エレン(25)「この世界も変わったな」 (49)

俺はエレン・イェーガー。
調査兵団で働いている。

今はミカサと結婚し

ミカサの要望通りに男の子と女の子の双子も産まれた

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1372070493

今から5年前
つまり20の時

ベルトルトとライナーは人類の敵と認識されていたが

ウォールマリアの修復や巨人の駆逐の手伝い等をして

仮釈放された

だが彼等は今も世間からは嫌われている。

彼等のおかげでウォールマリアも奪還し

人類はライナーの硬貨技術等で第4の壁を建設した。

だがアニだけは助けられなかった

俺はミカサと言う妻を持っていながらも

アニについて考えるときがある

ただ

ミカサはアニの事を考えている時の顔がわかるらしく

考えているとすぐミカサにほっぺたをつねられてしまう

ミカサ「むぅ」

エレン「わっミカサ痛いって!!
わかったから!アニの事考えないから」

ミカサ「あの女は人類の敵」


ミカサ「でも私達の仲間

エレン104期訓練兵の卒業10周年のパーティがあるらしい」

エレン「そうなのか?
お前は行くのか?」

ミカサ「エレンが行くなら」

エレン「子供達は?」

ミカサ「チビに任せる」

エレン「そうか…(リヴァイさんすいません)」

娘は重要人物だ。ので、名前を付けてほしい。
リーベ{独:『愛』の意。(google翻訳より)}なんてどうだろうか。

すいませんちょっと待っててください
お腹痛くてさっきからトイレいったりきたりなんでw

再開します

>>5
コピペ乙です

エレン「それっていつ何だ?」

ミカサ「今で…

明後日よエレン」

エレン「明後日か

兵士長には俺から言っとくよ」

ミカサ「わかった」

エレン「じゃあ俺は仕事に行くよ」

ミカサ「いってらっしゃい」

息子「いってらっしゃーい」

娘「必ず帰るのよわかった?」

エレン「帰るよ大丈夫」

俺は調査兵団で『エレン特別班』と言う

1つチームを持つようになった

俺がいたリヴァイ班同様の戦闘力で

総巨人討伐数は100を越えている程だった

mobA「エレンさんおはようございます!!」

エレン「あぁおはようそんな固くなくていいよ」

mobA「ありがとうございます!!」

mobB「エレンさん
うちで作ったお茶です!!」

エレン「あぁありがとう」

俺はいつしか有名人?になっていた

ピクシス「イェーガー君おはよう」

エレン「ハッ!」

ピクシス「そんな固くなくていいよ」

エレン「あっはい
駐屯兵のピクシスさんが何故ここに?」

ピクシス「なぁに酒を買いにきたついでじゃよ」

エレン「そっそうですか」

過去にお世話になった人に会うことも珍しく無い

それは人類の生存率が高くなったのを意味するのと

それほど人類の土地が少ないと言う意味もあった

今日は壁外調査の日だった

アルミンが技術班に入り

超鋼鉄ブレードを弾丸に変え

普通の銃でも撃てるようになり

巨人はゆっくりとではあるが数が減って行った

今では
壁外に一般市民が兵士同行なら出れるぐらいになった

夜になった

辺りはもう暗い

壁外にも少しずつではあるが拠点ができつつあった

俺達『エレン特別班』もその中の1つに入った

エレン特別班は30人規模で

一人一人の戦闘力も高いが

必ずしも全員が助かる訳では無く

今日も一人が仲間を庇って巨人に食われた

俺がもう少し早くたどりついていれば

アイツは助かったかも知れなかった

mobA「あのぉ…」

エレン「何だ?」

mobA「そろそろ交代の……」

エレン「あぁすまん考え事をしてた
明日に備えてゆっくり休めよ」

mobA「ハイ!ありがとうございます!!」

エレン彼は食欲の無いサシャのようなヤツで仲間に気配りができるような優しいヤツだ


エレン「朝開けるまで俺かぁ

あぁーねみぃ」

こうして夜は明けた

エレン「朝か
お前ら帰るぞ」

最近の壁外調査は新しい拠点作りや巨人の討伐等で

今回エレン班は巨人討伐が目的だった

数分してると『第4の壁』が見えてきた

アニはどうなったんや...

町人「エレン班だぁ!!!」

町人「あの巨人討伐数トップレベルのか!!」

調査兵団のイメージも少しずつ上がり
『税金泥棒』等は言われなくなった


子供A「かっけぇ!」

子供B「俺も調査兵団に入るー!」


正直自分の子供には訓練兵になってもらいたくは無いが

そこはミカサと話し合うことにしよう



ミカサ「チビには言ってくれた?」

エレン「あっわりぃ忘れてた」

ミカサ「貴方が忘れると思って私が言っておいた」

ミカサのこういう事は非常に助かる

昼飯を忘れた時に立体機動で追いかけてきた時はさすがに憲兵に怒られたが

ミカサ「明日の夜6時
訓練した場所って書いてある」

エレン「あぁ明日のパーティか」

その夜は久々にみんなに会えると思ったら眠れなくなり

翌日朝は中々起きれなく

娘に飛び蹴りされて起こされた

>>18
さぁどうなったんでしょw

夕方5時

エレン「ミカサそろそろ行くぞ
じゃあリヴァイさんお願いしますね」

リヴァイ「まぁ全部
あいつにやらせる」


ハンジ「いい子にしてるのよー!!」

子供達「ハーイ」

リヴァイさんはハンジさんに命を助けられたのをきっかけに
付き合い、
同棲し、
結婚した。

リヴァイ班のみんなも驚き

何より一番驚いたのはエルヴィン隊長だった

ミカサ「そろそろ行こうエレン」

エレン「こっちの台詞だよ」

受け付け嬢「エレン・イェーガーさんとミカサ・イェーガーさんですね
お待ちしていました!!
どうぞこちらへ」

ミカサ「///」

俺はミカサが何故頬が赤いのかわからなかったがこれがよくアルミンの言う「デリカシー」ってやつ何だろうか?

「よぉ死に急ぎ野郎久しぶりだな」

懐かしい声が聞こえた

エレン「よぉジャンじゃん久しぶりじゃん」

ジャンに会う時のためだけにこれを考えていたがジャンはどう思っただろうか

ジャン「お前やっと冗談言えるようになったんだな(笑)」

エレン「あぁずっと考えていたんだぜ(笑)」

嬉しかった

「よっよぉエレン……」


エレン「ライナーか……それにベルトルト」

ベルトルト「………」

ライナー「すまなかった!本当に!!」

ライナーとベルトルトはその場で土下座をした

エレン「………」

ライナー「俺達がやったことは許されない事だ
それも俺達の意思で!!

それをやって尚も俺達はここにいる!!!

人々は俺を許してくれた!!!

だがお前にやったことは許されないことだとわかっている!!!!

だがここで謝らせてくれ!!!!

本当にすまなかった!!!!」

俺はかける言葉を戸惑った

エレン「お前らがやった事は許される事では無い

だが
俺が巨人を駆逐すると誓った用に
お前らも散々バカにしてきた人類を恨んで滅ぼすと誓った

巨人が人間だとしたら
巨人から見れば人間は巨人

人間は巨人を討伐するがそれは巨人にとって迷惑なのかも知れない

ただ俺を含めお前らも巨人だ

この能力は自分が正しいと思った事に使っている

あの時はお前は自分が正しいと思っていた

だが今は人類にそれを使っている

俺はお前らに母さんを殺された

だが恨んではいない

お前らが人類の味方となったと同時に

何万人もの人類は命を失わずにすんだ

だから俺達……少なくとも俺はお前らを恨んじゃいねぇ」

ライナー「エレンお前……(結婚しよ)」

ベルトルト「エレン……」

エレン「だから今日は思いっきり楽しもうぜ!!」

一同「オオーーーウ!!!」

ジャン「いやぁ俺達も卒業してから10年かぁ」

エレン「そうだな」

ライナー「………」

エレン「お前も喋ろって!」

ライナー「あっあぁ」

エレン「ほら酒でも飲めって!!」

ライナー「あっああ!!!」

ライナーの返事はとても心強かった

それからパーティは楽しく進んだ

ライナーやベルトルトのお陰で人類の活動領域も広くなり

肉もそう難しく手に入る物でも無くなっていた

サシャ「肉ぅぅううぅううぅ」

エレン「肉うめぇな」

ジャン「訓練時代に肉何て食えなかったからな

お前の妻は料理ができるのかぁ〜???」

ジャンの言葉には皮肉のニュアンスが込められていた

エレン「あぁ…まぁな」

結婚当時はさすがに料理は酷かった
クリスタ……いやヒストリアやサシャ、何とアルミンも料理を教えてくれたようだ

自分自身アルミンが料理をするとは思わなかった

「エーレーーン!!」

エレン「その声はアルミン!?」

アルミン「あぁ技術班から『お前も言ってこい!って言われてこれたんだ!!』」

mob「キャーー!!アルミンよ!!!」

「キャーー」

アルミン「え!?」

エレン「お前は人類の巨人への攻撃をかなり安全にできるようにしたからな
大砲よりも手軽に持ち運べるし」

アルミン「でもエレンはブレードだけでいいでしょ?(笑)」

エレン「あぁ俺は銃何か使ったこともねぇしな(笑)」

話は盛り上がった

コニーが来たときは髪が延びていて正直誰かわからなかった

コニー「よぉ!エレン!!」

エレン「お前本当にコニーか!?」

アルミン「コニーなのか!?」

コニー「あぁそうだ!俺がコニー・スプリンガーだ!!」

『ブッハハハハ』

会場全体が笑いに包まれた

コニー「俺何かまたバカな事言ったか!?」

ジャン「お前最高だな(笑)」

コニー「何がだよ!!」

一時間もすればみんなアルコールが体中に回り陽気な気分になっていた

エレン「ふぅ」

俺は酔い醒ましに外に出た

風に当たるためだ

エレン「昔は俺もよくあの森で走らされたっけな」

その時森に人影が見えた

「アニか!!」俺は無意識に叫んだ

人影は走り出した

エレン「待って!!ウッ」

ミカサに腕を捕まれた

エレン「離せミカサ!!」

ミカサ「ダメあいつは敵

そして浮気は許さない」

エレン「お前あいつは敵だけど

『仲間』って言ったよな!!!!」

ミカサ「!!!!!」

エレン「お願いだ!!いかせてくれ!!」


ミカサはしばらくして考えてこう言った

ミカサ「エレンやっぱり浮気は許せない


……でも今夜だけは見逃してあげる」

その言葉と同時に俺は走り出した

月の明かりだけで先が辛うじて見えている状態で
俺は森を走った

もしかしたら泥棒かもしれない
見間違いかも
動物かも知れない

それがアニなのかはわからなかった

だが俺は走った

アニだと信じて

「はぁはぁ」
さすがに息が切れていた

そこに一枚の布が落ちていた

それは訓練時代に

俺がアニにプレゼントした



ハンカチだった

エレン「アニ!!いるんだろ!!!
返事をしてくれよ!!!」

返事は無かった

エレン「お前もまたやり直せる!!!
ライナーやベルトルトのように!!」

「だまれぇぇ!!」

エレン「いたんだな……やっぱり」

アニ「………」

エレン「お前もやり直そうよ………」

アニ「………私はダメ……」

エレン「何でだよ!!」

アニ「私は巨人……
人類の敵………」

エレン「敵だが俺達は仲間だろ!!!」

アニ「………!!!」

エレン「だからやり直そうよ」

アニ「エレン……ごめんね………」

俺はその瞬間
目の前が暗くなった

アニに殺られたのか?

そんなハズは無い……

次目を覚ましたらそこは自分の家だった

エレン「ハッ!!」

ミカサ「目を覚ましたのねエレン」

エレン「ミカサ!!アニは!!」

ミカサ「あのあと私の元にあなたをつれてきた『エレンを幸せにしてくれ』って」

エレン「………」

ミカサ「そしてあのあと自分から憲兵の元に行った」

エレン「!!!」

ミカサ「私も変わるって」

エレン「よかった……」

ミカサ「でも浮気は許さない」

エレン「わかってるって」

数日後
アニは地下深くに幽閉された

アニの反省態度や社会更正を気にし

アニも後はライナーやベルトルトと同じ職につくらしい

俺はこれでよかったのかと今でも考える

でも考えているとミカサに頬をつねられるから

俺は考えるのを止めた

END

エレアニのこういうの(SS)は中々無いと思いますので書いてみましたがいかがだったでしょうかw

書いてる途中の腹痛で「理由のない腹痛が俺を襲う」何てことをトイレで呟いてましたが無事完結できてよかったですw

これがどこかのまとめサイト(SS宝庫様とか)に乗っかっていると嬉しいですw
では乙でした
ありがとうございました!!!

41>>何かボウガン?と言うか弓?見たいなやつで先端尖ってるような珠ならいいと思うんですよね

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