斉木楠雄VSワンパンマン (242)

斉木楠緒VSワンパンマン
一撃目 超能力者以上!?Ψタマ登場
斉木(僕の名前は斉木楠緒、超能力者だ。今、僕は少々面倒な状況に陥っている)

???「私は人間共が環境汚染を繰り返すことによって生まれた!ワクチンマンだ!」

斉木(そう。怪人に襲われているのだ)

ワクチンマン「地球は一個のうんたらかんたら、貴様ら人間はうんたらかんたら」

斉木(最もこんな奴は僕が本気を出せばワンパンで鎮められる。面倒なのはそこじゃない。)

斉木(この世界にはヒーロー協会というものが存在する。基本的にはヒーロー側から任意で登録するものだが、たまに協会側から推薦が来るらしい)

斉木(この怪人を倒し、そんなのに目をつけられてしまったら、僕の平穏な生活が崩れてしまう)

斉木(幸いヒーローっぽいのが猛スピードでこちらに向かっているのをテレパシーで感知しているし、そいつに任せよう)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1447421093

ワクチンマン「私はそんな人間どもを抹殺するため、地球の意思によって生み出されたのだ!」

斉木(自己紹介、ご苦労さん)

シュタッ

斉木(ようやく来たか。さて、どんなや…つ…)

デーン

斉木(な…!? こいつがヒーロー…か? 確かにマントをつけているし、服装もそれっぽいが…)

ワクチンマン「何者だ?貴様は・・・」

???「俺の名はサイタマ。趣味でヒーローをやっているものだ」

斉木&ワクチンマン「(なんだ、その適当な設定は…)」

ワクチンマン「趣味だと!そんな理由で地球の使徒である私に歯向かおうと言うのか!!やはり、人間!根絶やしにするほかないようだな!」

斉木(ワクチマンが巨大化した…!あのハゲマント(仮)では無理そうだな。仕方ない。周りに他のヒーローはいないし、ここは僕が)

ワクチンマン「ぐっはああああああああああああああ」ドッゴオオオオオオ

斉木(ほへ)

サイタマ(また、ワンパンで終わっちまった)

斉木(なんだ!?今の強力な一撃は…!?僕と同等、いやそれ以上か!?)

サイタマ「おい!そこのお前。ケガはなさそうで良かったぜ。じゃあな」

斉木(一体、あの男は何者なんだ?趣味でヒーローというのは真実のようだが、あの驚異的な力… 僕にとって脅威になるかもしれない。少し調べてみるか)

これが僕と謎のヒーローサイタマとの出会いだった

つづく

二撃目 Ψ強の男!Ψ強の戦い!Ψ強の死に様!

斉木(右肩に普通の人間を乗せた巨人が暴れている)

普通の人間「弟よ!人間どもに最高の頭脳を持つ私と最強の肉体を持つお前。2人の力を見せつけてやれ!!」

斉木(あの右肩に乗っている男は科学者のようだな。弟を巨大化させて世界征服といったところか。そして左肩に乗っているのが…)

兄「私以外に誰かが弟の肩に乗っている!!!」

斉木(僕より強いかもしれない男サイタマだ)

左肩に乗ってるサイタマ「よ!」

右肩に乗ってる兄「弟よ!(左)肩に乗っている男を殺せ!!」

斉木(そこら辺のビルより遥かにデカイ巨人だ。避けるにせよ、受けるにせよ。サイタマの実力が少しはわかるは…)

右肩バチン

斉木(ソッチジャネーヨ)

弟「しまった!間違えた!兄さあああああん!!!」

斉木(でかくなりすぎて兄がどっちに乗っているのかわからなくなったのか)

弟「どうしてこうなった!俺はただ最強の男になりたかっただけなのに!」

サイタマ「どうだ?最強の男になった感想は?」ニヤニヤ

弟「誰だか知らんが、お前のせいで兄さんが死んだんだ!許せん!!俺達兄弟の最強の力を見せてやる!!」ドドドドドドドド

斉木(逆恨みでメッタ打ちか…)

弟「はぁはぁ。俺は最強の男… だから・・・なんだ・・・?虚しい…」

サイタマ「だよな…」

ドゴォ

弟「ぐは!」

サイタマ「圧倒的な力ってのはつまらないもんだ」

斉木(同感だな…)

グラァ

斉木(おっと!このままではあいつが倒れて、隣の町が崩壊してしまうな。割と哀れな男だったからせめて死に方くらいは…)

ピタッ

サイタマ「あれ?倒れると思ったのに止まった…」

斉木(テレキネシスで上手くバランスを取って立ったままの状態にした。最強の男の死に様にふさわしいだろう)

つづく

なんと今夜は一気に三話更新(予定)

三撃目 Ψ眠術で予知夢を見よう

地底王「地上は!我々地底人がいただく!」

サイタマ「そんなことはさせねぇ!!地球は俺が守る!!」

ドドドドドドド

サイタマ(久しく忘れていたぜ!この臨場感、緊張感、胸の高鳴り!俺がずっと求めてい)

ジリリリリリリリリ

サイタマ「夢か…」

地底王「うははは!!地上は我々が」

ズドン

地底王「ぐっはああああ!!」

サイタマ(また、一撃で終わっちまった)

斉木(・・・・。昨晩、お前が喜びそうな夢を見たから、同じ夢を催眠術で見せてやってたんだが、あの夢は予知夢だったのか…)

サイタマ「夢と同じ敵が出てきたから熱い戦いができると思ったのに…」

斉木(なんかごめん)

つづく

四撃目 新たな脅威!?Ψボーグ現る!

サイタマ(圧倒的力で怪人と戦っていくうちにどんどん薄れていく恐怖、喜び、緊張、そして怒り)

サイタマ(力を得るかわりに人として大切な何かを失ってしまったのかもしれない)

斉木(僕もそうだ。ありとあらゆる能力を持っているため、努力して何かを達成する喜びも、想定外の出来事に恐怖や驚きを感じることも僕にはできない)

斉木(やはりこいつと僕は似ている・・・)

サイタマ(怪人を倒すときもまるで蚊を潰すときのように何も感じない)

プ~ン

パチン!

プ~ン

サイタマ「くそぉ!!蚊め!!」

斉木(怒りあるじゃねーか)

TV『大量発生した新種の蚊がZ市に向かっています。災害レベル鬼。襲われれば一瞬でミイラになって死にます。皆さん、くれぐれも外に出ないでください』

斉木(虫嫌いの僕からしたら地獄のような状況だな。サイタマ、出番だぞ)

サイタマ「やべぇな。窓閉めよ」

斉木(行かないのかよ)

斉木(まあ、虫退治なんてヒーローがやることじゃないからな)

斉木(仕方ない。僕が行くか)


???「行きなさい!あんた達!人間共から血を吸ってくるのよ!」

斉木(あの蚊のような女怪人が元凶か。触れたくないしエネルギー弾で倒すか… ん?)

タタタタ

???「なるほど。お前が蚊の大群を操り、血液を独占していたのか。主人であるお前を排除すればこの蚊の大群はいなくなるのか?」

蚊女「食事が来たわ!吸い尽くしてあげなさい」

ドォォォ!!

斉木(蚊が消し飛んだ…)

???「俺の名はサイボーグ・ジェノス。お前を排除する」

蚊女「私を排除するですって?ふふふ」

斉木(なぜだろう?このサイボーグ、サイタマより遥かに強そう雰囲気なのに… 負ける気がする…)

数分後
ジェノス「血を吸収するほど身体機能が向上する仕組みだったのか。完全に油断した!自爆するしかない…」

斉木(やっぱりダメだったか。まあいいか)

バッチーン

サイタマ「蚊、うぜぇ!」

斉木(サイタマが近くに来ていたからな)

ジェノス「な!」

サイタマ「さて、帰るか…」

ジェノス「待ってくれ!俺は単独で正義活動をしているサイボーグ・ジェノスというものだ!俺を弟子にしていただきたい!」

斉木(弟子志願か。丁度いいぞ。もしかしたらその修行の中でサイタマの秘密を探れるかもしれない)

つづく

五撃目 Ψ能<努力

サイタマの家
斉木(数日、サイタマを監視していたが、奴の生活は怪人退治以外、普通すぎる)

斉木(強さの秘密と言えそうなのは筋トレくらいだが、一般人には少しきつい程度の運動量に過ぎない)

斉木(僕は相手の心の中を読めるが、相手が考えていないことまでは無理だ)

斉木(『強さの秘密』とテレパシーを送ってもあいつが思い浮かべるのは筋トレのことばかり)

斉木(恐らく強さの真の秘訣を心の底から隠したいのだろう)

斉木(辛くて長ったらしい過去を背負ったジェノスをサイタマが弟子にするかはわからないが、もし弟子にすれば修業の中でサイタマの秘密がわかるはずだ)

ジェノス「お願いします!俺は強くなりたいんです!先生のように強くなる方法を教えてください!」

サイタマ「いいだろう。だが、辛いぞ?ついてこられるか?」

ジェノス「はい!」

斉木(いよいよ。サイタマの秘密が明かされるのか。ん?何かが高速でこちらに近づいてくる?怪人の集団のようだな)

ジェノス「高速接近反応!来る!」

ドゴォ!!

???「ケッケケケケ!!俺の名は」

メキッ

サイタマ「天井、弁償しろよ」

斉木(頭を潰したら弁償できないけどな)

その後襲ってきた怪人集団をフルボッコにしたサイタマはジェノスと共に怪人たちの本拠地、進化の家へ向かった。明日はスーパーの特売日だから急ぎたいんだそうだ

斉木(サイタマが気にしてたスーパーの特売日は今日だってのは、言わなくてもいいか)

斉木(ちなみに言い忘れていたが、僕はジェノスの生命探知に見つからないように割と離れた場所で2人を監視している)

進化の家前
サイタマ「ここが進化の家か」

ドドゴォ

サイタマ「え?いきなり破壊って、何やってんの?お前?」

ジェノス「これが効率よく一網打尽にできると判断したのですが?」

サイタマ「敵さんも色々準備してただろうに、えげつねぇな」

斉木(お前も似たようなことしてるけどな)

サイタマ「お、地下への入り口発見!」

その後、奥にいた阿修羅カブトに壁にぶち込まれ現代アートにされてしまったジェノス。その仇を討つため(まだ生きているが)、サイタマと阿修羅カブトの戦いが始まった

科学者(進化の家が作り出した史上最凶の悪魔、阿修羅カブトを相手にあの男、サイタマがどこまでやれるか見せてもらうぞ)

阿修羅カブト「わかる、わかるよ!おめー、つえーな!」

斉木(王道バトル漫画主人公みたいなセリフはいいから早く戦え)

フッ

ジェノス「速い!!」

ゾクッ

サイタマ「あれ?せっかく高速移動したのに来ないのか?」

阿修羅カブト(今、手を出せば殺られていた!俺の直感が大音量で危険信号を発している!)

斉木(なるほど。最高傑作と言うだけあって他の怪人と違い、危機感知能力も高いようだな)

阿修羅カブト「きさまああああ!!それほどの力をどうやって身につけた!!」

サイタマ「いいだろう。教えてやろう。ジェノスもよく聞け!」

斉木(ついに話すのか。強さの秘訣を)

サイタマ「いいか。大切なのはこのハードなトレーニングを続けられるかどうかだ」

サイタマ「腕立て伏せ100回、上体起こし100回、スクワット100回、ランニング10km、これを毎日やる」

斉木(やはり、それなのか)

サイタマ「そして、きわめつけは」

斉木(お!まだ秘密が!)

サイタマ「精神を鍛えるために夏も冬もエアコンを使わない!」

斉木(・・・・・)

サイタマ「血反吐を吐こうとも腕がプチプチと音を立てようと足が重く動かなくても毎日断行した。そして、変化に気づいたのは一年後だった」

サイタマ「俺はハゲていた。そして、強くなっていた」

サイタマ「つまりハゲるくらい死の物狂いで自分を追い込むのだ。それが強くなる唯一の方法だ」

斉木(・・・・・・・・)

斉木(帰るか)

ちなみに阿修羅カブトはなんかパワーアップしたがサイタマにワンパンで負けた

つづく

次回!いよいよ物語が動き出す!?

斉木ってジェノスの心の声とかは聞こえねーのかな
あいつサイボーグだし

>>37
脳みそ人間なので

六撃目  Ψ会!超能力者とヒーロー

斉木(ありとあらゆる能力を持つ僕にとって脅威と呼べるものはないに等しい。今まで出会った中で脅威と言えるのはN(燃堂)とG(ゴキブリ)くらいだ)

斉木(あのサイタマという男は僕以上かもしれない力を持っている。その力の秘密はついにわかなかったが…)

斉木(正義の味方である以上、僕の脅威になることはないだろう。もうこれ以上監視を続ける意味はない。今日で最後にしよう)

テレビ『現在、頭をスキンヘッドにしたテロリストたちがF市を中心に暴れております。皆様、スキンヘッドにはくれぐれも注意してください』

サイタマ「(な!こいつら、俺と被ってるじゃねーか!折角ヒーローやってるのに悪者扱いされちまう!)ぶっ潰す!!」

斉木(また、悪人退治か。ヒーローの鑑だな。まあ、今回は別な理由のようだが…)

???「生体反応を感じない。留守か」

斉木(ジェノスか。今日も懲りずにサイタマに弟子入り志願に来たようだが、一足遅かったな)

ジェノス「仕方がない。出直すか」タタタタタ

斉木&ジェノス「(!?)」

斉木(いきなり、ジェノスの目の前に怪人が… ジェノスより一回り大きい程度だが、どこから現れた?)

ジェノス「何者だ?」

怪人「俺はひとつなぎのあの方マン。伏線回収ができずに打ち切りなった漫画家達の怨念の集合体!!」

怪人「全ての漫画を同じ状況にするために!我々の漫画を読まずに人気作ばかりを読む人間達を滅ぼすために!」

怪人「今!誕生した!まずは貴様から殺してやる!!喰らえ!!時計型麻酔銃!!」

プスッ

ジェノス「俺はサイボーグだ。そんなものはきかない」

しかし、予想に反して互角の戦いが始まった。そして数十分…

怪人「中々やるな!ウォーミングアップで終わらせるつもりだったが、少し俺様の実力を見せてやろう。フン!!」

ジェノス(空気を殴った?)

斉木(空間にヒビが入ったぞ。どこかで見覚えが…)

ドガン

ジェノス「ぐっ!衝撃波!?いや、地震か?」

ドゴン

斉木(ジェノスがまた壁にめり込んだ)

怪人「あはははははは!!見たか!全てを破壊する地震の力を!」

子供「う、うえええん」

怪人「次は貴様だ!!喰らえ!!マグマパンチ!!」

斉木(こいつ本当は人気漫画、好きなんじゃね?)

ジェノス(奴が後を向いた。今ならエネルギー波で奴を… )

ジェノス(ダメだ!それでは子供に当たる。かといって俺の物理攻撃では一撃で奴を仕留めるのは無理だ…)

斉木(マインドコントロールで頭の回転が速くしておいて良かった)

ジェノス(仕方ない)

ドン!!

怪人「まだ動けたのか。しかし逃げずに子供を庇うとはな」

ジェノス「逃げ…ろ…」

ジェノス(く、内部の主要な機関が完全に破壊された… 動けん)

子供「うわあああ!!」タタタタタタ

怪人「逃がすと思うかぁ!!」

ピタ

怪人「な!俺の拳を受け止めた!?」

ジェノス(先生…か… いや、違う!?)

怪人「貴様何者だ!?どこから現れた?」

斉木(斉木楠緒、超能力者だ)カッ

怪人「うぐぎゃあ」

ジェノス(怪人が…消し飛んだ…!?)

斉木(仕方ないさ。もうすぐサイタマがこちらに戻ってくるのはわかっていたが…)

斉木(僕の計算ではあの子供を守るのにはギリギリ間に合わない)

斉木(ジェノスはあの状態だ。僕がやるしかない。だから…)

サイタマ「お前、すげぇな」

斉木(こいつに見つかるのも仕方がないことだ)

つづく

昨日調子にのって書き溜めを使い果たしたので今日はここまで

七撃目 ヒーロー協会をΨ近まで知らなかったヒーロー

前回のあらすじ バレた

斉木(こんなことなら怪人が現れた瞬間に消すべきだった…)

ジェノス(突然、現れた… こいつ一体何者だ?)

サイタマ「なあ、さっきの怪人消し飛ばした攻撃なんだ?念力的なやつか?」

斉木(サイタマやジェノス相手に記憶消去が効くとは思えないし、全てを話すしかないだろう)

サイタマの家

サイタマ&ジェノス「「超能力者!?」

ジェノス「なるほど、俺の体を治したのも、突然現れたのも全てその能力のおかげというわけですね」

サイタマ「ふーん。で、こんな所で何してたんだ?散歩か?怪人退治か?」

斉木(下手に警戒されても面倒だし散歩ということにしておくか)

サイタマ「でもせっかく強いんだし、お前もヒーローやろうぜ」

斉木(いや、僕は目立つことが嫌いだからな。そんなことはしない)

サイタマ「もしかして、強すぎて戦いが嫌になったから目立つのも嫌になったのか?」

斉木(・・・・・・・)

サイタマ「まあいいや。とりあえず、ジェノスに超能力を教えてやってくれよ(ジェノスはこいつに押し付けよう)」

斉木(聞こえてるぞ)

ジェノス「目立ちたくないということは怪人を倒したことをヒーロー協会に報告したりはしないんですね?」

斉木(当然だな)

サイタマ「なあ、ヒーロー協会って何?」

ジェノス&斉木「!?」

ジェノス「ご存知ないんですか?」

斉木(そういえばこいつが報告しているところを見たことがないな)

ジェノス「まさか先生がヒーロー名簿に登録していなかったとは…」

斉木(趣味って言ってたしな)

サイタマ「で、なんなんだそれ?」

ヒーロー名簿とは偉大なる原作ワンパンマンの十五撃目を読んでくれ

サイタマ「知らなかった…」

ジェノス「プロのヒーローができたのは3年程前です」

サイタマ「ジェノスは登録してんの?」

ジェノス「いえ俺はいいです」

サイタマ「登録しようぜ。一緒に登録してくれたら弟子にしてやるから」

ジェノス「行きましょう!」

斉木(さて、僕はお暇するか)

ジェノス「そういえばヒーロー協会では登録に来た人には付き添いも含めてコーヒーゼリーを配っているそうです」

斉木(僕も付き添おう)

ヒーロー協会

斉木(ここか)

サイタマ「東京ドーム見たいだな」

ジェノス「体力テストも行いますからね。ある程度の広さが必要なのでしょう」

サイタマ「あっちが受付かな」

斉木(なぜだろう。聞き覚えのある声がいくつか…)

受付

係員「申し訳ありません。ヒーローネームはこちらでつけるのでこの紙には本名をお書きください」

???「俺の本名は人間には発音できない。俺を呼ぶ時は漆黒の翼だ。それ以上でもそれ以下でもない」

斉木(なぜお前がここにいるんだ… 海藤…)

海藤「げ!斉木!?」

ジェノス「お知り合いですか?」

斉木(ただのクラスメイトだ)

海藤「こ、これはあれだ。俺は本来孤独に戦う戦士だが、その…ダークリユニオンの情報が、スパイが、あの…」

サイタマ「へえーお前、漆黒の翼って言うのか。強そうな名前だな」

海藤「ん?貴様は?」

サイタマ「サイタマだ。なあ、その腕につけてる包帯はなんだ?」

海藤「これか?これは右手に宿る忌まわしい力を封印しているものだ」

サイタマ「マジかよ!なあ、その力見せてくれよ」

海藤「いや、こんな所で解放してしまっては辺り一体が消し飛んでしまう」

海藤「部分的に解放することもできなくはないが、ダークリユニオンとの戦い以外で使うつもりはない」

サイタマ「ダークリユニオン?」

海藤「人類選別計画によって・・・」

ジェノス「斉木さん。あの少年からエネルギー反応をほぼ感じないのですが。もしやあの封印は俺のセンサーを欺くほどの…」

斉木(気にするな。ただの中二病だ)

受付「あの~。早く名簿に名前を書いていただきたいんですが…」

???「何かトラブルかい?」

海藤「は、灰呂!?まさかお前もヒーロー試験を受けにきたのか!?」

灰呂「いや、恥ずかしながら実は僕はもうヒーローなんだ。C級だけどね」

[C級23位 半袖プレイヤー 本名 灰呂杵志]

海藤「なんだと!?」

斉木(それは驚いたな)

灰呂「はは。でも僕だけじゃないさ。確か目良さんもヒーロー協会に登録してたはずだよ」

斉木(バイト感覚か)

灰呂「まあ、彼女は僕より上のB級だけどね」

斉木(まさか、怪人を食ってるんじゃ…)

ジェノス「しかし、ヒーローがここに何のようだ?」

灰呂「ん?斉木君、こちらの方は?」

斉木(ただの知り合いだ)

灰呂「実はヒーローに推薦したい人がいてね。その案内に来ていたんだ。多分、そろそろ来るはずだよ」

斉木(バイト感覚か)

斉木(しかしこいつが推薦する人物といったら…)

???「お?ここだな」

斉木(やはり、お前だったか。燃堂)

燃堂「お!相棒!チビもいんじゃねーか」

海藤「燃堂、それに窪谷須まで」

窪谷須「あれ?瞬じゃん。お前もヒーロー試験に?」

ワイワイガヤガヤワイワイガヤガヤ

斉木(まさか、男性レギュラー陣が勢ぞろいするとは… コーヒーゼリーに釣られて来るんじゃなかった…)

サイタマ「友達いっぱいいて楽しそうだな」

斉木(勘弁してくれ)

サイタマ「やっと試験が終わったか」

ジェノス「体力テストも筆記テストもくだらない内容でしたね」

サイタマ「だよな。ヒーロー試験にしては簡単すぎるぜ」

窪谷須「マジかよ。お前らすげーな。俺は筆記が苦手でよ。燃堂はどうだった?やけに自信満々な顔してるが」

燃堂「俺っちには秘策があるからな」

斉木(どうせ鉛筆サイコロだろ)

窪谷須「てか、せっかく皆受けるんだから、斉木も受ければ良かったのによ」

斉木(バイト感覚か)

サイタマ「なあそれより、あいつはほっといていいのか?」

海藤「はぁはぁはぁ…」

サイタマ「おい!瞬。随分疲れてるように見えるけど、封印は解かなかったのか?」

斉木(今はそっとしておいてやれ)

一時間後 結果発表
ジェノス「100点でした。S級ヒーロー18位に認定すると書いてありますね」

窪谷須「マジかよ!!いきなりS級!?」

灰呂「すごいじゃないか!」

窪谷須「俺はやっぱり筆記が微妙でよ。73点、C級378位だ」

燃堂「お?俺も同じ点だぜ。379位だけどよ」

窪谷須「お前のことだから筆記は0点かと思ったのに」

燃堂「俺っちが本気を出せばこんなもんよ!」

斉木(燃堂父の幽霊がジェノスの答えを覗いて、鉛筆を操っただけだがな)

燃堂父『なんかこいつはほっとけねぇんだよな』

ジェノス「先生はいかがでしたか?」

サイタマ「受かりましたよ。71点、C級最下位の388位ですけどね」

ジェノス「責任者に直訴してきます!」

サイタマ「恥ずかしいからやめて!」

燃堂「お?俺より下だな」

窪谷須「ヒーロー試験にしては簡単、じゃなかったのかよ。ははは」

サイタマ「ああ!もういいんだよ。ヒーローになっちまったら一緒だ!」

斉木(わかるぞ。その屈辱的な気持ち)

『ジェノス様、窪谷須様、燃堂様、サイタマ様、16時よりセミナーを行います。第三ホールまで起こしください』

窪谷須「おし!さっさと終わらせようぜ」

燃堂「お?そういやチビが呼ばれてねーぞ」

斉木(触れてやるな。燃堂)

海藤「ふん!俺は孤独な戦士。こんな所に来ること自体が間違いだったのだ」

海藤「そもそもぉこんなテストでぇ俺のぉ力を図れるわけがぁないんだからなぁ」グスッ

斉木(これ以上傷口を抉るのはよせ)

海藤瞬 37点 不合格

つづく

おまけ

点数内訳
サイタマ 体力テスト50点 筆記テスト11点 作文10点

窪谷須亜蓮 体力テスト48点 筆記テスト5点 作文20点
コメント 文章は下手。ただし任侠的な熱い正義の考え方に心を打たれました。

燃堂力 体力テスト48点 筆記テスト25点 作文0点
コメント 作文と筆記の落差から不正が疑われましたが、唯一の満点ジェノス君から席が離れていたので不問とします。

海藤瞬 体力テスト17点(内10点は長座体前屈) 筆記テスト20点 作文0点
コメント なぜヒーローになろうと思ったか不思議なくらいの運動神経です。作文の内容も意味不明でした。真面目にやりましょう。

燃堂と窪谷須、目良さんのヒーローネームは皆さんから募集します(ついでに海藤も)

燃堂と窪谷須の体力の点数もうちょっと下げたほうがいいんじゃない?
細かい事気にしてごめんね

>>113
あいつらの頭だと下げたら合格したしないかなと
それとC級ヒーローは一般人より少し強い程度なので二人なら問題ないかと

ミスしちゃった

八撃目 Ψ害対策もヒーローのお仕事

斉木(ヒーロー達との出会いから数日、僕はやっといつもの日常を取り戻した)

斉木(いや、むしろ面倒な連中がヒーロー活動に躍起になってくれているので前より平和かもしれない)

斉木(ありがとうヒーロー、ありがとうヒーロー協会)

斉木(ぐっ!急に頭痛が…)

巨大隕石ドーン

サイタマワンパンでドーン

ニュース『隕石の衝突は避けられましたが、破壊された隕石の破片が町全体に大きな爪あとを残す結果になりました』

斉木(はぁ。休めるのは数日だけだったか)

Z市
斉木(ここか。ジェノスも来ているようだな。それともう一人いるが…誰だ?)

ジェノス(生体反応はあるが姿は見えない… 斉木さんか?)

斉木(気づかれたか。まあこいつは僕の知り合いの中で唯一と言っていい常識人だ。少し、情報収集するか)

斉木(ジェノス。今お前の頭の中に直接話しかけてる)

ジェノス(テレパシーですね)

斉木(その一緒にいるおじいちゃんは誰だ?)

ジェノス(S級3位 シルバーファング バングです。ヒーロー協会は隕石破壊のためにS級に招集をかけたんです)

斉木(それにしては来てる人数が少ないようだが…)

ジェノス(S級ヒーローはアレな人材が多いらしく、ほとんどが来なかったようです)

斉木(それに今来てる隕石はそのシルバーファングが諦めるほどのもののようだし、それ以下のヒーローが来なくても不思議じゃないな)

ジェノス(とりあえず、俺が破壊しに行きます)ビューン

斉木(僕の予知では隕石を破壊してるのはサイタマだった。つまり…)

数分後
ジェノス「ぐああああ!!破壊できるものじゃない。ここが俺の墓場か」

サイタマ「あとは俺に任せろ」

サイタマ「街中に落ちてんじぇねぇ!!」バガッ

バング「隕石を砕きおった!!」

サイタマ「一件落着だな」

斉木(そんなわけないだろ!)

バング「まずい!破片が街に!」

バング「ジェノス動くな。せめて君だけは守っちゃる」キリッ

ピタッ

ジェノス&バング「!?」

バング「破片が空中で止まった…!?」

サイタマ(前にもこんなことがあったような)

バング「超能力の類じゃな。まさか、タツマキが近くに…!?」

ジェノス(違う。間違いなくこれは斉木さんだ。これほどの破片を一人で止めてしまうとは…)

ジェノス(しかし、目立つことを嫌うというのなら俺は何も言わない)

斉木(やはりジェノスはわかっているようだな)

バング(守っちゃる!…か。はずいわい)

斉木(なんかごめん)

サイタマ家
ジェノス「前回の隕石破壊で先生や俺の順位が上がりました。俺が18位→17位に、先生がC級342位→B級33位に上がってます」

サイタマ「B級33位!?C級じゃなくて!?」

サイタマ「いくらなんでも上がりすぎだろ」

ジェノス「いえ。むしろS級上位に上がってもおかしくない活躍でしたよ」

ジェノス「恐らく協会側が俺やメタルナイト、タツマキの役割が大きいと勝手に判断したのでしょう」

サイタマ「へーあの程度でそんなに上がるのか」

斉木家
斉木(どうやら僕の手柄はタツマキとかいう超能力者の手柄として報道されたようだな)

斉木(しかし、ジェノスの話ではS級には曲者が多いらしい)

斉木(今まではどうでもいいと無視していたがヒーロー名簿とやらに目を通してみるか)

斉木(ほう、燃堂たちもサイタマも順調に順位を上げてるようだな)

斉木(!?)

斉木(なぜこの人がS級に!?)

つづく

乙ー
斉木が「この人」って表現してるのが気になる
普通は「こいつ」で済ませるだろうしてかどっちの作品のキャラだろ

更新は明日予定

九撃目 光Ψ陸離

???「ぎゃははははは!!両生類を愛するあまり両生類に変異したシタビローン様の登場だ!!」

一般人「やばい!!怪人だ!逃げろ!」

シタビローン「そこの女!こっちを向けい!舐めましてやる!!」

???「え?」クル

シタビローン「お前をおっ…ふ…!?」

シタビローン(なんだ?こんな美しい女、いや女性は…見た事がない。想像すらしたことない)

???「何か御用ですか?」

シタビローン「いや…その…」

???「もしかして、怪人さん?」

シタビローン「い、いえその…じっ実は舌を自在に操る能力を手に入れたので、この力を生かしてヒーローを目指そうと思いましてね」キリッ

シタビローン「ヒーロー協会の場所を教えていただこうかと」キリッ

???「でしたら…」

???「それじゃあ。ヒーロー、がんばってください。応援してます」

シタビローン「はい!」キリッ

一般人「すごいぞ!あの可愛い子。怪人を改心させちまった」

一般人「あの美貌、やさしさ。間違いない!彼女は照橋さんだ!」

[S級8位 照橋さん 本名 照橋心美]

「おっふ…」「おっふ…」「おっふ…」

照橋(まったく今の怪人、キモいわね~。しかもあいつのせいで目立っちゃったじゃない。まあ、私はどこにいても目立っちゃうけどね)

少し離れた所

ジェノス「あれが照橋さんか…」

サイタマ「誰?」

ジェノス「S級8位のヒーロー?です。自身の美しさにより怪人の悪の心を浄化させる戦法?を取り、対人間由来の怪人では圧倒的戦歴を誇るという話です」

ジェノス「ただ、メディアへの露出を拒むのでヒーロー名簿には名前のみしか登録されておらず、俺も顔を見るのは初めてです」

サイタマ「へ~。でも照橋さんか、変なヒーローネームだな」

ジェノス「いえ、照橋というのは本名だそうです。」

ジェノス「ヒーロー協会は当然、彼女にもヒーローネームをつけようとしていました」

ジェノス「クイーン、ゴッデス、ビューティーなど様々な案が考えられたものの、前者はキングと対みたいでむかつくという理由で却下」

ジェノス「その他の案も彼女の前では全て色あせてしまうということでそのまま本名になったそうです」

サイタマ「ふ~ん」

別の少し離れた所

斉木(衝撃の事実が発覚した矢先に本人に出会ってしまったか。幸い、まだ気づいていないからここを離れ…)

燃堂「お~い!照橋さん!!」

斉木(・・・・・)

照橋「え?(やった!斉木じゃない)」

窪谷須「バカ!迷惑だろ」

海藤「彼女のプライベートを邪魔すんじゃねぇ!」

斉木(久々にこいつらに連れまわされ、照橋さんとも遭遇か。なんでこういう時だけ予知が働かないんだ…)

照橋「皆、今日はどうしたの?」

海藤「ええ。皆で図書館でも行こうかと」

斉木(ゲーセンじゃないのか?)

窪谷須「でもさすがS級っすね。あっさり怪人を退けるとは」

照橋「え?ただ道案内をしてただけよ」

ワイワイガヤガヤ

斉木(以前、灰呂がクラスメイトにヒーローがいることを告げたとき、照橋さんのことは言わなかった)

斉木(恐らく、うちの学校では照橋さんがS級ヒーローであるというのは燃堂がバカであるというのと同じくらい周知の事実なのだ)

ドーン!!

照橋さんの前に突如飛来する巨大ロボット

照橋「きゃっ!」

???「我はウルトラマシーンコーディネーター!この街を破壊する!」

燃堂「お?うんこ?」

海藤「なんで!そこだけ聞き取れてんだよ!」

窪谷須「とりあえず!戦うぞ!照橋さんを守るんだ!」

燃堂「おう」

斉木(やめとけ。一般人よりかなり強い程度のC級200位代のお前らにあの巨大ロボットの相手は無理だ)

窪谷須「でもこのまま逃げるわけにはいかねーだろ」

サイタマ「おいおい。まずいんじゃねぇか…!美貌とやらもロボットには効かないだろうし」

ジェノス「いえ、問題ないでしょう」

タタタタタタ

「「「照橋さんに手出しする奴は私たちが許さん!!」」」
[A級7位 テジナーマン]
[A級6位 ブルーファイア]
[A級5位 重戦車フンドシ]
[A級22位 ユーモアフェイス(元怪人 ブサイク総理大臣)]
[A級23位 善良役員(元怪人 脱税王)]
[A級12位 ジーニアスライター(元怪人 酷評SS)]

サイタマ「あいつら誰?」

ジェノス「あれは照橋心美ファンクラブ、通称ここみんズに所属するヒーローです」

ジェノス「彼らはA級ですが、B級、C級にも彼女のファンは数多くいて、彼女が苦手とする機械系怪人が現れた際に駆けつけ、代わりに戦うとか」

サイタマ「ストーカーかな」

フンドシ「C級のお前らは照橋さんの護衛をしていろ」

ブルーファイア「皆、いくぞ!!」

ドドドドドドドドドドド

うんこ「ぐわああああああああああ!!」ドカーン

窪谷須「やっぱり俺らとは全然違うな」

ブルーファイア「おい。照橋さんと一緒にいるあのヘアピン眼鏡ってまさか」コショコショ

善良役員「ああ。間違いない。ここみんズ災害レベル神の最重要警戒人物斉木楠緒だ」コショコショ

斉木(まさか、僕が本当に災害レベル神の力を持っているとは思ってもいないだろうな)

ユーモアフェイス「どさくさでブチのめすべきだったか?」コショコショ

テジナーマン「バカを言うな。最低でも友人以上であるショボ眼鏡が死んだら照橋さんの笑顔が失われてしまう」コショコショ

ジーニアスライター「例えクソ眼鏡でも照橋さんの笑顔のためなら守る!それが我々の使命!」ゴニョゴニョ

テジナーマン「ふう。お怪我はないですか?」

照橋「大丈夫です。ありがとうございます!おかげで助かりました!窪谷須君たちも私を守ってくれてありがとう」パァー

ヒーロー達「おっふ…!」

フンドシ「は!ヒッ、ヒーローとして当然のことをしたまでですよ。それでは」

タタタタタタ

フンドシ「お前ら、わかってるな」

コクッ

A級(((ここみんズの手柄は全て照橋さんのものだ)))

サイタマ「ヒーローにも色んなのがいるんだな」

ジェノス「ええ。しかし、怪人と戦わずしてS級ヒーローの座についたのは彼女だけでしょうね」

???「へっくしょん!風邪でも引いたかなぁ。まあいいや早く帰ってゲームしよう」

つづく

九撃目 Ψキック姉妹

[B級1位 地獄のフブキ]
フブキ「サイタマの話では私以上の超能力者が姉以外にもいるそうだわ!すぐにここ数週間でサイタマが出会った人物を洗いなさい!」

[B級2位 マツゲ][B級3位 山猿]
マツゲ&山猿「はい!フブキ様」

マツゲ「最近、サイタマと親しくなった人物のリストです。どれが該当する人物かはわかりませんが…」

フブキ「これだけ絞れば十分よ。全員に会いにいきましょう」

山猿「しかし、正体を現すでしょうか?」

フブキ「とりあえず会って怪しいと思ったら家でも破壊すればいいわ。そうすれば嫌でも能力を使うはずよ」

山猿&マツゲ「了解しました!」

斉木(な!)パチッ

斉木(今のは夢か…!?いや、予知だ。また面倒なことになりそうだな。とりあえずサイタマの所にいくか)

道中

斉木(ん?この声は)

フブキ『集まったわね。これからターゲットのアジトに乗り込む』

斉木(もうサイタマの元に向かっているのか)

斉木(下手にあの女を瞬間移動や高速移動で追い抜いたりしたら、エスパー同士感知されたりするかもしれない)

斉木(仕方ない。少し遠回りをして反対方向からテレパシーでサイタマに接触しよう。)

斉木(ふう。道中の半魚人っぽい集団をぶっ飛ばしたら遅くなってしまった)

斉木(ん?)

フブキ「あなた、私の邪魔をしようと言うのね」

斉木(まずい!もう戦いが始まっている!)

ズズズズズズズ

サイタマ「これ、超能力か?」

フブキ「そうよ。あまり驚かないのね」

サイタマ「だ、斉木(待て!!何も喋るな)

サイタマ(斉木…だっけ?なんだよ、急に?)

斉木(お前、さっき僕の事を喋ろうとしたな)

サイタマ(してねーよ。お前が正体を隠したがってることくらいわかってるよ)

サイタマ(最近、もっとすげーのを見たぜとか言いそうになったけど)

斉木(それでも十分アウトだ。絶対に僕の存在を悟られないようにするんだ。いいな)

サイタマ(わかったよ)

フブキ「さっきから何をボーっとしているの?想像以上の能力を前に体が動かないとかかしら?」

斉木(よし!フブキも僕の存在には気づいていないようだ。これで一見落着…)

???「ねぇ?そこの眼鏡。あんたこんな所で寄り目で何してんの?」

斉木「!?」

斉木(こいつは…S級2位のタツマキ!?油断した!まさか、姉のほうに遭遇するとは!)

斉木(だが焦る必要はない。現状こいつは僕を寄り目で突っ立てる変態程度にしか思っていないはず)

タツマキ「なんか、超能力の気配を感じるけどもしかしてあんたも能力者?」

斉木(・・・・・・・)クルッダダダダダダダダ

タツマキ「はぁ?何逃げてんのよ!?」ピューン

斉木(追ってきたか。妹に用があってここに来たのだろうから、逃げれば諦めると踏んだが、好奇心を優先したようだな)

斉木(ん?しめた!)

ズドドドン!!

タツマキ「地面から怪獣が飛び出してきた?」

[巨大怪獣 ニセゴジラモドキ 災害レベル 竜]

斉木(こいつとタツマキを戦わせて、その間に逃げよう)

タツマキ「まったくこんな時に… そうだ!そこの眼鏡、あんたが戦いなさいよ」

斉木(何を仰ってるんですか?)

タツマキ「あんたの能力を確認するには丁度いいでしょ」

斉木(僕が能力もないただの変態だったらどうするんだ)

タツマキ「死にそうになったら助けてあげるから存分に戦いなさい」

斉木(戦いやすいように人のいない荒野や岩場に移動したみたいに言うな)

斉木(まあ正確には作者が書きやすいように…だがな)

斉木(しかたない!)キッ

パコ

タツマキ「はぁ何あれ?もしかして念力のつもり?あれじゃ息を吹きかけたのと変わらないじゃない。もういいわ」

斉木(これでいいんだ。能力者なのがバレたなら、せめて奴が興味を示さないほどの雑魚になってしまえばいい)

タツマキ「あんたみたいな赤ん坊が怪人にボコられるのを見ても悲しいだけね。私がやるわ」

ギッ

グチャッ

斉木(なんて威力のテレキネシスだ。一瞬であの巨大怪獣を捻じ切ってしまった)

斉木(サイタマ以外にもこんな奴がいるとは。単純な念力なら制御装置をつけた僕より上かもしれない)

タツマキ「そこのあんた、そんな半端な超能力じゃ早死にするだけよ。一般人の振りでもしとくことね」

斉木(うん、そうしたいからもう絡まないでくれ)

災害レベル竜がA級22位とは、ヒーロー協会も層が厚いな。

数日後

斉木(あれからタツマキもフブキも来ないということはどちらも僕に興味を示すことはなかったということだな)

斉木(まったく厄介な姉妹だった)

母「くーちゃん、電話よ」

斉木(僕に電話だと?誰だ?)

???『俺です。ジェノスです』

斉木(何か用か?)

ジェノス『以前、s級に召集がかかるようなら知らせてくれと仰ってましたよね?』

斉木(ああ。隕石のような自体になったら僕の力が必要になるかもしれないしな)

ジェノス『召集がかかりました。それもほぼ強制召集です』

ジェノス『内容はわかりませんが、おそらく例の隕石以上の脅威が差し迫っているのかと』

斉木(わかった。連絡感謝する)プツ

斉木(はぁ。確かに以前はそう言ったがS級があんな面子だとわかってしまうとな。というかタツマキがいれば僕は必要ないだろう)

斉木(う!頭痛が…)

ニュース『大変なことになりました。A市が壊滅しました!』

斉木(このタイミングでこんな予知を見るということは僕が関わらなければA市が壊滅するということか…)

斉木(仕方ない。これで最後だ!)

つづく

>>182
ブサイク総理大臣は鬼未満でブサイク大統領より弱いという設定です

Ψ終撃 斉木とサイタマ

斉木(S級の召集、A市壊滅、その事実を知った僕はヒーロー協会本部を訪れていた)

斉木(もっとも、僕がいるのはそのビルの200m上空だがな)

斉木(ここで透明になっていればさすがに誰にも見つからないだろう)

本部
[S級18位 ぷりぷりプリズナー]
プリズナー(あれがジェノスちゃん。噂通りのイケメンだ)

斉木(初めて見た時は燃堂かと思った)

[S級17位 ジェノス]

斉木(今度は壁にめり込まないといいな)

[S級16位 金属バット]
バット「鬼でも竜でも俺はいけるぜぇ!」

[S級15位 タンクトップマスター]
マスター(サイタマ?何処かで聞いた名だ)

斉木(まんまだな。このままいくとサイタマのヒーローネームはハゲマントとかになりそうだ)

[S級14位 閃光のフラッシュ]

[S級13位 番犬マン]
番犬マン(誰か屁こいたな)クンクン

斉木(屁をこいたのは閃光のフラッシュのようだ)

[S級12位 超合金クロビカリ]
クロビカリ(皆が俺の肉体を見ている!?俺がこの中で一番輝いている!?)

[S級11位 豚神]
クチャクチャクチャ

斉木(改めて実物を見ると怪人にしか見えないな)

[S級10位 駆動騎士]

[S級9位 ゾンビマン]
ゾンビマン(こいつら協調性なさそうだな。あとあのブタはいつまで食ってんだよ)

斉木(この辺はさすがにヒーローっぽい見た目をしている)

[S級8位 照橋さん 欠席]

斉木(照橋さんは欠席か。良かった)

斉木(そして、あいつが地上最強の男キング)

[S級7位 キング]ドドドドドド
キング(やべぇー。S級強制召集ってなんだよ。こええよ。てか来てない奴もいるじゃん。俺も家にいれば良かった)ドドドド

斉木(へ?)

キング(ああ、一人一人の力量を確認するとか、そういうのはやめてくれよ。俺が弱いことがバレちまう)ドドドド

斉木(どういうことだ。地上最強じゃなかったのか)

キング(あの時もあの時も俺は被害者だった。逃げ回っている内に誰かが倒してくれてそれで周りが勝手に勘違いして…)

斉木(なんというか。がんばれ)

[S級6位 メタルナイト 欠席]

[S級5位 童帝]
童帝(あれ?また一位の人来てないんだ。会いたかったのに)

斉木(遊太をここに連れてきたら大喜びするだろうな)

[S級4位 アトミック侍]
アトミック侍(シルバーファング、あの2人に武術を教える気か。我が弟子達の良きライバルになるかもしれん)

[S級3位 シルバーファング]
バング「で、今回は何の集まりなんじゃ?」

[S級2位 戦慄のタツマキ]
タツマキ「知らないわよ!こっちは2時間も待たされてるのに説明もなしよ!」

斉木(良かった。僕には気づいてない)

[B級20位 サイタマ]
サイタマ「お茶、もらえる?」

???「私は今回説明役を任されたシッチだ。メタルナイトとブラストは居場所がわからず連絡を取れず、照橋さんは琴の稽古でお休みだそうだ」

タツマキ「はぁ?何?琴?やる気あるわけ?」

クロビカリ「いや、琴の稽古なら仕方ない」

バット「ああ。琴の稽古は大事だからな!」

キング「特例だ。許してやろう」ドドドドドドド

タツマキ「ちっ」

斉木(生まれ変わるなら美少女になりたいものだ)

そして、シッチの口から地球がヤバイという衝撃的な事実が明かされた

斉木(聞いておいてよかったが、半年以内か。僕の予知は直前にならないと発動しない。暫くは気を抜けないか)

天空王「ヒーローとやらがいなければ地球は我々のも、ぎゃああああああ!!」

斉木(こいつらではないな)

斉木(しかし、天空王か。空にそんな奴らが住んでいたとは)クイ

斉木(!?)

ピキイイイイイイ

斉木(なんだ!?あの巨大なUFOは!何か兵器もたくさんついているし、A市壊滅の原因はあれか…)

斉木(ヒーローは現在会議中、その隙に街を破壊されるというところか。だが、運が悪かったな)

―船内―
???「合図をしたら砲撃をしろ」
???「その後我々メルザルガルドが突撃する」
メルザルガルド「生き残りを殺す」
メルザルガルド「いいと思うよ」
メルザルガルド「多分、そんなの、いない」

ドゴーン

メルザルガルド「なんだ何かが飛び込んできた!?」
メルザルガルド「侵入者だ!!」
メルザルガルド「すぐに殺す」
メルザルガルド「いいと思うよ」
メルザルガルド「攻撃前に、気づくの、中々」

斉木(さて、適当に飛び込んだが、この頭が5つある奴が攻撃担当のようだな。雑魚の尖兵か?)

メルザルガルド「いきなり3人の最上位戦闘員の内の1人である俺に出会ってしまうとは」
メルザルガルド「運のない奴だな」
メルザルガルド「かわいそうだけどあっさり殺す」
メルザルガルド「いいと思うよ」
メルザルガルド「弱そうでも、油断、良くない」

斉木(幹部的な奴だったか。まあどうでもいいか)

ギッグチャ

斉木(捻じ切る攻撃、タツマキの技を真似させてもらったぞ)

メルザルガルド「ほう!やるようだな!!だが俺にはそんな攻撃は効かない!」

斉木(首をもいだのに生きている。再生系の宇宙人か。厄介だな)

メルザルガルド「俺は不死身なのだ!!(5つの頭にある核を破壊されない限りはなぁ!!)

斉木(・・・・・・・・・・)

キュイイン

メルザルガルド「ぐああああああ」

雑魚「メルザルガルド様が頭にある核を石にピンポイントで射抜かれて死んだああああ」

―司令室―
???「そんな!メルザルガルドが!?」

???「どうした?ゲリガンシュプよ」

ゲリガンシュプ「ボ、ボロスさま!?実は侵入者にメルザルガルドが倒されました」

ボロス「なんだと…!?」

ゲリガンシュプ「すぐに私とグロリバースが始末してまいります」

ボロス「・・・・・」

―船内―
ゲリガンシュプ「我々の船で随分舐めた真似をしてくれたな。貴様はこのゲリガンシュプとグロリバースが相手だ!」

斉木(残りの最上位戦闘員集結か。妥当な判断だな。ん?この声は)

キイイイイイインドゴッ

グロリバース「なんだ!?新手か!?」

サイタマ「あれ?斉木、なんでお前がここに?」

斉木(それはこっちのセリフだ。会議中じゃなかったのか?)

サイタマ「なんか人工衛星が巨大UFOを発見したとかいう通信が入ってさ」

サイタマ「どうするかの会議が始まったんだけど、面倒くせぇから先に来ちまった」

斉木(そうか丁度良かった。こいつらの相手は僕がするからボスの相手はお前に任せる。こいつらを倒した後、少々やりたいことがあってな)

サイタマ「ああ。別にいいけど、ボスはどこにいんだ?」

斉木(おい!ゲリガンシュプ、ボスはどこにいる?)

ゲリガンシュプ「言うわけがないだろ!(ここから左にホニュホニャmのところにいるなんてな)」

斉木「ここから左にホニャホニャmのところだそうだ」

サイタマ「わかった」ダダダダダダ

ゲリガンシュプ「なぜわかったぁ!?」

グロリバース「早くこいつを殺してボロス様の元に向かった方も始末するぞ!喰らえ!アシットブレスッ!!」

斉木(毒ガス攻撃か)

ヒュウ

グロリバース「な!こっちに戻ってきた!?ウェッ」ビチャ

ゲリガンシュプ「ほう、念動力使いか。だとすれば相手が悪かったな。俺は宇宙一の念動力使いだ!喰らえ!念動力石波!」

ドオオオオ

斉木(そうか。なら、お前は宇宙2位、いや3位だな)

クルッ

ゲリガンシュプ「飛ばした石が戻ってきた!?」

ボンッ

ゲリンガンシュプ「この…ゲリガンシュプが…そん…な…」グニャ

グロリバース「ちっ俺様の息を弾いて、目くらましとは味な真似を!ゲ、ゲリガンシュプ!?」

斉木(やはり生きていたか。フグは自分の毒では死なないもんな。おい、動力室はどこだ?)

グロリバース「あ?言うわけないだろ。(ボロス様の部屋とは反対方向にあるなんてな)」

斉木(そうか感謝する)

グオキーン

グロリバース「エ、エネルギー弾だとぉぉぉぉぉ!!」フッ

斉木(これで最上位戦闘員とやらは全滅だな)タタタタタ

―動力室―
斉木(ここだな。もし仮に操縦士が倒されたり、逃げ出したりしたらこの船が墜落してしまう。こんな巨大なものが落ちたらそれだけで大惨事だ)

斉木(こんなでかい宇宙船はいくら僕でも支えるのは無理だが、動力室を操ればなんとかなるはずだ)

ゴゴゴゴゴゴゴ

斉木(さて、海の上まで移動させた。さあ、サイタマ!存分に暴れろ)

―外―
タツマキ「打ち落とそうと思ったらものすごい勢いで飛んでっちゃった」

クロビカリ「俺の肉体に恐れをなして逃げたか」

童帝「あの距離から見えたとは思えないけど…」

―司令室―
ボロス「ほう。部下を殺した男とは違う者のようだな。そいつが俺の討伐をお前に任せたということはお前の方が強いのか?」

サイタマ「戦ったことねぇからわかんねぇよ」

ボロス「そうか、ならばそれは俺自身で確かめるとしよう。俺の名は全宇宙の覇者ボロス。貴様の名は?」

サイタマ「サイタマだ!」

カッ

斉木(サイタマを数日監視してわかったことがある。圧倒的力を得た故に満足感、達成感、充実感を失い、代わりに得たものは疎外感)

斉木(僕に似ている。だが一つだけ違うところがある。お前はまだ欲するものがあるんだな。欲するものがある、目的があるいいじゃないか)

斉木(いつかは出会えるといいな、強い奴に)

ボロス「喰らえ!崩星咆哮砲!!」

サイタマ「必殺"マジシリーズ"マジ殴り!!」

ドドォンゴゴォン

ボロス「予言の通り、対等な良い勝負だった」

サイタマ「ああ、そうだな」

ボロス「ふっ嘘だな。お前には余裕があった。やはり予言などあてにならんな。お前は…強すぎた…」ゴフッ

サイタマ「・・・・。帰るか。あれ?海?」

斉木(僕が移動させた。さあ、ここから飛んで帰るぞ)

サイタマ「A市はどっちだ?」

斉木(あっちだが?)

サイタマ「わかった」ビュゥゥン

斉木(ジャンプかよ!)

―A市―
斉木(そういえばお前は身体能力が異常なだけで特殊能力はないんだったな)

ジェノス「先生!斉木さん!無事でしたか」

サイタマ「おお、ジェノス」

ジェノス「先生!血が!」

サイタマ「これ全部返り血だから大丈夫。でも結構強い奴だったぞ。過去一番かもな」

ジェノス「では先生と斉木さんがいなければ予言どおり、地球が壊滅していた可能性がありますね」

斉木(さて、他のS級ヒーローに見つかる前に僕はお暇するか)

サイタマ「待てよ…」

斉木(・・・・)

サイタマ「なあ、俺と戦わねーか・・・・」

斉木(・・・・・・)

ジェノス(お2人が戦うだと!)

斉木(冗談はよせ。いくらお前がバカでも僕に嘘をついても無駄なことくらいわかるだろ)

斉木(お前はヒーロー、僕は一般人。戦う理由がない。そうだろ?)

サイタマ「・・・・・・・・」

斉木(それにお前と僕が戦ったら、それこそ地球がヤバイ)

サイタマ「ああ、そうだな…」

ジェノス(先生…)

斉木(まあ、折角だ。腕相撲くらいなら相手してやるか)

サイタマ「・・・・・・」フッ

サイタマ「いいぜ!負けねぇぞ」

ジェノス(『地球がヤバイ』か… 今回のUFOがそれなのか、まだその脅威は去っていないのか、俺にはわからないが…)

ジェノス(この2人がいればきっと大丈夫だろう)

サイタマ「いくぞ!」

斉木(ああ)

ドゴォン

この日、A市は壊滅した…

斉木(やりすぎちゃった)

サイタマ「だ、誰も死んでないから…」

斉木楠緒VSワンパンマン 完

html依頼忘れてた

ちなみに燃堂達のヒーローネームやガロウ編は偉大なる原作ワンパンマンのタツマキ編?が終わったら書こうと思ってます

いつになるんだろう

タツマキ編終わる気配がない

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年12月04日 (金) 01:24:45   ID: 5MsT4ub6

はよ

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