とある復活の一方通行 (930)

【復活】
ユダヤ・キリスト教で人間が肉体の死後、
新たな命を授かる事。


これは、それと限りなく近い必然を獲得した
名前を捨てた少年の物語。


※前作 とある彷徨の一方通行
とある彷徨の一方通行 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1363885856/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1369923649

【注意事項】

・安心のキャラ崩壊(主に一方通行、それと一方通行、あと一方通行)

・時系列が原作よりやばい(ハードスケジュール的な意味で)

・原作準拠という名の原作ブレイク(?)

・一方通行はこんなキャラじゃねえだよ!
 一方通行嫌いなんだけど?
 もやしな男ってだせえwwwwwwww
 上記の方はそっとじ推奨

というわけで続きです。

前スレにまだ残りがあるじゃないかって思う方もいらっしゃるでしょうが
立てた理由については前スレを見ていただければ察しがつくと思います。

今日はスレ立てだけ。
近日更新します。

スレ立て乙

とうとう自分のコテにもやしを
つけたかwwww多少肉ついたら
とれるんだろうか

なるほど
つまり三人の一方通行がキャラ崩壊するのか

乙よん★

どうも、またやってきた>>1です

注意書きに書き忘れたのでここに追加します。

・オリキャラ有(ただし噛ませ、初登場時の噛ませっぷりはステイルを超えたかもしれない)

そんじゃレッツ投下しましょうかね。


>>4
肉をつけたい。
それが、痩せ男の欲望<<モヤシンズグリード>>

>>5
そういう意味じゃないw

>>6
声援ありがとうございます

結標は安全なルートを通って学園都市の端まで辿り着いた。
全身に貫通傷があり、息遣いは荒く、
その視線は絶えず辺りを彷徨っていた。


「連絡……」


目的を失った彼女は心の破片をかき集め
無理矢理、目的を作り出す。


「そうだ、連絡しなきゃ……、
 私を必要としてくれてるのだから」


小型の無線機を取り出し子供のような笑みを浮かべて
外部組織との通信を開始した。


「こちらA001より、M000へ、
 符丁の確認の後、状況報告に———」


『ギャアアアアアアアアアアアア!!!』


返ってきたのはマニュアルに沿った受け答えではなく、
絶叫と肉を貫くおぞましい効果音だった。


『受け取り……の……は殲滅した。
 これより、追撃を……何?
 分かっ……、これ……帰還……』


通信機の向こうからとぎれとぎれの音声が響く。
恐らく、その声の持ち主が外部組織を壊滅させたのだろう。



「誰!?」

『何だ……? そうか、貴様が座標移動か。
 たった今、貴様が合流するはずだった
 外部組織の人間は全て殺した。
 大人しく諦めるといい』


返ってきたのは感情の無い声。
その言葉に結標の顔は真っ青になった。


「それじゃ……、あの子たちは……」

『安心しろ、能力者は誰も死んではいない。
 座標移動を縛る鎖を壊すなという命令だ。
 貴様も下らん妄想は捨てて合理的に———』


結標は耐え切れなくなり無線機を地面に投げつけた。
重大な悲劇は免れたものの、目的がまた一つ結標から
目的が消えていた。


「どうすれば……、どうすればいい?」



そんな彼女を遠くから補足する影が三つあった。
上条と三二号と四五一〇号だ。

座標移動の餌食になりかけていた白井を助け、
そのまま美琴に白井を任せると
三人はそのまま、結標の逃亡の予想ルートにそって
追跡していた。

ようやく目標を見つけ、突撃しようとしたとき


前方からこの世界の闇を収束したような
凄まじい殺気が三人に襲い掛かる。


「「「!!!」」」


三人は咄嗟にに建物の陰に隠れた。
怖い、と思う前に体が勝手に動いていた。

しかし、それは結標から放たれたものでもなければ、
3人に向けられたものでもない。
向けられた対象は結標だった。
その証拠に結標は震えてその場で歩みが止まっていた。

そして、その源からカツッ!カツッ!という足音が
闇に解き放たれる。



「つーかよォ」


白熱した狂気、灼熱の殺気が結標に襲い掛かる。


「生き返ったばっかで、リハビリ中の身だってのに
 戦闘服も着ないで、無理して出てきてみればよォ
 何だァ!? このバカみてェな三下はァ!?
 女殴らねェのが唯一の自慢だったのに
 今日で、もう無くなっちまうじゃねェかよ!
 迷惑なンだっつの! お前みたいなの!!」


暗がりに出てきたのは、学園都市最強の超能力者。
本名不詳、通称一方通行と呼ばれる少年が立っていた。



「ひ……は……!?」


結標の呼吸と心臓が一瞬止まる。


(う、ウソでしょ? 劣化版ですら超電磁砲を圧倒するのに……
 ———劣化版? そうよ、まだ勝ち目がある!)


結標は知っている。
七月二八日と八月10日の出来事を


「こ、こんなところで奇遇ね、第一位。
 あなたにも興味ない? 力を得た理由は———」

「ねェな」

「……、もしかしたら、こんな目に遭わなくて
 良かったかもしれないのよ? その是非を知る事が出来るのよ?」

「くっだらねェ」


一方通行は、取り合わない。
心の底からどうでもよさそうに



「現実と向き合えねェ奴が、真実と向き合える訳ねェだろ」


放たれた言葉に、結標は激昂した。


「ハハッ! 人が下手に出たからって調子乗ってるんじゃないわよ!
 現実と向き合うべきなのはあなたよ!」


絶大な狂気と殺気に結標は嘲りの宣告を告げる。


「知ってるわ! あなたは七月二八日から能力が弱体化している。
 八月十日には劣化版にすら負けるほどにね!
 今じゃもうほとんど無能力に近いんじゃないの?」

「哀れだなァお前、本気で言ってンだとしたら
 抱きしめたくなっちまう哀れだわ」


一方通行は両手を広げ、結標に言う。
その眼は虚勢ではなく余裕に満ち溢れていた。


「確かに、俺はあの日以来『空間掌握』を完全に失った。
 今じゃ電撃や炎は使えねェし、
 0から風を作る事さえ出来ねェ———」


その言葉に安堵するべき結標は震えていた。
彼女の直感が何かが違うと叫んでいる。


「———だがな、いくら俺が弱くなったところで
 別にお前が強くなったわけじゃねェだろォがよ。あァ!?」


瞬間、一方通行の足が地面を思いっきり踏みつけた。
男性とは思えない細い足による震脚は、
道路に放射線状の亀裂を作り、
更には周囲のビルの窓ガラスを豪快を破壊する結果を生み出した。


その惨状に一瞬、結標の思考が停止するが
目の前に迫りくる脅威から逃れようとキャリーケースを掴み
咄嗟に上空へと転移した。

湧き上がる吐き気を抑え込み何とかビルの屋上へと
転移しようと考えたところで思考が止まる。


「あはぎゃはっ!! 無様なローアングルだなァ!
 今日は良い風が吹いてますってなァ!!!」


目に飛び込んできたのは背中に4つの巨大な竜巻を接続し
ガラスの雨の層を食い破り、突撃する姿だった。

計算式を組み立てようとしたときにはもう遅い。
既に一方通行の拳の間合いに入っていた。


もはや冷静でいられるはずもなかった。
結標は咄嗟にキャリーケースで自分の体を守ろうとする。

しかし、宇宙空間でも耐えられるはずのキャリーケースは
一方通行の拳に当たった瞬間、紙きれのように砕け散り
無数の破片が桜吹雪のように結標の手から落ちていく。


「悪りィが、こっから先は一方通行だ!
 大人しく尻尾巻きつつ泣いて
 無様に元の居場所に引き返しやがれェ!!」


一方通行の拳が今度こそ結標の顔面に壮絶な速度でぶつかり
轟音と共に結標の体が勢いよく吹き飛ばされ
ビルの屋上の金網のフェンスにぶつかり、
そのまま、フェンスの根元を引き切り
ビルの屋上に、投げ出された。


「その貫通傷負わせた奴に感謝しな。
 でなきゃお前は今頃ミンチだよ」


そして一方通行が地面に降り立つと
その華奢な体はそのまま支えを無くし地面に崩れ落ちた。

今日の投下はここまでです

遂に一方通行完全復活です。
嬉しい限りです。

次回の投下は一週間以内にしたいと思います。


次回「割と理由のある暴力が一方通行を襲う!」


それでは次回の投下で〜

乙乙

とか言って三日以内にくるのに1000ペリカ

乙です



理由のあり同族嫌悪が1を襲う!

乙!
もう言っても遅いけど十字教ってぼかしたほうが良かったんじゃない?クレームが怖い。

一方さん帰ってキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

乙!!


神裂「>>1が原作と違う順番にしたせいでヒロインなのに出番が…
ちょっと七閃してきます」

>>28
アスパラは大きく切ったほうが歯ざわりがいいらしいですよ(棒

HAHAHA、なんかやってきた>>1です。

注意書きにまた一つ追加です。

>>1にユダヤ・キリスト教と書いてありますが
復活の定義の説明に使っただけで
このSSとは何の関係もありません。

まあ一応ということで


少ないけどレッツ投下!


>>20
何故分かったし(戦慄)

>>21
声援ありがとうございます

>>22
だから、違うって!!

>>25
指摘ありがとうございます。
何も考えずに広辞苑にのってる定義を多少いじくってのせてしまった

>>27
いつから、死んだと錯覚していた(キリッ

>>28>>58
マジで死ぬかと思った……
ブログに外伝で話書くって事で何とか助かった……

八月二三日 午前九時 とある病室


「パソコンだけ残して、君の姿が無くなっていた時は
 本当に驚いたもんだね?
 妙に無茶するのは一人だけでいいんだけどね?」

「うるせェ」


一方通行は不機嫌そうにベッドに仰向けになっており
それをカエル顔の医者は困ったように見ていた。


「今回は大事に至らなかったら良かったものの
 君の脳は長い間、『空間掌握』という毒に侵されていた。
 僕が治療をしたところで、その事実は変わらない。
 しばらくの間、能力を使うのは最低でも一分以内。
 それ以上は君の脳が壊れる可能性がある。
 君だってもう簡単に死ぬわけには行かないんだろう?」


いつもの軽い調子とは異なり、その声には
医者としての威厳を感じるものがあった。



「……分かってンだよ、ンな事は」

「なら、いいんだね?
 あ、そうそう結標淡希の病室は三〇五号室だからね?」

「聞いてねェよ」

「どうせ行くんだろう?」

「チッ」


この医者と仲良く喋れる日は永遠に来ないだろう、と
一方通行は強く思った。


「それと」

「まだ何かあンのかよ?」

「建築士として覚悟は出来ているんだろうね?」

「……はァ?」

「ということで、僕はこれで失礼するよ?
 多分、すぐ戻るだろうけど?」

「いや待て、何が建築士だ。
 一級建築士の資格なンざ余裕だが、取る気はねェ
 ……って本当に行きやがったあのクソ医者」


一方通行は医者の最後の台詞を馬鹿馬鹿しいと
思いながらも、どこか気になっていた。

その答えを探るべく学園都市最高の頭脳が
動き出すのと同時に、病室の扉が開かれた。



「第一位様はいるかしら〜?」


そこに、いつもと違う様子の食蜂が入ってきた
語尾に☆は無く、その笑顔は満面のように見えるが
視力の良いものには、少し引き攣っているのが分かるだろう。

そんな彼女に一方通行は何故か恐怖を抱いた。
正直、彼にとって今の彼女が猟犬部隊より怖い。


「ど、どォした食蜂。
 こンな朝早くか———」

「第一位様の馬鹿ぁぁぁあああああああ!!!」


ドゴッ!と鈍い音が響く。
食蜂のいつも使ってるリモコンが一方通行の腹に突き刺さる。


「うぐっ!」

「簡単に! 死なないって!! 約束したじゃない!!!」

「げふっ、がふっ、ごふっ……」


例え、精神感応系の中学生の女子の攻撃でも
今まで体質に全責任を押し付け鍛えなかった
一方通行には深く突き刺さる。


「こっちが!!! どれだけ心配し———」


そこまで言いかけて突然ハッとしたように、
食蜂の動きが止まる。



(いけないわ、思わず感情が籠りすぎてしまったわ)


食蜂の作戦はこうだ。

心配させた事について怒る
→そして泣く
→謝罪として今度デートに行くことを要求

一方通行が女性の涙に弱いのは、
七月二十五日の出来事で証明済みだ。


(まったく、あの日は結局あの露出狂に取られちゃったしぃ。
 別に、いらいらしてないけどね。別に)


だったら、そのキャラ崩壊は何だというのだろうか。


(さあて、涙出さなきゃ……ってもう出てた。
 よぉし、これで———え?)



例えば、こんな光景を想像してほしい。


主人公がヒロインの為に戦い、
ボロボロになって帰ってきたところを
「バカバカ!!」等と言いながら力なく叩くシーンがあるだろう。

王道中の王道のシーン。
屈強の戦士にか弱い女性の拳は当然効かないが
主人公は、申し訳なさそうにヒロインを見つめるのが見どころである。

しかし、この男はどうだろう?
その身一つで立ち向かうのではなく、
演算と道具を武器に、ゴキブリのようにカサカサと動き回る彼に
偉大な先人達のようにふるまえるのだろうか?



「良い人生だった……」

「第一位様!?」


結果的に、食蜂の目に飛び込んできたのは
そのまま、意識を失う一方通行の姿だった。

体術のみで猟犬部隊を殲滅したはずの男は、
精神操作系の女子の拳によって倒された。

ナースコールが鳴り響き、医者と看護師が駆け付ける
迅速な対応の甲斐あって、一方通行は事無きを得た。

そして、カエル顔の医者は食蜂の顔を見た後、
一方通行を困った顔で見た。


「………爆発してくれないかい?」

「黙れクソジジイ。
 その単語だけは俺の前で言うな」

今日はここまでです。

Q、食蜂さんのキャラ……

A、この世には「猫を被る」という慣用句があってだな


Q、だから、何で私の出番がねえんだ、このド素人が!!!

A、お引き取り下さい


そして、次回の投下は一週間以内です。


次回「特に意味のないそげぶが一方通行を襲う!」


それでは次回の投下で〜

みさきちは第一位を倒した女の称号を手に入れた!

>>66 どこの年寄りやねん、この白もやし。

そういえば一応新スレ変わったことだし
今更だけど人物紹介だぜ!

作ったのすっかり忘れてた件について


>>68
声援ありがとうございます

>>69
女性初の快挙!

>>70
白髪に虚弱体質……
一方通行ェ

〜人物紹介〜


・一方通行

  本作の主人公。
  超能力第一位の『空間掌握』だと思われていたが、 
  実際は、実験で無理矢理移植されたものだった。

  第二次計画で生み出された新たな『空間掌握』に重傷を負わされ
  逃亡するも暗部の確認部隊によって確認された。

  しかし、実は生きており
  残骸事件の際には、おいしいところだけを見事にもっていた。

  能力名は一方通行。
  おなじみのベクトル操作。
  現在では一分以内という枷がついている。

  性格はSSでおなじみの原作より少々丸くなっておりフェミニスト。
  上条と出会って以降それに加速度がついた。
  ただし、逆鱗に触れた場合は———

  原作と同様にもやしではあるが、
  ゴキブリのようにカサカサ動き回る演算体術で結構強い。

  ここまで書けば無双のように思えるだろう。
  実際シリアス場面でかなり強い。
  が、ギャグ補正がプラスではなく
  有り得ない程マイナスに傾くため、一般老人並に弱くなる。

  フラグ能力は上条から分捕ったようで結構高い。
  冥土返し曰く「一級建築士」




・上条当麻
  男女平等を説いているお馴染みの主人公。

  原作通り、記憶喪失なう。
  基本、相手を『倒す』事はあっても、『殺す』事は絶対にしない。
  しかし、空間掌握に対しては憎しみを露わにし、
  真意は定かではないが「殺してやる」と言い放っている。

  異能相手の戦闘能力はかなり高い
  (一方通行曰く「プロの傭兵」、本人曰く「ただ不幸だっただけ」)

  能力名は安定の『幻想殺し』
  異能の力を打ち消す能力だが、空間掌握によって
  腕を切り落とされたときに、竜王の顎が顕著した(本人は無意識)

  フラグ能力は、一方通行に分捕られたが
  それでも尚高い建築能力を持つ。


・神裂火織
  本作の魔術サイドのメインヒロイン

  聖人でロンドンで一〇本の指に入る魔術師

  一方通行にフラグを建てられた最初の一人
  過去に何かがあった様子で、一方通行に何かの負い目を感じている。

  しかし、最近は空気


・ステイル
  愛すべき噛ませ犬(現段階)
  重要キャラになるはずだが、
  未だその時はこない。



・食蜂操祈
  本作の科学サイドのメインヒロイン

  超能力者第五位の『心理掌握』

  一方通行に出合い頭にフラグを建設されかけ
  その後いろいろあって建築された(適当)
  後の展開で描写予定。

  余談だが唯一、能力無しで一方通行を倒した女性。


・御坂美琴  
  超能力者第三位『超電磁砲』

  量産能力計画のオリジナルであり
  その計画を引き金にして起こる事件に翻弄される。

  上条にフラグを立てられる。


・禁書目録
  一〇万三〇〇〇冊の魔導書を記憶している少女。
  一年ごとに、記憶を失う過酷な運命を背負っていたが
  上条と愉快な仲間たちによる尽力でそれから解き放たれる。

  上条によってフラグが建てられた最初の一人(?)

  出番は少ないが決して>>1がディスってるわけではない。
  むしろ食べても太らないという点に共感を覚えているぐらいだ。


・空間掌握
  オリキャラ(噛ませ)。
 
  第二次・超能力進化計画で生み出された超能力者で
  学園都市の利益を重点に置いた合理的思考を持つ。

  超能力者三人にリンチにされたはずだが
  何故か生きている。

  あふれ出る噛ませ臭が定評に。



>>1
  本作の作者

  (現在の)
  身長170cm
  体重44kg
  体脂肪率9%
  ウエスト58cmとかなりのもやしである。

  その為か、北斗の拳やキン肉マンが読めない。
  (理由は、なんか悔しくなるから)

  豆腐メンタルかつ若干の中二病で最近悩んでいることは
  「L座りばっかやってたら椅子がボロボロになったこと」 

これで以上です。

それでは一週間以内にまた会いましょう


空間掌握生きてたんかい!
そして>>1ほっそ!!

空間掌握生きてるのか ゴキブリなみの生命力だな またかませとしてでてきそう

>>71 食蜂さんの新技:リモコンパンチ(物理)(戦績:あの第一位を一撃で倒した)

こないこないと言いながら結局はやってくる
そんな構ってちゃんみたいな>>1を許してください。

まあ明日からは割と本格的に来れなくなるのですが
そんなこんなでレッツ投下!


>>77
あわきんと接触を図ろうとした外部組織をフルボッコにしてた奴です。

>>1の細さに常識は通用しねえ!


>>78
憎まれっ子世に憚るというヤツでしょうね。
かませなのはしょうがない

>>79
ポケモンみたいw

「割と酷い目にあった……」


幸か不幸か食蜂のリモコンが鳩尾に入り
そのまま倒れてしまった一方通行。
それでも、女子中学生とのデートの約束が出来たのだから
同情の余地はない。

爆発しろという言葉は無意味だ。
既に並行世界の彼が爆発済みである。

と、そこに———


「その幻想をぶち殺す!!」

「そげぶ!?」

「とうま!?」


更なる暴力が一方通行に降りかかる。
その正体は言わずと知れたヒーローである



「テメェあんな遺書みたいなメッセージ残しやがって!
 こっちがどれだけ心配———」

「うるせェ!!」

「ねぼしッ!?」

「ちょっと!! とうま何いきなり怪我人攻撃してるのかな!?
 それに、あくせられーたも何でそんな暗殺技つかってるの!?」


一方通行の手刀が上条の喉に突き刺さる。
こればかりは力は関係ない。

言ってることは、食蜂とそう変わらないのに
相変わらず男に対しては容赦のない一方通行であった。


「うぐっ、げほっ……、まあ、無事で何よりだったよ」

「まァな、心配かけた。それより旅行か?」

「え? 何でわかった?」

「ンな大荷物見て気づかねェほど馬鹿じゃねェよ」


上条とインデックスの後ろにはキャリーケースが積まれていた。
奇しくも十数時間前に一方通行が破壊したものと同様のもので
一方通行は一瞬、湧き上がった破壊衝動を何とか抑えた


「まあな、第一位を倒したのが広まっちゃってな」

(広まった? 俺がこいつに倒された二回はまったく広まらなかった。
 なのに、何故よりもよって室内で行われた戦闘が広まっていやがる?)


情報の意図的な封鎖と拡散。
事件が解決したのにも拘わらず、
学園都市の闇は気配を立つことを知らない。


「どうした? 一方通行」

「いや、何でもねェ」


その事に上条は何故か気づいていない。
これ以上考えるのは面倒なので、
上条だからの一言で解決することにした。


「じゃあな、………気を付けろよ」

「? ああ、分かった。また今度な」


そう言い、上条は病室を後にした。
上条が出ていた後も一方通行はしばらく
考えを張り巡らしていた。


(大体、何で量産能力計画が第三位なンだ?
 俺や垣根じゃなく、俺たちの足元にも
 及ばない超電磁砲が採用された?
 愛玩目的……はまずねェな、研究者共は人間の欲も心も
 捨てきって、実験に全てを懸けている。
 そもそも、何でまだ超能力にも達していないガキの
 DNAなンか———)



「失礼します、とミサカはノックをしても
 返事がないので突入します」

「うおッ!」


突然の来客に思わず思考を中断して
一方通行は防御を取った。


「何をそんなに警戒しているのですか?、と
 ミサカはカルテを盾にしている一方通行に問いかけます」

「何でもねェよ、それで何の用だァ?」


カルテをもとの場所に戻しながら一方通行は聞いた。


「助けていただきありがとうございました、と
 ミサカはまず平身低頭にお礼を言います」

「別にしたくてやったことだ。
 お前らの気にすることじゃねェよ。ンで次は?」


”まず”という事はまだ何かあるのだろう。
そう思い一方通行は先を促した。



「ミサカ達はこれから先生きる意味があるのでしょうか?
 と、ミサカは尋ねます」


質問は予想外のものだった。
思わず一方通行は息を呑んだ。


「あなたはミサカ達を助けてくれました。
 でも、ミサカ達はあなたを深く傷つけました。
 あの少年もまたミサカ達を助けてくれました。
 と、ミサカは淡々と事実を述べます」


一方通行は黙ってそれを聞いている。
口をはさむべきではないと判断したからだ。


「あの少年やあなたが傷つく中、私たちは何も出来ませんでした。
 私たちはあれから自我というものに目覚め始めました。
 だからこそ、思うのです。
 このまま生きて、また誰かに迷惑をかけてしまわないのかと。
 だからあなたに聞きたい。
 私たちの存在理由がこの世にあるのですか?、と
 ミサカは全妹達の意思を伝えました」


全妹達の意思。
命を助けたところで、少女たちはどうしていいか分からない。
だからこそ、聞きたかった。
この件で一番迷惑を被っているはずの少年に


「仮によォ、俺がここでないって言ったらどォすンだ?」

「存在理由がないのでは、生きる意味がありません、と
 ミサカは———」

「ふざけンな」


一方通行は最後まで言わせない。
言わせるわけにはいかなかった。


「他人に決められた理由なンざ、生きる理由にすンな。
 生まれたてのガキが、生きる意味がないだなンてほざくな。
 人間生きてりゃ、自然と他人に迷惑をかける。
 気にするなとは言わねェが、そこまで深刻に考える必要はねェ。
 それでも、まだ俺や上条に申し訳ねェと思ってンなら生きろ。
 たとえどんなに苦しくても悩んでも傷ついても生きろ」


一方通行は続ける。
まるで自分自身にも言い聞かせるように


「絶対的な幸せになンかこだわるな。
 例え、俺や上条に否定されたとしても、
 胸を張って言い返せるような人生を
 お前自身の手でつかみ取れ。
 その為なら何だってしてやる」


まだ彼女には分からない。
自らの存在理由が

それでも一方通行の言葉は深く胸に届いた。

そんな気がした。


「分かりました全妹達にあなたの意思を伝えます、と
 ミサカは病室を後にします」

「あン? もォ行くのか———って行きやがった。
 まァ伝わったならそれでいいか」


そう言ってそのまま二度寝するため
一方通行は目を閉じた。

一方、病室の外では


(一方通行さんかっこいいです、と
 ミサミサミサカは……)


しっかりとフラグが建設されていた。
ちなみに彼女の検体番号は四五一〇号である。

今日はここまでです。

後半はシリアスを目指しました。
うまくできたかは分かりませんが

それはそうと、そろそろ外伝的なものをブログにあげようかな。

神裂にフラグ建設する英国での話とか
性悪だったみさきちがここまで丸くなるまでの話とか
いろいろネタはあるにはある。
需要あるのか分かりませんが(2回目)

次回は、一方通行があわきんに謝る話になるでしょう。

それではまた一週間以内に会いましょう



最後はやっぱ爆発しろじゃないか

まあできる時に更新ガンバレ

一方さんは主人公なのかな?


みさきちの話はぜひ読みたい

おつ

>>81
>既に並行世界の彼が爆発済みである。
おい…
まあそうだけどさww

どうも、またやってきた>>1です。

暗部抗争編のプロット見返したら
心理定規と麦野とヘッドギアがかなり強化された結果になってた。
後悔はしていない

短いけど出来たので投下します。
かなりふざけたものですが

次回からは4巻に真面目に入ります。

それではレッツ投下


>>92
爆発しろは一方さんにとって禁句

>>93
このSSではそうですが
名前欄は無記入、メール欄にsageをお願いします

>>94
プロット自体は出来てるのですが
膨らませ方が……

>>95
間違いは言っていない(キリッ

「殴って悪かった」

「はぁ?」

「チッ、反省してまァす」


計画は頓挫し、ボロボロになりながら彷徨っていたところを
第一位に止めを刺され、気づけばベッドの上で寝かされており
不安に駆られる中、現われた第一位。

今度こそ止めを刺しに来たかと思ったその時
発せられた言葉は予想外のものだった。


「いや、え? あなたそんなキャラだっけ?
 恐ろしく似合わないわね」

「あァ? 人の唯一の美点を疑ってンじゃねェぞ三下」

「意外な一面ね」



まさに意外な一面。
もちろん、一方通行がそんな一面を持つのにも理由があった。

数年前、イギリスで強盗事件が起きた。
しかし、その強盗犯は逃走する際
御婦人にバッグで叩かれまくるという不幸に見舞われた。

しかし、強盗は決してやり返さず
そのままやられるだけやられて逃走したという。

その事に「これが一流の悪党か」と感銘を受け、
以降、女性に暴力に振るわない事を行動指針としている。


「はぁ、そんな風に前向きに考えることができて幸せね
 私は悩むことしか出来なかったわ」


超能力。
そんな自分より強大な力を持っておきながら
迷うことなく向き合える事が羨ましかった。


「そォか? 俺は逆にお前が羨ましいけどな」

「え?」

「悩めるだけの余裕なンて俺には無かった。
 馬鹿みてェに悩ンで、答えを模索できる時間が。
 今となっては分からねェ、咄嗟に出した答えが正しいかなンて、
 だから悩め、お前は俺と違ってまだ選択の余地があるンだからよ」


それでも悪くはない、と一方通行は思った。
色んな別れがあった、それでもそれ以上に出会いがあった。
色んな不幸があった、それでもそれ以上に幸せがあった。

だからこそ、この残酷な世界はとても美しく見えた。


「………ねぇ、一方通行」

「何だ?」


結標が悪意などないにっこりとした顔で話しかける。
まるで憑き物がとれたかのように





「ちょっとお姉ちゃんって呼んでみてくれない?」



「えっ」

付いていけない人の為に
時間を5秒ほど巻き戻して結標視線でお送りしよう


(殺気が消えると、こいつ中々ね。
 ショタとしての素質があるのかしら?
 歳は一応私より下だし………イケる!!!)


結果


「ちょっとお姉ちゃんって呼んでみてくれない?」

「えっ」


こうなったのである。


「すまン、俺は幻聴を患ってるみてェだ。
 ちょっと冥土帰しのとこに———」

「いいじゃない、丁度殴った代償として、ね?」


じりじりと結標が一方通行に迫る。
まるで獲物を食べようとする獣のように


「く、来ンな。こっちにくンなよ?」

「怯えてる姿はさらにいいわね。
 さあ、もっと怯えなさい!!
 お姉ちゃんと呼びなさい!!!早く!!」


一応、念の為に言っていく。
もやし爆発しろと思った人は少なからずいるだろう。多分
結標だって美人の部類に入るだろう。

それでも、価値観は人それぞれだ、
例え一方通行が鈍感でなかったとしても
結果は変わらないだろう。

こんな光景を思い浮かべてみよう。


例えば、仲の良い幼馴染Aがいたとして、
Aがある女Bによって虐められているという
情報を得て、早速女Bに報復として殴り飛ばす。

そして次の日、
さすがに殴るのはやりすぎた、と思い
Bのもとに謝りにいったと思ったら

いきなり「お姉ちゃんって呼んでみて」と
寒気を感じる獣の目で聞いてきたとしよう。


例えが悪いかもしれないがこれはこういった類の物語である。
正直、かなりのホラーだ。


これでも、爆発(ryと思う人はBを口裂け女に置き換えて欲しい。
恐らくそれで一方通行の心境が分かるはずだ。

その場にいるものしか分からない恐怖。
この状況がまさにそれだった。

「うォォォおおおおおッ!!!」


一方通行にとって、それはギャグではなくシリアスそのものだ。
よって今の彼にギャグ補正は通用しない。

一方通行は全演算能力を注ぎ込み、
結標の手を振り払う動作の一瞬で生体電気を操り
そのまま気絶させ、逃げる様に自分の病室へと逃げた。


「僕だったら喜んでイk……行くんだけどね?」

「じゃあ、お前が行ってきやがれ!!!
 ついでに頭の方を治療してやれ!!!」

あ わ き ん は ぶ れ な い

なんか書けた。
後悔も反省もしていない。

次回は真面目にやります。はい

それではまた一週間以内に会いましょう

アクセラさんどこに憧れてんのWWWWW
それ強盗だから、犯罪者だからWWWWW


あわきんェ…

>>105 先生なに逝ってるんですか… 

一週間以内って言ったよな?
というツッコミはもはや無用です。

昨日真面目にやるっていったけど
真面目にやるのは次回からです。
なんかメモ帳開いたら出来てた。

それではレッツ投下


>>107
その強盗には実は病弱な妹がいて
必死に頑張るも金が作れず
苦悩の末、強盗へとなってしまった

という物語を勝手に脳内補完してるので
問題ありません


>>108
一回ブレさずに書いてみたかった……

>>109
ナニじゃないすか(適当)

一方通行「どォも一方通行です」

一方通行「あの後、暇だったから残骸事件に使った
       パソコンであs……調べものしてたンだ」

一方通行「それで自分がタイトルのスレッドを見つけたンだ」


【学園都市第一位】一方通行の服装wwwwww【厨二病患者】


一方通行「何なンですかァ、これはァ!!!」



1:名前:名無しにかわりまして能力者がお送りします
あのウルトラマン服wwwwww
どこで売ってるんだ?wwww


2:名前:名無しにかわりまして能力者がお送りします
確かに店にないな……
手www作wwwりwwwすwwwかwww


3:名無しにかわりまして能力者がお送りします
類は友を呼ぶって言うけど、さすがにいないよなwww


4:名無しにかわりまして能力者がお送りします
いや、この前センターマンレベルの露出狂の女と一緒に居たぞ
ちなみに胸は大きい。


5:名無しにかわりまして能力者がお送りします
えっ


6:名無しにかわりまして能力者がお送りします
えっ



7:名無しにかわりまして能力者がお送りします
冗談……だろ?


8:名無しにかわりまして能力者がお送りしますにゃー
serokaori.jpg


9:名無しにかわりまして能力者がお送りします
爆発しろ!
ついでに紹介してくれ!


10:名無しにかわりまして能力者がお送りします
>>9 やめとけ!
こないだその女に絡もうとしたH面がやられたから!


11:名無しにかわりまして能力者がお送りします
略し方wwwww
特定しますた

にしても第一位の目の前でとか勇気あるな


12:名無しにかわりまして能力者がお送りします
いや女に


13:名無しにかわりまして能力者がお送りします
だせえwwww


14:名無しにかわりまして能力者がお送りします
いや、あれは女がおかしい。

一蹴りで、しかもノーバウンドで20メートルぐらいぶっ飛ばしてた


15:名無しにかわりまして能力者がお送りします
一方通行並の強さじゃねーかwww
にしても学生じゃねーよなコイツ


16:名無しにかわりまして能力者がお送りします
まさか、一方通行は年増が好みだったとはなwww
ずっとロリコンかと思ってた


17:名無しにかわりまして能力者がお送りします
これで18とかだったらウケるんだけどさwwww


18:名無しにかわりまして能力者がお送りします
絶対ねーわwwww
よくて24だろwwww


18:上条当麻
おい、テメエら!
人の事をからかうのもいい加減しろ!
情けなくないのか? こんな本人のいないとこで
陰口叩きまくって!
確かにあの服はださい!
でもだからってな、バカにしていい訳ねえだろ!
それに女の人も気にしてるんだぞ!
どう見ても結婚適齢期過ぎてるようにしか見えねえけど!

例え、アイツがどんなにダサい服を来てようと!
例え、どんなに30過ぎてるように見えなくても!

だからって陰口叩いていいはずねえだろうが!

いいぜ、このまま馬鹿にし続けるってんなら
まずはその幻想をぶち殺す!


19:名無しにかわりまして能力者がお送りします
そういえば、第五位とも一緒にいたな


20:名無しにかわりまして能力者がお送りします
マジかよ、あの白髪爆発しねえかな

やっべ、番号ずれた
脳内修正お願いします


————————————————————————



22;上条当麻
あれ? 書き込み失敗したかな


23:名無しにかわりまして能力者がお送りします
話がズレてないか?
服の話だろ


24:名無しにかわりまして能力者がお送りします
そうだったな
そういえば一回マトリックスのネオみたいな恰好してるのは
見た事あるわ


25:名無しにかわりまして能力者がお送りします
厨二病wwwwwwww


26:上条当麻
おーい………









1000:名無しにかわりまして能力者がお送りします
1000なら、世界中の人間の外見と中身が入れ替わる!


「こいつら後で住所特定して死なす。
 後、上条はスクラップ確定だクソ野郎。
 誰のファッションセンスがねェンだコラ。
 分かるっかな〜、分かンねェだろォな」


たった一つの幻想を守るため、
ブツブツとつぶやく一方通行は、
普段なら気付くはずの病室の静かに扉が開く音に
気付けなかった。


(何を一人で騒いでるのかしら?)


侵入者の正体は結標淡希だった。
しかし、その顔はふざけなど一切なく
手には軍用ライトが握られていた。


「まあ、いいわ。恨まないで頂戴ね」

「……え?」



声に気付き、一方通行が能力を発動するより先に
座標移動は発動し一方通行はある場所に転移された。

反転した視界を目を閉じることで正常へと戻し、
そして再び目を開けた。


「何だ……、これは?」


血管のようにはった無数のコードやケーブル。
室内灯のない部屋を照らすモニタやボタン。
それらの中心にいるビーカーの中にいる逆さまの人間。

科学に慣れているはずの一方通行でも
戸惑わずにはいられない光景だった。

頭の中を必死で整理しようとした瞬間、
男にも女にも、子供にも老人にも、聖人にも囚人にも、
見えるその『人間』は口を開いた。


「初めまして、とでも言っておこうか。
 第一候補<<メインプラン>>」

今日はここまでです。

反省と後悔は少しだけしている。
次回からは今度こそ本当に真面目にやります。

それはそうと、そろそろ夏休みだし
また悪セラレーターの短編書こうかな…

前回は「本当は殺したくなかったが本当だったら」をコンセプトにやってみましたが
今回はどうしましょうかな

次回の投下は3日以内

それでは次回の投下で〜

この先の展開が気になってわくわくする

乙である

1の一番いいところは更新スピードの速さだな 明日にはもう更新してそう

なんか叩きっぽい奴が何人もいるな
それとも一人でやっているのか
よくわからないけど1は無視してこれをがんばって完結してくれ
俺は1を応援してる



セロリさんは基本女性に弱くね?

どうも、>>1です。

Q、何でここで☆が……

A、ノープランだ(キリッ

てことでレッツ投下


>>120
そう思っていただけると有難いです。

>>121
声援ありがとうございます

>>122
先読み……だと
後、sageを入れる場所間違えてますので
以後お気を付けを

>>132
声援ありがとうございます。
しかし、sageがひらがなになってますので
以後お気を付けを

>>133
じ、女性が強いだけだし(震え声)

「誰だ?」

「学園都市の統括理事長と言えば分かるかね?」


男にも女にも、子供にも老人にも、聖人にも囚人にも
見える『人間』はそう言った瞬間、
ありとあらゆる力の塊がビーカーを直撃した。

凄まじい轟音が鳴り響く。
それでも、ビーカーには傷一つ付かなかった。


「どうした? 君らしくない非合理的な行動だな」


普段の一方通行ならまず状況を整理しただろう。
だが、今の彼にそんな事はどうでもよかった。


「あァン? 何知った口聞いてンだコラ。
 よォやく、諸悪の根源にたどり着けたンだ。
 ”今”の俺に善悪の判断がつくと思うなよクソ野郎」


一方通行の顔には浮かんでいるのは
怒りでも悲しみでも苦しみでもなかった。

狂気。

湧き上がる殺意が一方通行の体を支配し、顔は憎しみに歪んでいた。
しかし、それとは対照的にアレイスターの顔には
一切の感情の起伏が生まれなかった。


「ふっ、そんなに実験が嫌だったかね?
 別の君は喜んで受けたというのに」

「あァ? あンな雑魚と対比すンじゃねェ。
 そもそも、喜ぶも何もない野郎だろォが」

「意味を理解していない様だな。
 まあそれでいいのだが、少し落ち着き給え。
 その状態で戻ってはせっかくの友に幻滅されてしまうだろう」


その瞬間、絶対的な防御に守られているはずの
一方通行の体は崩れ落ちた。
まるで糸が切れた人形のように



「あの世界では実におしいところまでいっていたのだがね」


広い空間に響き渡る声は誰にも届かない。
それでもアレイスターは気にも留めず話し続ける。


「君は素晴らしい働きをしてくれた。
 しかし、幻想殺しも浜面仕上も君と違って余計な事をする。
 誤差の範囲ならまったく構わないのだが、
 もはや許容できる範囲を超えてしまった。
 おかげで私のプランはあの段階で永遠に潰えてしまったよ」


ほんの一瞬。
アレイスターの表情が残念そうに歪み、
そして、微かにほほ笑んだ。

まるで、古い玩具が壊れて落ち込み
新しい玩具が与えられ喜ぶ子供の様に


「だから、この世界の君に期待することにしたよ一方通行」


———————————————————

——————————————————

—————————————————



「もう朝か……いつ寝たっけか?」


夜の記憶があやふやだったが、
恐らく眠くなって寝たのだろう。


「コーヒーでも飲んで目を覚ますか」


この後、彼の身に降りかかる事件については
彼の名誉に関わるので、伏せておこう。

強いて言うならば、彼が鉄壁の要塞に居る間、
ある意味において残酷非道な魔術が世界規模で
発動してしまったということだ。

今日はここまでです。

次回からは本編にがっつり入っていきます

そういえばとあるの映画評判良かったみたいですね
自分も見に行きたかったな〜

次回の投下も3日以内

それでは次回の投下で〜

おつ
1000のせいで大変なことにww



平行世界の話だったか
アレイスターが失敗する度に平行世界に飛べるならなんという無双

乙です

>>1


映画見てねぇとかワロスWWWWW
(映画面白かったよ)


ていとくんはいつくらいにでてくる?

F「俺様の出番はあるんだろうな?」

どうも、>>1です。

そして、空気だったあの人が出ます。
短いけど

それではレッツ投下


>>142
おのれ魔術師!

>>143
一応はラスボスだし(震え声)

>>144
声援ありがとうございます

>>145
マジかよ……
本当に見に行けばよかった(後悔)

>>146
ノープラン(キリッ
ただ一つ言えるのは>>1はていとくん大好きだということ。

>>148
……このスレではないでしょうね

「どうなっている……、
 一体何が………?」


目を覚ましたら、訳の分からない世界になっていた。
そんな非現実的な現実に上条当麻は頭を悩ましていた。

とりあえず家族(仮)に命じられた通り
海辺にパラソルを立てようと
海パンに着替えようとしたその時、
不意に携帯の着信音がなった。


「何だ? ……一方通行から?」


とりあえず、メールを開き中身を確認すると



【date】8/24 10:00
【from】金持ち第一位
【to】上条当麻
【sub】どうやら
-------------------------
この世界は俺を置いて、
逆に回転しちまったらしい。

俺にはこの世界で生きる
資格がないのかもしれない。

超電磁砲は……、別にいいか。
俺あいつ嫌いだし

神裂と食蜂と妹達に
幸せになれとだけ
言っといてくれ

じゃあな
お前も幸せになれよ

----------END----------




「一方通行ァァァあああああああああああああ!!!」


その後、上条の電話による説得で何とか
重大な第二次被害は防がれた。

何が起きたのかは、前回でも述べたように
彼の名誉に関わるので伏せておこう。

ただ抽象的に言うならば、

一方通行は記憶が無いが朝まで、
あらゆる干渉を防ぐ鉄壁の要塞に居た事。
そして、この日の一方通行は上条当麻より不幸だった事。
この二点のみだ。

つまり何が言いたいかというと
御使堕しは凶悪な魔術だということだ。



『つまりィ、お前も同じ状況ってことはァ
 ま・じゅ・つって事でいいンだよなァ?
 あはぎゃはははっ!!誰だ、誰だよ、誰ですかァ!?
 そンな愉快な素敵な事をしてくれたのはよォ!!!』

「お、落ち着け一方通行。
 まだ魔術だと決まったわけじゃ———」

『これが落ち着いてられっかよォ!!!』


一体何があったのだろうか、と上条は疑問を抱いた。
しかし何故か絶対に聞いてはいけないよう気がした。


『……まァ、このぐらいにしとくかァ。
 とにかくお前と合流するわ。
 何故か外出届あるし、丁度「外」に用事あったしな』

「えっ、おい待てって———って切れやがった
 まったくアイツは一体———」

「待てってくれたんだね、とうま!!!」


忘れてはいけない。
一方通行がどんなに不幸な目にあったとしても、
その分、上条当麻に幸福が来るということではない事を


2時間後


「そンで着いた訳なんだが、ソレは何だ?」


一方通行が指差した方向には、
気絶した青髪ピアスが埋められていた。


「気にするな、見たら色んな物を失う」

「はァ」


訳の分からない説明だったが
気持ち悪いぐらい不思議と納得できるので
一方通行はソレ以上追及しなかった。

何が起きてるのか、整理しようとしたところで


「うにゃーっ! カミやーん、やっと見つけ……一方通行!?」


突然、奇妙な猫ボイスが響いた。
男性のモノと思われる声色がさらに奇妙さを増幅させていた。


「何だ? この馬鹿みてェな喋り方した三下は?」

「ああ、そいつは土御門っていってな———」

「自己紹介とツッコミは後だにゃー!
 というより、やはりお前には何の変化もないのか!
 まあいい、とにかく今すぐ逃げ———」


「見つけましたよ上j……一方通行!?」


憎しみの篭った声と同時に神裂が現れたが、
視線の対象は即座に一方通行に移された。


「……生きていたのですか?」


その目にはもう憎しみは無く涙が零れ落ちていた。
しかし、それにしてもなぜだろう。
感動の再会のはずなのに一方通行は身の危険を感じていた


「一方通行ァァァあああああああああああああ!!!!」

「ま、待て。俺今空間掌握とか使えな……
 ぎゃァァァあああああああああああああああ!!!」

今日はここまでです。

御使堕しは本当に恐ろしい魔術です。
話があまり進んでいませんが
次回から進めていきたいと思います

そろそろ割と本気でブログの方もやろうかな

次回の投下は3日以内(←以降、これをデフォだと思ってください)

それではまた次回の投下で〜



御使堕ろしを使えば
モヤシさんもマッチョに見られるかも

あくまで可能性

一方通行よかったな、神裂ねぇさんと抱き合わなくて
だって傍から見たら男同士が抱き合ってるという状況に…

魔術側メインヒロインがやっと登場したか

乙である。

>>155 不幸はマルチでやって来る…

どうも、>>1です。
今日も今日とてシリアスには程遠い模様。

それではレッツ投下

>>157
見た目だけなってもアレですし
今度筋トレしようかな
腕立て伏せ出来ないけど

>>158
まあ抱き合うではないな

>>159
ようやくです。
これからは出番増える予定

>>160
声援ありがとうございます

>>161
一方通行に起きた不幸は……、うん
今度頑張って書いてみます。

「死ぬかと思った……
 すげェ既視感を感じる」

「すいません!すいません!」


ぐったりと倒れる一方通行に
神裂がひたすら謝り続ける光景は
上条や土御門は無論、
恐らくほかの人間から見ても奇妙だったことだろう。


「聖人の全力使って抱きしめるって
 殺す気だったのかにゃー?
 肉体的にも社会的にも」

「社会的? どういう事だ土御門」

「ん? ああ、今カミやんと一方通行以外の人間からは
 ねーちんは違う人間として見られてるんだぜい」

「別の人間? つまりは?」


そう聞いた瞬間、神裂の肩がフルフルと震えた。
怒りと悲しみが混じった声が神裂の口から洩れる


「………グヌスです」

「え? 何? よく聞こえ———」


「ステイル=マグネスだっつてんだよ! このド素人が!」


咆哮と同時に、特にない理由の暴力(鞘)が上条を襲う。


「そげぶ!?」


上条の体は見事に宙に浮き、
そのまま地面と豪快なキスをした。


「手洗いや更衣室に入っただけで警察を呼ばれる!
 電車に揺られてるだけで痴漢に間違われる!
 世界のすべてが私に喧嘩を売ってる様でしたよ!」

「分かった、落ちつ———」

「分かるぜェ!」


今まで死んだように横たわっていた男が起き上がった。
”世界のすべてが喧嘩を売っている”
という部分に反応したようだ。


「分かってくれますか!?」

「決まってンだろォが!
 よォし、この術仕掛けたヤツを血祭りにすンぞォ!」

「「お—!!!」」


超能力者第一位と聖人の心が一つになった瞬間だった。

初春「!?」ガタッ



「えっと説明するとだな
 この術は御使堕しと言っ———」

「よォし、土御門とやらァ!
 ア行から順に容疑者言ってけェ!
 そいつから聞いた方が早いからよォ!」

「分かったにゃー、丁度最初の奴が一番可能性があるし
 残りは俺と上やんがやるから任せたぜい」

「分かりました。
 それで、その人の名前は?」






「一方通行」



「「………」」


硬直。
暴走していた二人のテンションは
急ブレーキをかけたかのように停止した。


「能力者が魔術を使うと拒絶反応が起こる
 それが無かったら白だにゃー。
 それじゃ、上やん行くぞ」

「お、おう」


と言い、上条と土御門はそのままどこかに行ってしまった。

そして、困惑する二人がその場にポツンと残された。



「………そういうことなら仕方ありませんね」

「えっ」


神奈川県の某海岸にて、とある少年に不幸な出来事が起きた。
その顛末は想像にお任せしよう。

ただ、一つ言えるとしたら
ベクトル操作によって3人の記憶が改竄されたぐらいだろう。

今日はここまでです。
土御門の正体云々などのシリアスな話は次回やります

ちなみにこのSSでの御使落としの解釈は
外見が入れ替わったように認識され、
物事の全てが違和感がないように自然と修正される
と言う感じで

(例:もやしな>>1がムキムキな人と入れ替わったとしても
 その日、もやしっぷりが発揮される事は無い)


>>167
こっから先は一方通行だ!


それでは次回の投下で〜

      ∧_∧
     (´・ω・`)
     / >‐ 、-ヽ
   /丶ノ、_。.ノ ._。).
.  〈 、〈Y ,ーiー〈ト 〉
   \_ξ~~~~~~~Y
     |__/__|

      |、,ノ | 、_ノ
      〈 !〉〈ノ/
     (_) (__)

乙です



上条さん×地面なんて
斬新なカップリングだな

普通の腕立て伏せができんなら
膝ついた腕立て伏せがんばれ

どうも、>>1です。

話が進まない〜
そんなこんなでレッツ投下



>>173-174
おい


おい


>>175
声援ありがとうございます

>>176
それはそれであr……ねーよ!
なるほど膝ついた状態か
今度やってみます。

「さて、ここが一方通行の部屋か」

「おい、ほかの容疑者がいるんじゃないのかよ?」


上条と土御門は、海の家『わだつみ』のとある一室に来ていた。
そこは、上条達が取っている部屋ではなく
一方通行がチェックインしている部屋だった。


「まあ、上やんの事なんだけどにゃー。
 それは無いって確証はあるからこうして
 ここにきてるんだけどにゃー」


そういって、部屋の隅に置かれているキャリーケースを
土御門はピッキングで勝手に空けた。



「お、オイ! そんな事していいのかよ?」

「まあ、仕方の無いことなんだにゃー。
 ところで上やん、死神部隊って知ってるか?」


キャリーケースの開き、中身を取り出しながら
土御門は言い続ける。
ただし、その口調は遊びのないものへとなっていた。


「えっと、確か一方通行の所属していた組織だったけ?」

「そうだ。穢れを一手に引き受ける必要悪の教会と違って
 穢れを一切引き受けずに魔術師を殺すための組織だ」


魔術師が敵を討った際、敵の魔術を吸収して
一人の力が強力になることもある。

その点では、魔術を知らない死神部隊は
上層部にとって、都合の駒だった.


「表向きの理由は、一方通行の危険視だ」

「? 何故、一方通行を?」

「不思議に思ったことはないか?
 アウレオルスやステイル以外の禁書目録の
 保護者が何も接触もしてこないことに」


そういえばそうだ、と上条は思った。
ステイルとアウレオルスだけが熱狂していたとは思えない。
では、その人たちは今———


「全員、虐殺されたんだよ。一方通行の手によってな」


告げられたのは衝撃の事実だった。
上条の呼吸が止まりかけた。


「俺はその時、学園都市に居て
 写真でしか確認してないが酷いありさまだった。
 合理的に死なない様に計算されながらも、
 徹底的に潰れる様に計算されている。
 正直、しばらく食事する気分にはなれなかった。
 息を吸って吐くだけの肉塊にされたそいつらは
 3ヵ月間生かされ、そして死んでいった」


上条の震えが止まらなかった。
一方通行は非情な一面があるとは思っていたが
そこまでとは思わなかったからだ。


「な、何でそんなことを?」

「自分たちに掛けられていた意識操作系魔術を解き、
 真実を知った彼らは、上層部に
 インデックスに掛けられている魔術を
 解除するように要求した。
 死神部隊の人間を5人程殺してな」


つまり、それはテロだった。
対魔術のプロである彼らを殺す事で
力を見せつけようとしたのだ。


「しかし、それが一方通行の逆鱗に触れる結果へとなった。
 上が命令を下す前に一方通行は独断で行動を起こしてしまった。
 上層部はその狂気が国に向けられる事を恐れ、
 死神部隊を粛清した———」



「———ってのが、建て前だ」

「は? 建て前?」

「最初に言った通り、表向きの理由に過ぎない。
 第一それが本当の理由だとするならば、
 全員を粛清する理由にはならない」


復讐はあくまで一方通行の単独行動だ。
それだけで、上層部が都合のいい駒を手放すはずがない。


「実は死神部隊の誰かが魔術の技術を盗んだ疑いがある。
 でも誰かまでは分からない。
 一人かもしれないし、全員かもしれない。
 そこで造反を恐れた上層部は一方通行を言い訳に使って
 全員、抹消したんだ。
 一方通行を含めた数人は、逃れた訳なんだけどな」


そこまで言い切り、土御門は取り出したものを
キャリーケースの中に再び元通りに詰めなおした。


「ま、一方通行は白だ。
 装備に霊装の類はなかった」

「……そういうお前はお前で何者だよ?」



ここまでの情報を『ただの隣人』が知っているとは思えなかった。


「俺は『必要悪の教会』の一員だぜい。
 半端につけた無能力のせいで
 魔術も能力も使えないけどにゃー」


土御門の口調が遊びのあるものに戻る。
それでも上条の動悸は止まらなかった。

自らの周りの日常が壊れていくような気がして


「世の中に信頼を得る為五〇年も潜ってる奴もいる。
 この程度でビビってるんじゃ世界を知らなさすぎだぜ?」


衝撃を受ける上条を見て、土御門はそう言い
さらにもう一度、遊びのない口調でつづけた。


「上やん、日常が惜しいなら
 俺や一方通行ともう関わるな」


突きつけられたのは、選択。
今の上条に記憶はないが、
少なくとも闇の世界にはいなかった事は分かる。
ここで引けば、もう傷つかずに済む。
もう闘わなくて済む。
誰も争うことなく、誰もが笑っていける日常。
そんな世界で生きることができるなら
どれほど幸せなことだろうか。

だから、上条の選択は———






「やだね」



———簡単に決まった。




「確かに俺は日常を望んでいる」



でもな、と上条は一拍おいて


「そこにはお前や一方通行がいなきゃダメなんだ。
 お前らを犠牲にした平穏なんていらない。
 お前らがどんな深い闇に沈んでようと、
 絶対に引き揚げて見せる」


強い覚悟をもってそう答えた。


「……そうか」


その答えに満足げに軽く笑うと


「そいじゃ、戻りますか。
 今頃おもしろいことにな
 ってるころだからにゃー」

「……殺されても知らねえぞ?」


そういって、二人は一方通行達へと戻っていった。

今日の投下はここまで

最後の投下分消えたときは焦った……
まあできたから良かった……

そういえば、アニメの一方通行って
テメエって言ってるけどアレはいいんですかね?

それではまた次回の投下で〜

>>170 >>171で何が行われたんや?
土御門は神裂に一方通行が犯人じゃないか確認とらせるために先どっかいったんか・・・?
誰かアホな俺に説明してくれ



見た目はDQN
中身はシスコンだけど頼りになる
つっちー

どうも、>>1です。

どうも御使堕し編が進まない。
一週間以内には終わらせたいと思います


>>190-192
一応、自分からも言っておくと
一方通行が犯人の場合、体のどこかに
拒絶反応つまりあざがあるはず
→つまり内出血が有無を触診で確かめなければ
→体のどこにあるかわからないから全身を調べないと

後は分かるな?


>>193
見た目と中身がアレなのに
なぜあそこまで恰好よくなれるのだろうか

「……ここ30分の記憶は無かったことにしねェか?」

「……同意します」


一方通行と神裂が互いに背中を預ける姿勢で
砂浜に座っていた。

果たして何が起こったのか
それは顔が少し赤くなっている二人と
その近くにいる目の焦点が合ってない3人の
人間から想像していただきたい。


「おーい、お楽しみの時間は過ごせたかにゃー?」

「「そういうことか! 死ねクソグラサン!!」」

「にゃああああああああああああああ!?」


状況を瞬時に察した科学サイドと魔術サイドの猛者によって
哀れな土御門は空高く舞いあがった。
まあ、自業自得と言えばそれまでなのだが



———
——


夏の夜は午後八時になって訪れた
海の家の1階に集まったへんてこな面子の上条家に
上条の友人として一方通行と神裂が座っていた。


「あらあら、それにしても白い肌ね〜
 本当に男の子なのかしら?」

「はい、気にしているのでその手の話題は
 控えていただけると、有難いです」


上条は一方通行が敬語を使うのに素直に驚いた。
とても、そんなキャラだとは思わなかったからだ。



(……お前って敬語使えるんだな?)

(……さすがに使わなきゃマズいだろ。
 まァ、なれねェから話す内容を全部
 神裂の言葉遣いに変換して、
 喋ってるだけなンだけどな)

(さすが第一位。
 考えることが違うな)


テレビでは火野神作という死刑囚が脱獄したという
報道が小萌先生ボイスで流れているため
話題にはならない。

特に話題もないまま上条当麻の父である
上条刀夜は一方通行に話しかけた



「そうか、君が当麻の友達の一方通行君だね?
 いつも、当麻が世話になってるよ」

「あ、いえこちらこそ——」


今、一方通行の脳内では台詞を脳内に止め
それを神裂の言葉に変換してから、
口に出す、という作業を行っていた。

正直、慣れない言葉遣いと演算に
一方通行は疲れていた。

そんな彼の疲れに加速度をつける存在がいた。


「アンタさ、言葉も見た目も女っぽいね」


殺すぞこの三下、という言葉を飲み込んで
一方通行は耐える。


「やかましい、このド素人がァ!」

(あ、やべェ)


一方通行は自ら進んで敬語を使ったわけではない。
神裂の言葉を完全にトレースした為、
こうなってしまったのである。


「なにおう! 私より細い腕の癖に
 調子に調子乗ってんじゃないわよ、
 このもやし!」


ブチっと血管が破れる音が鳴った。
要因は二つ。
一方通行はもやしと呼ばれるのを嫌っていること。
そして、御坂美琴が嫌いと言うこと。

その二つが、一方通行の枷をぶち壊す。



「こっから先は———」


灼熱の殺気を纏いながら、
一方通行が静かに立ち上がろうとする。
しかし、それを上条当麻が必死に止めた。


「待て、落ち着け! 落ち着くんだ!
 お前も言い過ぎだぞ謝れ!」

「うっ、ごめんなさい」


心の一方レベルの殺気に怯えたのか、
さすがに言いすぎたと反省したのか
何れかは不明だが少女は素直に謝った。

一方通行もそれに応じ、事無きを得た。




———
——



「あァ、疲れた。
 慣れねェことはするもンじゃねェな」


敬語を使うことに疲れたのか、一方通行は
食事のテーブルから離れ、
そのまま逃げる様に目的地もなく
自分の部屋に戻って寝ようかとでも
考えると、神裂がついてきた。


「お疲れ様です。
 ところで頼みたい事があるのですが
 いいでしょうか?」

「叶えられる範疇ならな」

「実はトラブル続きで湯浴みできてないので
 風呂に入りたいのです」


海の家には風呂がある。
塩水を体から洗い流すためのものだ。


「まァ、そりゃそォだがお前にしては珍しく
 のンびりしてねェか?
 別に責めてる訳じゃねェが」

「ええ、まあ……」


神裂の口調は何かを言い淀むようだった。


「……、私情を挟んでいられる事態ではないのは
 分かっているのですが、あの子に笑顔を向けられることに
 どうしてもなれることができない。
 私にはそんな資格はありません」


「……そォかい」


何れ向き合うべきだとは思う。
しかし、今はその時ではないと一方通行は察した。


「ンで、俺は何すりゃいいンだ?
 背中でも洗えってかァ?」

「いえ、それはまだ早いです」


何やらいろいろツッコミどころが
満載だったような気がしないでもないが
一方通行は無視することにした。


「御使堕しの影響で私は男性に見られてるので
 見張りを頼みたいのです」

「あァ、そォか。
 了解した、早く済ませてこい」

「では頼みましたよ」


そういって、神裂は曇りガラスの向こうへと消えていった。


(あれ? これ女どもが来て
 「男同士だから行って来い」って言われたら終わりじゃね?)

今日はここまでです。

御使堕しとは関係ないけど、
神裂さんって職質にかけられないのだろうか

それではまた次回の投下で〜

乙ー

おつ



さて上条さんのラッキースケベ
の出番かwwww

くっそつまんないでござるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
つまらないでごwwwwwwwwwwwwwwwwざるwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
趣旨がまったくわからんでござるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

ねえ>>1さん>>1さん
こんなの書いていまどーんな気持ちwwwwwwwwwwwwwwwwwwww?
書いててつまらなくなかったのーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww?

残念な文章だすよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あ、間違えたwwwwwwwwwwwwwwww
残念な文章ですよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

…………ふぅ。いやまったくうん。

さーて今日も始めますか暇潰し!


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      ノ//,|.l   ヽ._.ノ   ', |,ミヽ
    / く .リ   `ー'′   ',|ゝ \
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    \ \ l   ヽ._.ノ   ',  / /    /           \
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       ある日ひとりぼっちの>>1
       手紙が届きますた・・・
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     /     氏  ね      /  /   /
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       ┌──────────.      ─────────┐
  ∧∧  │ったく、また>>1かよ.         >>1なんて・・・・・   │  ∧_∧
 (,,゚Д゚)<. もう糞スレ立て見飽きた       存在する価値も生きる>(・∀・  )
 (.   ) │ゴルァ、さっさと首吊れ         価値も無いからな! │ (      )
  |   |. └─────────       ─────────┘  l    l
  し ヽj                                        (_ |_ )
         ┌────────       ─────────┐
  ∧_∧ │10円やるから          >>1なんかにお茶   │ ∧_∧
  ( ´∀`)<. さっさと消えるモナ        やらねぇよ       >(`・ω・´)
  (  ⊃�.└────────       ─────────┘ (つ旦~ サッ
  │   /                                     と_)_)
  し´ヽっ                ∧_∧

       ∧∧            (・⊆・  ) ・・・・?   糞キタ──(゚∀゚ )──!
       (*゚ー゚)ギャクサツスレヨリ .   (>>1 つ
       (   ) クソスレネ      ノ   |             (・A・ )>>1イクナイ!
       ゝ  ノ            し  つ        ('A` )>>1マンドクセ
       ι J
            >>1 は 皆 に 嫌 わ れ て い ま す 。

         2 c h の レ ベ ル を 下 げ な い う ち に 、
            こ の ス レ は 終 了 し ま し ょ う 。


        ┌──────────.      ─────────┐
  ∧∧  │ったく、また>>1かよ.         >>1なんて・・・・・   │  ∧_∧
 (,,゚Д゚)<. もう糞スレ立て見飽きた       存在する価値も生きる>(・∀・  )
 (.   ) │ゴルァ、さっさと首吊れ         価値も無いからな! │ (      )
  |   |. └─────────       ─────────┘  l    l
  し ヽj                                        (_ |_ )
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  ∧_∧ │10円やるから          >>1なんかにお茶   │ ∧_∧
  ( ´∀`)<. さっさと消えるモナ        やらねぇよ       >(`・ω・´)
  (  ⊃�.└────────       ─────────┘ (つ旦~ サッ
  │   /                                     と_)_)
  し´ヽっ                ∧_∧

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       (*゚ー゚)ギャクサツスレヨリ .   (>>1 つ
       (   ) クソスレネ      ノ   |             (・A・ )>>1イクナイ!
       ゝ  ノ            し  つ        ('A` )>>1マンドクセ
       ι J
            >>1 は 皆 に 嫌 わ れ て い ま す 。

         2 c h の レ ベ ル を 下 げ な い う ち に 、
            こ の ス レ は 終 了 し ま し ょ う 。


        ┌──────────.      ─────────┐
  ∧∧  │ったく、また>>1かよ.         >>1なんて・・・・・   │  ∧_∧
 (,,゚Д゚)<. もう糞スレ立て見飽きた       存在する価値も生きる>(・∀・  )
 (.   ) │ゴルァ、さっさと首吊れ         価値も無いからな! │ (      )
  |   |. └─────────       ─────────┘  l    l
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  ∧_∧ │10円やるから          >>1なんかにお茶   │ ∧_∧
  ( ´∀`)<. さっさと消えるモナ        やらねぇよ       >(`・ω・´)
  (  ⊃�.└────────       ─────────┘ (つ旦~ サッ
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  し´ヽっ                ∧_∧

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       (*゚ー゚)ギャクサツスレヨリ .   (>>1 つ
       (   ) クソスレネ      ノ   |             (・A・ )>>1イクナイ!
       ゝ  ノ            し  つ        ('A` )>>1マンドクセ
       ι J
            >>1 は 皆 に 嫌 わ れ て い ま す 。

         2 c h の レ ベ ル を 下 げ な い う ち に 、
            こ の ス レ は 終 了 し ま し ょ う 。


死ぬときは一緒だぜ・・・

             | |                  ○」
         _○| |                 「/
        /\ノ | |                />
         >>1                   ボクちゃん

                            
                           

  >>1頼む!みんなの醜さをオラにわけてくれ!!
.             |
〜〜〜〜〜〜〜〜|〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

.    >( c´_ゝ`)  |
.             |
>( c´_ゝ`)       J
     >( c´_ゝ`)










           >>1頼む!みんなの醜さをオラにわけてくれ!!
.             |
〜〜〜〜〜〜〜〜|〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

.             |     >( c´,_ゝ`)
.             |
              J   >( c´,_ゝ`)
                    >( c´,_ゝ`)



        /::::::::::::::::::::^::::::::::::::::::::\
       /:::::::::::::::::::::::人:::::::::::::::::::::::::\
      /:::::::::::::::::::::::::::/ ..ヽ:::::::::::::::::::::::::::ヽ
     /::::::::::::::::::::::::::::/   ヾ:::::::::::::::::::::::::::丶
     |::::::::::::::::::::::::::::/     ヽ::::::::::::::::::::::::::ヽ
    |::::::::::/::::::::::::ノ       ヽ.::::::::::::ヽ:::::::|   プーン
    |:::::::/ ̄ ̄           ̄ ̄ ̄|:::::::|
    |=ロ  -=・=-      -=・=-  ロ=.|    ←>>1

    |:::::|                  .. |::::::|
     |::::::| `                 |::::::|
   (||:::::|        .(。。)       |::::::|)
  ..  |:::::| ∴∴     l l    ..∴∴ |::::::|
  ..  |:::::| ∴∴ _-- ̄`´ ̄--__ ∴∴ |::::::|  <全レスするよ〜
    |:::::| ∴∴  -二二二二- ∴∴ |:::::::|  
    |:::::|                  |:::::::|

    |:::::::ヽ      -_    _-     ノ::::::::| ブツブツブツブツ・・・
    |:::::::::丶       . ̄ ̄    /::::::::::::|
    |::::::::::| \_______/ |::::::::::::::::|

   / ̄\ 丶           /


ィ";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙t,  
     彡;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
     イ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r''ソ~ヾ:;;;;;;゙i,
     t;;;;;;;リ~`゙ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ    i,;;;;;;!
     ゙i,;;;;t    ヾ-‐''"~´_,,.ィ"゙  ヾ;;f^!
     ト.;;;;;》  =ニー-彡ニ''"~´,,...,,.  レ')l.  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     t゙ヾ;l   __,, .. ,,_   ,.テ:ro=r''"゙ !.f'l. < >>1は何を言っているんだ
      ヽ.ヽ ー=rtσフ= ;  ('"^'=''′  リノ   \____________
    ,,.. -‐ゝ.>、 `゙゙゙゙´ ,'  ヽ   . : :! /
 ~´ : : : : : `ヽ:.    ,rf :. . :.: j 、 . : : ト、.、
 : : : : : : : : : : ヽ、  /. .゙ー:、_,.r'゙: :ヽ. : :/ ヽ\、
  :f: r: : : : : : : : !丶  r-、=一=''チ^  ,/   !:: : :`丶、_
  : /: : : : : : : : :! ヽ、  ゙ ''' ''¨´  /   ,i: : : l!: : : : :`ヽ、
 〃: :j: : : : : : : ゙i   `ヽ、..,,__,, :ィ"::   ,ノ:: : : : : : : : : : : :\
 ノ: : : : : : : : : : :丶   : : ::::::::: : : :   /: : : : : : : : : : : : : : : :\




嵐をやめろ?


                                       ハ,,ハ 
                                   /\( ゚ω゚ )/\     いいぜ

                                   ((⊂/\    /\つ))
                                         )   ノ
                                      (_⌒ヽ

                                        ヽ ヘ }
                         ハ,,ハ   /つ ε≡Ξ ノノ `J
                        ( ゚ω゚ )// 
                       /    /     てめえが本当に
                      //)   ノ         頼んでくるなら
                     ⊂/ (_⌒ヽ
             ハ,,ハ          ヽ ヘ }
            ( ゚ω゚ )         ノノ `J
            (     \
            \\ \\   一二
  ⊂\        (_\つ \つ  一二
   \\,,ハ      ヽ ヘ }     一二

   //ω゚ )     ノノ `J    一二
   (/    )
   ) //
   (//ヽ
   し ,ヘ }  まずはそのふざけた
   ノノ `J  頼みをお断りします



嵐をやめろ?
                         ハ,,ハ

                       ヘ( ゚ω゚ )ヘ蝶のように
                         |∧  
                  ハ,,ハ  / /
                 ( ゚ω゚)/ 舞い
       ハ,,ハ       /(  )    
      (゚ω゚ ) 三  / / >

\ハ,,ハ   (\\ 三
(/ω゚ )  < \ 三 蜂のように 
( /

/ く  お断りします 


嵐をやめろ?

      ハ,,ハ

     ( ゚ω゚ ) お断りしm 
    /    \    
(((((⊂  )   ノ\つ))))))))
     (_⌒ヽ

      Ξ Ξ

      Ξ Ξ `Ξ ≡3 シャカシャカシャカシャカ
      ハ,,ハ
     (*゚ω゚*) -3  おっお断r   
    /    \    
(((((⊂  )   ノ\つ))))))))
     (_⌒ヽ

      ΞΞΞ

      ΞΞΞΞΞ ≡3 シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ
       ハ,,ハ
     ( ゚ω゚ )  フンフンフン

    Ξ  ΞΞ    
(((((Ξ  Ξ   ΞΞΞ))))))))
     ΞΞ_ΞΞ

      Ξ Ξ
      Ξ Ξ `Ξ ≡
カサカサカサカサカサカサカサカサカサカサ

       ΞΞ
     Ξ゚ω゚Ξ  
    Ξ  ΞΞ    
(((((Ξ  Ξ   ΞΞΞ))))))))
     ΞΞ_ΞΞ

      Ξ Ξ
      Ξ Ξ `Ξ ≡

            /'゙´,_/'″  . `\
          : ./   i./ ,,..、    ヽ
         . /    /. l, ,!     `,
           .|  .,..‐.、│          .|
           (´゛ ,/ llヽ            |     こ、これは>>1乙じゃなくて
            ヽ -./ ., lliヽ       .|     イチモツなんだから
             /'",i" ゙;、 l'ii,''く     .ヽ    変な勘違いしないでよね!
         / ...│  ゙l,  l゙゙t, ''ii_    :.!
        : /.._ /    ヽ \\.`゙~''''''"./
        .|-゙ノ/   : ゝ .、 ` .`''←┬゛
          l゙ /.r   ゛ .゙ヒ, .ヽ,   ゙̄|
       . | ./ l      ”'、 .゙ゝ........ん
       l  /     ヽ .`' `、、  .,i゛
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           (´゛ ,/ llヽ            |     こ、これは>>1乙じゃなくて
            ヽ -./ ., lliヽ       .|     イチモツなんだから
             /'",i" ゙;、 l'ii,''く     .ヽ    変な勘違いしないでよね!
         / ...│  ゙l,  l゙゙t, ''ii_    :.!
        : /.._ /    ヽ \\.`゙~''''''"./
        .|-゙ノ/   : ゝ .、 ` .`''←┬゛
          l゙ /.r   ゛ .゙ヒ, .ヽ,   ゙̄|
       . | ./ l      ”'、 .゙ゝ........ん
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                ┏━━━╋ :::::::┃水槽

                ┃      ┗━┳┛
                    ↑┃          ┃
                ┃          ┃↓
              ┏┥┗┓┃          ┃
            ┏╂ orz ┨┃          ┃
    水道━回┛┗┳┳┻圄          ┃
   本管 メーター      ポンプ         ┃
                        __┃__ ,. -、
                __,,. -‐\ ̄ ̄ ̄ //   }

                \     ●\  / /   /
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    水道━回┛┗┳┳┻圄          ┃
   本管 メーター      ポンプ         ┃
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  吐いてます

   ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               | 食ってます
 ..    ./ ̄ ̄\     \
   ./      \      ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄

   |   ー   ー i      ___
   |  (● ) (● )   ./     \
   |     (__人__)   /-  ー    ヽ
   |      i} 。,.i´i  ( ●) ( ●)   i
   ヽ.     .|||iノ   (__人__)      .|
    ヽ     |||i     `i , ,i{。     .ノ
   / r⌒)==i|||,  r⌒)=|i||゚^     ̄ヽ
  ./ / / ._|i||__ヽ_ヽ,|i||,__   .i   }
  ヽ、__,/. .{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄::::::}   |  /
     i  .ヽ  u    ::::::::::ノ   } /
‐—‐—┴—‐ ヽ、,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;/ ——ゝ 〉————

           └──┘

  __/77 __/7_

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/__/   く//_/     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ___             ___________
.´ ハx'´ハ`ヽ─=三"~..。--'''"三´,———————─——ミヽ
  .X _Vi'二ニ!-''''"^      |l |9|9|6|[快速特急] [地獄51] ||
__ 三ニ-''" :=.iニ! = -==.l|~」 ||...________________||

:   _ー..三. .:i:::l:::|| |.|「|| | l||].三          ヽ=@=/   ||
i三l|:||:|ll|:||:|:=三:|| |.||:|| | l||:|. ||      ♪〜__( ゚∋゚)_   ||
ll!!!三|.llll.ll.l.l..l. l...|| |.||.|| | l||:|. ||│_     ./\ ̄ ̄_\ ||

=ニニニ三ニニニニ三 ̄| l||三6ドア ̄ ̄ ̄ ̄ ∩ ̄ ̄ JR||
__''三 l.l    .......___|. |. |___l_l__||──────| | ────|| ./ )
 「「T三'''''┬-:ニ....__└--! :-!三ヽ■□___.| |.____□■///
三l:_|讐讐|:| l:::|:::::| ~||⊂^ニニji.|ニニニ━━━━-| ヽ∧_∧//
 ̄ ̄ ̄   `" ̄ ̄ー__l_='') l」三__‖. !二-=./ (; ・ω・)_ ‖  スーパーグモー!
                   \_____/     /_/

                      `ヽ、━ノ__,,./、~
                           \ ━━━━ \
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      _| ̄|_| ̄|  | ̄|_| ̄|__| ̄|_| ̄|   | ̄|_| ̄|_| ̄|
      |_  _||  | ̄    |  |     |  | ̄   |  |     ̄|
       r┘└へ|  |二コ ┌'|  |二コ ┌|  |二コ ┌'|  |二コ ┌┘
      〈 〈]  ゚,、〈|  | o  ヽ| | o  ヽ|  | o  ヽ|  | o └「 ̄\
      ヽ-ヘ_>ノ_ノ|_|、_ハ/|_|、_八ノ|_|、_ハ/|_|、_ハ/`⊇.ノ


    /:. `,               / ̄ ̄ ヽ,           //
   /::::. '、             / 丶 /   ',          \\
___/::::::::. `、       ノ//, {゚}  /¨`ヽ {゚} ,ミヽ        //
:::::::::::::::::::::  \    / く l   ヽ._.イl    , ゝ \     \ \ヘ\
:::::::::::::::::( )  ヽ  / /⌒ リ   ヘ_/ノ      ⌒\ \   / /  \\
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 ̄  /::::::::::::::::::   l ` ̄ ̄`ヽ           /´ ̄ ̄    /  / \ \
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  /:::::::::::::::::::::   l           __  ( i)))           /  /  \  \
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_..                ,,.-'ヽ  /( ○)三(○)\ )            \  \
ヽ "゙ー-、、         / : :!/:::::: ⌒(__人__)⌒::::\            /  /
 i 、 :. ヽヽ_,,.....、,,,....._;/ ,;'   ;,.!|    (⌒)|r┬-|     |   /\___/ヽ
  i.,  ..;;;ヽ       ヾ ,;_ , / ,┌、-、!.~〈 `ー´/   _/ /ノヽ       ヽ、
  ヾ_:::,:'           -,ノ | | | |  __ヽ、    / / ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
  ヾ;.    、,  ノ_ ヽ,,._ ,.、;,  レレ'、ノ‐´   ̄〉   | | ン(○),ン <、(○)<::|  |`ヽ、
    ;;   ≦゚≧,ミ::,≦゚≧ ;:  `ー---‐一' ̄       |  `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l  |::::ヽl
    `;.    ⌒( ._.)⌒  ,; '                ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/   |:::::i |
    ,;'   (,,,,,,,,,,人,,,,,,,_ノ,;                 __ヽ  !l |,r-r-| l!   /ヽ  |:::::l |



                              / ̄ ̄ ヽ,
           客観的にみれりゅ〜♪    / 丶 /   ',

                         ノ//, {゚}  /¨`ヽ {゚} ,ミヽ
 あなたとは違うんですぅ〜♪      / く l   ヽ._.イl    , ゝ \
  .ni 7                  / /⌒ リ   ヘ_/ノ   ' ⌒\ \
l^l | | l ,/)                (   ̄ ̄⌒          ⌒ ̄ _)

', U ! レ' /   / ̄ ̄ ヽ,       ` ̄ ̄`ヽ           /´ ̄

/    〈   /        ',        .n   .|   ・    ・   |
     ヽっ{゚}  /¨`ヽ {゚},       l^l.| | /)ノ           |
  /´ ̄ ̄ .l   ヽ._.イl  ',      | U レ'//)           ノ
/  ィ-r--ノ   ヘ_/ノ   ',    ノ    /          ∠_
   ,/              ヽ rニ     |  f\      ノ     ̄`丶.
  丿'               ヽ、  `ヽ   l |  ヽ__ノー─-- 、_   )
. !/                  ヽ、 |   | |           /  /
/                      !jl   |ノ          ,'  /
 .l                      l    |          |   ,'
 .|  ・                  丶   ヽ         |  /
 !                 ア!、,  |   |        ,ノ 〈

./            ・   ./'  (  ヽ_____ノ        ヽ.__ \
                 /   ヽ._>              \__)


                             / ̄ ̄ ヽ,
           喧嘩をやめゅてぇ〜♪    / 丶 /   ',

                         ノ//, {゚}  /¨`ヽ {゚} ,ミヽ
  >>1をとゅめてぇ〜♪        / く l   ヽ._.イl    , ゝ \
  .ni 7                  / /⌒ リ   ヘ_/ノ   ' ⌒\ \
l^l | | l ,/)                (   ̄ ̄⌒          ⌒ ̄ _)

', U ! レ' /   / ̄ ̄ ヽ,       ` ̄ ̄`ヽ           /´ ̄

/    〈   /        ',        .n   .|   ・    ・   |
     ヽっ{゚}  /¨`ヽ {゚},       l^l.| | /)ノ           |
  /´ ̄ ̄ .l   ヽ._.イl  ',      | U レ'//)           ノ
/  ィ-r--ノ   ヘ_/ノ   ',    ノ    /          ∠_
   ,/              ヽ rニ     |  f\      ノ     ̄`丶.
  丿'               ヽ、  `ヽ   l |  ヽ__ノー─-- 、_   )
. !/                  ヽ、 |   | |           /  /
/                      !jl   |ノ          ,'  /
 .l                      l    |          |   ,'
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 !                 ア!、,  |   |        ,ノ 〈

./            ・   ./'  (  ヽ_____ノ        ヽ.__ \
                 /   ヽ._>              \__)


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  | |    / ̄ ̄\     | |   /  \ヽヽ ——  —十〜ヽ  ┃┃
 ||  |  ^o^ |   ||  /   \        ノ  、ノ  ・ ・
  \\  \   /   //

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      と ノ   l r
  /        し’
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      |    |   /  /
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      と ノ   l r
  /        し’
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  /        し’
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     i∨|/|///          ,. -,. ‐-、 、,-‐‐-、 ゝ∧∧/

      、!ゝ!      ///      ,. -' ,. '", ,` ゙ヾ ヽゝ∨
   ヾ、!`         //       /,. ,. '  /,.'{ イ/,} !i l ヾ    おて
    ゞ   ┤,-、  /  //     / ,' ' ,' i ,!ノ-リ,!ゝ,(、ヾ,ゝ    し め
   \  イ d、  \  ∠,    ノ/ /' 'ノノ{iニニニ´',}ノ'y、ヾ.   え ー
   フ   フ_  _フ__  (_     { ' ,'; ノ{'"__`ー'" ,.'-'、`,ゝ   て に
   >   '´_)  (__  <     ,!  ト'´.r',、ヾ ' ,i/ r''; i!<    や は
    )   /////  |    \    iハ ; ! { l!i! |ェ. ,'!、.゙"ノ',->   ん
   ´つ  ・・・・・  l、_ノ  ゞ、    { ソ、ヾ、´// ',``ニ´'>,   ね
   ∠        ー,‐  スヽ    } i':::. `',r'!" '"` ):.. ∠,   │
    /イ       (__ 、<.     i '!、_,. ヘ=、_,ィフ'"`ニ=='フ  │
     / ,        、ヽヾ     { 'i::;: i=-ェ;;;┴;;;ェ=彳'//イ  !!!!!
      ' イ/ハ∧/ヾ`        | l::;. !,i-!__l_l_,.!.-!-!| /,イ /レ、∧ハ∧
                     ,! : l:: il|llllllllll|lllllllllll/,'/  |ハ、、  i
                        { 、 ' i: |.ir'" /.  _,./,っ / /,' ) ,' }
                      } ', |: i.i lTT'T"|´!'.ノ/ /:/,' ,i {!、-(!-、
                     ノ ,' ,}:: !ゝ}i`コi´,!| '/ ',. ゝ、(ヽ` `
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 ▐ ██▀▆▅▃▄▲▃▃▅▆▀▼ █▅◤      く そ し て 寝 ろ !!!!!
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     ..,,iii,,,  iiiiiiiiiiiiiiiiiiiil   .iiiiiiiiiiiiiiiii     .lllllllllllllllllllll
    .,,iilllll!!゙゛  .゙゙゙゙゙゙lllllllll!!゙   .゙゙゙゙゙゙゙lllllll  iiiiii   ´゙_,liilllll!!゙゙
  .,,iillllll!!゙’  ._,,,iiillllllllllliiiiiiiiiiii. .,,,,iiiillllliiii,,,lllll! ,,iiiilllllllllliiiiiiiiiiiiiiii
  !llllllii,,、   lll!!!!!llllllll!!!!!!!!!! ,iillll!!llllll!!!!!!lllllllll!゙!!!!!!lllllll!!!゙゙゙゙゙゙゙゙’
  .゙゙!!llllllii,,_    .llllll゙゛     llllll,,,illll!゙._,,iillll!゙″  lllllll,____,,,
    .゙゙!!llllllii.  .゙!!llllllllllllllll  ゙!!!!!!!゙.゙!lllll!!゙’    .゙!!!!llllllllllll!
      .゙!゙゛      ̄ ̄´
                ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,、   ,iiiiii‐                         ,lllllll,,,,,,,,,,,,,,
                l!!!!!!!!!!!!!!!!!l   ,,llllllllllllllllllllll! lllllllllllllllllllllllllll  ._,,, ,iiiii. ,i,,,、 .,,illlll!!!!!!!llllllll
               iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii _,iilllll!゙ ̄ ̄llllll′ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙llllli、.lllllli .llllll ,,iilllll!!’  .,illlll゙
               !!!!!゙゙゙゙゙lllllll゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙!ll!!゙’   .,illlll゙           ゙!゙゙’. ̄.,llllll゙ .゙!!!゙゛   .,illlll!゙
               ,lllllll          _,iilllll!゙゛ iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii   .__,,iiilllll!′   ._,,,iiilllll!゙゛
             ,,iiillllll!゙     iiiiiillllllll!!゙゛  .!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!゙  .゙!lllll!!!゙゙    '!llllllll!!!゙’
                ゙゙!!゙゙゛      ゙゙!゙゙″                          ”゛

/⌒ ̄ ̄ ̄\ ρ 「う〜〜トイレトイレ」
  /川‖‖| ‖|  ゝ  今トイレを求めて全力疾走している僕は
 〈巛《〈〈 \巛 |    予備校に通うごく一般的な男の子
  │个 个 ヘ |    強いて違うところをあげるとすれば
  │┌−   )/     男に興味があるってとこかナー
   ヽヽ 丿//      名前は道下正樹
    ┼┬┼
 /┴┴┴┴┴ ̄\
 | │       ┤ \
 | │       │\ \
 | │       │ \ \

 | │      /│  │ │
 | │     / │  │ │
┌─ヽ       」   │ │
│ ├┴┴┴┴┤   田田

│ │  ‖   ヽ   / │
├-┤   /   /   LllLノ

   ;ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_,  や 公 帰 そ
 ,、,、,ミッン、,._        _,、-'゙_,、-'゙.   っ 園. り ん
 、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙  __,  て の 道 な

 }; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_|  来  ト に わ
 ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_   た イ  あ け
 ,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴  ''"_|_|  の. レ る で
  └i'゙-ニ,ニエ,.:|ニ「 _エ ┴  ''"_|_   だ に
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴  __.|_|_
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ 「fj.||__|__| _|
    |エ | ニエ, |[8] _エ ┴ └‐_|_|__l__,|⊥ |__
    |エ | ニエ, |二 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |┴ _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__|
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__
  -,-=''┷━━|┬ニエ ┬--  .|__|__| _|_|_
   ''ーニ_''ー::、_ ゙┷ 工_二'‐-、,_|_|__l__,|⊥ |__

  二二二`''ーニ`_''ー-、_¨''━、L|__|__| _|_|_
  二二二二二二二`''ーニ_''ー 、_       |⊥ |__


                         ,.、、.,_         座  ベ  ふ
      _,,.、、、、、.,,_             ,ハ爪、,::゙ヽ.          っ  ン  と
    /.:::::::::::::::::::..`ヽ、            `l 'i 'i'`ln:}           て  チ 見
   / .:::::::::::::::::::::::::::::::. '、            l ゙ァ 人{        い に  る
   | :::::::::::::::::::::::::::::::::,ヘ{ツ          `コfェエlユュ         た 一  と
    | ::::::::::::::::::::::::,ィゥ ノ j           /;.;.ヽ   ヽ,        人
   |::::::::::::::::::::::( |.!  ;{           l;.;.;.;.;.|    i'、      の
   .|::::::::::::::::::rリ`l,〉   j}゙          '!;.;.;.;.;|     !;'!_       若
    }:::::::::::::::ノ゙  l  /            '!;.;.;.;.|    「 |||       い
   ,xァ''ー'゙'`    '、 /            ノ;.;.;.;..j     |,,|||      男
  / ー`¨`''''ー-- 、」゙'′_ ..,;:';;'. ;:;:;:;..  /;.;.;.;/ __三」 |||      が
 ''^ーァ 、_____  ̄ /       __/;.;.;/lニl-'┴┴厂

  `>'、,     '''"´ ̄ ̄_二ヽ、 ,';';'; /  >'′ | | l`'Y'))i
  /           /    ヽ   `ー' :;:;: ,|-' 'ー'ニノノ,.,:,:,:
 ,'        ,   /      ゙、""''''''-= :,,_ /| l: : :"''|'′,.,.,.,.
          l /  __      !       / :| l: : : :.|
          l, l  く,_  、   |        /_:::| l: : : :|
 ''''ー--_  、、,,,_リ    `ヽ、ヽ, ,!     /   ̄`''ー'、
       ̄`¨`'''|!    _,,..、二,,_,〉'_ー_/    , ,、   `ヽ,
          |!   'ー''"´  '! /     /ニ''''ー ---'-


           _  -───-   _
            ,  '´           `ヽ
          /                 \
        /                    ヽ
      / __, ィ_,-ァ__,, ,,、  , 、,,__ -ァ-=彡ヘ  ヽ
       ' 「      ´ {ハi′          }  l
      |  |                    |  |
       |  !                        |  |
      | │                   〈   !
      | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
     /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !    ウホッ! いい男・・・
     ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
    | | /ヽ!        |            |ヽ i !
    ヽ {  |           !           |ノ  /
     ヽ  |        _   ,、            ! , ′
      \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
        `!                    /
        ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
            |\      ー ─‐       , ′ !
           |  \             /   |
      _ -‐┤ ゙、 \           /  ! l  |`ーr─-  _
 _ -‐ '"   / |  ゙、   ヽ ____  '´   '│  !  |     ゙''‐- 、,_

ハッ

そう思ってると
突然その男は僕の見ている目の前で
ツナギのホックを
はずしはじめたのだ・・・!

            , '´  ̄ ̄ ` 、
          i r-ー-┬-‐、i

           | |,,_   _,{|
          N| "゚'` {"゚`lリ 
             ト.i   ,__''_  !
          /i/ l\ ー .イ|、
    ,.、-  ̄/  | l   ̄ / | |` ┬-、
    /  ヽ. /    ト-` 、ノ- |  l  l  ヽ.
  /    ∨     l   |!  |   `> |  i
  /     |`二^>  l.  |  | <__,|  |
_|      |.|-<    \ i / ,イ____!/ \
  .|     {.|  ` - 、 ,.---ァ^! |    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{   ___|└—ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|

  }/ -= ヽ__ - 'ヽ   -‐ ,r'゙   l                  |
__f゙// ̄ ̄     _ -'     |_____ ,. -  ̄ \____|
  | |  -  ̄   /   |     _ | ̄ ̄ ̄ ̄ /       \  ̄|
___`\ __ /    _l - ̄  l___ /   , /     ヽi___.|
 ̄ ̄ ̄    |    _ 二 =〒  ̄  } ̄ /     l |      ! ̄ ̄|
_______l       -ヾ ̄  l/         l|       |___|



  l 。|.     :,:'

  l |.          .|
.  l |. - ‐‐- ,. ‐''´ .| l
━ 〃         .| l
━ ┃      i'     .| l
 ━┛|.        .| l
 ━ 〃 ,. - ‐- ‐- | l

 ━ ┃|.  /´フ`:, | l
  ━┛ |. し'、,.、j | l
`ー-、_ ', |. |!': .;;| .| l

   ┃ヽ、l.| :  ;;| | l  ,,
   ┃、 ヽ!   ;!l l
   ┃ ヽ  ゙、  .| l/ /
    ・  \ i;;;.| / /
ヽ  、 \  ヾi/ /  /
 `ー-、\ ,ゝ-'! //´

    `´`′  } ,.. j

     ヾ、   ! .:.:ノ
       ,.ゝ.:i:.:.:'.:.
   ,. ' ,. ':,.;;;i;;;;;_:.:..、ヽ

     / ̄     ̄\
   /          \


   〃                 i,        ,. -‐
   r'   ィ=ゝー-、-、、r=‐ヮォ.〈    /
    !  :l      ,リ|}    |. }   /   .や
.   {.   |          ′    | }    l
    レ-、{∠ニ'==ァ   、==ニゞ<    |    ら
    !∩|.}. '"旬゙`   ./''旬 ` f^|    |
   l(( ゙′` ̄'"   f::` ̄  |l.|   |     な
.    ヽ.ヽ        {:.    lリ     |
.    }.iーi       ^ r'    ,'    ノ    い
     !| ヽ.   ー===-   /    ⌒ヽ
.   /}   \    ー‐   ,イ       l    か
 __/ ‖  .  ヽ、_!__/:::|\       ヽ

、        ヽ
 |ヽ ト、  ト、 ト、 、.`、
/|l. l. | |l l | | l |l.| |l. l
/' j/ ノ|ル'/レ〃j/l |
-‐7" ヾー---┐|_.j
 ̄   ./゙ニ,ニF、'' l _ヽ

::   ,.,. |ヽ 」9L.` K }.|
    l'  """  l ) /
  h、,.ヘ.      レ'/
          レ′
 r.二二.)     /  
  ≡≡    ,イ
.       / !
\   /  ├、

::::::` ̄´   /  !ハ.

  ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_,  そういえばこの公園は
 ,、,、,ミッン、,._        _,、-'゙_,、-'゙.   ハッテン場のトイレがあることで
 、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙  __,  有名なところだった

 }; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_| 
 ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_   いい男に弱い僕は誘われるまま

 ,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴  ''"_|_|  ホイホイとトイレに
  └i'゙-ニ,ニエ,.:|ニ「 _エ ┴  ''"_|_   ついて行っちゃったのだ
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴  __.|_|_
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ 「fj.||__|__| _|
    |エ | ニエ, |[8] _エ ┴ └‐_|_|__l__,|⊥ |__
    |エ | ニエ, |二 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |┴ _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__|
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__
  -,-=''┷━━|┬ニエ ┬--  .|__|__| _|_|_
   ''ーニ_''ー::、_ ゙┷ 工_二'‐-、,_|_|__l__,|⊥ |__

  二二二`''ーニ`_''ー-、_¨''━、L|__|__| _|_|_
  二二二二二二二`''ーニ_''ー 、_       |⊥ |__

彼——
ちょっとワルっぽい
自動車修理工で
阿部高和と名乗った

ホモ・セックスもやりなれてるらしく
トイレにはいるなり
僕は素裸にむかれてしまった

人. 食 か .俺 |  / つ ホ よ
間 っ ま は |  l い イ か
な ち わ ノ  !  〉 て ホ っ
ん ま な ン |  | き イ た

だ う い ケ |  | て    の
ぜ   で だ |  ヽ       か
ヽ        っ !   l \    /
ノ!\__   て /   |  〃''7´
  {  l ̄`ヽ(  ヽ ! / ,;〈
     j| /     `ヽ;;,,   ヽ
  / / l!        ',;    ',
  / /         |
  /   l          !    l
,.イl!    l!         /,    l!
ゞ{l       , , ,;;;ノ、,,,

r''l      ' ' ' ' ''l;;;''''''

、 |           |;;
.ヽ!   !         |;
__」   l        |ヽ
<!  ヽ      | ヽ


こんなこと初めてだけどいいんです…
僕…阿部さんみたいな人 好きですから…

うれしいこと言ってくれるじゃないの
それじゃあ
とことんよろこばせてやるからな


言葉どおりに
彼はすばらしいテクニシャンだった
僕はというと
性器に与えられる快感の波に
身をふるわせてもだえていた


       )    \\  ,ィ:::::::,ィ:;::;ィ:::;ィ!:f!::::ィ::ィi::::;、:::::::,ィハ;::ヽ,    /  で  予  し
  ヽ  う   く      \  ,iィ::::::/l:ハ:|'|:::iハ!|.|:::{l:::|.!:::|'!::::::{|! }:::::l;.  //  き  期  か
   ノ   っ    ヽ ,、-''l{ i i  lソ:::::::| |l l:| '、:!i, il,'l:::i,'、'、';:i,';:ト;:i,'、ミ::::i|        事  せ  し
  (    :     )  l{    (!:';::::| |l '!゙、ゞ、シ、'ツ,,、'_ヾ!`ン二ゞ}::::リ  __  が  ぬ
  )    :    /  l{ l|    ''>、|ィンー-;三<"  ミ >;三,<⌒'ヾ!ヘ,  ̄ ̄    :     そ
 /   !   (    l| lレ'    i ,-.! -f゙ ハ`'      ハ ゙Y  ,l 、 |    ___     の
 '、_,,、-、     ヽ         |冫'i|   __゙-゙_      _゙-゙_ '   ハ ),!    ̄ ̄ ̄        時
     l    r-、,,_) ,、=''l} i i ( ',ヾ..|  ////// x //////   |ノ'゙/
 ≡= `ー'⌒\       l}    ) \'!      rュ_ィ:、      ,!_/   )
             l{ l{    ( ( `!       ` ´      「   (
 三≡=−      l| lレ′   ) )  ',  (_,、-''⌒ー--''⌒ー! ,!  )  )
               l l /   ( (    i、    ::::::::::::   ,イ  (   !
                  /      )  | ゙、            / |   )
                        |   \       /  |


意 も んヽ、  _,,._,,.....、、..、、、,,_     ヽ             | で
外 う ?  Y゙´         .},     ヽ           |
に か    |       ,.ァぃぐ       lヽ、            | 出
早 い    !   ァ')'゙⌒´  'リヽ,      |    /         ! そ
い ?   {   ヾ、  ,.、=ニテ‐゙レ     l   |       | う
ん       |.     〉 '" /{!  .\      〉  |       / | :
だ.     /,r‐-、  /     ̄´     `i.  /ミlii;y′     / ヽ_/
な     / | !`ト,jィ .`、       - 人 ./;jl髭'      /      /
``Y゙l ̄   ヽ, ぃ.ヘ, リ         _ス Y゙^'>y゙     _,/     /
   ヾ    ヽ,_`{'′       ゞ、_)'゙ / /    _/"     .f゙
    }    ル゙ ``ヽ        ,イ{ f゙  /    /
.    |  ;ル′    `‐、_      | | ! ./   /



   こ  _ )             (   小 実 ち
 そ の (       ゝ、__    ヽ,  便 は   `
 の. ト   ̄)   ィ''"::::::::::::::::::::: ̄`ヽ ノ  が  さ  ち
 た イ /  イ,ニ-,ィ;:,:::::::::::::::::::::::(    し  っ が
 め レ (    !',r'/ f|lf ||ff//ハ:::::::::::ヽ  た  き  う
 で に  )   l' ト、,,_リ l,l,'!l,f ノ::::::::::_ノ  か  か  :
  : 来 (    l `''ー-ニ,ー、 {:::::::::( _   っ  ら  :
    た )  /  `≡=, `゙ |::::::::::::ノ  た
    の ヽ r'′//////  |  |:::::::;;∠、_ ん
    も ノ ヾ;.、 __    亅 ゙ー'゙,ィr、 l'′で
`〜-、r '  〈_,.イ | ヽ      l い' /) す      ,へ
    ヽ    j_|  | ノ |    _,,ン゙_ノ し、       l
 く       く,  ̄´ 亅   ノー'"^!::::::::::),、-へへノ
   う    /′      , イ    ヽ:/::::/
     っ  (_  _,,...、 ‐;'゙  !      ヽ、:|
          ̄`¨ヾ、,'  '            |

そうか…!

        ヽ、        /  思 い
  シ 俺 お   !        !   .い い
  ョ の. 前.   !       |   つ こ
  ン. ケ     |      !,  い と
  ベ. ツ     ノ      l′ た
  ン の     ゛!  ___ 丶
  し. 中    ,,ノ' ´    ` ''ヾ、、_   _,.
  ろ で   /            ヽ`'Y´
        }f^'^^了t^'^'`'ー1  l

       ノ|L_ ! ___ { ,..、|

'- 、.....、r‐''´  }f'tr'i  ''^'tォー` }j/i',|
     ヽ    l.| ´ |    ̄  vijソ.!
         丶 └、     Fイ l′
     /    ',  ‐--‐  ,イ ケ|
   , ,/.       ヽ `''"´,/ !  ^|ー、
  / /      _,,」、'....ィ'       '|. \、__
. /./  ,. ‐'''"´    ! /   ,  _」__ヾ',
.,'.,'  /´   └ 、_ ノi   ノ  (、_  ``ヾ!
,'/ /     ヽ、 ` ''ー 、ィ-─'' r`'^    `
l|  !            リ    `ぅ ー=、_
| |          サ     〉
  ト             ′    ./''ー- 、,.._
  |  ヽl            (B     /    ヽ、
  |     !,、      !     /     ∠_
  ,イ     ヾ'     ィ 、   . /   ,,ィ'´

         ヽ、        /  思 い
  シ 俺 お   !        !   .い い
  ョ の. 前.   !       |   つ こ
  ン. ケ     |      !,  い と
  ベ. ツ     ノ      l′ た
  ン の     ゛!  ___ 丶
  し. 中    ,,ノ' ´    ` ''ヾ、、_   _,.
  ろ で   /            ヽ`'Y´
        }f^'^^了t^'^'`'ー1  l

       ノ|L_ ! ___ { ,..、|

'- 、.....、r‐''´  }f'tr'i  ''^'tォー` }j/i',|
     ヽ    l.| ´ |    ̄  vijソ.!
         丶 └、     Fイ l′
     /    ',  ‐--‐  ,イ ケ|
   , ,/.       ヽ `''"´,/ !  ^|ー、
  / /      _,,」、'....ィ'       '|. \、__
. /./  ,. ‐'''"´    ! /   ,  _」__ヾ',
.,'.,'  /´   └ 、_ ノi   ノ  (、_  ``ヾ!
,'/ /     ヽ、 ` ''ー 、ィ-─'' r`'^    `
l|  !            リ    `ぅ ー=、_
| |          サ     〉
  ト             ′    ./''ー- 、,.._
  |  ヽl            (B     /    ヽ、
  |     !,、      !     /     ∠_
  ,イ     ヾ'     ィ 、   . /   ,,ィ'´

      \:::::::::/ ノリ::::i::リ:| l i::! ノ::ハ:::::ヽ. ─=l
  で  お  /:::::::::i ノィノイノノ:ノ/;イノ!、::::ト! =≡〉

  す  し  l:::::/,ィィー=ニ_杉、彡彳ノノ }ハノ  −/   え
  か  り  \′ ,二=ニ、''"   ゞ_ー-ノj   ─ \    �
   ア  の  /    「リ ゙    i゙rュ `フ         〉   っ
  ?   中  \     ̄`      {ゞ、 i′ −=≡く    ! ?
      へ    ) //////    )" l     ─=/
         (´    , - 、 ~゙,r'゙  !         〈_
        _丿 lj  /   `ー'7 ,'      −=≡丿へ    /
\_ へ , -、( ::ヽ.   ゝ、_   / /       ─=≡ニ\_/
    〉′ `  ::ヽ    _ `ー'゙ /    −=≡ニ二三_

   ./         ::\      /  −=≡ニ二三_

_______________________________

|          ヽ  _,,.-‐——- 、      i        /              |
|  い   き     レ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.    |      /    み  何  男  |
|  い   っ      .|:.:.:.ト;.:.:.:.:ト;:.:.i:.:.i:.:.:ヽっ  |      |     る  で  .は  |
|  気  と     |:.:.:i ノノ}レ' )ソレ'ノノ}:.}  っ .|;;      |     の  も  度  |
|  持        |;::;i -ァ-ト-' ーァェ-|"    |;;;:     〉    さ   た   胸 .|
|  ち       〈:{fi! _旦  { 旦`{゙}    |     /        め  ! .|
|  だ        |ト、  """ _ ノ""".lノ     |     |        し       |
|  ぜ        |!:.〉.   ,--ェ  ,'      |     l         て       |
|               ノV' ヽ    ̄   /      |    iヽ               |
|          /ノ    ヽ、___, イ         |     i  ヽ            |
|         ノ   ',      ト、__     |    i   \         ノ |
|\_     /ー- 、_  ヽ   /   >ー 、 |   "      |\__   .__/  |
|   / \ /    --  ̄`ー- '  ̄      ,|        |       \/   .|
| ./   V           i, -'" ̄ ̄ヽ、   !    i    |           |
| |             /         ヽ、ノ    i    ハ i.           |
| |      /      i   i;:    、 、 、 \   !   .;/ .ヽ           |
| i       i       l        、  、、、、 `ヽ、   /   l          |
| .ノ      |;;;、 (;;;)   ∧           、、、、 \ /    l         |
| |  i    .l:: ヽ、_   i ヽヽ              、、\    l        |
| |   !   |      {: : :ヽ ゙、           、、、、、\  l          |
| |   ゙   |      ヽ: : : ヾ、            、、、、、\ l:::,      |
| |       ∧     / ヽ: : : : ヽ                   | :::.       |
| .|     〈 }       |: : : : : :ヽ                 ノ        |
| |     i l       |: : : : : : : ヽ ヽ                          |
| l      i .|      {: : : : : : : : :\ ヽ                          |
|  ',     | |     i  ヽ: : : : : : : : : \ \                       |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



        _,r'´::::::::::::::::::::::::::`'、.      /  入 遠 ほ
        {::::::::rr-‐-‐'^i::::::::::::::i.     !   れ 慮  ら
         ゙l'´゙《   __,,,ゝ:::r、:::::l     |   て  し
         ト=r;、 ゙"rィァ‐リメ }:::::}    ヽ  み .な

          ゙i`"l   ̄    ソ::::ヽ    l′ ろ  い
          ゙i. ゝ^   ,  /ヾヾヾ、   ヽ,  よ  で
           ヽ ゙こ´  /     ヽ、   ∠_
            ヽ、  /__,∠、    `'-、   ^ー——
             `゙ク'゙´   `    ゙'、 ヽ
              /           〉 ヽヽ
            ィ               ヽヽ
         _,,-'´:::                 ゙i
        /    `                  }
      /         ,-ィ‐r'´´      /   l
   __r'〈      ,ノ   / ```l       /     l
-‐ ´      ‐ '' ´  /l:::    l     ー'´      l

彼はそういうと素肌にまとったツナギを脱ぎ捨て
逞しい尻を僕の前につきだした

                 な 小 自 
                 ん 便 分 
                 て を の 
                 人 さ 肛 
                 な せ 門 
                 ん る の 
                 だ な 中 
        ,....::::::::.. ..    ろ ん に 
      ,..::::::::::::::::... ..    う. て 
     ,.::::::::::::::::::::::... ..    .: 
   ,.'::::::::::::::::::::::::::::::... ..    : 
  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::... .. 
  /,::::ヾ,:iヾ;:::ハ,;:::::::!;::::ヾ;::::::::::... ..        ..:::
  !!;;〃i::i' `i:::i、ヾ;:::::!;:::i, ヾ;:iヽ;:::i,':::::::::::::........ ....::::
. !! ;l| i:i,  'i:i、  ヾ;;i.ヾi  ヾi ヾiヾ;::::::::::::::::::::::::::
 .i; ;;|  ヾ、 ヾ、 ヾ!||;i;i;i;i;i;i;!!!!!!!ヾ ヾ;::::::;'´_ '';:::
  ! |l;i;i;i;l;l;l;l|ヾ     〃;杰i"ヽ.   i:::/ ,' i. ';::
    ヽ,〃杰i|     .,_ヾシ__ ,    i/ ,''^'; ', ;::
     i ヾツ|   ,,,.  ,,,;;////""    ^i ! ;::
      | ,//|///"             /  ,::::::
      !  i'                 .,::::::::
     |  ヽ-='"            ,‐''';;;:::::
      !    _           /   '';

       !、  ヽ___`二ン        ; 
.       !、   ,,, ,,,,,      ..  ; 
         !、    ̄      ,.: 
         ヽ        ,.:::: 
           !、     _,.::::::: 
            ー‐=Ξ:::::::: 
                i::::: 

しかし 彼の堅くひきしまったヒップを見ているうちに
そんな変態じみたことをためしてみたい欲望が……


             |  や そ 
             /.  り .れ 
             |  ま  じ 
             |  す  ゃ 
     _ -      |  :  : 
    , '"        !  :  : 
  /          丶_    
  ん | !''! !'''、ヾ "!、    |/ ̄ 
 //ル |.! | | 人 ヽ,,''!,,弋 
 〃;;;i '!!, 代 !i、\|ヽ!ヾ  ! 
 !! ;;;|.  'ヾ、゙ ゙.:;;;;iiiiiiii!!!!!!"" ヾ, 
  !  !,;;ii||i;,  ゙ 〃;杰;"ヽ    "、 
    "!?段;,    ._ヾシ-      !. / 
    ":;i|i;  ,,// ///"      !/ 
     ;;/ 
     / 
     ヾ;;;:- 
      i、  _,, - _=- 
       i、ヽ-'''  
        i、 -‐'' '      / 
         i、       ,,-' 
.     /    i、    _,.-i;; 
    〃     ヽ--‐=|!!!;: 
               !!;: 
               !"


クン…
ズ!ズズ!
ニュグ!

は…はいりました…

     ______       |
    ,,..-‐";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;` 、   i       あ
  /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、  ヽ  つ   あ
  /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  〉  ぎ   :
  |;;;;i "'`~  "`~ `i||i" '' ゙` " |;;;;;;|  /  は   :
  |;;;;|       ヽ`     u  |;;;;;| |    シ
  .|;;| ,-;;;;;;;;;;"フノ  ヾ`;;;;;;;;;;;;;;;ヽ |;;;;| |    ョ
 ,,ト;| ',,_==-、く    >゙-==、  |/ i |   ン
 |i 、|   ' ̄"彡|         || | |    べ
 |'. (|       彡|          |)) | .|    ン
  ! 、|      i,"(_ ,, 、,      |" i  |   だ
  ヽ_|        `         .|_/  ノ_
   .|゙      、,.−-‐ 、,,     |     ヽ、_,,,、_ノ
   .i ゙、    '  ̄ニ ̄     /|
   |   、      ̄ ̄    , ' |
   |  i ` 、    (    , "   |
    |      ` ー---— "|    |
   |  |          i     |

それじゃ出します…

シャ———ッ
チュチュ———ッ

いいぞ
腹の中にどんどんはいってくるのがわかるよ

しっかりケツの穴をしめとかないとな

チュ——…

くうっ!気持ちいい…!

この初めての体験は
[田島「チ○コ破裂するっ!」]では知ることのなかった絶頂感を
僕にもたらした

あまりに激しい快感に
小便を出しきると同時に
僕のペニスは 肛門の尿の海の中で
あっけなく果ててしまった

ああ——っ!!

ドピュッ
チャッ
シャ——ッ


   ,, - —- 、
  ,. '" _,,. -…;   ヽ
  (i'"((´  __ 〈    }
  |__ r=_ニニ`ヽfハ  }

  ヾ|!   ┴’  }|トi  }  このぶんだと
    |! ,,_      {'  }  そうとうがまんしていた
   「´r__ァ   ./ 彡ハ、   みたいだな

    ヽ ‐'  /   "'ヽ
     ヽ__,.. ' /     ヽ
     /⌒`  ̄ `    ヽ\_
    /           i ヽ \   腹ン中がパンパンだぜ
   ,'              }  i  ヽ
    {             j   l    }
   i   ヽ    j   ノ   |   } l
   ト、    }   /  /   l  | .|
   ! ヽ      |  ノ    j  ' |
   { |     } |      l    |
   ヽ |     i  | \    l    /|
    { |     l   |     |   / |
    l !        |       l  / |

はっはっ

どうしたい

あんまり気持ちよくて…
こんなことしたの初めてだから…

はあ…

だろうな
俺も初めてだよ

ところで俺のキンタマを見てくれ
こいつをどう思う?

     ヽ       j   .す

  大.   ゙,      l.    ご
  き    !      ',     く
  い    ',        ',    :
  で    ト-、,,_    l
  す    !   `ヽ、 ヽ、    _
   ;    /      ヽ、`゙γ'´
      /         \
      !   ト,       ヽ
ヽ__  ___ノ ,!   | | ト,       ゙、
  レ'゙ ,イ ./|!  .リ | リ ! .|! | ト|ト}
 ,イ ,/ ./〃/ / | / .リ/ //イ|.リ

// //ノノ  //゙ ノ'////|.リ/
´彡'゙,∠-‐一彡〃 ト.、,,,,,,,,,,,レ゙

二ニ-‐'''"´      /`二、゙゙7
,,ァ''7;伝 `        {.7ぎ゙`7゙
  ゞ‐゙''  ,. ,. ,.  l`'''゙" ,'

  〃〃"      !   |
              !  l
 !       (....、 ,ノ  !
 j        `'゙´  ,'

     ー--===ァ   /
      _ _   ./

\     ` ̄   ,/
  ` .、       /
   :ミ:ー.、._  /``'''ー-、

    `゙三厂´

でかいのはいいからさ
このままじゃおさまりがつかないんだよな

ヒョイ!

あっ…

ドウッ

      )     __      r(    ,、_         /俺 こ
  あ (_ , ‐''" ̄    ̄ `''‐、 ゞ, rr〜ヅ´ ミ        ,'. の ん

  あ  /            ヽ フハ    _ ミ        {. 番 ど
.  っ  (     i j ///j } ト、} ミ|_.. -'_"-'´\  r'⌒ヽ  {  だ は
   !!   )  ノ}. j/ノノ〃 jノ jハリ ゙i`'''Tjフ   } ミトー } l  ろ
     (   }ノノ _.’- 'ノノ 冫=}  ,' ,.‐'"    { {い) / ノ_
Vヽハj⌒    i〃ー_''ニ ,、:: {ニ'”{ ,'        ゞ゙ f クァ —`‐- 、.._,、-'´
   l.  f⌒ヽ.{ ”´-'' "    `、 ',〈.、,..        ,.‐'´      `' 、``丶、
    i、 i ⌒>    l!   r, ノ  l  )__.. -ァ   /
    i \((    lj  , ‐--.ィ  !   Y´_   ./   \    \\
     `、  こ、.       {   j  i j   ゙i゙   {     \    \\
      ヽ リ \    `_'二. ,' /ノ   丶、,、イ       \    \\
       V     ヽ      /         {        \    \\

いいぞ…
よくしまって吸いついてきやがる…!

出…出る…

なんだァ?
今出したばかりなのにまた出すってのか?
精力絶倫なんだな

ちっ ちがう…!!

なにイ? こんどはウンコォ?

         ___ _        ノ^ヽ.ノ^ヽ/^ヽ ,「´
    __ -‐''"´ ̄ `  `''ヽ=、「 ̄`´
  ,ノ"´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::__,ノ

  f ,-、ィ'^w'!::::::::::::::::::::::(´    ね  ま  俺  お
 └!{    {::::::::::::::::::::::::\     え  ち  .を  前
  !  _,.-ー、ヽ::::::::::::::_::::,-┘   の ,が  バ
  lzニヘ´i ̄ \:::/´,.ヽ\    か  え  キ
.  /  「レ l{   i l:::ヤl(_」 l:::::)   !?  て  ュ
 /  ,´'" __  j l.ミ' ヒ,、 .!:r′       ん  |
 L_,、 ,.ィ´ !`ヽ   り /::`)       じ  ム
  `Lく !  !  l    し':/         ゃ ,カ
     ! !  ! l   l /              |
      ! !. V    / `ー---、          と     l^Uヽ
      l_,レ'´  /      /             ,、|
.‐''´ ̄`ヽ}   ,/|  _      ̄フ           |`
'" ,    _>-'┴'''''<、    ' ''フ,r‐、  ,r、 /^、--'
,. '   /                /´ 、. ヽノ  `く.  \


       ,.  -─-  、
    r'"        `ヽ
   /   fi l  ト ト |、i、 i !}   )
    |   ノ リ ル' レ' リ リj ヾ リ  (  し
   レヽ| '"^二´   `ニ^h′  )  l
    { ^r  ゙⌒////(⌒ { |   (  ま
    ヽ.( ij       ∠ィ リ    )  し
.     ド、 r ⌒`ー--‐1 ,'   ノ  ェ
     l ト、ヽ.       l /   ⌒)   l
.     リ \` -─- , '    (   ン
 ─- ..⊥.   ` ー- イ-‐''" ̄  )   !!
      ` ー-  、 /

しょうがねえなあ
いいよ、いいよ
俺が栓しといてやるからこのまま出しちまえ
クソまみれでやりまくるのも
いいかもしれないしな!

え———っ!?

——と
こんなわけで
僕の初めてのハッテン場体験は
クソミソな結果に終わったのでした…

めでたしめでたし♥


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こ こ か ら 超 濃 厚 な ホ モ ス レ に な り ま す。

           ご 期 待 く だ さ い ! !

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こ こ か ら 超 濃 厚 な ホ モ ス レ に な り ま す。

           ご 期 待 く だ さ い ! !

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こ こ か ら 超 濃 厚 な ホ モ ス レ に な り ま す。

           ご 期 待 く だ さ い ! !

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\   / .::::::::::::::::::::::::;;:;;::,ッ、::::::   )  く   ホ  す
  \ l  ,ッィrj,rf'"'"'"    lミ::::::: く   れ  モ  ま
     Y           ,!ミ::::::: ヽ  な  以  な
`ヽ、  |           くミ:::::::: ノ   い  外  い
     |、__  ャー--_ニゞ `i::::,rく   か  は
``''ー- ゝ、'l   ゙̄´彑,ヾ   }::;! ,ヘ.)  !  帰
      ゙ソ   """"´`     〉 L_      っ
      /          i  ,  /|    て    r
≡=- 〈´ ,,.._        i  't-'゙ | ,へ     ,r┘
,、yx=''" `ー{゙ _, -、    ;  l   レ'  ヽr、⌒ヽ'

        ゙、`--─゙      /!         `、
  _,,、-     ゙、 ー''    / ;           `、




バーイ!またね

どうも、>>1です。

口内炎が気になる季節がやってきました。
ついつい弄ってしまうのが難点ですね

それではレッツ投下

>>208->>209
声援ありがとうございます

>>210
あるあ……ねーよ!

予想通りの展開が起きた、と一方通行は思った。


「「………」」


密室に降りるのは沈黙の重圧。
誰が、どんな状態でいるのかは
記すまでもないだろう。

だが、少年は覚悟を決めていた


「……殺れ、一思いにな」


直後、細い可憐な体は、
黒鞘によって一閃された。


「ひでぶ!?」




———
——



「いくら何でもあまりじゃないのかにゃー?」

「……、仕方がないでしょう」

「ぷっ、実は見られる喜びを———
 冗談です。冗談ですのでその刀に掛けた手を
 収めてください、ねーちん」


分かっていますよ、と神裂はつまらなそうにいい
溜息をついた。


「やはり、あの少年が犯人だとは思えません」

「実行する理由も無さそうだしにゃー、
 やるとしてもアイツは自分自身で片を付ける
 天使頼みだなんてアイツらしくないにゃー」


一方通行は、基本的にどんな最悪な手段を用いたとしても
自分の事は自分で片をつける人間だ。
その過程で力を望むことはありえる話だが
天使を傀儡にすることは有り得なかった。

上条当麻に至っては論外。
理由もないし、一か月前までは魔術のまの字も
知らなかった人間だ。

ただ、そうなると容疑者は皆無。
考えても分からない現実は、、
いつしか二人の会話を別のベクトルへと導いていく。



「それにしても既成事実ぐらい
 作ればよかったなんじゃないのかにゃー?」

「黙りなさい、土御門。
 その歪んだ根性ごと切り裂いてあげましょうか?」

「そんな余裕全開でいいのかにゃー?
 アレはもうただのコミュ症じゃない。
 ライバルがいなくて、サポーターばかりの
 あのころとは違うんだぜい?」


ぐぐっと、神裂は奥歯を噛みしめて土御門を睨んだ。



同時刻、『わだつみの家』一階


「あァ、まだ体が痛む……」

「大丈夫か? つか潔すぎだろお前」


火野神作のニュースが小萌先生ボイスで流れる空間
には灯りこそ付いているものの二人の少年以外に
誰もいなかった。

恐らく上の階でトランプでもしているのだろう


「お前なら何て言った?」

「……新感覚日本刀ツッコミアクション?」

「地味にセンスあって悔しいじゃねェか」



そんな雑談をしている無防備な二人の
少年を狂気で淀んだ視線が射抜いていた。


「———では、今回もイケニエを捧げればいいんですね?」


そういって『視線の主』———火野神作は
床下を走る太い電気ケーブルへナイフを突き立てた。



バチッ、と突然二人の少年がいた空間が暗転した。
月明かりのおかげでそう真っ暗闇というわけではなかったが。

上条はつい光を失った蛍光灯へ目を向けようとして


「その場を離れろォ!」


一方通行の怒号に上条が驚き少し後ずさりした瞬間、
そこから勢いよくナイフが生えてきた。

突然のことに思考が追い付かない。
それでも、冷静を取り戻しかけた上条に
あるものが視界に入ってくる。

床下の隙間から血走ったような
狂った眼球を




「ヒッ」


思わず足がもつれ、立ち上がろうとするが
その足首は何かにつかみ取られた。

ある爪は割れ、ある爪は剥がされ
グジュグジュになったボロボロの手に


「い、ひっ……」


理屈では分かっていはいても
打ち消すことはできない悪寒や震え。

皮肉だが、この精神異常者に
人殺しの才能があるようだった。


「チッ———!?」


一方通行が能力を発動し、襲撃者を粉砕しようとしたところで
その横を何かが通り過ぎた。

一方通行がそれを少女を認識するまで数秒の時間を要した。


そして、赤い少女はL字の釘抜きを引き抜き
上条の腕を掴みそのまま襲撃者の腕に振り落した。

聞いただけで不快感を催すような鈍い音が響き
襲撃者の腕があらぬ方向へと曲がった。

折れた、というよりも
千切れそうになったという方が正しいだろう。


「ぐがぁ!」


襲撃者は手をひっこめ、床下に逃げ込むが
少女は釘抜きを放り投げ金槌で床下に穴をあけ
金槌を放り棄て、ペンチをもって大穴へと入り込んだ。


床下からの戦闘音が鳴り響く。
そんな中、一方通行は軽い頭痛を感じた。


(チッ、ふざけすぎたか。
 何が一分以下だあのクソ医者
 30秒ももたねェじゃねェか)


とはいえ、目の前の脅威は、
魔術師や能力者の類ではない。

幸い、能力を使うまでもないだろう
と一方通行は判断した。



しばらくして、ズバン!と爆発するように床板がはじけ飛ぶ。
中から出てきたのは少女ではなく黒い影。

一目でわかる不審者は上条に覆いかぶさろうとする。

しかし、一方通行は上条当麻を突き飛ばし
そのままバク転で男の顎を蹴り飛ばし、
バランスを崩し床に倒れた勢いを利用し
床を転がるように男との距離を取る。

警戒する一方通行だが追撃は無かった。


「どうなっている! 答えろよ!
 エンゼルさま!」



そう言うと襲撃者は自身の胸にナイフを突き刺した。
それはガリガリと男の体を削り
ある文字が浮かび上がった。


GO ESCAPE


文法も何もないただの言葉。
しかし、それを見た瞬間
切羽詰まっていた男の表情が
一気に和らいだ。


瞬間、少女が床板をぶち破り
上条と火野の間に入り
ペンチで挟んでいた小さい
白い何かを砕いた。

歯が不自然に欠けた男は気にせずに
1,2歩下がり湿った革布でナイフの血をふき
そのまま、それを少女に向かって投げた。

赤い少女はそれを首を振って簡単に避けるが
標的を失ったナイフは上条の頬をかすめた。

たったそれだけのはずなのに
上条の体が崩れ落ちた。


「! 毒か!?」


狂気の笑いを上げながら火野は、
海の家の外へと飛び出していった。

分が悪いと踏んだのか一方通行は火野を追いかけなかった。
そして少女も追うかどうか迷ったようだが
上条の方へと駆け寄った。

今日はここまでです。

大砲の知識がないから、新約一巻の
地の文の説明がまったく分からんかった。

ちょっと調べてくる。


それではまた次回の投下で〜

乙です


(ヒロイン)の入浴シーンはカットか……

おつー

無駄の無い良い闘争シ−ンだ。



かおりさんの入浴シーンはどこにいったんだろうか

しっかし1ってホラーとかそっち系の
文章になると臨場感ヤバイよな



こんな所でまさかあの永遠の名作
くそみそテクニックが読めるとは思いませんでしたですハイ

どうも、>>1です

腕立て伏せにチャレンジした次の日
———つまり今日なわけなんですが
すごい筋肉痛になりました。

心と腕が折れそうです。


それでは今日もレッツ投下

>>311>>313
声援ありがとうございます

>>312
残念ながらカットです。

>>314->>315
そう感じていただけたら恐縮です

>>316
そんなものなどない!

わだつみの2階、
一方通行は自室で着替えていた。

忍者の武装を科学的な視点から解析し
自分なりに改造した戦闘服を身に纏い、
そこに銃や小太刀を暗器の様に忍ばせていた。

一方通行の細い腕でも扱えるように
銃は威力ではなく反動の軽減を、
小太刀は長さではなく重量の軽減を、
それぞれ威力ではなく、
動きやすさを追求した品だった。


「………28人か」


ふと一方通行は鏡を見た。
反転した世界の自分を見ながら
何を考えたのか

それは誰にも分からない。


行間


時は、一方通行が一方通行と呼ばれる前で
場所はとある森の中の小屋だった。


「ハァ、ハァ、ハァ………」


少年は荒い息遣いは止まらなかった。
息切れによるものでもあったが、
それ以上に精神的な影響が大きかった。

そんな少年の周りには
修道服を着た5人の大人がいた。



大量の血を流し、うつろな目を開いた
もうすでに息のない死体となって



「ぐっ……、あぐ……」


熱せられるような吐き気が
一方通行を襲う。

それに耐えようとしたとき、
不意に月明かりが辺りを照らした。


「貴様がやったのか!」

「ッ!」


現われたのは死体と同じ格好をした男だった。
恐らく5人の仲間だろう。

男はブツブツと呪文を紡いだ後、
男の手を噴射点として、衝撃波が放たれた。


轟音が森全体の空気を揺らす。
衝撃波の威力は中にいる人間を
山小屋ごと吹き飛ばしていたように見えた。


「くそっ……、死神ど、ぐっ!」


男が忌々しげにそう呟いた瞬間、
背後から何者かが小太刀を突き立てた。

月明かりに照らされたその姿は山小屋と共に
吹き飛ばされたはずの少年だった。



「あぐっ、が! ぐ、くそ……」


男はその手を背後にいる一方通行に
必死に伸ばそうと足掻く。

しかし、激痛によって唇は震え
まともな言葉を紡ぐことさえ出来なかった。


「ぐっ……! ぐっ……」

「あ、が。ご、がァ」


少年は全身の力を振り絞り、
男の腹に刺した小太刀をそのまま
上へと押し上げ、一気に切り裂いた。



「あ……、が……」


消え入るような雑音を口からもらしながら
男の体は力なくその場に倒れた。


「うぅぅぅううううううううう」


少年の紅い双眼から暖かい液体が流れ落ちる。
月明かりは無情に、泣き続ける白髪の少年を
照らし続けていた。

(くっだらねェ)


込み上げる思いをその一言で一蹴すると
一方通行は部屋から出た。

一階に戻ろうとする階段を降りたその時
上条当麻が凄まじい勢いで
階段を駆け上がっていた。


「……何してンだ、アイツ?」


一方通行は知らない。
上条当麻は今、深刻な状況に
立ち向かっていることを

今日はここまでです。

それではまた次回の投下で〜

乙!



上条さんが走るのは毎度の事じゃないか
まだ慌てるような段階じゃない

膝つき腕立て伏せで筋肉痛に
なる人を初めて知りました

どうも、>>1です。

もうすぐ、サーバーエラーの日が近づいてきますね
書き溜めをしときたいものです。

それでは今日もレッツ投下

>>326>>328
声援ありがとうございます

>>327
走れ上条当麻!
普段あまり運動しないから
すぐ筋肉痛になるんでしょうね多分

>>328
一方通行が過去に使ってた銃は、
ベレッタを自分で改造したもので、
現在使ってるのはそれの学園都市verだと考えてください。
ちなみに熱膨張はしません。

翌朝……をすぎた昼ごろ


上条の家族とインデックスが砂浜に出かけたのと同時に
神裂と土御門とミーシャの3人がわだつみにやってきた。

土御門は今、スキャンダル中のアイドルと
入れ替わっているため、下手に見つかると
騒ぎになる恐れがある。

よって作戦会議は上条の部屋で行われることになった。
そこには一足先に一方通行がおり
ノートパソコンを壊れる勢いで操作していた。

本当は早朝にでも作戦会議を行う予定だが
上条が睡眠不足と水分不足による夏バテを
引き起こしていたので、お昼まで
時間が延び延びになってしまったのだ。



「まったく何を考えているですか、あなたは」

「まァ、後で俺が言ってやるから、
 そこらへんにしといてやれェ」


呆れるようなそれでいて心配するような声をだす神裂を
制すると、一方通行は本題へと入っていた。


「それより、犯人は火野神作でいいンだな?」

「ああ、昨日の俺と御坂妹の目撃情報から
 火野は入れ替わってない———って
 何やってんだ? お前」


話している間も一方通行はすさまじい勢いで
キーボードをたたいていく。
正直、気になってしょうがなかった。


「ふゥー、ん? これか?
  丁度、今終わったところだ」


そういって一方通行がエンタキーを押すと
パソコンから音声が流れた。


『こちら本部、容疑者が潜伏していると思われる
 民家の周辺600mの封鎖を完了。
 犯人の数、人質の有無は不明。
 α、βは犯人を刺激しないよう
 引き続き現状を維持せよ』

『こちらα、了解』

『こちらβ、了解』


ノイズ交じりの音声は、ドラマなどで
流れる機動隊の会話のようだった。

しかし、残念ながら今はドラマを
見てるわけでも、撮影してるわけでもない


「何してんのお前!?」

「見てわからねェか?」

「分かりたくないってほうが正しいな」


上条も馬鹿ではない。
例え、パソコンの画面に並んでいる
記号の意味が分からなくても、
平成11年8月13日法律128号に、
反するモノだということは分かった。


「そんな事で大丈夫か?」

「大丈夫だ、問題ない」

「ならいいんだぜい」

「もうやだこの人たち」


上条当麻は友人の外れっぷりに
心の底から呆れた。



一方通行が(不正に)入手した情報をもとに
現場を特定した土御門達は
タクシーで包囲網のすぐ傍まで行き
住居を利用して警官の包囲網を突破した。

しかし、上条の家の周りには警官ではなく
装甲服と透明な盾で武装している機動隊が包囲していた。


「玄関周りに見えてるのがαチーム
 ンで、裏にいるのがβチームだ」


恐らく、αチームは陽動で
主力部隊はβチームだろう。



「ここで眠らせても奴らは五分に一回
 定期連絡を作戦本部に送る。
 下手したら俺らは火野の仲間ってことで
 ブタ箱行きなンだがどォするよ?」

「それでは、禁糸結界はどうでしょうか。
 対象者の意識を操作———つまりは、
 機動隊に、『全然違う家』を『上条当麻の実家』
 だと錯覚させます」


ヒュン、と風を斬る音が聞こえ
神裂の周辺に透明な鋼糸が現れた。


「準備に二〇分程かかるので、
 その間はどこかに身を隠していてください」


あいあいさー、と土御門は軽く返事をした。



「念の為に言っておきますが、上条当麻。
 あなたは糸に触らないでください。
 魔術が解けてしまう恐れがあるので」

「触ろうとさえ思わねーよ。
 前にも右腕斬られたばっかなのに、
 そう簡単にバラバラになったら
 『不幸だから』の一言で済む問題じゃねーだろ」


ぴく、と神裂の顔から表情が消えた。


「うにゃー、でも空間掌握戦じゃ
 それが『不幸中の幸い』にならなかったけ?」


上条と土御門はそんな神裂の微細な変化に気付かない。
一方通行は黙ってその様子を見ていた。



「念の為に言っておきますが、上条当麻。
 あなたは糸に触らないでください。
 魔術が解けてしまう恐れがあるので」

「触ろうとさえ思わねーよ。
 前にも右腕斬られたばっかなのに、
 そう簡単にバラバラになったら
 『不幸だから』の一言で済む問題じゃねーだろ」


ぴく、と神裂の顔から表情が消えた。


「うにゃー、でも空間掌握戦じゃ
 それが『不幸中の幸い』にならなかったけ?」


上条と土御門はそんな神裂の微細な変化に気付かない。
一方通行は黙ってその様子を見ていた。


「何だそれ? 正直あんま覚えてねーし
 ったく、あの合理野郎め。
 あんなもんに遭遇しちまったのが
 すでに『不幸だった』んだよ」


カツン、とブーツを鳴らし神裂は
ものすごい勢いで走り去った。


「……ったく、面倒くせェ」


呆気にとられる上条を尻目に
一方通行も神裂を追いかける様に
上条達の元から立ち去った。

今日はここまでです。

何故、重複登校されてるし……

それではまた次回の投下で〜

木原クン

乙です


安定のフォロー第一位

おつ

俺は見てるぞ

原作との程よいずれ具合がSSの醍醐味やな、>>1に感謝

どうも、>>1です。

色んな組み合わせを書くと言ったものの
やはりメインは神裂通行と掌握通行になると思います。


それでは短いけどレッツ投下


>>341
なぜ木原クン!?

>>342>>344>>345
声援ありがとうございます

>>343
演算能力を駆使したフォロースキル!

>>346
感謝とはどういうことでしょうか?
いずれにせよ、声援ありがとうございます

「何だったんだあいつら?」

「一方通行は知らねーけど、
 神裂ねーちんは『不幸』って言葉に
 反応したと思うんだぜい」

「不幸? 言ったけかな?」


上条は首を傾げながらいった。
ふとミーシャの方を見るが、
黙っているところを見るに
彼女は会話に参加する気はないようだ。


「神裂ねーちんは『幸運』だった。
 でもそのせいで、周りの人間が
 『不幸』を押し付けてしまったんだ」

「不幸を押し付ける?」

「そ、強すぎる幸運は言い換えれば、
 その代償は周りの不幸な人間に行く。
 神裂ねーちんが外道なら何も迷わなかった。
 でも、アレは周りの人間が大切だった。
 だからこそ、自分が許せなかったんだ」


神裂は元々、天草式の女教皇だったという。
しかし、今イギリス清教に居るということは
そこから去ったのだろう。

大切な仲間を自分の『幸運』で
振り回さない為に




「例を一つ上げるとするなら、
 一方通行を英国に連れてきたのは神裂だ。
 しかし、一方通行は暗部にぶち込まれ
 その功績として地位が上がった。
 迫害されてた奴をただ救いたかっただけなのに」

「そんな……」

「でも、一方通行はそれでも神裂を支え続けたんだ。
 本当に奴が生きていて良かったよ。
 じゃなきゃ、今頃どうなっていたことか」


同時刻、少し離れた場所


神裂は電柱を利用して結界を張ろうとしたが、
予想外な事に一方通行がついてきていた。


「……何の用ですか?」

「さっきの気にしてねェかなと思ってな」

「気にしてない、と言えば嘘になりますが
 彼は悪くありません。
 彼を責めるのは筋違いです」


そういって、神裂は背を向ける。
これ以上話すことは無いとでもいうように



「そォかい、じゃあ俺からも言っておこうか」


一方通行はそれに構わずつづけた。


「俺は幸福や不幸に振り回さる程、弱くはない」


一方通行から神裂の表情は見えない。
それでも、一方通行は気にも留めなかった。


「もう聞き飽きたかもしれねェが、
 えーと、その、何だ、うン……
 『お前と出会えてよかった』
 そう思ってる事は忘れるな」


最後の台詞がよほど恥ずかしかったのだろうか
一方通行の頬は赤く染まっていた。



「あァ—、じゃあ俺は戻るぞ?
 能力もいつまでもつわけじゃ———」


一方通行は背を向け上条たちの元へ戻ろうとするが
ガシッとその細い手が強く握られた。


「だったら———」


神裂の声は震えていて、
その眼は今にも泣きそうだった。


「———二度と死なないでください。
 私は、もう何も失いたくない」

「……あァ、約束する」

「分かりました、その言葉信じます」


神裂は最後にそっと微笑むと
そのまま、結界を張りに駈け出した。

余談だが、能力の限界は5秒後に訪れることになる。

今日の投下はここまで

黒歴史がまた一つ増えた気がします。

それはそうと明日、とある彷徨の一方通行・外伝話を
ブログに載せたいと思います。
是非、見てくださると有難いです。

それではまた次回の投下で〜

乙 ねーちんが格好いいなぉい

本命はモヤシ通行か爆発通行
だと思ってたょ



一方さんの不幸度合いは、もはやねーちん関係してなくても上条さん以上

やっとヒロイン仕事したか…


乙!!

どうも、>>1です。

ブログに載せる用のヤツできたけど
修正が必要なので明日載せます

それでは今日もレッツ投下


>>355
もう爆発なんてしない(半切れ)

>>356
上条当麻は不幸
一方通行は悲劇
を意識して構想練ってます。

>>357
これがメインヒロインの力だ!

「———って事があったんだぜい。
 あの時の一方通行の舞いっぷりがすごかったぜい」


シリアスだった話はいつの間にか英国での
コメディ話へと化していた。

何故、こうなったのか。
それは誰にも分からない。


「あっはははははは!! 何だそりゃ、
 筋金入りの鈍感じゃねえか」

「……上やんがそれ言うと
 かなりのブーメランな気がするぜい」

「え? 何で?」

「駄目だコイツ、早くなんとかしないと」



くだらない雑談に花を咲かせていると
そこに近づく影があった。


「何話してンだお前ら?」


ヒョッコリと姿をのぞかせたのは一方通行だった。


「何でもないんだぜい、それより話は済んだか?」

「まァな」


そうこうしてるうちに神裂も帰ってきた。


「禁糸結界、起動完了しました。
 機動隊は300m離れた家に
 移動しました」


その姿にはもう冷静さを取り戻して
動揺してる様子など微塵も無かった。


「さて、がら空きになった上やん家に突撃しますかにゃー」


その言葉を合図に、
全員は再び動き始めた。




8月25日 午後1時30分


上条家は平凡に見える2階建ての木造建築だった。
しかし、真夏の炎天下の真昼間から
全ての窓を雨戸とカーテンで覆っている光景と
殺人鬼がいるという事実が、
日常とはかけ離れた狂気の詰まった家へと
変貌させていた。


「ンじゃ、火野を確保するから
 お前らここで待機してろ」

「何を言ってるのですか!?」


一方通行の単独行動宣言に
神裂は反発した。

だが、一方通行は別にかっこつけるために
言ったわけではない。



「火野神作をただの精神異常者じゃねェ。
 アレはプロの暗殺者だ。
 味方同士をぶつけるなンて造作もねェはずだ。
 だから一人で行くつってンだ」


神裂やミーシャなど味方が頼もしい分、
同士討ちになった時のリスクは計り知れない。

そして火野の強さは、
物理的な者でなく、精神的なものだ。
なまじ力が強いより神裂達より、
暗殺に手馴れている一方通行の方が
割かし相性はいいはずだ。

だからこそ、一方通行は単独で行くと宣言したのだ。


土御門は少し考え、同じ結論を出したようだ。


「まあ、この中で言ったら
 何だかんだで一方通行が適任だしにゃー。
 じゃあこれ鍵な」


あれ!?と上条は慌ててポケットをまさぐるが
そこにはもう鍵は無かった。

無駄な手癖に呆れつつも一方通行は
首を横に振った。


「いらねェ、ンじゃ行ってくる」


そういって、一方通行は上条家の庭へ入ろうとする。
そこでふとある視線に気づいた。



「どォした? 神裂」

「……必ず帰ってきてください」

「ンな大げさな———分かった、分かりましたよォ
 すぐ終わらせるから安心しとけっつの」


一方通行ははぐらかそうとしたが
神裂がジト目で睨んできたので辞めることにした。

どうも、女のジト目は苦手だと一方通行は思った。
男だったら殺すに違いないが

———
——



才能があるな、と一方通行は
同じ精神攻撃を得意とする者としてそう感じた。

カーテンはどれも窓ガラスを完全には覆ってはいない。
恐らく、中は完全な暗闇ではなく
僅かに光が漏れる薄暗闇だろう。

だからこそ、恐怖が増長させ
同士討ちのリスクを高める。


(まァ、俺にはきかねェけど)


そう思いながら、一方通行は懐から小太刀を取り出し
そのまま小太刀の柄で庭の窓ガラスに傷をつけ始めた。

ガリガリと内側の鍵の周りを中心に見立て
半円を描くように傷をつけると
小太刀の柄で窓ガラスを叩き割り
そのまま中に手を入れ内側から鍵を回して
窓ガラスを開け、中に侵入した。

一方通行の獲物は主に拳銃と小太刀の二種類だが
この場合、奇襲に備えられるように
一方通行は小太刀を選択した。




(このカーテンすげェ防音性高ェの
 使ってンな、ピアノでもすンのか?)


そう思いながら一方通行はコートのポケットに手を入れ
小型の超音波発生装置を取り出そうとしたが
あることに気付いた。


(この匂い……プロパンガスか?
 逃げてここを爆破するつもりか?)


そう思った直後に一方通行は自分の考えを否定した。

そんなものは火野らしくない。
そして、自分なら絶対にしない。



精神攻撃を得意とする者が求めるのは拠点だ。
奇襲を仕掛ける者に回らなければ不利だからである。

一方通行は、慎重に火花を立てない様に
絨毯に超音波発生装置を投げ、
そのまま壁を這うように動き始めた。


(カーテンのおかげで演算が楽だ。
 人がいるのは……台所?
 ———やっべ!)


一方通行は慌てて壁から離れた。
壁だと思っていた場所は台所への襖だったのだ。

ビリィ、と紙が破れる音が響く。
さっきまで一方通行がいたところから
ナイフが勢いよく生えてきた。



そして、襖を豪快に蹴り破り
火野が姿を現した。


「ギビィ!」


獣のようなうなりを上げながら、
火野が一方通行に襲い掛かった。

打ち合うわけには行かない。
火花が少しでも上がれば爆発が起きるからだ。

一方通行は火野の乱暴な横へのナイフを
身を低く沈め、紙一重で躱し、
そのまま鳩尾に小太刀の柄を突き立てようとする。


決まった。
そう思った瞬間、信じられないことが起こった。


火野が左手首でその一撃を受け止めたのだ。


ぐちゅり、という腐った果実を潰す音が響き
血を飛び散りさせながら火野は渾身の力で、
一方通行の手から小太刀を叩き落とした。


「ギギィ!」


そして、そのまま三日月ナイフが一方通行にせまり
ズブッ!と人肉を引き裂く音が鈍く響いた。

今日はここまでです。


それでは、また次回の投下で〜



反射がないとちゃんと考えて戦闘しますね
一方さん


この火野は猟犬部隊より厄介

おつ

どうも、>>1です。

「この物語に、幻想殺しの少年は存在しない——」

というフレーズは何だったのだろうか

それでは今日もレッツ投下


>>372
原作でも考えて戦ってるけど
自分の中では、茂木先生が
「頭のいい子は身体能力高いんです」
って言ってたのがこの設定のはじまり。

>>373
騒ぎ立てる乱暴者より不気味な沈黙者が厄介だ(キリッ
って原作にも書いてありますしね

>>374
声援ありがとうございます

上条の携帯が勢いよく鳴り響く。

それを合図に全員が動きだす。
神裂とミーシャは身体能力を生かして
2階に飛び移り、そこから入り
上条と土御門はそのまま玄関から、
全員が同時に突入した。

玄関から家に入った上条は、
鼻をつんざくような異臭に顔をしかめた。

丁度その時、気配に気づいた一方通行が
大声で指示をだした。


「今すぐ窓を開けて喚起しろ!
 爆死なンざ冗談じゃねェ!」




その声に慌てて土御門と上条は、
玄関を開けたままにして、
要所を巡り窓を開放していく。

一通り窓を開けられるだけ開けると
リビングへと向かった。

既にカーテンが開けられ、
平凡を取り戻した空間には
気絶している火野と
血を流す一方通行がいた。




少し前の出来事


火野の三日月ナイフが振り上げられ。
そのままナイフが一方通行に突き刺さった。


正確には一方通行の左腕に


咄嗟にコートの捲り自ら
突き刺さるように腕を差し出したのだ。


「はァ!」


そのまま突き刺さった腕を
思いっきり振り回し、火野からナイフを奪うと
そのまま左の脇腹辺りに仕込んだ小太刀を掴み
一瞬の逡巡もなく、柄で火野の顎を突き上げた。


わだつみで放った蹴りとは違い、
打撃ポイントが緻密に演算された一撃は、
そのまま火野の意識を奪った。


「ぐっ……!」


一方通行の行動は素早かった。
腕の痛みに耐えながら、
一方通行は絨毯に転がっている
超音波発生装置を踏み壊し、
台所へ向かい、ガスの元栓を閉め
上条の携帯に掛けながら、
リビングのカーテンを開けた。


そして、現在に至る。



「おい、大丈夫か?」

「うっせェ、ンな大事じゃねェよ
 ———痛ッ! クソ」


腕に刺さっている三日月ナイフを腕から抜き
溢れる血を抑える様に、一方通行は
本来、ズボンを足に締め付ける為のベルトを
外し、傷口を覆うように様に巻き、きつく締めた。


「無事ですか!? 一方通行!」


2階から降りてきた神裂とミーシャも
リビングに集まる。


「その傷………」

「大したことねェから安心しろ」

「何だ、この扱いの差」


上条は少しばかり不満を抱いたが
今はふざけている場合ではない。

御使堕しを起こした犯人が目の前にいるのだから


「起きろ」


一方通行が火野の腰を蹴る。
ピクッと火野が目を覚ました。


「な、何だお前ら」

「御使堕しの儀式場を吐け」

「何だよそ———」


グシャッ、と鈍い音が鳴り響く。
一方通行が小太刀の柄で
火野の潰れかけていた左手首を潰したのだ。

返り血が飛び散るが一方通行は気にも留めない。


「場所は?」

「コイツらナニいって———」


今度はグチュリッという音が鳴り響く。
何度も潰され、火野の左手首はもはや使い物に
ならないように思えた。


「お、おい———」


上条が止めに入ろうとすると
土御門は黙ってそれを制した。

サングラスの奥の瞳は
『邪魔をするな』と言っているようだった。


あまりの激痛に、火野は床を這って
逃げようとするも、その先に戸棚がある為、
あっけなくその逃走劇は幕を閉じた。


「しらない。しらない。しらな———」


ブッシャァ、と血飛沫が上がった。
一方通行は火野の頬を切り裂いたのだ。

火野は頬を左手で抑えようとするが
既に使い物にならない手首は曲がらず
うまく抑えることが出来なかった。


「助けて、エンゼルさま……」

「エンゼルさまっつゥのは誰のことだ?」

「それは……」




火野の言葉に空白が生まれる。
それは話すことを躊躇っているわけではない。
話す内容を整理しようとしているのだろう。

だが、そんなことは一方通行にとってどうでもいい。

躊躇なく、小太刀の柄で火野の頬の切り傷を
更に抉るように切り裂いた。


「アギャァ、え、エンゼルさまは正しいんだ。
 えんぜるさまは私の心の中にいて、
 私が望めば何でも答えてくれる。
 エンゼルさまに従っていれば幸せになれる」


もう傷つけられるのは御免だとばかりに
火野の口調が早くなった。

恐らく、今の火野は質問されれば
どんな質問に即座に答えるだろう。


「何かもエンゼルさまの指示っつゥ訳か?」

「そ、そうだ。
 エンゼルさまはいつも正しい。
 ガスの元栓を開けて、救急車を呼べば
 助かるってエンゼルさまが言ったから」


火野の腹には、ナイフでつけた切り傷で
『CALL AN AMBULANCE』
と彫られていた。

頑丈な場所に避難し、機動隊が来ると同時に爆破。
そして、機動隊の装備を奪って負傷者を装い
救急車に駆け込む。

恐らくそんな作戦だったのだろう、と上条は思った。

そして、火野は右手で
指が折れる程の強さで床に文字を書こうとする。


それに気づいた一方通行が警戒して、
彼の顔に何度も小太刀で斬りつける。


「と、止ま、ギャアァ、ら、グガァ、ないんだ。
 ガアァ、エン、ゼルさまは、グアァ、
 止められ、ギイィ、ないんだ」


無数の切り傷を刻まれ、
顔を自らの血で染めながらも
右手だけが別の生き物のように動いていた。

疑問に思った一方通行は小太刀を
思いっきり火野の右手に突き刺した。

ザシュッ!という音が響く。
血を流し、皮膚が赤く染まり
激痛で右手が震えていた。



「だから、エンゼルさまはとめられないんだ」


火野の声は何故か平然としていた。
今までの攻撃はあんなに痛がっていたのに拘わらず。

まるで右手だけ痛覚がないように
もしくは、別人のもののように。


「———二重人格?」


上条がふとそんなつぶやきを漏らした。
一方通行も同じ結論に達したのか
上条の言わんとすることが理解できた。


「二重人格———つまり『人格A』と『人格B』が
 存在すると仮定して、そいつらだけで
 入れ替わってるだけっつゥわけか、
 その場合、どォなるンだ?」




一方通行は神裂にそう聞いた。
しかし、答えたのは火野神作だった。


「ふざ、ふざふざふざふざけるなよ!
 おま、おま、お前もアレか!
 あの妙なチンチクリンな医者と同じことを言うのか!?」


予想外の人物から返答が帰ってきたが
その答えは確信へと導くものだった。


「医者? 医者にそォ言われたのか?
 あなたのエンゼルさまはただの二重人格だってかァ?」

「ち、違———」


一方通行は血まみれに染まった頬を平手打ちした。
一般人にさえ効かないであろう攻撃は
今の火野にとって、激痛を発生させるものだった。



「やめ、やめろ! そんな目で俺を見るな
 あの医者は———」


暴力を受けることも厭わず火野は反論した。
恐らく、エンゼルさまを否定されることは
今の彼にとって死ぬより苦痛なのだろう。

そんな子供のように震える火野の顎を
一方通行は小太刀の柄で容赦なく殴り、
気絶させた。


「そォいうことか」

「……ああ」


上条は一方通行の暴挙を糾弾せず、
苦々しい声で一方通行に応じた。

目の前の光景を受け入れた訳ではないが、
それよりも厄介な真相があきらかになったからだ。


「火野神作は『御使堕し』の犯人なんかじゃない」

今日の投下はここまでです。

随分先になると思うけど、
新約のキャラを出そうかどうか迷う今日この頃


それでは、次回の投下で〜



犯人は誰なんだ(棒

先のキャラもいいがセロリさんの
ウェイトトレーニング日記もいいな

>>1の好きなようにするといいよ

乙です


おもしろいから頑張って〜
天使同盟ん時もおもしろいまま無くなったから
それだけは勘弁してくれ〜

どうも、>>1です。

今週中に御使堕し編を終わらせたいと思います。
明日はサーバーエラーの日ですが
投降量は決して多くない

それでは今日もレッツ投下


>>391
……ウェイトトレーニング日記とは?

>>392
まあ、そうするんですけどね
呟きみたいなもんです

>>.393、>>394
声援ありがとうございます

>>395
エタりはしません。
死なない限り

火野が犯人ではなかった。
その事実を前に、全員の動きが固まる。

最初に動いたのは一方通行だ。


「換気も済ンだだろォし、
 一応殺しとくか」


そういって一方通行は懐から小太刀ではなく、
拳銃を取り出し火野に向けた。


「死ね」

「ッ! やめなさい!」


間一髪のところで、神裂が一方通行の腕を掴み
思いっきり持ち上げた。

バシュッ、という銃声が響き
弾丸は壁に突き刺さる。


たったそれだけのはずだった。


幸か不幸か、
偶然か必然か、

銃口から漏れた光は残酷な真実を照らし出した。


「そ、んな———」


上条に見えたのは、家族写真。

御使堕しの影響を受けず、
本来の姿を映しているはずの思い出。

上条の母親は、インデックスではなく
上条刀夜は————


「何で、『入れ替わって』無いんだよ!」


———今の姿とまったく変わりないものだった。



その言葉を受け、全員が上条を見た後
視線の先にある家族写真を見た。

全員が御使堕しの影響下の上条刀夜の姿を
見ているからこそ、容易に真実を理解できた。


「解答一。自己解答。標的を特定完了、
 ………残りは解の証明のみ。
 私見一、とてもつまらない解だった」

「待て!」


そう言うや否や窓から飛び出したミーシャに向かって
一方通行は銃を発砲するが、当たる事は無かった。


「なあ、土御門。
 俺や一方通行みたいに難を逃れた人間は
 そんなに珍しいのか?」


上条は縋るように土御門に質問する。
その声は、自分の物かどうか怪しいぐらい
震えていることに上条は気が付かなかった。



「ていうか、二人しかいないはず。
 上やんは右手のおかげだし、
 一方通行は、世界一安全な場所にいたんだ。
 ———あまり詳しくは言えないが」


返ってきたのは、救いの無い言葉だった。


「ちくしょう!」


犯人は上条刀夜。
揺るぎの無い真実が、
上条は憎たらしくてしょうがなかった。


———
——



「ここは俺が調べる。
 お前たちは戻って上条刀夜を保護しろ」


『保護』という言葉に上条は戦慄した。
一方通行による火野への拷問がフラッシュバックされる。
まさか、あれを。
もしくは、それ以上のものを。
自分の父親にやるのだろうか


「ちくしょう、ふざけやがって!」


怒りをぶつける相手は
もう、ここにはいなかった。


———
——



帰りのタクシーの中、3人は無言だった。

上条当麻はすっかりと意気消沈しており
神裂と一方通行は、かける言葉を探すも
見つかりそうがなかった。

全てを守ろうとする慈悲をもっても、
如何なる事象を演算する脳をもっても、

答えが出るはず等無かった。



———
——



上条たちがわだつみに帰ってきたときには
辺りは夕暮れに染まっていた。

タクシーから降りると
上条が一目散にわだつみに走っていた。

一方通行と神裂が慌てて追いかけるが
上条はそれに見向きもしなかった。


「あれー? おにーちゃんどこに行ってたの?」


海の家に入ると、そんな美琴の声が聞こえてきた。
上条に気付いた美琴はいろいろと愚痴をこぼすが
今の上条にとって、雑音でしかなかった。


「父さんはどこにいる?」


言葉を遮られた美琴は目を丸くして驚いた。
今の上条の声は今にも泣きそうで、
顔はしわくちゃに歪んでいた。


「浜辺じゃないかな?」


美琴のその後の言葉はどこか遠く聞こえた。
そして、そのまま浜辺に向かおうとする。
これから自分のすることを自覚しながら




「後は私の仕事です。あなたは———」

「やめろ、神裂」


父親と対立させたくないというやさしさ故の
神裂の言葉を一方通行は制した。


「行けよ、たった一人の父親だろ?」

「しかし……」

「俺もお前も所詮は他人だ。
 こっから先は、俺達が
 入っていい領域じゃねェ」



お前が決めろ、と一方通行は暗に告げていた。
上条当麻の答えは決まっていた。


「俺一人でいく———」


その判断がどんなに辛いものだとしても


「———上条刀夜は俺が救う!」




上条が浜辺に走っていた後、
一方通行は二階へと上がった。

神裂は一瞬迷った末、
一方通行についていくことにした。


「立派な判断です。……私は、自分の優しさを
 押し付けることしか出来なかった」

「違ェよ」


え、と神裂が一方通行の顔を見ると
苦虫をかみつぶしたような顔をしていた。



「お前は、立派な善人だ。
 それと比べ俺は最低のクズ野郎だ。
 自分でも虫唾が走る」


そう言うと自室に入り、神裂を招くように
扉を開けたまま、部屋に入った。

それに従い、神裂も部屋に入り
扉を閉めた。


「何とでも思ってくれて構わねェよ」


そういって、一方通行はパソコンを起動し、
ある画面を開いた。

<<SOUND ONLY>>という白い文字だけの
黒い画面からは、波の音と
砂の上を走る音が聞こえてきた。

今日の投下はここまでです。

それではまた次回の投下で〜


上条さんの前でも一方さん容赦ねぇなw



ヒーローに容赦なんていりませんよね(棒

おつ

どうも、>>1です。

サーバーエラーしなかったようで何よりです。
今日の内容には少し新約ネタが入ります。

それではレッツ投下


>>411>>412
このSSでの一方通行は戦闘服着ると
容赦が無くなると思っといてください。

ちなみにこれでまだマシな方

>>413
声援ありがとうございます

「それは……?」

「科学に疎いお前でも分かンだろォ?」


<<SOUND ONLY>>と表示されている画面からは
砂浜を走る音と、波の音に加え
少年の息切れする声が聞こえてきた。


「……盗聴器!?」

「正解ィ。どォせ、こォなるだろォから
 帰りのタクシーで仕掛けておいた」


そういって一方通行は、自身のトランクのカギをあけ
中から何かの部品を取り出す。


「どうせ? こうなることが分かっていたんですか?」

「あァ、アイツは正しいかどうかより
 自分が納得できるかどうかで判断する人間だ。
 だから、俺が止めなくてもアイツの選択は変わらねェ。
 たとえ、神様が別の選択を提示しても
 アイツの意思を曲げることは出来ねェよ」


一方通行はそういいながら、
トランクから出した部品を組み立て始めた。


「ですが、一介の高校生に
 そんな判断ができるでしょうか?」

「上条当麻はただの高校生じゃねェよ」


一方通行の返答に神裂は驚いた。
内容に驚いたわけではない。
その声が憐れみを含むものだったからだ。


「異能の力を打ち消す右手を持つ。
 たったそれだけの人間だと思うか?」


一方通行は開かれた窓の方を見ているので
神裂には一方通行の表情が見えなかった。


「それだけじゃねェンだ。
 アイツはぬるま湯に浸かってるただの人間じゃねェ」

「……上条当麻に暗い過去があったとでも?」

「いや、そンなもンはねェよ」


なぜそこまで断言できるのか神裂には分からない。
きっと調べたのだろう、と神裂は納得したが
そうでは無かった。

一方通行は知っているのだ。
上条当麻に起きたある出来事を


「にも拘わらず、素人であるアイツに
 プロであるはずの俺やステイルが
 負けたのは何故だ?」


例え、上条と同じ右手をもったとしても
空間掌握の全力を捌ききれるはずがないし
魔女狩りの王と渡り合えるはずもない。


「結論を達したと思ったが、違うと気付いた。
 アイツを突き動かしているものは何だ?
 アイツを追い詰めているものは何だ?
 色ンな仮説を立てた。
 でも、どれも解じゃねェ」


最初は、才能による前兆の予知
その次は、大量の悪意をぶつけられたことによる
生存本能による危険察知能力

解としては限りなく近く感じるのだが、
合っているとは思えなかった。


「学園都市第一位の頭脳を以ってしても、
 片鱗さえつかめない。
 アイツは、そォいう次元の人間だ。
 っと、無駄話はここまでだ」



盗聴器から、人の声が聞こえてくる。
それを聞いた一方通行は話を中断させ、
取り出した部品を組み立てたものを窓の外に向けた。


「何をしているのですか!?」

「仮にも、俺達はプロだ。
 そして今、私情を挟ンでいる余裕はねェ」


完成したのはボルトアクションの狙撃銃。
そこに弾を込めた一方通行は双眼鏡を除き
上条刀夜の姿を確認すると、
銃の照準をその体に向けた。


「一方通行!」

「今すぐ撃ったりはしねェよ。
 上条刀夜が犯人だった場合、
 例え息子でも襲うかもしれねェ。
 その場合、急所は避けて怯ませるから
 その間にお前が取り押さえればいい」

「ですが……」

「素人に任せて、怪我されちゃ
 プロとしての面目が丸潰れだろォ」


その意見に賛成したのか、
神裂はそれ以上口出しせず、
窓の外を見ながら、
パソコンから流れる音声に耳を傾けた。


今日の投下はここまで

そういえば、新刊3巻を読んでいるときのこと
「お前も加害者だ」
私はこのページをそっと読み飛ばした。


それでは次回の投下で〜



三巻のあれは…

かまちーもなにがしたかったやら

更新乙!今回も面白かった!このssほぼ毎日更新されてんな!いやはや大したもんだ!ただ無理はなさるなよ!身体に気を付けてな!

>>422
やっぱアンタも駄目だったか……
俺も一方通行大好きだけどアレはちょっと「はぁ!?」ってなったわ…
マジでアレは擁護出来ない…
上条さんの熱膨張や新約1巻の浜面無双よりも酷いわな…
本当に反省してるのか、本当に浄罪する気あるのか、で某スレは大荒れだったもんな…
一方通行の言い分も分からなくはないけど、四の五の言わずに御坂には詫び入れて欲しかったよな…
あの発言のせいで一方通行が嫌いになった人が急増したらしいし、
あの一方通行マンセーで行儀の悪い一方厨もあの発言には流石に引いたらしいからな…
5つ目の禁書黒歴史だよホント…

乙です

どうも、>>1です。

蒸し暑い日が続いており
そろそろ夏バテするころだと思います。
今年こそはそうならないと信じてレッツ投下


>>423
ダークヒーローを目指してたんでしょうが
大失敗ですね、あれは


>>424
正直、ツンデレって解釈しても納得いかないですね。
それとsageの入れ忘れにご注意を

>>425
声援ありがとうございます

上条当麻が父親を見つけるのにそう時間は掛からなかった。

上条刀夜は重たい足を引き摺る様に
浜辺を歩いていた。

いなくなった上条当麻を探すために、
走り回ったのだろうか。

その顔には疲れが見えており、体がびっしょりだ。
にも拘わらず、彼は足を止めなかった。

その姿は、ステイルのような魔術師ではない。
一方通行のような暗殺者でもない。
我が子を心配する『父親』としてのそれだった。



「……父さん」


上条のその呼びかけに反応して振り返った
刀夜の顔から疲れが薄れ、
安堵の表情に変わっていく。


「  !   。」


その後、慌てたように怒りの表情を見せるが
後半の言葉は、上条を労わる言葉に変わっていった。

いつもなら、普通に謝って終わるだろう。
しかし、今の状況下では
上条の胸を苦しめるものだった。

上条には『御使堕し』を解決しなかればならない。
例え、家族らしい会話ができなくなるとしても
例え、実の父親に憎まれることになっても

上条刀夜を救わなくてはならない。


「何で、だよ———」


震えそうになる声を落ち着かせ
あふれ出そうになる涙を抑えながら
上条は言葉を紡いでいく。


「何でアンタが非日常にいるんだよ。
 アンタは日常の人間だろうが。
 つまんねえオカルトにはまりやがって
 何やってんだよクソ親父」

「? 何をいってるんだ?」

「誤魔化してんじゃねえ!
 何で魔法使いの真似事なんかしたんだ!」


ふと上条刀夜の顔から表情が消えた。
だが、それは危険を感じた表情ではない。
息子に知られてはいけないことを知られたようで
何かの仮面をつけたようだった。



「……答える前に一つ聞かせてくれ
 体は大丈夫か? 痛むところは無いか?」


上条当麻は面食らった。
真実を知られてしまったはずの刀夜は
相も変わらず上条の身を心配していた。


「その様子なら問題ないな
 ———さて、何から話そうか」


胸が締め付けられ、かける言葉が出そうもない。
それでも、上条当麻は視線を外さなかった。

視線の先は父親からは表情が消え、
一〇年の歳を取ったかのように老けて見えた。


「あんな方法に頼るなんて
 自分でも馬鹿みたいだ」


上条刀夜の言葉が紡がれる。
その姿は昼間の彼とは別人のようだった。


「なあ、当麻。卒園と同時に学園都市に
 送られたお前は覚えていないと思うが
 お前がこちらに居た頃、周りの人たちに
 なんて呼ばれていたか分かるか?」


上条当麻は記憶喪失だ。
そんなものを覚えているはずもない。

上条刀夜は、喉に詰まったものを
一気に吐き出すようにいった。


「疫病神、さ」



瞬間、刀夜は己の舌を噛み切るような表情になった。

実の息子にそんな言葉を掛けたくなかったのだろう。
その思いが痛々しいほど伝わってくる。


「分かるかい、当麻。
 お前には確かに生まれつき『不幸』だった。
 だから、そんな呼び方をされたのだろう。
 しかし、幼い子供たちだけではなく、
 大の大人までもお前をそう呼んだ。
 理由も原因もない、ただ『不幸』だから。
 たったそれだけで、だ」


感情の無いはずの刀夜の声からは
静かな怒りが感じられた。



「子供たちは、お前の顔を見るだけで
 顔に石を投げた。
 そして、大人たちはそれを止めなかった。
 当麻の体に出来た傷を見て、奴らは
 哀しむどころか、嘲笑った。
 もっとひどい傷を追わせろ、と急き立てる様に」


隠しきれない感情が、仮面の奥からはみ出す。
それでも、刀夜の仮面は外れない。

その裏に渦巻く激情を我が子に見せたくないのだろう。


「それだけじゃない。
 借金を抱えた男に追い掛け回され刺されたこともある。
 テレビ局の人間がお前の顔をカメラに映して
 化け物のように扱った。
 ただ『不幸』だったというだけで」


夕暮れに沈みかけた太陽が、
浜辺をオレンジ色に照らす。


「私は無力だった。
 父親でありながら、そんな理不尽から
 我が子を守れなかった。
 無力さを呪いながら、
 ただ慰めることしかできなかった」



燃え盛る炎のように照らされた浜辺で、
男は凍えるような表情をしていた。


「だから、お前を学園都市に送った。
 怖かったんだ、そんな迷信のせいで
 当然のように暴力を振るわれ
 お前が殺されてしまいそうで」


妻と泣きながら、学園都市への入学手続きを
決めたことを、上条刀夜は昨日のことのように
思い出していた。


「それでも、科学の最先端でも
 お前は『不幸な人間』として扱われてきた。
 さすがに以前ほどの陰湿な暴力はなかったようだが
 私はそれでは満足できなかった」



刀夜の願いは上条当麻の『不幸』そのものを
消し去りたかった。
それでも、叶わぬ願いだった。

叶えたい願いをかなえられない。
神に祈っても、助けてもらえない。

そうやって行き場を無くした人間が
最後に縋りつくものを人は———


「残された道は一つしかない。
 私はオカルトに手を染める事にした」


———人は『魔術』と呼ぶ。



同時刻、海の家「わだつみ」


一方通行は、狙撃銃のスコープから
目を離し、銃を窓際に置いた。


「万が一の為に備えるのでは?」

「……撃てるわけねェだろ、あンなの」


一方通行は、ずっと裏社会で生きてきた。
生きるために人殺しさえ厭わなかった。

しかし、子供を守ろうとする親を
その子供の前で傷つけることだけは
絶対に出来なかった。

自らの身をもって、
その悲劇を経験してるからだろうか

例え、世界がどうなろうと、
自分の生死が掛かっていても、
それは変わることは永遠にないだろう。



「聞いてあきれんだろォ?
 これじゃ素人じゃねェか」

「私は、あなたらしくて安心しましたよ」


自嘲に対して、神裂は微笑みで返した。

怖かったのだ。
目の前の少年が闇に
染まりきってしまうことが。

だからこそ嬉しかった。
非情に徹しようとしても
なりきれないその姿が


「ンな事いうのはお前だけだっつの」


まだ、救いようがある。
だからこそ、この少年を絶対に救わなければならない。
神に見放され、人を殺めざるを得なくなった少年を
もう誰も殺さなくていいようにしてみると、
神裂は改めて決意した。

今日の投下はここまで

ちなみに個人的に4巻のこのシーンは一番感動しました。
上条刀夜は素晴らしい人間だと思います。

それでは、また次回の投下で〜



ここらへんまでの上条さんは
不幸を乗り越えて活躍する主人公

最近の上条さんはまさに神条さんwwww

どうも、>>1です。

今日もレッツ投下

>>440
旧約で大抵の不幸を乗り切ったせいでしょうかね

そこで断ち切られた言葉の意味を考える。

御使堕しの影響は、全世界に及んでいる。
もしも、上条に『幻想殺し』がなければ、
彼も誰かと入れ替わっていた。

そう、『上条当麻』という不幸な存在では
なくなるということだ。

だが、それは幻想に過ぎない。

いくら、外見を入れ替えたとしても
上条当麻という中身は消えない。

外見がいくら変わろうが所詮は
上条当麻という存在なのだ。

御使堕しをやったところで、
その存在が救われるわけではない。



「……ふざけやがって」


だから、上条当麻は許せない。
自分の父親がそんなことも分からなくなるほど
追い詰められていたことが


「確かに俺は『不幸』な出来事を送った。
 でも、俺は後悔なんざしてねえ!!」


上条は確かに『不幸』だった。
幸運であったならば、と思うことはある。
平穏への憧れがないわけでもない。

それでも、後悔だけはしていなかった。



「今更、幸運なんざ押し付けんな!
 俺は今、幸せなんだ!
 助けてくれる友達がいて!
 守りたいものがあって!」


そして、と上条は一拍置き


「不幸な俺を心配してくれる両親が
 いるから、俺は幸せなんだ!
 不幸だなんて見下すな!」


震える声は収まり、
涙を我慢する必要もなくなった。

上条は笑っていた。
心の底から笑っていた。



「———そうか」


上条刀夜は一瞬大きく目を見開いた後、
小さく笑っていた。

もうその顔に仮面などなかった。


「なんだ、幸せだったのか。
 私は『父親』になれていたのか」


ああ、と上条が頷く。

瞬間、刀夜の顔から疲れが抜ける。
その表情は肩の荷が下りたようだった


「馬鹿だな、本当に。
 そんな事にも気付かず、
 意味もないおみやげを集めるなんて」

「え?」


上条は自分の耳を疑った。
———何の意味もない?

上条刀夜は息子のそんな様子に気付かない。


「もうおみやげを買い漁るのはやめるよ。
 お菓子でも買った方が母さんも喜ぶ」

「ちょ、ちょっと待———」


何かがおかしいと思い、
上条刀夜に儀式場を聞こうとした瞬間
さくっ、という砂を踏む音がなった。


「……ミーシャ=クロイツェフ」


遮蔽物が何もない浜辺に
少女は空間転移したかのように現われた。

そう最悪の事態が起きてしまったのだ。


「待ってくれ。ミー……」


まだ、話し合いで何とかなる、と
そう上条は誤解してしまった。


返答は殺気で返された。

あまりの鋭さに、痛覚が刺激され
刀で斬られたような錯覚さえ覚える。

ステイルや一方通行の殺気も凄まじかったが
それと比べようもない程、目の前のソレは
尋常ではなかった。

ゆっくりとL字の釘抜きを抜
ミーシャの前髪がゆらりと揺れる。

その奥に垣間見えた目はあまりにも無機質だった。

かつて、上条と対峙した空間掌握という少年も
感情の無い目をしていたが、
それすらも感情豊かに思えるほどだった。


「待、て、話を———」


それでも上条は何とか声をかけようとする。
瞬間、バシュッ、と殺気を打ち破る様に
銃弾が少女の足の膝に直撃した。

正確に関節を打ち抜くところを見ると
相当のプロだろう。

しかし、ミーシャの姿勢は崩れなかった。
関節を砕くはずの銃弾は空しく地面に砂浜に落ちた。


「離れなさい! 上条当麻!」


ミーシャが銃弾に気をとられた一瞬で
神裂が、ミーシャと上条の間に割って入った。


「おい、神裂。あれは一体なんだ!?」


ミーシャ=クロイツェフ。
その姿はまるで、すべてにおいて
人間を超越しているようだった。



「簡単な事です。
 人間がどんなに足掻いても、
 たどり着けない領域に位置し、
 『御使堕し』によって、
 この世界に引きずりおろされた存在」


轟音と共に、太陽は消え、
オレンジ色に染まっていた空が
一瞬で、星空へと変わる。

それは人には出来ない事だった。



「あの様子を見る限り、
 水の象徴にして青を司り、
 月の守護者にして後方を加護し、
 旧約においては、堕落都市ゴモラを
 火の矢の雨で焼き払い、、
 新約においては、聖母に
 神の子の受胎を告知した者」


天使。
神に仕えしもので、
すべての十字教徒の力の源。


「———『神の力』、常に神の左手に侍る双翼の大天使」


それは、覚醒した。

今日はここまでです。

それではまた次回の投下で〜



強敵前倒しwwww

とりあえず眼鏡巨乳を探さないと…

固法「え?」

素甘「眼鏡?」

リメエア「巨乳?」

マリアン「呼んだ?」

寮監「お前たちじゃない」

テレスティーナ「もう浮かばない」

>>455

鉄装さんをお忘れに

乙です

どうも、>>1です

今日も投下していきます


>>454
まだ出番はない!

>>455->>456
なぜか5番目で勝てる気がした

>>457
声援ありがとうございます

天体制御<<アストロインハンド>>

それは、まさしく世界を終わらせる力だ。

遙か昔、地球に隕石がぶつかった。
その規模は、その隕石のほんの一部が
月になったと言えばわかるだろうか。

凄まじい衝撃波は、
地球の地軸は約23、5°傾けた。

その奇跡によって、地球に四季が生まれ
生物が誕生したのである。

しかし、天体制御を使えば、
その奇跡を消し去ることなど容易だ。

四季は消滅し、地球の環境は過酷なものになる。

少なくとも人は生きていけないだろう。


「上条当麻。刀夜氏を連れて逃げなさい。
 天使の足止めは私がしますので」

「ふざけんな! あんなの相手に———」

「それ以外の選択肢は、
 刀夜をこの場で斬ることですが、如何でしょう?」


上条の呼吸が止まりかけた。
もう事態は、取り返しのつかない展開へと
駆けだしている。



「今、天使が行っている術式は『一掃』
 発動されれば、人類は滅びます。
 ですが、発動までに三〇分の猶予がある。
 その間に儀式場を破壊してください」

「でも俺だって———」

「あなたがいても足手まといです。
 あなたには、あなたの役目がある。
 それを果たすことが最終的に
 私が生存できる道です」


上条は、何かを言おうと思ったが
踏みとどまった。

ここで時間をロスしてしまうことは
神裂の生存確率を引き下げてしまう。


残り時間は三〇分。
それまでに儀式場を破壊しなければ!

上条は、展開についていけず
唖然としている刀夜を引っ張り
海の家へと引き返した。

ミーシャがゆっくりとその後姿に
L字の釘抜きの先端を突きつけた瞬間、
バシュッ、という銃声が響き
釘抜きは、バラバラの鉄の粒と化して
地面に落ちた。



「———few敵fe」


天使がノイズ交じりの人外の声を発した瞬間
ズバン!という音と共に背中が爆発した。

そこに生えているのは、何トンもの水が
孔雀の翼のように山の様に展開された
巨大な水の翼だった。

一本の大きさは50m〜70m。

勝てる、勝てないの問題ではない。
それ以前に、人の身でそれに挑むことが
馬鹿らしく思える程、格が違った。

水翼の一本が、星の光を微かに反射する銃の
元へと向かった。



恐らく、上条刀夜を殺す前に
妨害者である狙撃手と神裂を殺すつもりだろう。

銃弾を遙かに超える速度と威力。

それが放たれたならば、
狙撃手の人生はそこで終わりだろう。
だが、彼の人生は終わることはなかった。


スパン!と小気味のいい音と共に
水翼が横一線に切断された。



「警告します」


人の身を遙かに超える天使に対して
神裂は一切の躊躇いもなく伝えた。


「これ以上、あの少年を傷つけるのならば
 私はあなたを殺してしまうかもしれない」

「———q愚劣rw」


そして、神裂は己の身と心と魂に
刻み付けた言葉を告げる。


「salvere000<<救われぬものに救いの手を>>」



同時刻、海の家『わだつみ』2階


狙撃手、一方通行は神裂と天使が
闘い始めたのを確認すると、
スコープから目をはなし、
狙撃銃をてきとうに放り投げた。


(昔、上条刀夜の家に置いてある置物と
 同じものを魔術師の本拠地で見たことがある)


一方通行は魔術師ではない。
しかし、それでも判断材料はそろっていた。


(儀式場は、あの家。
 だが、上条刀夜に自覚はねェ。
 偽物でも相当の数だ。
 どンな大魔術が起きても不思議じゃねェ。
 御使堕しなンてまだマシな方だろォ)


学園都市第一位の頭脳は
正確に答えを導き出していく。


(御使堕しを止め、さらには
 二次被害を防ぐためには
 上条刀夜を殺すか、儀式場を完全に壊すか)


そこまで考えて一方通行は


「……アハ」


笑った。
その笑みは決して諦めから
来るものではない。


「オイオイ、すげェな。
 今日の俺はとことンついてンぞ。
 こりゃ神様に感謝しなくちゃなァ」


思考が思わず口に漏れる程、
一方通行のテンションは上がっていた。

誰も犠牲になる必要はないのだから

笑いを抑えながら一方通行は
どこかに電話を掛けた。

今日の投下はここまでです。

某友人のアドバイスにより
次回からのレス返しは
質問のみにします。

それでは次回の投下で〜

今日も投下していきたいと思います

明日で4巻の内容は終了です。

それではレッツ投下

「はァァァああああああああ!!!」

「———、lkチィ!」


神裂と天使は人の域を超えた
闘いを繰り広げていた。

神裂の術式は天草式十字凄教のものだ。

江戸時代、理不尽な弾圧を受けながらも
それでも、神を敬うために作られたそれは
様々な宗教が融合した創作宗教だ。

唯閃

神裂はその特性を生かし、
様々な術式を迂回して
放たれる技は、神をも殺す術式と化していた。

それにより十字教の力では立ち向かえない天使と
互角に渡り合っているのだ。


「……くっ」


だが、それは諸刃の剣だった。
唯閃は聖人の力を大きく引き出す為、
体に相当な負荷がかかるため
本来、短時間しか使えないのだ。

神裂の体から滝の様に汗があふれ出る。
それは、神裂の体が悲鳴を上げている証拠だった。

それでも、神裂は止まらない。


救われぬものに救いの手を


その為に、今ここにいるのだから
もう自分のせいで傷つく人間を見たくないのだから

———
——




神裂と天使が人の次元を超えた
闘いを繰り広げているとき、
上条親子はわだつみに駈け込んでいた。


「と、当麻! 待ってくれ、休ませてくれないか
 アレは何だ? 映画の撮影か何かか?」


刀夜は、何が起こったのか把握できていなかった。
事件の張本人であるはずにも拘わらず

上条は思わず怒鳴り付けそうになるが
ふと視界に違和感を感じた。

それは、丸いテーブルに隠れる様に
うつぶせに倒れている美琴の姿だった。


「おい、大丈夫か!?」


安否を確認しようと、駆け寄った瞬間
微かな異臭が鼻の中に入った。

それに気づいた上条が慌てて呼吸を止める。
CHC13、クロロホルムだ。


「く……、あ…」


吸い込んだ化学物質が脳に入り込み
一瞬、ぐらりとゆれる上条だが、
微量だった為、意識が落ちる事はなかった。


「待ったぜ、上やん」


何とか意識を覚醒させた上条の耳に
入ったのは聞き覚えのある声だった。


「土御門? これは一体———」


刹那、上条の体は倒れていた。

何が起きたのかまったく分からない。
気付いた時には、その状態だった。

起き上がろうとするも、起き上がれない。
三半規管が狂ったのか、視界が歪む。
少しでも動こうとするたび
体が悲鳴をあげるのを感じた。


土御門は、ステイルのように魔術を使ったわけでも
一方通行のように音速で動いたわけでもない。

土御門の連撃に上条の脳がついていけなかった。
ただ、それだけのことだった。


「話している余裕も時間もない。
 そこで大人しく寝ていろ、素人が」

「何をする、貴様!」


吐き捨てる様にいった土御門に
怒号をあげたのは刀夜だった。



「いいか、息子は今『幸せ』なんだ!
 それを邪魔するなら、私はお前を許さない。
 これ以上、息子に手を出すなら、
 私は一生お前を許さない」

「笑わせる、本気で怒った程度で
 俺に勝てるとでも?」

「思わないさ、私はただの中年だ。
 それでも、お前を許さない。
 私には、引き際も交渉の余地もない。
 例え、敵わず敗北しようが殺されようが
 何十年何百年かけてもお前を追う」


今まで、平和な世界で生きてきた上条刀夜。
片や、裏社会で生きてきた土御門元春。

勝敗など、考える必要もないだろう。
それでも、刀夜は諦めない。


「へぇ、立派な父親だな」

「いいや、それは違う。
 私は、謂れのない暴力から当麻を
 守れなかったどころか、学園都市に放り込んだ。
 云わば最低の父親だ」


それでも、と刀夜は続け


「私は、上条当麻の『父親』だ。
 その事を誇りに思って生きている」


もう、その姿は駄目な中年ではない。
命を賭して、息子を守ろうとする
『父親』そのものだった。


「十五年間、私は何も出来なかった。
 だからこそ、もう何人たりとも
 当麻に手を出させるものか!」

「良い目だ」


プロの魔術師は、素人の父親にそういった。


「いいぜ、認める。
 上条刀夜は、土御門元春の———」


敵だ、という言葉を続けようとしたとき
カチリ、という小さい金属音がなった。

上条当麻や刀夜には分からない。
それでも土御門には分かった。

それが、拳銃のハンマーが落とされる音だと


「弱いものいじめはいけねェよなァ? 土御門くゥン」


そこには、銃口を土御門に
突きつける一方通行が立っていた。


「何の真似だ、一方通行」

「言うまでもねェだろ」


それが合図となった。

土御門が勢いよく振り返り、
一方通行に向かって裏拳を放つ。

拳銃を振り落す為の一撃。
しかし、その攻撃が来る前に
一方通行はあっさりと拳銃を放り棄てた。

そして、懐に手を入れ小太刀を取り出そうとする。
土御門はその隙を見逃さず一方通行を親指を
思いっきり踏み潰しにかかる。



しかし、土御門の足に伝わったのは
骨を潰す感覚ではなく、
床を踏みつける感覚だった。

土御門の視界の端が捉えたのは
当たる直前に、一方通行の足が
親指一つ分くらい後ろにひいた光景だった。


「アハ!」


嬉しそうに、一方通行は笑う。
まるで、罠にかかった獲物を見る様に

そして、一方通行は抜刀術のように
小太刀を引き抜いた。
土御門は間一髪で交わし、
一方通行との距離をとった。



「さすがは元死神部隊、
 この程度は効かんか」


一方通行はその問いに答えず
土御門の元へ突撃した。

小太刀が空をきる音と
拳が空気をふるう音が響く。

神裂と天使の闘いが人を超えたものならば
土御門と一方通行の闘いは
人間を高めた闘いだった。

一方通行が横一閃に斬撃を放つ。
土御門はその手首を裏拳で叩いて防ぎ
そのまま一方通行の耳に一撃を仕掛ける。


しかし、一方通行の顔に狼狽はない。
土御門が一瞬の疑問を抱いた瞬間、
一方通行は左手で小太刀を引き抜き
そのまま、そのまま土御門の胴体を
切り裂くべく襲い掛かる。


「チッ」


攻撃を諦め、土御門は跳躍し
その場を離れた。

その間に一方通行は右手に持っていた小太刀を
捨て、左手の小太刀を右手に持ち替えた。



「……、両利きか。面倒だ」

「面倒で済ンだらいいよなァ?」


土御門は、その場から再び
一方通行との距離を詰める。

限界まで近づき、土御門が拳を放つ。
半月を描くような、大振りなフック。
———にみせかけた後頭部への一撃。

後頭部一撃<<ブレインシェイカー>>

後遺症の危険があるため、
如何なるスポーツでも攻撃するのは
反則とされている部位への
容赦ない一撃。


そんな反則技に対し、一方通行は体を
低く歪め、無防備な足を抱き着くように
掴み、掬い上げた。

バランスを大きく崩し倒れそうになるが
必死にバランスを整え
ハンドスプリングの要領で体制を整えた。

そして、転がるように床を転がり
土御門はあるものを拾い上げた。

一方通行が投げ捨てた拳銃だ。

そのまま、トリガーに指を掛け
その銃口を一方通行に突きつける。


それに気付いたかのか
一方通行も懐から銃を取り出す。

だが、土御門の方が早かった。


「終わりだ、一方通行」


土御門がトリガーを引いた瞬間、
カチッという音が虚しく響いた。

直後、バシュッという音が響き、
土御門の膝から血が流れた。


「く、そ……」


土御門も時に銃を使用する。
だが、それは一方通行の使っている銃より
規格が大きいものだ。


だからこそ気が付けなかった。
空銃だったことに


「……お前も卑怯だな」

「何が?」


土御門は格闘技から反則技だけをかき集め
一つの形に整えた死突殺断という
戦闘スタイルをとっている。

それに対し、一方通行にはルールという
概念そのものが存在していない。
だから、反則という考え方が無いのだ。


サッカーに例えるならば、
土御門は、レフェリーの目を盗んだ上で、
相手の足を蹴り飛ばすのに対し
一方通行は、相手を殺し
堂々とボールを手に持って
ゴール目がけて駆けだすようなものだ。

例え、レフェリーに止められようが
「ボールをあのかごに入れればいいんだろ?」
と平然とした顔で言い返すだろう。

死神部隊。

魔術などという究極の裏技を使用している
相手と闘うために、彼らは独学で
ルール無用の殺人術を鍛え上げたのだ。


「お前は何を考えている。
 一人の為に世界を犠牲にするなど
 素人に許された行動だろう。
 それを抑制し、感情を捨て、体面を捨て
 罪を被り、世界を救うのがプロの使命だろう。
 そんなことも忘れたか?」


土御門はにらみつける。
素人である上条親子とは違って
プロであるはずの一方通行を



「あァン? じゃあ聞くが」


土御門を睨み返し、
一方通行はこういった。


「誰にも犠牲になる必要はねェのに
 犠牲にさせるなンて、プロ素人以前に
 そいつはもう人間じゃねェよ」


は? と土御門が自身の耳を疑った。


少し間が空いて、ズドオオオン!と遠くの方で爆発音が響いた。
それと同時に、空に浮かんでいる術式が消え
倒れている美琴とインデックスの外見が
別の女性のモノへと変わった。


「おォおォ、思ったより早ェな。
 さすが学園都市。
 必死すぎて笑えてくンなオイ」

「……何をした?」


一方通行は学園都市第一位ではあるが
実際には暗部とは一切関わり合いが無い。

よって、彼が学園都市の部隊を
動かすことは不可能のはずだ。


「別に、命令も脅迫もしていない。
 ただ、イイコト教えただけだ」

今日の投下はここまで!

一方通行の仕掛けた手とは!?
答えは、明日の投下で

それではまた次回の投下で〜

どうも、>>1です。

今日も元気にレッツ投下

8月26日 とある病院のロビー


(元に戻ってる……、
 良かった、本当に良かった)


御使堕しが解除され、
見た目と中身がもとに戻った光景に
一方通行は心から感動していた。

どのくらい感動していたかというと
気を抜けば、泣きそうなぐらいだった。


「おー、一方通行君じゃないか」

「うお!? ……アンタか」


一方通行に声を掛けたのは上条刀夜だ。
突然の声に驚きながらも、
一方通行は気持ちを整えて応じた。


「息子と私を守ってくれてありがとう。
 君にはとても感謝している」

「正気か? 拳銃を躊躇なく撃つ人間が
 息子の友人として近くにいるンだぞ?
 どこに感謝する要素が?」


わだつみでの土御門の戦闘を刀夜は見ているはずだ。
つまり、一方通行の裏の面は既に知られている。

普通の親ならば、友達付き合いを
辞めさせるのが妥当だろう。


「いいや、君は息子を守れた。
 守れなかった私にどうこう言う資格はない」


上条刀夜は自分を責めていた。
あの場面でさえも自分に何も出来なかったのだ。


「俺が生まれたとき、すでに父親はいなかった」


その様子に軽く舌打ちしながら一方通行は口を開いた。


「だから、父親がどんな存在か俺は知らねェ」


それでも、と一方通行はつづけ


「お前は立派な父親だと俺は思う」

そんな一方通行の不器用なフォローに
刀夜は、顔に笑みを浮かべた。


「———はっは、その言葉は受け取っておこう。
 言葉遣いを治してほしいところだが」

「ほっとけ、後これ家の弁償代だ。
 はした金だが受け取っとけ。
 返しに来たら殺す」

「え? ちょっと待———」


一方通行は小切手を刀夜の手に押し付け
そのまま病室へと向かっていた。

ちらりと見えた小切手に書かれていたのは


『¥300000000』


(………当麻、お前は随分と
 すごい友達をもったようだな)



———
——

5分後、上条の病室


「おー、待ってたんだぜい」


そこには既に土御門はいた。
御使堕しの真相についての説明だろうか
だが、それは既に終わってる様だった。


「なあ、何で学園都市の部隊が
 俺の家ぶっ飛ばしたんだ?
 お前と仲悪かったじゃん」

「そうだにゃー、聞こうとしたら
 ねーちん口説きに行くもんだから
 気になって眠れなかったんだぜい」

「口説いてねェ、労わりにいっただけだ。
 眠れねェなら、永眠させンぞコラ。
 つか、昨日の昼何が起きたかを
 考えれば分かンだろォ?」


そう言われて昨日の昼の出来事を思い出す。

火野がいる自分の自宅に火野を
一方通行が確保したことだろうか

確か、一方通行はその際
左腕を刺され———


「……まさか!?」

「そォだ、あの時、上条の実家には
 学園都市第一位の血液が落ちていた。
 しかも、直に警察が来る状況で」


学園都市に住んでいる能力者は
学園都市の外に出ることを制限されている。

超能力者は滅多に外出できず
無能力者でさえ、書類を3枚書き
ナノデバイスを体に入れる程だ。

その理由は、毛髪一つ落ちただけで
DNAが解析されかねないからである。

もちろん、毛髪で解析できるのならば
血液であっても変わらないだろう。

それが、警察という大義名分のもとに
行われてしまうとなれば、
学園都市にとって芳しくない事だろう。


「最初は奴らも余裕だったンだが、
 ナノデバイスの反応した位置が
 携帯から割り出した位置とは違う場所に
 あることを知った奴らは
 面白ェぐれェに焦った。
 だから、10分以内に警察が
 くるって言えばチェックメイトだ」


もちろん、それだけではない。
その近くには火野がいた。

恐らく学園都市は、家を爆破し
火野を精神系能力者を使い
記憶を改ざんし、
あたかも「火野が自爆を図った」ように
偽装するだろう。

火野のこれまでの犯行を踏まえれば
疑う者など誰もいない。

だからこそ、必然と上条の実家は
一気に全破壊される事を
確信できたのである。



「———いや、ちょっと待て。
 だったら何故、私こと上条当麻は
 ぼこぼこにされたのでしょう?」


上条がそう聞いた瞬間、
土御門と一方通行の二人は
揃って上条から顔を背けた。


「オイ!」

「そうそう、御使堕しの影響で
 入れ替わってる人の記憶は
 中身に分類されるから気をつけるぜよ」


つまり、AさんがBさんと入れ替わっても
Bさんに入れ替わってる間の記憶は
Aさんに移る、ということだ。

そんなことかな、と上条が納得した時
既に二人は病室にいなかった。



「あ、ちょっと待てコ———」


言葉は続かなかった。

異様な殺気を身に纏い、
ゆっくりと死神のように
近づいてくる者がいたからだ。

その髪は、銀髪。
その姿は、白装束の修道服を来た少女。


「トウマニ、ブタレタ!
 ゼッタイニユルサナイ!」


病院全体の空気を揺らすように
少年の断末魔の声が響いた。


ちなみにこの日も
一方通行が上条より不幸だった。

縦ロールの少女とゴーグルをつけた少女を
中心とした常盤台生のグループに
襲撃され、一方通行の体が
第七学区の公園の木に吊るされたのは
それから約二〇分後の出来事だった。

御使堕しは本当に恐ろしい魔術である。

今日の投下はここまで

御使堕し編は終了
ここからは束の間の日常です。

今回こそはちゃんとしたものを
書いて見せる(キリッ

それでは次回の投下で〜



最後のオチは一方さんが誰かと入れ替わってたってこと?
ちょっとよくわからんかった

修正

>>494の最後
×「命令も脅迫もしてない」
○「命令も脅迫もしてねェ」

ついでに

>>515
伏線は、前スレの30分制限並に
分かりにくいとこに置いておきました(ゲス顔)


後ブログをまた更新したので
良かったら読んでください(ステマ)

食蜂が入れ替わってて一方通行が相手にしなくて、その報復に〜とか?
てか食蜂とのデートはどうなったのか

どうも、>>1です。

夏休みまで一か月と少しばかりになりました。
何の関係もないけど

それでは今日もレッツ投下

>>517
惜しい!

一方通行は色んな修羅場をくぐり抜けてきた人間だ。

運が良かった時もあるが、その大半は
冷静な判断によるものが多い。

イギリス暗部で鍛え上げた精神力は
並大抵のものではない。

しかし、そんな彼にとって
人生ベスト3に入るくらいの危機が差し迫っていた


「……」


一方通行は木に吊るされていた。
そりゃもう縄でグルングルンに

縄に細工でもしてあるのか
能力を使うことも出来なかった。

もちろん、彼は蓑虫の気持ちを知りたい訳でも
新たな世界に目覚めた訳でもない。

そもそも、一人でそんな事が
出来るはずもなかった。

一方通行の周りには縦ロールの少女をはじめとした
大能力者級と推定される少女たちと
サブマシンガンを装備した何人かの妹達がいた。


「今どんな気持ちですか? 一方通行様」

「来世は蓑虫ってのも悪くは———」


スパン、と落ちていた石が突然
弾丸のような速度で一方通行の頬を掠めた。

ツー、と当たった部位から血が流れる。
一方通行からは見えないが
白い肌のせいか、それはかなり
目立って見えていた。

恐らく、念力使いだろうか。
しかし、この場にそれと同程度の
能力を使用できる人間が複数おり、
さらには、銃器で武装している少女もいる。

ちょっとしたジョークさえも許されない。
この場の主導権は1割も一方通行に無かった。
さながらイギリス清教の拷問のようだった。


「何故、こんな目にあってるかは
 言う必要はありませんね?」

(まったく分かンねェ)


一方通行は襲撃されたとき、
暗部だと思ったが、すぐに違うと気付いた。

縦ロールの少女と周りの少女たちは
食蜂の側近みたいなものだとは記憶しているし
残りは、学園都市に残った妹達だというとも
容易に推測できた。

一方通行は必死に脳内を検索する。
しかし、特に何も出てこない。
そこで彼は思い出す。

二日前の忌まわしき出来事を———


(なンかすンげェ常盤台の制服で女装した
 二人のおっさんがすンげェ絡んできて
 思わず能力でぶっ飛ば———あ)


そこで彼は気づいた。
世界で何が起きてきたのかを


「食蜂様を全力でお殴りになったのは、
 どういった真意で?」

「同じく春厨をぶっ飛ばした事についても
 、とミサカは先を越された質問に便乗します」

(アイツらだったのかァァァああああああああああああ!!!)



ひとまず、真相は判明した。
だが、そこからどうすればいいのか分からない


(どォすンだ、これ!
 御使堕しなンて言うわけにもいか———)

「御使堕しってなぁに?」

「あァ、それはだなァ 
 世界中の人間の外見と中身が
 入れ替わ———ン?」


ふと落ち着きを取り戻して前を見れば
真っ赤に目をはらした食蜂が
木の裏側から一方通行を見ていた。



(やべェェェええええええええええ!!!
 土御門くンでもいいから、助けてく———)

「ふふふ、『土御門』ね。
 男だから兄の方かしら」

「いや、待て。これには訳が———」

「ふふふ、理解したわぁ。
 あなたは悪くない。あなたは」


顔は笑っているが目が笑っていなかった。

食蜂は超能力者だ。
一方通行程ではないとしても
高い演算能力を持っている。



『御使堕しだとは言えない』
『土御門』

この二つの単語から、

『御使堕しという能力を使い
 土御門が一方通行に悪戯した』

という(誤った)結論を出してしまったのである。

一方通行の強靭な精神力か、それとも
AIM拡散力場のどっちが影響したのか、
断片的な読心しか出来なかったのがさらに仇となった。


「さぁて、行くわよ。
 すべての元凶の元へ!」

「「「sir!yes sir!!」」」



そう叫んだ少女の軍隊は、
そのままどこかへ消えてしまった。

———縛られたままの一方通行を残して

助けにいこうにも、能力が使えないため
それは叶わぬ夢だった。


「———すまねェ、土御門」


30分後、第七学区のとある学生寮で

『にゃおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!!』

という、3人目の不幸な人間の絶叫が流れた

今日の投下はここまで

魔術を使わなかった分、負わなかった傷
が補完されてしまいました

歴史の修正力は恐ろしい

次はメルヘンとメンタルどっち出そうかな

それでは次回の投下で〜

やっべ、age忘れた。

明日はいろいろあっての
掌握通行か垣根君といろいろするかのどっちかですかね

ネタをください(必死)
実現できるかどうかわかりませんが

それでは今度こそ次回の投下で〜



シスコン掌握でもいいのよ

常盤台の制服を着たおっさん二人…
天井と木原数多でも想像しておこう

どうも、>>1です。

今日もレッツ投下


>>532
ヒント:「この異教のクソ猿が」

特に理由の無い粛清が土御門を襲った30分後

一方通行は無事に縄を解かれ、
蓑虫から人間へと戻ることができた。

だが、状況が好転したわけではない。


「ふふふ」


目の前には満面の笑みを浮かべた食蜂。
完璧なはずの笑顔は
何故か、獣を連想させた。

しばらく経った後


一方通行は、セブンスミストに向かっていた。

普段の彼には有り得ないことだ。
一方通行は一般的なファッションセンスを
熟知しているが自分の気に入った服が、
それとは、かけ離れていることに、
嫌気がさしているので、
あまり服に興味が無いのだ。

それでも、一方通行は服屋を
目指して、歩き続ける。

学園都市超能力者第五位の食蜂操祈に
思いっきり抱き着かれながら


「♪〜」

(何故こうなった……)


あの後、解放されたのだが
後ろめたさがあったのか、それとも
食蜂の笑みに怖気づいたのか
はたまたその両方か

”今日一日何でも言うことを聞いてやる”

と言ったのである。

その結果、こうなったのだ。


「つか、セブンスミストって庶民向けじゃねェか?
 お前が行くトコとは思えねェンだが?」

「確か、高級ブランドもいいけどぉ。
 可愛さを目指すなら庶民向けもいいのよ?」

「まァ、そンなもンか。
 にしても、くっつきすぎじゃねェか。
 少し離れ———」

「あーあー、殴られたとこが痛むんダゾ☆」


そう言われてしまえば引き下がるしかない。
仕方なく、一方通行は羨まけしからん状況を
素直に受け入れる事にした。



一方その頃、とはる建築途中のビルにて


先程まで団結していたとある少女の軍団は
食蜂の行動によって、対立をしていた。


「条約違反です、とミサカはサブマシンガンを構えます」

「よろしい、ならば戦争です!」


瞬間、少女のサブマシンガンが火が噴いた。

とは言っても実弾ではない。
警備員が使っている対犯罪者用のゴム弾だ。

だが、銃声と同じ音と共に何かの壁にはじかれ
金属音を鳴らしながら空しく地面に落ちた。


もはや少女たちに言葉は必要ない。

妹達の一人があるものを投げた。
念力使いの能力者がそれを防ごうとするが
能力が発動する前にそれは煙を上げた。

催眠煙幕<<スリーパー>>

中に入っているものは、
揮発性が非常に高いクロロホルムを
手榴弾にできるまで、揮発性を低めたものだ。

元々、ある研究所が開発していたもので
担当者曰く「寝て起きたら完成していた」
という謎の多い逸品である。


「さて、これで制圧完———」



咄嗟にガスマスクをつけ、
勝利宣言を行おうとした妹達だったが
何かの気配を察してその場を離れた。

すると、すぐその場で小さい舌打ちがする。


「今の避けるとはさすがですね」


声のした方向を振り返ると、そこには
縦ロールの少女が立っていた。

その周辺には妹達が倒れている。
恐らく気絶させられたのだろう。

これで1対1

緊張の中、勝負が幕をあけ(ry


———
——


10分後、セブンスミストにて


道行く男たちの殺気じみた視線に
辟易しながらも目的地についた一方通行は
食蜂の服選びに付き合わされていた。


「これなんかどうかしらぁ?」

「まァ、いいンじゃねェのか」

「もぉー! そんなテキトーだと
 またリモコンで殴っちゃうゾ☆」


ビクッ、と一方通行の肩が若干震えた。
リモコンの尖った角が鳩尾に刺さる感触は
一方通行にとってトラウマになっていた。



「……それは派手すぎねェか?
 それより、これ来てみろ」

「……はぁーい」


不満こそあるが彼なりの
ちゃんとした返答に納得したのか
食蜂はそのまま試着室へ戻っていた。


「あれ、一方通行か?」


ほっと一息ついていると、
声を掛けられた。

声のした方向を振り返ると
そこには見覚えのある金髪の少年がいた。



「あン、垣根君じゃねェか。
 こンなところでどォした?」

「それは、こっちの台詞でもあるんだが
 まあ、お姫様の使い?」

「似たようなもンだ」


それから他愛のない話が続く。
その様子は普通の友人同士のようだった。


しばらく経つと、垣根の名を呼ぶ声が聞こえた。


「おっと、お姫様がお呼びなんで失礼するさ」

「言い方がいちいちメルヘンだな」

「心配するな、自覚はある」


そういって、垣根はドレスの少女の元へ
走っていき、二言三言交わした後
人ごみへと消えていった。

ふと先程の自然なやり取りに違和感を感じたが、
深く思考する前に試着室が空いた。


「どうかしらぁ?」

「まァいいン———、
 何で下着で出てくンだよ!」


———
——


あれから4時間が経過し、
ようやく服選びを終え二人は
帰路についていた。

耐えることが出来たのは、
よほど、後ろめたさがあるのだろうか
それとも別の……

そこまで考えて一方通行は思考を放棄した。
あまりにも疲れたので、
余計な事は考えたくないようだ。


「今日は楽しかったわぁ〜☆」

「何つーか変わったなお前」



そんな食蜂を見て、ふと一方通行がそう言った。


「変わったぁ?」

「派閥の奴らを、学園都市中の大食い大会
 に出場させていたのが嘘みてェだ」


うっ……、と悪いことがバレた小学生の様に
食蜂の表情がバツの悪いものになる。


「も、もうそんなことしないもん!
 ちゃんと変わったもん!」

「ハイハイ、分かってますよォ」


「う〜」


軽く流された事に対して怒っているのか
食蜂は頬を膨らませて睨んできた。

しかし、まったく迫力がないので
そこまで怒っていないのだろう。

しかし、本人はそうでも周りは違う。
再び、派閥に襲撃されることを恐れ
軽く謝罪し、世間話をしていると
分かれ道に差し掛かった。


「じゃあ俺こっちだからな」

「またね〜、第一位様」


そういって二人は
それぞれの帰路についた。

今日はここまで。

黒歴史確定のものすごい下手なデート描写ですいません
今度、恋愛もの見て学んできます。

とか言いつつ明日は欠陥通行でお送りします
MNWネタでもやろうかな

それでは次回の投下で〜

御使堕し編最初から読み直したけど伏線見つからへん・・・
どれやったんや

俺も見つけれなかった
というか伏線入れ忘れてるんじゃね?

>>1のブログはどこで見れますか?

どうも、>>1です。

今度マジで恋愛小説でもみて学びます(言い訳)
それでは今日もレッツ投下

>>554>>555
ネタバレ忘れてたorz

>>151>>306ですね

能力が30秒もない
→てことは30秒以上使った。

でも一方通行に見覚えが無い
→思い出したくない
→メールの内容

無理矢理な上に分かりにくくてすまない。


>>558
http://blog.livedoor.jp/moyashidenanigawarui/


一方、MNWにおいて

【無罪】逆転通行【判決】


1、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:00032
  なんか土御門というヤツに悪戯されて
  俺らが別の奴に見えていたらしい。
  ちなみに心理掌握による再現でよるとこうなってた
  1枚目が食蜂、2枚目が04510号

  Biagio.jpg
terra.jpg


2、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:00432
  こwwwwwwwwれwwwwwwwwはwwwwwwww


3、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:03423
  よく殴っただけで済んだなwwwwwwww



4、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:04510
  し、信じてたし


5、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:04889
  散々泣きわめいていた癖に何言ってんだ。
  黙って居住地変われ


6、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:08532
  そこまで責めなくても……
  あ……(察し)


7、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:04510
  変わんねーよ!
  さて、元凶を片付けたし
  一方通行さんの縄を解きにいこうかな



8、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:07600
  緊急事態発生。
  第五位が抜け駆けした模様。

  shouakutuukou.jpg


9、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:04510
  また粛清しないといけないのか


10、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:04889
  GO AHEAD!


11、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:07600
  ふふふ……女は信用しないことだ。


12、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:00032
  後はお前らだけでやれ
  一方通行に罪が無いなら、それでいい。
  それより上条さんはよ


13、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:00039
  はげど


14、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:04889
  なら隣の部屋に突撃しろ


15、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:00032
  留守だったわ。
  どこにいるんだろ


16、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:06321
  したんかい!



17、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:09982
  漏れも上条派かな。
  一方通行怖いし、重機投げられる夢みたし


18、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:09090
  確かに怖いですもんね……


19、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:04510
  じゃあ、全員上条を狙っとけ!
  漏れは一人で一方通行さんの方にいくからな!
  ばーか! ばーか!

  accel-smile.jpg


20、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:04440
  誰この爽やかイケメン


21、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:04889
  少しばかり会うのが早かったからって調子に乗るなよ
  それと写真はもっと貼れ


22、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:10000
  ペロペロしたいお


23、以下名無しに変わりましてミサカがお送りします ID:04889
  >>22
  屋上



その後、MNWは荒れるに荒れたのち
1000に達した。



8月26日 夜7時


一方通行は自宅への帰路へとついていた。
完全下校時刻を完全に過ぎているが
彼はそんな事を気にする人間ではない。

それよりも彼にとって気になることが一つあった。


(最近、襲撃されなくなったなァ)


そう、以前の彼は毎日のように、
最強の名を欲する者に襲撃されていたのだが
不思議な事に、今はそんなことは無かった。

今の彼は、『空間掌握』は完全に失い、
取り戻した『一方通行』は1分程しか使えない。


絶好のチャンスのはずだ、と思うはずだ。
勿論、一方通行にとって敵ではないのだが

一方通行は知らない。

自身の知り合いの超能力者第五位の少女が
二階堂兵法『心の一方』を習得したことを

そして、一方通行を襲撃しようとした多くの者が
その技の餌食になっていることを

しかし、その背中を睨む影がいた。


(くくく、何とか第五位に会わずに済んだぜ。
 さあて、最強の名も今日で終わりだ。
 いくぞ、野郎ど———)


ポン、と男の肩に手が置かれた。
あれ?と男が振り返ったとき、
予想した光景とは違い、仲間が倒されており
無機質な少女の顔が目の前にあった。


「な、なんだテメ———」

「貴様らに笑みなど似合わない」


瞬間、男の身体は地面に倒れた。



———
——



(? さっき殺気がしたような)


決してダジャレではない。
一方通行が振り返るが、
そこには誰もいなかった。


「気のせ———うお!?」


再び前を向くと、そこには妹達の一人がいた。


「こ、こんばんは、とミサカは高鳴る心臓を抑え
 あなたに挨拶をします」

「お、おォ」



そう短く返し、一方通行は
そのまま自宅に向かおうとするが
少女がジッとこちらを見つめていることに気づいた。


「何か用ですかァ?」

「え、えっとミサカの願い事も
 その、えっと……」

「……一応聞くが、数日前俺に殴られた個体か?」

「うう」


コクッ、と少女が軽く頷く。

当時のことを思い出したのだろうか
少女の顔が今にも泣きそうなものになる。


「あ、あァ、悪かった。
 何でも一つ言うこと聞くから泣くな。
 フリじゃねェからな?」


泣きそうになる少女を見て
一方通行が慌ててそれを制した。

それにしても、この男。
抱えるトラウマの9割方が女関連とは
どうなのだろうか。


「じ、じゃあ」


一方通行の台詞を聞いて
少女はパァァ、と顔を綻ばた。


「携帯のアドレスください、と
 ミサカはあなたに願いをいいます」


そンなンでいいのか?というセリフを
一方通行は脳内で押しとどめた。

余計なことを言ってしまえば
面倒なことになると思ったからだ。

心の中でホッとしながら、
赤外線通信を終える。


「そ、それでは失礼します!」


語尾を言うことなく、そのまま
風のように去っていった。




(……もォ何もつっこまねェ。
 何も考えねェ。
 何も演算しねェ)


よほど疲れたのだろうか、
心の中でそう決めると
そのまま自宅に入り
静かな眠りについた。

今日の投下はここまで

やはり恋愛ものは向いてないのか
次回はシリアスでお送りします。

それでは次回の投下で〜

どうも、>>1です。

今日も張り切って投下します。

出来る限り、恋愛方面もちゃんと書きたいと思います。
(これ終わったら掌握通行の長編書くんだよ!)

それでは今日もレッツ投下

8月30日 午後3時 とある学生寮


夏の夕方、昼と変わらぬ陽光が部屋を照らす仲
一方通行はソファに寝っ転がっていた。

不意に携帯電話が鳴り響く。
一方通行は、着信音に顔をしかめながら
携帯電話を手に取った。

それが闇に誘うものだとしらずに———


携帯を開くと、表示されていたのは
知らない番号だった。

しかし、一方通行はそれに見覚えがあった。
天井亜雄からの連絡と同じ番号だ。

あまりいい印象を受けていないのだろうか、
一方通行の表情に僅かな怒りが生まれる。


『久しぶりデスネ、一方通行』


通話ボタンを押すと聞こえてきたのは
外国人と思われる片言の日本語だった。


「いまさら何の用だ」

『私の実験に加わって頂きたいと思いまシテ』

「断る」

『やはり、そう来マスカ』


片言の男は、一方通行の返答を
予測していたのか、動揺は一切なかった。


「これ以上学園都市の人形になるつもりはねェ」

『いえ、学園都市はあなたを放っておくつもりデス。
 ですが、あなたのしたことは、
 私たちに大きな損害をもたらした』


片言の男は学園都市とは関係なく
一方通行を狙っている。

当然、策は弄しているはずだ。
でなければ電話をする意味がない。

そして、次の言葉は一方通行が
予想した中で最悪のものだった。


『ならば、仕方がありません。
 妹達を代用するとしマス。
 何人か死んでしまいマスが
 どうせボタン一つで作れるのデスから
 問題はないデスかね?』


「……」

『君が来るなら妹達は使いません。
 早くしてくださいネ。
 私はどちらでもいいのデスから。
 それと私を殺そうとすれば
 妹達の一人を手始めに殺しマス』


一方的にそう言い、通話は切られた。
しばらく、一方通行は思考し


持っていた携帯を思いっきり壁に投げつけた。


ガシャッ、と何かが割れる音が響き
携帯は壊れなかったものの液晶が割れ
亀裂の中心が黒く染まる。

まるで、今の一方通行の心の様に


「アハ、久々に最悪の気分だ」


行間


二人の魔術師は、廃工場の中を走っていた。
その体は汗が吹き出し、顔には焦燥の色しかなかった。

30分前は数十人程いた頼もしい仲間は
地面に転がっていた。

自身の血で出来た血溜まりに沈みながら


「はあはあはあ、おい、こっちだ。
 こっちなら———」


先を行く男が角を曲がった瞬間
シュルシュルシュル!とワイヤーが
彼の体に巻きついてく。


しかし、ワイヤーの切れ味が悪いのか
ミシミシと締め付ける音がなるが
体を真っ二つにすることは無かった。


「ひっ! ひぃぃ!」


それでも、男は怯えていた。
知っているからだ。

3分前に自分と同じ目にあった
男の末路を———



「う、あ……」


締め付けられてない男の方も怯えて声が出ない。
ワイヤーに切れ味は無い。

だが、それは手に食い込み、足に食い込み、
目に食い込み、耳に食い込み、
そして、浸食を止める事は無かった。

ミシミシ、という音はやがて
ギチギチ!という音となり人肉に深く悔いこむ。


「い、嫌だ! 助けて!
 助けてくれええええええええええええ!!!」


皮膚からにじみ出た血がしたたり落ちる中
男が最後の叫びをあげる。

その瞬間、ブチブチッ!という音と共に
人肉が引き裂かれ、男の身体が地面に落ちる。

グシャッ!と人体の欠片が落ちることが響く。


「う……、あ……」


それでも、男は生きている。
あらゆる部分を削られながらも、

歩くことも、食べることも、喋ることも
昨日まで出来た当たり前のことが出来なくなっても

男の呼吸が途絶えることが無かった。


「ひ、ひィィ!」


最後の一人となった男はその場に座り込んだ。
すぐに立とうとするも、立つことは出来なかった。


「アハギャハハハハハハ!
 怯えろォ! 怯えろォ!
 生きるか死ぬかは選ばせてやるからよォ!」


頭上のどこかから少年の狂気が
染み込んだ声が響く。

声がした方向を考える程男に余裕は無い。
それよりも、少年の言葉の意味が
男の心に深く突き刺さる。

つまりこう言っているのだ。
”助かりたければ死ね”と



「う、わあああああああああああああああああ!!!」


男の精神は限界を迎えた。

救おうとするものがあった。
何を壊そうとも
誰を殺そうとも
命を賭して

だが、その信念は恐怖によって捻じ曲げられた。
もうそんなことは彼にとってどうでもいい。

ただこの場から逃げる。
その為に自分は生まれてきたのだとさえ思った。


「はあ、はあ、はあ……出口だ!」


薄ぐら闇の中、ドアから漏れる月明かりを見て
男の顔が輝くような笑顔になる。


「やったぞおおおおおおおおおお!!!」


幼い子供のように喜び
出口に向かって一直線に走る。


出口まであと一歩のところまで来たとき
ズガンッ!という音が響いた。

男の思考に空白が生じ、
状況判断能力が鈍る。

その音の正体が、自分に向けられた銃弾だと
気が付くのに数秒の時間を要した。


「遅ェな、お前……ヒャハッ!」


少年は這いずる男の足の付け根に
ショットガンを押し付け、そのまま引き金を引いた。

重々しい銃声と同時にグチャリと肉が
潰れる音が鈍く鳴る。



「ご、がぁ……ぎぃぃ」

「喋ンならちゃンと喋ろよ。
 大の大人がみっともねェっつの!」


少年は、潰れた人肉を突き刺すように
ショットガンに力を籠め、空いた手で
そのまま男の片脚をむしり取った。

抜かれた足と、男の足の付け根から血が溢れる。
少年の白い肌を穢すように、血が掛かるが
気に留めず、狂ったように笑い続ける。


それでも、男は出口を目指して
潰れた腕で冷たくてザラザラとした床を這いずる。

ようやく手がドアに触れた瞬間、同時に男の手に
糸を触るような感覚が伝わった。

刹那、ガゴンッ!という音と共に
天井から国語辞典ほどの大きさの金属塊が
落下し、男の手を潰した。


「あぎゃああああああああ!!!」

「あはぎゃははははは!
 悪ィ悪ィ! そこに罠仕掛けたの忘れてたわァ」


ガチャリ、とドアの鍵を閉める金属音がなった。
それは、男の最後の希望を潰す音だった。


「ま、待てくれ。俺が悪かった!
 ごめんなさいぃ! ごめんなさいぃぃ!」


絶望に追い込まれ、子供のように
泣きじゃくりながら謝る男を見て
一方通行は更に笑みを深めた。


「アヒャ! 頑張って生きろォ。
 俺だってお前に死ンで欲しくねェンだからよ!」


夜の廃工場に重々しい銃声が鳴り響く。


何度も


何度も


8月30日 午後7時


研究所の責任者は一方通行を待っていた。

一方通行はは、妹達を人質となれば、
どんな要求でも呑みこむに違いない。

そう考えた途端、彼の頭に
様々な実験のアイデアが浮かんだ。

どれも人道的か否かを問わなければ、
研究者にとって魅力的なものだった。


そんな事を考えている矢先だった。


「がァァァあああああああああああ!!!」


研究所の職員が次々と絶叫を上げ
床をのたうちまわったのは


「コレは……一方通行の仕業なのカ?」


片言の男はそう結論付け
携帯をとりだし、あるところに電話を掛けた。

連絡先は、とある狙撃手
———妹達殺害を依頼した人物だった。

数コールの着信音の後に、
電話がつながる音が聞こえた。



『はァい、こンばンはァ』


聞こえたのは、殺し屋よりも
恐ろしい少年の声だった。

男はそれを聞いた瞬間、電話を切った。

身の危険を感じ、
即座に研究所を脱出するため
部屋を飛び出す。

そして廊下を曲がろうとしたところで

ズガン!と銃声と共に男の身体が吹き飛ばされた。


「オイオイ、挨拶は応じなきゃダメだろォ?
 研究者以外としてもイロイロやってンだから」


痛みに耐えながら、声のした方向をみた
片言の男の目に写ったのは、ショットガンを携えた
黒い目に黒い髪の白衣をきた少年だった。

誰だ、と片言の男の気持ちを感じ取ったように
黒髪のかつらとカラーコンタクトが宙を舞い
真っ白な髪の毛と紅い光彩が露わになる。


「ここのセキュルティは甘ェな、ほンと。
 つか、お前どこにいたわけ?
 差し入れのコーヒー渡せなかったじゃねェか。
 おいしすぎて、しびれるぜ?」


新人の研究者を装って、差し入れと称して
毒入りコーヒーを飲ます。

長い間、暗殺者として生きてきた一方通行にとって
容易いものだった。



「さァて、どォ料理しよォかなァ」


顔を引き延ばし、残酷な笑みを浮かべながら
一方通行は男にショットガンを向ける。

だが、引かれる直前、
一方通行の体が停止した。


「まったく、どこにいるのかと
 思えば、こんなところで
 何してるのかしらぁ?」


そこには、超能力者第五位である
食蜂操祈が立っていた。

今日はここまでです、

それでは次回の投下で〜

どうも、>>1です。

それでは今日もレッツ投下

一方通行の体は、完全に止められていた。
声のした方向を振り向くことは出来ない。

しかし、声の持ち主は一方通行が
良く知っている少女だった。


「……何の真似だ? 食蜂」


唯一動かせる口から出てきたのは
酷く冷徹な声だった。


「妹達にストーカーしていた虫は駆除したから
 もうその男を殺す意味はないんだゾ☆」


一方通行は酷く動揺したが、
それはほんの一瞬の出来事だった。


「く、はははははははは!
 まだ俺が善人だと思ってンのかァ?
 悪ィな、期待外れでよォ」


体に纏わりつく漆黒の狂気。
狂笑の陰に隠れる灼熱の憤怒。
体全体からにじみ出る冷徹な殺気。

その姿は、まるで別人のように見えた。


「失せろ」


瞬間、一方通行を縛り付けていた力が解かれる。

反射

絶対的な第一位の力に
心理掌握を跳ね返された食蜂は、
ハンマーで頭を殴られたような頭痛を感じた。


「邪魔すンなら、お前だって……殺す」


一方通行は左手で、懐の拳銃を引き抜き
天井に向かって発砲し、
そのまま、銃口を食蜂に向けた。




悲劇がまた繰り返されるかもしれないという恐怖に
一方通行は、冷静的な判断を完全に失っていた。

今の彼には何も見えていない。

———過去も
———未来も
———周りの人々も



しかし、食蜂はその姿に怯むことは無かった。

食蜂は、そのまま一方通行に向かって歩いていく。
銃声が何度も鳴り響き、銃弾が食蜂の体を掠めるが
彼女は一切の動揺も見せなかった。

一向に怯まない食蜂に
一方通行は僅かに動揺した。

拳銃の弾丸が空になった時、
食蜂は一方通行の目と鼻の先にいた。

そして、そのままショットガンの銃身を掴み
自らの腹に押し付けた。


「! 何を!?」

「善悪の判断がつかないってぇ?
 だったら、今すぐ私の体を
 容赦なく撃ちぬきなさい!」


一方通行の動きが止まった。
今度は心理掌握によるものではない。

動揺し、次の動きを考えられなくなっているのだ。


「……何故、そこまですンだ?
 俺は———」



パァァァン!と大きな音が木霊した。
食蜂が思いっきり一方通行の頬を平手打ちした音だ。


「ここの研究所の全員半殺しにした後、
 どうなるか分かってるわよねぇ?」

「暗部堕ち、だろォな。
 まァ、俺にとってそれが相応——」

「ふざけないで!」


食蜂が声を荒げた。
普段の彼女からは絶対に想像できない姿だった。


「確かにあなたは悪人だったのかもしれない!
 それでも、あなたは私を救ってくれた!
 私はもう、自分の人生に言い訳して、
 醜く生きる弱い女の子じゃない!
 世界中の人間があなたを見捨てても
 私があなたを見捨てたりなんかしない!」


叫び食蜂は、真っ直ぐと一方通行を見ていた。

その眼光は、かつて彼女が灯していたものより
遙かに輝いていた。

一方通行は静かにそれを見つめていた。

熱気を帯びた狂気が冷やされ、
徐々に正気へと戻っていく。


「だから、闇に行かないで……、
 私を……一人にしないで……」


叫びすぎたのが災いしたのか、
最後の言葉は消え入るようだった。

荒い息を吐きながらも、
食蜂はショットガンを掴む手を離さなかった。

一方通行は食蜂の手を
優しく振りほどき、
そのままショットガンを床に放り投げた。


「……チッ、白けた」


そう言い、頭をかく姿は
いつもの一方通行の姿だった。


「はあ……良か———!?」


その様子を見て、
食蜂が胸をなでおろした時
一方通行が食蜂を強引に抱き寄せた。


「……ありがとな」


一方通行はそれだけ言うと、食蜂から手を離し
スタスタと研究所の出口へ向かった。


「ち、ちょっとぉ〜!
 もうちょっと何かあるでしょ!」


食蜂も慌ててその後姿を追いかける。

やがて、その姿を消えるさまを
片言の男はずっと見ていた。

異常なまでに強く歯を食いしばりながら


「……一方通行、心理掌握。
 絶対に許さナイ」



憤怒の形相で、そう呟く片言の男の耳に
コツコツ、という足音が響く。

見上げると、そこには少年が立っていた。

キッチリとした黒髪。
感情のない無機質な青い瞳。
黒い半袖のシャツに黒いズボン。

その姿は片言の男がよく知っている人物だった。


「! 空間掌握……!
 生きていたのデスカ。
 早速———」

「一方通行への干渉未遂で
 貴様を殺せ、と命令が出た」



告げられたのは、死刑宣告。
それでも、片言の男は諦めない。


「私の元に付きなサイ。
 報酬、待遇共に今より良いものを用意しマス。
 合理的に考え———」

「くだらん、合理的に考えて
 学園都市に背く理由にならない」


にべもない答えを返し、
空間掌握は片言の男の顔に足を置いた。


「あくまで学園都市の至上として
 合理的に考えマスカ。
 さすがは学園都市の狗ダ」


そんな皮肉に空間掌握は動じない。
片言の男はそれを分かっていながら
言わずにはいられなかった。


そんな男に、合理的な化け物は
静かに語りかける。


「いずれにせよ、貴様はここで終わりだ。
 これは非合理的な人間を
 見たからこそ言える言葉だが、
 仮に、私が合理的で無かったとしても、
 きっと貴様をこうするだろう」


グシャリッ、と片言の男の頭が
熟れたトマトのように潰れ、
人の頭蓋骨の中身が、
あたり一帯にまき散らされた。


しかし、空間掌握の体に
返り血は一切付かなかった。

空間掌握は、そのまま歩き出し
あるところに電話を掛けた。


「ここの職員は全員殺した。
 もう一つの研究所にいる
 天井亜雄と芳川桔梗はどうする?」

『ご苦労。
 その二人は放っておけ。
 今回の任務はこれにて終了だ』

「了解」


それだけ言うと通話を切り、
空間掌握は研究所の外に出た。



一方、その頃英国では


「ハッ、私の役目が盗られたような気が!
 今すぐ学園都市に行かぬば!」

「ど、どうした? 神裂。
 とにかくおちつk……
 ぎゃあああああああああああああ!!!」


とある聖人が国外へ脱出しようとし
謹慎処分を受ける事件がおきていた。

今日の投下はここまでです。

最強の力を持っていながら
好意に弱い一方通行でした、はい

Mr.噛ませも出てきたのに
上条さん出番ねえ……

次回は5巻の内容に入ります。

それではまた次回の投下で〜

おつ
みさきちマジヒロイン
え?38歳?あぁそんなのも居たね……

どうも、>>1です。

実は空間掌握は完全なオリキャラってわけでもないんだぜ

特に理由の無い唯閃が>>631を襲う!

それでは今日もレッツ投下

8月30日 午後8時ジャスト


食蜂を常盤台の寮に送った後、
一方通行は自宅へと帰る途中だった。

帰宅途中の彼はPDAを見ながら
ある事を考えていた


(空間掌握……、お前は誰だ)


超能力進化計画で一方通行の次
に成績が良かった者で、
彼に変わって絶対能力進化計画に参加した人物だ。


その人物———空間掌握には奇妙な点があった。
彼は、学園都市で生まれたことになっているが
超能力進化計画に参加し能力を得るまでの
記録が一切無かった。

隠されているのではない。
存在すらしていないのだ。

まるで、突然現れたような
———そんな経歴だった。

そこまで考えて、一方通行の携帯が
勢いよく振動した。

液晶に亀裂が入り、黒ずんでいるせいで
表示先が見えないが、一方通行は
とりあえず電話に出ることにした

———
——

20分後


一方通行は、学生寮の前にいた。
しかし、それは長点上機学園の寮ではなく
とある学校の寮だ。

にもかかわず、彼がいる理由は一つ。
ある友人に呼び出されたからだ。

7階までエレベーターで行き
ある一室の前でチャイムを鳴らす。

するとドタドタッ!という
騒がしい足音と共に家主がドアを開けた。

上条当麻。
先日、退院したばかりの少年だ。



「来たか、一方通行」


深刻な顔でそう言い、上条は急ぐように手招きをする。
一方通行はそれに応じ、中に入った。


「今、一刻を争う危機に直面している」


上条は静かにそう言った。
その静かさが、今の上条の状況の深刻さを
如実に表していた。



「そンなにやべェのか?」

「ああ、俺の右手もまったく役に立たない」


上条の右手は、魔術・能力問わずに
異能の力であれば何でも打ち消せる。

今回、それが役に立たないということは
異能の力が絡まない相手だろうか、
と一方通行はぼんやりと予想した。



「この夏休み最大の敵だ。
 だが、俺は何としても明日までに
 そいつを倒さないといけない」


一方通行は戦慄した。
上条がこの夏休みで闘った(内で記憶がある)のは
アウレオルス、一方通行、
空間掌握、土御門の4人だ。

つまり、自分を含めたそれら4人を超える敵なのだ。



「お前の力が必要なんだ、一方通行」

「……そいつは誰なンだ?」

「ああ、その正体は古来から存在する
 我々学生の永遠の宿敵、即ち夏休みの宿題で
 ———あ、オイ! 黙って帰ろうとするな!
 いや、しないでください!」


部屋を爆散させなかったのは、
本当に成長したものだ、と一方通行は思った。



同時刻、とある歩道


空間掌握は自宅までの道のりを歩いていた。

能力を使えば、一分以内でつくのだが
そうすると目立ってしまう。

空間掌握の存在は、上層部に黙認されているが
公に公表されて良いものではない。

その事が分かっている彼は、
敢えて歩くということを選択していた。

どんなことが起きるかは
容易に想像できるのだが


「くだらない」


凶悪な怒号が鳴り響く、
悪意に満ちた攻撃が空間掌握を襲う。

しかし、それらは一切届かない。

殴った者は拳を痛め、
バットやナイフは折れ、
能力は相殺された。


「本当にくだらない」



そうつぶやいた瞬間、
暴風が空間掌握を包み込み
周りにいた人間を蹴散らした。

誰も死んでいないところを見ると
きっと手加減したのだろう。

痛みにのたうち回る彼らを無視して
空間掌握は歩き出した。


学園都市の闇を一切知らない者たちの間で
空間掌握は、『無能力者に負けた第六位の超能力者』
と噂されていた。

第六位という格付けが弱く見えたのか
無能力者に負けた事実があるのだからなのか
どちらか、もしくは両方なのかもしれないが
そのせいで空間掌握は毎日襲撃されていた。

最初は、皆殺しにしたものの
上層部に咎められてからは、
先程の様に気絶させるだけにとどめている。
それが、襲撃者が増えている原因でもあるのだが。


別段、空間掌握はそれを気にすることは無かった。
襲撃されても傷つくことはない。
撃退するのに、少しの苦労もいらないからだ。

ただ、毎日襲撃される内に
空間掌握は、彼らに呆れていた。
目的も何もなく非合理的な行動に

そこまで考えて彼には一つ思うことはある。
彼自身も彼らと同様に目的が無いのだ。


学園都市の利益向上というものもあるが
彼は幻想殺しという存在を知ってしまった。

自分など居ても居なくても
学園都市の利益は揺らがない

そんな風に彼は考え始めていた。
今の仕事も上層部が処分に困っての事だろう
そう考え始めていた。


(以前の私なら、こんな事など考えなかった)


研究員たちの支持の元、クローンを使った実験に
参加していた時は、何も考えていなかった。

考える様になった要因は、
環境の変化だけではなかった。

となると、やはり———


(出会った人間か……)


研究員たちに、標的のクローン達。
彼らは皆、自身と同じように合理的だった
と空間掌握は思う。

次に、一方通行、超電磁砲、幻想殺し
彼らは、空間掌握と敵対した者たちだ。


(まったく以って非合理的な奴らだ。
 ……それとも、至上としているものが
 私とは違うだけなのだろうか)


分からない、分からない、ワカラナイ

しかし、一つだけ分かることがある。
確実に、空間掌握の中で何かが変わったのだ。

『人間的な感情を取り戻しました』なんて美談ではない。
そんな非合理的な感情を取り戻した覚えなど
空間掌握には無い。


(……何なんだ、まったく)


一〇〇歩譲って、『イライラする』という感情なら
手に入れたような気がした。


いつまで経っても答えの出ない思考は
合理的ではないと判断したのか
空間掌握は思考を振り切る。

そこで彼は音が聞こえていないことに気付いた。
思考の深みに嵌り、無意識に
音を遮断していたのだろうか

だからこそ気づくのが遅れた。

何者かが自身の背中に張り付きながら
何かを叫んでいることに

今日の投下はここまで

最近、上黒に目覚めてしまったかもしれない……
寝落ちしなければ、夜にまた来るかも

それでは次回の投下で〜

どうも、>>1です。

続きを投下!

空間掌握は肩越しに背後を見る。

見えたのは、奇妙な人間だった。
頭から汚い水色の毛布で、
すっぽりと全身を覆っている。

身長は、空間掌握の腰ほどしかない。
恐らく、10歳前後の子供だろうか
毛布のせいで性別が分からないが


(何だ? この非合理的な怪人チビ毛布は)

「—————、……ッ!」


怪人ちび毛布は、必死に叫んでいる様子だが
空間掌握には、ただ口を大きく
パクパクさせているようにしか見えなかった。

しばらくして、空間掌握は自分のせいだと気付いた。

能力の防護対象から『音』を外すと
甲高く、どこか平淡な声が響いた



「いやー、なんというかここまで
 完全完璧無反応だとむしろ清々しいというか
 でも悪意を持ってるにしては歩くペースが普通だし
 もしかして究極の天然さんなのかなー
 ってミサカはミサカは首をかしげてみたり」


声からして少女だろう。
非合理的な語尾だな、と空間掌握は思った。



「おーい、聞こえてますかー合理的な人ー
 ってミサカはミサカは一発芸してみたり」


空間掌握はそれを無視して歩き続ける。


「もしかして合理的に無視してるかなー、
 それだけじゃ生きていけないよーって
 ミサカはミサカは非合理的な決断を勧めてみたり」

「……ミサカ?」


空間掌握の足がピタリと止まる。
何が嬉しいのか、それだけで
小走りで空間掌握の前に立ちどまった。


「おおっ、ようやくミサカの存在が認められたよ
 わーいってミサカはミサカは自画自賛してみたり」

「顔を見せてみろ」


そう言い、空間掌握は少女の毛布に手を掛ける。


「って、え? ぇと? ちょっと待———」


少女の声を無視して、
空間掌握は毛布の頭の部分を捲り
顔を確認する。


「妹達……のようだな。
 だが、おかしいな。
 貴様らは14歳の肉体のはずだが?」

「う、ぅぅ」


質問をしても、嗚咽をもらすだけで
返答は返ってこなかった。


「…どうした?」

「裸にされるかと思ったってミサカはミサカは———」

「そんな非合理的な真似はせん!!!」


合理的な化け物が、生涯で
初めて声を荒げた瞬間だった。


———
——



少女の説明を聞いて、
空間掌握は大体の事情を察した。

少女の名前は打ち止めというらしく
実験が中断され、途中で培養器から
放り出されたため、肉体が小さいのだという。

妹達は別の組織に保護されたと聞くが
なにしろ数は1万弱だ。
一人ぐらい溢れても不思議はない。



「それで、私にどうしろと?」

「あなたは研究員と繋がりがあるだろうから
 コンタクトをとってほしいかな、
 ってミサカはミサカはお願いしてみたり」


恐らく、肉体面と人格面が不安定なので
もう一度培養器に入り『完成』させたいのだろう。


「断る」


だが、空間掌握にとって、どうでもよかった。

単価18万で作れる蛋白質の塊。
所詮その程度の認識でしかなかった。


「いえーい即答速攻大否定、って
 ミサカはミサカはヤケクソ気味に叫んでみたり。
 でも他に行く当てもないから
 ミサカはミサカは諦められないんだから」

「………」



合理的なのか、と空間掌握は思う。
非合理的な人間ばかり見てきたせいだろうか
それに違和感を感じずにはいられなかった。

(本当に)何故か辟易する空間掌握は、
実験中の妹達の合理性とは違うものを感じていた。


———
——



結局、打ち止めは空間掌握から離れず
空間掌握もそれを止めようとはしなかった。

空間掌握は気づいていない。
自分の中の合理性が揺らいでいることに

それでも、彼はまだ
自分が合理的であると信じていた。

打ち止めの言葉をテキトーに受け流し
自室の前までたどり着き歩みを止めた。



「はあ、馬鹿どもが」


感情の希薄な空間掌握でさえため息をつくほど
部屋の惨状は酷いものだった。

まずドアが消滅していた。
次に家具、床板、壁紙……
部屋の全てのものが破壊され
更にはいたるところに、
スプレーによる落書きがあった。


「えと。えっと、えーっと。
 あの、これって警備員や風紀委員に
 通報しなくていいの、って
 ミサカはミサカは要らぬ世話を焼いてみるんだけど」

「意味がない」


通報したところで、精々今回の実行犯が捕まる程度だ。
襲撃が一切無くなるとは思えない。
それに、空間掌握の存在は公にしていいものじゃない。
つまるところ、するだけ無駄なのだ。

しかし、空間掌握に怒りは無い。
怒ったところで部屋が元通りになるわけでもない。
つまり合理的ではないのだ。



「貴様はどうするつもりだ?
 幼いとは云えど、仮にも女だ。
 状況によって、そこの家具より
 酷い末路を辿る羽目になると思うが?」


空間掌握は自分の居場所について
淡々と評価を述べる。


「うーん。それでもミサカはやっぱり
 お世話になりたいかな
 ってミサカはミサカは頼み込んでみたり」

「何故?」

「誰かと一緒に居たいから、って
 ミサカはミサカはビシッと即答してみたり」


「……勝手にしろ」


そして、空間掌握は目を閉じた。
何やら随分と不名誉な事を言われたような気がしたが
空間掌握は合理的にそれを無視した。

空間掌握は自分でも驚くほど
疲労が溜まっているような気がした。


(そういえば、初めてだな)


睡魔に囚われ、意識を闇に落ちる間際
合理的な怪物はぼんやりと想う。


(邪気のない声をかけられたのは)

今日の投下はここまです。

今日はもう上条VS海原を想像しながら
安らかな眠りにつくことにします。

それでは次回の投下で〜

どうも、>>1です

この物語の結末に常識は通用しねえ(キリッ
とだけ言っておきます。

それでは今日もレッツ投下

8月31日 午前8時 とある学生寮


「ん? あれ、ここは………、
 ああああああああああああああああああああああ!!!
 寝落ちしたァァァあああああああああああ!!!」


そう絶叫するのは上条当麻。

彼の前に立ちふさがるのは夏休みの宿題達。
そして、補修の課題も積み重なった結果
厚さにして約3cmとなったそれは
上条を危機的状況に追いやっていた。


これまでの夏休みがバイオレンスだったとか
色んな人を救ってきたとか
入院生活が長かったとか
そんな言い訳は通用しない。

ちなみに昨日で終わらせたのは
0,2cm分である。


———
——



上条当麻は街を歩いていた。

それは協力者が

『缶コーヒー買い占めてこい。
 金はこれで合わせろ。
 釣りはくれてやる』

といって諭吉さんを20枚ぐらい
上条に渡したからである。

宿題が追われている中、引き受けたのは
束の間の現実逃避だろう、きっと。



まあ、缶コーヒーで目を覚ますかと
上条は自分にそう釈明し
コンビニへと向かう。


「ごめーん、待ったー?」


災厄(?)が待っているとは知らず


———
——


上条当麻は思う

何故、こうなった。

今頃、寮に帰って宿題をしているはずだ。
普通ならもう諦めているところだが
既に学園都市最優秀の頭脳が味方に付いている。

よって、今からやれば不可能ではない。
にも拘わらず、宿題の完遂成功率は
どんどん下がっていく。



「で、なんか感想とか質問ある?」

「……不幸だ」

「アンタねぇ〜」


ベンチで一個二〇〇〇円のホットドッグを食していた。
その隣には御坂美琴が座っている。

どうやら、付き纏われている男がいて
そいつを振り払うために、
恋人役を演じてほしい、ということだった。


当然、断りたかった上条だが
断れば二四時間耐久の喧嘩になりそうな気がする。

負ける気はしないが、無駄に長引くはずだ。
一方通行に助けを求める事も考えたが
何故か容赦なく美琴のプライドを粉砕する
一方通行の映像が鮮明に浮かんだ。

結局、上条はいろいろ考えた挙句
合理的に受け入れることにしたって訳よ。


とはいっても、宿題の脅威が無くなるわけではない。
ズボンのポケットから折り畳んだ紙の束を取り出した。

その正体は古文か何かのプリントの束だ。
上条はシャーペンを取り出し、それに取り掛かった。


「……趣旨理解してる?
 アンタと私は今恋人同士なんだけど?」

「ドキドキお勉強イベント!
 学園生活風物詩として受け取ってください!
 こっちは今夏休みの宿題が終わらなくて
 修羅道に片足突っ込んでんだよ!」


「? 夏休みの宿題って……ああ
 気が緩まない様に夏休みに出る課題ね。
 別に必要ないと思うけどね」

「なん……だと……」


常盤台には夏休みの宿題が無いらしい。
そういえば一方通行も無かった、と上条は思った。
最も、彼の場合不登校なだけなのだが


「まあ、ちょっと見せてみなさいよ」


そう言い、美琴が身をのりだし、
プリントの束を覗き込んだ。

突然の接近に上条は驚いた。
上条当麻は記憶喪失だ。
女性経験が無いに等しいのだ。
最も、あったらあったで
困る事この上ないのだが



「ふーん、古文の問題ねえ。
 何だ簡単じゃない」


え? と驚く上条からシャーペンを引ったくり
スラスラと答えを書き込んでいく。


「……何で解けるの?」

「何でアンタは解けないの?」



嫌味でもなく何でもなく、
素の表情で美琴にそう切り返した。

一方通行にも同じようにそう言われたことがある。

だが、その時は気にしなかった。
同学年というのもあるが、
何しろ相対性理論を一分で理解する男だ。

そんな奴がいう当然などあてにはならない。

だが、今度は中学生だ。
いくら相手がお嬢様学校で
心にくるものがあった。


無言で逃げ出そうとする上条を
美琴は必死に取り押さえる。


「だ、誰にでも得意不得意はあるわよ」

「はは、どうせ上条さんは出来て当然の事が
 不得意な無能力者ですよ」

「お、落ち着いて。依頼の料金として
 この問題の答え教えてあげるから」

「勉強の事で中学生に諭される高校生って……」


ドンヨリ、と枯れ木がさらに枯れそうな
負のオーラが上条の体があふれ出る。



「あ、はは。気分転換にジュース買ってくるわねー、
 それ飲んだら宿題片付けるわよ」


その負のオーラに耐え切れなかったのか
美琴は苦笑しながらベンチから立ち上がり
上条を置いてどこかに行ってしまった。


「あ、おい———って足速ッ!」


ベンチに取り残された上条は
負のオーラを収束させ
古文のプリントに目を落とした。


どう考えても日本語とは思えない。
そもそも、学ぶ意味があるのだろうか
現代でまさか使っている人間はいないだろ。
いたらかなりの変人だ。

そんな風に現実逃避する上条の目の前を
首に散歩用の手綱を付けた小型犬が目の前を通った。

飼い主の手から逃げてしまったのだろうか
そんな風に考えていると、その犬を追いかける様に
爽やかな男が通り過ぎた。


その男は手際よく手綱をつかみ取る
そして、それを遅れて現れた小学生くらいの男子に
手綱を渡し、二言三言告げていた。


(何という爽やか。何故か輝いて見える)


そんな風に考えていると、
不意に男と目があった。



上条はその男に見覚えがあった。

海原光貴
———美琴に付き纏っている男だ。

海原も上条の顔を記憶しているのだろうか、
小さく苦笑しながら上条まで近づいた。


「初めまして、海原光貴と言います。
 ええと、貴方の名はなんと呼べばいいでしょうか?」

「あ、ああ俺の名は上条当麻だ」



予想通りの爽やかな挨拶に上条は面食らった。
最近、爽やかから程遠いバイオレンスな人達と
過ごしてきたせいだろうか、と上条は思った。


「で、俺に何か用か?」

「いえ用という程の事ではないのですが
 差し支えなければ、教えていただきたいのですが
 あなたは御坂さんのお友達なんですか?」

「気になんの?」

「…、ええ。自分の好きな人の側にいる
 男性ととなれば、当然」



へぇ、と上条は海原を見た。
その眼は濁りのない純粋なものだった。

上条の中のこの男の印象が大きく変わった。
上条はこういう人間が大好きなのだ。


(ふむ)


上条はある事を思い出した。
美琴にこの男を諦めさせるように
頼まれているからである。


「なあ、アンタはどっちの答えを望んでるんだ?
 予想してる答えか、予想外の答えか」

「どちらでも自分の答えは変わりませんよ」


海原光貴は即答した。
その姿からは陰湿なものは一切
感じられなかった。

とりあえずここまで

できたら今日の夜また来ます。

どうも、>>1です。

それでは続きを投下

結論から海原光貴はイイ奴だった。

お金持ちで常盤台中学の孫、と聞いて
嫌味な上流階級の人間と思った上条だが
その予想は大きく外れた。

少なくともストーカーを働く人間とは思えなかった。


「だからね、御坂さんは『好き』と『嫌い』を
 はっきり言うべきだと思うんですよ。
 『好き』に越したことはありませんが
 たとえ『嫌い』でも本気で言ってほしいものです。
 あ、そこの答えは�です。�は引っ掛けですよ」


「せんきゅー、けどお前もすげー覚悟だな。
 普通なら中々出来ないぜ?」


それは、弾が何発入っているか分からない
ロシアンルーレットのようなものだ。

答えは二つだが、確率が半分とは限らない。


「『普通』だったら、ね。
 でも、僕だって怖くないわけじゃない。
 彼女から直接拒絶されてしまったら、
 この心がどうなってしまうか分からない」


でもね、と海原は一拍置いて


「無理ですよ。彼女が泣くと分かっていて、
 それでも尚彼女を奪おうと考えるなんて。
 僕が願っているのは御坂さんの幸せなんです。
 僕がどんなに幸せになろうとしたところで
 彼女がそうでなければ、何の意味もないんですから」


チッ、と上条は心の中で舌打ちした。
この男を応援してやりたいが、解は既に出ている。


『演技』で騙そうとした自分に腹が立った。

不意に横合いから足音が響いた。

上条がそちらを見るとペットボトルを
二つ抱えた美琴が立っていた。
何か驚いたような表情でこちらを見ていた。


「あん? どうしたんだお前———」


上条が疑問を言う前に
美琴はズカズカとベンチに近づき
上条に顎で『立て』とジェスチャーで示した。


そして、ぎこちない笑顔で海原に言う


「ごめんなさい、私今日この人と
 外せない用事があるの」


そうですか、と海原の返事に答えず
美琴は背を向けて歩き出した。

ここまで無下にされても海原は食い掛からない。

どうしようか判断できずに
その場で立ち往生してる上条に
海原は「行ってあげてください」と笑って言った。


———
——


「ったく、アンタねえ! どういうつもり!?
 本当に趣旨分かってるわけ?」


無言で路地裏まで歩き、
美琴は上条にそう叫んだ。

だが上条は一切うろたえなかった。


「悪い、御坂。アイツは真剣で、しかも純粋に
 お前のことを考えているんだ。
 そんな人間を騙すなんて俺には出来ない」


「何よ、それ……」


美琴は何か、驚いたような
びっくりしたような顔で上条を見た。


「つか何で海原を嫌うんだ?
 別に好きになれとは言うつもりじゃねえけど
 なんか理由とかあんの?」


そう聞く上条は美琴は何か
言いたげな目でジッと睨んだ。

しかし、彼女の口からは言葉どころか
吐息さえも出なかった。


居心地の悪い沈黙が続き
やがて美琴がポツリとつぶやいた。


「アンタは……」

「?」

「……そうよね、なんでもないわ」


思い切って言おうとした言葉を
強引に打ち切るように美琴はそう告げた。

彼女は笑っているように見えたが
どこか寂しそうに瞳の色が揺らいでいるように見えた。


———
——



「んじゃ、これで恋人ごっこは終わりにしますか
 んじゃ、最後に何か奢ってあげるわ。
 あそこのファーストフード店でいいわよね?」

「まだ食うのか!? もうい———って足速ッ!?」


美琴は何か吹っ切れたようにそう言い
大勢の人でごった返している
ファーストフード店の中に突撃した。


自分の中のとある感情が噴き出しそうだった。

少年にとって自分が特別な存在ではなかった。

たったそれだけの事実がとある感情を刺激し
自分の心を甚振っていた。

その正体不明の痛みから逃げられたはずなのに
美琴の心はその事をひどく後悔していた。

彼女はまだ知る由もない。
自身の中にあるとある感情の正体を



同時刻


上条当麻はある事を考えていた。


(宿題どうしよう……)


ただその事だけを考え太陽を見上げる。
と、そんな上条の前に見慣れた顔が現れた。

海原光貴だ。



「あれ、こちらに来ていたんですか?
 お一人という事は用はもう済んだのですか?」

「あー、御坂ならあの人ごみの中で格闘ナウ。
 つか話してくか? 今ならあいつも落ち着いてるし
 言葉のキャッチボールが出来るぞ」

「いえ、大丈夫でしょうか。
 先程は随分怒っていたようですが」


気楽にいう上条に対し、
海原は困ったように返した。



「大丈夫、大丈夫。
 あ、古文の宿題はサンキューな」


炎天下の歩道で会話のネタの無さに
困った上条がそんなことを言った。

すると、灼熱の道路の真ん中で
清々しい程の爽やかな笑顔を浮かべ


「いえいえ。自分の出来ることを
 やっただけですから」


頭のいい奴が必ずしも人格に
問題があるわけじゃないんだな、と
思いながら上条は何気なく
ファーストフード店の方を見た。


昼時のせいだろうか、人混みにも拘わらず
歩いている学生が一人二人と列に加わる。

そこまでは問題ない。
しかし、その一人の中に海原光貴がいた。

他人の空似かな、と上条は思ったが
顔立ち、背格好、服装……
どれをとっても海原光貴本人だった。
あえて違うところを上げるとするならば
目が血走っていることぐらいだろうか

驚いた上条に気付いたのか
そばにいる海原も上条の視線を目で追いかけ
ファーストフード店の方をみた。

だが男は既に人ごみに紛れていた。


「なあ、お前って兄弟とかいんの?」

「いえ、自分は一人っ子ですけど。
 それがどうかしたんですか?」

「いや、さっきお前とそっくりの奴が
 店に入ったからさ」


その言葉に素早く反応し、
海原はファーストフード店の凝視した。

あまりに気迫に上条は少したじろいだ。



「ま、まあ他人の空似かもしれないし
 気にすることは———」

「いえ、いけません!
 実は肉体変化を持つ能力者に
 私は狙われておりまして———」

「! それはじゃ、奴は!」


肉体変化———その名の通り
自身の肉体を自在に変化し、
他人のものに変わることが出来る。


そして、上条は思い出す。
ファーストフード店に入った
海原光貴の血走った眼を


「いけない、美琴を助け———」


直後、ドン!!という背中の真ん中あたりへの一撃。
一瞬、上条は自分の身に起きた事が理解できなかった。


「初めて上手くいきました、
 人を騙すって事は」


肺の中の空気がごっそりと抜かれ、
悲鳴どころか呼吸さえ困難になる中で
見えたのは、海原光貴の凍える目だった。
その手には何か刃物のようなものを持っていた。



「ッ!!」


突き出された刃物を
上条はかろうじて避けきれた。

後数秒遅れてたら……、
そう思うと冷汗が止まらなかった。

一度肺の中の空気を抜かし、
ナイフで刺し殺す

自滅覚悟の衝動殺人ではなく、
その後を見据えた暗殺術。



白昼堂々での犯行。
だが、騒ぎは起こらない。
その現象は海原の実力を示していた。

バランス感覚が狂い、
本人は距離をとっているつもりでも
上条の立ち位置は海原を中心に
円を描くようにしか変わらない。


「な、んで……」

「何で、ですか。言う義理はないですね。
 ちなみに自分では海原光貴とは一切関係ありません。
 科学では肉体変化という方法がありますが
 それ以外でも似た事は出来るんですよ?」


海原の手には黒い石を砕いて
作られたような刃物が握られていた。
見た目が武器らしくないせいか
周りの人々は騒がなかった。


海原は黒い刃物を振るう。
斬りかかるのではなく
天に翳すように

ゾン!!と上条の顔の横を何かが通り抜けた。

刃物から飛び出た見えないレーザーのようなものは
違法駐車の自動車に当たり、
ドアに複雑な刻印が刻まれた。


瞬間、上条当麻は本能的に全てを察した。

科学以外の方法で姿を変える存在
科学では説明できない現象を起こす存在

魔術師

一瞬の空白の後、ゴンガン!という轟音が鳴る。

自動車が分解された。
武器で壊したような感じではない。

溶接部分やネジやボルトなどの
部品と部品の結合部分が綺麗に取り外れている。

それが人体に当たればどうなるか、
想像するのは容易かった。


今度こそ騒ぎが起きる。
それでも、周りの人間はそれが
人為的なものだとは気付いていなかった。


「くっ……」


上条の全身から嫌な汗が噴き出た。

電撃の槍のように目に見えない。
その上、空気の槍のように
予備動作があるわけでもない。

挙句の果てに、狙いが大雑把。
これでは周囲の人間が巻き込まれてしまう。

そう考え路地裏に入り込む。
背中から見えざる武器をもつ敵の
足音がヒタヒタと追ってくる。


同時刻、とある学生寮


「ごちそうさまなんだよ!」

「お粗末さまでしたァ」


余りにも上条が遅い為、
嫌がらせに冷蔵庫の中身をすべて使い
料理を作ったのだ。

決して、噛み付き攻撃を恐れたわけはない
———本人曰く


「あくせられーた、料理できたんだね」

「材料を入れる順序、タイミング、組み合わせ
 それら全てを演算すりゃ誰にも出来る」

「……料理という概念を根本的に
 誤っている気がするんだよ」

「おいしけりゃ問題ねェだろ?」

「そうなんだよ!」

「ンじゃコーヒー買いにいってくるわ
 上条の馬鹿は当てにならねェし」


そう言い残し一方通行が部屋を出た瞬間だった。
上条家の受話器がなったのは



———
——



「くそっ、魔術師ってのは
 どいつもこいつもいかれてやがる!」

『とうま、その言葉は職業差別じゃ——』


電話を切り、インデックスから得た情報を整理する。

一方通行の手によって冷蔵庫が全滅。
そして、一方通行は今部屋にいない


……じゃなかった。

相手はアステカの魔術師で、
皮膚を剥がして、その人物になることが出来る。
技の正体は『トラウィスパンテクウトリの槍』
金星の光を黒曜石のナイフで反射させて
攻撃しているという事だ。

そうこう考えている内にも
背後でゾンザン!という何かを分解する
不気味な音が響く。



効果範囲が分からない以上、
建物や地下街に逃げ込むは危険だ。

逃げる中で上条には一つ分からないことがある。

何故、海原光貴に化けたのか
美琴はともかく、上条や禁書目録と
何の接点もないはずなのに……

そんなことを考えながら
路地裏の角を勢いよく曲がる


「くそっ!」


そこで上条は盛大に舌打ちをした。

ビルの工事中で通行止めになっていた。
狭い路地をシャベルやセメント袋、建築機材が
占拠しておりまともに通れるはずもない。

作りかけの屋上部分には
クレーンが設置されてるのか
巨大なアームが覆いかぶさっていた、

敵の足音は近づく。
それでも逃げ場はもうない。



(どうする? どうする俺!?)


路地裏の角から海原が現れた。
上条の姿を見つけるや否や
黒曜石のナイフを振り上げる。

互いの距離は5m。

上条は咄嗟にシャベルを手に取った。
しかし、海原を殴るためではない。

上条はシャベルを思いっきりセメント袋に
突き刺し、それを勢いよく振り回した。


辺り一帯の空間がセメントのカーテンに覆われ
灰色に染め上げられていく。

当然、金星の光も遮られている為
槍は発動するはずもない。

槍が発動しない原因をそのように
予測した海原の横を何かが突き抜けた。

シャベルか、と海原が身構えた瞬間



「おォア!」


セメントのカーテンを突き破るように
真正面から上条の右手が海原を狙う。

海原は身を屈めてそれを躱し
ナイフで反撃を図るが
不安定な体勢が災いし、
上条の体を傷つけることは無かった。

そして上条は思いっきり
海原の腹を蹴り上げた。


海原は後ろへ飛び、
ダメージを軽減させる。

後退を始める海原に、
上条は前進して近づく。

当然、上条の方が早いわけで
一気に距離が詰められる。

瞬間、ビュウ、と突風が突き抜け
セメントのカーテンを薙ぎ払った。



勝った、と海原は確信した。
だが、攻撃を行ったはずなのに
上条当麻の体は無事だった。

何故だ、と海原が強く疑問に思った瞬間
その原因に気付いた。

ナイフにセメントの粉末がこびり付いているのだ。
これでは、金星の光を受け付けることは出来ない。


海原は慌ててそれを拭き取ろうとする。
だが、それが致命的なミスだった。
危機的状況に置かれながらも
否、むしろ置かれているからこそ
彼は誘惑に負けてしまったのだ。

少しでも拭き取れば勝てる、という誘惑に
その小さな隙が致命的になるとも知らずに

ゴン!と誘惑に踊らされた魔術師の顔を
上条が思いっきり殴り飛ばした。

そして、海原が最後まで執着していた
黒曜石のナイフが空しく地面に落ちた。


———
——


同時刻、とある歩道


一方通行は突然横合いへ飛んだ。
その行動に周りにいた人々が怪訝な顔をした。
だが、その疑問は一秒も経たず消化された。

ズバァ!!という轟音と共に不健康な光の束が
先程まで一方通行がいた空間を蹂躙した。

騒ぎが起こり、人々が逃げ惑う中
一人、一方通行を睨む女がいた。

恐らく、彼女の仕業だろう。
一方通行は彼女の顔に見覚えがあった


「久しぶりねえ、第一位。
 ちょっと憂さ晴らしに、
 付き合ってくれないかしらね!」


そこには超能力者第四位
———麦野沈利が立っていた。


———
——



上条当麻は海原を見下ろしていた。

幻想殺しの効果で魔術が解除され
露わになった顔は海原より幼く見え、
肌は浅黒かった。
日焼けの後のようにところどころに
海原の皮膚が残っているのが不思議だった。


「さぁって答えてもらうぜ。
 何故、海原に化けた?」



「一〇万三〇〇〇冊の魔導書を持つ禁書目録
 常盤台の超能力者第三位の超電磁砲、
 吸血鬼に対する切り札である吸血殺し」


立ち上がりながら海原は平淡な声で、
上条が知っている人物を列挙した。


「全ての能力者の頂点に立つ一方通行。
 それに付随する形で
 人の心を自在に操作する心理掌握。
 神をも切り裂く極東の聖人」


「何が言いたい?」

「分かりませんか?
 あなたがその気になれば
 国一つを相手に出来る組織が出来る訳ですよ。
 世界のパワーバランスを崩すほどのね。
 自分のいる『組織』はそれを危険視した」


組織。
それは学園都市か、魔術結社か
はたまたどこかの経済大国か


「だから、自分が送り込まれた。
 と言っても、来たのはほんの一か月前。
 海原に化けたのは一か月前。
 任務の内容もただの監視。
 上条勢力といっても、あなたに
 組織を作る気が無いでしょう?
 問題ナシ、
 その一言で済むはずだったんです」


ギリッと魔術師は奥歯を噛みしめ
上条を射抜くように睨みつける。



「でも、あなたは実績を残してしまった。
 この夏休みだけで、いくつかの『組織』を
 壊滅させたらしいじゃないですか!
 そのうえ、あなたの『力』は
 金や圧力で掌握することは出来ない。
 すべてあなた一人の独断だ。
 そんなものを上が危険視しないわけないでしょう」

「じゃあ、お前は……」


「ええ、自分の標的は『上条当麻』個人ではなく
 『上条勢力』全員です。
 あなた一人が死んだところで
 もう『上条勢力』は止まりませんから」


相手の勢力の一人の顔を被って
味方間の信頼を崩していく。

内部腐敗

昔から多くの組織を壊滅させた手段だ。


「———、なんだよそれ」


上条にとってそんな事はどうでもよかった。
それよりも許せないことがあった。


「全部、嘘だったのかよ!
 俺に語った御坂への想いは!」


そういって、上条は勢いよく
右手を振り被って、海原に殴り掛かる。

海原は右手の先を掴み、
ハンマーの投げの要領で押し返した。

ゴロゴロと上条の体が転がる


「……嘘な訳ないでしょう」


回転する視界の中で
上条に見えたのは
辛そうな魔術師の顔だった。


「ここに来る前、学園都市が嫌いでした。
 神の恩恵を否定して、科学に頼るこの町が」


でもね、と海原は自分の言葉を否定した。


「それは私の偏見でした。
 予想に反してこの町は素晴らしかった。
 そして、最初に調べたのは御坂美琴でした。
 彼女は素晴らしい人間だ。
 幸せになるのに相応しいと思った。
 要するにこの街が好きなんですよ。
 たとえ、住人になれないとしても
 御坂さんの住んでいるこの街が大好きなんです」



でもね、と再び海原は自分の言葉を否定した。


「上が危険だと判断してしまったんです。
 ですから、私は何の罪もない幸せになるべき
 少女の世界に傷をつける羽目になった。
 ねえ、分かりますか?
 自分がどんな気持ちでそれをやったか?」



海原は激情を込めて叫んだ。


「わかる筈がない!
 あなたが全部壊したんだ!
 あなたが穏便でいてくれたら、
 自分は引き下がれたのに!
 海原を傷つけることも、
 御坂さんをだますことも無かったのに!
 今の自分はあなた方の『敵』です!
 でも、そうなってしまったのは誰のせいだ!?」


八つ当たりだ、と海原自身そう感じていた。

上条当麻は大切なものの為に立ち上がっただけだ。
決して海原を貶める為の行動ではない。

それでも、分かっていても糾弾せずにはいられなかった。
人はそこまで合理的にはなれない。


「お前の気持ちは本当なのか?
 御坂の世界を守りたかったのか?」


ええ、と海原は即答する。
でもね、と再度自分の言葉を否定した。


「無理ですよ、自分には。
 そんなヒーローじゃないんですから。
 正しいと思った事を肯定できて、
 悪いと思った事を否定できる。
 それが当たり前だと思っているようですが
 その事がどれだけ幸せか分かっていますか?
 もっとも、自分はまだマシな方ですが」


これが魔術師の本音だった。
恐らく彼が許せないのは
他でもない自分自身だ。

自分の弱さを呪いながら、
したくもしないことをする羽目になった。


「それじゃ仕方ねえな」


上条当麻は拳を握る。
闘う理由なら十分すぎるぐらいあった。


「だったら仕方ねえ。
 殺してやるよ、お前のその幻想を」

今日の投下はここまで

海原戦を終わらせようと思ったけど力尽きた。
よってまた明日に書きます、できたら

それでは次回の投下で〜

どうも、>>1です。

今日も投下します

海原が渾身の力で上条に殴り掛かる。

顔面を狙う横殴りの一撃。
上条はそれを左手で掴んで止める。

そこに海原は左手で上条に殴り掛かるも
上条はそれを避け、カウンターのごとく
海原の顔面に向かって右手を突き出した。


ゴッ!と鈍い音が響き、
海原が再び殴り飛ばされる。

だが、今度は倒れずに
海原は後退するも倒れることはなかった。

そこへ上条が右手で横殴りの追撃を掛ける。
海原はそれを左腕で受け止め
がら空きになった上条の顔面を殴り飛ばす。

その威力は、魔術に頼っているか
素人並のものだが、上条と張り合うには充分だった。



「中々やります、ね!」


収縮されたバネが弾けるように
海原は上条との距離を詰める。

上条は咄嗟に右手で迎撃しようとするが
それを屈んでよけ、右手で正拳突きを繰り出す。

呻く上条に構わず、海原はそのまま
体を捻じり、左手で正拳突きを決め
右手で上条の顔面を殴り飛ばした。



「ぐっ……、お前も、な!」


海原の左フックを身を屈め躱し
上条は敢えて左手で海原の腹を殴り
そのまま、右手で顎を殴り飛ばした。

顎を殴られ、海原の意識が揺れ始める。
その証拠に、海原の足取りはおぼつかなった。

だが、上条はその隙を逃さず
容赦なく回転蹴りを入れる。

手加減できない理由がそこにはあった。


「くっ……」


地面を転がり、意識が揺らぐ中
必死に立ち上がろうとした海原の目に映ったのは、
先程、落とした黒曜石のナイフだ。

海原は咄嗟にそれに手を伸ばし
汚れを拭い、上条に向けて槍を放った。


だが、ろくに狙いをつけていない槍は
見当違いの方向へ飛んでいく。

今度こそ正確に上条に狙いを定めるが
槍が発動するより前に、
上条の正拳突きがナイフに当たる。

ガラスが割れるような音が鳴り
黒曜石のナイフがバラバラに砕かれた。



「フンッ!」


海原はそのまま上条の腹に膝蹴りを入れ
右手で上条の首を掴み、押し倒した。

そのまま、海原は倒れた上条の上に
覆いかぶさり、首を絞めようとする。

だが、その時上条の目は海原を見ていなかった。
彼は空を見ていたのだ。

雨のように無数に鉄骨降り注ぐ空を


その様子に海原は気づいていない。
先程の効果でどこかのビルが崩れているのだと

海原も、ビルが崩れていることに気付いていたが
その頭上に危機が迫っていることに気付いていない。


「こんの、馬鹿が!」


馬乗りになっている海原を
上条は渾身の力で蹴り飛ばした。

蹴り飛ばされ、仰向けに倒れたことで
海原もやっと事態に気付いた。


避けようと思えば避けられる。

海原は何故か避ける気が起らなかった。
この戦いに勝利することに意味を
見いだせたくなっていたからだ。


(結局、こうなりますか。
 どうせこうなるのなら、ヒーローよろしく
 組織並の人数に一人で戦って死んだ方が
 良かったのでしょうかね)


走馬灯さえ見える中、自身の腕をつかむ者がいた。


上条当麻だ。

海原は目を見開き、驚いた。


(馬鹿な!? 自分は敵なのに?
 一人で逃げれば間に合うのかもしれないのに!?
 見捨てたところで誰も蔑まないのに!?)


そして、海原は気づいた。


(そうか、だからヒーローになれるのか……)


そして、大量の鉄骨が降り注ぎ
地面が盛大に振動した。


———
——



結果的に言えば、悲劇は起こらなかった。

上条に一切鉄骨は刺さっていない。

海原も挟まれてはいるが、潰されてはおらず、
手錠をつけている感じのようだった。


(運が良かった———な訳ねーか。
 さっきも殴り飛ばした先に
 武器があったなんて不幸に見舞われたし
 ———あの超能力者だろうな)


そう、”運が良かった”の一言で納得できる規模ではない。
外部からの力が加わったと考えるのが妥当だろう。


「負けましたか、か。
 はは、当然だ、勝てるわけがない」


魔術師は小さく笑っていた。
悪意などなく純粋に


「初めてですよ、まったく。
 負けてこんなに嬉しいのは」


この戦いで海原は手加減していた。
何度も殺す機会があったのに、
それをわざと逃している節があった。


きっと止めて欲しかったのだろう。
組織のいう事を聞くしかない弱い自分を


「きっとね、襲撃は今回だけではありません。
 自分のような下っ端が失敗したごときで
 上が諦めるとは思えない。
 あなたや御坂さんの元に、
 より強い刺客が現れるでしょう」


上条は黙って、海原の言葉を聞いていた。



「いつでも、どこでも、誰からも、何度も。
 まるで都合の良いヒーローのように駆けつけて
 彼女を守ってくれると約束してくれませんか?
 自分の夢を———自分に出来なかったことを
 やってくれませんか?」


上条は一言だけ言うと、首を縦に振った。

最後まで身勝手ですみませんね、と
魔術師は苦笑しながら呟いた。



———
——



御坂美琴はハンバーガーの入った袋を持ちながら、
壁に背を預け彼らの会話を聞いていた。

最初から最後まで聞いたわけはないが
断片的な会話からすべてを察した。

彼らが何故全力でぶつかり合ったのか。
誰を巡って、誰の為に

美琴はブンブンブン!と勢いよく首を横に振る。


(か、勘違いよ、勘違い。
 アイツは無自覚はああいうことをいうヤツで
 私はちっとも特別じゃ———)


そこまで考えて首の動きが止まる。
否定したくない気持ちがそこにはあった。


(うう………)


自身の顔がどれだけ赤いか
鏡を見なくても分かる。

それが分かっているからこそ
彼女はそこから出ていくことが出来なかった。

今日の投下はここまでです、

それでは次回の投下で〜

どうも、>>1です。

今日も投下していきます


———
——

同時刻、とある路地裏


そこには白い少年と、10メートル離れて
地面に倒れている女がいた。


「拍子抜けだなァ、ホント」

「黙れ!」



白い少年の名は一方通行。
倒れている女の名は麦野沈利。

麦野は立つことが出来なくなっていた。
命に関わる部位以外の関節がすべて外されていたのだ。

何故こうなった、と麦野は思う。

途中までは完全にこちらが有利だった。
追う者追われる者
———その関係は永遠かと思われた。

だが気づけば、背後を取られ
後ろから蹴りを入れられ
決着は一瞬でついた。



「ンで、誰からの依頼だ?」


一方通行はそう言い、麦野に銃を向ける。
本来ならば麦野にとって何の脅威もないはずだが
動けない状態で攻撃を放てば
死ぬのは彼女の方だ、


「ハッ、自意識過剰もいい加減にしてくれる?
 どこの組織もアンタの事なんか気にしてないわよ。
 ただ目の前に見知った童貞が歩いていたから
 掃除しようと思っただけよ」

「そォかい」


麦野の罵詈雑言に対し言い返すことなく
一方通行は拳銃のハンマーを落とした。



「お前と同じ人間を昔、見たことがある」


ゆっくりと頭に狙いをつけながら、
一方通行は静かに語りかける。


「お前自身はプライドを守っていると
 勘違いしてるよォだが、
 それは、ただの子供の駄々と何も変わらねェ。
 それに気づかねェからお前は雑魚なンだ。
 いつまで下らねェもンに縋ってるから
 こンな風に犬死すンだよ」


引き金を引く直前、カン、と金属音が鳴り
一方通行と麦野の間に何かが投げ込まれた。


(閃光弾!?)


咄嗟に音と光を反射するも、
その代償に視界が真っ黒に染まる。

反射を解除し、咄嗟に引き金を撃つが
それは麦野に当たることなく、
中学生ぐらいの少女に当たった瞬間
銃弾は勢いを失い、地面に落ちた。

よく見ると少女のほかに麦野を庇うように、
一方通行の前に、もう二人の少女が
立ち上がっていた。

立ち上がっていた→立ちふさがっていた、です


——————————————————————



「……増援か」

「待ってください、こちらに
 戦闘意思は超ありません」

「あン?」

「交渉の時間って訳よ」


交渉———戦闘しても双方に利得が無い場合
話し合いで事を収め、痛み分けをする。

暗部でよく行われることだ。



「内容は?」

「あなたは、ここで黙って立ち去る。
 私たちはそれを追わず、麦野は瀕死の超重傷を
 負わされた、ということにする。
 超悪くない交渉だと思いますが?」


一方通行はしばらく考える。

交渉を飲みこめば、
『第四位を倒した第一位』として
能力が復活した、と暗部に誤解させることができる

交渉を蹴った場合、
当然、目の前の少女らと闘うことになる。
3人とも瞬殺こそできるが
伏兵が潜んでいるかもしれない。
使用制限は一分以内。

双方の場合を考えた結果
一方通行は答えを出した。



「ありがてェ交渉だ」


一方通行はそう言い、拳銃を捨て
その場から走り去った。

時同じくして、閃光弾でダメージを負った
麦野の五感が元に戻る。

彼女は目の前の光景を見て全てを察した。


「何のつもりだ、テメェら!
 あれじゃナメられたまんまだろォォが!」

「超冷静に考えれば分かるでしょう!
 超能力第一位で、能力無しで暗部の部隊を殲滅して
 挙句の果てには、殺しても死なない男ですよ!?
 超勝てる訳がないでしょう!?」

「んだと、テメ———」

「やめて、ふたりとも」


大声を挙げて言いあう二人を
ピンク色のジャージをきた少女が
ゆったりとした声で止めた。



大声を挙げて言いあう二人を
ピンク色のジャージをきた少女が
ゆったりとした声で止めた。


「きぬはたもふれんだも私も、
 むぎのが心配だから止めただけ」

「余計な世話だよ!
 誰がいつそんなこと頼———」

「だって、私たちは、むぎのの仲間だから。
 仲間だから守るのは当然だよ。
 それとも、むぎのにとって
 私たちは仲間じゃないの?」


「それは……」

「違うの?」


麦野を落ち着かせたのは、
自信を見つめる少女の純粋な瞳だった。

その瞳に、邪気は一切なく
心無く麦野のことを心配していた。


「チッ、はいはい。
 悪かったわよ、怒鳴ったりして」

「麦野のデレキタ!
 おいしくいただくって訳よ!」


金髪の少女が、麦野にとびかかる。
しかし、それを麦野は唯一動かせる
頭を使い、迎撃した。


「テメェは! 閃光弾を!投げる位置を!
 考えろ! 何で! 中間に! 投げんだよ!」


ゴンゴン!!と麦野が少女に頭突きをする音が
路地裏に何度も響き渡る。


「大丈夫、そんな風に調子にのって
 痛い目をみるふれんだを応援している」

「応援しないで助け……痛い、痛い!」

今日の投下はここまでです。

アイテム回なので、
一方通行は早めに退場させました。

挫折を味わい、仲間との絆を確認して強くなるむぎのん
どんどん一五巻の内容がねじ曲がっていきますね
ハッピーになるとは限りませんが

それでは次回の投下で〜

どうも、>>1です

このスレが終わるまでに
5巻の内容を終わらせたいところです

それでも今日もレッツ投下

空間掌握は夢を見た。

自分自身の体が、勝手に動き
目の前の少女を惨殺する。

行動を見る限り、『実験』の最中だった。
だが、自分の行動を合理的だとは思えなかった。

自分の体を操っている誰かが
実験をする理由が分からないまま
彼の意識は現実へと引き戻された。



八月三一日 午後二時


その時刻に空間掌握は目覚めた。

起きたばかりなのだろうか
思考がゆっくりとしか動かない。

こればかりは合理的にいくものではない。


「おおっ、人の寝顔って素直になるもんどすえー、
 ミサカはミサカは似非京都弁を使ってみたり。
 普段が無表情すぎるから、ギャップが出ていてこれまたよし、
 ってミサカはミサカはにんまりしてみたり」

「……まだいたのか貴様」



思考がもとに戻り、状況判断能力が復活すると
空間掌握は深く溜息をついた。


「おはよーございますってかこんにちはの時間なんだけど
 ってミサカミサカはぺこりと頭を下げてみたり。
 お腹が空いたので、何かご飯を作ってくれると
 幸せ指数が三〇程アップしてみたり」

「なんだその非合理的なものの合理的な数値は」


そういって、冷蔵庫を見る。
確か、買い置きの冷凍食品があったはずだ。

だが、冷蔵庫が破壊されているところを
見るともはや期待は出来ないだろう。

この蛋白質の塊を捨てよう、と空間掌握は立ち上がる。
ついでに栄養を摂取するか、と空間掌握は玄関に向かう。


「あれー? 台所はそっちじゃないよ
 ってミサカはミサカは正しい方向を
 指差してみたり」

「私は料理をしない」

「えー、そこは合理的クッキングをしようよ
 ってミサカはミサカはぶーたれてみたり」


空間掌握は無視して外に出る。
打ち止めは慌てたようにそれについていった。


———
——



「どうして起きるのが遅かったのって
 ミサカはミサカは素朴な疑問を言ってみる」


道を歩く中、少女がそんな事を聞いてきた。
普段なら無視する空間掌握だが
答えない方が疲れると思い
彼は合理的に考えて答えることにした。


「私は元々大能力者なんだ。
 それを無理に超能力にしたものだから
 その弊害で常人の二倍の睡眠時間を
 必要としなければならないんだ」


何かがおかしい、と空間掌握は思った。
自分の何かが、前提となっているものが揺らいでいる。
———そんな気がした。


「もしもし? ってミサカはミサカは確認してみる。
 何か考え事? ってミサカはミサカは
 あなたの顔を覗き込んでみる」

「……その服装で店に入れるのだろうか、
 という事を合理的に」

「もしかして、ミサカだけ拒否られた場合は———」

「私には関係ない」

「いやっほう、冷徹がデフォなのか!
 ってミサカはミサカは叫んでみたり」


一人の人間とこれ程長く話したのは
初めてだな、と空間掌握は思った。


八月三一日 午後三時 とあるファミレス


「いらっしゃいませー、二名様でよろしいですか?」


結果的に、何の問題もなく
二人は店内へと入った。

そのアルバイトの行動は合理的にも拘わらず
何故か空間掌握は違和感を抱いた。

八月三一日———その日は、学生が
部屋にこもって宿題を終わらせる日らしい。

空間掌握は宿題という物を知らないが、
毎日合理的にやれば終わるのにも拘わらず
非合理的な生活を送ってきた代償なのだろう、
全学生に喧嘩を売る感想を抱いた。


空間掌握はふと窓の外を見る。
丁度、その時通りを背を丸めながら
歩く白衣の男と目があった。


(天井亜雄、か?)


確か異様なまでに絶対能力進化計画に執着していた人間だ。

確か、宣伝披露や第二次計画は彼が発案者で
結果的に、『樹形図の設計者』で証明された、
という事を彼は知らされていた。

空間掌握という存在がその証だ。
結局、計画は途中で頓挫したが


天井は目があった事に気付くと
そのままスポーツカーに入り込み
逃げる様にその場から去った。


「何見てるの? ってミサカはミサカは聞いてみたり」

「貴様の今一番の目的は?」

「え、ご飯食べることだけどって
 ミサカはミサカは即答してみたり
 あ、これは何頼んでもいいよ君みたいな
 展開かもってミサカはミサカは期待してみたり」

「ならそれでいい」


当初の目的が完全に消えているが
空間掌握にとって、どうでもよかった。


水を運んできた店員に空間掌握は
適当に注文を言い渡す。

ふと打ち止めの方を見ると
彼女は目の下をごしごしと擦っていた。

よく見るとその体が左右に揺れている。


「ううむ、最近寝ても疲れが取れない
 ってミサカはミサカは首を傾げてみたり」

「目を擦れば、目の表面に傷がつき
 感染症にかかったりクマが出来るぞ」

「おおっ、ようやくデレがきた、
 ってミサカはミサカは歓喜してみたり」

「非合理的な行動にイラついただけだ」


本当にそれだけか、と空間掌握は思った。
そもそもイラつくという感情を抱くことがおかしい。

合理的に考えて無視するという選択が
最良のはずなのに、彼はそれを選ばなかった。

ただ、言わずにはいられなかった。

その行動の意味が、
その行動の根源となった感情が
空間掌握には理解できなかった。


「あっ、きたきたやっときたきたって
 ミサカはミサカはウェイトレスさんを指さしてみたり
 わーい、ミサカがミサカが一番乗り」


ウェイトレスが打ち止めの注文した料理を
テーブルに並べていく。

どうやら、空間掌握の分はまだ時間がかかるようだ。


「おお、あったかいご飯ってこれが初めてだったり、
 ってミサカはミサカははしゃいでみたり。
 すごいお皿からほこほこ湯気とか出てる
 ってミサカはミサカは凝視してみる」


栄養摂取において、栄養とは関係ないもので
よく喜んでいられるな、と空間掌握は思った。
もっとも、彼自身が喜んだことは一度もないのだが


そんなことを考えていると、空間掌握は気づいた。
彼女の方から何かを食べることがしないことに

料理に飛びかかる衝動を抑え、
打ち止めは行儀よく空間掌握を見ていた。


「どうした? 食べないのか?
 あんなに歓喜していたはずだが?」

「でも、誰かとご飯を食べるのも初めてだったり、
 ってミサカはミサカは答えてみたり。
 いただきまーす、っていうのを聞いたことがある
 ってミサカはミサカは思い出してみたり
 あれやってみたい、って
 ミサカはミサカは希望を言ってみたり」


本当に妹達の一人か、と空間掌握は本気で疑った。

空間掌握が今まで見てきた
合理的な人間と非合理的な人間。

彼女はそのどちらにも当てはまらなかった。

しばらく経って空間掌握の料理が運ばれた。
その時には既に打ち止めの料理からは湯気が消えていた。
それでも、彼女は笑っていた。

料理が運ばれてきた時よりも嬉しそうに

今日の投下はここまでです。

ちなみに空間掌握のスペックは
全盛期一方通行の半分以下です。

それではまた次回の投下で〜

どうも、>>1です。

今日もレッツ投下

8月31日 午後3時30分


レストランに入ってしばらく経って
空間掌握と打ち止めは食事をすることができた。

打ち止めはナイフやフォークはおろか
スプーンや箸すら使い慣れていないようで
白いご飯の上にフォークを突き刺している。

空間掌握の場合はというと
ナイフで切るのは非合理的だと判断したのか
能力で透明な空気の刃を作り出し、肉を切り分けた。
当然、他の人間からは肉が独りでに
分裂するようにしか見えない。

二人の食事風景は傍から見ると
かなり目立つものだった。



「美味しい美味しいって、
 ミサカはミサカは評価を下してみたり」

「そんなものはどうでもいいだろう。
 美味しかろうが不味かろうが、
 栄養摂取には関係ないだろう」

「でも、美味しいものは美味しいし、
 ってミサカはミサカは満足してみたり。
 それに誰かと食べる御飯っていうのは感覚が違う物
 ってミサカはミサカは精神論を述べてみたり」


空間掌握は初めて頭を抱えた。
目の前の少女が合理的な人間か否かの判断が
どうにもつかなかった。



「貴様らがそんな感性を抱くとはな。
 単価十八万でいくらでも作れる
 蛋白質の塊のくせに」

「そんな風に考えてた時期がミサカにもあった、
 ってミサカはミサカは過去を回想してみる。
 でも、ミサカは知ったってミサカはミサカは
 違う過去を回想してみる。
 ミサカ単体の為に、命を賭して戦ってくれたり
 涙を流してくれる人がいることを知った、
 ってミサカはミサカは胸を張って宣言する。
 だからミサカは死なない、
 これ以上一人だって死んでやることはできない
 ってミサカはミサカは考えてる」


目の前の少女は、真っ直ぐと空間掌握を見た。


それは一つの宣告。
空間掌握のやってきたことを許さないという、
一生あの時のことを忘れないという、恨みの宣告。

だが、空間掌握に動揺は一切なかった。
正確に言えば、動揺するだけの感性が彼には無かった。


「それで、私に謝罪しろとでも?
 残念だが、私にそうする気は微塵もない。
 報復したければ、好きにすればいい。
 貴様らなら殺しても問題ないだろう」



こうでも言えば帰るだろう、と空間掌握は思った。

言っていることは、本音のはずだ。
彼にしてみれば、合理的に実験をしただけで
罪の意識は微塵もなかった。

それなのに、空間掌握の胸が痛んだ。
肉体的ではなく、精神的に
チクリ、と刺すように痛んだ。



(何故だ、私は間違ってない。
 間違っていないはず……なのに)


合理的に考えてきた空間掌握にとって
それは未知なる非合理的なものだった。

好奇心を持ち合わせていない彼は
代わりに気味の悪さを抱いた。

ふと打ち止めの方を見ると
彼女は空間掌握を見ていた。

その目は、恨みの感情など微塵もなかった。
憐れむようにジッと空間掌握を見ていた。



「何だ、その目は」

「確かに、あなたはミサカ達を殺した
 ってミサカはミサカは事実を述べてみる。
 でも、殺す側と殺される側という違いを除いて
 あなたも実験に機械のように利用されただけ
 ってミサカはミサカは違う事実を述べてみる」


打ち止めはそう言った。
空間掌握に同情するようにとてもやわらかい声で
その事が何故か空間掌握をイライラさせていた。


「まったくもって、合理的ではないな。
 殺す側と殺される側という違いは決定的なものだ。
 貴様らからしてみれば私は憎き大量虐殺者だろう」


自分の口から出てくる言葉が非合理的なものだと感じても
空間掌握は何故か正論のように感じた。


「ミサカ達があの時、自分たちの価値に気が付けなかったように
 あなたもミサカ達の価値に気が付けなかった、
 ってミサカはミサカは過去を振り返ってみる」

「私は今でも、貴様らの事を———」

「あなただけなんだよ」



その先の言葉は十分わかっているのだろうか、
打ち止めは空間掌握の言葉を遮った。


「『実験』は凍結されて、ミサカ達の安全は保障された。
 お姉様も実験を止めてくれた二人も日常に帰っている
 そんな中で、あなただけが救われてない、
 ってミサカはミサカは現状を見つめてみる」

「では、お前は研究員も救うのか?
 所詮、私は加害者側だ。
 貴様らに救われる覚えはない」




そう、何をどういったところで空間掌握は
妹達を容赦なく殺した。

例え、『死にたくない』という声を聞いたとしても
きっと構わず殺していただろう。


「そう、あなたを加害者にして糾弾しても、
 誰も蔑まないし、疑問に思わない、
 ってミサカはミサカは予測してみたり。
 でも、本当にそれでいいのかな、
 ってミ、サカは……ミサ、カは
 疑、……問を抱い……てみ……」


言葉は最後まで続かず、
ごとん、という鈍い音が響く。

見ると、打ち止めはテーブルに突っ伏していた。
眠いとか疲れているとかそんな次元ではなく
彼女の身体からは全身の力が抜けきっていた。

空間掌握は思い出す。

彼女は『未完成』だと、
その為に研究所とコンタクトを
取りたがっていたことを

それはきっとこうなることを
防ぐ為だったのだろうか。


「おい」

「———————ん、なになになんなの
 ってミサカはミサカは訊ねてみたり」


反応が返ってくるまでに3秒の空白が生じた。
それでも、少女は笑っていた。
今にも死にそうな程辛い声を出しながら
空間掌握に笑いかけていた。

空間掌握の顔に変化は一切ない。
打ち止めの様子をしばらく見つめた後
彼は無言で席を立った。



打ち止めは倒れたまま、
視線を空間掌握に向ける。


「あれ、どっか行っちゃうの?
 ってミサカはミサカは訪ねてみる。
 まだ、ご飯残っているのに」

「……食欲がなくなった。
 今、食べるのは合理的では無い」

「そっか……ごちそうさまっていうのも言ってみたかった
 ってミサカはミサカは溜息をついてみる」

「それはすまなかったな」


空間掌握は伝票を掴み、その場から立ち去った。
打ち止めを残して



———
——

8月31日 午後5時30分



寮に帰る途中だった、と空間掌握は思案する。
だが、行きついたのは空間掌握の寮ではなく
巨大な立体駐車場のような外観をした
とある研究所の前だった。

絶対能力進化計画の本拠地である
この研究所なら、培養液があるだろう。

そして、それさえあれば打ち止めは助かる。

空間掌握は自分の行動が理解できなかった。
それでも、彼は研究所の前まで歩く。


ドアには電子ロックが掛かっていた。
だが、空間掌握はそれを蹴り破った。
IDを使うことも、電気を使うことも考えず

研究所内を進んでいくと、
『計算室』と書かれた札と
その下に入り口となる扉があった。

空間掌握はノックもせずにそのドアを開ける。
鍵はかかっていなかった。
掛かっていたとしても、彼の能力の前では無意味なのだが


ドアを開けると、そこは不気味な空間だった。

窓の無い部屋をモニタの光が照らし
冷却用のファンがの音が室内を満たす中
椅子ではなくテーブルにに座り、蛇のように吐き出され、
床が見えなくなる程埋め尽くされたデータ用紙に
一人黙々と赤ペンでしるしをつけている女がいた。


「うん? あら、空間掌握じゃない。
 ということはそろそろ私も粛清されるのかしら?」


芳川桔梗。
絶対能力進化計画に携わっていた研究者の一人だ。


「そんな命令は出ていない。
 それよりも、妹達の検体調整用の
 マニュアルと設備一式をよこせ。
 理由は聞くな、ただし逆らえば殺す」


その言葉に芳川は驚いた顔をした。


「少し待ちなさいな、どうして君が知ってるのかしら?
 私ですらも、3時間前にやっと気づいたというのに」

「何?」

「だから、これの事でしょうに」


———
——


話は空間掌握が思ったよりも複雑だった。

打ち止めは、妹達の制御役で
未完成なのは、作為的なものらしい。

そして、どうやら天井亜雄という男が
打ち止めにウイルスを仕掛けたらしい。

ウイルスは発動すれば、打ち止めを介して
ミサカネットワークに蔓延して、
妹達が暴走し、人間に対し無差別攻撃をするらしい


当然、その事は学園都市はおろか
世界にとっても、大きな影響をもたらす。

当然、是が非でも捜索しなければならないのだが
事が事だけに、警備員や風紀委員は頼れない。
そして、代わりの猟犬部隊は、
一方通行によって殲滅されている。

皮肉なものだな、と空間掌握は思った。


「だが、することに変わりはないのだろう?」

「まあ、落ち着きなさいな。
 君に出来ることは二つ。
 一つは天井亜雄を捉え、ウイルスの仕組みを吐かせること
 もう一つはウイルスを抱えた最終信号を保護すること。
 どちらか、好きな方を合理的に選びなさいな」


そういって、空間掌握に二つの封筒が提示される。

左の封筒は、天井亜雄捕縛に役立つ資料
右の封筒は、感染前のデータスティックと
それを読み込むための電子ブックだ。


空間掌握は躊躇なく、右の封筒を手に取った。


「時間が無い、私は自身の目的を果たそう。
 ただし、その分、貴様にも働いてもらおう」

「ええ、あの子の肉体の調整なら任せなさいな」


そして、空間掌握はそのまま
研究所を立ち去った。



———
——


誰もいなかった研究所で一人、
芳川桔梗は溜息をついた。

彼女は甘い人間であって
優しい人間ではない。

例えば、雨の日に濡れている子犬がいたとして
『かわいそう』とは思えても
『拾ってあげよう』とは思えない。

妹達の時だって、
顔を区別しようとしたり、
人間らしい名前をつけようとしたのだが、
最終的に実験を止めようとは思わなかった。


常にリスクとチャンスを天秤にかける。
それが彼女の思考パターンだった。
そんな風に考えて、人生に見切りをつけていた
彼女だが、あるものを目撃した。

空間掌握が合理的思考から抜け出す瞬間を

全ての感情をリセットされ、
合理的思考を詰め込まれたにも拘わらず
彼はそれをかなぐり捨てた。

そうまでしても、打ち止めを救おうとした。
単価18万円の蛋白質の塊と呼んでいた少女を


普通に考えて、それは有り得ない事だった。
そうさせない為に、研究員は全力を尽くしたのだ。

それでも、空間掌握はそれに打ち勝った。
その事実が芳川桔梗という人間を変えつつあった。


「さて、わたしもわたしで自分を壊す時がやってきたのかしらね」


彼女もまた前を向くことを決意した。
嫌いな自分を殺す為に


———
——


轟!!!と空間が揺れ、
辺り一帯に衝撃がまき散らされた。

どよめく人々を無視して
音速を超えて進む者がいた。

空間掌握———そう呼ばれた人物には
人間としての名が無かった。

そして、回想すべき過去もない。


気付いた時には、能力を手に入れ
気付いた時には、合理的に考えるようになった。

誰もが彼の事を道具として扱い
もしくは、敵として認識した。

その事に何の疑問も、憤りも、哀しみも湧かなかった。
それは幸か不幸か、それは誰にも分からない。
そんな彼にとって、世界は錆びついていた。

しかし、小さな少女に人間として認めてもらった時
空間掌握は自分の中の感情が動くのを感じた。
錆びついていた世界が動き出すのを感じた。

彼は向かう、少女と別れたファミレスへ






彼は理解できない。
———自分が何故こんなにも必死になっているのかを





彼は覚えている
———自分は少女とよく似た顔の少女を殺した事を

今日の投下はここまでです。

次回の投下は皆さんの予想展開を
良い意味で裏切れることを祈っています。

それでは次回の投下で〜


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  < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
   ∧_∧     ∧_∧     ∧_∧ 
  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)    / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)



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  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)    / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  / ~つと)     / ~つと)    / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)    / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
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  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)



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  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ
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  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
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  < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
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  < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)    / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ
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  < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
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  < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
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  < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)    / ~つと)
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  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)



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  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)    / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  / ~つと)     / ~つと)    / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)    / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
   ∧_∧     ∧_∧     ∧_∧ 
  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)    / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
   ∧_∧     ∧_∧     ∧_∧ 
  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
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  < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
  ∧_∧      ∧_∧      ∧_∧
  < `∀´>ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)    / ~つと)
   ∧_∧      ∧_∧     ∧_∧
  < `∀´ >ネトウヨ <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)
   ∧_∧     ∧_∧     ∧_∧ 
  <`∀´ >ネトウヨ < `∀´ >ネトウヨ < `∀´>ネトウヨ
  / ~つと)     / ~つと)     / ~つと)




 >>1

            ヲ

            迎

            エ

            ニ               _

                            //^7\
            来              /|| //\.、
                          //||//:::::::::\.、

            マ            〈/ ||/:::::::::::::::::\.、

                          / ||:::::::::::::::::::::::::ヽ.、
            シ            ,/ /\ :::::::::::::::::::::ヽ:、
                         / /  \ :::::::::::::::::::|:|
            タ           / /    \ ::::::::::::::|:|

                        / /      ヽ :::::::::::|:|
           /⌒\        / /        | :::::::::::|:|
         /     \      / /        | ::::::::::|:|
         /__    \    / /         | :::::::::|:|
        /ノ v \     )   ./ /          | :::::::::|:|
        |ζ) (_ヽヽ   ム  / /          | :::::::://

        λヘ´`,イ|:) //⌒,/ /           | :::::://
       /λ.|三-'////   / /\          | :::://
       | | \─/ /    / /  \        ./ :://
      / |   У  /  | 彡ミ、   λ       / ./
      /       /  / 彡ミ、|     |      //
     /      /  / / /:::λ\  ト、

     /          / / /|::::::::| λ  | \
    /         / / / .|::::::::|    |  \
    /    | \_/  / /  |::::::::|    |  \_>
   /    〉 _    / /  |::::::::v   |   \

   |  (三7   ̄7≦彡ミ  λ::::V   ,ノ     \_
   |  ム:::/    |:ミ彡ミ / 从V    /        /
   |  |:::::ハ    |/ /  /  |     ,/       /
   |   V     / /  |   \_,ノ      /
   λ       ,/ /   |  /          /
    \      / /   /  ,|          /
     \    / / _/   |         ノ
      |\_/ /      /        /

      /   ,/ /      /       /
    /   / /     /       /
    \ /' / /    /        /

     У / /   ̄ ̄         /
      \/ /              /
       / /              /
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       (.ヽ \_;::::::::::::::::::ヽ;:..  \   |::::::::::::;;;/彡////',::::::::::::::::::::/  ⌒)
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      _,,,ヽヽ     `ヽ、::::::::`:、  \ヽーー'/    /::::::::::::::/        ⌒)
    _,r'"  ヽ        ` 、::::::|ヽ、   ̄ ̄   _/::::::::::::::::::/           ノ
  / `ヽ、 ゙、           `;:::|  \____/  ::::::::::::::::/          /|
  /    ヽ  `ヽ、    ◎  |:|ヽ          /::::::::::::::::l          / /
 /      ヽ   `ヽ、  o  .|| ヽ        / :::::::::::/ 〇     __//
 |       ヽ.    | o 。 ゚ 。|  ヽ,     _,/   ::::::/ ◎     /  /"ヽ
 ',       l.    | o o ◎ |    ヽ、___,;r'"      ::/   ◎   / ./   |
  ',       `ヽ、  | 。◎  o |   __/\-ーーーー/        //     |
  ',         ヽ |  〇 ◎゚ |-ー''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::/  o o  /::、      |
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  |    _,;-ーー┤ o o o  |   ::::::::;:::::::::::.  /。゚ o 。  o  |_     /|
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  |/  ',o ゚ o 。 /。◎ o〇 0 。 .| ::::::::::;:::::::::::/◎◎ o 〇o Q | ゚。 oヽ、 |
     ハ 。 ゚o゚/。゚o o  O o .| :::::::::::;:::::::::/ ゚ 〇 ◎  O ゚ o / o / \|
     / ', o ゚/。o o o ゚ ◎ o.|.::::::::::;::::::::/o ゚。゚。 0 ゚ ◎ ゚。 |◎ /ー-ー"
    /   ', 。|゚ 。 o ゚ O ◎ ゚ 。|:::::::::ハ:::::/ ゚ 。 ◎ 0 ◎ o ゚ |。/

蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醴蠶蠶蠶醴體髏髏蠶醯醴蠶醴髏蠶醴醴醴醴髏蠶蠶蠶蠶蠶醴醴醴醴髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶鬮諄醴蠶蠶躔霾醴醴蠶蠶蠶醴醴髏驩醴醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶醴醴醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶醴蠶幽繹蠶醴雖雁聴隅醴蠶蠶醴羈贍貔躍醴蠶蠶髏髏蠶髏醴醴醴醴醴醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶髏蠶蠶髏蠶軅體詣觀召・召状隅醴羇剤錐鋸醯艪蠶髏歡笵髏醴醴醴醴醴醴醴醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
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  / ____ \
 / | / \| ヽ
 |_|ー〇-〇-|_|

  (6   つ |
  |     | 
  |    ̄ ノ
  |  | ̄


今まで荒らしてごめんなさい・・・反省してます・・・




















 
 な  ___
ぁ訳 /     \
ぁな/        \
ぁい7 _|_|_|_|_j   丶

ぁじ/ ノ   ヽ|    丶
ぁゃ>—( 。)-( 。)|   ハ
んぁ>  ⌒ ハ⌒ | /
!ぁ> _ノ_(U)ヽ|/

 _ゝ |エエエエフ||

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√\  丶丶ェイ/
  \ `ー—/


どうも、>>1です。

それでは今日もレッツ投下

8月31日 6時40分 とあるファミレス


走り続け、ようやく空間掌握はファミレスにたどり着いた。

本当は、もっと早く着く予定だったのだが
途中、警備員の姿を見つけた為
音速での移動を断念したのだ。

どうやら、何者かが学園都市のセキュルティを
突破し、中に侵入したようだ。

天井亜雄の仕業か、と一瞬空間掌握は考えたが
ひとまず打ち止めの方を先決と考え
保留することにした。


ファミレスの中は、昼間とは別世界のようだった。

ファミレスの一角がテロでも起きたかのように破壊され、
未だに平穏は取り戻せない店内は騒然としていた。

そして、周囲を見渡しても打ち止めの姿は見えなかった。
空間掌握は、情報を収集するために
一人のウェイトレスに話しかけた。


「おい」

「え、あ、は、はい。いらっしゃ———」

「私は客ではない。人を探している。
 空色の毛布を頭から被った一〇歳程度の子供だ。
 三時ぐらいに私ときたはずだ」

「えーっと……」


小柄で中学生にも間違えられそうなウェイトレスは
空間掌握の感情の無い声に驚きながらも
慌てて何かを思い出したように言った。


「あ、そうです。四時ごろぐらいでしょうか、
 白衣をきたお客様が身内だとおっしゃっていたので
 お引渡ししたのですが……」


少女がそこまで喋った時には
目の前に誰もいなかった。


———
——



『何ですって? 天井が最終信号を連れいった?』

「聞いた話だ、確証はない。
 ただし、可能性はかなり高いだろう
 それで、貴様はどう思う?」


天井亜雄は学園都市を敵に回した身だ。
ならば、学園都市から離れるはずだ。
いつまでも留まっているのは
非合理的にも程がある。



『天井を学園都市に留まらせる何かがあるのかしら?
 まあ、今はどうだっていいけど』

「それよりも、学園都市の警備がいつになく
 厳戒態勢になっているが?」

『ええ、昼間にいくつか騒ぎがあってね。
 そのおかげで彼は今、学園都市の外どころか
 一学区からも出られないわ』

「ならば、最も可能性が高いのは———」


空間掌握は一つの建物の名前を告げた。
芳川桔梗は驚いたように声をあげた。 



『ちょっと、待ちなさい。
 確かに天井亜雄はそこには一度も近づいてないわね。
 彼なら真っ先に向かいそうなのに』

「だからこそ、だろう。
 だが、人間は追い詰められたとき
 合理的な判断を出来なくなる」


そういって、空間掌握は再び走り出した。
かつて、超能力者『超電磁砲』の量産型能力者の
開発を行っていた施設だった。


———
——

八月三十一日 午後八時三十分 とある研究所跡地


「見つけた」


ある研究所跡地の側にとめてある
一台のスポーツカーを空間掌握が視認するのと、
車のエンジンが吹き込まれ始めるのは同時の出来事だった。

だが、空間掌握は動じない。

空間掌握は何かを握るように、
手を半分ほど開きながら腕を振り上げた。


握られているのは空気の槍。

分子間力を限界まで高めたその槍は
戦闘機の装甲すら軽々と突き破る。

やがて、車が走り始める。
空間掌握はゆっくりとその姿を見据え、
天井の車のホイールを空気の槍で打ち抜いた。

シュゥウウ、とホイールから空気が抜け
バランスの崩した車は速度を失くし半回転する。

メキッ、と音と共に空間掌握はボンネットの上に飛び乗った。
車体は軽く歪み、フロントガラスが亀裂が入る程度で済んだものの
ホイールが卵型に歪んで、泥除けに食い込んでいる。
もう走行するのは不可能だろう。

その事に気が付かない天井は、
アクセルを鬼の形相で踏み続ける。



「醜いな、今まで見てきた非合理的な人間の誰よりも」


バリバリッ!とフレームが歪んだ屋根を
空間掌握は一気に絆創膏を剥がすように毟り取った。

そのまま、空間掌握は天井の服を掴み、
思いっきり振り上げ、そのまま勢いよく
地面に叩きつけた。

グシャッ、と骨が折れることがしたが
空間掌握は気にせずそこから飛び降りると
助手席の側に近い道路に着地した。

打ち止めに怪我がないのを確認すると
携帯電話を取りだした


「芳川桔梗か、打ち止めを保護した」



———
——


「生体数値が絶望的な数値を示しているが
 大丈夫なのか、これは?」

『今、培養液と学習装置を積んでそっちに向かってるわ。
 その方が合理的でしょうし、
 逃げようとしたら補足して頂戴ね』


よって、今の状況で空間掌握に出来ることは待つことだけだった。
その事が無性に彼を苛立たせていた。


天井亜雄の身体でも切り刻んでおこうか、と考えたとき
打ち止めの絶叫が響いた。


「       !」


どこの世界でもない言葉が
打ち止めの口から大音量で奏でられる。

華奢な体が打ち上げられた魚の様に暴れ回る。
ギシギシと骨や筋肉がきしむ音が鈍く響く。

それに反して、少女の顔は歓喜に満ちていた。
———激痛に耐えるよう涙をにじませた目を除いて

その声は電話の向こうへと届いているだろう。
芳川のうろたえる声が聞こえる。


瞬間、空間掌握は全てを悟った。

ウイルスコードが起動した、と
予め知りえた時刻はダミーだったのだ。

ノートパソコンのモニタの中で、
警告文が暴れ回るように増加する。

BC稼働率———脳細胞の稼働率を示す数値が
急上昇し、一〇〇%を超えても上昇する。

やがて、BC稼働率さえも警告文に埋め尽くされる。


『聞きなさい、空間掌握。
 まだ、手はあるわ』

「……まだ手があるのか!?」

『ウイルスコードを上位命令文に書き換える期間があるの。
 その期間は僅か一〇分。
 その間に、その子を殺しなさい』


空間掌握は硬直した。
だが、それは僅かな時間だった。


5秒の空白の後に、空間掌握の手に空気の槍が形成される。

後は、少女の体を貫くだけでいい。
戦闘機の装甲すらも敗れるのだから、
貫けないはずがない。



「これは……合理的な選択だ」


空間掌握の口から、思考が漏れる、
その声は自分に言い聞かせるようだった。


「私は……間違っていない」


空間掌握の腕が振り上げられる。
車のホイールを貫いた時のように


「たかが……一体のクローンだろう……、
 単価十八万円の蛋白質の、塊……」



だが、空気の槍は振り下ろされない。

何故だろうか、と空間掌握は微かに思う。
蛋白質の塊のはずの彼女はこんなにも愛おしく
錆びついていた世界は何よりも輝いていた。


「くそ……」


今まで決して叫んだことのない空間掌握の口から
心の底からの絶叫が奏でられる


「くっそォォォおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」


空気の槍が放たれ、直撃した部分を貫いた。


———地面を覆うアスファルトの一部分を


殺す、という合理的選択が取り上げられた瞬間
合理的な怪物が合理的ではなくなった瞬間

彼は、新たな選択肢を獲得した。


『いいから、はやく殺しなさい!
 時間が———』

「黙れ! 私は、超能力者だ! 空間掌握だ!
 たった一人で世界を掌握することだって出来る!
 貴様らみたいなカスどもに、指図される覚えはない!」


空間掌握は電話を放り棄て、
封筒をビリビリに破くとデータスティックを取り出した。
感染前の打ち止めの人格データだ。
それを使い、打ち止めの脳の異常なデータを洗い出し
正常なデータを上書きすれば打ち止めは助かる。

彼は、データスティックを電子ブックに差し込まず
能力を使い中身のデータを直接、自分の脳内に詰め込んだ。


「がっ、は……」


直後、ハンマーで頭を殴られたような頭痛と
強烈な吐き気が空間掌握を襲う。

だが、それでも空間掌握は立ち止まらない。
空間掌握は打ち止めの頭を掴み、
生体電気を掌握した右手で
打ち止めの脳内構造を掌握する。

打ち止めの脳内の構造を暴き、
データスティックとの相違点を洗い出し
異常なデータを正常なデータに書き換える。


本来、空間掌握の演算能力ではそれは不可能なことだ。
空間掌握の性能は一方通行の劣化版に過ぎない。
だからこそ、彼は文字通り自分を犠牲にした。

瞬間、空間掌握の五感がすべて消え去った。
そして、体の動きが停止した。

空間掌握は、自らの生命維持に必要な脳の活動を停止させ
その分を演算に生かすことで、
爆発的に演算能力を高めていた。



電話の向こうから芳川の声が響く。

やがて、打ち止めの言葉が意味不明の言語から
日本語へと変換されていく。

防御能力を発動していない為、
空間掌握の体に不快な汗がまとわりつく。

だが、それも空間掌握には一切届かない。
今の彼は人体学的に『死んでいる』と言っても過言ではない。

それでも彼は生きている
———打ち止めを救う為だけに



瞬間、ズガン!という銃声と同時に
空間掌握の体が再起動する。


(何が……)


急に回復したことによって、体に負荷が掛かったせいか
まるで心臓が口から出そうな感覚が空間掌握を襲う。


取り戻した痛覚は、左肩に激痛を
取り戻した視覚は、自身に向けられた拳銃を
取り戻した聴覚は、天井亜雄の震える声を
取り戻した嗅覚は、硝煙の匂いを
取り戻した味覚は、血の味を

空間掌握の脳に正確に伝達した。


「あぐァ、ぐがぎィ」


内部から広がるように拡散する痛みが
集中力を低下させ、演算効率を下げた。

急所は外れている。
今からでも、ウイルスコードを削除するのを中断すれば
銃弾を防ぐことも、止血することも出来る。

そして、彼は選択した。



自らの肉体を再び仮死状態にすることを

残りコード数は残りわずか。
彼は、まさしく全身全霊で仕上げにかかる。

そして

銃声が何度も響き、銃弾が空間掌握の体を貫いた。


———
——



「やった? ははは、やった、ぞ。
 はははは! 私は生きている!」


天井亜雄は心から歓喜した。
何故、空間掌握が防御にでなかったか
そんな事は彼にとってはどうでもいい。

何であれ、銃弾は空間掌握の体を貫いた。
しかも、貫いたのは普通の弾丸ではない。


衝槍弾頭

現在対暴走能力者用に開発が進められている特殊弾頭であり
表面に特殊な溝を刻む事で、銃弾をなぞるように迫る
『衝撃波の槍』を生成し、破壊力を何倍も増幅させている。

弾丸が空気との摩擦で発生する熱で溝は消滅する為
敵対組織に回収されても仕組みを解析させないという利点もある。



「そうだ、最終信号は、ウイルスコードは!?」


慌てたように助手席で寝かされている少女を見る。


「Error.Break_code_No000001_to_No357081.
 不正な処理により、上位命令文は中止されました。
 通常記述に従い検体番号二〇〇〇一号は再覚醒します」


天井の全身の水分が、汗となって噴き出す。

それは通告だった。
天井亜雄の人生の終わりを告げる

敵対組織と学園都市に板挟みにされた彼に
もう希望など微塵も残っていない

震える体で、数歩下がると天井は絶叫する。


「は、はは。ぅ、う、うォォォおおおおおおおおおおお
 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」


錯乱し、天井は打ち止めに向けて拳銃を向ける。
引き金を指に掛けた瞬間、

空間掌握が立ち上がった。



「させるはずがないだろう!」


瞬間、空気の刃が天井の手首を切断した。
持ち主を失った手は、拳銃を握ったまま
五メートル先の道端に落ちた。


「ァァァあああああああああああ!!!」


手を失った腕から滝の様に血が流れる。

痛みよりも、『手を失った』という事実が
天井を精神的に追い詰め、
気を抜けばショック死しそうだった。



(何故だ、どういう理屈で生きている!?)


天井の銃弾は、空間掌握に大打撃を与えていた。
しかし、どれも急所は外されて居る為
致命傷には繋がらなかった。

それでも、ショックで意識を失ってないのが
おかしいのだが、そこは彼の精神力といったところだろうか


その光景は、天井亜雄に壮大な恐怖を与えていた。
一人の人間との対峙にしては、
それはあまりにもスケールが大きすぎた。

唯一、残された左手で天井は予備の拳銃を引き抜く。
利き腕でない上に、精神的に追い詰められていたこともあって
天井の左手は不自然に震えていた。

絶対的不利と知りながら、もしくは知ったからこそだろうか
天井は、ヤケクソになるように言う


「ハハッ、何をしているつもりなのだ?
 自分のしたことを覚えてないのか?」

「確かに、私の行動はまったくもって合理的ではない。
 私は二一人の妹達を殺したし、
 打ち止めにしたってボタン一つで替えが効く
 蛋白質の塊に過ぎない」



語られる言葉は少し前の空間掌握の本心だった。
彼は自らの鎖を全て断ち切るように言う。


「だから?」


空間掌握は歩き出す。
全身から血を流しながらも


「それは、こいつを見捨てる理由はならない!
 なってたまるものか!」




もう一度、空気の刃を生み出そうとして
空間掌握はあることに