【安価】ロンパ(β)【オリロンパ】 (1000)

注意
・したらばの方で作成したキャラを使用した、コロシアイssです。
・故に登場人物はほぼ全てオリキャラになります。苦手な方はご注意ください
・主人公は基本的に安価に従い行動します。
・原作、他作品の影響を受けている部分があります。
・原作のネタバレを含む可能性があります。


それでは始めます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1489230211

……沈みきった心に比例して、清々しいほどに澱んだ空だった。




目の前に広がる、今まで暮らしてきた世界を見据える。

生まれてから10数年、ずっと一緒に暮らしてきた場所だから、やっぱり名残惜しさはある。

それでも、今はこうする事が最善の選択肢だ……私は希望を掴むことが出来る。

「じゃあ……行ってきます」

私は、私を育ててくれた人達へ別れを告げる。

そしてそのまま歩みを進め…………









唐突に、視界が暗転した。











【PROLOGUE】起




「……」


冷えた外気が触れるのを感じて、意識が覚める。


脳がかき回されたように頭の中がぐにゃぐにゃしていたが、次第にその症状も薄まっていった。



そうしてまず、最初に私の視界に映ったのは、
薄暗い中で、豪華な装飾が施された高い高い高い天井…………


「…………え?」


私は慌てて飛び起きる。
……何が何だか分からないまま、周りを見渡した。


「……」

天井に……天使や女神なんかの画が描かれてて……
壁面にステンドグラスが無数に連なってる。

観察してる内に、分かってくる事があった。
私の真後ろにある講壇には十字架が彫られている。ここは宗教的な施設で……教会なんだろう。


何で私、こんなところにいるんだろう?
そこまで信心深い訳でもなかったはずだ。



「あっ」



思い出した。
そうだ。私、どこかへ向かおうとしてて…………



カサッ

「ん?」


後ずさった拍子に、手に何かが触れた。


「……?」


何これ……手紙?


……何かの手掛かりになるかもしれない。
もう、この際何でも良い……。
縋るような思いでそれを拾い上げ、光にかざしながら目を通していく。


「…………」


『稲羽 兎様
抽選の結果、あなたを超高校級の幸運として、我が校に招き入れる事になりました』


「超高校級の……幸運……」


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級の幸運】
          稲羽 兎(イナバ ウサギ)

――――――――――――――――――――――――――――――――


超高校級って、確か……


稲羽「希望ヶ峰学園?」


あらゆる分野の超一流高校生を集め、育て上げる事を目的として設立された、政府公認の特権的な学園で……
基本的には学園側からのスカウトでしか入学が許可されていないけど、
例外的に毎年、全国の高校生から1人だけ抽選で選び、選ばれた人は超高校級の幸運として入学を許される
っていう話だったっけ。

そういえば……私の元にも入学通知が届いてたんだった。
あの時は、凄くびっくりしたのを覚えてる。
ただの平凡な高校生でしかない私が、まさかあの希望ヶ峰学園への入学が果たせるなんて……。



で、その入学通知が今、ここにあるって事は……
そうか、私、希望ヶ峰学園に行く所だったんだね。

でも、そのうち目の前が真っ暗になっちゃって……
……それからどうなった?


…………


脳を絞り出す勢いで、必死で頭を働かせた。一頻り考えた。


………………

…………

……




けど、いくら考えてもダメだった。


稲羽「うーん……」


ひょっとして……


稲羽「……これって誘拐?」



【安価】

1.この場に留まる
2.教会を出る

↓1

【1選択】


稲羽「まさ、か……」


誘拐…………


私みたいな平凡な高校生を?




でも、現にこうして……
こんな見慣れない場所に放置されていた。


稲羽「……」


あんなに有名な学園だし……
もしかして、希望ヶ峰学園への人質か何かとして……


って、私じゃ人質にならないかな……


ガタッ!



稲羽「!?」


な、何……!?



私の真後ろ……
この、講壇から音が……


稲羽「……だ、誰か……いるの……?」


もしかして、誘拐犯……?

稲羽「……」


一応、確認してみよう……
私を誘拐した人なら、どうしてこんな事をしたのか問い詰めないと……。



私は不安な気持ちを押し込むと、恐る恐る講壇の後ろ近づいて行った。



稲羽「誰か、いるんですか……?」

???「!(焦)」

稲羽「きゃああああ!?」


講壇の隙間を覗くと……
そこには灰色のフードを被った人が収まって、座り込んでいた……。


稲羽「ゆ、幽霊……!?」

ハック「お、落ち着け……一応生きてるから(汗)」

稲羽「え?……あ、あの……貴方は……」

???「お、オレは……ちょ、超高校級のハッカーで……ハック・ウィルヘルムとでも呼んでくれ」



――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級のハッカー】
          ハック・ウィルヘルム(-)

――――――――――――――――――――――――――――――――


超高校級って……!


稲羽「もしかして、あなたも誘拐されて……!?」

ハック「あ、ああ……?誘拐?(汗)」

稲羽「あっ、ごめんなさい、実は……」


私は、ハックさんに講壇から出てもらうと、
ここまでのあらましを説明した……。

…………


稲羽「……という訳で……」

ハック「ああ……誘拐かどうかは分からねえけど……」

ハック「オレも同じだ。いきなり目の前が真っ暗になって、いつの間にかここにいたな(真顔)」

稲羽「やっぱり……」

ハック「それで……お前の名前は?」

稲羽「あ、ごめんなさい……私は稲羽 兎って言います」

稲羽「超高校級の幸運として入学する筈だったんた……よろしくね」

ハック「稲羽 兎…………よろしく(藁)」


ハックさんは、青白い顔でやつれた笑みを浮かべた。



同じ状況の人に出会えて、何とか落ち着きを取り戻せてい。

稲羽「……とりあえず、ここから出ようか?」

ハック「いや、オレなんか連れて行っても……(汗)」

稲羽「1人より2人だよ、何があるか分からないし」

ハック「……」

私は渋るハックさんを連れて、教会の扉から外へ出た。

【中庭】


稲羽「また部屋……?」


扉を開いた先は外じゃなかった。
そこは室内なのに、至る所に薔薇が生い茂って……
天井だけが透明なガラス張りになっていて、そこから日が差し込む仕組みのようだ。


稲羽「まだちょっと暗い……ちょうど夜明け辺りかな……」

ハック「あ、ああ……」

稲羽「あれ、誰かいるみたい」

ハック「……(汗)」


1.頭に緑の大きなリボンをつけた小柄な少女
2.赤と黄色のカードを手にした男の子

↓1

あの子、薔薇の花を弄くっている……。
何をしているんだろう?


稲羽「こんにちは」

???「わお。うさちゃん」

稲羽「初めまして。稲羽 兎です。超高校級の幸運として入学しました」

???「幸運さん?名前もうさちゃんなんだね」

???「わたしは『超高校級の園芸部』四季ヶ原 咲だよー。よろしくね」


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級の園芸部】
          四季ヶ原 咲(シキガハラ サキ)

――――――――――――――――――――――――――――――――



稲羽「四季ヶ原ちゃん……あ、聞いたことある」

何件もの荒れた土地を整えて花を育てて、
それら全てを見事に花で埋め尽くし再生させたという……。

四季ヶ原「わたしの事知ってたんだ。嬉しいな」

稲羽「うん。前に地域新聞に載ってたのを見かけたよ」

私の住んでた町も、この子が緑を植えに来てたらしい。
タイミングが合わなくて、残念ながら会う事は無かったけど……。

四季ヶ原「ほんと?えへへー」

四季ヶ原「わたし、植物大好きなんだ。こうやって薔薇さんの[らめぇぇっ!]を指でつまんであげると……」

四季ヶ原「ほら、今にも鳴き声が聞こえてきそう……」

稲羽「……」


この子は何を言っているんだ……?

訂正です。

×稲羽「初めまして。稲羽 兎です。超高校級の幸運として入学しました」

〇稲羽「初めまして。稲羽 兎です。超高校級の幸運として入学しました」
入学したって言っていいのか分からないけど……

sageになってるよ

E-mail欄にsaga

稲羽「……ところで四季ヶ原ちゃん、どうやってここに来たのか覚えてる?」

超高校級の肩書を持った人間が3人……。
偶然とは思えない……やっぱりこれは希望ヶ峰学園に関係して……?

四季ヶ原「うーん……わたし、希望ヶ峰に向かう所だったんだけど、何故かここにいたんだよね」

四季ヶ原「って事はうさちゃんも?」

稲羽「うん。さっき向こうの教会で目が覚めて、それでハックさんと……」

稲羽「あ」

あれ、ハックさんがいない……

どこ行っちゃったんだろう?

???「おい、貴様はいつまで油を売っているつもりだ」

四季ヶ原「ああー、なおくんー」

目の前に、赤と黄色のカードを広げた男の子がいた。
この人も超高校級なのかな?

>>17
>>18
本当だ、すみません。ありがとうございます。





稲羽「あの……」

???「む、そこのお前は初めてだな……俺は『超高校級の審判』橘高 直人だ。よろしく頼む」


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級の審判】
          橘高 直人(キッタカ ナオト)

――――――――――――――――――――――――――――――――


稲羽「橘高さん……」

ハック「橘高 直人。あらゆるスポーツの審判を務め、迅速で公平な判決を下し続けた(引用)」

稲羽「ハックさん!?」

四季ヶ原「わー」

橘高「何だ。お前は今までどこにいた」

ハック「隠れてました……(無)」

稲羽「橘高さん、初めまして。私は稲羽兎、超高校級の幸運で……」

稲羽「この人はハック・ウィルヘルムさん……なんでも超高校級のハッカーらしいです」

四季ヶ原「ハッカーさん?もしかしてわたしの情報も丸裸にひん剥いちゃった?」

ハック「そ、そんな事しねぇよ……(嘘)」

稲羽「……」

橘高「そうか。今向こうに全員集めている。お前達も早く来い」

橘高さんはそう言うと、奥の方にある木製の扉を指さした。

それにしても、全員……?

すみません、思った以上にグダグダになってしまいました。
きちんと書き溜めしてから投稿するべきでした……。
本当にごめんなさい。明日再開しますので、よろしければまたお付き合い頂けると嬉しいです。

こんばんは。
先日は浅慮な行動でご迷惑をおかけしてすみませんでした……。
今から少し再開します。先日のような事にならないように努めます。
よろしければお付き合いください。

【王座の間】


橘高さんに案内されて入った扉をくぐると……。
今度は、さっきの教会よりも広々として、やたらと豪華な部屋に出た。
シャンデリアがいくつも下がっていて、床には真っ赤な絨毯が敷かれている。

こんな所、映画でしか見た事無いな……。


稲羽「……」


っていうか、真横に王座が……。

どうやら、ここは王座の間みたいなもので……
さっきの中庭は王座の間の奥側から通じていたらしい。

……

壁には何故か、不釣り合いなモニターが……

……何なんだろう、ここ。


だけど、それよりも目を引いたのは……

橘高「おい、他の連中を連れてきたぞ」

???「おー☆人が増えたねー☆」


私達と同じように連れてこられたらしき人達だった。
不安そうな人、反対に落ち着ききった人、何故か笑っている人……三者三様の表情を浮かべている……。


こんなに人がいたんだ……。最初はてっきり私達だけかと思ってたけど……。
橘高さんの言ってた全員ってこういう事なのか。


???「これで全員なのですか?」

???「だろうね。他の所は大体見つくしたし……それに」

誰かが誘導した方へ目を向ける。そこは……



『さんかしゃ:16にん』



よく見ると、王座に看板が刺さっていた。

子供の落書きみたいな字だ……。

稲羽「あの、やっぱり出口とかって……」

橘高「ああ……向こうにそれらしき物はあったが、妙な機械で封鎖されていた」

稲羽「そうですか……」

つまり、私達は閉じ込められている……
という事は……誘拐拉致監禁?身代金目当て?

橘高「俺達をここに閉じ込めた奴がどこに潜んでいるのかはわからんが……」

橘高「狙いが分からない以上は、下手にばらけるよりも一か所に集っていた方が良いだろう」

四季ヶ原「って、神門くんが言ってたんだよね?」

稲羽「指紋くん?」

四季ヶ原「ああ、あそこにいる、いかにも宗教やってますって感じの人だよ」

稲羽「なるほど……」

……あの人、さっきの教会と関係あるのかな?

橘高「まあ、なんだ。とりあえず、お互いの素性ははっきりさせておいた方が良い」

稲羽「そうですね……」


誰に話しかけようか?



1.エプロンに三角巾姿の女性
2.神門と呼ばれた、宣教師のような姿をした男性
3.長いコック帽を被った女の子
4.ピエロだ……

5.簪を着けた和装の女の子
6.全身機械だらけの小学生が……
7.腰から銃を下げているカウボーイハットの女の子
8.鋏を手にした綺麗な人

9.文豪のような姿をした女性
10.キョンシーのような姿の少年
11.アラビアンな衣装を着た褐色肌の女の子
12.髷を結った恰幅の良い和服の男性


↓1

あの人、どこかで見たような……

稲羽「すみません」

???「あ、貴方で最後みたいね」

???「アタシは加々美 優紫。『超高校級の美容師』って肩書でスカウトされました。よろしくね」


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級の美容師】
          加々美 優紫(カガミ ユウシ)

――――――――――――――――――――――――――――――――


あっ、加々美さんって……!
高校生にして、多数の顧客を抱えるっていうカリスマ美容師さん……


加々美「美容師って言っても、まだ駆け出しのぺーぺーなんだけどね」

稲羽「そうなんですか?私はそんな事無いと思いますけど……」

加々美「あら、カワイイ事言ってくれるじゃない?うさぎさん?あなたのお名前は?」

稲羽「あ、私は稲羽兎です。超高校級の幸運って事になってます」

加々美「稲羽兎さん……ね?よろしく」


加々美さんは爽やかな笑みを浮かべた。

何か、仕草と話し方だけ見ると女の人みたいだ。


加々美「それにしても……ここって一体何なのかしらね」

加々美「明らかに学園って雰囲気でも無かったし……」

稲羽「そうですよね……」

この空間からして既におかしいし……。

加々美「何でこんな妙な事になっているのかしら……」

稲羽「……」

本当に、何なんだろう、この状況……




1.エプロンに三角巾姿の女性
2.神門と呼ばれた、宣教師のような姿をした男性
3.長いコック帽を被った女の子
4.ピエロだ……

5.簪を着けた和装の女の子
6.全身機械だらけの小学生が……
7.腰から銃を下げているカウボーイハットの女の子
8.鋏を手にした綺麗な人

9.文豪のような姿をした女性
10.キョンシーのような姿の少年
11.アラビアンな衣装を着た褐色肌の女の子
12.髷を結った恰幅の良い和服の男性


↓1

カウボーイハットの女の子……。
あの銃って本物なのかな?声をかけてみよう。

???「…………」

稲羽「すみません……」

???「…………」

無表情……。

稲羽「お名前伺ってもよろしいですか?」

???「…………」

無言のままだった彼女は、
変わらず無表情を貫いたまま、ずいと入学通知を差し出した。


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級の狩人】
          リーチカ・ランジェ(-)

――――――――――――――――――――――――――――――――


稲羽「リーチカさん……」

外国の人なのかな……?
言われてみればそんな気も……。

稲羽「私は稲羽兎です。よろしく……お願いします」

リーチカ「…………」

稲羽「……」

もしかして、さっきから口を利かないのって……
日本語が得意じゃ無かったり?

リーチカ「…………稲羽、よろしく」

あ、そういう訳じゃないみたいだ。


1.エプロンに三角巾姿の女性
2.神門と呼ばれた、宣教師のような姿をした男性
3.長いコック帽を被った女の子
4.ピエロだ……

5.簪を着けた和装の女の子
6.全身機械だらけの小学生が……

9.文豪のような姿をした女性
10.キョンシーのような姿の少年
11.アラビアンな衣装を着た褐色肌の女の子
12.髷を結った恰幅の良い和服の男性


↓1

エプロンと三角巾を付けた、大人っぽい女性に声をかけた。

???「あら?うさぎさん?」

稲羽「初めまして。お名前訊いてもよろしいですか?」

???「もちろん。私は那波 千代子……ベビーシッターをしています。よろしくね」


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級のベビーシッター】
          那波 千代子(ナバ チヨコ)

――――――――――――――――――――――――――――――――


稲羽「ベビーシッター……」

那波「ええ。やむを得ない事情で手が離せない親御さんの依頼を受けて、代行して子守りをするの……」

那波「あ、そうそう、あなたのお名前は?」

稲羽「稲羽兎です……超高校級の幸運って事になってます」

那波「稲羽兎さん……良い名前ね。ふふ」

那波さんは頬を緩ませて微笑んだ。
何だか、同じ歳に思えないなあ……。お母さんみたいで。


那波「ところで……うふふ、私達苗字がお揃いね」

稲羽「苗字が?」

イナバとナバで……

稲羽「あ、ほんとだ……」

那波「何かの縁かもね。ふふ、仲良くしてね」

稲羽「こちらこそ」



2.神門と呼ばれた、宣教師のような姿をした男性
3.長いコック帽を被った女の子
4.ピエロだ……

5.簪を着けた和装の女の子
6.全身機械だらけの小学生が……

9.文豪のような姿をした女性
10.キョンシーのような姿の少年
11.アラビアンな衣装を着た褐色肌の女の子
12.髷を結った恰幅の良い和服の男性


↓1

???「やあ☆」

稲羽「うわぁ!」

突然私の目の前に、派手な格好をしたピエロが!!!!


…………覗き込んできた。



???「吃驚してるね☆」

稲羽「あ、あなたは?」

???「ワタシ?ワタシは見たまんま道化師☆ 杯 団☆ですよ~☆」


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級の道化師】
          杯 団(サカス ダン)

――――――――――――――――――――――――――――――――


稲羽「道化師……やっぱり超高校級の方ですか?」

杯「そですね~☆」

杯くんは朗らかに笑いながら答えた。

この人も超高校級……
やっぱり、この場にいるのは全員希望ヶ峰学園の生徒で……犯人はそれを狙って……?

杯「ワタシ、☆希望ヶ峰学園☆にスカウトされてた筈なのに……うーん?何でこんな事になってるんでしょう……」

杯「はい!解答です☆……これは学園が仕掛けたサプライズ!ドッキリ☆だからです!ワタシはそう思う!」

杯「HAHAHA!」

希望ヶ峰学園が仕掛けたドッキリか……。
うーん、確かに……あり得ない話じゃないかも……。



2.神門と呼ばれた、宣教師のような姿をした男性
3.長いコック帽を被った女の子

5.簪を着けた和装の女の子
6.全身機械だらけの小学生が……

9.文豪のような姿をした女性
10.キョンシーのような姿の少年
11.アラビアンな衣装を着た褐色肌の女の子
12.髷を結った恰幅の良い和服の男性


↓1

……幼い子がいる。
天井の丁度角の辺りを凝視しているようだ……
小学生かな……?

いや、流れからしてこの子も多分……


稲羽「すみません」

???「何だ?」

稲羽「自己紹介してもらっても良いですか?」

???「ああ。ボク様は絡繰 時矢。超高校級の機械職人……って事になってるらしい」


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級の機械職人】
          絡繰 時矢(カラクリ トキヤ)

――――――――――――――――――――――――――――――――


稲羽「絡繰くん……」

機械職人……
だからこんなに機械だらけなのか。

稲羽「ずっと天井の方を見ているみたいだけど、何か気になるところとかあったり……?」

絡繰「ああ……ちょっとな。あの辺りをよく見てくれ」

稲羽「?」

絡繰くんが見ていた場所をよく見てみると、確かに何か……カメラのレンズみたいなものが見えた。


絡繰「監視カメラの類だろう……。壁に紛れる配色にされているが、間違いない」


防犯の為かな……?
でも、私達の方こそ犯罪に巻き込まれてる気が……


……あれ、絡繰くんの胸、時計がついてるんだ。


稲羽「へえ……まだ4時か……」

絡繰「お前、どこを見ているんだ?」



2.神門と呼ばれた、宣教師のような姿をした男性
3.長いコック帽を被った女の子

5.簪を着けた和装の女の子

9.文豪のような姿をした女性
10.キョンシーのような姿の少年
11.アラビアンな衣装を着た褐色肌の女の子
12.髷を結った恰幅の良い和服の男性


↓1

さっき、四季ヶ原ちゃんが教えてくれたあの人……。
例の教会の神父さんだったりしないかな?
声をかけてみよう。

稲羽「初めまして」

???「これは……初めまして。私は天草 神門。迎心教団の教祖を務めております……」


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級の教祖】
          天草 神門(アマクサ シモン)

――――――――――――――――――――――――――――――――


迎心教団と言えば……

教祖が若くして信者数が100万人を超える、大規模な新興宗教……って噂だ。
宗教とかは、あまり馴染みがないからよく分からないけど……
私の友達にも所属してる子がいたような。

神父さんでは無かったけど……
一応、教会について話を訊いてみた方が良いかな……。


稲羽「あの……」

天草「何でしょう?」

稲羽「さっき、向こうに教会があったんですけど……天草さん、何か知っている事とかありませんか?」

私は、ついさっき出てきた方へ手を向けた。

天草「教会ですか……そうですね、そちらはまだ目にしていませんでしたが……」

天草「少なくとも、私共の管轄で無い事は確かです……」

稲羽「そうですか……」

天草「お役に立てず申し訳ございません……」

稲羽「あ、いえ!こちらこそ……!」

ああ、困らせたのは私の方なのに……。申し訳ない事をした……。
とりあえず、この状況に彼は関与してない……のかな。



3.長いコック帽を被った女の子

5.簪を着けた和装の女の子

9.文豪のような姿をした女性
10.キョンシーのような姿の少年
11.アラビアンな衣装を着た褐色肌の女の子
12.髷を結った恰幅の良い和服の男性


↓1

上品そうな佇まいの女の子……。

???「お初にお目にかかります。わたくし、琴奏者として活動しております、辰爾 和琴と申します」


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級の琴奏者】
          辰爾 和琴(タツミ ワコ)

――――――――――――――――――――――――――――――――

辰爾 和琴さん……。
辰爾家の御令嬢で……。
辰爾家といえば……代々琴の技術を継いできたという、伝統的な家柄だ……。
お母さんが時々話してたな。


稲羽「初めまして。稲羽 兎です」

辰爾「稲羽様ですね。……稲葉様は音楽など嗜まれますか?」

稲羽「音楽ですか?」


聴くのは好きだけど……
自分で演奏するって言うと、学校でやったリコーダーくらいしか……


稲羽「聴く事なら……好きです」

辰爾「そうなのですか。それは良かったです」

辰爾さんはにっこりとほほ笑んだ。

辰爾「わたくし、少々視力に障害のある身で……ご迷惑をお掛けするかもしれませんが……」

辰爾「なるべく、そうならないように努力致しますので、何卒宜しくお願いしますね」

辰爾さんはそう言うと、深々とお辞儀をする。

あっ、そういえば……彼女は、生まれつきの弱視だって話を聞いたことがあった……。

稲羽「いえ……こちらこそよろしくお願いします」


振る舞いが上品で……
何だか、緊張した……



3.長いコック帽を被った女の子

9.文豪のような姿をした女性
10.キョンシーのような姿の少年
11.アラビアンな衣装を着た褐色肌の女の子
12.髷を結った恰幅の良い和服の男性


↓1

稲羽「こんにちは……」

???「……やあ」

???「ボクは小倉 真帆。踊り子をやってるよ」


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級のダンサー】
          小倉 真帆(オクラ マホ)

――――――――――――――――――――――――――――――――


稲羽「小倉さんって……」

テレビで見た事がある……。
現役高校生ながら、プロとしてあちこちで活動している、ベリーダンサー……

ハック「露出度が高い……これはいける」

稲羽「何言ってるの?」

でも、確かに凄く引き締まった身体つきだ……。
それに、綺麗な人だ……。思わず見とれてしまう程に。

小倉「……話を聞いてた限り、君達も希望ヶ峰学園に入学する生徒みたいだね」

稲羽「はい……希望ヶ峰に行こうとしてたんですが……」

稲羽「意識が無くなったと思ったら、何故かここにいて……」

小倉さんは、少し考える素振りを見せた。

小倉「なるほどね……ボクも概ね同じだよ……」

小倉「こんな状況だけど……仲良くしてもらえると嬉しいな」

稲羽「はい……こちらこそ」

小倉「ふふっ……」



3.長いコック帽を被った女の子

9.文豪のような姿をした女性
10.キョンシーのような姿の少年
12.髷を結った恰幅の良い和服の男性


↓1

???「やあ、初めまして」

私の傍に、歴史の教科書に出てきそうな姿をした女の人が近寄ってきた。
丁度近代史辺りの。

???「私は……『超高校級の文豪』辻垣 理緒……おっと、小説家だった」

辻垣「彼女はそう、饒舌に自分の名前を名乗りあげた」


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級の小説家】
          辻垣 理緒(ツジガキ リオ)

――――――――――――――――――――――――――――――――


稲羽「辻垣 理緒さんって……あっ!」

辻垣さんといえば、数年前に話題になった小説作家さんだ……。
彼女の小説は、突飛だったり不可解な所が多いっていうけど……。
でも、彼女の作品はどこかリアリティがあるんだよね……。
私も読んだ事があるけど、どこか現実味というか、臨場感があった。


辻垣「稲羽さんは……幸運さんだね?君の幸運がどんなものなのか興味があるよ」

稲羽「幸運に……?」

辻垣「うん。幸運と言っても色々な形があるからね」

辻垣「例えば……起こった不運の大きさに比例して、次に来る幸運もそれだけ大きくなるとか……」

そんな人いるのかな?

稲羽「でも私、抽選で選ばれただけで……素性はただの一般人ですよ?」

辻垣「そうかな?」

稲羽「はい」



3.長いコック帽を被った女の子

10.キョンシーのような姿の少年
12.髷を結った恰幅の良い和服の男性


↓1

あれっ、キョンシーだ……
ああいうのも、映画でしか見た事無いな……。

稲羽「もしもし……」

???「む?」

稲羽「ひょっとして、超高校級のキョンシーさんだったり……」

???「キョンシーではない!」

???「我、李 紅運……中国拳法使い手ある!」


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級の拳法家】
          李 紅運(リ コウウン)

――――――――――――――――――――――――――――――――


中国拳法……って事は

稲羽「カンフーですか?」

李「そう呼ぶ事もあるな」

李「ところで……お前、名は?」

稲羽「あ、稲羽兎です」

李「ふむ……イナバ。我ら今日から盟友あるな。よろしくある」

稲羽「はい、こちらの方こそ」

李「おっと、肩書を聞いていなかった。イナバの肩書はなんあるか?」

稲羽「私……はい、幸運です」

李「幸運……」

そう復唱した李さんは、何か遠い目をしていたような……
気のせいかな?

李「我、拳法極める為……中国からはるばるとやってきた。ある」

李「しかし……日本の学園というものは奇抜あるな」

いや、日本でもこんな学園って無いと思う……多分。



3.長いコック帽を被った女の子

12.髷を結った恰幅の良い和服の男性


↓1

やけに長いコック帽だ……。
料理人さんだったりするのかな?

さっきまでと同じように声をかけてみる。

稲羽「こんにちは……」

???「いえ、まだおはようございます、の時間の筈なのです」

あっ、そうか……
私、何でこんにちはなんて言ったんだろう。

???「初めまして。米菓 リリィなのです。米菓は『超高校級のパン屋』としてスカウトされました」


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級のパン屋】
          米菓 リリィ(ベイカ -)

――――――――――――――――――――――――――――――――


稲羽「パン屋さんなんだ」

米菓「はい。なのです。ところで稲葉さん……パンはお好きですか?お嫌いですか?」

稲羽「えっ?」

米菓ちゃんは身を乗り出して……
こちらへ険しい表情を向けた。

稲羽「いえ……寧ろ好きです。パンってどう食べても美味しいですよね」

米菓「きゃっー!やっぱり!」

今度は打って変わって、嬉しそうに腕をぶんぶんと振り回していた。

米菓「良かったのです!パン好きな人に悪い人はいませんから」

米菓「米菓の焼いたパンは、お米過激派のパンヘイターでさえも魅了しちゃうのですけどね」

稲羽「そうなんですか……」

それって、その人の持つ趣味嗜好を超えるって事だよね……

けど、凄く自信に満ち溢れた顔つきだ……
そんな事が現実に起こり得るのが超高校級の実力……なのかな



↓自動

あの人って……

???「おいの名は、沙慈 百舌……相撲取りとしてスカウトされた者でごわす」


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【超高校級の相撲取り】
          沙慈 百舌(サジ モズ)

――――――――――――――――――――――――――――――――


あ、やっぱり!

沙慈さんといえば……

高校生にして、連勝記録をとり続け、横綱まで上り詰めたっていう……

稲羽「沙慈ノ海!」

沙慈「おお、娘っこにその名で呼ばれるとは……」

稲羽「はい!沙慈ノ海さんの戦い……時々見てました!お母さんがファンで……」

沙慈「おお?何だか照れるでごわすな……」

稲羽「それにしても驚きました……。まさか本物の沙慈さんと会う事になるなんて」

こんな凄い人なら、超高校級に選ばれてても不思議は無いよね……。

沙慈「稲羽さん……よろしく願うでごわす」

沙慈「何にしても……」

沙慈「万一、ここで何かあった時はおいに任せてください。おいが出来る限り皆さんの力になるでごわす」

稲羽「あっ……はい!」

このまま、万一が無ければ良いんだけど……

本日はこれで終了します。安価ありがとうございました。
またグダグダになってしまった感があります……ほんとにすみません……。

次回は3日後くらいに更新します。
それでは。


余裕あったら名簿を用意しておくと分かり易くて良い

>>60
そうですね、次回の投稿までに名簿を貼っておきます。
アドバイスありがとうございます。

名簿を作成したので、今のうちに貼ります。

それと、読んでいただきありがとうございました。
一応sageで投下します。

【生徒名簿:女子】

【超高校級の幸運】稲羽 兎(イナバ ウサギ)
身長:157cm 胸囲:78cm
好きな物:うさぎ 嫌いな物:悪意、暴力

【平和主義者】暴力や争い事を好まない。
【誠実】どんな局面においても、相手に対し誠意をもって接しようとする。
【まな板】胸が少し貧相。


【超高校級の園芸部】四季ヶ原 咲(シキガハラ サキ)
身長:147cm 胸囲:67cm
好きな物:植物、人工授粉 嫌いな物:植物荒らし

【小動物系】小柄でかわいらしい。
【腐女子】薔薇、百合問わず、同性愛を好む。
【下ネタ】時折下ネタが口から出る。


【超高校級の狩人】リーチカ・ランジェ(-)
身長:167cm 胸囲:80cm
好きな物:獣の肉 嫌いな物:喰えない肉

【無表情】感情の起伏に乏しい。感情自体は持ち合わせている。
【健啖家】食欲旺盛。
【野生動物並の死生観】人の生き死にに動じない。


【超高校級のベビーシッター】那波 千代子(ナバ チヨコ)
身長:168cm 胸囲:92cm
好きな物:子供 嫌いな物:虐待

【子供大好き】幼い子供をとにかく愛している。
【慈愛溢れる】常に子供への慈愛に満ちている。
【母性的】雰囲気、仕草から母性を感じる。


【超高校級の琴奏者】辰爾 和琴(タツミ ワコ)
身長:164cm 胸囲:82cm
好きな物:琴の音色 嫌いな物:眩しすぎる場所

【名家のお嬢様】伝統ある名家の娘で、気品を感じる。
【謙虚】才能に驕らず、謙虚に振舞う。
【文武両道】勉学、武芸共に腕が立つ。


【超高校級のダンサー】小倉 真帆(オクラ マホ)
身長:160cm 胸囲:88cm
好きな物:美しいもの 嫌いな物:美しくないもの

【面食い】美しい人に弱い。
【男性的】男性のような立ち振る舞いのボクっ娘。
【褐色】肌の色が褐色で、胸が大きめ。


【超高校級のパン屋】米菓 リリィ(べいか -)
身長:152cm 胸囲:72cm
好きな物:パン(焼きたて) 嫌いな物:汚物

【ショートスリーパー】短い睡眠時間で問題無く行動できる。
【心配性】心配事が頭に浮かんで止まない。
【潔癖症】職業柄清潔な事を好み、汚れを嫌う。

【生徒名簿:男子】


【超高校級のハッカー】ハック・ウィルヘルム(-)
身長:165cm
好きな物:コンピューター、ハッキング 嫌いな物:直射日光

【卑屈】必要以上に自分を卑しめる。
【ストーカー】ストーカー気質。
【手持無沙汰】何もしていない時にも指を動かす癖がある。


【超高校級の審判】橘高 直人(キッタカ ナオト)
身長:175cm
好きな物:公平性 嫌いな物:不正

【厳格】手加減が無く、規律や道徳に厳しい。
【迷いが無い】迷いなく判定する。
【融通が利かない】柔軟性に欠ける面がある。


【超高校級の美容師】加々美 優紫(カガミ ユウシ)
身長:179cm
好きな物:ヘアカット、会話 嫌いな物:孤独感

【超イケメン】非常に整った顔立ちを持つ。
【相談役】面倒見が良く、相談に乗ってくれる。
【人との繋がりに飢えている】他人との繋がりを強く求めている。


【超高校級の道化師】杯 団(サカス ダン)
身長:156cm
好きな物:楽しい事 嫌いな物:退屈

【ドジっ子ピエロ】ドジ。
【異常好奇心】どんな悪意も猟奇的な事も、面白ければ何でも楽しむ。
【表情豊か】表情がコロコロ変わる。


【超高校級の機械職人】絡繰 時矢(カラクリ トキヤ)
身長:132cm
好きな物:機械、カラクリ 嫌いな物:作業妨害

【天然タラシ】無自覚に相手を誑し込む。
【観察眼】洞察力や観察力に優れる。
【可愛い系少年】高校生にしては容姿が幼い。


【超高校級の教祖】天草 神門(アマクサ シモン)
身長:182cm
好きな物:慈善、健全な精神 嫌いな物:不健全な精神

【カリスマ】嫌味のない正論に、説得力を持つ。
【献身】弱さを持つ者の為に手を尽くす。
【エンジェルスマイル】人々の心に平穏と安寧をもたらす神使の笑顔。


【超高校級の拳法家】李 紅運(リー・コウウン)
身長:160cm
好きな物:修行、仁義 嫌いな物:怠惰

【真っ直ぐなフレンドリー】友好的。
【善悪に縛られない】善悪に縛られず、思うままに行動する傾向にある。
【求道者】その道を極める為、常に己を鍛えている。


【超高校級の相撲取り】沙慈 百舌(サジ モズ)
身長:192cm
好きな物:ちゃんこ鍋 嫌いな物:窮屈

【心優しい】思いやりを持ち、人に優しく接する。
【女性にモテる】故に女性からも好感を持たれる。
【所帯染みている】高校生である筈が、所帯持ちのような風格を感じる。

名簿、辻垣さんが抜けてるね

結構小柄な人が多い印象

あと作者は基本的にsaga進行でいいと思います

こんばんは。
とりあえず、安価の部分まで進めます。

>>67
ああ……本当だ……
すみません、教えて頂きありがとうございます。直下に改訂版を貼ります。

>>68
何となくイメージで決めたのですが、何だか偏ってしまったみたいです……

ありがとうございます、これからはsagaで投下しますね。

それと、こちらの不手際のせいで
最初の方で稲羽さんの口調が定まっていませんが、
今後は敬語に統一します。

もう1つどうでもいい裏設定ですが、稲羽さんはうさぎモチーフのポンチョを着ている事になってます。
初対面でやたらうさぎと言われていたのはそのせいです。
>>1がそれらしい描写を入れ忘れていた為意味不明な事になってます。毎度毎度本当にごめんなさい……。


あと連投規制の回線なのでIDが頻繁に変わる可能性があります、
今後も恐らくそんな感じになると思います。ご容赦ください。

無駄に長くなってしまいましたが、名簿投下後に始めます。

【生徒名簿:女子】


【超高校級の幸運】稲羽 兎(イナバ ウサギ)
身長:157cm 胸囲:78cm
好きな物:うさぎ 嫌いな物:悪意、暴力

【平和主義者】暴力や争い事を好まない。
【誠実】どんな局面においても、相手に対し誠意をもって接しようとする。
【まな板】胸が少し貧相。


【超高校級の園芸部】四季ヶ原 咲(シキガハラ サキ)
身長:147cm 胸囲:67cm
好きな物:植物、人工授粉 嫌いな物:植物荒らし

【小動物系】小柄でかわいらしい。
【腐女子】薔薇、百合問わず、同性愛を好む。
【下ネタ】時折下ネタが口から出る。


【超高校級の狩人】リーチカ・ランジェ(-)
身長:167cm 胸囲:80cm
好きな物:獣の肉 嫌いな物:喰えない肉

【無表情】感情の起伏に乏しい。感情自体は持ち合わせている。
【健啖家】食欲旺盛。
【野生動物並の死生観】人の生き死にに動じない。


【超高校級のベビーシッター】那波 千代子(ナバ チヨコ)
身長:168cm 胸囲:92cm
好きな物:子供 嫌いな物:虐待

【子供大好き】幼い子供をとにかく愛している。
【慈愛溢れる】常に子供への慈愛に満ちている。
【母性的】雰囲気、仕草から母性を感じる。


【超高校級の琴奏者】辰爾 和琴(タツミ ワコ)
身長:164cm 胸囲:82cm
好きな物:琴の音色 嫌いな物:眩しすぎる場所

【名家のお嬢様】伝統ある名家の娘で、気品を感じる。
【謙虚】才能に驕らず、謙虚に振舞う。
【文武両道】勉学、武芸共に腕が立つ。


【超高校級のダンサー】小倉 真帆(オクラ マホ)
身長:160cm 胸囲:88cm
好きな物:美しいもの 嫌いな物:美しくないもの

【面食い】美しい人に弱い。
【男性的】男性のような立ち振る舞いのボクっ娘。
【褐色】肌の色が褐色で、胸が大きめ。


【超高校級の小説家】辻垣 理緒(ツジガキ リオ)
身長:172cm 胸囲:83cm
好きな物:小説、感情 嫌いな物:湿気

【嘘も方便】状況に応じて嘘をつく事も必要だと思っている。
【悪筆】字が少々汚い。
【回りくどい言い回し】時折、小説に記すような妙な言い回しをとる。


【超高校級のパン屋】米菓 リリィ(べいか -)
身長:152cm 胸囲:72cm
好きな物:パン(焼きたて) 嫌いな物:汚物

【ショートスリーパー】短い睡眠時間で問題無く行動できる。
【心配性】心配事が頭に浮かんで止まない。
【潔癖症】職業柄清潔な事を好み、汚れを嫌う。




それでは始めます。

…………



全員と話し終えたようだ……。



天草「一通り、お互いの紹介を終えたようですね……」

辻垣「とりあえず、今の状況をまとめておこうか?……私は静かに提案した」

橘高「……今分かっているのは、ここにいる全員が本来希望ヶ峰学園に入学するはずだった生徒だという事」

橘高「そして……誰もが例外なく、希望ヶ峰学園へ向かう最中に意識が途絶え」

橘高「目覚めた時にはここへ連れて来られていた……という事だ」

稲羽「……」


やっぱり、皆さんも同じで……?


加々美「あと、手荷物なんか没収されてるみたいよ。おかげでアタシもこの鋏以外何も無くなっちゃったわ」

四季ヶ原「そうだよー。わたしの鞄、秘蔵のらめぇぇな本とかんほぉぉな本とか入れっぱなしだったのに……」

米菓「……」

小倉「……で、ボク達はここに集まってどうするのかな?」

辰爾「全員揃いましたし、改めてあちこちを調べていくという事でどうでしょうか?」

辰爾「何か、この状況を打破する物が見つかるかもしれません」

沙慈「それが良いでごわすな……」

杯「ワタシ、やっぱり学園からのドッキリなんじゃないかなあーって思います☆」

絡繰「確かに、ここに存在する機械の技術を踏まえると……希望ヶ峰学園の有する施設か何かと考えても差し支えは無いな」

米菓「……では、この悪趣味な看板もそうなのですか?気味が悪いのですが」

那波「そうかしらぁ?かわいらしい字だと思うけど……」




――――ピンポンパンポーン

皆が思い思いの言葉を口にしていると、
突然、その放送は始まり…………


???「あー!あー!マイクテス!マイクテス!」

???「ちゃんと声出てるかな?」


稲羽「……?」




…………というか、声の主は真後ろに立っていた……。



稲羽「!?」

???「やあやあ、しっかり集まってるみたいだね!」


何……これ、熊のぬいぐるみ?
白黒に分けられてて…………


辰爾「これは……!?」

リーチカ「…………熊」

加々美「な、何なの……?」

???「うぷぷ、こういう反応もお約束だね……」

???「やあ!ボクはモノクマ!希望ヶ峰学園の学園長なのです!」


――――――――――――――――――――――――――――――――

           【希望ヶ峰学園の学園長(自称)】
              モノクマ(-)

――――――――――――――――――――――――――――――――

稲羽「学園長?」

この熊が?


そんな事有り得るのだろうか?。
それともやっぱり、希望ヶ峰学園だからこんな不可解な事も……


橘高「こいつが学園長だと?馬鹿げてるな」

小倉「……妙だね」


でも、私以外にも困惑を隠せてない人も何人かいるようだ……
私だけが過剰に反応している訳ではないんだと思ったら、不謹慎ながら少しほっとしたような。


那波「あらぁ?可愛い赤ちゃん」

モノクマ「ボクは赤ちゃんではありません。産まれてすぐに大声あげて泣くような臆病者と一緒にしないでよね……」

那波「それは臆病なんじゃなくて、これからこの世で呼吸をしていく為に必要な事だからよ。うふふ」

モノクマ「あっそ。でもボクはちゃんと直立歩行してるでしょ?」

那波「ふふ、赤ちゃんだって1年くらいで歩けるようになるわよ?」

モノクマ「うぷぷ……赤ちゃんにこんな動きが出来る?」

学園長を名乗るモノクマは、対抗したのか何故かタップダンスを始めた……。

四季ヶ原「赤ちゃんプレイがどうとかは置いといて……。そっか、学園長がわたしたちを集めたんだね。それなら安心」

米菓「いや、ほんとにこれ学園長なのですか?……喋るヌイグルミなんてどう考えても怪しすぎると思うのですが……」

モノクマ「あのね、ヌイグルミでもないよ。モノクマだよ!」

モノクマは、ぷんぷんと腕を立てながら怒るジェスチャーをしていた。
これ、どういう原理なんだろう……。どう見ても生物には見えないし……。

ハック「な、なぁ、こいつってさ……」

絡繰「ああ。お前……ロボットだな?」

稲羽「ロボット?」

モノクマ「ぎくう!!!ボクの内情モロバレだね!」

モノクマ「オマエラったら、そんな顔して……ボクのナカを隅から隅まで覗き見ちゃってるんでしょ……?」

モノクマ「はぁ、はぁ……駄目、ボ、ボクの恥ずかしいところまで……」

絡繰「ふん、機械においてボク様に暴けない事など無い!」

四季ヶ原「きゃアッーー!なんかひわい!」

橘高「茶番はそこまでにしておけ。それより……この状況を企てたのは貴様だろう?何のつもりだ?」

モノクマ「ああ、そうだね。だいぶ話が逸れちゃった……ボクが何のつもりでオマエラを集めたのか説明しておかないとね」

杯「HAHAHA!やっぱり、ドッキリでしたー☆」

モノクマ「うん?……まあ、ある意味ドッキリかな?」

モノクマ「ドッキリしすぎてオマエラの心臓が飛び出ちゃって、事が始まる前に!……なんてことも……」

天草「……事とは?」

モノクマ「うぷぷ、その説明も今から始めるから安心してね。じゃ、オマエラ静粛に!」

モノクマは妙な看板の刺さっている王座の前に直り、咳ばらいをすると説明を始めた。

モノクマ「えー、まず……オマエラ16人は、その才能を見初められ、言わば選ばれた存在であり……」

モノクマ「将来を担う希望であります。今回は、そんな希望をより育て上げるため……」

モノクマ「オマエラには、この城内で共同生活を送ってもらう運びとなりました!」

小倉「共同生活……?」

四季ヶ原「え!あんなことやこんなことが渦巻いちゃうの!?」


モノクマは揚々と説明していった。


入学?して早々、16人だけで共同生活……

最初は吃驚したけど、希望ヶ峰学園は不思議な事をするんだなと、
私もこの時点で、もう気が緩んでいて……
ここまでの流れは、大がかりなドッキリだったんだな、と能天気な事を考えていた。


加々美「全く、随分心臓に悪い事をするのね……」

李「む?ここって希望ヶ峰学園じゃなかったあるか?」

絡繰「どう見ても違うだろうな」

辻垣「……ちなみにその共同生活ってのはいつまで続くんだい?」

モノクマ「そうだね。期限は無いよ」

辻垣「……ん?」





モノクマ「聞こえなかった?」

モノクマ「オマエラはこれから、この城内だけで一生を送るんだよ!死ぬまでね!」



えっ?



辺りが、一瞬にして静まり返った。



稲羽「…………」



一生?
誇張とかじゃなくて?



沙慈「一生……でごわすか?」

加々美「うーん、ちょっと困るわね、それ……」


静まり返った辺りが次第にざわめきだす。


稲羽「……ど、どういう事ですか?やっぱりあなたは学園長なんかじゃなくて……」

稲羽「私達、希望ヶ峰学園に対する人質って事なんですか?」


私は、積もりに積もった疑問を吐き出した……。
けれど……

モノクマ「んー?どうしてそんな発想に至ったのか分からないけど……ボクは学園長だよ?まあ、元……かもしれないけど!」

モノクマ「学園長が自分の学園に人質なんてとっても仕方無いでしょ?」

天草「元というのは?」

モノクマ「単に今はここの管理人って事になってるからだよ。そんな細かい事気にしないの」

天草「そうですか」

ハック「そんなあっさり……」

米菓「ま、待って……一生出られないなんて聞いて無いのです!」

李「そうある……どういうつもりあるか」

モノクマ「まあ、事前に言ってなかったからね。そこは悪かったよ」

モノクマ「えーっと……お詫びもかねて、ここから出たい人の為に特別な条件を発表しようかな」

四季ヶ原「条件ってー?」

モノクマ「うぷぷ……それはね」






モノクマの白い右半身が、私達を嘲るように見つめて。

黒い左半身が、牙をむきだして……嗤っていた。

その表情に、底知れない悪意を感じて……。

……背筋が凍りつくのを感じたと同時に。


モノクマ「簡単な事だよ……共同生活者の誰かを殺す!それがここから脱出する条件です!」




…………思考が停止した。





理解が追いつかない……

えっと……まず、ここに一生閉じ込められて……

出る為には、誰か……人を………




殺す?




稲羽「こ……殺すって、どういう……」

モノクマ「はん?そのままの意味に決まってるじゃん」

モノクマ「殴殺刺殺撲殺斬殺焼殺圧殺絞殺惨殺呪殺……殺し方は問いません……」

モノクマ「……ふう、なんとか言い切った」

四季ヶ原「……ど、どこが簡単なの」

辰爾「な…………っ」

ハック「……(絶句)」

米菓「こ、ころころころころころころころころころころころころころころころころころころころころころころ……………………」

那波「…………物騒、ねぇ……」

辻垣「その場にはただ困惑だけが残された」

モノクマ「ねえ。ドッキリしたでしょ?」

杯「うん!凄くドッキリしたよ!口から心臓飛び出そう☆ですね~☆」

米菓「ふざけてる場合じゃないですよぉ!」


その場のほとんどが……今の言葉に動揺していて……

ここから出る為に人を殺す?

何の為に、そんな事をさせるんだ?


でも、そんな追及なんてできなくて、
私はただ、情けなく立っている事しか出来ない。



天草「一つ良いですか?」

天草「貴方は我々にそのような行いをさせて、何がお望みなのでしょうか?」

モノクマ「望み?うぷぷ……」

モノクマ「ボクが望んでいるのは…………ただ、絶望だけだよ」


モノクマ「……という訳で、オマエラにはコロシアイ学園生活……いや、違った……」

モノクマ「えー……題して、コロシアイ城内生活を送ってもらいたいと思います!」



モノクマ「じゃ、今から……電子生徒手帳を――――」









――――――――パァン!!!


稲羽「……っ!?」


突然、鋭い爆発音が響いた。


モノクマ「およ……?」


目の前で笑っていた、モノクマの身体が弾け飛んでいて。


……


音のした方向に目を向けると……


リーチカ「…………」


リーチカさんが……猟銃を構えていて……


構えた銃からは、まさに撃った直後という事を示す硝煙が立ち込めていた。


リーチカ「…………ふん」


……


リーチカさんに撃たれたモノクマは、その場に倒れ込んで微動だにしなくなった。



辰爾「……?」

沙慈「これは……つまり?」

杯「あらら?つまり?死んだ?死んじゃった死んじゃった?HAHAHA?」

絡繰「貫通はしてないみたいだが……」

加々美「でもアイツ、動く気配ないわよ?」

ハック「銃弾の衝撃で内蔵機器がバラバラに砕けたって可能性もある……かもしれねー……多分(小声)」



えっと……
……これでもう、殺すとかそういう話は無くなった……?
って事で、良いのかな?




モノクマ「う、ぷぷぷ……そんな訳ないじゃん」


……壊れたと思っていたモノクマは、むくりと起き上がった。

ハック「!?」

米菓「ひええええ!壊れてないいいいいい!!!」

杯「生きてたね!」

モノクマ「ボクを誰だと思ってるの?そう簡単に壊れるわけないじゃん!!」

リーチカ「…………仕留め損ねた……」


起き上がったモノクマは、未だ銃を向けるリーチカさんの方へ向き直る。


モノクマ「ねえ、オマエ、人の話を遮ってさあ……。ボクの身体ちょっとヘコんじゃったじゃん!」

モノクマ「もう、早漏なんだから…………じゃあ、責任取ってもらわないとね!」


モノクマ「えっと……助けて!グングニルの槍!!!」


モノクマが掛け声を上げると、
どこからともなく、何本もの槍がリーチカさんの身体を目がけて……


稲羽「待っ……!」

リーチカ「――――――!」


ザンッ





【コンマ判定です】

50以上で

↓1


【コンマ】71 生還



沙慈「な、なんでごわすか、これ……」

李「こんな事が……」


リーチカ「…………」


リーチカさんは間一髪という所で…………何とか避けきっていた。


モノクマ「あらら……外しちゃったね」

稲羽「リ、リーチカさん……」

モノクマ「……まあ、今回は見逃すことにするよ。正直、いきなりこんな事で人数が減っても面白くないしね」

モノクマ「それに、これでオマエラもボクが本気だって事、分かってくれただろうし」

モノクマ「ただし……次は無いからね」


モノクマは爪を突き出して、威嚇していた。


稲羽「……」


目の前で……簡単に人を殺そうとしていた事に怖気て、何かを言う事も出来ない。


モノクマ「あ、それからその銃没収ね。またこんなことされたらたまったもんじゃないからね!」

モノクマ「っていうかオマエにそんなの持たせてたら、コロシアイが始まる間も無くいきなり全員皆殺し!なんて事にされかねないし」

モノクマ「まあ、ペナルティって事で良いよね」

李「だが、お前は我らを殺し合わせるつもりあるよな?皆殺しはお前の望むところじゃないあるか?」

モノクマ「いやいやいや……ボクはあくまでルールに則った上で殺し合ってもらいたいんだよ」

モノクマ「これだけ集めて、初っ端からただの一方的な虐殺なんかで終わったら勿体無いじゃない?まあ、それはそれで絶望感があって悪くないけどね」

小倉「……どの道狂ってると思うけど」

橘高「しかし……ルールだと?二流以下の貴様の事じゃどうせ碌な事ではないだろうが」

モノクマ「あーもう。それは今から説明するからちょっと待ってよ」

モノクマ「んじゃ、リーチカさん。拒否権は無いからね」

リーチカ「…………」

リーチカさんは、相変わらずの無表情で銃をモノクマに手渡した。

モノクマ「ああ、殺人の計画にどうしても必要っていう場合なら、喜んで貸し出すからね」

米菓「そ、そんなのいらないのですが!!!!」


モノクマ「全く、興が削がれちゃったなぁ……じゃ、改めて電子生徒手帳を配ります」

モノクマ「ここにはコロシアイ学……城内生活の規則が載ってます」

モノクマ「ルールを違反した者にはさっきやって見せたような感じで……死という懲罰が与えられるからね!」

辰爾「……」

モノクマ「無駄死にする前に、しっかり確認しておいた方が良いよ。うぷぷ」

モノクマは一人ひとりに手帳を配っていく……


モノクマ「えーっと、この電子生徒手帳には他にも……オマエラ16人の名簿とか、地図なんかも入ってるよ」

モノクマ「くれぐれも無くさないように気を付けてね」



モノクマ「じゃ、楽しいコロシアイ生活になる事を願っています。ばいなら~」



立ち尽くす事しかできない私達を他所に……モノクマはその場から去っていった。






【PROLOGUE】起

END

残り人数:16人












【CHAPTER1】気まぐれな悪意







稲羽「……」


コロシアイ……?

何で、こんな事になっているんだろう?

私は……元の日常に帰れない?



天草「皆さん」



声がして、はっと意識がそちらに向く。


天草「とりあえず、この電子生徒手帳……というのを拝見しておきましょうか……」

天草「不本意ながら……例の機械仕掛けの熊に、命を握られている状況のようですし……」

加々美「そ、そうね……」

誰かに促されるように、私も電子生徒手帳を起動する。
電源ボタンを付けると、始めに私の名前が表示された。



稲羽兎 (イナバウサギ)
超高校級の幸運



稲羽「……」


モノクマに個人情報が知られてるって……
なんか複雑なような……

それで……ルールっていうのは……
あ、規則……これか。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【規則】

1.生徒達は当城内だけで共同生活を行いましょう。共同生活の期限はありません。
2.夜10時から朝7時までを夜時間とします。夜時間は立ち入り禁止区域があるので注意してください。
3.就寝は個室でのみ可能です。個室外での故意の就寝は居眠りとみなし罰します。
4.学園長ことモノクマへの暴力を禁じます。監視カメラの破壊も同様に禁止です。
5.殺人を犯した際、自分が犯人だと他の人に知られてはいけません。
6.城内の探索は自由です。特に制限は課せられません。

規則は順次増えていく場合があります。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


なんか、危ない字面が並んでいる…………。


モノクマへの暴力は禁止…………
さっき、リーチカさんを殺そうとしてたのって……こういう事なのか。


稲羽「あっ……」


探索は自由なんだ。

どこかに出口なんて…………無いかな。



そういえば私、まだこの建物についてちゃんと把握出来ていないんだった。


どうしよう?


【安価】
1.1人で回ってみよう……
2.誰かと探索(>>66>>70から1~2人まで選択)

↓2

絡繰、李選択で本日は終了です。


安価ありがとうございました。
次回も2、3日くらい後になるかと思います。

それと、好感度システムについてなんですが、
一応それらしいのは考えているのですが……
選択肢によって好感度が変動して、一定の好感度で通信簿が解放されるという仕組みで大丈夫でしょうか?


それでは、一旦区切ります。
ありがとうございました。

乙でした
期待してます


テンポ早くて読みやすいです。

好感度に関してはそんな感じでいいと思う。
でも原作通りプレゼントが渡せたりすると嬉しいかも。

次回も楽しみにしてます。

こんばんは。
明日の21時~22時頃に再開します。


>>97
ありがとうございます。
グダグダで亀進行ですが、近いうちに裁判までは進めたいと思っています。
よろしければお付き合いくださるとうれしいです。


>>98
ありがとうございます。

会話(時折選択肢)、+プレゼントで好感度の上昇率が変動して
一定の好感度に達すると通信簿が解放という仕組みにしたいと思います。
ご提案ありがとうございます。

プレゼントについてですが、
問題が無ければ、無印、2、V3のマシーンが日替わりで回せる
といった感じにしようかと思っています。
1日目マシーン→2日目ヤシーン→3日目ニューマシーン といった周期で……


それでは後ほど……。

こんばんは。
今から始めます。


【1日目:朝】



李「イナバ!」

これからどうしようか考えていると……
李さんから声をかけられた。

李「お前、向こうの方から出てきたあるな?」

李さんは、私が初めに出てきた、中庭側の扉を指す。

稲羽「は、はい……」

李「とりあえず、我と一緒に回っていくある。もしかしたら出口があるやも知れん!」

稲羽「あ……良いんですか?ありがとうございます」

李「旅は道連れある!」

李「……という訳でお前も来るある!」

絡繰「何でそうなるんだ。特に断る理由は無いが」


【入口ホール】

正面の扉を出た。
地図と照らし合わせると……ここは入口ホールみたいだ。

稲羽「……」

広々としてて……
左右にはそれぞれ階段があり、2階に通じているらしい。
なんか、モノクマの像とかあるけど……。

モノクマもしきりに言ってたけど、やっぱりここ、お城なんだ……。



正面には、この城の出入り口……
というか、それを封鎖してるっていう機械が見えた。


稲羽「これ、やっぱり開きませんか?」

李「我らには不可能であったが……カラクリ、お前なんか分かるあるか?」

絡繰「うーん……。内部で何らかのロックが仕掛けられていると推測できるな。それもかなり大掛かりな……」

絡繰「無理矢理こじ開けようとすると、マシンガンが掃射される仕組みになっているようだ」

稲羽「えっ!?」

天井の方を見ると、重々しい銃器がこちらに狙いを定めている。
……あのモノクマ、なんて暴力的な人なんだろう……。
いや、人じゃないけど。


李「開く方法は?」

絡繰「無いとは言い切れない……けど、今の段階では恐らく無理だな。もう少し調べてみる必要がある」

李「そうあるか……。物理で駄目ならば、詳しそうな者の知識を借りて突破する寸法だったあるが……」

絡繰「ん?物理?」

李「そう。我は目が覚めた後、サジを誘って強硬突破を試みたある」

沙慈さんと?

李「しかし……これは我らの攻撃でも突破出来なかった。不覚ある!」

稲羽「……」

絡繰「おい待て、お前達まさかこれを殴ったのか?」

李「ある」

絡繰「迂闊な事をするな……」




李「それにしても、この像悪趣味あるな……。あいつ相当のナルシストある」

絡繰「同感だ。どうせなら機械仕掛けにでもすればいい物を」

絡繰「パーツも手に入るし……」

バラす気なんだ……。



稲羽「次は……」


【安価】
1.2階を探す
2.機械を背に右手側を探す
3.機械を背に左手側を探す


【回廊(右手側)…個室】

右手側は、回廊になっていた。
中央には、何故か噴水が……

ここも、中庭みたいに天井だけがガラス張りになっている。

稲羽「ここは……」

扉が8つある。
よく見たら表札が。

イナバ
オクラ
シキガハラ
タツミ ……
……

これって……

絡繰「女子の個室だな」

絡繰「2階にも似たような場所があったが……そっちは男子の個室だろうな」

稲羽「あ、そういえば……」

個室外の就寝は禁止……って、規則に書いてあったっけ……。

李「旅館みたいあるな。なんか……」


稲羽「あれ、何だろう」

噴水の中に変なメダルが……
モノクマの顔だ。

李「なんあるか?趣味悪いメダルあるな」


【INFO】
モノクマメダルを1枚手に入れた。
[所持数:1]



【安価】
1.2階を探す
3.機械を背に左手側を探す


↓1

【廊下(左手側)】

左手側には廊下が。

壁には不釣り合いなモニターが付いている……。


李「こっちは食糧庫、食堂、厨房……あとは……」

絡繰「清掃室だな」

李「そう、それ。そんな感じのがあったある」

稲羽「なるほど……」



【廊下(左手側)…食糧庫】

食糧庫には、そこかしこに食品や食材が箱詰めにされていた。
少し肌寒い。

李「随分沢山あるが……腐らないあるか?これ」

稲羽「ここ、少し寒いですし……冷蔵庫みたいになってるんじゃないでしょうか?」

李「ほう」

これは……小麦粉かな?米菓ちゃんなら喜ぶだろうか?



【廊下(左手側)…食堂】

お城としては少し小さめの食堂だ。
それでも、16人には少し広いくらいだ。
アンティークな内観で、中央には長机が置いてある。

李「窓が無いとは気味が悪いあるな」

そう。ここに至るまで窓というものをほとんど見ていない。
唯一外界と接してそうなのが……今朝見たあの中庭と、さっき見た女子の個室の前だったな……。

ごめんなさい
3でした

>>109、こちらこそ、ややこしい書き方してごめんなさい


【廊下(左手側)…厨房】

食堂の奥の扉を開くと、厨房に出た。
色々な用途に合わせて用意されたお皿にカップ、スプーン、ナイフ、フォーク、包丁…………

鉄串、アイスピック、チェーンソ…………

いや、チェーンソーはないや。

稲羽「あ」

ボードが掛かっている。
目を通してみると……。

『備品リスト』
皿(平)…30枚 皿(深)…30枚 グラタン皿…30枚
スプーン、ナイフ、フォーク…各30本
包丁…全6本
鉄串…………

なるほど、ここにある食器の数を記帳しているのか。

稲羽「コンロもあるんですね」

李「箱!」

稲羽「オーブンですね」

絡繰「さっきから思っていたが……随分近代的だな」

【廊下(左手側)…清掃室】

食堂を出て、次の部屋へ進む。

洗濯機がずらっと並んでいる……
なんか異様な光景だ。……ここ、お城だよね?

下には、洗剤と柔軟剤が1つずつ置かれている。
洗剤は粉末状で、柔軟剤は液状のようだ。

李「何あるか?これ」

稲羽「柔軟剤ですね……」

李「柔軟……」

稲羽「これを入れると、洗濯物がやわらかい仕上がりになるんです」


上には、棚のようになっていて、色々な銘柄の洗剤や柔軟剤が置かれている。
こっちは台が無いと届かなそうだ。

あ。あれ、よく使ってるやつだ。

人によって洗い上がりの好みが違うだろうし、種類が豊富なのはありがたい話かもしれない。
けど、どうしてここまで用意するんだろう……。


【2階…駄菓子屋】

一旦入口ホールに戻った。
階段を上がると、まず小さな売店のようなものが見えた。

駄菓子が陳列されていて、端の方にガチャポンがぽつんと置かれている。

何かもう……明らかにおかしい。
何でお城の中に駄菓子屋が……。


絡繰「懐かしいな、こういうのも……」

モノクマ「やあ、いらっしゃい!」

稲羽「ひっ!?」

李「む!?」

モノクマ「え?そんなに驚く事かなあ?うぷぷ」

稲羽「……モノクマ!」

モノクマ、私達にこんな事をして……!


稲羽「モノクマ!あなたは……」

モノクマ「またそういうの?もういいよ。飽きたよ」

モノクマ「抵抗したって無駄な事はもう、十分分かってるよね?大人しく受け入れときなよ」

稲羽「受け入れろって……」

モノクマ「っていうかボク、ウサギってやつがネズミの次に嫌いなんだよ」

モノクマ「見てると思わず……右ストレートををかましたくなってくるんだ」

李「兎と鼠って、よく分からんチョイスあるな……」


モノクマに、適当にあしらわれた……。

モノクマ「ルール違反が無い限り、ボクから手を出すことは無いから安心してよ」

モノクマ「それより、何か買ってくんでしょ?」

絡繰「いや。いらない」

モノクマ「ちょ、何でよ!だったら何でここに来たのさ!」

李「出口を探してるだけある!」

モノクマ「無駄だって言ってるのになあ……」

モノクマ「じゃあ、そこのマシーン回してみない?……と言いたいところだけど、準備中なんだよね」

モノクマ「また後で来てよ。メダル1枚あげておくからさ。うぷぷ」


【INFO】
モノクマメダルを1枚手に入れた。
[所持数:2枚]

【2階…個室】

稲羽「……」

少し奥へ進むと……
扉が8つ並んでる空間に出た。

アマクサ
カガミ
カラクリ
キッタカ ……
……

ここは、男子の個室みたいだ……




絡繰「稲羽。少しいいか」

稲羽「はい」

絡繰「この城……妙な点が多い」

絡繰「全体的に、埃もほとんどなく綺麗な状態だった」

稲羽「そういえば、そうですね……」

古びたお城っぽい割に、清潔に保たれている気がする。
駄菓子屋とか、意味わからない物もあったけど……。

絡繰「これはつまり……最近まで人の手が入っていたと考える事が出来る」

稲羽「そうか、確かに……」

食料とか、洗剤なんかも用意してあって……
なんか、準備が良すぎる。

絡繰「わざわざ、ボク様達の健康状態を保った上で殺し合わせるつもりなのか」

絡繰「何の意味があるのか分からないが……随分猟奇的な事を考えるな、モノクマは」

稲羽「……」

本当……。

【1日目:昼】

一通り探索を終えた。

色々と分かった事はあったが、出口らしいものは見つけられなかった。

そのまま、李くんと絡繰くんにお礼を言って……

少し頭を落ち着けようと、私は用意された個室に来ていた。



【個室:稲羽の部屋】

稲羽「……」

部屋の中を見た瞬間、絶句した。

一面にうさぎ、うさぎ、うさぎ、うさぎ、ウサギ、兎、兎…………

兎のぬいぐるみ。兎のシーツ。兎のベッド……

クローゼットも兎型。

小物も兎。

生活用品も兎。

トイレも、シャワールームも兎模様。

どこを見ても兎だらけ。

暴力的なまでの兎。

稲羽「……」


か、かわいい……!


けど、モノクマに好みが把握されてる?
気味悪い……
いや、ただの嫌がらせかも……。兎嫌いって言ってたし。


稲羽「けど、可愛い!」

私は夢中のまま、兎のベッドにダイブした。

うさうさうさうさうさうさうさうさうさうさうさうさうさうさうさうさうさうさ……

稲羽「きゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~ん」


……何やってるんだろう、私…………。




稲羽「……はあ」

これから、どうなるんだろう……

希望ヶ峰学園だと思ったら、全然そんな事は無くて……。

稲羽「……」

モノクマは、ルール違反しない限り手を出さないって言ってたけど……。

私達を閉じ込めたり、実際にリーチカさんを……殺そうとしたり。

既に、手を出しているじゃないか……。

稲羽「……」

でも、殺し合いなんて、起きる筈無い……よね。






稲羽「…………」




……


棺の中。

『…………』

辺りには黒い服が立ち並んでいる。

『どうして?』

私は棺の中に問いかける事しか出来ない。

『どうして………………たの?』

既に、顔は認識出来ない。

『お父さん…………』



稲羽「……っ!」

稲羽「……あれ?」

いつの間にか、寝ちゃっていたみたいだ……。

久しぶりに、夢……。

お父さんが……死んだときの。

稲羽「……」

お父さんは、私の小さい頃に……事故で亡くなった。

車を走らせているところに……大きな事故に巻き込まれて、潰された。

稲羽「……」

……それからというもの、時々、こうして夢を見る。

稲羽「……」



――――ピンポーン


稲羽「っ!?」ビクッ


稲羽「……?」


【安価】

訪ねてきたのは?(>>66>>71から1人選択)
↓2


稲羽「はーい……」ガチャ

稲羽「……あっ」

扉を開くと、そこにはリーチカさんがいた。

リーチカ「…………」

稲羽「リーチカさん……」

リーチカさん、昨日モノクマに殺されかけて……。
大丈夫かな……。

稲羽「あの、リーチカさん……大丈夫ですか?」

リーチカ「…………何が」

稲羽「その…………昨日の、モノクマに」

上手く、言葉が出ない……

リーチカ「…………問題ない」

稲羽「そう、ですか」

リーチカ「…………うん」



稲羽「あ、ごめんなさい!要件も聞かず……。どうしました?」

リーチカ「…………今、食堂に皆集まってる。稲羽も早く来て」

稲羽「えっ?……分かりました」

何だろう?

【2日目:朝…食堂】


リーチカさんに連れられる形で食堂に来た。


加々美「小倉さん、あなた綺麗だから……セットし甲斐がありそうだわ。今度どうかしら?」

小倉「お願いしようかな……ふふふ」


米菓「何してるのですか?」

ハック「……」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

米菓「きもいのですが……」

ハック「うるせええええええ!!!!分かってるよ」



食堂には、全員が集まっていた。
テーブルの上には、料理が置かれている。



辰爾「稲羽様、お早うございます」

稲羽「あ、おはようございます」


辻垣「城内に位置する食堂は、集った16人の歓談で賑わっている…………」

辻垣「で、何の集まりなんだい?これ」

杯「パーーーーーーーーティ☆ですか?☆」

天草「その前にまず……」

天草「題して、報告会……と致しましょうか」

稲羽「報告?」

小倉「簡潔に言うと出口の、ね。何人か探索してきたんだろう?」

稲羽「あ、はい。えっと……」

稲羽「私は、李さん、絡繰さんと一緒に、入口ホールから周辺を見て回りましたが……」

絡繰「入口にある機械は今の段階では開きそうもない」

ハック「……」

李「という訳ある」


米菓「米菓はこの食堂を念入りに調べたのです。沙慈さんにも協力して頂きました」

沙慈「残念ながら……出口は見つけられなかったでごわす」

米菓「ここ、オーブンはありましたが……石窯が無いのが残念なのです」

四季ヶ原「わたしは、中庭にいたよ。あそこの薔薇さんは綺麗だから皆も見にきてみるといいよ」

橘高「それは探索とは言わん」

四季ヶ原「わたしだって、一応薔薇さんにチョメチョメしてみたけど……あの子達、何も白状してくれなかったし……」

橘高「貴様は薔薇と戯れていただけだろう。この阿呆」


……報告は続いたが、期待されるような結果は出てこなかった。




加々美「ところで、この料理誰が用意したのかしら」

ハック「モノクマ」

那波「私よ。うふふ」

ハック「すみません(無)」


コンマです
↓1

【那波の料理:40】


稲羽「頂きます」

那波さんのお料理を頂いた。


一口食べる。

なんだかドロドロしている。少し薄味だ。


……。

杯「デロデロ!デロデロ!ですね~☆」

那波「まあ、ごめんなさい……つい赤ちゃん用のを作っちゃった。習慣になってたみたい」

そうか、これは離乳食か。

リーチカ「…………もう一杯」

那波「うふふ、どうぞ」



そうだ。リーチカさんと何か話そうかな。


1.出口について
2.モノクマについて
3.その他


↓2


稲羽「リーチカさん」

リーチカ「…………ん」

リーチカさんと何か話そうと思った……。
そして……

稲羽「モノクマについて……どう思いますか?」

あれ?私、もしかしなくても不謹慎な事を言っているんじゃ?
気づいたときには既に遅かった。

リーチカ「…………」

リーチカ「…………あいつ、食えない。熊の癖に」

リーチカ「…………鉄の塊」

稲羽「……」

確かに、モノクマは食べられそうもない……。

リーチカ「…………ここには獲物がいない」

稲羽「屋内ですしね……」

リーチカ「…………稲羽はどう思う」

稲羽「えっ?」

リーチカ「…………あの熊」

モノクマの事かな……

稲羽「私は……」



1.横暴な人だと言う
2.意外とかわいいと言う
3.その他


↓1


モノクマ……
確かに暴力的で、酷い事をするけど……
見た目は、可愛いんだよね……。

稲羽「見た目は意外と……かわいいと思います」

リーチカ「…………かわいい?」

稲羽「はい」

あんなナリでちまっこいのも好印象だ。
あれが兎だったら、お持ち帰りしたいくらいだ……
っていうのは言い過ぎだろうか。暴力的だし。

リーチカ「…………」

リーチカ「…………変なの」

稲羽「そうですか?」

リーチカ「…………うん」


【INFO】
リーチカの好感度は変わりませんでした。


……


辰爾「ご馳走様でした」

沙慈「ごっつぁんです」

全員が食事を終えた。
そこで……

天草「皆様。少々お耳を拝借ください」

席についていた天草さんが立ち上がる。


天草「一つ。提案があります」

天草「ここから出るまでの間ですが……」

天草「これから先も、起床後は全員で食堂に集まり食事を摂る……」

天草「という事を、習慣づけるのは……如何でしょう?」

辻垣「んー、どうしてかな?」

天草「まず、集団内での秩序を保つには……健全に過ごすことが第一だと考えております……」

四季ヶ原「R-18な意味じゃないって事?」

天草「そういう方向ではないです」

稲羽「……」

天草「健全……そのうちの1つが、規則正しく生活する事……」

天草「それを習慣として行う事で、健全な精神が養われ、心身に充足感が満ちるという訳です……」

小倉「……ふーん、なるほどね」

米菓「何言ってるのかさっぱりなのです」


ハック「いや……こいつそうやって知らない内に」

ハック「無知なオレらをコントロールして……」

橘高「人を勝手に無知の括りに入れるな、ドアホ」

ハック「ああ、そんなド雑魚はオレだけか……(虚無)」

天草「……そうですね、私共は宗派としては新参者ですから……。そのような印象を持たれるのも無理はないでしょう……」

天草「しかし、私は私共の教えを貴方様方に無理に押し付ける気はありません……」

天草「宗教は、人それぞれですから。これはただの……教祖としての立場の関与しない、提案です」ニッコリ

天草さんはそう言って、屈託のない笑みを向けた。

辰爾「健康的ですね。わたくしは異存ありません」

李「我も無し!黎明即起大事ある!」

絡繰「ボク様はどっちでもいいぞ」

加々美「確かに、一人であれこれ悩んでるよりも皆で集まってた方が健全かもね」


米菓「でも昼とか夜はどうするのですか?」

天草「そちらは各自の自由という事で良いでしょう……幸い食料はあるようですし」

天草「あまり各々の意思を尊重せず、行動を制限しすぎるのも精神に悪影響ですから」

四季ヶ原「あ、そうだ。朝ごはんも当番制なんてどうかな」

四季ヶ原「不健全じゃないでしょ?神門くん」

天草「仰る通りです……1つの役割を交代制で行うのは重要です」

天草「感服いたしました」

ハック「軽いな……」

四季ヶ原「それじゃー、明日の当番は……」


明日の朝食当番 1人ずつ指名(那波以外)
(コンマで料理の腕、米菓はパンに限りMAXで)

↓1、2

【ハックの料理:17】
【天草の料理:61】

四季ヶ原「……神門くん!」

天草「私……ですか」

四季ヶ原「うん!」

天草さんの料理かあ……。
どんな感じなんだろう。

天草「一応、多少は出来ると思いますが……」

辻垣「でも、不健全じゃないんだろう?君がやって見せたら?」

天草「勿論です。明日は私にお任せください……」

ハック「なんか洗脳されそう。食った瞬間」

天草「貴方様は宗教というものにどういう印象を抱いているんでしょう……」

四季ヶ原「あっ、じゃあさー、ハックくんもって事でどうかな?」

ハック「!?!?!?!?」

四季ヶ原「2人で作った方が、効率も良いだろうし!」

橘高「必ずしも効率が良いとは限らんぞ」

ハック「いや、オ、オレ……料理なんてカップラーメンくらいしか……(無)」

四季ヶ原「神門くんに教えてもらえば大丈夫だよー。……ゲヘヘ」

ハック「…………」

加々美「なんか今、凄い顔してなかった?四季ヶ原さん……」


こうして朝食当番が決まった。

【稲羽の部屋】


今後の事を話し合って戻ってきた。
朝食当番……。
ちょっと楽しみかもしれない。

でも、早くモノクマの支配下から逃れたい……。



【自由行動を開始します】


【2日目:昼 自由行動】1/4

やる事が無い……。

稲羽「何しよう……」


1.誰かと話す(>>69>>71から1人指名)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:2枚)



↓2 (直下のコンマでモノクマメダル判定)


稲羽「あれ、何でこんな所に……」

机の上に沢山のモノクマメダルが置いてあった。
誰が置いたんだ。
……モノクマ?

【INFO】
モノクマメダルを9枚手に入れた。
(現在:11枚)



【回廊(右手側)】


部屋から出ると、何か気配がした。

稲羽「……」

絶対誰かいる……

開いたドアの後ろを覗いてみる。
そこに……

ハック「……」

やっぱりハックさんだ……


稲羽「……ちょっと!」

ハック「!」


【安価】
1.何でいつも隠れているのかを聞く
2.入口の機械について
3.その他

↓2


ハックさん、何でいつもこんなふうに出てくるんだろう?

稲羽「ハックさん……」

ハック「な、なんだ……(焦)」

稲羽「何で、いつも隠れてるんですか?」

ハック「……」

ハックさんはしばらく目を泳がせていた。
やがて口を開く。

ハック「そりゃ、あれ……落ち着くからだよ……」

稲羽「落ち着く?」

ハック「ああ……」

落ち着く……
隠れるのが趣味なのかな?

ハック「だ、駄目だな……はぁ」

ハック「解析する対象も無ーし……今のオレはぁー、ただの……」

ハック「殻を剥がれたでんでんむし……蛞蝓だ……(無)」

稲羽「……」

例えがよく分からない……。
それに、ナメクジとカタツムリって別物な気が……。

ハック「……」

ハックさんは目に見えて落ち込んでいるようだ。
……どうしよう?


【安価】

1.励ましてみる
2.何も言わないでおく
3.その他

↓2


稲羽「……」

稲羽「なるほど、確かにそういうのが無いと不安かもしれませんね」

ハック「……」

稲羽「ハックさんは、ハッカーさんなわけですし……」

稲羽「でも、今は皆一緒です。ハックさんが自分を責める事はないです」

稲羽「だって、ハックさんは超高校級に選ばれる程の技術を持っているんでしょ?」

稲羽「その事実は変わらないはずです」

ハック「いや……」

稲羽「私なんか、抽選で選ばれただけで、ただの一般人ですよ!」

ハック「……」

稲羽「ハックさん。何かあったら……私で良ければ、またお話ししましょう」

ハック「話?」

稲羽「そうすれば気が紛れるかもしれません」

稲羽「ね?」

ハック「……」

ハック「ああ、分かった……」


励ませたかな……?
元気になってくれたら、良かった。


稲羽「じゃあ、また後で」

ハック「……」




【INFO】
ハックの好感度が上がった。

プレゼントは所持していないので渡せません。

ハックさんと別れて、一旦部屋に戻ってきた。



【2日目:昼 自由行動】2/4

稲羽「今から……」



1.誰かと話す(>>69>>71から1人指名)

2.駄菓子屋に行く


↓2

【駄菓子屋】


何となく気になって、駄菓子屋を訪れた。


モノクマ「うぷぷ、いらっしゃい」

モノクマ「丁度準備が終わったからさ、昨日あげたメダルで回してみなよ」

稲羽「……」



1.モノモノヤシーンを回す(回数も記入、No.87~100はコンマが奇数でNo.101~114)

2.おやじをなぐる

稲羽「うーん……」

とりあえず、これ……回してみようかな?

モノクマ「ドッキドキ」

モノクマが、期待に満ちたまなざしで見てるし……


5回やってみよう。

↓1~5のコンマのアイテム

すみません、>>159の「コンマが奇数~」についてですが、
秒数の部分が奇数の場合に変換お願いします。
説明おかしくてごめんなさい……。





・破邪のピアス
・クマの髪飾りの少女
・希望ヶ峰の指輪
・女王の拘束衣
・絶対音叉

を手に入れました。


なんか色々出てきた……

モノクマ「うぷぷ、いきなり当たり揃いだね!」

稲羽「……」

稲羽「何、この絵……」

綺麗な人。なのに。
なんか……ゾッとする……。

(現在のモノクマメダル:6枚)


コンマ50以上で誰かが現れます。
(>>66>>71から一人指名 特に無い場合はランダムです)

↓2

90…絡繰出現で一旦終了します。


本日もありがとうございました。
今日のお昼頃に再開するかもしれません。よろしければお付き合いください。

ここまでの流れで、何か微妙だな~と感じる物があったら、ご指摘いただけると嬉しいです。
例えば、マシーンを回すシステムなど……。
なるべく改善するように努力します。


それでは、ありがとうございました。


乱入とか最近よく見る一人か二人生徒を選択のような自由行動で2人以上の絡みが見れるのってここではない感じ?

乙おつ
決まってたら外見イメージも知りたいかな


好感度とか自由行動の内容ってクロや被害者にも影響してくる感じ?
それとも死亡キャラは固定?

>>172
あ、そういえば無いですね……

自由行動で会話時に、乱入ありにしようと思います。
条件は、メダル1枚消費……しか思いつかない……。

それとも、最初から2人選択の方が良いでしょうか……
次の更新までに考えますが、
もし、何か案がありましたらお願いします。


重ねてありがとうございました。

ごめんなさい、更新してなかった……

>>173
ありがとうございます。
大まかには決まっている感じです。
次の更新の時に貼りますね。


>>174
今のところは、候補を絞ってコンマで判定する形にしようかなと思っています。
でももしかしたら、自由行動の内容が影響があるかもしれません。

こんにちは。
今から進めたいと思います。


>>176 誤字です
×自由行動の内容が影響があるかもしれません。
〇自由行動の内容が影響する事もあるかもしれません。

毎度毎度誤字とミスばっかりですみません……



>>117
ありがとうございます。
そうですね。これからは自由行動の会話時はデフォルトで1~2人指定式にしたいと思います。
あと、マシーンを回す時に、コンマ50以上に+して「ぞろ目でもう1人乱入」という形も考えています。
安価が外れた先で選択された人に乱入してもらうという形で……。
これはちょっと強引すぎるでしょうか……。



ご意見ありがとうございました。
特に問題が無ければこれで進めたいと思います。





では外見を貼って、絡繰さん出現から始めます。

容姿です。



【容姿:女子】

・稲羽兎(幸運)
水色のブレザーの上に、兎モチーフのポンチョを着ています。髪の色は茶髪です。
胸に四葉のクローバーを象ったブローチを付けています。
ポンチョを外すとアンテナがあります。


・四季ヶ原咲(園芸部)
緑、薄緑を基調にしたブレザーを着ています。
衣服には、植物の蔓のような柄がついています。
髪の毛は明るい茶髪で、セミショートのハーフアップで緑の大きなリボンでとめています。


・リーチカ・ランジェ(狩人)
カウボーイハットを被っていて、狩人なのにカウガールのようになってます。
髪の毛は金髪で、サイドポニーの三つ編みでまとめています。
腰にホルスターを付けて猟銃を下げていましたが、現在は没収されています。
常に無表情で、ほとんど表情が変わりません。


・那波千代子(ベビーシッター)
頭に三角巾を被っていて、エプロンをしています。
髪の毛は彩度の低いピンク色で、ワンサイドに縛っています。
母親のような雰囲気です。


・辰爾和琴(琴奏者)
薄紫の着物を着ていて、簪と花飾りを付けています。
髪の色は紫がかった黒色です。
淑やかそうな雰囲気です、目にハイライトがありません。


・小倉真帆(ダンサー)
ベリーダンサー(アラビアンダンサー)の恰好をしています。露出度が高めです。
頭部に布を被っていて、貴金属の飾りが多いです。
目つきは鋭く、凛々しい感じです。
髪の色は暗めの赤色で、セミロングでおでこが出ています。
褐色肌です。


・辻垣理緒(小説家)
歴史の教科書に出てくる文豪のような服装をしています。
髪の毛は長めのサイドテールで、テールの先端をゆるく巻いています。
煙管を手にして文豪を気取っています。


・米菓リリィ(パン屋)
やけに長いコック帽を被っています。コックのような服装です。
コックコートの胸のあたりに食パンのマークが印刷されています。
髪型はツインのコロネ形で縛っています。
髪の色はピンクに近いベージュです。

【容姿:男子】

・ハック・ウィルヘルム(ハッカー)
灰色のパーカーを着ていて、黒字でプログラムコードの文字列が印刷されています。
不健康そうな外見です。髪の毛はボサボサで、目の下に少し隈があります。
パーカーは前が開いていて、中にプログラムコードの文字列が無数に印刷された黒いシャツを着ています。
髪の色は白です。


・橘高直人(審判)
学ランを着ています。
常に厳めしい表情をしています。
髪の毛は黒髪です。外はね気味で、肩にかかるかかからないかくらいの長さです。
腰にホイッスルを下げ、イエローカードとレッドカードを常備しています。


・加々美優紫(美容師)
フリルが斜めについたシャツを着ており耳にピアスを付けています。
髪の色は金をベースに明るい青緑のグラデーションを入れています。
超絶イケメンですが、女性のような雰囲気があります。


・杯団(道化師)
二つに分かれた帽子をかぶっています。
全体的にポップな色調です。襟の部分は襞襟になっています。
頬にそれぞれ、右に雫、左に目玉を象ったペインティングをしています。
右目を☆で囲っていて、赤い鼻(着脱可能)をつけており、表情がよく変わります。
髪の色は水色です。


・絡繰時矢(機械職人)
小学生のような外見をしています。
彩度の低い黄土色の白衣を羽織っていて、体中に歯車や機械を付けています。
胸の中央に時計があり、右目に機械仕掛けの片眼鏡を付けています。
大き目のキャスケットを被っていますが、そこにも歯車が付いています。


・天草神門(教祖)
宣教師のような服装をしています。
暗い色の長いローブを着ていて、常に落ち着いた雰囲気です。
胸には十字架ではなく、迎と掘られた金属が付いています。
髪の色は銀髪です。


・李紅運(拳法家)
キョンシーのような服装をしています。
帽子には、飾り程度にお札がついています。
後ろを長い三つ編み1本で束ねてます。髪の毛はアッシュグレーです。


・沙慈百舌(相撲取り)
いかにもお相撲さんな見た目をしています。髷を結っています。
藍色の和服を着ています。
ふくよかで優し気な雰囲気です。




こんな感じです。
それでは改めて始めます。

【コンマ90…絡繰出現】


稲羽「あ、絡繰くん。こんにちは」

絡繰「稲羽か」

稲羽「絡繰くんも、これを回しに来たんですか?」

絡繰「いや。ボク様はこのマシーンの仕組みについて詳しく見てみようかと……」

モノクマ「ちょっと!弄くんないでよ!」

絡繰「少しくらい構わないだろう」

モノクマ「壊されたら困るんだよ。1台しかないし」

モノクマ「まあ、壊した奴もバラバラに壊してあげるから良いけどさ」

稲羽「……」


【安価】

1.機械について
2.モノクマについて
3.その他

↓2

モノクマの発言を流し、何か話すことにした。

稲羽「絡繰くん……機械いっぱいつけてますよね」

絡繰「まあな」

稲羽「その機械とか、絡繰くんが自分で作ったんですか?」

絡繰「ああ。どうも機械が傍にないと落ち着かなくて……」

稲羽「あっ。これって何かあるんですか?」

絡繰くんの片目についている機械……。
片眼鏡ってやつかな、こんなとこまで機械なんだ……
機械がゲシュタルト崩壊を起こしそうだ。

絡繰「ん?ああ、ここからは光化学兵器用レーザーが飛び出す。人体に作用する高濃度電磁力を……」

稲羽「」

絡繰「嘘だ。ただの視力矯正用だ」

稲羽「……」



【プレゼントを渡しますか?】

・破邪のピアス
・クマの髪飾りの少女
・希望ヶ峰の指輪
・女王の拘束衣
・絶対音叉


↓2

稲羽「絡繰くん、良かったらこれどうですか?」

さっきのマシーンで出てきた、指輪を渡した。

希望ヶ峰学園の校章が彫られてる。

絡繰「これは……」

稲羽「指輪みたいです。希望ヶ峰の指輪だとか……」

絡繰「……貰ってもいいのか?」

稲羽「はい。マシーンは弄れないようですし、代わりと言っては何ですが」

稲羽「昨日、お世話になりましたし」

絡繰「そうか。それなら頂いておく。すまないな」



【INFO】
絡繰時矢の好感度が上がりました。

絡繰くんが去っていった。


【2日目:昼 自由行動】3/4


……次はどうしよう?


1.誰かと話す(>>66>>71から1~2人指名)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:6枚)



↓2

【中庭】

ちょっと外の様子を見ようと、中庭に行ってみた。

……外と言っても、ガラス越しでしかないけど。



四季ヶ原「でね。これをこうするとね……」

辰爾「なるほど……」


中庭では四季ヶ原ちゃんと辰爾さんが揃って何かをしていた。


稲羽「何しているんですか?」

四季ヶ原「うさちゃん」

辰爾「こんにちは。今、四季ヶ原さんから薔薇の受粉についてご教授頂いていたところです」

稲羽「受粉?」

四季ヶ原「うん。でもここって薔薇しか無いからね」

四季ヶ原「和琴ちゃんならもっと日本っぽいお花が良いかなって思うんだけど……」

四季ヶ原「そうだ、うさちゃんもどう?一緒に」



【安価】
1.誘いを受ける
2.さりげなく断る
3.その他

すみません、また記入漏れを……




稲羽「あ、じゃあお願いしても良いですか?」

四季ヶ原「もっちろん」

四季ヶ原「まずね、これが薔薇から抜き取ったおしべなんだけど……」

四季ヶ原「こう、くりっと……」

稲羽「……」

四季ヶ原「そして……はあ、めしべに……擦りつける」

稲羽「……」

四季ヶ原「何日か後で、実が膨らんできたら成功だよ」

稲羽「へえ……」

辰爾「わたくしも、という具合に伝授頂きました」

稲羽「そうなんですか……」


四季ヶ原「そうそう。2人って特に好きなお花とかある?」

辰爾「好きな……花ですか?」

四季ヶ原「うん」

稲羽「うーん……」



花の名前
↓2

好きな花か……


……



あ、そうだ。

稲羽「ヒヤシンス」

四季ヶ原「おお」

稲羽「ヒヤシンスが好きです」

四季ヶ原「良い趣味してるね」

ヒヤシンス……お母さんが良く植えてた。
綺麗だなって思ったのを今でもはっきり覚えてる。

四季ヶ原「うん、良いね。あの花のつき方なんかサイコー……」

四季ヶ原「ここって球根とか無いのかなあ」



四季ヶ原「和琴ちゃんは?」

辰爾「わたくしは……」

辰爾「桜、が好きですね……」

四季ヶ原「桜……」

辰爾「朧げですが、満開に咲き乱れて、散っているのが印象的でした」

そう言った辰爾さんは、少し寂し気に見えた。

四季ヶ原「終焉の美ってやつだね、うん」

辰爾「有終の美でしょうか?」

四季ヶ原「あー、多分それだ」

……


桜かあ……

お花見行きたいなあ。
……行けるのかな、っていうか出れるのかな、私達……。



【プレゼントを渡しますか?】

・破邪のピアス
・クマの髪飾りの少女
・女王の拘束衣
・絶対音叉



四季ヶ原 ↓2 辰爾 ↓4

稲羽「あ、四季ヶ原ちゃん。これ……」

四季ヶ原「……」

稲羽「え、えっと、これは……女王の拘束衣……らしいです」

あれ、何でこんなの渡してるんだろう、私……

四季ヶ原「あのさ……」

稲羽「は、はい」

四季ヶ原「……これって、誘いと受け取っても良いのかな?」

四季ヶ原「つまりうさちゃんは、わたしと濡れ濡れな展開を望んでいるんだね?」

稲羽「え、いや……」

四季ヶ原「ありがとう!!!大事に使うからね……あ、大事に使おうね!!!一緒に!!!」

稲羽「……」


どうしよう……あらぬ誤解を……。



稲羽「辰爾さん、これ……どうですか?」

辰爾「これは……音叉、ですか?」

稲羽「はい。説明によると……」

『調律をマスターした人間が使えば、共振により全てを破壊する力を秘めた巨大な音叉』

稲羽「……」

辰爾「……」

あれ、何か物騒……

辰爾「……ありがとうございます、稲羽様。このような贈り物を……」

辰爾「大切に致しますね」

稲羽「は、はい」

良かった……のかな?



【INFO】
・四季ヶ原咲の好感度がグンと上がりました。
・辰爾和琴の好感度が上がりました。

それからも、薔薇について色々と教わって過ごした。



四季ヶ原「……うん、良いね。凄く良い」

四季ヶ原「2人ともありがとう!勉強になったよ」

稲羽「いえ、勉強になったのは私の方で……ありがとうございました」

四季ヶ原「いやいや、教えるって事も時として勉強になるんだ。今までの知識を復習……みたいな意味合いで」

稲羽「そっか……」

復習か……。
そう考えると何となくわかる気がする。


辰爾「四季ヶ原様、わたくしで良ければまた、お願いします」

四季ヶ原「もちろん!いつでも来てね」

稲羽「四季ヶ原ちゃん、それじゃあまた後で」

四季ヶ原「はーい。じゃあねー」




【2日目:昼 自由行動】4/4


そろそろ夕方……


1.誰かと話す(>>66>>71から1~2人指名)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:6枚)



↓2

【王座の間】

中庭から帰る途中……

王座の間に出ると、小倉さんが舞っていた。


稲羽「……」


美麗な動き……
思わずその場に立ち止まって、釘付けになってしまう程に。


小倉「――――」



杯「……」

小倉「ねえ、キミはさっきから何でいるんだい」

杯「何ででしょうね?☆ワタシにも分かりません」

小倉「……」

杯「それにしても……はっはっは~☆アナタ、良い踊りしますね」

小倉「それはどうも」

杯「……おや?稲羽さんではないですか?」

小倉「ん?」

稲羽「あ、どうも……」



杯「稲羽さん稲羽さん。彼女の踊りどうでした?」

稲羽「……」

何だろう、上手い言い方が出てこなくて……
思ったことを単純にそのまま吐き出すしか出来ない……

稲羽「……綺麗でした、とても」

小倉「ふふ、ありがと」

杯「おお、そーだ!ワタシたちでShowを開きましょう!☆」

稲羽「ショー?」

小倉「……」

杯「公演ですね~。折角たくさん集まっているんですし、やりましょう」

杯「きっと楽しいですよ~☆」


【安価】
1.詳細を訊く
2.とりあえず断る
3.その他


↓2

先程は失礼しました……
少し再開します。





稲羽「公演って、どんな感じですか?」

杯「そですね……ワタシたち3人で、何か芸を披露しましょうか☆」

稲羽「芸?」

杯「そう、皆さんで集めて朝まで騒ぎまくるんです……☆」

杯「つまるところ、パーティだね☆」

稲羽「パーティ……」

杯「その席で、一人ずつ才能を活かした芸を披露するって具合ですね~☆是非☆どうですか?」

小倉「随分と急だね……」

杯「はい☆今、コテリーーーーーーンと思いつきました☆」

稲羽「でも……私の才能は活かせそうにないですよ」

杯「え、どしてですか?心配しなくても、幸運は活かせるのに……」

稲羽「え?」

杯「ロシアンルーレットですね……弾丸5発、脳みそ散乱~!運が良ければ生還~☆」

稲羽「……」

この人、なんてことを言うんだ……

杯「……どうしました~?稲羽さん」

稲羽「そもそも、拳銃なんて無いと思うんですが……」

杯「じゃ、無理ですね~☆HAHAHA」

稲羽「……」




杯「んー、とりあえず今夜から準備を始めましょうか☆」

杯「公演日の日程も考えないといけませんね~。準備にも時間がかかりそうですし……」

小倉「何で勝手に話を進めてるのさ……」

杯「嫌ですか?☆」

小倉「……気乗りしないかな。悪いけど」

杯「そですか~……残念ですね」




【プレゼントを渡しますか?】

・破邪のピアス
・クマの髪飾りの少女


杯 ↓1 小倉 ↓2


稲羽「杯くん、これどうぞ」

杯「おお、素敵なピアスですね~☆ありがとうございます☆」

杯「なんか、運が向いてきそうですね~」

喜んでもらえたみたいだ……。


【INFO】
・杯団の好感度が上がりました。
・小倉真帆の好感度が少し上がりました。



……




夜時間になった。
その時、私はというと……

【廊下(左手側)…食糧庫】


杯「この箱、使えそうですね~」

杯くんに誘われて、空き箱を集めている。
何の為なのかは、分かってない……

稲羽「杯くん……この箱、どうするんですか?」

杯「勿論、公演に使うんですよ~☆」

その話、生きてたんだ……

杯「色々と準備が必要なので、もう少し先になりそうですが……そうだ稲羽さん、公演当日にワタシの助手を務めませんか?☆」

稲羽「助手ですか?」

杯「そう、簡単なマジックを披露しようかと」

稲羽「それって?」

杯「それはですね……切断マジック……!です☆」

稲羽「……」



1.引き受ける
2.断る
3.その他


↓2


人体切断……?それって危なくないんだろうか?

でも、タネが分かればなんてことなくて、安心するかもしれない。

稲羽「……分かりました。助手やります」

杯「ほんとですか?」

稲羽「はい、私で良ければ……」

杯「全然問題なしです☆ありがとうございます☆」

杯「じゃ、道具など準備でき次第リハしましょうね!予行練習!」


稲羽「あの、ちなみにタネって……」

杯「駄目です駄目です、それは予行練習までのお楽しみ☆ですね~」


…………大丈夫かな?


キーンコーンカーンコーン……

モノクマ『オマエラ、夜10時になりました。良い子は寝る時間ですよ』



【稲羽の部屋】


すっかり夜が更けてるようだ。

景色は見えないけど……。



稲羽「ここって、寝間着とかないのかな……」

私はそう思い、何気なくクローゼットを開いてみた。
そこには……


稲羽「えっ……」


……何故か、私が普段着ているのと同じ服が何着も並んでいた。



稲羽「……」

モノクマ……電子生徒手帳といいこの部屋といい、私の個人情報を完全に把握して用意したのか?


稲羽「……」

あ、一応寝間着あるんだ……。


稲羽「……」


寝よう……。

【3日目:朝】



【稲羽の部屋】


キーンコーンカーンコーン……

モノクマ『オマエラ、おはようございます。朝7時になりました。起床時間ですよ~!』




稲羽「はっ!」

……



なんだ、今の放送。

稲羽「……」

そういえば、昨日も流れてたような……。



……このモニターって、そういうあれ?

稲羽「なんか嫌だなあ……」



稲羽「……」


昨日は、杯くんの助手を引き受けたんだっけ……。
ここ2日で、色々あったな……。


食堂に行こう。


【安価】
一緒に食べる人を選択(>>66>>71から1人ずつ)
(直下でモノクマメダル判定)


↓1、2

あれ、またメダルが……


【INFO】
モノクマメダルを5枚手に入れた。
(現在の枚数:11枚)




【廊下(左手側)…食堂】

稲羽「おはようございます」

那波「うふふ、おはようございます」


稲羽「今日って天草さんとハックさんが朝ご飯を作るんですよね」

四季ヶ原「うん。今頃なんやらかんやらしてるんじゃないかなあ……はあ……」

米菓「汚いのです……出来れば視界から消えてくれるとありがたいのですが」





天草「お待たせ致しました」

ハック「……」

厨房から、天草さんとハックさんが出てきた。

天草「朝食という事で、比較的軽い物を用意しました……」

白米、焼き鮭、お浸し……あとなんか炭。

加々美「何これ?」

ハック「……」

天草「卵焼きです」

杯「ワオ。まっくろすけ☆ですね」

橘高「これが卵焼き、だと……」

ハック「……」

天草「ハッカーの方も朝食当番ですから、1品作っていただきました……」

天草「こちらは、比較的成功例です。食してみてください」

辻垣「うーん……何とも形容しがたい。これ」





那波「天草くん、面倒見が良いのね。うふふ」

天草「とんでもございません。ですが……」

天草「お気持ちは有難いです。有難う御座います」

那波「ふふ」




何か話そうかな。


1.モノクマについて
2.ここから出る方法について
3.その他

↓2

稲羽「いつまで続くんでしょう、この生活」

もう、3日も経ってる……。

お母さん、どうしてるんだろう……。


那波「そうね、私も少し気がかりで……。子供たちに会えないのが……」

稲羽「那波さん……」

那波「あ……ごめんなさいね。うふふ」



稲羽「お二人は、ここから出る方法とかって考えてたりしますか?」

天草「そうですね。どこかに隠し扉でも通じているのではないかと推測しております……」

天草「出口に通じているとは限りませんが……」

稲羽「そうですか……」



【INFO】
・那波千代子の好感度が少し上がった。
・天草神門の好感度が少し上がった。

【3日目:昼 自由行動】1/4

稲羽「……」



1.誰かと話す(>>66>>71から1人指名)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:11枚)



↓2

【駄菓子屋】

モノクマ「やあ、いらっしゃい」

モノクマ「今回は中身が一新されてるよ」

稲羽「一新?」

モノクマ「このマシーンは日替わりなんだ。全部で3パターンあるよ。うぷぷぷ……」


どうしよう……


1.ニューモノモノマシーンを回す(回数も記入、No.88~100は秒数が奇数でNo.101~113)

2.その他

稲羽「回してみようかな……」


↓1~8のコンマのアイテム


・ひょうたん虫具
・浄臭スプレー
・水切りヨーグルト
・クールグラス
・てんとう虫のブローチ
・テディベア
・ハイエンドヘッドホン
・完璧なレーザーガン

を手に入れました。


可愛いものがいくつか出た。

稲羽「ヨーグルト……」

食べ物まで……


(現在のモノクマメダル:3枚)


コンマ50以上で誰かが現れます。
(>>66>>71から一人指名 特に無い場合はランダムです)

↓2

61…橘高出現で今回は終了です。


ありがとうございました。
開始早々ですが朝食の時に2人選択はゴチャゴチャしそうなので廃止します……。



今回もミス多発でごめんなさい……
明日は更新できるか未定です。
次回も恐らく2~3日後くらいになると思います。

お疲れ様でした。

おはようございます。
先日もありがとうございました。
お昼まで少し進めます。

あ、その前に忘れていたので……
コンマお願いします。


4日目の朝食当番 1人ずつ指名(那波、天草、ハック以外)
(コンマで料理の腕、米菓はパンに限りMAXで)

↓1、2

【稲羽の料理:13】
【辰爾の料理:59】

【コンマ61…橘高出現】



橘高「稲羽」

稲羽「橘高さん?」

橘高「伝えなければならん事があってな……明日の朝食はお前と辰爾になったようだから、よろしく頼んだ」

稲羽「えっ!?」

どうしよう、料理ってあんまり得意じゃない……




橘高「ところで、何をしているんだ」

稲羽「あ、このマシーンを回してたんです」

橘高「何?随分と得体のしれない物を……」

モノクマ「うるさいなぁ……息抜きぐらいしたっていいじゃない」

橘高「貴様には話していない。失せろ」

モノクマ「失せろって言われても困るんだけど……」


折角だし何か話そうかな。


1.審判について
2.モノクマについて
3.その他


↓2


稲羽「橘高さんは審判さんなんですよね」

橘高「そうだが……」

稲羽「どういった感じなんですか?」

橘高「……選手の繰り出した技が、どういった扱いになるかを瞬時に判定するのが役割だ」

橘高「あとは……ルール違反への加点なんかもな」

稲羽「レッドカードで退場とか、そういうのですね」

橘高「ああ……だが、俺の審判はスポーツには限らんぞ」

稲羽「えっ?」

初対面の時、スポーツって言ってたような

橘高「争い事の仲裁なら俺に任せるんだな」

橘高「俺の目は誤魔化せまい……」

橘高「ふ……ふふふふふ」



な、なんか怖い……




【プレゼントを渡しますか?】

・クマの髪飾りの少女
・ひょうたん虫具
・浄臭スプレー
・水切りヨーグルト
・クールグラス
・てんとう虫のブローチ
・テディベア
・ハイエンドヘッドホン
・完璧なレーザーガン


↓1


稲羽「橘高さん、これどうぞ」

橘高「これは……随分と高品質なヘッドホンだな」

稲羽「はい、そこのマシーンから出てきました」

モノクマ「うぷぷ」


橘高「モノクマは何故こんな物を用意してるんだ?」

橘高「……何はともあれ、感謝するぞ。ありがとう」

稲羽「いえいえ」

喜んでもらえたみたいだ……。



【INFO】
橘高直人の好感度が少し上がりました。


橘高さんが去っていった。


【3日目:昼 自由行動】2/4

どうしようか……。



1.誰かと話す(>>66>>71から1~2人指名)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:3枚)



【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)



↓2

――――バゴーーーン



……物凄い衝撃音がする。

稲羽「な、何だろう……あっちの方から……」

これは……王座の間……の方からだ……。
行ってみよう……




【王座の間】

恐る恐る扉を開いた。
そこでは……



李「くっ……!」

沙慈「どうした?もうおしまいでごわすか?」

李「いや!まだまだある!」

沙慈「ふふふ、良い根性でごわす……さあ!かかってくるでごわす!」

李「……はいやああああ!!!!」

李さんと沙慈さんが……。
何してるんだろう、あの2人……


稲羽「あの……」

沙慈「ん?……おお、これは稲羽さん」

李「む?イナバ?何しにきたあるか?」

稲羽「いや……」




1.何をしていたのか訊く
2.不自然に話を逸らす
3.その他


↓2


稲羽「えっと……何してたんですか?すごい音でしたけど……」

沙慈「ああ……申し訳ないでごわす。実は……」

沙慈「お互い、稽古をつけていたでごわす」

稲羽「稽古?」

李「壁をぶっ壊す為ある。不甲斐ないあるが、今の我らではビクともしないあるから……」

稲羽「……」

沙慈「そこで、李君と稽古を重ねて……」

李「そう、我らは更に力を蓄える必要がある」

なるほど……そういう事だったのか。
喧嘩とかじゃなくて良かった。



沙慈「ここから出る為に……おい達も出来る事をしなければならないでごわす」

李「ある」

稲羽「そうですか……」

李「何れは、モノクマに対峙せねばならぬ時も来る……」

稲羽「……」




1.危険な事はしないで欲しいと告げる
2.ありがとうと感謝を示す
3.その他


↓2


稲羽「ありがとうございます。でも……」

稲羽「モノクマと戦うのはやめてください」

李「む?」

稲羽「モノクマと戦うって事は、下手をすれば犠牲が出るかもしれません」

李「……」

稲羽「2人も含めて、皆に危険が及ぶかもしれない……」

沙慈「その通りでごわすな。何せあの熊は……」

そう、モノクマは殺そうと思えば私達を殺せる。
実際に、ここでそれを目の当たりにした。

稲羽「だから、皆でここから出る為にも……」

稲羽「危険な事は……しないでください」

稲羽「李さんにも……死んでほしくないです」

李「……」


李「……そうあるな」

稲羽「……」

李「すまなかった。イナバ……」

李「だが、壁だけは絶対に破壊してみせるある。どれだけかかっても……」

李「それに、壁が壊れる前に、頭の良い連中が何か打開策を見つけるやもしれん」

李「だから、安心して待つある」

稲羽「……はい」




沙慈「娘っこ、よくぞ言ったでごわす。感心でごわすな」

そう言って沙慈さんは、大きな手で私の頭を撫でた。

くすぐったい……。




【プレゼントを渡しますか?】

・クマの髪飾りの少女
・ひょうたん虫具
・浄臭スプレー
・水切りヨーグルト
・クールグラス
・てんとう虫のブローチ
・テディベア
・ハイエンドヘッドホン
・完璧なレーザーガン


↓2

すみません、記入ミスです……

李↓1、沙慈↓2で……


稲羽「あ。李さん、これどうぞ」

李「何あるか?……眼鏡あるな」

李「似合うか?」

稲羽「はい。かっこいいですよ」

李「そうか」



稲羽「沙慈さん、これを……」

沙慈「ひょうたん虫具……風情があるでごわすな」

稲羽「風情……ですか?」

この壺が何なのかよく分かっていない。
渡しておいてなんだけど……

沙慈「これは、中に虫を入れて……鳴き声の音色を楽しむ為の道具でごわす」

稲羽「そうだったんですか」

知らなかった……

沙慈「ごっつぁんです。ここから脱出したら、一緒に聴いてみましょうか」

稲羽「え、良いんですか?」

沙慈「勿論でごわす」

稲羽「……ありがとうございます。是非!」



喜んでもらえたみたいだ……。




【INFO】
李紅運の好感度が上がりました。
沙慈百舌の好感度が凄く上がりました。


李さん、沙慈さんと別れて、部屋に戻った。



【稲羽の部屋】


【3日目:昼 自由行動】3/4

稲羽「……」

李さん達……危険な事は、しないでくれるみたいだ……。
良かった。

私も、ここから出る為に何か出来る事をしないとな……。



1.誰かと話す(>>66>>71から1~2人指名)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:3枚)



【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)



↓2


隠し扉……

天草さんの言っていた事を思い出し、
隠し扉を探してみようと食堂へ訪れた。



【廊下(左手側)…食堂】


食堂内には、パンの香りが広がっていた……。

辻垣「うん。美味しい」

辻垣「口の中で、小麦とバターの芳醇な香りがダンスっている……」

辻垣「こいつは……文句なしの美味さだね。うん」

米菓「ふっふっふ……当然なのです!なんたってこの米菓製なのですからね!」

米菓「材料がモノクマの用意した物っていうのがちょっと嫌でしたが……まあ、材料に罪はありませんし」

辻垣「そうだね」

米菓「さあ、思う存分食べるがいいのです!!!」

辻垣「ははは、ありがとう……あれ、稲羽さん?」

稲羽「こんにちは」

米菓「これは丁度いいところに。良かったら食べますか?」

稲羽「え?……良いんですか?」

米菓「もちろんなのです。っていうか、食べてください!!!さあ!!!!」

辻垣「美味しいよ」


稲羽「……」


パンの香りが、空腹感を刺激する……。
お言葉に甘えて頂こう……。


稲羽「ありがとうございます、頂きます」


1.クロワッサンを食べる
2.食パンを食べる
3.その他



↓2


食パンを頂いた。

稲羽「いただきます…………………」



稲羽「……………!?」


な、何これ……!?


美味しすぎる……




サクサクしていて……

まるで……胃の中から直接語りかけてくるような……そんな美味しさだ。


こ、こんな美味しいパンって……!!!!


稲羽「米菓ちゃん……!」

米菓「は、はい?」

稲羽「こ、このパン、すすすす、すごく美味しいです!!!!!!」

米菓「良かったのです!」


辻垣「はは、彼女はあまりの美味しさにパニックを起こし、感想を捲し立てた」

辻垣「以上。完」




【プレゼントを渡しますか?】

・クマの髪飾りの少女
・浄臭スプレー
・水切りヨーグルト
・てんとう虫のブローチ
・テディベア
・完璧なレーザーガン


辻垣 ↓2 米菓 ↓4


稲羽「あ、そうだ。辻垣さん、これパンと一緒にどうですか?」

辻垣「ん?水切りヨーグルトだね」

辻垣「ありがとう、頂くよ」



稲羽「米菓ちゃん、これどうぞ」

米菓「おお、消臭剤ですか?」

稲羽「はい、良かったら」

米菓「ありがとうなのです!やっぱり清潔感が命なのですからね!」

米菓「早速部屋に撒くのです!ひゃっほう!」


喜んでもらえたみたいだ……。



【INFO】
辻垣理緒の好感度が上がりました。
米菓リリィの好感度が凄く上がりました。

パンを頂いた後、食堂を探してみたが、
それらしいものは見つけられずに部屋に戻った。



【3日目:昼 自由行動】4/4

稲羽「……」



1.誰かと話す(>>66>>71から1~2人指名)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:3枚)



【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)



↓2

絡繰さん、小倉さん選択で一旦終了します。

ありがとうございました。
そろそろ動機発表になるかもしれません。
4日目か5日目を予定していますが、どちらの方が良いでしょうか?

もしご意見がありましたらお願いします。
特に無ければ、次の更新の時にこちらで決めます。



それでは、ありがとうございました。
お疲れ様でした。

あ、それと好感度を貼ります。
現状でこんな感じになっています。


【現在の好感度】

四季ヶ原 10

リーチカ 0

那波 2.5

辰爾 5

小倉 2.5

辻垣 5

米菓 10

ハック 5

橘高 2.5

加々美 0

杯 5

絡繰 5

天草 2.5

李 5

沙慈 10


それでは……


安価で色んな人が選ばれるってことはキャラの魅力がそれぞれ出てるってことだからすごいと思う

おはようございます。
ご意見ありがとうごいました
動機発表は5日目にしたいと思います……


>>302
ありがとうございます
名前や設定を頂いたのに、上手く書けていない部分が多くて申し訳ないですが……
そう言って頂けると嬉しいです……精進します

被害者・クロの判定をします。
(今後の展開次第で変わる可能性もあります)

↓1のコンマ

ありがとうございました。
少し再開します。
よろしければお付き合いくださると嬉しいです

【王座の間】

李さんと沙慈さんの様子が気になって、ここに来た……


稲羽「……」


そこには小倉さんと絡繰くんがいた。

小倉さんは王座に寄りかかっている。
……何故か絡繰くんは床に屈んで、視線は下を向いている。



小倉「……やあ。また会ったね」

絡繰「ん……稲羽か」

稲羽「こんにちは」



稲羽「お二人はどうして?」

小倉「いや。たまたま鉢合わせしてただけだよ」

絡繰「ああ」

稲羽「そうですか……」



絡繰「小倉……どうも淡白でな」

小倉「……ボク自身はそんな事無いと思ってるけど」

稲羽「……」




1.絡繰に話題を振る
2.小倉に話題を振る
3.その他

↓1


稲羽「小倉さん、今日も踊りを?」

小倉「うん。踊れそうな場所ってここくらいしかないからね」

小倉「人の出入りは激しいけれど……」

稲羽「……」

小倉「踊るのは好きだよ……今日はもうやめだけどね」

稲羽「そうですか……」

少し見たかったような……



稲羽「絡繰くんは何をしているんでしょうか……」

小倉「ああ。彼はずっと床を見つめていたね……熱い視線で」

絡繰「熱い目で見た覚えは無いが……」


絡繰「ところで、お前は気にならないのか?出入り口なんか」

小倉「別に。この生活に不満はないし……」

小倉「人殺しを考える馬鹿な人はいないだろうしね」

小倉「まあ、普通の人間を装って陰で何か企んでる人もいるかもしれないけど……」

絡繰「……」

小倉「だとしても、ボクには関係ないかな……」

小倉「ふふふ……」


小倉さんは熱っぽい目をしていた。
何だろう……



1.追求する
2.特に触れない
3.その他

↓1


稲羽「この生活に不満が無いって……どうしてですか?」

小倉さんの目つきが、何か気になってしまった。
凄く良い事でもありそうな……

小倉「うん。そうだね……今の所、危害が加えられてるわけでもないし」

稲羽「……」

小倉「それに……」

小倉「実は。好きな人がいるんだ」

稲羽「えっ?」

好きな人……
この城の中に好きな人がいるって事?

小倉「彼は、とても美しくてね……」

小倉「……」

小倉「彼がいるから、ボクは現状に満足できているよ」

小倉「だから……かな」

稲羽「……」

稲羽「そうだったんですか……」

誰だろう……。



【プレゼントを渡しますか?】

・クマの髪飾りの少女
・てんとう虫のブローチ
・テディベア
・完璧なレーザーガン


絡繰↓1 小倉↓2


稲羽「絡繰くん、これどうぞ」

絡繰「こ、これは……レーザーガン……」

絡繰「……」

絡繰「い、良いのか?貰っても」

稲羽「はい。もちろん」

絡繰「稲羽……!」

稲羽「へ?」

絡繰「すまない……恩に着る!」

稲羽「は、はい……」



稲羽「小倉さん、これどうですか?」

小倉「ブローチ?」

稲羽「はい。恋をしているなら、こういうものを付けてみたりとか……」

あれ?これって余計なお世話……だった……?


小倉「……ふふ」

小倉「かわいいね……ありがと」

小倉「……大事にするよ」

稲羽「喜んでもらえて良かったです」





【INFO】
・絡繰時矢の好感度が凄く上がりました。
・小倉真帆の好感度が上がりました。

【通信簿イベント:絡繰時矢 その1】

稲羽「絡繰くん」

絡繰「どうした?」

絡繰くんは、視線を合わせないままだったが返事をしてくれた。
小さな機械を分解しているようだ……。何か話そう。

稲羽「ご家族とかって、どんな人達なんですか?」

絡繰「家族か……」

絡繰「両親は、物心つく前には既にいなかったな。お祖父さんが一人いた」

稲羽「おじいちゃんが……」

絡繰「ああ。ボク様のお祖父さんは科学者だったんだが……それと同時に、発明にも精通してた」

絡繰「お祖父さんの技術力は素晴らしかった……!ボク様も色々と影響を受けた……」

稲羽「……」

絡繰くん、いつになく興奮しているような。
こうしてみると、やっぱり子供にしか見えない。
……失礼すぎるかな。

絡繰「あ……すまない」

稲羽「いえ……」


【絡繰時矢の通信簿1/5】
科学者のお祖父さんがいたようだ。


キーンコーンカーンコーン……

モノクマ『オマエラ、夜10時になりました。良い子は寝る時間ですよ』



【稲羽の部屋】

稲羽「……」

明日は、辰爾さんと朝ご飯を作るんだ……。
足を引っ張っちゃうかもしれない……


事前に、辰爾さんと話し合ってきた。
メニューは……



料理の名前
↓1(コンマで料理の成功率)

【成功率…07(壊滅的)】


親子丼だ。
たまには丼ものも良いんじゃないかという事で……

稲羽「……」


…………

………

……





【4日目:朝】



【稲羽の部屋】


稲羽「うーん……」

朝……

今何時だろう?こういう時、時計が無いのは不便だ……


……早くいかないと。


【廊下(左手側)…食堂】

朝ご飯は……


結果から言うと失敗した。




小倉「……」

米菓「これはひどい……米菓がしっかり指南してあげるのです。パン限定ですが」


稲羽「ご、ごめんなさい……」

辰爾「いえ、稲羽様のせいではありません」

辰爾「わたくしの責任です……わたくしがしっかりしていないばかりに……」

辰爾「申し訳ありません……」

天草「気にしないでください。失敗とは、誰にでも起こりえるものですから……」

いや……明らかに私のせいだ。
どうしよう……。


沙慈「ごっつぁんです」

リーチカ「…………食えなくはない」

那波「リーチカさん、よく食べるわね。うふふ」



私も席に着き……一口食べた。

稲羽「う」

何だこれ……変な味だ。
名状しがたき味……



……誰かと話そう。



(>>66>>71から一人選択+話題)

1.モノクマについて
2.その他


↓1


稲羽「あの、ハックさん……」

ハック「何だよ……」

ハックさんってハッカーさんなんだよね。
ハッカーって事は、コンピューター関係に強いのかな
それなら……

稲羽「モノクマについてどう思いますか?」

ハック「モノクマ……?」

ハック「……」

ハック「あいつをコントロールしてる大元のコンピューターが分かれば……」

ハック「そこに侵入して、あいつの思考を好きにできる……んじゃないかと思うが……」

稲羽「え?ほんとですか?」

ハック「いや……期待するなよ。出来るか分かん無ーし……」

ハック「それに、あいつが人工知能のAIを搭載してる自立型のロボットなら……知らねーし……」

ハック「まあ、そうなったら、何かしら電波を飛ばして弄くる……くらいは出来る……と思う」

そんな方法もあるのか。

稲羽「やっぱり……凄いですね」

稲羽「もっと、自信を持っても良いと思いますよ」

ハック「……」



【INFO】
ハック・ウィルヘルムの好感度が少し上がりました。

朝食の後片付けをして、部屋に戻った。




【稲羽の部屋】

【4日目:昼 自由行動】1/4


稲羽「どうしよう……」



1.誰かと話す(>>66>>71から1~2人指名)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:3枚)



【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)



↓2(直下のコンマでモノクマメダル判定)


稲羽「……」

何でまたメダルが置いてあるんだろう……。
モノクマ……この部屋に入ってきてるの?
鍵閉めてるんだけどな……


【INFO】
モノクマメダルを5枚手に入れた
(現在の枚数:8枚)




【回廊(右手側)】

部屋から出ると……


四季ヶ原「優紫くん優紫くん。可愛いね可愛いね~」

加々美「あら、ナンパかしら?」

四季ヶ原「うん……優紫くんって……ハイビスカスのように鮮やかで……」

四季ヶ原「素敵だよ……ぐひひひ」

加々美「嬉しい事言ってくれるわね」

加々美「今、十分な道具が無いけれど……ここから出たらお安くするわよ~」

四季ヶ原「うーん、お願いしようかな!」


稲羽「こんにちは」

加々美「あら、稲羽さん?」

四季ヶ原「あ、よく来たね!わたしのかわいい兎ちゃん……」

四季ヶ原「どう?今夜あたりまた2人で……ぐっちょりと……」

……んっ?

加々美「……え?アナタ達……そんな関係だったの?」

稲羽「え、いや……」


ど、どうしよう……。




1.関係を否定する
2.関係を肯定する
3.その他


↓2


稲羽「……」

そうだ……
きっと、私が渡してしまったアイテムのせいで……
だったら……


稲羽「えっと……実は……そう、かも……しれないです」

加々美「え?本当……?」

四季ヶ原「そう!わたしたち、愛し合っちゃってるの……」

四季ヶ原「女王の拘束衣で……結ばれた仲だもんね……」

加々美「うそ……っ!?やだ、どうしよう」

四季ヶ原「ゲヘヘ、じゃあ、今夜辺り……しようか」

加々美「キャーッ!大胆すぎるわ……」

稲羽「え」

しようって……何を……?

四季ヶ原「拘束衣でする事といったら……分かるよね」


1.しよう
2.逃げよう
3.加々美に話を振る
4.その他


↓2


稲羽「……あ、ところで加々美さん!」

加々美「あら?どうしたの?」

四季ヶ原「つれないなあ」

早く何か、話題を変えないと……


稲羽「……そう、加々美さんの美容師としての才能が見てみたいなって!」

これは紛れもなく本音だ。
加々美さんに会えたんだ……。一度でいいから、見てみたい。

加々美「うーん、そうね……」

加々美「ごめんなさいね、今は鋏しかないから、本格的には無理ね……」

稲羽「そうですか……」

そうだ、急に何言ってるんだろう私……
図々しすぎたなぁ……

加々美「でも、そのうち出来るわ」

加々美「本当は、今すぐカットしたくてうずうずしてるの。アナタ達、とっても魅力的だから」

四季ヶ原「ですよね~。分かってるよ」

加々美「ここから出たら、2人ともアタシのとこにいらっしゃい」

稲羽「……はい!」

四季ヶ原「おデートだね」




【プレゼントを渡しますか?】

・クマの髪飾りの少女
・テディベア


加々美↓2 四季ヶ原↓4


【プレゼントは渡しませんでした。】


【INFO】
・加々美優紫の好感度が少し上がりました。
・四季ヶ原咲の好感度が少し上がりました。





【4日目:昼 自由行動】2/4


稲羽「……」



1.誰かと話す(>>66>>71から1~2人指名)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:8枚)



【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)



↓2

【駄菓子屋】

モノクマ「うぷぷ……よく来るね」

稲羽「……」



1.モノモノマシーンを回す
(回数も記入、92~00 が出た場合はアイテムを募集します)

2.その他



↓1

稲羽「……」

今日は、別のになってるんだっけ……


↓1~5のコンマのアイテム


・軽石
・古代ツアーチケット
・光線銃ズリオン
・はっぱふんどし
・薔薇の鞭

を手に入れました。




稲羽「……」

なんか、よく分からない物がいくつか……


このチケットとか……意味あるのかな……


(現在のモノクマメダル:3枚)


コンマ50以上で誰かが現れます。ぞろ目でもう1人乱入
(>>66>>71から一人指名 特に無い場合はランダムです)

↓2

すみません、説明不足で……
1人ずつ指名してもらって、コンマがぞろ目の場合は↓2の人物に+して、直下で指定されている人物が現れるという感じでした。
分かりづらいので、最初から2人指定してもらってそこからコンマによって1人か2人出現する方が良いでしょうか?




【コンマ03…誰も現れなかった】




【4日目:昼 自由行動】3/4

稲羽「探索しようかな……」


1.誰かと話す(>>66>>71から1~2人指名)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:枚)


↓2


ごめんなさい、次にこういった事があったら安価↓にしますね。
(1人指定のところで2人指定してしまった場合など)
もう少し、説明もちゃんと記入します。
手際が悪くて申し訳ないです……。




【廊下(左手側)…食堂】

探索しようと思ったら……。


匂いがして……。
また、食堂に来てしまった。




那波「うふふ、あーん」

リーチカ「…………」

那波「美味しい?」

リーチカ「…………うん」

那波「良かった。うふふ」


那波さんとリーチカさんだ。



那波「稲羽さん?」

稲羽「こんにちは」

リーチカ「…………稲羽も、匂いにつられた」

稲羽「えっ?」

リーチカ「…………そうでしょ」

稲羽「えっと……はい、恥ずかしながら」


見抜かれてしまった……


那波「うふふ。稲羽さんもどうかしら?」



1.頂こう
2.遠慮する
3.その他


↓2


稲羽「頂きます……」



那波さんのお料理を頂いた。

稲羽「……」

やっぱり離乳食だ。
色々な料理があるけど……

リーチカ「…………」

恐らく、全て離乳食だ。


……それでいて、なんか愛情を感じる。



那波「どう?」

稲羽「美味しいです。愛を感じます」

那波「うふふ。ありがとう」


那波「やっぱり、子供達の事が気がかりなの……」

那波「それでこうして、ご飯を作っているんだけどね……」

稲羽「……」

那波「私がいなくても、皆は大丈夫だと思うんだけど……」

那波「私の方が……寂しいのね。うふふ」

稲羽「……」

那波「それでね、リーチカさんに……」

リーチカ「…………」

那波「付き合って……もらってるの……」

リーチカ「…………」

稲羽「……」


これって……



1.餌付けだ。
2.赤ちゃんプレイだ。
3.その他


↓2

ごめんなさい、私がちゃんと説明を書かなかったので……
好感度0のリーチカを指定下さりありがとうございました。
もう少し発言に気を付けますね……。ご迷惑をおかけしてすみません。



稲羽「赤ちゃんプレイ?」

リーチカ「…………」

那波「まあ」


那波「うふふ、間違ってはいないかも、ね」

リーチカ「…………」

……あれ?
何か、凄く失礼な事を言ってしまった気が……



リーチカ「…………」


【プレゼントを渡しますか?】

・クマの髪飾りの少女
・テディベア
・軽石
・古代ツアーチケット
・光線銃ズリオン
・はっぱふんどし
・薔薇の鞭


リーチカ↓2 那波↓4


稲羽「リーチカさん」

光線銃を手渡した。

リーチカ「…………これは」

稲羽「光線銃みたいです。リーチカさん、モノクマに銃を取られてしまったので……」

リーチカ「…………」

リーチカ「…………ありがとう」カチャ

リーチカさんの目が鋭く光った……。


稲羽「あ、モノクマには撃たないで……下さいね?」

リーチカ「…………分かってる」

リーチカ「ん?…………撃てない」

稲羽「……」

あれ、もしかして弾切れ……?



稲羽「那波さん、これを……」

那波「え?……私に?」

稲羽「はい」

ベビーシッターさんだから……
やっぱりぬいぐるみとかも、好きかなって……

那波「……ありがとう。稲羽さん」

那波「大切にするわね。ずっと……ね」

稲羽「……」

那波「うふふ」

那波さん、何か意味深だったような……
気のせい……かな。



【INFO】
・リーチカ・ランジェの好感度が上がりました。
・那波千代子の好感度が凄く上がりました。


帰り道に何か手がかりが無いか探したが、
特に収穫の無いまま部屋に戻った……。


【4日目:昼 自由行動】4/4

稲羽「……」


1.誰かと話す(>>66>>71から1~2人指名)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:3枚)


【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)


↓2

橘高さん、百舌さん指定で今回は終了です。

ありがとうございました。
ミスや不手際が未だに多くて本当にすみません……。



2,3日後の夜に更新すると思います。
ありがとうございました。お疲れ様でした。
最後に好感度を貼って終了します。

【現在の好感度】

絡繰 15
四季ヶ原 12.5
那波 12.5
米菓 10
沙慈 10
小倉 7.5
ハック 7.5
リーチカ 5
辰爾 5
辻垣 5
杯 5
李 5
橘高 2.5
加々美 2.5
天草 2.5


ありがとうございました。
それでは

こんにちは。
この間は本当にすみませんでした……。

少し再開します
よろしければお付き合いください。

それと、この間の埋め合わせというのもなんですが……
4日目の自由行動が2回分延長します。



5日目の朝食当番 1人ずつ指名(那波、天草、ハック、稲羽、辰爾以外)
(コンマで料理の腕、米菓はパンに限りMAXで)

↓1、2

【四季ヶ原の料理:58】
【橘高の料理:70】


ありがとうございました。
それでは再開します。


【王座の間】

橘高「発揮良い……」

沙慈「ドスコイ!!!ドスコイ!!!ドスコイ!!!ドスコイ!!!」

橘高さんが掛け声を上げて……
沙慈さんが壁打ちをしている。
よく響く声だ。

沙慈「ドスコイ!!!ドスコイ!!!ドスコイ!!!ドスコイ!!!――――――…………」

沙慈「…………ふぅ」

橘高「お疲れさん」

沙慈「ううむ。ここの壁を壊すには足りないでごわすな……」

橘高「威力は申し分ないと思うのだが。ヒビくらいは入ってもよさそうな物だがな」

橘高「しかし……これは建造物等損壊罪にあたるのではないか?」

沙慈「うーん、どうでしょう?不可抗力という事で……」


稲羽「こんにちは……」

沙慈「おお。娘っこ、元気にしてたでごわすか」

稲羽「はい。おかげさまで」

橘高「何しに来た」

稲羽「えっと……ちょっと、李さんと沙慈さんの様子が気になっちゃって。あはは……」




1.ドスコイとは何なのかを訊く
2.突然、ここにいる誰かの話題になる(>>66>>71から1人指定)
3.その他


↓2


稲羽「あ。そういえば、李さんは?」

沙慈「李君なら、さっきまで一緒だったのでごわすが……」

沙慈「少し休憩!……って、行っちゃいました」

入れ違いになっちゃったか……


橘高「あいつは妙に張り切っている」

橘高「まあ、ここから出られるに越したことはないが」

沙慈「おいも、気合を入れねばならんでごわすな」



1.応援する
2.自分も稽古をすると言う
3.その他(自由安価)


↓2


稲羽「あの……」

沙慈「ん?」

こんな事言うのは、どうかと思うかもしれない……
けど、私も……出来る事なら力になりたい。

稲羽「私も、稽古してもいいですか!?」

橘高「ぶっ」

稲羽「……」

……やっぱりおかしかったかな?

沙慈「良い心意気でごわすな。娘っこ」

橘高「本気で言っているのか……?」

沙慈「人のやり方を見ると、何か発見があるものでごわす」

橘高「……」

橘高「……仕方あるまい」

橘高「だが、俺は手を抜かんぞ」

橘高「お前の得意分野では無いという事など無関係に……」

橘高「やるからには全力投球だ」

稲羽「はい!」

橘高「とりあえず、この壁に……」




こうして、稽古を付けてもらった……。

少し強くなった。…………気がする。



【プレゼントを渡しますか?】

・クマの髪飾りの少女
・軽石
・古代ツアーチケット
・はっぱふんどし
・薔薇の鞭


橘高 ↓1 沙慈 ↓2


稲羽「橘高さん……」

橘高「何だ……?」

私は橘高さんに、モノモノマシーンから出てきたよく分からないチケットを差し出した。

橘高「……券のようだな」

稲羽「はい。例のマシーンから……」

橘高「古代人と行く……妙なツアーだな」

橘高「あの熊の考える事は分からん」

稲羽「あはは……」


稲羽「沙慈さん、褌です」

沙慈「おお、ごっつぁんです」

沙慈「葉っぱふんどし……」

稲羽「え、へへ……沙慈さんにどうかなと……」

沙慈「ありがとう。娘っこ」

喜んでもらえたみたいだ。



【INFO】
・橘高直人の好感度が少し上がりました。
・沙慈百舌の好感度が凄く上がりました。

【通信簿イベント:沙慈百舌 その1】

沙慈「おお、娘っこ」

稲羽「こんにちは」

沙慈さんは一人稽古をしていた。
沙慈さん……お母さんがファンなんだよな。

稲羽「沙慈さんは、いつからお相撲を?」

沙慈「そうでごわすな……中学に入った辺りから、本格的に相撲の道へ進んだでごわす」

稲羽「中学から……ですか?」

沙慈「そう。その頃、相撲部屋からのスカウトの方が来たのでごわす」

稲羽「スカウト!」

沙慈「身体つきだけは大きかったでごわすからな、ははは」

稲羽「……」

沙慈「そこから、どんどん稽古を重ね……」

沙慈「……懐かしいでごわすな。部屋での練習の日々……」

沙慈「初めて、試合に勝った時に頂いたちゃんこ鍋……格別だったでごわす」

稲羽「へえ……」

沙慈さんは感慨深そうな表情をしていた……。
何だか、興味深いお話が聞けた。
また、お話しできるといいな。


【沙慈百舌の通信簿1/5】
沙慈は中学に入った頃に相撲部屋からスカウトを受けて、相撲の道へ進んだらしい。


橘高さん、沙慈さんに稽古をつけてもらって部屋に戻った。



【稲羽の部屋】


・延長します


【4日目:昼 自由行動】4/4(+1/2)

稲羽「拳が……」

李さん達、いつもこんなに大変な事をしていたのか……。

稲羽「まだ、時間が……」


1.誰かと話す(>>66>>71から1~2人指名)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:3枚)


【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)


↓2


【教会】

教会に立ち寄ってみた……


天草「つまり…………」

天草「……により……人々の健全な……が培われ……」

天草「やがて……を受け……我々現世を生きる人間は……」

天草「……………………………………………………………………………………………」

天草「…………と、言う事で御座います」

李「……」

天草「…………如何でしょう?」

李「…………さっぱり分からんある」

天草「弱りましたね……」

……何してるんだろう。


李「イナバ!」

稲羽「えっ?」

李「こいつ、何かおかしいある。頭が少し飛んでいる」

天草「そんな事は御座いません…………」

天草「ホ……ホホ」

天草「おっと。失礼」


1.天草の話を訊いてみる
2.天草を放置し李と話す
3.その他(自由安価)


↓2

李さんの様子がおかしいが……天草さんも何かおかしいような……
……どうしたんだろうか?


稲羽「天草さん……何の話をしていたんですか?」

天草「救いの道標についてです」

稲羽「救い?」

天草「まず、我々人間にとっての救いです……」

天草「生きるとは、苦しみを積み重ねる上で成り立つ事なので御座います。そこで少しでもお互いを思い合う……」

天草「それが、人間にとって大事な事の1つで御座います」

稲羽「……」

確かに、思いやりは大切だけど……

稲羽「でも、生きている中で良い事もありますよ」

天草「それは、仰る通りですね」



天草「……幸運の方。少々頭をお貸しください」

稲羽「へっ?……こうですか?」

天草「…………」

李「イ、イナバ……」



↓1のコンマで……

【44…不吉】


稲羽「……」

頭に、天草さんの手が添えられた……

稲羽「……」

何か、心地よい感覚が全身を駆け巡…………








っていない。
心臓に蛆が蠢いているように重く、気持ちの悪い感覚が際限なく溢れる。

稲羽「……はっ」

天草「如何でしょう……?」

稲羽「…………」

稲羽「い、今のは……」

天草「少し、気を送り込んでみましたが……」

李「邪気ある!」

天草「…………失敗してしまったようですね」

稲羽「……」

天草「申し訳ありません……」

稲羽「え、えっと……」

稲羽「いえ……大丈夫です、多分」




【プレゼントを渡しますか?】

・クマの髪飾りの少女
・軽石
・薔薇の鞭


天草↓1 李↓2


稲羽「あの、天草さん……」

天草「おや、こちらは……」

天草「大地の神秘ですね。有難く頂きます……」

天草「貴方様に幸有らん事を」

稲羽「……」

喜んでもらえたみたいだ……



【INFO】
・天草神門の好感度が上がりました。
・李紅運の好感度が少し上がりました。


【4日目:昼 自由行動】4/4(+2/2)

稲羽「何か……疲れた……」


1.誰かと話す(>>66>>71から1~2人指名)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:3枚)


【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)


↓2


【廊下(左手側)…食糧庫】

何か、飲み物でも飲もう……
そう思い、食糧庫を訪れた。

稲羽「……ん?」

奥の方に、誰か…………



加々美「ちょ、小倉さん、そんなに……」

小倉「ふふふっ……」


加々美さんと……小倉さん?



1.挨拶する
2.覗き見する
3.その他(自由安価)


↓2


小倉さんが加々美さんを押し倒す姿勢になっている。
どうしたんだろうか……。


稲羽「こんにちは」

加々美「あ、あらっ?稲羽さん?」

小倉「チッ…………やあ、どうしたんだい?」

加々美「露骨に舌打ちしたわね、今……」


稲羽「えっと……何か、喉乾いちゃって……」

小倉「そうかい……」

何だか邪魔をしてしまったみたいだ……



稲羽「あの……ところで、お二人は何を?」

加々美「えっ……えっと、そうね」

小倉「……何をしてたか分かるかい?ふふっ」


1.事故
2.仲良くしていた
3.その他(自由安価)


↓2


この体勢で、邪魔をされたくない事と言えば……

も、もしかして……まさか!?


稲羽「えっと……っ!?」

稲羽「お二人は、カップルで…………その、そういう事を?」

加々美「えっ!?」

小倉「…………ふふふ、そうだよ」

加々美「ちょ、ま、まだカップルまで行ってないわよ!?」

小倉「ふふ、そんなに照れなくても良い……」

小倉「キミは、照れた顔も、凄く美しいけど……ね」

小倉「キミの全部が……綺麗だよ。ふふっ……」

稲羽「ひ、ひえっ……」

な、何か、凄い熱愛……!

加々美「このコ、この間からずっとこうなのよ……」

加々美「何を言っても自分の世界に入っちゃって……」

稲羽「そ、そうなんですか……」



稲羽「……あ、小倉さんの好きな人って」

小倉「うん。彼なんだ」

小倉「ボクの、精神を安定させてくれる……」


確かに、加々美さんは凄く綺麗だ……。
というか、2人とも綺麗で……
お似合いのカップル……かもしれない。



【プレゼントを渡しますか?】

・クマの髪飾りの少女
・薔薇の鞭


加々美↓1 小倉↓2


稲羽「…………」

加々美「…………」

あれ、何でこれを…………

加々美「い、稲羽さん……」

小倉「ボク達の為にくれるんだね……ふふふ、ありがとう」

加々美「え、ちょ、アナタ何考えて……」

小倉「今夜、キミの個室へお邪魔させて貰ってもいい……よね?ふふ……」

加々美「え、遠慮させてもらうわっ!!!」


…………


【INFO】
・加々美優紫の好感度が少し上がりました。
・小倉真帆の好感度が上がりました。


キーンコーンカーンコーン……

モノクマ『オマエラ、夜10時になりました。良い子は寝る時間ですよ』



【稲羽の部屋】


もう、夜か…………

稲羽「……」

稲羽「いつか、皆で……ここから出られるかな」


そんな淡い期待を抱いていた。

でも……


この現実は、もっと絶望的だと私は思い知った。

ありがとうございました。
次回動機発表になると思います。

次回も2日か、土日になるかと思います……


お疲れ様でした。
それでは、現在の好感度を貼って終了します。

【現在の好感度】

沙慈 20
絡繰 15
四季ヶ原 12.5
那波 12.5
小倉 12.5
米菓 10
ハック 7.5
天草 7.5
李 7.5
リーチカ 5
辰爾 5
辻垣 5
橘高 5
加々美 5
杯 5


ありがとうございました。
よろしければ、またお願いします。

再開します
よろしければお付き合いください。

【5日目:朝】



【稲羽の部屋】


キーンコーンカーンコーン……

モノクマ『オマエラ、おはようございます。朝7時になりました。起床時間ですよ~!』



稲羽「……」


朝……

食堂へ行くのが、すっかり習慣になってしまっている。

【廊下(左手側)…食堂】


稲羽「おはようございます」

沙慈「おはよう、娘っこ」



四季ヶ原「…………今日はね!わたしと直くんでね!愛の共同作業をね!それからそれから……」

橘高「貴様……さっきから喧しいぞ」

今日の朝食当番は、四季ヶ原ちゃんと橘高さんだった。
心なしか、サラダ類が多めだ……


四季ヶ原「直くんってばさあ~……ぐふ、すっごくシャイでね……」

四季ヶ原「ほら、見てこのトマト……凄く熟れてやらし……おいしそうでしょ?」

橘高「黙れ……」

那波「あらあら。うふふ」

リーチカ「…………」

絡繰「この棒読み具合、絶対に話の内容を把握していないだろう反応だ。ボク様には分かる」

那波「うふふ、そんな事無いわ。ね、リーチカさん」

リーチカ「…………」


杯「辰爾さ~ん。一曲どですか~?☆」

辰爾「ああ……申し訳ありません、今、お琴が無くて……」

辰爾「……」

杯「そですか~」

沙慈「しかし、辰爾さんの演奏、ゆっくり聴いてみたいものでごわすな」

杯「ワタシも~~~☆ですね~」

辰爾「ふふ、何れお越しください」

杯「辰爾さん、いつかワタシのバックグラウンドミュージック☆お願いしますね~☆」

辰爾「和洋折衷でございますね」



辻垣「美味しいよ。これはネタになるよ」

辻垣「橘高君。是非、作り方の工程なんかを……」

橘高「特筆するような事はしとらんぞ」

辻垣「そうかな?」

四季ヶ原「ええ?特筆するような事いっぱいしたよ?[らめぇぇっ!]とか[らめぇぇっ!]とか……」

橘高「いい加減にしろよ貴様……」



稲羽「頂きます……」


四季ヶ原ちゃん達の料理を頂いた。
美味しい。


米菓「それにしても、いつになったら出られるのですかね?」

ハック「で、出られる訳無ーだろ……ここで、全員くたばるんだ……」

天草「神は貴方様を見捨てません……。ヒ、ヒ……ハッカーの方、希望を捨ててはなりません……」

ハック「や、やめろ……お前は近寄るな……」

李「心配無用!我に任せるある」

小倉「そんなに気張らなくていいよ……ボク達は出れなくても良いのさ。ふふ……」

加々美「ア、アタシは出られないのは少し困るわよ……?」

小倉「そうか、キミが望むなら、ボクもそれに従うよ……」

小倉「李クン、10秒以内に壁に風穴を開けてくれ」

李「えっ……ま、任せるある!!!!あちょーーーーーーーーーーー」

米菓「ちょっと!!!!!!!ここで暴れないでください!!!!!!!!」

モノクマ「うぷぷ、無駄だよ。壊れる訳ないもん」


米菓「…………!?!?!?!?!?!?!?!?」

稲羽「モ、モノクマ?」

リーチカ「…………」

いつの間にか、モノクマが現れた。
モノクマは小さな身体でこちらに目を向けている。

那波「あらあら。モノクマちゃん、今日も元気そうね。うふふ」

モノクマ「その舐め腐った言い方やめてくんないかな?ちょっと殺意が……」

絡繰「で。何の用だ?」

モノクマ「ああ。あのね……」



モノクマ「オマエラったら、すっかりぬるい生活を満喫しちゃってるようだから……」

モノクマ「ちょっとこの辺りで、学園ちょ……管理人自ら刺激を与えないといけないかなあって」

橘高「いらん、さっさと退場しろ」

モノクマ「うわ、冷たいなあ……月並みな感想だけど、氷点下で冷水を浴びせられたみたいに……」


モノクマ「ねえオマエラ、殺さなくていいの?ここには出口なんて無いんだよ?」

米菓「あ、当たり前なのです!そりゃ、ここから出たいとは思いますけど……閉じ込めたのはあんたなのですから!」

橘高「貴様の思い通りに動くなど御免だな」

モノクマ「オマエラさぁ、家族や知人が心配じゃないの?」

橘高「何?」

稲羽「……」

そうだ。お母さんがどうしているのかは不安だ。
けど、だからって人を[ピーーー]なんて……そんなのする訳がない。

モノクマ「もう5日も経ってるんだよ?」

モノクマ「5日といえば……蝉が地上で生きる時間の半分をゆうに超えちゃうくらいだよ?」

四季ヶ原「えー。発芽をするにも、基本的にはもう少し必要になるけどな……」


モノクマ「うぷぷ、そんな長い長い時間空けてたらさ…………」








モノクマ「とんでもない事になっちゃってるかもね。こんな風に」

そう言ったモノクマは、手に封筒を掲げて見せた。
全部で……16つ。丁度ここの人数と一致する。


杯「ワオ!それってなんですかー?☆」

モノクマ「勿論……動機だよ。オマエラが外に出たいと思う動機」

辰爾「動機……ですか?」

モノクマ「うん。動機。見たら外に出ずにはいられなくなる……かもしれない動機」

加々美「かもしれないって……」

モノクマ「うぷぷ、青少年には刺激が大事よね」

モノクマは手に持っていた封筒を、全員に配っていく。



小倉「……これって、見なきゃ済む話じゃないのかな?」

絡繰「それはそうだろうな」

天草「いえ。殺される恐れがあります。ここでは全て彼の意のままのようですから」

モノクマ「えー、ボクだって一応ルールに則って行動してるんだけどな」

米菓「どこがなのですか……?」

沙慈「ううむ……見るしか、ないでごわすな」




結局、写真を見た。




見覚えのある空間だった。
青いヒヤシンスの植えられた鉢植に囲まれて…………
中央に横たわる誰かの胸には大きな傷が開いて、血だまりが出来ていた。

その写真は異常だった。
そこにいるのが誰なのかも直ぐに気づいてしまった。



稲羽「――――――っ」



間違いない。
顔は見切れていて見えないけど、これは…………お母さんだ


ハック「…………」

杯「ん~。猟奇的。スプラッタ。ですね~☆」

四季ヶ原「あははー……なにこれ」

那波「な、何て……惨い事をするの?モノクマちゃん……」

モノクマ「うぷぷ……」

モノクマ「辰爾さんでもよく分かるんじゃないかな。何しろずっと見てきた景色だもんね……ぶひゃひゃ」

辰爾「ひっ……」

辻垣「うん、人々は混乱と焦燥の渦にかられて……いや、洒落にならないかな……」

天草「……」

皆も、同じような写真を受け取っていたらしい


小倉「なるほど。これが動機って訳か……」

加々美「え?冗談……よね?」

モノクマ「冗談じゃないよ?これは紛れもない事実なんだから」

モノクマ「自分達に不都合だからって、現実から目を逸らすのは感心しないな。うぷぷぷ」

橘高「……」

四季ヶ原「これって……犯罪なんじゃないの?」

モノクマ「……オマエラっていつも同じ事を口走るね」

モノクマ「外の世界ではこれがまかり通ってる……って考えてみたら?うぷぷ」

辰爾「そ、そんな話が……」


モノクマ「とにかくさぁ、オマエラがだらだら慣れ合ってる間に」

モノクマ「外ではとんでもないことになっちゃってるみたいだよ?」

モノクマ「どうするの?」

米菓「あ、え……」

絡繰「何言ってるんだ。……この写真の状況だって、大方お前の仕業なんだろ?」

モノクマ「うぷぷ、どうだろうね。でもボクは最初に言った筈だよ。人を殺せば出られるって」

モノクマ「……出たかったらさっさと殺しちゃえばいいんだよ」

李「卑怯な……」

モノクマ「うぷぷぷぷぷぷぷぷ。じゃーね」



稲羽「……」


モノクマは一頻り悪意をまき散らして
……その場から消え失せた。


……私は固まって動けないでいた。
どうしようもない焦燥感だけが全身から噴き出し続けている。
それだけが私の思考を支配している。


加々美「……どう思う?」

天草「写真だけでは何とも言えません。捏造の可能性もありますし……」

米菓「で、でも、ほんとに……ほんとだったら!!!!!」

天草「皆様の心中はお察しします。ですが……それでは奴の思う壺です……」

天草「今一度、冷静になりましょう」

天草「ここは……本格的に話し合いませんか。これからの対策等……」

四季ヶ原「そ、そうだね?……」


辻垣「ごめん。私はちょっと無理かな……」

四季ヶ原「え?」


辻垣「少しね、考えたい事がある……」

天草「……そうですか」

杯「考える事?殺しの方法ですか?」

加々美「ちょ、アナタ……」

辻垣「……いや、違う」

辻垣「心配しなくても……私は誰も殺さない」

辻垣「……私はふらふらとした足取りで、その場を後にした…………完」


そう言った辻垣さんの目は、少し虚ろに見えた。
そのまま、辻垣さんはその場から去っていった。

こんなの……無理もない。
……平静でいられるわけがない。

ハック「……」カタカタカタカ

米菓「うるさいのですが!!!!!」

ハック「すまん……」



李「わ、我も……行くぞ」

四季ヶ原「紅運くんまで?」

李「すまない……」


小倉「優紫クン、キミは大丈夫。ボクがついているから……」

加々美「え、ええ……ありがと?」

小倉「ボク達も2人で少し、頭を休ませよう……じゃ、行こうか」




那波「皆……考える時間を作った方が良いかも……」

天草「そうですね……少々早計だったかもしれません」

天草「……」

天草「……皆様、奴の悪意に呑まれてはいけません……気を強く持ってください」

天草「難しいかもしれませんが……」

稲羽「……」



結局その日は、そのまま解散となった……。


【稲羽の部屋】


稲羽「……」

こんな、事が……


さっきの写真を見れないでいた。
誰が、一体こんな事を……


これは、お母さん……なのか。
でも……誰かが言っていたように、捏造された物かもしれない。


稲羽「……」


このままじゃ駄目だ……




【自由行動を開始します】


【5日目:昼 自由行動】1/4



1.誰かと話す(>>66>>71から1人だけ指名)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:3枚)


↓2(直下のコンマ1桁でモノクマメダル判定、ぞろ目で2倍)

すみません、1人だけと書いてしまったのですが、
よく考えたら1人だけにする意味が無かったので2人までに戻します……



【食堂】

食堂へ戻ってみた……


辰爾「……」

リーチカ「…………」

稲羽「こん……にちは」

リーチカ「…………」



1.動機について
2.気が滅入るので明るい話題
3.その他


↓2

無駄に安価遠くしてすみません……




稲羽「……」

何か、明るい話題を……


稲羽「辰爾さん、あの……」

辰爾さんに話しかける。

辰爾「……」

辰爾「何……でしょう?」

稲羽「……」

辰爾さんの表情は暗い。
当たり前だ……こんな時に明るい人なんていない。
でも……

稲羽「こんな時に……なんですけど」

稲羽「……もし、良かったら」

稲羽「料理を……教えてもらって良いですか?」

辰爾「……」



【コンマ判定です】

↓1


【49…拒否】


辰爾「……」

辰爾「申し訳ありません……」


やっぱり、駄目に決まっているだろう。
……私はこんな時に何を言っているんだ。


辰爾「ですが……」

辰爾「また、後日……わたくしで良ければ」

辰爾「一緒に……致しましょう。是非」

稲羽「……はい!」

稲羽「ありがとう……ございます」

辰爾「こちらこそ……」




リーチカ「…………」

稲羽「……」

リーチカ「こういう時は…………狩る」

リーチカ「だがここに獣はいない」

リーチカ「…………」

稲羽「……」



【INFO】
・辰爾和琴の好感度が???
・リーチカ・ランジェの好感度が???


【5日目:昼 自由行動】2/4



1.誰かと話す(>>66>>71から1~2人指名)
※辰爾、リーチカは選択できません

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:6枚)


↓2


【廊下(左手側)】


食堂を出たところに……




杯「ハックさん、ワタシをつけてきてますね~☆」

ハック「……」

杯「どうしました?顔色が悪いですね~。大丈夫ですか?」

杯「……ワタシを殺しに来ましたか?」

ハック「……そ、そんな訳……無ーだろ(震)」

杯「……」

杯「アナタがそうしたいのなら、ワタシは構いませんよ」

杯「ただ……面白く殺してくれないと、ワタシも困りますね~☆」




1.行動か台詞(自由安価)

↓1~2


稲羽「ちょっ……何言ってるんですか!」

ハック「!」

杯「おや☆。稲羽さん」

杯くんは殺されても良い……って
……本気で言っているのか?

稲羽「ハックさん、殺す気なんて……無い、ですよね?」

ハック「は、はぁ?当たり前……だろ……」

ハック「オレみたいな蛆虫、信用できねーかもしれ無ーけど……」

稲羽「……」

杯「でも、状況が状況ですし……☆」

稲羽「杯くん、やめてください、そんな事……」

杯「……ねえ、ハックさん。殺しますか~?」

杯「稲羽さんが見ていますし……2人、まとめて?」

稲羽「……っ!」

――――ドッ


ハック「……?」

杯「何の真似ですか?」

私は杯くんを壁に押し付けた。
自分が何を考えているのか分からない。

稲羽「杯くん」

杯「……何でしょう?」

稲羽「……それなら、私があなたを、殺し……」

ハック「お、おい、それは――――」


稲羽「……嘘ですよ」

杯「……」

稲羽「……すみません、こんな事をして」

稲羽「でも、人を殺すのって……怖い事だと思うんです……」

杯「……あんまり、面白くないですね」

稲羽「お、面白くないって……」

杯「迫力無かったですよ?稲羽さん」

杯「でも、あんなアブナイ事を口走ってしまう所は、悪くないですね~☆」

稲羽「……」




【INFO】
・杯団の好感度が???
・ハック・ウィルヘルムの好感度が???


【5日目:昼 自由行動】3/4

稲羽「……」

私は、何てことを……


1.誰かと話す(>>66>>71から1~2人指名)
※辰爾、リーチカ、杯、ハックは選択できません

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:6枚)


↓2


【王座の間】

王座の間に来た……。
李さんが一心不乱に壁を攻撃していた。


李「――ッ!ッ!」

李「…………ッ!!!」

沙慈「……」

李「……っ」

李「我には、どうする事も……」

沙慈「……李君」

李「我は、どうすれば……!」



稲羽「沙慈さん……」

沙慈「娘っこ」

稲羽「……」

沙慈「彼はずっとあの調子でごわす」

沙慈「……無理もないでごわすが」



1.行動か台詞(自由安価)

↓1~2


李さんの事が心配だ……


稲羽「李さん」

李「……イナバ」

李さんの拳からは、少し血が出ていた。

稲羽「……」

稲羽「自分を虐めても何も……ならないです」

李「……分かっている」

李「だが……我は……」

李「……」

稲羽「李さん……」

李「すまない、情けない事を……」

稲羽「情けなくなんかないです」

稲羽「悪いのは……モノクマです。こんな事を、して……」

李「……」


沙慈「落ち着いたでごわすか」

稲羽「……沙慈さんは」

沙慈「ん?」

稲羽「沙慈さんは……大丈夫なんですか?」

沙慈「……」

沙慈「大丈夫……では無いでごわすな」

沙慈「でも、それは誰かを殺す動機にはならないでごわす」

稲羽「……」

沙慈「なんて、信用しろというのも酷でごわすか……」

稲羽「いえ、信じてます。沙慈さんの事」

稲羽「勿論……李さんの事も」

沙慈「……ごっつぁんです」



稲羽「これから、どうしたらいいんでしょう」

沙慈「そうでごわすな……」

沙慈「出来る限り……おい達は皆さんで団結するべきでごわすな」

沙慈「敵対するべきは……モノクマだけでごわす」



【INFO】
・李紅運の好感度が???
・沙慈百舌の好感度が???


【5日目:昼 自由行動】4/4




1.誰かと話す(>>66>>71から1~2人指名)
※辰爾、リーチカ、杯、ハック、李、沙慈は選択できません

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:6枚)


↓2


【回廊(右手側)…個室】


稲羽「あっ」

辻垣さんの様子を見に行こうと思っていたら……


稲羽「那波さん……」

那波「うふふ、こんにちは」

那波「……」

那波「辻垣さんが心配で……稲羽さんも?」

稲羽「はい……」

那波「うふふ、一緒に行きましょうか……」


――――ピンポーン☆

チャイムを鳴らす。
しばらく待つと……


ガチャ


辻垣「……」

辻垣「今、彼女の部屋の前には、正体不明の2人の女性が……」

辻垣「って、2人揃ってどうしたの?」

稲羽「え、っと……」

那波「辻垣さん、動揺してたみたいだから……」

辻垣「まあ、あんな写真見せられちゃね……」

辻垣「……2人こそ、平静じゃいられないんじゃないのかな?って想像してみる」

那波「うん、正直な所……ね」

那波「……」



1.行動か台詞(自由安価)

↓1~2


稲羽「やっぱり、私達の事が怖い……ですか?」

辻垣「へ?」

辻垣「……ああ、そういうんじゃないんだ。ただ」

辻垣「ちょっと感傷に浸りたくてね」

那波「そうだったの?」

辻垣「うん。ごめんね」



那波「うふふ、ちょっと外に出ない?気分転換に」

辻垣「うーん、今日はやめておくよ」

辻垣「明日も、明後日も機会はあるからね」

辻垣「彼女は今日は引き籠っていたいと、自分の意思をゲロった」

辻垣「(用法違うかな?)」

那波「そう……」

辻垣「それじゃ……」

稲羽「待ってくださいっ!」

私は、手を振り上げると……


ペチ

稲羽「……」

辻垣さんの頬に手の平を押し付けた。

辻垣「な、何かな?稲羽さん」

稲羽「これで、頭を冷やしてスッキリしてください!」

那波「まあ……」

辻垣「はは、ありがとう」

辻垣「でも、君の手は少し暖かいね。これじゃ冷えない」

稲羽「……」

やってしまった……

辻垣「じゃあね、2人とも。ありがとう」

ガチャン



那波「うふふ。稲羽さんって、子供っぽいとこあるんだ」

稲羽「え?」

那波「かわいいって事よ。うふふ」



【INFO】
・辻垣理緒の好感度が???
・那波千代子の好感度が???

【通信簿イベント:杯団 その1】

杯くんがジャグリングをしていた。
よく見たら、玉がジャガイモ……

稲羽「杯くんは道化師さんなんですよね?」

杯「そですよ~☆」

稲羽「普段、どんな活動をしていたんですか?」

杯「基本的に、ワタシの役割はお道化ですね~」

稲羽「お道化……ですか?」

杯「そうそう。簡単な芸を披露する、です」

稲羽「なるほど……ピエロですしね」

杯「はい。時々大胆なパフォーマンスも披露しますが……」

杯「そっちはそんなに得意じゃないですね。空中ブランコしてる時に真っ逆さまに落っこちたり、火の輪くぐりで火が燃え移ったり……」

杯「アウチ!そ~いう事もありました☆」

稲羽「……」

杯くん、大丈夫なの?それ……

杯「何とか生還してきたけど……スリリング!」

杯「観客の皆さんも吃驚してくれて、楽しかったですね~☆」

彼、結構身体を張っていたみたいだ……。


【杯団の通信簿1/5】
パフォーマンスは不得意だったようだ。

【通信簿イベント:李紅運 その1】

カンフーの構えだ。

李「む?イナバあるか」

稲羽「あっ、ごめんなさい。邪魔しちゃって……」

李「心配無用。丁度終わったとこある」

李さんってカンフー使いなんだよね……

稲羽「やっぱり、お師匠さんとかいたんですか?」

李「無論ある」

稲羽「どんな人だったんですか?」

李「そうあるな……どこからともなく現れて……」

李「我を拾ってくれたある」

拾った?

李「そ、そう。……弟子として拾ってくれた、ある」

李「彼は、よく分からない薬を作るのが趣味だったある」

稲羽「薬……」

それって……

稲羽「漢方ですかね……」

李「ああ、漢方もあったが……中には飲ませてくれない物もあったある」

飲ませられない薬?
それって何だろう。ハイになる薬……とか?
眠らなくても疲れなくなったり……


【李紅運の通信簿1/5】
師匠は薬を作るのが趣味だったらしい。

【通信簿イベント:那波千代子 その1】

那波さんが料理を作っていた。選り取り見取りの……離乳食。

稲羽「凄くたくさんありますね」

那波「うふふ、ちょっと張り切っちゃった」

那波「子供達がいないと、寂しくて……」

稲羽「……」

那波さんは、ベビーシッターさんなんだ。

稲羽「どんな子がいたんですか?」

那波「うふふ、そうね」

那波「皆、可愛い子達だったわ。うふふ」

那波「ミルクが好きなぼうやとか……」

那波「回路を弄ったりして、発明するのが好きな子もいたわ」

稲羽「えっ……」

後者は赤ちゃんなのか?

那波「うふふ。子供によって、お世話の方法が変わってくる事もあるの」

那波「色々な子がいたけれど……」

那波「皆、良い子だったわ」


【那波千代子の通信簿1/5】
色々な子がいたようだ。

【稲羽の部屋】


稲羽「……」

もう、夜……


明日は、どうなるんだろうか。

稲羽「……」



この写真は……

稲羽「……」

今は、考えない方が……
考えない方が良い……

稲羽「……」


モノクマは一体何者なんだ?
私達はどうしてここに閉じ込められているんだ?
モノクマは学園長とか言ってたけど、どう考えても違うだろうし……

モノクマを操っている人が……私達を?
操ってる人が学園長だったり……

稲羽「……無いか」

独立したロボットって可能性も……
ドラ●もんみたいに。


……

一旦終了します。
凄くグダグダになってしまいました……

ありがとうございました。
次で誰かが死ぬと思います。
お疲れ様でした。

こんばんは
今から始めます
よろしければお付き合いください。


【6日目:早朝】



稲羽「……」


目が覚めた。


稲羽「……」


……不安しかない。


あの写真が嘘なのか、本当なのか分からない。
お母さんが無事なのか分からない。
あの写真はお母さんとしか思えなかった……

お母さんが今、どうしているのか分からない



稲羽「……」


けど……
人を殺すなんて……出来ない。
出来るわけがない。


稲羽「……はぁ」


少し頭を冷やそうと、私は部屋を出た。


稲羽「……」

部屋の外はまだ静かだった。


今日は、何故か噴水の水が出ていないようだ……。
噴水の底がはっきりと見える。

……



あれ……?




あの部屋、扉が少し開いてる……。



稲羽「……」



不用意に、そこに入ってしまった。
この時は、そこで起きていた状況など知る由も無かったから





稲羽「すみません、あの――――」


稲羽「……―――――っ!!!!」




私の目が“それ”を映した瞬間。


私は私自身も気づかない内に、叫び声を上げていた。






「おい!どうし――――」

「え、なに、……」






ピンポンパンポーン

モノクマ『死体が発見されました。一定の操作時間の後、学級裁判を開きます!』







私の目に映ったのは


喉に包丁が突き立てられて……


血を流して、横たわっていた






超高校級の小説家、辻垣理緒さんの姿だった。









【CHAPTER1】気まぐれな悪意 非日常編







……「死体が発見された」というアナウンスが鳴ると、
その場にはどんどん人が集まって来る。


那波「つ、辻垣、さん……?」

ハック「げっ……」

米菓「え、なんなのですか、これ……!?」



やがて辻垣さん以外の全員が集まる。

私は辻垣さんの死体の前で、何も考えられずにいた。

……辻垣さんが亡くなっているのは誰の目にも明らかだった。


彼女は昨日、確かに生きていた。
彼女の姿も、声も、意思も、体温もはっきりと感じた。
それなのに……何故?


モノクマ「やあ」

小倉「うわ……」

李「……モノクマ!」

モノクマ「起こっちゃいましたね。殺人が!」

絡繰「……」

モノクマは辻垣さんが、というより人が死んだ事が嬉しいようだった。
彼の声に、いつにもまして不快感を催した。

モノクマ「やっぱり、動機があると違うね。一気に崩れちゃってさ……うぷ、うぷぷぷぷぷぷ」

辰爾「……そんな」

天草「……」

天草「先程のお巫山戯なさった放送にありましたが……学級裁判というのは?」

モノクマ「あー、そうそう、それね……」


モノクマ「オマエラに人殺しを見つけてもらうんだよ」

米菓「え……?」

モノクマ「誰が殺したのかを全員で議論して、犯人を炙り出すんだよ」

橘高「議論だと?」

モノクマ「ほら、規則にさ……」

モノクマ「5.殺人を犯した際、自分が犯人だと他の人に知られてはいけません。 」

モノクマ「……って、あったよね?」

天草「……なるほど」

天草「それを判別する手段が……その学級裁判という訳ですね」

モノクマ「そうそう、察しが早くて助かるね」

ハック「そ、そんなの、聞いて無ー……」

モノクマ「言ってなかったからね」

モノクマ「でも、自分が犯人だと知られちゃいけないってのは変わらないよ」

李「なんか、卑怯あるな……」


モノクマ「とにかく……」

モノクマ「オマエラは捜査をして、人殺しのクロを見つけなくちゃいけないんだよ」

モノクマ「殺しがバレちゃったクロは、処刑されるからね!」

那波「処刑……?」

モノクマ「そう、処刑!死ぬまで全身に剛速球を叩きつけたり、遠心分離でグチャドロにしたり……」

モノクマ「うぷぷ、聞こえてる?この中にいるどっかの誰かさん!」

モノクマは上機嫌に笑っていた。
……誰かが殺したなんて、そんな事ある……訳ない。

稲羽「……あなたが……辻垣さんに、こんな事をしたんじゃないですか?」

モノクマ「ボクじゃないよ?」

稲羽「う、嘘……」

モノクマ「ボクがあの動機を与えたタイミングで人が殺されてるなんて……」

モノクマ「オマエラの中の誰かが、出たくて殺しちゃったとしか思えないじゃん!」

稲羽「……」

否定は出来なかった。
あの動機は、ここから出たいと思わせるには十分だったから。

稲羽「で、でもっ……」

モノクマ「うるさいな」


モノクマ「何と喚こうと、クロは絶対にこの中にいる誰かなんだよ」

モノクマ「捜査をすればはっきりすると思うよ。……オマエラがよっぽどの馬鹿じゃない限りは!」

絡繰「仮に、犯人を見つけられなかった場合はどうなるんだ?」

モノクマ「その場合は……うぷぷ、クロ以外の人が全員処刑です!」

米菓「ひえええ!?」

モノクマ「たった1人の犯人すら見つけられない、無能な人達に生きる価値は無いからね!」

沙慈「滅茶苦茶でごわすな……」

四季ヶ原「うん……」

モノクマ「まあ、詳しいルールは電子生徒手帳に追記しておいたから、確認しておいてね」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【規則】

1.生徒達は当施設内だけで共同生活を行いましょう。共同生活の期限はありません。
2.夜10時から朝7時までを夜時間とする。夜時間は立ち入り禁止区域があるので注意してください。
3.就寝は個室でのみ可能です。個室外での故意の就寝は居眠りとみなし罰します。
4.学園長ことモノクマへの暴力を禁じます。監視カメラの破壊も同様に禁止です。
5.生徒内で殺人が起きた場合は、その一定時間後に、全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます。
6.学級裁判で正しいクロを指摘した場合は、クロだけが処刑されます。
7.学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は、校則違反とみなして残りの生徒は全員処刑されます。
8.生き残ったクロは特別措置として罪が免除され、施設からの帰還が許可されます。
9.3人以上の人間が死体を最初に発見した際に、それを知らせる死体発見アナウンスが流れます。

規則は順次増えていく場合があります。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


モノクマ「こんな感じでね」

ハック「だ、誰に喋ってるんだ……」


モノクマ「ああ、そうそう」

モノクマ「『ザ・モノクマファイル1』~!」

橘高「何だ……そのセンスの欠片も無いネーミングは」

モノクマ「うるさいなぁ!……えー、このファイルはですね」

モノクマ「なんと、検死なんか全く出来ないであろう、ゆとりなオマエラの代わりに……」

モノクマ「ボクが全て代行して、詳細にまとめてあげたという……優れものなのです!」

モノクマ「死因とか死亡推定時刻とか、全部まとめてあるから!」

モノクマ「ロクな捜査もできないで全滅……なんてなったら目も当てられないし!うぷぷ」

絡繰「まあ、ボク様達はその筋の専門家ではないし否定はしないが……」



モノクマ「死にたくなかったら犯人を探すしかないよ?」

モノクマ「じゃねー」

稲羽「……」


犯人が……私達の中にいる?

そんなの……信じたくない、けど……

稲羽「……」

どっちにしても……


辻垣さんの死を、明かさなきゃ……




【捜査開始】


一緒に捜査する人↓1(>>66>>71から1人)


捜査を始める……にしても、どうしたらいいんだろう

四季ヶ原「うさちゃん」

稲羽「えっ……と?」

考えを巡らせていると、
四季ヶ原ちゃんが私の腕を掴んだ。

四季ヶ原「わたし達の仲だし、一緒に捜査しようか」

稲羽「……」

稲羽「ありがとう、ございます」

四季ヶ原「そんな水臭い事言わなくていいって!」

四季ヶ原「……理緒ちゃんを殺しちゃった人、見つけないとね」

稲羽「……はい!」


絡繰「現場の保全が必要になるが……」

杯「本格的ですね?」

米菓「……何で笑ってるのですか?」

杯「笑っていませんよぅ……心で泣いてますよ……」

米菓「……」

沙慈「おいが残りましょう」

沙慈「見張りとしては役に立てると思うでごわす」

李「我も残ろう」

李「いざと言う時……沙慈を止められるのは我だけ……」

小倉「どうでもいいけどさ……現場を荒らすのはやめてね」


四季ヶ原「まず、モノクマファイルってのを確認しようか」


モノクマファイル1
被害者は辻垣理緒。
死体発見現場となったのは回廊側の個室の辻垣理緒の部屋。
死亡推定時刻は午後21時30分から50分付近。死因は窒息死とみられる。
薬物反応などは無し。


四季ヶ原「窒息死とみられる……」

稲羽「窒息……」

四季ヶ原「喉に刺さってるみたいだからね……」

辻垣さんは、昨日の時点で……


【INFO】
コトダマ【モノクマファイル1】を手に入れました。

【モノクマファイル1】
被害者は辻垣理緒。死体発見現場となったのは回廊側の個室の辻垣理緒の部屋。
死亡推定時刻は午後21時50分付近。死因は窒息死とみられる。薬物反応などは無し。



1.辻垣の死体を調べる
2.部屋の中を調べる

↓1


辻垣さんの死体を……

稲羽「……」

辻垣さんは目を閉じていた。
包丁が無ければ、眠っているようにも見える……。

四季ヶ原「誰がこんな事したんだろうね……」

稲羽「……」

辻垣さんの喉には包丁が突き立てられている。
包丁の柄には……血がべったりとついている。

ん……?

稲羽「これ……よく見ると手形に見えます」

四季ヶ原「あ、確かに……」

四季ヶ原「誰かが握った痕……だよね?」



【INFO】
コトダマ【包丁】を手に入れました。


【包丁】
辻垣の喉に突き刺さっていた包丁。柄の部分にべったりと血の手形が付着している


四季ヶ原「部屋の中は特に荒れた様子も……ん?」

稲羽「これって……」

机の上に置いてあった原稿用紙の束に、うっすらと血の痕が付いていた。

四季ヶ原「これも手形だよね?」

稲羽「はい……恐らく」

四季ヶ原「犯人がここで拭き取ったのかな?」


【INFO】
コトダマ【原稿用紙】【辻垣の部屋】を手に入れました。


【原稿用紙】
辻垣の部屋にある原稿用紙の1つに、血の手形のようなものがうっすらと付いている。

【辻垣の部屋】
室内は荒らされた様子もなく、比較的綺麗だった。


1.もう少し室内を調べる
2.部屋を出る

↓1


机の端の方に、折られた原稿用紙が……

稲羽「……」


それを開いてみる。
そこには……


『彼は助からないと見て良い
私が人を殺すとすれば、彼の後を追うより他はない
だから……私は、今夜死ぬ事になるだろう。

完』


稲羽「……!」


これは……遺書……?


四季ヶ原「彼っていうのは……動機の事かな」

稲羽「そう……ですね」


辻垣さんは、自殺をする気だったのか……?


【遺書】
辻垣の部屋には遺書が置いてあった。昨夜に自殺をする事を示唆している。

すみません、入れ忘れです……

【INFO】
コトダマ【遺書】を手に入れました。


【遺書】
辻垣の部屋には遺書が置いてあった。昨夜に自殺をする事を示唆している。




四季ヶ原「おかしい」

稲羽「おかしいって?」

四季ヶ原「理緒ちゃんの手に血がついてないんだよ」

稲羽「えっ?……あっ!」

四季ヶ原「そうそう、包丁の柄に血がついてるのに……」

四季ヶ原「理緒ちゃんの手がまっさら……」

稲羽「自殺じゃない……って事でしょうか」

四季ヶ原「うん」

四季ヶ原「あの遺書は犯人がでっち上げたって可能性があるね……」

四季ヶ原「なんか字も汚いし……」


【INFO】
コトダマ【辻垣の手】を手に入れました。


【辻垣の手】
辻垣の手は血痕などは無く綺麗な状態だった。



次は……

1.厨房を調べる
2.那波に話を訊く
3.李に話を訊く


↓1


凶器は包丁……
包丁があるところと言えば……

稲羽「厨房に行きましょう」

四季ヶ原「乳房?」

稲羽「ちゅ・う・ぼ・う・です!」




【厨房】

厨房には、米菓ちゃんがいた。

米菓「辻垣さん……」

米菓「まさか、こんな事になってしまうなんて……」

稲羽「……」

米菓ちゃん……

1.米菓に話しかける
2.備品リストを確認


↓1


厨房の備品リストを見た……

稲羽「包丁の数が1本合わない……」

四季ヶ原「やっぱり、あの包丁ってここのだったんだね」

四季ヶ原「昨日までは揃ってた筈だよ」

稲羽「え?」

四季ヶ原「わたし、ちょっと一回ここに来たんだ」

四季ヶ原「リリィちゃんで遊ぼうと……」

稲羽「米菓ちゃん?」

四季ヶ原「リリィちゃん、昨日ずっとここにいたみたいだからね」

四季ヶ原「もしかしたら、包丁を持ってった人も分かるんじゃないかな?」



【INFO】
コトダマ【厨房の備品リスト】を手に入れました。


【厨房の備品リスト】
事件発生後に包丁の数が1本減っており、備品リストの数と一致しない。


四季ヶ原「リリィちゃーん」

米菓「四季ヶ原さんですか……」

稲羽「米菓ちゃん、昨日はここにいたんですか?」

米菓「あ……はい。米菓は18時くらいから……」

米菓「今朝、死体が発見されるまでずっとここにいました」

稲羽「ずっと?」

米菓「はい。パンを作ってて忙しかったですから……」

米菓「朝までパンを作ってました」

朝まで……?
凄まじいな……

米菓「パン屋に不可能はないのです」

稲羽「パン屋……って関係あるのかな……」

米菓「……とにかく、米菓が初めに来たときは、包丁は揃ってたのですよ」

稲羽「誰が持ち出したか……分かりますか?」

米菓「ごめんなさい……ちょっと見てる余裕が無くて……」

四季ヶ原「えー」

米菓「……」

米菓「でも、その間誰が来たのかは覚えているのです」

稲羽「それって……?」

米菓「えっと……包丁が無くなるまでにここを訪れたのは……」

米菓「まず、そこにいる四季ヶ原さんが来て……ハックさん、小倉さんと続いて……最後に、辻垣さん」

米菓「……でしたね」


辻垣さんも?



【INFO】
コトダマ【米菓の証言】を手に入れました。


【米菓の証言】
米菓によると、最後に包丁を確認してから厨房を訪れたのは、四季ヶ原、ハック、小倉、辻垣の4名だった。
米菓自身は18時から死体発見まで厨房にいたらしい。



稲羽「ありがとうございました、米菓ちゃん」

米菓「いえ……お役に立てれば良いのですが」


四季ヶ原「わたしは昨日和琴ちゃんとずっと一緒にいたから」

四季ヶ原「和琴ちゃんに確認してもらえれば、犯人じゃないって分かると思うよ」

稲羽「辰爾さんと?」

四季ヶ原「うん、一人じゃ不安そうだったからさ……」

確かに、あんな動機を出されたら……
現に、辻垣さんが亡くなっている。

四季ヶ原「あと、リリィちゃんが包丁を持ち出したって可能性も……無くはないね」

稲羽「……」

米菓「ちょっ!米菓はそんな事しないのです!」

米菓「疑うんならリーチカさんに訊いてみてださい!」

稲羽「リーチカさん?」

米菓「リーチカさん、朝まで食堂でなにかしてたみたいですよ」


何だろう……。


次は……


1.教会を調べる
2.清掃室を調べる
3.食糧庫を調べる

↓1


四季ヶ原「一見関係なさそうな所に解決の糸口がある……」

四季ヶ原「って!誰かが言ってたよ!」



【教会】

という事で教会に来た……
奥で天草さんが……座っている。

稲羽「えっと……何してるんですか?」

天草「瞑想をしております」

四季ヶ原「瞑想?」

天草「こんな時なのは重々承知しておりますが……簡単に済ませるのでご容赦下さい」




天草「先日の……体感でアナウンスが鳴る2時間程前から今朝まで、私はここにおりました……」

稲羽「ずっと……ですか?」

天草「はい。朝まで気を静めようかと……」



稲羽「誰かと一緒にいたり……?」

天草「ええ。道化師の方に教えを説いておりました……」

四季ヶ原「押し付ける気は無いんじゃなかったの?」

天草「状況が状況でしたので」

四季ヶ原「火事場泥棒みたいな事を言うね」

天草「アナウンスが鳴って少し経った後に……道化師の方は立ち去っていきましたね」

天草「体感で言うなれば10分程でしょうか……」

稲羽「……」


【INFO】
コトダマ【天草の証言】を手に入れました。


【天草の証言】
死亡推定時刻の間、天草は教会で杯といた。
杯はアナウンスが鳴って10分程経った後には去っていったらしい。



1.清掃室を調べる
2.食糧庫を調べる

↓1


【廊下(左手側)】

返り血を洗えそうな場所と言えば……

四季ヶ原「あれ?」

稲羽「入れない……みたいですね」

モノクマ「やあ」

稲羽「モノクマ!?」

モノクマ「うぷぷ、そんなシケた面しちゃって……どうしたの?」

稲羽「……」

分かってる癖に……

四季ヶ原「何でここ閉まってるの?」

モノクマ「うん、ちょっと昨日の夜はメンテナンスがあってね」

モノクマ「ちょっと給水設備がストップしちゃってたんだよね!」

モノクマ「※トイレ以外」

四季ヶ原「えっ!?ほんと?」

気づかなかった……
だから噴水の所に水が無かったのか。

モノクマ「さっき直ったばっかりなんだけど……」

モノクマ「洗濯機の方だけはまだ稼働してないんだよね」

稲羽「ここ、入っちゃ駄目なんですか?」

稲羽「ここにも何か手がかりが……」

モノクマ「えー、入るの?」

モノクマ「ここは証拠品も無いけど……」

稲羽「そうやって、都合の悪い事を隠そうと……」

モノクマ「そんな事しないって……」

モノクマ「うん、クロに一方的に有利じゃつまんないしね」

モノクマ「分かったよ」



【INFO】
コトダマ【清掃室】、【給水停止】を手に入れました。

【清掃室】
清掃室の洗濯機で洗濯しようとしていたが、修理中で入れなかった。

【給水停止】
事件の日の夜、メンテナンスの為に給水設備が停止していた。

コトダマに酷いミスが……すみません……


訂正版
【清掃室】
清掃室はメンテナンスの為入れなかった。





清掃室の中を調べたが、
モノクマの言う通り手がかりは見つからなかった。


四季ヶ原「やっぱり昨日は入れなかったみたいだね」

稲羽「そうですね……」



1.食糧庫を調べる
2.全員の個室を調べる


↓1


【廊下(左手側)…食糧庫】

食糧庫に来た……。
食糧庫の箱が少し減っている気が……


那波「あら」

李「……」

四季ヶ原「あれ?紅運くん?」

四季ヶ原「何でここに?」

李「ああ……」

李「リーチカと交代したあるが……」

稲羽「リーチカさんと……ですか?」

李「そう。死体を調べる……って言ってたある」

那波「それでちょっとね。付き添いしてもらってるのよ。うふふ」


那波「2人とも……分かる?」

那波「缶詰とか、出しっぱなしになってるみたい……」

那波「ロープもいくつか無くなってるわ」

那波「辻垣さんの事に……関係するかは分からないけれど……」

四季ヶ原「確かに」

四季ヶ原「緊縛プレイでもするのかな?」

稲羽「……」

李「サカスがロープやら箱やら集めてるみたいあるが……」

四季ヶ原「団くんが?」

那波「まあ、どうしてかしら?うふふ」

杯くんか……
切断マジックの準備……かな


【INFO】
コトダマ【那波の証言】を手に入れました。


【那波の証言】
箱の中に収納されていた食品がいくつか出しっぱなしになっていたようだ。
また、箱を縛っていたロープがいくつか解かれている。

すみません、一旦終了します……
ありがとうございました。

もうすぐ捜査も終わると思います。


次は来週になりそうです……。
もしよければまたお願いします。
お疲れ様でした。

こんばんは
いつもお付き合い頂きありがとうございました。
今から少しずつ捜査の部分を進めます。よろしければお付き合いください。


辻垣さんの頂いた設定をあまり消化出来ないまま退場になってしまった感じがあります……

それでは始めます。


食糧庫を調べて、そのまま出ていった……。

1.回廊側に行く
2.2階に行く

↓1


【回廊(右手側)…個室前】

加々美「……」

杯「元気出してくださいよ」

加々美「こんな時に出るわけないじゃないの……」

杯「そですねぇ……」


1.加々美に話を訊く
2.杯に話を訊く

↓1


【回廊(右手側)…個室前】

加々美「……」


四季ヶ原「優紫くんー、何か見つけた事ある?

四季ヶ原「良かったら!教えてほしいなー……」

加々美「あら、2人とも……」

加々美「ええ、そうね……向こうの方に、こんなのが落ちてたわ」

稲羽「それって……!」

クシャクシャに丸められていたそれは……
血に染まった……原稿用紙?

加々美「明らかに、関係あるわよね?」

加々美「でも、何で犯人は部屋の外に、こんなものを落としたのかしら……?」


【INFO】
コトダマ【血まみれの原稿用紙】を手に入れました。


【血まみれの原稿用紙】
血に染まった原稿用紙。付着しているのは辻垣の血?


杯くんは腕を抑えていた。

稲羽「どうしたんですか?」

杯「HAHAHA、少し痛めちゃって……☆」

稲羽「大丈夫ですか……?」

杯「全く☆問題ありません☆」

四季ヶ原「それなら良かった」

四季ヶ原「団くん、アナウンスが鳴るまでの間、どこにいたか覚えてる?」

杯「そですね、ワタシは教会に居ましたよ~☆」

天草さんの証言と一致する……

杯「そうだ、昨日、帰った後で動機の封筒が落ちてたのを見ましたね~」

稲羽「動機の?」

杯「誰のかは分かりませんけど……☆」

四季ヶ原「それってさ、どの辺に落ちてたの?」

杯「んー、見たところ、辻垣さんのお部屋に近かった気がしますね~」


じゃあ、犯人が落とした……のかな?



【杯の証言】
夜中、動機の封筒が落ちていたらしい。


四季ヶ原「犯人は封筒を持ち歩く派……」

四季ヶ原「つまり、部屋に封筒が無い人が犯人!」

四季ヶ原「……の可能性が高い」

なるほど……確かに

四季ヶ原「逆って可能性もあるけど……」

稲羽「逆……」

四季ヶ原「そ。持ち歩いて落とした封筒を後で急いで拾いに行って……」

四季ヶ原「慌てて自分の部屋に置いた……ってね!」

稲羽「犯人の封筒なら……」

稲羽「もしかしたら……血痕が付いてたりするかも……」

四季ヶ原「有り得るねー」


【入口ホール】

とりあえず、入口ホールに出た……
辺りを探してみたが、手がかりらしいものは……


1.全員の個室を調べる
2.小倉に話を訊く

↓1


四季ヶ原「真帆ちゃんー」

小倉「ん?」

四季ヶ原「昨日厨房に行ったんだよね?」

小倉「ああ、紅茶を淹れていたんだよ」

稲羽「昨日の夜時間、何をしていましたか?」

小倉「うん……昨日は個室でね、じっくり楽しんでたよ……」

小倉「アナウンスが鳴ったのも覚えてるよ」

四季ヶ原「何を楽しんでたの……」

小倉「内緒……ふふふっ」

そのまま小倉さんは去って行ってしまった。

四季ヶ原「ああ、まだ聞きたい事あったのに……」


【INFO】
コトダマ【小倉の証言】を手に入れました。


【小倉の証言】
死亡推定時刻の時間、小倉は個室でお楽しみをしていたらしい。


橘高「四季ヶ原、稲羽」

四季ヶ原「あっ!なーおーくーんーー!」

橘高「今から全員の個室を調べる。お前達にも付き合ってもらうぞ」

稲羽「ええ?」

橘高「正確な判定を下す為には必要な工程だ」

橘高「男の個室に2人、女の個室に2人……隅から隅まで調べる」

橘高「単独では人手不足な上に、証拠の隠滅が容易になってしまう、よって公平さに欠く」

稲羽「なるほど……」

四季ヶ原「じゃあじゃあ、一緒にしよっか?愛の共同作業を経た仲だし……」

四季ヶ原「あっ。でも、わたしのうさちゃんが直くんに寝取られ展開!っていうのも悪くは……」

橘高「じゃかあしい」


橘高「そもそも異性の個室を捜査せねばならんのだから、俺がお前達と組む事はない」

四季ヶ原「何で?」

橘高「いくら片方が見張っていようと、隙を見て証拠隠滅を働く輩は出るだろう」

橘高「異性の個室ならば自分の個室に当たる事は無い……よってそんなくだらん事は不可能になる」

四季ヶ原「そっかー」

橘高「……」

橘高「もう一人程必要だが」

稲羽「もう一人……」

ハック「……」

あの人、また隠れてる……


四季ヶ原「……じゃ、個室を調べ回そうか……嘗め回すように」

ハック「マ、マジかよ……」

橘高「本来ならばプライバシー権の侵害にあたるが……やむを得ん」

橘高「こちらも遠慮はせん、お前達も遠慮は無用だ」

四季ヶ原「りょーかいー」

個室を調べ回った。
私達は、男子の個室を調べて回った。



天草さんの個室
神秘的……というか宗教的な物が多い。

稲羽「この本……」

人体からの解脱 著:天草 ―――

天草さんの苗字だけど……
名前は別の人みたいだ。

四季ヶ原「宗教っぽい本だねぇー」

特に変わった点は無し……



加々美さんの個室
美容院みたいな内装。
ウィッグが色々置いてある。

稲羽「かつら……」

四季ヶ原「これで練習しろって事かな?」

特に変わった点は無い。



絡繰くんの個室
壁にいくつも時計が掛けられているが、時間はバラバラだ。
機械だらけ……。

稲羽「何でしょう?この脚みたいなの……」

四季ヶ原「まさか、そういう恋人でも作るつもりなんじゃ……」

四季ヶ原「ダッチなんとかとかいう……」

稲羽「……」

他に、特に変わった点は無いかな……



橘高さんの個室
野球の時にかぶる、防具とか置いてある。

四季ヶ原「合法的に直くんの部屋に……ぐっひっひっひ」

四季ヶ原「……おっと、今は自重しないと」

稲羽「……」

自重……しているのだろうか?

特に変わった点は無し……


杯くんの個室
派手な色合いだ。
ピエロとか、動物の象った物が置いてある。

稲羽「ダンボール……」

四季ヶ原「ロープもあるねー」

四季ヶ原「やっぱりこれって、さっき千代ちゃん達と見た?」

稲羽「だと思います」



沙慈さんの個室
内装は和風だが、部屋の構造自体が洋風なので
何とも言えない違和感が少し……

床は畳……の模様を印刷されたただの床……

四季ヶ原「どうせなら、本物の畳を敷けばいいのに」

稲羽「同感です……」

特に変わった点は無し



ハックさんの個室
沢山のコードに繋がれたパソコンが1台置いてある。
画面にはよく分からない文字列が……

パソコンに、電子生徒手帳が繋がれている……

四季ヶ原「わたしの情報、開示しちゃってるかなー……」

四季ヶ原「超高校級の園芸部、女の子のマル秘事情!とか……」

稲羽「……」

何の話だ?



李さんの個室
中華だ。

四季ヶ原「戦いの中生まれる友情って良い物だよね」

四季ヶ原「今、そんな状況じゃないけど……」

特に変わった点は無い……。


………

……



四季ヶ原「動機の封筒があったのは……」

稲羽「天草さん、絡繰くん、橘高さん、沙慈さん、ハックさんの部屋ですね」


四季ヶ原「そっちはどうだった?」

橘高「怪しい物は特に無いが……」

稲羽「あの、動機の封筒があった部屋とかって?」

橘高「何故そんな事を訊く?……だが、俺の目に狂いは無い」

橘高「稲羽、小倉、辰爾、米菓、リーチカ……」

橘高「動機の封筒が部屋に置かれていたのは、以上の5名だ」

稲羽「……」

ハック「ち、ちなみに言うと……辻垣の部屋は見て無ーから……」

ハック「もう少し確認してみた方が良いかもしれ無ーな……」


【INFO】
コトダマ【全員の部屋】【箱・ロープ】【動機の封筒】を手に入れました。



【全員の部屋】
辻垣を除く全員の個室を調べたが、血痕など事件に関係しそうな物は見つからなかった。

【箱・ロープ】
杯の部屋から出てきた箱とロープの束。切断マジックに使用するのだろうか?

【動機の封筒】
動機の封筒が部屋に置いてあったのは、天草、絡繰、橘高、沙慈、ハック、稲羽、小倉、辰爾、米菓、リーチカ
置いてなかったのは、加々美、杯、李、四季ヶ原、那波


外は、調べつくした……

……辻垣さんの部屋に戻ってみよう。



【辻垣の部屋】

辻垣さんの死体はさっきまでと変わらず、そこに存在していた。

沙慈さんが見張りをして……
リーチカさんが辻垣さんの死体を調べているようだ。

私もまだ、調べのこしがあるかも知れない……


1.床を調べる
2.改めて辻垣の死体を調べる
3.リーチカに話を訊く
4.扉を調べる

↓1


稲羽「リーチカさん」

リーチカ「…………」

稲羽「リーチカさんって、昨日食堂の方にいたんですか?」

リーチカ「…………そう」

四季ヶ原「何してたの?」

リーチカ「…………こいつを弄ってた」

そう言ったリーチカさんは懐から光線銃を取り出した。
この前、渡したやつだ……

リーチカ「…………」

四季ヶ原「リリィちゃんが出てきた様子とかなかった?」

リーチカ「無かった」



【INFO】
コトダマ【リーチカの証言】を手に入れました。


【リーチカの証言】
リーチカは夜時間のアナウンスが鳴る前から食堂にいたが、厨房から米菓が出てくる様子は無かったという。



1.床を調べる
2.改めて辻垣の死体を調べる
3.扉を調べる
4.絡繰と話す

↓1


誰かにちょんちょんと肩を叩かれた。

稲羽「絡繰くん?」

絡繰「稲羽、四季ヶ原、少しいいか?」

四季ヶ原「ん?」


絡繰「ここに字を書いてもらいたい」

そういって絡繰くんは、紙切れを差し出した。

絡繰「そこに……遺書があるだろ?」

絡繰「全員の筆跡と照らし合わせて、本人の物か特定しようかと」

なるほど……

稲羽「分かりました」

四季ヶ原「おっけー」


字を書いた。
紙切れには、遺書の冒頭……

「彼は助からないと見て良い」

という言葉が、色々な筆跡で並んでいる。



絡繰「協力すまない」

絡繰「ところで、昨日は水が出てなかったみたいだ」

四季ヶ原「時矢くんも知ってたの?」

絡繰「昨日、那波に呼ばれてな」

稲羽「那波さんっ?」

絡繰「ああ。しばらく那波の部屋の水道を診ていた」

絡繰「結局、モノクマが来て、この城全域でメンテナンス中だったと分かったが」

四季ヶ原「おねショタ……」

絡繰「ボク様は高校生だから当てはまらないだろうな」



1.床を調べる
2.改めて辻垣の死体を調べる
3.扉を調べる


↓1


何か、見落としは無いか……

稲羽「……?」

なんか落ちてる……
丸い、蓋みたいなものだ。

四季ヶ原「どったのー?」

稲羽「えっと、こんなものが……」

四季ヶ原「ほんとだ。誰かの落とし物かな?」

沙慈「ん?それは最初見た時から、落ちていたようでごわすよ」

稲羽「そうだったんですか?」

さっきは、全然気づかなかった……。


ドアは辻垣さんの死体が見つかってから、ずっと開きっぱなしのままだ。


稲羽「……」

少し後ろを覗いてみた。

稲羽「あれ?」

ドアノブに、黒い何かが……?

稲羽「四季ヶ原ちゃん、これ……」

四季ヶ原「ん?何だろう……インク?」

稲羽「インク……」


【INFO】
コトダマ【ドアノブ】を手に入れました。


【ドアノブ】
辻垣の部屋のドアノブに、黒い擦れが出来ている。


辻垣さんの死体。
……ちゃんと、調べないと。

稲羽「辻垣さん……ごめんなさい」

辻垣さんの懐を探る。
……黒い染みが出来ている。

稲羽「……」

インクの瓶が出てきた……。
黒い染みは、インクのようだ。
何かの拍子に、こぼれてしまったらしい。

さっきドアノブについていたのも、このインクだったのだろうか?

稲羽「あれ?」

まだ何かある。……写真だ。


……でも、乾いたインクがこびり付いていて、どんな写真だったのかを確認することは出来ない。

稲羽「……」

辻垣さん、動機の写真を最期まで……



【INFO】
コトダマ【インク】【辻垣の動機】を手に入れました。


【インク】
辻垣は懐に、インクの瓶をしまっておいたようだ。懐の中でこぼれてしまっている。

【辻垣の動機】
辻垣の懐には、動機の物と思われる1枚の写真が出てきた。インクがこびり付いていて見えなくなっている。


四季ヶ原「あれ、うさちゃん、理緒ちゃんの衣服をまさぐってたの?」

稲羽「は、はい……」

なんか、その言い方だと変態みたいで嫌だな……
いや、懐を探ったのは事実なんだけど

稲羽「これが……出てきました」

四季ヶ原「写真か……あちゃー、完全にこびり付いちゃってるね」

稲羽「……」


机の上に、封筒があるし……
杯くんが見たという封筒は、やっぱり犯人の物?


四季ヶ原「百舌くんさー、昨日何してた?」

沙慈「うーん、おいはあのだだっ広いところで、壁を壊せないかと……」

沙慈「思っていたのでごわすが……駄目でしたね、はい」

沙慈「ああ、しかし……辻垣さんが亡くなった時刻と重なっていないので、アリバイにはならんでごわすな……」

四季ヶ原「そっかー……あそこ、何で壊れないんだろうね?」

沙慈「そうでごわすなぁ……」




リーチカ「…………稲羽」

稲羽「えっ……?」

リーチカ「もう少し死体を調べた方が良い」

稲羽「……」

リーチカ「…………」

リーチカ「…………見える?」

稲羽「……!」

リーチカさんは、辻垣さんの首筋の血を拭って見せた。そこには……
二回刺したような痕があった。

……一体何の為に?


【包丁の痕】
辻垣の首に、一度刺してからもう一度刺しなおしたような傷跡が残っている。


リーチカ「…………あと」

稲羽「ど……どうしたんですか?」

リーチカ「ここにも、何かがある…………」


辻垣さんの首には……よく見ると何かの痕が残っていた。
靴下を履いた後にできる痕のような……。


それに……黒い液体が、血と混じっているようだ。
多分、こぼれたインクが混ざったのかな……。



【INFO】
コトダマ【首筋の圧痕】を手に入れました。


【首筋の圧痕】
首筋に、何かで圧力を加えたような痕が残っている。


この痕は……一体何なんだろう?
事件と、何の関係が……


四季ヶ原「うさちゃんうさちゃん、和琴ちゃんの所に行かないと」

稲羽「あっ」



……

【回廊(右手側)…個室】

辻垣さんの部屋を出ると、すぐに辰爾さんに出会った……

辰爾「稲羽様、四季ヶ原様……」

四季ヶ原「和琴ちゃん。大丈夫?」

辰爾「はい……」

辰爾さんは顔色が悪い。
人が殺されたんだから……そんなの無理もない。

稲羽「辰爾さん……昨日は四季ヶ原ちゃんと一緒にいたんですか?」

辰爾「はい。先日、四季ヶ原様からお呼ばれして……」

辰爾「四季ヶ原様のお部屋へお邪魔しておりました。朝まで……」

四季ヶ原「凄く辛そうにしてたからね……和琴ちゃんってば、夜這いチックに……」

辰爾「ち、違います……」

とにかくこれで、四季ヶ原ちゃんの言っていたことに偽りは無い
って事で良いのか。良かった……

稲羽「ありがとうございました」

辰爾「いいえ……ご健闘をお祈りします」



【INFO】
コトダマ【辰爾の証言】を手に入れました。


【辰爾の証言】
死亡推定時刻の時間から朝まで、辰爾は四季ヶ原の個室にいたらしい。


キーンコーンカーンコーン……

モノクマ『えー、こちら、管理人のモノクマ……』

モノクマ『もうそろそろいいかな?』

モノクマ『オマエラ、教会の方に至急集まってください!』

モノクマ『あっ、この指示に従わず、抵抗しようというのなら、殺戮も辞さないからね!』

モノクマ『なーんて……じゃ、そういう事で~』

プツッ



稲羽「……」




四季ヶ原「行こっか」

稲羽「……はい」


これで、辻垣さんの死を明かせるのだろうか……?


四季ヶ原ちゃんの後ろを歩く……

稲羽「……」

考えてみると……私には明確なアリバイがない。
勿論、私が犯人じゃないという事は、私自身が一番よく知っている。
でも……

稲羽「四季ヶ原ちゃん」

四季ヶ原「なにー?」

稲羽「私が犯人って……思ったりしないんですか?」

四季ヶ原「んー……あははっ」

四季ヶ原「そんな事わざわざ訊いちゃううさちゃんが、誰かを殺すとは思えないな」

稲羽「え?」

四季ヶ原「それに、うさちゃんが人を殺したとしても、何か事情があるんだと思うよ」

稲羽「……」


稲羽「ありがとう……ございます」

四季ヶ原「気にしなくて良いってー」

稲羽「……」


【教会】

教会に辿り着く……

既に、何人かが集まっていた。


那波「……」

天草「神の御加護を感じます……」

ハック「ア、アホか……感じ無ーよ……」



絡繰「稲羽」

稲羽「は、はいっ」

絡繰「辻垣の遺書の筆跡は……誰の物とも一致しなかった」

稲羽「え、じゃあ……」

絡繰「ああ。あれは辻垣が書いたもの……で間違いないだろうな」

絡繰「一応、ボク様だけじゃなく、何人かに確認してもらったから……信用に足ると思う」

稲羽「……ありがとうございます、絡繰くん」

絡繰「いや……」



【INFO】
コトダマ【遺書】をアップデートしました。

【遺書】
辻垣の部屋には遺書が置いてあった。筆跡から見て本人のもので間違い無いとみえる。
昨夜に自殺をする事を示唆している。


……



やがて、その場に全員集まる。
やっぱり、辻垣さんだけを除いて……



モノクマ「やあやあ、よく集まってくれたね」

四季ヶ原「来た……」


皆が集まったところで、モノクマが講壇の上に現れる。
手に、変なスイッチを持っている……

小倉「キミが呼んだんじゃないか。ボケてるの?」

李「あー……何でこんな所に集めたあるか?」

モノクマ「あのさ、人の話聞いてた?これからオマエラは学級裁判するんだってば!」

米菓「ひぇぇ、やっぱり……処刑?」

モノクマ「当たり前じゃないか。罪を犯した者には罰を与えないと」

加々美「アンタがやらせたんじゃない……」

モノクマ「殺したのは自分の意思でしょ?」

ハック「いや、つーか……」

ハック「だったら、クロが勝ち逃げした場合に全員処刑って……おかしいだろ……」

ハック「クロ以外は、何も悪く無ーし……」

モノクマ「1対多数で捜査しても、犯人を当てられない奴らなんて、もう存在自体が罪なんだよ」

モノクマ「分かる?」

米菓「分かりませんよぉ!!!」


橘高「チッ、貴様。その裁判はここで行うのか?」

杯「んー、何だか宗教じみた裁判ですね?」

天草「裁判の制度というのは、古来より聖書に通ずるものが……」

ハック「……」

モノクマ「いや、ここではやらないよ……」

沙慈「ん?何言って」

モノクマ「ポチッ」

沙慈さんの言葉を待たず、モノクマがスイッチを押す。



ゴ、ゴ、ゴ…………


辰爾「ひっ!?」


鈍い音が響いて……
教会の壁面に、切れ目が出来て、扉が現れた……

稲羽「……」

何かもう、訳が分からない……

絡繰「妙な構造だな」

加々美「め、滅茶苦茶ね……」

モノクマ「はいはい、いいからさっさと乗った乗った」

モノクマ「裁判場行きエレベーター、15名ご案内~」

モノクマに促されるまま……

私達は、その扉の中へ足を進めた……


稲羽「……」

リーチカ「…………暗い」

エレベーターの中は、気味が悪くなるほど静まり返って……
落ちていく、重い機械音だけが響いている。

ハック「なんか、養豚場で屠殺を待つ、豚みてーな気分……」

米菓「変な事言わないでください……」

絡繰「しかし……沙慈が乗っても、重量制限がかからないなんてな……」

沙慈「うーん……確かにそうでごわすな……」

加々美「何の話してるのよ……言われてみればそうだけど……」

小倉「ふふふ、ハイテクなんだね……」

エレベーターは深く深く落ちていく。脳がぐらつく。
緊張と不安で、妙な感覚がのしかかる。

橘高「モノクマの奴……下らん事をしやがる」

四季ヶ原「まあまあ、抑えて……」

杯「……これから、おひとりいなくなってしまうんですね~」

那波「それか……全員、ね……」

天草「御安心を……私は、これから死に逝く方の来世での平穏を、祈っております……」

李「全然安心できないが……」

辰爾「……」



長く続いたその感覚は、やがて終わって……
エレベーターの扉が、ゆっくりと開かれた。


裁判場についた。


稲羽「……」

証言台が、円形に並んで……

壁一面……いや、床一面も全て。文章が書かれている。

どこを見ても活字だらけ……

一面に広がる活字。


那波「これ……」

モノクマ「辻垣さんとの思い出って事で……内装を小説っぽくしました」

モノクマ「思い出といっても……オマエラにとっては、たった6日だけだけどね。うぷぷ」

天草「しかし……奇妙な内容ですね、これは……。著者の方は?」

モノクマ「秘密!」

ハック「つ、つーか、何で読んでんだよ……」



モノクマ「じゃあ、オマエラそれぞれ席についてください!」

モノクマに言われるまま、
自分の名前が刻まれた席に立つ。


……辻垣さんの席だったのであろう場所には、彼女の遺影が立てられていた。
とても死者を弔う為とは思えない、顔に血で×が付けられている……

加々美「悪趣味ね……」

李「……」


稲羽「……」

さっき、四季ヶ原ちゃんに言われた言葉を思い出す。

何か事情がある……それは、辻垣さんを殺した人だって……そうだったんだ。
あの動機を見ればそうなってしまうのも……分かる……


稲羽「……」


超高校級の小説家、辻垣理緒さん……
彼女は気さくな人で……私とも、いつもそうやって接してくれていた。
動機が渡されたあの日……彼女は明るく振舞っていたけど、追い詰められていたんだ……


稲羽「……っ!」

手を固く握る。

私は、これから、死ぬか……誰かを死なせることになる。

私達は……この中にいる、たった1人を見つけ出して……殺す。



それでも……


【コトダマ一覧】

【モノクマファイル1】
被害者は辻垣理緒。死体発見現場となったのは回廊側の個室の辻垣理緒の部屋。
死亡推定時刻は午後21時50分付近。死因は窒息死とみられる。薬物反応などは無し。

【包丁】
辻垣の喉に突き刺さっていた包丁。柄の部分にべったりと血の手形が付着している

【原稿用紙】
辻垣の部屋にある原稿用紙の1つに、血の手形のようなものがうっすらと付いている。

【血まみれの原稿用紙】
部屋の外に、血に染まった原稿用紙が捨てられていた。付着しているのは辻垣の血?

【辻垣の部屋】
室内は荒らされた様子もなく、比較的綺麗だった。

【遺書】
辻垣の部屋には遺書が置いてあった。筆跡から見て本人のもので間違い無いとみられる。
昨夜に自殺を実行する事を示唆している。

【辻垣の手】
辻垣の手は血痕などは無く綺麗な状態だった。

【厨房の備品リスト】
事件発生後に包丁の数が1本減っており、備品リストの数と一致しない。

【米菓の証言】
米菓によると、最後に包丁を確認してから厨房を訪れたのは、四季ヶ原、ハック、小倉、辻垣の4名だった。
米菓自身は18時から死体発見まで厨房にいたらしい。

【天草の証言】
死亡推定時刻の間、天草は教会で杯といた。
杯はアナウンスが鳴って10分程経った後には去っていったらしい。

【清掃室】
事件の日の夜、清掃室はメンテナンスの為入れなかった。

【給水停止】
同じく事件の日の夜、メンテナンスの為に給水設備が停止していた。


【那波の証言】
箱の中に収納されていた食品がいくつか出しっぱなしになっていたようだ。
また、箱を縛っていたロープがいくつか解かれている。

【辰爾の証言】
死亡推定時刻の時間から朝まで、辰爾は四季ヶ原の個室にいたらしい。

【杯の証言】
夜中、動機の封筒が落ちていたのを見たらしい。

【全員の部屋】
辻垣を除く全員の個室を調べたが、血痕など事件に関係しそうな物は見つからなかった。

【箱・ロープ】
杯の部屋から出てきた箱とロープの束。切断マジックに使用するのだろうか?

【動機の封筒】
動機の封筒が部屋に置いてあったのは、天草、絡繰、橘高、沙慈、ハック、稲羽、小倉、辰爾、米菓、リーチカ
置いてなかったのは、加々美、杯、李、四季ヶ原、那波

【小倉の証言】
死亡推定時刻の時間、小倉は個室でお楽しみをしていたらしい。

【ドアノブ】
辻垣の部屋のドアノブに、黒い擦れが出来ている。

【インク】
辻垣は懐に、インクの瓶をしまっておいたようだ。懐の中でこぼれてしまっている。

【辻垣の動機】
辻垣の懐から、動機の物と思われる1枚の写真が出てきた。インクがこびり付いていて見えなくなっている。

【リーチカの証言】
リーチカは夜時間のアナウンスが鳴る前から食堂にいたが、厨房から米菓が出てくる様子は無かったという。

【包丁の痕】
辻垣の首に、一度刺してからもう一度刺しなおしたような傷跡が残っている。

【首筋の圧痕】
首筋に、何かで圧力を加えたような痕が残っている。

今回は終了です。ありがとうございました。

次回裁判に入ります。
お疲れ様でした。

報告です。

前回もありがとうございました。
明日の夜から始めると思うので良ければご参加いただけると嬉しいです。

こんばんは
今から始めたいと思います。

【席順】
稲羽→橘高→那波→ハック→米菓→加々美→四季ヶ原→絡繰→辰爾→天草→小倉→李→辻垣→沙慈→リーチカ→杯→稲羽

それでは始めます







【学級裁判 開廷】






モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう」

モノクマ「学級裁判では誰が犯人かを議論し、その結果は投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘出来れば、クロだけがおしおきですが……」

モノクマ「もし間違った人物をクロとしてしまった場合」

モノクマ「クロ以外の全員がおしおきされ、皆を欺いたクロだけは、この城から出ていく事が出来ます」

モノクマ「じゃあ、前置きはこのくらいにして……始めてください」



四季ヶ原「犯人……いるんだよね?この中に」

沙慈「うーむ……信じられぬでごわすな」

天草「現に彼女の亡骸は存在していました……信じるより外無いでしょう……」

天草「あの熊の狂言でなければですが」

モノクマ「人聞き……クマ聞きが悪いよ!」

モノクマ「ボクは規則違反が無い限り、直接オマエラを殺したりしないって」

モノクマ「だから、何度も言うようだけど、クロは絶対にオマエラの中にいます」

リーチカ「…………」


ハック「で?どうすんだ……?」

天草「では先ず……凶器の確認をしておきましょうか……。セオリーですね」


凶器……

辻垣さんの喉を貫いていた、あの……

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ(>>585-586)
【包丁】
【厨房の備品リスト】

四季ヶ原「凶器は……」

那波「【包丁だった】……みたい」

辰爾「包丁……」

天草「凶器の出所が分かれば……犯人を絞り込めるでしょう……」

加々美「出所って……【厨房】じゃないの?」

ハック「【モノクマの奴が用意した】可能性も……」


コトダマを選んで【】を論破しろ

↓1

正解!

稲羽「それは違います!」



稲羽「いいえ、厨房の物だったはずです」

稲羽「事件後に、包丁が一本減っていて備品リストの数と合わないんです」

ハック「元々欠けてたんじゃ無ーの……?」

米菓「それは無いのです。米菓がしっかり確認しているのですから」

米菓「事件前は間違いなく、包丁の数は備品リストと一致していました」

ハック「そ……そうか……」

モノクマ「ボクがそんなもん、用意してやるわけがないでしょ?」

小倉「嘘臭」

絡繰「じゃあ、誰が持ち出したかに焦点を当ててみたら良いんじゃないか?」


凶器を持ち出した人物なら、絞り込めるかもしれない……。
それは……

>>585-586から正しいコトダマを選択しろ】

正解!

稲羽「これです!」



稲羽「誰が包丁を持ち出したのか、分かるかもしれない……」

稲羽「そうですよね。米菓ちゃん」

米菓「え……はい、そうなのです」

米菓「米菓は昨日の18時頃から、辻垣さんの死体が発見されるまでずっと厨房にいたのですが……」

米菓「さっきも言いましたが、その時包丁は全て揃っていたのです」

加々美「持ち出した人に心当たりってあるかしら?」

米菓「すみません、それは分かっていないのです……ですが、」

米菓「包丁が無くなるまでに訪れた人は分かっています」


米菓「四季ヶ原さん、ハックさん、小倉さん、それから…………」

米菓「殺された辻垣さん……この4人だけでした」

橘高「その情報は信用に値するのだろうな?」

米菓「はい……誰が来たのかくらいはちゃんと記憶してるのですよ」

天草「何方が持ち出したのでしょうね……」

ハック「オ、オレじゃ無ーよ……」

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ(>>585-586)
【包丁】
【リーチカの証言】
【遺書】

絡繰「誰が包丁を持ち出したか……」

杯「米菓さんじゃないですか~?☆」

杯「カノジョはずーっと厨房を占領していたようですし~……」

米菓「べ、べべ米菓は……【そんな事しない】のです!!!」

杯「米菓さんは、誰も見ていないのを良い事に……」

杯「包丁を持ってこっそり【厨房から抜け出した】んですね~☆」


コトダマを選んで【】を論破しろ

↓1

正解!

稲羽「それは違います!」



稲羽「米菓ちゃんには……無理だと思います」

李「何故あるか?」

稲羽「それを裏付ける証言があるからです」

辰爾「証言……ですか?」

稲羽「はい。リーチカさんです」

リーチカ「…………そう。アナウンスが鳴る前から食堂にいたけど」

リーチカ「…………米菓はずっと厨房から出てきていない」

リーチカ「食堂に来てからアナウンスが鳴るまで、時間の開きもあった」

米菓「朝までご一緒してましたよ!」

四季ヶ原「つまり?」

天草「死亡推定時刻は午後21時30分から50分になりますので……」

天草「狩人の方が、厨房外から戻ってくるパン屋の方を目撃していない以上……パン屋の方には犯行は不可能だった……」

天草「という事になるでしょう……」

杯「おや~。残念ですね」

米菓「な、何が残念なのですかぁ!」

絡繰「……じゃあ、残りの4人だな」

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ(>>585-586)
【杯の証言】
【米菓の証言】
【小倉の証言】

沙慈「引き続いて、誰が持ち出したのかでごわすか」

四季ヶ原「[ハックくん]かな?」

杯「異常性癖のストーカーが人を殺すっていう、アレですね~」

ハック「おい、【偏見はやめろ】……(焦)」

天草「貴方様がそれを仰るとは……不可解です」

ハック「だ、第一……オレは夜時間のアナウンスが鳴るまでの間に……」

ハック「[小倉が加々美の個室に入って行くのを見ていた]んだ……」

ハック「だから……犯人じゃねー……」

小倉「……」

米菓「そんなの、【アリバイと言えるのですか】?」


コトダマを選んで【】を論破か、[]に同意しろ

↓1

正解!

稲羽「それに賛成です」



稲羽「もしかしたら、そうかもしれません……」

稲羽「小倉さん」

小倉「……」

稲羽「小倉さん……個室で楽しんでたっていうのは……」

稲羽「加々美さんに会っていた……って、事ですよね?」

小倉「……」

ハック「……ああ、オレはずっと、み、見てたぞ……小倉が自分の部屋から出て……」

ハック「加々美の部屋に入っていくのを……」

ハック「アナウンスが鳴った時……少しいざこざがあって……オレはすぐ、部屋に戻ったけど……(震)」

那波「何でずっと見ていたの?うふふ」

ハック「え?」

天草「ストーキングでしょうね。御労しい……」

ハック「……」

辰爾「否定はしないのですね……」

絡繰「いざこざっていうのは何だ?」

ハック「そ、それは……」


小倉「ふふふふふっ……」

ハック「!!!」

リーチカ「何?」

小倉「…………ああ。彼が言った通り」

稲羽「……」

小倉「ボクは……優紫クンの部屋に行って……それからずっと一緒にいたよ」

沙慈「そうなのでごわすか?」

加々美「ええ……」

加々美「昨日、小倉さんが……その、押しかけて……」

加々美「アタシ達、昨日は夜時間から朝までずっと……」

加々美「……」

那波「まあ、それって……」

小倉「そう、ボク達は深く深く、愛し合ってしまったんだ……」

小倉「ふふ、もう後戻りはできないくらいに、ね……」

加々美「そ、そんな激しくは、してないわよ……」

小倉「照れなくても良いじゃないか……」

四季ヶ原「……」

四季ヶ原「美少女が綺麗な男の子を襲う図……これは所謂逆【規制】」

米菓「四季ヶ原さん、汚いのでやめてください」


絡繰「小倉、いざこざについて教えてもらっていいか?」

小倉「ああ。ボク達が愛の契を交わしている時ね……」

小倉「アナウンスが鳴った瞬間、いきなりハッククンが乱入してきたんだよ……」

小倉「鍵を閉め忘れちゃってて……興ざめも良いところだね」

絡繰「……」

小倉「彼、ずっと聞き耳立ててたみたいでさ……不潔だね」

ハック「し、仕方無ーだろ……事故だ、事故……」

橘高「ストーカーに仕方ないも何もないだろうが」




絡繰「……とりあえず」

絡繰「2人の証言とも一致するし、一先ずハックのアリバイは証明される」

絡繰「これで、同時に小倉のアリバイも立証された」

小倉「勿論、優紫クンのアリバイもね……」

米菓ちゃん、ハックくん、小倉さんに包丁を持ち出すのは不可能……

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ(>>585-586)
【辰爾の証言】
【清掃室】
【給水停止】

橘高「残るは四季ヶ原だが……」

ハック「そ、そいつが犯人だろ……!」

ハック「オレを、やたら目の敵にしていたし……」

ハック「そ、そうやって、オレに【罪を擦り付けよう】と……(確定)」

四季ヶ原「あー、あれは純粋に、[ハックくんがいかにも怪しい]からであって……」

四季ヶ原「擦り付けの意図は微塵も無かったんだよね。ごめんね?」

李「……それは謝っているのか?」

ハック「とにかく、もう[四季ヶ原しかい無ー]だろ……」

ハック「そいつが包丁を持ち出した犯人だ……(断言)」

天草「そうですね……」

天草「公衆の面前で卑猥な発言を繰り返す……」

天草「厚顔無恥さを吟味すれば、彼女も【ストーカーの方と大差は無い】かと……」

加々美「アナタ、そんな口悪かったっけ……?」

辰爾「……いいえ、[四季ヶ原様に犯行は不可能]ですよ」


コトダマを選んで【】を論破か[]に同意しろ

↓1

正解!

稲羽「それに賛成です」



稲羽「私も、四季ヶ原ちゃんには犯行は不可能だったと思います」

橘高「何故だ」

稲羽「四季ヶ原ちゃんは、死亡推定時刻の間辰爾さんと一緒にいたんです」

辰爾「はい。先日の夜時間の事ですが……」

辰爾「わたくしは……四季ヶ原様のお部屋へ泊まらせて頂いて……」

辰爾「ですから、四季ヶ原様に犯行は不可能です!」

四季ヶ原「うん。和琴ちゃんと部屋で一晩中ね、一緒にいたよ……」

ハック「……」

加々美「アナタ、稲羽さんと関係持ってたんじゃないの?浮気ね?」

絡繰「関係?」

稲羽「いや、えーと……」

四季ヶ原「ごめん、気が多いんだ。わたし……」

沙慈「アダルティーな話でごわすな……」



橘高「そいつも包丁を持ち出していない……となると……」

橘高「残ったのは……辻垣のみだ」

稲羽「……」


辻垣さんが……包丁を?



ハック「……辻垣が包丁を持ち出したって事は」

ハック「あいつは……誰かを殺そうとしてて……」

ハック「そのまま、呼び出した誰かに反撃されて、その包丁で殺された……」

ハック「そ、そうだな、これが一番しっくりくる……は、はは……」

米菓「こ、怖いのですが……」

杯「ハックさんってやっぱり、そういう経験がおありなんですか~?☆」

ハック「ね、無ーよ……」


辻垣さんが人を……
いや、そうとは言いきれない筈だ。
だって……


>>585-586から正しいコトダマを選択しろ】

不正解……

辻垣さんの手も気になるけど……
辻垣さんに殺意が無かった根拠があった筈……



>>585-586から正しいコトダマを選択しろ】


↓1

正解!

稲羽「これです!」



稲羽「待ってください」

稲羽「遺書が……あった筈です」

辰爾「遺書……」

絡繰「筆跡も本人のものと一致する」

ハック「わ、悪かった……オレは……くっさい、腐りきった肉塊の癖に……(無)」

加々美「凄い自虐ね……」

沙慈「うーん……そうでごわすな、彼女はあの動機で動揺していた様子でごわしたし……」

沙慈「それで……思い詰めていたのでごわすな」

那波「それじゃあ……これは自殺って事になるのかしら……」

辰爾「……では、犯人なんて存在しなかったのでしょうか」


小倉「遺書の内容が嘘って可能性は?」

四季ヶ原「え?」

小倉「いざ、人を殺した後……」

小倉「『自分は自殺する気だったから、人を殺す余裕なんて無かった』……そう主張する為のさ……」

米菓「つ、辻垣さんが……?そんな事を?」

絡繰「……なら、どうして犯行現場を自分の部屋にしたんだ?」

絡繰「自分の部屋で殺害なんかしたら、自分が犯人だと示すような物だ……」

絡繰「それでは遺書をブラフとして用意する意味が無いんじゃないか?」

小倉「さぁ。ボクには分からないよ……」

絡繰「……」

天草「仮にですが……小説家の方が想定していた殺害現場が、別の場所だったとすればどうでしょう?」

加々美「別の……?」

天草「まず、小説家の方は……どこか別の場所に犯人を呼び出し、包丁で襲う……」

天草「しかし、先程ハッカーの方が仰ったように……そこで犯人の返り討ちに遭い、結果的に生を奪われてしまった……」

天草「そして、残された犯人が、彼女の死体を、彼女の個室まで移動させた……」

天草「……という事です」

米菓「は……?」


天草「つまり、小説家の方は元々別の場所で他者を殺める気だったのです」

天草「彼女の抜け殻が個室に存在していたのは、殺害後に犯人によって運ばれたから……」

天草「自室で自害したかのように見せかける為にです。そう考えると、先程機械職人の方の指摘された問題は片付きますね」

天草「小説家の方が想定していた犯行現場は、自分の部屋などでは無かったのですから……」

ハック「妄想乙」

天草「それは貴方様も変わらないかと……」

小倉「……そんなの運べそうなのと言えば……沙慈クンか李クンくらいだろうね」

李「わ、我は違うある!断じて!」

沙慈「うーん……おいも人など殺さないでごわす。それにそこまで計画を考える頭も……」

小倉「あからさまに焦ってるね……ふふ」

橘高「今この場で信用出来るのは、感情ではなく理に適った根拠のみだ」

橘高「お前達が犯人ではないという根拠を示してみろ」

李「む、むう……」

杯「ん~。どっちですかね~?どなたが、カノジョを殺しちゃったんでしょうね~☆」

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ(>>585-586)
【箱・ロープ】
【給水停止】
【那波の証言】

那波「うふふ。ちょっと待って……」

那波「辻垣さんの死体からは血が出ているし、これじゃあ運ぶ道筋にも【血の跡が残っちゃう】んじゃないかなぁ?」

杯「見当たりませんでしたね~☆」

那波「そう……それに、殺害現場が別ならどこかに【血が残っている筈】だけど……」

那波「それも見当たらなかったわ?」

ハック「そんなの、[拭いただけ]だろ……」

加々美「【雑巾か何か必要】ね……」

リーチカ「…………【血なんて拭かなくても良い】筈」

米菓「でも血痕が残ってないし……」

那波「うふふ、ハックくん、拭いた後はどうするの?」

ハック「え、ええっと……」

橘高「【洗えば済む】話だろう」

四季ヶ原「汚洗濯~」


コトダマを選んで【】を論破か[]に同意しろ

↓1

正解!

稲羽「それは違います!」



稲羽「その時、水が出なくて、使えなかったらしいんです」

橘高「何?」

那波「うふふ、そうね」

那波「昨日、顔を洗って寝ようかなと思ってたんだけど、水が出なくて……」

那波「絡繰くんに診てもらったけど……水道の問題じゃ無かったみたい」

モノクマ「はいそうです。ちょっと給水設備がエラー吐いちゃって……」

モノクマ「トイレ以外の水は全部止めることになっちゃったんだよ」

米菓「トイレ以外!?」

モノクマ「トイレが止まっちゃったら不衛生だからね。そういうのがイイって人もいるけど!」

米菓「いや、手が洗えないじゃないですか!不衛生なのですよ!」

モノクマ「仕方ないじゃないか。水不足の時は。水は有限なんだから」

絡繰「ちなみに那波とは、21時18分から21時55分まで一緒にいたぞ」

橘高「どいつもこいつも危機感が無いな……」

李「しかしさりげなく自分のアリバイを主張するとは……」

絡繰「完璧だろ?」

四季ヶ原「っていうか、時矢くんの時計って合ってるの?」

天草「数秒のズレはあるようですが、おおよそ正確ですね」

ハック「お、お前は何で断言出来るんだよ……」


小倉「じゃあ、血痕を拭いたとしても洗えないという事で良いのかな」

那波「うふふ、でもトイレで落とせないって事は無いかもしれないわ?経過した時間にもよると思うけど……」

米菓「トイレで……?本当だったら汚いのですが……」

辰爾「飲み物で洗ったのではないでしょうか?食糧庫の水を使って、血を洗い流した……といったふうに」

加々美「けど、乾くには時間が足りないんじゃないかしら?」

加々美「血を洗うなら、かなり水に晒した筈よ。だから……」

加々美「どこかに、濡れた雑巾でも衣類でも、何か残ってる筈ね……」

小倉「そうだよね……優紫クン。ふふふふ」

加々美「……」

李「血の付いたまま放置していた可能性もあるな……自分の部屋に置けば済むあるし」

四季ヶ原「だとしたら、どこかにべっちょり残っちゃってる訳だ。経血の染みの如く」

米菓「……あの、いい加減にしてほしいのですが……」


部屋に放置……
それはあり得ない筈だ。
少なくとも……

>>585-586から正しいコトダマを選択しろ】

↓1

【全員の部屋】…正解!

稲羽「これです!」



稲羽「私と四季ヶ原ちゃん、橘高さんとハックさんで全員の個室を調べましたが……それらしいものはありませんでした」

四季ヶ原「あ、そうだったね」

米菓「えっ!?鍵閉めてたのにっ!?」

四季ヶ原「開いてたよ?」

モノクマ「捜査の為だからね。全部ボクが開けておいたよ」

米菓「……」

杯「んー、アナタたちだけでですか?どさくさ紛れでショーコインメツ~☆しちゃったんじゃないですか?☆」

稲羽「いえ、私は四季ヶ原ちゃんと一緒に男子の個室を調べました。橘高さんとハックさんが女子の個室です」

稲羽「なので、証拠隠滅は無いかと……」

杯「橘高さんとハックさん……女性の部屋で?いけない匂いがしますね~」

橘高「公平さを保つためだ」

稲羽「だから、部屋に放置したのはあり得な……」



小倉「その推理には美しさが足りない……」反論!



小倉「ちょっと待って……」

稲羽「お、小倉さん……?」

小倉「そうとは限らない、だろう?」

稲羽「えっ?」

【反論ショーダウン開始!】

コトノハ(>>585-586)
【モノクマファイル1】
【リーチカの証言】
【辻垣の部屋】


小倉「部屋に放置したのはあり得ない……」

小倉「そうは言うけど……」

小倉「キミ達は部屋の中の全てをはっきりと見たのかい?」

小倉「どこかに見落としがあったかもしれないよね……」

稲羽「いえ、隅々まで探した筈です」

稲羽「それに血を拭いた物だったら、よく見えるほどの大きさだったはずです」

稲羽「でも、そんな物は……見つかりませんでした」

小倉「……」

小倉「確かに、審判とハッカーと……」

小倉「園芸弄りが趣味の子なら目は冴えてるだろうね……」

小倉「じゃあさ……【厨房で燃やした】んじゃないかな?」

小倉「情熱的に……」


正しいコトダマで【】を斬れ

↓1

正解!

稲羽「その言葉、斬ります!」



稲羽「それは無理です……厨房には米菓ちゃんが朝までずっといましたし……」

リーチカ「…………そんな物持ってきた奴がいたら分かる」

米菓「さ、さっきも言った筈なのですが……」

小倉「……」

小倉「すまないね……つい熱くなってしまって。良いところを見せたかったんだ」

稲羽「良いところ?」

小倉「優紫クンに……ね、ふふふふ。結局、駄目だった訳だけど」

稲羽「あっ……」

加々美「えっと……そんなことする必要……無いわよ?」

橘高「くだらん……」


天草「個室外に放置した可能性はありませんか」

四季ヶ原「そんなの無かったけどな」

絡繰「ああ。目撃証言が無いとおかしい」

絡繰「ボク様達は15人……一応大人数だから、捜査中散り散りに散ってた筈だし」

天草「そうですか……」

橘高「天草……貴様は捜査中に何をしていたんだ?」

天草「教会の方で瞑想を……」

橘高「このドアホ。ふざけているのか?」

天草「ホホ、巫山戯るなど……とんでもございません……」

今回はここで終了です。

ありがとうございました。書き込み間隔が遅くてごめんなさい……
次は土日になると思います。

お疲れ様でした。

こんばんは。今から始めます。
よろしければお付き合いください。


米菓「やっぱり辻垣さんの自殺……なのですか」

辰爾「それか招き入れた何方かに……考えたくは無い話ですが」

ハック「話が……堂々巡りだな……」

杯「でもですよ~。そんな迂闊な事をする人っているんですかね~?☆」

橘高「現にしていただろう。辰爾と加々美がな」

辰爾「う……」

四季ヶ原「わたしは和琴ちゃんを殺したりしてないもーん」

小倉「ボクだって、美しい人を絶やすなんて愚かな真似はしないさ……」

加々美「……」

天草「自害なさる気だったのであれば、自身が殺されるのも厭わないとお考えになったかもしれないですね……」


稲羽「……」

自殺なのか、他殺なのか……

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ(>>585-586)
【辻垣の手】
【包丁】
【辻垣の部屋】

四季ヶ原「結局どういう事だろうね?」

沙慈「そうでごわすな……」

沙慈「彼女は、【包丁を握り】……」

沙慈「【自分の喉をめがけて】、突き刺した……でごわすか」

米菓「や、やっぱり……【誰かが刺した】んじゃないのですか……?」

米菓「自分を突き刺すのって……【怖い】し……」

加々美「確かに、想像し難いわね……」

小倉「ふふふふ」

李「よくわからんが……」

李「自動包丁射出装置……」

李「[そういう装置を作った]ある……きっと」

リーチカ「…………つまり、罠」

絡繰「面白い発想だな……」


コトダマを選んで【】を論破か[]に同意しろ

↓1

正解!

稲羽「それは違います!」



稲羽「いや……辻垣さんが自分で刺した……それだけではないと思います」

沙慈「何故でごわすか?娘っこ」

稲羽「辻垣さんの手、ほとんど血がついていなかったんです」

稲羽「掌に至っては、ほとんど綺麗な状態でした。けど……」

この主張をはっきりさせる根拠は……



>>585-586から正しいコトダマを選択しろ】

↓1

正解!

稲羽「これです!」



稲羽「……包丁には、血が付着していたんです。それも……」

稲羽「血の手形です」

小倉「手形……?」

リーチカ「…………確かに。それらしいのはあった」

稲羽「はい。だから……」

稲羽「もし辻垣さんの自殺だったとしても、第三者の介入はあった……と思います」

沙慈「そうでごわしたか……」

四季ヶ原「でもなんで手形なんだろうねー」

加々美「返り血……?なら、犯人は返り血を浴びている事になるけど……」

加々美「でも、それらしいのは見つからなかった筈よね?」

絡繰「水で洗う事もほとんど不可能……出来たとして濡れた衣服の類は見つかってない……」

小倉「んー、辻垣さんの自殺で……最初に死体を発見した第三者が手を拭いてあげた……っていうのは?」

小倉「その手形も辻垣さんの物、って事で……」

リーチカ「…………」


血の手形が辻垣さんの物……
それでは説明が付けられない部分は……



>>585-586から正しいコトダマを選択しろ】

↓1

正解!



稲羽「机の上に置いてあった原稿用紙に血の手形が残っていました。うっすらと……」

稲羽「裏写りしたみたいにです。だから……」

稲羽「喉を包丁が突き刺している辻垣さんに、机の上の物に手形を付けるなんて出来なかったと思います」

小倉「……」


そして、あと1つ……
辻垣さんには不可能だった証拠品は……


>>585-586から正しいコトダマを選択しろ】

↓1

正解!

稲羽「これです!」



稲羽「それと、外に血まみれの原稿用紙が落ちていました……」

稲羽「丸めて捨ててあったんです」

橘高「……辻垣の自殺では説明がつけられんな」

小倉「じゃあ、犯人は雑巾なんかじゃなくて、それで血を拭いたんじゃないの?」

小倉「だからさっきの、辻垣さんが別の場所で殺そうとしてたっていうのも……」

小倉「有り得ない話では無くなったんじゃないかい?」

沙慈「原稿用紙くらいなら、懐に入れて隠し持てそうでごわすが……」

小倉「うーん、ボクには無理だね……。隠しようがない」

四季ヶ原「下着の中とか……」

小倉「そんな動きづらい事しないさ……」

絡繰「けど、紙で血を完全に拭き取るのは無理があると思う。拭けたとしても現場に何かしらの痕跡が残る」

絡繰「考えられるのはせいぜい……返り血を防いだくらいだろうな」

小倉「そうかい……」

加々美「それに、落ちてたのって1つだけだったしね」

絡繰「ん?1つ?」

辰爾「紙1つでは、返り血は防げないかと……思います」


杯「きっと残りは焼やして処分したんですね~。紙なら簡単に燃えちゃうから」

加々美「それってさっき小倉さんが言ってた事と同じじゃ……」

杯「ちょっと違いますね。本当は米菓さんが犯人なんですね~」

杯「食堂にリーチカさんがいたというのが、そもそも嘘なんですね~」

米菓「ひ、ひどい言いがかりっ!なのです!!!!」

リーチカ「…………」

小倉「うーん。返り血はどこへ消えたんだろうね……」

天草「怪しい挙動の方でもいらっしゃれば。手っ取り早いですね」

ハック「……」



怪しい挙動の人……

稲羽「……」

犯人かは分からない。
そもそも証言によると……時間的にその人に犯行は無理だった筈だ。けど……


【怪しい人物を指名しろ】

↓2

正解!

稲羽「あなたしかいない……」



稲羽「…………杯くん」

加々美「……えっ?」

杯「……」

稲羽「杯くん……ずっと腕を抑えてましたよね」

杯「……それが?」

稲羽「もしかして、何か……あるんですか?」

杯「んー?何もありませんよ~?☆」

杯「稲羽さん……どうしてしまったんですか?」

稲羽「……」

絡繰「確かに杯の様子は、事件発生後で変化していたようだし……」

絡繰「関係ないとは言いきれない」

杯「ええ~、絡繰さんまで……」


杯くんが犯人かは、定かじゃない……
でも、彼が何かしら関与している可能性は……


杯「……」

杯「……良いですよ、稲羽さん~☆」

杯「ワタシが犯人と言うなら……その証拠を示してみてくださいね~☆」

【ノンストップ議論開始】

コトダマ(>>585-586)
【全員の部屋】
【天草の証言】
【箱・ロープ】

杯「ワタシは昨日……」

杯「【教会に居ました】」

ハック「本当か……?」

杯「【朝までずーっと】……ですね~」

天草「……」

杯「この腕は[転んでしまって……]」

杯「少し痛かっただけです」

杯「だから、ワタシはやってない……よ~☆」


コトダマを選んで【】を論破か[]に同意しろ

↓2

正解!

稲羽「それは違います!」



稲羽「違います……よね?」

杯「……」

稲羽「確かに、天草さんと杯くんは教会にいたという証言はあります……」

稲羽「けど、天草さんは……『杯くんは途中で教会から出た』こう証言していました」

天草「そうですね」

天草「私は、昨夜は彼と共に教会に居りました……」

天草「20時頃の事でした。私は彼に人の健全な生き方を説いておりました」

天草「しかし彼は……途中で離席なされました……」

那波「うふふ、何時頃まで一緒にいたの?」

天草「22時を超えて……10分辺りですね」

米菓「2時間もやってたのですか!?」

天草「とんでもない……2時間ではさわりの部分を説く事すら到底足り得ませんよ……」

杯「……」

橘高「貴様、何故証言を騙った。言え」

杯「く」

四季ヶ原「く?」



杯「くくくくくくくくくくくくく」


杯「くくっ…………あはははははははははは~~~~っ!!!!!!!」


加々美「な、何なの……?」



杯くんは心の底から楽しそうに笑っていた。
その場の状況にそぐわない程に。



杯「そうですね。ワタシが刺したんですね」


李「お前が……」

杯「ははは~……ワタシも死にたくないので、つい……嘘ついちゃいました!☆」

四季ヶ原「じゃあ、犯人って団くん?」

四季ヶ原「……あれ、でもなんかおかしくない?」

辰爾「杯様が犯人とすると……死亡推定時刻には天草様といらっしゃったので……」

辰爾「辻垣様を殺害する事は……出来ないのですね」

杯「天草さんがワタシを庇ったんじゃないですか~?ご自分もはっきりしたアリバイが欲しくて~☆」

天草「嘘など吐いておりませんよ……」

ハック「本当か……?」

杯「皆さん?ワタシを殺しますか?」

杯「投票……投票して……ワタシを殺しますか?」

小倉「死ぬ前に聞かせてほしいんだけどさ……キミのその腕って事件とどう関係してるんだい?」

杯「ん~?☆何でしょうね?」


稲羽「……」

杯くんが包丁で刺したとして……
これまでの状況を見る限り、考えられるのは……


【選択肢】

1.殺害される前
2.殺害時
3.死後

↓1

正解!

稲羽「そうか……」



稲羽「杯くんは、辻垣さんの死後に……包丁で刺したんじゃ無いでしょうか」

小倉「死後?」

稲羽「はい……理由はまだ、分かりませんが……」

それを示す証拠も……あった筈。


>>585-586から正しいコトダマを2つ選択しろ】

↓1


稲羽「……」

あと、もう1つは……


↓1

【包丁の痕】と【首筋の圧痕】で正解でした
モノクマファイル1の記述でもいけますね……すみません……


正解!

稲羽「これです!」



稲羽「辻垣さんの喉元に……2つおかしな点があったんです」

稲羽「まず、1回刺してから……引き抜いて、もう1度刺したような痕がありました」

リーチカ「喉をこうして刺されたら、放っとけば1回でも普通死ぬ」

リーチカ「…………確実性を増す為とも言えなくない……けど」

橘高「そこまでおかしいとは思えんが」

稲羽「もう1つです。辻垣さんの首筋には……」

稲羽「何かを押し付けたような痕があったんです」

絡繰「痕……」


これって……


【選択肢】

1.殺害方法が別のものだった
2.包丁を刺すのに何か仕掛けを使用した
3.焼き印を押し付けた

↓1

正解!

稲羽「そうか……」



稲羽「ひょっとしたら……実際の殺害方法は全く別だった……」

稲羽「って、考えられるかも……知れません……」

四季ヶ原「団くんが刺したのは、理緒ちゃんが死んじゃったのと直接的には何も関係ないって事?」

稲羽「……そう、かもしれません」

李「……」

米菓「な、何で……わざわざ刺す必要が……」

絡繰「本当の死因を隠す為……だったらどうだ?死因を隠して何がしたいのかは分からないが……」

本当の死因を隠す為……
それなら……?

稲羽「杯くん……もしかしたら犯人が誰なのかも知っているんじゃないですか?」

杯「……どうですかね?☆」

天草「とりあえず、その痕が何に基づいて生じたのかはっきりさせましょうか」

【閃きアナグラム開始】


「辻垣の本当の死因は?」

こ や さ ど
う つ け ぼ

【文字を並べ替えて正しい言葉を作れ】

〇〇〇〇

↓1

正解!

稲羽「分かりました……」



稲羽「首を絞められた……」

辰爾「……!」

稲羽「首の痕から見て、死んでしまう方法……」

稲羽「考えられるのは、それくらいだと……思います」

絡繰「ああ……窒息死と書いてあったし、別の死因なら絞殺が妥当だろうな」

ハック「いや……」

ハック「首を思いっきり殴られたんじゃ無……?そして骨が折れて、喉に刺さって窒息……」

加々美「い、嫌な死に方ね……」

小倉「で、どうなんだい?杯クン」


杯「正解です」

杯「彼女は首を絞められて死んでたようですよ……」

沙慈「正解とは……」

米菓「……ふざけてるのですか?」

杯「…………くく」

杯「稲羽さん……見事ですっ!!!今のアナタ、凄く面白いですよ~!!!!」

杯「あはははははははははははははははははははははははははははははははははは」

杯「~☆」

稲羽「……」

杯「分かりました、全てお話ししましょう!☆昨日の事です」

杯「天草さんと別れたあとの事です。ワタシはある準備の為に……」

杯「食糧庫から道具を調達していました」

小倉「ある準備?」

橘高「辻垣を殺す計画では……あるまいな」

杯「ワタシが辻垣さんを殺すのは時間的に無理なんですよ☆天草さんが言うにはね」

天草「……」

杯「ですから、今回の辻垣さんが殺されてしまった事とは、何ら関係のないものです」


準備っていうのは、恐らく……


【選択肢】

1.人を殺す準備
2.漬物を漬ける準備
3.人体切断ショーの準備

↓1


稲羽「それって……ショーの準備の事ですよね?」

杯「その通り☆」

小倉「へえ、それ。ほんとにやってたんだね……」

稲羽「はい。食糧庫の箱を……部屋に運んでいたみたいです」

那波「うふふ、じゃあ食糧庫の箱を持ってったのって……杯くんだったのね」

米菓「ちょ、ちょっと杯さん……今までずっとそんな事していたのですかっ?」

杯「いえ、最近、箱は運んでませんでしたので~……久しぶりに準備しました」

杯「だからまだ2回目ですね~。空き箱では足りなかったので、仕方なく食糧を出して賄いました」

米菓「回数の問題じゃないですよ!食品を地面に置くなんて……不潔なのですっ!」

四季ヶ原「ショーって面白そうだね?ナニをするつもりなの?」

杯「ナニはしませんが……演目は秘密ですね~」

杯「で、昨日、準備に取り掛かったんです……」

杯「ワタシはその準備の最中……回廊側に寄ったんですよ。噴水の水が見えないのが気になってしまって」

杯「そうしたら、辻垣さんの部屋の前に何か落ちていたのが目に入ったんです」



杯「何でしょうね?」


それって……

>>585-586から正しいコトダマを選択しろ】

↓1

【血まみれの原稿用紙】…不正解!


杯「んー?そんなの落ちてましたっけ?」

杯「あ~。稲羽さんが犯人なんですか~?」

稲羽「……」

間違えたみたいだ……


↓1

正解!

稲羽「これです!」



稲羽「動機の封筒……でしたよね?」

杯「そうですそうです。犯人の落とし物でしょうね~」

橘高「何?」

小倉「じゃあ……キミは犯人の動機の封筒を持ってるのかな」

杯「はい。回収済みですね~」

橘高「よし。今すぐ持ち物検査をしろ」

杯「心配しなくても見せてあげますよ~☆どうぞ」

杯くんが掲げた封筒は……2枚。
このうちの1枚が、犯人の物なのか……?

天草「犯人の方は、平静では無かったようですね……」

天草「このような個人を特定しかねない証拠を残してしまうとは」

加々美「人殺すのに平静でいられる人なんて、滅多にいないと思うわ……」

ハック「そ、そのカルト教祖なら……平気で手を下せそうだけどな」

天草「……」

四季ヶ原「まあ、その時は学級裁判なんて知らされてなかったし……」

四季ヶ原「用意周到になりようも無かったんじゃないかなー」

沙慈「そうでごわすな……」

杯「じゃ、話を続けますよ~☆」


杯「ワタシは部屋の前に落ちている封筒を見て、彼女の部屋に誰かいるのではと思い……」

杯「ドアに手をかけたんです……鍵が開けっ放しでした。不用心ですね~」

小倉「……」

杯「覗いてみたら……彼女は既に殺された後でした」

杯「少し興……吃驚しましたが……傍に置いてあった包丁が目について」

杯「折角なので……突き刺してみたんです」

李「折角とは……」

杯「犯人を助けてあげる為です!」

杯「明らかに首をギュー……犯人が見つかっちゃうかもしれない!」

杯「天草さんが喋ってました……人を殺した事が知られると、何かしらのペナルティーがあると」

加々美「天草くん、そうなの?」

天草「ええ……昨夜教会の方でそのような事を。ですが……」

天草「このような形で使われるとは……思い至りませんでしたよ……」

杯「ごめんなさい!」


杯「……とにかくですね、なるべく痕跡が見つかり辛くしてあげようとしたんです……が!」

杯「血があまり出ませんでした」

リーチカ「…………死んだ後ならそうなる」

杯「なので」



杯くんは袖を捲って見せた。
そこは……




杯「血を少し分けました」




血まみれの原稿用紙で包まれていた。


杯「以上がワタシの行動の全てです」

稲羽「……」

絡繰「つまりあの手形は……」

杯「そですね。血がだらだら出てしまって……」

杯「手が血まみれになってしまったので~……手を拭いたときの物です」



米菓「こ、この人は……犯人として扱われないのですか?」

米菓「死体蹴りみたいなことをして!」

モノクマ「うん。直接的に死なせた人がクロだよ」

モノクマ「だから、現時点の判断材料では、杯クンに投票しても意味無いって事になるね」

那波「そう……」



米菓「杯さんじゃなきゃ、誰が犯人なのですか……」

ハック「ア、アリバイが無ー奴が犯人だ」

絡繰「と言ってもな。絞れるのか?」

杯「ちなみにですね、今まで誰にも喋ってませんよ……」

杯「ワタシが辻垣さんを刺した時の状況は……」

杯「準備の事もです……☆今日まで助手の方以外には、一切口外していませんよ~☆」

稲羽「えっ……?」



杯「稲羽さん」

杯「犯人……分かりましたか?」


誰が犯人、なのか……

稲羽「……」

まさか……あの人なのか……?



違うならそうであってほしい……
とにかく、今は……


【怪しい人物を指名しろ】

↓2

正解!

稲羽「あなたしかいない……」



稲羽「李さん……」

李「……」



稲羽「動機の封筒……今までどうしていましたか?」

李「……何故?」

稲羽「良いから……答えてください」

稲羽「お願いします」

李「……」

李「部屋にある筈だが……」

橘高「そんな物、杯の奴が持っている封筒を確認すればはっきりするだろうに」

杯「駄目です駄目です~、ちゃんとご自分で当ててもらわないと~」

橘高「チッ、くだらん事をしやがって」

稲羽「……李さんの封筒は、部屋になかった筈です」

李「何故断言できる……」

稲羽「……」


>>585-586から正しいコトダマを選択しろ】

↓1

正解!

稲羽「これです!」



稲羽「まず……杯くんに封筒が落ちていたっていう証言を聞いていたんです」

稲羽「……関係ないと思えなかったので……全員の部屋を調べた時、封筒の有無を確かめてみました」

四季ヶ原「うん」

四季ヶ原「部屋に封筒が無かった人は優紫くん、団くん、紅運くんだね」

四季ヶ原「あと、わたしと千代ちゃんね」

稲羽「そして、現時点でアリバイの無いと思われる人が……」


【選択肢】

1.稲羽、橘高、李、杯
2.稲羽、橘高、李、沙慈
3.橘高、杯、辰爾、沙慈

↓1

正解!

稲羽「これです!」



稲羽「橘高さん、李さん、沙慈さん、そして私……アリバイが無いのはこの4人です」

李「だから、何だというあるか……」

稲羽「アリバイのない人の中で、部屋に封筒が無いと確認されたのは……李さんだけ……なんです」

李「……」

李「……我は……勘違いしていた。もしかしたら……どこかへ落としただけかもしれない……ある」

杯「へ~、辻垣さんの部屋の前にですか?」

李「そ、そうではなくて、だな……」

小倉「じゃあ、杯クンが持ってるあれって誰のなのかな?」

小倉「李クンじゃない、別の人の物だっていうのかい?那波さんとかね」

那波「うふふ。肌身離さず持ってるわ……」

加々美「アタシもね……ほら」

那波さんと加々美さんが、全員に見えるように封筒を掲げる。


四季ヶ原「あれ?これって見せる流れ?」

四季ヶ原「あっはっは……実はわたし、落としちゃったんだよね……」

橘高「……」

杯「ん~。では四季ヶ原さんのかもしれませんね?☆」

辰爾「ですが、四季ヶ原様に辻垣様を殺害する事は出来なかった筈ですし……」

李「だ、だからと言って……サカスの持っている封筒が我の物だという確証はない!」

李「それにそんな物、我が殺したという証明になりはしない!」

橘高「その封筒の中を見ればはっきりするだろう。とっとと見せろ貴様、訴訟も辞さんぞ」

杯「駄目ですって~~!!!いやああああ~~~~」

モノクマ「こら!裁判中に席を立たない!」

天草「……」

【ノンストップ議論開始】

コトダマ(>>585-586)
【血まみれの原稿用紙】
【清掃室】
【動機の封筒】

米菓「李さんが犯人……なのですか?」

沙慈「……」

李「【そうではない】!」

小倉「そう主張するだけなら[誰にでも出来る]んじゃないかな……」

李「昨日の夜は【出歩きなどしなかった】……!」

杯「【本当ですか】~?☆」

李「う、[嘘などつかぬ]!」

四季ヶ原「紅運くんが【あの時言っていた事】っていつの事なんだろうね?」


コトダマを選ぶか【】を記憶して、【】を論破か[]に同意しろ

↓1

正解!

稲羽「それは違います!」



稲羽「……」

李「何だ……イナバ……?」

李さんがあの時言っていた事……


…………



李『サカスがロープやら箱やら集めてるみたいあるが……』

四季ヶ原『団くんが?』



…………


私が一緒にいた時の事……要するに2日目の準備の事は知らなかった?

稲羽「……」


稲羽「李さん……それならどうして」

稲羽「杯くんが箱を持ち去っていた事を知っていたんですか?」

李「……何?」

稲羽「杯くんが準備をしたのは……さっきの言い方からして、2日目と昨日の夜だけです……」

李「何もおかしくないある……我は、2日目の事を指した……それだけだ」

稲羽「いいえ。2日目は私も一緒だったんです」

四季ヶ原「そうだったの?」

稲羽「はい。でも李さんが準備の事を口にしたとき、その場に私がいたにも関わらず……」

稲羽「何故か私に話を振ろうとしませんでした」

李「……イナバがサカスといた事は知らなかった。見逃しただけ……じゃないあるか」

杯「ん~?あの時べったりでしたけどね……助手さんですし」

加々美「え?……助手!?」

杯「そですね~。部屋の前までご一緒してましたよ?」


杯「ん~。どして昨日の事……知ってたんですかね?」

杯「不思議ですね?」

李「それは……人づてに、聞いただけだから……」

橘高「ではどいつに聞いたというんだ?そこをはっきりして見せろ」

李「ぐ……」

李さん……さっきから余裕が無い。
やっぱり……

稲羽「李さん……出歩いていた、んですよね……」

小倉「……動機の封筒を落としてきた事に気づいて、回収しに戻ったって所かな」

小倉「杯クンの気配に気づいて、隠れでもしたんだろうね」

李「……」

李「違う……」


李「違う……我は断じて犯人などでは無い……」

李「ツジガキを殺しなどしない!」

稲羽「……!」

切羽詰まった表情だ……
李さんが犯人だという証拠を……示さなきゃ……

【理論武装 開始】


李「我は何もしていない……!」

李「そもそも……」

李「封筒の有無やらサカスを見たやら……」

李「そんな物は根拠としてはあまりにも弱い!」

李「我は人など殺さない……」

李「絶対に……」


李「我が犯人だという【はっきりした根拠はどこにもない】!」



  の痕

跡    イ
  ンク


【文字を並び替えて言葉を示せ】


正解!

稲羽「これで……終わりです」




稲羽「李さん……」

これはきっと……突発的な犯行だ。
だから、犯人の体に痕跡が残っているとしたら……

稲羽「腕……見せてください」

稲羽「それで、はっきりさせましょう」


いつか聞いた事がある……
首を絞めた時に、手首に抵抗された証として、傷が残ると。

賭けだった。
そこに何の痕跡も無ければ意味がない。


李「……」


李さんが袖を捲る。
手首に……小さな機械が括りつけられていた。


李さんの手首に、傷痕なんて無かった。

代わりに、黒い染みが擦れていた…………




米菓「あ、あれって……?」

稲羽「辻垣さんの懐で零れて……染みていた、インク……です」

絡繰「……」

稲羽「そんな物が付くのは……辻垣さんに触れた証拠なんです」


天草「一旦事件をまとめましょうか……」

天草「そこに矛盾点が見つからなければ……投票という事で」


天草「幸運の方……お手数ですがお願い致します」

稲羽「……」

【クライマックス推理 開始】

ACT.1
今回の事件は、きっと【1】によって引き起こされた物だったんです。
犯人は【1】の件で動揺していたんだと思います。
そんな時に、どうしてか分かりませんが……犯人は何かのきっかけで【2】さんの部屋を訪れました。

ACT.2
犯人は【2】さんの部屋へ入ると、そのまま……彼女の首を絞めあげたんです。
その時は、学級裁判なんて発表されていなかった……
だから、ほとんど計画性のない、突発的な犯行だったんだと思います……。
犯人は、【2】さんの懐で零れた【3】が付着したまま部屋を出ました。
そして部屋から出た犯人は、気が動転していたのか【1】の封筒を落としてしまったんです。

ACT.3
その後第三者……そう、【4】くんが現れました。
彼はショーの準備の最中でしたが、【2】さんの部屋の前に【1】の封筒が落ちているのを見て
【2】さんの部屋を覗いてしまいました。
そこでは既に殺された【2】さんの死体だけが残されていたんです。
【2】さんには、首を絞められた痕がくっきり残っていました。
彼は【2】さんが予め持ち出していた【5】を、あろう事か殺されていた彼女の首に突き立てて……。

ACT.4
けど、その時は死後時間が経っていて……思うように【6】が出ませんでした。
そこで杯くんは、その【5】で自分の腕を切って、【6】を偽装したんです。
【2】さんの死因を、扼殺ではなく刺殺に見せかける為に……
そうやって、事件の撹乱を図ったんです。

ACT.5
こうして私達の前に、喉を【5】で刺された【2】さんの死体が現れる事になったんです。


インク/杯/動機/李/辻垣/包丁/ナイフ/モノクマ/血/



【正しい言葉で【】を埋めろ!】
1
2
3
4
5
6

↓1

不正解…

稲羽「……」

あと少し……


ACT.4
けど、その時は死後時間が経っていて……思うように【6】が出ませんでした。
そこで杯くんは、その包丁で自分の腕を切って、【6】を偽装したんです。
辻垣さんの死因を、扼殺ではなく刺殺に見せかける為に……
そうやって、事件の撹乱を図ったんです。


×インク/×杯/×動機/李/×辻垣/×包丁/ナイフ/モノクマ/血/



【正しい言葉で【】を埋めろ!】
6.???


↓1

正解!

稲羽「これが事件の全てです……」



【クライマックス推理】

ACT.1
今回の事件は、きっと動機によって引き起こされた物だったんです。
犯人は動機の件で動揺していたんだと思います。
そんな時に、どうしてか分かりませんが……犯人は何かのきっかけで辻垣さんの部屋を訪れました。

ACT.2
犯人は辻垣さんの部屋へ入ると、そのまま……彼女の首を絞めあげたんです。
その時は、学級裁判なんて発表されていなかった……
だから、ほとんど計画性のない、突発的な犯行だったんだと思います……。
犯人は、辻垣さんの懐で零れたインクが付着したまま部屋を出ました。
そして部屋から出た犯人は、気が動転していたのか動機の封筒を落としてしまったんです。

ACT.3
その後第三者……そう、杯くんが現れました。
彼はショーの準備の最中でしたが、辻垣さんの部屋の前に動機の封筒が落ちているのを見て
辻垣さんの部屋を覗いてしまいました。
そこでは既に殺された辻垣さんの死体だけが残されていたんです。
辻垣さんには、首を絞められた痕がくっきり残っていました。
彼は辻垣さんが予め持ち出していた包丁を、あろう事か殺されていた辻垣さんの首に突き立てて……。

ACT.4
けど、その時は死後時間が経っていて……思うように血が出ませんでした。
そこで杯くんは、その包丁で自分の腕を切って、血を偽装したんです。
辻垣さんの死因を、扼殺ではなく刺殺に見せかける為に……
そうやって、事件の撹乱を図ったんです。

ACT.5
こうして私達の前に、喉を包丁で刺された辻垣さんの死体が現れる事になったんです。



それでも……辻垣さんを殺した犯人は、
あなた、なんですよね……【超高校級の拳法家】、李紅運さん……


COMPLETE!


李「はは……」

李「しくじった、な……」

橘高「認めるのか。貴様が犯人だと」

李「……ああ」


モノクマ「議論の結論が出ましたか?じゃあ、投票タイムに行っちゃいましょうか」

モノクマ「オマエラ、お手元のスイッチを押して投票してください」

モノクマ「ちなみに投票放棄するような奴は……後は分かるね?」



                  【VOTE】

               【李】【李】【李】

                  GUILTY


                  チャッチャー





               【学級裁判 閉廷】

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
明日のお昼に続きます。

お疲れ様でした。

昨日更新できませんでした。ごめんなさい
木曜に2章まで進めると思います。

今から進めます

モノクマ「はい!大正解です!」

モノクマ「今回、辻垣理緒さんを殺したのは……李紅運クンなのでしたー!」

李「……」

何かの間違いだったらよかった。
李さんが辻垣さんを殺した事も……
……辻垣さんが殺された事も全て。


加々美「本当にそのコが……?」

モノクマ「うん。紛れもなく事実だよ」

杯「うぅ……李さん、人を殺すなんて……血も涙もないんですね……」

小倉「それはキミもだろう?」


モノクマ「李クンに人間の道理とか求めても無駄だよ。だって人間じゃないもん!」

李「……!」

ハック「てめーが……言うのかよ……(失笑)」

リーチカ「…………熊の癖に。しかも喰えない」

モノクマ「うるさいな!」

絡繰「ちょっと待て。人間じゃないっていうのは……どういう意味で言ってるんだ?」

モノクマ「うぷぷ……そのままの意味だよ」

モノクマ「そいつは……上手く人間に化けて、正体を偽ってる卑怯者なんだ」

天草「勿体ぶらずに要点をお願い致します」

モノクマ「はい。簡単に言うと李クンは……」








モノクマ「死んでいるんだ」







稲羽「……」

え……?

四季ヶ原「あはは…………え?」

米菓「で、でも、今こうして目の前に……」

李「……」

モノクマ「ショックで口もきけなくなってしまった、李クンに代わってボクから説明してあげましょう」

モノクマ「クロの身の上話っていうのもお約束だしね……」

加々美「何の話よ!」

モノクマ「細かいことは気にしなくていいの」


稲羽「……」

え……?

四季ヶ原「あはは…………え?」

米菓「で、でも、今こうして目の前に……」

李「……」

モノクマ「ショックで口もきけなくなってしまった、李クンに代わってボクから説明してあげましょう」

モノクマ「クロの身の上話っていうのもお約束だしね……」

加々美「何の話よ!」

モノクマ「細かいことは気にしなくていいの」


モノクマ「……李クンは幼い頃、ポックリ逝っちゃったんだ。疫病に罹ってね」

モノクマ「しかしご両親は李クンの死体を持て余していました」

モノクマ「そんな、今にも蛆虫が沸きそうな李クンの死体は……」

モノクマ「ある老人に売られていきました。今現在、李クンが師としている人物です」

モノクマ「そうする事で、李クンのご両親は金を得て、老人は被検体を得ることが出来た……win-winの関係だね」

モノクマ「その老人は、表向きは拳法の師範として活動してるけど……裏では人には言えないヤバイ研究ばかりしていたらしいよ」

絡繰「……」

モノクマ「そいつは李クンの死体を弄くって弄くって弄くって……見事蘇らせることに成功したんだ」

李「お前……何故そこまで知って……」

モノクマ「オマエラの事で、ボクが知らない事なんて無いんだよ」

モノクマ「あ、今、自分は関係ないって顔してるやつ……ボクはオマエの事も全部分かってるんだからね……」


辰爾「死体を蘇らせるなんて……そ、そんな事が」

モノクマ「どうもその老人には可能だったらしいね。死体の状態が良かったんじゃない?」

モノクマ「よくわかんないけど……使い物にならなくなった細胞や臓器を別のもので補えば何とかなんじゃない」

モノクマ「これってタブーに触れるような物だけどね……天草クンはどう思う?」

天草「ご期待に沿えず申し訳御座いませんが……私共に言える事はありませんね」

モノクマ「あっそう。……とにかく、そうして今の李クンがいるってわけ」

モノクマ「以上、説明おしまい」

稲羽「……」


知らなかった。
李さんにそんな事があったなんて、今の今まで……


絡繰「李……今の話は事実なのか?」

李「ああ……確かに我は一度死んでいた」

李「……老師に拾われたことは、我にとっての幸運だった」

モノクマ「うぷぷ、辻垣さんも哀れだよ……」

モノクマ「本来なら死んでなくちゃいけない奴の勝手な都合で、自分の人生途絶えさせられちゃったんだから」

モノクマ「それってもう、幸運なんかじゃなくて……不運だよね。その老いぼれがオマエを生かした事ってさ……」

李「……」

モノクマ「ま、彼女も死にたがってたみたいだけど」

モノクマ「っていうか!幸運なら稲羽さんがいるし!」


杯「李さんはゾンビだったんですね~」

杯「ゾンビが人間に……牙を剝いたわけですね~」

李「……そうだ。我は、あの写真を見て……どうしようかと思っていた」

李「老師が危機的状況で……打開する方法も出ず、結局何も出来なかったあるが」

沙慈「……」

李「そんなときに……ツジガキに会って。部屋に呼ばれた」

李「ツジガキの名誉の為に言うが……あいつは誰かを[ピーーー]気など無かった」

李「あいつは本当に……自害する気だったある」

李「だが、ツジガキは我に言った。『私を殺したければ[ピーーー]と良い』と……」

李「だから……我は迷いなく殺した」

那波「……そう……なの」

天草「確かに……扼殺にも拘らず、抵抗の痕跡が無い辺り……合意の上とも受け取れるでしょうね」


ハック「お、お前……包丁があったのに、何でわざわざ首を絞めたんだ?」

李「……より容易な手を取った」

ハック「……」

小倉「ま、キミなら絞め[ピーーー]方が早いのかもね……。その方が血も出ないし」


李「我は……老師を見殺しにするわけにはいかなかった。まだ碌に恩義に報いていない……」

李さんは一つ一つ言葉を漏らした。……最早何の覇気も感じられなかった。


橘高「……合意の上だろうと、貴様のした事は人間の持つべき道理に背いている」

橘高「貴様は辻垣や師の存在にかこつけて、殺人を正当化しているだけの……クズだ」

李「……そう……あるな」


モノクマ「じゃ、そろそろ良い頃合いなので……おしおき行こうか」

加々美「お、おしおきって……」

モノクマ「そう、処刑です!」

稲羽「……っ!」

“処刑”という言葉が、漸く現実としてはっきり突き付けられる。
そうだ……李さんはこれから、殺される……


稲羽「ま、待って……」

稲羽「や、やめて……やめてください!」

モノクマ「ん?」

那波「そうね……モノクマちゃん。これ以上、人を死なせるのは……ね?」

モノクマ「……」

モノクマ「駄目です。そういう決まりですから」

モノクマ「っていうか彼、一回死んでるんだしもう一回死ぬくらいどうって事無いでしょ?」

稲羽「お、お願いです、やめてくださ……」


李「もう良い」

稲羽「っ!」

李「我が甘かった。人命を天秤にかけるような事……許される筈が無かった」

李「すまない。……もう手遅れだが」

稲羽「李、さん……」



李「だから……せめて……」

稲羽「えっ――――」


李さんが証言台の上に飛び乗り……モノクマの元に飛び移った。

李「――――破ッ!!!」

モノクマ「え、ちょっ…………!?」

そのまま間髪入れずモノクマに蹴りを入れる。蹴り飛ばされたモノクマは地面へ落ちていく。

モノクマ「ねえ、ちょっと!この期に及んで抵抗する気……!?どれだけ生き汚いのさ!?」

李「何とでも言えばいい!だが……お前だけは絶対に……ッ!!!」

李さんは素早い動きで拳を極め、蹴りを入れる。
モノクマは怯んではいる。けど、全然壊れる様子はなかった。


李「お前は!!!お前は!!!お前は!!!お前はッ!!!!!!!!」

モノクマ「痛いよっ……暴れないでよ!そ、んなっ、激しく……っ、しないで!」


李さんはそれでも攻撃をやめない。延々とモノクマを殴り続ける。
湧き出る憎悪を叩きつけるように。


私たちは……気圧されて動けずにいた。


モノクマ「って、いうか!そ、そんなの効くわけ無いじゃん!」

李「がっ……!」

リーチカさんの時と同じ槍が、李さんの両腕を貫いた。
李さんの動きが止まる。

モノクマ「もうっ!さっさとおしおき行くよ!」

モノクマ「今回は、超高校級の拳法家である李紅運クンの為に……スペシャルなおしおきを用意しました!」

李「く……くそっ……」

モノクマ「それでは、はりきっていきましょう!」

モノクマ「おしおきターイム!」



李「お、お前を殺さなければ――――」






          【GAMEOVER】
       リクンがクロにきまりました。
        おしおきをかいしします。





どこからか現れた首輪が、その場から李さんを引きずり出す。
李さんが連れてこられたのは……儀式の道具が置かれ、太極図の書かれた薄暗い部屋。
蝋燭の火だけがゆらゆら揺らめいている。

――――――――――――――――――――――――――――――――


【現代的・僵尸退治】超高校級の拳法家李紅運処刑執行


――――――――――――――――――――――――――――――――

李さんは木製の台の前に座らされて、首と胴を中央の柱に括り付けられている。
台に併せて腕の関節に釘を打たれ、腕をまっすぐに固定されている。
抵抗しようにも、李さんはその場から離れる事が出来ない。

そこに、道士の姿をしたモノクマが現れる。

モノクマは、『糯米』と書かれたガトリング砲のようなものを構える。
そこから、熱した細かい鉄の玉を李さんの体に撃ちつける。

米粒程度の大きさで赤く煌めいているそれは、じわじわと李さんの素肌を焼いていく。
発砲音と、肉の焦げる音が繰り返し響いていく。
李さんは固く目を閉じて耐えているが、モノクマは狂ったように玉を撃ち続ける。
次第に勢いと発射速度が増していき、モノクマは辺り一面を一掃する勢いで激しく乱射し続ける。


……やがて玉が切れ、モノクマによる銃撃は終わる。
李さんは、顔や手が焼け爛れ、所々の肉が露出している。
辛うじて息をしている状態だった。


モノクマは止めに、李さんの胸に杭を突き刺した。


最後にモノクマは火を放つ。
李さんの姿はもう見えず……後に見える物は燃え盛る炎だけだった。


モノクマ「いやっほぅ!エクストリーーームッ!!!!」

米菓「ひえっ……ひええええええっ!!!」

ハック「」(死)

那波「李くん……」


李さんは……私達の見ている前で殺された。


モノクマ「ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!!!!!!!!!!!!」


私は嘲笑うモノクマに、何かを訴える事もできなかった。
それほど、目の前で起きた事は現実離れしていて……残酷だった。


沙慈「惨い事を……」

天草「貴方様は碌な死に方をなさらないでしょう」

モノクマ「それがおしおきなんだから仕方ないじゃん!」

モノクマ「それにしても……酷い目に遭ったよ。もう少し労わってくれないと……」

モノクマ「ボクの体を直すのだって馬鹿にならないんだから……」

小倉「キミが壊れようがどうでもいいけどね……」

モノクマ「少し口が過ぎるんじゃないかなぁ?」


杯「モノクマさん……Excellentですね~。すごく過激なショーでした~!」

モノクマ「お、杯クン。絶望的過ぎてイッちゃった?」

杯「絶望?????????????????何のことか分かりませんね~」

モノクマ「あっそ!つまんない」

モノクマ「……」

モノクマ「……あー、オマエラもう帰っていいよ。裁判は終わったしね」

モノクマ「ああ、そんなに白けなくても、オマエラの為にもちゃんとおしおきを用意してあるから!」

モノクマ「ボクは親切なクマだからね!」

絡繰「どこがだ……」

モノクマ「うぷぷ、だからこれからも遠慮はいらないよ!……どんどん殺って殺って殺りまくっちゃっていいよ!」

モノクマ「アーッハッハッハ!」

モノクマは一方的に言い捨てて、その場から消え失せた。


稲羽「……」


私達はしばらくの間無言だった。
何をいう事があるのか分からなかったから。


橘高「……杯、貴様のした事は立派なルール違反だ。事件の攪乱……これは公平性を欠く行為だ」

橘高「おまけに死体の損壊など……道徳的にも大きく反している」

杯「え~。でも~☆ 面白くなりましたよね?」

加々美「どこも面白くないわよ……」

杯「それは確かに、辻垣さんは悪い人では無かったですし……皆さんが怒るのも分かりますよ~」

杯「でもですよ、あの時カノジョはもう死んでいたんですよ!李さんが殺しちゃったせいで!」

杯「李さんが殺してなければ……ワタシは辻垣さんを壊したりしませんでしたよ……」

米菓「う、嘘ばかり……!」

杯「いーえ。しません。だってそれじゃあ、辻垣さんの部屋に入る機会だって無いですし~」

杯「たまたま李さんが辻垣さんを殺したから……加えて言うなら、たまたま李さんが封筒を落としちゃったせいですね~」

杯「あははは~っ」

杯くんは本当に、状況にそぐわない程にこやかに笑っていた。
それが酷く不気味に見えた。


橘高「貴様……許されると思うなよ」

杯「え~……許されないとどうなってしまうんですか?」

四季ヶ原「卑猥な拷問とか……」

橘高「アホか貴様は?そんな事して何の意味がある」

橘高「……杯、貴様を拘束する。二度とあんなくだらん真似が出来んようにな」

四季ヶ原「拘束……」

橘高「黙れ」

杯「ん~、ちょっと不便ですね~」

杯「でもまあ、したければご自由にどうぞ~。それも楽しそうですし~☆」




リーチカ「…………」

小倉「もう帰ろうか……。ここにいたって仕方がないし」

天草「そうですね。人には時に休息を享受し、思考する時間も必要となるものです。……人はそうして思考を重ね……また一歩と前」

小倉「ごちゃごちゃうるさいな……」

稲羽「……」


その後どうしたのかは覚えていない。

気が付いた時には、私は自分の部屋で横になっていた。



【稲羽の部屋】


稲羽「……」


辻垣さんと李さんが亡くなった。




……もう微動だにしない辻垣さんを、私はこの目で見た。
李さんの絶命する瞬間をはっきり見た。


稲羽「うっ……」

稲羽「う、うぅ……」


どうしようもない遣る瀬無さだけが残って
私は泣きじゃくるしか……


ピンポーン


稲羽「っ?」

ごめんなさい

とりあえず

>>733
>>736
>>743
>>747-748
>>751
>>753
>>755
>>757
>>759
>>761
>>763
>>766
>>768
>>770
>>777-778
>>780
>>782
>>784
>>786

が本文になります。

また後日お願いします。


ありがとうございます。
すみません、終わる前に安価お願いします。

【安価】

(>>66>>71から一人選択)
↓1

あ、訪問者の安価でした。説明不足ですみません……




稲羽「はい……」

ガチャ

絡繰「よ」

稲羽「か、絡繰くん……」


絡繰「……」

絡繰「ちょっと心配になって……な」

稲羽「……」

絡繰「大丈夫か」



1.辻垣
2.李
3.その他(自由安価)

↓1


1選択


稲羽「……」

絡繰くん……心配して来てくれたんだ。

絡繰「あ、悪い……」

稲羽「いえ……」

泣いてたから……少し恥ずかしいけど……

稲羽「……絡繰くん」

絡繰「……ん」

稲羽「辻垣さん……自分で死ぬ事を選ぶほど、追い詰められていたのに……」

稲羽「私……何もできませんでした」

絡繰「……」

稲羽「あの日……私、会いにいってたんです。辻垣さんに」

稲羽「それ、なのに……」

絡繰「……」


絡繰「お前のせいじゃない」

絡繰「……と、ボク様は思うぞ」

稲羽「っ」

絡繰「その時の選択で何が起きるかなんて……分からないものだ」

稲羽「……」

絡繰「ボク様も……辻垣には出来れば死なない道を選んで貰いたかったけどな」

絡繰「稲羽……あんまり自分を責めなくても良い」

絡繰「辻垣……それに李を止められなかったのは……ボク様も同じなんだ」

稲羽「絡繰、くん……」

稲羽「……」

稲羽「ありがとうございます……」

絡繰「すぐに落ち着けっていうのは無理な話だと思うけど……」

絡繰「少しでも気持ちが落ち着いたら、な。ボク様も嬉しい」

稲羽「はい。……えへへ」


絡繰「じゃあ。また明日」

稲羽「はい……」






絡繰くんと別れて……

その日は……そのまま眠った。

何もかも忘れるように。


【???】

???「……」

???「ひひ……」

???「あんた……そんなに――――を殺したいのかい?」

???「……」

???「だがねぇ……――――はただでは殺されないからねぇ。あんたも分かっている筈さ」

???「ぐ……ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!!」






【CHAPTER1】気まぐれな悪意

END

残り人数…14人


To Be Continued……





【INFO】
アイテム【没原稿】【符呪の札】を手に入れました。



【没原稿】
辻垣の未発表の作品。
ある男の生から死までの生涯が濃密に書かれている。

【符呪の札】
勅令>陏身保命と記された、色褪せたお札。
これを貼れば意のままに操れるということはない。


1章終了です。

ここまでお付き合い頂き、本当にありがとうございました。
後日次スレを立てたいと思います。
とりあえず、このスレの残りは小ネタ用になると思います。



最後に、死亡した辻垣さんと李さんの料理の腕の判定をします。
時間のある時、よろしければお願いします。

それでは、お疲れさまでした。



辻垣↓1 李↓2 のコンマ

辻垣…03
李…64


ありがとうございました!
明日もしかしたら続くと思います。

改めてお疲れさまでした。


それと注文が多くてすみません、
ここまでで、印象が薄い人がいたら教えて頂けると嬉しいです。
では

乙です
皆キャラ立ってると思うけど、強いて挙げるなら辰爾さんかな

しかし3か……

自分も辰爾さんかな
性格的にしょうがない部分もあるけど

次スレ立てました。
【安価】ロンパ(β) 四季ヶ原「part2ー」【オリロンパ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491930547/)

明日の19~20時あたりに続くと思います。
引き続き、よろしければお願いします。


>>812 >>813 >>814
ありがとうございます。

やっぱり辰爾さんは薄いですね……申し訳ないです……。
これから改善していけたらなと思います。今頃軌道修正出来るのか不安ですが……


辻垣さんの料理の腕が想像以上に低かったのはちょっと面白かったです

正直橘高と天草あたりも目立ってはいたけれど印象に残らない地味さだと思う

>>816
引き続きありがとうございます。
その2人ももう少し上手く書けるようにしたいです……


ここまで安価&読んでいただき本当にありがとうございます。
19時に次スレの方を更新するので、よろしければお願いします。
とりあえず、辻垣さんのおしおきを貼ります。


書斎のような部屋。
辻垣さんは机に向かっている。机の上には、何も書かれていない原稿用紙が置かれている。
辻垣さんは、腕をアーム状の機械に固定されている。

――――――――――――――――――――――――――――――――


     【自伝】超高校級の小説家辻垣理緒処刑執行


――――――――――――――――――――――――――――――――

辻垣さんの後ろから、モノクマが何かを訴える。

『自分の生まれてから、死ぬまでの出来事を書いてください。※完全ノンフィクション』

辻垣さんはすらすらと筆を進める。
ただ、それを書いているのは辻垣さんではない。機械が辻垣さんの腕を動かしているだけだった。
辻垣さんの意思とは関係なく、原稿に文字が書かれていく。

辻垣さんは休むことも許されず、機械に腕を動かされ続ける。

モノクマが後ろから何かを騒ぎ立てる。
耳障りながなり声が続き、インクの瓶を投げつけられる。辻垣さんは頭を強く打つ。
モノクマはことある毎に何かを投げつける。辻垣さんの表情からは、疲弊が見て取れる。

延々とそれが続く。

……唐突に、機械が止まった。

残すところはあと……これから自分がどのように死んでいくのかを書くだけ。

死に方を自分で考えろという事なのか。
辻垣さんは固まってしまっている。何を書けばいいのか分からない様子だった。

……業を煮やしたモノクマが、辻垣さんを後ろから巨大なペンで突き刺した。

辺りに飛び散る血飛沫。
辻垣さんは結局自分の最期を書くことができず、
機械をゴーストライターとした粗悪な小説だけが残された。

昨日予告した通りに更新してませんでした。すみません……
朝ですが安価の所まで進めました。時間のあるときにお願いします。

連投すみません……今日か明日の夜続くと思います

【???】

※もしもコロシアイが起きていなかったら

モノクマ「中々コロシアイが起きない……ん?」

モノクマ「うわっ絶望病だ! 何で!?」

モノクマ「これは、感染者の脳味噌がぶっ壊されて、絶望的におかしくなってしまう病気じゃないか!(説明口調)」

モノクマ「うわぁ! 大変だ!(棒)」

モノクマ「どんな絶望的な状況になってるのか覗いてみよっと」







【CHAPTER×××】絶望病





【稲羽の部屋】

稲羽「うーん……」

いつものように、奇妙な部屋で目が覚める。

……この部屋にも、すっかり馴染んでしまいました。

ここの寝床もシャワーも……はじめは新鮮だったけど、今ではもう慣れたものです。

稲羽「……」

やっぱりウサギは可愛いなあ。

稲羽「……い、いや、そうじゃなくて」

この生活、いつまで続くんだろう……

【食堂】

食堂を訪れる。

今日は人の集まりが良くない気がします。

稲羽「おはようございま……」

米菓「ああ、稲羽さん! 無事で良かったのです!」

入って早々……米菓ちゃんが駆け寄ってきた。

米菓ちゃんは何故か嬉しそうに私の腕を持ち、ぶんぶんと強く降る。

稲羽「べ、米菓ちゃん? どうしたんですか?」

米菓「それが……まだ何人か来ていなくて……それで、ここ、殺し合いが始まってたりとか考えちゃって……」

天草「御安心ください。皆様の生命の波動は感じられます」

辻垣「それって科学的根拠とかあるのかな? 辻垣は身を乗り出す。そうする事で天草君からの答えを……」

杯「……」

杯「……つまらない」

稲羽「え?」

杯「つまらない……ですね。アナタ達の喋ってる事もつまらないですし、毎日毎日同じ事の繰り返し……」

杯「顔ぶれだって全く同じ……つまらなすぎて死にそうです。ていうかむしろ早く……死にたいです」

杯「ワタシの肉を引き裂いて欲しいです。ぐっちゃぐちゃぐちゃに……」グサグサグサ

杯くんは手にしていたナイフで、自身の腕を一心不乱に突き刺し始めます。

それでも一つも面白くなさそうでしたが、止める事なく続けています。

天草「道化師の方は、先程からあのような行動を繰り返しております」

稲羽「杯くん、やめて……!」

杯「あ~あ~、稲羽さんって本当につまらない人ですね~……」グサグサグサ

辻垣「しかしどういう心境の変化があったのか興味深いね」

辻垣「一日でここまで変わるなんて」

リーチカ「…………ちょっと良い」

リーチカ「料理に肉を入れたのは…………誰?」

稲羽「え? リーチカさんって肉好きでしたよn」

リーチカ「は? 動物を殺して捌くなんて許されない」

稲羽「……」

リーチカさんは無表情だったが、言葉には明確な殺意を込めていた。

少なくとも、それは察する事が出来ます。

リーチカ「…………今すぐ供養して、やった奴は半殺し」

杯「うわ……そんなつまらない事で……」グサ

四季ヶ原「ま、待ってよ……わたし、肉が無いと死んじゃうよ……」

リーチカ「黙れ草でも喰ってろ。喰えないのなら勝手に[ピーーー]」

四季ヶ原「草を食べる……! そ……そんなの許されないよ? 植物を[ピーーー]なんて……」

稲羽「し、四季ヶ原ちゃん……?」

四季ヶ原「ほんとに人間って愚かだね……。これだから人間は困るよ。どいつもこいつも馬鹿でさぁ!」

四季ヶ原「地球の全てを掌握してるとか、そんな勘違いしてるんじゃない?」

四季ヶ原「その内植物が知性を持った時……真っ先に、今度はお前たちが支配されるだろうねぇ! あははぁ!」

辻垣「うん……SFチックな設定」

天草「動植物は神が与えてくださった恵みです、人間も動物も植物も、生けるものは皆食物連鎖の上に成り立っております、故に……」

米菓「いえ、ここは間をとってパンを食べればよいのですよ! ね?二人とも?」

米菓「お肉もお野菜も入っていないプレーンなパンなのです、沢山焼いてきましたのです!」

米菓「ささ! どうぞ!」

四季ヶ原「うわぁぁ、麦を殺して捏ね繰り回したものを食えなんて……」

米菓「へ?」

四季ヶ原「人間こそ、粉微塵になればいいのに」

リーチカ「鶏の卵を混ぜ込んで丸めた挙句喰らうなんて外道。お前の肉は何れ獣の糧としてやろう」

四季ヶ原「そっか、そうしてそこの人間の残骸は、植物達の養分になるんだね」

米菓「そ、そこまで言われるなんてぇぇ!!!」

モノクマ「やあ」

稲羽「モノクマ?」

天草「何用でしょう」

モノクマが現れます。

相変わらず神出鬼没なクマさんです。

モノクマ「あーちょっとね……頭おかしくなった奴いるじゃない?」

辻垣「ああ、杯君とリーチカさんと四季ヶ原さんがおかしいかな」

辻垣「あと天草君……は元々だよね」

天草「私は至って正常ですよ。脳波にも異常は御座いません」

モノクマ「天草クンは知らないけど、他の奴らは絶望病っていう、恐ろしい奇病に罹ってしまったんだ」

稲羽「ぜ、絶望病?」

モノクマ「感染者の性格が変わってしまう病気で、とある虫を媒介として感染してしまうんだ」

モノクマ「人によって症状が違うんだ、例えば……」

辻垣「なるほど。杯君は憂鬱病、四季ヶ原さんは植物愛護病、リーチカさんは動物愛護病……ってところだろうか?」

モノクマ「大体その通りだね。でも台詞取らないでよ」

米菓「わ、分かりましたよ? こ、これってあんたの仕業なのですね?」

モノクマ「いや、ボクじゃないよ」

稲羽「え?」

モノクマ「誰かが、菌をばら撒いてしまったんだ!」

米菓「ど……どうせあんたでしょー! 米菓達にいつもいつも変な事ばかり……」

モノクマ「違うってば! 嘘だと思うなら確かめてきてよ」

稲羽「……」

天草「他の方々も、このような状態になってしまわれている可能性が御座いますね」

天草「ここは私がどうにか保たせますので、何方か他の方の様子も確認お願いします」

稲羽「は、はい!」

辻垣「うん、人格変幻の病か……ネタになりそうな話、私も行こうっと☆」

天草「ではパン屋の方、御一緒にこちらでお願い致します」

米菓「うわーん! 米菓には手に負えないのですー!」

【廊下】

李「……」

廊下に出ると、李さんが床に倒れていました。

稲羽「李さn……」

李「……」ガブガブ

小倉「い……痛い……やめ……」

稲羽「」

よく見たら、小倉さんを押し倒していました。

稲羽「(これって絵面的にアウトなのでは?)」

辻垣「なるほど、彼はキョンシーという訳か。興味深い資料だね」

辻垣「この状況を文章に表すとしたらこうだな。まずは……」

辻垣「キョンシーは少女の首筋に歯を立てる。愛情の存在しない、遠慮のない行為。まだ僅かなあどけなさを残す少女は恥辱に体を震わせ……」

李「うがー」ガリ

小倉「ボ、ボクの体に口をつけて良いのは優紫クンだけ……」

李「あー」ゴリゴリ

小倉「いやあああー! 痕つけないで!」

辻垣「そうだね、キョンシーには糯米が効果的っていうのが定説だね。他に……」

稲羽「か、解説してる場合じゃ!」

辰爾「おらぁ!」バゴン

李「ぐああああ」

辰爾「悪霊退散! 滅しろ! 消えろ!」ドスッドスッ

李「」

辰爾「ふぅ……小倉様、ご無事ですか?」

小倉「あ……ありがと」

辰爾「全く恐ろしい化け物です。わたくしにお任せください」

辰爾「この死に損ないは火炎放射器でバーベキューです」チャキ

小倉「そうしてくれると嬉しいかな」

稲羽「だ、駄目です、そんな事したら死んじゃいますって!」

稲羽「っていうかその武器何なんですか!?」

辰爾「橘高様から拝借致しました」

辰爾「橘高様は武器を用いて殺し合いを起こすとか……仰ってましたよ」

稲羽「え!?」

辰爾「ですがどうでも良い事……でしたね。てめーらかなり萎びてるようですし……景気づけに一発演奏してやりましょうか」

辰爾「イキますよ、お前らぁ!!!!!!」ギュイーン

辻垣「ギターなのね」

稲羽「は、早く橘高さんを止めないと……」

【王座の間】

沙慈「橘高くん、よすでごわす。今すぐ武器を下して……」

橘高「黙れ、俺はやると決めたらやる」

橘高さんが、重々しい武器を構えて沙慈さんを狙っている。

稲羽「橘高さん!!!!」

橘高「チッ」

稲羽「こ、殺し合いを起こすなんて! やめてください!」

辻垣「というか……そんな物騒な物、ここには無かったよね? どこから持ってきたのだろう?」

橘高「簡単な話だ。裏ルート(モノクマ)から調達した」

稲羽「……」

橘高「貴様にも見られるとはな。これで見逃してはもらえんか?」

稲羽「な、なんですかこれ!?」

辻垣「うん、凄い札束だ……ここまでの金額は原稿料でも貰った事が無い」

橘高「ふん、弱小作家め」

辻垣「まあ、そこは認めるとして……どこからこんな金を」

沙慈「賄賂なんて橘高くんらしくないでごわす、考え直すでごわす!」

橘高「ガタガタ抜かすな。貴様にもくれてやるから。次の試合で負けてくれ」

沙慈「八百長は相手がおらんと成りたたんでごわすが……」

橘高「李か……辰爾にでも相手してもらえばいいだろう?」

橘高「少しはその無駄な贅肉の詰まった脳を働かせてみたらどうだ」

沙慈「おいと李くんでは分野が違うでごわす……辰爾の娘っこは何故出てきた?」

橘高「良いから黙って受け取れ、このグズが!」

沙慈「断る!」

辻垣「彼はどうやら、ただ不正する事だけに傾倒するようになったようだ」

辻垣「不正病だね」

橘高「不正ではない。これはあくまで勝つための戦略だ」

稲羽「……」

辻垣「しょうがないね。危ないから縛っておこうか」

橘高「おい、やめろ」

辻垣「よいではないかー」

橘高「うわあああ」

【清掃室】

絡繰「……」

稲羽「絡繰くん!?」

辻垣「ハードなプレイだ」

絡繰くんの全身は痣だらけでした。

その状況とは裏腹に、絡繰くんは一切痛みを感じる素振りを見せていなかった。

稲羽「ど、どうしたんですか!?」

絡繰「……ああ、そこのハンマーでな。腕と脚を潰されてしまって碌に動けない」

辻垣「絡繰時矢は平然としている。何も無かったのか? ……違う。確かに彼の全身には青黒い痕が残っていて」

辻垣「それは暴力を想起させるものだった。……それなら、彼は不感症なのか? 稲羽は混乱している。これは一体ど」

稲羽「い、痛くないんですか?」

絡繰「まあ、痛いぞ」

辻垣「ん……痛みか。興味深い。偏に痛みと言っても、種類というものが……」

那波「うふふふ」

稲羽「!?」

声のした方を向く。那波さんが、お皿に盛られた料理を持ちこちらを見つめている。

その目には、生気が無いように見えた。

那波「赤ちゃんらしくなった……ね? ご飯を持ってきたわ」

辻垣「なるほど、満足に動けないようにした上でお世話をしたがるのか。怖いね」

辻垣「とりあえず命名しよう。お世話病」

那波「うふふ……? はい、あーんして?」

絡繰「お、おい、ボク様は赤子じゃないと言っているだろ……?」

那波「そうじゃないでしょ……? 人間は皆赤子から始まるのよ?」

那波「うふふ、だからね、もともとみーんな赤ちゃんなの。私にとっては皆可愛い子なの、うふふ」

絡繰「な、何言ってるんだ……」

那波「口移しにしましょうか……? うふふ……」

絡繰「うわ、そ、それはかなりまずい! よせ!」

那波「よさないわ~。うふふ」

辻垣「……」

辻垣「……あの……良かったら私にも、そういう事……してくれないかな?」

那波「えー……?」

辻垣「うん。口移しに加えて……母乳なんかも飲ませて貰えたらありがたい」

稲羽「つ、辻垣さん!?」

辻垣「勘違いしないで欲しい。何も私は自分の性的欲求を満たしたい訳じゃない」

辻垣「あくまで、赤子の気持ちを体感する為の取材の一環……」

辻垣「これは性欲ではない、純然たる知的好奇心による行動だ」

辻垣「困惑する稲羽さんに、自分の目的を述べる」

稲羽「いや、だからって……え????」

那波「良いわよ?」

那波「で、も、母乳はだ~め。これはもう、私だけのものじゃ無くなったの」

那波「だからダメよ。うふふ」

辻垣「随分興味深い言い回しだね?」

那波「うふふ?」

辻垣「さ、絡繰君は稲羽さんと今のうちに……逃亡なり何なり好きにするんだ」

絡繰「お前は?」

辻垣「私はこのテーマをじっくり取材したいからね」

辻垣「他の人を見れないのは残念だけど……後の事は君達に任せよう」

稲羽「……」


【廊下】

清掃室から出た後で、絡繰くんにここまでのあらましを説明していった。

稲羽「…………という訳で……」

絡繰「なるほどな、那波がおかしくなったのはそういう事なのか」

稲羽「だと思います。他にも何人か……」

加々美「……ん~?」

加々美「何してんの~?」

稲羽「加々美さん?」

加々美「ねえねえお二人さん、これどう? ハッピーになれるわよ~」

稲羽「粉……?」

加々美「たりらりら~ん、あひゃひゃひゃ」

加々美さんは呂律が回っておらず、若干ふらふらしている。

……ん?

絡繰「おい、それってアレな薬じゃないか?」

稲羽「ええ!? や、やっぱりアレですか?」

絡繰「おい加々美、そんな物吸うな!」

加々美「ど~してかしら? うひゃひゃひゃひゃ」

絡繰「しょうがないな!」

絡繰くんはポケットからレンチを取り出し、加々美さんに向けて投げつける。

加々美「きゃんっ!」

レンチは加々美さんの顔面に直撃し、加々美さんはそのまま後ろ向きに倒れる。

加々美「うーん……あら、アタシは何を?」

加々美「か、絡繰クン? どうしたのよ?」

絡繰「話はあとだ。とりあえず今は……ぐえっ」ゴキッ

絡繰「あ、ボク様もう駄目だ。悪いけど先に行っててくれ」

稲羽「そ、そんな……!」

加々美「どうしてこんな事に……あ、そういえば」

加々美「ハッククンが変な物をばら撒いてたわね。何かは覚えていないんだけど……」

稲羽「……?」

絡繰「嫌な予感がするな……様子を見てきてくれないか?」

加々美「分かったわ……あっ、小倉さんは?」

稲羽「小倉さん……? 李さんに噛まれていました」

加々美「噛まれ……え?」

【教会】

ハック「(笑)」

加々美「きゃああ! 何やってるのよ!」

ハックさんが、スプレーで得体の知れない粒子を散布していた。

ハック「ああ? 言っておくがこれはワームじゃ無ー……ウイルスだ。れっきとしたな(笑)」

稲羽「ワーム……? ミミズ?」

言っている意味はよく分からなかった。

けど、今のハックさんは、今まで過ごしていた中で一番楽しそうに感じられた。

ハック「加々美……折角くれてやったウイルスをどうしたんだよ?(怒)」

加々美「あ、あれって薬じゃなくて菌だったの!?」

ハック「ああ……? どっちでもいいだろうが(失笑)」

ハック「電子世界、ネットワークだけじゃ無ー……」

ハック「三次元世界でも、生物の体内器官をウイルスで侵し尽くす……(笑)」

ハック「これこそ、超高校級のハッカーたる姿だと思わ無ーか?(笑)」

加々美「最早、ハッカーでもなんでもない気がするんだけど……」

天草「幸運の方」

稲羽「あ、天草さん?」

天草さんが背後に現れた。

突然すぎて思わずよろめく。

天草「絶望病は発熱を引き起こし、また感染性の強い病だそうです」

天草「感染した方には、早急に治療を施さなければなりません」

天草「こちら、対絶望病用のウイルスです」

加々美「なにそれ、どこにあったの……」

橘高「裏ルートから調達した。金を積んだらすぐに寄こしたぞ」

稲羽「……」

天草「彼は先程芋虫のように這いつくばっておりましたので、お連れしました」

天草「それでは。……えい☆」ブシュ

ハック「うわ……ゲホッ! ゲホッ!(笑)」

―――――

―――




結論から言うと、絶望病は完治した。

【食堂】

李「……すまなかったある」

小倉「……」

李「気のすむまで……我を殴ってほしい! さあ!」

李さんは謝り倒しだった。小倉さんはやっぱり怒っている。

小倉「そんな事する程、キミなんかに興味ないよ……」

小倉「それより、優紫クンに埋めて貰わないと。部外者の痕跡をね……」

李「う、すまないー……」

加々美「もうそのくらいで許してあげなさいな。ごめんなさいね、李クン」

加々美「小倉さんも……ほったらかしにしてごめんね」

小倉「うう……優紫クン。早くボクを清めて欲しいっ!」

李「か、変わり身が怖いある……」

絡繰くんは全治3週間程の怪我で、全身に包帯を巻いている。

那波「ごめんね、絡繰くん」

絡繰「絶望病のせいだろ?それに、ボク様は気にしてないぞ」

那波「そっか……しばらく、私が色々と手伝ってあげるわね。はい、あーん」

絡繰「ん」

那波「うふふ、美味しい?」

絡繰「ああ」

那波「良かった。あっ、次はこっち………………」

辻垣「よくトラウマにならないね。彼」

辻垣「しかし今回、ネタに出来そうな話をいくつか得る事ができた」

辻垣「あとはこれらをじっくり吟味して……うん、私的には絶望病様様という感じだった」

辰爾「何故でしょう……昨夜の記憶が無くなってます」

辰爾「随分荒れていたような気がしますが……」

四季ヶ原「荒れた和琴ちゃん……? 良いね。ぐへへ」

辰爾「四季ヶ原様……そんな、卑しい叔父様のような笑い方はー!」

四季ヶ原「ああ、ごめん」

リーチカ「…………野菜が嫌い?」

四季ヶ原「いや、好きだよ。……口の中で、咀嚼されていく植物達は実に興奮する」

四季ヶ原「そうして、ボロボロに砕かれてしまった植物を」

四季ヶ原「胃液で更に嬲るのがあー! いやらしいね!」

辰爾「し、四季ヶ原様、おやめくださいー!」

リーチカ「…………」

辰爾さんはあの時の記憶が飛んでいるようだった。

四季ヶ原ちゃんはいつも通りに戻った。リーチカさんもいつも通り無表情でいる。

橘高「……」

天草「貴方様の罪は赦されます。御気に病む事は御座いません」

沙慈「そうでごわす、そもそも絶望病……とかいう病気でなってしまっただけでごわしょ?」

杯「ねえねえ、ワタシにも賄賂ってやつしてくれませんか? ははは~?☆」

橘高「……」

杯「橘高さ~ん? どうしました~?」

沙慈「さ、杯くん……煽るような事はやめておくでごわすよ」

橘高「……」

橘高「……沙慈……俺をしばいてくれ」

沙慈「ううむ、橘高くんの気が晴れるのなら……ドスコイ!」バチーン

橘高「ぐ……もっとだ」

沙慈「ドスコイ! ドスコイ! ドスコイ!」バチバチバチバチ

杯「ああああ!!! 沙慈さんの弾力あるお手が橘高さんのお顔を弾いて……Funny! 面白すぎます!!! あははははははは!!!!」

橘高さんは自分のしてしまった事が一番許せないようだった。

杯くんは元に戻った。特に何も思ってないようだ。ただ、腕の傷が凄く痛々しい。

米菓「ハックさん。災難でしたのです」

ハック「……」

米菓「ですが、菌はダメなのですよ菌は。汚いのです!」

ハック「オレのせいじゃ無ーだろ……」

米菓「それはそうなのですが……あ、病気が治ったお祝いに、ハックさんの為のパンを焼いたのですよ」

ハック「……何だこれ?」

米菓「ヌードルパンなのです。勿論清潔第一として焼き上げましたのですよ」

米菓「具材としてカップヌードルを詰め……」

ハック「なあ、そ、そりゃ食い合わせが悪く無ーか……?」

米菓「味は保証するのですよー」

【廊下】

稲羽「……」

皆の絶望病は、無事に治った。

稲羽「良かったでs……うわっ」ズベッ

稲羽「い、いたた……バナナの皮……? うぐっ!」ガンッ

稲羽「今度はタライ……? どうしてこんなものが?」

モノクマ『ウーウー、えまーじぇんしー! えまーじぇんしー!』

モノクマ『ただいま城内に、蜂が侵入しております!』

モノクマ『蜂は興奮状態で、手の施しようがありません!』

モノクマ『刺されるとアナフィラキシーを起こし、苦しんだ末に死亡してしまうでしょう!』

モノクマ『うぷぷ、早急に避難するように!』

稲羽「えっ……」

蜂「ブ~ン」

稲羽「ひやああああ!」

モノクマ『更に、火山性有毒ガスが発生しております……! くれぐれも注意を払ってください!』

稲羽「う、ゲホ……何でですか~!!!!!」

辻垣「今度は稲羽さんが絶望病に罹ってしまったのか……」

辻垣「名付けて不運病……」


紫雲ゆあ

奈良敬子

琴美

石見原学園 三年二組
いわみはらがくえん さんねんにくみ□□

男 子
01 綾川 雄也 (あやかわ・ゆうや)
02 石田 成明 (いしだ・なりあき)
03 遠藤 広光 (えんどう・ひろみつ)
04 柏原 史郎 (かしわばら・しろう)
05 金目 新□ (かなめ・しん)
06
 木村 涼夜 (きむら・りょうや)
07
 小藤 竜馬 (こふじ・りょうま)
08
 五味 昌平 (ごみ・しょうへい)
09
 瀬戸口 香 (せとぐち・きょう)
10
 外堀 仁□ (そとほり・じん)
11
 寺田 星太 (てらだ・せいた)
12
 西 圭吾□ (にし・けいご)
13
 榛名 真楠 (はるな・まくす)
14
 八尾 隆盛 (やお・りゅうせい)
15
 吉川 拓磨 (よしかわ・たくま)


女 子
01 浅野 茜里 (あさの・あかり)
02 井上 奈央 (いのうえ・なお)
03 礎 めいこ (いしずえ・めいこ)
04 植村 梨花 (うえむら・りか)
05 神田 琴□ (かんだ・こと)
06 酒田 志保 (さかた・しほ)
07
 柴崎 佐織 (しばさき・さおり)
08
 島 ミトシ □(しま・みとし)
09
 津川 未来 (つがわ・みらい)
10
 中尾 瑠璃 (なかお・るり)
11
 楡 美咲□ (にれ・みさき)
12
 早田 塔子 (はやた・とうこ)
13
 比嘉 菜穂 (ひが・なほ)
14
 村上 飛鳥 (むらかみ・あすか)
15 四日坂 栞 (よっかざか・しおり)

(今作では、有馬孝太郎、加藤龍一郎、澤部淳一、 須田雅人、冨澤学、江藤渚、久住梨華、曽根みなみ、橘亜美、細谷理香子)
 しかし、成績がある一定を保てないと、特待生としての資格がなくなり、免除もなくなる。また、特待生は辞退することも可能。(佐伯希美は入学時にこれを辞退)

瀬戸内海に浮かぶ観光名所と知られる春立島。
今日も観光客でにぎわっていた。
そんな島に4人のロックを愛する青年達がいた。
ここ大東亜共和国ではロックは御法度。
だから、ひっそりとロックを楽しむことしかできなかった。
ある日、彼らは春立島がプログラムの実施会場に選ばれたことを知る。

プログラム・・・
大東亜共和国で行われている戦闘実験である。
全国の中学3年のクラスから無作為に選び出し、
最後の一人になるまでクラスメイト同士殺し合いをさせる。
生き残ったただ一人が家路につくことができる。
そんな残酷なゲームが行われていた。

4人の青年達は断じて許せなかった。
故郷が血に染められてしまうことを。
そんな4人はある決心をする。

島の住人、プログラム対象クラス、担当教官、様々な視点から
プログラムを見つめる、恐らく一番オリバトらしくないオリバト。


神奈川県立上那賀中学校3年クラス名簿
女子 男子
1 橘川 あやの
(きっかわ・あやの) 赤坂 浩太
(あかさか・こうた) 1
2 小林 橙子
(こばやし・とうこ) 石塚 弘之
(いしづか・ひろゆき) 2
3 瀬田 遥
(せた・はるか) 大川 聡史
(おおかわ・さとし) 3
4 曽我 千鶴
(そが・ちづる) 加藤 清
(かとう・きよし) 4
5 戸津川 麻里
(とつがわ・まり) 北村 真人
(きたむら・まこと) 5
6 内藤 さやか
(ないとう・さやか) 佐々木 一彦
(ささき・かずひこ) 6
7 原田 梢
(はらだ・こずえ) 寺元 仁
(てらもと・じん) 7
8 檜山 真澄
(ひやま・ますみ) 早川 晃
(はやかわ・あきら) 8
9 山本 祥子
(やまもと・しょうこ) 保崎 直人
(ほさき・なおと) 9
10 渡辺 沙織
(わたなべ・さおり) 吉田 大介
(よしだ・だいすけ) 10

男子五番 塩屋凌(しおや・りょう)

身長 161cm
体重 50kg
誕生日 3月19日(魚座)
血液型 O
部活動 空手部
友人 唐崎麻人
竜野基
(幼馴染トリオ)
愛称 凌、シオ
出身小 山吹小学校
家族 祖父・祖母・父・母・兄
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★★

★★★★☆

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★★
竹を割ったようなさっぱりとした性格。空手の影響か、声が大きい。
裏表がなく、一時のいざこざを引きずるようなこともしないため、人と仲良くなるのが早い。
いじめを見つければ割って入ることも多いが、喧嘩は強くなく返り討ちに遭うことも。
過去には鷹取宏直と殴り合いの喧嘩をして負けたこともあるが、今では仲の良い友人。
昔から、からかわれやすい唐崎麻人や竜野基を護ってきた。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data

男子五番 塩屋凌(しおや・りょう)

身長 161cm
体重 50kg
誕生日 3月19日(魚座)
血液型 O
部活動 空手部
友人 唐崎麻人
竜野基
(幼馴染トリオ)
愛称 凌、シオ
出身小 山吹小学校
家族 祖父・祖母・父・母・兄
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★★

★★★★☆

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★★
竹を割ったようなさっぱりとした性格。空手の影響か、声が大きい。
裏表がなく、一時のいざこざを引きずるようなこともしないため、人と仲良くなるのが早い。
いじめを見つければ割って入ることも多いが、喧嘩は強くなく返り討ちに遭うことも。
過去には鷹取宏直と殴り合いの喧嘩をして負けたこともあるが、今では仲の良い友人。
昔から、からかわれやすい唐崎麻人や竜野基を護ってきた。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data



Chapter2 醜い希望の子 (非)日常編



『コロシアイ遊園生活・六日目』


 ピンポンパンポーン

モノクマ『校内放送です。オマエラ、朝です! 朝ですよ! 早く起きて、コロシアイをして下さい!』

 床間木の死と名幸の死から一夜明け……僕は食堂へと向かっていた。
 食堂に入る前、僕は表情を作る。
 黒幕の、表情を。



 ???

 夜時間……一つの人影が立つ。

??「ヒヒッ!」
??「ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ!」
??「ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ!」

 暗闇の中、不気味な笑い声が響いた……。



出席番号 1

超高校級のドラマー 相桐木 蘭

「あぁ...あ...あぅ...よろしくお願いします...」

「極度の人見知り」
人と話すのが苦手で混乱することもある。

「実力派」
ドラムを叩くときは人が変わったようになる。

【備考】
ゴスロリ



出席番号 2

超高校級の幸運 今槻 エイル

「あぁ、気にしないで。僕がやっておくからさ。」

「心が広い」
どんな大事でもだいたい笑って許してくれる。

「才能への嫌悪」
才能が嫌いらしく、才能に頼らない。

【備考】
金髪

教頭先生のいう通り、チャイムが鳴っても伊藤先生は教室に来ない。

生徒だけで話し合えという事。

「先生が監視してないって本当かな?

信じられないよ」

「転校したい……だけど、私の為に、両親がお金を払ってくれるとは思えないよ」

「校長先生はいい人そうだよね?

青葉学園変わるかな?

電話もメールも出来るし」

スマホのTOP画面は今までの青葉学園アプリだけではなく、検索サイトが表示されている。

ただ、ツィッターやライン、フェイスブックはフィルタリングがかかっているせいで利用出来ない。

それでも、メールや電話が出来るだけ、今までよりまし。

「池谷や佐藤、殺されたんだよな?

俺、死にたくない」

「バカ! そんな話が先生達に聞こえたら殺されるぞ」

柴田君の言葉を森村君が注意している。

本当に先生が聞いていないのかどうかわからない。

もし、この教室に監視カメラがあれば、青葉学園の悪口を言えば、ペナルティになるはず。

みんなと本音で話し合いたい。だけど、危険すぎる。

県横浜市県立江田原高等学校2年C組

男子 出席番号 女子
青木 規近(あおき のりちか) 1 井端 梓(いばた あずさ)
荒木 信也(あらき しんや) 2 上園 麻紀(うえぞの まき)
石嶺 直輝(いしみね なおき) 3 金澤 美奈子(かなざわ みなこ)
葛城 武弘(かつらぎ たけひろ) 4 桐山 美緒(きりやま みお)
喜田 龍一(きだ りゅういち) 5 栗原 奈々(くりはら なな)
久保田 亮(くぼた あきら) 6 小坂 愛(こさか あい)
早乙女 仁(さおとめ じん) 7 佐久本 麗(さくもと りん)
芝草 尚(しばくさ ひさし) 8 神野 舞(じんの まい)
杉本 剛(すぎもと ごう) 9 [スペランカー] 栄子(たむら えいこ)
館山 義(たてやま ただし) 10 辻本 春菜(つじもと はるな)
堂上 宏雄(どのうえ ひろお) 11 中東 雪菜(なかひがし ゆきな)
成瀬 隆久(なるせ たかひさ) 12 那須野 明日美(なすの あすみ)
沼田 孟(ぬまた はじめ) 13 野口 真央(のぐち まお)
能登 隆志(のと たかし) 14 常陸 夕紀(ひたち ゆき)
林 啓助(はやし けいすけ) 15 福浦 真理子(ふくうら まりこ)
彦野 直隆(ひこの なおたか) 16 藤川 陽子(ふじかわ ようこ)
穂坂 和巳(ほさか かずみ) 17 堀 理沙(ほり りさ)
三瀬 泰広(みせ やすひろ) 18 前田 志野(まえだ しの)
宮本 達哉(みやもと たつや) 19 三國 友里(みくに ゆり)
山井 祐一(やまい ゆういち) 20 向島 恵理奈(むこうじま えりな)
以上、男子20名・女子20名 計・40名

県横浜市県立江田原高等学校2年C組

男子 出席番号 女子
青木 規近(あおき のりちか) 1 井端 梓(いばた あずさ)
荒木 信也(あらき しんや) 2 上園 麻紀(うえぞの まき)
石嶺 直輝(いしみね なおき) 3 金澤 美奈子(かなざわ みなこ)
葛城 武弘(かつらぎ たけひろ) 4 桐山 美緒(きりやま みお)
喜田 龍一(きだ りゅういち) 5 栗原 奈々(くりはら なな)
6 小坂 愛(こさか あい)
早乙女 仁(さおとめ じん) 7 佐久本 麗(さくもと りん)
芝草 尚(しばくさ ひさし) 8 神野 舞(じんの まい)
杉本 剛(すぎもと ごう) 9 [スペランカー] 栄子(たむら えいこ)
館山 義(たてやま ただし) 10 辻本 春菜(つじもと はるな)
堂上 宏雄(どのうえ ひろお) 11 中東 雪菜(なかひがし ゆきな)
成瀬 隆久(なるせ たかひさ) 12 那須野 明日美(なすの あすみ)
沼田 孟(ぬまた はじめ) 13 野口 真央(のぐち まお)
能登 隆志(のと たかし) 14 常陸 夕紀(ひたち ゆき)
林 啓助(はやし けいすけ) 15 福浦 真理子(ふくうら まりこ)
彦野 直隆(ひこの なおたか) 16 藤川 陽子(ふじかわ ようこ)
穂坂 和巳(ほさか かずみ) 17 堀 理沙(ほり りさ)
三瀬 泰広(みせ やすひろ) 18 前田 志野(まえだ しの)
宮本 達哉(みやもと たつや) 19 三國 友里(みくに ゆり)
山井 祐一(やまい ゆういち) 20 向島 恵理奈(むこうじま えりな)
以上、男子20名・女子20名 計・40名

県横浜市県立江田原高等学校2年C組

男子 出席番号 女子
青木 規近(あおき のりちか) 1 井端 梓(いばた あずさ)
荒木 信也(あらき しんや) 2 上園 麻紀(うえぞの まき)
石嶺 直輝(いしみね なおき) 3 金澤 美奈子(かなざわ みなこ)
葛城 武弘(かつらぎ たけひろ) 4 桐山 美緒(きりやま みお)
喜田 龍一(きだ りゅういち) 5 栗原 奈々(くりはら なな)
6 小坂 愛(こさか あい)
早乙女 仁(さおとめ じん) 7 佐久本 麗(さくもと りん)
芝草 尚(しばくさ ひさし) 8
杉本 剛(すぎもと ごう) 9 [スペランカー] 栄子(たむら えいこ)
館山 義(たてやま ただし) 10 辻本 春菜(つじもと はるな)
堂上 宏雄(どのうえ ひろお) 11 中東 雪菜(なかひがし ゆきな)
成瀬 隆久(なるせ たかひさ) 12 那須野 明日美(なすの あすみ)
沼田 孟(ぬまた はじめ) 13 野口 真央(のぐち まお)
能登 隆志(のと たかし) 14 常陸 夕紀(ひたち ゆき)
林 啓助(はやし けいすけ) 15 福浦 真理子(ふくうら まりこ)
彦野 直隆(ひこの なおたか) 16 藤川 陽子(ふじかわ ようこ)
穂坂 和巳(ほさか かずみ) 17 堀 理沙(ほり りさ)
三瀬 泰広(みせ やすひろ) 18 前田 志野(まえだ しの)
宮本 達哉(みやもと たつや) 19 三國 友里(みくに ゆり)
山井 祐一(やまい ゆういち) 20 向島 恵理奈(むこうじま えりな)
以上、男子20名・女子20名 計・40名

県横浜市県立江田原高等学校2年C組

男子 出席番号 女子
青木 規近(あおき のりちか) 1 井端 梓(いばた あずさ)
荒木 信也(あらき しんや) 2 上園 麻紀(うえぞの まき)
石嶺 直輝(いしみね なおき) 3 金澤 美奈子(かなざわ みなこ)
葛城 武弘(かつらぎ たけひろ) 4 桐山 美緒(きりやま みお)
喜田 龍一(きだ りゅういち) 5 栗原 奈々(くりはら なな)
6 小坂 愛(こさか あい)
早乙女 仁(さおとめ じん) 7 佐久本 麗(さくもと りん)

杉本 剛(すぎもと ごう) 9 [スペランカー] 栄子(たむら えいこ)
館山 義(たてやま ただし) 10 辻本 春菜(つじもと はるな)
堂上 宏雄(どのうえ ひろお) 11 中東 雪菜(なかひがし ゆきな)
成瀬 隆久(なるせ たかひさ) 12 那須野 明日美(なすの あすみ)
沼田 孟(ぬまた はじめ) 13 野口 真央(のぐち まお)
能登 隆志(のと たかし) 14 常陸 夕紀(ひたち ゆき)
林 啓助(はやし けいすけ) 15 福浦 真理子(ふくうら まりこ)
彦野 直隆(ひこの なおたか) 16 藤川 陽子(ふじかわ ようこ)
穂坂 和巳(ほさか かずみ) 17 堀 理沙(ほり りさ)
三瀬 泰広(みせ やすひろ) 18 前田 志野(まえだ しの)
宮本 達哉(みやもと たつや) 19 三國 友里(みくに ゆり)
山井 祐一(やまい ゆういち) 20 向島 恵理奈(むこうじま えりな)
以上、男子20名・女子20名 計・40名

県横浜市県立江田原高等学校2年C組

男子 出席番号 女子
青木 規近(あおき のりちか) 1 井端 梓(いばた あずさ)
荒木 信也(あらき しんや) 2 上園 麻紀(うえぞの まき)
石嶺 直輝(いしみね なおき) 3 金澤 美奈子(かなざわ みなこ)
葛城 武弘(かつらぎ たけひろ) 4 桐山 美緒(きりやま みお)
喜田 龍一(きだ りゅういち) 5 栗原 奈々(くりはら なな)
6 小坂 愛(こさか あい)
早乙女 仁(さおとめ じん) 7 佐久本 麗(さくもと りん)

杉本 剛(すぎもと ごう) 9 [スペランカー] 栄子(たむら えいこ)
館山 義(たてやま ただし) 10 辻本 春菜(つじもと はるな)
堂上 宏雄(どのうえ ひろお) 11 中東 雪菜(なかひがし ゆきな)
成瀬 隆久(なるせ たかひさ) 12 那須野 明日美(なすの あすみ)
沼田 孟(ぬまた はじめ) 13
能登 隆志(のと たかし) 14 常陸 夕紀(ひたち ゆき)
林 啓助(はやし けいすけ) 15 福浦 真理子(ふくうら まりこ)
彦野 直隆(ひこの なおたか) 16 藤川 陽子(ふじかわ ようこ)
穂坂 和巳(ほさか かずみ) 17 堀 理沙(ほり りさ)
三瀬 泰広(みせ やすひろ) 18 前田 志野(まえだ しの)
宮本 達哉(みやもと たつや) 19 三國 友里(みくに ゆり)
山井 祐一(やまい ゆういち) 20
以上、男子20名・女子20名 計・40名

県横浜市県立江田原高等学校2年C組

男子 出席番号 女子
青木 規近(あおき のりちか) 1 井端 梓(いばた あずさ)
荒木 信也(あらき しんや) 2 上園 麻紀(うえぞの まき)
石嶺 直輝(いしみね なおき) 3 金澤 美奈子(かなざわ みなこ)
葛城 武弘(かつらぎ たけひろ) 4 桐山 美緒(きりやま みお)
喜田 龍一(きだ りゅういち) 5 栗原 奈々(くりはら なな)
6 小坂 愛(こさか あい)
7 佐久本 麗(さくもと りん)

杉本 剛(すぎもと ごう) 9 [スペランカー] 栄子(たむら えいこ)
館山 義(たてやま ただし) 10 辻本 春菜(つじもと はるな)
堂上 宏雄(どのうえ ひろお) 11 中東 雪菜(なかひがし ゆきな)
成瀬 隆久(なるせ たかひさ) 12 那須野 明日美(なすの あすみ)
沼田 孟(ぬまた はじめ) 13
能登 隆志(のと たかし) 14 常陸 夕紀(ひたち ゆき)
林 啓助(はやし けいすけ) 15 福浦 真理子(ふくうら まりこ)
彦野 直隆(ひこの なおたか) 16 藤川 陽子(ふじかわ ようこ)
穂坂 和巳(ほさか かずみ) 17 堀 理沙(ほり りさ)
三瀬 泰広(みせ やすひろ) 18 前田 志野(まえだ しの)
宮本 達哉(みやもと たつや) 19 三國 友里(みくに ゆり)
山井 祐一(やまい ゆういち) 20
以上、男子20名・女子20名 計・40名

県横浜市県立江田原高等学校2年C組

男子 出席番号 女子
青木 規近(あおき のりちか) 1 井端 梓(いばた あずさ)
荒木 信也(あらき しんや) 2 上園 麻紀(うえぞの まき)
石嶺 直輝(いしみね なおき) 3 金澤 美奈子(かなざわ みなこ)
葛城 武弘(かつらぎ たけひろ) 4 桐山 美緒(きりやま みお)
喜田 龍一(きだ りゅういち) 5 栗原 奈々(くりはら なな)

7 佐久本 麗(さくもと りん)

杉本 剛(すぎもと ごう) 9 [スペランカー] 栄子(たむら えいこ)
館山 義(たてやま ただし) 10 辻本 春菜(つじもと はるな)
堂上 宏雄(どのうえ ひろお) 11 中東 雪菜(なかひがし ゆきな)
成瀬 隆久(なるせ たかひさ) 12 那須野 明日美(なすの あすみ)
沼田 孟(ぬまた はじめ) 13
能登 隆志(のと たかし) 14 常陸 夕紀(ひたち ゆき)
林 啓助(はやし けいすけ) 15 福浦 真理子(ふくうら まりこ)
彦野 直隆(ひこの なおたか) 16 藤川 陽子(ふじかわ ようこ)
穂坂 和巳(ほさか かずみ) 17 堀 理沙(ほり りさ)
三瀬 泰広(みせ やすひろ) 18 前田 志野(まえだ しの)
宮本 達哉(みやもと たつや) 19 三國 友里(みくに ゆり)
山井 祐一(やまい ゆういち) 20
以上、男子20名・女子20名 計・40名

県横浜市県立江田原高等学校2年C組

男子 出席番号 女子
青木 規近(あおき のりちか) 1 井端 梓(いばた あずさ)
荒木 信也(あらき しんや) 2 上園 麻紀(うえぞの まき)
石嶺 直輝(いしみね なおき) 3 金澤 美奈子(かなざわ みなこ)
葛城 武弘(かつらぎ たけひろ) 4
喜田 龍一(きだ りゅういち) 5 栗原 奈々(くりはら なな)

7 佐久本 麗(さくもと りん)

杉本 剛(すぎもと ごう) 9 [スペランカー] 栄子(たむら えいこ)
館山 義(たてやま ただし) 10 辻本 春菜(つじもと はるな)
堂上 宏雄(どのうえ ひろお) 11 中東 雪菜(なかひがし ゆきな)
成瀬 隆久(なるせ たかひさ) 12 那須野 明日美(なすの あすみ)
沼田 孟(ぬまた はじめ) 13
能登 隆志(のと たかし) 14 常陸 夕紀(ひたち ゆき)
林 啓助(はやし けいすけ) 15 福浦 真理子(ふくうら まりこ)
彦野 直隆(ひこの なおたか) 16 藤川 陽子(ふじかわ ようこ)
穂坂 和巳(ほさか かずみ) 17 堀 理沙(ほり りさ)
18 前田 志野(まえだ しの)
宮本 達哉(みやもと たつや) 19 三國 友里(みくに ゆり)
山井 祐一(やまい ゆういち) 20
以上、男子20名・女子20名 計・40名

県横浜市県立江田原高等学校2年C組

男子 出席番号 女子
青木 規近(あおき のりちか) 1 井端 梓(いばた あずさ)
荒木 信也(あらき しんや) 2 上園 麻紀(うえぞの まき)
石嶺 直輝(いしみね なおき) 3 金澤 美奈子(かなざわ みなこ)
葛城 武弘(かつらぎ たけひろ) 4
喜田 龍一(きだ りゅういち) 5 栗原 奈々(くりはら なな)

7 佐久本 麗(さくもと りん)

杉本 剛(すぎもと ごう) 9 [スペランカー] 栄子(たむら えいこ)
10 辻本 春菜(つじもと はるな)
堂上 宏雄(どのうえ ひろお) 11 中東 雪菜(なかひがし ゆきな)
成瀬 隆久(なるせ たかひさ) 12 那須野 明日美(なすの あすみ)
沼田 孟(ぬまた はじめ) 13
能登 隆志(のと たかし) 14 常陸 夕紀(ひたち ゆき)
林 啓助(はやし けいすけ) 15 福浦 真理子(ふくうら まりこ)
彦野 直隆(ひこの なおたか) 16 藤川 陽子(ふじかわ ようこ)
穂坂 和巳(ほさか かずみ) 17 堀 理沙(ほり りさ)
18 前田 志野(まえだ しの)
宮本 達哉(みやもと たつや) 19 三國 友里(みくに ゆり)
20
以上、男子20名・女子20名 計・40名

県横浜市県立江田原高等学校2年C組

男子 出席番号 女子
青木 規近(あおき のりちか) 1 井端 梓(いばた あずさ)
荒木 信也(あらき しんや) 2 上園 麻紀(うえぞの まき)
3 金澤 美奈子(かなざわ みなこ)
葛城 武弘(かつらぎ たけひろ) 4
喜田 龍一(きだ りゅういち) 5 栗原 奈々(くりはら なな)

7 佐久本 麗(さくもと りん)

杉本 剛(すぎもと ごう) 9 [スペランカー] 栄子(たむら えいこ)
10 辻本 春菜(つじもと はるな)
堂上 宏雄(どのうえ ひろお) 11 中東 雪菜(なかひがし ゆきな)
成瀬 隆久(なるせ たかひさ) 12 那須野 明日美(なすの あすみ)
沼田 孟(ぬまた はじめ) 13
能登 隆志(のと たかし) 14 常陸 夕紀(ひたち ゆき)
林 啓助(はやし けいすけ) 15 福浦 真理子(ふくうら まりこ)
彦野 直隆(ひこの なおたか) 16 藤川 陽子(ふじかわ ようこ)
穂坂 和巳(ほさか かずみ) 17 堀 理沙(ほり りさ)
18 前田 志野(まえだ しの)
宮本 達哉(みやもと たつや) 19 三國 友里(みくに ゆり)
20
以上、男子20名・女子20名 計・40名

県横浜市県立江田原高等学校2年C組

男子 出席番号 女子
青木 規近(あおき のりちか) 1 井端 梓(いばた あずさ)
荒木 信也(あらき しんや) 2 上園 麻紀(うえぞの まき)
3 金澤 美奈子(かなざわ みなこ)
葛城 武弘(かつらぎ たけひろ) 4
喜田 龍一(きだ りゅういち) 5 栗原 奈々(くりはら なな)

7 佐久本 麗(さくもと りん)

杉本 剛(すぎもと ごう) 9 [スペランカー] 栄子(たむら えいこ)
10 辻本 春菜(つじもと はるな)
堂上 宏雄(どのうえ ひろお) 11 中東 雪菜(なかひがし ゆきな)
成瀬 隆久(なるせ たかひさ) 12 那須野 明日美(なすの あすみ)
沼田 孟(ぬまた はじめ) 13
能登 隆志(のと たかし) 14 常陸 夕紀(ひたち ゆき)
林 啓助(はやし けいすけ) 15 福浦 真理子(ふくうら まりこ)
彦野 直隆(ひこの なおたか) 16 藤川 陽子(ふじかわ ようこ)
穂坂 和巳(ほさか かずみ) 17
18 前田 志野(まえだ しの)
宮本 達哉(みやもと たつや) 19 三國 友里(みくに ゆり)
20
以上、男子20名・女子20名 計・40名

県横浜市県立江田原高等学校2年C組

男子 出席番号 女子
青木 規近(あおき のりちか) 1 井端 梓(いばた あずさ)
荒木 信也(あらき しんや) 2 上園 麻紀(うえぞの まき)
3 金澤 美奈子(かなざわ みなこ)
葛城 武弘(かつらぎ たけひろ) 4
喜田 龍一(きだ りゅういち) 5 栗原 奈々(くりはら なな)

7 佐久本 麗(さくもと りん)

杉本 剛(すぎもと ごう) 9 [スペランカー] 栄子(たむら えいこ)
10 辻本 春菜(つじもと はるな)
堂上 宏雄(どのうえ ひろお) 11 中東 雪菜(なかひがし ゆきな)
成瀬 隆久(なるせ たかひさ) 12 那須野 明日美(なすの あすみ)
沼田 孟(ぬまた はじめ) 13
能登 隆志(のと たかし) 14 常陸 夕紀(ひたち ゆき)
林 啓助(はやし けいすけ) 15 福浦 真理子(ふくうら まりこ)
彦野 直隆(ひこの なおたか) 16 藤川 陽子(ふじかわ ようこ)
穂坂 和巳(ほさか かずみ) 17
18 前田 志野(まえだ しの)
宮本 達哉(みやもと たつや) 19
20
以上、男子20名・女子20名 計・40名

【CHAPTER×××】絶望病

このゲームは違法なギャンブルの対象になっている、賞金の一億円はその賭け金の一部から拠出される、という話だった。いまなら信じられる。これだけ大がかりで残忍な犯罪が行われているのだ。その犯罪を下敷きにゲームが展開されているのだ。運営側は

違反すると死亡する。これがそうだ。宇佐美は未来に危害を加えた。あるいは加える寸前だの攻撃は、正当な「所定の武器を使った処刑」と見なさ「いろいろマジじゃん」った。いまの「首締め」は警告なのだ。逆に、未来によるすずへれた。だから未来の首輪は締まら

リストからは、彼の名前と部屋番号が消えていた。本物の人狼は、偽物のうちの一方を殺した。納得できる行動ではあった。人狼は昨日、彩乃を襲ったが、彼女は用心棒に守られていた。今夜も守られている可能性 が高い。それならば守られていないほうの偽物

萌はためらいつつも、彩乃の部屋番号を押した。彼女が予言者であってほしい、その場合は絶対に死なないでほしい、という願いを込めて。画面が切り替わり、いま押した番号だけが中央に表示された。それが消え、また名前と部屋番号のリストがパッと広がる。

リストからは、彼の名前と部屋番号が消えていた。本物の人狼は、偽物のうちの一方を殺した。納得できる行動ではあった。人狼は昨日、彩乃を襲ったが、彼女は用心棒に守られていた。今夜も守られている可能性 が高い。それならば守られていないほうの偽物

昨夜、目の前で杉本が窒息死した際も動揺を見せなかった。ただルールのことだけを気にしていた。彼女なら、きっと眉ひとつ動かさずに嘘をつくだろう。だが今回のゲームにおいては、人狼は嘘を求められる役職ではい。嘘を求められるのは予言者と用心棒の側

そちらが予言者である可能性もだろう。庄司は窓の下で、壁と床の境目に身体を押しつけるようにして倒れていた。朝の寒々しい光が血溜まりを照らしてい「証拠はあるんですか?」と萌は、声が震えないよう注意しつつたずねた。未来が不思議そうに首をかしげる。

男子六番 新庄英也(しんじょう・ひでや)

身長 182cm
体重 73kg
誕生日 1月30日(水瓶座)
血液型 A
部活動 バスケットボール部
友人 今宮朋哉
岸辺寛明
瀬田陽一郎
立花新太
長滝玲汰
能登川丈也
土師忠昭
山田誓一
(男子主流派グループ)
愛称 英也、ヒデ
出身小 椿小学校
家族 父・母
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★★

★★★★☆

★★★★☆

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★☆
クールで表情をほとんど変えることがなく、物言いがきついことと大柄なことから怖がられがち。
頭の回転が速い。嫌いなものは、居心地の悪い騒がしさと、馬鹿な存在。
瀬田陽一郎とは、小学生の頃にいじめられていたところを助けた時からの仲。
桂川藍子と1年生の頃から付き合っている。
風紀委員。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data

男子七番 瀬田陽一郎(せた・よういちろう)

身長 166cm
体重 53kg
誕生日 12月16日(射手座)
血液型 A
部活動 バスケットボール部
友人 今宮朋哉
岸辺寛明
新庄英也
立花新太
長滝玲汰
能登川丈也
土師忠昭
山田誓一
(男子主流派グループ)
愛称 陽ちゃん、瀬田っち
出身小 椿小学校
家族 父・母・妹
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆
いつも周りの様子を窺っている小心者。
昔から内気で、俯いてばかりだったことがきっかけでいじめられたことがあり、その名残の性格。
吉富将治はその時の首謀者だったため、関心を持たれなくなった今でも恐怖の対象。
新庄英也はいじめから助けてくれた恩人で、最も信頼している。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data
 

男子八番 鷹取宏直(たかとり・ひろなお)

身長 169cm
体重 55kg
誕生日 11月11日(蠍座)
血液型 B
部活動 無所属
友人 郡山一海
疋田晃平
吉富将治
(郡山組)
愛称 宏直、ヒロ
出身小 水仙小学校
家族 父・母・妹
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★☆☆

★★★★☆

★★★★★

★★★★☆

★★★☆☆
お調子者で、深く物事を考えないまま言葉を発することが多い。
人をからかうことが好きでこのクラスにもいじめた相手は何人かいるが、とあることをきっかけに
今は鳴りを潜めている。
塩屋凌とは殴り合いの喧嘩をしたこともあったが、今ではグループ外では最もよく話す仲。
三輪茜と付き合っているが、他のクラスに浮気相手がいる。また最近は日岡亮子が気になる。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data

男子九番 立花新太(たちばな・しんた)

身長 155cm
体重 41kg
誕生日 5月21日(牡牛座)
血液型 AB
部活動 吹奏楽部
友人 今宮朋哉
岸辺寛明
新庄英也
瀬田陽一郎
長滝玲汰
能登川丈也
土師忠昭
山田誓一
(男子主流派グループ)
愛称 新太、新ちゃん
出身小 水仙小学校
家族 父・母・姉・姉
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★★☆☆
父親が若くして会社の重役を務めており、比較的裕福な家庭に育った。
母と2人の姉に溺愛されて育ったこともあり、我儘なところもある。母親はPTA会長で教師も逆らえない。
子供っぽい可愛らしい仕草で、多少の我儘はクラスでも許されているところがある。
同じグループにいるが長滝玲汰とは気が合わず避けている。また、部長の桂川藍子は苦手。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data
 

男子十番 竜野基(たつの・もとい)

身長 177cm
体重 69kg
誕生日 2月23日(魚座)
血液型 O
部活動 美術部
友人 唐崎麻人
塩屋凌
(幼馴染トリオ)
愛称 基、モト、たっつん
出身小 山吹小学校
家族 父・母・妹
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★★★☆☆
おっとりとした癒し系で相手の毒気を抜く程に天然。声もα波が出ていそうな程に優しい。
好きなものは好きとはっきり言うが、揉め事が嫌いなので嫌いなことははっきりとは口にしない。
肌や髪の色が薄く、明るい髪色も天然の色。
身体は大きいが、唐崎麻人・塩屋凌にとっては弟のような存在。
草津珠緒とは中学2年生の頃から付き合っている。文化委員。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data
 

男子一番 今宮朋哉(いまみや・ともや)

身長 175cm
体重 64kg
誕生日 2月14日(水瓶座)
血液型 A
部活動 サッカー部(部長)
友人 岸部寛明
新庄英也
瀬田陽一郎
立花新太
長滝玲汰
能登川丈也
土師忠昭
山田誓一
(男子主流派グループ)
愛称 朋哉、朋、王子
出身小 水仙小学校
家族 父・母・妹
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★★

★★★★★

★★★★★

★★★★★

★★★☆☆

★★★★★
誰に対しても平等に優しく接する様と、文武両道で頼れるところから、人望は厚い。
端正な顔立ちといつも爽やかな笑顔を浮かべる様から”王子”と呼ばれることもある。
同級生・下級生問わずに女子からの人気が非常に高い。
岸部寛明とは、幼稚園に通っていた頃からの幼馴染。
男子委員長。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data

男子二番 唐崎麻人(からさき・あさと)

身長 156cm
体重 45kg
誕生日 6月19日(双子座)
血液型 AB
部活動 バドミントン部
友人 塩屋凌
竜野基
(幼馴染トリオ)
愛称 麻人、唐ちゃん、
麻ちゃん
出身小 山吹小学校
家族 父・母
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★☆☆

★★★★★

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★★
常に無表情で感情を表に出さない。涼やかな声で時にはキツいことをはっきりと言うので、
周りからは冷たい人と思われがち。
女子に間違えられるような顔立ちをしており、過去には容姿をからかわれていた。
広く浅い付き合いを好まず、幼馴染である塩屋凌と竜野基以外とは喋ることがあまりない。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data
 

男子三番 岸部寛明(きしべ・ひろあき)

身長 165cm
体重 51kg
誕生日 5月5日(牡牛座)
血液型 A
部活動 サッカー部
友人 今宮朋哉
新庄英也
瀬田陽一郎
立花新太
長滝玲汰
能登川丈也
土師忠昭
山田誓一
(男子主流派グループ)
愛称 寛明、ヒロ、キッシー
出身小 水仙小学校
家族 祖母・父・母・弟・弟
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★★★

★☆☆☆☆

★★★★☆
目つきは鋭いが、飄々とした態度と気だるげな口調をしている。
物事に動じることが少なく、サッカー部では部長である今宮朋哉を試合内外でサポートする。
争い事や揉め事は好まず、火の粉の降りかからないところに逃げる。
朋哉とは、幼稚園に通っていた頃からの幼馴染。
小学生の時に通っていた塾で同じクラスだった西大路麻美に恋心を抱いている。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data
 

男子四番 郡山一海(こおりやま・かずみ)

身長 179cm
体重 69kg
誕生日 11月29日(射手座)
血液型 B
部活動 無所属
友人 鷹取宏直
疋田晃平
吉富将治
(郡山組)
愛称 一海
出身小 椿小学校
家族 父・母・兄
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★★

★★★★★

★★★★★

★★★★★

★★★★☆
校内外にその名を轟かす不良グループ、郡山組のリーダー。
手が早く言葉も乱暴だが性格はサバサバしているため、話しかけてくるクラスメイトもいる。
喧嘩の腕は地域で最強クラスだが、三雲大樹に負けたことがあるという噂もある。
疋田晃平は幼馴染。
小野くるみとは中学2年生の冬から付き合っており、左手薬指にお揃いのリングをつけている。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data
 

男子五番 塩屋凌(しおや・りょう)

身長 161cm
体重 50kg
誕生日 3月19日(魚座)
血液型 O
部活動 空手部
友人 唐崎麻人
竜野基
(幼馴染トリオ)
愛称 凌、シオ
出身小 山吹小学校
家族 祖父・祖母・父・母・兄
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★★

★★★★☆

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★★
竹を割ったようなさっぱりとした性格。空手の影響か、声が大きい。
裏表がなく、一時のいざこざを引きずるようなこともしないため、人と仲良くなるのが早い。
いじめを見つければ割って入ることも多いが、喧嘩は強くなく返り討ちに遭うことも。
過去には鷹取宏直と殴り合いの喧嘩をして負けたこともあるが、今では仲の良い友人。
昔から、からかわれやすい唐崎麻人や竜野基を護ってきた。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data
 

男子六番 新庄英也(しんじょう・ひでや)

身長 182cm
体重 73kg
誕生日 1月30日(水瓶座)
血液型 A
部活動 バスケットボール部
友人 今宮朋哉
岸辺寛明
瀬田陽一郎
立花新太
長滝玲汰
能登川丈也
土師忠昭
山田誓一
(男子主流派グループ)
愛称 英也、ヒデ
出身小 椿小学校
家族 父・母
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★★

★★★★☆

★★★★☆

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★☆
クールで表情をほとんど変えることがなく、物言いがきついことと大柄なことから怖がられがち。
頭の回転が速い。嫌いなものは、居心地の悪い騒がしさと、馬鹿な存在。
瀬田陽一郎とは、小学生の頃にいじめられていたところを助けた時からの仲。
桂川藍子と1年生の頃から付き合っている。
風紀委員。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data
 

男子七番 瀬田陽一郎(せた・よういちろう)

身長 166cm
体重 53kg
誕生日 12月16日(射手座)
血液型 A
部活動 バスケットボール部
友人 今宮朋哉
岸辺寛明
新庄英也
立花新太
長滝玲汰
能登川丈也
土師忠昭
山田誓一
(男子主流派グループ)
愛称 陽ちゃん、瀬田っち
出身小 椿小学校
家族 父・母・妹
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆
いつも周りの様子を窺っている小心者。
昔から内気で、俯いてばかりだったことがきっかけでいじめられたことがあり、その名残の性格。
吉富将治はその時の首謀者だったため、関心を持たれなくなった今でも恐怖の対象。
新庄英也はいじめから助けてくれた恩人で、最も信頼している。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data
 

男子八番 鷹取宏直(たかとり・ひろなお)

身長 169cm
体重 55kg
誕生日 11月11日(蠍座)
血液型 B
部活動 無所属
友人 郡山一海
疋田晃平
吉富将治
(郡山組)
愛称 宏直、ヒロ
出身小 水仙小学校
家族 父・母・妹
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★☆☆

★★★★☆

★★★★★

★★★★☆

★★★☆☆
お調子者で、深く物事を考えないまま言葉を発することが多い。
人をからかうことが好きでこのクラスにもいじめた相手は何人かいるが、とあることをきっかけに
今は鳴りを潜めている。
塩屋凌とは殴り合いの喧嘩をしたこともあったが、今ではグループ外では最もよく話す仲。
三輪茜と付き合っているが、他のクラスに浮気相手がいる。また最近は日岡亮子が気になる。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data
 

男子九番 立花新太(たちばな・しんた)

身長 155cm
体重 41kg
誕生日 5月21日(牡牛座)
血液型 AB
部活動 吹奏楽部
友人 今宮朋哉
岸辺寛明
新庄英也
瀬田陽一郎
長滝玲汰
能登川丈也
土師忠昭
山田誓一
(男子主流派グループ)
愛称 新太、新ちゃん
出身小 水仙小学校
家族 父・母・姉・姉
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★★☆☆
父親が若くして会社の重役を務めており、比較的裕福な家庭に育った。
母と2人の姉に溺愛されて育ったこともあり、我儘なところもある。母親はPTA会長で教師も逆らえない。
子供っぽい可愛らしい仕草で、多少の我儘はクラスでも許されているところがある。
同じグループにいるが長滝玲汰とは気が合わず避けている。また、部長の桂川藍子は苦手。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data
 

男子十番 竜野基(たつの・もとい)

身長 177cm
体重 69kg
誕生日 2月23日(魚座)
血液型 O
部活動 美術部
友人 唐崎麻人
塩屋凌
(幼馴染トリオ)
愛称 基、モト、たっつん
出身小 山吹小学校
家族 父・母・妹
能力値
知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★★★☆☆
おっとりとした癒し系で相手の毒気を抜く程に天然。声もα波が出ていそうな程に優しい。
好きなものは好きとはっきり言うが、揉め事が嫌いなので嫌いなことははっきりとは口にしない。
肌や髪の色が薄く、明るい髪色も天然の色。
身体は大きいが、唐崎麻人・塩屋凌にとっては弟のような存在。
草津珠緒とは中学2年生の頃から付き合っている。文化委員。

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器: No Data
kill: No Data
killed: No Data
死亡話数: No Data
凶器: No Data
 

小野くるみ

西大路真実

桂川藍子

三輪茜
日岡亮子

草津玉緒

「俺は青葉学園のいう通りにする!

お前らの中に裏切り者がいたら、先生にチクるから」

黒木君がゲラゲラと笑いながら、全員を見回した。

「電話もメールも出来るんだから、助けを求めたいよ」

城之内さんが泣きそうな声で呟いている。

「ペナルティで死にたいなら、1人で[ピーーー]よ。

わざわざみんなに話して、連帯責任にするな」

加藤君が城之内さんの身体を押した。

城之内さんが体勢を崩して地面に尻餅をつくと、加藤君がゲラゲラと笑った。

「お前ら、わかったな! 外部に余計な事を話せば死が待ってるぞ」

加藤君が全員に聞こえる様に大声で話す。

誰も加藤君や黒木君には逆らえない。

地裏



駅前にある寂れたマンガ喫茶の一室で天野翔太は目を覚ます。 

建物からはカビの臭い。
流行に疎い店主が揃えるマンガのラインナップは、ゼロ年代の香りを感じさせるものばかりだった。

ロクに足を延ばすことすら出来ない椅子の上で眠りについたせいか、鉛のように体が重かった。


(これ以上は……生きていても仕方がないか……)


誰もいない部屋で翔太は1人、命を絶つことを決意した。

最愛の恋人――飯島奈緒が死んでからというもの翔太の精神は衰退の一途を辿っていた。

ゲームが続く限り、待っているのは地獄のような未来だけである。

――1つだけ。
 
痛みを感じる暇もなく確実に自殺できる方法があった。

登校時刻までに学校に行かず、ブラブラと時間を潰していれば良いのである。
翔太はマンガ喫茶の会計を済ませると、覚束ない足取りで建物の外に向かう。

女子1番 藍川雛子(あいかわ・ひなこ)   
愛称 雛子、ひなちゃん、ひなっこ
支給武器 イングラムM10サブマシンガン
被害者 なし
加害者 横井晴人(男子12番)
●元気が良く、フレンドリーな性格で友達も多い。冗談を言って周りを盛り上げることが好き。
●常にハイテンションで、天真爛漫という言葉が良く似合う。
●甘えん坊で、よく人にくっついているが意外と逆境に強い面もある。
●同じ部活の加々美花恵とは仲が良い。
●北岸絢美と共に、小動物ペアとしてクラスメイトから可愛がられている。
外見特徴 身長145cm
高いところでいつもツインテールにしている。
友人 加々美花恵(女子3番)
北岸絢美(女子4番)
部活動 テニス部
行動記録 ・横井晴人(男子12番)に想いを寄せている。
・不二真菜穂(女子10番)と出くわし、逃げようとした彼女を引き止めて一緒にいてもらうが、横井晴人の襲撃を受ける。<11話>
・晴人に腹部を刺され、死亡する<12話>

女子4番 北岸絢美(きたぎし・あやみ)   
愛称 絢美ちゃん、あーちゃん
支給武器 毒りんご
被害者 宮川栄治(男子11番)
加害者 横井晴人(男子12番)
●恥ずかしがりやで引っ込み思案。人見知りで、初めて話す人とは目線が合わない。
●甘えん坊で、女子にありがちな単独行動が出来ないタイプ。人への依存度が高い一面も。
●人間はもちろん、動物にも優しい。純粋で、疑うということを知らない。
●藍川雛子と共に、小動物ペアとしてクラスメイトから可愛がられている。
●男子では、唯一同じ雰囲気の大矢雪尚と話すことが出来る。
外見特徴 身長147cm
黒目がちのくるんとした瞳。
友人 藍川雛子(女子1番)
辻沢江里依(女子8番)
大矢雪尚(男子2番)
部活動 吹奏楽部
行動記録 藍川雛子(女子1番)が横井晴人(男子12番)に殺害されるところを目撃。動揺しているところに神田香也(男子4番)、宮川栄治(男子11番)と遭遇。<24話>
会話の最中、栄治に支給武器である毒りんごを食べさせる。
栄治の明るさと優しさに触れ、毒りんごを食べさせたことを後悔。その毒で栄治は後に死亡。
騒ぎを聞きつけ駆けつけた香也に発砲し逃げたところ、横井晴人に狙撃される<34話>

女子5番 小谷葵(こたに・あおい)   
愛称 葵、葵さん、あおちゃん
支給武器 なし
被害者 なし
加害者 坂下凛子(担当教官)
●しっかりもので気が強い。真面目だが適度に遊びもする。男勝りでサバサバした性格。
●プライドが高く、自分の思っている「自分」を崩されることをとても嫌う。
●男子からも女子からも人気が高く、人の相談によく乗っている姉御肌。けれど、自分の悩みはあまり人には話さない。
●立花舟とは親友で、妹のように可愛がっている。
●東十季、手嶋陽太、鳴海遊、萩野虎朗、元木早紀とは幼馴染。
●早紀とは昔に比べたら疎遠にはなったものの、今でも話をしたりする仲。元木グループ以外で早紀と話せる唯一の女子。葵自体は変わらず早紀を友達だと思っている。
●手嶋陽太と以前2年間程付き合っていた。葵から別れを切り出したが、今でも陽太のことを想っている様子。
外見特徴 身長160cm
細身。
目は大きいが釣り目気味。
友人 東十季(男子1番)
手嶋陽太(男子6番)
鳴海遊(男子7番)
萩野虎朗(男子8番)
立花舟(女子7番)
元木早紀(女子11番)
部活動 バレー部(部長)
ネタバレ
(白黒反転) ・出発する際に、坂下凛子(担当教官)に「殺し合いをするくらいなら、死んだ方がマシ」と宣言。
凛子によって殺される。(6話)

男子6番 手嶋陽太(てしま・ようた)   
愛称 よーた
支給武器 ネイルガン(釘打ち銃)
被害者 なし
加害者 東十季(男子1番)
●温厚で物腰が柔らかい。
●落ち着きのないやんちゃグループのまとめ役。
●頼まれたら断れない性格。(推薦で押し付けられたクラス委員長)
●真面目で頑固者。人とは少し物事の考え方が異なる。
●東十季、鳴海遊、萩野虎朗、小谷葵とは幼馴染。喫茶店のひとり息子で時々店を手伝っている。
●小谷葵と以前2年程付き合っていたことがある。
●3歳年上の高校3年生の彼女(小谷泉)がいる。
外見特徴 身長175cm
天然パーマ。
友人 東十季(男子1番)
鳴海遊(男子7番)
萩野虎朗(男子8番)
小谷葵(女子4番)
部活動 帰宅部
行動記録 元恋人の小谷葵(女子4番)が小学校で担当教官に殺された瞬間から、生きることを諦めていた。東十季(男子1番)、葉月壱(男子9番)と民家近くで遭遇。2人がやる気だと分かると、幼馴染の十季に殺してくれと自ら頼む。十季に心臓を撃たれて、死亡。<27話>



男子2番 大矢雪尚(おおや・ゆきなお)   
愛称 ユキ
支給武器 鎖鎌
被害者 なし
加害者 元木早紀(女子11番)
●人懐っこく明るい。動物にたとえると犬。クラスのマスコット的存在。いつも笑顔で場を和ませる力がある。
●男女構わず仲良くなれて、誰からも好かれる人柄の持ち主。
●お人好しで他人をすぐ信じるのが欠点。
●運動神経がよく、クラス一の俊足。ハンドボール部のエース。
●不二真菜穂とは幼馴染で、恋人同士。真菜穂に尻に敷かれている。
●葉月壱とは小学校からの友達。秀才の壱によく勉強を教えてもらっている。
外見特徴 身長153cm
童顔。
真菜穂とおそろいのネクタイをしている。
友人 粕谷ミチル(男子3番)
葉月壱(男子9番)
横井晴人(男子12番)
北岸絢美(女子4番)
部活動 ハンドボール部
行動記録 恋人の不二真菜穂(女子10番)を探す途中、元木早紀(女子11番)と合流。早紀の「真菜穂を見た」という言葉を信じ、真菜穂が居た場所まで案内してもらう<19話>
早紀に不意をつかれ、木の幹に手錠で両腕を繋がれる。武器を奪われ、置き去りにされる。
その場所が禁止エリアとなり、首輪が爆発して死亡<20話>

1年・小池萌、根岸すず
2年・宇佐美慧、杉本陽翔、中川未来、三上優花
3年・加納蓮、佐藤彩乃、周大樹、庄司蒼空

うちの一期一振はどっちかっていったら無理だけど他にやる人がいなかったらゴキジェット二刀流でがんばるし一回その場にある武器が鶴丸の刀本体しかなくて斬りかかろうとしたことがあるよ 鶴丸は無理です(あんなに鶴さんが一期くんにブチ切れたのはあの時くらいだったと後に光忠は語る)



ぼんやりとした朝霧が道行く人々の視界を曇らせていた。
半ば無意識の内に翔太が向かった先は、小さい頃に出入りしていたログハウスだった。

この数日、奈緒が死んでからというもの近づくのが嫌でずっと避けていた。

だから翔太自身、どうして自分が昔の思い出の場所に向かったのか上手く理由を見つけることが出来ずにいた。


「奈緒……」


目を閉じると思い出すのは、今は亡き恋人と体を重ねた時のことであった。

部屋の中には未だに奈緒が使っていた香水の匂いが微かに残っており、その場にいるだけで胸が締め付けられるかのような感覚だった。

ぶん殴って正気に戻してやる
もしテメーが変な気を起こしてもオレが目を覚まさせてやるから安心しろ!

ハルマキ、テメーが言いたくねーなら言わなくていいぞ
だがオレはコイツらは信じられると思うぜ

能力は好きな時に使えばいい
真実を暴くことがオメーの才能なんだからその後のことは気にすんな
オレが大活躍して全て解決してやるから安心しろ


信じること


分からねえが、限りなく怪しい。
でも今[ピーーー]べきじゃねえ



愛知県第二竜神中学校3年C組生徒名簿





男子 女子

1番
東十季(あずま・とき)
藍川雛子(あいかわ・ひなこ)
2番 大矢雪尚(おおや・ゆきなお) 植美波(うえ・みなみ)
3番 粕谷ミチル(かすや・みちる) 加々美花恵(かがみ・はなえ) 
4番 神田香也(かんだ・きょうや) 北岸絢美(きたぎし・あやみ)
5番 剣持壮介(けんもち・そうすけ) 小谷葵(こたに・あおい)
6番 手嶋陽太(てしま・ようた) 高見ちひろ(たかみ・ちひろ)
7番 鳴海遊(なるみ・ゆう) 立花舟(たちばな・しゅう)
8番 萩野虎朗(はぎの・ころう) 辻沢江里衣(つじさわ・えりい)
9番 葉月壱(はづき・いち) 広岡弥生子(ひろおか・やえこ)
10番 古家続喜(ふるいえ・つづき) 不二真菜穂(ふじ・まなほ)
11番 宮川栄治(みやがわ・えいじ) 元木早紀(もとき・さき)
12番 横井晴人(よこい・はると)



愛知県第二竜神中学校3年C組生徒名簿





男子 女子

1番
東十季(あずま・とき)
藍川雛子(あいかわ・ひなこ)
2番 大矢雪尚(おおや・ゆきなお) 植美波(うえ・みなみ)
3番 粕谷ミチル(かすや・みちる) 加々美花恵(かがみ・はなえ) 
4番 神田香也(かんだ・きょうや) 北岸絢美(きたぎし・あやみ)
5番 剣持壮介(けんもち・そうすけ)
6番 手嶋陽太(てしま・ようた) 高見ちひろ(たかみ・ちひろ)
7番 鳴海遊(なるみ・ゆう) 立花舟(たちばな・しゅう)
8番 萩野虎朗(はぎの・ころう) 辻沢江里衣(つじさわ・えりい)
9番 葉月壱(はづき・いち) 広岡弥生子(ひろおか・やえこ)
10番 古家続喜(ふるいえ・つづき) 不二真菜穂(ふじ・まなほ)
11番 宮川栄治(みやがわ・えいじ) 元木早紀(もとき・さき)
12番 横井晴人(よこい・はると)



愛知県第二竜神中学校3年C組生徒名簿





男子 女子

1番
東十季(あずま・とき)
藍川雛子(あいかわ・ひなこ)
2番 大矢雪尚(おおや・ゆきなお) 植美波(うえ・みなみ)
3番 粕谷ミチル(かすや・みちる) 加々美花恵(かがみ・はなえ) 
4番 神田香也(かんだ・きょうや) 北岸絢美(きたぎし・あやみ)
5番 剣持壮介(けんもち・そうすけ)
6番 手嶋陽太(てしま・ようた) 高見ちひろ(たかみ・ちひろ)
7番 鳴海遊(なるみ・ゆう) 立花舟(たちばな・しゅう)
8番 辻沢江里衣(つじさわ・えりい)
9番 葉月壱(はづき・いち) 広岡弥生子(ひろおか・やえこ)
10番 古家続喜(ふるいえ・つづき) 不二真菜穂(ふじ・まなほ)
11番 宮川栄治(みやがわ・えいじ) 元木早紀(もとき・さき)
12番 横井晴人(よこい・はると)



愛知県第二竜神中学校3年C組生徒名簿





男子 女子

1番
東十季(あずま・とき)
2番 大矢雪尚(おおや・ゆきなお) 植美波(うえ・みなみ)
3番 粕谷ミチル(かすや・みちる) 加々美花恵(かがみ・はなえ) 
4番 神田香也(かんだ・きょうや) 北岸絢美(きたぎし・あやみ)
5番 剣持壮介(けんもち・そうすけ)
6番 手嶋陽太(てしま・ようた) 高見ちひろ(たかみ・ちひろ)
7番 鳴海遊(なるみ・ゆう) 立花舟(たちばな・しゅう)
8番 辻沢江里衣(つじさわ・えりい)
9番 葉月壱(はづき・いち) 広岡弥生子(ひろおか・やえこ)
10番 古家続喜(ふるいえ・つづき) 不二真菜穂(ふじ・まなほ)
11番 宮川栄治(みやがわ・えいじ) 元木早紀(もとき・さき)
12番 横井晴人(よこい・はると)



   
選ばれた子供達【合計42人】
2003年 山梨県住岡中学校3年5組
出席番号 男子 出席番号 女子
01 愛川 優希(あいかわ ゆうき) 01 赤松 啓菜(あかまつ けいな)
02 今村 遥斗(いまむら はると) 02 東 月姫(あずま るな)
03 内田 真琴(うちだ まこと) 03 域原 祈星(いきはら きらり)
04 大前 克(おおさき まさる) 04 乾 楓(いぬい かえで)
05 風間 太一(かざま たいち) 05 宇美 英奈(うみ えいな)
06 柏原 蓮(かしわら れん) 06 江碕 栞(えざき しおり)
07 菊本 大輝(きくもと たいき) 07 大谷 汐(おおたに しお)
08 蔵本 春季(くらもと しゅんき) 08 神南 凛(かみな りん)
09 品川 勇介(しながわ ゆうすけ) 09 近衛 志麻(このえ しま)
10 鈴木 涼磨(すずき りょうま) 10 榊原 玲那(さかきはら れいな)
11 瀬田 隼人(せた はやと) 11 白井 海愛(しらい まりあ)
12 高橋 遊里(たかはし ゆうり) 12 杉村 美陽子(すぎむら みよこ)
13 手塚 湊馬(てづか そうま) 13 束原 瑚々(つかはら ここ)
14 中岡 歩(なかおか あゆむ) 14 樋田 冴江(とよだ さえ)
15 西岡 大輔(にしおか だいすけ) 15 中本 月愛(なかもと しあ)
16 野原 羽(のはら つばさ) 16 野坂 夕映(のさか ゆえ)
17 星野 空(ほしの そら) 17 花田 唯音(はなだ いおん)
18 牧野 瑠羽(まきの るう) 18 本城 七瀬(ほんじょう ななせ)
19 本江 冬樹(もとえ ふゆき) 19 山上 愛華(やまうえ あいか)
20 桃瀬 葉月(ももせ はづき) 20 雪本 未宇(ゆきもと みう)
21 矢口 正悟(やぐち しょうご) 21 米倉 柚菜(よねくら ゆな)
転入生 片瀬 ツバサ(かたせ つばさ) 転入生 木之本 冬実(きのもと ふゆみ)



   
選ばれた子供達【合計42人】
2003年 山梨県住岡中学校3年5組
出席番号 男子 出席番号 女子
01 01 赤松 啓菜(あかまつ けいな)
02 今村 遥斗(いまむら はると) 02 東 月姫(あずま るな)
03 内田 真琴(うちだ まこと) 03 域原 祈星(いきはら きらり)
04 大前 克(おおさき まさる) 04
05 風間 太一(かざま たいち) 05 宇美 英奈(うみ えいな)
06 柏原 蓮(かしわら れん) 06 江碕 栞(えざき しおり)
07 菊本 大輝(きくもと たいき) 07 大谷 汐(おおたに しお)
08 蔵本 春季(くらもと しゅんき) 08 神南 凛(かみな りん)
09 品川 勇介(しながわ ゆうすけ) 09 近衛 志麻(このえ しま)
10 鈴木 涼磨(すずき りょうま) 10 榊原 玲那(さかきはら れいな)
11 瀬田 隼人(せた はやと) 11 白井 海愛(しらい まりあ)
12 高橋 遊里(たかはし ゆうり) 12 杉村 美陽子(すぎむら みよこ)
13 手塚 湊馬(てづか そうま) 13 束原 瑚々(つかはら ここ)
14 中岡 歩(なかおか あゆむ) 14 樋田 冴江(とよだ さえ)
15 西岡 大輔(にしおか だいすけ) 15 中本 月愛(なかもと しあ)
16 野原 羽(のはら つばさ) 16 野坂 夕映(のさか ゆえ)
17 星野 空(ほしの そら) 17 花田 唯音(はなだ いおん)
18 牧野 瑠羽(まきの るう) 18 本城 七瀬(ほんじょう ななせ)
19 本江 冬樹(もとえ ふゆき) 19 山上 愛華(やまうえ あいか)
20 桃瀬 葉月(ももせ はづき) 20 雪本 未宇(ゆきもと みう)
21 矢口 正悟(やぐち しょうご) 21 米倉 柚菜(よねくら ゆな)
転入生 片瀬 ツバサ(かたせ つばさ) 転入生 木之本 冬実(きのもと ふゆみ)


男子一番 愛川優希(あいかわ・ゆうき)

支給武器 --(出発前に死亡)
被害者 なし
加害者 なし
死因 首輪による爆死
登場話 01/03
死亡話 3話「スマイルグッバイ」
最終行動 乾楓(女子4番)が死亡したことによりランダムで自分の首輪が作動する。クラスメイトを巻き込まないように教室から出て、廊下の方へ走った。
友人関係 今村遥斗(男子2番)
所属部 帰宅部
備考 体力は普通。よっほどのことがないと怒らない。普段は笑って許せる。あまり存在感がないように見えるが、実はやる時はやる時に目立つタイプ。


女子四番 乾楓(いぬい・かえで)

支給武器 --(出発前に死亡)
被害者 なし
加害者 カンナ(兵士)
死因 銃による被弾
登場話 01/02/03
死亡話 3話「スマイルグッバイ」
最終行動 担当教官の質問に反論するが、殺害される。
友人関係 宇美英奈(女子5番) 江碕栞(女子6番) 大谷汐(女子7番) 樋田冴江(女子14番)
所属部 帰宅部
備考 高校生や小学生から金を取る。一度やってしまったことはもう仕方ないと諦めるなど自分の意志を変えられないところがある。


女子一番 赤松啓菜(あかまつ・けいな)

支給武器 はしセット
被害者 なし
加害者 なし
死因 --
登場話 01/02/04/14/22/32/41/42/45/63/64/65/73/74/75
優勝話 73話「記憶の取り戻し方」
最終行動 矢口正悟(男子21番)と共に片瀬ツバサ(転入生)を追いかけたが、鈴木涼磨(男子10番)と共に事切れている姿を見つける。正悟と共に優勝したが……。
友人関係 本城七瀬(女子18番)
所属部 帰宅部
備考 食い意地がはっている。子供っぽい性格。口癖は「おなかすいたー」「ごはんまあだー?」


女子二番 東月姫(あずま・るな)

支給武器 ベットフォン
被害者 なし
加害者 なし(自殺)
死因 転落死
登場話 01/04/33
死亡話 33話「意地っ張り」
最終行動 ゲームに乗りたくないという意志を変えず、海に飛び込む。
友人関係 域原祈星(女子3番) 白井海愛(女子11番) 束原瑚々(女子13番)
所属部 テニス部
備考 先のことは気にせずどんどん積極的に前に進む。そのおかげで1~3回道に迷うなど空回りすることが多い。


女子八番 神南凛(かみな・りん)

支給武器 煙幕弾
被害者 なし
加害者 なし(爆死)
死因 首輪爆発による爆死
登場話 01/03/26/34/55/56/66
死亡話 66話「強がっていただけ」
最終行動 教会にて、木之本冬実(転入生)と接触。品川勇介(男子9番)、域原祈星(女子3番)、束原瑚々(女子13番)とも接触。その後、花田唯音(女子17番)の死を伝えられ、動揺を隠せなかった。唯音にライバル心を持っていた。樋田冴江(女子14番)の死によって首輪が作動する。
友人関係 --
所属部 ダンス部
備考 気が強く怖いもの知らずで何でも挑戦する。

由芽子

「残念ね、華那ちゃん。 あたし、そんなに早くに地獄なんかには行くつもりはないわ。 だって、あたしはこんな所では死なないもの」

あっはは、傑作…!!今の顔、とーっても素敵よ?

事のしま

ため、右手に銃を持つのなら、左手には何を持てばいいのだろう――




「右手が武器なら左手には盾が欲しいね。
 絶対狙いを外さない銃と、絶対に貫けない巨大な盾、これで完璧だ。
 これなら、俺の後ろのヤツらを護れるだろ?」

“超”が付く自信家のコイツは、これ以上正しい答えはないって風に答えた。
なるほどね、仲間想いのお前らしい答えだよ。


2年生の1年間見てきたクラスメイトについて自分の言葉で紹介しましょう。
●学級通信に載ることを考えて書きましょう。
●男女混合の名簿順で、自分の次の人について書きましょう。
●1番の相葉君の紹介は、40番の林崎君が書きます。



男子一番・相葉優人
「おー俺のこと林崎がどう書くのか今から楽しみだなぁ!
 芥川はねー、俺はあんま喋ったことないけど、よく女子には声掛けてるよな。
 最近赤メッシュ入れたよな、銀髪赤メッシュ、似合ってるよ」


男子二番・芥川雅哉
「あー、相葉気付いたの。どーも。
 紗羅ちゃん

女子2番・有馬怜江(ありま・さとえ)

卓球部。女子運動部グループ。
臆病で、1人でいることを嫌う。
特に志摩早智子(女子11番)になついている。

身長/146cm
愛称/怜江、怜江ちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

USSR マカロフ
kill:

なし
killed:

出雲淑仁(男子1番)
死亡話数:

49話
凶器:

ワルサーPPK
 

早智子に近づく人に殺意を抱く。

E=09エリアに潜伏していたが、出雲淑仁(男子1番)に発見される。早智子を探すために手を組むが、内心殺意を抱いている。<42話>

D=04エリアで早智子・北王子馨(男子5番)に会う。発砲。2人に説得されていたが、その後ろから淑仁に撃たれ、胸部に被弾し死亡。<48~49話>

 

中盤戦ラストを締める出来事の引き金となった怜江ちゃんでした。
ルール上2人が残るのは不可能だけど、そんなことは関係なく、ただ親友の側にいたかったという望みの結果が、こんなことに。書きにくい子でした。
 

女子3番・伊賀紗和子(いが・さわこ)

美術部。明進塾組。副委員長。
真面目な性格で、エリートコースを進む事を夢見る。
訳ありで不良グループを嫌っている。

身長/149cm
愛称/紗和子、紗和ちゃん、紗和子ちゃん、伊賀っち、副委員長

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★★

★☆☆☆☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

バターナイフ
kill:

なし
killed:

逢坂珠尚(女子1番)
死亡話数:

第71話
凶器:

Vz61 スコーピオン
 

A=03エリアで須藤大和(男子7番)・玖珂喬子(女子9番)を発見。大和を襲うが、常陸音哉(男子14番)・高井愛美(女子13番)に止められる。大和を襲ったのは、喬子が大和に裏切られるのを防ぐ為だった。そして喬子と一緒にいる大和に嫉妬していた。大和に怒りをぶつけ、一応和解。大和・喬子と別れる。<24~25話>

A=05エリアに潜伏。音哉の本性を見て衝撃を受ける。そこに四方健太郎(男子19番)が訪れるが、健太郎は狂っていた。音哉が殺害するのを目撃する。<26話>

音哉と愛美のやりとりにドキドキする。A=07エリアで鳳紫乃(女子6番)と会うが、戦闘回避。<44話>

A=07エリアで休息。滝井良悟(男子10番)と対峙。しかし、後から現れた山神弘也(男子17番)が良悟を殺害。音哉も殺害されそうになるが、身体を張ってそれを阻止。<59・60話>

F=04エリアで逢坂珠尚(女子1番)の襲撃を受け、全身に被弾。愛美に背負われ戦線離脱。再び珠尚に襲われるが、国を変えてくれるであろう音哉と、支えの愛美を護るために、体を張って2人を逃がす。更に珠尚の戦力を削ぐために探知機とグロック19を破壊したところで、珠尚の攻撃により頭部に被弾し死亡した。<69・71話>

 

周りにいる2人が優秀だったせいで目立たなかったであろう副委員長・紗和子でした。
大和に襲い掛かるわ、鎌持った弘也やマシンガン持った珠尚に飛びつくわと、意外とアクティブな子になりました。能力値より攻撃性高そうだ(苦笑
 

女子4番・卜部かりん(うらべ・かりん)

ソフトボール部キャプテン。女子運動部グループ。
勝気で、家が男系である事が影響しているのか、男口調。
誰とでも親しくなれる事が長所。

身長/160cm
愛称/かりん、かりんちゃん、かりんさん
特記/水上朱里(女子18番)とは幼馴染

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★★

★★★★★

★★★★★

★★★☆☆

★★★★★
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

スタンガン
kill:

柏原茉沙美(女子8番)
killed:

柏原茉沙美(女子8番)
死亡話数:

52話
凶器:

S&W M19
 

佐倉信祐(男子6番)のことが好き。

信祐・隅谷雪彰(男子8番)・柏原茉沙美(女子8番)と行動を共にしている。プログラムが異常であると感じ、脱出を目指す。<18話>

脱出を試みて正門(J=07エリア)へ行くが、政府の軍人・井上源次郎に諭され断念。<43話>

D=04エリアの惨劇を目の当たりにし、ショックを受ける。信祐を慰めていたところ、茉沙美が発狂。雪彰の死を目撃。茉沙美が精神安定剤を大量摂取して発狂したことが判明。後から行くと約束し、信祐を逃がす。茉沙美を止めるために銃[ピーーー]るが、自身も茉沙美に左胸部を撃たれ、力尽きた。<51~52話>

 

男勝りな女の子って、なんて書きやすいんでしょう(>_<)
結局告白できずに終わってしまいましたが、まぁ・・・いつもできるとは限らないというか、できない方が多数ですよね、多分。
 

女子5番・大谷純佳(おおたに・すみか)

部活は無所属。ギャルグループ。
いつもよく通る声で教室で騒いでいる。
ガラはやや悪いが、人と打ち解けやすい。

身長/157cm
愛称/純佳、純佳ちゃん、純佳サン

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★★☆☆

★★★☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

金槌
kill:

なし
killed:

鶴田香苗(女子15番)
死亡話数:

39話
凶器:

グロック17
 

A=07エリア(図書館)にて潜伏していたが、藤野勝則(男子15番)と遭遇。告白されたが拒否したところ、勝則に襲われ左腕負傷。プライドを賭けて戦う事に。<19話>

勝則にやられかけたが、香苗・山城このみ(女子20番)の乱入によって救われる。しかし、恋愛話から香苗がこのみを殺害。自身も殺されそうになったが逃げ出す。危ないところで野原惇子(女子16番)に救われた。<20話>

A=03エリアで須藤大和(男子7番)・玖珂喬子(女子9番)に遭遇。喬子と皿探しをしていたが、勝則に再び襲われる。大和と惇子の乱入によって救われ、惇子と共に逃走。<32~34話>

E=02エリアに潜伏していたが、銃声が聞こえた。逃げようとしたが香苗に見つかり、頭部被弾により死亡。<39話>

 

わかるかと思いますが、ギャル組の中で1番好きな子でした。
実はもっと早くに退場のはずでしたが、ここまで延びました。
多分、あっちゃんが助けたところから運命が狂ったのかと(そこからかい)。
 

女子10番・河本李花子(こうもと・りかこ)

サッカー部。女子運動部グループ。
思った事は何でもずばっというキツい性格。
女子人気が高く、バレンタインに貰うチョコの量は男子をはるかに凌ぐ。

身長/163cm
愛称/李花子、李花子ちゃん、りっちゃん、リカ
特記/湧井慶樹(男子20番)とは犬猿の仲

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★★★

★★★★☆

★★★★☆

★★★☆☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

おたま
kill:

なし
killed:

鶴田香苗(女子15番)
死亡話数:

38話
凶器:

グロック17
 

F=02エリアにて潜伏していたが、慶樹が甲斐駿一(男子3番)・鳳紫乃(女子6番)に襲われているのを発見、助けに行くが左足を負傷し、逆に慶樹に助けられた。<21話>

慶樹と他愛ない話をしていたが、香苗に襲われる。慶樹を護るために逃げるが、香苗に背後から撃たれ、階段から転落。追いついた慶樹に本当の想いを伝え、息絶えた。<38話>

 

自分で書いてて、思った以上に好きになれた犬猿ペアの片割れでした。
割と後先考えずに行動し続けた子だと思います。
そういう子、わたしは好きです。

女子11番・志摩早智子(しま・さちこ)

卓球部。女子運動部グループ。
真面目な性格の優等生だが、冗談も通じる柔軟性がある。
優しい性格も手伝って、異性からの人気が高い。

身長/156cm
愛称/早智子、早智子ちゃん、サチ、サッちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★★

★★★★☆

★★★★★

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

S&W M19
kill:

なし
killed:

出雲淑仁(男子1番)
死亡話数:

50話
凶器:

ワルサーPPK
 

B=06エリアで滝井良悟(男子10番)に襲われていた北王子馨(男子5番)を救出。<12話>

馨の過去を知り、驚く。村主環(女子12番)に襲われるが、見逃される。環の狙いを知り、狙われそうな人を探しに行く。<36話>

嫌な予感がする。D=04エリアで、耐え切れずに馨に告白する。いい雰囲気になったところで、出雲淑仁(男子1番)、有馬怜江(女子2番)と会う。再会を喜んだのも束の間、怜江が発砲。淑仁が怜江を殺害したことに怒る。淑仁が続けて殺害しようとした馨を庇い、被弾。失血死。<48~50話>

 

メガネっ娘、サッちゃんでした。
思っていたよりも行動派な子になってました、馨のためなら銃を人に向け続けましたからね・・・(汗) 好きな子でした。
 

女子17番・畠山和華(はたけやま・わか)

茶道部。女子文化部グループ。
お花・お茶が趣味のおしとやかなお嬢様。
自己主張をせず、相手の言う事を鵜呑みにしてしまいがち。

身長/153cm
愛称/和華、和華ちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

バスケットボール
kill:

なし
killed:

出雲淑仁(男子1番)
死亡話数:

30話
凶器:

ワルサーPPK
 

淑仁に想いを寄せている。

E=04エリアにて潜伏していたが、そこに淑仁がやってきた。そのことに喜びを感じたのも束の間、淑仁によって心臓・顔面を撃たれ死亡。<30話>

 

和華様ご退場です。始まる前に少し人気のあったこのコ、出番は一瞬でした(>_<)
わけがわからないまま・・・っていうのは、ある意味幸せなのかも。
何も知らないままだから。
 

女子19番・薮内桃子(やぶうち・ももこ)

家庭科部。女子文化部グループ。
内気な性格でいつももじもじしている。
病弱で、入院沙汰になる事もしばしばある。

身長/147cm
愛称/桃子、桃子ちゃん、桃ちゃん
特記/津村翔平(男子12番)とは幼馴染

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

メガホン
kill:

なし
killed:

逢坂珠尚(女子1番)
死亡話数:

17話
凶器:

S&W M686
 

プログラムにショックを受けて体調を崩す。翔平と共に行動していたが、珠尚に襲われる。胸部に被弾し、失血死。最期まで翔平が生きる事を望んだ。<17話>

 

桃ちゃん視点で書けなかったのが後悔・・・。
多分、桃ちゃんにとって翔ちゃんはお兄ちゃんのような人で、恋愛感情とかはなかったんじゃないかなぁと思います。
 

女子20番・山城このみ(やましろ・このみ)

部活は無所属。ギャルグループ。
派手な外見をしているが、内面は素朴で優しい。
鶴田香苗(女子15番)に憧れ、いつも後を追っている。

身長/151cm
愛称/このみ、このみサン、このみちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★☆☆☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ヌンチャク
kill:

なし
killed:

鶴田香苗(女子15番)
死亡話数:

20話
凶器:

グロック17
 

山神弘也(男子17番)が好き。

A=07エリア(図書館)で藤野勝則(男子15番)に襲われる大谷純佳(女子5番)を救う。恋愛話で香苗の怒りを買い、頭部を撃たれ死亡。<第20話>

 

ぱっと出で即死キャラでした、が、好きな子でした。
普段は人に気を配ることのできる良い子です、書けませんでしたが。
このみちゃんにしてみれば、何で自分が死なないといけないか全くわかりませんね(汗
 

男子12番・津村翔平(つむら・しょうへい)

水泳部。男子主流派運動部系。
明朗活発で、面倒見が良い。
スポーツ万能で、特に水泳の実力は全国クラス。

身長/176cm
愛称/翔平、翔平くん、翔ちゃん
特記/薮内桃子(女子19番)とは幼馴染

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★★★

★★★★★

★★★★☆

★★☆☆☆

★★★★★
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

野球ボール1ダース
kill:

なし
killed:

滝井良悟(男子10番)
死亡話数:

23話
凶器:

コルト・ガバメント
 

桃子と共に行動していたが、逢坂珠尚(女子1番)に襲われて脇腹被弾。桃子を失い、桃子の遺言どおり生きようと決意。<17話>

桃子の分も生きることを決意し、武器を探しにG=05エリアへ。カッターを入手後、良悟に襲われる。良悟を殺害しようとするが、傷が響き敗北、頭部被弾により死亡。<23話>

 

翔ちゃんについてはちらほら先行きを気にしていただきましたが、こんな感じになりました。 サブメインには上げられませんでした。
彼は狂ったわけではなく、ただ覚悟を決めただけです。

男子19番・四方健太郎(よも・けんたろう)

部活は無所属。明進塾組。
卑屈で、周りを見下しがち。
エリート志向が強く、将来の夢は政治家。

身長/162cm
愛称/特になし

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★★

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

グロック19
kill:

なし
killed:

常陸音哉(男子14番)
死亡話数:

26話
凶器:

シグ・ザウエルP230
 

発狂していた。

A=05エリアで音哉・伊賀紗和子(女子3番)・高井愛美(女子13番)に遭遇し、発砲。愛美に向けて発砲したことで音哉の怒りを買い、頭部に被弾し死亡。<第26話>

 

狂った人の独白は書きにくいので、独白なしの退場でした。
狂ってなかったら狂ってなかったで、やる気になってたでしょう。
ただそれは、きっとFC3の浅原誠とネタが被るのでボツ。

 

 

戦闘記録

1 ○ 岸田総司(担当教官補佐) v.s.  水上朱里(女子18番) ×
(5/17 1:41am 水上朱里 死亡)

2 ○ 北王子馨(男子5番)
  志摩早智子(女子11番) v.s.  滝井良悟(男子10番) ×
(滝井良悟 敗走)

3 ○ 西谷克樹(男子13番)
  高谷貴瑛(女子14番) v.s.  甲斐駿一(男子3番) ×
 鳳紫乃(女子6番)
(甲斐駿一・鳳紫乃 敗走)

4 ○ 多田尚明(男子11番) v.s.  持留奏太(男子16番) ×
(5/17 3:50am 持留奏太 死亡)

5 ○ 山神弘也(男子17番) v.s.  多田尚明(男子11番) ×
(5/17 3:51am 多田尚明 死亡)

6 ○ 逢坂珠尚(女子1番) v.s.  津村翔平(男子12番) ×
 薮内桃子(女子19番)
(5/17 5:17am 薮内桃子 死亡)
(津村翔平 敗走)

戦闘記録

1 ○ 大谷純佳(女子5番)
  鶴田香苗(女子15番)
  山城このみ(女子20番) v.s.  藤野勝則(男子15番) ×
(藤野勝則 敗走)

2 ○ 鶴田香苗(女子15番) v.s.  大谷純佳(女子5番) ×
 山城このみ(女子20番)
(5/17 6:50am 山城このみ 死亡)
(大谷純佳 敗走)

3 ○ 甲斐駿一(男子3番)
  鳳紫乃(女子6番) v.s.  湧井慶樹(男子20番) ×
 河本李花子(女子10番)
(湧井慶樹・河本李花子 敗走)

4 ○ 滝井良悟(男子10番) v.s.  津村翔平(男子12番) ×
(5/17 9:02am 津村翔平 死亡)

5 ○ 常陸音哉(男子14番)
  伊賀紗和子(女子3番)
  高井愛美(女子13番) v.s.  四方健太郎(男子19番) ×
(5/17 10:19am 四方健太郎 死亡)

6 ○ 村主環(女子12番) v.s.  逢坂珠尚(女子1番) ×
(逢坂珠尚 敗走)

7 ○ 山神弘也(男子17番) v.s.  十河勇人(男子9番) ×
(5/17 11:17am 十河勇人 死亡)

8 ○ 出雲淑仁(男子1番) v.s.  畠山和華(女子17番) ×
(5/17 11:18am 畠山和華 死亡)

男子1番・安藤悌吾(あんどう・ていご)

サッカー部。幼稚園組。
容姿の良さ・人当たりの良さなどから異性からの人気が高い。
少々乱暴なところがあり、怒ると手が出てしまう事も。

身長/170cm
愛称/悌吾、悌吾くん、てっちゃん
特記/久保田篤史(男子5番)とは生まれて間もない頃からの幼馴染

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★★

★★★★☆

★★★★★

★★★★☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

Cz75
kill:

なし
killed:

滝川渉(男子8番)
死亡話数:

第57話
凶器:

ミニウージー
 

篤史・因幡彰人(男子2番)・大塚豊(男子3番)と合流。学校を離れる。<10話>

F=06エリアで作戦会議。彰人・豊と別れる。篤史の提案する“暇つぶし”に乗る。<15話>

“暇つぶし”ことプログラム本部爆破作戦の準備開始。<22話>

爆破作戦の準備中、近原公孝(男子9番)と谷口まどか(女子8番)に会うが、情報交換をしてすぐに別れる。<38話>

作戦準備中に、彰人・豊と再会。情報交換後、別れる。<53話>

作戦決行。E=04エリアで渉の襲撃を受ける。更に、校舎に突っ込ませたトラックが、校舎到着前に爆発。登場した坂ノ下愛鈴(担当教官)に、盗聴されていたことを告げられ、逆上。愛鈴を攻撃しようとしたが、渉に全身を撃たれ、死亡。<56・57話>

 

改稿で出番が増えた悌吾でした。
グループ内では1番短気で口が悪い設定だったので、口悪くすることを心がけました。
4人人気がある設定ですが、1番低いのって悌吾かなぁとなんとなく思いました(笑
 

女子2番・上田昌美(うえだ・まさみ)

家庭科部。ゲーム組。
内気な性格で、人と関わる事が苦手。
クラス1小柄で目立たない。

身長/146cm
愛称/昌美

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

アイスピック
kill:

中田智江子(女子12番)
天道千夏(女子10番)
killed:

近原公孝(男子9番)
死亡話数:

52話
凶器:

Vz61 “スコーピオン”
 

因幡彰人(男子2番)に恋心を抱いている。

G=04エリアで智江子と遭遇。智江子の小刀で刺殺。小刀入手。<12話>

D=06エリアに潜伏していたところに、彰人・大塚豊(男子3番)に発見される。自分のことを何とも思っていない彰人に怒り攻撃するが、彰人の態度に殺害を断念。別れた後、自分のやり方に疑問をもつ。<35・36話>

I=05エリアで恐怖に駆られ背後から千夏を襲撃、殺害する。相模晶(女子6番)にそのことを詰問された。<44・45話>

自分の今までのことを悩んでいたが、「自分は悪くない」という決断を下す。そこを近原公孝(男子9番)・谷口まどか(女子8番)に発見され、襲い掛かるが、公孝に諭され、生き続けることを決意。しかし、突然上総真央(女子4番)に襲われる。逃げる途中で真央に撃たれそうになったが、まどかを盾にして凌いだ。しかし、それが公孝の怒りに触れ、全身を撃たれて死亡。<51・52話>

 

改稿前に比べて考えをつなげた・・・つもりです。悩みがうまく表現できていればいいなぁ。
最後は、人を庇うシーンはよく見るので、逆に人を盾にして死を逃れようとするという行動を書いてみました、いかがでしょう。
 

女子1番・東ちとせ(あずま・ちとせ)

部活は無所属。女子不良組。
いつもぼーっとしていて何事にもやる気が感じられない。
普段はまったり口調だが、キレると口調が一気に変わる。

身長/159cm
愛称/ちとせ、ちとせちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★☆☆☆☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

フライパン
kill:

なし
killed:

上総真央(女子4番)
死亡話数:

33話
凶器:

S&W M36 チーフススペシャル
 

G=03エリアでやる気なくぼーっとしていたところに荒れている真央が現れる。普段見たことのないような真央の様子に興味を持ち、真央の神経を逆撫でた。結果、全身に被弾し死亡。

 

しかし人の不幸に興味を持つとはいけない子ですね、この子は。
改稿前よりも早い退場になってしまいましたが、ちとせ好きですよ。
暴れさせられなかったのがちょっと残念ですが・・・
 

男子4番・加堂啓(かどう・けい)

ゲーム部。ゲーム組。
クラス1大柄な体をもつが、気弱でいつもおどおどしている。
とても穏やかな性格をしており、口喧嘩は大の苦手。

身長/178cm
愛称/啓ちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:


kill:

なし
killed:

園田茂樹(男子7番)
死亡話数:

17話
凶器:


 

森嵩(男子18番)と深森なぎさ(女子20番)を襲うが、嵩に殴られ負ける。<第16話>

苛めっ子を消してしまえば苛められないと考える。茂樹に会ったので殺害しようとするが、返り討ちに遭う。失血死。<第17話>

 

苛められっ子啓くんは少しだけ出番が増えました。(ほんとに少しだけ)
ただ倒されていた子から少し進化しました、結局負けましたが・・・
裏設定として、豊くんとは仲良しです、小学校から一緒なので。

女子4番・上総真央(かずさ・まお)

部活は無所属。女子不良組。
自己中心的な性格で、他人の為に何かをする事が嫌い。
喫煙、喧嘩、カツアゲなど様々な事をしている。

身長/162cm
愛称/真央、真央ちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★☆

★★★★★

★★★★★

★★★★★

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

S&W M36 チーフススペシャル
kill:

松田由梨(女子18番)
松浦亮介(男子16番)
東ちとせ(女子1番)
谷口まどか(女子8番)
近原公孝(男子9番)
killed:

相模晶(女子6番)
死亡話数:

第64話
凶器:

ワルサーPPKs
 

自分より恵まれている全ての人に憎しみを抱いている。

D=05エリアの民家に入ったところ、隠れていた由梨と遭遇。発砲された事に激怒、由梨を射殺。S&W M10 ミリタリーポリス入手。<11話>

F=04エリアで亮介を発見。ボウガンで頬に軽い傷を負い激怒。亮介を射殺。<26話>

G=04エリアで手塚直樹(男子10番)・浜本謙太(男子14番)・加賀光留(女子3番)・幸田真菜(女子5番)を襲い、銃撃戦になる。盾になっていた直樹を追い詰めるが、逃げたはずの光留に邪魔される。光留に追い詰められたが直樹が光留を止めた為に命を救われ、逃げた。その後ちとせに会い、ちとせの言葉に逆上、殺害する。<30~33話>

I=05エリアで公孝・まどか・上田昌美(女子2番)を襲う。昌美に盾にされたまどかを銃殺、さらに戦おうとした公孝を銃殺した。マシンガンを手に入れようとしたが、公孝に海に捨てられ叶わなかった。ブローニングM1910入手。<51・52話>

E=04エリアで相模晶(女子6番)を発見。一時は優位に立つが、油断したところを容赦無く攻撃を受け、頭部に被弾し死亡。<63・64話>

 

改稿前よりは少し細かく描写できた気がしますが、やや光子嬢と被ってますね、要精進。
改稿前の方で反響のあった「見下さないで」を頑張って突っ込みました。
とにかく、人より上でありたい真央嬢でした。油断がなければ勝てたのにね。
 

銀魂 048話 FULL HD

女子5番・幸田真菜(こうだ・まな)

テニス部。女子主流派グループ。
おっとりとした性格だが、気の利くしっかり者。
小柄ながらグループ内の姉のような存在。

身長/155cm
愛称/真菜、真菜ちゃん、真菜ちん
特記/加賀光留(女子3番)とは幼馴染

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★★

★★★★☆

★★★★☆

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

探知機
kill:

なし
killed:

滝川渉(男子8番)
死亡話数:

第70話
凶器:

グロック19
 

光留と合流。学校を離れる。<10話>

E=07エリアで手塚直樹(男子10番)と合流。放送で松田由梨(女子18番)の死を知りショックを受ける。<13話>

G=04エリアで浜本謙太(男子14番)、相模晶(女子6番)、天道千夏(女子10番)と会う。喜びもつかの間、晶と千夏は別行動を取る。<25話>

森嵩(男子18番)・深森なぎさ(女子20番)と遭遇。情報交換をしてすぐに別れる。<27話>

仮眠を取っていたが、上総真央(女子4番)に襲われ目を覚ます。右足を撃たれたため、謙太とともに逃げた。<30~31話>

真央から逃げ切り、I=05エリアに辿り着いた。西岡隼人(男子13番)・村尾信友(男子17番)と会った。<41話>

E=04エリアで起こった戦闘を目撃。晶が優勝を目指すことを知り、晶よりも前に光留・直樹と会うことを目指す。<65話>

F=04エリアで謙太から告白される。そこに渉が現れ、目の前で謙太を殺害される。真菜も頭部に被弾し、死亡。<70話>

 

謙ちゃんと2人になってからは、しっかりしたお姉さんらしさを出せたんじゃないかと思います、真菜ちゃんです。
きっと、謙ちゃんに対しては恋愛感情はなかったと思います。

瀬戸口北斗(せとぐち・ほくと)

バスケットボール部。幼稚園組。
容姿の良さ・無邪気さなどから異性からの人気が高い。
外見とは裏腹にいたって温厚な性格。

身長/174cm
愛称/北斗、北斗くん、せっちゃん
特記/相模晶(女子6番)とは近所に住む幼馴染

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

なし
kill:

なし
killed:

坂ノ下愛鈴(教官)
死亡話数:

3話
凶器:

拳銃(名称不明)
 

晶に恋心を抱いている。

プログラム開催の事実に衝撃を受け、愛鈴のルール説明に堪忍袋の緒が切れた。政府を罵った為、反政府的発言をしたと見なされ、全身被弾の上に頭部被弾により死亡。<第3話>

 

最初の犠牲者はやっぱり北斗でした。
改稿前よりは彼の晶に対する気持ちを出せたかなぁと思っています。
こんな最初に退場させていますが、北斗の事は大好きですよ。
 

男子7番・園田茂樹(そのだ・しげき)

部活は無所属。ゲーム組。
裕福な家の生まれで、それを鼻にかけている。
ゲーム組に分類されるが、本人はゲームには興味がない。

身長/160cm
愛称/特になし

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★★☆☆

★★★★☆

★★★☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

スタンガン
kill:

加堂啓(男子4番)
killed:

近原公孝(男子9番)
死亡話数:

29話
凶器:

スコーピオン
 

G=05エリアで啓と遭遇。襲われるが返り討ちにして殺害。血の色に魅せられ、もっと見ようと移動を始める。<第17話>

F=04エリアで公孝・谷口まどか(女子8番)を発見。襲い掛かるが返り討ちにされる。全身被弾により死亡。<第29話>

 

狂いっぷりが改稿前に比べてダウンしました。
戦跡は一緒ですけどね、本人について語られることも少なかったですね。
狂った人は、私にとって1番扱いにくいです(>_<)
 

女子7番・白鳥里子(しらとり・さとこ)

バスケットボール部。女子主流派グループ。
陽気な性格で、クラスのムードメーカー。
特技は早食いで、その結果ぽっちゃり体型になってしまった。

身長/160cm
愛称/里子、里子ちゃん、しらちゃん、しら子

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★★★

★★★☆☆

★★★☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

Vz61(スコーピオン)
kill:

なし
killed:

滝川渉(男子8番)
死亡話数:

19話
凶器:

ミニウージー
 

安藤悌吾(男子1番)のことが好き。

F=03にて潜伏していたが、渉に襲われる。野島三奈子(女子15番)が殺害されたことにより腰が抜ける。谷口まどか(女子8番)・近原公孝(男子9番)と共に逃げようとするが、頭部に被弾。<第19話>

 

陽気な子のはずなのに、晶嫌いっ子になってました。
いや、そのつもりではありましたが。
裏話として、部活ではレギュラーになれず、それも含めて晶に嫉妬していました。
 

女子8番・谷口まどか(たにぐち・まどか)

バスケットボール部部長。女子主流派グループ。
明朗活発で、曲がった事は嫌い。
信頼を得る事が上手く、リーダーに向いている。

身長/165cm
愛称/まどか、まどかちゃん、まどちゃん、ぐっさん
特記/近原公孝(男子9番)とは恋仲

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★★★

★★★★★

★★★★★

★★★☆☆

★★★★★
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ぬいぐるみ
kill:

なし
killed:

上総真央(女子4番)
死亡話数:

52話
凶器:

Vz61 “スコーピオン”
 

F=03エリアにて潜伏していたが、滝川渉(男子8番)に襲われる。白鳥里子(女子7番)・野島三奈子(女子15番)を失うが、公孝と共にF=04エリアの中学校に逃げ延びた。<19話>

F=04エリアにて松浦亮介(男子16番)の亡骸を発見し、ショックを受ける。その後園田茂樹(男子7番)に襲われるが、公孝が倒した。<29話>

F=06エリアで安藤悌吾(男子1番)・久保田篤史(男子5番)に会う。2人の作戦のことを知るが、別れる。<38話>

I=05エリアで上田昌美(女子2番)を発見、声を掛けたところ突然襲われる。しかし、公孝との話で落ち着いた様子。和やかになったところを、背後から真央に襲われる。公孝に言われ昌美と共に逃げようとするが、真央が発砲。避けようとしたが、昌美に盾にされ、全身被弾し死亡。<51・52話>

 

改稿前より生き延びてくれました、ぐっさん。
最期は、こういう人もいるかもしれないということで・・・気の毒です(>_<)
ちなみに“ぐっさん”は私の高校の時の友だちのあだ名です^^;;
 

男子9番・近原公孝(ちかはら・きみたか)

バスケットボール部。男子主流派グループ。
絶えずにこやかな笑みを浮かべている。
穏やかな性格で、時にボケをかます事も。

身長/169cm
愛称/公孝、ちかちゃん、ちかっち
特記/谷口まどか(女子8番)とは恋仲

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★★★

★☆☆☆☆

★★★☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ブローニングM1910
kill:

園田茂樹(男子7番)
上田昌美(女子2番)
killed:

上総真央(女子4番)
死亡話数:

52話
凶器:

S&W M36
 

F=03エリアにて潜伏していたが、滝川渉(男子8番)に襲われる。白鳥里子(女子7番)・野島三奈子(女子15番)を失うが、まどかと共にF=04エリアの中学校に逃げ延びた。<19話>

F=04エリアで松浦亮介(男子16番)の亡骸を発見。その後茂樹に発見され襲われるが、銃殺した。<29話>

F=06エリアで安藤悌吾(男子1番)・久保田篤史(男子5番)に会う。2人の作戦のことを知るが、別れる。<38話>

I=05エリアで上田昌美(女子2番)を発見、声を掛けたところ突然襲われる。しかし、公孝との話で落ち着いた様子。和やかになったところを、背後から真央に襲われる。まどかと昌美を逃がそうとしたが、昌美がまどかを盾にし、まどかの死を目撃。それに怒って昌美を銃殺。さらに真央に危険を感じて戦おうとするが敗北。最期の力でマシンガンを海に捨て、失血死。<51・52話>

 

道徳的な子にしようとしたはずが、キルスコアが改稿前より増えてしまってます;;
読まれてわかるかもしれないですが、公孝好きでした。
和哉とからませてあげたかったです(>_<)
 

番・津和野早苗(つわの・さなえ)

吹奏楽部。女子主流派グループ。
生真面目な優等生で、大人しい性格。
グループ内では騒ぎすぎる面々を抑える存在。

身長/159cm
愛称/早苗、早苗ちゃん、さなちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★★

★☆☆☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

グロック19
kill:

なし
killed:

滝川渉(男子8番)
死亡話数:

5話
凶器:

マシンガン(名称不明)
 

学校を出た直後、渉に襲われ全身被弾。 次に出てきた手塚直樹(男子10番)に助けを求めるも、再び頭部に被弾、死亡。<第5話>

 

犠牲者第二号も変わらずさなちゃんでした。
たっきの大量殺戮の幕切れになるのか、話が変わるのか、その辺はヒミツです。
相変わらず深く書く事の出来ない子でした、ごめんね、さなちゃん。
 

廊下側の1番後ろの席で、苦笑いを浮かべながら頭を掻いていたのは、手塚直樹(男子10番)。
外見も中身も15歳とは思えないほど老けている。
今もおそらく他の生徒よりは幾分落ち着いている。
というのも、今反論したり暴れたりするのは得策ではないからだ。

 

担当教官・坂ノ下愛鈴(さかのした・あいりん)
29歳 159cm/48kg

まったりというか今時というか…語尾が伸びる口調。
声は結構高い感じ。
細かいところは話の中で出てくるので書きません。

 

軍人・野田浩毅(のだ・ひろき)
34歳 176cm/68kg

見ての通り、話の中の通り、無愛想で冷徹。
低い声でボソボソ喋るので、結構聞き取りにくいかも。
ワリと筋肉質。 元・野球少年。
好きな食べ物は実は甘いもの。
表には出さないが、可愛いものも好き(出してますね、少し/汗)

 

軍人・木下亨(きのした・とおる)
28歳 172cm/63kg

真面目に責務をこなす人。
仕事中は声を作っているが、普段はやんわりとした声。
いつも冷静で、常に周りを見ることができる。
趣味の読書が祟って(?)、やや近眼、コンタクトは目に合わないのでできない。
こう見えても軍人、運動能力は高い。

 

軍人・渡部響也(わたなべ・きょうや)
27歳 180cm/73kg

大阪生まれの大阪育ち、高校を卒業して関東に出てきた。
明朗活発で、精神年齢は恐らく中学生と大差ない。
あまり低くない声だが、いつもテンションが高いので高く聞こえる。
野田は大の苦手、木下は良い友人。
最も体格がいい、元ラグビー部。

女子9番・津和野早苗(つわの・さなえ)

吹奏楽部。女子主流派グループ。
生真面目な優等生で、大人しい性格。
グループ内では騒ぎすぎる面々を抑える存在。

身長/159cm
愛称/早苗、早苗ちゃん、さなちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★★

★☆☆☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

グロック19
kill:

なし
killed:

滝川渉(男子8番)
死亡話数:

5話
凶器:

マシンガン(名称不明)
 

学校を出た直後、渉に襲われ全身被弾。 次に出てきた手塚直樹(男子10番)に助けを求めるも、再び頭部に被弾、死亡。<第5話>

 

犠牲者第二号も変わらずさなちゃんでした。
たっきの大量殺戮の幕切れになるのか、話が変わるのか、その辺はヒミツです。
相変わらず深く書く事の出来ない子でした、ごめんね、さなちゃん。
 

女子10番・天道千夏(てんどう・ちなつ)

テニス部。女子主流派グループ。
有力議員の父と有名デザイナーの母を持つお嬢様。
内気だが温厚な優しい性格。

身長/156cm
愛称/千夏、千夏ちゃん、ちなっちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★★☆

★★☆☆☆

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ドッヂボール
kill:

なし
killed:

上田昌美(女子2番)
死亡話数:

45話
凶器:

小刀
 

校舎を出てすぐに滝川渉(男子8番)に襲われ右足負傷。相模晶(女子6番)に救われる。死を覚悟して瀬戸口北斗(男子6番)の仇を討とうとする晶を止め、共に行動する。<6・7話>

F=05エリアで浜本謙太(男子14番)と合流。謙太の探し人が見つかるまで行動を共にすることに。<20話>

G=04エリアで沼井千尋(女子14番)の死を目撃、悲鳴を上げた為に渉に発見される。晶の攻撃、謙太の機転により逃走成功。ブローニング・ベビー入手。その後手塚直樹(男子10番)、加賀光留(女子3番)、幸田真菜(女子5番)と会い、謙太と別れる。<24~25話>

偶然親友たちが殺し合う様を見、I=05エリアで夏生初音(女子13番)の最期を看取る。死を望むが、晶に叱られ立ち直る。1人になった隙に上田昌美(女子2番)の襲撃を受け、胸部を刺され死亡。<43~45話>

 

改稿前よりはしっかり書けたかな、と思います、ちなっちゃん。
晶の途中までのサポート役として、頑張ってくれたと思います。
 

プクトニン

露リコ

女子21番・淀野亜美加(よどの・あみか)

陸上部マネージャー。女子主流派グループ。
おっとりしているが、自分の意志を通す強さを持つ。
色素が薄く、茶髪は地毛。

身長/154cm
愛称/亜美加、亜美加ちゃん
特記/二松千彰(男子15番)とは恋仲

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★★★☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ロープ
kill:

なし
killed:

なし(自殺)
死亡話数:

14話
凶器:

首輪
 

E=02エリアにて千彰と一緒にいた。争いを好まない性格ゆえに自[ピーーー]る道を選ぶ。禁止エリアで千彰と共に最期を迎える。<第14話>

 

ほのぼのカップルでした。
改稿前よりも幸せに書けたかな、と思います。
それにしてもあれですね、一人称が「亜美加」だと鬱陶しい(をい)
 

番)は、嵩が教室の中心の列にいる為に真っ直ぐ前から見る事ができる坂ノ下愛鈴(担当教官)を睨んだ。

男子不良ペアの片割れである嵩は、相方の滝川渉(男子8番)までとは言えないが、学校内外から恐れられていた。
学校に来て、屋上で煙草を吸って、誰かが喧嘩を売ってきたら返り討ちにして、気が向いたら授業に出て、放課後は他校生と喧嘩三昧。
これが嵩の日課だった。
おかげで、このクラス内でも浮いた存在となっている。

しかし、喧嘩は好きだが、殺しはいけないだろう。
プログラムなんてものはとんでもないと思っているし、こんな馬鹿げた殺し合いなどに乗る気は全くない。
無抵抗の弱いヤツに手を挙げる事は嫌いだし、友達を裏切っ

女子12番・中田智江子(なかだ・ちえこ)

ゲーム部。ゲーム組。
卑屈な性格で、いつも人の悪口を言っている。
3度の飯よりゲームが好きなほどのゲームオタク。

身長/152cm
愛称/智江ちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★☆☆☆☆

★★☆☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★★★☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

小刀
kill:

なし
killed:

上田昌美(女子2番)
死亡話数:

12話
凶器:

小刀
 

G=04エリアで潜伏。優勝しようと企み、遭遇した昌美を盾にしようとするが、企みがばれて小刀で刺殺される。<第12話>

 

悪口っ子登場です。
改稿前から思っていましたが、この子書きにくい!!
悪口いっぱい言わせるのは難しいです(>_<)
 

女子15番・野島三奈子(のじま・みなこ)

バスケットボール部。女子主流派グループ。
口調はきついが、性格が悪いわけではない。
時に後先考えずに行動してしまう事もある。

身長/163cm
愛称/三奈子、三奈子ちゃん、三奈ちゃん、みぃちゃん、みぃ子

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★★

★★★☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ブーメラン
kill:

なし
killed:

滝川渉(男子8番)
死亡話数:

19話
凶器:

ミニウージー
 

瀬戸口北斗(男子6番)が好き。

F=03エリアにて潜伏していたが、渉に襲われる。運悪く全身に被弾し死亡。<第19話>

 

この子も性格が悪くないワリには悪さしかでてない・・・
まぁね、皆1人くらいはそういう子がいるんじゃないですかね(ヤな話だなぁ)。
改稿前に比べたら、里子と順番が入れ替わった&まどかを巻き込まなかった感じ。
 

女子16番・長谷川由子(はせがわ・ゆうこ)

ソフトボール部。幼馴染組。
強気な性格で、口調もそれを表している。
一方で他人に依存してしまう一面も持つ。

身長/160cm
愛称/由子、由子ちゃん
特記/服部和子(女子17番)・三名川万世(女子19番)とは幼馴染

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★☆

★★★★☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

脇差
kill:

服部和子(女子17番)
killed:

服部和子(女子17番)
死亡話数:

39話
凶器:


 

C=06エリアに和子と共に潜伏していた。万世の死によって半ばパニックとなり、それが和子の癇に障る。「[ピーーー]」と言われたことにパニックを起こし、和子に襲い掛かるが、頭部に鎌を刺され死亡。その後倒れる反動で和子を殺害した。<第39話>

 

和子&由子は改稿前とほとんど変わってませんね。
ただ、由子は前よりもかなり弱気になったかな、と思います。
お互い、殺し合う気は全くなかったのに、という結果です。
 

男子17番・村尾信友(むらお・のぶとも)

野球部。男子主流派グループ。
男子の中で最も背が低いが、元気はクラス1。
人懐こい性格で、誰とでも親しくなる事ができる。

身長/156cm
愛称/信友、ノブっち、ノブちゃん
特記/西岡隼人(男子13番)とは幼馴染

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★☆

★★★★★

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

フォーク
kill:

なし
killed:

夏生初音(女子13番)
死亡話数:

42話
凶器:

トカレフTT33
 

I=05エリアで浜本謙太(男子14番)・幸田真菜(女子5番)に会う。隼人の人探しに付き合っている。<41話>

I=04エリアで戸田彩香(女子11番)に会う。話に盛り上がっていたが、何者かに突然頭部を撃たれ死亡。<42話>

 

お気に入りの子だったのに、あっという間でした・・・
原作の豊の影響を激しく受けてつくった子なんだろうなぁ・・・定かじゃないけど。
 

女子19番・三名川万世(みながわ・まよ)

美術部。幼馴染組。
大らかな性格で、いつものんびりとしている。
幼馴染2人の喧嘩を止めるのは日課なので慣れている。

身長/152cm
愛称/万世、万世ちゃん
特記/長谷川由子(女子16番)・服部和子(女子17番)とは幼馴染

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★★★★

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

時限爆弾
kill:

なし
killed:

滝川渉(男子8番)
死亡話数:

37話
凶器:

時限爆弾
 

G=03エリアに潜伏していた。偶然山峡和哉(男子19番)と合流する。そこに渉が現れ、全身を撃たれる。渉が時限爆弾のスイッチを入れてしまったが身動きがとれず、時間が来て爆死。<第37話>

 

なんか改稿前もですが、とにかく気の毒な子でした。
自分の武器に恵まれなかったのは変わりません、しかもフォーク貰ったというのに比べてはるかにタチが悪いですね;;
 

女子18番・松田由梨(まつだ・ゆり)

テニス部。女子主流派グループ。
気弱で、1人でいる事を何よりも嫌う。
甘えん坊で、グループ内の妹的存在。

身長/147cm
愛称/由梨、由梨ちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★★★★☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

S&W M10 ミリタリーポリス
kill:

なし
killed:

上総真央(女子4番)
死亡話数:

11話
凶器:

S&W M36 チーフススペシャル
 

因幡彰人(男子2番)に恋心を抱いている。

D=05エリアに潜伏していたが、真央と遭遇。恐怖で発砲した事が真央の癇に障り、逆に腹部と頭部に被弾し死亡。<第11話>

 

由梨ちゃんもあんま変わってませんね。
受け身な女の子ですよね、この子は・・・
運が悪いとしか言いようがないですね、相手が悪かったです。
 

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom