【艦これ】提督「私と艦娘が険悪な関係だと?」 二隻目【安価・コンマ】 (887)

安価・コンマスレになります。
艦娘と提督の相性や好感度をコンマで決めていく&既出の艦娘のSSらしきものを書いていくスレです。
50を平均として01に近いほど相性が悪く、100に近いほど相性がよくなります。(00は100扱いとします)
また提督or艦娘の相性度が10以下or90以上の場合は現在の好感度コンマを行います。

阿武隈 ↓コンマ以下が8 感情度8 
提督  ↓↓コンマ以下が72 感情度72 

↓阿武隈の感情度度が10以下なので再度、好感度コンマ 

阿武隈 ↓コンマ以下が92 好感度92 
提督   ↓↓コンマ以下が00 好感度100 

どうやって提督への第一印象最悪の阿武隈を提督が攻略したかのエピソード。 

こんなふうに進めていきます。 

【注意】
当スレはいちじるしいキャラ崩壊を含みます! またオリジナルキャラクターが登場いたします。
また感想やスレの予測など雑談などもOKです。
以上、ご了承いただければ幸いです。


↓1スレ目 【コンマ】提督「私と艦娘が険悪な関係だと?」
【コンマ】提督「私と艦娘が険悪な関係だと?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509205803/#footer)




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1512049445


一応のコンマ目安表


【感情度目安】 

01~10→顔も見たくない 
11~20→できればもうあいたくない 
21~30→この人にはついていけそうにないorこの人、大丈夫か? 
31~40→苦手なタイプ 
41~60→普通 
61~70→いい人そう 
71~80→また会いたい 
81~90→尊敬できそうな人 
91~100→これからもずっと一緒にいたい 


【好感度目安】 

01~10→大嫌い 
11~21→嫌い 
21~40→苦手 
41~60→普通 
61~75→仲良し 
75~85→好き 
86~100→大好き 


【提督の今ままでの軌跡】

提督から大淀への感情度:03 提督から大淀への好感度:19 
大淀から提督への感情度:20 大淀から提督への好感度:09 

提督から明石の感情度:61 
明石から提督の感情度:85 

提督から金剛への感情度:04 提督から金剛への好感度:32 
金剛から提督への感情度:03 金剛から提督への好感度:21 

提督から比叡への感情度:20 
比叡から提督への感情度:83 

提督から榛名への感情度:46 
榛名から提督への感情度:24 

提督から霧島への感情度:62  提督から霧島への好感度:72 
霧島から提督への感情度:01  霧島から提督への好感度:88 

(榛名から霧島への感情度:92  榛名から霧島への好感度:21) 
(霧島から榛名への感情度:45  霧島から榛名への好感度:98) 

提督から飛龍への感情度:77 
飛龍から提督への感情度:46 

提督から蒼龍への感情度:73 提督から蒼龍への好感度:83 
蒼龍から提督への感情度:08 蒼龍から提督への好感度:89 

(飛龍から蒼龍への感情度:72) 
(蒼龍から飛龍への感情度:65) 

提督から霞への感情度:56 
霞から提督への感情度:88 

提督から満潮への感情度:100 提督から満潮への好感度:18 
満潮から提督への感情度:62 満潮から提督への好感度:02 

提督から曙への感情度:6 提督から曙への好感度:97 
曙から提督への感情度:10 曙から提督への好感度:83 

提督から赤城への感情度:3 提督から赤城への好感度:39 
赤城から提督への感情度:60 赤城から提督への好感度:94 

提督から加賀への感情度:32 
加賀から提督への感情度:13 

(赤城から加賀への感情度:38 赤城から加賀への好感度:13) 
(加賀から赤城への感情度:4  加賀から赤城への好感度:76) 

提督から潮への感情度:27 
潮から提督への感情度:87 

提督から羽黒への感情度:85 提督から羽黒への好感度:47 
羽黒から提督への感情度:09 羽黒から提督への好感度:57 

提督から弥生への感情度:91 提督から弥生への好感度:83 
弥生から提督への感情度:43 弥生から提督への好感度:67 

提督から伊58への感情度:51 
伊58から提督への感情度:44 

提督から不知火への感情度:74 
不知火から提督への感情度:75 

提督からグラーフへの感情度:92 提督からグラーフへの好感度:95 
グラーフから提督への感情度:53 グラーフから提督への好感度:20 

提督から長門への感情度:55 
長門から提督への感情度:51 

提督から神通への感情度:55 
神通から提督への感情度:87 

提督からビスマルクへの感情度:21 
ビスマルクから提督への感情度:79 

提督から朝潮への感情度:25 
朝潮から提督への感情度;42 

提督から由良への感情度:44 
由良から提督への感情度:60 


提督からあきつ丸への感情度:01 提督からあきつ丸への好感度:58 
あきつ丸から提督への感情度:10 あきつ丸から提督への好感度:37 

提督から木曽への感情度:99 提督から木曽への好感度:100 
木曽から提督への感情度:60 木曽から提督への好感度:34 

提督から球磨への感情度:64 
球磨から提督への感情度:25 

提督から大井への感情度:77 
大井から提督への感情度:30 

提督から北上への感情度:38 
北上から提督への感情度:41 

大井から北上への感情度:12 
北上から大井への感情度:49 

提督から瑞鶴への感情度:28 
瑞鶴から提督への感情度:78 

提督から翔鶴への感情度:75 
翔鶴から提督への感情度:84 

瑞鶴から翔鶴への感情度:09 瑞鶴から翔鶴への好感度:42 
翔鶴から瑞鶴への感情度:31 翔鶴から瑞鶴への好感度:59 

加賀から瑞鶴への感情度:26 
瑞鶴から加賀への感情度:68 

加賀から翔鶴への感情度:15 
翔鶴から加賀への感情度:84 

提督から五十鈴への感情度:73  提督から五十鈴への好感度:13 
五十鈴から提督への感情度:100 五十鈴から提督への好感度:11 

提督から鳳翔への感情度:59 
鳳翔から提督への感情度:24 

以上、33隻が既出になります。


現在、新規の艦娘選択によるコンマか既出の艦娘を使ったお話かの2択を安価で決めています。
既出の子のお話は以下のとおりになります。
()内がメインのキャラと話の時間軸指定になります。【】内がそのお話の開放条件です。 

安価で新規の艦娘をとる場合は名前を入れてください、既出のお話には番号もしくはタイトル名で対応します。艦娘の指定が複数or意図が読み取れない場合は下にずれますので御了承ください。

 おしながき

1、比叡と提督とうなぎのゼリー寄せ(比叡、金剛) 
2、弥生の提督語教室(弥生、神通) 
3、赤城日記(赤城) 
4、曙ほのぼの(曙) 
5、潮奮闘記(曙) 
6、羽黒翔ぶ(羽黒・過去含む) 
7、提督~追想の刻・独逸編~(提督、グラーフ・過去) 
8、あきつ丸VS提督(あきつ丸) 
9、対潜哨戒部隊記録(朝潮、由良、五十鈴) 
10、加賀の鎮守府ぶらり旅(加賀) 
11、霞の不覚(霞・過去) 
12、霧島と榛名と提督と(霧島、榛名) 
13、懺悔(蒼龍) 
14、我らの手に栄光を(飛龍) 
15、誰がために幸運の鶴は翔ぶ(五航戦) 
16、五十鈴のなく頃に(五十鈴・過去)←NEW
その他、新艦好感度コンマ(記名) 

【未開放】 
ドイツ組と観劇(ドイツ艦)【プリンツ・呂500の感情度コンマで開放】 
潜水艦呼称争議【伊19・伊164・伊8・伊401の感情度コンマで開放】 
初期艦はなんでもしってる【叢雲の感情度コンマで開放】 
提督改修工廠【暁型の感情度コンマで開放】 
特務艦【間宮の感情度コンマで開放】 
冷戦【多摩の感情度コンマで開放】 
二航戦の憂鬱【雲龍型・大鳳の感情度コンマで開放】 
第八駆逐隊、出撃!【大潮・荒潮の感情度コンマで開放】 
降涙恋慕【二部完結で開放】←NEW


当スレは好感度コンマスレなのですが大きなストーリーの終了条件をコンマが満たすと今までのコンマの総決算というべき中編フェイズに突入します。現状、第2部を進行中です。
第2部は艦娘がかわいい派閥争いをしています。よって二部のみに適用されるコンマの特殊ルールがありますので御了承ください。
『艦娘から提督への感情度』コンマで空母系・戦艦系以外の艦娘は以下のように派閥が決まります。 

01~10→空母派 
11~20→戦艦派 
21~30→空母派 
31~40→戦艦派 
41~100→中立 

オリジナルキャラクター紹介

提督
鎮守府司令長官。階級は中将。堅物、海の乃木さん。特技は手品と声真似。モデルは石原莞爾・東条英機などいろんな人の悪い所を凝縮した結果。

少将
提督の同期。仕官学校次席。最終階級は少将。艦娘思いのやさしい人物であったが、自信過剰が仇となり第1部最終編『サーモン海域の戦い』で敵の魚雷攻撃を受け、戦死。

以上、テンプレートでした。
皆様のおかげ2スレ目突入。これからもご協力いただければ幸いです。皆で作ろう愉しい鎮守府。

とりあえず、萩風の感情度いきます。

提督から萩風への感情度 ↓コンマ以下
萩風から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

さっそく暗雲立ち込めてるんですが、それは
本当にこの提督大丈夫なんか……

萩風からの感情度コンマが10以下です。好感度コンマとります。

提督から萩風への好感度 ↓コンマ以下
萩風から提督への好感度 ↓↓コンマ以下

持ち直しただと……

提督から萩風への感情度:35 提督から萩風への好感度:45
萩風から提督への感情度:07 萩風から提督への好感度:77


続いて安価に移ります。
既出の子の話は番号ORタイトル名で、新規艦娘は名前でどうぞ。

↓ 明日採用
↓↓ 明後日採用

早すぎて草生えますよ
とりあえず、明日は萩風、アクィラ、雲龍やります。
明後日は隼鷹・対馬やね。

明日はたいした仕事ないし、明後日が休みなので多分、3人出来るはず……
明日の最後の更新でも安価とりますので、その際もご協力いただければ幸いです。


書き忘れましたが、

萩風→空母派

やばいよ、やばいよ……


3隻消化は一ネタ考えておかないと無理そうなので変則的になって申し訳ないのですが残り2隻の感情度コンマも取らせてください。

提督から雲龍への感情度 ↓コンマ以下
雲龍から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

提督からアクィラへの感情度 ↓コンマ以下
アクィラから提督への感情度 ↓↓コンマ以下

雲龍、持ち直すかね……

提督から雲龍への感情度コンマが10以下です。好感度コンマに移ります。

提督から雲龍への好感度 ↓コンマ以下
雲龍から提督への好感度 ↓↓コンマ以下

ここにきてついに空母も一枚岩ではなくなってきて草。先輩たちとられたのが気に食わんのか……てか、提督も雲龍嫌いスギィ!
雲龍可愛いやろ! 皆さんも5-4でいつもお世話になってるやろ?

提督から雲龍への感情度:10 提督から雲龍への好感度:18
雲龍から提督への感情度:33 雲龍から提督への好感度:08

提督からアクィラへの感情度:65
アクィラから提督への感情度:80

とりあえず、今日はここまでです。おやすみなさい。

最後になりましたが1スレ目の埋めネタはぽつぽつとやっていきます。

仕事終わったでー
今から帰るので萩風編は16時半ぐらいから始めます

――16:00――

 鎮守府 中庭

提督「……腹が減ったな」グー

弥生「……なにしてるん……です……?」

提督「弥生か……なんでもない」

弥生「お腹……すいてるの?」

提督「む。余計なことは気にするな」

弥生「萩風と……潮がクッキーやいたんだって……一緒に、ね?」

提督「む……そうか」

弥生「良かった……です」


 鎮守府 食堂

弥生「つれて来たよ……」

萩風「あ! 指令、お待ちしてました」

提督「待っていた? おい、どういうことだ」

弥生「呼んできてって……萩風が」

潮「あ、あの、お休みだってきいたから、ご迷惑だったでしょうか?」

提督「別段」

弥生「暇だったから……よんでくれて嬉しいって」

提督「嬉しいとまではいってない! しかし、萩風が私を呼ぶのは意外だったな」

萩風「そうでしょうか?」

提督「お前は私のことを露骨に避けていたからな、さすがにわかる」

萩風「ええ? 私、司令のこと嫌いじゃないですよ?」

提督「世辞はいい」

萩風「うーん……あ、確かに提督の初印象は最悪でしたねぇ」

提督「それ見たことか。ここ数日で私という人間が艦娘にどう思われているのかはよく分かった。もう弥生に全て連絡させたいくらいだ」

弥生「それは……だめ。……司令官も悪いところ……なおさないと駄目……です」

提督「いい所もあるだろ! 自分で言うのなんだが、私ほどまじめに勤務している鎮守府司令長官など稀だぞ! それをどいつもこいつも好き勝手いいおってからに! そこまで言うなら自分で鎮守府司令長官をやってみればいい! 一年も持ったら私はそいつの指揮下で回天だろうが、桜花だろうが乗ってやる!」

潮「あ、あう……た、確かに提督はお仕事がんばってます……私たちはちゃんと分かってますから」

萩風「そうそう。その労いでクッキー焼いたんですから、そんなに怒らないでください」

弥生「んー……怒ってない……拗ねてるだけ……」

提督「拗ねてない! 帝国軍人たるものそんな子供のように――ふがっ!」

萩風「はぁーい、そんなことよりも萩風特性の健康クッキーちゃんと食べてくださいねー」

提督「ゲホ、ゲホ! い、いきなり口の中に放り込むな! サクサク む……美味いな」

萩風「よかったぁ。結構、自信作だったんですけどそういってもらえて嬉しいです。やりましたね、潮さん」

潮「うん!」

提督「……しかし、なんだこのまとまりのない組み合わせは」サクサク

萩風「うふふ、内緒ですよ」

提督「そうか……」サクサク

弥生「バター入れちゃ駄目なんだって……珍しい……です」

提督「ほう」

萩風「バター入れるとと塩分も糖分も増えちゃいますからね。提督、高血圧の気があるでしょ? 普段から気をつけないと駄目ですよ?」

提督「この職を辞めん限りは血圧は落ちそうにない。それにさっさとくたばって後任が来たほうが喜ぶ奴も多いだろ。ふん」

弥生「本格的に……拗ねてる……どうしたんです……か?」

提督「はぁ……ちょっとな、嫌なことが続いた」

萩風「嫌なことってなにがあったんです?」

提督「お前らに言っても仕方ないだろ。……すまんな、あたるようなことを言ってしまった」

弥生「珍しい……素直……です」

潮「あ、確かに……」

萩風「明日は嵐になるかもしれませんね」

提督「……いつも私は素直な正直者だ」

萩風「それはちょっと……擁護できないかなって思います」

潮「……」


提督「ま、まぁ、いい」サクサク

弥生「流石に……食べすぎ……です。お土産の分も……たべちゃう」

萩風「ええ、それぐらいにして残りはまたおなか減ったときにでも食べてください」

提督「む……潮、お前もそう思うか?」

潮「え、えっと……」

提督「大丈夫だ、大丈夫。曙と一緒にいるお前なら私が普段からどれだけ食べるかはよく分かっているだろ?」

潮「それはそうですけど……そ、そうだ! 私、紅茶入れてきますからお茶しながら食べましょう?」

萩風「えぇ……とめたほうがいいですよ。これで指令にお土産渡したら私たちの分、なくなっちゃいますし……」

提督「ま、まぁ、いいではないか。ちょうど、腹が減っていたのだ」

萩風「お昼食べなかったんですか? 駄目ですよ、ちゃんと食べないと」

提督「……食べた」

萩風「えぇ……」

弥生「司令官は……いつもこんな感じ……机の引き出しに隠してる間食……こっそり食べてる」

提督「な、なぜ、それを知っている1?」

弥生「卯月が……あ、いえ、なんでもない……です」

提督「卯月か! この間、どうも減りが早いと思って自粛したら奴の仕業か! 許せん! ひどい裏切りだ!」

萩風「はいはい、落ち着いてくださいね。逆に考えれば食べ過ぎなくて良かったじゃないですか」

提督「ぐぅ……しかしだな――」

萩風「はぁ……それじゃあ、クッキーもっと食べていいですから」

提督「むむむ……上官をもので釣ろうなど考えが甘――ふがが!」

萩風「はい、もう食べたから言いっこなしですよ」

提督「――だから、いきなり突っ込むのはやめろ! 窒息するかと思った!」

潮「え、えっとお茶いれて来ました。あ、あの、なにかあったんですか?」

提督「はぁ……もういい。全く」サクサク

弥生「美味しいクッキー食べれて……うれしいって……いって……ます」

提督「だから、言ってない!」

萩風「ふふ……」



 XX15年 1月
 鎮守府 執務室

萩風「陽炎型駆逐艦、十七番艦、萩風、参りました」

提督「ご苦労だっ――おい! 大淀、この資料はなんだ!」

大淀「え? な、なにか不備でもありましたか?」

提督「不備どころの騒ぎはない! お前の頭の中には何が入ってる! べラ湾でなく、バニラ湾だと何度言わせる!」

大淀「あー……すみません」

提督「まじめに勤務に取り組んでいないから、こんなミスをするんだ!」

大淀「いえ、しかし、昨日も川内さんが――」

提督「あいつが騒いで休めなかったのは私も同じだ! 言い訳にもならん!」

大淀「それなら注意してくださいよ……。もう本当に眠くって……」

提督「馬鹿につける薬はない! いいから黙って訂正作業に移れ!」

大淀「はぁ……」

萩風「……」

提督「なにを見ている、さっさと下がれ! 大規模作戦のあとはいつでもそうだ、正体もなく騒ぎおってからに。ああ、まったくこっちの苦労も考えてほしいものだ」ブツブツ

萩風「……はい、失礼します」

提督「ああ、ご苦労だったな」



 XX15年 1月
 鎮守府 水雷戦隊練兵場

川内「おぉ! 萩風、会いたかったよ! 可愛くなちゃって!」ダキッ!

萩風「わ、わ、わ……!」

神通「はぁ……姉さん、それぐらいで。萩風も困っています」

那珂「川内ちゃん、バニラ湾の輸送成功させてから随分とテンション高いよねぇ」

川内「いいじゃん、べつにぃ。前は夜戦でまけたところを完全勝利だよ!? そりゃあ、テンションもあがるでしょ!」

神通「まぁ、言いたいことは分かりますが……」

那珂「だけどさぁ、夜騒ぎ過ぎだよ」

川内「べー、だ。提督も好きにしろって言ったもんねー」

神通「提督にまでご迷惑おかけしたんですか……」

川内「別に迷惑なんかかけてないし。弥生に翻訳頼んだから間違いないよ」

神通「なら良いんですが、もうちょっと回りのことを考えてください」

那珂「神通ちゃん的にそんなんでいいんだ……」

萩風「あ、あの、司令官ってすごい怖い方だと思ったんですが、そんなことして大丈夫なんですか?」

川内「うーん、まぁ、弥生、連れてけばなんとでもなるよ」

萩風「えぇ……あの見た目で弥生さんみたいな小さい子が好みなんですか……それはちょっと」

神通「姉さん、語弊をまねくような言い方はやめて下さい! 提督が性犯罪者みたいじゃないですか!」

那珂「うーん……でも、弥生ちゃんの翻訳って結構、タイムラグあるから不便なんだよね。普通に話してくれればそれで済むのにさぁ」

神通「うっ……そ、それはそうだけど」

萩風「?」

川内「ああ、ごめんね。提督は怖いって言うか奇人変人の部類だよね。あんまり気にしないほうがいいよ」

萩風「あ、あのそれよりも弥生さんのお話なんですけど……」

那珂「ああ、提督、普段から言い回しがキツイ……あ、いや、微妙なんだよね。だから弥生ちゃん連れて行って本当はなに言ってるのか翻訳してもらうの」

萩風「それって指揮官としてどうなんですか?」

川内「問題だよねー」

神通「姉さん!」

川内「はーい」

神通「ああ見えて悪い人ではないの。だから少しだけでも提督のことを自分の目で見てから判断してあげて? ね?」ギリギリ

萩風「い、痛いです……肩が……」

神通「あ、ごめんなさい」

萩風「い、いえ、分かりました。萩風も提督のことをしっかりと自分で見てからどういう風に接していくか考えます……」

神通「ええ、ええ、それがいいですよ。百聞は一見に如かずといいますし、なにごとも自信で確かめなければいけないのです」

萩風「はい……」

那珂「あー! その顔はあいたくないなぁって顔だ」

神通「……」

萩風「そ、そんなことは……」


萩風編 艦

ひとまず、荻風編 艦です。
雲龍編は投稿する際も、一回、ageて報告します。

誤字だとわかっちゃいるが『萩風特性の健康クッキー』が気になって気になって仕方ないww
萩風の味がしたりするのだろうか…(ゴクリンコ

雲龍編ですが23:30から更新していきます。

>>60
仰るとおり誤字やね……
しかし、その発想力が羨ましいやで。萩風の味ってすっごい甘美な響き……



――16:00――

 鎮守府 航空母艦練兵場

飛龍「ああ! もうなんどいったら分かるのよ!」

雲龍「すみません……」

飛龍「やる気無いなら海の底にでも帰ればいいじゃない! 誰も止めないわよ!」

加賀「ま、まぁまぁ、そこまで怒ることも――」

飛龍「なんですか!? 加賀さんはいつまで五航戦を遊ばせておくんです! そろそろ訓練に移ったらどうです!」

加賀「あ、いや……準備運動は大事だから」

飛龍「ふん! 準備運動で1時間もつぶすってどういう計画で訓練してるんですか? それで提督から指示のあった練度まで五航戦を鍛えられるんですか?」

加賀「……私に文句があるのならばそれなりの戦果を示しなさい。この間も金剛型なんかにMVPとられるとはあなたたち二航戦も鍛えなおす必要があるんじゃないの?」

飛龍「な!?」

加賀「確かに訓練は大事だけど。あなたは焦りすぎなのよ。自分が支援艦隊にいることが多いからって、後輩にその苛立ちをぶつけてるだけじゃないの?」

飛龍「そ、そんなことはありません。加賀さんといえどもそれ以上は許せませんよ!」

加賀「どう許さないのかしら? ひょっとして実力行使でもする気かしら? もしそうならばお笑いね」

飛龍「ぐっ……やってみなければ――!!」

雲龍「……あ、あの私の努力が足りませんでした。申し訳ありません」

加賀「本気で言ってるの?」

雲龍「はい」

飛龍「……見苦しいところを見せたわね。訓練に戻るわよ」

加賀「飛龍、最後に言っておきますが、急がば高火ということは肝に銘じておきなさい」

飛龍「……はい。雲龍、あんたもいつまでこっち見てるの! もう一度、発着艦いくわよ!」

加賀「まったく――」

瑞鶴「ほえー」

加賀「……何? 不気味な声を間抜け面で出だないでもらえるかしら」

瑞鶴「酷い! いわれた準備運動が終わったから呼びにきたんです!」

加賀「今度は騒々しいわね……もうちょっと赤城さんの様に物静かになれないのかしら……」

翔鶴「あはは……」

加賀「何を笑っているのかしら? もし馬鹿にしてるのなら水底にたたき返すわよ?」

翔鶴「そ、そんなつもりは――」

加賀「冗談に決まっているじゃない。なにを本気にしているのかしら? はぁ……これだから五航戦はいやなのよ」

翔鶴「……」

加賀「さて、やっと静かになりましたね。えっと……そ、それでは私たちも発着艦……うん、発着艦の練習に移ります。とりあえず、あれで息を上げなくなったのはほめておきましょう」

瑞鶴「やった!」

瑞鶴「ふふ……」

雲龍「……」




――18:00――

鎮守府 空母練兵場

飛龍「ふぅ……お疲れ様。大分、様になってきたわね。この調子なら私も赤城さんや提督になにか言われないですみそうだわ」

雲龍「ありがとうございます」

飛龍「うんうん、瑞鶴と違って雲龍は素直でいい子ね」

雲龍「……」

飛龍「いい? あなたも自分で工夫してみたいと思うかもしれないけど、今は私の言うとおりにしておきなさい。たとえ私の指導が間違っていても決して的外れではないの。事実、私はそれでここまでやってきたわけだから」

雲龍「はい」

飛龍「それじゃあ、今日も早く休みなさいよ。えっと、このあとはどうしようかな? 最近は蒼龍、忙しそうだし軽空母のほうにでもいってみようかなぁ……あ! 提督、お疲れ様です!」ビシッ!

提督「ああ、飛龍、訓練ご苦労だったな。今日は非番だからあまり硬くならなくていい」

飛龍「へぇ! 羨ましいなぁ、せっかくだから夕食おごってくださいよ」

提督「別にそれは構わんが……店に来ないように言われたので鳳翔のところにはいけんぞ」

飛龍「えぇ……な、なにやらかしたんですか? 鳳翔さんがそれってよっぽどですよ?」

提督「い、色々な。そう色々あったのだ……たまに蒼龍に料理を取りにいかせていたのだが、残念だ」

飛龍「またそうやって蒼龍をこき使って……そのうち、あの子も堪忍袋の緒が切れますよ?」

提督「む。善処しよう」

雲龍「……ちっ」



 XX14年 9月

 鎮守府 執務室

雲龍「雲龍型航空母艦、雲龍着任いたしました。機動部隊の中核となるべく奮励努力します」

提督「大本営より話は聞いている。今後の活躍に期待している」

赤城「提督、空母寮はさきの敵部隊の来襲で一部、損壊を受けているので空き部屋がありませんが、いかがするおつもりですか?」

提督「ぐぅ! 思い出しただけであばらが痛んできた! 赤城、さきほど言ったがお前からも蒼龍にはよくよく言っておけ、一歩間違えれば肺に刺さっていた可能性もあるんだ! 戦場で死ぬならともかく部下に殴られて死亡など間抜けすぎてお話にならない!」

赤城「はぁ……それはさきほどから了解したと申し上げています。それよりも部屋をどうするのですか?」

提督「む……仕方ない。鳳翔のところに連れて行け、あれならば、新人の面倒も問題なく見られるだろう。なんといってもお前たちの教官だと資料にあったし、安心して任せられる」

赤城「? 良くご存知で」

提督「当たり前だ。お前らのデーターはすべて頭に入っている。軍歴、搭載機数、艦載機運用の映像、航行速度、それらを知らんでどうやって指揮を執っていたと思っていたのだ」

赤城「逆に言えばそれしか知らないわけですが……」

提督「ふん、お前に何を言われてもなんとも思わんわ。 さっさと雲龍を連れて出て行け!」

赤城「……それでは失礼します。雲龍、行きますよ?」

雲龍「は、はい」


XX14年 10月

鎮守府 空母寮 談話室

飛龍「また赤城さん、提督怒らせたでしょ?」

赤城「あの人が勝手に怒り出しただけです。私の知ったことではありません」

飛龍「いやいや、本当にやめてくださいよ……今日は朝から随分と機嫌が悪かったんですから……」

雲龍「あ、あのあの人が提督なんですか?」

赤城「ええ、そうですよ。まぁ、いい人ですよ」

飛龍「えぇ……それは赤城さんが戦えればいい人だからですよ……指揮官としてはともかく、人格的には大きな問題があると思いますよ?」

鳳翔「……私もそう思います。流石にあれでは部下への求心力が弱すぎるのではないでしょうか?」

赤城「そんなものですか。私はうまく戦場に配置していただければ問題ありません。おかげさまでミッドウェーの仇も取れましたし」

鳳翔「前から言っていますが、私たちはもうただの軍艦なのではないんですよ……? もう少し、人らしくしてみてはどうかしら?」

飛龍「そうそう、赤城さんも美人になったんですから折角の人生は楽しまないと。ねぇ? 雲龍?」

雲龍「……大本営ではそのようなことを言っていては睨まれます」

鳳翔「ああ、あそこは相変わらずなんですね……」

雲龍「仕方ないのでは? 私たちと人間ではあまりに力が違います」

飛龍「まぁ、確かにね。赤城さんはどう思いますか?」

赤城「……興味ありませんね。それでは鳳翔さん、よろしくお願いします」

鳳翔「はぁ……もうすこし人間味というものを覚えてほしいものです。雲龍、いいですか? あなたも大本営ではなんといわれていたのかは知りませんが、普段の生活を楽しむということを覚えてください」

雲龍「しかし――」

鳳翔「まぁ、最後まで聞いてください。私たちはもう軍艦で無いというのは人目で分かることだし、感情というものがあるのも事実です。あなたはまだ建造されたばかりだからあまり分からないかもしれないけど感情というものは怖いものなんです」

雲龍「……」

鳳翔「それでも少しずつでも慣れていくしかないんです。赤気味隊にそれを拒絶していてもいつかは決壊してしまうと思うの。だから、ね?」

雲龍「……了解しました」

飛龍「まぁ、鳳翔さんのいうこと聞いとけばそんなに間違った結果にならないから大丈夫よ」

雲龍「はぁ」


 ――深夜――

 XX14年 9月

 鎮守府 空母寮

雲龍「うっ……すすめられるがままにのみ過ぎたわ。歓迎会は嬉しかったけどあんなに先輩たちが強いとは思わなかったわ」

?「あら? あなた、見ない顔ね」

雲龍「? ひぃ……」

扶桑「あら? 私の顔に何かついているかしら?」

雲龍「し、失礼しました。居から転属になった雲龍です」

扶桑「ああ、それで……私は戦艦の扶桑よ。よろしくね?」

雲龍「? 戦艦の人が何で空母寮に?」

扶桑「夜警のお手伝いをしているの。大規模作戦の後はいつも、ね」

雲龍「は、はぁ……それはお疲れ様です」

扶桑「あら、ありがとう。そんな風にお礼をいってくれる子は珍しいわ」

雲龍「そうなの? あ……ごめんなさい。すこし良いが残っているもので……」

扶桑「うふふ……大丈夫よ、そんなに硬くならないで? お酒を飲んでいるのでしょ? こんな時間です。周りに人がいないのだから、好きに話して」

雲龍「……ありがとう、扶桑さん」

扶桑「うふふ……空母の人たちは固い人たちが多いから息が詰まったんじゃない?」

雲龍「そ、そんなことは……」

扶桑「大丈夫ですよ、他の子たちには言わないから。さぁ、お手洗いはこっちよ。案内するから、その間少しお話しましょう?」

雲龍「本当に何から何までありがとう」

扶桑「いいのよ? なんせ夜は長いのだからゆっくりといきましょう?」ニコニコ

 雲龍編 艦

>>68の時間設定ミスです。
最近、ミス続いていて申し訳ないです……

【誤】XX14年 10月 →【正】XX14年 9月


とりあえず、雲龍編 艦です。
正直、2部の進行が思ったより早かったので雲龍編?って内容になっちゃいましたね……その代わり2部最終で出番多くなるから許してくれめんす。

アクィラですが3~5自ぐらいを目安に投稿します。

おはようございます、寝落ちしてました
申し訳ない…
ちょっと急用が入ってしまったので本当の更新お休みになります。
本当に申し訳ない……

帰ってきました。
アクィラ編ですが誤字・脱字の確認して19時から更新していきます。
あと短いけど1スレ目に埋めネタ落としておきました。よろしければどうぞ。

今日は対馬と隼鷹のコンマとって、安価もやる予定です。

扶桑姉さまについては夜にいきなりあったら驚きそうな戦艦ってことで選びました……髪で顔が見えない感じでいきなり出てきたら絶対に怖い(確信)
……正直、申し訳ない扱いをしたと思っています。
それに一応、レイテ関係も3部以降でやる予定なので、今のうちに西村艦隊の対提督以外へのキャラ固めている感じです。なので第2部での活躍はコンマ神にゆだねてます。

先にお品書きの更新です。
こちらの番号orタイトルで安価は選んでください。新規は艦娘名でお願いします。

 おしながき 

1、比叡と提督とうなぎのゼリー寄せ(比叡、金剛)  
2、弥生の提督語教室(弥生、神通)  
3、赤城日記(赤城)  
4、曙ほのぼの(曙)  
5、潮奮闘記(曙)  
6、羽黒翔ぶ(羽黒・過去含む)  
7、提督~追想の刻・独逸編~(提督、グラーフ・過去)  
8、あきつ丸VS提督(あきつ丸)  
9、対潜哨戒部隊記録(朝潮、由良、五十鈴)  
10、加賀の鎮守府ぶらり旅(加賀)  
11、霞の不覚(霞・過去)  
12、霧島と榛名と提督と(霧島、榛名)  
13、懺悔(蒼龍)  
14、我らの手に栄光を(飛龍)  
15、誰がために幸運の鶴は翔ぶ(五航戦)  
16、五十鈴のなく頃に(五十鈴・過去)
17、不知火葛藤(不知火)←NEW
その他、新艦好感度コンマ(記名)  

【未開放】  
ドイツ組と観劇(ドイツ艦)【プリンツ・呂500の感情度コンマで開放】  
潜水艦呼称争議【伊19・伊164・伊8・伊401の感情度コンマで開放】  
初期艦はなんでもしってる【叢雲の感情度コンマで開放】  
提督改修工廠【暁型の感情度コンマで開放】  
特務艦【間宮の感情度コンマで開放】  
冷戦【多摩の感情度コンマで開放】  
二航戦の憂鬱【雲龍型・大鳳の感情度コンマで開放】  
第八駆逐隊、出撃!【大潮・荒潮の感情度コンマで開放】  
降涙恋慕【二部完結で開放】
胡蝶乱舞【二部完結で開放】←NEW
萩風提督観察記【川内の感情度コンマで開放】←NEW
行け、私が想いよ、黄金の翼に乗って【ローマ・イタリア・リベッチオの感情度コンマで開放】←NEW


全編、過去のお話となっています。ほのぼの?


 XX16年 8月
 
 鎮守府 執務室

アクィラ「Buon Giornov!地中海生まれの航空母艦Aquilaです。活躍する…はずですー♪

提督「はずではなく、活躍するように。以上だ。下がっていいぞ」

アクィラ「ええー、それだけですか?」

不知火「疲れているようなので休むようにとのお達しです。さぁ、早く出て行ってください」

アクィラ「え? えっと……」

不知火「なんですか? 不知火に何か落ち度でも?」

アクィラ「あ、いえ、そんなことは無いけど……」

不知火「司令はお忙しいのです。さぁ」

アクィラ「ちょ、ちょっと! そんな押さないで――」

 コン、コン

提督「む。入れ」

神通「失礼します。近くを通りがかったたら不知火の声が聞こえてきましたので、彼女の仕事ぶりを視察させていただくために参りました」ビシッ!

提督「そうか」ビシッ!

神通「ありがとうございます。ゴホン……不知火、随分騒いでいるようですが……」

不知火「じ、神通さん……さ、騒いでいたわけでは……」

神通「へぇ、そうですか。熱を出した大淀の変わりにあなたを推挙したのは私です。くれぐれも提督と私からの信頼を裏切らないようにしなさい」

不知火「はっ!」

神通「それでは提督、お騒がせしました。これより先日奪取したマラッカ海峡付近の哨戒活動に行って参ります」

提督「励めよ」

神通「はい! 奮励努力いたします!」ビシッ!

提督「ん」ビシッ!

神通「それでは失礼いたしました」

 ガチャ

不知火「あ、あなたのせいで明日の不知火たちは魚の餌やり係になってしまいました! どうしてくれるんですか!?」ヒソヒソ

アクィラ「ええ……そんなこといわれてもわけわかんないわよ」ヒソヒソ

提督「なにをこそこそ話している」

不知火「あ、いえ、失礼しました」

提督「手があいているのならばアクィラの案内はお前に任せる」

不知火「……そ、それは秘書艦として不知火は不要ということでしょうか?」

提督「だれもそんなことは言っていないだろ。お前についている二つの耳は飾りのようだな」

不知火「し、失礼しました! アクィラ、案内します、ついて来なさい!」

アクィラ「え? わ、分かったわ。それでは提督、失礼しますね」

提督「ああ、健闘を祈っている」



 XX16年 8月

 鎮守府 海外艦寮前

不知火「ここがあなたのように海外から派遣されてきた艦娘のための寮です」

アクィラ「よしよし、立派な建物ね。日本のおうちは小さいって聞いてたから意外だわ」

不知火「ここは激戦地の目と鼻の先です。待遇は良くても、危険とはいつも隣り合わせてということは忘れないでほしいものね」

アクィラ「もー、せっかくテンションがあがったのにそんなこといわないでよー」

不知火「事実です。第一、提督のもとでそんな浮ついた気持ちでは耐えられないですよ」

ローマ「――あら、ついにAquilaまでやってきたのね?」

アクィラ「ああ! Buon Giornov! Romaもここに配属されてたのね! 会えて嬉しいわ!」

ローマ「はいはい、それどころか日本に派遣されたイタリアの艦娘は大体ここにいるわよ……あ、Zaraはまだ来てなかったわね。ごめんなさい」

アクィラ「わっ! よしよし、それでも皆に会えるのは嬉しいことよ! 今日は久しぶりにRomaたちの料理が食べれるわね!」

ローマ「ちょっと! わたしたちはあなたのシェフじゃないんだから!」

アクィラ「えー、いいじゃない! 私、料理できないし……」

不知火「ちょっと! 不知火を無視していつまで喋っているのですか」

ローマ「あら?シーラヌイじゃない、どうしたの?」

不知火「司令官にこの人を案内するように言われているのです」

ローマ「へぇ、それじゃあ私が案内するからあなたはもどっていいわよ」

不知火「だ、駄目です!」

ローマ「え?」

不知火「も、もう私には後が無いんです! これで与えられた任務を他人に任して帰などしたら不知火は司令官に怒られてしまいます!」

ローマ「えぇ……提督もさすがにそんなことじゃ怒らないでしょ?」

不知火「て、提督は怒らなくても神通さんが怒ります!」

ローマ「あぁ……神通ねぇ……それは怒るかもしれないわ」

不知火「そうです! だから、この程度の任務はやりきらなくてはならないんです!」

ローマ「はぁ……そういうことなら私も手伝うわ。それならいいでしょ?」

不知火「む……それはかまいませんが」

ローマ「それならさっさと中に入りましょ。伊勢に呼ばれて戦艦寮のほうまで行っていたんだけど、ここにくるまでで汗をかいてしまったのよ。あー、はやくクーラーにあたりたい!」

不知火「鍛え方が足りないからそうなるんです。神通さんにお願いして一日でも訓練を受ければ、そんなやわな体質も改善されます」

ローマ「あいかわらず日本の水雷戦隊はPazzoよね……」

不知火「ぱ、ぱつぉ?」

ローマ「凄いって褒め言葉よ」

不知火「そうですか、褒めていただいて光栄です! Romaさんたちも航行速度がぱっつぉですね!」

アクィラ「えぇ……それでいいの? あ! それより神通ってさっき執務室に来た人でしょ?」

不知火「ええ、そうです。私たちの部隊の旗艦なんですよ。どうです、うらやましいでしょう?」

アクィラ「うん! かっこいいひとだったわよね! サムライ!って感じで」

ローマ「サムライって……まぁ、そんなかんじもしなくわないわね……」

アクィラ「よしよし、それに提督もいかにも軍人って感じで気に入っちゃった! 冷静さと豪胆さを持ち合わせてたドゥーチェみたい♪」

ローマ「……ああ、人を信用してなさそうなところとかは似てるかもね」

不知火「そ、そんなことないです! 司令官は私を信じているからこそああやって落ち着いてらっしゃるんです! ……多分」

ローマ「はぁ……とにかく、暑くてかなわないわ。早くクーラーの前でコーヒーでも飲みましょう?」

不知火「む! 不知火はコーヒーが苦手なのでココアにしてください」

ローマ「はいはい……」


 XX16年 8月

 鎮守府 海外艦寮 談話室

ビスマルク「あら? 新顔?」

アクィラ「イタリア生まれの航空母艦・Aquilaでーす♪ よろしくね……って、えっと」

ビスマルク「Bismarckよ! 私と一緒に戦えるなんてあなたは幸運ね!」

グラーフ「おいおい……それはなんでもいいすぎじゃないか? すまないな、悪い奴ではないんだがちょっと自信過剰でな。私はGraf Zeppelinだ、よろしく」

アクィラ「あ! あなたがグラーフね! 」

グラーフ「なんだ、私を知っているのか?」

アクィラ「もちろんよ! 昔の私は建造中断されたあなたのパーツを流用して建造されたのよ! いわば姉妹みたいなものなんだから仲良くしましょ?」

グラーフ「ほう……それは嬉しいな。それでは私の分まで前の大戦では活躍してくれたのか?」

アクィラ「うぇ!? も、もちろん――」

ローマ「ちょっと、嘘は駄目よ。この子も未完成で終戦したわ、残念だったわね」

グラーフ「そうか……」

アクィラ「む! それでも今回は二人ともこうして艦娘になれたのだから頑張りましょ! グラーフ、あなたには負けないわよ!」

グラーフ「ハハハ……確かにな。よし! 私もアクィラに負けないように頑張らなくてはな!」


不知火「頑張るのは結構ですが、お二人の資料を見た際に搭載数を増やせないものかと司令官が言っていました。とくにグラーフさんは燃費も悪いそうですし、司令官は頭を抱えています。なんとかしてください」

ビスマルク「!? ちょ、ちょっと! あなた、空気を読みなさいよ! ……えっと」

プリンツ「不知火さんですよ、Bismarck姉さま」

ビスマルク「わかってるわよ! 不知火、日本人は空気を読むのが得意なはずでしょ!? なんであなたやAdmiralはそういうことが出来ないの!? 巷説のドイツ人じゃないんだから何とかしなさい!」

プリンツ「あ、あはは……」

不知火「? 不知火に何か落ち度でも?」

ローマ「これは落ち度ってレベルなのかしら……」

グラーフ「……別に私はあれになんといわれようとも気にならない。勝手に言わせておけばいいんだ」

アクィラ「えぇ……それって提督にたいしてどうなの?」

グラーフ「ふん! 奴と私の問題だ、あまり横から口を挟まないでもらいたい」

アクィラ「むむむ……!! せっかく、心配してるのにその言い方は無いんじゃない!」

グラーフ「む! 心配などしてもらわなくて結構だ!」

アクィラ「な、なんですって! もう怒った!」

 ワー!ワー!ギャーギャー!

ビスマルク「……最悪ね。ちょっと不知火どうするのよ?」

不知火「? 仲がよさそうで結構なことじゃないかしら」

ローマ「はぁ……」

アクィラ編 艦

というわけでアクィラ編 艦です。

あんまり提督出さずに過去だけの話になりました。
現在の感じははイタリア組のお話から分岐していきます。

といわけで隼鷹のコンマから行きます。

提督から隼鷹への感情度 ↓コンマ以下
隼鷹から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

前言撤回
提督と不知火は二人揃って弥生のもとで人間関係を勉強すべきだったわ
というかアクィラはこれでどうして感情度高いんだ……
赤城の技術が使われると提督に惹かれるとかそんなルールがあるのか?

提督から隼鷹への感情度:85
隼鷹から提督への感情度:57

意外な数字ですやん。
なんというかさばくの楽そう(慢心)

続いて対馬の後について安価です。
既出の子の話は番号ORタイトル名で、新規艦娘は名前でどうぞ。

安価↓
安価↓↓ 

あい、ご協力ありがとうございます。
今後は

隼鷹→対馬→初霜→提督~追想の刻・独逸編~

って進行になります。

対馬まで終わった時点でまた安価とって行きます。お品書きも更新も対馬あげるちょっと前になると思います。

>>95
赤城因子とか艦娘全員に注入したら世界がやばそう(小並感)

多分、今日はここまでになると思います。お付き合いありがとうございました。

すみません、竜王戦に熱中してて二日ほどあけました。すまぬ……すまぬ……
本日は24:00時からの更新を予定しています。隼鷹の更新後、対馬の感情度コンマとって、そちらのほうは明日に更新する予定です。

更新していきます。
お品書きに追加がありますが、明日の対馬あげる前に対馬編での変更も加えたものをあげます。


 鎮守府 食堂前 

隼鷹「お! 提督に飛龍さんじゃん! チィース!」

提督「なんだ、隼鷹か……おい、お前、また飲んでいるのか?」

隼鷹「いいじゃん、いいじゃん。お仕事終わったんだし、ねぇ、飛龍さん!」ダキッ

飛龍「うわ! 酒臭ッ!? ちょっと! 放しなさいよ!」

隼鷹「うへへ……ごめん、ごめん」

提督「はぁ……そんなに飲んでいては体に障るぞ。気をつけろよ」

隼鷹「おっ! 優しいじゃーん! この! この!」

提督「やめろ!」

隼鷹「はぁ……つれないね。また昔みたいに飛鷹もつれて飲みに行こうよ」

飛龍「?」

隼鷹「あー、飛龍さんは知らなかったけ? あたしたち飛鷹型と提督はさぁ、軍令部時代にコンビ組んでたことあんのよ」

飛龍「へぇ、初耳ね。大本営勤務って提督が参謀だったころでしょ? よく艦娘の指揮なんて任せられましたね」

提督「それだけ期待を受けていたということなのだが……正直、あの時の事は思い出しくもない。こいつらが部下だったときなど、朝、出仕してきたら何十枚という領収書が机の上におかれていたんだぞ! 色々な問題児を押し付けられたが、お前たちは上位に食い込んでいるからな!」

隼鷹「あはは……」

提督「笑い事ではない! お前が着任してきてから今まできっちりとあの時の金は俸給から引いているからな!」

隼鷹「うわぁ……やっぱりあたしたちの給料が千歳よりちょっと低いのってそのせいなんだ……。霞とかにはお金上げてるくせに……ケチ!」

提督「うるさい! 何万程度なら奢ってやっても吝かではないが、なんで100万近い金を私がお前にくれてやらねばならんのだ!」

飛龍「ひゃ、100万ってあんたどんだけ飲んでたのよ……?」

隼鷹「あ、いや、別に量は普通だったんだけどさぁ……うん、あたしってもとは豪華客船じゃない?」

飛龍「そ、そうだったわね」

隼鷹「ならお酒はやっぱいいもの飲まないと!って……」

提督「わけがわからん」

飛龍「これは提督に同意だわ……」

隼鷹「いやー、あん時はさぁ、私も建造されたてのひよっこで荒れてたんだって。うん、今となっては反省してるから。ね? そんなわけで許してよ」

提督「ふざけるな! それならもう少し酒の量を減らせ!」

隼鷹「あー、もう、まじめなのだけは昔っから変わんないよねぇ……」

提督「お前が不真面目すぎるんだ!」

隼鷹「まぁまぁ、そう怒んない、怒んない」

提督「いい加減にしろよ!」

 ワー! ワー!




XX12年 2月

日本 軍令部

提督「……今日から君たちの指揮官になる提督だ」

飛鷹「出雲ま……じゃなかった、飛鷹です」

隼鷹「隼鷹でーす! で、提督、その怪我どうしたの? 名誉の負傷ってやつ?」

提督「む……あまり触れないでくれ」

隼鷹「あ、いや、なんかゴメンなさい」

提督「気にするな。それよりもお前、すこし酒くさい――」

隼鷹「べ、別に飲んでないし! 素面だよ!」

飛鷹「ちょっと! 嘘つかないの!」

隼鷹「うっ! ひ、飛鷹黙っててくれるって――」

飛鷹「言ってないわよ。隼鷹が一人で言ってただけじゃない! 大体、そんなにおいで押し通せるわけ無いじゃない!」

隼鷹「うぐぅ……そりゃあそうだけどさぁ……」

提督「はぁ……大丈夫だ、大丈夫。お前たちは本来、非番だったのだろ? 受け答えも出来ているし、そんなことでとやかくは言わん」

隼鷹「ほんと!」

提督「ああ、任務に響かなければ何もいわんさ」

隼鷹「ひゅー! 今度の指揮官は寛大で助かったよ! 前の指揮官はきびしくて話の分からない人だったからさぁ」

飛鷹「ちょ! ちょっと! そんなこと言って、こいつが上にちくったらどうすんの――って、あ……」

隼鷹「……あ、あたし、しーらない」

提督「はぁ……別に君達が私をどう思っていてもかまわない。ただ戦死した方のことはあまり悪く言うものじゃない」

隼鷹「あはは……分かってますって」

飛鷹「そ、そうです! ちょっと口が滑った――」

隼鷹「おい!」

提督「……とにかく、今日は顔見せだけだ。下がっていいぞ」

隼鷹・飛鷹「はい」

提督「……ああ、それと酒は程ほどにしておけよ」

隼鷹「あーい」


 XX12年 2月

日本 軍令部 飛鷹型部屋

隼鷹「いやぁ、前のよりも随分と優しそうな人が着てくれて助かったね」

飛鷹「まぁ、それはそうだけど……本音は?」

隼鷹「――どうかなぁ。あたしがちょっと近寄ったら距離を取り直したからね。信用はされてないんじゃない?」

飛鷹「まぁ、それぐらいなら仕方ないでしょ。艦娘が現れてまだ5年よ? 急にふってわいた力に警戒するのは当然だと思うわ」

隼鷹「そりゃあ、そうなんだろうけどさぁ……あたし達だって好きで戦ってるわけじゃないんだから、守る対象にそう思われてるのは納得行かないわけよ」ゴクゴク

飛鷹「ちょ!? あんた、まだ飲むの?」

隼鷹「あはは……! こいつぁ、あたしにとっての燃料みたいなもんだからね。いくらだって飲めるよ」

飛鷹「……燃料入れすぎて吐かないでよ? ここ、私の部屋でもあるんだから」

隼鷹「へいへい」

飛鷹「はぁ……私も別にお酒は嫌いじゃないけどあんたはちょっと飲みすぎなのよ。新しい指揮官が言ってたみたいに少しは節制しなさい」

隼鷹「まぁまぁ、かたいことは言いなさんなって。大体、あたしが一航戦みたいにただ戦うだけが生きがいになっちまったら相棒の飛鷹も味気なくてしょうがないでしょ?」

飛鷹「まぁ、そりゃあそうだけどさぁ……。しつこいみたいだけど二日酔いで調子が出なくて轟沈しましたなんて洒落にもならないわよ」

隼鷹「ははは……! このあたしがそんなどじ踏むわけ無いっしょ!」

飛鷹「ん。まぁ、そこらへんは信じてはいるけど……」

隼鷹「まぁ、安心しなよ。あたしはこの戦いが終わるまで絶対に生き残ってやるんだから」ゴクゴク

飛鷹「そのことば忘れないでよ」ゴクゴク

隼鷹「ちょ!? 結局、飛鷹ものんでるじゃん! それに! それ! あたしの! 月桂冠!」

飛鷹「……別に少しぐらい良いじゃない」

隼鷹「べつにかまわないけどさぁ、先に一言言ってくれないと……心の準備がね……」

飛鷹「ちょっと大げさすぎない? 一杯だけじゃない」

隼鷹「あたしが酒やるのなんてあんただけだってことは忘れないで飲んでほしいもんだよ……」

飛鷹「はいはい」ゴクゴク

隼鷹「あー、買いに行くのもめんどくさいのにぃ」

飛鷹「それを考えると指揮官が変わったのは幸運だったわね。前の人はそういうことについては随分とうるさかったし、何が軍人たるもの酒に頼るな! よ。あんたが下戸名だけじゃない」ブツブツ

隼鷹「……飛鷹はあんたあたしいののことそんなに信じちまってるの? あれだっていつ豹変するか分かったもんじゃないじゃん」ゴクゴク

飛鷹「へぇ、隼鷹がそんな風に言うなんて意外ね」

隼鷹「意外って言われてもさぁ……あたしだって確りとそこらへんは考えてるんだって!」

飛鷹「ふーん」

隼鷹「はぁ……人間があたしらを信用してないなら、あたしだってそう簡単に向こうさんを信じる気にならない。そんなの分かりきってるじゃん」

飛鷹「まぁ、そりゃあそうよね。あたしだってそんな簡単にコロッと信じたりしないわよ」ゴクゴク

隼鷹「なら、いいけどさぁ……。さっきも言ったけど、あたしは絶対に飛鷹と一緒に今度の戦いは生き残りたいんだよ……だから、あれが無能そうならさっさと見切りつけないといけないぐらいには考えてるわけよ」

飛鷹「はぁ!? み、見切りつけるって、何考えてるの!? ひょっとして陸の真似して後ろから闇討ちでもする気!?」


隼鷹「ちょ!? こ、声!!」

飛鷹「あ……ごめん」

隼鷹「あのねぇ……あたしがそこまでするわけないじゃん! というよりそんなこと実行する艦娘がいるわけないでしょ!?」

飛鷹「う、うん! そうよね!」

隼鷹「あたしらは使う武器が特赦なんだから上官を謀殺したら一発でばれて解体からの銃殺だよ! あたしは生き残らなきゃいけないんだから、それじゃあ本末転倒じゃん! ちょっとは考えてから言ってよ!」

飛鷹「ごめんって! 私じゃそれぐらいしか思いつかなかったのよ! ……それで隼鷹の案はどんなのよ?」

隼鷹「ん。幸いあたしらは貴重な航空戦力なんだから多少の命令違反ぐらいなら見逃されると思うんだよね。現状じゃ命令違反ぐらいじゃ解体まではいかない……というより出来ないはず」

飛鷹「……まぁ、駆逐艦とかに比べればそうなる可能性はあるかもね」ゴクゴク

隼鷹「ちょっと飲み過ぎだって!」

飛鷹「いいじゃない今度は私が買ってきてあげるから」

隼鷹「はぁ、仕方ないなぁ……」

飛鷹「で、話の続き」

隼鷹「はいはい……あとは簡単なことで、無理そうならさっさとUターンしたり、適当に戦った振りをしておけば、あたしらよりもあっちの首のほうが先に飛ぶでしょ」

飛鷹「んー……ああ、なるほどね。戦果が上げられない腕をきるよりも頭を変えてみるだろうってことね」

隼鷹「そういうこって。いくらエリート様だからって空母二隻よりも重いわけが無いしね」

飛鷹「……驚いたわ」

隼鷹「? 何がよ?」

飛鷹「本当に隼鷹がそんなあくどいこと考えてなんて」

隼鷹「ひどい!」

飛鷹「普段がちゃらんぽらんだからしょうがないじゃない」ゴクゴク

隼鷹「はぁ……逆に飛鷹は普段は優等生ぶってるくせになぁ。酒飲み始めると本当に役に立たないよな……」ゴクゴク

飛鷹「う、うっさいわね!」

隼鷹「まぁ、こういうことはあたしに任せときなって。飛鷹はすぐに顔に出るからあんまりこういうことに向いてるとも思わないし」

飛鷹「ふん! 私は正直者なのよ!」

隼鷹「へいへい……」


 隼鷹編 艦

というわけで隼鷹編 艦です。
関係ないことですが、雲龍とケッコンしました。これで正規空母はコンプしたぜ!
……うん、ただ言いたかっただけなんだ。

対馬の感情度コンマいきます。

提督から対馬への感情度 ↓コンマ以下
対馬から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

過去に相当艦娘達とやりあったっぽいなこりゃ

長門以来の普通。
まぁ、新顔だし、多少はね……?

提督から対馬への感情度:51
対馬から提督への感情度:59

今日はここまでです。
最後になりましたが、皆もこの機会に将棋始めよう!

おつ
将棋を指す相手をください

乙、囲碁もやろう
酒臭い人が近寄ってきたらいくら可愛いとは言ってもそりゃねぇ…



コンマ的な予想よりまだマシとは思うが過去の話が少し出たなあ

乙。艦これスレで言うのもアレだが、将棋はアイマス動画が面白い作品多い。81m@sで検索。
艦これで将棋動画作ってくれる人いないかなぁ。球磨の穴熊とか、朧のカニ囲いとかネタは豊富だと思うんだが。

本日、24時より更新します
安価とるのでご協力いただければ幸いです。
幸運艦やしほのぼの予定

決めてないかもしれないけど、この世界だと同型艦とか建造・ドロップってどういう設定なのかしらん?赤城が複数いて(潜在的でも)全員あんな性格だったら……ゴクリ
後多分提督は妖精さんに好かれて無さそう

始めていきます。

>>125
ネットで出来るからへーき、へーき
リアルで道場は知り合いいないとちょっと敷居高く感じるかもやけど、始めてくれる人は貴重やからみんな優しくしてくれるはずやで

>>126
囲碁は二段から強くなれないです(半ギレ)
囲碁の棋士では小林覚先生がすきやで

>>127>>121
ドイツ~鎮守府着任までおもいっきり時間あけたから過去の話はいっぱいはやしていく予定です

>>128
あとは金剛のダイヤモンド美濃とかありますねぇ! 動画期待してるで(ニッコリ)

>>132
一応は決めてあるんやけどそこらへんは3~4章あたりでやっていく予定です。
同じ名前の艦娘はいるけど、性格とか見た目は少しずつ違うみたいなイメージでいてもらえると助かります。

 ――20:00――

 鎮守府 本棟前広場

提督「む。おい、そこでなにをしている」

対馬「あ、こんばんわ……司令」

提督「ご苦労。それでなにをしていた」

対馬「えっと……」

提督「? なにを言いよどんでいる。隠し事などしてもお前の為にならんぞ」

対馬「あ、あの、ごめんなさい。猫です……」

提督「猫? どういうことか説明してみろ」

対馬「そうです。子猫がさっき戦艦寮のほうにいたからご飯を持って行ってあげようと思って」

提督「ふむ、餌付けするならちゃんと飼ってやれよ。えさがあると思ってここらをうろうろされても困る」

対馬「え? 飼っても良いんですか?」

提督「ああ、その代わり周りの許可はしっかりと取れよ」

対馬「うふ……意外です」

提督「なにがだ」

対馬「司令、真面目だから……」

提督「犬なら止めたかもしれんが猫は別だ。なんといってもねずみを捕ってくれるからな」

対馬「あ、そういうことですか……」

提督「それ以外に猫を飼って何の意味がある。あとくれぐれも私の部屋には入れないようにしろよ」

対馬「え? 司令、猫嫌いですか?」

提督「違う。私は鳩を飼っているから猫を入れて欲しくないだけだ」

対馬「へぇ……司令のことだから伝書鳩とかですか?」

提督「似たようなものだ」

対馬「ふふふ……今度、見せてください」

提督「別にかまわんぞ。ああ、それとBismarckも猫を飼っていたはずだから、飼うにあたってなにか心配なことがあれば聞いておけ。いいか、飼うからにはかならず最後まで面倒を見てやるんだぞ」

対馬「うふふ……はい」

提督「なら、私からもいくつかアドバイスをやろう。猫というのはなかなかしつけをしても覚えてくれない生き物である。しかしだからといってむやみやたらに叱ってはいけないぞ? 何事も根気と寛容さをもってのぞまなければならないのだ。それといくら可愛いと思っても人間や艦娘の食べ物をやってはいけない。有名なところではチョコレートやネギだ。他にも意外と思うかも知れないが、骨のある肉や魚は極力食べさせるなよ。のどに骨が刺さる恐れがある。餌はキャットフードや猫用のお菓子を買ってきて、それを与えろ。今日の分はBismarckに分けてもらうえば良い。他には――」ベラベラ

対馬「あ、あの……」

提督「つめを研ぐからそれ用の――なんだ」

対馬「司令、猫好きなんですか?」

提督「普通だな」

対馬「そ、そうですか……」

提督「よし、それではその猫を拾ってすぐにでもBismarckのところにいくぞ」

対馬「え? 今からですか?」

提督「当たり前だ。飼うと決めたのならば、こんな寒い中、外においておく必要はないだろ」

対馬「はい……うふ」

提督「何を笑っている」

対馬「うふふ……なんでもないです」

 鎮守府 海外艦寮 談話室

ビスマルク「それでオスカーのいる私のところに連れてきたわけね」

提督「そういうわけだ……それでオスカーはこの前からねずみを捕ったのか?」

ビスマルク「Admiralのせいで毎日、私のところに持ってくるようになったわ……。いい加減、ねずみ捕ったらオスカーにご褒美をあげるのはやめて!」

プリンツ「そうですよ……この前も夜中におっきな声で呼ばれて何事かと思ったら、枕元のねずみ見て、涙目になってたんですから……」

ビスマルク「ちょ、ちょっと!?」

対馬「うふふ……」

プリンツ「あ、あう、ごめんなさい……」

提督「お前らうるさいぞ! よーしよーし、オスカーは賢いな。折角、獲物を持ってきたのに悲鳴を上げるなんてお前の主人は肝が小さい。はぁ……皆がお前のように賢くて、従順なら私はもっとらくができるのになぁ。ほれほれ、おやつだぞ」

ビスマルク「……ちょっとオスカーほめるときにいちいち誰かをけなすのやめてよ」

提督「事実ではないか。Bismarck、お前もオスカーを見習って毎日、私の元に戦果を届けろ。うれしい悲鳴ぐらいならあげてやるぞ。はっはっは……!!」

ビスマルク「はぁ……」

対馬「あの……」

ビスマルク「あ、ごめんなさいね。それで猫の話よね」


対馬「はい。でも、司令がここに来るまでに大体のことは教えてくれました……」

ビスマルク「そう……だいぶ、うるさかったでしょ?」

対馬「うふ……」

ビスマルク「私がオスカー飼う時もあれこれとうるさく言われたから、その気持ちは分かるわ……」

プリンツ「Bismarck姉さま、随分とAdmiralさんに怒られてましたもんねぇ」

ビスマルク「うるさいわね! いちいち、最初はあまりなでるなとかオスカーが間違って食べちゃいそうなものはしまえとかあれじゃあAdmiralじゃなくてVatiよ!」

アクィラ「あー、あたしも怒られました。ちょっとお菓子上げようとしただけなのに……」

対馬「それはあなたが悪い……」

アクィラ「そうかしら?」

対馬「うふ……」

ビスマルク「まぁ、それはおいておくとしてあなた駆逐艦でしょ? ちゃんと姉妹には猫を飼うことはいったの?」

対馬「まだです……。それと私、駆逐艦じゃないです」

ビスマルク「え?」

プリンツ「あ、あのぉ、Bismarck姉さま、海防艦の対馬ちゃんですよ……? このまえの朝礼で着任の挨拶してたじゃないですか……」

ビスマルク「し、知ってるわよ! ちょっと試しただけだよ!」

アクィラ「試すってなにをなんですかねぇ?」

対馬「うふふ……」

ビスマルク「な、なによ! 文句あるの!?」

対馬「いえ、別に……」

アクィラ「以下同文でーす」

ビスマルク「む……それならいいけど、ちゃんと同部屋の姉妹には説明しておきなさいよ。もし飼えそうに無いならAdmiralに言って、飼える人を探してもらわないと駄目よ?」

対馬「はい……皆、猫は好きなはずだから大丈夫だと思います。心配してくれてありがとう」

ビスマルク「ふん、そ、それならいいのよ……。よしよし、お前もいいご主人に拾ってもらってよかったわねぇ」

猫「ニャー」

アクィラ「可愛い……あ! 名前とか決めたんですか?」

対馬「まだ――」

提督「いや、決めた。ネコだ」

ビスマルク「は?」

提督「夏目漱石にあやかろうじゃないか。こいつの名前はネコだ」

アクィラ「さ、さすがに提督のおっしゃることでもそれはちょっと……」

提督「しかし、ここをみてみろ」

ビスマルク「?」

アクィラ「あ、あのあんよの先がどうかしたんですか?」

提督「爪の先まで黒い。これは夏目漱石が買っていた猫と一致している。それにこういう猫は飼っていると福をもたらすといってな――」

ビスマルク「……Admiral、あなたはちょっと黙ってって。対馬、あなたはどんな名前がいいの?」

対馬「ネコ……猫の名前が猫……うふ……うふふ……面白いし、可愛い」

プリンツ「えぇ……」

対馬「決めました……。この子は……ネコです」

提督「ふむ、お前はなかなか話が分かるな! Bismarck、お前も対馬を見習え!」

ビスマルク「……付き合いきれないわ」

アクィラ「……同感です」

対馬「ネコ……ネコ……可愛い」

ネコ「なぁー」

提督「はっはっは……!!」

対馬編 艦

というわけで対馬編 艦です。
対馬は艦これだと運が雪風並やったし、幸運の象徴である猫を装備させようって思いつきでした。

つづいてお品書きの更新です。(抜け番は既に選択中になります)
安価の際はこちらの番号orタイトルで安価は選んでください。新規は艦娘名でお願いします。

 おしながき 

1、比叡と提督とうなぎのゼリー寄せ(比叡、金剛)  
2、弥生の提督語教室(弥生、神通)  
3、赤城日記(赤城)  
4、曙ほのぼの(曙)  
5、潮奮闘記(曙)  
6、羽黒翔ぶ(羽黒・過去含む)  
  
8、あきつ丸VS提督(あきつ丸)  
9、対潜哨戒部隊記録(朝潮、由良、五十鈴)  
10、加賀の鎮守府ぶらり旅(加賀)  
11、霞の不覚(霞・過去)  
12、霧島と榛名と提督と(霧島、榛名)  
13、懺悔(蒼龍)  
14、我らの手に栄光を(飛龍)  
15、誰がために幸運の鶴は翔ぶ(五航戦)  
16、五十鈴のなく頃に(五十鈴・過去)
17、不知火葛藤(不知火)
その他、新艦好感度コンマ(記名)  

【未開放】  
ドイツ組と観劇【プリンツ・呂500の感情度コンマで開放】  
潜水艦呼称争議【伊19・伊164・伊8・伊401の感情度コンマで開放】  
初期艦はなんでもしってる【叢雲の感情度コンマで開放】  
提督改修工廠【暁型の感情度コンマで開放】  
特務艦【間宮の感情度コンマで開放】  
冷戦【多摩の感情度コンマで開放】  
二航戦の憂鬱【雲龍型・大鳳の感情度コンマで開放】  
第八駆逐隊、出撃!【大潮・荒潮の感情度コンマで開放】  
降涙恋慕【二部完結で開放】
胡蝶乱舞【二部完結で開放】
萩風提督観察記【川内の感情度コンマで開放】
行け、私が想いよ、黄金の翼に乗って【ローマ・イタリア・リベッチオの感情度コンマで開放】
海防艦とネコ【択捉・l国後・占守の感情度コンマで開放】←NEW
あの航路へと【飛鷹の感情度コンマで開放】←NEW

初霜の感情度コンマいきます。

提督から初霜への感情度 ↓コンマ以下
初霜から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

うーん、雰囲気悪そう……

提督から初霜への感情度:37
初霜から提督への感情度:35

続いて追想の刻の後について安価です。
既出の子の話は番号ORタイトル名で、新規艦娘は名前でどうぞ。

安価↓
安価↓↓ 


ご協力感謝するであります。
今後は

初霜→提督~追想の刻・独逸編~ →綾波→ポーラ

って進行になります。

本日の更新はここまでになります。明日も24:00ぐらいからを予定やで。
おやすみなさい。

顔を会わせたくないからなるべく事務連絡だけで済ましてしまいたいくらいの気持ちか
ところで初めてなんじゃないか?戦艦派に追加って

あ……やばい……いれ忘れてました

初霜→戦艦派

>>153
ありがとうございます

艦これにおいてネコは幸運ではなく終わりを意味する。
ゲージ破壊!→ニャーンの絶望感

更新していきます。

これから戦艦派の巻き返しが始まるんや!


 ――21:00――

鎮守府 戦艦寮 談話室

霧島「はぁ……疲れた……」

大和「お疲れ様でした」

初霜「お疲れ様でした。霧島さん、すぐにお茶をお持ちしますね」

霧島「ありがとうね。初霜、今日もこっちに来てたんですか?」

初霜「はい! 大和さんのお話をさっきまで聞いてたんですよ!」

霧島「どんなお話をしてたんですか?」

大和「これからのことをちょっと」

霧島「はぁ、そうですか」

大和「それよりも随分と今日はお疲れのようですね」

霧島「今日は提督がお休みをとられまして……」

初霜「この事務処理で忙しい時にですか?」

霧島「まぁ、出撃がほとんど無いこの時期ぐらいにしか年次休暇は消化できないですからね……」

初霜「けど……!」

大和「まぁまぁ、提督のことはおいておきましょう」

霧島「……そうですね。それよりも書類仕事は肩がこってしまっていきませんね。もうペンを握る気もおきませんね」

大和「まぁ、そうでしょうね。霧島さんは前線で砲撃してるほうが向いているでしょうし」

霧島「そ、そんなことはありません! 艦隊の頭脳である私をあまり嘗めてもらっては困ります! ねぇ、初霜、あなたもそうおもうでしょ?」

初霜「え? えっと……」

霧島「……どうやら私の期待した言葉はえられないようですね」

初霜「す、すみません……」

大和「うふふ……」

霧島「しかし、提督もここ最近、随分と思いつめているご様子ですし、大和さんたちも少し気にかけてあげてください」

初霜「……」

大和「ええ、分かりました」

霧島「ん……」

大和「どうかしましたか?」

霧島「いえ、なんでもないです」

大和「そうですか? うーん、それじゃあ、初霜もいることですし、この前のサーモン海域のことでもお話ししましょうか」

初霜「あ! それこの間、新型の深海棲艦と大和さんとものすごい撃ち合いになったところまで聞いて続きが気になってたんです!」

大和「ふっふっふ……! ええ! ええ! そうなんです! あの新型は強敵でしたねぇ」

初霜「でもとり逃したりしなかったんですよね?」

大和「ええ、私の一撃をうけてさしもの強敵も――」

霧島「止めをさしたのは加賀さんでしたけどね……」ボソッ

大和「?」

霧島「あ、なんでもないですよ」

大和「そうですか? えっと、私の正確な砲撃で――」

霧島(初霜には悪いんだけど、大和の話って盛ってるのよね……。まぁ、夢を壊すこともないし黙ってますか……)

初霜「うわぁ! すごいです! 流石は大和さんです!」

大和「ふふ……そうでしょう、そうでしょう」



――22:00――

 ボーン、ボーン

霧島「ウトウト……はっ! もうフタフタマルマルですか……そろそろ初霜は駆逐艦寮のほうに帰ったほうがいい時間ですね」

大和「その時、私の徹甲弾が――あら、もうこんな時間ですか……初霜、私ばかり話してしまってごめんなさいね。面白くなかったでしょう?」

初霜「いえ、そんなこと無かったです。とっても勉強になりました!」

大和「うふふ……そう言ってくれるのはあなたぐらいよね。もうかわいいんだから」ギュー

初霜「あわわ……」

霧島「さて、それでは私が初霜を送っていきましょう」

大和「そうですか? 初霜はどう?」チラ

初霜「あ、私は一人で大丈夫です。そんなにお気をつかわないでください」

霧島「いえ、夜に駆逐艦一人でいると扶桑さんが心配しますし、散歩のついでですよ」

大和「うーん、そっか……扶桑さんに心配をかけるのも申し訳ないし、送ってもらったらどうかしら?」

初霜「大和さんがそうおっしゃるのならそうしますね。霧島さん、お願いします」

大和「うふふ……さて、私もそろそろ眠くなってきてしまいましたし、お部屋に戻りましょう」

初霜「おやすみなさい」

大和「ええ、おやすみなさい。また明日ね」

初霜「はい!」

霧島「それじゃあ、初霜、いっしょにいきましょうか」

初霜「霧島さんもありがとうございます!」

霧島「ふふ……いいの、いいの。私もあなたに少し用があるから」

初霜「?」

 ――22:10――

 鎮守府 波止場

初霜「あ、あの……駆逐艦寮にいくには少し遠回りしていませんか?」

霧島「散歩のついでといったでしょう? すこし付き合ってください」

初霜「はぁ」

霧島「ああ、そうだ。私からあなたに少しお話があるんです」

初霜「?」

霧島「初霜は提督のこと嫌いでしょう?」

初霜「そ、そんなことは無いです! 提督のことは優秀な指揮官として尊敬――」

霧島「いいんですよ? ここにはわたしとあなたしかいませんから。たとえ誰かが聞き耳を立てようとしても波の音でそこまで聞こえませんよ」

初霜「……」

霧島「さぁ、正直に」

初霜「軍人として優秀だというのは分かりますが、私はその手法にも疑問を持つときがあります。大和さんや武蔵さんのことを温存しすぎることとや、空母の皆さんと比べると戦艦の皆さんに足しての扱いがやや軽いのではないか――」

霧島「そんな建前は聞いてないんですよねぇ」

初霜「え?」


霧島「個人的に嫌いか好きか。それだけが聞きたいんですよ」

初霜「えっと……」

霧島「はっきりしない子ね」

初霜「む……それでははっきりと申し上げます。私は提督のことは嫌いです」

霧島「やっぱりですか……で、あの人のどこらへんが駄目ですか?」

初霜「え、えっと……優秀なのもすばらしい軍歴なのも分かりますが、それを鼻にかけすぎだと思います」

霧島「く、くふふ……」

初霜「あ、あの霧島さん……?」

霧島「いえ、そうですよねぇ。ちょっとご自身の経歴を鼻にかけすぎですよね」

初霜「霧島さんもそうおもいますか?」

霧島「ええ」

初霜「ほ、ほかには――」

霧島「ああ、もういいですよ」

初霜「――そうですか?」

霧島「まじめなあなたに人の悪口を言わせてもあまりいい気分はしないでしょう? へんなことを聞いてごめんなさいね」

初霜「あ、いえ、お心遣いいただいてありがとうございます」

霧島「どういたしまして。うふ……」

初霜「どうかしましたか?」

霧島「いえいえ、最近、発動した作戦が上手くいっているものでついつい思い出し笑いなんてしてしまいました。ごめんなさい」

初霜「うわぁ! 新しい作戦ですか? 大和さんもまた大活躍できるんですか?」

霧島「ええ、その予定ですよ」

初霜「大和さん、前の時はあんなことになってしまったから、艦娘になった今度こそは絶対に活躍するんだって毎日言ってるんです!」

霧島「へぇ」

初霜「明日、大和さんにお話しないといけませんね! きっとすっごい喜ばれると思います!」

霧島「そうですね、大和さんには期待しているように伝えておいてください」

初霜「はい!」

霧島「さて、こうもうまくいくなんて案外、あの人の話も聞いてみるものですね」ボソッ

初霜「うふふ! よーし! 明日は任務が終わったらすぐに大和さんのところに行かないと!」

 初霜編 艦

というわけで初霜編 艦です。
お品書きの更新はありますが、次回にまとめてやります。

次回は既出のお話なのでコンマなしです。

思い出してほしい 
蒼龍→提督への好感度:89
霧島→提督への好感度:88
その差1!

>>159
もう一回、遊べるドン!
……本当に1のクソ回線だといまだに起こるから笑えないんですよね。

明日はお休みなので出かける予定があるので、更新もお休みになるかもしれません……。
多分、大丈夫だと思うんだけどお休みになる場合はsageで報告入れます。

すみません、今帰ってきました。
ちょっと投稿開始遅れます。01:30から開始予定です。

全裸で待ってる

争艦の刻

更新していきます

>>176
くっそ寒い中お待たせしました

>>178
そういえばサミーからスロットとパチ出るらしいっすね……
正直、この時期だし一切、期待してない。


※内務大臣はドイツの内務大臣になります。

XX07年 4月

ドイツ ベルリン 内務大臣執務室

コン、コン

内務大臣「どうぞ」

提督「失礼足します。およびとうかがい参上いたしました」

内務大臣「ああ、わざわざご苦労だったね。じつは君に頼みたいことがあるのだよ」

提督「閣下には大変、お世話になっております。微力ではありますが、私に出来ることとあればなんでもお申しつけください」

内務大臣「うん、ありがたい言葉だ。実は我がドイツも航空母艦の艦娘の建造に成功した」

提督「それはおめでとうございます!」

内務大臣「ありがとう。しかし、喜んでばかりでもいられないのだよ。実はその空母の扱いにで問題が発生してしまってね……」

提督「では私がお力添えするのはそのことについてでしょうか?」

内務大臣「そうだ。君は日本にいたときは航空母艦の艦娘について研究をしていたときいたが、それは間違いないのかね?」

提督「はい。航空戦力の運用ならびに艦娘について研究を行っていたのは事実です」

内務大臣「それではこれだけは先に聞かせてほしいのだが、航空母艦の艦娘とはどれだけの戦力になる? 艦艇時代のように戦艦を追いやるほどの活躍は見込めるのか?」

提督「……正直なところ、私どもが発見した運用では大したことは出来ません。制空権を奪ったとしても戦艦のように装甲の厚い敵を接近前に沈めるというのは現実的ではありません」

内務大臣「専門分野のことなのに随分と低評価を下すのだね」

提督「閣下にまやかしを申し上げても仕方ありません。しかし、今後、偵察機による弾着観測射撃などが技術的に可能になれば制空権の有無は大きな差になるやも知れません。それに妖精たちが強力な艦載機を発明し、空母の力が飛躍的にあがることもあるかもしれません」

内務大臣「ふむ……前の大戦で我が軍は空母を完成させられなかったのは知っているだろ? 4隻の建造計画のうち二隻だけ起工は行われたがそのどちらも完成前に敗戦してしまった。それゆえ、我が国は航空母艦の艦娘を所有することは不可能と目されていたが、今回の建造でその予想は間違っていることが証明された」

提督「……」

内務大臣「日本では同じ名前の艦娘が建造されたという報告も聞いているが、我らの国も同じことが可能なのかは分からない。貴重な航空戦力を誤った運用で減らすことは許されないのだ」

提督「つまりは私に航空母艦の運用について助言をしろとおっしゃるのですか? それであれば本国に私以上に航空母艦の艦娘に精通した人間がおりますので、そちらを招聘なさったほうがよろしいのではないでしょうか?」


内務大臣「……うむ、私もそう思って総統に進言したのだが、ひどく叱責されてしまった」

提督「……」

内務大臣「恥ずかしい話であるが、総統は昨今の対深海棲艦戦線が後退を余儀なくされているのが非常に気に食わないようでな。もともとその気はあったのだが人間不信がひどくなっているのだ……」

提督「つまり顔を知っていて、何度かお会いしたことがある私のようなものでなければ信用できないというわけでしょうか?」

内務大臣「それだけではない、君はお気に入りといっても過言ではない。よく食事会でも『我が軍の将軍は日本の駐在武官と取り替えてしまいたい』と何度ももらされていてな……はぁ……」

提督「恐縮です」

内務大臣「ここまで押し込まれて自国の軍人が信じられなくなっているのかもしれんが、内務大臣の私にまで大隊の指揮権を与えられるなど、本当に総統はどこに向かっているのか……。ああ、君の本国のほうには既に了解をとっているから、そこらへんは安心してくれ。それで返事は?」

提督「……畏まりました。航空母艦運用の助言程度であればいくらでもお手伝いいたしましょう」

内務大臣「はぁ……ああ、よろしく頼む」


――12:00――

xx07年 4月

ドイツ ベルリン 国防軍海軍本部

提督「はじめまして。これから君の航空戦力運用について助言をさせてもらうことになった提督だ。うるさく思うかもしれないが、よければ参考にしてみてくれ」

グラーフ「上官からあなたの話は聞いている。航空母艦・Graf Zeppelinだ。この体については私も良く分からないのだ、あなたのことは頼りにしている」

提督「ありがとう」

グラーフ「あ、そんな、頭を上げてくれ――」

提督「あ! 軍帽が落ちてしまう!」

バサ! バサ!

グラーフ「きゃ!」

提督「すまない。いつの間にか軍帽の中に鳩が入っていたようだ」

グラーフ「び、びっくりした。わ、私をからかっているのか?」

提督「……あ、いや、これはまぁ、挨拶代わりの手品だ」

グラーフ「に、日本人は挨拶で手品をするのか!?」

提督「そんなことはない。私だけだ」

グラーフ「そ、そうか……」

提督「……すまない。どうも口下手だからこんなことでもしないと場を和ませられなくてな。君には逆効果だったみたいだな」ホ

グラーフ「そ、そんなことは無い! 日本の航空母艦のエキスパートだと聞いていたから緊張してたが、あなたのおかげでそれも吹き飛んだ……」

提督「いや、無理をしなくても良い。こっちに来てから、これで大いに受けたのは総統閣下だけだったからな……」

グラーフ「あ、あなたは随分と勇気のある人なんだな。いきなり鳩をだした以上に驚いた」

提督「む……そうか。いや、女性にほめられると照れてしまうな」

グラーフ「……」

提督「ん? どうした?」

グラーフ「いや、本当にあなたは面白い人だと思ってな」

提督「弱ったな、そんなに褒められても鳩とトランプしか出せないのだが……」バサバサ

グラーフ「まだそんなに隠し持っていたのか……」

提督「ああ、これで全部だ」クルッポー、クルッポー

グラーフ「うわぁ……6羽も隠していたのか」

提督「おい、そんなに引かないでくれ。いつもより多く連れてきてしまっただけなんだ! 普段はこの半分ぐらいなんだ!」

グラーフ「……」


提督「……鳩は非常に帰巣本能が強い鳥なのは知っているかな?」

グラーフ「いや……」

提督「海を超えて巣に帰ったという事例が報告されたぐらいでね。案外とこいつらは賢い動物だと私は思ってる」

グラーフ「で、それがどうかしたのか?」

提督「君もこの子達のようにどんなことがあってもここに戻ってきてほしい。これはなにも国防軍の戦力としてだけでなく、私個人としてもそう思う」

グラーフ「ふむ」

提督「あー……あれだ……なんといえばいいものか分からんのだが……私は異邦人だ。だから君が独逸にとってどれだけ君が重要な戦力なのかというのは分かっているつもりでも、当事者である閣下たちとは少しずれていると思う。だから君からしたら私の言葉はいい加減な奴のたわごとだと思うかもしれない」

グラーフ「?」

提督「うーん……だから、これは個人的な意見であることを忘れないでほしい」

グラーフ「はっきりしないな」

提督「……閣下から君の写真を見せてもらったときに、こんな美しい人が海に沈んでしまうという想像もしたくないとおもったんだ。だからこの鳩たちのように、かならずここへ帰ってきてほしい、少しでも私の手品で笑顔に出来ればと思っていたら、いつの間にかタネを仕込みすぎて――」

グラーフ「う、美しい!? 出会ってすぐの私にそういうなどあなたは正気か? 日本人は硬派だと聞いているぞ、イタリア人みたいな真似はやめてもらいたい! 冗談や軟派な気持ちで言ったのであれば謝罪してもらいたい!」

提督「……さて、腹が減ったな。いっしょに昼食でもどうかな?」クルッポー

グラーフ「待て! 待て! はぐらすかな!」

提督「うっ……あ、ああ、君は美しいとおもうよ。素直な感想を言っただけだから、謝罪はやめておこう」

グラーフ「うぅ――」カァー!

提督「さぁ、腹は本当に減っているんだ。シュニッツェルでも食べながら今後のことを話そう」

グラーフ「あ、ああ……」



 ――13:00――

 ドイツ ベルリン レストラン

提督「すまなかったな……鳩を戻すために武官宿舎まで戻らなくてはならないとは盲点だった」

グラーフ「流石に鳥を連れて店には入れないからな……」

提督「うぐぐ……。あ、隠してしまえば分からない――」

グラーフ「少なくとも私といるときは絶対にやめてくれよ!?」

提督「冗談だ」

グラーフ「分かりにくい人だな……本当に……」

提督「ははは……友人のアドバイスで色々と試行錯誤しているのだがね」

グラーフ「それよりも今後の計画だが」

提督「ああ、君の上官にも確認しなければならないが当分は訓練だ。発着艦、急降下爆撃、艦隊運動などやることはいくらでもある」

グラーフ「ふむ……どれぐらいかかるんだ?」

提督「さて、それは君次第だが、半年から1年ほどは練兵場での訓練だけじゃないかな――む、これは美味いな。すみません、同じものをもう一つ」

グラーフ「それは流石に長すぎる! あと話に集中してくれ!」

提督「安心しろ、これでも軍人だからな飯に集中してほかの事をおろそかにしたりはしない。Graf Zeppelinも暖かいうちに食べないともったいないぞ?」

グラーフ「思いっきり疎かにしているではないか! 私のは提案はどうなったんだ!」

提督「む。訓練の期間の短縮など容れらないから、黙殺しただけだ」

グラーフ「何故だ!? こんどは訓練しているうちに終戦など笑い話にも――」

提督「分からん奴だな。航空母艦はただ砲撃すればいいだけじゃないんだ。制空権を確保した上で、甲板を守りきらなければならない。他の艦種に比べても練度の差がはっきり出る」

グラーフ「むむむ……!」

提督「まぁ、安心してくれ。私に出来ることは全てするつもりだ」

グラーフ「はぁ……不安だ……」


提督~追想の刻・独逸編~ 艦

お品書きの更新です。


 おしながき  

1、比叡と提督とうなぎのゼリー寄せ(比叡、金剛)   
2、弥生の提督語教室(弥生、神通)   
3、赤城日記(赤城)   
4、曙ほのぼの(曙)   
5、潮奮闘記(曙)   
6、羽黒翔ぶ(羽黒・過去含む)   
7、提督~追想の刻・独逸編~Ⅱ(提督、グラーフ・過去)←NEW
8、あきつ丸VS提督(あきつ丸)   
9、対潜哨戒部隊記録(朝潮、由良、五十鈴)   
10、加賀の鎮守府ぶらり旅(加賀)   
11、霞の不覚(霞・過去)   
12、霧島と榛名と提督と(霧島、榛名)   
13、懺悔(蒼龍)   
14、我らの手に栄光を(飛龍)   
15、誰がために幸運の鶴は翔ぶ(五航戦)   
16、五十鈴のなく頃に(五十鈴・過去) 
17、不知火葛藤(不知火) 
その他、新艦好感度コンマ(記名)   

【未開放】   
ドイツ組と観劇【プリンツ・呂500の感情度コンマで開放】   
潜水艦呼称争議【伊19・伊164・伊8・伊401の感情度コンマで開放】   
初期艦はなんでもしってる【叢雲の感情度コンマで開放】   
提督改修工廠【暁型の感情度コンマで開放】   
特務艦【間宮の感情度コンマで開放】   
冷戦【多摩の感情度コンマで開放】   
二航戦の憂鬱【雲龍型・大鳳の感情度コンマで開放】   
第八駆逐隊、出撃!【大潮・荒潮の感情度コンマで開放】   
降涙恋慕【二部完結で開放】 
胡蝶乱舞【二部完結で開放】 
萩風提督観察記【川内の感情度コンマで開放】 
行け、私が想いよ、黄金の翼に乗って【ローマ・イタリア・リベッチオの感情度コンマで開放】 
海防艦とネコ【択捉・l国後・占守の感情度コンマで開放】
あの航路へと【飛鷹の感情度コンマで開放】
さぁ、勝利の砲撃を【大和・矢矧の感情度コンマで開放】←NEW

というわけで初の既出のお話でした。
大体、Ⅳぐらいで決着する予定。

綾波の感情度コンマ行きます。

提督から綾波への感情度 ↓コンマ以下
綾波から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

高い!

途中で送信してしまった……

90OVERですので好感度コンマです。

提督から綾波への好感度 ↓コンマ以下
綾波から提督への好感度 ↓↓コンマ以下

夜遅くにお付き合いいただきありがとうございます。

提督から綾波への感情度:96 提督から綾波への好感度:53
綾波から提督への感情度:83 綾波から提督への好感度:52

とりあえず今日はここまで明日は午後から出社なので18時ぐらい目安の更新になります。
Polaの後の安価もその際にやる予定です。

おやすみなさい。


そうかこないだの飼ってる鳩って手品に使ってた子達だったのか
もう一度手品をする日は来るんだろうか

過去編の時は最後じゃなくて最初にサブタイ欲しいかも

解放式とかしてもそんなの関係あるか、自分の好きなのをねじ込むのが安価スレ
何時解放されるか判らんぞ
艦娘、100人以上いるのに


ちょっと変わってるけどまあまあ人当りよさそうな提督…このままだったたら腹黒艦に目をつけられることも無かったろうに……

帰ってきました。
予定通り18:00からの更新になります。

>>194
そうなることを1も願ってますが、ぶっちゃけコンマ神次第

>>197
そっちのほうがそれっぽいですね、次回からそうしてみます。

>>198
どんどん好きな子ねじ込んでクレメンス
やっぱり皆さんから安価もらえるのはうれしいやで

>>200
スタンド使いはひかれあうってレスが1スレ目にあったけど、提督がめんどくさくなったから色々と引き寄せてる可能性が微レ存?

――05:00――

鎮守府 執務室

赤城「はぁ……」

提督「執務室に入ってくるときは必ずノックをしろ」

赤城「お、おはようございます! 失礼しました!」

提督「分かったのならばさっさと仕事の準備をしろ。起床ラッパまでには今積んであるものはかたしておきたい」

赤城「は、はい」

提督「ああ、あと昨日はおかげでゆっくりと休めた。その分、お前たちには苦労をかけてすまなかったな」

赤城「! いえ、お役に立てたのであれば幸いです」

提督「そうか……おまえがここに着任してきたときには随分と頭を抱えたが、やはり艦娘も人間と同じように変わっていくのだな」

赤城「? どういうことでしょうか?」

提督「いや、なんでもない。あとはもう少し女性らしい趣味でも見つけれるのだな、食事と戦闘の話ばかりだと男に逃げられるぞ」

赤城「……」

提督「余計な世話だったな。さぁ、さっさと仕事をはじめろ」



――08:15――

鎮守府 本棟前

提督「――というわけで本日も任務に励むように。以上」

赤城「提督に敬礼! 以上で朝礼を終わります」ビシッ

 ワイ、ワイ、ガヤ、ガヤ

提督「おい、曙」

曙「はいはい、今日もしっかりと動いてるわよ」

潮「あはは……」

提督「……む。おい、しっかりと磨いておけ、指紋が残ってるぞ」

漣「あー、ぼのたん、今日は少し朝あわててたからねぇ。でも、ご主人様、仕方ないんですよ?」

提督「なにがだ」

漣「ぼのたん、寝るときその時計、ずっとにぎ――」

曙「漣、うるさい! クソ提督も余計なこといわないで! 時計はあとで確りと磨いておくから!」

提督「む。気をつけろよ」


綾波「あ、いたいた、漣たちもいっしょにご飯食べ――司令官、おはようございます!」

提督「ああ、おはよう。しかし、いつ見てもいいものだ。潮もそう思わんか」

潮「え、えっと、はい」

綾波「……司令官、なになさってるんですか?」

漣「綾波姉さん、そんんあの見れば分かるじゃないですかー」

綾波「えっと、それがわからないから聞いてるんだけど……」

漣「そんなのぼのたんの胸みてるにきまってるじゃん!」

綾波「ええー!」

朧「こら嘘つかないの! 綾波姉さん、まじめなんだから信じちゃうじゃない!」

漣「いたっ! かにたん、なにもなぐることないじゃん……」

朧「愛の拳骨よ。それにかにたんってなによ、かにたんって」

漣「いや、朧もぼのたんみたいに愛称をそろそろつけないといけないかなぁって」

朧「いらない」

漣「えー」

朧「えーじゃない!」

綾波「まぁまぁ、落ち着いて。ね?」

朧「あ……姉さんの前で騒いじゃってごめんなさい」

漣「以下同文。反省してまーす」

朧「あ! またそうやってふざけるんだから!」

 ギャー、ギャー

提督「む。お前に渡してから既に4年だがちゃんとオーバーホールには出しているか?」

曙「言われたとおりやってるわよ」

提督「そうか……クソ! 手入れを怠っているようならば取り上げられるというのに!」

綾波「……ああ、恩賜の銀時計を見に来てたんですか。傍から見るとすごい絵ですね」

提督「球磨にもそういわれたが、これを見んことには一日が始まった気がしないのだ。さて、時刻のほうは大丈夫だと思うが……うん、ずれていないな」

綾波「そんなに心配ならあげなければ良かったんじゃないですか?」

提督「今は後悔している」

曙「ちょっと! 後悔してるって何よ!」

提督「そのままの意味だ。さてと、私はこれで執務室に戻るがお前たちは確りと朝食をとって、任務に励めよ」

漣「はーい」

綾波「……あの司令官、すこしお話があるんですが、お時間いただいてもよろしいですか?」

提督「む。赤城!」

赤城「はい、はい、お呼びですか?」

提督「少し綾波と話をしてくる。お前は先に執務室に戻っておいてくれ」

赤城「……」

提督「どうした?」

赤城「いえ、かしこまりました」

綾波「それではこっちにきてください」

提督「ああ」


鎮守府 工廠裏

提督「……おい、こんなところまで連れ出して何のつもりだ」

綾波「すみません。誰にも聞かれるなと神通さんからの言いつけでして」

提督「神通?」

綾波「はい。個人的なところはおいておくにしても私や神通さんは司令官のこと尊敬してます」

提督「そうか。お前たちのような武勲艦にそう思われているなど、ありがたい話だ。私もお前のことは立派な艦娘だと思っている」

綾波「ですから、一つご忠告させてください」

提督「分かった。それではさっさと用件を述べろ。昨日の分を取り返すためにも今日は忙しいのだ」

綾波「では、単刀直入に申し上げますと、最近、鎮守府の雰囲気がおかしいと思います」

提督「……それは私のせいで、ということか?」

綾波「いいえ、司令官のことを嫌ったり、怖がっている子は今までもいましたけど、それが鎮守府全体の問題になったということはありませんでした。どちらかというと艦娘同士の間がおかしくなってきているという感じです」

提督「む……確かにな。この間の不知火と満潮の私闘騒ぎを姉妹以外とめようとしていなかったのは私も意外に思っていた」

綾波「! そうなんです! どこか自分の姉妹意外――いえ、自分以外の艦娘に対して冷たくなってきている子がいるんだと思います」

提督「確かにそれは由々しき自体だな。で、お前の中で原因の予想はできているのか?」

綾波「司令官はお気づきで無いかもしれませんが、最近になって戦艦の方と航空母艦の方がどちらが鎮守府の主力であるのか、ということをめぐって対立してしまっています」

提督「む」

綾波「戦場で功を競い合うぐらいであれば問題ないと思いますが、最近では他の艦娘も巻き込んで派閥まで形成し始めました。これが問題の原因だと綾波は思います」

提督「なるほどな……しかし、鎮守府内の雰囲気というだけでなく、管理者としても艦娘間で派閥を作られるというのはいただけない」

綾波「はい。ですから司令官もそこらへんに気をつけていただければと思って、今回のお話をさせてもらいました」

提督「む……すまんな。やはりお前は仕事の関係では頼りになるな。今後も何かあればすぐに私に報告するように」

綾波「任せてください!」

提督「ああ、期待している」

綾波「最後に神通さんからの伝言をお伝えします。『例のカメラですが、かならず提督以外の人間が使えないように保管してください』とのことです」

提督「……ああ、わかった。気をつけよう。朝からご苦労だったな、神通にもよろしく伝えておいてくれ」

綾波「はい! それでは失礼します!」ビシッ!

提督「ご苦労――ああ、聞き忘れていたが、その下らん派閥ごっこに積極的なのは誰なんだ? 私のほうでも一つ釘を刺しておく」

綾波「うーん、綾波の見たところでは戦艦は比叡さんと扶桑さんで、空母のほうは飛龍さんですね」

提督「そうか……それとなく言っておこう」

綾波「あ、私のことは――」

提督「分かっている。お前たちの名前は出さんようにする」

綾波「はい! それでは司令官も一日、頑張ってくださいね!」

提督「ああ」

 綾波編 艦

というわけで綾波編 艦です。

なんか綾波あんまり出せなかったね……今後、活躍するから(震え声)

続いてポーラの感情度コンマいきます。その後、次回以降の安価とりますが既出については>>184のお品書きをご覧ください。
というか、そろそろカメラ使わんとね……

提督からポーラへの感情度 ↓コンマ以下
ポーラから提督への感情度 ↓↓コンマ以下

やや悪印象やね

提督からポーラへの感情度:58
ポーラから提督への感情度:33

続いて安価いきます。
既出は>>184参考の番号orタイトルで、新規の子は名前でお願いします。

安価↓
安価↓↓ 

早すぎるかも……

次回以降の流れは

ポーラ→敷波→秋津島

でいきます。

敷波終わったらまた安価とるので協力していただければ幸いです。

今日はもう一回、更新できたらします……多分、きつい。

やっぱり今日は無理だったよ……
明日は23:00からの更新を予定しています。お付き合いいただければ幸いです。
おやすみなさい。

現在、派閥まとめ

空母
曙、羽黒、あきつ丸、萩風、球磨、大井
計6隻

戦艦
大淀、初霜、ポーラ
計3隻

一回、まとめてみました。
2スレ目にして最終、突入が現実味を帯びてきて震える。
どちらかが先に10隻到達で2部最終に突入します。

本日は予定通り23:00から更新できそうです。

更新していきます。
正直、今回の役回りだれにしようか悩んだけど、戦艦のコンマまだ少ないから、また扶桑姉さまにぶん投げちゃったよ……レイテやってたし仕方ないね。

短めというか短いですが、意味深回。



――09:00――

鎮守府 出撃ドック

ポーラ「うー! うー!!」

隼鷹「おいおい、そんなに睨むなよ……あたしだって飲みたいんだからさぁ……」

ポーラ「だってぇ……! 前にいたとこは出撃中にワイン飲んでても何も言われなかったのにぃ……」

隼鷹「そりゃあそこがおかしいんだよ……何はともあれ、気がついたのがあたしで良かったよ。あんた、今日の旗艦、誰だかわかってんのか?」

ポーラ「えっと……誰でしたっけ?」

隼鷹「おいおい……霞だよ、霞! あいつに見つかったら絶対にぐちぐち言われた上に提督まで報告あがるんだぞ! ああ、独房にぶち込まれて3日も飲めなかったあの時は――」

霞「流石に経験者は言うことが違うわね!」

隼鷹「げぇ! いや、今のはちょっと口が滑ったって言うかさぁ……許してくれよぉ……」

霞「ふん! 別にあんたにどうこう言うつもりは無いわよ。それよりポーラ、あんたなに考えてんのよ!」

ポーラ「あう、あう……す、すみません。でも、ちょっと飲んだほうが射撃もうまくいくって言うか――」

霞「言い訳は聞きたくないわ! あとであのクズにはちゃんと報告しておくから楽しみにしてなさい」

ポーラ「そ、それだけは勘弁してくださいよー。この前もお酒飲んでヒエーと騒いでたらものすっごい怒られたばっかりなんですぅ……」

霞「あんたの都合なんか知らないわよ!」


提督「何を騒いでいる」

隼鷹「うわぁ……さらに厄介なのが……」ボソッ

提督「なにかいったか?」

隼鷹「い、いや、大したことじゃないって、気にしない! 気にしない! あ、あはは……」

提督「ちっ」

隼鷹「ちょ!? さすがにそれはひどくない!?」

提督「うるさい奴だ、その元気は戦闘までとっておけ」

隼鷹「本当に酷い!」

提督「で、霞、なにがあった?」

霞「ポーラが戦場にこれをもっていこうとしてたのよ」

提督「トルマレスカか。確認するが隼鷹ではないんだな?」

隼鷹「ちょっとあたしはもう絶対に酒飲んで仕事したりしないって!」

提督「前科があるからな、信用できん」

隼鷹「えぇ……」

提督「で、何か言い訳はあるか」

ポーラ「うぇぇ……ごめんなさい。ちょっとした出来心なんです、だから怒らないでください……」

提督「はぁ……未遂であるし、初犯だ。今回はこいつの没収で許してやる」

ポーラ「え!? ほ、本当ですかぁ!」

提督「なんだもっと重度の罰則がほしいのか? 独房はいつでもあいているぞ」

ポーラ「あ、いやぁ、そんな冗談ですよー」

提督「霞も出撃する前によく見つけたな」


霞「ちょっと待ちなさいよ。処分がそれだけってありえないでしょ!? なに考えてるのよ!」

提督「未遂だ。それほど大きな処罰が必要だとは思わん」

ポーラ「そうだー、そうだー」

霞「――」ギロッ

ポーラ「あ、あ、あう……す、すみません」

蒼龍「うーん……いくら未遂でもちょっと処分が甘すぎる気がしますね」

提督「……なぜ、お前がここにいる」

蒼龍「提督がなかなか帰ってこないから呼びに着たんです。明石も説明終わらせて別の仕事したいみたいですし、はやくしてください」

提督「それは明石に悪いことをしたな。では、さっさと戻ることにする」

霞「ちょっと! なにうやむやにしようとしてるのよ! ちゃんと罰則を決めてからにしなさい」

提督「では禁酒1日と外出禁止1週間だ。以上」

蒼龍「えぇ……ちょっと甘くないですか?」

提督「ぐぅ……私も酒のことはあまり人にとやかく言えんからな……どうしても裁定が甘くなってしまうのかもしれんが、これは既に決定したことだ! 反論は許さん」

隼鷹「あたしのときはひどかったじゃん!」

提督「お前は未遂ではなかっただろ! 何を考えているのだ! ばか者が!!」

ポーラ「あう!」ビクッ

隼鷹「うっ……さーせん」

提督「とにかく、次にやったら独房に3日は入ってもらうから覚悟しておけよ。いくぞ」

蒼龍「あ、ちょっと! 待ってください!」


霞「信じらんない! この間の私闘騒ぎも未遂だったのに、あたしたちまで巻き添え食ったのよ!」

隼鷹「いやさぁ、下手すりゃ旗艦のあんたにも責任行くとこだったんだし、全員、お咎めなしでよしとしときなって……」

霞「うるさい! ああ、もう馬鹿ばっかり!」

隼鷹「あーあ、行っちまった……」

ポーラ「あう……あう……」プルプル

隼鷹「おい、どうしたんだよ? 禁断症状か?」

ポーラ「い、いえ、大丈夫です……」

隼鷹「?」

ポーラ「うっ……うぐぅ……」

隼鷹「ちょっと吐くなよ!? 昨日のやつが残ってたのか!?」

ポーラ「うぅ……も、もう大丈夫です……」

隼鷹「ほんとかよ?」

ポーラ「は、はい。ちょっと扶桑さんのところに行って来てもいいですか?」

隼鷹「扶桑さん? 今回は一緒だし、すぐにこっちにくるだろ」

ポーラ「い、いえ、ちょっと――す、すみません!」

隼鷹「あ、おい! って、行っちまった……まったく、なんなんだよ……。はぁ……相変わらずここにはめんどくさいやつしかいないのかよ……」

 ポーラ編 艦

とりあえずポーラ編 艦です。
詳しくは個別のお話でやっていきます、お品書きは明日の敷波投稿前に更新します。

敷波のコンマいきます。
ゲーム内では普通にLOVE勢だと思うけど……

提督から敷波への感情度 ↓コンマ以下
敷波から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

敷波のなにが気に食わんかったんや……

提督から敷波への感情度が10以下です、好感度コンマ行きます。

提督から敷波への好感度 ↓コンマ以下
敷波から提督への好感度 ↓↓コンマ以下

えぇ……敷波、健気過ぎない?
明日の更新はまた23:00予定です。安価とりますのでご協力いただければ幸いです。

提督から敷波への感情度:10 提督から敷波への好感度:10
敷波から提督への感情度:67 敷波から提督への好感度:47

おやすみなさい。

おはようございます。
誤差の範囲やけどコンマ間違ってましたね……すみません

提督から敷波への感情度:05 提督から敷波への好感度:10
敷波から提督への感情度:67 敷波から提督への好感度:47

これが正しいコンマでした。かさねて申し訳ありませんでした。

提督の怒鳴り声に反応したっぽいから人(提督?)の怒鳴り声にトラウマがあるんじゃないかな

今日、帰れそうにないので更新お休みします……
申し訳ありません
明日は16時には絶対、帰るのでそこで敷波の更新します。安価はまとめて4つとる予定です。
本当に申し訳ない

すこし遅れましたが、更新していきます。
皆さんのあたたかい言葉がなによりの良薬やで、ホント……

その前におしながきの更新です。敷波分も含みます。

 おしながき  

1、比叡と提督とうなぎのゼリー寄せ(比叡、金剛)   
2、弥生の提督語教室(弥生、神通)   
3、赤城日記(赤城)   
4、曙ほのぼの(曙)   
5、潮奮闘記(曙)   
6、羽黒翔ぶ(羽黒・過去含む)   
7、提督~追想の刻・独逸編~Ⅱ(提督、グラーフ・過去)
8、あきつ丸VS提督(あきつ丸)   
9、対潜哨戒部隊記録(朝潮、由良、五十鈴)   
10、加賀の鎮守府ぶらり旅(加賀)   
11、霞の不覚(霞・過去)   
12、霧島と榛名と提督と(霧島、榛名)   
13、懺悔(蒼龍)   
14、我らの手に栄光を(飛龍)   
15、誰がために幸運の鶴は翔ぶ(五航戦)   
16、五十鈴のなく頃に(五十鈴・過去) 
17、不知火葛藤(不知火) 
18、すすめ、すすめ(ポーラ)←NEW
19、提督から見た世界(曙、霞、敷波)←NEW
その他、新艦好感度コンマ(記名)   

【未開放】   
ドイツ組と観劇【プリンツ・呂500の感情度コンマで開放】   
潜水艦呼称争議【伊19・伊164・伊8・伊401の感情度コンマで開放】   
初期艦はなんでもしってる【叢雲の感情度コンマで開放】   
提督改修工廠【暁型の感情度コンマで開放】   
特務艦【間宮の感情度コンマで開放】   
冷戦【多摩の感情度コンマで開放】   
二航戦の憂鬱【雲龍型・大鳳の感情度コンマで開放】   
第八駆逐隊、出撃!【大潮・荒潮の感情度コンマで開放】   
降涙恋慕【二部完結で開放】 
胡蝶乱舞【二部完結で開放】 
萩風提督観察記【川内の感情度コンマで開放】 
行け、私が想いよ、黄金の翼に乗って【ローマ・イタリア・リベッチオの感情度コンマで開放】 
海防艦とネコ【択捉・l国後・占守の感情度コンマで開放】
あの航路へと【飛鷹の感情度コンマで開放】
さぁ、勝利の砲撃を【大和・矢矧の感情度コンマで開放】

――11:00――

駆逐艦寮 談話室

敷波「おーす」

対馬「……こんにちわ」

萩風「こんにちわ」

不知火「……」

敷波「ねぇ、誰か一緒に買い物、行かない? 綾波と休み被らなかったから暇でさぁ」

萩風「いいですねぇ。あたしもクッキーの材料を買いに行こうと思ってたんです」

対馬「あたしは……このあと五十鈴さんと対潜哨戒任務があるから……ごめんなさい」

不知火「……」

敷波「おーい、不知火」

不知火「……うふ」

敷波「うっわぁ……萩風、不知火どうしたんだよ? 変なものでも食べたのか?」

萩風「ご、ごめんなさい……ちょっと不知火姉さん!」

不知火「む……なんのようですか?」ブスッ

萩風「敷波さんがどこかお買い物に行かないかって」

不知火「私は急がしいから結構です」

ネコ「ニャー」

敷波「あれ、猫じゃん。不知火、猫飼い始めたの?」

不知火「はい」

対馬「違う……私のネコです」


敷波「ふーん。まぁ、どっちの猫でもいいんだけどさぁ。あたしにも抱かせて」

対馬「よくないです」

敷波「あはは……ごめん、ごめん。そんなに睨まないでよ」

不知火「……」ソロソロ

萩風「うふ……猫、もってどこ行くんですか?」

不知火「い、いえ……そ、そうです、せっかくの猫だから司令官に御覧頂こうと思っただけです! 決して私達の部屋に連れ込もうなどと思ったわけではありません!」

敷波「……相変わらず嘘のつけないやつだよなぁ。それより、あたしにも抱っこさせてくれよー 」

不知火「うぐぐ……仕方ないですね」

対馬「うふ……私のネコなのに……」ブツブツ

敷波「あ、そっか。対馬、ちょっと抱っこさせてもらってもいい?」

対馬「……はい」

敷波「サンキュー! おお、あったかいしふかふかだぁ!」

不知火「……」ジー

萩風「あの、姉さん、私達も司令に飼っていいか聞いてみましょう?」

不知火「! その手がありましたか! すぐにいってきましょう!」

萩風「はい、はい」

不知火「萩風、なにを他人事みたいに言っているのです。あなたも一緒に行くんですよ」

萩風「やっぱり……。はぁ、敷波さん」

敷波「もふもふ……あ、いや、大丈夫だよ。買い物は他の空いてる奴探すから」

萩風「はい。また誘って下さいね」

敷波「うん」

不知火「萩風、急ぎなさい!」

萩風「うふふ……それでは」

敷波「あいよ、頑張って駆逐寮に猫連れてくるんだぞー。まぁ、むずかしいかも知んないけど」

対馬「司令、猫……大好きですから。大丈夫じゃないですか?」

敷波「うーん……駆逐寮は騒がしいし、みんなずっと構うから猫にあんまりいい環境じゃないんだって。綾波がオスカー連れてきたときはそういってた」

対馬「オスカーって……ビスマルクさんの?」

敷波「そうだよ。あの子、綾波とあたしでお祭りの帰りに見つけたんだ」

対馬「へぇ」

敷波「だから司令官駆逐寮じゃ駄目だ、て言われちゃってさぁ」

 ガラ

潮「うーん……曙ちゃんたちはあれだしなぁ……」

敷波「お、潮! こっちおいで」

潮「え――あ! 敷浪姉さん、こ、こんにちわ!」

敷波「なに、そんなに固くなってんのよ。いいからこっちおいでよ、対馬が猫飼い始めたんだって一緒に見せてもらおうよ」

潮「えっ! 本当ですか!」

敷波「ほら、見てよ、かわいいでしょ?」

潮「ほぅ……だ、抱っこさせてもらってもいいですか?」

対馬「うふふ……どうぞ」

潮「わぁ! かわいい!:

敷波「いいよなぁ……あたしも猫かいたいなぁ。無理かもしんないけど綾波と一緒にもう一回、お願いしてみようかなぁ」

潮「あ……」

敷波「? どうしたの?」

潮「あ、あの綾波姉さん、見ませんでしたか?」

敷波「綾波? 神通さんか川内さんあたりと一緒にいると思うけど、どうしたの?」

潮「え、えっと……お料理教えてもらおうと思ったんです」

敷波「ふーん、それならあたしが教えてあげようか?」

潮「え!? 敷浪姉さん、お料理できるんですか!?」

敷波「……ちょっと」

潮「あ! あ、あう……す、すみません」

敷波「別にいいけどさぁ……まぁ、あたしは料理なんて出来そうにも見えないだろうしね」

潮「そ、そんなことないです……」

敷波「フーンだ」

潮「あわわ……!」

対馬「あんまり強く……抱っこしちゃ駄目です」

潮「あ、あ、ご、ごめんなさい!」

敷波「はぁー、そんなに慌てないでよ。別に怒ってないし」

潮「ご、ごめんなさい」

敷波「だから別にいいって。今はお昼の用意で食堂いそがしいだろうから後で一緒に行こう、ね?」

潮「……はい!」

敷波「で、なに作るの? ああ言っちゃったけど、あんまり無頭かしいのは出来ないよ?」

潮「お芋を白露さんから貰ったのでスイートポテト作ろうと思うんですけど……む、むずかしいですか?」

敷波「うーん、スイートポテトぐらいならそんなに難しくないよ」

潮「よかったぁ……」

敷波「よっし! それじゃあ他の材料も買いに行かないとね! それじゃあ、お昼ご飯食べてからヒトフタヨンゴーに正門前に集合!」

潮「あ、えっと、はい!」

対馬「あ、ネコ……返して……」


 ――12:45――

 鎮守府 正門前

提督「遅い! もう15分も待っているというのに迎えは何をしているのだ!」

あきつ丸「えぇ……まだ15分も前であります……。それにこんな早くに出ては無効で時間が余って――」

提督「馬鹿を言うな! いいか? 私がこれから会議に向かうということは分かっているのだろうな?」

あきつ丸「もちろんであります。で、それがどうかしたのでありますか?」

提督「分からん奴だな……最低でも1時間前にはついて方々に挨拶をしなければならんし、私のような若輩者は早くから会議室で待機して上官達をお待ちするというのが筋だ」

あきつ丸「その気遣いを艦娘にもすこしむけてほしいものでありますな……」

提督「うぐぅ……!」

敷波「あれ? 司令官と陸さんじゃん、なにやってんの?」

提督「……敷波か。みれば分かるだろ」

敷波「え? 全然、分かんないんだけど……」

提督「会議に行ってくるだけだ」

敷波「ふーん、気をつけてね」

提督「? ああ」

潮「はぁはぁ……ご、ごめんなさい、お待たせしましたか?」

敷波「全然。さ、行こう!」

潮「はい!」

提督「……む、驚いたな」

あきつ丸「何がでありますか?」

提督「別に」

あきつ丸「?」

 敷波編 艦

というわけで敷波編 艦です。
正直、もうちょっと書き込めばよかった感半端無い。

ポーラの吐き気はもったいぶると意味不明なので>>249の方が仰ってるとおりです。
つわりとか草生える。誰がパパなんですかねぇ?

続いて安価いきます。
既出は>>255のお品書きを参考に番号orタイトルで、新規の子は名前でお願いします。

安価↓
安価↓×2
安価↓×3
安価↓×4

ご協力感謝するであります。
今後は

秋津島→羽黒翔ぶ→嵐→大鳳→アイオワ

の進行になります。
嵐まで終わったらまた安価とるので是非、ご参加ください。

続いて秋津島のコンマいきます

提督から秋津島への感情度 ↓コンマ以下
秋津島から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

巻き返し始めましたね、戦艦派
あと素で漢字間違えてたかも……あれ? って思ったけどやっぱり違うじゃねーか。

提督から秋津洲への感情度:71
秋津洲から提督への感情度:36

秋津洲→戦艦派

すみません、入れ忘れて投稿しちゃったけど秋津洲編ですがもうすぐ帰れそうなので24:00から更新予定です

はやく部長かえって来て……

おつー
(艦娘としてあまり)使えない秋津州にこのコンマ……提督、惚れてるな

駄目な子(手がかかる子)ほど可愛いって言うし、多少はね?
……まぁ旧くて性能が低いって理由でお艦を一度も使って無かったし運用についてはお察しだけど

前に大艇ちゃんを運用してるらしい発言があったからここではそれなりの役目を貰ってるのかと


木曾みたいに生来の性能的には使えないが努力で他の艦並みの性能になったことを評価してるとか?

秋津洲って実艦は明石みたいな事もしてたらしいし、
戦闘はダメダメでもそっち方面で評価してるのかもね
案外ここの鎮守府の工廠は明石と夕張じゃなく明石と秋津洲が常駐なのかも

更新していきます。

>>271
(ほれて)ないです。正直、ほれてても迷惑やろ……この提督……

>>272
正直、お艦にはすまんことをしたと思ってる、

>>273
本当にチラッとしか出してないのに覚えててくれる人がいて、ウレシイ……ウレシイ……
普段は鎮守府から大艇ちゃん使って近海の偵察やってる感じですね

>>274
秋津洲は改にしても可愛いだけだから……

>>275
この鎮守府の工廠組は明石、北上、夕張、秋津洲の四人って感じです

――22:00――

 鎮守府 工廠

秋津洲「さすが疲れたかも……もう終わりにしようよぉ」

明石「えっと……あ、ヤバ! 秋津洲ちゃん、こんな時間までつき合わせちゃってゴメンね?」

秋津洲「別にいい――あ! 非番なのにお手伝いしたんだから、お夕飯はなんかおごってほしいかも!」

明石「うーん、今月は私もピンチなんだけどなぁ……」

秋津洲「あーあ、今日はせっかくのお休みだったのになぁ。お昼とか鳳翔さんのお店で何か食べたかったかも」

明石「うぐぅ……仕方ない――」

 バーン!

明石・秋津洲「!?」

提督「秋津洲! 秋津洲はいるか!」

秋津洲「……て、提督かも! に、逃げなきゃ!」

明石「え?」

秋津洲「この前、頼まれてた大艇ちゃんの運用報告書出すの忘れてたかも! 見つかったら、絶対に怒られる!」

明石「えぇ!? あれがないと私も困るのよ!」

秋津洲「そ、そんなこといっても……うぅ、偵察任務って案外疲れるから、その後にお仕事なんて出来ないかも!」

明石「だったら、私のお手伝いしてないで、先に報告書あげてくれないと!」

秋津洲「あわわ……そ、そんなこといってる場合じゃないかも! 普段から提督は怖いのに怒らせたら――」ガシッ

提督「なんだ、居るではないか……返事はちゃんとするようにいつもいっているだろう」

秋津洲「――!!」


明石「ちょっとは怒られて反省――って、あ、あの、提督、お酒臭いんですけど――」

提督「ああ、酔っているぞ! あいつらがいかんのだ! なにが『戦死者は毎日のように出ている』だ! それとあいつの特進には何の関係も無いではないか!」ヒック

明石「?」

提督「……なんでもない。それよりもだ、秋津洲!」

秋津洲「ひゃ、ひゃい!」

提督「お前は今日、非番だというのに明石の……ヒック、失礼。明石の手伝いをしていたと隼鷹から聞いたぞ!」

秋津洲「……うっ、ごめんなさいかも」

提督「は? なにを謝っている?」

秋津洲「いわれてた大艇ちゃんの報告書のことすっかり忘れてたかも……」

提督「ふむ……別に明後日までに仕上げれば良い」

秋津洲「! 本当!」

提督「ああ……ヒック、かまわんぞ。お前も忙しいなかよくやってくれているし、急ぐ問題でもなかったからな」

秋津洲「よかったぁ……提督、怖いからすっごい怒られるかもって思ったかも」

提督「はっはっは……私が怖いなど冗談はやめろ」

秋津洲「冗談じゃないかも! この前、開発失敗したときもすっごい怖かったかも!」

明石「ちょ!?」

秋津洲「あ! つ、つい本音が……」

提督「そうか……以後、きをつけよう」

秋津洲・明石「!?」

明石「て、提督、どこか頭でも打ったんですか!?」

提督「なんのことだ?」

明石「えぇ……」

秋津洲「よかったかもぉ……これが夢でも覚めないでほしいかもぉ……」

提督「お前たちには普段から世話になっているからな、土産だ。他のものには……ウィー、内密にしておけよ」

明石「うわ! お寿司ですか!」

提督「うむ……北上の分は多摩に渡しておいたし、夕張にもやってある。工廠組へのささやかな褒賞だ。遠慮せずに食ってくれ」

秋津洲「え、えっと……痛い!」

明石「な、なに!? 今度はどうしたの!?」

秋津洲「夢かもしれないと思ったからほっぺつねってみたかも……」

明石「……そう」

提督「あっはっは……にゃんだ、お前は本当に愉快な奴だな!」グシャグシャ

秋津洲「い、痛いかも! 提督、撫でるの強過ぎ――キャー! ほ、本当に痛いかも!! 背が縮んじゃうかも!」

提督「はっはっは……そうか、そうか」


明石「うわぁ……提督ってお酒入るとそんな風になるんですね……」

提督「普段からこんなものだろう!」

秋津洲「絶対にありえないかも……普段と違いすぎて気味が悪いかも」

提督「はっはっは……」ゴクゴク

明石「え!? まだ飲むんですか!?」

提督「大丈夫だ、大丈夫。安心しろ」

明石「ちっとも出来ないから言ってるんですよ! 秋津洲ちゃん、赤城さんを呼んで!」

秋津洲「わ、わかったか――ぐぇ!」

提督「まぁ、待て。もう止める。止めるから赤城は呼ぶな。あいつが来ると興がさめる」

明石「えぇ……それひどいこといってる自覚あります?」

提督「あるが、事実だ。仕方ない」

明石「駄目ですよ! それならなお更、赤城さんにちゃんと連行してもらいますからね!」

提督「むむむ……あ、秋津洲はどう思う?」

秋津洲「……うっ、で、でも赤城さんもなんか怖いところあるから、あたしもあんまり呼びたくないかも……」

明石「え? そうですか?」

秋津洲「うん……」

提督「ヒック……みろ! 赤城の名前を聞いただけで少し良いがさめてしまったではないか!」

明石「……そうですか」

提督「……いや、酔っ払いが変な絡み方をしてしまったな、すまなかった。少し話をさせくれ、そうすればすぐかえる。」

明石「別に私はかまいませんけど……」チラッ

秋津洲「秋津洲もべつにいいかも」


提督「そうか……少将が戦死したのは勿論、知っているな」

明石「ええ。あの方、よく演習にもいらしてましたし、皆、知ってると思いますよ。ね?」

秋津洲「もちろんかも」

提督「あれは私の同期でな。実力だけなら私よりもよっぽどある男だったと思う」

明石「えぇ? それはちょっと……」

秋津洲「しっ! 余計なこというとまためんどくさいかも」ヒソヒソ

明石「あ、ごめん」ヒソヒソ

提督「どうした?」

明石「あ、いえ、なんでもありません」

提督「まぁ、いい。とにかく、奴には散々、世話になったというのに礼の一つも言ってやれなかった。思い返してみれば、私はいつでもそうだ。あの時、こういっておけばよかった、ああすればよかった、とかそんなことばかり考えている」

秋津洲「あ、あの提督のいいたいことは大体、分かったけど……それが私たちとどんな関係があるのかも?」

提督「……別に。普段から工廠組には無理を言っているし、礼をしておかねばと思っただけだ。私もいつ流れ弾にでも当たって戦死するか分からんしな」

明石・秋津洲「……」

提督「はぁ……冗談だ。大丈夫だ、大丈夫。そう簡単に戦死などせんさ」

秋津洲「……あ、あはは。び、びっくりしたかも」

提督「いかんな……場を和ませようと思っただけなのだが、どうにも湿っぽい話になってしまった。重ねてすまん」

秋津洲「べ、別にそんなことなかったかも! ね、ねぇ、明石さん!」

明石「え!? そ、そうね!」

提督「はは……なれない世辞は止めておけ。よいしょっと……私は帰るがお前たちも遅くならないうちに寝ろように」

秋津洲「わかったかも!」

明石「はい……」

提督「それではな」


 ――22:30――

 鎮守府 工廠

秋津洲「慣れれば、普段からお酒飲んでるほうがやさしくて良い提督かも! 明石さんもそう思うでしょ?」パクパク

明石「う、うん……」

秋津洲「あれ? 明石さん、どうしたの? おなか痛いかも?」

明石「いや、ちょっとと思ったんだけど……大淀に言われて、あのカメラ作ったの失敗だったかもって」

秋津洲「カメラってあの感情度カメラのことかも?」

明石「ええ、あれのせいで提督が少しづつ気がついて改善していかなきゃいけなかったことを一気に表面化させちゃった気がするの……」

秋津洲「うーん……難しいかも」

明石「それに、なにか嫌な予感がするのよねぇ……」

秋津洲「嫌な予感?」

明石「ええ。なんか歯車がちょっと狂ってるっていうか……」

秋津洲「たとえばどんなことかも?」

提督「一番は提督もお酒飲んでるからってあんなに気弱なこと言う人とは思っていなかったことかな。私の予測だとどんな数字があのカメラが出しても大して気にしないと思ってたんだけど……。はぁ……」

秋津洲「……でも、提督があれをちゃんとつかってみんなと仲良くなるとも思ってたんでしょ?」

明石「そりゃあ、そうなったらいいなとは思ったけど……」

秋津洲「うん、それなら気にしないほうがいいかも」

明石「え?」

秋津洲「作ったもののつかい方まで気にしてたらやっていけないかも。善意で作ったんだから、あとは使う人たちを信じて丸投げしておくべきかも」パクパク

明石「……うん、それもそうよね! よーし、私も食べよ!」

秋津洲「あ! それあたしのイカかも!」

明石「別にいいじゃない! イカの一貫や、二貫」

秋津洲「明石さんのほうにイカはいってるんだから、そっちを先に食べるべきかも!」

 アハハ……ギャー、ギャー

 秋津洲編 艦

というわけで秋津洲編 艦です。
お品書きの更新もありますが、嵐投下前に一気に更新します。
明日は24:00からの更新を予定しています。

おやすみなさい。

すみません、今、かえって来ました……
更新ですが01:00からになります。すまぬ……すまぬ……
 

  羽黒翔ぶ


  XX14年 4月

 ――11:00――

 鎮守府 正棟 廊下

提督「本当にお前は使えん奴だな!」

叢雲「本当にそう思うなら、さっさと秘書官変えてくれないかしら。私もあんたの世話なんかしたくないわよ」

提督「ふん! さっさと仕事に戻るぞ!」

叢雲「はぁ……本当に転属でも何でもしたいわ……」

 コソコソ

羽黒「ふぅ……いってくれたかな?」

足柄「? 羽黒、あなた何してるの?」

羽黒「ひゃ!」

足柄「あ、驚かせちゃってごめんなさいね」

羽黒「あ、足柄姉さん、私こそ驚いちゃってごめんなさい……」

足柄「で、そんなところで何してるの?」

羽黒「え、えっと……」

足柄「?」

羽黒「そこに司令官さんと叢雲ちゃんがいたので……」

足柄「えぇ……あなたまだ司令官から逃げ隠れしてるの?」

羽黒「あう……」

足柄「 私の見たところ、提督はあなたのこと艦娘としてかなり評価してるわよ?とって食われるわけでもないんだから安心しなさいよ 」

羽黒「け、けど、やっぱり、司令官さんがなにか考えてるのか分からないですし、怖いんです……」

足柄「別に男なんて大してこと考えてないわよ。それに怖いって何が?」

羽黒「初出撃の後に入渠の順番について意見具申をしちゃったんです……」

足柄「は? それがどうしたっていうの?」

羽黒「きっと生意気だとか、口だけの子だって思われてます……なにか私が失敗したらその時のこともありますし、絶対に独房行きです……」

足柄「だから、そんなことないって……」

羽黒「そ、そんなことはわから――」

足柄「ないって言うの?」

羽黒「あう……ご、ごめんなさい」

足柄「はぁ……私はこれから出撃だから失礼するわね」

羽黒「……はい」



 XX14年 4月

――12:00――

 鎮守府 食堂

那珂「お! はぐはぐ、発見! 一緒にご飯食べよ?」

羽黒「……あ、はい」

那珂「あっれー? はぐはぐ、随分と沈んでるけどなにかあったの?」

羽黒「それがちょっと姉さんに注意されちゃいまして……」

那珂「ふーん。那珂ちゃんもよく神通ちゃんとかに怒られるし、あんまり気にしちゃ駄目だよ?」

羽黒「ありがとうございます……」

那珂「はぐはぐは相変わらず硬いなぁ……大本営にいたときは一緒に艦娘の広報用のポスター撮った仲じゃん。もっとくだけた感じでいこうよ」

羽黒「……」

那珂「つれないなぁ」

提督「……ん? 何を騒いでいる」

羽黒「!?」ビック!

那珂「あ、提督、こんにちわ!」

提督「ああ。それよりも随分と羽黒の顔を久しぶりに見たな、逃げなくていいのか?」

羽黒「え? に、逃げるなんてそんな――」

提督「ふん……お前が私から逃げ回っていることなど、とっくに承知している。何が気に食わんのか知らんが、軍人ならば不満ぐらいはっきりといってくればどうだ?」

那珂「えっと……何のお話かなー? って」

提督「お前は黙っていろ」ギロ

那珂「……はい」

提督「で、不満はなんだ?」

羽黒「そ、そんな……不満なんてそんな……」

提督「ふん! はっきりしない奴だ。とにかく連絡がある。食事を終えたら執務室に来るように」

羽黒「はい……」

提督「ちっ」

 ガラッ!

那珂「え、えっと……なんか私が騒いじゃったせいでごめんね?」

羽黒「ううん、いいの……」


 XX14年 4月

――13:00――

鎮守府 執務室

コン、コン

提督「入れ」

羽黒「……失礼します」

利根「おお、我輩の代わりは羽黒か。それであれば安心じゃな」

提督「なにが安心だ。お前がカタパルトの整備を怠らなければ、こんなことにはならなかったというのに」

利根「ハッハッハ……整備を怠ったつもりは無いのじゃがな。仕方ない」

提督「仕方ないの一言ですむ問題ではない! このばか者め!」

利根「おうおう、相変わらず提督は怖いのう」

羽黒「あ、あの……」

叢雲「ほら、二人でじゃれあってないで羽黒に説明してあげなさい。困ってるわよ」

提督「ちっ……羽黒、お前にリランカ島への空襲部隊の護衛任務を命じる。編成などの詳細はこちらの書類にまとめている。確認しておけ」

利根「うむ、本来は我輩と筑摩で行く予定じゃったんじゃが、カタパルトの調子が悪くての。すまんな」

羽黒「え、えっと……重巡洋艦・羽黒、任務、拝命します」

提督「うむ。それでは期待している」

叢雲「ちょっと、あんた、そんなおざなりな命令でいいわけないでしょ? ちゃんと作戦概要とか説明しなさいよ」

提督「別に書類に全て書いてあるのだ、問題あるまい」

叢雲「大問題よ!」

羽黒「あ、あの、大丈夫です……ちゃんと読んでおきますから……」

叢雲「はぁ!?」

羽黒「す、すみません!」

叢雲「はぁ……本当についてない。もうあんたたち、二人がそれで良いっていうなら私からはもう何も言わないわ……」

提督「折れるのならば最初から余計なくちばしを入れるな」

叢雲「はいはい……」

提督「ふん、羽黒は下がっていいぞ」

羽黒「……了解しました」



 XX14年 4月

 ――20;00――

 空母寮 談話室

加賀「ふぁー……ごめんなさい。いつもはもう寝る時間なので」

羽黒「い、いえ、こちらこそこんな時間にお尋ねしてしまってごめんなさい」

加賀「別に。今度の作戦で利根からあなたに僚艦が変更になったのは提督から聞いています。その関係でなにか用があるのでしょう?」

羽黒「はい」

加賀「……」

羽黒「……」

加賀「……はぁ、それで私に何のよう?」

羽黒「す、すみません! じ、実は旗艦の加賀さんに一つ教えてほしいことがあるんです」

加賀「? 作戦についてであれば提督に聞いたほうが良いのでは?」

羽黒「え、えっと……このことについては司令官さんに聞くよりも加賀さんに聞いたほうがいいと思ったんです……」

加賀「そうですか」ポリポリ

羽黒「あの、私、空母のみなさんの護衛任務は初めてで、なにか気をつけることとかあれば教えていただけないでしょうか……」

加賀「なるほど、それであれば私のところに来たのもやっと得心が行きました。えっと、気をつけることよね……んー、いや、えっと……そ、そうだ! 別に気負うことはないわ。私たちが基地を攻撃している間、敵を寄せ付けなければいい。それだけのことなんだから!」

羽黒「は、はい?」

加賀「いい? 死ぬ気で私たちを守りなさい。敵が来れば旗艦である私の命令にしたがって、打ち払えばいい。それだけだから別に何かを特別、気をつける必要もありません」

羽黒「……」

加賀「返事は?」

羽黒「あ、ご、ごめんなさい。分かりました」

加賀「ええ、期待しています。利根は作戦行動中でも無駄口が多くて困っていたの。その点、あなたならそんなことを気にする必要もなさそうで安心しました」ポリポリ

羽黒「あ、ありがとうございます」

加賀「……よければ一枚どうぞ」

羽黒「えっと、クッキーですか?」

加賀「ええ、先日、建造された五航戦の間抜けなほうが私を懐柔しようと持ってきたのよ」

羽黒「間抜けなほうって――」

加賀「頭の足らない妹のほうよ」

羽黒「そんなにあしざまに言わないほうが――」

加賀「は?」

羽黒「あ、いえ、ごめんなさい……」

加賀「別にかまいません」

羽黒「はい……」

加賀「……それでは作戦発動までは連携の訓練を毎日、行います。所定の時間になったら練兵場まで来るように遅れたら焼き鳥にしますからね」

羽黒「りょ、了解しました!」


 ――22:30――

 XX17年 11月(現在)

 鎮守府 工廠前

羽黒「えっと……司令官さん?」

提督「にゃんだ」ヒック……

羽黒「なにをなさってるんですか?」

提督「みて分からんのか」

羽黒「はい」

提督「……海を見ているのだ。お前こそ、こんな時間に何をしている?」

羽黒「赤城さんに頼まれて霧島さんのところに資料を届けにいくんです」

提督「そうきゃ……」

羽黒「? あの、なにか――」

提督「……いや、なんだ、あれだ……夜遅くまで頑張ってくれて感謝している。それだけだ、さっさと済ませてちゃんと休むようにな」

羽黒「はい! 提督もお休みなさい」

提督「ああ……」

というわけで羽黒翔ぶ 艦です。
多分、パート3で完全に終わる予定。

続いて嵐の感情度コンマ行きます。

提督から嵐への感情度 ↓コンマ以下
嵐から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

夜分、遅くにご協力いただきありがとうございます。

提督から嵐への感情度:21
嵐から提督への感情度:48

……うーん、敷波ほどじゃないけど嵐が不憫な数字。
明日の更新ですが、24:00からを予定しています。安価も撮るのでご協力いただければ幸いです。
おやすみなさい。

>>305
今というかリアルの年代に同期してる設定か作内では分からんけど、
仮にリアル年代に深海棲艦が突如出現したって時代設定だとしたら、
平成の世で大日本帝国軍人ばりに天皇陛下を崇拝してる時点でこの提督は頭オカシイとしか言いようがない
(決して、陛下を軽んじるとかじゃなく現代社会の一般人基準として)

加賀さんに関しては戦闘以外は赤城さんに顎でパシられまくるだけの、
グレートポンコツフードファイターってのが知れたら一気に親しみ増したのかも

更新していきます。

>>307
ぶっちゃけそこら辺の設定をどこで書こうか悩んでいたんですが、あんまり重要なことでもないのでこの世界の流れだけ書いておきます。(XXは別の世界ってことを強調するのにつかってるだけなのでXX→20でもまったくかまいません)

第2次世界大戦勃発→ドイツ、ソ連侵攻せず→ヒトラー病死。ドイツ、余力を残して停戦→日本、ドイツの仲介でギリギリのところで対米戦争終結→平和が続くも深海棲艦の出現で世界が一致して敵に当たるようになる

正直、ありえない上にかなりご都合主義ですが、そんな感じを想定してます。
なので憲法は大日本帝国憲法のままですし、教育勅語などもそのまま引き継いでる設定です。
それでも提督はちょっと過剰な尊皇家って位置づけですね。そこらへんはモデルの東条英機が元になってる感じですかね。


おしながきの更新です。嵐分も含みます。
伏せてたんですが、いきなりやるとちょっとあれかなと思ったので告知しますと提督改修工廠・工廠騒動記でカメラのささやかな改装があります。(それぞれ好感度コンマが±5の範囲までひろがります)
他にも幾つか提督の能力がコンマで決まるものや特典的なものが開放されることもありますので、そういった点でも既出のお話は楽しんでいただければ幸いです。勿論、新規の艦娘を開放していくことで更なるカメラの改装や特典がでることもありますので、新規の艦娘もどんどんやっていただければ幸いです。

 おしながき

1、比叡と提督とうなぎのゼリー寄せ(比叡、金剛)
2、弥生の提督語教室(弥生、神通)
3、赤城日記(赤城)
4、曙ほのぼの(曙)
5、潮奮闘記(曙)
6、羽黒翔ぶⅡ(羽黒・過去含む)
7、提督~追想の刻・独逸編~Ⅱ(提督、グラーフ・過去)
8、あきつ丸VS提督(あきつ丸)
9、対潜哨戒部隊記録(朝潮、由良、五十鈴)
10、加賀の鎮守府ぶらり旅(加賀)
11、霞の不覚(霞・過去)
12、霧島と榛名と提督と(霧島、榛名)
13、懺悔(蒼龍)
14、我らの手に栄光を(飛龍)
15、誰がために幸運の鶴は翔ぶ(五航戦)
16、五十鈴のなく頃に(五十鈴・過去)
17、不知火葛藤(不知火)
18、すすめ、すすめ(ポーラ)
19、提督から見た世界(曙、霞、敷波)
その他、新艦好感度コンマ(記名)

【未開放】
ドイツ組と観劇【プリンツ・呂500の感情度コンマで開放】
潜水艦呼称争議【伊19・伊164・伊8・伊401の感情度コンマで開放】
初期艦はなんでもしってる【叢雲の感情度コンマで開放】
提督改修工廠【暁型の感情度コンマで開放】
特務艦【間宮の感情度コンマで開放】
冷戦【多摩の感情度コンマで開放】
二航戦の憂鬱【雲龍型・大鳳の感情度コンマで開放】
第八駆逐隊、出撃!【大潮・荒潮の感情度コンマで開放】
降涙恋慕【二部完結で開放】
胡蝶乱舞【二部完結で開放】
萩風提督観察記【川内の感情度コンマで開放】
行け、私が想いよ、黄金の翼に乗って【ローマ・イタリア・リベッチオの感情度コンマで開放】
海防艦とネコ【択捉・l国後・占守の感情度コンマで開放】
あの航路へと【飛鷹の感情度コンマで開放】
さぁ、勝利の砲撃を【大和・矢矧の感情度コンマで開放】
工廠騒動記【夕張の感情度コンマで開放】←NEW
第四駆逐隊の見た鎮守府【野分・舞風の感情度コンマで開放】←NEW


 鎮守府 駆逐艦寮 第4駆逐隊の部屋

萩風「ふんふーん、ふーん♪」

嵐「? 萩、随分とご機嫌じゃん」

萩風「うふふ……この前ね、司令にクッキー作ったら随分と喜んでくれたの」

嵐「へぇ。そりゃあ良かったな」

萩風「それでね、今度はなに作ろうかなって考えてたら、楽しくなってきちゃって」

嵐「そっかぁ。この前、卯月と執務室にいったときは机の中に煎餅はいってたぜ」

萩風「なるほど……お菓子って言っても甘いものばっかりじゃないもんね……。うん、減塩したりすれば健康お煎餅出来るかな」

嵐「おう、そうしてやれよ。あの大食いの司令のことだからきっとよろこぶぜ」

萩風「うふ……ありがとうね、嵐」

嵐「いや、すこしでも参考になったなら良かったぜ。それよりそろそろ食堂いかねぇか? 腹減ってきてさ」

萩風「うふふ……そうね。ちょっと準備していくから先に行っておいて」

嵐「あいよ」


 鎮守府 食堂前

嵐「萩の奴、遅いな……うぅ、めっきり寒くなってきやがった」

赤城「あら? 嵐、どうかしたの?」

嵐「! 赤城さん、こんばんわ!』

赤城「えぇ、こんばんわ。それでどうしたの?」

嵐「萩の奴と一緒に飯を食おうと思って待ってるんです。赤城さんはもう飯食ったんですか?」

赤城「いいえ、まだですよ」

嵐「それなら、一緒に――」

提督「待たせたな」

赤城「いえ、私もちょうど来たところです」

提督「そうか……食事まで打ち合わせになってしまって悪いな」

赤城「いえ、大丈夫ですよ。うふふ……はい、大丈夫です」

提督「? そうか、それではさっさと済ませてしまうぞ。まだ仕事が押している」

赤城「はい」

提督「ん? 嵐か、何をしている」

赤城「萩風を待っているのだそうです。仲がよくて結構なことですね」

提督「……そうか。まったく金魚のフンでもあるまいに」ブツブツ

嵐「あ、司令――」

 ガラッ

嵐「行っちまった……」

赤城「ごめんなさいね? 聞こえてなかったんだと思うから呼んできましょうか?」

嵐「あ、いえ、別に大したことじゃないから大丈夫です」

赤城「そう? それじゃあ、私も失礼しますね」

嵐「お疲れ様です」:

赤城「うふふ……」

 ガラガラ

嵐「赤城さんも萩もあれのどこがいいんだか……さっぱりわかんねぇ」

?「なにがわからないの?」


嵐「ぎゃ!」

翔鶴「あ、ご、ごめんなさい……」

嵐「い、いえ、こっちこそ大きい声出しちまってすみません」

翔鶴「それでなにが分からないのかしら?」

嵐「うーん……翔鶴さんなら大丈夫かな」

翔鶴「?」

嵐「翔鶴さんは司令のことどう思います?」

翔鶴「尊敬できる上官だと思いますよ。 それがなにか?」

嵐「いやぁ、俺も上官としてはそう思うんですけど、人間的にみたらなんていうか。あれじゃないっすか……」

翔鶴「そうかしら? 本当は優しい人だと思うの」

嵐「えぇ?」

翔鶴「? 瑞鶴や蒼龍さんもそうおもってるとおもうわよ? 嵐はそう思わないの?」

嵐「いやぁ、やさしいかどうかは俺にはよくわかんないんですけど……」

翔鶴「うーん……確かに嵐とか敷波にはちょっと厳しいところがあるわね。でも、それは期待の裏返しだと思うの。だから、今度からはしっかりと提督の仰ったことの本当の意味を考えてみるといいと思うわよ?」

嵐「そんなもんですかねぇ?」

翔鶴「ええ。加賀さんもそうだけどあの人たちは不器用だから、ちゃんと言いたいであろうことを考えてあげないと駄目よ?」

嵐「分かりました……今度からはそうしてみます。あともう一つだけ聞かせてもらっても良いですか?」

翔鶴「どうぞ」

嵐「……あんなこと言われた後で、あれなんですけど、司令ってちょっと人間関係に無関心過ぎやしませんか?」

翔鶴「そう?」

嵐「だって、萩と赤城さんは司令のこときっと好――モガっ!」

萩風「はぁはぁ……ちょ、ちょっと! なにいってるの嵐!?」

翔鶴「? 萩風、こんばんわ」

萩風「あ、翔鶴さん、こんばんわ。そ、それより今の聞きました!?」

翔鶴「え?」

萩風「聞いちゃったんですか!?」

翔鶴「え、えっと……萩風が途中で塞いじゃったから意味はよく分からなかったんだけど、赤城さんと萩風がどうかしたの?」

萩風「ほっ……そ、それならいいんです」

翔鶴「??」

嵐「く、苦しい……」

翔鶴「ちょ、ちょっと、萩風?」

萩風「あ……ごめんなさい」

嵐「はぁはぁ……こんなところで同僚に殺されちまうとか洒落にもならねぇよ」

萩風「嵐が悪いのよ! 勝手なこと言うから!」


嵐「わりぃ、わりぃ……翔鶴さん、すんません。この話は聞かなかったことにしてください」

翔鶴「そう? それじゃあ、私も加賀さんが待ってるから行くけど、いい?」

嵐「あ、用事あったのに呼び止めちゃってすみませんでした」

翔鶴「大丈夫ですよ、大丈夫。うふふ……赤木さんの真似しちゃいました」

嵐「あはは……」

翔鶴「それじゃあ、失礼するわね」

嵐・萩風「「はい、お疲れ様でした」」

翔鶴「うふふ……」

 ガラ

萩風「はぁ……びっくりした……」

嵐「あたしも萩があんなに慌ててるのはじめて見たぜ……」

萩風「さっきも言ったけど嵐がいけないんじゃない」

嵐「むぅ……けどさ、提督、ちょっとそっけなさ過ぎると思ったから」

萩風「司令はあれで別にいいのよ」

嵐「えぇ……? 萩、お前、男の趣味悪くないか?」

萩風「そ、それに別にそういう好きじゃないし……」

嵐「はぁ?」

萩風「お父さんというか……お兄さんというか……とにかく、そんな感じだから!」

嵐「いやいや、そっちの方が俺はよっぽど嫌だぜ? 進路相談とかすっげぇ厳しそう……主席取れないと折檻されたりさぁ……」

萩風「ちょっと、茶化さないでよ!」

嵐「あ、いや、茶化したつもりはねぇんだよ。ちょっと想像したらさぁ……」

萩風「もう……とにかく、私のことは誰にも言っちゃ駄目よ?」

嵐「へいへい……」

 ガラッ!

提督「……む、お前、まだこんなところで油を売っていたのか。たいした戦果も上げんくせにいいご身分だ――いや、私の指揮のせいもあるかもしれんな。撤回しよう」


嵐「はぁ!? もう食ってきたのかよ?」

提督「当たり前だ。十分もあったのだ、それで食い終わらないのでは軍人失格だ」

嵐「そんなことねぇだろ……」

提督「はぁ……まぁ、いい。それよりも、その口の利き方はどうにかならんのか?」

嵐「え?」

提督「がさつに過ぎる」

嵐「えぇ? それなら霞とかさ、曙はどうなんだよ?」

提督「あいつらはお前のように男言葉ではないだろ。お前も一応は婦女子なのだからなんとかしたほうが良いぞ。好ましくない」

嵐「ちぇ……ひいきしちゃってさ」ボソッ

提督「む! お前は大人びて見えるからそういっているのだ。いつもいつも口答えしおってからに、これぐらいは素直に聞き入れておけ」

萩風「うふ……」

提督「なんだ?」

萩風「いえ、また何かおつくりしてお持ちしますね」

提督「そうか。ん……いかんな、こんなところで油を売っている場合ではなかった、早く執務室に戻らなければ」

萩風「はい、お疲れ様です」ビシ

嵐「……お疲れ様です」ビシッ

提督「ああ、それではな」ビシッ!

萩風「ほら、お父さんみたいでしょ?」

嵐「いいや、あれは俺のことが気に入らないからだ。ちっともそう思わなかった!」

萩風「うふふ……そんなに意地張っちゃって」

嵐「うるさい!」

 嵐編 艦

というわけで嵐編 艦です。
言葉遣いが特徴的な子は書きやすいですね。

先に安価行きます。
お品書きは>>310を参考にタイトルor番号でどうぞ、新規の子は名前でお願いします。
ちょっと分からない場合は下にずれます。(あとZara、浦波は不可です)

安価↓
安価↓×2
安価↓×3

相変わらず早くて感謝いたします。
今後の流れですが、

大鳳→アイオワ→陽炎→山風→時雨

となります。

続いて大鳳の感情度コンマです。

提督から大鳳への感情度コンマ ↓コンマ以下
大鳳から提督への感情度コンマ ↓↓コンマ以下

これは不知火ほどじゃないけどいい距離感ですね。
さすがはタウイタウイのアイドルなんだよなぁ……

提督から大鳳への感情度コンマ:68
大鳳から提督への感情度コンマ:73

あとお知らせなのですが、3月にまた一週間ばかり出張行かないといけないかもしれないです。
また移動がすっごいだるい……だから、止めろって言ったのに……
それでは本日はここまでです。明日は翌日、お休みなので24:00に一回、深夜に出来れば一回やりたいです……部長が仕事持ってこなければ大丈夫。


出張お疲れ様なんやな
それにしても提督自分のこと信じられなくなってるようにしか見えない
自分の指揮が悪いのかもしれないとか聞いたら大淀は喜びそうだけど

赤城に必要なのは曇った提督だから
悲しみを背負ってもらわないと

遅れて申し訳ありません、今帰ってきましたので更新していきます。

>>333
流石に大淀さんもそんなにくさってないやろ……多分、きっと、おそらく……

>>335
前のレスにあったけど二人の孤島ENDはそれはそれで面白そう。記の早い話ですが、今回の埋めネタはIFでそれやるかもしれんね。

 ――20:00――

 鎮守府 練兵場

大鳳「はぁはぁ……」

提督「おい、何をしている」

大鳳「あ!……えっと、提督、お疲れ様です」ニ、ニッコリ

提督「別に私は疲れてなどいない。お前こそ随分疲れているようだな」

大鳳「……いえ、たいしたこと無いわ」

提督「嘘をつくな」

大鳳「別に嘘なんて――」

提督「うるさい! 訓練もほどほどにしておくようにあれほどいったのに、ちっともお前は分かっていないようだな!」

大鳳「うっ……ごめんなさい」

提督「はぁ……これでも飲め。そこの自販機で買ってきたものだ、毒など入ってないから安心しろ」

大鳳「えっと、なんというか、あ、ありがとうございます」

提督「……やはり冗談はやめたほうが良いのか?」ボソッ

大鳳「なにか仰いました?」

提督「別にたいしたことはいってない」

大鳳「……あ、あの、怒ってます?」

提督「ふん! 当たり前だ! ばか者め!」

大鳳「あう……」

提督「血反吐吐くまで訓練はしろといったが、誰も無理な訓練をしろとはいってない。なにごとも限度というものがある!」

大鳳「それは分かっているんだけど……やっぱり一航戦の先輩方の練度を見せ付けられるとどうしても……」

提督「加賀や赤城に求めているものとお前に求めているものでは微妙に違うということぐらいいい加減に理解してくれ。大体、奴らとお前では年季も違うだろ」

大鳳「……」

提督「お前は装甲空母なのだ多少の被弾は大目に見てやるから、敵に決定的打撃を与えることだけを考えろ」

大鳳「でも、私もやっぱり加賀さんのように華麗といっても良いように戦いと思うわ……」

提督「ちっ、分からん奴だな。加賀なんぞよりもお前は金剛あたりを見習え。次点で長門あたりか」

大鳳「金剛さんを?」

提督「ああ、あいつは勝敗を決する局面というものが分かっている。勝機と見れば自らの被弾も省みず敵に一撃を与える。さすがは年の功といったところだな」

大鳳「お言葉ですけど、加賀さんだって――」

提督「あれは目の前にいれば全部、打ち倒していかなければ気がすまないタイプだ。熱中すれば命令を聞き逃すことまである、そんな時の私自身の奴に対する評価は猟犬以下だ。実際、加賀は敵が旗艦であろうが、随伴艦であろうが立ちふさがればいちいち相手しているであろう?」

大鳳「え、ええ、そうだと思うわ」

提督「所詮、加賀はそんなものだ。スコアだけが勝利への貢献ではない」

大鳳「その理屈は分かるけれど……」

提督「ならその理屈に従え。MVPは撃破数と敵に与えたダメージによって判定するという規定があるため、金剛は大してMVPをとっていない。それでも我が鎮守府の旗艦をもっともつとめている艦娘だ」

大鳳「……」

提督「お前は加賀や飛龍と違って戦場で熱に浮かされるようなタイプではないであろう? 装甲空母のうたれ強さがお前に余裕を与えているのかは知らんが、激戦の中でも周りが見えているというのは稀有な才能なのだ。はっきり言ってお前は加賀や赤城のように猟犬よりもその手綱を持っているほうがあっている。それを理解しろ」

大鳳「……分かったわ。無理な訓練は止めて戦術とかの座学を増やすことにします」

提督「そうか……やっと分かってくれたか。それでは期待しているぞ」

大鳳「あ、あの……ひょっとして私が無理してくれたのか、ここまで見に来てくれたんですか?」


提督「は? そんな暇なわけが無いだろ。執務の合間に目を休めようと外を見ていたらお前が見えただけだ。やはりお前はすばらしく運がないな」

大鳳「……そ、そうよね。ちょっと期待した私が馬鹿でしts」

提督「さっさと風呂にはいって寝ろ。婦女子が汗臭いなど笑われるぞ――ああ、その胸では男に見られるぞ」

大鳳「!! ちょっと!」

提督「はっはっは……! そう思われたくないのであればさっさっと風呂にはいって、ゆっくり休め」

大鳳「ぐ、ぐぬぬ……せっかく、ちょっとだけかっこいいと思ったのに……!」

提督「さて、お前の相手ばかりしてられん。執務室に戻――いや、先に倉庫に行って資源の備蓄量の確認をしたほうがいいか、あの件についても報告書を作成せねば――」ブツブツ

大鳳「こ、この……提督の馬鹿……」ボソッ

提督「は? 馬鹿だと?」ギロッ

大鳳「あ、ち、ちが――」

提督「その馬鹿に注意されるなどお前はとてつもない大ばか者だな! まったく艦娘は上官に対する礼儀というものが全く分かっていないから、困る!」

大鳳「そ、そういう意味じゃないの……ごめんなさい」

提督「ふん。謝るぐらいなら最初から口に出すな」

大鳳「はい……」

提督「……まぁいい。私がどうかなど、そいつの主観に過ぎんからな。あまり気にすることでもないのだ」ボソッ

大鳳「え? あ、あの、もう一度、言ってもらっても――」

提督「ぐっ……お前には関係の無いことだ! と、とにかく、お前は根をつめすぎている。今度の非番の日の昼にでも執務室に来い。いい機会だ、飯にでも連れて行ってやる」

大鳳「えっと、わ、わかったわ」

提督「ふん……あぁ、あと一つ、お前に聞いておきたいことがあった。時間は良いか?」

大鳳「え、ええ」


提督「空母と戦艦で派閥のようなものを作っていると聞いた。装甲空母のお前はこのことを知っているのか?」

大鳳「あ、そのことね。やっぱりまずいわよね……」

提督「その様子では知っていたな」

大鳳「知っていたというか、飛龍さん、誰かまわずに空母と戦艦なら空母のほうが優秀だって言って回ってるし……皆、知っていると思うわ」

提督「は? なんだ、それは? いつからここは保育園になった?」

大鳳「私にそんなこといわれても……」

提督「頭が痛くなってきた。いや、思っていたよりもかなり幼稚なようで安心したか……」

大鳳「だけど、飛龍さんがいちぶの艦娘を取り巻き見たいに侍らせてるのも事実だし、戦艦の人と口論になることも目立ってきたから、なんとかしないととは思っていたの」

提督「であれば、責任者の私に報告するのが筋だろ! 本当にお前はその頭の中に何がはいっているのだ!」

大鳳「も、勿論、提督に相談したほうが良いと思ったんだけど……鳳翔さんが提督に言うのは止めたほうがいいって……」

提督「はぁ? あの鳳翔がか? 嘘をつくならもっとましな人選にするんだったな」

大鳳「ほ、本当よ! 『提督じゃ、余計こじれるだけだし。あれぐらい可愛いものじゃない』って……」

提督「はっ! 鳳翔もお前も論外だ!」

大鳳「や、やっぱりそうよね……」

提督「ちっ……まぁ、いい。この事件はどうやら私にも責任の一端があるようだ。なんとかしておく、すまなかったな」

大鳳「私こそすぐに報告するべきだったわ。ごめんなさい」

提督「気にするな。それではな、しっかり休めよ」

大鳳「あ、はい。提督、おやすみなさい」

提督「ああ」

?「うふふ……さぁて、やっと動いてくれた」

 大鳳編 艦

というわけで大鳳編 艦です。
正直、最後の台詞入れるか結構悩みました。あと胸のネタは鉄板だし、ちょっとつかってみたけど……不快に思ったらすまんやで。
1は貧乳云々よりも女の子が気にしているっていうのが良いと思います、だから二次元の中でも秋葉が一番好き(ゲス顔)

続いてアイオワの感情度コンマ行きます。

提督からアイオワへの感情度コンマ ↓コンマ以下
アイオワから提督への感情度コンマ ↓↓コンマ以下

可も無く、不可もなくな感じですね。

提督からアイオワへの感情度コンマ:46
アイオワから提督への感情度コンマ:52

こんばんわ、更新していきます。

ちょっと話題になっているので説明入れますと、皆さんにご協力いただいてせっかく出てきたコンマなのでそれ自体に加算や減算はしない予定です。
ただ個別のお話進めていくと悪感情が取れていきます。
分かりにくい話だとは思うのですが、『好意は無くても別に嫌いではない』という状態になっていきます。
低い場合は漏れなく悪感情をつけていますのでそれを取り払っていく感じ。逆に言ってしまえば好感度表示のある艦はどんなに毛嫌いしていてもコンマ分の好意を一応は持ってるということです。

……そこらへんうまく書けるか分からない未熟な作者ですが、お付き合いただければ幸いです。


 ――09:00――

 鎮守府 戦艦寮 談話室

山城「はぁ……」

アイオワ「ヤマシィロ、ため息なんかついてどうしたのー?」

山城「……ちょっと、どさくさにまぎれて私の髪飾りに触らないで」

アイオワ「Sorry! でも、やっぱりそれってUniqueよね!」

山城「はぁ……」

アイオワ「?」

山城「別になんでもないわよ。気にしないで」

アイオワ「そう? なら、ヤマシィロ、今日は何かWorkあるの?」

山城「今日は非番よ」

アイオワ「ならMeと――」

山城「残念だけど、このあと、時雨たちとお茶会があるのよ。だっていのに姉さまは……うぅ、不幸だわ」

アイオワ「Unlucky? Tea partyがあるのに?」

山城「姉さまがこないのよ……」

アイオワ「そういえばRecentlyはフソーと一緒にいないわね。why?」

山城「あなたも比叡あたりからきいてるでしょ?」

アイオワ「?」

山城「分からない人ね……あの空母と戦艦どっちのほうが優秀なのかってくだらない話よ」

アイオワ「oh! そんなの比べる必要もなくBattle shipがNumber oneよ!」

山城「くっだらない」

アイオワ「そんなこといわれるとSo Sad! ヤマシィロだってBattle shipeじゃないの」

山城「そんなことに姉さまが駆り出されるのが納得いかないのよ! 伊勢、日向あたりと張り合うぐらいだったら私もあんな苦労しなくてすんだのに……!」

アイオワ「ちょ、ちょっと、Calm down!」

山城「ぐぅぅ……それもこれもあいつが悪いのよ! あぁ、腹が立つ!」

アイオワ「あいつ? Who?」

山城「あ……」

?「こんにちわ」

山城「!?」

そして物語の始まりは1本の電話だったのだ

504:名無しNIPPER[sage]
2017/11/12(日) 02:05:38.55 ID:70D4PAuDo
感想書くのはいいけど、雑談前提やめろや
40レス雑談はやり過ぎ
ていうか、作者じゃない奴が長文書くなや、荒らすぞ

505:名無しNIPPER[sage ]
2017/11/12(日) 06:26:05.47 ID:LHa92o3sO
概ね同意だが荒らすぞはきもい

山城「!?」

赤城「おや、お話の最中でしたか?」

山城「……別に」

アイオワ「Hey! アカーギ、Hallo!」

赤城「ええ、ええ、こんにちわ。それよりも比叡さん、見てませんか?」

山城「比叡? さぁ、私は見てないわよ」

アイオワ「Meもヒエーにはあってないわよ」

赤城「はぁ……霧島さんに談話室で見たって聞いたんですけど、どうやら見間違いだったようね」

山城「え? さっきから私、一人しかいなかったわよ?」

赤城「は?」

山城「な、なによ」

赤城「ああ、すみません。それよりもそれ本当ですか?」

山城「……今日は朝礼が終わってから、ずっとここで本を読んでたから間違いないわよ」

アイオワ「あ、それって何の本なの?」

山城「ちょっとくっつかないで。ただのカタログよ」

アイオワ「Mail orderね! 私もよくつかうわ!」

山城「そう……」

赤城「……ん。そういうことですか」

アイオワ「アカーギ、どうかした?」

赤城「くっくっく……別に何でもありませんよ、お気になさらないでください」

アイオワ「そう? なら、いいわ。 ねー、ヤマシィロ、一緒にShoppingに行きましょうよー」

山城「だから、お茶会に行くって言ってるじゃない……」

アイオワ「ちょっとだけで良いから、ね? どうせお昼のあとでしょ?」

山城「はぁ……分かった、分かったわよ。用意してくるから正門で待ってて」

アイオワ「Thanks! 私も着替えてこよっと!」

山城「あなたと買い物行くと疲れるのよね……。ああ、後、赤城」

赤城「なんでしょうか?」

山城「大和あたりに見つかるとめんどくさいことになるかもしれないし、さっさと帰りなさい」

赤城「ふふ……ええ、ええ、大丈夫ですよ、大丈夫。私もすぐに帰りますから」

山城「あっそ」


 鎮守府 正棟前 

提督「はぁはぁ……いかん、運動不足だ」

瑞鶴「提督さん、なにしてんの?」

提督「瑞鶴か、これで何か飲み物を買ってこい。駄賃だ、お前の分も買って良いぞ」

瑞鶴「ほんと! サンキュ!」

提督「はぁ……」

アイオワ「ん? Admiralじゃない、なにしてるの?」

提督「アイオワか……見れば分かるだろ」

アイオワ「えっと、それってTable?」

提督「む。違う、炬燵だ」

アイオワ「OH! コタツ! フトンの下はこんな風になってたのね」

提督「ああ、掛け布団がかかってる状態しか知らんのか」

アイオワ「Yes!」キラキラ

提督「随分、嬉しそうだな」

アイオワ「これからの季節はやっぱりこれがないと! BismarckなんかもLike very much よ!」

提督「そうか」

瑞鶴「ふーん、暖房器具出してたんだ! あ、提督さん、これどうぞ」

提督「すまんな」

アイオワ「でも、なんでAdmiralがそんなWorkしてるの?」

瑞鶴「それにちょっと気が早すぎない?」

提督「うるさい、一気に喋るな! 私は寒いのが苦手なんだ!」

アイオワ「そういえばWinterの間、執務室はいつもstoveついてたわね」

提督「ふん、なにか問題があるのか? 四六時中、あそこで仕事をしているのだ。お前たちはそんな風に思っていないかもしれんが、これでも私は海軍の顕官だぞ。それぐらいはかまわんだろ!」

アイオワ「え、えっと? ズィカク、Why is Admiral angry?」

瑞鶴「え!? えっと、うーん? あ、灯油を無駄遣いしてるわけじゃないって言いたいのかな?」

提督「ぐっ……なぜ翻訳が必要なのだ!?」

アイオワ「AHAHA……!」

提督「……そうだ。私の仕事の速度に直結することだ、必要経費だ」

瑞鶴「別に前回の時と違って禁輸状態なわけでもないんだから気にしすぎじゃない?」

提督「本来はいかんのだ。石油の一滴は血の一滴。軍人たるもの質素倹約に徹しなければ」

アイオワ「おー、Samuraiはくわねど高ヨージね!」

提督「違う。もう一度、勉強しなおしてこい」

アイオワ「えぇ? そうなの? 日本語はDifficultね……」

提督「む、それなら神通に習ってみろ。余計に難しく感じるかもしれんが、覚えるまでは付き合ってくれるはずだぞ! はっはっは……」

アイオワ「Oh! Thank You! MeはジンツーとFriendだからきっと優しく教えてくれるはずよ!」

提督「神通と? 意外だな」

アイオワ「ふふん! 川内Typeはニンジャ、サムライ、ナカチャンだからね! 着任してすぐに仲良くなったわよ」

提督「那珂ちゃん……? ま、まぁ、いい。それよりもお前のような米国の艦娘が鎮守府の中にとけこめるかどうかと思ったが、杞憂だったようだな」

アイオワ「Of Course! 皆、いい子だからMeも毎日が楽しいわ!」

提督「そうか……それは良かったな」

アイオワ「yes!」

提督「ははは……はぁ……」

瑞鶴「?」

 アイオワ編 艦

というわけでアイオワ編 艦です。
なんかアイオワの英語つかうタイミングが、分からなかっですた。ルー大柴みたいですまんな……。

続いて陽炎行きます。

提督から陽炎への感情度 ↓コンマ以下
陽炎から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

不知火といい萩風といい陽炎型のコンマは優秀(フラグ)

提督から陽炎への感情度:68
陽炎から提督への感情度:75

というわけで今日はここまでです。
明日はお品書きの更新と陽炎編やってから、安価また3つとりますのでよろしければご協力ください。
更新の予定は24:00あたりです。アバウトで申し訳ない……仕事次第なんや……
それではおやすみなさい。

帰ってきました。チカレタ……
遠征出しなおしたりして12:30より更新していきますので、少々、お待ちください。



――09:10――

鎮守府 執務室

?「ありましたね」

霞「……やっぱり、止めましょうよ! こんなこそ泥みたいな真似!」

?「なりません」

霞「け、けど……」

神通「反論は許した覚えはありません」

霞「……」

神通「……これは鎮守府のためです。大道廃れて忠義ありといえど、これ以上の狼藉は許されません。聞き分けなさい」

霞「……」コク

神通「分かったのならば、すぐにこれを彼女のところに届けてきなさい。私はまだやることがあります」

霞「はい……」

神通「さて――ご協力感謝します、霧島さん」

霧島「……別にあなたの思惑に載ったわけではありません」

神通「結構。あなたの思惑がどうであれ、私は夜郎自大のやからに鉄槌を下すまでです。失礼」

霧島「……ふん」



――09:30――

 鎮守府 駆逐艦寮 談話室

陽炎「むむ……」

不知火「なにをうなっているの?」

陽炎「あ、不知火、いいところにきたわね!」

不知火「……失礼します」

陽炎「ちょ、ちょっと待ってよ! ほら、お菓子もあるからちょっとこれみて!」

不知火「はぁ……で、なに?」

陽炎「うん! やっぱ持つべきものは優しい妹よね」

不知火「お世辞は結構よ」

陽炎「つれないなぁ……」

不知火「へ、なんのようらの」ボリボリ

陽炎「この間の座学の宿題なんだけど、さっぱりなのよ。手伝って!」

不知火「……急用を思い出したわ」

陽炎「ちょ!? な、なんでよ!」

不知火「は、放して! 一人でやるか、神通さんのところに聞きに行くようにとお達しがあったじゃない!」

陽炎「聞きにいったら絶対、なんか難癖つけられるじゃない!」

不知火「そんなことは私もわかってるわよ!」

陽炎「なら、ね? ばれないようにするから! 姉を助けると思って!」

不知火「い、嫌よ!」

神通「……あなたたち」

陽炎・不知火「「はぁ!?」」

神通「なんですか? その返事は?」

陽炎・不知火「「申し訳ありません!」」


神通「分からないのであれば聞きに来るように言っておいたはずです。さて、なぜ、私のところに来なかったんですか?」

陽炎「あ、いや、そ、その……い、忙しい神通さんのお手を煩わせるわけには――」

神通「へぇ、そうですか。先ほどまでといってることが随分と違うと思うのですが」

陽炎「なんでもないです! 言いつけを破ってしまって、申し訳ありません!」

神通「不知火。あなたも随分と姉妹に冷たい態度をとるんですね、驚きました。いつも口を酸っぱくして協力することの大切さを説いているというのに……。断るにしても言い方というものがあると私は思いますが、あなたはどう思うの?」

不知火「あ、あわわ……」

神通「はぁ……あなたたちは女学生じゃ無いんです、軍人なんです。それであれば、もう少し緊張感と言うものを持って生活しなさい。私がはいってきたのも気がつかないなんて、随分とたるんでるのではないですか?」

陽炎・不知火「「は、はい! 以後、気をつけます!」」

神通「あなたたちはいつも返事ばかり良いのだから……。まぁ、いいでしょう」

陽炎「ほっ……」

神通「ただし! 私はこのあと、用がありますので代わりに提督のお手伝いをしてきてください」

陽炎「あ、あの私、非番――」

神通「は? もう一度、言ってみなさい。私たちにそんなに非番があると思ってるんですか?」

陽炎「なんでもないです! 喜んでお手伝いしてきます!」

不知火「……あ、あの不知火はヒトヒトマルマルから――」

神通「不知火、ヒトヒトマルマルからの訓練は免除しておきますから提督のお手伝いを優先しなさい」

不知火「!」グッ!

陽炎「いいなぁ……」ボソッ

神通「なにか?」

陽炎「い、いえ!」

神通「はぁ……まったく乱臣賊子の跋扈とは困ったものだわ」

陽炎「?」

神通「なにを見ているのですか? はやく行きなさい」

陽炎「は、はい! 失礼します!」ビシッ

不知火「し、失礼します!」ビシッ



 鎮守府 本棟前

提督「大体、運び終わったか……くそ、霧島のやつ、掃除するから少し別の仕事をして来いなどといいおってからに風でも引いたらどうするつもりなのだ!」

瑞鶴「まぁまぁ、あんなに散らかちゃってたら仕事もしにくいだろうし、霧島さんには感謝しなきゃ」

提督「ぐぐぐ……」

瑞鶴「ねぇ、それよりも私も手伝ったんだからお駄賃頂戴!」

提督「なんだと? 図々しい奴だな。この前、おごってやったばかりだろう」

瑞鶴「むぅ……お金ないんだもん……」

提督「駄目だ」

瑞鶴「ぶー! ケチ!」

提督「ケチで結構! 私もそんなに余裕があるわけではないのだ!」

陽炎「はぁはぁ……し、司令!」

不知火「ぜぇぜぇ……」

提督「……なんだ、お前たち、そんなに息せき切って」

陽炎「げっほ……お、お手伝いに来ました」

不知火「」コクコク

提督「は? それであれば一足遅かったな、終わったところだ」

陽炎「え!? や、やばいわよね!?」

不知火「あ、ああ……ど、どうするのよ!?」

陽炎「ど、どうするって……司令、なにか手伝うことないの!?」

不知火「な、なんでもしますから!」

提督「? 別にお前たちの手が必要なことはない」

陽炎「まずいわよ! じ、神通さんに殺される!」

不知火「なにをいってるの! 殺されるわけないでしょ!? 自害したほうが良いような目にあうのよ!」

陽炎「かわらないわよ! もっとものごとの本質を見なさいよ! 石頭!」

不知火「は?」

瑞鶴「ちょ、ちょっと、喧嘩しないでよ」

陽炎「うぅ……し、司令ぃ……」

提督「……む、そういえば陽炎は非番だったな。神通の命令で手伝いに来たのか」

陽炎「そ、そうなの! 司令、私を助けると思ってなにかさせて!」

不知火「不知火は訓練まで免除になったんです! おめおめと帰れません!」

提督「はぁ……分かった。お前たちは比較的、私のいうことも比較的、素直に聞いているしな」

陽炎・不知火「「?」」

提督「これから、瑞鶴の提案であるものをやっつけにいく。ついて来い」

瑞鶴「え、えっと……どういうこと?」

提督「うるさい。さっさとついて来い」

 ――10;30――

 鎮守府 間宮

不知火「う、うふふ……」モキュモキュ

陽炎「甘い! 美味しい! 最高!」

瑞鶴「提督さん! サンキュ!」

提督「ふん、黙って食べろ」

陽炎「うへへ……いやぁ、提督みたいに優しい上司で私たちは幸せものだよねぇ」

不知火「まったくです」

提督「世辞は止めろ。不愉快だ」

瑞鶴「あ、ちょっと嬉しそう!」

提督「ちっ」

瑞鶴「ちょ!? なんで私だけ!」

提督「だから騒ぐなといっている。少しは翔鶴を見習って落ち着きを持て」

瑞鶴「ぐぐぐ……!!」

陽炎「いやぁ、やっつけるのが抹茶パフェなんてすっごい強敵よねぇ」

不知火「全くです! これは神通さんに苦労したといわなければ」

提督「私からも少しいっておく。最近、あいつはなにをあせっているんだ」

陽炎「あせる?」

提督「ああ」

陽炎「え? 不知火、分かる?」

不知火「……いえ」

提督「私の勘違いだとでもいうのか?」

陽炎「うーん……申し訳ないけど、そう思うわ……」

提督「むむむ……不知火、お前はどう思う」

不知火「司令のお考えに間違いがあるとは思えません」

提督「みろ、不知火はこういっているぞ」

陽炎「えぇ……。でも、本当に分からないんだもの、仕方ないじゃない」

提督「……では、不知火、お前も何か心当たりはないか?」

不知火「む……たしかに最近はいつもより訓練が厳しいのではないかと思うことはありましたが……お役に立てず申し訳ありません」

提督「そうか。さて、あいつも何を考えてる?」ブツブツ

瑞鶴「えっと……あ、あはは、いやぁ、でも提督さんが優しい上司なんて面白いこというわね」


陽炎「優しいわよ! 弥生からクッキーで翻訳帳買ったんだから全部分かるもん!」

瑞鶴「翻訳長!?」

提督「おい、なんだそれは初耳だぞ……」

陽炎「あ、やば……」

不知火「陽炎は軽率に過ぎますね……」

陽炎「と、とにかく、言葉がちょっときついだけじゃない! この前の私闘騒ぎも結局は軽い処罰で収めてくれたし。なにより、私たちは神通さんを知ってるの!」

不知火「!」ブンブン

瑞鶴「すっごい勢いの肯定ね……。神通ってそんなにやばいの?」

陽炎「やばいとかじゃなくて、訓練で本当に生命の危機を感じるのよ! このまえ、怒られたときなんかほっぺに神通さんの主砲がかすったのよ!」

瑞鶴「うわぁ……」

不知火「不知火も肩を脱臼しても無理やり直されて、残りの訓練したときは主砲の反動が肩に伝わるたびに走馬灯が見えました……」

提督「……流石にやりすぎかもしれんな」

陽炎「絶対にやりすぎよ!」

提督「分かった……もう少し、なんとかするようにいっておく」

陽炎「やったー!」

不知火「ええ、ええ! やりました!」

瑞鶴「あ、あはは……私の教官が神通じゃなくて良かった……」

提督「私も下士官だったらそう思ったのだろうな……」

 陽炎編 艦

というわけで陽炎編 艦です。
陽抜読んでないけど、主役張った艦娘がこの扱い……すまん、すまん……
正直、露天風呂とかお祭りとかそっちやろうかと思ったけど、自重しました。

とりあえずお品書きの更新です。

 おしながき

1、比叡と提督とうなぎのゼリー寄せ(比叡、金剛)
2、弥生の提督語教室(弥生、神通)
3、赤城日記(赤城)
4、曙ほのぼの(曙)
5、潮奮闘記(曙)
6、羽黒翔ぶⅡ(羽黒・過去含む)
7、提督~追想の刻・独逸編~Ⅱ(提督、グラーフ・過去)
8、あきつ丸VS提督(あきつ丸)
9、対潜哨戒部隊記録(朝潮、由良、五十鈴)
10、加賀の鎮守府ぶらり旅(加賀)
11、霞の不覚(霞・過去)
12、霧島と榛名と提督と(霧島、榛名)
13、懺悔(蒼龍)
14、我らの手に栄光を(飛龍)
15、誰がために幸運の鶴は翔ぶ(五航戦)
16、五十鈴のなく頃に(五十鈴・過去)
17、不知火葛藤(不知火)
18、すすめ、すすめ(ポーラ)
19、提督から見た世界(曙、霞、敷波)
20、COOL JAPAN(アイオワ)←NEW
21、忠臣(陽炎・神通)←NEW
その他、新艦好感度コンマ(記名)

【未開放】
ドイツ組と観劇【プリンツ・呂500の感情度コンマで開放】
潜水艦呼称争議【伊19・伊164・伊8・伊401の感情度コンマで開放】
初期艦はなんでもしってる【叢雲の感情度コンマで開放】
提督改修工廠【暁型の感情度コンマで開放】
特務艦【間宮の感情度コンマで開放】
冷戦【多摩の感情度コンマで開放】
二航戦の憂鬱【雲龍型・大鳳の感情度コンマで開放】
第八駆逐隊、出撃!【大潮・荒潮の感情度コンマで開放】
降涙恋慕【二部完結で開放】
胡蝶乱舞【二部完結で開放】
萩風提督観察記【川内の感情度コンマで開放】
行け、私が想いよ、黄金の翼に乗って【ローマ・イタリア・リベッチオの感情度コンマで開放】
海防艦とネコ【択捉・l国後・占守の感情度コンマで開放】
あの航路へと【飛鷹の感情度コンマで開放】
さぁ、勝利の砲撃を【大和・矢矧の感情度コンマで開放】
工廠騒動記【夕張の感情度コンマで開放】←NEW
第四駆逐隊の見た鎮守府【野分・舞風の感情度コンマで開放】

お品書き、あとになっちゃったので先にコンマ行きます。


提督から山風への感情度 ↓コンマ以下
山風から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

パパなの……?
提督から山風への感情度が90overです、好感度コンマに移ります。

提督から山風への好感度 ↓コンマ以下
山風から提督への好感度 ↓↓コンマ以下

ふぁー!WW
草が抑えきれない! ……え? マジ?

提督から山風への感情度:90 提督から山風への好感度:07
山風から提督への感情度:53 山風から提督への好感度:74

これは過去編突入しますね。

続いて安価にうつるであります。
お品書きは>>392を参考にタイトルor番号でどうぞ、新規の子は名前でお願いします。
分からない場合は下にずれます。(あとZara、浦波は不可です)

安価↓
安価↓×2
安価↓×3

ご協力感謝するであります!
以後の流れは

山風→時雨→鈴谷→間宮→羽黒翔ぶⅡ

であります。
次回の安価は鈴谷投下時点になります。

本日はここまでおやすみなさい。

更新していきます。


 ――18:00――

 鎮守府 執務室

蒼龍「やっとあれだけあった書類が終わったぁ……」

赤城「ええ、ええ……」

大淀「うっ……今になって目がちかちかしてきました。これはお風呂でマッサージしないと……」

霧島「もう当分は書類見たくないですね……」

提督「ご苦労だったな。褒賞だ、もっていけ」

蒼龍「あ! 間宮さんのところのチケットじゃないですか! いいんですか!」

提督「構わん。好きにつかえ」

大淀「たまには提督もいいことしますね……。ちょうど、脳が糖分を求めていたんです」

提督「もうすぐ夕食だ。明日にしろ」

大淀「はぁ!?」

提督「なんだ……?」

大淀「あ、いえ、そ、そうします……ちっ」

赤城「あ、あの、提督、私がつかうときはご一緒していただいてもよろしいですか?」

提督「む? 上官の前では落ち着かないだろ。一人で行け」

赤城「えぇ……大丈夫! 大丈夫ですから!」

提督「分かった、分かったから騒ぐな!」

赤城「……うふ」

霧島「はぁ……」

提督「さて、それでは例の作戦の続きを執り行うためにも、私はカメラをもって鎮守府の中を歩いてくる」

蒼龍「……え、それまだやるつもりだったんですか? 神通さんも止めたほうが良いっていってたじゃないですか」

提督「ふん、どんなことでも最後までやりきらねばならん。途中で挫折するのは怠慢というものだ」

大淀「ご立派なことで……」ボソッ

提督「それでは行って来る」

蒼龍「ま、待ってください! 一人は絶対に止めてください!」

提督「問題ない」

蒼龍「いえ! 絶対、なんかやらかしますって! 私か霧島さん連れて行ってください!」

霧島「え!? 私ですか!?」

蒼龍「この前、一緒にやって分かりましたけど、一人で行かせると絶対に後悔しますよ……?」

霧島「し、しかし、私はこのあと用事が……」

蒼龍「むむむ……分かりました、私が一緒に行きます。良いですね!?」

提督「……わかった。ついて来い」

蒼龍「ホッ……」


 鎮守府 駆逐艦寮 談話室前廊下

蒼龍「あの、提督、駆逐艦の子は本当にかわいそうだから止めましょうよ?」

提督「かわいそうとはどういう意味だ!」

蒼龍「い、いや、だって……下手な結果出したらトラウマになりそうじゃないですか」

提督「そんなことにはなるまい、大丈夫だ」

蒼龍「あー、もう、なんでそんな意固地になっちゃうんですか!?」

提督「別にそんなことはない!」

蒼龍「なら、せめて軽巡洋艦ぐらいにしましょうよ?」

提督「もうここまできたのだ、1、2人は必ず見ていく!」

蒼龍「あぁ……こうなるから一人で行かせるの嫌だったのに……」

?「あれ? おとうさ――じゃなかった……提督と蒼龍さん、こんばんわ」

提督「む……や、山風か……」

蒼龍「あ、こんばんわ」

山風「どうしたの――あ、カメラ」

提督「うっ……」

蒼龍「? 提督、どうしたんですか?」

提督「な、なんでもない!」

蒼龍「いやぁ……それはちょっと通らないかなって……」

提督「ぐっ……!」

山風「写真、撮るの?」

提督「そ、そうだ、そのために駆逐艦寮に――」

山風「わぁ……! それじゃあ、一緒に撮って」

提督「は? い、いや、止めておかないか?」

山風「なんで? 別に、私、大丈夫だよ? 撮ろ?」

提督「ぐぬ……そ、蒼龍、なんとか説得しろ! そのためのお前だろ!」

蒼龍「えっと……」チラッ

山風「ダメ? お願い」

蒼龍「提督、あきらめましょう……」


提督「はぁ!? 私は嫌だぞ!」

蒼龍「わがまま言わないでくださいよ! それなら私が言ったときに帰れば良かったのに!」

提督「過ぎたことをぐちゃぐちゃ言うな!」

蒼龍「ああ、もう! 山風、こんなにかわいいんだから大丈夫でしょ!?」ダキッ

山風「わ! ……あったかい」

提督「ぐぐぐ、ぎぎぎ……分かった! しかし、私はどうなっても知らんぞ!」

蒼龍「だって、良かったね、山風!」

山風「はい。あ、写真、撮ったら頂戴」

蒼龍「うん!…… いいですよね、提督?」

提督「もう私はなにもしらん!」

蒼龍「くれるって」

山風「やった」

提督「うっ……もう早く撮ってくれ……」

蒼龍「はい、はい。よいしょっと、じゃあ、ハイ、チーズ!」

山風「え、えっと……」

提督「はぁ……」

カシャ!

蒼龍「二人とものり悪いなぁ。どれどれ、写真は――は?」

提督「……」メソラシ


山風「どうしたの?」

蒼龍「な、なんでも無いよ!」

山風「なら、見せて」

蒼龍「……わ、わかったわ。あ、あわわ……!」バターン

山風「!? だ、大丈夫、蒼龍さん?」

蒼龍「あいたた……」

提督「おい、大丈夫か? ほら掴まれ」

蒼龍「……すみません」ジトー

提督「な、なんだ」

蒼龍「いえ、別にぃ」

山風「よかった……。なら、写真、見せて」

蒼龍「あ、そ、そうよね……アー! テイトクノアタマノトコロヤブケチャッタァ!」

提督「は? なんだその馬鹿みたいなのは?」

蒼龍「しっ! 静かに!」ギロッ

提督「む……」

山風「え? ……ほんとだ」

蒼龍「ご、ごめんなさいね?」

山風「ううん……大丈夫」

提督「――む! そういうことか!」

山風「どうしたの?」

提督「い、いや、なんでもない。それよりもそれでいいな!? な!」

山風「えっと、うん……大事にするね」

提督「そ、そうか、良かった」

蒼龍「本当に……」

山風「それじゃあ、私、部屋、行くね?」

提督「あ、ああ、ちゃんと休むのだぞ?」

山風「はい」トテトテ

蒼龍「――ちょっと、提督?」

提督「……言いたいことは分かっている。言うな」


蒼龍「いえ、言わせてもらいます! なんですかこの数字!?」

提督「べ、別に良いだろ!? 私の勝手だ!」

蒼龍「いやいや、駆逐艦相手にこれは流石にダメですって! あんなになついてくれてるのに! 鬼! 悪魔! 人でなし!」

提督「ぐ……分かった、分かったから止めろ! 私も今回は自覚があったから止めようと言ったのだ!」

蒼龍「はぁ……もう本当にどうしようもない」

提督「ギギギ……!」

蒼龍「……で? なんでなんですか?」

提督「……言わないとダメだろうか?」

蒼龍「駄目です。また地雷、踏み抜きたくないんです……」

提督「……最初のころは山風はあの調子だからそれとなく世話を焼いていた。仕方の無い奴だ、と思いながらどこか妹を構っているような気さえしていて楽しかった」

蒼龍「はい」

提督「しかし、なつかれてみて初めて思ったのだ。私は山風が怖いのだ……」

蒼龍「え? 怖いですか?」

提督「あれは艦娘だ。戦場に送るのは私だ」

蒼龍「……」

提督「そう思った瞬間、怖くなった……。あいつが私のことを『お父さん』と間違えて呼んだときなど、死にたくなった……」

蒼龍「……お話は分かりましたけど、ちょっと勝手すぎませんか?」

提督「分かっている! しかし、それでもな……遠ざけなければ私はきっと山風を意識して満潮と同じように扱っていた。あれは無意識のうちにそうしてしまっていたが、これは違う! 私は自分がそんなふうになるのはゆるせん!」

蒼龍「はぁ……本当にめんどくさい人ですよね」

提督「この件に関しては弁明の余地も無い。好きにいえ」

蒼龍「……もういいです」

提督「む……そうか」

蒼龍「……っていうか、『満潮と同じように』って何かあったんですか!?」

提督「ぐっ!? 黙秘する!」

蒼龍「はぁ!? それで、はい、そうですかって言うと思ってるんですか?」

提督「思っていない! しかし、そう言え!」

蒼龍「無茶苦茶だよ……」

 山風編 艦

というわけで山風編 艦です。
……正直、すまんかった。提督がお父さんになるまでは個別で回収していく予定です。

続いて時雨いきます。

提督から時雨への感情度 ↓コンマ以下
時雨から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

提督が人によって露骨に腰が引けてるのクッソ笑うww

平和……本当に平和……

提督から時雨への感情度:75
時雨から提督への感情度:48


>>443
流石に山風、泣かすのは罪悪感があったようです……


それでは今日はここまでです。明日はまた24:00からの予定やけど、変わる場合はsageで報告します。
おやすみなさい。


これ普通に厳格なお父さんが、反抗期で嫌われるの恐いから先に突き放そうって理屈にもみえて面白いw


コンマ低かったけど扱いとしてはマシだわ
これより酷い場合があったからなあww

提督おもしろすぎるww

>>446
ロリコンはまだ分からんがシスコンは確定だからなあ

よかった、山城とニコニコ会話しながら裏で空母派の尖兵やってる時雨はいなかったんだね

すみません、1です。
24:00とかいったけど時間できたので15:30から一度、更新します。

そのさい、鈴谷の感情度とって24:00から鈴谷編の投下をします。
なので安価も夜に3つとりますので御参加いただければ幸いです。

ちょっとはやいけど手が空いてる内に更新するやで

>>447
まさにそんな感じ。しかも自分で戦場出すかどうか選べる立場ですしね……

>>448
感情度高かったからね……本当に救われないのは敷波みたいにどっちも低くなった場合です……

>>449
そういってもらえるとうれしいやで

>>450
それはもう鉄板やね

>>452
まだ最上とか山雲とか朝雲がいるからね、わからないです(ニッコリ)

鎮守府 駆逐艦寮 談話室

蒼龍「まだやるんですか?」

提督「やる。ここでひいては武士の名折れだ」

蒼龍「いやぁ、もう名折れどころの騒ぎじゃないですよ……」

提督「ごちゃごちゃとうるさい! 問題なさそうな館娘を選べばいいだけだろ!」

蒼龍「問題なさそうなっていうのが、信じられないからこういってるんじゃないですか!」

提督「ぐっ……大丈夫だ、おそらく……」

蒼龍「はぁ……わかりました。またやらかしたら何とかしてみます……」

提督「うむ! お前を連れてきたのは正解だったな!」

蒼龍「……」ジトー

提督「なんだ、その目は?」

蒼龍「いえ」

提督「ふっ、安心しろ。私も少し思うことがある、次の艦娘には友好的に接してみよう」

蒼龍「それこそ全然、信用できないです……」

提督「な、なんだと! お前、いっていいことと――」

?「ちょっと」

提督「む。時雨か」

時雨「あんまり談話室でいいたくないけれど、もうちょっと静かにしてくれないかな。こっちは読書してるんだから」

提督「む……すまんな」

蒼龍「ご、ごめん」

時雨「わかればいいよ」


提督「そ、そうだ、時雨、何を読んでるんだ?」

蒼龍(いいですよ! そうやって話しかけていきましょう!)

時雨「うん、これだよ」

提督「ほう! セネカの道徳論集か。哲学から学ぶことは多い、しっかりと勉強するようにな!」

時雨「……山城が読めっていったから読んでるんだ。別に僕個人の趣味じゃないよ」

提督「そ、そうか。や、山城とは仲良くやっているようで安心した。他の奴らとはどうなんだ?」

時雨「は? いきなりどうしたの?」

提督「ど、どういうことだ?」

時雨「質問に質問で返さないでよ」

提督「ぐっ……い、いや、本当に質問の意図が見えんのだ」

時雨「はぁ……いや、普段はあんまり僕たちには話しかけてこないのに今日はやたらと饒舌だなって思ってね」

提督「そんなことは――あったな……」

時雨「? 本格的におかしいね、何か変なものでも食べたのかい?」

提督「うぐっ……蒼龍! どうにかしろ!」

蒼龍「え? えぇ!? もうちょっと頑張ってくださいよ! 時雨っていったらうちの古参も古参じゃないですか!」

提督「し、しかし……」

蒼龍「もう……!」

時雨「夫婦漫才ならよそでやってもらってもいいかな? 叢雲とかゲラだし、いいんじゃない?」

提督「そんなつもりはない!」

蒼龍「そ、そうだよ! いきなりなんてこというの!」

時雨「そうかい?」

提督「そ、それでどうなんだ? 西村艦隊以外の館娘とは」

時雨「……別に僕の交友関係がどうであれ関係ないでしょ?」

提督「しかしだな、指揮官としては気になる問題なのだ。不仲の者同士では士気もあがらんだろ」

時雨「ああ、なるほどね。それなら大丈夫だよ。仕事は仕事、きっちりこなすさ」

提督「いや、お前がそうおもっても相手がそう思うとはかぎらんだろ」

時雨「んー……まぁ、確かにね」

提督「! そうだろう、そうだろう。はっはっは……!」

時雨「……わりかしよくやってると思うよ。提督以上には」

提督「うぐっ!?」

蒼龍「! ストップ! 時雨、ストップ!」

時雨「なに?」

蒼龍「ちょっとこっちにきて!」

時雨「嫌だ。山城に借りたんだからちゃんと読んでおきたいんだ、あんまり邪魔しないで欲しいな」

蒼龍「い・い・か・ら!」グイッ

時雨「あ、ちょっと!」

提督「あ、おい、ちょっと待って! 私の話はまだ――くそ、いってしまった……」




 鎮守府 駆逐艦寮 談話室前

蒼龍「……」チラッ

提督『ぐぅ……何を間違えたというのだ。あれか、やはり普段の行いが――』ブツブツ

蒼龍「うわぁ……今回はさすがに同情します……」

時雨「むぅ……もういいでしょ? 放してよ」

蒼龍「あ、うん」

時雨「それで、どうしたんだい? いきなりこんなところまで引っ張って」

蒼龍「ちょっと時雨、もうちょっと提督に優しくしてあげて! あなたはあの人のこと嫌いかもしれないけど、あれでも頑張ってるんだよ!」

時雨「?」キョトン

蒼龍「えぇ……自覚無かったの? あれで?」

時雨「別に僕は誰に対してもあんな感じだよ」

蒼龍「いやいや! 扶桑さんと山城とかには全然違うじゃない!」

時雨「そりゃあ、そうでしょ。西村の皆は特別なんだから」

蒼龍「いいたいことはわかるけど……」

時雨「ならいいじゃないか」

蒼龍「だ、だけど……うーん、もうぶっちゃけるけど時雨って提督のこと嫌いなの?」

時雨「嫌い? いや、そんなことないよ――」

蒼龍「それなら――」パァ!

時雨「別に普通だよ」

蒼龍「あ、そう……」

時雨「どうしたんだい? 別に上官として悪い部類だとも思ってないし、人格的にもなんとも思ってないよ」

蒼龍「そ、それはそれでちょっとどうなのよ……」

時雨「はぁ……わがままだなぁ。別にいいじゃないか。上官と部下、これぐらいが丁度、いいと思うよ」

蒼龍「むぅ! むぅ!」ジタバタ

時雨「ちょっと、止めてよ。あざといなぁ」

蒼龍「あ、あざといって……そんなつもりないし!」

時雨「つもりがなくても端からみて、そう思われるんじゃ意味ないよね」

蒼龍「うっ!?」

時雨「もういい? 僕はもどって続き読みたいんだけど」

蒼龍「分かった……もう諦めるよ……」

時雨「勝手に期待されて諦められても困るなぁ」

蒼龍「うぅ……提督、ごめんなさい……」



 鎮守府 駆逐艦寮 談話室

提督「帰って来たか……」

蒼龍「……」

時雨「さてと、本の続き読まないと」

提督「まぁ、待て。写真だけでも一緒に撮らせてくれないか?」

時雨「はぁ……それで静かにしてくれるなら別に僕はかまわないよ」

提督「分かった。蒼龍、たのんだぞ」

蒼龍「や、やめませんか?」ヒソヒソ

提督「いや、やる。ここで敗走するのは許されん。案外、あれで普通の数字が出るかもしれないではないか」ヒソヒソ

蒼龍「うーん、確かに時雨もそういってたけど……」

時雨「どうしたんだい? 早くしてよ」

蒼龍「……分かりました、もうやけくそです! それじゃあ、とりますよ!」

提督「よし、こい!」

時雨「……」

 カシャ

蒼龍「む! うわぁ……」

提督「な、なんだ! そんなにまずいのか!?」

蒼龍「あ、いえ、普通です……」

提督「そ、そうか! よかった!」

時雨「だから普通だっていったじゃないか。とにかく僕は戻るからね」

提督「ああ! 好きにしろ」

時雨「はいはい……」

提督「返事は一回でよろしい! ――おい、蒼龍、驚かせるな」

蒼龍「いや、だって意外すぎますよ。時雨って西村艦隊と一緒にいる所しか見たことなかったけど、あんな感じなんですね」

提督「……正直、私も驚いた」

蒼龍「いやいや、提督がそれはまずいですよ! 指揮官なんだからちゃんと性格ぐらい把握しないと!」

提督「む……た、確かにな。それより声を――」

時雨「ちょっと!」

蒼龍「あ、ごめん……」

時雨「別にいいけど。はぁ……」

提督「邪魔をしたな。蒼龍、いくぞ」

蒼龍「いやぁ、これって提督だけの問題じゃなかったんだなぁ……」ボソッ

提督「なんだ?」

蒼龍「なんでもないです……」

 時雨編 艦

というわけで時雨編 艦です。
時雨は史実見てると結構、口悪そうでしたし、好感度か感情度高くない限りこんな感じかなぁって思いました……
白露がやられた時とかびっくりやで……

続いて鈴谷行きます

提督から鈴谷への感情度 ↓コンマ以下
鈴谷から提督への感情度 ↓↓コンマ以下



ひっくーい!

提督から鈴谷への感情度が10以下です。好感度コンマにうつります。

提督から鈴谷への好感度 ↓コンマ以下
鈴谷から提督への好感度 ↓↓コンマ以下

は? ……はぁ!?
なんやこの数字は!? 混乱するぅ!
また低コンマでぷっくぷー! とか思ってたらこれ……

冗談は置いておいて、一応、鈴谷は重巡洋艦の枠にしますので空母になりません。

提督から鈴谷への感情度:08 提督から鈴谷への好感度:99
鈴谷から提督への感情度:36 鈴谷から提督への好感度:99 

鈴谷→戦艦派

ついに戦艦も巻き返したね。

次回、『赤城、暁に死す!』

それでは一旦、おちます。

>>館娘
(お城プロジェクトかな?)

>>473
ふぁ!?
すみません、言い訳になりますが会社のパソコンで作ったのを自分のPCであげてるから辞書登録できてなかったんや……
勿論、『館娘』→『艦娘』です。


正直、こんな早い段階でのラブストリーを防ぐためにちょっとプロテクトしてたんやけど、全部、ぶち破られて草。
先の話になりますが3部でケッコンカッコカリ開放されますし、ちょうど、良かったかもしれんね……

この際ですので、1の中での特殊な振り分けの情報公開します……

ヤンデレ→どちら一方の感情度が50以下、艦娘の好感度が86以上
ヤンデレ(強)→提督からの感情度が40以下かつ艦娘の感情度が60以上、艦娘からの好感度が91以上
共依存→二人の感情度が80以上かつ好感度が61以上
共依存(強)→二人の感情度が90以上かつ好感度の90以上
爆弾→艦娘からの感情度が90以上かつ、好感度の合計が50以下
絆→上記に当てはまらない形で両者の好感度が81以上
強い絆→『絆』以外に当てはまらない形で両者の好感度が90以上

なので今まで登場してきた蒼龍、霧島はヤンデレ、赤城はヤンデレ(強)、曙は絆、五十鈴は爆弾に分類されていました……
見落としはないはずだけど……。

しかし、こんな提督だけど鈴谷、おめでとう、おめでとう

それじゃ鈴谷は戦艦派版赤城ということですか…

>>486
鈴谷は感情度60以下なので最後の強い絆に該当します。ヤンデレ(強)は艦娘側にある程度(60以上)の感情度がないと発動しない形です

ヤンデレの条件ってどちらか一方のみが感情度50以下ってことでいいのかな?
そうでないと曙がひっかかりそう

>>488
そうです、こじれないとならないのでどちらか一方のみです。
両者嫌いの状態からであれば問題ありません。

更新していきます。皆さん、ノリ良くて大好きですわww
出来上がったの読み直してみたんですが、正直、これ鈴谷編てか蒼龍編に近いよね……
鈴谷は個別でフォローしようと思ったけど、せっかくのコンマなので分割して明日もお昼ぐらいに鈴谷の後編やって、夜に間宮やります。
安価とコンマは予定通り本日にやりますのでご協力お願いします。

とりあえずお品書きの更新です。
抜け番は現在、選択中です。

 おしながき

1、比叡と提督とうなぎのゼリー寄せ(比叡、金剛)
2、弥生の提督語教室(弥生、神通)
3、赤城日記(赤城)
4、曙ほのぼの(曙)
5、潮奮闘記(曙)
6、
7、提督~追想の刻・独逸編~Ⅱ(提督、グラーフ・過去)
8、あきつ丸VS提督(あきつ丸)
9、対潜哨戒部隊記録(朝潮、由良、五十鈴)
10、加賀の鎮守府ぶらり旅(加賀)
11、霞の不覚(霞・過去)
12、霧島と榛名と提督と(霧島、榛名)
13、懺悔(蒼龍)
14、我らの手に栄光を(飛龍)
15、誰がために幸運の鶴は翔ぶ(五航戦)
16、五十鈴のなく頃に(五十鈴・過去)
17、不知火葛藤(不知火)
18、すすめ、すすめ(ポーラ)
19、提督から見た世界(曙、霞、敷波)
20、COOL JAPAN(アイオワ)
21、忠臣(陽炎・神通)
22、お父さんと私(山風)←NEW
23、女郎蜘蛛(赤城・蒼龍)←NEW
24、空谷の跫音(鈴谷)←NEW
その他、新艦好感度コンマ(記名)

【未開放】
ドイツ組と観劇【プリンツ・呂500の感情度コンマで開放】
潜水艦呼称争議【伊19・伊164・伊8・伊401の感情度コンマで開放】
初期艦はなんでもしってる【叢雲の感情度コンマで開放】
提督改修工廠【暁型の感情度コンマで開放】
特務艦【間宮の感情度コンマで開放】
冷戦【多摩の感情度コンマで開放】
二航戦の憂鬱【雲龍型・大鳳の感情度コンマで開放】
第八駆逐隊、出撃!【大潮・荒潮の感情度コンマで開放】
降涙恋慕【二部完結で開放】
胡蝶乱舞【二部完結で開放】
萩風提督観察記【川内の感情度コンマで開放】
行け、私が想いよ、黄金の翼に乗って【ローマ・イタリア・リベッチオの感情度コンマで開放】
海防艦とネコ【択捉・l国後・占守の感情度コンマで開放】
あの航路へと【飛鷹の感情度コンマで開放】
さぁ、勝利の砲撃を【大和・矢矧の感情度コンマで開放】
工廠騒動記【夕張の感情度コンマで開放】
第四駆逐隊の見た鎮守府【野分・舞風の感情度コンマで開放】
我ら西村艦隊【山城・扶桑・朝雲・山雲の感情度コンマで開放】←NEW



 鎮守府 重巡洋艦寮 廊下

蒼龍「ちょ、ちょっと、提督、そんなに急いでどちらにいかれるんですか?」

提督「安心して写真を撮れる艦娘の元にだ!」

蒼龍「うぅ……不安だなぁ……」

提督「大丈夫だ! 今回は絶対の自信がある!」

?「? 提督と蒼龍さん、こんな場所でいかがしましたか?」

提督「ん? 神通か、お前こそどうしてここにいる?」

神通「はっ! 少しこちらの艦娘にようがありましたのでその帰りです」ビシッ!

提督「そうか、ご苦労」ビシッ!

神通「それで提督はどのようなご用件で?」

提督「作戦行動中だ」

神通「? ああ、それで蒼龍さんがついているわけですか。ふふ……ご武運を」

提督「すまんな。それでは行くぞ、蒼龍」

蒼龍「はぁ……本当にこれでひどい数字でたらどうしよう……」

神通「……うふ」

蒼龍「え? 神通、どうかしたの?」

神通「いえ、なんでもありません」

蒼龍「そう?」

提督「おい、何をしている! 早くしろ!」

蒼龍「あ、はい! それじゃあ、また今度」

神通「ええ。ふふ……」



 鎮守府 重巡洋艦寮 鈴谷・熊野の部屋

コン! コン!

鈴谷「はーい、今、あけまーす!」

ガチャ

提督「食事前にすまんな」

鈴谷「お! やっぱり提督じゃーん!」

提督「む? わかったのか?」

鈴谷「ノックの仕方で分かるって! さ、熊野居ないし、入って、入って!」

蒼龍「あ、あの私もいるんだけど大丈夫……?」

鈴谷「あ、ごめんなさい、蒼龍さんもどうぞ!」

蒼龍「え?」

鈴谷「どうしました?」

蒼龍「あ、いや、なんでもないよ。勘違いだと思うから、ごめんね?」

鈴谷「?」

提督「スンスン……お前、このあいだ買ってやった香焚いていたのか」

鈴谷「うん! ありがとね! やっぱ女の子の部屋はいいにおいしてたほうがいいっしょ?」

提督「まぁ、そうだな」

蒼龍「は? なんで?」

提督「どうした」

蒼龍「あ、いや、なんでもないです……」

鈴谷「ねぇ、この間、非番だったんでしょ?」

提督「そうだな」

鈴谷「ちぇ、何で教えてくれなかったのー。どっか連れて行ってくれればよかったのにぃ」

提督「何分、急なことだったからな。すまん」

鈴谷「んー、じゃあ、今度はどっか連れてってね」

提督「考えておく」

鈴谷「えー? 連れてってよ!」

提督「あ、いや、行く場所を考えておくと言いたかったのだ」

鈴谷「マジ! やりぃ! 提督、スキーとかウィンタースポーツ好きだったでしょ? いい機会だし教えてよ」

提督「教えるのは構わんが、スキーだと泊りがけになるだろ。今は無理だな」

鈴谷「んー、分かった。じゃあ、この戦争が終わったら絶対だよ?」

提督「分かった、分かった」

蒼龍「――」ゼック

提督「さて、鈴谷、これを見てほしい」

鈴谷「カメラじゃん? どったの?」


提督「……お前、青葉の新聞を読んでないのか?」

鈴谷「ああ、あれね! 熊野から聞いたよ。でも、鈴谷との数字、計ってもしょうがないじゃん? 分かってるでしょ?」

提督「まぁ、あれだ……色々とあったのだ……。ここは一つ安心材料がほしい。なんとか協力してくれんか」

鈴谷「まぁ、別に提督のためなら一肌脱ぐのもやぶさかじゃないんだけどさぁ。蒼龍さんがとるんですか?」

蒼龍「――え!? あ、うん、そうだよ!」

鈴谷「それだとちょっと恥ずいかな」

提督「む、それなら蒼龍、見ないでやってもらってもいいか?」

蒼龍「……分かりました」ズキ

鈴谷「それじゃあ、ちゃっちゃっとやっちゃおっか!」

提督「すまんな。それでは蒼龍、頼んだぞ」

蒼龍「……あ、はい。それじゃあ、行きますね!」

鈴谷「ピース!」

提督「……」

鈴谷「ちょ!? ストップ! 蒼龍さん、待ってください!」

蒼龍「え? あ、はい」

鈴谷「提督、駄目じゃん! ちゃんとピースしないと!」

提督「む? 別に必要ないだろ」

鈴谷「はぁ……これだから提督は駄目なんだよ」

提督「ぐっ!?」

鈴谷「やっぱり写真残すならちゃんとしないと。ほら軍帽もちょっと曲がってるし」

提督「こ、こうか?」

鈴谷「うーん、なんかちょっと違うなぁ。鈴谷が直してあげるから、かがんで」

提督「分かった」

鈴谷「えっと、ちょと斜めの方が……いや、やっぱりちゃんとしてたほうが提督らしくてかっこいいよね!」

提督「お、おい! 普通でいいぞ!」

鈴谷「はいはいっと。オッケーだよ!」

提督「む、すまんな」

鈴谷「良いってことよ」

提督「はっ、なんだそれは」

鈴谷「えー、別にいいじゃん」


提督「……よし、これでいいな?」

鈴谷「ちゃんとピースしてよね!」

提督「いや、それはちょっと気恥ずかしい……」

鈴谷「いいじゃん! いいじゃん!」

蒼龍「……そ、そうですよ、金剛さんとの時は勝手にピースしてたじゃないですか?」

提督「ぐっ!?」

鈴谷「えー、なにそれ!」

提督「あの時はなんというか、浮かれていただけだ。別に他意はない」

鈴谷「なら尚更、いいじゅん! こんな可愛い子と写真撮れて嬉しいでしょ? テンションあがるでしょ?」

提督「ぐ……ま、まぁ、否定はせん」

鈴谷「え……あわわ……いきなり恥ずいこといわないでよ……」マッカ

提督「……わかった、わかったから。おい、蒼龍、さっさとやってくれ!」ピース

蒼龍「……」ガリッ……ガリッ

提督「蒼龍? どうした爪など噛んで。みっともないぞ」

蒼龍「あ! え?! は、はい! それじゃあいきますね!」

提督「ああ」

鈴谷「腕組んじゃおっと!」

提督「お、おい、やめろ! はしたない!」

鈴谷「大丈夫、大丈夫。提督以外にはしないからさ」

提督「ちっ……」

 カシャ

蒼龍「はい……どうぞ」

鈴谷「蒼龍さん、ありがとうございます!」

蒼龍「あ、いえ、別に……」

提督「はぁ……私はみても良いんだな?」

鈴谷「まぁ、はずいけどしょうがないよね。はい、これが鈴谷の気持ちだよ!」

提督「む……やはりか。安堵した」

鈴谷「だからいったじゃん!」

蒼龍「あ、あの……私、帰ります……」

提督「む? いきなり、どうした?」


蒼龍「ちょっと具合が……」

鈴谷「えっ!? だ、大丈夫ですか? 良ければ薬ありますけど……」

蒼龍「ううん……大丈夫だから。ちょっと疲れたのにはしゃぎすぎちゃったかなって、あはは……」

提督「送っていく」

蒼龍「い、いえ、大丈夫ですから」

鈴谷「えぇ? でも、顔、真っ青ですよ?」

蒼龍「うっ……そ、そうかな?」

提督「いかんな。肩を貸してやるから早く行くぞ」

蒼龍「け、結構です! 失礼します!」

 バタン!

提督「――は?」

鈴谷「え、えっと……」

提督「貴様はどういうことか分かるか?」

鈴谷「いや、ちょっと鈴谷にもわかんないけど……あ! 蒼龍さんもずっとお手伝いしてたんでしょ?」

提督「まぁ、そうだな。こんな私のことを支えてくれてありがたいと思っている」

鈴谷「気持ちだけじゃ駄目じゃん! きっと疲れてるのに無理言って、つき合わせたんでしょ!」

提督「そ、そんなことはない!」

鈴谷「ふーん」

提督「な、なんだ……」

鈴谷「はぁ……艦娘っていっても女の子なんだからちゃんと気を使ってあげないと駄目だよ? あと思ったことはちゃんと本人に伝えること! 分かった?」

提督「分かった。以後、気をつけよう」

鈴谷「お願いだよ?」

提督「……ああ」メソラシ

鈴谷「ああ! 目、そらしちゃってんじゃん!」

提督「そ、そんなことはない!」

鈴谷「もう! またそうやってすぐばれる嘘つくんだから!」

提督「ぐっ!?」


 鈴谷編前章 艦


――以下、幕間――


 鎮守府 空母寮 蒼龍・飛龍の部屋

飛龍「ちょ、ちょっと蒼龍!? どうしたの!?」

蒼龍「……なんでもないよ?」

飛龍「なんでもないってことないでしょ!? 目、真っ赤じゃん!」

蒼龍「……うるさい」ボソッ

飛龍「へ? なんて――」

蒼龍「うるさい!」

飛龍「!」

蒼龍「分かってたのにぃ! 分かってたから、あの人の役に立つだけで、守っていくだけでよかったのにぃ! なんで艦娘なのよ! 人間同士なら諦めもつくって言うのに!」

飛龍「あ、え、えっと……ど、どうしたの? 私で良ければ聞く――」

蒼龍「――」ギロッ

飛龍「あ、あはは……ご、ごめん……。私、ちょっと羽黒のところに――」

蒼龍「はぁ!? 私の前で重巡洋艦の名前なんか出さないで!」

飛龍「ひゃっ!? ご、ごめん……」

蒼龍「こっちこそ……ごめん」ガリガリ

飛龍「……あ、赤城さんのところにいるから落ち着いたら呼んで?」

蒼龍「うん……」ガリガリ

 パタン……

飛龍「こ、怖かった……あの子があんなにつめ噛むなんてなにがあったのよ……」ペタン

というわけで鈴谷編前章 艦です。
蒼龍覚醒。正直、書いてる間にやってたモンハンのゴア・マガラから影響されたなんていえない……

続いて安価いきます。
お品書きは>>499を参考にタイトルor番号でどうぞ、新規の子は名前でお願いします。
分からない場合は下にずれます。(あとZara、浦波は不可です)

安価↓
安価↓×2
安価↓×3

ご協力ありがとうございます。
次回からの流れは

鈴谷後編→間宮→羽黒翔ぶⅡ→黒潮→リシュリュー→ろーちゃん

となります。


続いて間宮のコンマにいきます。

提督から鈴谷への感情度 ↓コンマ以下
鈴谷から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

やばい、直してなかった。

提督から間宮への感情度 ↓コンマ以下
間宮から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

取り直しです。すみません!

ん? んん? えげつない数字無い?
間宮から提督への感情度が90OVERです! 好感度コンマにうつります!

提督から間宮への好感度 ↓コンマ以下
間宮から提督への好感度 ↓↓コンマ以下

平和か? ……平和だな!

提督から間宮への感情度:16 提督から間宮への好感度:13
間宮から提督への感情度:100 間宮から提督への好感度:59

ミスって無かったら感情度100、好感度97とかいうモンスターが出来てましたね……ちょっと惜しいことしたわ……
これ処理どうすればいいんや……ワイのミスやし、間宮のコンマどっちでいくかコンマ神にゆだねてもいいですかね?

このレスの真下が奇数で感情度97 好感度100、偶数で感情度100 好感度59です。

あ……奇数ですね……
コンマ神は実在したんやね……

書き換えです。

提督から間宮への感情度:47 提督から間宮への好感度:16
間宮から提督への感情度:97 間宮から提督への好感度:100

間宮→中立派・ヤンデレ(強)

三回目のコンマにご協力いただいた方に本当に申し訳ない……
この処置、まずかったかも知れんけどコンマ周りでミスったの2回目やし、ちょっとどうしていいかわかんなかったわ……
すまぬ……すまぬ……

……ん?
あ、いや提督の方の感情度も置き換わるならヤンデレ(強)じゃなくなるんじゃね?
まあそれでもヤンデレなのは変わりないけど

ん~確かに面白いキャラになったからこの先楽しみなんだけど
>>1さんが取り直しすることを決めたわけだし次同じ様な事があったら二回目と三回目のコンマに従ってあげてほしいかな

>>541
あ……なんか連鎖的にミスってますね。
提督の方が40以上あるのでヤンデレどまりですね、(強)はないですね。いまだに一人、燦然と輝く赤城……

>>542
すみません、次回からそうします……テンパちゃっいました……
本当に無能で申し訳ない。


今日はここまでですね。モンハンやってないで寝ます……


親交を深めるために艦娘と提督でモンハンやろう
赤蒼霧と提督でちょうど四人だし
鈴谷さんは来ない方が多分身の安全的な意味でいい

モンスターなら鎮守府にも何体かいるから…(震え声)

バッタ操虫とか大迷惑太刀とかめっちゃ毛嫌いしてそう、性格的にはランスかヘビィかしらん?
そんで誰ともやる予定無いのにサポート片手とかライト作ってそう

提督が本音では食事に期待しまくってるのは明らかだし艦娘のためと理由つけては間宮に行こうとしてたので、
医者から甘味制限されてるから会うと我慢できなくなるので会いたくないとかそんなんだと予想

間宮さんは提督大好きだから制限かけられてるの知ってるけどついつい提督が来る度に腕によりをかけて甘味を甘味を作ってしまうとかだろう

ヤンデレ強だったら無線監査艦らしくあらゆる提督情報抑えてたり料理に確実に血を混ぜてた

はやく赤城さんが慢心からの轟沈するとこみせてくり~

>>554
もう轟沈してるようなもんだから…
そういう意味では蒼や眼鏡やぼのたんがヤバそう

赤城は轟沈してるのに海の底から手を伸ばして提督の足を掴んでる感がある

>>蒼龍「分かってたのにぃ! 分かってたから、あの人の役に立つだけで、守っていくだけでよかったのにぃ! なんで艦娘なのよ! 人間同士なら諦めもつくって言うのに!」

逆に考えるんだ、「人間じゃなくて艦娘だから一人に絞らせないで複数人で所有しちゃってもいいんだ」と考えるんだ

提督への感情は恋愛に非ずって赤には涼しく言ってのけてたけど、いざとなればショックだったのね……
ただ、蒼の覚醒も十分凄かったが、正直もっと気になったことがある

鈴谷と会う前の神通のあの反応……あいつまさかコレを予期してたんか?

間宮さんは仕事が仕事だけに赤城もあまり強気には出られなそうだな

帰ってきました。更新していきます。
沢山のレスありがとうございます。いいゾ~これ

今後の予想から暖かいお言葉、感想までいただけて本当にありがたいです。

>>546>>548
1はこの間、ツイキャスで実況したの見てMHXXを買って来ただけのヘタクソなんで、モンハンネタはちょっと厳しいです……すまんな。
2nd以来なので環境違ってかなり困惑しましたが、やっぱり面白いですね。

>>547
だれがうまいこと言えとWW

>>553
そんなことはしてないでしょうね(すっとぼけ)

>>554>>555>>558
深海棲艦『人殺し長屋』とかどう対処すればいいんや!

>>559
そこに気づくとはやはり天才か……!

>>560
自分に言い聞かせていたって側面もあるし、今回のことで母性よりも嫉妬が勝った感じですかね。
神通さんはノーコメントやで。

>>561
ここの赤城は提督が食べるの好きだから話題づくりで自分も付き合ってる側面が強いから、ちょっとどうしよっかなって……

今回だけ地の文が入ります。いつもどおり、台詞だけでも大丈夫なはずなんやけど……すみません、>>551に入れ忘れてました。
視点ですが、鈴谷の一人称なはずです。


 鈴谷編後章
 
 xx13年 11月

 サーモン海域 リコリス島基地周辺

 暗い、暗い闇の中を私達は駆けていた。
 先ほどから無線機は私たちに、本隊と敵との砲音をひっきりなしに伝え続けるだけだったが、それは合流が遅くなった私たちを嫉妬するように聞こえた。

鈴谷「急いで! このままじゃ、間に合わない!」

熊野「分かっていますわ! ああ、それよりもさっきからドッカン! ドッカン! ばかりで飽き飽きしてきましたわ! クラシックの一つでも流してくださればいいのに!」

?『ぐっ! まだだ……まだこの程度では……沈まんぞ!』

 熊野の声に反応したなどあるはずも無かったが、無線機は砲音以外の言葉を久しぶりに発した。
 悲痛な搾り出すような怨嗟の声を聞いた瞬間、私の背中に氷柱を押し付けられたような強烈な嫌悪感が走った。

鈴谷「だ、だめ!! 進軍、止め!」

熊野「はぁ!?」

 気づけば私の足はとまり、声は勝手に飛び出していた。
 熊野の場に不釣合いな間抜けな声だけが寒々しく黒い海面を打った。
 ごくりと一つ生唾を飲み込む。自身がなぜこんなことを命令してしまったのかが、分からなかった。


熊野「はやくしなければ! 間に合わなくなってしまいますわよ!」

鈴谷「うっ、そ、それは分かっているけど……」

熊野「であれば、すぐに進軍を再開なさい!!」

鈴谷「わ、わか――」

司令官『と、突破されただと!? い、いかん、ぜ、全艦、撤退せ――!』

鈴谷「……え? ちょ、ちょっと! 司令部、応答願います!」

 私の声を打ち消すように響いた悲壮な司令官の言葉すらも掻き消すようように、耳を劈くような轟音が無線から響いた。
 痛いと錯覚するほどに早鐘を打つ心臓をおさえながら司令部へと呼びかけたが、それに応えたのは無情にも砂嵐のような音一つだった。

熊野「ちっ……まずいですわ」

鈴谷「ど、どういうことよ!? マジ意味分かんないんですけど!」

熊野「そんなはずないでしょ。現実を直視なさいな」

鈴谷「あ、ああぁぁ……」

 そんなことは言われ無くても分かっている。熊野の言う通り、ただただ目の前に鎌首をもたげてやってきた絶望から逃げ出したいだけなのだ。
 酷く喉がかわく。
 上げたはずの反論は意味を成さず、ただただ水面に吸い込まれていった。

熊野「ちょっと、旗艦がそんな声を上げないでくださる? みっともない」

鈴谷「ご、ごめん……」

 熊野の泰然とした様子を見ていると、胸の底で蠕動していた恐怖が少しばかりおとなしくなる。
 ……そうだ、このたった二人の姉妹で構成された周辺偵察部隊。なんとしてでも帰らなければならない。
 握った拳の痛みが体に回っていた毒をゆっくりと追い出していく。
 
鈴谷「ねぇ、熊野、どうしよ――」

熊野「鈴谷、旗艦は貴方です。司令官の安否を確認しに行くか、逃げるのか、貴方が決断なさい」

 鋭い光をともした熊野の視線に貫かれ、私は自然と一歩、後ずさってしまっていた。

 決断する? 私が?

 敵と戦うのは構わない。熊野のおかげか、敵の目の前で恐怖に竦むなどという醜態は晒さなくなったはずだ。
 けれど、それとこれでは話が違う。
 私の決定で、この励まししてくれたのであろうこの不器用な妹まで巻き込むことになる。
 どうすればいい? 司令官の下に駆けつけて確認だけでもするべきなのか? それともネズミのように逃げ出してしまうべきか? いや、逃げるにしてもどこへ向かえば――


熊野「早くなさい! 敵は待ってくれませんわよ!」

鈴谷「う……く、熊野が決めて!」

熊野「いい加減になさい! 折角なんだから生きてるうちに頭を使いなさい!」

鈴谷「っ……」

 大声一喝。 あふれそうになる涙をこらえながらも、私の頭はすこしづつ『今』を考えはじめた
 司令官のもとに駆けつける? いや、それは無謀だ。本隊に護衛された司令部が抜かれたのだ、新兵である私たちでは敵の姿も確認できないうちに海底に帰ることすら考えられる。

鈴谷「……熊野、一応、聞くけどあなたの無線も通じないのよね?」

熊野「ええ、司令部どころか本隊の方たちとも通信不能ですわ。余計なことは考えなくていいのよ? 私はあなたの命令に従いますわ」

鈴谷「……」

 そうなら本隊は既に全滅した可能性が高い……私たちの勝ちは、玉砕じゃない。情報を持ち帰ることだ。
 生き恥をさらしてでも、味方の犠牲を無駄にはしちゃいけない!

鈴谷「……回頭! 全速をもって当該海域を離脱する!」

熊野「はぁ……やればできるじゃない。まったく無駄な時間でしたわね」

鈴谷「ちょ!? 人がせっかくかっこよく決めたのに!」

熊野「ええ、ええ、そうですわね」

鈴谷「ひどくない……?」

熊野「ふふっ……肩の力もだいぶ、抜けたようで安心しましたわ」

鈴谷「!」

熊野「さぁ、殿は私が務めます。たった二人だけでも逃げますわよ」

鈴谷「あったりまえじゃん! 二人そろってればこんなのへっちゃらだって!」

熊野「その意気ですわ! 行きますわよ!」

鈴谷「おうよ!」

 駆ける。機関が焼き付いても構わない。無我夢中で二人、暗闇の中を駆けた。



熊野「しつこい!」

イ級「Gi!?」

 振り向きざまにはなった一撃だったけれど、熊野の一撃は見事に敵を捉えていた。
 すでに燃料の残りも少なくなった。
 
鈴谷「やるじゃん!」

熊野「誰に向かって言ってるのかしら? 私は改鈴谷型の熊野なのよ!」

鈴谷「ひゅー! かっこいい!」

熊野「ふっふっふ……!」

 刻一刻と迫っているであろう燃料切れという逃走劇の終わり。
 その予感を振り払うように底抜けに明るい声を出し合う。その光が少しでも目の前を照らしてほしい。
 そんな益体もないことを考えながらもチラリと後ろに目をやれば、追ってきている敵がまるで鬼火のようにこの新月の夜でもくっきりと見えた。

鈴谷「あいつら、目なんか光らせてるから丸見えじゃん!」

熊野「くっくっ……そうですわね」

鈴谷「さぁて……熊野、私の合図で回頭して!」

熊野「よろしくってよ!」

鈴谷「よっしゃ! 回頭! 魚雷、発射!」

熊野「とぉぉ↑おう↓!! 」

鈴谷「ぷっ!」

熊野「あ?」

鈴谷「ご、ごめん……」

 魚雷の発射とともに私の号令もなく、また敵へと背を向ける。
 今日だけで何度とも無くこなした動作。
 戦果など確認する必要もない。後ろからじきに響き渡る爆発音こそが、敵を葬った証拠なのだ。

鈴谷「なんとか、燃料も持つかも知れない! このまま味方部隊に合流しよう!」

熊野「ちっ……鈴谷!」

鈴谷「え?――きゃ!」

 目の前の希望を大きくしようとした瞬間、小さな熊野の舌打ちの音ともに体に衝撃が走った。
 直後、雷が落ちたのかと思われるほどの地鳴りが響き渡る。

熊野「服が少し汚れましたわ……ね……ゲッホ……」

 私に覆いかぶさるように上に載っていた熊野の口から血があふれ出した。
 ガチガチとどこかで音がした。
 今までの気持ちがまるで蜃気楼であったかのように雲散霧消していく。必死に繋ぎとめようとしても、そんな努力すらも嘲笑うように闇の奥でゆれる紅の誘蛾灯に誘われて逃げていってしまう。
 そして、冷静に頭がはじけだした答えに血が凍りついた。
 間違えたのだ……私は間違えた……。

熊野「いまさら何をそんなに震えているのかしら? 酷い顔ですわよ? ふ、ふふ……」

 言われて音を鳴らしていたのが、自身の歯であったということに気がついた。
 しかし、そんなことなどもうどうでもいい。間違えたのは私なのだ。なぜ、熊野が傷つかなければならない。

鈴谷「!? く、熊野、私が敵を止めるから逃げ――」

熊野「うるさい! 私に構わずいきなさい! 淑女に二言はありませんのよ、殿ぐらいは見事に務め上げます!」

 爆風と砲弾の破片にさらされ酷く傷ついた彼女の背中に息を飲む。
 ……どうして?

熊野「ふん、大破ってとこかしらね。機関部がいけないとはいえ、砲は無事でよかったわ。まだ重巡洋艦・熊野は戦えますわ!」

鈴谷「無理だよ! 逃げられるだけ逃げてみようよ! 鈴谷が熊野を守るから!」

熊野「ふん、私を守るなんてそんな生まれたての小鹿みたいな足で行ったことだけはほめてあげてもよろしくってよ」

 なんで? 全部、鈴谷のせいでしょ……? なんで熊野が無理をするの?
 もっと別の航路から逃げればよかったんだ……遠回りになったって、それが正解だったんだ、。
 不正解の中でも最悪を引いた私がいけないのに……。

熊野「何を腑抜けているのですか、さっさと逃げな――あら? くっくっく、これは流石に年貢の納め時かもしれませんね」

 言われて顔をあげれば暗闇の中に揺れる黄色の4つの光を従えるようにして、そびえる白い鬼が居た。
 装甲空母姫。
 プツン、と地獄の中に伸びていたくもの糸が切れる音がした。

熊野「感謝しますわ」

鈴谷「……え?」

熊野「私はもともと逃げるのには反対でしたが、貴方の命令を聞いたおかげで最後にあんなの戦えるんですのよ? 雑兵に沈められたとあっては浮かばれませんでしたが、大物です。死出の道連れには丁度、いいでしょう?」

鈴谷「や、やめて……」

 ぺろりと普段のさめた態度からは想像できないほどに艶かしく熊野の舌が動いた。
 
鈴谷「駄目! 旗艦として命令するし、相棒としてもお願いするから、なんとか一緒に逃げようよ!!」

熊野「ふん……仰向けに沈むなど私の矜持が許しませんわ。そんなのは貴方だけで結構よ」

鈴谷「やめて!!」

熊野「ふふふ……今回は貴方のおかげでちょっと楽しかったですわ……」

?「Hey! Give upにはまだ早いネー!」


鈴谷「え?」

装甲空母姫「アガッ――!?」
 
 暗闇を引き裂いて飛来した一筋の光は忍び寄る絶望の元へと吸い込まれるようにして消えていった。
 響く爆音、まるで昼になったかのように目の前が真っ白になった。

金剛「どこの艦隊か知らないけど危ないところだったネー!」

利根「うむ、我輩たちにはむせび泣いて感謝するが良いぞ! わっはっは……!!」

青葉「いやいや、こんなの拾ってどうするんですか!? 撤退しなきゃいけなくなっちゃったじゃないですか!?」

榛名「あ、あの、そんなに怒らなくても――」

青葉「司令にまたなんか言われるんですよ!?」

榛名「あう……」

北上「いやぁ、そんなことよりもまだ戦艦二隻も残ってんじゃん……早く片付けてよぉ、あたし、紙装甲なんだからさぁ」

金剛「No problem! 榛名、私に続くネー! 一気に殲滅してやりマース!」

榛名「は、はい! 榛名、おして参ります!」

利根「なんじゃ! なんじゃ! 二人だけでずるいのう、我輩も続くぞ!」

青葉「あぁ、いっちゃったよぉ……」

夕立「ご愁傷さまっぽい!」

青葉「うぐぐ……はぁ、あの人たちが敵を片付けたら帰りますよ……」

 目の前で起こっていることに理解がついていかない。
 渋面いっぱいの青葉と呼ばれた艦娘が、まるで忌まわしいもので見るようにこちらを見ていたが、それさえもどうでもいいほどに現実におこっていることが信じられなかった。

鈴谷「夢じゃないよね……」

熊野「そのようですわね……」

青葉「ちょっと! 夢なら早く消えてください! これで司令官に青葉たちは嫌味言われるの決まっちゃったんですから!」

夕立「流石に言いすぎっぽい。ねぇ、お姉さんたち、立てる?」

鈴谷「あ、うん……」

夕立「それならよかったっぽい! じゃあ、夕立も行ってくるね!」

青葉「はぁ!?」

夕立「いっぱい、いっぱい沈めないと駄目っぽい!」

青葉「いやいや、貴方も曳航――行っちゃった……ああ、もう! なんでソロモンの狼なんて言われた青葉がこんな貧乏籤引かされるんですか!」



 サーモン海域 リコリス島攻略基地

提督『で? 今度はどうした誰が中破した……くそ、頭が痛くなってきた……』

金剛「誰も中破どころか、小破もしてないネー」

提督『……ふざけているのならばそのまま出撃して来い』

金剛「Oh! テートク、最後まで話を聞いてほしいネー」

提督『む』

 モニターに映し出されたのはどこか陰湿そうな印象を与える男性だった。
 若いのか、年をとっているのか、それさえも判然としない。声の威圧的な雰囲気だけが唯一の第一印象だった。

熊野「ちょっと狐っぽいですわね……」

青葉「ちょ!?」

提督『……なんだ』

青葉「い、いえ、なんでもないです……」

提督『なら、いちいち大声を上げるな。ばか者!』

青葉「は、はい……」

金剛「えっと、いいですカー?」

提督『結構』

金剛「偶然、見つけた友軍がpinchだったから撤退したネー。これは――」

提督『はぁ……もういい、分かった。次回の出撃は榛名に変えて比叡を出す。準備させておけ』

金剛「……それだけですカー?」

提督『他に言葉がいるか? 賞賛の言葉などすべてがうまく言った後で構うまい』

金剛「……Yes! さすがはテートクデース」

提督『下らん世辞は言い。戦果を期待している』

 プツリと通信が着られて、モニターには引きつった笑みを浮かべている金剛さんがうつっていた。
 この提督はやばい。
 私は直感したのだ、あれは見えてる地雷だと。


 鈴谷編後章 艦

というわけで鈴谷編 前・後章 艦です。
間宮の更新は24:00からを予定やで。

地の文はもう絶対につかわない予定……

※正直、間宮のキャラ崩壊が今まで一番、ひどいです。
 特殊な性癖にご理解の無い方は飛ばしてね☆ 本当に申し訳ない……

1です、携帯からなのでID違います。
なんかルーターがイカれたくさいので本日、更新出来なそうです……
携帯の方も関知してないくさいので多分、ルーターなはず……パソコンはやめてくれよ、マジで
すまぬ…すまぬ…明日、早めに出社して確かめてみます。
出来なければやりたくないけど、会社のパソコン使って更新しますわ……

普通にPCは大丈夫そうでした。この前、コーヒーぶっかけたから、心配だったんや……
ちょっと仕事終わったらサポートデスクにでも電話してみます。本当に謎。

伝票片したりするので、手があきしだい12~15時ぐらいから更新します。

すみません、1です。
急な仕事で更新できませんでした……本当に申し訳ないです。
今から帰りますので、またいつもどおり24:00から更新させてください。
間宮さん投下しようとすると必ずなんかあるけどなんなのよ……

更新していきます。
1の作業環境についてご心配おかけしました。暖かいお言葉いただいて、涙が、で、出ますよ……
ルーターとか弟に見てもらったところ、なんとも無かったらしく、混線でもしてたんじゃない? とか言ってました。
なんかそんな感じでも無いような気もするので一回、業者さんにきてもらったほうが良いのかね。

間宮夫人で草生える
まさかスウィートホームが出てくるとは思っても居なかったです。
どっちかっていうとうちの間宮さんは真逆になっちゃったかなぁって……


――18:00――

鎮守府 食堂 厨房

間宮「ふーん♪ ふん、ふーん♪」

伊良湖「間宮さん、随分、ご機嫌ですね」

間宮「そうかしら?」

伊良湖「はい!」

間宮「うーん、本当にそんなことないんだけどなぁ……」

伊良湖「えぇ? でも、鼻歌まで歌ったてましたよ?」

間宮「……あ」

伊良湖「どうしたんですか?」

間宮「うふ、なんでもないわよ」

伊良湖「教えてくださいよぉ」

間宮「……まぁ、伊良湖ちゃんならいっか。最近、やっと完成したから毎日が楽しくってしょうがないのよね」

伊良湖「?」

間宮「えっと今日の予定は――よし、マルフタマルマルに私の部屋これる?」

伊良湖「え? 流石にその時間はちょっと……」

間宮「そう? 残念ね……」

伊良湖「ご、ごめんなさい」

間宮「ううん、べつにいいのよ? それなら、今日もゆっくりとお話できるし」

伊良湖「お話ですか……あの誰となのかって聞いても大丈夫ですか?」

間宮「ダーメ♪ ナイショ」ニッコリ

伊良湖「へ!?」ゾク

間宮「うふ、うふふ……」



 ――02:00――

 鎮守府 本棟 間宮の部屋

目覚し  ジリ! ジリ! ジリ!

間宮「ふぁ……あ! いけない、早く受信機つけないと!」

 ジー……ジ、ジジ……
 
 ガチャ

提督『はぁ……今日も疲れたな』

間宮「はい、お疲れ様です!」

提督『時雨の奴も好き勝手いいおってからに……まったく私のことをなんだと思ってるんだ!』

間宮「そうですね、提督はこんな素敵な人なのに。わからないんですね……可愛そうな子たちですよ」

提督『うぅ……冷えてきたな。暖房をつけるか』

間宮「つけっぱなししちゃ駄目ですよ? のどが痛くなっちゃったら、私のお店にもこれなくなっちゃうじゃないですか」

提督『さて、少しだけ手品の練習でもしておくか。この前、失敗しかけたロープ系はしっかりとやっておかなければな』

間宮「わぁ! 待ってました!」

提督『ここに取り出したるは――いや、この口調はいかん。もっと子供に分かりやすい形がいい」

間宮「うふ、そうですね、いつもどおりが一番ですよ」

提督『まぁ、話芸はあとで良いな。先に構成を考えるべきか――鳩からいくか?』

間宮「私はトランプのほうが好きです」

提督『むむむ……やはり最初はトランプだな、その際に鳩を出して気をひいてタネを仕込もう』

間宮「やった! 私なんかの提案を受け入れてくれて嬉しいです!」

提督『それでいいか?』

鳩『ポッポー、クルッポー』

提督『おー、よしよし、お前たちは本当に可愛い奴らだな。手品の際は毎回、狭い思いをさせているのに健気で泣かせてくれる』

間宮「はぁ……私も鳩になりたいですねぇ……あ、いいこと思いつきました♪ 明日、とりにいってきますから楽しみにしていてくださいね」



提督『あとはいつものようにコイン、ハンケチ、ロープでいいか……』

間宮「いいんじゃないですか? この前の孤児院でやった時も大好評でしたよ」

提督『……しかし、協力していただいている有志の方たちも居るわけだし、あまり同じものばかりでは芸が無いと思われるかもしれん。お前たちはどう思う?』

鳩『ポー、ポー』

提督『そうか、そうか。やはり新しいものに何事も挑戦しなければな』

間宮「流石は提督です。向上心を忘れないのは料理でも大事ですからね」

提督『よし、また何か考えるか。ああ、メビウスの環に色塗るやつをネタ晴らししながらやれば、子供の教育にもいいかもしれんな。うむ、名案だな! これが元で数学への興味に目覚めた子供がゆくゆくは立派な学者になるかも知れんぞ、なぁ?』

鳩『クルッポ?』

提督『ははは……そうか、お前たちもそうおもうか。よし、よし』

間宮「えっと、めびうすのわですね? あとで調べておきます、不勉強でごめんなさい……」

提督『いや、いいことを思いついた! やはり子供は楽しみながら学ばなければな! はっはっは……」

間宮「うふふ……そんなにお喜びになられると私も嬉しいです」

提督『いやぁ、私も軍人にならなければ教師にでもなっていたかもしれんな。はぁ……本当に、今の惨状を思えば、その方がお国の為にも良かったかもしれん……』

間宮「そうなってしまうと私たちが会うことも出来ませんでしたね……」

提督『……いや、戦果は上げている。しっかりと私は私の仕事しているではないか。慕ってくれている艦娘も少ないが居るには――居るはずだ……』

間宮「大丈夫ですよ! 心配しないでください、いつでも美味しいお菓子とお料理作って私は待ってますから!」

提督『いかんな、こんな時まで仕事のことは考えるべきではない。気分転換に風呂でも入るか』

間宮「うふ、うふふ……ああ、早く『あれ』を食べさせてあげたいですねぇ……。二人で材料から作るんですから提督もお気に入りになりますよ、きっと」ペロリ



 ――05:00――

 鎮守府 執務室前 廊下

提督「……」カリカリ

 コン、コン

提督「入れ」

間宮「おはようございます」

提督「なんだ。お前がここに来るなんて珍しいな」

間宮「ご朝食をお待ちしました」

提督「は? いきなりどうした?」

間宮「いえ、最近はたびたびご来店いただいているので、そのお礼にと思いまして」

提督「そうか、そこにおいておけ。後で食べる」

間宮「暖かいうちに食べてくださいね」

提督「しかし、やはりなんというか……」

間宮「え?」

提督「いや、なんでもない。すまないな」

間宮「はぁ」

提督「ふん、気の抜けた返事を朝から聞かすな。不愉快だ」

間宮「うふ、申し訳ありませんでした」

提督「……ほかに用がないならささっと店なり厨房にもどれ、仕込みもあるだろ」

間宮「! お気遣いいただきましてありがとうございます。それでは失礼します」

提督「ああ」



 ――06:00――

 鎮守府 執務室

赤城「おはようござい――あら、お食事中でしたか」

提督「ああ、間宮の奴からの差し入れだそうだ」

赤城「それは羨ましいですね。間宮さんのお料理、美味しいですもんね」

提督「……ああ」

赤城「どうかなさったのですか? ひょっとしてお口に合わないとか」

提督「いや、そんなことはない。朝から鳥肉はどうかと思ったが、食べられるものだな。間宮の仕事はたいしたものだ」

赤城「その割にはお顔の色が優れませんが?」

提督「お前と一緒だ」

赤城「は?」

提督「お前といい、間宮といい、なにを考えているのかさっぱり分からん」

赤城「そうですか? まぁ……大丈夫ですよ、大丈夫」

提督「なにが大丈夫なのか知らんが、たまにひどく不気味におもうことがある。気をつけねが男に逃げられるぞ、はっはっは……!」

赤城「うふふ……くっくっく……」

提督「その笑い方がいかんといっているのだ。 ばか者」

赤城「ふふ……失礼しました」

鈴谷…頼むからあの人を助けてあげてくれ島風がなんでもするから

提督の不幸はなまじ優秀だったばっかりに軍人としても成果をあげられてしまったということに尽きる気がしてきた
ところで間宮さん伊良湖さんに盗聴カミングアウトしようとしてた?まさかな……



 鎮守府 食堂前廊下

間宮「うふふ……提督が私のことを心配してくれた……あはは……! 今日はいい日になりそうです」

?「はぁ……やはり正解でしたか」

間宮「? あら、誰か居るの?」

 シーン

間宮「そんなわけないわよね……やだなぁ、暗いとここも不気味なのよねぇ……」

 間宮編 艦

鳩が好きみたいだったから振る舞ったのか…

!?
この鎮守府妖怪ばっかりやん……怖すぎるわこんなん

というわけで間宮編 艦です。
明日の更新も24:00あたりを予定やで。
それではおやすみなさい。

>>606
島風のコンマ酷かったら2次災害に発展しそう

>>607
間宮さんはお話してるだけだからね、隠す必要はないと思います(棒読み)

>>609
好きなら食わしたろの精神。勿論、提督の鳩じゃないです。

>>611
可愛い艦娘ばっかやん(目逸らし)


ところで間宮が提督と一緒に材料から作りたいって言ってた料理って一体…
そういえば提督って子供には甘いっていうか好きだったよね…

そういえば間宮さんは史実的には諜報もやってたんだよね。

そこらへんのネタを絡めて仕上げるのがうまい。
続きが楽しみ

乙でっせ

何だろう……
人一人謀殺してる赤城蒼龍に比べたら、間宮さんがただただ可愛らしいだけに見えてしまう不思議

それよりも、鈴谷の存在すら利用してるくさい神通(&霧島?)の方が最近は怖いわ
間宮さんが気配を察しかけた最後の誰だよ怖ェよ……


混線を疑われるってことは無線なのか
どこか近くから強い電波が出てりしたんかね
PCみたいな動かさないものなら有線で繋ぐのが一番安定するんだけど

こう他のssで青葉が当たり前のようにビデオカメラ仕掛けてるからなんだ盗聴程度かと一瞬思ってしまったけど普通に考えて十分ヤバイなw

間宮から出る色々な液体を甘味に混ぜて提督に食べさせるぐらいすると思ってた

鳩相手に独り言喋り続ける提督に涙を禁じ得ない

02:00から手品の練習して05:00には朝飯食って執務っていつ寝てるんだ……
いや、翌日って訳じゃ無いのかもしれないけど

ぽちぽち更新していきます。
たくさんの感想などありがとうございます。本当にやる気、元気のもとです。

>>619
羊です。羊なんです、足が何本あるか知らないけど。

>>620
ありがとうございます! 今後とも頑張っていきます!

>>622
大丈夫、大丈夫。こんなアットホームな職場なんやから(棒読み)

>>623
ノート使ってるんで割かし動かすんで変えたんですが、失敗だったかもしれませんね……
投下だけならワイモバを使ったりするときもあるんですが、それが部屋の光と混戦したんか、近所の外人さんが規格外の電波と飛ばしてるのか分からんそうです。
とりあえず、今は大丈夫。

>>624
あれ、普通は問答無用で逮捕やからね。

>>625
つ保健所

>>626
ケッコンできない提督

>>627
この日はなんだかんだで残務処理とか夜警してたから遅いんだと思います。普通は23:00~04:00が提督の睡眠時間ですね。


――09;00――

インド洋 リランカ島周辺海域

加賀「鎧袖一触です。沈め」

ル級「Aaaa!!」ドーン

羽黒「す、すごい……」

加賀「ふん、なにを驚いているのです。本来、戦場に出るのであればこの程度の練度がなければ、話になりません」

蒼龍「いやぁ、それはちょっときびしいかなぁって……」

加賀「はぁ、あなた達はいつもいいわけばかり。こんな任務、さっさと片付けますから帰って訓練なさい」

蒼龍「あはは……了解です」

加賀「まったく……時間を無駄にしました。さきほどと同じように私を中心に輪形陣を組みなさい」

筑摩「偵察はいかがなさいますか?」

加賀「前方の警戒には私が彩雲を出します。提督からも索敵を怠らないようにいわれていますし、蒼龍も一応は彩雲をだしておきなさい」

蒼龍「了解しました!」

加賀「駆逐艦、潜水艦には警戒しておきなさい」

不知火「了解しました」

加賀「良い返事です。それでは進路270度、第二戦速前進!」

羽黒「りょ、了解! 先陣をつとめます!」


――09:30――

不知火「ん……水中探信儀に感有り。九時方向に潜水艦ですね」

加賀「さて、どうしま――」

比叡「わかりました! 数を報告なさい!」

加賀「は?」

比叡「えっと、なんですか?」

加賀「なんですか?ってことはないでしょう?」

比叡「?」

不知火「ひぃ、ふぅ、みぃ……四隻ですね」

比叡「よぉし! 一気に突破しましょう!」

加賀「……ちょと、さっきから聞いてればなんなんですか? なぜ、あなたが指示を出すのです。旗艦は私のはずですが」

比叡「あ……いや、すみません。意見具申のつもりでした……」

加賀「……別にいいですけど」

比叡「……」

加賀「……」

羽黒「あ、あの!」

加賀「なんですか?」

羽黒「あ、あう……す、すみません」

加賀「……いえ、こちらこそごめんなさい。少し気がたっていました。いいたいことがあるなら具申なさい」

羽黒「! あ。あの……わ、私は迂回して敵基地を目指すべきだと思います!」

加賀「……なぜ?」

羽黒「作戦の目的はリランカの基地をたたくことによって、敵の主力である高速艦隊を誘引、撃滅することだと指令書に書いてありました。それであれば無駄な消耗は極力避けるべきだと思います」

加賀「なるほど……」


加賀「駆逐艦、爆雷の用意をしなさい。いくつまでなら沈める自信がありますか」

羽黒「え?」

加賀「残念ですが、却下です。敵を誘い出すのであれば派手にやったほうが効果的です。で、駆逐艦、どうなのですか?」

不知火「確実に一隻は沈めます。しかし、二隻めは相手の連度によりけりかと」

加賀「む……それでは何隻かはとりのがすのね?」

不知火「……申し訳ありません」

加賀「かまいません。航行を第三戦速に変更、一気に――」

羽黒「……い、いえ、待ってください!」

加賀「ちっ。なんですか?」

羽黒「もう一度、よく考えてください。敵を殲滅出来ないのであれば、後方から攻撃される可能性があります。やはり迂回したほうが……」

加賀「ふん、あなたは古参とは聞いていますが、臆病に過ぎます。戦場には戦機というものがあるのです、それを逃がさないためにも拙速となろうとも早めに仕掛けるべきだということが分からないのですか?」

羽黒「そ、それは……」

加賀「言い分がすぐに出てこないようなことは口に出さないことね。指揮の妨げになります」

羽黒「はい……ごめんなさい」

加賀「分かったのであれば、すぐに前進なさい。あなたがいかねば艦隊は動きません」

羽黒「は、はい!」

比叡「……むぅ」

不知火「比叡さん、いかがなさいましたか?」

比叡「いえ、なんでも無いですよ。不知火、潜水艦は任せましたよ! 頑張りなさい!」

不知火「はっ!」ビシッ


――10:30――

不知火「……一隻、撃破です。二射目の爆雷はうまくかわされましたが、敵はどうやら逃げていきましたね」

加賀「了解。このまま速度を緩めずに一気に敵基地まで抜けます! くれぐれも魚雷には注意なさい!」

羽黒「は、はい!」

比叡「……ん?」

加賀「どうしました?」

比叡「あ、いやぁ、電探に感あり。6時方向におそらく戦艦1、空母2、重巡洋艦2、駆逐1ですね。けど……うーん……」

加賀「はっきりしないわね。いいから情報をよこしなさい」

比叡「いやぁ、どうもこの反応は深海棲艦じゃないような気がしますけど」

加賀「は? インド洋に展開しているのは私たちの鎮守府のみのはずです」

比叡「それはそうなんですけど……うん、偵察を出しましょう!」

加賀「……結構です。駆逐艦、敵の潜水艦はもう居ないのね?」

不知火「はい、逃げ出したと思います」

加賀「それならば――全艦、停止! 攻撃機を向かわせます! 戦は先手をとらなければ話になりません」

蒼龍「え? い、いや、提督から偵察はしっかりとするようにって……」

加賀「その提督は今、龍驤たちの別働隊を指揮しています。現時点でのこの艦隊の指揮官は私です」

蒼龍「は、はい……」

加賀「分かったのであればすぐに発艦の用意をなさい! 敵は待ってくれないわよ!」

蒼龍「了解……」

羽黒「あ、あの!」

加賀「はぁ……またですか」

羽黒「やっぱり偵察機を出すべきだと思います! 比叡さんが深海棲艦でないといっているのですし――」

加賀「却下です」

羽黒「で、でも!」

加賀「もういいです。すぐに口を閉じなさい」

羽黒「うっ……」

加賀「さぁ、一気に吹き飛ばしますよ。全機、発艦! 蒼龍所属機は加賀所属機に続きなさい!」


 ――11:00――

 リランカ島 南東部

?「ふぅ、ここまで来ると流石に熱いわね……」

?「お、お姉さま! 空襲です! 下がってください!」

?「そんなにあわててはいけないわ。レディはどんな時でも優雅でなければいけないわ」

?「そんな悠長な……」

?「はぁ……あなたの艦載機を迎撃に向かわせればいいだけでしょう? なにをそんな取り乱す必要があるの?」

?「そ、それが……」

?「?」

?「報告の前に一応、迎撃に向かわせた艦載機が全滅しました……」

?「は? ちょっとまちなさい。それじゃあ、敵は――」

?「もう爆撃機のこう激化の距離まで近づかれています! だから下がってくださいといったではないですか!」

?「ま、まずい! すぐに引き返し――NO!」ドーン

?「ああ! Warspite お姉さま!」

Warspite 「一撃で大破か……くぅ、まさかこのWarspite がこんな無様を晒すとは……撤退します! ハーミーズ、死ぬ気で制空権を取りもどしなさい!」

ハーミーズ「は、はい!」

>>639
?「もう爆撃機のこう激化の距離まで近づかれています! だから下がってくださいといったではないですか!」

?「もう爆撃機の攻撃可能の距離まで近づかれています! だから下がってくださいといったではないですか!」


 ――11:00――

加賀「やりました。 敵戦艦、大破。くっくっく……重巡洋艦二隻ともに大破です」

蒼龍「ん? なんか、硬いなぁ……駆逐艦、大破させました」

加賀「空母は?」

蒼龍「応戦してきましたけど――うん、中破させました」

加賀「さて、あれが本命ですね。ほぼほぼ無力化させたのです、おめおめと逃がす必要もありません」

筑摩「では、追撃ですか?」

加賀「当たり前でしょう? せっかく、敵が背を見せてくれたのです。絶好の戦機を逃しては罰が当たります」

羽黒「……」

加賀「はぁ……なにか問題が――」

提督『こちら司令部、第一艦隊、応答せよ』

加賀「はい、こちら第一艦隊旗艦・加賀」

提督『退却だ。こちらで既に敵主力を叩いた』

加賀「え?」

提督『龍驤の第2艦隊のほうに釣られたようだ。無駄足になってしまったが、お前たちもご苦労だったな』

加賀「し、しかし、敵は――」

提督『雑魚にはかまわんでいい。それよりもすこしでも資源が惜しい』

加賀「か、畏まりました。蒼龍、全機、戻しなさい」

蒼龍「は、はい」

比叡「なんか嫌な予感がします……」

不知火「? どういうことですか?」

羽黒「……」

というわけで 羽黒翔ぶⅡ 艦 です。
これは大変なことやと思うよ?

続いて黒潮の感情度コンマいきます。
安価ですが、やろうと思ったけど時間が時間だし、予告忘れていたので明日にしますね。

提督から黒潮への感情度コンマ ↓コンマ以下
黒潮から提督への感情度コンマ ↓↓コンマ以下

ああ、こういう敵がいたら殲滅しないとって思うところが理由で信頼されてないのね……

ご協力ありがとうございます。

提督から黒潮への感情度コンマ:56
黒潮から提督への感情度コンマ:11

黒潮→戦艦派

ついに神通さんのお足元もゆれてきましたね。

>>643
しかもこの世界だと同盟国の艦娘ボコったという事実……
提督の首、飛びそう……


ついに6人対6人のタイか?
正直追い上げるとか思ってなかったです
神通さん好きなので退場みたいなことにならないことを祈ります

この加賀さんにはタンタロスの責め苦を体験させよう

正直加賀さんの首が今でも繋がってるということの方がビックリです
提督はまだ政治的判断とかあり得そうだけど……

……これ、飛んだのは羽黒じゃなくて、提督と加賀さんの首じゃね?

おつー
あぁ鎮守府に英艦の影も見えないってそういう……

インド洋に展開している友軍の報告は無いのだから当然レーダーに反応するものは全て敵

敵軍の勢力化で後方が脅かされているという事は自軍の位置情報が把握され、敵軍から今現在まで足止めされていた可能性が有る

仮に位置情報が敵軍に把握されていたのであれば、敵軍の増援が到着し退路を断たれ包囲殲滅される最悪な状況も容易に想定出来る

故に戦場の主導権を掌握される前に一刻も速く後方の敵軍へ攻撃を行い

陽動という本作戦の意図を継続し、更に退路を確保し撤退を視野に入れた戦場を構築

この加賀の判断は極めて正常であり、適切な判断だと思われます

そしてこの加賀を的確に運用し旗艦に任命した提督は賞賛こそされど非難される謂れは微塵もありません...そうですよね?

これが原因で提督のクビがとんだりしたら赤城さんの手によって加賀さんの首がとぶ(物理)んじゃないか…?



ストーリー的に、このスレ的に他のキャラの邪魔になるのなら加賀だろうが神通だろうが
首飛んでいい気もする

黒潮大丈夫かなあ
神通さん好きだけどこのスレでは提督に関係する事だと強引で鼻に付く
から下から敬遠されてるかも
提督のここがいやだなあみたいな話でも言った相手に絡むし最悪…
駆逐艦程度では上に睨まれたらいびられるぞ

加賀さん強いから更に厄介な事に、呂布みたい

おまけに味方からも扱い辛く妙に後輩にも信頼されている
空母内で加賀一派に分裂しそう

おはようございます。今、おきました……
突然ですが、更新のほう16:30からやります。休みでやることないんや……
安価は夜のリシュリュー終わったら4つとりますのでご協力いただければ幸いです。

お品書きのほうは黒潮投下後に更新したものを掲載します。

あとお足元ってなんやねん……お膝元やね、眠くてボケてたわ……

>>647
空母【曙、羽黒、あきつ丸、萩風、球磨、大井】 戦艦【大淀、初霜、ポーラ、秋津洲、鈴谷、黒潮】
ついに拮抗しました。あと4人で2部も終わりですが、どうなるんかね……

>>648
なんか見せびらかしてる腕ごと持っていかれそう……

>>649>>650>>653
ここから羽黒が本格的にがんばります。加賀さんは羽黒に感謝するべき

>>651
ちゃ、ちゃんと居るんやで? ……正直、1が英語めんどくさいから出してないだけです……すまんな

>>652
名将あらわる。
納得する言い分で草。提督がこれいえるのかはちょっとわかんないけど……

>>654
神通さんは神通さんなりの正義がある予定です。今後にご期待いただければ幸いです。

>>655
裏切ることはなさそうだし、徐州頃の張飛あたりかなぁって

>>656
加賀さんが赤城にNOといえるかが分岐になりそうですね

――09:00――

鎮守府 戦艦寮 扶桑・山城の部屋

扶桑「はぁ……」

黒潮「今日はいつもよりため息が多いですけど、どないしはったんですか?」

扶桑「あ……折角、来てもらったのにごめんなさい」

黒潮「いえ、なんか悩み事あるんなら、うちにも言うてください」

扶桑「……でも、流石に申し訳ないわ」

黒潮「なにいうてはるんですか! 毎回、うちが扶桑さんに相談させてもろうてるんですし、今回ぐらいはお力になりますよ!」

扶桑「……それならお言葉に甘えさせてもらうわね。愚痴になっちゃうんだけど、また提督からお叱りをうけてしまったの……」

黒潮「えぇ!? ほんにあの司令はんはしょうもないことばっかりしはるわぁ……」

扶桑「そんな風にひとのことを悪く言ってはだめよ? 提督のおっしゃることも一理あるのだから」

黒潮「せやけど……」

扶桑「うふふ、心配してくれてありがとう。けど、そんなに深刻に考えることは無いのよ?」

黒潮「……扶桑はんがそうおっしゃるなら、うちも司令はんについてはよういわんことにしますわ」

扶桑「ええ、ええ。それよりせっかく買ってきたのだからお饅頭もどんどん食べてね」ニコニコ

黒潮「あ、いやぁ、えらいおおきに。ほんま扶桑はんは優しくて涙が出ますわ」

扶桑「ふふ……大げさなんだから」

黒潮「いや、ほんまですって!」

扶桑「うふふ……ええ、ええ。分かりました」

黒潮「まぁたいっこも信じてくれへんのやからかなんわ」

扶桑「そんなことないわよ?」

黒潮「ほんまですか?」

扶桑「ええ、ええ」ニコニコ

黒潮「はぁ……それよか何が原因でそないなことになったんです?」

扶桑「この前、空母の人たちがあんまりにも私たちを蔑ろにしてるんじゃないかって言ったでしょ。えっと、そのことは覚えてる?」

黒潮「ええ、しっかり覚えてます」

扶桑「あの件でどうも私が派閥を作って文句を言ってるって思われたみたいなの……」

黒潮「なんやそれ! 扶桑はんがそないなことするわけないやん! うち、司令はんに言うてきます!」

扶桑「い、いや、それはやめましょう? 黒潮ちゃんのところの神通ちゃんも困ると思うし……」

黒潮「そない言ったって、あのしょうもない人ははっきり言わんと分かりませんよ!?」

扶桑「うっ……」

黒潮「確かに司令はんはおっかない人ですけど、扶桑はんのためならうちが一肌脱ぎます。安心してください」

扶桑「いえ、私にその気は無いんですから黙っておけば分かってもらえると思うの。反論しても余計な不興を買うだけよ」

黒潮「はぁ……沐猴にして冠すとは、まさにあの人のことやわ。扶桑さんはこんなええひとなのに!」

扶桑「だ、だから、あまりそういうことはいってはだめよ」

黒潮「いや、言わしてもらいます。神通さんがあそこまで忠義、忠義、言うのはあの人の性格やけど……陽炎たちはなにがうれしくてあんなの持ち上げてるのか、うちにはさっぱりわかりませんわ」

扶桑「あ、あわわ……」

黒潮「確かにおっかないけど、所詮はあんなん威を借る狐に過ぎまへん!」

扶桑「も、もうこのj話はやめましょう? ほら、お茶も飲んで落ち着いて――」

黒潮「そんないつまでもなぁなぁにしてちゃ、あきまへん! インド洋のほうなんて加賀はんの大失態で扶桑はんたちがおらな回らんのにようそんなことが言えるわ!」

扶桑「うん、まぁ、それはそうなんだけど……」

黒潮「もう我慢の限界や! うちがなんとかしますさかい、扶桑さんは大船にのったつもりでおってください!」

扶桑「あ、あ、いや……」

黒潮「思い立ったが吉日や! ほな行ってきますわ!」

 バーン!

扶桑「ま、待って!」


 鎮守府 執務室

提督「はぁ……」

霧島「どうかなさいましたか?」

提督「いや、少しな」

霧島「?」

提督「たいしたこと出ない。面倒ごとには縁遠そうな奴らだと思っていたのに見事に裏切られただけだ」

霧島「ああ、比叡お姉さまの件ですか? 随分としょげてましたね」

提督「当たり前だ! 今後、二度とあんな馬鹿げた真似をしてもらってはこまる!」

霧島「まぁ、そうですね」

提督「まったく……それよりも赤城の奴はいつまで出ているつもりだ。落ち着いたとはいえ、まだまだ仕事はあるんだぞ」

霧島「まぁまぁ、それよりもお茶でも――」

 バーン!!

黒潮「司令はん!」

提督「……おい、霧島」シッシッシ

霧島「あ、はい」

黒潮「え?  ちょ、ちょっと、姐さん、なにしはるんですか! うちは司令はんに――」

霧島「はいはい、一回、外に出ましょうね」

黒潮「あ、ちょっと!」

 ガチャ


霧島「はぁ……駄目じゃないですか。ちゃんとノックしないと」

黒潮「そんなん言うてる場合じゃ――」

霧島「駄目よ。どんな時でも上官には礼節をもって接するように神通は教えていないの? あなたの軽率な行動が神通の評価にも影響するんだから、気をつけなさい」

黒潮「うぐぅ……わ、分かりました。以後、きぃつけます」

霧島「それであればいいわ。さぁ、ノックして?」

黒潮「……はい」

 コン、コン

提督「はぁ……入れ」

黒潮「失礼します! 司令はんに言いたいことがあって来ました!」

提督「意見具申か……かまわん、言ってみろ」

黒潮「最近、司令はんは空母に肩いれしすぎ――」

提督「は?」ギロ

黒潮「ひぇ……あ、あの……」

提督「誰にそそのかされたのか知らんが、お前も下らんことを言いにきたのならば直ぐに帰れ」

黒潮「せ、せやけど!」

提督「はぁ……わかった。よく分かった」

黒潮「! ほ、ほんなら! 扶桑はんたちを――」

提督「何を勘違いしている? 私はお前の頭の中にはねずみほどの脳も入っていないことが分かったといったのだ!」

黒潮「うぇ!? そ、そんな言い方、いくらなんでも――」

提督「徒党を組んで編成に文句を言ってくるなど話にならんわ!」

黒潮「あぅ……え、えらい、すんまへん。扶桑はんはそんなつもりやないんです……」

提督「お前たちにその気がなくても、そう思われることが問題なのだ。わかったら、頭を冷やしこい!」

黒潮「は、はい……」



鎮守府 執務室前廊下

黒潮「うぅ……」トボトボ

扶桑「あ! 黒潮ちゃん! ……ひょっとしてもう提督のところにいっちゃったの?」

黒潮「扶桑さん、えらいすんません……余計に怒らせちゃいました……」

扶桑「いいの、いいの。気にしないで」

黒潮「あんな大見得きったのに面目次第もあらしまへん……」

扶桑「その心意気だけでもうれしいわ。さぁ、部屋に帰ってお茶しましょう? いつもみたいに楽しくお話してれば嫌なことも忘れますよ」

黒潮「あう……うー、うぅう……」

扶桑「ほら、そんなにおっかない顔しないの? 陽炎型の中ではお姉さんなんだから、ね?」

黒潮「あい……」

扶桑「うふふ……笑わないと幸せが逃げていきますよ? ほら笑って?」

黒潮「は、はい!」

扶桑「そう、そう」ニコニコ

 黒潮編 艦

というわけで黒潮編 艦です。
なんか黒潮が小物くさくてすまんな……

続いてリシュリューの感情度いきます。

提督からリシュリューへの感情度 ↓コンマ以下
リシュリューから提督への感情度 ↓↓コンマ以下

ご協力ありがとうございます!
次の更新は24:00ぐらいよていです。お付き合いいただければうれしいやで。

提督からリシュリューへの感情度:75
リシュリューから提督への感情度:46

球磨型揃ったけど、多摩の感情度解放したら球磨型全員イベ起こったりするん?

>>668
未開放にある『冷戦』という球磨型のお話が開放されます。
それが球磨型全員イベですね。分かりにくくて申し訳ない。

とりあえず、おしながきの更新です。


 おしながき

1、比叡と提督とうなぎのゼリー寄せ(比叡、金剛)
2、弥生の提督語教室(弥生、神通)
3、赤城日記(赤城)
4、曙ほのぼの(曙)
5、潮奮闘記(曙)
6、羽黒翔ぶⅢ(羽黒)←NEW
7、提督~追想の刻・独逸編~Ⅱ(提督、グラーフ・過去)
8、あきつ丸VS提督(あきつ丸)
9、対潜哨戒部隊記録(朝潮、由良、五十鈴)
10、加賀の鎮守府ぶらり旅(加賀)
11、霞の不覚(霞・過去)
12、霧島と榛名と提督と(霧島、榛名)
13、懺悔(蒼龍)
14、我らの手に栄光を(飛龍)
15、誰がために幸運の鶴は翔ぶ(五航戦)
16、五十鈴のなく頃に(五十鈴・過去)
17、不知火葛藤(不知火)
18、すすめ、すすめ(ポーラ)
19、提督から見た世界(曙、霞、敷波)
20、COOL JAPAN(アイオワ)
21、忠臣(陽炎・神通)
22、お父さんと私(山風)
23、女郎蜘蛛(赤城・蒼龍)
24、空谷の跫音(鈴谷)
25、提督ラヂオ(間宮)←NEW
26、自由・平等・友愛(リシュリュー)←NEW
27、特務艦(間宮・大淀・明石)←開放
その他、新艦好感度コンマ(記名)

【未開放】
ドイツ組と観劇【プリンツ・呂500の感情度コンマで開放】
潜水艦呼称争議【伊19・伊164・伊8・伊401の感情度コンマで開放】
初期艦はなんでもしってる【叢雲の感情度コンマで開放】
提督改修工廠【暁型の感情度コンマで開放】
冷戦【多摩の感情度コンマで開放】
二航戦の憂鬱【雲龍型・大鳳の感情度コンマで開放】
第八駆逐隊、出撃!【大潮・荒潮の感情度コンマで開放】
降涙恋慕【二部完結で開放】
胡蝶乱舞【二部完結で開放】
萩風提督観察記【川内の感情度コンマで開放】
行け、私が想いよ、黄金の翼に乗って【ローマ・イタリア・リベッチオの感情度コンマで開放】
海防艦とネコ【択捉・l国後・占守の感情度コンマで開放】
あの航路へと【飛鷹の感情度コンマで開放】
さぁ、勝利の砲撃を【大和・矢矧の感情度コンマで開放】
工廠騒動記【夕張の感情度コンマで開放】
第四駆逐隊の見た鎮守府【野分・舞風の感情度コンマで開放】
我ら西村艦隊【山城・扶桑・朝雲・山雲の感情度コンマで開放】

お品書き、今は追加・解放されていく形式だけど、逆にストーリーが進むと見れなくなっちゃうやつとかあるのん?
だったら頑張って安価取ろうかなと思うけど

>>670
出来る限り時間を本編と合わせますが、無理そうだと時間を巻き戻して裏話的にあったことになります。
なので3部突入して、みれなくなるおはなしがあるわけではありません。
とりあえず、1も全部、やりたいのでコンマ見たい艦娘、気になるお話を選んでもらえれば大丈夫です。

ぽちぽち更新していきます。
今回、麻雀の描写がありますが、ルール分からなくても多分、大丈夫です。
折角、こたつ出したんやしと思ったんですが、なんか別のものでもよかったかもです。役の計算は間違いないはずやけど……あんま1も麻雀強いほうでないから間違ってたらすみません。


 ――18:00――

 鎮守府 海外艦寮 談話室

リシュリュー「うーん……これでどうかしら?」

プリンツ「! キター! それですよ、それ! ロン! ロン!」

リシュリュー「はぁ……またあなたなの……」

ビスマルク「ワースパイト呼んできましょう……」

リシュリュー「Es-tu fou? 私たちのくびをしめるだけでしょ……」

ビスマルク「それもそうね……」

ガングート「……おい、仲良くボロボロだぞ。どうするのだ!?」

ビスマルク「しょ、しょうがないじゃない! それなら次は青天井ではこってもいいように――」

リシュリュー「だから、やめなさいって……流れが来てないんだからもうやめましょうよ」

プリンツ「今日はぶんぶん役ができます! さぁさぁ、もう半荘いきましょう!」

ガングート「いかんな、引き時だ……ちっ」

リシュリュー「ええ、そうね……」

ビスマルク「うぅ……けど、このまま、勝ち逃げされるのは……あ!」ピコーン

リシュリュー「またろくでもないこと思いついた顔ね……」

ビスマルク「喧嘩売ってるの?」

リシュリュー「別にそんなことないわ」

ビスマルク「むぅ……まぁ、いいわ。これよ、これ!」

ガングート「なんだ?」

ビスマルク「百人一首よ! これなら勝てるわ! 全力でやるわよ!」

プリンツ「へ!? い、嫌です!」

呂500「あ、あう……」コソコソ

グラーフ「ヒャクニーンイッシュッか……それなら私もやるぞ」

ビスマルク「ダ、ダメよ!」

グラーフ「え? な、なぜだ!?」

ビスマルク「あんたとやると手が痛いの!」

プリンツ「え……ビスマルク姉さま、わたしたちの気持ち分かってたんですか?」

ビスマルク「!? な、なんのことかしらね?」

リシュリュー「……無しね。ビスマルク、あなたはやっぱりろくなこと考えないわ」

ビスマルク「むぅ!」


ローマ「はぁ……くだらない。よくそんなに熱中できるわね、所詮、確率じゃない」

ビスマルク「む……あんなすまし顔だけど麻雀よわいからやらないのよ?」

リシュリュー「へぇ……Une personne misérable」

ローマ「は?」

ガングート「なんだ敗北主義者か、吊ってしまえ」

ローマ「はぁぁ!? いいわよ! やってやろうじゃない! プリンツ、かわりなさい!」

プリンツ「え、え? やめたほうが――」

ローマ「うるさい! 大丈夫よ! なんたって、このまえ、グラーフたちとやったら2位になったもの!」

プリンツ「……グラーフさんと他の面子は誰だったんです?」

グラーフ「うーん、あの時はヤマシィロとユキカゼだな」

プリンツ「うわぁ……なんで、その面子集めたんですか……? 絶対、雪風ちゃんの一人がちだよぉ……」

ローマ「う、うるさいわね!」

リシュリュー「はぁ…… Tu es un idiot」

ビスマルク「よっし! 取り戻すわよ」ヒソヒソ

ガングート「おうとも。任せておけ同志」ヒソヒソ

ビスマルク「はぁ!? 私はコミュニストじゃないわよ! 一緒にしないで!」

ガングート「は! なんだ、私たちを否定するつもりか!?」

リシュリュー「はぁ……やめなさい。くだらない」

ガングート「くだらないとはなんだ、くだらないとは!」

リシュリュー「ここでは思想も信条も自由でしょ? 喧嘩するなら後になさい」

ビスマルク「うっ……」

リシュリュー「それに今を逃したらおやつは逃げるわよ」ボソッ

ビスマルク「……そ、そうね! 少しでも戻さないと流石に死活問題だわ!」

ガングート「……おう! 流石にマミーヤに1ヶ月近くいけんのは困る!」

リシュリュー「わかってるじゃない」

ローマ「あんまり私をなめないことね!」


――21:00――


ローマ「……」チーン

呂500「うわぁ……これって大丈夫なのかなって……」

プリンツ「えーと、最短のあがりがチートイなんだとおもうけど……四向聴って……ほんと、ついてないですね……」

ローマ「つ、ツモよ! これ以上悪くなんてならないんだし、このあとは有効牌がビシバシ――」


ローマ「来なかったわ……」パシッ……

リシュリュー「Je suis désolé。それよ、ロン」

ローマ「ど、どうせノミ手でしょ! 問題ないわよ!」

リシュリュー「リーチ、タンヤオ……えっとなんだったかしらね」

ビスマルク「いいわ、みせてみなさい。どれどれ……三色、ドラ1で満貫ね」

ガングート「裏ドラは――うむ、乗ったな」

リシュリュー「えっと、ロクハーンだからハネマンね」

ローマ「うぅ……またとんだわ……」

プリンツ「あわわ……だ、大丈夫で――ガシッ!――へ?」

ローマ「……貸しなさい」

プリンツ「え、えっと……なにをでしょうか?」

ローマ「お金よ! お金! 今までの勝ちがあるんでしょ!?」

プリンツ「うぇ!? こ、困りますよぉ……。ね、ローマさん、今日はやめましょうよぉ」

ローマ「きっとこれから好転するわ! いままであんなに悪かったんだから、これからは上がり目よ!」

プリンツ「うぇぇ! 絶対、駄目だよ、これ! だ、だれか助けてー!」

提督「ん……うるさい、なにをして――なんだ、お前たち、麻雀なんてやっていたのか?」

ローマ「!? 提督、いいところにきたわ! お給金、前借させて!」

提督「はぁ? ダメに決まってるだろ、ばか者め」

ローマ「負け続けてもうすってんてんなのよ!」

提督「はぁ? ……おい、どんなレートでやったらこんなことになるんだ」

ビスマルク「デ、デカピンで、ちょっと……」

提督「話にならん!」

ビスマルク「だって、ローマが取り返すからレート上げろって言うんだもの……」

提督「……馬鹿だな、こいつは」

ローマ「だ、だって……」

グラーフ「それよりなぜ、Admiralがここにいるのだ? ここは私たちの寮だぞ」

提督「酔いつぶれたアクィラを送ってきたのだ」

グラーフ「ふーん……そうか。送り狼とはな、いいご身分だ」

提督「なんだ、その言い草は? もともとは私一人で間宮に呼ばれて飲んでいたんだ。そこにアクィラが合流してきただけだ」

グラーフ「別にそんなことは聞いていない」

提督「そうであれば、あまり突っかかってくるような物言いはやめろ。不愉快だ」

グラーフ「はぁ?」

リシュリュー「……ちょっと、あの二人どうしたの?」

プリンツ「あの二人のことはそっとしておいて上げてください……」

リシュリュー「?」

グラーフ「もういい! 私は部屋に帰る!」

提督「勝手にしろ!」

ビスマルク「はぁ……」


提督「まったく……ローマ、お前の代わりに私が入る。いいな?」

ローマ「え……それだと私のお金が……」

提督「安心しろ。今回だけは助けてやる。これに懲りたら馬鹿な真似はやめるのだな」

ビスマルク「むっ! もうAdmiralに教えてもらったときの私じゃないわよ、ほえ面かかせてあげる!」

リシュリュー「え、Amiralはマージャンがつよいの?」

提督「仕官学校時代に少しやっただけだ。気にするな」

リシュリュー「いや、それなら私はやめて――」ガシッ

ガングート「敵前逃亡はゆるさん」

リシュリュー「Es-tu fou!? 私は勝てない戦いはしないのよ!」

ガングート「ならん、折角の余興だ、最後まで付き合え」

リシュリュー「Libère-moi!!」

提督「ふん、消灯までに、まぁ、半荘2回ぐらいは出来そうだな。さっさとはじめるぞ」

ビスマルク「今日こそ泣かせる!」

呂500「あ、ろーちゃん、これしってる……」

プリンツ「へ?」

呂500「フラグって言うんですって! 漣がいてましたって!」

プリンツ「あぁ、そういうこと……」


――22:30――

ビスマルク(張った! 辺張とはいえ、これで倍満確定!結局、Admiralにボコボコニされたけど一矢報いてやるわ! えっと他の子達は――)

リシュリュー「はぁ……手がすすまないわねぇ……」カチャ

ガングート「…… むむむ」カチャ

提督「……」パシッ

ビスマルク(よっし、初心者のリシュリューやガングートは張れば即リーしてくるはず。あの様子ではまだ一向聴にもなってないわ! それにまだ筒子は河に少ないし、十分、勝負できる!)

提督「おい、ビスマルク、お前のツモだぞ」

ビスマルク「あ、ごめんなさい」サッ

ビスマルク(うっ……パーピン。あと一つずれてればツモ上がりだったのにぃ!)

提督「はぁ……」

ビスマルク「え? あ、こ、これで!」ビシッ

提督「ロンだ」

ビスマルク「は?」

提督「タンのみ」

ビスマルク「はぁぁ!?」

提督「……なんだ、うるさい」

ビスマルク「納得いかないわ!」

提督「納得がいかないではないだろ……現に手は成立している」

ビスマルク「うぐぅ……」

リシュリュー「えっと……提督の点数が42000点で――」

提督「計算しないでよろしい」

リシュリュー「どういうこと?」

提督「ローマに金を返してやれ。今回は見逃してやるが、あまり馬鹿みたいなレートで遊ぶものでもないだろ」ジャラジャラ

ビスマルク「うぅ……分かったわ。あなたたちもそれでいいわね?」

ガングート「まぁ、仕方ないな」

リシュリュー「はぁ……だから抜けたかったのに……」

提督「馬鹿! 本来はこんなことは許さんのだからな! ありがたく思え!」

リシュリュー「はいはい……」

提督「はい、は一回だ! もう消灯も近いさっさと寝ろ!」

ビスマルク「はぁい……」トボトボ



 ――22:50――

 鎮守府 海外艦寮 リシュリューの部屋

リシュリュー「ふぁ……ねむい。まぁ、なんだかんだで今日も楽しかったわね。えっと明日の予定は――」ゴソゴソ

リシュリュー「あ……いけない、談話室にノート置いてきてしまったわ……面倒だけどとりにいかないと」



 カチャカチャ

リシュリュー(ん? 談話室から聞こえるけど……なんの音かしら?)

リシュリュー「えっと、誰かいるの?」

提督「!」ビクッ

リシュリュー「Amiralじゃない……なにをしているの?」

提督「いや、なんでもない」

リシュリュー「? マージャン牌なんか今更、とり出して――あ! ひょっとしてズルしてたの!?」

提督「なんのことだ? 私は牌をみがいていただけだ」

リシュリュー「……」ジトー

提督「……なんだ、その目は?」

リシュリュー「別に」

提督「ふん……それよりもお前も随分とここに慣れてきたようだな」

リシュリュー「ええ、おかげさまで」

提督「そうか……よかったな」

リシュリュー「?」

提督「お前たちは少し特殊な立ち場だからな。うまくいっているようなら良かった」

リシュリュー「Amiralがそんなことをいうなんて明日は槍が降るわね」

提督「……ひどいいいようだな。まぁ、今は気分がいい、大目に見てやる」

リシュリュー「ねぇ、Amiralももっと今日みたいに羽目をはずせばいいじゃない。そうすれば、もっとみんなも寄ってくるわ」

提督「そうだな……この戦いが無事に終わったら、そうしよう。それではな」

リシュリュー「はぁ……」

 リシュリュー編 艦

というわけでリシュリュー編 艦です。
海外勢に麻雀してもらいたかったんや……

つづいて安価いきます。
おしながきは>>669参照してください。
既出は番号orタイトル、新規は艦娘の名前でどうぞ(Zara、浦波は下にずれます)


↓×2
↓×3
↓×4

すさまじい速さ。島風もびっくりですわ……

今後の流れは

ろーちゃん→浦風→雪風→羽黒翔ぶⅢ→龍田

になります。


つづいてろーちゃんのコンマですね。

提督から呂500への感情度 ↓コンマ以下
呂500から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

うん、低くまとまりましたね。
ある意味、平和ですし、1の提督へのぷっくぷーWW がとまらない。

提督から呂500への感情度:13
呂500から提督への感情度:31

呂500→戦艦派

本日はここまでです。明日はまた24:00あたりから更新予定です。浦風まで終わったらまた安価とりますのでまたご協力いただければ幸いです。
それではおやすみなさい

提督なんでサマが上手いのかって思ったが手品の腕を流用してるのか
こりゃ手強いわ

未開放おしながきは気になるのが多いが条件が厳しいのばかりなのがね……
リーチのかかってる多摩の安価すら早くて一向に取れん

ある程度話が進んだら「好きな艦娘」ではなく「未開放の中から選択」とか
あるいは「三部完結時に感情コンマとともに開放」ぐらいまで条件を緩和してほしい
このままだと「いやぁ書きたかったんすけどねー」でゴールまで行ってしまいそう

>>702
自分も安価取れないから気持ちは分からないでもないし、「三部完結時に感情コンマとともに開放」には賛成だけど
「未開放の中から選択」のほうは流石にアレだと思う
それって結局自分が取りたい安価(多摩)のために他の読者が取りたい安価に制限をかけろと言ってるようなもんだし

険悪提督が好き過ぎて勝手に描かせて頂きました
イメージが崩れてしまうので、閲覧には注意して下さい;

ttps://dotup.org/uploda/dotup.org1421314.jpg

更新とほぼ同時に安価が埋まる速さ、支援絵。優良安価スレの条件を満たしてるな

思わせ振りにフライング登場してる艦娘の腹の内はコンマで暴いてやりたいが、
はたして僕はついていけるのだろうか?このスレの速さに……

おそくなって申し訳ありません、更新していきます。また接続がぶちぶちしてるので時間かかるかも……この前の休みも昼は大丈夫で、夜になるとつながらなくなったりしたので、多分、1の家のルーターの問題ではなさそう。消費者センターに電話入れろって弟は言ってたけど、それでほんとにいいんかいな?
正直、スマホでしか艦これできないし、勘弁してほしいです……

>>701
そんな感じです。いつかは幸運艦にサマ仕掛ける提督とか書きた……いや、サマは推奨はまずいですね

>>702>>703
こんなに安価が早いとは1も予想外でした……自分でとらなきゃ埋まらなかったらどうしようとか心配してたんですが、皆さんのおかげで杞憂に終わりました。ことばにできないほど感謝しています。
とりあえず、多くの人に楽しんでいただけるように一回で投げる安価数を増やしてみようとおもいます。なので浦風後に試験的に6つ投げてみます。
あと、このスレですが艦これのサービスが終わるか、全艦娘&全お品書きを書ききるまでは続くのでどうか長い目でお付き合いいただければ幸いです。

>>704
うぉ! 支援絵ありがとうございます!
最初はフォーク准将だったのに、随分とかっこよしていただいて……本当にすれあき冥利に尽きます。
これからも楽しんでいただけるように気合、入れていきます!

>>707
フライング気味な艦は1の好きな艦と書きやすい艦だったりですね……
ぜひ、彼女たちのコンマを暴いてやってください。


 XX10年 9月

 ――18:00――

 ドイツ ベルリン

提督「くそっ……こんなときに限ってうまく酔いがまわらん。帰って飲みなおすか……ヒック」フラフラ

U‐511「あ……やっとみつけた!」

提督「うん? 君は確か……」

U‐511「えっと、ユーはU‐511です」

提督「そうだったな……ん」ゴソゴソ

U‐511「?」

提督「すまんな、今はこれしか持ち合わせが無かった」

U‐511「キャンディ?」

提督「ああ。私をさがしていたということはおつかいだろ? 帰り道にでもたべなさい」

U‐511「あ、あの、違うんです! いわなきゃいけないんです!」

提督「ん? なにかね?」

U‐511「……グラーフさん、泣いてました」

提督「……そうか」

U‐511「そうかって……心配じゃないんですか? 二人、仲良しなのに」

提督「……」

U‐511「なんでなにもいわないの?」

提督「う、うるさ――い、いや、なんでもない。君の用件がそれだけなら、私は失礼する」

U‐511「だめ! ちゃんと、言ってくれないといかせない!」

提督「うっ! は、放してくれ!」バッ!

U‐511「きゃ!」

提督「す、すまない! 大丈夫――うっぷ……クソ……頭が痛い……」フラフラ

U‐511「え、えっと、大丈夫?」

提督「ははは……くそ……大丈夫なものか……なにが分かる、泣きたいのは私もだ……」ボソッ

U‐511「え?」

提督「な、なんでもない! 失礼した!」

U‐511「で、でも、今――」

提督「なにもいってないと言っている!」フラフラ

U‐511「……」

提督「グラーフのところには後で行く、だから、もうやめてくれ!」

U‐511「……嘘つき!」

提督「うぐ……勝手に言っていろ! 私は、私には……ううっ……なんでなんだ、俺はいつも……クソッ!」ダッ!

U‐511「ま、待っ――駄目、行っちゃった……グラーフさん、ごめんなさい……ユー、お役に立てませんでした……」

 ぽつ……ぽつ、ぽつ

U‐511「あ、雨……」バキッ

U‐511「キャンディ……割ちゃった……うぅ……うえーん!」

 ザー、ザー



 XX17年 11月

 鎮守府 潜水艦寮 伊58の部屋

伊58「うぅ……駄目でち……ゴーヤ一人じゃ、ぜんぜん集まらないでち。協力者必要でち……」

呂500「こんばんわー! 遊びに来ましたって!」

伊58「わっ!?」グシャ!

呂500「あれ? でっち、なにしてるの?」

伊58「もう! ちゃんとノックするようにいつもいってるのに、なんでローは先輩のいうことがきけないんでち!」

呂500「あ、忘れてましたって……ごめんなさい」

伊58「ちょ、ちょっと! そんな申し訳なさそうにしないでほしいでち、なんかすごい罪悪感でち……」

呂500「あう……」

伊58「はぁ……まぁ、ちょうどいいところにきてくれたでち。ローも手伝ってくだち」

呂500「はい! おてつだいしますって! そででなにをすればいいの?」

伊58「これに海外艦のみんなの署名をしてもらってきてほしいでち。物事はやっぱり民主的に決めるべきでち」

呂500「えっと……潜水艦故障問題について?」

伊58「そう! 提督が一向にゴーヤをゴーヤと呼んでくれないの! かくなるうえは数の力で提督を圧倒するでち!」

呂500「でっちはこの前、テートクとがるるーってしてたもんね! 仲良しですって!」

伊58「違う! 今は敵なの!」

呂500「えぇ!?」

伊58「このままじゃ、神通さんや二水戦の子たちはゴーヤのことを可愛く呼んでくれないでち! 目指すは敵本丸の提督でち!」

呂500「えっと、えっと、喧嘩はだめですって……!」

伊58「喧嘩じゃないでち。これは提督の意固地とゴーヤの知恵の勝負でち!」

呂500「えっと……なんか、よくわからなけど分かりましたって」

伊58「それならいいでち。さぁ、早くいってくるでち!」

呂500「わかりましたって!」

>>713

呂500「えっと……潜水艦故障問題について?」

呂500「えっと……潜水艦呼称問題について?」


これはひどい……申し訳ありません……



 鎮守府 海外艦寮 談話室

ビスマルク「どうして、こたつで食べるみかんはこんなに美味しいのかしらね」

プリンツ「そうですねー……わふぅ……」

グラーフ「おい、そんなところで寝るなよ。風邪をひくぞ」

プリンツ「うへへ……大丈夫です、大丈夫……グー……」

グラーフ「はぁ……ぜんぜん、大丈夫ではなさそうだな」

ビスマルク「まだそんなに寒くないんだから大丈夫でしょ。それより暇だし、あれやりましょうよ」

グラーフ「あれ?」

ビスマルク「将棋よ、将棋。利根に穴熊っての教わったの!」

グラーフ「チェスならいいぞ」

ビスマルク「えー? 折角、日本にいるんだから日本のものにしましょうよ」

グラーフ「嫌だ」

ビスマルク「ちぇ……いいわよ、金剛たちと遊んでくるわよ」

グラーフ「いくのはかまわんが、金剛たちは出撃中だぞ」

ビスマルク「えぇ? それじゃあ行ってもしょうがないじゃない。つまんないわねぇ」

 バーン!

呂500「ビスマルク姉さん、これに名前かいてくださいって!」

ビスマルク「ちょっと……うぅ……はやくドアを閉めて。廊下の冷たい空気が来ちゃうでしょ」

呂500「あ、ごめんなさい」

ビスマルク「ほら、こっち来なさい。抱っこしてあげるから」

呂500「やった!」ゴソゴソ

ビスマルク「うぅ……子供は体温が高いから助かるわ」ギュー

グラーフ「おい、ユーボートは湯たんぽじゃないぞ。まったく、どてらまで着て、まだ寒いのか」

呂500「でも、でも、ビスマルク姉さんにぎゅってしてもらえるとろーちゃんもきもちいいですって!」

ビスマルク「うふふ、そうよね」ナデナデ

呂500「ふわぁ」


グラーフ「はぁ……それでユーボート、なにかビスマルクに用があったのではないか?」

呂500「あ! これに名前書いてくださいって」

ビスマルク「なになに……潜水艦呼称問題について?」

呂500「提督にでっちをゴーヤって呼んでもらうためなんですって!」

ビスマルク「ああ、この前、言ってたがるるーって奴ね。別にいいわよ――はい、どうぞ」

呂500「ありがとうございますって! グラーフさんとプリンツさんもお願いしますって!」

プリンツ「うへ……スピー……」

グラーフ「Prinz Eugenは疲れているようだから後にしてあげなさい」

呂500「分かりましたって!」

グラーフ「よしよし、いい子だ」

ビスマルク「ちょっと、あんまり撫でないで。私のよ」

グラーフ「何をいっているんだ……はぁ」

呂500「えっと、次はだれのとこにいこうかな」

ビスマルク「それならローマのところにでも行けば? 直ぐに書いてくれそうじゃない」

呂500「分かりましたって! ありがとうございました!」

ビスマルク「あぁ……私の湯たんぽが……」

グラーフ「おい」

ビスマルク「冗談よ、冗談。遊びまわるのはいいけど、気をつけなさいよ?」

呂500「はぁい!」

グラーフ「はぁ……子供は風の子とはよくいったものだ」

ビスマルク「全くね」ず、ずー

グラーフ「……おい、あまり音を立てて飲むな。下品だぞ」

ビスマルク「分かってないわね。郷に入りては郷に従えよ」

グラーフ「ふん、そんなことを言っていては祖国に戻ったときに苦労するぞ」

ビスマルク「ねぇ……あなた、この戦いが終わったらドイツに帰るの?」

グラーフ「当たり前ではないか?」

ビスマルク「ふーん……」

グラーフ「?」

ビスマルク「ろーちゃんには頑張ってほしいものね」

グラーフ「ろ、ろーちゃん? 誰だそれは? ローマか?」

ビスマルク 「ローマがろーちゃんって……うふ、ぶふぉっ!」

プリンツ「ビチャ! うーん……へ? え、え、な、なんれすか!? なんで私、濡れてるの!?」

グラーフ「あ、おい、動くな! 汚い!」

プリンツ「えぇ!?」




 鎮守府 海外艦寮 ローマの部屋

ローマ「はぁ? 署名?」

呂500「ですって!」

ローマ「……まぁ、別にいいけど――はい、どうぞ」

呂500「ありがとうございますって!」

ローマ「よくゴーヤーのために頑張るわね。ほら飴ちゃん、ご褒美よ」

呂500「あ……」ビクッ

ローマ「? 嫌いだったかしら?」

呂500「ご、ごめんなさい」

ローマ「別に謝る必要はないでしょ」

呂500「……」

ローマ「ねぇ、本当にどうしたの?」

呂500「……なんでもないですって!」ニコ

ローマ「ふーん……それならいいけど」

 呂500編 艦

というわけで呂500編 艦です。
ネクストコナンズヒント→飴
……ヒント?

つづいて浦風のコンマですね。お嬢もそうだけど、広島弁はさっぱりなんだ……関西弁もそうだけど、不自然でもゆるしちくり~
正直、ちょっと京都にいただけの1が京言葉ベースに書いた黒潮弁とか本場の人に申し訳なかった……

提督から浦風への感情度 ↓コンマ以下
浦風から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

お、これは平和&平和。
……平和。

提督から浦風への感情度:68
浦風から提督への感情度:66

更新ですが、明日の24:00あたり予定です。投下後に安価撮るのでよろしければご協力ください。
おやすみなさいですって!

更新していきます。
今日もまたブチブチしてるので、投下が遅くなる場合があります。本当に申し訳ありません。
この前のように一切、つながらなくなるのが怖いので先に安価とらせてください。


とりあえず、おしながきの更新

 おしながき

1、比叡と提督とうなぎのゼリー寄せ(比叡、金剛)
2、弥生の提督語教室(弥生、神通)
3、赤城日記(赤城)
4、曙ほのぼの(曙)
5、潮奮闘記(曙)
6、羽黒翔ぶⅢ(羽黒)←NEW
7、提督~追想の刻・独逸編~Ⅱ(提督、グラーフ・過去)
8、あきつ丸VS提督(あきつ丸)
9、対潜哨戒部隊記録(朝潮、由良、五十鈴)
10、加賀の鎮守府ぶらり旅(加賀)
11、霞の不覚(霞・過去)
12、霧島と榛名と提督と(霧島、榛名)
13、懺悔(蒼龍)
14、我らの手に栄光を(飛龍)
15、誰がために幸運の鶴は翔ぶ(五航戦)
16、五十鈴のなく頃に(五十鈴・過去)
17、不知火葛藤(不知火)
18、すすめ、すすめ(ポーラ)
19、提督から見た世界(曙、霞、敷波)
20、COOL JAPAN(アイオワ)
21、忠臣(陽炎・神通)
22、お父さんと私(山風)
23、女郎蜘蛛(赤城・蒼龍)
24、空谷の跫音(鈴谷)
25、提督ラヂオ(間宮)
26、自由・平等・友愛(リシュリュー)
27、特務艦(間宮・大淀・明石)
28、群狼作戦(呂500)←NEW
その他、新艦好感度コンマ(記名)

【未開放】
ドイツ組と観劇【プリンツ・呂500の感情度コンマで開放】
潜水艦呼称争議【伊19・伊164・伊8・伊401の感情度コンマで開放】
初期艦はなんでもしってる【叢雲の感情度コンマで開放】
提督改修工廠【暁型の感情度コンマで開放】
冷戦【多摩の感情度コンマで開放】
二航戦の憂鬱【葛城・天城の感情度コンマで開放】
第八駆逐隊、出撃!【大潮・荒潮の感情度コンマで開放】
降涙恋慕【二部完結で開放】
胡蝶乱舞【二部完結で開放】
萩風提督観察記【川内の感情度コンマで開放】
行け、私が想いよ、黄金の翼に乗って【ローマ・イタリア・リベッチオの感情度コンマで開放】
海防艦とネコ【択捉・l国後・占守の感情度コンマで開放】
あの航路へと【飛鷹の感情度コンマで開放】
さぁ、勝利の砲撃を【大和・矢矧の感情度コンマで開放】
工廠騒動記【夕張の感情度コンマで開放】
第四駆逐隊の見た鎮守府【野分・舞風の感情度コンマで開放】
我ら西村艦隊【山城・扶桑・朝雲・山雲の感情度コンマで開放】

つづいて安価いきます。
おしながきは>>734を参照してください。
既出は番号orタイトル、新規は艦娘の名前でどうぞ(Zara、浦波は下にずれます)


↓×2
↓×3
↓×4
↓×5
↓×6

あ、雪風、かぶちゃってますので下にずれますね。

今後の流れですが

雪風→羽黒翔ぶⅢ→龍田→夕雲→五十鈴のなく頃に→雷→提督語教室→提督から見た世界→お父さんと私

になります。
次の安価ですが、雷おわったあたりでいきます。

 鎮守府 中庭

飛龍「はぁ……」

浦風「飛龍さん、どしたんねぇ。えらいつらそうじゃけど」

飛龍「あ、浦風……あ、あはは……なんでもないよ……」

浦風「本格的に元気ないのぅ。流石にこれでなんでもないってことないじゃろ」

飛龍「……恥ずかしい話なんだけどさぁ、昨日、提督にものすごいおこられちゃって……」

浦風「へぇ、飛龍さんが怒られるなんて珍しいのう」

飛龍「あはは……確かに他の子に比べたら少ないかもね。けど、浦風だって怒られること少ないんじゃない?」

浦風「はっはっは……まぁ、うち、個人が怒られることは少ないけんど、不知火姉がなんかやらかして一緒に怒られることは多いからのぅ」

飛龍「あぁ、不知火はちょっとやる気が空回りしちゃうこと多いからね」

浦風「そういうことじゃ。だから、飛龍さんもあんま気にせんことじゃ」

飛龍「……でもさ、今回は不知火とかの時と違って、結構、ガチめなトーンだったんだよね……。ひょっとしてなにか重い罰則でもあるかと思うと不安で……」

浦風「そりゃあ、いくらなんでもちょっと大げさじゃと思うのぅ」

飛龍「私もそう思いたいわよ! けど、あんなふうに怒ってるの久しぶりに見たし……」

浦風「むむむ……分かった! そういうことならうちが一肌脱ぐわ!」

飛龍「え? どういうこと?」

浦風「うちが提督に飛龍さんのこと、それとなく聞いてくるわ」

飛龍「本当!?」

浦風「船のときも、今も飛龍さんには世話になったけん、まかしとき!」

飛龍「よかったぁ……それじゃあ、私は部屋で待ってるから、お願いね!」

浦風「おう!」


 鎮守府 執務室

コン! コン!

提督「……入れ」

浦風「失礼するわ」

提督「浦風か、珍しいな。何のようだ」

浦風「そのな、飛龍さんがえらいしょげてるんじゃ」

提督「……なんだ、お前まで黒潮たちのまねをしにきたのか?」

浦風「?」

提督「はぁ……なにを言っても現状の編成をいじる気はないぞ」

霧島「ええ、今の体制にするのには私も知恵を振り絞ったんだから、あまり無理を言わないで」

浦風「えっと、編成って何の話じゃ?」

提督「ん? なんだ、違うのか?」

浦風「うちは飛龍さんになんか罰があるなら軽くしてほしいって言いにきただけじゃ」

提督「ふむ……そうか。しかし、無駄足だったな」

浦風「どういうことじゃ」

提督「罰は与えない。今回はひどく叱りつけたからな、それで十分だと判断した」

霧島「え?」

提督「……なんだ」

霧島「いや、さすがに鎮守府の和を乱そうとしたんですし、軽くても罰を与えるべきだと思いますが」

提督「かまわん」


浦風「まぁ、鎮守府の和を一番。乱してるのは提督じゃしのぅ。はっはっは……」

提督「本気ではないと思うが、黙れ。非常に不愉快だ」

浦風「冗談じゃ、冗談じゃ。そげに怒らんでもええじゃろ」

提督「ちっ……」

霧島「はぁ……またそんなに顔を真っ赤にして。冗談だって分かってるのなら、流しましょうよ? いちいち、怒ってたら血管切れますよ」

提督「うるさい。それで、用件はそれだけか」

浦風「まぁ、そうじゃな」

提督「であれば、さっさとでていけ。仕事の邪魔だ」

浦風「なぁ、提督さん、ひょっとして血圧たかいんか?」

提督「おい、霧島」

霧島「はいはい、余計なこといいました」

提督「ふん……薬を飲んでいる。問題ない」

浦風「不健康じゃのぅ……普段の食事から萩風に作ってもらったらどうじゃ? うちが世話やいてもいいんじゃけど、ここは可愛い妹に譲ることにするわ」ニヤニヤ

提督「萩風に? はっ! 馬鹿な! 結構だ!」

浦風「えー、なんでじゃ? 萩風も提督のお世話が出来て喜ぶと思うんじゃけど」

提督「だから冗談はやめろ」

浦風「いや、本気なんじゃけど……」

提督「しつこい!」

浦風「はぁ……分からん人じゃのぅ。まぁ、いいわ。用件もすんだし、失礼するわ」

提督「次に来るときはもう少し笑える話を考えてくるのだな」

 ガチャ


提督「まったく。私をからかいおってからに」ブツブツ

霧島「あぁ……もう……」

提督「なんだ」

霧島「この間、萩風にクッキーもらったんじゃないんですか?」

提督「ああ」

霧島「なら、萩風が提督のことを嫌ってるとは思いませんけど」

提督「あれは潮や弥生もいたからな。多く作りすぎただけだろう」

霧島「そんなこと無いと思いますよ?」

提督「無責任なことを言うな! あれが赴任してきたときなど露骨に避けられたのだぞ!」

霧島「うーん、じゃあ、こんどカメラもっていってみればどうです?」

提督「無駄なことだ」

霧島「何事もやってみなければ分かりませんよ? 案外、良い数字出たりして」

提督「はぁ……分かった、分かった。試しておくから、さっさと手を動かせ」

霧島「ふふ……ええ、そうしてください」

提督「気がすすまんな……はぁ……」



 鎮守府 空母寮 二航戦の部屋

飛龍「で、どうだった?」

浦風「特に罰も考えてないっていってたわ。よかったのぅ」

飛龍「はぁ、よかったぁ……。浦風、ありがとう!」

浦風「いやぁ、普段、世話になってる飛龍さんのためじゃ。これぐらいなんでもないわ、ははは……」

蒼龍「ねぇ……なんの話?」

飛龍「え!? いや、ちょっと……」

浦風「いやぁ、飛龍さんが提督におこられてのぅ。なにか罰が――へ?」

蒼龍「へぇ……なに、また提督に迷惑かけたの?」ガリガリ

飛龍「そ、そんなことないって!」

蒼龍「ふーん」ガリガリ

浦風「あ、あの、蒼龍さん、どうしたんじゃ?」

蒼龍「別に。なんでもないよ」ガリガリ

浦風「……」

蒼龍「なに?」

飛龍「あ、あ、あの、浦風、不知火は元気!?」

浦風「へ!?」

飛龍「だ・か・ら、不知火よ!」

浦風「そ、そりゃあ、元気じゃけど……」

飛龍「そ、そう……」

蒼龍「……」ガリガリ

浦風「それじゃあ、うちはこれで失礼します……」

飛龍「あ、うん……ごめんね」

 バタン

浦風「おぉ、怖……蒼龍さん、なにがあったんじゃ……」

 浦風編 艦

というわけで浦風編 艦です。
良いお姉さんで世話焼きな感じを出したかったけど……うーん……個別で補修やね。

つづいて雪風のコンマですね。幸運の武勲艦だけど、闇がすごそう……

提督から雪風への感情度 ↓コンマ以下
雪風から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

陽炎型、本当に優秀ですね……
びっくりですわ……

提督から雪風への感情度:62
雪風から提督への感情度:67

明日の更新ですが、夕方に一度、出来れば一度したいです。やる場合は一度、ageで報告しますね。
ただ十中八九。24:00からです。
それではおやすみなさい。

雪風は神通さんの秘蔵っこなイメージなので素直にしたってる感じやね

蒼龍さんがアスカになってまう……

早く赤城さんも次のステージに移したいね(グラーフと鈴谷を見つつ)

陽炎型で読み回しされているであろう弥生の翻訳帳が凄く秀逸な可能性が出てきた

>>764
赤城さんは手遅れだから…次のステージなんてないんすよ…
でも余裕綽々の赤城さんが追い詰められて狼狽してるとこは見てみたいっす

赤城さんは最初からクライマックスだぜ!

自分は冗談で人をからかうのに人にされるとブチ切れるって駄目でしょ提督……

あの面白くない、酷いのになるとカチンとくる冗談吐くくせにになww

違うよ
提督は「こうやったら笑いをとれて人と打ち解けられる」って教えられた通りにやってるだけなつもりなんだよ
「俺とあいつでは同じ事をやってもどうしてこうも反応が違うんだ」って言ってるし

成功例を上辺だけなぞってるから笑いをとれるタイミングとか相手の地雷ワードとかをそもそも理解出来てないだけなんだよ
もっとダメだというのは否定しない

更新ですが、19:30からはじめます。
その代わり、24:00の更新は厳しいかも……すみません。

>>761
雪風は終戦まで活躍し続けてますし、かなり多くの艦と縁があるんですよね……
なんとか(このスレ的に)うまくさばけてればいいんですが……

>>763
旧劇なのかアニメなのか、それが問題――でも、無いですね。
どっちもあれやし……うーん……

>>764>>766>>767
正直、赤城さんはブレーキ壊れてる状態ですからこれ以上は悪化すると……まぁ、爆発は簡単にするかもしれないんですけどね。

>>765
弥生の翻訳にも欠点があるんですが、それは『弥生の提督語教室』でやっていきます。乞うご期待!

>>768>>769>>770
提督が冗談とかのお手本にしてるのは少将なんですが、割かし彼の対人スキルが高かめなんですよね。それをぶきっちょの提督が真似ようとしても無理というか……
こういう冗談って、間の取りかたとか、表情とかで結構、印象変わりますしねぇ。不快感を与えずに冗談言うのも冗談を流すのも今の提督にはちょっと無理かなぁって……

 鎮守府 軽巡洋艦寮 談話室

神通「おしいしいですか?」

雪風「はい!」サクサク

神通「それはよかったです」

川内「うわぁ……」

神通「なんですか?」

川内「いや、珍しいことしてるなぁと思って。雪風も戸惑ってるんじゃない?」

雪風「いえ、神通さんはいつもご褒美くれます!」

神通「そういうことです。姉さんは私をなんだとおもってるんです」

川内「そりゃあ、鬼教官だと。それよりも一つもら――いたッ! もう! なにするのよ!」

神通「だめですよ。これは頑張った雪風の分ですから」

川内「うへ……雪風、ちょっと私にもわけてよー」

雪風「はい!」

川内「お、話が分かるね。サンキュー」

神通「まったく……」

川内「モグモグ……お、これ美味しいじゃん!」

神通「褒賞用に取り寄せていただいてるものですからね」

川内「いいな、いいなぁ。私もやってみようかなぁ、それならあの子達ももう少し頑張れると思うし」

雪風「えっと……それはどうなんでしょう」

川内「へ?」

雪風「あ、ごめんなさい……」

川内「いいよ、いいよ。言いたいことはいわないとね」

雪風「あう、雪風はご褒美をもらうために訓練を頑張るのは、ちょっと違うかなぁって……」

川内「むむむ……どういうこと?」

雪風「訓練は自分のためにするんですから、頑張るのは当たり前だと思います。練度の差が判断の速度に直結するんですし、装甲の薄い私たち駆逐艦はそれこそ死に物狂いで訓練は励むべきです」

神通「うふふ……」

雪風「頑張ったからご褒美をもらえるかもしれないのであって、ご褒美をもらえるから頑張るのでは本末転倒だと思います。そんなふうに考えてたら訓練にも身が入らないんじゃないでしょうか?」

川内「いやぁ、びっくりした。さすがは『神宿る艦』だわ」

雪風「あ、あの……生意気、言ってごめんなさい」

川内「いや、いいよ、いいよ。確かに雪風の言うとおりだと思うし、神通が目をかけるだけあるわ」

雪風「そ、そんなにほめられると照れちゃいます……」

神通「照れなくていいんですよ? 折角、ほめてもらったのだから胸を張っておきなさい」

雪風「はい!」


川内「うちにも綾波とかいるけどさぁ、やっぱり一回は揃えて夜戦の指揮をしてみたいもんだよね」

神通「揃えるってなにをですか?」

川内「そんなのわかりきってるじゃん! うちの鎮守府で優秀な駆逐艦だよ! 時雨、雪風、綾波、夕立に――んー、あれ? あと一人は誰が良いかなぁ?」

神通「なるほど、そういうことですか……さて、艦娘になってからは皆、頑張っていますから、どの子も甲乙つけがたいですね。ねぇ、雪風?」

雪風「はい! 皆、頑張ってます!」

川内「よしよし、そうだよね。皆、頑張ってるよね」ナデナデ

雪風「わわわ……!」

神通「ふふ……けれど、姉さんのあげた五人はやはり特別ですね」

川内「うん、まぁ、そうよねぇ。あんまりこういうことを私たちがいうのはどうかと思うけど、僚艦のときの安心感が違うって言うかさぁ……」

神通「ええ、わかります」

雪風「……」サクサク

川内「おっと、もうこんな時間か――さぁて、訓練、いってくるよ」

神通「夜戦の訓練は事故も多いですし、お気をつけて」

川内「了解」

雪風「あ、川内さん!」

川内「んー?」

雪風「よければもう一枚どうぞ」

川内「お、あんがとね。でもいいの?」

雪風「はい! 訓練が終わって疲れたときに食べてください!」

川内「お、気がきくね。本当に良い子だなぁ、うちの卯月あたりと交換しない?」

神通「ふふ……駄目ですよ」

川内「残念だなぁ……ま、冗談だけどさ。それじゃあね」

雪風「頑張ってくださいね!」


 鎮守府 戦艦寮 談話室

大和「それでね、私が放った主砲が見事に旗艦に命中したの。すると、敵はものすごい爆発とともに断末魔の叫びを上げたのよ!」

雪風「はい!」

初霜「わぁ!」キラキラ

大和「それは、もうすごい光だったのよ! 夜戦だったのにもかかわらずあたり一面、真っ白になってそれこそ目も開けられなかったんだから!」

金剛「ぷぷぷ……」

榛名「ちょ!?」

大和「……あの、なにか?」

金剛「いえ、なんでもないデース。流石は宇宙戦艦ネー」

大和「……ちょっと、あんまりからかわないでください」

金剛「Sorry! さ、榛名、部屋に帰りますヨー」

榛名「は、はい!」

大和「まったく……金剛さんももう少しまじめになっていただければ、大和も安心なのですが」

初霜「えっと……」

大和「あ、愚痴になってしまったわね、ごめんなさい。さぁて、さっきの続きをしましょうか――」

雪風「……」



 鎮守府 重巡洋艦寮  利根型の部屋

利根「おぉ、そうじゃ、そうじゃ! 雪風は筋がいいぞ!」

雪風「ありがとうございます!」

筑摩「あら、また将棋ですか?」

利根「おうとも。今、矢倉を教えているんじゃが覚えが早くてのぅ。まぁ、我輩の教え方がいいからな! 当然じゃ!」

筑摩「ふふ……そうなんですか」

利根「よしよし、おさらいすると初手▲7六歩 に△8四歩 と応じれば、後手が矢倉にのってきたと思ってよい。 以下、▲6八銀 △3四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲5六歩 △5四歩 ▲4八銀 △4二銀 ▲5八金右 △3二金 ▲7八金 △4一玉 ▲6九玉 △5二金 ▲7七銀 △3三銀 ▲7九角 △3一角 ▲3六歩 △4四歩 ▲6七金右 △7四歩 ▲3七銀 △6四角 ▲6八角 △4三金右 ▲7九玉 △3一玉 ▲8八玉 △2二玉 までが矢倉の基本的な定跡じゃな。古い形じゃが、まぁ、アマで楽しむ分には問題なかろう」

筑摩「え? 将棋って随分、覚えることが多いいんですね」

利根「記号で言うとそうおもうが、別にそんな大変なことでない。こういうのは意味と形で覚えるとよいのじゃ」

雪風「えっと、これって▲6八角 にかえて▲4六角 だと駄目なんですか? 角が交換できそうですけど……」

利根「ほう! それは脇システムじゃな。こういう将棋は激しい展開になりやすいからのぅ、それに定跡を知らんとまずい変化も多いし……まぁ、はじめのうちはやめておくが吉じゃ」

雪風「わかりました!」

利根「まったく雪風はいいこじゃのぅ。どうじゃ、陽炎型はやめてうちの末っ子にならんか?」

雪風「え、えっと……」

筑摩「だめですよ、利根姉さん? 雪風がこまってるじゃないですか」

利根「わはは……冗談じゃ! 冗談! 可愛い奴じゃのう!」ギュー

雪風「わわわ……」

筑摩「ふふ……もう姉さんたら」



 鎮守府 執務室

提督「……いかんな」

霧島「どうしたんですか?」

提督「いや、思ったよりも資材の集まりが悪い。遠征の見直しをせねばならんかもしれん」

霧島「ああ、なるほど」

提督「急に編成をいじることになるからな、協調性が大事だ……さて、どこに入れても問題の無い艦娘などいたか」

赤城「……雪風はどうですか? 誰とでも仲良くできる子だと思いますが」

提督「ん。確かにあれは癖がない上に優秀だからな、その線で考えてみるか」

赤城「ええ、ええ、それがいいと思いますよ」

蒼龍「あの、待ってください……それはどうなんでしょう?」

提督「なんだ、異論があるのか」

蒼龍「雪風は特別、燃費が良い訳でもないですし、そんなまどろっこしいこと考えずに睦月型か神風型でいいんじゃないですか?」

提督「ふむ……」

蒼龍「……」

提督「分かった。今まで遠征の編成で問題が起こったことはなかったしな、今回は燃費重視でいくことにしよう」

蒼龍「はい……それに雪風だってだれとでもうまくやるなんて無理だと思いますよ?」

提督「は? あれは私とすら、それなりにうまくやっているとおもうぞ」

霧島「提督……その発言はちょっと……」

提督「なんだ、なにか問題があったか?」

霧島「いえ……」

蒼龍「ふふ……私だって提督とはうまくやれていますよね? 雪風以上に」

提督「……まぁ、それはそうだが」

蒼龍「けど、私にも嫌いな人はいるんですよ?」

提督「しかし、お前と雪風ではタイプが違うだろ」

蒼龍「ええ、ええ、そうですね。けど、誰とでもうまくやるなんて不可能なんですよ、カメラのおかげで提督はそれが良く分かったんじゃないですか?」

提督「……」

蒼龍「無理をしてるのかもしれませんよ? ちょっと気をつけてあげたほうがいいんじゃないですか?」

提督「い、いや、しかし……お、おい、赤城、お前はどう思う?」

赤城「……へ?」

提督「お、おい!」

赤城「し、失礼しました! そ、そうですね、蒼龍のいうことにも一理あるかと思います……」

提督「むぅ……わかった。気にとめておこう」

蒼龍「ええ、ええ、そうしてください」ニコリ

 雪風編 艦

というわけで雪風編 艦です。
不穏は匂わせるだけ。

次で羽黒翔ぶも艦ですね。
初めてスキル取れますのでご期待ください。(おまけみたいなもんやけど)

おくれましたが、更新していきます。
赤城さんですが、提督からの好感度稼いだなって油断してところに蒼龍が予想外のこといったから驚いた感じですね……まぁ、普通に蒼龍のキャラ変わってね? ぐらいの驚きだと思います。
うん……赤城さんの感情ってあとで都合よくするために詳しく書かないこと多いんですけどさすがに分かりにくすぎると問題ですね……

あと、今回の時間軸ですがMI作戦の前なので赤城さんの好感度は普通。蒼龍にいたっては避けてる時期ですので、この本編からだとちょっと違和感あるかもしれません。
時間軸も一回、整理したほうがいいかもかも……、

 羽黒翔ぶⅢ


 XX14年 4月

 鎮守府 執務室

提督「……」トントン

叢雲「なによ、随分と顔色が悪いわね? 風邪でもひいた?」

提督「い、いや、いたって健康だ」

叢雲「ふーん、ならいいけど」

提督「……」トントン

叢雲「……はぁ、あのねぇ、トントン、トントン、うるさいのよ!」

提督「む……すまん」

叢雲「!?」

提督「な、なんだ?」

叢雲「い、いや、今日はやけに素直じゃない。不気味だわ……」

提督「う、うるさい」

叢雲「本格的にしおらしいわね。今日は休んだら?」

提督「かまわん。それよりも加賀……いや、羽黒を呼んで来てくれ」

叢雲「それはかまわないけど、あのこ、なにかやらかしたの?」

提督「うっ……それを確かめるために呼ぶのだ。とにかく、すぐに行動に移せ」

叢雲「はい、はい」



 鎮守府 食堂

羽黒「……」ハムハム

蒼龍「あれ、羽黒、今日は一人なの?」

羽黒「今日は妙高姉さんたちも那珂さんも出撃してるので……」

蒼龍「ふーん、それよりもこの間はお疲れ様」

羽黒「あ、いえ、蒼龍さんこそお疲れ様でした」

蒼龍「いやぁ、けどさぁ、提督もあんな大物逃がしてよかったのかなぁ?」

羽黒「えっと……?」

蒼龍「ほら、最後にうちらが奇襲した部隊。結構な規模だったじゃない」

羽黒「そ、そうですね」

蒼龍「いくら、龍驤たちが本隊を潰したって言ったって、敵なんだしちゃんと殲滅しておいたほうがよかったと思うんだけど」

羽黒「うーん……資源のことを仰ってましたし、私にはちょっと……」

蒼龍「まぁ、そうよねぇ。あの提督の考えてることなんて全然、わかんないしね」

叢雲「その司令官からお呼びよ」

蒼龍・羽黒「「!?」」

叢雲「……ちょっと、驚きすぎじゃない?」

蒼龍「ご、ごめん、ごめん」

叢雲「はぁ……まぁ、いいわ。それよりも羽黒、食事が終わったら執務室に着なさい」

羽黒「あ、あの、私またなにかやっちゃいました?」

叢雲「知らないわよ。私はただ呼んでくるように言われただけだし」

羽黒「……はい」

叢雲「それじゃあ、伝えたわよ。まったく秘書艦は小間使いじゃないって言うのに」ブツブツ

蒼龍「……ご愁傷様」

羽黒「うぅ……はい」



 鎮守府 執務室

提督「遅い。 本当に呼び出したんだろうな?」

叢雲「伝えたわよ。そんなに心配ならあんたが行けばよかったじゃない」

提督「む……」

 コン、コン

提督「来たか! 入れ!」

赤城「失礼します。ん? なんですか?」

提督「はぁ……なんでもない」

赤城「人の顔を見るなりため息ってどうなんですか?」

提督「なんでもない。用件があるなら手短に済ませろ」

赤城「はい、はい。パラオ沖で座礁した際に故障した箇所ですが、完治しました」

提督「そうか。しかし、お前が離脱したからといって、加賀に任せるのではなかった……二航戦に経験を積ませる上でも五航戦とともに出撃させるべきだったか……」ブツブツ

赤城「? なにかお悩みですか?」

提督「……なんでもない」

赤城「なんでもないってことはないでしょう? よければご相談ぐらいには乗りますよ?」

提督「いや、いい。これは私の問題だ」

赤城「そうですか? まぁ、なにかあれば声をかけてください」

提督「ああ、そうする」

赤城「はい、それでは失礼しますね」

 バタン

提督「はぁ……どうしたものか。弱った……」

叢雲「……これはこれで調子狂うわね」

提督「! そ、そうだ、探しにいこう!」

叢雲「はぁ?」

提督「羽黒はどこにいたのだ? 探してくる」

叢雲「やめておきなさい。普段ほどでなくていいから、机でふてぶてしくしていなさい。いまのあんたはみっともなくて見てられないわ」

提督「うっ……し、しかしだな、事実であれば私の軍歴が……いや、それよりも――」

 コン……コン……

提督「! 入れ!」

本当に申し訳ありません。回線、落ちて復帰待ってるうちに寝落ちしてました……
続きですが、仕事から帰ったらすぐに更新します。
本当に申し訳ありません……

遅くなりましたが、かえって来ました。
本当に、温かいお言葉ありがとうございます……
すこしでも皆さんに楽しんでいただけるように頑張りますので、お付き合いいただければ幸いです。

更新していきます。


羽黒「し、失礼します」ソォー

提督「待っていたぞ!」

羽黒「ひぃっ……」

提督「す、すまなかった。いいから落ち着いてくれ、別にとって食うために呼び出したわけではない」

羽黒「は、はい……」

提督「先日、リランカに出撃した際、お前たちは敵に奇襲を仕掛けたといったな? 間違いないか?」

羽黒「?」

提督「どうなのだ」

羽黒「は、はい! 間違いありません……」

提督「……編成はどうだったか覚えているか?」

羽黒「え、えっと……戦艦1、空母2、重巡洋艦2、駆逐艦1だったと思います」

提督「そこに間違いないなか?」

羽黒「うっ……多分、間違いないと思います……」

提督「はぁ……お前がそういうのだ、間違いないのだろうな。もういいぞ、下がれ……」

羽黒「?」

提督「なにをぼさっとしている、さっさと出て行け……今後のことについては全て私がかたしておく」

羽黒「え? ど、どういうことでしょう?」

提督「本件についてこれ以上、お前に話す必要性は認めない」

叢雲「はぁ……また意味わかんないわね。まぁ、ご苦労様だったわね」

提督「なにを言っている。お前も退出しろ」

叢雲「わかって――はぁ!?」


提督「……善後策を講じる。やかましいお前がいても邪魔だ」

叢雲「まちなさいよ、何があったのかぐらいは説明しなさい。仮にも私は秘書艦よ?」

提督「ふん、お前には関係の無い話だ」

叢雲「……」

提督「なんだ、その目は。さっさと失せろ、ばか者」

叢雲「はぁ? ばかってなによ! むかつくわね! いちいち、喧嘩売ってこないで!」

提督「ふん、ばかにばか者といって何が悪い。事実だろ」

叢雲「こ、この! ――もういい! 勝手になさい!」

羽黒「え、え……? あ、あの……」

叢雲「羽黒、いきましょ! こんな奴のことを少しでも心配したのが、いわれたとおり馬鹿だったわ!」

提督「言っていろ」

叢雲「! まったく、ふざけんじゃないわよ!」

提督「はぁ……本当にうるさい奴だ」

叢雲「なによ、やるつもり?」

羽黒「……あ、あの! け、喧嘩はやめてください! お、お願いします……」

叢雲「……ちっ」

 バタン!

羽黒「ど、どうしよう……あ、あやまらなきゃ……」

提督「おい……なにをしている」

羽黒「え?」

提督「お前もさっさと出て行け!」

羽黒「ひゃ!?」ビクッ

提督「あ……すまな――い、いや、早く消えろ!」

羽黒「ご、ごめんなさい……!」

 ガチャ

提督「ちっ……」



 ――22:00――-

 鎮守府 執務室前

羽黒「……え、えっと」オソルオソル

?「……なにやってるんですか?」

羽黒「ひゃ、ひゃあぁ!!」

曙「きゃ!?」

羽黒「あ、曙ちゃん……おっきな声出しちゃって、ごめんなさい……」

曙「……あ、いえ、こっちこそ急に声かけてごめんなさい」

羽黒「そ、そんなことないよ……私こそ、本当にごめんなさい……」

曙「いえ、こっちこそごめんなさい……」

羽黒「ううん……私が悪いよ……」

曙「そ、そんなことないですよ!」

叢雲「はぁ……なにやってるのよ。執務室の前で邪魔よ」

曙「……叢雲じゃない。こんな時間にどうしたのよ」

叢雲「手帳よ」

曙「はぁ?」

叢雲「だから、執務室に手帳を忘れたのよ」

曙「ふーん……」

叢雲「なによ? それよりあんたこそ何でこんなとこにいるのよ」

曙「うっ……あの、あれよ……――が止まちゃったのよ……」

羽黒「え? ――あ、ご、ごめんなさい!」

曙「そ、そんなあやまらないでください!」

叢雲「だったら、はっきり言いなさいよ。私も聞こえなかったわ」

曙「ちっ……あいつに貰った時計が止まっちゃったのよ……だから見てもらおうと思って……」

叢雲「へぇ、なに壊したの? くっくっく……ぞんざいにあつかったら駄目じゃない」

曙「ち、違うわよ! 大切にしてたわよ!」

叢雲「どうだか」

曙「はぁ!?」

羽黒「あ、あの、落ち着いて? ね?」

叢雲「……うるさいわね」

曙「ちょっと! 羽黒さんに失礼じゃない!」

叢雲「なによ、羽黒が那智の妹だからって随分と肩を持つのね」

曙「べ、べつにそういうわけじゃないし!」

羽黒「うぅ……」

叢雲「はぁ……付き合いきれない。私はさっさと手帳とって帰って寝るわ」

曙「ちっ……勝手になさい。私もクソ提督に治してもらってねることにするわよ! クソ提督、入るわよ!」

 ガチャ


提督「なっ!? く、来るな! 近づけば頭を打ち抜くぞ!」カチャ

曙「え? ――はぁ!?」

叢雲「ちょっと早くはいり――は?」

羽黒「ど、どうしたの? ――う、嘘!?」

提督「ちっ……三人ともなんの用だ。見てのとおり、私は忙しい。出て行け」

叢雲「……ちょ、ちょっと悪い冗談はやめなさい? じ、自決の真似なんて洒落にもなんないわよ?」

曙「そ、そうよ! 心臓に悪いんだから、あのねクソ提督――」

 パァン!

曙「ひゃ!?」

羽黒「きゃぁぁ!」

提督「だまれ、お前たちに当てる気はない。いいから、出て行くんだ」カチャ

曙「で、出て行けって……この状況でそんなことできるわけないじゃない!」

提督「最後ぐらいは私のいうことを素直に聞け。引継ぎの資料はしっかりと作った。次の鎮守府司令長官は私のような間抜けでないことを祈るのだな」

羽黒「ま、まってください! なんでそんなことするんですか!?」

提督「……うるさい。お前はいつものように怯えて逃げていけばいい」

羽黒「に、逃げません! いくらあなただって私は絶対に見捨てません!」

提督「……ふん、良くぞ大見得切ったものだな。馬鹿が」

叢雲「……ちょ、ちょっと刺激しないほうがいいわよ! それにこの状況、どうするつもりなのよ!?」

羽黒「うっ……わ、私がなんとかします! だから静かに」

叢雲「はぁ!?」

羽黒「あの……司令官さん、なにがあったんですか? 話してください」

提督「……」

羽黒「司令官さん!」

提督「……ちっ、こんな無様なところをお前たちには見せたくなかったが。已むを得ん――」スッ

羽黒「駄目!」ビュン!

提督「!? ――がはぁ!」

羽黒「はぁはぁ……なんとか間に合った……。曙ちゃん! 縄!」

曙「――え?」

羽黒「早く持ってきて!」

曙「は、はい!」

叢雲「や、やめなさい! 完全に腕、きまってるじゃない! こんなんでも上官よ!?」

羽黒「そうしてるんです!」

叢雲「うっ……」

提督「や、やめろ! 放――ぐぅ!」

羽黒「いいえ! 絶対に放しません!」

叢雲「ちょ、ちょっと、今度こそ、本当にやめなさい! そんなに力いれたら折れちゃうわよ!?」

羽黒「已むを得ません! 折れたら、そのときはそのときです!」

叢雲「!?」

提督「うぐ……き、貴様……」


羽黒「教えてください! なんでこんな馬鹿な真似をしたんですか!」

提督「うるさい、放せ!」バタバタ

羽黒「うっ……暴れないで!」ギュー

提督「あがっ、うぐぐ……この馬鹿力めぇ……」

羽黒「はぁはぁ……理由を教えてください」

提督「……知らんな。そういう気分だっただけだ」

羽黒「司令官さん!」

提督「……ふん!」

叢雲「……駄目ね、こうなったら死んでも話すたまじゃないわ。いいわ、そのまま押さえつけときなさい。家捜しするわ」

提督「……分かった。話す、話すから開放してくれ」

叢雲「どう思う?」

羽黒「……別にこのままでも話せると思います」

提督「な、ななな……き、貴様らに武士の情けないのか!?」

羽黒「情けよりも命のほうが大切です!」

提督「うっ……」

曙「はぁはぁ……そ、倉庫から持ってきました……」

羽黒「それじゃあ、巻いちゃってください」

曙「え? い、いいんですか?」

羽黒「はい。このまま暴れられると確実に折っちゃいます」

叢雲「そ、それは困るわ! そいつが事務仕事できないんじゃ、存在価値ないじゃない! 曙、早くやりなさい!」

曙「あ、あの……ご、ごめんね……?」

提督「……別に気にする必要はない」


曙「お、終わりました……」

羽黒「ありがとう。はい、司令官さん、腕は放しました」

提督「ちっ……それなら縄も解け」

羽黒「全部、お話してくれれば」

提督「はぁ……加賀ではなく、やはりお前のほうが旗艦に向いていたな」

叢雲「ま、まちなさいよ! そのことと何か今回の件が関係あるの!?」

提督「……そんなつもりで言ったのではない。気にするな」

叢雲「うっ……そ、そう」

羽黒「? 私たちにも分かるように話をしてください」

提督「はぁ……曙、お前は出て行け」

曙「な、なんでよ」

提督「お前が護衛によくつく一航戦のことだ。聞かないほうがいいだろう」

曙「そ、そんなこといっても……」チラリ

羽黒「聞くべきです。司令官さんも今更、無駄な抵抗をしないでください」

提督「ちっ……リランカ島空襲の際、味方を攻撃した可能性がある」

羽黒「え?」

提督「あそこは英吉利も攻略を目指していた。本来であればありえないが部隊がかち合う可能性も考えられたのだ」

羽黒「……偵察の徹底するように通達していたのはそのためですか? なら、なんでそのことを加賀さんたちに教えてあげなかったんですか?」

提督「ふん……流石にそんな低い可能性まで考慮していては作戦行動など取れるか。大体、偵察の徹底については、あそこはいわくつきの海域だったからな。念には念を入れて、というだけだった」

曙「それならそこまでしなくてもいいじゃない!」

提督「全責任は私にある。お国に迷惑をかけたのであれば潔く死んで詫びるべきだ」

叢雲「……現地の指揮官は加賀だったじゃない、本来は加賀を軍法会議にかけて――」

提督「馬鹿を言うな!」

叢雲「うっ……」

提督「加賀を旗艦にしたのは私だ、責任は私が取る。それに空母一隻と指揮官なら、指揮官のほうが安い」

曙「や、安いって……そんないいかたしないでよ……」

叢雲「うぐぐ……それにあんたは羽黒を旗艦に――」

提督「そんな昔のことはしらんな」

叢雲「呆れた……」

曙「? さっきからなんなのよ」

叢雲「なんでも無いわよ……」

羽黒「とにかく、お話は分かりました。確かに今回の作戦は編成に問題があったから、起こったともいえると思います」

提督「そうだろう。であれば、私が死んで詫びるのが一番だ。さぁ、縄を解いて、部屋に帰れ。お前たちは何も知らなかった、いいな?」

曙「……あ、あの」

羽黒「大丈夫」

曙「え?」


羽黒「すぅ、はぁ、すぅー……司令官さんのおっしゃるように提督の責任もあるのは確かです。けど、一番の責任は私たち現地にいた艦娘です。自決するというなら全員、お供します!」

提督「はぁ!? そんな馬鹿な話があるか! それでは私が死ぬ意味が無いではないか!」

羽黒「……」

提督「な、なんだ……?」

羽黒「な、なんでもないです……」

提督「?」

羽黒「そ、それよりも、一応、聞かせて欲しいですけど、そのイギリスの艦隊を襲ったのが、私たちだっていうことは大本営は知っているんですよね?」

提督「いや、流石に戦場で同盟国同士の艦娘がかち合ったなどというばかげた可能性は考えていない。烈風に似た艦載機を深海棲艦が開発したと、てんやわんやしているだけだ」

羽黒「え? それなら黙ってれば……」

提督「馬鹿! 軍人としてそんなことできるか!」

羽黒「あ、あの、その志は立派だとは思うんですけどぉ……」

曙「そ、そうよ! クソ提督、そうしましょう! ばれないわよ!」

叢雲「……キチガイじみた艦載機運用する加賀でよかったわね。あんな動きの艦載機を艦娘が操ってるとは思われなかったのよ」

提督「馬鹿な。虚偽の報告など謀反だ、陸軍の暴走があの大戦につながったように――」

羽黒「それなら6隻、全艦、お供します」

提督「ぐぅ……ふん、そんな脅しに乗ると思っているのか? さきほどは動転していたが、現実的にありえんな。もうすこしまともな嘘を考えろ」

羽黒「あぅ……」

曙「あ、あの……」

羽黒「な、なに?」

曙「クソ提督にいいたいことがあるんです。いいですか?」

羽黒「う、うん……」

提督「……なんだ、曙」

曙「えっと、2度は言わないわよ」

提督「?」

曙「……あんたがいなくなると私は悲しいわよ」ボソッ

提督「? そうか」

曙「わかんない奴ね! 私以外にもクソ提督にいなくなってほしくないって思っている子もいるわよ! ……きっと」

提督「だ、だから、どうしたというのだ」

叢雲「はぁ……曙はあんたがいなくなると士気が落ちるっていってるのよ。それに新任がきまるまでの期間にここを抜けられたらどうするつもりよ? 本土まで一直線よ?」

曙「え? わ、わたしは――」

叢雲「いいから」

提督「む……」

叢雲「あんたのせいで本土の無辜の国民が大勢死ぬかもしれないけどいいなら勝手になさい」

提督「しかし……」


羽黒「あ、あのそれなら私たちが司令官さんを見張りますから、もうやめませんか……?」

提督「む……どういうことだ」

羽黒「暴走してお国のためにならないようなことをしそうになったら、私たちが司令官さんを止めます」

提督「いや、しかし、な……ばれたらどうするのだ……。それこそ刑が重くなるぞ」

叢雲「知らないっていいはりなさい。幸い戦果を挙げたのは龍驤なんだから、加賀たちの行動なんて誰も注目してないわよ」

提督「ぐぅ……」

羽黒「どうするんですか?」

提督「分かった……お前たちの言うとおりにしよう……」

羽黒「はい!」

曙「やった!」

叢雲「はぁ……疲れた……」

提督「しかし……お前たち、こんな時間に何をしにきたのだ……」

曙「あ、そ、そうよ! みて、止まっちゃったのよ!」

提督「はぁ? そんな簡単に壊れる安物ではないぞ、ねじは巻いていたか?」

曙「ねじ?」

提督「……あとで説明してやる、馬鹿者。で、羽黒、お前はどうしたのだ? これと同じようにくだらない理由であれば笑うしかないな」

羽黒「あ、あの私はお昼に司令官さんの様子が変だったので、一応……」

提督「ちっ、ついてないな」

叢雲「ついてないのは私よ。今日に限って手帳忘れるなんて最悪よ……」

提督「やはりばか者ではないか」

叢雲「うるさい!」

羽黒「うふふ……」

提督「なんだ」

羽黒「いえ、司令官さんってもっと怖い人だと思ってました。私たちのことも便利なこまぐらいにしか思ってないんじゃないかなって」

提督「そう思っている」

羽黒「ふふ……」

提督「なんだ」

羽黒「え、えっと……なんでもないです。うふ」

提督「ちっ」


 羽黒翔ぶ 艦


というわけで羽黒翔ぶ 艦です。
続きは妙高型の開放でやっていきたいと思います。
……また寝落ちして、ほんとに申し訳ないです。起きた瞬間、心臓とまるかと思いました。

今日・明日は午後に顔出せばいいだけのはずなので17:00と23:00の2回づつ更新予定です。


スキルを入手しました。

羽黒の支援:妙高型が関係するコンマの際に任意発動。出たコンマに+3することが可能。(1回の更新で使用は1回)

……まぁ、+3やしおまけみたいなもんですね。


つづいて龍田のコンマです。朝の微妙な時間からごめんなさい……

提督から龍田への感情度 ↓コンマ以下
龍田から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

ん……?
あきつ丸かな?

両者ともに10以下です。好感度コンマにうつります。

提督から龍田への好感度 ↓コンマ以下
龍田から提督への好感度 ↓↓コンマ以下

これはいい龍田

提督から龍田への感情度:05 提督から龍田への好感度:62
龍田から提督への感情度:10 龍田から提督への好感度:75

それでは次回更新まで失礼します

申し訳ありません、今帰ってきました。
更新していきます。職場に行ったら普通に仕事させられました……うごご……


 鎮守府 軽巡洋艦寮 廊下

神通「それでは頼みましたよ」

雪風「はい! おまかせください!」

龍田「あらぁ、こんにちわ。こんなところでどうしたのぉ?」

神通「……雪風」チラッ

雪風「え、えっと……し、失礼します!」

龍田「? あ、あのぉ、神通ちゃん、この間のことでちょっとお話があるのだけれど……」

神通「私は特にお話しすることがあるとはおもいませんが?」

龍田「そんな邪険にしなくてもいいじゃない」

神通「失礼します」

龍田「あ……行っちゃった……」



 鎮守府 中庭

龍田「はぁ……困ったわねぇ。どうやって謝ればいいのかしらぁ……」チクチク

嵐「お! 龍田さんじゃん! こんにちわ!」

龍田「ふふ、こんにちわ。今日も元気そうね」

嵐「まぁ、それが俺のとりえですから。で、なにしてんです?」

龍田「最近、寒くなってきたからマフラー作ってたのよ」

嵐「へぇ、そりゃあいいな」

龍田「うふふ、嵐の分も作りましょうか?」

嵐「え、いや、さすがに悪いですよ」

龍田「遠慮しないの。ミルン湾のときは一緒に戦った仲じゃない」

嵐「……それじゃあ、お願いします」

龍田「ええ、ええ、色はなにがいいかしら」

嵐「うーん、どうしようかなぁ、黒とかもかっこいいけど……やっぱ赤で!」

龍田「ふふ……いいわよぉ。とびっきり暖かいのつくるわね」

嵐「ありがとうございます!」

龍田「どういたしまして」

提督「――それで遠征の件だが、ボーキサイトを中心に集めておきたい。異論はあるか」スタスタ

赤城「いえ、よろしいかと思います。他はそれなりにたまってきていますし」スタスタ

提督「うむ」

龍田「あ……提督……」

嵐「どうかしたんですか?」

龍田「な、なんでもないわよぉ」

嵐「そうですか?」

龍田「ええ……」



 鎮守府 駆逐艦寮 第6駆逐隊の部屋

龍田「うーん……難しいわねぇ。このピースが多分、ここらへんだとおもうんだけど……」

電「なのです」

暁「ふぁ……眠くなってきちゃったわ。パズルなんてやめて別のことしましょうよ」

雷「駄目よ、始めたからには最後までやらないと。初志貫徹よ」

響「まぁ、それはそうだけど、一日でやる必要はないだろ?」

電「け、けど、もうちょっとでできそうなのです」

暁「さっきからそればっかりじゃない。折角、龍田さんに来てもらったのに申し訳ないわ」

龍田「いいのよぉ? パズルなんて久しぶりだから楽しいわ」

電「あ、これです! あったのです!」

龍田「本当ね。ふふ……」

暁「ふーん……あれ、ここってこれじゃないの?」カチッ

電「本当なのです! 流石は暁お姉ちゃんなのです!」

暁「ふふん、これぐらい当然よ」

響「へぇ、暁、よくわかったね」

暁「そうでしょ、そうでしょ! さぁ、残りをやっていくわよ!」フンスー

雷「もう、暁ねぇは単純なんだから」

龍田「うふふ……」

電「これがこうなって多分、こうなのです」

響「え? 電、そんなに無理やりくっつけるものじゃないだろ?」

雷「そうよ!たぶん、こうじゃない? ――あれ、違うわね」

暁「下手ねぇ。こうでしょ」

響「まず絵柄が全然、違うじゃないか」

暁「あれ、まちがえたかしら? おかしいわね……」

響「おかしいのは暁の感性だよ……」

龍田「そこなら、これじゃないかしら」

暁「あ……そっかぁ」

 ワイワイ、ガヤガヤ


 ――1時間後――

電「スー……スー……むにゃむにゃ……」

響「zz……」

飛龍「おーい、萩風、いる――って、龍田、なにやってんのよ?」

龍田「遊び疲れてねむちゃったみたいなの。うふふ……だから静かにお願いしますねぇ?」

飛龍「ふーん。しかし、暁型4つ装備とは恐れ入るわね」

龍田「うふふ……暖かいですよ」ナデナデ

飛龍「そりゃあそうでしょうね」

暁「……」ムクッ

龍田「あら、どうしたのぉ?」

暁「……なのです」バタッ

龍田「あらあら、寝ぼけちゃったみたいねぇ」ナデ

飛龍「可愛いなぁ……って、違うわよ。萩風、見なかった?」

龍田「萩風ちゃんですかぁ? うーん、今日はみてないわねぇ」

飛龍「そっかぁ……萩風にも謝っておかないといけないんだけどなぁ……」

龍田「どうしたんですか?」

飛龍「あ、いや、大したことじゃないわ。それよりも邪魔したわね、ごめんなさい」

龍田「いいのよぉ? それよりも今度は起きてる時にこの子たちとも遊んであげてくださいねぇ」

飛龍「ん……分かった」

龍田「ふふ……」ナデナデ

飛龍「それじゃあ、失礼するわ」

 バタン

龍田「皆、よく眠ってるわねぇ……やっぱり疲れてたのかしら。――あら」

響「ふぁ……あれ? 寝ちゃったのか……」ゴシゴシ

龍田「うふふ、おはよう」

響「あ……ごめんなさい……」

龍田「あら、どうしたの?」

響「来てもらったのに寝てしまったから……」

龍田「ふふ……いいのよぉ? それよりこの後は何をしましょうか?」

響「えっと……」

龍田「そうねぇ、皆がおきたらお買い物に行くのはどうかしら? それでちょっと気が早いけど今日のお夕飯の材料を買ってきましょう」

響「Дах」

龍田「ふふ……良い子ねぇ」


 鎮守府 正門前

暁「今日のお夕飯はなににするの?」

龍田「そうねぇ、寒くなってきたからお鍋にしましょうか」

電「ほわぁ、電もおなべ食べたいのです」

龍田「ならそうしましょうねぇ。えっと、雷ちゃん、ポン酢ってあったかしら」

雷「え? うーん……無かったと思うけど」

龍田「それならすぐに悪くなるものでもないし、買ってきましょうね?」

暁「はーい」

龍田「うふふ……あ」

提督「留守については頼んだぞ」

霧島「はい、お任せください」

提督「ちっ……しかし、なんで私が新米の迎えになんぞいかねばならんのだ。向こうから挨拶に来るのが筋ではないのか?」

霧島「はぁ……この人は全く……」

提督「ため息をつきたいのは私――」

暁「司令官、霧島さん、こんにちわなのです」

龍田「!? あ、暁ちゃん」

提督「む……なんだ、これからでかけるのか?」

響「……Дах」

提督「気をつけていくように。――おい、霧島、車はまだか?」

霧島「はぁ……もうすこしで来ると思いますよ」

提督「ちっ」

龍田「ほ、ほら、皆、早く行きましょう? 提督も忙しいみたいだから、ねぇ?」

電「え、えっと……」チラッ

提督「ん? なんだ」

電「なんでもないのです……」

 キィー、バタン

提督「やっと来たか。遅いぞ」

あきつ丸「お休みだと思ったら、叩き起こされたのに無茶苦茶言わないでほしいであります……」

提督「月月火水木金金だ、非番でも最低限の準備ぐらいはしておけ」

龍田「……あ、あの」

提督「今度は龍田か。はぁ……なんだ? 手短に話せ」

龍田「この間の訓練はごめんなさい……」

提督「幸い今回は大事に至らなかったが、以後、気をつけるように」

龍田「……」

提督「それでは行ってくる。あきつ丸、出せ」

あきつ丸「……了解であります」

響「……」チラッ

龍田「……」

暁「龍田さん、どうかしたの?」

龍田「ううん、なんでもないわよぉ。それじゃあ、私たちもいきましょうか?」

 龍田編 艦

というわけで龍田編 艦です。
龍田のお話ですが三保関事件と提督との交友、どっちを先に書いていくか、それが問題だ。

……最近、だらしなくて本当に申し訳ないです。
なんも言い訳のしようが無い……


つづいて夕雲のコンマです。

提督から夕雲への感情度 ↓コンマ以下
夕雲から提督への感情度 ↓↓コンマ以下

ご協力ありがとうございます!

提督から夕雲への感情度:63
夕雲から提督への感情度:42

平和なコンマ。穏やかなスレですね。

次回の更新ですが、23:00からとかいったけど今日も24:00からの更新になります……
ごめんなさい。

あ、あと入れ忘れてたんですが。

 龍田→空母派

コンマで1~40までが後、最短3、最大7で長かった2部も終わりですね。
このペースだと1月半ばぐらいかなぁって

更新を超楽しみにしてるけど、気負わず自分のペースで更新して欲しいな
更新が義務みたいになると書いてる方も何れ楽しくなくなるだろうし、それは見ている方も辛くなってしまうかも

今のペースが自分のペースなら何も問題はないんだけどね

更新していきます。

>>863
お気遣いいただきありがとうございます。
最近はこれ書いたり、展開考えてるときが一番、楽しい時間です。
ペース配分はよくよく考えていこうと思います。春になれば今の仕事も一息つくので、それまでちょっと速度を落とすのもありかもしれませんね……


 
 ――17:00――

 鎮守府 中庭

夕雲「ふぁ……今日も訓練厳しかったわね」

巻雲「あれ、夕雲姉さんお疲れですか?」

夕雲「ええ、昨日もおそかったものだからこの時間になると眠くて……」

巻雲「それじゃあ今日は早く寝ないとですね!」

夕雲「ふふ……ありがとうね」

鈴谷「はぁ……お、夕雲たちじゃん、なにしてんの?」

夕雲「あら、鈴谷、こんばんわ」

巻雲「こんばんわ。訓練がおわったところなんです」

鈴谷「ふーん、がんばってるじゃん。偉い、偉い」

夕雲「それよりも鈴谷さん、お元気が無いですけどなにかあったんですか?」

鈴谷「いやぁ、ちょっと約束すっぽかされただけだから。気にしないで」

夕雲「あら、熊野さんでしたら最上さんたちと一緒にいましたよ」

鈴谷「え? あぁ、違う、違う、約束してたの熊野じゃないよ」

夕雲「えっと……では金剛さんたちでしょうか?」

鈴谷「うーん……」

夕雲「あら、違いましたか。それではどなたでしょう?」

鈴谷「な、内緒!」

夕雲「へぇ……あ、ひょっとして殿方ですか? 誰にも言いませんから教えてくださいな」

巻雲「えぇ!? と、殿方って男の人ですか!?」

鈴谷「へ!? だ、だから内緒だって!」

夕雲「うふ、この反応はあたりですね」

鈴谷「あー、もう! 調子狂うなぁ! 確かに男っちゃ男だけど……」ガシガシ

巻雲「ふぁぁ!すっごい!」

夕雲「本当ですねぇ」

鈴谷「いや、本当にそんなんじゃないって」

夕雲「それで相手は――あ……」

巻雲「どうしたんですか?」

夕雲「鎮守府で殿方って提督しかいないような……」

巻雲「え……」

鈴谷「な、なによ?」

夕雲「ちょ、ちょっとだけ趣味悪くないですか……?」

鈴谷「!?」

夕雲「そんなに驚くことかしら……ねぇ、巻雲さん?」

巻雲「え、え? の、ノーコメントで……」

鈴谷「うっ、べ、別にご飯食べに行く約束してただけだし! そんなんじゃないし!」

夕雲「その反応は流石に自白してるような気がしますけど……」

鈴谷「うぐぅ!?」

巻雲「……」

夕雲「ま、まぁ、愛の形は人それぞれって、テレビでも言ってましたし……」

鈴谷「だ、だから違うの!」

蒼龍「……そんな否定しなくてもいいんじゃない。あんなに仲よさそうだったんだし」

鈴谷「!?」

夕雲「!?」

巻雲「ふぁ!?」


蒼龍「なに? 驚きすぎじゃない?」

夕雲「あ、あの蒼龍さん、いつもと雰囲気が少し……」

蒼龍「……だから?」

夕雲「あ、あう……」

蒼龍「まぁ、それにしても食事は残念だったね。今ぐらいはいい思いしておかないと」

鈴谷「え? ど、どういうことですか?」

蒼龍「別に。なんでもないよ、うふ」

鈴谷「!」ゾク

蒼龍「それじゃあ、ね」ガリガリ

夕雲「び、びっくりしました……」

巻雲「は、はい」

鈴谷「ねぇ、蒼龍さんってあんなひとだっけ?」

夕雲「い、いえ、もっと穏やかというか……ねぇ、巻雲さん」

巻雲「はい! ちょっと、信じられないというか、具合でもよろしくなかったんでしょうか……?」

夕雲「そ、そうかもしれないわね……」

鈴谷「うーん、確かにこの間、具合悪くなたって言ってたしなぁ」

巻雲「それなら後で飛龍さんにお薬とか渡しておかないと」

夕雲「ええ、蒼龍さんがあの調子じゃ駆逐艦の子達もあまり士気あがらないでしょうし……」

鈴谷「へぇ、二航戦の人たちも駆逐艦にはやっぱり慕われてるんだ」

夕雲「当然です」

鈴谷「いいなぁ」

巻雲「あ、で、でも鈴谷さんだってみんなに慕われてると思いますよ?」

鈴谷「お、サンキュ!」ナデナデ

巻熊「うわうわ……!!」

鈴谷「可愛いなぁ……このこの」

夕雲「鈴谷さん、それぐらいにしてあげてください」

鈴谷「んー? 了解、了解。あはは……」

巻雲「あうぅ……」

鈴谷「さぁてと、動いたらおなか減っちゃったし、ご飯どうしようかなぁ。一人でお店行くのもあれだしなぁ」

夕雲「あら、よければ私たちとご一緒しませんか?」

鈴谷「うーん……そうしようかなぁ」

夕雲「うふ……」

鈴谷「な、なによ?」

夕雲「なんでもないですよ?」



 鎮守府 食堂

夕雲「そ、それで提督はどこまでいったんですか? A、B、C?」モグモグ

鈴谷「はぁ!?」

長門「おい……飯のときぐらい静かにしろ」

鈴谷「あ、ご、ごめんなさい」

長門「全く……」

陸奥「長門がごめんなさいねぇ」

鈴谷「いえ、こっちこそ隣りで騒いじゃってごめんなさい」

陸奥「いいの、いいの。それより楽しそうなお話してるわね」

加賀「なんですか? デザートの話ですか?」

長門「おい、どこから沸いた」

加賀「食堂で楽しい話といえばデザートかと思ったので」

長門「意味が分からん……」

夕雲「デ、デザートの話ではないですねぇ」

加賀「そうですか……はぁ、紛らわしい」

瑞鶴「はぁはぁ……加賀さん、いきなりどうしたんですか?」

加賀「なんでもありません。それより姉のほうはちゃんと席とっているんでしょうね」

瑞鶴「も、勿論ですよ! こっちで待ってますよ」

加賀「そう……」

長門「なんだったんだ……あいつは」

夕雲「そ、それでさっきの質問ですけど。どうなんですか?」


鈴谷「いや、あのさぁ、それって意味分かってんの?」

夕雲「え? ま、まぁ」

鈴谷「ほんと……?」

夕雲「も、勿論です!」

鈴谷「ふーん……」

夕雲「あう」

陸奥「あらあら、かわいいわねぇ」

長門「うむ」

鈴谷「それよりさぁ、ねぇ、夕雲はどんなタイプがすきなの?」ニヤニヤ

夕雲「はぁ? わ、私のタイプなんて――」

巻雲「き、きになります!」

夕雲「ちょ、ちょっと! 巻雲さん!」

巻雲「!」フンスー

鈴谷「くっくっく……あきらめて話しちゃいなよ。減るもんじゃないしさぁ」

夕雲「うぅ……」

陸奥「うふふ……うぶねぇ」

長門「……なんだ、男の話か。つまらんな」モグモグ

陸奥「長門……」

夕雲「ぐっ、そ、それじゃあ、私が話したら鈴谷さんも私の質問に答えてくれますか?」

鈴谷「へ?」

夕雲「それが等価交換てものじゃないですか」

鈴谷「え、え、それじゃあ、話さなくていいよ!」

夕雲「だ、駄目です! ここまで来てそれはなしですよ!」

鈴谷「あー、もうなんでこうなるのよ! ちょっとからかっただけなのに!」


夕雲「う、うふふ……わ、私のタイプは甘えてくれる人です!」

巻雲「ふぁ!? ま、巻雲のことですか!?」

長門「はぁ? お前はなにをいっているのだ?」

巻雲「へ?」

長門「男の話だろ」

巻雲「あう……」

長門「しかし、甘えてくれる人とはな……夕雲、ちゃんと相手を選ばないと苦労するぞ」

夕雲「うっ……い、いいじゃないですか」

長門「別に悪いとは言ってない。まぁ、一番近いところにいる男性である提督が人を頼りにしないからな、知らないものにあこがれているのだろう」

夕雲「ど、そんなことないです!」

長門「そうか。しかし、甘えてくる男などろくなものではないだぞ、やはり男性は強くなければ」

鈴谷「お、やっぱ、長門さんもそうおもいます?」

長門「まぁな」

陸奥「へぇ、じゃあ、提督とかどうなの?」

長門「あの人は強いというか、怖いとか厳しいの部類だろ……」

鈴谷「えぇ? そっかなぁ」

夕雲「嫌な予感がしますけど、ちなみに強いってどれぐらいがいいんですか?」

長門「ふむ、やはり強いというぐらいだから素手で深海棲艦を倒せるぐらい出ないとな」

陸奥「長門……」

夕雲「長門さんは一生、独身かもしれないですね……」

長門「む……失礼な。そんなことをいうなら言うが、夕雲、お前にあまえるなどはたから見たら事案だぞ。諦めろ」モグモグ

夕雲「じ、事案……」ガクッ

巻雲「だ、大丈夫です! 巻雲が甘えます!」

陸奥「い、いや、それはちょっと違うんじゃない」

 夕雲編 艦

というわけで夕雲編 艦です。
ちょっと耳年増で恋愛に興味津々な夕雲がかきたかった……
提督がちゃんと甘えてあげないから夕雲の経験地が低い状態って感じで。

次回は五十鈴ですね。
最後があれになるので最初ぐらいはコミカルにしたいです。

あと話題になってたので一応、答えておくと提督の自決騒ぎについてはあの場の三人と間宮さんしかしらないです。加賀さんは勿論、何も知らないです。
元ネタになったセイロン島では英国艦隊発見できなかったので、リランカ島では逆に味方である英国艦隊を発見してしまうって言うのがやりたかったので、戦いの前に座礁した艦から変更してみました。加賀さん、すまんな……
あと羽黒翔ぶは提督を組伏せるために翔ぶという意味で――いや、まぁ、ステップアップ的な意味あいが大きいです。

乙です
長門さんはそんな男が普通にいるなら自分達の存在意義が危うくなることに気づくところからだな


なんで間宮さんが知ってるんだ?って一瞬思ったがその頃から盗聴してたってことか……

提督と艦娘の関係性を研究する軍の機関がありそうよね
どんなに人望がない提督でも艦娘は一定の割合で提督を盲信盲愛するものが出てくるとか。

しかし、蒼龍さん不穏ですなあ……龍田さんが提督と仲良くする話期待

デザートの話?違いますよ加賀さん、どちらかというとメインディッシュの話です

>>875
雷はねてソォドがはしるわけでは無かったのね>>羽黒翔ぶ

遅れましたが更新していきます。
接続に手間取りました。本当になんとかしてクレメンス……おかげでバケツが全然、集まらない……

>>876
圧倒的……! 圧倒的正論……!

>>877
執務室は提督が一番、いる場所なんでそら勿論よ

>>878
コンマ神という神の存在を証明する研究所、とかいうとかっこいい。
龍田さんは三保関が単独で開放済み、仲良くなるのが天龍の感情度で開放って感じになりそうです。

>>879
赤城さん、まだ100・100が残ってるんやで(ニッコリ)

>>880
ダンバインで草


 五十鈴のなくころに


 XX1―年 ――月 ――日 

 日― ――私室

――「うぐっ……放して……くれ」 

――「大丈夫、大丈夫だから。――? もう少しで――」 

提督「や、やめ……」 

 ――ン! 

――「へぇ……」 

下士官A「今の銃声はなんだ!?」 

下士官B「――殿の部屋から聞こえたぞ!」 

――「そ――んだ……――」 

――「ち、違! ゲッホ……私の話を……――!」 

五十鈴「……そんなに取り繕わなくても。――よ、――一番、私が――」 

少将「おい! なんの騒ぎだ!! ちっ! ――を拘束せよ!」 

提督「ま、まってくれ! 違うのだ! 私の話を聞いてくれ!」 

五十鈴「うふ……うふふ……あははは……!!」 



 XX10年 1月

 日本 軍令部

提督「ふむ……」

五十鈴「なにみてるのよ?」

提督「君の訓練データだ」

五十鈴「仕事熱心で感心、感心。それで五十鈴に何か問題でもあったかしら」

提督「いや、これといって特に言うことはない。全てが高いレベルでそろっている」

五十鈴「まぁ、五十鈴にかかれば当然よね」フフン

提督「まぁ、そのとおりだとは思うが……欲を言えばもうすこし対潜訓練の成績をあげてほしい。装備のわりに数値が低く感じられるぞ」

五十鈴「うっ……」

提督「どうした? 潜水艦が苦手なのか?」

五十鈴「……提督なら五十鈴がなんで沈んだのかは知ってるでしょ?」

提督「ん、勿論だ」

五十鈴「それなら理由も見当がつくんじゃない?」

提督「……なるほどな、先の大戦では常に空襲・潜水艦との戦いであったしな。最後も潜水艦とあっては君の気持ちも分からんでもない」

五十鈴「分かってもらえたのならよかったわ。まぁ、そういうことだから対潜は――」

提督「しかし、このままではいけない」

五十鈴「はぁ?」

提督「苦手というのは克服するべき課題であるということだ」

五十鈴「えぇ……長所を伸ばしていきましょうよ。対空とかは自信あるわよ?」

提督「それは苦手が克服できてからだ。一点特化というのはどうしても運用が限られる」

五十鈴「いいたいことは分かるけど……」

提督「さきに言っておくが、私はうまく言葉選びが出来ん。君には嫌な思いをさせるかもしれんが許してほしい」

五十鈴「?」


提督「あ、うん……五十鈴、君は艦娘とはなんだと思ってる?」

五十鈴「……兵器よ」

提督「そ、そうだな……」メソラシ

 シーン……

五十鈴「ちょ、ちょっと、急に黙らないでよ」

提督「あ、いや、いきなりこちらの諭そうとしたことを言われたのでな……困った」

五十鈴「あなたがいままでどんな艦娘とあってきたのかは知らないけど、大本営所属の艦娘なら全員、そう答えるわよ」

提督「そ、そうか……いや、無粋なことを言ってしまったな」

五十鈴「別に」

提督「うっ……」

五十鈴「それで?」

提督「あ、うむ……兵器に必要なのは汎用性だ。ある一定の条件化ですさまじい威力を発揮できようとも、それ以外ではお荷物ではまずいだろ?」

五十鈴「でも、対空射撃はどんな場所でも腐らないと思うわよ」

提督「いや、敵に空母がいなければ実力を発揮することが出来ないではないか」

五十鈴「だったら、空母のいる戦場をにいけばいいだけじゃない」

提督「……偶発的な戦闘も考えられる。とにかく、対空をさらに磨き上げるのは全てが高いレベルで出来るようになってからだ」

五十鈴「えぇ! 嫌よ! 対潜なら妹の由良に任せておくわ!」

提督「いや、そういうわけにもいかんだろ。そんな運用など欠陥があることを吹聴して回るようなものだ。それで君はいいのか?」

五十鈴「うぐっ……」

提督「大丈夫だ、君ならできると信じている」

五十鈴「……分かったわよ! ……やればいいんでしょ、やれば! 上等じゃない!」

提督「よし! その心意気だ! 私も協力して大本営中を驚かせるほどの結果を上げて見せようではないか!」

五十鈴「え……そこまでは――」

提督「遠慮するな! とことん付き合うぞ! ははは……!」

五十鈴「失敗したわ……」



 ――2時間後――

 軍令部 軽巡洋艦練兵場

提督「うむ……悪くはないんだが……」

五十鈴「はぁはぁ……な、なによ。はっきり言いなさい」

提督「よくは無いな」

五十鈴「ちょっと! あんなに必死にやったんだからもうちょっといいかたってもんがあるでしょ!?」

提督「あ、いや、すまん」

五十鈴「はぁ……やっぱり才能無いのよ……」

提督「いや、そう決断するのはまだ早いだろ。石の上にも三年というではないか」

五十鈴「三年もやってたら戦いが終わっちゃうわよ!」

提督「例えだ。しかし、それぐらいじっくりやっていくべきではないか? そうだな、これからは毎日、2時間は対潜訓練を行っていこう」

五十鈴「いやいや、こんなの毎日、やってたら普段の訓練なんてできないわよ!」

提督「む……確かにオーバーワーク気味かもしれん。よし、訓練のほうも私が組みなおしておく」

五十鈴「へ? あなたにそんなことできるの?」

提督「いや……私は君の指揮官になったといっただろ。それぐらいの裁量は任されている」

五十鈴「ふーん」

提督「気の抜けた返事だな……」

五十鈴「はいはい、ごめんなさい」

提督「……技術的な問題などがあるのかは私のほうでよくよく調べておく。君はしっかりと休んでおくように」

五十鈴「任せたわ。はぁ、おかげさまで今日はゆっくり休めそうよ」

提督「それはよかった」

五十鈴「ちょっと本気にしてないわよね? 嫌味よ?」

提督「も、勿論! わかっている……」

五十鈴「ぷっ……」

提督「な、なんだね」

五十鈴「アハハ……嘘だってばればれじゃない!」

提督「そ、そんなことはな!それよりもしっかりとやすむのだぞ! 失礼する」

五十鈴「はぁあ……笑わせてくれるわ、本当に。まぁ、あんなんでもなんの面白みも無い大本営の連中よりはましよね、くっくっく……」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年12月11日 (月) 21:40:04   ID: jKkYzNax

期待してるで(ニッコリ)

2 :  SS好きの774さん   2017年12月14日 (木) 17:50:53   ID: SF-RrRqF

正直このssのために今日を生きてる

3 :  SS好きの774さん   2017年12月18日 (月) 22:24:23   ID: Sj1GP2r_

なんか極端に高いコンマそんなに出ないもんなんだな

4 :  SS好きの774さん   2017年12月22日 (金) 08:00:42   ID: nuMOPrgt

この人の書くキャラがツボすぎてホンマだいすこ

5 :  SS好きの774さん   2018年01月03日 (水) 02:27:03   ID: ZWEVtBgh

頼む!!続きお願いしますよ

6 :  SS好きの774さん   2018年01月16日 (火) 08:23:33   ID: 6nfxEwTg

すき。

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