リヴァイ「…媚薬?」 ミカサ「おそらく」(68)


※キャラ崩壊あり

※更新はちまちま。時間を見つけて更新します


リヴァイの手に握られた 小瓶…


ミカサ「おそらく、あなたに拭かれた霧…というものは媚薬入りの香水」


リヴァイ「少し甘ったるいくせえ臭いだが?」


ミカサ「それが香水」


―数時間前―


ハンジ「ようやく出来た!!媚薬入りの香水!!」 ハアハア


ハンジ「フフフフ これを噴いたら 異性を魅了できる!魅惑の香水!!」


ハンジ「私は!なんて!部下思いなんだぁぁぁぁ」


ハンジ「調査兵団は変人の巣窟!変人の巣窟!あっ二回も言ってしまったが…」

ハンジ「世間から部下も そう思われ…尚且 いつ死ぬかという不安から結婚もできない…」 ハア


ハンジ「そ、こ、で! 私は皆の為に これを作ったんだ…」


ハンジ「媚薬入りの香水…これで異性を魅了できる」

ハンジ「まだ試作段階だから、効力を試したい」


ハンジ「誰に? モブリットとか!?あー!!楽しみだよ!」


ハンジ「もうすぐ きっとモブリットが『分隊長!また一晩中、研究してたんですか!?起きてくださいよ!!』 とお越しにくるはず」 ニヤニヤ


ハンジ「警戒心の強いモブリットの事だ…香水をつけてくれ!と頼んでも、まず断るだろう」 ウーン


コン! コン! コン!


ハンジ「あー!!もう来た!!」


ガチャッ!

ハンジ「おっはよー!!!!」 シュッ シュッ シュッ


ハンジ「…………あれ?」


リヴァイ「……」


ハンジ「あれ?あれ?」


リヴァイ「まだ寝ぼけてんのか?クソ眼鏡」


ハンジ「……………」


ハンジ「リヴァイ?」


リヴァイ「早く受けとれ、クソ眼鏡…エレンの日常生活についての報告書だ」


ハンジ「ん~エレンね、私としてはリヴァイの日常生活について、深く知りたいな」 チラッ


リヴァイ「は?」


ハンジ「あっ!?もしかしてヤキモチ?」


リヴァイ「………は?」


ハンジ「エレン、エレンって」


リヴァイ「エレンの巨人化について、調べるのがお前の仕事だろうが」


ハンジ「リヴァイ…」


ハンジ「抱いて!!」


リヴァイ「今が職務中だという事を除いて、百歩譲っても その可能性はゼロだ」

ハンジ「リヴァイ!!」 ガバッ

リヴァイ「離せ!クソ眼鏡!!」 グググッ


ハンジ「堅いことを言わず!!さあ!!」


リヴァイ「有り得ん!脳ミソくさったか?クソ眼鏡!!」 グググッ


ムチュ~!!


ハンジ「リヴァイとチューした!責任取れ!!」


ドカッ!バキッイィ


ハンジ「」


リヴァイ「…人の唇をなんだと思って」 フキフキフキ


+++紫色の小瓶+++


リヴァイ「?」


しばし考える…


霧を噴き付けられた→ハンジがおかしい


ハンジがおかしいのはいつもの事


いや、でも気持ち悪かった

ハンジが気持ち悪いのも いつもの事だな


…………………


リヴァイ「…だが、この液体が関係しているかも知れん」


リヴァイ「モブリットにでも聞くか… ハア」


バタンッ

スタスタスタ


ミケ「……リヴァイか?」


リヴァイ「ミケ、モブリットを見なかったか?」


スンッ ミケ「この甘い匂いは何だ?」


リヴァイ「…これはハンジに 「リヴァイったら!私を誘ってるの?」


リヴァイ「は?」


ミケ「ごめんなさい…私ったら!あなたの気持ちに気付いてなくて」


リヴァイ「」


ミケ「この甘い香りをつけて、私を誘ってるんでしょ?」


リヴァイ(お姉だったのか…)


ミケ「私の小さいangel…もう我慢しなくていいのよ」 ジリジリジリ


リヴァイ(ミケに押さえつけられたら…)


リヴァイ(確実にヤラレル!) ダッ


ミケ「あっ!待っ

リヴァイは最速で走った… 前だけを見て進んだ!!


――――

ハア ハア ハア


リヴァイ(ここまで来れば…)


ミカサ「……………」


リヴァイ(またか…)


ミカサ「…」 リヴァイ「…」

リヴァイ「お前は エレンの馴染み…」


ミカサ「エレンの馴染み、それは馴染みの女…という意味」


リヴァイ(オカシナ奴だらけかよ)


ミカサ「エレンの嫁として聞きたい、エレンは元気ですか?」


リヴァイ「元気かどうかは本人に聞くんだな、俺が言える事は、死んではいないという事実だけだ」


ミカサ(チビが!) ムカッ


リヴァイ「…なあ?変な事を聞くが」


リヴァイ「俺は匂うか?」


ミカサ「………」


ミカサ「体臭という意味なら、臭いません」


リヴァイ「…そうか」


ミカサ(なに?このチビ?加齢臭がするかしないか聞くなんて)


リヴァイ「この小瓶の液を噴きつけられてから…周りの奴らが、オカシイ」


ミカサ「小瓶の液?」


リヴァイ「こう…抱いてくれ、だとか 私のangelがどうとか」


ミカサ「自慢話ですか?」


リヴァイ「…いや真面目な話だ」


ミカサ「あなたの言う事が本当だとしたら…」


ミカサ「東洋に昔から伝わる媚薬」


リヴァイ「…媚薬?」


ミカサ「おそらく」


ミカサ「本当に存在するというなら、喉から手が出るほど欲しい」


リヴァイ「なんの為に?」


ミカサ「エレンを私の虜にする為に」


リヴァイ「嫁なんだろうが?」


ミカサ「それは願望」


リヴァイ「………」


ミカサ「………」


リヴァイ「じゃあハンジの部屋で噴きつけられた霧は」


ミカサ「おそらく あなたに噴きつけられた霧は 媚薬入りの香水」


リヴァイ「…媚薬」


ミカサ「おそらく、ので私には それが必要」


リヴァイ「お前は 効いてねえだろうが?」


リヴァイ「媚薬なら 女のお前に効くはずだろうが」


ミカサ「うっ…それは」


2人「………」


リヴァイ「試してみるか?」

ミカサ「是非」 シュッ シュッ


ミカサ「どうでしょう?ムラムラしてますか?」


リヴァイ「いや全く」


ミカサ「不良品?」


2人「…………」


カツンッ


「ミカサ…?」


ミカサ「?」


クリスタ「ミカサ!」 ガバッ

クリスタ「会いたかった…水汲みに言ったのに、帰ってこないから」 グスン


ミカサ「…は?」


リヴァイ「おい」


クリスタ「あっ///リヴァイ兵長!」


クリスタ「お会いできて光栄です// ずっと憧れていたんで」


クリスタ「その…朝からこんな事を言うのは恥ずかしいんですが//」


クリスタ「抱いてください//」

ミカサ「クリスタがビッチに」


リヴァイ「これが媚薬の効果か?」


ミカサ「なら、私は何故?」


クリスタ「勿論 ミカサも///」


リヴァイ「お前もかよ」


ミカサ「クリスタは女の子、ので私の虜になるのはおかしいはず」


リヴァイ「…では 男に会うとするか」

リヴァイ、ミカサ
スタスタスタ


クリスタ「ああ///待ってください!!」


――――


ミカサ「ジャン」


ジャン(ミカサが俺の名を呼んだのか?ミカサが)


ジャン「ぉ…おう!何だミカサ?」


ミカサ「ジャン…私を見て 何か思わない?」 ギュッ


ジャン(ちょっ!マジかよ!!ミカサが俺の手を握るなんて!…夢を見てるのか?)


ミカサ(これもエレンに媚薬を使う為の実験)


ジャン「思うって?///」


ミカサ「その…ドキドキするとか」


ジャン(するに決まってるだろうが!!///) ドキドキ

ミカサ「これで分かったはず、その薬は私に必要」


リヴァイ「俺はお前に これを渡すつもりはねぇよ」


ミカサ「何?独り占め?」


リヴァイ「これで確信しただけで、解毒方法を知りたいだけだ」


ミカサ「なら力ずくで…」 ジリジリ


リヴァイ「どんだけ必死だよ」


「リヴァイ!!」


リヴァイ「?」


ハンジ「探したよ!私にはリヴァイが必要なんだ!勿論リヴァイにもだけど」


ミケ「んもう!逃げるなんて!照れ屋さん!///」


ジャン「うわっ!!(気持ちわりぃ)」


クリスタ「リヴァイ兵長!ミカサ!意地悪しないで///」 ウフフ


リヴァイ「ここは任せた」 シュッ


ミカサ「ズルイ!立体起動を使うとは!」


ミケ「あら?君も可愛いわね!」


ハンジ「どうしよう…浮気なんてしたら、リヴァイに怒られるよ」


ミカサ「」

ミカサが男…はないか

>>32-34

拙い文章ですが 見てくださり ありがとうございます


―旧本部―

パシュッ

リヴァイ「散々な目に合った」


オルオ「兵長?馬はどうしたんですか?どうして立体起動を?」


リヴァイ「………説明すんのが面倒くせぇ」


リヴァイ「考える事が山程ある…」


オルオ「お疲れの様子ですね?」


リヴァイ「色んな意味でな」

リヴァイ「エレン!!」


エレン「ぁっ!はい!!おはようございます!!リヴァイ兵長!」 バッ


リヴァイ「お前の馴染み…あの根暗野郎だが」


エレン(根暗?馴染み?)


リヴァイ「色々疲れる」


エレン「(ええ!?)スミマセンでした!!」


ミカサ「それは心外」


リヴァイ「!?」


ミカサ「馴染みの女は否定しないが、根暗野郎は否定します」


エレン「はあ!?」


ミカサ「さあ!!エレン!!思い切り嗅いで!!」


エレン「ちょっ!何をだ!?」

ミカサ「私の香りを!!」

進撃SSで『(夜の)立体起動』下ネタだよ。


巨人と戦うのに使うのは、『立体機動(装置)』だよ。


エレン「訳わかんねえ奴だな!」


ミカサ「こう…ムラムラしないの?」


エレン「いや全く」


リヴァイ「お前のオープンすぎる態度が そそらねえんじゃないのか?」


ミカサ「そんなはずでは」


ミカサ(おかしい…ジャンはムラムラしたのに)


ミカサ「酷い…エレン」


ミカサ「そこの年配の調査兵の方!ムラムラしますよね?」


オルオ「……19歳だ…」


オルオ「兵長、なんですか?これ」


リヴァイ「疲れる要因」


エレン「何なんだ」


ミカサ「………エレンが何も感じない」

ヒヒーン

「ミカサ!!」


ミカサ「…アルミン?」


アルミン「立体機動つけて飛び出したから びっくりしたじゃないか…」


エレン「アルミンお前まで「心配したよ!!!!


アルミン「僕は心配で心配で心配で心配だったよ!!僕に内緒で勝手な事をしないで!!」


エレン「どんだけ心配なんだよ」


アルミン「ミカサ…僕の側半径1メートルから離れたらダメだよ?」


リヴァイ「ちかっ!!」


ミカサ「アルミン…気持ち悪い」


エレン「アルミンまで…どうしたんだよ?」


リヴァイ(媚薬がどうとか…説明すんのが面倒だな)

ミカサ「どうしてアルミンには効いて エレンには効かないの」


アルミン「またエレンか!!君はいつもエレンばかりだ!!」 チッ


エレン「性格かわりすぎだろ?」


リヴァイ「あーあのクソ眼鏡!今度会ったら削いでやる」


ハンジ「呼んだ?」


リヴァイ「お前ら一体何なんだ…」


ハンジ「まあまあ 照れるなよ」


リヴァイ「削ぐ」


ハンジ「ごめんよ~まさかリヴァイが入ってくるとは想定外」


リヴァイ「…で 何だ この薬は?」


ハンジ「まあ ご想像通りに媚薬だよ」


リヴァイ「なんの為に」


ハンジ「部下思いの私はだね、部下たちがもてる様に開発したんだ」


リヴァイ「もっと他にする事あんだろうが」


ミカサ「この媚薬は不良品」

ハンジ「そんな事ないよー 失礼だな」


リヴァイ「いきなり変な薬振りかけるお前の方が失礼極まり」


ハンジ「もうリヴァイは効力切れたんだから 時効だよ」


ミカサ「エレンが私にクラクラしない、よって不良品」


ハンジ「なら モテそうにないオルオで試そう」


オルオ「」

ハンジ「あっ待って!私はマスクするから!」カサカサッ


シュッ シュッ シュッ


ミカサ「なんとも思わない…ただの老兵に見える」


オルオ「老兵言うな」


ハンジ「あー!もう!ペトラ呼んできて!!エレン」


エレン「はい!!」

タタタッ


ペトラ「呼ばれました」


ハンジ「悪いね!!ペトラ」


オルオ「………」


ペトラ「オルオ、大丈夫?今日は舌を噛んでない?」
(ペトラがオルオの頬をなでる)


オルオ(なっ!?なんだよ これ!!)


ペトラ「舌を噛まないか心配なんだ…もし舌を噛んで死んだらと思うと心配」


ミカサ「舌を噛まないか心配されてる…なぜ?」

エレン「そこ触れたらダメだ な


ペトラ「オルオ…調査兵団辞めて 二人で開拓地に行こう…オルオを危険な目にあわせたくない」

リヴァイ「精鋭二人抜けたら困るな」


オルオ「兵長!!スミマセン!!俺っ 俺は調査兵団辞めます!!」


リヴァイ「は?」


オルオ「スミマセン!!惚れた女、幸せにしたいんです!」 グスッ


ハンジ「オルオ…それ媚薬効果だから……」


「ちょっと待った!!」


ペトラ「何?」


アルミン「オルオさん僕と幸せになりましょう!!僕は開拓地にいたから耕すの慣れてます!!」


ミカサ「アルミンややこしい」


アルミン「僕も辞めます!!どこまでも付いていきます」


エレン「アルミン 外の世界は?」


ミカサ「アルミンは男の子、なので不良品」


ハンジ「色んな要因が考えられるけど…ホルモンがどちら寄りか…に左右されるかな」


エレン、ミカサ「え!?」


ハンジ「アルミンは女性ホルモンの多い男の子」


リヴァイ「ミケは?」


ハンジ「元々 お姉要素があったんじゃない?」


ハンジ「ミカサは男性ホルモ… エレン「わー!!」


エレン「ミカサはブレないんだよ、きっと」


ミカサ「エレン?」


エレン「な!!」


ミカサ「そう エレン一筋」

エレン(ミカサの手に握られたブレード怖すぎ)


ハンジ「ハハッ 色んな要因があるからね まあ…そういう事にしておこう」

可愛い
口調も原作通りで好きです

>>60

ありがとうございます。 更新チビチビですが 見てくださり感謝です


ミカサ「私には薬は必要ないという事」


リヴァイ「あんなに必死だったのにな」


オルオ「これは薬なんかじゃねえ…ペトラの本当の気持ちに決まってる」


ハンジ「うんうん、気持ちは分かるけど 事実を認めようね」


オルオ「ペトラ!!一緒になってくれ!!」


ペトラ「は?」


オルオ「一緒に開拓地に行って 家族を沢山作ろうな!!」


ペトラ「何言ってんの?」


オルオ「」


ハンジ「オルオ媚薬効力、切れるの早っ!」


オルオ「」


エレン「オルオさん!結婚より仕事ですよ!一緒に巨人を駆逐しましょう!!」


オルオ「くっ!俺はな別にショックではないんだが!?」


ミカサ「可哀想」


アルミン「ミカサ!シッ!」


ハンジ「これにて一件落着ー、私は帰るわー」


リヴァイ「おいクソ眼鏡…お前のせいで 朝からする仕事が溜まってるじゃねえか」


ハンジ「ん?訓練?エレンの実験?なら是非とも手伝おう!!」


リヴァイ「草むしりだ」


ハンジ「……………」


ミカサ「私はエレンの嫁、なので手伝おう//」


アルミン「僕らも帰って訓練あるよね?ミカサ」


ミカサ「ムー 」


エレン「訓練頑張れよ」


ミカサ「エレンがそう言うのなら」


ミカサ「エレン、媚薬なんてなくてもいい」


エレン「当たり前だろ」


ミカサ「エレンと会えなくても頑張る」


エレン「ああ」


ハンジ「私も研究研究っと」

リヴァイ「く、さ、む、し、り だ!」


ハンジ「チェッ……」



―――――


―――

ミカサ「ねえ…アルミン」


ミカサ「あの媚薬…ジャンには効いたけど」


アルミン「そうなんだ?(まあジャンは元々ミカサが好きなんだろうしね)」


ミカサ「ジャンはお姉ってこと?」


アルミン「それジャンに言ったらダメだからね」


ミカサ「分かった、アルミンと私の秘密」


アルミン「あー……うん」


アルミン(ジャン………)



おしまい

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