【安価】ロンパ(β) 四季ヶ原「part2ー」【オリロンパ】 (1000)

注意
・したらばの方で作成したキャラを使用した、コロシアイssです。
・故に登場人物はほぼ全てオリキャラになります。苦手な方はご注意ください
・主人公は基本的に安価に従い行動します。
・原作、他作品の影響を受けている部分があります。
・原作のネタバレを含む可能性があります。


□前スレ(PROLOGUE~CHAPTER1)
【安価】ロンパ(β)【オリロンパ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489230211/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491930547

【名簿:女子】

【超高校級の幸運】稲羽 兎(イナバ ウサギ)
身長:157cm 胸囲:78cm
料理の腕:13
好きな物:うさぎ 嫌いな物:悪意、暴力
【平和主義者】暴力や争い事を好まない。
【誠実】どんな局面においても、相手に対し誠意をもって接しようとする。
【まな板】胸が少し貧相。

【超高校級の園芸部】四季ヶ原 咲(シキガハラ サキ)
身長:147cm 胸囲:67cm
好感度:12.5
料理の腕:58
好きな物:植物、人工授粉 嫌いな物:植物荒らし
一言:「薔薇に癒されたい……」
【小動物系】小柄でかわいらしい。
【腐女子】薔薇、百合問わず、同性愛を好む。
【下ネタ】時折下ネタが口から出る。

【超高校級の狩人】リーチカ・ランジェ(-)
身長:167cm 胸囲:80cm
好感度:5
料理の腕:???
好きな物:獣の肉 嫌いな物:喰えない肉
一言:「…………あの2人は喰われた」
【無表情】感情の起伏に乏しい。感情自体は持ち合わせている。
【健啖家】食欲旺盛。
【野生動物並の死生観】人の生き死にに動じない。

【超高校級のベビーシッター】那波 千代子(ナバ チヨコ)
身長:168cm 胸囲:92cm
好感度:12.5
料理の腕:40
好きな物:子供 嫌いな物:虐待
一言:「気が向いたら、時々ご飯食べに来てね」
【子供大好き】幼い子供をとにかく愛している。
【慈愛溢れる】常に子供への慈愛に満ちている。
【母性的】雰囲気、仕草から母性を感じる。

【超高校級の琴奏者】辰爾 和琴(タツミ ワコ)
身長:164cm 胸囲:82cm
好感度:12.5
料理の腕:59
好きな物:琴の音色 嫌いな物:眩しすぎる場所
一言:「人を……」
【名家のお嬢様】伝統ある名家の娘で、気品を感じる。
【謙虚】才能に驕らず、謙虚に振舞う。
【文武両道】勉学、武芸共に腕が立つ。

【超高校級のダンサー】小倉 真帆(オクラ マホ)
身長:160cm 胸囲:88cm
好感度:12.5
料理の腕:???
好きな物:美しいもの 嫌いな物:美しくないもの
一言:「まだ死にたくはないかな……」
【面食い】美しい人に弱い。
【男性的】男性のような立ち振る舞いのボクっ娘。
【褐色】肌の色が褐色で、胸が大きめ。

【超高校級の小説家】辻垣 理緒(ツジガキ リオ)【DEAD】
身長:172cm 胸囲:83cm
好感度:12.5
料理の腕:03
好きな物:小説、感情 嫌いな物:湿気
一言:「私の人生は幕を閉じた。完」
【嘘も方便】状況に応じて嘘をつく事も必要だと思っている。
【悪筆】字が少々汚い。
【回りくどい言い回し】時折、小説に記すような妙な言い回しをとる。

【超高校級のパン屋】米菓 リリィ(べいか -)
身長:152cm 胸囲:72cm
好感度:10
料理の腕:???
好きな物:パン(焼きたて) 嫌いな物:汚物
一言:「パンをどうにかしないと……」
【ショートスリーパー】短い睡眠時間で問題無く行動できる。
【心配性】心配事が頭に浮かんで止まない。
【潔癖症】職業柄清潔な事を好み、汚れを嫌う。

【名簿:男子】

【超高校級のハッカー】ハック・ウィルヘルム(-)
身長:165cm
好感度:10
料理の腕:17
好きな物:コンピューター、ハッキング 嫌いな物:直射日光
一言:「……」
【卑屈】必要以上に自分を卑しめる。
【ストーカー】ストーカー気質。
【手持無沙汰】何もしていない時にも指を動かす癖がある。

【超高校級の審判】橘高 直人(キッタカ ナオト)
身長:175cm
好感度:5
料理の腕:70
好きな物:公平性 嫌いな物:不正
一言:「ルール違反者め……」
【厳格】手加減が無く、規律や道徳に厳しい。
【迷いが無い】迷いなく判定する。
【融通が利かない】柔軟性に欠ける面がある。

【超高校級の美容師】加々美 優紫(カガミ ユウシ)
身長:179cm
好感度:5
料理の腕:???
好きな物:ヘアカット、会話 嫌いな物:孤独感
一言:「これからどうなっちゃうのかしら……」
【超イケメン】非常に整った顔立ちを持つ。
【相談役】面倒見が良く、相談に乗ってくれる。
【人との繋がりに飢えている】他人との繋がりを強く求めている。

【超高校級の道化師】杯 団(サカス ダン)
身長:156cm
好感度:15
料理の腕:???
好きな物:楽しい事 嫌いな物:退屈
一言:「面白かったですね~!」
【ドジっ子ピエロ】ドジ。
【異常好奇心】どんな悪意も猟奇的な事も、面白ければ何でも楽しむ。
【表情豊か】表情がコロコロ変わる。

【超高校級の機械職人】絡繰 時矢(カラクリ トキヤ)
身長:132cm
好感度:15
料理の腕:???
好きな物:機械、カラクリ 嫌いな物:作業妨害
一言:「少しでも落ち着いたら嬉しい」
【天然タラシ】無自覚に相手を誑し込む。
【観察眼】洞察力や観察力に優れる。
【可愛い系少年】高校生にしては容姿が幼い。

【超高校級の教祖】天草 神門(アマクサ シモン)
身長:182cm
好感度:7.5
料理の腕:61
好きな物:慈善、健全な精神 嫌いな物:不健全な精神
一言:「神は我々を見捨てはしないでしょう」
【カリスマ】嫌味のない正論に、説得力を持つ。
【献身】弱さを持つ者の為に手を尽くす。
【エンジェルスマイル】人々の心に平穏と安寧をもたらす神使の笑顔。

【超高校級の拳法家】李 紅運(リー・コウウン)【DEAD】
身長:160cm
好感度:15
料理の腕:64
好きな物:修行、仁義 嫌いな物:怠惰
一言:「あいつを殺せなかった……」
【真っ直ぐなフレンドリー】友好的。
【善悪に縛られない】善悪に縛られず、思うままに行動する傾向にある。
【求道者】その道を極める為、常に己を鍛えている。

【超高校級の相撲取り】沙慈 百舌(サジ モズ)
身長:192cm
好感度:27.5
料理の腕:???
好きな物:ちゃんこ鍋 嫌いな物:窮屈
一言:「心配でごわすな……」
【心優しい】思いやりを持ち人に優しく接する。
【女性にモテる】故に女性からも好感を持たれる。
【所帯染みている】高校生である筈が、所帯持ちのような風格を感じる。


見知らない教室の中。
机が均等に並んでいる。有り触れた教室だった。

ここがどこなのか分からない。
けど何故か、この状況に一切の違和感も湧かなかった。

……私はそこで、辻垣さんと向き合うように座っている。


稲羽「あの……本当に私なんかで……良いんでしょうか?」

辻垣「そんなに卑下しないで、稲羽さん」

辻垣「私の専門は、人の心理、感情、心の機敏……それらを文章に噛み砕いて落とし込む事。自称だけどね」

稲羽「……」

辻垣「君という人間も、そういう面で本当に価値があると私は思ってる」

辻垣「それに……」

稲羽「それに?」

辻垣「えっと、その……」

辻垣さんは少し気まずそうに……やや俯く。

辻垣「友人としても……だね?君のことを……好いて……いる……よ?」

辻垣「辻垣は顔が熱くなるのを感じ……何こっ恥ずかしい事言ってるんだろう、私……と自嘲し……」

辻垣「……って、そ、そんな事は無いんだからねっ?顔から火なんて……で、出てないし!」

稲羽「……」

辻垣さんは否定の言葉に反して、やはり恥ずかしそうに顔を赤くしている。
こんな辻垣さんは初めて見た……


李「イナバ!」

稲羽「へっ!?」

乱雑に教室の引き戸が開かれた。李さんがいる。

李「我にはお前が必要ある!」

稲羽「…………!?!?!?!?」

辻垣「ははーん、君は稲羽さんの幸運に肖るつもりなんだな」

李「然り。我と共に来るあるー!」

稲羽「え、待っ」

李さんに強引に手を引かれ……されるがままに教室から出る。

辻垣「あー!ちょっと!彼女は私がー!!!」

辻垣「……畜生っ!稲羽は突如現れた暴漢に攫われてしまったッ!」

辻垣「その暴漢は乱暴に稲羽の手首を握り……次第に、舐るように全身をどうにかこうにか」

李「や、やめろ!そんな事してない!」

辻垣「乞うご期待ー!」



私達、別の形で出会っていたら……
こんな未来もあったのかもしれない。


こんな、未来も……









【CHAPTER2】黄泉還る表裏一体 (非)日常編







【7日目】


稲羽「っ!」


……

そこは……相変わらず
一面兎だらけの奇妙な部屋の中でしかなかった。


稲羽「……」


夢、か……



辻垣さんも、李さんも……もういない。
辻垣さんは喉を包丁で突き刺されていて……動く事は無かった。
李さんは全身を燃やされた。もう、肉体も残っていない。

2人には、もう二度と……


稲羽「……」

【回廊…個室】

噴水の水は、もう出ていた。

稲羽「……」



辻垣さんの部屋の前に来た。

思わずドアノブをひねる。
鍵は……かかっているようだ。


この中に、まだ辻垣さんは……いるんだろうか。

【食堂】


稲羽「……」


食堂には、ほとんどの人が集まっていた。


絡繰「ハックの姿が見えないが……」

四季ヶ原「引きこもっちゃったみたいだよー。ナニしてるんだろ……」

リーチカ「…………連れてくる」

辰爾「あ……わたくしもお供します」

四季ヶ原「おーお、女の子2人にね~……ハックくんってば罪な男ー……」





朝食を作った人
(>>2-4からハック以外で一人ずつ 未出の人はコンマで料理の腕)

↓1~2

うおお……ありがとうございます。夜また続きます……!

リーチカの料理…21
絡繰の料理…64



稲羽「この料理……」

絡繰「ああ。リーチカが早かったからな」

絡繰「一緒に作ってもらった」

稲羽「そうだったんですか」


……


稲羽「頂きます」

……おいしい。
少しだけ……落ち着いた気がした。

小倉「ねえ、この肉何か生焼けじゃないかい?」

米菓「生っ……生肉は駄目なのです。衛生的に……」

米菓「って、いうか。こんな大きな肉……ありましたっけ?」

絡繰「モノクマに貰ったって言ってたな」

米菓「……は!?」

絡繰「味見はしてたから問題はないと思うぞ」

米菓「うーん。そういう問題ではないのですが……」

絡繰「まあ、とりあえず貸してみてくれ」

小倉「ん。ありがと」

そういって絡繰くんは、ガスバーナーで肉を炙った。


朝食を摂った。
その後は、私達の誰も……ほとんど言葉を発しなかった。


杯「なんか~、暗いですね~」

小倉「あんまり変わりないと思うけど」

杯「ん~。全体的によそよそしいっていうか……」

沙慈「そりゃまあ、昨日の今日でごわすから……」

そう。昨日……2人も亡くなった。
杯くんはやはり何事もなかったかのように笑っている。

加々美「っていうか杯クン……ほんとに縛られてんのね……」

橘高「ここから出て行く目途が立つまでは、当分このままにしておく」

四季ヶ原「うへへ……」

杯「こうしていると、いずれ四季ヶ原さんに殺されそうですね~」

四季ヶ原「あははー、そんな事しないって……」


モノクマ「オマエラ」

米菓「えっ……ひいいいっ!!!!」

那波「モノクマ……ちゃん」

今一番会いたくない人が現れた。
最早……彼からは悪意しか感じられない。

橘高「貴様。どの面さげて出てきた」

モノクマ「口の利き方がなってないな」

モノクマ「まあいいけど。ところでオマエラさ、いつまで引きずってるつもりなの?」

絡繰「引きずってるって……まだ……一日も経ってないぞ」

モノクマ「えーでもさ」

モノクマ「辻垣さんは望み通り死ねたし、李クンだって元通りに戻っただけなんだから」

モノクマ「そこまでお通夜ムードにならなくても……」

稲羽「……」

目の前で笑いながら答える姿に……憤りのようなものが芽生えていた。
辻垣さんも李さんも……あの写真のせいで行動を起こして、死んでいった。
その原因の一端を担った癖に。白々しい。白々しい白々しい白々しい

稲羽「何言ってるんですか……?」

那波「稲羽さん……?」


稲羽「辻垣さんがそうなってしまったのは、あなたがあんな動機で煽ったからでしょう?」

稲羽「李さんだって……2人共あなたが殺したようなものじゃないですか!!」

一度湧き出た感情は止まらなかった。
私は勢いのまま、モノクマを捲し立てている。
この人がいなければ……2人は……

モノクマ「ボクのせいにされてもな……」

モノクマ「その時受けた状況で、どう感じるかなんて結局その人の尺度次第なわけだし……」

モノクマ「ボクはただ、外で起きている現実を写真という形で与えただけで……」

モノクマ「現実を見て、オマエラがどう感じようとオマエラの勝手でしょ?」

モノクマ「ボクのせいじゃないよね」

稲羽「な、なにを……」

モノクマ「なにって。本当の事じゃん。必死だなあ」


稲羽「……」

今すぐ掴みかかって反発したい。
けど、そんな事をしても結果は見えきっている。
これ以上この人に何かを訴えても……何の意味もない。

天草「しかしながら……あの写真は作為的に引き起こされたもので御座いますね」

モノクマ「ほにゃ?」

天草「その点に関してはどうお考えでしょうか……」

モノクマ「あーあ聞こえない」

天草「そうですか……」

加々美「……」

米菓「というか、何しに出てきたのですか……あんたは」

モノクマ「……そうだね、お知らせがあってね」

モノクマ「とりあえず着いてきてくれないかな?今までのパターンからして……オマエラにとっても朗報だと思うよ……」

モノクマ「稲羽さんもちゃんと来てよ?」


【王座の間】

モノクマに促されて王座の間に集まった。
正直気乗りは全くしなかった。けど……従わないからどうなるという訳でもない。



看板の文字が書き変わっている。

『参加者:14名』

今度の字は、この間まで見ていたのと違って整っていた。
ワープロか何かを使って書いたような、機械的な字だった。


リーチカ「…………」

杯「おや~ハックさん~。生きてましたか~☆」

ハック「……」

加々美「やめなさい……縁起でもない事」

モノクマ「……じゃ、さっさと行くよ。ポチ」

モノクマが、手にしていたスイッチを押す。
重い音が響いて、床に…………


穴が開いた。


ハック「……何だこれ」

モノクマ「階段だよ。見りゃわかるでしょ」

絡繰「……」

モノクマ「学級裁判を勝ち抜いたオマエラの為に……新しく空間が解放されたって事で……」

モノクマ「まあ、言っちゃうとマンネリ打破だね」

小倉「あっそ」

米菓「うう……何か罠が仕掛けられてたりするのでしょうか……」

沙慈「しかし、出口に繋がる可能性もあるでごわすな」

ハック「な、なんもねーって事も十分あるだろ……」

天草「それは勿論そうですね。ですが一応目を通したほうが良いかと」

モノクマ「うぷぷぷ……」




探索する人を>>2-4から1~2人指定
↓2


辰爾、天草選択


辰爾「稲羽様」

辰爾さんと……天草さんだ。

天草「微力ながら……貴方様の精神衛生の浄化の手助けを」

稲羽「ええっと……」

天草「神はいつでも我々人を見守ってくださっています……」

天草「お二人……召されてしまいましたが。彼らへの安寧は齎されるでしょう」

天草「ホホ……ご安心を。この下が、どこか出口に通じている可能性は否めません」

稲羽「……は、はい」

一緒に来てくれるって事なのか……

稲羽「天草さん。……ありがとうございます」

天草「いえ、私が言い出したことですのでお気になさらず」

天草「では……参りましょうか」

辰爾「何卒、よろしくお願い致します」ペコ

訂正

×稲羽「天草さん。……ありがとうございます」
〇稲羽「天草さん、辰爾さん……ありがとうございます」

すみません……



【地下一階:酒貯蔵庫】

階段を降りた先は
大量の酒瓶が置かれていた。

日本酒とワインがごちゃ混ぜになっている。

辰爾「お料理に使えそう……ですね」

天草「酒盛り致しましょうか」

稲羽「えっ?」

辰爾「飲酒ですか……?あまり進めかねますが……」

天草「或いは。神に捧ぐ供物等に」

【地下一階:廊下】

廊下に関しては、上の階と特に代り映えはしなかった。
壁にモニターが付いている。ここからモノクマが放送を……

稲羽「……」


1.大広間
2.書庫
3.植物室

↓1

【地下一階:書庫】

一面に本が敷き詰められている。

辰爾「本の匂い。何だか落ち着きますね……」

天草「本には人間の精神に影響を及ぼす、不思議な効力があるのかもしれません。人知の力、或いは誰かしらの思惑の依りついた霊的な事象……そういったものが」

稲羽「……」


1.右のほうを見る
2.左のほうを見る
3.上のほうを見る

↓1

1選択


何の気なしに、右の辺りにしまわれた本を手に取る。

稲羽「……」

飾り気のない表紙。

『極秘File.×××』

と書かれたその書類は、所々の文字がマジックで塗りつぶされていた。


『■■■子息惨殺事件』

『被害者は■■■■……■■■でその存在をひた隠しにされ公に認知されていない存在で……』

『今回世間には一切公表せず、極秘に調査を進めた……』

『被害者は全身の至る所に刃物で切り付けられた形跡があり……』

『遺体には激しい損傷が見られ……』

『……容疑者■■■■■■■の男は、その場で自分の頭部を凶器の刃物で抉り死亡』

『現場には男の血液と脳が飛び散って――――』

『■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■』


稲羽「うっ」

何……だろう。この本……

天草「社会の暗部というものです」

稲羽「……ひゃっ!」

天草「連続殺人鬼に関する機密ファイルなんかも御座います」

稲羽「……」

天草「少々、猟奇的でえげつないものですが……」

そういって天草さんが手渡したものをめくる。
鋏で磔にされた遺体の載せられた

あの、都市伝説として囁かれている殺人鬼……
犠牲者は数千にも及ぶとか及ばないとか



2.左の方を見る
3.上の方を見る

↓1

3選択


『×××』

辻垣さんの作品のようだ……

稲羽「……辻垣さん」

稲羽「……」

ページを少しだけめくる。

解離性人格障害を疾患している少女のお話らしい。

少女は自分の手で、初恋の人を手にかけている。

同じ肉体を有する彼女らは果たして、同一の存在なのかというテーマ……のようだ。

稲羽「……」


左の方は、児童向けの本が多い。
絵本もいくつか……

稲羽「……」

『えほん しゃけとくまさん さく・え×××』

どういうわけか、タイトルに惹かれ……
手に取ってみた……。

『しゃけとくまさん』

『あるかわで しゃけが うまれました』

『しゃけ は げんきいっぱい あるひ しゃけのおんなのこに こいをしました』

『でも たいへん しゃけの おもいびと』

『くまさんに たべられちゃう それは 鮭られないうんめい』

『くまさんは まだ たべたりない ひもじさを かんじている』

『こんどは しゃけを たべた はらはちぶんめ を ちょうかした ごちそうさま』

『しゃけは くまさんの おなかのなか で おもいびと と ぶつりてきに せつごうしました』

『そこに いちまつのすくいは みいだせるのかも しれません』

『ちなみに しゃけの おかあさんは あらほぐしにされ こんびにの おにぎりに つめられています おしまい』


稲羽「……」

……意味が分からない。




1.大広間
2.植物室
3.和室

↓1

3選択


書庫から出て進んでいると、妙な扉に出くわした。
いや、扉というか……

辰爾「襖……」


【地下一階:和室】

そこは一面が畳だった。

何で西洋風なのに和室があるんだ……?


沙慈さんの部屋で見た紛い物と違って、ここの畳は本物のようだ……

辰爾「……!」

奥に……琴が一つ、出しっぱなしで置かれていた。

辰爾「……」

辰爾さんは琴の方へ向き、具合を確かめている。

天草「これで。奏でる事が可能になりますね……」

辰爾「えっ……あ、はい!そう、ですね」



1.大広間
2.植物室
3.薬品置き場

↓1

【地下一階:大広間】

広い部屋に出た。
大きなテーブルがいくつか置かれている。
奥にはステージが見える。


天草「宴を執り行う所のようですね」

モノクマ「床に隙間なんて無いから、下からグサグサめった刺しなんてことも起きないよ」

辰爾「ひっ!?」

天草「何を仰っているのかよく分かりませんね」

稲羽「……」

モノクマ「うぷぷ……」



1.植物室
2.薬品置き場
3.冷凍室

↓1

3選択


【地下一階:冷凍室】

寒い……!
冷蔵庫がいくつか並べられている。

天草「冷凍室のようです。こちらに調節機器が取り付けられているようです」

天草「現在の温度が……-10度ですね……」

冷凍室の中に冷蔵庫って……
なんかマトリョーシカみたい……



冷凍庫の中を一つ一つ開ける。
……沢山の氷が入っているのもあれば、アイスの類が入ったものもある。
氷枕や冷えピタも入っている。
冷えピタは凍り付いてすぐに使えそうではない。


稲羽「ん?……バケツ?」

床を見ると、水が張られていたのだろうバケツがぽつんと置かれている。
すっかり凍りきっている。

天草「こうして凍らせて遊ぶ……児戯の一つで御座いますね」

稲羽「……」


1.植物室
2.薬品置き場

↓1

【地下一階:植物室】

研究施設のような部屋。
色々な植物と、機械が置かれている。

……ヒヤシンスもある。

稲羽「……」

どうしても、あの写真の事を思い出す……

天草「人工日光ですか」

稲羽「人工日光……?」

機器の説明書類が置かれてる。
・電力稼働
・気温の調節が可能

天草「人為的に、日光と同様の効果を引き起こす装置ですね」

稲羽「最近の技術って……凄いんですね」

天草「人というものは、かなりの可能性を秘めておりますね」

四季ヶ原「ねっ!何ここ!!!何だと思う!?!?!?」

辰爾「し、四季ヶ原様!?」

先に来ていた四季ヶ原ちゃんが熱く語り……捲し立てる。
この光景にかなり興奮しているらしい。

四季ヶ原「和琴ちゃん和琴ちゃん!ここ凄い……すごいのぉ!!!!!!」

四季ヶ原「ここ植物に関する設備がねっ?観察実験受粉交配諸々……一通り揃ってる!!!!」

四季ヶ原「ここなら、中庭の薔薇達を乱交させることだって可能だよ……」

辰爾「し、四季ヶ原様!女子があまりはしたない言葉は……」

四季ヶ原「ごめん!」

四季ヶ原「あーもう、何でモノクマがこんな設備を管理してるんだろ……もったいない!」

四季ヶ原「って事で、わたしが有効活用しないとねぇ!!!!!」

四季ヶ原「あーーーーーーーーーーーーーーーっはっはっはーーーーーーーー!!!!!!!」

稲羽「……」

四季ヶ原ちゃんはいつにもましてテンションが高かった。
やっぱり、植物が好きなんだな。

【地下一階:薬品置き場】

一面が白い、無機質な部屋に出た。
棚にはとりどりの瓶が並べられている。

稲羽「これって……」

天草「薬ですね。毒薬も御座います」

稲羽「毒……!?」

天草「即効性から遅効性まで……様々です」

天草「睡眠薬、それと麻薬なんかも……御座います」

稲羽「……」

辰爾「あの……全て廃棄するのは……」

モノクマ「駄目だよ」

辰爾「!?」

天草「やはりそうなりますか?」

モノクマ「廃棄を許すくらいなら、最初から用意してないって」

天草「そうですか……」


橘高「出口が見つかるまで、ここは見張りでもつけた方が良いだろうな」

稲羽「わっ」

橘高さんが杯くんを連れていた。
……縄で引っ張りながら。

天草「そうですね……これでは人を殺めるのがあまりにも容易です」

杯「ええー。そんな事しなくても~。食事前に誰かに毒見でもしてもらえば万事解決ですね~☆」

橘高「ふん。では貴様がしてみるか?」

杯「HAHAHA~。ご自由にどぞ~☆」

稲羽「……」

出口は見つからなかった。

一旦、辰爾さん達と別れた。

稲羽「……」

毒薬なんて……危険物がある。

でも、もう誰かを殺すなんて……

稲羽「……」



【自由行動開始!】

【7日目:昼 自由行動】1/4



1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:6枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)



↓2(直下のコンマでメダル判定)

【INFO】
モノクマメダルを9枚手に入れた。(現在の枚数…15枚)



【1階:食堂】

絡繰「……」

食堂から機械の音が響く。
絡繰くんが機械を弄っているようだ。

絡繰「ん?稲羽か」

稲羽「あ、昨日はありがとうございました」

絡繰「気にしなくていい」

絡繰くんはやはりこちらを見ないが、作業しながらも返事をしてくれた。

絡繰くんが弄っている機械は……絡繰くんの部屋にあった物だ。
人間の脚に見える……


1.何をしているのか訊く
2.見守る
3.その他(自由安価)

↓2

1選択


稲羽「絡繰くん」

絡繰「ん?」

稲羽「それって……何ですか?脚に見えますけど……」

絡繰「ああ、これは……」

絡繰「……」

絡繰くんの手が止まる。
絡繰くんは少しの逡巡の後、口を開いた。

絡繰「まあ、お前になら言ってもいいか。助手らしいし」

稲羽「助手……って」

絡繰「ああ。杯に頼まれてた。マジックに使うとか言ってたな」

稲羽「これを……」

絡繰「後で皮をつければそれっぽくなると思う」

絡繰「ちなみにこいつは……指が動く」

稲羽「ええっ?」

絡繰「さすがに完全に人間らしくとはいかないけど……それでもリアルだろ?」

絡繰くんはこんな物を作っていたのか……
凄い技術だ……


【プレゼントを渡しますか?】

・クマの髪飾りの少女

↓1

プレゼントは渡しませんでした。


【INFO】
絡繰時矢の好感度が少し上がりました。


【7日目:昼 自由行動】2/4



1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:15枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)


↓2

【駄菓子屋】

モノクマ「やあ」

稲羽「……」

何でここに来たんだろう……

モノクマ「嫌われちゃったかと思ってたよ」

稲羽「……嫌いです。その性格、直してくれないと……」

モノクマ「それは無理だね」

モノクマ「そうそう、よくわかんない壺があるけど」

モノクマ「キミいつも暇そうだし、顔でも突っ込んでみたら?」

稲羽「……」



1.モノモノマシーンを回す
(回数も記入、92~00 が出た場合はアイテムを募集します)

2.壺の中を嗅ぐ(行動消費はしません)


↓2

壺の中を嗅いでみた。


甘い匂いが鼻孔を……


稲羽「………………」



・壺について
人物を1人指定すると、その人物の死亡回避の条件が見えます。
死亡回避の条件を満たすと、その人物がその章で死亡する事はありません。
2回だけ使用することができます。
なお、今回は無償ですが次回からは1回につきモノクマメダルを15枚消費します。


↓1(使用するか否か、使用する場合は>>2-4から一人選択)


全身白い熊がたたずんでいた。

稲羽「モノクマ……?」

白い熊「ボ、ボクは悪いクマじゃないよ……」

白い熊「ボクは、キミ達を助けたいだけなんだ……」

白い熊「信じて……」

包帯姿で弱弱しいその熊は、
姿は似ていても、モノクマとは結び付かないものだった。

白い熊「その、機械だらけの男の子は……」

白い熊「好感度を上げるのが良いかも……」

白い熊「例えば、ひと月の日数の数値の分、くらいかな……」

白い熊「あっ!でも、上げなかったからって、彼が死ぬとは限らないけど……」

白い熊「そろそろ――――ちゃん達の所に行かないと。じゃあ、またねぇ」

稲羽「……」


稲羽「はっ……」

気づいたら、もうそこは駄菓子屋の前だった。

モノクマ「ありゃりゃ、ぶっとんじゃった?」

モノクマ「ドラッグのご利用は計画的にー」

稲羽「……」




1.モノモノマシーンを回す
(回数も記入、92~00 が出た場合はアイテムを募集します)


↓2

10枚使用 (残り枚数…5枚)


↓1~10のコンマのプレゼント

・玉串
・スモールライト
・スカラベのブローチ
・バードライス
・赤いマフラー
・すきばさみ
・昭和ラジオ
・ペーガンダンス
・塩
・聖徳太子の地球儀

を手に入れました。



稲羽「……」

沢山回してしまった。
出た事ない物ばかり……


コンマ50以上で誰かが現れます。ぞろ目でもう1人乱入
(>>2-4から一人選択 特に無い場合はランダムです)

↓2

66…コンマ50以上、ぞろ目なので橘高と那波が現れます。



橘高さん、那波さん選択で今回は終了です。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
次は明日か土曜日になると思います。

もし何かご意見ありましたらお願いします。
お疲れさまでした。

着実にヒロイン(ヒーロー)路線に向かっている絡繰好きだ
生き残ってほしい

おはようございます
今日の夜も多分更新すると思います。よろしければお願いします。

>>90
ありがとうございます!
絡繰さんが生き残るのはコンマ次第ですね……


好感度を貼っていなかったので貼ります。


【現在の好感度】

沙慈 27.5
絡繰 17.5
那波 17.5
杯 15
×李 15
四季ヶ原 12.5
辰爾 12.5
小倉 12.5
×辻垣 12.5
米菓 10
ハック 10
天草 7.5
リーチカ 5
橘高 5
加々美 5


では

橘高、那波選択



橘高「……稲羽?」

稲羽「あ」

橘高さんに出くわした。
杯くんは連れていないようだ。

橘高「お前はまたこんな所にいるのか?」

稲羽「は。はい……」

指摘されると、なんか恥ずかしくなってきた……

モノクマ「ちょっと橘高クン。こんな所とはなにさ!」

橘高「貴様が存在している時点でこの場所は劣悪だ。クズめ」

モノクマ「むきー!」

那波「こんにちは。うふふ」

稲羽「あっ、那波さん」

モノクマ「お。現役BBAこと那波さんじゃん」

那波「うふふ、ありがとうね」

モノクマ「人の話聞いてた?」


那波「ところで橘高くん。……杯くんの様子はどう?」

橘高「相も変わらずヘラヘラと笑い続けている……」

橘高「自分の仕出かした事に罪悪感も持ち合わせていないのか……期待するだけ無駄だろうがな」

那波「そう、ねぇ……」

那波「……」

橘高「今は一先ず天草の奴に任せている」

稲羽「天草さん?」

橘高「あいつは人を救う事が使命だのとのたまっていたからな……」

稲羽「教祖さん……ですしね……」

天草さんは迎心教団の教祖だ。
具体的にどういう宗教なのかよく分からないけど……

橘高「非常に胡散臭い奴だ……そこまで悪い奴では無いのだろうが」



1.橘高に話す(内容も指定)
2.那波に話す(内容も指定)
3.その他(自由安価)

↓2


稲羽「あの……」

稲羽「お二人は今回探索したところで気になった事ってありますか?」

橘高「やはりあの薬品置き場だろう」

橘高「モノクマがこのまま動かんとは思えん」

橘高「また動機が提示された場合、人殺しを考える奴が出る可能性もある。その際……」

稲羽「……」

否定は出来ない。
現にもう殺し合いは起きてしまっている。

那波「私は……そうねぇ……」

那波「書庫のどこかに、隠し扉とか……」

那波「あるかなぁって思ったり……するかも」

橘高「だがそんな物があればモノクマが放置するとは思えん」

橘高「鍵や暗証番号……何かしら施されているだろう」

稲羽「なるほど……」



【プレゼントを渡しますか?】

・玉串
・スモールライト
・スカラベのブローチ
・バードライス
・赤いマフラー
・すきばさみ
・昭和ラジオ
・ペーガンダンス
・塩
・聖徳太子の地球儀


橘高↓1 那波↓2

稲羽「橘高さん、良かったらこれどうぞ」

橘高「ラジオか?」

稲羽「はい」

橘高「……」

橘高「野球の中継でも聞くとしよう」

橘高「感謝する」

喜んでもらえたみたいだ。


稲羽「那波さん、これ……」

那波「うふふ、玉串ね」

那波「神様って本当にいるのかしら。うふふ」

稲羽「どう、でしょう……」

会った事ないからな……
天草さんに何か聞いてみようかな


【INFO】
・橘高直人の好感度が大きく上がりました
・那波千代子の好感度が上がりました

【7日目:昼 自由行動】3/4



1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:5枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)


↓2


【地下一階:書庫】

絡繰「……」

天草「おや、幸運の方」

さっきの那波さんの言葉で気になって来てみた。
絡繰くんと天草さんがいる。

稲羽「こんにちは。杯くんは?」

天草「先程、琴奏者の方に一任したところです」

絡繰「……盥回しってやつだな」



稲羽「ここに、隠し扉とかってあるんでしょうか……?」

天草「可能性としてはあり得ますね」

絡繰「可能性としては……な。だけど……」

絡繰「モノクマがどこかの隠し通路を開放するとき、変なスイッチを持ってただろ?」

絡繰「裁判場の時もそうだし、今回も」

絡繰「あるとしたら、ああいう仕掛けになってるんじゃないかって……」

稲羽「……」

確かに、その可能性は……
っていうか、その可能性のほうが高いのかな。
だとしたら、出る方法って……


1.神について
2.2人は何をしているのか
3.その他(自由安価)


↓2


嫌な想像ばかりしてしまう……
何か話題を変えないと。そうだ……

稲羽「神様っているんでしょうか?」

天草「はい」

即答だった。

天草「少なくとも私はそう思っております」

絡繰「八百万の神っていうし、機械の神とかもいたりするのか……」

天草「そういった神が存在するのは耳にした事がありますね」

天草「私は所謂唯一神というものがこの世界に存在していると考えております」

稲羽「……じゃあ、救いはあるんでしょうか?」

何についての救いなのか分からなかった。
この状況についてなのか、単純な疑問としてなのか
死んだ2人の事なのか

天草「そうですね……」

天草「現世において、必ずしも救われるとは限らないと思います」

稲羽「……」

天草「しかし……」

天草「神は、現世で報われなかった者に、冥界において救いを与えてくださる」

天草「そういうシステムだと考えております」



【プレゼントを渡しますか?】

・スモールライト
・スカラベのブローチ
・バードライス
・赤いマフラー
・すきばさみ
・ペーガンダンス
・塩
・聖徳太子の地球儀


絡繰↓1 天草↓2


稲羽「絡繰くん、このライトどうでしょうか?」

絡繰「これは……!」

絡繰「作業が捗りそうだ」

絡繰「ありがとう!」

喜んでもらえたみたいだ。


あ、これ……神様を操作するゲームだ。

稲羽「天草さん……」

天草「はい……ペーガンダンス?」

天草「……何とも過激なゲームですね」

稲羽「……」

……不味かっただろうか?

天草「このゲーム……面白い試みですね」

稲羽「は、はは……」

そんなに悪くは無かった……かな?


【INFO】
・絡繰時矢の好感度が大きく上がりました
・天草神門の好感度が上がりました

【7日目:昼 自由行動】4/4

稲羽「もうすぐ夜……」


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:5枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)


↓2

【地下一階:和室】

和室に辰爾さんとリーチカさんがいた。
杯くんはいない。本当に盥回しなんだろうか……

辰爾「……」

リーチカ「…………ん」

稲羽「こんにちは」

辰爾「あ、稲羽様。こんにちは」

辰爾さんは琴の前に座り込んでいる。
じっと見つめて何かを考えているみたいだった。

リーチカ「辰爾が気になる?」

稲羽「えっ?」

図星だった。
何だか見透かされているような感覚だ。

稲羽「……はい」

リーチカ「…………」

リーチカ「…………辰爾は琴に向き合ってはいるけど」

リーチカ「中々弾こうとしない」

リーチカ「弾くことを拒んでいるような…………」

稲羽「……」


1.何故弾くことを拒むのか
2.今は触れないでおく
3.その他(自由安価)


↓2


こんな状況なら……そうなるよね。
無暗に触れないでおこう。

稲羽「そういえば……リーチカさんはどうしてここに?」

リーチカ「…………辰爾に少し用があった」

稲羽「用?」

リーチカ「ちょっとした話」

辰爾「……」


【プレゼントを渡しますか?】

・スカラベのブローチ
・バードライス
・赤いマフラー
・すきばさみ
・塩
・聖徳太子の地球儀


辰爾↓1 リーチカ↓2

今まで熊の髪飾りの少女を候補に入れるの忘れてました……



稲羽「リーチカさん……」

リーチカ「…………」

この……得体の知れない絵画。
何でこんな物をリーチカさんに渡そうとしているのだろう。

自分が持っていたくないから?

稲羽「あ、やっぱり……」

リーチカ「…………いや」

稲羽「え?」

リーチカ「的にでもするか」

稲羽「……」


【INFO】
・辰爾和琴の好感度が少し上がりました
・リーチカ・ランジェの好感度が少し上がりました


キーンコーンカーンコーン……

モノクマ『オマエラ、夜10時になりました。良い子は寝る時間ですよ』


【稲羽の部屋】

稲羽「……」

今日、探索した事で話し合った事は……
薬品置き場については、2人ずつで見張りをつける事になった。



1.少し探索する
2.そのまま寝る

↓2

【8日目:朝】



【稲羽の部屋】


キーンコーンカーンコーン……

モノクマ『オマエラ、おはようございます。朝7時になりました。起床時間ですよ~!』

稲羽「……」

寝てしまっていたようだった。


辻垣さんと李さんがいなくなって……もう2日経ってしまったのか。

稲羽「……」

【一階:回廊】

辻垣さんの部屋の前に立つ。

稲羽「……」

モノクマ「そこに辻垣さんはいないよ」

稲羽「っ!?」

背後にモノクマが現れた。

モノクマ「死体はちゃんとこっちで処理してあるから大丈夫」

稲羽「え……」

モノクマ「虫が湧いて二次被害が……なんてこともないから」

稲羽「そ、そういう話じゃ……」

モノクマ「うぷぷ……」

モノクマは返事も待たずに去っていった。

稲羽「……」

【一階:食堂】

辻垣さんの死体はどうなってしまったんだろう。
……ゴミのように捨てられてしまっているのだろうか。

稲羽「……」

今日もハックさんがいない。

天草「ハッカーの方がおみえになりませんね」

小倉「もう良いんじゃない?」

小倉「そこまで気が沈んでるってわけでもなさそうだし」



朝食を作った人
(小倉、米菓、加々美、杯、沙慈から選択)

↓1~2


杯…31
米菓…01


小倉「……」

四季ヶ原「あは、は……」

何だか皆の顔色が悪いような気がする。

稲羽「頂きます…………!?」

一口食べてすぐに理解できた。
な、何だ……この料理は……っ!?

米菓「ごめんなさい……どうもパン以外になると駄目なのです」

米菓「興味がわかなくて……」

沙慈「いや、問題な……ぐほっ!!!」

辰爾「さ、沙慈様!!!」



杯「フライパンが炎上してしまい……」

杯「焦げちゃいました。HAHAHA~~~~」

橘高「き、危険な奴め……火事になったらどうするつもりだ」

杯「炎上パーティですね~☆」

橘高「ふざけるな、今度から俺が見ていてやる!」


誰かと話す(>>2-4から一人選択)

↓2


稲羽「加々美さん」

加々美「あら、稲羽さん」

稲羽「……」

加々美「どうしたの?」

声をかけたは良いけど……
わ、私は何を話すつもりなんだ……?


1.小倉について
2.死んだ人について
3.その他(自由安価)

↓2


そういえば……

稲羽「小倉さんとどうですか……?」

加々美「へ?」

稲羽「えっと、進展具合とか」

加々美「……」

加々美さんは少しの間無言だった。
若干照れているような……
やがて口を開く。

加々美「あのコ、いつもアタシのとこに来るわ」

加々美「そこが可愛いけれどね」

稲羽「可愛いっ……」

加々美「あ、いや変な意味じゃないのよ?普通の女の子として可愛いと……」

小倉「優紫クン、嬉しい事を言ってくれるじゃないか」

加々美「ちょ、小倉さ」

小倉「ふふふっ……」

加々美「や、やめなさいこんな所で……キャアッーーー!!!」

稲羽「あああ……」

こ、こっちまで照れてくる……!

【INFO】
・加々美優紫の好感度が少し上がりました


橘高「ハックの奴は放置していていいのか?」

橘高「奴が薬を持ち出す可能性も否定できんぞ」

絡繰「いや、あいつ部屋に閉じこもって何かしているみたいだ」

部屋に……?

絡繰「だからそんな暇無いんじゃないか?」

橘高「甘いな……」

橘高「やはり少し見てくるか」

ハックさんはどうしたんだろう……

【稲羽の部屋】

【8日目:昼 自由行動】1/5


稲羽「……」

米菓ちゃんがお料理苦手なのは意外だった。
パンはあんなに美味しいのに……


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:5枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)


↓2

【地下一階:薬品置き場前】

薬品置き場の前に来た。
見張りをしていたのは……

稲羽「杯くん?」

杯「あれれ~。稲羽さんじゃないですか~☆」

もしかして、杯くん見てる人も変わってるのかな……

杯「ワタシはいつになったら解放されるんでしょうか~☆」

絡繰「ここから出られたらな。解放されると思うぞ」

杯「ん~、ちょっとつまらないですね~」


1.杯に腕の具合を聞く
2.切断マジックについて
3.その他(自由安価)

すみません↓2でした。安価踏んでたらした

2選択


稲羽「そういえば、切断マジックってどうなるんですか?」

今はあまり気が進まないけど……
引き受けた事だから、ちゃんとやるつもりだ……

杯「そですね~、それはちゃんと開催されますよ~☆」

絡繰「まあ、自分が切られる側だからな。本当に切れるわけじゃないけど……」

杯「あと3日程でですね~。準備も終わりますね~」

3日……
ちょっと猶予はあるみたいだ。

杯「稲羽さんっ!今夜……リハしましょうね~☆」

稲羽「こ、今夜ですか!?」

杯「早い方が良いですね~」

稲羽「は、はい……」

杯「じゃあ☆ちょんちょんちょん切っちゃてくださいね~」

ほ、本当に私が切る、のか……



【プレゼントを渡しますか?】

・スカラベのブローチ
・バードライス
・赤いマフラー
・すきばさみ
・塩
・聖徳太子の地球儀


杯↓1 絡繰↓2

そういえばメダルって貰ったっけ?


稲羽「杯くん、これ……」

杯「マフラーですか?」

杯「使用感がありますね~。ありがとうございます☆」



稲羽「絡繰くん」

絡繰「ん?オーパーツか」

絡繰「何でも出てくるな、あのマシーン」

稲羽「分かります……」

あのマシーン……何なんだろう。
こうして何度も回してるわけだけど……


【INFO】
・杯団の好感度が上がりました
・絡繰時矢の好感度が上がりました

>>157
ごめんなさい、完全に忘れてました……


↓直下のコンマのメダル

【INFO】
・モノクマメダルを8枚手に入れました
・CHAPTER2における絡繰時矢の死亡が回避されました。



【稲羽の部屋】

【8日目:昼 自由行動】2/5



1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:13枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)


↓2

ハック、沙慈選択


ありがとうございます。一旦離脱します。
少ししたら戻るかもしれません

【一階:王座の間】

王座の間に来た。

稲羽「……」

李さんがよくここにいたのを思い出す。
絶対に壁を壊すと言っていた筈なのに……

沙慈「娘っこ?」

稲羽「あ……」

沙慈さんが佇んでいる。
まだ壁をどうにかしようとしてくれているのだろうか?

稲羽「……壁、どうですか?」

沙慈「うーむ、モノクマは壊れないと言っていたでごわすが……」

沙慈「物事には必ず終わりがあるものでごわす。何れここもヒビが入って……」

ハック「爆発四散っつーわけだな……」

稲羽「っ!?」

い、いつの間に……

沙慈「そうでごわすな。しかし……」

沙慈「あの日、おいが李くんについてあげるべきだったでごわす。そうすれば辻垣さんも彼も……」

ハック「いや、辻垣は自殺するだろうし意味無ーと思うぞ……」

沙慈「そうでごわしたな……じゃあ、2人まとめて」

沙慈「……って、たらればの話でしかないでごわすな。はは」


……


1.ハックに何故閉じこもっているのか聞く
2.壁をぶん殴ってみる
3.その他(自由安価)

↓1

1選択


稲羽「そういえば、ハックさんどうしたんですか?」

ハック「な、何がだ……?」

稲羽「ここ2日……部屋に閉じこもっているみたいですが……」

ハック「……」

言ってから思った。
こういうの、あんまり詮索するものでは無かっただろうか……

ハック「あ、ああ……それか」

稲羽「……」

ハック「いや、なんつーか……」

ハック「………………」

ハック「……ここで話す事じゃ無ーな」

ハック「なあ、稲羽……」

稲羽「は、はい?」

ハック「えーっと……知りたいか?何してんのか」

意外だった。
言いたくないものだと思っていたから

稲羽「はい。知りたいです」

ハック「ちょっと部屋に来てくれ無ーか?」


1.今すぐ行く
2.日を改める

↓1


【ハックの部屋】

ハックさんの部屋だ。
相変わらず電子生徒手帳がパソコンに繋がれている。

ハック「しばらく……こいつを解析してた」

稲羽「手帳を?」

ハック「ああ……腐っても電子機器だし、こいつがどこかしらと繋がってて……」

ハック「そこからこの殺し合いを仕組んだ野郎の情報でも落とせ無ーかと……」

ハック「ま、まあ……上手くいっては無ーが……」

ハック「所詮オレは……雑魚だし……(無)」

稲羽「……」

ハックさん、そんな事をしてくれてたんだ……

稲羽「凄いです!」

ハック「は、はあ?」

稲羽「ハックさんは雑魚なんかじゃないですよ」

稲羽「現にこうして行動してくれて……」

ハック「……胸糞わりーからな。この状況。誰がやってんだか知らねーが……」

ハック「しかしそいつはこんなコンピューターを用意して……余裕ぶってるのか……」


ハック「まあ……」

ハック「そういうわけでしばらくここに籠ってるから……」

ハック「気にすんな……」

稲羽「……」


稲羽「頑張ってください。私、ハッキングとかは出来ませんが……応援してます」

稲羽「あ、私に出来る事があれば言ってください!お手伝いします」

ハック「……」

ハック「ああ……」


【INFO】
・ハック・ウィルヘルムの好感度が上がった
・沙慈百舌の好感度が少し上がった

ハックさんと一旦別れた。


【8日目:昼 自由行動】3/5


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:13枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)


↓2

【一階:食堂】

食堂には米菓ちゃんと杯くんが……
杯くんに関してはもう突っ込まないでおこう。うん。

米菓「あ、稲羽さん」

米菓ちゃんはパンを食べているようだ。
袋にパンが沢山詰められている。

稲羽「それって……」

米菓「事件の起きた日……焼いたパンなのです」

米菓「さすがにこれを人様に出すわけにはいかないので……」

杯「何でですか~?☆」

米菓「不衛生だからなのです」

食品を扱う人って、やっぱりそういうものなんだろうか?

米菓「かといって、食べ物を無駄にするのも嫌なので……」

米菓「しばらく米菓が消費するのです」

杯「じゃ、ちょっと分けてください……」

米菓「駄目なのですー、食中毒になられでもしたら……」

杯「米菓さんがなんともなければ~、良いんじゃないですか~☆」

米菓「うーん……まあ、杯さんですし」

米菓「仕方ないのですねぇ」


1.お茶を用意する
2.顛末を見届ける
3.その他(自由安価)

↓2

1選択


稲羽「……」

こういう時は……

…………

……



稲羽「どうぞ」

米菓「あれっ……わざわざ申し訳ないのです、ありがとうございます」

杯「の、喉に詰まりました……このパン、実は殺人兵器だったんですね……」

米菓「ま、また酷い言いがかりっ!よく噛まないと詰まるに決まってるのです!」

米菓「ちゃんと、100回は咀嚼しなければならないのです」

杯「1000回くらい噛みましたよ」

米菓「嘘が下手すぎるのです、この嘘つき!」

米菓「……あ、稲羽さん。今度、ちゃんとしたパンを焼くので……」

米菓「是非食べて欲しいのです」

稲羽「え、良いんですか?」

米菓「米菓も焼くのが生きがいですから。勿論、ここから出た後でも歓迎なのです!」

稲羽「……はい!」



【プレゼントを渡しますか?】

・スカラベのブローチ
・バードライス
・すきばさみ
・塩

杯↓1 米菓↓2


稲羽「米菓ちゃん、これいりますか?」

米菓「塩っ!」

米菓「ありがとうございます!なのです!」

米菓「もっともっとパンを焼きましょう!やっふぅ!」

喜んでもらえたみたいだ。

【INFO】
・杯団の好感度が少し上がりました
・米菓リリィの好感度が大きく上がりました

【通信簿イベント:米菓リリィ その1】

米菓ちゃんがパンを焼いている。
選り取り見取りのパンだ。

米菓「好きなのをどうぞ!」

米菓「……といっても、全部好きになってしまうと思うのですが!」

稲羽「……」

確かに、このパンには抗いがたい何かがある……
そう、食欲をそそる香り、色艶、形ッ!

稲羽「米菓ちゃんはいつからパンを?」

米菓「米菓は、実家がパン屋さんなのでした」

米菓「そんなわけで、お父さんが米菓に基礎から応用まで仕込んでくれたのです」

稲羽「お父さんが?」

米菓「はい!お父さんの技術があって、今の米菓がいるのです」

米菓「お父さんはパンの捏ね方、材料の分量から何まで……」

米菓「米菓の礎になっているのです!」

米菓「米菓もお父さんのようなパン屋を目指すのです!」

そう言った米菓ちゃんは何だか楽しそうだった。
米菓ちゃんはお父さんが好きなんだな。


【米菓リリィの通信簿1/5】
米菓は父にパン作りを指導されたらしい。

米菓ちゃん達と別れた。



【8日目:昼 自由行動】4/5


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:13枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)


↓2

天草さん、橘高さん選択で終了します。
ありがとうございました。


お疲れさまでした。
好感度を貼って終了します。



【現在の好感度】

絡繰 32.5
沙慈 30
那波 22.5
米菓 20
杯 20
辰爾 15
ハック 15
橘高 15
×李 15
四季ヶ原 12.5
小倉 12.5
×辻垣 12.5
天草 12.5
リーチカ 7.5
加々美 7.5

【地下一階:薬品置き場前】

薬品置き場前を見てみた。
見張りの人は交代しているようだ。


天草「審判の方。活力に満ちる気を注ぎましょうか」

橘高「ふん。そんな物は不要だ……ん?」

稲羽「お疲れ様です」

……

橘高「稲羽、明日は早朝にここを見張ってもらう」

橘高「頼めるか?」

稲羽「はっ、はい!」

天草「見張りといっても、ただここで突っ立っていればよいのです」

橘高「あまり気分が削がれる事を言うな」

天草「こうして立ち尽くしていると、私の脳に直接宇宙からの交信が届く……」



1.橘高に稽古をつけてほしいと言う
2.天草に気を注いでほしいと言う
3.その他(自由安価)

↓1

気か……
前に天草さんから受けた事があったな。

稲羽「あの、天草さん」

天草「何でしょう?」

稲羽「えっと、良ければまた……気を注いで貰えませんか?」

あの時は悪い効力だったとしても……
天草さんから、私の体へ何かが伝うのを感じたのは確かだった。
人知の力が働いているのかもしれない。

天草「……勿論、構いませんよ」

天草「では、こちらへ」



コンマ判定です
↓1

81…良

天草さんが手を添える。

稲羽「……」

何だか安らぐような感覚を覚えた…………





……天草さんから頭を撫でられていた。

天草「これは……母の愛を感じる際に湧き上がるような気です」

橘高「意味が分からんぞ」

ひとしきり頭を撫でられ続けた。
何だこの状況……


【プレゼントを渡しますか?】

・スカラベのブローチ
・バードライス
・すきばさみ

天草↓1 橘高↓2


稲羽「ありがとうございました、天草さん」

お礼と言うのも何かもしれないけど……
虫を象ったブローチを手渡した。

天草「神々しいですね……」

天草「有難う御座います。貴方様の平穏を心より願っております」

喜んでもらえたみたいだ。

【INFO】
・天草神門の好感度が大きく上がりました
・橘高直人の好感度が少し上がりました

【通信簿イベント:天草神門 その1】

教会で、天草さんが瞑想をしている。

天草「幸運の方」

稲羽「あ、こんにちは」

天草「どうされました?」

そういえば……

稲羽「迎心教団ってどんな宗教なんですか?」

天草「有体に言うのなら……現世に存在する、様々な宗教を模倣したものです」

稲羽「模倣……」

天草「そこから突き詰めて、唯一の神を信仰している教団です」

稲羽「……」

神話とかでも、神様って沢山いるからなあ……

天草「唯一神は我々をいつでも見守ってくださっております」

天草「現世においては……我々人間は健全に生きてこそ健全な精神が育まれます」

天草「偏に健全に生きるといっても、幅は広い物だと云われます」

天草「ですが、そうした生き方が中々難しいのも人間の性です」

天草「私共は神とそうした教えにより、人々の健全な精神の手助けになればと考えております」

天草さんは淡々と語っていった。
よく分からない事もあるけど……少し分かった事もある。
気がする。


【天草神門の通信簿1/5】
迎心教団は一神教のようだ。

【8日目:昼 自由行動】5/5


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:13枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)


↓2

【地下一階:植物室】

四季ヶ原「へへへ……こいつぁ上玉だぁ」

辰爾「お、おやめくださいー」

四季ヶ原ちゃんがピンセットで植物を弄っている。
それを辰爾さんが見守っている。

稲羽「どうしたんですか?」

辰爾「稲羽様」

四季ヶ原「んー、うさちゃん?」

四季ヶ原「今ねぇ……早速人工授粉を試しているところなんだ」

四季ヶ原「ここは良い施設だからね……いろいろ試したくなっちゃうよ」

四季ヶ原「おしべの花粉を少々……混ぜ合わせてみたり……」

四季ヶ原「こ、ここが……良いんだろう?(低音)」

おしべ同士を……?

稲羽「ま、まさかそれで……受粉したりするんですか?」

四季ヶ原「いや、それは無理かな」

辰爾「あっさりと……」


1.引き続き話を聞く
2.めしべ同士をくっつける
3.その他(自由安価)

↓2

2選択


おしべの花粉同士で……
そこで、何故かこんな疑問が浮かんだ。

稲羽「めしべ同士はどうなるんですか?」

四季ヶ原「それはそれはかなり卑猥だろうね」

辰爾「直接的過ぎます、四季ヶ原様……」

四季ヶ原「うんでも、あんまりやりすぎると、正式な受粉が出来なくなっちゃうけど……」

稲羽「した事あるんですか?」

四季ヶ原「……うん」

稲羽「……」

四季ヶ原「あまり耽りすぎると取り返しのつかない事に……」


【プレゼントを渡しますか?】

・バードライス
・すきばさみ


辰爾↓1 四季ヶ原↓2


稲羽「辰爾さん、これどうですか?」

辰爾「すきばさみ。面白い物ですね」

辰爾「稲羽様、ありがとうございます」

喜んでもらえたみたいだ。


稲羽「四季ヶ原ちゃん、これどうぞ」

四季ヶ原「バードライス?」

四季ヶ原「お米はいいねー、一粒一粒が……」

四季ヶ原「ああ、田んぼに広がる稲を見たい……」

四季ヶ原「早くここから出たいね」

稲羽「そうですね……」

四季ヶ原「ありがとねー」


【INFO】
・辰爾和琴の好感度が上がりました
・四季ヶ原咲の好感度が大きく上がりました

【通信簿イベント:辰爾和琴 その1】

辰爾「稲羽様」

辰爾さんと話す機会だ。
何か気になる事は……

稲羽「辰爾さんのご家族って、どんな人だったんですか?」

辰爾「……」

辰爾「そう、ですね……。あまり興味を惹かれる話では無いと思いますが……」

辰爾「……両親がいて……兄弟はおらず、所謂一人っ子というものでした」

稲羽「……」

辰爾「両親は多忙でしたので……あまり一緒に過ごした記憶が無いのですが……」

辰爾「勿論、わたくしを産み育ててくださった御恩は忘れては……いません」

辰爾さんは目を伏せる。
何か嫌な記憶を思い出させてしまったような気が……

辰爾「両親に代わりわたくしを……教育してくれた方がいるのです」

稲羽「えっ?」

辰爾「彼には、礼節や食事の作法などを見て頂きました」

それって……

稲羽「使用人さん……ですか?」

辰爾「いいえ。使用人、ではなく……わたくしの大切な人です」

辰爾「愛しています。今でもずっと」


【辰爾和琴の通信簿1/5】
辰爾には大切な人がいるようだ。

【通信簿イベント:四季ヶ原咲 その1】

四季ヶ原ちゃんは薔薇を眺めている。
時折弄くって具合を確かめているようだ。

稲羽「四季ヶ原ちゃん」

四季ヶ原「うさちゃん?」

四季ヶ原ちゃんは超高校級の園芸部なんだよね。

稲羽「観察ですか?」

四季ヶ原「いや、どの子を使おうか迷っててね」

稲羽「使う?」

四季ヶ原「うんー。受粉にね。人工授粉」

人工授粉……
人間の手で受粉させる事だっけ。

四季ヶ原「人工授粉っていうのは凄く背徳的な作業だと思うんだよ」

四季ヶ原「本来なら植物自身の力で行う行為を、わたし達人間が手を出して人為的に引き起こす……」

四季ヶ原「この背徳感が癖に……なるよ」

熱く語る四季ヶ原ちゃんは恍惚とした表情だった。
これも植物への愛の形の1つなんだろうか?


【四季ヶ原咲の通信簿1/5】
四季ヶ原は人工授粉に背徳感を抱いているらしい。

【8日目:夜】

約束の時間になった。

稲羽「……」

【地下一階:大広間】

杯「稲羽さんー。来てくれて嬉しいです~☆」

大広間では杯くんが待っていた。
長方形の、人体がすっぽり収まるくらいの箱が置かれている。

稲羽「ごめんなさい、待ちました?」

杯「そんなに待ってませんよ」

稲羽「それならよかったです……あ、」

稲羽「杯くん……腕は大丈夫ですか?」

杯「大丈夫ですよ~☆」

杯「それより稲羽さん。怒ってませんか?」

稲羽「え?」

杯「辻垣さんの事」

稲羽「……」

心臓が跳ね上がる。
怒ってない……と言ったら嘘になるかもしれない。

けど、杯くんの腕は心配だ。

稲羽「杯くん……自分の腕を、切ったんですよね?」

杯「そですね。抉りました。ぐりぐりと」

抉って……

杯「血が出ないと始まらないのでー……」

稲羽「こ、怖くなかったんですか?」

杯「そですね。痛いのは慣れてますから~☆」

稲羽「慣れって……」

杯「芸に失敗するとですね、あちこち痛くなる事がよくあります」

杯「それがまた……楽しいんですけどね!」


稲羽「……辻垣さんにした事は……どう、思っているんですか?」

杯「どうって……それは変わりませんよ」

杯「ああした方が面白くなる気がしたから。実際面白くなりましたし」

稲羽「面白くないですよ……」

杯「ワタシ達は人を楽しませるのが役目です」

杯「人を楽しませる演者は、自らも常に楽しさを求めなければいけないんです」

杯「あれはそういった考えに基づいた結果。なんですね~」

稲羽「……」

杯くんの言っていることは理解できない。
死んでいる人を刺す事が楽しい筈がない。

杯「アウチ!面白くない御託をごたごた並べてしまいました」

杯「今の話は流してください~」


…………



それ以上、その話はしなかった。
意識を人体切断の方に切り替える。

杯「稲羽さんはこれ持ってください」

稲羽「えっ!?」

杯くんは長い電動ノコギリを手渡してきた。
刃が振動して音を響かせている。

稲羽「な、なんで電動なんですか!?」

杯「そっちの方が迫力ありますよ~☆」

稲羽「っていうかこれ、どこから……」

杯「モノクマさんに貰いました」

稲羽「……」

大丈夫だろうか……?


杯「まず、ワタシがこの箱の中に入ります」

長方形の箱は、初めから半分に分かれていた。
上半分に杯くんが脚を丸めて全身を入れる。下半分には絡繰くんの作った脚を入れるらしい。
箱の断面をぴったり合わせて、あたかも長方形の箱に杯くんの全身が入っているように見せかける。

杯「そして稲羽さんが、中央の切れ目に刃を入れます。そうすると……」

杯「ワタシの体が真っ二つ~!!!になる……ようにみえます☆」

稲羽「へえ……」

凄い、タネだ……


稲羽「それ、で……」

杯「そですね、それを中央にギュイイーンと」

稲羽「う……」

杯「さあ、一気!一気!」

ここまで来たら、覚悟をきめなければ……

稲羽「い……いきます!!!」


ギューン


杯「はい!見事に切れました!」

杯「脚もうねうね動いて!離れ離れで生きているみたいですね~!」

杯「……と、本番はこんな流れになりますね~」

稲羽「うう……」

ノコギリのスイッチを止め、意図せず床にへたり込んだ。
き、緊張した……

稲羽「あっ」

箱の断面は若干ボロボロになっていた。

稲羽「これ……」

杯「大丈夫ですよ、修繕すれば」

杯「材料はまだ残っているので~……」



杯「それでは、本番も!お願いしますね」

稲羽「は、はい!」


その日はそのまま解散となった。

>>213-218の杯は縛られたままで脳内変換お願いします……


【9日目:朝】

稲羽「……」

薬品置き場の見張りをしないと……



>>2-4から一人選択

↓1

【地下一階:薬品置き場】

リーチカ「…………」

リーチカさんと見張る事になった。

リーチカ「…………」

リーチカさんは光線銃を構えている。

稲羽「それ、弾出るようになったり……」

リーチカ「いや…………出ない」

稲羽「……」

リーチカ「弾丸でもあれば。そのうち出るかもしれない」

稲羽「光線銃に弾丸……ですか?」

リーチカ「この銃を改造すれば良い」

稲羽「なるほど……」


……何か話そう。


1.肉について
2.辰爾について
3.その他(自由安価)

↓2

安価遠すぎました、↓1で……

2選択


そういえば……

稲羽「辰爾さん、大丈夫でしょうか?」

リーチカ「大丈夫?」

稲羽「琴を弾けないくらい、この状況を気に病んでいて……」

リーチカ「…………」

リーチカさんは無表情のままだった。

リーチカ「…………本人に訊けば分かる」

稲羽「えっ?」

リーチカ「丁度今日の夜呼ばれてる」

リーチカ「…………稲羽も来ればいい」

稲羽「……」

辰爾さんに訊けば……

稲羽「何か事情があるんでしょうか?」

リーチカ「そう思えば良い」


……


1.行く
2.行かない

↓1

1選択


稲羽「じゃあ、私も……お願いします」

リーチカ「来るの?」

稲羽「はい……」

リーチカ「うん。そうすれば良い」



リーチカ「…………よし、肉でも喰うか」

稲羽「!?」

い、今、どこから出して……

リーチカ「稲羽も喰って」

稲羽「え、え?」

リーチカ「喰わないと始まらない」

リーチカさんは肉を差し出してきた。
無表情のままで……

稲羽「えええ、っと……あ、ありがとうございます?」


【INFO】
・リーチカ・ランジェの好感度が少し上がりました。

夜に辰爾さんの所へ向かう事で話は終わった。

やがて見張りが交代して、部屋に戻った。



【9日目:昼 自由行動】1/5


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:13枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)
・辰爾に話を訊く(9日目の夜イベント発生)

↓2

すみません、ちょっと離脱してました
夕方頃少し再開すると思います

それと本当にごめんなさい、またメダルコンマしてなかった……


【INFO】
モノクマメダルを8枚手に入れた。(現在の枚数:21枚)

少し早いですが再開します

那波、加々美選択


【一階:食堂】

那波「加々美くんって……乳児の散髪は受け付けているの?」

加々美「勿論ですとも。どんな幼い赤ちゃんでも……たちまち生まれ変わらせる事を心がけているわ」

那波「生まれ変わりのスパンが短くなっちゃうね。うふふ」

加々美「いや、気分的な話よ?」

食堂では、那波さんと加々美さんが話し込んでいる。


稲羽「こんにちは」

加々美「あら、こんにちは」

那波「うふふ」

那波「そうだ。稲羽さん、お昼まだでしょう?良かったらこれ食べてみて?」

那波さんからタッパーを手渡される。
中に料理が入っているらしい。

稲羽「えっ、良いんですか?」

那波「うん。どうぞ」

稲羽「ありがとうございます、頂きます」


那波さんのお料理を食べる。
肉じゃがだ。家庭の味がする。


那波「今日は離乳食じゃなくて、普通のお料理を作ってみたわ。どうかな?」

稲羽「おいしいです」

那波「良かった。うふふ」



1.生まれ変わりを信じているか訊く
2.離乳食の話
3.その他(自由安価)

↓1


さっきの話……

稲羽「生まれ変わりって信じますか?」

加々美「えっ?」

加々美「そうね……あったら良い……とは思うわね」

加々美「ロマンがあるじゃない?」

あったら良い……私もそう思う。
お父さんが生まれ変わってたら……なんて想像をよくしたものだ……。
それに。辻垣さんや李さんも……

那波「そういう巡りはあるのかもね。うふふ」

那波「今、私が幼いと思っている子も、内面は経験豊富なおじいさまだったりするのかも」

那波「ねっ」

那波さんは哺乳瓶を取り出して、手で遊ばせながら答える。

加々美「あら、ミルクも作ったの?」

那波「うふふ、飲む?」

加々美「コップでお願いしたいわ」



【プレゼントは所持していないので渡せません】

【INFO】
・那波千代子の好感度が少し上がりました
・加々美優紫の好感度が少し上がりました

【9日目:昼 自由行動】2/5


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:13枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)
・辰爾に話を訊く(9日目の夜イベント発生)

↓2

現在のメダルは>>232の21枚が正しいですよね?
安価なら2

>>240
あ、その通りです、すみません!

メダル枚数→×13枚 〇21枚



【駄菓子屋】

モノクマ「キミってボクの事毛嫌いする割には、よく会いに来るよね」

稲羽「……」


1.ニューモノモノマシーンを回す(回数も記入、No.88~100は秒数が奇数でNo.101~113)

2.壺の中を嗅ぐ(残り1回 行動消費はしません)


↓2

10枚使用 (残り枚数…11枚)


↓1~10のコンマのプレゼント

とりあえず、このレスのコンマも適用されます

・水切りヨーグルト×2
・テニスボールセット×2
・たのしいどうぶつえん
・タピオカジュース
・ミルクパズル
・ハトのえさ
・クリスタルバングル
・デッサン人形

を手に入れました。



モノクマ「ダブりが多いね」

稲羽「う……」


コンマ50以上で誰かが現れます。ぞろ目でもう1人乱入
(>>2-4から一人選択 特に無い場合はランダムです)

↓2

09…誰も現れ無かった……




【9日目:昼 自由行動】3/5


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:11枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)
・辰爾に話を訊く(9日目の夜イベント発生)

↓2

小倉、ハック選択


【地下一階:書庫】

小倉「キミは何なんだい?」

ハック「……」

小倉さんが本を広げていて、ハックさんが机の下で座り込んでいる。
ハックさん、ああしていると落ち着くらしいけど……

小倉「何でもいいけど、ボクと優紫クンの邪魔はしないで欲しい」

ハック「し無ーよ……」


稲羽「こんにちは」

小倉「ん、ああ。稲羽さんか」

ハック「……」


稲羽「レシピ本ですか?」

小倉「ふふ、優紫クンに料理でもとね」

小倉さんは笑みを零している。
やっぱり、好きな人には手料理を作りたいものだよね……

ハック「あ、あんなカマ野郎のどこが良いんだよ……顔か?」

小倉「うるさいな。彼の内面もボクは好きなんだ」

カマ野郎って……加々美さんの事?
確かに口調は女の人みたいだけど……


1.加々美の好きな所を聞く
2.ハックについてどう思うのか聞く(コンマ判定)
3.その他(自由安価)

↓1

44…Bad


稲羽「ハックさんは、小倉さんから見てどうですか?」

小倉「ハッククンかい。ボクは美しいと思わないな」

小倉「こうしてストーカー紛いの行動ばかりしているし。駄目だね」

ハック「違えーよ!き、休憩しに来ただけだ……」

ハック「本でも読もうかと思ったんだが、お、お前が来たし……」

小倉「ボクが来たから何なんだい?普通に読んでれば良いじゃないか。何考えてるんだ」

ハック「だ、だってよ……お前すげー笑ってんだもん!気味悪りーよ!」

ハック「だからまあ。なんだ。こうしてる方が落ち着くって結論に……」

小倉「そんな事しても時間の無駄じゃないか。キミを見てると疲れるね」


小倉「まあ、ボクはもう優紫クンの物だから、仮にハッククンが美しくてもどうでもいいんだけど」

小倉「稲羽さんも変な事を聞くんだね」

稲羽「……」


【プレゼントを渡しますか?】

・水切りヨーグルト×2
・テニスボールセット×2
・たのしいどうぶつえん
・タピオカジュース
・ミルクパズル
・ハトのえさ
・クリスタルバングル
・デッサン人形

小倉↓1 ハック↓2


そうだ、これ……

稲羽「小倉さんこれ、良ければ料理に」

小倉「ん」

小倉「水切りヨーグルト……」

小倉「使えそうだね。ありがと」


稲羽「ハックさん、はい」

ハック「あ……?」

稲羽「ミルクパズルっていうらしいです。息抜きにどうですか?」

ハック「……」

稲羽「……」

ハック「……」

ハック「あ、ありがとな……」


【INFO】
・小倉真帆の好感度が上がりました
・ハック・ウィルヘルムの好感度が大きく上がりました

【通信簿イベント:ハック・ウィルヘルム その1】

誰かの気配を感じる。
こんな事をするのは恐らく……

稲羽「ハックさん」

ハック「!」

稲羽「何でまたそんな……」

ハック「……」

ハックさんは隠れていると落ち着くって話だった。
今もこうして隠れていた。

稲羽「……ハックさんはハッカーさんなんですよね」

ハック「まあ、そうなるだろうな……」

稲羽「何かきっかけがあったり?」

ハック「別に……」

ハックさんの挙動が不審になる。
目を左右に泳がせている。

ハック「そんなもん。無ーよ」

稲羽「……」

ハック「オレは腐った野郎だから……崇高な目的なんて持って無ー」

ハック「ただ……他人の情報を盗み取るのがおもしれー……。それだけ……だ……」

他人の情報を盗むのが面白い……
本当にそれだけだとしたら、よく分からない嗜好だ……


【ハック・ウィルヘルムの通信簿1/5】
ハッキングは娯楽目的だという。

【9日目:昼 自由行動】4/5


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:11枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)
・辰爾に話を訊く(9日目の夜イベント発生)

↓2

四季ヶ原さん、天草さん選択で終了です。

ありがとうございました。
次回は木曜になると思います。よろしければお願いします。
好感度を貼って終了します。


【現在の好感度】

絡繰 32.5
沙慈 30
那波 25
ハック 25
四季ヶ原 22.5
天草 22.5
米菓 20
杯 20
辰爾 20
小倉 17.5
橘高 17.5
×李 15
×辻垣 12.5
リーチカ 10
加々美 10


それでは!

ちょっと再開します。まったりお付き合い頂けると嬉しいです。

【地下一階:書庫】

小倉さんとハックさんが去っていった。
私はその場で、隠し扉の事を考えていた。

稲羽「……」

本当に、出入りできるような扉は無いんだろうか……

ガチャ

四季ヶ原「神門くん神門くん神門くん神門くん神門くん神門くん神門くん」

天草「聞こえておりますよ。園芸部の方」

四季ヶ原「んーもー、どっしたのー?難しい顔しちゃってさ?」

天草「難しい顔はしておりません。表情筋の具合も、普段と何ら変わりないと感じておりますよ」

四季ヶ原「変な例えだね……ん?うさちゃんー」

稲羽「あっ、こんにちは」



四季ヶ原「ねえうさちゃん。眺めてて気づいたんだけど、ここさ……同人誌置いてあるよね」

稲羽「ど、同人誌?」

四季ヶ原「うん。男性向けから薔薇百合、鬼畜特殊性癖イロモノまで多種多様に……なぜか置いてある」

四季ヶ原「で、わたし的にはこれ一押し……!植物の薄い本!(18禁)」

稲羽「え……え!?」

四季ヶ原ちゃんが懐から取り出した本は……
表紙で、淫猥に絡み合う蔦と蔦がなんやらかんやらしてい…………

天草「何とも奇妙な」

四季ヶ原「思わず持ち帰っちゃった。いやー、お宝に巡り合えたよ……」


1.植物の薄い本を読んでみる
2.遠巻きに眺める
3.その他(自由安価)

↓2

2選択


四季ヶ原「うさちゃんも読まない?」

稲羽「えっ?わ、私は……遠慮しておきます」

な、何か、読む勇気が出ないし……

四季ヶ原「そっかー」


……


四季ヶ原「ほら、こうして花粉をぷんぷん……」

天草「ふむ……植物の専門書のようですね……」

四季ヶ原「あっ、虫が入っちゃう……異物挿入……」

天草「何とも……」

四季ヶ原「あっ……孕んだ」

天草「……」



稲羽「……」

どんな本なんだろうか……



【プレゼントを渡しますか?】

・水切りヨーグルト
・テニスボールセット×2
・たのしいどうぶつえん
・タピオカジュース
・ハトのえさ
・クリスタルバングル
・デッサン人形

四季ヶ原↓1 天草↓2


稲羽「お疲れ様でした」

四季ヶ原「何が?」

稲羽「……」

突っ込まれてしまった……

稲羽「え、えっと、読み終わったみたいなので……」

凄い精神削られそうな本だし……

稲羽「喉乾きませんか?」

四季ヶ原「んー……うわ、なにこれ、タピオカジュース!?」

四季ヶ原「ありがとー!じっくり飲み込まないとねぇ!」



稲羽「天草さん、これどうですか?」

天草「バングルですね」

天草「神に捧げましょう。貴方様に安らぎがあらん事を」

喜んでもらえたかな?


【INFO】
・四季ヶ原咲の好感度が大きく上がりました
・天草神門の好感度が上がりました

【9日目:昼 自由行動】5/5


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:11枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)
・辰爾に話を訊く(9日目の夜イベント発生)

↓2

【一階:食堂】

食堂に立ち寄ってみた。加々美さんと絡繰くんが話している。

加々美「アナタ、帽子の下とかどうなってるの?」

絡繰「うん。まあ、至って普通だと思うぞ」

加々美「ちょっと髪の毛を見せて貰えないかしら?」

絡繰「まあ、少しならいいけど」

加々美「ありがと、じゃあ遠慮なく……」


加々美「ちょっと……枝毛が凄いわね。セットしたいわ」

絡繰「料金は?」

加々美「アタシのお節介だからいらないわよ」

絡繰「じゃあ、好きにしてくれ」

加々美「シャンプーできればいいんだけどねぇ……」


絡繰「んっ、稲羽か」

帽子を外すと別人に見える現象ってあるよね。あんまり関係ない気がするけど……

加々美「あら!良いところに」

加々美「ねえ稲羽さん、こないだはアタシの方から断っちゃったけど……アナタもどう?」

稲羽「えっ?」

加々美さんに髪の毛を……!?
どうしよう、心臓がドキドキドキドキドキドキドキドキドキ……


1.頼む
2.後日改めてという事で
3.その他(自由安価)

↓1

1選択

稲羽「じゃ、じゃあ!お願いします!」

加々美「任せなさい!」

加々美「ここじゃちょっとアレだから、移動しましょうか」



【加々美の部屋】

加々美さんの部屋に入ったのは2度目だ……
ウィッグがずらっと並べられている。

加々美「あら、結構綺麗ね……やっぱり女の子ね」

稲羽「え、へへ……」

加々美「アタシが簡単にだけど……もっと綺麗にしてあげるわ!」

稲羽「きゃーっ!お願いしますっ!」

加々美「行くわよーっ!!!」




絡繰「うーん、よく分からないな」

絡繰「ん?ボク様は着いていく必要無かったんじゃないか?」



【プレゼントを渡しますか?】

・水切りヨーグルト
・テニスボールセット×2
・たのしいどうぶつえん
・ハトのえさ
・デッサン人形

絡繰↓1 加々美↓2

稲羽「ありがとうございました!」

加々美「良いの良いの、またよろしくね」

稲羽「はい!あ、これ、良ければ貰ってください」

加々美「あら、絵本ね」

加々美「お客さんカットしてる間の暇つぶしに良いのよね。ありがとね」



稲羽「あっ、絡繰くん。この人形どうでしょうか?」

絡繰「ん?」

絡繰「これは……可動域なんか参考になるな。ありがとう」



【INFO】
・絡繰時矢の好感度が上がりました
・加々美優紫の好感度が上がりました

【9日目:夜】

稲羽「……」

リーチカさんと辰爾さんの元へ行く……
部屋の扉を開くと、噴水の傍でもうリーチカさんが立っていた。

リーチカ「…………」

リーチカ「…………こっち、着いてきて」

稲羽「はいっ」

【地下一階:和室】

リーチカさんに連れられてきたのは、やはり和室だった。

稲羽「辰爾さん、こんばんは……」

辰爾「……稲羽様」

中で、辰爾さんが琴に向かい合って一人座り込んでいる。
自然に振舞っているけど、何か緊張しているのが伝わってくる。

稲羽「辰爾さん、えっと……」

リーチカ「…………」

リーチカさんは目線で、早く用件を伝えろと促す。
こんな事を私なんかがずかずか聞いてもいいのか、今になって思い直してもどかしくなる。

いや、自分から言い出した事だ。はっきり訊かないと。

稲羽「えっと……あの。辰爾さん、何かお琴を弾けない事情が……」

辰爾「……」


稲羽「……」

しばらくの沈黙。

少しの間をおいて辰爾さんが口を開く。

辰爾「……わたくし、持病につき……お琴を弾くと錯乱してしまうようなのです」

錯乱……?

辰爾「いつからでしょう。まるで自分が自分でなくなるような感覚」

辰爾「その間の記憶は……ぷっつりと消えてしまうのです」

稲羽「……」

辰爾「公演など、大勢のお客様の前では、どうやら何も起きないらしいのですが……そうではない時に、酷く……」

辰爾「ですから、あまり一人の時は弾かないようにしていました」

つまり、辰爾さんはお琴を弾きたくても……病気で弾けなかったって事?


辰爾「けれど……今夜だけは。リーチカ様の厚意に甘えさせて頂きます」

辰爾「リーチカ様。万一わたくしの様子がおかしくなったら……問答無用で」

辰爾「わたくしの……頭を。はたいて頂きたいのです」

辰爾さんは真剣な面持ちでリーチカさんを見据え、要求する。

リーチカ「…………分かってる」

辰爾「ありがとうございます」

辰爾「それと、どうか……ここで起きた事は、他言無用でお願いします」

稲羽「……分かりました」

これから何が起きるのか。

……得体の知れない悪寒が走った。


辰爾さんが、お琴に指をかける。

辰爾「……」

指を動かし、そこから音色を奏でる。



静まり返った室内に、琴の音色だけが鳴る。

稲羽「……凄、い」

……心を揺さぶられる気がした。



辰爾さんはその後も奏で続ける。

奏でて、奏でて、奏でて、奏でて…………

……


……もう、随分長い事奏でている。

辰爾「……う」


曲が突然途切れ、辰爾さんの体がぐらりと揺れる。

そのまま糸が切れたように、前へ倒れる。

稲羽「辰爾さん……っ!?」

リーチカ「…………」



リーチカ「辰爾、大丈…………」

辰爾「…………ひっ」








辰爾「ひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひぎゃぎゃぎゃ」







稲羽「っ!?」

辰爾さんは……倒れた姿勢のまま、突然笑い声を上げた。
それは……普段の辰爾さんとは結び付かないような……奇声と形容しても良いものだった。

辰爾「ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃっ!!!!!!」

辰爾さんは狂ったように笑う。静寂の中を貫くような声量で。

リーチカ「…………おかしい」

見かねたリーチカさんが手を振り上げ、辰爾さんへ降り下し……




辰爾「待ちなよ」


リーチカ「…………っ?」

静止の声がかかる。
辰爾さんがリーチカさんの腕をつかんで押さえつけている。

目の前にいるのは辰爾さんの筈なのに……どこか違う、舐るような声だった。
目つきは暗く淀んでいる。口角だけは弧を書いている。

辰爾「乱暴な事は駄目だ……ひひっ」

リーチカ「けど…………」

辰爾「あんた、わたくしを殺す気かい……?くひひ……」

リーチカ「…………さすがにそれは無い。加減はするつもりだった」

辰爾「あのねぇ。殴打なんて打ち所が悪けりゃ死んじまうものさ」

辰爾さんはそう言ってくつくつと笑う。
普段と違う、別人のようだった。

何かが乗り移ったみたいに……


リーチカ「お前は…………誰?」

辰爾「あぁ?わたくしは正真正銘、辰爾和琴だよ……」

辰爾「それを受け入れたくねぇって奴もいるがねぇ」

辰爾「困ったもんさ……わたくし達は考える事も、行動も嗜好も本来は一切変わらない」

辰爾「それを、表立った気性に多少の差異があるというだけで……片方だけを害悪と断ずる……」

辰爾「どっちに転んでもわたくし達は辰爾和琴……それ以上でもそれ以下でも無いのにねぇ」

稲羽「……」

この人は……本当に、辰爾さんなのか……?

辰爾「おっと……最近えらくわたくしにご執心な奴がいてね。つい熱くなっちまったよ」

辰爾「まあ、よろしく頼もうかね……」

辰爾「それにしたって、なんで弾いちまったのかね。向こうのわたくしは」

稲羽「……!」

いや、もしかして……これって……



二重人格……解離性人格障害……なの、か?


リーチカ「…………」


辰爾「なあ、あんた。まだやる気なのかい?」

リーチカ「…………」

辰爾さん……は、リーチカさんからの殺気を察して、牽制する。

辰爾「わたくしが温室育ちの脆弱な小娘だと思って、なめてるんじゃないかねぇ?」

辰爾「久々の娑婆だ、わたくしも手放したくは無い」

辰爾「あんたがわたくしを殺るってんなら……わたくしも出来る限りあがこうかね」

リーチカ「…………頼まれ事だから、果たさないとならない」

辰爾「あ~あ。命を狙われる立場ってのは辛いねぇ」

辰爾さんが立ち上がり、構える。

そのままリーチカさんの打撃を払いのける。

辰爾「ほらほら、どうしたどうした?あんたは所詮その程度なのかい?ぐぎゃぎゃっ」

リーチカ「…………ちっ」

辰爾「ぎゃぎゃぎゃ、あんたのような乳臭い小娘にわたくしは殺せな――――」

リーチカ「――――眠ってろッ」

リーチカさんは隙を見て辰爾さんの腹部に蹴りを沈める。低い呻き声が上がった後……




辰爾「っは……なかなかやる、じゃないか……」

辰爾さんはそのまま倒れた。


リーチカ「…………」

辰爾「うー、ん……」

稲羽「た、辰爾……さん……?」

辰爾さんはすぐに意識を戻した。


そこに、先程までの妖しさは無かった。

稲羽「……」

辰爾さんが戻ってきた事に、少なからず安堵した。

辰爾「……やはり、わたくしはおかしくなって……いましたか?」

リーチカ「…………」

リーチカさんはこくりと頷く。

辰爾「そうですか。……リーチカ様、ありがとうございました」

リーチカ「…………これくらいなら別に構わない。ここではする事も無いし」

辰爾「あ、稲羽様……申し訳ありません。ご迷惑をおかけしました……」

稲羽「えっ……」

……何で辰爾さんが謝るのだろうか?

稲羽「い、いいえ!私は勝手に無理言って、連れてきてもらっただけですし……!」

稲羽「それに、迷惑なんかじゃないです。絶対!」

辰爾「……」

リーチカ「…………うん」


辰爾「……本当に、ありがとうございます。わたくしの我儘に」

リーチカ「…………息抜きしないと。人間は死ぬ」

リーチカ「たまにはこういうのも悪くない。それより…………琴はどうだった」

辰爾「ええ。とても……懐かしい感覚でした。ふふ」

稲羽「……」

その時見た辰爾さんは……寂し気な表情だった。



……

【稲羽の部屋】

稲羽「……」

辰爾さんに……人格がもう1つあるなんて。

稲羽「……」

今日見た、あの辰爾さんは結局……どういう人なんだろう?



答えの出ない問を考えながら、眠りに落ちた。

お疲れさまでした。好感度を貼って終了です。

【現在の好感度】

絡繰 37.5
四季ヶ原 32.5
沙慈 30
那波 25
ハック 25
天草 27.5
米菓 20
杯 20
辰爾 20
小倉 17.5
橘高 17.5
加々美 15
×李 15
×辻垣 12.5
リーチカ 10

今回もありがとうございました!
次回は木曜か土曜になると思いますす。


それと、機会のある時良ければ、小倉、加々美、沙慈から2人お願いします。

↓1~2

乙です
辰爾さんは一体…

小倉…84 沙慈…23

ありがとうございました。

>>313
ありがとうございます。辰爾さんも今後何かしらあると思います。



もう1つすみません、よろしければ安価お願いします

↓1~3(>>2-4から2人ずつ選択、死んだ2人も可 ちなみに直下のコンマで被害者、クロの判定もします)

ありがとうございました!
後日前スレで小ネタを投下するので、よろしければ覗いてみてください。

被害者、クロも決定したところで……それでは

安価部分まで進めます。よろしければお付き合いください

【10日目:朝】

昨日に続き朝の見張り番になった。今日は加々美さんと一緒に見張りをしている。

稲羽「今の所……何事も無いですね」

加々美「そうねー……」

稲羽「……」

モノクマはまた、動機なんて出してくるんだろうか?

稲羽「……」

お母さんは無事だろうか?それとも……殺されているのだろうか?

加々美「稲羽さん、何か悩み事があったりする?」

稲羽「えっ?」

加々美「アタシで良ければ聞くわよ」

稲羽「……」


稲羽「えっと……」

少し躊躇いがあったけど、吐き出したくて言葉にした。

稲羽「この間……動機の写真がありましたよね?」

加々美「ええ……」

稲羽「私、お母さんが心配で……勿論、人を殺したりはしませんけど……」

……李さんは人を殺してしまった。そうして彼は最後、悔いていたようだった。

結局彼自身も殺されてしまった。もうあんな酷いものは見たくない。

稲羽「加々美さんも、そういうのって……ありますか?」

加々美「んー……、そうね……そりゃ心配だけど……」

加々美「……」

稲羽「加々美さん……?」

加々美「……あ、ああ!ごめんなさいねっ!アタシも人を殺さないって、誓うわ」

加々美「稲羽さんも、小倉さんも置いてはいけないものね」

そう言って加々美さんは笑った。

稲羽「そういえば小倉さん、今日当番でしたよね。朝ご飯の」

加々美「そうなのよー、あのコアタシが見張りだって言ったら凄く残念がってたわ。ほんとに……」

その後も色々とお話しした。小倉さんの事を話す加々美さんは少し楽しそうに見えた。


……



加々美「遅い……わね」

稲羽「えっ?」

加々美「見張り、そろそろ交代しても良い頃なのに」

稲羽「あ、本当……」

どうしたんだろう?

加々美「……見に行きましょうか」

稲羽「え?でも、ここを空けちゃうと……」

加々美「じゃあ、アタシが見てくるわ。稲羽さんはここで……」

天草「その必要は御座いません」

天草さんが加々美さんの言葉を遮った。

天草さんは落ち着き払っている。けど、何かがあったのは雰囲気から何となく察する事ができた。

加々美「あ、天草クン……?」

天草「御二方。少々、来て頂いてよろしいですか」

稲羽「はい……」

【食堂】

そこで見たものは、想像していたよりも異常な光景だった。

その場のほとんど全員が机に突っ伏し、動かなくなっていた。

小倉「……」

加々美「どうしたの……?」

小倉さんと天草さん、ハックさんだけは、無事なようだった。

稲羽「な、何ですか、これ……」

天草「……」

ハック「お、おい、とうとうこいつら毒食らって……」

天草「いえ、眠っておられるだけです」

四季ヶ原「うーん……そんなに花粉を振りかけないで……」

稲羽「! 四季ヶ原ちゃんっ!」

四季ヶ原「ぐぅ……」

天草「このように。皆様は突然眠られてしまったのです」

……どうやら皆……生きているようだ。良かった。


稲羽「……」

けど、一気に眠るなんてどちらにしろおかしい。誰が……モノクマが?

ハック「眠って……そ、そりゃ不味いんじゃ無ーか……?規則に、あっただろ……?」

天草「……やはり、お分かりになりますか」

稲羽「規則……もしかして」

まさか……嫌な予感が過り、電子生徒手帳を確認する。




3.就寝は個室でのみ可能です。個室外での故意の就寝は居眠りとみなし罰します。




稲羽「……!」


稲羽「おっ、起きてください、四季ヶ原ちゃん!」

四季ヶ原「ああっ……そんなに激しいの……むにゃ」

余裕がなくなり、必死で揺する。けど、起きる気配はない。

加々美「お、起きてちょうだい!」

沙慈「うーん……な、もう朝でごわすか……」

稲羽「沙慈さん!」

沙慈「おや?ここは……」

沙慈さんが目を覚ます。その事に深く安堵する。

ハック「寝ぼけてる場合じゃ無ーぞ……と、とりあえず、張り手だ」

沙慈「張り手……?それはまたどうして」

天草「眠っている方に張り手をなさるのです」

天草「早急に張り手をなさらないとこのまま全員殺されてしまうでしょう。この場の命運は貴方様の張り手にかかっております」

沙慈「うぉ、やむをえないでごわすな……ドスコイ!」バチィン

橘高「ぐっ……!?」


橘高「な、中々効いたぞ……貴様、どういう……」

沙慈「うーん、おいにも何がなんだか」

橘高「なっ……!?これは……」

ハック「は、早く全員起こさ無ーと不味いぞ……」

橘高「分かった、おい、貴様起きろ、死にたくないのならな」

四季ヶ原「うひゃぁ……」

橘高「仕方ないな……」

橘高さんは身に着けていたホイッスルを取り出す、そして……



ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!



四季ヶ原「うわ!!!!!何!?」

辰爾「う……こ、鼓膜が……」


そのまま、全員目覚めた。

米菓「うー、頭が痛いのです……」

杯「……あれれ?なんか面白い事になってますね?」

モノクマ「やあ」

那波「あらぁ、モノクマちゃん……」

モノクマがいきなり現れる。一応、気になった事を聞いてみる。

稲羽「あの……モノクマ、あなたですか?こんな事をしたのは……」

モノクマ「え?違うって、ボクじゃないよ」

モノクマ「ボクはずっと見ていたから分かるけど、これはここにいる14人の誰かがヤッたんだよ」

稲羽「……」

モノクマははっきりと断言した。

本当に……誰かが?いや、そんな事……

加々美「ね、ねえ……」

モノクマ「ん?」

加々美「これって……規則違反にあたるの?」

モノクマ「当然だよ。っていうかボクも今、規則違反者共を罰しに来たとこなんだよね!」

米菓「えっ……えええっ!?」


モノクマ「『個室外での故意の就寝は居眠りとみなし罰します』……だったよね?」

モノクマ「小倉さん稲羽さん加々美クン天草クンハッククン……5人もいればコロシアイには十分だしね。間引き出来て丁度いいよ」

稲羽「そんなっ……」

モノクマ「…………………………………………………」

モノクマ「……………………と言いたいところだけど……故意じゃないし今回は見逃してあげましょう!」

モノクマはかなりの間をおいて、言った。

モノクマ「ボクって陸生動物なのに、海より深い懐の持ち主でしょ」

絡繰「何言ってるんだ、お前は機械だろ?」

モノクマ「野暮な突っ込みはやめてくれないかな?鋼鉄の爪でオマエの内臓バラすよ?」

絡繰「はぁ、どこが懐深いんだ……」

モノクマ「ま、とにかく次は寝ちゃわないように気を付けるんだね。誰だか知らないけど、怖いことするよね」

モノクマ「規則を利用した全滅とは……考えたよね!」

稲羽「……!」

モノクマ「そいつは何食わぬ顔で、これからもオマエラと過ごして……また次の計画を起こすだろうね。うぷぷ……」

モノクマ「じゃーね!」ピョーン

稲羽「……」


モノクマがいなくなっても、その場には微妙な空気が流れた。

杯「小倉さん、凄く面白い事しますね?」

小倉「……」

杯くんはにこにこ笑いながら小倉さんを見ている。

小倉さんが犯人だと断定するような口ぶりで。

小倉「馬鹿言わないで。ボクは違うさ……」

杯「眠っていなくて、しかも今日の料理を作った……かつ加々美さんには盛れない人」

杯「そう考えるとアナタが一番しっくりきます~~」

沙慈「しかし、料理を作ったのはおいも一緒でごわす」

橘高「隙を見て入れる事は可能だ。全滅を狙った無差別的犯行のようだからな、調理中に一気にぶち込めばいい」

橘高「勿論、小倉が犯人とは限らんがな。薬がいつ流出したのかも分からん」

小倉「……」

那波「とりあえず……お皿、下げるわね。うふふ」

加々美「あ、アタシも手伝うわ……」


朝食は、しばらく各自で摂るように決められた。

……一先ず、その場は解散となった。



【10日目:昼 自由行動】1/5


稲羽「……」


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:11枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)
・辰爾に話を訊く(9日目の夜イベント発生)

↓2(直下でメダル判定)

【食堂】

食堂に来た。

朝は、大変だったな……。

辰爾「稲羽様、こんにちは」

稲羽「あ、辰爾さん。昨日のはもう……大丈夫ですか?」

辰爾さんにもう1つ人格があった。

目の前で起こったそれは衝撃的だった。ここに来てから、色々起きすぎている……

辰爾「ええ、もうすっかり。ご心配をおかけしました」ペコリ


それにしても……

稲羽「今朝の……どういう事なんでしょう」

リーチカ「誰かが殺しを図った。それだけ…………」

辰爾「……」

リーチカ「こういう時は…………肉を喰うに限る」

辰爾「リーチカ様、きちんと火を通しませんと」

リーチカ「…………生でも喰えないことは無い」

辰爾「いけません、お体に毒です」

リーチカ「…………分かった」


1.辰爾にもう1つの人格の話を訊いてみる
2.何か料理でも作る(コンマで成功率)
3.その他(自由安価)

↓2

1選択


短いですが一旦終了します。
お付き合い頂きありがとうございました。

多分明日も続くと思います……お疲れさまでした。

1選択


稲羽「辰爾さん、あの……昨日の事なんですけど……」

辰爾さんについて知りたい。

稲羽「あの、昨日の……荒くなった辰爾さんは、やっぱり自分とは別の人だと思いますか?」

辰爾「……」

辰爾「はい……そうですね。わたくしは、別として……感じています」

稲羽「……」

辰爾「ですが……単なる記憶障害という事も否定できないのです」

辰爾「実際には……それこそが、内に潜めていた本性……とも、思ったり」

辰爾「ふふ」

辰爾さんはそう言って、自嘲とも捉えられる笑みを浮かべた。

辰爾「お琴を弾いた時もそうですが……」

辰爾「頭上に物が落ちてきたリ、転んで頭を打った際に……」

辰爾「あのような状態になってしまっていたようです」

リーチカ「要は、打撃の衝撃…………」



【プレゼントを渡しますか?】


・水切りヨーグルト
・テニスボールセット×2
・ハトのえさ

辰爾↓1 リーチカ↓2


稲羽「ありがとうございました、あ、良ければこれ……」

辰爾「これは……ありがとうございます、稲羽様」

喜んでもらえたみたいだ。

稲羽「……」

ハトのえさ……

リーチカ「…………ん、それは」

稲羽「ハトのえさ……らしいです」

リーチカ「…………」

稲羽「あの、良かったらどうですか?」

リーチカ「…………頂く。ありがとう」

リーチカ「ハト肉…………」

よ、喜んでもらえたのかな?


【INFO】
・辰爾和琴の好感度が上がりました
・リーチカ・ランジェの好感度が上がりました

【INFO】
・モノクマメダルを10枚手に入れた。



【10日目:昼 自由行動】2/5


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:21枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)

↓2

【一階:回廊】

小倉「……」

稲羽「こんにちは……大丈夫ですか?」

小倉「何がかな」

那波「うふふ、大丈夫よ。私はあなたを疑ったりしないわ」

小倉「まあ、ボクは違うからね……」

小倉「杯クンは……ボクを犯人扱いしたがってたみたいだけど」

小倉「ボク達全員を殺そうと考えてる……危険人物がいるのは確かかもね」

本当にそんな人が?何か……やむを得ない事情があったりしないだろうか?

那波「うふふ、小倉さん。あーんして?」

那波さんはタッパーからおかずを取り、小倉さんに差し出す。

小倉「那波さん、さっき薬が盛られたばっかりなのに、そんなの食べるわけないだろう?」

那波「薬なんて入ってないわ。ほら」

那波さんは別のお箸でおかずをつまんで、一口食べて見せる。

小倉「あっそ……ボクはそういう歳じゃないし、そういう趣味でもないからね」

小倉「絡繰クンか四季ヶ原さんにでもしてあげたら」

稲羽「……」

絡繰くんもそういう歳じゃ……四季ヶ原ちゃんはそういう趣味かもしれないけど

那波「そうね。うふふ」

那波「でも、ちょっと吃驚したな。薬なんて……あ、稲羽さん、これどうかな?」

稲羽「えっ!?」

那波さんはおかずを差し出してきた。

どうしよう


1.そのまま食べる
2.逆にあーんし返す
3.その他(自由安価)

↓1

1選択


稲羽「頂きます」

那波「うふふ。あーん」

稲羽「んっ」

那波さんに、あーんして貰った。

何か、童心に返ったような……

っていうか、那波さんのお料理おいしいな。

貰ってばかりでいいんだろうか……

那波「うふふ」

小倉「やれやれ。稲羽さんもそういう趣味を持ってたのか……」

稲羽「ち、違いますよ?」


【プレゼントを渡しますか?】

・テニスボールセット×2

那波↓1 小倉↓2

プレゼントは渡しませんでした。


【INFO】
・那波千代子の好感度が少し上がりました
・小倉真帆の好感度が少し上がりました

【通信簿イベント:小倉真帆 その1】

小倉「……」

小倉さんが踊っていた。美麗な動きだ。

小倉「……ん、いたのかい?」

稲羽「はい。凄く綺麗でした」

小倉「うん。ありがと。ふふ……気持ち良かったよ」

稲羽「気持ち良い?」

小倉「踊ってる間は……そうだね。何か解放された気に満ちる」

稲羽「……」

何となくわかるなぁ。踊れるって訳じゃないけど……

小倉「それに、ボクの踊りを見た人に美しいと言われると、ね……凄く気持ちが良いんだ……」

小倉「ふふ……感じてしまう……」

稲羽「え?」

か、感じ……

小倉「いや……気にしなくて良いよ」

小倉「とにかく……ボクはこれが本当に好きだ。欲求を満たしてくれる」


【小倉真帆の通信簿1/5】
踊っている間は解放感に満ちると言う。


小倉さん、気に病んでいるようではなくて良かった。

犯人なんて、分からないけど……

これ以上、何も起きなければ良い、な……



【10日目:昼 自由行動】3/5


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:21枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)

↓2

【駄菓子屋】

稲羽「あの……」

モノクマ「何?」

稲羽「今朝の……誰がやったのか教え」

モノクマ「駄目に決まってるでしょ?」

やっぱりなぁ……


1.モノモノマシーンを回す(回数も記入、92~00 が出た場合はアイテムを募集します)

2.壺の中を嗅ぐ(メダル15枚消費 残り1回 行動消費はしません)


↓2

すみません、↓1で……

この章の犯人と被害者決まったしこの章で壺覗くのは意味ないかな
1 7枚

誤爆本当にすみません

>>359
決まっている人物が選ばれた場合壺の効果が優先されて、結果的に別の候補の人が死亡する感じでした。
でも確かに死亡者は2人だけなので、壺を使ってもあんまり意味がないですね……。
動機発表後に判定するべきでした……ごめんなさい……orz次回から気を付けます

>>361
大丈夫です、読んで頂きありがとうございます。



7枚使用(残り14枚)

↓1~7のコンマ

このレスのコンマも適用されます

もう1つ

ありがとうございました!

94のアイテムを募集します。

↓1

ストップウォッチ
って感じで大丈夫だろうか…?

>>371
ありがとうございます……!そんな感じです。分かり辛くてすみません……


・第二ボタン
・虹色の乾パン
・あかの着ぐるみ
・ウォーターラバー
・オモプラッタの極意
・子猫のヘアピン
・ストップウォッチ

を手に入れました。


稲羽「ストップウォッチ?」

モノクマ「針だけじゃなくて……時間まで止まっちゃうかもね」

稲羽「え?」

モノクマ「え?」

いや、まさかそんな非現実的な事が起こるわけ……この状況が既に非現実的だけど。



コンマ50以上で誰かが現れます。ぞろ目でもう1人乱入
(>>2-4から一人選択 特に無い場合はランダムです)

↓2

98…橘高さんが現れます。


橘高「稲羽、お前はまた……(以下略)」

稲羽「……」

モノクマ「そういうキミこそ、いつもここに来ているような気がするんだけど……」

橘高「馬鹿め。個室からの通路だからだ。貴様に会う為に通る訳では無い」

橘高さんか……

彼はどう思っているんだろうか……?


1.今朝の騒動について
2.杯について
3.その他(自由安価)

↓1


稲羽「橘高さん、今朝の事についてなんですけど……」

橘高「犯人は特定すべきだろうな」

稲羽「やっぱり、そうですか?」

橘高「どういう動機かは知らんが……白黒はっきりつけなければならん。再発防止の意味も兼ねて……だ」

稲羽「そう、ですよね……」


悪意によるものじゃ無い……って、信じたいけど……

ところで、杯くんはまだ盥回しなんだろうか……



【プレゼントを渡しますか?】

・テニスボールセット×2
・第二ボタン
・虹色の乾パン
・あかの着ぐるみ
・ウォーターラバー
・オモプラッタの極意
・子猫のヘアピン
・ストップウォッチ

↓1


稲羽「あ、もしよかったらこれどうですか?」

橘高「ストップウォッチか」

モノクマ「時間も止まっちゃうかもしれない優れものだよ。これで誰にもバレずに強制捜査とか出来るね?橘高クン」

橘高「ほう?」カチッ

モノクマ「あっ……」

稲羽「……」

橘高「止まったか?おい。何とか言ったらどうだ?」

モノクマ「止まるかもしれないってだけだもん」

橘高「ふん、くだらん嘘をつきやがって、この青狸が」

モノクマ「ボクは狸じゃありません!っていうか、青くないし……青ってどこから出てきたの?」

橘高「それはそうと稲羽、すまんな。これ……」


【INFO】
・橘高直人の好感度が上がりました

【通信簿イベント:橘高直人 その1】

橘高「稲羽」

稲羽「は、はい?」

橘高「服が乱れているぞ」

稲羽「あっ、ほんとだ……ありがとうございます」

橘高さんは審判で……

稲羽「橘高さんって、やっぱり色々な種目で審判しているんですか?」

橘高「……転々としているが……野球が多いな」

稲羽「野球ですか」

野球の中継、時々やってるけど……興味ないと思ってても、一回見ちゃうと結構見入ってたりするんだよね。

橘高「ああ。非常にありがたい話だ。そういった所で審判をさせて貰えるのはな」

稲羽「ありがたい……」

橘高「審判というものは常に正しい判定をせねばならん」

橘高「間違った判定をすれば、選手に泥を塗る事になる。審判がグズではどうしようもない」

橘高「よって、審判には正確、かつ公平な判定が求められる」

稲羽「なるほど……」

橘高「審判が不正や八百長を行うなど以ての外だ。そんなくだらん事をする奴は……」

橘高さんは心底不快といった顔つきをしていた。よほど不正が嫌い……なのかな。


【橘高直人の通信簿1/5】
橘高は審判として正確さを求め、不正を嫌っている。

【10日目:昼 自由行動】4/5


稲羽「……」


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:14枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)

↓2

【教会】

教会に来た。

天草「小説家の方の死肉を壊した……それは貴方様の自覚無き罪です」

杯「罪?」

天草「今は分からなくても良い。いつか自身の罪を自覚した時、神は赦しを与え、そして救いを齎してくださるでしょう」

天草「御安心ください。罪悪感という苦しみが貴方様の罰となる。神は、それ以上の罰は下されない」

杯「そ~なんですか」

天草「何れ、貴方様にも分かる時が……」

杯「あ、稲羽さん。やっほ~、ですね~☆」

天草「おや、これは。幸運の方」

稲羽「……」

天草さんの邪魔をしてしまった気がする……

杯「うう~ん、このままじゃ、ジャグリングも出来ません~」

杯「天草さん……また解いてくれませんか?腕の所だけで良いので……」

天草「救いを求む声にはなるべく応えたいですが……なりませんね。現状でそのような事をするのは危険です」

稲羽「危険……?」

天草「ええ。仮にまた、今朝のような状況になった際……道化師の方に疑いが向く恐れが御座います」

天草「彼には前科が御座いますから。愉快犯的な犯行として真っ先に疑いが向くでしょう」

杯「ええ~、確かに面白そうですけど~……」

そっか、そういう見方もあるのか……



……そういえば、リハーサル……の時、杯くんが手を使えてたのって

稲羽「天草さん、杯くんの縄を解いてたんですか?」

天草「ええ。私は、救いを求める方を救わなければなりませんので……」


1.小倉について訊いてみる
2.腕の部分を解いてみる(コンマで成功率)
3.その他(自由安価)

↓1

1選択


稲羽「杯くんは、小倉さんが犯人って……思ってるんですか?」

杯「そですね」

稲羽「……もしかして、何か根拠があったり?」

杯「ありませんね」

稲羽「……」

そ、即答……?

杯「何となく……ですね。カノジョは白けた所がありますし~……」

杯「でも、何もカノジョが憎いとか……そんな事じゃないですね~、凄く面白い事をしてくれたと思っています!」

杯「むしろワタシ……あんな面白い仕掛けをしたカノジョには、敬意を表したいって思います!うん!」

稲羽「……」

それはそれでよくない感情な気がする……

稲羽「でも、小倉さんって決まった訳じゃないですよね?」

杯「それはそですが~……」

杯「まあ、誰が犯人でも面白いですね、くくく……☆例えば稲羽さんでも、天草さんでもね~」

天草「このように、道化師の方が罪を御重ねになろうとも……神は変わらず赦しを与えてくださるでしょう……」


【プレゼントを渡しますか?】

・テニスボールセット×2
・第二ボタン
・虹色の乾パン
・あかの着ぐるみ
・ウォーターラバー
・オモプラッタの極意
・子猫のヘアピン
・ストップウォッチ

杯↓1 天草↓2

すみません、野暮用で離脱してました……。




稲羽「……」

これ、杯くんに似合いそう……

稲羽「杯くん、これどうぞ」

杯「着ぐるみですか~?」

杯「良いですね。ありがとうございます~☆」


稲羽「天草さん、これどうですか?」

天草「ボタン……」

天草「卒業式の際に第二ボタンを渡す……面白い風習ですね。有難う御座います」



【INFO】
・杯団の好感度が上がりました
・天草神門の好感度が上がりました

【10日目:昼 自由行動】5/5


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:14枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)

↓2

そうだ、ハックさん……


【ハックの個室前】

稲羽「……」

沙慈「娘っこ」

稲羽「あ、沙慈さん」

沙慈「ハックくんに用事でごわすか?」

稲羽「はい。何かお手伝い出来ないかな……と」

私に出来る事なんて、そんなに無いと思うけど……

少しでも力になれれば良いな……とか

沙慈「そうでごわすか。良い事でごわすな、ははは」

稲羽「うわっ」

沙慈さんが私の頭をくしゃくしゃと撫でる。何だか娘扱いされているみたいだ。

稲羽「沙慈さん、今朝は大変でしたね」

沙慈「そうでごわすな。危うく全員殺されるかという所だったでごわす」

……

ハック「……」ガチャ

ハック「ああ……?な、何やってんだ?」

稲羽「あっ、ハックさん。お疲れ様です。ハッキング……順調ですか?」

ハック「い、いや……駄目だ。まあ、オ、オレは所詮社会のゴミ……マトモに生きれない無能に……生きる価値は」

稲羽「……」

そこまで自分を責めなくても……

沙慈「ハックくん、今朝はすまなかったでごわす」

ハック「いや……別に」

稲羽「……」

あっ、そうだ……


1.ハックに好きな食べ物を訊く
2.鍋を作る(コンマで成功率)
3.その他(自由安価)

↓2

1選択


稲羽「ハックさん、好きな食べ物とか教えて貰って良いですか?」

ハック「……」

ハック「……カップヌードル」

稲羽「ヌードル?」

ハック「ああ……醬油味が一番旨い……だろうな」

そっか……

稲羽「今、食べたいですか?」

ハック「……」

ハック「……」コク

ハックさんは小さく頷く。

稲羽「それじゃあ私、作ってきますよ!……って」

今日、あんな事があったばっかりだった……

む、無神経すぎた……あっ、でも……

ハック「……」

稲羽「大丈夫です、ちょっと待っててください!」



~10分後~

稲羽「どうぞ」

ハック「……」

稲羽「じゃ、まず私が食べて見せますね……」

一杯のカップヌードルの容器から一つまみとり、別皿に空ける。

そして……食べてみせる。

稲羽「……ね、なんともないでしょう?」

ハック「……」

稲羽「あ、沙慈さんもどうですか?一応人数分作ってきました」

沙慈「おお、ではありがたく……」

3人でカップヌードルを食べた……


【プレゼントを渡しますか?】

・テニスボールセット×2
・虹色の乾パン
・ウォーターラバー
・オモプラッタの極意
・子猫のヘアピン

沙慈↓1 ハック↓2


沙慈「ごっつぁんでした」

稲羽「こちらこそ、あ、この乾パンどうですか?」

沙慈「おお、7色。面白い乾パンでごわすな。ごっつぁんです」


【INFO】
・沙慈百舌の好感度が上がりました
・ハック・ウィルヘルムの好感度が少し上がりました

今回はここで終了です。ありがとうございました。


【現在の好感度】

絡繰 37.5
沙慈 35
四季ヶ原 32.5
天草 32.5
那波 27.5
ハック 27.5
杯 25
辰爾 25
橘高 22.5
小倉 20
米菓 20
リーチカ 15
加々美 15
×李 15
×辻垣 12.5


もうすぐ事件になりそうです。
お疲れさまでした。

今から始めます


???「……」

稲羽「――――。お父さんは……」

???「……」

稲羽「私が引き留めたら……一緒に行ってたら……死ななかったんでしょうか?」

稲羽「だから、それって私のせいで……」

稲羽「お父さんじゃなくて。私が……死ぬべきで……」

???「……」


既視感。



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稲羽「……っ!?」



稲羽「……」

ゆ、め……?


……


稲羽「……」

お父さんが死んだのは……やっぱり私のせいなのかな。

私が引き留めていたら、例えばお父さんの出ていく時間が遅れて……あの事故に巻き込まれなかったかもしれない。

それに、一緒に行ってたら、何か結果が変わっていたかもしれない。

稲羽「……」

い、いや、駄目だ。こんな弱気じゃ……

今更……悔やんだってどうしようもないって、もう何度も言ってきたじゃないか。

でも……

稲羽「……」


一通りの身支度を済ませる。

稲羽「……」

そういえば、もう朝に食堂に集る事は無いんだっけ。

【一階:回廊】

稲羽「あ、辰爾さん……」

辰爾さんの後姿を見て、声をかける。

辰爾「ああー?あんたは確か……稲羽かい」

辰爾「そんな格好しちまって、因幡の白兎にでも擬えてるのかねぇ?ぐぎゃぎゃ」

稲羽「………………………ん!?」

辰爾さんの様子がおかしい。明らかにおかしい。

こ、これは……

辰爾「何だい?そんなに目を丸くしちまって……ひひっ……」

稲羽「あの…………え?」

辰爾「あんたの言いたい事は分かるがねぇ」


辰爾「大方、『どうしてお前がいるんだ』って思ってるんだろう?」

稲羽「そ、その……」

えーっと……こっちの辰爾さんは別人で……

辰爾「ひひ……どうやらこの間抜けは、夜更けにぼさっと歩いてたとこを……後ろからぶん殴られちまったようでねぇ」

辰爾「まあ、わたくしにゃ好都合だがね。ひひっ……」

稲羽「……」

殴られた……?

稲羽「あ、あの、それってどういう――――」


ピンポンパンポーン




稲羽「…………!?」


問おうとした声が遮られた。

朝に鳴るものとは別の、アナウンスの音が響く。……思わず身構える。



モノクマ『えーオマエラ!お手数ですが……とりあえず王座の間に集まってください』



モノクマ『うぷぷっ』ブツッ

モノクマはそれだけ言うと、そのまま放送は切れた。


辰爾「怠いねぇ」

稲羽「……」

【王座の間】

モノクマ「うぷぷ。皆来たね」

辰爾「はぁ」

米菓「何なのですか……?」

モノクマ「分かってると思うけど、これで2回目となる動機だよ、動機」

加々美「動機……」

やっぱり……そういう事か。

絡繰「随分あっさり言い捨てたな……」

モノクマ「はいこれ、オマエラにとって大事な紙だよ。さあ、しっかり読むんだね……うぷぷ」

稲羽「……」

四季ヶ原「これ捨てたらどうなるの?」

モノクマ「どうしてそんな分かりきった事を聞くのか解せないけど、勿論そんな事はこのボクが許さないよ」

加々美「やっぱ、見るしかないのね……」


モノクマに渡された紙を……おそるおそる開く。

そこに書かれている事が、今度は他愛も無い事だったら良いと……祈りつつ。

……そんな都合の良い事は無くて、やっぱりそれは前回と何も変わりないものだった。








『稲羽兎さんの両親は、いずれも稲羽兎さんのせいで死んでしまった』







稲羽「……え」

お父さんだったら……分かる。お父さんが死んだのは私のせいでもあると思う。

だけど両親って……何?

お母さん、が……

四季ヶ原「ねえ、なにこれ?」

天草「何という事でしょう」

那波「……」

モノクマ「これはオマエラの、忘れたくなるような嫌な記憶。結構効いたでしょ?」

米菓「な、なな何であんたが……この事を?」

モノクマ「言ったでしょ?オマエラの事で、ボクに知らない事はないってさ」

小倉「……で?」

モノクマ「ボクは優しいクマだから……オマエラを『記憶』による苦悩から、解放する術も用意してます!」






モノクマ「コロシアイが起こったら、オマエラの忘れたい記憶を……消してあげるよ!」

モノクマ「あっ、全部消しちゃうなんていう事は無いから安心して良いよ」

モノクマ「その紙に書かれてる範囲の記憶……それだけを綺麗さっぱり消してあげる」





モノクマ「うぷぷ……嘘だって思う?でもねあり得ない話でもないんだよ……」

モノクマ「例えばオマエラの頭をパッカリ開いて、脳みそを直接弄くったりね」

米菓「そ、そんな痛そうなの嫌なのですが……!」

モノクマ「麻酔はしてあげるって」

橘高「チッ。くだらんな……」

四季ヶ原「そうそうそう。こんな事でまた誰か殺すなんて。ありえないよ」

沙慈「うむ。その通りでごわすな」

モノクマ「でもさ。自分だけ一人勝ちしようとしてたとんでもない奴もいたみたいだけど……」

ハック「……」

モノクマ「だよね?オマエラー」

杯「んー、そですねぇ……」

モノクマ「そいつは今も、オマエラの中にいるんだよ?」

モノクマ「オマエラも黙って殺されるのを待つくらいならさ……いっそ、殺しちゃえよ!」

リーチカ「…………」

モノクマ「まあ、どうするかはオマエラ自身で決める事だよね。うぷぷぷ……」


モノクマがいなくなった……

稲羽「……」

お母さんが死んでしまった……そしてそれも、私のせい?

やっぱり、前回の写真の通り、お母さんは殺されていて……

……私がここにいて、家を空けていたせいで……お母さんが殺されてしまった。

稲羽「……」

そっか、そう考えると私のせいか。

私の……

稲羽「……」

【11日目:昼 自由行動】1/5


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:14枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)

↓2(直下のコンマでメダル判定)


お母さんが殺された事。

現実として突きつけられると……

稲羽「……」


【一階:食堂】

米菓「ううー……」

稲羽「米菓ちゃん?」

食堂で米菓ちゃんが唸っている。

米菓「あ、稲羽さん。米菓、パンを捏ねて焼きたくて仕方がないのですが……」

米菓「昨日あんな事がありましたから……焼くに焼けないのですー……誰も食べないでしょうし」

米菓「もう、料理の中に睡眠薬なんてっ!あり得ないのです、誰があんな事ー!!!」

絡繰「焼くのが好きなら、自分で食べるって手もあるぞ」

米菓「駄目なのです、折角焼くのなら、誰かに食べて貰えないと……材料が勿体ないのです」

絡繰「じゃあ、ボク様に焼いてくれないか?」

米菓「えっ?」

絡繰「そうだな、一緒に……焼き方教えて貰っていいか?」

米菓「えっ???」

絡繰「あ、嫌ならいいんだ」

米菓「……い、嫌じゃないのですよ??」

稲羽「……」

米菓「あっ、稲羽さんも!米菓がばっちり教えるのです!」

そう、しようか……私も、少し気を落ち着かせたいし……

ここはお言葉に甘えよう。


1.アンパンを焼こう(コンマで成功率)
2.食パンを焼こう(コンマで成功率)
3.カレーパンを焼こう(コンマで成功率)
4.その他(自由安価)

↓1


米菓「では、あんぱんを焼くのです!麻薬じゃありませんからね!」

米菓「……まあ、美味しさは麻薬級だと思うのですが!」

確かに、米菓ちゃんのパンは麻薬のような中毒性……って何を言っているんだ

米菓「では、手と顔をよーく洗ってください」

絡繰「顔も?」

米菓「そうなのです、パン屋は清潔第一なのです!」


……


米菓「まず、あんこから作るのです」

絡繰「お前……作れるのか?」

米菓「勿論なのです、パンに関する事なら得意中の得意なのです」

稲羽「つまり……」

絡繰「パンに関係しない事になると一転して不得意になる……って事だな」

米菓「う、……そう、ですねー……ま、まあ、とりあえず小豆を煮るのです」

絡繰「小豆?……何でもあるな、ここ」

稲羽「そうですね……」


~~~××時間後~~~


なんやかんやあって焼けた。

米菓「素晴らしいのです!お二人とも!」

米菓「早速食べるのです!」

稲羽「頂きます……」

一口食べた瞬間……口の中にパンの香りが……!そして、あんこの甘さと絶妙なハーモニーをッ!

絡繰「うまいな」

稲羽「はい!」

米菓「ふふふー、当然なのです」

米菓「やっぱりパンは良いですね……あ、お持ち帰りもおっけーなのです!」



【INFO】

・あんぱん(自家製)を手に入れた



【プレゼントを渡しますか?】

・テニスボールセット×2
・ウォーターラバー
・オモプラッタの極意
・子猫のヘアピン

米菓↓1 絡繰↓2


絡繰「ん?その本は?」

稲羽「あ、モノモノマシーンから出てきました。オモプラッタの極意……」

絡繰「オモプラッタ……柔術か」

稲羽「……いりますか?」

絡繰「良いのか?」

稲羽「はい、絡繰くんが良ければ」

絡繰「そうか。何かに使えそうだ。ありがとう」


【INFO】
・米菓リリィの好感度が少し上がりました。
・絡繰時矢の好感度が上がりました。
・モノクマメダルを6枚手に入れました。

【通信簿イベント:絡繰時矢 その2】

稲羽「絡繰くん」

絡繰「ん?」

絡繰くんは機械を弄っている。

絡繰くんの……おじいちゃんについて聞きたいな。

稲羽「おじいちゃんのお話聞かせて貰っていいですか?」

絡繰「まあ、良いぞ」

絡繰くんの横に立ち、話を伺う。絡繰くんは機械を弄りながら話し始める。

絡繰「お祖父さんはボク様の子供の頃から、からくり仕掛けについて教えてくれた」

稲羽「からくりに……」

絡繰「ああ。化学的な方面も教え込もうとしたみたいだけど……どうもボク様はからくりの方が好きだった」

絡繰「結局お祖父さんと分野は離れてしまった」

絡繰「でも、分野が違うっていうのも、それぞれの方面から極められて良い傾向だったと思う」

稲羽「2人で……幅が広くなるって事ですね」

絡繰「そうだな」


【絡繰時矢の通信簿2/5】
絡繰はお祖父さんと分野が離れてしまったが、悪いものではないと思っている。


後片付けを済まし、米菓ちゃん、絡繰くんと別れた。


【11日目:昼 自由行動】2/5


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:20枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)

↓2

【地下一階:酒貯蔵庫】

杯「酒ですね~」

橘高「飲んだりしたら、貴様の顔面を叩き割るぞ」

杯「こわっ……怖いですね……橘高さん」

王座の間から降りると、杯くんと橘高さんが話していた。

杯「そもそも、こんな状態では飲みたくても飲めませんって~」

橘高「どうだかな。また天草にでも頼んだらどうだ?」

杯「ぎくっ!?な、何の話でしょうか~?☆」

橘高「ふん。すっ呆けても無駄だ」

杯「そですか……うーん、しかしですね、海外では今の年齢で飲酒がOKなところもありますし~」

橘高「ここは日本だ」

杯「え?日本って言い切れるんですか?外もろくに見えないのに……」

橘高「む、そうだな」

橘高「俺とした事が……不覚。悪かった」

杯「じゃあ、飲みましょうか。酒でも飲まないとやっていられませんって」

橘高「そ、それとこれとは別だ。俺達は日本の人間なのだから、ここがどこであろうと……」

お酒か……


1.飲んじゃいましょう(コンマ50以上で成功)
2.自重するべきです(コンマ50以下で成功)
3.その他(自由安価)

↓1

37…成功


稲羽「だ、駄目です!!!」

橘高「!?」

飲酒は何か駄目な気がする!!!

稲羽「杯くん、橘高さんの言う通り……飲酒はやめましょう!ねっ!」

杯「ええー、でもですね~……あんな動機が……」

稲羽「……」

確かに、そうだけど……

橘高「他の方法で発散するんだな。酒など食らって体をぶっ壊しては元も子も無いぞ」

杯「は~、ワインをこう……ぐいっと一気飲みしたいですね~」

橘高「貴様……」

杯「うう、そんな睨まないでください……かなり怖いです……」


【プレゼントを渡しますか?】

・テニスボールセット×2
・ウォーターラバー
・子猫のヘアピン
・あんぱん(自家製)

杯↓1 橘高↓2


稲羽「杯くん、これで発散してみたらどうでしょう?」

杯「ボ、ボール!」

杯「凄く良い……!So Goodです!ありがとうございますっ!」

凄く喜んでいるようだ。……喜んでもらえたなら良かった。

稲羽「あ。橘高さんもどうですか?」

橘高「水着……?」

橘高「あの妙なマシーンは……何なんだ?」

稲羽「さあ……」


【INFO】
・杯団の好感度が大きく上がりました。
・橘高直人の好感度が上がりました。


【11日目:昼 自由行動】3/5

稲羽「……」

お酒飲んだら、忘れられてたんだろうか……

稲羽「……」

一時しのぎでしか……ないか。


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:20枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)

↓2

那波さん、リーチカさん選択で今回は終了です。

ありがとうございました。
次回事件まで行けたら良いなと思います。
よろしければ、またお付き合い頂けると嬉しいです。

お疲れ様でした。


【現在の好感度】

絡繰 42.5
沙慈 35
四季ヶ原 32.5
天草 32.5
那波 27.5
ハック 27.5
杯 32
辰爾 25
橘高 27.5
小倉 20
米菓 22.5
リーチカ 15
加々美 15
×李 15
×辻垣 12.5


それでは!

すみません、上下し忘れました……

【現在の好感度】

絡繰 42.5 (2/5)
沙慈 35 (1/5)
四季ヶ原 32.5 (1/5)
天草 32.5 (1/5)
杯 32 (1/5)
那波 27.5 (1/5)
ハック 27.5 (1/5)
橘高 27.5 (1/5)
辰爾 25 (1/5)
米菓 22.5 (1/5)
小倉 20 (1/5)
リーチカ 15 (0/5)
加々美 15 (0/5)
×李 15 (1/5)
×辻垣 12.5 (0/5)

試験的に通信簿の解放値も……
ごちゃごちゃして気持ち悪い事になってる気がします( ;∀;)

再開します。

【地下一階:廊下】

稲羽「あれ」

リーチカ「…………」

那波さんが、両手に本を何冊も積み重ねて運んでいる。

那波「あ。これは四季ヶ原さんにね」

稲羽「四季ヶ原ちゃん?」

那波「うん。あの子、植物室で夜通し実験するみたいなの」

稲羽「実験……」

やっぱり、受粉の実験、とかかな……

稲羽「……」

でも、そんなにすぐ芽が出るんだろうか?

那波「だから、少しだけお手伝いさせて貰ってるのよ。うふふ」

それにしても、夜通しか……

リーチカ「…………しかし」

リーチカ「…………四季ヶ原も、もう少し肉を食べた方が良い」

那波「野菜の方が好きそうだものね、あの子」

那波「何か作っていってあげたいけど……」

那波さんは、少し躊躇った様子を見せる。

そっか……動機の事か。

でも、もう殺人なんて……

稲羽「……」

こんなの、願望でしかないかもしれないけど。


1.動機の内容について
2.動機の真偽について
3.その他(自由安価)

↓1

2選択


稲羽「動機の……記憶を消すってやつなんですけど……」

稲羽「あれって本当なんでしょうか?」

那波「分からない。けど……本当だったら良いね」

記憶を消すのが本当だったら……

こんな、非日常的な状況を引き起こしてるモノクマなら、出来るのかもしれない。

……いや、だからって人を殺したりしない。

リーチカ「殺すのか。誰か」

那波「うふふ。どうかしら」

那波「……」

稲羽「那波さん……」

那波「冗談よ。誰も……殺さない」

那波「もう、誰かの死ぬ所は……見たくないしね」

稲羽「……」

那波「うふふ。ほとぼりが冷めたら、またお料理食べてね」

リーチカ「…………」コク

稲羽「は、はい」

那波「うふふ」


【プレゼントを渡しますか?】

・テニスボールセット
・子猫のヘアピン
・あんぱん(自家製)

那波↓1 リーチカ↓2


稲羽「あっ、すみません。立ち話を……」

那波「気にしないで」

稲羽「那波さん、ヘアピンどうですか?」

那波「え?……可愛い。貰っちゃって良いの?」

稲羽「はい」

那波「ありがとう」


稲羽「リーチカさん、もし良かったらこれ……」

リーチカ「パン」

稲羽「米菓ちゃんと絡繰くんと焼いたので、変なものは入ってない筈です」

リーチカ「…………」

リーチカ「…………ありがとう」


【INFO】
・那波千代子の好感度が大きく上がりました。
・リーチカ・ランジェの好感度が大きく上がりました。

【通信簿イベント:リーチカ・ランジェ その1】

リーチカ「…………」

リーチカさんが肉を食べている……凄い量の。

稲羽「リーチカさん。よく食べますね」

リーチカ「…………喰わなければ始まらない」

リーチカ「ここは紛い物の熊しかいない…………道具も獲られてしまったし」

初日の時の……

稲羽「……っていうかあの、これって火を通したんですか?凄い生焼けな気が……」

リーチカ「…………火を使うのはあまり得意じゃない」

稲羽「え?」

リーチカ「全て炭にして…………肉を無駄にしてしまう」

稲羽「……」

リーチカ「喰ったけど…………あれは最早肉と言えるのか分からない」

稲羽「……」

リーチカ「肉を無駄にしてはいけない。生きているものを殺して喰う事だから」

リーチカ「…………」

リーチカ「…………折角の肉。炭にしたら勿体ないし」

稲羽「そうだったんですか……」

リーチカ「…………」コク

それなら、私が焼いてあげたい……と言いたいけど、私も料理は得意じゃないんだよなあ……。


【リーチカ・ランジェの通信簿1/5】
リーチカは、肉を無駄にしないという信条?をもっている。

本を運ぶのを、少し手伝わせてもらって部屋に戻った。


【11日目:昼 自由行動】4/5


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:20枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)

↓2

【地下一階:薬品置き場】

橘高「……」

加々美「やっぱりアナタも忘れたいような内容だったの?」

橘高「馬鹿言うな。人を殺すような真似はせん」

橘高「根拠がなければ何を言っても戯言だろうがな」

加々美「橘高クンが人を殺すのはあんまり想像できないけど……」

加々美「ほら、馬鹿正直に自分の信念を貫きそうじゃない?きゃは」

橘高「それは褒めているのか?貶しているのか?」

加々美「え?」

橘高「白黒はっきりつけてもらおう」

加々美「ちょ、何!?」

稲羽「あのー」

橘高「ん?……また会ったな」

加々美「あ、あら、稲羽さん」



橘高「薬が減った形跡はないようだ。……これがどういう意味か分かるか?」

加々美「そ、そんな事把握してるの?」

橘高「この目に狂いはない」

橘高「一体、犯人はどのようにして薬を盛ったのだろうな」

稲羽「……」


1.モノクマに貰ったとか……
2.調合したとか……
3.その他(自由安価)

↓1

2選択


稲羽「調合……したとか?」

橘高「確かに……そういう内容の本はあるようだが」

橘高「……そこから洗い出せば犯人に繋がるやもしれんな」

加々美「犯人なんているのかしら……」

橘高「現実に起こった事だ。辿ればそれを実行した人間が必ずいる」

加々美「そうねぇ……」

稲羽「でも、犯人にも何か事情があったんじゃないでしょうか」

橘高「そうかもしれんがな、しかし……」

橘高「どんな理由にせよ人間を大勢殺そうとした奴だ。犯人は特定次第……」

稲羽「……」

橘高「杯と同じ扱いを受けて貰う」

加々美「意外と甘いのね……けど」

加々美「それが一番平和的で良いかもしれないわね」


【プレゼントを渡しますか?】

・テニスボールセット

加々美↓1 橘高↓2


稲羽「……」

このテニスボールセットどうしよう……

加々美「あら、テニスボールじゃない?美容に効果的なのよね」

稲羽「美容に?」

加々美「そうなの、何でもね……」

テニスボールの活用法を教えてもらった。

稲羽「加々美さん、良かったらこのボール貰ってください」

加々美「良いの?じゃあ、ありがたく頂くわね。今度サービスするわ」

橘高「その使い方は本来の用途と離れていないか?」

加々美「アナタ、頭固いわねー。これは有効活用っていうのよ」


【INFO】

・加々美優紫の好感度が大きく上がりました。
・橘高直人の好感度が少し上がりました。

すみません、離脱します。今日中に続くかは未定です……
(お付き合い頂きありがとうございました!)

【通信簿イベント:加々美優紫 その1】

加々美「ふんふんふ~ん……あら稲羽さん。こんにちは」

稲羽「……」

加々美「稲羽さん?」

前々から気になっていた事……思い切って聞いてしまおう。

稲羽「あのっ……か、加々美さんは、どうして女の人のような話し方なんですか?」

加々美「え?」

……直球すぎる?

加々美「……うーん?癖みたいなものかしら?いつしかこんな喋り方になってたわ」

加々美「あっ、でも男の人が好きって訳じゃないのよ?」

稲羽「やっぱり、女の人が?」

加々美「うーん、そうねぇ……。個人的にはどっちも良いと思うわ」

稲羽「……」

加々美「それぞれ違った魅力があるじゃない?男の人特有の色気、女の人特有の色気とか……」

それって、多分美容師としてって事だろうけど……

稲羽「恋愛的な意味も含めてですか?」

加々美「えー……あはは、そうそう、お手入れしましょうか」

はぐらかされた。


【加々美優紫の通信簿1/5】
加々美は男も女も魅力があるという。

【11日目:昼 自由行動】5/5

稲羽「薬の調合……」

そういう本があるって橘高さんが言ってた。

少し見てこようかな……


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:20枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(後日イベント発生)

↓2

ありがとうございました!
辰爾さん、ハックさん選択で一旦終了です。


【現在の好感度】

絡繰 42.5 (2/5)
沙慈 35 (1/5)
那波 34.5 (1/5)
四季ヶ原 32.5 (1/5)
天草 32.5 (1/5)
杯 32 (1/5)
橘高 30 (1/5)
ハック 27.5 (1/5)
辰爾 25 (1/5)
米菓 22.5 (1/5)
リーチカ 22 (1/5)
加々美 22 (1/5)
小倉 20 (1/5)
×李 15 (1/5)
×辻垣 12.5 (0/5)


お疲れさまでした。

【地下一階:書庫】

稲羽「……」

調合と言っても、薬品同士の調合が多いようだ……

調合したっていうのは、外れてたのかな?

稲羽「……」

しばらく書庫で本を物色していると……辰爾さんとハックさんが出会ってしまった。

辰爾「動機とは、面白い事をしたと思いませんか。なあ?」

ハック「いや、この前もあっただろ……普通に」

辰爾「あー? ああ、あんなの取るに足らないですからねぇ、動機とは言えませんさ」

ハック「そうかよ……」

辰爾さんは、普段の丁寧語と軽い口調の混ざった、妙な話し方をしている。

稲羽「(隠してるつもり……なんでしょうか)」

辰爾「ところであんたさぁ……やっぱり殺すつもりなんですか?」

ハック「は?」

辰爾「……なんだったら、わたくしを殺り……殺しますか? ひぎゃぎゃっ」

ハック「ま、またこのパターンか……? もう嫌だ……(死)」

稲羽「……」

杯くんとの事か……

ハック「……稲羽」

稲羽「はい?」

ハック「こいつ……変じゃ無ーか……?」

稲羽「え?」

ハック「何か、いつもと違うっつーか……」

稲羽「……えっ、と」

……辰爾さんは、この事を知られたくないようだ、けど……

どうしよう……?


1.誤魔化す
2.本当の事を言う
3.その他(自由安価)

↓1

1選択


……言いふらすべきじゃない。

稲羽「やっぱり……あんな動機の後ですから」

稲羽「その影響もあるんじゃない、かと……」

ハック「そうか……?」

辰爾「嫌ですねぇ、わたくしはいつもと変わりませんのに。ひひひ……」

ハック「……」

稲羽「(誤魔化せた……んでしょうか?)」

一先ずほっと一息つき、手にしていた本を捲っていく。

稲羽「……?」

あれ、この本の発行日時……

稲羽「あの、ここ見てください……」

ハックさんと辰爾さんに呼びかけ、疑問を感じた部分を見せる。

ハック「ん……?」

稲羽「日付が……飛んでいるんです。今は……――――頃ですよね?」

ハック「まあ……そう、だろうな……」

稲羽「ここは……――――で、2年くらい……飛んでいるんです」

ハック「ああ……印刷ミスか、何かか……」

辰爾「……ひょっとして今の時間、わたくし達が思ってるより随分と先の未来なのかもしれませんねぇ……ひひっ」

ハック「……」

稲羽「(未来……)」


稲羽「……」

そうだ。辰爾さんには訊きたいことが……

稲羽「あの、辰爾さん。誰かに殴られたって……言ってましたけど……」

ハック「は……?」

辰爾「……そうだねぇ。殺るつもりだったんじゃないでしょうかね」

稲羽「えっ……」

辰爾「だがわたくしは生きてる。ひひ……詰めが甘い奴です」

稲羽「……」

ハック「や、やっぱ、殺しを狙ってる奴……いやがんのか」

稲羽「そんな……」

ハック「この前の……アレもそうだ……規則違反を狙った……」

ハック「ひ、卑怯な奴だな……オレが、言えた事じゃ無ーけど……」

ハック「また、誰か死ぬかもな……」

稲羽「……」


【INFO】
・辰爾和琴の好感度が少し上がりました。
・ハック・ウィルヘルムの好感度が少し上がりました。

【プレゼントは所持していないので渡せませんでした】

キーンコーンカーンコーン……


モノクマ『オマエラ、夜10時になりました。良い子は寝る時間ですよ』


【稲羽の部屋】

稲羽「……」

食事に薬を盛った人……そして辰爾さんを襲った人は……

同じ人物なのだろうか?

稲羽「……」

これ以上、何事も起こらないで欲しい……。

キーンコーンカーンコーン……


モノクマ『オマエラ、おはようございます。朝7時になりました。起床時間ですよ~!』


【12日目】

稲羽「……」

朝になった……。


【一階:回廊】

部屋のドアを開…………

杯「稲羽さん」

稲羽「うわっ!」

開いた瞬間、目の前に杯くんの顔が見えた。

杯「吃驚……してるね?」

稲羽「杯くん……と、天草さん」

天草さんが、杯くんが繋がれている縄を手にしている。

天草「おはよう御座います。良い朝ですね」ニコッ

杯「HAHAHA。そですね、ちょっとお知らせしたい事が……」

杯「明日ショーを開きます」

稲羽「明日……」

杯「はい、動機なんてありましたけど……」

杯「楽しくいきましょう。生きている間は楽しまないとです。ねっ☆」

天草「その通りで御座います。生きている間は勿論苦しい事もありますが……」

天草「幸運の方。貴方様が以前仰ったように……生きている中で良い事も訪れるものです」ニコッ☆

稲羽「……」

杯「ワタシ達以外にも、芸を披露してくれるみたいですよ」

稲羽「え?」

杯「ワタシは……あまり信用無いので、コネ……コネクションを使いました」

コネ?

天草「機械職人の方が触れ回っていたようです」

絡繰くんが……

稲羽「はい、分かりました……」

稲羽「えっと、わざわざありがとうございました」

杯「こちらこそ~。ですね。助手さん」

天草「それでは、失礼致します」

杯くん、天草さんと別れた。

稲羽「……」

明日……か。

稲羽「(私……大丈夫かな……)」

失敗したらどうしよう……い、いや、頑張ろう。


【12日目:昼 自由行動】1/4


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:20枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(13日目イベント発生)

↓2

【INFO】
・モノクマメダルを10枚手に入れました。(現在の枚数:30枚)


【駄菓子屋】

モノクマ「やあ稲羽さん。ウサギなんかじゃなくて、クマの着ぐるみでも来ればいいのに」

モノクマ「あっ、それじゃあ名前と全く関連性が無くなっちゃうね。だって、稲羽さんは兎だもんね」

モノクマ「ボクはモノクマだから、クマなんだ」

稲羽「……」


1.ニューモノモノマシーンを回す(回数も記入、No.88~100は秒数が奇数でNo.101~113)

×2.壺の中を嗅ぐ(現在使用できません)


↓1

8枚使用します

↓1~8のコンマのアイテム

・ソーイングセット
・砂糖×2
・フレイムサンダー
・お助けヤッチー君
・ネイルブラシ
・どこでもパラソル
・キラッと光るシート

を手に入れました。



コンマ50以上で誰かが現れます。ぞろ目でもう1人乱入
(>>2-4から一人選択 特に無い場合はランダムです)

↓2

54・・・杯が現れます


杯「こんにちわ~」

稲羽「杯くん……って、一人ですか?」

杯「はい。天草さんに……ですねっ☆」

稲羽「……」

天草さんに逃がして貰った……って事かな。

稲羽「(橘高さんが見たら怒るんでしょうか……)」



1.動機について
2.サーカスについて
3.その他(自由安価)

↓2

2選択


稲羽「杯くん、傷はどうですか?」

杯「もう全然です。痛みが引くのが名残惜しい、ですね。ホラ!」

杯くんは腕で空を仰いで見せる。

稲羽「サーカスでも、よく怪我してたんですよね」

杯「はい。ワタシ、失敗ばかりでした……」

杯「けど、楽しかったです」

稲羽「……」

杯「観客も道化師はお道化るものと認知してくれてますから、それも滑稽な姿としてまた喜んでくれるんです」

杯「役得と言うやつですね~」

杯「本当に楽しいです、毎日が。ここも楽しいですけど……やっぱり一座に戻りたいって思います!」

稲羽「……」

杯くんは、やはりにこにこと笑っていた。

モノクマ「うぷぷ、間抜けな奴」

杯「Oh、モノクマさん」

杯「アナタ……猛獣として来て欲しいです!」

モノクマ「こんなぷりちーなボクを捕まえて、盛りのついた猛獣だなんて……ボ、ボクをどうする気なのさ?」

杯「勿論、サーカスの見世物にしますよ~」

モノクマ「駄目だよ。ボクは唯一無二の存在なんだ」

モノクマ「天然記念物で保護されるような動物を、見世物にして早死にさせる馬鹿はいないでしょっ」

モノクマ「だからダメ―」

杯「そですかね?」

モノクマ「うん」



【プレゼントを渡しますか?】

・ソーイングセット
・砂糖×2
・フレイムサンダー
・お助けヤッチー君
・ネイルブラシ
・どこでもパラソル
・キラッと光るシート

↓1

杯「パラソルですか……Parasol!」

杯「ありがとうございます☆」

モノクマ「はい、どこでもパラソルー」

稲羽「うわっ……」

そ、そっくりだ。何がとは、言わないけど……


【INFO】
・杯団の好感度が上がりました。

杯くんと話している内に、天草さんが杯くんを連れて行った。


【12日目:昼 自由行動】2/4


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:22枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(13日目イベント発生)

↓2

【一階:食堂】

リーチカ「…………」

小倉「肉か……」

リーチカ「喰う?」

小倉「遠慮しておくよ。あんまりカロリーを摂取すると不味いんだ。体型を維持できないからね」

リーチカ「そう」

小倉「キミは太らないのかな」

リーチカ「分からない」

小倉「食べるのが好きな人は、太らない方が幸せだろうね」

小倉「野菜は摂らないの?」

リーチカ「うん。とりあえず、肉を喰う」

リーチカ「四季ヶ原は野菜が好き」

小倉「四季ヶ原さんね……愛する人を食べてしまうとはね」

リーチカ「…………?」

愛する人って、四季ヶ原ちゃんにとっての植物が……かな?

リーチカ「稲羽は…………肉と野菜、どっちが良い」

稲羽「え?」

どっちかと言われると……


1.肉
2.野菜
3.その他(自由安価)

↓2

1選択


稲羽「肉でしょうか?」

肉の匂いは……好き。あの、胃の中が満たされる至福感……。

小倉「意外だね。ウサギさんなのにね」

リーチカ「…………草食」

稲羽「……」

リーチカ「…………兎の肉もうまい」

稲羽「ウサギ……」

リーチカ「必要な時には狩る」

小倉「ウサギ肉か。ヘルシーそうだね」

リーチカ「…………ヘルシー?」

小倉「うん。食べた事はないけどさ」


【プレゼントを渡しますか?】

・ソーイングセット
・砂糖×2
・フレイムサンダー
・お助けヤッチー君
・ネイルブラシ
・キラッと光るシート

小倉↓1 リーチカ↓2

小倉「ネイルブラシ……」

小倉「……」

小倉「ありがとう……ふふ」



リーチカ「…………」

リーチカ「砂糖」

リーチカ「…………」

リーチカ「稲羽……いつも何か持ってる」

稲羽「あそこに……駄菓子屋みたいなのがありますよね。そこにある……」

稲羽「マシーンを回すと色々出てくるんですけど……なんか、嵌っちゃって」

リーチカ「そう」

稲羽「はい」

小倉「ボクも……回してみようかな」


【INFO】
・小倉真帆の好感度が大きく上がりました。
・リーチカ・ランジェの好感度が上がりました。

【12日目:昼 自由行動】3/4


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:22枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(13日目イベント発生)

↓2

【中庭】

辰爾「何ですか? そんなにわたくしを見て……」

加々美「どうも、雰囲気が違う気がするのよね……」

辰爾「仕方ないじゃないですかぁ……わたくしだって、たまにゃこんな日もありますよ」

辰爾「ヘコヘコヘコヘコ、他人の顔色を窺ってばかりじゃなくねぇ……」

加々美「うーん……」

稲羽「……」

辰爾「こいつが……薔薇かい。よく見えねーですけど……」

これは、この間四季ヶ原ちゃんに受粉を見せて貰った……

うまくいくと……実がなるんだったっけ。

辰爾「そろそろ実を孕むかね」

加々美「やだ。アナタ、四季ヶ原さんの言葉が遷ったの……?」

辰爾「さあね……」



加々美「それにしても、薔薇……綺麗ね」

辰爾「なあ、あんた。恋人とかいたんですかい?」

加々美「え? ……うーん。ノーコメントで」

辰爾「訊かれたくねー事でしたか……」


1.辰爾に元に戻らないのか訊く
2.加々美に小倉は恋人じゃないのか訊く
3.その他(自由安価)

↓1

2選択


稲羽「小倉さんは……恋人じゃないんでしょうか?」

加々美「えっ?」

加々美「いやだ、恋人とか……そんなんじゃないわ……」

加々美さんはしどろもどろになって……少しだけ照れているように見えた。

加々美「ま、まだ……ね?」

まだ……という事は……

稲羽「加々美さんも……小倉さんが好きなんですね?」

加々美「す、好きよ? あれで結構女の子らしくて……」

辰爾「あの娘、既成事実でも作ったんですかねぇ。ひひっ」

加々美「そういう事はしてないわよ?」



【プレゼントを渡しますか?】

・ソーイングセット
・砂糖
・フレイムサンダー
・お助けヤッチー君
・キラッと光るシート

辰爾↓1 加々美↓2

2選択


稲羽「小倉さんは……恋人じゃないんでしょうか?」

加々美「えっ?」

加々美「いやだ、恋人とか……そんなんじゃないわ……」

加々美さんはしどろもどろになって……少しだけ照れているように見えた。

加々美「ま、まだ……ね?」

まだ……という事は……

稲羽「加々美さんも……小倉さんが好きなんですね?」

加々美「す、好きよ? あれで結構女の子らしくて……」

辰爾「あんた、そこまで小倉に入れ込んで無かった気がするんだが……」

辰爾「あの娘、既成事実でも作ったんですかねぇ。ひひっ」

加々美「そういう事はしてないわよ?」



【プレゼントを渡しますか?】

・ソーイングセット
・砂糖
・フレイムサンダー
・お助けヤッチー君
・キラッと光るシート

辰爾↓1 加々美↓2

うわああorzごめんなさいミスしてました

辰爾 お助けヤッチー君

加々美↓

辰爾「何だいこれ?」

『何について調べますか?』

辰爾「あー? ……じゃあ」

達意「わたくしを殺そうとしてきやがった奴の名前でも、教えてくれんかねぇ」

『見つかりませんでした』

辰爾「ひひっ……憂さ晴らしでもするか。ありがとよ」

稲羽「……」

渡してしまって良かったんだろうか……


加々美「あら、可愛い……ソーイングセットね。ありがとう。これあると便利なのよね」

加々美「いつも悪いわね、稲羽さん……」

稲羽「いえ……」

私、ただマシーン回してるだけだしな……


【INFO】
・辰爾和琴の好感度が上がりました。
・加々美優紫の好感度が大きく上がりました。

【12日目:昼 自由行動】4/4


1.誰かと話す(>>2-4から1~2人選択)

2.駄菓子屋に行く(現在のモノクマメダル:22枚)

【現在のフラグ】
・杯の切断マジックの助手を務める。(13日目イベント発生)

↓2

米菓さん、橘高さん選択で一旦終了します。

今回もありがとうございます。
今度こそ事件発生まで行きます。

ここまでで、おかしい部分があったらご指摘頂けると嬉しいです。


【現在の好感度】

絡繰 42.5 (2/5)
沙慈 35 (1/5)
那波 34.5 (1/5)
四季ヶ原 32.5 (1/5)
辰爾 32.5 (1/5)
天草 32.5 (1/5)
杯 32 (1/5)
ハック 30 (1/5)
橘高 30 (1/5)
加々美 29 (1/5)
リーチカ 27 (1/5)
小倉 27 (1/5)
米菓 22.5 (1/5)
×李 15 (1/5)
×辻垣 12.5 (0/5)


それでは(∩´∀`)∩

>>527
達意って誰だ……辰爾ですorz

おはようございます。

今日のお昼から、事件発生まで進めます。
よろしければお願いします。

【食堂】

米菓「愛と勇気だけが友達~……なのです☆」

稲羽「……」

米菓ちゃんが、歌いながら厨房から出てきた。

橘高「何をしている?」

米菓「パンなのです!」

米菓「やっぱりパンを焼くのが、米菓としてのあり方ですから!」

米菓「これでも一日……平均1000個くらいは焼いていたのですよ」

稲羽「1000個? 凄い量ですね……」

米菓「ふふん、米菓のパンは、ご近所でちょっとは評判だったのですよ!」

米菓「ああー……早くここから出たいのです。あからさまに変な薬なんてあるし……はあ! 嫌なのです!」

橘高「同感だな」

橘高「しかし、毒で一気に殺せそうなものを」

橘高「わざわざ規則違反を起こそうとした奴……解せんな」

米菓「うーん……? そんなの、毒と睡眠薬を間違えただけじゃないのですか?」

橘高「……」


橘高「お前に関しても解せない点がある」

米菓「は? なんなのですか?」

橘高「何故、普通の料理はまともに出来んのだ?」

米菓「そう言われましても……うーん」

米菓「興味が湧かないのですよ……どうしても、パン以外の事になると」

米菓「米菓にもよく分からないのですが……」


1.お米について
2.賄賂について
3.その他(自由安価)

↓1

1選択


稲羽「米菓ちゃんって、お米はあまり好きじゃないですか?」

米菓「お米ですか? パンの材料としては好ましいのです」

米菓「小麦粉の代わりに米粉を使うと、もちもちになるのですよ。おまけに低カロリーなのです」

稲羽「米粉パン……っていうやつですね」

米菓「そうなのです」

そういえば、そんな物もあったな……

米菓「主食としては、米菓はパン屋ですからパンを推奨したいのですが……」

橘高「個人によって変わるだろうな。そこは」

米菓「それは分かっているのです。ただ……」

米菓「パンを悪く言う人は見過ごせませんね! 個人的な感情として!」

米菓「米菓のパンで黙らせます。お米過激派の人には、米粉パン」

米菓「米粉……そんな活用法もありますのです」

稲羽「お米の過激派……そんな人いるんでしょうか?」

橘高「知らんが……まあ、過激な主義主張を用いる奴はどこにでもいるだろうな」

橘高「米菓はパンの過激派ともいえるだろう」


【プレゼントを渡しますか?】

・砂糖
・フレイムサンダー
・キラッと光るシート

米菓↓1 橘高↓2

橘高「清掃用具か」

米菓「おお、良いのです! どうなのですか? 橘高さんもこれで、身の回りを清潔にしてみるなど!」

橘高「ある程度は整頓しているつもりだ」

米菓「ある程度? それじゃあ駄目なのです、どこに菌があるのか分かったものではないのです」

米菓「最低でも、一日2回程は部屋全体を掃除しませんと……体に悪いのです!」

橘高「菌が体に悪いというのはそうだろうが……極端すぎではないか?」


【INFO】
・米菓リリィの好感度が少し上がりました。
・橘高直人の好感度が上がりました。

キーンコーンカーンコーン……


モノクマ『オマエラ、夜10時になりました。良い子は寝る時間ですよ』


【稲羽の部屋】

稲羽「……」

明日の人体切断ショーの話を改めて決めた。

時間は……朝の7時……

大広間に集まるという事だった。

稲羽「……」

【???】

稲羽「アハハ……」

ウサギ「ウフフ……」

見た事のないウサギさんだ。

私は彼女と戯れている。

稲羽「……あ、ウサギさん。お名前とか訊いても良いですか?」

ウサギ「あちしは――――でちゅ。―――ック島での修学旅行の……引率の先生をしていまちゅ!」

稲羽「先生……なんですか?」

ウサギ「そうでちゅ! 生徒のミナサンを守りぬくのが、あちしの役目なんでちゅ」

ウサギさんは可愛い顔の中で、強い意志が感じられる表情を見せた。

ウサギ「ミナサンとっても良い子たちなんでちゅよ。こないだは……――――」

生徒の事を話すウサギさんは、幸せそうだった。

稲羽「……」

このウサギさん、少しモノクマに似てるなぁ……

稲羽「(モノクマは、凶悪だけど……)」

かわいい!

【13日目:朝】

稲羽「……」

何か、寝覚めが良い!

……今朝の夢……なんだったっけ。

頭を捻ってみるが、思い出せない。

稲羽「……」

今……何時だ?

早く準備を済ませないと。

【大広間】

時間が分からなかったけど、どうやら遅れずに済んだようだった。

杯「ご来場ありがとうございます」

杯くんがステージの端に立ち、ジャグリングをしながら声を発する。

人体切断の箱は脇に控えられているようで、今は見えない。

小倉「こんな朝早くに呼び出して……」

辰爾「ひひ……なんだってこんな事を?」

杯「はい! 皆さんでショーを見れば楽しいかなとっ☆」

橘高「死体損壊よりはマシだろうな」

杯「HAHAHA~」

沙慈「うむ、時にはこうした集まりも良いものでごわす」

加々美「……そうね、面白そうだし」

米菓「うーん、パーティーなのですが……お料理が出来ないと味気ないし、張り合いがないのですねぇ」

絡繰「あんな事があったしな」

米菓「そうなのです、もう……」

リーチカ「…………肉ならある。那波が火を通した」

リーチカ「…………沙慈」

沙慈「ごっつぁんです」

米菓「はうあっ! 米菓もパンを焼いてくればよかったのです」

加々美「リーチカさん、少し髪の毛切ってみない? アタシが……一通りカットしてあげちゃうわよ~」

リーチカ「…………」

小倉「優・紫・クン……」

加々美「あら、ど、どうしたの? 小倉さん?」

小倉「キミは……ボクだけを見てくれるんだろう?」

加々美「え? え?」

沙慈「おお。いつの間にそんな約束を」

加々美「してないわよ?」

橘高「しかし……四季ヶ原はいないのか」

辰爾「おやおや。ひょっとしてホの字ですかぁ?」

橘高「くだらん事を言うな。そんなわけが無いだろう」

橘高「全員固まっていた方が、何かと都合が良いと思ったまでだ」

辰爾「ああそうか。同じ場所にいれば、変な事が起きても分かるでしょうしねぇ」

辰爾「ここをぶっ飛ばす程の重火器か、爆弾でもあれば別ですがね……」

那波「うふふ。四季ヶ原さんは、よりよい発展の為に、実験してるって」

橘高「そうか」

米菓「発展って……やっぱり植物のですかねぇ……?」

稲羽「あ。天草さんと……ハックさんは?」

杯「天草さんはハックさんとご一緒みたいですよ」

杯「教えを説くと仰ってました☆」

杯「ワタシとしてはキリスト教が馴染みますね」

加々美「あら、キリスト教徒だったの」

杯「教徒? それってなんですか?」

加々美「……」

加々美「ハッククンって天草クンを嫌ってるみたいよね。何でかしら」

米菓「あの人、よく分からない人ですから。いつも神がどうとか、教えがどうとか……」

米菓「教祖なのですから仕方ないのでしょうが……まあ、そんなに過激では無いのですが……」

米菓「実際、勧誘もほとんどありませんし……」

確かに……天草さんから勧誘された事って、今の所無いな……

杯「ついでにお二人でお薬を見張ってるそうです」

橘高「では、まとめて連れてくるとするか」

加々美「あら。じゃあアタシも付き合うわ」

橘高「助かる」

小倉「優紫クン……行っちゃうのかい? それならボクも……」

加々美「すぐ戻ってくるわよ。小倉さんは待ってて頂戴?」

加々美「またすぐに会えるじゃない?」

小倉「……そう、だね。分かった」

橘高さんと加々美さんが、一旦外に出ていく。

杯「えー僭越ながら、ワタシが進行役を務めさせていただきたいと思います☆」

杯くんは、ジャグリングをしながら話し続けている。

……よく、落ちないなあ。

杯「それでは、まずは……絡繰さんです、どぞ!」

絡繰「ん? あいつら待たなくていいのか?」

杯「ええ。ショーというのは決まった時間に始まり決まった時間に終わる……」

杯「演目を見逃すのもまた一興……そういうものです! うん!」

小倉「はあ……」

絡繰「じゃあ……カラクリ人形だ」

絡繰くんが合図をすると、膝下程の大きさの日本人形が現れる。

沙慈「こ、これは……っ! まさしく日本の心!」

辰爾「ああ……あまり見えね……見えないですが和を感じます」

辰爾「ひひっ……こいつは良いですね」

人形が湯呑を運んでくる。そうして……私たちの傍まで来ると、停止する。

ただ、湯呑は空だった。

絡繰「ふっ……こいつは茶運び人形(仮)だ。江戸のカラクリの再現を目指した」

絡繰「どうしても材料が見つからない部分は、他の物で補ったけど……」

杯「人間よりも人間らしいとはこのことでしょうか? 素晴らしいです!」

絡繰「こいつ、なかなか可愛いだろ?」

那波「うん。よしよしってしたい」

絡繰「分かってくれるか……!」

杯「続いて狩り……Huntの再現です」

リーチカ「…………」チャカ

米菓「ひええ!?」

リーチカさんが銃を構える。けど、それは銃では無くて……

リーチカ「…………豆鉄砲」

リーチカ「…………」

簡略化された、可愛い鳩の絵が描かれた紙が……テーブルの上にいくつか立てられている。

稲羽「あの絵は?」

沙慈「おいが描かせてもらいました」

稲羽「沙慈さんがっ? かっ……可愛い!」

沙慈「うおおっ、照れくさいでごわすな。はっはっは」

リーチカ「…………」

リーチカさんが豆鉄砲を撃つたびに、1つずつ倒れていく。

杯「鳩が豆鉄砲。百発百中です! GREATです!」

リーチカ「…………」

杯「続いて米菓さんですっ!」

米菓「はいっ! 紙芝居なのです」

小倉「……最早学芸会だね、これ」

米菓「これは米菓が高校に上がる前、お友達と文化祭で作った紙芝居なのですが……何故か書庫に収納されていたのです」

絡繰「書庫に?」

米菓「はい。米菓が高校に上がる記念に貰って……いつも持ち歩いていたので……」

米菓「多分……ここに来た初日に没収されて、モノクマのいたずらで書庫に置かれたんだと思うのですが……」

絡繰「……」

米菓「それで、あの……那波さんに読んでもらいたいのです」

那波「私が?」

米菓「はい。那波さん……お母さんみたいですから」

那波「うん。私も出し物なんて無いし……うふふ、米菓さんの紙芝居。読ませてもらおうかな」

米菓「ありがとうございます……なのです!」

那波「それじゃ皆、始まりますよ。『パンマンとばい菌』……パンマンね。うふふ」

那波「『ある世界に、パンの頭を持つ、心優しいヒーローがいました。』」

那波「『パンの頭を持つヒーローは通称パンマンと言います。毎日毎日空を飛び……』」

那波「『お腹を空かせた人に、自分の頭を分けてあげるのです。』」

リーチカ「…………パンが……自分の意思で動いている?」

辰爾「ひひっ……どっかで聞いたことがある設定ですねぇ」

辰爾「ひぎゃぎゃ、そいつは贋作だぁ」

米菓「違うのです、リスペクトっ! これはファン活動の一環なのです!」

那波「『そんな彼には、敵対関係のばい菌がいるのです。』」

那波「『彼は困ったばい菌さんなのでした。いつも悪さばかりしているのです。』」

那波「『窃盗、食い逃げ、恐喝、誘拐、破壊行為……あらゆる犯罪を繰り返していました。』」

那波「『パンマンはヒーローですから、その都度ばい菌を成敗していました。』」

那波「『なのですが、ばい菌も不器用なだけで……本当は優しい心も持っているのです。』」

那波「『何とか彼も仲良くできないかと、パンマンは考えました。』」

那波「『ある日パンマンは、ばい菌にパンを作って持って行ってあげました。パンは最高に美味しいのです。』」

那波「『こうして2人きりで話す機会を作って……何故みんなと仲良くできないのか、パンマンは思い切って訊ねました。』」

那波「『ばい菌は、自分はばい菌だから、食品であるパンマン達とは相容れないと吐き捨てました。』」

那波「『それを聞いてパンマンは……ばい菌に、イースト菌になる事を勧めようとしました。』」

那波「『僕と相容れないなら、いっそ僕の中で共存しよう。と……。』」

那波「『ですがパンマンはすぐに気づいてしまいましたのです。それは彼と言う存在、アイデンティティを否定するも同義だと。』」

那波「『いつから僕はこんな独善を振りかざすようになったのだと、パンマンは自己嫌悪をしました。』」

那波「『それに、何だか胸が熱い。僕はどうしてしまったんだろう。』」

那波「『僕と言う存在も変わりきってしまったのか。それが、去っていくばい菌を見ながらパンマンが感じていた事でした。』」

那波「『おしまい』」

那波「……うふふ。良いものを読ませてもらった。ありがとうね」

杯「ううー……切ないお話でしたね。ひっく」

米菓「そ、そんなに泣かれると米菓まで……うわあああん!」

小倉「……」

辰爾「自分の作った話で泣くたぁ、熱い自画自賛ですねぇ」

米菓「これはうれし泣きなのですー!」

杯「はい。では次……人体切断ショーです!」

米菓「はっ……? じ、人体切断って……」

杯「だいじょぶですよ~。切れるのはワタシですし☆死にませんから~」

杯「たぶんっ☆」

米菓「多分とか! 余計不安なのですが!」

小倉「ボクはもう出るね」

先程までほとんど黙ったままだった小倉さんは、興味無いといった様子でその場から離れていく。

杯「あらら、行っちゃうんですか……」

小倉「優紫クンを連れてこないとね」

米菓「確かに……ちょっと遅すぎませんか?」

辰爾「ひひっ、あいつらよろしくやってるんじゃないかねぇ……男数人に女一人だ」

辰爾「ナニをやってるか、とは言わないがね」

米菓「うわぁ……た、辰爾さんまで汚染されて……」

沙慈「……では、おいも行きましょうか。万が一を考え……」

那波「……うふふ、大丈夫。私が行くわ。ついでに取りに行きたい物もあるしね」

米菓「取りに行きたい物?」

那波「うふふ、育児用品。うっかり忘れてきちゃって」

那波「あれを持っていると、安心できるの……小倉さん、行きましょう?」

小倉「……まあ、良いけど」

杯「では……始めてしまいましょうか☆ 助手さん!」

稲羽「は、はいっ!」

杯くんと一旦、ステージ脇の奥へ行く。

そのまま杯くんは、全員に見えないよう箱の中に体を収める。

杯「稲羽さん、では……お願いします~☆」

杯くんの合図で、杯くんの収まっている箱を脇から引きずっていく。

そうして全員に見える位置まで移動させる。

絡繰「心なしか、可愛い脚だな」

辰爾「おや、あんた……そっちのケがあったんですか」

絡繰「え? いや。別にそんなことは無い」

稲羽「(機械の脚だから、ですね……)」

一緒に控えられていた、電動ノコギリを手にする。

電動ノコギリはまだスイッチがかけられていないものの、その重さが、緊張と不安を煽っていくようだった。

杯「今から、助手である稲羽さんがワタシを切ってくれます」

杯「ワタシの体は切られてしまいます。これではふつう死んでしまいますが……」

杯「……何と、稲羽さんの幸運によって生き延びる事が出来ます! 凄い! ですね~☆」

米菓「だ、大丈夫なのでしょうか……? 稲羽さん……」

稲羽「は、はは、はい。問題はありません……」

絡繰「明らかに緊張してるな」

そうだ。タネを分かっているとはいえ……緊張する。

実は杯くんは、中で体を伸ばしていているんじゃないかという……穿った見方までしてしまう。

刃を入れたら最後、本当に体が切れてしまいそうな錯覚に陥る。


リーチカ「…………切ったら死ぬんじゃ?」

絡繰「ボク様の分析によると……杯は特殊な人間で、体が切れても死ぬ事はないんだ」

沙慈「何と。そうだったのでごわすか……」

リーチカ「…………便利」

米菓「へ、変な嘘をつくのはやめてください」

杯「それじゃあ、スイッチを入れてください~」

杯くんの言葉を合図に、電動ノコギリのスイッチを入れる。

ノコギリの刃は回転を始め、機械的な不快な音が、耳の奥まで響いていく。

稲羽「……」

杯くんの入っている箱の中央に、その刃を宛がう。

杯「さあ稲羽さん、切っちゃってください。どぞ!」

稲羽「……」

……随分と精巧な脚だ。時折思いついたように、うねうねと動いている。

いや、あれは絡繰くんが作ってくれたものだ。本物じゃない……絡繰くん、皮は何を使ったんだろう?

稲羽「……」

まだ、不安だったけど……大丈夫。何も起こる筈が無い。

あの脚は、偽物で……杯くんの体は、箱の中央まで至っていない。

絶対に、杯くんが死ぬわけが無い。

稲羽「……!」

そのまま、深く切り込む……

杯「…………あっ」




杯「ゲボッ」


ゴプッ


箱の中央から、赤いものが溢れ、て……


稲羽「……?」


赤い?







ピンポンパンポーン

モノクマ『死体が発見されました。一定の操作時間の後、学級裁判を開きます』






私は、耳障りな機械音と……

真っ赤に染まった箱に、口から赤い液体を吐いて動かなくなった杯くんの姿……

その2つをただ感じていた。

稲羽「あ……あ、れ?」

辰爾「おやまぁ」

わ……私……

稲羽「……さ……杯くん?」

杯くんを殺して……しまった……?

稲羽「あ、ぁ……」

ノコギリが手から落ちていく。

無意識的にスイッチを止めていたようで、鳴り続いていた音は止まった。

稲羽「杯、くん……」

頭がうまく働かない……

ここで人を殺したら、学級裁判がある……

稲羽「杯くん!」

でも、犯人なんて分かりきってる……

稲羽「ご、ごめんなさい……私は……!」

少なくとも、残った皆が死ぬことは無い……

沙慈「娘っこ……」

けど、目の前で杯くんが死んでしまった

それを私が殺してしまったという事実は、すぐに受け入れる事は出来なかった……

杯「…………れ? ワタシは生きてますよ?」

稲羽「……杯……くん!?」

杯「う~ん……」

杯くんは目をぱちくりさせると、緩慢な動きで起き上がる。

杯「……☆」

そうして、よく分からないといった様子で首を傾げた。

杯「ちょっとしたサプライズのつもりだったんですけど……」

米菓「な、なのですが、血が……!?」

杯「あはは☆ 何ででしょうね? 稲羽さんの幸運のおかげですかね?」

稲羽「さ、杯くん……本当に生きているんですよ、ね?」

杯「え? 今こうして喋っているじゃないですか☆ ……喋る死体なんてそうそうあるものじゃないです☆」

辰爾「ひひっ、死体が喋ったらさぞ愉快でしょうねぇ」

稲羽「……」

沙慈「ううむ、絡繰くんの言う通りでごわしたな……」

リーチカ「…………杯の体はどうなってる?」

絡繰「いや……なら、今のアナウンスは何だったんだ?」

稲羽「えっ……」

バァン

橘高「……」

大広間の扉が、勢いをつけて開かれる。

橘高さんの表情は険しく……焦りが見えた。

それだけで、外で何かが起きてしまっていると察する事が出来た。……いや、出来てしまった。

橘高「お前達。……今の放送は聞いたな?」

米菓「そ、それじゃ……っ!?」

橘高「……ああ」



橘高さんに促されて

走って、走って走って走って



辿り着いた先では……



机の上に割れた頭を乗せ倒れている

その中からは夥しい量の血が溢れていて

辺りには、血で染まった植木鉢と本が散らばって……



そんな雑然とした血液の中で、眠るように絶命している四季ヶ原咲ちゃんの姿があった。








【CHAPTER2】黄泉還る表裏一体 非日常編






稲羽「……そんな」

四季ヶ原、ちゃんが……

辰爾「……」

杯「あらら……死んじゃってますね……☆」

米菓「ここ、こんな時に……ふざけ、なないで……ほしいのです……」

モノクマ「やあ。2回目の殺人が起きちゃったね」

橘高「……チッ」

モノクマ「早速だけど、ザ・モノクマファイル2~」

モノクマ「うぷぷ。じゃあ皆、捜査頑張って」

米菓「ひえっ……また、あんな事をするのですか……?」

モノクマ「勿論です。クロを暴いて吊し上げるんだよ」

モノクマ「それが出来なきゃ……オマエラが死んじゃうから……ね」


一緒に捜査する人 ↓2

那波さん選択で一旦終了です


お付き合い頂きありがとうございました。四季ヶ原さんが退場です。
毎回毎回支離滅裂になっている部分がある気がします。ごめんなさい……


次は1週間くらい先になると思います。
前スレでグダってしまったので、捜査は一気に投下します。
お疲れさまでした。┏○ペコリ

報告です。

中々時間が取れず、もう少しかかりそうです。すみません。
読んで頂き感謝です(;´・ω・)ありがとうございます。

2週間近く間が開いてしまいました。
再開します。

那波「……可哀想」

背後から那波さんの声が聞こえる。

那波さんの表情は見えない。私の目は、ただ一点だけを凝視している。

私の目には、目の前で死んでいる彼女しか見えていなかった。

稲羽「……」

……四季ヶ原ちゃんの頭部からは、血が止めどなく溢れている。

これでは、息があるという望みは……全く湧いてこなかった。

那波「捜査……しましょうか?」

四季ヶ原ちゃんを殺した人がいる。

その人を……暴いて、また殺す。

稲羽「……」


【捜査開始】

那波「モノクマファイルね……」


被害者は四季ヶ原咲。死体発見現場となったのは地下一階に位置する植物室。
死亡時刻は7時から8時の間。死因は脳挫傷。外傷は打撲痕1つのみ


稲羽「……」

四季ヶ原ちゃんの死因は撲殺……で良いんでしょうか。



【モノクマファイル2】
被害者は四季ヶ原咲。死体発見現場となったのは地下一階に位置する植物室。
死亡時刻は7時から8時の間。死因は脳挫傷。外傷は打撲痕1つのみ

稲羽「……」

血の付いた植木鉢……凶器はこれ……でしょうか?

底面に夥しい血が付着している。恐らくここを、四季ヶ原ちゃんの頭部に当てた……んですね。

土の中から、長い蔓が伸びている。そこに小ぶりな実が1つ実っている。

稲羽「カボチャ……?」

周りにも、同じように蔓の生えた植木鉢がいくつも並べて置いてあった。

それらには『日本かぼちゃ1-B』というタグがつけられている。

那波「これで、ガツンって殴ったのね」

稲羽「この蔦とか、実とか……邪魔にならなかったんでしょうか?」

かなり長いし、これを凶器にすると煩わしそうですけど……

那波「無我夢中……だったのかな」


【植木鉢】
長い蔦が生えている植木鉢。底面を中心に血痕が付着しており、若干のヒビが入っている。

稲羽「ここ、暑くないですか……?」

それに、血と死臭が酷く臭った。

それが四季ヶ原ちゃんの物だと思うと……辛かった。

那波「……これのせい、かな?」

那波さんの示した方を見る。


『人工日光』

『温帯、冷帯、熱帯、寒帯 あらゆる気候の再現が可能』

『予約機能:指定した時刻に稼働させることも可能』

『現在の気温:38度』


那波「知育に最適……ね。うふふ」

那波「……あ、ごめんなさい。こんな時に」


【人工日光】
予約機能付き。気温は38度に設定されていた。

那波「四季ヶ原さん、眠っているみたい……ね」

最初に見た時、私も感じた事。

稲羽「意識のない内に……殺されたんでしょうか?」

殺された……

あまり口にしたくない事だったけど、他に言葉も思いつかなかった。

那波「どう、かしら……」

那波さんはそう言いながら、四季ヶ原ちゃんの死体を探っている。

那波「首には、何の痕も無いみたい」

那波「首を絞めて……意識を奪ったというのは、無いって事ね」

稲羽「……」

那波「頭の傷も……うん。1つだけ、かな」


【死体の状況】
争ったり抵抗した形跡は見られない。眠るように死んでいる。

机の上に広げてあった書類が目に留まる

稲羽「……」

どこかで見た覚えが……

『極秘File.×××』

『名家子息惨殺事件』


『被害者は辰爾××』


稲羽「……え?」

辰爾さん……?

名前が違うけど、これは辰爾さんの家族、の……

こんな記述は見た覚えが……

そうだ、あの時読んだものは……所々が塗りつぶされていた。まるで作為的に。

……なら、これは何だというんですか?


『辰爾家でその存在をひた隠しにされ、公に認知されていない存』


そこから先は、血が付着して読めませんでした。

那波「辰爾さんの……?」

ハック「き、きな臭ー……」

ハック「そいつ、辰爾家……って奴の体面を保つ目的で……消されたんじゃ無ーか……(恐怖)」

那波「そう、かしら?」

稲羽「……」


【極秘File.×××】
塗りつぶされていない機密File。辰爾家について書かれている。血がべったり付着している。

那波「モノクマファイルね……」


被害者は四季ヶ原咲。死体発見現場となったのは地下一階に位置する植物室。
死亡時刻は7時から8時の間。死因は脳挫傷。外傷は打撲痕1つのみ


稲羽「……」

四季ヶ原ちゃんの死因は撲殺……で良いんでしょうか。



【モノクマファイル2】
被害者は四季ヶ原咲。死体発見現場となったのは地下一階に位置する植物室。
死亡時刻は7時から8時の間。死因は脳挫傷。外傷は打撲痕1つのみ

すみません、>>585はミスです!((((;゚Д゚))))




四季ヶ原ちゃんがいるのとは別の……端の方の机の上に、不自然に水が溜まっている。

稲羽「水たまり……?」

那波「ううん……お水を零したとかじゃ、ないかしら?」

那波「何しろ、植物さんが沢山いるもの。うふふ」

事件と関係は……無いんでしょうか?

……一応覚えておこう。


【水たまり】
植物室の端の机にたまっていた水たまり。

何かの破片が、部屋の隅にまとめて置いてある。

植木鉢が割れたものだろう。

稲羽「どうして、割れているんでしょう……」

那波「さあ……」

那波「破片の量からして、大きめの植木鉢だったみたいだけれど……」

天草「水気が御座いますね」

稲羽「!?」

天草「驚かせてしまいましたね。大変失礼致しました」

天草「この破片の内側。少々水滴が残っているのが分かると思います」

那波「水滴? ……ほんとだ」

よく見てみると、水が滴っている。

天草「これは、何らかの手がかりになるのではないかと」

天草「思っております」


【粉々の植木鉢】
植物室の隅に落ちていた。バラバラに砕かれている。また、水気を含んでいる。

稲羽「……」

隅の方に、トンカチが落ちている。

稲羽「さっきの植木鉢はこれで、割ったんでしょうか」

那波「そうね……ちょっと粉っぽくなっているし……」

那波「けれど……どうしてかしら?」

【トンカチ】
植物室に置いてあったトンカチ。植木鉢の破片と思われる粉が付着している。

杯くんは、全身に血がついたままでした。

那波「あら? 杯くん、そんなにしちゃって……どうしたの?」

杯「はい! サプライズですね!☆」

杯「稲羽さんは吃驚してくれたみたいです!☆」

稲羽「……」

ぜ、全然サプライズじゃなかった……!

橘高「貴様、どういうつもりだ?」

橘高「……この血は何だ? 貴様、まさか……」

杯「違います、これは本物の血ではなく、血のり……パーティグッズなんです。☆」

杯「Dummyです!☆」

橘高「何?」

ハック「……はあ? そんな物どこにあんだよ……(冷笑)」

杯「ワタシの部屋にはあるんです! モノクマさんが用意してくれたものなんでしょうね~」

杯「しかも、ワタシが愛用してたメーカーです☆」

ハック「どうでもいい……」

杯「舐めますか? 鉄の味はしないと思いますよ~☆」

ハック「な、舐めるわけ無ーだろ!(拒絶) 馬鹿が!」

杯「んー……ワタシの部屋に、ボトルがちゃんとあります。ストックも!」

杯「それで、血のりだとはっきりすると思います! うん!」

那波「分かった。うふふ」

天草「では、ここで……」

天草「事件発生時の、皆様の立ち位置をまとめてしまいましょうか」

天草「いえ、更に言えば……ショーの時間帯の、ですね」

杯「んー、そですね……」

杯「7時に、ハックさんと天草さん、四季ヶ原さんを除く全員で、大広間に集合しました」

杯「まず橘高さんと加々美さんが、全員を呼んできてくれるとおっしゃって退出してました……」

杯「そして後半! 人体切断を行う直前辺りで、小倉さんと那波さんが退出しましたね」

杯「他の人は全員、最後まで大広間にいましたね」

杯「こんな感じ~。ですかね☆」


・コトダマを手に入れました

【死体発見時の立ち位置】
死体発見時、最後まで大広間にいた人は稲羽、リーチカ、辰爾、米菓、杯、絡繰、沙慈
大広間から途中で退出した人は橘高、加々美、小倉、那波
最初から大広間外にいた人は四季ヶ原、ハック、天草


ハック「な、なあ、こいつ縛っておかなくていいのかよ……?(小声)」

杯「今日は自由って、橘高さんから許されたんです!☆」

ハック「いや、もうこんな事になってやがるし……こいつを放置してると、また……」

天草「赦し合い……よい響きです。このような状況で無ければ喜べた話です」

ハック「お、お前、聞いてんのか!? おい!(怒)」

稲羽「……」

稲羽「……」

稲羽「そうだ、ハックさんは天草さんと一緒にいたんですよね?」

ハック「……」

稲羽「……」

ハック「……いたぞ……薬が置いてあるとこの前な」

少しの間を置いて、返答が返ってくる。

稲羽「ずっとですか?」

ハック「ああ……」

ハック「オレは、徹夜で忙しかったつーのに、あのクソ教祖……」

ハック「オレが出ていくまで、ずーーーーーーーーっとドアの前でぶつぶつ念仏唱えてやがって……(悍)」

ハック「オ、オレがゴミだからって……? ああいう嫌がらせをするのか?(死)」

稲羽「……」

ハック「挙句に、ドアを間隔開けながら何度も何度も叩いてやがった……本当に嫌な寝覚めだった……」

ハック「ま、まあ……忙しいつっても、時間を食い潰してただけだが……」

稲羽「ハッキング……ですよね?」

ハック「ああ……? まあ……それ以外、やる事も無ーし……(無)」

稲羽「……」

ハック「しつこくてうぜーから……」

ハック「少し顔を出したらそのまま引きずり出されて……延々とクソみたいな話を聞かされた」

天草「私には、人の心を救うという役目が……ホホ、御座いますから」

ハック「ああーーー!!!! うるせえ!!! うぜえ!!!」

那波「うふふ」

ハック「あ? ……」

那波さんに撫でられたハックさんは、勢いが無くなり一気に大人しくなってしまった。

ハック「……」

ハック「お、おい、ガキ扱い……してんじゃ無ーよ……」

那波「ごめんね。うふふ」

稲羽「……」

次は……

那波「絡繰くん」

絡繰「ん? どうした」

絡繰くんには私が声をかけるより前に、那波さんが声をかけていました。

那波「絡繰くんは、この事件……どう思っているのかしら?」

絡繰「ボク様の見解か? そうだな……」

絡繰「じゃあ例えば、殺害の方法についてだけど……」

稲羽「方法?」

といっても……

稲羽「やっぱり、背後から殴りつけたんじゃ……ないでしょうか?」

絡繰「そうだな。けどそれ以外にも、可能性はある」

那波「どんな方法かな」

絡繰「……天井の梁の上……少し空間があるだろ?」

絡繰「あの上から凶器を突き落としたって可能性も、考えられるんじゃないかと思う」

突き落とした?

絡繰「この机を台にして……ん、ボク様には届かないな」

絡繰くんは机の上に乗り、梁に向かって手を伸ばした。

絡繰くんの背では届きそうもない。

絡繰「稲羽は?」

稲羽「えっと……」

机の上に上るのは少し抵抗があったけど、捜査の為だからと言い聞かせて登る。

稲羽「……あ、届き、そうだけど……届きません……」

梁の隅に、かろうじて指が触れる程度だった。

那波「私なら……届くかな」

絡繰「けど、まあ……突き落とした方法が分からない以上、机上の空論でしかないな」

那波「なるほどね。うふふ、良い子良い子」

絡繰「……」

机の上にコップが置いてある。

稲羽「お茶……ですね」

中身は半分ほど残っているだけだった。

リーチカ「…………」

リーチカ「…………」グイ

那波「あっ……」

リーチカさんが手に取って、そのまま中身を一気に飲み下す。

リーチカ「…………」

リーチカ「…………変な味」

全て飲みきったリーチカさんは顔色を変える事も無く、ただ一言だけそう言った。

那波「リーチカさん、喉乾いてたの?」

リーチカ「…………そういうわけじゃない」


・コトダマ【植物室について】【コップ】を手に入れました

【植物室について】
植物が多数置かれている。室内の四方に人工日光が設置されており、天井には梁がある。

【コップ】
四季ヶ原の伏せっていた机の上に置いてあった。
中身は半分ほど残っていたが、捜査中にリーチカが全て飲み干してしまった。

【地下一階:廊下】

廊下に出た。

杯「四季ヶ原さんが死んでしまうなんてね……☆ 驚きですね……。☆」

沙慈「そうでごわすなぁ……」

血、じゃないらしいけど……血だらけに見える杯くんは異様だった。

リーチカ「…………」

杯「なんですか?☆」

リーチカ「…………」

リーチカさんが杯くんの服を掴む。

杯「へっ?☆」

そうして、自身の顔を杯くんの服……正確に言うなら、血の付いた部分に近づけた。

リーチカ「…………」

杯「あ、や、やめ……ないで良いです。うん!☆」

リーチカ「…………シンナー?」

沙慈「ま、麻薬はいかんでごわす。依存性が身を滅ぼすのでごわす」

リーチカ「血の臭いは…………ほとんどしない」

リーチカ「…………少しはするけど」

稲羽「……」

杯「ワ、ワタシは怪我をしているんです! だから、その臭いです!」

那波「そうね、四季ヶ原さんの血と、血のり……臭いが混ざって、血の臭いの方が弱くなってしまったのね。うふふ」

杯「ううっ、ワタシは犯人じゃないのにっ!」

杯「ま、いいです! HAHAHA☆」

杯くんは悲しそうにしたかと思えば、すぐに笑顔に戻った。

そのままどこかへ行ってしまった。

沙慈「杯くんッ! 待つでごわす!」

稲羽「……」

【地下一階:大広間】

箱の付近は、血液が散乱している……ようにしか見えない状態だった。

小倉「……」

加々美「な、何なのよ、これ……」

稲羽「えっと……」

どう説明したらいいんでしょう……

加々美「杯クンね……困ったコだわ」

小倉「そんな事どうでもいいよ……ふふっ」

那波「杯くんが犯人なら、血のりを使って返り血を誤魔化したとか……そうなるね。うふふ」

稲羽「……」

そんな方法……あるんでしょうか?

返り血を隠すという意味なら、確実そうだけど……。

那波「袋ね。杯くんはここに……血のりを入れたのね」


コトダマ【人体切断の道具】を入手しました。

【人体切断の道具】
血のりが飛びしきっている。箱の中央に袋に詰めた血のりを隠しておく事で、血が噴き出たと誤認させたようだ。

辰爾「ひひひひ、随分と汚しちまったもんだねぇ。よく見えねーけど……」

稲羽「辰爾さん……」

辰爾「あー? 稲羽かい……ひひっ」

あのFileに書かれていたのは、辰爾さんの……

いや、今は……関係ない。それよりも……

加々美「……あら? 辰爾さん、なんか……変じゃない?」

辰爾「わたくしが変? 何言ってんだい。あんた」

加々美「口調が違うわよ?」

最初からおかしかった気がしますが……

辰爾「ああー……四季ヶ原がおっちんで、これから裁判するんだろ?」

辰爾「もう、取り繕うのも面倒だからねぇ。ひひっ……」

加々美「こ、このコ……何か怖いわ……」

辰爾「そうかい……ひひっ」

辰爾「あんたは随分涼しい顔をしているじゃないか」

小倉「……ボクの事?」

辰爾「ああ」

小倉「そうだね……四季ヶ原さんには悪いけど。優紫クンが無事なら良いんだ、ボクは」

加々美「だ……駄目よ、そんな事言っちゃ」

小倉「本心だから仕方ないよ」

辰爾「ま、わたくしもわたくしさえ無事ならどうでもいいからねぇ、気持ちは分かるよ」

加々美「そ、それってちょっと違うと思うんだけど……」

加々美「……あ、そうそう。3人にも話しておこうかしら」

稲羽「話……ですか?」

加々美「ええ。アタシ、朝早くに冷凍室に行ったんだけど……」

加々美「何か、茶色い汚れが……」

辰爾「便かねぇ……」

加々美「キャッ!? な、なんてこと言うのよ……!?」

加々美「あ、あれは土よ……土だと、思うわよ、そう、土だわ!」

那波「土……。どうしてかしら? うふふ」

小倉「ボクも見たよ……ふふ、さっき優紫クンと一緒にね」

那波「朝は一緒じゃなかったの?」

小倉「うん。優紫クン一人で行っちゃってたんだってさ。全く」

小倉「優紫クンが出て行ったのもさっき知ったんだよ……」

加々美「ゴメンね」


【冷凍室】
冷凍室の一部に、土が付着していたらしい。

【地下一階:薬品置き場】

薬品置き場を訪れる。

リーチカ「…………薬は?」

橘高「使用された物は無いな。配置が変わっていない」

稲羽「……」

橘高「……それに、中を見てみろ。無くなった形跡は見られん」

橘高「そもそも、見張っていたわけだからな。……しかし」

この間盛られた薬は何だったのか……という事でしょうか。

リーチカ「…………眠い」

橘高「何? 貴様はふざけているのか?」

リーチカ「…………違う」

リーチカ「…………飲んだら、こうなった」

橘高「飲んだ……? 貴様まさか、現場に置かれていた物を飲んだというのか?」

リーチカ「…………うん」

橘高「……」

橘高「……まあ良い。死に急ぎたいようなら好きにしろ」

橘高「ただし寝るなよ、むざむざ死なれては困る」

リーチカ「…………」コク

橘高「3日前に起きた件と……関係はありそうだな」

稲羽「そうですね、確かに……」

犯人は、四季ヶ原ちゃんに睡眠薬を盛って……眠らせた?

橘高「しかし四季ヶ原……あいつはそんな物を口にしたのか?」

橘高「警戒するという発想には至らなかったのか?」

リーチカ「…………仕方ない。喰って、飲まないと人間は死ぬ」

橘高「そうではなく……他人の寄こした飲食物などは、飲むべきではないという話だ」

橘高「このような状況なのだから……」

リーチカ「…………そう」

橘高「分かっているのか?」

稲羽「……あっ、四季ヶ原ちゃんを見つけた時の状況が聞きたいです」

橘高「……構わんぞ」

橘高「俺達は大広間を出て……見張りをしていた連中を呼んだのだが」

橘高「天草……奴は話にならなかったな」

橘高「『今、私の肉体を介して神が降臨なさっている』……などと訳のわからん事をぬかして、同行を渋っていた」

稲羽「……」

橘高「おまけに俺達に説法を試み始める始末だ」

橘高「埒が明かんから、さっさと植物室へ向かったのだが」

橘高「そっちはそっちで扉が施錠されていて開かなかった。四季ヶ原が中で寝ていては不味いので、こじ開けようとしたのだが……」

那波「……?」

橘高「どうした?」

那波「少し、ね。鍵なんてあるのかなって……」

那波「確かに、あの部屋は内側から鍵をかけられるみたいだけれど……」

那波「外から閉められる鍵なんて……あったかしら?」

橘高「そうだな。普通に考えれば四季ヶ原が自分から閉めた、という話だが……」

橘高「現に鍵が見つかっている」

橘高「モノクマが現れてな、奴は、開けたければ鍵を探せなどとのたまった」

橘高「挙句に規則に加えやがった」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【規則】

10.城内に備え付けられている扉を破壊する事を禁じます。

規則は順次増えていく場合があります。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


稲羽「……」

増えてる……

橘高「抗議したところでどうにもならんので探したが……」

橘高「そうして見つかったのがこの鍵だ。冷凍室の中に隠されていた」

橘高「そして開けたところであの惨状……という訳だ」

モノクマ「あっ、やっぱり。それはボクがプレゼントした物じゃないか」

稲羽「え?」

橘高「おい貴様、俺は貴様にこんな物を要求した記憶は当然無い上に……」

橘高「貴様の手から受け取った記憶など微塵も無いぞ」

言いながら、橘高さんはモノクマの手に鍵を乗せる。

モノクマ「せっかちだなあ。誰もキミにプレゼントしたなんて言ってないじゃないか」

モノクマ「これはボクが個人的に……うわっ、口がすべっちゃった」

稲羽「……」

モノクマ「うん、これは悪用されるはずがない物だったんだけど……」

モノクマ「ちょっとだけ欠陥があって。個室を除く全ての部屋に使えちゃうんだ」

モノクマ「全く誰だろうね。こんなものを放置しておくなんて!」

モノクマ「うぷ」ピョー

橘高「待て」ガシ

モノクマ「……な、なに!? ボディタッチなんて橘高クンのえっち……」

橘高「下らん戯言に付き合う気は無いぞ。貴様にはまだ聞きたいことがある」

モノクマ「うわ、凄く上から目線……人にものを頼む態度とは思えないなあ。ボクはクマだけど」

橘高「質問を始めるぞ。仮にだが……共犯者がいた場合、どういう扱いになる?」

モノクマ「うーん……?」

橘高「俺達は殺人者を見つけ、そいつを殺すんだろう?」

橘高「ならば共犯者は? 殺人を知っていながらみすみす放置するどころか」

橘高「殺人の片棒を担いだような輩はどうなる」

モノクマ「うん……そりゃあね、クロとして扱われるのは実行犯だけだよ」

モノクマ「共犯者クンは……可哀想だけど何の意味も無いね。ただの脇役その1だね」

モノクマ「ほら、杯クンだって、今ものうのうと生きてるでしょ? 彼は共犯者じゃないけど……」

モノクマ「とりあえず、相手にとどめを刺した人以外は皆シロなの」

橘高「そうか……よく分かった。もう貴様に用は無い、失せていいぞ」

モノクマ「キミ、酷いね……」

那波「この事件の犯人は……複数犯なの?」

橘高「可能性の話だ、2人で行動していたような奴もいるからな」



・コトダマ【薬品棚】【死体発見時の状況】【鍵】【共犯者の扱い】を手に入れました

【薬品棚】
薬品棚の中に使用された物は見当たらなかった。

【死体発見時の状況】
植物室の扉は施錠されていて開かなかった。何度ノックしても返答は無かったという。
モノクマが現れ、施錠を解いたらしい。

【鍵】
個室以外なら、どこの扉だろうと開閉可能な万能鍵。

【共犯者の扱い】
モノクマによると、仮に共犯者がいたとしてもここから脱出できるのは実行犯のクロのみだという。

【一階:回廊】

一階に上がります。

米菓「あれ、お二人とも……」

那波「うふふ。どうしたの?」

絡繰「ん? 時計を合わせていたんだ。……そうだな、丁度良いし……」

絡繰「ショーのあった時間の確認でもしておくか」

米菓「そうなのですね。全員が大広間に集まったのは……7時3分、なのです」

稲羽「3分?」

米菓「はいなのです。絡繰さんの時計ではっきりしているのです」

米菓「時間はきっちり合っている筈なのです。さっき、米菓のお部屋の時計と照らし合わせておきましたので」

稲羽「あ、あの……米菓ちゃんの部屋、時計……あるんですか?」

米菓「? あるのですよ? ……この間、モノクマに頼んだらくれましたよ」

米菓「もう……一週間前ですかねぇ」

稲羽「……」

知らなかった……

米菓「そして……」

絡繰「7時25分に橘高が入ってきた。7時3分から25分……ここまでがボク様たちが大広間にいた時間帯だな」


・コトダマ【大広間のショー】を手に入れました。

【大広間のショー】
杯によってショーが開かれた。集まっていた時間は、7時3分から7時25分の間。

【四季ヶ原の部屋】

四季ヶ原ちゃんの部屋へ入る。

植物を象ったものが沢山あります。

那波「可愛いお部屋、ね」

稲羽「そう……ですね。……あれ」

机の上に、手帳が置いてあった。

稲羽「日記帳……?」

これも植物を象っている、可愛らしい表紙です。

稲羽「……」

この中に、犯人の手がかりが書かれているかもしれない……

……四季ヶ原ちゃん、ごめんなさい!

『2日目』

『今の正確な日付が分からないから、とりあえずこう書いておく』

『希望ヶ峰学園なら、もっと深い所に突っ込んだ実験が出来ると思ったんだけど……』

『ここには16人いる。……モノクマを入れたら17人?』

『うさちゃんと和琴ちゃんに受粉について聞いてもらった』

『雄蕊から花粉を抜き取って、雌蕊に擦り付ける作業は、いくつになっても興奮する』

『薔薇A「あうぅっ……らめぇ、妊娠しちゃうのぉ……」』

『四季ガハラ「ほら、こんなにしちゃって……いけない子だね……? くす(微笑)」』

『薔薇B「ちくしょ……人間、め……」』


稲羽「……」


『5日目』

『人間の父親と母親は、雄蕊と雌蕊のような関係に近い。役割的には同一』

『ただ、種の存続を図る。子孫を残す。そこに愛情の類は存在しない』

『機械的に、合理的に、子孫を残す事を繰り返していくだけ』

『でもわたしは、植物の愛は信じたい。わたしは、植物の更なる発展の為に尽力したい所存である』

『……まず手始めに薔薇からだろう』


突然、文体が変わった。

堅苦しくなったというか……

『6日目』

『人が生き返る技術?』

『それは生体……有機物の、細胞から復元していくという話なのか?』

『そういう技術だと仮定しておく』

『仮に、その技術を用いて、枯れた植物を蘇生させるとして……それはエゴだろうか?』

『P.S わたしが死ぬとしたら、植物に殺されたい』


これは、1回目の裁判の日?

稲羽「……」

四季ヶ原ちゃんには、植物の事で何か思う所があったんでしょうか。


『10日目』

『催眠プレイを受けた……』

『夜になる前に、和琴ちゃんと少し話をした』

『中庭……ここだと、今の時間がよく分かる』

『11日目』

『葉脈を見ていると落ち着く。あそこで眠れればいいんだけど……』

『眠った瞬間殺されるだろう。少しくらい見逃してくれても良いものを』


『12日目』

『和琴ちゃんは、何となくいつもと違う。そこも、なんか可愛かった』

『普段の和琴ちゃんが、淑やか受けだとして……昨日からの和琴ちゃんは、鬼畜攻め』

『でも、攻めタイプの子を受けに回すのって……良いよね?』

『鬼畜な和琴ちゃんをガンガンに攻めて啼かせたい』


日記はそこで途切れている。


稲羽「……」


勝手に読んでしまったという罪悪感が生じた。自業自得だ。

稲羽「……」

四季ヶ原ちゃんは確かに生きていた……

けど、これ以上、この日記が書き加えられることも無くなってしまった。

稲羽「……」

ゴミ箱の中に……封筒と、紙がクシャクシャに丸めて捨てられていた。

これは……

那波「動機、ね」

稲羽「どうして……」

どうして、捨ててあるんでしょうか?

那波「四季ヶ原さんにとって……あまり触れたくない事だったのかも……ね」

那波さんは、私の言いたい事を文脈から察したのか、言葉を返す。

那波「家族って、良い人ばかりじゃないもの」

稲羽「那波さん……」

その時の那波さんは、何かに思いを馳せているように見えた。

那波「うふふ、でも私は……そういう家庭の子にも、少しでも幸せになってほしい」

那波「……四季ヶ原さんにだって、そうであって欲しかった」

稲羽「……」


・コトダマ【四季ヶ原の部屋】を手に入れました。

【四季ヶ原の部屋】
植物を象った物が多い。ゴミ箱には動機が1回目、2回目共に捨ててあった。

【杯の部屋】

杯くんの部屋を訪れた。

稲羽「血のり……」

那波「本当にあったんだ。うふふ」


那波「殺人と、ショー……偶然なのかな?」

稲羽「えっ?」

那波「うふふ、あのショーを今日始めた理由が、偶然ではないとしたら……」

稲羽「……」

確かに、あと3日程で準備が終わると言っていたのが……5日前でした。

実際にショーが始まったのは今日……ショーの日程は2日くらい伸びた気がします。

ここ数日間で色々起きて、準備に時間が掛ったんだと思っていたけど……

稲羽「……」


・コトダマ【血のり】を手に入れました。

【血のり】
血のり。リアルさを追求した結果、成分は化学塗料を主としている。

【清掃室】

杯「返り血を手っ取り早く洗うにはここです!☆」

杯「前回は使えませんでしたが……」

清掃室には、杯くんと沙慈さんが一緒にいました。

どうやら、沙慈さんは無事に追いつけたようです。

沙慈「娘っこ達、杯くんを疑っているのでごわすか?」

稲羽「う、うーん……」

那波「うふふ、そうなるかしら……杯くん、ごめんね」

杯「問題ないです、うん!☆」

沙慈「しかし杯くんは縛られていたのでごわす。おいは先日、杯くんを任されたでごわすが……」

沙慈「夜でごわしたな。杯くんは盥回しにされているようでごわすから、先日の夜はおいに回ってきたというわけでごわす」

杯「一緒に寝ました!☆」

沙慈「うむ、手のかかる息子が出来たようでごわしたな」

沙慈「朝は、杯くんは先に行ってしまったのでごわすが……大広間に着くまで、杯くんには腕の自由が無かった筈でごわす」

沙慈「その後も大広間にいたでごわすし……杯くんに犯行は無理でごわすな」

稲羽「そうですか……」

杯くんには、犯行は不可能なんでしょうか……?

他の人にも話を伺った方が良いかな。

稲羽「……」

洗濯機の中を調べる。

稲羽「ここにない服は……」

那波「ハックくんと、辰爾さんの服だけね。うふふ」

沙慈「辰爾の娘っこは……着物でごわすからな。水洗いしているんじゃないでごわしょうか」


・コトダマ【沙慈の証言】、【洗濯機】を手に入れました。

【沙慈の証言】
杯は縛られており腕を動かせなかった。

【洗濯機】
洗濯機から洗濯物が確認できなかったのは、辰爾とハックだけだった。

【一階:廊下】

稲羽「……」

皆さんに話を伺ってきた。



死亡推定時刻の7時前から、一緒に行動していた事が分かったグループは……

・天草、ハック

2人は薬品置き場の前で待機していた。

そして同じく、死亡推定時刻前から、大広間まで一緒に行動していたグループは

・加々美、小倉

他の人は、私も含め一人だった。


大広間から出た人は

・橘高、加々美
・小倉、那波

こちらも一緒に行動していたという話だった。


那波「変ね……」

稲羽「……」

那波「死亡推定時刻は……7時から8時の間で……私たちが大広間に揃ったのが7時3分」

那波「3分で人を殺すなんて……」

那波「証拠品……そうね、返り血の処理だって……どうしたのかしら」

キーンコーンカーンコーン……

モノクマ『そろそろ良いかな?』

モノクマ『オマエラ、教会の方に集まってね!』


那波「時間、ね」

稲羽「……」

稲羽「あの、私少し……四季ヶ原ちゃんに会ってきます」

那波「あっ……うん。分かった」

那波「ゆっくり……四季ヶ原さんと、話しておいでね」

【地下一階:植物室】

稲羽「……」

四季ヶ原ちゃん……本当に、眠っているみたいです。

辺りの血さえ、無ければ……ですが。

このまま、体を揺さぶったりしたら、目を覚ましそうです。

稲羽「……」

稲羽「……ごめんなさい、四季ヶ原ちゃん」

それしか言えなかった。

他に言える事は、見つからなかった。

稲羽「……?」

ふと目に留まった物を見る。

稲羽「お箸……?」

さっきは気づかなかったけど、机の端に置かれている。

どこかで見たようなお箸……

可愛らしい、お花柄のお箸でした。

四季ヶ原ちゃんの、でしょうか……?

モノクマ「稲羽さん」

稲羽「……」

モノクマ「早く来ないと。もう時間は過ぎてるんだから」

モノクマ「ボクは兎は嫌いだけど……キミも生徒の一人なんだからね。教師が、自分の好き嫌いで生徒の待遇を変えるのはご法度だしね」

モノクマ「しかも、ボクは学園長だし……って、ここは学園じゃないけど……」

稲羽「……あの」

モノクマ「ん?」

稲羽「あなたはどうして……私たちに殺し合いをさせるんですか?」

訊いたところで、自分が満足するような回答は得られるわけないのに。

でも、訊かずにはいられなかった。

モノクマ「……絶望」

モノクマ「絶望が見たいから……かな」

モノクマ「うぷぷっ」

稲羽「……」

それだけ残して、彼はそのまま消えていった。

【教会】

教会にはもう、全員集まっていたようだった。

モノクマ「杯クン、着替えてくれないと困るよ」

杯「ええ!?☆ そんなっ!」

モノクマ「だって、返り血のついたまま学級裁判に参加するなんて、明らかに危ない人じゃないか!」

米菓「そうですね……汚いのですしね……」

杯「分かりました~☆」

杯くんは駆け足でその場を去る。

天草「神よ……」

小倉「……」


…………
……


数分後。

杯「お待たせしました☆」

モノクマ「はい、じゃあ行くよ。ポチ」

モノクマ「ゴゴゴ!」

ハック「ぎ、擬音を口から発してんじゃ無ーよ!(引)」

教会の壁面が開き、扉が現れる。

そのまま、私たちは中へ進んだ。

【エレベーター内】

重い音と、体に圧し掛かる重力を感じる。

那波「稲羽さん」

稲羽「那波……さん」

稲羽「……」

稲羽「また、一人……減るんですね」

那波「……」

那波「大丈夫。あなたは、一人じゃないから」

那波「皆で、無事に……ね?」

稲羽「……はい」

エレベーターは下り続けるとやがて停止する。

そうして扉が開かれる。

【裁判場】

裁判場は……植物が鬱蒼と茂っていた。

モノクマ「うぷぷ、四季ヶ原さんとの思い出です」

米菓「この台、苔だらけなのですが……」

モノクマ「特注品……っていうか、ボクが用意しました。どう?」

稲羽「……」

天草「この間の内装の……小説の著者は分かりますか?」

モノクマ「キミしつこいね! 秘密だよっ」



辻垣さんの物に加え……前回四季ヶ原ちゃんと李さんの席だった場所には、彼らの遺影が立てられていた。

やはり血で×印がつけられている。

辰爾「あー? 四季ヶ原と……あっちの連中は誰かねぇ?」

モノクマ「ん? あれも、もうこの世にはいないお友達の2人です。覚えてないの?」

辰爾「ああー、あいつら存在感が薄かったからねぇ。忘れちまってたさ」

加々美「薄いって……」

辰爾「するってーとありゃ……遺影かい? 粋な事をするもんだねぇ」

稲羽「……」

超高校級の園芸部、四季ヶ原咲ちゃん……

小柄な彼女は……植物が好きで、いつも植物について語っていた。

前回の事件で、一緒に捜査してくれた子でもある。

そんな四季ヶ原ちゃんを殺した人が、この中にいる……


稲羽「……」


それでも、暴かなければならない。

誰がどうして……四季ヶ原ちゃんを殺してしまったのか。

【コトダマ一覧】

【モノクマファイル2】
被害者は四季ヶ原咲。死体発見現場となったのは地下一階に位置する植物室。
死亡時刻は7時から8時の間。死因は脳挫傷。外傷は打撲痕1つのみ

【植木鉢】
長い蔦が生えている植木鉢。底面を中心に血痕が付着しており、若干のヒビが入っている。

【人工日光】
予約機能付き。気温は38度に設定されていた。

【死体の状況】
争ったり抵抗した形跡は見られない。眠るように死んでいる。

【極秘File.×××】
塗りつぶされていない機密File。辰爾家について書かれている。血がべったり付着している。

【水たまり】
植物室の端の机にたまっていた水たまり。

【粉々の植木鉢】
植物室の隅に落ちていた。バラバラに砕かれている。また、水気を含んでいる。

【トンカチ】
植物室に置いてあったトンカチ。植木鉢の破片と思われる粉が付着している。

【死体発見時の立ち位置】
死体発見時、最後まで大広間にいた人は稲羽、リーチカ、辰爾、米菓、杯、絡繰、沙慈
大広間から途中で退出した人は橘高、加々美、小倉、那波
最初から大広間外にいた人は四季ヶ原、ハック、天草

【植物室について】
植物が多数置かれている。室内の四方に人工日光が設置されており、天井には梁がある。

【コップ】
四季ヶ原の伏せっていた机の上に置いてあった。
中身は半分ほど残っていたが、捜査中にリーチカが全て飲み干してしまった。

【人体切断の道具】
血のりが飛びしきっている。箱の中央に袋に詰めた血のりを隠しておく事で、血が噴き出たと誤認させたようだ。

【冷凍室】
冷凍室の一部に、土が付着していたらしい。

【薬品棚】
薬品棚の中に使用された物は見当たらなかった。

【死体発見時の状況】
植物室の扉は施錠されていて開かなかった。何度ノックしても返答は無かったという。
モノクマが現れ、施錠を解いたらしい。

【鍵】
個室以外なら、どこの扉だろうと開閉可能な万能鍵。

【共犯者の扱い】
モノクマによると、仮に共犯者がいたとしてもここから脱出できるのは実行犯のクロのみだという。

【大広間のショー】
杯によってショーが開かれた。集まっていた時間は、7時3分から7時25分の間。

【四季ヶ原の部屋】
植物を象った物が多い。ゴミ箱には動機が1回目、2回目共に捨ててあった。

【血のり】
血のり。リアルさを追求した結果、成分は化学塗料を主としている。

【沙慈の証言】
杯は縛られており腕を動かせなかった。

【洗濯機】
洗濯機から洗濯物が確認できなかったのは、辰爾とハックだけだった。

捜査の部分が終了しました。ありがとうございました。

おまけの方も読んで頂けて嬉しいです。ありがとうございます。
次回は土日か、来週まで延びると思います。
お疲れさまでした。

開始します

【席順】
稲羽→橘高→那波→ハック→米菓→加々美→四季ヶ原→絡繰→辰爾→天草→小倉→李→辻垣→沙慈→リーチカ→杯→稲羽








【学級裁判 開廷】






モノクマ「まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう」

モノクマ「学級裁判では誰が犯人かを議論し、その結果は投票により決定されます」

モノクマ「正しいクロを指摘出来れば、クロだけがおしおきですが……」

モノクマ「もし間違った人物をクロとしてしまった場合」

モノクマ「クロ以外の全員がおしおきされ、皆を欺いたクロ、この城から出ていく事が出来ます」

モノクマ「えーっと、それでは……」

リーチカ「…………」

モノクマ「リーチカさん! 寝たら駄目だよ! 寝たら死ぬぞ!」

リーチカ「…………ん?」

モノクマ「次寝た時は、硫酸をぶっかけて起こしてあげるよ☆」

ハック「いや、それこそ死ぬだろ……」

リーチカ「…………」

辰爾「裁判とは言うが……わたくしには何が何だかさっぱりだねぇ」

橘高「……捜査はしたのか?」

辰爾「いんや」

加々美「……」

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ(>>626-627)
【モノクマファイル2】
【トンカチ】
【死体の状況】

絡繰「殺されたのは……【四季ヶ原】だ」

加々美「四季ヶ原さんの死因は、そうね……」

天草「頭部への衝撃による……【脳挫傷】とありました」

天草「頭が【割られておりました】ね」

米菓「うぅ……血が……」

那波「酷い光景……だった。あんな[小さな子]を……」

橘高「年齢は変わらんだろう」

小倉「キミはいちいち細かい人だね……」

辰爾「あいつが死んだ時間は【はっきりしていない】のかい?」

杯「ど~でしょう?☆」


コトダマを選んで【】を論破か、[]に同意しろ!

↓1

正解!

稲羽「それは違います!」BREAK!



稲羽「モノクマファイルによると四季ヶ原ちゃんの死亡推定時刻は……7時から8時の間でした」

稲羽「これが、四季ヶ原ちゃんの殺害されたと思われる時刻です」

辰爾「あー、ありがとうよ。見てなかったから分からなかったよ」

杯「そうなんですか?☆」

辰爾「生憎目ん玉に欠陥があって……ひぎゃ、文字ってのがよく見えねーのさ」

天草「神に祈りますと……偉大なる神は貴方様の患部を癒してくださるでしょう」

天草「……この機会に迎心教団に入信致しませんか?」

辰爾「悪いが遠慮しとこうかねぇ……ひひひ」

天草「そうですか。気が変わりましたらいつでもどうぞ」

天草「私共は如何なる時でも……お待ちしておりますよ」ニコッ

ハック「そもそも……監禁されてんだから活動でき無ーだろ……」

ハック「ここには、お前の信者様もい無ーし……?(ぷげら)」

天草「私共はたとえ離れていても……常にこの浮世を良くしようという共通の目的をもって行動しております」

天草「離れていても心は繋がる……そういう物です」

ハック「あーーーー!!!! こ、これだから宗教は嫌なんだよ……!!!!(死)」

辰爾「……あー、もう1つ訊いてもいいかねぇ? わたくし達が大広間にいた時間は何時だ」

米菓「絡繰さんの時計では……全員が集まったのが7時3分」

米菓「橘高さんに呼ばれて、植物室に向かったのが……7時25分でしたね」

小倉「その時間って正確なのかな」

絡繰「問題ない。その点は手を打ってある」

絡繰「他に時計のある部屋……米菓やハックの部屋の時計と照らし合わせておいた」

ハック「時計……?」

絡繰「PCのな」

ハック「て、てめえ!!!! かかか、勝手に覗いてんじゃ無ーよ……!!!(慌)」

杯「……必死ですね☆(笑)」

ハック「ううううるせええ(ガクガク) つつつーか(笑)とかつけてんじゃ無ーよ(恐)」

絡繰「まあ、だから……大体正確だと思う」

米菓「ちなみに米菓のは、キッチンタイマーつきの時計なのです」

小倉「そう。分かったよ」

辰爾「ひひっ……これで容疑者は絞れたんじゃないかね……」

沙慈「まことでごわすか?」

橘高「大広間にいた人間が四季ヶ原を殺害したとして……長く見積もっても3分だ」

橘高「つまり、現実的に殺害した可能性が高いのは大広間外にいた連中……という訳か?」

辰爾「そうだねぇ……ひひ」

小倉「四季ヶ原さんを殺して、そのまま何事も無かったかのように合流したんじゃないの」

絡繰「何も無かったように振舞うには、返り血をどうにかしなきゃならないけど……」

沙慈「うむ、随分と飛び散っていたでごわすからな……」

那波「3分でそれを済ませるっていうのは……難しいと思う。洗濯機に入れて洗おうにも……」

那波「朝は皆、大広間に向かってた。だから服を運ぶ道筋で……うふふ、誰かに見られてしまうかもしれないよね」

辰爾「ひひっ、死亡推定時刻も曖昧だ……7時から一時間の間がある、7時丁度とは限らない」

辰爾「いや。むしろ、そんな可能性は限りなく低いんじゃないのかねぇ」

辰爾「……つまりだ、この犯行は大広間にいねぇ奴にしか出来ない」

稲羽「……」

辰爾「そいつぁまず、着替えを用意して……植物室にいた四季ヶ原の頭をかち割る」

辰爾「事が済んだら着替え、そして大勢が出払ってる隙に……」

辰爾「コソコソと血のついた服を処理したんだ……どうだい、冴えてるだろう? ぐぎゃぎゃっ」

橘高「……えらく饒舌だな」

辰爾「たまにゃ悪かないだろ? ……なぁ、あんたらは誰だと思う?」

リーチカ「…………あの2人」

杯「ハックさんと天草さんですねぇ……☆」

天草「……なるほど、そうなりましたか」

ハック「は……はあっ!?(心外)」

ハックさんか天草さんが犯人と……断定していいのかどうか……

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ(>>626-627)
【洗濯機】
【共犯者の扱い】
【大広間のショー】

ハック「ま、待てよ……オ……オレは……【やって無ー】ぞ……(震)」

天草「そうですね。私達はお互い共に過ごしておりました……【お互いのアリバイを証明できます】」

天草「順を追って説明致します。まず私は、【朝6時】に部屋を出ました。30分程度の瞑想の後……」

天草「ハッカーの方を呼びに参りました」

米菓「うーん……」

杯「【共犯】だったのかもしれませんよ~☆」

天草「神は全てを見ておられます……」

加々美「[どちらかがどちらかを庇って……]って事?」

那波「うふふ。そうなの?」

ハック「【違ーに決まってんだろっ!!!(怒)】」


コトダマを選んで【】を論破か、[]に同意しろ!

↓1

正解!

稲羽「それは違います!」BREAK!



稲羽「共犯しても、ここから出られる、そして……記憶を消すという動機」

稲羽「これらが適用されるのは、クロのみの筈です……」

稲羽「なのでここから出て、記憶を消す事を目的とするならあまり意味がない……そう思います」

杯「ええ~☆ そんなルールあったんですか?」

モノクマ「うん。あくまで実行犯がクロ」

モノクマ「残念だけど、いくら人殺しに協力してあげても……共犯者はここから出る事は出来ないし、記憶を消す事も叶わないんだ」

沙慈「共犯関係を結んでも、片方にはまるで得は無いわけでごわすな」

辰爾「だが、そいつは教祖さんだろう?」

辰爾「そいつの怪しい宗教にさぁ……そっちの白いのが、のめり込んじまったんじゃないかねぇ」

辰爾「信者が教祖を救い出す~! くぅ~! 美しい絆だねぇ……」

ハック「ふざけんな……宗教なんか信じ無ーよ……(事実)」

ハック「ま、ましてやカルトだぞ……? ぜってー嫌だぞ……オレは」

天草「カルトでは御座いません……私共は健全な精神の元営まれている団体です」

米菓「四季ヶ原さん、パーティー中に殺されたのですよね……?」

絡繰「まあ、な」

小倉「あれはパーティーと言えるのかな……」

米菓「べ、米菓達全員で、探してたら……」

橘高「起こってしまったことは変わらん、クヨクヨしても仕方あるまい」

加々美「そもそも鍵がかかっていたから、どっちにしろ発見が遅れてしまう可能性が高かったわ」

辰爾「ぶち破れば良かったじゃないかぁ……」

橘高「それは当然考えたが、モノクマに妨害されてな……みすみすモノクマに殺されるなど御免だったからな」

橘高「今にして思えば、破って四季ヶ原の生存を優先すべきだったのだが……」

辰爾「あんたもクヨクヨしてるじゃないか……」

那波「あっ、確認しても良いかな?」

那波「橘高くんと加々美くん……最初の内に出て行ったけど……」

那波「うふふ、単独行動はしてないかしら?」

橘高「俺は加々美と離れていない。互いを監視し合う状態だった……そんな真似は出来ん」

加々美「ええ、そうね」

加々美「鍵を探す時も……天草クンとハッククンにも手伝ってもらって、2人ずつに分かれて探したから」

リーチカ「…………1人ずつの方が早い、と思う」

天草「万が一を考えての事です……」

天草「殺人が起きていた場合、私達の中に犯人がいた可能性も御座いますので……」

天草「実際に、起こってしまっておりました、が……」

リーチカ「…………そう」

絡繰「小倉と那波も途中で出たけど、2人はどうだ?」

那波「うん。私達も、四季ヶ原さんの事を知らされるまでずっと一緒にいたわ」

沙慈「ううむ……しかしつまりこれは……どういう事でごわしょうか?」

辰爾「3分か……それ以下の時間で殺して、後処理まで済ませたってのかい? おかしな話だねぇ」

辰爾「ひひ……そんな殺しに慣れたような奴が、この場にいるのかい」

杯「空中ブランコよりは簡単だと思います」

杯「バレずに殺すのは難しそうですけど……☆」

辰爾「そうだねぇ、自分が殺ったってバレねぇように殺すのは、素人にゃ難しいもんだ」

加々美「物騒な会話だわ……」

ハック「素人じゃ無ー奴がいんのかもな……(笑)」

天草「……」ニコ

絡繰「つまり、全員が容疑者……そういう事だな?」

米菓「……それは違うと思うのです! 犯人はもう、杯さんしかいないのですから!」

杯「Oh! そうだったんですか!?」

稲羽「……」

犯人が杯くん……それはやっぱり……

橘高「確かにそいつは怪しいが……現に、血に塗れていたようだしな」

那波「杯くんなら、返り血を誤魔化すことが出来る……そういう事よね?」

米菓「そうなのです!」


杯くんには無理だ……

だって……


>>626-627から正しいコトダマを選択しろ!】

↓1

正解!

稲羽「これで証明できます!」



稲羽「杯くんは縛られていて動けなかった筈です、だから……」

稲羽「杯くんに犯行は不可能だと思います」

杯「いいえ、解いてもらったので動けます!☆」

稲羽「え?」

杯「そです、ワタシが犯人かもしれません!☆」

米菓「な、何なのですかこの人は?」

米菓「……ですがやっぱりそうなのですね! 犯人は杯さん! 間違いないのです!」

リーチカ「…………血の臭いは、ほとんどしなかった」

米菓「それは、嗅覚がマヒしていた可能性があるのです!」

米菓「同じ臭いを嗅ぎ続けていると、一時的にその臭いを認識できなくなってしまう……」

米菓「そういう事ってあると思うのですが!」

天草「嗅覚疲労ですね。現場は園芸部の方の血液の臭いで充満しておりましたので……」

天草「そのような現象が起こったとしても不思議ではないでしょう」

リーチカ「…………」

加々美「納得しちゃうんだ!?」

絡繰「縄は誰が解いたんだ?」

杯「ロープは、自力で解けるようになりました!☆ うん!」

杯「つまりワタシ自身に解いてもらいました!」

沙慈「なんと……」

絡繰「その後は?」

杯「んー、自分で結び直しました」

絡繰「器用だな」

ハック「はっ(嘲笑) んな事出来んのかよ……?」

杯「火の輪くぐりよりは簡単なんです!☆」

杯「天草さんのおかげです!☆ 天草さんが、いつもこっそり解いてくれたんです!☆」

天草「礼を言われる程の事では御座いませんよ」ニコ

橘高「……」

ハック「だ、だとしたらてめーが戦犯じゃ無ーか!!! 害悪教祖が!!!」

天草「そのようですね」

杯「あらら、ワタシもここまでみたいです……☆」

橘高「自分から犯人だと……貴様、死にたいのか?」

杯「そですね……おしおき、ワタシあれ受けてみたいって思います☆」

杯「すっごく……すっごく良いんです!☆ うん!」

モノクマ「キミが負けたら、いつでも受けさせてあげられるよ」

モノクマ「ド派手で、痛いのを用意してるよ。うぷぷ」

杯「HAHAHA! なら頑張らないと、ですね~!☆」

稲羽「……」

リーチカ「…………どうやって四季ヶ原を殺した?」

杯「どうやって? 殴って殺したんですよ☆」

杯「植木鉢で……ゴチン!☆」

米菓「皆さん、とりあえず米菓の話を聞いてもらいたいのです」

米菓「杯さんが犯人だという根拠なのです!」

米菓「四季ヶ原さんを殺して……当然返り血を浴びますよね?」

加々美「そうね……」

米菓「返り血を洗う暇が無くても……杯さんならそれを誤魔化すことが出来るのです!」

米菓「人体切断で血のりを浴びて……本物の血を隠すわけなのです!」

沙慈「しかし最初に見た時は、血はついてなかったでごわすが……」

小倉「杯クンなら、何かしらすり替える方法を持ってたんじゃないの」

加々美「でも脱いだ後の服は、見なかったけど……」

小倉「抜け殻が無いわけか」

那波「うふふ。重ね着とか、かしら?」

米菓「そう……ですね! 杯さんのお洋服は厚いですし……重ね着してたとしても気付かれないのです」

杯「ワ、ワタシの犯行が、解体されていく……!☆」

稲羽「……」

杯「これで裁判終了……ですね?☆」

杯「皆さん、ワタシに投票して……終わらせてください☆」

リーチカ「…………もう、終わり?」

辰爾「ひひ……帰ってひとっ風呂浴びるとするかね……」

絡繰「待った、現場にはまだ分かってない部分も多い」

絡繰「あれらがどうやって犯行に使われたのか、もう少し検証して行った方が良いと思う」

橘高「同感だ。不可解な部分を潰さなければ、正しい答えが得られん恐れもあるからな」

小倉「けど、杯クンが犯人だろ?」

絡繰「まだ、犯人じゃないって可能性もあるな」

絡繰「時間の許す限り……念を入れた方が良い」

小倉「そう、か……まあ、それで加々美クンが死んでしまうのは嫌だからね」

小倉「ボクも、投票は保留としておくよ」

杯「あららっ……」

辰爾「わたくしは何でも良いよ……ひひ」

ミスです
小倉 ×加々美クン 〇優紫クン

すみません……




米菓「ま、まあ、いずれははっきりする事なのですしね……」

米菓「こうなったら、米菓もとことん付き合いますのです」

杯「残念です……」

リーチカ「…………何が?」

橘高「不可解な点……から少し外れるが構わんな?」

ハック「駄目だ……っつったら?(笑)」

橘高「死亡推定時刻の表記が気にかかったな。わざわざ推定の字を抜き、死亡時刻としている事が」

ハック「シ、シカトしてんじゃ無ーよ……(震) 何で訊いたんだ(不明)」

ハック「……つーかそれ、ただの脱字じゃ無ーか……?(指摘)」

橘高「それと、7時から8時の間……これは少しのブレも無いのか?」

橘高「7時以前に、僅かに時間があったのだとしたら……」

モノクマ「7時が上限だよ。7時から7時25分の間に殺されたんだね」

杯「考える事が山積みですね?」

加々美「ちょっと、聞いてもらっていいかしら」

加々美「犯人が死亡推定時刻をずらしたっていうのは……どうかしら?」

杯「もしかして、人工日光の事ですか?☆」

加々美「そう。アレを使って死亡推定時刻をずらしたとか」

加々美「実際に、人工日光の電源はついてたわよね」

米菓「そうなのですね、凄く暑かったのです。おまけに臭いし……」

加々美「死亡推定時刻って、モノクマが測定してるのよね?」

モノクマ「測定っていうか……うん、まあ、そんな感じ」

モノクマ「ボクが判断してるっていうのは確かだよ」

加々美「人工日光の電源がついていた理由はあったのよ」

加々美「四季ヶ原さんの死体に熱を加えて、死亡推定時刻をずらすっていう……本当の死亡時刻はもっと前ってわけ」

加々美「これなら、3分で殺したなんてよく分からない状態じゃなくなるんじゃないかしら……」

橘高「理に適っているが……」

小倉「さ、流石、優紫クン……かっこいい……」ゾク

小倉「ん、はぁ……」

加々美「あ……ありがと」

ハック「(目逸らし)」

天草「死後硬直の場合なら、本来の時刻よりも遅くに亡くなったと判断させる事が出来るでしょう」

天草「しかしながら……そこには大きな落とし穴が御座います」

天草「例えば……内臓の温度で判断しますと逆に……」

天草「温める事で、本来の時刻より早くに亡くなった……と、判断されてしまうのです」

加々美「んっ? そう……なの?」

天草「そうなんです」

加々美「……や、やだ、ごめんなさい!」

小倉「優紫クン、可愛いよ……ふふっ」

沙慈「うむ、若き男女の恋路とは良いものでごわすな、ははは」

橘高「お前も同じ歳だろうが」

絡繰「とりあえず……モノクマがどうやって判定してるのかがミソだな」

モノクマ「どうしようかな~。うーん」

モノクマ「これ以上は答えない方が良いかな! ちゃんと自分たちで考える事!」

モノクマ「他者から与えられる情報だけを享受して、自分で思考する事を放棄する輩は先生許しませんよ!」

加々美「な、何が先生よ……」

天草「しかし死亡時刻は7時から8時……これはほとんど間違いないと私は思っております」

辰爾「そりゃまたどうしてだい?」

天草「死斑です、こちらは内臓の拍動の停止によって生じるものです。つまり……温度の影響は受けないのです」

天草「園芸部の方の亡骸を少々、調べさせて頂きました」

ハック「や、やっぱこいつ……人殺した事あるだろ……?」

天草「ご想像にお任せします」ニコ

ハック「え……な、なんだよ急に……こわっ、こえーよ!!!(恐)」

天草「……冗句です」ニコッ☆

杯「うーん、そですね……動機から考えてみるのはどうでしょう?☆ 面白そうです」

沙慈「動機でごわすか?」

杯「クロの動機……です☆ 前回の李さんは、師匠さんの為みたいでしたが……今回はどうなんでしょ~?☆」

橘高「……モノクマから提示された動機は……記憶に関する物だったな」

杯「そですね。ここからは、たとえ話になりますが……☆」

杯「犯人は何かを隠したかったんじゃないでしょうか?☆」

那波「隠す……? 何を隠すの?」

米菓「犯人は杯さんなのでしょうっ! さっき自分でも言っていたじゃないですか!」

杯「ワタシが犯人じゃない可能性だってあります☆」

米菓「うー……!」

杯「犯人が隠したかったのは……重大な秘密です。爆弾級の秘密……」

杯「これが知られたら、世間からの非難は避けられないっていうくらいの、凄い秘密」

杯「くく☆ 現場に置いてありましたよね。それ……」

杯くんが言いたいのは……


>>626-627から正しいコトダマを選択しろ!】

↓1

正解!

稲羽「そうか……」



稲羽「極秘File……」

杯「そです!☆」

杯「そこにはこうありました。『辰爾家の子息は存在をひた隠しにされていた』……って☆」

辰爾「あれまあ」

加々美「確かに書いてあったけど……」

杯「そう。辰爾さんはこれを隠したかったんです。辰爾家の令嬢として、です!☆」

杯「記述からして……恐らく忌み子でしょうか?☆ そのように扱われている、お兄さんか……弟さんか」

稲羽「……」

杯「どちらにしても、彼の存在を隠す……これが辰爾家の令嬢としての務め」

杯「辰爾さんはそうやって生きていたんでしょう! ですがある日……四季ヶ原さんに秘密が知られてしまった」

杯「四季ヶ原さんはこのFileを読んで、辰爾さんのご兄弟の事を知ってしまったんです☆」

杯「そして……それを本人の目の前でウッカリ口に出してしまったんです……」

杯「だから辰爾さんはカノジョに目を付け、殺してしまったんです……☆」

杯「つまり……犯人は辰爾さんだったんですね~☆」

米菓「……」

辰爾「知らなかったねぇ。わたくしが四季ヶ原を殺しちまってたのか」

辰爾「哀れな事をしてしまった……許しておくれよ、四季ヶ原」

辰爾「よよよ……」

小倉「わざとらしいな……」

加々美「……けど、何でそんな書類が現場に残ったままだったのよ?」

加々美「アナタが言うには……辰爾さんはこの事がバレたくないから殺したのよね? だったらすぐにでも隠さないと……」

杯「これは、辰爾さんが去った後に、四季ヶ原さんがコッソリ開いたんですよ……☆」

杯「辰爾さんも口頭で聞いただけなので……このFileを四季ヶ原さんが手元に置いていると思わなかった」

杯「そしてこれは……ダイイングメッセージになっているんです☆」

加々美「ダイイングメッセージ……」

杯「四季ヶ原さんは最後の力を振り絞り、犯人……そう、辰爾さんの名前が書かれたFileを開きました……☆」

杯「これで辰爾さんが犯人だと、最後の最後に示したわけです!☆」

杯「くくくっ……面白い……面白いです! ……あはははははははははははははははっ!!!!☆」

橘高「喧しい」

辰爾さんが犯人って、杯くんは主張したいようだ。

……本当にそうだろうか?

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ(>>626-627)
【洗濯機】
【植木鉢】
【四季ヶ原の部屋】

杯「【辰爾さんが犯人】だったんです……!☆」

杯「皆さん、【納得】していただけたでしょうか?☆」

辰爾「あいつを殺したのがわたくしだったら、面白いかもしれないねぇ」

辰爾「案外、[記憶にねぇ内にぶっ殺してた]のかもしれないね」

米菓「辰爾さん……?」

杯「【明確な動機】に……」

杯「【ダイイングメッセージ】です」

杯「これらは、辰爾さんが犯人だと示しているんです!☆」

杯「辰爾さんは四季ヶ原さんを植木鉢で殴りつけた後……」

杯「【洗濯機に放り込んでおいた】わけです☆」


コトダマを選ぶか【】を記憶して、【】を論破か[]に同意しろ

↓1

不正解!


洗濯機に放り込んだ……?

稲羽「洗濯機に放り込んだのはあり得ません!」

稲羽「四季ヶ原ちゃんは植木鉢で殴られていたんです、死体だって現場に残っていました」

杯「……」

杯「返り血のついた服を洗濯機に放り込んだ、という意味です☆」

杯「早とちりですね、稲羽さん☆」

橘高「貴様の言葉足らずだろう」

杯「つい興奮して……☆」

間違えたみたいだ……

脱字してました、すみません……


【ノンストップ議論開始!】

コトダマ(>>626-627)
【洗濯機】
【植木鉢】
【四季ヶ原の部屋】

杯「【辰爾さんが犯人】だったんです……!☆」

杯「皆さん、【納得】していただけたでしょうか?☆」

辰爾「あいつを殺したのがわたくしだったら、面白いかもしれないねぇ」

辰爾「案外、[記憶にねぇ内にぶっ殺してた]のかもしれないね」

米菓「辰爾さん……?」

杯「【明確な動機】に……」

杯「【ダイイングメッセージ】です」

杯「これらは、辰爾さんが犯人だと示しているんです!☆」

杯「辰爾さんは四季ヶ原さんを植木鉢で殴りつけた後……」

杯「返り血のついた服を【洗濯機に放り込んでおいた】わけです☆」


コトダマを選ぶか【】を記憶して、【】を論破か[]に同意しろ

↓1

正解!

稲羽「それは違います!」BREAK!



稲羽「やっぱり辰爾さんではないんじゃないかと思います」

稲羽「洗濯機の中に、辰爾さんの服はありませんでした」

稲羽「つまり、返り血を洗う方法が無かったんです」

小倉「個室の中は? 風呂場とかあるだろ?」

橘高「そういう類の物は見当たらなかったな……」

橘高「室内に脱ぎ捨てられたものはあったが……洗われた形跡は無かった」

辰爾「ああ、ここ最近洗濯してなかったねぇ」

米菓「えっ……汚っ!」

杯「……良いですね、稲羽さん」

杯「ですが、まだまだ可能性はあるんです!☆」


杯「道化の曲芸をご覧に入れます!☆」反論!


杯「ワタシもう、辰爾さんが犯人だって可能性に意識が向いちゃってます……!☆」

杯「稲羽さん、もっと面白くなりそうな ☆反論☆ してみてください!☆」

稲羽「……」

【反論ショーダウン開始】

コトダマ(>>626-627)
【植物室について】
【洗濯機】
【植木鉢】

杯「返り血を防ぐ方法なら存在するんです!☆」

杯「防ぐというか……かからないようにする方法ですね!☆」

杯「それはです……☆」

杯「植木鉢を【回して】……その勢いで四季ヶ原さんの頭部に命中させた、こういう方法です!☆」

杯「遠距離なら、返り血が飛んでくる事もない筈……ですね!☆」

稲羽「で、ですが……それじゃあ、蔓が植木鉢から抜けてしまいませんか?」

杯「ある程度の強度はあるみたいでしたから、大丈夫だと思います!☆」

杯「とにかく、です!☆」

杯「これなら、辰爾さんにも【自分に痕跡を残さず殺す】事が出来てしまうというわけですね~☆」

杯「【こういう形で植木鉢が命中】して、死んでしまったんです!☆ うん!」


正しいコトダマで【】を斬れ!

↓1

正解!

稲羽「その言葉、斬ります!」BREAK!



稲羽「凶器の当たった角度……」

稲羽「底面に、ぴったりと当たったみたいでした。だから……」

天草「蔓を掴んで回し当てるという不安定さで、そのような当たり方にはなり得ない……というような話でしょうか」

稲羽「はい、そうなります」

リーチカ「…………回して当てたとして、そんな状態だと…………殺傷能力があるのか疑問」

リーチカ「その方法で殺すなら、角か側面に当てた方が…………確実に仕留められる」

リーチカ「底面で、勢いをつけて当てるのは…………無理」

リーチカ「…………たぶん」

杯「ふぎゃ! 辰爾さん犯人説は覆ってしまいました?☆」

辰爾「ひひっ……あんたの言う通り、確かにわたくしにはお兄様がいたさ」

辰爾「だが、わたくしは兄の存在を隠したりはしない。聞きたけりゃーいくらでも聞かせてやるさ……」

小倉「犯人は返り血を浴びたんだろうね……」

小倉「だったらボクは違うね。肌の露出が多いからさ……」

沙慈「風呂に入る暇もないでごわすしな……」

リーチカ「…………」

那波「リーチカさん、お腹が空いたの?」

リーチカ「…………」

那波「うふふ、裁判が終わったらご飯にしましょうか」

辰爾「そいつが帰れない可能性もあるのにかい……ひひひ」

那波「そんな事ないわ。うふふ」

稲羽「……」

あれ……?

橘高「……何だ?」

稲羽「あ、いえ……」

リーチカ「…………飯は置いておく、として」

リーチカ「…………割れた植木鉢。あれは…………何?」

辰爾「ああ。あれも凶器じゃねーのかい?」

絡繰「……違うんじゃないか? 血も付いて無かったし……」

沙慈「四季ヶ原の娘っこが割ってしまったのでは?」

橘高「有り得なくもないが……」

加々美「ストレス発散に、食器とか割る事ってあるわよね」

米菓「あります……な、わけないのです! 危ないし勿体ないのです!」

辰爾「壺ならよく割ったねぇ……ウン1000万が割れる様は愉快だったさ……」

辰爾「ひぎゃぎゃぎゃ……ざまあないねぇ……」

加々美「ア、アナタやっぱり怖いわ……」

小倉「犯人が四季ヶ原さんを殺した時に、ぶつかって割れたとかじゃないのかな……」

天草「そもそもあれが植木鉢であったかどうかも疑わしい」

天草「私達人間の目に、そう見えているだけにすぎず……」

天草「あの物質の本質は、想像にも依らない全く別の物……なんて。如何でしょう?」

ハック「病院行くか?」

天草「……と、申し訳ありません。ついこの世の真理に……」

リーチカ「…………?」

天草「何れにせよ……故意に割られたものでしょう」

ハック「はぁ? な、何の意味があるんだ……(不可解)」

杯「パフォーマンス☆ 犯人による四季ヶ原さんへのパフォーマンスだったんです!☆」

ハック「無ーだろ……(断言)」

故意に割られた事を示すもの……


>>626-627から正しいコトダマを選択しろ!】

↓1

正解!

稲羽「これで証明できます!」



稲羽「故意に割られた……証拠があります」

ハック「はぁ……?(無)」

稲羽「トンカチです」

稲羽「そのトンカチに、粉末が付着していました。これは……」

橘高「割れた植木鉢の破片だな」

稲羽「はい。犯人にせよ四季ヶ原ちゃんにせよ……誰かが故意に割った証拠になると思います」

小倉「でもさ……そんなの割る意味ってあるのかな」

稲羽「……」

天草「破片に何か……気づかれた事は御座いませんか?」

稲羽「……?」


【割れた植木鉢の破片は?】

1.濡れていた
2.土が付着していなかった
3.破片の数が一致しない

↓1

正解!

稲羽「そうか……」



稲羽「濡れていた……んですよね」

天草「そうですね。植木鉢には若干の水気が御座いました」

米菓「植木鉢なら……水気ぐらいあるんじゃないのでしょうか」

米菓「植物に水をやらないと、枯れてしまうのです」

絡繰「土が無かったのは変だな。あらかじめ抜いたみたいだ」

絡繰「元々の土に含まれていた水分にしては、多い感じもするし……」

絡繰「そもそも土はどこへやったんだ?」

天草「土など存在しなかったのです……」

天草「これは、空の鉢の中に水を入れたが故に起こった現象……と、考えられるのではないかと」

絡繰「そうか」

絡繰「……なるほどな」

稲羽「……?」

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ(>>626-627)
【コップ】
【薬品棚】
【冷凍室】

小倉「水ね……」

沙慈「水やりの為……[予備の水を入れていた]のでごわしょうか?」

リーチカ「…………[飲み水]?」

米菓「そ、そんなの飲んだらっ……【病気になってしまう】のです」

加々美「[氷]……でも入ってたのかしら……」

那波「うふふ。[水以外の液体]が入っていたとか……」

沙慈「それは……[栄養剤]なんかでごわすか?」

辰爾「[いやらしい汁]が入っていたのさ……あいつはもんのすごく……淫乱だったからねぇ」

辰爾「ひひひぃ……♡」

米菓「うわああああああんっ!!!!!! 気持ち悪いのですっ!!!!!!!!」

小倉「あの子は何なんだい?」


コトダマを選んで【】を論破か、[]に同意しろ!

↓1

正解!

稲羽「それに賛成です」



稲羽「氷……」

氷で、事件に関係しそうなものが……

稲羽「加々美さん、冷凍室の中に……土がついていたって言ってましたよね?」

加々美「ええ……。じゃあ、もしかして……」

加々美「植木鉢で氷を作った、って事かしら……?」

天草「植木鉢は割れておりましたね。それが氷を取り出す為だとしたら……」

天草「如何でしょう?」

沙慈「何の為に、でごわすか?」

天草「事件を起こす際に、必要な物だったからではないでしょうか」

天草「この仮説により、水たまりの正体も導き出せます」

あの水たまりは……


【閃きアナグラム】

「水たまりの正体は?」

こ の と ず が
お み く を し

〇〇りを〇か〇た

【文字を並べ替えて正しい言葉を作れ】

↓1

正解!



稲羽「あの水たまりは、氷を溶かして出来たもの……」










【学級裁判 中断】






一度区切ります。

ありがとうございました。
明日の夜に続きます。

始めます







【学級裁判 再開】





ハック「氷を溶かした? い、意味わかん無ーが……」

ハック「そもそも冷凍室に植木鉢なんか置いたら……速攻バレんだろ……(正論)」

加々美「いえ……土の跡を見たのは、冷凍庫の中だったから……多分、そこにしまわれてたのよ」

加々美「中身が空っぽの冷凍庫だったわ、一番左にある冷凍庫よ」

米菓「米菓、そこはあんまり使わないのです……」

絡繰「……凶器がどうやって使われたのか」

絡繰「それは、返り血も回避できる方法だったのかもな」

米菓「え……? 回して当てたのではないのですよね?」

米菓「なら、普通に手で持って……振り下したのではないのですか?」

辰爾「ああ。服は汚れりゃ洗えるしねぇ。水が止まった訳でもない、ただ洗濯機に放りゃいい話」

辰爾「回避する必要なんざないだろ」

絡繰「……ふふっ」

小倉「何だい……?」

絡繰「この事件は……からくり仕掛けによるものだ!」

杯「Oh! 仕掛けっ!☆ 面白い響きですっ!☆」

小倉「……自供と受け取って良いのかな?」

絡繰「そうじゃないけど……ふっ、ボク様には全て分かったぞ!」

絡繰「……いや、全ては言い過ぎだったな。ほとんど分かった!」

米菓「しまりませんね……」

絡繰「仕掛けがどういう物なのか……」

絡繰「仕掛けを形作る上でまず必要になる物……現場、それもすぐ近くにあった筈だ」

【ノンストップ議論開始!】

コトダマ(>>626-627)
【トンカチ】
【粉々の植木鉢】
【植物室について】

絡繰「現場に散乱して……凶器の植木鉢からも生えてた蔦」

絡繰「【おかしい】と思わないか?」

小倉「何であんなに【長い】んだろうね……?」

小倉「無駄に長かったよね……」

ハック「ただ凶器に使っただけで、[意味なんて無ー]だろ……(無)」

辰爾「[縛りつけて]……はぁ、はぁ……」

米菓「さっきから何なのですかぁー!」

杯「きっと、[吊るした]んです☆」

杯「宙ぶらりんで……首吊り状態、ですね~☆」

ハック「吊るしてどうすんだよ……」


コトダマを選んで【】を論破か、[]に同意しろ!

↓1

age忘れです……

改めて↓1

正解!

稲羽「それに賛成です」



稲羽「吊るした……」

杯「Wow……正解しちゃいました☆」

ハック「は……?」

絡繰「ああ……蔓の腹の方がへこんでいた。これは圧力をかけた証拠だ」

加々美「そう……だっけ?」

絡繰「ボク様の目は誤魔化せないぞ……」

稲羽「……」

ハック「どこに吊るしたんだよ……(わら)」

吊るせそうな場所が……あった筈。


【スポットセレクト】

正確な位置を答えろ!

↓1

正解!

稲羽「ここです!」



稲羽「天井の梁、そこです」

稲羽「きっとそこから……左右分かれるようにして、吊るしたんです」

絡繰「ああ。これなら返り血なんて気にしなくても良い」

絡繰「大体……任意の時間に殺す事も出来る」

リーチカ「…………罠か」

絡繰「釣瓶の滑車のような原理……あの植木鉢は凶器と同時に、滑車としても使われたわけだ」

絡繰「あの高さから落とせば……致命傷を与えられるだろうし……」

絡繰「梁から植木鉢を吊るしたとすると、丁度四季ヶ原の頭上にあたる位置だしな」

那波「ぶら下げただけじゃ、任意の時間に落ちてはいかないわ」

絡繰「そうだな。けど……これで氷を使った意味も分かってくる」

沙慈「……熱さましでごわしょうか?」

小倉「人工日光の電源がついてたんだろ? 意味ないと思うけど」

氷を使った意味……

考えてみれば……見えてくる筈。


【マインドトランス】

Q1.凶器は?
A.長い蔦の植木鉢
B.割れた植木鉢

Q2.植木鉢を割った理由は?
A.中身を取り出す為
B.凶器として使用する為

Q3.氷の使用方法は?
A.蒸発を利用する
B.凶器の片側の支えにする


【正しい答えを選べ】

↓1

正解!

稲羽「……繋がりました」



そういう事……だったんですね。

稲羽「……氷を、支えにしたんです」

那波「え?」

稲羽「犯人は、空の植木鉢の中に氷を作り……」

稲羽「その植木鉢をトンカチで割る事で、氷を取り出したんですよね?」

天草「ええ。水気があったのもそのせいでしょう……」

稲羽「取り出した氷で、梁に吊るした蔓の片側を固定すれば……」

稲羽「氷が溶けた拍子に……蔓の生えた植木鉢が落ちていくんです」

辰爾「そいつが……四季ヶ原の頭に命中~ってわけかい……」

稲羽「これなら、人工日光がつけられていた理由も、現場の鍵を閉めていた理由もはっきりします」

稲羽「人工日光は氷を溶かす為に使ったから……」

稲羽「そして鍵を閉めていたのは、仕掛けを見られないようにしていたからです」

加々美「そ、そんな大胆な方法で……」

小倉「優紫クンも最近は大胆、だよね……ふふっ」

加々美「関係ない話はやめてちょうだい……」



ハック「お前の情報開示してやるよ……」反論!



ハック「さ、流石に荒唐無稽な気がするんだが……」

稲羽「……」

ハック「返り血をどうしたか……そ、そういう視点で考えた方が良いんじゃ無ーか……(指摘)」

ハック「……なあ、今『うわ、こいつキモ……』……って思ってるだろ?(鬱)」

稲羽「思ってません……」

【反論ショーダウン開始】

コトダマ(>>626-627)
【モノクマファイル2】
【コップ】
【薬品棚】

ハック「仕掛けを作るっつっても……」

ハック「そんな大掛かりな仕掛け……」

ハック「時間が無駄になるんじゃ無ーか……?(疑問)」

ハック「【仕掛けを作る意味は無ー】だろ……(断言)」

稲羽「意味ならあります……」

稲羽「返り血を浴びないほかにも……」

稲羽「ある程度死亡時刻を操作して……アリバイを確保する。そういう意味が!」

ハック「そうかもしれ無ーが……」

ハック「氷を作る為に、植木鉢なんか持ち運んでたら【目立つ】だろ……」

ハック「死亡時刻が正しいか、モノクマの奴も【はっきりさせて無ー】し……」

ハック「大体、そんなもん作ってたら……」

ハック「【四季ヶ原に気づかれちまう】だろ……(結論)」


正しいコトダマで【】を斬れ!

↓1

不正解!



稲羽「死亡時刻ははっきりしています。7時から8時……」

稲羽「発見時から考えると、7時から7時25分の筈です」

ハック「ずらした可能性だってあんだろ……?」

天草「いいえ……死斑ではっきりしておりますね」

ハック「……(無視)」

間違えたみたいだ……

【反論ショーダウン開始】

コトダマ(>>626-627)
【モノクマファイル2】
【コップ】
【薬品棚】

ハック「仕掛けを作るっつっても……」

ハック「そんな大掛かりな仕掛け……」

ハック「時間が無駄になるんじゃ無ーか……?(疑問)」

ハック「【仕掛けを作る意味は無ー】だろ……(断言)」

稲羽「意味ならあります……」

稲羽「返り血を浴びないほかにも……」

稲羽「ある程度死亡時刻を操作して……アリバイを確保する。そういう意味が!」

ハック「そうかもしれ無ーが……」

ハック「氷を作る為に、植木鉢なんか持ち運んでたら【目立つ】だろ……」

ハック「死亡時刻が正しいか、モノクマの奴も【はっきりさせて無ー】し……」

ハック「大体、そんなもん作ってたら……」

ハック「【四季ヶ原に気づかれちまう】だろ……(結論)」


正しいコトダマで【】を斬れ!

↓1

正解!

稲羽「その言葉、斬ります!」BREAK!



稲羽「四季ヶ原ちゃんは気づけなかったんだと思います。……恐らく、眠らされたから」

ハック「は……?」

稲羽「部屋にあった飲み物をリーチカさんが口にしたところ……眠気を誘発されていました」

ハック「マ、マジで……?(白目)」

加々美「な、何でそんなの飲んだのよ?」

リーチカ「…………」

リーチカ「罠に見えたから。…………苦かった」

加々美「危なっかしいコだわ……」

小倉「眠らせた……ね。眠らせた時点で規則違反にならないの?」

モノクマ「コロシアイを目的にしてるならオッケーだよ」

モノクマ「だから、見逃してあげました」

橘高「……チッ」

那波「でも睡眠薬は減って……なかったのよね?」

橘高「……ああ」

ハック「この前……薬を盛った奴が犯人じゃ無ーのか……?」

杯「小倉さんですね~、なにせアナタが料理を作ったんですから☆」

小倉「ボクじゃないよ……」

沙慈「あの日に料理をしたのはおいも一緒でごわすから。おいも犯人に含まれてよい筈でごわす」

天草「……コホン。……皆様、少々御耳をお貸しください」

ハック「却下」

天草「3日前に皆様が口になされた薬品。あれは飲料に仕込まれたものと推定されます」

加々美「え?」

ハック「……(Ω\ζ°)チーン)」

天草「皆様は……全員それを飲んでから、催眠作用を引き起こされておりました」

天草「茶葉に混ぜられていたものと思われます」

ハック「て、てめーは分かってて飲まなかったのか……?」

天草「ええ。少々香りに違和感を抱いてしまいまして……」

米菓「茶葉、っていうと……あの日は緑茶ですよね? そういえば……」

米菓「緑茶の茶葉は空っぽになっていたのです!」

稲羽「そうだったんですか……?」

天草「ええ……肝心の茶葉も、飲料自体も全て無くなっており、確証が持てなかった為伏せておりましたが……」

天草「もう少々早くに……審判の方には伝えておくべきでしたね」

橘高「何だ、と……」

辰爾「ショックなのかい? ひひひ」

天草「兎に角、睡眠薬を用い……そのような仕掛けで死亡時刻を誤魔化した。そう考えた方が自然かと」

橘高「……ならば、四季ヶ原の生きていた時刻と……」

橘高「それから、冷凍室に行った人間を割り出した方がよいだろうな」

橘高「一応、先日の夜からのアリバイもだな」

加々美「やっぱりそうなっちゃうのね……」

橘高「俺は深夜には……薬品置き場の前にいた。絡繰と共にだ」

橘高「そのまま朝になって……ハックと天草が来たのでな。交代し大広間へ向かった」

沙慈「なんと、寝ていなかったのでごわすか?」

絡繰「徹夜には慣れてる」

米菓「ふふん……米菓もなのです」

小倉「聞いてないよ……」

橘高「四季ヶ原には、昼に少し会った程度だな。時間は……15時頃になるか?」

橘高「他に四季ヶ原を見た者はいるか?」

杯「見てないですね……☆」

ハック「あ、あいつも……引きこもってたみてーだな?(死)」

絡繰「まあ植物が好きな奴なら、あそこに籠ってしまうのも分かる」

小倉「ボクからも良いかな」

小倉「ボクと優紫クンは一緒にいたよ……だから当然、ボク達は犯人じゃない。ふふっ」

加々美「そ、そうねぇ……」

加々美「で、でもアタシ……朝方……だったかな。ちょっと外に出たわよ?」

小倉「ふふ、……朝方だけだよね。朝方なんて準備するにも遅い時間じゃないか」

小倉「それじゃ、7時までに氷が溶けきるかも分からない、だろう?」

加々美「そう、ね……アハハ」

沙慈「おいは昨日、前に言ったように杯くんと一緒にいたのでごわす」

杯「沙慈さんは寝ていましたから、夜抜け出すのは簡単でした」

沙慈「んなっ!?」

杯「沙慈さんの寝顔はカワイイんですよ……☆ 何も気づいていない幼気な寝顔でした! くくくくっ!☆」

米菓「やっぱり、杯さんが犯人……なのですか?」

橘高「……判断を下す前に、まずは全員の証言を聞いておくべきだな」

天草「私は先日……瞑想の後、睡眠をとりましたね。アリバイは無いかと」

天草「園芸部の方とは、大体19時28分36秒21にお会いしました……」

沙慈「19時半……といったところでごわすな」

天草「それともう1つ……夜間、パン屋の方が冷凍室に出入りしているのをお見掛けしました」

米菓「……そ、そうなのです、冷凍室にも材料はありますのですからね!」

米菓「例えばアイス、なのです!」

米菓「アイスをパンに添えても良し、トーストに乗せても良し、パンの中に直接入れても良し……」

米菓「こんがり焼けたパンと、とろけるアイスが絡み合って……はぅあ……」

小倉「お、美味しそうだなんて……思ってないよ……」

那波「うふふ、よだれが出てるわ」

米菓「米菓も帰ったら、アイスパンを作るのです!」

米菓「皆さんもお疲れでしょうし……ぜひ、食べてほしいのです! ねっ?」

辰爾「1人だけ死んじまうから……食えない奴が出てくるねぇ……ぎゃぎゃぎゃっ」

米菓「ひええっ……」

ハック「オレらが生きて帰れるって保証も……無ーけどな……(無)」

リーチカ「…………私は、アリバイは無い」

リーチカ「…………夜中、那波に少し会った程度」

米菓「那波さん?」

リーチカ「…………植物室の前で。段ボールを抱えてた」

那波「四季ヶ原さんに……本を、ね。沢山持ち運ぶなら、そっちの方が効率が良いしね」

那波「植物室、開いてないみたいだったから……邪魔しちゃ悪いと思って、引き返したんだけど、ね」

加々美「あのコ、そんなに本を? 現場にもあったけど……」

那波「うん。本を読んで動機の事とか……忘れたかったみたい」

辰爾「なあ、あの女の言ってる事は本当なのかねぇ? 小娘さんよぉ……」

リーチカ「…………」

辰爾「……」

リーチカ「…………私、の事?」

辰爾「ああ……。悪いが横文字は苦手でねぇ……名前を忘れちまった」

リーチカ「…………ずっと見てたわけじゃない」

辰爾「あんた、駄目な小娘だねぇ。ひひっ……」

リーチカ「…………」

米菓「えー、うー……んー……」

絡繰「何だ?」

米菓「な、何も……何もないのです……」

天草「そうでしょうか? 正直になる事、それは決して悪い事では御座いませんよ」

天草「貴方様に罪が無ければ、それは自ずと伝わります……さあ、解き放つのです」

米菓「あ、う……そうですね、嘘はいけないのですね!」

米菓「じ、実は、米菓も……」

米菓「昨日の夜、四季ヶ原さんにお会いしていたのです! 時間は20時頃でした、かね!」

辰爾「そうかぁ、あんたが殺してたのか……」

米菓「ちち、違うのですっ! ただ、四季ヶ原さんが夜更かししてないかなあって……!」

杯「そ、そして……永久に眠らせてあげたんですねっ!☆ ううっ!!!」

米菓「うわああん!!!! 違うのです!!!!」

【ノンストップ議論】

コトダマ(>>626-627)
【沙慈の証言】
【人体切断の道具】
【死体発見時の状況】

辰爾「[あんただろ]?」

米菓「違うのですー!!!」

辰爾「あんたは冷凍室に行ったって、さっきべらべらと自白してたじゃないかぁ……」

辰爾「それにあんたは【四季ヶ原が嫌い】なんだろう? ひひっ、汚いからってねぇ……」

米菓「た、確かにあの人は汚い事ばかり言っていましたが……い、いえ、そうではなくて!」

米菓「汚いのは嫌いだったのですが、だからってそんな……」

米菓「【殺したいだなんて思っていない】のです!」

沙慈「おいも、[米菓の娘っこを信じたい]でごわす」

橘高「【信じるに値する根拠】を示さねばならん」

沙慈「ううむ……」

絡繰「米菓が犯人じゃない根拠か……ふっ」

辰爾「はっきり言ったらどうかねぇ? 【おちびさん】」


コトダマを選ぶか【】を記憶して、【】を論破か[]に同意しろ!

↓1

不正解!



稲羽「待ってください! 絡繰くんはおちびさんではありません!」

辰爾「はぁ? どう見てもちびだろう?」

稲羽「絡繰くんは、精巧な機械の脚を作れます……それに、優しい人なんです」

稲羽「これが、信じるに値する根拠です!」

絡繰「よく分からないフォローだな……」

稲羽「……」

逆、だったみたいだ……

【ノンストップ議論】

コトダマ(>>626-627)
【沙慈の証言】
【人体切断の道具】
【死体発見時の状況】

辰爾「[あんただろ]?」

米菓「違うのですー!!!」

辰爾「あんたは冷凍室に行ったって、さっきべらべらと自白してたじゃないかぁ……」

辰爾「それにあんたは【四季ヶ原が嫌い】なんだろう? ひひっ、汚いからってねぇ……」

米菓「た、確かにあの人は汚い事ばかり言っていましたが……い、いえ、そうではなくて!」

米菓「汚いのは嫌いだったのですが、だからってそんな……」

米菓「【殺したいだなんて思っていない】のです!」

沙慈「おいも、[米菓の娘っこを信じたい]でごわす」

橘高「【信じるに値する根拠】を示さねばならん」

沙慈「ううむ……」

絡繰「米菓が犯人じゃない根拠か……ふっ」

辰爾「はっきり言ったらどうかねぇ? 【おちびさん】」


コトダマを選ぶか【】を記憶して、【】を論破か[]に同意しろ!

↓1

不正解!



稲羽「……」

米菓ちゃんには無理だという理由があった筈……

私にも絡繰くんにも出来ない……それが、米菓ちゃんには出来ない理由に繋がる。

【ノンストップ議論】

コトダマ(>>626-627)
【沙慈の証言】
【人体切断の道具】
【死体発見時の状況】

辰爾「[あんただろ]?」

米菓「違うのですー!!!」

辰爾「あんたは冷凍室に行ったって、さっきべらべらと自白してたじゃないかぁ……」

辰爾「それにあんたは【四季ヶ原が嫌い】なんだろう? ひひっ、汚いからってねぇ……」

米菓「た、確かにあの人は汚い事ばかり言っていましたが……い、いえ、そうではなくて!」

米菓「汚いのは嫌いだったのですが、だからってそんな……」

米菓「【殺したいだなんて思っていない】のです!」

沙慈「おいも、[米菓の娘っこを信じたい]でごわす」

橘高「【信じるに値する根拠】を示さねばならん」

沙慈「ううむ……」

絡繰「米菓が犯人じゃない根拠か……ふっ」

辰爾「はっきり言ったらどうかねぇ? 【おちびさん】」


コトダマを選ぶか【】を記憶して、【】を論破か[]に同意しろ!

↓1

正解!

稲羽「それは違います!」BREAK!



稲羽「そう……そうなんです」

稲羽「米菓ちゃんには……凶器を設置する事が出来ないんです。背が、届かないから!」

米菓「い、稲羽さん……!」

稲羽「私が、机に乗ってやっと……指が触れるくらいでした」

絡繰「ああ。ボク様も立ち会っていた」

絡繰「届きそうなのは……最低でも稲羽より10cmくらい高い背の奴、かな」

絡繰「目の高ささえ梁より上に出れば、仕掛けを作るのは不可能じゃない」

稲羽「米菓ちゃんは私より、少しだけ背が低いです」

稲羽「だから……米菓ちゃんは犯人じゃない」

稲羽「……これが、根拠になる……と思います」

橘高「まあ……届かんのではな……」

杯「バランス崩して、自分がお亡くなりになってしまったりしちゃいますね☆」

米菓「ひええん……」

辰爾「つまり背が届く奴が犯人かい……」

辰爾「わたくしは目が悪いからねぇ、仕掛けなんて作れるほど器用じゃない」

ハック「本当かよ……」

辰爾「ま、届くかは知らないけどねぇ」

杯「背さえ届けば誰が犯人でもおかしくないんです、もう手詰まりです☆」

杯「皆さん、仲良く死にましょうか……☆」

小倉「嫌だね」

稲羽「……」

あれ……?

何か、手がかりになりそうな事があるような気がします……


【選択肢】

1.死因
2.現場に残されていたもの
3.四季ヶ原の体に残された痕跡

↓1

稲羽「四季ヶ原ちゃんの体に、何か残っていませんでしたか?」

天草「頭部の傷1つ、のみですね……」

天草「不自然な点は見当たらないと思われます」

那波「うふふ。そうね」

稲羽「……」

他に……


【選択肢】

1.死因
2.現場に残されていたもの
×3.四季ヶ原の体に残された痕跡

↓1

そうだ……お箸が、あった。

稲羽「……米菓ちゃん、植物室に行ったんですよね?」

米菓「そう、なのですが……それが、どうかしたのですか?」

稲羽「……昨日、お箸はありましたか?」

米菓「お箸ですか?」

稲羽「花柄の……お箸です」

米菓「うーん…………ありません、でしたのです」

米菓「というか四季ヶ原さん、何も食べていなかったみたいなのですよ」

リーチカ「…………喰わないなんて……信じられない」

加々美「食べる事も忘れる程、熱中しちゃうんでしょうね……」

小倉「ボクはキミに熱中してる、よ……ふふっ」

私、あのお箸に……見覚えはあったんだ……

お箸の持ち主は、あの人……

そして睡眠薬を確保できて……かつ、この仕掛けを作れそうな人……


【怪しい人物を指名しろ!】

↓2

正解!



稲羽「……」

あれは……那波さんがよく、料理を持ってきていた時に……

使っていた、もの……

稲羽「那波さん……聞きたいことがあります」

那波「うふふ、なぁに?」

稲羽「……」

稲羽「あの、お箸って……那波さんの物、ですか?」

那波「……そうね」

那波さんは、表情を変える事無く答えた。

そう、なってしまうんですね……

那波「きっと……一昨日かな、四季ヶ原さんに差し入れした時に忘れていっちゃった物だと思う」

那波「あんな薬の騒動があったけど……あの子、何も食べて無いようだったから」

那波「ちゃんと、私が毒見して……ね。食べて貰ったの」

小倉「……キミは世話好きだね。余計なお世話でしかないけど」

那波「うふふ」

リーチカ「…………米菓が植物室に来ていた時……」

リーチカ「…………そんな箸は無かった……でしょ?」

米菓「そう……ですね、ありませんでしたのです」

天草「つまりパン屋の方より後に、園芸部の方に会った方がおられる……」

天草「それが貴方様という訳ですね。ベビーシッターの方」

那波「米菓さんがお箸に気づいてなかっただけ、じゃないかな?」

那波「見えないところに置いてあったり、ね」

稲羽「……」

那波「うふふ、それにね。あの仕掛けは身長さえ届けば……誰にでも作れるわ」

沙慈「確かにそのようでごわすが……」

杯「沙慈さんだと、台が割れてしまいそうですね……☆」

沙慈「うむ、否定できんでごわすな……」

ハック「オ、オレには無理だな……」

橘高「無理な事はあるまい」

ハック「い、いや、無理だって……だって犯人じゃ無ーし(爆)」

橘高「そんなものが出来ない理由になるわけないだろうが、阿呆」

那波「うふふふ。私を犯人だと結び付ける根拠は、そのお箸だけよね?」

那波「でもこれって、根拠って言えるのかしら?」

那波「いくらでも説明を付けられるわよね。うふふ」

天草「仕掛けを準備する際、ダンボールの中に道具を入れたとすれば……」

天草「冷凍室に植木鉢を運ぶ事も、持ち出す事も……そうする事で人目に付きにくくなるのではないかと」

天草「如何でしょう?」

那波「それは違うと思うわ。だって、ね……」

那波「確認しても良いかな? 睡眠薬が減った形跡は無かったのよね?」

橘高「ああ。開封もされていなかった」

那波「薬の入った茶葉だってもう無い。薬がお茶に仕込まれていたって想像が、外れている可能性もあるの」

天草「それはそうですね。現物が無ければ、判断はし難いものです」

那波「うふふ、それならここまでの話……ほとんどが無意味になっちゃうわね」

那波「四季ヶ原さんを眠らせなければ……あの仕掛けは使えないものね」

那波「リーチカさんが眠りかけたのだって……薬を飲んだせいなのか、分からないわよね」

リーチカ「…………」

那波「もう一度考え直しましょう?」

ハック「やっぱ返り血の処理から考えるべきか……? は、は……」

那波さんが犯人という根拠は……お箸と、リーチカさんの証言くらいだ。

でも、もしかしたら……

【理論武装 開始】

那波「睡眠薬が使われた形跡は無いの……」

那波「さて、どうやって四季ヶ原さんを眠らせたのかしら?」

那波「ぶったのかしら……?」

那波「それとも、首を絞めたのかしら?」

那波「で、も……四季ヶ原さんの外傷は。打撲痕1つだけだったわよね?」

那波「それは、稲羽さんも一緒に見たでしょう……?」

那波「眠らせたっていうのは、間違いだったのよ」

那波「うふふ。私は何もしていないわ」

那波「だって、彼女を眠らせた睡眠薬なんて【存在しないもの】」


  乳

中   瓶の

  哺


【文字を並び替えて言葉を示せ】

↓1

正解!

稲羽「これで……終わりです」



稲羽「哺乳瓶の中……」

那波「……」

稲羽「この間盛られた薬を……あなたはそこへ溜めておいたんじゃ、ないですか?」

ハック「そ、そりゃ、飛躍しすぎじゃ無ーか……(困惑)」

絡繰「あの日薬が盛られた後、厨房に入って行ったのは那波と加々美だけだったな」

…………


那波『とりあえず……お皿、下げるわね。うふふ』

加々美『あ、アタシも手伝うわ……』


…………

加々美「そう、だったわね……」

小倉「優紫クンが犯人なわけ無いしね……ふふ。残念だけど、那波さんが犯人だね」

那波「……うふふ、ふふふふ」

那波「有り得ない……そんなの……うふふ」

辰爾「……見りゃすぐに分かるだろうよ」

辰爾「なあ、あんた」

辰爾さんが……瞬間的に、那波さんの至近距離へ這いよる。

那波「……っ!?」

辰爾さんが那波さんの体を、強く床へ押し付ける。

那波さんは目を見開いて、辰爾さんの姿を捉えている。

辰爾「ひひひぃ……」

那波「や……やめ、て……」

そのまま彼女の腕を押さえつけ、服の中を乱雑にまさぐる。

那波「離……っ、して」

辰爾「離すわけないだろう…………お」

辰爾「これが、携帯型のお乳かい……ひひっ」

那波「……」

辰爾さんは目的が済むと、那波さんから離れていった。

那波さんは抵抗する事をやめ、ただその場で俯いていた。

辰爾「んん……? 妙な色だねぇ……」

杯「あらら……?☆ あれ、? これって茶葉、ですね?」

辰爾「そうかい、ひひっ……飲んでみとくれよ、あんた」

橘高「な…………むぐッ!?」

辰爾さんは思いついたように、すぐ傍にいた橘高さんの口元に哺乳瓶をねじ込む。

辰爾「おいちいか~い? ほれほれぇ」

橘高「ん、ぐ……ッ」

哺乳瓶を強く握り、中身を無理矢理橘高さんへ注ぎ続ける。

ハック「う、うわあああ……(死)」

辰爾「ほい」

橘高「かは……」

辰爾「ひひひ……何か分かったかい?」

橘高「チッ……」

橘高「……風味は……この間飲んだ物と似通っているようだが……」

辰爾「上出来だぁ……ひひっ」

天草「手荒な事をなさるお方です……」

辰爾「ああ……? 文句あんのかい?」

天草「いえ……もう少々、相手方を気遣う事を推奨したいと思いまして」

辰爾「うるさいねぇ……なあ、那波。あんたがそいつを持っていた」

辰爾「やっぱりあんたが、四季ヶ原を殺ったんだねぇ?」

那波「……」

米菓「那波、さん……?」

辰爾「……なあ、簡単に纏めてくれないかね。稲羽」

稲羽「……」

一旦終了します……

ありがとうございました。那波さんがクロでした。
次クライマックス推理とおしおきに入ります。

お疲れさまでした。

おっつおつー
辰彌さん1章ではほぼ全員一致での空気キャラだったのに大出世したな
3章以降は好きなキャラのハックと絡繰くんと米菓さんの活躍に期待(まぁもはや皆キャラが立ってて好きだけれど)

乙でした
正直辰爾さんは最初の性格のほうが好きだったりする


クロ判明から決着までの流れがえっらい早くてビビった

始めます。一応sage投下になります。
少し閲覧注意に抵触する表現があります。
なお、クライマックス推理も自動進行になります。


>>745
先日はありがとうございました。

>>746
滅茶苦茶嬉しいです。ありがとうございます。
少しでも好きになってくださっているなら嬉しいです。

>>747
辰爾さんは過剰に書きすぎてしまった感じがします……
普段の辰爾さん好き嬉しいです。ありがとうございます。

>>748
超展開になってますね……すみません。>>1の力量不足です。
ありがとうございます、精進します。

稲羽「これが事件の全てです……」



【クライマックス推理】

ACT.1
犯人は……植物室に時折出入りしていました。
そこで今回の犯行を思いついたんだと思います。

ACT.2
犯人はまず、下準備として空の植木鉢に水を張り、それを冷凍室に置いておくことで氷を作りました。
氷が完成したら植木鉢ごと段ボールに入れ、四季ヶ原ちゃんのいる植物室へ訪れました。

ACT.3
犯人は四季ヶ原ちゃんに料理を持って行ったんだと思います。
実際現場には、お箸だけが残されていました。
犯人は、3日前に盛られた薬と同じものを使用した飲み物で、四季ヶ原ちゃんを眠らせました。

ACT.4
四季ヶ原ちゃんを眠らせた後、犯人は仕掛けを作りました。
まず、氷の入った植木鉢を割って中身を取り出しておきます。
そして、凶器の植木鉢から出ている蔓を天井の梁へ引っ掛け、二股に分かれるように吊るしました。

ACT.5
そうして、取り出していた氷を蔓の先端部分に乗せ、重石にしたんです。
梁の上部を固定していた物を外し……こうして凶器の植木鉢を上空へ植木鉢をぶら下げました。

ACT.6
最後に人工日光のスイッチを作動させ、室内温度を上げました。
こうする事で氷を早く溶かすようにしたんだと思います。
予約機能があったので、任意のタイミングに設定していたのかもしれません。

ACT.7
全てを澄ませた犯人は植物室へ鍵をかけました。こうする事で……
仕掛けが作動するまで、植物室の中を目撃されないようにしたんです。
鍵は冷凍室へ放置し……犯人は植物室を後にしました。

ACT.8
犯人はこうする事で死亡時刻をある程度操作し、
四季ヶ原ちゃんの死亡時刻に大広間にいたというアリバイを作ったんです。


四季ヶ原ちゃんを殺した犯人は……
【超高校級のベビーシッター】、那波千代子さん、ですね……

×こうして凶器の植木鉢を上空へ植木鉢をぶら下げました。
〇こうして凶器の植木鉢を上空へぶら下げました。

酷い……すみません

稲羽「これが……全てです」

那波「……」

ハック「アリバイを確保する意味合いが、感じられ無ーんだが……」

ハック「結局……大広間の外にいた……オレらには不可能って、最初の方で結論が出ちまったし……(無)」

天草「想定していた結果とは違った……という所でしょうか」

辰爾「白いの、あんたが信者なら可能だと思ったんだがね」

ハック「ケッ……信者(笑) ありえ無ーよ……(断言)」

那波「……うふふ、稲羽さん。あなたは……間違えてる部分があるわ」

稲羽「えっ……?」

那波「うふふ」

モノクマ「議論の結論が出た……みたい? それでは、投票タイムと洒落込みましょうか」

モノクマ「オマエラ、お手元のスイッチを押して投票してください」



                  【VOTE】

               【那波】【那波】【那波】

                  GUILTY


                  チャッチャー





               【学級裁判 閉廷】

モノクマ「正解!」

モノクマ「四季ヶ原咲さんを殺したクロは、那波千代子さんなのでしたっ!」

那波「うふふ。駄目だった……わね」

米菓「那波さんが……」

那波「あの仕掛け。気づかれてしまうなんて思わなかった……けど」

絡繰「……」

那波「流石……ね。絡繰くん。うふふ」

絡繰「ボク様の目は……高性能だからな。からくり仕掛けに関しては、な」

那波「うふふ。詰めが甘すぎた……かな」

橘高「……一つ、聞かせてもらうぞ。3日前に睡眠薬を盛ったのは貴様か?」

那波「違うわ」

稲羽「……?」

那波「……うふふ、私はただ……あの日厨房からもらってきて……」

那波「それを、今回使わせてもらっただけ」

那波「うふふ……睡眠薬ってお茶っ葉の中に入ってたのよ」

天草「やはり、そうでしたか」

那波「それと、もう1つね。植物室の鍵を閉めたのも……私じゃないの」

稲羽「え……っ?」

那波「……何で閉まってたんだと思う?」

どういう事……ですか?

米菓「そ、その話も気になるのですが……それより……!」

米菓「どうして……四季ヶ原さんを……どうしてなのですか!」

リーチカ「…………殺しやすかったから、じゃないの?」

リーチカ「…………群れをなさない、か弱い獲物。格好の餌食」

那波「……そうね。四季ヶ原さんは、小さな子だったから」

那波「それが……理由、かな」

ハック「は……?(不可解)」

那波「うふふ……李くんの死に方、見たでしょう?」

稲羽「……」

沙慈「そう……でごわすな。彼の死は……しかとこの目に焼き付いているでごわす」

那波「うふふ。出来る限り苦痛を与えた上で殺す、それがモノクマちゃんの言う処刑……」

モノクマ「人を拷問狂いみたいに言わないでくれるかな」

モノクマ「あれは敗者への罰であり、処刑であり……それらを内包したもの、おしおきなの!」

小倉「何が敗者なんだか……」

那波「……私がここから出ていくって事は……皆を苦しませた上で、殺してしまうって事だった」

モノクマ「まあ、クロを外したシロは全員処刑。そういうルールだからね」

那波「小さな子は……なるべく楽に死なせてあげたかった」

米菓「そ、……そんな理由で?」

那波「うん。米菓さんも。絡繰くんも。皆高校生、なんだけどね」

天草「容姿的に幼い方、という事ですか」

那波「そうね」

那波「でも私には、四季ヶ原さんだけで……精一杯だった」

那波「だから……リーチカさんの言っていた事、あながち間違いではないの」

杯「群れを……ってやつですね。うん☆」

リーチカ「…………」

那波「結局……皆が処刑されることは無くなったけど、ね」

天草「形はどうあれ、園芸部の方へ配慮した行動だった、という訳ですね」

橘高「チッ……殺される方からしたら、迷惑以外の何物でもない」

天草「それは御尤もですが……彼女としては、私達総てが殺される予定のようでしたから」

天草「苦痛を回避する方法として、直接の殺害が一番望ましかったのでしょう」

米菓「や、やっぱり納得できないのです……!」

米菓「ころ、殺してしまうなんて……」

モノクマ「那波さんには、オマエラ全員を殺してでも忘れたい記憶があったんだよ」

モノクマ「そう、子供に愛を与えるベビーシッターである那波さんは、両親から愛が貰えなかったんだ」

米菓「あい……?」

絡繰「……お前は、それを忘れたかったのか?」

那波「そう、ね。必要ない事だもの」

那波「でも、記憶なんてどうだっていいの……」

リーチカ「…………?」

那波「うふふ。今、私のお腹の中にはね……あの人との子がいるの」

え……?

稲羽「那波さん、には……子供がいるって、事ですか?」

那波「うん。まだ、出来たばかりの子なんだけど……ね」

那波「うふふ。ここに来る直前に……妊娠、してたの。……凄く、うれしかった」

那波さんは小さく笑いながら、自分のお腹を撫でる。

杯「それで、お腹がぺったんこ☆ なんですね~……」

辰爾「この年頃の娘を孕ませるたぁ……卑しい男だねぇ」

辰爾「……ひひ、そいつはいったい誰なんだい?」

那波「お父さん」

辰爾「ああー」

加々美「そう、なの……?」

那波「うふふ」

モノクマ「那波さんはお父さんに……そういう対象として弄ばれてたんだよ」

モノクマ「彼女はお母さんに捨てられてから、来る日も来る日も来る日も……」

モノクマ「お父さんのストレスや、生理現象……それらを処理する道具として役目を果たしていたんだ」

モノクマ「彼女は、お父さんの玩具にされてたんだ」

那波「……」

小倉「那波さんが望んでした事じゃないのかい……?」

モノクマ「那波さんはそんなの望んでいなかったと、ボクは思うよ」

小倉「なんでそんなことが分かるのさ」

モノクマ「言ったでしょ? ボクはオマエラの事なら、何でも知ってるんだよって」

米菓「ひえ……」

モノクマ「那波さんがベビーシッターを志したのも」

モノクマ「自分が愛されなかった分、誰かを愛してあげたかったから」

モノクマ「そういういきさつがあったんだ」

天草「何という事でしょうか……遣るせません、ね」

那波「うふふ。この子が私の元に来てくれたのは……。本当に、嬉しくて……幸せだったわ」

那波「この子の父親は……きっとこの子を歓迎してくれない」

那波「あの人は……子供は欲しくなかったみたい、だから」

小倉「……」

那波「でもね、父親がいなくても、愛をくれなくても……」

那波「母親である私が、めいっぱい愛してあげる。それで良かったの」

那波「……せめてこの子だけは、無事でいさせてあげたかったな」

那波さんはもう一度……自分のお腹を愛おしそうに撫ぜた。

橘高「貴様だけでなく、貴様の……子は、これから殺されるんだぞ。貴様の浅はかさによってだ」

那波「そう、ね……それは凄く、嫌」

那波「この子まで巻き添えになるのは……嫌よ」

橘高「何故四季ヶ原を殺した? ……言っておくが、理由を聞いているのではないぞ」

橘高「話を聞く限りでは、貴様は……子供を守りたかったのだろう?」

橘高「そうであれば……他にやりようもあった筈だ」

那波「……ここだと、何があるか、分からないもの」

那波「誰かが、誰かを殺そうとしている」

那波「私が死ぬのは良い……だけど、私が死ねば……この子まで殺されちゃう」

加々美「……」

那波「皆を犠牲にして、この子だけ助けるなんて……身勝手だって思う。けれど……」

辰爾「……なあ」

那波「うふ、ふ……なに?」

辰爾「あんた、記憶なんてどうでもいいって言ったけど……嘘だろう?」

那波「……な、に?」

辰爾「あんたは本当は、忘れたくて仕方がなかったんだ。だから四季ヶ原を躊躇いなく殺っちまった」

那波「そ、そんな事、ない」

那波さんは腕を抱えて僅かに震えている。

辰爾さんは構わず、滔々と言葉を続ける。

辰爾「人間は、強い目的の為なら迅速に動ける。それは殺しすらもだ」

辰爾「目障りな父親と母親の記憶を消して、自分の餓鬼と人生をやり直す……それがあんたの強い目的だったわけさ」

那波「違うわ…………違う……違う、違うッ!!!!!」

辰爾「わたくしにゃ分かるんだよ。あんたって奴は……わたくし達にそっくりだ」

辰爾「自分の強い欲の為なら、他全てを切り捨てられる図太さ」

辰爾「あんたの姿を見てると……ひひっ、自分を見ているようだ」

那波「違う……! 私は、この子を愛してるだけ……!! き、記憶なんて、どうだって……ッ!!!」

那波さんは、感情のままに叫ぶ。昂った感情をただ、ぶつけている。

……それは今まで、見る事のなかった姿だった。

那波「あの人、達の事なんて……私にはもう、関係、ない……」

辰爾「……ひひひ、良いざまじゃないか」

那波「う、う……」

加々美「そ、それ以上は、もう……」

辰爾「……分かってるよ」

モノクマ「うーん……もう、良いかな?」

米菓「よ、良くないのです!!」

モノクマ「って、言われてもやめないけど! ……そろそろアレ、始めちゃおうか?」

杯「Oh☆ アレ、ですね? きちゃうんですね~? ワクワク……☆」

杯「ワ、ワタシ……楽しみすぎて、臓物吐きそうです……☆」

ハック「て、てめー、そういう反応やめろよ……(死)」

稲羽「……」

天草「お待ちください。白黒の方」

モノクマ「…………え、もしかしてボクの事?」

天草「はい。少々提案が御座います」








天草「私を代わりに処刑……それで終わりとして頂けないでしょうか?」






稲羽「天草、さん?」

天草「ベビーシッターの方の子には、罪は存在しないのです」

那波「……」

天草「まだ、生を受けて間もない……そのような者が、ただ一方的に殺される。それは見過ごせません」

小倉「……キミは一応教祖だよね? キミの宗教はどうなんのさ」

天草「私は元より、神の御心に従い人々を救うのが役目。意志を継ぐ者さえいれば……」

天草「私は生きていてもいなくても、同じことなのです」

杯「寂しいですね……」

天草「もう3人もの犠牲を出してしまった……それでも今、この身を捧げ人を救えるのなら……私はその道を進みます」

天草「……ハッカーの方、私の意志を貴方様に託します」

ハック「オ、オレかよ!? ……い、嫌だぞオレは」

天草「……それは、残念ですね」ニコッ

ハック「……」

天草「……白黒の方。どうか」

モノクマ「うぷぷ」

モノクマ「おしおきされたいなら、自分で誰か殺さないと駄目だよ」

天草「……規則違反においても、殺して頂けるんですよね?」

モノクマ「うん、なに? 死にたいの?」

天草「私が規則違反を犯し、処刑された場合……ベビーシッターの方の処刑は免除となるのでしょうか?」

モノクマ「駄目、だね。ちゃんと別件として扱われるよ」

モノクマ「だからそうなると、キミ無駄死にだよ」

沙慈「……モノクマ、ちょいと」

モノクマ「何、肉達磨な沙慈クン」

沙慈「おいの命で、2人分。……これで、どうでしょうか?」

モノクマ「……」

天草「いけません。罪無き者が……」

沙慈「天草くんの覚悟、しかとこの身に染みたでごわす」

沙慈「おいも、那波の娘っこと、その子が生きる為……この命を使えるなら。それを選びたいでごわす」

稲羽「……」

2人は、本当に死ぬ気……だ。

これ以上、人が死ぬのは……嫌です。だったら、私、も……

モノクマ「……うん、じゃあ、良いかな」

ハック「良いのかよ……(引)」

稲羽「……っ」

杯「あ~あ。さよなら、ですね……」

天草「……そのようですね、道化師の方」

天草「貴方様は……もう少々、他者を傷つける程の好奇心は制御なさり……」

天草「そうして、皆様と共に、健全な道を歩んで行って欲しい……私は、そう願っておりますよ」

杯「……うーん。分かり、ました? HAHAHA……☆」

モノクマ「……うぷぷ」

モノクマ「それじゃ、天草クンと沙慈クンにはそれぞれ誰か1人、殺してもらおうかな」

沙慈「な……」

モノクマは、酷く機械的な表情で……冷えきった声で言い放った。

モノクマ「早く殺しなよ」

天草「規則違反では……なりませんか?」

モノクマ「それじゃ、割に合わないもん」

モノクマ「2人が誰かを殺して初めて、この提案は成立するんだ」

絡繰「……お前、正気なのか?」

モノクマ「ボクはいつだって正気だよ」

辰爾「わたくしは死にたくないね……殺すなら他の奴にしとくれよ」

米菓「べ、米菓は……」

橘高「やめろ、死んでいい人間など居はせんのだ……。自分の命を簡単に捨てるな」

沙慈「……」

モノクマ「殺せるわけないよね。那波さんは人殺しだもんね」

モノクマ「人殺しの為にまた人を殺すなんて無理だよね」

モノクマ「ほら、可哀想な那波さん。キミが早く死なないと皆が困っちゃうよ」

那波「……」

加々美「や、やめなさい!」

モノクマ「どうして? 遅かれ早かれ那波さんは死ぬじゃない」

加々美「アナタ……! 最低、だわ」

小倉「……優紫クン」

那波「……」

那波「この子、死んじゃうの……私のせい、ね」

那波「うふふ、あは……私、自分の為に……この子を巻き添えにした……のね」

那波「ごめん、ね……」

橘高「……貴様のした事は許せんが……頭を冷やす時間くらいは設けて貰いたい物だったな」

モノクマ「仕方ないよ、負けたクロは処刑。そういう決まりなんだ、ずーっとね」

モノクマ「ほら、橘高クン。オマエラ審判の大好きなルールだよ」

橘高「チッ、胸糞悪い……」

那波「うふ、ふ……」

モノクマ「皆も退屈だろうし、行こうか、那波さん」

米菓「た、退屈なんかじゃなななな……っ」

那波「……」

天草「ベビーシッターの方……現世に於いて貴方様を救う事が出来なかった」

天草「貴方様と、生れ落ちる事のないまま逝ってしまわれる子が……」

天草「冥府の地で安息を得られる事を、心より、祈っております……」

モノクマ「今回は、超高校級のベビーシッターである那波千代子さんの為に、スペシャルなおしおきを用意しました!」

那波「…………ごめんね、四季ヶ原さんを奪って、しまって」

稲羽「那波さん……?」

那波「……うふふ」

モノクマ「それでは、はりきっていきましょう!」



モノクマ「おしおきターイム!」

那波「さよ……なら」






          【GAMEOVER】
       ナバさんがクロにきまりました。
        おしおきをかいしします。




柔らかい色調の部屋。ベビーベッドが円形に並んでいる。

那波さんは夥しい数の赤ん坊に囲まれている。

――――――――――――――――――――――――――――――――


【餓鬼 -Hungry Baby-】超高校級のベビーシッター那波千代子処刑執行


――――――――――――――――――――――――――――――――

那波さんは、それらに手際よくお世話をしていく。

ミルクをあげ、離乳食を掬い、口に宛がう。眠れない子はあやしてあげている。

那波さんに抱きしめられた赤ん坊は、安らぎを見せている。

那波さんは一つも嫌そうなそぶりを見せず、ただ愛おしそうにあやしている。これがおしおきという事を忘れてしまう程に。

那波さんは一人ひとりに、愛情をもってお世話をしていく。

そこへ、モノクマが1枚の写真を落とした。那波さんは写真を目に捉える。

そこに写っていたのは……母親と、父親と、女の子。……家族の写真だった。

那波さんは写真を見て動揺する。……その拍子に、手にしていた離乳食を落としてしまう。

お皿から、中身が飛び散る。

その拍子に……赤ん坊達は一転、那波さんに群がって



グチャッ


……ゴリッ



群衆の蠢く音だけが聞こえる。

やがてその場には、肉が千切れる音と、骨が砕かれる咀嚼音が響く。

……視界の端に、引きずり出される赤黒い何かが見えた。

モノクマ「いやっほぅ!!! エクストリーームッ!!!!!」

天草「……」

辰爾「グロいねぇ」

モノクマによる2回目のおしおき。……私は、目を逸らすことが出来なかった。

それはやっぱり、人の死を弄ぶような……えげつないもので。

稲羽「……」

那波さんは生きたまま、体を……

杯「あははっ……食人趣向……☆ 過激です!!!」

杯「面白いです、うん!」

モノクマ「人間の肉って、どんな味がするんだろう」

モノクマ「ボク達が、ボク達という理性を確かにし続ける限り……未知の話だよね」

ハック「……(嫌悪)」

モノクマ「人は時に愛より……飢えをしのぐ事を求めるんだ。飢えてたら、愛だの言ってらんないしね」

モノクマ「食の飢えでも、性の飢えでも……飢えの前には、愛は無力という事です」

米菓「う……」

稲羽「米、菓ちゃん……?」




米菓ちゃんが膝をつき、その場にしゃがみ込む。

米菓ちゃんは口の中から……何かを吐き出している。

米菓「う、うぇ、ぇぇ……」

稲羽「……っ!?」

……彼女は、嘔吐していた。


沙慈「娘っこ……」

米菓「ごっ……ごめんなさ……汚いので……」

絡繰「とりあえず……これで凌いでくれ」

絡繰くんが白衣を脱ぎ、それを米菓ちゃんの下へ敷く。

米菓「だ、駄目……なのです……」

米菓ちゃんは拒絶の意は示しているものの、抵抗もままなっていなかった。

沙慈さんが、米菓ちゃんの背中をさすっている。

辰爾「那波の奴、引きちぎれてたねぇ……ぐちゃ、ってねぇ……」

辰爾「あいつは、どの段階で死に至ったんだろうねぇ……? ありゃー……酷い痛みだったんじゃないかい? ひひ、ぎゃぎゃぎゃっ!!!」

米菓「や、やめ……ぐぼぇぇ……」

沙慈「辰爾の娘っこ、今はよすでごわす……」

辰爾「へいよ……」

モノクマ「まさか、吐く人が出るなんて思わなかったな……」

モノクマ「……そうだ、リーチカさん。うぷぷ……人間ってどんな味がすると思う?」

リーチカ「…………知らない」

モノクマ「リーチカさんも肉食っぽいのになあ。ボクと同じでさ……」

リーチカ「…………共食いはしない」

リーチカ「…………」

モノクマ「へぇ……ま、どうでもいいけど!」

モノクマ「じゃあ、ボクは行くよ」

モノクマ「オマエラも、もう帰って休んだら? ばいばい」

加々美「……」

モノクマがいなくなっても。……残ったのは、喪失感だけだった。

橘高「おい…………米菓は、どうする……?」

絡繰「ああ……ボク様に任せてくれていい」

絡繰「あんまり何人も控えてると、かえって気まずくなるしな」

米菓「う、ぅ……」

橘高「すまんな……頼んだぞ」

ハック「お前……眠気がキてんじゃ無ーか……?(指摘)」

橘高「……不覚だが……な」

沙慈「個室に着くまで、おいが目覚ましとなりましょう……」

橘高「助かる……」

小倉「……ボク達も行こうか。優紫クン」

加々美「……」

気づいたときにはもう、絡繰くんと米菓ちゃんしか残っていなかった。

……米菓ちゃんの体が、酷く小さく見えた。

絡繰「稲羽も……早く休んだ方が良い」

稲羽「私は大丈夫です……米菓ちゃんを、放っておけません」

稲羽「それにやっぱり、女子も残っていた方が良いかと……」

絡繰「ん……そうか」

稲羽「はい……」

米菓「ううっ、稲羽、さん……」

稲羽「……」

米菓ちゃんを抱きしめ、あやすように撫でる。

米菓ちゃんだって……辛かったんですよね。

さっきまで、一緒にいた人が……あんな殺され方をされて……

米菓「うぅ……うわあああん……」

天草「……」

絡繰「……お前、何してるんだ?」

天草「祈りを捧げております。皆様へ、神の御加護が齎されるように……」

絡繰「そうか……よく分からないけど」

――――――

――――

――




部屋へ戻ってきた。

稲羽「……」

四季ヶ原ちゃんと、那波さんの死が……脳裏に鮮明に残っている。

立ち込める血の臭いも、千切られる肉の音も。……形を無くしていく姿も。

稲羽「……」




↓1(>>2-4から、生存者1名)

【一階:中庭】

稲羽「……」

中庭に足を踏み入れる。天窓から見える空は暗く……もう、夜になっているようだった。

……ここへ来ると、四季ヶ原ちゃんの事を思い出す。

稲羽「あれ……?」

暗い中に……人影が見える。……加々美さんだった。

加々美「……稲羽さん」

稲羽「小倉さんは……一緒じゃないんですか?」

加々美「……ええ、部屋で……待ってるわ」

稲羽「そう、ですか……」

稲羽「……」

しばし、お互いに無言だった。

ただ2人して、薔薇の傍に立っている。

……

どれぐらい経ったか分からない。加々美さんの方から、口を開いた。

加々美「……ねえ、那波さんの事……許せないって、思う?」

稲羽「え……え、っと」

許せない、とは思わなかった。

けど……四季ヶ原ちゃんが死なされている事を……私が許すなんて口にしていいのかは、分からなかった。

稲羽「……何とも……言えないです」

だから、こう答えるしかなかった。

稲羽「でも……那波さんが殺された、のは……悲しいです。あんなの……」

稲羽「那波さんの子供も……」

那波さんは子供を守る為に殺人を犯した。

結局、子供も……産まれる事無く、殺されてしまった。

加々美「……そう、よね」

稲羽「……」

加々美「那波さんが悪いわけじゃない……」

加々美「一番、悪いのは……」

加々美「……」

加々美さんの表情に影が差した……気がした。

稲羽「……加々美さん?」

加々美「…………あ……、そうね、モノクマだわ」

稲羽「……そう、ですね」

少しだけ、今日あった出来事を2人で話した。

……人に話すと、ある程度は落ち着けるようになったみたいです。

気持ちの整理はつかない、ですが。

加々美「あら……そろそろ行かないと、小倉さんが拗ねちゃうわね」

稲羽「……やっぱり……小倉さんの事、好きですよね?」

加々美「ええ……そうだけど」

加々美「……って、こ、恋人とかじゃ……ないからね?」

そうでしょうか……?

加々美「アハハ、じゃあね」

稲羽「はい、また明日」

そうだ……。明日は、来るんですよね……

また、ここで一日を過ごして。

稲羽「……」




【???】

小倉「……」

小倉「……優紫クン」

小倉「心配しないで。……ボクは、ずっとキミの傍にいる」

小倉「キミを見放したりなんて……しないから」

小倉「ボクはキミの為なら、何だって出来る……キミを、癒してあげる事も」

小倉「……ふふっ、愛してるよ」







【CHAPTER2】黄泉還る表裏一体

END

残り人数…12人


To Be Continued……




【INFO】
アイテム【植物図鑑】【哺乳瓶】を手に入れました。



【植物図鑑】
自作された植物図鑑。各植物の特性や受粉について纏められている。
添付される文章が官能小説のように生々しい。

【哺乳瓶】
那波の所持していた未使用の哺乳瓶。
育てる赤ん坊の人数分用意しているらしい。これはそのうちの1つのようだ。

2章が終了しました。ありがとうございました。
後日次スレを立てます。


最後に、加々美さんの料理の腕をお願いします。

↓1のコンマ

加々美…88

ありがとうございました!
四季ヶ原ーさんのおしおきも後日貼ります。

お疲れさまでした。

>>1です

このスレの更新を一旦停止します。

今までお付き合い頂いた方には本当に申し訳無いです。
報告が遅くなりすみませんでした。

いつか違った形で再開する事があったら、ぼちぼち見て頂けると嬉しいです。
とりあえずこのスレはHTML依頼に出します。

ありがとうございました。
それでは。┏○


山形県遊佐町立花笠中学校3年A組
男子生徒 番号 女子生徒
赤石 武也 (あかいし・たけなり) 01 井田 満花 (いだ・みつか)
宇佐美 光 (うさみ・ひかる) 02 河口 亜由子 (かわぐち・あゆこ)
小野 佑一 (おの・ゆういち) 03 北上 涼 (きたかみ・りょう)
栗山 秋 (くりやま・しゅう) 04 小泉 真希 (こいずみ・まき)
駒井 茂 (こまい・しげる) 05 五月 若菜 (さつき・わかな)
里田 君伸 (さとだ・きみのぶ) 06 城田 水穂 (しろた・みずほ)
進藤 淳 (しんどう・じゅん) 07 添口 彩 (そえぐち・あや)
高崎 要 (たかさき・かなめ) 08 高久 希 (たかく・のぞみ)
高柳 真白 (たかやぎ・ましろ) 09 高屋 まひる (たかや・まひる)
沼沢 次郎 (ぬまさわ・じろう) 10 夏目 春恵 (なつめ・はるえ)
平山 竜太 (ひらやま・りゅうた) 11 乃木 由依子 (のぎ・ゆいこ)
真堀 豊 (まほり・ゆたか) 12 長谷部 恭子 (はせべ・きょうこ)
森下 潤一 (もりした・じゅんいち) 13 藤田 千代 (ふじた・ちよ)
安原 伸行 (やすはら・のぶゆき) 14 村岡 鈴 (むらおか・すず)
柳 太助 (やなぎ・たすけ) 15 弥生 夏実 (やよい・なつみ)
吉岡 良太 (よしおか・りょうた) 16 湯浅 まりな (ゆあさ・まりな)
若月 直幸 (わかつき・なおゆき) 17 渡部 加代子 (わたべ・かよこ)


山形県遊佐町立花笠中学校3年A組
男子生徒 番号 女子生徒
赤石 武也 (あかいし・たけなり) 01 井田 満花 (いだ・みつか)
宇佐美 光 (うさみ・ひかる) 02 河口 亜由子 (かわぐち・あゆこ)
小野 佑一 (おの・ゆういち) 03 北上 涼 (きたかみ・りょう)
栗山 秋 (くりやま・しゅう) 04 小泉 真希 (こいずみ・まき)
駒井 茂 (こまい・しげる) 05 五月 若菜 (さつき・わかな)
里田 君伸 (さとだ・きみのぶ) 06 城田 水穂 (しろた・みずほ)
進藤 淳 (しんどう・じゅん) 07 添口 彩 (そえぐち・あや)
高崎 要 (たかさき・かなめ) 08 高久 希 (たかく・のぞみ)
高柳 真白 (たかやぎ・ましろ) 09 高屋 まひる (たかや・まひる)
沼沢 次郎 (ぬまさわ・じろう) 10 夏目 春恵 (なつめ・はるえ)
平山 竜太 (ひらやま・りゅうた) 11
真堀 豊 (まほり・ゆたか) 12 長谷部 恭子 (はせべ・きょうこ)
森下 潤一 (もりした・じゅんいち) 13 藤田 千代 (ふじた・ちよ)
14 村岡 鈴 (むらおか・すず)
柳 太助 (やなぎ・たすけ) 15 弥生 夏実 (やよい・なつみ)
吉岡 良太 (よしおか・りょうた) 16 湯浅 まりな (ゆあさ・まりな)
若月 直幸 (わかつき・なおゆき) 17 渡部 加代子 (わたべ・かよこ)


山形県遊佐町立花笠中学校3年A組
男子生徒 番号 女子生徒
赤石 武也 (あかいし・たけなり) 01 井田 満花 (いだ・みつか)
宇佐美 光 (うさみ・ひかる) 02 河口 亜由子 (かわぐち・あゆこ)
小野 佑一 (おの・ゆういち) 03 北上 涼 (きたかみ・りょう)
栗山 秋 (くりやま・しゅう) 04 小泉 真希 (こいずみ・まき)
駒井 茂 (こまい・しげる) 05 五月 若菜 (さつき・わかな)
里田 君伸 (さとだ・きみのぶ) 06 城田 水穂 (しろた・みずほ)
進藤 淳 (しんどう・じゅん) 07 添口 彩 (そえぐち・あや)
高崎 要 (たかさき・かなめ) 08 高久 希 (たかく・のぞみ)
高柳 真白 (たかやぎ・ましろ) 09 高屋 まひる (たかや・まひる)
沼沢 次郎 (ぬまさわ・じろう) 10 夏目 春恵 (なつめ・はるえ)
平山 竜太 (ひらやま・りゅうた) 11
真堀 豊 (まほり・ゆたか) 12
森下 潤一 (もりした・じゅんいち) 13 藤田 千代 (ふじた・ちよ)
14 村岡 鈴 (むらおか・すず)
柳 太助 (やなぎ・たすけ) 15 弥生 夏実 (やよい・なつみ)
吉岡 良太 (よしおか・りょうた) 16 湯浅 まりな (ゆあさ・まりな)
若月 直幸 (わかつき・なおゆき) 17 渡部 加代子 (わたべ・かよこ)


山形県遊佐町立花笠中学校3年A組
男子生徒 番号 女子生徒
赤石 武也 (あかいし・たけなり) 01 井田 満花 (いだ・みつか)
宇佐美 光 (うさみ・ひかる) 02 河口 亜由子 (かわぐち・あゆこ)
小野 佑一 (おの・ゆういち) 03 北上 涼 (きたかみ・りょう)
栗山 秋 (くりやま・しゅう) 04 小泉 真希 (こいずみ・まき)
駒井 茂 (こまい・しげる) 05 五月 若菜 (さつき・わかな)
里田 君伸 (さとだ・きみのぶ) 06 城田 水穂 (しろた・みずほ)
進藤 淳 (しんどう・じゅん) 07 添口 彩 (そえぐち・あや)
高崎 要 (たかさき・かなめ) 08 高久 希 (たかく・のぞみ)
高柳 真白 (たかやぎ・ましろ) 09 高屋 まひる (たかや・まひる)
沼沢 次郎 (ぬまさわ・じろう) 10 夏目 春恵 (なつめ・はるえ)
平山 竜太 (ひらやま・りゅうた) 11
真堀 豊 (まほり・ゆたか) 12
森下 潤一 (もりした・じゅんいち) 13 藤田 千代 (ふじた・ちよ)
14 村岡 鈴 (むらおか・すず)
柳 太助 (やなぎ・たすけ) 15 弥生 夏実 (やよい・なつみ)
吉岡 良太 (よしおか・りょうた) 16
17 渡部 加代子 (わたべ・かよこ)


山形県遊佐町立花笠中学校3年A組
男子生徒 番号 女子生徒
01 井田 満花 (いだ・みつか)
宇佐美 光 (うさみ・ひかる) 02 河口 亜由子 (かわぐち・あゆこ)
小野 佑一 (おの・ゆういち) 03 北上 涼 (きたかみ・りょう)
栗山 秋 (くりやま・しゅう) 04 小泉 真希 (こいずみ・まき)
駒井 茂 (こまい・しげる) 05 五月 若菜 (さつき・わかな)
里田 君伸 (さとだ・きみのぶ) 06 城田 水穂 (しろた・みずほ)
進藤 淳 (しんどう・じゅん) 07 添口 彩 (そえぐち・あや)
高崎 要 (たかさき・かなめ) 08 高久 希 (たかく・のぞみ)
高柳 真白 (たかやぎ・ましろ) 09 高屋 まひる (たかや・まひる)
沼沢 次郎 (ぬまさわ・じろう) 10 夏目 春恵 (なつめ・はるえ)
平山 竜太 (ひらやま・りゅうた) 11
真堀 豊 (まほり・ゆたか) 12
森下 潤一 (もりした・じゅんいち) 13 藤田 千代 (ふじた・ちよ)
14 村岡 鈴 (むらおか・すず)
柳 太助 (やなぎ・たすけ) 15 弥生 夏実 (やよい・なつみ)
吉岡 良太 (よしおか・りょうた) 16
17 渡部 加代子 (わたべ・かよこ)


山形県遊佐町立花笠中学校3年A組
男子生徒 番号 女子生徒
01 井田 満花 (いだ・みつか)
宇佐美 光 (うさみ・ひかる) 02 河口 亜由子 (かわぐち・あゆこ)
小野 佑一 (おの・ゆういち) 03 北上 涼 (きたかみ・りょう)
栗山 秋 (くりやま・しゅう) 04 小泉 真希 (こいずみ・まき)
駒井 茂 (こまい・しげる) 05 五月 若菜 (さつき・わかな)
里田 君伸 (さとだ・きみのぶ) 06 城田 水穂 (しろた・みずほ)
進藤 淳 (しんどう・じゅん) 07 添口 彩 (そえぐち・あや)
高崎 要 (たかさき・かなめ) 08 高久 希 (たかく・のぞみ)
高柳 真白 (たかやぎ・ましろ) 09 高屋 まひる (たかや・まひる)
沼沢 次郎 (ぬまさわ・じろう) 10 夏目 春恵 (なつめ・はるえ)
平山 竜太 (ひらやま・りゅうた) 11
真堀 豊 (まほり・ゆたか) 12
13 藤田 千代 (ふじた・ちよ)
14 村岡 鈴 (むらおか・すず)
柳 太助 (やなぎ・たすけ) 15 弥生 夏実 (やよい・なつみ)
吉岡 良太 (よしおか・りょうた) 16
17 渡部 加代子 (わたべ・かよこ)


山形県遊佐町立花笠中学校3年A組
男子生徒 番号 女子生徒
01 井田 満花 (いだ・みつか)
宇佐美 光 (うさみ・ひかる) 02 河口 亜由子 (かわぐち・あゆこ)
小野 佑一 (おの・ゆういち) 03 北上 涼 (きたかみ・りょう)
栗山 秋 (くりやま・しゅう) 04 小泉 真希 (こいずみ・まき)
駒井 茂 (こまい・しげる) 05 五月 若菜 (さつき・わかな)
里田 君伸 (さとだ・きみのぶ) 06 城田 水穂 (しろた・みずほ)
進藤 淳 (しんどう・じゅん) 07
高崎 要 (たかさき・かなめ) 08 高久 希 (たかく・のぞみ)
高柳 真白 (たかやぎ・ましろ) 09 高屋 まひる (たかや・まひる)
10 夏目 春恵 (なつめ・はるえ)
平山 竜太 (ひらやま・りゅうた) 11
真堀 豊 (まほり・ゆたか) 12
13 藤田 千代 (ふじた・ちよ)
14 村岡 鈴 (むらおか・すず)
柳 太助 (やなぎ・たすけ) 15 弥生 夏実 (やよい・なつみ)
吉岡 良太 (よしおか・りょうた) 16
17 渡部 加代子 (わたべ・かよこ)

1日目:根岸すず・襲撃失敗
2日目:周大樹、杉本陽翔・庄司蒼空
3日目:加納蓮・小池萌
4日目:中川未来、宇佐美慧、三上優花

勝者・佐藤彩乃



「きゃあああああああああ!」

目の前に広がった光景。大量の血、そして、プレス機。そこに美咲の姿はなかった。変わりに、血まみれのプレス機があった。

ピーンポーンパーンポーン

「死体が発見されました! 死体発見現場に集まって下さい! 一定の捜査時間後、学級裁判を開きます!」

そこには、ただ、陽気なモノクマの声だけが響いていた。

1年・小池萌、根岸すず
2年・宇佐美慧、杉本陽翔、中川未来、三上優花
3年・加納蓮、佐藤彩乃、周大樹、庄司蒼空

1年・小池萌
2年・宇佐美慧、杉本陽翔、中川未来、三上優花
3年・加納蓮、佐藤彩乃、周大樹、庄司蒼空

仁科愛梨:桜庭ななみ
多田友宏:太賀
井上このみ:竹富聖花
町村誠一郎:岡山天音
稲葉瞳:大沢ひかる
猪瀬尚子:梶原ひかり
川崎文隆:藤原薫
下林勇平:平埜生成
藤木毅:入江甚儀
井上真理絵:藤井美菜

仁科愛梨:桜庭ななみ
友宏:太賀
:竹富聖花
町村誠一郎:岡山天音
稲葉瞳:大沢ひかる
猪瀬:梶原ひかり
川崎文隆:藤原
下林勇平:平埜生成
藤木毅:入江甚儀
真理絵:藤井美菜

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福岡市立天神中学3年2組クラス名簿

男子 (氏名) あだ名 女子 (氏名) あだ名
M01 東  輝夫 あずま てるお テル F01 秋山 蘭 あきやま らん ラン
M02 井上 鐘山 いのうえ しょうざん ぞうさん F02 天地 里美 あまち  さとみ サトミ
M03 植野 金三 うえの きんぞう デメキン F03 一文字 貞子 いちもんじ さだこ サダコ
M04 岡田 尚之 おかだ なおゆき アニキ F04 神埼 千代 かんざき ちよ チヨ
M05 川上 優 かわかみ ゆう ユウ F05 霧島 リノ きりしま りの リノ
M06 古賀 英次 こが えいじ エッジ F06 近藤 眞子 こんどう まこ チビマコ
M07 佐々本 大吾 ささもと だいご ダイゴ F07 佐野 未冬 さの みふゆ ナンシー
M08 堤  和美 つつみ かずみ カズ F08 芝浦 順子 しばうら じゅんこ ジュン
M09 中嶋 弘志 なかじま ひろし ヒロシ F09 須藤 正美 すどう まさみ マサミ
M10 成川 鉄也 なりかわ てつや ナリ F10 高見沢 一子 たかみざわ いちこ イッコ
M11 早瀬 遼 はやせ りょう リョウ F11 手塚 晶子 てづか あきこ カエル
M12 福間 法正 ふくま ほうせい ホーセー F12 中村 さくら なかむら さくら サクラ
M13 洞山 和生 ほらやま かずお ホラ F13 西村 篤子 にしむら あつこ あっちゃん
M14 本田 耕作 ほんだ こうさく - F14 樋川 麻子 ひかわ あさこ デカマコ
M15 諸星 宗平 もろぼし そうへい デスカラ F15 藤井 亜衣 ふじい あい アイ
M16 森田 晃一 もりた こういち スター F16 本郷 佳代乃 ほんごう かよの ヒメ
M17 山本 建 やまもと けん ケン F17 南  光子 みなみ みつこ ミツコ
M18 行武 康裕 ゆくたけ やすひろ ハンゾー F18 村上 今日子 むらかみ きょうこ おきょう
M19 吉川 亘 よしかわ わたる コツ F19 和田 道子 わだ みちこ かあさん


福岡市立天神中学3年2組クラス名簿

男子 (氏名) あだ名 女子 (氏名) あだ名
M01 東  輝夫 あずま てるお テル F01 秋山 蘭 あきやま らん ラン
M02 井上 鐘山 いのうえ しょうざん ぞうさん F02 天地 里美 あまち  さとみ サトミ
M03 植野 金三 うえの きんぞう デメキン F03 一文字 貞子 いちもんじ さだこ サダコ
M04 岡田 尚之 おかだ なおゆき アニキ F04 神埼 千代 かんざき ちよ チヨ
M05 川上 優 かわかみ ゆう ユウ F05 霧島 リノ きりしま りの リノ
M06 古賀 英次 こが えいじ エッジ F06 近藤 眞子 こんどう まこ チビマコ
M07 佐々本 大吾 ささもと だいご ダイゴ F07 佐野 未冬 さの みふゆ ナンシー
M08 堤  和美 つつみ かずみ カズ F08 芝浦 順子 しばうら じゅんこ ジュン
M09 中嶋 弘志 なかじま ひろし ヒロシ F09 須藤 正美 すどう まさみ マサミ
M10 成川 鉄也 なりかわ てつや ナリ F10 高見沢 一子 たかみざわ いちこ イッコ
M11 早瀬 遼 はやせ りょう リョウ F11 手塚 晶子 てづか あきこ カエル
M12 福間 法正 ふくま ほうせい ホーセー F12 中村 さくら なかむら さくら サクラ
M13 洞山 和生 ほらやま かずお ホラ F13 西村 篤子 にしむら あつこ あっちゃん
M14 本田 耕作 ほんだ こうさく - F14 樋川 麻子 ひかわ あさこ デカマコ
M15 諸星 宗平 もろぼし そうへい デスカラ F15 藤井 亜衣 ふじい あい アイ
M16 森田 晃一 もりた こういち スター F16 本郷 佳代乃 ほんごう かよの ヒメ
M17 山本 建 やまもと けん ケン F17 南  光子 みなみ みつこ ミツコ
M18 行武 康裕 ゆくたけ やすひろ ハンゾー F18
M19 吉川 亘 よしかわ わたる コツ F19 和田 道子 わだ みちこ かあさん


福岡市立天神中学3年2組クラス名簿

男子 (氏名) あだ名 女子 (氏名) あだ名
M01 東  輝夫 あずま てるお テル F01 秋山 蘭 あきやま らん ラン
M02 井上 鐘山 いのうえ しょうざん ぞうさん F02 天地 里美 あまち  さとみ サトミ
M03 植野 金三 うえの きんぞう デメキン F03 一文字 貞子 いちもんじ さだこ サダコ
M04 岡田 尚之 おかだ なおゆき アニキ F04 神埼 千代 かんざき ちよ チヨ
M05 川上 優 かわかみ ゆう ユウ F05 霧島 リノ きりしま りの リノ
M06 古賀 英次 こが えいじ エッジ F06 近藤 眞子 こんどう まこ チビマコ
M07 佐々本 大吾 ささもと だいご ダイゴ F07 佐野 未冬 さの みふゆ ナンシー
M08 堤  和美 つつみ かずみ カズ F08 芝浦 順子 しばうら じゅんこ ジュン
M09 F09 須藤 正美 すどう まさみ マサミ
M10 成川 鉄也 なりかわ てつや ナリ F10 高見沢 一子 たかみざわ いちこ イッコ
M11 早瀬 遼 はやせ りょう リョウ F11 手塚 晶子 てづか あきこ カエル
M12 福間 法正 ふくま ほうせい ホーセー F12 中村 さくら なかむら さくら サクラ
M13 洞山 和生 ほらやま かずお ホラ F13 西村 篤子 にしむら あつこ あっちゃん
M14 本田 耕作 ほんだ こうさく - F14 樋川 麻子 ひかわ あさこ デカマコ
M15 諸星 宗平 もろぼし そうへい デスカラ F15 藤井 亜衣 ふじい あい アイ
M16 森田 晃一 もりた こういち スター F16 本郷 佳代乃 ほんごう かよの ヒメ
M17 山本 建 やまもと けん ケン F17 南  光子 みなみ みつこ ミツコ
M18 行武 康裕 ゆくたけ やすひろ ハンゾー F18
M19 吉川 亘 よしかわ わたる コツ F19 和田 道子 わだ みちこ かあさん


福岡市立天神中学3年2組クラス名簿

男子 (氏名) あだ名 女子 (氏名) あだ名
M01 東  輝夫 あずま てるお テル F01 秋山 蘭 あきやま らん ラン
M02 井上 鐘山 いのうえ しょうざん ぞうさん F02 天地 里美 あまち  さとみ サトミ
M03 植野 金三 うえの きんぞう デメキン F03 一文字 貞子 いちもんじ さだこ サダコ
M04 岡田 尚之 おかだ なおゆき アニキ F04 神埼 千代 かんざき ちよ チヨ
M05 川上 優 かわかみ ゆう ユウ F05 霧島 リノ きりしま りの リノ
M06 古賀 英次 こが えいじ エッジ F06 近藤 眞子 こんどう まこ チビマコ
M07 佐々本 大吾 ささもと だいご ダイゴ F07 佐野 未冬 さの みふゆ ナンシー
M08 堤  和美 つつみ かずみ カズ F08 芝浦 順子 しばうら じゅんこ ジュン
M09 F09 須藤 正美 すどう まさみ マサミ
M10 成川 鉄也 なりかわ てつや ナリ F10 高見沢 一子 たかみざわ いちこ イッコ
M11 早瀬 遼 はやせ りょう リョウ F11 手塚 晶子 てづか あきこ カエル
M12 福間 法正 ふくま ほうせい ホーセー F12 中村 さくら なかむら さくら サクラ
M13 洞山 和生 ほらやま かずお ホラ F13 西村 篤子 にしむら あつこ あっちゃん
M14 本田 耕作 ほんだ こうさく - F14 樋川 麻子 ひかわ あさこ デカマコ
M15 諸星 宗平 もろぼし そうへい デスカラ F15 藤井 亜衣 ふじい あい アイ
M16 F16 本郷 佳代乃 ほんごう かよの ヒメ
M17 山本 建 やまもと けん ケン F17 南  光子 みなみ みつこ ミツコ
M18 行武 康裕 ゆくたけ やすひろ ハンゾー F18
M19 吉川 亘 よしかわ わたる コツ F19 和田 道子 わだ みちこ かあさん


福岡市立天神中学3年2組クラス名簿

男子 (氏名) あだ名 女子 (氏名) あだ名
M01 東  輝夫 あずま てるお テル F01 秋山 蘭 あきやま らん ラン
M02 井上 鐘山 いのうえ しょうざん ぞうさん F02 天地 里美 あまち  さとみ サトミ
M03 植野 金三 うえの きんぞう デメキン F03 一文字 貞子 いちもんじ さだこ サダコ
M04 岡田 尚之 おかだ なおゆき アニキ F04
M05 川上 優 かわかみ ゆう ユウ F05 霧島 リノ きりしま りの リノ
M06 古賀 英次 こが えいじ エッジ F06 近藤 眞子 こんどう まこ チビマコ
M07 佐々本 大吾 ささもと だいご ダイゴ F07 佐野 未冬 さの みふゆ ナンシー
M08 堤  和美 つつみ かずみ カズ F08 芝浦 順子 しばうら じゅんこ ジュン
M09 F09 須藤 正美 すどう まさみ マサミ
M10 成川 鉄也 なりかわ てつや ナリ F10 高見沢 一子 たかみざわ いちこ イッコ
M11 早瀬 遼 はやせ りょう リョウ F11 手塚 晶子 てづか あきこ カエル
M12 福間 法正 ふくま ほうせい ホーセー F12 中村 さくら なかむら さくら サクラ
M13 洞山 和生 ほらやま かずお ホラ F13 西村 篤子 にしむら あつこ あっちゃん
M14 本田 耕作 ほんだ こうさく - F14 樋川 麻子 ひかわ あさこ デカマコ
M15 諸星 宗平 もろぼし そうへい デスカラ F15 藤井 亜衣 ふじい あい アイ
M16 F16 本郷 佳代乃 ほんごう かよの ヒメ
M17 山本 建 やまもと けん ケン F17 南  光子 みなみ みつこ ミツコ
M18 行武 康裕 ゆくたけ やすひろ ハンゾー F18
M19 吉川 亘 よしかわ わたる コツ F19 和田 道子 わだ みちこ かあさん


福岡市立天神中学3年2組クラス名簿

男子 (氏名) あだ名 女子 (氏名) あだ名
M01 東  輝夫 あずま てるお テル F01 秋山 蘭 あきやま らん ラン
M02 井上 鐘山 いのうえ しょうざん ぞうさん F02 天地 里美 あまち  さとみ サトミ
M03 植野 金三 うえの きんぞう デメキン F03 一文字 貞子 いちもんじ さだこ サダコ
M04 岡田 尚之 おかだ なおゆき アニキ F04
M05 川上 優 かわかみ ゆう ユウ F05 霧島 リノ きりしま りの リノ
M06 古賀 英次 こが えいじ エッジ F06 近藤 眞子 こんどう まこ チビマコ
M07 佐々本 大吾 ささもと だいご ダイゴ F07 佐野 未冬 さの みふゆ ナンシー
M08 堤  和美 つつみ かずみ カズ F08 芝浦 順子 しばうら じゅんこ ジュン
M09 F09 須藤 正美 すどう まさみ マサミ
M10 成川 鉄也 なりかわ てつや ナリ F10 高見沢 一子 たかみざわ いちこ イッコ
M11 早瀬 遼 はやせ りょう リョウ F11 手塚 晶子 てづか あきこ カエル
M12 福間 法正 ふくま ほうせい ホーセー F12 中村 さくら なかむら さくら サクラ
M13 洞山 和生 ほらやま かずお ホラ F13 西村 篤子 にしむら あつこ あっちゃん
M14 本田 耕作 ほんだ こうさく - F14 樋川 麻子 ひかわ あさこ デカマコ
M15 諸星 宗平 もろぼし そうへい デスカラ F15
M16 F16 本郷 佳代乃 ほんごう かよの ヒメ
M17 山本 建 やまもと けん ケン F17 南  光子 みなみ みつこ ミツコ
M18 行武 康裕 ゆくたけ やすひろ ハンゾー F18
M19 吉川 亘 よしかわ わたる コツ F19 和田 道子 わだ みちこ かあさん


福岡市立天神中学3年2組クラス名簿

男子 (氏名) あだ名 女子 (氏名) あだ名
M01 東  輝夫 あずま てるお テル F01 秋山 蘭 あきやま らん ラン
M02 井上 鐘山 いのうえ しょうざん ぞうさん F02 天地 里美 あまち  さとみ サトミ
M03 植野 金三 うえの きんぞう デメキン F03 一文字 貞子 いちもんじ さだこ サダコ
M04 岡田 尚之 おかだ なおゆき アニキ F04
M05 川上 優 かわかみ ゆう ユウ F05 霧島 リノ きりしま りの リノ
M06 古賀 英次 こが えいじ エッジ F06 近藤 眞子 こんどう まこ チビマコ
M07 佐々本 大吾 ささもと だいご ダイゴ F07 佐野 未冬 さの みふゆ ナンシー
M08 堤  和美 つつみ かずみ カズ F08 芝浦 順子 しばうら じゅんこ ジュン
M09 F09 須藤 正美 すどう まさみ マサミ
M10 成川 鉄也 なりかわ てつや ナリ F10 高見沢 一子 たかみざわ いちこ イッコ
M11 早瀬 遼 はやせ りょう リョウ F11 手塚 晶子 てづか あきこ カエル
M12 福間 法正 ふくま ほうせい ホーセー F12 中村 さくら なかむら さくら サクラ
M13 洞山 和生 ほらやま かずお ホラ F13 西村 篤子 にしむら あつこ あっちゃん
M14 本田 耕作 ほんだ こうさく - F14 樋川 麻子 ひかわ あさこ デカマコ
M15 諸星 宗平 もろぼし そうへい デスカラ F15
M16 F16 本郷 佳代乃 ほんごう かよの ヒメ
M17 山本 建 やまもと けん ケン F17
M18 行武 康裕 ゆくたけ やすひろ ハンゾー F18
M19 吉川 亘 よしかわ わたる コツ F19 和田 道子 わだ みちこ かあさん


福岡市立天神中学3年2組クラス名簿

男子 (氏名) あだ名 女子 (氏名) あだ名
M01 東  輝夫 あずま てるお テル F01 秋山 蘭 あきやま らん ラン
M02 井上 鐘山 いのうえ しょうざん ぞうさん F02 天地 里美 あまち  さとみ サトミ
M03 植野 金三 うえの きんぞう デメキン F03 一文字 貞子 いちもんじ さだこ サダコ
M04 岡田 尚之 おかだ なおゆき アニキ F04
M05 川上 優 かわかみ ゆう ユウ F05 霧島 リノ きりしま りの リノ
M06 古賀 英次 こが えいじ エッジ F06 近藤 眞子 こんどう まこ チビマコ
M07 佐々本 大吾 ささもと だいご ダイゴ F07 佐野 未冬 さの みふゆ ナンシー
M08 堤  和美 つつみ かずみ カズ F08 芝浦 順子 しばうら じゅんこ ジュン
M09 F09 須藤 正美 すどう まさみ マサミ
M10 成川 鉄也 なりかわ てつや ナリ F10 高見沢 一子 たかみざわ いちこ イッコ
M11 早瀬 遼 はやせ りょう リョウ F11 手塚 晶子 てづか あきこ カエル
M12 福間 法正 ふくま ほうせい ホーセー F12 中村 さくら なかむら さくら サクラ
M13 洞山 和生 ほらやま かずお ホラ F13 西村 篤子 にしむら あつこ あっちゃん
M14 本田 耕作 ほんだ こうさく - F14 樋川 麻子 ひかわ あさこ デカマコ
M15 諸星 宗平 もろぼし そうへい デスカラ F15
M16 F16 本郷 佳代乃 ほんごう かよの ヒメ
M17 山本 建 やまもと けん ケン F17
M18 行武 康裕 ゆくたけ やすひろ ハンゾー F18
M19 F19 和田 道子 わだ みちこ かあさん


1993年度神奈川県私立神奈川国際学園中等部3年2組名簿
男子 女子
1 楠 哲平 (くすのき てっぺい) あああ    1 五十嵐 桃子 (いがらし とうこ)
2 七姫 蓮  (ななひめ れん) 2 椎名 未来 (しいな みらい)
3 服部 眞人 (はっとり まさと) 3 三咲 優 (みさき ゆう)
4 柳生 敏哉 (やぎゅう としや)


1993年度神奈川県私立神奈川国際学園中等部3年2組名簿
男子 女子
1 楠 哲平 (くすのき てっぺい) あああ    1
2 七姫 蓮  (ななひめ れん) 2 椎名 未来 (しいな みらい)
3 服部 眞人 (はっとり まさと) 3 三咲 優 (みさき ゆう)
4 柳生 敏哉 (やぎゅう としや)


1993年度神奈川県私立神奈川国際学園中等部3年2組名簿
男子 女子
1 楠 哲平 (くすのき てっぺい) あああ    1
2 七姫 蓮  (ななひめ れん) 2 椎名 未来 (しいな みらい)
3 服部 眞人 (はっとり まさと) 3 三咲 優 (みさき ゆう)


1993年度神奈川県私立神奈川国際学園中等部3年2組名簿
男子 女子
1 楠 哲平 (くすのき てっぺい) あああ    1
2 七姫 蓮  (ななひめ れん) 2 椎名 未来 (しいな みらい)
3 3 三咲 優 (みさき ゆう)


1993年度神奈川県私立神奈川国際学園中等部3年2組名簿
男子 女子
1     1
2 七姫 蓮  (ななひめ れん) 2 椎名 未来 (しいな みらい)
3 3 三咲 優 (みさき ゆう)


1993年度神奈川県私立神奈川国際学園中等部3年2組名簿
男子 女子
1     1
2 七姫 蓮  (ななひめ れん) 2 椎名 未来 (しいな みらい)
3 3

私が警視庁で話した事は何の意味もなかったの?

「はぁ!

山口、いくら彼氏でも、裏切りものを庇うと、お前も裏切りもの扱いにするからな。

みんな聞いてくれ。

諏訪が警察にペナルティの事をチクリったせいで、青葉校長が逮捕されたんだぜ。

もし青葉学園が閉校にでもなったら、全員、諏訪のせいで借金を背負う事になる。

なぁ、諏訪。そうだよな?」

そんな……私はみんなの為に……

言い返そうと顔を上げると、みんなの刺すような視線。

「それなのに、校長が代わって、ペナルティもなしとは救われたよな?

テストが悪いだけで殺されたやつもいるのにな。

お前ら、諏訪をどう思う?」

「殺しちゃうべきだよね?」

「裏切りものには死の制裁を!」

「ペナルティなしなんてありえないだろ?

それじゃ、ペナルティ受けたやつが可哀想だよな」

居たたまれなくなって、教室から飛び出した。

青葉学園から、みんなを救いたいと思ってした事だったのに。

もう隼人君以外信じられない。

いつもの桜の木の下で泣き崩れた。

マナーモードのスマホが振動して、メールの着信を知らせている。

すぐにスマホをポケットから取り出し差出人を見ると、青葉学園になっていた。

どうして青葉学園から?

 時間はかかりましたが、無事第一作目「終わりに続く階段」完結いたしました。
 まぁ色々反省点や全体の描写の甘さが目立つ作品になりましたが、そこは愛嬌で…
 オーソドックスなオリバトを書きたいと思って造ったこの作品。
 いまやオーソドックスなのかよく分からない出来になってしまいました。
 少人数ということをあまり生かせず、すぐに死んでしまった3人には申し訳ない気が…
 最期に優勝者を出すか椎名と七姫を相討ちにさせるか考えましたが、結果優勝を椎名と置いた作品になりました。
 椎名は反政府組織に入ることを決意しましたが、すみません登場は未定です(汗)
 椎名の再登場は三作目に期待です^^;
 この作品を読んでくださった読者様、作者様
 本当にありがとうございました。
 次回作はよりよい作品にするので期待してください。

 

学校3年C組

男子 女子
1 稲尾 亘 (イナオ ワタル) あああ    1 有森 登世子 (アリモリ チヨコ)
2 江頭 隆平 (エガシラ リュウヘイ) 2 大森 早苗 (オオモリ サナエ)
3 [切腹] 洋介 (カメダ ヨウスケ) 3 叶 ゆきな (カノウ ユキナ)
4 小森 信二 (コモリ シンジ) 4 岸間 雪 (キシマ ユキ)
5 品川 柚希 (シナガワ ユズキ) 5 久保田 奏 (クボタ カナデ)
6 東雲 悠 (シノノメ ユウ) 6 佐伯 ゆか (サエキ ユカ)
7 園部 貴之 (ソノベ タカユキ) 7 笹塚 由真 (ササヅカ ユマ)
8 中野 章吉 (ナカノ ショウキチ) 8 菅野 桜子 (スガノ サクラコ)
9 乃木 順平 (ノギ ジュンペイ) 9 竹林 葵 (タケバヤシ アオイ)
10 日比野 草太 (ヒビノ ソウタ) 10 土屋 香澄 (ツチヤ カスミ)
11 船川 亮 (フナカワ アキラ) 11 船川 唯 (フナカワ ユイ)
12 牧園 冬馬 (マキゾノ トウマ) 12 保住 真樹 (ホズミ マキ)
13 松浦 栄斗 (マツウラ エイト) 13 真鍋 凛 (マナベ リン)
14 皆川 陣 (ミナカワ ジン) 14 水野 久枝 (ミズノ ヒサエ)
15 村田 喜一 (ムラタ キイチ) 15 麦島 瑞希 (ムギシマ ミズキ)
16 百瀬 幸成 (モモセ ユキナリ) 16 森川 つむぎ (モリカワ ツムギ)
17 和久井 秀吉 (ワクイ ヒデヨシ) 17 湯浅 舞 (ユアサ マイ)
18 柳  修也 (ヤナギ シュウヤ) 18 横川 翔子 (ヨコカワ ショウコ)
転校生

1 七姫 聖 (ナナヒメ ヒジリ) 1 赤町 香奈 (アママチ カナ)


2005年度私立弥生学園中等部3年2組

男子 女子
秋野雄太(あきのゆうた) 1 相川未優(あいかわみゆう)
上野拓海(うえのたくみ) 2 飯田愛奈(いいだあいな)
江川剛(えがわつよし) 3 上原杏奈(うえはらあんな)
小川誠(おがわまこと) 4 岡山優(おかやまゆう)
柿沼恭平(かきぬまきょうへい) 5 如月ゆり(きさらぎゆり)
木村陽(きむらよう) 6 小原香織(こはらかおり)
佐藤智也(さとうともや) 7 須藤真理子(すどうまりこ)
佐藤淳平(さとうじゅんぺい) 8 瀬川咲那(せがわさきな)
新藤進(しんどうすすむ) 9 田川彩佳(たがわあやか)
田原駿(たはらしゅん) 10 高橋早苗(たかはしさなえ)
戸部隆之(とべたかゆき) 11 氷室あんず(ひむろあんず)
服部潤一(はっとりじゅんいち) 12 藤原綾(ふじわらあや)
長谷川直樹(はせがわなおき) 13 丸山マナミ(まるやままなみ)
前田秀明(まえだひであき) 14 水瀬亜紀(みなせあき)
町野裕也(まちのゆうや) 15 宮城美琴(みやぎみこと)
皆川治樹(みなかわはるき) 16 吉野里穂(よしのりほ)
矢田勇一(やだゆういち) 17 渡辺悠希(わたなべゆうき)


2005年度私立弥生学園中等部3年2組

男子 女子
秋野雄太(あきのゆうた) 1 相川未優(あいかわみゆう)
上野拓海(うえのたくみ) 2 飯田愛奈(いいだあいな)
江川剛(えがわつよし) 3 上原杏奈(うえはらあんな)
小川誠(おがわまこと) 4 岡山優(おかやまゆう)
柿沼恭平(かきぬまきょうへい) 5 如月ゆり(きさらぎゆり)
木村陽(きむらよう) 6 小原香織(こはらかおり)
佐藤智也(さとうともや) 7 須藤真理子(すどうまりこ)
佐藤淳平(さとうじゅんぺい) 8 瀬川咲那(せがわさきな)
新藤進(しんどうすすむ) 9 田川彩佳(たがわあやか)
田原駿(たはらしゅん) 10 高橋早苗(たかはしさなえ)
戸部隆之(とべたかゆき) 11
服部潤一(はっとりじゅんいち) 12 藤原綾(ふじわらあや)
長谷川直樹(はせがわなおき) 13 丸山マナミ(まるやままなみ)
14 水瀬亜紀(みなせあき)
町野裕也(まちのゆうや) 15 宮城美琴(みやぎみこと)
皆川治樹(みなかわはるき) 16 吉野里穂(よしのりほ)
矢田勇一(やだゆういち) 17 渡辺悠希(わたなべゆうき)


東京都都立福寿学校中等部 3年B組
男子1番:安斎 雅人(あんざい まさと)
男子2番:佐久間 透(さくま とおる)
男子3番:関 友哉(せき ともや)
男子4番:遠野 和志(とおの かずし)
男子5番:芳澤 裕樹(よしざわ ゆうき)

女子1番:上松 花梨(うえまつ かりん)
女子2番:郡山 アザミ(こおりやま あざみ)
女子3番:十里木 羽須美(じゅうりぎ はすみ)
女子4番:永崎 未来(ながさき みらい)
女子5番:湯河原 壱予(ゆがわら いよ)

転校生:日向 鈴(ひるが すず)

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出席番号・名前 男子7番・早乙女仁
身長・体重 167cm・60kg
所属 無所属
容姿 いつもボサボサの髪型。色黒。
性格等 サバイバルゲーム好きだが、のんびりとしていて穏やかな性格。友人はそこそこ。
知力

体力

統率力

敏捷性

攻撃性

決断力 ★★

★★





★★


~プログラム中情報~

支給武器 小刀
加害者 成瀬隆久(男子12番)
被害者 なし
死因 首を絞められ窒息死
行動履歴 D-1に潜んでいたがD-1が禁止エリアに指定され移動する。
E-1まで移動したが、油断しているところを後を付けていた
成瀬隆久に首を絞められ死亡した(15話)

v3生き残り予想メンバー
赤松楓
王馬小吉
キーボ
最原終一
茶柱転子
夢野秘密子

公立
入間、最原、真宮寺、茶柱、春川

私立
赤松、王馬、ゴン太、つむぎ、東条、百田、夢野

不明
天海、キーボ、星、アンジー

最後の投票
無印・仁科愛梨、井上このみ、多田友宏
ビースト・樺山由佳、対馬瞳、宗像美海
フォックス・森井あやか、橘有希、佐伯桃子、ジョー、多喜川陽介、戸塚芽亜里
プリズン・乾朱莉、相馬葵、阿久津悠生、丸山岳男
ラヴァーズ・高野蘭子、八木ひなた、海老原一香、梅津楓、吉原虎之介
マッド・佐藤彩乃、宇佐美慧、三上優花、中川未来

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子

1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 大槻 貴之 (おおつき  たかゆき) 2 伊佐治 美湖 (いさじ  よしこ)
3 長内 章仁 (おさない  あきひと) 3 梅田   美也子 (うめだ  みやこ)
4 梶田 広幸 (かじた   ひろゆき) 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 河野 猛 (かわの  たけし) 5 尾崎   奈々 (おざき  なな)
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 城川 亮 (しろかわ  あきら) 7 木原   涼子 (きはら  りょうこ)
8 堂浦 修 (どううら  おさむ) 8 久保田 智子 (くぼた  ともこ)
9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 富崎 勝利 (とみさき  かつとし) 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11 塩沢   冴子 (しおざわ さえこ)
12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12 遠山   奈津紀 (とおやま なつき)
13 樋口 勇樹 (ひぐち   ゆうき) 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15 永田   弥生 (ながた  やよい)
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 溝下 慎二 (みぞした  しんじ) 17 本吉   美樹 (もとよし  みき)
18 桃田 昇 (ももた   のぼる) 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 森山 文規 (もりやま  ふみのり) 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子

1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 大槻 貴之 (おおつき  たかゆき) 2 伊佐治 美湖 (いさじ  よしこ)
3 長内 章仁 (おさない  あきひと) 3

4 梶田 広幸 (かじた   ひろゆき) 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 河野 猛 (かわの  たけし) 5 尾崎   奈々 (おざき  なな)
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 城川 亮 (しろかわ  あきら) 7 木原   涼子 (きはら  りょうこ)
8 堂浦 修 (どううら  おさむ) 8 久保田 智子 (くぼた  ともこ)
9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 富崎 勝利 (とみさき  かつとし) 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11 塩沢   冴子 (しおざわ さえこ)
12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12 遠山   奈津紀 (とおやま なつき)
13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15 永田   弥生 (ながた  やよい)
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 溝下 慎二 (みぞした  しんじ) 17 本吉   美樹 (もとよし  みき)
18 桃田 昇 (ももた   のぼる) 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 森山 文規 (もりやま  ふみのり) 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子

1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 大槻 貴之 (おおつき  たかゆき) 2 伊佐治 美湖 (いさじ  よしこ)
3 長内 章仁 (おさない  あきひと) 3

4 梶田 広幸 (かじた   ひろゆき) 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 河野 猛 (かわの  たけし) 5 尾崎   奈々 (おざき  なな)
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 城川 亮 (しろかわ  あきら) 7

8 堂浦 修 (どううら  おさむ) 8 久保田 智子 (くぼた  ともこ)
9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 富崎 勝利 (とみさき  かつとし) 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11 塩沢   冴子 (しおざわ さえこ)
12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12 遠山   奈津紀 (とおやま なつき)
13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15 永田   弥生 (ながた  やよい)
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 溝下 慎二 (みぞした  しんじ) 17 本吉   美樹 (もとよし  みき)
18 桃田 昇 (ももた   のぼる) 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 森山 文規 (もりやま  ふみのり) 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子

1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 大槻 貴之 (おおつき  たかゆき) 2 伊佐治 美湖 (いさじ  よしこ)
3 長内 章仁 (おさない  あきひと) 3

4 梶田 広幸 (かじた   ひろゆき) 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 河野 猛 (かわの  たけし) 5 尾崎   奈々 (おざき  なな)
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 城川 亮 (しろかわ  あきら) 7

8 堂浦 修 (どううら  おさむ) 8 久保田 智子 (くぼた  ともこ)
9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 富崎 勝利 (とみさき  かつとし) 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11 塩沢   冴子 (しおざわ さえこ)
12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15 永田   弥生 (ながた  やよい)
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 溝下 慎二 (みぞした  しんじ) 17 本吉   美樹 (もとよし  みき)
18 桃田 昇 (ももた   のぼる) 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 森山 文規 (もりやま  ふみのり) 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

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担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子

1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 大槻 貴之 (おおつき  たかゆき) 2 伊佐治 美湖 (いさじ  よしこ)
3 長内 章仁 (おさない  あきひと) 3

4 梶田 広幸 (かじた   ひろゆき) 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 河野 猛 (かわの  たけし) 5 尾崎   奈々 (おざき  なな)
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 城川 亮 (しろかわ  あきら) 7

8 堂浦 修 (どううら  おさむ) 8 久保田 智子 (くぼた  ともこ)
9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11 塩沢   冴子 (しおざわ さえこ)
12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15 永田   弥生 (ながた  やよい)
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17 本吉   美樹 (もとよし  みき)
18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 森山 文規 (もりやま  ふみのり) 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 大槻 貴之 (おおつき  たかゆき) 2
3 長内 章仁 (おさない  あきひと) 3

4 梶田 広幸 (かじた   ひろゆき) 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 河野 猛 (かわの  たけし) 5 尾崎   奈々 (おざき  なな)
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 城川 亮 (しろかわ  あきら) 7

8 堂浦 修 (どううら  おさむ) 8 久保田 智子 (くぼた  ともこ)
9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11 塩沢   冴子 (しおざわ さえこ)
12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15 永田   弥生 (ながた  やよい)
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17 本吉   美樹 (もとよし  みき)
18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 森山 文規 (もりやま  ふみのり) 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 大槻 貴之 (おおつき  たかゆき) 2
3 長内 章仁 (おさない  あきひと) 3

4 梶田 広幸 (かじた   ひろゆき) 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 5 尾崎   奈々 (おざき  なな)
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 城川 亮 (しろかわ  あきら) 7

8 堂浦 修 (どううら  おさむ) 8 久保田 智子 (くぼた  ともこ)
9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11 塩沢   冴子 (しおざわ さえこ)
12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15 永田   弥生 (ながた  やよい)
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17 本吉   美樹 (もとよし  みき)
18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 森山 文規 (もりやま  ふみのり) 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 大槻 貴之 (おおつき  たかゆき) 2
3 長内 章仁 (おさない  あきひと) 3

4 梶田 広幸 (かじた   ひろゆき) 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 5 尾崎   奈々 (おざき  なな)
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7

8 堂浦 修 (どううら  おさむ) 8 久保田 智子 (くぼた  ともこ)
9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11 塩沢   冴子 (しおざわ さえこ)
12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15 永田   弥生 (ながた  やよい)
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17 本吉   美樹 (もとよし  みき)
18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 森山 文規 (もりやま  ふみのり) 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 大槻 貴之 (おおつき  たかゆき) 2
3 長内 章仁 (おさない  あきひと) 3
4 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7

8 堂浦 修 (どううら  おさむ) 8 久保田 智子 (くぼた  ともこ)
9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11 塩沢   冴子 (しおざわ さえこ)
12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15 永田   弥生 (ながた  やよい)
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17 本吉   美樹 (もとよし  みき)
18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 森山 文規 (もりやま  ふみのり) 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 大槻 貴之 (おおつき  たかゆき) 2
3 長内 章仁 (おさない  あきひと) 3
4 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7

8 堂浦 修 (どううら  おさむ) 8 久保田 智子 (くぼた  ともこ)
9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11 塩沢   冴子 (しおざわ さえこ)
12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17 本吉   美樹 (もとよし  みき)
18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 森山 文規 (もりやま  ふみのり) 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7

8 堂浦 修 (どううら  おさむ) 8 久保田 智子 (くぼた  ともこ)
9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11 塩沢   冴子 (しおざわ さえこ)
12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17 本吉   美樹 (もとよし  みき)
18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 森山 文規 (もりやま  ふみのり) 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7

8 堂浦 修 (どううら  おさむ) 8
9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11 塩沢   冴子 (しおざわ さえこ)
12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17 本吉   美樹 (もとよし  みき)
18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 森山 文規 (もりやま  ふみのり) 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7
8 8

9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11 塩沢   冴子 (しおざわ さえこ)
12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17 本吉   美樹 (もとよし  みき)
18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 森山 文規 (もりやま  ふみのり) 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7
8 8

9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11 塩沢   冴子 (しおざわ さえこ)
12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17 本吉   美樹 (もとよし  みき)
18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7
8 8

9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11 塩沢   冴子 (しおざわ さえこ)
12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17

18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7
8 8

9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11

12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17

18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 19 矢山   千恵 (ややま  ちえ)
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7
8 8

9 登内 陽介 (とのうち  ようすけ) 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11

12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 藤井 清吾 (ふじい   せいご) 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17

18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 19

20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7
8 8

9 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11

12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17

18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 19

20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20 冷泉   静香 (れいぜい しずか)
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1 石本 竜太郎 (いしもと りゅうたろう) あああ    1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7
8 8

9 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11

12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17

18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 19

20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1     1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7
8 8

9 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11

12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17

18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 19

20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21 和栗   怜花 (わぐり   れいか)

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1     1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4 大薗   規子 (おおぞの のりこ)
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7
8 8

9 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11

12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17

18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 19
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1     1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7
8 8

9 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11

12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17

18 18 山野   由加 (やまの  ゆか)
19 19
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1     1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6 川越   あゆみ (かわごえ あゆみ)
7 7
8 8

9 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11

12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17

18 18
19 19
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1     1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6
7 7
8 8

9 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11

12 服部 伸也 (はっとり  しんや) 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17

18 18
19 19
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1     1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6
7 7
8 8

9 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11

12 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17

18 18
19 19
20 吉村 克明 (よしむら  かつあき) 20
21 度会 裕隆 (わたらい ひろたか) 21

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1     1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6
7 7
8 8

9 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11

12 12

13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 14 豊浜   ほのか (とよはま ほのか)
15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17

18 18
19 19
20 20
21 21

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1     1 浅井   里江 (あさい  りえ)
2 2
3 3
4 4
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6
7 7
8 8

9 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11

12 12
13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 14

15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17

18 18
19 19
20 20
21 21

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1    1
2 2
3 3
4 4
5 5
6 黒野 紀広 (くろの   のりひろ) 6
7 7
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9 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11

12 12
13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 14

15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17

18 18
19 19
20 20
21 21

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1    1
2 2
3 3
4 4
5 5
6 6
7 7
8 8

9 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11

12 12
13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 14

15 松尾 康之 (まつお   やすゆき) 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17

18 18
19 19
20 20
21 21

山之江市立山之江東中学3年2組クラス名簿

担任  川渕源一(かわぶち げんいち)

男子 女子
1    1
2 2
3 3
4 4
5 5
6 6
7 7
8 8

9 9 坂持   美咲 (さかもち みさき)
10 10 佐々木 はる奈 (ささき   はるな)
11 中上 勇一 (なかがみ ゆういち) 11

12 12
13 13 遠山   奈津美 (とおやま なつみ)
14 14
15 15
16 松崎 稔 (まつざき  みのる) 16 真砂   彩香 (まさご   あやか)
17 17
18 18
19 19
20 20
21 21


神戸東第一中学3年4組クラス名簿

旧担任:三谷照吉             新担任:朝宮みさき

M01 相沢 芳夫 あいざわ よしお 吹奏楽部 F01 新井 真里 あらい まり
M02 石田 正晴 いしだ まさはる 野球部 F02 遠藤 絹子 えんどう きぬこ 剣道部
M03 上島 裕介 うえしま ゆうすけ ラグビー部 F03 小田 雅代 おだ まさよ 野球部マネ
M04 遠藤 章次 えんどう しょうじ F04 北川 美恵 きたがわ みえ 柔道部
M05 小野田 進 おのだ すすむ 陸上部 F05 黒田 亜季 くろだ あき
M06 梶原 幸太 かじわら こうた 水球部 F06 斉藤 清実 さいとう きよみ 野球部マネ
M07 神崎 秀昭 かんざき ひであき F07 迫水 良子 さこみず よしこ
M08 北村 雅雄 きたむら まさお 剣道部 F08 笹本 香織 ささもと かおり
M09 木下 国平 きのした くにへい F09 沢渡 雪菜 さわたり ゆきな 新体操部
M10 五代 冬哉 ごだい とうや F10 竹内 潤子 たけうち じゅんこ
M11 柴田  誠 しばた まこと テニス部 F11 谷村 理恵子 たにむら りえこ
M12 高橋 聡一 たかはし そういち サッカー部 F12 玉置 郁世 たまき いくよ
M13 伊達 俊介 だて しゅんすけ F13 鄭  華瑛 てい かえい 弓道部
M14 永井 達也 ながい たつや F14 中尾 美鶴 なかお みつる
M15 樋川 正義 ひかわ まさよし 野球部 F15 西村 観月 にしむら みつき 陸上部
M16 福田 拓史 ふくだ たくし 写真部 F16 東田 尚子 ひがしだ なおこ
M17 藤田 一輝 ふじた いっき F17 広瀬 知佳 ひろせ ちか テニス部
M18 堀   剛 ほり つよし レスリング部 F18 藤川 恭子 ふじかわ きょうこ チアリーディング部
M19 三浦 信彦 みうら のぶひこ バスケ部 F19 本田 洋子 ほんだ ようこ シンクロ部
M20 御影 英明 みかげ えいめい F20 横山 純子 よこやま じゅんこ コーラス部
M21 安田  順 やすだ じゅん F21 横山 千佳子 よこやま ちかこ 陸上部
M22 結城 真吾 ゆうき しんご 水球部 F22 若松 早智子 わかまつ さちこ


神戸東第一中学3年4組クラス名簿

旧担任:三谷照吉             新担任:朝宮みさき

M01 相沢 芳夫 あいざわ よしお 吹奏楽部 F01 新井 真里 あらい まり
M02 石田 正晴 いしだ まさはる 野球部 F02 遠藤 絹子 えんどう きぬこ 剣道部
M03 上島 裕介 うえしま ゆうすけ ラグビー部 F03 小田 雅代 おだ まさよ 野球部マネ
M04 遠藤 章次 えんどう しょうじ F04 北川 美恵 きたがわ みえ 柔道部
M05 小野田 進 おのだ すすむ 陸上部 F05 黒田 亜季 くろだ あき
M06 梶原 幸太 かじわら こうた 水球部 F06 斉藤 清実 さいとう きよみ 野球部マネ
M07 神崎 秀昭 かんざき ひであき F07 迫水 良子 さこみず よしこ
M08 北村 雅雄 きたむら まさお 剣道部 F08
M09 木下 国平 きのした くにへい F09 沢渡 雪菜 さわたり ゆきな 新体操部
M10 五代 冬哉 ごだい とうや F10 竹内 潤子 たけうち じゅんこ
M11 柴田  誠 しばた まこと テニス部 F11 谷村 理恵子 たにむら りえこ
M12 高橋 聡一 たかはし そういち サッカー部 F12 玉置 郁世 たまき いくよ
M13 F13 鄭  華瑛 てい かえい 弓道部
M14 永井 達也 ながい たつや F14 中尾 美鶴 なかお みつる
M15 F15 西村 観月 にしむら みつき 陸上部
M16 福田 拓史 ふくだ たくし 写真部 F16 東田 尚子 ひがしだ なおこ
M17 藤田 一輝 ふじた いっき F17 広瀬 知佳 ひろせ ちか テニス部
M18 堀   剛 ほり つよし レスリング部 F18 藤川 恭子 ふじかわ きょうこ チアリーディング部
M19 三浦 信彦 みうら のぶひこ バスケ部 F19 本田 洋子 ほんだ ようこ シンクロ部
M20 御影 英明 みかげ えいめい F20 横山 純子 よこやま じゅんこ コーラス部
M21 安田  順 やすだ じゅん F21 横山 千佳子 よこやま ちかこ 陸上部
M22 結城 真吾 ゆうき しんご 水球部 F22 若松 早智子 わかまつ さちこ


神戸東第一中学3年4組クラス名簿

旧担任:三谷照吉             新担任:朝宮みさき

M01 相沢 芳夫 あいざわ よしお 吹奏楽部 F01 新井 真里 あらい まり
M02 石田 正晴 いしだ まさはる 野球部 F02 遠藤 絹子 えんどう きぬこ 剣道部
M03 上島 裕介 うえしま ゆうすけ ラグビー部 F03 小田 雅代 おだ まさよ 野球部マネ
M04 遠藤 章次 えんどう しょうじ F04 北川 美恵 きたがわ みえ 柔道部
M05 小野田 進 おのだ すすむ 陸上部 F05 黒田 亜季 くろだ あき
M06 梶原 幸太 かじわら こうた 水球部 F06 斉藤 清実 さいとう きよみ 野球部マネ
M07 神崎 秀昭 かんざき ひであき F07
M08 北村 雅雄 きたむら まさお 剣道部 F08
M09 木下 国平 きのした くにへい F09 沢渡 雪菜 さわたり ゆきな 新体操部
M10 五代 冬哉 ごだい とうや F10 竹内 潤子 たけうち じゅんこ
M11 柴田  誠 しばた まこと テニス部 F11 谷村 理恵子 たにむら りえこ
M12 高橋 聡一 たかはし そういち サッカー部 F12 玉置 郁世 たまき いくよ
M13 F13 鄭  華瑛 てい かえい 弓道部
M14 永井 達也 ながい たつや F14 中尾 美鶴 なかお みつる
M15 F15 西村 観月 にしむら みつき 陸上部
M16 福田 拓史 ふくだ たくし 写真部 F16 東田 尚子 ひがしだ なおこ
M17 藤田 一輝 ふじた いっき F17 広瀬 知佳 ひろせ ちか テニス部
M18 堀   剛 ほり つよし レスリング部 F18 藤川 恭子 ふじかわ きょうこ チアリーディング部
M19 三浦 信彦 みうら のぶひこ バスケ部 F19 本田 洋子 ほんだ ようこ シンクロ部
M20 御影 英明 みかげ えいめい F20 横山 純子 よこやま じゅんこ コーラス部
M21 安田  順 やすだ じゅん F21 横山 千佳子 よこやま ちかこ 陸上部
M22 結城 真吾 ゆうき しんご 水球部 F22 若松 早智子 わかまつ さちこ


神戸東第一中学3年4組クラス名簿

旧担任:三谷照吉             新担任:朝宮みさき

M01 相沢 芳夫 あいざわ よしお 吹奏楽部 F01 新井 真里 あらい まり
M02 石田 正晴 いしだ まさはる 野球部 F02 遠藤 絹子 えんどう きぬこ 剣道部
M03 上島 裕介 うえしま ゆうすけ ラグビー部 F03 小田 雅代 おだ まさよ 野球部マネ
M04 遠藤 章次 えんどう しょうじ F04 北川 美恵 きたがわ みえ 柔道部
M05 小野田 進 おのだ すすむ 陸上部 F05 黒田 亜季 くろだ あき
M06 梶原 幸太 かじわら こうた 水球部 F06 斉藤 清実 さいとう きよみ 野球部マネ
M07 F07
M08 北村 雅雄 きたむら まさお 剣道部 F08
M09 木下 国平 きのした くにへい F09 沢渡 雪菜 さわたり ゆきな 新体操部
M10 五代 冬哉 ごだい とうや F10 竹内 潤子 たけうち じゅんこ
M11 柴田  誠 しばた まこと テニス部 F11 谷村 理恵子 たにむら りえこ
M12 高橋 聡一 たかはし そういち サッカー部 F12 玉置 郁世 たまき いくよ
M13 F13 鄭  華瑛 てい かえい 弓道部
M14 永井 達也 ながい たつや F14 中尾 美鶴 なかお みつる
M15 F15 西村 観月 にしむら みつき 陸上部
M16 福田 拓史 ふくだ たくし 写真部 F16 東田 尚子 ひがしだ なおこ
M17 藤田 一輝 ふじた いっき F17 広瀬 知佳 ひろせ ちか テニス部
M18 堀   剛 ほり つよし レスリング部 F18 藤川 恭子 ふじかわ きょうこ チアリーディング部
M19 三浦 信彦 みうら のぶひこ バスケ部 F19 本田 洋子 ほんだ ようこ シンクロ部
M20 御影 英明 みかげ えいめい F20 横山 純子 よこやま じゅんこ コーラス部
M21 安田  順 やすだ じゅん F21 横山 千佳子 よこやま ちかこ 陸上部
M22 結城 真吾 ゆうき しんご 水球部 F22 若松 早智子 わかまつ さちこ

「そんな…」
 高円寺紀世彦(男子7番)は、ただ呆然と立ち尽くしていた。
 足元に転がる、倉田凪(女子6番)の死体。
 小さい頃からいつも一緒だった幼馴染の死体。
 その幼馴染の腹には、大きな穴が開き、そこからまだ血が流れ出ていた。
 さっき銃声を聞いてこのB-6まで来たが、そこで見たのは紀世彦が一番見たくなかった、幼馴染の死体だった。
「そんな…嘘だ…」
 紀世彦は力無く座り込んだ。
 そして紀世彦は凪との思い出を思い出していた。
―活発でいつもあまりじっとしてなくて、紀世彦や神野優(女子8番)をいつも困らせていた凪。
―ある時川に落ちて、紀世彦が助けてやった時泣いていた凪。
―優の右目がなくなった時、優を優しく慰めていた凪。
―中学生になっても活発なのは変わらなかった凪。
―その凪はもう…、この世にはいない。
「嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
 紀世彦は泣きながら拳を何度も地面に叩きつけた。
 そしてやがて泣き止んだ紀世彦は、傍らの日本刀(これは紀世彦の支給武器だった)を手に取った。
 そしてそれを抜くと、近くの木に切りつけた。
「俺は凪をこんな目にあわせた奴を許さない。そいつを地獄に落としてやる。誰が殺したのか分からないなら…全員殺してやる」
 紀世彦の目はもはやクラスの女子に人気の男子が持つ、優しい目ではなく、復讐鬼の目になっていた。
 だが、その凪を殺したのが、同じ幼馴染の優だとは、彼は知る由も無い―。

 序盤戦終了―

敷島



過激派の皆さん

長谷部「死にたいか」
安定「死ぬ?」

三日月「はっはっはっ面白い事を言うなぁ俺の聞き間違いでなければその口塞ぐしかあるまい。なに、心配するな。お前は今から神隠しにあうだけだ。痛いと思う間も無く終わる」

由佳



岡山県大佐町立上祭中学校3年生徒名簿

担任  横川 将晴

男子 女子
1 雨宮 広将 (あめみや ひろまさ) あああ    1 天野 洋子 (あまの ようこ)
2 宇崎 義彦 (うざき よしひこ) 2 板橋 浩美 (いたばし ひろみ)
3 太田 裕一 (おおた ゆういち) 3 江田 恵子 (えだ けいこ)
4 小川 英道 (おがわ ひでみち) 4 河原 真澄 (かわはら ますみ)
5 狩野 貴仁 (かのう たかひと) 5 菊池 麻琴 (きくち まこと)
6 城戸 比呂斗 (きど ひろと) 6 越谷 美里 (こしがや みさと)
7 国吉 賢太 (くによし けんた) 7 坂之下 由美 (さかのした ゆみ)
8 古賀 健二 (こが けんじ) 8 島野 明子 (しまの あきこ)
9 白鳥 浩介 (しらとり こうすけ) 9 世良 涼香 (せら すずか)
10 瀬古 雅史 (せこ まさふみ) 10 谷川 つかさ (たにがわ つかさ)
11 曽野 亮 (その あきら) 11 津山 五月 (つやま さつき)
12 立川 大成 (たちかわ たいせい) 12 富森 杏樹 (とみもり あんじゅ)
13 津脇 邦幸 (つわき くにゆき) 13 中元 理沙 (なかもと りさ)
14 浜口 武 (はまぐち たけし) 14 貫井 百合絵 (ぬくい ゆりえ)
15 姫野 勇樹 (ひめの ゆうき) 15 畑 槙乃 (はた まきの)
16 平田 義教  (ひらた よしのり) 16 保坂 小雪 (ほさか こゆき)
17 布川 和政 (ふかわ かずまさ) 17 三谷 春子 (みたに はるこ)
18 三木 元太 (みき げんた) 18 向井 遥 (むかい はるか)
19 焼津 洋次 (やいづ ようじ) 19 元野 一美 (もとの かずみ)
20 吉田 晋平 (よしだ しんぺい) 20 山原 加奈子 (やまはら かなこ)
21 和歌山 啓一 (わかやま けいいち) 21 結城 真保 (ゆいしろ まほ)
<特別参加者> <特別参加者>
横井 翔 (よこい しょう) 牧原 玲 (まきはら あきら)



岡山県大佐町立上祭中学校3年生徒名簿

担任  横川 将晴

男子 女子
1 雨宮 広将 (あめみや ひろまさ) あああ    1 天野 洋子 (あまの ようこ)
2 宇崎 義彦 (うざき よしひこ) 2 板橋 浩美 (いたばし ひろみ)
3 太田 裕一 (おおた ゆういち) 3 江田 恵子 (えだ けいこ)
4 小川 英道 (おがわ ひでみち) 4 河原 真澄 (かわはら ますみ)
5 狩野 貴仁 (かのう たかひと) 5 菊池 麻琴 (きくち まこと)
6 城戸 比呂斗 (きど ひろと) 6 越谷 美里 (こしがや みさと)
7 国吉 賢太 (くによし けんた) 7 坂之下 由美 (さかのした ゆみ)
8 古賀 健二 (こが けんじ) 8 島野 明子 (しまの あきこ)
9 白鳥 浩介 (しらとり こうすけ) 9 世良 涼香 (せら すずか)
10 瀬古 雅史 (せこ まさふみ) 10 谷川 つかさ (たにがわ つかさ)
11 曽野 亮 (その あきら) 11 津山 五月 (つやま さつき)
12 立川 大成 (たちかわ たいせい) 12 富森 杏樹 (とみもり あんじゅ)
13 津脇 邦幸 (つわき くにゆき) 13 中元 理沙 (なかもと りさ)
14 浜口 武 (はまぐち たけし) 14 貫井 百合絵 (ぬくい ゆりえ)
15 姫野 勇樹 (ひめの ゆうき) 15 畑 槙乃 (はた まきの)
16 平田 義教  (ひらた よしのり) 16 保坂 小雪 (ほさか こゆき)
17 布川 和政 (ふかわ かずまさ) 17 三谷 春子 (みたに はるこ)
18 18 向井 遥 (むかい はるか)
19 焼津 洋次 (やいづ ようじ) 19 元野 一美 (もとの かずみ)
20 吉田 晋平 (よしだ しんぺい) 20 山原 加奈子 (やまはら かなこ)
21 和歌山 啓一 (わかやま けいいち) 21 結城 真保 (ゆいしろ まほ)
<特別参加者> <特別参加者>
横井 翔 (よこい しょう) 牧原 玲 (まきはら あきら)



岡山県大佐町立上祭中学校3年生徒名簿

担任  横川 将晴

男子 女子
1 雨宮 広将 (あめみや ひろまさ) あああ    1 天野 洋子 (あまの ようこ)
2 宇崎 義彦 (うざき よしひこ) 2 板橋 浩美 (いたばし ひろみ)
3 3 江田 恵子 (えだ けいこ)
4 小川 英道 (おがわ ひでみち) 4 河原 真澄 (かわはら ますみ)
5 狩野 貴仁 (かのう たかひと) 5 菊池 麻琴 (きくち まこと)
6 城戸 比呂斗 (きど ひろと) 6 越谷 美里 (こしがや みさと)
7 国吉 賢太 (くによし けんた) 7 坂之下 由美 (さかのした ゆみ)
8 古賀 健二 (こが けんじ) 8 島野 明子 (しまの あきこ)
9 白鳥 浩介 (しらとり こうすけ) 9 世良 涼香 (せら すずか)
10 瀬古 雅史 (せこ まさふみ) 10 谷川 つかさ (たにがわ つかさ)
11 曽野 亮 (その あきら) 11 津山 五月 (つやま さつき)
12 立川 大成 (たちかわ たいせい) 12 富森 杏樹 (とみもり あんじゅ)
13 津脇 邦幸 (つわき くにゆき) 13 中元 理沙 (なかもと りさ)
14 浜口 武 (はまぐち たけし) 14 貫井 百合絵 (ぬくい ゆりえ)
15 姫野 勇樹 (ひめの ゆうき) 15 畑 槙乃 (はた まきの)
16 平田 義教  (ひらた よしのり) 16 保坂 小雪 (ほさか こゆき)
17 布川 和政 (ふかわ かずまさ) 17 三谷 春子 (みたに はるこ)
18 18 向井 遥 (むかい はるか)
19 焼津 洋次 (やいづ ようじ) 19 元野 一美 (もとの かずみ)
20 吉田 晋平 (よしだ しんぺい) 20 山原 加奈子 (やまはら かなこ)
21 和歌山 啓一 (わかやま けいいち) 21 結城 真保 (ゆいしろ まほ)
<特別参加者> <特別参加者>
横井 翔 (よこい しょう) 牧原 玲 (まきはら あきら)



岡山県大佐町立上祭中学校3年生徒名簿

担任  横川 将晴

男子 女子
1 雨宮 広将 (あめみや ひろまさ) あああ    1 天野 洋子 (あまの ようこ)
2 宇崎 義彦 (うざき よしひこ) 2 板橋 浩美 (いたばし ひろみ)
3 3 江田 恵子 (えだ けいこ)
4 小川 英道 (おがわ ひでみち) 4 河原 真澄 (かわはら ますみ)
5 狩野 貴仁 (かのう たかひと) 5 菊池 麻琴 (きくち まこと)
6 城戸 比呂斗 (きど ひろと) 6 越谷 美里 (こしがや みさと)
7 国吉 賢太 (くによし けんた) 7 坂之下 由美 (さかのした ゆみ)
8 古賀 健二 (こが けんじ) 8 島野 明子 (しまの あきこ)
9 白鳥 浩介 (しらとり こうすけ) 9 世良 涼香 (せら すずか)
10 瀬古 雅史 (せこ まさふみ) 10 谷川 つかさ (たにがわ つかさ)
11 曽野 亮 (その あきら) 11 津山 五月 (つやま さつき)
12 立川 大成 (たちかわ たいせい) 12 富森 杏樹 (とみもり あんじゅ)
13 津脇 邦幸 (つわき くにゆき) 13 中元 理沙 (なかもと りさ)
14 浜口 武 (はまぐち たけし) 14 貫井 百合絵 (ぬくい ゆりえ)
15 姫野 勇樹 (ひめの ゆうき) 15 畑 槙乃 (はた まきの)
16 平田 義教  (ひらた よしのり) 16 保坂 小雪 (ほさか こゆき)
17 布川 和政 (ふかわ かずまさ) 17 三谷 春子 (みたに はるこ)
18 18 向井 遥 (むかい はるか)
19 19 元野 一美 (もとの かずみ)
20 吉田 晋平 (よしだ しんぺい) 20 山原 加奈子 (やまはら かなこ)
21 和歌山 啓一 (わかやま けいいち) 21 結城 真保 (ゆいしろ まほ)
<特別参加者> <特別参加者>
横井 翔 (よこい しょう) 牧原 玲 (まきはら あきら)



岡山県大佐町立上祭中学校3年生徒名簿

担任  横川 将晴

男子 女子
1 雨宮 広将 (あめみや ひろまさ) あああ    1
2 宇崎 義彦 (うざき よしひこ) 2 板橋 浩美 (いたばし ひろみ)
3 3 江田 恵子 (えだ けいこ)
4 小川 英道 (おがわ ひでみち) 4 河原 真澄 (かわはら ますみ)
5 狩野 貴仁 (かのう たかひと) 5 菊池 麻琴 (きくち まこと)
6 城戸 比呂斗 (きど ひろと) 6 越谷 美里 (こしがや みさと)
7 国吉 賢太 (くによし けんた) 7 坂之下 由美 (さかのした ゆみ)
8 古賀 健二 (こが けんじ) 8 島野 明子 (しまの あきこ)
9 白鳥 浩介 (しらとり こうすけ) 9 世良 涼香 (せら すずか)
10 瀬古 雅史 (せこ まさふみ) 10 谷川 つかさ (たにがわ つかさ)
11 曽野 亮 (その あきら) 11 津山 五月 (つやま さつき)
12 立川 大成 (たちかわ たいせい) 12 富森 杏樹 (とみもり あんじゅ)
13 津脇 邦幸 (つわき くにゆき) 13 中元 理沙 (なかもと りさ)
14 浜口 武 (はまぐち たけし) 14 貫井 百合絵 (ぬくい ゆりえ)
15 姫野 勇樹 (ひめの ゆうき) 15 畑 槙乃 (はた まきの)
16 平田 義教  (ひらた よしのり) 16 保坂 小雪 (ほさか こゆき)
17 布川 和政 (ふかわ かずまさ) 17 三谷 春子 (みたに はるこ)
18 18 向井 遥 (むかい はるか)
19 19 元野 一美 (もとの かずみ)
20 吉田 晋平 (よしだ しんぺい) 20 山原 加奈子 (やまはら かなこ)
21 和歌山 啓一 (わかやま けいいち) 21 結城 真保 (ゆいしろ まほ)
<特別参加者> <特別参加者>
横井 翔 (よこい しょう) 牧原 玲 (まきはら あきら)



岡山県大佐町立上祭中学校3年生徒名簿

担任  横川 将晴

男子 女子
1 雨宮 広将 (あめみや ひろまさ) あああ    1
2 宇崎 義彦 (うざき よしひこ) 2 板橋 浩美 (いたばし ひろみ)
3 3 江田 恵子 (えだ けいこ)
4 4 河原 真澄 (かわはら ますみ)
5 狩野 貴仁 (かのう たかひと) 5 菊池 麻琴 (きくち まこと)
6 城戸 比呂斗 (きど ひろと) 6 越谷 美里 (こしがや みさと)
7 国吉 賢太 (くによし けんた) 7 坂之下 由美 (さかのした ゆみ)
8 古賀 健二 (こが けんじ) 8 島野 明子 (しまの あきこ)
9 白鳥 浩介 (しらとり こうすけ) 9 世良 涼香 (せら すずか)
10 瀬古 雅史 (せこ まさふみ) 10 谷川 つかさ (たにがわ つかさ)
11 曽野 亮 (その あきら) 11 津山 五月 (つやま さつき)
12 立川 大成 (たちかわ たいせい) 12 富森 杏樹 (とみもり あんじゅ)
13 津脇 邦幸 (つわき くにゆき) 13 中元 理沙 (なかもと りさ)
14 浜口 武 (はまぐち たけし) 14 貫井 百合絵 (ぬくい ゆりえ)
15 姫野 勇樹 (ひめの ゆうき) 15 畑 槙乃 (はた まきの)
16 平田 義教  (ひらた よしのり) 16 保坂 小雪 (ほさか こゆき)
17 布川 和政 (ふかわ かずまさ) 17 三谷 春子 (みたに はるこ)
18 18 向井 遥 (むかい はるか)
19 19 元野 一美 (もとの かずみ)
20 吉田 晋平 (よしだ しんぺい) 20 山原 加奈子 (やまはら かなこ)
21 和歌山 啓一 (わかやま けいいち) 21 結城 真保 (ゆいしろ まほ)
<特別参加者> <特別参加者>
横井 翔 (よこい しょう) 牧原 玲 (まきはら あきら)



岡山県大佐町立上祭中学校3年生徒名簿

担任  横川 将晴

男子 女子
1 雨宮 広将 (あめみや ひろまさ) あああ    1
2 宇崎 義彦 (うざき よしひこ) 2 板橋 浩美 (いたばし ひろみ)
3 3 江田 恵子 (えだ けいこ)
4 4 河原 真澄 (かわはら ますみ)
5 狩野 貴仁 (かのう たかひと) 5 菊池 麻琴 (きくち まこと)
6 城戸 比呂斗 (きど ひろと) 6 越谷 美里 (こしがや みさと)
7 国吉 賢太 (くによし けんた) 7 坂之下 由美 (さかのした ゆみ)
8 古賀 健二 (こが けんじ) 8 島野 明子 (しまの あきこ)
9 白鳥 浩介 (しらとり こうすけ) 9 世良 涼香 (せら すずか)
10 瀬古 雅史 (せこ まさふみ) 10 谷川 つかさ (たにがわ つかさ)
11 曽野 亮 (その あきら) 11 津山 五月 (つやま さつき)
12 立川 大成 (たちかわ たいせい) 12 富森 杏樹 (とみもり あんじゅ)
13 津脇 邦幸 (つわき くにゆき) 13 中元 理沙 (なかもと りさ)
14 浜口 武 (はまぐち たけし) 14 貫井 百合絵 (ぬくい ゆりえ)
15 姫野 勇樹 (ひめの ゆうき) 15 畑 槙乃 (はた まきの)
16 平田 義教  (ひらた よしのり) 16 保坂 小雪 (ほさか こゆき)
17 布川 和政 (ふかわ かずまさ) 17 三谷 春子 (みたに はるこ)
18 18 向井 遥 (むかい はるか)
19 19
20 吉田 晋平 (よしだ しんぺい) 20 山原 加奈子 (やまはら かなこ)
21 和歌山 啓一 (わかやま けいいち) 21 結城 真保 (ゆいしろ まほ)
<特別参加者> <特別参加者>
横井 翔 (よこい しょう) 牧原 玲 (まきはら あきら)



岡山県大佐町立上祭中学校3年生徒名簿

担任  横川 将晴

男子 女子
1 雨宮 広将 (あめみや ひろまさ) あああ    1
2 宇崎 義彦 (うざき よしひこ) 2 板橋 浩美 (いたばし ひろみ)
3 3 江田 恵子 (えだ けいこ)
4 4 河原 真澄 (かわはら ますみ)
5 狩野 貴仁 (かのう たかひと) 5 菊池 麻琴 (きくち まこと)
6 城戸 比呂斗 (きど ひろと) 6 越谷 美里 (こしがや みさと)
7 国吉 賢太 (くによし けんた) 7 坂之下 由美 (さかのした ゆみ)
8 古賀 健二 (こが けんじ) 8 島野 明子 (しまの あきこ)
9 白鳥 浩介 (しらとり こうすけ) 9 世良 涼香 (せら すずか)
10 瀬古 雅史 (せこ まさふみ) 10 谷川 つかさ (たにがわ つかさ)
11 曽野 亮 (その あきら) 11 津山 五月 (つやま さつき)
12 立川 大成 (たちかわ たいせい) 12 富森 杏樹 (とみもり あんじゅ)
13 津脇 邦幸 (つわき くにゆき) 13 中元 理沙 (なかもと りさ)
14 浜口 武 (はまぐち たけし) 14
15 姫野 勇樹 (ひめの ゆうき) 15 畑 槙乃 (はた まきの)
16 平田 義教  (ひらた よしのり) 16 保坂 小雪 (ほさか こゆき)
17 布川 和政 (ふかわ かずまさ) 17 三谷 春子 (みたに はるこ)
18 18 向井 遥 (むかい はるか)
19 19
20 吉田 晋平 (よしだ しんぺい) 20 山原 加奈子 (やまはら かなこ)
21 和歌山 啓一 (わかやま けいいち) 21 結城 真保 (ゆいしろ まほ)
<特別参加者> <特別参加者>
横井 翔 (よこい しょう) 牧原 玲 (まきはら あきら)



岡山県大佐町立上祭中学校3年生徒名簿

担任  横川 将晴

男子 女子
1 雨宮 広将 (あめみや ひろまさ) あああ    1
2 宇崎 義彦 (うざき よしひこ) 2 板橋 浩美 (いたばし ひろみ)
3 3 江田 恵子 (えだ けいこ)
4 4 河原 真澄 (かわはら ますみ)
5 狩野 貴仁 (かのう たかひと) 5 菊池 麻琴 (きくち まこと)
6 城戸 比呂斗 (きど ひろと) 6 越谷 美里 (こしがや みさと)
7 国吉 賢太 (くによし けんた) 7 坂之下 由美 (さかのした ゆみ)
8 古賀 健二 (こが けんじ) 8 島野 明子 (しまの あきこ)
9 白鳥 浩介 (しらとり こうすけ) 9 世良 涼香 (せら すずか)
10 瀬古 雅史 (せこ まさふみ) 10 谷川 つかさ (たにがわ つかさ)
11 曽野 亮 (その あきら) 11 津山 五月 (つやま さつき)
12 立川 大成 (たちかわ たいせい) 12 富森 杏樹 (とみもり あんじゅ)
13 津脇 邦幸 (つわき くにゆき) 13 中元 理沙 (なかもと りさ)
14 浜口 武 (はまぐち たけし) 14
15 姫野 勇樹 (ひめの ゆうき) 15 畑 槙乃 (はた まきの)
16 平田 義教  (ひらた よしのり) 16 保坂 小雪 (ほさか こゆき)
17 布川 和政 (ふかわ かずまさ) 17 三谷 春子 (みたに はるこ)
18 18 向井 遥 (むかい はるか)
19 19
20 吉田 晋平 (よしだ しんぺい) 20
21 和歌山 啓一 (わかやま けいいち) 21 結城 真保 (ゆいしろ まほ)
<特別参加者> <特別参加者>
横井 翔 (よこい しょう) 牧原 玲 (まきはら あきら)



岡山県大佐町立上祭中学校3年生徒名簿

担任  横川 将晴

男子 女子
1 雨宮 広将 (あめみや ひろまさ) あああ    1
2 宇崎 義彦 (うざき よしひこ) 2 板橋 浩美 (いたばし ひろみ)
3 3 江田 恵子 (えだ けいこ)
4 4 河原 真澄 (かわはら ますみ)
5 狩野 貴仁 (かのう たかひと) 5 菊池 麻琴 (きくち まこと)
6 城戸 比呂斗 (きど ひろと) 6 越谷 美里 (こしがや みさと)
7 国吉 賢太 (くによし けんた) 7 坂之下 由美 (さかのした ゆみ)
8 古賀 健二 (こが けんじ) 8 島野 明子 (しまの あきこ)
9 白鳥 浩介 (しらとり こうすけ) 9 世良 涼香 (せら すずか)
10 瀬古 雅史 (せこ まさふみ) 10 谷川 つかさ (たにがわ つかさ)
11 曽野 亮 (その あきら) 11 津山 五月 (つやま さつき)
12 立川 大成 (たちかわ たいせい) 12 富森 杏樹 (とみもり あんじゅ)
13 津脇 邦幸 (つわき くにゆき) 13 中元 理沙 (なかもと りさ)
14 浜口 武 (はまぐち たけし) 14
15 姫野 勇樹 (ひめの ゆうき) 15 畑 槙乃 (はた まきの)
16 16 保坂 小雪 (ほさか こゆき)
17 布川 和政 (ふかわ かずまさ) 17 三谷 春子 (みたに はるこ)
18 18 向井 遥 (むかい はるか)
19 19
20 吉田 晋平 (よしだ しんぺい) 20
21 和歌山 啓一 (わかやま けいいち) 21 結城 真保 (ゆいしろ まほ)
<特別参加者> <特別参加者>
横井 翔 (よこい しょう) 牧原 玲 (まきはら あきら)



岡山県大佐町立上祭中学校3年生徒名簿

担任  横川 将晴

男子 女子
1 雨宮 広将 (あめみや ひろまさ) あああ    1
2 宇崎 義彦 (うざき よしひこ) 2 板橋 浩美 (いたばし ひろみ)
3 3 江田 恵子 (えだ けいこ)
4 4 河原 真澄 (かわはら ますみ)
5 狩野 貴仁 (かのう たかひと) 5 菊池 麻琴 (きくち まこと)
6 城戸 比呂斗 (きど ひろと) 6 越谷 美里 (こしがや みさと)
7 国吉 賢太 (くによし けんた) 7 坂之下 由美 (さかのした ゆみ)
8 古賀 健二 (こが けんじ) 8 島野 明子 (しまの あきこ)
9 白鳥 浩介 (しらとり こうすけ) 9 世良 涼香 (せら すずか)
10 瀬古 雅史 (せこ まさふみ) 10 谷川 つかさ (たにがわ つかさ)
11 曽野 亮 (その あきら) 11 津山 五月 (つやま さつき)
12 立川 大成 (たちかわ たいせい) 12 富森 杏樹 (とみもり あんじゅ)
13 津脇 邦幸 (つわき くにゆき) 13 中元 理沙 (なかもと りさ)
14 浜口 武 (はまぐち たけし) 14
15 姫野 勇樹 (ひめの ゆうき) 15 畑 槙乃 (はた まきの)
16 16
17 布川 和政 (ふかわ かずまさ) 17 三谷 春子 (みたに はるこ)
18 18 向井 遥 (むかい はるか)
19 19
20 吉田 晋平 (よしだ しんぺい) 20
21 和歌山 啓一 (わかやま けいいち) 21 結城 真保 (ゆいしろ まほ)
<特別参加者> <特別参加者>
横井 翔 (よこい しょう) 牧原 玲 (まきはら あきら)



岡山県大佐町立上祭中学校3年生徒名簿

担任  横川 将晴

男子 女子
1 雨宮 広将 (あめみや ひろまさ) あああ    1
2 宇崎 義彦 (うざき よしひこ) 2 板橋 浩美 (いたばし ひろみ)
3 3
4 4 河原 真澄 (かわはら ますみ)
5 狩野 貴仁 (かのう たかひと) 5 菊池 麻琴 (きくち まこと)
6 城戸 比呂斗 (きど ひろと) 6 越谷 美里 (こしがや みさと)
7 国吉 賢太 (くによし けんた) 7 坂之下 由美 (さかのした ゆみ)
8 古賀 健二 (こが けんじ) 8 島野 明子 (しまの あきこ)
9 白鳥 浩介 (しらとり こうすけ) 9 世良 涼香 (せら すずか)
10 瀬古 雅史 (せこ まさふみ) 10 谷川 つかさ (たにがわ つかさ)
11 曽野 亮 (その あきら) 11 津山 五月 (つやま さつき)
12 立川 大成 (たちかわ たいせい) 12 富森 杏樹 (とみもり あんじゅ)
13 津脇 邦幸 (つわき くにゆき) 13 中元 理沙 (なかもと りさ)
14 浜口 武 (はまぐち たけし) 14
15 姫野 勇樹 (ひめの ゆうき) 15 畑 槙乃 (はた まきの)
16 16
17 布川 和政 (ふかわ かずまさ) 17
18 18 向井 遥 (むかい はるか)
19 19
20 吉田 晋平 (よしだ しんぺい) 20
21 和歌山 啓一 (わかやま けいいち) 21 結城 真保 (ゆいしろ まほ)
<特別参加者> <特別参加者>
横井 翔 (よこい しょう) 牧原 玲 (まきはら あきら)



岡山県大佐町立上祭中学校3年生徒名簿

担任  横川 将晴

男子 女子
1 雨宮 広将 (あめみや ひろまさ) あああ    1
2 宇崎 義彦 (うざき よしひこ) 2 板橋 浩美 (いたばし ひろみ)
3 3
4 4 河原 真澄 (かわはら ますみ)
5 狩野 貴仁 (かのう たかひと) 5 菊池 麻琴 (きくち まこと)
6 城戸 比呂斗 (きど ひろと) 6 越谷 美里 (こしがや みさと)
7 国吉 賢太 (くによし けんた) 7 坂之下 由美 (さかのした ゆみ)
8 古賀 健二 (こが けんじ) 8 島野 明子 (しまの あきこ)
9 白鳥 浩介 (しらとり こうすけ) 9 世良 涼香 (せら すずか)
10 10 谷川 つかさ (たにがわ つかさ)
11 曽野 亮 (その あきら) 11 津山 五月 (つやま さつき)
12 立川 大成 (たちかわ たいせい) 12 富森 杏樹 (とみもり あんじゅ)
13 津脇 邦幸 (つわき くにゆき) 13 中元 理沙 (なかもと りさ)
14 浜口 武 (はまぐち たけし) 14
15 姫野 勇樹 (ひめの ゆうき) 15 畑 槙乃 (はた まきの)
16 16
17 布川 和政 (ふかわ かずまさ) 17
18 18 向井 遥 (むかい はるか)
19 19
20 吉田 晋平 (よしだ しんぺい) 20
21 和歌山 啓一 (わかやま けいいち) 21 結城 真保 (ゆいしろ まほ)
<特別参加者> <特別参加者>
横井 翔 (よこい しょう) 牧原 玲 (まきはら あきら)

由芽子

芽衣子

才秀学園1期生D組クラス名簿
01英賀保千世・超高校級のアナウンサー
02朝比奈祐子・超高校級のゴルフ部
03伊藤肇・超高校級の応援団長
04稲葉友道・超高校級の音楽家
05上里洋一・超高校級の遅刻魔
06奥井笑雄・超高校級の芸人
07梶尾知英・超高校級のサバゲーマニア
08河西和樹・超高校級のガンマニア
09北瀬大翔・超高校級の読書家
10沓見萌絵・超高校級の腐女子
11見城多津子・超高校級の人狼マニア
12紺原春也・超高校級のパティシエール
13櫻井亜美・超高校級のぶりっ子
14梵あかね・超高校級の魔法少女
15多岐川郁美・超高校級の振り付け師
16桧室奈々・超高校級のポエマー

「で?まさかすんなり娶れるなんて思ってンじゃねぇよな?
大方、欲しいのはお頭じゃなくて“独神の血筋”だろ?冗談じゃねぇ、あんたみたいな下衆にはお頭の血一滴どころか視線ひとつたりとも渡さねぇよ」
得物を振りかざして嗤うサイゾウ。


たきじ「……。ごめん、聞こえなかったからもう一度言ってくれないかな?俺聞こえなかったから、も う 一 回 同 じ 言 葉 を 言 え」

あんたに彼女の何が分かる。
狼狽えたままの彼女を置き去りにするお前に彼女を渡すつもりはない。


むしゃ「許嫁ですか…あ、あなたが本当に彼女を幸せにできるのなr」
しが「おいふざけんなあいつはムシャの女なんだよ…ちょっとツラ貸せや…」
ありしま「次はあなたを手懐ければいいんだな」
本人よりセコムがうるさいむしゃししょ



鶴丸「へぇ!そいつは驚きだな!君、うちの姫さんに、誰よりもこの俺よりも自分が相応しいと本気で思っているのか?」

そう思うと答えようものなら全力で人格否定し心神喪失状態に追い込み正当防衛で合法的に消すのがブラック鶴丸国永


次の瞬間、モブ男の喉にぎらりと光る切先が突きつけられる。
「よりにもよってこの僕の妻を奪おうとはいい度胸だ……その面の皮の厚さに免じて辞世の句を詠む時間ぐらいは与えてやろう。せいぜいその醜い首との別れを惜しむがいい」

巌窟王「これと結婚だと?寝言は寝て言え」
狂公「そもそも釣り合わん。出直せ」
幼女「わたしたちからおかあさん取るの……?」
玉藻「マスターと結婚だなんて許しませんっ!」
アンリ「マジで言ってんのかよww」

活撃審神者→歴史を遡り現地へ赴ける
花丸審神者→堕落してるように見えて的確な時間と場所に刀剣男子を6名送りこめる
ステ審神者→2部隊同時出陣させることができる
ミュ審神者→アイドルさせてる

『まずは戦死者だ。
 死んだ時間順に発表していく。
 午前1時41分、女子18番・水上朱里は知っての通りだ。
 午前3時50分、男子16番・持留奏太。
 午前3時51分、男子11番・多田尚明。
 午前5時17分、女子19番・薮内桃子、以上だ。
 まぁ、良い進行速度だろう』

『まずは戦死者だ。
 午前6時50分、女子20番・山城このみ。
 午前9時2分、男子12番・津村翔平。
 午前10時19分、男子19番・四方健太郎。
 午前11時17分、男子9番・十河勇人。
 午前11時18分、女子17番・畠山和華。
 以上の5名だ』

『まずは戦死者の報告だ。
 午後0時58分、男子15番・藤野勝則。
 午後2時20分、女子10番・河本李花子。
 午後2時21分、女子5番・大谷純佳。
 午後2時22分、男子20番・湧井慶樹、以上4名だ。
 少しペースが悪いな、各自頑張るように』

女子2番・有馬怜江(ありま・さとえ)

卓球部。女子運動部グループ。
臆病で、1人でいることを嫌う。
特に志摩早智子(女子11番)になついている。

身長/146cm
愛称/怜江、怜江ちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★★☆

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

USSR マカロフ
kill:

なし
killed:

出雲淑仁(男子1番)
死亡話数:

49話
凶器:

ワルサーPPK
 

早智子に近づく人に殺意を抱く。

E=09エリアに潜伏していたが、出雲淑仁(男子1番)に発見される。早智子を探すために手を組むが、内心殺意を抱いている。<42話>

D=04エリアで早智子・北王子馨(男子5番)に会う。発砲。2人に説得されていたが、その後ろから淑仁に撃たれ、胸部に被弾し死亡。<48~49話>

 

中盤戦ラストを締める出来事の引き金となった怜江ちゃんでした。
ルール上2人が残るのは不可能だけど、そんなことは関係なく、ただ親友の側にいたかったという望みの結果が、こんなことに。書きにくい子でした。
 

女子20番・山城このみ(やましろ・このみ)

部活は無所属。ギャルグループ。
派手な外見をしているが、内面は素朴で優しい。
鶴田香苗(女子15番)に憧れ、いつも後を追っている。

身長/151cm
愛称/このみ、このみサン、このみちゃん

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★☆☆☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆

★★☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

ヌンチャク
kill:

なし
killed:

鶴田香苗(女子15番)
死亡話数:

20話
凶器:

グロック17
 

山神弘也(男子17番)が好き。

A=07エリア(図書館)で藤野勝則(男子15番)に襲われる大谷純佳(女子5番)を救う。恋愛話で香苗の怒りを買い、頭部を撃たれ死亡。<第20話>

 

ぱっと出で即死キャラでした、が、好きな子でした。
普段は人に気を配ることのできる良い子です、書けませんでしたが。
このみちゃんにしてみれば、何で自分が死なないといけないか全くわかりませんね(汗
 

女子19番・薮内桃子(やぶうち・ももこ)

家庭科部。女子文化部グループ。
内気な性格でいつももじもじしている。
病弱で、入院沙汰になる事もしばしばある。

身長/147cm
愛称/桃子、桃子ちゃん、桃ちゃん
特記/津村翔平(男子12番)とは幼馴染

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★★☆☆

★☆☆☆☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆

★☆☆☆☆
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

メガホン
kill:

なし
killed:

逢坂珠尚(女子1番)
死亡話数:

17話
凶器:

S&W M686
 

プログラムにショックを受けて体調を崩す。翔平と共に行動していたが、珠尚に襲われる。胸部に被弾し、失血死。最期まで翔平が生きる事を望んだ。<17話>

 

桃ちゃん視点で書けなかったのが後悔・・・。
多分、桃ちゃんにとって翔ちゃんはお兄ちゃんのような人で、恋愛感情とかはなかったんじゃないかなぁと思います。
 

海老原

常陸音哉(男子14番)は、自分の腕にはめられた腕時計に目を遣った。
デジタル時計を嫌う音哉の腕時計は、黒い革ベルトと白い文字盤に銀色の針という、シンプルながらも高級感のあるもので、音哉のお気に入りの一品である。
それによれば、あと10分程で、2本の針の間の角が180度の位置にくる。
もちろん、最初の放送の時に時計の針を合わせているので

音哉は時計をした腕と反対の腕――右腕を目の高さまで上げた。
この手は、銃を握った。
そして、友人だったはずの四方健太郎(男子19番)を撃った。人殺しの手。

留実子

健太郎は愛美に攻撃した。
伊賀紗和子(女子3番)だって、音哉が庇っていなければ危なかったかもしれない。
それなのに、罪悪感はやはり圧し掛かってくる。

音哉は支給された煙草の箱から1本取り出し、火を点けた。
ある意味ありがたい支給武器だ。
いつも吸っていたものとは違うが、これを愛用している須藤

女子4番・卜部かりん(うらべ・かりん)

ソフトボール部キャプテン。女子運動部グループ。
勝気で、家が男系である事が影響しているのか、男口調。
誰とでも親しくなれる事が長所。

身長/160cm
愛称/かりん、かりんちゃん、かりんさん
特記/水上朱里(女子18番)とは幼馴染

能力値

知力:

体力:

精神力:

敏捷性:

攻撃性:

決断力:

★★☆☆☆

★★★★★

★★★★★

★★★★★

★★★☆☆

★★★★★
 

以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。

支給武器:

スタンガン
kill:

柏原茉沙美(女子8番)
killed:

柏原茉沙美(女子8番)
死亡話数:

52話
凶器:

S&W M19
 

佐倉信祐(男子6番)のことが好き。

信祐・隅谷雪彰(男子8番)・柏原茉沙美(女子8番)と行動を共にしている。プログラムが異常であると感じ、脱出を目指す。<18話>

脱出を試みて正門(J=07エリア)へ行くが、政府の軍人・井上源次郎に諭され断念。<43話>

D=04エリアの惨劇を目の当たりにし、ショックを受ける。信祐を慰めていたところ、茉沙美が発狂。雪彰の死を目撃。茉沙美が精神安定剤を大量摂取して発狂したことが判明。後から行くと約束し、信祐を逃がす。茉沙美を止めるために銃[ピーーー]るが、自身も茉沙美に左胸部を撃たれ、力尽きた。<51~52話>

 

男勝りな女の子って、なんて書きやすいんでしょう(>_<)
結局告白できずに終わってしまいましたが、まぁ・・・いつもできるとは限らないというか、できない方が多数ですよね、多分。
 

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