男「幼馴染みが来るぞォーーーッ!!」(5)


女「でさー......そのあと...」ペチャクチャ
女友「...マジで!?...やべー!...」ペチャクチャ

いつものように時間が過ぎる。
太陽が燦々と輝く昼下がり。
のんびりとした空気が街中には漂っていた。


・・・・・・・・
ヤツが来るまでは


__それは、巨大であった


ドスゥゥゥン.....!
ドスゥゥゥン.....!

女「.........ん?」

__それは、怪力であった

ドゴォォォン.........!
ドゴォォォン.........!

女友「.....んあ?」

__それは、相撲部であった



男「幼馴染みが来るぞォーーーッ!!」


おっさん「!」
女「えっ!」
友「.........マジ?」
警察「なに!?」

女友「.........」


女友「......逃げろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


ワアアアアアアアッ!!


蜘蛛の子を散らす様に逃げて行く街の住民ッ!!

今、ここにッ!!

自らの命を懸けたッ!!

市民VS相撲部のッ!!

____戦争が始まったッ!!

幼「みんななんで逃げるのぉ.......?」ドタプーン

スリーサイズB215W148H192ッ!!
張り手で壁を破壊するッ!!

幼「あっこんにちは~!」ポン

サラリーマン「ぴゅ。」グチャ

サラリーマンの背中を押すッ!!
その瞬間ッ!!
ミンチとなって吹き飛ぶサラリーマンッ!!
辺りに残るは鮮血のみッ!!

幼「おかしいなあ.........いなくなっちゃったよぅ」

警察A「射撃準備!うてぇーっ!」パンッ!パンッ!
警察B「うおおおお!」パンッ!
警察C「な、なんだアイツ.........!効いてねえよ!」パンッ!パンッ!パンッ!

拳銃による射撃を行う警察ッ!!
市民を守るためと率先して立ち向かう姿は勇敢に思えるがッ!!
彼女の前ではただの蛮勇に過ぎないッ!!

幼「あ!おまわりさんだぁー!こんにちはー!」ドスゥゥゥン!ドスゥゥゥン!

警察B「げぶっ」グチャ
警察C「はぐぁッ」グチャ

ジャンプした衝撃のみで頭が吹き飛ぶ警察ッ!!
ひとり生き残る者は、自らの死に際を待つだけとなるッ!!

警察A「た、たすけてェ!」ズリズリ

腰を抜かし、立てなくなるも這いずり逃げ回る警察ッ!!


幼「あっ!おまわりさん!待ってくださいよぅ!」ギュッ

警察A「ぎゃあああああッ!!」ドパンッ!

腕を捕まれる警察ッ!!
捕まれた腕はまるで絞られた雑巾のように破壊されるッ!!
そしてその衝撃で血流が狂い、心臓が破裂するッ!!

幼「あれぇ?寝ちゃったよぅ.........」

_______

男「はぁ、はぁ、はぁ.........大丈夫か?友!」タッタッタッ

友「だぁーいじょぶ、だぁーいじょぶ.........まだまだ走れるよ」タッタッタッ

すでに破壊され、瓦礫の散乱する街を走る二人。
女達とは別ルートで逃げる事により、少しでも生存率を上げる作戦である。


男「.........もう少しだ、もう少ししたら休める!だからもう少しだけ頑張れ!」タッタッタッ

友「はぁ、はぁ.........分かってるよ!」タッタッタッ

ホームセンター。
そこに向かえば彼女に太刀打ちできる道具があるかもしれない。
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