【安価】村人「今日は12才の誕生日だ」【コンマ】 (132)

※ファンタジー物です

村人「この国、というか世界では12才になったら教会で洗礼を受けて自分に適した職業の才能を授かる」

村人「それまでは、家とか村とかを手伝いながら暮らすんだ」

村人「ただ、才能を授かるといっても、絶対にその職業に就けるわけでも、つかなくちゃならないわけでもないんだ」

村人「最も、例外が有るみたいなんだけどね」

村人「とにかく、僕は12才になったから洗礼を受けなきゃならない」

村人「いまは、爺ちゃんと一緒にこの辺りで一番大きな街の教会に向かってるんだ」

爺ちゃん「誰に話してるのかのお?」

村人「気にしないで、独り言だから」

爺ちゃんの職業 直下
村人と一緒に洗礼を受ける子供の数 直下コンマ一桁

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496061752

※0は10で扱います

村人「爺ちゃんは鍛冶屋の才能を授かったんだよね」

爺ちゃん「そうじゃな、ワシの家系は職人の才能を授かるものが多くてな、お前もそうだとうれしいんじゃがな」

村人「ふーん・・・」

爺ちゃん「お、見えてきたのう」

爺ちゃんが前を示すと、街の姿が見えてきた

門番「・・・洗礼を受けに来たのか?」

爺ちゃん「はい、ワシの孫が12になったんでございます」

門番「言わなくても分かるだろうが、教会は中央広場の北側だ・・・昼の鐘までには中に入るように」

爺ちゃん「へい、もちろんです」

門番は無愛想に街中に入るように促した

爺ちゃんに連れられて街へと入っていく
何回か街には来たけど、今年は来たのははじめてだ

爺ちゃん「さて、少し時間があるの?ワシは馴染みの革細工職人の所へ行くが、お前はどうするのかの?・・・町中でも見ていくかの?」

ここからなら露店通りを見ていけば丁度いいだろうし、先に中央広場にいてもいいかもしれない

安価 下1

1 爺ちゃんに付いていく
2 露店通りへ行く
3 中央広場に行く
4 自由

中央広場に行くと、沢山の人がいた

村だとお祭りの時しかいないのに

見渡すと、僕と同じように洗礼を受けるらしい子供を四人見かけた

洗礼を受ける子供 下1~下4

(例)貴族の息子らしい剣を帯びた少年、大きな背嚢を背負った少女など

木の陰からこちらを見ている貴族のようなおとなしめの少女

眼帯をして無表情、背中に剣を背負った少年


向こうの木の影に、女の子が一人、お付きの人がいるから、きっと貴族の娘なんだろう

その反対側には、おどおどした少女がいるが、あんなに挙動不審じゃ怪しいと思うけどな

教会の入り口近くには・・・あれ、もしかして彼もなのかな
一見すると同年代には見えない、すごい体の大きなのがいる

さらにその近くに眼帯をして帯剣した少年がいた
・・・傭兵団とかの子だろうか?

・・・?
あれ、なんで近づいてくるんだ・・・?

村人に近づいてきたのは? 下1

>>6->>9から選択


気弱「・・・あの」

村人「うん?」

話しかけてきたのはおどおどした少女だった
声をかけてくるようなタイプでは無いと思ったから以外だ

気弱「あなたも、洗礼を受けに来たんですよね」

村人「そうだけど」

気弱「・・・」

黙りこんでしまった・・・

仕方ないから、此方から何か話題を振ろうか

村人「下2」


村人「君は何かなりたい職業はあるの?」

気弱「・・・!・・・はい、私は薬屋さんになりたいんです」

村人「薬屋かぁ・・・それは才能を授からないと難しいよね」

気弱「私の家系は代々魔法医や薬屋、回復魔術師が多かったんですけど、二代前から才能を持った人が現れていなくて・・・」

気弱「あなたは・・・どうなんですか?」

村人「爺ちゃんは鍛冶屋の才能で、父さんは仕立て屋、母さんは革細工職人の才能立ったんだ、きっと何かの職人の才能だと思うよ」

爺ちゃん「おおい、待ったかのう?」

少女と話していると、爺ちゃんがやって来た
会わせて、教会の扉が開かれ、貴族の少女や剣を持った少年が入っていく

僕も中に入っていく、爺ちゃんは外で待っているようだ
他の付き添いの人も、外で待機していた

僕が入った後で、他に六人が入ってきて、全部で11人が洗礼を受けるらしい

村人の洗礼を受ける順番 直下コンマ一桁 ゾロ目は最後


洗礼を受けに来た子供の残り 下1~下6

(例)弓を担いだハーフエルフらしき少女、黒いローブに身を包んだ根暗そうな少年など

最初に呼ばれたのは・・・寝間着?の少女だ
寝坊したんだろうか

寝間着「よ、よよよしくろ、おねがいしまぁす!!」

テンパりまくっている

神父様が苦笑しながら、祭壇の前に立つように促す

少女が祭壇の前で祈りを捧げると、祭壇の鏡に、才能が写し出された

寝間着の少女の才能 直下コンマ二桁

01~40 料理人
41~90 商人
91~99 魔法使い
00 ???


鏡が輝いて、少女が商人の才能を授かったことを写し出した

少女は飛び上がるように例を言うと、席に戻っていく

・・・次に呼ばれたのは、先程の貴族の少女だ

貴族「よろしくお願いいたしますね」

神父「はい、此方へ」

貴族の少女の才能 直下コンマ二桁

01~30 魔法使い
31~70 司書
71~90 領主
91~99 騎士
00 ???

貴族の少女は司書の才能・・・元々貴族ぐらい博識で余裕が無いとなれない仕事だから、必然なんだろう

次に呼ばれたのは、あの眼帯の少年だ

眼帯「・・・」

こちらを軽く睥睨して、祭壇の前に出た

眼帯の少年の才能 直下コンマ二桁

01~50 農家
51~90 羊飼い
91~99 行商人
00 剣士

日付変わる前に酉つけます

少し離れますのでお待ちください


村人「・・・?」

気弱「・・・え?」

眼帯「・・・・・・?・・・!!?」

あんな成りをしておいて、農家の才能?
もしかして、物語の剣士に憧れちゃった系何だろうか

眼帯「・・・な、バカな!」

眼帯は驚いて、抗議の声を挙げようとしたが、ここが教会で洗礼中だということを思い出したのか、黙ったまま、荒々しく席に戻った

・・・次は、先程まで話していたあの少女だ

軽く、こちらを見たあと、壇上へ上がっていく

直下コンマ二桁

01~40 商人
41~60 魔法医
61~80 薬屋
81~99 回復魔術師
00 ???


・・・商人か

薬屋ではないが、その道へ進むのは不可能ではないだろう
・・・聞いた話、結構いい家らしいから、あとは彼女の努力とかの話なんだろう

気弱「・・・ふぅ」

少女は席に戻ると、軽く息を吐いた

村人「・・・」

次に、立ち上がったのは先程から天井を見上げていたシスターらしき少女だ
呼ばれても反応が鈍い・・・大丈夫なんだろうか

シスター「・・・お願いしまぁす」

神父「はぁ・・・祭壇の前へ」

少女はゆっくりと祭壇の前へ出る

直下 コンマ二桁

01~50 シスター
51~80 教祖
81~99 聖騎士
00 ???


・・・結局少女はシスターの才能を授かる

神父が何となく胸を撫で下ろしたように見えた

次に立ち上がったのは、ローブ姿の陽気な少女だ

陽気「はーい!お願いしまーす!」

神父「元気があってよろしい」

直下 コンマ二桁

01~60 踊り子
61~90 歌姫
91~99 魔法使い
00 ???


・・・踊り子の才能
格好から見て旅芸人一座の子なんだろうか?

少女は此方に手を振ったあと席に戻る
気弱な少女も軽く笑ったのが見えた

次は・・・何だあれ、なんかはでな格好をしたのがいる
顔は中性的で、性別がよくわからない

派手「・・・」

神父「・・・では、此方へ」

何か小声で言ったようだが、生憎此方には何も聞こえなかった

直下 コンマ二桁

01~30 錬金術師
31~60 死霊魔術師
61~90 占い師
91~99 暗黒魔術師
00 ???


・・・あれで錬金術師なのか

やっぱり錬金術師何てのは理解できない人種だな

神父様が何となく苦々しい顔をしているような気がした

次は・・・僕か

立ち上がると、真っ直ぐ神父様の前に行く

村人「お願いします」

神父「うむ、では祭壇の前へ出なさい」

僕は祭壇の鏡の前に立つと、祈りを捧げた

下2コンマ二桁

01~30 下1
31~60 下2
61~90 下3
91~99 下4
00 ???

下2コンマ二桁を下4コンマ二桁に変更

安価下


村人「・・・戦士?」

・・・以外だった、内の家系では戦闘技能を授かったのは4代前の時に、槍使いの才能を授かったとき以来だ

何より、戦士や剣士、魔術師などの戦いに向いた才能は国の管理の元で、兵士として働くことが推奨されるんだ、強制ではないが、だいたいはその道に進んでいく

・・・正直、こんな才能は欲しくなかったかな、と思う

村人→戦士「ありがとうございます・・・」

気弱→商人「大丈夫ですか?」

席に戻ったら、商人の才能を授かった少女が小声で話しかけた

僕は軽く手を振って大丈夫だと返事した

次は・・・あの大柄な少年だ
一体どこの子なんだろうか?

巨漢「・・・うす」

神父「やれやれ・・・」

・・・知り合いなのかな?

直下コンマ二桁

01~40 戦士
41~80 聖戦士
81~99 直下
00 ???


戦士「ん?」

商人「あれ?」

陽気→踊り子「あれえ?」

貴族→司書「あら・・・」

鏡が大きく輝いていく、これはそうだ、これが聞いていた唯一の例外、
彼は「勇者」の才能を授かったんだ

「勇者」といっても、唯一無二のものじゃない
一年の洗礼で20人から30人くらいは発見される

「勇者」の才能を授かった子供はほぼ強制的に、大貴族の長男などでない限りは王都の養成所に集められ、戦争や魔物対策への切り札として英才教育を受けるそうだ

詳しいことは知らされていないが、養成所を卒業する頃には、最初の4割くらいにまで減っているらしい

巨漢→武勇者「む?」

神父「・・・これは!・・・なんと言うことだ!」

眼帯→農家「なんで・・・なんであいつが」

派手→錬金術師「・・・へぇ、面白いじゃんか」

寝間着→慌商人「あ、あわわ」

教会の中は大騒ぎになってきた
鏡は輝き続けている・・・

司書「・・・!」

貴族の司書は立ち上がると、壁沿いに控えていたシスターの一人に話し掛けた

シスターはうなずくと、教会の奥へと向かっていった
裏口から出たのだろうか、ドアの開閉する音が聞こえた

どうやら洗礼は中断されているようだ

神父様は勇者の少年を奥の個室へ連れていった

先程から待ちぼうけの最後の少女はだいぶつまらなそうにしている

ダウナー「はぁ・・・」

一応、最後に神父様からの話を聞くことになっていたが、自分のは終わったんだし、いてもしょうがない気がする

安価 下2

1 教会を出ていいか聞く
2 他の子供に話しかける(誰かも選択)
3 大人しく待つ
4 自由

ごめん、一人飛ばしてたね

変えるの難しいから眼鏡君は違う機会で出します

安価下

とりあえず、修正して名前はこうしました

戦士 ムラオ
爺ちゃん シアン
商人 ヘカテル
司書 アイテル
農家 エルク
踊り子 マナハ
錬金術師 シロー
シスター エネ
慌商人 メリッサ
ダウナー サニヤ
武勇者 ライオー
神父 キタノ

最初から仮名と一緒にしてもらえば良かったですね


ムラオ「僕はムラオ、この近くの村に住んでるんだ」

ヘカテル「・・・私はヘカテルです、この近くというと職人村の人なんですか?」

ムラオ「そうだよ、爺ちゃんはシアンって言うんだけど、知ってる?」

ヘカテル「シアンさんですか?」

爺ちゃん(シアン)の知名度 直下コンマ二桁

01~40 街に包丁なんかを卸しにくる人
41~80 軍隊に剣や槍を作っている人
81~99 ↑ + 有名な騎士の剣を作ったことがある
00 昔、勇者の剣を作ったことがある


ヘカテル「確か、家にも包丁をつくってもらったことがあります」

ムラオ「爺ちゃんは包丁とか鍬とかの鍛冶屋だからね」

ヘカテル「・・・そういえば、戦士の才能ということでしたが、何か武術の心得とかはあるんですか?」

直下レスで使える武器の種類、そのレスのコンマ一桁+10が初期熟練度


熟練度 13 (初心者に毛が生えた程度)

使う武器 下2

1 片手剣と盾
2 槍
3 大剣
4 棒
5 メイス
6 徒手空拳
7 斧
8 自由


初期装備 古びた大剣

大昔の戦争で使われた剣、録に手入れされていなかったため、ほとんど鈍器に近い
形状はトゥーハンドソード


ムラオ「爺ちゃんの工房の裏に捨ててあった大剣を拾って振ったりはしていたかな」

ヘカテル「・・・才能を授かったんです、それも上手くなりますよ」

ムラオ「なら、いいかなあ」

ヘカテル「・・・あ、神父様が戻ってきましたよ」

ムラオ「さっきの勇者のはいないなあ」

キタノ「・・・えー、お待たせした」

キタノ「先程、この町の警備団長の次男であるライオー君が勇者の選定に選ばれた・・・選定の鏡はいまだ輝きを続けている・・・皆さんには輝きが収まるまでこの場に待機して頂きたい」

エルク「・・・クソ」

シロー「はぁ、しょうがないネ」

・・・あと【二人】くらいなら話す時間はありそうだ

安価 下2

1 誰かと話す(名前も)
2 大人しく待つ
3 自由


ムラオ「やあ、僕はムラオっていうんだ」

エネ「あら?・・・さっき戦士の才能を授かった方ですね」

やっぱりぼんやりしている印象だな・・・

何を話そうか? 下2

1 神父様とは関係があるの?
2 勇者が出たことはどう思う?
3 自分の才能についてどう思う?
4 自由


ムラオ「自分の才能についてどう思う?」

エネ「そうですね~、私はずっとこのままシスターになるものだろうと思っていましたし、とくに問題ないですよお?」

ムラオ「ずっとここで?」

エネ「一応、ここの娘ですから~」

他に何か話しますか? 下2

話すなら内容も


ムラオ「神父様とはどういう関係なのかな?・・・やっぱり父娘なのかな?」

エネ「はい、そうですよ」

ムラオ「となると、シスターに選ばれたのは、なるべくしてって感じなのかな」

エネ「そうですね~、私はこんな感じだから父はだいぶ不安がってたみたいで~」

ムラオ(だろうね)

エネ「・・・長引いてますね~」

エネは神父様とライオーという少年が消えていった扉を見ながら呟いた

ムラオ「そうだね」

安価 下2

1 誰かに話しかける(エネとライオー以外の子供誰かを選択)
2 大人しく待つ
3 自由


折角だし、今ならあの貴族の娘にも話しかけられるだろう

ムラオ「こんにちは」

アイテル「こんにちは・・・あなたは戦士の才能を授かった方でしたわね」

ムラオ「・・・はい、隣村の鍛冶屋、シアンの孫です」

アイテル「・・・シアンというと、我が家にも何度か包丁を卸しに来た方ですね・・・顔は覚えていますよ」

ムラオ「・・・ありがとうございます」

アイテル「最後の一人手前で止まっていますが、今のところ戦いの才能は貴方と先程の勇者の才能の方・・・ライオーさんでしたか・・・二人だけです」

ムラオ「いつもはもっと多いんですか?」

アイテル「そうですね、・・・通常この町クラスであれば、洗礼は年に4回ほど、行われますね・・・一回は10人から15人で会わせて50人くらいが平均です・・・この中で戦いの才能を授かるのはだいたい10人ほどです」

ムラオ「なるほど」

アイテル「ですが、今年は三回目、私たち全員を含めて47人が受けた中で、戦いの才能は僅かに二人、・・・貴方を含めても三人です」

アイテル「きっと自警団や軍から誘いが来ますよ?」

何か話しますか? 下2

1 勇者について
2 才能について
3 自由


ムラオ「・・・そうだ、自分の才能についてどう考えてます」

アイテル「そうですね、私の家系では司書になる方は多くて、帝都の大図書館に勤めている方もいらっしゃいます」

ムラオ「帝都?・・・すごいエリートなんだね」

アイテル「・・・そうですね」

ムラオ「僕には縁遠い話だね・・・」

アイテル「・・・貴方のこれからによっては、そうとは限りませんよ」

ムラオ「・・・」

平民から貴族に等しい地位まで成り上がった者はいるが、
それは最初から将軍とか魔法剣士みたいな稀少な才能を持った人に限られている
戦士や剣士、槍使い・弓使いみたいな平凡な才能では、行っても百人隊長くらいであり、貴族との付き合いは望むべくも無い

他にも何か話しますか? 下2(自由安価)

ムラオ「勇者について、どう思うかな」

アイテル「・・・私の知る限り、勇者に選ばれたのは今年でライオーさんが二人目、この国での156人目、存命のなかでは67人目ですね」

ムラオ「・・・今年は二人いたんですか」

アイテル「えぇ、一年で二人以上勇者が誕生するのは五年ぶり、勇者の誕生自体も3年ぶりですね」

アイテル「因みに、先に見つかった勇者さんなんですが」

ムラオ「?」

アイテル「実は、勇者の才能を授かった方がいるということ以外は何もわかっていないんです・・・」

ムラオ「・・・?普通勇者は町・・・いや、領地や国を挙げて宣伝するものでしょう?」

アイテル「えぇ・・、ですから、何か表に出せない訳があるとか・・・」

基本的に勇者に選ばれたら、国を挙げて祝福され、外国への宣伝と牽制に使われる
例え身分が貧農の三男だろうと、王家の嫡子だろうと勇者になれば扱いは、少なくとも表向きは一緒になるはずだ
それでも公表されないなんて、おかしい

アイテル「あら・・・?神父様戻ってきましたね」

ムラオ「ライオーってのは、いないか・・・」

キタノ「えー、お待たせしたね」


キタノ「それじゃあ、サニヤ前へ出てくれ」

サニヤ「はぁい・・・」

サニヤと呼ばれた少女は億劫そうに立ちあがり、ふらふらした足取りで祭壇の前に立った

鏡はやっと落ち着きを取り戻したようだ

キタノ「んあー、では祈りを」

サニヤ「・・・っる」

キタノ「?」

サニヤは何か呟いて祭壇に祈りを捧げた

下4コンマ二桁

01~20 下1
21~40 下2
41~60 下3
61~99 下4
00 勇者?


サニヤ「・・・む」

妖術師の才能?

かなり珍しい才能だ・・・魔法使いの系統の中でも、幻覚や呪法あとは魔法薬の精製なんかにも長けている

戦士や剣士は一年に50~100人は出るが、妖術師はたしか彼女を含めても8人、数だけで言えば勇者よりも稀少だ

因みにこの国で一年に洗礼を受けるのは500~800人くらいだ

サニヤ「・・・」

サニヤは気だるそうに席へと戻る

キタノ「えー、これで今年度3期目の洗礼は終了した・・・諸君らは・・・」

だいぶ話が長い、だれが全部聞くんだこれ

キタノ「・・・をすること、では本日はこれで終了です」

キタノ「各自、自分の家に戻り、今後の相談をすること・・・特に、ムラオ君とサニヤ」

ムラオ「・・・?」

キタノ「今年は戦いの才能が不作だったので二人には誘いが来ると思う!今後の人生に関わるから、よく吟味するように」

ムラオ「・・・はい」

サニヤ「はぁ・・・・・・ぃなぁ」

神父様は話を終えると、エネに声をかけて裏に引っ込んでいった

シスターが扉を開けるのが見えた

皆、立ち上がっている・・・【一人】くらいなら話もできるだろうか?

どうしょうか? 下2

1 誰かに話しかける(人物も指定)
2 教会を出る
3 自由


ヘカテルが此方を見ていた

話しかけてみよう

ムラオ「やあ」

ヘカテル「あ・・・どうも」

何を話しますか? 下2(自由安価)

了解です

話何にも進んでないけど今日はここで終了です


ムラオ「商人の才能、活かせそうかな?」

ヘカテル「不安ですけど、それが私の望みなんです」

ヘカテル「頑張るしかありません・・・」

ムラオ「そうだね・・・そうだよね」

ヘカテル「ムラオさんはどうしますか?・・・正直な話をしますと・・・戦士で職人方面の仕事は難しいのでは・・・ないですか?」

ムラオ「まぁねぇ・・・でも基本勇者以外の才能、つまり9割9分の人は自分の裁量で行く道を決めるからね・・・」

ヘカテル「・・・決めるのは早いと?」

ムラオ「まぁ、正直この機会に村を出るのも考えてるけどね」

ヘカテルと会話をした後、ムラオは今後に思いを馳せながら教会を出た

直下コンマ二桁

01~20 自警団や軍はライオーに夢中、シアンと帰る
21~40 エルクが因縁をつけてきた
41~60 自警団員が声をかけてきた
61~80 駐留軍の隊長が声をかけてきた
81~99 ライオーが声をかけてきた
00 ???


自警団や駐留軍なんかは皆ライオーについてばかり

サニヤみたいな稀少な才能でも無い僕は視界にも入ってないようだ

シアン「ムラオ・・・長引いたのお」

ムラオ「爺ちゃん」

シアン「勇者が出たそうじゃのう」

ムラオ「そうなんだよ」

シアン「まぁ、それは追々きこうかの?・・・暗くなる前に帰らんとな」

ムラオ「・・・うん」

僕と爺ちゃんは町を出た
たまたま町から帰る馬車に同乗することが出来た

御者「そうか・・・ムラオは今日が洗礼かぁ、時が立つのは早いな」

シアン「ふん、洗礼の度に同じこと話しとるじゃないか」

御者「そうかぁ?」

ムラオ「・・・」

シアン「どうしたかの?・・・戦士の才能のことなら気にせんでよいぞ?」

御者「そうだぞお?・・・シアンとこは弟子だって三人いる、お前が心配しなくても何とか成るように世の中は回るんだ」

シアン「そうじゃな・・・だからお前も自分で自分の道を決めなきゃな」

ムラオ「難しいなあ・・・」

キャラクターの設定の安価

ムラオの父親、仕立て屋の名前 下2
ムラオの母親、革細工職人の名前 下3

下3コンマ二桁でムラオの家族事情

01~20 両親と祖父と一緒に暮らしている
21~40 両親とは死別、祖父と二人暮らし
41~60 両親は大きな街に働きに出ている
61~90 両親と祖父、その弟子などが大勢暮らしている
91~99 再安価、自由解答
00 ???


僕の家、というか僕の村は職人の村で、大きな工房が4つ、作業場や倉庫が立ち並び、大きな倉庫もある

農家みたいな人はいるが、加工用の薬草や藤つるくらいで、食料品なんかは街から買い付けているんだ、どうせ徒歩で半日あればつくしね

都合上、物やお金は溜め込んでるし、日用品や軍需品なんかも作る都合で、警備に兵士もいるから、人口は多いと思う

家も、爺ちゃんの工房に父さんや母さんの作業場と弟子さんたちが暮らしてる家がくっついた倉庫みたいな外見になっているんだ

門番「・・・おかえり、どうだった?」

シアン「まぁ、後でなあ・・・」

門番さんに挨拶を交わして村の中に入っていく

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