ダイヤ｢……はぁ､やっぱり寝てたのね､入学式｣

果南　｢……はは､理事長の話が良い感じに導入剤でさ｣

ダイヤ｢丁度その後で表彰があったのよ。入試主席と次席のね｣

果南　｢なるほどねぇ｣

果南　｢でも驚いた。いやまあダイヤが頭良いのは知ってたけど､
　　　具体的な形で示されると､こう……改めて実感､みたいな？｣

ダイヤ｢……一体､何を実感するのよ今更。あなたと私の仲でしょう｣

果南　｢そうなんだけどね……まあ育ちの良さだとか､頭脳明晰さとかさぁ｡
　　　人って大抵､長いこと付き合えば､ジョン･レノンみたいな存在でも慣れて……｣

ダイヤ｢…………｣

果南　｢えーと要するに､身近になった人の凄いトコって､案外見えなくなるもんで……｣

果南　｢……ごめん､上手い例え思い付かない｣

ダイヤ｢……ふふ｣

ダイヤ｢いつものことよ。無理して詩的になろうとするから｣

果南　｢うーん､別に詩人目指してるつもりじゃないんだけどなぁ｣

果南　｢てか､いま笑っただろー？｣

ダイヤ｢だって……果南さんはいつまでも果南さんだな､って｣

果南　｢……んー？ 馬鹿にしてんのそれ｣

ダイヤ｢そんなことないわ､いつまでも果南さんでいる果南さんが好きよ｣

果南　｢よー分からんがゲシュタルト崩壊はする｣

果南　｢…………｣

果南　｢まあいいや､とりあえずダイヤと俺の仲ってことだよね｣

ダイヤ｢そういうことです。今は何も深く考える必要はないんだから｣

果南　(今は……かぁ)

ダイヤ｢……さ､そろそろ時間ね。シャワー浴びたら､
　　　ルビィを起こして､朝御飯の準備を始めましょ｣

果南　｢意外とルビィ､もう起きてるかもよ？｣

ダイヤ｢どうせ今もグッスリよ｣ﾓｿﾞﾓｿﾞ…ﾑｸﾘ

果南　｢……でも､はーぁ､もう今日から通常授業かぁ……。どうせなら｣

ダイヤ｢1週間かそこら早帰りにしてほしー､なんて言うんでしょ｣

果南　｢さっすがダイヤ｣

ダイヤ｢ふふん♪｣

果南　｢そーゆーわけで､これから元気に1回……｣

ダイヤ｢バカ言ってないで｣ｷﾞﾛ

ダイヤ｢早く布団から出なさい｣ｷﾞﾛﾛ

果南　｢了解ッス……｣ﾓｿﾞﾓｿﾞ

果南　｢お､言霊かな？｣

果南　｢おはよルビィ､今日は早いね｣

ルビィ｢あ､2人ともおはよー｣

ダイヤ｢今日は傘が入り用ね……｣

ルビィ｢お姉ちゃんヒッドーイ｣

ルビィ｢ルビィだって睡魔さんに勝てる時はあります｣

ダイヤ｢冗談よ｣

果南　｢どうする？ まだ早いけど､朝にする？｣

ルビィ｢あ､じゃあルビィが作りますよ。2人とも､
　　　先にシャワー浴びてきた方がいいんじゃないかなぁ｣

ダイヤ｢あら､頼んでいいの？｣

ルビィ｢うん。……むしろそうするべきだよ｣

ダイヤ｢……ルビィ？｣

果南　｢それは嬉しいけど……､どうかした？｣

ルビィ｢…………｣

ルビィ｢……えーっとその……ちょっとニオイがね？｣

果南　｢えっ｣

ダイヤ｢うそっ！？｣

ルビィ｢早く流さないと､家中に広まっちゃう……といいますか｣ｳﾕ…

果南　｢そ､そんなにか////｣

ダイヤ｢先にシャワー浴びましょ////｣

果南　｢だね////｣

ルビィ｢それと｣

ルビィ｢お部屋､後ででいいから換気とリセッシュしてね？｣

ダイヤ｢ハイ……｣

果南　(ルビィもさすがに中2なんだよなぁ……)

ルビィ｢果南さんも｣

ルビィ｢いくら公認でも……ほどほどにしてくださいね｣

果南　｢ｽﾝﾏｾﾝ……｣

果南｢ほーいあさ､ういーひっへあ？｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ルビィ｢……？？｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ダイヤ｢呑み込んでから話しなさい｣

果南｢…………｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ…ｺﾞｯｸ

果南｢ルビィ知ってた？ ダイヤ主席だったんだと｣

ルビィ｢ああ……入学式で発表になったんですよね｣

ルビィ｢昨日､夕飯の時にお母さんから聞きました。嬉しそうでしたよ｣

果南｢あら､知ってたかぁ｣

果南(あーダイヤの母さん来賓席にいたね)

果南(……寝てたのバレてっかな)

ルビィ｢お父さんはあまり顔に出してませんけど､喜んでる感じでした｣

果南｢あれま､じゃ俺が一番最後に知ったんだ。悔しい｣

ダイヤ｢何がですか……。そもそも寝なければ一番に知れたでしょ？｣

果南｢いやーへへへ｣

ルビィ｢入学式で寝たんですか果南さん……｣

果南｢早くも目ェ付けられたかもね､先生から｣ﾍﾗﾍﾗ

ダイヤ｢笑い事ではありません！｣

ダイヤ｢あなた､ただでさえちょっとした有名人なんですから！
　　　あまり弛んでるようだと私達にまで悪影響があるんです！｣

果南｢あはは､有名人はお互い様でしょー｣

果南｢でも分かった分かった。ダイヤが言うなら頑張ってみる｣

ダイヤ｢私に言われなくてもです！ もう高校生なんですから！｣

ルビィ｢あはは……果南さん頑張って｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

果南｢…………｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ…ｺﾞｯｸ

果南｢……あれ？｣

ルビィ｢どうしたんですか？｣

果南｢そういやルビィ､あれはもう言わないの？｣

ルビィ｢あれ……ですか？｣

果南｢ほら…… "がんばルビィ(声真似)！" ってやつ｣

ルビィ｢えぼふッ｣

ダイヤ｢ゲホッ｣

ルビィ｢ちょ……///// い､いいいつの話ですかぁ！！｣

果南｢ダイヤ大丈夫？｣

ダイヤ｢ごほ……大丈夫です……｣

果南｢そんな似てた？｣

ダイヤ｢あまりに似てなくて……ふへっ｣ｺﾞﾎｺﾞﾎ…

果南｢えーなんだそりゃ｣

ルビィ｢振っといて無視はないデショ！////｣

果南｢いやー折角､まさにルビィって感じで可愛かったのにさ｡
　　もう言わなくなっちゃったのかなぁ､寂しいなーみたいなね｣

ルビィ｢言いませんよもう！ 中学生にもなってそんなの笑われます！｣

果南｢寂しいなー､ 最近は"果南お兄ちゃん" も言ってくれないしなー｣

ルビィ｢ピギィィィ！！////｣

ダイヤ｢親戚のオジサンですかあなたは｣

ダイヤ(遠い親戚ではありますけど)

ルビィ｢もー！ やめてよ本当に！｣

ﾜｲﾜｲ ｷｬｯｷｬ ﾋﾟｷﾞｨ

ダイヤ｢制服｣

果南｢オーケー｣ﾋﾞｼｯ

ダイヤ｢スクールバッグ｣

果南｢ＦＩＲＡ｣

ダイヤ｢身嗜み｣

果南｢ノープロ｣

ダイヤ｢家の戸締まり｣

果南｢指差し確認……オーケー｣

ダイヤ｢ルビィ｣

ルビィ｢…………｣ﾂｰﾝ

果南｢……駄目みたいだね｣

果南｢ルビィごめんて。機嫌直してくれーい｣

ルビィ｢知りません！ 果南さんなんて太平洋まで鮫さんに追い回されちゃえばいいんです！｣ﾌﾟﾝｽｶ

果南｢し､死ぬ死ぬ……｣

ダイヤ｢ほら､いつまでも馬鹿やってないで……準備が出来たなら早く出ましょ｣

ルビィ｢お姉ちゃんだって笑ったくせに｣

ダイヤ｢まあ､そんなこと言って……可愛くていいじゃないの"がんばルビィ"｡
　　　あと10年くらい後に思い返せば､自分に優しい気持ちになれるわ､きっと｣

ルビィ｢長いし､自分に優しい気分になるのも何か嫌だよぉ……｣ﾄﾞﾖﾝﾇ

ダイヤ｢はいはい､新学期も本格的に始まるんだから､そんなネガティブにならないで｣

果南｢ごめんねールビィ……俺が軽はずみだったからー……｣

ルビィ｢つーん｣

果南｢今年の誕生日はハズんだげるから。それで許してくれよう｣

ルビィ｢…………｣

ルビィ｢………☆｣

果南｢……ルビィ？｣

ルビィ｢……言質は取りましたからね｣ﾆｺﾘ

果南｢うぉ怖え｣

ダイヤ｢……いいみたいですね｣

ダイヤ｢さ､元気にいきましょ｣

ダイヤ｢いってきます！｣

ルビィ｢いってきます！｣

果南｢……いってきます｣

ガチャリ……カチャン

…………

物心付いた頃がいつか､具体的に思い出せる人は､きっと少ない｡

それでも私は､私の自我が肉体に定着した頃には､
既に自分の隣に立つ彼の存在を知覚していたと回想する｡

無邪気で腕白で､私の家の性質と真逆を行く､大自然の申し子とも言うべき野生派な男の子｡
果南さんは､昔から私の手を引っ張って､私に未知の世界を教えてくれる人でした｡

毎日の稽古事に辟易していた私の前に､彼は突然､手製の釣竿とボロボロのヤカンを持って現れた｡
……その世俗からの開放を体現したような容貌は､不思議と年月を経た今でも､記憶に新しい｡

｢キレイな髪だね！ なまえなんてゆーの？｣

｢おれはカナンってんだ！ ねえね､いっしょに川に行かない？｣

｢おけーこ？ 今日は休んじゃえばいいって！｣

｢キミたのしくなさそーじゃん？ なら､やるイミないよ！｣

｢あんしんして！ おれもいっしょに､おこられてやっからさ！｣

……思い出してみると……何で初対面の私に､彼はあそこまで強引になれたのか｡

泥だらけの汚れに汚れた手で､水仕事すらしたことの無い手を握られ､連れ出された先で……｡

私は人生で初めて､冷水で全身を濡らし､初めて生きている魚に触って､……初めて両親の怒髪天を見た｡

先の言葉通り､私と果南さんは仲良く一緒に怒られた｡

戸惑って､走り疲れて､服を汚して泣いて､果南さんの変顔に笑い転げて､怒られてまた泣いて｡
……本当に､あの日の夜ほど深く眠れた日はなかったと思う。それほどに忙しく､楽しい日だった｡

黒澤と松浦は､遠い遠い､気の遠くなるほど遠い昔｡
幕政の時代に交わり､長い歴史の潮流の中で再び分かれた､遠い親戚｡

私と彼の､その実際の関係を知ったのは､大自然探訪にも慣れ始めた頃｡

年少から年長までを一緒に過ごした幼稚園の卒園式から､暫く後のことでした｡

でも知ったからと何が変わるわけでもなく……寧ろ

｢しんせき？ ダイヤとおれが？ スゲー！ それどーゆー意味なんだ！？｣

何やら私と果南さんの両親が､神妙な顔で､私と果南さんを呼び出すものだから､
果南さんは不安げでしたが､話が終わってみれば､そんな感じでいつもの調子に戻る｡

不安げだったのは､私と一緒に摘まみ食いした羊羹の件がバレたのではと思っていたからだそう｡

その後､私は果南さんの持ち込んだマリオカートで､呑気に対戦していたものです……お恥ずかしい｡

そう､果南さんと知り合って､私は沢山の "知らない" を "知った"｡

野山を掛ける楽しさを､初めて知った｡

石をひっくり返すと地獄が広がっていることを､初めて知った｡

ゲームに負けると悔しさが込み上げてくることを､初めて知った｡

漫画の面白さを､初めて知った｡

ザリガニに挟まれると本当に痛いことを､初めて知った｡

縁日の食べ物があんなに美味しいことを､初めて知った｡

人の家に泊まるとワクワクで眠れなくなることを､初めて知った｡

怪我をしたら血が出て､涙が止まらなくなることを､初めて知った｡

絆創膏を貼ってもらうと本当に安心することを､初めて知った｡

……"大好き"っていう気持ちを､何事にも代え難いそれを､初めて知った｡

私の"知ってる"の殆どは､……間違いなく果南さんが与えてくれたもの｡

黒澤ダイヤの人生は､松浦果南という男性が大部分を占めていました｡

……それまで口に出して約束していた訳ではありませんが､私と果南さんは､
将来的には､そういう男女の形として収まるのだろうと､漠然とながら思っていました｡
……何と､小学生の身空でです。ませた子どももいたものですよね｡

以心伝心などと例えるのは恥ずかしいのですが､気付けば私達は､中学校へと
上がる頃には､双方そういう関係だと認識していたし､またそういう関係になっていた｡

お父様は渋い顔をなさいましたけど､双方の学業成績に抵触しなければ､
まあ松浦の息子ならば､と容認のスタンスを取ってくださっていますし……｡

お母様は……､ …………、まあ……そうですね､…………はは

そして2年前のゴールデンウィーク初日｡
私が前日に……まあ､その手の血を流し､お父様が何故か朝から酔っていた日｡

黒澤家の､微妙な空気に支配された私の部屋｡
そこで正座で向かい合った私達は､ツギハギのちぐはぐながら､
初めて具体的な言葉で将来を誓い合い……遂には空気に耐えられなくなって､
あの果南さんの変顔を見た時よりも格段に大きく､そして今度は一緒に､笑い合った｡

ダイヤ｢ぶふっ｣

果南｢うわっ､思い出し笑い？｣

ダイヤ｢……ご､ごめんなさい。昔あなたがしてた変顔を思い出して｣

果南｢変顔……？ あー〇ョ〇ョの真似か。懐かしいね｣

果南｢…………｣←マラ〇ア

ダイヤ｢んぐっ｣

果南｢…………｣←HEEEEYYYY

ダイヤ｢く……くくっ｣

果南｢…………｣←ウェカピポの妹の〇

ダイヤ｢いヒヒッぅ！！｣

ルビィ｢もー！ ここ往来なんですけど！｣ﾌﾟｸｸ

通行人(なんだろうあれ……)

…………

普段は馬鹿ばかりですが､とにかく今が最高で仕方ないのです｡

……果南さん

いつかその時が来たら､私に言わせてほしい

……少し重いかもしれませんが､ "私と出会ってくれてありがとう" と､言わせてほしい｡

"一緒です" と､ "何があっても一生" と､言わせてほしい｡

"生まれてきてくれてありがとう" と…………

…………うーむ

自分で言っててあれですが､少し自重するべき気がしてきましたね……｡

果南｢ねーダイヤ｣

ダイヤ｢はい？｣

果南｢……あのさ｣

ダイヤ｢…………？｣

果南｢……やっぱいいや｣

ダイヤ｢は？｣

ダイヤ｢何なんですかもう！ 気になるじゃないの！｣

果南｢今はいいんだよ！ そのうち言うから！｣

ダイヤ｢訳が分かりませんわ！｣

果南｢そのうち言うからいいって言ってんだけど！｣

ダイヤ｢途中でやめるなら､始めから言わないでくださいな！｣

ダイヤ｢あなたって人はいつも行き当たりばったりで……！｣

ルビィ｢往来だって言ってるんだけど｣

本当……今も昔も､彼は勢いばかりですね♪

ここまで
また今度

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

千歌 ｢ねぇ梨子ちゃん！ 帰りどっか寄ってかない！？｣

梨子 ｢えっ…うん、いいけど｣

千歌 ｢やったぁ！ 千歌、甘いものが食べたい気分だったんだよねぇ｣ﾆｺｯ


千歌ちゃんの笑顔は、教室でお話をしていた時の笑顔と変わらない…何も変わらないはずなのに。その時の笑顔からは、どこか狂気じみたものを感じた。


梨子 （千歌ちゃん…一体何を隠してるの？）

ーーーーーー
ーーーー
ーー

？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>2
＞ダイヤ｢……はぁ､やっぱり寝てたのね､入学式｣
＞
＞果南　｢……はは､理事長の話が良い感じに導入剤でさ｣
＞
＞ダイヤ｢丁度その後で表彰があったのよ。入試主席と次席のね｣
＞
＞果南　｢なるほどねぇ｣
＞
＞果南　｢でも驚いた。いやまあダイヤが頭良いのは知ってたけど､
＞　　　具体的な形で示されると､こう……改めて実感､みたいな？｣
＞
＞ダイヤ｢……一体､何を実感するのよ今更。あなたと私の仲でしょう｣
＞
＞果南　｢そうなんだけどね……まあ育ちの良さだとか､頭脳明晰さとかさぁ｡
＞　　　人って大抵､長いこと付き合えば､ジョン･レノンみたいな存在でも慣れて……｣
＞
＞ダイヤ｢…………｣
＞
＞果南　｢えーと要するに､身近になった人の凄いトコって､案外見えなくなるもんで……｣

真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>2
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>2
＞ダイヤ｢……はぁ､やっぱり寝てたのね､入学式｣
＞
＞果南　｢……はは､理事長の話が良い感じに導入剤でさ｣
＞
＞ダイヤ｢丁度その後で表彰があったのよ。入試主席と次席のね｣
＞
＞果南　｢なるほどねぇ｣
＞
＞果南　｢でも驚いた。いやまあダイヤが頭良いのは知ってたけど､
＞　　　具体的な形で示されると､こう……改めて実感､みたいな？｣
＞
＞ダイヤ｢……一体､何を実感するのよ今更。あなたと私の仲でしょう｣
＞
＞果南　｢そうなんだけどね……まあ育ちの良さだとか､頭脳明晰さとかさぁ｡
＞　　　人って大抵､長いこと付き合えば､ジョン･レノンみたいな存在でも慣れて……｣
＞
＞ダイヤ｢…………｣
＞
＞果南　｢えーと要するに､身近になった人の凄いトコって､案外見えなくなるもんで……｣

>>2
(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>2
＞ダイヤ｢……はぁ､やっぱり寝てたのね､入学式｣
＞
＞果南　｢……はは､理事長の話が良い感じに導入剤でさ｣
＞
＞ダイヤ｢丁度その後で表彰があったのよ。入試主席と次席のね｣
＞
＞果南　｢なるほどねぇ｣
＞
＞果南　｢でも驚いた。いやまあダイヤが頭良いのは知ってたけど､
＞　　　具体的な形で示されると､こう……改めて実感､みたいな？｣
＞
＞ダイヤ｢……一体､何を実感するのよ今更。あなたと私の仲でしょう｣
＞
＞果南　｢そうなんだけどね……まあ育ちの良さだとか､頭脳明晰さとかさぁ｡
＞　　　人って大抵､長いこと付き合えば､ジョン･レノンみたいな存在でも慣れて……｣
＞
＞ダイヤ｢…………｣
＞
＞果南　｢えーと要するに､身近になった人の凄いトコって､案外見えなくなるもんで……｣

千歌 ｢ねぇ梨子ちゃん！ 帰りどっか寄ってかない！？｣

梨子 ｢えっ…うん、いいけど｣

千歌 ｢やったぁ！ 千歌、甘いものが食べたい気分だったんだよねぇ｣ﾆｺｯ


千歌ちゃんの笑顔は、教室でお話をしていた時の笑顔と変わらない…何も変わらないはずなのに。その時の笑顔からは、どこか狂気じみたものを感じた。


梨子 （千歌ちゃん…一体何を隠してるの？）

ーーーーーー
ーーーー
ーー

？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

寝そべり珍道中 佐世保からの来訪者

http://q2.upup.be/f/r/RwbbH0sigS.jpg

果南「また八戸に来たよ」
海未「今回はこれから岩手の龍泉洞に…」
果南「…のはずだったんだけど、家主さんがたまたま八戸港に停泊する護衛艦を見つけちゃったんだよね…」
海未「予定を変更して、お昼からの一般公開に参加します」

http://q2.upup.be/f/r/a0mvDMf6p6.jpg

海未「この艦は佐世保の護衛艦すずつき。漢字では涼月と表記します」
果南「この名前を貰った艦としては二代目なんだって」

http://q2.upup.be/f/r/NLjDN5BzTD.jpg

海未「先代の涼月は最後の戦いでの佐世保帰還、特に自分達の命と引き換えに艦を救った三人の乗員のエピソードが有名です」
果南「今は北九州市にある軍艦防波堤の一部になっているよ」

http://q2.upup.be/f/r/t4BGawxswZ.jpg

果南「艦橋です。最近の軍艦らしく出っ張りを少なくして、レーダーに写りにくいように工夫されています」
海未「横から見ると何となくモアイ像の頭に似ているね」

http://q2.upup.be/f/r/jv2AXfMdsm.jpg

果南「搭載しているヘリだよ。最大で2機積めるけど、普段積んでいるのは1機だけなんだって」
海未「ヘリの中も公開していて、私達も操縦席に座らせてもらいました」

http://q2.upup.be/f/r/19PTcv2PJE.jpg

果南「見学の後はおすすめされた八食センターで遅めの昼食だよ」
海未「馬刺とホヤの刺身を…って随分なキワモノですね…」
果南「新鮮なホヤは独特の鉄臭い味がほとんどしなくて案外食べやすいんだよ」
海未「そうなのですか…次の機会に試してみましょうか」

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>3
＞果南　｢……ごめん､上手い例え思い付かない｣
＞
＞ダイヤ｢……ふふ｣
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＞ダイヤ｢いつものことよ。無理して詩的になろうとするから｣
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＞果南　｢うーん､別に詩人目指してるつもりじゃないんだけどなぁ｣
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＞果南　｢てか､いま笑っただろー？｣
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＞ダイヤ｢だって……果南さんはいつまでも果南さんだな､って｣
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＞果南　｢……んー？ 馬鹿にしてんのそれ｣
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＞ダイヤ｢そんなことないわ､いつまでも果南さんでいる果南さんが好きよ｣
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＞果南　｢よー分からんがゲシュタルト崩壊はする｣
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＞果南　｢…………｣
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＞果南　｢まあいいや､とりあえずダイヤと俺の仲ってことだよね｣
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＞ダイヤ｢そういうことです。今は何も深く考える必要はないんだから｣
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＞果南　(今は……かぁ)

真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

>>3
＞果南　｢……ごめん､上手い例え思い付かない｣
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＞ダイヤ｢……ふふ｣
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＞ダイヤ｢いつものことよ。無理して詩的になろうとするから｣
＞
＞果南　｢うーん､別に詩人目指してるつもりじゃないんだけどなぁ｣
＞
＞果南　｢てか､いま笑っただろー？｣
＞
＞ダイヤ｢だって……果南さんはいつまでも果南さんだな､って｣
＞
＞果南　｢……んー？ 馬鹿にしてんのそれ｣
＞
＞ダイヤ｢そんなことないわ､いつまでも果南さんでいる果南さんが好きよ｣
＞
＞果南　｢よー分からんがゲシュタルト崩壊はする｣
＞
＞果南　｢…………｣
＞
＞果南　｢まあいいや､とりあえずダイヤと俺の仲ってことだよね｣
＞
＞ダイヤ｢そういうことです。今は何も深く考える必要はないんだから｣
＞
＞果南　(今は……かぁ)

>>2
＞ダイヤ｢……はぁ､やっぱり寝てたのね､入学式｣
＞
＞果南　｢……はは､理事長の話が良い感じに導入剤でさ｣
＞
＞ダイヤ｢丁度その後で表彰があったのよ。入試主席と次席のね｣
＞
＞果南　｢なるほどねぇ｣
＞
＞果南　｢でも驚いた。いやまあダイヤが頭良いのは知ってたけど､
＞　　　具体的な形で示されると､こう……改めて実感､みたいな？｣
＞
＞ダイヤ｢……一体､何を実感するのよ今更。あなたと私の仲でしょう｣
＞
＞果南　｢そうなんだけどね……まあ育ちの良さだとか､頭脳明晰さとかさぁ｡
＞　　　人って大抵､長いこと付き合えば､ジョン･レノンみたいな存在でも慣れて……｣
＞
＞ダイヤ｢…………｣
＞
＞果南　｢えーと要するに､身近になった人の凄いトコって､案外見えなくなるもんで……｣

穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>2
＞ダイヤ｢……はぁ､やっぱり寝てたのね､入学式｣
＞
＞果南　｢……はは､理事長の話が良い感じに導入剤でさ｣
＞
＞ダイヤ｢丁度その後で表彰があったのよ。入試主席と次席のね｣
＞
＞果南　｢なるほどねぇ｣
＞
＞果南　｢でも驚いた。いやまあダイヤが頭良いのは知ってたけど､
＞　　　具体的な形で示されると､こう……改めて実感､みたいな？｣
＞
＞ダイヤ｢……一体､何を実感するのよ今更。あなたと私の仲でしょう｣
＞
＞果南　｢そうなんだけどね……まあ育ちの良さだとか､頭脳明晰さとかさぁ｡
＞　　　人って大抵､長いこと付き合えば､ジョン･レノンみたいな存在でも慣れて……｣
＞
＞ダイヤ｢…………｣
＞
＞果南　｢えーと要するに､身近になった人の凄いトコって､案外見えなくなるもんで……｣

寝そべり珍道中 佐世保からの来訪者

http://q2.upup.be/f/r/RwbbH0sigS.jpg

果南「また八戸に来たよ」
海未「今回はこれから岩手の龍泉洞に…」
果南「…のはずだったんだけど、家主さんがたまたま八戸港に停泊する護衛艦を見つけちゃったんだよね…」
海未「予定を変更して、お昼からの一般公開に参加します」

http://q2.upup.be/f/r/a0mvDMf6p6.jpg

海未「この艦は佐世保の護衛艦すずつき。漢字では涼月と表記します」
果南「この名前を貰った艦としては二代目なんだって」

http://q2.upup.be/f/r/NLjDN5BzTD.jpg

海未「先代の涼月は最後の戦いでの佐世保帰還、特に自分達の命と引き換えに艦を救った三人の乗員のエピソードが有名です」
果南「今は北九州市にある軍艦防波堤の一部になっているよ」

http://q2.upup.be/f/r/t4BGawxswZ.jpg

果南「艦橋です。最近の軍艦らしく出っ張りを少なくして、レーダーに写りにくいように工夫されています」
海未「横から見ると何となくモアイ像の頭に似ているね」

http://q2.upup.be/f/r/jv2AXfMdsm.jpg

果南「搭載しているヘリだよ。最大で2機積めるけど、普段積んでいるのは1機だけなんだって」
海未「ヘリの中も公開していて、私達も操縦席に座らせてもらいました」

http://q2.upup.be/f/r/19PTcv2PJE.jpg

果南「見学の後はおすすめされた八食センターで遅めの昼食だよ」
海未「馬刺とホヤの刺身を…って随分なキワモノですね…」
果南「新鮮なホヤは独特の鉄臭い味がほとんどしなくて案外食べやすいんだよ」
海未「そうなのですか…次の機会に試してみましょうか」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>1
千歌 ｢ねぇ梨子ちゃん！ 帰りどっか寄ってかない！？｣

梨子 ｢えっ…うん、いいけど｣

千歌 ｢やったぁ！ 千歌、甘いものが食べたい気分だったんだよねぇ｣ﾆｺｯ


千歌ちゃんの笑顔は、教室でお話をしていた時の笑顔と変わらない…何も変わらないはずなのに。その時の笑顔からは、どこか狂気じみたものを感じた。


梨子 （千歌ちゃん…一体何を隠してるの？）

ーーーーーー
ーーーー
ーー

？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>2
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>2
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

言い忘れてたけど

このスレは転載しちゃ駄目よ
余所様のスレの話題を出すのはやめてね
余所様で当スレの話題を出すのもやめてね

果南｢1ｰB……ここだね｣ｶﾞﾗﾘ

ｶﾞﾔｶﾞﾔ…　　ﾈｰﾐﾃｱﾚ　　ｶｯﾌﾟﾙｻﾝｶﾅｰ　　ｴｰﾊﾔｸﾅｲ?

果南｢……やっぱ注目集めるね､2人だと｣

ダイヤ｢気にすることないわ､堂々としてればいいの｣

ダイヤ｢……で､前側の席が不人気なのはどこでも同じですね｡
　　　あそこが丁度2席空いてますから､隣同士で座りましょ｣

果南｢うへぇ最前列ー？ 居眠りしたら怒られそうだわ……｣

ダイヤ｢御安心なさい。そのために隣の私がいるんだから｣

果南｢彼女の気遣いにマジな涙が出そう｣

教室の後方から入ったので､最前列に辿り着くまでの間は､実に無遠慮な
視線を肌で感じながら歩くことになりましたが､席に着けばもう大丈夫｡

ﾄﾅﾘｱｯﾃﾙｰ　　ﾔｯﾊﾟﾂｷｱｯﾃﾙﾉｶﾅｰ　　ﾃｶﾞﾊﾔｲﾈｰ　　ﾜﾀｼｼｯﾃﾙﾖｱﾉﾌﾀﾘ

……とは問屋が卸さなかったようです｡

ｼﾞｭｳﾆﾋﾄｴｶﾞﾆｱｲｿｰ　　ｳﾜｰﾊﾝｻﾑﾀﾞﾈｰ　　ｳﾗﾔﾏｼｽｷﾞﾙ

果南｢……だ､ダイヤ……｣

ダイヤ｢辛抱よ､事実なんだから気にしない｣

果南｢俺のメンタルじゃ視線に殺されちゃうよ……｣

ダイヤ｢頭を空っぽにしなさい。得意でしょ？｣ﾌﾌﾝ

果南｢ダイヤぁ……｣

このハイスクールは地元から通う人が多いタイプの場所なのもあって､
入学当初でも知り合いが多く､世間話に花を咲かせることは簡単なもの｡

その実､入室時に見渡しただけでも､おおよそ3名ほど中学で見た顔があったのですが､
……しかし､どなたも大した交流の無かった方なので､実質的に私達の交友関係はリセット｡

ダイヤ｢ということになるわね……｣

果南｢追い打ちヤメてくれーい……｣ﾄﾞﾖﾝﾇ

ダイヤ｢まあまあ……ほら､もうすぐ着席の時間も来て……｣


ジリリリリリリリ！！　ジリリリリリリリ！！


ダイヤ｢グッドタイミング｣

果南｢ふへー助かったぁ……｣

ガラリ

先生｢…………｣ｽﾀｽﾀ

先生｢……全員､揃ってるね｣

先生｢では皆さん､おはようございます｣

ダイヤ｢おはようござ｣

生徒達｢…………｣

ダイヤ｢…………！！////｣

先生｢最初からそれは無いでしょ｣

先生｢ほら全員で……おはようございます｣

生徒達｢お､はようございます……！｣

先生｢よし､最初からそうしてくださいな｣

ダイヤ｢…………｣

果南｢帰ったら慰めたげる｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

ダイヤ｢お願いします……////｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

先生｢今日から､このクラスの担当教諭を務める小泉という｡
　　まだ教員3年目の身だが､皆の命を預かる以上､常に全力で接する所存だ｣

先生｢家族構成は両親と妹が1人､父方の祖母に飼猫1匹。朝御飯はパン派……簡単だが自己紹介は以上｣

先生｢それで早速なんだけど……本当に早速なんだけど……｣

生徒達｢…………？｣

自己紹介を終えた小泉先生は､何やら甚だ言いにくそうな話題を切り出すような
雰囲気を醸し出し始め､……何でしょう､この後は生徒の自己紹介に入るとか､委員会決めとか､
今後の予定の記された資料の配布程度のことしかイベントは残っていないでしょうに､何を吃ることが……？

先生｢ごめん……実際に見てもらった方が早いよね｣

先生｢……待たせた､入ってくれ｣


ガラリ


果南｢…………？｣

ダイヤ｢…………！｣

先生｢……昨日､本校への入学を求めてきた……転校生を紹介する｣



金髪少女｢チャオー♪ 紹介に与りました転校生デース！｣

特大イベントが待ち構えていました｡

それは､目に痛いほどの金色でした｡

生徒達｢…………｣ﾎﾟｶｰﾝ

先生｢……ステッファーニ､自己紹介を｣

金髪｢Oh, もうステッファーニじゃないっていったじゃない！｣

先生｢…………｣

金髪｢ま､いいわ。では改めてー♪｣

鞠莉｢アメリカのロサンゼルスから来ました､小原鞠莉とモーシマース♥｣

鞠莉｢パパはイタリア系アメリカン､ママはフレンチ＆ジャパニーズのハーフ｡
　　ベネツィア生まれのロサンゼルス育ち､いわゆる "クォーター" デースよ！｣

生徒達｢…………｣ﾎﾟｶｰﾝ

鞠莉｢初日から騒がせて本当にベリーソーリィ……でも､マリーにも両親の
　　説得など事情がありまして……､こんなことになってしまったの。許してね♪｣

鞠莉｢それで……これからちょーっと "Zoo-Zoo_Ｃ" こと頼むんだけど｣

鞠莉｢そこの眼鏡のスマートガール｣

眼鏡｢へっ私！？｣

鞠莉｢そーそ､実にワタシ｣

鞠莉｢ほんとーぉに申し訳ないんだけど､マリーにあなたの席をギヴミープリーィズ♪｣

…………その後


クラス全体の自己紹介も恙無く終え､先生がこれ以上は御免だと言わんばかりに話を切り上げ､
チャイムと共にそそくさと教室を後にして(常に全力じゃなかったの？)……次の授業までの中休みの今｡

……衝撃があまりに大き過ぎて､思考が現実の速度に付いていきませんでした｡

通常授業初日にいきなりの転校生紹介､現れたのは日仏伊米のクォーター少女｡
その日本人から乖離した鮮やかな金髪と､日本人に囲まれていたらまず見ることの無い同色の瞳｡
……同性の私でも呆気に取られるような､見事と言う他に無い､上から下まで完璧に近い優れた容姿｡

ついでといってはあれですが､イタリア人に対する勝手な偏見を体現したような､マイペースでアッパーな言動｡

ここまでだけでも､教室に変な空気を生み出すには充分な局地的爆撃｡

教室の皆さん､何も無かった風を装い､引き続き各々の見知った仲や､
早くも打ち解けた仲同士で､中身の無い雑談や今後の予定の確認に興じてはいますが……､
話し声の端々に､私達3人に関連したワード群を聴き取れてしまい､何とも居たたまれない｡

しかもそのクォーター少女､わざわざ人を退かしてまで自分の座る席を指定してきて……｡

あまつさえ……！

ダイヤ｢…………｣ｲﾗｲﾗ ←最前列中央

果南｢…………｣ｵﾛｵﾛ ←最前列右から2番目

鞠莉｢…………♪｣ﾆｯｺﾆｺ ←最前列右端

指定した席は……果南さんの隣……ですって？

ダイヤ(一体！ どういう了見ですのァ！！)

認められませんわ｡

ダイヤ｢……果南さん｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

果南｢知らないからね｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

ダイヤ｢……まだ､何も言ってませんが？｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

果南｢いやー今のダイヤなら千歌でも分かるよ｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

果南｢とにかく……俺は知らないからね､小原さんなんて人｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

果南｢まして浮気とか､そんなのは絶対に無いからね｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

ダイヤ｢そ､それは信じてはいますが……｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

果南さんは昔から女性にも男性にも､様々な意味でモテる､注目を集める方｡
家業のダイビングや､日課で行うハードなトレーニングで鍛え上げられた身体､
果南さんのお父様(お祖父様もそう)譲りの､精悍で彫りの深いハンサムな顔立ち｡
それに反した､あまり緊張感の感じられない笑顔と､呑気を画に描いたような性格｡

中学時代には3度ほど告白を受けたと聞きますし､運動部からの勧誘も1度や2度ではない｡

更に､本人や私の知らない内に､そういうファンの集いみたいなものが出来ていて､面倒な事態に
なったこともあるから……だから､今回もそれに関連した何かなのではと……私は不安なのです｡

果南｢いいや､話し掛けてみる｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

ダイヤ｢か､かなんさ……｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

果南｢ダイジョブダイジョブ｣

果南｢あの……小原さん？｣

鞠莉｢マリーでいいのよ♥｣ﾆｯｺﾆｺ

果南｢…………｣ﾁﾗﾘ

ダイヤ(かまいません)ﾆｺﾘ

果南(怖ェ､目だけ笑ってる……)

果南｢あの､失礼だけどさ……マリー､さんは｣

鞠莉｢なぁに？｣

果南｢俺かダイヤと……過去に面識が……あった？｣

ダイヤ｢少なくとも私達には､憶えが無くて……｣

鞠莉｢え…………｣

鞠莉｢…………｣

鞠莉｢…………｣ｼﾞﾜ



果南(　な　)　　ダイヤ(　い　)　　生徒達(　た　)



全員(　泣　い　た　ー　！　！　？　？　)

局地爆撃､後に絨毯爆撃｡

果南さんが過去の面識の有無を尋ねた瞬間､
小原さんはいきなり､その瞳から涙を流し始めました｡

果南｢えちょ……まっ､なん､泣いッ｣ﾜﾀﾜﾀ

ダイヤ｢お､おちつききき｣ｵﾛｵﾛ

鞠莉｢うぇ……ぐ……ひ､どいよぉ｣ｸﾞｽｸﾞｽ

鞠莉｢あんなに遊んだのに……楽しかったのに……｣

鞠莉｢そうでしょぉ､カナァン……！｣

果南｢ちょ……だ､だから｣

鞠莉｢大好きって､障害はあるけど一緒になろって言ってくれたのに……！｣

ダイヤ｢……！ 果南……さん……？｣

果南｢ちょ､待って本当に覚えが……｣

果南(ん……障害？)

そう､心から辛そうに決定的な言葉を絞り出した小原鞠莉さんは……

鞠莉｢そうでしょダイヤァ！！｣ｶﾞﾊﾞﾁｮ!

いきなり席を立ち､両腕を大きく広げ

この黒澤ダイヤに抱き付いてきました……

……………………

ワッツ？

鞠莉｢お願いダイヤ……キスして……｣

果南｢　　　　｣

生徒達｢　　　　｣

ダイヤ｢………………｣

ダイヤ｢…………ふーぅ｣

ダイヤ｢……記憶に御座いませんワァ｣

果南｢おい｣(重低音)

ここまで
また今度

ダイヤ「…は？」

果南「…つまり、その場に曜を置いて、逃げ出して来たってこと？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ダイヤ「で、自分では対処できそうにないから私たちを呼び出した、と」

果南「鞠莉、なに考えてんの？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

果南「ええー…」

ダイヤ「はぁ…」

？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

千歌 ｢ねぇ梨子ちゃん！ 帰りどっか寄ってかない！？｣

梨子 ｢えっ…うん、いいけど｣

千歌 ｢やったぁ！ 千歌、甘いものが食べたい気分だったんだよねぇ｣ﾆｺｯ


千歌ちゃんの笑顔は、教室でお話をしていた時の笑顔と変わらない…何も変わらないはずなのに。その時の笑顔からは、どこか狂気じみたものを感じた。


梨子 （千歌ちゃん…一体何を隠してるの？）

ーーーーーー
ーーーー
ーー

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

千歌 ｢ねぇ梨子ちゃん！ 帰りどっか寄ってかない！？｣

梨子 ｢えっ…うん、いいけど｣

千歌 ｢やったぁ！ 千歌、甘いものが食べたい気分だったんだよねぇ｣ﾆｺｯ


千歌ちゃんの笑顔は、教室でお話をしていた時の笑顔と変わらない…何も変わらないはずなのに。その時の笑顔からは、どこか狂気じみたものを感じた。


梨子 （千歌ちゃん…一体何を隠してるの？）

ーーーーーー
ーーーー
ーー

真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

寝そべり珍道中 佐世保からの来訪者

http://q2.upup.be/f/r/RwbbH0sigS.jpg

果南「また八戸に来たよ」
海未「今回はこれから岩手の龍泉洞に…」
果南「…のはずだったんだけど、家主さんがたまたま八戸港に停泊する護衛艦を見つけちゃったんだよね…」
海未「予定を変更して、お昼からの一般公開に参加します」

http://q2.upup.be/f/r/a0mvDMf6p6.jpg

海未「この艦は佐世保の護衛艦すずつき。漢字では涼月と表記します」
果南「この名前を貰った艦としては二代目なんだって」

http://q2.upup.be/f/r/NLjDN5BzTD.jpg

海未「先代の涼月は最後の戦いでの佐世保帰還、特に自分達の命と引き換えに艦を救った三人の乗員のエピソードが有名です」
果南「今は北九州市にある軍艦防波堤の一部になっているよ」

http://q2.upup.be/f/r/t4BGawxswZ.jpg

果南「艦橋です。最近の軍艦らしく出っ張りを少なくして、レーダーに写りにくいように工夫されています」
海未「横から見ると何となくモアイ像の頭に似ているね」

http://q2.upup.be/f/r/jv2AXfMdsm.jpg

果南「搭載しているヘリだよ。最大で2機積めるけど、普段積んでいるのは1機だけなんだって」
海未「ヘリの中も公開していて、私達も操縦席に座らせてもらいました」

http://q2.upup.be/f/r/19PTcv2PJE.jpg

果南「見学の後はおすすめされた八食センターで遅めの昼食だよ」
海未「馬刺とホヤの刺身を…って随分なキワモノですね…」
果南「新鮮なホヤは独特の鉄臭い味がほとんどしなくて案外食べやすいんだよ」
海未「そうなのですか…次の機会に試してみましょうか」

･ランボルギーニ･アヴェンタドールＳ(Lamborghini_Aventador_S)
イタリアが生み出した傑作スーパーカー､アヴェンタドールの次世代型｡
車体デザインは既存のアヴェンタドールより一層､攻撃性を増している｡
最新技術を分断に盛り込み､従来のアヴェンタドールよりも強化された｡
ドライビングモードは４タイプから選択可能になり､各種タイプに応じて､
各部位の設定を自在に変更し､多様なコンディションに対応して走行が可能｡
国内での価格は驚異の(およそ)\45,000,000､庶民には逆立ちしても購入不可｡

HiFuMi-01@BACK_STAR

4/9の投稿
･2分前 ：なんか教室でカップル(多分)と転校生の金髪女が修羅場中
･1分前 ：金髪女､カップルの女の方が目当てだった模様(泣きながら抱き付いた)
･42秒前：なーにこれどーなってんのこれ？ 教室静まり返ってるよヘイヘイ

この投稿に対する返信
＊Maria_StOh06：実に尊いわね(1分前)
＊Dat_YOHA@JH02：練り直せ(8秒前)
＊Oma_Eira：嘘杉(2秒前)

・
・
・

ダイヤ｢いきなり何するんですか！｣

ダイヤ｢は､離れてください……！｣ｸﾞｲｯ

鞠莉｢あっ……｣

鞠莉｢……そっか､本当に忘れちゃったんだね､ダイヤも果南も｣

ダイヤ｢忘れるも何も､同い年の海外女性に知り合いはいません！｣

ダイヤ｢そ､それに公衆の面前で急に抱き付いて……！ 破廉恥だと｣



果南｢　ダ　イ　ヤ　｣



ダイヤ｢ピッ！？｣

果南｢………………｣

ダイヤ｢………………｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

果南｢………………｣

果南｢………………？｣

果南｢どしたの？ 黙ってないで､説明､聞かせてよ｣

ダイヤ(あ､あの時(※1)と同じカオしてるぅー！？)

ダイヤ(これはまずい！ 果南さんが凄く危ういことになっています！)

彼女の私が言うのもあれですが､普段はとぼけた感じの果南さん｡

後で食べようと保管していた茎ワカメをルビィに食べられても､また知り合いの飼い犬に犬にじゃれつかれて服を涎で汚されても､決して怒らず､寧ろこちらが拍子抜けする調子で､ヘラヘラと笑いながら海のことを考えているような方｡

長年､彼と付き合ってきて見えたことですが､そもそも果南さんは、他者からもたらされる不快感と､それに喚起される怒りの感情との繋がりが薄いようで……､乱暴な学友に携帯ゲーム機を壊された時も､あらまー乱暴ねぇ､で済ませてしまっていた(その学友の方は､やってきた大人にこっぴどく叱られましたが)ほど､……何と申しますか､頭の配線が太い性質なのです｡

その果南さんがこんな風に圧を撒き散らす時は､かなり深刻にキレる一歩手前｡

……そして仮に本当に果南さんがキレれば､……果南さんも私も新学期のっけから居場所を失うでしょう｡

ﾈｴ…ﾔﾊﾞｸﾅｲ　　ｺﾉｸﾗｽﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞﾅﾉ　　ｽｹﾞｪ…ﾅﾏﾉｼｭﾗﾊﾞﾀﾞ　　

もう割と致命的の手前な評判を得つつあるような気はしますけどね……

…………ごほん

……小原鞠莉ィ！ 一体､この私に何の恨みがあると言うのよ！？

ダイヤ｢か､果南さん！ ありません！ そんな事実はありませんよ！｣

ダイヤ｢私の対象は異性です！ 昔も今も歴とした異性愛者ですから！｣ｵﾛｵﾛ

果南｢………………｣

鞠莉｢………………｣

ダイヤ｢この人とは私もあなたも初対面だし､何の恨みかは知りませんが､悪質なイタズラです！｣

ダイヤ｢信じてください！ 私は潔白だし､やましい所など欠片もありません！｣

果南｢………………｣

ダイヤ｢……果南さん……！｣

果南｢………………｣

果南｢そっか♪｣ﾆｺｯ

ダイヤ｢へ？｣

果南｢うん､信じるよ。ダイヤは正しい人だからね｣

ダイヤ｢へ…か……果南､さん？｣

あれ……

と､思った次の瞬間､果南さんの私に対して発する圧は急に霧散しました｡

と思えば､現れたのは見慣れたとぼけ顔。……信じてくれたのでしょうか？

……拍子抜けにも程がありますが？

果南｢俺､頭は良くないし､昔から前に進むしか知らないけど､ダイヤのことは知ってるからさ｣

果南｢ダイヤはいつも正しいし､ダイヤの言う通りにしときゃ､大抵何とかなったしね｣

果南｢だから今回も､きっとダイヤの言う通りなんだよ。だから俺はダイヤを信じる｣

ダイヤ｢は､はあ……ありがとうございます？｣

果南｢おう､どーいたしまして｣ﾆｺﾘ

……披露されたのは､一抹の危うさのようなものを覚える考え方ですが｡

ともあれ､無条件に私を信頼してくれる姿勢は､やはり感謝を向けるべきなのでしょう｡

そして向けられたいつもの笑顔。やはり果南さんには気負わない抜けた笑顔が似合って……

果南｢そんで問題は……｣ｸﾙﾘ

果南｢アンタだよアンタ､問題はアンタ｣ｷﾞﾛ


ダイヤ｢　　　｣

鞠莉｢………………｣

果南｢アンタ誰だよアンタ､随分なチョッカイだけど……俺達に恨み？｣

果南｢今も言ったと思うけど｣

果南｢……俺､昔からそんな頭ァ良い方じゃないからさぁ。何かあるなら､言ってくれないと解んないんだよ｣

果南｢回りくどいことしないで……真正面から話してほしいんだけどな。俺達が何かしたなら謝るからさぁ｣

果南｢話せよ早く。何かあるんだろオイ 何かだよ ねえ何かあるんでしょアンタ｣

ダイヤ(ヒエエェエエェ！！)

生徒達(ヒエエェエエェ！！！)

ははは､実にははは｡　全然終わってなどいませんでした｡

霧散した筈のそれは､無慈悲にも即座に再結合､今度は小原鞠莉さんに向けられ､再び発動しました｡

一旦は安心出来たと思ったのに､またも凍える空気……これでは本当に､高校生活が修羅の道へ一直線です｡

果南｢……話さないの､ねえ｣

ダイヤ｢か､果南さん……少し落ち着いて｣


生徒Ａ(うおぅ､始まって早々ヤバそうな気配……！)

生徒Ｂ(とんでもないクラスに来ちゃったかも……)

生徒Ｃ(……おお､リプがそれなりに)



鞠莉｢…………｣

鞠莉｢ごめんなさい､流石にジョークが過ぎたわ｣

果南｢ん？｣

ダイヤ｢え｣

鞠莉｢この国は久しく来てないし､何より昔の友達に会うからね。ちょっと緊張してたの｣

鞠莉｢……だから匙加減間違えて……正直､途中から収拾付かなくなっちゃった……アイムソーリィ｣

果南｢は？｣

ダイヤ｢あの……｣

鞠莉｢でも､マリー達が知り合いなのは本当よ｣

鞠莉｢本当にごめんなさい……でも､それだけは信じて｣

果南｢…………｣

果南｢…………分かった､いいよ｣

あ､圧が軽くなった｡

果南｢……ダイヤ､思い出した？｣

ダイヤ｢……正直､これっぽっちも｣

果南｢うん､俺もだね｣

果南さんに問われ､もう一度､過去の曖昧な部分の記憶を探りますが……｡

やはり､いくら探っても､親しかった人達の中に金髪の女の子は思い当たらない｡

……今､思えば､確かに外国から来た子と遊んだような記憶はありますが……｡

でも､小原鞠莉さんは……。一方で私の記憶にある子は……

鞠莉｢ま､仕方ないわよね､あれから随分経ったし､名前も違う｣

果南｢名前が違うだと？｣

鞠莉｢Yeah，ちょっと前に手続きが通ったばかりだけど､この国での名前に変えたの｣

鞠莉｢前のファミリーネームはパパの "ステッファーニ" ､鞠莉って名前も､元の名前の捩りよ｣

鞠莉｢今の私は､この国在住のママ(小原姓)の庇護下で暮らしてることになるわね｣

ダイヤ｢はあ……｣

ダイヤ(……ステッファーニって……まさかそんな)

鞠莉｢それで､ここからが本題ね｣ｺﾞｿｺﾞｿ

鞠莉｢突然だけど……この写真､憶えてるかしら？｣

そう言って小原さんが制服の胸ポケットから取り出し､果南さんに渡したのは一台のスマートフォン｡

果南｢……！ これは……！｣

既に画面には光が灯っていて､そこに映る何かを見た果南さんは､少しだけ目を見開いた後……

果南｢ダイヤ……これ見てみ｣

ダイヤ｢はい……｣

私に渡してきたので､それを受け取り､見てみると……｡

ダイヤ｢…………！｣

それは､数人の子どもだけが写る写真のデータでした｡

見覚えのあり過ぎる "松浦ハーバーサイド" と書かれた看板の立つ店舗の前で､明るく微笑む7人の子ども達｡

そこに写るのは､全員今より格段と幼いですが､どう見ても……

写真に向かって左から､例の抜けた笑顔でピースサインする果南さん｡

その服の裾を掴んで眉を下げた私､更にその私の服の裾を掴むルビィ｡

同じ昔馴染みで､肩を組んで楽しそうに笑う渡辺曜さんと高海千歌さん｡

2人の頭を乱雑に掴んで快活に歯を見せる､千歌さんの姉の美渡さん……｡

そしてルビィと千歌さんの間､何やら困った笑顔で果南さんと私に視線を向けた､細身で金髪の……

ダイヤ｢……まさかとは思いますが､あなた｣

果南｢俺の記憶が正しけりゃ……マリアーノなわけ？｣

鞠莉｢！！ ……大正解よ､私はマリアーノ！｣

鞠莉｢嬉しいわ！ やっと思い出してくれたのね！｣

果南｢はああ！？｣

ダイヤ｢えええ！？｣

鞠莉｢マリアーノ･ステッファーニ改め､小原鞠莉よ！｣

鞠莉｢お久しぶりね､果南にダイヤ！｣

思い出しました｡

名前はマリアーノ･ステッファーニ(Mariano_Steffani)｡

それは私達が年長の時の梅雨明け辺りのこと｡

当時､この街には新しく大型リゾートホテルの建造計画が立っていて､いつも観光客で賑わいを見せる街に､また新たな騒ぎが舞い込み､街の大人達に期待が半分､一方では不安も半分のような､微妙な空気が流れていた。……あまりにも幼かった私達は､ホテルが新しく建つことで､どうして周囲の大人達がピリピリするのか全く分からなくて､戸惑うばかりだった｡

微妙に肩身の狭い思いをしながらも､結局はいつもと変わらず外を駆けていた私と果南さんは､その日｡

この街では見たことの無い､どころか､普段過ごす中で出会うのとは何もかもが異なる存在を見つけた｡

それが､髪の色も､肌の色も､話す言葉さえも違う……マリアーノという､異邦から来た子どもでした｡

ビーチ付近の公園のブランコで､寂しげに俯きながら､知らない言葉で何かを呟く､当時の私達からしたなら珍妙以外の何でもない存在に､一切の躊躇いも無く話し掛けたのは……やはりと言うか､果南さんでした｡

｢きれーな髪だね！ どっから来たの？ 名前なんてゆーの？｣

…………｡

誰にでも同じ殺し文句を投げるのでしょうか｡

｢あはは！ なに言ってっかわかんねー！ そりゃそっか！｣

｢えーと……ダイヤ！ えーごで "いっしょにあそぼ" ってどー言うんだ？｣

……言葉は通じないのに､半ば強引に､その子の手を引っ張って……｡

｢れっつぷれーとぅぎゃーざー！ れっつぷれーとぅぎゃーざー！｣

数年前の自分を見ているようで､当時の私は甚だ複雑な気分にさせられました｡

そうして……私の時と同じように野山を駆け巡り､身に着けていた衣服は問答無用で駄目にされ｡

日が暮れるまで遊び耽っては､帰って沢山食べて､泥のように眠りこける。私が虜にされた楽しい時間｡

最初は沈んだ表情と戸惑った表情しか無かったマリアーノにも､段々と笑顔が咲き始め､何処からか噂を聞き付けた千歌さんと曜さん､そしてルビィが合流する頃には､マリアーノはすっかり､私と同じ穴の狢になってしまっていました｡

その後､マリアーノの正体が例の街に建造予定だったリゾートホテル関係者の｡
しかもその中核に当たる立場にある人物の子どもだと大人達に知れ渡り､……また妙な騒ぎに巻き込まれたりしましたが……マリアーノと出会った梅雨明けから､さようならも無く突然に街からいなくなった年の瀬まで､言葉などは碌に通じなくとも､街の子ども達とマリアーノの間には､確かに掛け替えの無い､繋がりと呼べるものがあったのです｡

そして……いま､年月を経て高校生になった私達の目の前に居るのは

写真に写るポロシャツを着て半ズボンを履いた短髪の少年､マリアーノとは､似ても似付かぬ……

この裏の星ハイスクール(非誤字)の女子生徒の制服に身を包んだ､可憐な少女

マリアーノ･ステッファーニ

マリアーノ　　ステッファーニ



マリアーノ( 　男　　性　　名　 )




果南｢……な……あ……！｣

ダイヤ｢……な……んで､あなた｣

鞠莉｢……？｣←どう見ても女子の制服着た女子生徒

鞠莉｢…………｣

鞠莉｢……あーそういえば｣

鞠莉｢ねえねえ！ みんな聞いて！｣

鞠莉｢いろいろ訳はあるんだけど！ マリーこう見えて｣






鞠莉｢まだ生物学上では "　　オ　　ト　　コ　　" だから！｣






生徒達｢！！？！ ？ ッ？！？ ッッ！？！！？！｣

果南｢おいィ！？｣

ダイヤ｢ちょっと！？｣

鞠莉｢だからヨロシクね！｣

ダイヤ｢何がだからですか！！！｣

どうやら､爆撃は思った以上に長期化するようです

・
・
・
某所にて

千歌｢いやーぁ……｣

千歌｢中3､だね｣

曜｢いやーぁ……｣

曜｢受験生､だねぇ｣

千歌｢なっちゃったねぇ､受験生……｣

曜｢気付けば既に､十代も折り返し間近……｣

千歌｢気付いた時にゃ､いつも過ぎた後……｣

千歌｢嬉しいよーな｣

曜｢……悲しいよーな｣

千歌＆曜｢…………はーぁ｣

曜｢ほれ､みかんアイス。買ってきたぜ｣ﾎﾟｰｲｯ

千歌｢お､サンキュー｣ﾊﾟｼｯ

千歌｢…………｣ﾁｭｰﾁｭｰ

千歌｢ぷッはーぁ！ やっぱこれだよこれ！｣

曜｢やめろよ親父臭ぇ……｣ﾁｭｰﾁｭｰ

千歌｢しっかし､早帰り中は部活も無しで……暇だよねぇ｣

曜｢やっぱ長くやると､部活も生活の一部になっちまうんだ。仕方ない｣

曜｢早帰り明ければ､夏の大会まで嫌でも休み無しなんだ。今の内にだらけとこう｣

千歌｢…………｣ﾁｭｰﾁｭｰ

曜｢…………｣ﾁｭｰﾁｭｰ

千歌｢つっても､暇過ぎてなーぁ｣

千歌｢いっそ果南君達も呼ぶ？ これから街に繰り出してさぁ｣

曜｢2人は今日からもう通常日程(短縮授業)だよ｣

千歌｢あ､そっか……つまんないの｣

曜｢今頃きっと､隣同士の席取ってイチャついてるよ｣

曜｢ダイヤさんが怒って､果南君がヘラヘラ笑ってさ｣

千歌｢おおう､まるで光景が浮かぶよーだよ曜クン……｣

曜｢…………｣ﾁｭｰﾁｭｰ

千歌｢…………｣ﾁｭｰﾁｭｰ

千歌｢……あ､今のはね｣

曜｢何回目だと思ってんの､そのネタ……｣

千歌｢うへへ忘れた｣

千歌｢……でもまー｣

曜｢ン－？｣

千歌｢高校行ったら､何か新しいこと始めたいよねぇ｣

曜｢……新しいことォ？｣

千歌｢え､そんな意外？｣

曜｢いや､野球はどうすんのって話だよ。辞めちゃうわけ？｣

千歌｢あー野球ねぇ……｣

千歌｢うん､もう辞めちゃうかな｣

曜｢ま､マジでか……｣

千歌｢小学校から､それなりにやってきたけど……そろそろヤメ時かなぁって思うんだ､最近は｣

曜｢あらら残念､結構活躍してたじゃん？ 憶えてんよ俺､小6ん時のホームラン｣

千歌｢あそこがピークだよもう……中学じゃ鳴かず飛ばず､打率もそんな良くなかったし……｣

千歌｢人に相談したって､適当な根性云々で辞めない流れにされるしさぁ｣

千歌｢だからもう俺の意思一本で､この坊主頭ともサヨナラするつもり｣ｼﾞｮﾘｼﾞｮﾘ

千歌｢野球だけにね｣

曜｢……ふーん､ちょっと勿体無い気もするね｣

千歌｢寂しい気が無い訳じゃないよ。でも､決めたんだ｣

曜｢……そっか｣

千歌｢そーゆーソッチはどうすんのさ？ 水泳は続けるの？｣

曜｢俺？｣

曜｢俺は……｣

曜｢…………｣

曜｢最近は考えてたけど､あんまり水泳に執着する理由も無いんだよなぁ｣

千歌｢え､マジで！？ 訊いといて何だけどマジで！？｣

曜｢うん……自分で言うけど､このまま行けばオリンピックなり､出来なくとも業界でそれなりの場所に行くことだって､夢じゃないと……まあ思うんだけどね｣

千歌｢ホントだよ。俺達いま結構ヤバめな会話してない？｣

曜｢はは､聞く人が聞いてたらねぇ｣

曜｢つっても将来の夢は選手って訳じゃないし……関係者には悪いけど､水泳だけで青春潰すつもりも無いっつーか｣

曜｢身に付けるものも充分に付けたしさぁ｣

千歌｢な､なるほど……何か凄いね。強者の考えっていうか｣

曜｢強者で悪いか｣

千歌｢実際､強者だしね。水泳じゃ｣

曜｢…………｣

曜｢いっそ､千歌の始めたことに相乗りするのもアリかねぇ｣

千歌｢あー知ってるよそれ､フリーライダーってんだ。横着なんだ｣

曜｢そりゃ経済学用語でしょーよ……｣

千歌｢そーだっけ？｣

曜｢印象だけで習った単語使うのは止しなよ｣

千歌｢……でも､いいかもね｣

千歌｢考えてみれば､俺達って付き合い長いけど､一緒に何かしたことって､あんま無いもんね｣

曜｢正にそれだよ､俺が言いたかったのは｣

曜｢俺は小さい頃から水泳､そっちは野球。……良い機会なんだよ､きっと｣

千歌｢……でも､やる前からそんな簡単に決めていいの？｣

千歌｢俺､変なこと始めるかもしれないし､そもそもやりたいことが見つかるかも……｣

曜｢そん時はそん時よ｣

曜｢千歌がやるって決めたんなら､俺は何でも挑戦するし､やらなけりゃ一緒に帰宅部｣

曜｢大事なのは新しいことに挑戦することと､お前と一緒にやるってことなんだからな｣

千歌｢うへー､何かキモイかも｣

曜｢美しい友情と言えやコラ｣

千歌｢へへ……でも､ありがとね｣

千歌｢曜が居れば､心強いことこの上無しって感じだよ｣

曜｢…………｣ﾆﾔﾘ

千歌｢…………｣ﾆﾔﾘ

千歌｢全速前進？｣

曜｢ヨーソロー！｣

千歌｢……さーて｣

千歌｢日も高くなるし､ハパスにピザでも食いに行かない？｣

曜｢いいね､俺ミートラヴァーズにするわ｣

千歌｢じゃー俺はトラッフルマッシュで……｣

曜｢半分ずつな！｣

千歌｢よっしゃ｣

千歌｢…………｣

千歌｢あーあと､曜｣

曜｢何だよ？｣

千歌｢いつまでも先延ばしにしないで､部活に区切り付いたら早く告りなよ？｣

千歌｢ルビィちゃんに｣

曜｢　　　　｣

曜｢うっせーわい！ バカチカ！！////｣

ここまで
また今度
アンニュイようちか君

>>136
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>136
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

>>136

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>136
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>136
(寝そべり珍道中 佐世保からの来訪者

http://q2.upup.be/f/r/RwbbH0sigS.jpg

果南「また八戸に来たよ」
海未「今回はこれから岩手の龍泉洞に…」
果南「…のはずだったんだけど、家主さんがたまたま八戸港に停泊する護衛艦を見つけちゃったんだよね…」
海未「予定を変更して、お昼からの一般公開に参加します」

http://q2.upup.be/f/r/a0mvDMf6p6.jpg

海未「この艦は佐世保の護衛艦すずつき。漢字では涼月と表記します」
果南「この名前を貰った艦としては二代目なんだって」

http://q2.upup.be/f/r/NLjDN5BzTD.jpg

海未「先代の涼月は最後の戦いでの佐世保帰還、特に自分達の命と引き換えに艦を救った三人の乗員のエピソードが有名です」
果南「今は北九州市にある軍艦防波堤の一部になっているよ」

http://q2.upup.be/f/r/t4BGawxswZ.jpg

果南「艦橋です。最近の軍艦らしく出っ張りを少なくして、レーダーに写りにくいように工夫されています」
海未「横から見ると何となくモアイ像の頭に似ているね」

http://q2.upup.be/f/r/jv2AXfMdsm.jpg

果南「搭載しているヘリだよ。最大で2機積めるけど、普段積んでいるのは1機だけなんだって」
海未「ヘリの中も公開していて、私達も操縦席に座らせてもらいました」

http://q2.upup.be/f/r/19PTcv2PJE.jpg

果南「見学の後はおすすめされた八食センターで遅めの昼食だよ」
海未「馬刺とホヤの刺身を…って随分なキワモノですね…」
果南「新鮮なホヤは独特の鉄臭い味がほとんどしなくて案外食べやすいんだよ」
海未「そうなのですか…次の機会に試してみましょうか」)

>>136
ダイヤ「…は？」

果南「…つまり、その場に曜を置いて、逃げ出して来たってこと？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ダイヤ「で、自分では対処できそうにないから私たちを呼び出した、と」

果南「鞠莉、なに考えてんの？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

果南「ええー…」

ダイヤ「はぁ…」

>>136
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

>>136
(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>136
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>136
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

>>136
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>136

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>136
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>136
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

>>136
(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>136
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>136
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

>>136
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>136

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>136
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>136
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

>>136
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>136
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

>>136
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>136

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>136
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

>>136
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>136
(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>136
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

>>136
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>136
ダイヤ「…は？」

果南「…つまり、その場に曜を置いて、逃げ出して来たってこと？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ダイヤ「で、自分では対処できそうにないから私たちを呼び出した、と」

果南「鞠莉、なに考えてんの？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

果南「ええー…」

ダイヤ「はぁ…」

>>136
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>136

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>136
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

>>136
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>136
(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>136
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

>>136
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>136
ダイヤ「…は？」

果南「…つまり、その場に曜を置いて、逃げ出して来たってこと？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ダイヤ「で、自分では対処できそうにないから私たちを呼び出した、と」

果南「鞠莉、なに考えてんの？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

果南「ええー…」

ダイヤ「はぁ…」

>>136
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>136

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」136

>>136
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>136
(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>ダイヤ「…は？」

果南「…つまり、その場に曜を置いて、逃げ出して来たってこと？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ダイヤ「で、自分では対処できそうにないから私たちを呼び出した、と」

果南「鞠莉、なに考えてんの？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

果南「ええー…」

ダイヤ「はぁ…」136

>>136
寝そべり珍道中 佐世保からの来訪者

http://q2.upup.be/f/r/RwbbH0sigS.jpg

果南「また八戸に来たよ」
海未「今回はこれから岩手の龍泉洞に…」
果南「…のはずだったんだけど、家主さんがたまたま八戸港に停泊する護衛艦を見つけちゃったんだよね…」
海未「予定を変更して、お昼からの一般公開に参加します」

http://q2.upup.be/f/r/a0mvDMf6p6.jpg

海未「この艦は佐世保の護衛艦すずつき。漢字では涼月と表記します」
果南「この名前を貰った艦としては二代目なんだって」

http://q2.upup.be/f/r/NLjDN5BzTD.jpg

海未「先代の涼月は最後の戦いでの佐世保帰還、特に自分達の命と引き換えに艦を救った三人の乗員のエピソードが有名です」
果南「今は北九州市にある軍艦防波堤の一部になっているよ」

http://q2.upup.be/f/r/t4BGawxswZ.jpg

果南「艦橋です。最近の軍艦らしく出っ張りを少なくして、レーダーに写りにくいように工夫されています」
海未「横から見ると何となくモアイ像の頭に似ているね」

http://q2.upup.be/f/r/jv2AXfMdsm.jpg

果南「搭載しているヘリだよ。最大で2機積めるけど、普段積んでいるのは1機だけなんだって」
海未「ヘリの中も公開していて、私達も操縦席に座らせてもらいました」

http://q2.upup.be/f/r/19PTcv2PJE.jpg

果南「見学の後はおすすめされた八食センターで遅めの昼食だよ」
海未「馬刺とホヤの刺身を…って随分なキワモノですね…」
果南「新鮮なホヤは独特の鉄臭い味がほとんどしなくて案外食べやすいんだよ」
海未「そうなのですか…次の機会に試してみましょうか」

>>136
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

>>136
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>136
>>82
＞やっぱりちかっちはみかんだよね
＞http://q2.upup.be/f/r/FqMXUU3jso.jpg

初投稿です。別板で荒れたので立て直し。
ドラマ『電車男』のパロディ(ほぼパクリ)です。
キャラ崩壊オリジナル設定あり。
長くなりますがお付き合いください。
いくつかレスついたら始めます。

再開したんか
ここでも埋め立てくらったらここの方がいいよ
ラブライブ！ss総合【転載禁止】
http://jbbs.shitaraba.net/anime/10627/
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1495543304

>>136
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>136

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>136
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

>>136
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>136
(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>136
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

おつ
男率高いな

>>253
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>253

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>253
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

>>253
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>253
(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>253
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

>>253
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>253
ダイヤ「…は？」

果南「…つまり、その場に曜を置いて、逃げ出して来たってこと？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ダイヤ「で、自分では対処できそうにないから私たちを呼び出した、と」

果南「鞠莉、なに考えてんの？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

果南「ええー…」

ダイヤ「はぁ…」

>>253
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>253

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>253
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

>>253
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>253
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

>>253
(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>253
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>253
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>253

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>253
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

>>253
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>253
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

>>253
(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>253
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>253
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>253
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

>>253
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>253

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>253
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

>>253
(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>253
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>253
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>253
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>253

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>253
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

>>253
(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>253
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>253
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>253
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

>>253
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>253

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>253
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

>>253
(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>253
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>253
ダイヤ「…は？」

果南「…つまり、その場に曜を置いて、逃げ出して来たってこと？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ダイヤ「で、自分では対処できそうにないから私たちを呼び出した、と」

果南「鞠莉、なに考えてんの？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

果南「ええー…」

ダイヤ「はぁ…」

>>253
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>253
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

>>253
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>253

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>253
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

>>253
(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>253
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>253
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>253
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

>>253
穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

>>253

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

>>253
？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

>>253
(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

>>253
1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

>>253
9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ？」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう？学校には慣れた？」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの？そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

>>253
真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

寝そべり珍道中 佐世保からの来訪者

http://q2.upup.be/f/r/RwbbH0sigS.jpg

果南「また八戸に来たよ」
海未「今回はこれから岩手の龍泉洞に…」
果南「…のはずだったんだけど、家主さんがたまたま八戸港に停泊する護衛艦を見つけちゃったんだよね…」
海未「予定を変更して、お昼からの一般公開に参加します」

http://q2.upup.be/f/r/a0mvDMf6p6.jpg

海未「この艦は佐世保の護衛艦すずつき。漢字では涼月と表記します」
果南「この名前を貰った艦としては二代目なんだって」

http://q2.upup.be/f/r/NLjDN5BzTD.jpg

海未「先代の涼月は最後の戦いでの佐世保帰還、特に自分達の命と引き換えに艦を救った三人の乗員のエピソードが有名です」
果南「今は北九州市にある軍艦防波堤の一部になっているよ」

http://q2.upup.be/f/r/t4BGawxswZ.jpg

果南「艦橋です。最近の軍艦らしく出っ張りを少なくして、レーダーに写りにくいように工夫されています」
海未「横から見ると何となくモアイ像の頭に似ているね」

http://q2.upup.be/f/r/jv2AXfMdsm.jpg

果南「搭載しているヘリだよ。最大で2機積めるけど、普段積んでいるのは1機だけなんだって」
海未「ヘリの中も公開していて、私達も操縦席に座らせてもらいました」

http://q2.upup.be/f/r/19PTcv2PJE.jpg

果南「見学の後はおすすめされた八食センターで遅めの昼食だよ」
海未「馬刺とホヤの刺身を…って随分なキワモノですね…」
果南「新鮮なホヤは独特の鉄臭い味がほとんどしなくて案外食べやすいんだよ」
海未「そうなのですか…次の機会に試してみましょうか」

20XX：04：09：14：02：00／州立第三総合病院
・
・
・

善子｢……じゃあ､もうゴールデンウィークには退院なんだ｣

花丸｢うん､まだ松葉杖だけは外せないけどね｣

花丸｢リハビリの経過も良好だし､夏までには普通に歩けるようになるって｣

善子｢……良かったわね､本当に｣

善子｢……ニュースであんたの名前見た時､本当パニクったんだからね｣

花丸｢あはは､心配掛けてごめんね｣

花丸｢善子ちゃんが初めて病室に来た時､オラもビックリしたずら｣

花丸(格好も昔と比べて派手だったし……ピアスとか制服の着方とか)

花丸｢でも､わざわざ病院調べて､他の学区から来てくれて……昔と変わってないんだなって嬉しかった｣

善子｢当然よ､あんたは私にとって……だから……｣

花丸｢へへ♪｣

花丸｢でもよーやく､こんなベッド生活ともオサラバずらー｣ｷﾞｼﾘ…

花丸｢毎日毎日､リハビリしてベッド戻って御飯食べて……｣

花丸｢一周回って愛着湧いちゃうぐらい､つまんなかったよー｣

善子｢仕方無いわね､不幸だとは思うけど病人だもの｣

善子｢学区は別だけど､退院したら､あんたのとこ行くから。そしたら思いっきり遊びましょ｣

善子｢確か縁木寺ってトコなんでしょ､あんたの実家。オーシャンサイド北側の｣

花丸｢そうそ。善子ちゃんなら大歓迎だよー､おらの友達も紹介するね｣

善子｢楽しみにしてる｣

花丸｢今度､善子ちゃんの友達も紹介……｣

善子｢　　　　｣

善子｢　　　　　　　　　｣

花丸｢あ､ごめ｣

善子｢……余計なこと言う口はそれ？｣

花丸｢よ､よしこちゃ｣

善子｢…………｣ｶﾞｻｺﾞｿ

善子｢チキンブリトーでも咥えてなさい！｣ｽﾞﾎﾞｯ

花丸｢むごっ｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

善子｢ふっ､ぼっち上等よ｣ｷﾗﾘ

花丸｢はみらふふうら｣(※)

花丸(のっぽの方が良かったなぁ)ﾓｸﾞﾓｸﾞ

善子｢でも､少し運動もしないとねー｣

花丸｢うﾞ……｣←ちょっと肥えた

花丸｢……嫌なこと言わないでよ……｣

善子｢ま､当然よね。殆ど食っちゃ寝みたいな生活だし､誰だって(横幅的に)豊かになるわ｣

善子｢退院したら､運動に付き合ってもらうのね♪ ……えーっと｣

花丸｢ルビィちゃん？｣

善子｢そーそ､そのルビィちゃんに｣

善子(何遍聞いても変な名前よねー)

花丸｢運動は嫌ずらー……｣

善子｢でも？｣

花丸｢マル丸も嫌ずらー……｣

善子｢頑張ることね､私も遅れた勉強､頑張るから｣

花丸｢……うん､一緒に頑張ろうね｣

・
・
・
・

花丸｢ところでだけど｣

善子｢ん？｣

花丸｢あれからサボってないよね？ ……学校は｣

善子｢なによー……あんたに言われてからは真面目に通ってるわよぉ｣

花丸｢成績が伴わなきゃ､真面目な不真面目にしかならんずら｣

花丸｢婆ちゃんが言ってたよ。"食い扶持の母は結果だ" って｣

花丸｢とゆーことで……成績表､見せてほしいな｣

善子(うええ……世話焼き丸が発動しておられる)

花丸｢善子ちゃん？｣

善子｢んむぅ､仕方無いわねぇ……｣ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

※成績表はパスコードさえあれば携帯から閲覧可※

善子｢ほら､これよ。変なとこは押しちゃ駄目よ｣ﾎﾟｲ

花丸｢マルそこまで機械音痴じゃないよ……｣ﾊﾟｼ

花丸｢どーれどれずら｣

･津島善子／Tsushima_Yoshiko(２ｰＤ No.２１)

国　　語：Score.062／Lank.Ｂ　　第二言語：Score.088／Lank.Ａ

数　　学：Score.046／Lank.Ｃ　　理　　科：Score.055／Lank.Ｂ

社 会 科：Score.069／Lank.Ｂ　　保健体育：Score.070／Lank.Ｂ

選択情報：Score.041／Lank.Ａ　　選択音楽：Score.030／Lank.Ｂ

[担任総評]
数学科の担当は､やや渋い顔をしますが､私個人としては､まさに "素晴らしい" の一言に尽きます｡
津島さん自身､強く実感していらっしゃるとは思いますが､復学以降､目に見えて成績は伸長しています｡
特に文系教科､中でも第二言語は目覚ましく､いわば才能と言えるものを感じたと､担当教員より聞きました｡
今後は理数科目に一層の力を注ぎ､バランスの取れた学力獲得を目指すことを､担任として推奨させてください｡
私とは二学期以降の短いお付き合いでしたが､進級後も津島さんの御息災､学業成就を心よりお祈り致しますよ｡

善子｢…………｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

花丸｢…………｣ｼﾞﾛｼﾞﾛ

花丸｢……ん､ちゃんと約束は守ってるね､感心感心｣

花丸｢理数はイマイチだけど下がってもない。……おー第二言語がＡ取れてる｣

花丸｢他の教科も特に問題は無し､とっても良い傾向だね｣

善子｢当然だわっ｣

善子(月曜はたまにサボってた､なんて言えない)

善子(復学前からチョット勉強しといてよかったわぁ､マジで)

花丸｢じゃ､次は出欠表ね｣

善子｢あれま｣

・
・
・
・

善子｢そ､それでさ……ずら丸さん｣

花丸｢なぁに？｣

善子｢あのことは……考えてくれた？｣

花丸｢あのこと？｣

花丸｢…………あー､ "あのこと" ね｣

善子｢うん｣

花丸｢…………｣

花丸｢マルなりに､いろいろ悩んだんだけど……｣

花丸｢正直……かなり前向きに､考えてるつもりだから｣

善子｢ほ､ほんとォ！！？｣

花丸｢善子ちゃんココ病院､病室｣

善子｢あ､すんませ……｣

善子｢って､そうじゃなくて､本当なのそれ……？｣

花丸｢割と本当だよ｣

善子｢からかってるわけじゃ……｣

花丸｢からかって良いことか逆か､分別くらい付きます｣

善子｢…………｣

善子｢……私から言い出したんだけど……本当に本気なの？｣

花丸｢うん､後は善子ちゃんが引き続き良い子にしてれば……｣

花丸｢……待ってるのは､きっと朗報だと思うよ////｣

善子｢そ､そんなサンタみたいな////｣

善子｢だってその､世間体とか｣

花丸｢そんな壁､勢い付ければただのキツい坂道ずら｣

花丸｢そりゃ急にレズだとか好きだとか言われた時は "オヒャー！" ってなったけどさ｣

善子(おひゃー……？)

花丸｢いざ自分がってなるとアレだったし､マルは男の人が好きだったけど……｣

花丸｢考えてる内に､善子ちゃんみたいな人になら､自分をあげていいかなって思えてきて////｣

善子｢！！！！｣

花丸｢だから､もしその時が来たら……た､大切にしてね？｣

善子｢…………/////｣ﾎﾞｹｰ

花丸｢善子ちゃん？｣

善子｢ッハ！？｣

善子｢う､うん､任せなさい////｣

善子(うッひょー！ まさに最高の気分よ！！)

花丸(スッゴいニヤけてるずら……)

花丸｢で､でも……ね｣

善子｢ん？｣

花丸｢マルは同性愛に偏見は無いし､善子ちゃんの気持ちも受け入れるつもりでいるけど……｣

善子｢……けど？｣

花丸｢けど､夜のアレに関しては……ごめん､まだ考えが纏まらない////｣

善子｢あっ｣

花丸｢ごめんちゃい……////｣

善子｢あ､ああうん､いいの//// 私もそれが目的じゃないから……うん｣

善子｢自分を大事にしてね｣

花丸｢うん､ありがと……｣

善子｢…………｣

善子(やった……遂に､昔から好きだった子との恋人関係が､ほぼ確定した)

善子(ダメ元だっただけに嬉し過ぎる。脳がピンクと紫のキモいマーブル模様に染まりそう)

善子(状況が許すなら､身に着けてるもの全部を脱ぎでもして､天に向かって叫びたい)

善子(両手の中指を突き立てて、"アンタの負けよブゥァァーカ！" って思いっ切り馬鹿にしたい)

善子(自分のこれを自覚した頃から､親にも言えず悩み続けて)

善子(レズビアンという単語を知ってからは一層に悩まされて)

善子("好きな男子" という共通の話題で無理矢理に盛り上がることも叶わず､友達も碌に居なくなり)

善子(意地で自分を変な風に着飾ることで不良ぶって､周囲の目を誤魔化して誤魔化して……)

善子(その重ねてきた苦労が､やっと具体的な形として報われる時が来たのよ……！)

善子(耳に穴を開けた時の痛みは､きっと忘れない。臆病な私に対する手向けよ)

善子(……こう言うとチョー失礼になるけど､ずら丸が事故に遭ったのは､転機だったのよね)

善子(ずら丸を好きでい続けて本当に良かった)

善子(ニュースに国木田花丸の名前が映らなきゃ､きっと今頃は……)

善子(…………)

善子(でも……やっぱずら丸の根は異性愛。女同士のセックスなんて､受け入れ難いに決まってる)

善子(さっきはセックスなんて出来なくてもいいみたいなこと言ったけど)

善子(それは嘘……出来ることなら､たまにで良いから､そーゆーこともやりたい)

善子(別にずら丸を黒い本能フルスロで肉玩具にしようって訳じゃー無いのよ)

善子(単に､2人の愛みたいなものを確かめるために､っていうか……)

善子(はーぁ……どーしてオチンチン付いて生まれなかったんだろ私……ハードラック)

善子(…………)

善子(…………男の私)

善子(津島善雄……津島善樹……津島善……よし……)

善子(ヨシフ？)

善子｢イヒッ｣

花丸｢あー､思い出し笑いずら。えっち｣

20XX：04：09：12：04：00／裏の星ハイスクール_ラウンジ

ﾂｶﾚﾀﾈｰ　　ﾀﾝｼｭｸﾅﾉｶﾞｻｲﾜｲﾀﾞﾖｰ　　ｱｼﾀﾉﾚｰｽﾆｯﾃｲﾊ…　　ﾈｰﾐﾃﾐﾃ　　ｽｺﾞｰｲｷﾝﾊﾟﾂﾀﾞｰ

この学校で過ごす初めてのランチタイム｡

事前に調べて､スクール構内に大型ラウンジが存在すると知っていた私は……幼馴染みであり､彼氏でもある松浦果南さんと､先ほど再会を果たした旧友の小原鞠莉さんと連れ立ち､何だかんだ待ち侘びていた昼食も兼ね､その場を訪れていました｡

近年､大規模な構内改修工事が実施されたらしく､白を基調に据えた小綺麗な内装は視覚に優しく､変に飾らないインテリアと風通しを良くする窓の多さは､学業に貴重な青春の日々を費やし､遊びたい盛りの子どもの内から､質の悪い体力消耗の仕方と付き合う方法などを叩き込まれる､哀れなハイスクール生徒達にとって､必ずや良好な影響を与えることだろうと存じます｡

そして､その丸テーブルと備え付けの椅子に､ようやく腰を落ち着けた私達は……

果南｢どぅっへー……｣ﾍﾞﾁｬﾘ…

ダイヤ｢ああぁー……｣ﾍﾞﾁｬﾘ…

鞠莉｢もー､2人とも初日から良い調子なんだからぁ｣ﾍﾗﾍﾗ

そこの金髪1名を除いて､空気の抜けた風船のように突っ伏しました｡
はしたないことをしている自覚はありますが､我々も限界だったのです……｡

鞠莉｢そんなんじゃ､定期考査辺りにはゾンビーになっちゃうわヨ？｣

ダイヤ｢あなたのせいよぉ……｣

果南｢このアッパラパァのトリックスターめ……｣

この半日だけで､実に半週間分のエネルギーを前借りしたように思います｡

あの後､テレビのビックリ人間特集で見るような事実の露見に､クラスはパニックと化すかと思えば……｡
意外とそんなことも無く､寧ろ触れてはいけないデリケートな性の何かを察知したのか､そういう一握りの勇者様(？)を除いて､私達に絡んでくる方は居なかったのですが……まあ､事実を知らない別のクラスの方々ともなれば話は別というのもあって｡

近年､この国に腰を落ち着けていて､異邦人種の人々を見掛ける機会の増えてきた昨今ですが､やはりまだまだ、特に教育機関のような閉じられた小さな社会に於いては､金髪は軽いランドマークになりがちです｡
噂を聞き付けた､お暇な他クラスの方々は､我先に鞠莉さんの姿を一目見ようと私達のクラスにまで押し寄せ……騒ぎに痺れを切らした小泉先生その他が出現するまで､教室前は軽くパーティー会場のようなことになっていました｡

鞠莉さんも鞠莉さんで､調子に乗って写真を快諾したりするものだから､……もういいです。思い出したくないです｡

ちなみに､私と果南さんが､それは厳重に釘を刺したので､鞠莉さんが野次馬の方々に例の事実を喧伝する事態は未然に防止｡
更なる大規模なパニックの誘発は避けられたのですが……クラスの皆さんには知れ渡ってしまったことですし､いつかは口の軽い方を通して､校内全域の与り知る所になるのでしょうね……はあ､未来を思うだけで疲れてきます｡

それはさておき……さあ､待ち兼ねた生命を頂く時間です｡

今日は用意していなかったので､とりあえず購買で出来合の弁当を購入｡
私は精進料理､果南さんはスタミナ系の肉野菜弁当､鞠莉さんは……海鮮パスタ｡

割り箸に乗せた白飯ときんぴらゴボウを口に運んで一息吐き､……ああ美味しい｡
このわざとらしい野菜の味が､これほどまでに救いになるとは思いませんでした……｡

鞠莉｢んーデリッシャース♪ この国のパスタも､なかなかイケますね！｣

祖国で食べた物と何かしら違う所があったのか､やたら御満悦な鞠莉さん｡
果南さんも女子には考えられない速さで､香ばしい茶色と緑の混合物を口に放り込む｡

果南｢…………｣ﾓﾁｬﾓﾁｬ…ｺﾞｯｸ

果南｢ふー……美味いわぁ。疲れが吹き飛ぶわぁ｣

ダイヤ｢全くですねぇ……｣ﾌｷﾌｷ

食事は実に良いものです。生命の源が補充されていくのを実感出来ます｡
殊更､体力が枯渇した､もしくは枯渇に近い状態で食べるそれは､正に恵みの雨｡
例えそれが無機的な出来合の品でも､食ならばそれは､我々にとって何事にも代え難い｡

果南｢…………｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ…ﾊﾟｸﾊﾟｸ

ダイヤ｢…………｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ…ﾊﾟﾘﾎﾟﾘ

鞠莉｢…………｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ…ﾁｭﾙﾁｭﾙ

鞠莉(何で2人とも無言で食べてるんだろ……そーゆー文化だったかしら)ﾁｭﾙﾘ…

鞠莉(……でも幸せそうな顔してるし､まあ良いわよね)

食べ物を口に含んでの会話はやめましょう

数分後

果南｢……んで､そろそろ話を聞かせて貰うけどさー｣ﾌｷﾌｷ

鞠莉｢イエース♪ ジャンジャンどーぞ！｣

果南｢……じゃあ早速､本題から切り込むけど｣

果南｢……その格好と喋り方の意味は……その､額面通りに取って良いの？｣

鞠莉｢額面通りにどうぞ？｣

果南｢……そ､そうなの｣

果南｢…………｣

ダイヤ｢…………｣

本題が終わってしまいました｡

ダイヤ｢で､ではなく……鞠莉さんはマリアーノさんだった当時から……｣

ダイヤ｢……その､内側に女性がいた､といいますか｣

鞠莉｢別に変な気は回してくれなくって良いわよ？ ありがと｣

鞠莉｢結論から言えば､今ダイヤの言ったことは余す所無く正解よ｣

鞠莉｢単に､まだあの時は自分の中のコレが何なのか理解出来てなかっただけで､確かにマリアーノの中には"鞠莉"が居たわ｣

果南｢衝撃の新事実｣

鞠莉｢そのことに気付いてからイロイロ悩んで……暫く経った時に試してみたのよ｣

鞠莉｢頭の中にユラユラしてた､もう1人の自分の姿に近付いてみようってね｣

鞠莉｢パパに投資をやらされてて､使い道の無いマネーが沢山あったから､それで誰にも内緒で女の子の洋服とか小物を買って､ネットとか知り合いのツテで知り合った女装家の人達にも訊いて回って……そういう雑誌も読み耽って｣

果南｢……行動力ハンパないね｣

鞠莉｢照れる｣

鞠莉｢で､出来上がった女の子マリープロトタイプは……なかなか凄かったわ。自分で感動したくらい｣

鞠莉｢鏡の中の私､自然と笑ってたの。やっと出てこられたって､女の子のマリーが言ってるみたいだったわ｣

鞠莉｢それを覚えてからは､男の姿に戻るのが何だか怖くなっちゃって……日常でも女の子でいるようになった｣

鞠莉｢その後で､初対面の人にはマリアンナって名乗るようにしてたわ｣

果南｢家族には何て話したのさ｣

鞠莉｢普通に話したわよ？ いつかバレることだったろうしね｣

果南｢マジ！？｣

鞠莉｢……女の子の姿で出て行ったら､案の定､パパとママにはオイオイ泣かれちゃったわぁ｣

果南｢おおう､キッツいなぁ｣

ダイヤ｢まあ､当然そうなりますね｣

鞠莉｢普通に産んであげられなくてごめんね､ですって……。無意識な性差別で､ちょっと笑ったわ｣

果南｢……ちょっと想像以上に壮絶だね｣

ダイヤ｢女装の理由と……あなたの胆の据わり具合は､まあ解りました｣

ダイヤ｢……でも男性にしては､華奢にしても随分と体型の方が……その｣

鞠莉｢うん､それのことも今から話すね｣

鞠莉｢確かに女装は女装だけど……話は単なる女装より複雑なのよねぇ｣

鞠莉｢ちょっとごめんね……｣ﾇｷﾞﾇｷﾞ

一言､唐突に謝った鞠莉さんは､座る椅子をずらすと､履いていたニーソックスに手を掛け……｡

ダイヤ｢……いきなり何を脱いでますの｣

鞠莉｢いいからいーから……この脚を見て。どう思う？｣ｽﾗﾘ…

果南(うわっスゲ……)

ダイヤ｢どうとは……｣

果南｢……スラッとしてて､無駄毛も全然無くて……｣

ダイヤ｢ええ､綺麗な脚だと思います。女としても見習いたいほど｣

果南｢かなり気を遣ってんだね。もし俺がやっても､きっと三日坊主にもなれないよ｣

ダイヤ｢本当に女性の脚のようだと思いますが……｣ｼｹﾞｼｹﾞ

鞠莉｢ありがと♪ ちょっと恥ずかしいけど嬉しいっ///｣

鞠莉｢……そ､まるで男の子じゃないみたいでしょ？ ふふん｣ﾆﾔｰ…

果南｢！｣

鞠莉｢私のこれは性別適合措置｣

鞠莉｢…………｣ﾊｷﾊｷ…

鞠莉｢この国じゃ､まだあんまり馴染み無いわよね？｣

果南｢……字面から大体､想像がつくんだけど……お前まさか｣

ダイヤ｢あなた……自分の身体を作り替えたの？｣

鞠莉｢あはは！ そんなロボットみたいな感じじゃないけどねっ｣

鞠莉｢要するに､マリーみたいに心と身体の性別が違っちゃった人が受ける措置のこと(※)｣

鞠莉｢外科処置で体型を心の性別に近付けるやり方もあるけど､別に必ずしもメス入れることは無いわ｣

鞠莉｢投薬でホルモン関係の部分に手を加えたり､外科手術ですらない､カウンセリングだけだったり｣

鞠莉｢ネット見てみれば､有名な俳優とかもやっててビックリするわよ？｣

鞠莉｢最近は技術発展が凄いの。……どのくらい凄いかは､このマリーを見れば解るでしょぉ？｣

果南｢……昔の面影､金髪と目の色ぐらいしか無いんだけど｣

ダイヤ｢さっきの写真を見る限り､目元の雰囲気は残っていますが……言葉が出ません｣

鞠莉｢そおよねー。……実際やったことは殆どホルモン弄りだけだけど､術後はマリーも卒倒し掛けたわ｣

鞠莉｢腰の形が変わって､筋肉は減って､肌質も変わって､おっぱいは大きくなって｣

鞠莉｢自分の身体が日を追う毎にメタモルフォーゼよ？ 超ホラーだったわよぉ……｣

果南｢うわあ……嫌だなぁそれ｣

ダイヤ(私がやるとしたら鞠莉さんの逆で……鳥肌立ってきました……)

鞠莉｢元から男としてもキャシャーンだったし､良い感じになると思って耐えたけど……結果はこれ｣

鞠莉｢……まーさか､ここまで美少女になるとは､流石にアウトオブ未来予想だったわぁ｣ｼﾐｼﾞﾐ

ダイヤ｢自分で言いますか｣

車の自動運転技術が確立して､人間も来る所まで開拓してしまった寂寥感を覚えたことが懐かしい｡

そろそろ人間の技術も打ち止めかと思った矢先､次から次へと出るわ出るわ､新たな未来を繋ぐ小さな芽｡

痒い所探しが､いつまで続くとも知れませんが……まだまだ世の中は､面白くあり続けられるようでした｡

鞠莉｢話戻すけど､パパとママに話してから､2人とも目に見えてマリーのこと甘やかし始めてねー｣

鞠莉｢欲しい物はウンザリするほど買って貰えたし､成績が良ければ､パパがマリーの好きだったカートゥーンの監督と会える約束を取り付けてくれたりもしたわ。……向こうの迷惑になるから､それは問答無用で却下したけどね｣

鞠莉｢あの時はマリーも難しい時期でイラついてたし､一度そこに付け込んで利用してやることにしたの｣

ダイヤ｢利用……｣

果南｢それで､その何たら措置を受けられるように仕向けた？｣

鞠莉｢うん､詳しいことは端折るけど､今からでも女の子に近付けるならならせてくれるよね？ みたいな感じのこと言ってね｣

鞠莉｢……そこからパパが適合措置の話を持ってくるのに､時間は掛からなかったわ｣

鞠莉｢思い返すと､ちょっと悪いことしたと思うけど……まあ､それまで良い子にしてたし､結果オーライ♪｣

ダイヤ｢あなたという人は｣

果南｢……事情は理解したよ､うん｣

果南｢俺達の知らないとこで……他人事っぽくなるけど､大変なことがあったんだなってのが正直な感想｣

ダイヤ｢今から考えると､急にいなくなったとはいえ､連絡先くらい交換しておくべきでしたね｣

鞠莉｢仕方無いわよぉ。マリーもロスに連れ戻されてから連絡先交換してないの気付いたもん｣

鞠莉｢小さかったし……それに､あんまり楽し過ぎて､そこまで気が回らなかったのよねー｣

果南｢ま､話は終わりだね。予想外なんてもんじゃない形だけど､またこうして会えたんだし､仲良くしようね｣

ダイヤ｢流石にもう､昔みたいに服を駄目にする遊びは出来ませんけど……｣

ダイヤ｢オーシャンサイドは決して華やかな都会ではありませんが､国内有数のリゾート地です。楽しみましょ｣

鞠莉｢あ､待って待って｣

鞠莉｢マリーからも､イロイロ訊いときたいことあるんだけど､イイかしら？｣

ダイヤ｢私達に？｣

果南｢別に構わないけど……何を聞きたいのさ｣

果南｢他の連中なら､皆元気にやってるけど？｣

鞠莉｢ノンノン､確かにグッニュースだけど､訊きたいのは2人のこーと｣

鞠莉｢風のアレで聞いてるわよぉ？ フィアンセなんでしょん？｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

ダイヤ｢フぃアッしゃっ！？｣←言葉にならない悲鳴

生徒達｢！？｣ﾋﾞｸｩ

ダイヤ｢……んなな､ふぃ､ふぃあ////｣

果南｢落ち着いてダイヤ｣

果南｢そーだけど……､ドコで聞いたんだよ｣

鞠莉｢風の仕業よー､ドコの誰にも罪は無いわぁ｣

果南｢…………｣ｱﾀﾏｵｻｴ

果南｢……はぁ､教えるのは良いけど､あんま言い触らさないでよ？｣

鞠莉｢ガーディッ！ アイガァーディッ！ 教えておせーて！｣

果南(放っといても周知になる気がするなぁ)

果南｢ダイヤ､こいつに話すけど。良い？｣

ダイヤ｢…………｣ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

果南｢ダイヤ？｣

ダイヤ｢ふぃ……ふぃあ//////｣ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

果南｢Ｄ・Ｉ・Ａ！｣ﾍﾟｼｯ

ダイヤ｢うびゃ！？｣

果南｢あ……わり､強過ぎた？｣

ダイヤ｢いえ……問題ありません｣

ダイヤ｢わ､私は構いませんから。話して差し上げてください｣

果南｢…………｣

果南｢おう､じゃあ遠慮無く｣

鞠莉｢わくわく♪｣

果南｢えーと､いろいろあったのは中学の半ば辺りで……｣

・
・
・
・

果南｢んで……顔突き合わせて結婚しようってなって｣

果南｢そっからまあ､両親に話して公認得て､ここまで来た｣

ダイヤ｢あの時のあれは､きっと一生の思い出ですね……｣ｼﾐｼﾞﾐ

鞠莉｢Oh…Oh…オーゥ//// 甘酸っぱいデスねェ……叫べ青春って感じじゃなーい////｣

鞠莉｢うーん､2人は綺麗な青春出来たのね。ちょっと妬けちゃうなぁ｣

鞠莉｢……ゴムはちゃんとしてる？｣ﾎﾞｿﾘ

ダイヤ｢ごッ！////｣

果南｢しとるわ！ 要らんことまで訊くな！｣←小声

果南｢お前､昔はもうちょい……いや昔のダイヤぐらいは引っ込み思案だったと思うんだけど｣

鞠莉｢マリーだって､初めて来た国で緊張くらいしますもーん｣

鞠莉｢あの時は日本語も全然出来なかったしねー｣

ダイヤ(……生はやはり､もっと気持ち良いのかしら)

・
・
・
・

鞠莉｢…………あのさ､2人とも。ちょっと真面目な話するね？｣

鞠莉｢最初に､知っておいてほしいんだけど……察しは付いてると思うけど､私バイなの｣

ダイヤ｢バイセクシャル……｣

果南｢バイ……あ､ゲイじゃないわけ？｣

鞠莉｢うん……身体は男の子､心は殆ど女の子､好きなのは両方……ややこしいわよね｣

鞠莉｢女の子の着替えとか見ちゃって変なキブンになるのもあれなんだけど……｣

鞠莉｢その……男の子と一緒に居ても､同じキブンになっちゃうの////｣

果南｢……気､休まるときが無いじゃんよ｣

鞠莉｢うん……これでもマリー運動神経はあるから､男の子達がサッカーとかに誘ってきてねー｣

鞠莉｢バイセクシャルって言葉を知るまでは悩みっぱなしだったわぁ｣

ダイヤ｢知ってから､女性の自分も認知して､女装に手を出して｣

鞠莉｢そゆことそゆこと｣

鞠莉｢……それで､あのね？ その､ズバリ言うわよ？｣

鞠莉｢思えば､公園でふて腐れてる時に､2人と会ったのが始まりだったの｣

鞠莉｢初めて来た国で2人と仲良くなって……帰ってからもずっと忘れられなくて……｣

鞠莉｢気付いたんだけど､何かあれ以来､アナタ達をどっちとも好きになっちゃって////｣

果南｢　　　　｣

ダイヤ｢　　　　｣

鞠莉｢初恋の相手は2人でした……｣

果南｢……本気？｣

鞠莉｢大マジよ？｣

ダイヤ｢どっちもって……！｣

果南｢大盤振る舞いだなオイ……｣

果南(肉を食べて落ち着こう)ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ダイヤ(……誠に遺憾ながら､予想が付いてしまいました)

ダイヤ｢ねえ……あなた､まさかとは思いますが｣

鞠莉｢ダイヤ多分それ当たってると思う｣

ダイヤ｢やっぱりですか｣

果南｢オイオイオイ､鞠莉オマエまさかそのためにロスから｣

鞠莉｢うん……つまりね？｣

果南(ゲイでなく､バイ)

ダイヤ(……そこがポイントッ！)

果南｢次に鞠莉……｣　　　ダイヤ｢あなたは……｣

ダイかなまり｢あなた達と恋人同士になりたくて､ここに来たの｣

果南＆ダイヤ｢と､言う｣

鞠莉｢ハッ！｣

果南｢マジかー……｣　　ダイヤ｢マジですかー……｣

果南(……ん？)

果南｢イヤイヤ待て待て､ちょっと待てよ鞠莉｣

鞠莉｢なぁに？｣

果南｢いやだってオマエ､身体は弄ったけど､まだ生物学的に男だって言ってたじゃん？｣

鞠莉｢言ったわね｣

果南｢あんまりに格好が女なんで､ちょっと失念してたけどさ｣

果南｢それって要するに……付いてんでしょ？ 男のチンコが｣

鞠莉｢性別適合措置の影響で､ちょっと萎縮はしてるけどねー｣

鞠莉｢その代わり､体型はくびれて女の子になれたし……｣

鞠莉｢まだ小さいけど､このおっぱいも､さっき言った通り本物よ｣ﾑﾆﾑﾆ

鞠莉｢ちなみにブラもしてるわよ｣

果南｢……本当､軽く人類の夜明けだね｣

ダイヤ(……見ていて分かったけど､私より気持ち小さいくらい……何か悔しいわ)

鞠莉｢まだ身体の機能的には男性の方が勝り気味だけど｣

鞠莉｢将来的には完全適合措置受けて､正式に女になるつもりよ。期待してね！｣ｼｬｲﾆｰ!

果南｢…………｣

鞠莉｢…………｣ﾄﾞﾔｧ

果南｢おう､それってさぁ｣

果南｢則ち今はガチのマジで男なんじゃねーかよァ！｣ｷﾞｬｰｽ!

鞠莉｢だから最初にそう言ったじゃないのよぅ｣

果南｢ないのよぅじゃーねぇのよぅ！｣

果南｢何処に自分の女ァ､他の男とシェアハウスしたがる奴が居るんだよ！ アホかなん！？｣

ダイヤ(し､シェアハウスって……////)

果南｢お前が仮に女でも結構な問題なんだぞ！？ 男なら尚更だわ！｣

果南｢大体､俺とまで……！｣


ﾈｰﾅﾆｱﾚ　　ｼﾝﾆｭｳｾｲﾀﾞﾖﾈ　　ﾔﾀﾞｰﾊﾔｸﾓｼｭﾗﾊﾞ?　　ｵﾚﾆｬｴﾝﾉﾅｲｾｶｲｻ


果南｢…………！｣

果南｢……と､とにかく！ 俺はダイヤを他の男と分け合うなんてことは｣

鞠莉｢ご､誤解しないでよ果南……｣

果南｢何をだよ！？｣

鞠莉｢そりゃ､そーゆー関係になるんだし､……えっちなこともしたいけどぉ｣

鞠莉｢ダイヤだけじゃなくて､果南とも……｣

ダイヤ｢……はっ！？｣

果南｢…………｣

果南｢待てオイいま何か頭が理解を拒んだぞコラ｣

鞠莉｢だからぁ……｣

果南｢リピートしないでいい聞きたくない！ 次！｣

鞠莉｢……んもー､図太いくせに､一度キレると途端に頑固オヤジ。昔のまんま｣

ダイヤ(果南さんと鞠莉さんで……それはつまり……)

―――
―――――
―――――――

果南｢マリアーノ､挿れるよ……｣ﾆｭﾌﾟ

鞠莉(か､果南の腕……太くて……逞しい////)

鞠莉(おちんちんも大きくて……あんなのお尻に挿れたら……きっと)ｷｭﾝ…

鞠莉(それに比べて私の身体は……)

鞠莉(ふふっ……ううん､仕方ないことよね)

鞠莉｢おまた無くて､ごめんね……？｣ｳﾙ…

果南｢……マリアーノ､そんなこと｣

鞠莉｢ううん､良いの。言わないで｣

鞠莉｢私を受け入れてくれて､ありがと｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

鞠莉｢お願い……今はマリーって呼んで……？｣

果南｢！｣ｿﾞｸﾘ

鞠莉｢……ねっ♥｣ｸﾁｭﾘ…

果南｢マリー……！｣

ググッ　　ニュル……

鞠莉｢あっ……♥｣ｷｭﾝｷｭﾝ

果南｢くっ､締まる……！｣

果南｢……マリー､かわいいよ｣

―――――――
―――――
―――

ダイヤ｢ふわぁ/////////｣

果南｢ダイヤ戻ってこい。そっちは毒の沼だよ｣

果南｢……ごほ……続けて｣

鞠莉｢うん､だからえっちなことしたいのも嘘じゃ無いけど……｣

鞠莉｢別に2人の同意も無しにしようなんて考えてる訳無いからね？｣

果南｢あ､当たり前だが？｣

鞠莉｢つまりィ……まあ完全プラトニックでも､果南とダイヤの傍に居られれば､マリーは満足だから｣

鞠莉｢それでもいいから､この小原鞠莉をアナタ達の……要するに都合の良いお妾さんにしてほしいってことなの｣

鞠莉｢繰り返すけど､身体の関係なんて無くても構わないから｣

ダイヤ｢……はあ｣

果南｢……本気で言ってんの？｣

鞠莉｢本気も本気､一緒に走ろ､よ｣

鞠莉｢この国とロスとの距離がマリーの本気度と考えて｣

鞠莉｢マリーは身体は男の子､心は逆で､しかも難儀なことにバイでもあるから､ダイヤのだけじゃない｣

鞠莉｢果南……マリーは､あなたの物にもなりたいの｣

鞠莉｢形は2人の好きにしていい。私を所有物にしてほしいの｣

果南｢…………｣

鞠莉｢迷惑かもしれないけど､私にはちんちんが付いてるとか生物学的にどうとか……世間の目とか｣

鞠莉｢そんなことよりも､溢れてる自分の好きを優先したい｣

ダイヤ｢あなた本当に､それだけでこの国に？｣

鞠莉｢"それだけ"……ですって？｣
　
鞠莉｢ふふん､マリーにとっては青春全部をベット出来ること｣

鞠莉｢御役所の手続きと飛行機のチケット代くらい､安いものよ♪｣

ダイヤ｢……はー､兜を脱ぎたくなります｣

果南｢……ロックだね｣

鞠莉｢マリーはポーカーもロックも大好きよ！｣

ダイヤ(妙なことになりましたね､実に)

果南｢……まだ解らないとこがある｣

果南｢何で小さい頃､こう言っちゃアレだけど､たかが半年付き合ったくらいで……｣

果南｢……鞠莉の考えは解ったけど､俺達の何が､そこまで刺さった訳さ……｣

鞠莉｢されど半年だったのよぉ……｣

鞠莉｢マリーね……向こうの学校で友達なんて居なかったのよぉ｣ｸｽﾝ

ダイヤ｢！｣

果南｢は……その性格で？｣

ダイヤ(まさか鞠莉さんは……)

鞠莉｢ザッツラーイ……｣

鞠莉｢友達って呼べそーな子なんて､パッと思い出せるのは1人だけ……｣

鞠莉｢ビバリーヒルズのヨハンナ……レズビアンの女の子よ……｣

ダイヤ｢鞠莉さん､辛いことなら無理しないでも良いですけど｣

ダイヤ｢もしかしてあなた……カーストの被害者､ですか？｣

鞠莉｢！！｣

鞠莉｢ダイヤそれジャッポ(Jackpot)よぉ！！｣

果南｢どゆことダイヤ｣

ダイヤ｢ええ｣

ダイヤ｢向こうの学校には､生徒の間に明確な身分制みたいなものがある｣

ダイヤ｢……と､訊いたことがあります｣

果南｢リア充かそうじゃないか､みたいな？｣

ダイヤ｢それよりも明確にピラミッド化されているとも｣

いわゆるスクールカーストと呼ばれる､学内で発生し､かつ公然と罷り通る身分格差｡

運動部所属の人々が上位に君臨するのはこの国と変わらず､その取り巻きと､更にその下の使い走り｡

学校生活を明るく満喫出来るのはここまでの層で､それ以下の"ナード"と呼ばれる下位層の人々は､上位カーストに抑圧された､実に鬱屈とした青春時代を送ることになると言われています……｡

中でも性的なマイノリティ､いわばホモセクシャルの方々は､普段の振る舞いに関わらず……宗教的なこともあるでしょうが､問答無用で上位の迫害対象とされる傾向にあり……つまり鞠莉さんは､向こうの学校に於いては｡

……お解りになると思いますが､その本質は､この国の虐めの構造と何ら変わりませんね｡

ダイヤ｢映画などでも誇張されて描かれてますが､見たことはありません？｣

果南(…………)

果南｢あー､〇パイ〇〇マンで､ピーターに絡んできてたのみたいな？｣

ダイヤ｢そうですね､それをジョックとかワナビーと呼ぶそうで｣

鞠莉｢ま・さ・に　！　そのトーリよダイヤ！｣

鞠莉｢んもー本当にリアリィ辛かったんだからぁ！｣

鞠莉｢本当の自分は出せないし！ おかげでフラストレーション溜まるし！｣

鞠莉｢大人しくしてても意地悪されるわ､物は隠されるわ落書きはされるわ！｣

鞠莉｢見てよこの写真！ 私がナードだった時のやつ！｣

また例の携帯電話を出してきました｡

果南｢……この三つ編みの眼鏡？｣

ダイヤ｢こ､この頃から女子の格好なのね……｣

鞠莉｢派手な格好は出来ないけど､そこだけは譲れなかったの。眼鏡はダミーよ｣

鞠莉｢隣にいるのがヨハンナ。可愛い子なのに､私と同じかもっと酷い立場だったわ｣

今より格段と地味な姿で写る鞠莉さんの左隣､ツーショットで写る少女｡

茶髪を短く切り､ボーイッシュな服装で曖昧に笑う彼女がヨハンナさんらしいです｡

鞠莉｢ヨハンナはレズのくせに可愛いとか言われて､チアの連中から駆除対象みたいな状態でね……｣

鞠莉｢彼女が塞ぎ込んで会ってくれなくなった日……私､本当に後悔したわ｣

鞠莉｢出来る時に何かやろうとすれば､出来てたかもしれない立場だったんだもの､私は｣

果南｢……それで､どうなったのさ。その人は｣

鞠莉｢あ､うん……。私が押し掛けて紹介したカウンセラーのとこに通って､大分マシにはなったわ｣

鞠莉｢私が国を離れる時も､笑って応援してくれた｣

鞠莉｢こっちに来てからも連絡は取り続けるつもりよ♪｣

果南｢……そっか｣ﾆｺﾘ

ダイヤ(果南さん､気になるんですね)ﾌﾌ…

鞠莉｢だからこそ､よ｣

鞠莉｢手遅れになってから後悔するの……もう嫌だったから｣

そう言うと鞠莉さんは､ゆっくりと私達の手を握ってきました｡

そして言葉は吐き出される。抑えた声量で､しかしハッキリと｡

果南｢…………｣

ダイヤ｢…………｣

鞠莉｢だから今､言うの……果南にダイヤ……私は､あなた達が2人とも好き｣

鞠莉｢好き……大好き……神様に名前が焼かれちゃっても､気持ちは変わらない｣

鞠莉｢この小原鞠莉を……あなた達の大切な人に加えてほしい。この国に来た理由よ｣

鞠莉｢好きです……私と付き合ってください……｣ｶﾞﾀﾘ

鞠莉｢お願いします……！｣

おもむろに立ち上がり……鞠莉さんは静かに頭を下げました｡

ダイヤ(…………)

ダイヤ｢果南さん……その｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

果南｢いいよ､ダイヤに任せる。……信じてるよ｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ

ダイヤ｢果南さん……！｣

ダイヤ｢まずは鞠莉さん､頭を上げて……お掛けになってください｣

鞠莉｢うん……｣ｺﾞﾄﾘ

鞠莉｢…………｣ｶﾀｶﾀ

果南(……めっちゃ震えてるよ)

ダイヤ｢そんな死刑囚みたいな顔しないで……｣

鞠莉｢！｣ﾋﾞｸｯ

ダイヤ｢ああもう……心配なさらず。私も果南さんも､あなたの気持ちは受け入れる気でいます｣

鞠莉｢えっ｣

果南(あんま乗り気にはなれないけどねー……)

鞠莉｢……！！ ほ､んと……？ 嘘じゃないよね！？｣ﾊﾟｱｧｧ

ダイヤ｢静かに。話を聞いて｣

鞠莉｢い､いえーす……｣ｼｵｼｵ

ダイヤ｢あなたのことは受け入れますが……それは最終的な話｣

鞠莉｢……え､じゃあ今はダメってこと？｣

ダイヤ｢……まあ､端的に言えば､そういうことです｣

鞠莉｢そんな……｣

果南｢……ダイヤ､早く続きを話してやって。燃えて砂になりそうな表情してる｣

ダイヤ(意外と面倒な所もあるわね)

ダイヤ｢だから､気持ちは受け入れると言ったでしょう？ 単に時間が要るんですよ｣

鞠莉｢時間……？｣

ダイヤ｢そう。あなたと私達は､離れている時間があまりに長かった｣

鞠莉｢うん｣

ダイヤ｢間の空いた人付き合いの歯車は､噛み合いを元に戻すだけでも大変なことなんです｣

ダイヤ｢互いを知らない内に､急に昔以上の距離で接したら､きっと何かの弾みで壊れてしまいます｣

ダイヤ｢それだけは私達も避けたい。だから先ずは友達として､お互いを知り直すことからにしましょう？｣

果南(何せあの時は……言葉すら通じてなくて､殆どノリとフィーリングで意思疎通してたもんなぁ)

果南(正直､マリアーノも鞠莉も､本当の性格なんて今日になって初めて知ったんだよ)

鞠莉｢…………｣

ダイヤ｢これが……私達の回答です｣

鞠莉｢……2人とも｣

果南｢納得いかない？｣

鞠莉｢ううん……違うの。嬉しくって……私のこと､考えてくれてるんだって思えるの｣

ダイヤ｢…………｣

鞠莉｢これまで､私と真剣に話してくれた人って､本当にヨハンナと数えるくらいだったから｣

鞠莉｢……向こうのことを考えれば充分に幸せね｣

鞠莉｢……うん､だから最初は友達からで充分よ！ 何も異存は無いわ♪｣

ダイヤ｢……良かったです｣ﾆｺﾘ

鞠莉｢それに！ 最終的には､こんな私を受け入れてくれるんだもの､嬉しくって躍りそうよ！｣

ダイヤ｢マリーズハーレムはこうしてステップワンを完遂した！｣

ダイヤ｢あまり調子に乗らないように｣←威圧

鞠莉｢い､いっつじょーぅく……｣

ダイヤ｢果南さんは､良いですか？｣

果南｢…………｣

果南｢……言いたいことはあるけど､ダイヤが言うなら､俺は良い｣

果南｢鞠莉の苦労は理解したし､俺自身､再会出来たこと自体は嬉しかったし｣

果南｢それに……そのヨハンナさんが笑って送り出したなら､俺も応えたいからね｣

果南｢だから……おかえり､マリアーノ。そんでもって初めまして､鞠莉｣ﾆｺﾘ

鞠莉｢果南……！｣

果南(一緒に風呂まで入ったマリアーノ。中身が女だったのは､想定外も良いトコだったけどね)

果南(……言われてみりゃ､やたらチンコ見てきてた記憶があるんだよなぁ。くわばらくわばら)

果南｢言っとくけど､どこまで進展しても､俺もダイヤも身体は無しだからな？ 解るよな？｣

鞠莉｢ええ､勿論いいわ！ 本当にありがとう！ 2人とも愛してるわ！｣ｶﾞﾊﾞﾁｮ! ｷﾞｭｰ

ダイヤ｢ぴぎゃああ////｣

果南｢んなッ////｣

果南｢テメッ//// 言った傍からこの野郎////｣

果南(メッチャ柔らけぇ)

生徒達(何か凄いのが入学してきたなぁ……////)ﾁﾗﾁﾗ

鞠莉｢でも､今更だけどごめんなさいね､通常日程初日から騒がせて｣

果南｢本当に今更だね……もう良いから､素直に再会を喜ぼうよ｣

ダイヤ｢そうですよ。折角こうして､また一堂に会することが出来たんですから｣

ダイヤ｢近い内に他の方々とも顔合わせしましょ。きっと皆さん驚くわ｣

果南｢宴会開こうよ。十千万は憶えてる？ 志満姉達に話せば､美味いモン作ってくれるよ｣

鞠莉｢そう言ってくれるだけでも救われるわ……でも､マリーの気が晴れないから｣ｶﾞｻｺﾞｿ

鞠莉｢これ受け取って！ 2人に､マリーからささやかなお詫び！｣

鞠莉さんが懐から取り出したのは､それぞれ赤色と緑色2枚の……

ダイヤ｢これは……カードキー？｣

果南｢キーって､何処のキーさ｣

鞠莉｢ふっふーん｣

鞠莉｢ハーバーサイドプリンスホテル1601号室､ロイヤルスイート｣

鞠莉｢マリーの家の鍵よ｣

果南｢ハーバーサイドプリンスって……｣

果南｢…………ッ！？｣

果南｢ハァァ！？ あの馬鹿デカい金持ちホテル！？｣

ダイヤ｢あなた､あんな所に住んで……っいやそれより｣

ダイヤ｢あそこの一室を私達に！？｣

鞠莉｢マリーの部屋､ね。あのホテルもオハラ系列の私達の所有物件｣

鞠莉｢あなた達はマリーのプラトニックな恋人……。これがマリーなりのやり方｣

鞠莉｢私達の愛の巣の入室許可証♥ 大事にしてね！｣

果南｢マジかよ……｣

斯くして､鞠莉さんの爆撃は壮絶なフィナーレで､一旦その幕を閉じたのでした｡

……いや本当､これどうすればいいのかしら｡

・
・
・
・

鞠莉｢……あ､あとね？｣

鞠莉｢ちょっと別口で訊きたいことがあるんだけど……｣

果南｢…………｣ﾓｺﾞﾓｺﾞ…ｺﾞｯｸ

果南｢まだ何かあんの｣

ダイヤ｢訊きたいこととは何ですか？｣

鞠莉｢あはは､これは大したことじゃーないわ｣

鞠莉｢えっとね｣

鞠莉｢Ｏ.Ｓ.Ｓ.Ｒ.に参加したいんだけど､紙のスケジュールってドコに行けば手に入るの？｣

ダイヤ｢知りません｣ﾋﾟｼｬﾘ

果南｢知らないねぇ｣ﾋﾟｼｬﾘ

鞠莉｢え｣

ダイヤ｢…………｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

果南｢…………｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

鞠莉｢え､あらら？｣

鞠莉｢……ふ､2人ともどうかしたの？｣

ダイヤ｢別に｣

果南｢どうにも｣

鞠莉｢そ､そう……？｣

鞠莉(絶対してるわよぉ……何かあったのかしら)ﾁｭﾙﾁｭﾙ

鞠莉(……後でウェブにあればプリントアウトしましょ)ﾁｭﾙﾘ…



ジリリリリリリリリリ！ ジリリリリリリリリリリ！ (予鈴)


　　　ご　ち　そ　う　さ　ま　で　し　た

ここまで
ちかれた
ヨシフ君は蔵入り

繰り返すけど

･当スレは転載禁止
･余所スレ等の話はここでしないこと
･余所スレでここの話も出さないこと

棲み分け意識だけはシッカリ持ってね

あの頃のこと



果南｢ねーダイヤ､交流試合の日程なんだけど……｣

ダイヤ｢ヒカリ｣

果南｢んえ｣

ダイヤ｢…………｣

果南｢……ダイヤ？｣

ダイヤ｢ヒカリ｣

ダイヤ｢黒澤ヒカリ｣

果南｢……黒澤ヒカリ？｣

ダイヤ｢ダイヤなんて呼ばないで｣

果南｢んー……？｣

果南(…………)←考え中

果南｢……ヒカリ､交流試合の日程なんだけど｣

ヒカリ｢はい♪ 何ですか？｣

果南(ま､暫くすりゃ戻るっしょ)

花丸｢あっルビィちゃーん､算数のテスト……｣

ルビィ｢アカリ……｣

花丸｢ほえ？｣

ルビィ｢黒澤アカリ｣

花丸｢んー？｣

ルビィ｢……ルビィ今日から､黒澤アカリなんだって｣

ルビィ｢お姉ちゃんが言ってたの｣

花丸｢…………｣

花丸｢あー､中二病ね｣

ルビィ｢ちゅーにびょー？｣

花丸｢何年か後で､このことダイヤ姉ちゃんに話してみようね｣

ホントにここまで

寝そべり珍道中 佐世保からの来訪者

http://q2.upup.be/f/r/RwbbH0sigS.jpg

果南「また八戸に来たよ」
海未「今回はこれから岩手の龍泉洞に…」
果南「…のはずだったんだけど、家主さんがたまたま八戸港に停泊する護衛艦を見つけちゃったんだよね…」
海未「予定を変更して、お昼からの一般公開に参加します」

http://q2.upup.be/f/r/a0mvDMf6p6.jpg

海未「この艦は佐世保の護衛艦すずつき。漢字では涼月と表記します」
果南「この名前を貰った艦としては二代目なんだって」

http://q2.upup.be/f/r/NLjDN5BzTD.jpg

海未「先代の涼月は最後の戦いでの佐世保帰還、特に自分達の命と引き換えに艦を救った三人の乗員のエピソードが有名です」
果南「今は北九州市にある軍艦防波堤の一部になっているよ」

http://q2.upup.be/f/r/t4BGawxswZ.jpg

果南「艦橋です。最近の軍艦らしく出っ張りを少なくして、レーダーに写りにくいように工夫されています」
海未「横から見ると何となくモアイ像の頭に似ているね」

http://q2.upup.be/f/r/jv2AXfMdsm.jpg

果南「搭載しているヘリだよ。最大で2機積めるけど、普段積んでいるのは1機だけなんだって」
海未「ヘリの中も公開していて、私達も操縦席に座らせてもらいました」

http://q2.upup.be/f/r/19PTcv2PJE.jpg

果南「見学の後はおすすめされた八食センターで遅めの昼食だよ」
海未「馬刺とホヤの刺身を…って随分なキワモノですね…」
果南「新鮮なホヤは独特の鉄臭い味がほとんどしなくて案外食べやすいんだよ」
海未「そうなのですか…次の機会に試してみましょうか」

ダイヤ「…は？」

果南「…つまり、その場に曜を置いて、逃げ出して来たってこと？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ダイヤ「で、自分では対処できそうにないから私たちを呼び出した、と」

果南「鞠莉、なに考えてんの？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

果南「ええー…」

ダイヤ「はぁ…」

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

真姫「さっきのハンバーグの肉汁を無駄なく利用するためね」

曜「フライパンにトマト缶、水、コンソメを加え、煮立てる」

真姫「このために深めのフライパンを使うのね」

曜「煮立ったらハンバーグ、エリンギを加え、再び煮立たせる」

曜「煮立ったら弱火だよ」

曜「このとき砂糖、ソースを加え、塩、ブラックペッパーで味を調えておこう」

曜「アクを取りながら弱火で約20分煮込む」
http://imgur.com/6IvFaq1

真姫「20分…。暇ね」

曜「煮込み時間は長くすると濃厚になるけど、煮込みすぎるとハンバーグがカチカチになるから様子を見ながら気を付けてね」

>>82
＞やっぱりちかっちはみかんだよね
＞http://q2.upup.be/f/r/FqMXUU3jso.jpg

初投稿です。別板で荒れたので立て直し。
ドラマ『電車男』のパロディ(ほぼパクリ)です。
キャラ崩壊オリジナル設定あり。
長くなりますがお付き合いください。
いくつかレスついたら始めます。

再開したんか
ここでも埋め立てくらったらここの方がいいよ
ラブライブ！ss総合【転載禁止】
http://jbbs.shitaraba.net/anime/10627/
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1495543304

一年教室

花丸「はーい！最後に皆さんにお知らせがありまーす！」

花丸「このクラスになんと転校生が来ます！」

ｵｰ! ﾄﾞﾝﾅｺ-?

花丸「それは来てからのお楽しみ…ずら！」ﾆｺｯ

花丸「じゃ、今日はおしまい！」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀ-!

善子「梨子さんが言ってたのこれか…」

果南「転校生…か、なんかトラウマ」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

善子「ふふ、トラウマってマリーさん？」

果南「うっ」

？？「あの、すみません…」

曜「ん？どうしました？」

曜 (わぁ…綺麗な人だなぁ…こういうような人のこと大和撫子って言うんだっけ)

？？「少し道に迷ってしまいまして…宜しければ道案内をお願いしたいのですが…」

曜「大丈夫ですよ？
どこに行きたいんですか？」

？？「○○旅館というところで予約をしたのでそちらに向かいたいのですが…ご存じですか？」

曜「○○旅館ですか？分かりますよ！
こっちです！」

？？「ありがとうございます、助かります」ﾍﾟｺﾘ

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)＠無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん？あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ﾍﾟｺﾘ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」ｱﾊﾊ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ？」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私？私は渡辺曜！曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね！」

穂乃果「ベイスターズファイトだよっ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

ダイヤ「ルビィ……手を握りましょう、少しは安心できるかもしれませんわ｣ｷﾞｭ

ルビィ「ありがとう、お姉ちゃん｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ダイヤ(やはり……怖くないなんてことありませんわよね……)


果南「ルビィ、難しいとは思うけど……身体を強張らせてると余計に辛くなるから」

果南「できる限りリラックスした状態でいてね？」

ルビィ「は、はい……」
果南「……話は済んだかな？｣ｺﾞﾑｿｳﾁｬｸ

ルビィ「…………｣ﾋﾞｸ...


鞠莉「ルビィ……膝枕、ここに頭を乗せて？｣ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ルビィ「はい……｣ｽｯ...


果南「ダイヤ……そんな遠くにいないでルビィの傍で励ましてあげてよ」

ダイヤ「……わかりました｣ｽﾀｽﾀ

穂乃果「ベイスターズファイトだよ っ！」 Part69 [無断転載禁止]©2ch.net

(数分後)

曜「粘りが出てきたね。それくらいでいいかな？」

曜「それを4等分にして、空気を抜き小判型に丸め、真ん中を少しへこませておいて」

真姫「…うん」ｺﾈｺﾈ

曜「ハンバーグ(タネ！)完成」
http://imgur.com/C3GvPwb.jpg

曜「その間にフライパンに油を少しひいて暖めるね」

曜「このときフライパンは深めなのを使うとあとあとの処理が捗るよ」

曜「充分に暖まったら、並べ強火で焦げ目が付くまで焼く」ｼﾞｭｰ
http://imgur.com/QusePK0.jpg

真姫「ふむふむ」

寝そべり珍道中 佐世保からの来訪者

http://q2.upup.be/f/r/RwbbH0sigS.jpg

果南「また八戸に来たよ」
海未「今回はこれから岩手の龍泉洞に…」
果南「…のはずだったんだけど、家主さんがたまたま八戸港に停泊する護衛艦を見つけちゃったんだよね…」
海未「予定を変更して、お昼からの一般公開に参加します」

http://q2.upup.be/f/r/a0mvDMf6p6.jpg

海未「この艦は佐世保の護衛艦すずつき。漢字では涼月と表記します」
果南「この名前を貰った艦としては二代目なんだって」

http://q2.upup.be/f/r/NLjDN5BzTD.jpg

海未「先代の涼月は最後の戦いでの佐世保帰還、特に自分達の命と引き換えに艦を救った三人の乗員のエピソードが有名です」
果南「今は北九州市にある軍艦防波堤の一部になっているよ」

http://q2.upup.be/f/r/t4BGawxswZ.jpg

果南「艦橋です。最近の軍艦らしく出っ張りを少なくして、レーダーに写りにくいように工夫されています」
海未「横から見ると何となくモアイ像の頭に似ているね」

http://q2.upup.be/f/r/jv2AXfMdsm.jpg

果南「搭載しているヘリだよ。最大で2機積めるけど、普段積んでいるのは1機だけなんだって」
海未「ヘリの中も公開していて、私達も操縦席に座らせてもらいました」

http://q2.upup.be/f/r/19PTcv2PJE.jpg

果南「見学の後はおすすめされた八食センターで遅めの昼食だよ」
海未「馬刺とホヤの刺身を…って随分なキワモノですね…」
果南「新鮮なホヤは独特の鉄臭い味がほとんどしなくて案外食べやすいんだよ」
海未「そうなのですか…次の機会に試してみましょうか」

ダイヤ「…は？」

果南「…つまり、その場に曜を置いて、逃げ出して来たってこと？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ダイヤ「で、自分では対処できそうにないから私たちを呼び出した、と」

果南「鞠莉、なに考えてんの？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

果南「ええー…」

ダイヤ「はぁ…」

寝そべり珍道中 佐世保からの来訪者

http://q2.upup.be/f/r/RwbbH0sigS.jpg

果南「また八戸に来たよ」
海未「今回はこれから岩手の龍泉洞に…」
果南「…のはずだったんだけど、家主さんがたまたま八戸港に停泊する護衛艦を見つけちゃったんだよね…」
海未「予定を変更して、お昼からの一般公開に参加します」

http://q2.upup.be/f/r/a0mvDMf6p6.jpg

海未「この艦は佐世保の護衛艦すずつき。漢字では涼月と表記します」
果南「この名前を貰った艦としては二代目なんだって」

http://q2.upup.be/f/r/NLjDN5BzTD.jpg

海未「先代の涼月は最後の戦いでの佐世保帰還、特に自分達の命と引き換えに艦を救った三人の乗員のエピソードが有名です」
果南「今は北九州市にある軍艦防波堤の一部になっているよ」

http://q2.upup.be/f/r/t4BGawxswZ.jpg

果南「艦橋です。最近の軍艦らしく出っ張りを少なくして、レーダーに写りにくいように工夫されています」
海未「横から見ると何となくモアイ像の頭に似ているね」

http://q2.upup.be/f/r/jv2AXfMdsm.jpg

果南「搭載しているヘリだよ。最大で2機積めるけど、普段積んでいるのは1機だけなんだって」
海未「ヘリの中も公開していて、私達も操縦席に座らせてもらいました」

http://q2.upup.be/f/r/19PTcv2PJE.jpg

果南「見学の後はおすすめされた八食センターで遅めの昼食だよ」
海未「馬刺とホヤの刺身を…って随分なキワモノですね…」
果南「新鮮なホヤは独特の鉄臭い味がほとんどしなくて案外食べやすいんだよ」
海未「そうなのですか…次の機会に試してみましょうか」

ダイヤ「…は？」

果南「…つまり、その場に曜を置いて、逃げ出して来たってこと？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ダイヤ「で、自分では対処できそうにないから私たちを呼び出した、と」

果南「鞠莉、なに考えてんの？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

果南「ええー…」

ダイヤ「はぁ…」

寝そべり珍道中 佐世保からの来訪者

http://q2.upup.be/f/r/RwbbH0sigS.jpg

果南「また八戸に来たよ」
海未「今回はこれから岩手の龍泉洞に…」
果南「…のはずだったんだけど、家主さんがたまたま八戸港に停泊する護衛艦を見つけちゃったんだよね…」
海未「予定を変更して、お昼からの一般公開に参加します」

http://q2.upup.be/f/r/a0mvDMf6p6.jpg

海未「この艦は佐世保の護衛艦すずつき。漢字では涼月と表記します」
果南「この名前を貰った艦としては二代目なんだって」

http://q2.upup.be/f/r/NLjDN5BzTD.jpg

海未「先代の涼月は最後の戦いでの佐世保帰還、特に自分達の命と引き換えに艦を救った三人の乗員のエピソードが有名です」
果南「今は北九州市にある軍艦防波堤の一部になっているよ」

http://q2.upup.be/f/r/t4BGawxswZ.jpg

果南「艦橋です。最近の軍艦らしく出っ張りを少なくして、レーダーに写りにくいように工夫されています」
海未「横から見ると何となくモアイ像の頭に似ているね」

http://q2.upup.be/f/r/jv2AXfMdsm.jpg

果南「搭載しているヘリだよ。最大で2機積めるけど、普段積んでいるのは1機だけなんだって」
海未「ヘリの中も公開していて、私達も操縦席に座らせてもらいました」

http://q2.upup.be/f/r/19PTcv2PJE.jpg

果南「見学の後はおすすめされた八食センターで遅めの昼食だよ」
海未「馬刺とホヤの刺身を…って随分なキワモノですね…」
果南「新鮮なホヤは独特の鉄臭い味がほとんどしなくて案外食べやすいんだよ」
海未「そうなのですか…次の機会に試してみましょうか」

ダイヤ「…は？」

果南「…つまり、その場に曜を置いて、逃げ出して来たってこと？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ダイヤ「で、自分では対処できそうにないから私たちを呼び出した、と」

果南「鞠莉、なに考えてんの？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

果南「ええー…」

ダイヤ「はぁ…」

寝そべり珍道中 佐世保からの来訪者

http://q2.upup.be/f/r/RwbbH0sigS.jpg

果南「また八戸に来たよ」
海未「今回はこれから岩手の龍泉洞に…」
果南「…のはずだったんだけど、家主さんがたまたま八戸港に停泊する護衛艦を見つけちゃったんだよね…」
海未「予定を変更して、お昼からの一般公開に参加します」

http://q2.upup.be/f/r/a0mvDMf6p6.jpg

海未「この艦は佐世保の護衛艦すずつき。漢字では涼月と表記します」
果南「この名前を貰った艦としては二代目なんだって」

http://q2.upup.be/f/r/NLjDN5BzTD.jpg

海未「先代の涼月は最後の戦いでの佐世保帰還、特に自分達の命と引き換えに艦を救った三人の乗員のエピソードが有名です」
果南「今は北九州市にある軍艦防波堤の一部になっているよ」

http://q2.upup.be/f/r/t4BGawxswZ.jpg

果南「艦橋です。最近の軍艦らしく出っ張りを少なくして、レーダーに写りにくいように工夫されています」
海未「横から見ると何となくモアイ像の頭に似ているね」

http://q2.upup.be/f/r/jv2AXfMdsm.jpg

果南「搭載しているヘリだよ。最大で2機積めるけど、普段積んでいるのは1機だけなんだって」
海未「ヘリの中も公開していて、私達も操縦席に座らせてもらいました」

http://q2.upup.be/f/r/19PTcv2PJE.jpg

果南「見学の後はおすすめされた八食センターで遅めの昼食だよ」
海未「馬刺とホヤの刺身を…って随分なキワモノですね…」
果南「新鮮なホヤは独特の鉄臭い味がほとんどしなくて案外食べやすいんだよ」
海未「そうなのですか…次の機会に試してみましょうか」

ダイヤ「…は？」

果南「…つまり、その場に曜を置いて、逃げ出して来たってこと？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

ダイヤ「で、自分では対処できそうにないから私たちを呼び出した、と」

果南「鞠莉、なに考えてんの？」

鞠莉「…｣ﾀﾞﾗﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

果南「ええー…」

ダイヤ「はぁ…」