コナン「怪盗キッドがまた予告状をだした?」 (31)

元太「ああ。お前知らないのかよ?」

コナン「いや、今日寝坊しちまってよ〜見てないんだテレビ」

歩美「へ〜コナン君ってやっぱたまにドジなところもあるんだね!」

コナン「わるかったな…//」

コナン(ハハ…昨日夜中の2時までずっと小説読んでたからな…)

灰原「ま、盗むのはまた鈴木財閥の宝石らしいけど」

コナン「となるとまたあのじいさん熱く燃えてるだろうな…」

灰原「ったく…ちょっとは新聞でも読みなさいよ!」

コナン「え?」

灰原「あの人今、海外で旅行中よ」

コナン「え、じゃあどうするんだよ?って、いってもま、たくさんの警備員が守るんだろうな」

灰原「違うわよ」

コナン「え?」

元太「あのじいちゃん、テレビで言ってたぜ!」

歩美「頑張ってね!コナン君!」

コナン「え?おい…まさか」

光彦「そうですよ!コナン君、君が守るんですよ!」

コナン「え、なんで?」

灰原「あのおじいさん、のりのりで言ってたわよ?キッドはあの小僧に任せた!ってね!ま、せいぜい頑張るのね」

コナン「え…。えええええええええええええええええ!?」


  劇場版 名探偵コナン 犯人からのメッセージ 〜make my day〜

                        俺作

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371265347


          鈴木邸宅


コナン「守れっつってもな〜夜の7時ここに参上って紙だけだからな〜手掛かりは…盗む宝石は…これか…」

コナン「相変わらずきらきら輝いてるな〜すげぇ〜」

中森警部「おい…れいのあの件だが…」

コナン(ん?中森警部?)チラッ

刑事「ええ…わかっています。キッドをコソコソ狙ってるあいつですね」

中森警部「ああ。キッドを狙う理由はわからねぇが、とにかくキッドの逮捕とキッドを狙ってるそいつの逮捕、今夜は疲れるな…」

コナン(キッドを狙ってる…?)

刑事「にしてもそいつ、キッドを殺すんでしょうか…」

中森警部「ああ、多分な…。」

コナン(……)

コナン(キッドを恨んでる誰か…か…。予告時間まであと10分…)

蘭「あ、いた!コナン君!どこ行ってたの?」

コナン「あ、ご、ごめんなさい!」

蘭「ほら!みんなのところへ行くわよ!」グイッ

コナン「は、は〜い」

              玄関

園子「きゃぁあ〜愛しのキッド様に会える〜!」

蘭「も〜園子ったら!」

コナン「…」

中森警部「予告時間まであと1分!お前ら!気を抜くなよ!?」

警備員達「はい!!」

 予告時間まであと 10、9、8、7、6、5、4、3、2、1…


       パッ


蘭「わ!きゅ、急に真っ暗に!」

園子「き、キッド様はどこ〜!?うぎゃっ」ドサッ

コナン(くそ!暗闇で何も見えねぇ!とりあえず時計…)

コナン(よし!早くお宝の所へ…)

中森警部「くそ!懐中電灯だ!お前ら何してる!?」

警備員A「く、暗闇で何も!うわぁあ!」どんっ

警備員B「あ、悪い!か、懐中電灯!どこだ!?あぁあ!」どさっどん!

 わぁ!ぎゃぁあ!どすっバタンッボキッわりい!うわぁあ!どっか〜ん!

中森警部「おいお前ら落ち着け!!お、おわあああ」ドスンッ

蘭「きゃぁあ!」ドサッ

園子「ら、蘭!?大丈夫?」

蘭「う、うん!転んだだけ。園子どこ〜?」

園子「ここよぉ〜!っておわっ」ドサッピッ

園子「いったたた〜何かにつまずいた〜」

『暗闇は楽しいかい?』

一同「!?」

中森警部「ど、どこから聞こえる!?ま、まさか…あいつ…!?」


コナン「!?」

コナン(もう来たか…キッドを狙うっていうやつは)


 『俺が用意した暗闇、どうやら楽しんでるみたいだね…ふふ…』

中森警部「おい!お前はキッドになんの恨みがあるんだ!?」

 『恨み?そんなのないよ。ただ殺したいだけさ。』

中森警部「ふざけんなぁ!!」

  『落ち着いて。俺が今からキッドを殺しに行く。そうすればお前ら警察ももう苦労しねぇだろ?』

中森警部「お前、何言ってるのかわかってるのか?殺したらお前泥棒よりも悪党だぞ?いや、もう悪党だな」

  『…いいだろう。勝手に言ってろ。今から俺はキッドを殺す…最後に俺からメッセージだ』

中森警部「メッセージ?」

コナン(メッセージ?)

       『make my day』

一同「!?」

コナン「!?」

コナン(…楽しませろ…だと…?)

 「よぉ、名探偵」

コナン「!?」

コナンSSはキチじみてるのが多いからこれは期待

コナン「キッド…?」

キッド「あったり〜♪」

コナン「って、もう宝石盗んだのかよ?早いな相変わらず」

キッド「そんなのんきなこと言ってていいのかよ?盗んじまうぜ?お宝」

コナン「お前こそ、命狙われてるんだぞ?」

キッド「ああ、今夜は面白くなりそうだぜ」

コナン「おいおい…」

キッド「ま、殺される前に俺は逃げるけどな」

コナン「ああ。今夜はお前をあきらめる。いいから早く逃げろ!危険だ!」

キッド「へいへい…じゃ〜な…名探偵…!?」

  バキューン

コナン「け、拳銃!?おいキッド無事か?」

キッド「ああ、なんとか!あっぶね〜どっから撃ったんだよ!」

コナン「わからねぇ…とにかく逃げろ!」

キッド「…なぁ名探偵…明日、ベイカホテルの屋上集合だ。」

コナン「へ?」

キッド「お前も来いよ?俺を殺そうとしてる殺人鬼さん?じゃな!」ポンッ

コナン「って、おい!!…ったく、危機感じてるのかよあいつ…」

コナン(っていってもま、俺も今、危険な状況なんだけどな…一体どこにい…!?」

        どかぁん!!

コナン「うわぁ!」ドサッ

コナン(く…。な、何かで…殴られた…』ズキッ

コナン(意識が…遠く…)

         病院

コナン「…ん…ここは…」

蘭「あ、コナン君!気がついた!」

コナン「ふぇ?」ズキッ

コナン「…っ!」

蘭「大丈夫?まだ頭痛む?」

コナン「ね、ねぇ…僕、どうしたの?」

蘭「あのあと、やっと明るくなったと思ったらコナン君がいなくて…それで、まさかと思ってあの部屋に行ってみたら…」

コナン「僕が倒れてたんだね」

蘭「そうよ。暗闇だったからどこかに頭ぶつけた?」

コナン「いや、そうじゃな…。…うん、そうだよ」

蘭「ったく、気をつけるのよ?今度から」

コナン「は〜い!!」

コナン(まさかキッドを狙ってるやつに殴られたなんて言えねぇよな…)

コナン「あ、そうだ!今日の夜、ちょっと用事あるんだった!」

蘭「用事?」

コナン「う、うん!みんなでゲームしにいくんだ!博士んちで!」

蘭「じゃあ、今日はダメね。コナン君、3日間入院よ」

コナン「ええ!?」

蘭「当たり前でしょ!?」

コナン「…」

コナン(しょうがない…こうなったら…)


          夜 ベイカホテル屋上


コナン「ふぅ…なんとかぬけだしてきたぜ…」

キッド「よ!名探偵!」

コナン「あ、キッド!」

キッド「あとはあいつだけだけど…ま、それまでのんびり雑談してようぜ」

コナン「ったく、なんで楽しそうにしてるんだよ」

キッド「それが俺だぜ!」

コナン「はは…」

コナン「にしてもあいつ来るのか?」

キッド「ま、しばらく待ってみようぜ!」

コナン「あぁ…」

バキューン

キッド・コナン「!?」

キッド「来たな…!」

コナン「ああ…」

 がさっ

コナン「!」

コナン「そこか!?」チラッ

犯人「!!」

キッド「お前か!俺の命狙ってるの」

犯人「…ああ、そうだ」

コナン「…」

キッド「で、殺してみろよ。俺を」

コナン「わ、馬鹿!挑発すんな!」

ばきゅん ばきゅん

キッド「おわ!あっぶね〜」

犯人「望むところだ!」

ばきゅんばきゅん

コナン「わぁ!キッド!とりあえず隠れろ!」

キッド「おう!」

犯人「ふ、隠れても無駄だ。キッド!」

犯人(と、その前に…)

バキュン バキュン

コナン「…」

コナン(やっぱ最初は俺狙ってくるか…案の定、予想はついてたしな…)

コナン(よ〜し…麻酔銃で一発…)カチッ

キッド「…」

犯人「…」

バキュン バキュン


コナン「よし!」パシュッ

犯人「そこか!?」ぐるっ

コナン「!?」

コナン(くそ!犯人が動いちまった…麻酔銃はひとつしかないし…残るはこの靴か…)

犯人「今、声が聞こえたな!そこだな?」

コナン「…ああ、そうだ…」

犯人「…お前…一体何なんだ?」

コナン「…江戸川コナン…探偵さ…」



犯人「ほぅ…探偵ごっこか…笑わせるなよ…。ま、地獄でやってろ…ガキが!死ね!」バキュン!

コナン「…」さっドサッ

犯人「ち、よけやがった!死ね!」バキュンバキュン

コナン「ふ…お前の方がガキだ!!くらえぇ!!!」ぼん!!

犯人「な!なんだ!?ぼ、ボール!?ってう、うわぁあああああああああああああああああああ!!」

    どぉおおおおおおおおおおおおおん 

犯人「う…ぁ…」ドサッ

コナン「…お、終わった…」

キッド「お疲れ名探偵!」

コナン「おいおい…」

キッド「ほら!これ返す」

コナン「あ、ああ、お宝か…」

キッド「目当てのものじゃなかったんでね」

期待。
続きはまだですか?

映画風にしたいということは
ここまでは前座かな?

コナン「そういえばお前に聞きたいことがあったんだけどよ」

キッド「なんだよ」

コナン「お前、なんで宝石盗んでは返してるんだよ。お前の目標はなんだよ?」

キッド「目標か…まぁ…敵ってことかな?」

コナン「敵?お前誰か恨んでんのかよ」

キッド「…まぁ、どちらにしてもお前と同じようなことだろうな…」

コナン「な、なんだって!?お前まさか本当はおっさんだったのかよ!?」

キッド「ふぇ?」

コナン「だって俺と同じって」

キッド「…名探偵もたまにはミスるんだな…」

コナン「違うのかよ?ま、いいか。」

キッド「じゃ、俺帰るな!じゃな!」ポンッ

コナン「ふぅ…これで事件解決…」


                病院


コナン(蘭は…あ、いた!怒ってるだろうな〜)

コナン「あ、あの…」

蘭「あ!コナン君!どこいってたのよ!?心配したのよ?」

コナン「ご、ごめんなさい…」

コナン(ハハ…ま、犯人も逮捕されたし、ひと安心だな…)

             翌日

小五郎「お〜お〜新聞にも書いてあるな〜」

蘭「え?見せて!」

       『怪盗キッド 命狙われる!!』

コナン(これまたでかでかと…w)

蘭「あ、コナン君!学校遅れちゃうよ!」

コナン「あ、は〜い!!行ってきま〜す!!」


            学校


灰原「…」

コナン「おい灰原、どうしたんだよ?そんなに黙ってて…」

灰原「…嫌な予感がするの…」

コナン「嫌な予感?」

灰原「ええ…。しかも…」

コナン「ま、まさか黒の組織のことか!?」

灰原「ええ。ジンとウォッカが襲ってくるような…」

コナン「ったく、心配しすぎだよ!!大丈夫だよ!」

灰原「…のんきね…私昨日見ちゃったのよ…」

コナン「見たって…何を?」

灰原「ジンの車を…」

コナン「!?」

灰原「あの時はあせったわ。ばれるかと思ったし…」

コナン「大丈夫だったのかよ?」

灰原「ええ」

コナン「な、ならよかった…。…」



             数日後 探偵事務所

小五郎「何ィ!?あの犯人、逃走したのかよ!?」

蘭「ええ!?ちょっと見せて!」

    『怪盗キッドを狙った犯人、逃走』

蘭「…!?」

小五郎「な?しかも驚きだろ?」

コナン「なんて書いてあるの?」

蘭「あの犯人…何の痕跡もなく逃走したそうよ…でも、逃走方法は牢屋のすぐそこの壁に大きな穴を
開けて逃げたらしいの…」

コナン「大きな穴って…壁に穴をあけるなんて道具がなきゃ無理!それをこの犯人はどうやって…」

蘭「それで、その犯人が閉じ込められてた牢屋の中にこんな文字が刻まれてたらしいのよ」

コナン「え?『h、¥、k、c、d、g』って…」

蘭「意味不明よね〜どういうことかしら…」

コナン「……!?」

蘭「ん?どうしたの?」

コナン「ね、ねぇ…これ以外に何も書かれてなかったの?」

蘭「え?えっ〜と、あ!あったよほら!」

コナン「!?」

 『 s l v g make my day 』

コナン「make my day 犯人の口癖か?そんなに楽しみたいのか?」

蘭「make my day って確か『楽しませろ』って意味よね?何をかしら?」

コナン「……ちょっと、灰原の家に行ってくる!」

蘭「え?ちょ…!」

             アガサ家

コナン「おい!二人とも!大変だ!!」

博士「ん?どうしたんじゃ?」

灰原「…」

コナン「おい!これ見ろよ!!」

灰原「…何これ暗号?」

コナン「ああ…。しかも、黒の組織が関係してるぜ…」

灰原「どういうことよ?」

コナン「 黒の組織 取引 楽しませろ 」

灰原「ちょっと!どうやって読んだのよ!?」

コナン「パソコンのキーボード見てみろよ。それで、ひらがなをこのとおりに読んでみろ」

灰原「この通りって…?『h、¥、k、c、d、g』を?」

コナン「ああ」

灰原「……!?」

コナン「だろ?あの犯人、黒の組織と関連してるな」

灰原「ええ、どうやらそうみたいね…」

コナン「…とりあえず明日考えよう…俺は今日、もう帰る。じゃあな」

灰原「…待って!私も行くわ!」

コナン「え?」

灰原「…いいでしょ?」

コナン「あ、ああ…」


            

コナン「…なぁ灰原」

灰原「何?」

コナン「黒の組織のこと…なんだけど…!?」

灰原「どうしたの…って!?」

コナン「あ、あの車…ジンの!?」

灰原「…!!」

コナン「くそ!いっちまう!!」ダッ

灰原「あ、待って!!」

コナン「くそぉ…逃がすか!!」



           
ウォッカ「…おい…なんかガキがっものすごい勢いで走ってますけど…」

ジン「それがどうした?」

ウォッカ「なんか俺らをおってませんか?」

ジン「…じゃあ、試してみるか…車をめちゃくちゃに走らせろ」

ウォッカ「了解!!」




コナン「な、右にまがった!!くそ!」だだだっ

灰原「ちょっと!工藤君!」たったったっ


ジン「…」

ウォッカ「やっぱり追いかけてきてますよ…殺します?」

ジン「ほっとけ…遊んでるだけだろ…」

ウォッカ「あ、兄貴…あのガキの後ろにいるの…シェリーに似てません?」

ジン「…似てるがシェリーはもうガキじゃねぇよ」

ウォッカ「そ、そうですよね…じゃあ飛ばします」

ジン「…」


コナン「うわ!とばしやがった!ま、まてぇえええ!!!」

コナン「く、くそ!こうなったらこの発信機を…!くらえ!!」シュッ


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コナン「よし、は、はり…ついた…」

灰原「ちょっと工藤君!無理よ!あの車に追いつこうなんて」

コナン「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…」ドサッ

灰原「ちょっと工藤くん!?しっかりして工藤君!?」

コナン「…はぁ、はぁ、はぁ…」

灰原「ちょっと!どうしたのよ?ねぇ?」

コナン「…き、きもちわりぃ……」

灰原「…え?」



               アガサ家

アガサ「ただの酸素不足じゃ…走りすぎだぞ新一」

コナン「しょ、しょうがねぇだろ……」

灰原「ったく、本当に馬鹿ね…」

コナン「で、でも…発信機も付けたし、お、おまけに盗聴器もつけ…」

灰原「なんで途中で言葉きるのよ?」

コナン「……」

アガサ「お、おい新一!顔色がさっきよりも悪いじゃないか?」

灰原「大丈夫よ。とりあえず寝てなさい。いいわね?」

コナン「あ…あ…」

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            その夜

コナン「よし…まずは盗聴器…」ピッ

コナン「お、聞こえた聞こえた」


ジン「よし…」

ウォッカ「もう少ししたら取引の時間ですね」

ジン「あぁ…」


コナン(取引…やっぱり…今がチャンスかもしれねぇ…)

コナン「発信機を…」

コナン「…おいおい…でかい店の屋上じゃねぇか…」

コナン「でもここなら近いし…よし、行くか!」

灰原「何言ってるのよ。あなたまだ体調よくないでしょ?」

コナン「もう平気だって!じゃ、行ってくるな」

灰原「ちょっと待ちなさいよ。なんでそんな軽いノリなのよ!」

コナン「…そりゃ怖いよ」

灰原「じゃ、なんで」

コナン「もう逃げたくはねぇんだ…早く戦いを終わりにしたいんだ…」

灰原「……じゃあ…私も行くわ」

コナン「でもお前、大丈夫なのかよ?」

灰原「ええ。心霊動画みたいに一体どこからでてくるのかわからないって恐怖はないもの。場所わかるし」

コナン「あ、ああ…しかもすぐそこの店だしな…」

灰原「ええ…今日捕まえられなくても、新たな発見ができるかもしれないしね」

コナン「ああ、そうだな…じゃあ、行くか」ドキドキ

灰原「ちょっと、今から緊張してどうするのよ」ドキドキ

コナン「そ、そういうお前こそ…平気か?」

灰原「へ、平気よ…。・・・・・」

コナン「・・・・・」ドキドキ

           店の屋上

ジン「にしても人気ねぇな…」

ウォッカ「そうですね。ここは都内の中でも意外と取引しやすいところかもしれませんね」

ジン「ああ…」

犯人「よ!お待たせ!」

ウォッカ「お、来たか!例のものもってきたか?」

犯人「ああ、ちゃんと持ってきたぜ。ほらよ!とるのに苦労したぜ」

ウォッカ「ふっこれ、キッドがとろうとした奴だな…」

犯人「ああ…ま、なぜかそのあと返したみたいだがな」

ウォッカ「にしても、キッドを殺すとはお前もやること派手だな」

犯人「お前らに言われたくはねぇよ!」

ウォッカ「俺たちは証拠なく動く…でもお前証拠でまくりじゃねぇか!」

犯人「そ、それ言うなよ!」


コナン「…」ドキドキ

灰原「ずいぶんと楽しそうじゃない…」ドキドキ

コナン「ああ…」ドキドキ

ウォッカ「よし…あとあれももってきたよな」

犯人「あったりめ〜だ!俺の好きなことだぜ?ほらよ!早く盛大にやれよ!」

ウォッカ「そうあせんな!すぐここを粉々にするからよ」

犯人「頼むぜ!」


コナン「!?」

コナン(爆弾だと!?や、やべぇ…)ドキドキ

灰原「ちょっと危険じゃない!?」

コナン「く、くそ…こうなったらあいつらがいったスキにあの爆弾、蹴り飛ばす」

灰原「…え、ええ…わかったわ…」

コナン「……」ドクッドクッ


ジン「おい、早くしろ時間ねぇぞ」

ウォッカ「了解!!」ぽちっ

犯人「よし!あと30秒で爆発だ!その前に逃げるぞ!」

ウォッカ「ああ…車動かします兄貴!」

ジン「ああ…」

犯人「おいジン!早く乗れ!」

ジン「おいお前ら…誰かの視線感じねぇか?」

犯人「視線?いや…」

ジン「…まぁいい…」ガチャッ

 
ぶろろろろ…


コナン「……」ドキッドキッ

コナン「よ、よし今だ!」ダッ

10、9、8、7、6…

灰原「あ、く、工藤君!!危ない!!」

コナン「ま、まにあわねぇ!!!!」

3、2、1…

 どっかぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!!


コナン「うわ…!!」

灰原「く、工藤君!!きゃ!」

コナン「は、灰原!何かにつかまってろ!」

灰原「え…」

コナン「あ……」

灰原「く、工藤くぅうううううううううううううううううううううううううううん!!!!」

灰原の悲鳴とともに俺は絶望した。頭が真っ白になった。爆発にのみこまれた俺は
ビルの屋上から落ちていった その瞬間はまさにスローモーションのように…

コナン「う、うわぁああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

コナン(もう…ダメだ…)

  スッ

コナン「!?」

キッド「ったく…危ない奴だなお前…」

コナン「か、怪盗キッド!?どうしてお前!!」

キッド「あいつらの取引を見てたんだよ。あの犯人、俺のおってる組織だったから…」

コナン「な、何!?」

キッド「ったく、馬鹿だな〜。あの宝石、なんの価値もないものだったのに…」

コナン「そいつらも、宝石狙ってるのか?」

キッド「ああ…」

コナン「へぇ〜。でも、ありがとな!!助けてくれて!」

キッド「ああ…で、とりあえずおろすぜ?」

コナン「ああ」

コナン「あ、で、でも灰原…」

キッド「大丈夫…お前が大丈夫だと知って今降りてきてるから」

コナン「そ、そうか…よか…った…」

キッド「ん?おい、大丈夫か?おい!?しっかりしろ!」

コナン「スースー」

キッド「あ、なんだ…寝てるだけか…」


灰原「く、工藤君!」

キッド「あ、大丈夫です。寝てるだけですから」

灰原「え、ええ…。ありがと。キッド」

キッド「いえいえ…では私はこれで…」ポンッ

灰原「…ったく…結局最後は私が工藤君を背負って帰るのね…」

コナン「…ん…灰原…あれ?」

灰原「あ、起きた?」

コナン「あれ俺…そうか…無事だったのか」

灰原「ええ」

コナン「にしても今回はあっけなかったな〜」

灰原「ほんとね」

コナン「でもま、よかった!」

灰原「だけどもっとスリリングなほうがあなたにとってはいいんじゃない?」

コナン「バーロ!んなわけねぇだろ…でも確かに今回のは…まさに make my day だな」

灰原「いいじゃない。あなた十分楽しんでるじゃない」

コナン「そ、そうか〜?」

灰原「ええ。ま、とりあえず帰りましょう」

コナン「ああ!」



              翌日

小五郎「ったく…結局あの犯人捕まってねぇのか」

蘭「しかもすぐそこの店は屋上爆発したしね」

コナン「…」

小五郎「あ、そういえばまた変な暗号が瓦礫からでてきたらしいぞ」

蘭「え?」

小五郎「ほら」

蘭「今度は…『 next z t j 5 w n 』って…ま〜たわからないよぉ」

コナン(次は 捕まえてみろ?警察への挑発か…)

                学校

灰原「犯人、挑発してたわね」

コナン「ああ…」

灰原「でもまた平和に戻ったわね!よかった」

コナン「ああ!!」

歩美「あ、二人ともいた!みんなでサッカーやろ〜!」

コナン「おう!」

灰原「今行くわ!」

元太「よ〜し!今日は本気だぜ!」

光彦「いつも本気じゃなかったんですか?」

元太「いつも本気だ!」

コナン(でもまぁ…平和が何よりだな…)


             探偵事務所


小五郎「えっ〜と競馬、競馬…!?」

小五郎「ま、マジで?」

       『キッドの命を狙った犯人、焼死体で発見』

小五郎「マジかよ…!何があったんだ?」

     
ジン「あいつ殺しておいて正解だな」

ウォッカ「ええ。もともと予定でしたし」

ジン「ああ…じゃあ次の取引場所にいけ」

ウォッカ「了解!」


         探偵事務所

小五郎「さらに暗号が書いてありその暗号は…」


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1 :  SS好きの774さん   2014年01月23日 (木) 17:26:17   ID: NscEOLrh

ああいいあさ

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