった翔鶴の秘裂からは、絶え間なく蜜が溢れ。

俺を誘うように、ヒクヒクと妖しく蠢いていた。

エロパワーが切れた



「……挿れるぞ?」

そんな物を見せられてこれ以上我慢などできようはずもない。

確認を取ると、翔鶴は小さく頷いた。

突き出された尻を掴んで、ゆっくりと翔鶴の中へと突き挿れてゆく。

「…んっ……ふっ」

奥へと進んでいく毎に、翔鶴が艶めかしく声をあげる。

以前よりは幾分か緩くなったが、相変わらずきつく締め付けてくる。

「……あっ!」

そして、一番奥を捉えると、翔鶴は一層大きく、短い声をあげて喘いだ。

「…挿入ったぞ」

「は、いっ…わかり、ます…貴方が、私の中にっ…!」

「動いて、いいか?」

こくりと、翔鶴が頷く。

それを確認するやいなや、俺は翔鶴に腰を打ち付けた。

乾いた音が響く度に、翔鶴が跳ね、声を出す。

その快楽に、2人、溶けてゆく。

後背位での獣のような交わり。

時間も立場も戦争も、全て忘れて。

満足するまで、ひたすらにお互いを貪り、求め合った。

…ところで…この部屋、声とかは漏れないんだろうか。




――朝


翔鶴「……」カァー

提督「…あー…まぁ、あんな事もある」

翔鶴「……うぅ……あんな…あんなはしたない…」

朝。

翔鶴さん、自分の行動を振り返る。

その結果。

翔鶴「…恥ずかしい……あんな…うぅぅ…」

顔を真赤にして恥ずかしがっていらっしゃる。

…まぁ無理もない。

俺から見ても昨日は結構アレだった。

…でも。

提督「…可愛かったぞ?」

翔鶴「~~~っ!?」

そう言って頭を撫でると、もはや爆発でもするんじゃないかと言わんばかりに顔を染めた。

うむ、可愛い。



※好感度が上がりました ★★★★
※改造部位を選択して下さい >>+2(対空 装甲)
※改造可能回数が減りました 1→0



【第42週・出撃、コミュ2回目】


提督「なぁなぁ」

足柄「はい?」

提督「…艦娘寮の壁って、防音?」

足柄「…んなわけないでしょ」

提督「……ですよねー」

足柄「普通に隣の娘の生活音聞こえるわよ、あの部屋」

提督「…生活音…生活音ですかー」

足柄「?」


↓2


A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ☆☆☆☆○

時雨 ☆

雷 ○

大鳳 ☆



――艦娘私室・ヲ級の部屋 の前の廊下


提督「…後は此処か」

あれから――ヲ級がもう会わないと言って執務室を出た日から。

本当に彼女と話す機会は無くなった。

執務中や演習で会うことはあるが、どんな風に声を掛けても無視をされる。

暇な時間を見つけては探しに行くも、ついぞ彼女を見つけることは出来なかった。

休憩室にも、防波堤にも。

あの真っ白なシルエットは、見つけられなかった。

そして――

提督「…居てくれよ」

こんこん、と扉を叩く。

ややあって、小さな、面倒くさそうな声が聞こえた。

ヲ級「……誰だ」

提督「!…ヲ級、俺だ!」

居てくれた―と、喜びに声を張り上げる。

ヲ級「………っ」

俺の声を聞いて、扉の向こうで、ヲ級が息を飲む音がした。

ヲ級「……何の、用」

そして、絞り出したような声で言う。

提督「…最近、随分冷たいじゃないか」

ヲ級「……言ったはず、もう、話さないって」

提督「…納得してないぞ、俺は」

ヲ級「……何を」

提督「開けてくれ、ヲ級」



ヲ級「…嫌」

提督「……頼む、ちゃんと…話したいんだ」

ヲ級「……」

扉の向こうにいるヲ級に向かって言う。

確かに、ヲ級の件は何も片付いちゃいない。

ヲ級と今話をするというのも、こうして会いに行くのも…あまり都合は良くないだろう。

それでも…それでも、俺はヲ級と話したかった。

やっと心を開いてくれた彼女と。

もっと何でもないような話を続けていたかった。

提督「…なあ、ヲ級!」

ヲ級「……なんで」

提督「…?」

ヲ級「…なんで、お前は諦めない…?」

ヲ級「…こんなことしたって、お前に良い事なんて、無いじゃないか」

ヲ級「もしかしたら、立場が悪くなるだけかもしれないのに」

ヲ級「…なんで、私なんかを…?」

提督「……」

なぜ、ヲ級に…か。

それは――


>>+2

A.「…理由がいるのか?」

B.「…何となく、かな」

C.「………」



提督「…理由がいるのか?」

ヲ級「……」

提督「…俺は、…ただ、また話したいんだ、お前と」

提督「……こんな状態が、嫌なんだよ」

扉越し、彼の声が聞こえる。

それが、心からのものだろうとわかっているからこそ。

チクチクと胸を刺す痛みが、治まらない。

手の先にあるドアノブを回せば、彼がいる。

冷たいドアノブを掴む。

ヲ級「……っぁ、!」

その瞬間、記憶がフラッシュバックする。

すれ違う度に向けられた、兵士からの視線と言葉。

もし、もし彼もあんな風に思っていたら。

ドアノブが、塗り固められたかのように重い。

回らない。どんなに力を込めても、回らない。

…どれだけ、そうしていたか。

小さなため息と共に、扉の前の彼が踵を返す。

少しずつ、足音が遠ざかる。

なるべく音を立てないよう、ドアノブを回す。

先程まで岩のように固まっていたそれは、驚くほど簡単に回った。

ほんの少しだけ開けた扉から、顔を出す。

廊下の先、彼の小さくなっていく背中を眺める。

その背中は、とても、とても遠い。

きっと、もう追いつくことはない。

これは、自分のような存在が感情なんてものを欲しがった罰か。

胸の痛みは、止められなくて。

ヲ級「……あ」

頬を濡らす液体が、瞳から溢れる。

私は、生まれて初めて、涙を流した。


※信頼度が上がりました

ヲ級 ☆☆☆☆☆

今日はここまで
ペース遅すぎ
お付き合い頂きありがとうございました

多分土日までお休み

三嶋、飛翔!w
急いで帰ってきたらもうマウンドにいなかったんですがそれは
続きは宣言通り明日で…

胃が痛えええええええええええ
8回と9回もうテレビ消したかった、とりあえず伊納くん1勝おめでとさん
勝ったしやる、また夜に!

中止おもんねーわ と同時に負け越しが無いと安心してしまう 昨日はすまんかった


【第42週・出撃、コミュ3回目】


提督「……」

足柄「…こーら」ペシ

提督「…足柄」

足柄「何ボーッとしてるのよ」

提督「…ん、いや、少しな」

足柄「はぁ……何かあるなら言いなさいな、スッキリするかもしれないわよ?」

提督「ああ、…ありがとう」

足柄「…ありがとう、じゃなくて……まぁいいわ、気が向いたら話して頂戴」

提督「…うん」


↓2


A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ☆☆☆☆☆

時雨 ☆

雷 ○

大鳳 ☆

全然浮かばん ごめん、ちょい待って 

調子ええ時はすぐ書けるんやけどね 酒飲めてないのが悪いんじゃないかな(適当)


――廊下


提督「…お、愛宕」

愛宕「あら、提督…おはようございます」

提督「おう、おはよう」

両手に抱えた書類越しに、愛宕が微笑み返す。

提督「…手伝おうか?」

愛宕「え?いえ、大丈夫ですよ~?」

提督「ま、いいからいいから」

身体の前に重ねられた大量の書類の上半分を取って抱え、何か言いたげな愛宕を視線で制す。

愛宕「…もう」

これ以上言っても無駄だと思ったのか、それで愛宕は引き下がった。

そして、愛宕の前を歩き出そうとして…ふと、思い当たる。

提督「……ところで、これ、どこに運んでるんだ?」

愛宕「………提督…」

困り顔は呆れ顔に。そして、少しずつ笑顔に。

提督「…何も笑うことはないじゃないか」

愛宕「うふふ、申し訳ありません…面白かったものですから…」

…気持ちがはやった結果がこれだ。

なんというか手伝いでなく邪魔してる気すらしてきた。

愛宕「こちらですよ、提督」

提督「…ああ」

と、相変わらず笑みを絶やさぬ愛宕に先導されて俺は歩いた。

西岡、平気なんやろか……
ごめん、やっぱ続きは夜


――――――

――




提督「……疲れた」

書類を運んでから整理するという作業を、先程の恥ずかしさを晴らそうと無駄に張り切ったせいか。

軽い作業とは思えない程の疲労が俺を襲っていた。

愛宕「…ありがとうございます、提督」コトッ

と、俺の後ろから愛宕が湯気を立てる湯のみを置く。

愛宕「よろしければ、どうぞ」

提督「ありがとう…なんか悪いな」

愛宕「いえいえ~…お手伝いして頂きましたから、せめてこのくらいは…」

提督「…ん、美味しい」ズズッ

俺の言葉に、愛宕が安堵の表情を浮かべる。

…にしても、…こう、愛宕とは、イマイチ距離を感じる。

いや、確かに以前より仲良くなったとは思えるのだけれど…。

愛宕「…提督?」

提督「…………」


>>+2


A.「…敬語、ナシにしないか?」

B.距離を縮める(物理)

C.「…もう一杯貰えるかな?」

続き書く
変なペースですまん



提督「…敬語、ナシにしないか?」

愛宕「え?」

提督「いや、なぜ愛宕との距離感を感じるのか…と思っていたが」

提督「あんまり自然っぽくないよな、と思って」

愛宕「それは…敬語が、ですか?」

提督「ああ」

提督「…というわけで、だ」

提督「今から敬語禁止な、愛宕!」

愛宕「…え、あの、い、いきなりそのように…」

提督「ほら、早速使ってるぞ」

愛宕「あ、え、と……わかりま、…コホン、わ、わかったわ」

愛宕「提督、こんな感じでいいのかしら~?」

提督「おう、そんな感じだ」

愛宕「……でも、上官に…」

提督「気にすんな、最初から使ってない娘がいっぱいいるから」

愛宕「…そ、そういう問題なのかしら…?」

提督「そういう問題だよ、さて…」

提督「そんな訳で、改めてよろしく、愛宕」

愛宕「…ええ、提督」



※信頼度が上がりました

愛宕 ☆☆☆○


【第44週・出撃、コミュ1回目】


提督「甘い物が食べたい」

足柄「…………」

提督「でも今仕事から手離せないんだよなー」チラッ

足柄「…………」

提督「あー誰か間宮まで行ってくれないかなー」

足柄「…………」スッ

提督「おっ!悪いな足柄、催促したみたいで…?」

足柄「………」ドン!

提督「ひっ!?…ど、どうした足柄!」

足柄「…追加のお仕事です」ニコッ

提督「……はい」

↓2


A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ☆☆☆☆☆

時雨 ☆

雷 ○

大鳳 ☆



――執務室


仕事が一段落した昼下がりの執務室。

報告等もひと通り落ち着き、部屋には俺と足柄だけがまったりとした時間を過ごしていた。

足柄は、俺の淹れたお茶を「悔しいけど美味しいわね…」などと良いながらがぶ飲みしている、参ったか。

そういえば、とふと気になっていたことを思い出す。

中々聞く機会がなかった…というか、勇気がなかった事だ。

この空気なら言える。

提督「…なー、足柄ー」

足柄「どうしたの?」

提督「この前のにゃーにゃー――」

足柄「……どうしたの?」ギロッ

この話題を出した途端に、まったりとしていた足柄の目つきが鋭くなった。

しかし俺はメゲない、つーか普通に気になるんだよ。

提督「……あー……いや、猫好きなのか、と思って…はい」

ヘタれました。ちくしょう。

物凄い無難な聞き方になってしまったじゃないか。

足柄「ん……まぁ、好きよ」

提督「…そっか、うん」

はい、会話終了。

お互いに沈黙してしまった。

やべえどうしようこの空気、と考えていると、意外にも足柄が先に口を開いた。

足柄「…なんで好きか、ってのは聞かないのね」

提督「……聞いて欲しかったのか?」

足柄「…そうかもね、言いたいのかもしれないわ」

提督「………なんで好きなんだ、猫」

俺の返しに、足柄は薄く笑って応えた。



足柄「…自由じゃない、猫って」

提督「自由?」

足柄「ええ」

足柄は大袈裟に両手を広げ、言葉を続ける。

足柄「気ままで勝手で、縛られていないわ」

提督「…もしかして、足柄は猫になりたかったのか?」

足柄「……?」

提督「猫の真似をしてたのは、さ」

足柄「…ああ、そういうこと」

一瞬、困惑した表情を浮かべた足柄だが。

すぐに俺の発言の意図を理解したのか、笑みを作る。

足柄「…そうね、なりたかったのかも…いえ、なりたかったのよ」

足柄「昔から…ああやって話しかけてたもの」

そして、馬鹿みたいね、と自嘲するように笑った。

足柄「…ごめんなさいね、つまらない話をしたわ」

足柄「お詫びにまた猫の真似でもしましょうか?」

提督「…いや、良いよそれは」

足柄「そ、ふふっ」

提督「……なぁ、足柄」

足柄「はい?」


>>+2


A.「…今でも、猫になりたいか?」

B.「…すまん、何でもない、そろそろ休憩も終わりにするか」

C.「…やっぱり猫の真似聞きたいんだけど…」ネコミミトリダシー

ああ、ちなみに連取はありやで



提督「…すまん、何でもない、そろそろ休憩も終わりにするか」

足柄「…ええ、ごめんなさいね」

提督「謝ることは無いだろ」

足柄「…話聞いてくれて、ありがとう」

提督「おう、気にするな」

それでいい、と足柄に笑いかけ。

足柄の前の湯のみや茶菓子を抱えて、給湯室へと向かう。

足柄「……でも…」

その背後で、何か足柄が呟いた。

提督「どした?」

足柄「あ、…ううん、なんでもないの」

提督「そうか、ならいいが…」

一体、彼女は何と言っていたのだろうか。

結局、俺にそれを教えてはくれなかった。


※信頼度に変化はありません

週間違えてる

【第43週・出撃、コミュ2回目】


足柄「ねぇ、何これ」

提督「ん?」

ネコミミ「おいすー」

提督「………ふむ」

足柄「ふむじゃないわよ」

提督「……ちょいと貸してくれ」

足柄「?」

提督「………にゃー(野太い声)」ネコミミスチャッ

足柄「……誤魔化されないわよ?」

提督「…駄目だったか…」


↓2


A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ☆☆☆☆☆

時雨 ☆

雷 ○

大鳳 ☆

あるスレの安価競争にとてつもなく参加したいが誤爆が怖い(唐突)


――鎮守府


提督「……はぁっ、はぁっ……」ゼーハーゼーハー

部屋にヲ級が居ない。

管理人からそれを聞いた俺は、反射的に駆け出していた。

人任せになどしてられなかったのだ。

実際、今の状態で誰かに任せるのは得策とは言えないだろうと思う…そして、何より。

あの娘の事は、俺自身で決着を付けたかった。

と、立派に決意して走りだしたは良いが。

提督「…何処行ったんだ、あいつ…」

ヲ級を見つけることは叶わない。

勝手に此処から出る事は出来ないので、鎮守府の何処かにいる事は確定している。

それこそ、空でも飛んでいかない限りは。

提督「………ヲ級?」

そんなアホな事を考えて、空を見上げると。

果たして、ヲ級はそこに居た。

屋上の手摺の前で、俺と同じように空を見上げていた。

その姿は、今にも消えてしまいそうで。

提督「……っ!」ダッ

散々走り回って疲労した身体のあげる悲鳴を無視して、一気に階段を走る。

一刻でも早くあそこに辿り着くために。

そして、階段の先、古びた屋上の扉を蹴る程の勢いで開けた。

風呂入る こんにゃくゼリー美味しい…美味しくない?

はえ^~すっごい…今度やってみる


ヲ級「…………」

俺がそれ程までに勢い良く入ってきたというのに、ヲ級はまるで俺に気づいた様子もない。

ただ、変わらず空を眺めていた。

提督「……ヲ級」

そんな彼女に声を掛けると、彼女はゆっくりと振り向いて、目を見開いた。

ヲ級「………提、督」

提督「…探したんだぞ」

ヲ級「……どうして、ここに」

提督「下から見えた」

ヲ級「…そういうことじゃ、ない」

ヲ級「何度も言った…私にもう話しかけるな、って」

提督「前にも言ったが…俺はそんな事承諾した覚えはないぞ」

ヲ級「……何故、わかってくれないの」

ヲ級「私は、お前の為に言ってるのに」

提督「…だったら、俺の意思を無視して勝手に話を進めるなっての」

俺の言葉にヲ級は、何を言っても平行線になるだけだと悟ったのか、黙った。

提督「で、…お前こそどうしてこんな場所にいるんだ?」

ヲ級「………」

その問いに、ヲ級は俯いて黙りこむ。

そして、長い長い沈黙の後、囁くほどの小さな声で呟いた。



ヲ級「……わからない」

提督「……」

ヲ級「…私にも、わからない」

ヲ級「…じっと、してられなかったの…ただ」

ヲ級の表情は、初めて見る、まるで助けを求めるかのような顔で。

その声は、苦しみを必死で吐き出しているかのような悲痛な声だった。

ヲ級「…ずっと、ずっと…お前の顔が、お前の声が、浮かんで消えて」

ヲ級「部屋にいたら…苦しいの」

提督「…ヲ級」

提督「……だ、だったら、尚更俺を遠ざける意味が――」

ヲ級「……嫌、だった」

提督「え?」

ヲ級「…私と話をするだけで…お前が、悪く、言われるから」

ヲ級「……迷惑、掛けたく…なかった」

提督「…何言ってんだよ!俺はそんな事気にしてないって…」

ヲ級「うん…絶対に…そう、言うと思ったから」

ヲ級「…だから、嫌だった」

ヲ級はそう言って、再び俯いた。

まさか、ヲ級にここまで好かれていたとは。

こうなれば、…何としてでも、俺はヲ級を皆に認めさせる必要がある。

彼女は信頼出来る味方だと。

それで、万事解決だ。

ヲ級「………それに」

そう1人で息巻いていると、ヲ級が俯いたまま言葉を発した。

どうやらまだ、話は続くようだ。



ヲ級「…私には、お前の横に立つ資格なんて、ない」

提督「……どういうことだよ」

ヲ級「…私は……私は、化物」

ヲ級「…お前と、誰かが一緒にいるのを見る度に、思うの」

ヲ級「あそこにいるのが、もし私だったら…きっと、それは…とても滑稽なんだろう、って」

俯いたヲ級の表情は俺には見えない。

けれど、どんどんと声は小さくなっていく。

ヲ級「……私は…必死に人間の真似をしてる、化物だ」

ヲ級「…どんなに、取り繕ったって…隠せない」

提督「……違う、お前は――」

ヲ級「…違わないっ!」

ヲ級が初めて、声を荒げた。

同時に俯いたままだった顔を上げる。

その頬は、濡れて光っている。

ヲ級が、いつもしている黒い手袋を外した。

露わになった掌は、太陽の光で向こう側が透けて見えそうなほどに、白かった。

ヲ級「身体も、頭の中も、何もかも弄くり回された私が化物じゃなかったら何なんだ!」

提督「……違う、違うんだ…ヲ級、聞いてくれ」

ヲ級「……優しいね、提督は」

ヲ級「…楽しかった、…本当に…楽しかったよ、貴方と過ごした時間は」

ヲ級「……私がまるで、普通の人間のように、生きていた」

ヲ級「…でも、夢はいつか終わるから…ううん、終わらせなきゃいけないから」

ヲ級「…だったら、せめて少しでも幸せなうちに」

ヲ級が、後手に屋上の手摺を持つ。

まるで、これから落ちていくかのような仕草。

ヲ級「……ありがとう」

ポツリと、ヲ級が呟く。

俺は――


>>+1-3を参考に提督の言動



提督「……ヲ級っ!」

すぐに駆け出して、手摺の方へと体重を掛けたヲ級の身体を抱きとめる。

本気で落ちていくつもりだったのだろう、予想以上の負担が掛かったが、それでも何とか止められた。

ヲ級「…なんで」

提督「何、死のうとしてんだよ」

ヲ級「……」

提督「夢とか何とか、アホな事言うな」

提督「今こうして触れ合ってるのは、紛れも無く現実だろうが」

提督「…決して夢なんかじゃない、いや、夢なんかにさせない」

ヲ級「……離して」

提督「絶対に嫌だね」

ヲ級「…このまま生きてても、苦しいだけ」

提督「それはお前が生きたいように生きてないからだろ」

提督「…自分のやりたいようにやればいいんだよ、苦しくないようにな」

ヲ級「……それが、出来ないって、言った」

提督「…前、言ったよな?」

提督「俺は、俺のやりたいようにしてるだけだって」

提督「…俺はさ、お前に嫌々話しかけてたわけじゃない」

提督「楽しかったから、話したかったからやってたんだ」

ヲ級「…………」

腕の中で、ヲ級が顔を背ける。



ヲ級「…私は、お前にこれ以上、迷惑を掛けたくない」

ヲ級「こんな化物のせいで、お前を苦しめたくない」

提督「……化物なもんか」

頬に手を当て、背けた顔を無理矢理此方に向かせる。

提督「見た目だとか、出自だとかなんざはどうでもいい」

提督「…そんな風に、誰かの事を想えるお前は、紛れも無く人間だ」

ヲ級「………っ」

提督「…もう一度、聞くぞ」

提督「ヲ級、お前はどうしたい?」

提督「お前自身は、どうしたいんだ?」

ヲ級は再び顔を背けようとするが、頬に置いた俺の手がそれを防ぐ。

俺は黙って、ヲ級の瞳を見続けていた。

ヲ級「…………い」

奇妙な沈黙の後、ヲ級が小さく唇を動かし始める。

ヲ級「…お前と…、提督と、もっと、一緒にいたい」

ヲ級「……もっと、楽しみたい」

提督「……そうか」

やっと聞けた、彼女の本音。

それに、自然と笑みが漏れた。

ヲ級「……」

ヲ級は、不安そうにじっと俺の言葉を待っている。



提督「…だったら、俺はそれを叶えてやる」

提督「…お前のしたいように、させてやる」

ヲ級「………あ」

提督「だから――」

頬に触れた手に、再び力を込め、ヲ級の顔を引き寄せる。

そして、その小さな唇に触れた。

提督「…死ぬなんて言うな」

提督「好きだ、ヲ級」

ヲ級「……てい、とく」

ヲ級「……そっか」

ヲ級「…好き…私は、提督が、好きだったんだ」

ヲ級「……離れたく、なかったんだ」

提督「……今も、苦しいか?」

ヲ級「…ううん」

ヲ級「……凄く、暖かい」

ヲ級「…もっと、して?」

提督「……ああ、お前が望むなら」

ヲ級「…ん」


※好感度が上がりました ヲ級 ★
※空母ヲ級→空母ヲ級elite

今日はここまで
ヲ級を認めさせるために皆を集めて演説を行う提督とかいう裏話もあってヲ級ちゃんがこの後溶け込めたってことにしよう めんどいから書かん
そんでちょいとアレだ、何か書けないしちょっと休む つってもすぐ戻ってくるかもしれんが
もしかしたら他のスレ立てるかもしれない
お付き合い頂きありがとうございました

選抜あるやんけ!
完全に失念しとったわサンガツ

誤爆
マジでごめんなさい

あーすまん。言葉が足りなかった。
出撃って期限が39週目までだったような気がするから、
39週目までなのか、メインストーリーに進んだ時点でなのか、改造とか開発がどっちに適用されるのかなって思って。

まさに手に汗握る試合だった
今日の負けは久しぶりに物凄く悔しい負け
明日暇なのでこんな時間からやる

【第43週・出撃、コミュ3回目】


提督「………」

足柄「…何落ち込んでるの?」

提督「…今日、会議で色々あってな」

提督「……別に、何か言われる事は日常茶飯事なんだが」

足柄「ま、その若さでそれだけの出世ですものねぇ」

足柄「でも、…そう言う割にはえらく堪えてるみたいじゃない?」

提督「…男娼と言われてな」

足柄「……あー……」

提督「あーってなんだよあーって!」

足柄「…だ、大丈夫よ!…どっちかといえば…女衒?っぽいから!」

提督「何にもフォローになってねえよ!」


↓2


A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★

時雨 ☆

雷 ○

大鳳 ☆

ヲ級コミュ

>>+2

A.改造

B.普通

C.改造(キンクリ)

>>299さん、コンマを取らない戦闘に関しては装備の違いは描写が変わるだけです 故に現在妖精の出番がありません
装備は基本的に最新の物が適用されると思って下さい
3-1は私の勝手でシステムを変えさせて貰った為に期限がなくなって色々とわかりにくくなってます、すいません
にしてもこの時間はこうなるってはっきりわかんだね



――執務室


ヲ級「………出来た」

提督「お、よしよし、見せてみろ」

日本語の勉強in執務室。

ヲ級に日本語の読み書きを教え始めて、まだそこまでの時間は経っていない。

だが、彼女は流石というかやはりというか…非常に飲み込みが早い。

提督「…これも○、…これも良い」

現代で言う小学生向け程度の国語の教材を、今では難なくこなしている。

提督「…うん、お見事、全問正解だ」

ヲ級「……そう」

良くやった、と笑いかけるも、ヲ級の反応は芳しくない。

此方から露骨に視線を逸らし、いかにも興味が無さそうな仕草をしている。

ただ、代わりに――

ヲ級「……………」ズイッ

こちらもまた露骨に…ゆっくりと頭を俺の手が届く場所に近付けている。

提督「……ふふっ」

微笑ましいというかなんというか。

その頭にぽんと手を置き、髪型が乱れぬよう優しく撫でる。

すると、視線はそっぽを向けたままで、ヲ級の口元が緩んだ。

提督「…偉いな、ヲ級」

ヲ級「……ん」

彼女は、俺の言葉をどこかくすぐったそうに受け取った。



提督「…さて」

椅子に座った俺の背後、執務室の窓から外を見やる。

勉強を開始する前は茜色だった景色には、すっかり夜の帳が下りていた。

提督「今日はそろそろ、終わりにするか?」

ヲ級「…………」

疲れたろ―と、ヲ級の頭を撫でながら声を掛ける。

しかし、彼女は何も答えない。

提督「どした?」

ヲ級「……嫌」

提督「…え?」

やっと開かれた重い口から出てきたのは、短い否定の言葉。

提督「嫌、って…お前なぁ」

ヲ級「…もっと、…もっと居たい、提督と」

明後日の方向を見据えていた筈の瞳は、いつの間にか此方へ向けられ。

彼女の言葉が真剣で心からの物なのだと語っていた。

提督「ふふっ…ああ、すまん、聞き方が悪かったな」

提督「勉強は終わりにして、何か他の事をしようか?」

ヲ級「…ん、それなら…いい」

提督「……つっても、今此処で出来る事、なんてあったかね」

ヲ級「ううん…私は、ただ、こうしているだけでいい」

ヲ級「…提督は、嫌、なの?」

提督「勿論俺も構わんが…ヲ級がそれで暇じゃないのかってな」

提督「もしやりたい事があれば、遠慮なく言ってくれていいんだぞ?」

ヲ級「…やりたい、事」

確認するように、ヲ級は俺の言葉を反芻して思案する。

ややあって、彼女は何かを思いついたのか、ゆっくりと顔を上げた。




提督「何か思いついたか?」

ヲ級「………」コクリ

提督「うん、なら教えてくれ」

俺がそう言うと、ヲ級は両手を覆う手袋をスルリと外し、机の上に並べる。

そして、同じように上着、ズボンと――ってオイィ!?何やってんだお前!?

提督「待て!wait!waitヲ級!」

ヲ級「……?」

提督「首を傾げるな!何やってんだお前は!」

ヲ級「…脱いでる、けど?」

提督「そういう事を聞いてるんじゃない!何だその『見ればわかるでしょ』みたいな目は!」

と俺が喚く間もヲ級はその手を止めることはせず。

遂にヲ級の形の整った胸が露わになった。

……むむ、素晴らしい形状…じゃねぇ!

提督「ヲ級!脱ぐのをやめるんだ!」

ヲ級「…なぜ?」

提督「なぜ…って、…そりゃ…その…駄目だろこんなん!」

ヲ級「…提督、さっき…やりたい事、言えって」

提督「それとこれと何の関係があるんだよ!?」

ヲ級「……わからない?」

じっと、上目遣いでヲ級が俺を覗きこむ。

頬が、微かに上気して朱を帯びている。

いや、待て…つまり、これは…その、アレか?…いやいやいや。違うだろ。違うはずだ。

提督「…わ、わからん、が」

ヲ級「……ばか、うそつき、にぶちん」

誰だこんな言葉をヲ級に教えたのは―と思えば、…先程の教材に載っていた。俺じゃん。…最後の言葉だけは記憶にないが。

そんな俺の脳内コントを無視して、彼女は言葉を続ける。

ヲ級「…私は、…もっと、提督を――」

そこでヲ級は一旦言葉を切って、背伸びをして。

ヲ級「感じ、たいの」

その小さな唇で俺に触れ、いかにも切なそうにそう言った。

提督「………」

俺は――


>>+2


A.紳士的に耐えた

B.もう無理

たまにはA選ぼうよ!


「……ん…ふっ…ぁ」

もはや辛抱など出来るはずもなく。

たまらず、今度は俺からヲ級の口を塞いだ。

ヲ級の口内は、冷たい見た目に反して、舌が蕩けそうな程熱い。

「…ちゅ…む」

彼女の舌が蠢く度、俺の舌にピリと電流が走る。

ヲ級はこんな状況でもあくまで無表情を保つつもりのようで、目をつむって快感に耐えている。

だがその実、口の端から漏れる涎を止める余裕も無い。

唇の隙間から銀糸が幾筋も垂れ、机を点々と濡らしている。

「っぷは……はぁっ…」

かくいう俺も、それ程余裕があるわけでなく、熱い口腔を惜しみつつも唇を離す。

そして、先程露わになった彼女の胸、その先端の突起を摘む。

「……ひ、んっ…!?」

と、その途端に、ヲ級がビクン、と跳ねた。

「…おいおい、まさか、今のでイったのか?」

「……わ、かんない…でも…頭、まっしろに、なって」

「…ほう」

おそらく、自分で弄ったことも無いのだろう。

再び突起や、その周りをなぞると、今まで経験したことの無いであろう快感に、彼女は机の上で跳ねた。

「…っ、ぁ…!ん、ふっ…、あっ!?」

それを続けていると、もはや無表情を保つ事など不可能になったようで。

艷のある声をあげながら、俺の手の動きに合わせてヲ級は震えた。



「………はぁっ、はぁっ…」

暫くそれを続けたせいか。

ヲ級は焦点の合わぬ目を見開いて、力なく机の上に横たわっている。

その周りは、大量の液体で濡れていた。

「……ん…ふぅ……ぁ!?」

「……うへ、…そうだろうとは思ってたが…洪水だな、まさに」

そんな彼女を休ませること無く、俺はすっかり開ききっててぴくぴくと蠢く秘裂に手を当てる。

「…や、だめぇ…ていとく、や、ちょっと、休ませ、てぇ…!」

ただ指を上下させるだけで、彼女は再び跳ね回る。

液体が指に絡み、ぬちゃぬちゃと卑猥な音を立てた。

「……んなこと言って、…ここ、こんなになってるくせにさ」

「ひあっ!?や!だめ、そこだめぇ!」

秘裂にあって一際目立つ、ぷっくりと膨れた陰核を人差し指と親指で摘む。

その刺激に、ヲ級が今までで一番ではないかという程に腰を跳ねさせた。

「……ぁ、ふ……だめ…って、言った、のに…」

「…すまんすまん…ただ…どうにも止まらんのさ」

薄々自覚しちゃいたが―どうにも男娼と言う言葉が酷くしっくり来るな、本当に。

などと自嘲気味に考えながらも、俺は行為を止める事は…いや、もはや止められる筈もなかった。

俺の逸物は、既に怒張しきって、今か今かと彼女を待っている。

「………っ」

それを見たヲ級が、息を呑み――そして、覚悟はできたとばかりに唇を噛んで目を閉じた。



「……っぁ、あぅっ!ふ、あっ!」

それが彼女を掻き分けていく度、悲鳴じみた喘ぎを漏らす。

普段の彼女からは全く想像もつかぬ、獣のような叫び。

それをさせているのが紛れも無く俺であるという事実が、さらに興奮を煽る。

「…好き…てい、とくっ…大好き…!」

抽送を行う度、喘ぎ声に混じって確かめるように、言い聞かせるように、ヲ級が言う。

「ああ、俺もだ…、ヲ級っ!」

「…うん、…うん、っ」

ヲ級はその言葉に、何度も、何度も頷いて。

俺の顔へと唇を突き出す。

それに触れてやると、ヲ級の中が一際激しく蠢いた。

「……っ、ヲ級っ!」

その快感で、俺の腰がガクガクと跳ねて。

一切の遠慮無く、ヲ級の中へと欲望を吐き出した。

「……ふぁ…っ、ぁー…っ」

繋がったヲ級の躰が、何度も痙攣するかのように震える。

執務室の橙色の頼りない灯りに照らされて、俺達は初めて愛し合った。

…と綺麗には終わらず、この後もヲ級は俺を離してはくれなかった。

……なぜいつもこうなる。



※好感度が上がりました ★★
※空母ヲ級elite→空母ヲ級flagship になりました
※改造可能回数 1→0



――朝


提督「……ん」

執務室の窓に、朝の鋭い日差しが反射する。

その光に耐え切れず、俺は目を覚ました。

提督「…あれ、部屋じゃない…あ!?」

まず気付いたのは、俺が机に寝そべっているということ。

そして次に、隣にヲ級がしっかり俺の手を握ったまま、一糸まとわぬ状態で寝そべっているということ。

ヲ級「…………」スースー

提督「……ふふ」

そして、その寝顔が…どことなく、笑みのような顔であること。

ぽふ、とヲ級に空いている方の手を置く。

すると、眠っている筈なのに、ヲ級が口元を緩めた。

提督「……さて」

最後になるが…実はもう1つ気付いたことがある。

…それは、始業時間まで残り僅かということ。

提督「…片付けるぞおおおお!」

ヲ級「……わっ」

ヲ級「んー……うるさい、今何時だと思ってる」

そんな感じの、俺とヲ級の新しい日常でした。



【第44週・出撃、コミュ1回目】


足柄「あら?その娘、来てたの?にしてもまた…えらく早いわね」

提督「あははどうしてもこいつが仕事を覚えたいって言うんでなるべく空き時間に教えようとな」

ヲ級「……そんなこと言ってnもごっ」

提督(いいから話合わせろ!)ヒソヒソ

ヲ級「もごもご」

足柄「うんうん、それはいい心掛けね!…ごめんなさいね、今まで少し貴女の事を誤解してたのかもしれないわ」

提督「ああ、こいつは結構な努力家だよ…是非、これを機会に仲良くしてやってくれ」

ヲ級「もごもご」


↓2


A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ○

大鳳 ☆

出撃 旗艦>>+1で
そろそろ寝ますん ストーリーは2-4の時みたいな戦闘()描写を書いていってちょくちょく安価挟む感じで行くます
正直あんま戦闘は練れないんだけどね、堪忍してつかぁさい
批判や文句や意見、いつでも待ってます
こんな時間までお付き合い頂きありがとうございました

もうあかんわこんなん、アホかほんま
あーおもんね なんで負けるんや
やります

どすこいどないなっとんねんホンマ

>>337 全くだ、しかも継投も悪いわ今日は 



――単冠湾泊地



横須賀より艦隊を単冠湾へと移動させ、泊地に留まったままで偵察隊の帰還を待つ。

提督「……なーにがあるってのかねぇ」

大和「…何もないに越したことはありませんけれど…」

提督「どうせ何も無いさ」

大和「…?随分と確信を持っていますね?」

提督「まーなー」

今は『大和』にて行われる戦闘配置に移行する訓練の真っ最中。

『艦娘』の船員が通常艦より少なくなっているとはいえ、これを怠る訳にはいかない。

速やかに戦闘態勢に移行する事が出来ない艦など、簡単に沈んでしまう。

これは全ての基本であり、出来なければ話にならない動きだ。

故に、それこそ毎日のようにこの訓練は行われているのだ。

その最中、艦橋でこれ見よがしに溜息を付いてやる。

別にこれは練度に不満があるわけではない。

俺が苛ついているのは、今俺達が此処にいる、ということだ。

あれより独自で仕入れた情報なのだが――

任務娘さんはかなりオブラートに包んでくれていたらしい。

俺達のサイパン―つまり最前線―よりの配置転換は、上からの圧力によるものだった。

まぁ…つまるところ、手柄を立てすぎて目をつけられたのだ。

重ねて、ある程度の資源を確保できるような補給線が確立してしまったことも拍車を掛けた。

内地で…言い方は悪いが、浮き砲台となっていたような艦らを動かせるようになってしまった。

それを理由に、所謂『艦娘反対派』のようなお偉いさん達が、艦娘に頼らずとも防衛線を確立出来る、と結論を下した。いや、下させたのだ。

サイパン・グアム・テニアンへは、それらの艦を優先的に配備、『艦娘』は貴重である故、内地で待機、有事に備えよ。と。

そのせいで、いくらか不審な動きが見えたとはいえ、帝国としてはもう手を付ける予定もないようなこんな場所へと回されてしまった。

というのが、事の真相であった。




提督「………ちっきしょー…」

そんな訳で…どうせその情報とやらだって捏造されたもんだろう、などと考えている次第なのだ。

といっても、流石に何もしない訳にはいかない。それこそ反対派が文句を言う格好の機会となってしまうだろう。

だからとりあえず偵察機を出し、何も有りませんでしたと横須賀に帰る心積りでいる。

伝令妖精「全員、配置完了致しました!」

提督「何分だ?」

伝令妖精「は!7分32秒であります!」

提督「…遅い、まだ早く出来るだろう」

伝令妖精「は!申し訳ありません!」

提督「明日は5分を切れ、と皆に伝えろ」

伝令妖精「はっ!」

…このように人に当たってしまう情けない有り様である。それにしたって7分半は遅いが。

大和「…提督」

それを察したのか、大和が諫めるような視線を送ってくる。

目を伏せ、すまん、と送ると、困ったように大和は溜息を付いた。

さて、そろそろ偵察機が――

伝令妖精「大佐殿、百式司偵よりの報告、上がりました」

提督「…うむ」

陸軍偵察機からの報告を妖精が読み上げる。

これが今から始まる北方の一連の戦闘、全ての原因であった。



――単冠湾泊地・会議室


提督「…鉱山施設、だそうな」

大和「鉱山、ですか?」

提督「ああ、それもかなり大規模な物でな」

偵察機の持ち寄った情報に拠れば――

雪と氷に包まれていただけのキスカ島が、まるで大鉱山地帯のようになっていたらしい。

炭鉱夫―白人がほぼ居ないという報告だったので、恐らく捕虜の懲役と思われる―が大量に投入され、海岸部はかなり厳重な警戒だったそうだ。

それこそ、激戦地に築かれた要塞のようなトーチカ、野戦砲、対空砲…。

百式司偵のパイロットも「まさか対空砲を撃たれるとは思っていなかったのでヒヤッとした」らしい。

提督「…で、本題はこっちだ」

先に述べた通り、キスカ島の陸上施設もかなりの気合の入れようだが。

俺達が対処すべき問題は周辺に展開した艦隊である。

島をぐるりと囲む、太平洋方面程ではないが、大艦隊。

加賀「……絶対に、この場所を譲らない―と言った所かしら」

提督「…だな」

瑞鶴「んー…それだけ集めてるなら、こっちの本土を攻められそうなのに」

提督「ああ、そりゃ無理さ」

瑞鶴「…?なんで?」

提督「簡単だ、うちのすぐそばにある『連邦』の存在だよ」

瑞鶴「……え?」

加賀「…はぁ…提督、説明してあげて」



…瑞鶴の為にこの後説明した内容をかいつまんで話すと、こんな感じである。

連邦と連合国は現在事を構えていないが―それはあくまで『敵の敵は味方』というような建前によるものだ。

加え、うち―つまり帝国は、連邦と不可侵条約を結んでいる。

この状況で連合国が北方から帝国本土の侵略を始めた場合、連合国の軍を果たして連邦は放って置けるか?

勿論ノーだ。この位置を連合国が抑えたならば、絶対に連邦は黙ってはいない。

そのような事もあって、この北方と言う場所は帝国において最後方に当たる場所なのだ。

瑞鶴「…ふーん…でもさでもさ、だったら尚更変だよね、此処にそんな軍隊を置くなんて」

提督「そう、それなんだよ」

会議室の面々が、瑞鶴の言葉に頷く。

帝国ももはや手をつける気はなく、連合国としても出来れば手を付けたくない場所。

というのが両国における認識だと思っていたのに、これだ。

瑞鶴に説明した通り、侵略という線はまず無い。

だったらそもそもキスカ島をあんな防衛仕様にする意味は無いからだ。

宝石や金、銀の鉱脈を発見した―と言う線も薄い。

あそこは散々調べつくされた場所だし、例えそうであったとしてもあれはやり過ぎだ。

その為だけに帝国が軍を起こせる余裕など無い事をあちらは知っている。

つまり。

提督「…不自然だと思われたとしても、絶対に守りたい何かがあるってことだな、あそこには」

大和「です、ね」

吹雪「……絶対に守りたい、ですか」

提督「その正体は皆目検討が付かんがな」

提督「…なんにせよ、報告して…とりあえずの方針を建てる必要があるな」

もしあそこを占領するのであれば、かなり本格的な侵攻作戦となる。

占領せず、施設だけの破壊―というのも1つの手段ではあるか。

それにしたってしっかりと準備しなければならないだろう。

なんせ、アッツ島には飛行場まで建設しているらしい。

この狙いが帝国本土の爆撃ではなくキスカ島の防衛だけだとするのならば…流石に、俺も何があるのか、位の興味は湧く。

いや、むしろ気になりすぎるほどだ。

辺境の島を守る謎の大軍勢…ってな。

外れくじだと思っていたが、どうやら存外そうでもない。

提督「……さて、そうさな――」

俺が出した方針は――



>>+2(ルート分岐有り)


A.キスカ島を占領しよう

B.鉱山施設・防衛施設に打撃を与え、鉱山の稼働を停止させよう

C.意見を添えず報告し、上の判断を仰ごう

D.今回は俺達の手に余る、何もしないが吉だ

とりあえず、こういう進め方となります
ストーリーっぽいアレをアレする感じですね
過疎スレでも安心の仕様です、はい 今コンマなんてやったらいつ埋まるかわからんからね
どうでしょう、やっぱりコンマの方が良いでしょうか?

不評すなぁ やはり私にストーリーは考えられない(確信)
ではコンマに戻しますかね それならそれで連投ありとかでちゃちゃっと終わらせるようにしないとだね
方針も決まったんで今日はここまで
お付き合い頂きありがとうございました

雨天中止でホッとした、3タテがないもの
確かに数年前は一瞬の期待すらほとんど無かったなと思うと強くなってるわ、今年は強いな(錯乱)
そういやヲ級ちゃんがまだヲって喋ってない もう完全にオリキャラやんけ糞>>1
もうちょいしたらやります

(●▲●)vs(*^◯^*)

ヲ級ちゃんの『ヲっ』て言うのは完全兵器化の弊害だと自己脳内保管してた…
そういえば最初に会った時もヲ言語じゃなくてアドミラル…って呟いてたんだよな

むしろかわいいヲ級ちゃんで神>>1と言いたいくらいなんだが
しかし序盤から中止多いねww

>>362 今の広島に勝てるビジョン全く見えへん
>>363 なるほど、そういう設定だったか
>>365 負けない事を喜ぼう!…どーせ後でやるんだけどね



――キスカ島近辺・上空


この北方という地において、この時期、航空機というものが大活躍する事は少ない。

その理由とは実に単純なものだ。

降りしきる雪と、晴れぬ視界。

搭乗妖精「ったく、爆撃しろって簡単に言ってくれんのは良いけどさー」

爆撃隊の隊長機、新型爆撃機『連山』に搭乗している妖精が1人、文句をこぼす。

周りの妖精も寒さに震えながら、それに頷く。

妖精兵士「前方の機体もほぼ見えませんからねぇ…」

結局、提督が取った判断はキスカ島の主要施設の爆撃だった。

その主な理由としては、占領する程の戦力がないということだ。

例え制海権、制空権を首尾よく握れた、としても。

管轄下の陸戦隊だけで占領しようとすれば、この雪と氷に閉ざされた要塞での戦闘でどれだけの被害が出ることか。

また、陸軍の協力も恐らく今の状況では期待できない。

この理由は、何も上層部の妨害だけではない。

以前にもアッツ・キスカの占領作戦が行われていて、…その結果の暗澹たるや。である。

間違いなくこの提案に難色を示すだろうし、そこまで犠牲を出して手に入れる価値のある場所だと思っていない。

事実、上層部は鉱山施設についても、ああ、そうという程度の反応だった。

と、いった訳で――苦労のしわ寄せが航空隊へと振られたのだ。



妖精兵士「……お、見つけたみたいです」

搭乗妖精「…はー、やっとさね」

護衛機である前方の零戦が、翼を上下に揺らす。

キスカ島が見えてきたようだ。

この悪天候では、練度の高い乗員しか飛べないというデメリットもあるが――

それ以上に、敵が此方を見つけにくいというメリットも大きい。

鉛のような鈍色の厚い雲を抜けた先、すぐにまでキスカ島が迫っていた。

搭乗妖精「落とす場所は確認してるな?」

妖精兵士「はっ」

搭乗妖精「…よーし」

凍えて固まっていた乗員達が、それぞれ持ち場に付く。

程なくして、凍えた地に爆音が轟いた。

慌てふためく地上。

すぐに迎撃機を出せないこの天候、接近してくる爆撃機に気付かなかった時点で半ば勝負は付いている。

対空砲座から次々と射出される弾丸も、熟練の乗員達が駆る新型機には触れる事すら無い。

――と、思われていた。

搭乗妖精「っ!?」

隊長機の前方、護衛の零戦が火を噴き、錐揉みしながら落ちていく。

そう、『弾が当たらなかった』のに。

歴戦の妖精は、自らの目を擦った。

まるで戦闘機に接近した弾が勝手に爆発したかのように彼女には見えたのだ。



それは一機ではなかった。

次々と、対空砲火によりあちこちの機体が火を噴く。

搭乗妖精「……っ、な、何だこれは!」

叫んで、操縦桿を動かす。

彼女が咄嗟に取った判断は、ただの勘。

ここまで生き残ってきた軍人の、命にすがる本能とでも言おうか。

連山がその機首を上げ、急上昇をする。

そのすぐ下で、先程まで後方にいた一式陸攻が爆音とともに砕け散った。

妖精兵士「た、隊長…!」

搭乗妖精「…撤退だ」

妖精兵士「…はっ」

短い符丁を打つと、流石は熟練の航空隊、残存していた機体が一斉に首を翻す。

そして再び、鈍色の空へと消えていった。



――単冠湾泊地・会議室


提督「………糞っ!」

航空隊の被害は甚大だった。

万全を期し、熟練の搭乗員をつぎ込んだ作戦で、実に3割に届こうかという被害を被ったのだ。

それも、敵の航空隊と接触せずに。

提督「………」

近接――VT信管の事は、頭の片隅にはあった。

けれど…こんなに早いとは。

いや、それはただの言い訳だ。

それとなく伝えるくらいの事をしておけば…。

やり切れない怒りを込めて、机を思い切り叩く。

固く握った手は、真赤に熱を帯びていた。

大和「…提督」

その手を、傍らに居た大和が、両手で優しく包む。

大和「貴方のせいではありません…どうか、自分を責めないで下さい」

提督「……すまない」

大和「…謝る必要など、何処にありましょうか」

大和「貴方は、これからの事を考えるのが仕事でしょう?」

提督「…そう、だな」

…そうだ。

悔やむことも、死んでいった搭乗員に謝る事も、いつでも出来る。

提督「……捕虜に、話を聞こう」

大和「…ええ!」

深呼吸1つ、笑みを作ると、大和はホッとしたように頬を緩めた。

実はこの出撃の間、あのキスカから命からがら逃げてきたという捕虜が見つかった。

彼に話を聞けば、何かが判るかもしれない。

北方の戦いは、どうにも長くなりそうだ。


※3-1【キス島偵察作戦】を達成しました
※次回からコンマね!

あ、海域クリアだからこれ

新しい秘書艦>>+2

会話の件については45週の頭のイベント
…2-4から書いてるが戦闘シーンどうだろう、前みたいに簡略化した方がいいかね


【第44週・出撃、コミュ2回目】


金剛「秘書艦の金剛デース!」

提督「おー、元気だな」

金剛「of course!何か最近影が薄かったネー!」

提督「…ん?普通に話してたろ」

金剛「ノンノン、描写されないのヨー」

提督「…はぁ?」



↓2


コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ○

大鳳 ☆



――執務室


提督「…大鳳」

大鳳「…なんでしょうか」

現在、大鳳と一緒に仕事中である。

先ほどまでは他の娘も何人かいたのであるが、皆他の件で席を外し。

図ったかのように大鳳とふたりきりになってしまった。

だが、なんと大鳳がその途端に俺から距離を取った。

どうにも俺は警戒されているようだ。

広い執務室の、何故か端と端で作業をしている。

大鳳「用が無いのでしたら、執務に戻らせて頂きます」

提督「あっ……うーむ、参ったなぁ」

大鳳「………」カリカリ

そんな俺の事など全く気にする様子も無く、ひたすらに大鳳は作業を続ける。

対照的に俺は、何処か集中出来ないままに仕事にとりかかった。



―――――――

―――




提督「………」カリカリ

大鳳「…提督、与えられた分、終了致しました」

提督「…お、早いな」

程なくして、大鳳が自らの担当していた分の書類を重ね、持ってきた。

動かしていた手を止め、その内容をざっと確認する。

提督「……ふむ」ペラッ

大鳳「あっ」

と、その間に俺がやっている書類を見た大鳳が声をあげた。

提督「ん?どした?」

大鳳「…この漢字、間違ってるわ…確かに、よく似ているのだけれど、これは…」

提督「どれどれ……うわ、本当だ」

集中力が散漫だと、こういうミスをするからいけない。

修正しようと、ペンへと視線を向けるが、それを大鳳が制す。

大鳳「良いわ、提督、私が修正します…提督は、その続きを」

提督「ああ…悪い」

お言葉に甘えてその通りにまた書類へ視線を戻す。

が、大鳳の次に取った行動は予想外のものだった。

大鳳「…ん、しょ…」

大鳳は、俺の邪魔をすると悪いとでも思ったのか、わざわざ俺の背後に周る。

そして、その手を俺の手元の書類に伸ばした。

提督(……ちょ!?)

その態勢、何が不味いって大鳳の体が俺に押し付けられることである。

めちゃくちゃ良い匂いがするぞおい。

大鳳「……?提督?」

書類を捲る手を止めた俺を不審がって、大鳳が首を傾げる。

俺は――


>>+2


A.「…大鳳、体が当たってるぞ」

B.「…大鳳、胸が当たってるぞ」

C.「…大鳳、いい匂いだぞ」



提督「…大鳳、いい匂いだぞ」

大鳳「……………な、ななな、何を言ってるんですか貴方はまた!」バッ

一瞬、何のことだか判らず固まった大鳳だが、すぐに発言の意図に気付いたのか体を離す。

提督「いやー…なんつーか、近かったしー」

大鳳「べ、別に言う必要は無いでしょう!」

提督「…いやいや、ホントいい匂いで…」

大鳳「……っ、あ、貴方、…もうっ!知りません!」

ドスドスと、機嫌悪そうに大鳳が執務室の扉の方へ歩いてゆく。

…律儀にも、しっかり漢字の訂正をした後で。

そして、ドアを乱暴に開き、早足で廊下を去っていった。

提督「…うーむ」

1人、残された俺。

提督「……いい匂いだったなぁ」

反省、ゼロ。



※信頼度が上がりました

大鳳 ☆○

今日は終わり
ダメ出しとか色々いつでも言ってくれ、メゲるがちゃんと反省する
お付き合い頂きありがとうございました

野球終わったらやる
信頼度が上がった理由は後々ね
つーかよう考えたらコンマ戦闘まで省くと安価要素ほぼねえなこのスレ

ごめんねる
もうあかんわ

腹立って眠れぬ やる


【第44週・出撃、コミュ3回目】


金剛「Hey!テートクー!」

提督「…元気だなお前は」

金剛「Hh…そういう提督は元気が無いネー」

提督「常にそんなテンションでいたら疲れるだろ」

金剛「ノーンノンノン、私はいつでも元気ヨー!」

提督「…そうか…なら、とりあえずその目の前の書類を片付けろ」

金剛「………ごほっ」

提督「おいこら」


↓2


コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ○

大鳳 ☆○



――提督私室


雷「案外片付いてるのねー」

提督「だろ?だからさ、別にわざわざ…」

雷「ダメよ!こういうことは徹底的にやっとかないと!」

雷「それに、汚れってのは見えない所に貯まるのよ?」

提督「…む、そりゃそうだが…せめてそれなら俺も」

雷「だーめ!司令官はいつもお仕事で疲れてるんだから、ね、私に任せて?」

提督「……わかった」

今日は珍しくほぼ丸一日の休日だった。

それは、今目の前にいる雷についても同様。

しかし、その雷がいきなり、俺の部屋を掃除したいと言い出したのだ。

勿論、折角の休みにそんな事をさせるのも悪いと、丁重に断ったのではあるが…。

雷「おっそうじおっそうじ~♪」パタパタ

結局勢いに負け、首を縦に振ってしまったのである。

流石に雷1人に任せ俺は何もしないというのは良心の咎めるところであり、本当なら手伝いたいのだが。

それをしようとする度雷に止められ、こうして椅子に座ったまま部屋を駆けまわる雷を見ている。

目に見えない所の汚れを取る、と言った雷は、それに違わず、俺が普段めんどくさくて掃除しない場所をどんどんと掃除している。

机や箪笥の裏、ベッドの下……と、そこで何か見つけたようで、えへんと胸を張った。

雷「ほら!こんな所にもゴミがあるのよ!」

提督「ははっ、本当だ……ぁぁ!?」

雷「…どうしたの?」

…ベッドの下から出てきた、丸めた紙。

……アレの用途は1つしか思い浮かばない。

提督「…うおおおおお!」

雷「きゃっ、し、司令官!?」

咄嗟に雷の手からそれをひったくり、ゴミ箱にシュート。

提督「あ、あはは!いやーゴミは本当に困るなあ!」

雷「…よ、様子がおかしいわよ?」

提督「えー!嘘だろ俺は普通だぞー!」

雷「そ、そう…なのかしら…?…ところで、なんかさっきの紙、変な匂いが…」

提督「この前鳥の糞を拭いてさぁ!」

…そんなハプニングもあったが、掃除の時間は順調に過ぎていった。


――――――――

――




提督「…おー」

雷「ふふーん」フンス

数刻後、部屋は確かに綺麗になっていた。

元々物の少ない殺風景な部屋だったというのもあり、一目見ただけではそこまで変わってないのだが。

けれど、なんというか…全体的に『綺麗』になっているのだ。

例えるなら、埃1つない床、よく整頓された寝具。

雷の細やかな心遣いが感じられる仕上がりであった。

提督「ありがとな、雷」

雷「ううん、大した事はしてないわ!」

提督「何言ってんだ、凄いよ」

雷「えへへ…ふふ、もっと頼ってくれても良いのよ?」

提督「いやいや、あんまり雷の力をすぐに借りるのもな」

雷「…そう」シュン

提督「あ、勿論雷の事は頼りにしているんだぞ?」

そう言って、俺は――


>>+2


A.さらに雷を褒めた

B.雷の頭を撫でた

C.せめてものお礼にお茶を淹れに向かった



提督「えらいえらい」

手を出して、優しく雷の頭を撫でる。

雷は少し不満そうに唇を突き出した。

雷「…むー、子供じゃないのよ」

提督「何、俺から見れば子供だよ」

雷「むー………」

けれど、雷は俺の手を払うことはなく。

そのまま、栗色の髪を揺らしていた。

ふわりとした髪が、俺の手に合わせて靡く。

頼りにして欲しいといつも言う雷も、やはりまだまだ子供のようだ。

提督「………」

雷「…司令官?どうして笑ってるの?」

提督「んー…何でもない」


※信頼度が上がりました

雷 ☆○



【第45週】



提督「話、聞けなかったなぁ」

大和「逃げてきたばかりですから…無理もありません」

提督「…だな、随分と疲弊していたようだったし」

キスカ島から脱走した捕虜に話を聞く予定だったのだが、彼は相当に体調が悪いようで、会うことは叶わなかった。

せめても、と彼は島から持ちだしてきた鉱物、そのほんの小さな欠片をくれたが――

提督「…うーん、なんじゃこりゃ、宝石?」

大和「ではないのですか?綺麗な緑色ですし」

その鉱物は、向こう側が透けて見えるほどの透明度を持った薄い緑色。

言葉で表現するならば、萌黄色、と言った所か。

提督「こんなもん掘るために軍隊動かすのかね」

それを指で弾きながら、呆れと共に溜息をつく。

こいつが何かは知らんが…どうにも外れだった様子だ。

提督「…こんな物の為に…航空隊を…」

大和「提督」

提督「……そうだったな、…すまない、大和」

沈みかけた意識が、大和の言葉で浮かび上がる。

提督「とりあえず、これを提出しなければな」

提督「…捕虜の救出は…難しいか」

大和「……あの防備では」

提督「……ままならんな、どうにも」

もう一度溜息を付くと、視界の端、猫を持った奇妙な娘が映る。

猫娘「…ん?ああ、久しぶりだな」

提督「猫…」

大和「…どなたですか?」

提督「……開発班の研究員だよ」

猫娘「ま、そんなわけさねー…お見知り置きを」

大和「は、はい…此方こそ」

提督「そうだ、お前、これなんだかわかるか?」

何でも知ってそうなコイツなら――と、石のかけらを差し出す。

それに、彼女は期待通りああ、と頷いて。

猫娘「また珍しい物を持っているな」

提督「知ってるのか?」

猫娘「うむ、標本でしか見たことは無いが――」

猫娘「ウランだね、それは」

提督「………は?」

持っていた石が、思わず手から滑り落ちる。

俺達は…思っていたより、とんでも無いものを見つけてしまったようだった。

正直今日の試合は菊池を投げさせざるを得ない状況になった時点で負けなんだよなぁ…
別に鉱石触るくらいで特に問題は無いよ


【第45週】


提督「……今回の作戦だが…」

加賀「提督、質問があります」

提督「…言ってくれ」

加賀「…ええ…言ってはなんだけれど…この作戦、何の利があるのかしら?」

提督「………」

返す言葉もなかった。

腕利きの兵士を工作員として島へ送り、捕虜の救出を行い、それを快速の駆逐艦で回収する。

…全てにおいて突っ込みどころしか無い。

加賀「こういう言い方は…その、悪いとは思うけれど…リスクが捕虜の救出と釣り合う物でない、と思うわ」

居並ぶ皆も、言わないだけで心の中ではそう思っているようだ。

何も言わず、黙って加賀の言葉に頷く。

提督「……これは、次に繋げるための物だ」

加賀「…どういうことかしら?」

提督「…キスカ島全域へ爆撃を行う為、だよ」

そう、前回の爆撃は、捕虜の存在があったためある程度地点を絞らなければならなかった。

だが、今回は――あの鉱山一帯、その全域を爆撃する。

加賀「……前回の被害を忘れたの?」

提督「次は、艦砲射撃での支援も行う」

提督「…その後、陸戦隊を投入、キスカ島を制圧する」

加賀「っ!?」



加賀「……本気で言っているの?」

提督「ああ」

加賀「…………」

加賀「…そう、…理由があるのね」

提督「…ああ」

言えない――というか、正確には言っても信じてくれない、だろうが。

俺の出自を知っている加賀は、何か事情があると感づいたようで、それきり黙った。

提督「……工作員よりの報告を受け次第、駆逐艦による救出隊を編成する」

提督「皆、しっかりと備えておいてくれ」

いくつか不満そうな顔も見えたが、無理もない。

なるべく彼女らを見ないように、早足で会議室を出た。

…あそこまでしてあの場所を守る理由が、わかってしまった。

提督「…やっぱり、外れくじじゃねーか」

焦りとともに、悪態を吐き出す。

なんとしても、止めねばならない。



※3-2【キスカ島救出作戦】が解除されました
※期限は【第50週】です

ウランは本土にもあるじゃねーか!というツッコミは受け付けておりません、この物語はフィクションです



【第45週・出撃、コミュ1回目】


金剛「ンー…So Good!」

提督「ふふん」

金剛「噂に聞いていた通り、ホントに美味しいネー!」

提督「ま、お茶を淹れさせたら俺の右に出る者は……あんまり居ないな」

金剛「…そこは嘘でも誰も居ないって言って欲しかったヨー」

提督「俺は謙虚なんだよ!」


↓2


A.出撃(駆逐艦限定、敵は新型軽巡2、駆逐1、負けるとルート分岐有り)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ☆○

大鳳 ☆

今日はここまで
お付き合い頂きありがとうございました

勝ったのは嬉しい だが何故伊納を9回まで投げさせた



――艦娘私室・雷の部屋



提督「………」

雷「……~♪」

調理場から、雷の調子外れの鼻歌が響く。

そして、ことことと何かを煮こむ音と、なんとも言えないいい香りも。

提督「……なんか…さすがに悪いよなぁ」

雷はどうも事あるごとに俺の世話を焼きたがる。

今日も、夕飯の宛が無かった俺の為に、こうして料理を作ってくれている。

前のようにせめて手伝おうと言ったのではあるが…やはり、拒絶されてしまった。

雷『いいの!司令官はそこに何もしないで座ってて!』

とは、雷の言葉である。

提督「……うーん」

手持ちぶざたな片手で頭を掻く。

雷が視界の端で作業をしている中、俺だけ何もしないというのは何かやりにくい。

提督「……よし…おーい、雷」

もう一度挑戦しよう、と。

せくせくと動く雷に声をかけるも、雷はやはり、浮かない顔をした。

雷「司令官、どうしたの?あ、お腹が空いたのね!待ってて、もうちょっとで…」

提督「いやいや、やっぱりなにか手伝えないかな、って」

雷「…もう、だから気にしなくていいのよ?」

提督「でもさ…雷1人に準備をさせるのは…」

雷「むー…そこまでいうなら、…じゃあ…司令官、お皿出してくれるかしら?」

提督「おう!」

雷「…任せてくれていいのにー…」




―――――――

――





提督「…うん、美味しい!」

雷「ほんと!?…えへへ、よかったわ」

提督「こりゃお世辞抜きで美味いよ、雷」

雷の料理は本当に日本のご飯、という献立だった。

ご飯、味噌汁、煮魚、小鉢、…極めつけに自家製らしいぬか漬け。すげーなオイ。

食べていて安心する、そんな優しい味付けの料理に、俺の箸は止まらず。

それなりの量があったにもかかわらず、ペロッと平らげてしまった。

提督「…ごちそうさま!」

雷「お粗末様でした」

提督「ほんとに美味かったよ、ありがとな、雷」

雷「いいえ、喜んでくれたみたいで、私も嬉しいわ!」

顔いっぱいに喜色を表わして、雷が笑う。

けれど、すぐに表情を改める。

雷「…あの、ほんとに大丈夫だった?」

提督「?」

雷「え、えと…気とか、遣ってない?」

む?どういう事だ?

俺は――




>>+2


A.「勿論美味かったぞ、雷と一緒だったから余計にな」

B.「おう、美味かったぞ!」

C.「ああ、うん」



提督「勿論美味かったぞ、雷と一緒だったから余計にな」

雷「あっ…うん、…良かった!」

提督「おう」ポン

前のように、栗色の髪に手を置く。

雷はそれを、目を細めて喜んだ。

提督「また、作ってくれるか?」

雷「うん!勿論よ!」

提督「そっか、楽しみにしてるぞ」

雷「まっかせて!絶対司令官を満足させる物を作っちゃうんだから!」

提督「そりゃ…うん、期待しちゃうな」

雷「ふふ、もっともっと期待してくれて良いのよ?」

提督「お、また大きく出たな」ポンポン



※信頼度が上がりました

雷 ☆☆○


【第45週・出撃、コミュ2回目】


提督「金剛」

金剛「What?」

提督「これは……飯か?」

金剛「Yes!丹精込めて作ったネー!」

提督「…………俺には炭に見えるんだが」

金剛「Hh…確かに見た目はBadヨー…でも、Let's eat!きっと美味しいネ!」

提督「………………」パクッ

金剛「…………」ワクワク

提督「………味見、しようか」

金剛「ダヨネー」


↓2


A.出撃(駆逐艦限定、敵は新型軽巡2、駆逐1、負けるとルート分岐有り)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ☆☆○

大鳳 ☆



――休憩室


提督「ふああぁ……」

連日の―それこそ嫌がらせの如く―続く執務。

最近は、何故かどうでも良い案件まで俺の方へ回されている。

十中八九上の方の仕業だろうが。

提督「…ねっむい…」

その合間、部屋に戻ると爆睡してしまいそうだ、ということでやって来た休憩室。

ここなら誰かしらが利用するので起きるのも容易い。

畳張りの床に横になる。

休憩室と言っても本格的な寝具は置いておらず、火鉢と毛布で暖を取る。

少し肌寒かったが、体が余程疲れていたのだろう、程なく意識を手放した。


――――


*「…?あれ、司令官?」

*「寝てる…わね…お疲れなのかしら…」

*「でも…寒そうだし…あ、枕も無いわ」

*「うーん……どうにかしてあげたいわね…」

*「あ、そうだ!」


謎の人物が思い付いたのは――


>>+2

A.膝枕

B.添い寝



――――――

――




提督「……んぁ…」

雷「…………あ、司令官、目、覚めた?」

覚醒した意識がまず捉えた違和感は、鼻孔をくすぐる柑橘系の匂い。

そして、固い床に投げ出したはずの頭を包む、柔らかな感覚。

提督「…あれ…俺」

雷「…司令官ー?」

提督「…雷!?」

至近距離で俺を覗き込む雷を見て、自らの置かれた状況をある程度把握した。

…これは…膝枕…。

雷「しれーかーん、どうしたのー?」

提督「あ、い、いや…雷、どうして此処に?」

雷「んー、休憩に来たら司令官が寝てて…枕が無いのは嫌かな、って思ったのよ」

提督「…そっか、…重かったろ?」

雷「ううん、そんな事は無いわ!」

雷「…それより、…ちゃんと眠れたの?」

提督「おう、バッチリだ、雷――」


>>+2


A.「ありがとな」

B.「わざわざ、すまなかったな」

C.「別に起こしてくれても構わなかったんだぞ?」



提督「ありがとな」

雷「……うん!」

提督「まぁ、起きたら雷が間近に居たのはびっくりしたけどな」

雷「あはは、だって、司令官の寝顔が面白かったんだもの」

提督「何!?お、面白いってどういう事だ!」

雷「そのままの意味よー!」

けらけらと、雷が笑う。

俺もすっかり眠気が吹き飛んだようだ。

窓の外も、丸い月が輝き―――って、月?

提督「……雷、今…何時、だ?」

雷「20時位よ?」

提督「……2、0…時?」

俺が寝たのは…12時を少し過ぎた位の時間だった筈、だ。

提督『……すまん…寝る…すぐ、戻る…』

大和『ええ、休んで下さいな…相当寝てないのですから…』

大和『心配はいりません、提督がお帰りになるまで、この大和が――』

提督「…寝過ごしたぁぁ!」

雷「ちょ、わ、司令官!?」

この後めちゃくちゃ謝った。



※信頼度が上がりました


雷 ☆☆☆○


【第45週・出撃、コミュ3回目】


提督「フハハ、働け働けぇ!休みは無いぞ!」

金剛「Shit…こんな提督の言いなりになるなんて…」

提督「フ、妹がどうなっても良いのかい!?」

金剛「榛名…大丈夫ネー、私が絶対に守って見せるヨー!」

榛名「……あの、何をなさっているのですか?」

提督「え?悪の組織ごっこ」

榛名「………」

金剛「Oh…榛名が、榛名が売られるネー!」

榛名(……凄く他人の振りしたい)シゴトシテクダサイヨ


↓2


A.出撃(駆逐艦限定、敵は新型軽巡2、駆逐1、負けるとルート分岐有り)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ☆☆☆○

大鳳 ☆

すまんねる 雷3連続は流石にネタ思い浮かばんでな なぜこうも連続するやら
お付き合い頂きありがとうございました

やります
実は雷ちゃんの設定はまだ固まってなかったりする

――剣道場


冬、冷たい隙間風がこれでもかと吹き込む剣道場。

だというのに、その中は張り詰めた空気と、不思議な熱気に包まれていた。

提督「…………」

妖精兵士「…………」

互いに木刀を相手に構えたまま、出方を疑う俺と妖精。

いつ動き出すのかと、周りの兵士達も興味深そうに見守っている。

提督「…………ふっ!」

妖精兵士「…くっ!」

俺の顎先から垂れた汗が床に落ち、瞬間、目の前の兵士に木刀を振り下ろす。

一合、二合と木刀を打ち付ける音が剣道場に響く。

そのまま、俺の勢いに妖精が段々と下がっていく。

それを好機と、追い打ちをかけるが如く俺は木刀を正確に打ち込む。

妖精兵士「……あっ!?」

その力に耐え切れなかったか、妖精の手から木刀が離れる。

カラン、と、乾いた音が鳴り、罰が悪そうに妖精は笑った。

妖精兵士「……参りました…」

提督「おう、おつかれさん」

妖精兵士「…涼しげですねぇ…」

敵いません、と妖精は力を抜いて床にどかっと腰を下ろす。

今日は兵士達との剣道の訓練、それも木刀による本格的な打ち合いだ。

あの大和とそれなりに戦った腕は中々に確かなようで、既に兵士達をこうして何人も打ち倒している。

雷「お疲れ様、司令官!カッコ良かったわよ!」

はい、と雷が俺に手渡してきたのは、真っ白な手ぬぐい。

提督「お、ありがとな」

冬だというのに、道着が張り付くほどに流れる汗を、簡単に拭っていく。

その様子を、何故か雷が不満気に眺めている。

提督「…ん?どした、雷?」

もしかして俺の体を拭くなんて用途で手ぬぐいを使ってほしくなかったとか…?いやいや、流石にそれは考え過ぎか。

雷「…ダメよ、司令官!」

提督「へ?」

雷「そんな拭き方じゃあ全然汗が引かないわ!」

提督「お、おい、ちょ、雷!?」

俺の手から乱暴に奪いとった手ぬぐいを持ち、雷が道着の隙間から手を入れてゴシゴシと汗を拭う。

雷「あのね、ちゃんとこういう所も拭かないと――」

さっきまで凛々しく(主観)剣を振るっていた俺が、雷にいいように扱われている。

そんな様子を、床に座った兵士達が笑って眺めていた。

提督「おいこら!お前らも止めるのを手伝え!」

妖精兵士「はっは!大佐殿もどうやら、娘子には弱いようで」

先程までの張り詰めた空気は何処へやら、剣道場は俺の悲鳴と雷の小言、そして多くの笑い声に包まれていた。


――――――――

――




提督「…お嫁に行けない」

雷「大袈裟よ、司令官ったら」

妖精兵士「全くですね」

提督「お前ら後で覚えてろよ…」

妖精兵士「……あ、用事を思い出しました!」

ぞろぞろと、連れ立って兵士達が剣道場を去っていく。

あいつらいつか殴る。

提督「…ったく…」

雷「…司令官、もしかして…嫌、だったの?」

提督「あ、ああいや、そんな事は無いって!ちょっと恥ずかしかっただけで…!」

いかん。雷に要らぬ心配を掛けてしまっている。

提督「そ、そういえばさ!雷は何でこんなに俺を気にかけてくれるんだ!?」

いつもの咄嗟の話題そらし。

だが雷はその言葉に、少し考え込む。

提督「…雷?」

雷「……お、…お兄ちゃん」

提督「…?」

雷「…司令官が、…昔、死んじゃったお兄ちゃんに、似てる…から」

提督「………あ」

地雷原に全力で突っ込んでいく男、俺。

こんな時何と言えばいいか、と考えていると、雷が先に口を開いた。

雷「…ご、ごめんね?…暗い話、しちゃって」

提督「あ、いや…此方こそ、すまん」

雷「……気に、しないで」

提督「…………」

こ、ここは――

提督「>>+2」



提督「………雷」

雷「……司令官?」

雷の小さな身体を腕に抱き、頭に手を置く。

雷「…ど、どうしたの、いきなり?」

提督「…いや」

提督「……こうすれば、少しは兄貴っぽいか、って」

雷「……っ」

提督「……無神経だったか?」

雷「……っ、ううん!」

雷「…凄く、嬉しい!」

提督「…そっか」ポンポン

雷「……――たら――のに」ボソッ

提督「ん?何か言ったか、雷?」

雷「ううん、何も言ってないわ!」

提督「…ならいいが…」

雷「…それより…もう少し、こうしてても…良い?」

提督「…ん、可愛い妹の頼みだからな」



※信頼度が上がりました

雷 ☆☆☆☆○



【第46週・出撃、コミュ1回目】


金剛「んー……very sleeplyネー…」

提督「寝るなよー」

金剛「そもそも提督がおかしいのヨー…何でそんなに仕事ばっかり出来るのデスか?」

提督「ダンスやってるからな」

金剛「Wonderful…」

榛名(……意味がわかりません)


↓2


A.出撃(駆逐艦限定、敵は新型軽巡2、駆逐1、負けるとルート分岐有り)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ☆☆☆☆○

大鳳 ☆

吹雪コミュ

>>+2


A.改造

B.改造(キンクリ)

C.普通



―――提督私室


何とか仕事も少しづつ落ち着き。

久しぶりに休暇の吹雪を自室に呼んだ、のは良いのだが――

提督「……吹雪?」

吹雪「…………」ツーン

こうして吹雪と話す機会はかなり久々だというのに、どうもご機嫌斜めな様子だ。

これ見よがしに視線を逸らし、『怒ってますよー』と顔全体でアピールしている。

提督「吹雪ってばー」

吹雪「……」

提督「ふーぶーきーん」

吹雪「…何ですか?」

提督「…何か、怒ってる?」

吹雪「はい」

提督「…な、何故に…」

吹雪「……最近司令官と色んな娘の噂を良く耳にしますから」

提督「……それって…」

提督「…妬いてるのか?」

吹雪「なあっ――!?」

すると一瞬、吹雪は顔を真赤にさせて――それを誤魔化すかのように、頬を膨らませ、続ける。

吹雪「……っ、そ、そうですよ!妬いてます!悪いですか!」

提督「…ん、いや…ごめん」ポン

吹雪「…そーやって……そんなんじゃ誤魔化されませんから」

吹雪「……寂しかったんですよ…私…」

こてん、と吹雪が頭を俺の肩に載せる。



吹雪「…司令官は、いつもそうです」

吹雪「気が付いたら、…いつも、遠くに居ます」

提督「……吹雪」

吹雪「…何でも1人で抱えようとするくせに、人の荷物は自分が背負おうとして」

吹雪「皆、そんな貴方を頼って…」

吹雪「…優しい貴方は、全部背負って…どんどん、歩いて行っちゃうんです」

吹雪「どんどん、隣を歩く人が増えて…背負う物も、重くなって」

吹雪「…貴方は、そんなに強くないのに」

吹雪の身体を抱いて、大泣きしたあの日の事を思い返す。

やはり、この娘には敵わない。と、心の中で小さく溜息を付く。

提督「……吹雪には、バレてるもんな」

吹雪「そうですよ、知ってるんです…司令官は、カッコつけて、無理してるだけだって」

吹雪「今回の作戦だって…そうなんでしょう?」

あの会議での不自然さに、気づかない筈がないでしょう。と。

そう、吹雪の瞳は語っていた。

提督「…はは、…ほんと、敵わないよ、吹雪には」

吹雪「……私は、貴方の荷物を一緒に背負えませんか?」

提督「……そう…出来たら良いんだけど、さ」

提督「…俺は、吹雪が隣を歩いてくれるだけで、十分だよ」

吹雪「………そう、ですか」

吹雪は落胆したように、瞑った目を開いて、伏せた。

そんな吹雪の手を握って、続ける。

提督「好きな人の前ではさ…馬鹿だってわかってても、カッコつけたいんだよ」

吹雪「……司令官」

提督「…だから、もうちょっと見ててくれ、馬鹿な俺を」

それに、吹雪はくす、と笑いを漏らして。

吹雪「…しょうがないですね」

そう、どこか困ったように、けれど嬉しそうに言った。

提督「吹雪…」

吹雪「……はい」

そのまま、どちらからともなく、見つめ合う。

俺は――


>>+2


A.吹雪を押し倒した

B.吹雪のほっぺたをむにっとして遊んだ

ここまで 中途半端ですまん
お付き合い頂きありがとうございました

ありえんわ なんやこれ
すいません寝ます 明日できたら

僕は最初から筒香の事は信じていました
やります

書けぬ 手抜きっぽくてすまん



「……吹雪――」

吹雪の小さな躰に手を置き、体重を掛けて押し倒そうと力を籠める。

…が、吹雪がいたずらっぽく笑ったかと思うと、躰を捻った。

行き場を失った手が空を切り、そのまま俺はベッドに倒れる。

その上に、吹雪が跨った。

「ふ、吹雪!?」

「……たまには、こんなのもいいでしょう?」

先と変わらぬ笑みを湛えたまま、吹雪が俺に顔を寄せる。

「…ん」

一度、俺の唇に触れ、乾燥しきってガサガサの唇が痛かったのだろうか、顔を顰める。

「……随分と、乾いてますね」

「…あ、ああ…何分、最近疲れてたからな」

「……ちゅるっ…」

吹雪が、俺の唇へ舌を伸ばす。

自らを塗りこむように、丹念に、丁寧に、吹雪の舌が俺をなぞる。

「…――っ!?」

一頻り舐め終わると、今度は口の中に。

いつもよりも数段積極的な吹雪に面食らい、目を見開く。

すぐ目の前の吹雪は、そんな俺の反応を見て楽しそうに笑っていた。

「………っは、ふぅ、ふふ、どうですか、司令官?」

「…どうしたんだ、今日は」

「会えない間、ずっと、ずっと貴方の事を考えていたら…我慢、できなくなって」

吹雪が、跨ったままで腰を小刻みに動かす。

…多少、…いや、結構犯罪臭のする絵面だが、そんな光景に俺も興奮を抑えきれず。

「……挿れて良いのか、吹雪?」

俺のそんな問いに、コクリと吹雪は頷いて。

小さなその秘所を、俺の逸物が貫いた。

それからは――なんというか、滅茶苦茶だったとだけ言っておこう。


改造 >>+2(火力 装甲)

吹雪 装甲16→49


――朝


提督「………んー…?」

朝、視線を感じて目を覚ます。

吹雪「あっ」

差し込む光の眩しさに、ゆっくりと開いたまぶたの先には、果たして此方を覗き込む吹雪の姿があった。

提督「…吹雪…、おはよ…」

吹雪「おはようございます…もしかして、起こしちゃいましたか?」

提督「いや…」

と、身体を起こして時計に目をやる。

流石に今度は大幅に時間を過ぎているといった事態は無かったようで、そこに少しだけほっとする。

提督「……ん?」

そんな時、少しだけ口元に違和感を覚える。

不思議に思って手を当てると、口の周りが何故か濡れている。

提督「……吹雪、お前」

吹雪「…さぁ!今日も一日頑張りましょう!」

提督「……………」

えらく積極的な娘になったもんだ、と嘆息する俺であった。

需要も無い物を無駄に時間掛けて書くのもアレだしもう改造は全部キンクリで行きます

【第46週・出撃、コミュ2回目】


榛名「…あの、提督、…これなのですが…」

提督「ん?ああ、これはな…って、榛名、近い近い」

榛名「い、いえ…近くに寄らないとよく見えませんので…」

金剛「…ほーう?」

提督「!?」

金剛「演習の報告書を届けに来たのデスが……あ、もしかしてお邪魔でしたカー!?」

提督「いや!そんな事は無いぞ!ほら、見せてみろ!」

榛名「………」ムー


↓2


A.出撃(駆逐艦限定、敵は新型軽巡2、駆逐1、負けるとルート分岐有り)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ☆☆☆☆○

大鳳 ☆




――執務室


提督「おーい、金剛」

金剛「What's?どうしたノー?」

提督「いや、この書類なんだが…」

秘書艦である金剛と、仕事について話す。

それが一段落した頃、ふと思い付いた疑問。

提督「あのさ」

金剛「?」

提督「…ん、いや…なんつーか、喋り方…なんでそんな感じなのかなーって」

その言葉に、金剛はハッとしたような顔をし、目を伏せて言葉を返す。

金剛「Sorr、…ごめんなさい…もしかして、不愉快でしたか?」

提督「ああ、違う違う、単純に疑問に思っただけだ」

金剛「…そうデスか…良かったネー…」

提督「しかし…まあ、俺は大丈夫なんだが…不愉快に思う奴もいるんじゃないか?」

なのに何故、と金剛に問う。

このご時世、外国語に拒否反応を示すような輩も多い。

苦労しているのではないのだろうか。

金剛「…ワタシは、実は英国の生まれなのヨー」

提督「英国?…ハーフなのか?」

金剛が首を縦に振る。

…なるほどなぁ、それでそんな話し方なのか…。




金剛「…だから、本当はこんな戦争…」

そこまで言いかけて、金剛は慌てて口をつぐむ。

提督「……良いさ、好きな事を言っていいぞ、俺は何も聞いてない」

金剛「テートク…うん、Thank youネー」

金剛「…向こうに居た時、幼い時の記憶だけど…とっても楽しかったネー」

金剛「……この国では、皆が敵だって言ってるケド…」

金剛「優しい人だって、一杯居て…」

提督「…そうか」

当たり前だ。国民全員が同じことを考えている訳じゃない。

いつだって、国同士の勝手な都合に巻き込まれるのだ。

彼らの意思に関係無く…それは、金剛も、俺も例外ではない。

深海棲艦だって…元は、何も知らぬ少女達なのだ。

金剛「…でも、ワタシは…戦うから、ちゃんと」

心配しないで、と金剛が笑う。

その笑みは、何処かぎこちなくて。

俺は――


>>+2


A.「……早く、終わらせような」

B.「……期待してるぞ」

C.「……辛いなら、別に無理して…」



提督「……早く、終わらせような」

…俺の立場からすれば、こういう言葉を言っていいものか…とも思う。

けれど、落ち込む金剛を放ってはおけなかった。

金剛は、それに何も言わず、ただコクリと頷いただけだった。

提督「…すまないな、辛気臭い空気にして」

提督「さ、気持ち切り替えて仕事――」

金剛「…テートク」

提督「…ん?」

金剛「ありがとネ、気、遣ってくれて」

提督「気にすんな、別に大したもんじゃない」

金剛「…それでも、…今まで、ちゃんと話聞いてくれた人、居なかったから」

提督「……そっか」

金剛「だから…ありがとう」

提督「…ああ」

金剛「……それじゃ、仕事するネー!報告書取ってきマース!」

提督「あ、ちょ、金剛!?」

提督「…行ってしまった…にしても、あいつも大変だったんだなぁ…」



※信頼度が上がりました

金剛 ☆☆☆○

今日はここまで なんか本当に酷いごめんなさい
それを誤魔化す訳じゃないけれども前の鶴姉妹的な艦娘視点の小ネタを何か書く 見たいネタが有りましたら書いてくれれば目についたものを書きます
本気でコミュネタ書けなくなった
お付き合い頂きありがとうございました

乙でしたー
ヲ級ちゃんが他の艦娘たちと仲良くなって遊んでるところとか見たいなー(チラッ

乙 加賀さんと翔鶴さんのほのぼのカッコが見たいです 視点は加賀さんで

駆逐艦達の先輩として良い所を見せようと張り切る吹雪

駆逐艦と間違えられる大鳳さんとか

>>522


―ほのぼのした鎮守府そのいち―



「……加賀さん、お茶、どうですか?」

「…翔鶴」

休憩室、何を考えるでも無くボーっとしていた私は、翔鶴の声に現に戻された。

「加賀さん?」

「ああ…いえ、お願いしようかしら」

「はい、わかりました」

どこか緩慢な私の返事にも、彼女は嫌な顔一つせずに笑う。

そして、いそいそと給湯室へ向かっていった。

作業をする彼女の背中に話しかける。

「翔鶴」

「はい?」

「…貴方の午前の予定、何だったかしら?」

「ええと…執務、でしたが」

「……そう、お疲れ様」

「?…は、はい…」

彼との執務、か。

彼――提督の事を、私は好きだと、そう断言出来る。

年端もいかぬ少女が抱くような、身を焦がす情愛が、私の中にある。

けれど、彼はどうか。

私が問えば、彼は私を好きだと言うだろう。

私が求めれば、彼は私を愛してくれるだろう。

だが果たして、それは彼の本心なのだろうか。

「どうぞ、加賀さん」

「………ありがとう」

例えば、この翔鶴。

素晴らしい女性だと、同性の私でも思う。

一つ一つの動作に気品があり、気配り上手で慎ましやかでお淑やかな…それこそ、まるで教科書のような女。

もし、彼が私達に順番を付けるのなら。

いや――もし、彼が一人だけを選ぶのなら。

その時に選ばれるのは誰であろう。

チラ、と翔鶴に目をやる。

視線を感じた彼女は大きな瞳を穏やかに細めて、魅力的な表情で微笑む。



「どうしました?」

「…いえ」

燻った情愛は、醜い嫉妬となって燃える。

手に入らぬならば―いっそ、と。

目の前の細く白い首筋に、少し力を入れてみれば良い。

自らが持ち得ない物への妬みが、頭を旋風の如く巡る。

「あ」

「……どうしたの?」

翔鶴が小さな声をあげる。

「加賀さん、ほら」

指差した先には、私の湯呑み。

「茶柱ですよ」

縁起が良いですね、と何が可笑しいのか微笑む彼女。

「…そうね」

湯呑みを両手で抱えて見ると、確かに真ん中の辺りに浮かんでいた。

私は、如何にもつまらないといった風に、息を吹いてその茶柱を沈める。

けれども、茶柱は沈まずに、湯呑みの中を漂うだけ。

私に出来る抵抗なんてこの程度――そう、自分の中の冷たい客観が囁いた気がして。

結局、私は翔鶴の淹れたお茶に口を付けることは無かった。

まさにほのぼの コメディー系も後で何か書く >>519 >>524辺りかな
小ネタは随時募集中、浮かびさえすれば即書ける
本編は多分夜…出来ないかもしれません

乙 本当にここの>>1は演歌的な暗い情念を書くのに長けてるな 素晴らしい!最高だわ
メンヘラやヤンデレは多いけどこういうドロドロ物は書けるひと少ないのよね……これからも期待

ほのぼのカッコな組み合わせ的には榛名&大和(榛名視点)とか吹雪&ヲ級(両方見たい)も希望

北方海域だし雪合戦

>>530



―ほのぼのした鎮守府 そのに―



最近、考えることがある。

この戦争が終わってしまったら、私は―榛名はどうなるのか、と。

…いや、正確には少し違う。

果たして今の様に彼の側に居られるのか、と言った方が正しいか。

今の楽しい時間はいつか終わる。

それが勝利でなのか、敗北でなのかはわからないけれど。

私達が普通の人間に戻ることは難しい、学校では、そう教えられた。

時代遅れの兵器の行末など、想像に難くない。

私達の運命は、艦と共にある。

だから――ずっとこの戦争が続けば良いのにと、不謹慎にも私は思う。

そのせいで誰かが苦しむだとか、悲しむだとか、そんな事はどうでも良い。

ただ、もっと彼と居たい。

以前では考えもしなかった私の、確固たる思い。

いつか来る物を、引き伸ばして、引き伸ばして。

そして遂にやってきた終わりを――彼は悲しんでくれるのだろうか?

「考えても…詮無き事、ですね」

不安と一緒に、すっかり冷め切った緑茶を一気に飲み下す。

その時、休憩室のドアが開いた。

「榛名さん、どうも、奇遇ですね」

「大和さん」

「隣、よろしいですか?」

「…ええ、どうぞ」

笑顔で休憩室に入ってきたのは大和さん。

彼女もまた艦娘で――同じく、彼を好いている。

「……あの」

「何でしょう?」

「…1つ、聞いてもよろしいでしょうか?」

「大和に答えられる事でしたら、なんなりと」

「ありがとうございます…あの、大和さんは……怖くはないですか?」

「怖い?」

「…この戦争が、終わることが」

流石に、早く終わって欲しいと思いますか、とは聞けなかった。

彼女は少し考えて、此方の意図に気付いたのか、笑う。





「なるほど、そういうことですか」

「……あの…?」

「ああ、申し訳ありません…そうですね」
       ワタシタチ
「確かに…艦娘の処遇、という物には恐ろしさを感じます」

ですが――と、窓の外へと彼女は視線を向ける。

釣られて向けた瞳の先には、広い横須賀の街が広がっていた。
                        ワタシタチ
「…この風景を守ることが出来るのも、艦娘だけなのです」

「……大和さん」

「今、通常艦だけで防衛を担うことは不可能…そう言っても過言ではありません」

「だから、戦わなくては」

「……でも…でも!そしたら、私達は――!」

「…はい」

十分に承知している、といった風に彼女は深く頷き、笑顔のままで続ける。

「それが、帝国臣民の、陛下の、何より――」

「あの人の、願いなのですから」

今日一番の綺麗な笑顔で、迷いも淀みも一切無く、彼女はそう言い切った。

「……あ」

それが余りに眩しくて、思わず顔を背けた。

彼女に比べ、自分の何と矮小なことか。

死に怯え、色に惑溺し…彼と居られれば、他はどうだっていいなどと。

あまつさえ、その彼の想いすらも考えずに。

私には――絶対に、彼女のような事は言えない。

「…榛名さん?」

「え…と、その、ありがとうございました…参考に、なりました」

「そうですか、それなら良かった」

満足気に笑う彼女と、対照的に俯く私。

先程飲み下したはずの不安は、どんどんとお腹で膨れ上がって。

「……どうかしましたか?…具合が優れないのですか?」

目を細めて聞いてくる彼女に、大丈夫と笑う。

その笑顔は、さっきの彼女の物と比べ物にならぬ程に不格好で。

「本当にどうしたのです?」

けれどなおも食い下がり聞いてくる彼女に、胸の奥がふつふつと熱くなる。

「…何でも、ありません」

そんな自分の矮小さに、私は再び顔を背けたのだった。

このシリーズ書くの楽しいかもしらん まぁ今回は本気でただのほのぼのなんだけど
加賀さんの話は第三者視点から見ると完璧なほのぼのです
後で本編は出来るかどうか…明日の朝も早いので
このシリーズ以外も小ネタは頑張って消化していくよ

>>519 >>536 


「雪合戦?とヲ級ちゃん」


―単冠湾にての出来事―


ヲ級「…………」サクッ

ヲ級「……冷たい」

電「…ゆ、雪…珍しいのですか?」

ヲ級「………?」

電「あ、…ご、ごめんなさい…その、…」

雷「ダメよ電、そんなに警戒しちゃ」

雷「ごめんなさいね、…えっと、雪、興味あるのかなって」

ヲ級「……うん」

雷「…そうなの!じゃあ、雪だるまを作りましょう?」

ヲ級「雪だるま?」

雷「うん!きっと気に入ると思うわ!」

電「す、スコップもちゃんと持ってきてるのです!」

ヲ級「……私、も…良いの?」

雷電「もちろん(なのです)!」

ヲ級「……ん、やる…」



提督「仲良き事は美しき哉…うんうん」

足柄「子供は元気よねぇ…」

提督「何をオバサン臭…痛い痛い痛い痛いィ!?」

足柄「……全く」

提督「悪かったよ…でもまぁ子供じゃなくても雪にはつい興奮しちゃうだろ」

足柄「…ああ、そういえば貴方も子供だったわね」

提督「何その言い方!?」

足柄「事実でしょう?」

提督「馬鹿、俺みたいに落ち着いた大人も――ぶべらっ!?」ベチャッ

千代田「千代田軍曹、着弾を確認しましたでありまーす!」ゲラゲラ

千歳「流石軍曹ー!あっはははははー!」ゲラゲラ

足柄「……あらら…すっかり出来上がってるわねあの2人」

足柄「提督、大丈――」

提督「上等じゃねぇかオラァ!」ビュン

千代田「あはははは――ふきゅっ!?」ベチャッ

提督「ふはははは!俺に勝とうなど100年早いわ!」

足柄「………やっぱり子供じゃない」

翔鶴「て、提督…落ち着いて…――きゃっ!?」ベチャッ

加賀「……」フフン

大鳳「か、加賀さん!?いきなり雪球投げて何やってるんですか!?」

加賀「いえ…余りにも白くて雪と見分けが付かな――くっ!?」ベチャッ

瑞鶴「……あー加賀さんだったのー背景と同化してて気づかなかったわー」シラー

加賀「…いい度胸ですね」

赤城「ふ、二人とも…!」

大和「提督…大和、寒いです…」ピタッ

榛名「…榛名も…少し寒いです…」ピトッ

如月「私も私も~」ギュッ

加賀「……瑞鶴」

瑞鶴「……チッ、…仕方ないわね」

大和「…提督は絶対に大和がお守り致します」

榛名「そちらがその気なら…榛名、全力で参ります」

如月「提督…怖いわ~」ギュゥゥゥ

提督「お前らやめんかー!」




時雨「…………」ハァ

電「時雨ちゃん?」

時雨「ん、何でも無いよ」

時雨(…あっちには近づかない方が良さそうだね)

雷「じゃーん!完成したわ!」

雪だるま「おいすー」

ヲ級「………おお」ペタペタ

電「ああ!ヲ、ヲ級ちゃん!目が取れちゃうのです!」

ヲ級「……これが…雪だるま…」

吹雪「わー!雪だるまだぁ…これ、ヲ級ちゃんが?」

ヲ級「…いや…私は…」

雷「うん、そうなのよ!皆で作ったの!」

電「このままもう一個作るのです!」

吹雪「そうなんだ!…私も一緒にやっていいかな、ヲ級ちゃん?」

ヲ級「……あ……」

ヲ級「…う、…うん…一緒に、作ろう」

吹雪「やったぁ!」



――そういうことになりました。

全方位ほのぼのなお話でした。
次回の小ネタは吹雪とヲ級のほのぼのカッコ 何もおかしくはない
やっぱりもういっそ昼ドラ学園スレを建てるか…
今日は本編やるよ!野球終わったらね!

試合を 見るのが 辛い


【第46週・出撃、コミュ3回目】


提督「金剛」

金剛「なんデスか?」

提督「…何かあったらちゃんと相談するんだぞ?」

金剛「…提督」

提督「ああ」

金剛「…急にどうしマシたか…?気持ち悪いデス…」

提督「えぇー……?」



↓2


A.出撃(駆逐艦限定、敵は新型軽巡2、駆逐1、負けるとルート分岐有り)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ☆☆☆☆○

大鳳 ☆



――資料室


提督「何故俺が資料整理を…」

ブツブツ呟きながら嵩張った資料を棚へ移していく。

なんでも『機密性のある資料が多い』と言うことで俺にこの仕事が回ってきたのだが…。

提督「地味だよなぁ…」

ひたすらに資料を並べていく作業だ、そこに楽しさなんてない。

提督「……あ」

文句を言いつつ一際高く山になった資料を両手で持ち上げた時、つい重心が傾いてしまいその山の上から資料バサバサと下に落ちる。

提督「あーもう…」

欲張るもんじゃないなぁ…と独り言ち、床に散らばった資料を1つ1つ拾い上げていく。

バラバラになってしまったので目録と照らしながら並びに間違いが無いか確認していく作業。

その時初めて資料の詳細を目にしたのだが、なるほど確かに機密性は高いようだ。

前回の作戦の報告書、今回の作戦の草案――など、多くの資料が混在している。

提督「……ん、あれ?」

目録に走らせた目線が、ある文字を捉える。

提督「雷の…経歴書?」

艦娘の経歴書。

奇しくもそんな物が此処に紛れていた。

提督「…珍しいな」

今まで上に問い合わせて貰ったことはあるものの、こうして資料室に並べられているのを見るのは初めてだ。

雷は結構最近来たし、その時にシステムが変わったのだろうか?

提督「……ふむ」

そして、そこで俺に芽生えたのは好奇心。

やめておけばいいのに、一度並べたその書に手を伸ばす。

ま、経歴くらいは知っておいた方が良い―と、軽い気持ちで。



提督「ふむ、…商家の娘、か」

何、そこに書かれていたのは随分と平凡な物。

――××年、○○で生まれ――

から始まる略歴に、家族構成、学歴――

提督「…ま、特に目立ったものはない、か」

と、資料をパラパラとめくり、半分程を見て閉じようとした時。

ある言葉が頭の中に浮かび上がった。

雷『……お兄ちゃんは、死んで――』

提督「…家族構成、兄、母、父…」

そうだ、雷は兄が死んだと言った。

であれば、その死因等も書かれているのでは?

自分でも下品であるとわかってはいたが、どうしてもそれが気になった。

提督「……あった」

『雷の兄について』

こうして独立した項目があるということは、やはり雷の呪縛を解く鍵となり得る物…というか、過去は兄なのだろう。

艦娘を縛る精神の鎖。操り、狂わせる鎖。

その重さを…異常さを、何処か俺は軽んじていた。

そう、痛感する事になる。

『兄、――は、優秀であったが、病を患う』

提督「…ふむ…病気、か」

ペラリと、次の頁をめくる。



『彼は自らの躰を自由に動かせぬ事を呪い、自暴自棄になり――』

『1年も経つと、完全に豹変してしまった』

提督「………」

なまじ才能を持っていた故、か。

やりきれぬ気持ちで、資料の最後の頁をめくる。

何故か、やたらと重く感じた。

『……その後、××年○月×日に死亡――』

『表向きは病死となっているが』

『その実、妹、艦娘としての呼称「雷」の手による物であり』

『遺体は見るも無残な程な状態であったことを付け加えておく』

『また、彼女の改造の際に用いた記憶はこの時のものである』

『追記として――――』

提督「…………え?」

目に映った文字が信じられず、何度も何度もその行を読む。

提督「…う、嘘だろ?…雷が?」

重い記憶であることは当然覚悟していた。

だが、だが―これは余りにも。

提督「……」

空恐ろしさに、自然と資料を元に戻そうと手が動く。

いや―それもまた、間違いだった。

雷「司令官?なに、してるの?」

提督「っ!?」

声に、一瞬、完全に身体の力が抜けた。

棚に伸ばした手から滑り落ちた資料が、その声の主の前へと零れる。

あ、選択肢


>>+2


A.「し、資料の整理を…」

B.「……雷、…それに書かれてる事……」

C.「…どうして、ここに居るんだ?」

選択肢次第では此処で死んでた


提督「…どうして、ここに居るんだ?」

雷「……ん、と」

ひょいと、目の前に落ちた資料を拾う。

雷「これの内容、確かめようかなって思ったのよ」

提督「……確かめる?」

雷「うん…どのくらい書かれてるのか、気になったから」

そこまで言って、雷は大きく溜息を付いた。

雷「司令官、全部、書かれてたのね?」

提督「……あ…いや、それは…」

無言は、即ち肯定。

雷は俺の反応に、薄く笑う。

雷「そっかぁ……」

バレちゃったなぁ、とそのままの表情で雷は言って。

雷「…殺してあげなくちゃダメだったの」

雷「……あれは、お兄ちゃんじゃなかったもの」

雷「お世話は、ちゃんと最後までしなきゃ」

提督「い、雷……」

雷「ね、しれーかん?」

笑った雷の口元の八重歯が、資料室の埃っぽい薄闇に輝いた。

俺は、それに肯定も否定も出来ず。

ただ、目的を果たしたとばかりに踵を返した雷を見送ることしか出来なかった。


※信頼度が上がりました

雷 ☆☆☆☆☆

やっぱ何かしっくりこん ここまでです
お付き合い頂きありがとうございました

いやまぁ…電で使ったからあんまヤンデレっぽいの使いたくなかったんだけども
雷の性格的に一番考えやすかったので…どうかご容赦下さい 本気でそろそろ>>1の無理矢理設定付が限界です
苦手だって方は本当に申し訳ない…


―ほのぼのした鎮守府 そのさん―



「ヲ級ちゃん、どう?」

「……おいしい」

「良かった」

「…ちょっと、熱かった…」

「あはは、ごめんね…もっと冷ませば良かったね」

「でも、おいしかった」

「そっか…うん、良かった」

「ヲ級ちゃんって…やっぱり、少し変わった…よね?」

「変わる?」

「う、うん……前より、笑うようになったっていうか…」

「避けられてるのかなーって思ってたんだけど…」

「……ん、実際…避けてた」

「…そっか…そうだよね」

「…深海棲艦、だったもんね」

「…うん」

「………何で変わったのかって…聞いても良いかな?」



「……」

「…あの人が、変えてくれた」

「………そっか」

「あの人は、私に全てを与えてくれた」

「…あの人のお陰で、私は人になれた、だから――」

「……好きになったんだ?」

「………ん、…ん、…まあ…そう…」

「…ふふ、恥ずかしがらなくていいのに」

「…いきなりあんな事言われたら…恥ずかしいにきまってる」

「あはは、ごめんね?」

「でも……相変わらずだ、やっぱり」

「相変わらず?」

「司令官」

「…吹雪は、長いんだっけ」

「うん…最初は、私1人だったから」

「…そうか」

「…少し、羨ましい」

「そんな大層な物じゃ無いよ、別に」

「いや…あいつは、吹雪といる時の方が、なんていうか…少し、自然に見える」

「自然…ふふ、だって、司令官はいつも皆の前でカッコつけてるから」

「カッコつけ…?」

「うん、この前も、子供みたいに泣いたんだよ」

「……泣くんだ、あいつも」

「情けなく、ね」

「…ふふ、それは…ちょっと見てみたいかも」

「あはは、『嫌い!』ってビンタでもすれば、きっと泣くと思うよ?」

「それは…痛快そうだね、ふふっ」

「………良いな、吹雪は」

「…?どうしたのヲ級ちゃん?今、なんて…」

「ううん、何でもないよ」

「ありがとう…お茶、美味しかった」

「いえいえっ!また、お話しようね!」

「…うん、また」

心情を全て想像にお任せしていくスタイル
微妙に>>523成分もある…かもしれない
見たい組み合わせがあれば是非書いて下さいな
今日は本編多分出来ない

今シーズンはむしろどこまで負けるかが楽しみになってきた
本気で100敗目指せるぞ
余りにもテンション下がったので今日もお休みです、申し訳ありません

ベイスくん!俺達西武と一緒に走ろう!

>>594 君等はファッションやないか……

【第47週・出撃、コミュ1回目】


提督「…眠い」

金剛「…me too」

提督「…寝ちまうか」

金剛「いえーす……」

榛名「駄目ですからねっ!?」


↓2


A.出撃(駆逐艦限定、敵は新型軽巡2、駆逐1、負けるとルート分岐有り)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ☆☆☆☆☆

大鳳 ☆

最近雷しか書いてないや


――執務室


提督「…………」

雷の事、あの資料室での事。

あれは何だったのだろうか。

あの後の雷に、何ら変わった所は無い。

怖いくらいに、いつも通りだった。

飯を用意してくれたり、お茶を淹れてくれたり。

あの時の様な暗さは何処にも感じられなかった。

だが、あれは錯覚でも幻覚でもなく、実際にあった事なのだ。

雷「司令官?」

提督「……ああ、雷、来てくれたか」

雷「勿論、お呼びとあれば何時でも来るわよ!」

雷「それで、どうしたの?」

提督「……」

どうしても俺は、それを放ってはおけなかった。

だから、ちゃんと聞かなければならぬ。

好奇心で突っ込んだ足を、何事も無かったかのように戻すことは出来ない。

どうせなら、最後まで突っ込んでやる。

提督「…率直に聞くよ」

提督「お前と兄さんに、何があった?」

雷「…………」

雷の表情が消える。

机を挟んでいるというのに、なぜか彼女から威圧されているような気配を感じた。

だが、その表情をすぐに取り繕って続ける。

雷「…もう、…司令官、読んだんでしょ?」

資料のことを言っているのだろう。

言外に、あれに書かれている以上の事は無い、とでも言いたげに笑って雷は言った。



提督「不明瞭すぎてな」

提督「雷がそんな事するなんて、俺にはとても信じられなかったんだよ」

雷「…いいえ、事実私はお兄ちゃんを殺したわ」

提督「……」

信じたくはなかったが…。

こうして直接雷の口から、本当の事だと聞けば納得するしか無い。

提督「…なんで――」

雷「はい!これで終わりっ!」

話題を無理矢理終わらせようと、雷がパンと手を叩いて大声を出す。

雷「聞きたい事は聞けたでしょ?さ、司令官、もういいじゃない!」

提督「…どうして、殺したんだ?」

雷「…………」

雷「…辞めましょう、司令官」

雷「こんな話したって、別に何も変わらないわ」

提督「…似てるって言われたからな」

雷「……それは…言葉の綾、みたいなものよ」

提督「…でも、俺はやっぱり――」

雷「聞かないで」

雷「せっかく忘れかけてたの、もう思い出したくないの」

雷「…だから、聞かないで」

提督「…………」



>>+2


A.「…わかった」

B.どうしても気になる

なんか雷編ホンマにアカンな



提督「…わかった」

雷「…それじゃあ、この話は…」

提督「ああ…忘れるよ」

雷「…うん」

俺にはこれ以上彼女に踏み入ることは出来なかった。

元々あんな軽い気持ちで手を出したのが間違いだった。

それに…怖かった。

彼女が、雷が怖かった。

資料室で見せたあの昏い笑みが。

何の感情も無いような瞳が。

雷「……お話は、それだけ?」

提督「…ああ」

雷「…そっか」

くるりと、雷が身体を返し、背を向けて。

雷「今度は、もっと楽しいお話がしたいわね?」

提督「…そうだな、…うん、気をつける」

それだけ言うと、執務室を静かに出て行った。

俺には、彼女の事は余りにも重すぎた。

忘れてしまえば、元通りになれるのだから。

だから、忘れてしまおう。

結局、それだけの事。


※コミュを達成できませんでした

雷 ―――――

今日はここまで
お付き合い頂きありがとうございました

艦これ運営はやっぱりやる気を削ぐ天才だと思う
今日は本当にこれだけの為に、いつかゆっくりやるから許して欲しい


【47週目・???】


猫娘「…まぁ…うん、そんな事もあるよね」

任務娘「あら、失敗してしまったのですね」

猫娘「早速だけど…君が取れる選択肢は2つだよ」

任務娘「少ないですね」

猫娘「テンポを考えて、ね」

猫娘「セーブポイントまで戻したとして…まさか同じイベントを繰り返す訳にもいくまいて」

任務娘「手抜きですか?」

猫娘「…そうともいうがね」

猫娘「ま、この際なんでも良かろう」

猫娘「ではまず1つ、このまま進行する」

任務娘「その場合どうなるのです?」

猫娘「雷の信頼度は、――となり、これ以上のコミュは不可能になる、好感度変化、改造も無しだ」

猫娘「一応、戦闘での扱いは☆5だがね」

猫娘「それで、2つ目だが」

猫娘「リセット回数を1つ使用して…47週の1回目の出撃コミュ最安価、かな」

任務娘「…その場合、何かペナルティなどは…」

猫娘「無いよ?ただ…リセット可能数0回で死亡エンド、もしくは出撃時旗艦轟沈等をやらかしたら…」

猫娘「本当は装備劣化とかも考えていたんだけどね、…そこまで色々付けても」

任務娘「なるほど」

猫娘「さて、どうする?」


>>+2



猫娘「リセットか…うん、了解したよ」

猫娘「これで残りリセット回数は【2】だね」

猫娘「…基本的に選択肢にBAD要素が含まれているけれど」

猫娘「そこまで捻くれた選択肢は出さないから、その辺は安心して欲しい」

猫娘「ちなみに、私達は本編とは一切関係無い」

任務娘「追ってますからね」

猫娘「うむ、そういう訳だ」

猫娘「では…【47週・出撃、コミュ1回目】からとなるよ」


↓2


A.出撃(駆逐艦限定、敵は新型軽巡2、駆逐1、負けるとルート分岐有り)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ☆☆☆☆☆

大鳳 ☆


今日はここまでです
短くて申し訳ない お付き合い頂きありがとうございました

なんかごめんね 

如月コミュ


>>+2

A.改造

B.普通



――執務室



如月「うふふ~…ねぇねぇ、司令官?」ツンツン

提督「……」カリカリ

如月「…もう…何で無視するのよぅ…いけずー…」ムー

すっかり日は暮れてしまったが、現在、執務の真っ最中。

理由は単純で、執務が多すぎて終わっていない。サビ残である。

だというのに如月の妨害が活発である。

如月「しーれーいー」

提督「………」

如月「ほら…うふふ、スベスベでしょ?」ピトッ

俺の身体に肌を押し付けてくる如月。

…こんな事では負けません。せめてこの仕事を終えるまでは…。

如月「んー…!もう、ホントにつまんないわぁ…」

提督「…だからー…少し待ってろってば」

如月「それ…さっきも聞いたわよ~?」

提督「…後…少し、うん、少しだけ…」

如月「はぁ…全然少しじゃないじゃない…」

大きく溜息を付く如月。

提督「すまん…どうにも、最近仕事が多くて…」

如月「もー…言い訳なんて…」

と、そこで不満そうな顔をしていた如月が、一転、笑顔になる。

まるで悪戯を思い付いた子供のような…嫌な予感がする。

提督「…如月?」

如月「………良い事、思いついちゃったわ~」

絶対悪いことだ。そう顔が語っている。

何かの準備を始めた如月を尻目に、俺は執務を続ける。

思えば、此処で止めておくべきだったのだ――

そういや改造って全部キンクリすることになったんだっけ?

>>633 無駄に時間を取る上需要も無いからね、しゃーなし



――――――――

―――





提督「……何の真似だ、如月」

如月「んー…何でしょう?」

提督「とぼけるなっつの…」

悪い顔をした後の如月の行動まとめ。

めちゃくちゃボディータッチしてくる。なんか服着崩してる。以上。

提督「……やっぱり悪巧みじゃん」

如月「うふふ、司令官、我慢しないでいいのよ~?」

提督「……」

…ああ、なるほど、何となく意図を理解した。

あれか。私の誘惑に耐えながら仕事が出来るかしらとか言いたいのか。

如月「…司令官の身体、逞しいわ…」ウットリ

提督「……」

俺はこんな事では動じない。

百戦錬磨の提督様とあろうものがこんな事では動じるはずがない。

如月「……すっごく、硬い…」スリ

提督「……」

筋肉がね。まぁね、鍛えてるしね、硬いようん。

いや全然動じてねぇから。ホントに。

如月「…ね、ホントに…我慢、しないで?」

提督「……」

勿論、俺は――


>>+2


A.我慢

B.出来ません(改造内容も併記 火力 装甲 雷装 対空)

如月 装甲16→39


――朝


提督「………やっちまった」

如月「やられちゃった♪」

提督「…♪、じゃねえよ……」

如月「うふふ、ま、良いじゃない?」

提督「……まさかこんな簡単に俺の意思が砕けるなんて…」

如月「あら、それだけ私が魅力的ってことかしら?」

提督「…それは…そう、だな」

如月「…ちょ、ちょっと照れるわね~…」

提督「お前の恥じらいの基準がわからん…」

提督「…まぁ、…何にせよ」

如月「?」

提督「……如月、仕事、手伝ってもらうぞ」

如月「え?ど、どういうことかしら~…?」

提督「お前のせいで終わらなかったからな」

如月「り、理不尽よ~!」

提督「問答無用」



※好感度が上がりました

如月 ★★

毎度毎度特に反応無かったしまーた遅れるのかって言われてたし需要無いと思うじゃん?
まぁこういう事書くのもあれか 何にせよ申し訳ない


【第47週・出撃、コミュ2回目】


金剛「……あれ?」

提督「ん?」

金剛「テートク、今日の日付…」

提督「××日…だけど、それがどうしたんだ?」

金剛「おかしいネー…日付、勘違いしてたヨー…」

提督「おいおい、しっかりしてくれよ」

金剛「…Sorry」


↓2


A.出撃(駆逐艦限定、敵は新型軽巡2、駆逐1、負けるとルート分岐有り)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ☆☆☆☆☆

大鳳 ☆

夕立

>>+2

A.改造

B.通常

短くて申し訳ないがここまで
お付き合い頂きありがとうございました

イベントきつい 試合もきつい
今日はお休みだけどちょっと意見をお聞かせ下さい
1つは、コミュ失敗艦について、本当はその時点でその娘専用BADENDを用意して失踪扱い(本編には影響無し)にしようと思ってたんだけども雷のをつい流してしまった
これ挿入した方が良いでしょうか?というのが1つ目
2つ目は猫娘の扱い
胸糞鬱なのと爽やかなのとどっちが良いでしょう、予定では前者だったけどニッチなジャンルだからどうにも扱いづらい物がある
長々と申し訳ない また明日

じゃあ本編で判りやすく選択肢入れます BADについては書かんことにする、さっさと本編書かねーとね
E5硬すぎて吐きそう 大人しく諦めて夕立から開始しやす



――工廠裏



夕立「てーとくさんっ!」

提督「…夕立?」

工廠裏。此処は真っ昼間というのに薄暗く、またほとんど人の行き来もない。

そんな所に何故俺はいるのか。サボるためである。

あまりの仕事量に辟易し、どうにか休憩を取ろうとやって来たこの場所であったのだが…。

提督「どうしてこんな所に?」

夕立「えへへー…てーとくさんを見つけたから、気になって追ってきたっぽい!」

提督「…声かけてくれればよかったのに」

夕立「ふふーん、驚いたっぽい?」

提督「ああ…ま、丁度話し相手が欲しかったんだ、おいで」

夕立「隣、失礼するっぽいー!」

とてとてと歩いて、俺の横に夕立が腰を下ろす。

そのまま、俺の懐へ身を寄せる。

提督「な、何やってるんだ?」

夕立「ちょっと寒いっぽい!」

提督「…そっか、…そうだな、結構寒いかもしれん」

夕立「てーとくさん、ぽかぽかしてるっぽいー!」

提督「夕立も暖かいな」

夕立「ふふー」

ニコッと笑った夕立が、俺の胸へと顔を当てる。

そして、少し声のトーンを下げて言う。

夕立「…もしかしててーとくさん、お疲れっぽい?」

提督「…ん、…まぁ…な」

夕立の言う通り、最近どうにも疲れが溜まっている。

色々な事を考えすぎて、仕事も手に付かないし…何より仕事が多すぎる。


提督「しかし…どうして気付いたんだ?」

夕立「んーと…」

夕立「てーとくさん、いつもお仕事すっごく真面目にやってるから…」

夕立「…こんな時間にお外を歩いてるの、気になって」

夕立「だから…その…ちょっとだけ、カマかけてみたっぽい!」

提督「…夕立」

提督「そっか…うん、敵わんなぁ、どうも」

夕立「…てーとくさん、無理しちゃダメだよ?」

夕立「ちゃんとお休み取らないと、病気になっちゃうかもしれないっぽい」

俺の胸に顔を埋めた彼女の表情は見えない。

けれど、その声色から、ひしひしと気持ちが伝わってくる。

…やはり、優しい娘だ。

提督「…大丈夫」

ぽん、と、その綺麗な髪に優しく手を置く。

提督「ちょっとアレだ…その、今日は仕事に対する意欲がわかなかっただけだ」

提督「…有り体に言えば…なんつーか…だるかった」

夕立「……ふふっ、そっか」

嘘だと、そう見抜いているのだろう。

顔を上にあげた夕立は、しょうがないねと笑う。

夕立「たまには、甘えてくれてもいいのに」

提督「…や、それは流石に絵面的にどうかと」

夕立「むー……だったら…」

夕立「夕立が甘えるっぽいー!」

提督「夕立!?おま――んっ!?」

くっついていた身体を更に密着させた夕立に言葉を掛けようとした唇を、その本人に塞がれる。

夕立「…やっぱりてーとくさんお疲れっぽい、肌も唇も、ガサガサっぽい……ん…れるっ」

そのまま、犬のように、俺の荒れた肌を舐め始めた。

…流石にこれは…いやあの。

提督「…ま、待てって!」

夕立の顔を挟んで、無理矢理引き離す。

彼女はその行動に、不満気に唇を突き出した。

夕立「むー…中々ガードが固いっぽいー…」

提督「……あのなぁ、夕立、こういうことは――」

夕立「…いいのに」

提督「へ?」

夕立「てーとくさんだったら…夕立、いいのに」

提督「…………」

>>+2

A.…待て俺。此処は工廠裏だから。しかも相手は夕立だから。

B.むしろそれがいいんじゃねぇの?



昼間でも薄暗い工廠裏。

普段は誰も近寄らぬそんな場所。

そこに、彼女の嬌声が響き。

消えぬ血の跡と共に、俺達にとって忘れられない場所となった。

「…誰かに見られるかもっていうのも、結構スリルがあっていい…っぽい…?」

「良くない!良くないよ夕立!そういうの本当に良くないから!」

「ふふ、本当に良くないんだったら…もう一回…するっぽい?」

「………」

「ほらほら!てーとくさんだってノリノリっぽい!」

「…いやこれはあれだから、夕立が魅力的ってだけだから」

「えへへー…てーとくさん、ちゅー!」

…本当に誰にも見られてないよな。頼むぞマジで。



※「夕立改」が「夕立改ニ」になりました
※好感度 夕立 ★★★
※改造可能回数 1→2


【第47週・出撃、コミュ3回目】

金剛「あ、テートクテートク」

提督「んー?」

金剛「実は凄い噂を聞いてしまったネー!」

提督「ほーん」

金剛「む、信じてないネー、ま、しっかり聞くといいヨー」

金剛「実は工廠裏で幽霊が出るという噂「詳しく聞かせてくれないかっ!?」

金剛「……て、テートク…近いネー」

提督「…すまん…いや…幽霊が何だって?」

金剛「ゴホン、いや、ただ単に昼間の工廠裏で呻き声が聞こえたらしいネー」

提督「…そうか……」

提督(…バレてなかった…いや…ギリギリアウトじゃねーかこれ)


↓2

A.出撃(駆逐艦限定、敵は新型軽巡2、駆逐1、負けるとルート分岐有り)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ☆☆☆☆☆

大鳳 ☆

雷編 >>599 選択肢Bから



提督「……気になるんだ、どうしても」

雷「…………」

執務室に流れるのは、沈黙。

雷は俺の言葉に苦い顔をしたっきり、何も言う事は無かった。

提督「…もう一度、聞くよ」

提督「どうして君は兄さんを殺したんだ?」

雷「………ふふっ」

その長い長い沈黙を破った雷は、何故か笑った。

雷「あのね、司令官」

提督「……ああ」

雷「ごめんね?1つだけ訂正したいことがあるの」

提督「訂正?」

雷「うん、さっき言った事、すぐに変えるみたいで悪いんだけどね」

雷「私は、『お兄ちゃん』は殺してないの」

提督「……?だったら、やっぱり雷、お前――」

あれは嘘だったのか、そう続けようとした言葉は、しかし雷によって遮られる。

雷「だってね、とっくに私の『お兄ちゃん』は死んでたもの」

雷「病気になって、おかしくなっちゃった時に、私の大好きな『お兄ちゃん』は死んだの」

提督「……え?」

雷「あれは、私が殺したのは、『お兄ちゃんだったもの』」

雷「私は、お兄ちゃんの事、ちゃんとお世話してあげるって言ったの」

雷「だったら、あんな悪ーいもの、処理しなきゃダメでしょ?」

提督「お前、何言って」

雷「…うふふ、お母様もお父様もね、私を止めなかったのよ?」

雷「当然よね、あんなもの、邪魔だったに決まってるわ」

提督「……雷」

我知らず、後ろに一歩下がっていた。

あの資料室で見た、昏い笑み。



雷「……」

提督「…雷?」

その問いを受けて、雷は笑って服の中に手を入れた。

そして彼女が懐から取り出したのは、豪華な装飾がされた短剣。

雷「これ、お兄ちゃんがくれたの」

そう言って綺麗な短剣を俺へと見せる雷は、家族から貰った贈り物を自慢する子供そのもので。

だからこそ、昏いままの瞳が余計に浮いて、恐ろしい。

雷「学校で一番を取って賜った物だって、自慢してたのに」

雷「私が欲しいってねだったら、しょうがないなって、そう笑って…くれたの」

雷「それ以来ずっと、これは私の宝物だったわ」

きらり、と、窓からの陽光に白刃が輝く。

よく手入れされているであろうその刃は、吸い込まれる程に綺麗だった。

雷「……これを、あの人は奪おうとした」

雷「…その時に私は思ったの、『あれ』がお兄ちゃんであるはずがない、って」

提督「…………」

…なんとなく、彼の気持ちがわかった。

学校を主席で卒業した証の懐刀は、おそらく彼にとって最後の拠り所となったのだろう。

自らが優秀であったという事を証明する証として――

雷「……あのね、司令官がお兄ちゃんに似てるってお話はね、ホントなの」

雷「優しくて、物知りで、いつも笑ってて…私はそんなお兄ちゃんが大好きだったわ」

雷「…なんでかはわからないけど、ずっと、忘れてた、お兄ちゃんの事」

雷「でも、司令官と話す度に、だんだん、だんだん、思い出していったの」




雷「…ああ、そうだったわ」

雷「私は、この剣で殺したの」

雷が手の内で、小さな刀をくるり回す。

雷「…あの人は、最後まで――」

思い出した記憶を語る雷の言葉が、突然に途切れる。

手の内で弄んでいた刀が床に落ち、乾いた音を鳴らした。

雷「最後…?最後に、…最後に、あれ…最後、あの人は」

提督「い、雷……?」

雷が膝から床に崩れる。

恐る恐る近づいて声をかけると、ブツブツと何かを呟いていた。

雷「私に、あの人、殺してくれって言って」

雷「最後、ありがと、って、笑って」

雷「何回も、何回も刺したのに、ずっと笑ってて」

雷「ずっと、私の名前、ずっと…」

提督「…おい、雷!」

雷「…あ…ああ…そう、あれは…あれは、『お兄ちゃん』だったんだ」

雷「…あは、あははは、忘れてた、忘れてたよ」

雷「こんな事、忘れてた…」

提督「………」

…彼にとって、死こそが唯一その執念からの解放だったのだろう。

だから殺してくれと彼は雷に頼んだ。そして雷は、それを実行して――

すまん、今日はここまで 次回は自由安価から
いやぁ…あの、うん、もうね…こんな設定ですまない
お付き合い頂きありがとうございました



※ちょっと補足説明

描写できなかったので、この雷の記憶について。


猫娘「すっごくわかりにくいんだけどね」

猫娘「正確な記憶では、ちゃんと最後まで雷は兄を慕っていたんだ」

猫娘「例え変わってしまっていても、最後までね」

猫娘「けれど、その兄に殺してくれと言われた」

猫娘「だから雷は兄を刺し殺した―というのが、事の顛末」

猫娘「……で、『あれはお兄ちゃんじゃない!』の方の性格」

猫娘「あっちは、艦娘として与えられた偽の記憶」

猫娘「というのも、兄を殺したという重圧に耐え切れずに彼女の精神は弱ってしまい」

猫娘「はっきり言って戦闘どころか日常生活も怪しいレベルだったので」

猫娘「あの行為を正常であると、正しいと思い込ませたんだ」

猫娘「……と、本来は描写する予定だった、以上」

あれ、ギリでID変わってたけど合いの手入れてた者です

>>680 何か私の発言で気を遣わせてしまったようで本当に申し訳ない 

イベント終わり、谷風3隻もいらんねん
明日からの阪神2連戦は伊納モスだし楽しみですね!
やります

ここで聞くのもなんですがE-5クリアできたんすか!
できれば編成を教えていただきたい

>>686 大和武蔵長門翔鶴加賀大鳳です 鋼材死ぬほど使った
全部投げていくスタイル



雷「わた…し、なんて、こと」

提督「雷…」

雷「違うの、違うのよ…ずっと、私、どんなお兄ちゃんでも、側にいようって」

雷「でも、…殺してって、苦しいからって、私…刺して」

雷「血がいっぱい出て……私、いや、違う、違うの!」

身体を震わせ、焦点の合わぬ瞳を虚空に向けながら。

ぶんぶんと頭を振り、雷が喚く。

提督「落ち着け、雷!」

雷「……しれい、かん」

雷「私、お兄ちゃんを…お兄ちゃんを…!」

提督「………」

…おかしい。さっきまでの雷と全く様子が違う。

提督「…さっき、兄さんなんて死んで当然だって…」

雷「違うのよ!あんな、あんな事、私、思ってない!」

雷「ずっと、側でお世話してあげようって……」

雷「おかしいよ、司令官、私、おかしくなってた…」

提督「…雷」

言葉を紡ぐ雷の目尻から、涙が止めどなく溢れる。

それでも、彼女は続ける。

雷「…殺しちゃった、事、ずっと、後悔してたのに……」

それっきり雷は俯いた。

けれどなお、流れる液体は床に斑点となって落ちる。

俺は何も声を掛けることが出来ず、立ち尽くす事しか出来なかった。

どれだけ経ったか…突然、雷が勢い良く立ち上がる。

雷「………あ、はは、…はは、そう、そうよ」

雷「逝かないと…私も、兄様の…お兄ちゃんの所に」

先程転がった懐刀を、ゆっくりと雷が拾う。

それを、自らの方へと向け――

提督「雷っ!」

咄嗟にその間に腕を挟む。

腕に一瞬、冷たさが拡がって、すぐに燃えるように熱くなる。

床板の綺麗な木目が、ドス黒い赤で塗りつぶされた。

提督「痛っ………」

雷「…!」

驚く雷に、俺は――




>>+3-5を参考に提督の言動

人おらん 今日はここまでにしとこう
書いてくれれば適当に拾います

乙でしたー
みっしーは一回落とした方がいい気もするが、じゃあ誰上げるんだって言うと誰なんだろ
とりあえず明日の井納君に期待!って、前も書いたような…

雷をひっぱたいて「そんなことをしても誰が喜ぶんだ。後悔してるんだったら、お兄さんのところへ謝りに行こう。辛かったら俺が一緒に行ってやる。俺も一緒に謝ってやる。たまには俺にも頼ってくれ」
抱きしめて「頼りない兄かもしれないけど、雷は俺にとっても可愛い妹なんだからさ」

毎度毎度助かっています、丸投げして此処までしっかり拾って貰えると、本当に助かります
…もう今シーズンは終わりって事でええんやないかな
やります



提督「…雷」

痛みに耐えながら、何とか雷に向けて笑顔を見せる。

雷は言葉も無く、涙に濡れた瞳を俺に合わせていた。

提督「こんな事は、やめるんだ」

雷「…でも、司令官、私、お兄ちゃんを」

提督「……そうだな」

提督「…だけど、此処でお前が死んで何になる?」

提督「それでお前の兄さんは生き返るのか?お前の兄さんは喜ぶのか?」

雷「……」

提督「消えないんだ、お前が兄さんを殺したって事実も、罪も」

提督「…それはな、お前がこれから、ずっと背負っていかなくちゃならない物なんだよ」

雷「…無理、私…そんなの、無理よ…!」

雷「出来ないから、苦しいから…此処で…!」

提督「…きっと、お前の兄さんもそうだったんだろうな」

雷「……え?」

提督「そりゃ、全然理由は違うけどさ」

提督「…彼も、苦しかったんだよ」

生きることが辛くて、苦しくて――だから、逃げたかった。

死は、彼にとっての唯一つの逃避だったのだ。

提督「…だからこそ、お前に頼んだんだ、『殺してくれ』って」

雷「………おにい、ちゃん」

提督「でもさ、残された人はどうだ?」

雷「…残された、人?」

提督「ああ…そうやって、苦しいから、辛いから死んでしまえば本人は楽かもしれんがな」

提督「……死んだら、そこで終わりなんだよ、全部」

提督「お前にとっての兄さんのように、俺にとっての雷は…そこで、終わってしまうんだ」

雷「………」




提督「お前がそうやって悲しんでるように…俺も雷がいなくなったら悲しむ」

提督「…それしか、出来ないから」

提督「だから…辛くても、苦しくても――生きて欲しい」

提督「雷に、生きていて欲しいんだ、俺は」

雷「…でも、私……」

提督「……雷のやった事は…償えない、取り返しの付かない行為だ」

雷「………っ…」

提督「…死んだって、それが変わるわけじゃない」

雷「…だったら!…だったら、私は、どうすればいいのよぉ……!」

提督「生きるんだ」

提督「…死んだ兄さんの分まで、生きるんだ」

雷「……そんなの………そんな、事…」

提督「…なぁ、雷」

雷「………」

提督「俺は、そんなに頼りないか?」

雷「……え?」

提督「どんな小さな事でもいい」

提督「苦しかったら、辛かったら…俺にぶつけてくれよ」

提督「ちゃんと、最後まで聞くからさ」

提督「…1人で抱えるなよ、雷」

雷「……司令官……」

刺されてない方の腕で、雷の栗色の髪に手を置く。

そして、安心しろ、と笑いかけた。

すると、雷は俺の胸へと頭を寄せて。

その声が枯れるほどに、ただひたすらに、泣いた。

後悔も、苦痛も、今まで誰にも言えなかった胸の内の全てを曝け出して。

ただ、泣いていた。



――――――――――

――――





雷「………」

提督「…ちょっと、落ち着いたか?」

雷「……うん」

どれ程の時間泣いていたか。

雷が顔を寄せていた俺の服は涙で濡れ、びしょびしょになっていた。

それに気付いた雷が、感慨深げに言う。

雷「……私、…こんなに、泣いてたんだ」

提督「…そうだな」

今まで、ずっと心の内に溜め込んで――いや、溜め込まされていたもの。

それを眺めながら、雷は続ける。

雷「…お兄ちゃんは、…苦しかったのに、誰にも、言えなかったのね」

雷「……ずっと、1人で…」

提督「……ああ」

提督「…でもな、…雷、お前には、俺がいる」

雷「…司令官」

雷「ねぇ……なんで、司令官は私に…ここまでしてくれるの?」

提督「……何でって、決まってるだろ?」

提督「もう俺は、雷のお世話無しじゃ生きられないからな」

少しだけ、冗談めかしてそう言うと、雷は今日初めて笑顔を見せた。

雷「ふふっ…そっか、そうなんだ」

雷「…ね、司令官」

提督「…ん?」

雷は俺の方に顔を向けると、まだ涙の乾ききっていない顔を近づける。

そして、少しだけしょっぱい味を残して、離した。

提督「……い、雷、お前!?」

雷「私、ずっと、ずっと司令官の側にいるから」

雷「だから、…もーっと、私を頼ってね、司令官!」

その笑顔とともに、濡れた雷の顔が、窓から差した陽光に輝いた。




※好感度が上がりました 雷 ★
※改造可能回数が増えました 0→1
※雷がパワーアップしました

なんか結局強引にまとめてしまった どうも書いててうまくいかん

【第48週・出撃、コミュ1回目】


金剛「……むー」

提督「どうした?」

金剛「仕事多すぎやしませんカー」

提督「…多いな、けどまぁそんな事言ったって無くなるわけじゃないだろ」

金剛「労働状況の改善を要求しマース!」

提督「おう、考えてやるよ」


↓2

A.出撃(駆逐艦限定、敵は新型軽巡2、駆逐1、負けるとルート分岐有り)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ★

大鳳 ☆

出撃(駆逐艦限定) 

旗艦>>+1 随伴艦>>+2>>+3

久々で正直ルール曖昧なのとアルコール入ってるからミスしてまうかも その時は指摘してくださいな

出撃って確か失敗しても期限内ならコミュ1回ごとに行えたよね?

>>709 整合性的に負けたらルート分岐ってことで…まぁ今まで敗北なんて殆ど無いし大丈夫へーきへーき



【3-2 キスカ島救出作戦】



――単冠湾泊地周辺海域


提督「……これより、キスカ島まで一気に捕虜・陸戦隊の回収へ動く」

吹雪「…はい、…ええと…陽動の部隊があるんですよね?」

提督「ああ…戦艦4隻を中心とした陽動部隊を、キスカ島の南へと送る」

提督「それに気を取られている内に、潜水艦で先行させた陸戦隊との合流地点を目指すぞ」

作戦内容は、陸戦隊の精鋭を潜水艦に載せ、気取られぬようキスカ島へと上陸させる。

その陸戦隊が捕虜を救出、合流地点まで移送する、というものだ。

合流地点では2時間程しか待機出来ない故、どうしても無理ならば自らの命を優先させよ、とも言伝てある。

吹雪「……一番凄いの、陸戦隊の方々だと思います」

提督「全くだ」

提督「…さて、さっさと動こう」

提督「此方が予定時刻に遅れるようでは話にならん」

吹雪「はいっ!」



【3-2-1 キスカ島哨戒線】



提督「単冠から飛ばした偵察機の報告では、この辺りが哨戒線のようだ」

吹雪「…避けなくていいんですか?」

提督「ああ、何のための陽動部隊だと思ってるんだよ」

提督「いくらなんでもあの規模の艦隊を見せられたら敵だって律儀にこんな所守ってやしないさ」

提督「そもそも、此処を通らなきゃ時間をめちゃくちゃ食うし――」

電探妖精『…電探に感あり!』

提督「…………」

吹雪「フラグの建て方が露骨過ぎますよ……」

提督「…え、ええい!総員戦闘用意!戦うしかねぇ!」

如月『うふふ、任せて?』

夕立『夕立にお任せっぽいー!』


吹雪 30/30 装甲 49 火力 18 対空 49 雷装 79 射程 短

夕立改二 31/31 装甲 23 火力 42 対空 26 雷装 50 射程 短

如月 24/24 装甲 39 火力 12 対空 15 雷装 27 射程 短 


VS


軽巡ホ級eliteA 48/48 装甲 30  火力 40 対空 20 雷装 56  射程 短

軽巡ホ級eliteB 48/48 装甲 30  火力 40 対空 20 雷装 56  射程 短

駆逐イ級elite 32/32 装甲 12  火力 15 対空 10 雷装 43  射程 短




吹雪「…はぁ、…何時まで経っても迂闊なんですから」

提督「面目ない…」

吹雪「でも…ちゃんと支えてあげますから、私!」

吹雪「…主砲、装填良し!」

吹雪「てぇーっ!」


攻撃目標>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

やっぱコンマ戦闘人おらんやんけ…


吹雪→軽巡ホ級A


命中コンマ:57(命中 80-30+20)=Hit!
攻撃コンマ:47=(18+15-30:最低値5)*0.97*1.5=7 damage!


軽巡ホ級A→41/48 


夕立『お次は夕立の出番っぽい!』

提督「夕立…大丈夫か?」

夕立『…うん!』

夕立『てーとくさん、…見ててね!』


攻撃目標>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

夕立→軽巡ホ級 


攻撃コンマ:77=Critical!=(42+15-30)*2*1.5=81 damage!


軽巡ホ級→轟沈


夕立『これが夕立の真の力っぽい!』

夕立『ね、てーとくさん!褒めて褒めてー!』

提督「…いや、、まだ敵いるから…」

如月『…私も、負けてられないわね~』

如月『主砲、装填良し…発射よ~!』


攻撃目標>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

如月→軽巡ホ級B

命中コンマ:11=Hit!
攻撃コンマ:36=(最低値:5)*0.86*1.5=7 damage!

軽巡ホ級B→41/48


如月『…う~ん…仕留められないわね~…』

観測妖精『…敵軽巡、主砲、来ます!』

提督「全艦、回避運動取れ!」



軽巡ホ級B→???


攻撃目標>>+1(00~32 吹雪 33~66 夕立 67~99 如月)
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

軽巡ホ級B→如月

命中コンマ:36=Hit!(命中40)
攻撃コンマ:96=(最低値:5)*1.46*0.5=4 damage!


如月→20/24


如月『きゃあっ!?』

提督「如月!?」

如月『大丈夫、平気よ~!』

観測妖精『次弾、来ます!』


駆逐イ級→???


攻撃目標>>+1(00~32 吹雪 33~66 夕立 67~99 如月)
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

駆逐イ級→如月

命中コンマ:72=miss!


如月『そうそう、当たってあげるわけにはいかないのよっ!』

提督「…如月、…良かった」

吹雪「司令官、敵艦、魚雷の射程に入りました!」

提督「撃てるか?」

吹雪「勿論、いつでも!」

提督「よし、頼んだ!」

吹雪「はい!右舷魚雷発射管、行きますよ!」



吹雪(雷撃)

攻撃目標>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

吹雪→軽巡ホ級B


攻撃コンマ:33=({79+30}*2-30)*2*1.5=564 damage!


軽巡ホ級B→轟沈


吹雪「……司令官の前に立つ敵は、皆、私が!」

提督「…あの…もう沈んでるから…撃つのやめても良いんじゃ…」

観測妖精(……ミンチよりひでぇや)

夕立『…夕立も、もっと頑張るっぽい!』



夕立(雷撃)

攻撃目標:駆逐イ級
攻撃コンマ>>+1
命中コンマ>>+2

夕立→駆逐イ級


命中コンマ:27=Hit!
攻撃コンマ:57=({50+30}*2-12)*1.07*1.5=撃沈


駆逐イ級→轟沈



提督「…ふぅ、これで何とかなったか……」

吹雪「今度からはもう少し慎重に作戦を展開して下さいね」

提督「…面目ない」

電探妖精『…何にせよ…とりあえず、これでキスカ島までの航路は問題なく取れそうですね』

提督「ああ、異常があれば伝えてくれ」


【3-2-2(BOSS) キスカ島駐留艦隊 へ】


↓2


A.進軍

B.撤退

進軍ということで今日はここまで
やっぱコンマ戦闘は厳しくないだろうか
お付き合い頂きありがとうございました

よし後12連勝すれば借金返済だぜ
始めます



――キスカ島・合流地点



提督「…陽動はやはり完璧だったようだな」

吹雪「どの口が言いますか」

提督「………あっはっは…まぁ、後はこうしてここに隠れて陸戦隊を待つだけだし」

吹雪「…そうですね…ちょっと…というか凄く寒い以外は完璧です」

提督「そりゃお前…仕方ないだろう」

吹雪「この時期の北方ですからね…」

吹雪「…外も、雪が――」

観測妖精『敵艦!て、敵艦です!』

提督「敵艦!?…残ってたのか…規模は?」

観測妖精『…戦艦2…軽巡1です!』

観測妖精『まだ此方には気付いていないようですが…』

提督「…くそっ…」

提督(このまま気付かれないのが一番だが…回収作業中に攻撃されでもしたら…)

提督「……総員、戦闘用意」

吹雪「…司令官」

提督「やるしかない…もし退路を塞がれて、射程外から一方的に攻撃されりゃどの道終わりだ」

提督「……今なら、一度だけ先手を取れる」

提督「弾薬、残ってるな?」

吹雪「………」コクリ

提督「…よし、行くぞ!」


吹雪 30/30 装甲 49 火力 18 対空 49 雷装 79 射程 短

夕立改二 31/31 装甲 23 火力 42 対空 26 雷装 50 射程 短

如月 20/24 装甲 39 火力 12 対空 15 雷装 27 射程 短 


VS

戦艦ル級elite90/90 装甲 85 火力 85 対空 70 射程 長(2回攻撃)

戦艦ル級70/70 装甲 48 火力 60 対空 10  射程 長(1回攻撃)

軽巡ホ級elite 48/48 装甲 30  火力 40 対空 20 雷装 56  射程 短



※一艦のみ、先制雷撃が可能です、どの艦にしますか?
>>+2



提督「……吹雪、いけるか?」

吹雪「はい、問題ありません!」

吹雪「…司令官の、皆の為に…」

吹雪「お願い、当たって下さいっ!」


吹雪(雷撃)

攻撃目標>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3



吹雪→ルe


命中コンマ:75=Hit!
攻撃コンマ:36=({79+30}*2-85)*0.86*1.5=166.41=166 damage!


戦艦ル級elite→轟沈


観測妖精『我が方の魚雷、次々と命中!敵戦艦、乗員が退避していきます!』

提督「……流石吹雪、だな」

吹雪「…ありがとうございます…でも、まだ…」

提督「ああ、わかってる」

観測妖精『敵戦艦、主砲、来ます!』


戦艦ル級→???


攻撃目標>>+1(00~32 吹雪 33~66 夕立 67~99 如月)
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

なんやヌルゲーやん

戦艦ル級→如月

命中コンマ:67=miss!


如月『そんな狙いじゃ、当たらないわよ?』

提督「如月!」

如月『もう、そんなに心配しなくても平気だってば』

提督「…そうか、良かったよ」

吹雪「司令官、主砲、撃てます!」

提督「よし、…撃てっ!」


攻撃目標>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

吹雪→軽巡ホ級


命中コンマ:08=Hit!
攻撃コンマ:90=(最低値:5)*1.4*1.5=11 damage!


軽巡ホ級→37/48


吹雪「…しぶとい、ですねっ!」

夕立『ここは夕立にお任せ、っぽい!』

夕立『主砲、準備よーし!』


攻撃目標>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

夕立→軽巡ホ級

命中コンマ:19=Hit!
攻撃コンマ:51=(42+15-30)*1.01*1.5=41 damage!


軽巡ホ級→轟沈


観測妖精『敵軽巡の戦闘不能を確認!』

夕立『夕立、やったっぽいー!』

提督「…そこは別に断言しても良いんだぞ」

如月『負けてられないわね…』

如月(…と言っても…流石にあの装甲にどれだけ効くか、なんてたかが知れているけれど)



攻撃目標:戦艦ル級
攻撃コンマ>>+1
命中コンマ>>+2

如月→戦艦ル級


命中コンマ:22=Hit!
攻撃コンマ:26=5*0.76*1.5=6 damage!


戦艦ル級→64/70


如月『ああんもう!硬いのよ!』

吹雪「……この、距離ならっ…!」

吹雪「酸素魚雷、一斉発射…当たってっ!」


吹雪(雷撃)

攻撃目標:戦艦ル級
攻撃コンマ>>+1
命中コンマ>>+2

吹雪→戦艦ル級

命中コンマ:84=Hit!

戦艦ル級→轟沈


吹雪「やりましたぁ!」

提督「……これで、全部か?」

電探妖精『…そのよう…ですね、島影に隠れられていたら、どうしようもありませんが』

提督「こんだけ派手に戦って出てこないんだ、…いない…だろう」

吹雪「……いないと良いのですが…」


幸いにもこの後、突然増援が出てくるなどといった不測の事態は無く。

手際良く陸戦隊と合流、捕まっていた捕虜の回収に成功した。

捕虜から話を聞き、更に詳細なキスカ島攻略作戦を立てる必要があるだろう。

雪に埋もれた極寒の島、その中にもしかしたら人類を滅ぼす事のできる兵器があるかもしれないのだから――



※3-2「キスカ島救出作戦」を達成しました
※3-3「キスカ島周辺海域制圧作戦」が来週から実行可能になります
※秘書艦を変えることが出来ます >>+2 

継続か


【第48週・出撃、コミュ2回目】

金剛「引き続き秘書艦の金剛デース!」

提督「またお前か」

金剛「えぇ!?テートクが指名したんでショ!?」

提督「はっはっは、冗談冗談、よろしくな」

金剛「…うぅー…意地悪デス……」



↓2

コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ★

大鳳 ☆

いつぶりか


――提督私室


千歳「…へぇー…此処が提督のお部屋ですか」

提督「ああ、…ま、何も無いが…その辺、適当に座ってくれ」

千歳「ええ、失礼します」

実はつい最近、とても良い酒を手に入れたのだ。

しかしそんな物を1人で飲んだ所で面白くない…と、そこで仕事終わり、暇そうな千歳に声を掛けたというわけだ。

千歳「にしてもー…提督、まさかお酒を口実に私を…なんてのじゃありませんよね?」

提督「馬鹿、そんなわけあるか」

千歳「ふふっ、そうですかー…残念ですね」

提督「…心にも思って無いだろうに」

千歳「あら、バレちゃいましたか」

提督「そんだけ含み笑いしながら言われりゃあな…ほら」

ドン、と一升瓶を目の前に降ろす。

心なしか、千歳の眼が輝いた気がした。

千歳「わぁ……うふふ、良いですねぇ、ホントにご相伴に預かっていいのですか?」

提督「勿論、1人で飲むのはつまらんだろ?」

千歳「そうですか、ではありがたく頂きますね」

と、千歳が瓶を手に笑う。

千歳「おつぎ致しますよ、提督」

提督「ああ…ありがとう、千歳」

なみなみと注がれる酒。

生憎つまみは無いが――そうだな、目の前の千歳の笑顔を眺めながら飲むか。

そうやって傾けた酒は、1人で飲む物より、ずっと美味かった。

千歳「あら、一気ですか、ふふ、素敵ですね…どうぞ、もう一杯」

提督「お、悪いな…」



――――――――――

―――




提督「……と、…もう空けちまった」

千歳「あら…」

何気ない会話をしながら飲み進めていた酒は、すぐに空になる。

まだほろ酔いといった様子の千歳に、まだ飲むか?とグラスを傾ける動作をすると、意外にも千歳は首を横にふる。

千歳「いえ、…美味しいお酒でしたから…このくらいが一番では無いでしょうか」

提督「…そうだな、…うん、じゃ、この辺でやめとくか」

千歳「まだ飲み足りないのではないですか?…私に構わず…」

提督「いや、俺も…何となく、このくらいにしときたいんだ」

千歳「…そうですか、ふふ、わかりました」

そう言って、千歳が笑う。

が、すぐに何か思い出したような顔をして、申し訳ないといった顔になる。

千歳「……何か、つまめるものでも持って来るべきでしたね」

千歳「…どうにも気が利かず…申し訳ありません、提督」

提督「ん、ああ、そんな事気にしないでくれよ、なんせ――」


>>+2


A.「千歳が最高のつまみだからな!」

B.「千歳と一緒に飲んでるだけで楽しいからな」

C.「俺も忘れてたからな」



提督「千歳が最高のつまみだからな!」

千歳「……へ?」

千歳「え、あの、…えっと、それ、は、その…どういう…」

提督「どういう、って…言葉通りの意味だぞ?」

千歳「な、…で、ですが…千代田もいますし…な、何より先程、そういう事では無いと…」

提督「…………ち、違う!そういう事じゃない!た、ただ千歳と飲む酒は進むなぁって言いたかっただけだ!」

千歳「あ、そ、そうですか!そうですよね!あはは、うふ、ふふふ!」

提督「そりゃそうだよ!あはははは!」

千歳「い、一瞬ドキッとしました、の、飲み過ぎでしょうか!?」

提督「か、かもしれないなー!今日は、もう帰った方が良いんじゃないか!?」

千歳「で、ですよね!?それでは、その、失礼します!」

提督「お、おう!気をつけるんだぞ!」

千歳「は、はい!ではまたっ!」バタン

提督「…………ふぅ」

提督「…今度から、…言葉選びには気をつけよう」

提督「…成長しないなぁ、俺も……」



※信頼度が上がりました

千歳 ☆○

今日はここまで 何かもうダメかもしらんね
ご意見あれば、お願いします
お付き合い頂きありがとうございました

もうちょいしたらやる
>>1としても増やしたいがね、出番と設定がね
青葉は可愛いよね 秋イベ?なんのこったよ

千歳の酒捨てたらどうなるのっと

>>819 たぶん死ぬ


【第48週・出撃、コミュ3回目】


提督「…………」パチッ

金剛「…………ぅぐ……」パチッ

提督「……これで詰み、と」パチッ

金剛「あー!?Bull Shit!なんなのヨーこれ!イカサマ!Cheatネー!」

提督「…いやー…純粋に金剛が弱いんじゃねーの?」

金剛「んなわけないネー!ワタシが二枚落ちの相手にここまでやられるなんて嘘ヨー!」

提督「……………」フフン

金剛「その勝ち誇ったFace、ぶん殴ってやりたいネー……」

榛名(……仕事…)


↓2

コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆○

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ★

大鳳 ☆

ちなみに次の期限っていつだっけ?

>>823 次の任務開放時に通達します


――執務室


提督「なー、あしがらー」

足柄「その間延びした呼び方やめてくれるかしら…」

提督「悪い悪い」

足柄「…絶対悪いと思ってないわよね貴方…はぁ、で、どうしたの?」

執務中、どうしても書類とだけ向き合っているというのは辛い。

そうすると、必然的にこうして話でもしながら暇を潰すしかないわけだが…。

毎度毎度、話題がスムーズに出てくるとは限らないのだ。

故に今回も、とりあえず声を掛けてから話題を考えようと声を掛けて…。

提督「………」

足柄「…提督?」

…何も思い浮かばなかった。

不審そうに首を傾げる足柄と、ウンウン唸る俺。

提督「………あ、そうだ」

と、本当にふとある話題に思い当たった。

提督「足柄ってさ」

足柄「ええ」

提督「故郷に恋人とか、婚約者とか――」

そこまで言って、言葉に詰まる…というか、正直、続けられなかった。

足柄から威圧感というかプレッシャーのような物が、ひしひしと伝わってくる。

足柄「……いたら、こんな所にいると思いますか、提督?」

提督「……………あ、と、えー…」

その返答すら満足にできぬ威圧感を与える、俺に向けられたまさに人を射殺す瞳。



足柄「……はぁ」

しばらくそうしていたが、不意に足柄が溜息を付いて、力を抜く。

足柄「…そーよねー…わかってはいるのよ」

足柄「この歳でそういう話が無いってのは…我ながらおかしいのよね」

提督「…そう…だよな?」

俺がそう言うと、足柄は、言い訳する分けじゃないけど、と前置きして。

足柄「…別に、お見合い話とかそういうの、無かったって事は無いのよ?」

提督「そうなのか?」

足柄「あのねぇ…」

提督「…悪い」

足柄「ま、貴方が無礼なのは今に始まったことじゃないし、別に良いわ」

提督「…なーんか刺があるよなぁ」

足柄「はいはい、気にしないの…で、話の続きね」

足柄「嫌だったのよ、そういう生き方」

提督「…んん?」

足柄「女はさっさと結婚して家庭に入って男を支えなさい、みたいなね」

足柄「…要するに、ずっと反抗してたってわけ」

幸い、能力はそこらの男に負けないくらいにはあったしね、と笑う足柄。

足柄「此処に来たのも、…その延長線上みたいなもの」

足柄「……ま、お陰でこの歳でも寂しい独り身なんだけどね」

提督「…なるほどなぁ」


>>+2


A.「足柄はこんなに魅力的なのに、勿体無い話だな」

B.「なら、俺が貰ってやろうか?なんてな」

C.「……なんとも足柄らしいというか…そんな話だな」

D.「内容自由」



提督「足柄はこんなに魅力的なのに、勿体無い話だな」

足柄「……そ、ありがと」

長い髪を片手でかきあげて、足柄が笑う。

そのまま、何処かおどけた口調で言った。

足柄「でも、そうね…そこまで言うのなら、この戦争が終わったら貰ってくれないかしら?」

提督「………うーん…」

足柄「…ちょっと、そこは普通『勿論』とか『はい』とか言うもんでしょう」

提督「…いやー、だって足柄だしなぁ」

足柄「あーはいはい、そうですね私ですもんねー…」

足柄「別に良いわよ、アンタより素敵な人見つけてやるから、ばーか」

提督「はっは、そうかそうか、だったらそんときの祝辞は任せてくれ」

足柄「アホな事言ってないで…そろそろ休憩終わりにして、仕事するわよ」

足柄「さっきから全然手が動いてないじゃない」

提督「へいへい……っと、そうだ」

足柄「何よ?」

提督「さっきの、お世辞じゃないからな、一応」

足柄「……あっそ」

一定にペンの走る音だけが響く執務室。

ですがその時、ほんの少しだけ、足柄の筆跡が乱れたのでした。



※信頼度が上がりました

足柄 ☆☆☆○



【第49週】



――執務室


猫娘「………原理的には、…わからなくもない、が」

猫娘「…随分と詳しいんだな」

提督「……色々、勉強したことがあってな」

猫娘「そうか…いや、それは良いんだが」

猫娘「しかし…それを信じるのならば…」

提督「…まだ間に合う、…間に合う、はずなんだ」

猫娘「……わかった」

提督「…じゃあ!」

猫娘「うむ…同行することにしよう」

提督「…ありがとな…正直、お前くらいしか心当たりがなくて」

猫娘「ははっ、随分と狭い交友関係だな」

提督「茶化すな、そういう訳じゃねーっての」

提督「……なんつーか、こんだけ頼りにしてる奴なんてお前くらいだってことだよ」

猫娘「……………」ボーゼン

提督「……猫?」

猫娘「…ああ、すまない…いや、君は少しあれだ…あの、…言葉選びに気を遣ってくれ…」

提督「はぁ?」

猫娘「わからないならいい…良くないけど、まぁ…いいよ」

猫娘「………私だけ、か」ボソッ

提督「…お前もよくわからん奴だなぁ…前からだけどさ」

提督「さて、じゃあ今日はこのくらいで――」

任務娘「……はぁ、手間をかけさせてくれましたね」



猫娘「な、――っ!」ダッ

任務娘「…逃がしませんよ、博士」

任務娘「……お願いします」

兵士「………」コクッ

猫娘「………くそ、離せ!」ジタバタ

任務娘「…無理ですよ、どれだけ探したと思っているのですか」

任務娘「全く…でもまさか、本当に此処で呑気に話してるとは思いませんでしたけどね」

提督「あ、あの…任務娘、さん?」

任務娘「…言ったじゃないですか、探し人の特徴」

提督「い、いえ…それが」

猫娘「……彼とは、今初めて話したよ」

提督「…!?」

猫娘「匿ってくれないか、とね」

任務娘「…ほう?」

猫娘「だから私とは全く関係無いし、むしろ、まさに今兵士を呼ばれそうになっていたところだ」

猫娘「ふん、…随分真面目でつまらん男だな」

任務娘「……なるほど、そうだったんですか?」

提督「え、いや、その……」

猫娘「そうだ、だからさっさと連れて行け」

任務娘「…貴女、自分の立場を…」

提督「ま、待って下さい!いきなり、こんな…」

任務娘「……提督」

任務娘「…この方は、艦娘の開発に多大な貢献をしてくださった方です」

任務娘「確かに少し荒っぽい手段を講じはしましたが…」

任務娘「それも、ある目的があってのことです」

提督「…目的?」

任務娘「はい、…もし、艦娘を確実に元に―人間に戻せる研究が、完成すると言ったら?」

提督「………!」

任務娘「…そういうことですよ、この方無くては完成しない…そういう研究なのです」

任務娘「ですから、心配なさらないで下さいな」

猫娘「……………」


>>+2


A.わかった。このまま見送る。

B.ダメだ。なんとしても引き止める。



提督「………」

任務娘「…提督?」

提督「…申し訳ありませんが…その娘を、此方に渡していただきたい」

猫娘「…!?お、おい――!」

任務娘「……理由を、お聞きしてもよろしいでしょうか」

提督「先程おっしゃったように、艦娘の開発者なのでしょう?…話を聞きたいのです」

任務娘「ご心配せずとも、必ずその機会は設けます」

提督「…ま、そっちは建前です」

任務娘「……建前?」

提督「そんなナリで、面倒くさい奴ですけども…その娘は俺の大切な友人なので」

猫娘「…………っ、何を…」

任務娘「…初対面、では?」

提督「いやいや、そいつ素直じゃねーんで、恥ずかしかったんでしょう」

提督「何にせよ…そういう事で、渡せません」

任務娘「……これは、大本営の決定ですよ」

提督「…申し訳ありませんが、曲げるつもりはありません」

提督「この鎮守府の長は、私ですからね」

任務娘「…………はぁ」

任務娘「……わかりました、今回は私が折れましょう」

任務娘(此処でこの男と諍いを起こすわけには…いきませんからね)

任務娘「…ですが…これは、一歩間違えば反逆行為だと言う事をお忘れなく」

提督「……ええ、肝に命じておきましょう」

任務娘「…行きますよ」

兵士「は、はいっ!」バタン

猫娘「……何を考えているんだ、君は」

提督「ん?いやいや、友人を助けただけだ、お礼は何でも良いぞ」

猫娘「馬鹿か!私が折角誤魔化そうとしてやったのに!」

猫娘「こんな事してたら、君の立場が悪くなるだけだぞ!」



提督「まぁいいじゃないか、こうして俺達は無事な訳だし」

猫娘「良くないっ!だいたい、君は――」

提督「あーもう、あのな、猫」

猫娘「…何だ」

提督「細かい事はどーだっていい、助けたかったから助けた、それだけだ」

猫娘「………」

猫娘「…君は、本当に……」

提督「…ま、そういう人間なんだよ、諦めてくれ」

猫娘「………馬鹿、何時か死ぬぞ」

提督「んー、流石にそりゃご勘弁願いたいね」

提督「……それで、事情、教えてくれないのか?」

猫娘「嘘だとは…見抜くか」

提督「いくらなんでもな…それに、お前が前に無理って言ったんだ、だったら無理だろ」

猫娘「随分信頼が篤いんだね…悪い気は、しないけど」

猫娘「………この、キスカ島の件、これが終われば全部話すよ」

猫娘「彼女の事も、私の事も、全部」

提督「…そうか、わかった」

猫娘「では…うん、また、来るから」

提督「おう、いつでも良いぞ」

猫娘「……………」

猫娘「…ありがとう、ね」



※3-3「キスカ島周辺海域制圧作戦」が解放されました
※期限は【第54週】です

今日は此処まで Aを選んだら猫娘が酷い目に遭うルートだった
ご意見あれば、何でもどうぞ
お付き合い頂き、ありがとうございました

猫娘なぜか人気だ、意外
皆嬉々としてA行くかなと思ったのだけれども
続きは夜にやります、連勝見たいぞ…

猫娘が酷い目にあってもそれはインガオホーやしへーきへーき
荒波は勿論梶谷の盗塁も良かった
流れに乗って明日も勝って欲しいが雨野投手登板っぽいしなぁ…
やります

【第49週・出撃、コミュ1回目】

金剛「…………あのサー」

提督「………言いたいことは、わかる」

猫娘「……む?」チョコン

金剛「……Who?」

猫娘「はっは、行き場を失ってしまったので、しばらく此処に居ようと思ってね」

提督「お前何か色々コネあるんだろ…」

猫娘「外で拉致でもされたらたまらんのでな」

提督「……お前な」

猫娘「……居たいんだよ、此処に」

猫娘「…ダメ、か?」

提督「…………そーかい、勝手にしろ」

金剛(……あー…そういう…つーか、またかヨ)ヤサグレー


↓2

A.出撃(3-3-1、敵は戦艦2、空母1、駆逐1)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆○

赤城 ☆

足柄 ☆☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ★

大鳳 ☆

コミュ対象に猫娘がいないんですがバグじゃないですか?

>>855 おうしゃーねーな、次から入れるよ


――廊下


提督「ふいー」

溜まっていた仕事もかなり片付き、外の空気でも吸おうかと廊下に出て窓を開ける。

ほんの少しだけ春らしさを増した、それでもまだ冷たい空気を肺いっぱいに吸い込み、吐き出す。

提督「…いやぁ…そろそろ、冬も終わりだなぁ」

金剛「デスネー」ヌッ

提督「うおおっ!?」

横から不意に現れる顔。

落ち着いた空気の中、突如現れた金剛に驚き、思いっきり声をあげてしまった。

金剛「…テートク、びびりすぎじゃないノ?」

提督「あーびっくりした…いやいや、あの登場の仕方はやめてくれ…」

金剛「はいはい、わかったヨー」

そう言って、つまらなそうに外に目を向ける金剛。

けれど、その横顔が、何かいつもよりも元気が無さそうに映った。

提督「……なぁ、金剛」

金剛「…What?」

提督「何か嫌なことでもあったか?」

その問いに、一瞬金剛は固まって。

ややあって、観念したという風に溜息を付いた。

金剛「……相変わらず鋭いネー、テートク」

提督「やっぱり…でも、どうしたんだよ、一体?」

いつも元気一杯の彼女が落ち込んでいるというのがどうしても気になって。

もう一度、問いを投げかける。


金剛「ンー……何ていうかサー…」

唇に手を当て、言葉を探りつつ金剛は続ける。

金剛「……テートクはさ、こうやって普通に接してくれるけど」

金剛「やっぱ、色々大変なのヨー、生まれの事って」

提督「…金剛」

金剛の生まれ。

敵国で、その国の血を引いて産まれた金剛。

その事実は、俺が思っている以上に、彼女に重くのしかかっているのかもしれない。

金剛「ま、でも……こうやって、テートクみたいに接してくれる人も…一杯じゃないけど、ちゃんといるカラ!」

金剛「ワタシは全然No Problemヨー!」

金剛が、ビシッ、と此方に指を向けて胸を張る。

提督「………」

…本当にそうなら、なんでお前はさっき落ち込んでいたんだ?

そんな疑問が、頭をよぎる。

俺は、どうすれば良いのだろうか――


>>+2


A.「…そっか、何かあったら、いつでも言うんだぞ?」

B.「…全然、大丈夫には見えないぞ」

C.「…大変だな、お前も」

D.「内容自由」



提督「…そっか、何かあったら、いつでも言うんだぞ?」

金剛「勿論ネー!頼りにしてるヨー、テートク!」

提督「ああ…って、おい?」

それだけ言うと、彼女は去っていく。

風の吹きこむ廊下に残されたのは、俺1人。

提督「……頼りに、なぁ」

提督「…本当に頼りにしてるんならさ…」

去り際の彼女の顔は、やっぱりどこか陰の差した、暗さが残っていて。

提督「そんな顔する理由、教えてくれたって良いんじゃないかね…」

そんな言葉は、勿論誰の耳にも届くこと無く。

提督「…………さむっ」

先程よりも寒く感じる風を遮る為に窓を閉めて。

提督「…やっぱ、冬だねぇ、まだ」

もう一度独り言を呟いて、執務室へと帰った。



※信頼度に変化はありません



【第49週・出撃、コミュ2回目】


提督「金剛よ」

金剛「……………wait……待ってくだサーイ…何か打つ手が…」

提督「…諦めて降参しろ、もうお前の黒、死んでるから」

金剛「Shit!ありえない、ありえないヨー!黒石貰って3子置いて、何で負けるのネー!?」

提督「ははは、石を増やそうではないか」

金剛「…Ok、こうなったら何が何でも勝つヨー…とにかく、勝ちたいネ…」

榛名(…だから、仕事……)


↓2

A.出撃(3-3-1、敵は戦艦2、空母1、駆逐1)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆○

赤城 ☆

足柄 ☆☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ★

大鳳 ☆

猫娘 ――――



――中庭


提督「……ん?」

折角暖かくなってきたし、気分転換に中庭でも歩くか。

そんな事を思ってやってきた中庭。

すっかり蕾を膨らませた木々に眼を向け、優雅に季節を感じて居た時のことである。

中庭のベンチ、そこにちょこんと座って本を読む、猫娘を見つけたのは。

猫娘「……お、やぁ、奇遇だね」

提督「…おう」

あまり気分転換中に会いたくない奴ではあるが…流石に無視するわけにもいかない。

軽く手を挙げて応じると、何が可笑しいのか猫娘はふふっと笑った。

提督「…何か楽しいもんでも見つけたのか?」

猫娘「ふふ、そう気を立てるなよ、こういう場合、笑うのを咎めるのはご法度だよ?」

そう言って、やはり笑うことをやめずに猫娘は脇に置いた某有名作家の全集を指差す。

提督「……その理論で行くなら、お前は俺の恋人になるが?」

猫娘「ふふ、それは気づかなんだ」

提督「アホな事言ってんなっつーの」

どうもこいつと話しているとペースを取られる。

それに最近は、向こうから話を終わらせたがる事をしないので、何故かつい長話になってしまう。

猫娘「ま、あれだ…立ち話も何だし、座りなよ」

提督「…はいよ」

ベンチの脇を、ぽんぽんと手で叩いて、座るように促す猫娘。

なんだかんだ、俺もそれを断れない辺り…本当に面倒くさい奴である、こいつは。

正直サクッと殺そうと思ってたんだけどね



猫娘「……食べるかい?」

提督「…あ、ああ…頂くよ」

どこから取り出したのか、差し出した手に載せられた饅頭を取る。

俺がそれを口にしたのを見て、彼女もまた同じように饅頭を頬張った。

猫娘「…むぐ……しかし、なんというか、君は凄いね」

提督「は?」

猫娘「…戦闘は勿論、艦娘達の事も…どんどん解決していくし」

提督「どうしたんだよ、いきなり…気持ち悪いぞ」

猫娘「はは、そう言うなよ」

唐突な称賛に、くすぐったくなるような錯覚を覚え、やめてくれと手を払う。

猫娘「…わかったわかった、…じゃあさ、1つだけ言わせてくれないか?」

提督「何だよ」

猫娘「…こんな事、言える立場じゃないのは…わかってるんだけどね」

猫娘「ありがとう、提督」

提督「………」

猫娘「…感謝する事、色々有りすぎるから…まとめて、言わせて貰った」

猫娘「……それだけ、…散歩中だったのに、ごめんね?」

そう言うと、ぴょんとベンチから飛び降りて、脇に大量の本を抱える。

猫娘「そうそう、その饅頭は、話に付き合ってくれたお礼、ということで」

と、そのまま去っていこうとする彼女に――


>>+2


A.「気にすんな、全部俺が好きでやったことだ」

B.「気にすんな、お前が好きだからやったんだよ」(冗談っぽく)

C.「気にすんな、お前が好きだからやったんだよ」(本気っぽく)

D.「内容自由」




提督「おい、猫」

…なんとなく、このまま終始あいつのペースというのが嫌で。

ふと思い付いたアイデアを実行に移すことにした。

猫娘「…む?」

去っていくその背中に声を掛け、此方に顔を向けた彼女に告げる。

提督「気にすんな、お前が好きだからやったんだよ」

出来るだけ真面目な口調と表情でそう言うと、此方を見たまま彼女は驚きで目を見開いて固まった。

提督「……おーい?」

しばらく待っていても何も返さないのを不審に思い、近づいて瞳の前で手を振ってみる。

すると、その腕を猫娘が掴んだ。

提督「お、生き返ったか、全く――」

あんなもん真に受けるなよ。そう言おうとした言葉は、果たして続かなかった。

猫娘「……不思議だね」

提督「…へ?」

猫娘「こんな感情を持ったのは、初めてなんだよ」

猫娘「…誰かを想うというのは、…誰かに想われるというのは…存外、悪くないんだね」

提督「……おーい、あの」

猫娘「……提督、少し、屈んでくれないか?」

提督「…お、おう?」

その言葉を受けて屈んだ俺の鼻先まで猫娘が顔を近づけたかと思うと。

先程食べた饅頭の餡、その甘い香りが、鼻に抜けていった。

猫娘「……君にはやっぱり、敵わないよ、きっと、永遠に」

今度は俺が呆然とする番で。

そんな俺を見て彼女は笑い、今度こそ中庭から去っていったのだ。



※特に意味はありません

今更な質問なんだがこのスレの猫娘ってどれくらいの身長なんだ…



【第49週・出撃、コミュ3回目】


金剛「あー……うー……」

提督「ほらほら、まだ仕事はたくさんあるぞー」

金剛「おかしいネー…何でその仕事量で平然としてられるのネー……」

提督「提督だからな、当然だろ」

金剛「ならワタシも提督になるネー…それで万事解決ヨー……」

榛名(……めちゃくちゃですねもう…)


↓2

A.出撃(3-3-1、敵は戦艦2、空母1、駆逐1)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆○

赤城 ☆

足柄 ☆☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ★

大鳳 ☆

猫娘 ――――

>>873 書いてる時のイメージでは140くらい…まぁ想像にお任せしますその辺

まーた好き勝手にやってしまった やっぱ退場させておくべきだったかね
今日はここまでです
お付き合い頂きありがとうございました

じゃあ次から消す
秋イベで死ぬほど腹立ったし、この扱いもしゃーなし
今日は多分おやすみです

愚痴ぐらい言わせてや
猫娘はコミュ表から消えるだけです
よっぽど変な選択肢選ばん限りは生きます
今日は宣言通りおやすみです、ごめんなさい

バンバンバンバンバンバンバン
バン     バンバンバン
バン (∩`・ω・) バンバン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
   \/___/ ̄ ̄


  バン   はよ
バン (∩`・ω・) バン はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/
  ̄ ̄\/___/

    ; '  ;
     \,( ⌒;;)
     (;;(:;⌒)/
    (;.(⌒ ,;))'
 (´・ω((:,( ,;;),
 ( ⊃ ⊃/ ̄ ̄ ̄/
  ̄ ̄\/___/ ̄ ̄

       /\
      / /|
     ∴\/ /
     ゜∵|/
  (ノ・ω・)ノ
  /  /
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


ポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ     ポチポチポチ
ポチ (∩`・ω・) ポチポチ
 _/_ミつ/ ̄/
    /_/ ̄ ̄ ̄ ̄

今日明日は更新無しです ちょっと佐世保に旅行してきます
出番がどうしても偏るねぇ 連続無しとかにした方がいいのかな

カレーいっぱい買って帰還 船乗れたしすげー楽しかった
さらに超ピンズトスレを見つけはしゃぐ
もうちょっとしたら本編

ここの板ですよー



――防波堤



肌寒い風が、着込んだ服の上から吹き込む。

その寒さに、早くも此処に来たことを後悔し始める。

提督「…やっぱ帰ろうかねー…」

どっかの無口なあの娘よろしく、気分転換に1人で海でも眺めてみようと思いたったは良いが、早速挫折してしまった。

やはり弱い俺の意思。

だいたい何故糞寒いのに俺はこんな場所に来てしまったのだ。阿呆か。

良い案思い付いたとか思ってた少し前の自分を殴りたい。

この寒さゆえ、防波堤はやはり誰もおらず、冷たい浜風が吹き付けるのみである。

提督「あーアホらし、帰ろ帰ろ……」

と、踵を返そうとしたまさにその時、その閑散とした防波堤の先、佇む人影を見つけた。

提督「…ん?あれは……」

小さな影に焦点をあて、眼を細める。

次第に明らかになっていく輪郭。

提督「……金剛?」

そこに居たのは、いつもの服装が隠れるほどにすっぽりと外套を被った金剛だった。

彼女は吹く風に外套の裾をはためかせ、何をするでもなく立っていた。

提督「何でこんな所に…?」

気になって、おーい、と声を掛けてみたが、聞こえていないのか全く反応がない。

提督「……ったく」

放っておくわけにもいかず、寒さをこらえながら俺はその影へと近づいていったのだった。



―――――――――

――





提督「おい金剛!…冷たっ!?」

金剛「!?て、テートク!?」

近くで声を掛けても反応しない金剛の腕を掴むと、弾かれたように此方に振り返った。

俺もまた、その掴んだ腕の冷たさに驚く。

提督「…いつから此処にいたんだよ」

金剛「……………」

問いかけに、黙りこむ金剛。

いや、もしかしたら本人もどれだけぼーっとしていたのかわからないのかもしれない。

まぁいい、と溜息を一つ付いて、違う問いを金剛に投げかける。

提督「で…どうしてこんな場所に居るんだ?」

金剛「…や…それは…ほら、色々あるのヨー」

提督「色々て」

金剛「て、テートクはどうして此処に?」

提督「俺は……まぁ、気分転換だよ」

金剛「気分転換…うん、私と同じネー!実は私も気分転換しにきたデース!」

提督「………同じ、ねぇ」

全く転換できてるようには見えないぞ――とは、口には出さない。

しかし…この前からずっとこうだな、金剛は。

それも、時間を置いても一向に元に戻る気配を見せない…どころか、悪化すらしている。

…俺は、この娘に踏み込むべきなのだろうか、それとも…。

提督「なぁ、金剛――」



>>+2


A.「もっと、頼ってくれよ」

B.「……風邪引くんじゃないぞ」

C.「…この前も言ったが、何かあったら言ってくれよ」

D.「内容自由」



提督「もっと、頼ってくれよ」

提督「…どんな話だって聞く、だからさ」

金剛「……テートク」

話を中断させるかのように、金剛が短く俺を呼ぶ。

金剛「…頼りにはしてマスよ、ワタシは」

提督「だったら…」

金剛「でもネ、これはワタシの問題なのデス」

金剛「ワタシが解決しなきゃいけない問題」

提督「………」

金剛「…誤解しないで欲しいネ、テートク」

金剛「前にも言ったケド、ちゃんとワタシは貴方を信頼してる」

金剛「だからこそ、巻き込みたく無いだけなのヨ」

金剛は再び、元のように海へと目をやる。

その仕草は、言外にこれ以上話しかけるなと語っていた。

提督「……」

結局、俺はそれ以上彼女の話を聞くことは出来なかった。



※信頼度が上がりました

金剛 ☆☆☆☆○



【第50週・出撃、コミュ1回目】


提督「…………」カリカリ

金剛「…………」カリカリ

提督「…………」カリカリ

金剛「…………」カリカリ

榛名(ま、真面目に仕事してますっ!?)


↓2

A.出撃(3-3-1、敵は戦艦2、空母1、駆逐1)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆○

赤城 ☆

足柄 ☆☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ★

大鳳 ☆



――中庭


蕾を蓄えた木々がほんの少しずつ芽を開きだした中庭。

その隅で俺と如月は顔を突き合わせて座っていた。

間に、豪華な弁当箱を挟んで。

提督「……ふーむ…凄いなぁ」

如月「うふふ♪」

広げられた弁当箱には、色とりどりの食材が並ぶ。

そのどれもが、見た目だけでなく味も美味しいのだから…感嘆の言葉しか出ない。

如月「お花見には少し早かったのが残念ね~…」

まだ花の開ききっていない中庭を見て、如月が溜息を付く。

提督「何、大丈夫さ」

如月「?」

提督「目の前にとびっきり綺麗なのが咲いてる」

如月「……ありきたりねぇ」

提督「…む、…うーむ…難しいなぁ」

俺の言葉に呆れ顔でもう一度溜息を付いた如月だったが、その表情の奥は笑っている。

如月に突然外でお昼を――などと誘われた時はこの寒いのにと渋ったものだが…。

なるほど、こういうのも中々どうして悪くない。

如月「はい司令官、あ~ん♪」

と、考えに耽っている先に差し出される箸。

提督「…む」

多少の気恥ずかしさと共に、その箸の先のおかずを嚥下する。

中庭の端での小さな食事会は、和やかに進行していった。



――――――――


提督「…ごちそうさまでした」

如月「はい、お粗末さまでした~」

それから幾分もしないうち。

あれだけあった弁当箱はすっかり空になった。

提督「いやぁ、食った食った」

如月「うふ、美味しく頂いて貰えたみたいで何よりだわ~」

提督「めちゃくちゃ美味しかった、ありがとな、如月」

如月「気にしないで、司令官、好きでやったのよ~」

そう言うと、如月が脇から水筒を取り出して俺へと向ける。

如月「温かいお茶…飲むかしら?」

提督「お、何から何まで…悪いな」

如月「いえいえ~」

持ってきた湯呑みに、並々と注がれるお茶。

少しだけ酸化しているらしいほんのり黄色くなったそれは、見るからに暖かそうにユラユラと湯気を立てていた。

提督「……うん、美味しい」

俺の言葉に、如月が一層ニコニコと嬉しそうに笑う。

如月「ねぇ、司令官」

提督「うん?」

如月「…他には、何かして欲しいこと無いかしら?」

提督「ん?…うーん……」



>>+2


A.「(内容自由、エロはなし)して欲しい」

B.「特に無いよ、十分満足してる」



提督「膝枕、して欲しいかなぁ」

如月「ふふ、膝枕ね~」

すると如月は姿勢を正し、正座をしてスカートの裾をパンと手で払う。

如月「どうぞ、司令官?」

提督「…いいのか?」

如月「勿論よ~♪」

提督「……じゃあ遠慮無く」

そこに頭を置き、上を見上げる。

すると、至近距離で此方を見つめる如月と目が合う。

それに向けて笑うと、彼女もまた微笑みを返した。

まるで自分達の周りだけ時間の進みが遅いかのような、ゆったりとした時間が流れる。

いくらか春に近づきだした、晴れた昼下がり。

そんな、暖かい日の出来事だった。



※好感度が上がりました

如月 ★★★

※改造可能数がふえました 0→1



【第50週・出撃、コミュ2回目】


提督「……」カリカリ

金剛「……」ペラッ

榛名「あ、あの…」

提督「ん?」

榛名「な、なぜ真面目に仕事をしているのでしょう!?」

提督「……その質問、地味に酷くないか?」

榛名「ですが…いつもお姉様と2人サボっておられるので…」

提督「……そんな事は…」チラッ

金剛「…そ、そうネー、別にそんな事ないネー」

榛名「………?何か微妙に距離感ありませんか?」


↓2

A.出撃(3-3-1、敵は戦艦2、空母1、駆逐1)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★★★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆○

赤城 ☆

足柄 ☆☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ★

大鳳 ☆



――執務室


大鳳「…………」ウーン

執務室の大きな机に広げた地図の前で、大鳳がうんうんと唸っている。

今回の作戦、その図上演習を行っているのである。

大鳳「……ええと…ここが…こうなって…」

提督「うん、…なるほど」

地図上の艦艇が模られた駒を、考えながら恐る恐る動かす大鳳。

だがしかし、現実は非情である。

大鳳「あ、あれ……あれ!?が、学校ではちゃんと…」

提督「……全滅、だな」

大鳳「…あうぅ……申し訳ありません…」

大鳳提督指揮する部隊は、あえなく全滅してしまった。

提督「此処で深追いしたのが不味かったな」

その指揮を、最初から見直しながら、反省点を挙げていく。

大鳳「……はい、……あ、そのような動きが…」

俺の話を、大鳳は頷きながらしっかりと聞いていて。

そして、ひと通り話し終わると、唐突に大鳳が言った。

大鳳「…提督はやはり、簡単に最善の策が浮かぶのですね」

提督「んー……いや、大鳳」

提督「最善の策ってのは、実際には無いんだ」

大鳳「え?」

提督「勿論、この演習ならばそれはあるぞ」

机の上を指さしながら、続ける。

提督「この状況で何をすればいいか、そりゃ此処では最善は考えれば出る」

提督「でも、実際の戦闘となると違う」



想像してみろ、と前置きしてから、俺は大鳳と書かれた駒を拾う。

提督「そうだな…例えばいきなり、大鳳の機関が故障してしまったら?」

大鳳「…え?…い、いえ、そんな事は!」

提督「無いとは言い切れんだろ?…じゃあ、もっと有り得そうな…単純に、敵の数が余りにも予想と違いすぎる、とか」

予備の連合国艦艇の駒を無造作に図上にバラまく。

提督「…これなら、さっきの状況での最善策は通用しないだろ?」

何も言わず、大鳳が頷く。

提督「…うん、ま、そういう事だ…実際にはこうやって、予測も出来ないことがどんどん起こる」

提督「さっきまで最善だった物が、一気に最悪の手に成り得るんだ」

提督「勿論状況によって最善の策ってのはあるが…そんなもんゆっくり考えてるよりも、もっと重要なものがある」

大鳳「……そ、それは一体?」

提督「決断力だよ、それも…状況に合わせて、作戦を変えられる決断力」

提督「1つの事に拘らずに、臨機応変に色々と変えていく事、だな」

大鳳「……決断力…」

提督「まぁ、…なんて長々と講釈たれたが…ただの俺の持論だから、そこまで気にしないでくれ」

大鳳「…………い」

提督「…え?」

大鳳「やっぱり凄いです、提督!」

そう言って飛び跳ねんばかりに俺を見上げた彼女の瞳は、キラキラと少女の如く輝いていた。

大鳳「最初は前評判で聞いたのと全然違う、不真面目な方なのかもって思いもしましたけど…」

大鳳「実は噂の通り凄い方だったんですね!」キラキラ

提督「…お、おう?」

……なんだ、どういう事だ。

もしかして…最初大鳳が言ってた噂云々は、かなり美化された噂で…。

大鳳が緊張してたのは、そんな凄い提督に会えるから……みたいな…、いや流石にそれは都合が良すぎるか。

大鳳「色んなお話をお聞きして、ずっと憧れていたんです!」

大鳳「特にサイパンの……」

…大当たりである。やったぜ。

しかしなんか…ここまで褒められるというのもなんともむず痒い感覚だ。

うーむ……。


>>+2


A.「あー大鳳ちゃん超可愛い!」ナデナデナデナデナデ

B.このまま有能真面目モードを継続してみる

C.「……あー…何となく恥ずかしいからやめてくれ」



提督「あー大鳳ちゃん超可愛い!」ナデナデナデナデナデ

大鳳「わぷっ!?な、何を…っ!?」

提督「もうそんなキラキラした眼でこっち見ないでくれよ撫でたくなるじゃねーか!」ナデナデナデナデナデ

大鳳「あの、やめっ」

提督「憧れてますとか言われたら照れるじゃんかよもー!」ナデナデナデナデナデ

大鳳「ちょ、離してくださ、っ」

提督「どうだ、ここか、ここがええんか!?」ナデナデナデナデナデ

大鳳「はぅ……じゃなくて!だから離してくださーい!」

提督「大鳳ちゃんほんと可愛い…」ナデナデナデナデナデ

大鳳「あぅぅ…………」

この後めちゃくちゃなでなでした。

ただなぜかもうあのキラキラした瞳を向けてくれなくなった。

何故だ。



※信頼度が上がりました

大鳳 ☆☆

きょうはここまで
もうgdgdやね ごめんね
お付き合い頂きありがとうございました

Aルート見たいって意見もありましたがつまらんネタバレと陵辱要素があるのでちょっと厳しいかも


【第50週・出撃、コミュ3回目】


金剛「ここでワタシがガツーンと砲撃ネー!」

提督「ふっ…甘いな、なんと此処には水雷戦隊を伏せていたのだ」

金剛「っ!?卑怯ネー!」

提督「ふはははは、なんとでも言うが良いわ!」

提督「いけっ!ヲ級でダイレクトアタックだ!」

金剛「ぐふっ…やられた…ネー…」

榛名「図上演習一式を使って遊ばないで下さい!」



↓2


A.出撃(3-3-1、敵は戦艦2、空母1、駆逐1)

B.コミュ(下の表の中から1人)



※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★★★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆○

赤城 ☆

足柄 ☆☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ★

大鳳 ☆☆

全く書けん
ちょっと時間かかるかもしれません




――鎮守府内


薄く流れる雲が、月の光を遮りながら流れていく。

その雲に月が隠れる度、辺りを闇が包む。

提督「……金剛」

闇の中、一層目立つ、街灯の光の下。

金剛はそこに蹲っていた。

まるでステージの上の女優の如く、ぽっかりと光を浴びて浮き上がっていた。

体育座りの格好で、頭を膝の上に載せた彼女の表情は俺には見えない。

けれど、まさか笑っているはずも無く。

提督「…何やってんだ、こんな所で」

提督「探したんだぞ」

金剛「テートク……」

俺の声に反応して、ゆっくりと顔を上げる金剛。

その顔には、涙の跡が残っていた。

金剛「……話、聞いて欲しいネ」

提督「…え?」

金剛「もう、ワタシは…1人じゃ、抱えられないヨ」

あー…やっぱごめん、>>965はナシにして下さい、書き直す 無能すぎ

ごめん 本気で書けない
酷すぎる 何とか次の更新までに考えます…

すまんな


――執務室


提督「榛名、ちょっと良いか?」

榛名「はい?」

執務の合間、一段落した所で、隣で作業をしていた榛名に声をかける。

榛名「どういたしました?」

提督「いや…金剛の事だがな」

榛名「お姉様の?」

どうにも本人から話を聞くというのは難しい。

そう判断した俺は、脇から話を聞く事にしたのだ。

提督「ああ、昔同じ施設にいた、って聞いたからさ」

榛名「…なるほど、しかし……余りお答えできる事はありませんよ?」

提督「良いさ、答えられる範囲で」

実はあれから、兵士や他の娘にも聞いて回っていたのだが…。

金剛の産まれ、という件についてそこまで反感を持っている人間は居なかった。

まぁ、あくまで俺の管轄下と限定された範囲ではあるのだが。

別に金剛を差別するような奴も居なかったし、むしろ艦娘として数々の戦果を挙げた金剛に好意を抱いている者も少なくない。

…おそらく、金剛のあの様子の変化の原因は、現在ではなく過去の事だろう。

だから金剛と同じ施設にいた榛名ならば―と、こうして話を振っている。

提督「…いきなり多少、というかかなり不躾な質問になるんだが…」

提督「榛名は、金剛がなぜあそこに居たのか知っているか?」

榛名「……申し訳ありません…」

俯く榛名、だがこれに関してはある程度予測していたことだ。



提督「ああいや、そんなに気にしないでくれ…簡単に誰かに話すような事じゃあないしな」

提督「…じゃあ次なんだが…金剛は施設ではどんな娘だったんだ?」

榛名「ええと…とても頼られていて、施設の子達の中心でした」

榛名「その…皆、どこか暗い雰囲気だったんですけど、お姉様は、それを塗り替えてしまう位に明るくて」

榛名「…そして…凄く、優しいかったです」

言って、最後に、榛名みたいな娘にも優しく下さいましたし、と自嘲気味に付け足す。

それを咎めると、罰が悪そうに榛名は笑って誤魔化した。

提督「どこまで話したか……ああ、そうだ…金剛は、最初からそうだったのか?」

榛名「えっと、施設に来た時から、って事ですか?」

提督「ああ」

榛名「少なくとも、榛名が施設に入った時にはそうでした」

榛名「…ただ、院長が、昔は皆と同じようだった、と言っていたのを聞いたことがあります」

提督「……そっか…ありがとう、作業中にごめんな、榛名」

榛名「いえ、榛名がお役に立てたのなら、嬉しいです」

やはり、施設に入ることになった原因。その過去が金剛の鍵。

それを調べる事は…一応、出来る。

しかし…本当に良いのだろうか。

金剛は知られることを嫌がった。

なのに、その彼女の意思を無視して良いのだろうか…。

悩んだ末、俺は――



>>+2


A.調べる事にした

B.放っておく事にした



提督「……」

俺は、あんな金剛を見ていたくはない。

いつものように笑う彼女に戻って欲しい。

提督「…うん、決めた」

榛名「?」

提督「ああいや、何でもない、気にしないでくれ」

榛名「そう、ですか…なら良いのですけど…」

出来る事はやろう。

嫌がられたら謝ればいい。

例え善意の押し付けのような好意であっても、これ以上、何もせずにいるのは嫌だ。

提督「………猫」

猫娘「…んー?」

提督「初期の方の艦娘の資料って、何処かにあるのか?」

猫娘「ああ、あるよ…海軍省の資料室」

提督「そっか、ありがとな」

猫娘「お安い御用さねー」

…時間を見つけて向かうとするか。

後悔しない結果にするために。



※信頼度が上がりました

金剛 ☆☆☆☆☆

昨日この展開を書こうとしたけど金剛コミュなのに金剛出てねーじゃんって思って金剛出したけど今度は展開意味不明になったので没にしたんです
でもやっぱりこれ以外いくら考えても思いつかんかったわ
次スレ立ててきます

【艦これ】提督「……え?俺が提督?」★7【安価】
【艦これ】提督「……え?俺が提督?」★7【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399382611/)

次スレ このスレはコミュ安価だけ取ったら埋めて下さいな


【第51週・出撃、コミュ1回目】


金剛「Hey!テートク!」

提督「ん?」

金剛「この前から思ってたけどなんでこの図上演習の駒、榛名の方がワタシより豪華なのネ!?」

提督「まぁ…うちで一番活躍してるしなぁ、榛名は…俺も、いつも助けてもらってる」

榛名「提督…そんな、榛名なんかに…」

提督「謙遜するな、事実だ」

榛名「えへへ…」

提督「それに別に能力が違うわけじゃないんだ、いいだろ」

金剛「納得いかないヨ!ワタシの駒も豪華にするがいいネー!」

提督「はいはい」

金剛「ムキー!まともに相手してくだサーイ!」


↓2

A.出撃(3-3-1、敵は戦艦2、空母1、駆逐1)

B.コミュ(下の表の中から1人)

※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆○

如月 ★★★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★★

夕立 ★★★

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆○

赤城 ☆

足柄 ☆☆☆○

ヲ級 ★★

時雨 ☆

雷 ★

大鳳 ☆☆

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月20日 (木) 23:44:33   ID: jDC1Q3ac

追い付いたー
無理せずがんばってください!

2 :  SS好きの774さん   2014年03月21日 (金) 01:28:16   ID: 5NX7cQhr

頑張ってください

3 :  SS好きの774さん   2014年03月21日 (金) 14:43:15   ID: uh6VBrIC

追いついたのだよ!頑張るのだよ

4 :  SS好きの774さん   2014年03月25日 (火) 22:29:58   ID: o6ExwqRi

面白くて好きです!
頑張ってください!!

5 :  SS好きの774さん   2014年04月01日 (火) 23:17:13   ID: WPvrDNM3

楽しみにしてます!
続き待ってます!!

6 :  SS好きの774さん   2014年04月06日 (日) 17:30:58   ID: 6Pl3RTxX

毎日更新を楽しみに待ってます

7 :  SS好きの774さん   2015年06月13日 (土) 21:30:59   ID: sU12Bo1L

これ打ち切りになったんだよな

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