西住まほと結婚した(37)

日常生活を報告

西住家の訳あって結婚したのだがとりあえず馴初めから報告

俺は大学卒業後普通に一般企業に就職した。会社はまあソフトとかを開発するいわゆるIT系だ。
最近は戦車道の大会とか盛り上がってて戦車にもコンピューターの電子制御装置とかつけるのが主流
になってきてる。うちの会社も戦車ビジネスに参戦するため戦車に使うコンピューターのソフトの開発プロジェクトを俺が任された。

あ、言い忘れてたがまほとは同じ年齢だ。ソフト開発にあたって実際に戦車道のプロに取材するためあの西住家にアポがとれた。

俺 プルル「お忙しいところ恐れ入ります。私、○○企業のソフト開発責任者をしてます俺と申します。」

しほ「あ~、おたくの社長さんとはいつも飲んでるわ!それで、今日はどうしたのかしら?」

俺「社長がお世話になっております、今回は戦車に取り付ける電子制御装置のソフト開発にあたっての取材としてお話をお伺いお願いさせていただきたいと思いまして」

しほ「あら~いいわよ、西住流の戦車道ってのをきっちり教えてあげるわ。覚悟なさい!」
 
俺「ありがとうございます、詳しく日程などの打ち合わせを兼ねて後でメールいたします」

しほ「わかったわ、メール待ってるわよ」

俺「失礼します ガチャ」

カチッカチッ、メール完了だ。返信も来て明日の昼前に西住家にお伺いさせていただくことになった。
うちの社長は女社長でしほさんとは大学の同級生で仲が良かったらしく今でもよく飲みに行くらしい...
社長「おい俺君」

俺「社長お疲れ様です、どうかしましたか?」

社長「いやぁ~、明日しほの家行くんだろ!電車で行くと思うがあいつの家駅から微妙に遠くてな(笑)これ使って行きなよ!」

俺「え?!これ社長の私用車じゃないですか、、、さすがに悪いですよ」

社長「いや、明日は外回り多くてもう社用車が抑えられてるんだよ。だから私のを使え。」

俺「わ、わかりました。ちなみに車種はなんですか?」

社長「ブガッティのシロンってやつだ」

俺「絶句」

社長「気をつけてなぁ~^^」

俺「事故ったりぶつけたりしたら俺自己破産するんで電車使います。」

社長「別にいいよ気にしないよ、あんなの単なる足代わりだからさ。欲しけりゃまた買うよ笑」

俺「(しょうがねえ、遅刻しても失礼だし車使わせてもらうか)わかりました、お言葉に甘えてお借りします」

社長「んじゃ明日行くときキー取りに来てね~。それじゃあ」

俺「ありがとうございます、お疲れ様でした」

大変なことになったぞ...

~次の日~
会社 俺「社長おはようございます、そろそろ向かうので車借りにきました」

社長「おはよう俺君、ほい」

俺「ありがとうございます、安全運転で行ってきます。」

ブグゥォォォォォォン

俺「ボーナスでこんな車欲しいな...」

~会社前交差点~
歩いてる人「チラチラ」
ブグゥォォン、ブグゥォォォォン

俺「視線超きもちええやんけ」

~西住家到着~
ブグゥォォォンキキィィ
門番「どちら様でしょう?」

俺「○○企業の俺と申します」

門番「どうぞ」ギィィィィィ(開門)

ブォォォオン、ブォォォォン
俺「この車少しアクセル踏み込むだけでエグい音でるな。」

しほ「あらいらっしゃい俺君!まあ、あい(社長)の車じゃない。車は適当に中庭に駐めてちょうだい」

俺「おはようございます、わかりました。駐車します。」
駐車完了
俺「ガチャ、ピッピッ。本日はよろしくおねがいします」

しほ「さあ、入って!娘たちもいるけど気にしないで。」

まほ「ようこそおいで下さいました、西住家長女西住まほと申します。よろしくお願いします。」

しほ「うちの長女のまほよ、俺君と同じ年よ!うふふっ、奇遇ね笑」

俺「まほさん、はじめまして俺と申します。こちらこそよろしくお願いします。」

みほ「ただいまぁ(しょんぼり)」

しほ「みほお帰り、お客さんがみえてるから挨拶なさい」

みほ「西住家次女西住みほです、よろしくお願いします(しょんぼり)」

まほ「みほ、何かあったのか?どうしてそんなに悲しげなのだ?」

みほ「ぼこの一番くじで欲しかった限定超絶レアボコフィギュアが無くなってた...」

俺「ん?!さっき高速のコンビニで引いたらフィギュア当たったんだよなぁ、でも俺もボコ好きだし..,」

まほ、しほ「みほ、子供じゃないんだからしょうがないでしょう」

みほ「うっ、うっ、わがぁっではぁ、い、いるんだぁげぇど、、、うっうっ」
やばい泣きそうだ,,,

俺「あ、あのよかったらこれあげるよ(ガサゴソ)」

みほ「?!?!?!!!えっ、これ欲しかった超絶限定レアボコフィギュア!いいの?」

俺「ま、まあいいよ。俺持ってても使わないしさ」

しほ「お恥ずかしい!みほ、しっかりお礼言いなさい!」

みほ「ありがとう俺さん!!!ずっと大切にする!」

俺「喜んでくれたならそれでいいよ」

しほ「もうほんとうに、、、っととりあえず上がってください!」

俺「ではおじゃまします」

まほ(妹を喜ばせるなんて、な、なかなか良い殿方ではないか//)

とりあえず今日はもう寝る

うす、今から書き込むわ

俺「いやぁ~、さすが名家西住家だけあって和風で上品でなんといっても広いご自宅ですね」

しほ「先代から歴代受け継いでおります歴史の深い家なのよ♪」

俺「ほへぇ~、やっぱ庶民の僕は圧倒されちゃいました」

みほ「俺さん、さっきはありがとうございます!もしかして俺さんってボコ好きですか?」

俺「ああ、ボコは可愛いからハマっちゃってw」

しほ「見かけによらず案外俺さんってお子様趣味なのね、可愛らしいわうふふ」

みほ「お母さん、ボコはお子様趣味なんかじゃないもん!」

みほ「ねっ、お姉ちゃんもそう思うでしょ?」

まほ「そっ、そうね(この男みほの好感を一気に掴むなんて、なんて男、、、)

~応接室到着~
しほ「俺さん、座ってて。いまお茶をお出しするわ」

俺「ありがとうございます、お気を使わせてしまってすみません」

俺「(そういえばまほさんとはあまり会話交わしてないな)あの、まほさん」

まほ「はっ、はいっぃぃぃ!!?!ビクッ」

まほ「どう、な、なさいましたか?!」

俺「(なぜこんな緊張してんだ?とりあえず服褒めとっか)いやぁ、素敵な服着てるなと思いまして」

まほ「そ、そんなこと//これは我が校黒森峰の制服です!」

俺「そうなんですか!ん?でも僕と同じ年ですよね?どうして制服を?」

まほ「その、この制服はとても気に入ってまして卒業後も着ております」

俺「納得です!かっこいい制服なのでさらにまほさんが着られるととてもお似合いですもんね」

まほ「/////////////////////(沸騰)」
襖の間覗き しほ「あら、いい雰囲気ねクスクスクス」

すまん、馴れ初めまでが長くなりそうだな

ピンポーン
しほ「誰かしら?」

?「こんにちは!みほさんいらっしゃいますか?」

みほ「誰だろう?この声はもしかして?!」

ゼクシィ「みほ~!久々に会いたかった!」

みほ「沙織!私も会いたかった!上がってよ」

~みほの部屋に向かってる~
応接室 チラッ ゼクシィ「あっ、しほさん!まほさんお久しぶいです!お邪魔します」
しほ「いらっしゃい、ゆっくりしてって!」

まほ「久しぶりだ、みほと遊んでやってくれ」

ゼクシィ「??まほさん、ご結婚なさったのですか?」

まほ「??!何を言ってる?!//// こちらは客人だ」

俺「こんにちは」

続きは深夜書くわ

ゼクシィ「こんにちは!お客さんでしたか、失礼しました」

俺「いえいえ~、まほさんの旦那さんなんて勘違いされて光栄ですよアハハ」

まほ「//////(何よもう、勘違いさせないでよね)」

しほ「草」(あいに後でラブラブやったでってメールしたろ爆笑)

~取材開始~
なんやかんや二時間経過
~取材終了~

俺のお腹「グゥゥ~」

しほ「あらもうお昼過ぎてる!!お腹すいたでしょう?食べてってちょうだいよ」

俺「いいんですか?取材させていただいてご飯まで申し訳ないです」

しほ「全然構わないわよ^^まほの手作りカレーがあるわ」

まほ「(そんな、殿方に手作り料理出すならもっと凝っておけばよかったのにぃ~)」

しほ「あ、でもまほカレー好きで1から作るから辛いのよ、俺さん大丈夫」

俺「僕もカレー大好きなんですよ!もう都内のカレー屋は大体まわってありますからね!」

まほ「??!金沢カレーとかも好きですか?」

俺「大好きですよ。金沢カレーならベタですがゴーゴーカレー好きです」

まほ「いいですよね!私も好きです!!本格的なインドカレーとかも勉強してます」

俺「おおインドカレーもいいですな!」
ワイワイキャッキャ

しほ「イチャイチャしてないでまほ、カレー持ってきてちょうだいw」

まほ、俺「はっ!///」

完食

俺「とても美味しいです!!もう毎日食べたいなぁ、また食べに来てもいいですか?」

しほ「まほと結婚すればいくらでも食べられるわよ~wwwwwww」

まほ「お母さんっ!!//変なこと言わないでください!//俺さんに失礼です//」

しほ「まほは殿方のお友達いないんだし俺君と連絡先くらい交換なさいよ」

俺「僕は全然構いませんよ!まほさん、これ僕の名刺です。裏に個人携帯の番号書いておいたのでよかったら連絡ください」

まほ「あっ、ありがとう///(恥ずかしい//)」

しほ「(しめしめ)」

みほ「(お母さんまほの旦那探し必死やな)」

それでは失礼します、今日はありがとうございました!あとカレーご馳走様でした!」

しほ、みほ、まほ「お気をつけて」

~会社到着~
俺「社長!お疲れさまです。車ありがとうございました!」

社長「おお俺君お疲れ。しほんとこの長女といい感じだそうだなw」

俺「?!えっ?」

社長「しほがメール送ってきてさwまほの旦那にいいわ~ってきたんだよw」

俺「えええぇ、、」
ピコンッ♪

俺「ん?だれだ?」
携帯チラッ「まほ 一件メール」

社長「どした?仕事の電話か?」

俺「いや、まほさんです」

社長「ちゃっかり連絡先まで交換しちゃってwよっ!プレイボーイww」

俺「違いますからやめてくださいよぉ~」

社長「なんて書いてあるんだ?!wktk」

携帯「まほです。西住家に取材でお越しくださいまして感謝をお伝えしたく連絡させていただきました。あとカレー褒めていただきとても嬉しかったです!
明日東京に向かう用事ができまして、よかったらまたお会いできたらと思いまして。もしご都合がよろしかったらどうでしょう?」

俺「やったぜ」

社長「もう結婚しちまえよ」

俺「いやさすがにそれは何が何でもスピィーディー過ぎですよ」

とりあえず今夜はもう寝るわ

(帰宅の電車車内)ガタン、ガタン、
俺「おっ!今日は座れるなんてついてるな。まほさんにメール送るか。」
メール「まほさん!お久しぶりです。この間はお世話になりました、カレー最高でした!ぜひ明日僕もお会いできたらと思います。」
送信

ピコンッ♪
メール「俺さん お仕事お疲れさまです。午前中は私も指導がありまして俺様もお仕事中かと思われますので20:00東京駅待ち合わせでどうでしょうか?」

メール「まほさん、20:00には仕事切り上げれるので大丈夫です!では明日20:00東京駅で待ち合わせ了解しました!」
送信

ピピピピッ、ピピピピッ♪
俺「あぁ、もう朝か...?!今日はまほさんと会う日か!」ドタドタドタ

出勤
受付嬢「おはようございます。?今日はやけに朝からシャキッとされてますね」

社長「そうなんだよ~こいつ西住家のお嬢様と今夜密会するんだってさw」

俺「おはようございます!ってか社長変なこと言うのやめてくださいよ!あと急に現れないでください!驚きました」

社長「そんなこと言ったって事実は事実だろ~」

俺「んぐぐぐ...」

社長「ま、今日1日の仕事の励みになるだろうな!」

俺「それはもちろんすよ!」

~なんやかんや業務終了~

俺「ではお先に失礼します!」

社長「お疲れちゃん。今日は頑張ってたな笑 まほちゃんと楽しんでこいよ!あっ、でもいざとなったら男として
しっかり責任取るんだぞ笑」

俺「お疲れさまです社長!なんですかいざとなったらって!普通にお食事するだけですよ!」

社長「まあ楽しんでこいなぁ~^」

テクテク(会社は丸の内だから徒歩で東京駅へ行けるのだ)

俺「おっ?15分前なのにまほさんかあれは?」

まほ「!俺さん!お久しぶりです」

俺「お久しぶりです、待たせちゃいましたか?」

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