幼馴染「起きてー!」俺「ビンビン♂」(28)

幼馴染「朝っぱらからどこ起こしてんのよこのスケベ!」バキッ

俺「いてえ!ちんこの骨折れた!」

幼馴染「ばかっ!骨なんてないわよ!」

俺「え、マジで、なんで?じゃあどうやって支えてんだ?」

幼馴染「そりゃあ、筋肉で・・・・って」

幼馴染「なにいわしとんじゃい!さっさと着替えろ!」

俺「へーい」ヌギヌギ

幼馴染「ちょっ!私の前で着替えんなって!デリカシーないんかい!」

俺「うるさいなあ、じゃあ部屋でててくれよ」

幼馴染「学校まで時間ないんだから早くしてよね・・・」バタン

幼馴染「・・・」

幼馴染「・・・・・・」

幼馴染「・・・・・・・・」

幼馴染「・・・・・っそい」

幼馴染「おそい!なにしてんのよ」

俺「あのさー」ガチャ

幼馴染「なに・・・ってまだパジャマのまんまじゃない!」

俺「お前俺の枕どこやったんだよ、あれなかったら寝れないんだよねー」

幼馴染「あー、それ机の下に投げ飛ばしちゃった・・・」

俺「ん、あそこか、やっとぐっすり眠れるわ、おやすみー」バタン

幼馴染「うん、おやす・・・・」

幼馴染「って、寝んなドアホーーー!!」

~10分後~

幼馴染「やばいやばい!遅刻しちゃうよー!」

俺「まったく、走りながら食パン食べさせんなよなー」

幼馴染「そういうのはちゃんと起きてから言え!」

俺「まてよ・・・食パンくわえながら走ってるとかこれ運命の予感・・・」

幼馴染「乙女かあんたは!そんなことあるわけないでしょ」

俺「おっと!噂をすればまがり角じゃねえか!善は急げだぜ!」ダッダッダッ

幼馴染「あ、ちょっ・・・」

車「プーーーーーーーー!!!」バアンッ!

俺「ぐはっ・・・・・」

幼馴染「ちょ、俺!大丈夫!?」

俺「くっ・・・まさか善を急いだ結果が・・死に急ぐことになるなんてな・・・・」

幼馴染「な、なにうまいこといってんのよ!ケガは!?」

??「あーあ、とんだケダモノひいちゃったわ、今度車買い換えなくちゃ汚らわしい」

執事「お嬢様、急がなければ遅刻なされますよ」

??「ん、わかったわ、いきましょ」

幼馴染「ちょ、ちょっと!まちなさいよ!」

??「なーに?どうしたの?」

幼馴染「人ひいといてそれはないでしょ!」

俺「幼馴染・・・俺は大丈夫だ、平気平気・・・」

??「本人もこういってることですし、解決なんでは?」

幼馴染「納得できないわ!あなたちっとも反省してないじゃない!」

??「そっちが悪いんでしょーが、アホみたいな顔して飛びだしてくるんだもん」

幼馴染「(ここは否定できないわね・・・・)」

期待

俺「気にするな、アバラを2,3本といったところだ」

幼馴染「結構重傷やないかい!」

??「まあ、この絆創膏あげるわ、私がわざわざ授けてあげたのよ感謝なさい」

幼馴染「アバラ折れたのに絆創膏て・・・・」

??「それじゃー」バタン

俺「ふふっ、そっけない御嬢さんだ」

幼馴染「もう、さっさといくわよ」

俺「まて、歩けないからおんぶして」

幼馴染「なに真顔でおんぶ要求してんのよ」

俺「だっていたいんだもーーーーーーん、いたいんだもーーーーーん」

ザワザワ

幼馴染「えーい!騒ぐなうっとおしい!!」

幼馴染「ほら」

幼馴染「まったく、マナーがなってないガキんちょに引かれるわ、こいつはこいつでアホだわって」

幼馴染「幼馴染は大変ねー」

俺「うふふ・・・肩甲骨がたくましいのね・・・」

幼馴染「えーーーーい!気色悪い!そんなとこ褒められてもちっともうれしゅうないわい!」

幼馴染「(ったく・・・なんでこんな面倒な奴の世話しなきゃならんのよ)」

キーンコーンカーンコーン

先生「おい、一時間目はじまるぞ」

幼馴染「すいません!すいません!」

先生「俺の奴はどこだ?」

幼馴染「あの・・・アバラが折れて」

先生「なに?アバラだと?」

幼馴染「一応保健室に運んで、後から病院に行くそうです」

先生「朝からなにやっとんだまったく・・・・」

~保健室~

幼馴染「大丈夫?」

俺「平気だ、ところで幼馴染顔が疲れているぞ」

俺「相談に乗れるなら乗ろう」

幼馴染「いや・・・朝から面倒かけるアホがね・・・」

俺「なに!朝から忙しい学生に対してなにやっとんだ、うっとおしいやつだ!」

俺「誰だそいつは!一発殴ってやれ!」

幼馴染「ふんす!!」バキイ

俺「ぶほァ!!!!」

幼馴染「あー、スッキリしたわ」

保険医「こら、保健室で暴れない!!」

~放課後~

幼馴染「あー、病院どうだった?」

俺「あー、アバラは問題ない、一週間後に大体完治するらしい」

幼馴染「へー、結構速いわね」

俺「それよりな・・・・」

幼馴染「ん?」

俺「深刻なのはお前に殴られたとこらしい・・・・」

俺「完治するまで3週間かかる・・・」

幼馴染「ども、すいませんでした!!」

~家~

幼馴染「ねえ、晩御飯何がいい?」

俺「む、じゃあ銀ずしがいいな、あそこのサーモンはとろみが絶品だ」

幼馴染「あんたさ、デリカシーないわね」

俺「ん、回転ずしの方がよかったか」

幼馴染「いやいや、種類の問題じゃないわよ」

幼馴染「せっかく私がここまで来てる意味がわからないのー?」

俺「・・・・・・」

俺「自分の家の食費を浮かせるためか!?おのれ・・・・」

幼馴染「ちがうわよ!ばか!!」

幼馴染「なんか作ってあげるってのよ!両親今日はいないんでしょ?」

俺「ああ、そうだが・・・・」

幼馴染「じゃあ、なに作ってほしい?」

俺「瀬戸内海で一本釣りしたとれたて本マグロの刺身が・・・」

幼馴染「あんたは刺身以外なんかないんかい」

俺「まあ幼馴染がつくったのならなんでもいいよ、うめえし」

幼馴染「そ、そう・・・・/////」

俺「食った食った」

幼馴染「じゃあ私今日ここ泊まるから」

俺「なんだと!?」

幼馴染「なによ、さっきおばさんに事情話したら面倒見てくれ頼むって」

俺「・・・なんか怪しいな」

俺「金が目的か?親の置いていった金なら昨日全部使い果たしたぞ!?残念だったな」

幼馴染「ちがうし、ていうかなにやってんのよ」

俺「まさか・・・・俺の貞操が・・・」

幼馴染「はよ寝ろこのスケベが!!!」バキイ

俺「ぐはあ!!」

~一週間後~

俺「ひゅー、治ったぜーーーー!!」

幼馴染「もう、騒がしいわね」

俺「きゃっほー、学校まで競争しようぜ!幼馴染!」

幼馴染「元気になったらすぐはしゃぐんだから」

キキーーーーー!ドカン!

俺「ぐっは・・・・」

??「なんか引いたわよ、止めて」

幼馴染「なんで二回も引かれてんのよばか!!!」

おもしろいです
続きはやく

俺「大型トラックにひかれた・・・・」

幼馴染「ちょっと大丈夫!?」

俺「いや、アバラを2,3本と言ったところだ・・・グフッ」

幼馴染「大型トラックにひかれてそれはある意味奇跡ね・・・・」

??「あら、また同じ奴じゃない」

幼馴染「またあんたか!」

生徒会長「そういかにも!私こそ現生徒会長ですわ!」

俺「生徒会長・・・あれ、見覚えないんだけど」

生徒会長「ん、見たところ同じ学校よね?知らないなんて・・・」

幼馴染「まあ、大型トラックでひくような人が生徒会長とはだれも思わないわよね」

生徒会長「大型トラックにしたのは、被害者がかわいそうだからですわ!」

生徒会長「ひかれても尚その傷で苦しみ嘆き、それはいくら愚民でもかわいそうなことです」

生徒会長「ですからひいても即死するように、大型トラックにしました!」

幼馴染「いや、事故を起こさない努力をしなさいよ!!」

執事「お嬢様、遅刻なさいますよ」

幼馴染「あの!運転してるあなたがわるいですよね!執事さん!」

生徒会長「悪くないわよ、私がひくように指示したんですもの」

幼馴染「はあ!?」

生徒会長「たしかにこの前の事故は不意なものでしたが」

生徒会長「二度までもアホ面が飛び出してきたのでひくよう指示しました」

幼馴染「いやいやいや!あんた狂ってるわよ!」

生徒会長「いーーーーえ、私はこの人を救ってあげようとしたのです」

生徒会長「いかにも頭悪そうで異性にも嫌われていそうで生きていても楽しくないでしょう」

生徒会長「そう、救ってあげたのです!!」

俺「ひどい!」

幼馴染「ちょっと、俺のことをそんな悪く言わないでよ!!」

俺「お、幼馴染・・・」

幼馴染「そりゃ頭も顔も悪いし、女子からも嫌われてるし、めんどくさいし幼稚だし」

幼馴染「しかもデリカシーないし・・・あとなんだっけ」

俺「欠点並べてるだけじゃねーかよ!」

幼馴染「とにかくひどいわ!!」

生徒会長「ま、まあそこまで批判されては生徒会長の名がすたりますわね・・・」

生徒会長「じゃあなにかおもてなしをしましょう」

幼馴染「ったく・・警察に出頭させたいけど・・・」

幼馴染「金持ちそうだし・・・なんかいいものあるのかな」

俺「こいつ金で見事につられてやがる」

生徒会長「では、放課後お手数ですが生徒会室に来てくださる?」

幼馴染「・・・なにしてくれるの?」

生徒会長「あなたが欲しがるものならなんでも・・・だって今は金で何でも手に入る世の中なんですから」

幼馴染「乗った!!!」

俺「おい!!!」

俺さん好きです

~病院~

俺「ひどいわー」

幼馴染「ごめんって、この通り!」

俺「さっさと生徒会室いってくればいいじゃーん」

幼馴染「もうスネないで、今日は夜までお世話してあげるから」

俺「え、行かないの?」

幼馴染「冷静に考えたらあんな危ない奴がマシなことするとは思えないしね」

生徒会長「あら、心外ね」

幼馴染「うわっ!?なんであなたがここにいるのよ」

生徒会長「あなたがいつまでも来ないから、逆に来たわけです」

幼馴染「め、面会謝絶です」

生徒会長「アバラぐらいで何いってますの?」

生徒会長「約束一つ守れないとは、やはり器の小さい愚民でしたか・・・」

生徒会長「ついでに胸も小さいですわね、オオホホホ」

幼馴染「なっ・・・気にしてることを」

俺「おい!幼馴染を悪く言うな」

幼馴染「え・・・」

俺「みろこいつの上腕二頭筋を!今まで俺を散々殴ってきたからかこんなに力こぶができている!」

俺「下手すれば・・・お前の胸より膨らんでいるぞォ!!」ドヤア

幼馴染「ねえよ!ていうかそんなとこ褒められてもうれしくないゆっとろーが!!」

期待アゲ↑↑

生徒会長「話変わりますけど入院するほどのケガでしたのね」

幼馴染「そりゃ普通死んでるようなシチュだったもん」

生徒会長「とりあえず、今日のことはあやまっておきますわ一応」

幼馴染「あやまって済んだら警察いらないんだけどね」

俺「まあ、俺自身あんま気にしてねえからいいよ」

俺「こんなのつばつけときゃ治るって両さんも言ってたし」チュバチュバ

幼馴染「きったねえっての!!そんなもんで治ったら病院いらねーわ!」

生徒会長「では、お見舞いも毎日しますので」

俺「え、マジで!?」

幼馴染「急に態度変わったわね」

生徒会長「うちのメイドが」

幼馴染「メイドかよ」

俺「やったー、お見舞い来てくれるんだラッキー」

幼馴染「あたしだけじゃ不満なの!?」

俺「え、いやその、じゃあノートうつしといて」

幼馴染「コキつかってんじゃないわよ!もういいわ、メイドさんとやらと仲良くしとけばいいのよツーーン!」

俺「うわ、露骨にツンデレしてる.....」

メイド「ふむ、この病室でございますか」ムキッ

俺「ん?」

生徒会長「あらごくろうさま、じゃあこの人の世話頼むわ」

メイド「はい、かしこまりました」ムキムキ

男「え、男?メイド服きてんのに」

メイド「パンツはトランクスです」

男「おおふ... .、思ったより男らしいかたですね」

女「いや女々しいでしょ、メイド服きてる時点で」

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