神「余命あと一週間じゃ」男「えっ!?」(60)


神「あ、忘れっとった、あと地獄行きじゃな」

男「え・・・?」

神「だから、余命一週間で地獄行きなんじゃよ、お前さんは」

男「あんた、本当に神様なのか?」

神「うん、マジで神じゃぞ」

男「じゃあ、神様みたいな力見せてよ」

神「しょうがない奴じゃのう・・・ほれ」パチン

指パッチンの音と同時に金色の雲があらわれ、神はその雲に乗った。


男「うわぁ・・・マジな奴やん・・・」

神「信じたか?」

男「うん、まぁね・・・」

神「よしよし、いいぞ」

男「俺があと余命一週間で地獄行きって、俺そんなに悪いことしたか?」

神「一週間の方は回ってきたやつじゃな」

男「回ってきたやつ?」

神「いかにも、寛大なわしは余命があと一週間に選ばれた者には願い事を三つ叶えてやると言う、プレゼントをしたのじゃが、他の者は一つ目に余命一週間を無しにしてくれと、決まって言うのじゃ、だからそれが回ってきて今のおぬしに至ると言う事じゃな」

男「じゃ、じゃあ俺にも適用されんだよな?その願い事制度は?」

神「うむ」


男「よし!勝ったッ!!」

神「あ、おい・・説明を聞k」

男「余命一週間と地獄行き命令の撤回を申し出ます」キリッ

男「(言ってやった・・・、言ってやったぜ、今俺は最高に機嫌が良い・・・神も馬鹿なもんだぜ・・・)」

神「馬鹿はおぬしじゃ」

男「えっ?」

神「説明を聞かないからじゃ全く」

男「ど、どういう意味だ?」

神はため息を一つつくと説明を始めた。


神「確かに余命一週間は無くせるが、地獄行きは無理じゃな」

男「な、なんでだよ?」

神「余命一週間ならともかく、地獄行きは自分で招いた事じゃからな」

神「全く、あと少し良い事をしておけば天国行きは確実じゃったのに」

男「お、俺は良い事してきたつもりだぞ!」

神「中学まではな」

男「!」


神「中学までの結果なら天国行きは確実じゃったのに」

神「高校に入った途端に困っている人を見かけても見て見ぬふりをしおって」

男「・・・」

神「わしが思うに、見て見ぬふりが一番悪いと思うんじゃ」

男「それはわかる気がするが・・・」

神「願いでは叶わないが、無しにする事は出来るぞ」

男「ほ、本当か!?」

神「いかにも」

男「教えてけろ!!」


神「簡単な事じゃ、良い事せい」

男「良い事?ハッ、今更そんなの間に合わねぇよ、無理無理ハハハ」

神「腐った性根をしおって・・・くらえ天誅ッッ!!!」バリバリ

神の乗ってる雲から轟音と共に雷が男に落ちた

バリバリバリバリバリバリ!!!!!!

男「ギィヤヤヤヤァァァァァァァ!!!!!!」

神「男?と言って良いのじゃろうかこの黒く焦げた物体は」

男「馬鹿!!殺す気かよ!!!!」


神「おー、生きとったか」

男「あと少しで死ぬところだったぜ、せっかく願い事で余命一週間は避けたのに殺されるところだったぜ・・・」

神「あ、そのことなんじゃが」

男「なんだ?」

神「保留ってことで」

男「は?」

神「じゃから、保留ってことで」

男「今なんt」

神「天誅ッッ!!」

バリバリバリバリバリバリバリバリッシュ!!!!


男「」プスプスプス

神「あ、調節を間違えてしまったか、男よすまぬな」テヘペロ

男「洒落になんねえ・・・・」プスプス

神「ドリフみたいになっとるが大丈夫か?」

男「なんで・・・・ほ、保留なんだ・・・?」

神「お、大丈夫そうじゃの」

男「大丈夫じゃあないぜ・・・・」

神「理由はの、おぬしが思った以上に性根の腐った奴じゃったからじゃ」

男「ふざけるなよ」プスプス

神「何も叶えないとは言ってないじゃろ」


男「どうすればいい?」

神「簡単じゃ、良い事せい」

男「良い事か?」

神「いかにも、良い事すれば余命一週間もパスできて地獄行きにもならないぞ」

男「なるほど、一石二鳥ってわけか」

神「うむ、どうじゃ?」

男「わかったよ、やるよ」

神「うむ、いい子じゃ、なでてやる」

男「やめてキモイ」

神「てっ、天誅!!!!」

男「見切ったッッ!!!」サッ


神「なっ、何!?」

男「そう何度も同じ手を食らうかよ」

神「クソッ」

男「ハハハ、甘いぜ」

神「畜生、で、男よ良い事を始めるのか?」

男「まあな、やるしかないんだろ?」

神「うむ、回避するにはな」

男「ということは、あと、願い事は二つか・・大事にしなきゃな・・・」

神「何を言ってるのじゃ?」

男「?」


神「あと一つじゃよ、何言ってるんじゃ男よ、ハハハ」

男「??」

神「その様子から見ると理解しておらんな?」

男「」コクン

神「説明を聞かないからじゃ」

神「要するにお手付きじゃ」

男「・・・それで納得しろと?」

神「うん」

男「できない」

神「悪いのはおぬしじゃ、説明を聞かないからじゃぞ」

男「ッ・・・」

神「悪いが、こればっかしはあきらめてくれ」


男「・・・わかった、確かに俺が悪いな」

神「わかればいいのじゃ、さてそろそろ寝るかの」

男「もうこんな時間か・・・そうだな」

神「ふぅ、おぬしの余命もあと六日間じゃの」

男「えっ!?マジで?」

神「うむ、今日入れての一週間じゃからの」

男「一日無駄にした・・・」

神「まあまあ、急いでもろくなことはないぞ」

男「他人事のように・・・」イライラ

神「だって、他人事じゃもん」

男「クソッ・・・」

神「まあ、大丈夫じゃ。寝ろ寝ろ」


男「なあ、神様よ」

神「なんじゃ、男よ、眠れないのか?」

男「なんで俺が地獄行きなんだ?もっと悪い奴いるだろ?」

神「ああ居たの。じゃが、あの時は酔っていて閻魔と酔った勢いでダーツで決めたからの」

神「ハッ!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

男「なん・・だと・・?」

神「ひいいいいいい、寝ぼけて言ってしまったわい」

男「大事の事をダーツで?酔った勢いで?」

神「許してくれ、頼む・・・」

男「顔を上げてください」ニコッ

神「おお、許してくれるのk」

バチコーン!!

神「あべし」

男「さ、寝ましょうか」ニコッ


神「いててて、神をいたわらんかい!」

男「地獄行きをダーツで決める神はいねぇ!!」

神「何を言う!ここにいるぞ!!」

男「」ギロッ

神「すいません」ドゲザ-

こうして、俺の余命の一日を使ってしまった。
残り六日間・・・時間は無い急がなくては・・・。


   ―二日目―

チュンチュン

男「ん、朝か」

神「お、起きたかの」

男「夢じゃなかったか・・・・」

神「すべて現実じゃ」

男「ハア・・・学校行くか・・・」

神「うむ、行こう」

男「え?神様も来るの?」

神「もちろんじゃ」

男「まじかよ・・・」

神「ほれ、朝飯を食ったら行くぞ」

男「わかったよ」

神「うむうむ」


男「いってきます」ガチャ

神「気持ちのいい朝じゃ」

男「そうかな」

神「そうだとも」

男「・・・・ん?」

神「お?小学生の女の子が泣いておるな」

男「・・・・・・」スタスタ

神「あっ!おい、どこに行く?」

男「・・・・・・」

神「見て見ぬふりは一番いけないぞ」

男「・・・・・」キョロキョロ

男「わかったよ」


神「なんであたりを見回すのじゃ?」

男「べ、別に・・・」

神「そうか、じゃ助けてあげなさい」

男「わかったよ」


女の子「びええええん!!」

男「どうしたの?お嬢ちゃん」

女の子「びえええええん!!」

男「参ったなこりゃ」

そう思いつつも原因は何かと思い、女の子の体を見ると足から血が出ていた。

男「(なるほど転んだのか、よし)」

俺は鞄から絆創膏と消毒液を出して治療してあげた。そうすると女の子は泣くのをやめた。

女の子「おにーちゃんありがとう、いたくなくなったよ!」パア

男「どういたしまして、気を付けて学校行くんだぞ!」

女の子「うん!ばいばーい」

そう言うと女の子は元気に走って行った。


その姿を物陰から携帯で写真を撮る人影があった。

謎「」ニヤリ

―教室―

男「着いた」

ガラガラ

クラス「ザワザワザワザワザワ」

男「・・・ん?」

神「?」

男子A「おい、男」

男「何だよ?」

男子B「今朝、女の子泣かせたって本当か?」ヘラヘラ

男「えっ!?してねーよ、そんなこと!」

男子A「ウソつくなよ、見苦しいぜ。」


男子B「写真もあるんだからな、それに証人も」

男「証人?」

ノリ男「ああ、俺は見たぜ。今朝、公園通りかかったらな。」ヘラヘラ

男「ノリ男・・・・」ギリギリ

ノリ男はいつも調子に乗って、自分が人気者だと思い込んでる男だ自分の人気のためならどんな陰湿な手も使う、下衆野郎だ

ノリ「なに?逆ギレ?うわー、そういうの無いわwwww」

男「」ギリギリ

ノリ「ほら来いよwwwほら、寸止めパンチ」ヒョイヒョイ

神「・・・・・天誅ッッ」

ノリ「」ブッ

クラス「」シーン

クラス「いま、ノリ男・・・屁したよな・・・」ザワザワザワ


ノリ「(な、なんでいきなり!?)」

神「ホッホッホッ、クラスの全員の前で屁の音を聞かれる、それはある意味の死刑、いや、地獄じゃな」

男「神様・・・・サンキュ」

ノリ「いや、これはその・・・男がやったんだ!!」

男「・・・・・違う」

ノリ「ウソをつくなよ!!」

男子A「み、見苦しいぜ・・・ノリ男・・・」

ノリ「し、信じてくれよ!!」

クラス「ザワザワザワ」

ノリ「うわー、男マジないわ。人になすりつけるとかないわ」

神「小僧、まだ言うかッ!天誅!!」

ノリ「あっ・・・」ブッ

神「天誅!!天誅!!天誅!!」エイエイ

ノリ「」ブリィィィィブッブビュウウウウウウブチャ

クラス「キャー――――」


-屋上-

朝の騒動のおかげで、俺の嘘の噂はみんなの頭から消えた。

男「さっきは、サンキュウな神様」

神「大丈夫じゃ、わしがやりたくてやったんじゃからな」

男「でも、ありがとうな」

神「うむ」

男「そういえば、余名一週間のやつは誰に回ったんだ?」

神「それが、分からないんじゃ」

男「わからない?」


神「うむ、普通なら拒否した次の日の朝には通知が来るはずなんじゃが・・・ここらへん電波が悪くての」

男「電波?」

神「うむ、このg-padの電波じゃ」

男「天界にも似たやつがあるんだな・・・・・」

神「なんか言ったかの?」

男「いや、なんでもないよ」


男「そういえば、願い事の取り消しは出来るのか?」

神「出来ない事は無いが、時間がかかるな」

男「どんぐらい?」

神「わからんな、毎回変わるからの」

男「ふーん」

神「取り消したいのか?」

男「まさか、興味本位で聞いただけ」

神「そうか、では、良い事しに行くんじゃ」

男「了解」


男「と、言っても、困ってる人なんてなかなか居ないな」

神「そうじゃのう、仕方ないこれを使うかの」スチャ

男「なにこれ?」

神「オタスケレーダーじゃ」

男「うわ、ド●ゴンレーダーに似ているな」

神「うるさいのう、黙っとれ」

男「はいはい」

神「起動!」カチッ

神「むむむ!北方向に困っている人がおるぞ!!」

男「行くか」


男「助ける内容が荷物運びとは、疲れた・・・」

神「じゃが、良い事をしたに変わりはないんじゃぞ」

男「確かにそうだが・・・」

神「それにしても男は、人を助ける時良い顔をするんじゃな」

男「そうか?自覚が無いんだが」

神「自覚がなくてあそこまで良い顔が出来るのは凄い事じゃぞ」

男「そ、そうか?」

神「神を信じよ」

男「おう、サンキュ」

神「じゃ、次行ってみるかの」

男「おう!絶対地獄には行かねぇよ」

神「頑張り次第じゃな」

今日は多分ここまでです、ここまで読んでくれた方々本当にありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。


神「午前はこのくらいでいいじゃろ」

男「ハア、疲れた・・・・」

神「弁当か」

男「食うとするか」

神「うむ、そうじゃの」

友「男、一緒に食べましょうや」

男「友か、また来たのか」

友は幼稚園から一緒の友人の自称情報屋、いや、その独自の情報網から得た、情報量は、もう、情報屋と認めざるを得ない。
校内の情報はもちろん、校外の情報についてもよく知る人物であり、生徒や校外からの人物からの信頼もある。
昔から何かと俺に付きまとってくる神出鬼没な男だ。


友「勿論ですとも、いつも来ているではないですか」ケラケラ

男「おい、そのケラケラって笑うのやめとけよな」

友「そう言われましても、勝手になってしまうんですよね」ケラケラ

男「いいけどさ、食うか」カパッ

友「お!相変わらず旨そうですねぇ」ケラケラ

男「あげないぞ」

友「わかってますよ」

男「いただきます」

友「あ、そうそう、あなたの朝の噂がまた広まりつつありますよ」

男「えっ!?」



友「」


男「何でいきなり黙り込むんだよ」

友「すいません、エビフライに見とれてました」ケラケラ

男「クソッ、どうりで視線が集まると思ったら・・」

友「ノリ男は屁玉製造機と言うあだ名がつけられましたが、それに、ホラ吹きが付け加えられる事間違い無しですね、心配無用です」

男「どういう意味なんだ?」

友「僕は情報屋ですよ」

男「全く分からないんだが・・」

友「まあまあ、そろそろ時間ですね」

ピンポンパンポーン


友「あ、ほら、お静かに」

男「?」

放送「本日の放送は、テレビ放送で我が校の生徒の見本になる行動を紹介したいと思います」

友「さ、テレビをつけますよ」ピッ


――画面――


女の子「びええええん!!」

男「どうしたの?お嬢ちゃん」

女の子「びえええええん!!」

男「あ、これは・・・・」

画面には、今朝の出来事が映されていた、あと、その場面を撮影するノリ男の姿も。

クラス「あ!あれ男じゃない?」ザワザワ

クラス「それと、ノリ男?何してんだあいつ?」


ノリ「よし、これで、男が泣かせてるみたいに見えるな、これで今日も俺が注目されるぜ、ちょろいもんだぜ」

男子A「うわ・・・あいつ嘘ついてたのかよ・・」

男子B「屁玉製造機でホラ吹き野郎だな!!」

友「我ながらよく撮れてますね」ケラケラ

男「友、お前・・・」

友「なんの、僕は嘘の情報が大嫌いですからね、なにより、自分の友人が嘘つき呼ばわりされるのは嫌ですからね」

男「サンキュ、でも、なんで、あの場面を取ってたんだ?」

友「簡単な事です、ノリ男の本性が知りたいという情報が欲しいと言う依頼があったのですよ、証拠映像を取ってたら、貴方が映りこんだだけです」


友「簡単な事です、ノリ男の本性が知りたいと言う依頼があったのですよ、証拠映像を取ってたら、貴方が映りこんだだけです」

訂正です、すみません。


男「じゃあ、偶然ってことか?」

友「はい、そうですね」

男「なんだ・・・」

友「ですが、惜しい事をしました」

男「どう言う事だ?」

友「せっかくの情報を無料で教えてしまいましたよ」ケタケタ

男「まだ、情報料とか言って金をとってるのか?」

友「はい、こっちもボランティアじゃないですからね」ケタケタ

男「はあ・・・・」

友「それでは、知りたい事があったら何なりと」

そういうと、友は弁当を食べ終わり、教室から出て行った。


ーー放課後ーー
男「はあ、やっと終わった」

神「あの友とかいう小僧なかなか良い奴じゃのう」

男「そうか?」

神「そうだとも、良い友人を持ったな」

男「神様が言うなら間違いないな」

神「うむ、神を信じよ」

男「わかったよ」

神「お!オタスケレーダーに反応じゃ行くぞ!」

男「わかったよ」

こうして人助けをして家に帰った。
二日目が終わった、俺の余命はあと五日間。

今日は多分ここまでです、ここまで読んでくれた方々本当にありがとうございました。
今後もよろしくお願いします。


ーー三日目ーー

男「はあ、朝から人助けは疲れるな・・・」

神「そんなこと言うな、自分のためじゃぞ」

男「わかってるけどさ」

神「それに良い事すると自分に返ってくるぞ」

男「え~、ほんとかよ?」

神「ホントだとも」

男「・・・・わかったよ」

神「うむ」

友「おや、こんなところにいたんですか」ケラケラ

男「友か、どうした?」

友「いや~、最近あなたについての情報が欲しいと言う依頼が多いんですよね」

男「冗談はよせよ」

友「本当ですよ、最近あなたは校内だけじゃなくて校外でも人助けをされてますよね?」

男「ああ、まあな」


友「その中には、他校の生徒も助けたことはありますよね?」

男「ああ、そうだな」

友「それで、他校の生徒から、あの人は何者?名前は?等の事を教えてくれって頼まれる事が多いんですよ」ケタケタ

男「それって、もしかして・・・」

友「はい、あなた他校からの人気がすごいですよ」ケラケラ

男「マジかよ」

友「はい、マジです」ケラケラ

男「そう言う気は無かったんだがな・・・まいったな」

友「良い事すると自分に返ってくるって言いますからね」ケラケラ

キーンコーンカーンコーン

友「お、今日は学校終わりですか、それじゃ」ケラケラ

そういうと友は、帰って行った。


男「なあ、神様」

神「なんじゃ?」

男「最近、時間経つの早くないか?」

神「休み時間に毎回、人助けをしてるんじゃ、そう感じるのも無理はない」

男「そういうもんか?」

神「そういうもんじゃ」

男「なるほど・・・」

神「さあ、わしらも帰るかの」

男「そうだな」


ーー放課後・商店街ーー

神「・・・男よ」

他校生A「あっ!こ、この間はありがとうございました!///」

男「・・・なんだ?」

他校生B「お!この前は、ありがとな!」

神「まさか、これ程とは・・・」

男「・・・俺もびっくりだ・・・」

俺が以前助けた他校生とすれ違うたびに、お礼を言われる。
その中には、他校生だけじゃなく、商店街の人達からもお礼を言われる。

八百屋「お!男じゃねえか、この前はありがとな!」

男「い、いえ・・・大丈夫ですよ」

八百屋「お礼と言っちゃあなんだが、大根持ってきな」

男「あ、ありがとうございます」

そのあと、商店街を進むたびに商店街の人達から様々な物を貰った。
これも、すべて良い事が自分に返ってきているのだろうか?


ーー放課後・公園ーー

神「商店街では凄い人気だったの」

男「全くだ・・・ん?」

公園内のベンチに座る一つの人影があった。

男「あれは・・・アコガレさん・・・・」

神「どうしたのじゃ?」ヒョイ

男「!」

神「あの乙女がどうかしたのか?」

男「べっ!別に!帰るぞ、神様」

神「ちょっ!速いぞ、男よどうしたんじゃ?」

男「なっ!なんでもないよ!」タッタッタッ

今日は多分ここまでになると思います、ここまで読んでくれた方々本当にありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします。
投稿のスピードが安定してなくてすみません。

いいね

みなさん、大変長らくお待たせしました、すみません。
これから再開しようと思うので、よろしくお願いします。
ここまで、読んでくれた方々に感謝します。


ーー男の部屋・夜ーー

神「ひゃっほう!そこじゃあ!!」カチカチ

男「・・・・・」ボー

神「男よ!この、赤い帽子の翁が歩くカメやキノコを踏み潰して、進むゲームは面白いのう!」カチカチ

男「・・・そうだな」ボー

神「あっ!!死んでしもうた・・・・」マンマミーヤ

男「・・・・ハァ」

神「どうしたのじゃ?男よ?」

男「・・・・別に」

神「・・・・ははぁ、さっきの乙女の事じゃな?」ニヤリ


男「ちっ、ちげーよ!馬鹿っ!!」ガバッ

神「ふふふ、顔が赤いぞ?男よ」ニヤリ

男「!!」

神「男は、嘘が下手じゃのう」

男「うっ!うるせっ!!」

神「話してみい」

男「!?」

男「な、なに言ってんだ?」

神「神に話してみい」

男「いやだよ」

神「!?」

男「いやだからな」


神「なぜじゃ?」

男「いやだから」

神「意味が分からん」

男「嫌なものは、嫌なんだ」

神「どうしてもか?」

男「どうしても」

神「なら、しょうがない」

男「?」

神「天誅ッッ!!」

男「!!!!」

今日は、ここまでにします。
書き出したばかりなのにすみませんでした。
近いうちにまた書きます。
ここまで読んでくれている方々、ほんとありがとうございます。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月22日 (木) 18:30:02   ID: O3tLIqaP

続きはまだでしょうか?いつでもいいので楽しみにしてます。

2 :  SS好きの774さん   2015年07月12日 (日) 18:36:31   ID: krh48AeP

はよはよ

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