【俺達】仮面ライダー電王VS艦隊これくしょん【艦上!】 (79)


提督(CV石〇謙二郎)「時の軍艦、カンライナー」

提督「次の港は呉か佐世保か…」



ドア<ウィーン

オーナー「おやおや、どうやら先客がいたようですねぇ」

提督「ふふふ、先にやらせていただきましたよぉ?」

オーナー「まあ、いいでしょう。ウォッホン、それでは気を取り直して…」



オーナー「時の列車、デンライナー」

オーナー「次の駅は過去か未来か…」






SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430833099


デネブ「最初に言っておく!艦これをよろしく!」

侑斗「バカ、デネブ!ちゃんと説明しろ!このSSは仮面ライダー電王と艦これのクロスオーバーだ!」


・キャラ崩壊、オリジナル設定がかーなーりひどいっ!(特にリュウタ)

・時系列は電王→超電王三部作の後、艦これは深海棲艦との戦争が和解で終結後って感じで。

・基本西村艦隊がメインですがウチには朝雲がいないのであまり出番はないです。悪しからず。

・一応前作貼っておきます。

 道外流牙「沢芽市?」
道外流牙「沢芽市?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422185468/)

 時雨さんと
時雨さんと - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430403940/)

以上でも大丈夫と言う人、見てくれるよね?答えは聞いてない!

では始めていきます。



〜デンライナー・食堂車両内〜


ナオミ「はーい!皆さん、コーヒーどうぞ〜!」

モモタロス「お、待ってました!って何か今日のは青いな…?これ、何をイメージした奴だ?」

ナオミ「もう、モモちゃんったら!見ればわかるでしょ?今日は海をイメージしたコーヒーでーす!」

ウラタロス「なるほどねぇ。だから青色なんだ?」

ナオミ「ピンポーン!ウラちゃんせいかーい!」

キンタロス「ほー海か〜!ええなあ!何や、泳ぎとうなってきたで!」


モモタロス「へっ、やめとけやめとけ!クマが泳いでも溺れるだけだ。鮭でもとってるのがお似合いだぜ」

キンタロス「なんやとモモの字!んな事ゆうとったら、お前なんかどんぶらこ流されるだけやないかい!」

モモタロス「それ海じゃなくて川…じゃねえ!流れねえよ、って言うか桃じゃねえよ!」

リュウタロス「ははー!モモタロスの川流れ〜!ばーかばーか!」ゴクゴクン!

モモタロス「んだと小僧!ってお前それ俺のコーヒーじゃねえか!返しやがれ!」

リュウタロス「やーだよー!へへーん!」ゴクゴク

モモタロス「このくそガキぃ!」

ジーク「よさないか家臣よ。幼子に手をかけるのは感心しないぞ?」

モモタロス「うるせぇ!てかなんでまたお前がここにいるんだよ!?」

ジーク「家臣達の様子を見に来るのも主の務めだからな。もし、私にもコーヒーを」

モモタロス「誰が家臣だこの手羽野郎!」

リュウタロス「ゴクゴクッ…うっ!」

ウラタロス「ん?リュウタ、大丈夫?」

リュウタロス「う、うん。ちょっとむせただけ…」

モモタロス「へっ!人のコーヒー勝手に飲むからそうなるんだよ!」

リュウタロス「…そこまで言わなくてもいいじゃないか、モモタロス…僕達、仲間なのに…」グスッグスッ!

モモタロス「へっ?」

リュウタロス「うえーん!モモタロスの馬鹿ー!海のバカ野郎ー!」

ウラタロス「ちょっ、リュウタ!?いきなりどうしたの!?」

リュウタロス「うわーん!海のバカ野郎ー!」

キンタロス「もしかして海のコーヒーやから、ブルーな気持ちになっとるんとちゃうか?」

ジーク「もし、やはりコーヒーはキャンセルで」

リュウタロス「うわーん!うわーん!!」

ウラタロス「りゅ、リュウタ落ち着いて!先輩、ほら謝って!」

モモタロス「お、俺かよ!?」

リュウタロス「うわーん!うわーん!」

コハナ「全く、あいっ変わらずうるさいわねぇ…」

良太郎(小太郎ver.)「あはは…あれ、そういえばオーナーは?」

コハナ「ターミナル。何か―――」




〜回想〜

オーナー『駅長との新たな戦いの幕を開けに行ってきます…!』

幸太郎『ちっ、なんで俺が立会人なんか…』

テディ『まぁまぁ幸太郎、私も付き合うから…』

〜回想終わり〜



コハナ「―――ですって」

良太郎「あっちも相変わらずだね…幸太郎たちまで巻き込まれたんだ…」

ハナ「まあ、ここのところイマジンも暴れてないしいいんじゃない?たまには良太郎も愛理さんとゆっくりしたら?」

良太郎「そうだね、そうしようかな…うわあっ!?」ドカーン!グラグラ!

ハナ「な、何!?何が起こったの!?」

ウラタロス「…あっ!?皆、あれ見て!」



幽霊船『ブォォォォォ!』ドカーンドカーン!



ハナ「な、何あれ!?きゃあ!?」

良太郎「ゆ、幽霊船!?わぁ!?」グラグラ

キンタロス「砂漠に船て、有り得へんやろ!?どわぁっ!?」ドカーン!

モモタロス「のわっ!?…くっそー!おい良太郎!変身して反撃だ!」

良太郎「う、うん!ってうわぁぁぁ!?」ドカーーーン!!ポイー!

良太郎「いってて…あ、ベルトが…!うわぁぁぁ!?」ドカーン!

デンオウベルト<じゃあの。

リュウタロス「うわわわわ!?皆、あそこ!」

リュウタロスが幽霊船とは反対側の窓を指差す。

良太郎「え…谷!?」

攻撃を避けるのに精一杯だったせいか、デンライナーは底の見えない谷のすぐそばを走行していた。

モモタロス「マジかよ!?このまま攻撃食らってたら、脱線してあの谷に落っこっちまうぞ!?」

ウラタロス「っ!良太郎、身体借りるよ!?」

良太郎に憑依してデンライナーを操作しようと考えたウラタロスだったが。

キンタロス「待てぃ!ココは俺が行く!」

リュウタロス「あ、二人とも抜けがけ!?ずるーい!ボクもボクもー!」

モモタロス「お前ら、やってる場合かー!って、おわぁ!!?」ドカーン!

直後、砲撃がデンライナーの車両の一つに当たり、車体が大きく斜めに傾く。

ギリギリ踏ん張って脱線は阻止しているものの、止めを刺そうと幽霊船がさらに大砲を構えた。

そこへ。




『ボォォォォォ!』


仮面ライダーゼロノス『野上、無事か!?』

良太郎「ゼロライナー…侑斗!?」

船の後方から、デンライナーと幽霊船の間に割り込むように、いつの間にかもう一つの時の列車ゼロライナーが急速接近していた。

ゼロノス『やらせるか、この野郎!』ポチッ!

ゼロライナーの二両目のナギナタが起動し、フリーエネルギーの刃を放ち、幽霊船を攻撃する。

幽霊船『ブォォォォォ!ブォォォォォ!』ズドーン!ズドーン!

幽霊船も負けじと砲撃してくるが、エネルギー刃でそれを迎撃し、更に反撃を叩き込む。

ゼロノス『オラァ!!』ポチッ!

ゼロライナー『ボォォォォォ!』ドババババ!!ガシャーン!

ナギナタで攻撃しながら先頭車両をドリルモードへ変型させ、突撃させようと方向転換し、ゼロライナーが加速する。

幽霊船『ブォォォォォ!ブォォォォォ!』ズドドドドド!

だが危険を察知してか、突然幽霊船の大砲が引っ込み、今度はそこから巨大な腕とオールが現れ地面を掘り出した。

ゼロノス『何!?地中へ!?』

デネブ『船が地面へ潜るなんて、そんなのありなのか!?』

ウラタロス「…車両がドリルになったり、ナギナタをプロペラ代わりにして空飛んでる君達が言っちゃう?」

ゼロノス『くっ!逃がすか!』ブォォォォォォン!!

マシンゼロホーンのアクセルを全開にし、最高速で幽霊船への突撃を試みるゼロノスだったが。



幽霊船『ブォォォォォ!ブォォォ…』ドドドドド



ゼロノス『くそ!!』

あと少しと言うところで突撃を回避されてしまい、幽霊船を取り逃がしてしまった。

ゼロノス『逃がしたか…!』

デネブ『あぁっ!侑斗、デンライナーが!』

ゼロノス『ん?…あっ!?』

デネブに言われて見ると、幽霊船が地中へ潜った際の振動のせいか、先程よりも傾き、最早片側の車輪がギリギリ路線に乗っかっているだけのデンライナーの姿が。
もう、ほんの少しの振動で脱線して谷へと落下しそうになっている。

ゼロノス『の、野上!今助けるからじっとしてろ!』

良太郎「う、うん…!…はぁっ…!」ムズムズ

モモタロス「お、おい良太郎…!お前まさかこの状況で…!」アワアワ

良太郎「はっ…はぁっ…!」ムズムズムズムズ

ウラタロス「りょ、良太郎…!お願いだから我慢して!」ヒソヒソ

良太郎「はぁっ…!」ムズムズムズムズムズムズ

キンタロス「良太郎…!堪忍や…!」ヒソヒソ

良太郎「はっ…!」ムズムズムズムズムズムズムズムズ

リュウタロス「良太郎〜…!」ヒソヒソ

良太郎「はぁっ…!ふぁっ…!!」

コハナ「良太郎、ダメぇ…!!」



良太郎「……あっ、収まったみたい…」ピタッ



全員「……ホッ…」




ジーク「クシュンッ!…失礼」



全員「あ」


直後、デンライナーがとうとう踏ん張り切れなくなり、谷底へと落下し始めてしまった。

ゼロノス『野上ぃっ?!』

コハナ・ナオミ「きゃああああああ!」

モモウラキンリュウ「うわぁぁぁぁぁ!?」

良太郎「何でこうなるぉぉぉぉ!?」

ジーク「全く、うるさい家臣達だ」ヤレヤレ




モモウラキンリュウ「誰のせいだと思ってんだぁぁぁぁ!!!」


谷底へと消えていくデンライナー。



ゼロノス『くっ!デネブ、俺達も行くぞ!』

デネブ『ま、待って侑斗!この谷は危険だ!』

ゼロノス『あぁっ?何でだよ!?』

デネブ『この先は時間の流れが安定してない!下手をしたら別次元に引きずり込まれるぞ!』

ゼロノス『…知るか!』ブォォォォォン!!

デネブ『えっ、ちょっ!?侑斗!?』

『ボォォォォォ!』

侑斗(野上、待ってろ!)

〜????年??月??日 佐世保鎮守府沖〜


最上「今日の哨戒任務完了だね。みんな、帰ろう!」

扶桑「…」

山城「姉様、どうしたのですか?」

扶桑「いえ、何か嫌な予感がして…」

時雨「嫌な予感?」

扶桑「…ここ最近、はぐれ深海棲艦とは別の、未確認物体の目撃例が頻発してるでしょう?」

満潮「ああ、あの幽霊船とか言う奴?あんなの、酔っ払った隼鷹の見間違いじゃないの?」

扶桑「だと良いんだけど、何か胸騒ぎがするの…一応、警戒は怠らないで?」

山城「はい、姉様!」

最上「しっかし、幽霊船か〜。せっかく深海棲艦とも和解出来たのに、怖そうな話だよね〜」

時雨「うん、最近は和解に反対して離反したはぐれ深海棲艦も少なくなって来たけど…」

山城「そのはぐれ者達を何とかするのも一苦労なのに、その上更に幽霊船騒動…はあ、何だか不幸な話だわ…」

満潮「いや、最上が怖いって言ったのは、ただ幽霊船とかお化けが怖いって意味じゃない?」

最上「な、何言ってるんだよ満潮!」

扶桑「あら、最上ったら意外と怖がりさんなのね」ウフフ

最上「扶桑までっ?!もー!みんなひどいよ!」

時雨「あはは…あ、鎮守府が見えて来たよ。…って何あれ?」

最上「えっ…ええっ?!ち、鎮守府に…!?」

扶桑「…列車?」


良太郎「いっててて…皆、大丈夫?」

コハナ「う、うん。私は平気…」

ナオミ「私も大丈夫でーす…」

良太郎「モモタロス達は?」

モモタロス「…あ、あぁ…何とか無事だぜ…」

ウラタロス・リュウタロス「ぼ、僕も…」

キンタロス「っくぁぁ〜。何やエライ目におうてもうたで…」

ジーク「やれやれ、ようやく一段落ついたか」

モモタロス「誰のせいだと思ってやがるこの手羽野郎!」パシーン!

良太郎「良かった、皆大丈夫そうだね…」

コハナ「それにしてもここは一体…って良太郎!あなた、体が!」

良太郎(ver佐〇健)「…へっ?…あ、あれ?元に戻ってる!?」

モモタロス「お、おお!?何か、その姿久しぶりじゃねえか、良太郎!?」

ウラタロス「あれ、ホントだ!これでまたナンパしやすくなるね!」

モモタロス「ってお前の頭ん中はそれしかねえのかよ亀公!」パシーン!

ウラタロス「痛っ!…年がら年中喧嘩の事しか頭にない先輩に言われたくないなぁ…!?」パシーン!

モモタロス「〜〜っ痛ぇなぁ!やんのかこらぁ!」

モモウラ「ぐぬぬぬぬぬ…!」

キンタロス「おいおい!お前らやめとかんかいこんな時に!」

良太郎「ちょ、ちょっと二人とも!」

リュウタロス「わーい!喧嘩だ喧嘩だぁ〜!」

コハナ「…もう!アンタ達いい加減にしなさい!」ドカッ!バキッ!

モモタロス「ぐぉっ!?」

ウラタロス「うあっ!?」

モモウラ「…キュウゥ…」バタリ!

ジーク「おお、流石姫!家臣達をこうも容易く収めるとは―――」

コハナ「おだまり!」

ジーク「はい、すいません…」

良太郎「…それにしても、僕たちは一体いつの時代に飛ばされちゃったんだろう?」

リュウタロス「あ、良太郎、皆!窓の外見て!海だよ!」

良太郎「…海?」

モモタロス「げっ!?ま、マジかよ!?」

ナオミ「あー!ホントだ!って、あれ!?海の上に人が!?」


扶桑「この列車…一体なんなんでしょう?」

山城「ね、姉様!不用意に近付かれては危険です!一旦距離を取られてーーー」

デンライナーのドア<ウィーン

良太郎「周り一面海…まるで鬼一族の時みたい…ってお、女の子…?」

最上「お、男の人!?」

満潮「いや、列車なんだし誰かしら乗ってるでしょ。問題は、コイツがホントに人かどうかって事よ」ジャキン!

良太郎「へっ!?た、大砲!?女の子が!?」

満潮「っ!艦娘なんだから当たり前でしょっ!?馬鹿にしてるの!?」グイッ!

良太郎「うわっ!?ちょ、ご、ごめんなさい!そんなつもりじゃあ…!」

モモタロス「どした良太郎…って何だァてめぇ!?いきなり良太郎に何しやがる!」

時雨「お、鬼っ!?やっぱり新手の深海棲艦!?」ジャコッ!

モモタロス「うおっ!?ちょっ、待て待て!俺たちはその、深海なんたらってのじゃねえ!!普通のイマジンと特異点だ!」

良太郎「モモタロス、それってあんまり普通じゃないんじゃ…」

満潮「イマジンだか暇人だか知らないけど、そっちの赤いのは少なくとも人間じゃないわよね!」ジャコ!

モモタロス「のわぁぁっ!そんな物騒なもん向けてんじゃねえ!」

扶桑「…満潮、少し落ち着きなさい?いくら鬼のようでも、こうして意思疎通が出来る以上、見た目で判断するのは軽率よ?」

モモタロス「鬼のようってのは余計だ!」

???「扶桑君の言う通りです」

良太郎「あ、貴方は!?」




西村s「提督っ!」




良太郎「オーナー!?」

モモタロス「オッサン!?」

石〇提督(以下提督)「オーナー…懐かしい名ですねぇ。それにこれはデンライナー…ということは貴方が電王、野上良太郎君ですねぇ?」

良太郎「は、はい、そうですけど…えと、オーナーじゃないんですか?」

提督「ええ。 私、この佐世保鎮守府で艦隊の指揮を執っている、提督というものです。野上良太郎君、お噂はかねがねオーナーや駅長から伺ってますよぉ?」

モモタロス「…どーやら本当にあの二人とは別人らしいな、このオッサン」

扶桑「えっと、あの、提督?この方たちの事、ご存知なのですか?」

提督「ええ、よく知っていますよ。彼らは時を超える列車、デンライナーの愉快な仲間たち。そして彼こそ特異点、電王に変身出来る青年、野上良太郎くんです」

最上「…いや、そう言われてもイマイチピンと来ないんだけど…そもそもデンオウとか特異点とかデンライナーとかって何…?」

良太郎「えーっと、話せば長くなるんだけど…」

モモタロス「つーかそれを言うんだったらお前達、えーっと艦むすびだっけか?それだってなんなんだよ!?」

満潮「艦むすびじゃなくて艦娘よ!この真っ赤っか!」

山城「それも説明すれば長くなるんだけど…というか説明しなきゃいけないのね…不幸だわ…」

提督「まぁ、良太郎君と山城君の言う通り、どちらも話せば長くなりますし、ひとまず鎮守府の方へどうぞ。執務室の方で、一度お互いの情報を整理しましょう。デンライナーのみなさんも御一緒にどうぞ〜?」

BGM:CLIMAX JAMP次回予告Ver.

モモタロス「仮面ライダー艦王!」



良太郎「別の世界の日本ってこと!?」

 

提督「キミ、私の代わりに提督をやってみませんか?」



曙「待〜て〜!逃げるなクソ提督!今度という今度は許さないわよー!」


【第2話 新生!佐世保鎮守府!】


良太郎「過去の傷は、簡単には治らない…でも…」



あ。ジャンプの綴り間違えてた。まあいいよね?答えは聞かないけど。

取り敢えず今日はここまで。
春イベと同時進行なので亀更新になるかもしれませんが、よろしくお願いします。
それでは。

ローマさん来ない、資材も足りない…。禿そう…。
皆様こんばんは、>>1です。上述の通り禿散らかしてます。
続きを投下していきます。

~~~執務室~~~

良太郎「って、ホントに皆来たら…」

モモタロス「おお、何だ何だ!すげー豪華じゃねえかよこの部屋!」

満潮「執務室なんだから当たり前でしょ?この程度ではしゃぐなんて、見た目の割にお子様なのね?」フンッ

モモタロス「なんだとこのちびっ子!そっちこそ見た目通り生意気なガキそのまんまだぜ!」

満潮「何をぅ!?」グーパン!

モモタロス「モガッ!?…こ、コハナクソ女と同じ匂いがしやがる…バタッ」


ウラタロス「そこの儚げなお嬢さん。どう?今度ボクと一緒にお茶でも?」

扶桑「い、いえ。ごめんなさい」

ウラタロス「あらら?用心深いのかな?なかなか釣れないねえ」

山城「ちょっとそこの青いの!姉様にちょっかいかけてんじゃないわよ!」

ウラタロス「おやっ!?そこにも美しく咲く一輪のハイビスカスが〜!」

山城「こ、この〜!女の敵!」


キンタロス「なんや、お前さんも艦むすびっちゅうやつなんか?」

曙「艦むすびじゃなくて艦娘よっ!私は曙、ここの提督の秘書艦をやってるの」

キンタロス「そうか、ちっこいのに偉いなぁ!」

曙「ちっこい言うな!」

キンタロス「しかし、曙か…なんや、相撲でもとりそうな名前やなぁ?」

曙「なっ!だからお相撲さんじゃないって言ってるでしょ!」ドスコーイ!

キンタロス「のわあっ!!い、いい張り手やないかい…バタッ」


リュウタロス「♪」イージャン!イージャン!スゲージャン!

時雨「♪」アサノヒカーリーマーブシークテー!ウェアンカー!

リュウタ時雨(この子、出来るッ!)

吹雪「わあっ!時雨ちゃん、リュウタちゃん、すごいダンス上手!!」

舞風「あ、新たなる強敵の予感!」

那珂「な、那珂ちゃんピンチ!?」

夕立「っぽい?」

ジーク「ふむ、なかなか良い茶葉だな?大層美味だ、褒めてつかわそう」ズズッ

金剛「Oh!久しぶりに紅茶のわかる人(?)にmeetしたデース!」

比叡「初対面の癖に金剛お姉様とお茶なんて…ゆ、許せません!」

ナオミ「まあまあ、比叡ちゃん達はデンライナー食堂車名物の、ナオミ特製コーヒーをどーぞ!」コトッ

比叡「ヒエー!」

霧島「こ、このクリームの色…比叡姉様の手料理並に危険な気がします…」

榛名「これは流石に、榛名でも大丈夫じゃなさそうです…」

コハナ「まあ、こうなるわよね…」



日向「ガタッ!」

伊勢「どうしたのさ、日向!?」



最上「あはは、なんかごめんね?来客なんて珍しいから皆テンション上がっちゃってるんだ」

良太郎「そうなんだ…。うん、気持ちは良く分かるかな」

提督「はしゃぐ気持ちもわかりますが、そろそろ本題に入らせてもらいますよぉ?」

~~~提督・良太郎説明中~~~


良太郎「えっと、つまりここは未来でも過去でもなくて、別の世界の日本ってことですか!?」

最上「じゃあ、この人達は別の世界から来ってこと!?」

提督「その通りです。皆さん理解が早くて助かります」チャーハンモグモグ

コハナ「でも、なんでそんなことに…?」

提督「恐らくデンライナーが落ちた谷に時空の裂け目が存在していたのでしょう」

モモタロス「時空の裂け目だぁ?」

提督「えぇ。そこを通ったが為に君たちはこの世界に飛ばされたのではないか、と私は推測しています」チャーハンモグモグ

扶桑「時空の裂け目…本当にそんなものが存在するなんて…」


ウラタロス「でもこの世界に飛ばされたのはある意味不幸中の幸いって奴かな!女の子もいっぱいいるし、釣りが捗りそうだねぇ!」

モモタロス「言ってる場合か、このスケベ亀!問題はどうやって元の世界に帰るのかってことだよ!」ベシッ!

ナオミ「オーナーもいませんし、デンライナーもこの世界に来た時の衝撃で、機関部に異常が出ちゃったみたいで動けないみたいです…」

最上「明石や夕張、妖精さんたちに調べてもらったけど、修理には結構な資材がいるみたいだよ?」

提督「そのことなんですが、一つ。特異点である良太郎君に提案があります」

良太郎「ぼ、僕に?」

提督「はい。デンライナーを襲ったと言う幽霊船…実は最近私たちの世界の海でも目撃例が相次いでましてね。そろそろ何とかしないとと考えていたのです」

山城「あれってやっぱり実在していたのね…不幸だわ…」

キンタロス「何や、この世界にまで現れとったんかい、あのどくろ船」

提督「恐らくその正体はかつて君達が戦った、時を超える戦艦と幽霊列車、そして我々が倒した深海棲艦の怨念が集まったものではないかと思われます」

良太郎「幽霊列車と戦艦…!」

リュウタロス「あれ?どっちも僕たちがやっつけた奴らじゃん。楽勝だね!」

時雨「いや、それに深海棲艦の怨念まで上乗せされてるとなると、かなりの強敵だと思うよ」

提督「時雨君の言う通りです。実際何度か別の鎮守府の艦娘がアレにアプローチしてはいるものの、異次元の技術が結集しているせいか、艦娘の攻撃でさえ通用しなかったとのことでした」

良太郎「…もしかして提案っていうのは…?」

提督「はい、幽霊船の撃破をお願いします。特異点である電王や、デンライナーの攻撃ならば、あの船を何とか出来るかもしれませんからねぇ」

コハナ「で、でもデンライナーは今故障中で!」

提督「承知してます。ですからこうしましょう。野上良太郎君、キミ、私の代わりに提督をやってみませんか?」

良太郎「えぇっ!?ぼ、僕が提督!?」

提督「はい。デンライナー修理の為の資材集めに艦隊を出撃させてもらっても、明石君や夕張君を動かしてもらっても構いません。その代わり…」

良太郎「僕らが幽霊船を撃破する…」

提督「そういう事です」

コハナ「…それ、結局良太郎ばっかりに負担がかかっているような…?」

良太郎「…やります!」

キンタロス「って良太郎!ええんか!?」

良太郎「うん。この世界で僕でも出来ることがあるなら、やらなくちゃって思うから…」

モモタロス「…けっ、相変わらずだなぁおめーはよ!おいオッサン!」

提督「何でしょうモモタロス君?」

モモタロス「良太郎だけに手間はかけさせねーぜ?やるってんなら俺達も一緒にやらせてもらうけど、文句はねえよな?」

提督「それはもちろん。むしろ心強いくらいです」


最上「…それにしても提督も思い切ったことをするよね。異世界から来た人に艦隊運用をさせるなんて」

良太郎「あはは…なんかごめん。しばらくお世話になるね、えーっと…」

最上「あ、自己紹介がまだだったね。ボクは最上、航空巡洋艦さ!これからよろしくね、新しい提督!」

良太郎「うん、こちらこそよろしく。僕は野上良太郎。良太郎でいいよ」

最上「えっ?でも提督を呼び捨てなんて…」

良太郎「皆僕を名前で呼ぶし、今更かしこまられても、くすぐったいしね」

最上「そう?じゃあ、改めてよろしくね、良太郎!」


提督「そうだ、良太郎君。一つ、大切なことを忘れていました」ガシッ!

良太郎「へっ?えと、何を?」

提督「これから提督としてやっていくのなら、まずは身なりから整える必要がありますからねえ」



提督「お 着 替 え で す」



良太郎with提督服「み、皆~。どうかなコレ?」



モモタロス「…何つーか、見事に服に着られてるって感じだな」

ウラタロス「そうだねぇ、例えるなら、竹の釣竿に高級なルアーをつけてるって具合かな?」

キンタロス「今回はモモの字に同意やな」

リュウタロス「なーんか踊り辛そう!」

ジーク「フム、なかなか良いのではないか?私が憑依すればもっと良くなると思うのだが…」



コハナ「あんた達!もうちょっとオブラートに包みなさいよ!」バシッ!

モモタロス「ぐおっ!?いってえな!なんで俺だけ殴られるんだよ、このコハナクソ女!」

提督「ウォッホン…!それでは良太郎君、これをどうぞ」

良太郎「…?これ、なんですか?」

提督「この鎮守府の残りの資源とデンライナー修理に必要な資源、それと私が作った『艦隊運用・虎の巻』です。是非後でご一読を」

コハナ「どれどれ…」



残資源…燃1500/弾2400/鋼1800/ボ200

デンライナー修理に必要な資源…燃6000/弾4000/鋼6000/ボ3000

曙「って、何でこんなに資材が少なくなってんのよ!特にボーキ!この前まで各資材40000近くあったじゃない!」



扶山満最時「「「「「あっ…(察し)」」」」」



曙「…さては、クソ提督!アンタまた勝手にまた大鳳レシピを回したわね!?」プルプル…!

明石「私は止めたんですけどねー」

時雨「最近、やたら隼鷹を見かけると思ったら、そう言う事だったんだ…」

提督「…おっと、私は私で呉鎮守府へ用事があるのでした!では良太郎君!しばらくの間、彼女達をお願いしますねー!」スタコラサッサ!

良太郎「えっ!?ちょ、ちょっと待って…」

曙「待〜て〜!逃げるなクソ提督!今度という今度は許さないわよー!」ガオー!



アッハッハー!ツカマエテゴランナサーイ?

ブットバスワヨ、コノクソテイトクー!



コハナ「…行っちゃった…」

良太郎「…えーっと、取り敢えずこの虎の巻を読んでみよっか…ふむふむ…」ペラペラペラ

~~~良太郎熟読中~~~

良太郎「ふぅ…」

モモタロス「どうだ良太郎。何かわかったか?」

良太郎「大体はね。資材を集めるには大本営ってところからの補給を待つか、艦隊を遠征に出すか、任務を遂行すればいいみたい…」

最上「実際はオリョクルとかカレクルとかもっと色々方法はあるけど、うちの鎮守府ではやってないんだよね」

伊168(以下イムヤ)「おかげでイムヤ達の練度はまだ30代なんだけどね」

伊58(以下ゴーヤ)「どっかのブラ鎮みたいに酷使されるよりはよっぽどマシでち」


良太郎「(す、スクール水着!?)き、君達は?」

伊19(以下イク)「イクたちは伊号潜水艦なのね!よろしくなのね、新しい提督さん!」

伊8(以下ハチ)「同じくハチです!」

イムヤ「伊168よ、イムヤでいいわ!」

ゴーヤ「伊58です。ゴーヤって呼んでもいいよ?」

リュウタロス「ゴーヤ…何か苦そう…」

ゴーヤ「苦くなんかないよぅ!」

良太郎「あはは…とにかく皆、改めてよろしくね!」




提督「かくして、良太郎提督の指揮の下、佐世保鎮守府の新たな戦いが始まったのでした…」

曙「あ、見つけたわよクソ提督!いい加減観念なさい!」ウガー!!

提督「おっとっと!」スタコラサッサ!





良太郎一週間(ダイジェスト?でお楽しみ下さい)



1日目

扶桑「はぐれ深海棲艦を発見!戦闘を開始します!」

モモタロス「おう!やっちまえー!」

ドーン!

扶桑「こんな姿じゃ、レイテ突入は無理ね…」タイハ!

モモタロス「ってはえーよ!」

良太郎「皆、撤退して!」


2日目

シュッシュッシュッドーン!

山城「やだ魚雷!?各艦は私を顧みず前進して!敵を撃滅してください!」タイハ!

ウラタロス「おおー!これまた眼福だねぇ!」

満潮・コハナ「「フンッ!」」バキィッ!

ウラタロス「ぐぇっ!?」

良太郎「て、撤退!」

3日目

ダンチャクカンソクシャゲキ!!ドーン!

時雨「このボクを、ここまで追い詰めるとはね…!」ズタボロ

良太郎「撤退~!」

リュウタロス「大丈夫、時雨ー?」

ナオミ・吹雪「「リュウタちゃんは見ちゃだめ!」」

4日目

最上「いっけぇー!」ブゥーン!

リュウタロス「すっごーい!飛行機だー!」

ジーク「ほぅ、アレ(瑞雲)はなかなか良いものだな」



日向「まぁ、そうなるな!」キラキラ!

伊勢「どうなのさ、日向!?」

5日目(ここから少し長くなります)

良太郎「ちょっと満潮?大丈夫!?」

満潮「このくらい平気!もう、一々ウザイのよ!」ズタボロ

キンタロス「おいおい、満の字。良太郎はお前のこと心配してやなぁ?」

満潮「あーもう!うるさいわねぇ!ドック行ってくる!」バタン!

キンタロス「…良太郎、気にすんなや。あいつもまだ子供なんやし」

良太郎「うん、大丈夫。…満潮があんな感じなのは、きっと過去に辛いことがあったからなんだと思う」

最上「…うん、あの子は多分西村艦隊、いや艦隊の中でも、かなり辛い目に合ってると思うよ…」

良太郎「過去の傷は、簡単には治らない…でも、満潮は一人でもそれを乗り越えようって、強くなろうとしてあんな態度なんじゃないかな…?」

最上「わかるの、良太郎?」

良太郎「…うん、僕の知り合いにも1人、そんな人がいるから」




満潮「………ありがと」



6日目

良太郎「そう言えば、資料にあったけど西村艦隊ってあと2人いるんじゃなかったっけ?」

扶桑「山雲と朝雲ですね。あの二人は何故かなかなか見つからないんです…」

山城「きっと私たちが不幸だから…」

モモタロス「不幸?へっ、良太郎程じゃねぇだろ!」

扶桑「えっ、提督も…ってきゃあ!?」ツルッ

良太郎「っ!扶桑さん危ないってうわあ!」ダッ!

ドンガラガッシャーン!

モモタロス「ほーら言わんこっちゃねえ」

山城「姉様!?大丈夫ですか!?」

扶桑「あいたたた…ってあんまり痛くない?」

良太郎(under扶桑)「ぐぇぇぇ…」

扶桑「て、提督!?ご、ごめんなさい!?」

良太郎「あ、うん大丈夫…こういうの慣れてるし…いてて…」

金剛「リョータロー!戦果リザルトがあがったヨー!って何してるデース?」

良太郎「あ、金剛。気にしないで…それで、どうだった?」

金剛「余裕デース!!あとNew Faceが登場したヨー!」

山雲「おはようございま~す。朝潮型駆逐艦六番艦、山雲です~。よろしくお願いいたしま~す」

良太郎扶桑山城「「「!?」」」

那珂「お仕事終了!お疲れ様ー!」

リュウタロス「あ、那珂ちゃんだ!おかえりー!」

良太郎「あ、那珂さん。お疲れ様。どうだった?」

那珂「もー!良ちゃん、那珂ちゃんでいいってばー!っと、新しい子入ったよー!」

朝雲「朝潮型駆逐艦、朝雲、着任したわ! 貴方が司令…かあ。ふうーん。ま、いいわ。私がやったげる!」

良太郎扶桑山城「「「!!??」」」

7日目

良太郎「それじゃあ山雲と朝雲の帰還を祝って…」

皆「「「「かんぱーい!」」」」

扶桑「おかえりなさい、二人とも!」

山城「おかえりなさい!またこうして会えるなんて、なんて幸せなの!」

最上「おかえり!久しぶりだね!またよろしくね!」

時雨「おかえりなさい、覚えてる?時雨だよ!」

満潮「フンッ!来るのが遅すぎなのよ!………まあ、帰ってきてくれて何よりだわ」


良太郎「良かった、皆喜んでくれてるみたいで…」

モモタロス「へっ、良太郎、お前も少しは運が向いて来たんじゃねえのか?」

コハナ「何言ってんのモモ。良太郎はここぞって時には毎回すごくツイてたでしょ?」

モモタロス「ん、確かにそれもそうだな」ゴクゴクッ!

良太郎「そ、そうかな?」

コハナ「そうよ。良太郎の幸運は、誰かを幸せにする為に使えるし、良太郎自身もそんな人だと思うわ」

隼鷹「ヒャッハー!こいつはめでたいぜぇ!酒だ酒だぁ!」

ウラタロス「ってうわ!酒臭っ!もうかなり飲んでるね、隼鷹!」

飛鷹「この子ったら、年がら年中飲んでるような感じだけどね」

リュウタロス「わーい!ボクも飲むー!」ゴクッゴクッ!

キンタロス「お、おいリュウタ!お前それ酒やないかい!?」

リュウタロス「ゴクゴクッ!…ブーッ!なにこれ!美味しくなーい!?」

島風「ふわああっ?!汚いってばぁ!?」

キンタロス「ほれ、言わんこっちゃない!」

那智「ふむ、これ(達磨)の味が分からんとは、やはりまだまだ子どものようだな?」ゴクッ!

足柄「ちょっと那智姉さん、大人気ないわよ?」

妙高「足柄の言う通りです。そもそも子どもに酒を飲ませるなんて、これはお仕置きが必要ですかねぇ?」

那智「ヒッ!」

羽黒(の、飲んでるせいか、妙高姉さんがいつも以上に恐ろしく感じますぅ!)





リュウタロス「ヒクッ!…おいてめーら、黙って聞いてりゃ、誰がガキだってんだ?」




妙足那羽「!?」



リュウタロス「ったく、どいつもこいつも、ま〇やだかなんだか知んねえけど、俺をガキ扱いしやがって…!」

妙高「」

リュウタロス「確かになぁ!もういい歳こいて特撮語ったり、どっかの獣電戦隊に動画出したりしてるけどなぁ!!」

那智「」

リュウタロス「だからなんだってんだよ!俺はとっくに〇0歳超えてんだよ!お前らの中の人よりよっぽど先輩なんだぞ!?」

足柄「」

リュウタロス「ザッケンナコラー!スッゾコラー!」

羽黒「アイエエエエ!?」」



キンタロス「当身!」

リュウタロス「ステラァッ!?」ガクッ!

キンタロス「…あー、嬢ちゃん達、すまんなぁ。俺に免じて堪忍してくれや」

妙那足羽「「「「は、はい〜…」」」」(もう二度とあの子には酒を飲ませないようにしよう…)




提督「…そんなこんなで一週間が過ぎました…」

曙「ぜぇ、ぜぇ!一週間も、逃げ回るなんて!いい度胸してるじゃない!」

提督「曙君、別に私はただ逃げ回っていたわけではありませんよ?呉のアレの、出撃許可を待っていたのです」

曙「ぜぇぜぇ…!あ、アレ?アレってまさか…!」

提督「はい、そのまさかです。お、ちょうど連絡がきましたね」ピリリリッ

提督「はい、私です。ええ、ええ。わかりました」

曙「…今の呉の奴から?」

提督「ええ。アレの使用許可が降りました。さ、行きましょうか曙君?」

曙「…フンッ、言われなくたって!」

8日目

良太郎「うーん…やっぱり変だよ…」

モモタロス「ん?どした良太郎?」

最上「変って、何が?」

良太郎「うん、資料を見てたんだけどね?僕らが来てからと来る前とじゃ、はぐれ深海棲艦の出現率が全然違うんだ」

コハナ「どれどれ…あ、ホントだ!」

扶桑「提督たちが来てから、今までの倍近くまで跳ね上がってますね…?」

良太郎「うん。それなのに、あの幽霊船の目撃例は逆にピタリとなくなっちゃってるし…何だか嫌な予感がするんだ…」

ウラタロス「ふーん、でもま、気にしててもしょうがないんじゃない?それよりそろそろ遠征に行ってた第三艦隊が帰投するよ?」

時雨「今回の遠征で、デンライナーの修理用の資材が収集完了するね」

キンタロス「やっと元の世界に帰れる手はずが整うっちゅうわけやな!」

良太郎「でも帰る前に約束は果たさなきゃだし…」

ドタドタドタバタ!

リュウタロス「んー?皆帰ってきてみたいだよ〜?」

ドア〈バァーzン!

天龍「良太郎!大変だぁ!」

良太郎「天龍、おかえり。ってそんなに慌ててどうしたの?」

天龍「どーもこーもあるかぁ!コイツらをドックに入れてやってくれ!」ズリズリズリ

港湾棲姫(以下港姫)「ウウッ…」タイハ!

空母ヲ級(以下ヲ級)「……ッ!」チュウハ!

北方棲姫(以下ほっぽ)「オネエチャン…オネエチャン…!」カスダメッ!

良太郎「コイツらって…?その子達のこと?」

満潮「そ、そいつら!港湾棲姫、それに空母ヲ級と北方棲姫じゃない!」

BGM:CLIMAX JUMP次回予告ver.

モモタロス「仮面ライダー艦王!」


良太郎「どうして彼女たちはあんなにボロボロだったの?」



響「ハラショー」



良太郎「モモタロス、行くよ!」



電王S『なんだぁ、コイツラ!?』



【第3話 海上、海王、ご用心】



最上「え、何これ!?何これぇ!!?」

今日はここまで。
資源と書き溜めが貯まり次第、更新していきます。
…ローマさん、出ないかなぁ(遠い目)。
ではまた。

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