【安価】苗木「誰かを絶望させる」 (29)

江ノ島「うぷぷ、苗木もようやく絶望の素晴らしさに気付いたみたいだね」

苗木「うん、希望なんて所詮予定調和でしかなかったんだ。絶望こそ世界変えられるんだよ」

江ノ島「じゃあ手始めに78期生でも絶望させてあげよっか、うぷぷー」



絶望させる人>>2
絶望させる方法>>4

モノクマ「あ、あと暴力はありだけどエログロ系は規制に引っかかっちゃうから勘弁してね、r18板に飛ばされちゃうからね」

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舞園

霧切に思いっきり甘えてるのを見せつける

苗木「まずは舞園さんを絶望させるか、彼女は僕を信頼してくれてるからすぐ落とせるかもね」

モノクマ「よっこらしょ、やあ苗木くん」ヒョコ

苗木「モノクマじゃないか、どうしたの?」

モノクマ「私様も超高校級のみんなが絶望するところを見たいんだけどね、あいにく仕事が溜まってるんだ。だから今日は僕が代わりについていくよ」

苗木「ありがと、うぷぷぷー」

モノクマ「じゃあ早速行こうか」

苗木「そうだね」

モノクマ「ところで、舞園さんを絶望させる方法なんだけどさ」

苗木「ああ、それならもう考えてあるよ」

モノクマ「おお、流石仕事が速いね苗木クン」

苗木「舞園さんは僕に絶対的な信頼感を抱いている、だからそこに漬け込むんだ」

モノクマ「というと?」

苗木「簡単に言えば僕が舞園さんを裏切る……ってことなんだけど、まあ見ててよ」

モノクマ「うぷぷぷ!絶望に向かっていくその姿、素敵だよ」

苗木「あはは、照れるなあ」

モノクマ「食堂についたね」

苗木「ここならみんな居るだろうし、ちょうどいいね」

モノクマ「僕はこの姿で出ていくことはできないから端っこで指を咥えながら見てるよ……」

苗木「そっか、それは残念だね」

モノクマ「まあでも、苗木クンのことだから心配はしてないけどね」

苗木「うん!じゃあ行ってくるよ!」ニコッ


モノクマ(うぷぷ、絶望した苗木クンはなんて可愛いんだろう、はぁはぁ)ドキドキ

苗木(まあ、ここに座ってれば寄ってくるでしょ)



舞園「あ、苗木くん!奇遇ですね!私もちょうどご飯だったんです!」

苗木(ほれ見ろ)

舞園「あの、よかったら一緒にご飯食べませんか?いま一人なんで!」

苗木「ああ、いいよ」

苗木(まあそんな都合よく行かせないけどね)

舞園「ん、このパスタ美味しいですね!」ニコッ

苗木「あはは、そうだね」

舞園「苗木くんもどうです?きっと苗木くんも好きな味です♪」

苗木「そう?じゃあ一口貰おうかな」

舞園「はい!じゃああーんしてください苗木くん」

苗木(この女流れるようにあーんしてきたな、さすがアイドル)

苗木「あ、あーん…」

舞園「どうです?」

苗木「もぐもぐ、ん、おいしいね」

舞園「そうですか!良かったです!」

舞園「あ、あの、苗木くん、よかったらこの後一緒に……」

苗木(よし、そろそろかな)




苗木「あ、おーい!霧切さーん!」

舞園「え」

霧切「どうしたの苗木くん、何か御用かしら?」ヒョコッ

苗木「あ、後ろにいたんだ、気付かなかったよ!」

霧切「ふん……私はいつも傍にいるわよ」

舞園「ちょい」

苗木「よかったら霧切さんも一緒にご飯食べない?席も余ってるし」

霧切「ふっ、苗木くんに言われたら断るわけにはいかないわね、いいわよ」スッ

舞園「ちょ、ちょっと待ってください!苗木くんは私と二人っきりでご飯を!」

苗木「え、二人っきりなんて言ってないよ」

霧切「そうみたいね」

舞園「で、でも…」

苗木「舞園さんが嫌なら僕はもう行くよ、霧切さんがかわいそうだし」

舞園「そ、そんなこと言ってないです!別に構わないですよ!」

霧切「あらそうなの?じゃあ遠慮なく」スタッ

舞園(チッ、なんでこんなケロイドを……)イライラ


苗木(あはは、苛ついてるね舞園さん、いいよ、その絶望の表情)

苗木(でもこんなんじゃツマラナイな、もっと絶望させてあげるか)

苗木「ねえ霧切さん、そのフルーツポンチ美味しそうだね、一口貰ってもいいかな?」

舞園「なっ!」ガタッ

霧切「え……苗木くんが私のポンチを……?」

苗木「うん、すごく美味しそうだからさ」

霧切「え、えぇ!構わないわよ、えっと……取り皿は……」キョロキョロ

苗木「ああ!いいよいいよ、そのまま食べさせてよ」ニコッ

霧切「え、あっ!そ、そう?じゃあ……」オドオド

舞園(クソッ!!なんなんですかこの女……あーんは私だけの特権なのに……)カタカタ


霧切「えっと……あーん」

苗木「あーん、ん、美味しい!」

霧切「あ、えっと……それは良かったわ……」テレテレ

舞園「チッ……」イライラ

苗木「あ、じゃあお礼に僕のもあげるよ、あーん」

舞園「」ガタッ

霧切「えぇ!そ、そんな……照れるわ…」

苗木「いいよいいよ!気にしないで!」

霧切「そ、そうかしら、じゃあ……ん」

苗木(はあ、顔を赤くしながらスプーンを咥える霧切さん、そそるなあ)

霧切「ん、美味しい」

苗木「あはは!それは良かったよ!」

苗木「あ、舞園さんもどう?」

舞園「……いや、いいです……ごめんなさい、私もう帰ります」ガタッ

苗木「え?どうしたの?」

舞園「なんか体調が悪いっていうか……」

苗木「いや、でも…」

霧切「彼女がそう言ってるのよ、引き止めちゃ迷惑よ」

舞園「」イラッ

苗木「そっか、じゃあ気を付けてね、舞園さん」

舞園「は、はい……じゃあ」フラフラ

苗木「帰っちゃったね、舞園さん」

霧切「もともと体調が悪かったんでしょうね、それなのに苗木くんに近づくなんて迷惑な女だわ……」

苗木「あ、あははは、そうだね」


苗木「あ、そうだ霧切さん」

霧切「何かしら?」

苗木「この後なんだけどさ、用事とかある?」

霧切「い、いや、無いけど……どうして?」

苗木「ちょっと後で来て欲しいところがあるんだ」ニコッ

霧切「……」

舞園「はぁ……」トボトボ


舞園(苗木くん…なんであんな……)

舞園(私より霧切さんのほうがいいんでしょうか……)

舞園(体調悪いとか言って逃げちゃって……これじゃ負け犬みたいじゃないですか…)


舞園(……お風呂行ってリラックスしますか)

舞園(はあ…苗木くん、なんで霧切さんになんか……)

舞園(あれ?お風呂の電気ついてる…誰かいるのでしょうか?)



苗木「ありがとう!来てくれたんだね!」

霧切「え、ええ、それで用事って?」

舞園(あ、あれって苗木くんと霧切さん!?なんで苗木くんが女風呂の着替え場に……)


苗木「ふふ、そのことなんだけどさ、霧切さんは僕のこと、どう思ってる?」

舞園(!!)

霧切「えっ!へ、返答に困るわね……」

苗木「うぷぷ、僕は霧切さんのこと好きだよ?」

舞園(な、なに言って……)

霧切「あ、わ、私も好きよ……苗木くんのこと」

苗木「そっか、よかった、僕たち両想いだったんだね」

霧切「え、えぇ…嬉しいわ」

舞園(違うっ!!苗木くんがあの女を好きになるわけない!!)

苗木「じゃ、霧切さん、アレしよっか?」

霧切「アレ?」

苗木「キスだよキス、僕ら付き合うんだから」

霧切「そ、そうね」

舞園(ま、待って!苗木くんのファーストキスは私が!!)


苗木「ん…んむ、ん……」

霧切「あ、ん…恥ずかしいわ苗木くん……」

舞園(あぁあぁぁあぁ!!)

苗木「ふう、ありがとう、霧切さん」

霧切「ん……なえぎく……あら?」

苗木「どうしたの?」

霧切「今そこに…舞園さんが……」

苗木「そんなわけないよ!舞園さんは体調悪くて部屋で休んでるんだから!」

霧切「そ、そうよね、ごめんなさい苗木くん…私変なこと言っちゃって」

苗木「ううん!全然いいよ!じゃあ続き、しよっか?」

霧切「は、はい……」カァ





舞園(うっ……何ですかあれ…なんで霧切さんなんかが苗木くんと……)

舞園(私だってずっとアピールしてきたのに…なんで振り向いてくれないんでしょう……)

舞園「う、うぅぅう……」ポロポロ

苗木「ふう、疲れた疲れた」

モノクマ「結構派手にやったね、苗木クン」

苗木「まあね、でもまだだよ」

モノクマ「まだ?」

苗木「舞園さんはまだただの絶望なんだよ、超高校級の絶望になるにはまだまだ試練が必要だよ」

モノクマ「ほー、やる気だね、うぷぷぷ」

苗木「というわけで次は舞園さんに>>27でもしようかな」

ストーキング

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