のび太「ぼくよりダメなやつ(魔太郎)がきた」 (39)

   ー学校ー

先生「諸君、今日転校してきた浦見魔太郎くんだ」

魔太郎「…………」

スネ夫(ジャイアン、暗そうな奴だね)

ジャイアン(おう、少しからかってやるかww)


先生「じゃあ魔太郎くんは1番うしろの空いている席に座ってくれたまえ」

魔太郎「はい……………」



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ー放課後のび太の部屋ー

のび太「ただいま!!!」

[たぬき]「どうしたの?ばかに楽しそうじゃない」

のび太「今日転校生が入ったんだ!」

[たぬき]「ははあ、かわいい女の子かなんか」

のび太「いいや、ぜんぜんパッとしない男の子」

[たぬき]「それがどうしてうれしいの?」

のび太「その子ったら僕の倍ぐらい0点をとったんだってアハハハハハ」

のび太「それにかけっこだってぼくより遅いし、逆上がりもけんすいも全然できないし、もちろんカナヅチで」

のび太「ジャイアンったらぼくをほったらかしてその子を殴ったりしてイジメてるんだ!」

のび太「ああ、この世にぼくよりダメな子がいたなんて!なんて素晴らしいんだ!!」


[たぬき]「フ-ン」

[たぬき]

しかたない
以降ドラエモン=[たぬき]ということでよろしくお願いします

ヒント:ドラえもん

[たぬき]
[たぬき]
[たぬき]
>>6
ごめんなさいほんとにわかんない
そうです俺はゴミ情弱です

>>6
わかりましたありがとうドラえもん

>>3
[たぬき]=ドラえもんで捉えてください
お手数かけますよろしくおねがいします

>>9

不親切でごめんよ
頑張ってくれ

邪神コナン見て思いついたか?

ー翌日ー

ジャイアン「おい魔太郎!お前いま俺のことジロジロ見てただろ」

魔太郎「い・・・いや・・・そ、そんなことは」

ジャイアン「俺はウジウジしたやつに見られることが嫌いなんだ!!」

ボコボコボコ!!


魔太郎「う、うぅ……」


ジャイアン「はんせいしろ!」テクテク


魔太郎「………………いててて………」フラフラ

しずか「あら!魔太郎さん!どうしたのボロボロじゃない!」

魔太郎「う…いや、な、なんでもないです。こ、転んだだけで…」

しずか「大丈夫?これ、ハンカチ。バンソウコウあげましょうか?」

魔太郎「……」

魔太郎「あ、あ、ありがとう……」

>>11
教えてくれてありがとう
感謝してるよ
>>12
ごめん見てないですね


───────────────────────ーー


ジャイアン「おい魔太郎、今からカケッコで勝負しようぜ!負けたやつは1位のやつの言うことをなんでも聞くんだ」

スネ夫「やろうやろう!」

魔太郎「う……いや、ぼくはちょっと…」

ジャイアン「うるせえ!俺がやるっつったらやるんだ!!
おいのび太、お前もやるよな?」

のび太「えっ?ぼくがかけっこをやるって!?」

ジャイアン(安心しろ、魔太郎も入る)ヒソヒソ

のび太「やろうやろう!」

ジャイアン「よーい、どん!」

ダダダダダダッ

のび太・魔太郎「はあっ、はあっ、はあっ、」

─────────────────────────
────────────────
──────

スネ夫「ということで、ジャイアン一番ぼく2番のび太が3番でビリは魔太郎!」

のび太・魔太郎「はあ、はあ、はあ」


ジャイアン「じゃあ魔太郎、しずちゃんのスカートをめくってこい!」ニヤニヤ

魔太郎「ええっ!?」

のび太「ジャ、ジャイアンそれはいくらなんでも・・・」

ジャイアン「うるせえ!文句あんのか!
よく考えろのび太、俺達はしずちゃんに嫌われることもないしそれどころかパンツが見れるんだぞ!悪いことあるか!」

スネ夫「そうだそうだ!」

のび太「う、うーん」


魔太郎「う…………」

ジャイアン「俺にころされるかスカートをめくるか好きな方を選べ」ボキボキ

魔太郎「あ、あのう・・・」

しずか「あ!魔太郎さん!怪我は大丈夫?」

魔太郎「うう……」

しずか「どうしたの?」

魔太郎「えいっ!」バッ

ヒラリ

しずか「きゃああああああ!!!」ペチン!

しずか「魔太郎さんのエッチ!!」ダッダッダッ


魔太郎「う、うう……」

ジャイアン「おい!やったな!さすが魔太郎だ」


魔太郎「コ ・ ノ ・ ウ ・ ラ ・ ミ」

ジャイアン「あん?」


魔太郎「コ ・ ノ ・ ウ ・ ラ ・ ミ ・ ハ ・ ラ ・ サ ・ デ ・ オ ・ ク ・ ベ ・ キ ・ カ」

 
 

ー夜 剛田家ー

ジリリリリリリリリ

ジャイアン「おっでんわでんわ」カチャ

ジャイアン「もしもし剛田です」

ジャイアン「え?たけしを出せ?剛田武は俺だけどだれだお前?」

ジャイアン「なに?空き地に来いって?俺を呼び出すなんていい度胸じゃねえか」

ジャイアン「どこのどいつだかしらないがくだらねえ用事だったらギタギタにしてやるからな」

カチャ


 


魔太郎「……………」

ー空き地ー
ジャイアン「おい!来てやったぞ!!おれを呼んだのはだれだっ!どこにいるでてこい!!」

???『お前ヲ呼ンダオレはココニイルヨ』

ジャイアン「なに!?ど、どこだ!!」

???『土管ノ中サ イチバン上ノネ』

ジャイアン「おのれ、からかってるのか!俺も中に入って引きずり出してやる」ズッズッ


ガチャ…
ガチャチャ…


ジャイアン「あっ!!?ど、土管に蓋がされて……!!」

ジャイアン「お、おい誰だ!!ここから出せ!!頼む!!!」


魔太郎「ふふふ…」

ジャイアン「そ、その声は・・・魔太郎!!
て、てめえここから出せ!!明日どうなるか見てろよ!!」

魔太郎「ふふふ、お前に『明日』がくれば良いのだがな」

ジャイアン「ど、どういうことだ!!?」

ゴロ…ゴロ…

ジャイアン「!?? お、おいこの土管転がってないか!?」

ゴロゴロ…ゴロゴロ…

ジャイアン「おい!!魔太郎!!!」

ゴロゴロゴロゴロ

ジャイアン「どこに連れてく気だ!!?おい!!!!出せ!!!!出せよ!!」

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ

ジャイアン「う、うわああああああああああああああああああああああああああああああ」

魔太郎「こ の う ら み は ら さ で お く べ き か !!!!」

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ


ゴッ



ボッチャーーーーン






ブクブクブク……

ー翌日 学校ー

スネ夫「今日ジャイアン休みなのかな?」

春夫「きてないね」

スネ夫「バカなのに風邪ひいたのかな?ヘヘッ」

あきお「なんでも昨夜から行方不明らしいよ」

春夫「ええっ?」

スネ夫「家出でもしてんじゃないか?なににしろ今日はせいせいするなw」

 


魔太郎「・・・・・・・・・」

トリ忘れちゃった

ーのび太の部屋ー
のび太「ただいまー!」

ドラえもん「おかえり」

のび太「ジャイアンが昨日から行方不明なんだって」

ドラえもん「なんだって!?それは大変じゃないか!探しに行こう」

のび太「いいのいいの、あんなやつしばらくいなくても困らないし、ただの家出だろ」

ドラえもん「でも・・・」

のび太「それに明後日リサイタルの予定だったろ、それまで放っとこうよ」

ドラえもん「う・・・たしかに」

のび太「それより今日」

ピンポーン

のび太「あっ!きた!」

ドラえもん「?」

魔太郎「こんにちは」

のび太「さあ座れ座れ」

のび太「いっしょに宿題する約束なんだ」

ドラえもん「へえ、えらいじゃない」



のび太「一題出来た。答えをてらしあわせよう」

のび太「ええっまだできてないのお!?」

のび太「ちがうよ君の答え。こまるな、こんなかんたんな問題をまちがえちゃ。ハハハ」

のび太「ママー!ぼくのと魔太郎くんのとどっちの答えがあってる?」


のび太「あー気持ちいいな」

ドラえもん「・・・・・・」

魔太郎「」メラメラ

ドラえもん「それにしても・・・ジャイアンが昨日から行方不明ってのはやっぱ気になるな」

のび太「大丈夫だって。きっとひょっこり帰ってくるって」

ドラえもん「それならいいんだけど・・・。やっぱり探しに行くべきなんじゃないかしら」

のび太「あんなやついなくても平気さ。な、魔太郎くん」

魔太郎「う、うん」

ドラえもん「でも・・・」

のび太「そんなにいうなら明明後日さがしにいこう」

ドラえもん「・・・・・・そうするか」

魔太郎「・・・」

ー夜のび太家食卓ー
のび太「それでね、宿題のあとかけっことかゲームとかしたんだけどどうしてもぼくのほうが勝っちゃうの。アハアハアハハ」

のび太「あいついいやつだよ。ずっと親友になろう」


ー魔太郎の部屋ー

魔太郎(野比のび太・・・。自分も虫ケラのくせにぼくを見下してきもちよさそうに威張ってる・・・)

魔太郎(それに源しずかさんの前でかけっこやゲームでぼくに勝ってみせたりして恥をかかせた・・・。)

魔太郎(この罪はおおきい!)

魔太郎「うらみはらさでおくべきか!」

ー翌日学校ー

魔太郎「ねえ、きのう君の家に青いタヌキみたいなやつがいただろ。あれはなんだい?」

のび太「青いタヌキ?ああ、ドラえもんのことか」

魔太郎「ドラえもん?」

のび太「うん、22世紀からきたロボットで未来のヒミツ道具でなんでも出来るんだ」

魔太郎「なんでも出来るって?」

のび太「うん、たとえば何処へでも行けるドアを出してくれたり、
大きくなったり小さくなったり出来るライトを出してくれたり、
過去をみれるテレビを出してくれたり・・・」

魔太郎「!?」

のび太「そうだ、ドラえもんが明後日までジャイアンが帰ってこなかったら探すってんだけど、いっしょにさがそうよ」

魔太郎「・・・」


魔太郎(もし今の話が本当ならあのロボットも生かしてはおけない・・・)

魔太郎(野比のび太への復讐とともに始末しなければ・・・・・・)


ー深夜・魔太郎の部屋ー

魔太郎「ウラミ念法!人形つかい!!」


グググググー

ーのび太の部屋ー

ドラえもん「」ピョコ


のび太「? どうした?ドラえもん」


ドラえもん「」クルリ


のび太「お、おいどうしたんだよなんかおかしいぞ」


ドラえもん「」キッタンキッタンキッタン


のび太「目が死んだようになってる!お、お前はドラえもんじゃないな!」


ドラえもん「」キッタンキッタン


のび太「お、おい冗談はよせってドラえもん!く、くるな!!」


ドラえもん「」キッタンキッタンキッタン

のび太「た、たしかスペアポケットがここに…あった!」

のび太「ショックガン!これで気絶させよう!許せドラえもん」


ビビビッ

ドラえもん「」コテッ

のび太「ふうっふうっ、いったいどうしたんだドラえもんは…」

ー魔太郎の部屋ー

魔太郎「うっ!!」


魔太郎「ウラミ念法が通用しなかったか………
やはりあの話は本当だったようだな」


魔太郎「いいだろう!この次は必ず始末するぞ!」

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