咲「宮永咲のお先におやすみなさい」照「宮永姉妹の、だね」【咲先ラジオ第10局目】 (63)

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咲さんがメインを務めるラジオSSです。

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もう一歩踏み出せる?私待ってたよ~♪

絶対ゆずれない~♪この時を待ってたよ~♪


NewSPARKS!輝きの中で~♪
NewSPARKS!違う世界へ~♪



咲「皆さんこんばんはっ」

咲「宮永咲のお先におやすみなさい」


咲「す、好きな四字熟語?えぇっと、一期一会!」


咲「メインパーソナリティの宮永咲です♪」



咲「本日、8月22日日曜日!今日はりゅーもんスタジオではなく、東京国際フォーラムラジオブースから週末最後の癒しの時間を皆さんにお届けします!」?




咲「さてさてー」

咲「改めまして、今日は慣れ親しんだ長野のスタジオではなく、東京のインハイ会場にあるスタジオからお送りしている訳ですが」

咲「リスナーの皆さんは勿論、どうして私が東京に居るのか理由を知ってますよね!」


咲「……ふむふむ、そうですそうです!知ってる方はバッチリです!」

咲「……え、知らない?そんな人、居るはずないですよねー」

咲「正解はですね、わたくし宮永咲はインターハイの解説プロとして、東京にお呼ばれしているからです!」




咲「……はぁ…」

咲「うん………そんなんです、解説ね」

アシ『どうかしたんですか?』

咲「私ね?解説の本番が始まる前までは……」

咲「ラジオでも緊張せず話せるようになったし、解説くらい余裕だよね!……って思ってたの」

アシ『ほう』


咲「ところがどっこい、解説って凄い大変で!」

咲「一つ一つの試合を、観戦している人に伝わりやすく表現するにはどうしたらー!とか、色々考えちゃいまして」

咲「ほら、インハイってオカルト持ちが多いじゃない?」

アシ『SOA』

咲「そう、アシスタントさんの様な方も少なくない数居ると思うんですよね。所謂、デジタルの方!」

咲「だから、そんな方達も含めて皆に分かりやすく解説するのが思いの外難しくて!」

咲「あんまり上手くいかなくて、ちょっとションボリです」

アシ『そうですかね?見ていましたが、とても可愛らしかったと思いますが』

咲「可愛らしかったって……えへ…ありがと…///」




咲「って違う!」ベシッ

アシ『ふふっ……』

咲「可愛らしかったらダメ!解説として、ビシッとした所を、皆さんに見てもらいたいんですから!」


咲「ふふん、このラジオからは想像出来ないような私をリスナーの皆さんにお見せしてあげますから」

咲「明日からの試合も、是非見てくださいね♪」

咲「私ももう少し考えて、次回はもっと上手に解説出来るように頑張ります!」





咲「さて」

咲「毎度お馴染みのオープニングトークですが、今回何話そうかなーって考えても、やっぱりインターハイの事しか出てきませんでした…」

咲「が、インハイのお話はあえてせず、別の話題でいきたいと思います」

咲「えっ、何故かって?」

咲「まあ、そう思う方もいらっしゃると思うんですけど、うん、そこはほら……」

咲「気分的に、インハイの話は解説の時だけで良いと言いますか……ねぇ?」

アシ『ふっ……』

咲「あっ、笑ったね!?」

アシ『つまり、インハイの話題を話すのは飽きたと』


咲「ふふん、このラジオからは想像出来ないような私をリスナーの皆さんにお見せしてあげますから」

咲「明日からの試合も、是非見てくださいね♪」

咲「私ももう少し考えて、次回はもっと上手に解説出来るように頑張ります!」





咲「さて」

咲「毎度お馴染みのオープニングトークですが、今回何話そうかなーって考えても、やっぱりインターハイの事しか出てきませんでした…」

咲「が、インハイのお話はあえてせず、別の話題でいきたいと思います」

咲「えっ、何故かって?」

咲「まあ、そう思う方もいらっしゃると思うんですけど、うん、そこはほら……」

咲「気分的に、インハイの話は解説の時だけで良いと言いますか……ねぇ?」

アシ『ふっ……』

咲「あっ、笑ったね!?」

アシ『つまり、インハイの話題を話すのは飽きたと』


咲「違うんですって!ほんとに、インハイの話しようって思ってたんですよ?さっきまで!」

咲「でもほら、このラジオを聴いてくれてるようなコアなリスナーさんは、私のテレビでの解説も見てくれたと思いますし」

咲「私、解説の時に現段階までの試合で記憶に残った選手とかの感想は、全部話してるんですよー」

咲「ほら、永水の子とか、白糸台の子とか。沢山話してたの知ってますよね?」

咲「なので、私の口から出るインハイの試合に関する感想とかは、既に聞き飽きてるんじゃないかなって思ってですね……」

咲「そう、これはリスナーさんの為!同じ話題は聞きたくないよーって人の為です」

咲「ありがたく思ってくださいねっ!」

アシ『ふっ…その言い草はどうなんでしょうか……』ププ


咲「と、言う訳で、そうだなぁ…」ウ-ン

咲「リスナーの皆さんは、お風呂に入る時……身体を洗う時ですね」

咲「どこから洗うーとか、ありますか?」

アシ『!!』ガタッ

咲「ど、どうしたの、アシスタントさん?」

アシ『い、いえ……。失礼しました』

咲「えーっとですね、先に洗う部分で分かる心理テストみたいなのを、この前本で読みまして!」

アシ『ふむ…今の時代は何でも心理に結び付けたがりますね』

咲「そういう事言ったらダメだよ!?」

咲「ちなみに、私は下…足ですね。から洗うんですけど」

咲「アシスタントさんはどうですか?」

アシ『私は腕からですかね。持っている所から洗っていかないと、なんだか落ち着かなくて』

咲「ふむふむ…分かりました!」

咲「ほら、見てこの本!この話するために持ってきたんだー」つ本

アシ『それはつまり、やはり最初からインハイの話をするつもりが無かったということでh』

咲「は、はーい違いますからねー!」


咲「えっと、じゃあ足からの人のと、腕からの人のやつを言うので、同じ人は要チェックです!」

咲「では、まずは下から洗う人……」ペラペラ

アシ『というか、その本……心理は心理でも、恋愛心理ですか…』

咲「あ、うん。言い忘れてましたけど、そうです!」

咲「身体を先に洗う箇所で、恋愛の特徴が分かっちゃうんですぉ~」フフフ

アシ『そんなオカルト、ありえません』

咲「なんて言ってる和ちゃんですが、日課は毎朝ニュースの星座占いを見る事だったりします」ペラペラ

アシ『そ、それは今言う必要がありますか!!/////』

咲「ちなみに、和ちゃんが見ている占いで今日の天秤座のラッキーアイテムを眼鏡と言っていたせいか、今日の和ちゃんは眼鏡を」

アシ『咲さん!!私の事は良いですって!尺切りますよ!?/////』

咲「ふふ、ごめんごめんっ。和ちゃん、眼鏡姿も綺麗だから」クスクス

アシ『/////』プシュ-

咲「っと、いけないいけない!皆さんお待ちかね……なんですかね?の、結果発表です!」

SE『ドンドン ぱふぱふー』

咲「久々に音声さんが仕事してる気がする…ちょっとビックリしたよ」

SE『ガーン』

咲「えっと、まずは私と同じ!足から洗う人の恋愛……」

咲「な、なんか…自分の事を言うの、恥ずかしいかも……/////」

和『では、私が読んで差し上げますね』ヒョイ

咲「ああ!!」


和『コホン…下から洗う方の恋愛の特徴です』

和『えー、あなたの恋愛は無理をして相手に合わせるのではなく、自分のペースで進めていく傾向があります』

和『ふむ……』チラリ

咲「そ、そうなのかなぁ…/////」

和『そのため、甘えたり頼ってきたりするタイプの人とは上手くいかないかも。反面、仕事や趣味など打ち込める物を持っている人となら長続きするかもしれません』

咲「仕事や………趣味…」フムフム

和『恋がきっかけとなってお互いを磨き合うことができ、スキルアップにも一役買いそうないい関係となるでしょう』

アシ『……だそうです』

咲「じゃ、じゃあ次!腕から洗う人!」

アシ『感想は無いんですか』

咲「は、恥ずかしいんだもん!/////」

咲「まあ、最後の方とか…打ち込める物を持ってる人~とかの件は…ちょっと、合ってるかな…なんて!」

咲「思いますかね、はい!終わり!/////」

アシ『ふふ……自分で始めた話題なのに、自分が照れてどうするんですか』クスクス


咲「次、腕から洗う人の方を私が読みます!」

咲「はいそこ、マイク切って聞こえないようにしようとしない!」

アシ『ぎくっ』

咲「えーっと、では読みますね~♪」

咲「あなたの恋愛は、相手との心のつながりを大事に考え、精神的な支えになりたがる傾向があります」

咲「ほうほう…」チラリ

アシ『ど、どうしてこっちを見ますか!/////』

咲「別にっ!」クスクス

咲「ただ、頼ってもらえないと物足りなかったり、必要なときに相手がそばにいないとあなた自身が落ち込んでしまったりしそう」

咲「あー……確かに、意外とそういう可愛い所あるもんね」

アシ『し、知りません……っ////』

咲「好きな人の顔色を見てばかりだとストレスが溜まるので、自分の目標をしっかり持つといいかもしれません。ときには恋愛を忘れて趣味などに打ち込みましょう」

咲「だ、そうです!」

咲「リスナーの皆さんにも、当てはまる所はありましたか?」

咲「よければ、今後の参考にどうぞです♪」

咲「アシスタントさんは、顔を真っ赤にしちゃってるので、きっと当てはまってたんでしょうね!」アハハ

咲「ぅわわ…ジトーっとした涙目で睨まれちゃいました」



咲「と、いう訳で!」

咲「良い感じに、したかったお話もできた事ですし、そろそろ始めましょうか」

咲「ゲストは、皆さんお待ちかね……というか、本人が一番待ち望んでいたらしいです」フフ

咲「そんな方と一緒に、のんびり盛り上げていこうと思います!」




咲「宮永咲の、お先におやすみなさい!深夜11時から45分間、是非お付き合いくださいね♪」




絶対ゆずれない~♪
この時を待ってたよ~♪
君とCHANCE!CHANCE!つかもう~♪


NewSPARKS!輝きの中で~♪
NewSPARKS!違う世界へ~♪



咲「この番組はりゅーもんスタジオ……では無くて今夜は、東京国際フォーラムラジオブースさんと!」?

咲「全国麻雀協会さん」?

咲 「親愛なるリスナーの皆さんの提供で、お送りします!」


――――――
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―――――――――――――――――――




咲「お送りしています、宮永咲のお先におやすみなさい」

咲「改めましてこんばんは!メインパーソナリティの宮永咲です♪」

咲「そして、今夜のゲストを紹介します!」

咲「今や麻雀を嗜む人で知らぬ者はいない!史上で最も激戦だったと言われているインハイの、伝説の世代の一人!」

咲「その功績は風化する事を知らず、今でも夏には必ず、テレビなどで取り上げられている人です!!」

「ちょ……咲、大袈裟すぎ…」

咲「現在は、東京都でトッププロとして日々活躍をしている最強の雀士!」

咲「そして、私の大切なお姉ちゃんでもあります!宮永照さんに来てもらいました!」

咲「ようこそー!」

SE『ウォォォォォォォォォ!!!ヒューー!!Congratulation!!』


咲「ぅわわ…今日の音声さん凄いな…はい、では挨拶をどうぞっ」




照「紹介に預かりました、宮永照ですっ!」営業モード

照「今日は、妹であると同時に数々の成績を残してきた宮永咲さんがメインを務める番組にゲストとして呼んで貰う事ができ、とても光栄です!」営業モード

照「本日は宜しくお願いします!」営業モード


咲「んふっ……」

アシ『ふっ……』

照「どうかした?」営業モード

咲「お、お姉ちゃん……あ、このラジオは緩さをモットーにしておりますので、お姉ちゃんと呼ばせて貰いますねっ」

咲「お姉ちゃん、最初からそんな営業モード全開で挨拶しなくても良いんだよ?」

アシ『完全に別人のようですね……女優などでもやっていけそうです』


照「……咲がハードル上げるからだよ」ジト-


咲「あはは、ごめんごめんっ!」


咲「という訳で、今夜のゲスト!宮永照さんです、宜しくお願いします!」


照「宮永照です。宜しくお願いします」

照「あまりこういった番組は慣れていないから、お手柔らかに」


咲「さっきの凄い挨拶は何だったんだ!ってなりますけども、そうですね~」

咲「確かに、お姉ちゃんがこういう雑談する感じの番組って見ないかも」


照「でしょ?……というか、私の方が最初は驚いた」

照「咲が、ラジオのパーソナリティやるって聞いて」

咲「あー…ふふっ…ちょっと聞いてくださいよリスナーさん」

咲「お姉ちゃんってば、私がこのラジオをやるって報告した時、20回位確認してきたんですよ?」フフ

咲「わざわざお父さんにまで確認して……あははっ」

照「それくらい意外だったからね…。でも、今までのとか聴いてたり、さっきのオープニングで話してるのとか見てたら」

照「結構、適任だったんだなって思えてきた」

咲「そ、そうかな?直接言われると、嬉しいかも」

照「うん。咲の声って、聴いてると落ち着くし」

照「私、聴いてるといっつも、開始5分くらいで寝てる」

咲「それは逆に寂しいよ!?もう少し聴いて!?」

照「冗談。全部聴いてるよ」クスクス

咲「真顔で冗談を言わないで欲しいです……未だに、お姉ちゃんのジョークは伝わり辛い!」

咲「という訳でですね、こんなお姉ちゃんと一緒に!今夜はお送りしていきたいなと、思います」


咲「……これ、台本(仮)に"話したい事を話す"としか書いてないんだけど…」

照「私の方もだよ?」

咲「スタッフさん、その"今回は文字が書いてあるだけ偉いだろ褒めろ"的なドヤ顔やめて下さい。カンしますよ?」

咲「言っておきますけど、いつもは何も書いて無いんですから…」

咲「言われるまでもなく、話したい事を話してますからね!?と言うか、そうせざるを得ない!!」

アシ『咲さんだからこそ成せる業です。さすが咲さん』

咲「偶には台本アリで安心してやりたいよ……」

照「でも、咲って台本とかあった方が失敗しそう」

咲「へ、そう?」

照「うん。逆に緊張しそうじゃない?」

照「ほら、昔小学校の学芸会で」


咲「あーっ!!その話NG!!NGだから!!はい、事務所がOK出してません!!/////」


アシ『咲さん、NGなんて無いでしょう……続けて』


照「この子、昔学芸会で劇をやった時、台本の台詞を間違えちゃいけないと思う余り」


『少女?マッチはいりませんか……(哀しそうな表情で)』




照「っていう所を、全部そのまま…『少女!マッチはいりませんか……哀しそうな表情で!』」



照「って読んだことがあったの」

アシ『ふっ…ふふっ……』プルプル

咲「あぁぁぁぁぁぁぁ~!!!/////」

照「だから、台本があると……」

咲「む、昔の私でしょそれは!!/////」

咲「あーっ恥ずかしい……////そんな話今しなくても…ほらそこ、いつまで笑ってるの!/////」

アシ『ふふっ…すみ……すみません…あははっ!』

照「あれは、私も姉として少し恥ずかしいと思いつつ、可愛いとも思ってた」フフ

咲「何これ……どうして私が恥ずかしい目に遭ってるの/////」


咲「さ、さてさて!気持ちを切り替えまして!」

咲「今夜のゲストは宮永照さんという事で、やはり話題は麻雀になりますでしょうか」

照「そうなのかな?」

咲「なんせ、今では知らない人は居ないって言われるほどのトッププロだからね……」シミジミ

咲「巷では、小鍛治健夜の再来~とか何とか呼ばれているみたいですし」

照「さすがに、それは私が恐縮だよ」

照「でも、それに恥じないような麻雀を打っていきたいかな」

咲「聴きましたかリスナーさん!これが私のお姉ちゃんです!」フンス

咲「この麻雀に対する姿勢、私も1雀士として本当に尊敬していますっ」

照「ふふ、ありがとう。なら、尚更頑張らないとね」ナデナデ

咲「ふぁ……」ニヘラ

咲「っと、いけないいけない!このままじゃ放送事故だ」



咲「それじゃあ、オープニングで出来なかったインハイの話をここでしよっかな」

アシ『結局するんですね」

咲「うん、折角だしね」


咲「という訳で、お姉ちゃんは今年のインハイはどう見ますか?」

照「まだ中盤だけど、ここまで観ててもやっぱり全国大会はレベルが高い」

照「プロになっても、学生の打ち筋から学ぶ事がかなりあって、観ていて楽しいかな」

咲「だよね!私も、初めて全国に出た時はレベルの高さにビックリした思い出があります」

照「それと、時が経つの早いなって思った」

咲「と言うと??」

照「この前インハイの個人決勝で、咲と戦って色んな話をしたと思ったら」

照「もう咲が高校卒業してた……本当に、時間が経つのは早い」

咲「あー……それは私も思うかも。あの時の事が、つい昨日の事みたいに感じる」


照「全国まで来て、姉に話をしに来てくれたのは、きっとこの先もこの世で咲だけ」

照「改めて、ありがとう」

咲「こちらこそ、ありがとうっ!」ペッコリン

咲「……って、和ちゃ…アシス……面倒だから和ちゃんでいいや」

咲「どうして泣いてるの!?」

照「ホントだ……」

アシ『ぐすっ…いえ……ほんとうに…良かったなぁとおもいまして…うぅ…』グス

アシ『1年の時は…近くで、ずっと見ていましたから…』

咲「和ちゃん……」

照「原村さんも、ありがとう。咲から、貴女の事も沢山聞いた」

アシ『本当ですか!?どんな事を!?』ガバッ

照「ぅわわ…」ビク

咲「急に元気になった……」

アシ『咲さんは私のどんなところを褒めていましたか!?さぁ、さあ!』

咲「褒めてたの前提!?」


照「え、えっと」オロオロ

咲「気にしないでお姉ちゃん。和ちゃんってば、偶に暴走しちゃうの」つノドカノマイクオフ-

照「そうなんだ…」


咲「そんな訳でですね!」

咲「アシスタントさんをクールダウンさせる為にも、この辺で一曲紹介します!」

照「おお……ラジオっぽい」

咲「ゲストに来る人ほとんどに、その台詞を言われるけど、正真正銘のラジオだから!!」

咲「……ラジオだよね?」

咲「なんだか、こんなグダグダな番組が本当に電波に乗って皆さんに届いているのか心配になってきたよ…」

咲「そんな今夜、皆さんにお届けする一曲です!」


照「FACTから、apeです。どうぞ」


https://youtu.be/d8uAnZOBy24


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~しーえむ!~


『新しい雀娘が着卓しました!』



咲『初めまして司令官!槓型1番打、嶺上雀士の咲です!』


咲『暗槓、大明槓、加槓などなど、槓からの嶺上開花を得意としています!』

咲『えっ、それじゃあまるで槓娘……って、違いますっ!』

咲『出身は清澄卓です。和ちゃん、どうしてるか心配だなぁ…』

咲『立派な雀娘目指して頑張ります!宜しくお願いしますね、司令官!』ペッコリン



『麻雀これくしょん!』







『新しい雀娘が着卓しました!』


和『初めまして提督。デジタル型1番打、SOA雀士の和です』

和『効率性、確実性、精密性だけを極め、対局相手を殲滅します』

和『私がトビ?そんなオカルト、ありえません』

和『出身は清澄卓です。槓型、1番打の咲さんは私の守るべき雀士ですので、同じチームに入れてくださると……』チラ

和『あ、咲さん!』パァ

和『それでは提督、宜しくお願いしますね』



『貴方はどの雀娘と対局(戦争)する?』


『麻雀これくしょん!対局開始まで、いよいよあと4向聴!』


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咲「お送りしています、宮永咲のお先におやすみなさい」

咲「この番組では、リスナーの皆さんからのお便りを随時募集している訳ですが!」

咲「今週も沢山のお便りが来ていた様で、本当にありがとうございますっ」

照「ありがとう」

咲「えー……それに伴ってですね、一つ謝罪しなければいけない事がありまして」

咲「この番組宛にくるお便りって、ほとんどがメールで送られてくるんですよ」

照「だろうね」

咲「えーっとですね……そのぉ…」

照「???」

咲「私、電子機器が、その、苦手なんですけれどもぉ~…」

照「あっ(察し)」

咲「いつもは、スタッフさんが届いたメールの中からランダムに選んで印刷してくれて、それを私達が読むって形なんですよ…」

咲「そのですね…先日、偶には私も選びたい!って我が儘を言って、少し触らせて貰った結果…そのぉ…」

照「ふっ……咲、さっきから "そのぉ" って言い過ぎでしょ…」フフ


咲「えー、その結果ですね、見事にデータが全て吹き飛んでしまいましたすみません!!!!!!」

照「想像通り…というか、この事態を想像しなければいけないのはおかしい気がする…打ち合わせの時に教えて欲しい」

咲「いやぁ…あはは、その通りです、はい…」

照「まあ、台本が無い故に打ち合わせがほぼ無かったに等しいのが問題なんだから、責任はスタッフ側にあるね、うん」ナデナデ

アシ『咲さんにネトマ以外の事をパソコンでやらせた私達が悪いですね、申し訳ないです』

アシ『あ、咲さん』つカンペ


咲「……まあ、そういう事でですね、はい」

咲「そういう事です!!リスナーさん、ここは私に免じて……」





咲「ゆ、許してにゃんっ…?」ニャン






照「!?」

和『ぐはっ…』

スタッフ『許すわ』

スタッフ2『許します』

SE『テレテレッテレー!』



咲「あ、あぅ……/////」


照「ど、どうしたの急に……」チラ

照「ああ、あのカンペはそう言う」

咲「あああああああああ!!/////恥ずかしい!!/////」

咲「よりにもよって、お姉ちゃんの前で/////」



咲「はい!もう、そんな訳で皆許してください!!/////」

照「えっと、それじゃあ、この時間はどうするの?」

咲「どうするの?」チラ

アシ『大丈夫です。こちらを』つホワイトボード

照「ホワイトボード?」

咲「使うの、随分久し振りだね」

アシ『今回は、義姉さんがゲスト&お便りのお題が姉妹だった、という事で』

アシ『はい、咲さんこちらを』つ台本

咲「だ、台本……!?この番組で、台本!?」

照「咲、凄い顔してるよ」


アシ『台本と言いましても、大まかな事しか書いていませんので、進行は任せます』

咲「こ、これ、アシスタントさんが書いたの……?」

アシ『え?まあ、はい。』

照「そういえば、しばらく静かだったね」

アシ『それを作っていましたので』ドヤァ

咲「和ちゃんが、原村さんになってるよ…凄い……」ゴクリ

アシ『ちょ、それどう言う意味ですか!?』

咲「えっと、では特別企画!」

咲「姉って、妹って、どんな人?宮永姉妹編!……の、コーナーです!」

照「大まかに説明すると、目の前にある箱の中から紙を引いて、そこに書いてあるお題に沿って、色々話す……って感じかな?」

咲「ありがと。追記しますと、お題は私達姉妹についての物となっています!」

照「これ、ホワイトボードは必要なの?」

咲「ラジオとかでよく見るから採用してるらしい」

照「ふっ…そんな理由…」

咲「ではでは、時間も押して来ましたのでさっそく!」


咲「どっちから引く?」

照「咲から良いよ」

咲「なら、私から引きます!」

咲「んー……」ガサゴソ



咲「……んー…?」ガサゴソ




咲「……んー…」ガサ

照「んふっ…咲…?どうしたの」

咲「これ、紙が2枚しか入ってない…」

照「ふふっ……なにそれ…ふっ…」

咲「箱用意する意味あったのかな!?」

アシ『ありませんが』

咲「無いなら普通に紙だけ渡して!?」

アシ『ラジオっぽさですよ、ラジオっぽさ』

咲「ホワイトボードもだけど、音声だけなんだしリスナーさんには何一つ伝わらないからね!?」

アシ『ふふん、皆さんは心の目でご覧になってますよ』

咲「そんなオカルトありえないよ…」


照「咲が引かないなら、私が引きたい…!」キラキラ

咲「凄いやりたそうにしてる!?」

照「え、こういうのって楽しくない…?インハイの抽選とか、菫をいっつも羨ましいと思ってた」

咲「なにその話……インハイチャンピオン可愛すぎるよ…」

照「えへへ」テレテル

咲「ま、まあ…そういう事なら、この箱には突っ込まずに、お姉ちゃん引いていいよ?」

照「やったっ」

咲「よくよく考えたら、この番組っていっつもこんな感じだった気がしなくも無いや」

照「何が出るかな~何が出るかな~」ウキウキ

SE『テレレテレレレ♪テレレテレレレ♪テレレテンテンテレレレン♪』(あのBGM)

咲「妙に懐かしいBGMをまた…」

照「じゃあ、これで」つ紙

照「えっと、なになに…」

照「お題、お互いの好きな所、直して欲しい所!……だって」

咲「随分と普通だね……もっと、変なのが来るかと思ってたよ」


照「確かに。咲の1年間で嶺上開花を和了る回数とか想定してた」

咲「さすがにそれとは一緒にしないで欲しいな…」

アシ『一局、平均6回。今年の咲さんの想定公式対局数は約600局ですので、単純計算で3600回ですね。素敵です』

咲「怖いよ!?いつの間に平均なんて出してたの!?あと、さらっとオカルト認めないでよ!」

照「役の和了り率は、公式のページとかで出てるよ」

咲「あ、そうなの?…びっくりしたぁ…ちょっと安心したよ」

照「新人プロは出てないけどね」

咲「安心を返して!?」

アシ『何を言ってるんですか。高校の時、後輩にデータを残す為に、部員全員のデータ統計をしたでしょう?』

アシ『あの頃のデータですよ。オカルトは……私は、咲さんの全てを受け止めますからね』キリッ

照「妹はまだあげないけどね」

咲「色々と話が入り混じりすぎ!!この話は一旦置いておきまして、えっと、お題なんだっけ…」

照「お互いの好きな所、直して欲しい所だね」


【お題・お互いの好きな所、直して欲しい所】


咲「じゃあ、このホワイトボードに書いて発表……でいいのかな?」

照「分かったよ」

アシ『制限時間は1分でお願いします』

咲「了解っ。制限時間は1分、よーいどんっ」

音声『もう一歩踏み出せる~♪私待ってたよ~♪』


咲「うーん、好きな所は良いとして、直して欲しい…」

咲「いや、特に悩むこともないや」カキカキ

照「えっ…地味に傷つくんだけど」カキカキ

咲「ふふっ、まあまあ♪」クスクス

照「んー……あ、何個くらい書けばいい?」

咲「書けるだけで良いと思うよー」

照「了解……」カキカキ

咲「……」カキカキ

照「……」キュッキュッ

アシ『5秒前です。4、3、2、1、終了です』


咲「ん、こんな所かなっ」

照「迷ったけど、おっけー」


咲「じゃあ、どっちから見せる??」

照「私からいくよ」

咲「おっ、強気だねぇ~。ふっふっふ、お姉ちゃんは私の事をどう思ってるのかな?」

照「改まるとちょっと、恥ずかしいけど…」

咲「ではでは、お姉ちゃんからです!どうぞ!」

照「はい」つホワイトボード



【好きな所】
・声
・顔立ち
・性格
・つまり、咲の全て


【直して欲しい所】
・プラマイ0を匂わせて油断させてから、最後にきっちり捲ってくる所




照「こんな所かな」

咲「いやいやいや!!嬉しいけどさ、こんなので良かったの!?」

照「ほぇ?」


咲「ほぇ?じゃないよ!!つまり、咲の全てって……////」

照「こればっかりは仕方ない。リスナーも分かってくれるでしょ」

アシ『分かりますよ』

照「ほら」

咲「それ和ちゃんだから!!」

咲「いや、まあ、嬉しいんだけどね?なんか、シンプル過ぎて適当な感じがするよ」

照「そう?……なら」カキカキ

照「はい」ドヤ



【好きな所】
・咲




咲「はい、じゃないよ!?ドヤ顔してる所申し訳ないけど、さっきの最後の奴と何一つ変わってないからね!?」

照「仕方ないと言ってるだろう。私の妹は可愛い。天使。」

照「ね、リスナーさん」

アシ『その通りです』

咲「だからそれ和ちゃ……はあ、まあいいや…」

咲「ありがとね、お姉ちゃんっ」


咲「えっと、それで直して欲しい所が……」

照「こればっかりは、ずっと言いたかった事」

咲「プラマイ0を匂わせて油断させて、最後にきっちり捲ってくる所……いやいや、そんな事してるつもりは」

照「無いとは言わせない」

咲「せ、戦略だし!良いじゃん別に!」

照「開き直った」

アシ『そういえば、一時期はお2人の不仲は咲さんの±0が理由だった、と言われていた事がありましたが』

照「……この場でもう一度訂正するけど、それは違う。あれはれっきとした、咲が努力して身に付けた、負けない為の力だから」

照「それを否定なんてとんでもない。一雀士として、未だに咲の±0の技術は尊敬してる」

アシ『ソ、ソノトウリデスヨネ』←退部しろと言った人

咲「まあ、喧嘩の理由は置いといて……それなら、別に良いんじゃ」

照「それとこれとは話が別。あの戦略は、なんて言うか、強いからやだ」

咲「強いからやだって何!?」


照「だって、私が少しずつ打点上昇で点数稼いで、よしこれで原点付近の咲には勝てるぞ!…って思って少し気を抜いたら」

照「大明槓からの役満、倍満、三倍満」

照「捲られて負け。どう考えても理不尽、油断を誘うなんてズルい!」

咲「知らないよ……」

照「って事で、私はこんな感じかな」

咲「なんか腑に落ちないなぁ…」

咲「じゃあ、次は私です!」

照「どきどき」


咲「んー、まあ、こんな感じですかね」つホワイトボード



【好きな所】
・優しい所
・いつも助けてくれる所
・お菓子を食べてる顔が可愛い所


【直して欲しい所】
・迷子になった私を助けに来てくれる時、自分も迷子になっちゃう所

・私のお菓子を無断で半分くらい食べる事




咲「どうかな?まず、好きな所なんだけど、一つ目と二つ目は似てるね」

照「優しい、いつも助けてくれる……そ、そうかな」テレテレ


咲「うん。昔から、私がお母さんやお父さんに怒られた時は助けてくれたりさ」

咲「ほら、私はお菓子なんて摘み食いしてないのに冤罪かけられて怒られてた時とか、よく助けてくれたよね」

照「うん。犯人は私なのに咲が怒られてて、罪悪感が凄かったからね……」

咲「そうだよね。麻雀牌を無くした冤罪を掛けられた時だって、助けてくれたし」

照「そ、そうだね……犯人は私だったんだけどね」

咲「そりゃ、あんな凄いツモり方してたら吹っ飛ぶに決まってるよね」

照「う、うん」

咲「あとあと、お菓子作りの時も」

照「ごめんなさい私が悪かったです」

アシ『ふっ…ふふっ…』

照「あれ、好きな所を話してたはずなのにどうしてこうなったんだろう……?」

咲「あははっ!ごめんごめんっ、ちょっと思い出したらイタズラしたくなっちゃった」ペロ

咲「こんな事ばっかり言いましたけど、本当に困った時はすぐに助けてくれるから、とても頼りになるお姉ちゃんなんですよ!」

照「えへへ、照れる」テレテル


咲「でもここで、直して欲しい所を見て貰いたいんですけど」

アシ『迷子になった私を助けに来てくれる時、自分も迷子になっちゃう所』

咲「そうなんです!これが、好きな所と関連しててですね」

咲「この前、試合で東京に行った時、お姉ちゃんに東京を案内してもらってたんですよ」

照「さ、咲、その話は」

咲「そしたら私、迷子になっちゃいまして……でも、お姉ちゃんがすぐに見つけてくれたんです!」

アシ『さすが、血が繋がっているだけありますね』

咲「まあ、その後は2人で仲良く知らない街中を彷徨う結果になった訳ですが」

アシ『ふふっ…』

照「あ、あれは仕方が無いでしょ。私も必死だったんだし」

咲「んふっ……まあ、そうなんだけどね。迷子になる私も悪いんだし」

咲「折角なら、カッコよく助けて欲しいなーって話です!」

照「善処する……」

アシ『ちなみに、その後はどうなったんですか?』

咲「ケータイの存在を思い出して、一緒に来てた淡ちゃんに電話して助けてもらったよ」

アシ『普段ケータイを使わなさ過ぎて、いざという時に存在を忘れてしまうのは考え物ですね…』

咲 照「「まったくだね」」


咲「それから次が、お菓子を食べてる時の顔が可愛いところ!」

照「あ、あんまり見られると恥ずかしい…///」

咲「ほんとね、リスナーさんにも一度見てもらいたい!」

咲「お姉ちゃんって、多分クールでカッコいいってイメージが強いと思うんですけど」

咲「お菓子を食べてる時は、とっても幸せそうな顔してて、リスみたいなんですよ!」

アシ『容易に想像できます』

咲「そんな所が、可愛くて好きだなって思いますね」

照「さ、咲…恥ずかしいよ////」

咲「ではここで、もう一度直して欲しい所を見て頂きたいんですけど」

照「えっ」

アシ『私のお菓子を無断で半分くらい食べる事……あっ(察し)』


咲「これは、お姉ちゃんが長期休みで長野の家に帰ってくる時に起こる事ですね」

咲「幸せそうに食べて貰えるのは嬉しいんだけど、私のを無断で食べるのはやめようね?」

咲「いっつも、お姉ちゃんの幸せな顔に押されて言えないんだけど」

照「い、家に帰ったときお菓子が置いてあると、咲が私の為に買ってくれたのかな~なんて……」

咲「……まあ、最近はお姉ちゃんの為にも買ってるんだけどさ」

照「!!やっぱr」

咲「その分を食べて尚、私のも食べてるんだよ~?このお口は!!」ムニムニムニムニ

照「あぅ…は、はき…ひはいお」アウアウ

咲「もうっ」スッ

照「痛かった…」


照「よし、なら分かった。実家に帰る時は、私が咲のお菓子を、咲が私のお菓子を買って、交換する事にしよう」

咲「うん、それさ結構昔にお姉ちゃんが提案したけど、来る途中の新幹線で私の分のお菓子も全部食べちゃってたよね、お姉ちゃん」

照「……てへ☆」

咲「まあ、そんな所も可愛いんだけどね」ボソ

照「うん?」

咲「何でもないっ!……という訳で、お互いの好きな所、直して欲しい所はこんな感じですかね!」

咲「続いてのお題……って、和ちゃん?」

アシ『っっ…っ……!!』バシバシ

照「なんでそんなに笑ってるの…」

アシ『ふっ…くふっ…す、すみません…あははっ!』

アシ『ちょっとお菓子の件がツボでして……ふふっ…』

咲「最近思ったけど、うちの和ちゃんは少し笑いのツボがおかしいみたいです」

照「咲も若干おかしいけどね」

咲「え、うそ」


アシ『……すぅ、はぁ…』

アシ『失礼しました。次のお題ですが、時間が無いため引いたらすぐに答えてください』

咲「えっ、考える時間は」

アシ『さあ、早く!さあ、さあ!!』

照「ふっ…迫真すぎる…」

咲「わ、分かったよ!えっと、じゃあ引きます!」ガサゴソ

咲「えいっ!」つ紙

アシ『お題を読み上げて!答えて、さあさあ!!』

咲「なんなのそのキャラ!?」

照「っっ…ふふ…!!」バンバン

咲「えっと、じゃあお題!!」



【お互いに、日頃の感謝の言葉を!】


アシ『あと10秒でコーナー終わります!早く!』


咲「えっ、質問とかじゃないよねこれ!?」

照「おっけー。大丈夫」

咲「早くない!?」

アシ『9、8!』

咲「えぇっと、どうしよう!?」

照「それじゃあ、せーので言うよ?」

咲「ちょっ、待っ」

咲「あー!もういいや!お姉ちゃん!」

照「咲」




咲「私のお姉ちゃんでいてくれて、ありがとう!!」
照「私の妹でいてくれて、ありがとう」



――――――――――――
―――――――――――――――――――――――
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和『ここで、番組からお知らせです』

和『随分と先のイベントですが、12月24日のクリスマスの日ですね』

和『このラジオのメインパーソナリティである宮永咲さんと小鍛冶健夜プロによる、トークイベントが東京にて開催されます』

和『大星淡さん、天江衣さん、赤土晴絵さんなどなど、多くのゲストも予定されていますので、是非足を運んでみてくださいね』

和『クリスマス、という事で、メインのお2人から素敵なプレゼントもあるそうです』

和『……え?まだ夏なのにどうしてクリスマスのイベントの告知をって…?』

和『ふふ、さて、どうしてでしょうね』

和『という訳で、以上。お知らせでした』



頂点まであと一息~♪
アガリ一ちAll Right!!
咲き誇れ~♪



咲「さてさてー、いよいよお別れの時間となりましたがっ」

咲「いやぁ…最後のドタバタ感凄かったね」

照「ほんとに。時間に追われてるイメージの番組ではあったけど、自分がその立場に立つと大変だね」

咲「そのイメージやめて欲しいな…」

咲「というか、最後のあのお題、お姉ちゃんはなんて言ったの?」

照「え、咲聞こえてなかったの」

咲「うん。自分の声でかき消されちゃって」エヘヘ

照「実は、私も咲の声聞こえなかったんだよね」

咲「え?」

照「いや、ほんとに。私も、自分の声でね」

咲「そ、そうなんだ…」


照「だから私も、咲がなんて言ったか教えて欲しい」

咲「な、なんか恥ずかしいから、お姉ちゃんから言ってよ」

照「私だって、改まると恥ずかしい」

咲「えー!さっきは、あんなにスラスラ思い浮かんでたくせに!」

照「あれは、勢いがあったからね」

咲「うぅ、お姉ちゃんから!」

照「咲から」

咲「お姉ちゃん!」

照「咲」

咲「むむむむ…」



アシ『何でしたら、録音した物を再生』

咲 照「「それはやめて!!恥ずかしいから!」」


アシ『別に、お二人ともそんな恥ずかしいセリフを言っていた様には感じませんでしたが』

咲「い、一回言うの渋っちゃうと恥ずかしいんだよっ!」

照「というか、録音なんてしてたの」

アシ『ふふ、さて、どうでしたか』

咲「後で没収だね」

アシ『残念ですね。データは既に自宅のパソコンへ転送済みです』

咲「電子機器の進歩が憎い!!」



咲「……まあ、そんな訳で!ゲストとして来てみて、どうだった?」

照「凄く楽しかったよ。淡から自慢話を沢山聞かされてたし、来てみたかったんだ」

咲「お便りで催促をしてきたくらいだからね……」


照「姉妹だけど、今日はなんだか友達みたいな感じで話せて、新鮮だった」

咲「私も、普段とは少し違った感じでお姉ちゃんと色んな話ができて、面白かったです!」

照「聞いてくれてるリスナーさんは、今後とも咲の事を宜しくお願いするね」

咲「ふふっ…お姉ちゃん、そんなお母さんじゃないんだから」クスクス

照「しかし、欲を言えば、咲のあのコーナーを生で見たかった」

咲「あのコーナー?」

照「ほら、咲が演技する」

咲「ああああああああああ!!/////」

咲「その話はしないでっ!!////恥ずかしすぎるからっ!!/////」

照「ふふ、可愛い」



アシ『では、そんな義姉さんとリスナーの皆さんへ』つ録音機

咲「へっ、何を……」



録音機『ゆ、許してにゃんっ…?』



咲「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?/////」


録音機『ゆ、許してにゃんっ…?』


咲「や、やめてっ!!ほんとに、やめて!!/////」


録音機『ゆ、許してにゃんっ…?』



咲「なぁぁぁぁぁぁぁ!!/////」


照「その音声、欲しい」

アシ『承知しました』



咲「ダメダメダメ!!/////……こ、こうなったら……っっ」

咲「……」フゥ

咲「……えいっ!」ゴッッッッッッッッッッッッ


録音機「バキッ!!」ぶっ壊れ



咲「やたっ!」

アシ『残念ですが、自宅のパソコンにデータ転送済みです』

咲「電子機器の進歩めえええええええええ!!!」



照「ふふ、楽しそうにやってて、改めて安心したよ」

咲「お姉ちゃん!あの音声貰ったら怒るからね!!」

照「~~~♪」ヒュ-ヒュ-

咲「口笛吹けてないし!ベタだね!?」



アシ『では咲さん、締めをお願いします。時間がやばいです』

アシ『あ、ちなみに次回のゲストは秘密で』

咲「和ちゃんも、後でお説教!」

アシ『是非!』


咲「もう…困っちゃいますね、ほんと!」ニコッ

咲「ではではリスナーの皆さん、本日もお付き合いありがとうございましたっ」


咲「お相手は!」

咲「……えっと、お姉ちゃん!私のお姉ちゃんでいてくれて、ありがとうっ!み、宮永咲と、ゲストの!/////」

照「……咲、私の妹で居てくれて本当にありがとう。宮永照でした」ニコ

咲「えっ……もしかして、一緒の事…」

照「それでは皆さん」?


照「お先におやすみなさい~♪」


咲「あっ、おやすみなさいーっ!」


徹底的射程距離圏内~♪
ここ一番ぞっくぞく
打ち上がれ~♪



咲「この番組は、りゅーもんスタジオ……ではなく、東京国際フォーラムラジオブースさんと」


咲「全国麻雀協会さん」


咲「親愛なるリスナーの皆さんの提供でお送りしました!」

【オマケ・ラジオ後の】


~ラジオブース外、廊下~


咲「お姉ちゃん、和ちゃん、今日はお疲れ様っ」

照「うん、お疲れ様」

和「お疲れ様です、咲さん、義姉さん」

照「思ってたけど、原村さん。なんかお姉さんのニュアンスが違くない?」

和「そんなことないですよ」

咲「??どういう事?」

照「ああ、咲は分からなくて良いの」ナデナデ

和「そうですよー咲さん」ナデナデ

咲「な、撫でないでっ!////こんな所、誰かに見られたら……」チラ


咲「見られたら……ぁ!?」


健夜「あ、あはは…お疲れ様~」ニ、ニコ

和「あら、小鍛冶プロ。こんばんは」

照「小鍛冶プロ?こんな時間までお仕事ですか」

健夜「う、うん…まあ、インハイ関係で色々ね」

咲「……見ました?」

健夜「テレテレしながら撫でられてる所なんて、見てないかな?」

咲「~~~ッッッッ/////」ボッ

咲「忘れてください!!馬鹿!!変態!!/////」ポカポカ

健夜「どうして罵られなきゃいけないのかな!?」ガ-ン

和「咲さん可愛い…」

照「そういえば、小鍛冶プロと咲は仲が良かったね」


咲「だいたい、健夜さんはどうしてこんな時間まで残って仕事してるんですか!」

健夜「ちゃちゃっと終わらせて帰ろうと思ってたんだけど、そういえば今日は咲ちゃんのラジオだなって思い出して」

健夜「聞きながらしてたら、手が進まなくってね」アハハ

咲「ラジオをですか…それはまあ、ありがた……」

咲「へっ、ラジオ……」

和「……」つ ポチ



録音機『ゆ、許してにゃんっ…?』



咲「やああああああああああ!?/////和ちゃん!?どうしてまだそれ持ってるの!?」

和「ゴッで機械が壊れるなんて、そんなオカルトありえません」ドヤ

照「さすがはデジタルの神…」

咲「いやいや、納得できないからね!?」

健夜「あははっ、咲ちゃん可愛い」クスクス


健夜「お便り全部消しちゃったのはアレだけど、あの音声を聴けたのは収穫大だったかな」

咲「うるさいです健夜さん!!/////」

照「……そうだ」

照「折角4人集まってる訳だし、雀荘でも行って打たない?」

和「あ、良いですね。保護者同伴なら入れるでしょうし」

健夜「私も良いの?」

照「ええ、都合が悪くなければどうですか?」

健夜「えっとぉ…」チラ

咲「ナイスアイディアだよ、お姉ちゃん!」

咲「私が勝ったら、その音声は全部消して貰うからね!転送したやつも!」

和「賭けはあまり好きではないんですけど…良いですよ、約束します」

照「咲、必死すぎでしょ…」

健夜「あはは…それじゃあ、お言葉に甘えようかなっ」


健夜「最強のトッププロと、最強のデジタルと、最強の新人プロと対局できるなんて、そうそう無いしね」

咲「あなたに言われても、嫌味にしか聞こえません」

健夜「なんで!?」

照「じゃ、行こうか」ゴゴゴゴゴ

和「少し、気分が高陽してきました」ポワポワ

咲「言っておきますけど、私が勝ったら追加で健夜さんにネコ耳付けてもらいますから」

健夜「罰ゲーム追加ってアリなの!?」









この日、無事和の持つ音声は全て消され一安心した咲であったが、たまたま放送を録音していたリスナーにより、あの部分を切り取った音声が拡散されている事を、ネットを使わない彼女はまだ知らない。

それからしばらく、某SNSには〃宮永咲プロの悩殺ボイス〃がトレンド入りする事態となった。


……小鍛冶プロ、ネコ耳姿という物と共に



カン!

カンです。
前回のスレを建てた時は暑かったはずが、今は何故か寒くなってるなぁ…すみませんっ

前回お便りのレスをくださった方々、申し訳ないです。いつ更新出来るかが分からずお便りのレスを頂くのも悪いと思うので、次回から自分で考えて投下したいと思いますっ

次はクリスマスまでに書けたら良いなと思いますっ
では、読んでくださった方ありがとうございました

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