キース「私の昔話」(3)

SS書くのは二回目です。
頑張ります。

ジャン「……すまねぇなマルコ…こんなチンケな墓しか作ってやれなくてよ…。」

ジャン「…マルコが居なくなって皆悲しんでるぞ。」

ジャン「……ははっ、今頃サシャにでもお前のパンを食われてんだろ。」

ジャン「皆、此処に来たぜ。」

ジャン「ライナーにベルトルト、サシャにアニにクリスタにユミル」

ジャン「勿論あの三人組もな。」

ジャン「……。」

ジャン「そういや、お前に金借りてたよな。」

ジャン「今、返すな。」チャリン

ジャン「まあ、死んだ後だったら意味ねぇよな…」

ジャン「……」

ジャン「なぁ…マルコ…」

ジャン「俺…どうすればいいんだ…?」

ジャン「…死んだ奴が喋るわけねぇよな…。」

遅くなりましたが再開します。


「ふっ…キルシュタインらしくないな…。」フードパサッ

ジャン「貴方は…。」

キース「ずっと自分の考えが正しいと言っていたのにな。」

ジャン「教官…。」

キース「…こんな所で話すのもアレだ。場所を移動しよう。」


~~~~~~


ジャン「ちょっと久々です…訓練所に来るのは…。」

キース「ふっ…それもそうかも知れないな。」

ジャン「何故、教官はあんな所へ?」

キース「1つは亡くなった訓練兵を拝む為だが…。」

キース「もう1つは身近な人が死んだ時の訓練兵の顔を見る為だ。」

ジャン「…何故そんな事を?」

キース「奪還戦で身近な人…訓練を共にした友人や恋人を失った時だ…」

キース「それを踏み台にしてどう変われるか…」

キース「…そしてその手伝いをするのも私の仕事だと思ってな。」

ジャン「…なんで此処に連れて来たんですか…?」

キース「まぁ座りたまえ。」

ジャン「はい」スッ

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