ラオウ「このラオウに戦い(バトル)を挑むかトキ!?」(14)


  北斗四兄弟の家 庭



トキ「ラオウよ、貴様がその野望を捨てぬ限り……」
トキ「私は鬼神となって戦おう!!」スッ

攻め
キュート[北斗史上最も華麗な技を持つ男]トキ+
Lv:70/70 コスト:20
攻:25000
守:55000


ラオウ「落ちたな……」

ラオウ「如何にお前と言えど、ライブバトルで俺に勝つ事などできぬわぁ!!」スッ

守り
パッション[世紀末覇者]拳王+
Lv:70/70 コスト:20
攻:60000
守:20000



ジャギ「お、おいっ、何か喧嘩が始まったぞ!? 兄者達を止めるんだケンシロウ!!」アセアセ

ケンシロウ「最早……二人の間には、なんびとも入る事はできぬ」

思い付きのクソネタにつき、即終了あり



ラオウ「……」ジリッ

トキ「……」ジリッ


トキ「無想転生を極めた私に、ラオウよ……お前の拳は児戯も同然!!」

ラオウ「ほざけトキぃぃっ!!」ダッ



ケンシロウ「むっ!?」

ジャギ「ラオウの兄者が仕掛けたっ!? 家は壊さねぇでくれよぉぉっ!!」



ラオウ「どうりゃああ!!」ゴォッ

トキ「確かに、その拳は剛風……しかしっ!!」



トキ「……」スゥッ

みく『……』


トキ「フッ!!」パシィッ

みく『フッ!!』



ラオウ「ぐおおおおおおおっ!?」グラッ

ラオウ「そっ、その動きは……みくにゃん!!?」


トキ「勝機!!」

トキ「ハイにゃーーっ!!」ドゲシッ



ジャギ「ラオウの兄者を蹴り上げた!?」

ケンシロウ「決まるか……」


トキ「ハァッ!!」ダッ

トキ「天翔ッ、にゃんれつけーーーん!! ふにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃーーーーっ!!!」ドドドドドドドッ



ラオウ「グハァッ!?」ドサァッ

トキ「……」スタッ


ラオウ「ぐっ……」

ラオウ「猫になりきれぬ猫の拳では、このラオウを倒す事など」フラフラッ



トキ「ヤメて置け……」

トキ「みくが残した魚は私が食べる!!」カッ


ジャギ「ケ、ケンシロウ? 俺にはトキの兄者が何を言ってるのか分からねぇ!!」チラッ

ケンシロウ「うむ。俺も分からぬ……」コクリ



ラオウ「ぬおおおりゃああああああ!!」スクッ

トキ「まだ、立つかラオウ?」


トキ「だが立ったとて、私とみくの共同作業の拳に敗れるだけだぞ?」

ラオウ「フッ、貴様だけでは無いぞトキ?」ニヤリ



トキ「……」

トキ「はっ、まさかっ!?」ビクッ


ラオウ「俺は既に、この拳に悲しみと愛を宿し、無想転生を修得しておるわあああああ!!」

ラオウ「蘭子ちゃん、このラオウに力を貸せい!!」ダッ



トキ「来るかっ!?」スッ

ラオウ「えんげるパンチ!!」ゴォッ



トキ「っ!? これはっ!!?」

トキ「ぐああああああああ!!!」ドゴンッ



ラオウ「北斗えんげる波ァァッ!!」バッ

トキ「があああああああああ!!?」ドサァッ


ラオウ「……」

ラオウ「はぁっ、はぁっ、はぁっ……トキよ、正しく我が野望最大の宿敵で在ったわ!!」フラフラッ



ラオウ「だがこれで」ニタリ

ケンシロウ「……」


ケンシロウ「待て、ラオウ……」スッ

ラオウ「ぬっ? ケンシロウ、貴様もかァッ!?」



ケンシロウ「これも全てはみりあの為……」

ケンシロウ「ライブバトル、受けて貰おう!!」

攻め
クール[孕みりあの拳伝承者]ケンシロウ+
Lv:70/70 コスト:20
攻:40000
守:40000



ラオウ「ぐぅっ、万全の状態で有れば……」

ラオウ「きぃ、さぁ、まぁぁぁぁぁぁっ!!!」

守り
パッション[世紀末覇者]拳王+
Lv:70/70 コスト:20
攻:60000
守:20000



ジャギ「……」

ジャギ「ちょっ、ちょっと待ってくれ!!」



ケンシロウ「むっ?」チラッ

ジャギ「まずなんでよ、ケンカしてんだ?」


ケンシロウ「それは……」

トキ「それは、私から話そう」フラフラッ



ジャギ「おお、トキの兄者、教えてくれ!!」

トキ「うむ、それは……」


トキ「今、スカイロックでモバコインキャンペーンをやっていてな?」

トキ「お前のスマホで、合わせて3000モバコイン当選したのだ」



ジャギ「えっ、俺の?」

ラオウ「……」コクリ


ジャギ「てか、勝手に人のスマホを弄らないでくれよ!!」

トキ「故に……誰がそのモバコインで、シンデレラガールズのガチャを回すか、とな」



ジャギ「……」

ジャギ「そんなんでケンカしてたのか?」


ケンシロウ「……」コクリ

トキ「……」コクリ



ジャギ「……」

ジャギ「働けば良いじゃねーか……」


ジャギ「なぁ、ラオウの兄者?」チラッ

ラオウ「このラオウ、働く事と頭を下げる事だけはできぬっ!!」グッ



ジャギ「なぁ、トキの兄者?」チラッ

トキ「ゴホッ、ゴホッ、くっ……突然の持病が!?」プルプル


ジャギ「なぁ、ケンシロウ?」チラッ

ケンシロウ「……」プイッ



ジャギ「……」

ジャギ「はぁぁっ……」


ジャギ「まぁ、いいや」

ジャギ「仕事の時間だし、行って来るぜ」タッ




ケンシロウ「自宅警備なら任せて置け」コクリ


ラオウ トキ
「「行ってらっしゃい!!」」



おわり

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