鈴羽「オカリンおじさんを手に入れる!」 (52)

~2036年、どこかの世界線~

ダル「…は? 鈴羽、悪いけどもっぺんplz」

鈴羽「だーかーらー、この父さんがつくったタイムマシンで過去に跳んで」

  「オカリンおじさんを手に入れる!」

ダル「……」

  「いやいやいやいや」

鈴羽「もー!! 父さんはなにが不満なのさ!!」

ダル「不満だらけだろjk!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1495259574

ダル「いいかい鈴羽、よく聞くんだお。オカリンは僕の親友だお。しかも同い年の」

  「その親友を手に入れたいって娘に言われても困るわけでして」

鈴羽「だって、オカリンおじさんなんでか知らないけど独身じゃん。超モテるのに」

ダル「確かに。牧瀬氏と真帆たん、それにフェイリスたんとまゆ氏、ついでに桐生氏とルカ氏を選びあぐねて未だ童貞だしね。超モテるのに」

鈴羽「で、全然あたしにも靡いてくんないしさー」

ダル「まあ、さすがに鈴羽に靡いたら僕の拳が光って唸りますしおすし」

言い忘れてましたが、超短編なのですぐ終わります。

鈴羽「それじゃダメなんだよー!!」ドン!!

ダル「鈴羽がオカリンになついてたのは知ってたけど、まさかこれほどだったなんて…。」

「悔しい、でも、………感じちゃうわけないお!! 父さんは許しません!! 絶対!!」バン!!

鈴羽「でも、好きなんだからしょうがないじゃん!! もー、父さんに話すんじゃなかった!! とにかく行ってくる!! 帰らないからね!! じゃあ、26年後に!」ガチャ バタン

ダル「え、ちょ、鈴羽! すずh」

ウィーーーーーン シューーーーン

ダル「い、行っちゃったお…。…ん? ダイバージェンスメーターが動いて―――――」

~~~~~~~~~

~2010年9月 秋葉原~

岡部「暑い…。ええい、なぜこれほどまでに暑いのだ、ダル!!」

ダル「夏だからに決まってんだろjk」

岡部「もう九月だぞ!? くそっ、ラグナロックはまだその終焉を告げぬというのか…!!」

ダル「中二病乙。でも、ほんとに暑いお。このゴミ置き場から拾ってきたボロ扇風機では限界がある罠」

岡部「ぬるい空気しか送られてこないしな。鳳凰院凶真としてではなく、岡部倫太郎として切実にクーラーが欲しい…」

ダル「あーー…、暑い! オカリン、悪いけど僕、メイクイーンに涼みに行ってくるお」

岡部「なっ…、逃げようというのか、マイフェイバリットライトアームよ!!」

ダル「オカリンの右腕になった覚えはないっつーの。んじゃ、そゆことで」

バタン

岡部「くそ…。…ああ、俺だ。奴らはついに我がラボの人員の切り崩しにかかったらしい。……ああ、ああ。必ず生き残って見せるさ。エル・プサイ・コングルゥ」

コンコン

岡部「む…、来客か。ああ、開いてるぞ。入室を許可しよう」

ガチャ

鈴羽「おっはー、岡部倫太郎。ひゃー、暑いね、この部屋!」

岡部「またお前か、バイト戦士」

鈴羽「むっかー! なにその言い方!? こんなかわいい女の子が来てあげてるんだよ?」

岡部「自分で言うんじゃない」

鈴羽(あの日、父さんの制止を振り切って2010年の8月に来たあたしは、オカリンおじさんと接触、なんか知らないけどゴミ虫みたいにアメリカからやってきてそのまま図々しく居座ってる牧瀬紅莉栖、牧瀬紅莉栖をアメリカに連れ戻すためにやってきた比屋定真帆、そして椎名まゆりや漆原るか、フェイリスや桐生萌郁なんかと小競り合いを繰り広げながら今に至ってる)

  (そして、父さんがいない今がチャンス!)

  (今日こそオカリンおじさんを落としてみせる!!!)

岡部「それで、何の用だ、バイト戦士よ」

鈴羽「べ、別に用なんてないけどさ。ただ、バイトが一段落ついたんだよね。だから岡部倫太郎と話でもしようかと思ってさ」

岡部「俺と話…? ククク…、いいだろう。この世の混沌と破壊について、このマッドサイエンティスト、鳳凰院、きょおおおおおうまが、心行くまで」

鈴羽「あ、いや、そういうのはいいや、うん」

岡部「ええい、話の腰を折るんじゃない!」

鈴羽「あはは、きみってやっぱり面白いよね」

岡部「面白い、か。ククク、俺に興味を持ったものは皆、三日と持たずに死んでいった…。トルストイ、マルコー、キャサリン…。数え切れぬほどの友人の屍の上に、この俺、鳳凰院凶真は立っているのだ」

鈴羽「はいはい。隣座るよー」

ドサッ

岡部「あ、こらまた俺の話を! って…」

鈴羽「んー?」

岡部「お、おい、鈴羽…、ち、近いぞ」

鈴羽「ならこの距離でもよくない? 意識してないんだもんねー」イヒヒ

岡部「む、むう…」

岡部(ああああ、ば、バイト戦士め…。小娘の分際で、いいにおいがするではないか!)スンスン

鈴羽「月刊ムー? うーん、この雑誌よくわかんないや」ペラペラ

岡部「フゥーハハハハハ!! この禁書に込められた意味が分からんとはな!! この意味とは…」

鈴羽「ふんふん」

岡部(ああああああ、いい匂いだよおおおおおお鈴羽ああああああああ)スンスンスン

~~~~~~~~~

岡部「とまあ、こんな具合だ。次号にて、必ずやこの謎の解が掲載されるであろう」

鈴羽「へえー。人類が今週末に滅亡するのに来月号が出るんだね」

岡部「…貴様は今、気づいてはならぬことに気付いてしまったようだな」

鈴羽「あはは、矛盾してるってことじゃん。そ、それよりさ、岡部倫太郎」

岡部「む、なんだ?」

鈴羽「さっきから、その…、さ。…あたしの匂い、嗅ぎすぎだと思うんだけど」

岡部「」

岡部(いやっふうううううううう!! ばれてたあああああおえええええええええい!!!!!!)

岡部「な、なにを言うか、そそそ、そんなことはしてないぞ。うん。するわけないではないか、フゥーハハハハ」ダラダラ

鈴羽「岡部倫太郎は気づいてないと思ってるかもしれないけどさ、…さっきからあたしの耳元でスンスンいう音が聞こえてるんだよね」

岡部「」

岡部「ち、違うぞ、これは未来ガジェット13号の開発のためにだな…」

鈴羽「岡部倫太郎」

岡部「!!」ビクゥ!!

鈴羽「…そんなに嗅ぎたいならさ、嗅いでいいよ。もっと」

岡部「なっ……、何を言っているのだバイト戦士よ!」

鈴羽「鈴羽」

岡部「なに?」

鈴羽「あたしには、鈴羽って名前があるんだよ。オカリンおj…、岡部倫太郎」

岡部「え? ば、バイト戦士、いまなんt「鈴羽!」……鈴羽」

鈴羽「よろしい」

岡部「鈴羽…、俺は」

鈴羽「嗅ぎたければ嗅いでいいんだよ。だってあたしは…」

ギュッ

鈴羽「岡部倫太郎、きみに愛されるためにここまで来たんだから」

岡部「す、鈴羽……」

鈴羽(やりい!! 落とした……か?)

岡部「……鈴羽、俺は」

鈴羽「岡部倫太郎は、どうしたの?」ギュッ

岡部「俺は……」

ガチャ!!

岡部・鈴羽「!!!」

フェイリス「凶真、お昼休憩をもらったニャ! フェイリスと一緒に…、って、フニャー!!!!!」

     「き、凶真と……、凶真とスズニャンが……」

岡部「ち、違うぞ、フェイリス、これはだな」

鈴羽「……」

  「何が違うの、オカリンおじさん?」ギュッ

岡部「はうあっ!?」

フェイリス「ニャ!?」

鈴羽「オカリンおじさん、好き。好き好き。大好き」ギュウッ

岡部「す、鈴羽? そ、その、オカリンおじさんっていうのは…」

鈴羽「うるさいなあ。後で話してあげるよ。それよりも今は、好き。オカリンおじさん、大好き」ギュッ

フェイリス「…………」

岡部「お、おい鈴羽、フェイリスが見ているではないか。とりあえず今は…」

鈴羽「嫌だ。オカリンおじさん好きなんだもん。大好き」フウッ

岡部「あうっ!? す、鈴羽…」

鈴羽「ねえ、あたしのことどう思ってる……?」

岡部「え、ええとだな、そのだな、うむ。あの。えっと」

鈴羽「はっきりしなよ、オカリンおじさん」ギュッ

岡部「す、すすす、鈴羽……」

フェイリス「………」

     「………」スッ

留未穂「岡部さん…」

岡部「フェイリス!? お前、猫耳……」

留未穂「いいの。そんなことよりも……」

ギュッ

岡部「!!!!!!!」

岡部(くぁwwせdrftgyふじこlp;)

留未穂「わたしも岡部さんが好き。大好き、愛してる」ギュウッ

鈴羽「む……!」

留未穂「ごめんね、スズニャン。でも、これは譲れないの。わたしだって、岡部さんがずっと好きだったの。…店に来た、5℃とか6℃とかいう不良を追い払ってくれた時から、自分の身を挺してわたしを守ってくれた時から…ううん、きっと、その前からずっと。ずっとずっと、好きだった」

岡部(名前ぐらい覚えておいてやれよ…。えっと、白石…、いや、谷口だったか?)

鈴羽「あ、あたしだって、オカリンおじさんのことが、26年後…、いや、7年後からずっと好きだったんだよ!」

留未穂「………!!」

岡部「え? す、鈴羽。すまんがいまいち意味がつかめないんだが…」

鈴羽「…今まで言ってなかったけど、あたしは橋田至の娘。オカリンおじさんと結婚するために、父さんの反対を押し切って、タイムマシンでこの時代まで来たんだよ」

岡部「…は? 鈴羽、それはどういう」

留未穂「岡部さん、スズニャンは嘘をついていない…、信じられないけど、本当に、ダルニャンの娘さんみたい」

岡部「い、いや、おかしいだろう。そもそもタイムマシンとか何とか…」

鈴羽「今はそんなことは問題じゃない!! 今オカリンおじさんの目の前にいるのはただの鈴羽、一人の女の子がいるだけ。それ以上でも以下でもない。…ねえ、オカリンおじさん」ギュッ

岡部「はうあっ!?」

留未穂「岡部さん」ギュウッ

岡部「おふぅっ!?」

鈴羽・留未穂「「どっちをとるのか…、ここで選んで」」

岡部「……!」

  「俺、は……」


① 鈴羽を選ぶ

② 留未穂を選ぶ

③ どっちも好きだ!!

④ 紅莉栖が…

⑤ ダル……!

安価にしようと思ったけど、どうせ全通り書いてるので上から順に書いていきます


①  
岡部「俺は……、鈴羽が好きだ」

鈴羽「え……?」

留未穂「そう…、そっか」

スッ

岡部「フェイリス…、いや、留未穂…。すまない」

留未穂「……」

   「…留未穂? 誰のことを言ってるニャ?」

岡部「留未穂…」

鈴羽「ルミねえさん…」

フェイリス「フェイリスは、フェイリスなのニャ!」

岡部「……すまない」

フェイリス「ニャニャ、何を謝ってるニャ? フェイリスは、みんなのフェイリスなのニャ。凶真だけのものにはなれないのニャン♪」

     「さて、そろそろお店でダルニャンが待ちくたびれてるニャ。じゃあ、凶真、スズニャン、バイバイニャ!!」

ガチャ バタン

岡部「……留未穂」

鈴羽「……む」

ギュッ

岡部「あでで!! あで!! な、なにをする!!」

鈴羽「オカリンおじさんったら、あたしを選んだくせに随分未練がましそうだなーと思ってさ」ムムムム

岡部「そんなことはない! ただ、留未穂が…、フェイリスが、気にかかってな」

鈴羽「もー、オカリンおじさんは優しいなあ」

  「…ルミねえさんなら大丈夫。きっと、オカリンおじさんが思ってるより、ずっと強い人だからさ」

  「ルミねえさん…、ありがとう」ボソッ

岡部「あ、ああ…。それならいいのだが…」

鈴羽「そーれーよーりー、オカリンおじさーん……」

岡部「ん? な、なんだ?」

鈴羽「結婚式はどうしようか? この、牧瀬紅莉栖(笑)がもちこんだゼ〇シィで研究しようよ!」

岡部「なっ…、あのスイーツ(笑)め…。神聖なるラボになんてものを……!」

鈴羽「いいじゃん、今役に立ってるんだからさ! あ! これなんてどう? 日本縦断サイクリング式結婚式!!」

岡部「サイクリングに結婚式要素がどこにある! 結婚する前に死んでしまうわ!!」

鈴羽「えー!? 岡部倫太郎のケチ!!」

岡部「ケチとかそういう問題ではない!!」

ギャーギャー

~~~~~~

~~~~~
~未来ガジェット研究所入口~

フェイリス「ニャフフ、凶真とスズニャン、楽しそうなのニャ。きっとこれでよかったのニャン♪」ホロリ

フェイリス「あ、あれ? な、涙が……」ポロ…ポロ…

フェイリス「…………」

フェイリス「ふぇぇぇぇん、凶真のばかぁ~~~!!!」タッタッタッタ…

~~~~~~~

~~~~~~~


ギュウウウウウン

ダル「あ、頭が痛いお……。突然の頭痛、こんなの初めてだお…」イテテ

ダル「あれ? ダイバージェンスメーターが…変わってるお。もしかして今のがオカリンが言ってたリーディングシュタイナー?」

  「にしても、いったい何が変わったんだろ…」キョロキョロ

  「ん? これは…、今年の年賀状? なんだってこんなところに」ペラッ

『あけましておめでとう 今年もよろしくな、マイフェイバリットライトアームよ
           岡部倫太郎・鈴羽』

ダル「」

ダル「………」

  「オカリィィィィィィィィイィィン!!!!!!!!!!!!!!!!」


②  
岡部「俺は…、フェイリスが、いや、留未穂が好きだ」

鈴羽「そん、な……」フラ…

留未穂「スズニャン……」

岡部「……すまない、鈴羽」

鈴羽「………いや、いいんだ」

  「そもそも、あたしはこの時間にいてはいけない人間…、未来人が過去人と結婚した前例はない、最初からわかってたんだ、無理だって」

岡部「鈴羽……」

鈴羽「オカリンおじさん…、ごめんね、迷惑かけて。迷わせて。…誘惑して。ごめんね、ルミねえさん。未来から来て、それで……。ほんと、ごめ……っ!」ダッ

岡部「鈴羽!」

ギュッ

留未穂「…行っちゃダメ、岡部さん」

岡部「留未穂……?」

留未穂「スズニャンは、多分…、ううん、きっと、未来に帰るつもりみたい。それをわたしたちが邪魔するべきじゃないと思うな」

岡部「だが、俺は鈴羽を…」

留未穂「きっと、これでよかったんだよ、これ……で……」ホロッ

岡部「留未穂…」

留未穂「岡部さん……、抱きしめてほしいな……」

岡部「留未穂………!」ギュッ

留未穂「スズニャン……、ごめんね。年上なのに、岡部さんを独り占めして、ごめんね…!」グスッ

   「絶対、スズニャンの分まで幸せになって、恩返しするから……」

~~~~~~~~~

~~~~~~~~~
~2036年~
ギュウウウウウン

ダル「頭が…、痛いお…。これがオカリンの言ってたリーディングシュタイナー? マジパねえ」

シューン ガチャ

ダル「…あ」

鈴羽「……」

ダル「お、おかえり、鈴羽」

鈴羽「……父さん」

ダル「な、なに?」

鈴羽「……胸貸して。今すぐに」

ダル「…、オーキードーキー。おいで、鈴羽」

トスッ

鈴羽「うわあああああああっ!!! オカ…、オカリンおじさんのバカあっ!!」ギュッ

ダル「鈴羽……」ナデナデ

鈴羽「うわあああああん!! うわあああああっっっ!!」

ダル「……」ナデナデ

~~~~~~~

~~~~~~~

鈴羽「………」スーッスーッ

ダル「泣き疲れて寝た…。か。いつ以来だろうな、こんな鈴羽見るのは」

  「オカリンに振られた…、か。親としては、複雑な思いだお…」

ペラッ

ダル「ん? 年賀状? 何でこんなところに…。ああ、そういえばなんかダイバージェンスメーターの値もおかしいような…、どれどれ?」

『あけましておめでとうニャ! 秋葉留未穂・倫太郎』

ダル「………」

ダル「むおおおあああああああああああああああああああ!!!!!! オカリイイイイイイイイン!!!!!!!!!」

一応ここまでがメインの2ルート。後の3ルート(特に最後の二つ)は超適当になりますがお付き合いください。


③  
岡部「俺は…、どっちも好きだ。だから、選ぶことはできない…」

留未穂「え? それって…」

鈴羽「…オカリンおじさん?」ジトー

岡部「ほ、本当に二人とも好きなのだからしょうがないではないか!」

鈴羽「はあ……。どうする、ルミねえさん?」

留未穂「………ふーん」スッ

   「……ニャフフ」

フェイリス「もちろん、凶真を共同管理するしかないのニャ!!」

鈴羽「はあ!? 共同管理!?」

フェイリス「そうニャ。選べないんだったら仕方ないのニャ。凶真は、フェイリスとスズニャン、二人のものニャン♪」

鈴羽「はあ…。そう言ってるけど、オカリンおじさんはどうなの?」

岡部「お、俺は…」

鈴羽「もー! はっきりしなよ!!」

岡部「………」

  「………ククク…」

  「フゥーハハハハハ!!」

鈴羽「お?」

フェイリス「ニャ?」

岡部「この狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真が二人の面倒を見れないわけなかろう!! 鈴羽、それに留未穂並びにフェイリスよ、二人はもはや俺からは逃れられまい! フゥーハハハハハハ!!」

鈴羽「もー。そういうことにしといてあげるよ」

フェイリス「ニャハハ、これで晴れて凶真はフェイリスとスズニャンのものなのニャン!」

岡部「馬鹿を言うんじゃない。お前らが、この鳳凰院凶真の配下となるのだ。お前らがな。フゥーハハハハハ!!」

岡部(そう、これでいいのだ、これで……)


~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~
~2036年~
ドゥーーーーーーン

ダル「い、痛いお…。頭だお…。おかしくなりそうだお…。で、す、鈴羽は!? あれ、ダイバージェンスメーターの数値が変わって…」

「おーい、父さーん!!」

ダル「あ! 鈴羽! 鈴……羽……?」

ダル(ち、ちょっと見ないうちに鈴羽の歳が…、あるぇー?)

鈴羽「父さん、あたしちょっと出かけてくるから、この子たちの面倒見といてよ。いい子にしてるんだよ、倫、鈴!」

倫「うん!!」

鈴「わかった!」

留未穂「この子も頼むね、ダルニャン! ほら、留未、挨拶なさい!」

留未「よろしくね、ダルおじさん!!」

ダル「」

  「あ、あの、これってどういう……。お、オカリンは?」

鈴羽「父さん?………何言ってんのさ、今更。倫太郎なら……。ほら、これ」スッ

ダル「ん?」

留未穂「う、う、うう……」グスッ

ダル「えーと……」

『岡部倫太郎 2025年没 享年33 死因:腎虚』

ダル「」

  「お、オカリーーーーーン!!!!!!!!!!!」


④  
岡部「お、俺は…、紅莉栖が………」

鈴羽「……は?」

留未穂「……え?」

岡部「い、いや、紅莉栖が………」

鈴羽「牧瀬紅莉栖………? 失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗したあたしは失敗した失敗」

岡部「お、おい鈴羽?」

留未穂「クーニャン? 何言ってるのかわかんないニャ。何言ってんのか、ぜーんぜんわかんないのニャ」

岡部「お、おい……。フェイリス?」


ガチャ

紅莉栖「おーい、岡部、カップラーメン買ってきた……わ……よ……?」

岡部「逃げてええええええええええ!!!!!!!」

鈴羽「牧瀬紅莉栖………、この恨み晴らさで置くべきか!」ユラリ

紅莉栖「え? あ、阿万音さん、どうしたの?」

フェイリス「フェイリスニャ!フェイリスニャ!フェイリスニャ!フェイリスニャ!フェイリスニャ!フェイリスニャ!フェイリスニャ!フェイリスニャ!フェイリスニャ!フェイリスニャ!フェイリスニャ!フェイリスニャ!フェイリスニャ!フェイリスニャ!フェイリスなのニャ!目を見てまぜまぜするのニャ!」ギラリ

紅莉栖「な、なに持ってるの? フェイリスさん、それ、エジプトでミイラ作るときに鼻から入れる棒みたいに見えるんだけd???????」

Bad End


⑤  
岡部「俺は…、ダルが好きだ」

鈴羽・留未穂「は?」

ガチャ

ダル「ただいま、ダルしぃ☆だお! …ん? どうしたの阿万音氏にフェイリスたん。刃のついた タ ケ コ プ カ メ ラ - な ん か 持 っ て」

Time Paradox End

以上になります。
酔った勢いで書いたからか、結構めちゃくちゃな仕上がりになってますね。後悔はしていない。
フェイリスと鈴羽が好きですが別に助手も嫌いじゃないです。今回はかわいそうなことしちゃったけど。

今年はもう鈴羽が生まれる年なんだぜ!
みんな、2017年の9月27日をよろしくな!!

今更だけど>>10を訂正です

鈴羽「えー? そうかなあ、岡部倫太郎が意識しすぎてるんじゃない?」

岡部「ば、馬鹿にするな! この鳳凰院凶真が貴様のような小娘を意識など…」

鈴羽「ならこの距離でもよくない? 意識してないんだもんねー」イヒヒ

岡部「む、むう…」

岡部(ああああ、ば、バイト戦士め…。小娘の分際で、いいにおいがするではないか!)スンスン

鈴羽「月刊ムー? うーん、この雑誌よくわかんないや」ペラペラ

岡部「フゥーハハハハハ!! この禁書に込められた意味が分からんとはな!! この意味とは…」

鈴羽「ふんふん」

岡部(ああああああ、いい匂いだよおおおおおお鈴羽ああああああああ)スンスンスン

~~~~~~~~~

最初の二行が抜けてましたね

これでほんとに終わりになります。

蛇足ですがよろしくお願いしますね

ダルってかっこいいよな! 親友ポジとしてはある種の理想形だと思うぜ!!
今回はちょっとかわいそうだったけどな!!

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom