聖來「わんこ、お手!」モバP「わん...」 (62)

のんびりと書いていきます

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---聖來の家---




聖來「わんこー♪」


P「......」


聖來「あれー?どしたのわんこー?」

P「あのさ...」

聖來「あのさぁ?」

P「わ...わん...」

聖來「おー、よしよしー♪」ナデナデ

P「わん...」



P「どうしてこうなった...」

水木聖來(23)
http://imgur.com/vVuHft9.jpg
http://imgur.com/7a3U1nt.jpg

---数日前---



P「頼むよ聖來!この通りだ!」

聖來「えーっ?」

P「なっ、いいだろ?」

聖來「うーん、でもなぁ...」

沙理奈「あー、Pさんが聖來に謝ってる!」

聖來「おっ、沙理奈だ♪」

沙理奈「Pさんったらなにやっちゃったの~?あっ、わかった!聖來にエッチなことしようとしたんでしょ♪」

P「してないしてない」

沙理奈「もう~、アタシに言えばちょっとくらいならエッチなことしてあげてもいいのよん♪」

P「うーん...いいや、後でお金とか取られそうだし」

沙理奈「ひどっ!」

聖來「あははっ、沙理奈ならあるかもねっ!」

沙理奈「ないわよ!ちょっと触られたくらいで減るものじゃないし」

P「えっ、マジか?それなら...」

聖來「Pさん?」ジトー...

P「冗談だって...」

松本沙理奈(22)
http://imgur.com/pLPos8O.jpg
http://imgur.com/jS7g4Ac.jpg


沙理奈「それで、なにかあったの二人とも?」

P「ちょっと頼み事をしてただけだ」

沙理奈「頼み事?」

P「今度、沙理奈のイメージビデオの撮影あるだろ?」

沙理奈「うんうん」

P「その時の撮影でさ、公園で犬と遊んでるところを撮る予定だったんだけど...」

沙理奈「あぁ、そういえばそうだったわね」

P「実は予定してた犬がちょっと使えなくなっちゃってさ、代わりを探さないといけなくなったんだよ」

聖來「それで、アタシのわんこを使わせてくれないかってことになったの」

沙理奈「なるほど♪確かにわんこだったらアタシに慣れてるし、自然体でいられそうだわ♪」

聖來「でもさ、沙理奈の撮影日ってアタシのオフとちょうど被ってるんだよね」

沙理奈「それがどうかしたの?」

聖來「アタシ、久々のオフだったから家でわんこと一日遊んでようと思ったの、でもPさんがわんこを貸してほしいって言うから...」

P「ちょっと聖來が難色を示してるんだよ、だからお願いをだな...」

沙理奈「アハッ、だったらいい考えがあるわよ聖來♪」

聖來「なに、いい考えって?」

沙理奈「わんこの代わりにPさんと遊べばいいのよ!」

聖來「Pさんと...」

P「なにバカなこと言ってるんだよ、そんなんで...」

聖來「それいいかもね!おもしろそう!」

P「えぇっ!?」

沙理奈「でしょ?じゃあわんこ借りるわね♪」

聖來「うん、よろしくね沙理奈!」

P「お、おいおいちょっと待て!そんなことできるわけ...大体俺だってその撮影に付き添わないといけないのに...」

沙理奈「あら、撮影自体は午後からなんでしょ?それにもう当日の段取りとかの打ち合わせは終わってるじゃない」

P「それはそうだけど...」

沙理奈「撮影が始まる前までに来てくれればいいわ、終わったらそのままわんこ返すから」

P「で、でも...」

聖來「うん、それに決定!それじゃ当日の朝にわんこを預けるからね!」


P「おいー!俺抜きで勝手に話を進めるなコラー!」

------



P(結局二人に押し切られてしまった...)

P(そして沙理奈は朝にわんこを連れて行ってしまって...)

P(んで、俺は聖來の家でわんこの代わりにされているというわけだ...)


聖來「あはは、意外とくせっ毛なんだね~♪」ナデナデ

P「むぅぅ...」


P(しかも...)


P「なあ聖來...」

聖來「わぁっ!わんこが口きいた!」

P「まだ続けるのかよ...」

聖來「ふふっ、なあに?」

P「この犬耳、付けてなくちゃダメなのか?」

聖來「よく似合ってるよ♪」

P「いや、似合うとか似合わないとかじゃなくてさ...」

聖來「だってPさんは今日わんこの代わりなんだよ?じゃあわんこっぽくなってもらわないとね!」

P「わんこの代わりか...」

聖來「そうそう、なんなら尻尾も付けてみる?」

P「勘弁してください...」

聖來「そっか...それにしても、ふふっ♪」

P「どうした?」

聖來「なんか変な感じだなぁって思ってさ、Pさんがウチで犬耳付けてるのって」

P「そりゃそうだろ、俺も変な感じだよ」

聖來「でも結構楽しいかもね、まるで本当にわんこが喋れるようになったみたい♪」

P「なんだそりゃ...」

------



P「それで、わんこの代わりって言ってたけど俺はどうすればいいんだ?」

聖來「うーん、そうだなぁ...あんまり考えてなかったんだけど...」

聖來「とりあえず...」


聖來「お手!」


P「お、お手?」

聖來「だってわんこって言ったらまずこれでしょ?」

P「まあ、そうかもしれないが...」

聖來「だから、お手!」

P「はい...」ポン

聖來「ダメダメ、ちゃんとわんって言ってよ」

P「わ、わん...」ポン

聖來「よくできました、いい子いい子♪」ナデナデ

P「聖來...これ結構恥ずかしいんだが...」

聖來「気にしないの、アタシしかいないし、今日のPさんはわんこなんだからさ♪」

P「でもなぁ...」

聖來「ほらほら、もっとわんこみたいにアタシに甘えていいよ♪」

書き溜めが尽きたのでとりあえずここまで 続きは後ほど

ちょびっとずつ再開します

P(甘える...)



聖來『ほらわんこ、こっちおいでよ』

聖來『どうしたの?いつもなら自分から寄って来て甘えるのに...』

聖來『ほら...いつもみたいに、アタシのこと...ペロペロしていいんだよ?』

聖來『それとも...』


聖來『今日はアタシが...ペロペロしてあげよっか...?』



P(いやいや...さすがにこれはない...)

P(沙理奈ならこんな感じで誘ってきそうだけど...)

P(言っちゃ悪いが聖來はまだまだ子供だしなぁ...)

聖來「どしたのPさん、考え事?」

P「いや、別に何でも...」

聖來「ふーん...あっ、そういえばのど渇いてない?なんか飲む?って言っても大したものないけど」

P「別になんでもいいよ」

聖來「じゃあジュースでいいか、はいどうぞ」

P「おう、ありが...」

聖來「お手♪」

P「またかよ...」

聖來「あはは、まあまあ♪」

P「やれやれ、わん...」ポンッ

聖來「よくできましたっ、飲んでいいよ♪」ナデナデ

P「へいへい、どうも」

聖來「ふふっ...」ナデナデ

P「いつまで撫でてるんだよ...」

聖來「ゴメンゴメン、でもなんかPさん撫でてると落ち着くんだ♪」

P「...まあ、聖來がいいならいいけどさ」

聖來「ありがと♪あっ、そうそう、この後なんだけどさ...」

P「なんだ?なんかやりたいことでもあるのか?」

聖來「うーん、やりたいっていうかね...したい!」

------


P「んんっ...」

聖來「どう?」

P「あぁ...上手だな...」

聖來「ふふっ、Pさん気持ちよさそう...♪」

P「おぉ...そこは...」

聖來「ここがいいの?じゃあもっと強めに...」

P「ち、ちょっと待て...そんなにしたら...」

聖來「なに?」

P「こ、声が...」

聖來「あはは、なーんだそんなの気にしてたんだ?」

聖來「遠慮しなくていいよ、ほらほら声出しちゃえ出しちゃえ♪」

P「うあぁぁ...うっ!」

聖來「ふふっ、たーのしっ♪」

P「はぁ...はぁ...」

聖來「どうかな?気持ち良かった?」

P「うん...まあ...」

聖來「Pさんカチコチになってたよ?定期的にやった方がいいかもね」

P「聖來はマッサージ上手だな...」

聖來「まあね、ダンスやるにはレッスンもそうだけど身体のケアも大事だし」

P「なるほど...」

聖來「よくわんこにもマッサージしてあげるんだ」

P「わんこにも?」

聖來「そうそう、お散歩の後とかに耳とか首とかを揉んであげるの、すっごく気持ちよさそうにするんだ♪」

P「へぇ...」

聖來「あとね、沙理奈にもマッサージしてって言われるかな」

P「沙理奈?」

聖來「うん、肩こるんだってさ」

P「あー、なるほど...」

聖來「あっ!今、Pさん沙理奈のオッパイのこと考えてたでしょ!」

P「えっ!い、いやー...ナンノコトダカ...」

聖來「むぅぅ...そんなエッチなPさんには...お腹くすぐりの刑だー!」

P「お、おいちょっと!やめ...あ、あはははは!」

聖來「わんことおんなじ反応だ♪もっとやっちゃうよ!」

P「ちょっ...聖來...ま、マジで...」

聖來「あははっ、Pさんったら喜んじゃってる?」

P「ち、ちが...あ、あははは!」

聖來「ここ?ここがいいんだ?こちょこちょこちょー!」

P「この...いい加減にし...」


ムニッ♪


聖來「ひゃっ...」

P「う、うわっ!ご、ゴメンとっさに...」

聖來「......」


P(お、怒ってる...よな?)


聖來「......」

P「せ、聖來...?」


ギュッ


P「ふがっ...」

聖來「もう...エッチなわんこ...」

P「へ、へいらはん...?」

聖來「大丈夫、別に気にしてないよ」

P「そ、そっか...」

聖來「アタシこそゴメンね、Pさんがあんまり気持ちよさそうにしてるからなんだか嬉しくて、つい調子に乗っちゃった...」

P「聖來...」

聖來「それに、わんこもよくふざけておっぱい触ってくるしね、怒ってないから安心して」

P「お、おう...」

聖來「でも、もうやっちゃダメだからね?」

P「わ、わかってるよ...」

聖來「よしよし、いい子いい子♪」

P「むぅぅ...」

聖來「あっ、そうだ!一緒に写真見ようよ、写真!わんこの写真いっぱいあるんだ♪」

------



聖來「ほらこれ♪わんことハナコだよ、それでこっちはアッキーと一緒なの♪」

P「へぇ、でもアッキーがなんとも言えない表情してるけど...」

聖來「アッキー素でそういう表情だから♪」

P「素でこれかよ...おっ、これは」

聖來「これはこの前公園で撮ったやつだね、沙理奈も一緒だよ」

P「おぉー、やっぱ仲良さそうだな」

聖來「でしょ?わんこも沙理奈だと安心するみたいなの、元気に走り回ったりするんだよ」

P「飼い主に似たんじゃないのか?」

聖來「そうかもね♪あっ、これなんかも...」グイッ

P「な、なあ聖來...」

聖來「んっ、なに?」

P「あのさ...近くないか...」

聖來「近いって何が?」

P「いや、距離が...」

聖來「大丈夫だよ、アタシ別に気にしないから♪」

P「そ、そうか...」


P(気にしないって言っても...)

P(寝転がって二人で密着して見てるから...)

P(正直、落ち着かん...)


聖來「あっ、これこれ!可愛い~♪」


P「うおっ...」


P(聖來の顔が...俺の耳のすぐ傍にあるから...)

P(喋るたびに吐息が...)


聖來「でね?こっちは沙理奈に抱きしめられてて...」


P(...なんとなく気づいてたけど)

P(聖來はあれだ、ようするにちょっと天然入ってる...というか...)


P(無自覚にエロい!)

------



聖來「あー、楽しかったねー♪」

P「そ、そうだな...」


P(なんか心配になってきたな...)

P(聖來は時々見てて危なっかしいし...しかも本人に自覚なしときてる...)

P(大丈夫かな...)


聖來「あれ?Pさんなんだか赤いよ?」

P「い、いや別に...」

聖來「ウソ、絶対赤いって、熱でもあるの?」

P「ないない、本当に大丈夫だ」

聖來「うーん...あっ、ホントだ...」ピトッ

P「だ、だろ?」

聖來「ならいいけどさ、なんかあったら言ってよね?Pさんが倒れたりしたら大変だし」


P(心配してくれてるのか...)

P(普段は子供っぽいかなとか思ってたけどやっぱり大人だな、こういうとこは)

P「...ああ、ありがとう、聖來は気が利くな」

聖來「ホント?」

P「ホントホント、今の聖來はちょっと大人っぽく見えたぞ」

聖來「えへへ...ありがと!なんか嬉しい♪」

P「よしよし」ナデナデ

聖來「んんっ...」

聖來「って、これじゃ逆じゃん!アタシが褒められてどうすんの!今日はPさんがわんこなのにー!」


P(あー、やっぱ聖來だ...)

P(可愛いからいいけど...)











沙理奈「はっ!」ピキーン!

沙理奈「なんか今、聖來がPさんとイチャイチャしてるような気がしたわ!」

沙理奈「もうー!アタシだけ除け者にしてー!」

わんこ「わん?」

------


P「ごちそうさまでした」

聖來「はい、お粗末さま♪」

P「悪いな、昼飯ごちそうになって」

聖來「いいよこれくらい、それより撮影の時間は大丈夫?午後からなんでしょ?」

P「大丈夫だよ、現場は割と近いし、午後って言ってもほとんど夕方だからな、ちょっと一息つくくらいの余裕はあるよ」

聖來「そっか、じゃあそれまでゆっくりしてていいよ」

P「おう、それじゃお言葉に甘えて...」ゴロリ

聖來「ふふっ、やっぱりPさんわんこみたいだね、わんこも食べた後すぐにゴロゴロするんだもん♪」

P「そうなのか...まあ、今日の俺はわんこらしいからなぁ...ふわぁ...」

聖來「寝ちゃってもいいよ、アタシが起こしてあげるからさ」

P「聖來が起こしてくれるなら...そうしようかな...」

聖來「うんっ♪」ナデナデ

P「...聖來」

聖來「なあに?」

P「...ゴメンな、せっかくの休みだっていうのに無理言ってわんこを借りちゃって...」

聖來「ふふっ、どうしたの今さら」

P「いや...最近忙しいからさ、お前もわんことゆっくりしたかっただろうなと思って...」

聖來「うーん、そうだね、まあそれはそうだけど...」

聖來「だけど、今日はPさんが遊んでくれたし♪」

P「俺じゃわんこの代わりにはならないだろ...」

聖來「そりゃそうだよ、PさんはPさんであってわんこじゃないもん」

聖來「でもね、アタシに元気をくれるってところは同じだと思うよ」

P「元気を...」

聖來「そう、Pさんもわんこもアタシと一緒に遊んだりお散歩したりして、アタシに元気を注入してくれるの」

聖來「いっぱいお仕事した後は、いっぱい遊んで...それでまたお仕事がんばる...」

聖來「わんこと遊べなかったけど、その分Pさんとこうやってのんびりできたしもう元気いっぱい!」

聖來「これでまたお仕事頑張れるよ、今日はありがとねPさん♪」

P「そっか...元気いっぱいか...」

聖來「うん、だから悪かったなんて思わないでよ、本当に楽しかったんだから」

P「あぁ...」

聖來「ほら、なでなでしてあげるからゆっくり寝て...ねっ?」

P「うん...」

聖來「ふふっ、目がトローンとしちゃってる♪」

P「すぅ...」

聖來「おやすみ...」



---

------

Prrrrr♪


P「むにゃ...」


Prrrrr♪


P「んっ...」


Prrrrr♪


P「電話...?」


Prrrrr♪


P「出ないと...あれ?あれ!?」


聖來「すぅ...すぅ...」


P「な、なんで聖來が抱き着いて...ていうかこれはどういう状況...」

聖來「んぅ...」

P「おい!おい聖來起きろ!これじゃ電話に出れない!」

聖來「ん~...」

P「こら起きろ!」

聖來「うるさいよぉ...」ギュウウウウウ

P「ちょっ...」

聖來「いい子にしててぇ...」

P「こいつめ...起きろってば!」ユサユサ...

聖來「んんっ...」

P「よし、自由になった!これで...」ピッ

P「はい、もしもし?」


『あっ、Pさん?やっと出た!』


P「おぉ、沙理奈か...」

沙理奈『沙理奈かじゃないわよ!今どこなの?もう撮影始まるわよ?』

P「えぇっ!?あっ、本当だ...」

沙理奈『ひょっとしてまだ聖來の家にいるの?』

P「悪い、すぐに行くから...」


聖來「こぉらぁ...逃げちゃダメぇ...」ギュッ


P「こ、こら聖來...」

沙理奈『ちょっと...今聖來の声がしたんだけど』

P「あ、ああ!こいつちょっと寝ぼけてるみたいで...」

沙理奈『寝ぼける?なによ、二人で寝てたわけ?』

P「ご、誤解するなよ!?本当に昼寝してただけ...」

聖來「静かにしててぇ...」

P「せ、聖來!」

聖來「もう少し寝ようよぉ...」

P「おいー!だから起きろって!もしもし沙理奈、今のはだな...」


ツー ツー...

沙理奈「はぁ...」


「あの、何かあったんですか?」

沙理奈「えっとですねぇ...ウチのプロデューサー、ちょっと急な用事が出来たとかでぇ、現場には来れないみたいです」

「あー、そうですか...まあ、来れないなら仕方ないですし、もう時間ですから始めちゃいますよ?」

沙理奈「はぁい、よろしくお願いします♪ほらわんこ、撮影始めるわよ?」

わんこ「わんっ!」


沙理奈「...後でPさんとあんたの飼い主にはじっくりと話を聞いとかないとね...」

わんこ「わふっ?」


「どうかしました?」

沙理奈「いえ、なんでも♪」

------



P「誠に申し訳ありま...」

沙理奈「いいわよ別に、頭下げなくたって」

P「で、ですが...」

沙理奈「Pさんは沙理奈とたーっぷりイチャイチャできたみたいでよかったじゃない」

P「で、ですからそれはですね...」

聖來「ち、違うんだってば沙理奈...あれはアタシがつい寝坊して...」

沙理奈「寝坊ねぇ...どうせ寝てるPさんを見てたら眠くなって一緒に寝てたんでしょ?」

聖來「う、うん...その通りだけど...」

沙理奈「ホントにもう聖來ったら...」

聖來「め、目覚ましはちゃんとかけたんだって!ただ時間間違えてたけど...」

P「沙理奈、あんまり聖來を悪く言わないでやってくれ、最近忙しかったんだから疲れてたんだよ」

聖來「ち、違うよ!アタシが悪いの!おまけに寝ぼけて抱き着いちゃったから...」

P「いや、俺が...」

聖來「アタシが...」

沙理奈「はいはい、もうそのへんにしときなさい」


P・聖來「でも...」


沙理奈「もう怒ってないわよ、撮影自体はちゃんと終わったんだし、ねぇわんこ?」

わんこ「わんっ!」

P「すまないな本当に...」

聖來「ゴメンね沙理奈...」

沙理奈「そう思うなら、お酒のおかわり持ってきて、レモンのやつね♪」

P「おう、お安い御用だ」

聖來「沙理奈、おつまみは?」

沙理奈「うん、もらうわ♪」

わんこ「わんわん!」

聖來「ふふっ、わんこにもあげるね♪」

------



沙理奈「それで、今日はどうだったの聖來?」

聖來「楽しかったよ!久々にのんびりできたって感じ♪」

沙理奈「寝坊しちゃうくらい?」

聖來「うぅぅ...それは...」

P「沙理奈、あんまり...」

沙理奈「わかってるわ、冗談よ」

P「沙理奈の方はどうだった?」

沙理奈「バッチリよ、カメラマンさんにも褒められちゃった♪」

聖來「へぇ...」

沙理奈「わんこも褒められたのよ、ねえ?」ナデナデ

わんこ「わんっ!」

聖來「よかったねわんこ♪」ナデナデ

P「沙理奈が相手だとわんこも落ち着いてるみたいだな」

沙理奈「そうよ、ていうかスタッフさんたちも完全にアタシの飼い犬だと思ってたみたい」

聖來「えぇー?アタシのわんこなのに?」

沙理奈「ウフフ♪わんこ、本当にアタシの飼い犬になってみる?」

わんこ「わん?」

聖來「ダメだよー!アタシのわんこ取らないでー!」

沙理奈「あんたにはPさんがいるじゃない」

聖來「そ、それは...」

沙理奈「あっ、でもそれもどうかしらねぇ...聖來って結構抜けてるし、見てて危なっかしいし...」

P「いや、そうでもないぞ?」

聖來「えっ?」

P「今日一日聖來といてわかったけど...俺や沙理奈が思ってる以上に、聖來は気配りもできて、周りのことを考えられるってのがわかったよ」

聖來「Pさん...」

沙理奈「へぇ、そうなんだ...」

P「でもまぁ、抜けてるってのは否定しないけどなぁ」

沙理奈「でしょー♪」

聖來「もうー!二人ともひどいよぉ!」

P「お前も大変だなぁわんこ、色々と苦労してそうで...」ナデナデ

わんこ「わんわん!」

聖來「わんこったら!」

沙理奈「ウフフ♪ならいっそのこと、今度は聖來がわんこになってみたら?」

聖來「アタシが...?」

沙理奈「Pさんならしっかりしてるし、ご主人様として聖來のことお世話してくれそうじゃない?」

聖來「お世話...Pさんが...ご主人様...」

P「またお前は変なこと言って...」


聖來「ちょっといいかも...」ボソッ


P「えっ?」

>>51 間違えました... 指摘ありがとうございます


〇 沙理奈「Pさんは聖來とたーっぷりイチャイチャできたみたいでよかったじゃない」

× 沙理奈「Pさんは沙理奈とたーっぷりイチャイチャできたみたいでよかったじゃない」

沙理奈「聖來...あんた、そういう趣味があったの?」

聖來「えぇっ!?ち、違うよぉ!」

聖來「ただ...Pさんがご主人様なら楽しいかもって、ほんのちょっと思っただけで...」

P「おいおい聖來...」

沙理奈「ねえ聖來、どうせならPさんに『わん』とか言ってみたら?」

P「沙理奈、あんまそういう冗談は...」


聖來「わ...わん!」


P「せ、聖來...」

沙理奈「あら可愛い♪」

聖來「わん、わんわん...」

聖來「くぅ~ん...ゴロン」


P(おぉ...お腹を見せる服従のポーズ)


聖來「ど、どう?」

P「あ、あぁ...いいんじゃないか?か、可愛いし...」

聖來「そ、そっか...♪」

沙理奈「あのね聖來...」

聖來「なに?」

沙理奈「誰もそこまでやれとは言ってないんだけど...」

聖來「っ!!」

沙理奈「まったく...Pさんも女の子に犬のマネさせてニヤニヤしちゃって...」

P「い、いやこれは違う!純粋に可愛いと思っただけで...」

聖來「さ、沙理奈!い、今のはちょっと酔っぱらってたからつい...」

沙理奈「はいはい、あっち行ってましょわんこ?どうやらアタシたちはお邪魔みたいだし」

わんこ「わんっ?」





聖來「ちがうんだってばー!もうー!」





おわり

駄文失礼しました~
聖來は23歳です、23歳なんです!(強調)
でも沙理奈と比べるとどうしても子供っぽく見えますね
沙理奈がアニメに出たので聖來にもワンチャンないかな
アニメで動くセーラーマリナー、見たいなぁ...
あと今年は忙しくて夏コミに行けないっぽいです ぐぬぬ...
ではまた~

さりーなはリアル346プロ企画で名前あったんだよね、せーらさんもワンチャンあると思ってるんだけどもどうだろ…
あとせーらさんがわんこ化するバージョンも期待してます(強引')

>>59
実は聖來とわんわんでペロペロな話にしようかどうか悩みましたが
今回はなしということにしました
でもいつか書いてみたいな

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