苗木「艦隊これくしょん?」【安価】 (126)

苗木「なんか聞いた事あるような、無いような……」

山田「苗木誠殿も初めてみませんか? 最近日本史の授業が退屈と仰ってたではありませんか」

苗木「んー、どんなの?」

山田「旧日本軍艦の擬人化である艦娘を運用して深海棲艦と呼ばれる敵から制海権を取り戻すゲームですぞ! この深海棲艦というのは艦娘の怨念や残骸というのが一般的な説ですがあえて逆らって敵国の新兵器説も吾輩は提唱したいと」

苗木「長い、三行」

山田「女の子を集める
   モンスターと戦う
   史実ネタ満載の運ゲー」

苗木「運ゲーって、またボクのコンプレックスを刺激するようなゲームを……うーん、本当に史実が学べるのね?」

山田「まぁゲームでというか、キャラを調べればというか……まま、騙されたと思って!」

苗木「……仕方ないなぁ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428551401

山田『丁度今日の夜に鯖開放ですので、埋まらない内に入って、どうぞ』

苗木「言われるままにDMMに登録したはいいけど……」

三日月「提督が鎮守府に――はっはっは、流石に違うか」

苗木「本当にこれであってるの、山田クン?」

山田「違いますよ! それ刀剣乱舞ですよ!! タイトル忘れちゃったんですか!?」

苗木「ご、ごめん……でも『DMM 運ゲー』で調べたらこれだって……」

山田「じ、時期的にそれは致し方無いとして、女の子出てないでしょう!?」

苗木「いや、調べたら乱藤四郎って女の子がいたから」

山田「それ女の子じゃなくて男の娘! っていうかタイトル忘れたなら最初から電話してくださいよ!」

苗木「調べたら分かる事を電話で聞いてたら迷惑かなって――」

山田「現在進行形で余計な気苦労かけてますよぉおおおおおお!?」

※無事鎮守府にも着任出来ました

苗木「さて、じゃあ本格的に始めようかな」

エラー娘「初期艦を選んでね」

苗木「初期艦……? あぁ、ポケモンの御三家みたいなものか。誰にしようかなぁ」

吹雪「はじめまして、吹雪です。よろしくお願いいたします!」

苗木「ふむふむ、正義感の強い頑張り屋さんの特型駆逐艦姉妹の一番艦……なるほど、この特型なんたらってのが史実の勉強の手助けになるって事かな?」

叢雲「あんたが司令官ね。ま、せいぜい頑張りなさい!」

苗木「クールな一匹狼、上から目線だが優しい一面もある、と。何だかセレスさんに雰囲気が似てるような……」

漣「綾波型駆逐艦『漣』です、御主人様! こう書いて『さざなみ』と読みます」

苗木「変わり者の艦娘。根は真面目で実力もあるが、風変わりな言動と行動で人を惑わす……風変わりな言動か、山田クンっぽいね」

電「電です。どうか、よろしくお願いいたします」

苗木「電は、優しくて穏やかな性格の艦娘。慌てんぼうで、よく人とぶつかってしまう一面も……まるで罪木さんのようだ」

五月雨「五月雨っていいます! よろしくお願いします。護衛任務はお任せください!」

苗木「五月雨は明るく前向きな艦娘。でも、どこか微妙にズレている事も多い……この子の方が罪木さんっぽいな。そうなると電の方は不二咲さんかな」

苗木「いやまぁ、無理に学園生に当て嵌めなくてもいいんだけどさ」

苗木「さて、一通り見たけど誰にしようかな……山田クンは直感で選べって言ってたけど、うーむ」


【下5の中で最大コンマ採用】

苗木「よし、じゃあこの五月雨って子を選ぼう!」

五月雨「提督! 一生懸命頑張ります!」

苗木「おっ、フルボイスなのか。これは凄いな」

苗木「さて、次はどうすればいいのかな……任務って項目あるぞ、これをやればいいのかな?」

苗木「五種類あるな……じゃあまず建造からかな。ん、資材はどうすればいいんだ?」


【安価 下3から最低コンマ】
・最低値
・重巡レシピ
・戦艦レシピ
・空母レシピ
・最大値

苗木「ボーキサイトってのを多くしてみようかな。よし、記念すべき初建造!」

苗木「うわ、6時間もかかる……あ、このアイテム使えばすぐなのか」

翔鶴「翔鶴型航空母艦1番艦、翔鶴です。一航戦、二航戦の先輩方に、少しでも近づけるように瑞鶴と一緒に頑張ります!」

苗木「正規空母? 何だろ、レアかな。まぁいいや、これで二隻編成出来るや」

苗木「任務完了! お、白雪って子が手に入ったぞ!」

苗木「3人もいれば出撃も出来そうだな」


――1-1 鎮守府正面海域


苗木「ドッヒャー……」

苗木「全部翔鶴さんが倒しちゃった」

苗木「五月雨と白雪がダメージ貰ってるから、今日は入渠ってのさせて終わりにしようかな」

苗木「……補給したら資材尽きたし」

あ、コンマ見る場所間違ってた。最大値は次回建造でやります

苗木「って訳で建造したら翔鶴って人が出たんだけど、あれはレアなの?」

山田「      」

苗木「……山田クン?」

山田「レアですよ! 超レア! なんで最初の建造でそんな……嘘やん……」

苗木「そ、そんな嘆き悲しまなくても」

山田「うるさいんじゃい! 持たざるものの気持ちが分かってたまりますかぁ!」

山田「っていうか何ですか翔鶴って! どうしたら最初の建造でそれが出るんですかオカシイでしょう!?」

苗木「なんかボッキサイトって資材の数値弄ったら……後他も直感で適当に」

山田「ボッキじゃなくてボーキですがな……苗木誠殿、貴方やっぱり超高校級の幸運ですよ」

苗木「ここで幸運でも困るんだけど。早くおじいちゃんと蛍丸欲しいし」

山田「とうらぶの方にハマってません!?」

苗木「さーて、今日もやってくぞー」

苗木「デイリー建造は……よし、思い切って最初は最大値だ!」

苗木「何が出るかな〜。お、4:10:00になったぞ」

苗木「翔鶴さんよりは時間短いな。正規空母じゃないかも」

蒼龍「航空母艦、蒼龍です。空母機動部隊を編成するなら、私もぜひ入れてね!」

苗木「あれ、また正規空母だ。何だろ、空母運でもあるのかな」

苗木「……資材カツカツになるなぁ」

苗木「あ、でもこれで六隻揃ったから任務達成か! えっと……1-1ドロップ誰だったっけ?」


【下3の中で最大コンマ採用】
※1-1ボスドロップしない艦娘は安価下

苗木「朝潮……この子かな。旗艦にして確かめよ」

朝潮「司令官! ご命令を」

苗木「合ってた合ってた、この子だ」

苗木「これでやっと艦隊枠が埋まるのか。駆逐艦3隻と正規空母2隻――あれ、5人? 数え間違い?」

苗木「……建造しようか、1-2攻略しようか。うーむ」

【安価 下3から最低コンマ】
・最低値建造(夕張固定)
・1-2攻略(1-2ボスドロ艦 深雪)

苗木「建造しよ、最低値なら回せるし」

苗木「お、1:22:00だ。空母でも駆逐艦でもなさそう」

夕張「はーい、お待たせ?兵装実験軽巡、夕張、到着いたしました!」

苗木「軽巡洋艦? どんなのだろ……スロットが3つ空いてるぞ! 何だか強そうだ!」

苗木「昨日やっと第二艦隊開放出来たよ……建造選んじゃったから資源0だけどね、あはは」

山田「最大値建造なんかするからですよ。で、誰が出たのですかな?」

苗木「最大値が蒼龍さんで、最低値が夕張さんかな」

山田「またレアじゃねーですか! 何なんですかその幸運!」

苗木「そんな怒る程? 実感沸かないなぁ……」

山田「くそう、くそう……悔しいのぉ…… 吾輩の鎮守府もその位早く戦力整ってたら……」

苗木「そういやさ、山田クン」

山田「ぐすっ、どうか致しましたか?」

苗木「ボクと山田クン以外でさ、艦これやってる人はいるの?」

山田「あー、十神白夜殿と不二咲千尋殿がやってますぞ。生憎77期生は分かりませんが……」

苗木「不二咲さんはともかく、十神クンが!?」

山田「最初は馬鹿にしてたのですが、艦これの経済効果を見て何が金になるか分からなくなったと。で、何が受けるのか調べる為にやってるのだそうです」

苗木「はぇ〜……」

苗木「よし、今日は1-4まで頑張っちゃうぞ!」

苗木「さて、じゃあ空母二人で正面突破を――」

コンコン

苗木「ん、お客さん? はーい」

日向「よっ、苗木」

苗木「日向先輩!? もう動いても大丈夫なんですか!」

日向「おう、手術は難なく成功してるぜ」

苗木「良かった……あ、ご要件は?」

日向「不二咲と左右田が手伝い募集してんだ、手伝ってくんね?」

苗木「いいですよ、ゲームしてただけですし」

日向「ゲームか、何やってんだ?」

苗木「艦隊これくしょんと刀剣乱舞を。知ってます?」

日向「両方知ってるぜ、艦これは俺もやってるし」

苗木「日向先輩もやってるんですか!?」

日向「おう。つーか俺も狛枝も幸運の才能開発でやってるし、授業でやるもんじゃねーの?」

苗木「初耳ですよそれ」

日向「左右田ー、連れてきたぞー」

左右田「マジが! サンキューな日向!」

苗木「随分と大きい機械を作ってるね……何を手伝えばいいかな?」

不二咲「デザイン担当の山田君のアシスタントとか、僕と左右田先輩と十神君の雑用を手伝ってあげてほしいなぁ」

苗木「山田クンと十神クン? あ、本当だ、二人ともパソコンとにらめっこしてる」

左右田「日向に頼んでから俺達も狛枝捕まえたんだけど、流石にあいつ一人じゃ全体の連携取れねーんだ。頼むぜ」

左右田「十神ぃー! 材料これ足らねぇよ!」

十神「今ヘリで届けさせている! それまでに不二咲はプログラムの再調整! これじゃこの部分が機能しないぞ!」

不二咲「で、でもそのプログラムじゃないと山田君のデザインで安定稼働しないよぉ……」

日向「山田ぁ! 描き直せぇ!」

山田「ぶひぃいいいい艦これしたいよぉおおおお!!」

苗木「ボクだってやりたいんだから我慢して! ……それにしても、一体何を作ってるんだろう。よいしょっと」

狛枝「あれ、知らなかったのかい? タイムマシンだよ。どっこいしょ」

苗木「なぁんだ、タイムマシンか。そりゃ皆も血眼に――え?」

狛枝「ちょっ、苗木クン。フリーズしないで、荷物落としちゃってる」

苗木「あ、あぁ。ごめんごめん、驚いちゃった――ん? 衝撃厳禁?」

狛枝「あ、それ動力源の小型核融合炉じゃ――」

――――――――

――――

――

??「――、――てくだ――」

苗木「……うぅ、うっ……」

??「――、――ってば!」

苗木「……ん、ここは?」

??「もう、こんな浜辺で居眠りなんて……駄目ですよ?」

苗木「浜辺……? そうだ、皆は!?」

??「皆? 全員鎮守府にいますよ?」

苗木「鎮守府? 君、何言って――え?」


苗木「さ、五月雨?」

五月雨「はい、五月雨です!」

……ひとまず、状況を整理しよう。

希望ヶ峰学園の工廠でタイムマシンを作ってた(らしい)ボクは、危険な部品を落としちゃって爆発させてしまった……ここまでは鮮明に覚えてる。

でも、それから今まではスッポリと抜け落ちている。何故ボクは浜辺で寝ているんだ? それに目の前の女の子……ボクは彼女を知っている。

苗木「君、五月雨だよね?」

五月雨「そうですよ? 提督、一体どうしちゃったんですか?」

苗木「どうしちゃったって言うか……どうなっちゃってるのって言うか……」

目の前の女の子……五月雨、ボクの初期艦。でも、何でこんな所にいる? というか、何で本物がここにいるんだ?

五月雨「ほら、急いで帰りますよ」

疑問は尽きないが、今は五月雨に付いて行った方がいいだろう。冷静に考えるにも、ここは風が冷た過ぎる。

苗木「……驚いた」

鎮守府に到着してすぐに、ボクは言葉を失った。五月雨は勿論、翔鶴さん、白雪ちゃん、蒼龍さん、朝潮ちゃん、夕張さん……ボクが持っている艦娘が全員いたのだから。

しかも付け加えると、大本営という場所に任務の人と課金アイテムの人も存在していた。ビデオ通話越しだが、見間違える筈も無い。

信じ難いし認めたくは無いが……艦これの世界に来てしまったとしか言いようが無かった。

溜め息を吐いて、ボクはビデオ通話の画面を見る。

苗木「どうしましょうか、左右田先輩」

左右田「俺が聞きてぇよ!」

画面には、左右田先輩が涙を流して叫んでいる姿が写っていた。

左右田「何なんだよ……いきなり変な所に飛ばされたかと思ったら、周りは女だらけだし、なんか総帥とか呼ばれるし……助けてくれよ……」

苗木「そんな汚い泣き顔見せないでくださいよ……ボクだって泣きたいんですから」

左右田「うっせうっせ! 元はと言えば誰の所為でこうなったと思ってるんだ!」

苗木「うっ……」

そうだ、原因は明らかにボクが落とした荷物の所為だ。それを指摘されるのは心苦しい……。

苗木「えっと、何か分かってる事はありませんか?」

左右田「分かってる事? 取り敢えず、連絡取れるのはお前だけって事位だな。他の珍獣は新幹線の所為で音信不通とか言いやがるし」

苗木「鎮守府と深海棲艦ですよ、左右田先輩」

……合ってるよね? ボクも始めて3日しか経ってないから用語が合ってるかは不安だ。

しかし、何でボクと左右田先輩だけこんな事に? ボクと先輩がこの世界に来てるなら、他の皆は何処へ……?

左右田「はぁ……十神とか日向も居てくれたらいいのになぁ……」

苗木「そうですね、山田クンとかいたら安心するんですが――ん?」

そうだ、他の皆は何処へ? ボクと左右田クンだけって事も有り得なくは無いけど。

今居ないのは十神クン、不二咲さん、山田クン、日向先輩、狛枝先輩――あっ!

面子を確認したその瞬間、ボクの第六感が告げた……絶対に全員この世界にいる、と。

何故なら彼らは全員――提督だからだ。

恐らく音信不通の鎮守府にいる……となると、ボクがやる事は一つだ。

苗木「制海権を、取り戻します」

ボクがこのゲームを、クリアしていくしかない。

苗木「そうすれば皆とも連絡取れるようになる筈です。左右田先輩は資材とか、出来る限りのサポートをお願いします」

左右田「そうだな……こっちは司令塔って感じで戦力無いから、苗木だけが頼りだぜ」

苗木「……左右田先輩、絶対に生きて帰りましょう!」

左右田「――おう、お互い頑張ろうな!」

お互いに通話を切り上げ、ボクは溜め息を吐く。

本当に上手くやっていけるだろうか……そんな不安が押し寄せてくる。

いや、やるしかない。ボクの力で、ボクの艦隊でやってみせるんだ。

ボクは深呼吸をして、決意を改めるように呟く。

苗木「艦これ、始まります」

……なんてね。

今日はここまでにします
資材管理方法どうしようか悩み中



・1日目 午前

苗木「さて、じゃあ始めるかな。よろしくね、五月雨ちゃん」

五月雨「はい、お任せくださいね!」


【安価 下1】
1.出撃(海域指定)
2.演習(不可)
3.遠征(1つのみ)
4.建造(レシピ指定)
5.開発(レシピ指定)
6.交流(艦娘指定)

苗木「そういや皆とはまだ顔合わせ位しかしてないよね?」

五月雨「そうですね、でもまだ提督も来たばかりですし、仕方ないですよ」

苗木「少しずつ、皆の事知っていかないとだね。取り敢えず朝潮ちゃんと話そうかな?」

五月雨「えー……私が最初じゃないんですかぁ……」

苗木「さ、五月雨ちゃんは書類仕事あるから、ね? ……じゃあ行ってきます」

五月雨「あっ、ちょっと待ってください! まだ書類仕事のやり方分かりませんよー!?」

――駆逐艦寮、朝潮の部屋

苗木「朝潮ちゃん、入るよ?」

朝潮「はい、どうぞ!」

苗木「お邪魔しまーす」

苗木(……さて、何を話そうかな)


【下3から最大コンマ】
1.ボクの事はどう思う?
2.駆逐艦について知りたい
3.自由安価

苗木「ボクの事はどう思う?」

朝潮「それは提督として、でしょうか。それとも異性として、でしょうか」

苗木「い、伊勢っ!? いやいや、異性じゃなくてさ! 提督として、うん」

朝潮「そうですね……新任の提督だけあって、少々頼りない感は否めないですね」

苗木「うぐっ」

朝潮「それに昨日突然取り乱してるので、情緒不安定なのではないかとも思っています」

苗木「うぅっ……!」

朝潮「ですがそれ以上に――私達に対して真剣に考えてくれる、そんな安心感を覚えます」

苗木「それって……信用してくれてるって思っていいのかな?」

朝潮「はい。これからもどうか私を、私達をよろしくお願いします」

・1日目 午後

苗木「そうだよな……もう彼女達もリアルな存在なんだ、絶対に轟沈なんかさせちゃ駄目だ」

苗木「元の世界へ帰る、艦娘も大事にする……忙しくなるぞ、苗木誠」


【安価 下1】
1.出撃
2.演習(不可)
3.遠征
4.建造
5.開発
6.交流

五月雨「て〜い〜と〜く〜……」

苗木「あっ……ゴ、ゴホン! 書類仕事は終わったかね?」

五月雨「終わる訳ないじゃないですかー! 後何ですかその喋り方! 似合いませんってば!」

苗木「あーやっぱり? もう少し声が低くてもいいと思うんだけどなぁ……」

五月雨「いいから書類仕事やってくださいよー!」

――執務室

苗木(……書類の内容が全然分からない。黙っててもツマラナイし何か話そうかなぁ)


【下3から最大コンマ】
1.ボクの事はどう思う?
2.駆逐艦について知りたい
3.初期艦になった感想はある?
4.自由安価

苗木「初期艦になった感想はある?」

五月雨「そうですね……一番初めは私でいいのかなって、思いましたね」

苗木「なんで?」

五月雨「私ってほら、他の娘よりドンくさくてミスが多いですし。性能だって特別良いわけじゃないですから……」

苗木「……ボクはそんな事は」

五月雨「はい、分かってますよ。提督はそういう部分で人の事を見ない人だって」

五月雨「まだ会ってから数日しか経ってないですけど分かります。提督はお人好しで、人より前向きな素敵な人だって」

苗木「……そんなに褒められると、恥ずかしいな」

五月雨「だから、今は苗木提督の初期艦になれて良かったって思ってます!」

苗木「そう言ってくれると、本当に嬉しいよ。これからも、よろしくね」

五月雨「はい、よろしくお願いします!」

・2日目 午前

苗木(書類、もう適当にハンコ押すだけでいいかな)

五月雨「ダメですよ! ちゃんと目を通してください」

苗木「えっ!? 今の、口に出してた?」

五月雨「エスパーですから!」

苗木「――えっ?」

五月雨「……そ、そんな真顔で見ないでください……恥ずかしいですよぉ」


【安価 下1】
1.出撃
2.演習(不可)
3.遠征
4.建造
5.開発
6.交流

苗木「遠征をしておこうかな」

五月雨「編成はどうしますか?」

苗木「練習航海だから、そうだなぁ……」


【下3から最低コンマ】
・所有艦娘
五月雨 Lv.5
翔鶴 Lv.4
白雪 Lv.3
蒼龍 Lv.1
朝潮 Lv.2
夕張 Lv.1

苗木「じゃあ、夕張さんに行ってもらお」

五月雨「ひ、一人でですか? それは失敗しちゃうんじゃないですか……?」

苗木「とは言っても人数いないし建造する程資材無いし……最初の遠征だから駄目元で、感覚慣らし程度に行ってもらうよ」

五月雨「分かりました……遠征は指示だけなので、他に何か午前中にやっておく事はありますか?」

苗木「そうだなぁ……」


【安価 下1】
1.出撃
2.演習(不可)
3.遠征(不可)
4.建造
5.開発
6.交流

苗木「五月雨とお話しよっかな」

五月雨「私ですか? いいですよ」

苗木「じゃあ何を話そ――ん?」

苗木(海軍制服のポケットに何か紙が……)

苗木「……チケット?」

五月雨「あー! 間宮チケットじゃないですか!」

苗木「間宮チケット……? 何それ」

五月雨「美味しいスイーツの無料券ですよ! 提督、早く食堂へ行きましょう!」

――食堂

五月雨「いただきまーす!」

苗木「うっわ、見てるだけで虫歯になりそうな丼パフェ……」

五月雨「流石に一人じゃ食べ切れないので、半分こしましょう!」

苗木(終里先輩や十神先輩なら食い切るだろうなぁ……)

五月雨「んー、美味しいです。これだけで十年は戦えちゃいます!」

苗木(……ガンダムかな?)

・2日目 午後

苗木「えっ、遠征は失敗?」

夕張「駆逐艦二隻じゃないと練習の意味が無いですよあれ……はぁ、肩凝っちゃったじゃないですか」

苗木「ごめんごめん、調査不足だったね」


【安価 下1】
1.出撃
2.演習(不可)
3.遠征
4.建造
5.開発
6.交流

苗木「じゃあお詫びに、肩叩きで良かったらするよ」

夕張「いいんですか? じゃあお願いしちゃおうかしら」

苗木「任せてよ、人並みには上手いつもりだからさ」


【コンマ下1】
01〜33 下手っぴ
34〜66 普通
67〜99 お上手
00 シャカリキ! LvUP!!

夕張「あぁ^〜、そこよそこ。良い気持ちぃ……」

苗木「本当に凝り固まってるなぁ。夕張さんは普段何してるの?」

夕張「んーと、仕事無い時は工廠で機械弄りか自室でアニメかゲームかなぁ」

苗木「なるほど、そりゃこんなに凝り固まる訳だ」

夕張「提督のマッサージ気持ち良いわぁ……よく親にやらされたの?」

苗木「それもあるけど、先輩に滅茶苦茶マッサージが上手い人がいるからってのもあるかな。今もそれを思い出しながらやってるし」

夕張「一度受けてみたいなぁ……何だか練度まで上がりそうな気がするもの」

・3日目 午前

苗木「参ったな、今度はボクの肩が凝っちゃった」


【安価 下1】
1.出撃
2.演習(不可)
3.遠征
4.建造
5.開発
6.交流

苗木「そろそろ海域攻略もしなきゃだし、戦力増強しなきゃな」

五月雨「建造ですね! 資材はどう使いますか?」

苗木「んー、五月雨ちゃんはどの種類の艦娘が必要だと思う?」

五月雨「そうですねぇ……」


【安価 下3】
・潜水艦
・駆逐艦:軽巡洋艦
・重巡洋艦:戦艦
・空母

五月雨「制空権に寄らない火力を持った艦娘が必要だと思います。今は蒼龍さんと翔鶴さんの二人で制空権は大丈夫ですが……これからも平気という保証は無いですから」

苗木「となると、えっと……重巡洋艦か戦艦かな?」

五月雨「そうですね、それでいいと思います」

苗木「どんな資材配分で出来るの?」

五月雨「400/30/600/30が一般的ですね」

苗木「んじゃそれでやろっか」

――工廠

苗木「最初からバーナー燃やしちゃうよー!」

五月雨「ちょっ、提督ー! 危ないのでバーナーは妖精さんに任せてくださーい!」


【下5の中で最大コンマ】
※重巡洋艦:戦艦のみ。通常建造不可は安価下

榛名「高速戦艦、榛名、着任しました。貴方が提督なのね? よろしくお願い致します」

苗木「……綺麗だ」

五月雨「……えい」

苗木「痛っ、痛い痛い五月雨ちゃん抓らないで痛ててて!」

榛名「な、何だか賑やかな提督ですね」

苗木「こ、今後ともよろしくね。榛名さ痛ててててて! ちょっ、五月雨ちゃん!」

榛名「あはははは……」

・3日目 午後

苗木「五月雨ちゃん……キミの所為でほっぺたがリンゴみたいになってるんだけど」

五月雨「知りません! プンプン!」


【安価 下1】
1.出撃
2.演習(不可)
3.遠征
4.建造(不可)
5.開発
6.交流

苗木「翔鶴さんと話そうかな」

――空母寮、翔鶴の部屋、の前

コンコン

苗木「翔鶴さーん、翔鶴さんってばー」

コンコン

苗木「返事が無いな……部屋にいないのかな」

ガチャ

苗木「あれ? ドアは空いてる……?」

苗木「な、何か唐突に舞園さんがボクの部屋で包丁刺されて死んでるビジョンが!?」

苗木「何でこんなビジョンを……と、とにかく! 翔鶴さん!」

翔鶴「むにゃ……て、提督……?」

苗木「良かった、生きて――へ?」

翔鶴「な、何で私の部屋に提督が……?」

苗木「な、何で下着姿で寝てるんですか……?」

翔鶴「キャ、キャーーーーーー!!!!!!」

苗木「うわぁああああああごめんなさいぃいいいいいい!!!!!!」

・4日目 午前

苗木「蒼龍さんにドスケベ提督って言われた……榛名さんに距離取られた……不幸だぁ……!」

五月雨「知りませんよ! もうっ、もうっ!」


【安価 下1】
1.出撃
2.演習(不可)
3.遠征
4.建造(不可)
5.開発
6.交流

苗木「五月雨ちゃん、誤解解くの手伝ってくれないかな……?」

五月雨「それは翔鶴さんに頼むべきじゃないですか?」

苗木「翔鶴さん自身は許してくれてるんだけど、お互い顔合わせるの恥ずかしくて……」

五月雨「気持ちは分からなくもないですけど……しょうがないですね、今回だけですよ?」

――空母寮、蒼龍の部屋

苗木「……そういう訳なんです、不幸な事故だったんです」

蒼龍「次から気を付けてくださいね! 私ビックリしたんですから!」

――戦艦寮、榛名の部屋

五月雨「……提督もこう言ってるので信じてください! お願いします!」

榛名「あ、榛名は大丈夫ですよ? むしろ避けてるように思わせちゃってすみません……」

提督「榛名さん……!」

榛名「それにしても、何だか五月雨さんが保護者みたいですね」

五月雨「保護、者っ……! そ、そんなんじゃ無いですってばぁ!」

苗木「痛い痛い五月雨ちゃん! 何でボクを抓るの痛ててててて!」

・4日目 午後

苗木「ふぅ、何とか誤解が解けたね……あーまだほっぺた痛い」

五月雨「元はと言えば提督の自業自得です! 女の人の部屋に勝手に入るなんて駄目なんですからね!」

苗木「はい、反省してます……」

五月雨「さ、溜まってる書類片付けますよ!」

苗木「そうだね、急がないと――」

翔鶴「提督!」

苗木「しょ、翔鶴さん。どうしたんですか?」

翔鶴「し、した……」

五月雨「した……?」


翔鶴「下着が、全部無いんです!」

今日はここまでになります、次の更新は明日の夜か明後日の夜だよ

今までロンパ成分皆無だったからね、次回はロンパメインになるよ
何か質問とかあったらドンドン聞いてね

勿論あるよ。練度はデレん度ってね
戦闘で、交流で、ドンドンLvを上げてね
ケッコンも出来るから頑張ってほしいな
ただ、戦闘のがレベルアップ早いからそこんとこよろしく

現在のレベルは編成の時に全員確認出来るよ、要望あれば見せる機会増やすけど

提督業……してますしてます
これから出す舞鶴鎮守府、横須賀鎮守府、呉鎮守府、トラック泊地、リンガ泊地に一人ずついます
何処に誰が、までは言えませんが
既に彼らの初期艦までは決まってるのでよろしくどうぞ

戦闘は3回位コンマ取ってそれで決める予定だよ
下3コンマ合計値が300で完全勝利、みたいな
後は海域難易度に合わせて調整かな

寝るよ、感想質問は次に返信するよ

苗木「下着が無くなった……?」

そう言って慌てて執務室に飛び込んで来た翔鶴さん。彼女が嘘を言うような性格では無いと思ってはいても、にわかには信じられなかった。

だって盗むような人はこの鎮守府には存在しない、無くしたと仮定したって全部というのは不自然過ぎる。

苗木「翔鶴さん、一応聞くけどちゃんと確認しましたか?」

翔鶴「はい、正直誰かが盗んだとしか……」

翔鶴さんはそう言うと、ボクを見て何か言いたそうにモゾモゾし始めた。

それと同時にどういう訳か、五月雨ちゃんがボクをジト目で睨んでいる。何でだろう?

五月雨「提督……そういう事するのはどうかと思いますよ」

そういう事? ボクは真面目に翔鶴さんの心配を――。

苗木「――あっ! いや、ボクじゃないよ!!」

ようやく、五月雨ちゃんがボクに向けてる視線の意味を理解した。そうだ、鎮守府に男はボク一人なんだ。だから翔鶴さんと五月雨ちゃんに疑われてるんだ……!

五月雨「だって提督、翔鶴さんの下着姿見てるじゃないですか。それでその……エッチな気分になってるんじゃないかなって……」

そ、それを言われると痛いな……確かに一番動機があるのはボクなのかもしれない。

でも、ボクが下着泥棒じゃない事はボク自身が一番知っている。このまま下着泥棒提督扱いなんてさせてたまるか!

苗木「ま、まずはいろいろ調べよう。左右田先輩の話だと女の人が女の人の下着を盗む例だってあるらしいし」

五月雨「左右田先輩……? えっと、左右田総帥の事はですか?」

苗木「――あっ、うん! そうそう、左右田総帥の事!」

そうだ、今はあの人先輩じゃなくて上司か……。正直使い分け面倒だなぁ。

――鎮守府、海沿いの庭

翔鶴「ここで干していたら、盗まれたんです」

苗木「日当たりも風通しもいいね……皆ここで干してるの?」

五月雨「そうですね、全員ここで干してます」

全員か……もしかしたら誰かが間違えて持っていってるかもしれないな。

苗木「翔鶴さん。誰かが善意で回収してるとか、風で飛んでいったとかそういうオチだったりしない?」

翔鶴「両方とも考えて調べたのですが……」

ボクがそう聞くと翔鶴さんは言い辛そうに話す。

どうやら洗濯挟みでしっかり留めていたし、聞いても誰も持ってないらしい。


コトダマ[翔鶴の証言)を入手した!


苗木「うーん、逆の立場ならボクもボクを疑うなぁ……」

確かに、誰かが盗んだとしか思えない。そして盗むなら唯一の異性であるボク……しかし気持ちは分かるが、犯人は断じてボクではない。

苗木「一応鎮守府の皆にアリバイ確認もしておいた方が――」

そう言ってボクは鎮守府の方を向く。

苗木「――煙?」

鎮守府の一階部分……恐らく工廠から、煙が出ているのが見えた。距離も近いからか、煙が段々とこちらに来ている。

苗木「ちょっと、アレって危ないんじゃ……!」

そう思うと、身体が勝手に動いていた。

五月雨「て、提督! 待って下さい!」

後ろで五月雨ちゃんが何かを言っていたが、ボクはそれを無視して鎮守府へ向かった。

息を切らしながらも、ボクは工廠へ到着した。煙はこちらからは漏れていない。

もし中で誰かがいたら、一酸化炭素中毒で死んでいるかもしれない。嫌な汗が流れるのが自分でも分かった。

ボクは勢い良く工廠の扉を開け放つ。途端に魚臭い煙がボクの鼻腔を刺激した――ん? 魚臭い?

苗木「……何してんのさ」

見れば、窓際で夕張さんが七輪でサンマを焼いていた。

夕張「て、提督……そんな顔してどうしたんですか?」

苗木「誰の所為だと思ってるのさ!」

心配かけさせて……もう、もう! 息切れさせてまで工廠に駆けつけたボクがアホみたいじゃないか!

苗木「工廠で七輪使うの禁止! どうしても使いたかったらボクに許可貰ってください!」

夕張「そ、そんな殺生な!」

ボクの宣言に夕張さんは大ブーイングを上げる。

夕張「これ使えなくなったらここでご飯食べられなくなるじゃないですか!」

苗木「横着しないで食堂行ってよ! っていうか常習犯か!!」

五月雨「あーやっぱり……」

気付けば、五月雨ちゃんも翔鶴さんも工廠へ来ていた。

苗木「ごめん、ボクの早とちりみたいで……夕張さん、次から本当に気を付けてくださいね!」

夕張「そんなぁ……まだ2匹残ってるのに……」

翔鶴「今日は何匹釣れたんですか?」

夕張「サンマだけで10匹ですよー……捌いちゃったから早く食べたいのに……」

8匹も食ってるのか……その間ずっと七輪使っていた訳だ。やっぱり誤解するし一酸化炭素中毒になりかねないから禁止だ、うん。

苗木「……ずっと、焼いてた?」

何だろ、何か引っかかる。


コトダマ[夕張の行動)を手に入れた!

夕張さんに厳重注意をした後、ボクと五月雨ちゃんは翔鶴さんと別れて皆のアリバイを確認した。

苗木「朝潮ちゃんと白雪ちゃんは1日中警備巡回……明確にアリバイがるね」

五月雨「報告だと不審人物も無し……外部から下着泥棒が来たって事も有り得ませんね……」

うーん、調べれば調べる程にボクが犯人説が濃厚になってくる。

溜め息を吐いていると、仕事が終わった翔鶴さんが戻ってきた。

翔鶴「夕張さんは工廠、午前中から七輪使っているのを自室にいた蒼龍さん、榛名さんが確認してます」

つまり二人が自室に居たのも間違い無し……あぁ、ボク詰んだ様な気がする。


コトダマ[アリバイ1)を手に入れた!

コトダマ[アリバイ2)を手に入れた!

苗木「このままじゃボクが犯人になってしまうよなぁ……」

引っかかる事はあるんだけど、具体性が無いから言い出せないし……。

苗木「ちょっと考えてみるか……」


【安価 下2】
1.別の場所を調べる
2..コトダマを確認する
3.軍法会議(学級裁判)を開く

age忘れ 今回から携帯じゃなくてPCで更新するゾ

【コトダマ一覧】

[アリバイ1)
五月雨
1日中執務室、午後は苗木と一緒
白雪 & 朝潮
1日中共に警備巡回、外部からの不審人物は無し

[アリバイ2)
蒼龍 & 榛名
1日中自室、午前から工廠からの煙を確認
夕張
1日中工廠、本人の目撃証言は無いが煙が確認されている


[翔鶴の証言)
午前に干し始めて午後に確認した。苗木とのトラブルは干し終わって自室に帰った直後
洗濯挟みでしっかり留めていたし、聞いても誰も持ってない

[夕張の行動)
工廠でずっと魚を焼いていた。煙は現場に届く程


【安価 下1】
1.別の場所を調べる
2.軍法会議を開く

苗木「別の場所を調べよう……そうだな、港を調べるか」

――鎮守府、港

五月雨「調べてみましたけど深海棲艦が入り込んだ形跡も、艦装が弄られた形跡も無いですね」

苗木「んー、深海棲艦の砲撃で吹き飛んだ可能性を考えてたんだけどなぁ。無理があったか」

翔鶴「流石にその可能性は……いくら私が被害担当艦とはいえ……」

まぁ例えそれが現実にあったとして、砲撃の音で誰かが……いや、全員が気付く筈だ。

五月雨「提督の説が正しければ夕張さんだって釣りの時に気が付く筈です」

五月雨ちゃんの言う通りだ。はぁ……こんなんで無罪を証明出来るのだろうか。

翔鶴「そうですね……提督、そろそろ時間です」

苗木「うっ、分かったよ……」

確かにもうすぐ、皆に伝えておいた時間になる。

その時間になったら会議室で一連の事件について軍法会議が開かれる。

あぁ、判決を言い渡される直前の被告の気分だ、こんな事なら夕張さんと一緒に釣りをしてアリバイを固めておくべきだった……。

苗木(そういえば、ここからも現場は見えるんだよなぁ)

詳しく調べられるような距離では無いが、最後の足掻きとばかりに眼を凝らしてみる。

けれど猫が歩いているだけで、何もヒントは無かった。

今日はここまで。明日裁判開始出来るといいな(願望)

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