リヴァイ「だが断る」エルヴィン「えっ」 (23)


進撃の巨人のSSですが、悔いなき選択の終わりくらいからの時系列です

リヴァイさんがあんまり覇気がなかったらという妄想から書き始めました
かなり昔に書いたもののわりに溜めてないのでどれくらい続くかわからんです

※注意
所詮、二次創作なので設定やキャラ崩壊など当然というスタンスです
先のネタバレはアニメの先のとこも出てくるかも
とくにグロや18禁要素はないはず
カップリング要素とかもない予定




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1463466239


エルヴィン「調査兵団に入れ、リヴァイ」

リヴァイ「だが断る」

エルヴィン「えっ」

リヴァイ「だが…」

エルヴィン「?」

リヴァイ「駐屯兵団なら…入ってもいい」

エルヴィン「えっ」

リヴァイ「調査兵団には…入らない」

エルヴィン「…わかった、司令に話を通してみよう」


もう散々だった

また目の前で、親しい者を亡くすのは…


ただ

居場所は、欲しかったんだろう

それだけでいい


ピクシス「ふむ…それでお主はここで何ができる?」

リヴァイ「壁の掃除」

ピクシス「掃除…」

リヴァイ「それと、壁の向こうに群がってくる巨人を殲滅する」

ピクシス「それが、お主が本当にやりたいことなのか?」

リヴァイ「それでいい。巨人の数が減らせれば役には立っていることになるなら」

ピクシス「そうじゃのう…しばらくお主の好きなようにやってみるといい」

声優つながりかと思った
アニメ版は別の人だけど…

>>5
残念ながら岸辺露伴先生が出てくる予定はありません…
紛らわしくて申し訳ない…


こうして俺は駐屯兵団に入り

その中のどこにも属さないで日々壁の掃除と、時々近づいてくる巨人のうなじを削ぐという簡単な仕事に明け暮れた

リヴァイ「チッ、また来やがったか」

パシュッ
ざく
ぶしゃー

リヴァイ「はぁ…また壁が汚れた」

だいたいおんなじ毎日だった


ハンネス「よぉリヴァイ!一杯やってくか?」

リヴァイ「いや、いい。帰る…」

この兵団は酒飲みが多い…たまに気が向けばつきあわないこともない
皆悪い奴らじゃない…だからこそ、変な仲間意識は持ちたくなかった

もう、失って辛い思いをするのは、嫌だ

俺は俺のやり方で、償いを…

償い?

それは本当にこれで、いいのか?


リコ「アンタ、駐屯兵団に入ってからこの短期間で、巨人の討伐数一位ですってよ」

リヴァイ「はぁ…そんなもの数えられていたのか」

リコ「それで、あんたに班の隊長を任せようって話が出てるんだけど」

リヴァイ「いらない」

リコ「そうは言ってもねぇ…詳しくは知らないけど、あんたなら調査兵団でも充分活躍できそうなものだけど」

リヴァイ「俺ひとりなら」

リコ「は?」

リヴァイ「毎回、周りの奴らは死ぬんだろ…そういうのはもう、ごめんだ」

リコ「そういうことね。まぁ、わからなくもないけど」


その後も並の調査兵団の団員よりも討伐数を稼いでいた俺には、駐屯兵団掃除班兵長というよくわからない称号が与えられたが、
やることは変わらずとくに部下も作らなかった

このままで、いいのだろうか…

壁の向こうには巨人はあとどれくらいいるのだろうか

進んだ先には何があるのか…それを知るためには…


その日もいつも通りの作業をしていた

リヴァイ「はぁ、毎日掃除してもすぐに埃が…ん?」

リヴァイ「壁の外に…人間?アイツはなにしてやがんだ…?っ!?」


ピカッ


光とともに現れたのは

…あれは、噂に聞く超大型巨人ってやつじゃないのか?

壁の上にいた奴らが吹き飛ばされるのが見える、咄嗟に体が動いていた

間に合え、間に合うか…!?頼む、もし壁を破壊されたら俺は…

俺は、何かを失うのか?

いや、失うものなんか自ら作らずに遠ざけてきた、じゃあ、なんの為に?

リヴァイ「チッ、そんなことより今は…ん、なんだアイツは…?」


間に合わないか、その既の所で超大型巨人に向かっていく兵士がひとり見えた

あれは、訓練兵じゃないのか?…!?あいつ、うなじを捉え…

ヒュン

エレン「なっ…!」

リヴァイ「おいガキ!今のはお前が仕留めたのか?」

エレン「え?い、いやその瞬間に消えて…あの、あなたは?」

リヴァイ「駐屯兵団……掃除班兵長?リヴァイだ」

エレン「なんで疑問形なんですか!?」

リヴァイ「あまり名乗ることがないからな。お前は?」

エレン「訓練兵のエレン・イェーガーです!えっとリヴァイ兵長、あなたのことは噂では聞いたことがあります…とても強いのに壁工事団してる人がいるって」

リヴァイ「工事じゃない掃除だ」

エレン「はぁ、それで、あの」


アルミン「うわああああ!大変だ壁に穴が!!」

リヴァイ「巨人が入ってくる前に俺が全部倒す」

アルミン「そんな!無茶ですよ限界があります!現状ではあの穴を塞ぐ方法も…」

リヴァイ「その前に。さっきまでここにいたのは訓練兵だけか?」

エレン「はい…そうですけど」

リヴァイ「…!あいつか、壁の外に」

エレン「巨人が!?」

リヴァイ「いや…さっきのデカイ奴の中身…だ」

シュウウウウ

ガシッ

ベルトルト「うわっ!なっ、なんですか!?」

リヴァイ「なんですかじゃねえ、お前、立体機動装置を使って…なんで壁の外にいやがる?」

ベルトルト「そ、そのさっきの巨人の襲撃で飛ばされ…」

リヴァイ「嘘をつくな、てめーはその直前にも壁の外側にいた…どういうことだ?」

近くで見るとこんな気の弱そうな奴が?そもそも…巨人の中身は人間?人間が巨人になる?だと?


エレン「ベルトルト!お前どうしたんだよ!」

リヴァイ「コイツは、あのデカイ巨人が現れる前から壁の外側にいた」

コニー「ん?お前の持ち場ってこの辺じゃなかったよな」

サシャ「まさか肉の匂いを嗅ぎつけて…!?はっ!ていうか肉ー!!!!!」

アルミン「どういうことだい?何故君は壁の外側なんかに」

エレン「あの、リヴァイ兵長、だからって何でベルトルトは問いつめられているんですか!?」

リヴァイ「それは、コイツが巨人に化けやがったからだ」

………


だが、それを見たのは俺だけだ、しかも遠目で…それにこんな事を誰が信じる?


エレン「な、何言ってるんですか!そんなわけないですよ、だいたい人間が巨人になんて、なぁ、ベルトルト」

ベルトルト「う、うん…」


そうだ、人との信頼


そういうものを一切絶ってきた俺の言うことなんか誰が信じる?有無をいわず俺の言うことを聞く人間なんかいない
このベルトルトという奴のほうが仲間から信頼されているこの情況で、だが…コイツを、野放しにするわけには、いかない…


俺が、殺すしか


ベルトルト「ヒッ(この目は…覚悟している人の目だ…どんな状況で自分がどんな目にあおうとも僕を殺すことをこの人は…!)」


パキぃ


リヴァイ「!?」

パキパキパキ

アルミン「なっ!ベルトルトの体が固まっていく…これは一体!?」

エレン「なにが起こっているんだよ!!」

ピクシス「これは一体どういうことかのぉ?」

リヴァイ「ピクシス…」

アルミン「ピクシス司令!?」ビシィ

エレン「司令!?」ビシィ

リヴァイ「コイツは…あのデカイ巨人の中身だ。それを見たのは俺しかいない、だから信じろとは…」

ピクシス「ふむ、詳しく話を聞こうかのぉ、それに。今は壁の中に侵入してくる巨人への対策が先決じゃろう」

リヴァイ「信じる…のか?」

ピクシス「おぬしはそんな気のきいたジョークを言うような奴でもあるまいて。そんなに短い付き合いでもないからのぉ」

リヴァイ「…」

>>1 です
硬化能力ねーだろってひとりツッコミ入れながら書き溜め修正せず投下を進めております
いきなりキャラがわらわら出てきてスミマセンね、続きます

みお


ピクシス「今は調査兵団が壁外調査に出ておる最中、このタイミングで事が起こる…これがどういうことかと考えてみるのじゃ。おかしなことじゃのう」

リヴァイ「…巨人の正体は、人間なのか…?壁の内側にはまだ…、これから壁の中に入ってくる奴らも」

ピクシス「だとしても被害はおさえなければならん」

リヴァイ「了解だ…俺がすべて、食い止める!」

ピクシス「うむ、やっと本領発揮というところじゃの」



一方その頃


エルヴィン「撤退だ」

ハンジ「えーなんでなんで!?まだ全然進んでないじゃん」

エルヴィン「壁が破壊されたらしい」

ハンジ「なっ…よりによって今!?…それって…」

エルヴィン「考えるのは後だ、行くぞ!」



ザシュッザシュッ

リヴァイ「クソ、殺っても殺っても湧いてきやがる…」


毎日毎日、壁の掃除をしながらなにも考えてなかったわけではない


この穴をすぐに塞ぐ方法がないってのに、この壁はどうやって作られたんだ?

巨人はいつ現れた?

何かを見落としていないか?それは…


リヴァイ「!?なんだありゃあ…」

エレン「リヴァイ兵長!あれは、鎧の巨人です!」

リヴァイ「鎧の…?いやお前らまだこんなとこにいやがったのか、訓練兵は下がっていろ」

ミカサ「エレン!無事なのね!良かった…」

エレン「おおミカサ、お前も…」

リヴァイ「なぁ、あの鎧の巨人とかいう奴の中身もお前らの知り合いじゃあねえだろうな?」

アルミン「そんな…まさか!」

ミカサ「どういうこと!?このチビはなに?」

エレン「うおおおい!ミカサ!この人は…」

リヴァイ「いいからお前らは離れろ、アイツの相手は俺がやる」

エレン「ちょ、さすがにひとりじゃ!」


アルミン「さっきまではリヴァイ兵長が食い止めてくれていたけれど、鎧の巨人との戦闘に集中するとなると、他の巨人が…」

ミカサ「一時撤退して、作戦をたてないと」

エレン「だからってリヴァイ兵長ひとりで戦わせるのか!?」


ヒュウウウウ

ガンッガンッ


リヴァイ「刃が通らない、か…さすがにコイツは」


精々食い止めるくらいしか出来ずに、俺は終わるのか…



エレン「俺も戦う!戻りたい奴は戻れよ!」

ヒュウウウウ

ミカサ「エレン!あなたはまた早死にしようと…アルミン、あなたはこの状況を皆に伝えて作戦を!」


アルミン「う、うん!…!?エレン!危ない!!」

エレン「うっ!」

ガブリ

ゴロゴロ

ミカサ「あ…あ…」

アルミン「エレン!足が…っエレン!!」

建物の隙間から現れた巨人に足を喰われてしまったエレン

アルミン「う…助けなきゃ!あのままでは!」

ヒュウウウウ

ミカサ「アルミン!行っちゃだめ!!!」

アルミン「わっぅああああ」

ひげ巨人「あーん、ぱくり」

ミカサ「アルミン…!?エレン…?、、エレン!?」

エレン、アルミンのかわりに喰われる


アルミン「うわああああ!!!!!」

リヴァイ「騒がしいなアイツらはまだ逃げてないってのか…」

クソッ、だが流石にコイツ(鎧の巨人)と他の巨人も、ここで食い止めるのは限界があるぞ…


ミカサ「アルミン、落ち着いて、こんな時」

フォオオオオオオオ

ミカサ「えっ」

アルミン「えっ」

ミカサ「あの巨人は…」

アルミン「エレンを食った…」


鎧の巨人に向かっていくエレン巨人


リヴァイ「!?な…」

フォオオオオオオオ

ボコボコボコ

リヴァイ「こいつは…」

アルミン「リヴァイ兵長!その巨人は…エレンです!」

リヴァイ「なんだと?どういうことだ?」

アルミン「僕のかわりにエレンは巨人に飲み込まれて…」

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