男「俺の職業は探偵だ」 (45)

オリジナルSSで進めてゆきます。

※主人公は探偵ですが、特に推理とかしない日常もの
※中身のないハーレム
※リアリティ0
※更新遅い

上記の(※)が問題ない方は、お付き合いいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474276549

第一話 PC依存症少女と犬探し



__ここはとある町の小さな探偵事務所。

男「事務所を立ててからもう一月だな……。出だしとしては悪くないか」

ピンポーン

男(そういや今日お客さん来るんだっけ)

男「はーい」

ガチャ

ドアを開けると、裕福そうな女性とその娘らしき少女が立っていた。

少女の母「あの、10時から予約を入れていた……」

男「はいはーい、わかってますよ。ささ、とりあえず入ってください」

2人を事務所の中へ案内する。

男「どうぞどうぞ。座ってください!」

少女の母「ええ、失礼するわ」

男はノートPCで依頼内容を確認しながら、依頼人と話を始めた。

男「えっと……ご予約の時に聞いた内容は……娘さんの事でしたね」

少女の母「ええ……高校受験の合格祝いに、パソコンを買ってあげたのですが」

少女「……」

少女の母「それ以来パソコンばかりいじっていて、学校にも行かなくなってしまい……」

男「なるほどー、PC依存症ってやつですか-」

男「つかぬ事をお伺いしてもいいっすかね」

少女の母「はい」

男「なぜうちみたいな小さい事務所に?」

少女の母「最初はカウンセラーを頼もうと思ったんですけど、日本はしっかりしたカウンセラーが少なくて……」

少女の母「有名な人に頼むとしても、世間にばれれば変な噂になりそうですし……」

男「えーっと、もしかして結構有名な方だったりします?」

少女「母の事を知らないんですか?」

黙っていた少女が、驚いて口お開いた。

少女の母は、有名な女優だった。

男「ああ、やっぱり!?」

男「これは失礼!テレビとかって全然見ないもんで……」

少女の母「いえ、むしろそちらの方が安心出来ますから」

少女の母「大手の探偵事務所でも、多くの人が関わるので」

男「なるほどー、情報漏洩を防ぐためですね!」

少女の母「ええ」

少女の母「それに男さん……でしたっけ」

男「はい」

少女の母「男さんはまだ20歳と伺ったので、娘とも年が近いですし」

男「そうですか……わかりました」

男「それじゃあ、依頼内容は……」

男「娘さんのPC依存症の理由解明と、治療は俺には難しいから……とりあえず学校に行くようになったら、依頼達成って事で」

男「どうでしょう!」




__依頼内容が固まり、依頼人の女性は突然の仕事が入ったため早々に職場へ向かった。

男「さてと」

少女「……」

男「えっと、君は帰らないの?」

少女「母が家の鍵を持っていたので……帰れません」

男「そりゃ大変だわ」

男(この子、ぼそぼそ喋るな)

少女「……」

男「とりあえず、紅茶でも飲む?」

少女「はい」

男「今日は……よし、ダージリンにしよう」

少女「……なんかここ、喫茶店みたいですね」

男「おう!かなり狭いけど、元喫茶店だったんだよ」

男「よくわかんない親戚のおっさんが、喫茶店経営してたんだけどさ」

男「よくわかんない病気になって、店続けられないからって安く譲ってくれてさ」

少女「……」

男「ほら、紅茶入ったぞ」

少女「ありがとうございます」

少女「……」

男「なんだよ俺の顔見て」

少女「……あなた本当に探偵ですか?」

男「ストレートに聞いてくるな」

少女「20歳って、大学生くらいの年齢だなって思ったので」

男「俺は大手の事務所でちゃんと修行してるし、海外でだけど大学も出てる」

少女「飛び級ですか、エリートですね」

男「いや、エリートじゃないんだけど、色々事情があってなー……」

男「とにかく、俺は割とちゃんとした探偵だ」

男「あそうだ、試しに一つ推理をしてやろう、おかっぱ娘よ」

少女「これはボブです」

男「どう違うんだ……」

男「まぁいい、推理だ推理」

男「君スマホ持ってる?」

少女「ええ、まぁ」

男「なるほどなるほど」

男「ズバリ!」

少女「……」

男「別に君、PC依存症じゃないだろ」

少女「……はぁ、自分ではわからないですけど」

男「そもそも現代でPC依存症ってのもなー。仕事ではPCしか使わない所も多いし」

男「学校行かないって言ってもあれだろ?受験さっさと受かったはいいけど、まだ受験中の奴とかいてぴりぴりしてんだろ?」

少女「まぁそうですね」

男「受験終わったら学校行く意味ないもんなー」

少女「……これ推理なんですか?」

男「ん?勘だ!」

少女「……適当じゃないですか」

男「おお、推理するつもりが推理されてしまった」

男「その通り。これは推理じゃない」

男「だってこれ探偵の仕事じゃないもん。生徒指導室の先生の仕事だろー」

少女「……なんだこの人」

男「ってか君どうやったら学校行くの?」

少女「私に聞かないでください」

男「うーん、このまま喋ってるってのもなー」

少女「……」

男「ん!いいこと考えた」

男「君、PC使えるんだろ?」

少女「……まぁ」

男「だったらこの書類頼むよー。PDFにしてメールで送るだけだからさ」

少女「いいですけど……」

男「じゃあ適当に頼むわ」

男「さて、俺も仕事するかなー」




__少女に仕事を任せて15分ほど経った。

少女「終わりました」

男「んー、終わったか。結構時間かかったな」

少女「数が多かったので……」

男「……え?」

男「これ全部やったの?」

少女「はい」

男「逆にどうやったんだ……」

少女「表に入ってる見積の内容を、自動抽出してPDFにしただけです」

男「んし、分かった」

少女「……何がですか?」

男「君のお母さんには、こう伝えておこう」

少女「……?」

男「あなたの娘さんはPC依存症ではなく、将来に必要なPCのスキルを身につけていました。とね」

少女「はぁ」

男「あとこの書類もよろしく」

少女「……」

男「昼飯おごってやるからー」

少女「わかりました……」




__少女と男は午前の仕事を切り上げ、昼食を食べていた。

男「どうだ、うまいか?」

少女「普通の野菜炒めです」

男「そうか!普通か!頑張って作った甲斐があったぜ」

少女「……おごってくれるって言ったじゃないですか」

男「ちなみに午後の仕事だけどさ、デスクワークはもう終わりだ」

少女「……?」

男「こっからは楽しい探偵業務だからな」

少女「……なにをするんですか?」

男「もうすぐ依頼人が来るから、その時にわかるぜ」

少女「……え?」

ピンポーン

男「お、噂をすれば」

少女「え……あの、私まだ食べて……」

男「あー、気にしかくてよし!」

ガチャ

男「はーい、お待ちしてましたよー」

デブ夫人「あら、お食事中だった?」

男「大丈夫です。ささ、中に入って」

デブ夫人「そう?じゃあお邪魔するけど」

少女「……すごく恥ずかしいのですが」

男「えーっと、じゃあ要件を……」

クチャクチャ

少女「……ラップかけてきます」

男「お、おい!今食べてるって!」

男「……あ、なんかすみません。あの年頃はよくわからなくって……」

デブ夫人「食事しながら依頼を確認しようとした、あなたの方がよくわからないわ」

男「で、先ほどの電話では急いでそうでしたけど、要件は?」

デブ夫人「ああそうよ!うちのマルセイユちゃんが!」

男「ああ犬探しっすね」

デブ夫人「さすが探偵ね……。鋭いじゃない」

男「いやー、それほどでも」

デブ夫人「これが写真」

男「おお、かわいいワンちゃんですね!」

デブ夫人「それは知ってる」

デブ夫人「依頼は、そうね……必ず生きて連れてくること」

男「イェッサー!」




__依頼人が帰った後、男は詳しい仕事内容を少女に説明した。

少女「つまり、散歩中に走り去った犬を探すって事ですね」

男「おう」

少女「……なんか嬉しそうですね」

男「あ、わかる?」

少女「……」

男「犬探しって言ったら、いかにも探偵って感じじゃないか?」

少女「……まぁ、地味ですけど」

男「それがいいんだよ!」

男「今時推理小説みたいな探偵なんていない」

男「むしろ犬探しや浮気調査こそが、現代の探偵が輝く仕事だ」

少女「……大きな事件を推理する事には、憧れないんですか?」

男「ん?まったく」

男「そんなの警察の仕事だろ」

男「俺が憧れて夢見た探偵は、そういう地味な仕事をこなしていく人だったしな」

少女「さっき、私の不登校解決は探偵の仕事じゃないって嘆いていた気が……」

男「それとこれとは別だ」

少女「……」

男「話脱線しちゃったな」

男「犬探しの話に戻すぞ」

男「君ならどうやって探す?」

男「ちなみに保健所にはさっき連絡したけど、居ないって言われたよ」

少女「……SNSに写真をアップします」

男「なるほど、犬探してますポスターのSNS版ね」

男「よし、やってみよう!」

少女「いいんですか?……素人のアイデアですよ」

男「思いついた事は、やってみないとつまんないだろ」

少女「……わかりました」

少女「……」

少女「投稿してみました」

男「どれどれ……なるほどー、この文なら同情も引けるし拡散もされそうだ」

男「よしよし!偉いぞ!」

少女「……頭に手を乗せないでください」

男「さーてと、SNSで反応が出るまで、聞き込み調査でも……」

少女「目撃情報ありました」

男「早いな」

少女「場所は」

男「あーここね、はいはい」

少女「見たのは10分前って書いてあるので、もう移動してると思います……」

男「それは問題ない」

少女「……?」

男「君は素晴らしい仕事をしたな!」

男「ここからはプロの俺にまかせろ」

少女「……はい」




__犬の目撃情報を元に、2人はとある場所に向かった。

少女「ここって……」

男「依頼人のご自宅だ」

少女「……?」

男「SNSでの目撃情報がさ、犬が逃げた場所より依頼人の自宅に近かったのよ」

少女「……帰巣本能ですか」

男「よく知ってるなー。この犬は自宅を目指してるわけだ」

少女「……いますかね」

男「わからん」

男「適当に待ってみるか」

少女「……いえ」

少女「その必要はなさそうです」

男「お!あそこに歩いてるの写真の犬だ!」

男「でかしたぞ助手くん」

少女「……私は何もしてません。……それに助手じゃないです」

男「いやいや、君の成果だ」




__犬は抵抗せず簡単に捕まったので、依頼人の自宅まで報告に向かった。

ピンポーン

デブ夫人「はいー」

男「あ、どうも。探偵事務所の者です」

デブ夫人「あら、どうしたのかしら……マルセイユちゃん!?」

男「依頼されていた犬をお届けに来ました」

デブ夫人「あら、わざわざ来てくれたの?」

男「いやー、たまたま通りかかっただけ、と言いますか……」

少女「……」

デブ夫人「随分早かったのね、本当に助かったわ」

デブ夫人「ね、マルセイユちゃん」

男「それは良かったです」

男「あ、後早く見つかったので料金は結構安くなります」

デブ夫人「あら悪いわよー」

男「いいんですよ。その代わり、あれですよ?」

男「次もうちを使ってくださいね!」

デブ夫人「そんなに探偵さんに頼む事はないと思うけど……良い噂、広げておくわ」

男「ありがとうございます!」




__依頼人に犬を届けた帰り道。

少女「今回の……お金もらうんですね」

男「ん?ああ、あれね。もらうよー」

少女「あの犬は……放っておいても自力で帰れたかもしれません」

男「うーん。でもお金は大事だぜ?」

男「そうだなー、少し座って話そうか」

少女「……」

男「お……あそこの駄菓子屋行こうぜ」

少女「え……あそこですか?」

男「なんだー?お嬢様にはきついか?」

少女「……いえ」

男「ちょっと休むだけだからさ。ベンチあるし」

男「ばーさん!だんご2つ」

駄菓子屋「あいよ」

少女「……」

男「さっきの話の続きだけど、今回の報酬いくらだと思う?」

少女「半日も探していないので……1万円、くらいですか?」

男「いや、あれ3万円」

少女「……あれだけで」

男「いや、超安いんだなこれが」

男「今回の契約の内容を教えてやろう」

男「まず依頼達成金、これは期間に関係なく犬を見つけたらもらえる金額な」

少女「それが今回の3万円ですか」

男「そうそう」

男「でだ。さらに1週間ごとに6万円。そしてポスターの印刷とかでどんどん追加料金をもらう訳だ」

少女「……」

男「大手に頼むともっと高い」

男「で、今回君がやったことはその手順を全部吹っ飛ばした」

少女「なんか……ごめんなさい」

男「いやいや、もらえるお金は小さくても、君は最高の仕事をしたんだ」

男「依頼人の立場に立ってみろって。たとえ家の前うろちょろしてたとしても、車にはねられるかもしれないし」

男「探すのが何日もかかったら、毎晩心配だろ?」

少女「……確かにそうですね」

男「だから君は報酬に見合う働きをしたんだよ」

少女「……ふふ、なんか良かったです」

男「お!初めて笑ったな」

少女「……いえ」

男「いや笑ったね!」

男「そういや君、外出嫌がらないんだな」

少女「……?」

男「不登校なんだろ?」

少女「……まぁ」

男「友達は?」

少女「……居ないとSNSで拡散はできませんよ」

男「それもそうか」

男「今日さ、探偵やってみて楽しかった?」

少女「……はい」

男「そりゃそうだ。俺が誰よりも、この仕事を楽しんでるからな」

少女「……」

男「君、学校つまんないんだろ」

少女「……そうでもないです」

男「んー……君がそうでもなくても、周りはどうだ。楽しそうか?」

少女「……微妙です」

男「だよなー」

男「きっと君は、みんなが楽しい事が好きなんだろうな」

少女「まあ……そうですね」

男「学校でさ、自分が楽しいって思える事を見つけるってのはどうだ?」

少女「楽しい事……」

男「そうそう。彼氏作るんでもなんでもいいから。君が楽しめばいいんだよ。みんなじゃなくて」

少女「……」

男「時間が経てば、他の奴の受験も終わるだろ」

少女「そうですね」

男「お!学校行く気になった?」

少女「さぁ」

男「あれー」

少女「……ふふ。変な人です」

駄菓子屋「ほら、団子持って来たよ」

男「サンキュー、ばーさん」

少女「……ん、美味しい」

男「だろ?意外とうまいんだよここ」

駄菓子屋「意外は余計だよ!」

男「あ、すいません……」

少女「探偵のお仕事……楽しかったです」

男「うん。そうか!」

少女「依頼した人に喜んでもらえたのも嬉しい」

男「おう、その気持ちわかるぞ」

少女「だから……あの……」

男「ん?」

少女「私をアルバイトとして雇ってくれませんか?」

男「んー、JCはちょっと……」

少女「もうすぐ高校生です」

男「個人の事務所だからなー」

少女「私……今日役に立ちませんでした?」

男「いや、普通に欲しい人材だよ君は」

男「でもなー、若い女の子連れ込んでるみたいで、イメージ悪いよなー」

少女「今日は……楽しかったです」

少女「これからは楽しい事をしろって言ったのはあなたですよ」

男「な、なんかぐいぐい来るな……」

駄菓子屋「青年。あんたちょっとこっち来な」

男「え?俺?」

駄菓子屋「あんた以外いないだろ」

男「あ、はい。なんでしょう」

駄菓子屋「話は聞かせてもらったよ」

駄菓子屋「あんた、あんな可愛い女の子の頼みを断るなんて、何様のつもりだい」

男「はぁ」

駄菓子屋「男ならバシッっと決めなさいな」

男「はぁ、わかりました……」

駄菓子屋「わかったら、さっさとあの子に伝えてきな」

男「……はい」

少女「……」

男「えっと……中学卒業したら、うちで働いていいぞ」

少女「ありがとうございます」

少女「駄菓子屋さんも……ありがとうございます」

駄菓子屋「いいんだよ。度胸のある女は嫌いじゃないよ」

少女「はい」

男「さて、帰るか助手くん」

少女(以下助手)「わかりました」

助手「あの駄菓子屋さん……知り合いなんですか?」

男「いや全く知らん」




__数日後、助手とその母が探偵事務所を訪れた。

助手(少女)の母「今回は、本当にありがとうございます」

男「まさかこんな簡単に学校に行くようになるとは……」

男(あの後、助手が学校に通ってるか確認するため尾行したけど、普通に登校してたんだよな)

男(俺の言った、何か楽しい事ってのが見つかったのか?)

助手の母「家に帰ればパソコンばかりやってるけれど」

助手の母「この子ったら前より楽しそうで」

助手「……」

男「ならいいや」

男「でもさー、放課後毎日うちに来るのはどうなの」

助手「……嫌ですか?」

男「いや助かるけど……」

男「お母さんの方でも言ってくださいよ」

助手の母「なにか問題でも?」

男「あ、いやないです。……はい」




__それから1年の月日が経った。

男「……あのさ」

助手「?」

男「お前、放課後毎日ここでバイトしてていいの?」

助手「大丈夫です」

男「いや駄目だろ。学校楽しめって言ったよな?彼氏とかできたか?」

助手「いえ……女子校なので」

男「他に出会いとかあるだろ」

助手「バイト先……ですかね」

男「それだ」

助手「ふふ。……バイト先はここで、男性はあなたしかいませんよ?」

男「あ、そうじゃん駄目じゃん」

助手「……私は別にいいですよ」

男「JKに手出したら、事務所潰れるって……」

助手「そうでした、男さん……こちらの書類、お願いします」

男「ああはいはい、サインすればいいのね。って、え!?」

助手「……どうしました?」

男「金額合ってる?」

助手「合ってます」

男「今回って、どんな仕事だっけ」

助手「……自社運営している通販サイトの件です。サイトに来る人が多いのに、購入する人が少ないっていう依頼でした」

男「それ解決したの?」

助手「ええ……しました」

男「こんなの探偵の仕事じゃない!」

男「最近こんな仕事ばっかりじゃないか!」

助手「いいじゃないですか」

助手「男さん最近お金持ちですよ」

男「確かにそうだけど……」

男「でもだって、この仕事お前しかできないぞ。やめた時どうすんだよ」

助手「大丈夫です……ここに永久就職するつもりですから」

男「今後のキャリアを考えるとそれはなー」

助手「ここにじゃなくて、あなたに永久終章させてくださいって言ったんです」

助手「……結婚してください」

男「え、なんで目がマジなの」

男「そうだ!お前が結婚できる歳になって、まだその気持ちがあれば」

ガタッ

助手「ほ、本当ですか!?」

男「え、なんでそんな接近してきた」

助手「結婚しましょう」

男「あれ、日本ってまだ女性16歳から結婚出来るっけ」

助手「……できます」

男「あーうん……あれだ」

男「……そう」

男「誰か助けて」

男「いろいろ間違えちった」




__続く

続きは後日書きます。
駄文、意味不明、突然の場面切り替え、誤字など未熟な部分が多いですが、
何卒ご勘弁を!

とりあえずはここで続けます。

なにかみなさんにご迷惑になる場合は別として。

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