なぎさ「怖い人かと思ったけど、そんなことなかったのです。」 (19)

ギャグです。あと短いです。
設定的には、叛逆したかに見えた悪魔ほむら
しかしまどか女神はあっさり記憶を取り戻して円環になってしまったのだった!
という世界で好き勝手に書いてる感じです。

ほむら「敗因は……シリアスが足りなかった…のね?」

QB「君がそう思うのならそうなんだろうね。」僕はおべっかを覚えた!

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ほむら「シリアスを探しているのだけれど、どこにもないの。」

QB「目に魔力を込め忘れているんじゃないのかい。」

ほむら「シリアスは目で見えないわ。」

QB「文章でみえるよ。」

ほむら「あなた何いってるの?」

QB「インターネットの……」

さやか「それ以上はさやかちゃんが許しませんよ!」

QB「でたな。女神の鞄持ち!」

さやか「えい!やあっ!とうっ……いやー!」ヒュヒュンヒュンシュバッ

QB「ええい小癪な!ものどもであえーー。」サッスッコロンピョン

偽街の子供達「Los geht's!」カンッキンッゴンッ痛っ!今石投げたでしょ誰!

杏子「あれなにやってんの?」

ほむら「美樹さやかが変な遊びを教えたのよ。」

ほむら「それよりシリアスを探さないと……」

杏子「アンタのその発言じ…いや無駄か。なんでそんなもん探してんの?」

ほむら「叛逆できないからに決まってるでしょう?」

杏子「んー……ま、頑張りなよ。」

ほむら「ええ頑張るわ。」

さやか「きょーこーたすけてー」

杏子「はあ……正義の味方が負けてんじゃないよ。たくっ。」チャキ

ほむら「何処から探そうかしら。」

ほむら「学校は駄目ね。事件は現場で起きるもの。」

ほむら「なら……」


ピンポーン


「はーいなのですー」ドタドタドタ、カチャ

なぎさ「どちら様です……か?」キィー

ほむら「こんばんわ。」ニター

なぎさ「ヒイイイイなぎさは食べてもおいしくありません!」グッ

なぎさ(怖いのです。カタギの人の笑顔じゃないです。早くドアを閉めしめ……閉まらない!)グッグッ

ほむら「あらー?どうしたの。」精一杯の笑顔、ドアがっしり←無自覚

なぎさ「キャー!マミ助けてっ なのです!」

ほむら(泣き出してしまったわ……何か悪いことしたかしら?)

マミ「どうしたのなぎさ?悲鳴なんかあげて。」慌てるマミ

ほむら「こんばんわー。」

マミ「暁美さんじゃない。ってなぎさ?」

なぎさ「マミー怖い女の人が玄関に立っているのですよ。」ダキツキ

マミ「もーやだなぎさったら。ごめんなさいね。」嬉しそう

ほむら「怖がらせてしまったかしら?」

マミ「最近黒髪ロングの女の人を見ると怖がるのよ。なんでかしらね?」うふふ

ほむら(ホラー映画でもみたのかしら?)

マミ「ピザが焼けたわよ。」

なぎさ「本当ですか。」ケロリ

なぎさ「わーい!」トタタタ

マミ「あなたも食べていく?」にこっ

ほむら「お邪魔でなければ……」

なぎさ「チーズがのびるのですよ!」

マミ「よかったわね。」

ほむら(サラミとバジルにさくさくとした食感。熱々のチーズがおいしいわ。)

マミ「それで?」

マミ「暁美さんは用が無ければ滅多にうちに来ないもの。何か用事があるんでしょう?」

ほむら「」ウッ

マミ「どうしたの?」

ほむら「ひたをやふぇどひたわ」←猫舌、というかあったかい食べ物になれてない

マミ「冷たいお水もってくるわね」この子ちょっと抜けたところあるのよね……

なぎさ「……」じー

ほむら「ううー」パタパタ

マミ「はい。」

ほむら「ありふぁとうございます。」コク

ううう… コクコク

ふぅ


ほむら「それで用事というのは……」キリッ

なぎさ「ぶふぁ」オレンジジュース吹く

マミ「どうしたのなぎさ!?」

なぎさ「ごめんなさいごめんなさい。なんでもないのです。」

マミ「ああっ動かないで広がるわ。」フキフキ

なぎさ(反則なのです。どういう罠ですか。)

なぎさ「ごめんなさいマミ。」

マミ「気をつけてね。」

ほむら「話してもいいかしら?」

なぎさ(おのれ…あなたのせいなのですよ!)さかうらみ

ほむら「シリアスを探しているの……。」

なぎさ「……?」

マミ「シリアス?」

ほむら「そう、何処を探しても見つからないの。」

マミ「それは……」

なぎさ(言っている意味がよくわからないのです。)

マミ「あなたにとってとても大切なことなのね?」

なぎさ(どうしよう。マミは分かっている風なのです。)

ほむら「ええ、それがないとわたしは前に進む事ができないの。」

マミ「……。」

なぎさ(な、なんですか?部屋の空気が重たくなってきたような……。)

マミ「分かったわ。暁美さん。あなたが前に進むためにできる限りの協力をするわ。」

ほむら「マミさん。」

マミ「ところでそのシリアスってどんなものなの?」

ほむら「ギャグじゃなくなるの。」

マミ「……えっ?」

ほむら「?」

ほむら「ギャグじゃなくなるのよ?」

マミ「え?」

なぎさ(気のせいでした。この人は天然さんなのでしょうか。)

ほむら「ここへはなぎさがあなたの頭にかじりついてないか様子を見に来たの。」

マミ「暁美さん……、探し物の前に充分な休養を取ることをお勧めするわ。」

なぎさ(マミの目が病人を見る目に……というか人をいきなり呼び捨てですか。)

マミ「何なら家まで送りましょうか?」

ほむら「必要ないわ。」

マミ「無理しないで。」

ほむら「いいっていってるでしょ。」ムッ

なぎさ(ん?)

マミ「……人の好意は受けたほうがいいわよ。」カチン


ほむら「……。」


マミ「……。」


なぎさ(なぜ険悪になるんですか?)

スクッ

なぎさ(二人同時に立ち上がると共に変身。)

ダッ

マミ「待ちなさい!」ダッ

なぎさ(なぜほむらは逃げるのです?マミも追いかけていってしまいました。)ポツーン

?「やれやれ。様子を見に来てみれば……」

QB「ピザは冷めないうちに食べないとだめじゃないか。」もしゃもしゃ←最後の一枚

なぎさ「……。」

QB「ふう。」きゅっぷい

なぎさ「そのケンカ買います。」

QB「……。」

ダッ

ダダッ

ほむら「どうやら振り切ったようね。」はぁっはぁっはぁっ

ほむら「それにしても困ったわ。シリアスが見つからない。」

ポツリポツ ポツ

ほむら「あら、雨。」

ポツポツポツポツ

『……ちゃん…ほむらちゃん…』

ほむら「この声は……まどか、いるの?」

まどか女神『ほむらちゃん。お家にかえろう?』フワフワ

ほむら「……でも、」

まどか女神『風邪を引いたら心配だなって。』

ほむら「分かったわまどか。」小走り

ギィー、ガチャッ、バタン

えっ 何?

不法侵入だぞオイッ

ほむら「少し濡れてしまったわ。」

まどか女神『ティヒヒ』

まどか女神(ほむらちゃんは魔女でも人でもない存在になってしまいました。)

まどか女神(すぐに叛逆してくるので、その力の大部分を取り上げてしまいましたが諦めてくれる様子はありません。)

まどか女神『今日は何をしていたの?』

ほむら「シリアスを探していたの。」

まだか女神『そう、シリア……ス?』女神、神権限で記録を照覧中

まどか女神『ほむらちゃん。マミさんにあまり迷惑かけちゃ駄目だよ。』

ほむら「そのつもりはなかったのだけれど。」気がついたら追いかけられてた

まどか女神『いい加減に諦めてくれると嬉しいなって。』

ほむら「それは駄目よ。あなたには人として幸せにすごしてほしいの。」

ほむら(それができるのはわたしだけ。)

まどか女神『……もう行かなきゃ。またねほむらちゃん。』フワッ

QB「今のはシリアスじゃないのかい?」

ほむら「そう思いたいけど、ここ美樹さやかの家なのに一切突っ込みがなかったわ。」

ほむら「あなたは今のをシリアスだと思えるの?」

QB「ふてくされたさやかと杏子がいなければシリアスだったかもね。」

さやか「あんたさぁ、人の家を託児所にしたり雨宿りに使わないでくれる?」

杏子「ほむら、頭大丈夫か?空中見つめてしゃべり出すなんて……いよいよおかしくなったか?」

ほむら「美樹さやか、タオル貸してくれるかしら?それとわたしは正常よ杏子。」

ほむら(杏子には見えてないのね。さやかは……見えてなかったのかしら?)

さやか「ちょっと人の話を聞きなさいよ!」タオル投げつけ

ほむら「ありがとう美樹さやか。それと子供を連れ込んでるのはわたしじゃないわよ。」

さやか「あんた以外に誰が……」ギギギッ 杏子を見る

さやか「そういや杏子、やけにアイツらと仲がいいわね。」

杏子「あ?いや、んなことねーよ。」さやかみたいに一緒に遊んだりはしてねーし

さやか「買い溜めしたお菓子がごっそりない日があったり……」じり わたしだって遊んでるつもりないわ

杏子「偶々じゃないのか。」ばれてる……?

さやか「一人で魔獣狩りに行った割に妙に早く帰ってきたり……」じりじり

杏子「弱っちいのが相手だったんだよ。」あいつらが勝手に倒してるだけだし……

さやか「嘘だったら承知しませんよ!」こちょこちょ

杏子「バカ、やめろ!あははっ…くすぐ…んなって!」じたばた

十分後

杏子「ヒューヒュー…やりすぎだ、ばかぁ。」ぐったり

さやか「必死の抵抗むなしく、杏子選手陥落。いやーさやか選手いい仕事をしました。」

さやか「っと、ほむらとQBが大人しいわね。」

ほむら「」椅子に座ってこっくりこっくり QB膝の上ですやぁ

さやか「おい。……これはお泊り二日目コース。」

さやか「女神様もつっ込めよ。毎度一週間に三日は泊まってるぞ。」

ほむら「間抜け面ね……」スヤスヤ

ほむら「美樹さやか……」スヤスヤ

さやか「いい度胸してるわあんた。」黒ペンキュポ

キュッ キュッ キュッ

杏子「はー、ようやく落ち着いた。何してんださやか。」

さやか「あんたもやる?」

杏子「ぷふっ。キュゥべえとおそろいかよ。あたしはやめとく。」

さやか「よく似合ってるでしょ」カシャ 携帯で写真を撮る

杏子(さやか楽しそうだけど、倍返しされるんだろうなー……)

さやか「ここにまた一つ傑作が生まれちゃいましたね。」ピローン送信

ピローン

マミ「あら、美樹さんから……」ウフフ 肉…… 古典的ね……

なぎさ「何ですか?何を笑っているのですかマミ。」のぞく

なぎさ「……。」

なぎさ「怖い人かと思ったけど、そんなことなかったのです。」

なぎさ「こんなお間抜けさんにはシリアスも裸足で逃げ出すのですよ。」

ピローン

まどか女神(さやかちゃんからだ)

まどか女神(……)まじまじ

まどか女神(いいなぁ……)

まどか女神(わたしも今度しちゃお)


おしまい

乙 ……なのだが、ツッコミどころが多すぎるぞ
きちんとsagaしてて酉も付けてる人なのでアドバイス

◆カギカッコを閉じる前の句点(。)は不要

  少なくともss界隈では好まれないことが多い
  句点をやたらと多用する、低クオリティssを乱発する作者がいるのでその人と勘違いされる可能性も
◆3点リーダ(…)を使う長さは揃えよう

  単体で使ってるところと2つ繋げてるところが混在しちゃってるので、統一感がない感じに
  基本的に2つ繋げて使うのが無難らしい
◆カギカッコ後の説明は最低限にするよう心がける

  短い効果音を少し添えるぐらいが理想的
  片仮名の場合は半角の方が短くて邪魔になりにくい
  場合によるが「行動」より「擬音擬態」の方が良い
  例)「マミー怖い女の人が玄関に立っているのですよ。」ダキツキ
  →「マミー、怖い女の人が玄関に立っているのです」ギュッ


この辺を気をつければもうちょっと読みやすくなりそう

三点リーダーは偶数な。覚えとけカス

「シリアスを探す」とは一体

>>13
ちなみに理由は【みんなこうしてるから】な

アドバイスありがとうございます。
次に書くことがあれば擬音、擬態の表現に気をつけてみます。
三点リーダは気をつけます。
ただ「。」派がいなくて少数どころか壊滅しているのに最近気付いてショックが隠せない。
国語の呪縛ェ

俺も初心者向けサイトで「括弧閉じ前は句点不要」「3点リーダー使うときは偶数」「文末以外の!や?の後にはスペース」を初めて見たときは驚いた記憶がある
あと「4スレ同時並行&煽られ暴言」という問題児がまどかss書いてて、そいつの文の特徴が「文末の句点」
そいつのせいで文末句点の印象は頗る悪い

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