上条「バードウェイの足をクンカクンカしたい」 (45)

禁書SS
キャラ崩壊あり
上条×バードウェイ
短いよ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1434030027


上条「クンカクンカしたい」

上条「したい」

上条「いったいどうすればいいのだろうか」


上条「あの、ドSランキング第3位(暫定)で」

上条「魔術結社『明け色の陽射し』のボス」

上条「そしておそらく12歳でノーブラの金髪幼女」

上条「そのバードウェイの足をクンカクンカしたい」

上条「したい」


上条「黒タイツに包まれて」

上条「蒸れて少し酸っぱい匂いがしそうで」

上条「それでいてほんのりと香るバードウェイの体臭を」

上条「クンカクンカしたい」

上条「したい!」


上条「具体的には」

上条「バードウェイの両足を揃えて」

上条「土踏まずの辺りが上条さんの鼻にくるようフィットさせ」

上条「顔全体でバードウェイの足の裏の柔らかさを感じつつ」

上条「そのまま大きく深呼吸をし」

上条「鼻腔をくすぐる刺激に感動しながら」

上条「その香りを胸いっぱいに吸い込みたい」



上条「さらに言えば」

上条「そのまま黒タイツを脱がし」

上条「ムダ毛など一切生えていない」

上条「ツルツルスベスベの生脚を触りながら」

上条「その匂いを直接クンカクンカしたい」

上条「したい」

上条「したいっ!!!」



上条「ああぁぁぁぁぁぁ!!」

上条「我慢の限界だ。これ以上はもう無理!」

上条「バードウェイの足にむしゃぶりつきたいよぉぉぉぉ!!」

上条「足の裏の感触を思う存分味わいたいよぉぉぉぉ!!」

上条「その香りを思いっきりクンカクンカしたいよぉぉぉぉ!!」

上条「はぁはぁはぁ」


上条「冷静になれ、俺」

上条「ふぅ」

上条「ちなみに、そのバードウェイ本人は今現在わたくしこと上条当麻の眼前にいます」



上条「昼過ぎに突然押しかけて来ました」

上条「なんでも近くに来る用事があったのでついでに立ち寄ったとかなんとか」

上条「詳しく聞こうとしたら、怒ったのか若干顔を赤らめながら適当にあしらわれて部屋に押入られた」

上条「インデックスもオティヌスも、出かけててちょうど暇してたからいいけどさ」

上条「わざわざバードウェイが学園都市に来る用事ってなんだよ。こえーよ」



上条「そして何故か紅茶の淹れ方をレクチャーされた」

上条「どうやら拒否権はないようで、強制的に」

上条「その上あれが違うこれが違うと散々罵倒され、何杯も淹れ直させられるっていう」

上条「まあ結局、罵倒しつつも俺が淹れた紅茶全部飲み干してたし、単純に喉が渇いてたってだけなんじゃね?」

上条「その後疲れたから少し休むって言って、ベッドに横になりました」



上条「最初はベッドでゴロゴロしてるだけだったんだが、気がつけば小さな寝息を立ててグッスリと」

上条「ほんとこいつ、寝てる姿はあのドSっぷりが想像できないくらい可愛い」

上条「そんでしばらくその寝顔を眺めてると、イタズラ心が湧き上がってきたんだ」

上条「さっき散々罵倒されたせいかな。目の前で無防備に寝てると仕返し的なことがしたいと思ってさ」

上条「とりあえず水性ペンでおデコに肉って書いて次はどうしようかと考えてる時に」

上条「ふとバードウェイの脚に目が行ったわけで」



上条「はじめは全部の足の指の裏にイノケンティウスの顔でも描こうかと思ったんだけど」

上条「タイツを脱がすと流石に起きると思って諦めた」

上条「それからどうしようかと、バードウェイの脚を眺めていたら」

上条「なんていうかこう、ムラっときて」

上条「こいつの足をクンカクンカしたいなぁ」

上条「なんて」

上条「なんて」


上条「現状を把握し冷静になったところで改めて」

上条「バードウェイの足をクンカクンカしたい」

上条「したい」



上条「男なら素直に本能に従って、欲望をのままに行動し、変態の一線を越えるのか」

上条「寝込みを襲うような真似はせず、紳士としての振る舞いをするのか」

上条「俺の中で悪魔と天使が大戦争をおっぱじめやがった」

上条「第三次世界大戦なんてレベルじゃないぜこりゃ」



上条「激戦の末」

上条「見事勝利を収めたのは悪魔でしたー。いえーい」

上条「というわけで」

上条「いざ参らん! バードウェイの足をクンカクンカしに!!」ザッ

バードウェイ「…………」

上条「…………」

バードウェイ「…………」

上条「……おはようバードウェイ。よく眠れたか?」

バードウェイ「それはもうグッスリ眠れたさ」

上条「そいつは良かった」

バードウェイ「目覚めは最悪だったがな」

上条「………」



上条「ちなみに、いつごろから起きてたんだ……?」

バードウェイ「いやぁ、つい先ほどだよ。それまではグッスリだ」

上条「……具体的には?」

バードウェイ「そうだな……、確かお前が私のことをドSランキング第3位と言っていた辺りだったかな」

上条「ほぼ最初からじゃないのよおおぉぉぉぉ!!」



バードウェイ「しかし驚いたな。まさかお前がこんな変態趣味を持ち合わせていたなんて」

バードウェイ「これが周りに知れたらどうなるんだろうなぁ?」

上条「……違うんだバードウェイ」

バードウェイ「ん?」

上条「これは……夢だ」

バードウェイ「ほう」



上条「お前は今夢を見ているんだ」

上条「本当のお前は今もグッスリベッドで眠っているんだよ」

上条「だからお前が聞いたって俺の言葉は全部の本当のことじゃない。わかったか?」

バードウェイ「…………」カチ


『バードウェイの足にむしゃぶりつきたいよぉぉぉぉ!!』
『足の裏の感触を思う存分味わいたいよぉぉぉぉ!!』
『その香りを思いっきりクンカクンカしたいよぉぉぉぉ!!』


バードウェイ「…………」カチ

上条「…………」

バードウェイ「最近の録音機器の進歩は凄まじいな。私の手のひらにすっぽり収まる大きさでこの音質なのだからな」

上条「…………」

バードウェイ「夢ならば学園都市の通信網にこいつを流してもお咎めなしで済むのだろうか」

上条「…………」

バードウェイ「……それで、今私は夢を見ているんだったかな?」

上条「嘘ですごめんなさい現実ですはい」



上条「……よく聞いてくれバードウェイ」

バードウェイ「今度はどんな言い訳がくるか楽しみだ」

上条「………魔術師だ」

バードウェイ「……魔術師か」

上条「どっかの魔術師がそういう変態趣味になる術式を発動させたんだ」

上条「だから今の言葉は俺の本心ではない!」

上条「術式の! 影響によって! 言わされた言葉はなんだ!」

バードウェイ「幻想殺し」

上条「えっ」



バードウェイ「お前の右手の幻想殺しはどうした?」

バードウェイ「あらゆる異能を打ち消す自慢の右手だよ」

上条「それは……その……」

上条「……今日はちょっと調子が悪くて」

バードウェイ「ほう」

上条「さっきから俺の頭とか触ってるんだけど効果がないんだよ」

上条「これは多分儀式場とか霊装とか術者とかを直裁触れないといけないやつだと思うんだ」

上条「だから俺も術式の影響を受けてるんだよ」

上条「いやーまいったまいった」


バードウェイ「なるほど。よくわかった」

バードウェイ「そういうことなら術式の中心となっているモノに右手で触れれば解決するんじゃないか?」

上条「中心となっているモノ……?」

バードウェイ「そうだな……、例えばお前の変態性の象徴とも言える……」

バードウェイ「私の足、とか」ニヤリ

上条「っ!!?」



バードウェイ「ん? どうした? 触らないのか?」ニヤニヤ

上条「ぐっ……」

バードウェイ「まあとりあえず触ってみろ。触ってお前の幻想殺しが発動すれば、変態趣味の誤解は解けるのだからな」

バードウェイ「その代わり、幻想殺しが発動しなかった時は……」

上条「しなかった時は……?」

バードウェイ「明け色の陽射しのネットワークをフル動員して、お前がタイツで蒸れた足の匂いが大好きな変態だと世界中に知らしめる」

上条「なんてことを! この鬼畜幼女めっ!!」



上条「…………はぁ」

上条「こうなったら仕方がない」

上条「なあバードウェイ」

バードウェイ「なんだ?」

上条「…………すぅ」



上条「お前は俺のことをタイツで蒸れた女の子の足の匂いが大好きで、それをおかずにごはんが5杯も食べることができ、叶うなら酸素の代わりにその匂いを吸って生きていきたいと考えている変態だと思っているんだろう」

上条「その上、寝込みを襲って思う存分自分の欲望を満たし、その後何事もなかったかのように振る舞う卑怯者だとも思っている」

上条「でもなバードウェイ。そんなの人間の一つの側面でしかないんだよ」

上条「不良だって雨の日に捨てられている子猫には優しくするし、エリート中学生だってお金を払わず自販機からジュースを頂戴する」

上条「善人の面被ったストーカーや正義のヒーローに憧れていた変態だっている」

上条「たった一つの面だけを見て全てを知った気になるのは間違っているんだ」

上条「だからバードウェイ。お前が俺のことを匂いフェチの変態だと思っているなら……」

上条「まずはその幻想(変態像)をぶち殺す!!」



バードウェイ「お前、決め台詞と勢いに任せて支離滅裂なこと言っているという自覚が…………ひゃうっ!?」

バードウェイ「ちょっ! お前……っ! どこを触って……っ!!」

上条「その幻想をぶち殺す!」サワサワ

バードウェイ「くっ……ふぅ……っ///」

上条「その幻想をぶち殺す!」スリスリ

バードウェイ「そ、そこは……んっ///」

上条「その幻想をぶち殺す!」ツツーッ

バードウェイ「ばっ! やめっ……! おに…ちゃ……///」

上条「その幻想をぶち殺す!」グニグニ

バードウェイ「そんな……っ、強く……っ///」

上条「その幻想を……」

バードウェイ「いい加減にしろ!!」バキィ!

上条「そげぶっ!?」




バードウェイ「お前という奴はぁぁぁぁっ!!///」

上条「が、顔面に蹴り……っ」

バードウェイ「自業自得だ! このばかたれっ!!」ゲシゲシ

上条「痛い痛いっ! 蹴らないで!」

バードウェイ「ええぃ! 気分を害した! もう帰るっ!!」

上条「えっ、ちょ! さっきの録音は……っ」

バードウェイ「私が厳重に保管しておこう。世界に放送される日を楽しみにするんだな」ガチャ

上条「バ、バードウェェェェイっ!!」

バタンッ

上条「…………うぅ不幸だ」


バードウェイ「………まったく。あの男は」

バードウェイ「まあいい。目的のモノは手に入れた」

バードウェイ「この……」

バードウェイ「お兄ちゃんのパンツ///」

バードウェイ「さあ、今すぐ帰ってクンカクンカしーようっ!」

バードウェイ「ふふふふふっ///」



終わり

お付き合いいただいてありがとうございました
それではおやすみなさい

次はシャットアウラの尻かルチアのガーターベルトが書きたい

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom