霊夢「謎の機械が幻想入り?」(57)

・今作は東方の二次創作です。以下の点に注意して、こんな糞ss読めるか!チクショーメー!と思った方は、今すぐ回れ右をしてください。それでも大丈夫だ。問題ない。(キリッ)という方はこのまま読み進めてください。
注意
・作者は東方の元ゲーをプレイしたことがありません。すべての知識が同人作品から得たものです。
・作者は計画性がありません。更新は超!亀!かつ超!不定期!です。
・作者はss初投稿です。ノウハウには期待しないでください。
・作者には、文才がありません。過度な期待は作者を殺します。

それでは、どうぞ。

紫「ええ。今朝、発見されたの。でもなんの機械かわからなくてね・・・」

霊夢「だったら何で私に聞くのよ。そんなの分かるわけないでしょ」

紫「いや、超自然の力で行けるかな~と」

霊夢「あんたは私に何を期待してるのよ・・・」

紫「で、どう?何かわかる?」

霊夢「どうと言われてもね・・・なにこれ?ヘルメット?」

紫「まあね。でもなんというか、それにしては、すごくごつくない?」

霊夢「そういわれてもね・・・こんな形状だから、かぶって使うのでしょうけど・・・わからないわね。河童に聞いてみましょうよ。こういうのは河童の仕事でしょ」

紫「そうね。行ってみましょうか。」


少女移動中・・・

にとり「椛~!新作のキュウリできたよ~!食べてみて~!」

椛「いや、これ・・・この真っ黒な物体が、キュウリなのか?そうなのか?」

にとり「そうだよ~。さ、食べて食べて!」

椛「いや、あの、ちょっと・・・」
椛(マズイ・・・このままじゃ、確実に×られる・・・誰か・・・)

霊夢「・・り~いるんでしょ~出てきなさ~い」

にとり「おや、お客さんみたいだね。ちょっとごめんね」

椛「いや、別にかまわないぞ(というか、二度と戻ってくるな。ああ神よ、感謝します)」

にとり「いらっしゃ~い。さっそくだけど、私の新作キュウリ、食べる?」

霊夢 紫「丁重にお断りさせていただきます」

にとり「それは残念。じゃ~椛!食べる~?」

椛「おお神よ・・・へ?いやいや、わたしh」

霊夢「まあそういわずに。せっかくこいつが作ったんだから」

紫「そうよ。彼女の友達であるあなたが食べるべきではないかしら?」

にとり「そうだよ~。さ、遠慮しないで食べて!」

椛「いや、あなた達が食べるべきd」

霊夢 紫「食べなさい」

椛(前言撤回。神よ、いッショウウラんでヤる)ピチューン

紫(尊い犠牲だった・・・)

霊夢(椛・・・あなたのことは忘れない。5分くらいは)

にとり「ちょっと椛!?いきなりどうしたのさ!?」

紫「彼女なら大丈夫でしょう。それより、見てほしいものがあるんだけど」

にとり「何?・・・何これ?ヘルメット?」

紫「一見そんな感じだけどね。なんか違う気がするのよ。危険なものかもしれないから、あなたに見てもらいたくてね」

にとり「そうだねぇ~・・・しばらく調べるからさ、しばらく待っててくれないかな」

紫「わかったわ。よろしくお願いするわね」

霊夢「でもその間何するのよ?」

にとり「う~ん・・・まあ、椛の面倒見ててくれない?」

霊夢「わかったわ。よろしくね」


少女待機中&看病中・・・

にとり「わかったよ~・・・って椛。もう目を覚ましたの?」

椛「ああ。川が見えたがな」(ユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ)

霊夢(ひしひしと・・・)

紫(殺気を感じるわね・・・)

にとり「ふ~ん・・・あ、そうそう。あれ何の道具かわかったよ」

紫「なんだったのかしら?」

にとり「簡単に言うとね、フルダイブ用の専用端末ってことだね」

紫「ふ、ふるだいぶ?なにそれ?」

にとり「つまりはね~、このヘルメット、あ、これナーヴギアっていうんだけど、このナーヴギアが私たちの大脳の中にある感覚野に干渉を行うことで、私たちの感覚を完全に支配するの。そこにサーバーなどで作って管理している擬似的な世界の情報を与えることで、私たちの脳はまるでその世界に立っているような感覚を受けるの。でもその世界の中で行動をするときに私たちの体が行動したらだめだから脊髄への信号は自動的にシャットアウトされて、ナーヴギアを介してサーバーへと送られるんだよ。そうした情報をサーバーが自動的に処理することで、私たちはその擬似的な世界の中で自由に動いたり、しゃべったりできるんだよ!」

霊夢「うんとりあえず河童が狂暴になったら世界は滅亡することがわかったから。もう少し噛み砕いて説明して」

にとり「う~んとね、まあ簡単に言うと、このヘルメットを使うことで、私たちは擬似的に作った世界で自由に動くことができるようになるんだよ!」

紫「ものすごく噛み砕いた説明をありがとう。へ~、そんなことができるのね、これ」

霊夢「でもこれ、需要ある?私ははっきり言って思いつかないんだけど」

にとり「まあこれは私たちの脳に直接映像を見せるわけだから、肉体的な損害を出さずに模擬的な試合・・・とかもできるかもね」

紫「それよ!」

霊夢「わあびっくりした!何よいきなり!」

紫「霊夢。一度スペルカードを使わない、本気の勝負がしたいと思わない?」

霊夢「できるならね」

紫「あなた、彼女の話を聞いていなかったの?このなーぶぎあなら、それができるのよ!」

霊夢「あなたまさか!」

紫「そう!このなーぶぎあを使って、戦争をするのよ!」

霊夢「いやいや、待って!確かにそれはおもしろそうだけど、さすがに中では、私たちの能力は使えないでしょ!」

にとり「それに関しては大丈夫。私たちの能力は精神的なものに由来するはずだから、ナーヴギアが私の言った通りのものなら、使えると思うよ!」

霊夢「それなら・・・おもしろそうね」

紫「にとり。このなーぶぎあと、専用のさーばー、作れるかしら?」

にとり「少し時間はかかるけど、たぶん大丈夫!でも、ナーヴギアを作る数とか、サーバーの規模とか決めないといけないから、参加者の人数は、早めに決めて欲しいな」

霊夢「よっしゃあ!じゃあ早速、参加者を探しに行くわよ!」

紫「もちろんよ!」

椛(なにも喋れなかった・・・なにこれ、新手のいじめ?)

東方幻争録(プロローグ「辿り着いたものは」)終わり

ここまで読んで、いいだろう。このまま読んでやるという人は○、
こんなん読めるか!という人は×を書いてください。
>>21まで受け付けます。○の数で続けるかどうか決めます。

理由を話しましょう・・・
私は、圧倒的に自信がない!

まあ無制限に集めるのもあれなので、数を減らします
18までにします
あと、19:00まで受け付けます
よろしくお願いします

はい19:00になりました。
皆さんのいうことがごもっともだということで、続きかきます。
とりあえず第一章書き終えてから一気に投下するのでしばしお待ちください

はい、作者です。
とりあえず上がりましたので一気に落とします。
出ていないキャラは可能な限りだすつもりなので、「○○は出ないの?」系の質問は控えてください。
当然ですが、二次創作で見かけないキャラは出ません。そういう系で希望がある人は名前、能力、キャラを記載してください。ストーリー的に可能なら出します。
それでは、投下していきます。

東方幻争録(第一章「前奏曲」)始め

にとり「いったね」

椛「ああ、そうだな・・・」

にとり「そういえば、新作キュウリの味、どうだった?」

椛「ああ、なんというか・・・新世界の味というか謎の味と言ったらいいのか・・・よくわからんが、あれを他人に食べさせるのはやめた方がいいぞ」

にとり「本当に?う~ん、何がいけなかったんだろ~。このキュウリはしっかりと計算して作ったんだけど・・・キュウリの遺伝子配列がおかしかったのかな・・・それとも・・・」

椛「とりあえず、キュウリから離れてみたらどうだ」

文「あやや?お二人とも、こんなところで、何をしているんですか?」

椛「文殿。いえ、それが、さきほど博麗の巫女と妖怪の賢者が来まして」

文「霊夢さんと、スキマ妖怪が?何のために?」

椛「詳しい解説は・・・にとり」

にとり「OK。まあ簡単に言えば、これのせいかな」

文「これは・・・ヘルメットですか?」

にとり「そう。まあこれは、フルダイブ用のものなんだけど」

文「ふるだいぶ?なんですかそれは?」

にとり「このヘルメットを使うことで、擬似的な世界にダイブすることができるんだ!」

文「椛。どういうこと?」

椛「私もよくわかっていないのですが・・・この道具を使うことで、五感すべてを擬似的な世界へと移すことができるらしいのです」

にとり「そう。それでさっきまでいた二人が、これを使って戦争ゲームをしようと言い出してね」

文「これは二人も随分と乙なことを考えますね。それはいつ開かれるのですか?」

にとり「まだ参加者も決まっていないから、それはわからないね」

椛「でもあの二人は幻想郷中を巻き込むつもりみたいでしたから、相当な大事になるのではないのですか?」

文「あややっ!なるほど!それではつぎの文々。新聞のトップページは、これで決まりですね!」

にとり「それなら、早く追っかけた方がいいよ。あの二人、すごい速度で飛んで行ったから」

文「わかりました!お二人はどちらへ?」

椛「あの方角は・・・多分、紅魔館でしょうね」

文「わかりました!それでは!」シュバッ

にとり「・・・嵐のように去って行ったね」

椛「あの人が上司だと、私も気苦労が絶えなくて・・・」

にとり「ははは・・・大変だね」

椛「まあそんなことばかり言ってられないな。にとりはこれからどうするつもりなんだ?」

にとり「う~んとね・・・まあ私はナーヴギアの解析を続けるよ。まだわからないことだらけだしね」

椛「そうか。じゃあ私は哨戒の続きをしてくるよ」

にとり「うん。じゃ~ね~」

場所は変わって・・・ここは紅魔館


美鈴「ふにゃ~咲夜さ~ん・・・ほめ過ぎですよぉ・・・」

咲夜「まったくこの子ったら・・・永遠に寝かせてあげようかしら」

霊夢「あ、咲夜!」

咲夜「あら霊夢。なんでこんなところに?」

霊夢「ちょっとあんたの主のところに話があるのよ。合わせてくれないかしら?」

咲夜「断っても強行突破するつもりのくせに・・・」

咲夜「わかったわ。でも少し待って」

霊夢「待つって、何を・・・って」

美鈴「ZZZ・・・」

霊夢「なるほど」

~時符「プライベートスクウェア」~

カカカッ

美鈴「」

咲夜「行きましょうか」

霊夢「え、ええ・・・(これがここでは普通なのよね・・・)」

少女移動中・・・



レミリア「まったく、美鈴のあれには困ったものね」

コンコン

レミリア「(咲夜かしら?)どうぞ」

ガチャッ

咲夜「失礼します」

レミリア「咲夜。終わった?」

咲夜「はい。そんなことよりもお嬢様、お客様です」

霊夢「(そんなことって・・・)久しぶりね。レミリア」

レミリア「霊夢じゃないの。何か用かしら?」

霊夢「それがね・・・」

少女説明中・・・


レミリア「なるほど・・・そんなことがね」

霊夢「どう?参加してみない?」

レミリア「ええ。こんな面白そうなこと、参加しないわけがないわ」

霊夢「咲夜は?このあと、全員誘うつもりだけど」

咲夜「お嬢様が参加するなら」

霊夢「わかったわ。まずは二人ね」

ガチャッ

フラン「お姉さま~何してるの~?」

咲夜「妹様。実はカクカクシカジカでして」

フラン「なにそれ面白そう!お姉さま!私も出たい!」

レミリア「え、えっと・・・」

霊夢「数に関しては大丈夫よ。作るのはにとりですもの」

レミリア「なら・・・いいわよ」

フラン「わ~い!ありがとう、お姉さま!」

レミリア「ええ、どういたしまして」

咲夜(顔がにやけてます、お嬢様)

霊夢「詳しい話は今度ね。まあ私はパチュリー誘ってくるから」

レミリア「わかったわ」

一方・・・こちらは大図書館

パチュリー「この感じ・・・何かしら」

小悪魔「どうかなさいましたかパチュリー様?」

パチュリー「いえ、何か変な感じがしたのよ」

小悪魔「!! それは!」

パチュリー「な、なによいきなり」

小悪魔「恋ですよ!相手は誰ですかお嬢様ですか霊夢さんですか魔理沙さんですか!!!!????」

パチュリー「魔理ッ!?そ、それは今は関係ないでしょう!」

小悪魔「ついに!ついに動かない大図書館と言われたパチュリー様に春が!これはめでたい!」

パチュリー「いい加減にしなさ~い!」

霊夢(何やってんだか・・・)

~30分後~

パチュリー「はぁ・・・はぁ・・・もうやめにしましょう」

小悪魔「そうですね。今日はこのぐらいにしておきましょう」

霊夢「ええ。そうしてくれないと私も困るわ」

パチュリー「むきゅっ!?れ、霊夢!?い、いつの間に!?」

霊夢「え~とね・・・「魔理ッ!?そ、それは今は関係ないでしょう!」ぐらいからかしらね」

パチュリー「ほぼ全部じゃないの!!どうしよう・・・魔理沙にばれる・・・そうなる前に全員皆殺しにして・・・」

霊夢「あんたの身の上話なんか興味ないからばらさないって。落ち着きなさい」

パチュリー「・・・ッゴホン!それで!何か用かしら!?」

小悪魔(有無を言わさぬ迫力で話を変えようとするパチュリー様素敵)

霊夢「実はカクカクシカジカでね。あんたのところの主もやる気みたいよ」

パチュリー「へー・・・レミィがやるなら、私も参加しようかしら・・・小悪魔」

小悪魔「はっはい!」

パチュリー「あなたも参加しなさい」

小悪魔「いやでも私お仕事g」

パチュリー「参加しなさい」

小悪魔「・・・はい」

霊夢(今紅魔館の酷い上下関係を見た)

パチュリー「ではまた。何かあったら知らせてね」

霊夢「もちろん」

その頃紅魔館入口では・・・

美鈴「」

文「なんですかこれ・・・逆さ針ネズミ?とりあえず、起こしますか」
文「美鈴さ~ん!起きてくださ~い!」

美鈴「ひいッ!咲夜さんナイフは、ナイフだけはやめてください!・・・ってあれ?文さん?」

文「おはようございます、美鈴さん。いきなりですが、話しづらいので、ナイフ抜いてください」

美鈴「・・・」


少女抜刀中・・・

美鈴「夢ではなかったんですね・・・」

文「いえ、寝ている間にやられたのだから夢なのでは?」

美鈴「なるほど~・・・ところで文さんはどうしてここに?」

文「そうでした。美鈴さん、霊夢さんとスキマ妖怪知りませんか?」

美鈴「知りませんね。でも、どうして急に?」

文「それが霊夢さんとスキマ妖怪が面白そうなことをやるそうなので取材をと。美鈴さんはどうされるのですか?」

美鈴「お嬢様の許しがでたらですね(でるわけないけど)」

レミリア「あら、美鈴。起きてたの。天狗はなぜここに」

文「霊夢さんとスキマ妖怪をさがしてるんです」

レミリア「霊夢は中にいるけど、紫は知らないわね。何、なーぶぎあの話?」

文「はいそうです」

美鈴「わざわざ日傘までさして、どうしたんですか?」

レミリア「あなたの逆さハリネズミが見たかったのだけれど・・・残念ね。あなたは天狗からなーぶぎあのこと聞いたのかしら?」

文「あなたの許しがでたら参加すると言っていましたよ」

レミリア「そう。じゃあ決定ね」

美鈴「へ?え?どういうことですか」

レミリア「・・・説明したんじゃなかったの?」

文「いえ、面白そうなことをやるらしいといっただけです」

レミリア「まったく・・・説明するわよ」


吸血鬼説明中・・・

美鈴「ごめんなさいやっぱり無しで」

レミリア「なにを言ってるの。私の許しがでたら参加するんでしょう」

美鈴「いや、こう見えても私、門番という名誉ある仕事をしておりまして」

レミリア「いてもいなくても大差ないでしょう」

文「違いないですね」

美鈴「反論できない・・・」

レミリア「というわけであなたも参加よ」

美鈴「はぁい・・・」

霊夢「あなたたち?何をしているの?」

文「霊夢さん!さあ早速、なーぶぎあのことを話していただきましょう!」

霊夢「何よいきなり!?」

レミリア「美鈴は参加することになったから。よろしくね」

霊夢「わかったわ。これで紅魔館は全員参戦ね」

文「霊夢さん!早くなーぶぎあのことを話してください!」

霊夢「さっきから一体何よ!?どこで知ったのよそのこと!?」

レミリア「さて美鈴」

美鈴「はい?」

レミリア「寝ちゃだめよ?」

美鈴「わ、わかりました!」

その頃、迷いの竹林では・・・

妹紅「ドルァァ蓬莱ニート!!今日私は最高に調子がいいんだ!!すり潰してやる!!」

輝夜「ゴラァァ竹林ホームレス!!奇遇ね!!私もよ!!今日こそぶっ×してやるわ!!」

紫「・・・なにこれ」

てゐ「気にしないで。いつものことだから」

紫「いつものことなのね、これ」

てゐ「びっくりするのはいいけど、止めるの手伝ってくれない?このままじゃ竹林がなくなるよ」

紫「・・・わかったわ」

~境符「四重結界」~

輝夜 妹紅「」ピチューン

紫「これでいいかしら」

てゐ「うん。ありがとね」

鈴仙「てゐ~!何してるの~!」

てゐ「やっべ」

鈴仙「って、八雲紫!?何でここに!?」

紫「永遠亭の人たちに用があってね。あなた、名前は?」

鈴仙「私は鈴仙・優曇華院・イナバよ」

紫「じゃあうどんで」

鈴仙「何で・・・」

てゐ「それで、用っていうのは?」

紫「ああ、それはね・・・」

輝夜「う~ん・・・」

妹紅「何が起こった、今・・・」

紫「二人とも起きたようね。ちょうどいいからいっぺんに説明しましょうか」


少女?説明中・・・

輝夜「面白そうね」

妹紅「ああ。お前を×すにはいい機会だ」

輝夜「上等よ!」

紫「お二人は?」

てゐ「それなんか賞品とか出るの?」

紫「それは考えてなかったわね。賞品も考えておきましょう」

てゐ「じゃあ私は参加で」

紫「うどんは?」

鈴仙「・・・私は参加したいんですけど、師匠がなんというか・・・」

永琳「私は構わないわよ」

鈴仙「師匠!?どうしてここに!?」

永琳「姫様がなかなか帰ってこないし、たまには運動もいいかと思ってね」

輝夜「確かに。永琳、ここ2、3週間は部屋に籠ってたもんね」

てゐ「鈴仙。師匠はOKって言ってるよ」

鈴仙「あ、うん。じゃあ、私も参加します」

紫「あなたは?」

永琳「そのナーヴギアとやらに興味があるし、参加するわ」

紫「了解。・・・さて、紅魔館は霊夢が行ったし、白玉楼でも行きましょうかしらね」


『弾幕ごっこじゃない戦いができる!?博麗の巫女と妖怪の賢者が発言』
【葉月某日、博麗神社の巫女である博麗霊夢と、幻想郷最強の妖怪の一人である八雲紫は、以前から幻想郷のバトルルールであるスペルカードを一切使わず戦闘できる可能性があると発言した。
これには、つい先日幻想郷内で発見された“ナーヴギア“の存在が大きく関与している。
このナーヴギアは、ヘルメット上の形態をしており、かぶって使用することで、人工的に作られた擬似世界へとダイブすることができる。
開発長である川城にとりは、
「このナーヴギアは可能性を広げてくれる素晴らしい機械です。現実世界とほとんど差のない仮想世界を楽しむことができます。
これを使えば、場所をとらずに訓練などもできるようになりますし、仮想世界を通じて、他人との交流を図ることもできます。
また、このナーヴギアは、システム上、ヘルメットから発信された電波が強力過ぎて脳を焼き切ってしまう可能性がありましたが、そこは河童の技術力でカバーしました!みなさんにこのナーヴギアをもっと知っていただけるように努力していきたいです。」とコメント。
さて、開催される大会についてだが、「幻争祭」と命名され、葉月中には開催する見込みである。また、景品として、物凄い物を用意しているとのこと。
参加希望者は、3日後までに博麗神社へと受付にくること。ナーヴギアの数の関係上、飛び入り参加、辞退は認められていない。現在、紅魔館、永遠亭、白玉楼の面々が参加を表明している。
今後も、「幻争祭」の動向から目が離せない。
文々。新聞 号外号 記事・射命丸文】

文「ざっとこんな感じです。どうですか?」

霊夢「文才のない記事をありがとう」

文「グサッ!!」

紫「まあ、こっちが伝えろと言ったことはすべて書いてあるし、いいんじゃないのかしら?」

霊夢「そうね。どうせ今から書き直しもきかないのだし」

紫「じゃあこれでいいわ。配ってきて」

文「・・・ふぇ~ん」

霊夢「・・・で、なんであんた達はここにいるの?」

魔理沙「つれないな~霊夢。何で私にこのこと話さなかったんだよ~」

霊夢「こうなることがわかっていたからよ」

紫「人形遣いは何でいるの?」

アリス「・・・言わないと分からないかしら?」

紫「・・・あなたも大変ね」

アリス「そう思うなら、変わって頂戴」

紫「いやよ」

霊夢「・・・とにかく、広告を出したから、大分楽にはなったのかしらね」

紫「そうね。ていうか、初めからこうすればよかったのよね・・・」

にとり「君たちは楽になったかもしれないけれど、私は大変だよ~」

紫「ガンバッ☆」

霊夢「紫。今のはウザいわよ」

魔理沙「ウザいな」

アリス「ウザいわね」

紫「・・・自信あったのに」

霊夢「それにしても、あの剣士はともかく、亡霊姫まで参戦するとはね」

紫「まあね。あの庭師は「自分を磨くチャンスです!」とか言って超やる気だったし、幽々子も面白がってたわよ」

にとり「ここまで来ると、もう一大イベントだね~。私も楽しみだよ~」

紫「そういえばにとり。幽々子が、「亡霊も被れるのかしら・・・ナーヴギア」って言ってたんだけど、大丈夫?」

にとり「あ~うん。実体があれば大丈夫」

アリス「そんなものでいいのかしら・・・」

魔理沙「まあいいんじゃないか?結果オーライってことで」

霊夢「そんなもんかしらね・・・ところで二人とも、ものすごい景品って何?」

紫「因幡のウサギに言われてね。みんなのモチベーションも上がるから作ろうと思って」

霊夢「何作るの?」

紫「あなたは参加するのでしょう?だとしたら教えるわけにはいかないわね」

にとり「まあ当日のお楽しみってことで」

霊夢「そういうことにしておきましょうか」

紫「さて・・・いったいどうなるのかしらね・・・楽しみね~」

一方その頃・・・

チルノ「大ちゃ~ん。これなんて読むの?」

大ちゃん「え~とね・・・「ぎじてき」だね」

チルノ「そっか!ありがとう!大ちゃん!」

リグル「何それ?」

大ちゃん「今度なんか面白いことがあるみたいですよ」

ルーミア「そ~なのか」

ミスティ「でもこれ、すごいメンツが参戦してるわよ。勝てるの?」

チルノ「私たちみんなが揃えば、サイキョーよ!」

大ちゃん「チルノちゃん・・・」

ル~ミア「私も参加するのだ~」

ミスティ「みんなで参加しないと意味ないものね。私も出るわ~」

リグル「・・・わかったよ!僕も出るよ!」

大ちゃん「チルノちゃん!頑張ろうね!」

チルノ「うん!」

ここは人里・・・

慧音「それで、妹紅はもう参加決定しているのか」

妹紅「ああ。慧音もどうだ?」

慧音「友人が参加しているなら、出ないわけにはいかないな」

妹紅「ありがとう。助かるよ」

慧音「いいんだ。いつも人里の警護をしてくれてるんだ。仮はこういうところで返した方がいいだろう」

妹紅「違いないな」

阿求「お二人とも、楽しそうですね。何かあったんですか?」

慧音「阿求殿。これですよ」

阿求「なになに・・・ふむ、「幻争祭」。道理で騒がしいわけですね」

慧音「阿求殿はどうするのだ?」

阿求「私が参加してもすぐやられてしまうでしょう。お二人を応援することとします」

妹紅「そうか」

阿求「お二人とも、頑張ってくださいね」

慧音 妹紅「ああ」

ここは太陽の畑

幽香「ふーん・・・本当の殺し合いね・・・」
幽香「ふふふふふふふふふっ、ハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
幽香「・・・面白そうじゃないの・・・・・・」

ここは旧地獄

萃香「ということ。みんなはどうする?」

勇義「強いやつと本気でやりあえるんだろ?辞退する理由がどこにある?」

萃香「勇義ならそう言うと思った!!」

パルスィ「勇義がでるなら、私も出るわよ」

さとり「ふむ、そうですね・・・勝てる気はしませんが、地霊殿組で引っ掻き回すのも面白いかもしれませんね」

こいし「面白そう!」

お燐「お空、いける?」

お空「うにゅ。私は大丈夫!」

萃香「ふふふっ、今から祭が楽しみだね」

ここは、守谷神社

早苗「神奈子様~!諏訪子様~!いますか~!って、あら?その紙は・・・」

神奈子「早苗か。おそらくだが、「幻争祭」のことだろう?」

諏訪子「これは随分と良い信仰集めの機会だからね~。参加しないわけないだろ~」

早苗「なら話は早いですね!頑張りましょう!」

神奈子 諏訪子 早苗「オ~~!!!!」

そして命蓮寺・・・

神子「それで、用というのは?」

白蓮「簡単なことです。あなたはこれを読みましたか?」

神子「これは・・・見たことないですね・・・「幻争祭」?」

白蓮「はい。私が不思議に思ったのは、「景品がでる」というところです」

神子「それがどうかしましたか?別に不自然ではないでしょう?」

白蓮「あの妖怪の賢者が作る物ですよ!?危険なものに決まっています!」

神子「ふふふっ・・・そこで決めつけるのが、あなたらしいですね。そうですね、これは十分布教の手段にも使えますし、参加を検討しておくことにしましょうか」

白蓮「手助け感謝します。正直、あれほどのメンツを一人で止めるのは厳しいですから」

神子「あなたともある人が、随分と弱気ですね」

白蓮「物事を現実的にとらえているだけです。私はそこまで馬鹿ではありません」

神子「ふふふっ、冗談ですよ。それでは」

そして天界

天子「ねえ依久!これ見た?!」

依久「はい。止めても出場するのでしょう、お嬢様」

天子「当り前よ!そして依久!あなたも出るのよ!」

依久「わかってますよ」
依久(今日一日平和だったのは、嵐の前の静けさだったんですね・・・)

天子「そうと決まれば、さっそく申し込みに行くわよ、依久!」

依久「・・・はぁ」

[そんなこんなで、幻想郷中の強者が出場することになった幻争祭。
果たして勝者は誰なのか?
次回より、第二章!期待はするな!]

東方幻争録(第一章「前奏曲」)終わり

今日はここまでです。
感想どんどん書いてください。
あと、トラブルになる前に予め言っておきますが、転載に関しては一言断ってくだされば問題ないです。
作品に関してですが、命蓮寺、神子あたりのキャラがはっきりと分かっていません。
間違っていたら、言ってください。
次回は一週間後を予定(あくまで予定)しています。
参考にならないので、本当に予定通り投稿されるのは稀だと考えてください。
それでは、さようなら。またいつか。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月23日 (土) 20:25:33   ID: Qc8vem9L

HTML化されていたので移行したよ
http://ssmatomesokuho.com/thread/read?id=242474
よろしくお願いします

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