アスカ「壁ドンからのキスって女の憧れよね~」シンジ「そうなの?」 (79)

レイ「…」テクテクテク

カヲル「やあ」

レイ「……なに?」

ドンッ

最近カマホモのファンが良くスレ立てしてんな

レイ「?」

レイ「腕、どかして」

カヲル「ダメだよ」

レイ「……なぜ邪魔をするの?」

カヲル「君に用があるから」

レイ「……?」

カヲル「……」ジィ…

レイ「……」

カヲル「……」

レイ「……」

カヲル「……」

レイ「……」トクンッ

トクンッ トクンッ トクンッ

レイ(脈拍が上がっていく……どうして)

カヲル「……」

レイ「……」トクンットクンッ

カヲル「……」ニコ…

レイ「……っ」ドクンッ!

ドクッ ドクッ ドクッ

レイ(なぜ? 頬が熱い……ぽかぽかする。なぜ……)

レイ「どいて、邪魔よ」

レイ「これ以上近寄らないでちょうだい」

アシカ「オウッ、オウッ」


シンジ「アシ…カ……?」

トクンッ トクンッ トクンッ

アスカ(な、何なのこいつ)

カヲル「……」

アスカ「……」トクンットクンッ

カヲル「……」ニコ…

アスカ「……っ」ドピュンッ!

ドクッ ドクッ ドクッ




チャゲ「アスカ・・・」

ドクッ ドクッ ドクッ

レイ「…… ///」

カヲル「……」スッ

チュッ

レイ「!?」

レイ「なにを……?」

カヲル「キスだよ。知らないわけではないだろう?」

レイ「……惹かれ合っている人同士がする行為だと、聞いてるわ」

カヲル「君は美しいよ、綾波レイ。君に惹かれる心を持たない男性などいないさ」

レイ「……そんなこと、ない……」

カヲル「あとは君が、僕のことを気に入ってくれればいい―――」スッ

レイ「ぁ……ン」

チュゥ…

レイ「んン……っ」

チュパ…

レイ「は、ぁ……」

ドクッ ドクッ ドクッ

レイ(碇指令…私…)

力ヲノレ「……」スッ


ドクックドクッドク

レイ「…… ///」ジィ…

チャッ

カラノレ「///」スッッスッスュ

レT「クックドドックド」

ママチャッジィ…ドックドジィ…スッスッスッ

スッ
カレイヲ「ヲウ」ナスッスッスッ

カレーインド

ドクンッドクンッドクンッ

レイ(心音が、どんどん大きく……)

カヲル「そのまま、唇を逸らさずにいて。僕の目を見て、レイ」

レイ(避けられ、ない、私、どうして―――)

ドクンッドクンッドクンッ

カヲル「……」

…チュッ

チュゥ…

レイ「んン……っ」

チュパ…

レイ「は、ぁ……」

チュゥ…

Vイ「んン……っ」

チュパ…

レ丁「は、ぁ……」

チュパカブラ…

レイ「ぁ……ン」

チュゥ…

レイ「んン……っ」

パピコチュゥ…

レイ「ン、ン、はぁ…ンん」

レイ(だめ、頭、白く、溶けて―――思考でき―――)

チュパッ

レイ(なぜ、熱い、心地いい、キモチイイの。なぜ―――)

チュゥゥ…

レイ(あ、あ、あ、フィフス、ああ、あ……………)

―――

カヲル「それじゃ。また明日」ニコリ

レイ「はぁ、はぁ………… ///」トロォン♡

翌日。

シンジ「おはよう、綾波」

レイ「……おはよう」スッ

シンジ「?」

アスカ「なにあいつ。いつにも増して態度悪いわね」

シンジ「そ、そんなことないよ」

アスカ「いつも態度悪いってこと?」

シンジ「それはアスカだろ」

アスカ「しっつれいね―!」

レイ「……」

レイ(碇君。碇君の存在を感じると、心に痛みを感じる……)

レイ(これは……後ろめたいという気持ち……? フィフスにキスをされたから……?)

レイ(惹かれる相手とする行為……碇君……)

レイ(フィフス。次に彼に会ったら、二度としないでと伝えて)

教師「えーではぁ。転校生を紹介します」

ガラッ

レイ「!?」

アスカ「うげ」

シンジ「あ、カヲル君だ」

カヲル「渚カヲルです。よろしく」

キャーーーーーーーーーー!!♡♡

女子「ねえねえ。渚君の写真、無いの!?」

ケンスケ「転校初日であるわけないだろ。撮影したとしても現像できないんだから」

女子「なーんだ」

女子「ほら行こ。渚君移動しちゃうよ!」

女子「うんっ」

ケンスケ「……」

トウジ「ちっ。なんやメス共、色気づきおってからに」

ケンスケ「仕方ないさ。あれだけ美形で、しかもエヴァのパイロットとあっちゃさ」

トウジ「同じパイロットとして、なんか言ってやりぃ!センセ」

シンジ「僕は別に……」

キャイキャイ

カヲル「はは」

女子「渚くぅん」

女子「ねえってば、こっち向いてよお」

女子「渚くん、それだけイケメンだとスカウトとかされない?」

女子「ねー渚くんってばぁ」

ヒカリ「ちょっと! あなた達、いい加減にしなさい!」

ヒカリ「歓迎するのはいいけど、そんな取り囲んで騒いでばっかじゃ渚君が困っちゃうじゃない」

女子「えー」

女子「渚くん、困ってるの?」

カヲル「そんな事はないよ」

女子「やった! ほら! ヒカリ、渚くんがいいって言ってるじゃない」

ヒカリ「もう……っ」

カヲル「君も、心配してくれてありがとう。委員長の……洞木さん、だったかな」

ヒカリ「え。う、うん。学校のことで何かあれば言ってね。そういう係だから」

カヲル「―――すまないね。早速案内を頼んでしまって」

ヒカリ「私は全然。でも、いいの? みんなついて来たがってたけど」

カヲル「あの人数で移動したらさすがに迷惑だからね。洞木さんのせいだと誤解されないよう、後で上手く言っておくよ」ニコッ

ヒカリ「!」

ドクンッ

ヒカリ「ど、どうも…… ///」

テクテク

カヲル「今日はありがとう。色々と教えてもらえて、助かったよ」

ヒカリ「ううん。かえってごめんなさい……調子に乗って校内一周しちゃって、おかげで遅くなって。私と帰ることになっちゃって」

カヲル「? なぜそれを謝るんだい? 僕が頼んだことなのに」

ヒカリ「だって、渚君と帰りたいって子、たくさんいたのに……私なんかと」

カヲル「……洞木さんと帰れて、嬉しいよ」

ヒカリ「え……っ」

カヲル「君は魅力的だからね。もっと自分を知って、自信を持っていい」

ヒカリ「な、なに言ってるのよ、渚君…… ///」

ヒカリ「もう……渚君って、ずっとモテてきたでしょ」

カヲル「なぜそう思うんだい?」

ヒカリ「だって、その、す、すごくカッコいいし。女子に囲まれてるのも、褒めるのも、慣れてるみたいで」

カヲル「どうかな。ただ、女性は好きだよ。みんな繊細だからね」

ヒカリ「繊細……」

カヲル「それに、キスをするととても可愛らしい反応を見せてくれる」

ヒカリ「……え?」

ヒカリ「それって。その言い方じゃ、誰彼構わずキ、キスしてきたみたい」

カヲル「まさか。好意を抱ける相手にだけさ」

ヒカリ「そうじゃなくて! ダメよっ、そんなの」

カヲル「なにがだい?」

ヒカリ「あ……だ、だから。そういうのって、本当に特別好きな一人とだけにしないと。好きだからみんなとだなんて、そんなのってサイテーだと思う……!」

カヲル「同意の元でも?」

ヒカリ「そうよ。いくらモテるからって、フケツよ……っ」

ドンッ

ヒカリ「きゃっ!?」

カヲル「……洞木さん」

ヒカリ「な……なに?」

カヲル「……」

ヒカリ「……ひっ」

カヲル「今から、君にキスをするから」

ヒカリ「!!?」

カヲル「拒んで見せて」

ヒカリ「や……っ、やだ。そういう冗談、やめてよ……! 渚君」

カヲル「……」

ヒカリ「お願い。腕、どかして……」

カヲル「洞木さん」

ヒカリ「……っ」ビクッ

カヲル「さっきも言ったけど。君には魅力がある」

ドクンッ

ヒカリ「そんなの。今日、会ったばっかりで」

カヲル「生真面目で、謙虚で、多感で、他者に優しい」

ヒカリ「……」

カヲル「好きだよ。会ったばかりでも」

ドクンッ

ヒカリ「……やめて……」

ドクンッ ドクンッ

ヒカリ「そんなの……誰にでも言うような言葉で」

カヲル「誰にでもではないさ」

ドクンッ ドクンッ

ヒカリ「でもみんなに言うくせにっ」

カヲル「……」ジィ

ヒカリ「どいて……もう、やめてよ……」

ドクンッドクンッドクンッ

ヒカリ「……そんなに……見ないで」

ヒカリ「……これ以上、顔、近づけたら」

カヲル「……」スッ

ヒカリ「叩―――!」

チュッ

ヒカリ「ン……っ」

チュッ…チュパッ

ヒカリ「は、ぁ……」

カヲル「―――避けなかったね」

ヒカリ「………ヤメ……」

チュゥ

ヒカリ「んぅっ……ン、ん」

チュパ…チュプ…

ヒカリ「ン、んっ、ちゅ……ハァ、ぁ」

カヲル「可愛いよ」ボソッ

ヒカリ「……!」ゾクゾク♡

チュッ

カヲル「もっと―――僕を受け入れて」

                                   ____l!、____
                                    ,.-‐'´:::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
                              //::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙ヽ

                                  /,.イヘ/!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ、:::ヽ
                                //|/レソ/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ\ヾ、::::゙!
                             ____ノ"::::::::::,.-'T ̄):::::::::::::::::::::::::r‐-ト、_:∧:リ::i
                             `7ィ:::::::::r'" / /::::::::::::::,、:::::::::::::\ヽ、`ヽ.::::::l
                             ソ リ:::::{、__j/::::::::::::;.イ:::ハ:r、:::::::::::::\}_  |::::::i
                              /イ::::::::::::::::::::::/l:::/ |:/  !| !:::::ト;:::::::::::`´:::::::|
                               |ハ::::::::::/!:::/ |:/  |!   l! iト、:! l::ハ:::;、:::::::::ノ
                                 r'i::ハ:| iV  li   !      |! ,リ l::! iト;::/ 壁殴り代行始めました
                                {ヘヽ.  ̄`>=、_       __,,.z='' ̄リ リ:/`}
                             \.yi、 <´ ! ソ`゙''  `" '´iソ}゙>  /ィソノ
                                  ゙ーl.     ̄          ̄  /ー'"
                                 ヘ、      l!       /
                             -‐r: : : ;゙\    ____    /¨「\_
                 --─r─=─<   /: : ::/ i  \          イ/ /: : : : :\
                  /    /        / : : / ノ /  ヽ..___,,..イ ´  {/ : : / ̄ ̄`ー 、
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     |     `ー< ̄      \          ヽ: : : : : |               Y´ ̄ ̄    イ
     | \       ̄ ̄        `ー   __     |; ; >┴                   |      「 |
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       \ ` ̄ ̄ ̄           _ >´ ̄ ̄¨¨          ノ              /   /  //
.          \           イ  ̄                            / /   ∧__//
.          `ー====<: : : |             ー=一         /     /: : ;_/
                   ヽ: :| \                          /    r<: : : /

ドクッドクッドクッ

ヒカリ(もっと……渚君を……? でも―――)

ヒカリ「ヤ、ハァ、ダメ、ぇ……! もう……ど、どい、て……」

カヲル「どうして?」

ヒカリ「だ、だって私……好きな、人が」

チュッ

ヒカリ「ハァ、ぁぁぁ……♡」

カヲル「でも避けない」

ヒカリ「こ……こんなとこで、こんな……ハァ、人に、見られちゃう……」

チュッ

ヒカリ「ンん……ぅ♡」

カヲル「それでも避けないね」

ドクッドクッドクッ

ヒカリ「ハァ、ハァ、ハァ」

カヲル「まあ、場所は移したほうがいいかも知れないね」

ギュッ

ヒカリ「あ……っ」

ヒカリ(渚君の、手)ドクッ

カヲル「もっと、二人でゆっくりできるところに行こう」

ヒカリ「!!?」

カヲル「君がこの手を振りほどけば、追ったりはしないよ」

グィッ

ヒカリ「きゃっ。や、やだ、止まって……渚君っ」

カヲル「……」スタスタスタ

グィグィ

ヒカリ(ダメ、腕払って逃げないと! ついていったらきっと、もっとフケツなことされちゃう……!)

ドックン!

ヒカリ(な、渚君に、キスより、もっと、されて―――きっと私―――)

ドクン! ドクン!

カヲル「……」ピタ

ヒカリ「え?」

カヲル「やっぱり、強引に連れて行くのはやめよう。すまなかったね、洞木さん」

ヒカリ「え? え?」

カヲル「僕は勝手に歩いて行くから。良ければついてきて……君自身の意志で」ニコッ

ヒカリ「!!」

カヲル「……」スタスタ

ヒカリ「あ……待……」

ヒカリ(なんで呼び止めようとしてるのよ、私。それでどうする気?)

ドクンッドクンッドクンッ

ヒカリ(鈴原―――)

ヒカリ「……」フラッ

ヒカリ(鈴原―――ごめん、なさい…………)

ヒカリ「……」フラフラ・・・

ヒカリ「渚君……」

カヲル「なんだい?」

ヒカリ「ついて行くから……手、握ってて……欲しいの」

カヲル「いいよ」

ギュッ

ヒカリ「…… ///」トロン…♡

翌日。

シンジ「綾波。おはよう」

レイ「……ええ」スッ

アスカ「ぷくく。とうとう挨拶返してもらえなくなったわねー、シンちゃん」

シンジ「今のだって挨拶じゃないか」

アスカ「どっこが~?」

シンジ「なんだよ。感じ悪いな」

アスカ「ふんっ。それはあの人形女でしょ」

レイ「……」

女子「あー! 渚くぅーん、おっはよー!!」

レイ「……」ピクッ

女子「やあん、今日もかっこいいぃー」

女子「いたぁ、渚くーん!!」

女子「渚君! ねえ今日は私達とお昼一緒に食べようよぉ」

アスカ「あっちはあっちで……なぁにが『渚くぅん』よキモチ悪い」

ヒカリ「あ、おはよぉ……渚くぅん♡」

アスカ「ぶっ!?」

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