一方通行「審神者ァ?」 (32)







その壱






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一方通行「……」

打ち止め「わーい!巫女さんみたいな服を着た貴方も素敵よってミサカはミサカは喜んでみたり!」

一方通行「……巫女じゃねーよ。あれだァ、神衣、神事……ってか」

番外個体「ま、何にせよ馬子にも衣装?……七五三?」ぷーくく



バードウェイ「……よし、待たせたな一方通行。今から始めるぞ」

一方通行「……ここまで来ておいて何だが、成功すんのかコレ」

バードウェイ「なに、お前は悪魔で回路の繋ぎに過ぎない
実質的に力を集約、使役するのは私だからな
お前は借り物という訳だ

実際に九十九に指示するのはお前だがな」

一方通行「はァ?聞いてねェぞ」

バードウェイ「私は私でやることが多いんだ
軍の指揮ぐらいこなしてみせろ」

一方通行「……面倒押し付けやがって」

打ち止め「短冊みたいね!ってミサカはミサカは遊んでみたり!」

一方通行「あー、触んじゃねェよ。貸しやがれ」

打ち止め「ぶー」

一方通行「このワサワサしたのを振りゃいいのか」

バードウェイ「そうだな。この刀の前に座ってくれ」

一方通行「ところでよォ」

バードウェイ「うん?」

一方通行「その神ってのは――どういう姿で現れるもんなんだ
そこも聞いてねェぞ」

バードウェイ「そうだな、多くは――」






バードウェイ「男だ。そいつらは――刀剣男士と呼ばれている」




一方通行「……(刀が光始めたか)」

バードウェイ「……ほら、おいでなすったぞ。それを構えて振れ」

番外個体「ふーん。イケメンだったらどうする?」

打ち止め「貴方以上にイケメンは居ないから安心よっ!てミサカはミサ――」

一方通行「だァ、うっせェぞお前ら!」




「いきなり騒がしくなぁい?
久しぶりに起きたにしては、いい目覚ましって感じだけど」

一方通行「……んァ?」






加州清光「俺、加州清光。河の下の子、河原の子ってね
可愛くしてるから、大事にしてね?」




一方通行「……おい、女男が出たぞ」

清光「えっひど」

こんな感じで。刀剣×禁書
新約は7巻あたりで止まってます、すみません
ぼちぼち投下





ほんの、数刻前






バードウェイ「歴史修正主義者、というのは知ってるか?」



一方通行「……」

上条「へ?」

浜面「……(狼狽える)」

バードウェイ「ま、知らないだろうな」

上条「……魔術用語か何かでせうか……」

バードウェイ「如何にも。昨今出て来たとされる、新手の魔術結社みたいなもんだ
多くは武者だのの格好をしている奴等で――そうだな、日本で言うところの陰陽道というやつか」

バードウェイ「この頃やたらめったら日本中に現れていてな?
――名の通り、『日本の歴史を修正する』活動をしている、傍迷惑な困ったさんだ」

上条「……まてまて」

バードウェイ「どうした少年よ」

上条「歴史を修正?どういうことだよ
連中タイムスリップでもしてるってか?」

浜面「魔術で出来んのか?」

上条「で、出来るか分からねぇけど」

バードウェイ「ああ、あいつらは出来てるんだな、これが」

上条「え」

バードウェイ「そうだな、タイムスリップした上でやってる事は――

例えば、オダノブナガが焼き討ちに合わずに生還するように仕向ける、だとか」

一方通行「無茶苦茶だなァ、おい」

上条「で、でもよ……その話するって事は
そいつらを俺たちが止めに行くパターンってやつで……?」

バードウェイ「そうだな。察しが早いのは良いことだ」

浜面「えぇえ」

バードウェイ「実際問題困っているんだよ
私達魔術結社には、歴史の偉人の魂や魔術をよりしろとする連中も多い
そのように勝手なことをされては、こっちも商売上がったりなんだ」

一方通行「じゃあこいつか」

浜面「そ、そうだな!」

上条「えっ、俺なの!?」

一方通行「こういうのはお前がワンパンするパターンだろ」

浜面「そうそう!タイムスリップなんて楽しそうだぞ大将~」

上条「えええぇえええ!!」


バードウェイ「いや、今回の仕事は一方通行が適任だ」


一方通行「え」

一方通行「俺魔術使えねェぞ」

バードウェイ「まあ待て、順を追って説明する」

上条(よっしゃ)

バードウェイ「あいつらがタイムスリップするとなると、こっちも時空間に介入する魔術を使わなければならない訳だ」

一方通行「おゥ」

バードウェイ「実際問題、それは方法が一つしかない
一つしかない訳ではないが――より手っ取り早い方法が、それしかない

単刀直入に言うと、歴史修正主義者は、神にしか倒せないんだよ」

上条「……話がおっきくなってきたな」

バードウェイ「言うなれば九十九神、という奴だ
古いものに神様が宿るのは、お前たちも知っているだろう?」

浜面「あー、絵本とかで見たなぁ」

バードウェイ「歴史修正主義者。こいつらは何故か史実で死んでいった偉人というのに執着している
ならその時代に飛べば、無論、すぐに会う事は出来るだろう?

だがな、ただ倒しに行こうとすると、姿を隠してしまうんだ。これが……
連中も頭が回るみたいでな。過去に数人の魔術師が向かったんだが、ドンパチすらさせてくれない

これじゃ、ただのかくれんぼだ」

バードウェイ「そこで私は考えた。そういう奴等は、より思念のこもったもの
例えば、正史に基づいて残された『遺品』を餌にしてみたら、連中もこちらに出向いてくれるんじゃなかろうか?と

更に、遺品には大抵九十九神が宿っている
そいつらの力を利用すると、大作業になる時空間移動も、かなりラク×2なのさ」

一方通行「無茶苦茶だな」

バードウェイ「まあそうだがな……で、その神を降ろす作業は私がやる
だがな、降ろすにも骨が折れる。パイプが必要なのさ」

上条「……パイプ?」

バードウェイ「そうだ。ぶっちゃけ犬でも宇宙人でも良いんだが――
魔術回路の備わっていない、神力も無い人間というのが欲しくてな?

九十九神は繊細だ。あいつらは霊力や神格はあるくせに、思念しか拠り所が無い
魔翌力を通す際に少な過ぎても霧散してしまうし、多過ぎても壊れてしまう
一度魔翌力量を、パイプを通して減らさなければならないのさ」

バードウェイ「で、だ」

上条「……そうか。俺だと右手で壊しちまうもんな……」

浜面「俺は一応条件に合ってるんじゃ……」

バードウェイ「出来ないこともないが、お前何か不安だから……」

浜面「かなしい」

バードウェイ「で、お前だ一方通行」


一方通行「待て、話をまとめるぞ」

バードウェイ「おう」

一方通行「要するに、俺が魔術のパイプだか何だかになることで、
更に俺がタイムスリップして戦うってことでいいのか?こりゃ」

バードウェイ「ああ。最悪お前は戦わなくても良いがな
九十九神が戦ってくれるし」


一方通行「絶対ェヤダ」

バードウェイ「ふむ……」

一方通行「そんな得体の知れねェもんになれるか。誰がやるか」

バードウェイ「いいのか?……あいつらの歴史修正は、もしかすれば全世界にまで及ぶかもしれないぞ」

一方通行「知ったこっちゃ……」

バードウェイ「あれらがどこまでの歴史を修正するのかも分からないんだ
脅すようで悪いが、お前がいま此処に居ること自体、無かったことにするかもしれない」

一方通行「はァ?」

バードウェイ「だって、そうだろう?今この場でお前が、お前達が歴史修正主義者のことを聞いた訳だ
だとすると、お前達の誕生すら無かったことにしようとするかもしれない
偉人の死を修正しようとする連中だ。どこの時空に飛ぶ力を持っていてもおかしくないだろう?」

一方通行「詭弁だ」

バードウェイ「詭弁結構
別に拒否しても構わないがな?」

一方通行「……」

一方通行「……分かった、もういい。やってやらァ……」

バードウェイ「そうだな、その方が助かる
――ではお前は今日から、神を使役するもの

『審神者(さにわ)』になって貰う」



一方通行「審神者ァ?」

ここまで

飯ってました
うお忘れてた……すみません
修正版投下……というよりかは、気を付けます……すみません






その弐




一方通行「で、だ」

清光「んんー?」

一方通行「なンだって俺ァ、こんな合戦場みたいなとこに来てンだァ……」

清光「それがアンタの役割だからでしょ、主
ウカウカしてると」



一方通行「……ここがホントに、昔の日本だってか……」

清光「そうそう、……維新時代の記憶だよ、主」

一方通行「で、なンつったか……カシュー?」

清光「か、しゅ、う、き、よ、み、つ!
由緒正しき新撰組、沖田君の刀だよ?それぐらい覚えといてよー」

一方通行「歴史オタクでもねェから知らねェよそンなン……」

清光「まあそうだろうけどさー……あ、ほら。敵だよ」

一方通行「ア?」

短刀「……」

清光「歴史修正主義者」

一方通行「……待て、待て待て」

清光「ん?」

一方通行「魔術がどォのっつってたからよォ、てっきり人間かと思ったら
おもっいきし、特撮にでも出るような化け物じゃねェか」

清光「え?そうだけど……」

一方通行「……あの女、完全に説明不足じゃねェか
あれか?化け物を使役してるのが実は人間とか、そういうアレか?」

清光「詳しくは俺だってわかんないよー。……
もー、さっさと倒した方がよくない?」

一方通行「……まァさっさと倒しちまえ」

清光「うん。じゃあ、いっくよー!
偵察は苦手だけど、ねっ!」

一方通行「……」



清光「よ、それ」

短刀「!!」

清光「当たらないよっと」

一方通行「ほーン。出てくる敵薙ぎ倒してるじゃねェか」

清光「当たり前だってー。このくらいなら余裕だし」

一方通行「……何だかんだで一区切りつきそうだな」

一方通行「よし、じゃァ行くか」

清光「うん!……ところでさぁ」

一方通行「ァア?」

清光「あそこに誰か倒れてるんだけど」



薬研「いってて」



一方通行「無視しろ」

清光「えー……」

薬研「おいおい」

一旦ここまで

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