僧侶「ねえねえ、勇者様」 勇者「なんだい?僧侶ちゃん」 賢者「その2だよ」 (330)

※僧侶「ねえねえ、勇者様」 勇者「なんだい?僧侶ちゃん」
僧侶「ねえねえ、勇者様」 勇者「なんだい?僧侶ちゃん」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1364867556/)
の2スレ目になります

※壮大なスケール物が沢山あるので、今回も基本1レス完結のほのぼの4コママンガ風になっています

※前作を読まれていなくても、あまり影響はありません

※キャラ設定はDQ3がベースですが、ネタの世界観等は特に縛りがありません

※内容には作者の趣味や私情がよく入ります

※更新は不定期で書き貯めがある分を一度に投下します

※コメントにつきましては今回も原則全レスで参りますが、同じようなレスになる安価が多くなる場合は、安価を纏めてしまう事もございます。あらかじめご了承下さいませ

※今回もダラダラとつまらないので、暇な方や読んでやっても良いと思っている方だけお読み下さい


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい、僧侶ちゃん」

僧侶「何と2スレ目ですよ」

勇者「うーん、何か実感が湧かないなぁ」

僧侶「何か変わった事はありますか?」

勇者「何もないよ、いつも通りだね」

僧侶「ならいつも通りで問題ありませんね」

勇者「そうだね、いつも通りが一番だよ、うん」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1454688977

主な登場人物紹介

勇者
16歳になった時に気付いたら勇者になっていた
僧侶ちゃん達と住んでいる
1の病気が増えると移される不幸体質
とりあえず体のあちこちが痛い

僧侶
勇者に仕える女の子、魔力がマホカンタ貫通属性持ち
家事が得意で家事をしないとソワソワして落ち着かない
機嫌が良いとベテランのプロ野球選手(主に阪神)の応援歌を口ずさむ
麻雀の神がこよなく愛する雀姫

魔王
その名の通り魔族の王、畑いじりが好き
二枚目も三枚目もこなす困った時の便利屋さん
人間の王様とは友(ライバル)で仕事仲間、兵士たちの師匠
パーティーの中では大黒柱的存在、資格を多数所持

賢者
先代の側近を務めていた魔族
本が大好きで書庫や図書館に1週間は平気で籠城する
クンカーに理解を示すがあからさまな行動だと燃やされる、酔っても燃やされる
呪文は3つまでなら1回で唱えられる凄腕、頑張れば4つ行けるとか

側近
魔王に仕える地獄の騎士の妹でしいたけが嫌い
魔族の姿になっているが同じ容姿のキャラが2万と少しいるらしい?
インターネットが得意で基本的にはGo◯gleで調べる
出番が少ないのは側近ネットワークのオフ会へ頻繁に参加してるから(本人談)

男の子・女の子
仲良しの幼なじみ二人組
夢は侍と賢者になって勇者たちと冒険すること
魔王と賢者が認める資質を持っている
頑張れ二人も、一流と呼ばれるその日まで

王様
勇者たちの住む国の王、国民や部下からの信頼と人気が凄い
現異種格闘技戦世界王者で人間界の魔王と呼ばれる強さを誇る武闘家
1でトレーニング、2で鍛錬、3・4で訓練、5で修行がモットー
人種や種族の差別を一切しない、魔王とは友(ライバル)

メイド
お城に仕える剣技が得意な闘えるメイドさん
得意技は突き技の神速三○突き
サボる王様を恫喝する実質側近のポジション
最近は給仕の価値を分かってくれる魔王に仕えたいと少し思ってる

八百屋のおじさん・おばさん
八百屋を営む中年夫妻、魔王と昔話で盛り上がる
野菜が安くて美味しいと評判でお店は繁盛している
魔王の作った野菜も並べてくれる懐の深さも魅力
目標は2回目の東京五輪を見るまで生きる事

スーさん(スライム)
僧侶ちゃんのお膝がお気に入り
夏場は冷んやりしてだっこすると気持ちがいい
食べたもので色が変わる
もちろん勇者たちの頼れる仲間で家族

ドラちゃん(テノリドラゴン)
ニャーと鳴く体長10cmくらいのドラゴン
カワイイのに自分はクールなつもり
小さい火の玉を吐く、お散歩が大好き
もちろん勇者たちの頼れる仲間で家族

犯人1・犯人3・犯人55
僧侶ちゃんとスーさんにちょっかい出して島流しにされた犯人たち
今は魔界の魔物と逞しく稼いで生きている
犯人3と55は野球バカで1は常識人でまとめ役
最近は魔界の公共事業を受注する事もあるらしい

天の門番・キラークラブ・ダークトロル
犯人たちと暮らす魔物たち
畑が好きで温厚な金色、野菜は美味しいともっぱらの評判
湿度で天気を読む戸を壊すカニ、いい出汁が出る
犯人3と55にジャレついて圧死させる坊や、悪気はない


他にもいろいろなキャラクターが登場します

今回はこの辺で失礼します
近々また投下しますので
レスを含め今しばらくお待ち下さいませ

表にストレートティーと書いてあってカロリーゼロとも書いてある
なのに飲んだら甘かった時のしてやられた感はハンパねぇっすわ
やはり信じられる言葉は無糖のみか…


人工甘味料の仕業よね

乙です

ジャワかおいしい無糖

やっと追いついた…………
新スレ乙です。

滑り止めで滑った・・・
間に合うなら女の子勢に慰めてほしい

1でございます、お久しぶりです
まずはネタ2つ投下しますので、レスは後ほど


[>>9様を応援する会]


僧侶「うーん、滑り止めに落ちてしまいましたか…」

賢者「人生って必ず上手く行かない時があるよね、しかも自分だけ」

側近「落ちたことは仕方ありませんからね、本命にまずは全力を傾けましょう。と側近は切り替えを促します」

僧侶「私はお受験の辛さは分かりませんが、迷える方々の味方なのは変わりません!」

賢者「人と比べて上手く行ってないと焦るけどさ、人生って結果良ければいつかはその失敗も笑い話になるもんだよ」

側近「言ってしまえば1の人もそんな失敗だらけですよ、もちろん滑り止めの不合格も経験しています。と側近は他人の話を自分の事のように語ります」

僧侶「良くも悪くも第一志望の結果が来たら、またここにご報告して下さい」

賢者「酷な事言うようで悪いけどさ、社会に出たら滑り止めなんて無いんだから人より先に大人の経験できたと思う位で良いと思うよ」

側近「合格した日には生放送でお祝いしましょう。と側近は祝賀会放送のプランを立てます」

3人「>>9さん、頑張れ!!」


―滑り止め不合格、専門学校2回留年の失敗だらけな1も応援しております―

―人生は泥臭く非効率で笑われようとも、案外経験すれば後々誇れるものですよ―

[ゲホゲホ、ゴホゴホ]


勇者「喉が変だ…、少し寒い…」

僧侶「勇者様、風邪ですか?」

勇者「うん、インフルエンザでは無かったけど、明日熱が出るようだったらまた病院に来いって」

魔王「暑くて寒かったからな、体調不良を訴える人は多いらしい」

賢者「勇者も久しぶりに風邪引いたんじゃない?」

勇者「この感覚久しぶりだね…」ゴホゴホ

側近「1の人の病気を移されるとは災難ですね。と側近は遠まわしに1の人を弄ります」

魔王「確かにな、>>10で人生の先輩ヅラして講釈垂れたくせにテメーは風邪じゃ説得力もクソも無いわ」

僧侶「そんなに虐めなくても…」オロオロ

賢者「引いた物は仕方ないから、良く寝て休んでいなよ」

勇者「うん、ありがとう…」

僧侶「私、勇者様の食べられそうなもの買ってきます」パタパタ

賢者「勇者は私が看てるよ」

魔王「賢者、勉強はいいのか?」

賢者「試験終わったから大丈夫ですよ、本を読むのは看病しながらでも出来ますから」

魔王「なる程、じゃあ俺はネギでも取ってくるかな」

側近「湯たんぽを出しましょう。と側近は暖を取る準備を開始します」

勇者「みんなありがとう」ゲホゲホ


―勇者が治るのは1次第…―

1でございます、今回はレスにて失礼します
軽い風邪ですがひさびさの感覚です
やっぱり辛いですわ…
本スレでもお祝い、励まし、慰め等々のリクエストSSは随時募集しております
拙い内容ですが、皆様にお力添え出来れば幸いでございます


前スレ995-997、998-999
乙ありがとうございます
皆様の乙のおかげで無事完走しました

前スレ998
otsuarigatougozaimasu korekaramodaradaratsudukemasu
(乙ありがとうございます、これからもだらだら続けます)

>>4
乙ありがとうございます
甘味料の甘さはどうしても好きにはなれませんな…

>>5>>6
乙ありがとうございます
本スレでも乙を宜しくお願いします

>>7
ありがとうございます
無糖の紅茶飲料はやはりその辺ですかね
会社の自販機にジャワ入ってたから今度からはそれですな…

>>8
新スレ乙ありがとうございます
アンドいらっしゃいませ
またこんな感じで進めて行きますので宜しくお願いします

>>9
リクエストありがとうございます
少しでも励ましになれば幸いでございます
吉報を心よりお待ちしております

ありがとうございます
前期も志望落としての出願ですが頑張ります

女の子の応援、大事

>>9です
落として、ではありますが第一志望通りました
ありがとうございました

女の子の応援、もう超大事

1乙。もう風邪は治ったんだろうか?

14も乙&おめでとう!
女の子の応援は大事。超大事。

休職中で、復職目指してはいるんだが、めげそうなので励ましてもらえるとうれしい。

1でございます、大変お久しぶりです
私事で色々忙しかったもので…
今回もレスの後にSSを投下します

>>13>>14
ありがとうございます
そしておめでとうございます
楽しい学校生活を送って下さい

>>15
ありがとうございます
風邪の影響が年々抜けづらくなってます…
年を取りたくないものですな…
応援のSSは後ほど投下いたします

期待

[>>14様の合格祝い生放送]


側近「>>14の人が受験合格しましたので、当初の予定通りお祝いの生放送をします。と側近は声高々に宣言します」

棒読みちゃん「おめでとうー! これでしっかり遊べるな 羽目外すなよ 一番楽しい時間ktkr」

側近「何も考えず遊べるので思いきって何でもできますな。と側近は英気を養うよう促します」

棒読みちゃん「やりたい事好きにやれるって最高だよな たまには仕事サボりたい 初見」

側近「おー、初見さんいらっしゃいませ。と側近は歓迎をします」

棒読みちゃん「初見さんようこそ みんな優しいよ 仕事中から参加」

側近「仕事中の方はバレない程度に参加してください。と側近は注意をしつつ黙認します。さて、我々からお祝いの言葉をお送りしましょう」

側近「合格おめでとうございます、今は思いっきり遊びましょう」

賢者「これからまた色々あると思うけど、新しい学校生活を楽しく送ってね」

僧侶「またここに来て下さい、私たちは何時でもお待ちしてます!」

三人「>>14さん、合格おめでとう!!」

棒読みちゃん「8888888 合格おめでとうー! 人の幸福はみんなの幸福だな こっちもみなぎってきたー! 弾幕薄いぞ、なにやってんの!」


側近「さて、それでは今回は試験についての雑談をしましょう。と側近はお題を提示します」


-合格お祝い申し上げます-

>>14様の新たな門出に、幸多からん事を心より願っております-

[>>15様、復帰祈願応援SS]


勇者「就職してるとさ、やっぱり辛い事があるんだよね」

僧侶「無理はなさらないで下さいね?」

賢者「何て言うかさ、充電期間って必要だよね」

魔王「それを考えるとバカンス制度って理に適ってるよな、そういう所は見習わんとな」

側近「復帰の意欲があるんですから、後は復帰するタイミングだけです。と側近は後一歩だと応援します」

王様「よし、私も疲れたからバカンスにするぞ!」

メイド「仕事終わらせたらご自由にどうぞ?」

王様「」


魔王「コイツはほっといて…、復帰は急いじゃダメだぞ?」

勇者「これだと思った仕事があったら、思い切って動く位で良いと思う」

僧侶「いっぱい癒されてから、お仕事して下さい」

賢者「頑張らなくていい、でも荒波に飛び込む覚悟はいつか必要だ」

側近「就職されましたら、お祝い生放送をしましょう。と側近は側近なりのお祝いを考えます」


-焦らず、やる気になったら復帰してください-

[新スレのご挨拶]


賢者「いつの間にか新スレになってましたね」

魔王「まさか2スレ目に入るとは思わなかったけどな」

側近「途中は本当にダラダラとしてましたからね。と側近は1の人に釘を刺します」

魔王「中弛みは仕方あるまい、人間も魔族もそうなるものさ」

賢者「ここも長い付き合いになるんだろうなぁ…」

側近「そうなると思います。と側近は完走までに何が起こるか楽しみにします」

賢者「それじゃ、私は書庫に戻ります」

魔王「勉強か、精が出るな」

賢者「試験はもう終わりましたからね、今は単なる趣味がてらの籠城ですよ」

魔王「兵士18も大変だねぇ…」

[このSSでソーシャルゲームを作ったら]


課金と争いに溢れたソーシャルゲームに疲れた皆さん…

ここで癒されていきませんか?

ドラゴンクエストの世界に入り込んで

キャラクターの皆と生活しよう!

勇者と楽しく遊んで!

僧侶ちゃんと美味しく食事して!

賢者ちゃんと真面目に勉強して!

魔王と逞しく農業をして!

側近ちゃんと愉快に生放送して!

動物や魔物達と仲良く暮らして!

平和なドラゴンクエストの世界を満喫しよう!


※当ゲームには課金システムはございません。ドラゴンクエストの世界で生活するだけのゲームですので、刺激を求める方には物足りないゲームになります。あらかじめご了承下さいませ。


勇者「こんな感じかな?」

僧侶「ギスギスしなくていいですね」

賢者「これどう見てもどうぶつ○森の丸パクリ…」

魔王「ぶっちゃけゲームってそんなもんじゃねぇか?」

側近「ぶっちゃけ過ぎてます。と側近は身も蓋も無い言い方に呆れ顔をします」


―1はドラクエとどう森の本格的なコラボを待ってます―

[わんわん、新スレ]


子犬「」スヤスヤ

子犬「?」ムクッ

子犬「???」キョロキョロ

子犬「わう?」

子犬「」フセッ

子犬「」ウトウト

子犬「」スヤスヤ


―このスレでもわんこはマイペース―

[にゃんにゃん、新スレ]


子猫「みゃー」

おおねずみ<アイエエエエエ!?ニャンコ!ニャンコナンデ!?

メイド「厨房の盗み食いは貴様か、今までの報いを存分に味わいたまえ」

子猫「にゃう!」トテトテ

おおねずみ<ゴーメンナサイ!!ゴーメンナイヨー!!


―おおねずみは逃げ出しました―


メイド「厄介払いが出来てよかった、にゃんこのおかげだよ」ナデナデ

子猫「にゃー」


―別の日―


王様「あれ、つまみのくるみ食べたっけか…?」

おおねずみ<ココハ、フリーパスダナ

[いちごで贅沢に過ごす]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「いちごを買ってきました」

勇者「おー、いちごいいねー」

僧侶「安物なので、形は小さくて歪なやつですが…」

勇者「気にしない気にしない、早速食べよう」

僧侶「…やっぱり少し酸っぱいですね」モグモグ

勇者「あー、でもこの酸味いいねー」モグモグ

僧侶「4パックあるので、今日は3食いちごにしちゃいます」

勇者「いいよ、むしろ贅沢だなー」

[健康第一]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「健康診断に行きましょう」

勇者「あー、もうそんな時期なんだね」

僧侶「王様から年度末までに結果を書面で報告するよう通達も来ました」

勇者「じゃあみんなで行こうか、健康は把握しとかないとね」


―予告になりますが、1の不健康を勇者に全て移します―

[結果やいかに!?]


―健康診断が終わりました―


勇者「やっと終わったよー」

僧侶「検査が多かったですね」

魔王「今のバリウムいいな、美味しいわ」

賢者「勉強のストレスで食べちゃったからなぁ…」

側近「何とか終わってホッとしました。と側近は結果を待ちます」


―結果が手渡されました―


僧侶「わー、何も異常ありませんでした」

魔王「むっ…、少し高血圧で要観察か…」

賢者「低血圧ですか…、上がらないものをどうしろと…」

側近「私も低血圧でした。と側近は朝が苦手な言い訳を得られました」

勇者「…」

魔王「ん?勇者、どうした」

勇者「この後、呼び出しだって…」

僧侶「え、勇者様はどこか悪いのですか?」

勇者「何か凄いことになってた…」


―勇者、もとい1の惨状は次で解説します―

[勇者、アウトー!]


―勇者は皆と診察室へ呼ばれました―


健診医「お疲れ様です、勇者様は残念ながら良からぬ結果となってしまいました」

勇者「良からぬ…とは?」

健診医「まずですが、血圧が161/104と高すぎます」

賢者「えっ!?」

健診医「賢者様は魔界における医師免許に類する資格をお持ちと伺いました、ならばこの数値の異常性はご理解いただけますね?」

賢者「先生、本当ですか!?」

健診医「ええ、健診では通常130/80を目安に正常と異常を判断しますが、あまりにも今回は異常過ぎます」

僧侶「勇者様…どうして…?」

健診医「他にも色々と異常が見つかりました、順を追って説明しましょう」


―健診医は異常の部分を全て説明しました―


勇者「」チーン

魔王「お前…えぇ…!?」

側近「不健康過ぎますな。と側近は余りの酷さに絶句します」

僧侶「そ…そんな…」オロオロ

健診医「まだ勇者様はお若いですから、まずは食事療法と運動療法で様子見しましょう。3ヶ月後に、また再検査をして経過を見ましょうか」


―不健康王こと1も勇者と頑張ります…―

[勇者、健康への道]


勇者「まいったなぁ…、いきなりとんでもない事になってしまった」

僧侶「勇者様が亡くなられては、私も国の皆さんも困ります…」ウルウル

勇者「僧侶ちゃん、心配かけてごめんね?」ナデナデ

僧侶「勇者様ー!」ウワーン

賢者「しかしあの血圧はシャレにならんよ、僧侶ちゃんが泣くのも無理は無い」

魔王「最近こいつラーメンが多かったよな」

側近「スープがぶ飲みも多々目撃しました。と側近は事実を公表します」

賢者「私が最近横浜家系にハマって、勇者もそれに付き合って貰ってた事が多かった。それが悪かったか…」

勇者「いや、それだけじゃないよ。僕も調子に乗ってあれこれ食べ過ぎたんだ」

僧侶「…勇者様、また健康な勇者様になって下さいますか…?」ウルウル

勇者「もちろんだよ、僕は勇者として皆のお手本にならないといけないんだ。それを忘れちゃ勇者は名乗れないよね」

魔王「うむ、その意気や良し。俺も協力しよう」

賢者「勇者、医学的な部分は私がサポートするよ」

側近「ならば、私は勇者様と行く健康への過程を生放送しましょう。と側近は新たな番組を作ります」


―こうして、勇者は健康体に向かってスタートを切ったのでした―

[まずは毎日少しずつ運動しましょう]


勇者「30分くらいのウォーキング?」

賢者「ああ、物足りないと思うかも知れないが、運動強度が低くても毎日続けられる運動が実は効果が高いんだ」

勇者「でも魔王にしごかれるよりはマシかなぁ」

賢者「トップアスリートとは違うしな、まずはここから始めよう」

僧侶「勇者様、わんちゃんと運動に行きましょう」

子犬「きゃん!」シッポフリフリ

勇者「わんこ、行くぞー!」

子犬「わふ」トコトコ

[王様も応援しています]


王様「勇者の体に異常?」

近衛兵「はい、勇者様を始め5人の健康診断の結果が病院より到着し、勇者様は運動及び食事改善を行い、3ヶ月後に再検査との事でありました」

王様「そうか…、勇者の頑張りは我々もサポートせねばなるまい」

近衛兵「運動トレーナーと管理栄養士の派遣は今すぐにでもできますが?」

王様「いや、それは様子を見よう。3ヶ月後の検査結果から判断でも遅くはあるまい」

近衛兵「はっ!」


王様「メイドはいるか?」

メイド「こちらに」

王様「僧侶ちゃんの家に行き、事態を詳細に把握する。着いて参れ」

メイド「承知致しました、2分で準備致します」ペコッ

[視察と言う名のお遊び]


王様「勇者の結果が素晴らしい事になってるな」

勇者「お恥ずかしい限りです、はい」

王様「僧侶ちゃんを泣かせてはいけないよ?」

勇者「もちろんです、頑張ります」

王様「さて、魔王はいるか?」

魔王「おう、呼んだか」

王様「なんだ、いたのか」

魔王「ずっといたろ、そこは気付けよ」

王様「すまんすまん」

魔王「で、何の用?」

王様「いつものやつ、やり行くぞ」

魔王「視察の仕事中だろ?激しくアウトだろ」

王様「メイドも生放送で遊んでるからいいの」


-その生放送では-


メイド「賢者様は博識ですわね、何でもご存知なんですから」

賢者「そんな事は無い、ただ人より少し勉強してるだけだ」

側近「さて、今度は何をテーマにトークしましょうか」

メイド「えーっと、王様のニンジン嫌いを無くす方法は何かありますか?」


棒読みちゃん「定番だけど、何かに混ぜるとか? ショック(物理)療法 好き嫌いあるとか王様かわいいw 王様の人気の秘密は人間味溢れる所だよな」


メイド「うーん、あの人混ぜても食べませんからねぇ…」


棒読みちゃん「王様手強いw クソガキ顔負けの厄介さ ニンジン食べなくても世界一になれる悪い見本 魔王印のニンジンじゃダメなの?」


メイド「それが魔王様のニンジンも食べないんですよ、美味しいのにねぇ」


棒読みちゃん「タチ悪過ぎw 魔王印でダメなら諦めた方がいいレベル 魔王印食べたこと無い 魔王印は高いけどお金出す価値はある」

[私は、ウサギ風呂で助かりました]


王様「近衛兵、昨日の山で起きた遭難はどうした?」

近衛兵「通報の翌朝には全員無事発見し、救助隊と共に自力にて下山しました」

王様「良かったな、無事なのは良き事だ」

近衛兵「低体温の者も一人としていませんでした、現場の医師の話では健康そのものだとか」

王様「パーティに余程の手練れがいたのだろう、不測の事態にも対応出来る山に慣れた実力者が」

近衛兵「いや、話ではいっかくうさぎの大群が押し寄せて、身を寄せ合うようにして寒さから守ってくれたとか」

王様「あ、そうなの?」

近衛兵「全員が同じ話をしています故、まず間違いは無いかと。風呂のように暖かく、睡眠もある程度取れたとの事でした」

王様「ほー、ウサギちゃんやるねぇ」

近衛兵「いやはや、魔物たちが山を守っている賜物でしょうな」


いっかくうさぎ達<コマッタラ、オタガイサマダヨネ

[お肉は落とすものです]


魔王「なあ、勇者」

勇者「なに?」

魔王「新鮮な豚肉を食べたいんだが」

勇者「新鮮なの?ちょっと待ってて」


-勇者は豚を連れてきました-


豚「ぶー、フゴッ」ノソノソ

魔王「あ…いや、確かに新鮮な豚だけどよ、まさかこれからシメるのか?」

勇者「いや?そんなことしなくてもお肉は手にはいるよ。豚さん、宜しく」

豚「ぶひっ」ブルブルッ ポトッ


-豚は身震いをしました-

-なんと、豚バラ肉のブロックが作られました-


豚「フガッ」フゥ…ヤレヤレ

魔王「いや、ちょっと待て」

勇者「もっとお肉いる?」

魔王「あ、それは大丈夫…」

勇者「豚さん、ありがとう」

豚「ぶひっ」バイバイ


-豚は牧場に帰りました-


魔王「あの豚はなんだ、満足げに一仕事したような顔しやがって」

勇者「なんだって…豚さんは豚さんでしょ?これもあの豚さんの豚肉だよ」

魔王「いやな、普通豚肉作るって言ったら豚の命をだな…」

勇者「普通はそうなんだけど、ここではこれで作れちゃうからね」

魔王「何か食育が心配だな、食べ物を粗末にするとかさ」

勇者「学校の給食は残す人いないよ?」

魔王「え、まさかの?」

勇者「給食残すと王様からトラウマ必至の怖い顔が待ってるからね、誰も残さない」

魔王「王も教育してるんだな…」

1でございます、今回はこの辺で失礼します
すこーしだけ痩せた…気がします
献血できる体まではまだ遠い…

>>17
ありがとうございます
期待に応えられるよう更に精進します

乙です


みんなのシイタケ嫌いもなおそうか
ピーマンの肉詰めみたいにシイタケの肉詰めとかおいしいぞ

1でございます、生存報告を…

仕事が繁忙期につき、少し投下が遅くなりそうです
また今年は上司の仕事を一部引き継いだため更に忙しくなりました
現在口内炎か3ヶ所出来て口角炎まで出る始末です
生きてる事は生きてるので、投下出来る時は投下します
皆様も体調に気をつけて頂きまして連休を楽しんで下さいませ
お仕事の方は共に頑張りましょう

それでは、失礼します

報告乙

リステリン使えば口内炎すぐ治るよ

1でございます、大変お久しぶりです
まずはレスをさせていただき本編を投下します

>>35
ありがとうございます
今後とも宜しくお願いします

>>36
ありがとうございます
シイタケはどうしてもなぁ…
最近トライしましたがまだ道のりは遠いですわ

>>39
ありがとうございます
ようやく間が少し取れました
これからもお付き合い下さい

>>40
ありがとうございます
リステリンと寝る時間を増やしたら治りました
その代わり仕事して寝てるだけの生活ですが…

>>41
保守ありがとうございます
また落ちそうな時は保守をお願いします

[またこの時期がやってきました]


ラジオ「バッターは4番の畠○、5回の裏ツーアウト二三塁、ピッチャーの野○第4球投げました!ストライーク!見逃し三しーん!!外角低めいっぱいのストレート!ヤクル○、ノーアウト二三塁のチャンスで無得点!!○村は大ピンチをしのいで大きくガッツポーズ!!○宮球場ヤ○ルト広○の3回戦、5回終了で未だ0-0です」


勇者「うん、知ってた知ってた」

僧侶「野球の季節が来ましたねー」

勇者「また無駄に胃を痛める季節だよ…」ギリギリ


ラジオ「TB○ラジオナイター速報、○浜スタジアム、○日、平○の第3号逆転2ラン。6回の表、中○尚も攻撃中、2-3、中○は若○、横○は○嶋から国○に交代しています」

[野球と言えばこいつら]


ネットラジオ「○山に第2球投げました!外角低めの変化球、打ちました、打球は内野の頭上を越してセンターへ!バッターランナーは1塁を回った所でストップです。ドラ1ルーキー高○3安打の猛打賞、今シーズン早くも3回目。マルチヒットは5試合連続、ここ3試合で13打数7安打1本塁打5打点、当たりに当たっています!」


犯人55「ぐあー、高○凄すぎんよー」

犯人3「下馬評通りだな、2球団しか競合しなかったこと自体が異常だわ」

犯人55「これ相当良い選手になるな」

犯人3「いやいや、我々には重○がいるから」

犯人55「そうだな、期待するか」


犯人1「野球聴くと仕事捗るんだよな、こいつら…」

[勇者、健康への道 途中経過]


―わんこと散歩しています―


子犬「あん!」トコトコ

勇者「炭酸飲料飲まなくなったけど、案外ストレス無いね」

僧侶「水代わりのコーラやサイダーでしたからねー」

勇者「別に食べたらダメとかそういうのじゃないしね」

僧侶「健康になればまた飲めますよ」

勇者「頑張る」

[吸引力の変わる掃除機の方が実は楽でした]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「掃除機の紙パックを買ってきて下さい」

勇者「あれ、無かったっけか?」

僧侶「実は終わってしまったんですよ」

勇者「この際、サイクロンのやつにしよっかなぁ」

僧侶「それも考えましたが、メンテナンスが色々大変みたいで…」

勇者「そっかー、ホームセンターオリジナルの紙パックで良い?」

僧侶「はい、大丈夫です」

勇者「さてさて、歩きで行って来ようかな」


―色々使いましたが、紙パック式に落ち着きました―

[間食しても良いんです]


勇者「なーんか、お腹すいたようなすかないような…」

賢者「それなら、これを試してくれ」

勇者「…ミックスナッツ?」

賢者「血液サラサラの効果が高い不飽和脂肪酸が入っててな、糖質も少なくて血糖値にあまり影響しない。つまり、間食には持って来いさ。しかも塩分は無いから血圧にもそこまで影響は無い」

勇者「マジでか、これは良いこと聞いた」

賢者「ただ食い過ぎるなよ、良い脂とはいえ取りすぎはカロリーオーバーだ」

勇者「…20gくらい?」

賢者「そんなもんだな、野菜ジュースと食べれば間食としては栄養高いと思う」

勇者「うん、試してみるよ」ポリポリ


―案外お腹にたまるんです、はい―

[忘れてたんかーい!]


賢者「ん?随分とでかい封筒が届いてるな、しかも親展ときてる。どりゃどりゃ…」ゴソゴソ


『第○○○回 医師国家試験合格通知及び医師免許登録様式送付のご案内』


賢者「お、受かってたのか。落ちてたとばかり思って、サイトでの合格確認してなかったよ」

賢者「ほげー、登録税でまさかの6万ゴールド…、何かにつけてお金取るなぁ。これは僧侶ちゃんに相談するか」

賢者「とりあえず、書類は作っておこう」


―賢者ちゃん、晴れて人間のお医者さんにもなりました―

[悪くない、ただそう思う]


僧侶「血圧下げる納豆キムチですよ」

勇者「まさかの5食連続納豆キムチとはね…」

僧侶「鮭の塩焼きとほうれん草と生タマネギの和え物もあります」

勇者「何気に付け合わせが違うから飽きない不思議」

僧侶「勇者様が良くなる為なら、私は苦労を苦労とは思いませんから」

勇者「うん、頑張らせてもらうよ」

[わんわん、おつかれ]


子犬「」スヤスヤ…


魔王「珍しいな、こいつが畑で寝てるよ」ザクザク

魔王「最近勇者とも散歩に行ってるもんな、疲れてるのかも知れない」

魔王「起きなかったらだっこして帰ろう」


魔王「むおーっ、まだアスパラガスが青臭いな、食べられるまであと1年はかかるか…」ペッペッ


―案の定、だっこして帰りました―

[Y○uTuberでもある側近ちゃん]


側近「再生回数が1万超えませんか。と側近は可もなく不可もない中途半端な結果を残念がります」

側近「やはりひとり阪○OB会モノマネは完成度とインパクトが足りないのでしょう。と側近は自己分析をします」

側近「平気で毎回100万とか行く方々はどんなネタを仕込んでいるのでしょうか。と側近は敵状視察をします」


―有名YouTube○のネタを見ています―


側近「こりゃあ無理だろ。と側近は現状のままで行くことを決意します」

側近「流石にあそこまで体は張れません。と側近は動画で稼ぐ事を諦めます」

[人気者もとい人気物]


おじさん「魔王さん、キャベツ出来てる?」

魔王「まだ小さいよ、これからだね」

おじさん「魔王さんのキャベツが食べたいって人が多くてさ、予約したいって人が後を絶たないんだよ」

魔王「予約は勘弁してよ、趣味の域から出ないし、出来上がる量も想像つかないんだ」

おじさん「そうだよなぁ…」

魔王「ま、出来たら声かけるからさ」

おじさん「よろしく頼むよ」

魔王「何か勝手にブランド化してて困るなぁ…」


―魔王印(実は非公認)―

[国語の問題で苦手だったやつ]


問題 次の文章から、著者の伝えたい事柄を簡潔に答えよ。


―人は、自分の力量以上の事を行えない。皆の手を借り、時には知恵も借り、そして初めて追い求めた理想に限りなく近づける。国を治める者として、理想の姿勢は自然体ではないだろうか。飾らず偽らず、国民と同じ釜の飯を食らう。時には嘘や虚勢も必要だろうが、その嘘もいずれ真実に出来るよう努力したい。私は幸せ者だ、至らぬ私を信じて応援してくれる、心強い国民に恵まれているのだから。― 王様 著「愛する国民へ送る感謝の手紙」より抜粋


勇者「実は国民が国を良くしてくれている」

僧侶「国民の皆さんと食べるご飯は美味しい」

賢者「困った時は皆の英知を授けて欲しい」

魔王「政治って難しい、向いてる他の人がやってよ」

側近「とりあえず、国民に恵まれて良かった」


模範回答「国民と共に歩む国だからこそ、平和な事に意味がある」(25文字)


王様「あー、魔王と模範回答以外は正解な」

魔王「何でだよ!常々愚痴ってるだろ!」

王様「お前それを国民の前で言えるか!バカもんが!」

王様「あと模範回答は論外な、情けない話、国民の皆が俺を引っ張ってくれてんだよ。いい加減なこと書かれちゃこっちが困るわ」


―実際、問題に使われた著者が「そんな事一切思ってないんだが」と言われる事が多いそうです―

[手作りインスタント味噌汁]


僧侶「こんなものでしょうか…」フゥ

勇者「あれ、何作ってるの?」

僧侶「味噌の中に乾燥させたワカメとネギ入れて小分けにしてます」

勇者「え、何するの?」

僧侶「これは、手作りのインスタント味噌汁なんですよ」

勇者「おー、凄い」

僧侶「お出汁は市販の顆粒のだしですが、良い塩梅の味噌汁になりそうです」

勇者「僧侶ちゃんどっからそんなアイデア来るの?」

僧侶「何て言うか、思い付くんですよねぇ」

勇者「その時、僧侶ちゃんに電流走る」

僧侶「そんな感じです」


―たまーに作りますが、結局既製品のインスタント味噌汁になってしまいます―

[週刊誌ネタ]


『このユルさがたまらない!恐怖の象徴、魔王が子犬を抱いて家に帰る姿を激写!!魔王印の野菜が売上好調で巨万の富も得たか!?』


賢者「魔王様、わんこと帰る姿が週刊誌に」

魔王「なーにが巨万の富だっつーの、売上はおじさんとこにほぼ入ってるんだぞ」

賢者「じゃあおじさんがウハウハですね」

魔王「数が無いから金はたかが知れてるよ、俺もそこまで作らないし」

賢者「週刊誌って本当にあること無いこと書きますね」

魔王「乗せるのは構わないが、実際に取材しろっての!」


―喋る机に向かって取材すると揶揄されてますね―

[たまには沢山食べてもいいよねっ!]


勇者「えっ、今日はラーメン食べてもいいの!?」

賢者「ああ、節制ばかりしても長続きしない事にはな。毒も薬も元は同じだけに、たまには毒が必要なんだよ」

勇者「マジかー!ひっさびさのラーメン!」

賢者「魔王様と側近は行かないそうだ、僧侶ちゃんと3人で食べに行こう」

勇者「うおー!食べるぞー!」


―勇者は味噌チャーシュー麺の大盛にライス大盛、餃子ともつ煮を食べました―

―そして翌朝―


勇者「…、どうしてこうなった…」169/117

賢者「限度を知れと言ったはずだ、バカもんが」

僧侶「勇者様は長袖2枚にサウナスーツ着て汗かいてください、そして1-2時間は帰ってこないで下さい」クワッ

勇者「あぁ…、僕のアホ…。でも食べると動ける不思議…。僧侶ちゃんが厳しい…」イソイソ

賢者「水分はしっかりな」つイオンウォーター900ml

勇者「よーし、また頑張るか」


―はい、1の失敗談でした―

[にゃんにゃん、おてつだい!]


メイド「はあー、疲れたー…」

子猫「みゃー」

メイド「にゃんこ、今日も頑張りました」

子猫「みゃう」フミフミ

メイド「ん?脚をマッサージしてくれるの?」

子猫「にゃん」フミフミ

メイド「ありがと、にゃんこは優しい子だね」


-この後、いっぱいナデナデして一緒に眠りました-

[しっぽ尻尾]


僧侶「ドラちゃんはしっぽ触ると嫌がります」

ドラちゃん「ニャオー(何で触るんよー)」イヤイヤ

僧侶「わんちゃんは嫌がりません」

子犬「?」キョトン

僧侶「にゃんちゃんも嫌がりません」

子猫「」スヤスヤ…

僧侶「スーさんも嫌がりません」

スーさん「ピィ!!(しっぽじゃないよ!!)」


-僧侶ちゃんはたまに天然さんです-

[暑い熱い]


王様「あっちーな、なんでこんなに暑いのよ」

魔王「何故も糞もねーよ、地球からのメッセージじゃねーの?」

王様「それはいいんだよ」

魔王「ならぼやくなよ」

王様「そうじゃない、お前と何で鍋を食ってるかの話だよ」

魔王「…何でだっけ?」

王様「お前…暑さでアホになったか?」

魔王「暑い時だけアホになります」

王様「噺家になっても聞いてやらんぞ」

魔王「桂○度師匠の噺は上手いだろうに」

王様「あれはびっくりした、創作落語ナメてたわ」

[新スレを立ち上げる時に実は考えていたネタ]


僧侶「あれ?このノートは何でしょうか…」


-そこには、1のネタ帳が落ちていました-


僧侶「他人様のノートを勝手に見てはいけませんよね」ペラペラ

僧侶「…これは…!?」


-これは、増えすぎた人口をとりあえず宇宙に移民させ-

-とりあえず移民組と地球組の間で戦争があり-

-とりあえずその戦争が終わって間もなく-

-ジオン公国軍の残党をとりあえず排除するべく-

-極東の離島でとりあえず基地を構える地球連邦軍の-

-軍内で台頭を恐れられ閑職に回された有能な大佐と-

-実戦経験の無い新米の少尉ちゃんが-

-島のみんなと、のんびり仲良く暮らすお話-


少尉「ねえねえ、大佐殿」

大佐「なんだい?少尉ちゃん」

少尉「今日も、良いお天気です」

大佐「全くだ、波も穏やかだ」

少尉「今日も、隣のジオンの基地で誰か騒いでました」

大佐「ジオンの大佐がなぁ…、ロック気取りのアホなんだよ」

少尉「でもすぐ静かになりました」

大佐「多分ジオンの少尉ちゃんが麻酔でも打ったんじゃない?」

少尉「えぇ…」

大佐「上司がアホだと大変だねぇw」


-ネタはここで終わっていました-


僧侶「…、見なかった事にしておきます」


-結局ボツにしてドラクエのままにしました-

今日はこの辺で失礼します
ガンダムも好きですが、やはりドラクエですね
とりあえず今日は健康診断の再検査へ行ってきます

乙です

1でございます、大変お久しぶりです
いつも通りレスをしましてSSを投下いたします

>>62>>63>>64
乙ありがとうございます
まとめてのレスで失礼します
今後も宜しくお願いします

>>65
保守ありがとうございます
また保守が必要な時にはお願いします

[魔王、本気になりました]


勇者「あれ、魔王の自転車が無いよ?」

魔王「ああ、自転車屋にカスタマイズして貰いにな…」

勇者「え、豪華にするの?」

魔王「とりあえず一番高いパーツ入れるよ」

勇者「まじかー」

魔王「ちょっと本気でやってみようと思ってね」ニヤリ


―ロードレース界の魔王、ここに爆誕―

[子供を嘘ついて山に捨てた事件の子供が大物過ぎる件]


僧侶「許せません、神からの罰は必ず下るでしょう」

勇者「でも見つかって良かったね」

僧侶「躾にも限度があります」

勇者「水飲んでしのぎながら、簡単に出てこなかった辺りがね、もう大物の気風を兼ね備えているよ」


―この子凄すぎと実感した次第です―

[都会も田舎も比べられません]


勇者「都会は何でもあって面白いよね」

勇者「でも、田舎の長閑さも凄く魅力」

勇者「つまり、どっちも良いって事なんだよね」


僧侶「勇者様、急にどうされました?」

勇者「いや、急に叫びたくなったと言うかね…」

[乗り換え駅、それは魔境という名のダンジョン]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「1の人がウロウロしてます」

勇者「新宿駅で迷ったね」

僧侶「東京暮らしで使ってたから迷わないって自信たっぷりでしたよ?」

勇者「残念ながら、土地勘は失われてしまったようだね」


―残念ながら、10年ぶりの新宿駅でガッツリ迷いました―

[晴れたらウズウズしちゃいます]


僧侶「晴れましたねー」

僧侶「これはもう…」

僧侶「家事をするしかありません!!」ババーン!


洗濯機<5カイハ、マワサレルナ…

掃除機<キョウハ、ホコリデオナカイッパイカモナ…


僧侶「勇者様、起きましょう!!」

勇者「んえ…、僧侶ちゃん勘弁してよ…」ポケー


―これが、朝5時半の出来事―

[お姉さんが熱中症対策を優しく教えてくれるアプリ]


賢者「今日は暑くなるよ、みんな気をつけてね」

賢者「水分はしっかり取って、塩分も程々に取って」

賢者「倒れないようにして欲しい」

賢者「賢者お姉さんと、約束だよ」


側近「熱中症対策アプリを作りました。と側近はこの力作を配信しようか考えます」

賢者「そのためにわざわざ収録したのか…、何回もリテイクしたし…」


―○pp Storeと○layストアにて、現在審査中?―

[三文芝居]


僧侶「勇者様、きゅうり買ってきて下さい」

勇者「きうり?」

僧侶「原住民さんですか」

勇者「やきうのお兄ちゃん」

魔王「死にさらせ!腐れ原住民!」ドゴォ!

勇者「」

僧侶「勇者様、おつかい大丈夫ですか?」

勇者「大丈夫だよ」ムクリ

僧侶「…痛く無いですか?」

勇者「ぜんぜん?頑丈じゃなきゃ勇者は務まりませんよっと」ポンポン

魔王「何で俺が汚れ役ばっかかんだよ…」

勇者「僧侶ちゃんにやらせられる?」

魔王「…いや、ダメだな」


―僧侶ちゃんは最後の良心―

[わんわん、おつかい]


子犬「きゃん!」ピョンピョン

勇者「きゅうり買ってくるよ」

僧侶「はい、お願いします。わんちゃんも気をつけて下さい」

僧侶「それと、わんちゃんにはこれを付けましょう」


―わんこは風呂敷を首に装備させて貰いました―


僧侶「勇者様、お気をつけて」

勇者「行ってくるよ」

子犬「わふ」トテトテ


世界の本塁打王「私もワンちゃんと呼ばれてますよ」

犯人55「お願いですから、あなたはこんな場末の所に出ないで下さい」

犯人3「鷹さん強すぎませんかね?」

[再生数を稼ぐために有効?]


側近「動画のネタ作りについて、先代に少し手伝って貰いましょう」

賢者「分かったよ、何をすればいい?」

側近「クールに振る舞ってみて下さい、少し痛めなやつで」


賢者「じゃあ…、残して行こうか、私たちの足跡」キリッ


側近「おおー、いいですね。今度は可愛くいきましょう」

賢者「賢者、頑張ります!!」ブイッ


側近「んふっ、素晴らしいですよ。最後は元気よくしてみましょう」

賢者「 ワクワクするなぁ…楽しみすぎる!」


側近「さすが先代、素晴らしいネタをありがとうございます。と側近は最大の褒め言葉を贈ります」

賢者「なんて言うか、私は何をしているんだろうね?」

側近「ちなみにですが、この収録は生放送しています。と側近は事後報告します」

賢者「お前ええええ!」


―結果、大成功でした―

[プロスポーツ選手も食べてます]


勇者「あれ、その野球グローブはどうしたの?」

魔王「ああ、去年首位打者と最多安打取った選手の練習用だよ」

勇者「その選手のモデル?」

魔王「いや、本物」

勇者「うおー、どうして」

魔王「実はその選手の奥さんが俺の野菜を何かで知ったらしくてさ、それを出したら選手の変食が治ったって」

勇者「あー、それで去年ケガも無くて調子が良かったのか」

魔王「俺のおかげだって言うからさ、これくれたんだよ。直筆のサイン色紙と使ってるバットと公式球も付けて」

勇者「魔王が優勝させてくれたようなもんだなー」

魔王「嬉しいよね、俺の野菜で活躍してくれるって人がいてさ」

[好きな四字熟語]


勇者「勧善懲悪」

僧侶「禍福無門」

賢者「才色兼備」

魔王「焼肉定食」

側近「焼魚定食」

王様「乾坤一擲」

メイド「一期一会」


―皆様の好きな四字熟語は何ですか?―

[好きな四字熟語、選んだワケとは]


―勇者 勧善懲悪―

勇者「僕はこれじゃないとね、一応勇者だし」


―僧侶 禍福無門―

僧侶「良いことも悪いことも、その人の行い次第です。悪いことは出来ません」


―賢者 才色兼備―

賢者「おこがましいかも知れないけど、私に合ってる言葉だと思ったよ」


―魔王 焼肉定食―

魔王「高級肉のな」


―側近 焼魚定食―

側近「魔王様の側近ですから。と側近は魔王様に合わせている事をアピールします」


―王様 乾坤一擲―

王様「私が求めているものだ、運を天に任せての大勝負がしたいものよ」


―メイド 一期一会―

メイド「おもてなしの基本でしょう、手抜き無用です」

[にゃんにゃん、ここだよ!]


子猫「みぃ」チリン

メイド「はあー、もう鈴付けたにゃんこ可愛い…」

子猫「」トテトテ チリンチリン

メイド「これでどこにいても分かるわね」

王様「お、子猫に鈴を付けたか」

メイド「ええ、どこにいても分かるようにと」

王様「城は広いからな、迷ったら大変だ」

メイド「王様だって迷いますからねぇ」プークスクス

王様「あれは迷ったのとは違うだろ!?」


-王様、お城で迷子事件-

[見え見えのウソをつくくらいが可愛くてちょうど良い]


王様「あー、飲み過ぎた…」ヨロヨロ

メイド「諸外国のお偉い様と、何でそこまで飲む必要があるんですかねぇ…」

王様「お前なぁ、王様って仕事も大変なの」

メイド「で、何杯飲まれたんです?」

王様「あー…生大だろ?焼酎水割り2杯と…また生大か、ウィスキーダブルと…あとワインも飲んだか、8杯…くらい?」

メイド「品のある飲み方して下さい、本当に」

王様「お酌されてよぉ、飲まないのは失礼だろぉ?」

メイド「お酌されてって…、お偉い様からお酌を?」

王様「そりゃあ、女子d…あ」

メイド「女子?お前今女子つったか!?」

王様「言ってない、マジで言ってない」

メイド「言っただろ、今確かに女子だまでほぼはっきりと」

王様「いや、本当に何も言ってないんだって」

メイド「あー、メイド隊全員に連絡。王様の飲んでた店を特定、飲んでたメンツを割り出して」

王様「お前何疑ってんの?お偉いさんと政治の話をしながら…」

メイド「まさかとは思いますけど、お偉いさんと嘘ついて、女子大生と飲んでたなんてオチは無いですよねぇ?」ギロッ

王様「ねぇよ、だから調べなくたって…」

メイド「調べて本当なら、今回の非礼を身をもってお詫び申し上げますが、女子大生だったら…お分かりですよね?」

王様「…あれ?女子大生もいたかなぁ、そういや…」

メイド「正座、はやく」

王様「はい…」セイザ


-調査の結果、やっぱり女子大生と飲んでいました-

[飲み会という名の相談会]


女子大生A(以下、リア充)「王様、今日本当に奢りでいいの?」

王様「もちろんだとも、存分飲みたまえ」

女子大生B(以下、苦学生)「あのっ、それは申し訳ないと言うか…」

王様「気になさるな、これも還元の一つなのだよ。限定的ではあるがね」

リア充「あー、彼氏の約束ドタキャンして良かったわー」

苦学生「彼氏さんがかわいそうだよ…」

リア充「どーせあたし以外にも女いるっしょ、ドタキャンしても何も言わないし」

王様「浮気かね?聞き捨てならんよー」

リア充「王様、マジ聞いてよ」


―リア充ちゃんの愚痴が止まりません―


王様「なるほどね、それは会って話をするんだな。答をはっきりと出すべきだ」

リア充「やっぱりそうだよね、今度よく話し合うよ」

苦学生「リア充ちゃん、飲み過ぎだよ」

リア充「まだそんな飲んでない!あ、今度さ、苦学生の話聞いてよ」

王様「うん?どうかしたのかね?」

リア充「税金が高くてさ、苦学生んちが大変なんだよね」

王様「それは申し訳ない、だが優遇策を作ると悪用される。余程が無い限りは課税対象とさせていただいてる」

リア充「何とかならないの?うちの学校は国立だから学費安いけどさ、苦学生が学費免除にならなくてね。バイトしながら勉強してるんだよ」

苦学生「あの、私は全然気にしてないから…」

王様「いやいや、立派な困り事ではないか。私に出来ることなら何とかしてみせよう、遠慮なく話してみなさい」


―苦学生ちゃん、お話中―


苦学生「でも、私は今のままでも満足です。苦労はいつか報われると信じてますから」

王様「…ふむ、苦労は確かに若い時にすべきだ。だが、いらぬ苦労まで背負う必要はあるまい?」

苦学生「えっ?」

王様「学校の奨学金制度や減免制度には学力や適性で不適格、となれば我々の出番であろう」

リア充「なんかあったっけ?」

王様「今度の土日、どちらかお城に来なさい。学力を証明できる物と学生証も忘れるなよ」

苦学生「…国庫奨学制度…ですか?」

王様「お、よく知ってるな。そこまで公表してないマイナーな制度なんだがね」

苦学生「あれは学力がかなり高くて、本当にお金の無い家庭向けと聞きました。私では学力がないから…」

王様「ここだけの話にしてもらいたいのだが、表向きはそう謳っておる。だが実際は学生の人間性が判定の大部分なのだよ。学力は判定の1割にも満たないのだ、君なら確実に制度を適応させられる。私が太鼓判を押そう」

苦学生「王様、私は勉強に専念できるんですか…?」

王様「うむ、大いに勉強したまえ、お金の事は気にせんで良い。本なら城の蔵書も使って構わん」

苦学生「…ありがとうございまず」ポロポロ

王様「泣くな泣くな、卒業してから泣きなさい」

リア充「良かったねー、あたしも申し込むかなー」

王様「お前はダメ」

リア充「何でさ!?」

王様「その彼氏とちゃんと話をつけてからだ、中途半端は後にも先にも良い結果にはならん」

リア充「うっ、分かったよ…」

[やっぱり正座]


王様「って事があったんだよ」

メイド「国庫奨学制度の申請に来たあの二人だったんですね」

王様「だから、もう正座はしなくていいだろ?俺は困った学生を助けたの!」

メイド「正座」

王様「なんで!?」

メイド「苦学生ちゃんを泣かせたんで」

王様「いやっ、おっ、おかしいだろ!!」

[王様、お城で迷子事件の真相]


王様「くそっ、近衛兵のやつめ。私が城くらい目を瞑って歩ける事を信じておらんな」

王様「目隠しして自室までたどり着いてやるわ」


―目隠しをして歩き始めました―


王様「自室まで248歩、その間に3回曲がる。これさえ覚えていれば余裕なのだよ、近衛兵、貴様の負けだ」フハハ


―王様は自室の前にたどり着いたと思っています―


王様「ここだ、ここが自室だ。近衛兵、敗れたり!」


―王様は、アイマスクを取りました―


メイド「王様、そんな○付けチェック的なアイマスクされて何を?」

王様「あれ!?私の部屋でお前何やってんの!?」

メイド「ここ厨房ですよ?王様の部屋は反対側でしょう」

王様「…あれ、どこで間違った…?」

メイド「困った事に迷子ですか?」ハァ…

王様「いや、違う!断じて違うんだ!」

[見かけたら良いことがあります]


僧侶「あれ、こんな所にメタルスライムさんがいます」

メタルスライム<ヤア

僧侶「珍しいですね、なかなか見られないです」

僧侶「今日は、良いことがありそうです」


―メタルスライムは、魔物のみんなと遊びに行きました―


いっかくうさぎ<カタイネー

キャタピラー<カッチカチダ

フロッガー<サビナイ?

メタルスライム<サビナイヨ

おおありくい<デモ、ポヨポヨアルクンダネ

[メイドはストレッチもできます。ただし拷問に限る]


王様「メイドよ、ストレッチを手伝ってくれんか」

メイド「かしこまりました」

王様「私がうつ伏せで寝るから、いつもの脚のストレッチを頼む」

メイド「王様、それでは行きますわ」ゴリゴリ

王様「誰が関節を決めろと…うぎゃー」

メイド「ご存知ですか?関節技やストレッチは拷問にも使われているそうですよ」ギュー

王様「俺悪い…してないだあーっ!!」

メイド「さて、女子大生以外にもまた何か一騒ぎありましたね。今回はお店から通報がありましたが?」グイー

王様「俺の大腿直筋がにゃー!」ジタバタ

メイド「にゃーじゃ分かりませんよー?」


―ストレッチにはなりました―

今回はこの辺で失礼します、王様ネタが多めでした
切れ痔つらいよー…

乙です

乙~。
見てて心が安らいだ。

1でございます、お久しぶりです
いつも通りレスしまして、SSを投下します

>>87
乙ありがとうございます

>>88
乙ありがとうございます
癒されたようで何よりです

[生け贄?いや、餌付け?]


勇者「今でも生け贄なんて風習あるのかな?」

僧侶「無いと思いますけど、どうでしょう?」

魔王「人間食えって寄越されてもねぇ」

賢者「美味しい食べ物の方がいいですよね」

側近「前時代的も良いところじゃないですか」


―その頃、ジパングでは―


村長「とびきりの美女を生け贄にご用意しました」

やまたのおろち「えー、ビックマック50個の方がいいなー 」

村長「うぇ!?か…、かしこまりました!お前ら、ビックマック50個だ!」

役人たち「はいっ!」ドタドタ

やまたのおろち「あと、ポテトLとバニラシェイクLとナゲットも50個ずつ頼むわ」


-全ての品が揃って、ご機嫌に食べています-


やまたのおろち「あー、うんめぇ」モゴモゴ

美女「あのー、私は?」

やまたのおろち「ん?帰って幸せにでもなれや」ムグムグ

やまたのおろち「これ美味しいんだけど、後で吹き出物がなぁ…」


―やまたのおろちさんもお気に入りなマクドナルド―

[雨あめ降れふれ]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「雨降りませんねー」

勇者「仕方ないよ、こればかりはね」

僧侶「台風さんが来たらどうなるでしょう?」

勇者「今年はでっかいのが来そうだよねぇ…」


フロッガー<ヒッシニ、ナイテルンダケドネェ…

[あっづーい…]


僧侶「あっついです…」ムシムシ

勇者「このいやーな暑さはもうね…」ムシムシ

僧侶「暑いのはどうしようもないです」

勇者「そう考えると寒いのって案外どうにでもなるもんね」

僧侶「食べ物が傷まないようにしないと…」

勇者「最近の暑さは強烈だもんなぁ」


くさったしたい<オレ、アキニハホネニナッテルンダ…


-悲報 くさったしたいさん、夏を乗り切れない-

[熱湯風呂の専門家]


魔王「押すなよ、絶対押すなよ!」

賢者「勿論ですとも、魔王様」ドーン

魔王「ちょま」ドボーン

賢者「これは失礼、体が勝手に反応してしまいましたもので」

魔王「あっつ!あぶ」ジャブジャブ

賢者「魔王様って本当にお約束が好きですねぇ」

魔王「…まあな」ザバッ

賢者「そんなに熱いんです?」

魔王「いや、40℃くらい」

賢者「ま、そうですよね」


-この芸は専門家監修のもと、安全対策を万全にして行っております-


魔王「毎度思うんだが、熱湯風呂の専門家って誰よ?」

賢者「…ダチョ○倶楽部さん?」

魔王「やっぱダ○ョウさんだよな…」

[マンガのお約束と言えば]


-僧侶ちゃんはりんごを落としてしまいました!-


僧侶「はわわ、りんごさん、待ってくださーい」トコトコ

りんご<イチマンイッセンマデ、キッチリマワセ


-りんごは坂を転がっていきます-


僧侶「こんなことあるんですか?」

勇者「ある人はあるんじゃないかなぁ」


-歩いて買い物には行けないド田舎在住の1には関係ないお話-

[わんわん、おねだり]


子犬「わん」フリフリ

僧侶「ごめんなさい、今はお相手出来ないんですよ」ナデナデ

子犬「…」

子犬「!」トテトテ


-子犬は自分の所に帰っていきました-


僧侶「わんちゃんには悪い事をしちゃいましたね…」


-また子犬が戻ってきました-


子犬「きゃん!」カランカラン


-なんと、子犬は自分のご飯のお皿を持ってきました-


僧侶「わんちゃん、お腹すいてたんですね」ナデナデ

僧侶「分かりました、わんちゃんのご飯を作っちゃいます」

子犬「!!」ピョンピョン


-この後、めちゃくちゃ食べた-

[水不足だからこそ美味しい]


魔王「これはとんでもない物が出来たな」

勇者「あれ、すいか?」

魔王「甘いすいかが出来たぞ、水不足だからこその作品だ」

勇者「え、そうなの?」

魔王「まぁ食べて見ろ」

勇者「…ふぉっ、これ甘いね」シャクシャク

魔王「前に貰った小玉すいかの種をとっておいたんだ、ハウスも使わずこれは見事だろう」

勇者「このすいか沢山ある?」

魔王「残念ながら、これからしばらくすいか漬けだぞ」

勇者「こうなったら飽きるまで食べるよ」


僧侶「あれ?勇者様、何をされてるのですか?」

勇者「魔王のすいかの味見、僧侶ちゃんも食べてみて」

僧侶「…ふわぁ、甘いですねー」シャクシャク

勇者「これからしばらくすいか地獄だって」

僧侶「これは随分な地獄ですよー」

魔王「どんどん出来るから、どんどん食べてくれ」


-渇いた喉にすいかは本当に生き返ります-

[簡単に出来ますよ]


勇者「暑いー、シャーベット食べたいなぁ…」

僧侶「作りましょう」

勇者「え、作れるの?」

僧侶「まずは、100%のオレンジジュースを1リットル、砂糖200gを入れてお鍋で温めます」

勇者「ふむふむ」

僧侶「それで、80℃くらいになったらゼラチンを入れて、よくかき混ぜます」サラサラ

勇者「こう?」マゼマゼ

僧侶「火を止めて、本来ならあら熱を取るんですがここでバットに移しまして、賢者おねーさんのヒャダインで少し凍らせます」

賢者「ヒャダルコでもいいかもね」ヒュオォォォ

僧侶「少し凍ったら、また混ぜてて空気を入れるようにします」

勇者「こんな感じか」マゼマゼ

僧侶「後はまた凍らせて、盛り付けたら出来上がりです!」


―オレンジシャーベットが出来ました―


勇者「あ、これおいしい!」

賢者「へー、簡単なのに味が濃厚だね」

僧侶「オレンジジュースを使ってお砂糖も足してますからね、味が濃く感じるんですよ」


―ヒャダインが使えない人は、お鍋で熱を取ってからバットに移して冷凍庫か寒いギャグで冷やしましょう―

[わんわんとにゃんにゃん、おしゃべり]


子犬「わう」

子猫「みゃお」

子犬「わん?」

子猫「にゃあ」

子犬「ふみゅ」

子猫「にゃん」

子犬「あん」

子猫「みゃー?」

子犬「わふ!」

子猫「みゃー!」


僧侶「わんちゃんとにゃんちゃんは、何をおしゃべりしてるんでしょうかね?」

メイド「にゃんこ達から見た色々じゃないかしら」


―わんことにゃんこのおしゃべりは止まりません―

[暑くても自然は冷夏の様相]


勇者「暑いなぁ…、本当に今年は冷夏なんかなぁ…」

魔王「案外本当かも知れん」

勇者「えぇー、そんな事ないよー」

魔王「今年はオクラの発育が悪い、オクラは猛暑でもよく育つんだが、冷夏となると途端に出来が悪くなるんだ」

勇者「自然じゃ冷夏なのかぁ…」

魔王「あくまで植物から見た気候だ、ただ植物はその気候を正直に反映するからな、判断材料としては信憑性はあると思う」

勇者「植物すげえ」


―気のせいか、既に秋のにおいがする風が吹く時があります―

[皆に優しさを]


男の子「アイス下さい!」

女の子「ください!」

アイス屋<2ツデ8ゴールドダオ

男の子「えっ、お金足りない…」

女の子「わたしも…」


勇者「アイス屋さん、僕の分も入れてこれで」つ12ゴールド

アイス屋<アジャジャジャシターww


男の子「本当にいいの?」

勇者「うん、いいよ」

女の子「勇者様、ありがとう!」

勇者「さ、早く食べよう」


―ケーキ屋さん、アイス屋さんも経営していた―

[くさったしたい自信ニキ]


側近「魔王様、くさったしたいさんが夏を乗り切れないそうです。と側近は逐次報告します」

魔王「最近の暑さは規格外だしな、俺の作った魔力じゃ足らんか…」

側近「くさったしたいに自信がある人にお知恵を拝借するとしましょう」

魔王「そんなやついねえだろ…」


―側近ちゃんはお得意のネットで呼びかけました―


1側近の名無しさん 2016/07/29(金) 13:59:20.21 ID:mouskin
くさったしたい自信ニキ、助けろ下さい


2側近の名無しさん 2016/07/29(金) 13:59:24.55 ID:nuknskin
にゃんこならいくらでも

3側近の名無しさん 2016/07/29(金) 13:59:44.21 ID:mousokin
にゃんこは後で聞く、今はくさったしたい

4側近の名無しさん 2016/07/29(金) 13:59:49.27 ID:htunskin
くさったしたいは埋めるか燃やすに限る

5側近の名無しさん 2016/07/29(金) 13:59:58.21 ID:mhuskin
くさったしたいはポイーすら出来ない産廃以下

6側近の名無しさん 2016/07/29(金) 14:00:20.98 ID:mouskin
お前らくさったしたいに冷たすぎw
寒い世の中だと思わんかね?

7側近の名無しさん 2016/07/29(金) 14:00:39.07 ID:nuknskin
冷たいも何も、くさったしたいなんてものを作った魔王に責任があるとしか

8側近の名無しさん 2016/07/29(金) 14:00:49.30 ID:mhuskin
7で終わったな


側近「くさったしたいさんは不人気ですね。と側近は現実を突きつけられます」

くさったしたい<クサッテルカラナァ…

今回はこの辺で失礼します
切れ痔の後は手の親指の剥離骨折…何でや…

オリンピックまで後少しですね
皆様の注目する競技は何ですか?
僕はもちろん自転車ロードレースとタイムトライアルです


あんま話題になってない気もするがまあ楽しみや

せっかくならスイカでアイスつくればよかったのに

乙です

おつ&おひさー
2スレ目すっかり忘れとったわw
3dsやからsageミスってたらすいません;;

新スレ立ってた事にようやく気付いた

1でございます、大変お久しゅうございます
何とか生存はしております
もうね、休みが無いんですよ…
まぁ気付かない所でがっつりサボってますがねw
仕事が一段落つくまでもうしばらくお待ち下さい
レスとSS投下はまたその時に…
今度のネタは物語になっております
期待せずお待ち下さい

それでは、今日はこの辺で失礼します

待機

待ってる

1でございます、大変お久しぶりです
何とか生きておりますが、またまた体から爆弾が爆発するというトンデモな事態になりました
今回は第三腰椎神経根症という神経根が骨に当たって傷つき
左下半身に痛みが出る病気になりました
今現在はほぼ寝たきりの状態で痛みで夜も寝られません
歩くときは基本掴まり立ち状態で20歩が限界です
そして一日おきに病院へ行き、神経根の修復をする注射を打ってます
言い訳ばかりで申し訳ありませんが、もうしばらくお待ち下さい
痛みが取れれば何とかなる…かなぁー?

それでは、今回はこの辺で失礼します

状況の連絡をありがとうございます。
状態が落ち着くまで休養に専念して下さい。

頑張って

1さん大丈夫ですか!?
休養一番にしっかり体を治して下さいね!

つ賢者の石

乙乙
とりあえずトリップ漏れてるから変えた方が良いよ、うん……

1でございます、大変お久しぶりです
人並みな生活に段々と戻ってきました
2花月前は家族に靴下とズボンを履かせてもらわないといけない
なんとも惨めな状態でした

まずは半年ほど前から放置してるレスを…

>>103
ありがとうございます
盛り上がったと言えば盛り上がりましたが
金メダルで騒いだ後には何も残りませんでしたね…
スイカはシャーベットにするまえに食べきるので悪しからず

>>104
乙ありがとうございます、何とか復帰しました

>>105>>115
大変お久しぶりです
3DSからの書き込みも良好なようですね
ご心配おかけしました

>>106
ありがとうございます
新スレの今もひっそりと活動していきます

>>107>>110
保守ありがとうございます
そろそろ動き出します

>>109
長い間、待機ありがとうございます

>>111
ありがとうございます
長らくお待たせしました

>>113
ありがとうございます
3週間ほど動けませんでした

>>114
ありがとうございます
五体満足の有り難さが分かりました

>>118
ありがとうございます
おかげさまで回復しました

>>119
ありがとうございます
ちょっと漏れちゃいましたね

[賢者ちゃんの資格、早速大活躍]


―街の宿屋―


異国の姫(以下、姫)「お父様、しっかりして!」

お父様(以下、異国王)「すまぬ…、病が手遅れなまでに広がっているようだな…」ハアハア

姫「爺や、呪文で何とかならないの!?」

爺「姫様、残念ながら爺の呪文でも限界が来ているようです…」

異国王「姫よ…、爺を責めてやるな。私の為に、彼はよくやってくれている…」ハアハア…

姫「お父様!!もう少し…もう少しなのに…!」ポロポロ

宿屋「旅のお方、お取り込み中に失礼」

爺「これは宿屋のご主人、どうされましたかな」

宿屋「差し出がましいようで恐縮ですが、私の知り合いに名医がおります。これからすぐにでもご紹介できますが…」

姫「本当に!?今すぐお父様を診て頂きたいわ!」

爺「姫様が望みますなら、私も異論はございません」

宿屋「かしこまりました、ではすぐにご連絡致しましょう」


―宿屋は賢者ちゃんを呼びました―


賢者「診て欲しい方って、この方?」

宿屋「はい、旅の途中で病に倒れたとの事です」

賢者「なるほどね」

姫「あなたが名医様?」

賢者「私は名医でも何でもありませんよ、単なる流れの医者です」

姫「お父様を助けて下さい、お金ならいくらでもお支払いします、足りないのならば私自身に代えてでも…」

賢者「お金の心配いりませんよ、見てて下さい」

[呪いを解除出来て一人前]


―賢者ちゃんは異国王の身体に触れて、何かを感じとりました―


賢者「…、病気…じゃないな。呪いと言った方が良いかも」

姫「えっ、呪い?」

賢者「私の魔力をお父様に流し込んだところ、魔力が反発する作用がありました。これは誰かの魔力による拒絶反応、言わば呪いと判断できます」

爺「呪い…、そういえば我が国と同盟を破棄され恨んでいる国がありましたな。結構魔力の強い術師がおりました」

賢者「事情は少なからず単純じゃなさそうですね、ただこの呪いを破るのは容易いこと。再度呪いがかからないように防護することも可能でしょう」

爺「あなたは何者です?」

賢者「しがない魔族ですよ、人間の医師免許もあります。なにぶん取ったばかりですが」

姫「魔族?魔族は人間の敵でしょう?」

賢者「少なくともこの国とその周辺は、人間も魔族も魔物も仲良く暮らしてますよ」

爺「魔族の力か、私では手も足も出せない訳だ…」

賢者「早速呪いを破ってしましょう」


―賢者ちゃんは異国王に呪文を唱えました―

―なんと、異国王の顔色がみるみるうちに良くなっていきました―


異国王「…、身体が軽い…?病気では治ったのか?」ムクリ

姫「誰かの呪いだそうで、多分あの国の術師だわ!」プンプン

異国王「そこの女性、感謝申し上げる」

賢者「いえ、礼には及びません。すぐに防護の呪文もかけましょう」スッ


―異国王を優しい光が包み込む―

―異国王は呪いを受けなくなった―


爺「いやはや、魔族の力、とくと見せつけられましたな」

賢者「あなたの呪文で症状を極力抑えていたのでしょう?並大抵の魔力では出来ないことですよ」

姫「それで、お父様はもう大丈夫なのですか?」

賢者「呪い以外は問題は無いですよ、ただ衰弱が見られますから、あと二週間ほどはここに留まられた方がよろしいかと」

異国王「何から何まで、大変世話になる。名前は何と申す?」

賢者「賢者と申します」

異国王「賢者先生か、宜しく頼む」

[ゆっくりしていってね!]


王様「異国王よ、散々な目に遭われたな」

異国王「賢者先生をはじめ、この国の皆に大変世話になる。わざわざ王に出向いてもらって申し訳ないな」

王様「気になさるな、身のまわりの世話はメイドを遠慮なく使ってくれ」

メイド「異国王様、メイドでございます。短い間ですが、お世話させていたたきますわ」ペコッ

異国王「宜しく頼む、見るからに腕の立つメイドさんだな。雰囲気だけで分かってしまうよ」

メイド「あら、お世辞がお上手ですわ」

異国王「世辞を言ってどうする、私は本当の事しか言わんよ」

姫「ねぇお父様、走ってきていい?」

異国王「お前なあ、こんな時まで走る事を考えるな」

王様「姫君、宜しければ私が案内しよう」

姫「えっ、王様直々に稽古つけて下さるの?」

王様「一応は世界王者の私で宜しければな」

姫「やったあ!お父様、いいでしょ?王様直々のお誘いを断る義理は無いわよね!?」ワクワク

異国王「全く、お前というやつは…。王よ、このあばずれを宜しく頼む」

王様「しかと任された、私も体を動かしたかったのだよ」ウズウズ

姫「王様、早く早く!」ソワソワ

王様「うむ、早速行こうかの」


異国王「メイドさんよ」

メイド「はい」

異国王「大変であるな…」ハア…

メイド「お分かりいただけましたようで…」ハァ…

異国王「走ると良いながら、どさくさで稽古までやるつもりだ…」

メイド「王様のお仕事がまーた溜まってしまうのか…」

[似た者同士の二人]


王様「姫君、なかなか鍛えておるな」

姫「王様も凄いわ、今のキロ5分程度じゃジョギングでしょう?」

王様「そうだな、体をじっくり温めるには良いくらいかな」

姫「走ったらお手合わせお願いしていいかしら?」

王様「もちろんだとも、このまま走るだけで満足する訳無かろう。姫君もそうだろう?」

姫「えへへ、バレちゃった?」

王様「そりゃあそうだ、見るからに体が疼いておる」

姫「世界王者の稽古なんて、絶対みんなに自慢できるわね」

王様「やるからには本気が私の流儀、着いてくるのだぞ?」

姫「もちろん!」 ニコニコ

[メイドちゃんが話す内容じゃないんだよなぁ]


異国王「メイドさん」

メイド「どうされましたか?」

異国王「本来なら王に話すべき内容なのだが…」

メイド「この私で宜しければ、王様がああですから」

異国王「そうだな、王がああだからな…」

メイド「して、お話とは?」

異国王「実はな、この国とわが国で同盟を結びだいのだ」

メイド「…どうしてまた?異国王様の国は資金や資源が豊富です、他の国から同盟や協力の打診は後を絶たないと思いますが?」

異国王「確かにな、だがその同盟も表向きだけのものが多い。わが国の資金と資源目当ての張りぼてとも言うべき同盟がな、何かにつけて金、金だ」

メイド「それはまた…、資金豊富な国の宿命と言いますか」

異国王「だが、この国は違う。少しの時間であるが王の色眼鏡で物を見ない大らかさ、メイドさんの気配りの細やかさ、そして何より金よりも人を大切にする民族性。これが本当に私の身にしみたのだよ」

メイド「身内を誉めるようで恐縮ですが、その教えを説いて下さったのは間違いなく王様です。表はああですが、中身はしっかりと地に足着けて政治に取り組んでおりますわ」

異国王「なるほどな、この国が人気な訳がよく分かった。まずます同盟を組んで、協力しながら歩きたいと思うよ」

メイド「本件は王様に漏れなくお伝えします、失礼な話、二つ返事で了承するものと思いますが」

異国王「あんた、本当にメイドさんなのかね?」

メイド「何故か知りませんが、政治までやらされてしまって…」フゥ…

異国王「…ああだからな」

メイド「ええ、ああだからですね…」

異国王「しかし、姫があそこまで王を慕っておるのだ、間違いなく王は悪人ではないだろう」

メイド「姫様は予知か何かのお力が?」

異国王「野生のカンと言うべきか、姫は今までも何かと同盟を結ぶ協議を行った国の王族を全て嫌っておった。姫の言うことも分かるが、私は立場上そんな態度は取れん。それを知ってか知らずか、全ての連中が金を貪る腹案を叩きつけてきた」

メイド「野生のカン…、王様と本当にそっくりですねぇ」

異国王「それがどうだ、ここの王には何の疑いもせず懐いておる。従者ですらここまで気を許した者は爺のみな姫がだ」

メイド「良くも悪くも、王様は真っ直ぐで曲がった事が嫌いですから。姫様もそれをすぐに見抜かれたのでしょうね」

異国王「これから長い付き合いになるが、姫を可愛がってやってくれんか?」

メイド「承知いたしました、このメイドめにお任せを」ペコッ

[拳で語り合うんですよ]


王様「ほれほれ、手が止まっておるぞ」

姫「はっ!きぇー!」ガガッ!

王様「打撃に重さが無ければ、手数だ、手数!」

姫「ふっ!はぁ!」バキッ!ドゴッ!

王様「足技も絡めろ!手だけでは単調過ぎて手数が増えんぞ!」

姫「うっ!あー!」ドドドッ!

王様「そう、それだ!もう一押しして一気にたたみかけろ!」

姫「いっ!はぁ…はぁ…」

王様「その若さでよくここまでたどり着いたものだ、日頃の稽古を高いレベルでこなしている良い証拠だ」

姫「…王様…に…、片…手しか…、使わ…せら…れない…」ハァ、ハァ

王様「当たり前だ、これを片手で凌げずして世界王者など夢もまた夢。私に両手を使わせて初めて二流だ」

姫「私は…、二流ですらないのね…」ハッ、ハッ

王様「バカにしている訳ではない、誰も二流未満から始まるのだからな。そして一流はその二流がいるから初めて一流でいられるのだ、二流だとバカにする奴は一流とは言えんし私が認めん。姫はその一流になる資質は十分にある」

姫「…うん、頑張る」

王様「若い事はいいな、息の整い方が段違いに早い。よし!もう一本いくぞ!」

姫「はい!やぁー!」ドッ!

王様「乳酸も爆発力に変えてみせろ!そうでないと世界では勝ち抜けんぞ!」


-ダメだこいつら、政治を全くやってない-

[ペットって癒やされますよね]


-事情を聞いた魔王が子犬を連れてきました-


子犬「わん!」フリフリ

異国王「かわいい奴だなぁ、お前は」ナデナデ

メイド「ペットセラピーとは、賢者様もお考えになられましたね」

異国王「ああ、ギスギスした感情が柔らかくほぐれていくようだ」

メイド「本当ならにゃんこもお連れしたいのですが、あの子はどこ行ったのか…」

異国王「猫は気まぐれと言うしな、仕方無かろう」

メイド「今度お連れしますね」

異国王「あまり無理はさせんでいいからな」

メイド「承知いたしました」

異国王「そう言えば、魔王がいないが」

メイド「畑の世話をしてくるそうですよ、しばらくしたら戻るそうです」

異国王「魔王の畑か、一度見てみたいものだな」

メイド「今度お散歩で行ってみましょう、魔王様にはお話しておきます」

[楽しいとついついやり過ぎちゃうよね]


王様「メイド、戻ったぞ」

メイド「おかえ…って、姫様!?」

姫「」グッタリ…

王様「姫の強さで楽しくなってしまってな、ついつい稽古をやり過ぎてしまった」

メイド「異国の姫様に何てことを…」

異国王「よいよい、煩いのが黙ってありがたいわ」

王様「異国王、こいつは強くなるぞ。間違いなく私を脅かす存在になる」

異国王「まったく、武道の才能など誰に似たのやら」

爺「間違いなく奥様ですな、国でも有数の武闘家でした。懐かしゅうございます」

異国王「…奴も好きだったな、格闘技の稽古が」

爺「ええ、毎日のように泥だらけになって帰ってきておりました」

王様「…何かすまんな。色々と思い出させてしまったか」

異国王「いやいや、奴はしんみりする事が嫌いだったからな。笑い飛ばす位で丁度良いのだ」

メイド「強くて明るい素敵な奥様ですね」

異国王「うむ、今でも自慢の妻だよ」

[食事と言えばこの人でしょう]


異国王「病気ではなかったとはいえ、食欲が無くてな…」

メイド「うーん、病後食は私も苦手ですから、お助けカードを使いましょう」


-メイドさんは僧侶ちゃんを呼びました-


僧侶「異国王様、こんにちは!」ニコー

異国王「こんにちは、可愛らしい僧侶さんだね。この人がお助けなのかい?」

メイド「料理の鉄人です」

僧侶「単なるお料理好きなだけですよー」

異国王「その若さで大したものだよ、私は料理がからっきしでね、料理出来る人は心から尊敬するんだ」

メイド「僧侶ちゃん、とびきりのものを」

僧侶「分かりました!」


-僧侶ちゃんは野菜たっぷりの雑炊を作りました-


僧侶「お待たせしました、お野菜たっぷりのお雑炊です」

異国王「いい匂いだ、食欲が出てくるな」

僧侶「お野菜は大根とキャベツとニンジンです、繊維がなるべく残らないようお出汁と共に圧力鍋で炊きました」

異国王「いただきます…むお!?この出汁は一体…」

僧侶「実は、ぐんたいかにさんのお出汁なんです」

異国王「なに!?ぐんたいかにの出汁だと?」

僧侶「ぐんたいかにさんをよく洗って、2時間ほどお出汁をいただきました。それを保存していたので今回使いました」

ぐんたいかに<サスガニ、ノボセルカトオモッタヨ…

異国王「素晴らしいの一言だ、パンチのある味だがあくまで出汁の立場を超えない。絶妙とは正にこの事だ」

僧侶「大根とキャベツは消化を助けますし、ニンジンは栄養がたっぷりです。ご飯はあえて少し硬めにして噛みごたえを出してます」

異国王「止まらん、食べるのをやめられん」アフアフ

僧侶「たくさんありますから、おかわりをどうぞ」

異国王「食欲が無いのがウソのようだ、食欲が湧いて出てくる」

僧侶「お姫様とお爺様のお食事はまた別にご用意しますね」


メイド「やっぱり僧侶ちゃんはすごいなぁ…」

[王室の依頼なので、公共事業?]


王様「おお、側近ちゃん。呼び出して済まんね」

側近「王様直々にお呼びだしですか。と側近は少し身構えます」

王様「そう警戒せんでよい、実は頼み事をお願いしたいのだ」

側近「頼み事…ですか?」

王様「君の生放送チャンネルを使って、今度行う異国王との対談を放送してほしい」

側近「それは可能ですが、私の機材を使って王室のチャンネルを作成した方が良いのでは?と側近は当たり前の提案をします」

王様「我々はそこまで生放送に関して知識が無い、餅は餅屋に頼みたいのだよ。またその後に継続して生放送を行う事も無いだろうしな、チャンネルを立てるだけ無駄だと思っている。そしてマスコミへの外注など論外だ、かいつまんでの報道など真実でも何でも無い」

側近「はあ…、ただ私のチャンネルはそこまで有名ではありません。どこまで人に周知出来るか…」

王様「そこは我々が大々的に宣伝するつもりだ、君のチャンネルにも人が集まって一石二鳥ではないかね?我々をダシに使ってくれて大いに結構だ」

側近(確かに、最近は登録数が伸び悩んでいた。動画も再生数が頭打ち傾向、ネタもマンネリ化しつつあった。ここで王室が絡めばあるいは…)

王様「どうかね、悪い話ではないと思うが」

側近「…分かりました、同盟国として魔王様との協力という形でお受け致します。と側近は腹をくくります」

王様「それは良かった、内容は概ねそちらに任せる。最終的な構図が出来上がったら教えて欲しい」

側近「はい、直ぐに仕上げて参ります。と側近は大仕事に取りかかります」

[腹が減ったらうちに来い!]


-姫と爺には回鍋肉と中華スープ、デザートにオレンジシャーベットを出しました-


姫「これおいしい!うちのシェフとは比べものにならないわ!」

爺「この年で炒め物をこれだけ食べたのは久しぶりですな」

僧侶「良かったです、お口に合ったようで」

姫「この回鍋肉って料理、油がしつこく無いのね」

僧侶「油の量は極力減らしてます、アスリートのお姫様とお年を召されたお爺様に合わせてみました」

姫「ご飯おかわり!もう大盛りの更に大盛りね!」

爺「姫、はしたない真似はやめて下され」

僧侶「気にしないで下さい。お姫様、いっぱい食べて下さいね」


メイド「王様にあれだけしごかれたのに、姫様も元気ねぇ…」


-この夕食で、姫は4合の飯を胃に納めた事件-

[平和ならニートでも仕方ない職業の第一位(当社調べ)]


勇者「異国の王様が来てるんだね」

勇者「僧侶ちゃんは料理で、魔王は畑で賢者ちゃんは医者で」

勇者「側近ちゃんも王様に何か頼まれてたようだし…」


勇者「僕は何もしてないじゃん!」ガタッ


勇者「まぁ、いいか」

勇者「とりあえず、留守番してよ…」スッ…


ドラちゃん「ナーオ(勇者は存在価値だけで食えるのに何いってんだろうね)」


-今日のドラちゃんは少し辛め…-

[寝る子は育つんだぜ]


姫「」スヤスヤ


メイド「姫様はお休みですか」

爺「いやはや、お恥ずかしい限りですな。腹が膨れたらそのまま寝るとは、だらしない姿を見せてしまったようで…」

僧侶「たくましいお姫様ですね、物事に何も動じなくて堂々としてます」

爺「寝顔はまだまだ子供ですが、その剛胆さはますます奥様に似てきておりますよ」

メイド「頼もしいじゃないですか、姫様のこれからが楽しみでしょう?」

爺「ええ、私の手をいつかは離れると考えると寂しくなりますな」

僧侶「凄いですね、尊敬しちゃいます」

爺「生い先短いじじいの頼みです、どうか姫様をよろしくお願いします」

僧侶「はい、こちらこそ!」

メイド「異国王様も同じ事を申されてましたわ、みんな姫様がかわいいのですね」

[農業は最高の贅沢だと思う]


異国王「魔王の畑を見てみたいのだが」

魔王「ああ、メイドから聞いてるよ。別に構わんが大して面白みもないぞ?」

異国王「農業を見たいのだ、私の国は農業を忘れかけているのでな。是非とも参考にさせて欲しい、我々も農業をもう一度復活させたいのだ」

魔王「分かった、行くときはいつでも声をかけてくれ。案内しよう」

異国王「先ほどの食事で魔王が作った野菜を食した、味が濃くて美味しかったよ。あんな野菜は久しぶりだったな」

魔王「誉めてもらえて嬉しいよ、生産者としての喜びも農業の醍醐味だからな」

異国王「我々は大事な何かを忘れている、それが何か分かった気がするよ」

魔王「やはり人間も魔族も土をいじってナンボだねぇ」

異国王「あんた、面白いな」

魔王「畑いじる魔王なんて俺くらいなもんだよ」

異国王「魔王が何人もいては、こっちが困るがな」フフッ

魔王「それもそうか」フハハ

[体力回復には寝る事が一番]


-子犬は異国王様のベッドで寝ています-


子犬「」スヤスヤ…

異国王「寝てしまったか、昨日まで見ず知らずの私の前で、この子は何事も無いように寝ているな。大したものだ、正に大物だよ」

異国王「今日は寝よう、ここに来て一日一日が楽しくて仕方ない」

異国王「良い静養になるな…」ウトウト

異国王「」スウスウ…

[勇者の呪い、またもや発動]


勇者「何かさ、座ると左の太ももが張るっていうか、つるように痛いんだよね」

僧侶「勇者様は腰が悪いんですか?」

勇者「いや、そんな事は…」

僧侶「うーん、またお医者様に見て貰うしか無いですね」


-医者と言えば、この人!-


賢者「で、私の出番なんだね」

勇者「座ると太ももがつるように痛いとかあるの?」

賢者「それ、多分腰椎ヘルニアでしょ。ヘルニアが元で坐骨神経痛も出てる感じ。見た感じ軽いけど筋肉も硬くなってて痛みが出てるかも」

勇者「えー、そんな筋肉が硬くなることしてないよ?」

賢者「動かなすぎ」

勇者「うぇっ」グサー

賢者「まぁ、勇者が暇なのは平和な証拠だし構わないんだけど、ぐうたらしすぎ」

勇者「返す言葉もありません…」トホホ…

賢者「また病院で見て貰おう、私だけの判断じゃ何とも言い切れない。腰椎は専門外だし」


-診断の結果、初期の腰椎ヘルニアでした-


賢者「ほら、私の読み通りでしょ」

勇者「賢者ちゃん、すげーんだけど」

賢者「名医様と呼んでくれていいんだぞ?」

勇者「名医様」

賢者「いざ言われるとくすぐったいな、やめとこう」

[たまには一献]


魔王「賢者、一杯付き合ってくれ」

賢者「構いませんがお酒も久しぶりですね、何かありましたか?」

魔王「ジパングへ武器のメンテナンスに行った時にな、鍛冶の主人から貰ったんだ」

賢者「へぇ、中身は何ですか?」

魔王「ジパングの酒、日本酒と言うそうだ。国士無双という銘柄だと聞いた」

賢者「名前からして強そうなお酒ですねぇ」

魔王「冷やすかぬるく温めるのが良いそうだ、ぬるく温める事をぬる燗というそうでな。主人はだら燗とも呼んでいた」

賢者「お酒を温めるんですね、ホットワインとかホットウイスキーみたいなイメージでしょうかね」

魔王「徳利という酒を入れる器とお猪口という飲む器をジパングで買ってきた、これで実際に飲んでみよう」

賢者「温めるのはどうすれば?」

魔王「徳利を電子レンジに入れて少し温めれば良いそうだ」

賢者「なるほど、そういえば電子レンジにお酒とか書いてあるボタンがありましたね」

[酒好きにはたまりません]


魔王「早速飲んでみよう、まずは冷えた状態だ」

賢者「この徳利に入れたお酒をお猪口に注ぐんですね」チョロチョロ

魔王「お猪口も小さいからな、すぐいっぱいになってしまう」チョロチョロ

賢者「それでは魔王様、乾杯」

魔王「ん、乾杯」

賢者「」グイッ

魔王「」グイッ

賢者「ん、少し甘くても良いかも…うはっ、何か後から辛いですね。喉がピリピリします」

魔王「むお、甘さの後に辛みが来たな。少し辛いとは言われていたが時間差か…」

賢者「これ酒飲みにはたまらないでしょう、刺激がクセになりそう」

魔王「後からくる風味がいいな、強すぎず弱すぎずいい感じだ。香りで旨味を感じるぞ」

賢者「あー、慣れるとこれ嫌いじゃ無いですねー」グイッ

魔王「うん、なかなか進む」グイッ


賢者「徳利が終わっちゃいましたね」

魔王「次はぬる燗というやつにしてみようか」

賢者「早速やりましょう」


電子レンジ<ウム、イイグアイダゾ


賢者「どれどれ…」グイッ

魔王「ぬるいとどうなるやら…」グイッ

賢者「わっ、甘さに酸味が出ましたね。美味しい、どんどん入っちゃう」

魔王「んー、これは旨いな。一気に酒の性格が変わったぞ」

賢者「恐ろしいお酒ですね、気付いたら結構飲んでますよ」

魔王「まだあるからな、また少ししたら飲もう」

賢者「久々に明日は二日酔いにならないか心配…」


―いつの間にか2合ずつ平らげた二人でした―

[ヘビーユーザーじゃないからこれで十分なんです]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「勇者様宛てにお荷物が届いてます」

勇者「お、頼んだタブレットが来たかな」

僧侶「何を買われたのですか?」

勇者「iPad Airだよ、2じゃない古い方ね。公式サイトで再整備品が安く出てたからね」

僧侶「あれ、一番新しいのは何でしたっけ?」

勇者「iPad proかな、でも高いしそこまで高い性能生かす使い方しないからね」

僧侶「この家でバリバリ使いこなすのは側近のおねーさん位ですね」

勇者「わざわざ古いのを買うなんて、側近ちゃんに呆れられそうだけどね」

僧侶「良いと思いますよ、相応の使い方に合った物で」

勇者「うん、僕もそう思う」


―とりあえず買ってみました―

[パソコンを持っていない人、増えてます]


勇者「側近ちゃん側近ちゃん」

側近「何でしょう?と側近は勇者殿の持っているiPad Airを見つけます」

勇者「側近ちゃんはiPadをどんな風に使ってるの?」

側近「そこまで特殊な使い方はしていませんよ」

勇者「それでも僕みたいに動画見るとか、ネットするとか位じゃないだろうしさ、参考までに聞きたくてね」

側近「なるほど、それではiPad Proを買うときのお話をしましょうか」

勇者「買うとき?買った後の話じゃないんだね」

側近「iPad Proの発売日に並んだ時、私は暇つぶしで生放送をしていたのです」

勇者「へー、外でも実況するんだ」

側近「Air2を使いながら放送していましたが、最後の方はオフ会の放送みたいなものでしたね。皆して騒いで店員さんに怒られそうになりました」

勇者「凄いね、その生配信に関する根性が」

側近「仕方ありません、私も生主として生きる道を選んでいますから。新製品のレビュー動画はなかなか再生数が伸びます」

勇者「高い買い物もあるだろうし、側近ちゃんも色々使うもんね」

側近「でもその位でしょう、勇者殿と違うiPadの使い方は」

勇者「そうなの?もっと色々使ってると思ってたよ」

側近「iPadでは足らない事はiMacを使います、タブレットとパソコンの差は大きいですよ」

勇者「そう言えばパソコン持ってないや」

側近「余程がない限り必要はないですからね、最近は大概の事がタブレットやスマホで足りますよ」

勇者「そっかー、そういうものなのか」

側近「パソコンの必要が無くなる時が来るかも知れません。と側近は一時代の変化を実感します」

[わんわん、さむさむ]


―朝4時―


子犬「」スヤスヤ…

子犬「」ブルブルッ…

子犬「!」ムクリ


―子犬は魔王の部屋に行きました―


魔王「」グウグウ…

子犬「」モゾモゾ

魔王「んん…?」

魔王「何だ、お前寒いのか」

子犬「わう」

魔王「ほら、布団の中入れ」

子犬「」ムフー

魔王「もう少しそこで寝てろ、俺も寝る」


魔王「」グウグウ…

子犬「」スヤスヤ…


―この日から、わんこは魔王のお布団で寝る事になりました―

[ワンワン動画]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「わんちゃん専用の動画サイトがあるそうです」

勇者「わんこの動画かー、どんなのだろう?」

僧侶「早速見てみましょう」

勇者「うん、そうしてみよう」


―動画サイトで映像を見ています―


僧侶「色々なわんちゃんがいますねー」

勇者「子犬も可愛いけど、大人の犬も可愛いね」

僧侶「やっぱり可愛いですね、わんちゃん」

勇者「うん、可愛い」

今回はこの辺で失礼します

前半は珍しく物語、後半はいつもの日常を書きました
物語と日常の時系列は全く関連が無いものとお考え下さい
あと投下して気づきましたが、ニートな職業って何や…
アホ丸出しな小生を笑ってやって下さい

今年もまた年末から年始にかけて何かネタ投下が出来ればいいなーと思ってます
今まで通りチラシの裏レベルなのはご愛嬌という事で…

1でございます、予告通り年末年始チラシの裏以下のネタをまず一つ…


[ゆく年、くる年]


僧侶「ねぇねぇ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「もう少しで一年が終わりますねー」

勇者「早いよねー、今年は何か病気してばっかりだったよ」

僧侶「良かったです、勇者様が五体満足で年越し出来そうで」

勇者「全くだね、本当に良かった」

僧侶「来年はどんな年でしょうか」

勇者「良い年になる…といいね」


―下半期は病気ばかりの1でした―

―皆様はどんな一年でしたか?―

[ゆく年、くる年 魔族篇]


賢者「今年も色々ありましたね」

魔王「本当にな、色々あったな」

側近「ありましたね。と側近は一年を改めて振り返ります」

魔王「ありすぎて訳分からんな、毎年の事だが」

賢者「仕方ないです、一年は早いものです。人間と関わってから特に実感しますよ」

側近「魔族の寿命は長いですからね、何もせずだらだらと生きる人も珍しくありません」

魔王「勇者と僧侶ちゃんがいなくなる時も、俺達は今と何ら姿形が変わらんだろうな…」

賢者「いつか来るんですよね、そういう時が…」

側近「今は感謝しましょう、人間である二人と暮らせてる事を…」

魔王「そうだな、新年は明るく迎えよう」

賢者「魔王様、日本酒の準備は整ってますよ」

側近「オレンジジュースの準備もです。と側近は待ち構えます」

魔王「うむ、乾杯」

賢者「乾杯」

側近「かんぱい」


勇者「あれ、みんな賢者ちゃんの部屋で何やってるの?」ヒョコッ

僧侶「一緒に食べませんか?」ヒョコッ

賢者「二人とも…」

側近「二人とも優しいですね」

魔王「全く、これでは勇者の悪口が言えんな」

勇者「悪口?そんなの面と向かって言えよー」


―この5人はそろってこその5人―

トリ忘れサガ忘れました


[ゆく年、くる年 王族篇]


王様「今年も色々あった」

メイド「大体私がやりましたけどね」

王様「新しく同盟も結んだしな」

メイド「私が大体やりましたけどね」

王様「姫との出会いも大きかった」

メイド「その間の仕事全部私がやりましたけどね」

王様「うむ、来年も良い年になるだろう」

メイド「大体私がやると思いますがね」

王様「お前なー、そんなに毒つくなよー」

メイド「一人前に仕事をしてから言って下さい!」

王様「…やってるだろ?」

メイド「とりあえず正座、早く!」

王様「えぇ…」


姫「王様、何で正座してるの?」

王様「分からん…」

メイド「あぁ?」

王様「いや、反省してます…」

メイド「姫様、もう少しお時間下さい。王様を締め上げたらお呼び致します」

姫「あ、うん。分かった」

[ゆく年、くる年 犯人たち篇]


犯人55「赤ヘルが…赤ヘルがー…」ウーン…

犯人3「星が…、タヌキがー…」ウーン…

犯人1「何うなされてるんだ、こいつら」

キラークラブ「ブクブク(タヌキ?)」

天の門番「ゴウ(そんなのいた?)」

ダークトロル「ハグ(お兄ちゃんたち病気?)」

犯人1「タヌキ…ねぇ」


―スターマ○はタヌキではありません、多分…きっと…―

―ちなみにつば九○もペンギンではありませんよ―

[ゆく年、くる年 おじさんたち篇]


おじさん「ふぅー、今年も働いたな」

おばさん「野菜の値段下げられらなかったけどね、みんな買ってくれてありがたかったよ」

おじさん「本当だな、こんな事無かったよ」

おばさん「あのさ、来年はもっと安く出来ると良いねぇ」

おじさん「こればかりは自然に聞くしかないわな」

おばさん「明日はどうする?」

おじさん「…寝てても仕方ないわな、来た人に売るよ」

おばさん「そうだね、そうしよう」


―明日も、八百屋は通常営業―

[年越しました]


僧侶「年が明けましたね」

勇者「この時って身が引き締まる思いだね」

僧侶「勇者様、新年明けましておめでとうございます」ペコッ

勇者「明けましておめでとうございます」ペコッ

僧侶「今年も宜しくお願いします」

勇者「こちらこそ、宜しくお願いします」


―新年、明けましておめでとうございます―

―昨年、皆様には大変お世話になりました―

―本年も宜しくお願いします―

―皆様には良い一年になりますようお祈りしております―

―今年はもう少しケガと病気を減れば良いなぁ…と思います―

[反省したと思いますん]


王様「えっらい目にあった…」

姫「お仕事しなきゃ駄目だよ、これじゃメイドさんが事実上のトップじゃない」

王様「まぁな、今年はやらんとなぁ」

姫「王様、年も明けたんだし軽く組み手しましょ?」

王様「む、そうだな。年明けの初手合わせか」

姫「王様、今年も宜しくお願いします」

王様「うむ、宜しく頼む」


メイド「こいつ…舌の根も乾かぬうちに…」イライラ

異国王「すまん、うちのあばずれが本当に迷惑をかける…」

メイド「いえ、姫様は良いのです。ただ王様が仕事しない事がいけないのです」

異国王「メイドさん、今年も迷惑かけるが宜しくお願いする」

メイド「はい、こちらこそご迷惑おかけします。宜しくお願い申し上げます」ペコッ


メイド「こんのクソ馬鹿やろうがぁ!貴様が異国王様に挨拶しがれぇ!」


―新年、初カミナリ―

[わんわんにゃんにゃん、おしょうがつ]


子犬「わん!」

子猫「みゃお!」


僧侶「わんちゃんたちからも新年のご挨拶ですね」

メイド「賢い子たちねー、ほんとに」

今回はこの辺で失礼します

最近は除夜の鐘がうるさいと言って怒鳴り込む人もいるとか…
日本の伝統は守って実行してナンボと私は思います
昨年は皆様の応援で何とか乗り切りました
今年こそ、ケガも病気もせず過ごしたいです

レスは次の投下時にさせていただきます
今年は皆様にとって良い年でありますようお祈りしております

1でございます、忙しい年度末ぅ…
一つだけ投下します



[知らないけど、気になるんです]


勇者「パンダって鳴くのかな?」

僧侶「そう言えば鳴いた所は見たことがないですねー」


パンダ<パンダー


僧侶「こんな感じですか?」

勇者「あまりに普通だよねぇ」


パンダ<パンニャー


勇者「こんな感じ?」

僧侶「なるほど、ネコさんの仲間ですからね」


魔王「こいつら何話してんだ…」

賢者「ここは元々こんな内容ですよ」

お待たせしました、投下します



[わんこと生きると朝が早くなります]


―朝6時―


メイド「おはようございます、異国王様。お目覚めはいかがですか?」

異国王「おはよう、良く眠れたよ。こいつに起こされるまでな」

子犬「?」パタパタ

メイド「あら、そうでしたか」クスッ

異国王「少し寒いが、散歩に出かけたい。よろしいか?」

メイド「はい、お付き合い致します」

子犬「!!」ピョンピョン


―子犬は例のごとくリード装備です―


子犬「へっへっ」スタスタ

異国王「空気がうまい、こんな経験久しぶりだ」

メイド「王様は自然と共存する国作りを進めております。自然を愛し、自然の恵みを教授する。時には自然の脅威に曝されますが、それも全て自然の意思表示と考えております」

異国王「…そうだな。人間は神ではない、自然の一部に過ぎん。私の国はそこから意識を変えないといけない」

メイド「異国王様が行動すれば、国民の皆様にもきっとご理解いただけますわ。長い道のりでしょうが、我々も協力いたします」


―王様は魔王の畑につきました―


異国王「ここが畑か、規模が大きい」

魔王「む、異国王か。体の調子はどうか?」

異国王「朝から散歩できるよほどに快調だ、早くから精が出るな」

魔王「それは良かった、野良作業は朝が一番やりやすいのだ。異国王よ、子犬のリードを離してやってくれ」

異国王「わかった」


―異国王は子犬からリードを外しました―


子犬「!!!!」ダダー!


異国王「うわっはっは!元気だな、やはり犬は走り回ってナンボだ」

魔王「ここに来れば離して思いっきり走らせているよ、この時が一番生き生きしているな」


メイド「うーん、わんこ可愛いなぁ…。にゃんこも可愛いけど…」ウズウズ

ネコアイドル「メイドちゃんメイドちゃん、心の迷いは禁物にゃ!アイデンティティがクライシスにゃ!」

プロデューサー「そうかそうか、じゃあお前もクライシスしないように魚三昧ロケに行くから準備しろよー。いいなー、俺も魚食いたいなー(棒)」

ネコアイドル「なんでそうなるにゃあ!?」


メイド「…あの人誰?」


―ファンは辞めてあげないで下さい―

[今も続く野菜の高値]


異国王「畑なんて久しぶりだな、子供の時には畑はそこかしこで見たものだ」

魔王「欲しい野菜があったら言ってくれ、朝ご飯に使おう」

異国王「いいのか、数があって迷うな…」

魔王「遠慮無用、何でもいいぞ」

異国王「…、これと…これだ。今一番身体が食べたいと思った」

魔王「白菜とネギか、分かった。とびっきりの旨いやつを見繕う、少し待っててくれ」

異国王「食事が楽しみだ、まるで子供に戻ったようなワクワク感だ」

メイド「我が国は今年は野菜の高騰が悩みの種でして、魔王様のお野菜はブランドものとあって余計に高いのですよ」

異国王「そうか…、これそんな高価な野菜なのか」

魔王「気にするな、このブランドなど人が勝手に作り上げた妄想。私はただ野菜を美味しく作り、食べた人の笑顔が見たい。それだけだ」

異国王「儲かっているのだな」

魔王「俺が間借りしてる八百屋の店主がな」


おじさん「ぶぇーっくしょい!」

おばさん「風邪かい?気をつけておくれよ、移されたらかなわないからね」

おじさん「分かってるよ、寒さが身にしみる季節が来たな…」

[いくつでも食べる事の楽しさは変わりません]


僧侶「異国王様、朝ご飯の用意が整いました!」

異国王「すまないね、私のワガママでメニューを変えてしまって」

僧侶「いえいえ、異国王様の食べたい物が一番ですよ」


―料理の鉄人僧侶、渾身の朝食 全6品―

―白米、ジャガイモと玉ねぎと白菜の味噌汁、焼き鮭、ネギ入りの卵焼き、白菜の浅漬け、ほうれん草のお浸し―


異国王「朝からこんなに食べられないよ、と言いつつ食べられるんだろうな。僧侶さんの料理は本当に美味しく食べられる」

僧侶「誉めていただいてありがとうございます!」ニコー

異国王「さて、早速いただこう。いただきます」

異国王「…うん、味噌汁が美味しい。野菜の甘味が心地よい、好みは別れるだろうが私は好きな味だよ」

異国王「そして卵焼き、ネギの甘味と卵の塩味がちょうど良い。しかも何か出汁が入ってるね、一つ…いや、二つだな」

僧侶「おおー、凄いです。昆布出汁の中にいりこの出汁が少し入ってます、本当に少しなのでそこに気付かれるとは…」

異国王「浅漬けも程よい塩梅、鮭も焼き加減が抜群、ほうれん草も甘くて美味しい。これはたまらん」モグモグ

僧侶「良かった、元気になられたようです」ニコニコ


メイド「恐るべし、料理の鉄人…」


―鉄人の料理、万病を治さん―

[今日も修行、明日も明後日も]


姫「はっ…はっ…」

王様「拳立ては武器である拳も腕も体幹も鍛えられる万能の訓練、剣の上でも平気で行える強さが必要なり」

姫「ふっ、ふぅー…」ドタッ

王様「200回、よくぞこなした。明日と明後日は別の部位を鍛え上げる、次の拳立てはその次に行う。回数も一割増やすぞ」

姫「…はい」グッタリ

王様「すぐ立ち上がれ、散歩でも良いから歩くんだ。呼吸を整えながら血液を全身に回して、腕の疲労を流すようにしろ」

姫「はい」ムクッ


王様「…、私はとんだ強敵を覚醒めさせてしまったかも知れないな…」ボソッ

姫「王様、何か言った?」

王様「いや、メイドに仕事しろと怒られると言っただけだよ」

姫「ふーん、そっか」

[王国首脳会談および調印式]


―王様と異国王様の会談が始まりました―

―もちろん、側近ちゃんのチャンネルで生放送もしています―


王様「異国王よ、わが国と同盟を望む話は聞いておる。この場にて快諾させていただきたい」

異国王「話が早くて助かる、わが国を受け入れていただけることに謝辞を述べたい」

王様「生放送を見ている皆、異国王の国との同盟締結を今ここに宣言する!文化交流を始め、わが国の兵力、農業とそれに付随する技術や物資の提供、異国王の国の工業技術や惜しみない資源の提供、全てにおいて共生の道を歩んでいきたい。異国王、挨拶を」

異国王「皆様、初めてお目にかかります異国王であります。いま王様が宣言した通り、皆様と厚く交流を持たせていただく事となり、感謝の念と共に満ち溢れた希望に胸が高まっております。お互いの長所を吸収しながら、お互いの短所を補っていく…わが国は、惜しみのない協力と提供をこの場にて皆様にお約束いたします。長いお付き合いになりますが、宜しくお願い申し上げます」

王様「続いて、姫からも挨拶を」

姫「皆様、ご機嫌よう。異国王の長女、姫でございます。皆様のお目にかかる事を光栄に存じます。私も、皆様との交流を大変楽しみにしております。立場を配慮いただくが故に、遠慮をなさる方もいらっしゃると思われますが、私たちは親身になってその声に向き合う所存でございます。立場は一切関係ありません、皆様の生のお声を…是非ともお聞かせ下さい。永きに渡る交流を宜しくお願い申し上げます」


王様「それでは、これより調印式を行う。私と異国王にて、お互いの資料にサインをさせていただく。画面の向こうにいる皆の者には、相違の無い事実を示す証人として立ち会っていただきたい」


―王様と異国王様は、お互いの資料にサインをしました―

―この時、生放送を見ている人は国民の45%にも及びました―


側近「人数が見たことの無い桁で身震いがします。と側近は歴史的瞬間を見逃しません」


―王様も姫をやるときはやります―

[好き勝手書いてれば良いんですよ]


―調印式の翌日―


王様「ま、予想はしていたけどな」


報○「マスコミ締め出し!閉鎖された調印式に国民怒り心頭!」

サンケ○「王国の闇がここに!調印式はまさかの非公開」

東○ポ「王国の独裁、許すまじ!調印式完全封鎖の怪」

デイリ○「北○、併殺撲滅宣言!無併殺の鬼、指揮官の指導で汚名返上や!」


FLAS○「異国の姫様の可愛らしい顔に鍛え抜かれたボディ、国内では既にファンクラブも!お辞儀の際にはまさかのポロリ!?見えたと言う声が後を絶たず」


姫「私なんか見て何が楽しいんだろ?いくらでも見たっていいのにねぇ」

王様「それは色んな意味でアウトな発言だぞ、姫よ」


―記事を見た国民(主にネット民)の反応はというと…―


国民で怒ってる人なんかいない件

まーた喋る机に取材したのか

連中に関わるとロクな事が無いからこれで良し

こいつら嫌われてると分からんのか…

安心と信頼のデイ○ー

金○の無併殺記録ってやっぱすげーな

姫様即ハボ、ぐうエロい

お辞儀した時絶対見えた

姫タソー

姫様に死んでこいと言われたら喜んで戦場に行く

姫様抱けるやつ勝ち組過ぎるだろ、立場的にも人生的にも

俺は姫様の為に生きる事にするわ

あぁー、可愛過ぎるんじゃー!


―女の子とエロのパワーは万国共通―

[IQ○S買う為には勇者達でも並ぶ]


魔王「勇者、少し頼み事があるんだが…」

勇者「何?今更かしこまってどうしたの?」

魔王「いやな、IQO○が欲しくてな…」

勇者「えーっと、タバコ…だっけ?」

魔王「まぁそんなもんだ、近所でどうやっても手に入らなくてな…」

勇者「なるほど、僕も探せばいいんだね」

魔王「いや、ある場所に行けば実は必ず手に入るんだ。ただ並ぶんでな…」

勇者「並ぶの?いいよ、2時間とかそんな位でしょ?」

魔王「…丸一晩」

勇者「…え?」

魔王「厳密にはショップの閉店直後から、整理券配布までな」

勇者「整理券配布って何時?」

魔王「早ければ23時とか0時くらい、遅ければ…朝方?」

勇者「本当に一晩かぁ…」

魔王「いや、無理は承知なんだ。ただそこは一人一つだけで、どうやってももう一つ欲しいんだ…」

勇者「あー、それで僕もなんだね」

魔王「やっぱ無理だよな、分かってるよ…」

勇者「いいよ?一晩付き合うよ」

魔王「…本当にか?」

勇者「いつも魔王にはお世話になってるもんね、並ぶので良いなら付き合うよ」

魔王「お前ってやつはー!」ダキッ

勇者「大げさだなぁ…」


―並びニスト、ここに爆誕―

[稽古、けいこ、ケイコ!]


メイド「異国王様、姫様はどちらへ?」

異国王「稽古だよ、飽きもせず毎日な…」

メイド「あー、それは大変なご迷惑を…」

異国王「いや、こちらこそすまん…」


王様「足元が留守だぞ!!」ガッ

姫「うわっ!?」ドタッ

王様「何をしている!寝っ転がる暇があったら一撃でも多く攻撃してみろ!!」

姫「くっ、はぁぁぁぁ!」ガバッ

[にゃんにゃん、おはなし]


異国王「お、子猫も可愛いね」

子猫「?」チリン

メイド「そうなんですよー、この子本当に可愛くて」

異国王「にゃおー?」

子猫「なーお」

異国王「にゃおにゃお?」

子猫「みゃー」

メイド「何をお話されたのです?」

異国王「メイドさんは優しいかい?と聞いてみたんだ」

メイド「…どうでしたか?」ゴクリ…

異国王「すっごく優しいってさ」

メイド「あーもうこの子本当に良い子!!」ダキッ

子猫「みゃ!?」アセアセ

異国王「メイドさん、それはやり過ぎではないかね…?」

[寒さと戦いながら時間とも戦う]


―午後9時前―

―魔王達はI○OSストア前で並び始めました―

―買うときに成人の身分証明が必要なので、勇者の代わりに賢者ちゃんが来ました―


賢者「並びましょうか、並びニストの代打として」

魔王「前から…4番目と5番目か、我ながら上出来だ、済まんな。お前には迷惑かけてしまう」

賢者「今更始まった事ではありません、部下としてお付き合い致しますよ」

魔王「早ければ午後11時頃には整理券配布と言う話だそうだ」

賢者「2時間は待ち確定なのですね」


―30分経過―


賢者「人が集まって来てますね」

魔王「10人前後だな、まだまだ余裕あるな。この辺りで並んでも良かったか」

賢者「あくまで結果論ですよ、早くに並んで正解でしょう。これからどんどんと人が増えるんでしょうか?」

魔王「多分な…」


―1時間経過―


賢者「寒くなってきた…」ブルブル

魔王「冷えが強い…、今日は特にな…」

賢者「そこのコンビニでコーヒー買って来ます」

魔王「悪い、俺の財布から出してくれ。俺ブラックのLな」ポイッ

賢者「はい、遠慮なく。ブラックのL、了解です」ガシッ


魔王「40人待ちって所か…」


―1時間30分経過―


賢者「ずいぶん並んできましたね…」

魔王「ざっと数えて60人だな」

賢者「人気なんですね、これ」

魔王「タバコ特有の臭いはほぼ無くなるって話だからな」


―2時間経過―


賢者「凍ってていいです?」

魔王「冷え込みが更に強くなってるな…、良いけど俺は溶かしてやれんぞ」

賢者「動きがないなぁ…」

魔王「日付跨ぐのを覚悟か…」


―2時間30分経過―


魔王「お前、生きてるか?」

賢者「生きてないですよ」

魔王「警備員曰わく、配布は0時回ってかららしい」

賢者「えぇー、あと30分あるんですね…」

魔王「長いな、この30分が…」

―3時間経過―


警備員「えー、それでは整理券を配布しまーす」

魔王「やっとか…」

賢者「とりあえず、整理券貰ったら暖かい所行きましょう」

魔王「ルーラで帰るか、風呂入って温まるぞ」

賢者「そうですね、そうしましょう」


―無事に魔王が4番、賢者ちゃんが5番をゲットしました―

―即座にルーラで一旦家に帰りました―

[タバコは20歳になってからですよ]


―翌日、無事にゲットしました―


賢者「家で休めたとはいえ、長かったですねー」

魔王「整理券から引き換え券にする時も、店員に今日の分にまだ余裕があるか聞いてた人が15人はいたな」

賢者「それでは魔王様、早速一吸いどうぞ」

魔王「うむ、どうだろうな…」スゥー


魔王「…何だか違和感たっぷりだな」プカー

賢者「煙じゃないからでしょうね、確かにタバコ特有の臭いは無いです」

魔王「ネットの評判通りあまり美味くない、本数減るのも分かるわ。お前も吸う?」

賢者「いりませんよ、タバコ吸えませんから」


―魔王、I○OSを2個ゲット―

[人生、生涯修行]


―爺は賢者ちゃんと修行しています―


賢者「凄いな、人間の魔力とはここまできめ細かなのか」

爺「瞑想はほぼ毎日欠かしてませんからな、魔力には自信あるのですよ」

賢者「うん、これなら全く問題ないね。速唱出来るよ」

爺「なるほど、修行を欠かさなかった甲斐があったものです」

賢者「爺さんくらいの魔力があれば速唱なんて楽でしょ、あくまで生半可な二流も甚だしい魔法使いが速唱して失敗してるだけでさ」

爺「そうですな、何人か速唱の使い手を知ってはいますが、体にはだいぶ負担をかけていたようですな。魔力の質も良くなく何より短命で人生を終わってしまう者が殆どです」

賢者「爺さんなら2つは問題ないでしょ、3つ…は無理かなー。人間で3つ同時は余程の素質でないとね」

爺「あなたはいくつ行けるのです?」

賢者「まぁ3つだね、4つも出来なくは無いけど凄く疲れるよ」

爺「4つ…、想像出来ない世界ですな…」

賢者「仕方ないよ、魔力の量は魔族の方が上だし無理もきくからね。ただ魔力の質は人間には及ばないよ、あくまで魔族は魔力の量に物を言わせる連中が大半だ」

爺「どれ、速唱を試してみましょうかな」

賢者「爺さんの基本は攻撃しながら守りを固める事、例えばベギラマで攻撃しながらスクルトを唱えるのとか。守り一辺倒ならスクルトを一気に重ねるとか、姫の後ろに着くならスクルトとバイキルトなんてのも有りだね、姫の生存は爺さんにかかってると言って良い」

爺「姫様の援護ならば姫様にスカラとバイキルトで良いでしょう、その方が効率が良いはずだ」

賢者「勘違いしちゃいけない、爺さんも確実に生き残るためのスクルトなんだ。長期戦になれば姫の
バイキルトもスカラも切れてくる、その時に爺さんがいなくてどうするの」

爺「…この老いぼれに戦ってでもまだ生きろと言うのですかな?」

賢者「当たり前でしょ?姫には爺さんが必要なんだよ、あんたがいなかったら姫もやられておしまいだ。パーティーの要は間違いなく魔法使いのあんただよ」

爺「なるほどな、私もまだまだ死ねませんな!まだまだ姫様は手がかかって大変だ」フハハ

賢者「私が相手しよう、速唱を試してみてよ」

爺「では、参りますぞ」


―爺は見事に速唱を覚えました―

―伝説の魔法使いとして名を残す事は、当分先の話になりそうです―

[ドラちゃん、久しぶりの登場]


ドラちゃん「ニャア(久しぶりだね)」

ドラちゃん「ミャオー(別に何をしていた訳じゃないんだ)」

ドラちゃん「ナーオ(どうせ忘れられてただけだよ)」

ドラちゃん「ミャウー(脇役の辛い所さ)」

ドラちゃん「ミィ(またしばらく出なくなると思うけどね)」


僧侶「ドラちゃん、どうしたんですか?」

ドラちゃん「ニャオー(単なる愚痴だから気にしないでよ)」


―脇役の皆さん、大変ごめんなさい―

[一生幸せに暮らすのには釣りをすると良いらしい]


―漁港の隅っこ―


勇者「ここで釣りして良いと言われたのはいいけど、釣れるかなー」

勇者「僕もいい加減働かないと僧侶ちゃん家から追い出されるかもね」

勇者「頑張って釣ろう、ホームレス勇者は何かとまずい」


―ロッドが大きくしなりました―


勇者「きた!竿が重たいな、これはでかいぞ!」


―だいおういかが釣れました―

だいおういか<ソノエサ、スゴクオイシイ

勇者「安くていい練り餌らしいんだけどね、そんなに美味しいんだ」


―だいおういかは海に帰っていきました―

勇者「何だろう、こう普通の魚が釣れないかなー」


―マーマンダインが釣れました―

マーマンダイン<アレ、ツラレチャッタ

勇者「君を食べる訳にはいかないなぁ、ごめんね」


―マーマンダインは海に帰っていきました―


勇者「…コントはここまでだよ、もう次は魚を釣るよ」


―ヘルコンドルが釣れました―

ヘルコンドル<グエー、ナンデー

勇者「僕が聞きたいよ、なんで海の中にいるの。てかその口にある魚を僕が釣りたいんだよなぁ」


―ヘルコンドルは空に帰っていきました―

勇者「あいつ海の生き物だったかなぁ…」


―その他、勇者が釣った物は以下の通り―

白桃の缶詰の空き缶

安全長靴(右足用)

スライムつむり

しびれくらげ

5500ゴールドが入った財布

祈りの指輪のレプリカ

婚姻届(人気の元秘書アイドルの名前と押印が済んでいるもの)

高校の世界史の答案用紙(名前不詳、36点の採点)

なのです!が口癖の駆逐艦

「犯人はヤス」と書かれた紙が入ったペットボトル


勇者「この海に魚はいないのかー!」ヽ(`Д´)ノウワァァァン!!


―財布は港前の交番へ届けて、駆逐艦は近くの鎮守府に寄って保護して貰いました―

[良いことはしておくものです]


―勇者は一匹も釣れないまま帰りました―


勇者「まいったなー、魚が釣れなかったとは言えないね。何と言おうか…」


勇者「ただいまー」

僧侶「お帰りなさい、勇者様」

勇者「僧侶ちゃん、実はね…」

僧侶「勇者様、お礼をしたいと言う方がいらしてますよ」

提督「あ、先ほどはどうも」

勇者「あれー、どうしたんですか?」

提督「改めてお礼を言いに来ました」

勇者「大したことはしてませんよ?」

提督「いやいや、それが大したことなんですよ」


―提督は事情を話しました―


僧侶「勇者が保護された方が、提督さんの部下の妹さんだったのですね」

提督「ええ、今回の件でうちの駆逐艦姉妹が揃ったのです。それはもうみんなが喜びましてね、戦力増強はもちろんのこと絆もより強固なものになりました」

勇者「良かったですよ、喜んで貰えたようで」

提督「そして、その恩人とも言える勇者様を今度鎮守府へご招待したいのです。もちろん、お仲間である皆様もおいで下さい」

勇者「いいんですか?何か大きな話になっちゃいましたね」

僧侶「勇者様、提督さんのお言葉に甘えませんか?」

勇者「そうだね、うん。それじゃ、お言葉に甘えて後日お伺いします」

提督「ありがとうございます、ご連絡頂ければいつでも歓迎致します。それでは、運転手を待たせていますので今日はこの辺で失礼します」


勇者「何かさ、凄い事になっちゃった」

僧侶「勇者様の行いが良かったからですよ」


―その頃、車中では―


提督「済まない、待たせた」

運転手「おそーい!待ちくたびれて爆撃しに行きそうだったよ」

提督「頼むから爆撃は戦場と提督室だけにしてくれよ」

運転手「しょーがないなー、今回は許してあげる。ずい」

提督「ずい?」

運転手「な…何でもないよ!」アセアセ

[今年のバレンタインデーも中止になりました]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「バレンタインデーは中止になりました」

勇者「そっかー、それは残念だなー」

僧侶「いつも通りですねー」

勇者「そうだねー」


賢者「バレンタイン?そんなの中止だよ、中止」

側近「中止ですね。と側近はリア充の祭典をぶっ壊します」

魔王「お前らの何がそこまでさせるんだ…」


姫「王様、はいっ」

王様「これは何だね?」

姫「プロテインとアルギニンとシトルリン、王様が切らしてたって言ってたから買ってきたよ」

王様「ああ、ありがとう。買いに行くのをすっかり忘れてた」


―来年も中止の予定です―

[ネタこまった時の質問シリーズ]


質問
あなたにとってメジャーリーガーと言えば誰ですか?


勇者「田中将大選手」

僧侶「ホセ・フェルナンデスさんです」

賢者「アルバート・プホルス」

魔王「そりゃあ、トム・キャンディオッティだろ」

側近「タカ・タナカでしょう」


犯人3「サルバドール・ペレスだな」

犯人55「出た、走者絶対殺すマン」

[メジャーリーガーあれこれ]


-勇者 田中将大-

言わずと知れた日本人メジャーリーガー。日本プロ野球時代は1シーズンで24勝0敗1セーブ、楽天初の日本一の胴上げ投手など数々の伝説を残す。メジャーでもその実力を遺憾なく発揮し、日本人投手のレベルの高さを知らしめてくれている。元監督の野村克也氏がボヤいた言葉「マー君、神の子、不思議な子」は多分有名。

勇者「見てて安心するよね、マー君で負けたらしゃーないって感じで」


-僧侶 ホセ・フェルナンデス-

キューバよりボートで亡命してきたメジャー投手。メジャー若手の中でも特に成績が良く、かの大谷翔平より上の実力という意見も多い。しかし、2016年9月にプライベートでボート事故に遭い25歳で他界。皮肉にもボートで始まりボートで終わる野球人生だった。彼の活躍を惜しむ声が後を絶たない。

僧侶「全知全能の神よ、超一流の素質を持った若者の早すぎる旅立ちに、標をお与え下さい」


-賢者 アルバート・プホルス-

ドミニカ出身のメジャー野手。10年連続3割30本100打点を記録するなど、メジャー最高打者の一人と数えられる。筋骨隆々の体つきからドーピング疑惑が浮上するも、彼は「怪しければ毎日検査してくれ、一回でも陽性なら今までの給料全て返す」と言い切り、その陽性反応は一回たりとも出ていない。その功績とクリーンさで、野球殿堂入りは間違い無いと言われている。

賢者「スポーツ全体でこういうクリーンさが欲しいよね、彼は見習うべき人物だよ」


-魔王 トム・キャンディオッティ-

メジャーで活躍した少々負け運が強い投手。不規則な変化のナックルボールを武器に、シーズン最高16勝をマーク。しかし打線の援護に恵まれず、通算成績は151勝164敗と負け越し。引退後はボウリングで活躍、アベレージ200以上を叩き出す実力者に。そのため野球界ではなく、ボウリング界で殿堂入りを果たす。

魔王「こういう地味な選手が大好きだな、ボウリングで殿堂入りってのもミソだよね」


-側近 タカ・タナカ(石橋貴明)-

映画メジャーリーグ2で日本人メジャーリーガーとして、石橋貴明氏が出演した時の役名。フェンスに登ってホームランボールを取ったり、バットを頭で叩き折るなど、合計5分程の出演でありながら視聴者へのインパクトは十分あった。実は現地で日本人メジャーリーガーと言うと、タカ・タナカを挙げる人は少なくない。石橋氏がプライベートでメジャー観戦をしていると、観客からサインをねだられることもかなりあるとか。

側近「メジャーリーグは全てオススメです。と側近はあからさまに勧めていきます」


-犯人たち サルバドール・ペレス-

ベネズエラ出身のメジャー有数の捕手。強肩を生かした送球は圧巻の一言、規格外のプレーを数々と演じ動画サイトでまとめられるほど。また、暴投(ワイルドピッチ)と捕逸(パスボール)が他の捕手より圧倒的に少なく守備面では特に評価が高い。難しい事を当たり前のようにこなしてしまう辺り、伝説に名を残す選手としての風格が漂う。

犯人3「あいつ凄いよな」

犯人55「実況がスナイパーと呼んでたのは笑った」

[お別れの時、それは新たな旅立ちの時]


―異国王はすっかり体調が戻りました―

―一行は自分の国へ帰る事にしました―

―見送りは都合で王様と賢者ちゃんの二人と子犬だけになってしまいました―


王様「異国王、国の発展を期待しておるぞ」

異国王「今回は大変世話になった、この恩は一生涯忘れない。私に出来る事なら何でも言ってくれ、惜しみなく協力させてもらおう」

王様「うむ、こちらこそ協力は惜しむつもりはない。いくらでも頼ってくれ」

賢者「異国王様、ご自愛下さい。何かあったらまた私が診ましょう」

異国王「ありがたい、その時には爺のルーラで来るよ。僧侶さんにも宜しく伝えてくれ、旨かったともな。姫、世話になった皆に挨拶しなさい」

姫「王様、今度の世界戦も頑張ってね!」

異国王「世話になった礼を言わんか、バカ者!」

王様「良いのだ、姫からの最大の礼だよ。もちろん連覇するさ、今まで以上の鍛錬をつもりだ。姫も私が教えた訓練を怠るでないぞ」

姫「うん、もちろん」

賢者「爺さん、瞑想の大切さを再確認したよ。ありがとう」

爺「こちらこそ、魔族の強さを知ることができました。敵として会わない事を祈るばかりですな」

賢者「冗談はよしてよ、爺さん相手じゃ楽できないじゃん」

子犬「わん!」フリフリ

異国王「お前との散歩楽しかったぞー、また来るからな」ワシャワシャ


―異国王の一行は帰って行きました―


王様「寂しくなるな…」

賢者「ええ、色々と楽しかったですね。魔王様も仕事が無ければ見送りしたいと仰られてました」

王様「そうだな…、メイドの奴も同じことを言っていたよ」

子犬「…」ショボン

賢者「また会えるよ、もっと大きくなって会おうね」ナデナデ


―異国の発展はこれから!―

[勇者って何なんだろうね?]


勇者「僕は結局何もしなかったなぁ…」

僧侶「仕方ないですよ、勇者様には立派なお仕事がありましたし」

勇者「えー、何かあったかなぁ」

僧侶「ここのお留守番ですね」

勇者「それ自宅警備員と同じ」

僧侶「…ゆ、勇者様はご自宅を立派に守られました」アセアセ

勇者「何か違う気がするんだよなぁ…」

賢者「勇者、僧侶ちゃんを困らせちゃダメだよ」

勇者「そうだけどさあ…」

僧侶「釣りで沢山釣られました」

勇者「ゴミとか駆逐艦とか魔物を沢山ね」

僧侶「あう…」

賢者「まぁ、実際勇者がする事も無かったからね。今回ばかりは無い物ねだりだ、そう卑屈になるな」

勇者「勇者って何なんだろうなぁ…」


魔王「肩書きで飯が食える夢の職業だろ、なに言ってるんだ」ナデナデ

ドラちゃん「ニャウー(だよねぇ)」ムフー


―何もしない事もまた辛いものです―

[トンネルの中には魔物が!?]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「トンネルの中に魔物はいますかね?」

勇者「多分いるよ、山魚とかね」

僧侶「山魚?聞いたことがないです」

勇者「地面にいる魔物(妖怪)だよ、太陽の光に当たったら燃えて大爆発するんだって」

僧侶「えぇー、怖いです」

勇者「1の人が新幹線の青函トンネルで魔物に会わないかも運だよ、山魚も色々な所を回ってるからね」

僧侶「無事だといいですねー」


―幸い、行きも帰りも山魚には会いませんでした―

―山魚を知らない方は「うしおととら 山魚」で検索して下さい―

[魔王といってもたくさんなタイプがあります]


-オーソドックスなおじいさんタイプ-

魔王「余が魔王である、勇者よ…余が直々に相手をしてやろう」


-巷で流行り(?)な幼女タイプ-

魔王「わたしがまおうじゃ!おまえがゆうしゃか、えーっと…あそん…じゃなかった、あいてしてやるぞ」


-蒼い(?)タイプ-

魔王「ふーん、あんたが私の相手の勇者?ま、悪くないかな」


-意味深に聞こえるお姉さんタイプ-

魔王「待っていたよ、勇者。私が魔王だ、色々相手してあげるよ」


-血の気が多いお兄さんタイプ-

魔王「待っていたぜ、俺が魔王だ。早いところ始めようぜ、殴り合いをよ!」


-インテリタイプ-

魔王「君が勇者だね、僕が魔王だ。ここの城を君が突破できる確率は13.346%だったはずだが、僕の計算が狂うほどの強さが君にはあるようだね。さあ見せてくれ、人間一と言われた強さの片鱗を」


-平和なおばあちゃんタイプ-

魔王「よーくきたなぁ、お茶とお茶菓子を出してくるからちっと待っとれ。不安がらんでいいよ、毒なんて入ってりゃせん。一休みしてから闘おうじゃないか」


-側近が苦労するおばかちゃんタイプ-

魔王「お前だれ?勇者?勇者って何だっけ…、勇者って美味しいの?えっ、美味しくないの!?美味しくないのかぁ…」

[わんわん、いいゆだな]



子犬「」ハフー…

僧侶「わんちゃん、気持ちいいですか?」ワシャワシャ


僧侶「流しますよー」ザバー

子犬「!」ブルブルッ

僧侶「綺麗になりました、拭いてよく乾かしましょう」ゴシゴシ

[コレクション、それは奥の深い趣味]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「ついつい集めてしまうものってありますか?」

勇者「ペットボトルに付いてるオマケ、あれは集めちゃうね」

僧侶「あー、分かりますねー。私はクーポン券です、ついつい集めちゃいます」

勇者「あー、それも分かるなぁ。僧侶ちゃんクーポンをちゃんと使ってるから偉いよね」

僧侶「他の人にも聞いてみましょうか」


賢者「本だね、この国の歴史本は結構読み応えあって面白いよ」

魔王「鍬(くわ)、安物からオーダー品、自作も含めて20本はある」

側近「新製品の電子機器です。と側近は商品レビュアーとしての活動を示します」

王様「サプリメントのチラシ、多分全社の全種類持ってる」

メイド「にゃんこの写真集!城の図書館にあるにゃんこの写真集は全部私のです」

近衛兵「盾ですね、生死に関わる物ですからこだわりますよ」

おじさん「包丁だな、野菜を採る時に使い分けてるよ。野菜に合った物を使うと傷が入りにくくていいんだ」

おばさん「フライパンだよ、美味しい料理から父ちゃん殴るのまで、何にでも使えるからあるに越したことないよ」

魔術師団長「魔術の本です、日々勉強ですよ」

イオナズン専用魔術師「祈りの指輪、すぐ魔力無くなっちゃうから…」

犯人1「資格、一応事業主だからな。この前行政書士取ったから、書類作成業務も幅広く出来るようになったぜ」

犯人3と55「プロ野球チップスのカード、発売1週間で全種類集めるんだ」

男の子と女の子「ポケモン!(ポケモンGOの事です)」

[今日の記録は明日からの財産]


僧侶「勇者様、何を書かれているのですか?」

勇者「日記だよ、日記。今日何があったとか、何が美味しかったとか色々ね。たまに何日かまとめて書くこともあるけどさ」

僧侶「凄いです、勇者様の日記に残るように私も頑張ります」

勇者「僧侶ちゃんも付けてみたらどう?見返してみると案外面白いよ」

僧侶「そうですね、そうしてみましょう」


-数百年後-


魔王「ん、これはまた懐かしいものが出てきたな」

賢者「あー、勇者と僧侶ちゃんの日記ですね。本当に懐かしい」

側近「二人の事は今でもはっきりと覚えています。と側近は二人の影響力の高さを実感します」

魔王「何かつい最近までいたような感じがするな」

賢者「僧侶ちゃんの日記って本当に勇者の事ばっかり書いてありますね、好き嫌いから一緒に出かけた事まで事細かく」

側近「それに比べて勇者殿の日記の簡潔さと来たら…、それでも僧侶ちゃんの事はちゃんと書いてあります」

魔王「でも当時の生活と今の生活って大きくは変わってないよな」

賢者「200年ほど前に国内で大革命騒動が起きた時に、革命派が生活環境の大改革を打ち出したものの、結局は大した変化も無く終わりましたからね。革命派も賊軍扱いで国から放り出されましたっけ」

側近「魔王様、何かの縁ですからお二人に会いに行きませんか?と側近は提案をします」

魔王「…そうするか、賢者は線香と供え物を見繕ってくれ。側近は水と花の準備を頼む、俺は経を上げる準備をしてくる」

賢者「勇者と僧侶ちゃんの好きな物にしましょう、ただ今準備します」


勇者「ってな事になるのかな?」

僧侶「そっか、魔王さんたち魔族は長生きなんですよね」

勇者「僕たちのいない世界か…、一体どんな世界なんだろうね?」

僧侶「うーん…、想像もつかないです」


-日記、つける?-

1でございます、今回はこの辺で失礼します

1はタバコを吸いませんが、友人が2
つ○QOS欲しいと言う事で昨年末に共に並びました
今では各コンビニでも在庫が回ってきてるみたいですね

忙しくても時間は見つけて投下しますので
またその時までネタを貯めておきます

それでは

乙です

期待


うちんとこは入っても売らないことになってるけどな

おつかれさまです!

ごぶさたしております、1でございます

ただ今勉強会参加のために上京している最中です
その中から少し投下します

まずはレスをさせていただきます


>>196
おつありがとうございます
これからもよろしくお願いします


>>197
ご期待いただきありがとうございます
ご期待に添えられるよう頑張る次第であります

>>198
ありがとうございます
在庫抱えたら売るところと完全予約制で売らない所と対応は分かれるようですね
私の知り合いは最近買って見事に初期不良に当たりました

>>200
ありがとうございます
今日勉強会で上京してすぐ帰郷し明日は朝5時から一日仕事
来週土曜にまた勉強会のため上京する少し過密なスケジュールですが頑張ります

[献血の針って怖いんだよね]


勇者「献血に行くよ」

僧侶「素晴らしいです、勇者様の優しさで救われる方がいらっしゃいます」

勇者「針は怖いんだけどね…」

僧侶「あれ、太い針なんですよね」

勇者「前の時に起き上がれなくて、スタッフの方々に迷惑をかけてしまったよ」

僧侶「そうなるとあまり無理はなされない方が…」

勇者「でも行くよ、僕が役に立つのならね」

僧侶「勇者様のお体に障ってしまうのも大きな問題です」

勇者「本来の勇者たる役目は、みんなの為に自分を犠牲にして戦う事なんだよ?僕だって勇者なんだ、僕が助けられる人は助けないとだよ」

僧侶「…私は勘違いをしてました、勇者様は皆様の為にそこまで考えられていたのですね」


ー献血行った結果ー


勇者「何とかなったよ…」

僧侶「お疲れさまです、何事も無かったのですか?」

勇者「起き上がれない事は無かったよ、うん」

僧侶「大きな進歩ですね、凄いです」


ー大型連休中の献血ルームは結構な人で賑わっていましたー

[王様にに代わり魔王が王座に就いたとしたら]


メイド「王様の遊び癖には本当に手を焼きますね…」

メイド「代わりに魔王様が指揮を執られたどうなるのか…」


ーメイドちゃん妄想劇場の始まりはじまりー


メイド「王様、隣国からわが国の軍備縮小の要請がきてますが」

魔王「相手にするな、いざとなれば連中もこちらに泣きついてくる。一部の戦争反対派が声高に喚いているだけだ」

メイド「相手国には何と返事すれば?」

魔王「要望は受け入れられるが、有事の際にはそちらへ裂ける余力が無くなるが仕方ないことだな。後はよろしく頼む」

メイド「分かりました、すぐにそのまま文書にしましょう」


ー別の場面ではー


メイド「議員連盟から議員報酬の増額の要請が来てます」

魔王「ふん、何かにつけて金か。ろくに仕事もせん豚どもが…」

メイド「変に頭が回るだけに厄介ですね」

魔王「…、黙らせてくるか」


ー魔王は議員連盟に電話をしましたー


魔王「賃上げを抜かすバカ共に伝えろ、国民の生活ぶりを知らん奴には次期当選は無いと思えとな」


ー数日後ー


メイド「議員連盟もおとなしくなりましたね」

魔王「当たり前だ、目先の金より保身を取るに決まってる。連中もそこまでバカではあるまい」


ーメイド妄想劇場 終わりー


メイド「…、色んな意味で怖いかも。今のままの方がいいかな…」

魔王「俺はそんなに獰猛じゃないぞ」

メイド「あれ、いつの間に?」ビクッ

魔王「お前の妄想の中からちょっとな」

メイド「マンガじゃあるまいし…」

魔王「お前がそれを言うか」

[お肉ってけっこう量を食べられるんだよね]


勇者「最近量り売りの立ち食いステーキ専門店が出来たね」

僧侶「ここにも来たんですね、比較的田舎なので出店はまだないと思ってました」

勇者「食べたお肉の重さでランキングも出来るって」

僧侶「一度食べに行ってみましょうか」


-1の住む田舎にもそのいきなりなステーキ屋が来ました-

[凶悪犯を現行犯逮捕!]


勇者「いいかい、僕は怒ってるんだよ?」

子犬「?」フリフリ

勇者「そんなにしっぽ振ってもダメだよ、君の悪行を僕は見ていたんだよ」

子犬「?」フリフリ

勇者「そんなに愛想を振りまいてもダメ、犯した罪は無くならないんだよ」

子犬「…?」フリフリ

勇者「君は隠してたおやつを全部食べちゃったんだよ?これがどんなに重い罪なのか分かるかい?」

子犬「?」フリフリ

勇者「しばらくはおやつが無いのは仕方ないね、自業自得だよ」

子犬「?」フリフリ


ー何日かおやつはおあずけの刑な子犬でしたー

[新人は勢いで台頭し、老兵はその勢いに乗っかりさらに台頭する]


僧侶「将棋が話題ですねー」

勇者「中学生のプロ棋士だもんね、しかも連勝も連勝で」

僧侶「初めてのプロでの対戦があのおじいちゃん棋士でしたっけ」

勇者「最近引退しちゃったんだけど、むしろ引退してからの方が忙しいというね」

僧侶「儲けさせてもらってまーすと堂々言ってるのが面白いです」

勇者「元気なおじいちゃんだね、見てて憎めないよ」


ー藤井先生の更なるご活躍に期待しながら、ひふみん先生のトークをさらに期待してますー

[ザラキの使い道の一つかも?]


僧侶「うーん、洗濯物が乾かないです」

僧侶「どうしましょう、洗濯物がまた臭いを発してしまいます」


洗濯物<ソロソロ、キツイノガデテクルゼ


僧侶「仕方ありません、少し荒療治をしちゃいましょう」


ー僧侶ちゃんは洗濯物にザラキを唱えましたー

ー臭いの元の息の根(?)を止めましたー


僧侶「この方法しか無かったのです」

僧侶「臭いの元さんは安らかに眠っていて下さい」

[こんなのやられたら惚れてまうやろー!]


若い女性(以下女性)「困ったなぁ…、急に雨が降ってきた…」

女性「いつ止むかも分かんないし、どうしよう…」ハァ…

魔王「そこの女性、いかがされたましたか?」

女性「雨が降ってきしまって、傘も無いから…」

魔王「ならば私の傘をお使い下さい」

女性「そんな訳にはいきません、一本しか無いのにあなたがどうやって帰るのですか?」

魔王「私はこのままルーラで帰ります、私が濡れる分には問題ありません。あえて問題とするならば濡れていい男に益々磨きがかかってしまう事くらいでしょうか」

女性「…ぶっ、あっははは!自分でそれ言う!?真顔でさらっと言うんだから」

魔王「ですが、貴女の笑顔は見られました。先ほどまで難しい顔をされた貴女より、よほど魅力的ですよ?」

女性「よくそんなキザなセリフが出てくるねぇ、感心するわ」

魔王「女性の前では紳士でいるつもりですよ、それでは私はこれで」


ー魔王はルーラで帰りましたー


女性「…名前聞くの忘れた」

女性「いざあんなこと言われると悪い気はしないね」

[わんわん、あたらしいあそび]


ー子犬は水の入った皿で遊んでますー


子犬「」ブクブク…

子犬「」プハッ

子犬「…」

子犬「」ブクブクブク…

子犬「」プハァ


僧侶「わんちゃん、ブクブクして楽しいですか?」

子犬「わう」フリフリ

僧侶「よかったです」ナデナデ


ーうちの犬がたまにやる遊びですー

1でごさいます、今回はこの辺で失礼します

いきなりなステーキ屋で肉を食べる事が多くなったら
あれだけ好きだった炭水化物に執着が無くなってきました
そのおかげか体重が落ちてきて空腹感でイライラする事も少なくなっています
片食いにならないよう炭水化物も食べるときは食べてますので
こんなダイエット(?)を気ままに続けていけたらと考えています
後はもう少し運動を増やさんとなぁ…


今日の晩ごはんは肉にしようかな


前献血いったら看護師?さんがあまり上手ではなくて三回さし直した挙句献血せずに帰ることに・・・

俺は献血前の検査採血で針指したまま血管探されたわwww

普段はサクッと刺されるのに皮膚の下で針が動く感覚は変な感じだった。

1でございます、お久しゅうございます
お盆前に新規の仕事と大口の仕事が重なり少し参ってます
ふん、やればいつかは終わるさ…

保守がてらネタを1つ投下します
お盆休み中にすずめの涙程度にため込んだネタを投下出来ると思いますので
首を長ーくしないで期待せずお待ち下さい
レスもその時にまとめてさせていただきます

それでは、失礼します


[台風も迷子になるこのご時世]


勇者「台風もウロウロして迷子になるんだね」

僧侶「結局来るんですよね、また対策しないと…」イソイソ

魔王「賢者、家の強化は?」

賢者「そうですねぇ、今やっときましょうか」


-賢者ちゃんはスカラを唱えました-

-家の防御力があがりました-


賢者「これで竜巻程度なら傷一つ入らないですよ」

僧侶「心強いです、安心して寝られます」

魔王「俺これから城行ってくるよ」

勇者「あれ、仕事?」

魔王「ああ、兵がまた警戒の見回りに出るからな。俺が城の見回りを頼まれた」

賢者「大変ですね、色々と任されて」

魔王「その分給料はいいからな、責任持ってやらんと」

僧侶「魔王さん、簡単ですみませんがこれ持って行って下さい」


-魔王は僧侶ちゃん特製おにぎり(おかか昆布・ピリ辛鮭)を手に入れました-


魔王「悪いね、行ってくるよ」


-一方、側近ちゃんは-


側近「台風が近くなってますが、こっちは今のところ雨無しで風が強くなったり弱くなったりです。と側近は現在の気候を報告します」

棒読みちゃん「雨ザーザー、風ない 風すごい、家が飛ぶかも 台風過ぎた、風あるけど蒸し暑い 明日は甲子園開幕 蒸し暑い中で試合とか気が狂う 明日観戦行く奴無理すんなよー 確か開会式直前まで雨予報 虹の魔術師こと阪○園芸の腕の見せ所だな」

待ってる

涼しくなってきましたね!

お久しぶりです、1でございます
また少し投下します、その前にレスを致します
ネタは暑い時のも入ってますので悪しからず…


>>211
ありがとうございます
お肉痩せますよ、ただ体臭とおならの臭さはね…

>>212
ありがとうございます
献血の針を何度も刺されるとか考えただけで恐ろしいです
今後は上手い方に当たると良いですね

>>213
ありがとうございます
それ本当に怖いですよね
あまり痛くないですが違和感満点で…

>>216
ありがとうございます
お待たせして申し訳ありません

>>217
ありがとうございます
涼しいと言うよりもう寒い方になってます

[暑いからね、仕方ないね]


勇者「あっついねー」グデー

僧侶「動けないです…」グデー

勇者「やる気もそがれるね…」ドロー

僧侶「ごめんなさい、ご飯作れません…」ドロー

勇者「それは仕方ないよー…」ドロドロ

僧侶「うにゃぁー…」ドロドロ


側近「その日、勇者殿と僧侶ちゃんは溶けて無くなりました。と側近は目の前の事実を語ります」


ー二人は溶けてしまいましたが、もう少しだけ(少なくともあと800レス弱は)続きますー

[朗報 僧侶ちゃんは僧侶だった]


僧侶「八百屋のおじさんにはいつもオマケして貰って申し訳ですねー」テクテク

僧侶「今度お漬け物を作って持って行きましょう」


ー道端に老人が倒れていますー


僧侶「あれ、おじいさん?大丈夫ですか?」

老人「…わしに構うな、迎えが来るのを待っておるだけだ」

僧侶「誰かお迎えが来るのですか?」

老人「そうではない、ここで死を待っておるのだ」

僧侶「残念ですが、ここでは[ピーーー]ませんよ」

老人「構うな、わしに構ってロクな目にあわ…ゲッホゲホ!」

僧侶「…、私は僧侶です。僧侶はただ死にゆく人を見ないふりは出来ません」

老人「わしの命はわしの手で終わらせる、もう疲れたのだよ」

僧侶「おじいさんの命はまだ天命を全うはしていません、私には若者に負けない力強く光り輝く命が見えます」

老人「知った口をきくな、若造に何が分かる」

僧侶「すみません、嫌でも分かってしまうのです」

老人「…何故だ?」

僧侶「私が僧侶だからです」

老人「…ふん、変わった奴だ。死ぬ気が失せてしまったわ…」

僧侶「良ければお話を聞かせて下さいませんか?このお水を飲んで、落ち着いてからで結構です」スッ

老人「…うまい、水なんて何日ぶりだろうか。命の水とはよく言ったものだ」ゴクゴク

僧侶「お話を聞かせて下さいますか?」

老人「いいだろう、僧侶の前で懺悔するのも悪くは無いか」

[悲しいけど、戦争は稼ぎ時なのよね]


老人「君は知らんだろうが、今の王政になる前は魔族と戦争状態だったんだ。かれこれ40年も前の話になるか」

僧侶「話だけは知ってます、戦争で多くの命が失われて無関係の一般人も巻き込まれたはずです」

老人「その通りだ、わしは武器商人をやっておった。王国側と魔族側と両方に武器を供給していた」

僧侶「…死の商人ですか?」

老人「そうなるな、王国には魔族側に比べて格安で卸しておったが言い訳にもならんだろう」

僧侶「なぜ魔族の方にも武器を卸したんですか?」

老人「魔族の武器製造技術はそこまで高くはなかった…いや、王国の技術が当時の世界水準では高すぎたのさ。その技術を目当てに魔族は交渉してきた、莫大な金と携えてな」

僧侶「そうなんですね、魔族の製造技術が低いとは一体…」

老人「魔族は身体能力と魔力の量に長けていたからな、武器の性能が低くとも力で勝てる。だがこの国は特に武器の開発には力を入れていたからな、少ない資源ながら高い水準の武器を作るこの国は、当時隣国からも危険視されて牽制されていたよ」

僧侶「なるほど、この国が兵力に力を入れているのはそのためなんですね」

老人「その戦争も泥沼化して流さなくとも良い血を随分と流したものさ、最後はお互いゲリラ戦でただの報復合戦だよ」

僧侶「そこまで泥沼化していたんですか、停戦協定が結ばれた話を聞いた時はすんなりと受け入れられたものかと思ってました」

老人「国としてはかなり前から停戦したかったはずだ、だがうまくはいかなかった」

僧侶「…なぜですか?」

老人「わしら商人は戦争が終われば武器が必要としなくなる、特に武器商人は戦争が無くなれば廃業して首を括る者もいるだろう。それを恐れた一部の武器商人連中が嘘を流して末端の兵士と魔族を焚きつけたのさ、更なる私腹を肥やす為だけにな」

僧侶「許せませんね…、人の道を逸脱しています」

老人「また言い訳になるが、わしはその話を聞いて連中を全力で止めたよ。だが奴らは聞かなかった、完全に金に目がくらんでおったよ、人の命が金に見えていたんだろうな」

僧侶「…」

[老人が夢見た国、それは理想の国]


老人「それに魔族側へ武器を卸していたのにはもう一つ理由があるのさ」

僧侶「なんですか?」

老人「技術が互角になれば戦争後に手を取り合える、お互い理解しあえると思ってたんだ。それは今の王になってやっと実現した、話では今の魔王はかなり理解があると聞いている」

僧侶(理解があるというか、王様と魔王さんが悪友なのは黙っておきましょうか…)

老人「人の血で飯を食うわしはもうここには必要ない、潔く身を引いてこのまま死のうと考えたんだ。せめて飢えて苦しんで死ぬくらいの罰を受けてな」

僧侶「罰は他の形で受けるべきではありませんか?少なからず私はそう思います」

老人「人が人を裁くのをわしは良しと思ってはおらん、いくら僧侶といえど一人の人間としてそうは思わんか?」

僧侶「そうですね、確かにおじいさんの言う通りです」

老人「ならばわしには構うな、行くが良い」

僧侶「ですがおじいさん自身を裁くのも人で人を裁く事になるはずです、そして自分で命を絶つ事は人を殺す事に並んで最もやってはいけない事です」

老人「頑固だな君も、僧侶とは頑固でないと務まらんのか」

僧侶「少なくとも私はそう思っています、神に仕える者としてコロコロと意見を変えては良くないでしょう」

老人「…なるほど、それも一理ある。それで、わしはどう罪を償えば良いのだ?」

僧侶「恩返しをして下さい」

老人「恩返し?身寄りもないわしに恩返しする相手などおらんよ」

僧侶「人ではありません、今まで扱ってきた武器に恩返しです」

老人「…なに?」

僧侶「武器を扱っていたんですから、メンテナンスの知識も相当あるはずです。王様が軍の武器のメンテナンスが悪くてボヤいていたので、それに協力をして下さい」

老人「それはいい話だが、王様の許可も必要だろう?君が勝手に進めていい話では無かろう」

僧侶「あ、それもそうですね。今聞いちゃいます」

老人「…ん?聞く?」

[王様一派、またもや増える]


ー僧侶ちゃんはスマホを取り出して電話をかけましたー


僧侶「あ、王様ですか?武器のメンテナンスをしてくれる人を見つけました」

王様(電話)「おお、そうか。今どこにいる…いや、魔術師団長に頼むわ。すぐ行くぞ」


ー僧侶ちゃんは電話を切りましたー


僧侶「すぐ来てくれるそうですよ」

老人「一国の王を呼びつけられる君は一体何者だ…」


ーすぐさま王様が到着しましたー


王様「おーっす、僧侶ちゃんお待たせ」

僧侶「王様早いです、さすがなのです」

魔術師団長「王様!何度も言いますが私はタクシーではありませんよ!」

王様「わーってるよー、これが最後だよ」

魔術師団長「その最後が何度目かお分かりですかな!?」

僧侶「魔術師団長さん毎回お疲れさまです、ルーラですか?」

魔術師団長「うん?ああ、リリルーラという仲間と合流する呪文でルーラの一種だ、魔族の中では一般的な呪文とのことで魔王様から教えていただいた」


王様「あれ、あんたオヤジお抱えの武器商人じゃん」

老人「あの時の小僧が随分と立派になったものだな」

王様「まぁね、オヤジほどじゃないけどそれなりにリーダーやらせて貰ってるよ」

老人「お前が王になって正解だろうな、この国は平和で住みやすい国になった。戦争で生きてきた薄汚い俺はもう用無しだ」

王様「そんな事言うなよ、あんたの武器の知識を貸してよ。ガキの頃よく異国のお菓子買ってきてくれてたじゃん、あれ嬉しかったんだぜ?あんたが来るの毎回楽しみにしててさ、俺からのお返しって事で役職用意するし一つ頼むよ」

老人「そんなの、よく覚えているものだ」

王様「ガキは菓子が宝物だからな、あの袋とか箱は今でもとってあるんだよ」

老人「先代のご機嫌取りになるかと思った事が今になって生きるとはな、人生分からんものだ」

王様「嫌なんて言わせないぜ?俺はあんたの知識を国の宝にするって今決めたからな」

老人「好きにしろ、どうせ先も長くない老いぼれだ」

王様「じゃあ決まりー!このまま城行って部屋用意するぜ」

老人「あの小僧が偉そうに…、だが奴の人柄こそが高い人気と支持を集めるんだろうな。わしの負けだ、身をもって罰を受けてやろう」フッ


ーその日から軍の武器は格段に精度が上がる事になりましたー

[この実験は専門家指導のもと、安全を充分に配慮した上で行っています]


テレビ「このように、塩分濃度を上げる事で冷却効果が増幅し、より冷たさをより楽しむ事ができます」

僧侶「ふむふむ、なるほど。お塩ですか…」


ー僧侶ちゃんは何か閃きましたー


僧侶「スーさんにやったら冷たくなるんでしょうか?」


ー僧侶ちゃんはスーさんに少し塩をなめさせましたー


僧侶「うーん、冷たくはなってないですかねぇ…」ダキッ

スーさん「ピェー…(しょっぱい…)」


ースーさんはこのあと無事塩抜きをしてもらいましたー


賢者「僧侶ちゃんはたまに凄いことするよね」

僧侶「ごめんなさい…」シュン…

スーさん「ピィ…(つららスライムになれなかったねぇ…)」

[王様に麻雀を教えたのがこの人]


ー老人を迎え入れて麻雀をしていますー


老人「麻雀は良いねえ、牌つまむのなんて何年ぶりなもんか」

魔王「良い手つきだな、かなりの達人とみた」

老人「昔は随分とこいつでやんちゃしたもんだ、わしの本業と言えた時もあったね」

僧侶「よどみない手つきですね、ツモから切るまでがまた早くて」

老人「あんた僧侶の職で麻雀か?そらまた随分だぞ」

僧侶「麻雀の神とやらが私を離してくれないのです、私は見捨ててもらいたいのですが」

王様「贅沢な悩みだよな、こっちは必死でも僧侶ちゃんは何食わぬ顔で上がるんだから」

僧侶「全知全能の神は麻雀の神ではないのです、皮肉なのです」

老人「むしろ王が魔王とマブなのが驚いたな、良い方も悪い方も理解があって楽しくて仕方あるまい」

王様「全くだね、こいつのおかげで仕事に手がつかないよ」

魔王「ふざけんな、仕事しないの俺のせいか」


老人「ありゃ、ツモッちゃったよ。一通頭ドラ、4000オールな」

僧侶「うーん、おじいさんの打ち筋がまだ読めないです。7順で一通が揃っちゃいますか…」

王様「打ち方変わってないね、相変わらず速攻だよ」

老人「お前らがゆったり倍満手を作ってるから上がっちゃったよ」

王様「やっぱりバレてたか」

魔王「速攻で12000か、これはまずいな…」


ーしかし、ここで終わらないのがこの3人ー


僧侶「ロンです、メンタンピンドラ1、裏なし、えーっと7700です」

老人「むっ、こちらの面子を読んで浮き牌狙い打ちは見事、キリ良く8000で構わん」


魔王「お、そいつだ。リーチイーペーダブ東ドラ3、裏2つだな。親倍で24000」

老人「こいつ、わしの上がりを全て潰しておったか。しかもそこから直撃を取るとは…やるな」


王様「おっし、ツモ!タンヤオのみ、500の300」

老人「…お前、気づいたな」

王様「こっちの手牌がほとんどが出せないのは分かってたよ、回避にはこれしか無かった」


老人「全く、お前ら面白すぎるわ。死ななくて正解だ」

僧侶「良かったですね、生き生きして何よりです」


ー老人の楽しみが一つ増えましたー

[武器にも個性と故郷があります]


ーたんまりと麻雀を楽しんだ後ですー


魔王「なあ、少しいいか?」

老人「ん、何だ?」

魔王「あんたの武器の知識でこれを見て貰いたい」


ー魔王は4次元な特製非常袋から非常食を取り出しましたー


魔王「すまん、間違えた」

老人「だろうなぁ、腹には随分と堪える武器だがな」

魔王「今度は大丈夫」


ー魔王は袋から刀を取り出しましたー


魔王「こいつを見てくれ」

老人「ほお、ジパング刀か。量産型の一般な物ではないな、一品物だ。それもかなりの腕の職人が作っている、今でこれを作れるのはジパングでもそうおらん」

魔王「一目でそこまで分かるのか」

老人「伊達に武器商として飯を食ってないさ、まだまだ目は利くつもりだ」

魔王「あんたがここの軍の武器を手入れしていると聞いてな、こいつも頼もうかと思っていた。最近ジパングまで足を運ぶ間がなくてな…」

老人「なるほどな、少し見せてもらうぞ」スラッ


老人「…、これはわしの手に負えんよ、扱う技法も精度も段違いに高いレベルだ。これは無理に間を作ってでもジパングまで行くべきだ、わしが手を出しても良くはならん」

魔王「あんたでもダメか…」

老人「この刀は個性が強い、あんたの体格や性格にアジャストするように作られている。これを直せるのは作った職人だけだ、このクラスの武器は里帰りさせんとな。意外と思うかもしれんが武器も里帰りするしないで、性能が大きく変わるんだよ」

魔王「個性…、そして里帰り…か」

老人「一品物と量産物の違いは使い手に特化するかどうかだ、量産物はある程度の性能が出ていれば文句は言われんが、一品物は持ち手の個性や性格に合わせるからな。他人が手を出したら別物になっちまうよ」

魔王「なるほどな、勇者が使っても取り回しにくいやら重いやらと散々な評価だった訳だ」

老人「役に立てずすまねぇな、出てきたものが名刀過ぎてわしの力ではどうにもならなんだ。ただ、メンテナンスの必要はまだまだねえな、それだけは間違いねえよ」

魔王「いや、こっちこそ無理難題を押し付けて申し訳なかった。ならば他の武器のメンテナンスを頼む」

老人「分かったよ、その時にメンテの仕方も覚えていきな。今も兵士の連中に教えてんだ、お前さんならすぐ覚えていけるはすだ」

魔王「メンテってそう簡単に出来るのか」

老人「最低限だけどな、でもそれが出来るか否かで武器の傷みも違うよ。これが戦場なら武器の消費にも大きな差が出る位にはなる」

[駅そばは値段も去ることながら風情があってなお美味しい]


ー午後9時 最寄り駅ー

勇者「遅くなっちゃったねー」

僧侶「久々に遠出しましたからね、夕ご飯どうしましょうか」


ー勇者はそばの香りに気づきましたー


勇者「おー、良いにおいがする。駅そばかぁ、久々に食べようかな」

僧侶「おそば、良いですね。食べましょう」


ー駅構内の立ち食いそば屋に入りましたー

ー券売機で勇者はわかめそば、僧侶ちゃんは山菜そばを注文しましたー


勇者「つゆの香りがたまんないね」

僧侶「お腹がなりそうです」


ー勇者のわかめそばが出てきましたー

ーなんと!勇者のわかめそばにはコロッケが2つ乗っていましたー

勇者「あれ、コロッケは頼んでないですよ?」

店主「俺の気まぐれだ」

勇者「いいんですか?」

店主「…あぁ」

勇者「ありがとうございます、いただきます」


ー僧侶ちゃんの山菜そばが出てきましたー

ーなんと!僧侶ちゃんの山菜そばにはかき揚げが乗っていましたー


僧侶「えっ、いいんですか?」

店主「…あぁ」

僧侶「申し訳ないのです、いただきます」


ー二人は食べ始めましたー


勇者「ん、このおそば美味しい。ゆで置きじゃないね」

僧侶「うわー、このお出汁は鰹が凄く効いてますよ。市販の出汁ではこんな味にならないです」

店主「褒めても何も出ないぞ」

僧侶「美味しい物には美味しいと正直に言う、それだけですよ」

勇者「コロッケも揚げてそんなに時間経ってないですよね、サクサクで美味しいですよ」

僧侶「美味しい、こんなおそば打ってみたいです」

店主「そうか、たらふく食っていけ」

僧侶「また来たいですが、改札に入らないといけないのがもったいないです」

店主「反対の扉からなら改札外から入れるぞ」

勇者「えっ、そうなんですか?知らなかった」

店主「誰にも言ってないしな」

勇者「秘密の扉ですか」

店主「宣伝が面倒なだけだ」


ーぶっきらぼうでも優しい店主と絶品なそばにほっこりとした二人でしたー

[プロ球界の広瀬すずちゃん、引退]


勇者「もう引退試合をする季節になっちゃったね」

僧侶「井口選手に森野選手も引退です」

勇者「森野選手と言えば広瀬すずちゃんだね」

僧侶「似てると有名になりましたね」

勇者「あとルナ選手ね」

僧侶「石原さとみさんに似てる方でしたっけ」

勇者「そうそう」

僧侶「中日は美人揃いの球団だった…?」

勇者「うーん、多分そう」


-分からない方は「森野将彦 広瀬すず」「ルナ 石原さとみ」で検索してみましょう-

[にんにく醤油で元気モリモリ!]


勇者「にんにくの匂いが凄いなぁ」

僧侶「魔王さんの畑で大量に採れたんですよ」

勇者「大量に剥いてるけどどうするの?」

僧侶「にんにく醤油を作ります、半分は粒のままで、もう半分はフードプロセッサーで細かくして漬けます」

勇者「強力な醤油を作るんだね」

僧侶「存在感たっぷりのお醤油になりますよー」


ーにんにく臭くて何が悪い!ー

[猫の扱いには慣れたもの]


メイド「おじい様、にゃんこはここに来てませんか?」

老人「いるぞ」ナデナデ

子猫「ニャー」ノビー

メイド「またここでしたか、まったくすぐ出歩くんだから…」

老人「お前はこいつを束縛しすぎだ、もう少し自由にさせてやれ」

メイド「心配じゃないですか…」

老人「猫は気まぐれだ、自由気ままな位でいいんだよ。飽きればお前の所に戻ってくる」

メイド「そういうものですか…、それにしてもおじい様はずいぶんとにゃんこの扱いに慣れてますわね」

老人「前に飼ってたんだよ、旅先で懐かれてそのまま連れ回してた」

メイド「そうでしたか、それは納得です」

老人「あれこれ危険な目にはあったが、拾ってから16年は生きた。大往生と言って良いだろう」

メイド「おじい様は引きつけられる何かをお持ちなのでしょうね」

老人「そんな事はねえだろ」

メイド「ありますよ、兵の皆も慕ってますから」

老人「あいつらも捻くれてる連中かと思ったら、素直で真っ直ぐな奴ばっかだな。教え甲斐があるよ」

メイド「王様が真っ直ぐ過ぎてますからねぇ…」

老人「その通りだな」

メイド「それじゃ、私は戻ります。にゃんこをお願いしますね、お邪魔して申し訳ありません」

老人「ああ、良い息抜きだから気にするな」ナデナデ


子猫「zzz…」スヤスヤ

[勉強は出来なくていい、賢くあれ]


魔王「勇者、40-32÷2は?」

勇者「4!」

魔王「分かってるじゃねぇか」

賢者「いやいやいや、4じゃないでしょう」

魔王「何でだよ」

賢者「割り算が先になるから32÷2は16、その後に40-16で答えは24ですよ。4だと先に引き算をしてることになります」

魔王「4!の(!)がビックリじゃなくて階乗だとしたらどうなる?」

賢者「…あ、なるほど」ハッ!

魔王「そう、4×3×2(1をかけるのは省略)で24だろう?」

賢者「勇者、お前頭いいな」

勇者「ごめん、本当に4だと思ってた…」

賢者「私の感動を返せ」

魔王「お前は俺のフォローをことごとく潰すな…」

勇者「えっと、ごめんね?」

賢者「ま、それ以外の判断が早いからなんてことはないですがね」

魔王「まーな、こいつ賢いもんな」




ー勇者の数学(算数)力は1に準拠していますー

[最近リンゴ印に侵食されています]


ー僧侶ちゃんの自宅に荷物が届きましたー


僧侶「あれ、誰のお荷物でしょうか」

勇者「僕じゃないよ、魔王かな」

魔王「俺じゃないぞ、側近だろ」

側近「私でもないですよ、先代でしょう。と側近は流れと空気を読みます」

賢者「空気を読まなくても私だね」

僧侶「リンゴの会社さんからですね」

賢者「MacBo○k Airだよ、やっすいやつ」

側近「そう言えば、一番低スペックなやつを整備済で買おうか悩んでましたね。あのスペックで足りるのですか?」

賢者「調べ物しながら論文書く位でi7なんていらないよ、SSDでi5で8GRAMのこれで十分過ぎるレベル」

側近「なるほど、それではMac Pr○をおすすめしたかったですがいらないですね」

賢者「良いネタあったらスマホでメモして、帰ったらこれですぐ編集出来るのは楽だよ。同じアプリケーションを使えるのは本当に強みだね」

側近「おいくらでしたか?」

賢者「8.6万ゴールド(1ゴールドは1円で計算)欠けるくらい」

僧侶「今の相場だとお高い方ですか?」

側近「そうですね、2万3万のモバイルパソコンもありますが、快適に使うとなるとやっぱり5万6万は出さないとですね。窓に比べてリンゴは高めの値段になる傾向ですから、至って普通の値段でしょう」

魔王「お前のやついくらだっけか?」

側近「Mac Pr○ですか?137万ゴールド程ですね」

僧侶「えー!そんなにするんですかー!?」

側近「動画の編集でどうしてもスペックが必要ですからね、調印式の中継で王室から補助金が出たので当時のフルスペックを買いました。おかげ様で随分と動画が捗りますよ、ええ。」

僧侶「えぇ…ごめんなさい、最初ゴミ箱かと思っちゃいました」

勇者「あったねー、似てるゴミ箱があって人気になったやつ」

側近「やっぱそれはネタにしないとですかねぇ…。と側近は今さらそのゴミ箱をポチります」

魔王「タフだな…、お前」


ーアンチリンゴだった1も気づけばリンゴでほぼ揃ってしまいましたー

ー後はMac Pr○を買うばかり…?

今回はこの辺で失礼します

リンゴ製品って色々便利だったんだな…
最近自由にカスタムしないので窓でなくとも良くなってきました
仕事でも活躍してるのでしばらくはこのリンゴ漬けになりそうです

皆様、お体に気を付けて下さい

うぽつです!
前スレ>>527です
大学落ちて浪人です…僧侶様ー側近様ー…

1でございます、リクエストがあったので来ました

>>234
そうでしたか…、こちらこそ応援が至らず申し訳ありませんでした
些細ではございますが、応援のメッセージをお送りさせて下さい

[>>234様を励ます会]


僧侶「そうでしたか…、お受験は上手くいかなかったですか…」

賢者「残酷だけどこれが現実だ、慰めにはならないと思うけど、事実を受け止められる人だけが成長出来るんだ」

僧侶「次こそは、良いお知らせをお待ちしてます。今は夢に向かって頑張って下さい」

賢者「社会人として一つアドバイスするけど、浪人って経験は確実に社会人になったとき生きるよ。話のネタだけじゃなくて、上司や先輩から確実に個性として覚えは良くなるよ」

僧侶「そういうものですか?」

賢者「むしろ受験浪人や留年って経験は長い目見たらプラスだと思うけどね、社会に出ると浪人もそうだけど留年した話とか、卒業しても無職だった話とかよく聞くよ。少なくとも私はマイナスにはとらないね、確実にプラスだと思うよ」

僧侶「なるほど、今は本当に耐え時ってことですね」

賢者「そう、だから腐らず頑張って欲しい。器用な人間と不器用な人間がいたら、器用な人間の方が良く見えると思う。でも一つの事をやらせたら勝つのは間違いなく不器用な人間だよ。努力できる人間が最後は勝つ、これは私が保障する」

僧侶「>>234さん、来年こそは桜を咲かせましょう!」

賢者「留年は良い経験してると思って、その悔しさは一生忘れるなよ。応援してるぞ」


-拙いですが、応援とさせていただきます-

今回はこれにて失礼いたします

自分語りになりますが1は3年の課程を5年かかって卒業しました
仕事に資格受験の浪人をしなかった事が唯一の救いです
社会に出れば、留年した人や浪人した人はたくさんいます
誰もがどこかで苦い思いをして生きています
だからこそ、負けず腐らず今できる事を精一杯やって欲しいです
止まない雨はありません、明けない夜もありません
辛い今に立ち向かう皆様を同じ経験をしてきた1はずっと応援し続けます

いつものネタはまた貯まった時に投下します

仕事に資格試験ってなんだー!

仕事に必要な資格試験…でした


1も出来ない子です、はい

ありがとうございます!
頑張ります!

乙です!

1でございます、おはようございます
ほぼ月刊です、偶然ではありません
今回は賢者ちゃんと側近ちゃんの掛け合いが多めです


>>239
ありがとうございます
少しでも励みになっていただければこれ幸いです

>>240
乙ありがとうございます
これからものんべんだらりと投下していきます

[お腹ゴロゴロ]


勇者「お腹がゴロゴロ言うなぁ…」

僧侶「絶対食べ過ぎですよ、少し節制してみますか?」

勇者「そうしてみる」

僧侶「お昼はお粥で様子見してみましょう」

[1画面で2つ同時進行は疲れます]


ー賢者ちゃんは論文を読んでいますー


賢者「fluoroscopy?何だっけ…透視だっけか」ブツブツ…

賢者「えーっと、これは過去の文献で確か…」ブツブツ…


ー3時間経過ー


賢者「目が疲れる…」ノビー

賢者「パソコン小っちゃ過ぎたかなぁ…」

賢者「側近に何とかならないか相談してみよう」


ー賢者ちゃんは側近ちゃんの部屋の前に来ましたー

ー側近ちゃんの部屋から声が聞こえますー


側近「えー!そこは激レア来る流れでしょう、また10連爆死ですか…」

側近「流れが掴めないのはキツいですねぇ、無課金ですから10連回せるのはまた明日ですか」


ー側近ちゃんは動画の収録をしてるようですー


賢者「あとにするか、仕事(?)の邪魔しちゃまずい」


ー側近とは動画投稿を本職とする人のこと…らしいー

[改めて、画面の相談]


側近「なるほど、先代は画面の小ささに不満を覚えてますか。と側近は理解を示します」

賢者「1画面を2つに分けて作業するからね、13インチは結構キツいんだ」

側近「ならば画面を据え置きのモニターに出力して、大きく見るのが一番でしょう」

賢者「そんなこと出来るんだ?」

側近「ええ、私が使っていない27インチのモニターとこのケーブルを使えば行けます」

賢者「何でも揃ってるね、さすがだよ」

側近「使わないモニターが再利用出来るのでありがたいですね、何でも取っておく物です」

賢者「キーボードもある?」

側近「ありますよ、これも使ってない無線タイプがあるのでそれを用意します。ついでにマウスも用意しましょう、キーボードと同じメーカーの無線タイプですから受信機も一つで済みます」

賢者「最初から据え置きの方が良かったかな?」

側近「いや、先代の使い方と持ち運べることを考えたらノートで良いと思いますよ」

賢者「後で設定の方法教えてね」

側近「もちろんですよ。と側近は再利用する楽しみを覚えます」


ー使わなくなった道具が再利用されると何か嬉しいですー

[メタルスライムがあらわれた]


メタルスライム<オハヨウゴザイマス

僧侶「おはようございます、メタルスライムさんがここにいるなんて珍しいですね」

メタルスライム<タマニハネ

僧侶「台風が来てるみたいですから、気を付けて下さいね。良かったら私のお家で台風が過ぎるまで休んでいって下さい」

メタルスライム<ソウサセテ、モラオウカナァ…

[大画面と言う名の正義]


ー大画面化した結果ー


賢者「おー、見やすい」カチャカチャ

側近「お役に立てて良かったです。と側近はこれ以上に無いドヤ顔をします」ドヤァ

賢者「ありがとう、これで随分捗るよ」

側近「いえいえ、こちらこそ無駄にならず良かったです」

賢者「次は据え置きを買おうかな」

側近「そのうち私のいらない奴が出ると思いますよ、それ待ちでも良いかも知れません」

賢者「そんなに持ってるんだ?」

側近「そうですね、据え置きのプロがあるので今まで使ってた○Macはデータの移行と整理ができたらいらなくなると思います」

賢者「出たらで良いよ、サブ機はあってもいいんじゃない?」

側近「サブはノートのプロがあるので問題ないです」

賢者「じゃあ貰っちゃおうかな」

側近「分かりました、もうしばらくお待ちになっててください。と側近は作業に入ります」

しまったー、投下する順番間違えました



[何だって動画のネタになるんです]


側近「さて、先代に渡す為にデータ移行を開始しましょうか。と側近は重い腰を上げます」

側近「…これも動画のネタになるかもしれません」


ー側近ちゃんは録画を開始しましたー


側近「皆さんこんばんは、今日は私のメインマシンのプロに今まで使っていた○Macのデータを移行する作業をします。と側近は今日の動画を開始します」

側近「今のプロと今までのiMa○はSSDの容量は共に1TBですので、このまま移行を行います。アプリケーションについては既に移行を完了しています」

側近「では、早速作業に入って行きましょうか」


ー側近ちゃんのチャンネル、着実に動画をアップしていますー

[賢者ちゃん、その後]


賢者「まぁ、こうなるよね」


ーまとめサイトで記事が立っていましたー


動画内で賢者先生の怒り爆発!リンゴ社製品で使われている一部SSDに重篤な不具合の可能性、リコールを発表

リンゴ社はMa○製品で一部使用している1TBのSSDが、特定の条件下において故障する恐れがあるとして、当該製品のSSDを無償交換すると発表した。リンゴ社では、ディスク容量の使用率が80%を超えたあたりからSSDへアクセス出来なくなり、データ復旧が不可能な状態に陥る可能性があるとして、無償交換を行うことを決定し昨日より対応を開始した。
無償交換対象製品および交換への対応方法は、下記サイトより確認できる。


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賢者「ため息しか出ないね…」フゥ…

側近「出る物は出しましょうか。と側近はアドバイスにすらならないことを言います」

賢者「お 前 の せ い だ」ギュー

側近「ふぉふはあはひあはー」

賢者「お前のほっぺは良く伸びるな」

側近「作者の都合でしょう?」

賢者「それはいうな」

[青くても灰色でもスライムはスライム]


スーさん「ピェー(いらっしゃい)」

メタルスライム<スコシ、オジャマスルヨ

スーさん「ピィ?(台風大丈夫かな?)」

メタルスライム<カゼハナイケド、アメガネェ…

スーさん「ピァ(ゆっくり休んでね)」

メタルスライム<アリガトウ、タスカルヨ


ースーさんとメタルスライムは仲良く遊んでいますー


魔王「スライムが癒やされるの分かるな、ペットで特集されるわけだ」

賢者「スーさんも仲間が出来て嬉しそうですね」

魔王「平和っていいな」

賢者「本当ですねぇ」

[台風の準備(1ヶ月ぶり2回目)]


僧侶「台風の準備しときましょうか」

勇者「そうだね、雨戸閉めてくるよ」

僧侶「宜しくお願いします」


魔王「賢者、こっちも固めておくぞ」

賢者「分かりました」


ー賢者ちゃんはスカラを唱えましたー

ー家の耐久力が上がりましたー


賢者「これでひとまず安心ですね」

魔王「また今日も城に呼ばれるかもな…」


ー一方、側近ちゃんは電話をしていますー


側近「今の予想ルートだと、ここで強風になる確率は46%ほどですか。と側近は微妙な確率に示す反応に困ります」

キラークラブ「ブクブク(あくまで確率だからね、勢力も強いし大きいから警戒するに超したことはないよ)」

側近「ありがとうございます、魔王様には報告しておきましょう」

キラークラブ「ボコボコ(朝には晴れると思うよ、ただ風には一日中注意してね)」

[台風の準備(1週間ぶり3回目)]


勇者「また台風かぁ…」

僧侶「今年は多いですねぇ…」

勇者「また台風の準備してくるよ」

僧侶「よろしくお願いします」


魔王「賢者」

賢者「はい」


-賢者ちゃんはスカラを唱えて家が頑丈になりました-


魔王「懲りねぇな、台風も…」

賢者「毎回毎回よく来ますねぇ…」


側近「今回は電話無しですよ。と側近は断じて手抜き出ない事を主張します」


-台風はもうお腹いっぱいです-

ふはは、今日はずいぶんと順番がちがうなぁ

本当に申し訳ありません


[おきのどくですが、あなたのパソコンはふりょうひんです]


ーデータ移行作業完了しましたー


側近「やれやれ、やっと終わりましたか。と側近は動画での大仕事の達成感を味わいます」

側近「ひと息つきますか、メール確認でもしておきましょう」


ーリンゴのサポートからメールが来ていましたー


側近「うん?リンゴからメールですね、最近何も買ってないはずですが…」

メール(それっぽい要約)「お前のiM○cはSSDがぶっ壊れる確率が高い不良品だから、店頭に持ってくるか着払いで送ってこい。直してやる」

側近「えぇ…、本当ですか。今度は不良品とか勘弁ですよ…、また動画のネタになるじゃないですか」


ー側近ちゃんは賢者ちゃんに報告しましたー


側近「まぁそういうことです。と側近は説明を端折ります」

賢者「そういう事なら直してもらおうよ、直ってからまた大画面化すればいいだけだし」

側近「助かります。と側近は早速梱包作業に入ります」

賢者「手伝うよ、論文もある程度煮詰まったし今日は終わりにしようと思ってたところ」

側近「分かりました、梱包作業も動画にしますから、是非ともゲストで出て下さい」

賢者「…恥ずかしいことしない?」ジトー

側近「前はやり過ぎたので反省しています、今回は梱包作業とコメントでの出演です」

賢者「ならいいよ」


ー結局恥ずかしいことをやらされましたー


賢者(動画内)「私は怒っている、怒っているんだよぉぉ!おい、おおおおおい!@◆▽&┼♨︎くぁwせdrftgyふじこlp」


賢者「ちょっとまって!なんでこれカットされてないの!?」

側近「おっと、これは失礼、うっかりカットを忘れてしまいました。と側近は既に57万再生を記録していることを確認します」ニヤニヤ

賢者「おまえぇぇぇぇぇ!」


ーこの動画は急上昇にも乗りましたー

[平常運転な二人]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「賢者おねーさんと側近おねーさんが何かやってますよ」

勇者「なんかパソコン壊れたんだって」

僧侶「あの大っきい画面のやつですか、大変ですねー」

勇者「タダで直るみたいだからね、これから送るんだって」

僧侶「無事に戻ってくるといいですね」

勇者「そうだねー」


ーオチはないー

[商売にありがちな悩み]


おじさん「いやー、まいったよ」

魔王「おじさん、どうかしたか?」

おじさん「最近寒くなってきたろ?白菜の出来が早くてこんなにも出来てしまったんだ」


ー店頭には大きな白菜が山のように積まれていましたー


魔王「これはまた…、時期をずらして撒いた白菜が一気に出来たか」

おじさん「そうなんだよ、さすがにこの寒さは読めなくて困ったよ」

魔王「なるほどね、これはどうするか…」

おじさん「明日も同じくらい収穫できるんだよ、確実に捨てる物が出てくるとなると忍びなくてなぁ…」


ー魔王は何か閃きましたー


魔王「これ売れる方法あるかも」

おじさん「本当か!?」

魔王「ちょっと試してみるよ」


ー魔王は僧侶ちゃんに電話をかけましたー


魔王「僧侶ちゃん、君の力を貸してほしい」

僧侶「私の力ですか?」


ー翌日ー


主婦A「えー、白菜って保存出来るの?」

僧侶「できますよ、葉っぱを剥ぐようにして使えばしばらく持ちます。生で食べなければ少し萎びても味はそこまで落ちませんから」

主婦B「僧侶ちゃんのおすすめレシピってある?」

僧侶「葉っぱの部分は浅漬けにして、白い芯の部分はお鍋やお味噌汁に使います。おすすめレシピは…そうですねぇ、お城のメイドさんから教わった兵士さんを元気づけるお鍋でしょうか」

魔族主婦「教えてほしい、聞くからに美味しそうだ」

僧侶「いいですよ。まず白菜と豚肉と鶏肉のお団子がメインで、あと冬のお野菜なら何でも入れまして…」


ー白菜が飛ぶように売れていますー


おじさん「魔王さん、やるねぇ」

魔王「主婦は安くて保存が効けばある程度は買うからね、効果はあると思うよ」

おじさん「さすがに保存の話までは頭が行かなかったね」

魔王「そういえばおばさんは?」

おじさん「城に配達だよ、王様がたくさん買い付けてくれてさ、兵士たちに今日からしばらく鍋を食わせるって」

魔王「あいつらも災難だねぇ、相撲部屋のちゃんこ鍋みたいになるな」フフッ

[食べることもまた訓練な職業]


王様「さて、お前らどんどん食えよー。遠慮なんかしたらただじゃおかねぇからなー」


ー兵士たちが食す夕食(1人前)ー

豚肉と鶏肉と白菜の合わせ鍋(4人でひと鍋、約7kg)
ハンバーグ250g
ほうれん草のピーナッツあえ
ご飯2合(おかわり自由)
鍋の〆用うどん200g


兵士たち(くっ…、食えねぇ…)ゲプッ


ー参考 野球の名門高校が食べる食事の画像ー

[勇者は今日も魚が釣れない]


勇者「今日こそリベンジだね」


ー勇者が釣り上げたものは以下の通りー

2700ゴールド入ったビニール袋
安全長靴(左のみ)
青のボールペン
普通の指輪
魔法の聖水の空き瓶
スライムつむり
だいおういかの子供
「クソ提督!」が口癖の駆逐艦


勇者「前回と変わらない内容だったね、僕は魚によっぽど嫌われているらしい。しかも前回よりネタが短い」


ー今回も駆逐艦は近くの鎮守府に、お金と落とし物は港の交番に届けました。魔物はホイミをかけた後にリリースしましたー

[すきなだけいればいいよ]


僧侶「メタルスライムさんが最近家によくいますね」

勇者「台風の時からかな」

僧侶「すきなだけいて下さいね」

勇者「家族がまた増えたね」


メタルスライム<ソウ?アリガトウ


ーメタルスライムが、家族に加わりましたー

今回はこの辺にて失礼します
ネタの順番が入り乱れてしまい、大変申し訳ありませんでした
メモ用のアプリで使い勝手の良い奴をやっぱり入れるべきですね…
あと2ちゃんねる(5ちゃんねる)の専用ブラウザも不安定で正しいレス番が表示されないためこれもまた改善の余地があります
ただ今レス番が4473と表示されてますので本当は一体いくつなのか分からなくなってます

アップルのアプリでメモや専ブラで使い勝手の良い物をご存じな方は是非ともご教示よろしくお願いします

現在の環境は以下の通りです
メモ アップル純正のメモアプリ。Googlekeepに変更の予定
専ブラ twinkle


入り乱れたネタは、また整理して近々再投下します
次回までには改善いたしますのでよろしくお願いします

だーれも祝ってくれない誕生日
誰でも良いから祝ってくれたら嬉しいな…

乙です!
>>259
おめ!

>>259
お誕生日、おめでとうございます
リクエストありがとうございます
このレスの後にSSを投下します

>>260
乙ありがとうございます
一緒に>>259様のお祝いをしましょう

[>>259様の誕生日を祝う会]


勇者「お誕生日、おめでとう!」

僧侶「この世に生まれた日ですから、精一杯のお祝いをさせて下さい!」

賢者「誰も祝ってくれないんだ?みんな遠慮してるのかな」

魔王「ならば我々が祝わねばなるまいな、それも盛大にだ」

側近「お祝いごとは人を巻き込むのが通例でしょう。と側近は方々から人を集めます」

犯人1「祝われたらいくつになっても嬉しいもんな」

犯人3「本当にそう思う」

犯人55「パーティだ、パーティやろうぜ!」

王様「誕生日はその人が持つ最初記念日と言えよう、祝わぬのは失礼というものだ」

メイド「そうですねぇ、王様もたまには良いことを言いますわね」

王様「[たまに]は余計だ」


僧侶「良い1年になるといいですね」

勇者「なるに決まってるよ」


警部「誕生日を祝う起源の一つとしてイエス・キリストの生誕を祝うクリスマスが有名ですが、誕生日ケーキの起源は古代ギリシャは月の女神、アルテミスの生誕を祝うことが最初だそうですよ。アルテミスの誕生日に神殿へケーキを供え、下げたケーキは参加した人々で分けて食べながらお祝いをしたそうです。ケーキ自体は非常にシンプルなもので、ロウソクをケーキに立てたこともこれが由来と言われ…」

巡査部長「はいはい、警部殿は帰りますよ」

警部「もう一つ、日本で最初の…」

巡査部長「帰 り ま す よ !」


ー遅れてしまい、申し訳ありませんー

ーこの1年が幸多きものとなりますよう、お祈り申し上げますー

今回はこの辺にて失礼します
またリクエストがありましたら力不足ながら精一杯応えさせていただきます

アプリの件ですがネタはEvernoteで落ち着きましたが専ブラがなかなか…
あれこれ使ってみてまた答えを見つけて見ようと思います

ぐちゃぐちゃになったネタは近いうちに順番揃えて再投下します

>>260
>>263
ありがたやありがたや

日付跨ぐ前に友達からラインが来ました
遅えよ!!!
因みに最初に祝ってくれたのは某お空を旅するゲームでした

>>264
誕生日は当時の親の喜ぶ姿を思い出して力にする日だからな
遅くなったけどおめでとう!

お大事に!

えー、やるやる詐欺で有名な1でございます
言っておきながらやらないダメな大人です、はい

今年もまた年越しになりますね、ひとまず今年やり残したネタの再投下を行います

[1画面で2つ同時進行は疲れます]



ー賢者ちゃんは論文を読んでいますー


賢者「fluoroscopy?何だっけ…透視だっけか」ブツブツ…

賢者「えーっと、これは他の文献で確か…」ブツブツ…


ー3時間経過ー


賢者「目が疲れる…」ノビー

賢者「パソコン小っちゃ過ぎたかなぁ…」

賢者「側近に何とかならないか相談してみよう」


ー賢者ちゃんは側近ちゃんの部屋の前に来ましたー

ー側近ちゃんの部屋から声が聞こえますー


側近「えー!そこは激レア来る流れでしょう、また10連爆死ですか…」

側近「流れが掴めないのはキツいですねぇ、無課金ですから10連回せるのはまた明日ですね」


ー側近ちゃんは動画の収録をしてるようですー


賢者「あとにするか、仕事(?)の邪魔しちゃまずい」


ー側近とは動画投稿を本職とする人のこと…らしいー

[改めて、画面の相談]


側近「なるほど、先代は画面の小ささに不満を覚えてますか。と側近は理解を示します」

賢者「1画面を2つに分けて作業するからね、13インチは結構キツいんだ」

側近「ならば画面を据え置きのモニターに出力して、大きく見るのが一番でしょう」

賢者「そんなこと出来るんだ?」

側近「ええ、私が使っていない27インチのモニターとこのケーブルを使えば行けます」

賢者「何でも揃ってるね、さすがだよ」

側近「使わないモニターが再利用出来るのでありがたいですね、何でも取っておく物です」

賢者「キーボードもある?テンキー付きの」

側近「ありますよ、これも使ってない無線タイプがあるのでそれを用意します。ついでにマウスも用意しましょう、キーボードと同じメーカーの無線タイプですから受信機も一つで済みます」

賢者「最初から据え置きの方が良かったかな?」

側近「いや、先代の使い方と持ち運べることを考えたらノートで良いと思いますよ」

賢者「後で設定の方法教えてね」

側近「もちろんですよ。と側近は再利用する楽しみを覚えます」


ー使わなくなった道具が再利用されると何か嬉しいですー

[何だって動画のネタになるんです]


側近「さて、先代に渡す為にデータ移行を開始しましょうか。と側近は重い腰を上げます」

側近「…これも動画のネタになるかもしれません」


ー側近ちゃんは録画を開始しましたー

側近「皆さんこんばんは、今日は私のメインマシンのプロに今まで使っていた○Macのデータを移行する作業をします。と側近は今日の動画を開始します」

側近「今のプロと今までのiMa○はSSDの容量は共に1TBですので、このまま移行を行います。アプリケーションについては既に移行を完了しています」

側近「では、早速作業に入って行きましょうか」


ー側近ちゃんのチャンネル、着実に動画をアップしていますー

[おきのどくですが、あなたのパソコンはふりょうひんです]


ーデータ移行作業完了しましたー


側近「やれやれ、やっと終わりましたか。と側近は動画での大仕事の達成感を味わいます」

側近「ひと息つきますか、メール確認でもしておきましょう」


ーリンゴのサポートからメールが来ていましたー


側近「うん?リンゴからメールですね、最近何も買ってないはずですが…」

メール(それっぽい要約)「お前のiM○cはSSDがぶっ壊れる確率が高い不良品だから、店頭に持ってくるか着払いで送ってこい。直してやる」

側近「えぇ…、本当ですか。今度は不良品とか勘弁ですよ…、また動画のネタになるじゃないですか」


ー側近ちゃんは賢者ちゃんに報告しましたー


側近「まぁそういうことです。と側近は説明を端折ります」


賢者「そういう事なら直してもらおうよ、直ってからまた大画面化すればいいだけだし」


側近「助かります。と側近は早速梱包作業に入ります」


賢者「手伝うよ、論文もある程度煮詰まったし今日は終わりにしようと思ってたところ」

側近「分かりました、梱包作業も動画にしますから、是非ともゲストで出て下さい」

賢者「…恥ずかしいことしない?」ジトー

側近「前はやり過ぎたので反省しています、今回は梱包作業とコメントでの出演です」

賢者「ならいいよ」


ー結局恥ずかしいことをやらされましたー


賢者(動画内)「私は怒っている、怒っているんだよぉぉ!おい、おおおおおい!@◆▽&┼♨︎くぁwせdrftgyふじこlp」


賢者「ちょっとまって!なんでこれカットされてないの!?」

側近「おっと、これは失礼、うっかりカットを忘れてしまいました。と側近は既に57万再生を記録していることを確認します」ニヤニヤ

賢者「おまえぇぇぇぇぇ!」


ーこの動画は急上昇にも乗りましたー

[賢者ちゃん、その後]


賢者「まぁ、こうなるよね」


ーまとめサイトで記事が立っていましたー


動画内で賢者先生の怒り爆発!リンゴ社製品で使われている一部SSDに重篤な不具合の可能性、リコールを発表

リンゴ社はMa○製品で一部使用している1TBのSSDが、特定の条件下において故障する恐れがあるとして、当該製品のSSDを無償交換すると発表した。リンゴ社では、ディスク容量の使用率が80%を超えたあたりからSSDへアクセス出来なくなり、データ復旧が不可能な状態に陥る可能性があるとして、無償交換を行うことを決定し昨日より対応を開始した。
無償交換対象製品および交換への対応方法は、下記サイトより確認できる。


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賢者「ため息しか出ないね…」フゥ…

側近「出る物は出しましょうか。と側近はアドバイスにすらならないことを言います」

賢者「お 前 の せ い だ」ギュー

側近「ふぉふはあはひあはー」

賢者「お前のほっぺは良く伸びるな」

側近「作者の都合でしょう?」

賢者「それはいうな」

前回投下で順番が入れ違いになったネタの再投下でした

ここでレスをします、その後に今回の少しネタを投下します
今回は子犬と子猫がメインです

>>264
ありがとうございます
ご友人からお祝いのLINEが来たようで何よりです

>>265
ありがとうございます
両親あっての自分ですからね、何であれ親には感謝ですね

>>267
ありがとうございます
体調は戻りました、ご心配おかけしました

[色が違えば誰だってびっくりするよ]


子犬「」ヘッヘッ

魔王「ただいまー」

僧侶「お帰りなさーい」


ー子犬はお散歩から帰って来ましたー


メタルスライム<オカエリー

子犬「!?」ビクッ!

子犬「…??」ウロウロ


ー子犬はメタルスライムに驚いていますー


魔王「何だ、スーさんと色が違うからビックリしたか」ナデナデ

子犬「??」クンクン

僧侶「仕方ないですよね、私もまだビックリするときがありますから」


ーこのあと、すぐに仲良くなりましたー


子犬「」ペロペロ

メタルスライム<クスグッタイヨ-

[にゃんにゃん、でられないよー]


メイド「はい、にゃんこのこたつだよ」


ーにゃんこ専用のこたつを設置しましたー


子猫「」ウロウロ

子猫「」ソロー…


ー警戒しながらも、にゃんこはこたつに入りましたー


子猫「」スヤスヤ…

メイド「しばらくここから出てこないかもね」

メイド「さて、私はお仕事お仕事」


ーこの商品は中に入らずこたつの上で寝る子も結構いるそうですー

[わんわん、ふゆじたく]


子犬「わん」

勇者「ん?一緒に寝る?」


ー子犬は勇者の布団に潜り込みましたー

ー子犬は湯たんぽのそばで丸くなりましたー


勇者「湯たんぽしてるの知ってるんだね、目ざといなー」

子犬「」ムフー


ー後からスーさんとメタルスライムもやってきましたー


スーさん「ピァ(僕もここで寝るー)」

メタルスライム<オジャマスルヨ


勇者「みんな来るのは良いけど狭いよ、我慢してね」


ー勇者と三匹は暖かくして寝ましたー

[兵士として、アスリートとして、考える食事のあり方]


メイド「王様はお食事に気を配られていますよね」

王様「そうだな、体が資本の職業で食事をないがしろにするのは良くない」

魔王「凄いことだよ、金がかかるだろう?」

王様「そりゃあかかるよ、だが人数が人数なだけに仕出し弁当にしてもコストは変わらん。量も食わせないといけないしな、相応の値段で食材を卸してくれる業者には頭が上がらないよ」

メイド「今はプロのアスリートでもコンビニ弁当な時代ですからねぇ」

王様「コンビニ弁当を否定はしないよ、私も食べるときはあるからな」

魔王「意外だな、その手の物は一切口にしないと思ってたが」

メイド「結構ジャンクな食べ物を好まれるんですよ、バーガーキン○のセット3つ食べてるときは見てるこっちがヒヤヒヤします」

王様「時には食いたくもなるさ、ただそれを常に食べるのは良しとしないだけだ」

魔王「へぇ、理解があるなら兵士たちも菓子やジュースを飲みやすいだろうな」

王様「ああ、出した飯を食えばジュースを飲もうが菓子を食おうが文句は言わねぇよ。奴らは動くことが仕事だからな、必要ない節制は求めん。私のように節制が必要なアスリートとは立場が違う」

メイド「王様の大会前は凄いですからね、やたらな調味料や食材は使えないですから」

魔王「なるほど、ドーピング対策か」

王様「ここの国で買う物で薬物反応が出るとは思えんがな、警戒するに越した事は無いと思っているよ。大会期間中も食材をここから選んで持って行ってる、本当にメイドたちには迷惑かけてるな」

メイド「そこがまた面白いんですよね、出先でも普段と変わらない食事を作ることはメイドの腕と意地の見せどころです」

[ゆく年、くる年]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「今年1年、どんな年でしたか?」

勇者「とりあえず寝たきりにはならなかったよ、大丈夫だった…かなぁ」

僧侶「良かったです、私も一安心です」

勇者「来年はどうなるかな?」

僧侶「今年と変わらないですよ、平和に暮らせるといいですね」


勇者「今年もお世話になりました」ペコッ

僧侶「お世話になりました」ペコッ


ー2018年まで、あと1時間半ー

[今年もお世話になりました]


賢者「今年はどうでしたか?」

魔王「ん?いろいろあったな、でもいい年だったよ」

側近「そうですね、魔界にいた時には考えもしませんでした。と側近は人間の習慣にすっかり染まっています」

賢者「側近は年越しは動画?」

側近「そうですね、今年も年越しの生放送ですかねー」

魔王「俺は明日また朝から畑だな」

賢者「私は寝てますよ」


側近「今年もお世話になりました」ペコッ

魔王「世話になったな」ペコッ

賢者「お世話になりました」ペコッ

1でございます、日付変わるまで失礼します
大晦日は1がお酒を飲む1年で最初で最後の日です
寝てたら起きた時にまたネタを投下します

それでは、良い年越しを

[年が開けました]


僧侶「新年、あけましておめでとうございます」

勇者「おめでとうございます」

魔王「おめでとう」

賢者「おめでとうございます」

側近「おめでとうございます」

僧侶「皆様に良い年が訪れるといいですねー」

勇者「実際に過ごしてみないと分かんないけど、きっといい年になるよ」

魔王「俺も今年はまた新しいことに挑戦してみたいね」

賢者「何やるんです?」

魔王「今年は鶏でも飼ってみようかね、養鶏ってほどじゃないけど」

側近「今年も私は動画と生放送しますよ」

勇者「側近ちゃんって動画で収入あるの?」

側近「普通のサラリーマンくらいはあると思いますよ」

僧侶「凄いことですよー、好きなことで稼ぐを地で行ってます」

魔王「おかげで側近らしい仕事まったくしてないけどな」

側近「魔王様は何でもこなしてしまいますから、私の助けは必要ないでしょう?」

魔王「ま、そうなんだけどな」


僧侶「皆様、今年もよろしくお願いします」

勇者「また超絶不定期だけど、よろしくお願いします」

魔王「よろしく頼む」

賢者「よろしくお願いします」

側近「よろしくお願いしまーす」


ー新年あけましておめでとうございますー

ー今年も当SSをよろしくお願いしますー

1でございます、起きてられました

日本酒を約90ml、アルコール4%のグレープフルーツ果汁100%のサワー350ml
多分朝起きたら二日酔い確定です

皆様には、今年も大変お世話になります
超絶不定期の当SSをこれからもよろしくお願いします

それでは、この辺で失礼します

ほしゅ

乙!
エタってなくてよかった

1でございます、大変お久しぶりです。
間が出来ると思いましたが全く出来ませんでした、急に日曜が仕事で潰れるとか何なんでしょうね?
お陰様で18連勤になってしまいましたが、その連勤も明日で終わります。
連休…いや、休日なんていつ以来だろうか…。

今回は2018年上半期のネタを投下します。
まずはレスをいたします。


>>289
ありがとうございます。
保守いただいたおかげで無事にスレが存続しております。

>>292
ありがとうございます、エタりません、エタらせません。
ここの保守管理が麻痺してる以上、何年かかってでも1000まで埋めて意地でもHTML化させるつもりです。

[戌年ってことはネコ年でもある!?]


僧侶「今年はわんちゃんの年です」

子犬「?」フリフリ

勇者「お前の年だよー」ナデナデ


メイド「今年はネコ年ですね」

後輩メイド「は?戌年では?」

メイド「犬と猫はもともと先祖が同じなんですよ、だから戌年はネコ年でもあるんです」

後輩メイド「えっ」

メイド「?私は何かおかしなことをいいましたかね?」

後輩メイド「いやっ、そんなことは…」


後輩メイド(この人の頭、大丈夫か?)

[お餅は美味しいからついつい…ね]


僧侶「お雑煮食べましょう」

勇者「僧侶ちゃんのお雑煮、美味しいんだよねー」

魔王「賢者、ちっとは遠慮しろよ」

賢者「えー、年明けぐらいいいじゃないですか」

側近「先代のお雑煮は是非とも撮影したいですね。と側近はデカ盛りネタを期待します」

僧侶「撮影しますか?なら気合入れて作っちゃいます!」

魔王「僧侶ちゃん、甘やかさなくていいんだぞ?」

僧侶「皆さんは家族ですから、遠慮はしないでください」

勇者「そうそう、賢者ちゃんは沢山食べないと」

魔王「何だか悪いな」

勇者「今さら何言ってるの」

賢者「そうですよ、今さらですよ」

魔王「お前が言うな」


ー今年のお雑煮、お餅の数は以下のとおりー

勇者 3個
僧侶 1個
魔王 5個
賢者 35個
側近 1個
スーさん 0.5個
メタルスライム 0.5個
子犬 僧侶ちゃん特製のお餅の形をしたフード
ドラちゃん 1個

ー僧侶ちゃんお手製のお餅1個は100g、市販の切り餅の倍に相当しますー

[正月から爆発する食欲がお餅を遠慮なく吸い込んでいく]


ー現在、賢者ちゃんのお餅は17個目ー

側近「半分きましたね、と側近は折り返し地点をお知らせします」

賢者「パリパリのお餅美味しい、お雑煮と磯辺焼きだけでまだ入るよ」モグモグ

側近「魔王様お手製のもち米ですからね、それは美味しいですよ」

賢者「僧侶ちゃんの腕も良いよね、焼き加減が絶妙」

僧侶「そろそろ次の5個を焼きますね」

賢者「うん、ありがとう」モグモグ

側近「とりあえず先代が食べ終わるまで放送して、その後は終わったら考えましょう」

賢者「んはー、あっち」ハフハフ


ーお餅35個、47分で無事完食しましたー

[今年も大雪が降った]

ラジオ「この冬一番の寒気と発達した南岸低気圧の影響で、各地で積雪が20cmを超えています。このまま夜にかけても雪が降り続き、明日の朝までに山沿いの多い所で40cm、平野部でも25cm程度の積雪となるでしょう。それでは、駅前の様子を中継で…」

僧侶「雪がまた降ってますねー」

勇者「雪が降るとシーンと静かになるよね」

僧侶「本当に静かになります」

勇者「明日は雪かきをしなきゃなぁ」

僧侶「頑張りましょう、勇者様は無理をされないで下さい」

勇者「うん、ありがとう」

[猫鍋なる商品があるから買ってみた]


勇者「面白い商品があったよ」

僧侶「猫鍋…ですか?にゃんちゃんを食べちゃうんですか!?」

勇者「電気で暖かくなるんだって、この中で丸くなるんじゃないかな?」

僧侶「おー、凄い商品です、にゃんちゃんではないですが、わんちゃんで試してみましょうか」

ー二人は猫鍋をセットしましたー

勇者「子犬入るかな?」

賢者「気に入ってくれますかねー」


ー子犬は鍋を警戒していますー


子犬「??」クンクン

子犬「…?」ペロペロ


ー子犬は暖かいと気づくと、鍋に入って丸くなりましたー


勇者「お、入った入った」

僧侶「気持ち良さそうです、良かったですねー」

[賢者ちゃん、勉強し過ぎておかしくなった!?の巻]

賢者「ねぇ、勇者」

勇者「どうしたの?」

賢者「今日は日曜日だっけか」

勇者「そうだよ?」

賢者「日曜って何曜日だっけ?」

勇者「…えっ!?」

賢者「ん、何かおかしいこと言った?」

勇者「日曜日は日曜日だよ?」

賢者「…ああ、すまない。私は何を言ってるんだ、ちょっと頭を冷やしてくるよ…」イソイソ…


ー賢者ちゃんは部屋に戻って行きましたー


勇者「僧侶ちゃん僧侶ちゃん」

僧侶「どうされましたか?勇者様」

勇者「賢者ちゃんがおかしい」

僧侶「そうなんですか?」

勇者「いきなり[日曜日って何曜日?]とか聞き始めてさ…」

僧侶「おっ、お勉強し過ぎちゃったんでしょうか…」オロオロ


ー医者の不養生…?ー

[足音を立てて迫り来る確定申告の季節]


犯人1「あー、今年も面倒な時期が来やがるな…」

犯人55「キャンプの時期だろ?確かに情報集めが面倒なんだけどさ」

犯人3「球春到来って感じがワクワクするけどね」

犯人1「フザケたことを抜かしてるとここから追い出すぞ」

犯人55「それは勘弁して」

犯人3「分かってるよ、確定申告だろ」

犯人1「分かってるなら手伝え」

犯人3「やだよー、数字とにらめっことか頭がおかしくなる」

犯人55「そうだよ、何回計算しても合わないんだよ」

犯人1「ふざけんなよ、お前らにもやってもらうからな」

犯人3「よし、脱走だ!」

犯人55「おう!」


ー犯人たちは逃げ出しました!しかし、魔物たちに回り込まれてしまいました!ー


天の門番「ガウー(はいはい、ここまでだよー)」

キラークラブ「ボコボコ(ま、大人しくしてよ)」

ダークトロル「ウゴー!(お兄ちゃんたちはお出かけしちゃダメ!)」


犯人3「てめぇら買収されてんのか!?離せよ!」

犯人55「クッソ!何でだよ!」

犯人1「みんなよくやった、ご褒美だぞー」

ー魔物たちはアルデンテなグミを3袋ずつ貰いましたー


天の門番「グオー(これ美味しいんだよね)」

キラークラブ「ブク(噛みごたえあるやつだ)」

ダークトロル「ギャー!(やったー!グミー!)」


犯人3・55「俺らはグミ以下かよ!」

犯人1「おら、グミ以下になりたくなかったらキリキリ働け。終わったら開放してやる」


ー結局夜中までかかったものの、無事に仕上がりましたー

[月食は不吉な予感と思われた時代もあったという話]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」


僧侶「お月様が無くなってきてます」

勇者「月食だね、天体ショーだね」

僧侶「前に、月食は不吉な予兆と言われたお話を聞いたんですよね」

勇者「何か起こるかな?何も起こらないといいんだけどねー」


警部「九条兼実の日記『玉葉』や鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』には、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて起こった月食の記事が多くあります。僧侶さんの言うとおり、当時は月食を「何か良からぬことが起こる予兆」と考えていたようですよ。鎌倉幕府初代将軍の源頼朝は、月食を理由にわざわざ御家人の家に泊まったこともあります。これも月食の光を避けるためだったようで、天文学が発達する前にこの皆既月食を天体ショーとして楽しむ人は、そう居なかったようですねぇ」

僧侶「確かにある物が急に無くなると気味悪いですよね」

警部「これは私の予想ですが、頼朝は月食を理由に御家人の家へ遊びに行ったのではないかと考えています」

勇者「えー、そんなことあるんですか?」

警部「ええ、幕府を切り盛りする将軍ともなればプライベートは無いに等しい…つまり、心おきなく遊ぶ事はほぼ不可能でしょう。月食を理由に縁起が悪いからと言って、御家人の家へ避難することは誰もが納得できる最高の口実です。そして御家人の家でゆっくり羽を伸ばして遊ぶことができる、頼朝の数少ない楽しみの一つだったのではないでしょうか」

僧侶「なるほど、偉い人もたまには遊びたいですよね」

勇者「でも、当時は天文学が発達してない訳だから、月食が起きることは予想出来ないですよね?」

警部「これも私の予想なのですが、頼朝の知り合いで月の動きに明るい方がいたのでしょう。もちろん、今の天文学とは全く別物なのでしょうが、月の動きを理解して月食が起きるタイミングを予測できた方がいたのかも知れませんよ?」

勇者「すごいね-、昔からそんなことが出来る人がいたのかー」

警部「歴史に残らない偉人は数多くいます、実際にその時代に行けるとしたら、今の科学では考えられないことも目にできるかも知れません。正に今の常識がひっくり返るようなことも十分に考えられます」

[魔族も献血する時代]


勇者「献血行ってきたよ」

僧侶「お疲れさまです、いかがでしたか?」

勇者「かなり慣れたせいか、今回は5分で終わったよ」

僧侶「凄いです、さすが勇者様です」

勇者「そう言えば、献血ルームの人に魔族の知り合いがいないか聞かれたよ」

僧侶「魔族…魔王さんたちですね」

勇者「なんだろうね?」

僧侶「聞いてみましょうか」


ー二人は魔王と賢者ちゃんに聞いてみましたー


賢者「あー、そう言えばこの国も魔族の輸血管理をする話があったよ。いずれ必要になるだろうからね」

魔王「魔族に手術なんかいらんだろ」

賢者「我々みたいな戦闘種族なら呪文で治るからいいんですがね、普通の魔族だと大きいケガしたらオペ必要ですよ」

魔王「それもそうか、誰もがベホマを使える訳じゃないしな」

僧侶「えー、そうなんですか?」

魔王「俺たちみたいに戦闘が出来る種族と出来ない種族とあるからな、基本的には人間と変わらんさ」

勇者「魔族ってもっと血の気が多いんだと思ってたよ」

魔王「ここの国に住む魔族の8割は戦闘種族じゃないな、それでも戦えば人間よりは強いかもしれんがそれは肉体の差だな」

賢者「勇者が思うほど魔族は万能じゃないよ、そこは魔王様の言うとおり人間と変わらない」

勇者「そういうものなんだね」

僧侶「私たちは魔王さんたちを見てるから何でも出来ると思ってしまうんですね」

賢者「それは買いかぶりすぎだよ、私たちでも出来ない事はたくさんあるからね」

勇者「やっぱりお互い協力するのが一番だね」

賢者「全くだ」

[心霊現象の特集が無くなった本当のワケ…?]


僧侶「心霊現象のテレビ番組が最近無いですね」

勇者「なんでだろ?」

僧侶「幽霊さんがデジタルカメラについていけないからですかね?」

勇者「そっかー、デジタル化が進んでるもんね」


ー二人の妄想劇場の始まりはじまりー


幽霊1「最近のカメラってフィルム使わないんやな」

幽霊3「どれどれ、撮ってみようか」カシャッ

幽霊55「うぇっ!?ワイ写ってへんやんけ!」

幽霊1「あれ、なんでなん!?」

幽霊3「えぇ…これあかんやつや…」

幽霊1「そういえばJKに写ル○ですが人気らしい」

幽霊55「マ?JKんとこ行って遊んだろ」


JK「なんか変なの写ってるー、多分プラズマだねー」


幽霊ども「誰もびっくりせんわ、ワイら居場所が無いやんけ…。せや、成仏したろ!」


ー劇場終わりー


勇者「幽霊も大変なんだね」

僧侶「成仏できるなら良いかも知れないですよ?」

勇者「そっか、そうかも」

[オリンピックのメダリストは大変なんです、繰り返す意味で]


テレビ「それでは、見事に金メダルを取りました先程のレース、ノーカットでご覧いただきましょう!やりました!!」


テレビ「メダル獲得が決まりまして、その色を決める大一番。世界で最速はもちろん、世界で最も美しい隊列で挑む先に、求める色は金色ただ一色のみです。年間300日を超える合宿で…」


魔王「まーたやんのかよ…」

僧侶「何回目ですか?」

勇者「7分ぶり4回目かな」

賢者「名誉なことではあるが、お腹いっぱいな感じは否めないね」

側近「間を繋ぐためなんでしょうけどね。と側近は制作側の苦労を垣間見ます」

僧侶「何度もレースさせられて疲れちゃいますね」

勇者「その分、何回も金メダルを取れるからいいのかな」

魔王「その発想は無かったよ」

[本日は番組の内容を変更してお送りします]


勇者「えっと、急に何かやってくれと振られたんだよね」

勇者「何やろうかな…」ウーン…

勇者「…モノマネやりまーす」

勇者「独り言を言いながら作業をする魔王」


勇者(モノマネ中)「だーっ、タネ蒔きすぎた…」


勇者「…これ後で怒られる奴だね、うん」


ー本来は出張する村をお送りする予定でしたー

ー昨今の話題でご存知の方も多いと思いますが、渦中のメンバーが入ったネタでしたー

ーそのネタを今やる勇気が無かったので、勇者には犠牲になってもらいましたー

ー勇者、許せ…ー

[はっくしょん、ぶえっくしょ!]


勇者「えっくしょお!」

僧侶「勇者様、花粉症ですか?」

勇者「ここんとこの暖かさで一気に来たねー」ズビー!

賢者「これでも飲んでなよ、眠くなりやすいからそんときは寝てればいいから」


ー勇者はアレロッ○を処方してもらいましたー


勇者「ありがと」

賢者「効かなかったら…どうするかね?」

僧侶「勇者様のお鼻をもいじゃう訳にはいかないですし…」

賢者「いくら何でも、もいじゃだめだね」

勇者「クリリ○のごどかー!(鼻声)」

僧侶「○リリンさんはお鼻無くても大丈夫なんでしょうか?」

賢者「それ利用してバク○リアンなんて汚ったねえ奴を倒してたね、しかもオナラで」

勇者「どっちもどっちだなぁ…」ズルー


ー急募!花粉症を簡単に治す方法ー

[TASさんという完壁超人なら一発で出来る事なんだけどね]



ー勇者はドラクエ5(DS版)をプレイしていますー


勇者「うーん…」

僧侶「勇者様、はぐれメタルさんは仲間になりましたか?」

勇者「駄目だねー、ならないや」

僧侶「1/256はそうそう来ないですね」

勇者「はぐれメタルは何とか倒せるんだけどね、簡単に起き上がってくれたら珍しくも何も無いか」

僧侶「勇者様、頑張りましょう」

勇者「主人公の故郷に行くとお嫁さんが仲間からいなくなっちゃうからね、お嫁さんの分の経験値を稼ぐには今しか無いよ」

僧侶「早めに来ることを祈るしかないですね」

勇者「メタルスライムも何とか仲間に出来たし、はぐれメタルも仲間にしないとね」


ー翌日ー


DS「なんと!はぐれメタルが起き上がり、仲間になりたそうにこちらを見ている!」

勇者「来たー!」

僧侶「やりましたー!」

勇者「長かったよー」

僧侶「良かったです、先に進めますねー」

勇者「ただレベルがどえらいことになっちゃった」

僧侶「いくつですか?」

勇者「51」

僧侶「…やり過ぎちゃいましたかね?」

勇者「はぐれメタルを仲間に出来て後悔は無いよ、むしろこの時間で済んで良かったかも」

ーメタルスライムが序盤で仲間になった時、興奮のあまりちょっと漏らしました(実話)ー

[季節外れの雪は色々と大変です]


ー季節外れの雪が降っていますー


僧侶「わぁ、雪ですよ」

勇者「寒い訳だね」

賢者「もう子犬が雪を見たくて大騒ぎだよ」

子犬「わん!わんわん!」ピョンピョン

賢者「分かったから、静かにしてなさい」ヒョイッ

子犬「」ジーッ

僧侶「わんちゃんは雪が大好きですからねー」

勇者「寒いのに元気だよなぁ」


ー一方、畑ではー


魔王「雪か…、これじゃ積もらんだろ。このまま帰るとしよう」


ー魔王はルーラで家に帰りましたー


魔王「側近、畑は異常なしだ」

側近「そうですか、では魔王様のホームページはいじらなくて良さそうですね」

魔王「こんな畑の育成日記でアクセスされてんのか?」

側近「昨日は2万7千アクセスでしたからね、魔王様が思うほど注目されてない事はありませんよ」

魔王「物好きもいるんだな」

側近「魔王印はブランドですからね。と側近はブログの広告収入も始めます」


ー(側近が)ブログ、始めましたー

[働き過ぎたら罰金だぞ!?]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「働き過ぎて罰金を取られる国があるらしいですよ」

勇者「えー、働いてる意味無いじゃん」

僧侶「お休みしなくて怒られたんですかね?」

勇者「ちゃんと休まないといけないのは分かるけど、それで罰金はなぁ…」

僧侶「凄いルールです」

勇者「本当だねぇ」


ーフランスご当地の雇用法(日本で言う都道府県条例?)で制定されているそうですー

[イオナズン専用魔術師、実はめぐ○んのお兄さん説]


勇者「あのー、一つお聞きしてもよろしいですか?」

イオナズン専用魔術師「はい、何でしょう?」

勇者「妹さんっていませんか?痛い厨二病発言と爆裂呪文が大好きなアークウィザードと名乗ってる女の子なんですが」

イオナズン専用魔術師「いませんよ、僕は兄と弟が一人ずついるだけです」

勇者「なるほど、分かりました。変なこと聞いてすみません」

イオナズン専用魔術師「…ちなみになんですが、何か画像かその他資料はありますか?」

勇者「こんな子なんですけどね」


ー勇者はスマホで一部映像を見せましたー


「やめっ…やめろぉぉぉ!」

「いぃったいっ、目がぁぁぁぁ!」

「あたりまえです!このカニを食べる変わりに今日は爆裂魔法を我慢しろと言われれば、大喜びで我慢して食べたあとに爆裂魔法をぶっ放ちます!それくらい高級品なのですよ」


勇者「どうですか?」

イオナズン専用魔術師「いやぁ…、僕も呪文唱えて魔力が空っぽになるので人のことを言えた義理ではありませんが…」

勇者「が?」

イオナズン専用魔術師「痛い子ですねぇ、確かに」

勇者「そうなんですよねぇ」

イオナズン専用魔術師「アニメのキャラに言うのも野暮だと思うのですが、せめて現場で魔力を回復させる手段は確立させといてもらいたいものです」

勇者「うーん、何という正論」

イオナズン専用魔術師「すみません、面白味のない話でしたね」

勇者「いえいえ、こちらこそすみませんでした」


ー厨二病の痛い子、1は大好きですー

[悪い、1も存在を忘れていたよ]


ー勇者と僧侶ちゃんは、冒険の書 自動記録読出機の前にいますー


勇者「すっかり忘れてたね…」

僧侶「旅もしないですからね…」

勇者「久しぶりに記録しようか」


機械<どうせ僕は要らない子だよ


僧侶「拗ねちゃってますね…」

勇者「冒険しないと必要ないから仕方ないんだよなぁ…」


機械<カードは磁気読み取りじゃなくて非接触式ICカードになったぞ


勇者「お、そうなんだ」

僧侶「時代ですね」


機械<ちなみにスマホも対応な、リンゴ社のスマホも対応機種なら使えるぞ


勇者「僕のは8Plusだから行けるね」

僧侶「私は6なので無理そうです」

勇者「でもカードの方が後が楽かも」

僧侶「勇者様はスマホをお家に置いてくる事もありますからね」

勇者「そうなんだよなぁ…」


機械<せっかくだから今までの磁気カードから更新していけよ


勇者「これから冒険の書も電子マネーっぽくなるね」

僧侶「これで電子マネーも使えるんですかね?」


機械<現状はQUICPa○と○uicaのみな、あとはまた随時増えてくぞ


勇者「楽しみだね」

僧侶「これ一枚で済むようになるかも知れません」


ー支払いも旅の記録もこれ一枚!ー

[僧侶ちゃんとお散歩]


僧侶「お散歩行きますよー」

子犬「!!」ピョンピョン

スーさん「ピェー(行く行くー)」

ドラちゃん「ニャオ(付き合うよ)」

メタルスライム<オサンポ、ハジメテ


ー子犬はリードを装備して、他の3匹は何も付けずそのまま出かけましたー


僧侶「暖かくて良いですねー」テクテク

子犬「」チョコチョコ

スーさん「ピッ(天気いいね)」ポヨポヨ

ドラちゃん「ミャ-(ちょうど良いペースだよ)」ノソノソ

メタルスライム<ワンコ、ガンバレー


僧侶「お花が沢山咲いてます、近くにこんな場所があったんですねー」

子犬「??」クンクン

メタルスライム<オハナ、イイニオイ

スーさん「ックショ!(ハックション!)」

ドラちゃん「ナーオ(風邪引くなよ)」

[養鶏(?)、始めました]


魔王「養鶏やってみたいが、流石に手間がかかってなぁ…」

魔王「どうしたものかな、諦めるのも手か」

僧侶「魔王さん、お悩みですか?」

魔王「ああ、ちょっとね」

僧侶「そういえば、八百屋のおじさんがひよこちゃんの貰い手を探してましたよ」

魔王「ひよこ?おじさんが何てひよこを?」

僧侶「おじさんのお知り合いの方が養鶏を辞められるそうで、ひよこちゃんの貰い手を探していると言ってましたよ」

魔王「なるほど…、でも僧侶ちゃんはなぜ俺が養鶏で悩んでいるか分かったんだ?」

僧侶「普段から魔王さんを見ていれば分かりますよ、養鶏の本も見てましたから」

魔王「僧侶ちゃんにはかなわんな」フッ…


ー魔王はひよこを一羽もらってきましたー


ひよこ「ピヨー」

僧侶「かわいいですねー、ひよこちゃん」

魔王「これじゃペットと変わらんがな」

勇者「いいじゃん、これくらいがちょうどいいよ」

賢者「黄色でムクムクしてるな、見てて癒やされるよ」

側近「ひよこの定点観測の生放送でもしてみましょうか。と側近は新たな動画を考えます」


ーもちろん、魔物や動物たちとすぐに仲良くなりましたー


スーさん「ピェー(かわいい子だねー)」ポヨポヨ

ドラちゃん「ニャウ(やあ、いらっしゃい)」

子犬「わふ」

メタルスライム<ヨロシクー

ひよこ「ピヨッ」

[ひよこちゃん魔改造計画!?]


魔王「そういやひよこって寒さに弱いんだったな」

勇者「ひよこ電球だっけ?ひよこが暖をとれるようにするやつ」

魔王「ま、俺が寒さに強くしちゃえばいい話なんだけどな」

勇者「まーたそうやって…」


ー魔王はひよこに魔力を与えましたー

ーなんと、ひよこは暑さと寒さに強くなりましたー


ひよこ「ピヨッ?」


魔王「これで散歩も思いのままだ」

勇者「ひよこって散歩したっけ?」

魔王「しないか?」

勇者「しないでしょ」

[夜の道は、病的な美味しさと少しのロマンチックに溢れている]


ー深夜1時ー


賢者「お腹空いたなぁ」グゥ-…

賢者「仕方ない、コンビニでも行ってくるか」


ー賢者ちゃんは財布を持って出かけましたー


賢者「もう夜中でも寒くないね、少し前まで寒かったのにな」

賢者「流石に人ひとり歩いていない、何か変な感じだなぁ。異世界にでも迷い込んだようだよ」

??「そこの女性、少しお話を伺っても宜しいですか?」

賢者「はい?ああなんだ、兵士18じゃないか」

兵士18「あっ、賢者先生でしたか。これは失礼しました」

賢者「職質?夜間警戒も大変だね」

兵士18「はい、夜中に出歩く方を見かけてお話をと思ったのですが、賢者先生でしたら職質をかける必要も無いでしょう」

賢者「信頼してくれてるんだな、ありがたいことだ」

兵士18「はい、先生は信頼に足るお方ですから。差し支えなければこんな時間にどちらへ?」

賢者「コンビニだよ、勉強してたらお腹が空いてしまってね」

兵士18「お疲れ様です、遅くまで勉強とは大変ですな」

賢者「我ながらはしたないね、そう思うだろう?」

兵士18「いえ、食べる姿は大変魅力的であります」

賢者「お世辞言っても何も出ないよ」

兵士18「自分は世辞を言うほど器用ではありません」

賢者「ははっ、そういうことにしといてあげるよ。コンビニもすぐそこだし着いてきてよ、せっかくだから何か奢るからさ」

兵士18「ありがとうございます、ですが自分は任務中でして…」

賢者「職質相手からのムチャなフリに無理矢理付き合わされたってことに出来ない?」

兵士18「…、分かりました。女性の夜間外出の護衛と言うことで…」

賢者「言っておくが、君よりは強いつもりだけど?」

兵士18「…精進します」

賢者「冗談だ、護衛頼むよ」

子兵士18「お任せを」


ー兵士18はコーヒーとパンをご馳走になりましたー


兵士18「ありがとうございます、この御恩は生涯忘れません」

賢者「大げさだなぁ、この位ならまたいつでもするよ。夜間警戒、頑張ってね」

兵士18「はっ、失礼します!」


ー兵士18は夜間警戒に戻りましたー


賢者「近衛兵殿には後で謝っておこう、大事になるようなら私でできる限り彼の肩を持たないとな」

賢者「ひとまず帰って食べよう」


ー賢者ちゃんは帰宅後、おにぎり4つと大盛りのカップ麺を平らげましたー


賢者「夜食ってなんでこんなに美味しいんだろ、永遠のテーマだね」

[こまけぇこたぁいいんだよ!]


ー翌日、賢者ちゃんは近衛兵お話に行きましたー


賢者「昨晩は夜間警戒中に兵士18を私用で引き止めてしまった、任務中と分かりながら私の軽率な行動で迷惑をかけてしまい申し訳ない」

近衛兵「構いませんよ、報告は受けていますがこの位は私も問題無いと判断しています。むしろ彼は真面目すぎるきらいがありましてね、息の抜き方を覚えてもらいたいくらいでして」ハハッ

賢者「理解いただけて助かるよ、王様にも謝ってくる」

近衛兵「行く必要無いと思いますよ?」

賢者「ま、形だけでもね」

近衛兵「先生がそう仰るならば、王様へご挨拶お願いします」

賢者「一応謝罪だよ、挨拶じゃない」

近衛兵「私からも報告は入れときます」


ー賢者ちゃんは王様の所へお話に行きましたー


賢者「まぁこういうことなんです、申し訳ありません」

王様「んふっ、賢者ちゃんが兵士18とねぇ。お固いあいつには丁度いい息抜きだと思うけどね」

賢者「近衛兵殿もそう言っておられましてお咎めは無かったのですが、任務中の私的接触で任務遂行の障害となったのは間違いありません。なので王様にも謝罪をと思いまして」

王様「謝罪するほどでもないし固く考えなくても構わんよ、私は兵士たちに親兄弟はおろか恋人や友人に何かあったら、任務中でも対応するように言ってある。案外みんな抜け出してるんだよ」

賢者「えっ、そうなんですか?」

王様「いざって時はそんなことも言ってられんが、今の平和な時に大事なのは私生活だ。仕事を充実させられるなら親兄弟や恋人、友人に仕事の時間を少し割くくらい何ともないよ」

賢者「良いですね、王様が理解あってみんなやりやすそうだ」

王様「ま、その分やる時は徹底的にやるけどな。身動き取れない位いガッチリ追い込むよ」ガハハ

賢者「良かったですよ、お許しいただけて」

王様「こまけぇこたぁいいんだよ、奴にはまた声かけてやってくれや」

[レーシングカーのオンボード動画って見てて結構面白い]


ー勇者はSUPER GTのオンボード動画を見ていますー


勇者「凄いなぁ、よくあんなスピードで曲がれるよね」

僧侶「勇者様、何見てるんです?」

勇者「レーシングカーの車内動画だよ、プロのドラテク見てるんだけどすごいよねぇ」

僧侶「プロの皆さんの映像があるんですね」

勇者「運転しないから全部は分からないけど、でも凄いのだけは分かるね」

僧侶「その道のプロとして食べてる方々ですから、迫力も違うでしょうね」


ー最近の1は作業用BGMがこれだったりしますー

[製氷機、いらなくなりました]


僧侶「お茶が熱くて飲めません…」フーッフーッ

賢者「苦肉の策だけど、氷でも入れてみたら?」

僧侶「そうですね、そうします」


ー僧侶ちゃんはヒャドを唱えましたー

ーなんと!小さめのロックアイスが出来ましたー


賢者「あれ、いつの間にヒャドを使えるようになったの?」

僧侶「練習してたら出来ました、メラよりも使えるまで時間かかりましたが…」

賢者「凄いなー、努力の賜物だよー」

僧侶「勇者様はもっと先に行ってしまわれてますからね、私も置いていかれないよう頑張らないと」

賢者「いや、そんなことは無いと思うけどな…」

僧侶「勇者様は何でも出来ますからね、何も出来ない私が足を引っ張る訳にはいきません」

賢者(僧侶ちゃんの悪意のない期待が、勇者のハードルを爆上げしている…。勇者、頑張れよ)


ーその頃、勇者は生放送に出ていましたー


勇者「一応レベル99なんだけどねー、何も得意な事がないからなぁ…」

側近「以前、私達に見せた気配だけで敵の動きが分かる特技を見せてみては?」

勇者「えー、それは誰でも出来ない?」

側近「いやいやいや、普通出来ませんよ」


以下、放送中のコメント

凄すぎw
勇者はもっと自信をもっていい
本物の魔王と人間界の魔王とカンスト勇者がいる我が国はしばらく安泰だな
魔族きっての名医を忘れるとはな、燃やされてしまえ
ラブリーマイエンジェル僧侶たんprpr
燃やされるとかご褒美ですねありがとうございます
お前ら目の前に有能側近様がいるのを忘れていないか?

本日のネタは以上になります。
暑い日が続きますが、体調を崩されないようご留意下さい。

先のレスでも明記しましたが、このスレはエタらせません。
放置が続くサーバなので今後どうなるか分かりませんが、自動HTML化が働く1000まで続ける方針です。
ここの存続が怪しいようなら別の所に移ることも考えていますので、その際には改めてご報告いたします。
どこかいい場所をご存知であれば、ご教示いただけると助かります。

それでは、この辺で失礼します。

気になったからこれから遡ってみるかな

1でございます、お久しぶりです。皆さまいかがお過ごしでしょうか
レスをしまして、ネタを一つだけ投下します

>>320
ありがとうございます
遡っていいただいてあまりの酷さにガッカリされなかったかだけが心配です


[献血来てください!というハガキがしょっちゅう来るんだよ]



僧侶「勇者様、お手紙ですよ」

勇者「あれー、また献血ルームからだ」

僧侶「いつ行ったんでしたっけ」

勇者「まだ寒い時期だったと思ったよ」

僧侶「もう献血出来る時期なんですね」

勇者「また来て下さいのお手紙、結構来るんだよね」


ー1も最近よく来るので近々献血に行ってきますー



それでは、今日はこの辺で失礼します

1でございます、復帰しましたね。
別の所でも立てましたが、慣れ親しんだここでまた続けたいと思います。


[お引っ越しからまた戻りました]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「戻って来れて良かったですね」

勇者「そうだね、感謝だね」

僧侶「ここは落ち着きます」

勇者「うん、我が家って感じで良いね」


ー復帰しましたので、テストがてらの書き込みですー

おかえり

ただいま

平成中にもう一度読みたいなぁ…

[さまようよろいはなんのよろい?]


僧侶「さまようよろいさんって、何の鎧なんでしょうか?」

勇者「さまようよろい、じゃないかな?」

僧侶「鎧も鉄の鎧とか銅の鎧とか、色々ありますよね」

勇者「彷徨う鎧だから、何かの鎧に着たら彷徨っちゃう呪いがかかってるんだろうね」

僧侶「勇者様の鎧が彷徨ったら大変ですね」

勇者「それは困るね、僕も替えの装備が無いから大変だ」


ーさまようロトのよろいなんてのが今のドラクエにはいますねー

[明日から新しい元号が施行されます]


僧侶「ねえねえ、勇者様」

勇者「なんだい?僧侶ちゃん」

僧侶「日本で新しい元号が始まるそうですよ」

勇者「令和だっけ、意味はどんな意味なんだろうね」

警部「僕が説明しましょう」

僧侶「警部さん、お久しぶりです」

警部「お久しぶりです、お二方」

勇者「それで、どんな意味なんですか?」


警部「令和の元号は日本最古の歌集、万葉集から引用されました。万葉集は当時の貴族から農民まで、立場を関係なく歌を納めたものです。その中の「梅花の歌」にこうあります。「初春の令月にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す。」。この中にある令と和を取ったのが今回の元号です、「春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、決定した。」と説明しています。」


僧侶「はぇー、深い意味なんですねー」

勇者「警部さん、毎回思うんですけど」

警部「はい?」

勇者「全部覚えているんですか?」

警部「これくらいのことは毎日情報を見ていれば覚えてしまいますよ」

勇者「僧侶ちゃん、覚えられる?」

僧侶「無理ですねぇ」

警部「意識して見てみる、それだけでも記憶の残り方は違うと思いますよ?」


ー平成が終わり、令和を迎えますが、ここは相変わらず全く変わりませんー

1でございます、平成最後の言い訳タイムです。
年の始めから神経痛が再発し、また寝たきりになりました。その寝たきりが今回は長引いていました。
お陰様で回復はしましたが、今度再発したら手術の選択も考えなくてはいけません。
今後もこんな感じになるかと思いますが、今は自分の体調をまた良くすることを第一に考えています。

またここで続けられるよう、皆様にはご理解とご協力をお願いします。

>>323
ありがとうございます、ただいま戻りました。

>>324
ありがとうございます、一緒にただいまをしましょう。

>>326
ありがとうございます、何とか平成ギリギリに戻りました。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年06月18日 (月) 05:33:18   ID: dPnrpjqY

結局エタったのか

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