【安価】姫「勇者なんて待ってらんねぇですわ!」 (185)

姫「私自らが魔王をぬっころしに参りますわ!」

王「考え直すんじゃ! 世間知らずのお前が世に出たところで何になる!」

姫「民草は嘆き苦しんでいる。それだけ知っていれば十分ではなくて!」

王「伝説によればいずれ勇者がこの城に現れる! それまで耐え忍ぶんじゃ!」

姫「国のトップが夢見てんじゃねぇですわ! 頭スイーツもいい加減にしてくださいまし!」スタスタ

王「待て、待つんじゃ姫ぇぇぇぇぇぇぇ―――――!」


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姫「ふふっ! 今日から私の大冒険の始まりですわ!」

姫「感謝しますわよ魔王。体よくあの息苦しい城から抜け出させてくれたのですから」

姫「この借りは私の民を蹂躙してくれたことも含めて、キッチリ返させていただきますことよ」

姫「私の愛読書『勇者冒険譚』によると、冒険に出て初めにすることは……」




1、装備を整える
2、仲間を見つける
3、情報を集める
4、自由安価
>>4

1

【武具屋】


姫「突然の訪問失礼しますわ!」

店主「へい、いらっしゃ……ひ、ひひひひ姫様!? は、ははーーっ!」

姫「頭を下げなくてもよろしくてよ店主。私はお客なのだから」

店主「ひ、姫様がお客様? その、どういったご用件で……」

姫「武具屋に要件など決まっているでしょう。武具を整えにきたんですわ」

店主「う、うちみたいな三流商店に姫様に相応しい武具など置いては……」

姫「いいからさっさと見せなさい! 間に合わなくなっても知りませんよ!」

店主「は、はいいいいい!」

姫「ふふっ……じっくり選ばせてもらいますわ」



【武器を選んでください】

1、銅の剣
2、木の杖
3、茨の鞭
4、その他
>>8

あ、ごめん間違えた

安価間違ったと思ったけど大丈夫だった


安価>>9

3

姫「ふふっ、『茨の鞭』。なかなかいいものが置いてありますのね」

店主「ですが姫様。『茨の鞭』は扱いが難しく装備できる者が限らr」

姫「私に装備できないものなどありませんわ!」パァン!

店主「あひぃぃぃぃぃ!!!!」

姫「この調子で防具も一つだけ揃えていきますわ!」



【防具を選んでください】


1、おなべの蓋
2、皮の帽子
3、旅人の服
4、その他
>>12

3

安価↓にすれば間違えないよ

>>14 そうしよう……



姫「『旅人の服』……いいですわね。俄然冒険の雰囲気が出てきましたわ!」

姫「ここで装備していきますわ。試着室はありまして?」

店主「へ、へぇこちらに。ですが姫様、そんなもの装備しなくても……」

姫「なかなか着心地いいですわね」

店主「早ッ!?」

姫「代金ですけど、前のドレスで立て替えということでお願いしますわ!」

店主「ええっ!? ちょっ、困ります姫!」

姫「前の装備を売り払い、新たな装備を手に入れる……! これぞ冒険の嗜みですわ――!」

店主「『光のドレス』なんて受け取れませんってば姫ぇぇぇぇぇ――――!!」



【次の行動】


1、冒険に出る
2、仲間を集める
3、情報を集める
4、その他

↓2


【平野】


姫「ここが城の外の世界……凄い! 凄いですわ!」

姫「何処までも広がる空! 何処までも続く大地!」

姫「ああ……私はどれだけ小さい世界で生きていたことか」

姫「……勝てる」

姫「例え敵が魔王であろうと神であろうと、今の私の敵ではありませわ!」

姫「いざ、出陣!」



?「……」

【平野・夜】


姫「しくじりましたわ」

姫「まさかこの私としたことが……道に迷ってしまうだなんて……」

姫「いったい魔王はどこいるんですの!?」

姫「私自らが赴くんですから迎えの一つでも寄越すのが礼儀なのではなくて!?」

姫「覚えてらっしゃい魔王……! この屈辱は忘れませんわよ!」

姫「……お腹すきましたわね」


ガサッ


姫「あらっ? いま向こうの茂みが」


ガサガサッ


姫「っ!? 誰ですの!」


1、魔物
2、盗賊団
3、旅人
3、自由安価
↓2

盗賊「おいおいおい! マジでこんなとこに女がいるじゃねぇの!」

姫「な、なんなんですの貴方達……!」

盗賊「みて分からねぇか? へへっ、盗賊様だよ!」 

したっぱA「見張りの言った通りでしたねェ兄貴ィ!」

したっぱB「えらくべっぴんな娘が城下町を一人で飛び出しったって聞いたときは眉唾もんでしたが……」

したっぱC「早く頂いちゃいましょうぜ兄貴ィ!」

盗賊「おいおいおい慌てんなって! まずは俺様が味見してやるからよ!」


姫「なんだか良く分かりませんが……とりあえず!」


1、先制攻撃
2、逃げる
3、話し合う
4、その他
↓2



盗賊「つーわけだ嬢ちゃん。大人しくしとけば……怪我……しないです……!?」

姫「大人しくしとけば……なんですの?」ゴゴゴゴゴゴ……

盗賊「お、おいおいおい! 俺に逆らうってのか!?」

したっぱA「女ぁ! 兄貴にガンたれてんじゃブヘッ!?」パァン!

したっぱB「ぶべらっ!? む、鞭!?」

したっぱC「ぎゃぁあああああああ!!!」

盗賊「て、てめぇら!?」

姫「図が高いですわよ! この私を前にして無礼を働くなどいい度胸してますわね!」グイッ

盗賊「ひっ!?」

姫「いいですこと!? 盗賊様だろうが魔王様だろうが私に従わないものはぬっころしますわ!」

盗賊「お、おおおおめぇは一体!?」


姫「私は正統なる王家の血を引く者。さぁ選びなさい。 従順か、ぬっころ死か」ゴゴゴゴゴゴ……


盗賊「あばばばばばば……」

姫「椅子。少しでも揺らしたら即ぬっころしますわよ」

盗賊「ぐぎぎぎぎぎ……」プルプル

したっぱA「あれ本当に一国の姫なんか?」ボソボソ

したっぱB「違うとしてもただもんじゃねぇって。逆らったら死ぬって」ボソボソ

したっぱC「兄貴ィ……ちょっと羨ましいっす」ボソボソ


姫「私、魔王をぬっころす旅をしていますの。どこにいるのかご存知なくて?」

盗賊「けっ! 金持ちの旅道楽だろ下らぎゃふん!?」パァン

姫「何か言いまして?」ゲシッ

盗賊「言ってません!」

したっぱA「魔王っていったら……瘴気の海を漂う島にいるとか」

したっぱB「地底深くに潜んでいるとか」

したっぱC「天空に浮かぶ城から地上を支配しようとしてるとか言われてやすけど」

姫「結局どこにいるんですの!」ゲシッ

盗賊「誰も分からねぇって事だよちくしょう!」

姫「まぁよろしいですわ。その内見つけ出しますもの」

盗賊「けっ。ご苦労なこって」

姫「私の下僕達が」

盗賊「おいおいおい! まさか俺たちがかよ!?」

姫「光栄にお思いなさい。私が魔王をぬっころす為の名誉ある任務ですわ」

盗賊「ざけんな! 名誉なんかの為に危ない橋渡れるか!」

姫「勘違いしてんじゃねぇですわ。名誉ではなく私自身の為に橋を渡るんですもの」

盗賊「なおさら嫌だわ!」

姫「さぁ私の下僕達。この椅子が惜しければ、魔王の根城の情報をかき集めてきなさい!」


したっぱ「「「「 う、うっす! 」」」


盗賊「人質かよ俺ぇ!?」

【平野・早朝】


盗賊「……抜け足差し足忍び足」

姫「逃げたら足の必要のない座椅子にしてさしあげますわよ」

盗賊「ちっ! なんでこんな朝早く起きてんだんだよ!」

姫「王族たるもの、民の誰よりも早く朝日を浴びるものでしてよ」

盗賊「てめぇみたいなのが本当に王族なら俺は盗賊やってて心底良かったって思うね!」

姫「あなたが何者であろうと私の椅子である運命は変わりませんわ」

盗賊「ぐへっ!?」

姫「ああ……朝日が眩しいですわ……」

盗賊「てめ! こら! 降りやがぶへっ!」

姫「道案内も出来た事ですし、さっさと先に進みますわよ!」




【行動安価】 

1、次の町へ (どんな町か内容記述)
2、占いの塔へ
3、その他 (魔王の城等は現状不可)
↓2

【占いの塔】


姫「占いの塔……。ここにくれば魔王の居場所が分かりますの?」

盗賊「知るかよ。ただ、塔の最上階に住む占い師は何でも見通す力を持ってるって噂だ」

姫「あら、そんな凄い方ならお城にお招きましましたのに」

盗賊「けっ。てめぇみたいなやつがいる城とか全力でお断りだぶべっ!」パァン!

姫「そうですわね。品のない家具のせいでご機嫌を悪くなさっては本末転倒」

姫「私から尋ねるのが筋というものですわ」

盗賊「ぐぎぎぎぎ……てめぇ後で覚えてやがれ……!」

姫「ではお邪魔しますわよ!」

盗賊「ば、馬鹿! 迂闊に扉開いてんじゃねぇ!」


【事象安価】

1、魔物が現れた (種類記述)
2、防犯装置作動 (内容記述)
3、なにも起こらなかった
4、その他

↓2

【占いの塔・1F】



姫「特になにもありませんでしたが、なにか問題でも?」

盗賊「無警戒すぎんだろ!もし魔物とか罠とかあったらどうすんだよ!」

姫「心疾しい賊の思考ですわね。椅子の分際で。それよりアレはなんですの?」

盗賊「ったく! ……おみくじガチャだよ見りゃ分かんだろ」

姫「説明になってませんわ。椅子に説明を求めた私が愚かでしたわね」ゲシッ

盗賊「レバー回すと運勢書かれた紙が出てくんだよ!」

姫「運勢占いという訳ですか。いいでしょう受けて立ちます!」

盗賊「けっ。そんなん引かなくても俺の運勢は分かり切ってら」

姫「いざ、参りますわ!」



ガチャガチャ



【コンマ判定】
00~20 罠作動
21~30 占い師出現
31~50 魔物出現
51~70 魔法・または特技を習得
71~80 占い師出現
81~99 宝箱出現
↓1


 ッポン【凶】


姫「……納得いきませんわ!」

盗賊「ざまみろ疫病神。どうやら俺の境遇の悪さはてめぇからぶほっ!?」パァン!

姫「まぁいいですわ、所詮は占い。こんなものに影響されるほど私は柔ではありませんもの」ゲシッゲシッゲシッ!

盗賊「てめっ! 明らかにっ! 俺へのっ! 対応にっ! 影響されぐはっ!!」

姫「そう、運命とは自らの手で切り開く……」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


姫「なんですの?」

盗賊「なんですの? じゃねぇ! 俺の経験上こいつは……!!」



【罠作動安価】

1、落とし穴
2、水攻め
3、金ダライ
4、その他
↓2


ゴゴゴゴゴゴゴゴ……


姫「天井が!?」

盗賊「やっぱり罠かよ畜生! おい、ずらかるぞ!」

姫「屈辱を受けたままこのまま立ち去れと? 私、そんなの嫌でしてよ!」

盗賊「アホか!? ぐずぐずしてたら」


バタン!


盗賊「ほれ見ろ扉閉じちまったろーがっ!! このままじゃぺしゃんこだ!」
 
姫「上等ですわ! これは塔の主が私を試しているということ」

姫「売られた勝負は国家予算を使い果たしてでも受けて立つ。それが王族の嗜みですわ!」

盗賊「んな嗜みあってたまるか!」


【行動安価】


1、床を調べる
2、閉じた扉を調べる
3、その他
↓2

盗賊「天井なんて支えきれる筈ねぇ。ここで終いかよ畜生!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ……


姫「私の頭上にあってよろしいのは数多の星と日輪のみ」

姫「決してこんな汚らしい天井などではなくってよ!」

盗賊「けっ! 天井にガン垂れて何になるってんだ!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ……


姫「……! 椅子、天井の隅の辺りをよく見てみなさい!」

盗賊「ああん!? ……偽装しちゃあいるが四角系に質感の違うところがあるな。……まさか」

姫「あそこに抜け道がある。 そう考えるのが自然ではなくて?」

盗賊「この際自然でも不自然でもいい! 時間がねぇ!」

盗賊「材質の継ぎ目にナイフを差し込めれば……!」ザシュ


 ゴトッ


姫「ビンゴですわね! 梯子伝いに上にいけるようですわ!」

盗賊「さっさと登れ! もうギリギリだ!」

姫「登ってる途中に上みたらぬっころしますわよ!」

盗賊「おまえ別にスカートじゃねぇだろ!」

姫「それでもですわ。淑女を下から眺めるなど万死に値します!」

盗賊「てめぇのどこが淑女だぶほっ!? こんな時まで蹴んな!」

【占いの塔・2F】


盗賊「し、死ぬかと思ったぜ……」

姫「情けない。この程度で壊れかけては私の椅子は務まりませんわよ」

盗賊「務めたくねぇよんなもん! てか当たり前のように座んな!」

姫「占い師はこの階にいらっしゃるのでしょうか」

姫「いろいろ問い詰めたいことがありましてよ!」



【事象安価】

1、占い師出現
2、魔物出現
3、その他
↓2


ズズズズズズズ


姫「なにやら空気が変わりましたわね」

盗賊「空間が歪んでやがる。お出ましだ」


ズズズズズズズズ……


占い師「……」


姫「あなたがかの有名な占い師、ということでよろしいですわね」

盗賊「間違いねぇだろうよ」

姫「いろいろと尋ねたい事がありますの。お時間はよろしくて?」ゴゴゴゴ……


占い師「……」


【人物安価】

性別:必須
性格:必須
備考:必要であれば
↓2

占い師「来ることは分かっておったぞ! 某国のじゃじゃ馬姫よ!」

姫「あら、人違いでしたか。私は失礼ながきんちょを訪ねに来た訳ではなくってよ!」

占い師「むむ! 儂だって節穴姫など招いた覚えはないぞ!」

姫「占い師をご存知かしら。さぞかし性悪そうな顔をした人物だと思うのですけど」

占い師「そうか! 鏡を見ればすぐ見つかりそうな顔じゃのう!」

姫「それでは女神しか見つかりませんわ。あなたが覘くと性悪が映るようですわね!」

占い師「なんじゃとー!」ゲシッ!

姫「なんですの!」ゲシッ!

盗賊「人踏みつけながら喧嘩してんじゃねぇよ!」

盗賊「ったく。 てめぇが占い師って事で間違いねぇんだな」

占い師「まさしくじゃ小童! 儂こそがこの塔の主、占い師じゃ!」

姫「そうですの。では失礼して」

占い師「む? な、なんじゃ?」

姫「私が受けた屈辱をそのままお返ししようかと思いまして」ゴゴゴゴゴ……

占い師「ひぃぃぃぃ!? ……なんて言うとでも思ったかばーか!」ポチッ


ゴーーーーーン!


姫「はわっ!?」

盗賊「おっ、金ダライッ!?」ゴーン!

占い師「ばーかばーか! じゃじゃ馬のやる事などお見通しじゃ!」

占い師「少しは反省するのじゃ! 儂から見たらお主らの方がよっぽど小童なのじゃぞ」

姫「やってくれましたわね……!」

盗賊「ってぇぇぇ……! なんで俺まで……!」

占い師「儂はもうかれこれ数百年は生きておる。敬うがよい!」

盗賊「ガキの癖にか? どんな化物だよ」

占い師「いろいろと事情があっての。知りたいかの~? どうしようかの~」

姫「そんな与太話に付き合うほどこっちは暇じゃねぇですわーーーっ!」グリグリグリグリ!

占い師「ふぎゃぁぁぁぁーーー!? た、たわけーーっ!」ポチッ



ゴーーーーーン!


姫「はわっ!?」

占い師「ふぎゃ!?」

盗賊「ってぇ!? またかよ! いい加減話進めろ!」



【占い師に尋ねる事】

1、魔王について
2、占い師について
3、その他
↓2

占い師「魔王のう。そんな事を訊いてどうするつもりじゃ」

姫「決まっています! 魔王をぬっころす為ですわ!」

占い師「『魔王』に対峙できるのは『勇者』のみ。『勇者冒険譚』を読んだことあるじゃろ」

盗賊「ガキの頃に読んだなそういや」

姫「ええ、私の愛読書ですもの。でもそれはあくまで伝説。知ったこっちゃないですわ!」

姫「私の所有物たるで民を苦しめられた。やられたらのならば私自らの手でやり返す! 倍返しですわ!」

盗賊「俺に対する振る舞いは倍返しどころじゃねぇんだが」

占い師「己の力量を過信しとるようにしか聞こえんがのー」

姫「伝説を妄信する方がどうかしてましてよ」

占い師「ふむ」

占い師「ま、別に占ってやらんこともない」

姫「ならさっさとお願いしますわ。先程も申した通り暇はありませんので」

占い師「ただしお高いぞ」

姫「結構。椅子の脚一本くらいならくれてやりましてよ」

盗賊「全然結構じゃねぇ!」

占い師「一応訊くが魔王の何について知りたい」

姫「居場所。もしくはどうすれば出会えるのか、といったところですわね」

占い師「よし、では占ってやろう! 感謝するのじゃぞー!」

盗賊「払わねぇからな! 絶対払わねぇからな!」



占い師「リーテラー! トバリター! ウルッスー!」



【魔王と出う為には?】


1、伝説の武具的なものを集める
2、四天王的な奴等を倒す
3、勇者と呼ばれる存在を探す
4、その他
↓2

占い師「伝説な武具的なものを集めよ! さすれば道は開かれるであろー!」

姫「なんなんですのその伝説の武具"的"っていうのは」

占い師「特に深い意味はない。なんとなくじゃ!」

盗賊「伝説の武具ねぇ。普通に考えりゃ魔王討伐に勇者が装備してた剣とか盾のことなんだろうが」

占い師「まぁ、そういうことになるのかのー」

姫「はっきりしませんわね」

占い師「数は四つくらいじゃな! ただ、どこに何があるかまでは霞がかかってて視えん」

姫「何でも見通せる占い師様が聞いて呆れますわね」

占い師「むぅ、言うでない。それに簡単に視通せるのならば魔王がそれを放っておく筈もあるまい」

占い師「勇者であれば視通す必要もなく、導かれるかの如くそれらを入手するぞ」

姫「伝説はお話の中だけで結構ですのに」

盗賊「おいおいおい。結局当てのない探し物が増えただじゃねぇか」

姫「そもそも存在するのかさえ怪しいですわね。魔王に会うだけでとんだまどろっこしさですわ!」

占い師「当てならあるじゃろ。『勇者冒険譚』じゃ」

姫「ですから私は」

占い師「ものは試しと言うじゃろ? 別に武具の在り処くらい参考にしても罰はあたらんのじゃー」

姫「……いいでしょう。でも決して鵜呑みにするわけではありませんわよ! 椅子!」

盗賊「ぐはっ!? て、てめぇなぁ! ってなんだよそのボロッちぃ本はぶへっ!?」パァン!

姫(読み返すまでもない! だって私は……!)ペラペラ




【伝説の武具の在り処-①】


1、古代の遺跡
2、迷いの森
3、竜の渓谷
4、その他
↓2

姫「本によれば、彼は毒の沼地で伝説の武具の一つを手にしたとありますわね」

占い師「おおー! そういえばそうじゃったのー!」

盗賊「毒の沼地か。有名な所だとここから西に行ったところだが……」

姫「では行きますわよ椅子」

盗賊「勘弁してくれ! 近づくだけで死ぬって意味で有名なんだぞ!?」

姫「心配は無用です! 骨になってもあなたは私の椅子ですわ!」

盗賊「死んだ後の心配なんざしてねぇわ! てか死んだ後もか!」

占い師「あ、ちょっと待てじゃじゃ馬!」

姫「なんですのがきんちょ。私急いでますのよ!」

占い師「お主……」



【占い師のセリフ安価】

1、料金の支払いがまだじゃぞ!
2、儂も旅に連れてってみんか?
3、なんでもないのじゃ!
4、その他
↓2

占い師「儂も旅に連れてってみんか?」

盗賊「行きたくない! 絶対に行きたくグフッ!」パァン!

姫「却下ですわ。がきんちょを連れまわす趣味はありませんの」

盗賊「あばばばばばばばばば!!!」ズルズル

占い師「別にいいじゃろ。 減るもんでもあるまいし」

盗賊「あばばば減ってる! 顔すり減ってる!」ズルズル

姫「正直言って足手まといですわ」

盗賊「あ、足! 足が変な方向にまがぎゃああああーー!!」ボキッ

占い師「実をいうと200年くらい外に出ておらんのじゃ! な、人助けだと思って!」

盗賊「助けてくれぇぇぇぇ誰かぁぁぁぁぁ!!!」

姫「だから駄目だと……ああもうさっきから五月蠅いですわよ!」ゲシッ

盗賊「ぐわばらっ!?」

占い師「連れっててくれないとこの階の天井もタライ並のスピードで落っことしてやるのじゃ!」ポチッ

盗賊「ふごぉっ!?」ゴーン!

姫「ああもう! 本当に高くついてしまったようですわね!」

占い師「うむ、それでよい! よろしく頼むぞじゃじゃ馬! それと小童もな!」

盗賊「」チーン


【毒の沼地・付近】


姫「ごほっ……酷い悪臭ですわね。霧も紫がかっていますし」

占い師「毒の沼地のあるところ。そこは魔王の瘴気が吹き出すところと言われているんじゃ」

盗賊「引き返そうぜ! 本当に武具があるかも分からねぇんだしよ!」

姫「分からないからこそ確かめに行くんではなくて?」

盗賊「んな事言ってもこれ以上進んだら死んじまうって!」

姫「息を止めて走ればなんとかなりますわ!」

盗賊「息の根まで止まるわ!」

占い師「まぁそう急くでない。 まずはこの付近を調べてみてはどうじゃ」

姫「仕方ありませんわね」



【周囲詮索】

1、看板を見つけた!
2、【不思議な石像】を見つけた!
3、屍を見つけた!
4、その他 ※伝説の武具以外
↓2

盗賊「お、あそこでなにか光って……こいつぁ……鏡、か?」

姫「あら、美しすぎますわね」

盗賊「確かにこんな所にあったにしちゃあ綺麗すぎんな。一点の曇りもねぇ。しかも」

姫「その微笑みはまさに天上の女神がごとく。いえ、それすらも凌駕してると言っても過言ではないですわ」

盗賊「美しいって自分がかよ!」

姫「他に何がありまして」

盗賊「だから鏡だ! なんかやけにキラキラしてると思わねぇか?」

姫「仕方がありませんわね。私を映しているんですもの」

盗賊「おい誰か神父連れてこい! 毒霧に頭やられたやつがぶはっ!?」パァン!

占い師「おーい。何か見つけたかのー?」

姫「ええ、美しすぎた女神の微笑みを」

盗賊「ちげーだろ! 鏡だ鏡!」

占い師「おー! 真実を映し出す【ラーの鏡】ではないかー! 勇者も使用した由緒正しき品じゃ!」

姫「……これが? 伝説では真実を映した際、砕け散った筈ではなくて?」

占い師「自己修復機能搭載型だったんじゃ!」

姫「なんですのそれ!」

盗賊「こいつも伝説の縁の品か。さぞかし高く売れ……ってなんだ!? 鏡が光っ……!?」



        【ラーの鏡】が真実を映し出す!


【映し出されたのは】

1、清き湖
2、占い師の真の姿
3、その他
↓2

姫「あら、随分と綺麗なものが映りましたわね」

盗賊「だからお前はさっさと教会行って解毒をぶはっ!」パァン!

占い師「かつて、どこまでも清き湖があった」

占い師「その水に浸かればいかに穢れた身であっても清められ、精霊の祝福を得られた事もあったという」

姫「それがこの毒の沼地の真実の姿ですの? 見る影もありませんけど」 

占い師「魔王が直接膨大な魔力を注ぎ込み、今日に至っても瘴気吹き出す毒の沼地に変貌させてしまったのじゃ」

姫「そんな話、本には書いてませんでしたわ」

占い師「勇者が現れるよりも前の話になるからの。その存在は歴史にすら忘れ去られた」

姫「どれだけ昔の話ですの、それ」

盗賊「俺も俺が自由であったことを忘れそうで怖いわ……」



『 だれ… そこ… ……の ……か 』



姫「あら……?」

姫「今鏡から声が聞こえたような……?」

盗賊「そんなん気のせいだぶふっ!?」パァン!

姫「静かに! ……ほら、また!」



『 だれか そこに いるの ですか わたしの こえが きこえ ますか 』



姫「これは……」

占い師「真実は清き湖のことだけではない」

盗賊「な、なんだ!? 誰か映ってるのか!?」

姫「いえ、相変わらず湖が映っているだけ」

姫「ですが語りかけてくる“何か”がいる事は間違いないみたいですわね」

『 もし だれか いるのなら きこえて いるのなら 』

『 このちから ふたたび あのかたの もとへ 』


姫「あなた何者ですの? いったい何が目的で」

占い師「無駄じゃ。こちらからの声は届くことはない」

姫「あらそうなんですの。ではこちらでお返事しましょうか」グッ

盗賊「ってなんで握り拳作ってんだ!? まさかそれ振り落とす気か!?」

姫「言葉が通じない相手との常套手段ですわ」

盗賊「んな事したら鏡割れんだろうが! 通じる通じない以前に声が届かないってこいつg」


姫「せいやぁ―――っ!!」ブゥン!


盗賊「おいィィィィ! 言葉通じてねぇのお前の方じゃねぇかっ!」

占い姫「せっかちじゃのー」



キィィィィィィィィィ―――!

姫「くっ!?」ズブッ


盗賊「おいおいおい!? 拳が鏡に飲みこまれたぞ!?」

占い師「さっさとひっこ抜かんと腕がもってかれるかもしれんのー」

盗賊「マジかよ!?」


姫「上等ですわ! このまま鏡の奥にいる輩をぬっころ……あらっ?」


盗賊「どうした!? ま、まさかもう腕が……!」


姫「いえ、なにか変な感触が」


占い師「今じゃ! それを引っ張り出せ!」

盗賊「ええっ!? いいのかそんなことして!?」


姫「っ! はぁ――――っ!」ズブズブッ!


盗賊「うぉっ!? なんだそりゃ!?」

占い師「どうやらうまくいったようじゃのー」

姫「はぁっ…!はぁっ……! 私は一体何を引っ張り出して……」

占い師「見て分かるじゃろ。それこそが伝説の武具の一つじゃ」

姫「……これがですの!?」



【ラーの鏡から取り出した伝説の武具は】


1、勇者の剣
2、勇者の盾
3、勇者の鎧
4、勇者の印
5、勇者の鞭
6、その他 (武具、もしくは装飾品のみ)

↓2

姫「どう見ても武具には見えませんわよ。武具というより印章……この印は……っ!?」

占い師「それぞ【勇者の印】。その昔勇者が精霊から認められ、その証として賜ったものじゃ」

姫「鏡から聞こえた声の正体は……精霊?」

盗賊「ってことはあれか? その精霊とやらにこいつが認められたってことか? 勇者でもねーのに」

占い師「どうじゃろーなー。いきなり殴られてガードが甘くなっただけかもしれんのー」

盗賊「それじゃ強奪じゃねぇか!?」

姫「人聞きの悪い。ちょっと借りてくだけですわ」

盗賊「いやいやいやいや! それじゃあまりにも人の道を外れて……ってなんで俺が人の道を説いてんだ!?」

姫「それより【ラーの鏡】はどうなりましたの? 伝説通りまた砕け散ってしまいまして?」



【ラーの鏡は……】


1、粉々に砕け散ってる
2、自己修復済み
3、どこにも見当たらなかった
4、その他
↓2

盗賊「……そういや見当たらなねぇな。ちょっと目を離しただけだってのに」

占い師「あれじゃな! じゃじゃ馬があのまま殴り飛ばしてしまったんじゃ!」

姫「殴った感触などありませんでしけど。あなたなら探せるのではなくて?」

占い師「どうじゃろーのー。アレも伝説に縁のある鏡じゃからのー」

姫「見るからに白々しいですわよ」

占い師「目的の物は入手したんじゃ。別にアレに拘る必要もないと思うがのー」

姫「……ま、それもそうですわね。探すならば残る武具のほうですわ」


姫「『勇者冒険譚』によると他の武具の在り処は……」



【伝説の武具の在り処-②】


1、古代の遺跡
2、迷いの森
3、竜の渓谷
4、その他
↓2

姫「極寒の洞窟にてその一つを手に入れた、とありますわ」

盗賊「地元に帰らせていただきぐへっ!」パァン

姫「寝ぼけたことを言ってますのね。あなたは既に魂の拠り所に帰ってきてますわ。椅子としての」ゲシッ

盗賊「誰の魂が椅子だ! 俺は寒い所苦手なんだ! 死んでも行きたk」

姫「直ぐそこに毒の沼地がありましてよ」

盗賊「寒い所でいいです!」

姫「最初から素直になればよろしいですのに。がきんちょは別に帰っても……あら?」


占い師「騒がせたの」ボソッ


姫「なにをしてますの」

占い師「なんでもないのじゃ! 次の行先へレッツゴーじゃ!」タタッ

姫「まったく……。隠し事でしたらもっと隠してほしいものですわ」



『 たのみましたよ 』

姫「さ、出発しますわよ!」

盗賊「しかし極寒の洞窟か……。ここからだとちょっと遠いな」

占い師「なに、まっすぐ目指せば言うほどの事はない。途中で町を経由することも出来るがの」

姫「そうですの。それなら」


【行動安価】


1、真っ直ぐ極寒の洞窟を目指す
2、町を経由する
↓2

【極寒の洞窟・入口前】


占い師「む~~zZZ」ギギギ

姫「がきんちょは呑気で羨ましいですわね」

盗賊「どこぞの誰かが強行軍なんざすっからだと思うがな。つーか歯ぎしりうるさっ!」

姫「魔王の進行は待ってはくれませんわ。問題は」

盗賊「さみぃ……。まだ入口前だってのに参るぜこりゃ」

姫「この辺一帯は温かいくらいですのに、この洞窟だけは凍てつく冷気を放ってますわね」

盗賊「やっぱ町に寄って防寒具の一つでも買ってくるべきだったんじゃねぇの」

姫「今更そんな事を言っても仕方がありませんわ! 心頭滅却すれば」

盗賊「涼しくなるだけじゃねーか! 本当に凍てつくわ!」


?「あっ! そこにいるのはもしかして!」

したっぱA「やっぱりだ! 兄貴ィ! まだ無事でしたかぃ!」

盗賊「したっぱじゃねぇか!」

姫「あら、私の下僕ではありませんの。何をしてますのこんな所で」

したっぱA「ご、ご無沙汰してやす!」

したっぱA「い、いえですね。魔王のアジト探して西へ東へ駆けずり回ってたんですが……」

姫「未だ魔王の居城は見つからず、という訳ですわね」

したっぱA「面目ありやせん!」

姫「いいですわ。そう簡単に見つかっては興ざめというもの」

姫「むしろ私の為に必死になって駆け回るその忠義、称賛に値しますわよ」

したっぱA「あ、姉さん……」ジーン

盗賊「おいっ!?」

したっぱA「それで姉さん達はどうしてここに……まさかこの洞窟へですかい?」

姫「ええ。当てにならない手がかりを探しに。中は調べまして?」

したっぱA「それが今から入ろうとしてたところで。しこたま寒さ対策を」

姫「丁度いいですわね。洞窟には私たちが入りますわ」

したっぱA「へ!? 兄貴もですかィ!?」

盗賊「そうらしいな……。勘弁してほしいぜまったく」

したっぱA「そういや兄貴は寒がりでしたね。こんなんでよかったらどうぞ使ってくだせぇ」

盗賊「おっ、防寒着じゃねぇか! ありがてぇ!」

したっぱA「それとその、さっきから気になってたんですが……」

占い師「むひ~~zZZ」ギギギ

したっぱA「そのお子さんはもしやお二人のびでぶっ!?」ゴォン!

占い師「ふぎゃっ!?」ゴォン!

姫「ぬっころしますわよ」

【極寒の洞窟】


盗賊「さささ寒い……! 寒すぎる……!」

姫「人一倍着込んでる癖にだらしのない椅子ですわね」

占い師「あったかー! ぬくぬくなのじゃー!」

盗賊「女は寒さに耐性でもあんのかよ……へっぷし!」

姫「寒さに震えるためにここに来た訳ではありませんもの」

姫「手当たり次第調べてさっさと武具を見つけ出しますわよ!」スタスタ

盗賊「まーたそうやって不用心に。 何かあってからじゃ遅いってのに」


【事象安価】


1、凍てつく冷気が進行を妨げている
2、床が滑りやすくなっている
3、魔物が現れた
4、その他
↓2

姫「そんなの何かあってから対処すればひゃっ!?」ツルッ

占い師「おおー! 見事なコケっぷりじゃのー!」

盗賊「寒いだけあって地面も凍結してるみてーだな。だーから言ったってのに」

姫「っ~~~~!」ピクピク

占い師「情けないのー! 儂じゃったらコケずに向こうまで滑っておったぞ!」

盗賊「これに懲りたらもっと周囲を警戒してだな……っておい叩くなっての!」

姫「っ~~~~!!!」ポカポカ

盗賊「いいからさっさと立てって! 尻もちついたままじゃ冷たいだけ……」 

姫「……せんのよ」

盗賊「は?」

姫「お、お尻が痛くて立てませんのよ!」

姫「屈辱ですわ……」

盗賊「何でこの糞寒い中、おまえを背負わなきゃなんねぇんだ」

姫「変な所を触ったらぬっころしますわよ!」

占い師「少しばかり尻を強く打ち過ぎたようじゃのー。暫くは安静じゃな」ツンツン

姫「ひうっ!?」ググッ!

盗賊「ぐえっ!? ぐ、ぐび! ぐびじまってる!」

姫「あ、あなたからぬっころしますわよ! このがきんちょ!」

盗賊「死ぬ゙! ぞのまえに俺が死ぬ゙ーー!」


『……』


姫「あら?」

姫「あなた今笑いまして?」

盗賊「首絞められて笑える奴がいんのかよ!」

占い師「そういう性癖の持ち主ならばありえるかもしれんのー!」

姫「椅子の分際でそんな業を背負ってましたのね。正直引きますわよ!」

盗賊「ねぇよ! 少なくとも俺は違ぇよ! つーか俺が背負ってんのおまえ!」



『……』



盗賊「……確かに何かの気配がすんな」

占い師「主じゃな!」

姫「極寒の洞窟の? そんなのがいますのね」

占い師「普段は滅多に人前には出てこんのじゃがのー」

姫「気に入りませんわね。こそこそ覗き見て嘲笑など」

姫「姿を現しなさい! 私直々に折檻して差し上げあげますわ!」



【声の主は……】

1、氷竜
2、雪女
3、氷の魔人
4、その他
↓2


雪ん子「……」


盗賊「うお!? 本当に出てきやがった!」

姫「……また子ども。 あれがここの主ですの?」

占い師「雪ん子じゃ。 あれでも雪の化身、もしくは精霊と呼ばれるほどの高位の存在じゃ」

盗賊「まさかあれのせいでここの洞窟が寒いのか……?」

姫「精霊……。なるほど。では前例に倣えば伝説の武具はあの子が所持している、という事ですわね」

占い師「まぁそうなるのかのー」

姫「なら話は早いですわね。ちょっとそこのあなた、お話があるのですけどよろしくて?」



雪ん子「……」



【雪ん子人物安価】

性別:必須
性格:必須
備考:必要であれば
↓2


雪ん子「……」トテトテ


盗賊「ち、近づいてくるぞ!」

姫「あら。どこかのがきんちょと違って素直な良い子で…」

雪ん子「……」トテトテ

姫「なぜ背後に回り込みますの」

雪ん子「……」ツンツン

姫「ひうっ!?」グググッ!

盗賊「ぐっふぅぅぅぅ!?」

雪ん子「わー! やわらかーい!」ツンツン

姫「な、なにしてくれまひうっ!?」グキッ!

盗賊「かっ!?……かかかっ!………かふっ………」ガクッ


占い師「確かに素直じゃったのー。欲望に」

姫「前言撤回しますわ!」

雪ん子「ぺったんこー!」ペタペタ

占い師「まぁの! これも一種のステータスじゃ!」

姫「無視してんじゃねぇですわ!」

雪ん子「ねーねー!」

盗賊「こ、今度こそ死ぬかと……あ? お、俺か?」

雪ん子「せなか、やわらかいー?」

盗賊「ん? そうだな、厚着してるから分かりづらいがやわらぐふっ!?」

姫「いらない事いってんじゃねぇですわよ!」グググッ!

雪ん子「いーなー! わたしもー!」

姫「お断りですわ!」

姫「あなた伝説の武具を持ってますわよね! それを寄越しなさい今すぐに!」

雪ん子「でんせつー?」

姫「しらばっくれてんじゃねぇですわよ!」

雪ん子「おっぱい?」

姫「椅子、ぬっころしなさい」

盗賊「頼む。これ以上こいつを刺激するな。死ぬぞ。俺が」

占い師「まぁ待てじゃじゃ馬。 雪ん子、儂に見覚えはないかの?」

雪ん子「んー?」

占い師「……やはり。代替わりで記憶は残っておらんか」

姫「なんの話ですの」

占い師「なに、ちょっと昔のことをな」

雪ん子「くしゅん!」

姫「まったく。椅子、私を降ろしなさい。……そっとですわよ」

盗賊「お、おう! 超喜んで!」

姫「こんな時だけ調子いいですわね。ちょっとこっちにいらっしゃい。ええっと……がきんちょ二世」

雪ん子「なーにー?」トコトコ

姫「はい、ちーん」

雪ん子「ちーん!」

姫「女の子なら身嗜みに気を使わなくてはいけませんわよ」

雪ん子「ありがとー!」

姫「改めてお聞きしますわ。この【勇者の印】に見覚えはありまして? 恐らく武具にはこれと同じ印が刻まれて……」


雪ん子「これのことー?」ニョッ


盗賊「うおっ!? なんか出た!?」

姫「あ、あなた今どこから出しましたの!?」

占い師「おおー! それぞ伝説の武具の一つ! その名も……」


【伝説の武具安価】

1、勇者の剣
2、勇者の盾
3、勇者の鎧
4、勇者の鞭
5、その他 (武具、もしくは装飾品のみ)
↓2

占い師「【勇者の剣】じゃ! その一振りで雷鳴が轟き、真空の刃が無数に巻き起こるとされる名剣!」

雪ん子「わーい!」ブンブン!

盗賊「ちょっ!? そんな物騒なもん振り回すな!」

姫「何も出てませんわね。眉唾ではありませんの」

占い師「【勇者の剣】を真に扱える者は【勇者】のみ。伝説にもそうあるからの!」

姫「仮にそれが本当だとしても、あれでは武器として使えなさそうですわ」

雪ん子「えーい!」ザシュ!

盗賊「ぐはーーーっ!? き、切られ……てねぇ? こいつは……」 

姫「見るからに錆びてますもの」

占い師「ふむ」

姫「ちょっとその剣見せて下さる?」

雪ん子「いいよー!」

姫「……やはり。剣身一体は錆で覆われて、刻まれてる文字らしきものも読めなくなってますわ」

盗賊「おいおいおい。これ本当に伝説の武具なのかよ」

占い師「それは間違いないぞ! なにせ雪ん子が守ってたんじゃからな!」

雪ん子「えへへー!」

姫「当てになるかも怪しいですわね」

占い師「これでも昔は桁違いの魔力をもった氷の精霊じゃったんじゃぞ。今はこんなんじゃがのー」

雪ん子「んー?」

占い師「氷の精霊は核となる一部の魔力だけ残して記憶や人格ごと体を溶かし、新たに再構成させることがあるんじゃ」

姫「なぜそのような事を?」

占い師「永く生きると氷の魔力が抑えられぬほど強くなるからのー。偏に世の安寧の為じゃな!」

占い師「しかし必然的に【勇者の剣】の管理に問題が出て来たみたいじゃの」

姫「それで錆びてましたのね」

雪ん子「ねーねー! あそんでー!」

姫「問題なんてありませんわね。伝説などに囚われるよりよっぽど有意義と言えましてよ」ポンッ

雪ん子「くすぐったーい!」

姫「伝説の武具に違いない以上、集めれば魔王に対面できるのですから武器として使えなくても結構ですわ」

盗賊「まぁ……どうせもともと装備できねぇみてぇだしな」

姫「という訳ですの。この【勇者の剣】、私が貰い受けてもよろしくて?」

雪ん子「んー?」

姫「その代り、私もあなたに対して何か報いて差し上げますわ」

雪ん子「えーとねー! それじゃー!」



【雪ん子台詞安価】

1、あそんでー!
2、おっぱいほしー!
3、ままになってー!
4、その他
↓2

雪ん子「ままになってー!」

姫「却下ですわ!」

盗賊「とんでもねーこと言い出したぞおい」

占い師「代替わりしてまだ間もないからのー! 一人は寂しいんじゃな!」

雪ん子「ねーねー!」

姫「私があなたのような子を持つ歳に見えまして!? ありえませんわ!」

占い師「のぉ雪ん子、なんでこのじゃじゃ馬なんじゃ?」

雪ん子「えーとねー! やわらかそー!」

占い師「なるほど。母性というより欲に餓え取るようじゃのー!」

姫「なおさらお断りですわよ!」

姫「私は魔王をぬっころす旅の最中。無責任に年端もいかなそうな子供の面倒など見れませんわ!」

盗賊「一応常識的に考えてたのか」

姫「そうですわ! がきんちょ、あなたが母としてここに残って差し上げなさい!」

雪ん子「やわらかいのがいいー!」

占い師「だ、そうじゃ。もっとも儂じゃと見た目仲良し姉妹にしか見えんのー!」

姫「私だって母ではなく姉妹の範疇ですわよ!」

盗賊「お、それなら俺もかっこいい兄ちゃんってとこか?」

雪ん子「んー? おじちゃん!」

盗賊「ぐふっ!?」

姫「とにかくっ! 私はあなたの母親にだなんてなれな」

雪ん子「えーい! やわらかーい!」ポフッ

姫「ちょっと抱きついてんじゃ……」

雪ん子「あたたかーい!」

姫「この子の体。冷たいですわね」

占い師「雪の化身、氷の精霊じゃからのー。温もりは持たぬし知らぬのじゃなー」

雪ん子「すーすー……」

姫「呑気ですわね。私は凍えそうですのに」

盗賊「今ならこっそり持ち出せんじゃね」

姫「……この私がそのような賊めいたことをするなどあってはなりませんわ」

盗賊「前のとこじゃ割と強引にもっぶはっ!?」パァン!

占い師「覚悟を決めたのかの」

姫「勘違いも甚だしい。必要な時に借り受けるため、剣の管理者をちょっとお散歩に誘うだけですわよ」

雪ん子「んー……ままー……」

姫「もうここに用はありませんわ。次の武具を探しにいきますわよ」

盗賊「この極寒から出られるならどこでもいいぜ……」

占い師「氷の精霊がいる限りどこにいっても極寒じゃぞ!」

盗賊「マジかよ!?」

占い師「冗談じゃ! まぁ雪ん子では頑張っても精々ちょっとした雪を降らせるくらいじゃな!」

姫「充分迷惑ですわ。武具探しに支障をきたすようでしたら剣だけおいて即洞窟送りですわよ」ポンッ

雪ん子「すーすー……」


姫「『勇者冒険譚』によれば三つ目の武具の在り処は……」


【伝説の武具の在り処-③】

1、古代の遺跡
2、迷いの森
3、竜の渓谷
4、その他
↓2

姫「東の果ての島でその一つを手に入れたとありますわ」

占い師「伝説で黄金の国があったとされる島じゃな!」

盗賊「黄金!?いいねぇ!珍しく行ってみてぇとこじゃねぇか!」

姫「金箔をいくら貼り付けても素材がそれでは椅子として不恰好ですわよ」

盗賊「誰が自分に金メッキしたいなんて言ったよ!」

占い師「島じゃからもちろん海を渡る。船を求めて港町にでも向かうのがいいの!」

姫「海……。良いですわね、早速出発しますわよ!」

盗賊「そういや尻の具合はもういいのぶべっ!?」パァン!

姫「ぬっころしますわよ!」

雪ん子「ふわぁー……?」

 【港町】


盗賊「うおぉぉぉぉぉ来たぜぇ海! 待ってろよおうごぐぼっ!?」ドカッ!

姫「これが……海ですのね!」

占い師「おおー! 直で見るのも久しぶりじゃのー!」

雪ん子「すごーい! おっきーー!」

姫「空ともまた異なる深き青! そしてこの独特の香り! 素晴らしいですわ!」

雪ん子「しょっぱーい!」

姫「しょっぱい!? 話には聞いていましたけどまさか本当に……しょっぱいですわ!」

占い師「知っとるか? 海ではやっほーと叫ぶんじゃぞ!」

雪ん子「やっほー!」

姫「ちょっ!? ずるいですわよ! や……やっほーー!」


盗賊「がぼごぼがべぼぼー!」

船乗り「東の果ての島ぁ?」

姫「ええ。そこに行く船はありまして?」

雪ん子「ありましてー!」

盗賊「げほっ! やべぇ……海じゃなくて何かの川を渡るとこだったぜ……」

占い師「いいのー! やっぱ帆船はロマンじゃのー!」

船乗り「えーっと……親子で旅行かなんかかい?」

姫「ぬっころしますわよ。どこをどう見たらそう見えますの」ゴゴゴゴゴゴ……

船乗り「ひぃぃぃ!? だ、だって……」チラッ

雪ん子「ままー! おふねー!」

姫「血の繋がりがあるように見えまして!?」

船乗り「み、見えません!」

船乗り「すまんすまん。あんたらみんな端正な顔立ちしてるからてっきり……」

姫「ちょっと保護者めいた事をしてるだけですわよ」

占い師「儂もこのじゃじゃ馬の娘と見えたのか。心外じゃのー」

船乗り「すまんすまん」

盗賊「いや本当に迷惑だっつーの。何でこの俺が」

船乗り「いやあんたは下男だろ?」

盗賊「なんでだよ!?」

姫「それより船ですわ。あるのかないのかハッキリしてくれませんこと?」ゴゴゴゴゴ……

船乗り「す、すまん。東の果ての島か……えーっと船はだな……」



1、定期船が出てる
2、海賊船ならそこに……
3、つーかどこそこ?
4、その他
↓2

船乗り「海賊船ならそこに……」

盗賊「か、海賊船!? なんでそんなのが!?」

船乗り「すまん。さすがに東の果てまで行く船なんてなくて……」

盗賊「いやだからってなんで海賊船!?」

占い師「おおー! いつの時代にも海賊はいるもんじゃなー!」

姫「どういう事ですの。この港町はあの海賊に支配でもされてまして?」

船乗り「じ、実は……」


1、仰る通り支配されてます
2、海賊とは名ばかりの冒険家
3、あの海賊船は幽霊船でもあるんだ!
4、その他
↓2


【港町・酒場】


海賊船長「……ひっく」

したっぱB「船長、飲み過ぎですって」

海賊船長「すまない……だけど今日は幼馴染の命日でね。飲みたい気分なn」


バン!


姫「ここに海賊の船長さんはおられまして!」

盗賊「おいおいおいおい! まずは様子とか探ってだな!」

姫「どんな相手だろと正面から対峙してこそ王族の威厳が保たれるというものですわ!」

盗賊「暴虐無人っぷりが保たれるだけぶふっ!?」パァン!

占い師「マスター! おすすめの地酒を注文するのじゃー!」

雪ん子「わたしアイスー!」


海賊船長「やれやれ……陸での酒くらい静かに飲ま……お、幼馴染……?」

姫「あなたですわね。海賊の船長さんとお見受けしますわ」

海賊船長「まさかそんな……生きて……! お、幼馴染ィィィィーーーー!」ダキッ!

姫「ひゃっ!? な、何なんですのあなた!?」

海賊船長「ああっ! これは夢か! それとも幻なのかっ!」

姫「知りませんわよ! 離しなさい! 馴れ馴れしいんですのよ!」ググッ!

海賊船長「離さない! もう二度と離さないーーーっ!」ギュッ!

姫「ちょっ!? ど、どこ触ってますのよこの変態っ!」

雪ん子「ずるーい! わたしもー!」ダキッ!

姫「あなたはどこに手を伸ばしてますのよっ!?」


盗賊「なんだ知り合いだったのかよ。それならそうと早く…」

したっぱB「あ、兄貴ィ!? なんでこんなところに!?」

盗賊「しったぱ!? おまえこそなんで!?」


占い師「おかわりなのじゃー!」

盗賊「なるほど。お前は海を探してくれてたんだな……」

したっぱB「魔王のアジト探して北へ南へ駆けずり回ったんですが……兄貴ィ、面目ありやせん!」

盗賊「何言ってやがる……! お前たちみたいな奴から兄貴といわれて……俺ぁ幸せもんだぜ!」

したっぱB「兄貴ィ!」

盗賊「したっぱァ!」

したっぱB「兄貴ィ!」

盗賊「したっぱァ!」


したっぱB「兄貴ィィィィィイイイィィィイ――――――!!」

盗賊「したっぱァァァァァアアァァァァアア―――――――!!」



姫「この無礼者ーーーーーーーー!」ブゥン!

海賊船長「うわぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!?」



盗賊・したっぱB・海賊船長 「「「  ぐふっ!?  」」」」

海賊船長「いてて……す、すまない。 あまりにもその……知り合いに似てて……」

姫「本来ならば極刑ものでしてよ」

ゆきんこ「きょっけー?」

占い師「うぃ~! 死刑のことじゃな~! 晒し首じゃ~!」

ゆきんこ「さらしくびー!」

海賊船長「ほ、本当にすまなかった! この通りだ!」

姫「まぁいいですわ。制裁はさっきのですんだという事にしてさしあげます」

盗賊「ったく……とんだ巻き添えだぜ」

海賊船長「ありがとう……。それで、何か俺に用があったみたいだけど……」

姫「ええ。こうなっては是が非でも協力してもらいますわ」


【海賊船】



姫「帆に風を孕ませ海を走る! 船とは素晴らしいですわ!」

占い師「そうじゃろそうじゃろー! 帆船はロマンなのじゃー!」

雪ん子「きもちいいー!」


海賊船長「東の果ての島か……俺も大概だが君たちも相当の物好きだね」

盗賊「物好きなのはあいつらだけだっつの。だがなにせ黄金だからな」

海賊船長「お詫びの意味もかねて、君たちを無事に送り届けさせてもらうよ」

盗賊「そいつはありがてぇこって」


姫「ひゃっ!? ちょっとどこさわってますの!」

雪ん子「やわらかーい!」


盗賊「幼馴染って言ってたな。あれにそっくりなのか」

海賊船長「ああ。羽帽子の似合う、ちょっと悪戯好きな女の子だったよ」

海賊船長「だけど村が魔物に襲われてね。その時に彼女は俺をかばって……」

盗賊「ふーん」

海賊船長「知ってるかい。この海にはね、その昔海賊王が残したとされる大秘宝が眠っている」

海賊船長「それを手に入れた者は、この世のすべての願いを叶えられるんだそうだ」

盗賊「それでお前も海賊に、か。実際どうなんだ」

海賊船長「困ったもんだよ。所詮は夢物語ってことらしい」

盗賊「の割にはそう悲観にくれてねぇっぽいな」

海賊船長「別れを嘆く暇もない、慌ただしい出会いがたくさんあったからね」

海賊船長「どうだい。船旅は」

占い師「最高なのじゃ!」

雪ん子「さいこー!」

海賊船長「それはよかった。君は?」

姫「なかなか快適ですわよ」

海賊船長「今は天気もいいし、波も穏やかだからね」


海賊船長「ただこの先の海域は要注意だ。何故なら……」



1、他の海賊の縄張り
2、気象の変化が激しい
3、魔物の生息区域
4、その他
↓2

海賊船長「他の海賊が縄張りとしているんだ」

占い師「ほう、お主の同業者か」

姫「勿論それはあなたみたいな冒険家、などではないのでしょう」

海賊船長「ああ、船影を見つければ嬉々として襲いかかり、すべてを奪い去っていく」

姫「正統派の海賊ということですわね」

海賊船長「そういうこと。もうすぐその海域に入る。注意しててくれ」

雪ん子「はーい!」

姫「上等ですわね。賊が私から奪えるものなど何一つありませんでしてよ」

【海域・海賊の縄張り】


姫「霧が深いですわね」

雪ん子「まっしろー!」

海賊船長「奴等はこの海域特有の濃霧に紛れて船を襲うんだ」

盗賊「つってもこれだけ深けりゃあっちも俺たちを見つけらんねぇじゃね?」

海賊船長「奴等はこの海域を知り尽くしている。もう既に捉えられていてもおかしくない」

占い師「まさしく飛んで火に入る夏の蟲じゃなー」

姫「出てくるなら早く出てきてほしいものですわ。どこかの誰かみたいに」ゲシッ

盗賊「ぐふっ!……あ、あの時の俺の馬鹿野郎!」

海賊船長「……盗賊君。ところで君はなんでその……彼女に座られているんだい?」ヒソヒソ

盗賊「そんなもんこいつに訊きやががふばっ!」

姫「椅子、船上でただでさえ揺れますのにこれ以上揺らすならぬっころしますわよ」

盗賊「無茶言ってんじゃねーよ!」

海賊船長「……うん。似てるのは姿形だけだった」



雪ん子「たかーい!」

占い師「そうじゃのー! 見張り台じゃからのー!」

雪ん子「まっしろー!」

占い師「そうじゃのー! 濃霧じゃからのー!」

雪ん子「あれすごーい!」

占い師「そうじゃのー! あれはすご……おおっ?」


占い師「ふむ。おーいじゃじゃうまー! 10時の方向じゃー!」



【10時の方向に……】


1、海賊船確認
2、砲弾が飛んできた
3、宝箱が浮いてる
4、その他
↓2

姫「見えましたわ! 海賊船でしてよ!」

盗賊「うへぇ……こっちの船よりでけぇなおい」

海賊船長「……静かに! これはチャンスだ」

盗賊「どういうこったよ」

海賊船長「砲弾がいまだに飛んでこないという事は、あっちはまだ俺たちに気付いてない」

盗賊「おっ! てぇことはこのままやり過ごしちまえば!」

海賊船長「一先ず安全にこの海域を抜けることが出来る!」

盗賊「よっしゃ! おい! 話は分かったな! このまま静かにやりすごすぞ!」


姫「……ふっ」



1、しかたありませんわね
2、砲撃よーい!
3、その他

↓2


姫「敵船の横っ腹に突撃! 乗り込みますわ! 」

したっぱB「アイアイサー!」

雪ん子「あいすー!」

占い師「海戦の始まりなのじゃーーー!」



盗賊・海賊船長『なにぃぃぃぃぃぃぃーーーー!?』


【敵海賊船】


女船長「あ~まったく暇だねぇ! 獲物はまだ見つからないのかい!」

副官「仕方ありやせんよ。散々暴れ回ったせいで近頃はとんと船が通らなくなりやしたし」

女船長「タマ無しどもが! それでも海の男かってんだ!」

副官「まぁ襲われるのが分かっててこんなとこ通る奴なんざいませんって」

女船長「むしゃくしゃするねぇ! 少しは肝の座った奴はいな…」



『大変だぁああああああ―――――!!!!』

『船がっ! 海賊船が突っ込んでくるぞ――――!!!!』



女船長「な、なんだって!? 」



姫「総員突撃ぃいい―――――!!!!」



副官「お、お頭! 船の横っ腹に海賊船が!」

女船長「ぐぅぅっ! ちくしょう! どこの海賊だ!」

副官「は、旗は羽帽子を被った骸骨!」

女船長「噂の冒険家とかいう腑抜け海賊かい! 舐めた真似をっ!」



『な、なんだてめぎゃぁあああああ!』パァン!

『うぶっ!? タ、タライ……!?』ゴーン!

『なんかさみぃぃぃぃぃぃーーーっ!』



姫「ご機嫌よう、海賊さん。姿が見えましたので挨拶に参りましたわ!」

占い師「いいのー! 海戦はロマンじゃのー!」

雪ん子「あそんでー!」

『ぐえーーーっ!?』

『ひぃぃぃぃーーーー!』

『ぎゃぁあああああああああーーーっ!』

『お助けぇえーーーー!』



盗賊「まるで地獄絵図だ……」

海賊船長「な、なんて無茶なことをっ!」


スタッ!


海賊船長「くっ! こっちの船にも敵がっ!」

女船長「よくもやってくれたねぇ! 腑抜けた連中と思ってたら大層な肝っ玉じゃないかい!」

女船長「散々やってくれたんだ! 容赦はしないよっ!」


盗賊「ちっ!」


1、やるしかねぇっ!
2、い、椅子になるから許してくださいっ!
3、あれ……お前のその顔……
4、その他
↓2

盗賊「あれ……お前のその顔……」

海賊船長「なっ……!」

女船長「なんだい!? 女のアタシが海賊の船長やってちゃ可笑しいってのかい!」

盗賊「いやそうじゃなくてよ」

女船長「それともこの眼帯が気になるってお年頃かい!? タマ無しチキンが!」

盗賊「失礼な事いってんじゃねぇ! 見た事あるツラで胸糞悪くなったわボケェ!」

女船長「はんっ! アタシだって最高に最悪な気分さ!」


海賊船長「ま、まってくれ! まさか君は……!」

姫「親玉はこの部屋ですわね!」バンッ!

副官「ひぃぃぃぃぃ!? あ、あれ……お、お頭!?」

姫「お頭? なんのことか分かりかねますわ!」

副官「べ、別人か!? お、おのれぇぇぇぇぇ!」

占い師「ふむ! ぽちっとなー!」ポチッ


ゴーン!


副官「ぐはっ!? な、なんで……タライ……」バタッ

姫「あら、船長室だというのに他には誰もいませんのね」

占い師「むー。ここの船長とは入れ違いになってしまったのかのー」

姫「ちっ! ならさっさと引き返しますわよ!」

雪ん子「ねーねー! これなーに?」

占い師「ふむ、これは……」



【雪ん子が見つけたのは……】

1、日記
2、古びたペンダント
3、その他
↓2

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