気になる子「初詣いこ?」幼馴染「ダメー!俺君は私と行くんだから」 (49)

はぁ~

脳内で幾千幾万と練習したのに俺にはそもそも幼馴染なんていなかったし、そもそも女の子の知り合いがいなかった
はぁ~

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ふぃ~

さーてそんなエロ漫画でも探しますか



ふぅ

気になる子「な、私は予約してたし!」

幼馴染「私は毎年一緒行ってるからそんなの関係ないし!」

気になる子「関係ある!私と一緒に行ってくれるっていったもん!」

幼馴染「そんなの知らないもんねー!ほら、一緒に行こ!」

気になる子「ずるい!私と行くんだから!」

気になる幼馴染「ねえ!どっちと行くの!?」

俺(気になる子と行きたいなぁ。でも後でおじさんに告げ口されても困るし....。いやそもそも約束してたしな。悪い事じゃないか)
俺「気になる子と行く」

このルートで続きオナシャス!

気になる子「やった!早く行こ!」

幼馴染「え…あ、ちょっと…」

気になる子「私は選ばれたの!あなたは負けたんだから!」

幼馴染「嘘…冗談…だよね?毎年行ってくれたのに…」

気になる子「あんな子ほっておいて行こ!早く早く!」

幼馴染「…いってらっしゃい」

気になる子「ねえ、初詣の仕方知ってる?」

気になる子「 二拝二拍手一拝って言ってね…ああ、俺くんなら知ってるか 」

気になる子「あ、見えてきたよ!手を清めてっと…」

気になる子「うう、ちべたい…俺くん、ちょっとごめんね?」

気になる子「ふふふ、手を繋いでたら冷たくてもあったかくなるでしょ?」

気になる子「…俺くんの手、大きいね」

気になる子「…さっき、私を選んでくれて嬉しかったよ?」

気になる子「俺くんが嘘つかないって知ってたけど、ちょっと不安だったの」

気になる子「幼馴染ちゃんかわいいから、もしかしたらって思っちゃった」

気になる子「幼馴染ちゃんに悪いことしたなあ…後で謝っとこう」

気になる子「俺くんはどんなお願いするの?家内安全とか?」

気になる子「ああでも、お願い事って人に言ったらダメなんだったね」

気になる子「あ、順番回ってきた」

ありがてぇ

気になる子「 二拝二拍手一拝… 」

気になる子「よし、ミッションコンプリート!」

気になる子「次は甘酒のみに行こ!さっきから楽しみにしてたの!」

気になる子「甘酒っていうのはね、悪玉ldlコレステロール値を下げてくれる上にお肌にもいいんだよ!」

気になる子「…あ、俺くんもおんなじテレビ見てたの?あはは、恥ずかしい…」

気になる子「すいません、ひとつくださーい」

気になる子「甘酒っていつも中途半端に残しちゃうんだよね…」

気になる子「飲みきるってなるとちょっときつかったり…」

気になる子「でも、今日は俺くんがいるから大丈夫だね!」

気になる子「…え?この甘酒が余ったら俺くんが飲むんだよ?」

気になる子「あ、俺くん赤くなった!隠してもバレバレだよ?」

気になる子「飲み終わった?じゃあ次は私の!」

気になる子「ためらわずに、一気にググッと!」

気になる子「飲みきった?よしよし、褒めてしんぜよう」ナデナデ

気になる子「…ふふ、もう帰ろっか」

気になる子「もう寒くて震えちゃうよ…」

気になる子「えい、人間カイロ!」ギュー

気になる子「俺くんあったかい…」

気になる子「ふふ、心臓バクバクしてるよ?」

気になる子「…おそろい、だね」

気になる子「帰るの、もうちょっと後にしよ?」

気になる子「その代わり…ほら、こっち来て」

気になる子「ここ…知ってる?」

気になる子「神社の物置小屋なんだけど…」

気になる子「こっちの物置小屋は古くなったからもう使ってないんだって」

気になる子「だから…誰も来ないんだって」

気になる子「二人っきりになれるの、私と俺くんで」

気になる子「二人っきりだから、どんなことしても恥ずかしくないの」

気になる子「…言えないことだって言えるの」

気になる子「今日、初詣に来れたら言おうってずっと前から決めてたんだ」

気になる子「…言うね、ずっと思ってたこと、ずっと言いたかったこと」

幼馴染「…」

気になる子『今日、初詣に来れたら言おうってずっと前から決めてたんだ』

幼馴染「…っ」

気になる子『…言うね、ずっと思ってたこと、ずっと言いたかったこと』

幼馴染(いや、嫌だ!俺君は私のなのに!)

気になる子「…ずっと、俺くんのことが…」

幼馴染「あー!こんなとこにいたんだ!二人ともー探したんだよー!」

気になる子「!?」

幼馴染「いやいや、私も初詣行こうと思ったらこんなとこで出会うとはねー偶然だねー」

気になる子「な、何言ってんの、こんなとこ普通通るわけ…」

幼馴染「俺君!私は今から初詣だからついてきて!行くよ!」

気になる子「ま、待って!そんなのずるい!」

幼馴染「ずるいとか知りませーん!ばいばーい!」

気になる子「そうはいかせない!私も行くんだから!」

幼馴染「…なんでついてくんのよ」

気になる子「私は俺くんと一緒にいるだけですー」

幼馴染「へーそうなんだー、じゃあ別にこんなことしても問題ないよね?」ギュー

気になる子「な!?それとこれどう関係があるの!?ずーるーいー!」

幼馴染「そんなのしらないもーん」

気になる子「ぐぬぬぬ…」

気になる子「かくなる上は…えい!」ギュー

幼馴染「な、ななな!?なんであんたも抱きついてんのよ!?」

気になる子「別にいーじゃないですか、俺くんは今日私と付き合ってくれるっていったんだし」

幼馴染「そ、そんなの通るかぁ!離しなさいよ!」

気になる子「いーやーでーすー」

幼馴染「もういい!俺くん、帰るよ!」

気になる子「あれ、まだおさいせん投げてないよ?」

幼馴染「それはさっき済ませ…こほん」
「また改めて俺くんとするからいいもんね」

気になる子「ずるい!私だってまた初詣するし!」

幼馴染「俺くん、甘酒買ってー」

気になる子「むーしーすーるーなー!」

幼馴染「ん、やっぱりおごりで飲む甘酒は美味しいねー」

気になる子「わ、私だって自腹だったのに…」

幼馴染「およよよよ?つまり奢るような相手じゃなかったってことかなあ?」

気になる子「そ、そんなわけ無い!俺くんはそんなこと考えないし!」

幼馴染「ご、ごめん…ただの冗談だよ…」

気になる子「あ、じょ、冗談だったの?あはは…そっか…」

幼馴染「…」

気になる子「…」

幼馴染「…帰ろっか」

気になる子「そ、そうだね!寒くなってきたし」

幼馴染「今日はうちに泊まりなよ、寒いしちょっと遠いでしょ?」

気になる子「そんなの悪いよ、大丈夫だって」

幼馴染「俺君は泊まるんだけどね」

気になる子「今日はお世話になります」

幼馴染「しっかたないなあふふふ」

気になる子(俺くんと同じ屋根の下で寝泊まり…ふふふふふふ)

気になる子「おじゃましまーす」

幼馴染「ただいまー…って誰もいないんだけどね」

気になる子「あれ、そうなの?」

幼馴染「うん、親と妹はおばあちゃんちに行ってる」

気になる子「それでお留守番…ってこと?」

幼馴染「それプラス、俺君の子守ってとこかな?」

気になる子「ああそうだ、俺くんも親居ないって言ってたもんね」

幼馴染「…俺君とどんな話してたの?」

気になる子「ふふふ、教えませーん」

幼馴染「よし、布団セッティング完了」

気になる子「…3つ並んでる」

幼馴染「私が真ん中だからね、後は好きに選んで」

気になる子「それずるい!私も真ん中がいい!」

幼馴染「のんのんのん、俺くんのとなりは私が寝るのでーす」

気になる子「じゃあ勝負!勝負で決めるべき!」

幼馴染「ほほう、私と勝負しようっての?面白い、受けてたとう!」

………………

気になる子「ふっふっふ、楽勝楽勝♪」

幼馴染「馬鹿な…大富豪もウノもジェンガも麻雀もスマブラもエアライドも全部負けたァ…」

気になる子「それじゃあ私が真ん中の布団を…ってあれ?」

幼馴染「俺君は夜ふかし苦手だからね、いつも知らないうちに寝てるし」

気になる子「…し、仕方ない、俺くんが真ん中の布団使ってるし、私もその中に…」

幼馴染「!?それは反則でしょ!?」

気になる子「私は勝者、ok?」

幼馴染「通らない!そんなのノーカン!」

気になる子「それじゃあ失礼しま…」

幼馴染「まてい!ジャンケンだ!ジャンケンで手を打とう!」

気になる子「もう!またいいとこで邪魔して!仕方ないなあ…」

幼馴染「さあ、なんのことやら」
「ちょっと待ってね、今見極めてるから…」腕を交差させて手を組んで真ん中覗く奴

気になる子「ふふふ…俺くーん…」

幼馴染「ちょっ!?いつの間に入ってんだあ!」

気になる子(俺くんの匂い…抱きついた時と同じ匂いがする…)

幼馴染「こいつ自分の世界に入ってやがる…かくなる上は!」

気になる子「ふふふー…!?」

幼馴染「秘技!くすぐり悶絶!」

気になる子「あひゃぃい!?だ、だめぇ…」

幼馴染「抜けがけなんて許さないんだから!オラオラオラオラ!」

気になる子「ちょっといい加減に…ひぃん!?」

幼馴染(なんて声出すの、この子…)

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