P「へー。寝てる美希の口にポッキーを近付けると…」(30)




  765プロ事務所



美希「んー」ゴロンッ

美希「むにゃむにゃ、なの」クー クー


亜美「……」スッ

美希「っ? くんくん。あふぅ」パクッ



美希「ちゅぱちゅぱ、ちゅぱちゅぱ……あふぅ」ペッ

亜美「おおっ、すごいね真美!!」


真美「楽しいねっ!!」クスッ

P「二人は、さっきから美希に何をしてるんだ?」

クソネタにつき即終了有り



真美「あ、にいちゃん」チラッ

亜美「みてみてー、面白いYOー!! 寝てるミキミキの口にポッキーを近付けるとね」スッ


美希「っ? くんくん。あふぅ」パクッ

美希「ちゅぱちゅぱ、ちゅぱちゅぱ……あふぅ」ペッ



亜美「ね?」ニコッ

P「はは、随分と器用に外側のチョコだけ舐め取るなぁ……」


P「閃いたッッ!!!」カッ

真美「っ!?」ビクッ



亜美「どったのにいちゃ?」

P「ど、どうもしてないだろっ、いい加減にしろっ!!」アセアセ


真美「こりはあやちーですなー」ジローッ

P「あやちくないだろっ、いい加減にしろっ!!」



P「ほらっ、お前らはこれから仕事なんだから、さっさと俺のハイエースに乗るんだ」ガシッ

亜美「えーっ、教えてよう!!」


P「そんな時間は無い。送ってくから、早くハイエースに乗れっ」グイグイッ

真美「うあうあー」ジタバタ




  数十分後 同所



P「……」ガチャッ

P「ふぅっ」バタン


P「美希は……」チラッ

美希「くー、くー、なの。むにゃむにゃ」



P「よし、寝てるな。他のアイドルも居ない……っと」グッ

P(落ち着け、落ち着けよP。ゆっくり近付くんだ。ドタドタと走って、目覚められたら終わりなんだぞ?)


P(かと言って、ナメクジのようなスピードでは間に合わない。そう……歩き方は)スゥッ

P(天使のように繊細に!! 悪魔のように大胆に!!)ヒタッ ヒタッ



美希「すー、すー」

P(よし、目の前まで来たぞ)ゴクリ


P「解放(イグニション)!!」ボロンッ

P「さっさくチョコを……」




 バタバタ バタバタ


真「おはようございまーす!!」ガチャッ

P(まことっ!?)ビクッ


真「あれっ? プロデューサーだけですか?」

P「あ、ああ……おはよう真。美希が寝てるから、静かに、な?」アセアセ



真「そっかー。じゃあ、アレですかねー」モジモジ

P「アレ?」


真「プロデューサーと」チラッ

真「二人きりみたいなもんかなー、なぁんて……あは、ははっ」テレテレ



P「……」

P(クソっ、可愛い!!)ギンギンッ


P(しかし、今は背中を向けているから大丈夫だが、振り向いた瞬間に露出がバレる!!)

真「も、もうっ、プロデューサーも何か言ってくださいよっ!! ボクだけ恥ずかしいじゃないですかぁ」タタッ



P(ヤバい、こっちへ来るつもりだ!! ズボンのチャックを、チャックを上げなくては!!)ビクッ

P(あくまでも然り気無く、かと言ってナメクジのようなスピードでは、間に合わない。そう……チャックの上げ方は)


P(天使のように繊細に!!)ジジッ

P(悪魔のように大胆に!!)ジジィーーッ



真「聞こえてるんですかプロデューサー?」ポンッ

P(よし、陰毛挟み(マジェスティ)はしなかったぞ!!)


P「いや、はははっ、意識したら恥ずかしくなってな」クルッ

真「っ、で、ですよねー。えへへぇ、変に意識しちゃうと言うか……」モジモジ



真「……」

真「あれっ?」チラッ


P「どうしたんだ真?」ギンギンッ

真「ひっ!?」ビクッ



P「は!?」

P(し、しまった……ズボンの中に収めたとしても、俺のパイパールウが覚醒しているのは丸分かりだ!!)


P「……」

真「……」サッ



P「真、そろそろ仕事の時間だろ?」ニコリ

真「……」サッ


P「ほらっ、さっさとハイエースに乗るんだよぉ!!」ガシッ

真「やっ、プロデューサー!! こんなことして、どうなるか分かってるんですか!?」



P「おうおう、随分と強きじゃねぇか王子様? それが何分もつかな? オラッ、さっさと乗れ!! 送迎してやる!!」グイッ

真「うわぁっ、ヤメろおおおおおおお!!」ズルズル




 ガチャッ バタン




  数十分後 同所



P「……」ガチャッ

P「ふぅっ」バタン


P「美希は……」チラッ

美希「くー、くー、なの。むにゃむにゃ」



P「よし、寝てるな。他のアイドルも居ない……っと」グッ

P(落ち着け、落ち着けよP。ゆっくり近付くんだ。ドタドタと走って、目覚められたら終わりなんだぞ?)


P(かと言って、ナメクジのようなスピードでは間に合わない。そう……歩き方は)スゥッ

P(天使のように繊細に!! 悪魔のように大胆に!!)ヒタッ ヒタッ



美希「すー、すー」

P(よし、目の前まで来たぞ)ゴクリ


P「解放(イグニション)!!」ボロンッ

P「さっさくチョコを塗るか……湯煎したのを塗ろうとして、火傷したとかのボケはしないぞ!!」



P(塗るのは人肌で溶ける生チョコ。しかも既にチューブに入ってるから垂らすだけだ)タラーッ

P(そして、チョコを全体にまんべんなく塗り伸ばす)


P(その際、激しくし過ぎて摩擦音で美希を起こしちゃイケない)

P(かと言って、ナメクジのようなスピードでは間に合わない……そう、塗り方は)



P(天使のように繊細に!!)

P「はぁっ、はぁっ、はぁっ」シコシコシコシコ


P(悪魔のように大胆に!!)

P「グレンキャノンもだ!!!」ビュルビュルッ



P「……」

P「ふぅっ」


P「ホワイトチョコもデコレートしてしまったが、まぁ大丈夫だろ」

P「ほら美希、ポッキーだぞー」ズイッ



美希「んー」ゴロンッ

美希「むにゃむにゃ、なの」クー クー


美希「っ? くんくん。お腹空いたの……」

P「へ?」



美希「あーー、む!!」

P「……」



  ──ガリッ!!!




P「ぴにゃああああああああああああ!!!」




 数ヶ月後 事務所



美希「ハニー、ごはんに行こーなのー」タタッ

P「こぉら、私はもう女なんだから、ハニーはヤメなさいってば」

 
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