水木聖來「久々にわんこを事務所に連れて行く」 (17)

聖來「今日は突然のオフで暇だな。Pさんにはゆっくりしてって言われたけど退屈だねー」

わんこ「わん!」

聖來「そうだ、誰かいるだろうし事務所に遊びに行っちゃおう」

聖來「わんこも一緒にね!いくよ!」

わんこ「わんっ!」


※日付変更までに間に合わないので、先に言っておく。セイラ誕生日おめでとう

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聖來「おはようございまーす!……3人共ダンボール持って何やってるの?」

美優「…………」

真奈美「…………」

ちひろ「…………あっ」

わんこ「わん!」

真奈美「美優ぅ!頼んだ!!」

美優「はいっ!」

聖來「えっ、何!?」

美優「せ、セイラさんわんこちゃん連れてきたんですね。少しお散歩しませんか?」

聖來(来ちゃまずかったかな……)

聖來「美優さんと一緒に散歩、いいね!」

――――数分後・路上

聖來「そうだ、美優さん総選挙29位おめでとう!」

美優「ありがとう」

聖來「時間合わなくて言いそびれて、ちょっと遅くなっちゃった」

美優「気にしないで……とっても嬉しいから」

聖來「アタシも美優さんみたいに、Pさんの期待に応えられるよう頑張らないと!」

美優「……私も応援してます」

聖來「うん。頑張るよ!」

美優「……わんこちゃんと会うのも結構久しぶりかしら?」

聖來「最近連れて来てなかったからそうかも」

美優「私の事覚えてる?」

わんこ「わんっ」

聖來「わんこは覚えてるって!」

美優「ふふふ……ありがとう」ナデナデ

わんこ「わんわんっ」

美優「私が引いてもいいかしら?」

聖來「いいよ。その方がわんこも喜ぶと思う」

美優「大人しくていい子ですね」

聖來「うん。自慢の愛犬だから。まあ、たまーに興奮してどっか行っちゃうけど」

美優「大丈夫だったの?事故とか……」

聖來「前の時は町中でどっか行っちゃって、踊ってたら帰って来たの」

美優「踊ってたら?」

聖來「裕子ちゃんがね、踊れば見つかるってアドバイスくれてね」

美優「そ、そうなの……」

わんこ「わんっ!」

美優「わんこちゃんはセイラさんが大好きなんですね」

わんこ「わんわん!」

美優「こうして散歩をしていると、思い出すな……」ボソッ

聖來「あ、そっか。美優さんって犬を飼ってたんだよね?」

美優「はい……昔にゴールデンレトリバーを」

聖來「飼い主に似て可愛かったんだろーな……」

美優「か、可愛いって……そ、そうですね。とってもいい子でした」

聖來「そうだ、今日はわんこをその子だと思ってよ!」

美優「気にしてくれて嬉しいけれど、大丈夫……わんこちゃんはわんこちゃんですから」

聖來「そっか、代わりってのも変だよね……」

*「あれ、三船さんとセーラさんじゃん」

聖來「あ、晴ちゃん。偶然だね」

晴「ちゃん付けるなって……犬連れてどうしたんだ?てか、三船さんは準備を……」

聖來(……準備?)

美優「ああっ!えっと……久々にわんこちゃんに合ったから散歩をしようって…ね?」

聖來「う、うん…そう」

晴「そっか。あ、この犬ってあの時のわんこ」

聖來「そう、あの時…の……」

美優「……?何かあったんですか」

晴「前にバニー衣装の仕事があったときにセーラが連れて来てたんだ」

聖來「そ、そうなんだ!」

美優「バニー衣装二人とも似合ってましたよ」

晴「え、そーか……?オレにはカッコいい系が合うと思うけど」

聖來「美優さん……あのさ、うさぎになりきった時なんて言う?」

美優「うさぎに、ですか?」

聖來「うん」

美優「ええっと……ぴょん☆……かしら?」

聖來「ほら!美優さんだって手を耳に見立ててぴょんって!」

晴「や…ほら!って言われても」

prrrrrprrrrr

晴「ん、電話?」

美優「私です。ちょっと失礼しますね」

美優「分かりました……では」

Pi

美優「予定よりかなり早いですが、準備が整ったみたいなので、事務所に戻りましょうか」

聖來「準備?」

美優「えーっと……その……」

晴「事務所行けば分かるから、さっさと行こ-ぜ」

わんこ「わんっ!」

晴「競争するか。わんこ借りていい?」

聖來「いいよ」

美優「車には気を付けてね」

晴「分かってるって」

聖來「わんこ、負けちゃダメだからね」

わんこ「わんっ!」

晴「よーい……ドン!」

聖來「行っちゃったね」

美優「私達も事務所に戻りましょう」

聖來「そういえば、事務所でなんの準備してたの?」

美優「秘密…ということで……」

聖來「うーん。そう言うなら深くは追求しないけど」

美優「ごめんなさい……」

聖來「ううん。何か理由が有るんでしょ?関係ないアタシが首突っ込んじゃ迷惑だよね」

美優「関係なくは無いのだけれど……とにかく、行けば分かりますから」

*「こんにちは」

聖來「ん?」

美優「凛ちゃん、こんにちは」

聖來「ハナコー!久しぶりー!」ワシャワシャ

ハナコ「ワンワン!」

凛「ふふっ、ハナコの事抱っこしてあげてよ。喜ぶから」

聖來「ありがと!やっぱりハナコは可愛いなー」

凛「連れてきて正解だったね。事務所に行くんですよね?」

美優「ええ。凛ちゃんもですか?」

凛「はい。あの、人通り多いところでは名前はあまり……」

美優「そ、そうですね。すっかり有名人ですからね」

聖來「そうだ!総選挙1位のお祝いにこないだ見つけたドッグカフェに連れってあげる!」

凛「ドッグカフェか…面白そう。休みが合ったら行きたいな」

聖來「凛は忙しいし、当分先になっちゃいそうだね」

凛「あれ、今日はセイラのわんこは?」

聖來「晴ちゃんと事務所まで競走してる」

凛「連れてきてるんだ。良かった」

美優「凛ちゃん嬉しそうね」

凛「ひ、久々だから……」

聖來「凛もかなりの犬好きだからねー。ね、ハナコ?」

ハナコ「ワンッ」

凛「犬は好きだけど、改めて言われるとなんか照れるな……」

美優「あの、セイラさん……私もハナコちゃんを……」

聖來「美優さんもかなりの犬派だね!」

――――十数分後・事務所前

美優「もう事務所ですね」

凛「なんかあっという間だったね」

聖來「こんなに犬トークしたの久しぶり!」

凛「うん。早くこの3人でドッグカフェ行きたいよ」

美優「後でPさんに聞いてみましょう」

凛「……美優さん、準備は出来てるんですよね?」

美優「はい。先ほどちひろさんから連絡が有りました」

凛「じゃあ、セイラから先に入って」

聖來「?……うん」

ガチャ

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