伊織「プロデューサー!早くしてよ!」P「ちょ、ちょっと待ってよ……!」 (95)

※キャラを知らないので、想像で書いてく。勘弁してくれ


伊織「もう!番組に遅れるじゃない!」

P「そ、そんなこと言ったって……伊織の準備が遅いから……」

伊織「私のせいって言うの?」

P「そ、そうじゃないけど……」

伊織「とにかく、急いでよね!」

P「はいはい……」

伊織「“はい”は一回!」

P「は、はい!」

CV 釘宮といえばわかるだろう?

>>3
OK
凄まじく分かりやすい説明ありがとう

~テレビ局~

P「……なんとか間に合ったな」

伊織「まったく……危うく遅刻じゃない」

P「だから、それは伊織が……」

伊織「……」ギロリ

P「……ナンデモアリマセン」

伊織「フン」

P「……とにかく、今日も頑張ってね。お客さん、待ってるよ」

伊織「当たり前よ。みんなに見せ付けてやるんだから。私の、最高のステージをね」

P「……フフ」

伊織「何よ」

P「いや……僕のアイドルは、頼もしいなぁって思ってね」

伊織「プロデューサーは頼りないけどね」

P「ハハハ……面目ない」

伊織「……で、でも、私は別に――」

番組D「――伊織さん!スタンバイお願いします!」ガチャ―!

P「あ、はい!」

伊織「……」

P「ええと……ゴメン。なんだって?」

伊織「……な、なんでもないわよ!バカプロデューサー!」タタタ…

P「……なんなんだ?いったい……」

~本番終了~

伊織「ふぅ……」ドサッ

P「……伊織、お疲れ様」

伊織「うん……」

P「……」

――ガチャ

番組P「――いやぁ伊織ちゃん!今日も最高だったよ!」

P「あ、番組P……」

番組P「番組も大成功!さすが、今をときめくアイドルだね!」

伊織「い、いえ……そんな……」

P「……」

番組P「ハハハ!そんな謙遜しなくてもいいって!何しろ――」

P「――あ、すみません。伊織は、少し疲れているようで……そろそろ……」

伊織「……」

番組P「お?そうですか……ま!次も頼みますよ!ハハハ……!」

ガチャ――

P「ふぅ……」

伊織「……」

P「……」

伊織「……ありがと」ボソッ

P「うん。いいんだよ」

オレンジジュース(100%)が好き

~車内~

ブゥゥゥゥン……

P「……」

伊織「……」

P「……納得、出来てないんだよね?」

伊織「え?」

P「今日のステージだよ」

伊織「…………うん」

P「……そっか。やっぱり」

伊織「ダンスのステップ、ワンテンポ早いとこがあったし。歌も、いまいち声が出せなかったし……」

P「……それでも上出来だった……とは、言って欲しくはないよね」

伊織「当たり前じゃない!みんなは、私の最高のステージを楽しみにしてたのよ!?
それなのに、あんな中途半端なステージしか出来なくて……悔しい……!」

P「……」

眠いので寝るけど後で読むからがんがってくれ>>1(`・ω・´)

>>9
支援感謝
オレンジジュースと……φ(..)カキカキ

>>11
どうせすぐには終わらないから、気長に待ってていいよ
勝手に書いとくから


P「……はい、これ……」スッ

伊織「……ん?」

P「オレンジジュース。好きだろ?」

伊織「……ちょっと。100%じゃないじゃない」

P「そうだよ。100%じゃなかったから、ジュースも100%じゃないやつ。ご褒美にはしてほしくないでしょ?」

伊織「うぅ……」

P「どうしても飲みたいなら、買ってくるけど……」

伊織「……もういいわよ!これでいい!」

P「そっか……」

伊織「……」ゴクゴク

P「……美味しい?」

伊織「……いまいち」

P「なら、次こそは100%の方を飲もうな」

伊織「当たり前よ。次は必ず、“美味しい”って言ってみせるわ」

P「よし。その意気だ!」

~事務所~

キキィィ……

P「……伊織ー?着いたよー!」

伊織「……」スウ…スウ…

P「……ありゃ。寝ちゃったのか……」

伊織「……」スウ…スウ…

P「……仕方ないなぁ…………よっっと」

伊織「……」

P「……おんぶしたなんて、口が裂けても言えないな……」

スタスタ……

伊織「……」

P「……よっと」ガチャ

伊織「……」

P「ええと……とりあえず、ソファーに寝せようかな……」

フサッ

伊織「……」

P「……今日は、ここで休ませるかな」

ちょっと質問
伊織って、家あるの?

>>18大豪邸があります

>>19
両親は?

みんなありがと


P「――はい。少し疲れてますので、今日は事務所で休ませようかと……はい……では……」

ガチャ――

P「……よし、実家には連絡したし、これでいいだろ」

スタスタ……

伊織「……」スウ…スウ…

P「……よく眠ってる。よほど疲れたんだろうな…… 」

伊織「……」スウ…スウ…

P「……こう言ったら、キミは怒るだろうけど。
満足出来なかったとしても、今日もキミは輝いていたよ。納得出来なかったとしても、とても綺麗だった」

伊織「……」

P「僕は、キミのプロデューサーであることを誇りに思ってるよ。だから……」

伊織「……」

P「……だから、今日はお休み……。
――さて、僕も寝ようかな。ええと……部屋の椅子にでも座って……」スタスタ……

ガチャ――

伊織「……」

伊織「……」

伊織「……バカ……」

>>27
重ね重ねありがと
出来れば兄の名前教えて欲しい

~翌朝~

P「……ううん……朝か……」ムクッ

ガチャ――

伊織「……おはよ」

P「あ、おはよ。今日は早いね」

伊織「プロデューサーが遅すぎなのよ。顔でも洗ったら?」

P「ああ、うん。そうするよ……」


P「……ふぅ。スッキリした」スタスタ……

伊織「……はい。これ」スッ

P「え?」

伊織「コーヒー。……飲むでしょ?」

P「あ、ああ、うん。飲むけど……」

伊織「……まったく。そんな苦汁のどこが美味しいんだかで……」

P「苦汁って……でもまあ、いただくよ」

伊織「か、感謝しなさいよね?私が、特別に作ったんだから……」

P「うん。ありがと」

伊織「ふん!」

P「……」ゴクリ…

P「……」

P(……なんか、しゃりしゃりとした食感が……。豆が入っちゃったんだろうな……)

伊織「……」ジッ――

P「……お、おいしいよ」ニコッ

伊織「……!あ、当たり前よ!////」

P「ハハハ……」

伊織「おかわりいっぱいあるからね!たくさん飲みなさいよ!」

P「……うん……」


P(ま、マグカップ4杯……キツかった……)

伊織「フフフ。あんなにがぶ飲みして。よほど美味しかったのね」

P「ま、まあね……」

伊織「……し、仕方ないから、また作ってあげるわよ」

P「あ、ありがと……。それより、体調はどう?昨日疲れてたみたいだし」

伊織「別に問題ないわ。いつの間にか、事務所にいたけど」

P「まあ、途中で寝ちゃってたしね」

伊織「え?そうなんだ……でも、どうやって事務所に……」

P「ああ、僕が運んだんだよ。キミを背負って」

伊織「……え?」

P「え?」

伊織「……」

P「……あ」

P(ヤバい……)

伊織「~~~~ッ!!/////」

P「そ、その!違うんだ伊織!話を――!」

伊織「――こ、この……変態!」ブォン!

P「うぉっ!物を投げたら危ないって!」

伊織「変態!ド変態!変態大人!」

ブンブンブンブン――!!

P「い、伊織!落ち着いてって!」

伊織「うるさいうるさい!うるさぁぁい!」

ブンブンブンブンブンブンブンブン――!!

P「ぎゃ、ぎゃああああ……!!」

http://i.imgur.com/WCQPXB6.jpg
支援

>>31
いや、こういう画像助かるわ
想像しやすい

しかし、やはりCV釘宮だな……

ゴメン
また誰か教えて
伊織って、設定上はどのくらい売れてるアイドルなの?

>>33
世界線上にもよるが、大体はBランクアイドルっていうことになってる
ゲームでいうと全国で80万人ファンがいるくらいかな

>>34
分かった
ありがと

細かいの

年齢:14歳(アイドルマスター)
   15歳(アイドルマスター2)
誕生日:5月5日(牡牛座)
身長:150cm(アイドルマスター)
   153cm(アイドルマスター2)
体重:39kg(アイドルマスター)
   40kg(アイドルマスター2)
3サイズ:77-54-79
血液型:AB型
趣味:海外旅行、ショッピング、食べ歩き
イメージカラー:ピンク
CV:釘宮理恵
にひひっ と笑う

兄の名前だが、作中では出てなかった希ガス
俺は昔のことしか知らんからなんとも言えんが

~街中~

スタスタ……

P「いててて……」

伊織「……いつまで痛がってるのよ」

P「そりゃ、伊織が投げた置物が顔に直撃したわけだし……」

伊織「自業自得よ」

P「うぅ……ゴメン」

伊織「フン」

P「……」

伊織「……」

P「……ところで、どこに行ってるの?」

伊織「別に。ちょっと試したいことがあっただけ。そのついでに、買い物」

P「試したいこと?」

伊織「いいから黙ってついてきなさいよ」

P「う、うん……」

>>36
おお!ありがと!
>>37
なるほど。分かった

ところで、学校はどうなってるの?


スタスタ……

P「……」

伊織「……」

P「……」

伊織「……もういいわ」

P「……?」

伊織「さ、買い物行くわよ」

P「う、うん……」

伊織「……」

P(ただぶらぶらと街を歩いて……なんだったんだ?)


伊織「これとこれと……あとこれと……」

P「ま、まだ買うの?」

伊織「そうよ。悪い?」

P「悪くはないけど……」

伊織「買いたいものは買ってしまいたいのよ。私の給料からだし、別にいいでしょ?」

P「……まあ、いいけどさ」

伊織「グダグダ言ってないで、しっかり持ちなさいよ」

P「はいはい……」

伊織「“はい”は一回!!」

P「……はい」


スタスタ……

伊織「にひひっ。可愛い服、いっぱい見つけちゃった☆」

P「ずいぶん上機嫌だな……」

伊織「まあね。お気に入りの服、増えたし」

P「……それにしても、ずいぶん小さい服買ってたけど……」

伊織「ああ、あれはうさちゃんの服よ」

P「……伊織の服じゃなかったのか……」

伊織「あんなのが入るわけないでしょ!」

P「いや、伊織なら入りかね――」

伊織「……」ギロリ

P「……わけないよね~」

伊織「ふん」


伊織「……」

P「……なあ伊織。そろそろ教えてくれないか?」

伊織「……何をよ」

P「最初の方の理由だよ。意味もなく街の中を歩き回ったこと」

伊織「……意味なら、あったわよ」

P「え?」

伊織「試してみたのよ。私が、どれだけの知名度があるかを」

P「……そうか。街を歩き回って、どれだけ声をかけられるか試したのか……」

伊織「そういうこと」

P(……でも……)

伊織「……ま、声なんてかからなかったけどね。今の私は、しょせんその程度の認知度ってことよ」

P「……そう悲観するなよ。昨日だって、テレビ番組に出たじゃないか」

伊織「あんなの、深夜番組の特別枠でしょ?あれで満足するぐらいなら、この仕事なんてしてないわよ」

P「……」

伊織「……私自身、けっこういい感じって思ってたんだけどね。ファンも増え始めて、握手会にも人が来て……でも、蓋を開けてみたらこんなもんよ。私が目指すものは、こんなもんじゃない。この程度で終わるつもりなんてない。
……私、焦ってるのかもね……」

P「……伊織……」

伊織「……なぁんて、ね。ちょっと言ってみただけよ。私がこの程度で落ち込むと思った?」

P「い、いや……」

伊織「……ほら、さっさと帰るわよ」

P「……」

監獄戦艦の人のアニメのSSか?

ちょいリーダを使いすぎな気がするな
記号は乱用すると目につくから、使い所をよく考えつつ使うといいぞ

>>48
すまん
突発的に書き始めたんだ
でも、この資料は助かる
ありがと

>>58
違う
監獄戦艦ってなんぞな

>>59
らじゃ
セリフ形式って難しいな

>>62
それはとてもよく分かる
地の文有りと無しとじゃ勝手が全然違うよな

それはそれとして、“間”を表現する手段の一つとしてリーダの他にダッシュ(――)なんてものもあるから、こちらも併せて使い分けるといいと思うぞ

>>63
個人的には、ダッシュは決め所で使いたいんだよ
まあ、頑張ってみる
ありがと


P「伊織、焦ってもいいんじゃないか?」

伊織「……え?」

P「誰でも何かを求めたら、結果が欲しくなるもんだよ。だから焦ってしまって、色々不安になるんだ。
でも、不安になるからこそ、人ってのは頑張れるんだと思う。不安を払拭するために、頑張れるんだと思う。
伊織の場合、特に目標が高いからな。焦りや不安も、人一倍強いんだと思う」

伊織「……」

P「あえて言わせてもらうな。伊織、お前は頑張ってるよ。それは、みんなが認めてる。仮に誰も見ていなくても、少なくとも僕は知っている。伊織がどれだけ頑張ってるか、どれだけ前を向いているか……。僕が、一番よく知っている。
このまま行けばいいよ。焦りながら、迷いながらでも、とにかく前を見て、上を向いて、ひたすらに走ればいいよ。
――僕が、全部見ているからさ」

伊織「……クサい。クサすぎるわね。柄じゃないわよ?」

P「ご、ごめん……」

伊織「そんなこと言われなくても、やってやるわよ。見てなさい?今に、目が回るくらい忙しくなるんだからね。にひひっ☆」

P「……ああ。楽しみにしてるよ」

伊織「……ほら、さっさと帰りましょ。日が暮れるわよ」

P「うん、そうだね」

スタスタ……

伊織「……」

P「……」

伊織「……ありがと」ボソッ

P「……いいんだよ」ボソッ

お?あのスレにいた伊織の人か

すまん
ようやく仕事終わった

>>73
そうそう
無知ゆえに自由に作ってる

~数日後~

伊織「プロデューサー、ちょっといい?」

P「ん?どうしたの?」

伊織「うん。ちょっと、お願いがあるのよ」

P「伊織が?……珍しいな」

伊織「う、うるさい!別にいいでしょ!」

P「あ、ああ……。で?お願いって?」

伊織「う、うん……。――実はね、今度、私の実家でパーティーがあるのよ」

P「パーティーって……水瀬グループの?」

伊織「まあね。毎年、お父様が開催してるのよ。関係企業の要人を招いて、労をねぎらうのが目的なんだけど……」

P「それに、僕が?」

伊織「そう。世話になってるから、ぜひ呼ぶようにって。……まったく、世話してるのは私の方なのにね」

P「ハハハ……」

P(……伊織のお父さんってことは、水瀬グループの総裁だよな。そんな人主催のパーティーなんて、僕なんか場違いのような気もするが……。
……でも、水瀬グループ総裁といえば、高木社長の親友だし……断るわけにはいかないな……)

P「……分かった。予定、空けとくよ」

伊織「そ。よろしくね」

P「ああ……」

~当日(水瀬邸)

タタタ……

P「――伊織」

伊織「遅いわよ、プロデューサー」

P「ごめんごめん。仕事が入ってね。もう始まってる?」

伊織「まだよ。もうすぐってところ。ほら、さっさと行くわよ」スタスタ……

P「あ、ちょっと待って」タタタ……

~会場~

ガヤガヤ……

P「うわぁ……」

P(人気俳優にミュージシャン。政治家まで……ほんと、別世界だな……)

伊織「何呆けてるのよ」

P「いや……ちょっと圧倒されて……」

伊織「ちょっと、しっかりしてよ?あんたは、私のプロデューサーなんだからね?」

P「あ、ああ……!」

P(そうだな。ここでオドオドしてたら、伊織が笑われるし。ちゃんとしないと…!)

伊織「まあ、リラックスしなさいよね?」

P「あれ?どこいくの?」

伊織「着替え。すぐ戻るわよ」

P「分かった。ゆっくりしとくよ」

あのスレにいた真担当だけど、俺も書いたほうがいい?

>>79
どっちでもいいんじゃ?


P「……まいったな……伊織のお父さん、どこいるんだろ……」

P(こう会場が広いと、探すので苦労するな。……デコを目印に探すかな。遺伝かもしれないし……)

伊織「――お待たせ」

P「ん?伊織、早かったt――」

伊織「……」

P「……」

伊織「……ちょっと、なんか反応しなさいよ。せっかくドレス見せてるんだから」

P「あ、ああ。……凄く、似合ってるよ」

伊織「あ、当たり前よ!私を誰だと思ってるのよ!////」

P「いやいや、恐れ入ったよ。……馬子にも衣装――」

伊織「……」ギロリ

P「……最高っす。伊織さん」

伊織「ふん」

スタスタ……

???「――ああ、ちょっといいですか?」

P「え?」

伊織「――ッ!」

???「失礼ですが……あなたもしかして、765プロの方じゃないですか?」

P「あ、はい。そうですけど……」

???「やっぱりそうだ!あの“伊織”が、ここまで自然に話してたからもしかしてって思ったんですよ!」

P「ええと……すみません、どちら様でしょうか……?」

???「ああ、これは失礼。まだ名乗っていませんでしたね」

伊織「……」

???「いつも伊織がお世話になってます。――伊織の、兄です」

P「……え?」


P「伊織の……お兄さん……?」

兄「はい。初めまして、プロデューサーさん」

伊織「……」

P(この人が……しかしなんだろう、このオーラ……)

兄「しかし、想像通りの人ですね、あなたも」

P「ぼ、僕がですか?」

兄「はい。想像通り、とても優しそうだ。これなら伊織が――」

伊織「――兄さん!」

P「うおっ!……どうしたんだよ、大声出して……」

伊織「……」

兄「……あ、そういうこと。ごめんごめん。余計なことだったね」

伊織「……ちょっと、風に当たって来る」スタスタ……

P「え?――あ、ちょっと!」

兄「……いやいや、すっかり怒らせてしまった。すみません、御見苦しいところを……」

P「い、いえ……」

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