【SS】菫「やはり京咲はナンバースリーか」京太郎「?」 (1000)


菫「やはり京菫がナンバーワンだ! わんわんっ!!」

咲「ちょ、ちょっと待ってください!!」

菫「なんだ?」

咲「元は私がナンバーワンなんです! それにわんわんネタも私が可愛いって言われてて」アセアセ

菫「そんなことは」

咲「そんなことは?」

菫「知るかっ!!!!」

咲「身も蓋もなぁぁぁい!!!」

菫「まぁ、そう慌てるな」

咲「え?」

菫「ナンバーワンが無理でも、オンリーワンがあるじゃないか」

咲「!!」

照「なるほど」

咲「が、頑張りますっ!!」グッ

淡「でもさでもさー。サキのオンリーワンって、恐怖というか、キチってるよねー」ケラケラ

咲「」

               __,. : : : ¨¨¨¨: : : . 、
             ,. :´: : : : : : : : : : : : : : :`ヽ、
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            .': : :/: : :,: : /: :/: /: : : : : :.|: : 、: : :ヽ
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         |: : : |: : :|:|_l,.ムイ}:/从: { }/ }`ヽ: : ,: \: :.
         |: : : {: : :^{从ィ笊ミ、 ∨ ,ィ笊ミ/}: /: : | \}
         |: : :∧: : | { ん::刈     ん:刈ムイ : : |
         |: : :{ \:、 r弋こソ    弋zソcl:.|、: :|

            从: : 、 '  乂ノ:.:.:.    '   :.:.: |/ \:}
          Ⅵ、: ー: .、    ___     人  `
            乢: : :|  . (__,.---- 、_) イ
             从 :|  >  __.  ´
                  Ⅵ      |、
             /::::::\     ,::::\
            /:::::::::::::::::\___{::::::::::\

咲「淡ちゃん……」

淡「あっ! ご、ごめんねサキ! 悪気はなくて、あの、その!!」オロオロ

咲「うわぁぁぁぁぁぁんっ!!! 京ちゃぁぁぁぁぁんっ!!!!!!」ビエエエエエン



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1429113899



 このスレは京太郎を中心とした小ネタSSを淡々と投下するスレです
 以下の内容が含まれているので気を付けてください

・キャラ崩壊
・京太郎と女キャラの恋愛描写
・どっかでみたようなネタの焼き増し
 

一応前作 ※内容の続きとかは特に無いです

【安価ss】京太郎「えこひいきすることにした」咲「えっ」
【安価ss】京太郎「えこひいきすることにした」咲「えっ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426513168/)



こちらが前スレ達 続いてます

【SS】咲「やっぱり京咲がナンバーワン!」京太郎「?」
【SS】咲「やっぱり京咲がナンバーワン!」京太郎「?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427983806/)

【SS】照「やっぱり京咲はナンバーツー!」京太郎「?」
【SS】照「やっぱり京咲はナンバーツー!」京太郎「?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428514567/)





  ~やっぱり京咲がナンバーワン~

<<各話リスト>>

【1スレ目】

第一章【小悪魔テク! 文学少女の逆襲】 京咲
・驚異の女子力テクを秘めて、咲が挑む京太郎陥落!

第二章【モテル反撃!犯される女子力!】 京照
・驚異の女子力テクのリベンジ! 照の作戦とは!?

第三章【密着!そしてS(シャープ)S(シューター)恋愛へ】 京菫
・男を初めて自室に入れる菫 緊張のあまり、彼女が取った行動は!?

第四章【厨二病タコス! 聖雀士と化した少女】 京優
・厨二病を患った優希! 京太郎相手に恋のアプローチを開始!

第五章【厨二病ギアス! 紅騎士と化した天使】 京和
・好きでも無かった人が憧れのあの人に似ていた! 和はヒロインになれるのか?

第六章【ストーカー部長  変態ラブレター!】 京久
・もはや厨二病すら生ぬるい! 痛々しい久の恋の作戦!

第七章【初デート! キャップの恐るべき女子力】 京キャプ
・純愛、王道、リア充 相性抜群の二人がたどり着く終着点

第八章【ラブイズマネー! 恋するお嬢様】 京透
・冴えない男が気になってしまう 乗り気じゃなかった筈なのに――揺れる恋心

第九章【思い込みメール 彼女気取りのネキ】 京ネキ
・迷惑メール? ストーカー? いいえ、彼女は本気なのです


【2スレ目】

第十章【いつだって最後尾 不思議なディスタンス!】 京まこ
・わしは最後でええんじゃ 京太郎を避けるまこの真意とは!?

第十一章【大二病アタック! 大人の女性かじゅ!】 京かじゅ
・大人の女性に憧れた、加治木ゆみの行き着く先――

第十二章【新ジャンル!? メンヘラロリの名はマホっち】 京マホ
・最恐、最凶、最凶! 須賀京太郎を襲う最大の危機を前に、立ち上がったのは!?

第十三章【守りたい! デカァァァァイッ! 気弱女子!】 京豊
・楽しい思い出、嬉しい記憶――辛い体験 でも、その日のことはきっと――永遠に忘れない

第十四章【小悪魔テク! 女子力粉砕スーパーノヴァ!】 京淡
・女子力? このように稼ぐのだ!(好感度)京太郎と淡の激甘デートに胸焼け必死!

第十五章【古典的!? あったか~い最強ボディタッチン】 京宥
・能力の制約で、凍えそうになった宥を救うのは――京太郎のチン……?


 前スレ1000……後悔なさらないように
 
 今日はよい時間なので、桃子編は次になります
 意外とまこ編が人気だったのが嬉しいですね

 二スレ目は癒し尽くしだったので、三スレ目ではぽんこつ率上げてこうかなーと思ってたりします
 そろそろキセキの世代の封印も……ね



 


 宥姉の経過は玄編で出てくるのでお待ちなされ……なされ
 
 今は次のモモ編でドキワクする――それが全てじゃないのかよ!
 

               ______
.            _   ´     ``
         /           \
.         /  ,   i|ヾ 、   、⌒)    __
         ′  {   i| }ト、}i |i }iいーァ ⌒ヽ
       {    {i {_八乂り-‐}r;八 乂`⌒ヽ __ノ
        八  从ィ⌒ヽ\( ィて_{ ヽ     ⌒
.        个ト 小 ィて_   夭り}ト } )
.        }   ヽト夭り  ,   }}j ノイー ⌒ヽ
.        }    人   、 ィ イ´{ /,丿丿
         从   ヽ ≧=-ァイヽハ厂{f⌒ヽ
         ) ヽ \jト⌒ハ〈只ノ7__{⌒__ィ´  __ノ
.              `  / 〈 ∨/ー ̄て¨__⌒ヽ´
.                /  } 。}  メ_ノ、イ⌒)
                〈  ノ7。}  「(__
              }ハ / \___` __ノ
             {,゙} { }{ } }¨`ヽ´  __,.

                ⌒T┴+L_j;__}r‐…  ⌒
               |圭|   寸=-  __ノ
               |圭|    寸=-  `
                 ノ_7ィ}     }と
             └  ´    八(⌒


 あっ、一応変態要素あるかもなんで気をつけてくらはい



 第十六章【ステルスは捨てるっす!! お願い私を見て!】


 私、東横桃子の影の薄さは金メダル級っす


桃子「…‥」ジィー

 だから、こんな風に誰かの後ろを尾行していても

京太郎「あはは、キリンですよキリン!」

ゆみ「うわぁ、大きいな」

京太郎「キリンって、なんだかよく見ると怖いですね」

ゆみ「あぁ。ちょっと瞳がな」


桃子「……」


 私は気づかれることはない
 特に、こうして姿を隠している間は――


京太郎「じゃあ、次はライオンにしましょう! ライオン!」

ゆみ「ライオンか……ああ。大丈夫だ」


 今日の目的は私の愛する加治木先輩と動物園デートをする須賀の追跡
 あの男――先輩が優しいことをいいことに付け上がりやがって!

 
 
桃子「ぐぬぬぬ」


                                  __
                              才´::::::::::::::::::::::`ヽ
                               ,ィ´::::::::::::::::::::::::::;::::::::::::ハ
                           /::::::::::::::::::::::/::::: /ハ:::::::::::::ハ

                             j:::/:::l:::/:::l:::j::l:::::!  !::l::::l::::::ハ
                            ノ:::l:::::l:/l:!::!::l:::l::::|  l:::j::::|::::::::ヽ
                          /:::::::!::jl:'_,lハ:!::!';:!::;!ニ´l/!::::!::::::::::::',
                           /::/:::l:ヘイ{r':ハ`lハlヘ{r'::ハ`リl::::::ヘ::::l::!
. ,、                            /l:;'::::::l::ハ!乂ツ     乂ツl::!ハ::::::::ヽ:';!
r-,ヽ                           ! ハ!::::ノ:::ハ     '    l::!'::::::l:::l:::::ノ
`ヽヽ∨  .______,,r ――ー-----r'ハ:::/:::/:.:ヽ  (__,)  ィ|:!ハ!!:l:::!ヾ
  ヽ}  Vイ: : : : : : : :ヽ: 、: : -:-:-:-――: : : : 、: Vリ:::l:.:.:.:.:',> __ イ/! リ: :/ル':.,ィヽ
   lノ .{二: : : : : : :-: : ‐:ヽ: : : ̄: : : 二: : ー: : : : lハ:!.:.:.:.:.Vヽ    _'/.:.:.:.:.::./:、: : \
 / __,乂: : : : : : : : ;_:_: :_:へ: : : _: : : : : : : :!: : ヽ.:.:.:.V`-----'.:.:.:.:./: :ヽ:\: :∧

 ゝ'"     ̄ ̄ ̄ ̄        ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ/': : : :ハヽ.:.V:(__):/.:.:.:/: : :ヽ: :ヽ: ヽ.:∧
                          ,イ: : : : : :ヘゝ>_f、ー-_==辷: : : : V: :\: : : ヘ
                           !:.,ィ: : : : : : `ゝ- 二_´   !:`: . 、:}ヽ: : : : : : ハ
                            l/: : : : /: : : : : ;ィ_´,ィ /--'!: : : : : :`:ー:-、 : : ハ
                           ',: : : :/ : :;ィ´ _ノ:.l: 'イ:ヽ : : ゝ、: : : : : : : : : :ヽ: :ハ
                              乂:/: : /  ./; ィ:ゝ: `ヽ !: : : : ノヽ、: : : : : : : : : : !
                           ヽ!:7  /: : |: :|: :`ー! !--':/    > :_:_:_: ; イ
                            !: :ヽ /: :l: |: :|: |: : | / : //
                             V: : : : : :!: !O!: ! : l/: : :/
                           ,イ!: : : : : : !:.!: :|: !: : : : ;イヽ
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                         V:/: : : ': :!: : : : !ゝ': :V: : :l: : : : :ヽ
                          lヽ: : :/:/: : : :/:.ハ: : V: : !: : : : : : 〉
                 __, =---''"ノ!  ヽ'; :!: : : /:/  ヽ: :V: :!: : : : ; イ、__ r‐―-,
               ,イ      _,.イ´ !    `ー'-'    ´`ー--‐''"ヽ `ヽ ̄ ̄ 、_l_, - ,
              _/    , イ /  !     /      /     ヽ  \       ',
              l |    /  /   !/    メ、  ,ィ _/  ',     V   ヽ      !
              L_,イイ   /    l     ! , イ '   l. ',     V     } ヽ、 ノ
              /    /     /     , イ        !  ,       V    /  ',
             /`ヽ   /     /   / !         !  ,       .V      l
                 ∨ /      ./   /, - 、/         |          , ィー-‐'
                  V-、 ,、 /   lイ: : : : : ヽ、                 /
                  `ヽ′ヽ、  !: : : : :/ !` ヽ、    l,.. - 、_   _ノ
                        ` !: : : イ__  j    ` イ!        ̄ V 

 なんとしでも、奴の尻尾を掴んで!
 私の先輩を取り戻してやるっすよ!!


ゆみ「今日は楽しかったよ」

京太郎「いえ、俺の方こそ(動物園だとアレがあまり出なかったな)」

ゆみ「その、須賀……えっと」モジモジ

京太郎「はい?」

ゆみ「……昨日、私はお前の夢を見て……//」カァァ

京太郎「!」ドキッ

ゆみ「くだらない話だが……私は、その夢がえらく気に入ってな」ドキドキドキ

京太郎「ど、どんな内容……だったんですか?」

ゆみ「知りたい、か?」

京太郎「はい。知りたい、です」

ゆみ「そう、か。それなら――きっと、正夢にしてみせよう」スッ

 ギュッ

京太郎「か、加治木さん?!」ドキィン

ゆみ「私は、頑張るよ。だから――その時まで待っていてくれ」

京太郎「加治木さん……//」ドキドキ

ゆみ「君のことが、好き――」

 ダダダダッ

 ドンッ

京太郎「うぉわっ!?」ズテーン

ゆみ「!? 須賀?! だ、誰だ!?」

                           ___

                        ____∠二ニ∧
               ---- 、 -‐=ニ二二二二ニ∧
             /     ´ _ -‐┬m-ミ二ニニニニ|
              {     /|:l::::::::|___∨:l∨ニニニニ|
              ∨   /::::l:|:l::::::::{ __}从:∨ニ二∧
              /    |八从l\八 廻|〉|:::lニニ二 ∧
                {    |::l:〈 廻___   |:::|二二二ニ〉
           ___ |    ∧l::∨ ● `ヽ..イ从クニニニ,/
        /     `ヽ  ∧:人__人__ノ‐//二二/
        ′      ∨  )ハ「ゝ┴┴≦二二<
         |   . : : : :  {\__: : :.`~~f≦二二二二 \
         |  .: : : : :/   〉 \: : : : :|二二二二二二∧
.        八  : : : : :乂__/: : . .     |二二二二ニニニニ∧
.        \__人_:_:_: : :     |二二二二二二∨∧
                /: :     |二二二二ニニニニ∨∧
                  /: ::      |二二二二二二二∨∧
                ,: : :        |二二二二二ニニニニ∨∧
              :: : :     / ̄ ̄ ̄\ニニニニニニニ∨∧
               |: : :   /        \二二二ニlニ∧
               |: : :  /               ∨ニ二二|∨ニ\
               |: : :.  ′              ∨二ニニl \/二\
              |: : : . |                :.:|ニニニニ|  {ニ{__}ニ|
                   l: : : : |            . :.:|ニニニニ'   `ー=彳
               : : : 八     -     . : : :八二∨     |:....|
               ∨: : : :\  {×ノ. . . .: : : /二二/    〈|:....|
                    ∨: : : : :.\__:_:_:_:彡二ニニ,∨     {|:....|
                     \: : : : : : _:_:{二二二二二ニ{       {:....ト、
                  |: : :   | ̄ ̄∨二二二ニ|        ∨八|
                   ∨:    |    ∨二二ニニ|       ∨,∧
                  ∨:.  |    ∨ニニ二乂        ∨,∧
                      ∨:.: :.|    /三三√           `ー'
                     ∨: ∧   {二二ソ
                    /: : : :.}    `~~~´
                   {:_:_:_/


??「と、通りすがりの猫型ロボットっすよー(裏声)」

ゆみ「なんだ通りすがりの猫型ロボットか」フゥ

京太郎「」ビクンビクン



京太郎「ひどい目にあった」

ゆみ「大丈夫か?」

京太郎「いえ、問題無いです」

ゆみ「そうか――なら、続きはまたにしよう」

京太郎「すみません」

ゆみ「いや、いいんだ。また……会ってくれるんだろう?」

京太郎「はいっ! 勿論です!」




桃子「ふぅー、間一髪だったっす」ヌギヌギ


 それにしてもあの男
 油断ならないっすね

 中々穴も見せないし、これは本格的に尾行する必要があるっすね


桃子「(所詮今はデートで取り繕っているだけっすよ)」

 
 明日からはお前の日常全てを観察してやる!
 そうすれば、決定的な尻尾を掴むことが出来る筈っすよ!!


桃子「(覚悟しておくっす、須賀京太郎!!!)」メラメラメラ


                         -‐  ¨ ̄ ̄”¨    、
                           /             \
                        /   j/      /∧      ,
                    /    {     {/   V      ‘, ジィー
                       ′   {人 l{ { { l{  '⌒|| ,}    ‘
                          l{ {斗≠刈八{ハ{ 斗r=||/}ノイ    ,
                      !八{ ||[___)]     {[__||)] !     ‘
                      |  / ||Vーノ       Vー||ノ j     |
                      |  { || ""       '"" |l  丿    |
                /⌒{ ̄ ̄”””¨¨¨    ¨¨¨””” ̄Y´⌒ヽ、
                {LLLし                      {LLLノ )\
                厶⌒⌒                  `⌒´/⌒\
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                   ̄二ニ‐-  ______________   -‐ニ二 ̄



桃子「(動物園デートかぁ……私も、先輩と行きたかったっす)」




 翌日

桃子「私が調べたところによると、須賀京太郎はかなりの女友達がいるみたいっすね」コソコソ

 つまり、奴は誰彼構わず手を出すチャラ男ってことっすよ
 それなら、他の女に鼻の下を伸ばしているところを激写するっす

桃子「それに、ネットで調べたところ――チャラ男を表す五つの項目も見つけたっす」

 これに一つでも当てはまれば!
 奴はチャラ男のヤリチンに決定!! 即処刑っすよ!!

桃子「ふふふっ――」メラメラ

 ガチャッ

桃子「!?」

京太郎「行ってきまーっす」

桃子「(来たっすね)」

京太郎「ん?」チラッ

   _____                   __
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.    / /\ \          ,':::/!:i:!:/!从/ -',::L:::::i::::',  ドキドキ
.   < /     \ >          l::::i:|刈テ'川! ≦廾、!:::::::::|
   ┌───┐          l::::j 代リ   弋:::!リ |:::::::::|
.    二二二二         , --::从 |'''     ''''|''' l, ─ ト
  └─‐,  ,─‐┘      人jjJJ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄UJJ/\
     / / /7/ 7.   / |                     └‐i
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京太郎「……」

桃子「(完璧な私のステルスに気づくわけが無いっすよ!!)」ドヤァ

京太郎「……気のせい、かー」スタスタ

桃子「(ほーらね)」フフン

京太郎「……」スタスタ




桃子「よし、奴が行った今の隙に――まずは一つ目の項目のおさらいっす」カチカチ


【チャラ男の特徴その1 会ったときに指差す】

「なんかチャラい奴ってさ、知り合い見つけたらそいつのこと指差しながら近づくよなwwwあれなんだよマジで……」(大学生/21歳)

イメージできますか(笑)? なんと言いますか、サッカーでゴールを決めた選手が、アシストしてくれた仲間をニヤニヤしながら指差す感じですかね……。

きっと一度は見たことあるはずです。そしてたしかに、これはチャラ男がやってるイメージですね。



桃子「ふむふむ……」

 つまり、須賀が知り合いに会った時に指差して近づけばチャラ男ってことっすね
 
桃子「そうと決まれば追跡っすよ!」スタコラー

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ト、::::::乂:::::::`ト、::::/|!斧=ミx、ハ:|::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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ト.、:::::`ト、::::丶乂_ゝ!Tハ     |::::::::::::::Ⅵ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_..斗-=

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. 八Ⅳ:::::::::::::::::::::{ |!   _. 斗:::1 :::::::::| /i:i:∧   /: : : : : :!: : : : :!: : : : : : :
    Ⅴ:::::::::::::::::::| |! ,/: : : : : | ::::::::::|./i:i:i:i:i∧ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
.    Ⅵ::::::::::::::::| |! /.: : : : : : :.| :::::::::八i:i:i:i:i:i:iヘ {: : :: : : : : :!: : : : :!: : : : : : :


桃子「(もうすぐ助けるっすよ!! 加治木先輩!)」タタタッ


 清澄


京太郎「ドラゲナイwwwドラゲナイwwww」

桃子「(呑気に歌なんて歌って! いいご身分っすね!)」ムカムカ

咲「ドラゲナイwwwwドラゲナイwwww」

桃子「(むっ! アレは清澄のリンシャンさん?)」

京太郎「ん?」ピタッ

桃子「(知り合いに気づいた! さぁ、どうなるっすか!?)」ドキドキ



京太郎「よぉ、咲! お前もその歌が好きなのか?」

咲「ふぇっ?!」ドキ

                                                  _ , 、

                                                /ィ--∨  :.- 、
                                              __/  , ,:   } l \
                                            ` ー-, | /{ { l  | |  .
                                             /_/  | / 从 :  ,-}/、 |l |
                                              /   从 -rォⅥ /rォ- }イ {
                                           _` ̄´ { {rI ゞ ,}' ゞ  } }∧
             ____                        Y {{ |Y }  从∧  _    八{
          ,. : :´: : : : : : : : :`: : . 、                        「l | || | | |    Ⅵ 、 ` ー` イ / '
       ,. :´: : : : : : : : : : : : : : : : : :`: : .、                    { ー '' ' | /^〉 「//}` ー ´r'-、
      /: : : : : : : : : : : : : : : : :、: : : \: : \___,             |       ' ノ_,」// |    |/()|
     ': : : : : : : : : : : : :|: : : :|: : |、-:、: : ヽ: :_:ヽ ̄             :.   /´ //////∧_ r '///>- 、
     /: : : : : : : : : : : : : :l: : : :|: : | ヽ} ヽ: :}: :、 `\               ∧ _人 イ///////∧-}//////////> 、
    .': : : : : : : : : : : : : : : : : : |: : | ,イ、 }从: : 、              {//\___「///////// ∨////////////∧
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       と二二_ヽ ∨、:ミ    /:::::::::::// /  \::\            |/////////////////////} 〉/////|
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          ∧::、 ,:  Ⅵ、   /::::::::::/イ:/ 〉       ∨'         //==///////////////==/\///イ

京太郎「今度一緒にカラオケで歌うか?」アハハ

咲「きょきょきょ、京ちゃんっ?! はわわっ!?」カァァ

京太郎「ん? 何を恥ずかしがってんだ?」

咲「だ、だって……歌を聞かれる、なんて……//」モジモジ

京太郎「おいおい、今更恥ずかしがる仲でもねーだろ?」ナデナテ

                        ____  ,- 、_
                       ⌒>    `  ヽ  ` 、
                       /,      ,   | l   ヽ
                     /イ  ,/ / |{  | | | l |   .
                       / イ { /{-从 }/}-}イ |  |
              r-、_         V从 ィ=ミ∨ィ≠ミ| / , ∧
          ,. : : : ̄:´ゝく)、        ヽム   '     |/イ V }
        /: : : : : : : : : : : \          }∧ v  ァ  'r-イ
         ,: : :,: : : :/:}: : :|: : |: : ヽ         _、__  イ/}_/
       : : : |: /-'{: |: : 从: }: : 、: .    ___ {// }   r≧7}
        | : : |: ィ雫 |/ィ雫}:/:∧:} <//////////  「/////>- 、
        l : r从 ゞ'  , ゞ'{イ: :{/}'///////////{l _|//////////\
        从乂:、 u:.:.:  :.:人//////////|/////∧:: ////////////// 、
         }/ハ>  _´ イ///////////////////∨////////|//////∧
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      rく.、.......{    }...........7 、       |/////// ///////// | ∨/////∧
      ∧ \....\  /....../l/ }       |////////o////////{  ヽ./////∧
      { V  ` rミ ∨=≦ 〈 ⌒Y     |/////////////////|  /⌒////〉
      |  {    ` [二]´  「二二}      |////////o////////| ////////
      |  ::.    /:.:.:|   /     }     }/////////////////}'///////
      |  }    {:.:.:.:}  {    ∧     |////////o////////|/////
      |  |    、:.:.:|   ヽ    ノ     |/////////////////|///
      |  |      ∨   {乂_/      |////////∧///////|イ(ィ

咲「……もう、京ちゃんだけなんだからね?」クスクス

京太郎「おうっ」ニカッ



桃子「……チッ」

【チャラ男の特徴その1 会ったときに指差す】 

 京太郎! 当て嵌らずッッッ!!!!



桃子「(でも、次の項目はどうっすかね?)」カチカチ


【チャラ男の特徴その2 触る】


「人に平気で触る。もちろん女子とも平気でボディタッチできる。
なんの気なしに女子に触れるのって、その時点でそうとうのチャラ男だと思うわ。だって普通の男子は絶対にそんなのムリだもん」(新聞社/25歳)

自分のパーソナルスペースを無くして、誰とでも一気に親しくなれるわけですよね。

上で述べた「人懐っこさと薄っぺらさ」が同時にあらわれている場面ですね。 


桃子「(今、奴はリンシャンさんの頭を撫でたっすね? これは確定的に明らか)」ジィー


咲「昨日は何をしてたの?」

京太郎「ん? ちょっと知り合いと出かけてた」

咲「ふーん? たまには私の買い物にも付き合ってよ」

京太郎「ああ。いいぜ」


桃子「(でも一人だけだと根拠が薄いっすね……誰か)」

 タタタッ

優希「京太郎ぉー!」タタッ

京太郎「よう、優希!」

咲「優希ちゃん、おはよう!」

優希「おはようだじぇ咲ちゃん。あと、京太郎!」ビシッ

京太郎「なんだよ?」

優希「朝走ってきたら、そ、その……髪の毛が、乱れちまったじぇ」

京太郎「あぁ、そうだな」

優希「だだ、だから――手櫛で、元に戻す権利をやるじょ……//」ドキドキ

咲「!?」


桃子「(来た!! これで奴が手を出せば――このカメラで!)」スッ


優希「さ、さぁ……」ドキドキ

京太郎「え? やだよ」

優希「」

京太郎「咲にやってもらえばいいじゃん」

優希「じぇじぇじぇ……」ウルウル

咲「ゆ、優希ちゃん……触るよ」サッサッ

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          |::l::::::l::::::| ル≧ハ::l:|  |i≦!:i ::: ::::: :::}
          |::l::::::l::::::|〈r'必! ノ从 メ必ト.!..............リ  なん……だと……?

          |::l::::::l::::::| 烈 '     烈 l| ::: ::::イ
          |::l::::::l::::::|u      ' | リ:ルルi|

          |::l::::::l::::::ト、   r─┐ ノ /リ ::: リ::l|
          |::l::::::l::::::| \   ー ' . イ /:::::/l|::l|
.           /|::l::::::l::::::ト、  }>-<: : !/:::::/ | リ
         /: : 从 :: :!:::: !. \ノ∧: \ : :|:::::/  ル'
.     / : : : : |人:ハル'\ ∧∧: : 〉: レ' {

     /:⌒ \: : \: : : : :/ ∨::: ̄ハ \: : : ∧
     {: : : : : :.\: : >-/: : :{ \:::{∧: : i: :/: ∧
     |: : : : : : : : ヽ: : : i: : : :.\ 「 Ⅵ: : | :\: : :\




桃子「(あの男――女の子からのアプローチを、流した!?)」

 い、いや! まだ結果は一対一っす!
 次で! 次で決まるっすよ!

優希「……」ショボン

京太郎「(あまり甘やかすとまた病気が出るからな。ごめん、優希)」

 タタッ

和「ゆーき! 一人で先に……あっ!」ピタッ

咲「和ちゃん!」

京太郎「おはよう、和」

和「お、おおおおおはようございます! 須賀君!」ドキドキ


桃子「(生贄が来たっすね)」コソコソ

 清澄のおっぱいさん相手に、あの猿のような須賀が我慢出来るハズが無いっす!!
 きっと本性を顕にして、おっぱいさんのおっぱいをおぱおぱするに決まってるっすよ!!

京太郎「一年が揃ったなー」

. . . . . /. . . : :/: : :/: : : : : : : :ヽ: : : 、: . . 寸三ニ7
: : : : /. . : /:/: : /:!: : : : : : :.|: : :゙、: : :!: : . . 寸三}
: : : /. . ://! !: :,':.:.|: :.:|: : : : :!: : : :ヽ: :l:| . . . ゙ニ7
: : / . .:Ll-┼┼-l、: :|: : : :.!|ヽ,r|''T:ーt、: : : :├'ヾ、
: :,'. : :.´!.! |:∧ | l.| ! ,'|:.l: : :|| |: !:||: |: : :.l: : !  ヽ、

: :l{: : : :|!| i'  ヾ |! |/,'/|: :/|! |/|' |:./!|:.,イ: :.i!   i!
: :l|ヽ: : | ┳━┳━/' /:/./'┳━┳' イ:/,': : ,'|    ノ
: :.i!: :lヽl ┃//┃  /'´  ┃//┃ イ'l/: :,イリ
: : : : |  ‘ ━ ’        ‘ ━ ’ '://: |
: : : : |                 ,':´:!: : . .!   ・・・・・・・・・
: : : : L  """       '   """ |: : |: : . .l
: : : : ト.ヽ               イ: : l: : . ∧
: : : : |ヽ|ヽ      ⊿     .ィ´: !: : i: : . . .゙、
: : : : ト、l}  `   _    _ ....:チ: : :.,':λ: :!: : . . . ト、
: : : : ゙、/      7"/': : :.,': : :./:/ |: : !: : : . .ト、゙、

: : . : : lヽ      ,'-.、_: : /: : :./!,' .!: :.|:. : : . .l ヾ.
: : . . : :゙、:\   ∧:::::::::::-.:_//'   !: :.|: : : : . ! l:l
ヽ: . . . . ヽ、:`ヽ  ヽヽ::::::::::::|!`!    |: : !: : : : . | リ

和「!! (今が好機!!)」ババババッ

咲「(自分で髪の毛を乱してる)」

優希「のどちゃんェ……」

和「ア、アー! 大変デース!」

京太郎「ん? どうしたんだ和? 急にペガサスみたいになって」

和「髪が、乱れてしまいマシター! オーノー! これでは学校に行けまセーン」

京太郎「……いつの間に乱れたんだ?」

和「そ、それで、その……//」カァァ

京太郎「っ」ドキッ

和「須賀君に、直して欲しいなって……思ったんです」ムギュッ ※両腕で胸を挟んで寄せ上げるアレ


桃子「(おっぱいさんの上目遣い攻撃!!! これで奴も!!!)」フフフ


京太郎「……」



和「お、お願いしまぁすぅ……//」ムニーン

京太郎「和……」キッ

和「うぇっ?」ビクッ

   l .   |l |  | |l               -=ミ           | |
   | i.  |l |  | |ト、   \ /    i. |  / ,< ヽ       | |
   | |.  |l |  | |l \ /\      |l |`ヽ| ├、  \       | |
   | |:  |l |  | |l. /\  __、   .|l |     !: 丶 l }      Ν
   | |l  |l |  | l/ ,ィf斥=アヽ   |N      ; : : / ′
      |l  |l | ノイ ィ´ {っ少′ l  /       }}y' /       !
      |l  |l |       ´ ̄    } l ,′         /      |
   l .八  Ⅳ            从(        , -        |
   レ' -‐_ =ミ                      |   ∨       |
    |    V ゞ}                         |. |V
    |人   ∨ノ                     八 | } l {
\{ヽ|  |  ,.く          __       ′  ! |/', Ⅳ:  !
     !ノ   `      ,            /:    l    ',! ∨: |
          丶、                . : :    ,      }人|
                            . : : :           λ
               \          , : : : :            -=≦
                 `ヽ     /: : :          -=≦::::::::::::::::::::
              -=≦ `ー<`ヽ: :    -=≦:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
           {::::::::::::::::::::::::::::0}.:.:.} :   {O:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


京太郎「あまり、無防備な姿を晒さないでくれ」

和「えっ?」

京太郎「俺だって男だ。和にそういうことを言われると、辛いよ……」ギリッ

和「あ、え?」

京太郎「それに、そんな姿を記者に見られると変な噂や記事になるかもしれない」

和「……」

京太郎「もう少し、自覚を持ってくれ。和は人気者だし、俺達のエースなんだから」

和「うぅっ」

京太郎「悪い、言いすぎたよな……ごめん」

和「い、いえ……私の方こそ、すみません」キョトン

京太郎「和……」

和「今は全国に向けて頑張る時ですもんね。自制します」ニコッ

京太郎「ありがとう、和」

咲「……」パチパチ

優希「……」パチパチパチ


桃子「(ば、馬鹿な!? あのおっぱいさんのおっぱいを前にして、理性を!?)」


咲「すごいね京ちゃん!」

優希「やはり京太郎は京太郎だじぇ」


京太郎「(うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!)」ブルブルブル


【チャラ男の特徴その2 触る】

 京太郎! 当て嵌らずッッッ!!!!



桃子「(中々耐えるっすね)」グヌヌヌ

 思った以上の強敵のようっす
 でも今からは授業があるっすから、放課後まで待たないと

桃子「ちくしょぉぉぉ! 一時退散っ!!」スタコラー

                   _.,,,...,.:-:‐…:::::…‐-...
               ,x≦:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧x
              /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ
            /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
.          /::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧x:::::::::::::::::::..
         /::::::/ /:::::/!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::ヾ
.         , ∨::/::::/ ! ∧::::::,   ::::.... :::::::::::::::::\::::::::::::::\  おぼえどけよぉぉぉ須賀京太郎ぉぉぉ!
.        {. |:::il::::,'.. ::l:.. }::::::  ::::.. ヾ .::.  :......:.:::::\::::::::::::::..
.        ::.  ,...: :{...::::{::Ⅵ:::::::.... :,::::.. ,:::::::\.  ..::::\\::::::::::ミx..、
          |i:::::|:::ハ::‐=┴‐-\:::::::{!ハ:,xヾ-‐= :\:::::\::\ヾ:::::::::::::::::\
        i{i:::Ⅳ:::ハ∧::!リル__ \:ヾ \ \::\!:.\::::::ヾx\:::::::::::::::::::::\

          ∨::x-‐ 、三三三  ヾ\ 三三三三ヾ\::} }:::ヾ::::::::::::::::::\ヾ:..
     ,x==x /   、  {|  |//////`丶/|   |// `ヾ\ノ:::::::::::::\:\\:\`ヽ
.  ,x</,γ'' ´   r 、 i='l!  |//////////|   |// __,ilリ'':::::\____::::::ヾ::.. ヾ::.
x<////{ i|   , ∧ ∨.,ノ  | ,r‐───v   | ,.イ::::‘,゙::::::::::\/≧x.ハ:l ` リ

//////∧ヾ -‐'--'ヾ''::´:::ゝ.. |:::::::::::::::::::::.j     ..._.∧::ヾ:::\ ::::::\////.'
///////∧ \彡'////∧:::::::>`二.. ̄_´ , イ/  |!//\\ヾ///ヾ////≧x
/////////ヾ=≦゙/////∧!\:::\./ ̄V ヾ= '´  ∧/‘,/`ヾ////////////>=‐-..._
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 ` ¨¨ ´                 {//|!//{! 》il《  {////i}////////////////////////////////ヾr=‐ __
                       {//|///ゝ ilililii、/ヾ彡'///////∧`≧x////////////////////i}     }
                      ゞ/∨//∧ilililil///}|!./////////∧    ̄`゙゙゙''''ー- ...,,,,_///////|i}   ,r!

和「あれは……」ジィー

ヽ./ : : : : : : : : : : ,: : : : : : : : : : : : : : : ヽ    ヽ冫
:: |: : : : ::/::/: : : /」: : : /}: : : :}゙`「丁ヽハ:!:!: !:  }
-ィ: : : |_,'_,,|-‐''/ / / .}: : /.|: :|: |:::/. }:|:|:. リ !.|. ト.、   ,. ──‐、

: :ト、::ィ゙ |: ::|\/ //.  /: :/ !: :!/!/  !从:/|:.| !∧冫 //´ ̄ ̄ヽ',
: :|人小|ヽ:!.ィ爪沁ヽ. /./ /,.イ爪心ヽ.! イ/.//′   U     } }
: :l: : ヾ |/{:::::::::⊂. ′   ´ ! :::::ィ./ ト,ムノ:!            , ,' '
:γ⌒ⅵヽ弋二;;ノ       ゝ-.″ | }: : : :|         //
',:{ :::`    ::::::::::::::     、  ::::::::::  レ′ : :!.        { !
..',\     ::::::::::              ノ:   ::::!           U
: : :| `ー´\       ,. ,      / !:! !  !
: : :|.     ` 、          ./|: :. !:! !  ::!        ◯
: : :|         }`   .. __ , イ  |::|: |:|: :|  |
: :: }     ィ‐┤.        ├ .、|::|: |:|: :|  {

和「鶴賀の?」

京太郎「和」

和「はい?」

京太郎「……ほら、行こうぜ」

和「あ、はいっ」

京太郎「……」


 放課後


 ヒョコッ

桃子「さて、奴の家まで来たっす」

 私も部活があったから、もうこんな時間っすね
 奴はもう家に帰ってるのかどうか……

桃子「部屋に電気は点いていない。それなら、奴はまだ学校!)」

 それなら、次の項目をチェックする大チャンスっすね


【チャラ男の特徴その3 サングラスを持っている】

「ファッションだからどうこう言いたくないけどさ、経験的に、休日とかにサングラスかけてる男子は、結構チャラめのやつが多いと思うぜ」(公務員/28歳)

これも男子的には「わかるわかるー!」という感じです。

サングラスって、未だに普通の男子はかけられないですよ、恥ずかしくて。そこらへんを突き抜けられる感じが、チャラ男の力量なんですね。


桃子「これをチェックするには奴の部屋に侵入する必要があるっすね」

 でも、それは確実に犯罪――


                           -───====ミ

                       ´             ` 、
                      /                     \
               (   /          /               、_
               ):i:) {/ / ::::::: Χ//                  V:i:i:l\
               {i:i:i廴V{:::/lハ/`X                    :i:i:廴
                /´¨ /イ ==ミ .イ   イ/   }             :i:i:i:i:}
                 〃  /:i:i:iハ とrヘ. l,/ /    /   /:::..       } ノ:i:}
               {i /:i:i:i:i: ′∨_メ ′ /  、/    '::/::::     ′  (/i:|
               /:i:i:i:i:i:i:/""      _ /X  /:::/::::::::::   /::  ′ i:|
           イi:i:i:i:i:i:i:i:i:l   ´    `とrハ Χ:::::/::::::::: / /:::  /   、__
            /:i:i:i:i:イ:i:i:i:i:i:ハ         厶イ刈.イ::::::イ::::::::::: /.イ::::  :′    __)
            {:i:i:i:/ |:i:i:i:i:/i∧ ‘ー     > =彳/:::::::::::::::::::'::::::::::::::     ´
           ∨/ :!:i:i:i/i:i:i㍗ 、    /""" /:::::::::::::::/:::::::::::::/
             ヽ .乂ハ:/   ≧--  -=彳:::::::::::::/:::::::::::::/
                   〃  .イ_/___ /:::::::::::::::::':::::::::::::::
                  イxi〔i:i:K     /::::::::イ::::::::::::::::   ´
               /i:i:if´ ̄/   .イ:::/::::i:i:i:::::::/
            /i:i:i:i:i厶斗レ'¨i¨  |:/ イi:i::::::/
              /i:i才´i          {::::::_{′
            ′             乂::::l
  〉   -=ミ   ハ                     ヽ{
  \ノ⌒l !  }.′          /        }
、     ノ  ノ  イ
::\ __ (   廴_/         《           /
:::::::::::/¨                }         ′
::::::::::{ニ   /          }         /
::::::::::{_ イ           /}      /

:::::::::::::::::/    {!       /7’     /
::::::::::::::/       \_   / /  /   ,
:::::::::::::::\/ /        / 〃 /    /
 
桃子「ええい! 加治木先輩の為なら! 私は鬼にも蛇にも変態にでもなるっすよ!!!」ダダダダ


 ピンポォーン

 ガチャッ

須賀母「はーい?」

桃子「そそくさそそくさ」スルスル

須賀母「あれ? 変ねぇ?」

 バタン

桃子「(侵入成功っす)」



桃子「このまま奴の部屋まで……」

カピ「きゅ」ジィー

      /)─―ヘ
   _/      \
  /    ●   ●丶
 |       ▼   |   ジィー

 |       亠   ノ
  U ̄U ̄ ̄ ̄ ̄U

桃子「!?」

カピ「きゅきゅ?」トコトコ


///////////// .::: :: :: : :: :.:: ハ :: :: :、:: :: :::\ ///////////////////
///////// . ' .::: :: ::/.::/:_:/:/  l::.:i::i ::.Y :: :: :: :ヽ/////////////////
/////////. :: :: ::/::/:j:l´::/:/  }::.:l::!::::リ :: :: :: : :::∨///////////////
///////.'. ::..::.::/ ル'ム斗イ从  八::ノムハ :: :: :: :: : :. /∧∧∧∧∧∧∧
///////.!:!:: ::::l| y示K    yf示K ハヽヽ:.:: :: :: :: :|く

///////从.::::::i| {弋ソl}    八弋ソ ノルハ:: :: :: :: :::|く  ギャー
////////人ノY! ´~~.:ノ     ´~| ` ミヾ}:: ::. l::::!:::|く
/////////:::: tj    {:,、    :!  ミヾj: ::::::i::::!:::|く  ──っす!
//////// ::::::: |  〃 _ __ _  ヾ l   ミヾハ:: ::ルハノ|く
///////:::::::::::::{   if´`777'/ハ. lij  .ミヾレ::}:: :/:: :::リ/ ∨∨∨∨∨∨∨
//////:::::::::::::从  {!////////i} l}|  ミ ソ. ::j:::/::::::://///////////////
/////.::::::::::::/::.人 入/ム⌒⌒ソ リ ミ. イ.. ./:/::::::://////////////////

.////.:::::::::::/:::/::::::\ `こ 二´ . ' . イ.::::. /:/.:::: ///////////////////


桃子「(な、なんじゃごりゃぁぁぁ!? カピバラがいるぅぅぅ!?)」

須賀母「カピーどうしたのー?」

カピ「きゅっ! きゅー!!!」

須賀母「はいはい。お風呂に入りたいのねー」ガシッ

カピ「きゅっ! きゅきゅっ!?」ジタバタ


桃子「……セーフ」ボソッ

 動物的直感、恐るべしっすね

桃子「主人への忠誠心が高いカピバラ……擬人化したりとかしそうで怖いっす」スタスタ

 ん? ここが奴の部屋のようっすね

桃子「……侵入開始!」ガチャッ


桃子「ここが、須賀京太郎の部屋……」ソロソロ

 意外に片付いているっすね
 それでもちょっと、ごたついてるっすけど

桃子「……」キョロキョロ

           . -─ -

           . ´. :: :: :: :: :: : :`  .
        / :: :: :: :: :: :: ::: ::: :: :: :: : : . .. ..
.     /. :: :/::/: :: :: i :: :: :: :: :: : : : ::: :: :: :: ::

     i:.::::.::l ::レ´i:: :::l :: :: :: :: :: : :: : :: :: ..
     |:! :: :i: :i! ::トx.::| :: :: :: :: :: :: :: ::::.
     .从::::人ルx≦N|:: i :: :: :: :: : :: :: ::.
      ヽ.::::l l「r:| i|:: l:l ::: :: :: :: : :: : :.
       |: リ lヒリ l|:::从 :: :: :: :: :: :: : : :.:: : ...

       |:〈  l| ""!::!::ハ:: : i :: :: :: :: ::
         从:>r-rァ.|::|':: 八 ::j ::ノメ⌒´
         \j::::N::i:リ厂 ̄二二. \
              /二7二二二二\
               /二/j二二二二二 >'⌒
              ム.斗.ノ二二二二 メ⌒) メ´
              (__ノ 〈\二二斗< \\
                 | | | j ヽ  X´
                厂7⌒´ ̄ \ ハ
                  〈__/      ヽ ノ

桃子「色々とモノがあるっすね」

 これならサングラスも――?

桃子「探索開始っす!!」ガサゴソガサゴソ

 色んなガラクタばかりっすねー
 ん? なんすかこの衣装?

桃子「これって、アレっすね。こーどぎあすとかいうロボットアニメの衣装」

 こんなコスプレ趣味があったとは……
 まぁ、別に……

 バキッ

桃子「あっ」

 し、しまったぁっす!?
 仮面の部分が少し壊れてしまったっす!!

桃子「……み、見なかったことに」サッ

 目的はサングラスっす!!
 余計なものは見ない!!

桃子「さて、次は」ガサゴソガサゴソ


 
 



 ポワーン

桃子「……?」クラッ

 なんなんすかね?
 なんだか、この部屋に入ってから少し――気分が、いい

桃子「頭がぼーっとするような……なんなんすかね?」フラフラ

 何かいい匂いがする?
 匂いが強いのは――ベッド?

桃子「アイツ、何かいい柔軟剤とか……使ってるんすか」

 そっとベッドに手をついてみる
 ふかふかっす

 でも、それ以上に――もっと嗅ぎたくなる匂い

桃子「ふわぁっ……//」スリスリ

 ちょっとだけ――
 もうちょっとだけ――

桃子「なんなんすか? これ、凄く――イイ」ボフッ

 ダメ、早くしないと……
 アイツが帰ってきてしまうのに――

桃子「体が、逆らえ……な……い」ギュッ

 バタッ

                              . '´  _ _  `ヽ
                  _x ≦ _  `丶    /  /´   `ヽ 〉
              .   ´      `ヽ.  ヽ.Y   {  i´ ` }イ
             (        _ ..  }Vj ⊥!  人从
               .    ´            `  、\\
                /                 \\\   _
               /             ト、、   ヽ    ヽ ヽ ヽ⌒ヽヽ
             . '  . '             | Vハ    .     Vハ ハ  l i!
           /   /   .'     i  l .| _!__i     .     . . ∧l.| l!
.          /   /     i  ll l l ィ l´ ll l|     i      i i  } | l!
        .'  / | i  |  l| l l  l リ ll l| i l   l_     | !  リ | l!
         l  /  リ l  |  l| l l ル' ノli!笊リ |l  | Y   | ノ / i! |
         レ'   イ  l  l  l| l ル'  rェ≦!´/ |l  |  l   |トく  ノ ノ
      /  / リ  l  l  l| 人.       |i!/  .|l  | リ  .从 \
     . '  . '  . '  .'  .' .从 リ     イ!   |l  レ'      \. ヽ
    /   /   /  /  / / 爪  、    |i!   ll  |   ト、   \
.   .'   .'  ./ . ' . '  / ハ    r.;  |i!   ll  |   l \    ヽ
.   !   l  // /  . ' . ' ∧.       リ   ハ 从  j.   \
.   人_ . 斗イ <  / ./ . ' / 〕ト ..  /  /___ X  \!    ヽ
     ヽ. リ リ/ / / / . ' / ハて> く´      \ !ヽ.  / !ハ
      . '  . '  / / / / /  Vルリ厂 ̄f.!    ヽ  ∨ }  !
.     /.  ´ / /./´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄}H   jl|    |/ >-} .リ ノ__
     i !  イ  イ  /          ∨\/レ'    |   ノ イ    `
.     从 ル'`ヽ.リレ/  ヽ         ∨∧/、     |_彡 ' リ
              /    \        ∨く  \.  ノ /.∨
            . '         \       ∨∧ ̄ >‐く∧∨
           /          ヽ      ∨∧/´___∧∨

 
桃子「……すぅ、すぅ」



 タダイマー  アラオカエリキョウタロー




カピ「きゅっ!」

京太郎「なんだカピ? 餌が欲しいのか?」

カピ「きゅきゅきゅっ!」フルフルフル

京太郎「はいはい。後で遊んでやるから」ナデナデ

カピ「きゅー!!」

 スタスタスタ

 ガチャッ

京太郎「ふぅ、今日も疲れたーっと」

 ボフッ

京太郎「ん? 今日のベッドはなんか柔らかいよーな気が……」ムニィ

桃子「んっぅ……」スゥスゥ

京太郎「気のせい、か?」




       /.:Ⅴ`Yト、     ):人:.:: i:_:_.\> -  {. !::!':: /.::/.イ(         _    | : : : : : : : :リ   _
        /. : : \しjト、    ⌒ X´. : ヌ´r‐‐く  八人j:,ト<_         ´    `ヽ ! : : : : : : :/ /´
.      〈 : : : : : :\し      /. : : : :l: ∧  \ / |: :\: :「 ト、          .'. : : : : : ://
    _ ∧. : : : : : :.\     /. : : : : :!:': ∧  /∧ ∧: : :〉.:∨: : \   /⌒ヽ. /: : : : : : /
.  ´  `.i: :.\: : : : :0:/   . '. : : : : : : \:.∧ .∧::::∨  ∨. : ハ: : /\       /. : : : : : / _ __
      |: : : : \: : :/  /. : : : : : : i: : : /: :.V  片ヘ  {:\: : : ∨. : : : \   /. : : : : : /´    ヽ
.       ノ: : : : : : : X ./. : : : : : : : : :!: :.〈 : : :|   |::: ∧ 八: /. : : ::!: : : : : : : `7´. : : : : : /
       i : : : : : : : :} : : : : : : : : : : :_ノ. : : :\: |   |::::'::::i  }i: : : : :.ト、: : : : : : { : : : : : : /
       | : : : : : : : :!: : : : : : : : :/!: : : : : : : : :|   |:::::::::|   |l : : : : | \: : : : : : : : : : :/ \
       |: : : : : : : :ノ .: : : : : :/  |: : : : : : : : リ   |:::::::::|  |o: : : : |.   \ : : : : : :/    \
     从 : : : : : : : : : : : :./   |: : : : : : : /  .リ :: :: |  l: : : : :└‐‐< >- <      ヽ
     人: : : : : : : : : :/  ____.j: : : : : /   〈 : : :::リ  八o : : : : : : : : \
       ヽ. : : : : :/  /´. : : : : : : : /     \:イ  '   \ : : : : : : : : ハ
            ̄    〈 : : : : : : : :, '                    ヽ. : : : : : ///!
               \ : : : : :/  __     ∧     _ }_:_:_:./斗イ
               /\: : :.レ'´:::/.:::/.: `ヽ. /::∧  /´:::::\::::\::\:::\
              /.:: ::/\:j.::::::/::::/.::::::::i:::::i: /.::レ'. ::{ ::: :::: ::\::::\:::\:::>───┐
             /.::::::/.::::::::/:::::/::: /.::::::::: | :::|/:: ::|::::: ::|: :::: ::ヽ.::::ヽ.:::::\:::\.::::::::::::::::::リ
         r<. :: ::/.::::::::/:::::/.:: / .:::::::::: | :::l.:::::: レ' ´ j :::::::::::::ヽ. ::::\.::::\::\ :: ::::::/

         |/:::/.::::::::/.:::::::/.::::/.::::::::::::::::l :::l:::: /. ::: ::ハ . :::::::::::ト、.::::::ヽ.:::::ヽ::::\: /

          j: /.::::::::/.::::::::::/.:::::/. :: :::::::::::ノ.::::l:::/. ::: :::'::::ハ .: :::::::: |ハ ::: :::::i :::::::i:::::::::〉
         /. ::::::/.:::::::::::::/.:::::/. ::::::::::::: /.:::::::レ'´ ̄ ` X.: i . ::::::::::|:::i::::::::: | ::::: |:::/
        く .::::::/.::::::::::::::::/.:::::/.::::::::::::::: /.:::::::::j      \.::::::::: 从!:::::::: j:::::::/
         \ : : :: ::::::::::::/.:::::/.::::::::::::::::/.:::::::::::リ        ヽ.:::/::::::|::::::::::レ'
          \ .:::: ::::::/.:::::/.::::::::::::::::/ .:::: i:::/        //ハ .:::: |:::::::::/
                \ ::: /.::: /.::::::::::::::::/::::::: l:l〈{         .////∧::::::|::::::/
              ∨ ::::/.:::::/:/::: /.:::::::::从 }        //////∧斗イ
              〈 ::::/.:::::/.ムイ「 ̄)ノ⌒ヘ      〈´ ̄ ̄ ̄
               ⌒´ ̄     ヘ     ヘ      ∧
                        .     .   ,ィ升i
                          .     Ⅴ 圭圭 |
                        i      Ⅴ圭圭l|                         __
                        |       } 圭圭l|              >--<⌒ >x ´
                        |       |!圭圭ll             /         \
                        ト -- --- 1!圭圭l{

                        |圭圭圭圭|}圭圭ハ
                        |圭圭圭圭|{圭圭. }≧≠<⌒\
                      ⌒ヽ|圭圭圭圭||圭圭.リ´ ̄   `ヽ ヽ
                        |圭圭圭圭!.マ_.イ

                          从圭圭圭 l{ ´ ̄ `ヾ
                         /  }圭圭圭 |
                             |圭圭圭 |
                          从圭圭圭.!
                         /   }圭圭圭|
                          マ圭圭.l|
                           マ圭圭{
                           }圭圭ト、
                          /⌒\ |圭圭.ハ /´ ̄\
                               从圭圭圭ト、
                          ≧≠< 人圭圭圭: )´ ̄ `ヾ
                                 `´ ´  ̄
京太郎「さぁて、宿題でもやるかなー」


桃子「……」



 カチコチ カチコチ

京太郎「ふわぁ、そろそろ寝るかな」パキパキ

 パチンッ

京太郎「風呂も入ったし、歯も磨いた……」フラッ

 ボフン

桃子「んがっ」

京太郎「……」

桃子「ん、ぅ……? なん、すかぁ?」ネムネム

京太郎「……」スヤスヤ

桃子「あれ、私……何を、してたんだっけ?」パチクリ

京太郎「……」ギュッ

桃子「ひゃぁっ?!」ドキッ

               _ ...-‐…::::::::::::…‐....
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       ,:::/:::::::::「:`メ-!:::{ l::::!r‐|::-::‐:::T:::7:::::::::::|::::::::::::::,
        l::l::::::::::::!:::;x=ミ::! ヾl  l::x竓ミヽj}::::::/::::|:::::!:::::::::
       |八:::::::::∨fr'ハ`     fr':::ハ /:::::/::::::|:::::|:::::::::\
       |! v::::::从弋ツ       弋|!ツ/:::::/::::::::|:::|:|:::::::::::::::\
       |  从::{::l:! ""//////// '"|!"::::::/{::::/´}:::';!::::::::::::::::::::\
        '  ヽ::::,             |!,:::::::{ |::::|/ノ::::::、::::::::::\:::::::::`ヽ
          /{:::込、   ^      |!|:::::::|_!::::!从::::::::ヽ::::::::::::`ヽ::::::::}
           /{ !::{::::介:.、     _.|!|::::::ハ:::l':::::ヽ:::::::::\::::::::::::}:::::/
         l:::| |::iィく::|::::::`ト-r‐   |!|:::::{ィ从|´ ̄`ト、::::::::\::::/l:::/
         ヽ{ / }_,==ミ7ーミ--‐ _ハ::/V/       \::::::∨ |/
            /  厂-‐ 7‐-、 ヽ /7/.|' /           ヽ::::}
            /  / -‐ j--、   V/  /     /      }::/
            /   !  -‐十-   ',  /     /{       !'
        /{  /!   ィト、     !       //      |
         } | / ,   ノ/ }    .|lト、      /       !
          | l/ {   // ト  __ _j/ ハr'   /
       / /  ヽ イ:7 / l\: :ノ / /

       , ./ヽ   l: :/ ./  !: :}  / /

桃子「な、なななななっ~~?!」カァァァ

 な、なんで私が須賀と一緒にベッドに!?
 しかもコイツ、私を抱きしめてるっす!?

桃子「くっ、離せ、この変態っ……!」

京太郎「んぅ……暴れるなよかぴぃ」ギュゥゥ

桃子「ひゃあぁぁぁっ……//」ヘナヘナ
 
 な、なんすかこいつの胸板!?
 大きくて、硬くて……

桃子「(暖かくて……いい、匂い)」ブルブル

京太郎「……」スゥスゥ

桃子「(お、落ち着くっす! コイツが私に手を出していないということは、私にはまだ気づいていないということ!)」スゥハァ




桃子「しかし、すっかりホールドされてるっすね」ガッチリ

京太郎「んっ」ギュ

桃子「(振りほどいたら起きるかもしれない……かといって、このままというのも)」ウーン

京太郎「……」スゥスゥ

桃子「……顔が近いっす」ジィー

京太郎「……むにゃ」


  / |  __]|__|L{斗┼-:L_:l |::::::::|i:::|:{:::::i|   }::::j| |:::::}:::::::::::::::::::
  ,   |イ:::::i|:::{:::|l::| {::::{ :l |::::::::|i:::|:{ :::iL _ |::::::i| |:::::}:::::::::::::::::::
  ;  :::|:::::八:::::::|Ⅵ__\{` ;l |::::::::{:::|{::::i|  |``:iL_;:::/}::┌-┌-
  i  l {:::::::::::::::::{f芹恣x, { :::::::{\い::j}‐- ,:::::::厂}\ ::└ '└-
  |  | {:::::::::::::\{{ {f⌒圷'   ::{  \{__ //}/ ;:::::;:::::::::::::::::::::::::
  |  | {:::::::::::::::]ト |[_)::::l:|    \_  ィf圷恣く、 //}:::::::::::::::::::::::
  |  |::::::::::::::::::::l| |l V)'ツ        {[f'⌒::斥x, }:::::::::::::::::::::::
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  |  |{:::::::::::::::::j| ;l   ,        V辷c'リ ノ|::::::::::::::::::::::
  ;  l{::::::::::::::::八 ;{              `¨^|l~    |::::::::::::::::::::::::
  { ;{::::::::::::::::::::::l{     __         |l    |::::::::::::::::::::::::
   |{::::::::::::::::::::::l{\  \_ >      |l    |::::::::::::::::::::::::
 

桃子「こいつ、意外とかっこいい顔をしてる、かも……」ツンツン

京太郎「ふがっ」

桃子「ぷっ、ふふっ」クスクス

 って、遊んでる場合じゃないっす
 なんとか脱出しないと、両親も心配するっすからね

桃子「まずは、メールを」カチカチ

 加治木先輩の家に泊まることにしたと、メールを打った

 よし、これで親は誤魔化せるっす
 後はどうにか――

桃子「……」

京太郎「……」スヤスヤ

桃子「……加治木ゆみに手を出すな」ボソッ

京太郎「んぅ……やだ」

桃子「!? 生意気にも寝言で抵抗っすか?」

京太郎「いや、だ……」

桃子「加治木ゆみとデートするな」ヒソヒソ

京太郎「やだ……」

桃子「じゃあ、他の女とデートしろっす」ヒソヒソ

京太郎「……だれ、と?」ムニャムニャ

桃子「それは――私、とか?」

京太郎「……」コクン

桃子「っ~~~//」カァァ

 ドクン

桃子「な、何を言ってるっすか私は!!!」ビリビリ

 
京太郎「!? な、なんだぁ!?」ビクン

桃子「はっ!? しまったっす!?」ササッ



京太郎「あれ? 今誰かがここにいたような?」キョロキョロ

 シーン

京太郎「気のせい、なのか? 本当に?」


ベッドの下「」ドキドキドキドキドキ


京太郎「……まぁ、いいや。寝よう」ボフン

桃子「(電気が全て消えていて助かったっす)」ホッ

京太郎「……」スヤスヤ

 ヒョコッ

桃子「……」ジィー

 今日のところはこれぐらいにしてやるっす
 また、明日――

桃子「明日も、その次の日も――お前を観察してやるっすよ」

京太郎「んぅ……」モゾモゾ

桃子「……サングラスは無かったっすけど、お前をまだ信用したわけじゃないっすから」

 スッ ガチャッ

                 ______
             ...-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...._
            / .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....                      ヽ   `ヽ
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          / / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::........ _             /:::i  .::::i
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.      /   .::i::::::::li::::::::|::::{㍉::i:::\::::::\:::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_彡'
      ′′.::::l:l::::::|’::::::|::::廴,}:i:::::::::\::::::\:::::::::`ー―:::::::::::::::::::::::::::::::::::―――=ニ二二. ̄

        |:: |::::::::::i:l:i:斗‐\!从  リ\:::::::::\::::::\::\::::::::::::::::::`ヽ:::::::::::::::::::::二ニ=、――ミ::::::`ヽ
        i::::|i:::::::::i从::{  , __i i≫ァ'’ \:::::::::`::::::::`:::::\:::::::::::::::::::::\ー‐…ミ:::::::::::\    \:::::::::..
      八八:::::::i:::::ヾ 癶rヘ{´ ,,    `丶::::::::::::::::::::::::\:::::::::\::::::\    \::::::::::\   }:::i:::リ
        ∨\八:::::i     ,, \     「 }}≧=ミ:::::::::::::::::::\:::::::::\::::::\    \:::::ヽ:.  ノノ}/
        /::::::::乂:::::'......  __,,  \   /'   {  `ヽ:::::::::::::::::\::::::::}\:::::\     )ノハ:i ´ .ノ'
         ゝ::::::::::::::`ヽ:::`::ー..、   ヽ/    ノヽ     \::::::::::::::}::::::リヽ \:::::}       ノ'
        「三≧ミ::::::\::::::::`ー=≦\ / /: >、   \:::::::リ::::/::::::}  )ノ
        ゝ--―‐`へ:::}\::::::::「「 ̄ ̄ /: /: : :\   }::/:/`ヽ:リ ´

                iハ:::〉:/}》`ヽ/: /: : : : : : : .  ノ' ´
             ー―==彡'く〔___彡': : /: : : :_:/: : : : :i
               /://: : : : : /: : :/: :.{: : : : : :.
               /´: : : :{: : ̄ ̄: : : :./: : : : : : : : : : :.
           /: : :_:_:_:_:.」: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : :.

          /: : ´: : : `ヽ: 〉: : : : : :∨: : : : : : : : : : : : : :.i
         〃: : : : : : : : : : : : : : : : : \}: : : : : : : : : : : : : : :|
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             }: : : : : : : : : : : : : : : }: : ∧: : : : : : : : : : : : : \

桃子「……おやすみっす」



 バタン

 【チャラ男の特徴その3 サングラスを持っている】

 京太郎! 当て嵌らずッッッ!!!!




【チャラ男の特徴その4 「かわいい!」とよく言う】

「いろんな女子に一日に最低10回は『今日可愛くない!?』とか言ってるチャラ男の友達がいる。
男子からしたら、下心丸見えなんだけど、女子はやっぱり嬉しいんだろうな」(大学生/22歳)

チャラ男が結局モテるのは、同性からムカつかれようと、異性に好かれるコツを知ってるからなんでしょうね。このホメなんかとくにそうです。

でも、そりゃそうですよね、女子からすれば、ホメられて嫌な気するはずありませんもんね……。
決して「ホメないほうがいい」ということにはならないのでしょうから。


桃子「なるほど……これはどうっすかね?」


京太郎「だからロンリロンリー切なくて~」

 タタッ


桃子「(見極めるっす!!)」


~~~

京太郎「咲はドジっ子だけど放っておけないなぁ」

咲「きょ、京ちゃん……//」


京太郎「優希は生意気だけど愛らしいよ」

優希「じぇじぇっ……//」


京太郎「和は凄く綺麗だ」

和「抱いてください」


京太郎「部長は厳しいけどエロい」

久「あら? 本当にそうか確かめてみる?」


京太郎「染谷先輩は優しくて、頼もしい」

まこ「どんどん頼るんじゃぞ」


京太郎「副会長はロリコン」

一太「マホちゃんは純粋、間違いない。あの子は絶対に汚れないね」


京太郎「照さんは格好良い、俺の憧れの人……また、会いたいな」ボソッ





桃子「……」



てるてるが存在抹消された……

壊れてしまった今の照じゃなくて昔のかっこよかったてるてるにまた会いたいって意味なのか…

憧れだった、の間違いだろ…


>>126 >>128 >>130
 今は全国大会前だから、あの恐怖の事件より前です
 というか咲と照が和解してないっす


桃子「今日一日観察したっすけど、かわいいとは一度も言わなかったっす」


【チャラ男の特徴その4 「かわいい!」とよく言う】

京太郎! 当て嵌らずッッッ!!!!


桃子「それにしても、須賀はかなりモテるようっすね」


                  ...-――━―-...
                /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
                 /::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
              /:::::::::/::/::/::::/::/::::::::::::∧::::::::::::.
                /:::::::::::!:::!:::l::〃::l:|l::::::::::/ l:::::l:::::::::.
           /:::::::::::::l从八{=ミl八:::::/  リ:::リ::::::::::l
            /::::::::::::::::::::/ 芹刈` ヽ{  厶仏イ::::::::
             /:::::::::::::::::::::;  V炒゙     芹かノリ:::::::リ
         /::/::::::::/::::::::i  l       V炒 '厶彡'
.         /::/::::::::/:::::::l:::l  l    '    /::::::/
         i::::i:::::::::i::::::::::i:::ト、 l  - 、   /::::::::i
         l::::l:::::::::l::::::::::l:リ、  ト、     .. イ:::::::::::|
      __l:八从ハ八ハ/ \{ 〕=≦:::::l:::l:::::::リ:::!

     /: :\: : : : : : : :/: :∨  ∨∨\::リ:リ:::::/:::八

     ./: : : : :ヽ: : : : :.:/: : : :∨ /:i:i:i∨/\'::::/:::/
    /: : : : : : : }: : : : :i: : : : : :∨ ヽ:i:i/i: : : :l:>、'
    ,′: : : : : : : : : : : : \: : /: ∨ |:i:l:l|: <: : :/: :.
   ,: : : : : : : : : :/: : : : : : :7: : : :.Ⅵ:i:i:l|: : : 〉:{: : : :i

桃子「ムカムカするっす……なんなんすか? 加治木先輩というものがありながら!」ギリッ

 そうっす
 これは加治木先輩を想うからこその怒りっす

 けして、私が――


京太郎「イージーカム! イージーラブ! イージーゴー!!」

桃子「(アイツに見てもらえないから――なんて理由じゃないっす)」ズキン



 翌日

桃子「いよいよ……チェック項目もラストっすね」

【チャラ男の特徴その5 「ちゃん」づけ】

「チャラチャラしてるやつって、さん付けでも呼び捨てでもなく、女子を『○○ちゃん』って呼んでいる感じがする。なんでだろ、イメージだけど」(大学生/21歳)

ぽこひろが推察するに、これは呼び捨てだと馴れ馴れしすぎるけど、さん付けはよそよそしいということで、そのバランスをうまくとっているのがチャラ男だからではないでしょうか。

つくづく、チャラ男は「恋愛の急所」を知っている感じがして、劣等感すら感じますね……。

桃子「こんなの、ここ数日のアイツの姿を見ていれば……簡単っす」

【チャラ男の特徴その5 「ちゃん」づけ】

 京太郎! 当て嵌らずッッッ!!!!

桃子「あぁ、終わっちゃったっすね……」

 結局、一度もアイツは私を見てくれなかったっすね
 いや、気づいてもくれなかった

桃子「……」



 この一週間近く、須賀を観察して分かったことがある
 アイツは雀士というものに好かれるらしい

 どういう原理かは分からないけど、それは雀力が強い者――
 あるいは、秘めた力が強い者ほど効果があるように思えるっす

 だから、アイツの身の回りの雀士達はどこかおかしい

 ストーカー地味た行為をしたり、変態的なことを行う
 
桃子「まぁ、それは私も似たようなものっすけどね」

 それでも、須賀は心が折れることなく
 一人一人と向き合って、笑って、共に支えあって


 前に進もうとしている


 後ろにいる私には、見向きもしない


桃子「……」ズキンズキン


 なんで、なんすか?


 どうして、私だけ?


 なぜ? 気づいてくれないんすか?


 ねぇ、須賀京太郎――


 お前にとって、私は


                          ......::::::::::::::::::::::::::::::.......
                       ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...
                     ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..、
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                    ;  ...::::::::|:|:::::::: |::::::::: ||:::::::::::|: ::|:::|::::|  |::||/|::::/::::::::::::: :.i
                     ; .::::::::::::::|:| : :::|:| : :_}レ:|:::::::|::: |:::L_{ ...ノ::||.リ::/::::::::::::::: : |
                   ,:::::::::::::::: :弋 Γ ̄____,从刈ハルリ___`≧‐.||〔__.l|::::::::::::::::::|
                    |::::::::::::::::::ハ  || ___              ||  l|::::::::::::::::::|
                    |:::::::::::::::::\.,,仆テそ云`      ‐云テ=ミ||_  l|::::::::::::::::::|
                    | ::::::::::: _斤`七つ--‐'        -とつ_ル  l|::::::::::::::::::|
                 八:::::::::::: リ  ||xxxxx ____r-f>‐ 、_xxxx..|| ,′:::::::::::::::: |
                  ,′::::::: ::::_人_ ||  _ノ´, - _,..  ´ ̄`つ || 厶イ:::::::::::::::: |
               .::, |::::::::::::::::::::Λ|| / ../  〃    .. ¨´_つ:||ハ::::l|::::::::::::::::::|
                 |::| |:::::::::::::::::::: : :||./         ´ ./ /\:: :: :l|::::::::::::::::::|
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                ―――――‐‐‐,′             /     |___________
           , ′        /≧=- 、        /     ,′      / ̄ ` 、
.             ,′        ./      \     /        ,       /     ,
           |          /        \/ ′      |__       /        |
           |         ./            \  〉=--=ニ二二)     ./        :|


 路傍の石――なんすか?



桃子「……帰ろう」フラフラ

 所詮、私は――見えない、透明な女っすから

桃子「加治木先輩が太陽なら、私は月――」

 いや、月だということすらおこがましい
 私はただの影っす

桃子「……須賀」

                 ... -――――- ....
               ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
             /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
                / .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
             / .:::::::::/::::::::/:::::::::; イ::::/:::/::::}:::::::::::::::.
           ′::::::::::/::::::::/:::/:::/_,/:::/:::/::::/㍉:::::::::::::
             |::::::::::::::l::::::::::i::/i::/-/:::/:::/::/:i  i|::::::l::::::|
             |::::::::::::::l:::::::ィ芹示ミ}/i:::/i:/i八 i|::::::l::::::|
:..    .::::...   ....:|::::::::i:::::|::::::::|Vi.::ツ   i/ 芹示刈::::::i::::::i
...::.. .::::::::::::::::::::::::::|::::::::i:::::|::::::::l,, |,,      V.:ツ /:::::/:::::/
`ヾ::::::::::´    `ヾ:|::::::::l:::::|::::::::l |      ′  ,,,,/:::::/:::::/
             八::::::l:::::|::::::::ト !  ` --    厶イ::::::/
    ..      ......∨:i:::::|:::i::::| リ `   __ ........イ:::/:::::/i
     ::::.. ..::::::::: .::∨::::|:::i::::|     ∨/::::/:::::i::/:::::/:::!
           ::::__\i:::i::::ト .__  `Y^ト、::::i/:::::/:::::i
::::::.....       ,. .-: : : :/: :ヾiハ:!   _`V´ !: :\-- 、::::リ
   :::::.....   /: : : : : /: : : : : \  /:i:i:i:i:i:ハ: : : : \: : :.}
    :::::::::::::/:::::. : : : :`゙:丶: : /: ∨⌒Y:i:〈 }: : : :/: : : :|
.......   ::::::::::::::::. : : : : : : : : / : : : \ {:i:i:i:Ⅵ: : :/: :- 、: .

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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : : : : :!: : : : : : : : : :.!: : : : : 〉

 先輩のこと、お願いしたっすよ?

桃子「私のことは――気付いてすらいないだろう、けど」

 お邪魔虫はもう、必要無いっすから


京太郎「おはよー咲ー!」

咲「あ、京ちゃん!!」

京太郎「最近さー、なんだか視線をよく感じてさー」

咲「えー、何それー」クスクス



桃子「……サヨウナラ」スゥゥゥ
                    
        `'
    { rァ (    サァァァ
   ノ)  _ノl

   j ニ='⌒′
  ./ {_r-'´
  {  r~' rァ (`ァ


京太郎「!?」バッ

咲「京ちゃん? どうかした?」

京太郎「いや……なんだろうな」

 ヒュゥゥゥゥ

京太郎「凄く、悲しい気がして……でも、きっと勘違いだ」

咲「そう――」


 第十六章【ステルスは捨てるっす!! お願い私を見て!】


 カンッ



第十七章【略奪愛! 何を諦める必要があるんや!?】 予告


 ザァァァ

洋榎「ふんふっふ~ん♪ あっめあっめ降れ降れ~♪」

 スッ パチャッ

??「……」

洋榎「おわっ!? なんや!? ビックリしたぁ!」

絹恵「……」

洋榎「き、絹……?」

絹恵「……おねえちゃん」

洋榎「傘も差さないでどうしたんや? 忘れたんなら、一緒にほら!」オロオロ

絹恵「私ね、決めたんだ」

洋榎「何をや? 急に気持ち悪い口調になって……」

絹恵「愛するって気持ち、我慢するの辛いよね……ふふ、おかしいかな? 今頃気づくなんて」


洋榎「せやから! その気色悪い喋り方やめぇや!!」


絹恵「だからさ」

              \\ \   ヘ     ',      i
           ,ィ      ' ,ヘ   ヽ  ヘ      ム      |
        /         ヘ,   マ  ',
       /          ぃ   マ  ,    キ
.     /            斗‐  V
    , '          ,.。≦´  }   ∨ キ    ,     :
.   /, '       ,.。if升三≧==--- 」__}
  //    ,.。ifン´圭圭ニニ===≪≪三三:ヽ

     ,.。ifン´彡'"::i i::    キ   }iii〉 `,;○;;Y   ,
   ,.ィ'´rイ{     .::i i::.     i}   ,'//   };;;;;;;;;i    ,     i!
   ィ㌢ キ,      ¨     4'   〃'   i!;○;;i!
  ,㌢   ’- 、      ノ  /    ム;;;;;;7

  ,㌻      ノュ,,_,, イ           ム;;;;;7    i      i!
  i{       `  ̄ ´          ム;;;;7            i!
  ミュ                      ム;;;7     ii      i|
  ヾミュ、                   ,.。斗;;;;;:/
   ` 、ミュs、  _ _,,  -‐=ニ壬三三彡{        ii      i|
     ` 、三三三三三≫-- ''"´  ハ i!

                        ハ i               |


絹恵「ごめんね。彼、奪わせて貰うから」


 つ づ く


 モモ編は終わり!
 モモは最初は変態路線の予定だったけど、途中でしんみりな方に走っちゃった
 

 はぁ、次は九章からの因縁、そして十二章以来のVSヤンデレ
 最近少し見ない間に絹ちゃんのAA充実していて嬉しい、嬉しい……


 後はお次は絹恵ファンの方、逃げてください
 にげろという理由ですが、マホ編では精神的に責めてくるタイプのヤンデレでしたが、絹恵はヤンデレ(物理)です

 復唱します
 活躍を期待してるであろう絹恵ファンの方、逃げてください

 
 だいぶ酷いことになると思いますので
 よーく気をつけて、絹恵ファンの方は逃げておいてください

 

 
 


 申し訳ありません
 体調を崩してしまい、今日の更新はお休みします

 明日か、明後日には再開出来ると思いますので
 期待に期待を重ねて、小鍛治健夜さん(2X)のお見合い相手としてお待ちください


            /::::::::::::::::::::::::::::::\
         /:/:::::::::::::::::::::::::\::::ヽ
    (_)  /::::/:::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::ハ

 /\   /:::/::/::/::::::::::::::::ヽ::::::::::::V

    \  ハ:::::/::/:::::::::::::i:::::::i:::::::::::∧
        { V/:::/:::::::::::::::::::::::i:::::::::/. .〉
   ̄ヽ   ∧.V:::ハ:::::::::::::::i::::::::i:::::V . ハ
  ー-    { \Vハ:::人:::川:::::ハ::/. 〃 }
  / l   ハ  \ミ. .ヽV /. . 彡:フ  ハ
  し j   ∧  ヽ、ミ::::ヽ∨:彡::/   ∧
   /  〈  \__人`゙〒テ'"人 _/ 〉
 |     \__ イ  //∧ 〉、__ /
 |人_    ハ   } //!/∧/  ∧
        ハ   } {/∧//ハ  / }
        { ヘ   } !//∧/∧ / !_

         ∧ヘ  } !//ハ//∧.イ.\. . >―. ._
          /./. ∧  ト!//7\/∧.\. . . . . . . . . . . . .┐
       /./ . . ∧  !.!/j./  ∧/〉.ヽ\. . . . . . . . . .//
        /./ . . . .∧  !V./  ∧∨. . .\. \ . . ―. //
.       /./ . . . . . . i ヽ./  /. i. . . . . .ヽヽ. . . ー-. //
      /./ . . . . . . . {  Y   ノ. ハ. . . . . . .〉ヽ\. . ./
    / / . . . . . . . . ゝ /   /. .ハ . . . . . i. . ヽ.ヽ〃
.   / / . . . . . . . . . .ゝ{//ノ. . .i .i. . . . . ./ . . ヽ//


 本日、ガ●トでエビオスのオムライステクについて話しているっぽい人達を見かけましてね

A「女子力やべぇwww」

B「マジかよwww可愛いwww」

 みたいな感じでして

 もしかしてこのスレを……? いや、まさかそんなわけ無いよな……うん
 まぁ、そんなことはともかく


         ´          ` 、
      /              \
.     /   ,   | |   ト、      :.
    /  / /  | | \| \ /  |
    .′ /|../__`八 |  / __.Ⅴ   |
    |i  / _ \ヽ  / _\  |   復活だよー><
    |i   { 〈 厄 ) }  { 〈 厄 )リ  |
.    八   >x 二/   \二vヘ、|
     ,.ヘ_人    v ア     >/´_ヽ
   /  、 > ≧=‐::r‐=:::ト< \/_∧
  ./ 、/ / x<  ._/  /ヽ∧   i
  /  / / ノ   \ ∨ /   } 、}   |

>>193
>  本日、ガ●トでエビオスのオムライステクについて話しているっぽい人達を見かけましてね
>
> A「女子力やべぇwwwwww」
>
> B「マジかよwwwwww可愛いwwwwww」
まさかww



 第十七章【略奪愛! 何を諦める必要があるんや!?】


 ザァァァァ 


洋榎「彼……? 彼って誰のことや?」

絹恵「決まってるでしょ? 須賀京太郎君のこと」

洋榎「京ちゃん!? な、なんで絹が京ちゃんのことを……?」

絹恵「おかしい? 私が彼と知り合いだとしたら」

洋榎「せ、せやかて! 京ちゃんは今まで一度もそない……」

絹恵「それはね。お姉ちゃんのことが好きじゃないからだよ」

洋榎「っ!! いつまでその気持ち悪い東京弁使うんや!!」

絹恵「ほら、お姉ちゃんは分かってない。須賀君は、関西弁が嫌いなのに」

洋榎「あ、あんな冗談間に受けとるんか?」ゾクッ

絹恵「冗談? あははっ……そうかなぁ?」

洋榎「絹……」

絹恵「そうだ。まずはお姉ちゃんに教えてあげないとね」

洋榎「教える? 何をや?」

絹恵「私と須賀君が――いつ、出会ったのか」

洋榎「!?」

絹恵「そう、アレは――」




 二年前 長野



雅枝「ほな、私は県予選の実況に行ってくるから」

洋榎「長野もんかー。この中の誰かが全国に来る……!」ワクワク

絹恵「……」ポーンポーン

雅枝「絹、長野まで来てボール遊びかいな」

絹恵「こっちの方がええもん」

洋榎「絹は変わってるなぁ。麻雀の方がおもろいでー」

 お姉ちゃんはええやろうけど
 私は、お姉ちゃんみたいに強くないから

雅枝「絹は付いてきぃひんの?」

絹恵「そこらへんプラプラしとる」

洋榎「うちは行くで! 長野の偵察や!」

雅枝「はいはい。じゃあ、絹! 一人であんま遠くにいかんようにね?」

絹恵「はーい」

 二人共行ってもうた
 あーあ、こんなことなら付いてこなければよかったやん

絹恵「……」ポーンポーン

 いつまでもボール蹴っていても仕方ないし
 どこか気晴らしにでも行こう


2年前か


 ワーワーワー

絹恵「みぃんな麻雀ばっか」ポーンポーン

 つまらんなぁ
 なんかスポーツの大会でもやってへんかな?

 キャー! ガンバッテー!

絹恵「ん?」

 なんや、アレ?
 体育館みたいなとこで何かやってるんか?

絹恵「バスケ? それともバレー?」

 どっちでもいい
 今の退屈を打ち消せる、スポーツがあるなら

絹恵「入場料とかなさそうやし、入ってみよう」

 スタスタ ガヤガヤ

絹恵「人が多いなー」キョロキョロ
 
 試合をやってるのは、ここ……かな

絹恵「明るくなって――」

???「うぉぉおぉっ!!!」シュバッ

絹恵「へっ!?」

     ./ /   ./  ./ /   ./   ./     __    \              /,/
   ././   ./  ./ /   ./   ./       !   `'ヘ    \           ././
  ,/./   ./  ././  ./   ./         l  r‐-、゙'ヘ .\  \         /./
/./   ./  ./ /   ./   ./           ヽ ヽ  .\, . \\      /,/
/   /  ././  ./   /             ヽ .ヽ   \、 \\  ././
   ./  ././  ./   ./                ヽ..ヽ    .\ \ /,/\
 ,/  / /  /   ./                   ヽ.\    ヽ、 \\  \
'"  / /  ./   /                      \\  /,`'、 .\\  \
 /./  ./   ./                        `‐ ./,/  .\ .ヽ,
"./  ./   ./                             // 、   .\ .\                /
'"  ./   /                             /./  .\ \   \  ヽ ヽ          ./ /
  ,/   /              /´゙''‐、,            /./     \.`'‐..、 ゝ  .ヽ  ヽ     / /
/   /                | .v_. \ \   /,/         \       |  ノ    /./
   /                    l l  `'-、\\ /./            `'ー..,,__,ノ    ./ /   ./
 ./                    ヽ.ヽ   .\.`く./                          / /   /
‐゛                         `、゙‐  ./\ \ \                     /./   ./
                         ` // \ \\                 /./   ./    .,
                        ,//.- \  ヽ ヽ               / /   /    ./.,
                         ,.//   .`'-、"'''′ .!               ./ /    ./    ././
                      ,, /./       `''―‐"           / ./   /    /./
                 /`'- -‐゛ /                          / ,/   /    ././   ./
               ,,,,_/      ,!                         / ,/   /    ././   ./
                l        /                    / ,/   /    ././   ./  /
                 l       !                      / ,/   /    ././   ./  /
             丿  .,,,,__广゙'                 / ,/   /    ././   ./  /    /
         | . //                         / /    ./    ././   ./  /    //
         ||//                         ./ ,/   /    ././   ./  /    // ,
        ||  ==―                   / ./   /    /./   /  ,/   .// ./
       |_==―                   / ,/   /    ././   ./  /    // ./

???「ハァッ!!!」バシュゥゥン!


            / /               ヘ   ヘ
              /         >'"⌒` 、      ,
          /       > ´       \        ヘ
         ./      /- 、           ,     ',   ,
               /    `     ,.ィ '"⌒ヽ       ,
             _∠_,,。zzュ、            V      i
        .7   イ/彳 イ沁ヾヽ       __   ,       | はへ?
        7  {;;;;{ {{  ん::::::}  〉`ー- 斗匕てニミx、キ   |   ,
           7ゞ.、` 乂ュ,ノ イ ´⌒ヾヘ ,仍::沁 ヾヽ   i!
          ,' イ ` ー - "     ヘ:、 V::::::::ノ  }::}x    ,
      ム   .ハ. { ////    ’     `ミュ゙<,__,ノノォ    7
      ム   ,'  ゙i            ////` ''' ´ .イ   7!
         ,'  .∧                   / } / / !
         /  ハ ヘ      _          / ,' / / !
    /   /  .ハ  \    ゝ _ `ァ       ノ-イ./ /  i
   ノ   , '   /.      \           イ   ./ /!  i|
 /  /   ./      / ` -   < /´ /  /   / i  i
´       /      イ/        :/  ./       /     |

これって一目ぼれ即ストーカー化まったなしやん




 な、なななんや今のボール!?
 バビューンってなんて、ガーってなって!
 
 ど、どんなスポーツなん!?

絹恵「……今、シュートしたのは……あの、金髪の子!?」


???「ととっ!!」ガクッ

チームメイトA「危ないぞ須賀!」

チームメイトB「いくら天才のお前でも、あの技はなぁ。決まったからいいけどよ」ハハハ

京太郎「す、すみません」テレテレ

チームメイトC「やるじゃねぇか須賀!」

宮崎大輔「やったな、京太郎!」ガッ

 ワーワー


絹恵「須賀、京太郎君……か」


選手R「ふぅん……やるじゃん」

選手T「油断せずに行こう」

選手S「たるんどる!!」

選手Y「負けることは許されない――それが王者の掟」

選手A「あぁん? 俺様の美技に酔いな」

絹恵「(あれは……ハンドボール?)」


チームメイトA「須賀! シュートだ!!」

京太郎「そのボール――増えるよ」バビュッ


      `"'― ..,,_      `'ー 、,   `'-、   '!、 .|    ./    /       ._,, ‐''"゛     _,,,,.. -ー''''"´
               `゙゙'''ー ..,,_.  ..`''ー..,、 ゙''-、  ゙‐ .!   /  ,/゛   ._,, ー''"゛ . _,,,.. -ー'''''"゙´
                   `゙゙'''ー ..,,゙へ.        ‘  . ‐二.. -ー''''"゙´

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

                        _,, ー                   ´゙"''― ..,,,_           _.. --、
                _,,..-‐'''"  _...                    -..、    `゙゙''''― ..,, ,..-'"    ,!
              _,,.. -''''"゛   ._..-'"゛.、 .,-  ‐==ニニ二二二ニニ==‐  `''- 、、    .,/゛     ./._、
     _,.. -‐''"゛   _,,,,,,_ .-'"゛ ._/./ /         . l ヽ  \.\,     `''ー. /        ./   . ´゙"'
.,, ー'''"          ;/   `''ー、,,.'" /  /  >   /   . . l .ヽ'、  \.゙''-、   ./           /
            ,..- │       ゙゙'-、 '" ./    /  .、 .|   l  .ヽヽ   \. ゙'' /            /、
      _..-'"゛   .l、        . `'-、″   .l゙  |  .!   .l  ヽ\   . /            /  `''ー 、、
   ._..-'"゛     .,. ..l,           `-、  .l゙   |  .}   .l,   ヽ.ヽ ,./             /          `''‐
..-'"゛       /    l,                \    |  l    .l   ゙ /          /、
       ,/゛  .,/  ヽ                `'-、,!  |    l  /         /   `'-、
     . /    /     .ヽ                 `'-,  !    . l /        /   .\   .\、
   _/゛   ,/     ../ .\               \."     |     ,..-''´      `-、   \
. /    . /       ./    ヽ,               \    `'―-‐'"゛ '< .\       \    . \
    /       ./     ./ \                   \    l.     ..ヽ ヽ          \    `'-、
  . /        /     ./    \                  \  ..l      ヽ .ヽ        `'、、
.,/          /     /      \                  ヽ,  .l      ヽ .ヽ         \
        /      /           \                   ヽ. ゙L      ヽ  \            \.
       /       ./          ! .\                  ヽ l       .ヽ.  ヽ
      ,./       ./           ,!   .\,                 ゙' !        ヽ  .ヽ
     /        /           l      \              ヽ           ヽ  ヽ
   . /        ./            ,!        ,゙'-、           ..l           ヽ  ヽ,
  /        /                !        |  .`''-、          !            ヽ.  ヽ,
./           /             l         |     .`''- ..,_     .../ .l         ヽ  .ヽ
゛           /             l         !      l   `¨¨¨¨´  l,            ヽ   ヽ

選手A「なん、だと!?」


チームメイトC「行けぇぇ!」

京太郎「これで、決めるっ!!」

選手Y「させない!」

京太郎「you still have lots more to walk on!」カッ

                   ______________________
          _,,.. -ー''''"゙´ ,_..................-.-――――――――――――――¬ーxi..,,、 .>
        `゙゙゙''''''''¬―-- ..二,゙¬- ..,,、                      ,./ . /
                    `゙゙'''ー`-ニ-..,,_                   / ./
                          `'''-ミ\、              / /
            ニニニニニニニニニニニ二二二二二゙_\         / /
                                         / /
                                     ,/./

                                      / /
                                    / /
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                    ,/゙ /                _,,,,.... --ー¬''''"゛     ___,,,,、
              /. / ゛        . _,,,.. -ー''''''゙゙゙´    __,,,,.... --ー¬''''"゙ ̄ ̄
                / /゛    _,,,.. -ー''''"´ . __,,,.... --ー¬''" ̄´
             ,//_,,,.. -‐'''"´,,,,.. --ー'''"゙´
         ,/  .゙_.. -ー'''"´
          rシ‐''''"´


絹恵「ボールが曲がったぁっ!?」


選手S「止まらんかぁっ!!!!」バッ

京太郎「入れぇぇぇぇっ!!!」

..ヽ    .i、   ."|  .!  l゙.! 、」  ,!.l.,│ [' .ヽ/    lリ、   .! '',, ..,,、 ,!  l   |l'''ー ,,,_  ヽ .l゙     `゙"'
../ i゙''-、 .|.!.l     .l. !│ !l 、│.l .,! .|_  `''ー、、 ! l`'、  ! リi,  `"!  l   | l    n`゙''.ヽ( ,,_     ./
、 ..l,  .] ! .l.     l. ! .l .! l .、l .! |  l`' .|.l .ll、 : | l,,,.ヽ. |  ! .l.  ,!  .l`" l l,,,  ,!.!     .`゙''~ ,!
 l" ゝ ! .| .l.     l} .! l! !l l.!  !.!  .l .!│| l .,! .l `'''㍉, |  l.  |   .} l  l ´ .,! |..,,、          !
、 `';」 ̄l¬--、__      'l′ ` .″ !!   .!_l .l.l l .!  l    ,!  l !   l .|  l  l゙ .|  .`゙''ー.i,,,、   ! /
..゙/゛.l  ヽ   ..l 、          |!   l!  ll  .! .l  .l゙゙'ili..、|   .l !   .|.!   !  .l .!    !.! `゙'' ! /
 |. .ヽ  ヽ   l,.!.ヽ                 !  .! !   | l゙.l .│   l|       │ ,! |    l !   .!.l゙
   ̄l \  . `''  l!、 ゙)、                    l,!   .l! l .,!            !- |  !   ! .|   .! _
\  .ヽ .`イ,,,,、,,,..ノ.!  | .ヽ                  リ   ゙  | |            ! !  !-、, .l゙  !   .´
 ,!   ヽ l´  .!  "!  |  .ヽ  n                     |,!               !亅 |  l   .|
、,l    .ヽ.l_  l  ,!  l   7V !   l`''-、           ゛            l ! | l   .|`'ー、,、
      ヽ `" l../iミ  \/ .l゙ !.l  .!   .l                        │ .| /    .|   `'''ッ
.'t¨ ̄>  .ヽ  . ! l \  .l'┘ l゙ !  .\, .l                           !./     !  、 /!
 l ヽ  `''ー、ヽ !  l  ゙'-!/ .ヽ,  l ./ー-、`' ,!                          |/       ! xil|  !.|
 .ヽ ヽ    .`''-、 ..l,,_ .|、  .\."lo、 .ヽ                           ″     .| .,リ.| l .|
  .゙{x .ヽ、    .ヽi'"  ゙゙''|.    ヽ.!.l.`'-,ヽ   .|.l                               |iチ.! ,! !
l,  . l\. `'ッ、.   ゙.l___ . l´.゙'''~..,_ ...l ヽ  ゙'-、 │.'l、           /゙ヽ                 ″ l l  !
..l   l `-,,.! `'-、  .ヽ `{ \   `".! .ヽ   \ l  l,          l  ヽ                    |/  !./
 l.  .l.  `''-、、 `'-、ヽ .`-;;ーヽ,,.  .l |ヽ   .|  ./、 .〟         !    ヽ             ,l′ l/ .1
 ..l   .l     `''-、、゛. l   `''i 、,゙゙'‐、|. | ヽ  l゙  ! l .l l、     .ヽ   /                 ″.i゙
  l.   l,       `゙'''゛   く、.,ミハ l.゙  ヽ .l  ,,l  l「  ヽ      .ヽ  ./                  l゙


選手A「なるほどSUNDAYじゃねぇの」ヒュッ


 ドゴォォォォン!

walk...?


>>219
 検索で出た言葉をそのままコピペしただけだから(震え声)


チームメイトC「行けぇぇ!」

京太郎「これで、決めるっ!!」

選手Y「させない!」

京太郎「you still have lots more to work on!」カッ

                   ______________________
          _,,.. -ー''''"゙´ ,_..................-.-――――――――――――――¬ーxi..,,、 .>
        `゙゙゙''''''''¬―-- ..二,゙¬- ..,,、                      ,./ . /
                    `゙゙'''ー`-ニ-..,,_                   / ./
                          `'''-ミ\、              / /
            ニニニニニニニニニニニ二二二二二゙_\         / /
                                         / /
                                     ,/./

                                      / /
                                    / /
                                / /
                                 / .,/
                               / .,/
                            / ,/
                        / /
                        _/゙./                                 _.
                     _/゙ /                        _.... -ー''''"゙´
                    ,/゙ /                _,,,,.... --ー¬''''"゛     ___,,,,、
              /. / ゛        . _,,,.. -ー''''''゙゙゙´    __,,,,.... --ー¬''''"゙ ̄ ̄
                / /゛    _,,,.. -ー''''"´ . __,,,.... --ー¬''" ̄´
             ,//_,,,.. -‐'''"´,,,,.. --ー'''"゙´
         ,/  .゙_.. -ー'''"´
          rシ‐''''"´


絹恵「ボールが曲がったぁっ!?」


選手S「止まらんかぁっ!!!!」バッ

京太郎「入れぇぇぇぇっ!!!」

..ヽ    .i、   ."|  .!  l゙.! 、」  ,!.l.,│ [' .ヽ/    lリ、   .! '',, ..,,、 ,!  l   |l'''ー ,,,_  ヽ .l゙     `゙"'
../ i゙''-、 .|.!.l     .l. !│ !l 、│.l .,! .|_  `''ー、、 ! l`'、  ! リi,  `"!  l   | l    n`゙''.ヽ( ,,_     ./
、 ..l,  .] ! .l.     l. ! .l .! l .、l .! |  l`' .|.l .ll、 : | l,,,.ヽ. |  ! .l.  ,!  .l`" l l,,,  ,!.!     .`゙''~ ,!
 l" ゝ ! .| .l.     l} .! l! !l l.!  !.!  .l .!│| l .,! .l `'''㍉, |  l.  |   .} l  l ´ .,! |..,,、          !
、 `';」 ̄l¬--、__      'l′ ` .″ !!   .!_l .l.l l .!  l    ,!  l !   l .|  l  l゙ .|  .`゙''ー.i,,,、   ! /
..゙/゛.l  ヽ   ..l 、          |!   l!  ll  .! .l  .l゙゙'ili..、|   .l !   .|.!   !  .l .!    !.! `゙'' ! /
 |. .ヽ  ヽ   l,.!.ヽ                 !  .! !   | l゙.l .│   l|       │ ,! |    l !   .!.l゙
   ̄l \  . `''  l!、 ゙)、                    l,!   .l! l .,!            !- |  !   ! .|   .! _
\  .ヽ .`イ,,,,、,,,..ノ.!  | .ヽ                  リ   ゙  | |            ! !  !-、, .l゙  !   .´
 ,!   ヽ l´  .!  "!  |  .ヽ  n                     |,!               !亅 |  l   .|
、,l    .ヽ.l_  l  ,!  l   7V !   l`''-、           ゛            l ! | l   .|`'ー、,、
      ヽ `" l../iミ  \/ .l゙ !.l  .!   .l                        │ .| /    .|   `'''ッ
.'t¨ ̄>  .ヽ  . ! l \  .l'┘ l゙ !  .\, .l                           !./     !  、 /!
 l ヽ  `''ー、ヽ !  l  ゙'-!/ .ヽ,  l ./ー-、`' ,!                          |/       ! xil|  !.|
 .ヽ ヽ    .`''-、 ..l,,_ .|、  .\."lo、 .ヽ                           ″     .| .,リ.| l .|
  .゙{x .ヽ、    .ヽi'"  ゙゙''|.    ヽ.!.l.`'-,ヽ   .|.l                               |iチ.! ,! !
l,  . l\. `'ッ、.   ゙.l___ . l´.゙'''~..,_ ...l ヽ  ゙'-、 │.'l、           /゙ヽ                 ″ l l  !
..l   l `-,,.! `'-、  .ヽ `{ \   `".! .ヽ   \ l  l,          l  ヽ                    |/  !./
 l.  .l.  `''-、、 `'-、ヽ .`-;;ーヽ,,.  .l |ヽ   .|  ./、 .〟         !    ヽ             ,l′ l/ .1
 ..l   .l     `''-、、゛. l   `''i 、,゙゙'‐、|. | ヽ  l゙  ! l .l l、     .ヽ   /                 ″.i゙

選手A「なるほどSATURDAYじゃねぇの」ヒュッ


 ドゴォォォォン!


京太郎「はぁ、はぁ……決まった、か?」

チームメイトA「いや、まさか!?」

 ギャルルルルルル シュゥゥゥ

チームメイトB「あ、アイツ!?」

選手R「残念だったね」シュゥゥゥゥ


京太郎「そ、そんな……」ガクッ


選手R「まだまだだね」

京太郎「片手で受け止められちゃ仕方ねぇよ。俺の負けだ」スッ

選手R「ま、あんたも頑張ったけどね」スッ

 ギュッ

 ワァァァア!! パチパチパチパチ!!! 
 スゴイゾー!  ガンバッタナー!

京太郎「ああ、くそ。決勝に行けなかったなぁ」

チームメイトB「また次があるさ。さぁ、帰ろう」

京太郎「はいっ!!」


絹恵「……か、かっこいぃ!!」ドキドキ

 あないなスポーツ見たことなかった!
 サッカーとも違う、迫力満点のスポーツ!

 こないなものが、世の中にはあったんやな

絹恵「須賀、京太郎君か……」



        ./        --- 、         '.,
       ,'   ./  ./     \\  \      .',
       .l   /  /         ヽ.\  ヽ    !
       .!   ,: ./‐‐-.、       ...-‐!l‐\ ',    l
       l   .! ./    `       ´  リ   ', .',    .l
      ノ,!  !/,.-==ミ.、   ,ィ ===ミ、! l   l

      ,'/l  .,:'::f/{:::::::::::}ヽー ''./イ{:::::::::::}ヽ:Y   l
     .,'/ .l 八:{ヾ乂: ゚ ノ,ノ/⌒ヽヽ 乂: ゚: ノ .ノ:/   l
     ('  .l   ト.-=一 ''´  、 `ー == イ,'    l
       l   ト-,  '''           '''' /  ,'  .!
       l l  ハ      -‐ -     ,/  .,'   !
       l l    i>...        ,.ィ/   /!  .l
       l l   .j | ! ≧z...  ....ィ≦_|/ ,: / !  .l
   /   j j   .,' j l/`{_f´ ̄ ̄ /.,:' / l  .l
  {(   ./ ノ  /_,'/ .,.ィ:!_,.ィ!   /./ ./丶l、 .!     ト、
\ ヽ`ー':/   .// ./ 〉_::::ハ  /./  l / `ー- .、 ! !
、 `ー=イ   ,イ_,,..イ  /:::::::} .\{/!l  .V         V ノ

絹恵「ちょっと、追いかけてみよ」タタッ



チームメイトB「全員バスに乗ったかー?」

宮崎大輔「なぁ、京太郎。俺と組まないか?」

京太郎「へ? なんだよ急に?」

宮崎大輔「俺と一緒にハンドをメジャーにするんだ」

京太郎「えー? マジかー」

宮崎大輔「握れるか? 俺の手を!」

京太郎「汗臭いからパス」

宮崎大輔「」

チームメイトA「何やってんだお前ら! 早くバスに乗れ!!」

 ウェーイ

京太郎「はーいっと」

 タタタッ

京太郎「ん?」


絹恵「あ、あのぉー!!」


京太郎「なんだあのすげぇ美人!?」ガバッ

宮崎大輔「……早く乗るんだ京太郎!」グイグイ

京太郎「あ、おい待てって!!? ああぁ俺の美女ぉぉ!」

 バタン

 ブロロロロロロッ

絹恵「あー……」ガクッ

 あともうちょっとやったのに
 あーあ、もう会えへんのかなぁ

絹恵「今日の大会が終わったら、私は大阪に帰らなあかんし」

 長野に来る機会はもう訪れないかもしれない
 そんなの……嫌や

絹恵「もしかして……、来年の大会にも出るんかな……?」

 そうや
 その時にもう一度声をかければええんや!

絹恵「須賀京太郎君! 来年も、大会見に来るから!!」

 そして、電話番号とメールアドレスを交換してもらって
 ふふ、楽しみやなぁ……

ア、アカンもうおしまいや




洋榎「おもろい試合やったなぁー」ホクホク

雅枝「才能溢れる土地やな」

 テクテク

絹恵「……」ホクホク

雅枝「ん? どこ行っとったん絹?」

絹恵「んー、内緒や」クスッ

洋榎「あーん? なんや企んどる顔やなぁ」グリグリ

絹恵「そ、そないなことあらへんって……//」

洋榎「アウト」

雅枝「アウトやな」

絹恵「え、ええっ!?」

洋榎「正直に吐かんかーいっ!!」ガシッ

雅枝「今日は取り調べやでー!」ガシッ

絹恵「わぁーっ!!」



 須賀君
 私――ずっと

 
 ――数日後

絹恵「えっと、長野……ハンドボール」カタカタ

 ブゥゥーン

絹恵「出た! ふぅん、須賀君は中学二年生なんや」

 君のことを


 ――二ヶ月後

 カタカタカタ

絹恵「あちゃー。やっぱり全国行ってないと選抜には選ばれへんかぁー」ガクッ


 大阪から


 ――半年後


絹恵「今日から高校一年生か……ふふ、須賀君は三年生。キャプテンになれたんかなぁ?」


 追いかけてるから
 



洋榎「絹ー! 入学おめでとさんさんころりー」

絹恵「今更なんやお姉ちゃん」クスクス

洋榎「まぁまぁ、これからは同じ学校……チームメイトとして頑張ろなぁー」

絹恵「うん」

 あの日から、半年が経って
 私はサッカーを辞めることにした

 理由の一つは、お姉ちゃんに憧れたこと

 お姉ちゃんのように強い雀士になりたくなったから

洋榎「おかんをビックリさせるくらい、強くなるでー!」

絹恵「そう、やなぁ」

 でも、もう一つの理由は誰にも言えない
 だって私はもう――果敢にボールに食らいつく選手ではなく


絹恵「(須賀君に、野蛮な女や思われたくないし)」モジッ

 恋する、乙女になってしまったのだから


 ――一年後


 長野  ハンドボール県大会 決勝戦


 ワーワーワーワー


絹恵「やっと……ここまで来た」ギュッ

 あの日から一年
 私は、またこの場所に来ることが出来た

 今回はおかんの仕事は無かったけど、お年玉やお小遣いを必死に貯めてここまでの旅費を貯めた
 お陰で、須賀君が決勝戦で優勝するこの日に

 私は、長野にいられるんや


絹恵「須賀君……」

 
 今は試合前の軽い運動中やろうなぁ
 会いたいけど、我慢や

 試合が終わるまで、気が散るようなことをしちゃ……


 ガチャッ


京太郎「飲み物買ってくるぜー」

 ウィーッス センパイハヤクモドッテクダサイヨー

絹恵「ふぁっ!?」カァァァ



 い、いいいい今すれ違ったのって?!

京太郎「(なぁんか可愛い人いたなー……ん? どこかで見覚えが)」テクテク

絹恵「はわわわっ!?」カァァァ

京太郎「ふんふ~ふん♪」

 や、やっぱり須賀君や!
 後を、尾けなきゃ!

絹恵「すぅーはぁー! すぅーはぁー!」ドキドキ

 タタッ

京太郎「んー、あの自販機はイマイチだなぁ」キョロキョロ

絹恵「(な、なんて話しかけよう)」

 ずっとファンでした?
 一目見た時から好きでした?

 アホ、そないなこと急に言えへんって!

絹恵「(ちゃう! 何のためにここまで来たんや!!)」ギュッ

 やるしかない
 ここまで来たら、ちゃんと告白を――!!

絹恵「あのっ……」

 ドンッ

絹恵「きゃっ!?」

男K「あっ、いってぇ……何してくれんの君ぃ?」

男B「ひょー、激マブじゃーん」

絹恵「あ、え?」

男S「長野っぽくないねぇ君、どこの子?」

絹恵「わ、私はその……もう、行くんで」

男K「おっと、そうはいかねぇなぁ」ガシッ

絹恵「!?」

男K「治療費代わりに、君にいいことしてもらわねぇとなぁ」ヒヒヒ


男B「おいやっちまおうぜお前!」

男S「やっちまうか?」

男B「やっちゃいましょうよ」

男K「その為の右手? あとそのための拳?」

絹恵「い、いやぁぁっ!!」 

 シャカシャカシャカ

男K「あん?」

京太郎「ほれ、ジュース」

男K「へっ?」

 カシュッ

 ブシュゥゥゥゥゥッ

男K「ぐぁぁっ!?」ビシャビシャ

男B「!? なんだてめぇ!!」

男S「何コーラかけてくれてんだごらぁ!!」

京太郎「は? これはコーラじゃなくて」

       ,/  /     |  ハ       |  | i 、 ヽ  \     \_
       i  /     |  | |       |  | |、 i  ゙、 、 \_     _>
       .|  i   | i  |  | |       |  ハ ハ _i!_ i   \ ヽ` ̄ ̄
       .|  |   |+--|、_|! |   | i! ,/.ィ'|"i´ ハ  | i  ヾ 、 ヽ
       .|  |   |.|ヽ |、_|王!ー  |./i .;"´/=、!/ | ! |   \ 、i
       !. r|   i.|、!,,ィ'":::._iミi!  |/ /彳:::: r:!ヽ,| ,イ | 、_   \
       | |^!.  N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ
.        ! | i、i、 ゙、  ` ̄ ̄   メ(        /^|イ `、|
       .ノi \ヾi:.、、         i!      i ノリ   `
        .|  ヽ__i                 |イ|/
        .ヽ'≡ミ .i    ____....,     |/
      ,ィ´    ム.\   `ー-- ―'´  /、!  ―-イ/> 、
      {        }、 \     ̄´  /!/ /      V///>、
     //|       |>、 、 \      / ./.|y       }//////>、
    ',/{        V/≧=: .`ー---'′ /|V        .{////////}
     /ム        V////≧      .V        !///////:/
て////ヽム        V///////ム   ../       /////////、
////////ム           V///////l{  ./       ///////////≧=: ..
/////////ム        :V//////{ ィ        ///////:V////////>、
//////////:ム        V/////ィ     、_ .メ//////:V////ィ´ ̄  Y
/////////////>、         V//イ′       /////////////     :}
//////////////j        ≧=′      メ//////////:/       |
//////////////ム          、__ ///////////イ        >:′
//////////////フヽ、=          ̄  /////////イ        /
///////イ´ ̄ ̄                 ミ二二二´        >'
//////{                   ィ              >′
/////ィ        l}        ,イ              >´
///ィ         /                    > ´

//{         :/                   >´
//V        /                 >´
//ム      彡                彡 ´
///≧=-
///////V
////////
/////,ィ            /

京太郎「ドクターペッパーだ!!」デーン

絹恵「あ、えっ……? 須賀、君?」キョトン


京太郎「そこの美人さん! 今のうちに逃げて!」

絹恵「え、え?」

男K「てめぇ、ざけんなごらぁ!」

男B「おい、こいつってまさか決勝に出てる奴じゃ?」


京太郎「ぎくぅ!?」


男K「けっ、おもしれぇ。ならよぉー、分かってんのか?」

男S「俺達に殴り返したら、お前らのチームは失格だよなぁ」


絹恵「っ!」ゾクッ


京太郎「……えっと。ここいらでお開きってわけには?」

男KBS「「「行くかボケェ!!」」」ダダダッ


       /        /へ   、         ヽ  ヘ
      ./      //    ` 、 \` 、      ヽ  ヘ
      ,      ./7 /        、\ \         ,
           ./ ソ          ヾ 、 \        ,
      {     ,  {.i           ヾ、  ヽ      |
      |       ii             ,〆  V   ',
          ,'   i!           ,ィ'  _,。ィ V   , |
      ,   L,,_  `         / ,,。if升‐≪''ミォ     |
       キ   {  ¨__‐- 、      ,。イ   ,ィ'ヽ  i} i;;i
         」>===ミx=ュ、_,,イ /  弋’ノ 〝 j;;}    |

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        マ ヾ,、ヘ,__,, イ   ,           i!   i  i
        マ ` ハ ̄ ̄               /i!   .!  !
         ,   ハ                 / 7   !  !
         }    入         -      ./ ,      ',
               >     ‘ー ’  < |  {       ,       }
.ィ            }    |   >i - ´   .i 〉 i    ',  ヘ      ノ.}
{i    {    ハ    i     :|  /7 |     /ヘi!     ,   へ _/ .ノ
{ ',    iヽ __,ノ    ,     i  / ヘ i    /   ',             /
  ヽ _ヽ イ     ,     ノ ./    〉、  ,ハ    マ    ヘ       /}
',           /    //   /  ーォ  V   マ     ヽ     /
.ヽ          / > '" 7    /    i!  V   .マ      ー- '

絹恵「す、須賀君!?」

男K「俺達三人に勝てるわけないだろ!!」バキッ

京太郎「バカ野郎! 俺は勝つぞお前!!」

男B「うぉらぁぁ!」ドゴッ

京太郎「ぐぁっ!?」

絹恵「須賀君!! やめて、やめてぇな!!」

男K「おらおらおらおら!!」ドガバキ

京太郎「」ボコボコ

絹恵「だ、誰か!! 誰か来て!!!!」


 ガヤガヤ オッス、ダイジョウブカ?


男K「ちっ、ならこれで勘弁してやるよ!!」ガンッ

 バキッ

京太郎の右腕「」バキャーン

京太郎「ぐぁあああああああああああっ!?」

絹恵「ひぅっ!?」ブルブルブル

絹恵ちゃんがコロコロしてまうん

大地の養分になるのかな?



京太郎「が、ぁっ……」ジンジンジン

男K「やべぇよやべぇよ……右腕があらぬ方向に行ってるぞ」

男B「逃げようぜ」

男S「ああ」

 スタコラサッサー

絹恵「あ、ぁっ……す、須賀君?」

京太郎「」

絹恵「わ、私の、私の……せいで」


 タタタタッ!

チームメイトF「先輩っ! まずいですよ!!」

宮崎大輔「京太郎!! 俺の京太郎ッッ!!」


 ピーポーピーポー


京太郎「うぅっ、くっぁ……」

救急隊員「シアイハムリネー。ヤスマセルヨロシー」

チームメイトT「そんな!!」

救急隊員「オソラクダケド、ニドトハンドボールムリネー。ワタシイシャジャナイケドワカルヨー」

絹恵「え……?」

 それからのことは、よく覚えてへん
 痛みで気を失った須賀君は、到着した救急車で連れていかれて

 私はその様子をじっと、見つめていることしか出来ひんかった

 それがあまりにも短い時間のことやったから
 心のどこかではまだ、私はこれが夢やないんかと思い込もうと必死だった

 でも――

チームメイトV「もう終わりだぁ……おしまいだぁ!」

チームメイトP「何を寝言言ってる!? ふてくされる暇があったら戦え!!」

チームメイトV「無理だ、京太郎さん抜きで勝てるわけが無いよ」

宮崎大輔「京太郎おぉぉぉぉぉぉぉ!!!」


 須賀君の仲間の悲痛の叫びが、私の意識を捕らえて離さなかった

宮崎ぇ…

宮崎も京太郎に魅了されているのか……



 翌日 病院


絹恵「……」

 一晩もの間
 私は抜け殻同然やった

 一緒に来ていたお姉ちゃんが、ホテルで私を見つけるなり抱きしめてくれて
 私はその胸の中でずっと泣いていた

絹恵「謝らなきゃ……謝らなきゃ、謝らなきゃ」ブツブツ

 あの後、決勝戦は須賀君不在のチームが惨敗してもうたらしい
 私が須賀君を追いかけなければ……

 あんな場所に行かなければ

 彼は今頃、優勝しておったかもしれないのに

絹恵「……」フラフラ

 病院に搬送された須賀君を追って、私は今ここにいる

 事情聴取の刑事さんが、私に病院を教えてくれたから
 来るのは簡単やった

 でも

須賀母「嘘ですよね! 先生!!」

絹恵「……?」

須賀父「息子はハンドボールの才能があるんです!! そこをどうにか!!」

医者AMIBA「この天才の俺様に無理なんだ! 奴の腕はもう使い物にならん!」

須賀母「そんなぁ……嘘よ!!」

須賀父「京太郎ぉ……」

医者AMIBA「まぁ、日常生活くらいなら大丈夫だろうけどな」フフン

京太郎「……」

須賀母「京太郎……かわいそうに」ポロポロ

京太郎「……あの、ちょっといいですか?」

医者AMIBA「あん?」

京太郎「俺と一緒にいた女の子って、無事ですか?」



絹恵「!?」ビクッ



い、一応は北斗と南斗を極めた(自称)男やし……(震え声


須賀母「女の子って!! それがどうしたのよ!」

須賀父「今はお前の腕の話を!」

京太郎「いやだって、所詮ハンドが出来ないだけだろ?」

須賀母「えっ?」

京太郎「これくらい軽いって。それよりさ、可愛い女の子をちゃんと守れたかどうかの方が重要なんだよ!」

須賀父「京太郎、お前……」
                     ____
               ,. ´ __    `¨¨ヽ

            ,   ̄`  /  ヽ       `ヽ
           /  _     ,:   ∨   、    :.
          / /,´      /    |    ヽ     .
       / //'  ' /  ' /   l| | :  :  ∨   :
       l// / , / ' l| | |     | | |  |   |   |
     _/ ィ / { l |__|_{ |∧   }/ ' / l  |   ∧
      ̄  {〃  Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧}
          / ,  从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | '
           / イ从 l ム        Vり ム'  ノ/}'
         ´    \∧  '        ,r ' /
               、  v   ァ    / 从/
                     \ `こ     イ  _|、
                  ` r  ´   //∧


京太郎「腕の一本くらい、安いもんさ」ニッ


絹恵「……っ」ポロポロ


 須賀君……なんで?
 どうしてこないに、優しいの?


須賀母「無事らしいわよ」

京太郎「よかったぁ。チラッとしか見てないけどすっげー可愛かったからさー」

須賀父「全く、お前って奴は」

医者AMIBA「いい木偶になりそうだ」フフフ



絹恵「わた、私……ちゃんと言わなきゃ!」

 例え一生かかっても、私は須賀君に償わなきゃあかん!
 そう、この人生を全て――須賀君に!

 カツーン

絹恵「?」


 カツーン カツーン


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.//    ヾi:::::i:::::::i:i:i:::::i:i:::i::|:::::i::::::::i'::::::i::::::::::::::::::′i:::::/:::::i
.´     少:::::::',:::::l:i::i:::::i:゙、ト:|::::ヘ:::::::i:'::::|:゙::::::::::::/i::/i::/::::::::i\
    /  |::::::::::、:ハ ヾ:i  、.i   ヘ::::i::',::i ゙、:::::/ iノ. i/::::i:::::i  \
  /   |::::::::::ハ ヾ ゞ.    ,丶i ゙:j  ヘ/ / 厶::::ハ:::i    丶

 ∧ヾ   |:::::::/    ヽ.、   ._ ヾ.,    イ   /::/i::::′      ゝ_
../ ∧ヽ.  |::::/.      i > _  ̄ . r  ./.  // i:/         /.:/i_
.i  ∧ヽ  |:/       丶    ̄    /  /  レ         /.:// ヽ


照「…………」

アカン……アカン……(白目



絹恵「(だ、誰やこの女……? 顔が見えへんけど)」

照「……もしかして、アナタ?」

絹恵「えっ?」ビクッ

照「京ちゃんが守った人って……アナタなんでしょう?」

絹恵「京ちゃん……? あっ」ドクン

 須賀京太郎
 つまり、京ちゃんって

絹恵「そ、そうです、けど」

照「そう。よかったね、無事で」

絹恵「……はい」

照「それで? そこで何をしてるの?」

絹恵「えっ?」

照「助けて貰ったんでしょ? いいよね……私は、助けて貰えなかったのに」

絹恵「は?」

 何を言うとるんや、この女――

照「ふふふふ、お父さんとお母さんが別居になって……私は東京に行くことになった」

絹恵「あの」

照「でもね、いいんだ。京ちゃんが無事なら、幸せなら、私はそれがすごく嬉しいの」

絹恵「(変質者か、こいつ?)」

照「だから、東京に行っても――昨日は大事な日だから応援に行った。京ちゃん、いつも以上に輝いていたなぁ」

絹恵「っ」ズキッ

照「ねぇ? もう一度だけ聞くよ?」

         /.::/.: :,'.: :: ;:;イ:: :: ::i:: :: :: :: :: :: :: ::ヽ
.        /.::/.: :: i:: :: ::i/i:: :: ::i!iハ:: :: ::i:: :: :: :: ::::.
.       /.: /.: :: :/.: :: :i.:::i!:: :: :i i:ハ:: :: i!:: :: :: :: ::::.
       /.: /.: :: ::i!:: :: ::!::::i!:: :: iィ!厂ヽ:: :ii:::i:: :: i:: :::.
     .:::.: ::!i:: :: i:i:!:: :i::!::::.ハ:: ::i:::ヽ茫弐::ゝ:!:: :: :i:: :i::.

    .:::::.: :::i!i:: ::イ:i:i:: ii::!::::::: ヽ::!゛゛:::.-・゙'ヽ!i!ヾ:: ::!:: :. :.

.   .:::: ::: イ !:: :/i:!ハ:: ハi::   ' ヽ      i/i:!:: :!:: :::. :.
   .:::::/  !/!:::!::i:ハヽヽ            /'i::!:i:::i:i:: ::. :.
       /.::ヽi:: !':: ::ヽ     , ‐ -    /.: :i:: ::!ハ:!:: :::. :.
     /.: :: :: .: :: :: :: ::>    ´     ,イ:: /.: :::i:: :!i:: :::  :.
    / .: :: /.: :: /.: :/.: ::>     / !:/.: :: ::i:: ::i!:: ::   ::
  / .: ::イ.: :: ::/.: :: :/.: :/ ヤ  `     / ヽ:: :: :i:: :::i:: ::  .:
 /   .::: /.: :: :/.: :: ::/.::ノ 乂 }     /iヽ } `ヽ:: :: }:: .: .::
/  .::  /イ:: :/.::;; -゙ ニ  ヘ } ヽ   .: :: :::}   ヽ;;_ノ.::

  .::  { !ィ 二         ヘ   ヽ  .: :: :;;}      ニー._
  .::   / ヽ ヤ:.         ヘー-、  .: ::':: :}     〃/ ヽ
     /   ヽヤ:.         ヘ _ - ‐ 、::}     〃/  .ハ
.    /    ィ  ヽヤ::.        ヘ    :: }     〃/     ヽ


照「いつまで、悲劇のヒロインぶって――ここに立ってるつもり?」

絹恵「っ!?」ズキン


照「顔を出してどうするの?」

絹恵「私は」

照「アナタに守ってもらいました。お礼をさせてください? 一生かけて償います?」

絹恵「別に」

照「それってさ」

絹恵「何も――」

照「純粋な気持ちだけじゃないと――」

絹恵「期待なんて――」


照「下心って、言うんだよ?」


絹恵「違うっ!!!」

照「……何が違うの? アレはただの事故でしょ? アナタが京ちゃんに何かをする必要なんて無い」

絹恵「私は、このままじゃ悪いと――」

照「言ったでしょ? 京ちゃんは守れてよかったって。腕は気にしてないって」

絹恵「だからって!!」

照「本当に京ちゃんのことを想うなら」


          /: : : : : : : : : : : : : : : \
          ,.' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
        /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\

        /: : : : :.:.: :.:. .:.:.::.: : : ::', : ::. : : : : : : : :`: .、
.       /: : ヽ:ヽ 、:::Χ::::::、::::. : :!¨ヽ:::::: : : : : : : : 、:ヽ
      /: : : ::\、:. /`ΧV::',::::::::「  }:.:.:.:. : : : : : : ::\\
.      . : : /: : :::ヽ/ヽ代J}ヽN::::::!) /::.:.:.::.:.: : : : : : : : ヽ   とっとと――失せて
     /: ; イ: ハ: : ::::\__ `'   V:! 「:::::!:::::!::::::ヽ: ヽ: : }ヽ}

      // |/ .V: ::::::〉 `      リ .|::::/!::::ハ:::::} ハ } \! ヽ
.    /   |  V: :::ト、  ,_ァ   / ´ ̄¨|::√}::::厂 }!、 j
           V::/ `i:r- 、 j  .::. !/`、|:/    >、
.              V   j!  }::「!  :::l /  /\       `>、
                 j:ハ l ::::l     ::ヽ     ::...  ≧x
                   /y ::::!      ::::::〉、    :::>:::7/
                      /=l  :::    ,_...::::::/::::} /´ V:::/
                     〃 {      /=≦ム://'    ∨
                _ ,小   `ー―.v´  >'"¨∨/
             x:´ : : :/::ハ     ::::Lヘ´    'i
          /: : : : /::/ ,    ::::::::::::,     ,

.          /: : : : ;イ: ::::/ く `    ::::::::::,      ,
         l: : ::/ |: :::/   }`      ::::::::}       !
         |::/  l: :/   /  :.   .::::::::::l      l
         l :/   l:/   /     :. ::::::::::::::,       !
         N   /   ,7  :..... :.:::::::::::::::j      |
                  〃  :::::::::::::::::::::::::::,’     {

絹恵「っ!?」

照「ミーハー気取りのファン被れが、京ちゃんに近づかないで」スタスタ

 ガラッ


京太郎「照さん!」

須賀母「照ちゃん! よく東京から」

須賀父「すまないね」

照「いえ。咲はもうきましたか?」

須賀母「昨晩来たわよ。もう、ずっと泣いちゃって」

照「そうですか……京ちゃん、痛かったよね?」ギュッ

京太郎「い、いいいいや! 照さんが来てくれたお陰で! 俺はもう元気っす!!」ドキドキ

照(1年前)正ヒロイン

   ↓
劇的大改造ビフォーアフター
   ↓
照(現在)ひろいん(嗤

どうしてこうなった



絹恵「……」フラフラ

 その女に言われた言葉が、頭からずっと離れなかった
 
 悲劇のヒロイン?

 下心?

 ミーハー?

 違う!!!

 私は、私は純粋に須賀君の力になりたくて来たんや!

絹恵「なのに、なんでや?」

 あの女が須賀君と話している姿が

京太郎「照さんに会えるなんて、怪我してみるもんだなぁ!」アハハ

照「もう、心配させないで」ギュッ


 ズキン  ズキン


 不愉快だ
 須賀君は喜んでるのに、私以外の女と話しているのが嫌や

 なんで?

 どうしてその場所は私のモノじゃないん?


絹恵「なんで――」


 ドクン

                 ``         , ィ'"
 |      i|             ``     ′
        i!                           _  -ー―
    ,.。s==ニニニ==s。、             _,.。s=ニ -―   ̄ ̄
 |  {::::::f´ ̄ ≫三ミxs。、 `ミュ、        ,.ィ',´イ´
    ∨。',=,イ/  イ圭芯`ミュ、 `ミュ、___//
    V。A {ヘ  ん三三ハ ``  }:::::::::::::::〈
 |!:   V::A ! ヽ V辷ひニり     //´ ̄`ヾヘ
     V::A ',    ゞ- ‐='"   //       ヾヘ
      ヾ:へ{_ _  -- 彡イ       へミュzzzzs。--  --
 |!    | | iー―     ̄                   ̄   ̄
      i| i. }             ,
      :| ', i
 |     ',  ゝ,
       ',  {
 |        ハ
          \         _ _

ノ      |!    i!\            `


絹恵「あぁ、そう――やったんか」

 うち、須賀君のことが好きやったんや
 選手としてだけやない

 男として

 付き合いたい異性として

絹恵「あ、あははっ、せやったら……あの女の言うとおりや」フラフラ

 私はあわよくば――この事故を利用して須賀君に歩み寄ろうとした
 彼女にでも、なるつもりだったんやろうなぁ

 ホンマに誰に似たんやろうか

 浩子あたりが聞けば、喜びそうな話やけど――


絹恵「わ、わたし、ゲスなヒック、おん、な、やったんかぁ……グスッ」ポロポロ

 



 大阪に戻った私は、感謝の手紙だけを書いて須賀君の家に送った

 名前も書かへんかった

 ただ一言

『助けてくれて、ありがとうございました』

 それだけ

 他に沢山書きたいことはあった
 
 でも、書こうとしてもあの女の言葉が頭をよぎってしまう


 私は――


絹恵「……」


 いつからか、彼の存在そのものを頭の中から消そうと必死だった
 ふと目を閉じれば思い浮かぶ須賀君の顔

 それを頭を振ってかき消し、別のことを考える


 最初は無理やと思った

 
 でも、人間ってのはよく出来てるもんやなぁ
 次第に記憶は薄らぎ――一年もする頃にはなんも考えんようになった

絹恵「……」

 もう、二度と会うことはない
 思い出さなければ、何も起こることは無い


 そう――思っていたのに




 全国大会会場
 
洋榎「かぁー!! 負けたぁー!!」

絹恵「ごめんなさい。私のせいや」

恭子「アホ。そないなことあらへん」

由子「みんなの負けなのよー!」

漫「うぅ」グスッ

絹恵「……私、飲み物を」

洋榎「うちも散歩や散歩!!」

郁乃「みんな~気にしたらアカンからね~?」


 バタン


絹恵「(私のせいで、お姉ちゃん達勝てへんかった)」ギュッ

 もう、お姉ちゃんとは一緒に戦えない
 私はこれから――何を目標に頑張ればええんやろ


絹恵「……はぁ」


 ダカラサー  モウ、キョウチャンッタラー


絹恵「……?」

 
 話し声?
 誰が話してるんやろうか?


絹恵「……あっ」ドクン



京太郎「そういうこと言う奴はこうだぞ!」

咲「あぅーやめてよぉぉ」

         ,  ´    /V    <⌒`
        /,     /   ∨      ̄\___
       ' /       '     ∨   、 < ̄ ̄´
       / /    ,  |      V   l | V \
     '  .'  / l |  | l     | } 、 | }  、`
     |  |  { |{ |  {∧ l   |//V /   \
     } ∧ ∨从>-、从  |'___}イ }、r----

     /イ' 从 {  =====∨\ }  ̄  |ノ `\   ____
      乂  \           リ    |  ,. : :´: : : : : : : : : :`: : : .
       \__、              人/: : : : : : : /: : : : : : : : : :`: 、
     /⌒7/{込、  ,  ―--‐  イ/: : ,: : : : : :/: /: :/: : : : : : : : : : ヽ
     /////\\//≧   __ ィ///: : : :/ : : : /|_/: :/: :/: :/): : : : : : : .  っ
    {////// V///// ̄} //////,--、/: : :/_ /`ー'--'-/-く: : :/: : : : : :.  っ
    ///>-//}/////// ()//// 〈  {: /  ===   /:イ: //\': :/: : : : :|
   ,'////////≧=--- 、////////⌒ー--}         |://:/}:\: / : : ,
   {////////////////// ̄}¨´  r‐―ノ       /' /、/イ: /`/: :
   ` <_////////////// |    〉               ヾ>jイ:イ: : /
      |//// -=<__()__ノ--≦:く     ,....::⌒\        /: : : : :,
      |////////////////////乢\  `ヽ、:.:.:У     ,:⌒V:∧: :{
      |////////////()//// ̄Vノ >,   __      ,イ_ノ/ \|
      ////////rく(ヽr,// く...、......∧---/........\/: イ ̄ }://イ
      //////// し'--く/  {:.:`\....、 /........//r、/ )-、
      ,'/////////ノ---' \  ` ー-`、∨.....イ/r'-、 ーく
     //////////∧            [二] ̄  ∧_二}´


絹恵「須賀く……ん?」ドクン





京太郎「ヒヤヒヤさせやがって!」

咲「だって末原さん強くて……」

京太郎「でも咲なら大丈夫だったろ?」ニッ

咲「……うんっ」


 コソッ

         , - ------ 、

        /::::::::::::::::::::::::::::ヽ
      ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
    ./::::::::::::::::::/`ヽ:::::::::::::::::::::::::::',

    ハ:::::::::::::::i   o ',::::::::::::::::::::::::::i
     i:::::::::::::::::::::ヽ_ ノ:::::::::::::::::_:::::::,'
    ',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/o ',:::/

     ゝ-:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i__ ノ/
    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /
   ./:::::::::::::::::::::::::::r ニヽ::::::::::::/
ー、/:::::::::::::::::::::::::::::::`ヽィ′:::/
:::::::`ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/   ギリィッ
:::::::::::::::',:::::::::::::::::::、:::::::::/
:::::::::::::::::i::::::::::::::::/` ̄´
:::::::::::::::::i:::::::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::',
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i


咲「!?」ビクッ

京太郎「ん? どうした咲?」

咲「う、うん? 何か、殺気みたいなものを感じて」

京太郎「はぁ? 小説の読みすぎじゃねぇか?」

咲「鈍感な京ちゃんにはわからないよ!」

京太郎「そういうもんか?」

咲「だからモテないんだねー」

京太郎「う、うっせ! その内彼女くらい作ってやらぁ!」ダダダッ

咲「あ、待ってよー!」

京太郎「うるせー! 今から自販機でジュース買うんだ! 付いてくんな!」

咲「もぉー!」


絹恵「……」ジィー




 自分でも不思議なくらい、心が落ち着いていた
 いや、きっと壊れてしもうたんやな

 抑えに抑えていた感情が、想いが――堰を切ったように溢れ出したんやから


絹恵「須賀君……須賀君須賀君須賀君」


 好き


絹恵「大きくなっとる……あははっ、麻雀部におったんかぁっ……♪」


 好き好き


絹恵「運命やなぁ。須賀君がまさか、私と同じ麻雀を選んでくれるなんて」ドキドキ


 好き好き好き好き


絹恵「分かっとる。須賀君は、私を追いかけてきてくれたんやろ? そうやなぁ?」クスクス

 
 好き好き好き好き好き好き好き好き


絹恵「せやったら、私も――同じ気持ちやから」


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絹恵「須賀君のこと――だぁいすきぃ♥」



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絹恵「じゃあ、まずは――」ユラァ

咲「しょうがないなぁ……私だけ先にみんなのところへ――」

絹恵「(須賀君のこと、もっと知る為に)」グググッ

やべぇよ……やべぇよ……(ガタガタ



咲「えっ?」

絹恵「協力、してくれるやろ?」

 ∨ニ弍ニ    ヽム い  /  - 、     ヽ} // イ  .,ィ==、

  ∨ニ㌦ニ-     ヾ、 ぃ  {/    \      {   ',   {{     , - - 、
  `ヾニニニヘ    ヽ  ヘ  {        \    ヘ   ヽ  `ー -/       \
    マニニヘ`   ヽヘ ヾ,ヽ      -‐ー‐-   ヽ   `  _ノイ   イ  ̄ヽ ',
     ∨ニニx、    マム ヘ \  /       \ `  _,, イ   /へヽ    '  ,
     ∨ニニニ    マム ㌦    {{   ィ ''' ‐- 、  ー-   /  ト、  〉、 __,}  }
      ヾニニニ    マム マニ-   ヾ {   ,ィ '"   ̄  > '" ⌒` ーヘ ¨ ` rへ,ノ リ
       \ニニ、    `ヾ マニム   ヾ  /      /  '' ̄     >=>"、,ノ `ヽ
         マニニ   ヽ }弍ニニ    .{ /{  イ/        >:::'"    `` ゝ-、‐'__)
          マニニ、   ヾ㌦ニニム    ヽ{ ヽ/ /   -->':::::::::::` ‐  ,_       \__,)、
           ',ヾニニ    ㌦マニニム    \ /   ,  '   > __     フ 、   \ー’
           ヽ\ニx    マニニニ-     , '  イ        ヽ.  ー '"   へ、  ヾー-、
             \ヾニ、   マニニニニム  / /           ノヘ    `` ァ_,,ノ へ   `  }
               マム、   Vニニニニ}\,            イ  :}    /、     ` __,ノ
                マム、  ∨ニニニリ  \       -- "   .人_,ィ'へ \
                 ヾム   ∨ニニノ    ヽ      r、 ,__, ィ    `マ´ ゞ⌒ヽ
                  ヾ㌦  ヾノ       <    /          ‘マ´ノ   }
                  ∧㌦   ',       マ_ヾ、           `ヽ __,ノ
                     ハ ㌦  ',       \``ーゝ、
                 /;;;;;;ヘ ヽ   ',        ヾ、;;;\
                /;;;;;/;;;;;;;ヘ  \ ヽ          マ;;;;;\
              ,,;;;;;;;;;;;/イヽ;;;;/ヽ    ヽ        };ヘ;;;;;;;;}

             , '---';;;;'  `´  ヘ  ヽ  ヽ       ハ;;;ヘ;;;ノ
             \;;;;;;;;;;{;;;;;'    \\  \ \    人;;;;;;;;ヘ
               ゝ;;;;;;;;;;{.       \\  \ \./;;;;};;;;;;;;;;;ヘ
              ’ 、;;;;;;;;;,          \\ー  - ";;;;;;;;;;;|;;;;;;:/
         ヽヽ     \;;;,       .\\\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;> ´

          \\     `,        \\\ー- ´

          ヽ \\     ,         i \\\
                    ,        ,  \\
                              ,      .\

 バキィッ

咲「ふみゅっ!? きゅぅー」

 バタン

絹恵「……」ガサゴソガサゴソ

 カチカチカチ

絹恵「ふふふ、これが……須賀君のアドレスと番号」クスッ

 待っててな須賀君

 私が、ちゃぁんと須賀君のこと

                    -─━━━‐
                /. . . . . . . . . . . . . . . . .`
                . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \
              / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ . . . ヽ

                , . . . . . . . ./ ̄`  . . .\ . . . .ヽ. . . . .
                  i. . ./ . . /       \ . . . . . . . . . . . . :
                  |. . i. . :/         \. .|. . . . .| . . .│
                  |i . |. i |          -――| . . . . . . . . |
              |i.│Ν―-       -  iИ. . . |. . .i i|
                |i八|   -     ィチ灯 |i . . .|. . .i i|
                  |i. .K不灯ミ  〃 ∨)ツ リi . |│ . i i|
                    |i. 〔ト ∨ツ》= -====行!. i|│ . . i|
               |i 小==  ,     ///|i. .i │ . . i|

                 |i. |八 //   、 ,     |i. i:. .|. . .|八__ノ|i  /|
                   |i.i. .个 .        /|i i| . |. . 丶. . .厶イ. |
                     |i. . .| . .|> ,_,,..  ´ __|i i . .|:. . . . . . . . . ..,ノ
               |ト--リ. . .i. . j__ノ八|__r< :|i | .八. . . . . 乂|/|
            |\_乂__厶. . j. ./|  /⌒} 八 i从. . . . ー=彡. . .,;人
             乂. . . . . . . . . ./ [/{{     ∧八_.\. . . . . . . .ブ
             ァァ--=彡  __....{{____,,∠..__ ̄\  ー=ァァ彡   |
.               〈人 }/ /¨¨¨ア不¨¨¨¨¨\   /  /  く|
               /  У  {{__/イ | |\___}} ∨       |
              /   /     ̄/│  |    ̄ ̄´  j/      丿



 ア イ シ テ ア ゲ ル



 絹恵編の前編がここまでとなります
 えー、いよいよ時は戻って、略奪愛のパートになります

 好感度を意識した結果、なんだか想定以上に過去話が長くなってもうた
 気になった人はすみませんでした
 はやく後編を終わらせて、次のエイスリンで癒されたいですねー

 にがて人がいると思うので、最後にもう一度
 げんなりするくらい、次の絹恵後編はかーなーりヤヴァイです 

 てんしんはん美味しいよね
 

好きすぎて病んだ宮崎編はあるのだろうか

暴漢はどうなったんですかっ!


 ぐあぁぁぁ! 今日はここまでって入れるの忘れてましたぁぁぁ!
 待っていた人いたらすみません
 
 次の更新は日曜の夜になります
 

 なんでもリクエスト聞くので許してっ>< きゅんきゅーんっ


: : : : : : : : : : : : :/:/{/ -‐‐--..,,__   __,      }八: : : : : : :}    ―
: : : :i |: : : : : : : :レ′        ¨¨    ∪     Ⅵ: : : : :!    ―   メゲるわ…
: : : :i |:. : : : : : i'    _,.. -=ミ、ヽ       'ー--、!: : : :八   ―
: : : :i |: : : : : : :|  ァ'   γ⌒.、             .': : : : : :\   //||||||||
: : : : :|: : : : : : :i 《.   f:::::::::: }       x-=ミ、 /: : : : : : : : >
:. : :. :.|: : : i: : :i{  ヾ   {::::::::::: !       f:: ヽ }i: : : : :/: :>
:. : :. :.|: : : i: : 八     乂 ::: ノ         | ::: } i;: : : /´¨
:.:.: : :.:|: : : i: : : : \          u    |::   / : : /
:.:.: : :.:|: : : i: : : : : : .ヽ             、 乂  ,: : : /
: : : : :.|: : : i: : : : / : }:}  ∪                 }: : /


>>341
 無いです 申し訳ありませんがホモはNG

>>343
 死にました(無慈悲)


 全然リクエストなんて出ないやろー、なんて思いながら
 部屋でパソコンを点けた結果がコレだよ!

 やばいくらいリク出てるじゃないですかやだー!
 っと、まぁ……自分で言ったことなんで可能な限りはやりますがね
 ただ、叶えられないものもあるとおもいますので、そこはご勘弁を
 ルークスカイウォーカー


 
 


 絹恵ファンの方、すいません
 マジで今回は狂気のレベルなので、苦手な方は飛ばすことをおすすめします
 
 というかどうやって着地させればええんやろ
 ま、なんとかなるやろ
 



 全国大会会場 女子トイレ


絹恵「……」カチカチカチ

 あの宮永咲から、須賀君のメルアドを手に入れて
 私は須賀君にどんなメールを送るかを考えていた

 いきなりメールを送って驚かんやろうか?

 ふふふ、でも須賀君ならきっと喜んでくれるやろ

絹恵「……」

 出来た
 まず、最初のメールはこんなもんで


【送信 タイトル 覚えていますか】

 覚えていますか
 目と目が会った時を


絹恵「……どんな反応やろうか」

 これだけじゃ私とは断定出来へん
 だからこそ、興味を持ってくれるんとちゃうかなぁ

絹恵「そして徐々に私だと分かる内容にして」

 最終的には――ふふっ

絹恵「送信――」

 楽しみや
 早く、返信が来ぃひんかな



 ブーブーッ



絹恵「来たっ!!」カチカチ


【返信 まくろす?】

覚えていますか
手と手が触れ合った時


絹恵「!!!!」


 手と手が触れ合った時?
 もしかして――私が腕の折れた須賀君を支えた時のことを!?

絹恵「き、気付いてくれたんや!! 私やって!!!!!」ウルウル

      /                  \
                       \

    /   /                \  ヘ
    ,'   ./     /´゙`\         ',
            /     \           }
    ,  ,'    , '           \          i
         ,             ' 、     }
   ! ,'  /`` ー‐丶    -- '"  ∨    !  |
   ! {  ,' __  __      _,,,   __V       |
   , ,」z=f"徒笈㍉、      ,。s===、ニミ、  ,'
   ,〈::{/卞 { .::ij:: } ヾxzzzイ/ { .::ij::. リ }:::} 7

   ', V', ,乂ッ,ノ  ノノー‐、ヘ 弋ュ,少う/::/     i|
   ハ ヾミュ___  彡"    ` ミx,__ _彡",' 7  ,'  i
       ',  ̄      ’     ̄    ハ7  ,'
     V .ハ                 从  .7!  ',
     V. 入   r ~ ~ ーvォ  //   仆、  V
     __,V   >  `  --  ' イ } /   7   >s。、
   ∨   V    Y´ >ォ __, イ   ハ           \
   , '    }   i!   {         / ',   {       i!  ヘ
  .〈     }   i}    ヽ     ノ  ヘ   i       ノ
  i}    ノ   7    /⌒ヽ_ イ \  ヘ  !    |      ヘ
  /_,,,/     ,'   /ミュ、   } 彡、 ヽ {    i/

絹恵「奇跡や……須賀君、ありがとぉ」グスッ

 やっぱり、私には須賀君しかおらん
 好きぃ……大好きぃ

絹恵「私の素直な気持ちを! 須賀君に伝えるんや!」

【送信】

 それ初めての
 愛の旅立ちでした

絹恵「あの瞬間――私と須賀君の全てが始まった」ドキドキ

 ちょっと詩的に書いたけど、変に思われへんやろうか?
 あぁ、緊張して胸がドキドキしてきた


 ブーッブーッ!


絹恵「来たッッッ!!!!!」パカッ



【返信 誰? 大輔?】


 I Love you so



絹恵「あっ」ドクン

 I

 Love

 you

so

絹恵「私を、とても、愛している……?」カァァァァッ

 す、須賀君も同じ気持ちやった?!
 私のことを……愛し、愛してっ

絹恵「嬉しぃ、うぅっ、うわぁぁぁんっ!!」バタバタバタ


 隣の個室 


照「……出ない。うるさい。気が散る」イライラ

 


絹恵「フゥーッ、フゥーッ!!」ハァハァ

 お、落ち着くんや私!
 これで両思いやって分かったんやから、ちゃんとアプローチせな

絹恵「私の……想いを!」カチカチ

 好き、だけじゃ足らへん
 愛してる、でも全然や!

絹恵「……うぅっ」カチカチ


【送信】

 「愛してる」の言葉じゃ 足りないくらいに君が好き


絹恵「……//」カァッ



 その頃


京太郎「誰だ?」カチカチ

久「あら? どうかしたの?」

京太郎「いや、知らないアドレスからメールが来て」

久「ふぅーん?」

優希「あの放課後のロッカーじゃないのか?」

久「っ」ドキ

まこ「流石に違うじゃろ」

京太郎「俺の中学の友達かとも思ったんですけど。そいつ、よくラブソングの歌詞を送ってきたんで」

和「え? ラブソング?」

京太郎「ああ。それで俺は知ってる曲なら歌詞の続きを返信して遊んでたんだよ」

和「ま、まままままさか女性ですか!?」

京太郎「んにゃ、男だよ」

久「(ホモォ……)」

優希「ほっ」

和「もぉ……」ホッ

 ブルブル

京太郎「ん? またか……って、やっぱり歌詞じゃないか!」カチカチ

まこ「京太郎、相手がわからんなら返信はやめた方が」

京太郎「そうですかね? じゃあこれで最後にします」カチカチ


【返信 大輔じゃないの?】

 愛してるの言葉を 100万回君に送ろう


京太郎「よし、これでオッケー」


 女子トイレ


絹恵「ファァーッ!!!」ガタァーン!!!

 ガタンガタガタガタタタタタ!!!

照「ぁぁぁぁっ!!」イライライラ

どうでもいいことだが、便秘の時に体温と同じ程度の温水を当てて肛門を刺激すると、ちょいとマシになる
って、10年位前にラジオで聞いたのを思い出した


>>434
 メール届いて受信箱連打してるんやろきっと(すっとぼけ)


 白糸台 控え室

 ガチャッ バタン

照「……」

菫「随分と遅かったな」

誠子「お疲れ様です」

堯深「お茶をどうぞ」

照「いらない」イライラ

淡「テルー? どしたのワサワサ」

照「なんでもない」イライラ

菫「(あの日か? いや、それは三日前だったと聞いてるが)」ウーン

誠子「(怖いから触れないようにしておこう)」

堯深「(右に同じ)」

淡「あー! もしかしてテルー! 便秘?」

照「」

誠子「あっ、ちょ! おまっ!」

菫「なんだと!? それは本当か!? なぜそれを早く言わない!!」

堯深「あの、そこに食いつかない方が」

菫「すぐにキャベツの千切りを用意しろ! 決勝に響いたら大変だ!」

照「菫、大丈夫だから」

淡「便秘の気持ちって分かんないなぁー。あわいちゃんはいっつもすぽーんってなるけど?」


堯深「は?」

誠子「殺すぞ」

照「死にたいの?」

 ゴゴゴゴゴ

淡「しゅ、しゅみましぇん」ビクビク

菫「私に任せろ! 食技を極めた私の千切りは音速を超える」トントントントン


照「……(この苛立ちは決勝の先鋒戦でぶつける)」プルプル



 女子トイレ

絹恵「はぁ、はぁっ……//」プルプル

 100万回の愛してる
 須賀君、そないに私のことを好きでいてくれたなんて

絹恵「もう、ダメぇ……こないなこと言われたら、気持ちが抑えられへんってぇ」ハァハァ

 カチカチカチ

絹恵「須賀君が100万回のアイシテルをくれるんなら、私は――」

 100万回の好きを、送らんとな

絹恵「好き、好き好き好き」カチカチカチ

【送信】

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絹恵「今、1218回……あと99万8782回……うふふっ」クスクス



京太郎「うわぁ、しくったなぁ」

久「どうなったの?」

京太郎「やっぱりこれ、なんか迷惑メールの類だったっぽいですね」

まこ「ほれ、言ったじゃろうが」

和「アドレスを変えたらどうですか?」

京太郎「そんなことしなくても、迷惑メールのリストに入れるから大丈夫」カチカチ

優希「世の中便利になったものだじょ」

 ガチャッ

咲「ただいまもどりましたぁー」グスグス

京太郎「咲!? どうしたんだお前!?」

咲「えっとね、気がついたら床で寝ててね……うぅっ」

和「頭に大きなたんこぶが!? 転んだんでしょうか?」

咲「分かんない。ただ、気を失う前に何か……ボールが二つバインバインしてたような?」

久「ボール?」

優希「犯人はのどちゃんだじぇ!!」

和「どうしてそうなんですか!?」

京太郎「でもよかった。お前が無事で」

咲「うん」

京太郎「ごめんな、俺がお前を一人にしたから……」

咲「大丈夫だよ! でも、これからはあまり一人にしないでね?」

京太郎「ああ。約束するよ」ナデナデ

                         ______
                   ,. : : : :´: : : : : : : : : : : : : `: :.、
               , . : ´: : : :,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
              /: : : : : ://: : : : /: : : : : : : : : : : : : : ヽ: ヽ
              ̄ ̄ ̄/': ': : : : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : ∨:.、

                 //: /: : :--/-|、 : |: : : : : |: : : : : : : : : :.
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                      /: : :|: : : :/_ l: |: : : |: : : :`ヽ、: : : : : |: : :|
                 |: : /|: |ィ´斧ミ从: : ∧:{、 : : |:|\: : : :': : :.'
                 |: /イⅥ:{ 比::(_,   、{ ィ斧ミ:/:|:|: ヽ: /: : /
                 |'  |:/|、|弋zソ     ん::::(_ ∨:}: : :/: : /
                  |Ⅵ :.:.:.:  ,  弋こソ l/|: :イ: : ,

                    人   、     :.:.:. /: j' ,ノ/:/
                      、    ´    ム:イ-' /:イ
                      / ::`:::-,--==≦「イ:/:イ
                    { {:::::::::∧  , -┴::::ヽ
                    | ∧:::::/ ノ /:::::::::::::::::::::\
                    | {:.:.、/¨/:::::::::::::::::_::::::::::\
                    | Ⅵ:{/::::::/´>----、\::::::
                    ∨、ー'-<:.:.:/     ヽ\\|
                    { /、ノ、:.:.// __  . \}

                    /:.:.「   ´ {/ ̄ ̄\ |  |
                      /:./:.|     |         |  |
                       /:./:.:.{、   |         |  |
                   /:.:.{:.:.:.| :.   |     /:   |  |
                     {:.:.∧:.:.| 、  |   ,.:   |  |
                    |:./ \〉 }  ,   /     { ∧
                  _|'___   /  {       |   \
               /{::::{{::::::::::::`∨    ,         |    ヽ
                _>〉:||::::::___∧、   :.       |      }
            ,  ´  {::::{{ ̄::::::::::、 \  l         |    ノ

咲「えへへっ♪」




絹恵「返事が来ない……なんでや?」

 私の愛の気持ちが届いてへんの?
 ちゃんと100万回送ってへんから?

絹恵「わかったで、京ちゃん。これから、毎日少しずつでも100万回達成してみせるから」

 だから、待っててな?
 100毎回の好きを送ったら必ず――


 一ヶ月後 姫松

 ザァァァァ

洋榎「そ、そないなことがあったんか……」

絹恵「うん。だから、お姉ちゃんが須賀君とメールしてるって聞いた時は本当に――」


             ____                                 ____
        _,. ,ィセ:;ア――― ‐≡ミ                        ィ≡‐ ―――エ;::-、.,_
.         /´,'::/     __    ヾ;:ミ、 ヽ              ,r' ミ:;/     __    ハ::',`\
       ., '  .i::;′  .,ィ::::::::::ヽ     'ハ. ヽ              /  ハ'   .,ィ:::::::::::ヽ    ';::i.  ' ,.
       |  .!:|    i:::::::::::::::::i     !:!.  、           ,.   .!:!     i:::::::::::::::::i   |:!.  |
       ',  !:!     ヾ:::::::::::ノ   ./::}   ',          ,'   {::l.   ヾ:::::::::::ノ     !:!  ,'
          .', ';:、      ` ´    ,.タ:;′ ., '           ' ,.  ;:ム.,      ` ´     、:;' ,/
         ヽ. マ>...、___,...ィタ::/ , .ィ               ゞ , ゙i::ムェ...,___、...<タ .,r'
          ``゙ ‐-==== -‐ ゙´´     ......            ``゙ ‐- ====-‐ ゙´´



絹恵「憎くて憎くて仕方なかったなぁ」ボソ

洋榎「待ちぃ! 大体、絹はまだ須賀と直接話したことすら無いんやろ!?」

絹恵「それで?」

洋榎「せやったら一度話そうや! そしたら、須賀も!!」

絹恵「分かってないなぁ、お姉ちゃんは」

洋榎「は?」

絹恵「須賀君はね、優しいの」

洋榎「お、おう?」

絹恵「だから、本当に好きな私とのメールを我慢してまで……お姉ちゃん達に付き合ってる」

洋榎「いや、それはナイナイナイ」

絹恵「可哀想。私とこんなにも愛し合ってるのに」

洋榎「もしもーし、絹さーん? お薬の時間やでー」

絹恵「だからね。私、須賀君を助けてあげようと思うの」

洋榎「……はい?」

 


洋榎「何をする、つもりや?」

絹恵「ふふふ、知りたい?」

洋榎「当たり前や! 京ちゃんに何かしてみぃ! うちが許さへんで!!」

絹恵「……ゴメンネ、お姉ちゃん」

 スッ!

洋榎「しまっ!?」

絹恵「先に――眠ってて」ドスッ

洋榎「ぐぁっ!?」ガフッ

 フラッ

絹恵「鳩尾にゴールキーパーのパンチング。耐えられるわけがないよ」

洋榎「き、絹ぅ……!!」ギリギリ

絹恵「!!」

洋榎「ようも、やってくれたで……この、馬鹿妹がっ!」ググッ

絹恵「そんな、どうし――!!」

洋榎「これがうちの!! 必殺技やぁぁ!!」シュバッ

絹恵「(フック!? いや、アッパー!? 中途半端な構えを――!?)」バッ

洋榎「っらぁぁぁ!!」

                     |.l
                       l .|           /
           \            ! }        //
           \\        .,, / │   .,i / /
             \ \    i、 巛  !  , '/./  /
              \ `.-、 l`、|   !/ 〃 ,/
                \ `'-.ゝ         ./ //
             ッ \             / /
           ____Z                 ̄'''―--z__
  ──==二二二__     , ,         r────────
               _.;;彡-ッ  , .'゙ ,.'       .,,,,、 \
           '"´  / ,. , ' ,.'     ..  ..\¨''ーニ;;、、
               ,.;;ン‐″/  ,'.,   .l  ゙!l>、  \   ´
             ,..广   /.  ,'/!  .i'i.|.',  l `'-、. `'-,
          "      /  ,'/,!  l゙ リ ヽ  l  .  `'-、\
                 /   .i |  l   ..ヽ |      `'''ゝ
              /    i .!  ,!    ヽ,|
              /    i. │ /      ヘ
               /     i  | /
            /     .{. |/
             /       l. |′

 バキィィ!

洋榎「決まったで!! うちの勝ち――」 

絹恵「っ……スマッシュなんて、いつ打てるようになったの?」グラッ

洋榎「えっ」

絹恵「じゃあね――お姉ちゃん」

 ドガッ

洋榎「く、そ……京ちゃん」フラフラ

 バタン

絹恵「……」ジンジン

 痛かったよ、お姉ちゃん
 でもね、私の心はもっともっと痛いの

 だから、ふふふ



 清澄 部室

 ガチャッ

京太郎「……お疲れ様でーす。ってあれ? 誰もいないな」

 シーン

京太郎「俺が一番ノリかー」テクテク

机「」

京太郎「ん? なんだこれ、クッキー?」

メモ「お腹が空いたでしょう? 手作りなので食べてください」

京太郎「おお、ありがてぇ」スッ

 モグモグ

京太郎「作ったのは部長かな? いや、流石にないか」アハハ

 ゴクン

京太郎「あー、うまかった」

 グニャーン

京太郎「あれれーおっかしぃぞー」フラフラ

 ガクンッ

京太郎「足が、もつれる……?」

 ガチャ

??「……」クスクス

京太郎「だ、誰……だ?」フラァ

??「すぐに楽になるからね。須賀君」クスクス

京太郎「う、ぁ」

 バターン!!

??「さぁ。今から楽しい楽しい」

      /               \
     , '            \   ヽ
     ,               ヽ   ヘ
         __               、
   7     /  ``  、        ヘ
         /        ヽ\        ',
      ,'          > \    }
   |  7_        ,ィ'" ', .∨      }
   {.  ,' ``       ,.   ,ィV    | |
   ',  {  ‐-      ´ ,ィ='=オ}    i| |
    ', ィ≧==z。、.   / 巧::ij:::} |    i| |
    《 ヘ V:::::ヾ==く   乂 :::ノ i!     i
    ',ヘ ヘ 乂:::ノノ ̄`ヾzzzz二==!

      ー-‐"  '        i   ,'!
     マ 入    __ ,    /i     .| {    ヽ
      マ  >   `ー ´  イ  i|   ,'  i     } }
      マ    } > - '"   ,ィ'{  { i! i     ! |
  {    }    .i  / } r '"   .|  i. ', ヘ.   ノ.,'
  {ヘ   ノ  }   ノ'"{ A V ヘ.     ',  ', ヘ   ̄´/
  ヘ `ー"   ノ ノ // ミュ 彡ヘ   ヘ.  ヘ  ` ー " ヽ
    `ー-" / .{/ >ii<  ヽ _,ィへ  ー '"   ヘ
   `ーァ イ    / 〃ヾ \      >- '"
    ∧  }    /  / .ii ヘ  ヘ     /         }
    /. y'    {_,ノ  ii ヘ,__ノ    ,'  }
   ノ ,      〃   .ii           !   ノ   ,
  ,  ,      〃 /  ij            /
 ,   {     ´  7             }      ,
 ヘ  ',       {            ノ!

  ー}、 ヘ       ',          / .,'      }



絹恵「二人きりの時間だよ?」



 ラブホ照


京太郎「……んっ?」

 どこだ、ここ?
 俺は今――ベッドの上にいるのか?

京太郎「確か、部室でクッキーを食べて気分が――」

 そうだ、思い出した
 それで俺は気絶して――!

京太郎「くそ! どうなってんだ!?」ジャラッ

 って、なんじゃこりゃ!?
 鎖で繋がれるじゃねぇか!

 しかも、俺裸だし!!

京太郎「誰がこんなこと――」

??「知りたい?」

京太郎「え?」

. /   ,.'  ,.'          / /    \、    .',
/   ,'  .,'          / ,ィ       ヾ     i
   i   !           /' .//         ':,     .!
   l  .!        /_// {          l!     l
   l  l          ,' {' ̄ ‐- ..,,      ,,.-‐l l   l
   .! l       l    ‐- 、`    ´,,.  l.!    l
   ! !       l-z=≡=-ミ      ,.-=≦´  .!
    l! !      l/,イノ:i:::j:::::lヾ、     ,:'ィ::j::::}`)}  リ
   .i ! !      lヾ '; : :¨ : ノ=-..、  八:¨: ノ¨ハY.,'
 . .i ! .l      ト「{`ー‐''    }:;ニ;{.  ̄ ,' .///
  .l  l .l      l ヽヽ、'''   _ノ/  ヽ::.......'ノ//
.   l   ! l     .l  `ー==一''′  '  ̄ 厂/
.   l   ,! l     l:、      、_,,    , ' /
  l  ,' l l     l .\           / ./
  ! ,' .jl l       l   `::...、     ,.イ   ./
  .l .{/.l.l     .l   ./\≧ー-イ .i   /
  l 人 .l.l     .!\ ,'   \ノノ! .l  ,'
 j/ ∧ l.!     l  .\、  r } l .! .i
:'- 、 .∧!!     l   ,`ー〈  '., |..l  l
   \  l!       l  /、  {\ \l  l

絹恵「やっと起きてくれたぁ」ギュッ

 ムニン

京太郎「ふぁっ?! な、なななっ?!」

絹恵「ふわぁっ……いい匂いぃ」サスサス

京太郎「ちょ、やめっ! って、愛宕絹恵さん!?」

絹恵「うん。そうだよ。須賀君の絹恵だよ?」ハァハァ

京太郎「(何がどうなってるんだ? どうして絹恵さんが俺の首筋をハスハスしてんだよ!)」ドキドキ

絹恵「すごぉい、須賀君の首筋って逞しいんだね」ペロッ

京太郎「っひぃっ!?」ゾクッ

絹恵「んちゅっ、んぅ……」レロォーン

京太郎「んひゃぁぁっ?!」ガチャガチャ

絹恵「んふふっ♪ おいしっ」ペロッ





京太郎「ちょ、やめてください!!」

絹恵「どうして? 須賀君、気持ちよく無い?」

京太郎「そ、そういう問題じゃなくて!!」

絹恵「あ、そっかぁ。まずはゆっくり……ステップアップだもんね」

京太郎「はい?」

絹恵「んぅっ」チュー

京太郎「んぅぅぅ!?」チュー

絹恵「ぷはっ。あははっ、これすごく気持ちいぃね」ホヘラ

京太郎「(なんで絹恵さんが俺にキスを!? 嘘だと言ってよサーキィ!!)」ガタガタ

絹恵「寒い? なら、私が温めてあげる」シュルッ

 パサッ

絹恵「どう、かな?」プルン

京太郎「わーぉぅ」ビンビン

絹恵「よかった。喜んでもらえて」スリスリ

京太郎「ひゃぁぁっ?! ダメですってば!!」

絹恵「これはえっちなことじゃないよ。凍えてる須賀君を温めてあげるだけだから」

京太郎「え」

絹恵「だから全然悪いことじゃないの」

京太郎「あ、そっかぁ」



 ※ これは人命救助活動です 決してR18ではありません



京太郎「(っておかしいだろ!! 全裸の男女が肌をこすり合わせてんだぞ!!!)」

絹恵「逞しいなぁ。スポーツやめて結構経つのに……」スリスリ

京太郎「なんでそれを!? というか、え? なんで標準語?」

絹恵「おかしい? ごめんね、まだ慣れてないからアクセントが変かも」

京太郎「そういうことじゃなくて。普通に大阪弁でいいのでは?」

絹恵「……だって」グッ

 ギリギリッ

京太郎「っつぅ!?」

絹恵「関西弁は嫌いなんでしょ? だから私は標準語になるの」ギリギリ

京太郎「ちょ、待ってください! 俺は別に!」

絹恵「あ、ごめんね。痛かった?」

京太郎「す、少し。腕の古傷から――血が」ジンジン


絹恵「あっ」ドクン


京太郎「でも、これくらいなら」


絹恵「あ、ぁっあぁぁぁあああああああああああああああああああっ!!!」

京太郎「!?」

絹恵「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」ガタガタガタ

京太郎「絹恵さん?」

絹恵「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」

京太郎「お、落ち着いてください!!」

絹恵「あぁぁぁぁ!!! 私の、私のせいで!! また、またぁぁああああああ!!!」

京太郎「(また? まさか――)」

絹恵「傷口、痛いよね。苦しかったよね? ごめんね」ペロッ

京太郎「っ!?」ゾクッ

絹恵「んぅ、ちゅぅ、れろぉ……じゅる、んちゅぅ」チュルチュルチュル

京太郎「くぅ……」

絹恵「こんなに、痛そうな痕が残って……ゴメンナサイ」チュッピチャピチャ

京太郎「もういいですから!! やめてください!!!」


絹恵「あはっ、須賀君の血……おいしぃ」ハァハァ

京太郎「(やばい、この人完全に狂ってる)」

絹恵「ねぇ、須賀君。私、ダメな子だよね?」

京太郎「え」

絹恵「好きの数も、まだ100万回くらいじゃ足りなかったの」

京太郎「好き? 100万回?」

絹恵「せっかく須賀君は100万回も愛してるって、言ってくれたのに」

京太郎「(そんなに言ってたら死んでまう……って、これはまさか)」

絹恵「はぁ、はぁ……須賀君。好きぃ、愛してるのぉ」ギュゥ

京太郎「組み立てろ。パーツを、あともう少しなんだ」

 あの時
 アレが始まった時のことを思い出せ!!


~~~


【送信 タイトル 覚えていますか】

 覚えていますか
 目と目が会った時を


咲「えっとね、気がついたら床で寝ててね……うぅっ」

京太郎「そんなことしなくても、迷惑メールのリストに入れるから大丈夫」カチカチ

京太郎「そこの美人さん! 今のうちに逃げて!」


~~~~

京太郎「!!!」

         \                                /
          \   \  丶                      /    /         /
             \   \  丶         i   |       ./    /           /
       ヽ     \   \  丶       i   |       /    /         /       /
         ヽ      \   \  丶       i.   |      ./    /        /       /
          ヽ     \   \  ヽ     i.   .|     /     /     /     /
            ヽ      \   \  ヽ    i  |     /   /     /      /
             ヽ     \                                /
                     \      /!     ,,.rァ
                          / l゙  ,,、r'´ /             ---‐‐‐

             ‐‐‐‐---         |  l_,.r''´   /
                          |    ,.、r'!  /                 -----‐‐‐‐‐
    ー――――――――          ,,l   ,,r'’  l  /
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   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        r'´  ./ .|  |                   r''´! ./゙ /        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        --------‐‐‐‐‐‐‐‐    |   ./  |  |           /| .| ,l / ./    ‐‐‐‐‐‐‐‐-----
                     | ./   |  |              |  | |/./ . /
             ---‐‐‐‐‐    レ'     | /           .| ./  ./ ./   ‐‐‐‐---
                             |./              l/   / ./
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              /  /          /                       \
            /  /  /                      丶      \     \
              /  /   /     /        |   i,      丶     \   \
            /  /     /     /        |    i,      丶     \   \
           /  /      /     /        |    i,       丶     \   \
             /       /     /        |     i,        丶     \   \
           /         /     /        |     i,         丶     \

京太郎「そうか、そういうことだったのか」

絹恵「え?」

京太郎「俺に数多くのメールを送り……今、こうして拉致監禁している人物」

絹恵「?」

京太郎「その正体【ラブソングメーラー】は! この中にいるっ!!」デーン 




絹恵「ラブソングメーラー?」

京太郎「そう。ことの始まりは簡単なことです」

絹恵「うん」

京太郎「犯人は、ある理由から俺の連絡先を知りたかった――そして、たまたま通りかかった俺の知り合い」

絹恵「……」

京太郎「宮永咲を気絶させて、連絡先を奪った」

絹恵「そうだよ」

京太郎「そして、最初に愛を伝えようと愛を綴ったメールを送る」

絹恵「送ったよ」

京太郎「だが、ここで不幸な勘違いが起こった。俺は、そのメールを古い友人のものからと勘違いしてしまったんだ!」

絹恵「え」

京太郎「俺の返信はラブソングの歌詞の続き。それを犯人は愛の言葉だと誤解する」

絹恵「誤解?」

京太郎「100万回の愛してるを送られたと思った犯人は、すかさず100万回の好きを返信しようと企む」

絹恵「……」

京太郎「だが、それがかえって逆効果となり――俺はそのメアドを迷惑メールに設定しまった」

絹恵「迷惑、メール?」

京太郎「犯人は俺にメールを無視されたと勘違いし、逆上した」

絹恵「別に怒ってないよ」

京太郎「狂気に駆られた犯人は、俺を拉致し! その欲望をぶつけようと企んでいる!」

絹恵「そろそろエッチしてもいい?」

京太郎「そして! そのメールを送っていた人物――【ラブソングメーラー】の正体は!!」

絹恵「正体は?」

京太郎「愛宕絹恵!! アンタだよ!!!」バーン

絹恵「そうだけど?」

京太郎「え?」

絹恵「?」

京太郎「ここはさ、『ははは、なんで私が犯人なの?』みたいなさ」

絹恵「だって、別に否定することじゃないし」

京太郎「あ、そうっすか」

絹恵「うん」



京太郎「で、でも!! 今ので分かったでしょ! 俺は別に絹恵さんに愛してるなんて!」

絹恵「それはショックだね」

京太郎「でしょう!? だからほら! もうやめましょう、ね?」

絹恵「でも、私が須賀君を好きな理由はそれじゃないから」

京太郎「! やっぱり、二年前のことですか?」

絹恵「……やっと、思い出してくれたんだね」ギュッ

京太郎「あの時の、美人さんが絹恵さんだったんですか?」

絹恵「うん。助けて貰ってからずっと――ううん、その前からずっとずぅっと好きだったの」

京太郎「どう、して? 俺と面識なんて……」

絹恵「須賀君は知らないだろうけど、私は……須賀君のハンドの試合を見たことがあってね」

京太郎「ハソドの!?」

絹恵「かっこよかったなぁ。もう一瞬で虜になって、須賀君のファンになって」

京太郎「……(そうか。だからあの会場にいたんだ)」

絹恵「でも、私のせいでその須賀君はもう見られなくなった。私の、せいで」

              ,    ../', .
       .、、    ..,'.',   ./ .|     ,,
       .ヽ\  ..、'ー、_ ../<~ヽ,..、__//
        ヽ ミ、_ノ)  .`:_,,ノ ..'`  ヽ'
        ..1  ./''  ´`、__,,,,, ..rー'ニ=く、
         | / ,,。  .ヽ‐・" .`~´、____,)
       _,,ノ,.'  ノ  ..,、__,.,,。‐‐    ..ヽ
      `ヽ.´ー‐''フ´  r'ー'~´..__,,,a ..iェェェ´'ー,
       ..| /´ ,,  ||\  __|j~j ..|f、 r´
       ノ,'_,,ョ,〆j  .|'~~ ____ ~  `.)i/
     .<´.~   ..|  ..|.i゙゙゙ー‐、_ヽ、_//|
       `、__   `゙゙エ・´ '、`ー‐'~ . ̄..`'ヽ、
       )~ ヽ、  ,,,,,,,,,、 .\_,・‐ェ~'  ノ.j,'
      ./   .〉、_ `i  ix´~ヾ゙/_,,,。´ェ'´
     .c'   ,/.,| `ー' ..__,,,,‐',・'ー'・ー、、(
     ..,i  /.'´ゝェュ ../、‐゙゙゚´,,,.  ,,,Jjヽ、
     ..| /./´   / ..ノノヽニ〆,*´~‐´_,・‐
     ..| |/‐、  /  ///.´、____ノ゙' ̄ヽ`。
    ..i´  `j,i ..r´ ..//..|、.      ..,,ノ..ノ
    ..ゝ__/,゙/~、__ノ/,。‐、エェニニニニニミv'、'
       ''´   .| /´  ヽ ../   `\ヽ
            |./    ヽ/      `'`
            `'     ..'

京太郎「それは違うよ!!」

絹恵「……」

京太郎「アレはあの三人組のせいなんです。ちなみに、慰謝料がっぽがっぽ貰って、今じゃ」

絹恵「今じゃ?」

京太郎「わりと金持ち」

絹恵「そうなんだ」


 重大なミスを発見、訂正します

京太郎「で、でも!! 今ので分かったでしょ! 俺は別に絹恵さんに愛してるなんて!」

絹恵「それはショックだね」

京太郎「でしょう!? だからほら! もうやめましょう、ね?」

絹恵「でも、私が須賀君を好きな理由はそれじゃないから」

京太郎「! やっぱり、二年前のことですか?」

絹恵「……やっと、思い出してくれたんだね」ギュッ

京太郎「あの時の、美人さんが絹恵さんだったんですか?」

絹恵「うん。助けて貰ってからずっと――ううん、その前からずっとずぅっと好きだったの」

京太郎「どう、して? 俺と面識なんて……」

絹恵「須賀君は知らないだろうけど、私は……須賀君のハンドの試合を見たことがあってね」

京太郎「ハソドの!?」

絹恵「かっこよかったなぁ。もう一瞬で虜になって、須賀君のファンになって」

京太郎「……(そうか。だからあの会場にいたんだ)」

絹恵「でも、私のせいでその須賀君はもう見られなくなった。私の、せいで」

              ,    ../', .
       .、、    ..,'.',   ./ .|     ,,
       .ヽ\  ..、'ー、_ ../<~ヽ,..、__//
        ヽ ミ、_ノ)  .`:_,,ノ ..'`  ヽ'
        ..1  ./''  ´`、__,,,,, ..rー'ニ=く、
         | / ,,。  .ヽ‐・" .`~´、____,)
       _,,ノ,.'  ノ  ..,、__,.,,。‐‐    ..ヽ
      `ヽ.´ー‐''フ´  r'ー'~´..__,,,a ..iェェェ´'ー,
       ..| /´ ,,  ||\  __|j~j ..|f、 r´
       ノ,'_,,ョ,〆j  .|'~~ ____ ~  `.)i/
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       `、__   `゙゙エ・´ '、`ー‐'~ . ̄..`'ヽ、
       )~ ヽ、  ,,,,,,,,,、 .\_,・‐ェ~'  ノ.j,'
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     .c'   ,/.,| `ー' ..__,,,,‐',・'ー'・ー、、(
     ..,i  /.'´ゝェュ ../、‐゙゙゚´,,,.  ,,,Jjヽ、
     ..| /./´   / ..ノノヽニ〆,*´~‐´_,・‐
     ..| |/‐、  /  ///.´、____ノ゙' ̄ヽ`。
    ..i´  `j,i ..r´ ..//..|、.      ..,,ノ..ノ
    ..ゝ__/,゙/~、__ノ/,。‐、エェニニニニニミv'、'
       ''´   .| /´  ヽ ../   `\ヽ
            |./    ヽ/      `'`
            `'     ..'

京太郎「それは違うよ!!」

絹恵「……」

京太郎「アレはあの三人組のせいなんです。ちなみに、慰謝料がっぽがっぽ貰って、今じゃ」

絹恵「今じゃ?」

京太郎「わりとお金持ち」

絹恵「そうなんだ」


京太郎「だから、絹恵さんが気にすることは無いんですよ!」

絹恵「分かった。じゃあ、もう腕のことは気にしない」

京太郎「よかった。あと、俺が嫌いなのはあくまで頻繁にメールで送られてくる大阪弁であって」

絹恵「うん」

京太郎「女の子が可愛い声でしゃべる大阪弁はむしろ好きです!!」

絹恵「そっか。じゃあ、元に戻すけど、ええかな?」

京太郎「っしゃ!! じゃあ俺を離してください!!」

              \\ \   ヘ     ',      i
           ,ィ      ' ,ヘ   ヽ  ヘ      ム      |
        /         ヘ,   マ  ',
       /          ぃ   マ  ,    キ
.     /            斗‐  V
    , '          ,.。≦´  }   ∨ キ    ,     :
.   /, '       ,.。if升三≧==--- 」__}
  //    ,.。ifン´圭圭ニニ===≪≪三三:ヽ

     ,.。ifン´彡'"::i i::    キ   }iii〉 `,;○;;Y   ,
   ,.ィ'´rイ{     .::i i::.     i}   ,'//   };;;;;;;;;i    ,     i!
   ィ㌢ キ,      ¨     4'   〃'   i!;○;;i!
  ,㌢   ’- 、      ノ  /    ム;;;;;;7

  ,㌻      ノュ,,_,, イ           ム;;;;;7    i      i!
  i{       `  ̄ ´          ム;;;;7            i!
  ミュ                      ム;;;7     ii      i|
  ヾミュ、                   ,.。斗;;;;;:/
   ` 、ミュs、  _ _,,  -‐=ニ壬三三彡{        ii      i|
     ` 、三三三三三≫-- ''"´  ハ i!

                        ハ i               |

絹恵「嫌や」

京太郎「ふぇー><」



絹恵「あのな? 言っておくけど」

京太郎「はい」

絹恵「須賀君とのメールでのやり取りには誤解があったかもしれへん」

京太郎「だから俺は最悪な奴なんですってばぁー!! やだぁー!!」ガチャガチャ

絹恵「あの時のことも、私に責任は無いのも分かっとる」

京太郎「なら!」

絹恵「だけどさァ――いくら私に非が無かなろうと……私が須賀君を好きなのは変わらないやろうがぁ!! あぁ!?」ガンッ

京太郎「」ビクッ

                                                    ガ゙チャッ    スタスタ>

絹恵「ここから先は一方通行や!! 貰うで! 須賀君の純潔!!」

京太郎「いやぁぁぁああ! 照さぁぁぁん! 助けてぇぇぇ!! 透華さぁぁぁん!!!」ガチャガチャガチャ

                                                     ソローリ

絹恵「先っちょだけや! 先っちょだけやから!」ガシッ

 グニッ

京太郎「なんかネチネチしてるぅぅぅ!! わぁぁぁぁぁぁ!!! 」

絹恵「イケる!!」グプッ

??「いけないっすよ」


        ,、
        `'
    { rァ (
   ノ)  _ノl

   j ニ='⌒′
  ./ {_r-'´
  {  r~' rァ (`ァ


絹恵「えっ!?」

 ドガッ

絹恵「うっ」ガクッ

京太郎「」チーン

??「……」スタスタ


 パサッ

京太郎の服「」

 ガチャッ

手錠「」パカーン


??「……」タタタッ




 ダダダダダッ

 ガチャッ バターン!!

煌「京太郎君!!!」

絹恵「」チーン

京太郎「」オチンチーン

煌「きゃっ!?」カァ

京太郎の京太郎「」ビンビビビビビビーン

煌「こ、これはなんてご立派な……//」ゴクッ

    「L....     /. . . . . . . . . . . . ........:::::::::::\:::::((_::....丶、
. -== 「 ̄    /. . . . . . . . . :ハ::::::::::::::::::::::::::::くヽ::::ヽ\:::: . ヽ

   (o|      '...............::::::::::::| 丶:::::::::::::::::::::::::::::::';::::::'   ::. . . :.
    jノ {]{]   {::::::::::::::::::::::::::::|\::\::ト :|\ハ:::::::::}:::::::l ノ . . . }
   l:l  =l:l=  ∧_ >::l::::::v从|   ト√ィf'亦ヽ∨jノ::::::;/. . .:::::リ
   l:l (:o::r'  /:::::Y::::::::|Vz示ミ、   弋辷ソ x-‐ '"´. ..::::::::::::/
       ̄   /:::::::八|\| 〈 化:ノ)        ̄   >..:.::::::::::::::::/
       ヾ〉 :::::::::{  ` `  `ー" 、       <::::::::::::::::ノj/
      |:L { \::乂_ノLム | | l l    、    /;厂 ̄
        ⊃八. . . ..........:::: ∧  ij   < ノ     イ/
        ̄  \:::::::::::::/  >  _      // \
            r、`ー-'^`        ≧=く/    / ̄⌒ヽ
      r 、  _ヽ\             \_|_∧   /      ',
      λに._ ヽ\、 V     / ̄//イ //ヽ /       i
   .と ィ1 |/\ヽ   }    /   〈/i_{// /_          }
  と/人>'´ ,{ (|, -―〈    /  j  {::::ノ  /::::::`ヽ     |
   `  ) / ノ′丶  _\ /\/  /::/   /- _:::::::::.  / .,
    ((!__(丶         \/   /:;/   /    ヽ::::V   /
    ヽ丶 \           ー <;;;l{   /      ∨   {

煌「はっ!? そんなことを言ってる場合では!」ササッ

 ガサガサ

煌「早くここから脱出を」ササッ

京太郎「」

>京太郎の京太郎「」ビンビビビビビビーン

これ見て
なぁ……すけべしようやぁ……
京太郎の京太郎「」シオシオ

これ思い出しちまったww




 ババババババッ

煌「ヘリも到着したようですね」

透華「京太郎ー!! 私でしてよー!!」

煌「龍門渕さん!」

透華「とぅっ!」

 シュタッ

透華「京太郎!!」

     / /       /    ├-、
    / /    /     ノ     レi 〉
   //    /    /      N ' /
  /;'   /   //    / /!|.| /
// // r='/   ,   ナメ ハ!.| i
/.//   《/     i,.cイナソノノ ! ト、
//     メ、      !  `′{ リ ノ !))
/    //メ、!    | __ ノ/ /  ノ(
.   ///ノ,ハ   |_ / ノ /_/
 //-‐=<\ ゙、  |/ / /

// ∧  \\\ハ  i! 〈 (
/   /  \  \! i |. | 丶、ヽ
 、 /    \\ト-V ノ    ヽノ
  \    \ 〉/ /    ノ

    ヽ      ヾ、(
     ゙、  \  Vイ
      ゙、  \ Y!
        i    ` ! ゙、

透華「あぁ、なんて酷い……」ウルッ

煌「無事に保護しました」

透華「ああ! 無事でなによりですわ!」

洋榎「あいたたっ……二人共、助かったでほんま」

透華「いいえ。貴方が連絡してくれなければ、今頃どうなっていたか」

洋榎「絹は、中か?」

煌「ええ。810号室です」

洋榎「そっか。なら、行ってくるわ」

透華「お待ちなさい。アナタ一人では」

洋榎「悪いけど、これは姉妹の問題や」

煌「ですが!」

洋榎「……」



洋榎「うちはな、お世辞にもちゃんとした姉やと呼べるもんやない」

透華「……」

洋榎「淑やかやなし、スタイルも妹に負けて、顔もおもろい」

煌「そんなことは――」

洋榎「コンプレックスが無いわけやない。妹に負けたくないって、思うこともある」

透華「……そうですのね」

洋榎「せやけど! だからって妹を見捨てるような、軽い覚悟じゃあらへんのや!」

                    _
                     /:::: ::..ヽ            /
                 /:::::: : : : :..        /         愛
               ...::  ̄ ̄ ̄ :: >:.、          う   宕
             /::::::::::::::::::::::::: : : : : : : \   .|    ち   絹
            .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : : : : : :ヽ   |    の   恵
              /:::/:::::::::::::::::::::::i:::::::: : ヽ: : : : : :..ハ  |    妹   は
.            /:::/::::,′:::i:::::::::::|\:::::: : : : : : : : : : :`.i     や
           /::::: : ::i: ::::/|::::::: 八 ヽ::::::::ハ: : : : : : :トi     !
.          ::::i ::::::ト :::{ :::::::::::: 斗 )::::/ j:: : : : : :::| |
         i:|:::i::::::::| Ⅵ\::{\:{ ィ斥云トi: : : : : リ入
.          〉:::i::::::::| ィ斥云ト ヾ  V辷リ j::/::::/}  へ  __  /
          /:::へ::::::〃 V辷リ    `¨  ´イ:::く::::入
        乂{__/::≧=- `¨   ‘    " ′::::〉:: : :\
         `>:ト{:::∧  "   r 、  ,イ i:::/: : : : : : \
              ヾ|::|  >      // |::i\:::: : : : : : :ヽ
              |:::     `こj¨ ´{/八 |::i   ヽ::: : : : : : :\
             {:i  _/  `Y´  У:'ー- 、 }:::::: : : :}\::}
              ヾ´  /   / 八   ::/     `ー- 、  }j
            / ` / 〈_彡ヘ,/ へ _彡      i    \
          /  ./    _, 斗=r'⌒ヾ         |
         /   \j     〃⌒氷{    》      /    八
.       r― '      | __{{_ 〃}i ヾ==''      i  \
.       |/⌒ヽ_  /  r― ' 〃 {{        八   `ー   \
    /       /  ⌒ヽ }   {{ | }}          〉           ヽ


洋榎「向こうはそう思ってくれへんでも、周りが失格や言うても」

 ザッ

洋榎「口先だけでも、あの子の姉でいたいんや――」

透華「……ふふ、誰も否定なんてしませんわ」

煌「はい。させません」

洋榎「おおきにな、お二人さん」スタスタ




 810号室


洋榎「残念やったなぁ……」

絹恵「……お姉ちゃん」

洋榎「知っとるやろ? 京ちゃんを狙うには沢山のライバルがおること」

絹恵「知ってた。でも、まさかここまでとは」

洋榎「恋愛は難しいんや。うちかて、まだ京ちゃんとはキスもしてへんのに」

絹恵「んふっ。なら、私が一歩リードや」

洋榎「はぁっ!? キスしたんかいな!?」

絹恵「うん。気持ちよかった」

洋榎「そっかぁ。悔しいなぁ」

絹恵「……ねぇ、お姉ちゃん」

洋榎「んー?」

絹恵「怒ってないん?」

洋榎「アホ、怒っとるに決まってるやろ」

絹恵「じゃあ、なんで」

洋榎「それはな。絹がうちの可愛い妹やから」

絹恵「!」

洋榎「京ちゃんとおんなじくらい、絹も大事なんやで」

絹恵「……もぅ、やっぱりお姉ちゃんは優しすぎるんよ」ギュッ

洋榎「はぁ、何が悲しくてラブホで妹に抱きつかれなアカンのや」

絹恵「ふふ、お姉ちゃんも脱ぐ?」

洋榎「脱ぐかアホ!! さっさと服を着て、立ちぃ!!」

絹恵「うん」


洋榎「……なぁ、絹」

絹恵「?」

洋榎「……今度やるときは、うちもちゃんと誘うんやで?」ニッ

絹恵「あはは、うん! やるかどうかは、わからへんけど」

洋榎「よっしゃ! これで決まりや!」

絹恵「お姉ちゃん――ありがとう」

 まだ、全てに納得したわけじゃない
 胸の内を駆け巡るどす黒い何かも、消えてはくれない

 でも、おねえちゃんと一緒なら

 私はきっと――もう一度、やり直せると思うんや

絹恵「ごめんね、須賀君」

                /          \
               /         ,,    ヘ
              ,       / / `` 、  ヘ
                    イ /      ヽ   ,
             {  {   / {/     '"´ ∨ i|
             i:  ',  7 ̄「``     ,ィ=ァ i
              ヘ  ヘ  {_,。s=ニ=ュ、__,ィf乏}`i
               ,   キ{爪沁` 〃゙ヽ`=’┤.リ、
               ,  ', ゝ`ニ´‐'"  '   ノ /{ \
               .V     ヘ   ー‐' / /::.',  ヘ
                λ  卜ヘ- ,_  /  /、_    Y
           {、   / }  :} ヘ }  7¨ {  ハ_,ノ}ヽ   ',
           V `ー'  ,'  ,ノ! ノ  { )ヽ{ (: -=イ}.  ,
            〉、  ̄   イ ノ'" `ヽ∧  ヘ、 `ー'" !.  ,
           /    ̄´ V   ノミュ彡、  ヘ ̄ \. !:   ,
         /     ,'  ヽ,_//ハ\` -’ ノ  Y    ,
        イ      7     〃 イ ヘ }}  (   |:   ,
       {        ノ /   ゞノ ii  ヾ   ヽ'" i.     ,
      λ      /ヘ, '       i!   i}     、i!     v
     / ヽ      7 :}          ',         }     ハ
    ,   / ̄ ´  ハ            }      ハ   /
    /   ,      ,  、        ,'         ヽイ
   ,'   /      7  \         ァ-  ´
   ,    ./   > '" {        ̄    /
      ,' r"/    ',            /
.  ,   ./イ;;7        、        /
  ,   r'";;;;;;{       \     /  { 、
    /;;;;;;;;;;∧            , '    ソ〈
 ,  {ヽ;;;;;;/;;;ヘ                /;;;;;〉
. i   Y 7},';;;;;;;;;〉、      /{      ノ;;;;;<
. {   }.{ ヽ;;;;;/;;;;;>、  ./;;;;;;V  >'";;;;;ゝ´
. ゝ  リ ,  ` ー 、;;;;;ノ;;;;¨;;;;;;;;;;;;ノ`¨;;;;;ィ‐、ノ ',
  ヾノ ,       ̄ ヽ_ノ`ヽ_;イ`ー'     }
     |ヘ       ノ      、      _,.ノ!
     ニニ≧s。、__,イ       ヾー===壬ニ-
     -ニニニニニニ7        マニニニニニニニ
    ニニニニニニ=7          マニニニニニム
    ムニニニニニ/            マニニニニニニ
   ムニニニニニ-            ニニニニニニ-


絹恵「今度は、正攻法で行くで?」


 でもその前に、まずはちゃんと謝らへんとな――


第十七章【略奪愛! 何を諦める必要があるんや!?】


 姦ッ!!


姦ww



第十九章【すばらっ! 大好きなお姉ちゃん!】 予告


煌「愛宕さん、行ってしまいましたね」

透華「ええ。でもきっと大丈夫ですわ」フフ

煌「はい。私もそう思います」

透華「さて、問題は京太郎ですわね」

煌「そうだ、京太郎君!」ユサユサ

京太郎「う、うーん」

煌「よかった。無事で」

京太郎「う?」キョトン

煌「私達がわかりますか?」

透華「アナタの龍門渕透華ですわよ!」フフフ

京太郎「うー?」

 モジモジ

京太郎「お姉ちゃんたち、だれ?」

煌「」

透華「」

京太郎「おかぁさんどこ? ねーねー」グイグイ

煌「あ、あはは、まさかこれは?」

透華「幼児……退行?」

京太郎「おなかしゅいたぁ」

煌「あ、あの、須賀君?」

京太郎「ねーねー。おねえちゃん、ごはんちょーだい」グイグイ

煌「」キュゥーン!

    _      _  , -――- 、  _     _
      ≦       Y   , .,ィ i  Y      ≧
    =-  ̄ - ―{   メ、ハ_,iィ i }―  -  ̄―=
                ト レ(,___) (___)ト j
               、_| ゚ ト--:イ u|_ノ   ッェェェエァァァァラァァァイ!! ァァァァァァ!!
               \_.!、:::::,!_ノ         ※新井ボイスで再生ください
               , -vー|`二' |、_||_
            ( ´ )  vf__.j.v|.r┴、
          i! | |!   | | | {⌒ } i!
           ./| |  .| | |.!_7/〃
          `<| ト}.   | | { / /
              i! し'/'   ヽ/ |、_ノ
            〃/      ハ i!
           く        ハ、
         〃 /`ー---――'く

           /./   | ハ  ヽ \ ヾ
        <  /   ii  ハ    \ _>
         `ヽ、_,/⌒V__ノ´T´

           〃 / /       |  | i!


煌「この子は!! 私が面倒を見ます!!!」バーン


 つ  づ  く

京太郎…
遂に壊れたか…



第十八章【大天使エイスリン! 日本の文化はエロばかり!?】 予告


エイスリン「ウーンウーン」カキカキ

塞「エイちゃん、またお絵かき?」

エイスリン「ウン」

豊音「相変わらずちょー上手いよー」

白望「うん。上手」

エイスリン「アリガトウ。デモ、コレジャナイノ」

胡桃「どういうこと?」

エイスリン「ママトパパニ、ニホンノセイカツヲエニシテオクリタイ」

塞「その絵じゃダメなの?」

エイスリン「セッカクダカラ、ニホンノガフウデオクリタイ!」フンス!

豊音「とは言っても、参考になるものがあるかなー」

胡桃「そういうの詳しくないし」

白望「漫画に詳しいといえば?」

豊音「あっ! 男の子だよー!!」

塞「えー? でも男の知り合いなんて私たちに……」

豊音「ふふふ、それがいるんだよー!」

白望「もしかして?」

胡桃「トヨネの彼氏?」

豊音「ち、違うよぉ」テレテレ

エイスリン「スガクン!!」

豊音「そう! 京太郎君なら協力してくれるよー!」

エイスリン「ワカッタ! ヤッテミル!!」フンス!

.          /.    /         ,
               //|    ト、    | ′
        .′ |  λ| |    |. | | .|   l  l
.       | l 八λ| リ 、|\从{ l/|l/l 从 |

       从i| .、|  __        __.ノイ   |
.         ,∧j〃⌒       ⌒ヾ l.   |
         ′ l ' ' '       ' ' ' |  八
        /  八    `  ´    八
.       〈  ,イ _>  ___ <_  ト、 i|
       ( \{ ̄ |   `¨¨¨¨¨´   | ̄// )
         ̄ ̄ ̄l___/   人   l_」 ̄ ̄ ̄
             l        |
             /        Ⅴ
.            /.、        〉
           /ニニ≧o。∧.。o≦ Ⅴ


エイスリン「エヘヘ、タノシミ!!」ニコッ


 つ づ く


 エイちゃんは忘れてわけじゃないよー
 すばら先輩の予告を続けた方がわかりやすいと思ったからだよー 本当だよー

 ということで、今日はこれにて御免
 本当は絹恵さんにグチュグチュレイプされる予定だったけどR18って書いてないからね、仕方ないね

 拍子抜けした人はごめんねー
 まぁ、あくまでこのスレはギャグとぽんこつがメインなのでー

ヽヽ ヽ |l !/ // / //::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

          / //::::::::::::::::::::::::::::::: /1:::::::::::::::::::::::
            イ{7:::::::::::::::::: /|:::::::/ |:::::::::|:::::::::::::
            八:::::::::::r- ' L:::/  ハ:::/|:::::::::|:::
   :   ま     /:/::::::| \        ノ ̄L::
   :    .じ      .:/7:::::/´  ヽ   ー≦_   |::::
   :   で      :/ /::::::!    }!    ´うハヾr |::::
  !?       / ′:::个=≠'     弋.:ノノ`.::::::
           / /:::::::::::|     '    ,,  .:::::::::
          ,/  |:::::::::::八    ,,    u /:::::::::
./          \|∧:::::::::::\       イ:::: /::::

 // }! l |l | |l| ヽ    | ̄ ̄ ̄ >-  |::/::::::::/:::::::
// /  | || | ||   \   !   __/\  r―ト ̄ ̄ ̄

ここからエイスリンが変態になっていくのか…

大天使なのか堕天使なのか

おつー


>>555  たっくん


 時系列が豊音デートの後なので、既に48手はマスター済です
 なんでマスターしてるかは、明日分かります


 うー、眠たいですぅ><
 んぅ、でもエイスリン編やるですぅ><

 このまま寝落ちしたらごめんちっちー><

 ねんがんの天使のターンですもんね><
 たぶん、最後まで頑張りますぅ><

 あー
 りんご食べたい><






 
 ?

大天使でもなく堕天使でもなく汚天使だったか…


 第十八章【大天使エイスリン! 日本の文化はエロばかり!?】


豊音「と、いうことで来て貰ったんだよー」

京太郎「開幕早々の事情説明ありがとうございます」

塞「大変だねー須賀君もー」

白望「顔が紛らわしい」

胡桃「充電したい」


 ワイノワイノワイノワイノ


京太郎「つまり、俺ははエイスリンさんに日本の漫画文化を教えればいいんですね?」

豊音「そうだよー! 説明してないのによくわかったね」

京太郎「エスパーですから」

塞「え? 須賀君はコックじゃ?」

京太郎「おかぁぁちゃぁぁん」

エイスリン「??」

 '⌒)     / /         |   :  |
  く    / ,  / /    ∧ ヽ |   :  |
   ●  .::    ; |   | | :| |   :   ||
      ,  |/|  | 八   | l ハ\ ? /:|
 _  //7 //\{ ノ \(| }/ナメ | ̄ |〉 |

´  ) {{  〈/ |l  ∩   u ∩  |  |
  く  i| j   i|  ∪      ∪  |  ; |
   ● V / ト }         //, j  |
.     / /  |人ι  _ _    ∧.  | /
    / /|    > ´ ̄`′ イ  ハ  V
.    { / 八     { /l ー  |ヽ丿/  从l
    {{   \{\イ\  _/  \ / }|
     \  ./   | /ー\   /   く
      /    |∧\/∧/     \

豊音「こりゃ重症だよー」

京太郎「ええ。今のネタがわからないようではダメですね」

エイスリン「ニホンノブンカ、ムズカシイ」

京太郎「安心してください! 俺にかかればお茶の子さいさいですよ!」

エイスリン「オチョノコ? オチンコ?」

胡桃「エイちゃん! それアウト!」

京太郎「(ちょっと興奮してきた)」

ショーン・オチンコ?

分からなかったんだが俺もダメなのか

俺もわかんない

変態なのか…


>>598
 だいじょぶだいじょぶ


京太郎「ちなみにエリスリンさんの絵の好みはどんな感じですか?」

エイスリン「コノミ? ToHeart two?」

京太郎「うわーすげぇネイティブなToHeart2の発音」

塞「それは知ってるんだ……」

白望「ゆりしー大爆発」


                                             久「……」ソワソワ


京太郎「脱線してます」

エイスリン「ダップン?」キョトン

京太郎「あの、先輩にこんなこと言いたくないですけど。少し自重してください」ビンビン

塞「(デカイ!)」ゴクッ

胡桃「(充電プラグか何かかな?)」

エイスリン「ゴ、ゴメンナサイ」

京太郎「いえ。こちらこそ気をつけます」

豊音「本題に入ろうよー」

京太郎「ええ、そうですね」

エイスリン「ドントコイ!」

京太郎「本当に妙なことは知ってますね。えっと、じゃあまずは例えばの話ですけど」

エイスリン「ウン」

京太郎「こんな感じの絵と」 サッ


一般漫画の絵「」デーン


エイスリン「Onepiece! fairytale!」

京太郎「こんなのと」


萌え漫画の絵「」デデーン


エイスリン「ハルヒ! イトウノイジ!」

京太郎「こんな感じのと」


劇画風の漫画「」デーン


エイスリン「北斗の拳!!」

京太郎「!?」

何故北斗だけww


京太郎「北斗の拳知ってるんですね」

エイスリン「シャオッ! シャオォ!」カリカリ

京太郎「いた、痛いです! ひっかかないでください!」
 
エイスリン「お前はもう死んでいる!」

京太郎「というかなんで北斗ネタだけ流暢なんですか?」

エイスリン「アニマックス! ホウソウシテタ!」エッヘン

京太郎「あー、そうですか」

エイスリン「将星堕ちるべし!!!」



塞「それで、どれが気に入ったの?」

エイスリン「ウーンウーン」

白望「これなんかイイかも」

エイスリン「フェイタライザー?」

胡桃「すごく面白い漫画だよ」

エイスリン「Oh! カワイイ!!」

京太郎「(こいつ俺に似てんな)」ペラペラ


エイスリン「コレニスル!」

京太郎「オーケーです。これはヤングチンチンで連載してる小林寝さんの漫画ですね」

エイスリン「ネルノ? タタナイノ?」

京太郎「寝てますね。速筆で有名なんですが」

塞「県予選から全国大会、世界大会までを一年で描ききったからねー」

白望「今は宇宙大会編」

豊音「ちょー面白いよー」


ヤングチンチンとはずいぶん卑猥な名前の雑誌だなww



京太郎「そもそもですが、エイスリンさんの画風ってどんな感じなんですか?」

エイスリン「ミタイ?」

京太郎「そりゃまぁ、見ないと進みませんし」

エイスリン「ジャア、ドウゾ!」

京太郎「楽しみだなー」

塞「……」

白望「あっ」

京太郎「ん?」


                            /            \ \
                        / /                ,      人
                         ,′   /   |    |   ハ   i  ′   ´Υ`
                        |  i  | /|  |∧|  | i   |  |
                        { i|  i¬ト八 │ー|七|,/i   |  |
                          Vi|  |,,斗矢 \V斗矢ヵ|/ j │
                            リ\i仆∨ツ    ∨ツ厶イ[〉八
                        /   /∧ 、、  ,    、、 小    \
                          /|{  {{_込_   、 ノ   イ八 {   |\《>、
                      乂\ 厶  个ト  _  イ〉\_ノ八  |レ<\┐
                         ̄厂\|[┼人レr< //゙\ )∠、\|〉ノ,゙
                | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄[[三三三三]] ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\」{_/
                | O| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄┗━━━━┛ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   |
                         
                            規  制

                          (しぼり芙蓉)


京太郎「!?」

豊音「うわぁー! ちょーエロいよー!!」

塞「やっぱりね」

胡桃「……//」

京太郎「ど、どういうつもりですか!?」

エイスリン「?」

京太郎「こんな、卑猥な絵を!」

エイスリン「ヒワイ?」

京太郎「エッチってことですよ!!」

エイスリン「エ、エッチィ!?」カァァァ

塞「(無自覚だったの!?)」

豊音「わ、私も須賀君となら……えへへっ♪」

胡桃「(あの形で充電してみたい)」ドキドキ




エイスリン「シラナカッタ」ズゥーン

京太郎「そもそもどこで48手を?」

エイスリン「シジュウハッテ? 四十八(仮)?」

京太郎「そんなクソゲーの話じゃなくてですね」


塞「ねー私のパーフェクトクローザーどこにしまったー?」ガサガサ

白望「それより私のプロゴルファー猿」ガサゴソ

胡桃「大奥記は? おドムおドム」ガサガサ

豊音「クル・ヌ・ギ・アはー?」ガサゴソ

エイスリン「ナラクノシロ!」ソワソワ

塞「しょうがないから投げろジャイロボールでいっか」カチカチ


京太郎「あの、突っ込んでいいですか?」


塞「どうしたの?」


京太郎「そこはジャンラインでしょう!!!!」


塞「一応麻雀だしね」

胡桃「脱線しすぎ!」

白望「ゆるく行けばいいじゃん」

エイスリン「ソロソロカイソウハイッテイイ?」

京太郎「あ、どうぞどうぞ」

塞「じゃあその間に野球ゲーしようよ」

京太郎「やるならリアルやきうの方がマシですってば」


エイスリン「アレハ、ゼンコクタイカイノマエダッタ……」


胡桃「回想入っちゃった」

豊音「ちゃんと聞くよー」





 回 想


エイスリン「ブックオフ! ナンデモアル!」キラキラ

塞「海外とあんまり古書って文化無いんだっけ?」

エイスリン「ウン!」タタタ

胡桃「迷子にならないようにねー」


 キョロキョロ


エイスリン「デザインノホン……デザインノ」

店員「いらっしゃいませー」

エイスリン「アノ、デザインノホンハドコデスカ?」

店員「デザインですねー、こちらでーす」

 トコトコ

エイスリン「アリガトウゴザイマス」

店員「ありがとうございぁーっす」


エイスリン「サンコウニナル、カラダノ……」


サルでもわかる四十八手「」デーン


エイスリン「スゴイ! タクサンポーズガノッテル!」キラキラ


※ポーズ参考の本で全裸は当たり前です


エイスリン「ウーン」ペラペラ

 これで男女の仲もバッチリ!
 愛が深まります!

エイスリン「ダン、ジョ? アイガフカマル? フカマル? ガブリアス?」

 
値札「500円」デーン


エイスリン「ヤスイ! コレニシヨウ! コレデワタシモアイガフカマル!」





エイスリン「テッキリ、ピュアナホンダト」

京太郎「ジーザス!!」


塞「そんな事情があったんだねー」カチカチ

白望「謎が解けた……あっ、壁抜けた」カチカチ

豊音「おかしいと思ってたよー!」カチカチ

胡桃「おかしいそこ! 球審こっち見る!!」カチカチ


京太郎「えー、みんながゲームに夢中なので俺と一緒に絵の練習をしましょうね」

エイスリン「ウン! オネガイ!」

京太郎「じゃあまずは、俺が描いてみますね」サラサラ

エイスリン「デキルノ?」

京太郎「そんなに上手くないですけど」サラサラ

エイスリン「ワクワク」

京太郎「ちょっと雑ですけど、こんな感じですね」

エイスリン「ドレドレ……!?」


【京太郎作】


        ( ̄ \ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ ___  ☆
      __≧  /.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:/    ノ
    /> .:.:(___(__) .:/ .:.:/|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.(__) _)::.\
.   /.:.:.:.:.: |  |.:.:′.:' |:.:.:.:.:.:.:.:.: :. :.|.:.:.\人::.:.:.:.:. \
   / .:.:.:.:.:.:./|__|.:.:.|:.:./| 八:{\:.:.:.:.:.:.:.:|.:.|:.:.:.| ヽ:.:.:.:.:.. \
.  / .:.:.:.:.:.:./  :| |.:.:.:Ⅳ__|_  \ ≧:.:ト、 |:.:|:.:.:.|  ‘,.:.:.:.  \
 / .:.:.:.:.:.:./ _| |.:.:.:.; /rしハ    rしハ|:|:.:.:.|     .:.:.:.:.  |
  .:.:.:.:.:./ .///|.:.:.{ i弋う'   弋う' 小:|}.:.:.|     ': .:.:.:. |
| .:.:.:.:./  .' |ノ  :.:.:圦 "    '   "/:j:/.:.:.:.|    |.:.:.:.:.:
人 .:.:.:.‘ 爪    V.:.:个..  V ノ  イ.:.:.:.:.:.:.:.:|    |.:.:.:.:.:/   ∧_
  ヽ.:.:.' 〔::{ \   /7¨ヽ:.:.:≧-≦- 、:.:.:./ ̄ ̄ >-、 .:.:.:/  <  <
   ):;  j:::}__ ヽ //  /\::::::::::/ /⌒ヽ|/ _ ノ    :.:.:/    |/ ̄
  /  ノ:::{  \(__./     、l八  ノ /:::::::::::: ヽ |:::(
/  {:::::::::{__ ノ   > 、      /―― 、:::::: | |\\
    从_::::::{_/      }\       ` ̄\ :::: |_/.  \
   j_::::::::/      .:/  \         } }!/:

ーイ  `:/       .:/    `   ..     // :|   ∧
 .:  .: .|:::..     .....′         |.:.:.7´ }.:.:ハ:| _/ '.__
  ..:: 八::::::::::::::::::::::::::::::...      ...::::从/ .:/  ノ 、     /

京太郎「うーん、バランスが少し悪いなー」シャッシャッ

エイスリン「シ、シショウ!!」ガシッ

京太郎「へ?」




京太郎「まずは身近な人を観察して描いてみましょう」

エイスリン「ウンッ!」カキカキ

京太郎「俺もその間に誰かをモデルにして描こう」シャシャシャ


豊音「ちょー面白くないよー! この世全てのゴミだよこのゲーム!」バキャッ

塞「あー!!!! 私のパーフェクトクローザーが!!!」


エイスリン「……」カキカキ

京太郎「ここを、こうして」シャシャシャシャシャ

 十分後

胡桃「出来た?」

京太郎「ええ、まぁ」

エイスリン「ドウカナ?」バッ

               ... -―━━―- ..
            /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
            /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\  【エイスリン作】
         /::::::::::::::: /::::::::: |:::::::::::::::::::::::::::.
.        /::::::::::::::: / |:::::::::::|∨__::::::::::::::::::::.
       |:::::::::  ̄/` |::::::::::::. ∨:::`::::::::::::::::|

       |:::::::::::::/  八::::::::::::. ∨:::::::::::::::::: |

       |::::::::::/ ==ミ  \:::::::::==ミ::::::::::::::::|
       |:::::::::´ 、、、     \::::::. ∨::::::::::::::|
       |::::::::|    ┌―  \::::.|:::::::::|::::::|
       |::::::人     、__ノ  \{:::::::::|::::::|
       |::::/ : ::≧=‐┬┬ ┬=≦:|:::::::::|::::::|

.         /::/:::::::::::::::::::〈__/Y{ ̄}、:::::|:::::::::|::::::::.
        /::/:::::/´ ̄/i:i:i| {{ }} /:i:i\::::::::::|:::::::::::.
.       /::/:::::/:i:i:i:i:i{:i:i:i:l/ハ∨:i:i:|:i:i|::::::::八:::::::::::.
      /::/:::::/:i:i:/:i:i:i\:i|〈/》/:i:i:i:|:i:i|:::::/::::::\:::::::\

塞「上手上手ー!」パチパチ

豊音「ちょー嬉しいよー」

白望「特徴を捉えてる」

エイスリン「スガクンハドウ?」

京太郎「俺のですか? えっと、ちょっと恥ずかしいですね」ポリポリ

豊音「ちょー見たいよー!」

京太郎「じゃあ、どうぞ」サッ

∠: :/斗――: : : :/<`¨¨¨⌒  (〉            r'〉         {ヘ/
: : : : : : : : : : : : : : : : : : \

/: : : : : : : : : : :_: : : : : :(             - ― -
:∨: : : : : ―<: :__: : : : )  ノ:)   '-=ニニニニ=-\_
_: )―(: : : : : : :(___)~(⌒ / ノ __/-=ニニニニニニ=-Vへ 、

 ̄ ̄: : : ): : : : : : : : : : : : : : :(/-=7、-=ニニニニニ=- }_ ))
: : : : : : : : : : ===----: : : : : (-=ニ=‐-----------‐=≦ニ=-

\: : : :_: : : : : : )   `¨¨´  `¨7jr --_-------..―=≦:|    _                    r― ')
: :.:\: : : : : : : : (____       {八:::::ゞヘ:::::r赱>:::::_::::::::::  (> ⌒      ( >            `¨¨´
: : : : :\: : : : : : : : : : : (       7ヽ八 ' \::::∨::::iy\_:|_
--: : : : : : : : : : : : : : : : )      /::::∧个 ` ' >Ⅹ::| /-=ニ\
: : : : : : : : / ̄ ̄ ̄    (>  /:::イ:::::V::::|イ「、 {:ハ}::ト|-=二/ 、     <⌒)  <)       。
、: : : : : /           ノ'"/:/∧:::|八 大V:::|_〕-=7-=二      ´     。

  ̄ ̄           /'' /:/^V- i:::|=V>r<八:.:、\{ -=ニ|、

>                /''   /:::i-=∨ノ:/-=VHⅥ_\\〉-===|-                 _    ―― 、
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 〈〉          ,   , .::::::::::i -=7' =人- _∨-=/ -=\} -=ニ_        <: .、 (:∨: : : : : : : :⌒: : : : : : : : : : )
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         __彡::::::::::::/:::::〈=八-=ニニ >\-==イ 〈)    ―― ⌒∨: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : Y: :

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   i    / |::::::/| ---=ニニ 彡'-|___〕‐=ニニ | ニ',: : : : i:::i\\: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
   |    ,  |:::/ <ニニニニニ/※>|///// ハ,-=ニニ| ニ',: : : :,:::|: : ヽ::: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :

豊音「」


豊音「あ、ぅ?」

京太郎「すみません。俺では豊音さんの魅力を引き出すことは出来ませんでした」ギリッ


塞「え、ちょ、は?」

胡桃「写真?」

白望「ヤヴァイ」


京太郎「ごめんなさい。これはもう破いて……」

豊音「ま、待って欲しいよー!!」ガシッ

京太郎「?」

豊音「こ、ここここコレ貰ってもいいかな!?」

京太郎「え? いいんですか?」

豊音「うん! すごく欲しいんだー!!」

京太郎「そこまで言うなら」

豊音「やったー!」ピョインピョイン


塞「妬けるわね」

白望「バカップル」

胡桃「お似合いかも」


エイスリン「ムムムムムムッ!!!」プクゥー

 タタッ

エイスリン「スガクン!!」ガシッ

京太郎「エイスリンさん?」

エイスリン「フタリキリ! シュギョウ!」グイグイ

京太郎「あ、エイスリンさん!」

 ズルズル

豊音「あ、京太郎くぅーん!!」

 バタン



豊音「……行っちゃった」ポツーン

白望「大丈夫。あの二人なら問題なんて起きないハズ」

塞「あ、それなんだけどさ。一つ疑問があるんだよね」

豊音「え?」

塞「だってさ、仮にエイちゃんの四十八手が勘違いだとしてもさ」



※ 第十三章 アフター参照


豊音「えへへっ、電話まだかなぁ」

塞「あらやだーあの日以来、ずっとあの調子ですよ奥さーん」

胡桃「幸せそうでいいね奥さーん」

白望「いいな……奥さーん」

エイスリン「ヘヘッ、ネェネェイイダロォオクサーン」ハァハァ

塞「エイちゃん、ちょっとこっち来て」クイクイッ

~~~~

豊音「あっ」

白望「!?」

塞「もしかしてだけど、エイちゃんって実はムッツリスケベ……?」

胡桃「そ、そんな!?」

豊音「じゃ、じゃあ京太郎君と二人にしたら?」

塞「今頃アレやこれをしてるかもねー」

豊音「!!」

白望「これはまずい」

塞「さぁさー! どうするトヨネー?」ニヤニヤ

豊音「こ、こうなったら……」プルプル

 バッ

                                  , -―- 、
                             /二二二∧
                          -=ニニニニニマニ{
                             /::::::/::/テ{>、\
                          /:::/\ -/ ノ ̄

                         /::/心ヽ/M´
                      _.....:彡:::::/: : /∧襾∧
                ___  -‐::::::::::::::::::::::/: : / : : :∨: :}\
          __  -‐:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/: : /:l : : : :\ 〉、::\
      /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::\〉/--彳 \::\
     /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::/:\_\ : : : |:    \::\
    ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::Lニニニニニニニニニニニニニニ廴_}ニニニニニニニニ\/仄}ニニニニニニニニニニニニニニニ王二王二>>

    ,::::::::::::::::::::/::::::::::::::::://:::::::::://::::/ /_:.:: : : : : : :.|      `¨´             ‐====ニ二二ニ====-
   ,:::::::::::::::://::::::::::::::/ /::::::/ /::::/ /二\: : : : : リ

    l::::::::::/ /::::::::::/  /:::/   |:::/ /ニニ二>--┤
    |::::::/  /::::::/   /:/   八:{ /ニニニ二二二\
    |:::::{  /::/     i:/      )ノニニニニニ二二二\
.  八:::::.  l::/        |l     /ニニニニニニニニ二二\
.     \廴,l廴__    八__  /ニニニニニニニニニ二二二∧
        \         /ニニニニニニニニニニ二二二二二二∧
         `ー―      ̄)ニニニニニニニニニ二二二二二二二∧
                     /\ニニニニニニニニニニニ二二二二二∧
                    /  /  ̄\__ニニニニニニニニニニ二二∧

豊音「京太郎君を賭けて! いざ! 尋常に勝負だよー!!」ジャキッ

胡桃「!?!?!?」

塞「わーお」

白望「」
 


 一方その頃


エイスリン「コレデイイ?」サッ

京太郎「はい。後は眼をもう少し大きくした方がバランスが……」

エイスリン「……」ジッ

京太郎「?」

エイスリン「ウ、ウウン! ナンデモナイ!」アセアセ

京太郎「そうですか?」

エイスリン「(シンケンナカオ、カッコイイナァ)」カキカキ

京太郎「あ、そこはもう少し」サッ

 ピタッ

京太郎「あっ」

エイスリン「あっ……」ドクン

京太郎「す、すみません!」バッ

エイスリン「ベ、ベツニイイヨ!」アタフタ

京太郎「……」

エイスリン「……//」

 カキカキカキカキ

京太郎「(エイスリンさん、凄くいい香りがする)」

エイスリン「(スガクン、アカクナッテル)」

 ドキドキドキ

京太郎「あ、終わりましたね」

エイスリン「ウン」

京太郎「元々上手でしたからね。もう女の子はバッチリじゃないですか」

エイスリン「……(コノママジャ、オワッチャウ)」

 イヤ、ダナ

エイスリン「(モット、モットスガクンと――)」ドクン

京太郎「じゃあ、みんなのところへ」スッ

エイスリン「マッテ!」ガシッ

京太郎「え?」


エイスリン「マダ――ノコッテル」


京太郎「……あの、俺をモデルにするって」

エイスリン「ゴメンネ。オトコノヒトハカキナレテナイカラ」カキカキ

京太郎「……(恥ずかしいな)」ポリポリ

                ,. --- 、        ____
                  /,  ´ ̄ ̄` '⌒´     \
           、_/_/⌒ヽ , /            ヽ
            ,---、  / //    :       ヽ :.
           ,  / ̄-/ /' {   | |       | :
          / __   ̄,./ /-' l| l | |___ l |    |
            .:' /   ,イ _| | |ア__l { { | / }`| |    |
       /       ,:´ | { | l\{从 ∨ィ斧ミ、 |    |
    /\'´        /{  | 从{__,. \∨Vソ }イ ト、 ∧{
    ////\ r---  ´八 !∧  ̄   ,:  :.:.:  }/ノ/ リ
.   ///////\      \}∧         u 八/
  //////////〉        込、  __    ,.: /
  ///////// /          }>、   ` イ |从
 ,'//////// /   _      /--、l ` ̄ :,   |--、
.///////// /  イ/////\   {////}   /  「///|
'//////// /´// {////////ー '|////|   ,   |///l|
///////////// |l///////////ヽ// \    |////> 、
////////{/////{!/////////////////}--- /////////> 、


 
エイスリン「ウゴカナイデ」

京太郎「あ、すみません」

エイスリン「……」カキカキ

京太郎「どう、ですか?」

エイスリン「ダメ……カラダツキガ、ワカラナイ」

京太郎「あー、女の子とは違いますからねー」

エイスリン「ネェ、スガクン――//」ドキドキ

京太郎「はい」

エイスリン「ソノフク……ヌイデ、クレナイカナ?」

京太郎「!」

エイスリン「オネガイ……」ウルウル

京太郎「(そ、そんな顔されたら……お、俺は! 俺はぁぁぁ!!)」



                  , -..、  `l>.、     /
             /    `、ー'ヾニ≧ーイl
            /         \ :.:l`ーイ:j{
            ,       , ヽ\.∨.::::;'∧
            l      , イ    `ヽ.:.:ゞ/,ヽ、
             .',   /'´.:.:N     \ ,'´ ̄ Yミー.、
             l     l:| |       l:i    }l{,  :l
             |     }l!∧     .リ   .:lリ : |
             |   r'- ̄:l∧    .:l   .::lj' .:: ,′
            l ', .乂.  `i       ヽ..  イ.〉.:: ′
                l  ', _〈__ ∧    ,   イ´ :〈 :: ;
              l  ,   `ー`ー――‐ '′ ;' :: .;
             |!   ー―=ニ二_   ,  / .:l ,'
             |l         _,...:, ‐'´ ̄ .:l/
               从ニ二二三三≧ミ、ー 、  ー‐' ,'
               ,'     ̄ ̄ `´ `=ミ≧=- 、 ,′
              ,′        .ノ' }l/    `
            ./   ::.      /   }′
          /´   ::::..      l}   l:|
         ,′,   ヽ::       j.:l、

         .;  il     .}     _ノ.:ハ
        .,′ l|     :::l __|_|__l'  :',
        ,  リ     Y__|_|_|__|__| :',

         l       ∨| ̄|_:|_|_|__|__|_..∧
        ',      :∨__|__|_|_|__|__|-l :∧
         ',        :∨|―|‐|―|┼|-|   '.,
         ',         ∨_‐|-|二|―| ̄ ';   ',
          ',       ヽ__| }! :|:  ̄   :i  :',
              ;       :Vl |∨::::     l    ',

京太郎「(やるしかないだろぉぉぉぉ!!)」



エイスリン「……」ジィー

京太郎「(ぐぁぁぁ!めっちゃ見られてるぅぅぅ!!)」ドキドキドキ

エイスリン「ムカシミタパパノ……バイハアル……」ゴクッ

京太郎「あの、恥ずかしいのであまりまじまじと見ないでください」カァ

エイスリン「ア、ゴメンネ。ジャア……イスニ、スワッテ?」

京太郎「は、はい」スッ


                                     >,‐' / :、__________
                                   ,.  ´   /  _,.     `ヽ
                              ,.  ´ ―{__,,ノ´ ̄     、  :

                             / ,            ヽ  \  }
                                ′ }    {       /':,    {
                            {/ /             /  ∧     :,
                              /  {,___,,.. ⌒丶 ..,,__  /: : : : :'.  {  ′
                           / /: :}   _,,.........,,___: : : : : : : : :∧  }  '
                         -―-' .,/  ハ ´/  `ヽ:.  :, : : : : :/ }--  :,
                      /      `ヽー 、_  {_  '.   : : : : / / ,.    }
                      ,′,:        ぃい、{_   i   : : : / ´ .: : : . . /
                       /   / ̄`ヽ      \:.....j   .: :/ .: : : :,, ´
                         /   /     }: : :  、    \{ : :./  : { ̄
                    /    ′{   / |: : : : :  丶    ヽ /   /
                      /    ,′     | : : : : : : : : : \  ,′ . :}
                  /    {      │_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:ヽ_{_{_{_{_ノ
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                  /  : : : :/|    : :/
                    /  : : :/  |    :/
                /  : : /   |    ′
                  /  ノ:/          {
            / .: : :/       |   :{
           /  : : : :/      |    :{
           /  .: : : ノ         |    :{


エイスリン「……」カキカキカキ

京太郎「(寒い)」ブルブル

エイスリン「……」ジィッ

京太郎「!」

エイスリン「……ゼッタイ、ウマクナル」カキカキ

京太郎「(そっか。ちゃんと国の家族に絵を贈りたいって、本気なんだ)」ビンビン

 そんな気持ちに、俺も応えないとな!

京太郎「(恥ずかしがってる場合じゃねぇ!)」メラメラ

エイスリン「……」カキカキ




 数分後 

エイスリン「デ、デキター!!」

京太郎「やりましたね! エイスリンさん!」プランプランペチペチ

エイスリン「ウン! ゼンブスガクンノオカゲ!」

京太郎「そんなことないですよ。エイスリンさんが頑張ったからです」ニッ

 ナデナデ

エイスリン「……エヘヘ//」

京太郎「これで家族も安心ですね」プランプランペッチンペッチン

エイスリン「サッソクアシタオクッテミル!」

京太郎「喜んでくれますよ! 絶対!」プラプランペチチィーン

エイスリン「……」モジモジ

京太郎「? エイスリンさん?」プラプラ

エイスリン「ア、アノネ。ワタシ、ホントウニウレシクテ」ウルッ

京太郎「エイスリンさん……」プラーン

エイスリン「ヘン、カモシレナイケド……ワタシ、スガクンノコト……」

京太郎「!」ドキッ

エイスリン「スキ――」

 ガラッ


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::|::::::::::::::::::::::::::::/:::::l:|::ト、::::::::::::l::::::::::::.
::|::::::::::::::::::::::::::/ }::::l:|::! }:::::::::::lト、::::}i::.
:::::::::::::::::::::::::::/_/:/斗 /:::::::::::::l }:::ハ::|
::::::::::::::::::::::::/ /::イ ;シ ':::ヾ:::::::::レ:::/ }j
:::::::::::::::/:/ ,斗f笊` .{:::::::ハ:::::::/ 〃

::::::::::/::::{ ヽ. Vソ  V::/ .::::::} /
:::::::/:::::::八 ´  ”   乂 /::::/
::::::{:::::::::::::::}      /'::/

::::ハ::::::::ハ:::.      _ノ''"
:::{  :::::::{ |:::}   ´ノ/
::::}>::::::リ:/    /::/
::::リ /i:::{:/≧=ァ'::::::{

::/ ∧}::/:::::::::八::::::|

豊音「……見つけたよー」ボソッ

京太郎「豊音さん!?」

エイスリン「トヨネ!?」

豊音「……」ジィー



豊音「……どうして、京太郎君は裸なのかな?」

京太郎「えっ」

豊音「しかも……エイちゃんが、泣いてる」ブルブル

エイスリン「アッ」

豊音「きょ、京太郎君の……」ブルブル

京太郎「ご、誤解です豊音さん! これには深いわけが!!」

豊音「浮気ものぉぉぉぉっ!!」ブゥン

|i                |i               ____
|l                |l    ______∠二二二二> 、
|li              |li ∠二二二二二二>ミ. `<二二二>、
|li              |li{ニ二二二二二二二二二>ミ.`<二ニ|\
|li               |li{.゙二二/二/:::::::::::/:::::::::::`<二>ミ.\|  `Y               /¨7
|l:i:             |l:!:ニ二{二ニ/:::::::l:::::|:::::::::::::::::::::::`<二>{_ }‐―┐               {ヒハノ
|l:|:!            |l:|:ニニ{二/:|:::|:::|:::_|:::::::::::::::::::{:::::::::::\二二>、  /_.             /i:i/
|l:|:l           |l:|:l:..=ニニ∨:::|:::|/≧s\::::::::::::::{:::::::::::::|::\ニニニニΧ \          /i:i/
|l:|:i           |l:|:i!.゙ニニ/::::::|:::| 芹苧 \:::::::::∨:::::::八::::∨ニニニニ\  \       /i:i/
|l:|:i           |l:|:i!. \/::|:::八:{〃乂ソ , \::::::∨::/::::::::|:|∨ニニニニ∧_/.      /i:i/
|l:|:i           |l:|:i!..゙/::::|:::::::{∧^'´,,, ′   \:::∨l:::::::リリ:::∨二二ニ|.       /i:i/
|l:|:il              |l:|:il. ::::::::::|:::::::{:.∧     V ̄ヽ \}/:::::/イ:::::::}二二二}        /i:i/
|l:|:il              |l:|:il゙:::::::/::|:::::::∨込、    ー‐'   .イ\/::::l::::∠二二二}.      /i:i/
|l:|:i:l           |l:|:i:l :::/:::∧:::::::∨:::::〕i::ト  _ . : :{:l:|::|l\∠二ニニニ>.      /i:i/
|l:|:i:|            |l:|:i:| /:::/:::∧:::::::∨::: l人: : : : : : :{从八/ ̄ ̄l{ ̄.       /i:i/
|l:|:i:|!          |l:|:i:|..:::/:::/::∧:::::::∨´《   ̄ ̄∨\_{___ミx____ /i:i/..  ______
|l:|:i:|!          |l:|:i:|!:/:::/::/:i:∧:::::::\:i∨   /{\ {:∨:i:i:|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i迅-::::::::::::::::::::::::  -―=ミ\
|l:|:i:|i          |l:|:i:|i゙:::/::/:i:i:i:i:i\::::::::\\_∧--{ }/1∨:i:|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i才:i:i:i:i:i:}:::::: -―             \
|l:|:i:|i          |l:|:i:|i゙::{::/i:i:i:i:i:i:i:i:i|\::::::::\ ̄>央 l:i:i〉:i:|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:ij{::::::::::::::::::::::::::―- ......     )
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|l:|:i:|i:|l:          |l:|:i:|i:|!.   {:i:i:i:i:i:i:i:i|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{:i://::::::::::¨/i:i:/<::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::|

京太郎「おわっ!?」サッ

 バキィーン!!

豊音「次は外さないよー!」

京太郎「うわぁぁぁっ!!」ダダダダ!!

 プラーンペチィーン プランペチィーン!

豊音「待って!! 逃がさないんだからー!!」ダダダ

京太郎「ひぃぁぁっ!!」ペチペチペチ



エイスリン「……」ポツーン





 ※ ここは宮守【女子】高校内です


京太郎「うわぁぁぁあっ!!」プラプラプラ


生徒H「きゃあっ!? 全裸ですよ! 全裸!!」

生徒T「大きいわね。まぁ、なんでもいいですけれど」

生徒I「変態! ド変態! 変態大人!!」

生徒H「にぃにの三倍はあるぞー」

生徒T「面妖な!」

生徒Y「うっうー! ズッキーニですぅー!」

生徒A「巨人ですな→」

生徒M「巨人ですぞ→」

生徒Y「きゅぅ」バタン

生徒M「ボクの腕くらいあるじゃないか!!」

生徒A「あらあら~」

生徒M「そんなことよりおにぎりなの」

生徒R「な、なんでこんな場所に変態が!?」


京太郎「ぎゃあああああああ!!」プラプラプラ

 スタスタ

塞「どこ行ったんだろうねー」

白望「さぁ?」

胡桃「この辺じゃ……あっ」

京太郎「あっ」


     生徒T「目と目が合う~~♪」


塞「きゃああああああああああっ!!!」ブンッ

京太郎「!?!?」

 ガンッ


                |/    ヽ   、 _l  .{ /  と.}
                |   /   ゝ     .|  /  人_と}
          /   ミ/      }    |  ´ ./
             丶   l|ヽ / }   /     廴 イ
             .\il 〈ヽ}つ.、 l!  /l  ,{
                ヽ〈.、У ヽ\|し/ .!//、
               /<       /  \.  !
               /    >       >    \|
               /    //|l!     \     |丶
                     l! ./li|i!   i!\「、
          /     /|!  .||i!    |!| il|i i丶       ヽ
             丶   く    i|!i |! i!|i|!     ヽ      }
              \!  \   ||!i |i! li !       }〉   ′
                 |\.  \...l|!i !il |!|     /  /
                   ||i!l |!!il|!i    /  /
                  ヽ  i! i!i| l! |!   ,   ./
              _ }    }|i |! l! ./
             廴     ノi!l!   rイ  /
              し  ̄ /  !i  {  .ィ
                 ̄    li!  ヽ \


京太郎「(´   Д   `)」ンウァー


              
          ピクッ
                -‐━
             /⌒ ⌒   \  ビクンビクンッ

   .          /           ,
            ;               ′
             {  __、         ,
   .           ,   `丶、       \
                ′.      \         ``丶、     jトミ.,,__
                  ,     ゚\     ー- 、 \x、rァ:.‐:.:-:.:.:.:.:\
                ′      ゚。 ゚ 、      \ ,」::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
                 \    ゚  ゚\     -‐=ミ:.:.:.:.::::_::::::::::.:\:.:}_
         __      ,, ‐== \   ゚。 ゚。\       ー-- :::::::::::.:.:./:.:广__
.      /⌒く___>-‐       ニ  }   }  ≧=- \        ー―‐=ミ--ヘ、
  rァ '′  ____       __,,  ノ  '′        ー--  ------------‐┘
...└‐━  '′        ̄ ̄


京太郎「」チーン


塞「ご、ごめんね? 思いっきり蹴りあげちゃって」

白望「生きてる?」ツンツン

胡桃「多分死んでる」

豊音「ど、どうしよー……私が追い詰めたから」オロオロ


京太郎「うぁー」



  美術室


エイスリン「……」カキカキ

 スガクン、イマゴロトヨネニツカマッテルカナ?

エイスリン「……ヨシッ」

 パパ、ママ
 コッチニキテ、ツライコトモタクサンアッタケド

 ナカマニデアッテ
 サラニタクサンノトモダチガデキテ

 マダマダオチコンダリスルコトモアルケレド


エイスリン「ワタシハゲンキデス!」





 数日後


※日本語訳済です


エイパパ「そうか……頑張っているか」パラッ

エイママ「それで、どんな写真が付いていたの?」

エイパパ「まだ見ていないんだ。どれどれ」カサッ

エイママ「あら? 手に持っているのは日本のカートゥーンかしら?」

エイパパ「きっとそうだろう。なんなのかはよく分からないが」

エイママ「彼氏だったらどうする?」クスクス

エイパパ「この世界一ラッキーなキャラクターが、血に染まるかもしれないな」ゴゴゴゴ

エイママ「あら怖い」

エイパパ「しかし、まぁ」ジッ

エイママ「ええ。ふふっ、とても――」


                   -―― ‐-
                . '           `
            . '                     、
          . '              \
          '                 ヽ      .
        /          {   i     ‘.
       ./         i.    {\. 斗--ト、 .l   i
       ./ィ       |    ‘. ヽ |  .|/}/N   |
        ./ |     i、  .ィ\   \ }/  ___|   |ぇ  .
       /  .|    '.ヽ/ .|  ` -- 一 ィ'" ̄` .|   |-'   .
     {   | i. i   V\| _         .′  '    .
          | |i |、  '.  .〃 ̄   、    .′  .'     :.
         Ⅵト、と\ト'. “        ,  ′  .′      l
          /}   ー- 、      ー    i   .′|     |
           /   /    .         ィ|   .'  , | ./i .ハ|
           .' /  .イ        _フ T ¨´ ,|  廴_/|/ .|/
            l/}/  .|、 ..斗= 「| II  、  八  V.| `''<
            | { /´     l.| II   ヽ /  \ V    `ヽ
          ‘. V       .l:|Ⅶ .ィ"入辷ミx 厂      、
           \        .l:| Vヾ.イ:lヽ,イ入メ/    }   、
           / `      .l:l r─────‐┐   { '    、
     i@二二二二二二二二二|            |二二二二二二二二@i
     | | ┌───────‐.|______l ‐─────―┐ | |
                    ,..  / ヽ ´⌒> 、

                   /             \
                  /      |  }!      \⌒
       .           /  /   !   |   | ヽ   \
                 /ィ  :|  \∧  | /| |! トー―
                 | _|VT示r ∨j/示rx/ V(

                  レ1(  弋,り   弋り {ソ V            
                   |/V{   ___   从|>ー―――r
                   ___/>、 V /  イ7   /     /
                ___/   | | ー 77 /   /     /     
               ノ  (    | |  / /    /     /
             /     \|   | | / /    /´ ̄ ̄ ̄
           /        !   ∨∨ /  /(
           \     /|/   ∨ / / /  ⌒ヽ
            \    / 人   〈 /  /       |
                ̄  ,  >==≠  | /⌒ ト{_
                  |    | |/    |/|   |::::}!
                  |   \| {___/::/|   |::/


エイパパ「幸せそうな顔をしてるじゃないか」



 第十八章【大天使エイスリン! 日本の文化はエロばかり!?】



 股間ッ!





第十八章【大天使エイスリン! 日本の文化はエロばかり!?】 アフター


 数週間後


エイスリン「ス、スガクン!」モジモジ

京太郎「あ、エイスリンさん! あれからどうですか?」

エイスリン「オカゲデ、ウマクイッテル」カキカキ バッ

                            /             \  \
                            ´         ト、     ヽ `   `:,
                             _   /    |ハ    i
                         .  ,´   j [   |  斗ー┼ぃ」   i
                         i , { { _j斗   i|  i:」 八」ft|   |、   i
                         |ハ [ ィ 仆八   || j抖汽j「f対   沁  |
                         l{ 小 人れj「外、」    rJ:「::仆  扞仆辻
                          、 |:乂対 rJ:::|       乂 _ツ]  「 个イ丁
                          \L ]人乂ツ      ,.,.,.,   Lノ [ ‘,
                            「  |小 .,.,.,  '        i   厂 ! ‘,
                              〔 ¦い    、  ノ    ,|  〔
                             ¦ ;込、           仆 {    :,  ゙、
                           ,;  | 「   >  .,__, ィ  人 `.   iト 小
                           ,:  小:」i   [   rt]___彡 ⌒ヽ ぃ,  L, ト;
                             /_ノ 八iト〔  jLリ汽,厂「     沁 匕L _j「リノ
                         イ{  _j斗ャヒ ¨ア/  j圦 t┐ _彡ノ丿   ~^ __
                         ‘'廴」 i    〈 イ  _⌒L戎r‐‐匕  /^ ¨¨丁

    r==や-や==┬‐.              ア入     j广Y^                圦
     坏 ケ¨¨ケ   坏'/,                ノ i{ ,     r イ            /,        ,}
     '/  ̄ ̄ __   '//,             ,'^ i ∨  /人        イ _j 」      ^j
      '/ - - - -   '//,           ´  〉’ / 〃 ハ\      八ア ;       `
       '/ - - - -   '//,.          ,   ,´   ^ 、,_j   L..」     Ⅵ ,′       }
        '/ - - - -   '//,        /  /                  ヽ|/        }

両手で丸を作る男女の絵「」デーン

京太郎「よかった。俺も頑張った甲斐がありましたよ」クスクス

エイスリン「デ、デネ……モウヒトツ、オネガイシタイコト、アルノ」プルプル

京太郎「俺に、ですか? ええ、なんでも言ってください」

エイスリン「コンドハ――ワタシガ」シュルッ

京太郎「!?」

 パサッ

エイスリン「スガクンノ……モノ、ダネ……//」ドキドキ

京太郎「エイスリンさん……」ギュッ

エイスリン「アッ」ドクン

京太郎「綺麗ですよ、エイスリンさんの体」

エイスリン「スガ、クン……ウレシイ」ドキドキ

京太郎「……じゃあ、もっと見せて」

エイスリン「ウン……//」



  こう繋がったんだよゥッッッ!!!




 エイスリン編終わり
 今まで最初の予定と変わったキャラ何人かいたけど、多分エイちゃんが一番変わったパターンですね
 
 一応金髪聖人の流れは止まってないハズじゃい

 途中で豊音の戦闘AAを見つけたのが機転やったなぁ
 なんかああいうAA見ると使いたくなるんですよねー

 お次はすばら回です
 その後は奇跡のぽんこつ五連続ツアーをご用意しております


 大便の封印が遂に――解き(怜)放たれるのか……


                   _人_/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
                 Y/ :::::::::::::::::::::::::::::::∧ :::::::::\:::::::::::::::::::::.   キリッ
                 /:::/::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ:::\ :::|:::::::::::::::::::::.

                 :::/::::::| ::::| :|::::::::::/|   \__ヽ|::::::::::::::::::::::
                 |::i| ::|:::|`ト|/| ::::/|斗テ气宀〉>|::::::::::::::::::::::|
                 |::i| ::|斗テ气{/   辷_ソ / |::::::::::::::::::::::|
                 |:: V从 辷ソ          |::::::::::::::::::::::|
                 |:::::iハ           i::i::i:: |:::::i::::::::::::::::|
                 |:::::i:::| i::i::i   /\        :|::::ii::::::::::::::::|
                 |:::::i从     \/        .ィ|::::ii::::::::::::::::|
                 |:::::ii::个           ,イ<:|::::ii :::::::::i:::,゙
                 ∨八 |\:::\>‐r‐ ´ /   |/入::::::/|/
                    \ :::\ >'´   |¨¨¨7      |/\

ヘボン式知らなかったり2桁の掛け算間違えたりこんなSS書いたり
ちょっと>>1の頭が心配な今日この頃


 今日はモロモロの事情でお休みです
 次更新まで少し空くかもしれませんが、他の面白いスレを楽しみながらお待ちください


>>712
 ちょっと教養を付けにスタンフォードに留学してきます


 After a long time.
 A life by Stanford is tired. Because there isn't SAKI character in Stamford.

 When I say so. Would you like to see an achievement of a Subara superior? 
 Of course, I'll show a pretty place every handle.

 By the way, this is making an exact copy of excited translation.
 How is it?  Maybe will it be stupid?

 HAHAHAHAHAHAHA!

                                      __
                                    /´ ̄ \     ¨¨¨   、
                              , -- |   、       、   \
                            /イ ,: |    |、 \  \ \    \
                                / / {    ∧  \  \ ヽ    |
                               / / / 从   { 、\_ \ | ト、   、
                          / イ /  , { \ ∧ ´ \  | } /l }  |`\
                        _...-――-Ⅵ / 从- \ { ,ィ==从}/ イ_,ノ   ,
                     ,. : ´: : : : : : : :/ イ/ ∧ ィ= `     /'   , / /
                    /: : : : : : : : : : : : : : :/ イ从{   、          | ハ}
                  /: /: : :/: : : ,: : : : : : : : 、: : : :叭  v ― 、  ,  从{
                  .': /: : :/: : : /: : /: : : : : : }: : : : ::. \ `こ   /   |\
                  |: ': : :/: : : /: : /: : :イ: !: /: : : : :∧:、` r ´       !  、
                  {/: : : r-、/: : :/': / l: l , : ,:.|: : : : |:_\ :.     / |   ∨、
                 /} : : : { {^|: : /,{:/-- }: /,.イ: |: :.|: :.|/、  }     ,:   |    〉 \
                   /:イ 、: : 、 、: | 、__, /イ __,}:/: :.}、: |//\/       〉  /////\_
_____________/ ,Ⅵ 、\   ̄   , `ムイ: , \///∧      //イ///////////> 、_______
二二二二二二二二二__,.....ィ:://     .   ,., ィ///∨//////∧___//\///////////////}二二二二二二
            , 「::::::::::::::/ 、  l:.    ` -- 7´///////////\/∧   ///////////////////|
            / {|::::::::::::/  `  r--/:::::::::/|/∨////////////\ }  //イ/////////////////l|
             ,  |:.,:::::::::::{\___/::::::::::::,: |//∨//////////////| //////////////////,/// |
            /  Ⅵ、:::::::|   /::::::::::::/ , |///∨/////////////∨//////////////////////!
            ,  l 、:.:.\::::.、 /::::::::::::イ/,: / |////}/////////////////////////////// //////}
         /  ,  \:.:.\∨:::::<:.:.:.//   ////|//////////////(_)/////////////// {///// |

          /   {    `ーr--、´_/  {:    |////|/////////////////////////////// l///// |
          ,   |     /、__/       |   |////|/////////////////////////////// l///// |
          {   :.     {:.:.:.:|      |   |////|//////////////(_)////////////////} //// |


I thought so, KYOUSAKI is number one!!



第十九章【すばらっ! 大好きなお姉ちゃん!】


 京太郎のラブホテル監禁事件より十数分後


透華「……まず、一つ」イライライラ

煌「はい」

京太郎「あー、煌お姉ちゃん! あー」キャッキャ

煌「ふふっ。少し静かにしててくださいね」ナデナデ

透華「アナタは京太郎のなんですの?」イライラ

煌「私ですか? そうですね、私は京太郎君の……」ナデナデ

京太郎「わーい」

煌「アレは、私がまだ長野にいた頃の話です」

透華「その前に! 私にも京太郎をナデナデさせて欲しいですわ!!」ダンッ

京太郎「ひぅっ」ビクッ

透華「あっ、ちちち違いますのよ! ほぉーら、こっちへおいでー」クネクネ

京太郎「やだ」プイッ

              ,r'´ ̄ ̄ ヽ
       /丶  _//∧      l'⌒ヽ-、_
      /  .|ヽヾ、7/ i|     ヘ_/^ヽヘヘ
     /    |,⊥ミ∨/l|      ト、  └ユ
     !    .i    ト、  ヘ ヌ二¨   ヽ   !
     l    |L_   ゝヽ_/>ャ=ヽャ‐   \-、
     i   '7_,.≧=- }} ′ `   ヘ.    \ヽ

     j   ff'"⌒ヽ ノ   、_,.ィi レ、    l ヘ!

.      ノ   7弋   , ,    爪从 . i    l
.    イ    ハ  tt彳′        l j    ∧
   //   ! ト、       _   ‐ュ   /7   ∧ヘ
.  /,ハ    ヽヽヘ   f二´-‐'' "   / /    / ヘ ヘ
  { { ヘ    丶 ゝ _       /∨  /   ヘ ヘ
  ヘ!  ゝ     \  `  ┬-‐'  /!  ィ′     ヘ ヘ
       丶、_  \  广弌irく  l l 〉────'┼‐-、
         !| \   Y/ /V ≦ヽl ∨       l   ト
         !|   ハ l| ィイ' 7ソトミ、 ヽヽ ヽ.       l   l
        厶イ  j ∧/ //ハヽ\∨lルl       l
       f´ i   ノ/ ∧∨//  ヾ 、 ゝ'.ノ         l

透華「」

京太郎「お姉ちゃん、おっぱいないもん」スリスリ

煌「すばらららっ……//」カァァ

透華「……花田さん」ギロリ

煌「!?」ビク

透華「さぁ、早く話すといいですわ」フフフフ

煌「は、はい」ビクビク




 七年前 

 花田家


煌「え? うちの一族が忍者?」

花田母「そうなのよ煌。私達の家は代々、須賀家に仕えていたのよ」

煌「嘘だよね?」

花田母「それがマジなの」

煌「ふ、ふぅーん……? それで須賀家っていうのは?」

花田母「元々はある神社の本家だったんだけど、今は廃れているそうよ」

煌「神社……」

花田母「それでね、その当主を陰ながら守るのがお母さんの家――篠●家の使命なのよ」

煌「それは分かったけど、それが今更どうしたの? 昔の話じゃ」

花田母「実は今もその使命は続いているの」

煌「はい?」

花田母「貴方が十歳になった時から、彼を守るメイド忍者にならなければならない」

煌「SOA」

花田母「アナタには悪いと思っているわ。私も、今の須賀家当主が結婚するまでは……辛かったわ」

煌「?」

花田母「あ、そうそう。結婚したらもう見守る必要無いの。要は、当主を裏から支えるだけでいいのよ」

煌「そう言われても」

花田母「大丈夫よ。私の代はパッとしなかったけど、今代は結構可愛い子だから」

煌「うーん」

花田母「じゃあさっそく、実物を影から見に行くわよ」

煌「はい」


花田母「散ッッ!!!」シャッ

煌「あー! 待ってー!」タタタタタッ



花田父「……アイツ、忍者だったのか」ポツーン




 須賀家

花田母「遅いわよ」

煌「お、おかぁ、ハァハァさん、が、ぜーぜー、早いだけで」

花田母「テレポートできそうな声なのに情けないこと言わないの」

煌「SOA」

花田母「ほら、あそこに次代の須賀京太郎様がいるから」

煌「えー? どこー?(正直言うと、あまり興味が)」

花田母「あれよあれ。ふふ、可愛い子ねー」

煌「(どうせ変な子なんだろうなぁ。それだったら……)」チラッ




咲「京ちゃーん!!」

照「あっそびましょー!!」

少女「あっそびましょーい!」

                    __
             __/      \

              >          `ヽ
            ∠_ /     /   〉/ハ=-
             // /  // / /i  ヽ

              i ̄__/ ./|ニミ、`ヽ // i  ',

       r==ュ、,,,,  ノノ{ ヘY.  |::i!。ハノ//| ! i  |
       /ニニニニニ`≧、,,,ゝ、     ̄   iマ|/ i ! |
      i三ニニニニニニニニ`ヽ!      - ハ|ノ ハ|

      」三ニニニニニニニニニニ\ ! ̄マ   /ィ//
    /三ニニニニニニニニニニニニ三\ ¨-‐

    〈三三ニニニニニニニ三ニニニニ三\
     寸三三三三三ニニニニニニ三/
        7三ニニニニニニ=-‐‐‐‐寸〉
       {三ニニニニニ/      キ}
         〉ニニニニ/        }
      /ニニニ/        . :/i
       /ニニニ/       . : ://
      ./ニニニ/     . : : :/ニi

京太郎「おいーっす!」スタタ 


 ※どう見ても小学生の京太郎です


煌「……」



               _     ,. . :―,――- 、     _     __
               // 、_,. :´: : : : : : : : : : : : : :`ヽ //}   /: : :`ヽ
       ,. :´:`ヽ、  //イ: : : :,: : : : : : : : : : : : : : : : :V//! /: : : : :_: : :\

      /: : : : : : : :`//: : : ,: : /: : : : : :,ハN: : : : : : : : : :V/-、: :,. イ:´: ーヽ、: \
:、     /: : : : : : :_:_:_/:,: : :/: :イ: :/: イ: /:::::::,:.:,:l: ト,: : l: : :V//: :_:,.-―-、: : }\: :\
\,   /: , ´ ̄   /<{イ: l:イ: /:|: /ト'、从!:::::::::l ,.斗 }: :.!,: :lリ//}: :`、   ',: :.l  \: :\
  \ /: イ     /: : : !:/从l:./l/ ̄`ヾ-':::::'ー'イ ̄`ヽl:./:{/-' 、: :.:\  ':,: |   ',: : ∨
.   /:/、    /: ,: : : :,l'/ l从!{  o      o   } l: :/   〉:\: :',   }:|   /: : /
  /:/、: \_/: /: : /   ,r、!   _,....       ....__ ,-、'   /:/  ':,: :\.l:| __,/: :,.イ
  /:/ \: : _,/:/イ     {l(ハ      '       ハl}   /:/    ',: : : ̄: : : :, ´  ',
 ,:./    ̄: :/:/        ー ',    ,_ , _,、   ,イ-'   {: {    ',: : : : :,イ
':/   _/://:/ ,  _     ゝ  {_ ^__,} , イ     l: : ',    ヽ- '´: :|
ー- '´:_:_/ /:/ {:L_,.: :/   ,...._ > . _ . < _,.....,__.  L: : :ヽ、      ',: 、____
 ̄ ̄     /:/   ̄/:/  /l:..l:..:..<   > <´  >:..:..:l:..} ',  `ヽ、_: : ー- 、 、: : : :,.. -
      /: :{___/:/ _,/  |:..|:..:..:.\ / || \,/:..:..:..:|:.|   、_    ` ̄ `ー ニ: '´、
        {: : : :_,..- ' {     |:..|,:..:..:..:ト、 || //:..:..:..:..|/ ,   }           `ヽ: }
        ̄´    /    ∨:..:..:..:..ヾ、 || //:..:..:..:..:..、 /  〈             }:/


 ※はい。どこからどう見ても小学生の煌さんですね? 



煌「」キュキューン

花田母「どう? 可愛い子でしょう?」

煌「そそそ、そこまではなくもないというか、なんというか」モジモジ

花田母「なんというか?」

煌「すばらっ!!」カッ

花田母「そう。よかったわ」


京太郎「今日はどうすんだー?」

照「どこでもいい」

咲「うーん」

少女「湖がいい! 湖がいい!」

京太郎「じゃあ湖でいっかー! 行くぞー!」タタ

咲「あ、待ってよー!!」

照「待ってー」

 タタタ

煌「(こっちにくる!?)」ドキィーン

京太郎「ん?」ピタッ

煌「!!」

                     -=
             >  ̄`       `ヽ
           /

          /                   ミ=‐
       _彡  / ./       /           \ ヽ
      >-/  /      /   i            ヽ \
     ///  , /  /  //   i     !         ',.  \
   /ニ∠ニ= イ/ ,/  // / イ     i     i  i ヽ ̄
  /ニ三三イイ/ //  ≠{‐y-/、|   i  i     |  i厂
  /三三三/∠ ィへ| /| .| /∨|{ i //.{ i /-.i_ i.   |  |!\
.../ニニ三三{ニニニi fヽ|/ !/iム_  i! ∨/| .!/|//i } .!  i i. |i‐-`-
イ三三三三{ニニ∧、〈i ≦ニ==ミ、  ∨i __|/ } ハ |  } |! ト!
ヽ三三三三{三Υヽ  ..:.:.:.:..     、!≠==ミ、 }| /! | |
 }、ニ三三三{三i  ト        ,   :.:.:.:.:.:.`/ }/.:| ハ|
 ニヽ三三三{三i‐-{∧   r-          /彡//!  <こんにちわー♪
  ニニYニ三三寸  i∨ヽ  丶   フ    イ三// i
=ニニニ}ニ三三三\八ム、 \        イ三ニ// /
-=ニニ}三三三寸三\厶\ >   ≦ア. : .:{ニニ///
=ニ三}三三三ニ寸三ニヽ \{、  //. : . :/三/
ニ三三三三三三寸三ニ \ ヽ,/'. : . : . /三〈i

ニ三三三三三三三寸三三\. : . : . :./三/
ニニ三三三三三三三寸>-‐´: . : . :イ彡'



煌「」キュキュキューン


;;;;;;;;;;;;|: : : :/: : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : .......:::::::ヽ:ヽ;;;;;;;/ : : \
;;;;;;;;;;;」: : :/: : : : /: : : : : : : : : : : : :...:::::::::::::::::::: : : :\!/'‐-、: : :ヽ
;;;;;;;;;{: : ::/:::.... /: : : : : : : .. .......:::::::::: : : : : : : : : : : : : V;;;;;;;;;;;\: : \
;;;;;;;;;l: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : :.∨;;\;;__;ゝ: : }
、_」: :′: : : : : : : : : : : : : : iへ∧: : : : :| : : : !: : : : : : : :∨;;;;;): :人: :.l
;; \: :l: : : : : : l: : : : : : : : : :〃~`´!: : : : l: : : :ハ: : : : : : : :i| ̄: :/  }: :l
 ̄T'゚`l: : : : : : |: : : :j: : : |: :l:!   } !: : :.|: : /: :l: : : : :ヽ、l|: : /   l:V

 ̄:::::: {: : : : : : |: : : ハ: : !: :l|     lハ: : :レヘ: : }│/: : : ハ」: :(  /:/
\>-、l: : : : |: :A‐-ト==j-∧{__,   }l| ‐'7=テトV: :l/l: : : :l !人 ∨: :/
「'//rヘY: : :.l: :l ヽ/_」二z_ハ  u ノ レ,ィ7ネソ ノ:.:ノ: ハ: : :N  ∨: :/
Y( (´〉l: : 人l=ィ=テ7_;;ラF      -`"´ レ'フ:./: .}: ://_ /: :/:.\

丶\ぃ_l: /  ` ヽ ゞ=-'′        // i/レ' : : レ':/ ,`i: :/\: .:ヽ
: : ヽ_ゝ_レ′ /  ̄ / / / } //__j_: : : :/: :/   .l、'  ) : : }
: : : : \ ̄l\ u/ / / /     / ヽ _` 、:./     l ヽ/ : : /  (な、なんという……すばらっ)
: : : : : : \!  ヽ、   t‐-- 一'_,フ ´   丶.` 、 \   /  l: : :/
\: : : : : : )\   >、 _   ̄ フ´       ! \ ヽ ヽ      l: /
  ).: : : : ハ   \   ヽ二>′        ヽ、 / { |     |′
 /: : : /: : :ヽ   \    /      __ ,ィ勹、 〉 人 l      ハ
/: : : :人: : : : \   \ ./     ,イ′/`\// i ´    / }
: : :/  \: : : : )    ∨      i′!/    `‐′  }    /   l


京太郎「おいてくぞー!」

咲・照・少女「「「待ってー」」」
 
 タタタタ

煌「……」

花田母「……覚悟は決まった?」

煌「決まった」キリッ

花田母「そう。じゃあこれからは一人前の忍者になるべく辛い修行が待っているわよ」

煌「いいんです。彼を、京太郎君を守る為ならなんでもします!!」

花田母「すばら」グッ

煌「すばら」グッ


 それからは辛い修行の日々でした


花田母「さぁ、ここで決めるのよ!」

煌「イヤァーッ!!」

            r=z-、
            ィゞ{| ヘ::ヽ
      ,ィ二ニiト=z`  ∨::',
      ゞ ム_ヾ、 `ヾ、 ∨ヽ、

   _,ィ─=ニ`ヽ二二二二二ニ弋
  ,ィ"ー-─-、_ゞヾヘ 廴`ー气ニゞ ヽ、j`ヽ
 ゝ一ハ>一 >-‐ゞ下、¨ー─--─-、:∧::}
   /::レ:"´::/ ̄ヽ::ヘ:::ヽ、 r-y' ̄""ヽゞⅥ

   \_;;y'”     ヽ:::',ゝ∧_: : :_>弋Wソ
.   ム,,_.,    ,y-==入弋-ゞー`: :ノ: :/}レ
    辷_二二,ノ .,ィ=kjヽ `ゝz /kj∨ヒソ `ゝ                           _   __
       ,ィー´ ̄冫-ヘ=〉__r=、 ィtゥ  ,` i                       __ ,..-===|  } ̄y::::.〉
      /  /~`ヽ ̄"ヽ、`ー、`".._r‐ /} ̄ ̄ ̄~゛`ー─‐--、_     _,..-‐' ̄     _y-─L__iゞイ./
      `ー-く___}    |: :\ノ //l`" / ̄`ー──--‐─‐‐、 _,ヽ __.,ィ´    >-‐ ´      ムイ
            弋-、≦i: : : : ヾソ:.i' ̄    ./`ゞヘ _ ,.ィ-‐`ー”    _.> ´
                 ヽ: : : : : : : :,':.`"ヽーy'..::::::::'ル"     _ y-‐‐'"
.                \: : : : : : : : : :/,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;,}.:.: _,,..ィ' ´
                  ヽ: : : : : : :/:::::::::::::::::::::::i}ィ'"
                   入___,/:::`ヽ::::::::::::::::|
                 r'<,z_:::::::::;;;;;;;≦ / ̄ヽ、_

                 {i/   ` ̄ 斗r‐y"_x=z._   .〉
.                / y-ー─一-'" >}_}  ̄弋ノ
.              /ソ´     _> ´

              〈     _ ,..ィ'"
              `ー' ̄

 肉体の限界を極め、隠密術を学び


京太郎「ふんふーん」

 コソッ

      | ___
      |´: : : : : }: `丶、
      |: : : : : : : : :ヽ: : ヽ
      |: : : : : : : : : :j:く⌒77⌒)
      |: :/i/゙|: :.|: j :| : Y^く\/
      |Vイ |: 人:l/|: : |__人: :\   ハァハァ
      |〒| :|/テ〒|: :んュ:┘ : : ヽ
      |┘   辷ソレV /: : } : :}: : : :、
      |"___ ""__ノイ: (ノ: :人: : : :}
      |_ー─‐' イ  {: : :/   }: :,'
      ,.┴i匸乏_     ∧ : \ /: :/
    {ニ 八_ノ/>、  / :/\ : V: :/

     `T/...//⌒^)( :(.   \: く
      |........{{/  /  \\ (_) :)
      |.......く   {    >>乂:く
      |..../`>‐┘  (⊂ く:<)ノ
      |'´ /        ̄、_/´
      l/.}
      |....人
      |_,,.イ

 一人前になるまで直接の接触は禁じられていたので、背後から見守る日々


 現在

煌「という経緯でして」

         , . .-‐ : : ̄: : :‐-

        / : : -‐: : : : : : : : : :`
.        / : /: : : : : : : λ: : : `: : \
       / : / : : : : : : : : :ハ: : : : : :\:ヽ
       .: : / : : /: : :、: : /  |: :!: : : : : :ヽ’
  , . -‐‐マ : !: :.:|: : :/V   |ィl´ : l : : : : Y                /7
. /: : : :, ‐ノ: :|: : /|: :∠|/   / l : /| : : : |:.|               //
/: : : 、{   、ん : | ,ィ':沁ゝ   仏ィミ.j: :/:/|/\             //
|: : : : :\_廴ヽ| 弋_ツ     辷リ//!ヘノ: : : ヽ         r、/ハ
ヽ:.: : : : :.:、--‐寸 ""     '  ""'、レ ′ ): : : : i        ノ ノレく
  \:、: : : :\.  ヽ、  r‐‐ァ    へ`¨´: : : :/ノ      / /イ/¨}
   `ー ̄ ̄  r、|`  `_´   ´ <: : : __//        .{ γ`ユノ
.          _ノ` ‐- _ .「`)、      ̄ //       /` ー-く
       _ ノ \   /` く |` 、                /  / //
     γ     \/`{ ̄}ヽ!ヘ ` ー、         / `ヽ //
     ん-、 、   ヽ `Yヽ.  |   |\       ,     j′
     |二ニ\l    \V.∧ .|   |ニ|`     /       /
     | ̄`ヽニ、     V/∧|   マ/   `¨Y´       /
     |    `、}     ヤ 、∧     i       }        ′
     |     {.      ヤ〉 〈',   j
     |.      l.       Y /ヾ、   }- _       /
     |.      |        |///ハ  |     ‐-- ´

煌「父の都合で転校になったので、今は福岡にいますが……いずれは彼のメイドに」グッ

透華「め、めめめメイドですって!! 一!! 一ぇぇ!!」

一「何?」

透華「メイドですわ!!」

一「うん」

透華「悔しくありませんの?!」ダンッ

一「別に」

透華「純!!! 智紀!」

純「まー、オレは透華のメイドが気に入ってるし」

智紀「右に同じ」

透華「違いますわ! そこは、「須賀が透華と結婚すれば俺達は須賀のメイドだな!」でしょう!?」

純「知らん」

透華「むきぃーっ!!!」

京太郎「あのお姉ちゃんこわい」ギュッ

煌「大丈夫ですよー、ふふふ」ナデナデ

透華「アジョイハ;jvhダ@k@」

一「バグってるバグってる」




煌「まぁ、私のことはともかく……今は京太郎君のことですね」

透華「ええ。精神的ショックによる幼児退行……もうすぐハギヨシが診断結果を」

 サッ

ハギヨシ「お持ちしました」

京太郎「うー? おもちー?」

ハギヨシ「おや、お餅がお好きですか?」ナデナデ

京太郎「うんっ!」ニパッ

ハギヨシ「ふふっ、では後でお持ちしましょう」

京太郎「おもちをおもち?」

ハギヨシ「ええ。お餅をお持ちしますよ」クスクス

    : : .    ヾ 、:     丶: .
    . : :、: .   ‘,ヽ: : . .    ヽ: .
  . : : : ;,;ヽ: .   ',== 、: : : .   ヽ:.
. : :,;才"´  ‘, .   ',   丶: : :.   ‘,.
イ    _- . ‘,   ハ   ‘,: : .   ', :
  ,.ィ"´  . . . .‘,:.  i: : : : : :', : : :   '; :
イ  . : : :,,;。-≦='; :  lミ≧=-} : :   . : :
. . :,:ィ升''"´    _',: : !  ` '''l : :  .: : :
ィ匁'"     ,+±-, :. l、   l : :  i : :
才        rTlllllllllli, : l+  l :   .! : :
       丈llllllllllllli : ll  八 : . .ハ : :
        于+lllllllllllli, :.!   .ヽ : . ヘ : :
、       '±┼十´l:.l    ヽ : . ', :

ミ爻x、            l:l     ,ィx : .
ベ''爻≧ト.,,_       l:! _,,.。ャ爻彡ム: : :
`: 、ヾミミ=爻三圭ニ圭非圭圭彡''"- ',: :

  ` ー` ‐=ニ:三三三ll三ニ≠二 ‐ ! :
           ̄ - l!=ニ= ´   .! :


透華「ハギヨシィ……何を私の前で京太郎とイチャついてますのぉ?」ユラァリ

ハギヨシ「そ、そのようなつもりでは」アセ


智紀「……イイ」

一「!?」

純「おいおい、勘弁してくれよ」

佳織「ハギ京……」カリカリ

歩「滾りますね!」


透華「それで? 診断結果は?」

ハギヨシ「我が龍門渕家専属の優秀な医者に見せたところ」


 ~~

ハギヨシ「いかがでしょうか?」

医者「私は外科なんだけどね? でもまぁ、これくらいなら一日で治せるよ」

ハギヨシ「本当ですか?」

医者「私を誰だと思っている?」キリッ

 ~~


透華「パーフェクトですわハギヨシ!」


煌「よかったですねー」ナデナデ

京太郎「すばら、すばらお姉ちゃんっ!」ギュゥウ

煌「わわっ……//]





透華「では一晩、龍門渕家で手厚く保護しますわ!!」

煌「確かに部屋も余っていそうですし……京太郎君のお母様にはもう連絡を入れてますので」

透華「決まりですわね。ほーら透華お姉ちゃんでしてよ~?」ニコニコ

京太郎「やだ」

透華「え?」

京太郎「すばらおねえちゃんがいい!」ギュゥー

煌「きょ、京太郎君っ!」パァァ

京太郎「ねね? いいでしょー?」

煌「……ふふっ、仕方ないですね」ナデナデ

              / .::::::::::::::::::::::/ ':;:::::::-‐-::::::::i::::::::::::::::::|:::::::::⌒マ'*;:::::::\
              .' .:::::::::::::-‐-:::i   ':::::::!::::::::::::::ト、::::::::::::: |:::::::::::::: |  \:::i}::ヽ
           ,.i:::::::::::|::::::::::::::::|   \|\ト;..ユ., \}\/::::::::::::::: |   }!:}!::::
         /!::::::::::';:::::::::∧{     ,zf丐:::芯㍉ ∨:::::::::::::::::|  ,゙:/::::::
       ,::::::::::/;:::::::::::V,ィ'丐心      r':::::::}::} ,リ }!:::::::::::::::::::j / .::::::::::
.       /{::::::::;゙ \N::W゙ r':::::}:}       弋ーク  _,.⊥:仁..孑≦::::::::::::::::::::::
.       ,::::{:::: 弋,   ,.:代゙弋ーク           ー-==-::::::::::::::::::::::::::::::::
      !::::`*::;_;:>'´:厶イ     丶     '"""   \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
       ‘;:::::::::::::::::::::::::::::::::} '""     /        r≧;ァ‐-‐ッ:::::;:≠´
        \::::::::::::::::::::::::::;ハ      ̄           /::/  ⌒¨¨´
        \:::::::::::</^Yゝ.             イ::/
           `¨¨¨⌒{:  i   `iト .      イ  Κ
                  i   i         zf´     / \   ,,. -‐…‐-ミ
.                {   |        /ⅵ _/    マ^´          ,
.                |   |-‐‐- -‐ァ゙ ∧_∧         }             ′
.              /{   |    / /  } }       /            }

煌「一晩だけ、ですからね?」

京太郎「わーいっ!」


透華「」

純「涙拭けよ透華」

智紀「どんまい」

一「ちぇっ、つまんないのー」


ハギヨシ「では部屋にご案内しますので」

煌「ありがとうございます」

ハギヨシ「一応ダブルのベッドにしておきます。おそらく、一人では眠れないでしょうから」コソッ


煌「す ば ら」


ハギヨシ「いえ。ではどうぞ」


昔の京ちゃんは宝物庫持ってたのか…


>>792

 須賀京太郎 クラス(アチャー)
<<スキル>>
【女子律:EX】(人生においてどれほど女性にモテるかという宿命を示す)


 京太郎の謎が解けて来ましたね(適当) 



 客室

ハギヨシ「何かあれば呼び鈴をお使いください」

煌「何から何まですみません」

ハギヨシ「いえ。では私はこれで」サッ

 バタン

煌「出来る……!」

京太郎「ねーねー」グイグイ

煌「はい? なんですか?」

京太郎「絵本読んで!」

煌「絵本ですか? でも絵本は無いので、お話を聞かせましょうか」

京太郎「おはなし?」

煌「ええ。じゃあ、ベッドに行きましょう」

 ボフン

京太郎「ふかふかー」

煌「ふふ、本当にふかふかですね」モフモフ

京太郎「お話! お話!」

煌「はい。では……私が中学時代、お姉さまと慕った方との冒険活劇を」

京太郎「?」

煌「少しムズカシイでしょうか? では、私が新聞部として」

京太郎「しんぶん?」

煌「これもダメですか? では、私の知人の宇宙人が体験したToLoveるな日々を――」

京太郎「聞きたい!!! 聞きたい!!」

煌「もう、しょうがないですね」ヨシヨシ


 十数分後

煌「それで彼は女性のスカートの中に手を――」

京太郎「ん、うぅーん」ネムゥネムゥ

      /: : : : : : : : : : : : : : :ヽ
    __/: : : : : : : ∧: |: : : : : : : :l
.  /: :′: l: :⌒ / |: |⌒: :|: : : rト
 /: :.:/|: : :.|: : :./   !八∧:.|: : : 圦: :\
 !: :V 从: :Yんハ    んハY:./::ハ : : :.

 : : : \ ∨弋::ソ   弋::ソノ/≦.ノ: : : :}
 \: : : >ハ ,,,  '   ,,, <: : : : : : : :/
    ̄   ト    (ヽ  イ  >: : :./
        r ≧ -<、   ̄ ̄
     / ̄| \ ノ |\

煌「あら、眠たくなってきましたか?」

京太郎「うん」ボー

煌「では布団を被りましょうねー」

京太郎「お姉ちゃんはー?」

煌「私もすぐに入りますよー」

京太郎「?」

煌「(匂いは大丈夫かな?)」クンクン

京太郎「早く早くー!」

煌「お待たせしました」モフッ

京太郎「えへへっ」ギュー

煌「ひゃぁっ……//」

京太郎「おねえちゃん、いい匂いがする」

煌「(嬉しいけど、恥ずかしい)」カァァ

京太郎「んぅー」スリスリ

煌「(というか、こんなに近くて、大きな体に抱きしめられててててて)」ボムッ

京太郎「……スゥ」

煌「……?」

京太郎「……」スゥスゥ


煌「……すばらくない」ムスッ




京太郎「……」スヤスヤ

煌「……アナタに仕えると決めて七年近く」ナデナデ

 色々なことがありました
 まさか、私の後輩がアナタと仲間になるなんて――思いもしなかった

煌「そのお陰で、直接会って話す機会が出来たんですけどね」

 京太郎君は知らないでしょうけど、私はずっとアナタのことを

京太郎「……」ゴロン

煌「メイド忍者という立場上、私はアナタと結ばれることは許されません」

 だから――
 せめて、せめてこの瞬間だけは

煌「京太郎君の隣で、一人の女として……」

 スッ

京太郎「んぅ……」

煌「……」ドクン


 ドクン ドクン


煌「キス――しちゃっても、いいですか?」



 翌朝


煌「……」スゥスゥ

京太郎「んー?」ガバッ

 キョロキョロ

京太郎「あれ? ここ、どこだ?」

煌「んぅ」ギュッ

京太郎「ん?」チラッ

煌「きょう、たろぉ、くん……」


               /⌒ _>、/⌒ Y¨¨¨  、
             /´> ´   ,    }      \
             , ´    /     :    、   ヽ
            /     /  '      |  |   ∨    :.
          ー‐イ' /  /  | | l     }  | |  |     .
                / '   ' / |{ |    / /| }  l  |    |
           // / { |-+-|、  | ,-}/-}/- /  }    {
             / ,..イ , 从,ィ=从{ l / ィ=tミ}イ/ /_   从
            ̄´  |∧  {  Vリ ∨'   Vり /' /- }  / }
               / 从ム   ,      ム,イ-、/l ,
                  :.            r ' /|/
                 八   __ _     / /
                     、         イ Ⅵ
                    \___  イ   |ヽ
                   「 、 |    r <///|

                   |/}_」    |//(_)//|_

               , <///〈      ,」////イ////> 、
          r--- <////////∧   /////////////////> 、_

京太郎「……」

煌「ん? ふわぁ……京太郎君?」

京太郎「……」

煌「京太郎君?」

京太郎「やっ」

煌「や?」



京太郎「ヤっちまったのかよぉぉぉぉぉ!!!」

煌「はへ?」

京太郎「うわぁぁぁぁ!! くそ!クソクソクソ!! なんでだよ! なんで覚えてないんだ!!」

煌「???」

京太郎「ていうかなんで花田さん!? オレ、確か絹恵さんにレイプされたハズじゃあああ!!」

煌「あっ、なるほど」ポン

京太郎「一晩で二人連続とか! しかも覚えてないなんて最悪だオレぇぇぇぇ!! うわぁぁぁん!!」

煌「ふふっ。少し、面白いので……このままにしておきましょうか」クスクス





 三十分後


透華「とまぁ、こういう事態でしたの」

京太郎「そ、そうだったんですね……色々ご迷惑をおかけしました」

煌「いいんですよ。子供になった京太郎君、可愛かったですから」

京太郎「うわぁ、恥ずかしいぃ。そんな姿見たくねぇ」


衣「このDVDはなんだ?」

一「イイモノだよ」フフフ

 カチッ

テレビ「スバラオネエチャーン」


京太郎「!?」


衣「?! こ、これは……」ゴクリ

智紀「こんなこともあろうかと」

衣「なんだこれは……どうすればよいのだ!?(胸の高鳴り)」ドキドキ

一「ブルーレイに落としてよ」

智紀「OK」

衣「後悔噬臍!!! なぜ、なぜ衣はこんな大事な時に……!」ギリギリギリ

   ./ ./       /                        ハ
  / ./  /   ./  /                ',           |
 ./ ,/  |   /  .!      |  |         ハ           !
 i 〃   !  ! !   | |      !   |   |     | |        |
 | ||   |  | |   i! i!      |  !   i!    i! l        |
 | ||   |  | |   ハ !      |   ト.   .ト、 |   ||!|          |
 | ||   |  | | ` ト.!ト、    ト、 | |  .斗七i¨ ̄||リ        ,{
 .Ⅶ   !  i!.ト、 | .|{`ヾ.   | 斗匕  i! | ハ  /}'          ,'∧
  ヾ、  |  从/芹乞ぅミ \  ',  ≠r笊乞ぅミx./       //,∧
     \ \  《 う:::::爿  `ー\. う::::::::爿 》       ////∧
      \ヘ\ゝ乂辷ン       乂辷ン  ′     { /////,∧
     ./ `\{                 .′     ∨//////∧
     /   .八      '            .′        ∨//////∧
    ./   /  ,ゝ    ,   、       ,.!         ∨//////∧
   /   /  /  >...        _....::´::|            ∨//////∧
  ./   /  /  /   >ァ r   ´  ./|          ∨//////∧

衣「仕方ない。もう一度強姦未遂をすれば、幼児化を……」ブツブツブツ

純「ダメに決まってるだろ! いい加減にしろ!!」

衣「うぅぅ~!! 衣もキョウタローを甘やかしたいぃぃ!!」バタバタバタ

ハギヨシ「おやおや、困ったものです」



透華「でもよかったですわ。元に戻って」ゲシゲシ

京太郎「あの、なんで蹴るんですか?」

透華「私を傷つけた罰ですわ」フンッ

京太郎「???」

透華「それより、お腹が空いているでしょう? 食事を用意しましたわ」

京太郎「やった! 俺もう腹がペコペコで」

透華「ちょうど海外から取り寄せた貴重なフルコースでしてよ」

京太郎「へぇー、それはなんかスゴイですねー」

透華「特にこのエアとペア、それとアカムにGODは……」

京太郎「うまそうだなー。でも朝からこれだけの量は……いや、食ってやる!」

 ワイワイ アハハハ


煌「……」ズキン

 これは、わかっていたこと
 元に戻れば、京太郎君にとって私なんて――取るに足らない知人の一人

煌「(私の、臆病者――)」

 後悔するくらいなら、あの時――唇を奪っておけばよかったのに

煌「(本当に、馬鹿)」ウルッ



京太郎「あ、そうだ」ポン

                     ____
               ,. ´ __    `¨¨ヽ

            ,   ̄`  /  ヽ       `ヽ
           /  _     ,:   ∨   、    :.
          / /,´      /    |    ヽ     .
       / //'  ' /  ' /   l| | :  :  ∨   :
       l// / , / ' l| | |     | | |  |   |   |
     _/ ィ / { l |__|_{ |∧   }/ ' / l  |   ∧
      ̄  {〃  Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧}
          / ,  从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | '
           / イ从 l ム        Vり ム'  ノ/}'
         ´    \∧  '        ,r ' /
               、  v   ァ    / 从/
                     \ `こ     イ  _|、
                  ` r  ´   //∧
                     /|     /////∧
                「  |   //////////> 、
              , </∧ /   {///////////////> 、
            , </////// ∨__∨//////////////////>、

京太郎「さぁ、早く行きましょうよ! すばらお姉ちゃん!」

煌「え?」

透華「!?!?!?」

智紀「!?」

一「わお」

純「おいおい」

ゆみ「お姉ちゃんだと?」

歩「滾りますね!」
 

モンハン混ざっているけどアカムって食えたっけ?


>>809
 食えます(半ギレ)
 捕獲レベル114514くらいでしょうか



透華「でもよかったですわ。元に戻って」ゲシゲシ

京太郎「あの、なんで蹴るんですか?」

透華「私を傷つけた罰ですわ」フンッ

京太郎「???」

透華「それより、お腹が空いているでしょう? 食事を用意しましたわ」

京太郎「やった! 俺もう腹がペコペコで」

透華「ちょうど海外から取り寄せた貴重なフルコースでしてよ」

京太郎「へぇー、それはなんかスゴイですねー」

透華「特にこのエアとペア、それとアトムにGODは……」

京太郎「うまそうだなー。でも朝からこれだけの量は……いや、食ってやる!」

 ワイワイ アハハハ


煌「……」ズキン

 これは、わかっていたこと
 元に戻れば、京太郎君にとって私なんて――取るに足らない知人の一人

煌「(私の、臆病者――)」

 後悔するくらいなら、あの時――唇を奪っておけばよかったのに

煌「(本当に、馬鹿)」ウルッ



京太郎「あ、そうだ」ポン

                     ____
               ,. ´ __    `¨¨ヽ

            ,   ̄`  /  ヽ       `ヽ
           /  _     ,:   ∨   、    :.
          / /,´      /    |    ヽ     .
       / //'  ' /  ' /   l| | :  :  ∨   :
       l// / , / ' l| | |     | | |  |   |   |
     _/ ィ / { l |__|_{ |∧   }/ ' / l  |   ∧
      ̄  {〃  Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧}
          / ,  从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | '
           / イ从 l ム        Vり ム'  ノ/}'
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               、  v   ァ    / 从/
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            , </////// ∨__∨//////////////////>、

京太郎「さぁ、早く行きましょうよ! すばらお姉ちゃん!」

煌「え?」

透華「!?!?!?」

智紀「!?」

一「わお」

純「おいおい」

ゆみ「お姉ちゃんだと?」

歩「滾りますね!」


煌「きょ、京太郎君?」

京太郎「って、あれ? 俺、今なんで……」

透華「お、おおおおおおねえちゃん!? 透華お姉ちゃんはどうですの!? おすすめですわ!」

衣「衣だ! 衣をお姉ちゃんと呼べキョウタロー!」グイグイ

京太郎「わわっ!? ちょっと待ってください! 俺だって混乱してて!」

歩「滾りますね!」

純「ちょっと黙っててくれ」

透華「きぃぃぃ!! 今日こそは思い知らせてやりますわよ!!」

京太郎「だから誤解ですって!!」


 ギャーギャー


煌「……」ポカーン

 私のこと、すばらお姉ちゃんって……
 もう、忘れ去られたものだとばかり

煌「ふふ、そうですよね。どうなろうと、京太郎君は京太郎君」

 幼児退行していようと、していまいと須賀京太郎という人を――私は好きになったんだから

煌「この気持ちは――大切にしなきゃ」ギュッ

::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
:::::::::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::::::::::::::::::::::.. ::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::ハ
:::::::::::::::::::::::::::\::: ,ィ‐ 、:/:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::/::::/:::::::::::|
ヽ:::::::::::::::::::::::::::::\/ニ、ハ{:::::|:::::::::::::::/::::::::::::::::::::/:/::::::::::::::|
 ヽ::::::::::::::::::::::::-、::::::>} ∨!:::::::::::://::::::::::::::/::/:://:::::::::::|
  \::::::::::::::::::::::::\〆   \|\!/ |_ ,-‐'// //::::::::::::/

    \:::::::::、:::::::::::::\__       `ヤ、 /  /.//:::://
     |::\_ヽ──‐ '   |∧ヽ,   ヾ  //:::::/ヽ
       〉:::             `     〈 >/:::〉:::|
     _/                    ヽ<-‐'::::::::}
  ./∨              ヽ     /─`:::::::::/
 /   \     / 、        `    ∠`ニ:::/
 ̄ヽ    \   /\  丶    /
 ヽ \    !ヽ { /|    ` -


煌「京太郎君っ!」

 だって私は――

京太郎「へ?」 グイッ

 雀士である前に

煌「子供じゃなくなったなら、こういうこと――してもいいんですよね?」スッ

 メイドである前に

透華「あ、ああああああああっ!!!」

 忍者である前に

煌「んっ」

 チュッ

京太郎「!?」ドキッ

 一人の――

煌「……ふふっ♪ すばらですっ」クスクス


 女の子、なんですからね? 


第十九章【すばらっ! 大好きなお姉ちゃん!】


 カンッ

乙!すばらっ!



第二十章【巫女サーの姫! 女子力憑依の裏技!】


霞「ということで、須賀京太郎を堕としてもらうわ」

小蒔「へ? 須賀京太郎、さんを?」

巴「(なにがというわけなんだろう)」

霞「実はかくかくしかじか、須賀家の血筋をどんちゃほい! eternalwater!」

初美「(ありがちな設定ですねー)」

小蒔「そ、そんな大層な理由があったなんて……でも、私なんかが」モジモジ

霞「(イチコロだと思うけど、確かに不安ね)」ウーン

春「私にいい考えがある」ポリポリ

霞「どうするつもり?」

春「このサイトに、男を落とす手練手管が載っている」

初美「凄く胡散臭いですよー」

霞「でも、何か参考になるかもしれないわ!」

小蒔「参考に……この、アラサー嬢という方は恋愛の百戦錬磨だそうですね」カチカチ

霞「それは心強いわ! さぁ、これを参考に須賀京太郎を堕とさなきゃ」

小蒔「あの、拒否権は無いの霞ちゃん?」

霞「ちなみにこれを拒否した場合」

小蒔「場合?」

霞「神威鎮々」カッ!

小蒔「や、やりますっ!! 絶対に須賀京太郎さんを堕とします!!」アセアセアセ

霞「(嘘だけど)」

巴「(えぐいことを)」

小蒔「……須賀、京太郎さん……か」ドクン


                ,.....──......
                ,ィ::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
            ,ィ:::::::::::::::/::::::::::::::',:::::::::',ヽ

              ,':::::/::::::::,イ:::::::::::::::::ハ::::::::::',ム
.            ,':::::::{::::::ハ‐{ハ:::::,'.}:::,'-:::::}::::::',::',
           ハ::::::::ハ从 ', 乂| リイ ,'::イ:::::::,'::::',
           V:::::::::{  「l      「l 'ノ::::/:::::::l
           ム:::⌒l.  l」     l」  'イ⌒,:::::}
           {{.!::',. } 〃      〃  .} /::ハ}
             ',乂::ヽ、  ⊂ニ⊃ U .イ-'::ノ }!
             ゙ゝ::;>   _  .<::,イ   ノ′
                 /:::}/、ヘ/'ヽ、 {::ヽ
                 /:::ツ ヽ ≠  /` ',::::ヽ
              ,イ:::::イ   〉′ /    )::ハ::)
          ,イ (::,'  /  /.     Vイ ヽ
         r-',__/ヾ /  , ′.      ',__  ノ_
         7_}-.{.  /  ./         }─ヘ┤
.           7  人 {  〈         人  ',
.           /     ヽ-=ニニニニニ=──く    ',
         /     }={ニニニ只ニニニニ7{_      ',
          /.      ノニ{ニニリニマニニニ}ニ',     ',
.        /.    /ニニ≧=ニニニニ=≦ニ',       ',


小蒔「だ、大丈夫でしょうか……?」

 
 つ づ く

姫様キタッ!これでかつる

あと>>1とはうまい酒が飲めそう(薄い本的な意味で)

降ろした神様が何とかしてくれるから大丈夫 大丈夫ヘーキヘーキ(白目)


 五連続ぽんこツアー第一弾は姫様
 正直言って、この五連続ツアーは原点回帰を意識しています

 なので、恐らくですが――破壊力は咲、照クラスになること必死
 しかも癒しを挟むつもりはありませんので、この五連撃を耐える必要があります

 小蒔好きな方は早めに避難して、どうぞ


ポンコツ五連続ツアー


1 小蒔(アラサー嬢)
2 ?
3 怜(ブリブリ)
4 ?
5 ? 


 3でクライマックスだと思った方


 5で死にまーす★

男須賀京太郎、1D100のSUNチェック×5される模様


 姫様編を始めると次スレにまたぎそうなので
 ここはまずアフターシリーズや小ネタでスレを埋めようかと思います

                             _

                    _ -‐   ̄        ̄     ‐-    __
              _ -‐                                     ‐-  _
             /ニニニニニ=====--   __                    __ -=ニニニ={
              /⌒    ‐=ニニニニニニニニニニニニニニニ=--   ___ __ -=ニニニニニニニ=― 、
            ′                     ⌒   -=ニニニニ{ニニニ=‐  ⌒       \
             /       _ -‐                   ',                 、
           '        /                       ',                  \
            /      /                             ',                  \
          '                                  ',               _ ‐   、
          /    _ -‐    ̄ ̄ ̄   ‐  _                   ',              __ ‐      ノ
       /  {/      ___           - _           ',       _ ‐ ⌒     _ ‐
       '^⌒ 、 \} _ =7 ̄「__) ̄ -  __        ‐ _           ',  _ ‐       _ ‐
      {    Y ⌒/: :人            「__)ト. __       ‐ ___ ,'´     _ ‐
       ー  ⌒ ーi{/: : ≧s。   -‐-     ノ:ノ: : : 7s。 _              }   _ ‐
       _ -‐ ⌒ ̄ ̄__\    ̄__ア⌒_ア: : : :ィ___)_ >   __  ノー

       {⌒\  _ - ⌒   ̄ ̄⌒ア⌒ {/⌒{⌒ ̄
       {/{/{/{ア^             {⌒ ̄ ̄⌒{
                          ^^^^^^^^^^`


京ちゃん強く生きて・・・(涙)


 梅ネタ1

※仕事してるフリしながらこんなこと考える人間のクズ


【●●先輩 京太郎説】


・家が豪邸 → カピバラを飼えるくらいにはお金持ち
・悔いを改めて → 男の家に無警戒で上がる少女の貞操危機の無さを忠告している
・練習きつかったねー、大会近いからね → 全国大会に向けた練習
・暑いねー、コインロッカー → 以前ロッカーに閉じ込められ、暑い体験をしたことを思い出した
・のどか……喉乾かない? → 和、喉乾かない?
・TON is NODOKA 
・野獣の眼光 → 和のおもちを見る京太郎の視線
・アイスティー → 雑用で飲み物を淹れるのはお手の物
・サッー! → 疲れているのどっちの為に栄養剤を入れる人間の鑑
・おっ、大丈夫か? 大丈夫か? → インドア人間の和が長時間日焼けしたら多少はね?
・地下室でレ●プ → のどっちの肢体を前に我慢できる訳ないだろ! いい加減にしろ!
・和「う、うもう」 → 和「うん、もぅ♪」 → 満更でもない
・二人は幸せなキスをして終了 → やっぱり相思相愛じゃないか!




   __/      /     ′  〃 /{  ハ   {    |  |ヽ
 ⌒ ̄ ̄ ̄ ̄  ア        i{    l l  i{{ l i{   {    |  | }  i{       /
.          /  ィ'       i{    | l 从| l i{   {    |  | } 从   〃   ′    l
         {/ /       i{    |jI斗===ミ i{   {    |   厂}/}/ }/ }   /⌒ 、
            '         ∧  狄Ⅵ汞≧八  {\  | ィ'“ 汞笊ぅ/ / 厂^ l    ′
         /  /    { ', {   ∨こリ \l   、! /   Vこツ{/i /    从  ′
        /  /    人 ', ',{            }ノ          }/   / ハ/
       ∠  ∠   イ  l\ 、 V                       }   / /



 ここで力尽きました


ホリトオルみたいに三人にストーカーされる京太郎・・・

ストーカーs「複数に勝てるわけないだろっ!!」

京太郎「馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!」


 第十五章【古典的!? あったか~い最強ボディタッチン】 アフター

医者「これは依存性だね」

宥「依存性?」

医者「何が拠り所になったかは分からないが、今の君の体は須賀君の股間に強い執着心を抱いている」

宥「そ、そんな……」

京太郎「えええっ!? 俺のチン●にですか?!」
 
医者「例えば、長時間彼女を放置すると」

 数十分後

宥「寒いよぉぉぉぉ!」ガタガタガタ

医者「こうなる。ここで、ポルノ男優の股間を見せると」サッ

ポルノ男優「ぼっくらが生まれてくーるー! ずっとずっと前にはもうー♪」ビンビン

宥「……寒い」ガタガタガタガタ

医者「反応無し。だが、ここで須賀君のズボン越しの股間を見せただけで」

京太郎「つっても俺の姿を見せただけですけど」

宥「あったかぁぁぁいっ!!」ボムッ

京太郎「」

医者「ね? 簡単だろう?」

宥「あったかい……おちんちん」ワキワキ

京太郎「あの、これはこれで問題だと思うんですが」

医者「男冥利につきるだろう。まぁ、まだ治療法が確立されていない病気なのでね」

京太郎「それまでは俺が股間を見せ続けないといけないんですか?」

医者「いや、チン写メを送るくらいで最初は大丈夫だろう」

京太郎「……」チラッ
                      ___
                   x≦´: : : : : : :`≧x

                    /: : : : : : : : : : : : : : `ヾ
                  //: : : : : : : : : /{: ‘.: :∨: :‘.
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                !|:|: : :!: :.|: i|:!、: :|、{`ヽ{ヽ: : !: : :‘
                |ヽ: : :!ヽ{!/}|     ,x芹笊、:!: : : !
                | : \{,ィ笊芹     ゝ ’ ' |: : : {
                  ‘. : :{ : :ゝゝ ’  、  ::::::::: ハ: : :!|、
                  ‘.: :!: :∧:::::   _  ,    /-}: : :!|‘.
                     } :|: : : {ヽ _     x≦三!: :.':i!:‘.
                 .!: }、: : :ヽ三三三三三ニ://: !、:‘.
                .イ: ∧:\、 ∨三三三:三 /' : : /:∧:ヽ
                /:/ /三ヽ :`:`ヽ三_三三 / : : :/三: |: : :\
                / / /` <_‘. : : : !三三三.' : : :/三>'、 :`ヽ:`: .、
             ,. :´:/ : /  |     !: }: :!`:i:rァi:i:i}: : |/´  ,   ∨: :‘.: :ヽヽ
          /イ:/}/レ{  | . ´ }/ : |i:イ/¨!、:i: : :{  ヽ{,   !∨}/`ヽ:!`ヽ
              |',/三.ハ ヽ.!/  ノ//:i:/ : :{:i:iヽ: ‘.   ∨  :!\

宥「……私なら、大丈夫だから」

京太郎「……何言ってるんですか。これくらい、お安いご用ですよ」ジィー

 ボロン

宥「!!」

京太郎「俺が……必ず宥さんを助けてみせます!」

宥「ありがとう。えへへ、須賀君のその気持ちが――」ギュッ

京太郎「!?」ドキッ

宥「すごぉく、あったかぁ~い♪」ギュゥゥ

 
 チンッッッッッ!!!!


 第十六章【ステルスは捨てるっす!! お願い私を見て!】 アフター

ゆみ「それでな、須賀の奴はスタバでの注文がなんたるかを」

智美「ワハハー。その話はこれで三十二回目だぞー」

ゆみ「そうだったか? いや、嬉しすぎてつい……//」カァ

睦月「だいぶ仲がが進んでるようですね」

佳織「いいなぁ」

智美「これじゃ付き合うのも秒読みだなー。どうするモモー?」ワハハ

桃子「……いいんじゃないっすか?」

ゆみ「え?」

桃子「アイツ、そんなに悪い奴には見えないっす」

智美「隕石が降るぞー」ガタガタ

睦月「遺書を書かなきゃ」ゾクゾク

佳織「新作を書き上げてないのに……」ブルブル

桃子「どういう反応っすか!」プンプン

ゆみ「……! モモ、まさかお前――」ティン!

桃子「!」ドキッ

ゆみ「そう……か。それで、いいのか?」

桃子「……」コクコク

ゆみ「……なら、私が口を挟む問題じゃないな」

桃子「私は、別に」

ゆみ「だが、それはあくまで先輩としての話だ。女としての私の意見は違う」

桃子「!!」

ゆみ「私の惚れた男だ。侮るなよ」ジッ

桃子「……」

智美「(侮るな? 認めたからこそ、邪魔をしないんじゃないのかー?)」

佳織「(どういう意味だろう?)」

睦月「(なんだか分からないけど、分かったフリをしておこう)」ウム


桃子「……それでも、私は!」キッ

       /::::::::::/:::::::/:::::::::/:::::::::::::::::::/:ハ:::!::::::::::::::::::ハ
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...    j::::::::::::|::イ ! _ヽ!-、!ハ:::::|:!::! リ`´/`´!:|:::::::::::::::::::|

     i:::::::::::::ハ:| ,,イ行心ヽ ヽ:!ル' ィ行心ヽ!::::::::::::::::::|
     |::::::::::/::/! ! r:::':::r::}      r:::':::r::}l:ト:::::::::::::::::!
     !::::::::/::::! | r‐、::_:V         乂:_:r‐、 !:::::::::::::::::|
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     !::::::/:::::::::::,         '        l:!::::::::::::::::::::!
.   ,::::::/:::::::::::::ハ              //:::::::::::::::::::::,
   .,::::::/::::::::::::::::::::>、     ´ ̄`     ィ/::::::::::::::|::::::!:i
   i::::;イ::::!:::::::::::::::::::::::`::-,.. __ <!:::::::/:::::::::::::::::!:::::i::|
   |::/!::::::!::::::::::::::::::::!:::::::_|      _.ト;::::l::::::::::::::::::/::::ハ!
   |:ハ:::::|:::|::::l:::::::::::ト、イ`''ー 、.rハ´  ヽ!::::::::/:::/::::/  |
   l'  !::::|:::ト、:ト、,ィ´! |  ハ__Y__ハ   /ハ::::/:::/:::/  .j

桃子「先輩に、私の気持ちは分からないっすよ!!」ダダダダッ

ゆみ「モモ!!」

 バタン

ゆみ「……歯がゆいな」クッ

 
 今はまだッッッ!! 慌てるような時間じゃないッッッ!!! 


 第十七章【略奪愛! 何を諦める必要があるんや!?】 アフター

京太郎「えーっと、今日の宿題はっと」

 ブーブー

京太郎「ん?」

【受信】 京ちゃんに唐揚げ粉を塗してペロペロしたい

 今日は仲直り記念に唐揚げパーティや!
 今度やる時は京ちゃんも招いて、みんなで楽しみたいなぁ
 勿論、来てくれるやろ!?

京太郎「……よかった。仲直り出来たんだ(つっても、まだ改心した絹恵さんと会ってないんだけど)」カチカチ

【返信】
 雅枝さんの作る唐揚げ、是非食べたいです
 あと、俺はひろさんをペロペロしたいです
 
 ブーブー

京太郎「お? 早いな……って、違うアドレスか」

【受信】 絹恵です ゴメンナサイ

 あの、遅れてしもうて……ほんまにゴメンナサイ
 直接言えればよかったんやけど、まだその勇気が出ぇへんからメールで
 許してくれるとは思うてへんけど、許してくれるように私頑張るから
 だから、もしよければ――また、会ってくれへんかな?
 その時なら――ちゃんと、謝れると思うから

京太郎「絹恵さん……」

  姫松

絹恵「……」ジィ

 ブーブー

絹恵「っ!!」ガタッ カチカチ

【送信】
 最初は驚きましたけど、俺にも悪いところありましたから気にしてませんよ
 と、言っても絹恵さんは気にするでしょうからまずは、会いましょう
 そうしたら、ちゃんと眼を合わせて仲直りできますよね?

 仲直りした後はデート!! デートデート!!
 ひろさんには内緒ですけど、いいレストラン見つけたんです

絹恵「……須賀君、ありがとう」ポロポロッ

 前を向こう、ちゃんと一歩を踏み出そう
 私を支えてくれたお姉ちゃん、力をくれた須賀君の為にも――

絹恵「よしっ! 頑張るでっ!!」ニッ

 ダダダダダッ バンッ!!

       /: : :______/ / : : : : : / /: /  |: : : : : :|ヽ: : : : :ヽ\
       /: ''7´: : ∧: : :/:/ : : : : : /  ∨ /   :|: : : : .:.: ||',: : : : :‘,\
      ,'/ /: : : : |: :\:||: : : :/   /Χ    : : : : / || ',: : : : : ‘,: :
    (:(  /: : : : : |: >┘|: : :.:/ _,,x====ミ \ ′ : //  :リ ': : : : : :.|ヽ |
     \/_: : : /: : _: :∧: : |⌒ん::::::l |    /: : /厶斗<| : : : | ト | |、
.      / ̄: : : / : / |: :|V\|  | {::::: リ  ,厶イ  宍ミ、  |: : : : :| |: |∧ヽ
     /: : : :.:.:八: 圦 |: :|:     乂_少'        ん::l|\./|: : : : :| |ノ  ': i
.    /: : : : : : : :.:\(ヽ|: :|   //////          | {:::リ  {/: : : :./l/    }ノ
   / : : : : : : : : : / \|: :|ヘ                 ヒ少 _/ : : :/ノ  _/
  /: : : : : : : : : :./ __.|: :「`,>、   l⌒    、   //// TTТヽ\
/: : : : : : : : : : :/    |: :|Y \ ., 乂    \      ||:|  ) )
: : : : : : : : : :.:〃     八::l |   \≧x._ ‐---‐'     ,.ィ: |:| /
: : : : : : : : :/{___      | |  /     \ニニ===ニ二    :|:|
: : : : : : / ̄          |  ′      ', ) /\´ ̄\:|:|
: : : : /_           ∨       ├{ { 、 }    /:/

洋榎「絹!!! 京ちゃんがうちをペロペロしてくれるって!!! やったで!!」キラキラ

絹恵「……あはは、ほんまにもう」クスクス

 お姉ちゃんには、中々叶わんなぁ


 美しきはッッッ!!! 姉妹愛ッッッ!!!!
 


 第十八章【大天使エイスリン! 日本の文化はエロばかり!?】 アフターのアフター

京太郎「出来た! 出来ましたよエイスリンさん!」

エイスリン「ウ、ウン……ヨカッタ//」ドキドキ

京太郎「エイスリンさんがモデルになってくれたお陰で、素晴らしい絵になりました」

                                     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄             ※京太郎作
                               /              \-、
                             /                 \\

                  .            /    | |l        \  \ \ \\
                            /   |   | |l | ll \   |l\  | ハ l|  )'
                  .           ′  |   | |l | 斗- |\ リ _)ノイ  リ'
                            | | {   { |l { 从 八 }/ /心∨ ∧
                            | |〃    八 \x云ミ)'   V)リ'∨ ∧
                            |  | |l l \ \l\/ん 刈    `~.::.‘, \
                           l  | |l | | \ \{{乂),ツ     `    }\  \
                           l  | |l | |_//\  \\.:::::.   ┐ /  \  \
                           ,′ | リ | /::){/ ̄\  \\  ` =' ∧\  \  }
                          ′ l/  |‘イ个ー=ニ=┬  \\____∧ ‘,\  )ノ
                         / /  {   l| | l|  | l l|   } }/( l| l ll l |l/
                         { {  |   l| | l|  | |∧   |/`ヽ)ハ八 リリ ノ'
                         八八  l  从 l|八  乂乂' //   ̄`ヽ
                            )八 (  ∨  \廴_彡' r´        l
                              )'    ーイ/           l
                                  / //        i     |\
                                    /  l l       |     |  \
                                 /   / `.'.‐----‐|       .|    ヽ
                         __         .,イ    ./          |       .|     〉
                 , r ´  ‐   `' ‐ 、_,,ノ    ./           .|       .|   /
                ,r. ´  /_,、r,ィ' ¨ ¨ ' ‐ 、,  ヽr-'             |       .|   /
               , イ: : :: .,、r .'.´: : : : : : : : : : : : : ヽ .ヽ`ヽ,         .|     | /
         , .イ´: : : : : : : /: : : : : : : : :: : : : : : : : : : :ヽ              |       .| ´
.        ,イ: : : : : : : : : : : l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ           |       .|
        ,イ: : : : : : : : : : : : : .l .i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : '、        .ィ..|      |
.     /: : : : : : : : : : : : : : : .i: : : : : : : : : : _..-..――..-.._: : : '、    .イ .i .i       i
     i: : : : : : : : : : : : : : : : i: : : : : : : ,,..'';;;;;;;::        ;;;;\ '.,r.'´    .V     |
    f: : : : : : : : : : : : : : : : ,.'、: : : :,〆;;             \'、    ,' .       |
    .,': : : : : ,,..-..‐..-..-....、 ヽゝ、 .{;;;                     ',     .|        |
    |: : : ,/   ` ' ‐ 、;;;\、.ヽ .|;;;                  ',   |      |
    |: /          `' ;;;\、: ヽ,;;                    ',   |        ||
   |/               `' ;ヽ ヽ、                    ',.. .|        |.|
    .|                    ;;;;/_,.、r‐'、                    ', .|       .|..|
     i                    f´  |   .ヽ               ', .|      | |
.     i                   |  .|    .\               V       | .|
     i                  i.   |      .\               ',      .|  |
     .i                   | ,,、.i 、,      .ヽ     .,、 r‐--.、,_ ',      |  .|
     i                /´   `' .、       >イ         ヽ.',    |  |
       i              {        `、' ‐ ' ´               '、   .|  ||

京太郎「美しいです。まさか制服の下に水着を着ていたなんて」ホクホク

エイスリン「……エダケデ、ヨカッタノ?」ウワメヅカイ

京太郎「っ!」ドキッ

エイスリン「ニホンノマンガ、シラベテタラ……イロイロデテキタ」

京太郎「エイスリン、さん?」

エイスリン「ニホンノ、ブンカ……エッチナコト、イッパイ」カァァ

京太郎「ええ! それはもう!」グッ

エイスリン「スガクンモ、ソウイウノガスキ?」ドキドキドキ

 ピトッ

京太郎「そりゃ、好きですけど……あぁっ! 柔らかな肌が!!」

エイスリン「……」ギュッ

 ドクン ドクン

エイスリン「コンドハ、ヌード……カイテミル?」パサッ

京太郎「……」ゴクッ


 この後めちゃくちゃッッッ!! デッサンしたッッッ!!!!



第十八章【大天使エイスリン! 日本の文化はエロばかり!?】 アフターのアフターのアフター

京太郎「……」

豊音「わー、上手だよー」パチパチ

塞「すごいねー。女の子のヌードをこんな風に描けるなんてねー」ゴゴゴゴ

胡桃「本当にねー」ゴゴゴゴ

京太郎「ずびばぜん」シクシク

エイスリン「……」グスグス

白望「ご、ごめんね。まさか、その……そんなに、いい状況だと思ってなくて」

エイスリン「……」カキカキ

:               ヽ  ヽ
::..   |    |    .|      |
::..|  |   /:|   :|    :| .|  |
 |  |  斗七  ハ |\  :| :|_|
: :, :.|/|/ j/ | /uj/  jハハ |三()
:  :.  〒云示    〒云示jノ :|
:  :.  |ヒ:::リ u    ヒ::リ i  .:| ノ⌒ヽ
:   | | u        u 从.:ハ| (_,   }
:   | |   f´~´`^v  ィ:__|_ ー
:..   | |┏━━━━━━[___]━━━━━━┓
|/ 八{ _ノ⌒ヽ                     ┃
|_   {    )                    ┃
 | \ ┃ー                      ┃
 |    ┃                         ┃_
 | /⌒ヽ      なぜじゃましたし      /ノ〉



白望「いや、本当にゴメン」

豊音「じゃあ次は私も描いてもらおうかなー」ワクワク

塞「えー? 次は私だよねー?」ゴゴゴゴ

胡桃「私だよね?」ゴゴゴゴ

京太郎「どちらも描かせて頂きます」ドゲザ


 ワイワイワイ


エイスリン「……デモ、マダアキラメナイ」グッ

白望「うん、その意気……」グテーン

エイスリン「……?」

白望「……」ジィー


京太郎「って、お二人まで脱がないでくださーい!!」


白望「須賀京太郎……」

           ,         _
          〃-‐‐-----‐'/´       ---、
       ,, - ''       ー '、      /     l
       ´             ヽ\     !  ん  |
      /   /    |    |  ヽ \   !  |   |
    /   ,/     /|   l    _<  |   .|   !
   ィ    /  十/┤  十ト l  ハ   ヽ   /
     ̄|   {   示芸 \ |示芸!   }   〃  ̄
      j   Y\|廴 リ    廴リ,!リ ノ
     /    廴 ///   /// | }
      {/ヽ|\、, > ___ _-__,  イN/
           /  〉 | 〉、 "
         /`ヽ::ヽ〈 V/l::ハ
        ,'   |:::::ヽ「」/::::::ヽ,
        l    !:::::〈/ヽ〉:::::::::}
        └t-ィ:::::::::::::ヽ:::::::::イ

白望「ダルく、ない……かな」ドクン

 シロちゃんと【暑い日だらだら】したいッッッッッ!!!! 

 
 梅ネタ2


                      __
                 , . : . : . : . : . : . : . : . : . ,
               /: . : . : . : . : . : . : . : . : . : .:\
              . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . .,
             ,: . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : .

             . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . : . ‐-ヽ: . : . :.
             . : . : . : ./: . : . : . : . : ./: . :.ヘ: . . : .ヘ: . : . .,
            7: . : . : /: . : . : ./:./{: .ハ: . : ヘ: . : . :}: . : . :.
             . : . : .:./: . : . ///   ヾ \: . ヘヽ: . !: . : . .,
           i: . : . :,' . : . :/ 〃       `ーゝ ヽi: . : . : .  あら? 須賀君ってば

           : . : .〃: . :.:/_/          __ !: . : . :}       私とイイコトしたいの……?

           : . :〃: . :, ' _ {``     -‐'"´_   !: . : . :
           : .〃: . : {イ笄示㍉      ,ィ升刑ヾ 川: . : i
           i〃{: . : ハ‘ V::ij:: リ`      ち::ij::リ.ノ ハ: . : .,
           〃: .i: . : .ハ  `ー'’        `ー'’ ノ: . : . : リ 、
        >'"{{、: .ヘ: . : .ヘ       ,      , ': . : . : . ノニニ>s、
       /ニニニ||ム: . ヽ: . :ヘ     、  ,    ゝ: . : . イ ニニニ≫"=ヽ
       ,'ニニニiiニニ\: . : . : .>     ̄    イニヽ: . : .ヽニ/ニニニニム
       ニニニ=i!ニヽニ}: . : . : . } i`   __   ´ /ニニニヽ: . : }ニニニニニニニム
      ニニニニニニニニヘノ: . : . /^ヽ       //¨\ノ: /ニニニニニニニニ}

      ムニニ≫、ニニニニ{ハ: . :./ニニ7ニ7      {ニマニニニ'"}ニニニニニニニ≫"}
      マニニニニ≫、ニニヘニヽ:{ニニ7o7      」o',ニニ/´ニニニニニ≫"ニニ
     ノニニニニニニニ≫、ニ} ̄`iニ7ニ7` ー― '"::マニ',ニヘノ/≫"ニニニニ_7

     {ニニ≫==≪ニニヘ{__/ニ7ニ7:::::::::::::::::::>-} o',ニ{ニニニニ--= ̄
    ノニニニニニニニニニニニニ7ニニニ7o7::::> '" ´    `` ー、ニニニニニニニニニ
    }ニニニニニニニニニニニニ7ニニ> '" ´             〉ニニ/ニニニニ7
    ノニニニニニニニニ> '" ´          _, ⌒` ー-ァ ィ }>'"⌒`ヽ、ニ7
   {ニニニニニニ>'"            ,ィ-‐  ―― ¨ ̄ ̄ ⌒``ヽ  ヾ
. ̄ ̄〉ニ>"/           ,..ィ::                     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   {/;;{            , ィ::::_                     ,'
   \;;;i         , ィ::}}     ̄  --     _       _/
___≧',    , ィ:::::::::::::〃_____________ ̄__________

       ー '"   `  ̄


京太郎「ヤりたいです」

久「直球ね」

京太郎「だって部長エロいですもん」

久「まぁ」

京太郎「可愛いですもん」

久「ふふ、ありがとう」

京太郎「でも、一つ注文を付けるとすれば」

久「すれば?」

京太郎「する時はおさげにして欲しいです」キリッ

久「おさげ好きか!」ポンッ


 久のAAがッッ!! かなり増えてるんですよッッッ!!! やったぁぁぁぁっっっ!!



 第十九章【すばらっ! 大好きなお姉ちゃん!】 アフター


京太郎「しっかし、なんでいきなり花田さんをお姉ちゃんだなんて」ウーン

煌「ふふ、気になりますか?」

京太郎「あ、はい。どうしてかなーって」

煌「その理由を知りたければ、実際にお姉ちゃんって呼べばいいんですよ」フフフ

京太郎「ええっ!? で、でも」

煌「嫌、ですか?」ウルウル

京太郎「そんなことはありません!!」キリッ

煌「じゃあ、お願いしますね♪」ニッコリ

京太郎「は、はい。じゃあ」ドキドキ

煌「……」ゴクッ

京太郎「き、煌お、お姉ちゃんっ」キャルンッ

煌「」

透華「」

一「」

衣「」

智紀「」

純「」ジュンッ

          ト -ァ
      /,、く

      ∠/(o_ハ
            V,、__〈〉〈〉
        , 、∠、く_
        Vハ (oノ__
         `´ 〈:辷'-、
               `¨^}ノ_
                  ⌒))
                       ,≠´:::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
                  /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\_

                      .:::::::::::::::::::::::::::∧:::::::::::::::::::::::::::::::::マ::::``丶、
                    //:::::::::::::::、::::::/  ':::::/:::::::::::::::::::::::::W*、:::::::::::\
                    ,′::::::::::::|:::::\|   ∨::::::::::|:::::::}::::::::i:i  \::::::::::}\
.             ,.≠:{::|::::::::::::::|:::::∧|    ::i:i::::/|::::/|:::::::i|!|    ヽ:::/:::::::.
.              /::::::::;:W::::::::::::∧:/ ヽ    }从,x=≠≪jノリ:j     /:::::::::::}
             ,,:゙::::::::/ V:::::::V ,z==ミ、     'ブ ::::ノ},灯‐く ,.≠´ ::::::::::::/
.            /:{:::::;/    ヽ::ぅ*イ ,ノ::::ハ      弋辷ソ .!' <::::::::::::::::::::/
           i:::乂:i{       〉^ヾ 弋辷ソ        /// ! <::::::::::::::::/
           !::::::::≧=‐-‐::ヤ_,,゙:, ///    ′       j''′`¨¨¨¨´
           ‘:;:::::::::::::::::::::::::/\_゚     r    ̄,     ′       |
.             \:::::::_;;::*''´    ゝ.      、__/  /     __人,r-、   , ‐- 、
.              `¨⌒           `    .,_, イ__          `Y´\ ヽ/ /  `ヽ
                           ハ]    _少゙ \ _____   |   ':, `〈_,/ /   }
                        __/  `7V¬    i    `ヽ    {   ∨_,z /
                  ,  ´   | o  /   ':,  o /      ':,   A     /
                 /        \/\_/\/             |\   /}
                 /             \ {___} /              ', |   ̄ ̄i|
                /                  Y i ´           厶=-‐/       |
                xく/\     ∨          i |         ∨'///,/       }
           /   \/\   :|          ||        } ̄ ̄|        /
         /     \/\ |          | :|          j   /        /

煌「はいっ!! 私が煌お姉ちゃんです!!」キラキラ

京太郎「は、恥ずかしいぃ……//」カァァ



 こんなお姉ちゃんが、欲しかったなぁ……



 梅ネタ3




【長野 清澄】
                               ~緊急報道番組~
                                 長野で大雪

                               
                     ____
               ,. ´ __    `¨¨ヽ

            ,   ̄`  /  ヽ       `ヽ
           /  _     ,:   ∨   、    :.
          / /,´      /    |    ヽ
       / //'  ' /  ' /   l| | :  :  ∨   :
       l// / , / ' l| | |     | | |  |   |   |
     _/ ィ / { l |__|_{ |∧   }/ ' / l  |   ∧         ._,.......---............_
      ̄  {〃  Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧}     .,. : ´: : : : : : : : : : : : : :` : : . 、
          / ,  从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | '    ./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
           / イ从 l ム        Vり ム'  ノ/}'     : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
         ´    \∧  '        ,r ' /      .': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
               、  v   ァ    / 从/      /: : : / : : : : : : : : : : : |: : : :ヽ: : : : : : : : : : :'
                     \ `こ     イ  _|、   ....': : : /: : : : : :/: : : :/: :.| : : : : |: : : : : : : :、: : :.'.
                  ` r  ´   //∧    .|: : : |: : : : : /: : : ,イ: : ,:|: : : : :ハ: : :l: :|: : : :V: : '.
                     /|     /////∧   |: : : |: : : : 、|__/_}__/Nノ: : N、|_}_,:|: : : : | : : :'.
                「  |   //////////>.|: : :ハ: |: : : ハ: / /:イ  }: :/:/ }: ∧:/: : : : ト、}: :.|
              , </∧ /   {//////////// .{: : {-从: : :{/ ̄ テ雫ミ/イ /イ }イ雫}: : /:/:| リ\}
            , </////// ∨__∨//////////..八:{、:、__ \:lヽ  Vり         ヒり/:イ:/: :|
                                     `\}、: 、    /:/:/:/:/:/:/:/:/ ム:/:人: :{
 恋人といる時の雪って                   , --r--,\ ,-- 、_____  人: /  \〉 (もう、京ちゃんったら……)
 【特別な気分】に浸れてオレは好きです        /  |::| |::::::>  ____ソイ⌒∨
                                   {   ,::, {::::::::::::∧-,  r/:::::://|   }
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                                   |     |    `ー=-r-- ´ ,:   |







【長野 清澄】
                               ~緊急報道番組~
                                 東京で大雪
                               

                   _. : : : : : ̄: : : : : . _
                ,. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、
              ,. :´: : : : : : : : : : : : : : : : : : :、 : \

             /: : /: : /: : : : : : : : : : : : : ヽ: :ヽ: : :ヽ
            ,:': : : :/: : /: :,: : : : : : : : : |: : : :.∨: :∨: : :.
             /: : : :/: : : ! : :|: : !: : : :{: : :{\ : : |: |: :|: : : :|
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          ,: : : |: : :|:l : : |{/ }从: : : :{ \:} 从:|:/: ': : : : |
          /: : :イ: : |∧: :|ィ汽雫 \: :| ィ汽雫、|: :/: : : : :|
           //  |: : :{: :从{ 乂::ソ   \ 乂::ソノ,':イ: : : : : :|
             |: : :|: : :∧      ,      /| : : : : : |
             |: : :|: : :{:∧            /: | : : : : : |
                从: :!: : :|: :个    ‘ ’    イ: : j: : :/: : ,
             ∨: : :|: :.:|: : :>,  -  <: ,: : / : イ: : /
                、∧:|: 从: :, -ノ     乂ヽ、,':/:j: :/
                _}- \¨¨´ 「       / /  /イ-、
             /ハ、      |-   ̄ -/     / / 、
              { マム      |       ,′   //  }
              /  ,V \    |    /     // ,:   |
            ,:  / }:.:\\  、   /__, イ/:.〃   |
           /   , 乂:.:.:\`ヽ\,//¨¨´:.:.:./{    ∧
            {   /   ` ー=≧r介r=≦==- ´  |   '  }
            乂__,{      /:.乂ノ:.:\       ,    ,イ
             |八    /:.:.:./ { 乂:.:. \    r ---イ」
             |==}  /:.:.:.:.:/  |   \:.:.:ヽ    |=====|
    
 
     特別もクソも無いです


    
 修正

 

【長野 清澄】
                               ~緊急報道番組~
                                 長野で大雪

                               
                     ____
               ,. ´ __    `¨¨ヽ

            ,   ̄`  /  ヽ       `ヽ
           /  _     ,:   ∨   、    :.
          / /,´      /    |    ヽ
       / //'  ' /  ' /   l| | :  :  ∨   :
       l// / , / ' l| | |     | | |  |   |   |
     _/ ィ / { l |__|_{ |∧   }/ ' / l  |   ∧         ._,.......---............_
      ̄  {〃  Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧}     .,. : ´: : : : : : : : : : : : : :` : : . 、
          / ,  从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | '    ./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
           / イ从 l ム        Vり ム'  ノ/}'     : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
         ´    \∧  '        ,r ' /      .': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
               、  v   ァ    / 从/      /: : : / : : : : : : : : : : : |: : : :ヽ: : : : : : : : : : :'
                     \ `こ     イ  _|、   ....': : : /: : : : : :/: : : :/: :.| : : : : |: : : : : : : :、: : :.'.
                  ` r  ´   //∧    .|: : : |: : : : : /: : : ,イ: : ,:|: : : : :ハ: : :l: :|: : : :V: : '.
                     /|     /////∧   |: : : |: : : : 、|__/_}__/Nノ: : N、|_}_,:|: : : : | : : :'.
                「  |   //////////>.|: : :ハ: |: : : ハ: / /:イ  }: :/:/ }: ∧:/: : : : ト、}: :.|
              , </∧ /   {//////////// .{: : {-从: : :{/ ̄ テ雫ミ/イ /イ }イ雫}: : /:/:| リ\}
            , </////// ∨__∨//////////..八:{、:、__ \:lヽ  Vり         ヒり/:イ:/: :|
                                     `\}、: 、    /:/:/:/:/:/:/:/:/ ム:/:人: :{
 恋人といる時の雪って                   , --r--,\ ,-- 、_____  人: /  \〉 (もう、京ちゃんったら……)
 【特別な気分】に浸れてオレは好きです        /  |::| |::::::>  ____ソイ⌒∨
                                   {   ,::, {::::::::::::∧-,  r/:::::://|   }
                                   |   \、\::::::::::∨- /:::::://:/
                                   |     { 、、\:::::::∨/::::://:∧    |
                                   |     | \__>、_}'__>´/}   |
                                   |     |    `ー=-r-- ´ ,:   |







【東京 白糸台】
                               ~緊急報道番組~
                                 東京で大雪

                               
                  ---、...--<¨\-...、
                    /:::: --::::::::::--\::\::\
               //:::::::::::::::::::::::::::::\::\::\
                /´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::.
.               /::::::::::::|:::::| ::::::::::::::::\:::_|:::::::::::::::.
               l\__::::::|:::::|:::::::::::、l:::_:_::Ⅵ::::::::::|:::::.
               l_/::::::_l:イ|\::::::::|:\::::〉|::::::::::|::::::.
                八:::::::´:::l八|   ̄ =苧芹|::::::::::|:::::::
               |`¨Τ=苧芹     V_ノ |::::::::::|:::::::|
               |::::::::::. V_ノ        l:::::/|:::::::|
               |::::::::∧    '       イ::::::|:::::::|
.              八/i:::::::.、    rっ   /|:::::::|:::::::|
               |::::::::个::....    /|::::|:::::::|:::::::|
               |::::::::::|::::::::::Τ    ∨|:::::::|:::::::|
               |::l:::::::|:::/У     り:::::: l―┴ 、
               |::|:: 斗{/-、 , -/|::::::::::|   /-、
            ┌‐  ̄    |´ ̄ ̄/  :|::::::::::|--//
               ∧  \    |  /    .::::::::::///    |
              { `ト  \   l /   . -=/:::::::/´ /     {
           ノ |二ニ=- {  -=ニ二/:::::::::{  /      \
          /  /\二二ニ、∠二ニ= i::::|::::::|         }

            /  /   >‐〈ニニ/ニニ\ |::∧::::|    \__/  /
.          ∨ {  /二ニ/¨¨゙\ニニニl/、∨|  l「 ̄ ̄ ̄ `く
           ∨--/二ニ/  }  `¨¨¨¨¨   /{ニニニニニニニ |
              } 厶=イ    〉          /::|_ ┬―‐┬v'
          /__}     {         /::::::`¨|   :|¨′
 
     特別もクソも無いです


 梅ネタ4

 数年前

京太郎「んー、あっちがいいかこっちがいいか」

咲「京ちゃーん」トテトテ

京太郎「お? どうした咲?」

咲「お姉ちゃんがねー、京ちゃんを呼んで来てって」

京太郎「えー? また虐めるんだろー」

咲「そんなことしないよ、たぶん……」

京太郎「ま、いいけどさー」
  
               -‐=ニニ二ニニ=-

            //      {       \
        ー-=ァ /   |   ∨  i!     \
            / /  i  {\  ∨  i!  |   ニ=‐ァ
          /   i   |、 {\\ ∨  i!  |\\ \
        / ./i! i! !  | \xf笊卞\  i! |ヽ{\{=‐-`-
         { /! i ト、{\{    込少  `ヽ} ト、!ゝ\ {`
        {:{ {ハ !\ィf彡         }j } \{ハ
        ヾ八 \ } ヽ          ノ  ⌒ヽ
             八  r‐ ヽ      イ/ !/|/
              \   ̄    /  |イ/j
              _rニニ、ヽ __ -‐     i//ニニ`ヽ
           r' ―‐、 } } }  |     /ニニニニ∧
            l   〉」」‐'7==!_   _/ニニニニニニ}
            l    }   ハニi____/ニニニニニニニニ{
           i      _ノニニ|__/ニニニニニニニニニヽ
           ァ}  ー‐ /ヽニニニニニニニニニニニニニ\
           i!\___{ニ}ニニニニニニニニニニニニニ

京太郎「いっつも照さん俺をからかうんだもんなぁー」

咲「お姉ちゃんは京ちゃんが好きなんだよ。ほら、早く行こっ……きゃっ!」ズテーン

京太郎「咲!?」

咲「うぅっ、うわぁぁぁんっ!」

京太郎「たく、なにやってんだよ。ほら、掴まれって」スッ

咲「う、うんっ」

                     /:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..\
                    /:..:..:..:..:..:..:.:.:.:.:.:.:..:.:.:..:..:..:..:..:ヽ
                   ノ:..:..//:./:./:./:.:.:.;、:.:.:i.:.:.:.:.:..:.:、:.゙、

                   /、  / ,ィ_,A:.ハ.i.....i !|__|___|、:.:.:.:.i:.:i
                 /  )_:.i:.´|V ソ .|!:.:.:| !ト、:!、:|`|:i:.:.:|:.:|  __        ,.-‐┐
   ___        ,:=''"/   .//:.:.|:.:.|ィ≠=、 !、:.:| z≠=、ハ:.:.i:.:.l/-―ァ    /   ノ
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  `ー-、__/    `      !\::.ム.! ー―'   ,  ┴--' ノ:/:ノ ):.:.rv‐/ /   / \_
  ___ノ          ノ   )、ヽ:、 "" r―‐┐ "" !ナケ' ̄フ'/ / //   /、`ヽ、 `ヽ
 f        __       ∧ ,.へ iヽ! \  、___ノ   / / / // / / /   '"  ̄ヽ!__/
 `ー-----r‐'" i        r/ /   ,  |ノ!   `ー----ァ'"   / i! '"  / 〈  i         ̄  `ヽ
       \  ヽ     !_ノ _/__ノ ヽ、  \ /  /  !、  i    V   、_    、____ノ
        )  | 、ヽ_,ノ、_/---、〈   `ーァ、___,、_/   !: : ̄ヽ,_/    `        )
        (_ノ  ソ  /:.: : : : : : _〉   ,,"   ゛、     ノ: : : :/       _`  /  (ヽ
          ヽ  |  |: : : : : : :/ 〈 \ 《      ゛、 /゙、: :/   ,.---‐二ノヽ___!、   \
            i  |  ゙、: : : : : i       ゛、     ラー=-|:(__,..イ `ー'´      7\_  )

咲「えへへ、だっこ!!」

京太郎「あー、はいはい。分かったよお姫様」ダキッ

咲「やったぁ……♪」

京太郎「咲は軽いから楽だなー」

咲「むぅ、これから大きくなるもん!」

咲「はいはい。期待してますよっと」

咲「……(京ちゃん、大好き……)」ギュゥ

  胸は大きくなりましたか……?(小声)


 梅ネタ5  う、埋まらねぇ……


【嫁田の憂鬱】


京太郎「な、頼むよ!」

咲「もう、またぁ~?」

嫁田「おおう、咲ちゃんはイイ嫁さんだなァ」アハハ

咲「……」ジロ

嫁田「?」

                  .  - ‐─━…|
             . : : : : : : : : : : : : : : : :|     て   誰
           /:: . : : : : : : : : : : : : : : |     め   だ
            /:/: : : : : : : : : : : : : . : : :l     |   よ
           /.:/ : : : : :i: : : : : : : : : : : : : }     は
        /.:/ . : : : : .:i : : : : :i: : 、: : : :ノへ、          /
         / ,′. : : : : : .:i : : : : :i: :i: '.: : :!::i:l\\         /
      /: .′. : i: : :i..::i : : : : :i:斗rヤ笊仄 ハ i>‐----<: ゚.

.     /: : ! . : : : i: : :i 人:. : : .:i::::.\l:斗-=ミ、}i|: : : :ハ: : : : : : ゚.

     /: : : i:. : : : :i: : ;ャ≦ \::八:人〃斧笊ハ 刈ハ: : : l- 、: : : :|
.    /: : : : i:. : : : :iX:八_ \ \:.\ 、 マ)  .::i }} }:.:.i.:!h ハ: :. : |
   厶 -‐ i:.: : : :∧ .〃斧㍉  \   、_.:ノ   八ノリ.ソ }: :!: :l
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\: :∧{ マ  .:i               / }ノ.ノ : |∨
   ね 好 .い  ヽ: ヘ 弋.:ノ   ,           r<: : :ハ|
   | き  き    Ⅵ゚:.                     /.:.:∧.:{ j
   ぞ 勝  な    Vi:!:.        ,   ¨フ       V.:( )ノ
     手  り     W八      ー      /  ∨}
     言 現    L__ ` ..           /     〉- 、
      っ れ     √      ¨¨  ¬ ´     /_三二ニ=‐-
      て  て    ;            __ハ    /. : : : : : : : : : : :
     ん       /          ノ.:r'ヘ /: : : : : : : : :斗ャ≦
     じ     /         /: / / : : : : : : 。≦ニ〃/

       ゃ   /        /: : :/ /: : : : : : /三=‐ {{/

嫁田「!?」

咲「カンされてぇのか? あ?」ゴゴゴゴゴゴゴ

嫁田「ひ、ひぃぃぃっ!?」


 ガバッ!!


嫁田「……ゆ、夢?」ポカーン


 数十分後 清澄


咲「もう! 京ちゃんったら!」

京太郎「いいだろー! なぁ咲ー!」グリグリ

咲「しょうがないなぁ……//」テレテレ

嫁田「……」ジィー

咲「? 嫁田君、どうしたの?」キョトン

嫁田「いや、やっぱり京咲がナンバーワンだと思ってな」フフッ

咲「え、ええええっ!?」カァァァァ

京太郎「きょうさき?」


嫁田「(頑張れよ! 咲ちゃん!)」グッ



 今日中に埋めきれそうにないので今日はここまで
 サクッと埋まれば今夜は姫様編まで行こうかとおもってたんですがね

 今度は次スレに移動出来るといいんですが


 書き忘れてましたが、明日以降が更新の目処がちょっと立っておりません
 恐らくですが、短くても一週間前後更新出来ないかもしれないです

 こっちが埋まり切るかどうか分からない状態では次スレ立てたくないので
 最悪埋まりきっていた場合は普通に次スレを立てます

 気長にお待ちください 


 埋まらないうちに次スレ
 今日は更新出来ませんが、明日なら行けるかもしれません

 優希「やっぱり京咲はナンバーフォーだじょ!」京太郎「?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430052130/)

 例のごとく
 一番好きだった章はなんで しょう?(渾身のギャグ)

【3スレ目】

第十六章【ステルスは捨てるっす!! お願い私を見て!】 京桃
・須賀京太郎はチャラ男っすよ!! 憧れの先輩を取り戻そうと、モモは京太郎を尾行するが……

第十七章【略奪愛! 何を諦める必要があるんや!?】 京絹
・なぜ少女は狂気に堕ちたのか? 今明かされる京太郎と絹恵の過去――そして現在の彼女の狂気とは

第十八章【大天使エイスリン! 日本の文化はエロばかり!?】 京エイ
・国の家族に絵を贈りたい! 日本の文化を伝える為に、エイスリンがモデルに選んだのは京太郎!?

第十九章【すばらっ! 大好きなお姉ちゃん!】 京煌
・精神的ショックにより幼児退行した京太郎の面倒見ることになった煌! 聖人カップル爆誕!


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