モバP「アニメ化したし、適当にアイドルと接する」 (48)

ガチャッ

卯月「おはようございます!」

P「ん?あぁなんでもしまむらじゃないか」

卯月「なんでもは余計ですよ?」

P「そうか?最近どう?」

卯月「話のネタが尽きた時のテンプレート的な切り出し方ですよねそれ!?」


P「実際どうなの?」

卯月「えっ……?」

P「普通?」

卯月「普通って何なんですか!?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420989690

卯月「毎日レッスン頑張ってます!」

P「ほぉ、ならばその成果を見せてみるんだ」

卯月「わかりました!いきますよ!」

ダーンスタタタ
クルクル
スチャッ

卯月「はぁ……はぁ……どうですか!?」

TV「よーでるよーでる」

P「あはははー」

卯月「見てない!?」

P「ん?あぁ、凄かったぞ」

卯月「感想適当じゃないですか!」

P「ムーンウォークとか、凄かったな」

卯月「やってません!」

卯月「今日のプロデューサーさんはどうしちゃったんですか!?」

卯月「いつもは……」

…………
……

P「おはようございます」

P「今日は……レッスンをお願いします」

P「はい……そうです」

P「……やはり、素敵な笑顔ですね」

…………
……
卯月「って感じなのに!」

TV「げらげらぽー」

P「あはははー」

卯月「聞いてない!?」

卯月「もしかして……アニメ化したからって気を抜いてませんか?」

P「ぎくっ」

卯月「やっぱり!プロデューサーさん!」

P「い、いや、あのな?」

P「う、卯月の前だけだよ、こんな姿を見せられるのは」

卯月「えっ」ドキッ

P「長い付き合いだからな……うん、すまなかった」

P「次は無いようにするよ」

卯月「あ、あの……」

卯月「自然体でも、いいですよ?」モジモジ

P「いいのか……!?」

卯月「はい……私とプロデューサーさんの仲ですから……!」

P「ありがとう!卯月!」

P「そして数年後、俺は卯月と結婚した」

P「今では適当なことはせず、真摯につきあっている」

P「卯月との生活に不満はない。が、しいていうなら」

卯月「プロ……Pさん?」

卯月「もっと楽にしていいですよ?」

P「卯月がいろいろできちゃうせいで……仕事から帰ったら、俺がだめ人間になってしまうのは……少しだけ危惧している」



第一話「安全地帯」完

次回、第二話

幸子「フフーン!カワイイボクが来ましたよ!」

P「おはよう幸子、今日もカワイイな」

幸子「そうですよ!だからもっと……」

幸子「あの……なんで半裸なんですか」

P「あぁ、すまん」

P「全裸の方が良かったか。今脱ぐ」

幸子「わー!わー!駄目ですよ!」

P「結局服を着させられた」

幸子「それが普通ですよ!まったく、Pさんはボクがいないと駄目ですね!」

P「そうだな、よし!駄目にならないように乾布摩擦だ!」

P「そうと決まればすぐやらねば!」ヌギッ

幸子「わー!!?脱ごうとしないでください!」

P「服の上から乾布摩擦しろと言うのか?」

幸子「しないでいいです!」

P「なんで脱いじゃだめなんだ?アダムとイヴは全裸だったんだぞ」

幸子「Pさんはアダムじゃないですから!」

P「ふむ……それじゃあ」

P「幸子、お前が俺のイヴになってくれ」

幸子「えっ……」キュン

P「そして数年後、幸子と俺は結婚した」

P「最初はカワイイカワイイって言う度に赤面していたが、最近はそうでもない」

P「ただ、行為中にカワイイって言うと、真っ赤になって千切れるほど締め付けてくる」

P「ある意味、禁断の果実だったのかもしれない」

P「俺、今結構上手いことをいったんじゃないか」


第二話「デプスアミュレット」

次回第三話

この物語は
平面世界の
Pが
親愛度MAXの
アイドルに
手を
出す
物語です

平面世界-パラレルワールド-でお願いします

P「ふむ……なぁ、まゆ」

まゆ「はぁい、あなたのまゆですよぉ」

P「お前はなんで俺に好意を抱くんだ?」

まゆ「素敵な方ですから」

P「こんな……人を殺しそうな顔でもいいのか?」

まゆ「素敵なお顔ですよ?」

P「声も低いし」

まゆ「優しくて、甘い声ですよぉ」

P「……よし」

……………
…………
………

まゆ「あ、あそこにいるのはPさんですね」

まゆ「今日も素敵な後ろ姿ですねぇ」

トテトテトテ

まゆ「おはようございます、Pさん」

P「ん?」クルッ

P「やぁ、おはよう(裏声)」

まゆ「」

P「どうしたまゆ(裏声)」

P「具合でも悪いのか?(裏声)」

まゆ「い、いえ……」

まゆ(なんて応えるのが正解なんでしょうか……)

P「まゆはレッスンだったな、送っていこうか?(裏声)」

まゆ「あ、ありがとうございます」

ブウゥゥゥン

まゆ「あの……Pさぁん?」

P「なんだい(裏声)」

まゆ「もしかして、昨日あんな話をしたから、こんな喋り方なんですかぁ?」

P「い、いや、違うぞ、そんなことはない(裏声)」

P「つ、ついた、ほら降りるぞ(裏声)」

まゆ「Pさぁん?」

P「わー!なんで運転席にくるんだ!」

P「リクライニング倒さないで!わぁー!」

P「覆い被さらないで!あかん!」

まゆ「……くすっ」

まゆ「Pさん、慌てて可愛いです」

まゆ「声も戻ってますし、うふ」

まゆ「アイドルがスキャンダルを起こすのを恐れているんですよね?」

まゆ「大丈夫ですよぉ?」

まゆ「まゆは、Pさんが認めてくれるそのときまで、待ってますから♪」

まゆ「……それでは、レッスンいってきますねぇ」

P「……いったか」

P「なんてやつだ……俺のpまで虜にしていきやがった」

p「まゆ様について行きます。まぁ私の役割は突いていくことなんですが」

P「まったく……」

P「さて、区役所に行くかな」

p「賛成でやんす」

P「あのあと、すぐ結婚した」

P「もうこれ以上ない嫁さんですわ」

P「強いていうなら」

p「私は労働基準法に適用されないんか?」

P「pが過労死しかけているくらいだ」

第三話、「スピリットバリア」

次回第四話

あ、そうか……

すみませんでした、平行世界で脳内補完お願いします。

なんとなくで覚えていては駄目ですね……

P「輝子、おはよう」

輝子「フヒ……お、おはよう」

輝子「ぴ、P、あの」

P「はい、ぶなしめじ」

輝子「おぉ、おブナさま……フヒヒ」

輝子「可愛い……」ナデナデ

輝子「はっ……ち、違うぞ、P」

輝子「ぶなしめじに、気を、取られてしまった……」

輝子「あ、明日の、ライブのこと

P「はい、エリンギ」

輝子「お、おぉ……かっこいい……」

輝子「フヒ……」ナデナデ

輝子「P……!」

輝子「な、なんどいえば、わかるんだ」

輝子「明日の、ら、ライブは」

輝子「か、可愛い感じか、それとも」

輝子「ヒィヤッハァァ!」

輝子「こんな感じでやっていいのか!」

P「輝子」

P「俺は、どっちの輝子も好きだ」

輝子「す、好き……?」

P「あぁ、人見知りなとこも、可愛い表情でラブリーなポーズしてる時も、はじけてるときも」

P「全部、俺がスカウトした自慢の可愛い星輝子だ」

輝子「っ!」カァァァ

輝子「ま、まって、ずるい、ずるいぞ、P」

輝子「どっちかを、き、聞いてるのに、どっちもは、だ、だめ、ずるい」

P「どっちもやろう」

P「絶対成功するから」

…………
……

ウオォォォォォ

輝子「ら、らぶりー……」

ウヒョォォォォ

輝子「次の曲いくぜぇぇぇ!!」

輝子「ヒィヤッハァァァ!!」

ギャォォォォォ

…………
……

P「あのあと、人気に拍車がかかって、国民的トップアイドルとなった」

P「ギャップ萌の真髄のような姿に、日本のみならず、世界が沸いた」

P「輝子の歌声で、STAP細胞も見つかった」

P「輝子の笑顔で、全ての国は、兵器を捨てた」

P「輝子の存在が、世界を変えた」

P「しかし、輝子は突然アイドルをやめた」

P「そして、今では」

輝子「ぴ、P、ご飯にするか?お、お風呂にするか?」

P「俺の嫁さんだ」

P「輝子にするぞ!」

輝子「だ、だめ、きのこで、我慢してくれ」

輝子「げ、ご飯食べて、お風呂入ってから、なら」

輝子「……ぅぅ……///」カァァァ

P「幸せだぁ……」


第四話、「強制終了」完

次回、第五話

P「いや!ダメだ!」

ちひろ「なんでですか!いいじゃないですか!」

P「駄目って言ったらだめなの!」

ちひろ「ちょっとだけですよ!」

P「そのちょっとが長いんですよ!」

ちひろ「お願いしますって!」

P「いいですか?定時に帰るのは大事ですよ」

ちひろ「まだ仕事が終わってません!」

P「残業したら残業代が発生しますよ?」

ちひろ「だったら残業代なしで!」

P「はぁ!?なにいってるんですかちひろさん!」

ちひろ「だからお願いします!」

ちひろ「残業させてください!」

P「だめ!」グイッ

ちひろ「あうっ」

P「明日俺が手伝ってあげますから!」

ちひろ「い、いいんですか?」

P「もちろん」

P「妻を助けるのは、夫の役目ですよ!」

P「だから今日は一緒に帰りましょう?」

ちひろ「はい……あなた」

P「今日は肉じゃががいいなぁ」

ちひろ「しょうがないですね……スーパーに寄ってもいいですか?」

P「了解、ちひろの肉じゃがは美味しいからなぁ」

ちひろ「もう……///」



第五話、「スキルドレイン」完

短い間でしたがありがとうございました!

またそのうち何か書くのでその時はよろしくお願いします。

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