【安価】八幡・鳴上・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」上条・京介「その7」 (1000)



遅筆なので更新日時は表記しますが不定期です。


安価、コンマがあり、安価によっては全員『死亡』もありえます。


俺ガイル、P4、禁書、俺妹、はがない、シュタゲ、SAOすべての作品に目を通しましたが、
こんなのは違う!という場合もあり、オリジナル展開もありますのでご容赦ください。


基本台本形式たまにAA使います。


他、雑談などはご自由に



1スレ目 八幡・鳴上・上条・京介・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404727700/)

2スレ目 【安価】八幡・鳴上・上条・京介・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」その2 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405265586/)

3スレ目 【安価】八幡・鳴上・上条・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」京介「その3」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405605049/)

4スレ目 【安価】八幡・鳴上・上条・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」京介「その4」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406036890/)

5スレ目 【安価】八幡・鳴上・上条・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」京介「その5」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406380737/)

6スレ目 【安価】八幡・鳴上・小鷹・岡部「「俺達でSAO!」」上条・京介「その6」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406729178/)




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407001355






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                       ´//: ::  弋リ    x=≠=ミ|: : : : '⌒ i.: : :∧: :}  !
                       / /: : |: ::    ̄       弋:::リ|: : : :, _,' ,': : ::}  lリ
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         , -‐==彡: : : : - | |  \ ゝ,': ::,'-‐ =ニ@ { † † | : : | @ミ ヽ   'ヽ      从. ' < __
              ‘.{: :|  ! !  从ゝ,': ::,'-‐ ' /ヽ'ヽ'ヽ'ヽ、,'|: : :.|    ゝ ヽ/   \     .从  /  \
           /, < .ゝ 、 ', ', __从/: ::/‐- /         | : : |´`´`´ へ  ゝ l .\  从/人  /` 、
            ヘ      ヽ-‐ <: : /: ::/: : :./         |: : :.|      ',> _ ̄__ ニ ,´イ ./ /    '
        / /   ヽ --‐ '  ヽ: : :/: ::/: : :./             }: : :.|    ,'   }    '     >  { {
              ゝ      ∨: ::/: : : :{            |: : :.|    /  .ト 、./         > 、
        //     /: : :.\   /:::/.: : : :.ゝ             |: : :.|__≧       /             >
     //      /: : : : ::/>/:::/  `丶 : : ≧ __       ': : :.:'    / ̄/             /
          ,': : : : : /  /:::/  ,,    >: : :.ヽ ̄l ̄ = /: : : . -‐  ̄   〈               /   /
     /      : : : :/  /::: メ.: : : :. :.>       .>', |   /: : :./ ||    / ヽ           /   /
    .{     /: : :/   /: :/.: : : : : :. :. :./ >     | |   //|/  .||         〉      /   /
    ゝ    /: : :/   //.: : : : : :. :. :. :./ /: :. ヽ    |ニ====‐--‐===[コ]=ニヽ     /   /
        /: : :/   /: : : : : : :./l: : : .  //rt^l_ノ   .|       〈〈        \  /   /
        .: : ::.   /: : : : : :/ /: :/ ./  ヘ`/    |         ||          >ゝ   〈=ry
         {: : /   /: : : : /  //     /      .|         ||             ヽ  l l /〉
        l: :|   : : ::/    ′      /        |         || †           }    / Yフ
          l |     |/            /     彡ミ__ミ         ||          ,'   .∨____ノ
         ゝ    {         /      | |  | | †      / ヽ       /  .| ∨: :\






                       アスナ「みんな私が最初の脱落者って忘れてないかしら?」





ボス戦は明日にします

予定では午後7時再開予定です





再開します





第10層ボス攻略会議







☆首都アーベルグ







グリセルダ「みなさん、集まってくださって感謝します」









グリセルダ「私の名前はグリセルダ、ギルド黄金林檎のリーダーをしています」








グリセルダ「以後お見知りおきを」








グリセルダ「さて、みなさんに集まってもらったのはボス攻略会議のためです」









グリセルダ「昨日、私達は10層のボス部屋を発見し、偵察もしました」
















グリセルダ「偵察はかなりの危険を伴いましたが無事、生還してくることができました」







グリセルダ「そして、今までの偵察に出ている方の苦労が身にしみてわかりました。」






グリセルダ「いつもありがとうございます」







イエイエ イイゾー







グリセルダ「その偵察の結果、ボスの名前はレイヴン・ザ・ガルシスエンペラー」







グリセルダ「マントをはおりっていましたので一目でわかるかと」












グリセルダ「取り巻きはイグニス・シュヴァリエという中ボス級が1体だけでした」






グリセルダ「こちらは黒い鎧を着ていました」







グリセルダ「倒したらまたPOPするのか、それともしないのか、それはわかりませんが」








グリセルダ「どちらも危険ですので、十分注意しましょう」






グリセルダ「そしてこの二匹の武器はどちらも盾なしの片手剣です」















グリセルダ「今までのボスもHPが最後の一本になると、急激な変化を起こしてきました」








グリセルダ「今回はどうなるかわかりませんが、くれぐれも慎重に行動しましょう」








グリセルダ「パニックになった方から、死んでいくものです」








グリセルダ「では、各自、PT組みをよろしくお願いいたします」













鳴上 (仲町、リズ、シリカ、ロザリア、ヨルコ) 完成済み




安価下2

小鷹 (キバオウ、天馬)残り3人




安価下5

岡部 残り5人




安価下8

八幡 (キリト)残り4人









鳴上 仲町、リズ、シリカ、ロザリア、ヨルコ





小鷹 キバオウ、天馬 サチ、真帆、フェイト







岡部 御坂、足立、シリカ、エギル、ディアベル






八幡 キリト PoH ザザ ヒースクリフ クライン





に決定しました



少々お待ちください



安価下2


岡部側のシリカを誰に変えますか?





岡部 御坂、足立、タカ、エギル、ディアベル



に修正しました。



少々お待ちください










side鳴上







ザワザワ ドラゴンツカイ







鳴上「ボス戦だ、がんばろう」








仲町「だね、油断せずにがんばろー」







リズ「ああ、緊張するわね」







ロザリア「そうね、ボス戦はなんどやっても慣れそうにないわね」







ヨルコ「なんだか騒がしいですね」












シリカ「それ、たぶん私のせいかと」








リズ「あー、そういえば私たちはすっかり慣れたけど」







仲町「テイムモンスターがいるんだったね」







ピナ「ぴゃー」







ロザリア「凄いわね、どうやってテイムしたの?」







シリカ「襲われてたのを助けたんです」







リズ「そして肉で餌付けね」














ヨルコ「かわいい・・・」







ロザリア「私もしてみようかしら・・・餌付け」







仲町「しても無駄だと思うけどな」







鳴上「やってみなくちゃわからないさ」






ロザリア「でも、このモンスターはしゃべらないのね」







仲町「いや、そもそもしゃべるモンスターが珍しすぎるだけだから」







リズ「しゃべるだけでも珍しい上に、さらにその珍しいのをテイムよ?」








リズ「運がいいってレベルじゃないわね」














ヨルコ「私はあのテイムモンスター以外しゃべるの見たことないんですけど」








シリカ「私もです」








仲町「おそらく見たことあるのはかなりの少数だと思う」








鳴上「驚くべき運だ」








リズ「そんで、あれ見てみなさいよ」








仲町「ん?」








フワフワ パパー















ヨルコ「ゴシックロリータ・・・ですね」








ロザリア「確か前は蜂娘だったよね」









鳴上「ああ、確かにそうだった」








仲町「新しいのをテイム?それとも変化した?」








シリカ「変化だとしたら、ピナも変化するのかな?」








リズ「どっちにしても、あれはタダものではないわね」









鳴上「頼もしい限りだ」

















side小鷹








フェイト「よろしくね」








小鷹「ああ、よろしく」







真帆「よろしく」








サチ「よろしくお願いします!」







天馬「よろしく頼む」








キバオウ「よろしゅうな」

















ザワザワ マタチガウゾ ロリータ








小鷹「・・・やっぱり注目浴びてるな」








ベリル「しせんいっぱいー」








キバオウ「そらあたりまえやろ、そんなんつれとるんや、注目されへんほうがおかしい」







サチ「あの、それに何だか連れてるモンスターも変わってますし」









真帆「前のはどうしたの?」








小鷹「こいつがそうだよ」








ベリル「進化したー」
















天馬「うむ、私もこの目で見た時は驚いたぞ」








キバオウ「にわかには信じられへんけど、現にこうしているさかいなー」








真帆「モンスターって進化するものなんだ」








フェイト「驚きねー」








天馬「力もパワーアップしてたし、頼りになりそうだな」








サチ「パワーアップって?」








小鷹「全体的に能力値が上がってるんだよな」

















小鷹「普通の攻撃とか耐久値とかが目に見えて違うし」








真帆「それはすごいわね、で、どうやってパワーアップしたの?」








小鷹「???系って書かれた用途不明のアイテムをドロップしたんで試しに使ったら進化した」








キバオウ「それはわいも初耳やな」








フェイト「進化アイテムとかあるのねー」

















真帆「てっきり自然に進化したのかと思ったわ」








サチ「なつき度とかで?」








小鷹「それなんてポケモンだよ」








小鷹「でもまぁ、ベリルはベリルだからな、姿が変わろうと問題ない」








ベリル「えへへー」
















天馬「いい話だ」








サチ「そうですね」








キバオウ「まぁ、一歩間違えれば痛い奴やけどな」







フェイト「人形に話しかけてる子だものね」







真帆「台無しね」
















side岡部







岡部「よろしく頼む」








ディアベル「ああ、よろしくな」







エギル「よろしくだ」







足立「よろしく」







タカ「よろしく!」















ディアベル「また一緒になったな、お互い頑張ろう」








エギル「ああ、頑張ろう」








岡部「タカ!久しぶりだな」







ピク タカ? コダカクンノコトジャナイヨ ワカッテルッテ








タカ「ああ、久しぶりだ!かわらねぇな!」







岡部「お前もな」

















足立「そういえばトシくんはどこにいったんだい?」








足立「確かいつも一緒だったろ?」








タカ「ああ、トシのやつはレベルが目標値にないとかで今回は遠慮するってよ」








足立「冷静な判断だね」








ディアベル「そういえば、このPT5人だが・・・あと一人はどうするんだ?」








エギル「もう他のやつもみんな組んで残ってないが・・・」
















岡部「・・・それなら、もう呼び出してある、まだここにはいないようだが」








足立「・・・もしかして、御坂ちゃんかい?」








岡部「ああ、俺では無理だった、だが、PTくらいは誘えば来ると」








足立「君でもそれが精いっぱいか」








岡部「今はな、でも俺はあきらめない、絶対にあいつを救う」








足立「そうだね進展はあったんだ、まだ時間はある、ゆっくりでも何とかしていこう」

















エギル「ん?誰か来たな」








ディアベル「あの子のことかい?」








岡部「そうだ・・・・よく来てくれたな」








御坂「あは、さっそく誘ってくれるなんて光栄ね」








御坂「それもボス戦にだなんて、あんた最高ね」








岡部「それはよかった」















タカ「・・・なぁ、なんか前に会ったときと雰囲気違くないか?」









足立「・・・色々あったんだよ」








エギル「おいおい、こいつは・・・」








ディアベル「そうだね、あの噂の子だ」







御坂「そうよ、どうも私が噂の狂戦士と呼ばれてるミコトです」








御坂「私は連携とか考えず突っ込むだけだから、ボスに狙われたらみんな頑張って逃げてね?」















ディアベル「なんともまぁ・・・恐ろしい子だ」








エギル「・・・なるほど、確かに狂戦士という言葉がぴったりだな」







岡部「もともとはこんな奴じゃなかったんだがな」








タカ「もっと元気のある子だったのに・・・」








足立「いや、元気さでいえば今もめっちゃ元気だけどね」

















ディアベル「入れるのはいいんだが、本当に大丈夫なのか」








エギル「巻き添えはご免だが・・・」








岡部「すまんな、でもこいつは俺が何とか制御する」








岡部「ここは様子を見てくれ」








足立「僕もフォローするから、みんな安心してくれ」

















ディアベル「わかった」








エギル「よろしく頼む」








御坂「みんなやさしいのね、でも、私に気を取られて死なないようにね?」








御坂「敵は私じゃなくてボスなんだから」










岡部「ああ、わかっている、だれも死なせはしない」















side八幡







八幡「げ、あいつは」






キリト「ん?どうした?」







PoH「よぉあんたはいつかのじんましん君じゃないか」







PoH「じんましんは大丈夫なのか?」






キリト「じんましん?」







八幡「おかげさまで、長時間人といないんでね」







PoH「そいつは良かった」














ザザ「リーダー、知り合い、ですか」








PoH「ああ、ちょっとしたな」








PoH「おっと、初対面のやつもいるんだ、自己紹介をしないとな」








PoH「俺は笑う棺桶のリーダー、PoHだ」








ザザ「同じギルド、ザザだ、よろしく」

















クライン「ああ、俺はクラインだ、よろしく頼むぜ」







八幡「・・・八幡だ」








キリト「キリトだ、よろしく」








ヒースクリフ「私はヒースクリフだ、よろしく頼むよ、PoH君、ザザ君」








PoH「ああ、よろしく」









クライン「頑張ってボス倒そうな」















ヒースクリフ「そうだね、だが、ボス以外にもちゃんと気をつけなきゃね」チラ






クライン「ああ、もちろんだ、ちゃんと取り巻きにも気を付けるぜ!」






PoH「・・・イカスねぇ」ピュー






ザザ「リーダー、あいつは」






PoH「ああ、わかってる、これは面白いことになりそうだ」






キリト「・・・なんかすごい緊張感だな」






八幡「・・・ああ、嫌な予感しかしない」













グリセルダ「みんな組んでくれましたね?」







グリセルダ「本日はこれで解散としますが、何か気になることがああれば遠慮せずに質問してください」






グリセルダ「集合時刻は明日の朝10時を予定してます」







グリセルダ「各自、交流やレベル上げなど明日に触らない程度でお願いします」






グリセルダ「それでは解散します」






安価下2

1それぞれの今日を見る

2ボス戦へ

3自由安価











翌日








☆ボス扉前







グリセルダ「みなさん、準備はできていますか?」







グリセルダ「この先にボスがいます」







グリセルダ「みなさん、何よりも生き残るころを優先してください」







グリセルダ「それでは行きます!!」







オオオオオオ!!!!!













☆ボスの間







グリセルダ「突撃!」







オオオオオ!!







レイヴン「・・・ぐおおおおおおおお!!!!」







ドスン






イグニス「・・・があああああ!!」






グリセルダ「来ます!」














グリセルダ「A班!正面から8時方向に誘導しながら攻撃!、ヘイトを集めてください!」







小鷹「わかった!」ザン






グリセルダ「B班は右側面から攻撃!C班は左側面から!」







グリセルダ「お互いの攻撃バランスを保ちつつ、A班の誘導の邪魔にならないように!」








八幡「あいよ!」ザシュ







鳴上「任せろ!」シュパ













グリセルダ「D班は誘導終着地点で技の待機!」








グリセルダ「A班が誘導し終わったらすかさず交代です!」







岡部「うむ」







グリセルダ「E班はイグニスの相手を!」






オオオ!!






グリセルダ「私達はA班のサポートをします!」






グリセルダ「各自頑張ってください!」





オオオオオ!!!












小鷹「誘導か、一番攻撃力があるから選ばれたんだろうけど・・・きっついな!」ドシュ







キバオウ「一番攻撃食らいやすいしな、かんばるで!」ドス







天馬「回復はこまめにな」ザン







サチ「はい!」サク






真帆「そこ!危ないわよ!」ザシュ







フェイト「ありがとね」ッサ






真帆「はいはい」








グリセルダ「A班!大きいが攻撃来ます!避けてください!」






残り攻撃回数4





コンマ下2


偶数 喰らう


奇数 避ける












小鷹「っく!早い!」








コンマ下2


1小鷹

2キバオウ

3天馬

4サチ

5真帆

6フェイト















小鷹「テンマさん!危ない!」








天馬「ぬぐお!」ドオン







キバオウ「ふっ飛ばされよった!」






天馬「っく、なかなか早いな」







サチ「大丈夫ですか?」








天馬「なんとかな」







真帆「みんな手を止めるな!まだ誘導は終わっていない!」







フェイト「はい!」












八幡「なんかおっさんが吹き飛ばされてたな」ザシュ








キリト「結構強力な攻撃だ、俺達も気を付けよう!」ザン







クライン「あの人大丈夫か?」ダシュ








PoH「・・・まだ生きてるな」ドジュ






ザザ「リーダー、どうします?」ザシュ















PoH「まだ無理だな」ドジュ








ヒースクリフ「なにがだい?」ドコン








ザザ「なんでも、ない」ザシュ








ヒースクリフ「ならいいがね」







グリセルダ「B班!大きな攻撃が来る!避けてください!」







コンマ下2

偶数 避ける

奇数 喰らう












八幡「っほ」ッサ







キリト「あぶな!」ッサ







PoH「遅いな」ッサ







ザザ「こんな、ものか」ッサ







クライン「っよ」ッサ








ヒースクリフ「っふ」ッサ














鳴上「B班は避けれたみたいだな」ザン






仲町「やっぱり動き凄いなあの子」ドシュ






リズ「ああ、八幡って子ね?」ザシュ






シリカ「ですね、一人だけ動きが違いますもん」ザク






ロザリア「私はあの黒い子も凄いと思うけどな」シュパ







ヨルコ「ちょ、みなさんよそ見してたら!」ドカン






グリセルダ「C班!来ますよ!避けてください!」






コンマ下2

偶数 当たる

奇数 避ける












鳴上「しまった!」







コンマ下2から


1鳴上

2仲町

3リズ

4シリカ

5ヨルコ

6ロザリア











ロザリア「っぐ!」ドコン







ヨルコ「ロザリアさん!」







鳴上「大丈夫か!」







ロザリア「まだ大丈夫」







仲町「危険ならさがっていいよ」







リズ「そうだよ、無理しないの」







ロザリア「無理なんてしないっての!」







シリカ「あ、戻ってきた」














グリセルダ「D班!そろそろボスが誘導地点に来ます!」






グリセルダ「A班は着いたらすぐにD班の後ろに!」







小鷹「そろそろだ!いくぞ!」







岡部「ああ!」ザシュ






御坂「やっとか、待ちくたびれたわ」ザクザク







足立「うわぁ、凄い動き」ザク











エギル「さすが狂戦士、攻撃が速いな」ドコン







ディアベル「今のところは大丈夫か」ザシュ






シリカ「・・・かなり変わってしまいましたね御坂さん」







グリセルダ「いい調子だ!このまま・・・D班!来るぞ!」






コンマ下2

偶数 避ける

奇数 喰らう












岡部「っく、やばいくるぞ!」

コンマ下2から

1岡部

2御坂

3タカ

4エギル

5足立

6ディアベル


















御坂「あはは!」ッダ








岡部「ばかか!なんで突っ込む!」







足立「御坂ちゃんあぶない!」カバイ






レイヴン「がああ!」ブン







足立「ぐ!」






エギル「大丈夫か!」






ディアベル「なぜあそこで突っ込む!」













御坂「え?なんでって・・・攻撃のチャンスだから」ザシュザシュザシュ








タカ「もしかしてぎりぎりでよけれたんじゃ・・・」








岡部「・・・その可能性はあったな」










足立「いいんだよ、一応みんな無事だから」








ディアベル「あなたがそれでいいなら・・・」








グリセルダ「さぁ!作戦1は終わりました!ここからが勝負です!行きますよ!」







オオオオオ!!!






―――――――――――――

―――――――――

――――――

―――










グリセルダ「そろそろ変化が来ます!」








グリセルダ「みなさん注意してください!」







レイヴン「・・・があああああ!!!」








グリセルダ「始まりました!」






レイヴン「ぐがああ!」ガシャン







グリセルダ「剣が・・・槍に・・・変化した?」














グリセルダ「みなさん!相手は攻撃力が増え、範囲攻撃もできるようになりました!」








グリセルダ「また!盾も持ったことから防御力も上がりました!注意してください!」







レイヴン「ぐが!」ブン







グリセルダ「早いし・・・広い!みんな逃げて!」







コンマ下2


偶数 当たる

奇数 避ける









グリセルダ「だめ!よけきれ!」

誰が当たる?

コンマ下2

1鳴上PT

2小鷹PT

3モブ

4八幡PT

5岡部PT

6モブ

7グリセルダPT

8小鷹PT

9鳴上PT

0岡部PT










小鷹「やば!こっちにくる!」

コンマ下2から



1小鷹

2キバオウ

3天馬(喰らえば死亡)

4サチ

5真帆

6フェイト
















真帆「っく!」ドコン






小鷹「真帆さん!」






天馬「いかん!まだくるぞ」







サチ「よ、よけなきゃ!」







キバオウ「みんなふせい!」






フェイト「あぶない!」






ラスト回避コンマ





コンマ下2


偶数 喰らう 

奇数 避ける











小鷹「あぶな!」ッサ








天馬「っふ!」フセ








サチ「きゃ!」フセ







キバオウ「おっと」ッサ







フェイト「っは」ッサ







真帆「あぶな!」フセ







グリセルダ「よく避けてくれました!今です!この隙に総攻撃です!」







オオオオオオ!!!!!






ラストアタックボーナスは誰が取りましたか?




安価下2








八幡「俺がラストアタックボーナスか・・・」







キリト「なんだったんだ?」






ドロップ内容




安価下4まで














八幡「・・メガネだ」







キリト「メガネ?なんでそんなものが」








キリト「・・・一応レアではあるけど」







八幡「とりあえずかけてみるか」









クライン「おっすおつか・・れ・・・」








八幡「ん?どうしたんだ」







キリト「め、めが・・・」







クライン「やっべぇ、目がめっちゃ澄んでる」












クライン「なにこれめっちゃキラキラしてる、お前誰?」








八幡「八幡だ」






ヒースクリフ「お疲れ様、おや八幡君、ラストアタックボーナスはメガネか、よかったじゃないか目が澄んで」







八幡「喧嘩売ってるのか」







ヒースクリフ「まさか」






PoH「・・・メガネか」








ザザ「武器じゃない、とても、残念」
















PoH「結局チャンスは来なかったな」








ザザ「殺せなかった、とても、残念」








PoH「っち、誰かこのPTで一人くらい喰らってたらな・・・」







ザザ「次の機会に、期待」







PoH「さて、いくか」







ザザ「了解、リーダー」
















キリト「お前もうそれずっとかけてろよ」








八幡「どんだけだよ」








クライン「いやー、お前がさわやかなイケメンに見えるな」








キリト「お前って・・・目ですべてを台無しにしてたんだな」







八幡「うっせぇ」カチャ








キリト「あ、外した」














クライン「それつけてたらモテるかもしれないのに」








八幡「余計な御世話だ」








グリセルダ「みなさんお疲れ様でした!、犠牲者もなく攻略できてよかったです」









グリセルダ「本日はお疲れさまでした!!」







オオオオ!!!


















PT解散安価








安価下2

八幡PT




安価下4
鳴上PT




安価下6
小鷹PT




安価下8
岡部PT












八幡PT 解散




鳴上PT 続行




小鷹PT 解散





岡部PT 御坂だけ離脱






に決定いたしました







第10層クリア





ボス攻略中の犠牲者0名





出展作品 なし






安価下2



次の階層


1 25層



2 自由安価









25層に決定いたしました


少々短いですが本日はここまで


また明日夜7時頃から再開します


質問などあればお書きください



PoH達は具体的には何する気だったの?

25層現在の黒猫団の強さはどんぐらいですか?

前スレ1000について
材木座は出すのか?

25層って確か軍が調子乗って自分たちだけで強く設定されてるフロアボス倒そうとして全滅しかけたところだよな。キバオウとかいないけどそこらへんどうするんだろ?


今の能力値ってどうなってるの?
あと一般的なレベルの平均とか知りたい

クォーターポイントだったな。25層毎にヤバイっていう
……安価が許すなら30層くらいまで飛ばしたかったのは事実

>>211

PoH達には八幡PTがボスに攻撃され当たった時に、コンマでですが、後ろから斬りつけられるというのを発生させるつもりでした

コンマ下2
偶数 斬りつける

奇数 斬りつけない

このような感じで


つまり、早い話が八幡PTは危険度が上がっていました



長くなりそうだけど、主人公の交友関係。
八幡と番長は全然と言っていいほど絡んでないし、攻略組でしか関わってないキャラ結構多そう。


>>213 25層現在では 攻略組に入るか入らないかと言った感じです
    ただ、サチか完全に攻略組に入っています

>>214 もともと出すつもりではありましたが、どのように出すのかは考えていませんでした
    ですが前回の1000で八幡と再開させる形で出すことは決定いたしました

>>215 お楽しみに

番長の曲刀スキルの熟練度って25層ではどのくらい?


>>217 主人公達の能力値は詳しく設定しておりませんが、小鷹は攻撃力が一番高い、岡部は対人が一番高い(上条がいなくなったため)
    八幡は総合力が高い、鳴上は対モンスター戦が強い と差別化はしています
    この設定は後々生かされると・・・いいなぁ

     レベルに関しては、攻略組全体の平均レベルが35くらいで、主人公'sは頭一つ抜けています




>>218 自由安価で取ればおkでした







>>221 まとめてきますので明日までお待ちください  





 

>>224 自分ではだいたい800くらいと思っています。


さて 再開します・・・その前に、約束だ>>221

超頑張ってきたぜ






        八幡            鳴上           岡部           小鷹

サチ   知り合い以上フレンド未満    フレンド         顔見知り         顔見知り   

シリカ    知り合い          フレンド         仲間           知り合い

キリト  知り合い以上フレンド未満    顔見知り         知り合い         フレンド

フェイト   顔見知り           仲間          顔見知り       フレンド以上仲間未満

リズベット  知り合い           仲間          知り合い         知り合い

真帆     顔見知り           仲間      知り合い以上フレンド未満     顔見知り

アルゴ   苦手な知り合い      名前しか知らない       フレンド        名前しか知らない

キバオウ   顔見知り          フレンド         顔見知り         フレンド

ディアベル  知り合い          知り合い         知り合い          仲間

ロザリア   顔見知り           仲間          顔見知り          顔見知り

仲町     顔見知り           仲間          顔見知り          顔見知り

御坂     顔見知り          顔見知り         仲間            顔見知り

エギル    知り合い          知り合い         知り合い          フレンド

天馬     顔見知り          顔見知り         顔見知り          仲間以上親友未満

ヒースクリフ 知り合い          顔見知り         顔見知り          仲間

ロザリア   顔見知り          仲間           顔見知り          顔見知り

ヨルコ    顔見知り          仲間           顔見知り          知り合い








 




        八幡            鳴上           岡部           小鷹

足立     顔見知り        一言では言えない間柄      仲間           顔見知り

タカ     顔見知り         顔見知り           仲間           顔見知り

トシ     知らない         知らない          フレンド          知らない

PoH   油断の出来ない知り合い     顔見知り           敵            顔見知り

ザザ     顔見知り         顔見知り          顔見知り          顔見知り

クライン   知り合い         知り合い          フレンド          知り合い

シュミット  顔見知り         フレンド          顔見知り          顔見知り

ユイ     知らない       捕獲対象の知り合い       謎の捕獲対象        知らない

月夜の黒猫団 知り合い         顔見知り          顔見知り          顔見知り

クラディール 知らない         知らない          顔見知り          知らない

グリセルダ  知り合い         知り合い          知り合い          知り合い

リンド    知り合い         知り合い          知り合い          知り合い

上条     顔見知り         知り合い           親友           知り合い     

京介     知り合い         知り合い           親友           知り合い

八幡     自分           フレンド          知り合い          知り合い

岡部     知り合い         フレンド           自分           知り合い

鳴上     知り合い          自分           フレンド          知り合い

小鷹     知り合い         知り合い          知り合い          自分








 



知らない<顔見知り<知り合い<フレンド<仲間<親友<恋人

判別が難しい場合の特別な関係情報もあります

それぞれ主人公からみた印象です



世間の知名度 小鷹>八幡>鳴上>京介>岡部>上条

世間からの評価

小鷹 大剣を担いだしゃべるモンスターを持った実力者、一撃がでかい

八幡 目がやばい、あの目はマジでやばい 動きもやばい

鳴上 いつも女に囲まれてるやつ、しかもレベルが高い 立ち回りが良い

岡部 白衣を着た変な奴、ときどき高笑いして怖い、だが結構強い 

京介 人をかばって死んだ英雄

上条 あの濃いメンバーのリーダーだった奴






逆の好感度を見たい場合、その質問受付中に「キャラ→キャラ」を選択してください

















side八幡







八幡「さて、俺はもう行く」







ヒースクリフ「ふむ、解散ってことだね」






八幡「そうなるな」








クライン「そっか、まぁ仕方ないか、それじゃあまたな」







キリト「おう、また」





PoH「また会おう・・・」ニヤリ







ザザ「さよなら、だ」






▽PTを解散しました

















side鳴上








鳴上「今回はよかった」









仲町「そうね、犠牲者も出なかったし」








シリカ「私達も危ない目にあまりあわなかったですし」








ロザリア「ちょっと、一応私危ない目に会ったんだけど」









ヨルコ「無事だったから問題なしです」








リズ「そうね。それじゃあ次の層も頑張りますか」








鳴上「ああ、またまだ先は長いしな」








side岡部






岡部「・・・もういくのか」





御坂「あら、惜しんでくれるの?」







足立「君は僕たちの仲間だからね」







御坂「・・・そう」






岡部「またな」






足立「またね」






御坂「・・・」





▽御坂がPTから離脱しました










タカ「いっちゃったな」





ディアベル「・・・」





エギル「思い出したのか?」






ディアベル「・・・そうだな、少し、な」






エギル「お前さんはもうあのころとは違う」





エギル「胸張って生きようや」






ディアベル「ああ」






岡部「さて、では次の層へいくか!」





足立「どんな世界だろうね」




タカ「さて、頑張るか」





エギル「だな」





ディアベル「おう!」










side小鷹





小鷹「ふぅ、みんなお疲れ」






キバオウ「おう、お疲れ、今回は犠牲者も出ずに済んでほんまよかったわ」






天馬「だな、この調子が続けばいいのだか」






シリカ「ほんとですね」






真帆「それで、どうするんだ?このまま解散するの?」






フェイト「私は少しやりたいことがあるわ、できれば解散が望ましいんだけど・・・」






小鷹「なら解散してPTを組む奴は組んで組まないやつは行く、それでどうだ?」
















天馬「それが一番だな」







真帆「また集まりたければメッセージでも送ればいいことだしね」








シリカ「ですね」







フェイト「ごめんね」








キバオウ「ええてええて、それが普通や」
















天馬「それではまた会おう」








シリカ「はい!また!」








フェイト「またね」








キバオウ「誰も死ぬんやないで?」







真帆「当たり前ね」







小鷹「それじゃ、みんなまたな!」






▽PTを解散しました


安価下2

次の視点

(鳴上pt、八幡、小鷹、、岡部pt)








side小鷹







小鷹「ここが25層・・・なんかこの層暗くない?」







ベリル「まっくらだね」






小鷹「・・・日が昇らない夜の世界か」






小鷹「層全体が常に夜ってのは初めてだな」






ベリル「見えにくいね―」





小鷹「そうだな、これはいろいろ大変そうだな」






小鷹「さて、なにをするか」






安価下2

1情報収集(交流)

2クエスト(強化)

3自由安価










小鷹「まぁ、まずは来たばかりなんだし、情報収集するか」







ベリル「だねー」








小鷹「変な噂とかクエスト情報を知れたらいいんだけどな・・・」








安価下2



誰と交流しますか?














小鷹「さて、誰に声をかけようか・・・」










グリセルダ「おやあなたは」








小鷹「あ、あなたは10層のときの」










グリセルダ「お久しぶりです、やはり攻略組の皆さんは一番新しい層に多いですね」









小鷹「そりゃそうですよ、むしろ下の層になんてよほどのことがない限り用なんてありません」







グリセルダ「それもそうですね」













小鷹「まぁ、俺は少し用事がありますが・・・今はまだね」







グリセルダ「まだその時ではないってことですね」







グリセルダ「それにしても、この層でとうとうこのゲームも4分の1になりましたね」








小鷹「ですね、だけどあれだけやってまだ4分の1か・・・とも思います」







グリセルダ「そうですね、先は長いです」






小鷹「おっと、そう言えば俺は情報収集をしているんでした」















小鷹「なにかいい情報とかないですか?」






グリセルダ「そうですね・・・いい情報かどうかわかりませんが・・・」







グリセルダ「ほら、この層、暗いじゃないですか」







小鷹「そうですね、常に夜ですね」






グリセルダ「そういうコンセプトなのかここでは悪魔クエストと言うのがあるそうです」







小鷹「悪魔クエスト?」














グリセルダ「悪魔を退治する、もしくは悪魔から依頼を受ける」







グリセルダ「さまざまな話がありますが、悪魔が関わったクエストというのはどれも共通しています」







グリセルダ「難易度も普通のクエストより高いそうですし、受けるなら気を付けて」







小鷹「ありがとうございます」






小鷹「・・・悪魔クエストか」















ベリル「ぱぱーおとなのおはなしおわった?」






小鷹「ああ、ひと段落ついたぞ」








グリセルダ「かわいいものですね」








小鷹「ですね、本当の娘と思ってしまいそうです」







グリセルダ「娘・・・か、私も子供がほしいですね」








小鷹「あ、あげませんよ?」ギュー







ベリル「わーい」
















グリセルダ「いえ、そういう意味ではなく」








グリセルダ「私、リアルで結婚しているもので、ですが夫婦そろってこの世界に・・・」







グリセルダ「子供もまだしたので、少し・・・ね」








小鷹「そうだったんですか・・・」








安価下2


1グリセルダをPTに誘う

2誘わない













小鷹「あの、もしよければPTを組みませんか?」







グリセルダ「PTですか?」







小鷹「はい、あの、少しでも気休めになればと思いますが」







小鷹「PTを組んでいる間だけでも、このベリルを娘だとでも思ってくれれば」







ベリル「ままー?」






グリセルダ「ふふ、あなたがぱぱでわたしがままじゃ、私達が夫婦みたいですね」






小鷹「い、いえ!俺はそんなつもりで言ったわけじゃ!!」






グリセルダ「わかっていますよ、あなたが善意で言ってくれたというのを」





グリセルダ「うーん、そうですね・・・」






安価下2

1組む

2組まない










グリセルダ「その言葉喜んでお引き受けします」







小鷹「そうですか、よろしくお願いします!」







グリセルダ「ふふ、では少しギルドのみなさんにメッセージを送るので、少々お待ちください」







小鷹「はい」








グリセルダ「・・・・」PiPiPi







グリセルダ「はい、終わりました、改めて、よろしくお願いします」







グリセルダとPTを組んだ















ベリル「ぱぱー、おなかすいたー」







小鷹「ああ、もうそんな時間か」






小鷹「ふむ、どこかご飯でも食べに行きません?」








グリセルダ「そうですねそろそろお昼時ですし、どこにしましょう、何か食べたいものはありますか?」







小鷹「正直、まずくなければなんでもいいかなと」







ベリル「あまいものー」
















グリセルダ「ふふ、ではあそこの喫茶店にしませんか?甘いものもありそうですし」









小鷹「そうですね、いいと思います」









グリセルダ「では行きましょう」









ベリル「わーい」







安価下2



喫茶店で誰に会う?



1誰にも会わない

2会う(人物指定)
















グリムロック「おや、グリセルダ、君も食事かい?」








グリセルダ「あ、グリムロック、そうよ今度新しくPTを組んだ子と交流も兼ねてね」








グリムロック「それはいい、私も同席していいかい?」








グリセルダ「その子に聞いてみないとなんとも・・・」








グリムロック「そ、そうだね、すまない」









小鷹「あのー、お二人は・・・」








グリムロック「・・・」チラ










グリセルダ「グリムロック、この子か今度PTを組むことになったホーク君よ」







グリセルダ「ホーク君、この人はグリムロックっていって、先ほど言った私の夫です」








小鷹「あ、そうなんですか、俺、ホークと言います。奥さんとPTを組ませてもらっているものです」








小鷹「よろしくおねがいします」







グリムロック「そ、そうかい、よろしくねホーク君、な、なかなかいい子・・・だね・・・」ジロ








小鷹「?」








グリセルダ「それで、グリムロックも一緒に食事をしたいというんですけど、どうですか?」








小鷹「構いませんよ!一緒に食べましょう」








グリムロック「ありがとうね」











グリムロック「・・・それでグリセルダ、あの指輪の件なんだか・・・」







グリセルダ「ええ、近々売却しに行く予定よ」







グリムロック「それなら構わない」







グリセルダ「もう、心配性ねあなたは」







グリムロック「・・・だね」







小鷹「・・・?」モグモグ














ベリル「ぱぱーこれあまくなーい」






小鷹「選ぶの失敗しちゃったな」







グリセルダ「でしたらこれをあげましょう、甘くておいしいですよ」







ベリル「わーい、ままありがとー」







グリムロック「!?」






グリセルダ「あら、うふふ」







グリムロック「・・・」ギリ






小鷹「(あ、これやばい)」












ベリル「だったらベリルのこれをままにあげるー」アーン







グリセルダ「あら、ありがとね」パク






ベリル「おいしい?」







グリセルダ「ええおいしいわ、ままのもっとたべる?」






ベリル「たべるー」






グリムロック「・・・・・・・・」ギリギリ






小鷹「(・・・小鷹ですが、空気が最悪です)」






小鷹「(ベリル!グリセルダさん!この空気に気がついて!!)」














グリセルダ「それじゃあそろそろ行きましょうか」








小鷹「そ、そうですね」







グリセルダ「グリムロックはどうするの?」







グリムロック「私は・・・少し用事があるからいいよ」








グリムロック「楽しんでおいで」







グリセルダ「ありがとうね」








グリムロック「ああ、せいぜい楽しんでおいで・・・」














☆商店街








小鷹「さて、これからどうします?」







グリセルダ「そうですね」








安価下2

1クエスト

2情報収集(続交流)

3自由安価










指輪ってなんですか?

ちょいめし

再安価下1







ごめん>>304 てっきり>>1への質問かと思ってた






みんな>>1の理解不足ですまん







小鷹「そういえばグリセルダさん、さっきグリムロックさんと話してた指輪って何の話ですか?」







グリセルダ「ああ、目の前で話していたんですから気になるのも無理はないですね」







グリセルダ「実は先日、私達はギルドでPTを組んで、レベル上げをしていたんです」








グリセルダ「そのときに運よくレアモンスターとあたり、そのレアモンスターから更に運よくドロップできたんです」








グリセルダ「その時のドロップが指輪なんです」














グリセルダ「その指輪は敏捷力がとても上がって、すごいものなんですが・・・」







グリセルダ「誰が所有するかでもめまして、結局は売却してギルドの資金にあてることになったのです」







グリセルダ「その売却の話ですね」








小鷹「なるほど、アイテムでもめる話はよく聞きますからね」







小鷹「俺のギルドはドロップした人のもので、ドロップした人が自由にするって決めてますから」






小鷹「そういうもめごとがないのですが、大変でしたね」







グリセルダ「私達のギルドもこれからそういう風に決めたほうがいいんですかね」
















小鷹「そのほうがもめることはないと思いますよ」








グリセルダ「またみんなと相談して決めましょうか」








小鷹「それがいいです」








グリセルダ「さて、そろそろ時間もいいところですし、クエストなどは明日にしませんか?」








小鷹「そうですね、常に夜で時間間隔狂いそうですけど、今はもう夕方ですもんね」

















グリセルダ「では、また明日」








小鷹「はい、またあした」








ベリル「ばいばーい」








視点切り替え








安価下2


次の視点


(鳴上pt、八幡、岡部pt)













side鳴上








☆第25層 主要都市 アキラワ








鳴上「・・・暗いな」







ヨルコ「今はまだお昼なんですけど・・・」







ロザリア「夜の層ってことね」







リズ「これは隠蔽がはかどりそうね」








仲町「なんか、月が大きくてきれいだね」












シリカ「そうですね、月見がしたくなりますね」







鳴上「案外、秋にはこの層で特別クエストが出るかもな」







シリカ「だったらいいですね」






仲町「おたんご食べたいだけじゃない?」







リズ「だんごかぁ、あの味久しぶりに食べたくなってきた」






ロザリア「作れたらいいんだけどね」






ヨルコ「ユウさん、なんとかできませんか?」






鳴上「頑張ってみよう、さて、これからどうしようか」






安価下2

1情報収集(交流)

2クエスト

3自由安価














クライン「ん?おうユウじゃねぇか!」








鳴上「クラインか、久しぶりだな」








クライン「おうよ、相変わらず女に囲まれてるな」








鳴上「そうか?」








リズ「まぁ、確かにね」








仲町「今思ったけど、いままで男ってシュミットさんしかPTに入ってないしね」








ロザリア「それ以外は確かに全員女ね」








ヨルコ「女性が少ないゲームでそれってある意味すごいですね」















クライン「うらやましい限りだぜ、そういや確かユウって曲刀だったよな?」








鳴上「ああ、確かクラインもだったな」








クライン「おうよ、もうすぐ900なんだ」








鳴上「それはすごいな、俺は800になったばかりだ」








クライン「まじか、それならちょうどいいな」








鳴上「どうしたんだ?」








クライン「実はよ、この層でユニークスキル、刀が手に入るらしいんだよ」








鳴上「それはほんとか?」















クライン「ああ、確かな情報だ」









クライン「それで、そのユニークスキルを手に入れるためにはあるクエストをクリアしなければいけないんだ」









鳴上「そのクエストに曲刀スキルが関係してるのか?」









クライン「そうなんだよ、曲刀スキルが800以上ないとそのクエストすら発見できないらしい」









クライン「どうだ?よかったら一緒に受けないか?」









鳴上「受けたいのは山々なんだが・・・俺にはPTが」










クライン「あー、そうだったな、なら一人で受けるしか・・・」















仲町「私達のことは気にしなくていいよ」








リズ「そうよ、せっかくのレアスキルが手に入る機会を私達に気を使って逃すことはないわ」









ロザリア「私達はあんたのお荷物になる気はないわよ」








ヨルコ「仲間なんですから、気にせず行ってきてください」








シリカ「私達は大丈夫ですから・・・ね?」








鳴上「・・・わかった、みんなありがとう」








クライン「いい仲間もったじゃないか」








鳴上「ああ、自慢の仲間達だ」














クライン「それじゃ、ちとユウを借りてくな」







仲町「行ってらっしゃい」









リズ「ちゃんと取ってくるのよ」









ロザリア「あとでどんなのか見せなさいよね」









シリカ「気になりますもんね」








ヨルコ「どんなクエストだったのかもお願いしますね」








鳴上「ああ、では行ってくる」









▽PTを抜け、クラインとPTを組みました













クライン「それじゃあ行くか」








鳴上「ああ、それでそのクエストはどこにあるんだ?」








クライン「なんでも森の小屋らしいが・・・」







鳴上「あいまいだな」








クライン「正確な場所まではな」








鳴上「地道に探すか」







クライン「だな」







安価下2

次の視点

(八幡、岡部pt)














side八幡








八幡「あー、常に夜の層かー」








八幡「SAOってこんな層もあるんだな」








八幡「こんなんじゃこれから先どんな層があるかわかったもんじゃねぇな」









八幡「常に昼間の層とかはやめてほしいな、光の摂取量が多すぎて俺浄化されちまうし」









八幡「さて、どうしようかな」







安価下2

1情報収集(交流)

2クエスト

3自由安価
















八幡「まだこの層に何があるかわかんないし、まずは情報収集か」







八幡「こういう特殊な層には特殊なクエストがあったりするんだよなー」







八幡「知らずに受けて死亡とかは勘弁だし」







八幡「ちと、性根入れて収集するか」






安価下2



誰と交流?



















岡部「む、貴様は攻略組の」







八幡「ん?そういうあんたは博士か」








岡部「なんだその博士と言うのは」







八幡「常に白衣着てるから博士って裏でこっそり呼ばれてんだよ」







岡部「博士じゃなくて科学者のつもりなんだが・・・まぁよい」








岡部「貴様も情報収集か?」







八幡「そんなとこだ」














八幡「そういえば、あんた仲間はどうした、確か最近ずっと一緒だったろ」








八幡「とうとうそのアホな言動で愛想でもつかされたか?」








岡部「あほな言動とはなんだ、失礼な奴め」








岡部「それにアホは貴様だ。情報収集するのにゾロゾロと集団でどうする」








岡部「効率を上げるため別れてるのだ」















八幡「ま、そりゃそうか」








岡部「貴様は相変わらずソロか」







八幡「ああそうだが?」






岡部「ふむ」






安価下2

1PTに誘う

2誘わない

3自由安価













岡部「そろそろ一人もきつくなってくるころだろうに、よくやる」







八幡「ほっとけ、必要なら組む時くらいある」







岡部「ならよい」







八幡「他人の心配より自分の仲間の心配でもしてろ」







岡部「仲間の心配は常にしておる」







岡部「それに、知り合いが死ぬのはもう見たくないのでな」







八幡「・・・」













岡部「おっと、目的を忘れておった」






岡部「貴様、なにか情報はないか?」







八幡「先ほど来たばかりでな逆に俺が知りたいよ」






岡部「使えん奴め」







八幡「うっせぇ」







岡部「仕方ないから俺の情報を少しだけやろう」







八幡「っは、ずいぶん親切だな」














岡部「よくおせっかいと言われるが、やめる気はせんな」








八幡「さいですか」







岡部「それで情報なんだが・・・」








岡部「この層には悪魔クエストと呼ばれる特殊クエストがある」







岡部「文字通り悪魔に関するクエストだ」







岡部「俺が聞いたのは吸血鬼に関するクエストもあるってことくらいだ」
















岡部「普通のクエストよりやっかいらしいから、受けるときは気を付けろ」








八幡「悪魔クエストねぇ」








岡部「サービスはここまでだ、では俺はもう行く」








岡部「何か情報があればメッセージで教えてくれても構わんぞ?ではさらばだ!」








▽岡部と別れました
















八幡「騒がしい奴だったな」








八幡「まぁ手に入れて、なおかつ気が向いたときにでも教えてやるか」








八幡「さて、一応そこそこ良い情報はもらったが・・・」








八幡「どうするかね」








安価下2

1クエストを受ける

2情報収集(交流)


3自由安価













ケイタ「お、よお八幡じゃないか」







八幡「今度はあんたか」







ケイタ「今度はと言われても困るんだが・・・」








八幡「だな、あんたに罪はないからな」






ケイタ「八幡も情報収集か?」







八幡「ケイタもか」















ケイタ「そうなんだよ、みんなで別れて集めてるんだが・・・」







ケイタ「八幡と会えるんだったら全員で一緒に行動したほうが良かったな」







八幡「やめてくれ、囲まれるのは心臓に悪いんだ」







ケイタ「はは、そうだサチがさみしがっていたぞ、最近八幡くんとPT組めてないって」







八幡「サチとはしばらく会ってないからな」







ケイタ「それでもメッセージとかあるだろうに」







八幡「最低限返事はしてる、それ以上は求めるな」






ケイタ「相変わらずだな」












ケイタ「・・・そういえば一時期、サチが落ち込んで大変だったんだ」






ケイタ「サチは何が原因か話してくれなくてな」








ケイタ「落ち込んでるなら力になるぞって言っても、大丈夫の一点張りだった」







ケイタ「あのサチには珍しいことにな」







ケイタ「そうだな・・・ちょうど八幡とPTを別れた後くらいからだな」







ケイタ「お前は何か知らないか?」






八幡「・・・・知らないな」













ケイタ「・・・そうか、ならいい」







八幡「情報収集なんだろ?こんなところで世間話してていいのか?」







ケイタ「いいんだよ、八幡が相手だから」








八幡「どういう理屈だ」








ケイタ「そうだ八幡、またPTを組まないか?」






ケイタ「きっとサチもみんなも喜ぶと思うんだ」







ケイタ「どうだ?」





安価下2

1受ける

2断る

3自由安価











八幡「断る、おれはソロがいい」








ケイタ「そうか、それは残念だな」







ケイタ「悪魔クエストっていうなんか変なクエストを見つけてな」







ケイタ「それを手伝ってもらおうと思ったんだが・・・」







八幡「・・・悪魔クエスト?」















ケイタ「ああ、さっき情報収集しているときにちょうどその悪魔クエストってのを受けれる場所を知ってな」







ケイタ「なんでも珍しいらしくて、受けてみようと思うんだ」







ケイタ「もしかしたらレアなものが手に入るかもとみんなも乗り気でな」







八幡「・・・やっぱりPTに入るわ」







ケイタ「ほんとか!いやぁ、ありがたい、助かるよ」















八幡「ああ」








ケイタ「でもなんで急に?」








八幡「気分が変わっただけだ」







ケイタ「そうか、変わってくれて助かったよ」






ケイタ「みんなの情報収集が終わるまでまだ時間はあるだろうけど、どうする?」








安価下2

1情報収集(交流)

2ついていく

3自由安価












八幡「なら同じように情報収集でいいんじゃないか?」







ケイタ「ま、それでいいか」







八幡「だな」






ユイ「・・・・」テテテ






ケイタ「・・・ん?」







八幡「どうした」












ケイタ「いや、あんな小さい子までこんな最前線にいるんだなっと思ってな」







八幡「小さい子?」







ユイ「・・・」キョロキョロ







八幡「いや、俺はずっと最前線にいるが、あんな小さい子見たことないな」







ケイタ「そうなのか?」






八幡「ああ、それに防具を着ていない、迷子の可能性がある」






ケイタ「始まりの街から迷い込んだのかな」














八幡「・・・戻してくるか」









ケイタ「だな、あんな小さい子がもし間違ってフィールドに出たら大変だ」









八幡「いくか」スチャ








ケイタ「・・・なぜメガネをかけるんだ?」









八幡「このメガネをかけると俺の目の濁りがなくなるんだよ」








八幡「目が濁った男が幼女に声をかけるって構図は犯罪臭しかしない」








八幡「通報されても文句はいえん」
















ケイタ「確かにな・・・それにしても、まじなんだな・・・」








八幡「何がだ」







ケイタ「いや、サチから話は聞いていたんだが・・・想像以上に目が澄んでる」








ケイタ「やばい八幡がものすごいイケメンに見える」







八幡「だから俺は目だけでどんだけ損してるんだよ」







ケイタ「お前とあったらまずその眼に目が行くからな」







八幡「そうか」















ケイタ「ほら、そろそろ行かないと」







八幡「あいよ」







ユイ「・・・」キョロキョロ







ケイタ「きょろきょろしてどうしたんだい?」







ユイ「・・・えっと」







ケイタ「ああ、俺達はあやしいものじゃないよ、ただ君がキョロキョロしてるから迷子かなって」







ユイ「・・・」ビクビク














八幡「そのセリフ、あやしい上に犯罪臭がする」






ケイタ「まじか」






八幡「ほら、おびえてるじゃねぇか、俺が対応するわ」







ケイタ「ああ、そうしてくれ」ズーン







八幡「お前、まいごか?」






ユイ「・・・」フルフル






八幡「ならなんでキョロキョロしてた、人探しか?」






ユイ「・・・」コクン














八幡「そいつはどんな奴だ」








ユイ「・・・」ウーン








八幡「・・・・」








ユイ「わかんない」








八幡「・・・・」








ケイタ「気持ちはわかるが絶句するな」








八幡「・・・イメージだけでもわかるか?」















ユイ「・・・・白い?」







八幡「白い・・・白・・・」







八幡「(フゥハハハハハ)・・・あいつか?」







ユイ「・・・・?」








八幡「・・・いや、まだわからん」







八幡「俺らが知らないやつの可能性もある・・・」








八幡「だが俺が知ってる白のイメージはあいつしか・・・」
















ユイ「・・・・!?」








八幡「どうした?」








ユイ「!!!!」タッタッタタ








ケイタ「おい君!いきなり走ってどうしたんだ!」








ユイ「・・・・」タッタッタ シュン








八幡「・・・・行ったな」







ケイタ「ああ、どこかへ飛んで行ったな」







ケイタ「なんだったんだ?」
















八幡「さぁな、それよりお前、気がついてたか」








ケイタ「ああ、もちろんだ」









ケイタ「あの子・・・めちゃくちゃ可愛かったな」








ケイタ「将来超美人になるぞあれ」








八幡「ちげぇよ」

















ケイタ「なに!?美人にならないというのか!」








八幡「そうじゃねぇよ、あの子、カーソルがでなかった」









ケイタ「まじか、気がつかなかったわ」








八幡「お前、やっぱいろいろアウトだな」








ケイタ「ひどいぜ」








八幡「・・・一応、次に会ったときにも博士に確認しておくか」














ケイタ「なにか心当たりが?」








八幡「もしかしたら、だ」









ケイタ「そうか、お、そろそろ時間だいくか」








八幡「ああ」








side岡部へ移ります











side岡部







岡部「むぅ、ろくな情報がないな」









岡部「やはり今のところ一番の収穫は悪魔クエストか」








岡部「だがこれ一つではな・・・もう一つくらいほしいものだ」








岡部「さて、どうしようか」







安価下2





だれと交流する?







ちょい風呂








足立「やぁキョウマ君、調子はどうだい?」









岡部「トオルか、いや、あんまり芳しくはないな」








岡部「一つだけ良さそうな情報は手に入れたのだが・・・」









足立「お、どんなのだい?」








岡部「悪魔クエストと言うものだ」








足立「悪魔クエストねぇ」








足立「名前からして悪魔と関係がありそうだね」














岡部「そのとおりだ、そういうクエストがあるという情報は手に入れたのだが」







岡部「それ以外がさっぱりだ」








足立「そうなのかい、実は僕もあまり成果はなくてね」







足立「でも、ある意味ちょうどよかったのかもね」







岡部「どういうことだ?」








足立「僕が手にれた情報もひとつだけなんだけど」







足立「それがこの層には教会クエストってのがあるって情報なんだよ」















岡部「ふむ、教会か・・・悪魔クエストとなんらかの関係がありそうだな」








足立「そうだね、教会と言うと神を信じる者たちの集まる場所」







足立「古来から悪魔払いとかそういう話もあるしね」








岡部「エクソシストの話とかも有名だな」








足立「キョウマ君が手に入れた情報とあわせると、ほぼ決まりみたいなものだね」








岡部「だな」















足立「じゃあ僕はもう少し他のところの情報を集めてくるよ」








足立「また時間になったらメッセージでも送るよ」








岡部「ああ」







足立「一応宿も決めてあるから、安心してね」








岡部「ありがとうな」







足立「別にかまわないよ、またあとでね」







▽足立と別れました















岡部「教会クエストか・・・」








岡部「おそらくは悪魔討伐がメインなんだろうな」








岡部「さて、他の情報は・・・」








安価下2



誰と交流しますか?














御坂「・・・」テクテク






岡部「あれは・・・御坂!」







御坂「ん?その声は・・・キョウマじゃない、ごめんね、暗くて全然気がつかなかったわ」







岡部「別にかまわない、それにしても・・・お前は相変わらずだな」






御坂「なにが?相変わらず変わってないってこと?そりゃそうよ、変わる要素がないもの」








岡部「もうあれからだいぶ経つ、それでもまだ整理はつかないのか」








御坂「あの時もいったけど、とっくに整理はついてるの」















御坂「整理はついてるけど、狂ってる、ただそれだけの話よ」








岡部「そうか、ともかく、死んでなくてよかった」








御坂「そうね、死にかけたことならあるけど、いつもあと一歩で死ねないのよね」







御坂「まったく不幸よね」







岡部「それは俺にとっては幸運だな」






御坂「あは、それで?私に何の用なの?ただの世間話?」















岡部「情報収集をしていたらたまたまお前を見かけたんでな」






岡部「つい声をかけたんだ」







御坂「なんだ、用があるわけじゃないのか」






御坂「だったら私行くね、今日も狩らないと」






岡部「・・・また無茶な狩りをするのか」






御坂「そうよ?狩って狩って狩って狩りまくる」







御坂「私はいつか死ねると信じてる、だから狩り続けるのよ」













御坂「ああ、早くお迎え来ないかしら」







岡部「・・・・」








安価下2

1PTに誘う

2誘わない

3自由安価














岡部「御坂、PTにこい」








御坂「あら?PTのお誘い?うれしいわ」







岡部「ああ、お前をこれ以上一人にしたら、本当にあぶないからな」







御坂「一緒でも危険性は変わらないと思うけど?」







岡部「俺がフェローできる」







御坂「・・・へぇ」











岡部「お前が危険に飛びこんでくのを止めることはできないかもしれない」






岡部「だが、その危険を少しでも減らすことはできる」







岡部「それに、お前が俺の知らないところで勝手に死ぬ可能性がある以上」







岡部「それは俺には耐えられない」







岡部「死ぬならせめて、俺の眼の前でだ」







御坂「素敵ね、まるでプロポーズみたいじゃない」















岡部「っは、小娘にプロポーズするほど俺は女に困っておらん」








御坂「残念ね、照れてくれてもいいのに」







岡部「中学生がなにをほざいてる」








御坂「まぁいいわ、PTね、いいわよ」







御坂「せいぜいフォローで死なないようにね」










岡部「我が名は狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真!」



岡部「貴様みたいな小娘一人フォローできずしてなんとする!」



御坂「言ってくれるわね、あんたが根を上げても、暴れるのをやめないわよ」



岡部「小娘が暴れたところで、俺には痛くもかゆくもないさ」



御坂「・・・上等よ」



岡部「・・・ふふ」



御坂「何がおかしいのよ」



岡部「いやなにも、ではいくぞ小娘」



御坂「・・・ふん」



安価下2

次の視点

1(鳴上pt、八幡、小鷹、、岡部pt)

2小鷹現実編




side現実 はがないの場合




☆病室




夜空「…タカ、なんでお前が…」



小鷹「」シュコーシュコー




理科「…すみません、私が、私が小鷹先輩と理事長にゲームを渡したばかりに」




幸村「…あにき」



幸村「あにきはいまも、ゆうかんにたたかっておられるのですね」




星奈「小鷹に、パパまで…ったく…」



星奈「どうせ閉じ込められるなら、ギャルゲーにしなさいよね」



夜空「いや、それはそれでどうかと思うぞ肉」



理科「そうですよ、ギャルゲーでも聖ジョーズ学園物語みたいなのもあるんですよ」



星奈「そうだったわね」



マリア「…お兄ちゃん、ずっと寝てるね、このまま目を覚まさないのかな」



小鳩「そんなわけなか! あんちゃんは絶対起きるんじゃ!そんなこと言うくちはこうじゃあ!」ムギュー



マリア「あにふんだあー、はにゃせーー!!」ムギュー



小鳩「ふぎぎぎ」ムギュー



理科「ああもう、お二人とも喧嘩そこまでにしてください、ここは病室ですよ」







夜空「小鷹がいないと、ここまで荒れるんだな」



星奈「まったく、小鷹のくせに私達に心配をかけされるなんてなまいきね」



夜空「…無理をするな、お前は実の父親まで閉じ込められているんだ」



夜空「痩せ我慢する必要はない」



星奈「よ、夜空が私を気遣うなんて、あ、明日は雪でも…降るのかしら…」グズ



星奈「…でも、大丈夫よ、私は絶対に泣かない、泣くのは…二人が帰って来てからだって…」ズズ



星奈「そう…決めてるのもの…」グス



夜空「…堪え切れてないぞ」



星奈「これはあくびよ、大丈夫よ、あくびはノーカウントなんだから」



幸村「せなのあねご…」





マリア「お兄ちゃん、みんなを心配させて、悪い子だな」



小鳩「そうだな…こればっかりはあんちゃんが悪いな」



小鳩「あんちゃんがいないから、うち家に帰れないんだからな」



小鳩「早く帰ってきてね…あんちゃん」



マリア「お兄ちゃんのお弁当、また食べたいぞ、絶対、帰ってくるんだぞ」



夜空「そういえば小鷹の妹は肉が預かっているんだったな、手を出してはいないだろうな」



星奈「そんなわけないじゃない、それに…そんな気分になれないわよ」



夜空「…それもそうだな」





理科「理科、いまこのナーヴギアを解析してるんです」



理科「解析は難航してますが、成功したら小鷹先輩と理事長を助けることができるかもしれません」



理科「少なくとも命の危険はなくして見せますので」



理科「どうか…どうか…安心して…」グズ



夜空「…そうだったな、二人に渡したお前が一番責任を感じ、一番悲しんでるんだったな」



星奈「がんばりなさいよ、でも、無理をしちゃだめよ」



理科「もちろんです、これで体壊したら小鷹先輩に怒られちゃいます」



理科「小鷹先輩がクリアして帰ってくるのが先か、解析するのが先か、競争ですね」



理科「ですから…絶対に死なないでくださいよ…」



幸村「あにき…どうか…ごぶじでいてください…」



幸村「あにきがぶじになるためならこのゆきむら、じごくのごうかもたえるかくごです」



幸村「ですから…どうか…っ…もどって…」



夜空「あの幸村がな…」



夜空「…早く帰ってこい、小鷹」



夜空「みんな、待っているぞ」



安価下2

次の視点

(鳴上pt、八幡、小鷹、、岡部pt)

本日はここまで

明日午後7時頃side小鷹で再開します

外の友人たちも頑張ってるって話だろ。
解決しろとは言ってないよ。

普通に考えてあれだけの事件を解決した輩がただ黙って待ってるだけのはずが無いもんな

そうそう、神代凛子とP4メンバーの対面中に茅場が死んだりゲームがクリアされたりすればってこと。

>>483 >>484 >>485

現実編書きました(*´ω`)

再開前に・・・・




現在の状況


第25層攻略中  25層の主要都市はアキラワ 攻略組平均レベルが35



25層は太陽がない夜しかない層



悪魔クエストと教会クエストと刀クエストを確認



side小鷹  情報収集終了 


小鷹 黒っぽい服を着て大剣を装備 SAO中唯一しゃべるモンスターを連れている 一番の知名度
   大人からよく指導を受け、いろいろ上達中
   あまり前へ出るタイプではないため、みんなに引っ張られることが多かった
   だが、ベリルを釣れるようになってから父性が開花
   まだまだ頼りないが、みんなを引っ張るように
   ギルド隣人部のリーダーである。


ベリル 女王蜂が小鷹に卵を寄生させ、小鷹の右腕から生まれたしゃべるモンスター
    小鷹をパパと慕いっている。普通の蜂から脱皮し人型のモンスターになる
    第10層でアウラウネが落とした奇跡の花で進化
    ゴシックロリータのモンスターになった


グリセルダ 第十層ボス攻略のリーダーを務めたギルド黄金林檎のリーダー
      現在は小鷹とPTを共にしている
      レア指輪を売る準備をしている



     
      
side鳴上  現在刀クエスト捜索中    


鳴上 常に女の子に囲まれ、フラグを立てているが進展はしてない
   レベルの高い女の子ばかりが周りにいるので、リア充王とひそかに呼ばれているとかいないとか
   ペルソナを扱えることを足立に聞いたが、タイミングがなく、いまだ出せずにいる
   最近イゴールから聞いた災厄の兆候を探している
   ギルド自称特別捜査隊のリーダー 現在クラインと共にしている


クライン ギルド風林火山のリーダー 
     現在鳴上と共に刀クエストを探している
     鳴上のことを心の中でリア充王とひそかに呼んでいる






side 岡部 情報収集を終え、御坂をPTに加える


   
岡部 白衣を纏い、高らかに笑い声を上げることで有名
   周りにはひそかに博士と呼ばれている
   京介、上条と最初のPTだった親友と呼べる奴が死んでいて、少しまいっている
   現在、上条の忘れ形見の御坂をどうにかもとにもどそうと奮闘中
   ユイと一番最初に出会い、探している人物でもある
   PoHに狙われている
   ギルドシュタインズゲートのリーダー



足立 みんなのまとめ役、改心したのか、かなりの確率で良い保護者をしている
   鳴上にはまだちょっと冷たいが他の人たちには優しい
   ペルソナを使えることを発見し、ひそかに練習しているとか
   だが肝心なところで使えてない



タカ 元男1 モブからの出世 最初は岡部と足立と敵対していたが和解
   馬鹿が目立つが根はいい奴   



エギル 店を出そうとはしているが資金が溜まっていない模様
    足立とともに保護者となることが多い
    指摘しずらいことをあえて指摘し、危機感を出させることもする



ディアベル 第一層ボス攻略のリーダを務めた
      ボス攻略中に自分勝手に先走り、死にかけるが京介に庇われた
      それ以来自分の命の責任についてよく考えるように
      


御坂 上条の恋人だった。 特殊クエストで上条を失いショックを受ける
   その時のショックで自分でも自覚しているが止められない暴走状態に陥る
   狂っているように敵を倒し、どんなに巨大でも数が多くても命をものともせず突っ込んで聞くことから
   狂戦士と呼ばれている
   死亡願望があり、自殺はできないが、モンスターに殺されるのはありと考えていて無茶なことばかりをしている
   現在、岡部に説得され、PTを組むくらいは承諾している
   ユニークスキル【狂化】を持っている







side八幡 月夜の黒猫団が悪魔クエストを受けると言うのを聞いてPTに加入する



八幡 目が怖いことと動きが凄いことで有名、おそらく戦力のバランスが一番良い
   人斬り出刃包丁はもう売った。
   10層のボスドロップでメガネを入手、かけると目が澄んでイケメンになる
   意外と心配性で、なんだかんだで困った人や困りそうな人をほっとけない
   自分に積極的に絡んでくるサチを不思議に思っている。
   目の前で上条を失ったことで、より、心配症が悪化した
   PoHとヒースクリフに狙われている


ケイタ ギルド月夜の黒猫団のリーダー
    若干ボケているところもあるが、みんなの心配を常にしている
    サチを変えてくれた八幡に感謝しつつも、二人のなかなか縮まらない関係にやきもきしている
    サチを応援している。


ササマル 漢字二文字でよくしゃべる
     サチを応援している


ダッカー サチの変化に一番驚いた人
     そしてサチの変えた八幡を一番評価している人


テツオ お調子者
    サチの恋応援隊のリーダー
    八幡のサチへの対応に疑問を抱いている

  
サチ いつの間にか八幡に惹かれていて、八幡を追いかける恋する乙女
   積極的にアピールするが、鉄壁の八幡に相手にされていない
   それでも頑張るサチは恋する乙女の見本である
   八幡の前によく現れることからストーカー予備軍とされている
   おそらくSAOで一番性格が変化した子
   HPがゼロになっても一度だけ全回復する指輪を持っている
   はち×さちと一番みんなに応援されてる子





その他


仲町 ギルド自称特別捜査隊に所属
   一番最初に鳴上に出会い、その時に支えてもらい惚れた
   なにかと鳴上と一緒になりたがるがうまくいかない
   リズとは恋敵兼親友 


リズベット 思った事をすぐ口にする正直な子
      鍛冶師であり、ギルドの武器整備をよくしている
      鳴上に自然と惹かれていったが告白する勇気はない
      仲町とは恋敵であり親友


ヨルコ 生きるためなら恥をも捨て去る人
    岡部が出したオークションで危ないビキニ を購入
    防御力が高いためそれを装備していた


ロザリア みんなのお姉さん、ちょっとダメな部分もある。だがそこがいい
     原作では犯罪ギルド所属のオレンジプレイヤーだが
     このスレでは自称特別捜査隊に所属している気のいいお姉さん
     おそらくこれらかも犯罪をすることはないだろう


シリカ はれてビーストテイマーになった子
    みんなの妹でよくあちこちのPTに顔を出す
    何気に死にかけたり、最初のPTのお兄さん的な存在に人達がどんどん死んでいる
    その経験の為か、かなり人の死には敏感になっている


フェイト 出番がなく、かなり空気な人
     現在シュミットと行動中
     京平の死を家族にどう伝えようかかなり悩んでいる


シュミット フェイトと行動を共にしている
      鳴上を最近見ないしっかりした子だと思っている
      

ヒースクリフ 八幡に多大な興味を持っている
       八幡をこっそりスト―キングしたり八幡をちらちら見たりしている
       PoHの行動を知っているが黙認、だがボス攻略中は警戒とけん制をしていた模様


アルゴ みんなの便利な情報屋
    足立によくあしらわれていて、かなり悔しい思いをしている
    岡部とはユイに関する情報を無償提供しあう仲
    岡部をちょくちょく利用する
    最近有名になってきた八幡に鼻高々
    だがユイに関する情報を得られず焦っている


キリト 八幡と良くつるむようになったソロ剣士
    ヒロイン候補を次々と失うが、それでも元気にやっている
    3回の攻撃を無効化するアイテムや蘇生アイテムを持つなど何気に豪華
    みんなからお仕置きを狙われる
    ここではビーターにならずにすんだが、関わる人が少なくなり、ちょっとさみしそう





トシ 元男2 モブから出世した 足立と仲が良く、タカの保護者
   現在レべリングを頑張っている 


天馬 小鷹が命の保護者
   実力は高いのだが、小鷹に気を取られてすぎて多少動きが鈍っている
   小鷹をパパと呼ぶベリルにかなり対抗心を燃やしている
   星奈をどう小鷹とくっつけようかかなり悩んでいる


真帆 出番がない天才合法ロリ
   岡部をからかったりしているが、結構反撃されてる
   鳴上を頼りになる男だと考え、ちょくちょくメッセージで相談している
   ヒースクリフになにか違和感を感じている


キバオウ 第一層での演説が鳴上により防がれたことにより、もっと物事を深く考えるようになる
     小鷹に指導をしたりするなど、いい大人の見本となっている
     キバオウまじイケメン


PoH 岡部と八幡を気に入り、なにかと狙っている殺人ギルド笑う棺桶のリーダー
  今はまだ大きな事件を起こしてないため有名ではない
  しかし怪しい動きをしており、いつなにをするかわからない状態
  

ザザ 殺人ギルド笑う棺桶に所属
   PoHと良く行動を共にしている
   八幡の眼の腐り具合がお気に入り


ユイ ちょくちょく街に現れる幼女、なぜ街に現れるのか、誰を探しているのかは不明
   めったにしゃべらない
   岡部によく追いかけられるため、かなり苦手
   八幡は少し大丈夫


クラディール 出番がほぼないがよく1000で八幡信者になるように狙われている人

      
 
リンド 第2層ボス攻略のリーダー ディアベルをかなり意識している

    ボス攻略で人を死なせてしまい、かなり動揺していた


イゴール 夢と現実、精神と物質の狭間の場所であるベルベットルームの主
     今回も鳴上に危機を伝えるため参上
     最近マリーとマーガレットによくいじられる


マーガレット ベルベットルームの案内人
       鳴上に危機が訪れているのを知らせる
       最近マリーと意気投合した


マリー 記憶を取り戻したイザナミノミコト
    鳴上が昏睡状態になり、いてもたってもいられず、ベルベットルームに
    鳴上の元気な姿を見て安心しているが、SAOでの女性関係にご立腹
    最近マーガレットと意気投合してイゴールをいじるように




それではもう少しお待ちください

再開します



side小鷹



小鷹「すみません待たせてしまって」


グリセルダ「いえ、私もさきほどきたばかりですから」


ベリル「ままおはよー」


グリセルダ「おはようベリルちゃん」


グリセルダ「そうだ、ホーク君に少しお願いがあるのですがいいですか?」


小鷹「なんですか?」


グリセルダ「私クエストをする前に、少しやっておきたい事があるですけどいいでしょうか?」


小鷹「やっておきたいこと?」


グリセルダ「ええ、この指輪を換金しておきたくて」


小鷹「ああ、そのくらいならたいした時間もかからないだろうし、大丈夫ですよ」


グリセルダ「ありがとうね」






小鷹「いえいえ、それにしてもえらく急いでますね、話を聞いたのが昨日なんですけど…」テクテク



グリセルダ「ああ、そっちではないんです」



小鷹「そっちじゃない?でも商店はこっちのほうに…」



グリセルダ「なんでも、高く買うって人がいてね」



グリセルダ「商店じゃなくて、その人と取引することになったんです」



グリセルダ「だから、そっちではなくて、別の場所なんです」


小鷹「なるほど、その取引場所は?」



グリセルダ「こちらです」





☆草原フィールド




グリセルダ「確かのこの辺りのはずなんですけど…」



小鷹「…ベリル、わかるか?」



ベリル「うん、隠れてる人がいるね」



グリセルダ「え?隠れてる人って…」



暗殺者「…」ッシュ



小鷹「グリセルダさんあぶない!」ドン



グリセルダ「きゃ!」ズデン



暗殺者「…っち」スチャ



小鷹「…これはまずいな」



グリセルダ「…これはいったいどういうことでしょうか?」スク



暗殺者「どうもこうも、こういうことだ」ブン



グリセルダ「っく」カン



小鷹「…ベリル、何人いるかわかるか?」



コンマ下2

コンマの数が暗殺者の数





ベリル「え-と、はーち、きゅー…10人かな?」



小鷹「げ、かなり多いってレベルじゃないぞ、そう簡単にはやられないつもりだが…」



ベリル「ベリル頑張る」



暗殺者A「…まさか噂のモンスター使いだったとは」



暗殺者B「ただの攻略組の一人と聞いていたが…これでは約束が違うが、どうする?」



暗殺者A「トップクラスの実力者と言われてるからな、ここは撤退も考えよう」



暗殺者C「まて、噂ほど強くない可能性もある、ここは俺が行ってみよう」



ッザ



小鷹「…一人で来るのか?」



暗殺者C「…実力試しだ!」ッシュ



小鷹「ふん!」ブオン



暗殺者C「っく」ッサ



暗殺者A「…振りが早いな」



暗殺者C「っく、剣の戻りも早い」





小鷹「…」ブオン



暗殺者C「ぬお!」ッサ



暗殺者A「なんで大剣で細剣ばりの速度が出るんだよ」



暗殺者B「これが、トップクラスと呼ばれる奴の実力か…」



グリセルダ「…隙あり!」ッシュ



暗殺者A「っぐ!」



小鷹「グリセルダさん! 今は動かないでください!」ブオン



グリセルダ「は、はい!」



暗殺者A「っち、女にも近づけん」



暗殺者C「…女をかばってるのに隙がない」





小鷹「なぁ、あんたら…ここはおとなしく引いてくれないか?」



暗殺者A「…数ではこちらが圧倒的だぞ、なにを引く必要がある」



小鷹「それがどうした? 数がどれだけ多かろうと、俺には大した脅威じゃないんだが?」



小鷹「おそらく、お前らは俺の剣一振りで2、3人のHPがぎりぎりまで削られるぞ」



小鷹「俺の攻撃力は攻略組一らしいからな」



暗殺者A「…」



小鷹「そして、俺のこのモンスター」



ベリル「…」フワフワ



小鷹「こいつは茨を出すんだ」



ベリル「・・・」シュンシュン



暗殺者A「っぐ」



小鷹「そしてその茨の数もほら御覧の通り」



ベリル「…」シュシュシュシュ



小鷹「この茨のトゲには、毒もあるんだ、蜂だったころの名残でな」



小鷹「そして茨は自在に操れる」



ベリル「…」ブンブンブンブン



小鷹「集団戦にも、暗殺にも使えるんだよ」





小鷹「あ、ほら、お前もう毒ってる」



暗殺者B「は? え? うおおおおおお!?」マヒ



暗殺者A「いつの間に!?」



小鷹「理解したか? 今回は麻痺にしたが、普通の毒にもできるんだ」



小鷹「お前ら、俺に勝てると思っているのか?」



小鷹「無駄死に、したいか?」ニヤリ



暗殺者's「…」ゾク



小鷹「さぁ…どうする?」



コンマ2

偶数 新手

奇数 引く






暗殺者C「…どうする?」



暗殺者A「おそらくは、こいつの言うとおりだろう」



暗殺者A「俺達のレベルでは太刀打ちできない…」



暗殺者A「…ここは素直に引こう」



暗殺者A「だが次もそうだとは思うな」



暗殺者A「…リーダーに報告するぞ」



ッハ!



暗殺者A「おい女」



グリセルダ「な、なんですか」



暗殺者A「命拾いしたな、そこの坊主に感謝しとけ」



グリセルダ「もちろんです」






小鷹「…」



暗殺者A「だが、良く考えるんだな」



暗殺者A「なぜ、俺達がここに現れたか」



暗殺者A「でないと、俺達はまたくることになる」



小鷹「…」ジロ



暗殺者A「…いくぞ」



ッハ! ッサ





小鷹「…はぁ、緊張した」



グリセルダ「巻き込んですみませんでした」



グリセルダ「そして助けていただき、ありがとうございます」ペコ



グリセルダ「一人でしたら確実に死んでいました」



グリセルダ「本当に、ありがとうございます」ペコ



小鷹「あ、頭を上げてください! 感謝は伝わりましたから!」



グリセルダ「はい」ス



小鷹「それにしても、なんだったんでしょうね」



グリセルダ「あの人、最後にここにいる意味を考えろと…」



小鷹「指輪を狙われたんですかね」





グリセルダ「指輪を狙う…ですか…」



グリセルダ「少し引っかかりますね」



小鷹「なにがですか?」



グリセルダ「私は一部では結婚していることで有名なんです」



グリセルダ「ストレージはグリムロックと共有してます」



グリセルダ「もし、私が死んでも、私のストレージの中身はグリムロックのほうに行くだけで、装備品しかこの場に落ちないのです」



グリセルダ「ですから、私の指輪を狙ってきたとしたら、ここで殺そうとするのはおかしいのです」



小鷹「考えてみればそうですね…」



小鷹「あの様子だと、強奪ではなくて、最初から殺すことを目的としていたようでしたし」



小鷹「誰かからの依頼か?」






小鷹「グリセルダさん、なにか恨まれるようなことは?」



グリセルダ「とくにそんな恨まれるようなことはした覚えがないのですが…」



小鷹「…うーん、あいつらが襲ってきた理由は依頼とみて間違いないんだが…」



小鷹「誰がそんな依頼をしたか…なんだよなー」



グリセルダ「うーん、わかりませんね」



小鷹「この件は後で考えましょう」



小鷹「命を狙われたグリセルダさんは少しもやもやすると思いますけど」



小鷹「いつまでもここにいるわけにはいきませんし」



グリセルダ「そうですね…」



小鷹「案外、ふとした拍子に思いつくかもしれませんし」




グリセルダ「忘れる可能性もありますけどね」クス



小鷹「それはそれでいいんです、嫌なことは早く忘れたほうがいいに決まってますから」



小鷹「ましてや命を狙われる…俺でしたら明日には忘れようとします」



グリセルダ「忘れようとするだけで忘れられそうにないタイプですね」



小鷹「ま、まぁいいじゃないですか、そんな俺のことなんて」



小鷹「問題はグリセルダさんなんですから」



グリセルダ「そうですね、私も忘れるように努力します」



小鷹「はい、それがいいです」





ベリル「ぱぱー、はなしおわった?だったらベリルガンバったからほめてー?」



小鷹「おお、そうだったな、よくやってくれたなベリル、えらいえらい」ヨシヨシ



ベリル「むふー」



グリセルダ「ベリルちゃん頑張ってくれてありがとね」ナデナデ



ベリル「つぎもがんばる!」



小鷹「次…ないといいな」



グリセルダ「あはは」



安価下2


次の視点


(鳴上pt、八幡、、岡部pt)




少しご飯食べてきます

ただいま帰りました

…ペース落ちたってまじ?

それでは再開します




side八幡



八幡「おい、なんでこんなことになってる」



ケイタ「ご、ごめん」



ダッカー「まぁ、そうケイタを責めんでやってくれ」



ダッカー「悪気はなかったんだと思うし」



八幡「当たり前だ、悪気があったらこのPT抜けてるぞ」



テツオ「調子に乗って自信満々に進んでいったのはケイタだしな、あんましフォローはできないな」



ササマル「自滅」



サチ「は、八幡君落ち着こうって、まだなんとか…」



八幡「なんとか、できるのか?」



サチ「…わかんない」





八幡「はぁ…何がどうなったら」



八幡「こんな四方をモンスターに囲まれるんだ」



ワラワラワラ



サチ「ちょっと…多いね」タラ



ササマル「危機」



ケイタ「悪魔クエスト、想像以上にきついね」



テツオ「正直舐めてたね」



ダッカー「ほんと、どうしようか…」



八幡「なんでこうなった」



―――――――――――――

―――――――

――――

――







回想




八幡「ここで受けられるのか?」



ケイタ「ああ、ここで悪魔クエストを受けることができるらしい」



ダッカー「怪しい洋館…まさに悪魔がいそうな雰囲気だな」



テツオ「さっさとどんな依頼か聞こうぜ」



ササマル「期待」



サチ「だね、入ってみよう」




☆館



主「ようこそ我が館へ、一体何用かね?」



ケイタ「ここで悪魔クエストと受けられると聞いたんだが…」



主「なんと、あの悪魔クエストを受けに来たと、なるほどなるほど…」



主「はっはっはっは!!」



テツオ「なんだこいつ」



ササマル「畏怖」








主「いや失礼、驚かしてしまったかな」



主「まさか悪魔をクエストを受けに来る方がいらっしゃるとは思わなくてね」



主「もちろん大歓迎ですとも」



主「さっそく悪魔クエストの説明を聞きますかな?」



ケイタ「頼む」



主「はい、まずこの悪魔クエストでは失敗時に、ペナルティーがあります」



サチ「ペナルティー」



主「さようです、最大HPが減らされたり、筋力が低下したりなど」



主「かなりの痛手です」






主「その分報酬もそれなりのものを用意いたしております」



ダッカー「ハイリスクハイリターンか」



主「そして、この悪魔クエストにおいては、普通に進んでいても、クエストが失敗されたと判断される事象が起きます」



八幡「…失敗条件が複数あるってことか」



主「そのとおりでございます。」



主「そして今回私めが出す悪魔クエストはこちらになります」




分類 悪魔クエスト


主の願いをかなえよ




クリア条件 悪魔の抹殺

失敗条件 悪魔の生存








主「これだけでございます」



テツオ「どんなのが来るかと思ったら、なんだ結構簡単だな」



サチ「これなら失敗しなくても大丈夫そうですね」



八幡「まて、さきほどは失敗条件が複数あると言った、これでは一つではないのか?」



主「はっはっは、いいところに目を付けなさる」



主「なに、別に隠れた失敗条件があるわけではございません」



主「ただ…悪魔を一匹残らず、逃がさず、許さず、生かさずにすべて殺せばいいだけなのです」



八幡「つまり…皆殺し以外は失敗ということか」



主「そういうことでございます」





ケイタ「それはなかなかハードだな」



サチ「皆殺し…」



主「それでは受けますかね?」



ケイタ「ああ」



主「クエストを受理しました」


主「悪魔は東の城を根城にしております」



主「どうか頑張ってくださいな」



ケイタ「ああ、任せろ」




―――――――――――――

―――――――

――――

――






八幡「で、敵がいないからってどんどん奥に進んでいったケイタさん、どうしますか?」ザシュ



ケイタ「…全部倒すしかないんじゃない?」グシュ



ササマル「殲滅」ドゴン



サチ「それしかないですけど…」シュパ



テツオ「斬っても斬ってもわいてくるぜ!」シュ



ダッカー「きりがない」



テツオ「ほんとにこれを全部倒すのかよ!」



八幡「どうする…」



安価下2

1城に逃げ込む

2ここで頑張る

3自由安価








ケイタ「殲滅しなくちゃ失敗になっちまう!このままここで踏ん張るしかないね!」ザシュ



サチ「わーん、敵が多いよー」ドス



ササマル「苦痛」ドコン



テツオ「やるしかないのかあああ!!!」ザン



ダッカー「ああ、終わる気配がない」ザク



八幡「…なにかがおかしいな」ボソ





数十分後



ケイタ「はぁ…はぁ…まだ終わらねぇ…」



テツオ「もうずっと斬りっぱなしだぜ」



サチ「疲れたよ―」



ダッカー「いつになったら終わるんだこれ…」



ケイタ「このままじゃじり貧だが…」




安価下2


1城に逃げ込む

2ここで殲滅を頑張る

3自由安価





ケイタ「どうする…底が見えない!」



八幡「…なぁ、もしかしたら、これは悪魔ではないんじゃないか?」



ケイタ「は?それはどういう意味だ?」



八幡「そのままの意味だ」



八幡「いくらクエストで殲滅しろと言われても、それは悪魔をだ」



八幡「こいつらは悪魔じゃなく、ただの無限湧きのモンスターで」



八幡「殲滅と言う言葉に釣られた俺達が勝手に悪魔と思いこんで」



八幡「そしてひたすら倒させて消耗させるか、ここで殺す」



八幡「もしかしたら、これはそういうクエストなのかもしれない」








ケイタ「言われてみれば…こいつらは悪魔っぽくはある」



ケイタ「しかし、明確に悪魔と決まったわけではない」



八幡「そもそも俺達は悪魔はどんなのか知らないし、わからない」



八幡「どれが悪魔でどれがモンスターかだなんて俺達には区別の付けようがないんだ」



テツオ「なるほど、俺達はまんまと罠に嵌っていたというわけか」



ダッカー「そうと決まればどうする?」



ササマル「撤退」



八幡「いや、ここはあの城を目指そうと思うんだが、どうだ?」



ケイタ「城を? なぜだ」







八幡「ここにいるのは普通のモンスターだと思う」



八幡「なら悪魔モンスターはどこにいるのか」



八幡「外じゃないなら、城の中のモンスターが悪魔と考えたほうが自然だ」



八幡「それに撤退するということはクエスト失敗と捉えられかねない」



ケイタ「うん、なら決まりだ、それでいこう」



サチ「うん、頑張ろう」



八幡「分かった、そうと決まれば…走り抜けるぞ!」



テツオ「おうよ!」



ダッカー「あいよ」



ササマル「了解」



ケイタ「サチ遅れるなよ」



サチ「もちろんだよ!」




コンマ下2
1遅れる

2無事到着

3無事到着

4無事到着

5無事到着

6無事到着

7無事到着

8無事到着

9遅れる

0???







☆城




八幡「ふぅ…無事到着と」



ケイタ「みんな大丈夫か?」



ササマル「余裕」



ダッカー「サチが…」



テツオ「まじで!? もしかしておいてきた!?」



サチ「い、います…」コヒュー



八幡「…少し休むか」



ケイタ「だな」



サチ「ご、ごめんなさい」コヒューコヒュー



ダッカー「いいから息整えろ」



テツオ「サチ体力ねぇなー」



ケイタ「女の子なんだ、仕方ないさ」






サチ「…」グッタリ



テツオ「…サチ」



サチ「?」コヒューコヒュー



テツオ「お前、疲れてるだろ? しんどいだろ? この機会に八幡に膝枕してもらえって」ヒソヒソ



サチ「!?」ガバ



サチ「え、でも、その、迷惑じゃないかな―って」



テツオ「八幡は口ではなんだかんだといろいろ言うが良い奴だ」



テツオ「ケイタに聞いたんだが、PTに誘ったとき、最初はPT組むのいやがったそうだ」



テツオ「だけど、この悪魔クエストを受けるって聞いた途端急に組むって言い出したそうなんだ」



テツオ「ダッカーの情報でこの悪魔クエストってのは普通のクエストよりも危険らしいことが分かった」



テツオ「八幡はおそらくそれを知っていたから、こうして心配になって俺達についてきてくれたんだと思う」






サチ「…八幡君」



テツオ「そんな八幡が、疲れたお前を振りほどくと思うか?」



サチ「…やってみます」



テツオ「おう、その意気だ、行ってこいサチ」



サチ「はい、サチ、行ってきます」



コンマ2

偶数 成功

奇数 失敗

0 自由安価










サチ「あのー八幡k」




ケイタ「お、サチもう立ち上がれるようになったんだな、よしじゃあいくか」




サチ「え、あの」




ダッカー「体力付いたんだな、うれしい成長だ」




サチ「わたし…」




八幡「んじゃ、先進むか」




ササマル「進撃」




サチ「…はい」




テツオ「サチ…不憫な」









☆城 最上階



八幡「…ここが最上階か」



ケイタ「あんまりモンスター出なかったな」



ダッカー「さっきの場所であれ以上戦っていたらわからないがな」



テツオ「早めに抜けて正解ってことか」



ササマル「消耗」



サチ「最上階…何がいるんでしょう…」



八幡「さぁ、ご対面っと」



ガチャ








ベリアル「ようそこ最上階へ」




八幡「…」




ケイタ「し、しゃべるモンスターか」




ササマル「驚愕」




テツオ「こりゃ厄介そうだな」




ベリアル「我が名は悪魔ベリアル」




ベリアル「ユダヤにおいては邪悪な者と呼ばれている」




ベリアル「最上階へ到達した冒険者たちよ」




ベリアル「我が邪悪と呼ばれた一端をお見せしよう」パチン







親「っひ」ガクガク



子「ままー」ブルブル



ダッカー「な! 人質か!」



サチ「そんな!」



ベリアル「さぁ、これでわかっただろう?」



ベリアル「わかったら…動くな」



ベリアル「動けば…この親子の命はない」



八幡「…」



ケイタ「くそ、どうする」




安価下2

1親子のことなぞ構わず斬りつける

2おとなしく従う

3自由安価










ベリアル「ふふふ、ああ、いい声だ、その絶望しきった声、その甘美な迷い」



ベリアル「自分の命は大切、しかし、この親子の命も助けてあげたい」



ベリアル「だが最終的には自分の命を選択」



ベリアル「守れなかった親子の死に苦悩し、苦しみ、そして嘆く」



ベリアル「生まれる自己嫌悪、歪んでいく性格」



ベリアル「その瞬間を想像すると…ああ、たまらない」



ベリアル「…あぁ、どうしましょう…想像しただけで…」



ベリアル「たまらなく、興奮します」








テツオ「へ、変態だあああああ」



ダッカー「こいつはまずい、真性のだ、救いようがない」



ケイタ「なんでこんな性格をプログラミングしたんだ茅場晶彦!!」



サチ「気持ち…悪い…」



ササマル「戦慄」



八幡「…どん引きだわ」



ベリアル「失礼な方々ですね」



ベリアル「まぁ我の崇高な趣味を理解できないのは仕方がありません」



ベリアル「さて、誰から料理をしましょうか…」







ベリアル「ああ…どうしましょう、迷ってしまいます」



ベリアル「どの子も非常にいい素材だ…ですが…」



ベリアル「そうですね…そこの男の子にしましょう」



ベリアル「その世界のすべてを恨んでいると言わんばかりの眼」



ベリアル「最高ですよ」



ベリアル「その眼がさらにどれほど濁るのか、非常に楽しみです」



ベリアル「さぁ…こっちへ来てください」



八幡「…」チラ



親子「…」ガクガクニヤブルブル



八幡「…」



親子「…」シッポチラ



八幡「…なるほどね」



八幡「…」テクテク







サチ「は、八幡君行っちゃだめ!」



ダッカー「変態の慰みものになる気か!」



テツオ「やばいやばいどうするんだよケイタ!」



ケイタ「っく、人質が取られてる限り俺らに打つ手はない」



サチ「八幡君がやられるくらいならあの親子なんて見捨てて…」



ササマル「制止」



ケイタ「それはだめだ、そんなことをするのはあいつの思うつぼだ」



ケイタ「あいつは俺達の心を折りに来ている」



ケイタ「あの親子が死んだ後も、何かを仕掛けている可能性が高い」



サチ「だったら八幡君を見捨てろっていうの!」



ケイタ「そうはいってない!」



ケイタ「…だが、俺達は今動くことは…」



サチ「…もういい、みんなが動かないなら、私だけでも」







ダッカー「まて」



サチ「ダッカー君まで」



ダッカー「落ち着け、なぜ、八幡は何も言わない」



テツオ「…そうだな確かに変だ」



テツオ「いつものあいつなら、もっと文句と言うか、もっと毒を吐くはずなんだが…」



ケイタ「だな、あいつが何も言わず、あの変態の指示に従っているってのも変だな」



ササマル「異常」



ケイタ「…もしかしたら、八幡は何か思いついたのかもしれないな」



サチ「八幡…」



ベリアル「さぁ、良く来てくれました」



ベリアル「うーん、見れば見るほど非常に興奮するいい目です」



ベリアル「我は好物は最初に食べる派でしてね」



ベリアル「あはぁ! その絶望したような眼を持つあなたがこの状況でどういう行動をとるか楽しみです!!」



ベリアル「さぁ、あの親子のため、おとなしく、斬られてくださいね」







八幡「…悪いが、それは断るな」ザシュ



サチ「斬った!?」



ケイタ「八幡どういうつもりだ! あの親子が人質なんだぞ!」



ベリアル「んふぁああああ! あぁ! あなたはそういう選択を取るのですね!」



ベリアル「いいですよ非常にGOODです! あなたなら見知らぬ親子より自分の命を取ると思っていました!」



ベリアル「非常に最高の気分です!」



ベリアル「さぁ、あなたのせいであの親子は死ぬのです…良く見ていてくださいよ」



親子「あ…あ…いやああ」グシャ



キラキラ パン



サチ「は、八幡…君…?」



ケイタ「君が…そんな選択をするとは…」



ササマル「唖然」



ダッカー「…」



テツオ「…仕方ないとは言え、いやでもやっぱり他のやり方が…ないよな…」







ベリアル「あはははははははあはは!!! 死にましたよ! あなたのせいで! あの親子が!」



ベリアル「ぐちゃぐちゃになって! 消え去ってしまいました!」



ベリアル「あなたが殺したんですよ! あなたが死なせたんです!」



ベリアル「抵抗するから! おとなしくしないから!」



ベリアル「あははははははははh…」



八幡「…」



ベリアル「…なんですその目は、気に入りませんね」



ベリアル「あなたのせいで親子が死んだのですよ?」



ベリアル「なのになぜ…罪の意識がかけらもその目に宿っていないのです」



ベリアル「あなたはあの親子が死んでも心ひとつ動かない人間はないはずです」



ベリアル「悲しみ。自己嫌悪し、さらに絶望するはずです」



ベリアル「我の見立ては間違ってはいないはずです」



ベリアル「なのになぜ…がは!!」






八幡「…さぁな、お前の眼が曇っただけかもな」ザシュ



ベリアル「おのれ…この人間風情がああああああ!!」



八幡「…っは、上等だ、最初からそうしてればよかったんだよ」



ベリアル「…こい」パチン



ワラワラ



サチ「モンスターが…」



ケイタ「…向こうへ行けないな」



ダッカー「一対一を望んでるんだな」



サチ「…絶対、なにか、理由があるはずです」



サチ「私は…八幡君を信じてます」



テツオ「…まぁなんであんなことしたか、理由は後で聞くとして」



ケイタ「まずはこいつらを片づけて、八幡を援護しないとな」



ササマル「邪魔」



サチ「行きます!!」


コンマ下2

1勝利

2敗北

3勝利

4勝利

5勝利

6勝利

7勝利

8勝利

9敗北

0???





ベリアル「がはぁ…」



八幡「…」



ベリアル「こ、この我が…このような屈辱!」



八幡「だったら…どうするんだ」



ベリアル「…貴様には絶望を与える」



八幡「やれるもんならやってみな」



ベリアル「ほざいたな人間風情が」



ベリアル「悪魔を舐めたこと、後悔させてやる」ザシュ



八幡「っく、不意うちたぁ…あ?」



ベリアル「くくく、ふふふ、あははははは」



キラキラ パン



八幡「斬りつけて…消えやがった」







八幡「一体、なんだった…!?」



八幡「っく、これは…まじかよ…」



サチ「八幡君無事!」



ケイタ「八幡大丈夫か!」



ダッカー「最後斬られたように見えたが」



テツオ「なんか顔色悪いけど大丈夫か?」



ササマル「蒼白」



八幡「ああ、ちと…これはまず…」バタン



サチ「は、八幡君!? しっかりして八幡君! 八幡君!」



ケイタ「は、八幡!?」



テツオ「倒れた!?」





ダッカー「やはり最後の攻撃でなにかをされたんだ!」



ササマル「緊急事態」



サチ「八幡君! 八幡君!」



ケイタ「落ち着けサチ! まずは安全なところまで運ばないと!」



ケイタ「テツオ、ダッカー、お前たちは八幡を運べ」



ケイタ「残りの俺達はその護衛だ」



ケイタ「倒れた原因、その対処は街に着いてからだ」



ケイタ「分かったか! 分かったら返事!」



ササマル「了解」



ダッカー「ああ!」



テツオ「おう!」



サチ「は、はい!」



ケイタ「じゃ、早くいくぞ!」




安価下2


次の視点


(鳴上pt、岡部pt)





side鳴上




鳴上「…迷ったな」



クライン「すまねぇ」



鳴上「気にするな。仕方のないことだ」



クライン「この森にあるってことだけはわかってはいるんだが…」



鳴上「森が深い、迷うのも無理はない」



クライン「そう言ってくれると助かるが…」



クライン「周りのどこを見ても木しかないな」キョロキョロ



鳴上「だな、もう少し歩いて…」



クライン「どうかしたか?」












鳴上「小屋らしきものを発見した」




クライン「お?まじで?どこだ?」



鳴上「その方向じゃない、こっちだ」グリン



クライン「痛っ!、いきなり首回すなよ、取れるかと思ったぜ」




鳴上「安心しろ、ちゃんとくっついてる」



クライン「そんなのはわかってるんだよ、んー、お?もしかしてあれか?」



鳴上「ああ」



クライン「確かに小屋っぽいな、よし行ってみるか」







☆小屋



クライン「ごめんくださーい」コンコン



シーン



クライン「誰かいませんかー」コンコン



鳴上「…出てこないな、留守か」



クライン「まじかよ、留守とかあんのかよこれ」



鳴上「どうする。中で待つか」



クライン「うーん、家主がいないのに勝手に家に入るのはなんかな…」



鳴上「では外で待つか」



クライン「だな」



安価下2

1こない(クラインと交流)

2来る

3自由安価









達人「む、客人か、これはすまない」



クライン「い、いやいや、こちらこそ急に押し掛けてすまん」



鳴上「すまない」



達人「それならばいいが…中にどうぞ」



クライン「おじゃまします」



鳴上「お邪魔します」






☆小屋の中



達人「して、こんな森のなかにまで何用だ」



クライン「ここで刀スキル取得クエストが受けれられると聞いたんでな」


鳴上「それを受けに来た」



達人「なるほど、そうだったか」



達人「どれ………ふむ、二人とも合格だな」



達人「刀を扱えるにふさわしい修練だ」









クライン「ほー、よかった」



鳴上「ああ」



達人「よし、では特殊スキルクエスト、刀をやるか?」



クライン「ああ!」



鳴上「もちろんだ」



達人「クエスト受諾を確認した」



達人「俺でお前たちは俺の弟子だ」



クライン「へぇ、弟子か、曲刀のときもそんな感じだったな」



鳴上「クエスト内容は」



達人「なに、簡単だ」



達人「この森に出る、鬼を倒せばよいだけだ」



クライン「お、鬼!?」



鳴上「なるほど、鬼か」







達人「ああ、その鬼の名前は酒呑童子という」



達人「かなり強いから、死なぬように頑張れよ」



クライン「酒呑童子っていや、あの源頼光が倒しったって言われる奴だよな」



鳴上「ああ、そして配下に四人の鬼と片腕の茨木童子がいたな」



クライン「…ということは計6匹の鬼を倒さなくちゃいけないのか?」



鳴上「おそらくは」



クライン「まじか」



達人「酒呑童子はこの小屋から北に行った洞窟の中にいる」



達人「たまに外に出てくるが、基本はこの中だ」



達人「では、気をつけて行ってこい」



クライン「…行ってきます」



鳴上「行ってきます」



本日はここまで

明日夜7時にまた再開します


すみません遅れました 再開します




side岡部




岡部「さて諸君昨日で情報収集は終了したわけだが…」



岡部「今日は何をするのかね」



足立「そうだね、出おもそれよりも聞きたい事があるんだけど」



ディアベル「だな、なんでここに君がいるんだい?」



ディアベル「御坂くん」



御坂「あ? 私がここにいてはなにか不都合でもあんの? いたら悪いの?」



御坂「ずいぶん狭い心ね、こんなのがいるんじゃ私のフォローも大変そうね岡部」



岡部「話がややこしくなるから少し黙れ」



岡部「…ディアベル、こいつは俺が昨日PTに誘ったのだ」



岡部「こいつは最近ますます危なくなっている」



岡部「敵も強くなり、最近ではPKもある」



岡部「このままではこいつは人知れずに死んでいく」




岡部「だから俺は、こいつが死なないようにフォローをしたいのだ」



エギル「だが、それではお前が危険に…」



岡部「構わない、むしろこの小娘程度、フォローできなくてなんとする」



タカ「…キョウマ」



岡部「俺はもう仲間が死ぬのを見たくない」



岡部「自分の知らぬところで勝手に死んで後で知るのはもっと嫌だ」



岡部「こいつはこのままでは絶対に死ぬ」



岡部「一人ぼっちでだ」



岡部「だから俺はこいつをフォローすることに決めた」



岡部「死なさぬようにするため、死ぬなら俺の目の前で死ぬように」



岡部「その死を、俺が見届けるために」



足立「それが…君の決意なんだね」



岡部「ああ、それが俺の決意だ」



岡部「親友が残した忘れ形見、俺はそれを責任持って現実に帰す」



岡部「それが俺があいつの為にできる精いっぱいだ」



御坂「…ふん」






岡部「そういうわけで俺はこれからこいつとPTを組む」



岡部「こいつがいるということは死ぬ危険性が高くなるということだ」



岡部「俺に付き合えとは言わん、だれだって危険と分かっているのに近づきたくはない」



岡部「だから今ここで一度PTを解散する」



岡部「そして、それでも俺とPTを組むというやつが残ってくれ」



岡部「もちろん誰ひとりの残らなくても俺は一向に構わない」



岡部「むしろこんな危険に誰も付き合わせたくないとも思っている」



岡部「他の組みたいPTがいる、危険は嫌だ、御坂が嫌いだ」



御坂「…ちょっと」



岡部「どんな理由でもいい」



岡部「だが俺はどんな危険があろうとも、たとえそれが原因で死ぬことになろうとも」



岡部「俺は俺の信念の為に行動する」



岡部「みんなも決断してくれ、どうするかを」



▽PTを解散しました






岡部「…俺は後ろを向いている」クル



岡部「俺に声をかける必要はない、遠慮なく行ってくれ」



安価下2



誰が残り


誰が行きますか?










コツコツコツ



ディアベル「…悪いが俺は命を助けてもらった身だ」



ディアベル「しかもその身を犠牲とした行動でだ」



ディアベル「その人の死に報いるためにも」



ディアベル「俺は死ぬわけにはいかない」



ディアベル「死ぬ危険性はどこでも誰だろうとある」



ディアベル「だが、俺はその危険性をわざとあげてるこいつが許せない」



ディアベル「俺は、そんな奴とはPTを組めない」



ディアベル「岡部、お前の気持ちもわからないことはない」



ディアベル「死にそうな奴がいたら助けてやりたいと思う」



ディアベル「ましてや死んだ親友の大切な人だ、無事に帰してやりたいという気持ちもわかる」






ディアベル「だが、俺はお前ほど、こいつを助ける気はない」



ディアベル「恋人が死んだのは悲しいと思う、目の前で死んだのは悔しいと思う」



ディアベル「喪失感はかなりのものだろう」



ディアベル「だが、それと危険に突っ込むのは関係ないだろう」



ディアベル「死にたいのか? お前の恋人が生きたかった明日をお前がいま生きてるのに」



ディアベル「お前は恋人がこんなことを望まないのをわかっているのに」



ディアベル「お前は逃げているだけだ、自分に甘え、岡部に甘え、死に甘える」



ディアベル「それとも酔っているのか? 悲劇のヒロイン気取りか?」



ディアベル「俺も確かにそんな時期はあった」



ディアベル「あの時俺が死んでいれば、なぜ助けた、死にたいと」



ディアベル「散々悩み、散々泣き、散々反省し、そして今ここにいる」



ディアベル「俺は、俺の責任を果たすために、ここにいるんだ」



ディアベル「お前の責任はなんだ」



ディアベル「お前が、亡き恋人の為にしてやれることはなんだ」



ディアベル「それがわからぬうちは、お前とは組まない」






御坂「っさいのよ…」



ディアベル「む」



御坂「黙って聞いてればぐちぐちぐちぐちきゃんきゃんきゃんきゃん」



御坂「なに? 大人ぶって説教?」



御坂「亡き恋人の為? 俺にもそんな時期はあった? は?」



御坂「だからなに? はっきり素直に言えばいいじゃない、僕は死にたくないのでこいつとPTを組みませんって」



御坂「そんなに死にたくないならはじまりの街にでもひきこもってればいいのよ」



御坂「責任? 甘え? 俺にも気持ちがわからんでもない?」



御坂「あんた…ばか?」



御坂「上から目線のご高説どうもありがとう」



御坂「自分の生き方カッコイイね、責任を果たす生き方カッコイイね」



御坂「はいはいあんたは確かに乗り越えた」



御坂「でもね、それをできない人もいるってことよ」






御坂「私がそんなことわかってないと思った?」



御坂「恋人が望まない? んなこととっくの昔にわかってるわよ」




御坂「あんたの価値観を、自分の強さを相手に押しつけてんじゃないわよ」



御坂「あんたのこうあるべき、こうするべきって話はもうたくさん」



御坂「それをすべて踏まえて、私は今こうしてるのよ」



御坂「わかったらはい、さようなら、早く消えて?」



ディアベル「…お前が改心するのを待っている」



ディアベル「すまないが岡部、俺は行く」



ディアベル「こいつを助けてやってくれ」



岡部「…ああ」







エギル「すまないが俺も抜けさせてもらう」



エギル「ああっと、俺はディアベルみたいな理由じゃない」



エギル「最近商売を始めてな、いろいろやってみたい事が多すぎるんだ」



エギル「このPTに居ながらでもやってみたいが…」



エギル「一度自分ひとりで全部やるいい機会だと思ってな」



エギル「もちろんPTに誘われたら行くぜ」



エギル「御坂、あんたに何か説教…みたいなことをするつもりはないが…」



エギル「これだけは言わせてくれ、Hope in despair 」



エギル「絶望の中にある希望」



エギル「あんたの希望、見つかるといいな」



エギル「じゃあ行くぜ、岡部またな」



コツコツコツ







岡部「…」



岡部「まったく、声をかける必要がないと言っておいたのに」



岡部「…二人は?」



足立「僕? そんなの決まってるよ」



足立「仲間の忘れ物、放っておくことなんて、僕にはできないよ」



足立「僕はもちろん残るさ」



タカ「絶望している女の子を守る、いい響きじゃないか」



タカ「そういうヒーロに、俺はあこがれてたんだぜ」



岡部「まったく、いい奴しかいないのか俺の周りには」



岡部「…ありがとう」



御坂「…」



岡部「さて、ではクエストをしようではないか」



岡部「何をする?」



安価下2



実験:、ある実験のモルモットになってほしい イージー


モンスター退治:吸血蝙蝠を倒してくれ ノーマル


悪魔クエスト ???


教会クエスト ???









岡部「この吸血蝙蝠を退治と言うのはどうだ?」



足立「なんでまたそれを?」



岡部「対空での戦い方を少し鍛えようと思ってな」



タカ「なるほどな、おk、わかったそれでいこう」



岡部「御坂は?」



御坂「私は何でもいいわよ? 暴れられるんだったら」



岡部「なら決まりだな」



岡部「さっそくクエストを受けに行こう」






☆街道



キーキー



岡部「…これはまじか」



足立「大量の声はするけど姿は見えないってね」



タカ「闇に紛れ空から襲ってくるのか」



岡部「これは苦戦しそうだ」



御坂「え? どこが?」シュバ



蝙蝠「キ―ー!」



キラキラ パン



足立「さすがだねぇ」



御坂「あは! これは少しおもしろいわね!」



御坂「まるでシューティングゲーム見たい!!」ザシュザシュ



御坂「あははははははははは!!!!!」ザクザクザクザク



岡部「襲いかかってくるところを迎撃か」



タカ「並みの反射神経じゃねぇな」







足立「っぐ」ガフ



蝙蝠「キーキー」



岡部「トオル大丈夫か?」



足立「問題ない…ふむ、襲いかかってくる瞬間にHPバーが見えるな」



足立「おそらくそのタイミングでの攻撃なんだろう」



足立「っほ!」ザシュ



キラキラパン



足立「ほらできた」



タカ「あんたも大概だな」



岡部「ええいうっとうしい! なぜこいつらは俺にこんなにもまとわりついてくるのだ!」



キーキー キーキー 



足立「なんかいっぱい集ってるね」



タカ「人気だな」



岡部「蝙蝠に好かれてもうれしくないわ!!  このーー」ブンブン








御坂「あは! そっちになんかいっぱいいる!! 敵がたくさん!!」



岡部「っば! やめろ! 俺もいる! 俺もいるから!」



御坂「あははははははははは!!!」



岡部「俺ごと斬りつけてくるな! 危ないだろ!」



岡部「見てないで助けろ!」



足立「ファイトー」



タカ「頑張れ―」



岡部「応援するな!」



足立「だってそっち…なぁ?」



タカ「ああ」



御坂「あはははは!!! たくさん! いっぱい!!」



足立・タカ「「めっちゃ危険じゃん」」



岡部「だから助けろといっておるのだあああああ!!!」


安価下2

ドロップ品はなに?






岡部「…やっと終わった」ハァハァ



足立「お疲れ―」



タカ「お疲れ―」



岡部「お前ら…」



足立「だってねぇ」



タカ「ああ、敵はお前の方にしか行かないし」



タカ「その敵を御坂が狙ってお前を追いかける」



足立「そこに僕たちは入れないよ」



岡部「いや、助けろよ」



タカ「無理」



足立「こわい」



岡部「はー」ガックシ








足立「そしてその襲いかかったお姫様は」



御坂「あはー♪」



タカ「うわすっごい笑顔」



足立「ご満悦ってかんじだね」



岡部「はぁ、もうよい」



岡部「で、ドロップ品はあったか?」



足立「全然倒してないからないね」



タカ「同じく」



岡部「まじで見てただけか」



足立「そういう君は?」



岡部「…ない」



タカ「キョウマは逃げるのや避けるのに必死だったからな」



タカ「攻撃する余裕はなかったんだろうな」






岡部「御坂、お前は?」



御坂「ん?」



岡部「話くらいちゃんと聞いてろ、あの蝙蝠のドロップ品だ」



御坂「蝙蝠の血」



岡部「また変なドロップ品だな」



足立「換金アイテムなんじゃない?」



岡部「御坂、何か効果はついてるか?」



御坂「ついてない、ただ」



岡部「ただ、なんだ」



御坂「キーアイテムって書いてある」



岡部「…キーアイテムか」



足立「なんか意味がありそうだね」



タカ「というかいつまでもこんなところにいるのもなんだから帰ろうぜ」



岡部「ふむ、少し気になるがまぁ後でよいか」



岡部「帰るぞ」



ハーイ



クエスト報酬

安価下4まで





☆酒場




岡部「あー、動いたから腹が減った」



足立「僕はあんまりかな」



タカ「おなじく」



岡部「わかっておるわそんなこと!」



岡部「さて、なにか飯でも」



御坂「あんたさっき報酬もらってたでしょ、なんだったの?」



岡部「ああ、あの蝙蝠のか、ただの盾だったよ」



御坂「なんだ、じゃあいらない」



岡部「お前なんだったら欲しかったんだ」



御坂「強い武器」



足立「まぁ、そうだろうね」



タカ「むしろ武器以外に想像できないわ」







岡部「さて、店員さーん」



店員「はい」



岡部「注文なんだが――」



足立「さて、キョウマが料理を頼んでる間に次のクエストの話でもしておこうか」



タカ「次?」



足立「御坂ちゃん、蝙蝠の血を僕に渡してくれるかい?」



御坂「ん」Pi



足立「ありがと」



足立「僕はこのキーアイテムが必要なクエストをしてみたい」



タカ「してみたいって…どのクエストかわかるのか?」



足立「分からないけど、情報にあてがある」



岡部「アルゴか」



足立「そのとおり、さて一つメールでも」Pi



岡部「アルゴかぁ、あいつかぁ」






タカ「そんなに嫌なのか?」



岡部「あいつといる利用されてる感があるからな」



岡部「まぁ、あれでも情報屋としての腕は確かだからなぁ」



足立「ん、連絡取れた」



岡部「なんだって?」



足立「ふむ、それっぽい情報はあるがまだ不確定なんだって」



岡部「不確定か…あいつは他になんて?」



足立「今は忙しく、手が離せない、タダで教えるから代わりに調べてきてくれ…だってさ」



岡部「その結果は報告か?」



足立「だね」



岡部「…はぁこれで行くしかなくなったわけだ」



御坂「なかなか楽しみね」



タカ「謎を解き明かす、それもまた男のロマン」



岡部「…アルゴの不確定情報か…嫌な予感しかないな」



安価下2

次の視点(一巡しました)

1(鳴上pt、八幡、小鷹、、岡部pt)

2現実編(需要あるかわからないけど)



side八幡

☆主要都市 アキラワの宿



八幡「…」グッタリ



サチ「…」



ケイタ「…目を覚まさないな」



ダッカー「何かの呪か?」



テツオ「顔色、真っ青だな」



ササマル「心配」



ケイタ「おそらくは最後の攻撃でなにかを喰らったんだ」



ケイタ「それで八幡はこうなっている」



ダッカ―「そんなの見てたからわかる」



サチ「…」



ケイタ「そうだったな…どうすればいいんだ」







ケイタ「どうすれば八幡を助けられるんだ」



ケイタ「原因はわからず、解決策もわからない」



ケイタ「…八幡、俺達は、どうすればいいんだ…」



テツオ「ケイタ…」



ダッカー「足りないのは圧倒的な情報だ」



ダッカー「何をするにしても俺達には判断材料となる情報がない」



ササマル「収集」



ダッカー「そうだ、判断するために、治すために、情報収集だ」



ケイタ「ああ、そうだな、そうだったな、すまない」



ケイタ「やることもやらずに絶望するのは放棄と一緒だもんな」



ケイタ「ありがとう、もう大丈夫だ、目が覚めたよ」





ダッカー「別にいい、だが、心配しているのはお前だけだと思うな」



ケイタ「だな、俺以上に、サチが…な」



サチ「…」



ケイタ「よし、各自それぞれで知っていそうな人に聞くなり頼むなりして情報を集めてきてくれ」



ケイタ「なにかそれっぽい情報を手に入れたらすぐさまみんなにメッセージだ」



ケイタ「サチは…どうする?」



安価下2

1このまま一緒にいる(視点ケイタ)

2私も行く(視点サチ)

3自由安価





すみませんが体調が悪いので今日はここまで

明日は夜6時からsideサチから再開します


現実編は書き終わってはいますが、需要があるかどうかわからないので投下を悩んでいます

本日は時間に遅れてすみませんでした


再開します




サチ「私も行く」



ケイタ「…いいのか?八幡のそばにいたいだろうに」



サチ「私がそばにいることで治るならいくらでもいる」



サチ「でも、そうじゃない」



サチ「そばにいるだけじゃ八幡を治すことはできない」



サチ「私は八幡を助けたい」



サチ「私は、八幡が好きだから」



ケイタ「…そうか」



ケイタ「お前の口から、はっきりと好きって言葉が聞けるとはな」



ケイタ「いつもは照れたりごまかしたりして言わないが…」



ケイタ「…それほど、本気ってことだな」



サチ「うん」



ケイタ「…わかった、サチ、いってこい」



ケイタ「俺はここで八幡を見ている、こいつを一人にはしておけないからな」



ケイタ「何か変化があったら知らせる」



ケイタ「サチ、頑張れよ」



サチ「うん、行ってくる」



バタン







ケイタ「…聞いてたか八幡、あのサチがとうとう口に出したぞ」



ケイタ「常にびくびくおどおどしてて、自信なさげで、自分の意見をあまりださないやつだった」



ケイタ「この世界に閉じ込められた時なんか、おびえて震えて怖がって大変だったよ」



ケイタ「いつも一緒にいる俺達にまで気を使って、常に一歩離れていた」



ケイタ「そんなサチがお前を八幡と呼び捨てて、好きだと言ったんだ」



ケイタ「常に距離を取っていたサチが近づこうとしているんだ」



ケイタ「行動力も決断力もなかったあいつがお前の為に行動し、決断したんだ」



ケイタ「さっきの屋敷でなんて『私は八幡を信じる』とか『八幡のためなら親子も見捨てる』なんて」



ケイタ「サチはお前の為になら非道にもなる覚悟だったんだ」



ケイタ「サチは変わったよ、ああ、ほんとに変わった」



ケイタ「前よりも笑うようになったし、おどおどすることもなくなった」



ケイタ「お前の話をするときなんか満面の笑みだぜ?」



ケイタ「サチをそんな風に変えたお前を俺は…正直少し嫉妬しているよ」



ケイタ「どうやって変えたんだ?」



ケイタ「…目を覚ましたら、聞いてもいいか?」



八幡「…」



ケイタ「早く、治るといいな」








sideサチ



サチ「八幡の昏睡は悪魔クエストで起こったこと」



サチ「クエスト中に起こったということはなんらかの解決策が用意されているということ」



サチ「おそらく、PTを組んでることが前提で起きるイベントの一つだったはず」



サチ「そしてそもそもあそこに行くことになった原因は…」




☆館



サチ「ここにある」



サチ「…失礼します」



主「おやおや、いらっしゃい、悪魔のほうはどうでしたか?」



サチ「悪魔は無事、殲滅しました」



主「おお、それはすばらしい、早速報酬を…」



サチ「ですが、最後の悪魔を倒した時に、仲間の一人が昏睡状態になりました」



主「なんと」



サチ「顔面が蒼白になり、体は熱くなり、意識を取り戻しません」



サチ「治す方法…ありますね?」



主「…なぜ、そう思うのかね?」






サチ「そもそもあの悪魔達を殲滅するように頼んだのはあなたです」



サチ「殲滅を頼むということは、悪魔がどういう存在か、どういうことをしているかを知っているということ」



サチ「まさかどういう存在かも知らずに悪魔ってだけで高い報酬を出して殲滅を頼むなんて娯楽が過ぎます」



サチ「そしてあなたはあの城に悪魔がいることを知っていた」



サチ「ということは、あの城の主の悪魔がどういう存在かを知っているということ」



サチ「プライドが高く趣味が悪い、人間を見下し、自分を見下す者は決して許さないそんな悪魔を」



サチ「あの悪魔なら最後に何をしてくるか、知りはしなくても、想像はできるはず」



サチ「だったら、それの解決策、知っていますよね?」





主「いやはや、なんともまぁ凄い理論だ」



主「どれ一つとして、証拠も確証もあるわけではない」



主「私がただ村人になんとかしてくれと頼まれたのかもしれない」



主「私が怖がりで、悪魔という存在が怖くて依頼を出したのかもしれない」



主「敬虔なクリスチャンで、悪魔の存在が許せなかったのかもしれない」



主「そんな可能性がいくつもあるのに、なぜ、そう思うのかね?」



サチ「あなたが、悪魔に尋常ではないほどの執念を見せたからです」



サチ「村人に頼まれただけなら、怖かっただけなら、敬虔なクリスチャンなら」



サチ「決して、言わないであろう、すべてを殺すという言葉を」



サチ「悪魔を一匹残らず、逃がさず、許さず、生かさずにすべて殺せばいい」



サチ「あなたは私達にそう言いました」



サチ「その言葉だけで、あなたは悪魔を決して許さないであろうという事を汲み取れます」



サチ「なにか、間違っていますか?」






主「くくく、あっははっははははっははは!!」



サチ「…」



主「はぁ…ずいぶん久しぶりに笑ったよ」



主「うん、君は賢いね、ああ、そのとおりだよ」



主「私はあの城の悪魔をよく知っている」



主「私はあの城に行ったことがあるからだ」



主「あの悪魔を倒すために最上階で対峙した」



主「そして、あの親子より自分をとり、助けることができず、絶望したのだよ」



主「絶望して、しかしあの悪魔は許せなくて」



主「だが、私にはもう一度倒しに行く気概はなく」



主「ただ、なんとかしたいとだけずっと思っていた」



主「だから、あの悪魔が最後にどうするかも、容易に想像がつく」



主「だが、残念ながら私は治す方法を知らないのだよ」



サチ「そんな!?」








主「落ち着きたまえ、私は治す方法を知らないと言っただけだ」



主「だが、治せるかもしれない人を知ってはいる」



サチ「…それは?」



主「…悪魔と長年対峙し、戦い続けている組織であり人々に希望を与える神様を信仰する組織」



主「教会」



主「その教会のトップであり、神の子と呼ばれ、奇跡を起こすと言われる人」



主「ヨハネ教皇」



主「その人なら、治せるかもしれない」



サチ「…その人はどこに?」



主「街の中央に大きな大聖堂があるだろう」



主「そこに常にいらっしゃる」






主「だが、会えるかどうかとなればまた別の話だ」



主「私でも会えるかどうかわからない」



主「そんな人物だ」



主「そこらへんの王様より会うのが難しいだろうね」



主「…一応紹介状を書いておこう」



主「悪魔との戦いで傷を受けたと聞けば、少しは対応してくれるだろう」



▽館の主の紹介状を手に入れた



サチ「ありがとうございます」



主「会えるよう、幸運を祈る」



サチ「はい」







☆街



サチ「…一応ケイタ君達に報告しておかなくちゃ」



サチ「…」Pi



サチ「うん、これでいっか」



サチ「大聖堂は…」



サチ「…おっきい」





☆大聖堂 礼拝室




サチ「…どうしても、会えませんか?」



神父「あの方は我々内部の人間でもなかなか会うことはできない多忙な方だ」



神父「会わせてあげたいのはやまやまだがね…」



サチ「これでもですか?」



▽サチは館の主の紹介状を渡した



神父「あの屋敷の主人のか」



サチ「あの人有名なんですか?」



神父「昔は凄腕エクソシストとして有名だったよ」



神父「この教会でも有望視されていた」



神父「しかし、ある日を境にすべてを辞めていってね」



神父「いまだにあの人に戻ってきてほしいという声はある」



サチ「あの人、そんなにすごかったんですね」



神父「ふむ、あの人の紹介状か…」



神父「…上には通しておく」



神父「だが、あまり期待せずに待っていてくれ」



サチ「はい」





サチ「………」



サチ「……」



サチ「こうしてじっとしている時間が…私には惜しいのに…」



サチ「こうしている間にも八幡は苦しんでる…」



サチ「早く…早く…」



神父「…連絡が来たよ」



サチ「ほんとですか!」



神父「ああ、でもねその…」



サチ「…どうしたんですか?」



神父「ああ、会えないわけではない、ただ、条件を付けられてね」



サチ「条件?」



神父「今、この教会は人手不足でね」



神父「年々悪魔に対する抵抗力が下がってきているんだ」



神父「そのせいで被害は徐々に多くなっていってる」



神父「だけどそれを一気に何とかしようとしている人がいるんだよ」





神父「明日、大規模な悪魔狩りがある」



神父「その悪魔狩りに参加し、好成績を残すこと」



神父「それが条件だったよ」



神父「悪魔を倒しての結果と言うことも伝えたよ」



神父「君みたいな女の子を戦場にだすのはどういうことかと」



神父「異論も唱えたんだが…」



神父「でも、無駄だったよ」



神父「どうする? 私はほかの方法を…」



サチ「行きます」



神父「…戦場だよ?」



サチ「大丈夫です」



神父「決意は固いようだね…わかった、そう伝えておこう」



サチ「ありがとうございます」






神父「明日の朝、ここに来てくれ」



神父「悪魔狩りの説明がある」



サチ「わかりました」



サチ「では、私はこれで」



神父「ああ」



バタン



神父「本来は、君みたいな女の子を守るための、組織だったんだがな」



神父「いつのまにか、守るためでなく、倒すための戦いになってきた」



神父「神よ、あの子に祝福を」




安価下4まで



サチは明日まで何をしますか?







サチ「これから明日までどうしよう」



サチ「…明日までにできることしなくちゃ行けないんだけど…」



サチ「そういえば悪魔狩りで好成績とは言ってたけど私一人とは言ってなかったよね」



サチ「…みんなに協力してもらおう」Pi



サチ「…何人来てくれるかな」



サチ「さて連絡も済んだし、あとは私のことだよね」



サチ「お金がもったいなくて装備変えてなかったけど…」



サチ「変えなくちゃ、いい成績残せないよね」



サチ「さて、時間がもったいないし、替えにいこ」




SOS成功コンマ下2

偶数 全員来る(小鷹、キリト、鳴上、岡部)

奇数 キリトだけ



次視点安価下2



(鳴上pt、小鷹、、岡部pt)




☆洞窟



クライン「…暗いな」



鳴上「だが、見えないほどではない」



クライン「そうだが…ここで戦うとなると骨が折れるな」



鳴上「大丈夫だ、この世界では骨折しない」



クライン「いや、そんなことはわかってるよ」



鳴上「冗談だ」



クライン「お前の冗談はわかりづらいよ」



クライン「さて、思いきっていきますか」



鳴上「ああ」






☆洞窟 第1の間




熊童子「…」ピク



クライン「ちょ、あれが鬼か」



鳴上「でかいな」



クライン「鬼らしくパンツだけかと思ったら…」



鳴上「普通に鎧だな」



熊童子「があああ!!」ブン




クライン「うお!きたあああ!」ッサ



鳴上「…危ないな」



熊童子「ぐる」



クライン「さて、いっちょいくか!」



鳴上「油断せずにいこう」



コンマ下2


奇数 軽傷で勝利


偶数 完全勝利








熊童子「があああああ!!」



キラキラ パン



クライン「ふぅ、案外余裕だったな」



鳴上「攻撃が大振りで避けやすかった」



クライン「でもこいつ、いわゆる四天王の一番の下っ端なんだろ?」



クライン「てことは…」



鳴上「熊童子がやられたようだな…」



クライン「ククク…奴は四天王の中でも最弱…」



クライン「人間ごときに負けるとは鬼の面汚しよ…」



クライン「ってやらせんなよ」



鳴上「きっと今頃そんな会話をしていると思うんだが」



クライン「ねーよ」



鳴上「そうか」



クライン「さて、次のやつを倒しにいこうか」



鳴上「次も無傷で倒せたらいいが…」



クライン「まぁそれは相手の実力次第だな」



鳴上「だな」





☆洞窟 第2の間



虎熊童子「ぐる…」



クライン「鬼…か?あれ」



鳴上「鬼なんだろう…ここにいるということは」



クライン「だが、二本足で立ってる虎にしか見えないんだが」



鳴上「小さかったら可愛いと思う」



クライン「ペット感覚かよ」



鳴上「さて…くるぞ」



クライン「ああ、気をつけていくぞ!」



虎熊童子「があああ!!!」



コンマ下2


奇数 軽傷で勝利

偶数 完全勝利





キラキラ パン



クライン「うん、ちっとダメージ負ったけど倒せたな」



鳴上「動きがなかなか早かったな」



クライン「構えてても反応が遅れたし」



鳴上「俺は遅れなかった」



クライン「つーことは普通に喰らったのかよ」



鳴上「いや、あまりの可愛さに動きがとまった」



クライン「ねーよ!! どうやったらあのトラがかわいく見えるんだよ!」



クライン「めっちゃ怖かったわ! 顔も超凶悪だったし!」



鳴上「いや、顔じゃなくて、あの肉球が」



クライン「そこかよ!」




鳴上「叔父の家の近所に神社があるんだが、そこにキツネが住み着いていてな」





鳴上「そこのキツネの肉球もすばらしかった」



クライン「ユウって動物好き?」



鳴上「嫌いじゃない」



クライン「まぁ、その反応は好きってことでいいな」



鳴上「動物より、妹が好きなんだが…」



クライン「いやそれ、比べるのおかしいから」



鳴上「そうか」



クライン「さて、次のとこいくか」



鳴上「次はどんな鬼だろうか」







☆洞窟 第3の間



星熊童子「がるるる」



クライン「今度は普通のクマだな」



鳴上「でも腹に大きな☆マークがある」



クライン「あれが首元に三日月ならツキノワグマなんだが…」



鳴上「どうせなら額に三日月のヒメグマがいい」



クライン「ポケモンかよ」



鳴上「あれは可愛かった」



クライン「このクマは?」



鳴上「かわいくない」



クライン「だよな、安心した」



星熊童子「がああ!!」ブオン



鳴上「っふ」ッサ



クライン「あぶなかったな、目の前でしゃべってたから怒ったのか?」



鳴上「かもな、さて戦うか」



クライン「おう!」




コンマ下2

奇数 中傷で勝利

偶数 軽傷のまま勝利





鳴上「今度も手ごわかったな」



クライン「カスっただけでダメージとか」



鳴上「なかなかの威力だった」



クライン「こんなのがあと3匹か」



鳴上「いや、おそらくだんだん強くなっていく」



クライン「でも次が四天王最後だろ?」



鳴上「ああ」



クライン「四天王倒してって、なんかドラクエみたいだな」



鳴上「最後の敵はさしずめバラモスか」



クライン「いやそれ結局中ボスだったじゃん」



クライン「つーかそれだと酒呑童子の奥にまだいるってことだろ?」



鳴上「そういうことだな」







クライン「いやいや、まじで勘弁だそれは」



クライン「倒した瞬間まだ奥にいました―はまじでシャレにならん」



鳴上「いないといいな」



クライン「やめろよそのいるの確定みたいな言い方!」



クライン「不安になるじゃねーか!」



鳴上「いないと…いいな」



クライン「だからってシミジミいうなあああ」



鳴上「さて行くか」



クライン「ああ…いないよな? いないよな?」



鳴上「ああ、いないよ、クラインの中ではな」



クライン「もおおおおおおお!!!」







☆洞窟 第4の間



金熊童子「がるるるる」



クライン「うわまぶし!」



鳴上「…金色に光っている」



クライン「これ、直視すんのきついな」



鳴上「問題ない」スチャ



クライン「…お前なんでサングラスなんて持ってるんだ」



鳴上「たしなみだ」



クライン「どこのだよ!」



クライン「…なぁ、もう一つあるか?」



鳴上「ない」



クライン「だろうな」






鳴上「…この敵、持ち帰れないか?」



クライン「お前、明り替わりにちょうどいいなんて思ってないか?」



鳴上「ああ、思った」



クライン「敵を明り替わりとか無茶ありすぎだよ」



クライン「つーか、常に眩しいから夜寝れないぞ」



鳴上「それは盲点だった」



クライン「いや、少し考えればわかるだろ」



クライン「おっと、また長く話してたら攻撃されちまうな」



鳴上「…来るぞ!」



クライン「ああもう!見えづらいな!」




コンマ下2


奇数 重傷で勝利


偶数 中傷のまま勝利






キラキラ パン



鳴上「これで四天王全員倒したか」



クライン「あとはボスとその右腕だけか」



鳴上「ドラクエではボスと側近別々なんだが…」



クライン「たぶん。一緒にいると思うな」



鳴上「ああ」



クライン「さて、ここまで結構喰らってきたわけだが…」



鳴上「回復アイテムか?」



クライン「ああ、もう結構少ないんだ」



クライン「分けてくれないか?」



鳴上「俺も少ないが、それならいいものがある」



クライン「いいもの?」



鳴上「これだ」



クライン「すず?」



鳴上「ああ」



チリーンチリーン





クライン「鳴らしたらどうなるんだ?」



キツネ「コーン」ボン



クライン「うお!いきなり現れやがった!」



鳴上「こいつは鈴を鳴らせばボスの間や戦闘中以外は来てくれるんだ」



鳴上「そしてお金を払った分だけ回復してくれる」



クライン「なるほどなぁ」



クライン「どれ、なら回復頼むか」



キツネ「コーン!」



コンマ下2

1全回復

2軽傷まで

3中傷まで

4全回復

5軽傷まで

6中傷まで

7全回復

8軽傷まで

9中傷まで

0???





クライン「なんじゃこりゃああ! 高すぎるぞ!」



鳴上「ああ、予想以上に高いな」



クライン「くっそ、金をケチる気はないが…」



クライン「全部出しても全回復できないぞ」



鳴上「…なら回復できるところまで回復しよう」



クライン「だな、命あってのだもんな」



▽中傷まで回復した



クライン「はぁ、かなり不安だが、このままいくか」



鳴上「ああ」







☆洞窟 ボスの間



酒呑童子「…よく来たな、人間どもよ」



茨木童子「四天王を倒すとは、なかなかやりますね」



クライン「やっぱ、ボスとその側近だけあって、しゃべるのか」



鳴上「いままでのとは格が違うということだな」



酒呑童子「さて、人間たちがここに何しに来たか、俺に何の用があるかは知らんが」



酒呑童子「どのようなようであろうとも、俺の可愛い配下を殺したことには変わりない」



酒呑童子「その命、もらい受けるぞ」



クライン「はん、心配するな、俺達はもとより戦いに来たんだよ」



クライン「お前らにある用はただ一つ、その首、もらい受ける」



鳴上「…首おいてけ」






茨木童子「生意気な人間どもですね」



茨木童子「どうしますか酒呑童子様、別々?それとも…」



酒呑童子「相手が人間であろうと油断はしない、一緒にいくぞ」



茨木童子「はい」



鳴上「…くる」



クライン「…ああ」



酒呑童子「では行くぞ、人間よ、せいぜい俺を楽しませろ!!」



残り2


コンマ下2

偶数 かわす

奇数 重症に







酒呑童子「こんなものかああああ!!!」ブオン



鳴上「がは!!」ドコン



クライン「ユウ!」



茨木童子「よそ見は感心しませんね」ブン



クライン「っく」ッサ



クライン「大丈夫か? まだいけるか?」



鳴上「ま、まだ何とか大丈夫だ」



クライン「それなら避けるのに集中してHIT&AWAYでいくぞ!」



鳴上「ああ!」



酒呑童子「ふん。小癪な」




残り1


コンマ下2

1避ける

2パリィ

3ペルソナ

4死亡

5避ける

6パリィ

7ペルソナ

8死亡

9避ける

0???







酒呑童子「ぬがぁ!当たらんか!」ブオン



鳴上「悪いがそれは無理だ」ッサ



クライン「よし!いい調子だぞ!」



茨木童子「ちょこまかとうっとうしい!」ブン



クライン「悪いが体力が危ないんでな」



クライン「ユウ!このままいくぞ!」



鳴上「ああ!」



ラスト

コンマ下2

1避ける

2パリィ

3ペルソナ

4死亡

5避ける

6パリィ

7ペルソナ

8死亡

9避ける

0???






茨木童子「が・・・あ・・・」



キラキラ パン



クライン「はぁ…はぁ…」



酒呑童子「…見事だ」



鳴上「…体力はゼロにしたはずだが?」



クライン「まじかよ、なんで死んでねぇの?」



酒呑童子「なに、俺は少々特殊での、体力がゼロになっても少しだけ時間があるんじゃ」



鳴上「なんのために?」



酒呑童子「決まっておる…俺の後ろにいる鬼を呼ぶためだ!!」



酒呑童子「こい!いくしま童子!」



いくしま童子「はい」



酒呑童子「後を頼んだ、みなの仇を取ってくれ」



いくしま童子「必ず」



酒呑童子「っふ」



キラキラパン





いくしま童子「さぁ…勝負です」



クライン「…まじかよ」



鳴上「フラグだったな」



クライン「俺、結構ぎりぎりなんだけど」



鳴上「俺もだ」



いくしま童子「逃がしませんよ?」



クライン「だってさ」



鳴上「やるしかないな」



いくしま童子「では…いきます!」

残り1回

コンマ下2

1避ける

2パリィ

3ペルソナ

4死亡

5避ける

6パリィ

7ペルソナ

8避ける

9パリィ

0ペルソナ



いくしま童子「っふ!」ブン



鳴上「っく! あたる!」



クライン「ユウ伏せろ!」



鳴上「っは!」フセ



クライン「っは!」カン



いくしま童子「っく、防がれましたか」



クライン「危ない危ない」



鳴上「すまない、助かった」





クライン「お互いかばい合わないと辛いな」



鳴上「ああ」



いくしま童子「…まだです」シュン



クライン「まじか」



鳴上「まだ、早くなるのか!?」



いくしま童子「さぁ、お覚悟を」




ラスト

コンマ下2

1避ける

2パリィ

3ペルソナ

4死亡

5避ける

6パリィ

7ペルソナ

8避ける

9パリィ

0???





いくしま童子「はああ!」ブオン



クライン「っふ!」ッサ



鳴上「!?」



クライン「すまん!」



鳴上「大丈夫、ちょっとバランス崩した…」



いくしま童子「捉えた」ッス



クライン「ユウ! 逃げろ!!」



鳴上「!? しまっ!」



いくしま童子「これで、一人目」ブオン



クライン「っく! 間に合え!」ダッシュ








鳴上「だめだ、間に合わ」



思い出して、あなたの、絆を



鳴上「!?」



色々ありがとう。今度会うときまで元気で


センセイ、ずっとクマのセンセイクマ


忘れないでください僕らのこと


先輩、愛してる


俺、頑張るから先輩も逃げんじゃねえぞ


君の事いつでも思ってるから


距離なんて関係ねえ。離れてても仲間だかんな!


またねお兄ちゃん



鳴上「っは! ペルソナ! 伊邪那岐大神!!」



シュン パアアアアア



大神「…」カン



いくしま童子「っな!? そんな馬鹿な! なんだこれh」



大神「…」シュパ



いくしま「H、Pが…一気に…」



キラキラ パン



鳴上「…忘れていたな、この感覚」



鳴上「ありがとう…みんな、思い出したよ」



安価下2 ドロップ品


少しご飯行ってくる



鳴上「ドロップは…刀二本か」



鳴上「だが、これで、刀スキルを…」



クライン「な、なぁユウ…ひとついいか? 一体…それはなんだ?」



クライン「なんか…お前が出したように見えたんだが…」



クライン「ひょっとして、隠していたスキルか何かか?」



クライン「教えてくれると…ありがたいんだが…」



鳴上「…」



安価下4まで

どうせ説明する?







鳴上「話すと長くなる、ここを出た後に全部話そう」



鳴上「到底信じられる話ではないが、信じてくれ」



クライン「お、おう」



鳴上「ではいくか」



クライン「ああ、わかった」



☆小屋



達人「倒してきたか」



クライン「ああ、ばっちりだ」



鳴上「大変だった」



達人「かっかっか、だろうな」



達人「では、お前たちに授けよう、刀スキルを」



☆鳴上とクラインは刀スキルを覚えた



クライン「よっしゃ! これで刀が使えるぜ!」



鳴上「ああ、ようやくだ」







クライン「早く振りたい! めっちゃ刀を振りたい! けど…刀がない」



クライン「まぁ、後で手に入れたらいいか」



クライン「さて、話して、くれるか?」



鳴上「ああ、少し長くなr」ピコン



鳴上「少し待ってくれ、メッセージが来た」



クライン「おう」



鳴上「…ここからだいたい…三日か、無理だな」



クライン「?」



鳴上「なんでもない、少し断りのメッセージを入れる」



クライン「なんか知らんが、おう」



鳴上「…」Pi



鳴上「さて、じゃあ改めて、すべてを話す」



鳴上「この能力、ペルソナ能力が使えるようになったわけを…」



安価下2



小鷹、、岡部pt




oh...刀2本番長とクライン用にドロップさせたのに装備出来るやつじゃないのか…。

かなり早いけど続きは次スレ

>>959 視点が鳴上になった時に渡すね

質問などがあればどうぞ

番長の刀クエストの???の内訳はなんだったんですか?

>>thx
忘れないでね!
番長と足立はペルソナが裏スキル?としてあるけど、
確か1か2あたりで足立が使えるけど制限があるって話で回数重ねて使えばパラメータ的なものは上がる?
それともただ単にピンチになった時用の固有安価?

>>961

キツネでの???は鳴上達の攻撃力が上がり、敵の攻撃回数が減りました

酒呑童子との一回目の???安価は酒呑童子が茨木童子を食べて強化、攻撃回数増加でした

酒呑童子との二回目の???安価はいくしま童子召喚

まぁどうでもいいんだけど
みんなソードスキルとか持ってるのかなぁ

番長ならp4u2の雷神演武とか獅子奮迅とか普通にペルソナの技とか使いそうだが

>>962

ピンチの時の固有ですが、何度か使えば、通常のコンマでの結果のとき、緊急安価として登場します


コンマ5

5 喰らう

コンマ下2
偶数 そのまま喰らう
奇数 ペルソナで防御

ってな感じで使えるようになります

もちろんそれは自分以外のとき、それこそボス戦で小鷹達の分の防御も可能になります





>>965

ソードスキルは持っています、描写がなくてすみません

まだ材木座をいつ登場させるかは未定?

>>971

登場させるシーンは決まっていますが、八幡があの調子なので…

本来は悪魔が終わったら登場させるつもりだったのですが…


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