カヲル「リリンの女性を108人恋人にすれば、リリンに転生できるらしい」 (11)

カヲル「ずいぶんとうさん臭い話だけど」

キール「本当だ。貴様が望むのなら、実行すればいい」

カヲル「リリンに転生……そうすれば、シンジ君と一緒に……」

教師「えーでは、本日からこのクラスの一員になる―――」

カヲル「渚カヲルです」

女子一同「!!!」

カヲル(学校。大勢の女性が日常的に集まり、関り合いを持ちやすい場所。ここで恋人を増やそう)

カヲル「宜しくお願いします」ニッコリ

女子一同「…………!!!!」

キーンコォーン

女子A「ちょ…ちょっと私、お手洗い行ってくるね」ガタ

女子B「…… ///」ガタ

女子C「あ、わ、私も……」ガタ

シンジ(女子がほとんど出て行っちゃった。皆でトイレ??)

トウジ「しっかし、またえらい男前なのが転校してきたのう」

カヲル「やあシンジ君」

ケンスケ「なんだ、シンジの知り合いなのか?」

シンジ「う、うん。カヲル君っていうんだ」

ケンスケ「それはさっき聞いたから知ってるって」

~女子トイレ~

女子A「ぁぁ、ン……っ、ぁっ、ぅっ、ふぁっ」クチュクチュ

女子B「ハァ……ハァ……!」クチュクチュ

女子C「ぁ、ぁ、くぅん、ぁ、ぁぁ、なぎさく……ぁぁ、熱いよぉ……♥」クチュクチュ



カヲル「休み時間になった途端、女性が出て行ってしまったね。いつもこうなのかい?」

シンジ「いや、いつもはそんな事ないんだけど」

カヲル「なら……嫌われてしまったかな」

シンジ「まさか。カヲル君かっこいいから、特に女子は喜んでたよ、どう見たって」

シンジ「……」チラッ

レイ「……」

シンジ(良かった。綾波はいつも通りだ)

シンジ「ただいまー」

アスカ「あ。ちょっと、シンジ!」

シンジ「ん?」

アスカ「今日学校に、弐号機の予備パイロットが転校してきたんですって!?」

シンジ「あ、う、うん」

アスカ「ちっ。それでミサトのやつ、面倒起きないように、今日一日私を本部詰めにしたのね……」

シンジ(分かってるなら面倒起こさなきゃいいのに)

アスカ「で? どんなやつだった? その予備男ってのは」

シンジ「えっと……ちょうど今、玄関の外にいるんだけど。上がってもらっていい、かな?」

カヲル「お邪魔します」

シンジ「どうぞ」

アスカ(ふん。最初が肝心よね。ガツンといって、上下関係ってものを分からせてやらなくっちゃ!)

カヲル「こんにちは。それから、初めまして」

アスカ「!?」

カヲル「君がセカンドチルドレンだね。僕は渚、渚カヲル」

アスカ「わ……っ、私、アスカよ! よろしくねっ ♥♥♥」

シンジ「ア、アスカ……?」

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