市原仁奈「みんなのきもちになりすぎたでごぜーます」【シンデレラガールズSS】 (16)

※短め
※キャラ崩壊注意

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P「お、事務所でバスケか…楽しそうだな」

ちひろ「プロデューサーさん、すごいですよ、あれ」

P「ん…?なんで仁奈がコートに!?」

ちひろ「しかも仁奈ちゃんvs他のみんなですよ…」

P「メンバーは櫂にきらりに渚!?早く止めなきゃ!」

ちひろ「まぁまぁ、少し見てからでも遅くありませんよ」

渚「本気で行くよッ!」ダムダムダムッ

仁奈「無駄でごぜーます」

渚「うわっ、足が…」ドサッ


P「なにもしていないのにあの渚がコケた!?」


仁奈「今度はこっちが攻める番でごぜーます」

きらり「シュートは撃たせないにぃ☆」


P「ああっ!およそ60cm差のきらりが立ちふさがった!これじゃシュートできない!」


仁奈「まだまだでごぜーますね」スウッ

きらり「仁奈ちゃんが消えたにぃ!」

櫂「きらり、後ろだ!」

仁奈「もう遅いでごぜーます!」


P「あの仁奈がシュートを…いったいどうなってるんだ…」

―翌日―
P「昨日はあれから何事もなかったし、きっとスタドリの飲みすぎで頭がおかしくなっただけだろう」

P「おはよう、柚。仁奈とバドミントンしてたのか?」

柚「そうなんだけどー、一回も勝てないんだよー!」

P「は?」

仁奈「プリッ」

P「……は?」

柚「Pさんもやってみてよ!」

P「いや、まぁやってみるが…」

仁奈「本気で来んさい」

P「思いっきり口調が変わってるぞ…」ポンッ

柚「ああっ!そんな弱いサーブを打ったら…」

仁奈「動くこと、雷挺の如し」ドォオオン

P「ガ、ガットに穴が…」

柚「ほら!だから言ったでしょ!」

P「お、おい仁奈!どうしたんだ!」

仁奈「たわけが」

柚「Pさん!代わりのラケットだよ!今度は2対1で挑むからね!」

P「いや、俺はやめるよ、スタドリの飲みすぎで頭がおかしくなったみたいだ」

柚「Pさん!逃げないで!これが現実だよ!」

P「そ、そんな……そんなはずが!」

仁奈「現実と共に地獄を見せてやるぜよ」バシッ

柚「ああっ、サーブが来る!」ポンッ

―数分後―
P「くそっ!守りが堅い!」

柚「いまだ!喜多見ビーム!」

P「や、やった!決まる!」

仁奈「さあ油断せず行こう」バシッ

柚「な、なんで……?」

P「あ、あいつは右足を軸に1歩も動いていない!まるでシャトルが引き寄せられるかのように…!」

柚「そんなことが、可能なの…!?」

仁奈「これが『市原ゾーン』ぜよ、プリッ」

P「ま、負けた…」

仁奈「喜多見、お前は346の柱になれ」

P「その後、落ち込む俺と柚を尻目に仁奈は部屋を去っていった。それを俺がヤバイと気づくのはちひろさんからの着信があってからだった」

ちひろ『プロデューサーさん!キッチンに向かってください!早く!』

―キッチン―
P「なんでお前もいるんだ?」

柚「気になるからに決まってるでしょ!」

P「ところでこいつを見てくれ、どう思う?」

柚「すごく……悲惨です……」

響子「P、さん…」

P「響子!しゃべるな!傷が開いてしまう!」

柚「いや傷とかないんだけどねー」

響子「仁奈ちゃんは、私の料理にたった1つアレンジをして格段に旨くさせて…」

P「なんだって!?響子よりおいしく!?」

響子「その上負けたからって私の包丁を…!」

柚「ええっ!それって危ないじゃん!」

響子「私はmy包丁はケースに入れて持ち運ぶので…」

P「他の人はケガはしない、ってことか…」

響子「お願い、Pさん…私の…敵を…がくっ」

P「響子ォォォーーー!!!」

柚「響子ちゃーーーーん!!!」

―市原仁奈捜索中―
柚「それにしても響子ちゃん超ノリノリだったね」

P「今度はお芝居の仕事もいいかもな」

\キャーーッ!/

P「悲鳴!?向こうだ!いくぞ!」

柚「ラジャー!」

9
ガラッ!
P「仁奈!」

ありす?「Pさん、どうかしましたか?」

柚(いやあれただの黒髪の仁奈ちゃんじゃん)

P「ありす…仁奈を見なかったか?」

柚「え!?気づかないの!?」

P「何がだ?」

柚「あれが仁奈ちゃんだよ!」

P「何言ってんだ、ちゃんとタブレット持ってるだろ」

柚「他にも見分けるとこあるでしょ!」

ありす?「バレたでごぜーますか」

ありす?「仕方ないでやがります!」ポンッ

P「ありすの口から星が!?」

柚「Pさん!危ない!」

P「真剣白羽取り!!」

ありす「……ハッ!Pさん…?」

柚「星がありすちゃんに!?」

P「どういうことなんだ…」

仁奈「今の隙に逃げるでごぜーます」タタタ

P「ありす!どうしたんだ!」

ありす「橘です!タブレットを見ていたらいきなり仁奈ちゃんに吸い込まれて…その後の記憶はありません」

柚「大変、Pさん!仁奈ちゃんがいない!」

仁奈「スケッチ」

由愛「一瞬で私と同じ絵を!?」ガーン
―――――――――――――――――
ちひろ「仁奈ちゃん!もう逃げたらダメよ!」ガバッ

仁奈「水影心」

ちひろ「私が逆に捕まってる!?」
―――――――――――――――――
薫「仁奈ちゃん、止まって!」

仁奈「薫ちゃん…ごめんなさいでごぜーます!」スゥゥゥ

薫「きゃああああ!」

P「薫!」

薫?「転んだだけだよー!大丈夫!」

P「そうか、ならよかった…じゃあ俺は人を探してるから、これで!」
―――――――――――――――――

―夕方・屋上―
P「仁奈…ここにいたのか」

仁奈「プロデューサー…仁奈は、仁奈は悪い子でごぜーます…」

P「仁奈…」

仁奈「寂しかったから、強くなればいいと思ったのです」

P「仁奈、もう言わなくてもいい」

仁奈「でも、結局寂しいのです…負けないって、嫌なことなのでごぜーます…」

P「仁奈…帰ろう」

仁奈「どこにでごぜーますか?」

P「もちろん、事務所さ」

―事務所―
柚「あっ!仁奈ちゃん!おかえり!」

「「「「「「おかえりなさい!」」」」」」

仁奈「柚おねーさん…みんな…」

響子「ねぇねぇ、仁奈ちゃん!この卵焼き、どこをアレンジすればいいかな?」

由愛「仁奈ちゃんは私と一緒に絵を描くんですよ!」

渚「仁奈!また今度一緒にバスケしような!」

柚「ちょっと!仁奈ちゃんは今から私とバドミントンするんだよ!」

仁奈「に、仁奈はみんなのきもちになりきれないでごぜーますぅ…」

おわり

多少乱雑にやり過ぎた感ありますが、完結です
総選挙で余った票は「市原仁奈」「みんなのきもち」でお願いします!

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