【遊戯王】主人公「世界の荒廃とか関係なくデュエル三昧です」【安価・コンマ】 (1000)


・ オリジナルの遊戯王世界で生きていくスレです。ド厨二な設定が紛れ込んでいるので注意してください

・ 登場人物等の設定・行動などを安価によって決定

・ ADVゲーム形式で進行。デュエルはセミオート。適当な状況で選択肢を提示します

・ 雑談は歓迎。荒らしはスルー



ちょっとしたルール

○ マスタールール3適用。LPは4000から開始

○デュエルは基本的にセミオート。要所で安価を提示する以外はオートで進行します

○ 主人公以外のキャラは安価と数値次第で勝敗を決定


前スレ
【遊戯王】主人公「荒れ果てた世界でデュエルする」【安価・コンマ】
【遊戯王】主人公「荒れ果てた世界でデュエルする」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414331266/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416229888

主人公のステータス


名前:安倍晴明
性別:女
年齢:15
職業:学生
特徴:腐女子で根暗。しかし、根はすごく良い子。
所持デッキ:【デッキデス】【フェンリルハンデス】(アトランティス)

※ デュエル前にデッキを選択

その他の所持カード
「ドラグニティ」

●交友関係

土御門楓:近所のカードショップ「スイッチ」のバイトさん。親しみやすい人。
好感度:15

音繰路祝呼:カードショップ「スイッチ」の常連。デキる人な外見だが、実のところ結構普通の高校生。ただしバイだとか。
好感度:8

只野一也:アポリア学園のの男子生徒。誰に対しても分け隔てなく接することのできる少年。見た目は平々凡々。
好感度:0

三善清子:大聖堂で出会った学生。鋭敏な感覚を持っているらしく、大聖堂にちょっとした疑いを持っている。
好感度:0

富津氷華:バニラアイス専門店「アイスバーン」の店長さん。オトナな女性だけどちょっとはっちゃけ気味。
好感度:3

北条昴:アポリア学園に通う同級生で寮生。外見が子供っぽいが、これでも劇団員。
好感度:0

琴吹奏:アポリア学園に通う同級生で寮生。どことなくシンパシーを感じる……
好感度:0

ミカ・アシュロン:路地裏で出会った女性。その正体については未だ分かっていない。
好感度:0

登場人物募集時のテンプレ

********
名前:
性別:
年齢:
職業:
特徴:
デッキ:
********


イベント進行に関係の無いデュエルにおける勝利ボーナス

1.「交友関係」の好感度上昇(全体・効果小)
2.「交友関係」の好感度上昇(個人・効果中)
3.カード追加(デュエル中のカードプール増)
4.ヒント提示
5.自由安価(「全て」など、バランスに関わる内容は不可)
など。

以上テンプレ
前回安価から再開しますー







晴明(アトランティスの効果は、「海」としても扱う効果……)

   (だから、レベル7で「海」に関係するこのカードとも、相性はいいはず)


晴明「……ギガ・ガガギゴをリリース、して……《海竜-ダイダロス》を、アドバンス召喚、します」


《海竜(リバイアドラゴン)-ダイダロス/Levia-dragon - Daedalus》

効果モンスター
星7/水属性/海竜族/攻2600/守1500
自分フィールド上に存在する「海」を墓地に送る事で、
このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊する。


ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


奏「わわっ……」



晴明「……ダイダロスの効果、発動します」

   「《海》扱いの、アトランティスを……墓地に送り、ダイダロス、以外のカードを……全破壊、です」

奏「え、えええと、えと、と、トラップ発動っ!」

晴明「……!」

奏「《ブレイクスルー・スキル》、で、だ、ダイダロスの効果を、終了時まで……無効にっ」


《ブレイクスルー・スキル/Breakthrough Skill》

通常罠
相手フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
また、墓地のこのカードをゲームから除外し、
相手フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手の効果モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できず、
自分のターンにのみ発動できる。


晴明(勝負はガチガチってか……!)



晴明「っ……と、だ、ダイダロス、で……そ、ソナタに攻撃、します」

奏「あうっ」 LP:2750→1850

晴明「……か、カードを、2枚セットで……ターン、エンド……です」


晴明(ぶ……ブレイクスルー・スキルって、こ、こんな時にっ!)

   (ヴェーラーくらいならありうるかも、と思ったけど……)

   (あ、で、でもそうなのか。アリアエレジーが完成しても、脅威になるモンスター効果はある)

   (戦闘破壊耐性とか……二度も使えるのなら、入れてて損は無い、のか?)

   (ど、どっちにしても、アトランティスが剥がれた! マズい……!)



奏「私の、ターンっ」 手札:1→2

  「えと……ふ、フランソワの効果で、ソナタを手札に、加えるねっ」 手札:2→3

  「そ、そのまま、ソナタを、自分の効果で、特殊召喚」

  「私の、場の天使族、も……攻守、500アップ。だよ」

《幻奏の音女ソナタ》
攻1200/守1000→攻1700/守1000

《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》
攻2300/守1700→攻2800/守1700


晴明(元の木阿弥……・!)




奏「えと。じ、自分の効果で、《幻奏の音女カノン》を、特殊召喚するよ」

《幻奏の音女カノン》
攻1400/守2000→攻1900/守2500

奏「えと、それから、《トランスターン》発動っ!」


《トランスターン/Transmodify》

通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
墓地へ送ったモンスターと種族・属性が同じで
レベルが1つ高いモンスター1体をデッキから特殊召喚する。
「トランスターン」は1ターンに1枚しか発動できない。



奏「せ、選択するのはカノン、で。カノンを墓地に送って……」

場→墓地
《幻奏の音女カノン》

奏「ひ、一つレベルが上の、《幻奏の音女エレジー》を、特殊召喚、するよっ」

デッキ→場
《幻奏の音女エレジー》


《幻奏の音女エレジー/Elegy the Melodious Diva》

効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻2000/守1200
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの特殊召喚された「幻奏」モンスターは効果では破壊されない。
(2):特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの天使族モンスターの攻撃力は300アップする。



奏「エレジーが、特殊、召喚されたから、場の、天使族の攻撃力が……300、アップするよ」

  「そ、ソナタの効果も併せて800アップだね」


《幻奏の音女ソナタ》
攻1700/守1000→攻2000

《幻奏の音姫ローリイット・フランソワ》
攻2800/守1700→攻3100

《幻奏の音女エレジー》
攻2000/守1200→攻2800/守1700


晴明(……え。こ、これ、ヤバくないか……?)

   (エレジーの効果は、幻奏モンスターの効果破壊の無効化)

   (今のフランソワはその効果から抜けてるけど……あ、アリアが蘇生でもしたらマズい!)

   (《一族の結束》並みに強化されてるのに、対象を取らない破壊以外の除去しか受け付けなくなる……!)




奏「それじゃあ、ふ、フランソワで、ダイダロスに攻撃っ」


ラァ――――――――――…

パキィン!


晴明「うぁ……」 LP:3850→3350

奏「さ、更に、ソナタでダイレクト、アタックっ!」

ァ――――――――――――…

晴明「っ……!」 LP:3350→1350

奏「こ、これで、最後……かな? エレジーで、ダイレクト、アタックを……」



ブブブブブクブクブクッ!


奏「!?」

晴明「……ば、《バブル・ブリンガー》を、発動しました……」

   「この効果で……レベル4以上の、モンスターは……直接攻撃、できません」


《バブル・ブリンガー/Bubble Bringer》

永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
レベル4以上のモンスターは直接攻撃できない。
自分のターンにフィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地へ送る事で、
自分の墓地の水属性・レベル3以下の
同名モンスター2体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。



奏「そ、それじゃあ、手札も、無いし……これで、ターンエンド、だよ」

晴明「……私のターン、です」 手札:1→2


晴明(……どうしよう。今ならまだ間に合う。対象を取る効果ではあるけど、破壊じゃないなら……)

   (手札は二枚。どっちも使える、と思う。なら、ここで……)


晴明「……モンスターと、カードをセットで……ターンエンドです」

奏「えっ、あ、じゃあ、わ、私のターンだね」 手札:0→1

  「あ……えと。じゃ、じゃあ《死者蘇生》を発動、するよ」


《死者蘇生/Monster Reborn》

通常魔法(制限カード)
自分または相手の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。


晴明「 」




奏「ぼ、墓地からアリアを蘇生するねっ」

  「これで、対象を取る効果、と。戦闘破壊が、できなくなる、よ」

《幻奏の音女アリア》
攻1600/守1200→攻2400/守1700


晴明(対策打つ前に出されたあ―――――――!)


奏「じゃあ……えと、裏守備モンスターに、ふ、フランソワで、攻撃っ」

晴明「……《ペンギン・ソルジャー》……です」


《ペンギン・ソルジャー/Penguin Soldier》

効果モンスター
星2/水属性/水族/攻 750/守 500
リバース:フィールド上のモンスターを
2体まで選択して持ち主の手札に戻す事ができる。




晴明「……せ、選択して発動する効果、なので……不発、です」

奏「じゃあ、そ、ソナタでダイレクトアタックっ」


ア――――――ア――――――↑


晴明「が、《ガード・ブロック》で、せ、戦闘ダメージを……ゼロに……!」


《ガード・ブロック/Defense Draw》

通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。


晴明「更に、カードを……1枚、ドロー」 手札:0→1



奏「じゃ、じゃあこれで、ターンエンド、かな」

晴明「……わ、私のターン。です」 手札:1→2


晴明(……ど、どうしよう……!)

   (ほとんど完全耐性って言ってもいいような状況になっちゃった……)

   (あんな性格で戦術というか使うカード滅茶苦茶エグい……!)

   (で、でも。一応効果の隙を付けば、なんとかならない……わけでもないようなそうでもないような)

   (……こ、この状況で取るべき選択肢は二つ)

   (「対象を取らない全体除去」か……「戦闘破壊せずに許容量以上のダメージを与える」、だ)

   (ど、どっちも一応方法はある。うん……ある)

   (問題は、除去を狙にはカードが足りないことと……今まで使ってたデッキの性質上、攻めに慣れてないこと)

   (……二つに一つ、だね)


1.ドローカードに賭けて、アリアとエレジーの効果に対処できる手を呼び込む
2.ここで攻撃してライフを削り切るべきだ


10分後くらいに安価取ります

選択肢


1.ドローカードに賭けて、アリアとエレジーの効果に対処できる手を呼び込む

2.ここで攻撃してライフを削り切るべきだ


↓2

選択肢と一緒に相手の場とハンドの枚数が書いてあると考えやすいんだが。
安価なら下で

>>34
ですね。今回やってなくてすみません。次回以降ちゃんと表示するようにします








晴明(削る手は……た、多分、ある!)

   (そのためには……防御を捨てる、しかっ)


晴明「……《マジック・プランター》を、発動……バブル・ブリンガーを墓地へ送って、2枚、ドロー……です」 手札:2→3


《マジック・プランター/Magic Planter》

通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。


晴明(……来たっ、逆転の手!)



晴明「……《海皇の竜騎隊》、召喚、です」


《海皇の竜騎隊/Atlantean Dragoons》

効果モンスター(制限カード)
星4/水属性/海竜族/攻1800/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上のレベル3以下の海竜族モンスターは
相手プレイヤーに直接攻撃できる。
また、このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた時、
デッキから「海皇の竜騎隊」以外の海竜族モンスター1体を手札に加える。


奏「海皇……?」

晴明「……さ、更に、手札から……アトランティスの戦士を捨てて、アトランティス、を、手札に」

   「……そのまま、アトランティスを、発動……・します」


ザバァァァァァァァン



奏「あっ……れ、レベル、変動効果っ」

晴明「……そ、そういうこと……です」

   「……自身のレベルが3になったので……その、直接攻撃効果の範囲、が」

   「竜騎隊自身にも……付与、されます」

   「……琴吹さんのライフは、残り……1850」

   「アトランティスの効果で……竜騎隊の攻撃力は、2000に……なっています」


《海皇の竜騎隊》
攻1800/守 0→攻2000/守 200


晴明「……で、では。これで……攻撃、です……!」



奏「と、トラップ……発動っ!」

晴明「……え……!?」

奏「《光子化》っ! こ、これで、攻撃を無効に……っ!」

晴明「あっ……!」


《光子化(フォトナイズ)/Lumenize》

通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手モンスター1体の攻撃を無効にし、
その相手モンスターの攻撃力分だけ、
自分フィールド上に表側表示で存在する光属性モンスター1体の攻撃力を、
次の自分のエンドフェイズ時までアップする。


晴明(光子化の効果は……「攻撃宣言時」に発動するもの!)

   (オネストと殆ど同じ効果だって思ってたけど、そんなことは無い!)

   (光子化には、攻撃無効効果がある……! これ、直接攻撃にも対応してるんだ!)



晴明(て、手札のもう一枚は……《フェンリル》……)


奏「私は、エレジーの攻撃力を……2000、アップさせるね」

晴明「た、ターン……終了、です」

奏「わ、私のターンっ」 手札:0→1

  「……え、エレジーで龍騎隊を攻撃っ!」


ラ――――ラァァァ――――――…!

パキィィィィィィン…


晴明「…………あう……」 LP:1350→ 0


ピ――――――――ッ!




◆ 寮 / デュエルスペース



晴明「……負け、ました」

奏「あ、ありがとっ、い、いいデュエル、だったよ」

晴明「……うん。だ、だったら、いいな……って。思い、ます」


晴明(……食らいつくことは、できたと思う)

   (初めて実戦で使ったにしては、上出来……な方じゃないかな)

   (惜しむらくは、ロックが成立しなかったことだけど……)

   (やっぱり、もうちょっと手札があったら少し違ってたのかな……?)



晴明(若干迂闊な部分も、あったっちゃあったかもしれない)

   (もうちょっとビートダウンに慣れる必要もありそうだなぁ……・)


奏「そ、そうだ。えと、晴明ちゃん、これ、私の部屋と電話の番号」

  「な、何か、困ったこととかあったら、その、連絡してね」

  「どこかに行ったりするのに、一人じゃ行きづらいところとかも、あるだろうし」

晴明「……うん。ありがとう、ございます」

   「こっちも、これ……へ、部屋番号と、電話の、番号、です」

   「お互い、何か……困ったことがあれば、ですね」


◆ 寮での行動が終了しました



時間も時間なので今日はここまで。ちょっと間空いたからあれだけど、これ一回目の行動なのよね
次回はまだデュエル内容考えなくていいので明日やります。翌日行動選択から。

あと、何か小ネタでこういうの見たいとかあればどうぞ
適当に拾って小ネタとして前スレ埋めついでに書いてきます

ちと立て込んでて進められそうにないので、前スレ残りに小ネタ投下してます
下手に明日やるとか言えなくなってきたな、すみません

|ω・`)

|ω・`) 短くなるだろうけどやるねん







◆ 寮 / 晴明の部屋


晴明(おどおど系少女、琴吹奏さんと知り合ってデュエルした)

   (結果負けたと言えば負けたけど、それはそれ)

   (仲良くなるようなきっかけができて良かったと思う)

   (さて、今から少し時間はあるけど……)


行動

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2



晴明(……あ、そういえば今日新刊出てたや)

   (普段ならお金が……って言うところなんだけど、あのサークルの新刊だしなぁ)

   (……ううむ、ダーク・ロウ受けとか滅多に無いしなぁ)

   (除外されない理屈が曖昧なところが難点だけど濡れ場が……ふむむ)

   (そりゃまあ、必要性はって言われると疑問だし、生活苦しけりゃ買わなきゃいいだけだけど)

   (そこは私もなんというか、腐ってるなりのプライドというか。欲しいもんは欲しい)

   (かつての世の紳士たちは急場をエアパスタなるものでしのいでいたらしい。私に同じことができないとは限らない)

   (よし、行こう。いや、行くべきだ。うん)



◆ ピタゴラス / ちょっと遠くの本屋


ラッシャーセー


晴明(フフフ……この本屋なら、知り合いに見つかることもあるまい……!)

   (割と普段から利用してるからっていうのもあるけど、通勤通学などの道からも外れてるし)

   (メインストリート沿いの店じゃないから、どっちかって言うとアングラ風……)

   (客層は私と同類! 故に、例え学校で知り合いだったと仮定しても、)

   (それを口に出した時点で相手も追及の手からは逃れられん……!)



※ 本の詳細は省略


晴明(……思わず追加で二冊ほど買ってしまった)

   (いや、本屋が悪いよ、本屋が。私好みのニッチな本置いてるんだもん)

   (………………エアパスタか)

   (一日一食くらい抜いても死にはしないでしょ。こ、このくらいやってるって)

   (し、死ななきゃいいんだよ。うん。毒食うってわけじゃないし。むしろ毒入れるような機会が無いし)

   (……でゅ、デュエルすれば臨時収入の一つや二つ入るし)



◆ 店外


晴明(さぁて、そろそろ寮に帰ろうかな)

   (このままここにいても、人に見られたら気まずいだけだし)

   (それに、はよ帰って中身を拝見したいし……ぐへへへへ……)


??「あれ?」


晴明(――――――!? い、今嫌な予感が……)


こんな所で知り合いと遭遇した!
誰がいた?

↓2



清子「ん……あ、晴明じゃん。よ。何してんの?」


晴明(――――ひぇぇぇぇぇ!? せ、清子さん!?)

   (あ、ままま、マズい! 本買ったはいいけど、帰ってすぐ読もうと思って裸にしたままだ!)

   (表紙も真っ裸ーニバル! え、えっと、落ち着け! み、見えなければ……) サッ


晴明「……こ、こんにちは、です。えと、ほ、本屋、に……」

清子「ん? あ、あそこの本屋な。入ったことないけど、品ぞろえとか良いの?」

晴明「え」

清子「ん?」



晴明(し、品ぞろえ……? 良い、か……?)

   (ニッチ層に向けた商売っぽいし、どちらかと言えば……旧時代のエロ本屋、みたいな……)

   (店の前半分に普通の本があるけど、ひとつ皮が剥けたらあれっ、ヤバくね。みたいな)

   (………………)


晴明「……好きな人は、好き、みたいな」

清子「あー……B級映画みたいな」

晴明「そ……そんな感じ、です」


晴明(……な、なんとか言い逃れできた、か?)


清子「あ、そういや何か本持ってたけどどんなの買ったんだ?」

   「良かったら見せてくれると嬉しいんだけど」


晴明(できてねええええええええええ!!)



晴明「え……えっと、えっと、あれは、その、えっと……」

   「……こ、Call of Cthulhu(※)……です…………」

 ※ 「クトゥルフの呼び声」。多方面で有名なTRPG

清子「TRPG!?」

晴明「ふ、普段から……も、持ち歩いてて……!」

清子「普段から持ち歩いてんのか!?」

晴明「今日は、その……えっと、拡張用の本を、買いに……というか……」

清子「お、おう……思ったよりディープな趣味してたんだな……」

>>1はルルブ持ってるだけだよ!)


清子「でもそこまで入れ込んでるってことは、GMとかできるってことだよな?」

晴明「え」

清子「あ、何なら今度、あたしと楓とシューコと、4人でやってみるか?」

   「女四人で集まるのにはちょっと変な動機だけど」

   「こういうのがあれば遊びやすいしな!」


晴明(ぼ、墓穴掘った……!!)

   (なんか清子さんは完全に私がTRPGやってると思い込んでしまっている……!)

   (ちょっとリプレイと旧時代のディスク見て面白そうだなーって思ってただけなのに……!)

   (嘘を吐き通してある意味真実にするっていうのは結構な苦労がある。だ、だからと言って正直に話すのもまた地獄……)

   (――――どうする私ッ!? この場を収める最良の方法って何なんだ!?)

※ なお、TRPG編などはありません


1.このまま嘘で通してしまおう
2.いや、いつかバレる以上嘘はいけない。正直に話そう
3.兵法三十六計逃げるに如かず
4.自由安価

↓2



晴明「……あ、あの」

清子「ん、どうしたんだ?」

晴明「……え、と。す、すみません……い、今の……嘘、つきまし……た……」

清子「えっ……マジ?」

晴明「……ご、ごめん……なさい。その、マジです」

清子「えー……あー……そっか……」

   「ちと残念だ……」


晴明(ざ、罪悪感が……言葉が刺さる……)ザクザク



晴明「そ……その。本、えっと……恥ずかし、くて……」

清子「そんなのあたし気にしないって。ま、でも嫌がってんのに見せて、って言うのも問題か……」

晴明「……す、すみま……せん……」

清子「いいって。誰だって触れられたくない部分ってあるだろ。あたしだって似たようなもんはあるよ」

晴明「……で、でしょう、か」


晴明(何というか、隠し事の質がかなり異なる気がするんだけど……)



清子「人間なんだし、ちょっと人に見せたくないもんくらいあってもおかしくないよ」

   「むしろ無いほうが不自然だし、ね。何も隠し事は無いですー潔白ですーなんて言ってる方が怪しいし……」

清子「と、隙あり!」

晴明「……え。あっ……! だ、だめです……」


(絡み合う男と男&謎の白い液体&あからさまに怪しげなキャッチフレーズ)


清子「 」

晴明「遅かった」



清子「」ボンッ!

清子「せ、せせせせせ、晴明ええええ! な、何だよこれぇえぇ!?」

晴明「……昔風に言えば、衆道本……現代的に言えば、BL……という、奴です」

清子「務めて冷静に返すなよっ! こっ、こここここ、こんな、こんな……うわぁ……」ペラペラ

晴明「……清子さん、往来での、立ち読みは……」

清子「ハッ!」

   「……な、なんていうか……か、かなり晴明のイメージにそぐわない……」

晴明「……へ、偏見、ですよぅ」

清子「だってお前、お前こんな……この……えっと……うぐぐぐ」



清子「だってさぁ……なんてーか、さぁ……ホラ……」

   「晴明のイメージってこう……ぽわーっとしてるっていうか……」

   「もうちょっとこう、部屋ピンクに飾ってるか、ないしはオカルト的なモンがあるかもなーくらいは思ってたけど」

   「まさかのこの……この……いや、うん………………うん……」

晴明「……む、むしろ……つい先日まで……ゴミ部屋、でした……」

清子「マジかよ」

晴明「お、大マジ……です」

清子「晴明へのイメージが音を立てて崩れてくんだが」

晴明「と言われても……」



清子「っ、ええい!」

   「人の秘密を勝手にのぞき見しといてあたしだけ何も無しってのはフェアじゃない!」バッ

晴明「……か、カバン……です、ね」

清子「イメージ云々ならあたしだって似たようなもんだし、えっと……」ガサゴソ

   「こ、これっ! ど、どう思う!?」 つ レスキューラット人形

晴明「……わっ。あ、えと、か、可愛い……です、ね」

清子「だよな、だよなっ……って、そりゃいいんだよ」

   「あ、あたしがこんなの持ってて、どう思うか、ってとこ、だよ……その」

   「ガサツだし、見た目そんな気にしないし、あたしがこんなの持ってるって知られたら……その」

   「は、恥ずかしいだろっ!」

晴明「そうですね、確かにそう思います」

清子「どうした晴明!? 言葉遣いが変だぞ!?」



晴明「か、顔……真っ赤、です、よ」

清子「……ふ、普段隠してんだよ。だって、イメージに合わないし」

   「楓にも、シューコにも、秘密にしてくれって言ってるし」

   「も、もう16なのに、人形抱いてないと眠れないとか、恥ずかしいだろっ!」

晴明「え、ええ……?」


晴明(……な、何で唐突にこんなことを……って、考えるまでも無いか)

   (私がこれひた隠しにしてるってことは分かるだろうし……)

   (多分、清子さんにとっては、ああして暴露してることはそれに匹敵するくらいのことなんだ)

   (そう考えると、ああしてるのって随分勇気のいること、なんだろうな……)



清子「うう……」

晴明「……え、えと」

   「……その、お、お互い……あんまり人に知られたくない秘密がある、っていう、こと、で……」

   「わ、私の……これ、なんて……正直、い、いつバレても不思議じゃ、なかったですし……」

   「お、お互い秘密を共有した、ってことで……お互いに、相手の秘密を、バラさないように、する」

   「これで……この話は、おしまい、で、どう……でしょう……」

清子「晴明……」

   「う、うん、そうだな、それがいい。お互い胸のうちに仕舞っとこう」

   「あたしも言わない、晴明も言わない。これでこの話はおしまい!」

晴明「……です」



清子「……よし、アイスバーン行こう。アイス食って忘れよう」

晴明「で、です……って、あ」

清子「ど、どうした?」

晴明「お、お金……その、本に使った分で……えと」

清子「あ、そういうアレな……そういうことなら楓にタカりに行くか」

晴明「え。楓さん……って、いいん、ですか……?」

清子「大丈夫だって、あたしはともかく、晴明なら楓のヤツ甘いから」

晴明「え、ええ……?」


◆ 三善清子とちょっとした秘密を共有しました

◆ 好感度が上昇します

コンマ1桁
1,2,3:6
4,5,6:7
7,8,9:8
0   :10

↓1

◆ 上昇値は「8」です。


好感度

三善清子:0→8


◆ 一日が終了しました

そんでは今回はここまで

明日は早めに寝ねばならんので長時間できそうにないけどできればやりたいなと

|ω・`) やるで


◆ 寮 / 晴明の部屋


晴明(昨日は……まず、琴吹さんに出会ってデュエルした)

   (デュエル自体は負けたけど、それはそれとして仲良くなるきっかけは掴めたんじゃないかなって)

   (その後、本屋に行ったら清子さんと偶然出会った)

   (私の趣味がバレたけど、何だかんだで清子さんの秘密も私が知ることになり)

   (結局、互いに互いの秘密を共有してこのことは秘密、ということにした)

   (……さて、今日はどうしようかな)


行動選択

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2



◆ 放課後 / 学校


晴明(――――今日は、いつも通りに帰宅するでもスイッチに行くでもなし、学校に残っている)

   (まあ、こんなタイミングなんて正直言って滅多に無いし、基本、私はさっさと帰るから)

   (周囲の奇異の視線が若干気にならないでもないけど、仕方ない)

   (さて、今日残った理由は――――――)



1.交友関係の新規開拓
2.コミュ(同級生など指定)
3.教師に呼び出しなんかを受けてたり
4.忘れ物忘れ物……
5.自由安価

↓2

前スレなどに出たキャラなど指定してください
募集されてないキャラなど、作成時のテンプレは>>4

↓3

あー……スミマセン、ずらしてください

>>126
ありがとうございます。申し訳ありませんが、↓にずらします


とりあえず、被りを避けるため、今時点での各登場人物のデッキを示しておきます


安倍晴明:【デッキ破壊】【フェンリルハンデス(アトランティス)】

土御門楓:【ライトロード】

音繰路祝呼:【影霊衣】

富津氷華:【凡骨ビート】

只野一也:【カオスドラゴン】

北条昴:【暗黒界】

琴吹奏:【幻奏】

三善清子:【P冥界軸】

ミカ・アシュロン:【光天使】

+今回登場
ナクラ=ナクア:【蟲惑魔】


 →1.交友関係の新規開拓


晴明(特に何かするってアレじゃあないけど……)

   (前と同じ。友達作り、っていうか、とにかく新しく誰か知り合いでもできないかなーって思って)

   (適当にデッキ広げて反応を待ってるところ……というか、なんというか)

   (今回はそれも含めて、って感じかな……フェンリルハンデスの調整もあるし)

   (どうせなら、ここでやっちゃった方がいいんじゃないのかなって)

   (できることなら、アドバイスも欲しいところだし……)



晴明(問題は―――――――) チラッ


???「……………………」


晴明(……明らかに私より年下の女の子が、ウチの制服着て私のこと見てるってことかな)

   (しかも、一向にあっちから話しかけてくるような気配は無い。本当に見てるだけ)

   (な、何が目的なんだろう……いつか大会で当たるかもしれないから、偵察?)

   (……ってわけでもないよね。注目されるような実力してないし)

   (というかちょっと怖い。見るからに年下だけど、なんだかすっごい見下されてる感がある)



晴明(……だからって、下手にこっちから話しかけるともしがたい……)

   (何せ、ただ彼女はただ「見てるだけ」だって可能性もあるわけだ)

   (私の反応が欲しいわけじゃなく、普通にデッキ見てるだけ、とか)

   (話しかけたら逃げてくような人も、いないわけじゃないんだし……)

   (そんなわけで、十数分間ほどこうして膠着状態に陥っている)

   (そろそろお腹が痛くなりそう)


???「――――――」



晴明(考えが読めない……というかいつまでああしているんだろう……)

   (わ、私に用があるんじゃなければ、この教室に人いないんだし、出たらいいのに……)


???「浅ましいわね」

晴明「!?」

???「自分がここにいるというだけの理由を作って、誘蛾灯のように他者の興味を惹くものをチラつかせる」

    「そうでありながら、望むものが近づいて来なければ、冬のナマズのように動かず、語らず」

    「ただ様子を観察しながら、黙して動かない。相手のアクションをただ待ってるだけ……」


晴明(えっ……と。これって……その、ええっと……わ、私のこと?)

   (う、うーん……聞こえるように言ってるんだから、そ、そうなんだろうけど……)

   (これは、わ、私に言ってるのか……? わ、私はこれに反応した方がいいのか……!?)



晴明「えと、あ、あのー……」

???「……何?」 ファサッ

晴明「……え、えと。さ、さっきから、な、何を……?」

???「ああ、聞こえていたの。ごめんなさい。気を悪くしたかしら」

    「チョウチンアンコウや食虫植物のことを考えていたら、つい考えが口に出てたの」

晴明「……は、はぁ……」

???「気にしないで。思ったことが口に出る性質だから」



晴明「……あの。あなたは……?」

???「紹介、まだだったかしら。それとも記憶力に欠陥でもある? だとしたらごめんなさい」

ナクア「ナクラ=ナクアよ。あなたと同じ一年。隣のクラスだけれどね」

晴明「……名倉?」

ナクア「『Nachla』」

晴明「……な、ナクラさん」


晴明(ん……ど、どこかに引っかかるような……気のせい?)

   (いや、確かにどこかで聞いた。学校で……ウチのクラスの人のことはだいたい分かるけど……)

   (でも、隣のクラスの人のことなんて……………………あ!)



晴明「……飛び級で……一年、の、学年……成績トップ、の」

ナクア「あら。よく思い出せたわね。この調子だと思い出せないと思ったけど」

    「『はじめまして』。学年次席の安倍晴明さん」

    「成績で後ろにつけられてても、頭の程度の底が知れてたらどうしようと思ったわ」

晴明「……は、はぁ」


晴明(……ちょ、ちょっと攻撃的なのかな、この子……)

   (子供の頃って、こういうことよくあるよね。無性に誰かを攻撃したくなるような)

   (自分の感情を上手く表現できないからっていう部分もあるかもしれないけど)

   (うーん、お父さんもお母さんも死んじゃってたからそれどころじゃなかったけど)

   (そういえば昔、周りの子ってそんな感じだったなぁ……)ホワホワ



晴明「……で、でも。と、飛び級……って、す、すごい、ですね」

ナクア「そう? 確かに、少し同年代の子たちより、頭一つ抜けてると思うけどね」

    「結局はそれに足る努力を放棄しただけのこと。もしくは努力の方向を違えただけ」

    「ツノゼミじゃないんだから、進化の方向性を違えるような真似は避けたいところね」

晴明「……はぁ」

ナクア「それで、あなたから話しかけてきたのに、何を呆けているの?」

    「話題が無いのなら無理に無為に話しかけるような必要もないでしょう?」

晴明「……はあ、それでは……その、席を、外します、ね……」 カタヅケ

ナクア「 」


ナクア(……あれ!?)



ナクア(……いえ、ちょっと待って、落ち着いて。普通こういう時って、もうちょっと慌てるものじゃないの!?)

    (そうじゃないならもっとこう、怒りを露わにするか……もっと鮮やかな反応を示すはず……)

    (私が子供だということも相まって、普通は「生意気な!」なんて言ってくるものでしょう?)

    (な、何か……似たような反応を受けたことがある……)

    (これは、そう。確か……)


晴明「…………?」


ナクア(縁側に座って茶を啜るお婆ちゃん!)


晴明(さっきから顎に手を当てて何考えてるんだろう……?)



晴明「……ごめんなさい、ちょっと……その、私の方、から……話しかけた、けど」

   「話題らしい話題も……見当たりません、でしたし。ここで……おいとま、しますね」

ナクア「…………こ、コミュニケーションを取ろうと努力もしないの?」

晴明「……今、やろうとして不快にさせても、いけませんし……私も、その……」

   「コミュニケーション能力に、少し……欠ける、部分があるのは、事実、です……し」


ナクア(……こういうの、何て言うのかしら。素直っていうか天然っていうか……)

    (ことごとく私の発現が流されてるわ……いえ、正確には、衝撃を吸収しているというか)

    (やりづらいことこの上無いわ……)


晴明(ナクラさんに嫌な思いもさせたくないしね。今日はここで帰るのが正解かなぁ) ぽやーん

   (嫌な気分になってる時に、下手に色々言っても逆効果だしね。落ち着くまで待ってあげなきゃ)



晴明「……そ、それじゃあ、ナクラさん。これ……私の部屋番号、と、連絡先、です」

   「何か……困ったことが、あれば……遠慮なく、相談……とか、してくれる、と」

ナクア「………………」


ナクア(く……困ったわね。いい反応が得られない……)

    (このまま、我が儘でも言って困らせることもできるけど……)

    (直接的金銭的に危害を加えるのは主義じゃないし……)


晴明(……? ナクラさん、何かあるのかな? さっきから反応に乏しいけど)

   (うーん……私には推察するくらいしか今はできそうにないし……何をしてほしいのか考えなきゃ)


1.やっぱり、落ち着くまで待ってほしいのかもしれない
2.デッキを見てたんだからデュエルがしたいのかも
3.自由安価

↓2



晴明「…………」ティン!


晴明(そうだ、もう時間的には夕方過ぎ……そろそろ道も暗くなってきてる頃合いだ)

   (ナクラさん、飛び級してるって言ってたし……確か、先生が言ってた風には10歳って……)

   (この感じからするに、多分ナクラさんは寮生……だよね。結構、ワケありの人多いし)

   (ははあ。つまり、帰る時間を遅くしたら、想像より夕暮れ時が心細かったってことだな!)

   (分かる。それ分かるよナクラさん。頼れる人や、親身になってくれる人がいないと辛いよね)

   (いくら飛び級って言っても、精神的には子供のそれと変わらないだろうし)

   (心細い時があったとしても、それは決して不自然なことじゃないよね)


晴明「……そ、それじゃあ……い、一緒に、帰り、ましょう?」

ナクア「!?」



ナクア「な、何がどうしてそういう風になったの……!?」

晴明「え……い、いや、もうそろそろ……暗く、なるし。夜道になると、危ない……ですし」

   「……ナクラさんが、危ないと……いけません、し。一緒に、帰りましょう、って」

ナクア「ちょ、ちょっと、私は別に夜道に恐れなんて」

晴明「……そうやって言ってた、人……は、だいたい、内心……怖がって、ます」

ナクア「私はそうじゃないの」

晴明「で、でも……いくら、衛星兵器が、ある、って言っても……」

   「……どこにでも、怪しい……人は、いる、わけです……から」

   「一緒に帰って……損は、無い……ですよ」



ナクア「理屈は間違ってないけど」

晴明「……じゃ、じゃあ。わ、私が、夜道……怖い、から。一緒に、帰りましょう」

   「……って、いう……提案、です。はい」

ナクア「……はぁ……」

    「クルセイダーが常駐しているでしょう。そう不安なことも無いわ」

    「だから――――嫌よ。帰るなら一人で帰ったら?」

晴明「……は、恥ずかしがることない、です……」 ガシッ

ナクア「何この手は」

晴明「そ……それじゃあ、帰り、ましょう。寮の部屋は……何号室、ですか」

ナクア「だから私はいいって何度言えば……ちょ、ちょっと、引き摺らないで!」

    「だから、ほら、人の話を……聞いてるの!? ちょっと! 安倍晴明! ちょっとぉぉぉぉ!」


◆ 「交友関係」に(一方的に)「ナクラ=ナクア」が追加されました。

◆ 好感度が(僅かに)上昇しました。判定を取ります。

1,2,3,4:2
5,6,7,8:3
9,0.  :4

↓1


◆ 好感度が上昇しました。

ナクラ=ナクア
好感度:0→2

今日は短めですがこんなとこでー

ナクアが終始押されっぱなしだったのは、晴明ちゃんのパーソナリティとして「すごく良い子」というものがあったのと、
まずメインになるデッキの相性が、ナクアから見て最悪だったのでこうなりました
あと、多分晴明ちゃんは人の悪意に対してめっちゃ鈍感。怒るより哀しむタイプ

④ 晴明ちゃんと戦う機会が無い

少し間が開いたけど今日はもうちょっとしたらやるのん

わーい

http://nagamochi.info/src/up149730.jpg
それと支援、デッキ破壊の妖精達の戯れる晴明ちゃん

>>159
おお、これが……!(ミザエル)
支援絵ありがとうございます!


  * * *


晴明(とりあえず、ナクラさんを連れて寮に帰った)

   (何が問題かって、ナクラさん強がってるのか何なのか分からないけど)

   (とにかく攻撃的なことを頻繁に口に出しちゃってたことかなぁ)

   (まったく、それじゃあ友達ができないよ。って言ってるんだけど)

   (あの年頃の子が素直に言うこと聞くわけないよね……まあ、仕方ない)

   (今後も根気強く説いていくことにしよう。友達は大事だしね)

   (……友達いない私が言うんだから、説得力が無いわけじゃないと思うよ!)


行動

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2



◆ 大聖堂


晴明(今日は大聖堂にやってきた)

   (前は明るい時間帯に来たから目立たなかったけど)

   (今日は遅い時間帯だからか、月明かりがステンドグラスに反射して幻想的な雰囲気だ)

   (さて、今日はどうしよう……)


行動

1.館内図書館
2.礼拝堂
3.クルセイダー詰所
4.教会寮
5.自由安価

↓2


◆ 大聖堂 / 寮


晴明(ソピア教の入信者、というか大聖堂の職員……シスターさんとか神父さんとか)

   (ともかく、そういう人たちが主に利用する寮に来たよ)

   (曲がりなりにも教会の施設だからか分からないけど、)

   (必要な人に……例えば、両親がいなかったり、家が無いような人に対して)

   (割安で……特に、若年層には無料ででも部屋を貸し出してくれてる)

   (……まあ、要はこの大聖堂に勤めてる人ばっかりいるってこと)

   (そうじゃない人も、いないわけじゃないけど数は少ない方だろうね)



晴明(……さて、問題は、私は何でここに来たかってことだ)

   (流石にこの短時間で忘れるってことは無いと思うけど)

   (何で私はここに来たんだっけ?)


1.大聖堂の中を歩いてたら迷子になっていた
2.実はこの寮に昔の知り合いが
3.清子の言っていた「何か」を探していた
4.自由安価

↓2



晴明(――――――迷子だ)

   (そう、元々目的なんて無い、っていうかとりあえずこの辺歩いてただけって言うか)

   (何が問題か、って、案内板とかあんまりこの辺に無いことなんだよ)

   (「近くに寮がありますよ」ってことだけは知ってるんだけど、正確な場所を知ってるわけじゃないし)

   (正直、ここからどうすればいいのかまったく分からん)

   (まったくもって締まらない状況だよね。清子さんの話聞いててもまるで怪しいとこがあるとも思わないし)

   (一般人街道爆走中、というか。いや、それ自体は特別問題でもなんでもないけど)



晴明(こ、この状況どうしよう……引き返したらまたどこかで迷うかもしれないし)

   (自分の住んでる街で遭難なんて、笑い話にもなりゃしない)

   (でも、何もせずに事態が好転するわけじゃないしなぁ……)

   (うーん……この場合、まずは……)


1.人に道を聞くしかない
2.知り合いに電話して迎えにきてもらう
3.引き返してどうにかならないか試してみる
4.自由安価

↓2



晴明(人に、道を、聞く………………?)

   (今パッと頭に湧いたけど、正気か私)

   (私ほど、自分から人に話しかけることが苦手な人間はそういないぞ……!)

   (……まあ、でも四の五の言ってられない状況なんですけどね……)

   (はぁ、ちょっと誰かに話しかけて、帰りの道でも聞くしかないか……)

   (クルセイダーか、シスターか、もしくは神父さんか)

   (……できるだけ優しそうな人に聞こう)


キャラ安価
既募集キャラ有り。ただし、場所の都合上ソピア教の信徒という扱いになります。
新キャラの場合は>>4のテンプレ使用。既存キャラの場合はここにいた理由も含めてください。

↓3



晴明(あ……人がいた。ちょっと薄暗くて分からないけど……男の人かな?)

   (うーん……まあ、この状況じゃあ仕方がないよね。ちょっと怖いけど)


晴明「……す、すみま、せ……」

????「ん?」 ムキーン

晴明「 」


晴明(――――――熊……!?)



????「ど、どうしたね? 何かあったかな?」

晴明「……ハッ!?」


晴明(い、今一瞬衝撃で意識が飛んでた……び、ビックリした)

   (よ、よく考えたら現代に熊はほとんどいない……少なくともこの街で見ることは無い)

   (どこかの街では動物園として飼育してるらしいけど、ここではありえないんだ、よく考えたら)

   (即ち――――この人は、少し肌が浅黒いだけの、筋肉モリモリのマッチョマン!)


晴明「……」チラッ

????「大丈夫かね? 一瞬、足元が覚束ないような様子だったが……」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


晴明(あっもうこれ無理だ死ぬこわい)



晴明「……ご、ごめんなさい……」ウルウルビクビク

????「……そこまで怯えられるとこちらも悪いことをしているのかと不安になるのだが……」

      「とはいえ、私も自分の容姿に対する自覚はある……怖がられても仕方があるまいが……」

晴明「……え、えと……」

????「少し落ち着くといい。私は、少し離れていよう」

      「この体系だと、どうも人を威圧してしまいやすいようでね……」

      「シスターを呼んでこよう。話をするにも、同じ女性の方が話しやすいだろう」



晴明「えっ……あ、いえ、その……いい、です……ええと」

????「?」

晴明「……え、えと。み、道を……聞きたい、だけ、で……」

????「……み、道、かね?」

晴明「……です」

????「その……何だ。君は……こう表現しては申し訳ないが」

      「いわゆる、迷子、というやつかな……?」

晴明「……」コクン

????「ふむ……」



????「分かった。そういうことであれば……」 カリカリ…

      「この周辺の地図を作った。これを参考にするといい」 サッ

晴明「……ち、地図、ですか」

????「これでもここに勤めて長い。おおよそのルートは頭にあるからね」

      「とりあえず、正面口までの道を記載しておいた」

      「他に行きたい場所があるなら、受付のシスターにでも聞くといい」

晴明「……え、えと。あ、ありがとう……ござい、ます。はい」



晴明(見た目は……うん、正直めっちゃ怖い)

   (私が、同年代の平均と同じくらいの身長だから……だいたい、2メートル弱くらい……?)

   (で、サイズ合ってないのか知らないけど、服がピッチピチ)

   (ガチムチというやつなんだろうか。ともあれ、知り合いにはいないタイプだし、初対面で気圧されたけど……)

   (その反動だか分からないけど、ともかくこの人いい人っぽい……な、なんだか悪いことしたなぁ……)


晴明「……えっと、あ、あの……こ、怖がっ、て……その。す、すみま、せん……はい」

????「構わないよ。悪意があったわけでもないだろう?」

      「助けを求める者に手を差し出すのは、宗教者として当然の行為だ」



????「申し遅れたが、私はガブリエ・セレスタという」

ガブリエ「何か、困ったことがあれば相談に乗ろう。このような外見でも、一応……神父をしているからね」

     「……まあ、日常の相談事ならば、シスターに申し出た方がいい」

     「君の年頃の少女の相談事というのは、男には話しづらいことが多いだろう」

晴明「……え、ええと。あ、ありがとう……ご、ございます、です」

ガブリエ「いや。これも職務だよ。気にしないでくれたまえ」

     「……さて。君のような婦女と、私のような大男が共に歩いていては、周囲に誤解を生むだろう」

     「では、私はこれで失礼するよ。帰る時は気を付けてくれたまえ」



スタスタスタ……


晴明(すっげぇ……な、なんていうか、お、大人の対応だ……)

   (偉丈夫ってのはああいう人のことを言うんだろうか……)

   (……流石に、この人を引き留めるってのは難しそうだ。初対面だけど、結構気を遣ってくれてるし)

   (デュエルやお話をするつもりなら、ガブリエさんに会いに来て、直接話してからの方が良さそう)

   (氷華さんと違って、職務に融通が利くわけじゃなさそうだしね)

   (……地図は……暗がりで書いたにしては正確だ。本当にここに勤めて長いんだろうってのがよく分かる)

   (……良い人だったなあ。見た目は怖いけど)


◆ 「ガブリエ・セレスタ」と知り合いました



晴明(……ナクラさんを送った後で大聖堂に行って、ガブリエさんに案内してもらい……)

   (特にデュエルとかお話とかしなかったからかもしれないけど、まだちょっと時間はあるな……)

   (……今から何かしようかな?)


行動選択

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2



◆ 寮 / 談話室


TV<キニイッタ オマエヲコロスノハサイゴニシテヤル


晴明(……あれから寮に帰ったはいいけど、暇だ)

   (デッキの調整はするっちゃするけど、今しなくてもいいし)

   (今はちょっと本だけ読むって気分でもないし、なんとなーくテレビ見てるけど)


TV<シヌホドツカレテル


ガチャッ

只野「……あれ。安倍さん?」


晴明(あれ。只野君だ)



晴明「……」ペコッ

只野「こんばんは。安倍さんが談話室いるって珍しいね?」

晴明「……えと。そういう……き、気分、に、なることが……あって」

只野「ああ……確かに。たまにはあるよね」


晴明(……私の知り合い、という考えを昼間にしたが……)

   (とりあえず、現状男の知り合いは、ガブリエさん含め3人)

   (その中でも只野君は中庸的なタイプ……どちらとも絡ませやすいと言えば絡ませやすいか……)



只野「……ちょっとこの部屋冷房効きすぎじゃない?」 ブルッ

晴明「……き、気のせい、では」

只野「かなぁ。こないだ水風呂に入ったのがまずかったかも……」

晴明「……み、水、風呂……?」

只野「友達とちょっとね。風呂屋に行ってサウナ入って、出る時に水風呂……ってやらない?」

晴明「……」フルフル


晴明(友達と一緒にお風呂とか、只野君どれだけレベル高いのさ……)



只野「そういえば安倍さんって、何か映画とか見るの?」

晴明「……は?」ビクッ

只野「いや、こないだ昴……北条昴っていうんだけど、あいつから安倍さんが劇場行ってる、って聞いて」

   「じゃあ、何見てるんだろうなーって思ってさ。もしかしてこの話題マズかった?」

晴明「……え、えと」

只野「あ、今見てるのもアクション映画だし、もしかしてアクション映画とか?」

晴明「……まあ、はい」


晴明(「はじけろ筋肉! 飛び散れ汗!」ってキャッチフレーズに惹かれてなんて言ったらドン引きされそうだな……)



晴明「……ぎゃ、逆に、只野君、は」

只野「俺? うーん……流行りもので、興味があるものを見に行く、くらいかな」

   「あとは、アクション映画を流し見て、ってくらい」

晴明「はあ……」


晴明(……こ、これが「普通」というやつなのか……?)

   (確かにそんな雰囲気が無くもないが……そうなると、ふ、普通に映画を見てる人って何を見るんだ……?)

   (えーっと、普通の人、普通の人…………・え、ええと、清子さんと楓さん?)

   (……余計にワケが分からなくなってきた……!)



晴明「………………えと」

只野「?」


晴明(あー……マズい。話題が無くなった)

   (そもそも、学校で私がなにをしてるかって……何もしてないなぁ)

   (言い方に問題はあるけど、勉強してご飯食べて息をするマッスィーン、みたいな)

   (それ以外もだいたい学校と寮とショップを行き来するだけだし……)

   (路地裏のことはアレだし、まずもって劇場でのアレコレは言えない)

   (……何か話題話題)


1.大聖堂のことについて話す
2.氷華さんやアイスクリームのことについて話す
3.最近のデュエル事情について話す
4.自由安価

↓2



晴明「そう、いえば……あの、時計塔、広場……で」

只野「どうしたの?」

晴明「……あの。アイスクリーム、販売……が、あって」

只野「え。そんなのあるんだ?」

晴明「……えと。あるん、です……あの」

   「結構、前……大会、出た人が……オーナー、で……」

   「バニラアイス、の……専門店、です、けど……」

只野「へぇ……ああ、そういえば、大会でそんなことがあったような」



晴明「……そ、そのお店、の、アイスクリームが、その。おいしく、て……」

   「て、店長の、人も……いい、人で……デュエルも、したん、ですけど」

只野「あの大会に出てた人とデュエルできたの? うわ、羨ましい……」

晴明「……意外と、その、快く、請けてくれるかも……です」

只野「へぇー……それなら、挑戦してみるのもアリなのかもなぁ」

晴明「……そ、そういえば……只野君、は、アイスクリーム、とか……好きです、か?」

只野「俺?」


只野君の甘味の好みの度合い
99,00ほど高く、01ほど低い

↓1 コンマ



只野「うーん……普通、かなぁ?」

   「正直、好んでは食べないけど……別に、嫌いってほどじゃあないよ」

晴明「あっ……と、えと、あぅ……」


晴明(……てことは、あんまり興味の無い話だったってことかな……)

   (しまったなぁ……なんだか一方的に話してるみたいになっちゃってた……)


晴明「な、なんだか……い、一方的な、話、で……す、すみま、せん」

只野「え? い、いや、気にしなくていいよ! 店長さんが強いって話も聞けたし……」

   「頼んだらデュエルもしてくれるってのは、いいこと聞いたと思ったよ。大丈夫、気にしないで」

晴明「……す、すみま、せん」



晴明「………………」

只野「………………」


晴明(……やっべぇ気まずい。でもこれ以上話っていうのも……)

   (わ、話題が……あと、さっきまでの醜態が……うう、これ、どうすればいいんだよぅ……うわぁ)


只野(安倍さんさっきからずっと顔を赤くしたり青くしたりしてるけどどうしたんだろう……あ、ベ●ットが死んだ)


◆ なんだかんだ只野一也の好感度が上昇しました

判定:コンマ1桁
1,2 : 4
3,4,5: 5
6,7,8: 6
9,0 : 7

↓1

◆ 好感度が「5」上昇しました

好感度
只野一也:6→11

◆ 一日が終了しました

とりあえず今日は前スレ埋め用に何か即興したら終わりかな

今日のところはこっちはこれで終わりでー
適当にネタ募集中

今からやるでよ



◆ 寮 / 晴明の部屋


晴明「……ふぅ……」


晴明(こないだ部屋を掃除して以来、汚すのが忍びなく思えてちょくちょく掃除するようになってきた)

   (と言っても、それだけなんだけどね。綺麗にしすぎたせいで生活感は無いし)

   (はぁ……ま、これはこれ、ということにしておこう)

   (いきなりおしゃれとか飾り付けに興味が持てるわけじゃないし)

   (というか私がいきなりそんなことし始めたら逆に奇妙だよ。自炊はするようになったけど)

   (さてと。今日はどうしようかな……)

>>1000ボーナスとして晴明の女子力が上昇しました

  「13」→「30」

行動選択

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2



◆ 学校 / 晴明の教室


晴明(今日も今日とて学校に居残り中である)

   (対外的には勤勉な学生だもんね、私。この時間帯に学校にいて不思議がられることは無いんだけど)

   (でも、家にいると怠けちゃうから、課題を消化するために居残る……っていうのはよくあることだよね)

   (あんまりここに人がいないのは、そうする必要が無いからか、それとも課題をサボる気か)

   (あるいは、友達の家で一緒に宿題などというドリィィィムなことをしているのか)

   (あっヤベ泣きそう)


学校での行動を選択してください

1.交友関係を広げる
2.知り合いと交流する
3.教師からの呼び出しが
4.自由安価

↓2



◆ 学内の知り合いを選択してください

1.只野一也
2.北条昴
3.琴吹奏
4.ナクラ=ナクア

↓2



 ガラッ


ナクア「ゲッ」

晴明「……『ゲッ』って……」

ナクア「ごきげんよう。そしてさようなら」

晴明「……こ、コミュニケーションを……取る、努力、を」

ナクア「何でアナタ昨日の台詞いちいち覚えてるのよ」

晴明「……な、ナクラさんが、その、一般論として……出した、言葉、では」

ナクア「クッ……揚げ足を取るように……!」

晴明「……ええぇ……」



ナクア(ほんっと苦手だわこの人……何言っても当然のように受け流すし、怒るような素振りも無いし……)

    (支離滅裂なこと言ってみてもきっとド正論で返してくるでしょうし)

    (感情論で語ろうとすれば宥めすかされた挙句あっちに泣かれそうだし……)

    (……はぁ。こうなると、普通に会話するしかないわね。まったく、素材は上々なのだけど……)


ナクア「それで、何かしら? 話しかけてくる理由に思い当たることが無いのだけど」

晴明「え……? え、と。し、知ってる、人だったから……少し、お話したい、と思う、のは……ダメ、ですか」

ナクア「別にそんなこと言ってるわけじゃないわ」

晴明「……です、か」



ナクア「それにしても、アナタ。本当に覇気が無いわね」

晴明「……しょ、性分、です。から」

ナクア「性分で片づけていい話?」

晴明「……う、うーん……ど、どうとも……特に、は」

ナクア「ふぅん。やる気とか殺る気とか見せないのかしら。相手より精神的に上になろうって気も無いの?」

晴明「……えと。あんまり……」

ナクア「別にいいけれど。行き過ぎるとそれはそれで虚無主義者と取られかねないわよ」

晴明「……は、はぁ……まあ、き、気を付けます、ね」



ナクア「というか、何でこの時間帯にここにいたのよ。暇なの?」

晴明「……えと。わ、私……その、課題、終わらせ、るのに……」

ナクア「ふぅん。それで居残り、ね。まあ、いいけれど」

晴明「…………一緒に、やる……友達、とかも……あんまり、いない、ですし」

ナクア「……あら、そう」

晴明「……だっ、だから、その、こういう、風に……ならないためにも……」

   「あんまり、人の……傷つくことを、言っちゃいけない、って……ね?」

   「……あ、ちょっと、頭痛、が」

ナクア「……自分で自分の精神を追い込んで楽しいのかしら……?」



晴明(うーん……ちょっと食いつきが悪いかな)

   (ナクラさん、昨日も確かにこんな感じだったけど……)

   (……プライドの高い子みたいだし、話題選びはちょっと考えなきゃね)

   (ナクラさんの自尊心を傷つけない方向で、食いつきそうな話題は……)

1.ナクアの家について
2.最近のデュエルについて
3.食事なんかの生活について
4.自由安価

↓2



晴明「……あ、その……ナクラ、さん……最近、デュエル、は」

ナクア「デュエル? ああ……ま、程々ね」

晴明「……ほどほど……」

ナクア「それほど必要としているわけでもないしね。まあ、勝率は悪くないわ」

    「誰も彼も正面から崩すことだけ考えて、搦め手を考えない」

    「怒りで盲目になった人間ほど御しやすいものは無いわね」 フフーン

晴明「……な、なる、ほど……?」



晴明「……ど、どんなデッキ、を……?」

ナクア「デュエルする可能性のある相手にそれを言うわけない。違う?」

晴明「……ま、まあ。です、よね」


晴明(搦め手に長けている……となると、ビートダウンに対するメタかな)

   (私のような防御策に長けたデッキ破壊とかそういうのじゃなくて、今の主流の……)

   (ハイビートに対して強いデッキ、となると、除去に長けた方……と見る方が正確、かな)


ナクア「言っておくけど、生半可な対策じゃあ無駄よ。私のデッキはそういうところまで網羅しているの」

    「アナタと戦うことになっても勝つだけの自信はあるわ」



晴明「……ふふ……な、なら、その時、は、頑張り、ますね」

ナクア「信じてないような顔ね。まあいいわ。そうして油断しているのが命取りよ」

晴明「……だったら、油断せず、デュエル、しますね……あ。その時は、です」

ナクア「まったく、気を付けるという風でもないわね」

    「で、逆にアナタのデッキはどうなの。戦績も含めて、聞きたいところなのだけど」

晴明「……えと。い、一般的なもの……とは、ちょっと、外れて、る……感じで」

   「だから、ちょっと勝率……も、低め、です、はい」

ナクア「ふぅん……」



ナクア(一般的に見るものとは外れてる、ね。そうなると、性格を考えれば……)

    (……あまり見ないデッキタイプで、彼女の性格と性質に合致するもの)

    (【おジャマ】や【ナチュル】、【霊使い】なんかのコントロールデッキに近いものかしらね)

    (ま、どちらにせよ勝てない相手じゃないわね。多少のコントロール要素なら上から叩いて終わりよ) フフーン


晴明「……あ、でも……その、さ、最近……新しい、デッキも、使うように、なって」

ナクア「ふうん。そう……珍しいわね。一つのデッキを強化するわけじゃないの」

晴明「……あまり、強化が……見込める、デッキタイプ、じゃない、ので」

   「新しく、デッキを……作って、補強代わりに……です」



晴明「……そ、そっちは、その……頻繁に、ビート、を……するん、ですけど」

   「じ、実は……その、あまり、慣れて。なくて……です」

ナクア「慣れてないものに手を出すのはどうなのかしら」

    「ま、手が増えるのは喜ばしいことじゃない。私はあまり必要じゃないけれど」


ナクア(ふぅん。ビートダウンデッキも……ね。なら、【ファーニマル】とか)

    (場合によっては天使族や【霊獣】なんかも考えられるかしら?)

    (それでも十二分に御しやすいタイプね……)


晴明「?」


カァ…カァ…


ナクア「……さて、と。もういい時間ね」

晴明「……あっ、と、い、言われて、みれば……・」

   「そろそろ……暗く、なりますし……か、帰り、ましょう……?」

ナクア「…………いや、何でそこで私の方を見るのかしら」

晴明「……え。だ、だって、き、昨日も……い、言いました、けど」

ナクア「だから、問題ないわって前も言ったでしょう」

    「だいいち、恥ずかしいのよ。隙あらば手を取ろうとしないでくれる?」

晴明「……え。で、でも、ナクラさん、す、すぐ……遠ざかろう、と」

ナクア「恥ずかしいって言ってるでしょう。察しなさい」



晴明「……でも、その。夜道……」

ナクア「……普通に並んで歩いて戻ればいいでしょうが」

晴明「……」 ポン

ナクア「何その『今言われてようやく気付いた』みたいな顔は」

    「年齢こそこうだけれど、だからと言ってひと肌恋しい時分でもなし」

    「手を繋ぎたいなら恋人でも作るのね」

晴明「………………」

ナクア「悪かったからそんな恨めし気な目で見つめないでちょうだい」


◆ ナクラ=ナクアの好感度が上昇しました

判定:コンマ1桁

1,2,3 : 6
4,5,6 : 7
7,8,9 : 8
0.   : 10

↓1


◆ 好感度が上昇しました

ナクラ=ナクア
好感度:2→10


   * * *


晴明(あの後でナクラさんと一緒に寮に戻った)

   (初対面は……って感じではあったけど……こうしてお話して、少しは緩和されたかな、と思う)

   (でも、仲良くなろうと思ったらもうちょっと話さないといけないかな。一緒にいる時間は大事!)

   (んー……とりあえず、時間はあるけど……)


行動選択

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2


◆ カードショップ 「スイッチ」


ウィーン

楓「お、らっしゃいせーちゃん! なんか久しぶり?」

晴明「……え、と。ちょ、ちょっと。その、学校、とか」

楓「ああ……結構いいとこだしね。勉強大変そうだよねー」

  「じゃ、今日はどうする?」


1.対戦相手を探す
2.カードを購入する
3.知り合いとコミュ
4.自由安価

↓2


楓「おりょ。カード買うん?」

晴明「えと……い、一応、その、つもり……です」

楓「生活費……大丈夫?」

晴明「……」 メソラシ

楓「……か、体壊さないようにね……」

晴明「……でゅ、デュエルすれば……た、貯まり、ます、し」

楓「えーっと。じゃあ、どんなのが欲しい?」


1.特定のカードが欲しい(後で安価によって指定します)
2.指定したデッキのパーツが欲しい(デッキタイプを指定)
3.むしろ新しいデッキが作りたい(デッキを指定)
4.おすすめを聞く
5.もうちょっと考える(しばし相談タイム)
6.その他(安価指定)

↓3

ナンバーズは特殊なカードで、現状晴明が所持できませんので一つ↓にズラします




晴明「……お、おすすめ、とか、は」

楓「おすすめ? うーん……デッキ破壊だしなぁ」

  「これ言ったかわかんないけど、アンデットとかはどう?」

  「いわゆる【アンデットデッキデス】って形。ビートしながらデッキ破壊も並行するタイプだね」

  「それと似た形式にはなると思うんだけど、昆虫族突っ込むとか……」

  「ニードルワームといいシールドワームといい、昆虫族多いっしょ?」

  「《デビルドーザー》やら入れて、さっきと同じようにデッキ破壊と並行するとかもできるよ」

晴明「……な、なる、ほど」

楓「フェンリルハンデスに関しては……まあ、水属性だよねぇ」

  「エクシーズモンスターもいいかもね。今はせーちゃん持ってないけど」

  「アトランティスに拘らなかったら、水属性のエクシーズモンスターは結構数いるよ」



楓「もっとも、今のはただのアドバイス。これに囚われず、自由な構築するといいよ!」

  「さて、そんじゃどうししようか?」

晴明「……んっと……」


1.特定のカードが欲しい(カードを指定)
2.指定したデッキのパーツが欲しい(デッキタイプを指定)
3.むしろ新しいデッキが作りたい(デッキを指定)
4.もうちょっと考える(しばし相談タイム)
5.その他(安価指定)

↓3



晴明「……んと……じゃ、じゃあ……です」

楓「お、決めたー?」

晴明「……こ、【コスモロック】、とか……」

楓「ファッ!?」

晴明「!?」

   「え、だ、ダメ、です……か?」

楓「い、いや……べ、別に、構築すること自体に問題があるわけじゃないというか……」

  「せーちゃん、キミは何を目指しているんだい……?」

晴明「…………?」

つか、生活費大丈夫なんか…?

>>285
生活費はフレーバーです
多く買いすぎると晴明がちょっと痩せますが、とりあえず命に支障はありません



楓「一応、説明だけしとくね」

  「コスモロックは《宇宙の収縮》を中心としたロックデッキだよ」


《宇宙の収縮/Spatial Collapse》

永続罠
それぞれのフィールド上に存在しているカードが
5枚以下の場合に発動する事ができる。
お互いにフィールド上に出せるカードの合計枚数は5枚までになる。


楓「お互いにカードを5枚までしか出せない。この特性を利用しつつ……」

  「《おジャマトリオ》なんかのカードを送りつけ、《心封壺》で伏せを封殺する」


《おジャマトリオ/Ojama Trio》

通常罠(準制限カード)
相手フィールド上に「おジャマトークン」(獣族・光・星2・攻0/守1000)を
3体守備表示で特殊召喚する(生け贄召喚のための生け贄にはできない)。
「おジャマトークン」が破壊された時、
このトークンのコントローラーは1体につき300ポイントダメージを受ける。


《心鎮壷(シン・ツェン・フー)/Xing Zhen Hu》

永続罠
フィールド上にセットされた魔法・罠カードを2枚選択して発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
選択された魔法・罠カードは発動できない。




楓「宣告者パーミッションみたいな、手札誘発のカードだともしかすると、ってことはあるけど……」

  「ロックの強度に関しては、いわゆる【トランス】と二分する形で最上位、かな」

  「ロックが完成した後は、使いまわしのきくバーンカード……《ステルスバード》が有力かな」

《ステルスバード/Stealth Bird》

効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻 700/守1700
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
このカードが反転召喚に成功した時、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。

楓「他にもいろいろあるけど、基本的には、ビートダウン系統のカードは使えない」

  「これらを使用して、相手のライフポイントを削っていく。おジャマトリオを破壊したらロックできないしね」

  「もっとも、最大の問題はロックを完成させるまでの手順。必要なカードの数が多いし……」

  「何より、《宇宙の収縮》が手札に来ない限り、ロックできない。結構難しいデッキだよ」



楓「それでもいいなら……まあ、フェンリルハンデスに共通するカードもあるし」

  「……ぶっちゃけ使う人も少ないから割安で提供できるけど、これにする?」


晴明(難易度の高いデッキ……うーん、デッキ破壊もフェンリルハンデスも割とそうだけど)

   (「決まるまで」にその動きができるとは限らないし、決まる確率も低い)

   (とはいえ、絶対に勝てないってデッキじゃあないとは思うけど……これに決めちゃう?)


1.【コスモロック】にする
2.もう少し考える

おっと、ここから↓2でー



晴明「……えと。もう少し、あの。考え、ます……はい」

楓「ん。分かったよー。どうするか決めたら言ってね」


晴明(さて、それじゃあどうしようか……)


1.特定のカードが欲しい(カードを指定)
2.指定したデッキのパーツが欲しい(デッキタイプを指定)
3.むしろ新しいデッキが作りたい(デッキを指定)
4.やっぱり誰かとコミュする
5.やっぱりデュエル相手を探す
6.その他(安価指定)

申し訳ありません、また指定忘れてた
通例なら何も無い場合は↓2ですけど、デッキに関する事なのでちょっと最安価

ここから↓3です



晴明(うーん……デッキ破壊に防御策を入れるとして……)

   (他にもカードを入れるなら、まずは自然な形で攻撃に移れたりする方がいいよね)

   (となると、昆虫族系のカード、とか……フェーダーとかかし、虹クリボーは元々持ってるし……)


晴明「……えと。昆虫族、に……シフト、できる形のカード、と……」

   「あ、あと……防御用の、カード、とか……が、欲しい、です」

楓「防御用のカードって言うとバトルフェイズ終了のカードとか戦闘ダメージ軽減のカードかな」

  「分かった。それじゃあ、適当に見繕ってくるね! ちょっと待ってて!」




◆ 十数分後


楓「お待たせー。こんなところかな?」

晴明「……え、えと。これは……」

楓「とりあえず何枚かって感じかな。まずは《超電磁タートル》」


《超電磁タートル》

効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻 0/守1800
相手ターンのバトルフェイズ時に墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
そのバトルフェイズを終了する。
「超電磁タートル」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。


楓「まあ、ちょっとした理由で、別方面に悪名があるけど……せーちゃんがそっちに使うわけじゃないし」

晴明「……え、あ、悪名って」

楓「気にしないで気にしないで。ま、墓地から出てくるかかしさん、って感じかな」

  「断札なんかで落とせばすぐ使える防御札だね。じゃ、次ー」




楓「んー……とりあえずこれかな。《ナチュル・スティンクバグ》と《ネクロ・ガードナー》」


《ナチュル・スティンクバグ/Naturia Stinkbug》

チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/昆虫族/攻 200/守 500
自分フィールド上の「ナチュル」と名のついたモンスターが攻撃対象になった時、
フィールド上のこのカードを墓地へ送って発動できる。
その攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。

《ネクロ・ガードナー/Necro Gardna》

効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻 600/守1300
(1):相手ターンに墓地のこのカードを除外して発動できる。
このターン、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする。


楓「ネクロ・ガードナーは墓地に落とさないといけないけどね」

  「スティンクバグは能動的に墓地に落とせる昆虫族だし、悪くない……かも、って思う」



楓「昆虫族デッキにシフトできる手としてはこれがいいかな」

  「さっき言ってた《デビルドーザー》。あと……これはちょっと関連するか微妙だけど」

  「《ゾンビキャリア》とかどうかなって」


《デビルドーザー/Doom Dozer》

効果モンスター
星8/地属性/昆虫族/攻2800/守2600
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の昆虫族モンスター2体を
ゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。


《ゾンビキャリア/Plaguespreader Zombie》

チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200
手札を1枚デッキの一番上に戻して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。



晴明「え……と、な、何で、ここでアンデット……ですか?」

楓「必然的に昆虫族が多くなるデッキだからさ、《漆黒のズムウォルト》とか出せるし」


《漆黒のズムウォルト/Dark Diviner》

シンクロ・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻2000/守1000
闇属性チューナー+チューナー以外の昆虫族モンスター1体
このカードは戦闘では破壊されない。
このカードの攻撃宣言時、攻撃対象モンスターの攻撃力がこのカードの攻撃力よりも高い場合、
攻撃対象モンスターの攻撃力をバトルフェイズ終了時までこのカードと同じ数値にする。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
相手のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。


楓「自己再生できるチューナーだから、それ以外にも使えないわけじゃない」

  「勿論、入れないのも手ではあるよ。でも、奇策としてはアリかなーと」

晴明「……なる、ほど……」



晴明(……デッキ破壊にシンクロ召喚を取り入れる、かぁ)

   (確かに奇策として考えれば結構面白いのかも。ズムウォルトもデッキ破壊に使えるし……)

   (う、うん……なんていうか、手は、あるだけあった方がいいよね)

   (デュエル? デュエルは……その、あ、明日からするし……)


晴明「……じゃ、じゃあ、このセット……と、あと、それから……」

   「……えと。このモンスター、と、これ、と……です」

楓「おっ……あ、そういえばこれも使えるね。オーケー。ちょっと在庫見てくる」

  「その前に会計済ませとくね。えーっと、だいたいこのくらい」




楓「……大丈夫?」

晴明「……し、死には、しません……から(震え声」

   「……りょ、寮暮らし、なので……その気に、なれば……助け、くらい。頼め、ますし」

楓「まあ、何かあったら言ってよ。私らも手伝うしさ。それじゃ、これね」

晴明「……はい。そ、それじゃあ……お代、です」

楓「毎度っ! まー、無理だけはしないでね」


◆ 晴明のデッキが派生しました

【デッキ破壊】
 └【昆虫族軸デッキ破壊】



◆ デュエル前のデッキ選択の際、デッキ破壊と別に【昆虫族軸デッキ破壊】を選択できます


◆ 一日が終了しました


晴明(……いざとなればどこかに転がり込むかバイトを始めるという手もある)

   (ま、まあ、大丈夫……だといいな……)


◆ 各所に行動選択で赴いた際に「アルバイトを探す」ことができるようになりました。
◆ なお、基本的に金銭はフレーバーですが、他人との付き合いの中で必要になる場合もあります

では今日はここまで。途中gdってすみません

金銭については問題があって、セミオートという都合上カードプールを制限しすぎるとデュエルができず、
パックを購入という形式にしようと考えても、どのくらいがいい塩梅なのかも分からず。
更に、デュエルでDPを稼ぐ方式にするとスレがなかなか進まず>>1が死に、という状況でして

他のゲームなら能力値上げたりなんだりということに使えたりするんですが、ここの辺りの塩梅が難しいところです。
ちょっとその辺りの調整も考えますので、お金に関することについては少し時間を頂きたく思います。

お金に関してちろっと考えたけどこんなんでどうでっしゃろ
高いとか安いとかバランス悪いとか、こんなの欲しいとかあればどんどん意見お願いします

デュエルの勝敗
勝:+1000DP
敗:+500DP

アルバイト
一日の行動回数あたり
1消費:+1000DP
2消費:+2500DP

デッキ作成:4000DP±1000DPの範囲内
デッキパーツ購入:2000DP±500DPの範囲内
シングル購入:時価

アイテム購入
好感度ブースト(小):300DP
好感度ブースト(中):800DP
好感度ブースト(大):1500DP

選択肢再選択:5000DP
コンマ変動:3000DP

要望次第で各種アイテム入荷

現在DP:500

面白そうだったから前スレから読んできました。面白かったですはい。

キャラ案がかなり沸いてきて辛い。

それじゃあ基本的に高価なカード及びカテゴリに制限かけるくらいでいいですかね
それはそれとして、簡易コミュのようなものとして、アルバイトの選択肢は出しておきます

そんでは始めるでー

うえーい



◆ 寮 / 晴明の部屋


晴明(明日から朝はエアパスタ)

   (嘘です。でもこれ以上やりすぎるとマジでそうなりそう)

   (元々高価で手が出しづらいトリシューラとか開闢は元より)

   (今のお金だと、デッキを買うのは難しいね。無理すれば、パーツくらいは手に入るけど)

   (……さて、アルバイトに関してだけど……・)

   (基本的には一日の行動のうち、「一度」か「二度」、行うことになるよ)

   (この時、例えばスイッチでバイトしてれば楓さんや祝呼さんと話すことはできるだろうし)

   (勤勉に働いてる姿を見せれば、好感度が上がることもありそう)



晴明(……とりあえず、思い当たるものが無いわけじゃないね)

   (まず、カードショップ「スイッチ」。これは鉄板といえば鉄板)

   (次に、広場での「アイスバーン」。それから、大聖堂の図書館)

   (劇場での受付業……は、ちょっと難しいだろうから、清掃業とか)

   (寮なら食堂でのお手伝いとか清掃、学校なら、いわゆる資格試験の試験官のバイトもある)

   (その辺り、少し気にしながら……まあ、バイトするかしないかについても、決めよう)



晴明(さて、今日はどうしようかな)


※ 行先を決定したのち、バイトができる場所ならバイトの選択肢を提示します。
   アルバイトがしたい場合は、その時点で「バイトをする」という選択をしてください。


行き先・行動を指定

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2

7



◆ 裏路地


晴明(……う、うう。久しぶりに裏路地まで来たけど……)

   (相変わらず薄暗くて怖い場所だなぁ……)

   (い、一応、ミカさんの方から気付いてくれる、ようなことは言ってたけど……)

   (どこまで行けばいいんだろう。どのタイミングであっちが気付くかも分かんないし……)


ミカ「――――晴明」 ザッ

晴明「!?」 ビクッ

ミカ「……お、驚かせてしまったか。すまない」


晴明(い、いつの間に背後に……というか、私今来たはずなんだけど)



晴明「……え、と。その」

ミカ「しっ……ここだと誰かに感付かれるかもしれない」

  「少し、ついてきてくれ。そこで話をしよう」

晴明「……あ、は、はい」


スタ…スタ…


ミカ「………………」

晴明「………………」


晴明(……く、空気が重い……)



◆ 路地裏 / 開けた区画


ミカ「……よし、ここならいいだろう」

  「久方ぶりだな、晴明。壮健だったか?」

晴明「……え、と。ま、まあ、その一応、はい。です」

ミカ「ふ……そうか。ならいいのだが……」

  「さて、少し保留、という話だったな。できれば、何か判断する材料が欲しい、とか」

晴明「……です」

ミカ「まあ、そうだな。何も分からない、というのが一番厄介なことだ」

  「質問があれば何でも言ってくれ。私の分かる範囲で答えよう」


↓1~3くらいで質問など

No.について。

「ウォーデン」の事について

コミュ障の晴明ちゃんに清掃業以外出来るのか(マジレス)

質問はNo.の他に特別なカードはあるか、ソピア教関係で触れてはいけない人・場所はあるか

>>338
コ、コミュ障克服出来るかもだろ…



晴明「……じ、じゃあ。ですけど……あの」

   「な……なんばーず? って……何、ですか……?」

ミカ「……そうだな」

  「エクシーズの中でも特殊なカード……と言っても納得はすまいが」

  「例えば……デュエルモンスターズの中で最初に生み出されたカードは、何だ?」

晴明「え……え? えと……ぶ、《ブラック・マジシャン》……?」

ミカ「だろうな。では、各種類のカードで『最初』のカードは?」

晴明「……シンクロ、が…………えと。《ジャンク・ウォリアー》。魔法、が……《地割れ》。罠、が……《落とし穴》」

   「……ペンデュラム、が……《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》で……エクシーズ、が……《グレンザウルス》……」



ミカ「そこから何千何万と生み出されたことだろう。総数を把握している人間がどれだけいるかは知らん」

  「だが、一つだけ言えるのは、ナンバーズとは、公的に製造されたカードというわけではないということだ」

晴明「……? し、試作品、みたい、な……」

ミカ「いや、違う。あらゆる地においてナンバーズが製造されたデータは存在しない」

  「これは……そう。『カード』という製品としては極めてイレギュラーなものだ」

  「……すまない。それ以上のことは言えん。核心に迫りすぎる」

晴明「……は、はぁ」



晴明「……では、その。あの時、言って……いた、『ウォーデン』って、いうの、は……」

ミカ「我々を付け狙う敵だ。あくまで、我が主君が名付けた仮の名称だがな……・」

  「どこまで、どれだけの数の構成員がいるのかは分からない。ただ、我々は狙われている」

  「何のために、とは知らん。何せ目的を語ってくれんからな」

  「だが、唯一ナンバーズを狙っていることだけは理解できる。そのためなら……手段は選ばんだろう」

晴明「…………う、うわぁ」

ミカ「奴らは、デュエルディスクを介してあらゆるダメージを『本物』にする」

  「余程のことが無ければ死にはせんが……死ぬほど痛い」

  「だから、奴らがいたらすぐに逃げろ」



晴明「み……見分け、る。方法は……」

ミカ「奴らは必ず、服のどこかに……」 ガサゴソ

  「“これ”が描かれた装飾品を身に付けている」


  [錫杖と一対の蛇]


ミカ「無論、隠している場合もある。だが、大抵の場合はどこかに露出しているはずだ」

  「例えば、バッヂ。刺青。ハンカチ。マフラーの端。どこかに見つけたら全力で逃げるんだ」

  「仮に、君が奴らに捕捉されていれば……その時は、命が危ない」

晴明「 」

さあ日常が崩れてきました



晴明(あの時見つからなくて本当に良かった……!!)


ミカ「もっとも、今のところ君を見つけたというような話は聞かないが、な」

晴明「……え、と。じゃあ、その。ナンバーズ、以外に……特別な、カード、みたいな? のは……」

ミカ「同種のカードがいくつかある。もっとも、これは私も特定できてはいないが……」

  「少なく見積もっても数十枚、特別なカードというのは存在しているはずだ。特殊な力を持っているわけでもないが」

  「希少価値は……世界に一枚レベルだからな、推して知るべし、というところか」

晴明「……えと、で、でしたら、その、話……変わる、ん、ですけど」



晴明「……ソピア、教。あの、大聖堂……分かり、ます、か」

ミカ「ああ」

晴明「……あの、場所にとか、人とか……そ、その。気を付ける、べき、こと。とか」

ミカ「……宗教のことについてはよく分からんが……」

  「表面的に付き合う分には、問題ないだろう。多少の毒を孕んでいようともな」

  「それさえ呑み込んで利用するという気概があれば……表面的には、問題は無い」

晴明「……え。と。内部、は」

ミカ「どこがどう、というわけではないが」



ミカ「そこに所属する一人一人は、何も問題ないだろうな」

  「ただ、上層部ほど危険な予感がする。例え頂点が潔白であろうとも」

  「その周囲に、黒い染みのようなものを感じる。黒い情念だ。何を考えているとも知れん」

晴明「……黒、い」

ミカ「故に、深入りしすぎるな。大聖堂の、地上部分。言うなれば上澄みは何も問題は無いだろうが」

  「拡充しつつある地下に向かえば、命の保障は無い。精神的にどうなるかも分からん」

  「極端なことを言えば近づかない方がいい。もっとも、先に言った通り、深入りしすぎなければ薬にもなり得るがな」


晴明(……えっと。清子さんが感じ取ってたのってもしかしてこれかな?)

   (アカン)



ミカ「とりあえず、質問としてはこんなところか?」

晴明「……えと」


晴明(さて、どうしよう。ここで話を終えても、まあ構わないけど)

   (まだ聞きたいことってあったっけ? 何かあったような無かったような……?)


1.もう少し聞きたいことがある

2.今はいいかな


↓1~3 多数決

2



晴明「……です。とりあえず、今は」

ミカ「そうか……では、改めて聞きたいが」

  「晴明。君はこれからどうする? 今から私についてきて、改めて主から説明を受けてもいい」

  「これ以上は無理だと思えば、これ以上深入りすることもない。帰って、このことは忘れるのもいい」

  「あるいは、再度保留としておくか」

  「すぐに我々もいなくなるわけじゃない。考える時間が欲しいなら、考えてからの方が後悔もすまい」

晴明「……」

ミカ「ただ、気を付けてくれ。場合によっては、敵に捕捉される可能性もある」

  「この路地裏に出入りするたびに、捕捉される可能性は上がるだろうからな」



ミカ「その上で、問おう」

  「――――――どうする?」

晴明「…………」


1.ついていく
2.もう深入りはできない
3.今日は保留にしておく
4.自由安価

↓3

2

所謂「本筋」に関わる選択なんだろうけど…3



晴明「……………………」

   「………………け……結論、が。出ません……」

ミカ「まあ、それもそれだな。分かった」

  「出るときは周囲に気を付けろ。下手を打てば……」

  「まあ、最悪の場合は私も行くが。それでも、気を付けろ」

  「感知できないところで襲われれば、我々でもどうしようもない」

晴明「……」コクッ


◆ 路地裏から退出しました

◆ コンマ判定を取ります

↓1 20以下(00=100扱い)

はい。



???「――――はい」

    「ええ。今のところ、路地裏から退出した人間は確認できません」

    「もしもそうした人間を見つけた場合は? はい。経過観察。了解しました――――」


   * * *


晴明(……よし、今ならだれも見てないし気配も感じない、行けるな……)


◆ 判定に成功しました。「敵」から捕捉は今のところされません。

今の所まだ何も起きてないけど、どうしようかねえ



晴明(ふぅ……とりあえず裏路地からは出られたけど)

   (どうしたもんかなぁ。こればっかりは自分で決めないといけないんだけど)

   (人に相談するわけにもいくまいし、ううん……)

   (はぁ、駄目だ駄目だ、ちょっとどこかに行こう。気分転換、じゃないけど、何とかならないかなぁ……)



1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
(×)7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2

面白みはなくなるが普通に強いデッキ持たなきゃ・・

一応難易度は生死をかけたデュエルより野良デュエルの方が高めらしい
ゲームのストーリーミッションよりエクストラミッションの方が難しい的な



晴明(そんなわけで、今日は広場にやってきたのだった)

   (……さて、どうしようかなぁ)

   (バイトという選択肢も無いではない。誰かとお話するという選択肢も無いではない)

   (今日のところは……と)


1.新規コミュ開拓
2.知り合いとコミュ
3.時計塔が気になる
4.「アイスバーン」にバイトを頼む
5.自由安価

↓2

4

1



リーンゴーン…


晴明(……やっぱり時計塔気になる)

   (昔からあるにしては内部も公開されてないし、危険だって張り紙があるわけでもない)

   (整備しようと思ったらやっぱり内側から向かうしかないわけだけど、入り口も見当たらない)

   (じゃあ外から整備してるの? と思ったけど、そんな場面も見たことない)

   (……気になる。いや、気になる。気になる。ホントどうしよう)

   (……よし、試しに見に行ってみよう。大丈夫、ホラ。別に路地裏行くわけじゃないしね。ね!)

晴明ちゃん、それフラグって言うんだよ



晴明(そんなわけで、時計塔の目前まで来たのだった)

   (別に周囲に有刺鉄線張り巡らせてるわけでもなし)

   (高圧電流とかそういうのも無し。幽霊が出るとかも聞いたこと無いし)

   (でも、この周辺に何も入口らしいところが無いんだよなぁ……どうやって施工したんだろ)

   (整備しなきゃこう、あの戦争を経てなお鳴りつづけるわけも無いし)

   (……ちょっとこの周辺ぐーるぐーる回ってみようかな)コソコソ



◆ 数分後


晴明「……」ゼェゼェ


晴明(……なーんも無い……!)

   (……ほんっとに何も無い! 何だコレ!? 煉瓦とコンクリで固めてあるのは別にいいよ!)

   (だったらだったでどこかに入口があって然るべきなのに、どこにもない!)

   (例えばそう、コンクリに亀裂があったりして、それをズラすと扉が、とか)

   (地面をちょっと掘り返したりしたら秘密の入り口が……とか思ったけど、それも無い!)

   (やッ……べぇ……これ、どうなってんの……? 何かカラクリがあるの……?)



晴明(う、ううん……ちょ、ちょっと考えよう……)

   (上に登ったところにあるのかな、と思ったけど、そこにも無いし……)

   (かと言って隠し扉のようなものも見当たらなかった。ホントにこれは謎だ)

   (いちいち重機を持ち出したような状況を私は見たことが無いし……)

   (……ああまで長く動き続けてるってことは、何か理由があって当然なんだよ……)

   (……オカルトじゃあない。それは確か。だけど、どこから入れるのか……)


???「時計塔に入りたい?」

晴明「!?」

管理人さんかもしれないから(小声)



晴明(……だ、誰!? また何か良く分からん人が……!)

   (え、えっと……この人は……えっと……誰だ?)

   (わ、私の知らない人であることだけは確かだ)

   (えっと、挨拶した方がいいのかな。でも、これ見られたらヤバいことなのかもしれないし……)

   (えっと、えっと……!)


晴明に話しかけてきた人物
既募集キャラ、もしくは完全新規キャラ。新規キャラの場合は>>4のテンプレ使用お願いします

↓3

名前:征矢 海遊(そや みゆう)
性別:女
年齢:15
職業:学生
特徴:高飛車で自分にも他人にも厳しい性格。但し、自身が認めた相手には高圧的ではあるが優しく面倒見がいい。
デュエルに関しては可能な限り青眼の白龍をフィニッシャーにしようとしたり、青眼の白龍が活躍すると頼んでもないのに自慢し始めたりする。青眼の白龍=私の嫁
デッキ:【青眼の白龍】

名前: 千贄 眼狐
性別: 男
年齢: 12
職業: 学生(サクリファイス教徒)
特徴: 新興宗教「サクリファイス教」の信者。現在、サクリファイス教自体は小さなデュエルサークルのようなものだが、彼はかなり熱心で。端からみれば狂っているが、やっぱり根は良い子。
デッキ: 千眼の邪教神

名前:百野 影二(ももの えいじ)
性別:男
年齢:23
職業:情報屋(個人営業)
特徴:流行りのものから一般人が知り得ない情報まで幅広く扱う情報屋の中肉中背の青年
自分の足で情報を探したり、互いの情報を賭けてデュエルしている姿がよく見られる
情報の多さや正確さから、時には意外な人物からも信頼されているらしい
デッキ:【2014ガチオールスターズ】
【シャドール】【M・HERO】【テラナイト】【クリフォート】【征竜青眼】の混合 比率はその日の気分で決めるらしい
デッキは常に最大枚数入れる。だから当然事故るしギミック1つ1つは強くても続かないので、場合によればデュエルが弱い子供でも勝てる
ただ賭ける情報が稀少で危険なものになっていくにつれて、5つのデッキを同時に相手しているかのごとく強くなるらしい・・

新規キャラなんで今回は神父さんの登場は無し、↓、↓にズラして百野さんということになります。

情報屋、うってつけだな

>>396
既募集キャラってあるけど新規キャラ限定だったの?

既に募集されていて、まだ選ばれていないキャラって認識だったけど

>>401
前スレ今スレ含めて前に新キャラ募集した際に、新キャラのデータを投下していただいたことがありますが、
その際のキャラを使うのも可、という意味でした。分かりにくかったですね、すみません
一応、前にどういうキャラでも可能な場合は、「既登場キャラ」「既募集キャラ」「新規キャラ」としていたのですが……



晴明「……え、と……ど、どちら、さま……です、か」

百野「や、初めまして。俺、百野影二っていうの」

晴明「は……はぁ」

百野「これでもこの街のことについちゃ詳しくてね、まあ、住人でも知らないようなことも結構知っちゃってるワケ」

   「ま、あの時計塔のことについてもね。さっきからどうも時計塔のこと気になってたみたいだからね、声かけたってコト」

晴明「…………・です、か」

百野「……えっと、ホラ、お兄さん怪しくないよー、怪しくない」

晴明「……」シラー

百野「逆効果だった」

そーいや、今回のキャラは5種類のデッキの混合みたいだけど、>>389の征矢さんみたいに5種類のうち一つだけダブってる場合は新規キャラ安価の時に被り扱いでアウトなの?

>>408
混合デースなのでいいという扱いにした方が面白そうですのでセーフということで
戦術も戦略も違いますし、一回のデュエルあたりにカテゴリのモンス全部出すつもりでもありますし



百野「んー……こりゃどうしたモンかなぁ。滅茶苦茶警戒されてるよ俺」

????「何をしているんだ、百野」

晴明「……?」

百野「……んぁ。神父のダンナじゃありませんか。どもでーす」

ガブリエ「挨拶はきちんとしたまえ……おっと、そこにいるのは、先日の……」

晴明「え、あ……ど……どうも、こんにち、は、です」

ガブリエ「うむ、こんにちは。ところで、キミたちは何を……?」

百野「んー……なんていうかなぁ」チラッ



ガブリエ「時計塔か」

晴明「…………」コクッ

百野「そうそ、この子がここのこと気になってるっぽかったから、ちょーっとね」

   「ダンナも気にならねぇ? いつもいつでも、毎日狂いなく秒針動いてんぜ、ここ」

ガブリエ「気になりはするがね、それで探検に行けるほど若くはないよ」

     「君は…………、すまない、先日は君の名前を聞いていなかったね」

晴明「……え、と。その。安倍、晴明、です」

ガブリエ「晴明君のような年頃ならまだしもね。30手前に差し掛かると、仕事仕事で……」ハハハ



百野「実はダンナがここの内部のこと知ってるとか無い?」

ガブリエ「残念ながらね。幼い頃は、謎を解き明かそうと躍起になったこともあるものだが」

     「気付けば二十年も経っていた。どこかに入口くらいはあるだろうと思って、詮索は止めたよ」

百野「ふぅん……」

晴明「……で、です、か」

ガブリエ「晴明君は、この時計塔の謎を明かしたいのかね?」

晴明「……えと、い、一応……?」

ガブリエ「うむ。好奇心を持つのはいいことだ。若いうちはそうでなくては」 ハハハ

     「だが、危険なことはしないでおくんだぞ。若いからこそ許されることもあるが」

     「若いからこそ許されないことも、当然ある……運転、飲酒、喫煙なんかだな」

晴明「……です、ね」



ガブリエ「例えば、そこの煉瓦の隙間に手を掛けて登ろうとしないようにな」

     「手を滑らせると大怪我をする……先駆者からの忠告だ」


晴明(あ、神父さん一回登ろうとしたことがあるんだ)


百野「ダンナもそんな無茶してた時代があったんすね」

ガブリエ「私も人の子なのだがね」

百野「マジで!?」

ガブリエ「失礼な男だな君は」


晴明(……初対面で「熊?」とか言っちゃった私は何も言えねえ……)



百野「つかダンナ、今更だけど何でここにいんのさ」

ガブリエ「どこかで見た軽薄そうな男が婦女に声を掛けている。これではいけないか?」

百野「カタいねー、流石聖職者。いや、これ褒めてるからね」

ガブリエ「……まあ、実際は聖歌隊の子供たちの遠足の付き添いだったんだがね」

     「少し見かけたから、というわけだ。晴明君、邪魔をしたね」

晴明「……え、いや、だいじょぶ、です、はい」

ガブリエ「まあ、悪い男に引っかからないようにな。それでは、これで失礼するよ」

晴明「…………」ペコリ

百野「あいあーい。オタッシャデー」



百野「さて、と」

   「んじゃどうする、晴明ちゃん。ダンナは知らないらしいぜ」

晴明「………………あなた、は」

百野「俺は知ってる」

晴明「………………」

百野「もっとも、知ってるだけだ。中身は知らない。確かめたことは無い。確かめられなかったしな」

   「だが、情報があるという一点に関しちゃ確かだ」

   「どうする。買うかい、この情報。お安くは……ま、できないけどね」


晴明(すっげー胡散臭い……)


1.買う
2.買わない
3.自由安価

↓2

…いくらですか?



晴明「いいです」 キッパリ

百野「キャラ違くね」

晴明「……いい、です。なんていうか……その、こ、こういう、時に……出てくる、情報、は」

   「……あんまり、よろしいものでは、ない、ような気が」

百野「あ、分かっちゃう? ま、ぶっちゃけ厄ネタもいいとこなんだけどさ」

   「俺は情報を求める人に売るだけ。デュエルでね。だからこのネタに限ってはそうそう渡せない」

   「晴明ちゃんは勘がいいみたいだね。ま、この際だからはっきり言っとくけども」

   「時計塔は企業連のお偉方の管轄だ。触れない方が身のためだぜ」

晴明「………………」



百野「そうそう、これ名刺ね。改めて、百野影二です」

   「公的には無職ってやつなのかもしんないけど、俺的には情報屋ってヤツ」

   「ま、何か入用の情報があればヨロシクな。厄ネタじゃなけりゃ、知り合い価格で提供したげるよ」

晴明「……ど、どうも」

百野「なお、俺の情報料は主にデュエル。基本的にゃ勝ったら情報あげるけど」

   「ま、面白いと判断したら、負けても情報くらいあげるよ。DPは結局貰えるしね」

晴明「…………ですか」


晴明(時計塔の件に限らず、なにか情報が必要になったら百野さんに頼むのもいいかもしれない)

   (もっとも、デュエルが必要になる場合もありそうだけど)


※ 最初のデュエル以外(があれば)基本コンマ判定とします



百野「そんじゃーねー。今度は茶でも飲みながら話そうよ」

晴明「……け、結構、です」

百野「つーれない」


◆ 「百野影二」が交友関係に追加されました
◆ ガブリエ・セレスタの好感度が少し上昇しました

コンマ
1,2,3 : 3
4,5,6 : 4
7,8,9 : 5
0,   : 6

↓1


◆ 好感度が上昇しました

ガブリエ・セレスタ:0→6

◆ 一日が終了しました

ほんでは本日はここまで。勢いで出したら存外に神父様の好感度が

√に関してなんですけど、一応日常生活のままにエンディング迎えるルートもあります
というか場合によってはキャラメイクして二週目ってのもできますし、ある程度融通もきかせるつもりです
なので、結構好き勝手やっちゃって大丈夫ですよと、ちょっと遅いかもしれませんけども

やるっすよー

翌日の行動選択から



◆ 寮 / 晴明の部屋


晴明(……なんていうか、とっても奇妙なことになってきたなぁ)

   (というかこの街、危ないところ多すぎる)

   (他の街はどうだか知らないけど……一皮剥けたピタゴラスって真っ黒だよねマジで)

   (激しい喜びも絶望も無い植物のような生活を送るのも別に構わない)

   (陰謀に巻き込まれるのは勘弁してほしいけど……最悪、死なずに帰れるならそれはそれで)

   (……ま、考えたって仕方ないよね。それより、今日はどうするかの方に切り替えよう)


行動・行き先選択

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2



晴明(……とりあえず、今は寮にでもいようかな)

   (あんまりやることっていうのも思い浮かばないけど……)

   (ま、後ろ暗い部分が無いだけ他よりマシかな……)

   (さて、どうしよう?)


1.交友関係の新規開拓
2.知り合いとコミュ
3.デュエル相手を探す
4.晴明にできるバイトが無いか探す
5.自由安価

↓2



晴明(……誰か友達になれそうな人が……い、いやいや。そんな邪な考えはどうなのさ)

   (でも、ちょっと誰かと知り合えたりしたらいいなーってのは思ったり)

   (元々寮内で友達っていうのも少ない方だし……)

   (なんていうか、今の私の状況って不健全もいいところだしね)

   (ちょっと、外に出て交流とかなんとかしてみたりしたいなぁって思ったり思わなかったり)

   (……いざ考えるとヘタレるんだけど)


新キャラ安価
現在までに安価に漏れたキャラOK
新規キャラの場合は>>4のテンプレ使用

↓3

ksk

名前:征矢 海遊(そや みゆう)
性別:女
年齢:15
職業:学生
特徴:高飛車で自分にも他人にも厳しい性格。但し、自身が認めた相手には高圧的ではあるが優しく面倒見がいい。
デュエルに関しては可能な限り青眼の白龍をフィニッシャーにしようとしたり、青眼の白龍が活躍すると頼んでもないのに自慢し始めたりする。青眼の白龍=私の嫁
デッキ:【青眼の白龍】

コンマ判定

50以上なら……

↓1



◆ 寮 / 談話室


晴明(そんなわけで、今日も談話室にやってきたのだった)

   (いつもながら、帰寮直後の時間帯だからあんまり人はいない)

   (つまり、「え? 何でお前いんの?」的な視線に晒されることもないってことだ)

   (それが良い事かどうかはともかく)

   (しかし旧時代の洋画はいいもんだ。男ばっかりで実にベネ)

   (戦友同士がどうなんて話なんかもう垂涎モンだよげへへへ)



晴明(しっかしばかすか人死ぬよねこの時代の映画って)

   (グロ描写だけはちょっと受け付けないかなぁ)

   (それさえ削ってくれればもう私はそれでいいんだけど)


ガラッ


晴明(おっ、誰か入ってきた……)


??「………………」キラキラキラ…


晴明(駄目だああいうのは駄目だ隠れよう天敵だ)



晴明「……」コソコソ

??「あら……誰ですの、映画を流しっぱなしだなんて……」

   「まったく……連帯責任で皆叱られることもあるんですのよ」

   「点けたら消す、を心がけてほしいものですわ」プンスコ


晴明(う、ううん……? 誰だろう。同じ学年の人じゃないっぽいけど……)

   (……うーん? 見たことないなぁ。あのお嬢さま的な雰囲気と縦ロール)

   (一回でも見たら忘れられそうにないから、別の学年だってことは確かだろうけど)


※ 判定:この時点で知り合いだったかどうか



??「……しかし、男子かしら。こういう映画見るような方って……」

   「………………」ジー…

TV←濃厚な男同士の友情シーン

??「………………」ピクッ

晴明「――――」ピクッ


晴明(……今、何か反応したような気がする)

   (い、いや、間違いない。反応があった。具体的に言うと、私の、なんていうか脳内センサーに)

   (あ、あの人は……一見すると普通のお嬢様に見える。だが……実態は、そうじゃない)

   (――――恐らく、私と同じ人種[ふじょし]! いや、間違いなく!)



晴明「……」ザッ

??「何者!?」

晴明「…………え、映画……を、見ていた……者、ですッ」

??「……あれを……?」

晴明「……」コクッ

??「……い、いるならいると、初めから言って下されば良かったものを」

   「今までどちらにいらっしゃったんですの?」

晴明「…………つ、机の、下……に」

   「ひ、人が……突然、来て……びっくり、して」

??「……はあ、そうですか。まあ……今後は気を付けることですね」



晴明「……ところ、で」

??「はい?」

晴明「――――……見なくても、いいん、です、か。この……映画」

??「…………」ピクッ

   「それは何故?」

晴明「……なんとなく……です」

   「しいて……言う、なら……そういう、感じが、して」

??「ふっ……どこをどう見れば、そういう風に見えて?」

   「あまり野蛮なものは好きではありませんわ。人の好き好みに口出しはしませんけれど」

晴明「……や、『野蛮なものは』……ですよ、ね」

   「それ以外の……付加価値、に……興味、は。無いんです、か……?」

晴明が攻めか(意味深)



??「………………」ピクピクッ

   「……べ、別に。特に思いませんわね」

   「付加価値、などと大仰な言い方をなさらずとも、面白いと思ったから見る」

   「それでいいのではなくて? 先程も言いましたけれど、他の方の趣味にケチは付けませんわ」

晴明「……私、も……比較的、他の人の……趣味、には……寛容な方、です」

??「それとこれと何か関係が?」

晴明「……そも、趣味について……経験上、寛容とは……言えないのは」

   「……私たちと同じく、女性の方が……多い、と、思います」

??「…………」

晴明「……特有の……価値観を持っている、女子高生、なら……その傾向が、強い、です」

   「……歪んだ、仲間意識……というか。経験上……よく、知って、ます」



晴明「……だから、そう……趣味に、寛容な人は……」

   「自分の……趣味を、貶された経験が、多い、です」

   「……そして……ひた隠しに、する。周囲から……浮いたり、しないように」

??「そ、それが何か……?」

晴明「――――……『攻め』の反対は」

??「受け」

晴明「……マヌケは見つかった、みたいですよ」

??「………………!」

晴明「……それに、さっき、の……反応。あのワンシーン……を、見て……」

   「……何、を。妄想しましたか……?」

??「………………」



??「――――戦地で、戦友同士の禁断の愛を」

晴明「……!」

??「寒地なら互いに温め合ったのでしょうね、とか。そのために抜き差しならぬことを……いえ」

   「『抜き差し』していたのでしょうか、とか」

   「――――思うに決まっているでしょう……!」

晴明「……あなた、も……」

??「そう仰る貴女も、同じ『感性』を持っていらっしゃるようですわね」

遊聖「私は、御影遊聖と申しますわ。貴女のお名前は?」

晴明「……安倍、晴明……です」

遊聖「晴明さんですわね。記憶しましたわ」



遊聖「ところで学年はどちらに? やはり、一年生ですの?」

晴明「……です。よ、よく……分かりました、ね」

遊聖「貴女ほどの傑物が同じ学年にいればその年度に気付きますわ」

   「上級生なら元より。であれば、一年生だと推定するのが正しい、と」

晴明「……で、です。私、は。御影さん、は……二年生、か、三年生……と、までは」

遊聖「……ところで、一つお聞きしたいのですけれど」

晴明「……?」

遊聖「『男の人は男の人同士で。女の子は女の子同士で恋愛すべきだ』と……」

   「そういう価値観を持っていらっしゃったりしませんわよね……?」

晴明「……い、いいえ」ブンブン

傑物w



遊聖「……少し安心しましたわ。友人にそういうことをのたまう方がいて……」

   「流石にその発言を聞いた瞬間戦慄して逃げ出しましたけれど」


晴明(末恐ろしい人だ……)


晴明「あっ……と、ところで……です、けど」

遊聖「はい?」

晴明「……広場、の、近く……大通り、から……離れたところに、ある本屋……」

   「あの、場所……知ってる、かな、と……思いまして」

遊聖「ああ……ごめんなさい。私、基本的に通販でそうしたものは購入していますの」



晴明「……通販……」

遊聖「晴明さんは、現地に赴いて?」

晴明「……です。通販、は……送料、が……かかる、ので」

遊聖「なるほど……」

晴明「……で、でも、逆に……そう、本屋、に限らず……ですけど」

   「イベントに……直接、行ったりして、中身を見て……買う、というのも、醍醐味……ですよ」

遊聖「ふむふむ……言われてみればそうですわね」

晴明「……か、会場限定とか、ありますし……データで、販売……してない場合も、あります」

   「ですので……一番は、併用になる、かと……」



晴明「……しかし……」

遊聖「ええ……」

晴明「……このまま、ここで……話を、しても……」

遊聖「埒があきませんわね。最悪の場合……」

晴明「……人が、来る……!」

遊聖「……」チラッ

晴明「……」コクッ


TV←電源OFF



晴明「……どちらに」

遊聖「今日のところは私の方へ」

晴明「……了解……です。手荷物は」

遊聖「お任せ致しますわ。必要に応じて」

晴明「……勿論」

遊聖「中身の見えない不透明の袋が最適ですわ」

晴明「…………」

遊聖「…………」

 ピシガシグッグッ



遊聖「では」

晴明「……」コクッ


ガラガラー


晴明「……あ、部屋番号……」

遊聖「あら。そういえばそうでしたわね。こっちですわ」

晴明「……ありがとうございます」


◆ この後滅茶苦茶腐った談義をした

◆ 「御影遊聖」が「交友関係」に追加されました


◆ 好感度が上昇しました(同類補正含む)

コンマ1桁
1,2,3 : 6
4,5,6 : 7
7,8,9 : 8
0,   : 10

↓1


御影遊聖:0→7


◆ 寮 / 晴明の部屋


晴明(あの後、軽く数時間は話し込む勢いで御影さんと話した)

   (しかし、私の知らない世界もまだまだある……)

   (腐海は広い。まだまだ私たちは渡り始めたばかりだからな、この広い腐海をよ……)

   (……寸劇はいいや。とりあえず、夜にまた話するとして)

   (今からはどうしようかな)



1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2

6



◆ カードショップ「スイッチ」


ウィーン


楓「らっしゃーい。おいーっすせーちゃん。何か今日はテンション高い?」

晴明「……えと。わ、分かり……ます、か?」

楓「うん。なんかちょっと顔がゆるんでる」


楓(あと微妙に薄暗いようなオーラが見え隠れするような)


楓「うーん、まあいいか。今日はどうする?」


1.対戦相手を探す
2.カードを購入する
3.知り合いとコミュ
4.バイトってできませんか?
5.自由安価

↓2



晴明(……ちょ、ちょっと聞いてみようかな。楓さんは、それなりに付き合いも長いし……)


晴明「……え、と。楓、さん。あの……聞きたい、こと、というか」

楓「ん? どしたのー?」

晴明「……その。えと……あ」

楓「あ?」

晴明「……アルバイト、って……できま、せん、か……?」

楓「………………」

楓「!? あ、アルバイトできませんかって!? うぇ!? え!? せーちゃんが!?」

晴明「……え。え、と、で、です」



晴明「……む、無理……です、か」

楓「い、いやいやいや、そういうことじゃないよ。単にちょっとせーちゃんがそういうことしてるイメージなくて……」

  「し、しかしウチでバイトかぁ。店長に言ってみないと分かんないけど……」

  「……ま、まあ。できないわけじゃない、とは思うよ。問題は、その……」

晴明「……わ、私の……性格、というか……です、よね」

楓「申し訳ないんだけどね……なんていうか、接客向きじゃないっていうか」

晴明「……です」

楓「だから、店頭に立たずにできる仕事になると思うけど……ううん、そういう仕事あるかなぁ」

  「ま、まあ、ちょっと店長に言ってみるよ。バイトできるかどうかはその後ででもいいかな?」

晴明「……あ、はい……も、元々、こっちから……頼んで、る、ことですし……だいじょぶ、です」

楓「ごめんねー。あ、それ以外は何かする?」



晴明(……やっぱり即日っていうのは厳しいみたい。でも、次来た時にはバイトさせてくれそう、かも)

   (面接くらいはありそうだけど……まあ、接客になることは無いと思う)

   (さて、それじゃあどうしよう。それ以外で何かしたいことは……)


1.対戦相手を探す
2.カードを購入する
3.知り合いとコミュ
4.自由安価

↓2


晴明(それじゃあ、ちょっと誰かと話してみようかな……)

   (普段ここにいそうな人はだいたいいると思うけど……・)

   (誰と話そう?)


この時間帯にスイッチにいそうなキャラ

↓2



晴明「……あ、シューコさん」

祝呼「あらせーちゃん、お久しぶり」

   「どうしたの、ちょっとテンション高いみたいだけど」

晴明「……さ、さっき、楓さんにも……言われ、ました」

祝呼「それだけ分かりやすいってことよ。いいことでもあったの?」

晴明「……で、です」

祝呼「ふーん……何だか言いづらそうね」

晴明「……えと。お、同じ趣味、の人がいて……」

祝呼「ああ、そういうことね。それなら、ちょっと納得したわ」



晴明(詮索……まではしてこないな。うん)

   (シューコさん、そういうことあんまり好きそうじゃないしね。予想通りと言えば通りだけど)


祝呼「そういえば楓ちゃんから聞いたわよ。最近懐具合が寂しいって」

晴明「……です。……ちょ、ちょっと、デッキ、とか……欲しい、カード、とかあって」

祝呼「ふぅん……まあ、程々にね。生活に支障をきたす前にどうにかした方がいいわよ」

   「それとも、いざと言う時には私に頼ってみる?」

晴明「……え、えと。こ、今度……ば、バイト始めることに、なって」

祝呼「あら面白くない反応。でも、アルバイトねえ……」



祝呼「…………」鼻血ブッ

晴明「……!? え、え、あ、え、シューコさん……? だ、だいじょぶ、です……か……?」

祝呼「気にしないで。こっちの話」 ティッシュツメツメ

   「ど、どこでアルバイトするのかしら。まさか、いかがわしいお店なんかじゃ」

晴明「……こ、ここが……い……いかがわしい……お店なら、全部、そうなるのでは」

祝呼「あ、この店ね……それでさっき楓ちゃんと話してたのね。納得いったわ」


祝呼(お金払ったらサービス(意味深)してくれるかしら)

楓(店頭に出ないし出さないよ)

祝呼(こいつ直接脳内に……!)



晴明(んー、とりあえず最近のことと言えばこのくらいだけど……)

   (何か話題あるかな? 思い出してみれば割とありそうだけど……)


1.清子や楓とはいつからの付き合い?
2.清子や楓以外に、晴明が知ってる知り合いはいる?
3.時計塔について
4.自由安価

↓2



晴明「……そ、そういえば、です、けど」

   「あんまり……その、シューコさん、の……周りの……その」

祝呼「?」

晴明「……えと。楓さん、とか……以外の、人の、知り合い……」

   「そういう人の、話……とか、したことないな、って思って」

祝呼「……言われてみればそうね」

   「でも、女と話してて別のヒトの話題なんて、感心しないわよ」

晴明「……私も、女ですけど」

祝呼「細かいこと気にしないの」



祝呼「そうね……ま、キヨのことは分かるわよね」

晴明「……え……き、キヨ……?」

祝呼「あだ名よ。三善清子って言ったら分かる?」

晴明「あ……せ、清子さん」

祝呼「それから富津氷華。この二人のことは割と話すから分かるでしょうし……」

   「そうね、それ以外の知り合いって言ったら……」


既に登場しているキャラの中から、楓と清子以外の祝呼の知り合いを選んでください


↓2



祝呼「ナクラ=ナクアって子。同じ学校だから知ってるでしょ?」

晴明「……え、と。ナクラさんとも、知り合い……です、か?」

祝呼「……まあ、一応ね。まったく、ホントに可愛げのない……」

晴明「……え?」

祝呼「あの子、人の神経逆撫でするのが好きなのかしらないけど、とにかく癇に障ること言うでしょ」

   「知ってると言えば知ってる。けれど、あんまり靡かない相手は、ね……」

   「正直に言うけど口説き甲斐が無いの。見た目はともかく……ああまで攻撃的なのはね」

晴明「……? で、です、か……?」

   「……じゅ、十歳……くらい、みたいです、し……あの、年頃の、子と考えると……」

   「普通、というか。おっしゃる、ほど……可愛げが無い、とは……」



祝呼「そ、そうかしら……」

晴明「……で、です。あんまり、その……じゃ、邪見に、扱うほど、でも……」

祝呼「け、結構的確にこっちの心抉ってくる方だと思ったんだけど」

晴明「……こ、子供、って……お、思ったこと、そのまま言う、方ですし」

   「……まあ、少し、傷つくかもしれません……けど。気にするほどでも、なかった、ですよ」

祝呼「そ、そう……」


祝呼(……え。確かにせーちゃんって怒ったような姿が想像できないけど……)

   (ちょ、ちょっと器大きくないかしら……それとも私の器量が小さいだけ……?)

   (なんていうか、今のせーちゃんからお姉さんオーラを感じる……)



祝呼「せーちゃん、あなた小さい子とか好き?」

晴明「……? ま……まあ、一応……?」

祝呼「……普段は大人しい妹的な雰囲気なのに……こ、これがギャップ……」

   「相対的なものかしら……いえ、資質ね。年下への態度と年上への態度とで、一粒で二度美味しい……」

晴明「……え?」

祝呼「何でもないわ、気にしないで」

晴明「……は、はぁ……」

祝呼「晴明ちゃん、なんて言うかあなた、保母さんなんかの資質あるわよ」

晴明「……? え、えと。ありがとうございます……?」



祝呼「さて、せーちゃん。それはともかくとしてウチ来ない?」

晴明「……へ?」

祝呼「まず……ウチ、ね? 結構……お菓子余ってるんだけど……」

楓「そこまでにしておきなよシューコ」

祝呼「チッ……保護者が来たわね」

楓「アンタがそういうこと言う時はいつでもだれにでも保護者になったるわい」

晴明「……?」

祝呼「フッ……いいのよ、せーちゃん。今日のところは諦めましょう」

   「しかし私は諦めない! それが私の信条だから!」

楓「出禁にするぞ」


◆ 祝呼の好感度が上昇しました

コンマ1桁

1,2,3 : 4
4,5,6 : 5
7,8,9 : 6
0,   : 8

↓1


好感度

音繰路祝呼:8→12


◆ 一日が終了しました



晴明「……だから、あの……場面で、です、ね」

遊聖「ええ、理解していてよ。でもこういう解釈もできるのではなくて?」

晴明「……! め、目から……う、鱗、でした」

   「……でも、その、こっちでは……車を」


◆ 終了しました!

こんな所で今日はここまで

そういえば最近デュエルシーン書いてないですね。最後に書いたのって小ネタでしたっけ
そういう場面になる状況が頭にわかないってのもあるんですけど、どこかでやらなきゃなーとも思ったり

というか一か月とかはえーよホセ
こんな続くと思わなんだわ。とりあえずエタらないように頑張ります

で、一応一か月続いた記念ってことで、↓2とかでちょっと何か要望があれば

終わってたか
乙&一ヶ月おめ

後晴明ちゃんのAA支援です
職人様に作成していただきました
テストスレ 第参拾章 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415192688/497)

>>554
ファッ!? AA支援ってなにこれすごい ちょっと相手のデッキ全破壊してくる
ありがとうございます!

タッグくらいは問題ないですよー ちょっと一回のデュエルが長くなるけど
というか↓2にしたけど面倒なので縛り外して面白そうなのあればがしがし拾っていきます
場合によってはこっちのスレの埋めネタとして使う、かも

ちょっと思ったんだけど新たに登場するキャラは今までの案の中から状況に応じて>>1がピックアップしてコンマかなんかで選ぶようにしたらどうか
今のままだとアイデアが埋もれたままになるんじゃないかな
ストックが無くなれば初めでやったような募集をかければいいし、そもそも偶然出会うキャラをこちらで決めるのは違和感があるし

>>559
確かに、そろそろ募集したキャラ数も増えてきましたし、一時受け付け停止しても良さそうですね
ただ、聖堂関係者だったりその他必要な場面になると少し募集をかけるかもしれません


では、ちょっとキャラのデータ纏めてくるので三十分ほどしてから始めます
翌日行動選択から

あれ、クルセイダーって人間だっけ?
人間じゃなくても何かと理由つけて作れたりはするけど

>>564
クルセイダーは5D'sで言えばセキュリティ
治安維持組織のようなもので、一応構成員は人間です





◆ 寮 / 晴明の部屋


晴明「………………」 ムフー


晴明(考えてみれば、私が「こっち」の道に入って数年……)

   (あんなに理解のある人がいるとは思いもしなかった)

   (御影さんの華々しさに比べれば、私は「さっすが~ ○○様は話がわかるッ」)

   (なんて言ってそうなモブっぽい感じだけど)

   (それでも話ができるってだけで十二分に満足だ……)

   (さて、それはともかくとして今日はどうしようかな)


行動・行き先選択

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2



◆ 放課後 / アポリア学園教室


晴明「…………」 キラキラ…


晴明(やっべ。久しぶりに一日が楽しい)

   (机の前を通っていく男子のことごとくを絡ませたり)

   (時には襲わせたりラブラブさせたりって妄想して夜な夜な絵として出力するだけじゃなくて)

   (それを話し合って一緒に楽しめる相手がいるってすごく嬉しい。顔がゆるむ)

   (叫びだしたい気持ちを抑えながら、なんとか放課後まで乗り切ったけど……どうしようかな)



1.交友関係の新規開拓
2.コミュ(同級生など指定)
3.1年○組の安倍晴明さん、職員室まで
4.スイッチ以外の短期バイトでも探そうかな
5.自由安価

↓2



ピーンポーン…

 < 1年○組の安倍晴明さん、1年○組の安倍晴明さん

 < 至急、職員室までお越しください。繰り返します……


晴明「……へ?」


晴明(……職員室……? って、私呼び出されるようなこと何かしたっけ?)

   (……これと言って思い浮かばない、けど……ううん……)

   (でも、行くに越したことは無いよね。行ってから、何があったか聞いてみよう……)


職員室から晴明を呼び出した教師キャラ
1~3までの数字で好きなものを

↓1

教師キャラ3人も出てたっけ?

>>577
過去スレ+今スレからサルベージしましたところ、この場で出せるキャラは三名ほど見つかりました
一名は微妙な線でしたが、一応、今回の抽選には組み込みました





◆ アポリア学園 / 職員室


晴明「……失礼、しま、す……」


晴明(職員室に入るのって、そういえば奨学金の話して以来かな……)

   (うん……やっぱり、こうやって入っていくのって緊張するなぁ)

   (自分に非は無いっていうことは分かってるけど、やっぱりちょっと、ね……)


???「あぁ、安倍さん、こっち」

晴明「…………? あ、朝比奈……先生?」

朝比奈「ごめんね、急に呼び出して。今大丈夫かな?」

晴明「……ん、と。大丈夫……です。けど……」



晴明(朝比奈卯月先生。私のクラスの担任をしてる……)

   (教師としては新任なせいか、ちょっと頼りなさげだけど、優しい……うん、まあ、優しい先生)

   (別の見方をすればそれは甘いってことなのかもしれないけど、年が近いこともあって親しまれてはいる)

   (ちなみに、字面はともかく男性教諭だ。本日も私の頭の中で襲われていただいている)


朝比奈「できるだけ早く終わらせようとは思うんだけどね」

     「安倍さん。ちょっと聞きたいんだけど……」



コンマ判定!

00~32 : ?????????
33~65 : ??????
66~99 : ?????

↓1



00~32 : 例の組織からの捕捉
33~65 : 本屋について
66~99 : 成績優秀者


朝比奈「……まあ、ちょっと言いづらいことなんだけどね」

     「安倍さんが、その……少し、いかがわしい本を買ってる、って聞いたんだけど」

     「その件で、ちょっと安倍さん本人に聞いてみてくれって言われててね……」

晴明「 」

朝比奈「あ、も、勿論僕は信じてるよ、安倍さん!」


晴明(……………………ひ、ひぇぇぇぇぇ……)



晴明(マズい……ヒジョーにマズい……!)

   (何でよりにもよって学校にバレかけてるのさ……! し、知り合いならまだ百歩でも譲れるけど)

   (しかも朝比奈先生って……ど、どうすりゃいいのさ……)


朝比奈「安倍さん?」

晴明「……ひゃ、ひゃい」

朝比奈「えーっと……どうしたの? ちょっと顔が青いけど……」

     「あ、もしかしてちょっと体調が悪かった!?」

晴明「……そ、そういう……わけ、で、は」

朝比奈「そういえばいつもより歯切れが悪いし……お腹の調子が悪いとか!?」


晴明(ええお腹の調子は悪いです。主に胃が)



晴明(バレるようなヘマをしたとは到底思えない……じゃあ告げ口か?)

   (いや、それも無い……清子さんはそんなことするような人じゃないし)

   (そんなことすれば自分も道連れだってことは知ってるはず。だから除外していい)

   (同士御影にしても除外していい。何せ彼女自身も後ろ暗いものがあるからだ)

   (ならばなぜ……!? こ、この状況を生んだ犯人は……・)


朝比奈「うーん……やっぱり、この前安倍さんを見たのは見間違いかな?」


晴明(先生本人でしたか)

あかんちょっと>>1のお腹の調子の方が悪くなって来たんで中座します

絶対に許さねえぞユgドン・サウザンドォ!




晴明(……この状況……乗り切るにはどうすればいい?)

   (①……学年二位の晴明は突如絶妙な言い訳を思いつく)

   (②……知り合いが来て助けてくれる)

   (③……どうにもならない。現実は非情である)

   (――――どれもこれも現実的じゃねえ! し、しかし……)

   (デュエルを挑んでみようものならその時点で認めたも同然。契約の代用という観点から見ても……)

   (もし負けようものなら私に降りかかるリスクは非常に高い。お叱りじゃあ済まない……)

   (……その上でどうするか。選択肢!)


1.言い訳を考えて弁解する
2.言い訳せずに正直に話す
3.ある程度上手い言い訳を考えた上でデュエル
4.その時、ふしぎなことが起こった!
5.自由安価

↓2



晴明(……どこぞの腐った海の神やら掃き溜めの魔王でもなんでもいい!)

   (この状況、なんとかできることがあるなら……!)


教師「朝比奈先生、ちょっとよろしいですかー」

朝比奈「え? あ、はい、何でしょう?」

晴明「……!」

教師「いやね、こないだトイレでタバコの吸殻発見したって話あったでしょ」

   「あれの犯人、どうも見つかったみたいだからさ」

朝比奈「ああ……それで、ど、どうだったんですか?」

教師「今から話聞きに行く。朝比奈先生も来てくださいよ」



朝比奈「ええと……しかし、こちらも安倍さんとの話が」

教師「ああ、安倍なら心配いらんでしょ。ある程度自制できる子ですよ」

   「もしそんなもん買ってたとしても、まあちょっとした注意でおしまいですわな」

   「学校に持ち込んでるわけでもないし、普段の生活態度にも問題ないでしょ?」

朝比奈「うーん……確かに、言われてみたらそうですね」

     「安倍さん、僕はちょっとあっちの話に行ってくるから、今日はもう帰っていいですよ」

晴明「え。あ……はい」

朝比奈「まあ、持ってないことを前提としたいけど、教師の立場上」

     「一応、『いかがわしい書籍は買わないように』って注意しておくね。それじゃあ、また学校で」

晴明「……そ、それでは。さよう、なら……?」



朝比奈「それで、そのタバコっていうのは……」

教師「ええ、まあちょっと問題のあるものでして。聞いたところによると」

   「少なくともこの街で流通してるものじゃないとか、麻薬の成分が検出されたとか……」

朝比奈「……そんなことが……」

教師「眉唾モンですけどね、聞いたところによると同じものを吸ってる輩が」

   「デュエルで負かした相手を昏倒させたとか……あくまで噂ですよ?」


晴明(……た、助かった……のか?)

   (なんていうか、すっごい不穏な話が聞こえてくる、けど……)



晴明(……ふ、普段優等生で助かった、ような助かってないような)

   (少なくともしばらくは本屋でBL本買うっていうのは控えるしかない、か……)

   (……くっ……こ、こうなれば、変装なんかのスキルを覚えるのも……!)

   (いや、それはそれでバレた時が怖いな。ちょっと自重しよう)

   (…………いや、御影さんに聞いて通販の仕方でも習うか)


◆ 「朝比奈卯月」が交友関係に追加されました



晴明(なんだかさっきは最大のピンチだったような……)

   (いや、でもよく考えたら、劇場の時のアレと比べればまあ、普通のことか……)

   (命の危機もそうだけど、社会的生活の危機もあるから気を付けないと)

   (……さて、これからどうしよう?)


行動・行き先選択

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
(×)3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2



◆ ピタゴラス / 中央通り


晴明「ふぅ……」


晴明(今日は放課後から唐突に恐ろしいことになったし……)

   (少し気分転換に外に出よう……)

   (さっきみたいなことは避けたいし、流石に本屋には行かないけど)

   (……って、あれ? なんだか、見たことのある後姿が……)


晴明「……」 肩ツンツン

楓「ん? ってぬぉ、せーちゃん!? き、奇遇……? っていうかなんていうか」

  「ばったり会うなんて珍しいね。なんか元気無いけど、大丈夫?」



晴明「……ちょ、ちょっと、その……学校、で……トラブルに、巻き込まれ、て」

楓「それ大丈夫だったの? トラブルって……」

晴明「……え、と。その、だ、だいじょぶ、です」

   「せ、精神的に……疲れ、た、だけ……です、し」

楓「ならいいけどさ……あ、そうだ。今時間ある?」

晴明「……あります、よ?」

楓「そりゃ良かった。ほんじゃちょっと広場行こうよ広場」

  「ていうかアイスバーン。話すのに何も無いって味気ないしね」



◆ 時計塔広場 / アイスバーン前


楓「ほいほーい、おっまたせー。小さいので良かったん?」

晴明「……お、おごって……もらう、のに……そんな、わけに、は」

楓「私気にしないのに。あ、オマケに苺乗せてもらったよ」

晴明「えっ……あ、その……すみません。ありがとう、ござい……ます」

楓「いーのいーの。私の方がお姉さんなんだしバイトもしてるんだしね」

  「そういやトラブルって何があったのさ。もしかして、無断でバイトっていかんの?」

晴明「……い、いえ、そういう……わけ、じゃないんです、けど」



晴明「……あ、あまり……大っぴらに、できない……趣味、があって……です、ね」

楓「ふんふん」

晴明「……それが、担任の、先生に……バレかけた、というか……」

楓「ああ、そういうこと……」

晴明「……それで、その。ごたごた、で……話は、流れたんですけど……ちょっと、疲れ、て」

楓「うーん……?」

晴明「え、えと。何か……ありまし、たか……?」

楓「ん、いや、なんてーかね。これ私の持論なんだけど……」

  「趣味ってさ、どんなものであろうと誇れる一面とそうじゃない一面があるよね」

晴明「……?」



楓「それが世間に認められてるにしても、そうじゃないにしても」

  「例えばスポーツが趣味の人は、爽やかに見えるよね、そういうイメージがある」

  「体を鍛えるってのはいいことだよね。でも、力が強くなると、気も強くなる。場合によっちゃ乱暴にもなる」

  「逆に、読書して知恵を蓄えるのは良いことだけど、その分引きこもりがちになるかもしれない」

晴明「……ぷ、プラスの面、と……マイナスの、面、と言いますか」

楓「だから……んー、なんていうのかな」

  「たとえ皆に認められるものじゃなくても、せーちゃん自身がそれを誇るべきだったとは思うよ」

  「『これが私の趣味です!』って言ってね。まあ、それが正しいことかどうかは分からないけど」

晴明「………………」

楓「きっとせーちゃんの趣味にだってプラスになる面があるはずなんだ。それを見つけられない方も悪いんだよ」



晴明「…………」 テレテレ

楓「あ、でもシューコみたいにはならないでね!」

晴明「……え?」

楓「シューコにこういうこと聞かせのがだいたい中学生くらいの頃なんだけど……」

  「そのせいで妙に吹っ切れちゃってご覧の有様なんだよ」


晴明(つまり今のシューコさんを形作ったのはある意味楓さんということでは……)


楓「せーちゃん、分かってるから思ってること口に出さなくてもいいよ」



晴明(……でも、自信を持つことが大事、って言われると……それもそうかもしれない)

   (結局、眩しいものを見られなくて暗がりに潜り込んで)

   (綺麗なものから遠ざかっているような状況に自らを追い込んでるのも私、なのかも)

   (自信、かぁ)

   (シューコさんレベルには必要無いかもしれないけど、いつか持てたら……それはそれで嬉しいな)

   (あ、そういえば楓さんに話しておくべきことって何か……)


1.楓自身のデュエルについて
2.アルバイトのことについて
3.さっき学校で聞いた話について
4.自由安価

↓2



晴明「……あっ……・その。そういえば、なんです、けど」

楓「んー?」

晴明「さっき……その、学校、で……先生、たちが……」

   「タバコのような、麻薬、のような……ものを、吸っている人が」

   「デュエル、で負かした…………相手、を、昏倒、させてる、とか……」

   「そういう、話を聞いたん、です……け、ど」


コンマ判定

30以下だと……

↓1



○ 楓さんは潔白な一般人


楓「なにそれこわい」

晴明「……で、です、よね」

   「何か……その、デュエル、の最中に……倒れた、とか、そういう話……知らない、かな、と」

楓「いや、少なくとも私は知らないよ。というか知ってたらまずクルセイダーに連絡するよ」

  「もしかしてせーちゃん、そういうのに関わったりしてるんじゃないよね、大丈夫だよね?」

晴明「……え、えと……は、話、に……聞いた、だけ、なので……」

楓「ふぅ……それなら良かった……」

  「知り合いがそんなことに巻き込まれてるとか、心臓が止まりそうだよ」

晴明「……」 クスッ



楓「っと、もうこんな時間。せーちゃん、門限大丈夫?」

晴明「……あっ、と、その……そろそろ、です」

楓「だよね。私はまだ大丈夫っぽいし……ま、寮の方まで送ってくよ」

晴明「……え、っと、その……い、いいん、です、か?」

楓「いいっていいって。女二人でも一緒に帰った方が心強いしね」

  「あ、そうだ。今度スイッチで店内デュエル大会とかやるんだけど、せーちゃんどうする? 来る?」

晴明「……えと。時間が、合えば……是非、です」

楓「おっけー! まあ、とは言っても知り合いも多いけどね」

  「そんじゃ行こっか。寮どっち?」

晴明「……え、っと。ここ、戻って……」


◆ 一日が終了しました

◆ 「土御門楓」の好感度が上昇しました

コンマ判定 1桁目
1,2,3 : 5
4,5,6 : 6
7,8,9 : 7
0,   : 9

↓1


◆ 好感度が上昇しました

土御門楓:15→21

◆ 「デュエル大会」の情報を聞きました。

   任意のタイミングでスイッチでのデュエル大会に出場できます。
   なお、このデュエルは(非常に長くなるので)基本的に前スレ921の方式を取って勝敗を決定します。

そんでは今日はここまで。

デュエル大会自体は任意ですし、多数決で決めるのでタイミングはお任せします
他のイベントについては、まあスルーしてもいいししなくてもいい
別に晴明ちゃんだけで消化せねばならないことでもないですしね
一応、裏設定的なものは割りとありますし

乙です

スレタイ詐欺にならないように調整したらまたしてもスレタイ詐欺状態になったでござるの巻
まあでもその内デュエルくらいすることになるでしょ(楽観)

やるよー



◆ 寮 / 晴明の部屋


晴明(楓さんは言った。自分の趣味くらいは人に誇れるようになれと)

   (――――つまり私のホモ趣味だって誇っていいってことだ!)

   (ってことは今まで形にした妄想を発表してもいいってことだ!)

   (なんだ、簡単なことじゃないか。私はいったい何を躊躇っていたのか)

   (よし、手始めに匿名で絵を出してみよう。話はそれからだ)

※ 珍しくちょっぴり暴走中


行動・行き先選択

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2

そういや複数名とコミュることは可能なんだろうか


◆ アポリア学園 / 晴明の教室


晴明(そんな度胸があるならとうの昔にやってるっていうね)

   (分かってる。いつまでもこの状態でいていいわけじゃないっていうのは勿論そうだ)

   (とはいえ、ねぇ。それで今までちゃんとやってこれたっていうのもあるし……)

   (いきなりスタンスを変えるっていうのも、また微妙な話かな……)

   (あ、でも積極性を持とう、っていうのは重要なことかもね)


行動選択

1.交友関係の新規開拓
2.コミュ(同級生など指定)
3.教師たちの話について調べてみる
4.スイッチ以外の短期バイトでも探そうかな
5.自由安価

↓2

>>665
その分個々人の好感度の上昇幅が落ちますが、一応可能です

改めてここから↓2



晴明(……デュエル大会を、する……学内で……)

   (……今パッと頭に思い浮かんだけど、これは大丈夫だろうか)

   (知り合いの数は……えと。琴吹さん、御影さん、只野君、ナクラさん……)

   (あと、北条君と……無理すれば、朝比奈先生で6人。一人シード枠にしても大丈夫と言えば大丈夫だけど……)

   (うーん、どうしよう? できないわけじゃない、と思うけど……)


1.大会をやる
2.今はやらない

↓1~3 で多数決



晴明(……今はいいかな。こういう場合、主催は私になるだろうし……)

   (会費を集める、とかそういうことはしたくないし、でも景品なんかが無いと集まりづらいだろうし)

   (もうちょっと準備と……あと、お金が貯まってからでもいいよね)

   (特に、私主催と考えるとその辺まで考えておかないと……)

   (スイッチでやる方はそういう部分は考えなくてもいいかな)

   (8人トーナメントでやる、っていうのと、景品はパックだって言ってたけど……)

   (……じゃ、改めてどうしよう?)


行動選択

1.交友関係の新規開拓
2.コミュ(同級生など指定)
3.教師たちの話について調べてみる
4.スイッチ以外の短期バイトでも探そうかな
5.自由安価

↓2



晴明(……ん?) キュピーン

   (この毒花のような気配は……同士御影)

   (周囲に他の人がいるような気配は無い……今なら接触できるか)


遊聖「……~~♪」 フンフン

晴明「……・御影さん」 ヌッ

遊聖「きゃああああああああああ!? な、ななな何ですの!?」

晴明「……えっ……そ、そんな……びっくり、しますか」

遊聖「はっ!? 晴明さんでしたか……」

   「い、いえ、それより何ですのそのスニーキングスキル……ちょっと只事じゃありませんわよ」

晴明「……え、えと。淑女の嗜み……というか」



晴明「……より、効率よく……ネタを、探そうと……思ったら」

遊聖「あの談話室でも片鱗は見せてましたけれどよっぽど人外じみてきましたわね」

晴明「……」 テレッ

遊聖「褒めてませんわ」

晴明「……み、御影さん……も、やれば、できます、よ」

遊聖「ご心配なく、そこまでできなくとも――――」

   「――――監視カメラがあるではありませんか」

晴明「……!」

遊聖「これでも資産家の子ですの。お茶の子さいさいですわ、この程度は」

晴明「……さ、流石、御影……さん、です」



遊聖「それより、何か用事ですの? 私、特に急いではおりませんけれど」

晴明「……え、と。いえ。み、御影さん……・見かけ、たので……、少し、お話、と……思って」

遊聖「あら、光栄ですわね」

   「あれから結局『あちら』方面の話しかできておりませんでしたし、それ以外の話もしたいとは思っておりましたの」

晴明「……で、です」

遊聖「とはいえ、私もそこまで話題は持ち合わせておりませんので……」

   「晴明さん、何かありますか?」

晴明「……ん、と。が、学業、とか……?」

遊聖「学業ですか……」


遊聖の学力
コンマ判定(99ほど高い、00=100)

↓1



遊聖「……まあ、平均点程度ですわね」

晴明「……平均、です、か」

遊聖「晴明さんはいかがです?」

晴明「……え、と。が、学年……だと。二位、でした」

遊聖「!?」

晴明「……で、でも、その……い、一位、の子が……ぶっちぎり、なので……」

   「今回の、テスト……だと、偶然、かと……」

遊聖「お、思った以上に優等生ですわね……恐ろしい子ッ」

晴明「……せ、世間体、気にして、しまうので……」


晴明(あと友達がいなかったので……)



遊聖「…………あの、例えばこの問題とか分かりますの?」

晴明「……あ、こ、これ……えと、こっちの、式に……xを使って……です」

   「それから、こっち……式……利用、できます、よ」

遊聖「当然のように二年生の問題を解くというこの状況はいかがなものかと」

晴明「……・はっ」

遊聖「実は結構予習とかしてますの?」

晴明「……え、と。た、多分……」

遊聖「となると、やはり成績は嘘をつきませんわね……地頭の差、と言いますか……」

   「……恥ずかしながら、少し教えていただけませんか?」

晴明「……か、構いません、よ」

   「と、隣のクラス……飛び級、で……10歳の、子が、いて……その子が、一位、ですし……」

   「は……恥ずかしい、とまでは、言わなく、ても」

遊聖「いえ、ちょっとそれは例外中の例外と思いますわ」



遊聖「まあ、なんというか……一つ年上というだけでも、無駄に先輩ぶりたいというか」

   「ついつい見栄を張ってしまうのですわ。こういう口調でもありますし」

晴明「……な、なる、ほど……?」

遊聖「これで、そんなことが考えられないほど頭が悪ければ良かったのですけれど」

   「なまじ平均値という現実を理解しているだけに……と、そういうことですの」

晴明「……で、でも……なんと、いうか……」

   「こ、向上心……があるのは、いいこと、だと……思い、ます……うまく、言えませんけど」

遊聖「ふっ……まあ、フォロー感謝いたしますわ」


晴明(……さて、次の話題はどうしようかな……)


1.デュエルのことについて
2.家のことについて
3.この前の事件について
4.自由安価

↓2



晴明「……あ……と」

遊聖「どうかしましたか?」

晴明「……い、え。その……い、今まで……です、けど」

   「……デュエルの話とか、して無かった、ような気が」

遊聖「あっ」

晴明「……で、です、よね……」

遊聖「まあ……必要、無いというかなんというか」

   「話題に出す必要がありませんでしたからね……仕方ありませんわ」

晴明「……えと。御影、さんの……デッキ、は」



遊聖「【聖騎士】ですわ」

晴明「……え、と。聞いちゃって……なん、ですけど……言っても、いいん、ですか……?」

遊聖「構いませんわ。それで負けるならそれまでですもの」

   「それに、友人同士ならば対等な関係であることが肝要」

   「わざわざメタを張るような真似はしない……と、信頼している、と思ってくださいませ」

晴明「……ゆ、友人」

遊聖「何か問題でも?」

晴明「い、え……その……にゃ、な、なんでも……」 カァァ


晴明(……え、えええ、あ、と、遠回しにでも友達って言われ、言われ……)

   (…………あうあうあう……)



遊聖「どうかしましたの?」

晴明「……い、いえ」

遊聖「顔赤いですわよ。熱でも?」

晴明「……え、いえ、あ、ち、違い……ます、はい」

   「え、えと。デッキ、ですよ……ね。わ、私の、は……えと」

   「……き、聞いて、も、幻滅……しません、か?」

遊聖「そのようなことをする必要は無いでしょう?」

晴明「……で、です、か」


晴明(うわああああああああもおおおおお何なんだよ御影さんちょっとおおおお)

   (普段腐ってるのに何でそれ以外の場所だとこうキマってんのさ! 逆に怖いよ!)



晴明「……【デッキ破壊】と……【フェンリルハンデス】……です」

遊聖「ああ、なるほど……確かに、人によっては敬遠されがちですわね」

   「でも、面白いデッキと思いますわ。それに特化して明確な方針があれば」

   「それは決して貶されるべきものじゃあない。そうは思いませんの?」

晴明「…………」 パァッ

遊聖「ふふ……そもそも、私がそのようなことを言っても詮無きこと」

   「そもそも聖騎士デッキを使うようになった理由が理由ですもの……」

晴明「……え、り、理由……です、か……?」

晴明「……あっ(察し」



晴明「……約束の地とか、三兄弟とか……」

遊聖「シンクロ(意味深)……エクシーズ(意味深)……もう、デッキを回してるだけで……」

   「……理解、できますか?」

晴明「……」 コクッ


晴明(確かギネヴィアとヴィヴィアン以外は全員男……)

   (あくまでその二体はオマケと考えても、他のモンスターだけで十二分にオツリは来る……!)


遊聖「……というのも、過去にふと見えてしまったキャッチコピーのせいもあって……」

晴明「……の、飲み込んで……?」

遊聖「ええ……」



遊聖「晴明さんはどういう切っ掛けで?」

晴明「……え、と。い、今まで、あんまり……その」

   「デッキ破壊、とか……ハンデスに、良い、印象を……持ってる、人がいなくて」

   「でも、こんなに有効な戦術なんだから、って……そう、思ったら」

遊聖「ふふ……一人でもこう言ってくれる人がいるなら、報われますわね、きっと」

晴明「……で、でしょう、か」

遊聖「視点を変えるとこんなに違う、っていうことを知っている人がいるだけでも、だいぶ違うものですわよ」

   「それを理解している者がいるというだけでも、多分作った人も喜ぶと思いますわ」

晴明「……だ、だと、いいんです、けど」



遊聖「……そういえば」

晴明「……?」

遊聖「昔、『H-C』カードを見てまず思ったことが、その……」

晴明「……えと。『HERO』の、派生、とか……?」

遊聖「……『ハード』『コア』の略かと……」

晴明「ああ……」


◆ コミュが終了しました

コンマ判定 1桁目
1,2,3 : 6
4,5,6 : 7
7,8,9 : 8
0,   : 10

↓1



◆ 御影遊聖の好感度が上昇しました

御影遊聖:7→13


晴明(なんとはなしに有意義な話ができたようなそうでもないような)

   (でも、ああいう……ある意味、気位の高さっていうのは、見習うべきところなのかも)

   (心の強さっていうのは、突然身に付くものじゃないだろうしね)

   (それじゃあ、次はどうしようかな?)


行動・行き先選択

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
(×)3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2



◆ カードショップ「スイッチ」

ウィーン


晴明「……」 ペコッ

楓「らっしゃーい! や、せーちゃん昨日ぶりー」

晴明「……き、昨日、は……ありがとう、ござい……ました」

楓「あはは、気にしないでよ。昨日は休みだったし……」

  「あ、それより今日はどうする?」

1.対戦相手を探す
2.カードを購入する
3.知り合いとコミュ
4.大会に参加したい
5.バイトの面接を……
6.自由安価

↓2




晴明「……あ、あれ、から……アルバイト、の話……は……」

楓「おー! その話ね。今大丈夫だよー。とっととやってく?」

  「まあ、私の紹介ってことだから一応大丈夫と思うけどね」

晴明「……えと。よ、よろしく……お願い、します」


晴明(……しかし、どんな人と面接するんだろう……?)


面接相手は誰?

1.店長(新キャラ安価)
2.楓
3.自由安価

↓2

1

店長のキャラを作成します
(職業:「スイッチ」店長)は確定ですので、職業欄を省いた>>4のテンプレを使用して作成の方お願いします。
なお、ここで出たキャラは他の場面で出てくる大人枠としてサルベージされる可能性もありますのでご了承ください

↓2

名前:倉井 秀苑(くらい しゅうえん)
性別:♂
年齢:32
特徴:常にネガティブ思考だが、本気を出すと人が変わったようにポジティブになる。
デッキ:【D-HERO】



◆ 「スイッチ」バックヤード


??「……………………」

晴明「……………………」

??「……『スイッチ』店長の倉井秀苑です」 ドヨーン

晴明「……え、と。あ、安倍、晴明……です」

倉井「……まあ、面接と言っても簡易的なものなので、楽にしてください」

   「土御門さんから話は聞いていますが……まあ、基本的には裏方仕事の方を担当してもらおうかと」

晴明「……え。あ、あの、採用、確定……で、話、が、進んでる……ような」

倉井「……ええ、まあ。無碍にもできないし、結局人手は必要だから……」

   「そういうわけなので、採用ということで……」


晴明(いいのかコレ……!?)



倉井「と言ってもいつ潰れるやら分からないご時世……」

   「はぁ……と言っても店をたたむわけにもいかず……」

   「……ああ、すみません。そういう訳なので、いつ店が立ち行かなくなってもいいように」

   「常に新しいバイト先を視野に入れておくというのもまた選択の一つですからね……」

晴明「……は、はあ……」


晴明(……こ、これは、なんというか……ええと)

   (私はまだ、考え方で前向きになろうとしたりなんだり、基本暗く見られがちではあるけど喋り方にも原因はある)

   (ただ、この人は……それを超えてネガティブな人だ……ちょっと危険なくらい……)



倉井「……一応、安倍さんには商品の管理と……」

   「あと、経理の手伝いもしてもらおうかと思っています。僕だけだと間違えてるかもしれませんしね……」

晴明「……え、と。はい」

倉井「最初は土御門さんに補佐についてもらいます……まあ、その間は僕が店頭に……」

   「客足減りそうだなぁ……できれば君らが出た方が売上上がりそうなんだけどなぁ……」

晴明「……せ、接客……は、その、ちょっと……」

倉井「あ、いやいや、別にそういうわけじゃ」

   「むしろ経理と品出し手伝ってくれるだけで十二分にありがたい。僕一人はどうも……」


ガチャッ


楓「てんちょー、面接終わったー?」

倉井「ああ……土御門さん。はい、もう終わったので大丈夫ですよ」

楓「オッケー。んじゃせーちゃん借りてくね!」

晴明「……え、あの、いい、んです、か……?」

楓「それよりちょっと重要なことがあるんだよ。早速で悪いけど、ちょっと仕事頼むね!」

晴明「……えええええええ……」


ガチャッ バタバタ……



◆ 「スイッチ」 / 一室


楓「と、いうわけで…………」 ドサッ


 [書類の山]


晴明「……え」

楓「……この会計だかそういうお金に関わることが必要な書類、せーちゃんがチェックしてくんないかな……」

晴明「 」

楓「ご、ゴメン! てんちょー、あの性格だから『僕がチェックしても多分間違ってるんですよ』なんて言って」

  「最終的にチェックはしたまでも、それ以上のことを必要としたがるからさぁ……」

晴明「……そ、それ、で……私」

楓「うん、そう……」

晴明「……し、新人、に、頼む……仕事、では」

楓「給料奮発するって……」

晴明「……やります」



楓「とはいえ、流石にこの量を一日でってのは無理だから、出られる日だけでいいってさ」

晴明「……」フムフム

楓「てんちょーもあれで有能だから、だいたい合ってるはずだけどね……」

  「んでまあ、俗的な話になるけど、研修中云々っていうので給料減らされる場合が多いけど」

  「ああいうのは無しで最初っからフルで出してくれるって」

晴明「…………なるほど」

楓「あと、これちょっとしたマニュアルね。私よく分かんない、っていうか……」

  「うん、ちょっと数学は苦手だから……ご、ゴメンね……」

晴明「……え、あ、いえ、だ、だいじょぶ、です」



※ 基本的には遊戯王の裁定やカードの情報に関わる事柄を出題していきます。
   正答率によって晴明の仕事能率等を決定します。

…げ、僕達が解くのか



晴明(……ちょっと頑張ってみよう)


次レスより5分以内。このレスから2分後にスタートします


1.「る」から始まるカード名、全て挙げること

2.《王虎ワンフー》召喚時に《奈落の落とし穴》を使用された。
  この時に、《禁じられた聖槍》をワンフーに使用した場合の処理。

3.《BF-疾風のゲイル》が効果を使用した《ダーク・キメラ》に《収縮》を使用された。
  その後《フォース》で《カードを狩る死神》の攻撃力を吸収した場合、《ダーク・キメラ》の攻撃力はいくつ?

4.《バハムート・シャーク》が攻撃後、メインフェイズ2に効果を発動できる理由

5.《スターダスト・ドラゴン》が効果を発動できない破壊効果を持つカードを3枚以上述べよ


このレスから5分以内のレスのみ有効

1の時点で解けんわ(白目)

4攻撃できなくなるデメリットは誓約効果ではなく、起動効果の一部として処理するという裁定が出ているため
5ナチュル・ビースト、神光の宣告者、ナチュル・パルキオン

あ、4は駄目だ、コンマイ語の極致だ
それ以外でー

回答者が少ないとコンマということで

1 ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン
2 ワンフーは破壊されず打点が800下がり奈落の効果を受けない
4 「この効果を発動するターンこのカードは攻撃できない」ではないから
5
①ユニコール
②リミ解
③神警

3は1495かな

んじゃとりあえずコンマに変更ー
なお>>742が有効なため若干ボーナス付けときます

ちなみにそれ以降はおおよそ>>746
3の脳トレ問題に関しては

ダークキメラの攻撃力1610

ゲイルの裁定より
Q:攻撃力・守備力がこのカードの効果によって半減した《サイバー・ドラゴン》が存在します。
  このとき《収縮》の効果を適用した場合、攻撃力はどうなりますか?
A:このとき元々の攻撃力の半分である1050となります。
  《収縮》の効果が適用されなくなった場合、元々の数値に戻ります。(14/05/30)

これを適用して収縮の半減効果のみ適用

1610/2=805

カードを狩る死神の攻撃力が1380
1380/2=690

805+690=1495

のはず。間違いあればお願いします


では、改めてコンマ取ります
99ほど晴明の事務能力が高い。00=100で処理。若干ボーナスアリ

↓1

調べるにも5分じゃ流石に足りないね…
特に1番とか

流石にちょっと難易度高すぎましたね。すみません。



5問中2問が正答なので+20
42+20=62

○ 事務能力は中の上


晴明(……だ、だいたいの情報は合ってるからいいんだけど)

   (とにかく数が多すぎてキツい! こ、これだけの数よく溜めこんだよ……)

   (でも店長さん、ネガティブだけどその分よく確認してるのか、間違ってる部分は殆ど無い……)

   (たまーに誤発注で追加注文しちゃってるくらいだな……)

   (逆に言うと、こういうことがあるから自分のことが信じられなくなってるのかもしれないけど)



晴明(流石に今日の間に終わりそうにはないな……今後はこれを中心にやってくことになりそう)

   (楓さんが私の方につく、って言ってたのは品出しに関してだろうし)

   (それまでは基本、楓さんは店頭に立つ形になりそう。それまでは私もこっちに集中しよう……)


楓「せーちゃん大丈夫……って、結構終わってるね……」

晴明「……か、確認、する、だけでした……から」

楓「でもやっぱ、だいぶ残ってるね……」

倉井「いや、でも結構減りましたよ土御門さん」

晴明「……店長、さん」

倉井「すみません、安倍さん。急にこのようなことをさせてしまって……」

晴明「……え、いえ……た、単純、作業……です、し」



倉井「こちら、今日の安倍さんの分の給料です」 スッ

晴明「……ええ、と。に、日給……」

倉井「ですね。万が一にも忘れてしまうといけないので……」

   「それと、仮に倒産するという話になると、翌月の給料が無い、ということになりかねませんので」

   「日給で支払いの方させてもらってます」

晴明「…………」 ペラッ

   「……わ、と、こ、こんなに」

倉井「……面倒なことに付き合わせてしまったお代分も含めて、少し色を、と」

楓「てんちょー、私も」

倉井「便乗しないでくださいよ……」



晴明(け、結構あるな……少なくとも、これでエアパスタは卒業できる……)

   (いや、それどころかおにぎりくらい買ってもいいか……?)

   (……その分のおにぎりを我慢すれば本が……いや、今は学校に目を付けられてるな)

   (ど、どっちにしてもこれで生活のランクが上がりそう……!)


倉井「基本的に、バイトに出る日時に関してはお任せします」

   「どの時間に出てきてもらっても構いませんし、最悪出なくとも大丈夫です」

晴明「あ……え、あ、はい。……わ、分かり、ました」

倉井「一応……まあ、たまにボーナスのようなものが出る、とだけは覚えておいてください」

要するに我々が好きなタイミングでバイト出来ると



晴明「……わ、分かり、ました」

   「あ、と……そろそろ、も、門限……です、ので……」

楓「あ、そういやそうか。んじゃまたね、せーちゃん!」

倉井「できればその内来てくれれば……あ、でもやっぱりキツいかなぁ……」

楓「てんちょーがあの書類溜めこんだんじゃん……」

晴明「……あ、あ、はは……」


◆ 楓と倉井の好感度が少し上昇しました

コンマ判定 1の位
1,2,3 : 1
4,5,6 : 2
7,8,9 : 3
0,   : 5

↓1 (楓)
↓2 (倉井)

てい


好感度上昇

土御門楓:21→22

倉井 秀苑:0→1


◆ 一日が終了しました

今日はここまででー

やっぱりコンマイ語よりコンマの方が良さそうですね
さっきのは時間が短かったってのもあるけど、長くするとどうやっても正解だらけになりそうですし……
その辺りの塩梅も考えてやるべきでしたね、すみません

ttp://www1.axfc.net/u/3366361

これでどうかな?
txtだから若干見辛いかもしれないけど
パスは主人公の名前をローマ字で

乙乙
選択肢とコンマ次第では知り合いがベクター化する可能性も……?

??「良かれと思ってアレを置いておきましたわ……清明さんの部屋の前に!!!」

??「かわいいだろ?良かれと思って隠すの止めたんだ……清明の趣味もな!!!」

???「良かれと思って校長先生に報告しておいたよ……君のご両親にもね!!!」

駄目じゃないか、死んだやつが出てきちゃあ!

かなり早い時間だけど誰ぞおるかー

んでは続きからー




◆ 寮 / 晴明の部屋


晴明(バイト初日……というか本来的には面接の日)

   (どういう訳か……いや、後々になって考えてみればあの店舗ならある意味で自然なことだけど)

   (書類の確認とその処理なんかで一日が終了。その代わり、お給料は結構貰えた)

   (……人に関わる……というか、店頭に出て接客する必要無くこれってのは)

   (考えてみると、割のいい仕事なのかもしれない……)

   (それはともかくとして、今日は何しようかな?)


行動・行き先選択

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2



◆ 大聖堂


晴明(……なんとなく足を向けてしまった……)

   (しかし……ミカさんの話では、地下が怪しい、んだったよね……)

   (逆に言えば、それ以外の場所は大丈夫ってことでもある)

   (普通に図書館や何やを利用するなら特に問題は無いだろうし……)

   (……うん、大丈夫だよ大丈夫。途端にこの神聖な雰囲気が胡散臭くなって来たけど大丈夫だよ多分)

どこへ行く?

1.館内図書館
2.礼拝堂
3.クルセイダー詰所
4.知り合いとコミュ
5.自由安価

↓2



◆ 大聖堂 / 館内図書館


晴明(ピタゴラスでは一番の蔵書を誇る図書館にやってきた)

   (ソピア教の教義も「叡智こそ」って記されてるだけあって、現存してる書物の多くがここにある)

   (中にはそもそも宗教に対する反論なんかもあって、本当に宗教関連の施設かとも疑ってしまう)

   (……まあ、知識を求めるなら反対の意見だって必要だってことなのかもね)

   (さて、何をしよう?)


1.調べものをする
2.書庫が気になる
3.何か本を借りて行こうかな
4.自由安価

↓2



晴明(……そういえば)

   (大聖堂の図書館って、実は奥に書庫があって、まだまだ大量に本があるって話だったよね……)

   (気になる……うん。すっごく気になる)

   (大昔の……大昔は衆道って言ってたっけ……ああいう本の写本もあるかもしれない……)

   (……問題は、クルセイダーの中でも幹部みたいな人でもないと、書庫には入れないこと)

   (ここで信者になるー、なんて突然言っても入れてくれそうにはないな……)

   (と、なるとどうしようか? 強硬手段っていうのは……流石に無理だし)


1.さすがに無理かな
2.こっそり潜入する
3.デュエルしたら入れてくれるかな……?
4.自由安価

↓2



晴明「………………」


晴明(潜入捜査、行っちゃうか)

   (他の幹部の人が入りたいときに入ることを考えると、鍵はかかってないと思う)

   (となれば、監視と人の目を抜けてどのように行くかってとこか)

   (私が中肉中背(=150cm半ば)だから、目立つことはそうそうないだろうけど……)

   (残る問題は、あの劇場での件のように暗い場所じゃあないってこと)

   (あと、相手を昏倒させられるような小道具も無い。完全に素手だ)

   (ま、成功確率3割でもあればいい方なのかな)



コンマ判定
60以上で潜入成功
ただし、60~70だと……?

↓1



晴明「…………」 コソコソ

クルセイダー「?」

晴明←目が合った

クルセイダー「……」ニッコリ

        「あの」

晴明「……はい」

クルセイダー「……」(手で×の形を作る)

晴明「……」(軽くお辞儀をする)

クルセイダー「……」(あとは分かるな? 的な表情)

晴明「……」(回れ右)



晴明(普通にバレた)



晴明(いや普通分かんねーって。何であんな場所にいるのさ)

   (本棚と本棚の間にいるとか予測できるわけないじゃん……)

   (はぁ……仕方がない。もう出よう)

   (……あ、一応本は借りて行こう。確か女性向け本がどこかにあったはず……)

   (……ま、私の狙ってる本って女性向けの中でもディープというかデプスというか)

   (深淵に近づいちゃってるからどうにもしがたいし普通の図書館には無いけど)

   (そういう意味ではこの図書館もまんざら捨てたもんじゃないな……)


◆ 潜入に失敗しました。なお、特にペナルティはありませんが一回目の行動はこれで終了します。



晴明(……べ、別に悔しくなんてないんだからねっ)

   (でもちょっと自信があっただけに悔しいと思わなくもない)

   (とはいえあの警備じゃ無理でしょ。監視カメラの隙を縫うように配置してるし……)

   (目線が気取られないようにか分かんないけど、あそこの警備の人らはだいたい目元の隠れるゴーグルしてるし)

   (うん、正直難易度が高すぎる。あれはある意味仕方がない)

   (ともあれどうしようか。まだ大聖堂から出てるわけじゃないけど)


1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.もう一回大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.その他(自由安価)

↓2


◆ ピタゴラス / 学校前


晴明(……と、そういうわけで学校に戻ってきたのだった)

   (もっとも、正確なことを言えば、大聖堂から寮に帰る道に学校がある、ってことなんだけど)

   (……ん? あのちょっと優しげな感じはすれど気弱で頼りなさげな後姿は……)


晴明「……あ、さ、比奈、先生……」

朝比奈「え? あ、安倍さん。どうしたのかな……?」

晴明「……え。いえ、その、み、見かけ、たので」

   「い、……家、って、こっち、だったり……するん、ですか」

朝比奈「ま、まあ、一応……かな。まだ新米のぺーぺーで実家暮らしだからね……」



朝比奈(どうでもいいけど、身長の関係で安倍さんが上目づかいで僕の方見る形になるんだけど)

     (なんなんだろう、この犯罪臭……自分が悪い事でもしてるような気分になってくる……)


晴明(……成程、たまには朝比奈先生を攻めに回しても問題は無いか……だけど、その場合の相手は……)


朝比奈「安倍さんは寮生だったよね。さ、最近の調子はどうなのかな?」

晴明「……えと、可も、なく……不可も、なく……?」

   「えと。でも……す、少し、懐具合……心許ない、ので……バイト、を」

朝比奈「ああ……まあ、禁止はされてないから大丈夫だけど、勉強の方をおろそかにしないようにね」

晴明「……気を、つけ、ます」



朝比奈「あ……でも、一応バイトの内容だけは聞いておくね。何か問題があるといけないし……」

晴明「……え、えと。近くの……カード、ショップ、の……経理、です」

   「ひ……人手、が足りない、みたいなので……一応、品出し、も、です」

朝比奈「なるほどね、それなら問題は無いかな……」

晴明「……い、一応、その……先輩、というか……バイト、先の……方も、」

   「元々、知り合い……だったので、良くは、して、くれます」

朝比奈「それなら良かった。社会奉仕活動がどう、っていうのはあまり言えないけど……」

     「こういう経験は、社会に出る上ではきっと役に立つことだからね、頑張って!」

晴明「……で、す」



晴明(……さて、先生は特に急いでる風でもないけど……)

   (何か話題を提示してみようかな? 思い当たるところは……)


1.デュエルの話
2.生徒について
3.先日の事件について
4.自由安価

↓2



晴明「……あ」

朝比奈「?」

晴明「……お、思った……ん、です、けど……先生、も、一応、デュエル……するん、ですよね」

朝比奈「そりゃ、まあね。あんまり生徒の前ではやらないけど……」

晴明「……えと。ど、どう、なんですか。調子、とか、戦績、とか」

朝比奈「え、ええー……ちょ、困ったなあ。ううん……ちょっと待ってね」

     「安倍さん、多少見た目に難のあるモンスターの話をしても大丈夫かな?」

晴明「……つ、使って……ます、し」

朝比奈「あ、そういえばそうなのか……」



朝比奈「……うん。一応、僕の使ってるのは【昆虫族】デッキだよ」

晴明「……昆虫」


晴明(そういえば、昆虫族のギミックも最近取り入れたっけ)


朝比奈「ハイビート……ってことになるのかな。あんまり、人型のモンスターが入ってないんだけど」

     「そんだから……というかね、ウチは女子の数も多いし、あんまり人前では出したくないんだよ」

晴明「……なる、ほど……」

朝比奈「とはいえ、これでも先生だからね。勝率は悪くない方だと思うんだけど」

晴明「……せ、先生……です、しね」



朝比奈「そういう安倍さんは、最近の勝率はどうなのかな」

     「ちょっと先生としてはその辺り聞いておいた方がいいのかなーと思ったんだけど」

晴明「……え、と。そ、そんなに……で、です」

   「一回、勝ちました……け、ど。最近、は……その。それ以外、は……」

朝比奈「うーん、まあ、難しいからね……特に安倍さんのデッキは」

     「デッキ破壊だったよね? ワンターンキルに特化したものじゃなく……」

晴明「……」 コクッ

朝比奈「そうなると、防御手段を多く取り入れるのがいいのかなぁ」

     「いや、でもあまりそっちに偏りすぎるとそれもそれで問題だし……」

晴明「……ろ、ロック、が……崩れやすい、です、し」

朝比奈「ああ、それもあったね……うん、仕方ないと言えば仕方ないのかも」



朝比奈「でも、これにめげずに頑張ってみて!」

     「僕だって、昔は勝てなくて勝てなくてしょうがなかったけど、今はそうでもない」

     「いつかは勝てるって信じてデュエルした方が……うん、多分楽しいだろうし」

晴明「……えと。せ、先生」

朝比奈「大丈夫だよ、デュエルは勝ち負けじゃないってよく言うし……」

晴明「……えと。な、悩んで……る、とか、そういう、こと、では……なくて」

朝比奈「……あ、あれ?」

晴明「……で、でも、その……す、すみま、せん。少し、前向きに……なれた、かも、です」

朝比奈「……そ、それなら良かったんだけどね。うん……」

     「なんだかとても空回った気分だけど……」



晴明(そういえば、朝比奈先生って基本空回り系のキャラだったなぁ)

   (教室でもよくイジられてるし……そういう星の下に生まれてると見える)


朝比奈「あ、そういえばもう日が落ちてきてるけど……」

晴明「……あ、も、門限……」

朝比奈「うん、まあ、それじゃあ気を付けて帰ってね」

     「僕が送ってくとそれはそれでまた別に問題になりそうだし……」

晴明「……す、すみま、せん」


◆ 朝比奈卯月の好感度が上昇しました

コンマ1の位
1,2,3 : 6
4,5,6 : 7
7,8,9 : 8
0,   : 10

↓1



朝比奈卯月:0→6

◆ 一日が終了しました


◆ 続けて翌日の行動選択から開始します


◆ 寮 / 晴明の部屋


晴明(うーん……何故だろう。昨日、書庫に侵入できなかったのがちょっと悔しい……)

   (まあ、現実的に考えれば不法侵入だからアレなんだけどさ)

   (うん……まあ、それはともかく……ど、どうしようかな。うん)


行動・行き先選択

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.デュエルがしたい
10.その他(自由安価)

↓2



◆ 寮内 / 食堂


晴明(共益費出してるから他のことはある程度なんとかなるけど……)

   (うん、それでもたまにパスタ以外のものが食べたくなる)

   (というか、基本的に節約してるような人以外はだいたい食堂で食事をとるんだけど……)

   (まあ、私の状況が状況だったし。ここはしょうがない。というわけで久しぶりに何か……)


昴「あれ? 安倍さーん」

晴明「? ……あ、ほ、北条、君」

昴「珍しいね、安倍さんが食堂に来るのって。どうしたの?」



晴明「……お、お金、入ったから……です」

昴「臨時収入ってやつ? へぇ、いいなぁ……」

  「あ、ってことは食事だよね……って、ゴメン、僕邪魔だった?」 スッ

晴明「……い、いえ。い、今来た……ばかり、です、し」

   「北条、君……その、何か、注文、する……なら、どうぞ」

昴「あ、僕注文終わってもう待ってるとこだから」

晴明「……で、です、か」

昴「安倍さんって何頼むの? 普段何食べてるかも知らないけど……」

晴明「え、と……(素)パスタ……とか……」

昴「へぇ、オシャレだね!」


晴明(……オシャ……れ……?)



晴明「……ほ、北条……君、は、何、を……?」

昴「僕? ハンバーグランチかな。安倍さんは?」

晴明「……えと。B、定食……です」

昴「B? ってこれかぁ。健康に気を遣ってるの?」

晴明「……えと。まあ……一応」

昴「へぇー……やっぱり、色々考えてるんだね!」


晴明(ちなみにB定食はサラダ中心の健康メニュー)

   (素パスタに慣れた私の胃が受けつけそうな料理と聞いて初めに思い浮かんだ)

   (健康に気を遣ってるという意味では間違ってない)



晴明「……えと。これ……を」 つ 食券

<アイヨー

昴「あ、僕の方来た。どーする? 阿部さん。席取ってこようか?」

晴明「あ……お、お願い……しま、す」

昴「うん、りょーかい! それじゃあ、また後でね!」


晴明(……元気だなぁ。いや、普通あのくらい元気なものなのか……?)

   (しかし、食事の席で何も話題が無いっていうのもアレだな。何か聞こうかな)


1.劇団について
2.知り合いについて
3.先日の事件について
4.自由安価

↓2

>>840 ミス
>昴「あ、僕の方来た。どーする? 阿部さん。席取ってこようか?」
阿部さん→安倍さん




晴明「……」 トテトテ

昴「あっ、安倍さーん、こっちこっち」

晴明「……」 ペコッ

昴「へー……本当に健康的だね、このメニュー。お豆腐とほうれんそうと……」

晴明「……け、結構、栄養、もあって……」

昴「なるほどねー。僕、あんまりこういうの食べないんだけど……おいしい?」

晴明「……ま、まあ、まあ……? け、健康メニュー……と、考えれば、いい方、ですよ」

昴「へぇー……・」

晴明「……そういえば、その、思った……ん、ですけど」



晴明「……北条、君……の、劇団、って……どんな、ことを……」

昴「? フツーのことだよ。声出しして読み込みして、舞台装置作って、って」

晴明「……あ。え、いえ、そう、じゃなくて……え、演目、とか」

昴「あ、そういうことだね。確かに色々劇団によって変わるもんね」

  「僕らのところは、喜劇が多いかな。コメディのことなんだけど……」

  「逆に、悲劇とか……シリアスなものはあんまりやらないし、皆好きじゃないみたい」

晴明「……す、好き、嫌い……で、決めたり……?」

昴「うん、やっぱり演じてて楽しいかどうかっていうのもあるからね」

  「あと、シリアスだとちょっと評判が悪かったり……そういうところから、決めてくことも多いよね」

晴明「……な、なる、ほど」



昴「もしかして、舞台に興味ある!?」

晴明「……え、え、いえ、そ、そういう……わけ、じゃ」

昴「なぁんだ……ちょっと残念」 シュン

晴明「……で、でも……その、た、楽しそう、とは、思います……し」

   「一回……見て、みようかな……って、話……聞いてて、思い、ます」

昴「それなら良かった! 色んな人に話聞くけど、やっぱり見てくれる人って少ないんだよね」

  「映画の方がダイナミックだしリアルだし……って。僕としては、演劇の方も持ち味があると思うんだけど……」

晴明「……えと。なんと、いうか……言っては、申し訳……ない、ですけど」

昴「まあ、演技力が伴ってないと没入できないよね……」

  「逆に、だから演劇出身の人の方が演技力があったりするんだよ。映画俳優にも抜擢されるかもしれないし!」




晴明(ああ……なんていうか、北条君は夢持ってキラキラしてんなぁ……)


昴「? どうしたの、安倍さん。遠いところ見てるけど」

晴明「……いえ、ちょっと……その。まあ、いろいろ……」

昴「?」

晴明「……な、なんというか……夢、叶うと、いい、ですね……というか」

昴「あ、そういうことかぁ。ありがと、安倍さん! 今度劇場に観にきてね!」

晴明「……あ、はい」


晴明(こうやって頑張れる人は多分大成するよ……ってこんなこと言ってもしゃーないけど)

   (応援するに値する人柄っていうのは、まーある意味才能だわな)



昴「あれ。箸進んでないけど、お腹いっぱいだったり……?」

晴明「……あ、いえ、ちょっと……考え事、を」

昴「あ、そうなんだ。あの……」

晴明「……?」

昴「……もし良かったら、お漬け物貰っていい……?」

晴明「……ど、どぞ」

◆ 北条昴の好感度が上昇しました

コンマ1桁
1,2,3 : 7
4,5,6 : 8
7,8,9 : 9
0,   : 11

↓1


◆ 好感度が上昇しました

北条昴:0→9



晴明(とりあえずその後、食事を終えて自分の部屋に戻ってきた)

   (ああして話してるとどこか毒のようなものが抜けて行きそうだったが……)

   (うん、まあ存在は保ってるし大丈夫じゃないかな。多分)

   (それじゃあ、今からどうしよう?)


行動・行き先選択

1.カードショップ「スイッチ」
2.寮
3.学校
4.時計塔広場
5.大聖堂
6.劇場
7.裏路地
8.コミュ(人物も指定)
9.デュエル
10.その他(自由安価)

↓2



◆ 寮 / 晴明の部屋


晴明「…………」 ペラ…


晴明(……あ、この展開他の物語でも見たや……)

   (お約束ではあるんだけど堅実なものでもあるよね。まあ、それが良いとも悪いとも言えないけど……)

   (ま、面白くてねちょねちょしてればそれでいいんだけど)


ドゴォ!


ナクア「安倍晴明!」

晴明「!?!?!?」


晴明(扉を思いっきり開けてナクラさんが入って!? あ、いや、それより……)

   (ッ……この、本は!) シャッ!



ナクア「あべ……って何してるのよ」

晴明「……い、いや、ちょっと……驚い、て」


晴明(咄嗟にクロゼットに投げ込んだからけど……)

   (結構変な体勢で投げたから、そのまま私の方が落っこちちゃった……)


ナクア「それより、安倍晴明。少し来なさい。異論は認めない」

晴明「……え」

ナクア「いいから! その野暮ったい寝間着着替えて! ええい、クロゼット開くわ!」

晴明「えあ、あう、あ、うわあああああああああ」

ナクア「 」

晴明「……あっ」


晴明(遅かった。って前にもこんなことが……いや、今はいいか)



晴明「……か、借り物、です、から」

ナクア「……ッ、ええい、今は構ってる間が惜しい! ちょっとこれ! ジャージ!」

晴明「……あ、あの、説、明……」

ナクア「説明してる間も無いのよ、急いで、急いで!」

晴明「……は、ぁ」


晴明(ナクラさんがここまで取り乱すようなことって……な、何かあったのかな……)

   (……ううん、それでわざわざ私の所に来たんだ。急いであげないと失礼、だな)


晴明「……わ、分かった、から……ちょっと、待って、て、ください」

ナクア「1分以上は待たないわ!」



◆ 寮 / 中庭


ナクア「………………」

晴明「………………」(withジャージ)


ナクア(あれよ)ボソボソ

晴明「……え、と、あれ……」

ナクア(バカッ、声が大きい! 逃げられるでしょ!)ボソボソ

晴明(ええええ……)


 [木にとまる蝶]


晴明(……あれを……捕獲、すれば?)ボソボソ

ナクア(そうよ。あのトンボが必要なの)

晴明(……トンボ……? わ、私に、は……蝶、にしか)

ナクア(それは捕獲してから説明するわ。いいから早く。逃げる前に!)

晴明(……はあ……)



晴明(…………こっそり、近づいて……気配を、出さないように……)コソコソ

   (……っと!) バサッ


晴明「……あ、つ、捕まえ、ました……」

ナクア「よし! ナイス! グッドよ安倍晴明! 早くそれをこっちに持ってきなさい!」

晴明「……え、えと、これ、は……」

ナクア「だから後で説明するって言ってるでしょ!」


晴明(せ、急くなあ……いつもの冷静さが欠片も無い……)


晴明「……ど、どう、ぞ」

ナクア「……ふ、ふふ……ようやく捕まえたわ……こ、これで……ふっふふ……」


 [虫かごinさっきの虫]


ナクア「待たせたわね。説明するわ」

晴明「……よ、よろしく……お願い、します」

ナクア「さっきの虫は、簡単に言えば突然変異種よ。トンボと同じDNAを持ち……」

    「しかし、外観は蝶そのもの。見分け方は……まあ、面倒だから省くわ」

晴明「……と、突然、変異」

ナクア「――――正確に言えば、遺伝子異常なのだけれど」

晴明「……?」

ナクア「元は蝶なのよ。しかし――――何らかの原因で、遺伝子が変異した」

    「世界にどれだけいるかは知らないけれど、少なくともピタゴラス内では貴重なサンプルよ」

    「これ一匹を調べるだけで、どれだけのことが分かるか……」ハァハァ


晴明(BL本読んでる時の私と同じにおいがする……)



晴明「……で、でも、なんで……そん、な。例外、的な……」

ナクア「例外? いいえ、違うわ。いずれはこれが主流となる可能性もある」

    「『こう』なった原因がどこかにある。それは例えば放射線や新種のウィルスだったり」

    「ないしはまるで新種の物質に触れたことによる変化の可能性もある」

晴明「……つ、つま、り」

ナクア「――――人間も無関係じゃいられないのよ」

    「いずれどこかしら『変異』する可能性がある。いえ――――」

    「もう、突然変異は起きているのかもしれない」

晴明「…………」ゴクッ



ナクア「私もこれでも一介の生物学者よ。故に執着もする……」

    「あ、アナタがさっき隠したブツのようにねッ!!」


晴明(いやああああああああああ追及がここで来たああああああああああ)


ナクア「何あの禍々しいモノは……!? というか、あ、アナタ……ソッチの趣味があるの!?」

晴明「……えと、えと……それは」

ナクア「思い切って振りかぶって投げたからあんな体勢になってたのよね」

    「それはつまり見られるとマズいものだという自覚があったと言うことでしょう!?」

    「どうなの安倍晴明、ちゃんと私に説明なさい!」



晴明(ど、どうする……現状は私の絶対的不利!)

   (いや、でもナクラさんはアレについてはよくよく分かってないみたいだし……)

   (「何故」あるのか、どういった理由なのかをでっち上げればなんとかなる、か……?)

   (あるいは、そもそもこの状況を覆すだけの何か――――)

   (……選択肢!)


1.諦めて腐海に誘う
2.言葉で有耶無耶にする
3.デュエルで決着をつける
4.自由安価

↓2



晴明「…………」 ガシャッ

ナクア「……どういうつもり?」

晴明「……デュエル、で……話をするか……を、決めましょう」

ナクア「……それって半ば認めたことにならない?」

晴明「……さあ、どう、でしょう……」

   「私の、言葉……色々、総合して……考えて、ください」

ナクア「………………」


ナクア(安倍晴明の言葉を……? 総合して考える……)

    (……借り物だというのは主張してたわね。つまり本当に借り物……?)

    (誤解を生みたくないということもあり、言いふらされたくもなく、だからデュエルで言いふらすことを封じにきた、か……)

4生物学的見地から同性交尾の研究してましたと言い張る。ほら、セミもオス同士で交尾するんだし……多少はね?



ナクア「まあ、いいわ。それなら結構」

    「負けるつもりも無いしね――――!」 ガシャン

晴明「……!」

ナクア「先攻はくれてやるわ。それじゃあ、始めましょう」

晴明「……でゅ、デュエル……です」


◆ ナクラ=ナクアとデュエルします
   5分後、使用するデッキを決定する安価を取ります。


◆ デッキを選択してください。

1.【デッキ破壊】
2.【昆虫族軸デッキ破壊】
3.【フェンリルハンデス】

↓3



◆ 【デッキ破壊】に決定しました。





というところで今回しゅーりょー
とはいえデュエルできるのは明日になるか明後日になるか、場合によっては三日後とかあるかもしれません
とりあえず頑張ってまいります

ちょっと諸事情で>>1のSAN値がガリガリ削れてるんで、やるにしても明日か明後日くらいになりそうです
スレ立ては投下する時にでも

とりあえず8割完成
最後の選択肢だけできてないけど、投下中に完成しなければそこだけ次に持ち越しってことにさせてください

次スレ立てたらやるよー

立てた

【遊戯王】主人公「陰謀都市でデュエル&生活」【安価・コンマ】
【遊戯王】主人公「陰謀都市でデュエル&生活」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417782355/)

こっちはナクア+晴明のタッグなんかの埋めネタに使います

ちょっと希望者の多かったナクア&晴明のやつを。あくまでif√みたいなもんなので注意
あと、すみません。やっぱ募集キャラ使うのは抵抗があったので相手はモブです



ナクア(この性格は生まれつきのものなのか、それとも、相手を手玉に取るために構築されたものなのか)

    (――――正直なところ、考えても仕方のないことだけど、たまに考えることはある)

    (この性格や語り口は、どうにもトラブルを呼び込みやすいから。実際に、今日も――――)


◆ 路地裏付近


ナクア「はぁ……」

男1「おう、ようやく袋小路か」

男2「はぁ……ようやく追い詰めたぞクソガキ。いつまでも手こずらせやがって」

ナクア「雁首揃えて陰湿なことね。十にもなったばかりの子供相手に二人がかり」

    「飢えて苦しむ子供を見捨てて屍肉を貪るハゲワシ程度には狡猾なことね」



男1「っこのガキ……!」

男2「つか、状況分かってんのかオメー」

ナクア「さぁ? でもこのまま行けば衛星兵器からピンポイント砲撃でも受けるんじゃないかしら」

    「そしたらあなたたちはまとめてお陀仏。サヨウナラ」

男2「だから、デュエルしようぜ、っつってんだよ。お前人の話も聞けないわけ?」

ナクア「二人がかりでよく言えるわね。絶対的な優位に立ってないと挑めもしないノミの心臓のくせに」

男1「あァ!?」

ナクア「そうやって安易に得た優越感で虚栄心を満たすわけ。お笑いね。ミドリムシ程度の脳はあると思ったけれど」

男2「みど……?」

男1「どうせ馬鹿にしてんだよ。おいクソガキ!」 ジャッ!



ナクア「!?」

男1「こいつはデュエルアンカーっつってな。こーやって逃げ出そうとするクズを捕まえるための道具だ」

男2「無理に逃げ出そうとすんなよ、腕が千切れるぞ」


ナクア(……確かにそのようね。私の腕力じゃ振り切れない)

    (デッキを置いて……? 冗談。そんなことするくらいなら死ぬほうがマシね)

    (だけど、二人相手っていうのは、流石に……!)


晴明「……え」

ナクア「あっ」

男1「はん?」

男2「ひょ?」



ナクア「安倍晴明!」


ナクア(な、何でこんな場所にいるのかなんて分からないけど、今はそれどころじゃないわ……!)

    (どうにかするには最低限もう一人、私が認めるだけの実力のある人間がいないと!)


晴明「……あ、な、ナクラ、さん、と、この人……たち、は」

男1「へいへい、女だ」

男2「ああ……悪くねえ」 ジャッ!

晴明「……えっ」 ガシャッ

ナクア「…………」

晴明「……何コレ」



ナクア「端的に説明するわ。罵倒→怒り→逃走→今よ」

晴明「……ほ、殆ど、ナクラさんの……せい、な、なの、に」

ナクア「だから正直に言うけど助けてくれないかしら」

晴明「……えぇぇ」

男1「おいおい、オトモダチにも嫌な顔されてんじゃねえの」

男2「ケッ、そういう性格なんだ、そんなもんだろ」

   「なあ嬢ちゃん、お前はどうだよ、俺たちと遊ばねえか?」

晴明「……そ、それも、どう……かと」



晴明「………………」 カシャッ

ナクア「……!」

晴明「……えと……こ、今度……から、あんま、り。その。悪口、とか。言っちゃ……ダメ。です、よ」

ナクア「この場を切り抜けられたら考えておくわ」


晴明(もう少し素直になってくれるといいんだけど……)


男1「おう、やる気だぜこのガキと女」

男2「ガキの方はいらねえや。女の方はマワしちまおうぜ。へへ……」

男1「タッグデュエルだ。先攻はくれてやるぜ」



ナクア「下劣なことね……安倍晴明、メインは……」

晴明「……な、ナクラ、さんに……お任せ、します」

ナクア「言っておくけど、私のビート能力は」

晴明「……そ、その上で、です……わ、私が、合わせる、ので」

ナクア「分かったわ。それなら、私のターン」

    「トリオンを召喚するわ」


《トリオンの蟲惑魔/Traptrix Myrmeleo》

効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1600/守1200
このカードは「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けない。
このカードが召喚に成功した時、
デッキから「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カード1枚を手札に加える事ができる。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、
相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。



ナクア「トリオンの効果で《奈落の落とし穴》を手札に」

男1「!」

ナクア「3枚カードを伏せてターンエンド。さ、悩んで悩んで、手を考えるといいわ」

男1「ふん、ただ伏せただけだな。それならコイツだ。《大嵐》!」


《大嵐/Heavy Storm》

通常魔法(制限カード)
フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。


晴明「あっ」

男2「あっはははは! いィー引きだよお前サイコー! これなら奈落の落とし穴が伏せてあろうが関係ねぇな!」

晴明「……な、ナクラ、さん」

ナクア「心配性ね。何も問題は無いわ」



ナクア「トラップ発動、《大革命返し》!」

男1「は!?」


《大革命返し/The Huge Revolution is Over》

カウンター罠
フィールド上のカードを2枚以上破壊する
効果モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にしゲームから除外する。


ナクア「大嵐は無効よ。ついでに除外してもらうわ」

男1「ちィ……! だが、奈落の落とし穴があるんならソイツにかからねえモンスターを出しゃいいだけだ!」

   「《カオスライダー グスタフ》を召喚!」


《カオスライダー グスタフ/Chaosrider Gustaph》

効果モンスター
星4/風属性/戦士族/攻1400/守1500
自分の墓地の魔法カードを2枚までゲームから除外する事ができる。
この効果によって除外したカード1枚につき、
相手ターン終了時までこのカードの攻撃力は300ポイントアップする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。



男1「更にグスタフに《デーモンの斧》を装備!」


《デーモンの斧(おの)/Axe of Despair》

装備魔法
(1):装備モンスターの攻撃力は1000アップする。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた時、
自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードをデッキの一番上に戻す。


《カオスライダー グスタフ》
攻撃力:1400→2400


晴明「……え、ええ……」


晴明(そ、装備ビート……!? ていうか、紙た……い、いやいや、人のデッキを悪いように言うのは……)


ナクア「何その統一性もクソも無いようなカード群。蛆に脳でも食われてるの?」

晴明「………………」


晴明(言っちゃうんだよなぁ……)



男1「だったらどうにかしてみろやァ! グスタフで攻撃!」

ナクア「――――《ナチュルの神星樹》を発動するわ」


《ナチュルの神星樹(しんせいじゅ)/Naturia Sacred Tree》

永続罠
「ナチュルの神星樹」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドの昆虫族・地属性モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキからレベル4以下の植物族・地属性モンスター1体を特殊召喚する。
(2):自分フィールドの植物族・地属性モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキからレベル4以下の昆虫族・地属性モンスター1体を特殊召喚する。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから「ナチュルの神星樹」以外の「ナチュル」カード1枚を手札に加える。


男2「何……?」

ナクア「トリオンをリリース。そしてレベル1・植物族の《ナチュル・チェリー》を特殊召喚」


《ナチュル・チェリー/Naturia Cherries》

チューナー(効果モンスター)
星1/地属性/植物族/攻 200/守 200
このカードが相手によってフィールド上から墓地へ送られた場合、
自分のデッキから「ナチュル・チェリー」を2体まで裏側守備表示で
特殊召喚する事ができる。



男1「そんな貧弱なモンスターでッ」


パキィィン


ナクア「そう認識するアナタの脳も貧弱なことね。チェリーの効果発動!」

    「デッキから2体のチェリーをセット状態で特殊召喚するわ」


ナクア:デッキ→場
《ナチュル・チェリー》2(裏守備)


男1「リクルーターか。だが二体出りゃ打ち止めだろ」

   「二枚伏せてターンエンドだ」

晴明「……え、と。それ、じゃあ……私の、ターン。で」 シャッ 手札:5→6


男2(こっちは楽勝だな。ガキは面倒臭ぇが……お前のパワーデッキなら押しつぶせんだろ) ヒソヒソ

男1(カカカ。確かにな。どう見たって場馴れしてるとは思えねえ)




晴明「……え、と。チェリーの、一体を……反転、で。神星樹の効果、で……」

   「ニードルワーム、を。特殊召喚、です」


デッキ→場
《ニードルワーム》


ナクア「………………」

男1「はぁ!?」

男2「で、デッキ破壊モンスターを、と、特殊召喚だぁ!?」

晴明「……《ゾンビキャリア》を、召喚……します」


《ゾンビキャリア/Plaguespreader Zombie》

チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200
(1):このカードが墓地に存在する場合、
手札を1枚デッキの一番上に戻して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールドから離れた場合に除外される。



晴明「……ニードルワーム……に、ゾンビキャリア、で……チューニング、です」

   「――――――《漆黒のズムウォルト》」


《漆黒のズムウォルト/Dark Diviner》

シンクロ・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻2000/守1000
闇属性チューナー+チューナー以外の昆虫族モンスター1体
このカードは戦闘では破壊されない。
このカードの攻撃宣言時、攻撃対象モンスターの攻撃力がこのカードの攻撃力よりも高い場合、
攻撃対象モンスターの攻撃力をバトルフェイズ終了時までこのカードと同じ数値にする。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
相手のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。


ズォォォォォォ


男1「う、うおっ!?」

晴明「……さ、更に、ニードルワーム、を、除外……で。《ジャイアントワーム》を……特殊召喚」


《ジャイアントワーム/Aztekipede, the Worm Warrior》

効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1900/守 400
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在する昆虫族モンスター1体を
ゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。



晴明「……ゾンビキャリア、の……効果、です」

   「手札を……デッキに一枚、戻し……墓地から、特殊召喚」 手札:4→3


墓地→場
《ゾンビキャリア》


晴明「……ジャイアントワーム。に……ゾンビキャリア、チューニング……で」

   「――――――《地底のアラクネー》、を」


《地底のアラクネー/Underground Arachnid》

シンクロ・効果モンスター
星6/地属性/昆虫族/攻2400/守1200
闇属性チューナー+チューナー以外の昆虫族モンスター1体
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠カードを発動する事ができない。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備する事ができる。
このカードが戦闘によって破壊される場合、
代わりにこの効果で装備したモンスターを破壊する事ができる。


シャアアアアアアアアアッ


男2「なっ……」

ナクア「……そう、今回はそういう戦い方ね」



晴明「……アラクネーの、効果……で。グスタフを……装備、します」

男1「何だと!?」


モンスター→魔法・罠
《カオスライダー グスタフ》


晴明「……アラクネー、から。攻撃……です」

男1「チッ、だがこの程度……は!?」

男2「おい、どうした!?」

男1「と、トラップが発動しねえ!」

ナクア「効果くらいよく読みなさい。アラクネーの攻撃時、魔法・罠は発動できないのよ。それとも目も退化してるの?」


シュパッ!


男1「ぐおおおおおおおっ!!」 LP:4000→1600



晴明「……ズムウォルト、で」

男1「こ、今度こそ使うぞクソッ、《ドレインシールド》だ!」


《ドレインシールド/Draining Shield》

通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
攻撃モンスター1体の攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分だけ自分のライフを回復する。


晴明「…………あぅ」

男1「へ、へへへ……こ、これでチャラだ」 LP:1600→3600


男1(な、なんだこの女、あっちのガキよりよっぽどえげつなくないか!?)

男2(あのガキのオトモダチだ。不思議なことじゃねえ……が、かなりヤベェ)



晴明「……2枚、伏せ……で、ターンエンド、です」

男2「俺のターンだ」 手札:5→6

   「まずは全部フッ飛ばしてやる。《ブラック・ホール》!」


《ブラック・ホール/Dark Hole》

通常魔法(制限カード)
(1):フィールドのモンスターを全て破壊する。


ナクア「ここで!? あ、安倍晴明、これ何とか……」

晴明「……こ、これ、無理、です」

ナクア「ちょ」


場→墓地
《漆黒のズムウォルト》
《地底のアラクネー》
《ナチュル・チェリー》


男2「ツイてるねぇ。それに、イイもん残してくれやがったもんだ」



男2「《可変機獣 ガンナードラゴン》を妥協召喚!」


《可変機獣ガンナードラゴン/Fusilier Dragon, the Dual-Mode Beast》

効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2800/守2000
このカードは生け贄なしで通常召喚する事ができる。
その場合、このカードの元々の攻撃力・守備力は半分になる。


男2「更にコイツに《愚鈍の斧》を装備するぜェ」


《愚鈍の斧/Axe of Fools》

装備魔法
装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップし、効果は無効化される。
また、自分のスタンバイフェイズ毎に、
装備モンスターのコントローラーに500ポイントダメージを与える。


《可変機獣ガンナードラゴン》
攻1400/守1000→攻2800/守2000→攻3800/守2000


ナクア「……攻撃力上昇コンボ」

男2「さあ、ガラ空きのフィールドに攻撃させてもらおうかァ!」



晴明「……え、と。《スパイダー・エッグ》……発動、です」


《スパイダー・エッグ/Spider Egg》

通常罠
相手が直接攻撃を宣言した時、自分の墓地に
昆虫族モンスターが3体以上存在する場合に発動する事ができる。
そのモンスターの攻撃を無効にし、自分フィールド上に
「スパイダートークン」(昆虫族・地・星1・攻/守100)
3体を攻撃表示で特殊召喚する。


男2「は?」

晴明「……攻撃無効……で、トークン、を。特殊召喚、です」


ナクア&晴明:場
スパイダートークン3


男2「クソが! 何でそこで防げんだよッ!」

晴明「……ひぅ」

ナクア「怯えないの。威嚇してるだけよ」



男2「カードを2枚伏せてターンエンドだ!」

ナクア「私のターン」 手札:2→3

    「……良い手を残してくれたわね。スパイダートークンを神星樹の効果でリリース!」

    「デッキから《幻妖種ミトラ》を特殊召喚!」


《幻妖種ミトラ/Mystic Macrocarpa Seed》

チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/植物族/攻 500/守1000
このカードをシンクロ素材とする場合、
地属性モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
自分のメインフェイズ時、フィールド上の地属性モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターのレベルを1つ下げる。
「幻妖種ミトラ」の効果は1ターンに2度まで使用できる。


ナクア「二体のスパイダートークンにミトラをチューニング。シンクロ召喚!」

    「現れなさい、《ナチュル・ビースト》!」


《ナチュル・ビースト/Naturia Beast》

シンクロ・効果モンスター
星5/地属性/獣族/攻2200/守1700
地属性チューナー+チューナー以外の地属性モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
デッキの上からカードを2枚墓地へ送る事で、
魔法カードの発動を無効にし破壊する。



男2「っ」

ナクア「手札から《マジック・プランター》を発動するわ」


《マジック・プランター/Magic Planter》

通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。


ナクア「神星樹を墓地に送り2枚ドロー」 シュッ 手札2→4

    「更に、神星樹の効果で《ナチュル・コスモスビート》を手札に加える」 手札:4→5

男1「そんなモンがッ!」

ナクア「《ミラクルシンクロフュージョン》を発動。対象はアラクネー及びビーストよ」

男2「……は?」


《ミラクルシンクロフュージョン/Miracle Synchro Fusion》

通常魔法
自分のフィールド上・墓地から、
融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターをゲームから除外し、
シンクロモンスターを融合素材とするその融合モンスター1体を
融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
また、セットされたこのカードが
相手のカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。



男2「な、何だその特殊な召喚条件……!?」

ナクア「《ナチュル・ガイアストライオ》を融合召喚!」


《ナチュル・ガイアストライオ》

融合・効果モンスター
星10/地属性/岩石族/攻3200/守2100
地属性Sモンスター×2
(1):フィールドのカード1枚のみを対象とする
魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札を1枚墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。


ガオオオオオオオオオオオオオン!


晴明「……!」

ナクア「更に、《ティオの蟲惑魔》を召喚するわ」


《ティオの蟲惑魔/Traptrix Dionaea》

効果モンスター
星4/地属性/植物族/攻1700/守1100
このカードは「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けない。
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地から「蟲惑魔」と名のついたモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、
自分の墓地の「ホール」または「落とし穴」と名のついた
通常罠カード1枚を選択して自分フィールド上にセットできる。
この効果でセットされたカードは、次の自分のターンのエンドフェイズ時に除外される。
「ティオの蟲惑魔」のこの効果は1ターンに1度しか発動できない。



ナクア「ティオの効果でトリオンを特殊召喚。このトリオンの効果により、愚鈍の斧も破壊する!」

男2「な……しまった!」


パキャアン!


ナクア「手札から《巌征竜-レドックス》の効果発動。コスモスビートと共に墓地へ送る」

    「そしてミトラを蘇生するわ。更にミトラの効果でトリオンのレベルを3に」

晴明「……ま、回って……ます、ね」

ナクア「当たり前じゃない。トリオンにミトラをチューニング!」

    「現れなさい、《ナチュル・パルキオン》!」


《ナチュル・パルキオン/Naturia Barkion》

シンクロ・効果モンスター
星6/地属性/ドラゴン族/攻2500/守1800
地属性チューナー+チューナー以外の地属性モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分の墓地のカード2枚をゲームから除外する事で、
罠カードの発動を無効にし破壊する。



ナクア「これで罠と対象を取るカードは封じさせてもらったわ。ガイアストライオで攻撃!」

男2「チッ……《収縮》だ! ガイアストライオを選択する!」


《収縮/Shrink》

速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの元々の攻撃力はエンドフェイズ時まで半分になる。


ナクア「無駄よ。ガイアストライオの効果で、対象を取るカードは無効にする!」

ナクア:手札→墓地
《カズーラの蟲惑魔》


男2「かかったな!」

ナクア「?」

男2「もう手札が無い以上二枚目は防げねえ! オラ《突進》喰らえやぁあ!」


《突進/Rush Recklessly》

速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の攻撃力は
エンドフェイズ時まで700ポイントアップする。



ナクア「……………………」クスッ

    「滑稽なことね。それも織り込み済みなのに」

男2「なっ……」

ナクア「改めて、安倍晴明。良い手を残してくれたわね。《禁じられた聖槍》を発動」


《禁じられた聖槍/Forbidden Lance》

速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が800ダウンし、
このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。


ナクア「当然、対象はガンナードラゴン!」


《可変機獣ガンナードラゴン》
攻2800/守2000→攻2000


晴明「……あ、あと……突進、の、効果も……受け、ません」

男2「なんじゃそりゃあああああ!?」



ナクア「攻撃は続行よ」

男2「ぐわあああああああっ」 LP:3600→2400

ナクア「続いて、ティオでダイレクトアタック」

男1「ぬわあああああああああ」 LP:2400→700


晴明(……あれ? パルキオンの攻撃力って2500じゃ)


ナクア「とどめよ。良い声で鳴きなさい、豚。パルキオンでダイレクトアタック」

1&2「ぎゃああああああああああああっ!!」 LP:700→0 ピ――――――ッ


晴明(わ……わざとだアレ……絶対わざとだ……)



◆ その後 / 路地裏近辺


ナクア「助かったわ、安倍晴明。今回は素直にお礼を言っておくわね」

晴明「……は、はぁ……」


晴明(できればそもそもトラブルは勘弁してほしいところなんだけどね……)


晴明「……えと。い、いつ、でも……その。私、いる、わけじゃ……ない、ので」

ナクア「分かってるわ。今回は少し、軽率すぎた。相手は選ぶことにする」

晴明「……え、あそう、じゃなくて……」

ナクア「自重すれば大丈夫よ。それにしても安倍晴明、アナタ何でこんなところに……」

晴明「……し、私用……で」

ナクア「まあ、詳しくは聞かないであげるけど」


◆ 晴明+ナクアのタッグ 了

なんかこれ続き無理っぽいですね。
んでは触れないようにこっちは適当にー

>>1000

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