【安価】とりあえずランダムに百人勇者 (583) 【現行スレ】

~神界~

神「...魔王が目覚めたぞ」

天使「それに、かなり強い...」

神「勇者一人では不安だな。折角だし百人作ろう」

天使「!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513843810

下1>>(能力コンマ判定)
下2>>勇者の特徴(能力はコンマ判定)


二つ合わせて能力になります。この安価が取られたら公開します

ゾロ目

下1安価のコンマ内訳

00人間を01火を02水を03雷を
04風を05闇を06光を07土を
08空を09空気を10武器を11鉄を
12金を13布を14紙を15無を
16食料を17色を18目を19毒を
20口を21己を22夜を23昼を
24悪魔を25天使を26星を27歴史を
28氷を29クリスタルを30茸を31酸を
32進化を33機械を34表裏を35恐れを
36幻想を37泥を38バネを39重力を
40過去を41声を42速度を43危険を
44邪魔を45妖怪を46魔物を47幽霊を
48円を49煙を50細菌を51砂を
52時間を53鏡を54影を55糸を
56穴を57木を58ガラスを59振動を
60魂を61恋を62花を63死を
64玉を65爪を66守りを67攻めを
68覚悟を69線を70龍を71命を
72忍者を73心を74ドアを75針を
76拳を77空間を78裏を79理想を
80蔦を81魔力を82笑いを83怒りを
84悲しみを85苦しみを86高さを87粘液を
88熱を89分身を90エラーを91無限を
92運動を93答えを94概念を95異空間を
96理解を97意思を98妖気を99神を

下2安価の内訳

00超える01辞める02燃やす03消す
04落とす05刃にする06固める07移動させる
08把握する09消滅させる10作る11使う
12溶かす13延ばす14記す15存在させる
16増やす17精神影響させる18潰す19見る
20封じる21信じる22呼ぶ23支配する
24使役する25招来させる26味方につける27死す
28発射する29発揮する30生やす31分泌する
32進める33組み立てる34反対にする35力にする
36見せる37かける38叩きつける39局所的にする
40確認する41武器にする42早める43集める
44する45纏う46召喚する47特効にする
48コピーする49密度上々する50放つ51どかす
52ずらす53送りつける54切り取る55鋭利にする
56開ける57育てる58割る59強化する
60奪う61させる62開花させる63呼び込む
64同化させる65食べる66不可能にする67叶える
68決める69切断する70借りる71変更する
72具現化する73掴む74舐める75刺す
76突き出す77歪める78取る79諦めさせる
80絡める81暴走させる82溢れさせる83操る
84抑える85分け与える86調節する87浮かせる
88高める89出す90発生させる91利用する
92強くする93導く94実体化する95移動する
96瞬時にする97共有する98蓄える99降ろす

つまり、「命を呼び込む能力」でOK?

神「今日からお主は勇者だ」

女の子「え?」

神「慣れない新天地での生活、困る事もあるかもしれないが...」

女の子「なにこれ、どうしてこうなった!?」

神「やばそうだったら無理せず死んでくれていい」

女の子「えぇーっ!?」

神「しかしすぐ死なれても困るので、能力をやろう」

天使「ドゥルルルルル」(ドラムロール)

デンッ!!

神「命を呼び込む能力、だな」

女の子「うわ使いずらそう」

女の子「あぁ、今日は厄日也。見知らぬ神に使命を押し付けられるとは」

神「では、魔王を討伐してくるがよい!!」

女の子「人の事情も一人語りも無視かーっ!!」

________________

______

____

~始まりの町~

常に少し風がざわつく、何かが始まりそうな、そんな町


女の子「...はっ!」ガバッ

女の子「くそぅあの神、女を道端で寝かせるとは」


女の子は体に付いた土を軽く手で払う


女の子「ん?」


女の子のポケットには『★BONUS★』と書かれた封筒が

それを開けると、中にはお金が入っていた

個人的には「死を組み立てる能力」になっていたらどういう能力か気になる
安価↓

女の子「これで身支度を整えて下さいって事ね。まぁ最低限この程度あって当然ね」


~~~~~~~~~~~~~~~


女の子「どれどれ。とりあえず持ち物確認を」

・MAP
・薬草
・木製の剣
・木製の盾

女の子「...こんなもんかな」

女の子「まだちょっと余ってるけど、宿代にとっておこう」

女の子「そう言えば命を呼び込む能力ってどんなの何だろう?」

女の子「とりあえず何かに作用しないかな。ふんっ」


女の子は力んでみる。すると...

なんとMAPが命を持って動き始めた


「ちーっす☆俺っちは導きの地図だよ!」

女の子「うわぁ...」

地図「そんな引くなよ。だいぶ悲しくなるだろうが」

地図「便利すぎて耳からマヨネーズが出ると評判の俺っちが君の能力について教えてあげよう」

女の子「嫌な評判だね!?」

地図「さて君の命を呼び込む能力。これは使い方がいくつかある」

地図「今使って見せたのが創作。周りの生命力を消耗して然るべき魂を呼ぶ」

女の子「えっ!?じゃあ私のも...?」

地図「術者は例外。ほら、そこの草が枯れたろ?」


確かに足元の雑草が枯れている。それに街路樹のような物の色もくすんでいる


女の子「...結構エグいね」

これは逆にその生命力を消耗させるのを武器にできるのでは?

地図「後は物や生物を指定してそれから命を別の物に移しかえる事もできるよ」

女の子「これは便利だね」

地図「もっとハイレベルな技術に召喚もあるけど、これは精神を大きく消耗する」

地図「それにあくまで命を喚ぶだけだから、永く存在させる事は出来ない」

地図「精々五分。それくらいだね」

女の子「...なんだ、私の能力、結構強いじゃん」

地図「俺としてもご主人には自信を持って貰いたいしね」

地図「では、魔王の居場所へのナビゲートを始めるよ」

女の子「うん」

地図「まずこの町を出ると草原がある。そこを越えよう」

女の子「うんうん。だんだん冒険っぽくなってきたね!」

これを100人分作るのか。

>>24
途中で適当になる可能性もある
バトル漫画でありがちな省略で能力とか不明もあり得る

~草原~

女の子「そよ風が心地いいね」

地図「俺は持っててくれないと飛ばされちまうけどな」

女の子「あはは。そうなったら替えを買わなくちゃね」

地図「探してくれよ!冷酷だなお嬢ちゃん!」

女の子「冗談冗談」

下級スライムが現れた!!

女の子「わわっ、スライムだ!初めて見た!」キラキラ


女の子は目を輝かせている


スライム「...」プルプル

地図「下級のスライムだな。多分能力でどうとでもなる」

地図「てかモンスター見て喜ぶって珍しいね」

女の子「よーし、それじゃあ...」

下2>>
1.剣に宿らせる
2.盾に宿らせる
3.普通に殺す

女の子「さあ来い!お前の命を我が身を守る盾にする!」ズオッ


スライムは女の子から発せられた衝撃波に当たった

するとみるみる内にしぼんでいき、空気の抜けた風船のようになってしまった


女の子「どれどれ」


女の子が盾を見る。素材は木にしか見えないが、その質感には柔らかさが感じられる


地図「衝撃吸収能力が上がったな」

女の子「おおーっ、こういう能力なんだねぇ。楽しいな」

女の子「さぁ、どんどん進もう」

女の子「陽が傾いてきたね」

地図「野宿の準備をした方が良いね」

女の子「よし、もう寝よう」グシャ


石で地図を固定する


地図「痛てぇ!!」

女の子「おやすみなさい...」

地図「この鬼畜ぅ...」

下2>>夜のイベント(何事も無くとも良い)

一度殺されて能力が暴走する

とんでもない展開になったなぁ……

~夜~

魔界将軍「クカカカカ...勇者は此処にいるのか?」

鬼「ええ、どうやら...」

魔界将軍「まさか『アレ』ってこたぁねぇよな?」


魔界将軍は女の子を見つけた


鬼「いえ、アレですね。阿呆でしょう」

魔界将軍「ハハハ!ぶっ殺してやるぜ!」

地図「!!」

地図「おい!ヤバそうなのが来たぞ!」

女の子「...」スースー

地図「起きろ!呑気に寝てる場合じゃないぞ!」

女の子「...ふぇ?」

魔界将軍「ふん、今目覚めたか...だがもう遅いっ!!」ブオン


魔界将軍が大槌を降り下ろす

鈍い音が響く

無惨にもその頭部は歪みきり、原型をとどめなかった

...が、しかし


女の子「....ふふふ」キュルキュルキュル


彼女の体は再生し、それは魔界将軍を飲み込む


魔界将軍「ぐうっ!?ば、馬鹿な!!どこにそんな力が!!」

女の子「とっても短い間だったけど、楽しかったよ」ゴゴゴゴ


___世界樹になって

~神界~

天使「あっさり死にましたね」

神「ま、こんなもんだろう」

神「ゲームをロードする次の勇者が必要だ」

神「残機は後99あるからな。価値も落ちる」

死亡安価も簡単に受けるのか……もっと見たかったのに>>37はカバ

下1>>(能力コンマ判定)
下2>>勇者の特徴(能力はコンマ判定)

ほい

「蔦を燃やす能力」能力か……生み出せないなら辛いな……

男の娘「ひっ」

神「やあ」

男の娘「どっ、どなたですか!?」

神「我は神。お主に宿命を授ける」

男の娘「宿命...」

神「お主は勇者になるのだ」

神「途中スタートだが、能力をやろう」

男の娘「はっ、話が急過ぎますよぉ」

神「これは決定事項だ。さあ能力の抽選を行うぞ」

男の娘「抽選式なんですか!?」

神「天使。例のブツを」

天使「はい」ゴト


天使が持ってきたのは良く籤の入っている箱である


男の娘「しかもくじなんですか!?」

神「ああ、では行くぞ」スッ

天使「どうぞ」

神「うおおおおっ」ズボッ

神「...」

天使「どうしたんですか?」


神はくじの結果を天使に見せる


天使「...」

男の娘「何ですかその不吉すぎる沈黙」

神「蔦を燃やす能力、じゃ」

男の娘「それって、もしかして」

神「ああ、そんな強くない」

男の娘「そんな!」

神「まぁ蔦は出せるようにしといてやる。それも運命だ。では行け勇者よ!」

神「死んでも誰も責めないからな!」

男の娘「なんですかそれぇーっ!?」

_________

________

______

出せるならジョジョのジョセフのように上手く使えば強そうだけどなー
この子じゃ期待できないけれど……

なんて読むん?

>>53
蔦(つた)

男の娘「うーん...もう朝ですか」

男の娘「...わぁ、とっても大きな木」

男の娘「ん?」


世界樹の若枝にバッグが掛かっている


男の娘「あ、そうだ...能力...」ビシュ


蔦だけ出して枝からバッグを落とした

男の娘「さて中身は...?」


バッグの中身
・MAP(シワ付き)
・薬草
・木製の剣
・木製の盾
・世界樹の雫(DEATH BONUSと書いてある)


男の娘「良かった。そんなに佳境じゃなさそうだね」

男の娘「デスボーナス...もしかしてこの木...?」

男の娘「お、そろそろ町が見えて来たね」

男の娘「賑わってそうだなぁ」


その町は、草原側には無いがもう片方の出入口に関所が設けられている

また、その出入口からは森に繋がっている

~賑やかな町~

男の娘「うひゃぁ...人がいっぱい」


町には酒場、よろず屋、武器屋、宿屋は勿論の事それ以外にも様々な施設があった


男の娘「とりあえず聞き込みして回ろうかな」

下1、2>>得られた情報(どちらかのコンマが15を下回ればトラブル発生)

ここから東の方へ大きな街があってそこだと近々祭りをやるらしい

男の娘「ふぅ」

男の娘「とりあえず情報を整理しましょう」


・魔王城までの道筋

この町を抜けて森を越え、その先の港町で船に乗り大陸を目指す

その港町を抜け山を登り砂漠に行く

その先にある山をぶち抜いたトンネルを通る

トンネルの先の雪国に向かい、その先に魔王城があるとの事


男の娘「長い旅路になりそう...やっぱ嫌だなぁ」

男の娘「後は東の大きな街でお祭りがあると」

男の娘「お祭りか、行ってみようかな?」

男の娘「どっちにしてもあの森は越える必要があるからなぁ」


空が暗くなってくる


男の娘「ううっ、寒いな~...」プルプル

男の娘「もう宿で寝よう」

・末尾は0(oのときもある)
・一人で延々と喋り続ける
・気に食わない安価は全部クソ安価認定
・コンマ取る時は大抵「ほい」

~翌日~

男の娘「...良い朝だね」

男の娘「出発は明日にするとして」

男の娘「今日は滞在しよう」

男の娘「この世界について知らないようなのが勇者名乗れないからね」

下2>>男の娘の行動(街の中限定)

~謎の店~

男の娘(うわぁ...怪しい店だな...)

男の娘「ん?あそこにあるのは...」


そこには、鈍く金色の光を放つ剣が

値札が貼られており、日本円で10万といったところだ

...常人ならこんな怪しい物欲しいとも思わない。だが___


男の娘(ゼッタイ強いよあれ、盗んででも手に入れる!!)

男の娘「...」チラッチラッ


この店の不審な点の一つに店員が見当たらない事がある


男の娘(戴いて行くよ)ガシッ!

「おい」

男の娘「!?」

謎の男「お前今それ盗もうとしたろ」

男の娘「うっ...」

男の娘(さっきまで居なかった筈...一体どこから!?)

下2>>謎の男は男の娘をどうする?

男の娘「...」ビクビク

謎の男「そのまま元の場所に戻しておけ」フッ


謎の男は消えた。跡形も無くにだ


男の娘「...怖いなぁ、異世界」

男の娘「そういえば、東の街でお祭りがあるとか...」

男の娘「今の内にどっちにするか決めておこう」

男の娘「まず東の街に行く際には、本来のルートから寄り道する必要がある」

男の娘「そこはきっと楽しいんだよね。行ってみたいな」

男の娘「でも、あくまで僕は勇者らしいし...」

男の娘「順当に進むなら寄り道しない方がいいよね」

男の娘「うーん...」

下1~3>>の多数決で決定
1.寄り道しない
2.お祭りに行く

~翌日~

男の娘「よし!じゃあ出発だ!」

男の娘「確かルート的には ここ→東の街→港町」

男の娘「目的に区切りをつけよう。万里の長城だってそうして作られた」

男の娘「でも森を抜けなきゃなぁ...」

~森~

男の娘「こんもり生い茂ってるなぁ」


緑深く、生命に満ち溢れた森だ


男の娘「あ、良いこと思い付いた」シュルル


男の娘は蔦を出し、木に巻き付ける


男の娘「ターザンだー!」ブォンブォン

「止まれ!!」ピシュン


矢が蔦を貫き、蔦が切れる


男の娘「おぉう!?」ドサッ

エルフ「この森に侵入者が居ると聞いてな」

男の娘「うん。僕は勇者だよ」

エルフ「そうか、まぁそれが本当かどうかはどうでも良い」

男の娘「...僕そんなに頼りなく見えるかな?」

エルフ「私達のやる事は一つ」グググ...


エルフは弓を引き絞る


男の娘「?」

エルフ「力を持った人間を駆除する事!!」ピシュン!

男の娘「ひいっ!」


紙一重の所でかわす


男の娘「戦うしか無いみたいだね...」

男の娘(しかし蔦を出すだけなら良いものの、燃やしたら森まで...)

男の娘「くっ...」

下2>>コンマ30以上で勝利

男の娘(かくなる上は!!)


男の娘はバッグを漁る


エルフ「死ね!」ピシュン

男の娘「おわっ!?」カンッ


今度はバッグの中の盾で受け止めた

しかし、安物だったのと、エルフの矢の威力により盾が壊れてしまった


男の娘「防御手段無し...ですか。やるしかありません」ブンッ


男の娘はバッグから木製の剣を取り出す

エルフ「そんなボロボロの剣でどうしようと言うのだ!?」

エルフ「届かない上にその細腕では威力も出まい!」

男の娘「それはどうかな!?」シュルルン


男の娘は蔦に剣をくくり、遠心力を利用し、振り回して攻撃した


エルフ「何!?」

男の娘「えいっ!!」ゴスッ

エルフ「」ドサ


男の娘は勝利した!少し強くなった!

~暫くターザンして~

男の娘「もう疲れた...」

男の娘「今日はここで野宿か」

男の娘「幸い、寝やすそうな大きな葉がある」

男の娘「これで寝よう」

下2>>夜のイベント

男の娘「...」スースー

魔「...」ストスト

魔「...?」

魔「...」スヤスヤ

~翌日~

男の娘「ふぁー...」

男の娘「空気が気持ち良い...ん!?」


自分の隣で魔物が寝ているのだから、すぐに気が付くだろう


男の娘「僕を襲う気は無いみたいだね」

男の娘は魔物をバッグに詰めた

~東の街・関所~

男の娘(どうにかたどり着いた...)

男の娘「すみません。衛兵さんいらっしゃますか」

衛兵「ああ、街に入りたいのか?」

衛兵「大方祭りにでも参加しに来たんだろ」

衛兵「だがこの騒ぎに乗じて問題が起きないように規制をかけている」

衛兵「つっても、条件を一つ満たせば通行可能だ」

男の娘「条件...ですか?」

衛兵「ああ」

男の娘「どんな条件ですか?」

下2>>条件とは

衛兵「それはな...」ゴゴゴゴゴゴ

男の娘「...」ゴクリ

衛兵「ゴミは各自持ち帰りだ」

男の娘「ズコーッ」

衛兵「...最近あんま見ないタイプのネタだね」

男の娘「文句ありますか」

衛兵「ないない。さ、入んな」ハハハ

~東の街~

男の娘「うわぁーっ」


昨日まで居たのが賑やかな街だがこちらは華やかな街といった印象だ


男の娘「凄く楽しそう!祭りに間に合って良かった!」


それから、男の娘は様々な物を食べたりしていたが...


魔物「ピーピー」

男の娘「あっ、おはよう。これ一ついる?たこ焼きだよ?」

魔物「ピー!!」モグモグ

男の娘「よしよし」ナデナデ

~その晩~

男の娘「...寝付けない」

男の娘「こうなったら夜の街に繰り出すしかないね」

男の娘「それも趣があるかもしれないし」

下1、2>>夜の街イベント

男の娘「やっぱちょっと肌寒いかな」

吟遊詩人「やあ、お嬢さん」


ジャンクな民族的服装から吟遊詩人であると分かる


男の娘「...僕は男です」ムスッ

吟遊詩人「失礼。貴方が少々気にかかりまして、昔話を聞いて下さい」

男の娘「なんだか強引だね。いいですけど」

それから、吟遊詩人は色々な話をした

風の精霊が住む町

悪戯な亡霊ドワーフ

空気から情報を取り入れ、全知に等しい者

大陸を分かつ宝剣

貧しく渇き、這い上がらんとする者

神が封印された霊峰

氷河と一体化する龍

そして、魔王に関する噂

吟遊詩人「私の知っている話はこれだけです」

男の娘「そう、ですか。とても楽しめました」

吟遊詩人「しかし、本当に美しいですね」

吟遊詩人「そこの劇場で女形でもやられては如何でしょう」

男の娘「むっ」

吟遊詩人「冗談ですよ。まぁ折角ですし劇場にも足を運んでみては?」

吟遊詩人「あの劇場、夜限定の劇場なんですよ。では」

男の娘「ふーん」


吟遊詩人は去って行った


男の娘(行ってみようかな...)

~劇場~


中はシックな内装であり、雰囲気が漂っている


男の娘「あ、受付さんだ」

男の娘「すみませーん、今何かやってますか?」

受付「そうですね...あぁ、ありますよ」

男の娘「じゃあチケット下さい」

受付「はい、[日本円で500円]です」

男の娘「...ギリギリ足りる」チャリン

受付「それでは奥のホールの椅子に座ってお待ち下さい」

下2>>何が始まる?

~上映後~

男の娘「あれ18禁だわ」

男の娘「よく受付は僕を入れたな」

男の娘「...ここストリップクラブじゃ無いよね?」

男の娘「何だかどっと疲れた...もう寝よう」

~翌日~

魔物「ピキーピキー」

男の娘「ぅ...うん。もう朝か...」

男の娘「君はじっくり寝たから良いよね...」

男の娘「よし、出発しよう」

男の娘「行くぞー...」

~東の草原~

男の娘「ここから港町を目指そう」


最初の草原が新緑の草原なら、こちらは花の草原だろう


オーク「おい小娘!」

男の娘「僕は男だよ」

オーク「...まあいい、貴様には俺に食われてもらうぞ!」

男の娘「断る!!」

オーク「ふん!貴様に俺が倒せるかな!?」

下1>>コンマ45以上で勝利

男の娘「はっ!」シュルル


男の娘は蔦を出し、絡め取ろうとする

しかし、オークは避ける


オーク「オラオラどうした!?打ってこいよ!!」


彼は優しすぎたのだ

彼は周りが燃えるなら物を燃やさない

命の懸かった状況でも


オーク「もらった!!」グサッ


...強いて言うなら、能力と相性が悪かったのだろう

~神界~

神「...意気地なしめ」

天使「その意気地を呼んだのは誰ですか?」

神「くっ...」

神「ええいもういい!次のを喚ぶ!」

下1>>(能力コンマ判定)
下2>>勇者の特徴(能力はコンマ判定)

盲目少女「...はっ」

盲目少女「空気が、変わりました...」

神「如何にも、ここは神界と呼ばれる場所だ」

盲目少女「そうなんですか。死んだら天国に行くと思ってました」

神「安心しろ、お主はまだ生きておる」

盲目少女「そうですか。私前が見えないもので、谷底にでも落ちたのかと」

神「え」

天使「もう可哀想になってきました。この子使うの止めません?」

神「...いーや、やるね」

神「我の権限を以てお主を勇者とする」

盲目少女「そうですか。それならそれで...え?」

神「お主は勇者だ」

盲目少女「私に務まるでしょうか」

神「安心しろ。勇者には特別な救済措置がある」

天使「これです」ゴト


天使はパソコンの様な物を取りだし、置く


盲目少女「機械質、中型オブジェクト...パソコンに類似?」


盲目少女は空気に発生する数秒前との違いで物を感じ取っているようだ


神「プログラム起動」ヴー...ン

機械「ティロリロリロリロリロ」

機械「テテーン!」


モニタには、時間を使役する能力と映し出されている

盲目少女はモニタに表示される文字を感じとる事は出来ないようだ


神「お主には時間を使役する能力を与えよう」

盲目少女「...理解出来ません」

神「では説明しよう」

神「この能力はとてつもなく強力だが、精神力の問題で一日二度の使用が限度だ」

神「もしお主がこの能力を使いたいと思った時、様々な光景が脳内に出てくる」

神「それは別のあったかも知れない別の今現在。それを使役する事が出来る」

神「但しそっくりそのまま写そうとすると世界の状況が一時的に入れ替わってしまう」

神「影響を受けて欲しいと強く念じるのがポイントだな」

神「...あと、自分に時の流れを集中させて少しの間倍速で動ける」

神「そんなところだな」

盲目少女「中々に難しいですね」

神「...早い話が、完璧を望むなという事だ」

パラレルワールドの一部をこっちの世界に取り入れるってことか

>>157 何であんな長々説明したんだろうね。きっと自分のせいだね。うん

~東の草原~

盲目少女「...ここは?」

盲目少女「バッグのような物が落ちているのを確認出来ますが...」


バッグの中身
・MAP(シワ付き)
・薬草(腐り始め)
・木製の剣(ボロボロ)
・世界樹の雫
・炎属性の鞭(DEATH BONUS)


盲目少女「なんだか、変なアイテムばかり」

盲目少女「それに、私には杖が必要」

盲目少女「やむを得ないですね。能力を行使します」


~未知の方法によって薬草が杖に変化する~


盲目少女「ふふっ」

盲目少女「きっと私はこの能力と相性が良い」

盲目少女「触っていなければ観測不可能ですからね」

盲目少女「...」クンクン

盲目少女「川の匂いがします。川に沿って移動しましょう」

盲目少女「恐らく港町への移動の最中だったのでしょう」

盲目少女「所持品から一切潮の香りがしませんからね」

~港町~

盲目少女「古く幾重にも重なった潮の香りがします」

盲目少女「ここが港町でしょう」

盲目少女「それはそうとして、もう日の差す気配を感じられません」

盲目少女「夜、ですね」

盲目少女「宿屋の場所を聞いておきましょう」


通行人の気配に話しかける


盲目少女「すみません。宿屋が何処にあるか知っているでしょうか」

下1>>話しかけた人
下2>>返答

町長息子「おや、泊まる所がないのかい」

盲目少女「...まぁ、そうですね」

町長息子「じゃあウチに泊めてあげるよ。勿論タダ」

盲目少女「じゃあお世話になります」

町長息子「ああ」ガシッ


町長息子は盲目少女の手をとる


盲目少女「!?」

町長息子「無理しない方がいい。目が見えないんだろう?」


盲目少女は自衛の為、目を開けたままにしていた


盲目少女「...ありがとう」

町長息子「良いってことよ。ウチの入り口段差になってるから気をつけてね」

盲目少女「はい」

~町長宅~

町長息子「ただいまー」

町長「おう」クイッ


町長はコップに注いだ麦茶を飲み始める


盲目少女「お邪魔します」

町長「!?」ゴクッ

町長「ゲホゲホッ!気管に入った...」

盲目少女「大丈夫ですか?」

町長「あぁ、すまない。心配をかけたね」

町長「ところでお嬢さんはウチの息子とどういう関係なんだい?」

町長息子「...いや、ただ宿が無かったらしいから泊めてあげるだけだよ?」

盲目少女「そんな感じです」

町長「そうか...」

~翌日~

盲目少女「...おはようございます」

町長息子「おはよう。ところで今日は何の予定?」

盲目少女「良く分からないんです。これ、見ていただけますか?」


盲目少女はMAPを見せる


盲目少女「魔王城までの道のりを教えて欲しいんです」

町長息子「ふむ...んん?」

盲目少女「?」

町長息子「MAPの裏に道のりが書いてあるよ」

盲目少女「...何とありますか?」


~説明~(詳しくは>>63参照)


町長息子「___って書いてあるね」

盲目少女「ありがとうございます」

町長息子「それで、今日はどうするの?」

盲目少女「今日は船に乗って大陸まで行こうと思います」

町長「船賃はお持ちかね?」

盲目少女「ありませんが、出せます」

町長「?」

盲目少女「私の能力です。使用は一日二度までですが」

町長「そうか。じゃあ尚更持っていくが良い」

盲目少女「何故ですか?流石にそこまでさせるのはあまり...」

町長「船に乗るという事は多くの人との距離が狭まる」

町長息子「そしてその分悪意にも触れるリスクが大きくなる...か」

町長「そうだ。さあ受け取れ」

盲目少女「...ありがたく、戴いておきます」

~船~

盲目少女「色々あるかと思いましたが、スムーズに乗船できました」

盲目少女「さて、何をしましょうか」

下2>>船内での行動

盲目少女「船内を探索しましょう」

盲目少女「...と言っても、面白そうな物を見る目がないです」

盲目少女「ここは物を探しても楽しめません」

盲目少女「人間ですね。やはり」

下1>>出会った人

盲目少女「...」トコトコ

船員「元気かい?お嬢ちゃん」

盲目少女「!?」

船員「おいおい、そんなにビビんなくてもいいだろう」

盲目少女「すみません」

船員「お嬢ちゃん、何で徘徊してるんだ?」

盲目少女「暇だから、です」

船員「でも、君みたいな子が一人で歩くのは危険だよ」

船員「だから...そうだな...」

船員「よし、好きな物を言ってくれ!」

盲目少女「好きな物?」

船員「ああ、欲しいものをやる」

盲目少女「そんな事...」

船員「できる!俺にはできるんだよねぇ」

盲目少女「えぇっと...じゃあ」

下2>>盲目少女が欲しいもの

盲目少女「私は...仲間が欲しい!」

船員「良いだろう!因みに君は何者?」

盲目少女「勇者です」

船員「益々気に入った。早速着いていこう」

盲目少女「でも...仕事が」

船員「良いんだよ、俺は独り立ちできるまで養って貰ってるらしいからな」

船員「...つっても、実際はほぼ船員みたいなモンだったがな」

~大陸の港町~

盲目少女「...あの、本当に」

船員「だから気にすんなって」

船員「そろそろ夜だな」

盲目少女「そうなんですか」

船員「ああ、宿に泊まるぞ」

~翌日~

盲目少女「...今日は登山をする」

船員「え?もしかして今まで一人で登山する気でいたの?」

盲目少女「覚悟はできていました」

船員「いや無謀すぎるだろ。普通に転落して死ぬぞ」

盲目少女「最悪能力で切り抜けます」

船員「勇者ってのは大変だなぁ」

~山・麓~

盲目少女「到着しましたね」

船員「...どうやって周りを把握してんの?」

盲目少女「気配とか、匂いとか、音とかです」

船員「流石勇者だね。これもう逆に俺が付いて行けるか...?」

盲目少女「付いていくとか、付いていけないとかじゃなくて、私が仲間が欲しいと思った」

盲目少女「だから、なにも気にしないで」

船員「...済まなかった」

下2>>登山中の出来事

船員「おや?誰か倒れているようだが」


船員は近付き確認する


船員「...って、魔物か?」

盲目少女「魔物ですか。保護しておきましょう」

船員「よいしょっと」


船員は魔物を背負う


盲目少女「結構大きい魔物なんですね。重ければ私が」

船員「断る」

~一合目~

船員「ずっと海で暮らしてきたが、登山ってのも良いもんだな」

盲目少女「そうですか」

船員「しかし、この魔物はいつ目覚めるんだろうな?」

盲目少女「一合目にも達していない場所で倒れていたんです。普通になぞらえてはいけません」

盲目少女「しかし私は...仲間が欲しい」

船員「そうかい。どっちにせよ話は後になるがな」

登場するモンスター・魔物などもコンマで決めた方が良いでしょうか?

では、友好あるいは友好寄りの中立のモンスターや魔物はコンマで種族を決めます
間もなくコンマテーブルをご用意致しますので少々お待ちを...

00:死神
01:スライム02:鴉03:狼
04:ロボット05:ドラゴン06:ゴーレム
07:蛙08:幽霊09:ゾンビ
10:スケルトン11:蜘蛛12:蠍
13:悪魔14:サキュバス15:犬
16:狐17:狸18:和入道
19:人魚20:雪女21:牛鬼
22:獅子23:九尾24:大蛇
25:猫又26:鷹27:樹
28:本29:天狗30:吸血鬼
31:朱雀32:青龍33:玄武
34:白虎35:麒麟36:煙々羅
37:阿修羅38:鬼39:カメレオン
40:チーター41:ジャバウォック42:天使
43:堕天使44:ダークマター45:シルフ
46:サラマンダー47:ウンディーネ48:ノーム
49:エイリアン50:妖精
51:河童52:メデューサ53:蝶
54:兎55:影56:漠
57:魔獣58:石像59:雲
60:プリン61:茸62:ハーピー
63:コボルト64:ミイラ65:ガーゴイル
66:アルラウネ67:カーヴァンクル68:インプ
69:エイトグ70:ガーゴイル71:カンピオン
72:クーシー73:スレイプニル74:デュラハン
75:ドワーフ76ニクス(ニクシー)77:パック
78:ヒポグリフ79:プーカ80:ファフニール
81:フェニックス82:フェンリル83:ペガサス
84:ホムンクルス85:ユニコーン86:レプラコーン
87:クァール88:スフィンクス89:ホビット
90:リッチ91:ケルベロス92:セイレーン
93:座敷童94:グリフォン95:雨女
96:スナガ97:メアラ98:エルフ
99:ダークエルフ
(前に使ったやつの使い回しですが...)

魔物「うっ...」

船員「!」

盲目少女「どうやら起きたようね」

船員「もしもし、聞こえているなら返事をしてくれ」

船員「出来ないなら何らかの合図を出してくれ」

下1>>魔物の性別
下2>>魔物の性格(魔物判定コンマも)

クァール「大丈夫です...僕は生きてるんで」

船員「そうか、ならいいが」

盲目少女「あなたはどの種族の方?」

クァール「僕はクァール、聞いたことある?」

盲目少女「申し訳ないけど、聞いたことないです」

船員「俺は風の噂で聞いたことあるぜ。超希少らしいが」

クァール「凄い!当たってますよ」

船員「そういや、なんで倒れてたんだ?」

クァール「...」

盲目少女「?」

クァール「忘れました!」テヘ

船員「おいおい」

クァール「でも、なんか理由があった気がするんですよねぇ」

盲目少女「記憶はまた取り戻せば良い。私と一緒に旅をする気はない?」

クァール「いいよ」

船員「即決だな」

盲目少女「ありがとうございます」

クァール「因みに、なんで旅してるの?」

船員「私、勇者でして」

クァール「ふーん。ヨロシクね」

~二合目~

クァール「そろそろ滑落に気を付けて行きましょう」

船員「そうしよう」

盲目少女「集中して動きます」

盲目少女「っ、敵性気配接近」

船員「何!?」

クァール「この山に住む生き物だと...そうですね」

盲目少女「臭いが強い。嗅覚には頼れないか...」

クァール「狼、かな」


狼が7匹現れた


船員「大分多いな...」

下2>>コンマ65以上で完全勝利

勝利≠完全勝利


船員「くそっ、お前の能力は強力だ!今は温存しておけ!」

盲目少女「ええ」


船員E.炎属性の鞭


船員「おらおらぁ!!」ブォン!

狼「キャン!」

しかし、流石は野生動物。盲目少女の後ろに回り込み攻撃を試みる


狼「グルルルッ!」

盲目少女「しまっ___」

クァール「ブラスター!!!」バリバリバリ

狼「!!」ブスッ


クァールが間一髪のところで盲目少女を助けた


盲目少女「あ、ありがとう...」

その後、予想を越えて高い船員の戦闘テクニックによって勝利した


船員「ぬははは!」

盲目少女「強い...!」

クァール「いやぁ、凄かったなあ」

船員「そういうお前も凄い威力だったな!」

クァール「あれは秘技みたいなモンだからね。魔力大体使っちゃった」

~三合目~

盲目少女「結構消耗しましたね」

船員「いざとなれば戦えるぞ」

クァール「僕もね」

盲目少女「しかし、今のうちに寝ておけば次の敵襲に備えられます」

船員「...寝るか」

クァール「そうですねぇ」

下2>>夜のイベント

盲目少女「...」パチ

盲目少女(目が覚めてしまった...)

盲目少女(おや?)


盲目少女は幽霊を発見した。というよりも、目の前に居たので『見てしまった』

金縛りにあったのかとも思ったが、体は動く

つまり自分が寝ぼけているだけだと判断し、眠ろうとする


初代幽霊「ちょ、寝るな寝るな」

盲目少女「!?」

盲目少女「貴女は一体...?」

初代幽霊「では教えてあげましょう」

初代幽霊「私は初代の勇者。そしてこちらが...」


初代幽霊は奥を指さすが、何も居ない


盲目少女「...」

初代幽霊「...」

盲目少女「何も、居ませんよね...?」

初代幽霊「あれ!?二代幽霊ちゃん!?」

二代幽霊「僕はここです」ガシ

盲目少女「!?」ビクッ


二代幽霊は盲目少女の後ろに居たのだ

盲目少女も流石にすこし驚く


二代幽霊「あと僕は男なんですから、ちゃん付けで呼ばないで下さい」

初代幽霊「良いじゃん。可愛いんだし」

盲目少女「お二人方は何の用で来られたのですか?」

初代幽霊「そうだねぇ。特に深い理由はないよ」

二代幽霊「僕達はいつも君の心の中にいるよ」

初代幽霊「君は確かに外を見れないかもだけど」

二代幽霊「僕達が心の中で色んな物を見せてあげる」


盲目少女は自分が幽霊達を『目』のような物で知覚出来ていた事に気付いた


盲目少女「ありがとうございます」

盲目少女「私...頑張ります」

~翌日~

盲目少女「じゃあ出発」

クァール「うん!」

船員「おう!」

下2>>登山中の出来事

盲目少女「ふーっ...」

船員「かなり寒くなってきたな」

クァール「僕の毛皮を分けてあげたいですね」

盲目少女「毛皮ですか。良いですね」

盲目少女「私も生やしてみましょうか」

船員「それは駄目だ」

盲目少女「私、気付いたんです。盲目というのはヴィジュアルに囚われない特権だって」

盲目少女「だからこそ利便性を...」

クァール「でも夏は滅茶苦茶暑いよ」

盲目少女「...」

盲目少女「....家ありません?」

船員「んー、ありゃ民家だな」

盲目少女「ちょっと寄って行きましょう。休憩です」

クァール「僕モンスターなんですけど!?」

船員「大丈夫大丈夫」

クァール「夏場こびりついてくるノミのフン程にも安心出来ない」

下2>>民家の内部の様子

~民家~


どうやら、中には何もないようだ

しかし、全方向から視線のようなものを感じる

只の空き家ではない異質な雰囲気を放っていた


盲目少女「何だかおかしいですね。ないはずの場所に質量のような物を感じます」

船員「こんな山の中にあるのを怪しむべきだったか...!」

クァール「遅くない?」

~四合目~

盲目少女「雪でしょうか」

船員「その様だな」

クァール「氷の力が充填されていくのを感じる」

クァール「前々から気になってたんだけど、この山は神的なパワーも感じる」

盲目少女「神...私を勇者にした方も神と名乗っていました」

船員「神も色々いるし同一神じゃないだろうな」

盲目少女「どうやらそろそろ頂上の様です」

クァール「ふむ、良い兆しだね」

船員「そういえば、この山降りたら砂漠だけど大丈夫か?」

クァール「...どうにかなるよ」

クァール「あっ、頂上が見えてきた!」

~頂上~


あまりの寒さに吹雪いている

水分が凝固してしまうのではないかと不安にもなる


盲目少女「登りきりましたね」

船員「ああ、次は降りなきゃならない」

クァール「寒く感じてきた」

盲目少女「こんなところに長くいても寒いだけです。早く下山しましょう」

クァール「焦ると事故るから安全第一、冒険第二でね」

船員「冒険すんのかい」

~裏四合目~

盲目少女「滑りかけました」

船員「精神的にそろそろ集中切れか」

クァール「少し暖かくなりましたしね」

クァール「でももう半分切ってるんです」

船員「...ん?待てよ」

クァール「どうしましたか?」

船員「暖かくなったとか、なんか嫌な予感がする」

盲目少女「やはり精神的に...」


ズドドドドドドドド!!!


盲目少女「なんですかこの轟音!?」

クァール「ま、まさか...」

船員「雪崩だぁー!!」

クァール「ど、どどどど、どうすれば...」

船員「くそったれ!」

盲目少女「パニックにならないで下さい」

盲目少女「こっちに横穴を発見しました」

クァール「!」ズダダダ

船員「くっ」ズダダダ


三人(?)は横穴で雪崩から逃れた

盲目少女「危なかったですね」

船員「助かった...」

クァール「貴女には二度も命を救われた」

盲目少女「どういたしまして」

盲目少女「もう寝ましょう」

クァール「そうっすね」

下2>>夜のイベント

暫くすると、穴を覆っていた雪も溶け始める

その雪はやがて水となり穴の床を満たす

この中でも少し低めの位置で寝ていた盲目少女には水が付いていた

そして天候は最悪。さらに水が流れ込む

では、そんな状況て雷が付近に落ちようものなら?


ガッシャアアアアン!!!


盲目少女「あぶべべべ」ビリビリ

盲目少女「はぁ...はぁ...」

盲目少女「...水を感じない場所で寝ましょう」

~翌日~

盲目少女「...」

盲目少女(何だか目が変ですね...ゴミ?)パチパチ

盲目少女「...」パチパチ

盲目少女「み...見える...!?」

船員・クァール「え?」

盲目少女の目が見えるようになったので、能力に変化が生じます

・見える物に与えられる変化の度合いが低下する
(一日の能力の使用限度には変化無し)

>>42
なんかこういうベタだけどいいよね……的な展開希望

100人目「んーとな。テメェら神界がムカつくから殺すわ」

~省略~

100人目「お前ら! 最後のクソ神退治だ! 気合い入れて行くぜ!」

魔王兼99人目「任せろ姉御! 散々やらかしてくれたクソッタレな神どもをぶちのめす!」

1人目「世界樹の力よ! みんなを守るフォースフィールドになって!」パアア……

~省略~

72人目「99人目さん! 天使長を"使徒殺しの結界"で拘束しました! 止めのエターナルフォーススマッシャーを!」

魔王「おうよ! エターナルフォース起動! 溜めてるからって避けられるとか思うんじゃねえぞ!」フォンフォンフォン……

魔王「凍って砕けろやドチクショウがぁ!」ゴゥ ア ア ア ア ア

天使「キ、キサマラァァ! グアアアアア!」ガシャアアアアン

72人目「……終わりましたね。残るは神だけ。100人目さん……どうかご無事で」

99人目「まーヤツなら楽勝だろ。やるこたやったし5人目の店でメシ食ってだべってよーぜ」ヨッコラセ

72人目「……ですね」

~省略~

神「人間ごときが……人間ごときがーーーーー!」

100人目「こ、れ、で、お、わ、り、だ !」ズシャアアア

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン

~省略~

1人目「終わったわね」

100人目「ああ、やったぜ」

~なんかいい感じのエピローグの後にfin~

>>253ぼくそんなにきれいにおわらせられたことない


クァール「見えるって今...」

船員「今日は4月の初めか?」

少女「嘘じゃない、本当に見える」

少女「世界はこんなにも...暗いんだね?」

船員「それ多分横穴の中だからだと思うぞ」

クァール「さっき発見したんですけど」

船員「どうした唐突に」

クァール「この横穴、洞窟に繋がってるんですよ」

少女「気付きませんでした」

クァール「入り口が魔力で巧妙に隠されてましたからね」

船員「それは何かありそうだな」

少女「つまり?」

クァール「いざ冒険ッ!!」

船員「おー!」

下1、2>>洞窟の内部情報

船員「普通の洞窟?」

クァール「どうやらその様ですが...おかしいですね」

少女「...」

初代幽霊(はいはーい、ちょっと脳内に干渉するよ)

少女(どうしたんですか)

初代幽霊(まずは、視力回復おめでとう)

少女(やはりあの落雷が原因では)

初代幽霊(うーん...それは分からないねぇ)

二代幽霊(代理で本題に入らさせていただきます)

少女(どうぞ)

二代幽霊(この洞窟には仕掛けがあります)

二代幽霊(三時の方向に歩くと違和感を足に感じる地点がありますので攻撃を)

少女(分かった)

初代幽霊(私の仕事が...)

二代幽霊(とっとと本題に入れば良かったでしょう)

少女「...」トコトコ

少女「...」バキッ


少女は持っていた杖で幻覚発生装置を破壊した

するとみるみる内に光景は変わり、荘厳な古代遺跡になった


クァール「!?」

船員「おお、なんかの装置の影響か?」

少女「大きい...」

船員「神秘的だな」

クァール「探索しがいがありそう!」

少女「色々な物がありそう」

船員「おいおい、盗掘は駄目だぞ」

少女「勇者は泥棒なんてしない」

クァール「そんなこすい犯罪する訳ないですよね!」

船員・クァール「HAHAHAHAHA!」

二代幽霊(...)

初代幽霊(そう気を落とさないで)

下1、2>>遺跡内で見つけた物等

船員「おっ、怪しい箱があるぜ!」


砂を固めたような物体で箱は構成されていた


クァール「トラップの可能性もありますね」

少女「見た感じでは異常な気配がないかな」

船員「では早速開けよう」ガコ

船員「...石板?」

少女「読めないですね。私には当たり前でしたか」

クァール「そうですね。でも僕達の使っている言語と同じだよ」

少女「何と書いてありますか?」

船員「『注:此の内容、汎用的に非ず』」

船員「『天災に等しき者現るる刻、此の術使ひ給へ』」

船員「『己が身の一片を捧げ、祈れ』」

船員「『偽の覇王は地に落ちるだろう』」

少女「...?」

クァール「少々難しいですね」

クァール「簡単に纏めるとですね」

クァール「この方法は何にでも使えないよ」

クァール「天災みたいに強い奴が来たら使えよ」

クァール「体の一部を捧げて祈れ」

クァール「そいつは弱体化。あるいは死亡すると思われます」

少女「それは...」

クァール「ただこの文、大きく四つに分けられるんですが後ろの二つが少し不自然かな」

船員「一体何故?」

クァール「三行目に関してはあまり問題はありません。『祈れよ』にできる位です」

クァール「四行目に問題を感じる。『偽の覇王』はこの文体だと『偽なる覇王』や『偽之覇王』とできる」

クァール「ケースは三つ考えられる」

クァール「もしこれが本物とするならだけど、単純にそういう書き方だった」

クァール「外部に改竄された」

クァール「内部で補修された」

少女「100%の信頼は置かない方が良い、と?」

船員「どうやらそのようだ」

クァール「この内容は覚えておきましょうか」

クァール「じゃあ次行きましょう」

そこにあったのは、とてつもなく大きな門だった


クァール「何これ?」

少女「私に聞かれても」

船員「よし、開けてみよう!」ガガガ


ゆっくりと門が開く

その先に広がっていたのは、自分達の知る世界とは似て非なる何か


少女「異世界...でしょうか」

初代幽霊(ふおおおおおっ!!)

少女(?)

初代幽霊(あの世界は私の故郷だよ!!)

二代幽霊(ええっ!?)

少女「...」

少女「後で...旅行にでも行きましょうか」

初代幽霊(賛成!!!)

クァール「流石にこれ以上寄り道すると大変そうですからね」

船員「そうだな」

~裏三合目~

少女「瞼が...重い...」

クァール「ふふ。では寝ますか?」

少女「え、ええ...」

船員「微笑ましいなオイ」

下2>>夜のイベント

夜盗A「はぁ、ブツを運搬するのにも苦労するたぁ不便なもんでして」

夜盗B「しょうがない...そう自分に言い聞かせて生きる」

夜盗B「腑に落ちない時にしょうがないって他人から言われたくないだろう?」

夜盗A「おう。安直すぎて腹立ってくるな」

夜盗B「だから面白い事を考えた」

夜盗A「何何?」

夜盗B「そこで寝ている馬鹿共から物を奪う」

夜盗A「良いね。じゃあ持っていきますか」

少女「夜盗とは、感心しませんね」

夜盗A「...このガキ、いつから起きてやがった?」

夜盗B「今はそんな事は重要じゃない。とっととこいつを拘束して強奪する」

夜盗A「という訳で、暗闇の中何も感じれずに苦しんで貰おう」

少女「貴方方夜盗のような方は暗闇で見えるのが武器です」

少女「私はその反対。見えないのが武器」

少女「朧に溶かしてうやむやにしてあげましょう」

少女の能力使用安価

下1>>を下2>>する
(その場に存在する物を下1>>に当て嵌める)

少女は闇夜を駆ける正義の使者を感じた

しかし、そのイメージに夜盗Bが介入してしまった


少女「...さぁ、如何ですか?」

正義「ふん...夜盗め、叩き潰してくれよう」

夜盗「B!?何のつもりだ」

正義「こういうつもりだ」バキッ


そこからはもう一方的で、威勢と戦力は必ずしも比例しない事が分かった


少女(或いは、これが正義の力なのかも)

正義「では、私にはまだやるべき事があるのでな」

正義「奴の持っていた荷物は君にあげよう。さらばだ!」ズダダダダ


そのまま、夜盗を持って走り去って行った


少女(結果的に追い剥ぎは私では...?)

少女「...」

少女(深く考えるのはやめましょう)

~朝~

少女「良い朝とはこういう物ですか」

船員「人によるだろ」

クァール「僕もそう思う。っと、これは?」


クァールは正義の味方が置いていった袋を発見した


少女「それはね、夜に夜盗を追い払った正義が置いていったんだ」

少女「夜盗の持ち物だと思う」

船員「とりあえず開けてみようぜ」ゴソッ

少女「これは...!?」

下1、2>>袋の中身

少女「何ですかこの液体は?」

船員「傷薬のようだな」

クァール「魔力純度も高いので上等な物と思われます」

少女「それは目薬として使いましょう」

船員「効果あんの?」

クァール「...さぁ?」

少女「渇きを抑えきれない時があります」

クァール「中二病チックですね」

船員「俺の鞭が疼くぜ...」

クァール「元々君のじゃないだろう!?」

少女「あと、不思議な紙」

クァール「それが絵です」

少女「これが芸術...!?」

船員「いや、下手にしか見えないんだが?」

少女「良かったです」

クァール「でも夜盗が持っている位なんだし、価値はある気がする」

少女「確かに」

初代幽霊(ピカソの絵みたいな物かな?)

二代幽霊(誰ですかその珍妙な名前の人)

初代幽霊(因みに彼の本名は四十文字を越える)

二代幽霊(気が狂ってますよそっちの世界の住人)

初代幽霊(私もそう思う)

少女「行きましょう」

船員「ああ、後少しだな」

クァール「そうですね」

クァール「でも砂漠かぁ」

少女「能力で毛を無くす事も出来ますが」

船員「それはヤバい。本人へのダメージだけじゃなく二次災害が起きる」

少女「災害なんですか!?」

船員「もう山も飽きて来た」

クァール「奇遇ですね。僕もなんですよ」

少女「大丈夫。多分登山はこれっきりだよ」

船員「それは良かった。もう雪も見慣れてフケと変わんない感覚だったんだ」

クァール「汚い!!」

少女「ロマンチックですね」

クァール「あり得ない!!」

~裏二合目~

少女「暑くなってきました」

船員「日射しは受け慣れてるもんで」

クァール「...強制的に水属性にされる」ダラダラ


クァールは結構汗をかいている


船員「と、とっとと進むか!」

少女「そうですね!」

下2>>下山中の出来事



今更過ぎますが>>209の「私、勇者でして」は盲目少女のセリフでした

クァール「...疲れてきた」

船員「思ったより暑さに弱いなお前」

少女「良し悪しですね...おうっ!?」ズボッ


少女が落とし穴に落ちる...のではなく、意外と範囲が広く、全員落ちてしまった


少女「い...一体誰がこんな事を」

船員「しかもかなり深いな」

クァール「穴涼しいです」

少女「能力を使います」

船員「おお」

クァール「涼しい能力にしてください」

少女「脱出するためには...」

少女「むむむ...」

下1>>コンマ20以下で失敗

バイーン!!


地面が勢いよく少女一行をはね飛ばした


少女「よし」ドサッ

船員「うぉわっ!?」ドサッ

クァール「風が気持ち良い」ドサッ


そのまま穴付近に着地した


少女「今日の使用限界に到達しました」

船員「しかし本当に誰がやったんだろうな」

クァール「そういう連中も居るんですねぇ」

少女「ここから先にもその様なトラップがあるとするなら厄介です」

船員「確かに。人工流砂とか洒落にならん」

クァール「砂漠の地下って涼しいんですかね」

船員「お前は少し黙ってろ」

~裏一合目~

少女「寝ますか」

クァール「おー!」

船員「冷えてから露骨に元気になったな」

少女「おやすみなさい」

下2>>夜のイベント

オークA「ぬふふふ...」

オークA「いや、これも駄目だな」

オークB「確かに気持ち悪いな」

オークC「オークに気持ち悪い扱いされるとは終わってるね」

オークA「むぐぐぐ...」

オークB「笑い声じゃないぞ」

オークA「オークックックッグック...」

オークD「かなりだせぇよ」

オークE「お?不用心にも寝てる奴等がいるぜ!!」

オークC「やるかい?」

オークD「ここで退くのはオークじゃないだろ」

オークF「ヒャッハー!!」ズダダダ

オークA「あっ、おい!」


オークFは飛び出して行った


オークF「あばばばばば」ビリビリビリビリ

オークF「」ドサッ


クァールのブラスタートラップを踏んでしまったようだ

船員「ぬははは!掛かったな!?」

少女「一体どちらが真に不用心なのか...」

オークB「おのれ...」

少女「...」

船員「...?」

少女「予定外の事態です。本当にクァールさん寝てます」

船員「知能持ち相手に俺一人はキツいぞ..?」

少女「安心してください。たった今日付は変わりました」

少女「能力を行使します」

能力使用安価

下1>>を下2>>させる

少女(とにかく、奴らを倒す事を考えるべき)


少女は出来るだけ早く死に近しい表現を探した

そして意思を込める『蜂の巣に』と

ズダダダダダダンッ!


少女「...成功」

船員「本当に良く分からない能力だな」

少女「何らかの変化があります。不思議でしたら現場検証をしてみては?」

船員「少し見てみようかな」


元々、オークは槍を持っていたが銃にすりかわっている

銃を調べると、弾薬は残っておらず暴発した跡がみられる


船員「なるほど。そういう事か...」


この場では誰も気付かないが、槍は『すりかわった』のだ

追加されたのではない。少女は槍を認識出来ていたという事になる

認識出来ていたとなると能力の弱体化は避けられない

オークA「ぐっ...殺してくれるっ!!」


傷が浅かったのか、少女達と同じく偶然回避に成功したのか

少女の背後から素手でのの攻撃だ


少女「...!しまった」


バリバリバリ!!!


オークA「...ヴッ」ドサッ

クァール「寝たふりでした☆」

船員「お、お前なぁ...」

~朝~

少女「結局オークは何も持ってませんでした」

船員「しょっぱい野郎共だ」

クァール「銃を売ればお金にはなりますね」

少女「うーん...」

少女「面倒ですし放置する事にします」

少女「もう少しで麓ですね」

少女「そろそろ終わりです」

?「...そうですねぇ」


謎の人物がさりげなく会話に混じる


船員「ッ...お前誰だ!?」

船員(全く気配を感じなかった...こいつ一体!?)

?「お望みとあれば名乗って差し上げます」

魔界参謀「我が名は魔界参謀!...さぁ!そろそろ終わりです!」バサッ


最初は人間のように見えたがの服の内側から翼が飛び出し、嫌でも現実を突きつけてくる


クァール「大物だね!」

少女「はい、これは重要な戦です」

船員「どうする!?」

少女「能力を使います!」

魔界参謀「貴方の『能力』とやらは大変危険のようです」

魔界参謀「非現実測定器の振幅がとてつもない事になってます」


魔界参謀はメトロノームの様な物を持っている


魔界参謀「...つまり、そうはさせないって事だよ!!」ピシュウウン


魔界参謀から光弾が発射される


少女「くっ...」

クァール「やられてたまるもんか!」ブゥン


クァールは光弾を魔力弾で相殺した


魔界参謀「チッ...だが成功させられるかな!?」

魔界参謀「ふんぬぬぬ...」ズオオオッ


魔界参謀は全身に魔力を溜めている


船員「しゃあ!!」ベシン


船員はその隙を突いて鞭で攻撃する


魔界参謀「姑息な...!」

少女「ふんっ」カッ

能力安価

下1>>魔界参謀をどうする?
下2>>コンマ25以下で失敗

少女「出でよ...」


少女は光で出来た鞭をイメージした

...しかし、現実離れしすぎて少々難しかったのではないだろうか?


少女「はっ」ピュイン

魔界参謀「うわ...っ?」

魔界参謀「...」

魔界参謀「全っっったく痛くないねぇ!!」


光の鞭は淡い光となって消えた

下2>>コンマ50以上で勝利

少女「そ、そんな...」

船員「くっ、だがここでどうにかするしかねぇ」

クァール「そうだね」

魔界参謀「...そうですか」

魔界参謀「思い上がってくれますよねぇ!?」

魔界参謀「お前らに私は倒せない...はあっ」ジュイン


魔界参謀の翼から鎖が飛び出して一同を拘束する


魔界参謀「私の任務は厄介な勇者を消す事!それ以上以下もなく!!!」

魔界参謀「自爆カウントダウン!3!2!!1!!!」

少女「これが運命、文句の余地は無い」


_____この爆発で、山の面積は二割減したという

~魔王城~

魔界参謀「くっくっく...」

魔界参謀「なぁーんちゃって!!!私はここに生きている!」

魔界参謀「私の分身にすら勝てないとは非力なものよ」

魔界参謀「...勇者とはこんなものなんでしょうか?何か妙ですが」

魔界参謀「頭の片隅にでも残しておこう」

~神界~

神「...もうなんか色々と心苦しい」

天使「ボクは反対しましたよ?」

神「あぁ、とにかく次に移ろう」

天使(とりあえず勇者召喚しようとするあたり反省してないな...)

神「では来たれ勇者よ」ポンッ

下1>>(能力コンマ判定)
下2>>勇者の特徴(能力コンマ判定)

ブルマ娘「ででーん!」

神「...テンション高いな」

天使「それにこの服装は一体?」

ブルマ娘「えっ!?ブルマを知らないの!?」

天使「それはブルマって言うのか」

ブルマ娘「超高々度センスファッションだよ!」

ブルマ娘「ところで、皆何者?」

神「うーんこのマイペース、大丈夫だろうか」

天使「どうせ意地貫き通すんですから自分の思考の無意味さを自覚しましょう」

神「サラッと酷い事言われた気がする」

神「我は神だ」

天使「ボクが天使」

ブルマ娘「へー、私ブルマ娘!」

神「感性が珍妙なのが連続するな...」

神「まぁよい、お主はこれから勇者だ」

ブルマ娘「勇者!?本当!?」

神「これが現実だ」

ブルマ娘「つまり、私が世界を救えば勇者の正装はブルマになるんだね!」

神「えー...そうならざるを得ないな」

天使「ブルマが基本的ファッションになるかも知れませんね」

神「なんだか不安な奴だが、お主には能力を与える」

ブルマ娘「大丈夫!安心して、私が魔王を倒す!」

神「...面倒臭いな。とっととアレ持ってこい」

天使「只今」

ブルマ娘「能力ねぇ...」

天使「持ってきました」ガー


台車の上に乗って運ばれて来たのは、的当てルーレットだ


ブルマ娘「ほー...大体分かったよ」

神「そうだな。的の何処に当たったかで能力は変わる」

神「さぁ、ダーツの

ブルマ娘「いよっし、行くよっ!!」グググ...


ブルマ娘は大きく振りかぶり、投げた」

なんか書き込みが変ですが書きたい事全部書いてあったのでそのまま続行します


ダーツの矢は真っ直ぐ飛び、『恋を』と書いてある所にヒットした


神「セリフ言い終わる前に投げられた」

ブルマ娘「いーじゃんどうせやること分かってんだし」

ブルマ娘「こんなゲームで能力を決めて大丈夫なの?」

神「良いんだよ。その力と惹かれ合ってるって事なんだから」

ブルマ娘「...なんか、こじつけ臭い」

神「どうだろうな」

神「じゃあほれ、次のルーレットだ」


先程のルーレットもだが、区切りが多すぎて到底狙いは絞れない

余程の超人で無い限り見切れないだろう


ブルマ娘「そいっ」ピシュ


ダーツの矢は『つかむ』と書いてある所にヒットした


神「決定だ」

神「という訳でお前の能力は『恋をつかむ』能力だ」

ブルマ娘「なかなかロマンチックじゃん」

神「あぁ、文章の出来は四人中最高だ」

ブルマ娘「四人もやってたの!?」

神「勿論。全員勇者でお主は四人目」

ブルマ娘「...腐ってるよ」

天使「そりゃそうでしょうね。ここの神はドクズです」

神「別に強そうな資質のある奴一つ選んで強い能力与えて無双させたってもいいけど」

神「それじゃいろいろと都合が悪いんだなぁ、...個人的に」

ブルマ娘「神のセリフとは思えないよ」

神「イメージを勝手に抱いて爆死したきゃしろ。もう会うことはないだろう」

~クレーター~

ブルマ娘「あの態度...全く気に入らないね」

ブルマ娘「おっ、バッグが落ちてる」

ブルマ娘「前の勇者のかな?どれどれ...」


バッグの中身
・MAP(シワ付き)
・杖
・木製の剣(ボロボロ)
・世界樹の雫
・炎属性の鞭
・一人用超小型タイムマシン(DEATH BONUS)


ブルマ娘「なんだこのアイテム...」

ブルマ娘「特になんだこの石。タイムマシンって書いてあるけど」

ブルマ娘「本当にこんなのがタイムマシンなの?」パサ


紙が落ちた


ブルマ娘「今度は紙か...ってこれ説明書じゃん」


~タイムマシンの使い方~

手にマシンを握り行きたい時を念じるとその時間に飛べる
行き帰りで二回使える

~以上☆~


ブルマ娘「最後の星は何のアピールなの!?」

ブルマ娘「これがMAPか」

ブルマ娘「おっ、裏に魔王城までのルートが書いてある」

ブルマ娘「...あれ?こんなだだっ広いクレーター、どこにも載ってないぞ?」

ブルマ娘「だけど下に砂漠が見えるし、そこを目指そうかな」

ブルマ娘「では出発!!」

~麓の町~

ブルマ娘「やはりブルマは疲れない」

ブルマ娘「さらに蒸れない」

ブルマ娘「最高の衣服だよねぇ...ん?」


新聞が落ちていた

~山で原因不明の爆発、モンスターの仕業か~


ブルマ娘「この内容...本当だとすると先代の勇者はモンスターの爆発攻撃で...?」

下1、2>>町での行動

ブルマ娘「あれほどのクレーターを作る爆発を起こす敵...脅威すぎる」

ブルマ娘「とりあえず情報収集しておこう」


こうして、ブルマ娘は町を歩き回ったり、酒場に行ったり

さらには能力を利用しながら情報を集めた

しかし、彼女が集めた情報にはばらつきがあった

基本的に噂なのでしょうがない面もあるが、具体的なシルエットが分からないのである


ブルマ娘「聞くところによると魔族は確定っぽいね」

ブルマ娘「あと、あの爆発は確実に魔力によるもので、高位の魔族であるはず」

ブルマ娘「...うーん、ボヤけてるよね、シルエット」

ブルマ娘「この能力があれば問題ないかな」

ブルマ娘「脳味噌も疲れて来たし考え事はもう止め!!」

ブルマ娘「宿を探そう」

ブルマ娘「それにしても、もうそろそろ夜なのに暑いね」

ブルマ娘「日が沈む前に宿を探さないと!」


不快感は少ないが、とにかく喉が乾く暑さだ


ブルマ娘「砂漠かー...私の能力でどうにかできる所じゃないよ」

ブルマ娘「...あっ!」

ブルマ娘「私お金持ってない!!」

ブルマ娘「くっ、くそぅ...」

ブルマ娘「ブルマ売りの少女に手を出すか...?」

ブルマ娘「ここでは現実的じゃないか」

ブルマ娘「むむむむむむ」

下2>>どうやってお金を稼ぐ?

能力で貢がせる

更新サボりまくりだったし人居ないのはしょうがない...いや、しょうがなくはないか。自分のせいだ
という訳で>>358で進行します


ブルマ娘「能力はこういう用途に使っていいのか...」

ブルマ娘「でも能力が能力だからね」

ブルマ娘「カモを探そう」

ブルマ娘「これじゃ私もクズだね」

~暫く金集め~

ブルマ娘「なにあれ怖い」

ブルマ娘「めっちゃブルマ脱がしに来るんですけど」

ブルマ娘「変態だらけかよぉ...うう」

ブルマ娘「とりあえず宿代くらいはゲットしたけど」

~宿~

ブルマ娘「泊めて下さーい」ガラララ

宿主「良いよ。代金はあるよね?」

ブルマ娘「持たずに来る訳がないですよ」ムス

宿主「ハハ、すまない。変わった服装をしていたのでね」

宿主「服がないならあげようか?」


見るに、どうやらからかっている訳でもなく本当に心配しているようだ


ブルマ娘「失礼な!これは私の宝物です」

宿主「ややっ、申し訳ない。どうぞごゆっくり」

~宿・部屋~

ブルマ娘「全く、失礼な奴です」

ブルマ娘「...でも、ある意味私が一番不貞?」

ブルマ娘「私はとんでもなく業の深い能力を持ってしまった」

ブルマ娘「...さっさと寝ますかね」

~翌朝~

ブルマ娘「さて、そろそろ出るかな」


ブルマ娘が宿から立ち去ろうとした時だ


宿主「ちょっと待ってくれ」

ブルマ娘「...なんです?」ジトッ

宿主「ぐ...そんな目で見ないで欲しいな」

宿主「昨晩は酷い事をしてしまった」

宿主「本当に申し訳ないと思っている」

宿主「だからお詫びの印にこれをあげよう。受け取ってくれるかい?」スッ


どう見てもベターなデザインのプレゼントボックスだ


ブルマ娘(プレゼント?私は能力を使ってないはずだけど)

宿主「...やっぱり駄目か」

ブルマ娘「待、待って!それは貰うよ!」

宿主「そうかい。じゃあ元気でね」

下1>>プレゼントボックスの中身

ブルマ娘「...」

ブルマ娘「ところで、何が入ってるんだろう?」


開けると、中にはネックレスが入っていた


ブルマ娘「おおっ、気合い入ってるねぇ」

ブルマ娘「付けとこ」チャリ

ブルマ娘「最後に、いくらか水があればいいんだけど...」

ブルマ娘「勿体ない気がするけど、世界樹の雫を飲もう」

ブルマ娘「さぁ、砂漠に出発だ!!」

~砂漠~

ブルマ娘「砂漠はつらいよ」

ブルマ娘「でもこの遠く果てしなく続く砂の地平線をみているとわくわくしてくる」

ブルマ娘「靴は重く感じるけど」

ブルマ娘「大丈夫、私にはまだブルマがある」

ブルマ娘「勇気を持って進むよ」

下1>>砂漠での出来事

ブルマ娘「あっ、人が倒れてる」

ブルマ娘「...」ジーッ


見たところ砂を被っていないため倒れてから時間は経っていないようだ


ブルマ娘「しょうがない、助けるか」

ブルマ娘「えい」チョロロロ


ブルマ娘は世界樹の雫を使った


人間「...!!!」カッ

下1>>行き倒れの人間の情報

人間「...俺は何故生きている?」

ブルマ娘「私が世界樹の雫を使ったからです」

人間「幻覚か...」

ブルマ娘「おいコラ?」

人間「まさか本物の人間?」

ブルマ娘「逆に何故幻覚だと思った」

人間「そりゃあ空腹で倒れたのに生きてるし」

人間「意味不明な服装で意味不明な事言われるし...ねぇ?」

ブルマ娘「...ブッ潰す!!」ブォンッ


渾身の右ストレートだ


人間「危なっ!!」サッ

ブルマ娘「避けられた!?」

魔物ハンター「伊達に魔物ハンターやってねぇよ!」

ブルマ娘「こんな奴に能力使いたくないし...」ピシーン


ブルマ娘はバッグから炎属性の鞭を取り出した


魔物ハンター「へぁっ!?止めろマジで!!話を聞け!」

ブルマ娘「沈め」バシーン!

魔物ハンター「熱っ!!くそっ...大人しくしやがれ」ヒュヒュン


魔物ハンターは縄を飛ばし、ブルマ娘に巻き付けた


ブルマ娘「ふんぬぬぬぅ...!!」ギリギリギリ

~数分後~

魔物ハンター「おーい」

ブルマ娘「...」ツーン

魔物ハンター「なんとか言えよ」

ブルマ娘「...」ツーン

魔物ハンター「はぁ...俺が悪かったよ」

ブルマ娘「...」

魔物ハンター「あん時の発言は撤回させてもらう」

ブルマ娘「...ふん」

魔物ハンター「で、お前の目的は?」

ブルマ娘「山を貫通するトンネルの通行」

魔物ハンター「...俺もついていこう」

ブルマ娘「はぁ!?」

魔物ハンター「おいおい、勘違いするなよ。途中で離脱させてもらうさ」

ブルマ娘「...はん。ならいいけど、とっとと縄ほどいて」

~夜~

魔物ハンター「クッソ寒い」

ブルマ娘「鞭で叩くよ」

魔物ハンター「やめてそれ熱過ぎる」

ブルマ娘「じゃあもう寝ましょう」

魔物ハンター「そうか」ゴソゴソ


魔物ハンターは自分のバッグから寝袋を取り出した


ブルマ娘「ズルい...」

魔物ハンター「知ったことか。俺は寝るぞ」

下1>>夜のイベント

>>346の持ち物に謎の絵と上等な傷薬載せるの忘れてました


ブルマ娘「んん...」

ブルマ娘「敵襲!?」ズサッ


ブルマ娘は素早く身構える

しかしそこには...


初代幽霊「私悪いお化けじゃないよ」

二代幽霊「ふざけないで下さいよ」

三代幽霊「よろしく」

ブルマ娘「??????????」

~説明~

ブルマ娘「ほほーん、先代の勇者さんが」

初代幽霊「その通り」

ブルマ娘「皆さん、神の事をどう思ってますか?」

二代幽霊「あっちから出てこないから文句の言い様がないし」

三代幽霊「私は、目を治してもらったようなものだから...」

初代幽霊「能力を返してくれればなぁ」

ブルマ娘「...とんだお人好しなのですね」

~翌日~

魔物ハンター「よく寝た」

ブルマ娘「私は寝付けなかった」

魔物ハンター「ウソ付け、寝息聞こえたぞ」

ブルマ娘「くっ...」

魔物ハンター「そんなに寝袋が欲しけりゃ、然るべき手段を取るんだな」

ブルマ娘「...」スッ

魔物ハンター「止めろ。その鞭を下ろせ」

魔物ハンター「俺は明日には目的地に着く」

ブルマ娘「ふーん」

魔物ハンター「そこそこ大きな国があってね」

ブルマ娘「仕事?」

魔物ハンター「ああ、蝿叩きにな」

ブルマ娘「?」

魔物ハンター「蝿っつーのは黒龍の事さ。なんでも王宮の地下迷宮に潜んでるとか」

ブルマ娘「ま、私には関係ないわ」

下2>>砂漠での出来事

魔物ハンター「っ!!」

ブルマ娘「!?」

魔物ハンター「魔物が来る!やるなら身構えろ!でもなきゃ伏せとくんだな!」

ブルマ娘「私がやらなくてどうするの!?」

魔物ハンター「俺がやる」

ブルマ娘「私は勇者なのよ!」

魔物ハンター「いきなりカミングアウトされてもどうしようもないぞ!」


ズドドドドドド!!

巨大砂人形が現れた!


砂人形「オオォォォ...」

ブルマ娘「気持ち悪い奴っ!」


まるで魂を抜き取られた死者のような形相の人形だ

魔物ハンター「こいつは見た目以上に面倒な奴」

魔物ハンター「こいつにはコアがある!そこを攻撃したいが...」

魔物ハンター「...」

魔物ハンター「兎に角、やる気があるなら足止めしてくれ!」

ブルマ娘「しょうかないか」

砂人形「ガッカカッガカガガガツガツガツガガ」


砂人形は不快な音をたてている

下1>>コンマ25以上で勝利

ブルマ娘「ちぇりゃ!」ピュン

砂人形「ゲヒ」ペシ


砂人形は一歩後退する


ブルマ娘「せりゃ!」ピュイン

砂人形「アグ」ベシン


また一歩後退する


ブルマ娘「よーしっ!行くよ!」ダッ


ブルマ娘は距離を詰める

しかし、砂人形はその隙を突く


砂人形「カカ...カカカカ...」ゴオオオ

魔物ハンター「まずい!どけ!」

砂人形が口から砂嵐ビームを発射する

その刹那


魔物ハンター「...」

魔物ハンター「...」ドサッ


魔物ハンターはブルマ娘を庇った


ブルマ娘「へ...?」

ブルマ娘「うっ...嘘だ!こんな...」

ブルマ娘「何でぇ...」

砂人形「ギャギャギャギャギャ」

ブルマ娘「逃げなきゃ...!」

下1>>コンマ20以上で逃走成功

~逃走~

ブルマ娘「こいつっ...思ったより軽い」

ブルマ娘「それにあの砂人形、動きは鈍いみたいね」

ブルマ娘「とにかく、あいつの行く予定の国とやらに行かないと」

ブルマ娘「勇者が庇われちゃ形無しよ」

~夜~

ブルマ娘「予定では...明日には着くらしいし」

ブルマ娘「とりあえず寝ましょう」

ブルマ娘「寝袋だけ借りて寝よう」

ブルマ娘「砂漠は冷えるし...」

ブルマ娘「やっぱり止めた!」


ブルマ娘魔物ハンターを寝袋に押し込んだ


ブルマ娘「...ふんっ」

下1>>夜のイベント

~夢~

魔物ハンター「よう」

ブルマ娘「...」

魔物ハンター「おい?」

ブルマ娘「ふへっ!?」

魔物ハンター「お前から話しかけてきたんだろうが」

ブルマ娘「...あれ?そうだったっけ?」

魔物ハンター「なんなんだ...?まあいい、要件は何だ?」

ブルマ娘「ああ、そうそう。なんで___」

ブルマ娘「...何だっけ?」

魔物ハンター「お前健忘症か?医者行けよ」

ブルマ娘「むっ、違います!」

魔物ハンター「つっても、こんな砂漠のど真ん中に病院があるわけねぇか」


そうだ、ここは砂漠なのだ

思い出すと急に暑くなってきた


ブルマ娘「あっ!」

魔物ハンター「何?コンタクトレンズ見つけた?」

ブルマ娘「違う違う、君に聞こうとしてたこと、思い出したんだ」

魔物ハンター「...?」

ブルマ娘「ねぇ、なんで___」

~現実~

ブルマ娘「...夢ですかぁ」

ブルマ娘「じゃあ、行こうか」

ブルマ娘「まだ生きていてね」

ブルマ娘「ふぅ、ふぅ...」

ブルマ娘「やっと、見えてきた...」


町のようなものが見える。城もあるので、国で間違いないだろう


ブルマ娘「行かなければ...」

ブルマ娘「私は勇者だから」

~砂漠の国~

ブルマ娘「蜃気楼じゃなくて良かった」ホッ

ブルマ娘「病院を探さなきゃ」

ブルマ娘「おっ、病院っぽい建物!」


~病院~


ブルマ娘「__という訳なんです」

医者「分かりました、とりあえず傷を見せてください」

ブルマ娘「はい。どんな感じですか...?」ペロン


魔物ハンターの服を捲り、医者に見せる

下1>>魔物ハンターの状態

医者「ちょっと打ち所が悪かったみたいですが、軽傷ですな」

ブルマ娘「そ、そうですか...」

医者「じき、目覚めるでしょう」

医者「ごく近い内に目覚めると思いますので入院の必要もございません」

ブルマ娘「分かりました」

ブルマ娘「じゃあ宿でも探して泊まりましょう」ズボ


ブルマ娘は水を瓶ごと魔物ハンターの口に突っ込んだ


ブルマ娘「...ほんとにこんな奴が黒龍なんて倒せるのかしら?」

ブルマ娘「疑問だねぇ」

~宿~

ブルマ娘「疲れたぁ...」

ブルマ娘「もうここ最近寝心地最悪だったんだから」

ブルマ娘「うっ...急に眠くなってきた」

ブルマ娘「...」スースー

~翌日~

魔物ハンター「う...くぅ」

ブルマ娘「遅っそいお目覚めね」

魔物ハンター「ここは...?」

ブルマ娘「あなたの目的地の国よ」

魔物ハンター「そうか...すまないな」

ブルマ娘「一つ質問があるの」

魔物ハンター「言ってみろ」

ブルマ娘「なんで私を庇ったの?」

魔物ハンター「それは答えなければいけないのか」

ブルマ娘「うん。早く答えないとその布団剥ぐよ」


魔物ハンターはベッドにくるまって困った顔をしている


魔物ハンター「分かった。言うよ」

下2>>魔物ハンターがブルマ娘を助けた理由

魔物ハンター「お前は、俺の幼馴染に似ている」

ブルマ娘「へ?」

魔物ハンター「正直、お前に助けられた時に幻覚だと思った一番の理由だ」

魔物ハンター「...いや、天国に逝ったのかと思った」

魔物ハンター「でも俺が天国になんぞ行ける訳がないから幻覚だって事にした」

魔物ハンター「でも、お前は別人だった」

魔物ハンター「それでも、別人だなんて信じたくなかった」

魔物ハンター「だからあんな偉そうな態度を取ったんだ」

魔物ハンター「性格も似ていた」

魔物ハンター「顔も似ていた」

魔物ハンター「喋り方も似ていた」

魔物ハンター「服装は...」

魔物ハンター「...」

魔物ハンター「置いておくとして」

ブルマ娘「おい」


威圧。


魔物ハンター「とにかく似ていたんだ。生き写しだよ」

魔物ハンター「そんな所だ」

ブルマ娘「やけに冷静だね」

魔物ハンター「そうだな。もしかしたらまだあいつが死んだなんて事実受け止めきれてないだけかもしれない」

魔物ハンター「それとも...お前がここに居るからかもしれない」

ブルマ娘「...意外とだらしない人ですね」

魔物ハンター「きっちりしてたらあの程度で気を失ったりしないだろ?」

ブルマ娘「そうかもね」クスクス

ブルマ娘「面白い事教えて貰ったしもう満足」

ブルマ娘「私は出掛けてくる。まだ暫くは安静にしていてね」

魔物ハンター「あっそう」

ブルマ娘「じゃ、また」バタン


ブルマ娘は宿から出た

ブルマ娘「...」ジーッ


ブルマ娘は虚空を見つめているような目をしている


ブルマ娘「出でよ!」

初代勇者「へーい!!!」ボンッ


爆発と共に現れる


二代勇者「あっ」スーッ


透明からのフェードイン


三代勇者「ご用ですか...?」ヌッ


背後を取られている


ブルマ娘「さっきの話聞いてた?」

初代勇者「うん。いい話だよね」

二代勇者「それがどうかしましたか?」

三代勇者「勿論です。それ以外のあんなことやそんなことも」

ブルマ娘「じゃあさ、あいつの幼馴染の霊って連れてこれる?」

初代勇者「お任せあれ!さあ行くよ!」

二代勇者「おー!」

三代勇者「はい」


そう言い残して幽霊達は消えてしまった


ブルマ娘「それまで、軽くぶらついてましょうかね」

下1、2>>ブルマ娘の砂漠の国内での行動

~飯屋~

ブルマ娘「しまった、お金がない」

ブルマ娘「昨日までは魔物ハンターの金を横領して使ってたけど」

ブルマ娘「...もう、能力に頼るしかない」

ブルマ娘「面倒だけどね」

~事後~

ブルマ娘「はー美味しかった」

ブルマ娘「さて、情報の整理をしなくちゃ」

ブルマ娘「えーっと確か...」

下1、2>>手に入れた情報

ブルマ娘「そう、お偉方が勇者を探している」

ブルマ娘「そして王子が恋人募集中」

ブルマ娘「しかもお偉方さんは大金をくれる」

ブルマ娘「これは良い。魔物ハンターから貰った分返して余りを貰おう」

ブルマ娘「ふふふ」

ブルマ娘「...何か買っていってあげようかな」

ブルマ娘「回復を早めるために栄養ドリンクを買っていこう」

ブルマ娘「これは完璧」

ブルマ娘「それにしても、心配ばっかりかけさせてくれるねぇ」

初代幽霊「とうっ」

二代幽霊「報告です」

三代幽霊「魔物ハンターの幼馴染の情報」

ブルマ娘「なになに?」

初代幽霊「彼女は生きています」

二代幽霊「城の地下に居ます」

ブルマ娘「えっ、でもそこって」

三代幽霊「黒龍が住み着いています」

初代幽霊「あの黒龍、幽霊ですら敵視して攻撃してくるの」

二代幽霊「僕達も無敵ではないので...」

三代幽霊「幼馴染がいるのだけは確認しましたが、奥にはどうも...」

ブルマ娘「しょうがあるまい、打ち明けよう」

二代幽霊「打ち明けるって、何を?」

ブルマ娘「そら私の霊視と幼馴染の霊の位置よ」

ブルマ娘「そうと決めたら宿にレッツゴー!!」ズダダダダダダ

~宿~

ブルマ娘「へい!」ガターン


唐突に勢い良くドアを開けて入ってきたため、魔物ハンターは面食らう


魔物ハンター「!?」

ブルマ娘「ほい、これ」スッ

魔物ハンター「ドリンク?」

ブルマ娘「栄養ドリンクだよ。何が入ってるか知らないけど、そこそこ高級みたい」

魔物ハンター「ふーん」ゴクゴク

魔物ハンター「ぷはぁ」

ブルマ娘「この国の王子って知ってる?」

魔物ハンター「ああ、良い奴だし、結構腕が立つよ」

魔物ハンター「...ちょっと女好きだけどな」

ブルマ娘「やっぱりかー」

魔物ハンター「さては、誰かに王子が恋人募集中だって聞いたろ」

ブルマ娘「うぇっ!?なんで!?」

魔物ハンター「この国の奴らはそうなのさ。あの王子はな、恋人がいると国政に出てくる」

魔物ハンター「しかも超勇ましくてな。国民からの信頼も厚かった」

魔物ハンター「そしたら王子、別な女に浮気して破局したんよ」

魔物ハンター「そっからまた引き籠っちゃって、一回無理矢理引きずりだして国政させたけど...」

ブルマ娘「させたけど?」

魔物ハンター「詳細は省くが、南の油田が爆発しかけたり」

魔物ハンター「自国内視察の時すっ転んで、顔面に傷負ったりだとかしてな」

魔物ハンター「しょうがないから元の王が国政に戻ったんだ」

魔物ハンター「またあの王子が戻ってきて欲しい」

魔物ハンター「そんな願いでみんなこの国に来た女性には王子の話をする」

ブルマ娘「勇ましいって何?そんな大したこと?」

魔物ハンター「いや、実際国内は物凄い勢いで発展してたよ」

ブルマ娘「ふぅん」

ブルマ娘「あとなんかお偉いさんが勇者探してるって」

魔物ハンター「そうなの?」

ブルマ娘「うん、連れていけばお金貰えるらしいからどうぞ連行してくれてもいいよ」

魔物ハンター「考えとく」

ブルマ娘「でも今すぐという訳にはいかないと思う」

ブルマ娘「大切な話が一つ、あるんだ」

魔物ハンター「...ん。なんだ。言ってみろ」


魔物ハンターの力の抜けた表情に緊張感が戻る

ブルマ娘「...貴方の幼馴染は、生きているよ」

魔物ハンター「...」

ブルマ娘「私ね、いままで死んでいった勇者の霊が見えるの」

ブルマ娘「そしてその勇者さんに聞いた。幼馴染の霊は何処にいるか、ってね」

ブルマ娘「そしたら、その幼馴染はまだ生きてて黒龍と一緒に城の地下に居るって」

ブルマ娘「ねぇ___」

魔物ハンター「知ってるよ」

ブルマ娘「え」

魔物ハンター「『俺の幼馴染』は死んださ」

魔物ハンター「そこに居るのは只の『兵器』」

魔物ハンター「そうか、まだ話していなかったか」

魔物ハンター「あいつが死んだ経緯」

魔物ハンター「教えてあげよう」

魔物ハンター「数年前の話だ」

魔物ハンター「ある日、この近くの砂漠に大量の砂人間が出現した」

魔物ハンター「とにかく異質だった。尋常じゃない量の砂人間が恨み節を呟きながら一斉に国を襲撃した」

魔物ハンター「あまりの事に軍の部隊は壊滅した」

魔物ハンター「しかし、日が沈むと砂人間達は何かに怯えるように退散した」

魔物ハンター「軍の部隊が壊滅したのは、意表を突かれたからではない」

魔物ハンター「砂人間達が強かったんだ。奇跡的に一体砂人間を捕らえた」

魔物ハンター「急ぎ、ソイツを解剖した」

魔物ハンター「ソイツを解剖したときのレポートを持ってる」

魔物ハンター「公式なやつじゃなく、解剖に携わった個人のレポートだがな」


~レポート~


まず、表面を削ってみる事とする

硬い。

どうにか大さじ一杯くらいの表面を削れた

成分を分析してみよう



おかしい。


異物や人体に影響を及ぼさない細菌が大量に付着している

だが、何よりおかしいのがもう一つの要素

   人間の、体液である

なぜか、この砂人間は表面に多量の人間の体液を染み込ませている

成分の分析が終わった

もう用は無いので破壊しよう


(魔導ハンマー使用につき、メンテナンスを後で行う)


勢い良く弾けとんだ


中には、シワシワにふやけて破れた人間が入っていた

...これが正体か

魔物ハンター「こんなとこだ」

ブルマ娘「おぞましいね。なんでそんな状態なの?」

魔物ハンター「さあね。王様の知り合いの冒険者もこんな屍呪術は無いと」

魔物ハンター「それはそれとして、そんな奴らが国を明日にでも襲いに来る」

魔物ハンター「皆怯えたさ。その時に幼馴染が王様に伝えたのさ」

ブルマ娘「何を?」

魔物ハンター「『私の家系の秘術を使えば、破魔のバリアを張れます!!』」

魔物ハンター「しかしこの秘術、流石にノーリスクという訳にもいかない」

魔物ハンター「と言っても、そのリスクが何なのかは俺にも分からない」

魔物ハンター「あいつが俺に教えてくれたんだが『大切なもの』を何か一つ失うそうだ」

魔物ハンター「止めたかったが...止められる訳がないだろう?」

魔物ハンター「結局あいつは今も閉じ籠ったまま」

魔物ハンター「だが...止めるべきだったんだ、きっとな」

魔物ハンター「閉じ籠っちまうような状態になる前に俺があの得体の知れない化物を倒せば良かった」

魔物ハンター「だから俺があいつに顔を合わせる資格は無い。死んだ事にでもしないとやっていけないさ」

魔物ハンター「...理解できたか」

ブルマ娘「...」プルプル

魔物ハンター「?」

ブルマ娘「ナメてんのかこの野郎!!」ガシッ


ブルマ娘はおもむろに魔物ハンターの胸ぐらを掴む


ブルマ娘「そんな事!行ってみなきゃ分からないだろうし!あなたが全ての悲しみを代表する権利もない!!」

ブルマ娘「それに!あなたの仕事はあの黒龍を倒すことでしょう!?」

魔物ハンター「...」

魔物ハンター「はぁ、行けば良いんだな?」

ブルマ娘「ええ」

魔物ハンター「じゃあ行くよ。明日の朝にな」

~翌朝~

魔物ハンター「...」

ブルマ娘(寝息もたててない...いや、聞こえないのかな?)

ブルマ娘「起きなさい」ツンツン

魔物ハンター「んぐ」


ブルマ娘は魔物ハンターの顔をつつく

そして、魔物ハンターの意識が少しずつ覚醒していく


魔物ハンター「くそ...結局あんま寝れてない」

ブルマ娘「何?今更びびってるの?」

魔物ハンター「かもな」

ブルマ娘「そんな弱気じゃあ、それこそ幼馴染に見せる顔がないよ」

魔物ハンター「...そうだな、じゃあ行くか」


~王宮~

魔物ハンター「王様からの依頼だ、黒龍を狩りに来た」

衛兵「はっ!!しかし、昨日黒龍は少々地下迷宮内で暴れていまして」

ブルマ娘「それは幽霊の仕業だよ」

魔物ハンター「幽霊?ああ、そんな事を言っていたな。構わん、通してくれ」

衛兵「只今!!」ガガガガガガガ


王宮の扉はかなり大きく、開けにくそうだ

だが衛兵はその扉を押し開ける。このおっさん、なかなかどうして強いのではなかろうか

~地下迷宮~

ブルマ娘「折角王宮にまで来たのに、王様には会わないの?」

魔物ハンター「会う必要はないだろう」

ブルマ娘「それもそうだね。じゃあ、幽霊に先導してもらおう」

幽霊トリオ「じゃんじゃじゃーん」

二代幽霊「...これ、本当に必要?」

ブルマ娘「よし、先導頼んだ!!」

二代幽霊「無視!?」

初代幽霊「まっかせなさーい!!」

三代幽霊「そういえば、幾つか興味深い物を迷宮で見つけました」

ブルマ娘「えっ、なになに!?」

魔物ハンター(やべえ、あいつ虚空と話している様にしか見えねぇ。前情報無かったら攻撃してたかも)

下1、2>>幾つかの『興味深い物』

三代幽霊「とにかく、進めば分かりますよ」

ブルマ娘「ふーん」

二代幽霊「はいコレ」スッ


二代幽霊は初代幽霊にバスガイドの旗を渡す


初代幽霊「では、出発いたしまーす」

ブルマ娘「レッツゴー!」

魔物ハンター「なんか進みだした」

魔物ハンター「...このネックレスは」

三代幽霊「なんだか魔力がこもっているようですので」

ブルマ娘「なんか魔力があるんだって」

魔物ハンター「このネックレスは、あいつの、幼馴染の物だ」

魔物ハンター「あいつはこれを大層気に入っていた」

魔物ハンター「もしあいつが心を閉ざしているなら...これを使えるかもしれないな」

魔物ハンター「魔障が濃くなってきたな...」

ブルマ娘「魔障って何?このくっさい空気?」

魔物ハンター「そうだ」

魔物ハンター「強い魔物は強い魔障を放つ」

魔物ハンター「弱い魔物も微弱だが、魔障を放っている」

魔物ハンター「これは...」


魔物ハンターは古い日記を拾った

古くなっているので、少々黄ばんでいる


ブルマ娘「見せて見せて」

ブルマ娘「ふーむ」ペラペラ

ブルマ娘「...1ページしかないじゃん内容」

魔物ハンター「それはきっと月初めのやつだからだな」

魔物ハンター「あいつは月初めに日記を別のノートにするんだ」

魔物ハンター「とりあえず読むわ」

下1>>日記の内容

~日記~

今日はきっと、忘れてはならない日になるだろう

砂の人形が街を襲ったのだ

奴らは何者なのか?

単なる魔導兵器でない事は分かる。一体一体が、押し潰されそうなくらいの怨念を持っていたからだ

おそらく、体に纏っているのも砂ではないだろう。強度が異常だし、砂質が乾いていない

砂漠では乾いていない砂などほぼ無いからである

奴らは、何に囚われているのだろう

ここからは、私の推測になる。

奴らは、報われていない

慈悲もなく酷い仕打ちをうけ、救いを求めたのだろう

それでも報われない

もっと酷い目にあったかも知れないけど

それほどなければ破壊行為を行えない筈だ

私は救いたい

その為に考えよう。考える時間がほしい

ただ考えるだけではいけない

失う事を知らなければ救済など出来ない

願わくば、破壊が救済でない事だ

魔物ハンター「...」

ブルマ娘「幼馴染だけあって、似た所あるね」

ブルマ娘「残念な事に、悪い部分の話だけど」

魔物ハンター「なぁ、本当に幼馴染を連れ出すのは正解なのか?」

ブルマ娘「正解?うーん...哲学は哲学者にさせとけば良いんじゃない?」

魔物ハンター「...そうだな」

暫く歩くと、開けた部屋に出た

荘厳な雰囲気ではあるものの、魔障があって感じ取れない

奥には大きな扉がある。四メートルはあろうかというレベルだ


ブルマ娘「ふむ、この先には」

魔物ハンター「ああ、居るだろうな。幼馴染」


一歩踏み出し扉との距離を詰めようとした瞬間

空間に穴が空き、黒龍が現れた


黒龍「ィィィィィィィィン!!!!」

魔物ハンター「だろうな」

ブルマ娘「!?」

黒龍の特徴とは、異質であることだった

不自然な程黒く

『そこにいてはならない』という決定的な違和感がある


ブルマ娘「本当にこんなのに勝てるの?」

魔物ハンター「対策ぐらいあるさ。秘密兵器を使う!!」

ブルマ娘「最初から秘密兵器を出すの!?それ秘密なの!?」

魔物ハンター「知るかッ!!」ゴソゴソ


魔物ハンターはバッグに手を突っ込み何かを探している

下1>>秘密兵器の正体

魔物ハンター「戦闘機械だ!!」ベシィ


しかし、それはどうみても固そうな縫いぐるみだった


ブルマ娘「間違えてないよね!?」

魔物ハンター「ああ、超古代に造られた伝説の機械さ」

黒龍「ン"ヴヴヴヴヴ!!!」ゴッ


爆発的な火力の火炎球だ


魔物ハンター「俺達を守れ!機械よ!!」

戦闘機械「チュイー!チュチュン!!」


ラジオのチューニング音の様な音だ

そしてその瞬間、遺跡が歪み、遺跡の壁がせり出した

せり出した壁に阻まれ火炎球は標的に届くことは無かった


魔物ハンター「くくく、これぞ完全防衛!」

魔物ハンター「安全が暫く確保された所で、質問です」

魔物ハンター「お前の能力で黒龍を従えるか、このまま殺すか」

ブルマ娘「黒龍に執着とか無いの?」

魔物ハンター「無い!!」

ブルマ娘「うーん...じゃあ」

下1>>黒龍を従えるか、殺すか

ブルマ娘「便利そうだし、従えたいな」

魔物ハンター「任せろ。だがとにかく弱らせるのが先決だ」

ブルマ娘「どうやって?」

魔物ハンター「普通龍を弱らせる時どうする?」

ブルマ娘「剣で攻撃するとか」

魔物ハンター「普通そうだろうな!しかし、こいつらに関しては違う!!」

魔物ハンター「精々もがけよ黒龍...!」

魔物ハンター「発射!!」

戦闘機械「ガーッ...ザザザザッ...!」ゴゴゴゴゴ


戦闘機械は光線を発射しようとしている


黒龍「ン"ン"ン"ン"ン"ン"ン"ン"ン"...」


黒龍は壁をどかそうともがいている


戦闘機械「ガチリッ!シュウウウウ!」シュイイイイイイイイン!!


極彩色の光線が放たれる

あまりの眩しさに壁をも光が貫通し、周りが見えない

再び目を開けると、黒龍が横たわっていた

ブルマ娘はただ驚いている

魔物ハンターは威力よりも、破壊されない遺跡の壁に驚いている


ブルマ娘「ぁ....え?」

魔物ハンター「ほら、早くアイツに触れろ。黒龍の心は遠くからでは抉じ開けられん」

ブルマ娘は黒龍に右手を触れる

今までに感じた事のない感覚だ

制服感と被制服感の入り交じる異様な感覚

気付いた頃に、右手は黒く変色して、動かなくなってしまった


ブルマ娘「....!?」

魔物ハンター「それが代償だろう」

ブルマ娘「代償...?」

魔物ハンター「ああ、お前も選択した事だが、いずれにせよ代償無しでは突破出来ない戦いだった」

ブルマ娘「...ッ!!何であんたそんな他人事みたいに___」ガシ


またも胸ぐらを掴もうとした時の事だ。ブルマ娘は違和感に気付く

ブルマ娘「...」

魔物ハンター「おい、どうした?」

ブルマ娘「あなた、まさか...」


ブルマ娘は、魔物ハンターの胸部が異様な程硬くなっていると気付く


魔物ハンター「俺がここまで言ったのに、何も代償を払っていないと思うかい?」

ブルマ娘「成る程。異様に高性能な人形を使役できる訳だ」

魔物ハンター「はは、悲しいね。寝る前にもうストレッチできない」

ブルマ娘「幼馴染は、そんなあんたを見て喜ぶ?」

魔物ハンター「...いいんだ、唯一の方法を取ったまで」

ブルマ娘「そ...そんな...」

魔物ハンター「さあ、行こうじゃないか。この先にいるはずだ」


魔物ハンターは扉に手をかけ、進もうとする

果たして、彼の幼馴染は何を失ったのか?

彼は幼馴染みを救い出してどうするつもりなのか?

真実が今、暴かれようとしている___

下1>>魔物ハンターの幼馴染が秘術で失った『大切なもの』

~座敷牢~

幼馴染はそこに居た

確かにブルマ娘に似ている

服装こそ普通な雰囲気だが


魔物ハンター「...」ギィィィィィィ

ブルマ娘「...」

魔物ハンター「よう」

幼馴染「...誰です?」

魔物ハンター「ふふっ」


魔物ハンターは哀しげに笑う

幼馴染「ごめんなさい、記憶が無くて...」

幼馴染「でも、ここから出てはならない、とは覚えている」

幼馴染「私が死んだら術が反転して滅ぶと」

幼馴染「しかし、術とは?滅ぶとは?思い出せないのです」

魔物ハンター「そうか...」

魔物ハンター「俺は黒龍を殺した」

幼馴染「!!」

幼馴染「私の友達が...」

ブルマ娘「なんでそれを話すの?」

魔物ハンター「...じゃあな」

魔物ハンター「やはり、介入すべきではなかった...!」


バゴォォォォン!!!

突然壁が崩れ、土煙が舞う


魔物ハンター「くっ!何だ!?」

幼馴染「!?」

ブルマ娘は土煙の中、幼馴染に向かって行く鎌のような影が見える

ブルマ娘「黒龍っ!!」


その刹那、黒龍が扉を突き破って現れ幼馴染をすくい上げる

そしてブルマ娘の元へ運ぶ


幼馴染「えっ!?黒龍!?」

土煙が晴れ、視界が確保される

先程まで幼馴染が居た場所には、魔界参謀が居た


魔物ハンター「すまんな!!幼馴染、お前に嘘をついた!」

ブルマ娘「なんなのあいつ...!」

魔界参謀「私は魔界参謀。以後、お見知りおきを...」

魔界参謀「と、言いたい所ですが」

魔界参謀「今ここで死んでいただきます!」ギロッ

魔界参謀は大きな鎌を振りかぶり、近づいてくる


その場に居た全員は、直感的に攻撃を避けなければならないと意識する


魔物ハンター「人形っ!!奴に光線を放て!」


人形が現れ、光線を放つ


魔界参謀「ほほう!?」


魔界参謀は身を翻して光線を回避する

魔界参謀「なかなかの威力です。しかし...」

魔界参謀「貴方には少々身に余る力のようですね」


魔界参謀はそのままの勢いで回転し、再び魔物ハンターに対して鎌を振りかぶる


魔物ハンター「くっ!」


魔物ハンターが回避の姿勢に入ったその時

魔界参謀の手から鎌が離れ、勢い良く幼馴染の方に飛んでいく


ブルマ娘「ちぃ、黒龍!」


黒龍は炎で鎌を消し炭にし、灰塵も残らなかった


魔界参謀「警戒力もそこそこですか、実に結構です」

魔界参謀「幸運な事に、優秀な兵と国を潰せるのでね!」ギュウン


虚空に穴が空き、鎌が出てくる

それを手に持ち、再び攻撃を仕掛けようとする

魔界参謀「...」ピタッ

魔物ハンター「..?」

魔界参謀「そうです、良いことを教えてあげましょう」

魔界参謀「先代の勇者を殺したのは私です」

魔界参謀「さらに、砂人形を使いこの国を襲わせたのも私ですよ」

魔物ハンター「何だと...!?」

魔界参謀「そんな憎しみの籠った目で睨まないで下さいよ。私、慈悲深いんです」

ブルマ娘「趣味の悪い嘘をつかないでよ」

魔界参謀「奴らの魂はね、『現実世界』と呼ばれる異世界から盗んだんだ」

魔界参謀「最高だった。あそこは苦しみ、憎しみに満ちている」

魔界参謀「とりあえず砂人形を作って魂を突っ込んでみたさ」

魔界参謀「奴らの深い哀しみは、奇跡を起こした」

魔界参謀「忌々しい勇者の伝承には、希望が奇跡を起こすとあったが、絶望もまた然りと言う事だね」

魔界参謀「魔力が溢れだして、目から水を流したんだよ。直ぐ様読心術で心を見た」

魔界参謀「命ある歓び、生きる苦しみの知識が混じって激情になっていたね」

魔界参謀「どんな生き方をしたらこうなれるのか!?...失礼、取り乱した」

魔界参謀「生前出来なかった暴力を楽しませてやったさ」

魔界参謀「...今度旅行に行くことにするよ」

魔界参謀「お喋りはここまで、死んでもらう」ブオンッ


魔界参謀は再び鎌を振りかざす


魔物ハンター「人形っ!」ビーーーーム

魔界参謀「おっと危ない」ヒラリ

魔物ハンター「隙有り!!」チャキ


魔物ハンターはナイフを持ち突き刺そうとする


魔界参謀「っ!」ギュウン


二本目の鎌で防ぎ、一本目の鎌で攻撃を試みている


ブルマ娘(黒龍...は流石に魔物ハンターが巻き込まれるか)

ブルマ娘「はあっ!」ピュイン


ブルマ娘は鞭で攻撃し、魔界参謀を止めようとする

魔界参謀「ぬっ!」スッ


魔界参謀は鞭を鎌で防ぐ


魔物ハンター「くそっ!防ぎ切られたか!」

魔物ハンター(人形は片手間で動かせない...)

魔界参謀「ふん、私にはまだ口がある!魔法が使えるという事さ」

ブルマ娘「いいや、まだ手はある...やれー!!」

魔界参謀「血迷ったか...」

魔界参謀「爆裂___」

幼馴染「退魔波!!」バシゥゥン


幼馴染が唱えたその時、光弾が魔界参謀に向けて飛んでいく


魔界参謀「くそっ、小癪な!」


魔界参謀が足を踏ん張り、耐えようとする


魔物ハンター「そうはさせない」ゲシッ


魔物ハンターは足払いを決め、バランスを崩した

バランスを失った魔界参謀に光弾が直撃し、勢い良く吹き飛び、壁にめり込む

ブルマ娘「黒龍、止めを!」

黒龍「ヴォォォォォチヂィィィ!!!」ズドォン


まるで衝撃波のような炎ブレスが炸裂する

魔界参謀は跡形も残らず消えた


勝利!!!

ブルマ娘「...あいつが戦闘タイプだったら死んでたよ私達」

魔物ハンター「そうだな」

幼馴染「あの...」

魔物ハンター「?」

幼馴染「私は...これからどうしたら良いのでしょう?」

ブルマ娘「うーん、黒龍はもう私の物だし」

幼馴染「じゃあここに__」

ブルマ娘「私は勇者だからそういう訳にもいかない」

ブルマ娘「後は、分かるね?」

魔物ハンター「...ちっ」

魔物ハンター「幼馴染」

幼馴染「はっ、はい!」

魔物ハンター「俺がお前を守ってやる」

幼馴染「...良いんですか?」

魔物ハンター「ああ、今度こそな」

幼馴染「今度こそ?」

魔物ハンター「その話はまた後でしてやろう」

ブルマ娘「じゃあ私はここらでお暇させて戴きますよっ、お幸せに~」ピシュン


ブルマ娘は何処かに行ってしまった


魔物ハンター「あっ、おま...」

~国の外・上空~

ブルマ娘「うわぁ、高いねぇ」


ブルマ娘は飛ぶ黒龍に跨がっていた


ブルマ娘「お偉いさんに会っても良かったけどねぇ、黒龍以上のブツは手に入らないと思うしねぇ」

黒龍「ググッ」


黒龍が微笑んだように感じる

そんな黒龍からは、出会った当初のような不吉は感じなかった


ブルマ娘「さぁ、目的地を目指そう。次は山を貫通するトンネルだね」

ブルマ娘「ごーごー!!」

黒龍「ヴィィィィィィン!!」ゴウッ

~トンネル~

ブルマ娘「この山を黒龍クンで越えるのはキツそうだし、トンネルを通ろう」

ブルマ娘「もう夜だし、寝ようかな」

ブルマ娘「...?バッグが重いぞ?」


不審に思ったブルマ娘がバッグを開けると、例の寝袋が入っていた


ブルマ娘「ふふっ、はははっ、これはありがたいなぁ」

~翌朝~

ブルマ娘「んんっ、良く寝た」

ブルマ娘「さあ、トンネルに行こうか」

黒龍「ギィ!」

ブルマ娘(ここは確か半日で抜けられる程の長さ...)


そして、ブルマ娘と黒龍はトンネルに入っていった...

トンネルの中は暗く、吸い込まれそうな程だ

下1>>トンネルの中でのイベント

~トンネル内部~

ブルマ娘「不気味なトンネルだね」


何故かそこそこトンネルは広く、黒龍も入れるサイズだ

明かりなどなく、方向感覚が重要だと感じる

これ程長いトンネルだと、音も良く反響する


ブルマ娘「何か聞こえる...」

ブルマ娘「これは...子供の泣き声だ!急ごう!」

黒龍「ヴ」ズドンズドン

子供「うぇぇん...」

ブルマ娘「あ、居た」

子供「!」ヒック


トンネル内は暗く、子供の性別は分からない

トンネル内の湿度が異常な為、灯を点ける道具があったとして使い物にならないだろう


ブルマ娘(今すぐ事情を聞きたいけど、落ち着くまでは難しい)

ブルマ娘「よし、落ち着くまで一緒にいてあげるよ」

~暫くして~

子供「スー、ハー、スー、ハー」

ブルマ娘「大丈夫?」


頷いたように見える


ブルマ娘「...まだ喋れないのかな」

ブルマ娘「黒龍クン。この子を預かっていて。一旦進みましょう」

大分進んだ。そろそろトンネルも終わりなのではと思いつつ歩いていると

魔の気配を感じる


ブルマ娘「...」

ブルマ娘(脇道の無いトンネルで敵を欺くのは難しい)

ブルマ娘(子供を預かってくれている以上戦闘は私メインでやらなきゃならない)


ブルマ娘は鞭を構える(オカルト染みた湿気により威力減少)

蛇人間が二体現れた

ブルマ娘(目が光っている...)


蛇人間は二人ともブルマ娘の方に向き直った


ブルマ娘(こちらを知覚している...!)

ブルマ娘「ならば先手を取るべき!」ブオン


ブルマ娘は鞭を振り上げ戦闘を開始する

下1>>コンマ75以下で勝利

蛇人間A「シャゥッ!」ノノスッ


這いずる様に滑らかな動きでブルマ娘に接近する


ブルマ娘「せいやっ」ベシィ

蛇人間A「カヒュイ」グラッ


効果は薄そうだ


ブルマ娘「ならば...」フワッ

ブルマ娘「こうです!!」ベシベシベシベシベシ


ブルマ娘は出鱈目に鞭を四方八方打ち付ける


蛇人間A「?????」

蛇人間B「!?!?」

蛇人間は熱探知で生き物を把握している

その為、炎属性の鞭で打たれた地面とそれ以外が区別できなくなっている


ブルマ娘(やはり!)


ブルマ娘は蛇人間Bの後ろに回り込み、鞭で首を締めた

そこからは早く、同様の事を蛇人間Aにも行った


勝利!!

~トンネル外~

遂にトンネルを抜けた

それまでの砂漠とは打って変わって、そこは凍りつくような銀世界だった


ブルマ娘「うっ、眩しい...はっ、あの子は!?」クルッ

ブルマ娘は振り向き、子供の姿を確認する

下1>>トンネルで見つけた子供の姿(性別、外見など)

ショートカットですかね?


犬耳少女「...ッ」


その少女には犬耳と尻尾が付いている

髪は短く切られており、茶髪だ

その事から保護者からはぐれてしまったものと推測できる

今は外の光に目が慣れておらず、目を押さえているようだ


ブルマ娘「あらかわいい」

犬耳少女「...ん」

ブルマ娘「君のお母さんは何処に?」

犬耳少女「...分かんない」


俯きながら応える


ブルマ娘「ま、とりあえず進もうか」

犬耳少女「...うん」

ブルマ娘「じゃあ黒龍に乗って行くから」ガシッ

犬耳少女「はい...え?」


ブルマ娘は犬耳少女を担いで黒龍に乗る


犬耳少女「え?え?」

ブルマ娘「れっつごー!!」

黒龍「ブルルァ」バサバサバサ

犬耳少女「わわわわ」

ブルマ娘「最寄りの町を目指せー!」


黒龍は飛び立つ

犬耳少女はひどく慌てているようだが

~雪原の町~

ブルマ娘「ここらへんで降りよう」

黒龍「カルレラヤカルヤ」トサッ


黒龍は人目を避ける為町の隣の林に降りる


ブルマ娘「んーっ、爽快!」

犬耳少女「こ...怖かった...」

下1>>町での行動

ブルマ娘「とりあえず腹ごしらえだね」

ブルマ娘「何か食べたいものはある?」

犬耳少女「...ううん、特に」

ブルマ娘「そう?じゃあ適当な飯屋探しますかね」

ブルマ娘「し、しまった!」

ブルマ娘「金が無いッ!!」

ブルマ娘「黒龍クン。この少女を守っていて」


ブルマ娘はそう言い残し、森の中へと消えていった

~日が暮れた頃~

ブルマ娘は森から帰ってきた

その肩には、猪の死骸が担がれている


ブルマ娘「黒龍クン。こいつに火を放ってくれ」

黒龍「イナーャシ!」ボ


猪は綺麗に焼けた


ブルマ娘「後は私が調理をしよう」

下1>>コンマで猪料理の美味しさ

1~25...まじゅい

26~50...普通

51~75...旨い

75~99...すごい旨い

00...???

犬耳少女「...」モグモグ

ブルマ娘「どーよ」

犬耳少女「ふt...暖かみがあります...」

ブルマ娘「そう?嬉しいねぇ」

ブルマ娘「ご飯食べたら寝るよ」

犬耳少女「はい」

~翌日~

ブルマ娘「さて、町に出なければ」

犬耳少女「私も、ですか?」

ブルマ娘「...ん、その方がいいかな」

ブルマ娘「服装はそのまんまでも良い。ちょっとくらい汚れてる方が同情を買える」

~美術店~

ブルマ娘「この絵、いくらで買い取ってくれます?」

ブルマ娘(正直価値があるようには思えないけど)


『子供の落書きのような絵』を提示する


美術商「ん~?これは...」


美術商は顎に手を当てながら値踏みしている

下1>>絵の値段

美術商「...!」

美術商「こいつは凄い!金では買えないレベルだ...」

美術商「こいつを譲ってくれ!手持ちの金は全てやる!」ガサーッ


美術商は勢い良くアタッシュケースを地面にスライディングさせて渡す


ブルマ娘「えっ、ええ!?」

三代幽霊(おそらくあれは理解してはならない絵)

三代幽霊(私達に絵を見る目がある者がいなくて良かった)

三代幽霊(彼が黒魔術の境地に踏み込む前にここを去るべきです)

三代幽霊(どうせ喰われますよ。自滅します)

ブルマ娘「うーん、重いぞこのアタッシュケース」

犬耳少女「どのくらい入っているのでしょう?」

ブルマ娘「開けたいけど人前で開けたらヤバい量入っていると思うんだよね」

ブルマ娘「そうだ!」

ブルマ娘「トイレの個室で見よう!」


ブルマ娘は公衆トイレを指差す

嬉しそうに騒ぎながら公衆トイレを指差すブルマ姿の女性という凄まじい状況だ

~公衆トイレ・個室~

ブルマ娘「ご開帳」ガパ


中には、たくさんの札束が


犬耳少女「!?」

犬耳少女「これがあれば...半年は暮らせますね...」

ブルマ娘「うん、逆にコメントしづらい。じゃあ装備でも買いに行こう」

~装備とかの店~

ブルマ娘「私 だ !」

店長「いらっしゃいませ」

店長(誰だこいつ)

ブルマ娘「この店で一番すごい鎧と剣を持って来てくれ」

店長「承りました。少々お待ち下さい」

下1>>どんな鎧?
下2>>どんな剣?

店長「こちらが鎧です」


どす黒い鎧を持って来たようだ。まるで血の中に血を混ぜたようなどす黒さだ


店長「こちらは火炎魔法に耐性のある鎧となっております」

ブルマ娘「いいね」

店長「そして、こちらが剣です」


懐から剣を取り出した


ブルマ娘「普通の剣に見えるよ?」

店長「ええ、これは自身が傷付く程切れ味が増します」

ブルマ娘「面白いね」

ブルマ娘「これらを買おうじゃないか」


お金は四分の一溶けた


ブルマ娘(思ったより安いな...)

犬耳少女「物騒です...」

~酒場~

ブルマ娘「おいっす」ガチャ


店内は静かだ。マスターはそこに居るが、マスターもまた静かな雰囲気

まるでマスターが静寂の発生源のようとすら思えてくる


マスター(...なんだこの女?)

マスター(ふむ、戦いの心得はありそうだ。鎧も剣もかなり良い)

マスター(しかし、何故ブルマなのだろうか)

ブルマ娘「マスター?」

ブルマ娘「この少女を引き取ってくれそうな人とか知らない?」

犬耳少女「...」

マスター「ほう、獣人の類か」

マスター「そうだな...ここは一応依頼を斡旋する場所でもある」

マスター「書類を漁ってみるか」ガサガサ


マスターは棚をかき回し、幾つもの紙を退けつつ整理がてら探しているように見える

下1>>犬耳少女を引き取ってくれる人はいるか
(いるならその引き取り手についての情報も)

マスター「ふむ」

マスター「豪商が引き取ってくれるそうだ」

ブルマ娘「...ソイツは、信頼できるのか?」

マスター「久しく会っていないが、旧友だ」

マスター「まぁ、奴のほうが俺より大分若いがな...」

ブルマ娘「いいだろう」

ブルマ娘「すまないな、犬耳少女。私はお前に死なれたくないんだ」

ブルマ娘「...さらに言うなら私が死に行く姿も見せたくない」

ブルマ娘「勝手に拾った手前酷い事を言っていると思うが、許して欲しい」

犬耳少女「...うん」コクリ

ブルマ娘「良い子だ。では、この娘を任せた」

ブルマ娘「しかし、最悪ここが最後の寄り道になるかも知れない」

ブルマ娘「いまの内に色々しておくのが理想かな」

ブルマ娘「金はあるしね」

下1>>行動
1,そのまま酒場で仲間を探す
2,裏路地散策
3,何もしない

町中で、ふとブルマ娘は思い立つ

確かに町並みは整えられているが、裏路地はいかがな物か

...そう思うと急に興味が湧いてくる。面白い物が見つかるかも知れない


ブルマ娘「...こういう所は大概繋がっているし、入り口はどこでもいいか」


ブルマ娘は裏路地へと消えていった

暫く歩くと、一際目を引く店が

いや、店なのだろうか。のぼりや看板の類も無い

しかし、不思議な魅力を感じる


ブルマ娘「掘り出し物があるといいな」ギィ


異様なまでに真新しい戸を開く

下1>>何の店?(店じゃなくても良)

~占いの店~


入ると、そこが占いの店であると分かった

よく見るとタロットカードや水晶が置いてあるからだ

何より空気がそうだった。占いの店だと分からない人間をも『分からせる』くらいには


ブルマ娘「こんにちは」

占い師「...んん、客か」クンクン

占い師「何処かで会ったかな...」

ブルマ娘「?」

占い師「匂いじゃあないけど気配かな」

二代幽霊(...!まさか!!)

二代幽霊(こいつは僕が全く歯が立たない程強い奴だ!)

二代幽霊(そしてこいつは幽霊になった僕の気配をも感じ取れる)

二代幽霊(総合的に考えて逆らったり危害を加えると殺されると思う)

ブルマ娘「そう」

ブルマ娘「それはそうとして」

ブルマ娘「占って欲しいのだけれど」

占い師「...いいけど、水晶盗らないでよ?」

ブルマ娘「...?はぁ、盗らないが」

占い師「じゃあ今から貴女がこのままの未来で辿る運命を一部水晶玉に映す」

占い師「いわゆるX-DAYって奴が見えると良いね」

占い師「余命はあればあるだけ良いんじゃないかな。少なくとも貴女にとっては...ね」


占い師はそう言うと水晶玉に力を込めたように見える

すると淡い光を放つ

下1>>水晶玉に視えたもの

占い師「ううむ」

占い師「見てみろ」

ブルマ娘「どれどれ?」


剣を持ったブルマ娘が大鬼のような怪獣を一刀両断している姿が映っている


ブルマ娘「...こいつは」

占い師「魔王かどうかは分からないが、強大な敵だろうな」

その後、ブルマ娘は占いの店から出た

暫く物思いに耽りながら歩き回った

あまりに集中していたのだろう。今の時間が夜だと教えたのは冷たい夜風だった


ブルマ娘「宿を取りたいな」

ブルマ娘(積雪シーズンではないにしろ雪国だし、宿を取って寝れるなら寝たい)


昨晩は狩りで高揚していたのだと自己分析する

~宿~

空気が乾燥しているため、軽く咳払いして言う


ブルマ娘「宿に泊まりたいのですが」

宿の主人「...うーん、来るのが遅すぎたな」

ブルマ娘「そうですか」シュン

宿の主人「おおっと、少し待ちな。今から一緒に泊まってもいいって奴を電話で探す」

宿の主人「宿代も割り勘にしておいてやる」

主人が電話を掛けている間暇なので周りを見渡す

そこそこ広いこの部屋。さらに暖房器具がある事から上等な宿だと分かる

何よりこの宿が割り勘だと言うのが最も評価できる点だ


宿の主人「一人だけokを貰った」

ブルマ娘「有り難うこざいます」

宿の主人「あぁ、部屋の予備の鍵があって良かった。この鍵を持っていけ」チャリ

ブルマ娘「はい」

下1>>一緒に泊まる相手

~宿・部屋~

ブルマ娘「お邪魔しまーす...」ガチャ

女性「あっ、あはい!どうぞごゆっくり!」


なんだか、オドオドし過ぎている。異様だ

こんなにビビってる人間が部屋に入れてくれるだろうか?


ブルマ娘(何だか怪しいな)

ブルマ娘「...」

女性「...」

ブルマ娘「...」


静寂が部屋を包み込む

時計は無いが、あれば煩いだろうなと考える


ブルマ娘「ふぅーっ」

女性「!」ビクッ

ブルマ娘「ねぇ」

女性「は...ぃ」

ブルマ娘「一緒に泊めてくれて嬉しいと思ってる」

ブルマ娘「でも、なんでそんなに緊張してるの?」

ブルマ娘「無理のない範囲で教えてくれる?」

ブルマ娘(場合によっては能力使って無理矢理聞き出すけどね)

女性「分かりました...」


頷いたのか俯いたのか分からない

下1>>女性がオドオドしている理由

女性「実は私、魔王城から逃げて来たんです」

ブルマ娘「...え?」

女性「だから、追手が来てないか心配で...」

ブルマ娘「じゃあなんで私を同じ部屋に?」

女性「困ってる人がいるかも知れないからです」

女性「なんて言えたら格好いいんでしょうけど、本当はお金がないからです」

ブルマ娘「では、どのルートで魔王城から逃げて来たのか分かる?」ペラ


地図を取り出して見せる

すると、魔王城から湖を通ってやってきた様だった

何でも、湖周辺は特に寒く常時湖には氷が張っているらしい


女性「お役に立てましたか?」

ブルマ娘「勿論ですよ」


その日はもう寝ることにした

~翌日~

女性の事情もあり、足早に宿を出ることにした

ブルマ娘は町外れで黒龍に乗った


ブルマ娘「変な奴を見落とすなよーっ」


湖経由で魔王城に向かい追手も倒そうという算段だ

~湖~

ブルマ娘「っ、なんかいる!」


黒龍は降下する

そこには、例の大鬼のような怪物が


怪物「...ヌ?」

怪物「なんだ貴様ら?」

ブルマ娘「私は貴様を倒さなければならぬ者」

怪物「勇者か、よかろう...」

ブルマ娘「食らえっ!!」


剣を構えて突撃する


怪物「そう慌てるなっ!!」ブオン


腕を一振りし、ブルマ娘を吹き飛ばして距離を取る

怪物「氷龍よ!」


怪物が叫ぶと猛烈な吹雪が一点に吹き、中から氷龍が出てくる

冷気が開放されていることから、湖周辺の寒さの正体はこの龍であると分かる

怪物は重々しく氷龍に乗る


ブルマ娘「黒龍!!」


ブルマ娘も黒龍に乗る

両者の龍は低空に浮かび攻撃を始める

氷龍は吹雪で闘いやすいフィールドを作りつつ氷弾で攻撃している

狙いは正確で、黒龍の頭に飛んでくる

黒龍も全て捌ききるのは難しいのでブルマ娘も協力して氷弾を弾く


ブルマ娘(くっ...このままでは勝てない)

ブルマ娘「そうだ」


ブルマ娘は良いことを思い付いた様で、黒龍に指令を出している

怪物「...墜落したか?」


すると、吹雪の中から頭部にブルマ娘の跨がった黒龍が


怪物「なっ!?」

ブルマ娘「その体、パワーはあるが鈍いんだよ!」


黒龍の勢いそのままに怪物に突っ込む

剣の効果と上乗せされた一撃が怪物を一刀両断にした

しかし、低空とは言え空中にブルマ娘は放り出されてしまった


ブルマ娘「うわあああっ!これ落ちるじゃん!私のバカ!!」


だがそこを掬い上げたのは、氷龍だった

氷龍と黒龍は降り立ち、凍った湖にブルマ娘を振り落とす


ブルマ娘「ふおっ」ゴシャ

なんと、その場に強い光が放たれ___

神が降りて来た


神「あれ!?魔王死んじゃった!?早くないすか!?」

ブルマ娘「...は?」


昨日も同じ事を言った気がするがこっちは本当に理解出来ない


黒龍「ェェェェェェェル!!」ゴオッ


今度は黒龍から光が放たれる

次の瞬間、黒龍は魔人のような姿になっていた


黒龍?「やっと終わったな」

氷龍?「そうですね」


いつの間にか、氷龍までもが魔人のような姿になっていた


神「!?」

黒龍?「では改めて自己紹介させて貰おうか」

黒龍?「俺が新魔王だ」

新魔王「そしてこいつが」

氷龍?「側近を務めさせて戴く妹です」

神「...成る程。道理でな」

新魔王「どうせ新たな魔王を殺すために送り込んだんだろその勇者」

新魔王「だが俺は先代のような政治はしない。先代は部下に裏切られて独りでここで死んだのだ」

神「じゃあいいや、こっちも下手に危害は加えないよ」

ブルマ娘「...」ギロッ


憎しみの籠った目で神を睨み付けている

神「はいはい、生き返らせてやれば良いんだろう?」

神「debugmode:remodeling」


死んだ勇者が甦る


初代「おわっ!」

二代「へ?」

三代「ラッキー...」

神「仕事終わったし引きこもらせてくれ」


また光を放ち、消えてしまった


妹「...やれやれ、勝手な神ですね」

新魔王「なぁそこのお前ら」

ブルマ娘「...四代名乗ろう」

初代「なんすか」

新魔王「お前ら四人居るし四天王やらね?」


一同「分かった!!」


END

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