大泉洋「・・・学園都市?」(213)

鈴井「水曜どうでしょうをご覧のみなさんこんばんは。鈴井貴之です」

藤村「はい、というワケでね。今回もお二人に集まってもらったわけですが」

鈴井「今回、何をするかはご存じですか大泉さん」

大泉「知るわけないでしょぉ」

藤村「わからない?」

大泉「大体アンタ方、1回でも俺に企画を説明したことがあったか!?」

藤村「うはははwww」

大泉「僕はいつもねぇ、気がついたらそこのヒゲにスケジュールを押えられてるんですよぉ」

大泉「それも一週間とかいう他局では有り得ない日数をだ!」

藤村「あっはっはっは!」

大泉「笑いごとじゃねぇんだよこっちはぁ」

鈴井「はい、というワケでね。今回の新企画ということで」

大泉「新企画も何もこっちはまだ心の準備ってもんがね」

藤村「文句ばっか言ってねぇでミスターの話聞けよ、すずむし」

大泉「おぉ、なんだこの」

鈴井「今回の新企画!ですが、まずはこちらをご覧ください」

大泉「これは・・・スプーンですか?」

鈴井「今回大泉さんには、スプーン曲げに挑戦してもらいたいと思います」

大泉「スプーン曲げを!!」

藤村「あっはっはっは!」

大泉「無理に決まってんでしょぉ!?」

藤村「大丈夫だ、大泉君。1週間あるから」

大泉「期間の問題じゃないだろ!こっちはお前ユリ・ゲラーじゃねんだぞ!」」

鈴井「そこでですね、今回大泉さんにはここへ行ってもらいます」

大泉「・・・学園都市?」

鈴井「えーここではですね、なんと科学の力を使って超能力の開発を行っているという」

大泉「ここはあれかい?札駅から学園都市線乗ってけば行けるんだろ?」

鈴井「東京です」

大泉「東京!?」

鈴井「今から我々は、千歳に向かってですね。学園都市の方を目指したいと思います」

大泉「東京まで行くってか!スプーンを・・・曲げるためだけに!」

藤村「学園都市行ったらアレだぞ、大泉くん。今晩くらいには、曲げられるようになるかもしれないぞ」

大泉「今晩くらいにはって!そりゃ無理だろ!」

鈴井「えーそこで、今回もスプーン曲げに強い助っ人を!お呼びしております」

鈴井「登場してもらいましょう。onちゃんです!」

←onちゃん(安田さん)登場


藤村「こう見えてonちゃん、スプーン曲げには滅法強いと」

大泉「曲げられんの?このスプーンを?」

←onちゃん寄越せのポーズ


藤村「大泉くんonちゃんにスプーン渡して」

←onちゃんスプーン落とす

大泉「スプーンも・・・まともに持ててねぇじゃねえかよw」

藤村「あっはっはっは!」

on(安田)「ちょ、ちょっと貸してください」

on(安田)「ふんぬぅ」

大泉「あっはっはっは!」

藤村「ちょ、onちゃん!はっはっは!」

大泉「ただ力で・・・目いっぱいの力で曲げてるだけじゃないですか!」

鈴井「フッwwwしかも結構、曲がってるのね」

藤村「じゃ、じゃ、じゃ、じゃ、じゃ、じゃあ!早速千歳空港に向かいますよぉ」

大泉「おぉい、まだやるって言ってねぇだろ!」

藤村「いいから黙って乗れ、すずむし」

大泉「なんだぁ!?」

←onちゃん、二人を仲裁する

大泉「うるさいんだよ!」

←大泉、onちゃんに蹴りを入れる

~車中~

鈴井「というわけでですね、今回大泉さんには学園都市で能力開発を受けてもらいます」

大泉「能力開発ですか?いったい今度は僕に何をやらせようと」

鈴井「詳細についてはですね、学園都市のほうについてからということで」

大泉「今聞かせなさいよ!」

鈴井「まぁまぁw」

大泉「おぉい大丈夫なんだろうなぁ!?」

藤村「大丈夫、大丈夫だって大泉くん」

大泉「悪いが僕はアンタ方のことなんて、ひとっつも信用してないからな!」

藤村「あっはっはっは!」

大泉「おぉ、そこにいる黄色いの(安田さん)も当然やるんだろ!?」

鈴井「今回は・・・大泉くんだけ」

大泉「おかしいってぇ!」

藤村「能力開発うけてそのチリチリの頭超能力でのばしちまえばいいんだよ」

大泉「殴るぞヒゲ」

藤村「あっはっはっは!」

~機内~

←音楽を聴く大泉

~羽田~

鈴井「はい!というわけで、羽田空港に到着しました」

藤村「yeah!!」

大泉「yeah!!じゃねぇんだよまったく」

鈴井「ここからはですね、レンタカーを借りて学園都市に向かいたいと思います」

大泉「歩きじゃないね?」

鈴井「お車のほう、ちゃんと用意しております」

大泉「ここでサイコロとかはないね!?」

藤村「なんなら、やるか」

大泉「やらないっての!」

14:30 学園都市着

大泉「おいおいおい、すごいじゃないのぉ!ここ本当に日本かい?」

藤村「外の数十年は科学が進んでるらしいですよぉ」

大泉「てことは何かい?ここで能力開発を受けたら僕もスプーン曲げられるようになるね?」

藤村「なるよぉ、大泉くん」

大泉「よーし、じゃあさっさと曲げて、札幌に帰るぞぉ」

鈴井「そこなんですが。大泉さん」

大泉「?」

鈴井「えー・・・残念ながら、ここでの能力開発は受けられないそうです」

大泉「は?」

鈴井「さっき確認したところですね。この街の規則があってですね、能力開発受けちゃうとこの街の外に出られなくなっちゃうんですよ」

大泉「おいおいおいおい!いきなり企画を!根底から覆す発言じゃないかぁ、それは!!」

藤村「どうしようねぇ、ミスター」

大泉「そういうのは事前にちゃんと確認しとけって言っただろぉ!?お前だヒゲ!」

藤村「悪かったぁ、大泉くん。悪かった」

大泉「おぉいー・・・何しにここまで来たんだよ」

鈴井「えーそこで!大泉さんには、能力開発をうけずに!スプーンを曲げていただきたいと思います」

大泉「いきなり企画の趣旨が変わってるじゃねえかよ!」

大泉「そんなもん、それこそそこの黄色いのにやらせりゃいいだろぉ!おぉ、なんだったら10本でも100本でも曲げてやるよ!!」

安田「100本はさすがに・・・」

藤村「それは大泉くん、安田さんの腕、パンパンになっちゃうから」

大泉「知ったこっちゃねぇよ!もうなんなんだよこの企画はよぉー!?」

鈴井「能力開発を受けなくてもですねぇ、とあるアイテムを使えば擬似的に超能力を使えるようになるらしいんです」

大泉「んん・・・そうなの?」

藤村「もうすでにそのアイテムを開発した研究所のほうにアポをとってあります。まずはそこへ向かいましょう」

~とある研究所~

藤村「はい、ここが!その研究所でぇーございます」

大泉「おぉー・・・すごいじゃない」

藤村「私、早速借りてまいりました」

大泉「これつければいいの?」

藤村「このグローブをですねぇ、左手につけるとのことです」

大泉「おぉーい、かっこいいじゃないのぉ!マイケルみたい!」

大泉「who's bad!!」←決めポーズ

鈴井「いいからwww」

大泉「で、これで何をすればいいの?」

鈴井「えー説明によるとですね、既に素質がある人だともう超能力が使えるようになってるとのことです」

大泉「そうなの?」

藤村「ちょ、大泉君スプーン曲げてみて」

←スプーンに向かって手をかざす大泉。

大泉「・・・ふふっwwwww」

鈴井「ウンともスンともいわないですねw」

藤村「あっはっはっは!」

大泉「こんな、グローブをはめただけで!超能力が使えるわけがないでしょぉ」

藤村「お前の素質がねぇだけなんじゃないの?すずむしくれぇの脳みそしかねぇんだから」

大泉「おいうれしー、ブイ止めろ」

藤村「あっはっはっは!」

大泉「大体これを着けたところで、必ずしもスプーン曲げができる能力が出るわけじゃないんでしょう?バカじゃないの!?」

大泉「ちょ、お前これ着けてみろ」

安田「僕ですか!?」

←着けてみた

藤村「はいじゃあ安田くん、曲げてみて」

←スプーンに向かって手をかざす安田。

安田「ん゛ん゛ん゛~~~」

鈴井「安田くん・・・・目が怖いwww」

←力んでたら手からなんか出た

安田「ああっ!」

大泉「!?あっはっは!!」

藤村「安田さん・・ブフッwww今、手から水みたいなものが出ましたよ!!」

安田「出ましたねぇー・・・」

大泉「あっはっはっは!!」

安田「こっこれが僕の能力ですか?」

鈴井「だろうねぇ」

藤村「こ、これは何ですか?水ですか?」

大泉「ちょ、アンタ舐めてみなさいよ藤村君」

藤村「いやだよ、あんた舐めなさいよ」

大泉「嫌に決まってんだろッ!」

鈴井「安田汁・・・ですね」

藤村「ミスターその言い方はまずいよwww」

安田「これ面白いよぉー」

大泉「だからお前はwww出すなって!!やめろよ!テーブルがビチャビチャになるだろぉ!」

←続いてミスターがグローブをはめる

大泉「・・・もういよいよ企画の趣旨が分からなくなってきたぞ」

藤村「ミスターは何か出るのかな・・・?」

大泉「おい・・・下手したら深夜バスとか出しかねねぇぞこの人は」

鈴井「手から深夜バスw」

安田「なるべく出るイメージをするのがコツみたいです」

藤村「よしミスター!何か出ると思いながらやって」

大泉「なんだよそのディレクションはよw」

鈴井「いきますッ!」

鈴井「・・・・」

<プゥー・・・

一同「ぶわっはっははは!!」

大泉「あ、あんた今屁を・・・!」

鈴井「違うッて!」

藤村「いや確かに聞こえましたよ」

鈴井「違う違う!なんか今、力んだら音が出たの」

大泉「そ、それってもらしてるわけじゃないですかミスター」

鈴井「だから違うって!!たぶんあれですよ、僕のは音を出す能力なんじゃないのかなぁ」

大泉「また苦しい言い訳を・・・」

鈴井「本当だって!も、もう一回やってみるから」

鈴井「・・・・!」

<パスゥ~・・・

鈴井「・・・フフッw」

大泉「やっぱり屁じゃねえかよ!ミスター!!」

鈴井「違うんだって!」

藤村「はい、ということでね。大泉さん以外は、皆さん能力があったということで」

安田さん←手から水が出る
ミスター←屁みたいな音がでる
大泉←何もなし

藤村「お前だけ出来てないぞ、すずむし」

大泉「おぉなんだ?俺が悪いってか?」

鈴井「まぁまぁ・・・ということでですね!これから大泉さんには、スプーン曲げができるようになるまで1週間、訓練を続けてもらいます」

大泉「1週間!スプーン曲げに!?」

鈴井「見事、一週間後にスプーンが曲げられるようになったら札幌に帰る、ということで」

大泉「1週間もスプーンのにらめっこしなくちゃならないんですか!?」

安田「ま、曲げられなかった場合はどうするんですか?」

鈴井「その場合は、修行が足りなかったということで。周ってもらいましょう。四国八十八か所」

大泉「もう四国はいいよぉ~!!」

藤村「全部大泉君にかかってるからね」

大泉「くっくくくっ・・・これは酷だよ、ミスター・・・」

~訓練開始~

鈴井「じゃまずはですね、こちらのvtrを見てみましょう」

大泉「おぉ。この娘はなに、ユリ・ゲラーのお孫さんか何か?」

藤村「こう見えてこの子、学園都市の第3位らしいです」

大泉「第3位?どれくらいすごいわけ」

鈴井「まぁこの映像を見ていただければわかります」

←超電磁砲発射

大泉「あっはっはっは!」

藤村「これはすごいぞぉ、大泉くん」

大泉「お前これ人間じゃねーべや!死人が出るって!!」

藤村「彼女ぐらいのレベルになると軍隊と互角に戦えるそうですよ」

大泉「軍隊と!!」

大泉「おぉ、お前。あの娘の前じゃ我々どうでしょう軍団なんてなすすべもなく刈り取られるぞぉ」

安田「怖ぇーよぉー・・・」

藤村「大丈夫だって、大泉さんも訓練すればあれくらい出るから」

大泉「出るわけねぇだろ!w」

鈴井「というわけでですね。まずは超能力の土台になります『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』について訓練をしたいと思います」

大泉「何だいそれは?」

鈴井「まあ簡単にいうとですね。自分は超能力を使えるんだっていう可能性を信じるってことらしいです」

藤村「ミスターそれ・・・思いっきりテキストかなんかを読んでるけども」

鈴井「これは学園都市の小学生が使ってる教科書だそうです」

藤村「あっはっはっは!」

大泉「おいおい小学生の教科書かよぉ!!」

藤村「要は自分ができると信じればいいんだ。わかったかぁすずむし」

大泉「なんだこのゲンゴロウ」

鈴井「このグローブを使うにしてもですね、やはりパーソナルリアリティの確立が重要とのことで」

大泉「じゃあ何か?アンタはいつも屁をこくのがwww自分の能力だと思ってるわけか」

鈴井「だから屁じゃないっつって!」

藤村「はいはいはいはい、集中してぇ!安田君を見てみろ大泉くぅん」

←一心不乱にテキストを読む安田さん

大泉「あっはっはっは!」

鈴井「安田くん、ほ、本気ですね」

安田「いやこれ結構良い事書いてありますよぉ」

大泉「お前、日本史すらろくにできねぇのに超能力なんて」

安田「でも僕出ましたよ、・・・汁が」

大泉「くっくっくくく・・・」

藤村「出てないのはお前だけだ、すずむし」

大泉「おぉなんだお前さっきから人をすずむしすずむしとぉ」

大泉「今に見てろ、超能力でお前のヒゲ全部パーマかけてやるからな」

藤村「あっはっはっは!」

大泉「チリッチリにしてダンブルドアみてぇにしてやる」

藤村「ハリーポッターだね大泉くん」

←大泉さんテキストを熟読中

藤村「読んでるね、ミスター」

鈴井「読んでますねぇ」

嬉野「でも・・・これ、画的にはかなり地味だよ」

藤村「大泉さん、何か面白い事言って」

大泉「はぁ?」

藤村「あっはっはっは!!」

←2時間経過

鈴井「はい、2時間がたったわけですけど大泉さん」

大泉「えぇーそうですね・・・」

鈴井「パーソナルリアリティのなんたるかは分かりましたか」

大泉「分かる訳ないでしょぉ」

藤村「あっはっはは」

大泉「大体ねぇ、手から水や電気が出る方がおかしいんだよ!北海道にそんなやついたか!?」

藤村「いるんじゃないすか・・・札幌中探せば」

大泉「少なくとも江別にはいねぇよ!バカじゃないの!?」

鈴井「はいはいはい、というわけでもう一回グローブつけて試してみましょう」

藤村「今度は曲げろよぉ、すずむし」

大泉「今に見てろよ、お前」

←スプーンに向かって手をかざす大泉。

大泉「ィヤァァーッ!ほぁっ!」

鈴井「フフッwww掛け声だけは・・・気合が入ってるんだけど・・・」

藤村「曲がってませんよぉ、大泉さん」

大泉「曲がるわけねぇだろ!!」

藤村「というわけで、1日目終了ぉー!」

藤村「いやぁ、スプーン曲がらなかったね。大泉くん」

大泉「そうですね」

鈴井「まぁ、1日目ですから」

安田「こ、これをあと一週間も・・・やるわけですね」

大泉「くっくっく・・・」

鈴井「じゃあ、今日のところは、ひとまず宿のほうへ・・・」

藤村「それなんですが、ミスター」

鈴井「はい?」

藤村「なんと今日、ホテルのほう確保できておりません」

出演陣「!!?」

藤村「えーこの街なんですが、どうやら学生が中心ということでですね。あまり・・・ホテルがないんですねww」

大泉「ないんですねwwじゃねえよ!!何やってんだよ!?」

鈴井「え、ということは、の、野宿かい?」

藤村「いえミスター、実はですね、この先の公園に合宿施設があると」

鈴井「合宿?」

藤村「なんでも学生同士のレクリエーションに使う多目的室のようなところがあると。そこをぉー押さえました」

大泉「それってつまりアレだろ?大部屋に・・・雑魚寝なわけだろ?」

藤村「まぁそうですね」

大泉「勘弁してくれよぉ~!なんで来る前に宿を押さえておかないわけ!?」

藤村「いやね、そ、外からだと予約できないんすよ」

大泉「だったらなんでこんなところまで来たんだよ!行き当たりばったりすぎるだろ!!」

藤村「なんなら、いざとなりゃアレですよ。公園でテント貼ればいいわけだから」

大泉「お前・・・おっさん5人がだ・・・公園で、テントで野宿でもしてみろ」

大泉「早々に通報されて保護されるぞ!!」

藤村「ま、ま、ま、まぁ、寝場所もとれたしよかったじゃないですか」

大泉「よかねぇーよ!!」

藤村「はいはいはいはい、じゃあ行きますよぉー!」

藤村「えーここがですね・・・今回我々の宿泊する合宿施設ということで」

大泉「おまえこれ・・・完全に公民館でねえのか」

藤村「うるせぇなブンブンよりましだろ」

大泉「そりゃwwwブンブンと比べるなよ!あんなとこよりひどかったら俺はもう札幌に帰るぞ!」

安田「ブンブンとはそこまでひどい・・・」

大泉「お前オンエア見ただろ!?暗闇で・・・照らされながらクソするはめになるんだぞ」

鈴井「wwww」

藤村「でぇー、明日の予定なんですが」

大泉「はい・・・」

藤村「明日はですね、実際に能力者の方に会いに行こうと思っております」

大泉「能力者に!」

藤村「大泉くん、覚えてるかな?さっきブイみせたあの女の子」

大泉「あの第三位の?」

藤村「なんと、彼女の通っている学校に電話したところ、取材に応じてくれるとのことで」

大泉「おいおいマジかよ!?アレだろ、あの娘ひとりで軍隊相手に出来んだろ!?そんなのに会いに行くってか!?」

藤村「そうだよぉ」

大泉「お前一番に殺されるぞ?ヒゲ」

藤村「あぁw?」

大泉「いきなりお前みたいなヒゲが取材に来てだ、やれスプーン曲げてくださいだのなんだの馬鹿みたいにゲラッゲラ笑いながら言ってみろ、一発だぞ?」

藤村「いや・・・いい娘らしいですけどね」

大泉「どんないい娘だってお前のヒゲみたらブチ切れるんだよ」

藤村「なにぃ?」

大泉「おぉやるか?」

鈴井「まぁまぁwww」

藤村「でですねぇー、明日は安田くんにもひと肌脱いでもらおうと」

安田「お、いよいよ僕の出番ですか?」

藤村「じつは彼女。カワイイものに目がないということで」

安田「なるほどなるほど」

藤村「安田くんにはですね、明日onちゃんの着ぐるみを来て、彼女のハートをガシッっとつかんでもらいたい」

安田「おぉー大役だぁー・・・」

大泉「だ、大丈夫か?」

藤村「大丈夫でしょぉ?」

大泉「ていうか、カワイイか?(安田さんを指さす)」

鈴井「www」

大泉「お前ガワはあれだけど一皮剥いたら中これだぞ(安田さんを指さす)」

藤村「あっはっは!」

安田「大丈夫です・・・うまくやります」

藤村「安田君、頑張りすぎるな」

大泉「おぉ、お前が頑張りすぎると大抵周りが被害こうむるんだからな」

安田「大丈夫」

藤村「大丈夫だね?」

安田「大丈夫です」

鈴井「間違ってもプロレスなんかはじめないでね」

安田「分かってます、わかってます」

大泉「おぉ、ある意味安田くんにどうでしょう軍団のwwww命がかかってると言ってもいいね!?」

藤村「いいよ!」

大泉「安田くんがやらかしたときは、全員死ぬってことでいいね?」

藤村「おぉ、いいよぉ!!」

大泉「くっくくくくく・・・」

翌日

鈴井「はい、ということで朝になった訳ですが」

大泉「・・・」

鈴井「どうしました?大泉さん」

大泉「どうしたもこうしたもないよ」

藤村「寝られなかった?」

大泉「なに?」

鈴井「昨夜・・・大泉君のほう、なんと廊下で」

大泉「締め出されましたよぉー、そこのヒゲに」

藤村「うはははは!」

鈴井「あそこ、全館オートロックだったんですね」

大泉「僕がちょっとトイレにいったらこの男がドア閉めやがってね。おかげで僕はぁー朝ミスターが気づくまでずっと廊下にいたんですよぉ」

藤村「なんで鍵持ってかなかったんだよ」

大泉「お前がずっと鍵持ってたからだろ!!」

藤村「あっははははは!」

大泉「僕はねぇ、夜中トイレに起きたときに思ったさ。あぁ起こしたら悪いなって」

藤村「そうかw」

大泉「それでそぉーっとだ、みんなを起こさないように少しだけドアを開けたままトイレに行ったね」

大泉「そして戻ってきたらドア完全に閉まってるんだもの!!」

藤村「はっはははは!」

大泉「おまけに朝になって聞いてみればこのヒゲがだ、『寒いから締めた』とぬかしてね」

藤村「あははははは!」

藤村「お、起こしてくれてもよかったのにwww」

大泉「いやドイツでも分かったと思うけど、僕はそんなことしないよ」

大泉「ただ黙って死んでいくぞ?」

藤村「うははははは!」

鈴井「僕が朝起きてトイレ行こうと思ったらね、いるのよ廊下に」

藤村「wwwww」

鈴井「いつからいたの?って聞いたら『昨日の夜から』ってwww」

藤村「あっはははは!」

大泉「僕はあれだぞ、藤村君。寒くて寝ることもできずにただじっと廊下に座ってたんだぞぉ」

藤村「ま、まんじりともせずに起きてたかwww」

大泉「おぉ次こんなことやったら俺はもう朝になったら死んでるからな!」

藤村「あっはっはっは!!」

~車中~

鈴井「はい、今我々は第三位の方がいらっしゃるという常盤台中学へ向かっているところです」

大泉「女子校なんですって?」

藤村「ずいぶんなお嬢様学校らしいですよぉ」

大泉「そんなところにいまから我々・・・おっさん5人のどうでしょう軍団が乗り込もうってんだから」

藤村「大丈夫だ大泉くん。onちゃんがいるから」

on(安田)「onにちは!」

大泉「おいお前彼女の前では絶対しゃべるなよ!」

藤村「あっはっはっは!!」

鈴井「声が・・・完全に、オッサンだものwww」

藤村「声聞いた瞬間あっちは幻滅しちゃうぞwww」

大泉「一発だぞ、一発!」

on(安田)「わかってます」

大泉「何ならアレだからな。お前だけ置いて逃げるぞ、我々は!!」

藤村「あっはっはは!トカゲのしっぽ切りだね」

鈴井「いや大泉くん、多分逃げ切れないと思うよぉw」

藤村「後ろからレールガン撃たれるぞぉ、お前」

大泉「アンタが撃たれればいいんだよ」

藤村「もともと電気でやられたような頭してんだからいいじゃねぇか」

大泉「っくくくくwwwおいうれしー、ブイ止めろ。僕はやってやるぞぉ」

~常盤台~

藤村「えぇーこの辺が集合場所だそうですが」

大泉「藤村くん・・・こらぁすごいよ」

藤村「僕もさっきからね・・・お、驚いてます」

大泉「我々これ場違いではないかぁ?」

鈴井「さっきから・・・みんな落ち着きがないのねw」

大泉「そりゃミスター、我々命がかかっているといっても過言ではないですから」

鈴井「藤村さんもさっきから全然笑わなくなって」

藤村「いやそりゃね、こんなところでゲラゲラ笑う気にはなれませんよぉ」

大泉「おいそんなことよりちょっとonみてみろ」

←挙動不審なon(安田さん)

大泉「この男に・・・我々の命運がね、かかっているというw」

on(安田)「大泉くん、ここすごいよぉ」

大泉「だからしゃべんなっつって!」

鈴井「あ、彼女じゃないですか!?」

大泉「きたきたきたきたきたぞ安田くん」

藤村「お、onちゃんをみて目の色変えましたね」

大泉「どうかお命だけはお奪いになることのございませんように・・・」

大泉「初めましてぉー水曜どうでしょうでぇございます」

鈴井「御坂美琴さんですか?」

御坂「はい、そうです」

on「・・・・」

御坂(なにこの黄色いのカワイイ)

鈴井「えー今回は急な取材を受けていただきどうもありがとうございます」

御坂「あ、はい!?あぁ、いえいえ」

大泉「大丈夫ですかぁ?嫌だったら嫌って言ってくれてもいいんですよぉ」

御坂「だ、大丈夫です」

御坂(あの黄色いのしゃべらないのかな・・・)

藤村「御坂さん・・・さきほどから随分onちゃんを見ていらっしゃる」

御坂「あ、onちゃんっていうんですか?カワイイですね」

藤村「おぉー、onちゃんお褒めの言葉を」

←on喜ぶ

御坂「」

大泉「この娘はアレだな、すっかりonちゃんに心奪われてるな」

鈴井「えー、今日はですね、この御坂さんに超能力を使うイロハについて伺いたいと思います」

藤村「おぉよく聞いとけよぉ、すずむし」

大泉「人間だ!」

御坂「え、でも超能力っていってもいろいろあるし・・・」

藤村「今回大泉さんには、こちらのスプーンを曲げていただこうと」

御坂「スプーン?」

~御坂講義中~

御坂「・・・ということで、結局は物質に力学的エネルギーを加えることになるから~」

藤村「お、大泉くんわかるかい?」

大泉「学園都市の中学生ってのはレベル高いんだね」

藤村「そうだね」

大泉「おいonあいつ寝てるんでねぇか」

←on起きる

大泉「たるんでるぞぉ」

藤村「くくっくくく・・・・」

御坂「で、今の理論を実践するとこういうことができるようになるので・・・ちょっと、手を出してくれます?」

大泉「おぉ、ぼ、僕ですか!?」

藤村「お前しかいないだろぉ」

大泉「御坂ちゃん痛いのはやめとくれよぉ」

御坂「大丈夫です、ちょっと電流を流すだけなんで」

大泉「おいおいこの娘笑顔でとんでもないことを・・・」

御坂「いきますよー」

御坂「えいっ!」

パキィン!!

御坂「あ、あれ!?」

大泉「で、出てないね?」

藤村「まぁまぁ大泉くん、彼女だってこんなこともあるさ」

大泉「そうだね」

御坂「そ、そんなはずは・・・なんで出ないのよ!?えいっ!」

大泉「おぉそんないきなr」

シーン・・・

御坂「嘘・・・」

藤村「おいすずむし、お前なんかやってるだろぉ?」

大泉「何もやってねえって!!」

藤村「み、御坂さんちょっとそこの、鈴井さんの方にもやってみてもらえます?」

鈴井「えぇ~僕はいいっt」

御坂「・・・えいっ!」

バチィッ!

鈴井「お゛お゛っ!!」

大泉「あっはっはっは!!」

藤村「み、ミスター!!」

鈴井「び、ビリビリきたぁ!」

大泉「あっはっは!!ミスター、腰、抜けちゃってるけどwww」

鈴井「ちょ、びっくりしたんだってwww」

御坂(ウソ・・・まさかこれって)

藤村「じゃ、じゃ、じゃ、じゃ、じゃ、じゃあ!そろそろ、お時間の方になりますので!」

大泉「結局あれだね、企画を考えたミスターだけが痛い目にあったね」

鈴井「フフッww」

藤村「御坂さん、今日はどうもありがとうございました」

御坂「・・・えっ?あ、ど、どうも」

藤村「御坂さんには協力いただいたお礼にhtb特製のonちゃんグッズを差し上げたいとぉー思います」

大泉「お前こんなもんでww」

御坂「ありがとうございます!」

鈴井「いいんだwww」

大泉「おいon、お前もちょっとは気ぃきかせろよ!」

←on投げキッス

御坂「かわいい~!」

鈴井(犯罪ですね)

大泉(犯罪ってことでいいね)

藤村「えぇーということで・・・合宿所に戻ってきたわけですが」

大泉「全員生存できたね?よかったよぉ。あんな怖い思いしたのは、久しぶりだったぞ」

藤村「いい娘だったでしょぉ?」

大泉「あぁ?」

藤村「ぬははは!!」

鈴井「僕・・・電気流されましたけど」

大泉「そうだよぉ、選択肢を間違えてたら死んでたかもしれんぞキミ」

藤村「いやぁー、安田君のおかげで助かったね」

大泉「そういえば安顕お前、最後あの娘に投げキッスをwww」

安田「良かれと思って・・・」

大泉「相手は中学生だからな?どうでしょう軍団から犯罪者を出すなよ!」

安田「す、すみません」

鈴井「onちゃん着てなかったらヤバかったねw」

藤村「はい、というわけでですねぇ、これからの予定なんですが」

藤村「えー、昨日は夕食を摂ってからこちらのほう来ましたので気づかなかったかもしれませんが」

藤村「なんとここ・・・野外キッチンがあるんですねぇ」

大泉「おやおやおやぁ?」

鈴井「キッチンといえば!!」

藤村「キッチンといえばですよぉ、大泉さん」

大泉「おまえこれ・・・・超能力関係あんのか?」

~ビストロ大泉開店~

大泉「えぇー皆さんこんにちは、シェフ大泉です」

藤村「おぉー、久々の登場ですね?シェフ」

大泉「今日も皆さんのほうにですね、数々のお料理をお見舞いしていきたいと思いますので」

鈴井「いやぁー、緊張してきたぁ」

安田「いままでろくな目にあってませんからね」

大泉「なんですか?あまり余計なことをいうと、あなたからお見舞いしますよ?」

藤村「聞けばこの学園都市、外にはないような変わった食品がたくさんあるとのことで・・・」

大泉「見てくださいこれ。いちごおでんオレ!」

鈴井「い、いちごおでんなのにオレなの」

安田「いやぁ、これはひどかったぃ・・・」

大泉「我々の中で唯一藤村くんだけが『美味い』と」

藤村「あっはっはっは!」

鈴井「ということは、本日の料理もこのようなものをふんだんにつかった・・・」

大泉「では早速メニューのほうを」

藤村「よぉ!」

~本日のお品書き~

大泉「えーまずは前菜、『サーモンのマリネ学園都市風』」

鈴井「学園都市・・・風ですか」

安田「これは一体どういう・・・」

大泉「まぁまぁまぁ、食べてからのお楽しみ、ということで」

大泉「続きまして、『本日のパスタ』」

藤村「おぉー、パスタをw」

鈴井「我々どうでしょう班の旅ではもはや、恒例といっていいシェフ大泉のパスタw」

藤村「アラスカを思い出すね、ミスター」

鈴井「思い出しますねぇ」

藤村「もしあの時と同じようなものをつくってみろぉ大泉洋。お前を殴りとばしてやるからな」

大泉「よし、君のパスタだけ激辛にしてやる」

藤村「あっはっはは!」

大泉「えーそして本日のメインになります。『丸鶏の姿焼き学園都市風』」

藤村「これも!学園都市風ですかwww」

鈴井「気になりますねぇー」

大泉「で最後にデザートということで、フルーツの盛り合わせなんかをだしていきたいとぉ思います」

安田「そ、それも学園都市風なんですか?」

大泉「はい、もちろんこちらのほうも学園都市風となってございますので」

藤村「おい余計なこと聞くなよぉ安田くんw」

大泉「えー、それでは早速、調理のほうにうつってまいりたいと思います」

大泉「まずはこちらのサーモンですね。これをマリネしていきたいと思います」

藤村「おぉおいしそうなサーモンだね、ミスター」

鈴井「ですね」

藤村「あのままレモンでも絞って食えばいいんだよ」

大泉「おぉなんか言ったかヒゲ?」

藤村「なにも言ってないですwww」

大泉「まずはこちらのサーモンをお皿に並べて塩をしていきます」

鈴井「あー、思い出してきたよぉ。この感じ」

安田「まるで・・・刑の執行を待つかのような気分に」

藤村「うははははは!」

大泉「そうしましたらですね、さきほどあそこの自動販売機で買いました、これを入れます」

藤村「あぁ?」

鈴井「シェフ・・・そ、それはサイダーですか?」

大泉「えーこちら『ヤシの実サイダー』と書いてあります。こちらの方を、このサーモンの上に振りかけていきます」

安田「さ、サーモンにサイダーですか?」

大泉「大丈夫です、絶対おいしくなりますから。心配しないでください」

安田「心配だよぉ・・・」

←大泉さんサイダーをぶちまける

大泉「あっはっはは!!」

藤村「おまえそれ!かけすぎだろ!!」

大泉「っくっくくく・・・」

鈴井「サーモンの表面に・・・サイダーの泡が・・・w」

大泉「大丈夫です!ここまでは予定通りですから!!」

藤村「お前・・・それ、お前も食うんだぞw」

大泉「何がですか?w」

~30分経過~

大泉「では、そろそろサーモンの様子を見てみましょうか」

安田「・・・うぉ!」

藤村「どうしました、安田さん?」

鈴井「・・・あの、サーモンの表面が・・・白く、なってるのねw」

藤村「あっはっはっは!」

大泉「こちらまるで火を通したような色に・・・」

大泉「はい、ではこの白くなったサーモンにですねwwwオリーブオイルを回しかけまして」

藤村「こ、これで完成、と」

大泉「一品目、完成でございます!」

~前菜:サーモンのマリネ学園都市風~

大泉「さぁ食べてください!」

鈴井「いただきます」

藤村「どうだい?ミスター」

鈴井「フフッww」

大泉「ミスター思わず笑いが」

鈴井「あのねぇ、噛みしめれば噛みしめるほど、サイダーのシュワシュワ感がね、口いっぱいに広がるのね」

大泉「あっはっはっは!!」

安田「お゛ぉお・・・これ、生臭いです」

大泉「生臭いかい?」

安田「あの、サイダーの甘いのとサーモンのしょっぱいのが口の中でまじりあって・・・す、スゴイです」

大泉「おぉー、というようにずいぶんとお褒めの言葉を」

藤村「いや褒めてねぇだろw」

大泉「はい藤村さんも食べてください!」

藤村「こっ・・・んふっ、あのねぇ、僕これそんな・・・大丈夫ですねw」

大泉「あっはっはっは!!」

鈴井「この人舌おかしいよぉ!」

藤村「あのねぇ、つけ汁の・・・サイダーのおかげで何とか食える」

大泉「お前はアレだな、甘けりゃなんでもいいんだなこのカブト虫」

嬉野「いやこりゃひどいよw」

大泉「はい!では続いてパスタの方の調理に入りたいと思います」

藤村「一品目からかなりヒドイものを食わされましたよぉ、僕たちは」

大泉「二品目も期待しててくださいよぉ、見事にお見舞いしてやりますからね」

藤村「やめろって!!」

鈴井「安田君はもう・・・すっかりやられちゃってw」

安田「ごめんなさい、実は僕さっきトイレ行っちゃいました」

大泉「あっはっはっはは!」

大泉「で、えー今日のパスタはですね、キノコを使ったパスタなんですよぉ」

鈴井「わ、和風なんですね?」

大泉「和風というよりは・・・まぁ、そうですね」

藤村「おい・・・今の間はなんだw」

大泉「まずは!先ほどスーパーで買った多種多様なキノコを刻んでいきます」

藤村「だ、大丈夫だね・・・おい毒キノコとか入ってねぇだろうな?」

大泉「あっはっはっは!」

大泉「おぉー、なんだったら君の皿だけ毒キノコにしてやってもいいんだぞぉ」

藤村「シェフがwwwある程度はコントロールできるというw」

大泉「今君らの生殺与奪の権限を握ってるのは僕なんだからな、忘れるなよぉ」

大泉「はい、そうしましたらですね。みじん切りにしたニンニクを炒めていきます」

藤村「おぉー、いい匂いだぁ」

鈴井「ま、まだ大丈夫ですね」

大泉「そちらにこの、学園都市特産の唐辛子を刻んで入れていきます」

藤村「おやおやおやぁ、こちらまた随分とどす黒い色の唐辛子ですなぁ」

大泉「これ、学園都市で遺伝子組み換えされた世界一辛い唐辛子だそうです」

鈴井「世界一!」

大泉「ちょっと試しに味を見てもらいましょう」

藤村「安田くん、行け」

安田「えぇまた僕・・・」

大泉「大丈夫、ほんのちょっとですから」

安田「んえっほ!えっほ!げほぉっ!」

大泉「あっはっはっは!」

安田「こ、これ入れない方がいいです」

鈴井「そ、そんなに辛いの?」

安田「ヤバイですこれ」

大泉「安田くん・・・もうすごい滝のような汗が出てるよw」

安田「ちょ、ちょっと水もらっていいですか?」

大泉「はい、ではこちらの唐辛子のほうも入れてまいりま・・・えっほえっほ!」←煙でむせた

藤村「おいお前までむせてるじゃねぇか!!」

鈴井「あっ、こっちまで来っえっほえっほ、げほぉっ!」

藤村「ミスター!大丈夫かミスター!」

安田「目が痛ぇよぉー・・・!」

鈴井「安田君が・・・入れなくてイイッっつてんのに!」

藤村「ていうか大泉くん・・・パスタ、茹でないとwww」

大泉「じゃあパスタのほう、茹でてまいります」

藤村「ま、またすごい量だね?大泉くん」

大泉「お腹空いてるでしょぉ?」

安田「も、もうお腹いっぱいです」

大泉「あっはっはは!」

大泉「えー、茹で時間のほう・・・7分!今から7分後に、上げていきたいと思います」

藤村「7分だね?7分たったら上げろよお前」

大泉「分かってるっちゅうのカブト虫」

藤村「なに?」

大泉「・・・そうしましたらですね、このパスタを茹でている横で先ほどのキノコを湯通ししていきます」

安田「僕・・・まだ唇が痛いです」

大泉「これ食べたらもっと痛くなりますから」

藤村「うっはっはっはは!」

鈴井「なんか・・・茹で汁が見たことない色になってるけど」

藤村「これどす黒くないかぁ?」

大泉「これはキノコの出汁ですね。こちらもソースのほうに加えてまいりますので」

藤村「本当に毒キノコでも入ってんじゃねぇのか」

大泉「えーさきほどのこの、激辛ソースにキノコと茹で汁をくわえましえっほえっほ!!」

藤村「おまえまだむせてんじゃねぇかよ!!w」

鈴井「シェフ、パスタ大丈夫?」

大泉「おい何分経った?」

藤村「えーとね・・・7分12秒・・・」

大泉「はい、上げます!!」

←もっさり

藤村「だからなんでお前wwwそんなに増えるんだよ!!」

大泉「っくくくくっくwww」

鈴井「もうそういう能力なんじゃないの?w」

大泉「あっはっはっは!!」

大泉「はい、じゃあこちらのほうソースと絡めていきますよぉ」

藤村「おい、辛いからあんま絡めなくていいよ、絡めんなって!」

大泉「よぉーし、藤村くんには唐辛子たっぷり入れてやるからなぁ」

藤村「うはははは!おい、やめろよ!」

大泉「やめろよとかじゃねえんだよ!!」

~二品目:本日のパスタ~

大泉「えぇー二品目・・・シェフの気まぐれ遺伝子組み換えパスタでごさいます」

藤村「もうこれ・・・匂いが痛ぇw」

大泉「あっはっははは!」

安田「色もこれすごいですよぉ」

鈴井「黒と茶色しかないwww」

大泉「はい、食べてください!今食べてください!!」

藤村「んんこれ辛っえっほええっほ!」

鈴井「げふっ!!」

安田「あぁー、唇痛ぇよぉー!!」

大泉「あっはっはは!!これは・・・一網打尽じゃないですか!!」

藤村「大泉くんこれダメだwwこれ食えないよ!!」

藤村「ちょ、ちょっとお前食ってみろ」

大泉「くっくくく・・・もう、皿の上空に顔持っていくと目が痛くて・・・」

藤村「あっはっはは!そうだろぉ!?」

大泉「おぉ辛ぇ!こいつは辛いぞぉ!!」

安田「あぁー水!水くれ」

鈴井「もうみんなね、一口しか食べてないのに汗ダラッダラかいてるのねw」

大泉「っつあー、辛っいな!!」

藤村「嬉野君にいたっては見ろ大泉君、それでもがんばって・・・彼は半分食べたんだぞwww」

大泉「あっはっはっは!!

嬉野「もうね、胃が痛いの」」

藤村「もう50過ぎてんだからあんまり無理させんなぁ、下手したら死ぬぞ」

大泉「あっはっはっは!!そうだね、うれしーももう・・・無理のきかない歳だからねw」

鈴井「これ、僕も死ぬかもしれません・・・」

藤村「おまえこの残ったパスタどうすんだよwwwすごい量だぞ」

大泉「あんた食べなさいよ!」

藤村「お前これ食っただろ!?ひとりでこれ食えるか!?」

インデックス「い・・・いい匂いなんだよ」

出演陣「!!!?」

大泉「おぉ藤村くん、一般の方が入ってきてるぞ!!」

藤村「そりゃwww人払いなんてしてませんからね」

インデックス「これ、食べてもいいのかな?」

大泉「ちょ、藤村くんこの娘を止めてくれ!僕はまだ人殺しにはなりたくないぞ!!」

鈴井「か、辛いよそれw」

インデックス「大丈夫なんだよ!!食べ物を無駄にしたら罰があたるかも!!」

インデックス「いただきます!!」モグモグ

藤村「た、食べてますよぉ」

大泉「食べてますよぉじゃねぇんだよ!止めろって!!」

インデックス「結構辛いけどおいしいんだよ!!」

藤村「すごいぞぉ大泉君、あれだけあったパスタがもう半分にまで・・・」

大泉「ちょ、キミ大丈夫か?」

インデックス「大丈夫なんだよ!!」

鈴井「し、シスターさんなんですか?」

インデックス「そうなんだよ!名前はインデックスっていうんだよ!!」

鈴井「これはまた随分変わったお名前の・・・」

藤村「僕たちも自己紹介したほうがいいんじゃないかぁ、大泉くん」

大泉「くくくwwwいくらユルい番組ったってアレだぞ、君たち・・・一般の、方だからなwww」

←自己紹介した

インデックス「シェフおおいずみとミスターに、やすだくんにうれしーとふじむらだね!」

藤村「あっははははは!」

大泉「っくっくく・・・こんな、年端もいかない娘に・・・呼び捨てにされるとはw」

藤村「いいんですよぉ。僕はねぇ大泉くん。この娘に魔人の影をみたよぉ」

大泉「あっはっはっは!」

鈴井「じ、次期魔人ですか?」

安田「いやでもすごい食いっぷりでしたね・・・」

藤村「なんならアレだね、ミスターと3人で大食い対決!ってのもありだね」

鈴井「勘弁してよぉ」

大泉「おいおいおい!スプーン曲げはwwどうすんだよ!!」

藤村「いやでも大泉君、大食いってのは数字とるぞぉ」

大泉「そういう問題じゃないだろ!」

インデックス「私は別にかまわないんだよ!!」

大泉「あっはっはっはっは!!」

藤村「ほらこの娘はやる気だぞぉ大泉くん」

鈴井「・・・はい、というわけで、どうでしょう軍団に新人が」

インデックス「よろしくなんだよ!!」

藤村「やっぱりアレだね、女の子には華があるね、ミスター」

大泉「っくっくく・・・忘れないでくださいよぉ、一般の・・・方ですからね」

藤村「じゃあシェフ、料理のほう続けてもらっていいですか?」

インデックス「何でも持ってくるんだよ!早く食べたいんだよ!!」

大泉「じゃ・・・続けてメイン料理ってことでいいね?」

鈴井「メインのほうなんでしたっけ?」

大泉「えー、メインは丸鶏の姿焼き、学園都市風ということで」

インデックス「な、名前を聞いただけで涎が出るんだよ・・・」

藤村「大泉さん、こちらのインデックスさん。貪欲でいらっしゃる」

大泉「いやぁー、お見舞いのしがいがありますねぇ」

鈴井「一般の方ですからwwwケガさせないようにね」

大泉「わかってますよぉ、僕だってまだ塀の中には入りたくなりからね」

大泉「はい、ではまずこちらに丸鶏を用意いたしました」

インデックス「あぁー、もうこの時点でおいしそうなんだよ」

大泉「あっはっはっはっは!」

藤村「まだ火を通してないのに『美味しそう』と!」

安田「いやぁ、頼もしい」

藤村「頼もしいね、ミスター」

鈴井「すごいなぁ、持ってかれてるなぁ」

大泉「えーまずはこの鶏の中に、先ほどスーパーで買ってきた食材をざっくばらんに詰め込んでいきたいと思います」

鈴井「ざっくばらんにw」

大泉「まずネギですね。ニンジン、じゃがいも、アボガド。それから高野豆腐と生卵に・・・すじこですね」

藤村「シェフ、すでにwww具材のチョイスが」

大泉「最後にこちらのですね、生チョコの方も加えていきたいと思います」

藤村「おいバカやめろよ、すずむし!!」

大泉「・・・あとはこのまま焼き上げれば完成、と」

安田「怖ぇよぉー・・・」

インデックス「こ、高級食材ばっかりなんだよ・・・」

藤村「あっはっはっは!」

安田「こっちの娘も怖ぇよぉー・・・」

~メイン:丸鶏の姿焼き学園都市風~

藤村「いやいやいやこれはどうだい、大泉くん」

鈴井「見た目は最高」

インデックス「あぁ~、たまらないんだよ!」

安田「これ・・・鶏のお尻からチョコが出ちゃってます」

大泉「あっはっはっは!」

藤村「じゃ、じゃ、じゃ、じゃあ取り分けてもらおうかな」

大泉「じゃあまずは新人のキミからだ」

インデックス「い、いっぱいほしいんだよ!」

大泉「よーしよし、今見事に切り分けてやるぞぉ」

藤村「・・・今回ばかりは助かったね、ミスター」

鈴井「いやぁ、もう結構食らってますよ」

大泉「はい、じゃぁ次はミスターだ」

鈴井「これ・・・・チョコが垂れてたお尻のところですか?」

藤村「あっはっはっは!!」

大泉「安田くんは、すじこだぁ」

安田「おいやめろよぉ!」

大泉「藤村くんは骨でいいね?」

藤村「あっはっはっはっは!!殴るぞ」

大泉「はい、じゃあみなさんどうぞ召し上がってください!!」

インデックス「いただきますなんだよ!!」

安田「おおぉ・・・すじこがまるで、bb弾のように」

大泉「はっはっはは!!」

鈴井「これは・・・なんだろう」

藤村「大丈夫かい?ミスター」

鈴井「あのねぇ・・・レバー風味のチョコレートって言えばいいのかなぁ」

インデックス「うーん、こんなにおいしいものは久しぶりに食べたかも!!」

大泉「唯一この、シスターさんには高い評価を」

藤村「いやぁ、この食べっぷり・・・見事ですなぁ」

大泉「これはひょっとするとアレじゃないか?藤村くんよりスゴイんじゃないのか?」

藤村「かもしれませんなぁ」

大泉「対決列島の時に来てくれれば最強の助っ人外人だったね」

藤村「うははははは!」

大泉「・・・ではそろそろ、デザートの方を」

藤村「yeah~」

インデックス「yeah~!」

藤村「インデックスさんなんかはアレですかな?甘いものは結構得意?」

インデックス「私に不得意な食べ物なんてないんだよ!」

藤村「おぉ~、聞いたかい大泉くん」

大泉「そうだねぇ、あれだけ食べてくれたら作る方もうれしいさね」

藤村「今回は、シェフ大泉完敗と」

大泉「勝ち負けじゃないさね。こういうのはやっぱ、食べる人の笑顔がみたくてこっちは作ってるわけだから」

藤村「なるほどぉww」

大泉「食べる人のことを思えばこそ、腕の振るい甲斐があるってもんさね」

藤村「お前あんな料理作っておいて今更何をwww」

インデックス「シェフおおいずみは料理が上手なんだよ!!」

藤村「あっはっはは!」

大泉「いやぁ、ありがたいねぇ」

鈴井「いやでも、この娘がいなかったら我々死んでたかもしれませんね」

藤村「そうだねミスター」

安田「ある意味あの第3位の娘の時より厳しい戦いでしたよぉ」

藤村「安田さんなんかもうすっかり元気なくなっちゃってw」

鈴井「また黄色くなってきてるよw」

大泉「あっはっはっは!おい前にも言ったけどあまり痛々しくなるなよ、使えなくなるだろ!」

インデックス「第3位って、たんぱつと知り合いなのかな?」

藤村「僕たちは先ほどその第3位の方のところへ取材に行ってきたんですよぉ」

インデックス「取材?」

藤村「今回この大泉さんはですねぇ、なんと超能力でスプーンを曲げようとしてるんですよぉ」

インデックス「それは聞いたことのない能力かも!!」

大泉「あっはっはっは!!」

鈴井「スプーン曲げってのは、珍しい能力なんですか?」

インデックス「うーん、いろんな能力者がいるけど、スプーンを曲げるだけの能力っていうのは聞いたことがないかも」

大泉「あっはっはっは!そりゃそうだよ藤村君、ピンポイントすぎるんだって」

インデックス「でも、物を動かしたりする能力はたくさんあるから、応用すればスプーンだって曲げられると思うんだよ」

大泉「やっぱりユリ・ゲラーはすごかったんだねぇ・・・」

インデックス「あぁ、あの人は魔術師なんだよ」

大泉「あっはっはっは!」

藤村「インデックスさん、その歳でユリ・ゲラーをご存知でw」

インデックス「知ってるんだよ!彼は有名な魔術師だからね!」

大泉「うぅん確かに彼のスプーン曲げは魔術と言っていいね」

藤村「大泉君も今からその境地に達しようってんだから」

大泉「そうだね」

インデックス「術式さえ覚えちゃえばそんなに難しくない魔術なんだよ!!」

藤村「じゃ、じゃ、じゃ、じゃ、じゃあ大泉くん。明日からはこのインデックスさんに、スプーン曲げの術を教えてもらったらどうだ?」

大泉「あっはっはっは!」

鈴井「藤村さんwwwこの方一般人ですけどw」

インデックス「私はかまわないんだよ!その代わりにごはんをくれるとうれしいな!!」

大泉「あっはっはっは!!」

藤村「よし、じゃあ決まりだぁ」

大泉「こ、こんな・・・もうこの番組ルールもクソもあったもんじゃねぇな」

藤村「あっはっはっはは!」

インデックス「それよりもシェフ!デザートはまだなのかな?」

藤村「おぉそうだそうだ大泉くん」

鈴井「確かフルーツの盛り合わせでしたよね?」

大泉「えぇーデザートですが、今冷凍庫の方でキンキンに冷やしております」

藤村「れ、冷凍庫?」

鈴井「シャーベットか何かですか?」

大泉「えー、今回のデザートのほうはですね、昔懐かしの『冷凍みかん』をイメージした・・・仕上がりとなっております」

藤村「か、完成までにあとどれくらいかかるんですか?」

大泉「そうですね、ざっくりみて・・・えー、今日の夜には」

藤村「あぁ?」

鈴井「よ、夜ですか?」

大泉「この料理はですね、完全に周りを凍らせないといけませんので」

インデックス「よ、夜じゃ食べられないんだよ・・・」

藤村「なんでお前事前に準備しておかないんだよ!」

大泉「してたでしょぉ!?」

藤村「もっと早くやりなさいよ!」

大泉「おぉこっちはサーモンマリネつくってパスタつくって鶏焼いてあんた方に食わせてたんだぞ!?」

藤村「それにしたってお前もう4時だぞ!何で12時から作り始めてデザート出てくるまでに4時間もかかるんだよ!!」

大泉「俺が料理するっつったら多少の時間がかかるのは分かってるだろ!バッカじゃないの!?」

鈴井「まぁまぁww」

大泉「キミ死ねば本当に・・・」

インデックス「け、ケンカはよくないんだよ!」

大泉「まったく大の大人がだ、料理が出てくるのが遅いだのなんだのでこんなケンカをしなくちゃいけないなんて僕は悲しいよ」

藤村「そうだね大泉くん。言い過ぎた」

大泉「本当キミ次そんなこと言ったらただじゃおかないぞ」

大泉「安田君に頼んで明日の朝お前の枕周り汁まみれにしてもらうからな」

藤村「うははははは!」

安田「そんなんで朝起こされちゃこっちはたまったもんじゃありませんよ」

藤村「じゃあインデックスさん。明日の10時にこちらへ集合ということで」

インデックス「わかったんだよ!」

大泉「藤村君・・・本当にこの娘にスプーン曲げを教わるんだね?」

藤村「そうですよぉ。これからは大泉くん、彼女のことを『先生』と呼ぶように」

大泉「あっはっはっは!」

インデックス「えっへんなんだよ!!」

←インデックス帰宅

大泉「いやぁ・・・いよいよなんでもありだなこの番組」

藤村「あっはっはっは!」

鈴井「まぁノープランなのは今に始まったことじゃないから」

大泉「いやアンタがそれを言うなよ!」

藤村「まぁまぁ大泉くん、彼女がいればほら、いざとなったら大食い対決もできるぞぉ」

大泉「おぉミスター、このヒゲはなんとしてでもミスターに大食いをさせようと・・・」

鈴井「いやあの食べっぷりは・・・無理だよw」

安田「いやぁ、ありゃすごかったですよぉ」

藤村「ぼ、僕もねぇ、下手したら負けるかもしれないよ」

鈴井「何よりあのシェフ大泉の料理をあそこまで平気で平らげるっていうのはすごいことだよ」

大泉「あっはっはっはっは!!」

藤村「よかったな大泉君。彼女がいれば明日から好きなだけ料理の腕を振るえるぞ」

大泉「だからスプーンを曲げに来たんだろ!なんで俺が・・あんた方のために飯炊きしなきゃならないんだよ!!」

その夜

大泉「藤村くん!大ピンチだぞ!!」

藤村「おお、ちょ、ちょっと待ってくださいwwww」

鈴井「どうしたの」

藤村「大泉さんの・・・ウォッシュレットがとまらなくなっちゃって」

鈴井「あっはっはっは!」

大泉「笑いごとじゃねぇって!!」

藤村「ちょ、もう1回ボタン押してみろって」

大泉「何回も押してるっつってんだろ!!このままじゃ一生トイレから立てないぞ!!」

鈴井「水道業者に連絡してみたら?」

藤村「いやそれが来るまでに2時間くらいかかると」

大泉「2時間もケツにウォッシュレット当てっぱなしにしたら僕のケツは大変なことになるぞ!!」

藤村「あっはっはっは!!」

大泉「笑ってないで止めてくれって!!」

藤村「いや大泉さん、これはもうwww我々には無理だよ」

大泉「無理とか言ってんじゃないよ!!なんとかしなさいよ!!」

藤村「ウォッシュレットを止める超能力とかないんですかねぇw」

安田「ぼ、僕がやってみましょうか」

藤村「おぉ~安田君、そういえば先日手から水を出していらっしゃった」

安田「もしかしたら水を操れるかもしれませんよぉ」

大泉「おぉなんでもいいから早くしてくれ!!」

鈴井「グローブもってきたよ安田くん」

安田「行きますッ!!」

藤村「やったれ安田くん!!」

安田「ふんぬぅ」

←手から安田汁

藤村「あっはっはっは!!」

大泉「安田君!!汁を出さなくていいから今はウォッシュレットを止めてくれ!!」

安田「いやぁ・・・やっぱりわかんねぇや」

大泉「安田くん!!」

一方通行「なンなンですかァ?クソやかましい」

藤村「あぁすいません、こちらの方のウォッシュレットが止まらなくなってしまって」

一方通行「・・・チッ、めんどくせェ」

大泉「ちょ・・・一般の方にまで僕はこんな姿を・・・あれ?」

藤村「お、と、止まったんじゃないか?大泉君」

大泉「あ、あなたが止めてくださったんですか?」

一方通行「大のおっさンがウォッシュレットが止まらねェくらいでギャーギャー騒いでんじゃねェよ」

藤村「おぉお前のことだぞ、鈴虫」

大泉「お前もだぞぉ、カブト虫」

鈴井「すみません、助かりました」

一方通行「ベクトル操作で一時的に止めてるだけだからなァ、さっさと立ってフタしろォそこのモジャモジャ頭」

大泉「っくっくっくく・・・」

藤村「あっはっはっは!」

大泉「なんで・・・僕がこんな目に」

鈴井「いや立ててよかったよ大泉君」

一方通行「オラ、あとできっちり業者に連絡しとけよォ」

藤村「いや助かりました。ありがとうございます!!」

藤村「いやぁ・・・いるんですなぁ」

大泉「いるんだね。ウォッシュレットを・・・止める能力の方が」

藤村「ベクトル操作とかいってたぞぉ」

鈴井「上の階のセミナーの方ですかね?」

大泉「それにしても僕はまたひどい目にあったぞ」

藤村「あっはっはっは!!」

大泉「彼がこなかったら僕は2時間もケツを洗うことになってたんだぞぉ」

大泉「大体ね、キミたちが選ぶ宿で僕はほとんどいい思いをしたことがないんだ」

藤村「うはっははは!」

大泉「羽田で前乗りする宿はツインルームの4人使用をさせられ、四国でとった宿では気管支炎だ」

藤村「あっはっはっは!!」

大泉「究極はキミあれだぞ、動物を見ようっつってジャングルの中何時間もかけてね、あんな人の住むところとも思えない・・・ブンブンにだ」

藤村「あの時もトイレにやられたね」

大泉「そうだぞぉ、嬉野くんなんかあの時泣いてたんだからな」

藤村「あっはっはっは!!」

藤村「まぁまぁ、何はともあれよかったですよぉ大泉さん」

大泉「よかったじゃねぇんだよこっちはさぁ」

鈴井「ところで藤村さん、明日の予定は」

藤村「えー明日はですね、さきほどのインデックスさんにスプーン曲げの術を教わろうと」

大泉「・・・なんだよスプーン曲げの術って」

鈴井「明日10時でしたね?」

藤村「えー10時にこちらの方に来ていただくということで」

大泉「おい相手は一般人だぞ。ひょっとしたら来ないっていう展開もあり得るからな」

藤村「あっはっはっは!!」

鈴井「こ、来なかった場合はどうするんですか?」

藤村「えー・・・考えてません」

大泉「あっはっはっはっは!!」

藤村「まあその場合はですね、独自にスプーン曲げの訓練をすることになるでしょうね」

大泉「お前なんでいつもそんなに他人事でいられるんだよ、ディレクターだろ!?」

藤村「うるせぇよ何なら企画考えたミスターに言えよ」

鈴井「ぼ、僕ですかw」

大泉「おぉいよいよ逆切れしたぞこのヒゲは」

藤村「大丈夫だって来ますよ」

大泉「来るかい?」

藤村「来るよ」

大泉「ならいいけど。連絡先すら聞いてないんだぞ?」

藤村「何とかなるって」

大泉「ミスターあれだよ、20年もテレビマンやってきた人間のセリフとは思えないね」

藤村「あっはっはっはっは!!」

~翌日~

鈴井「はい、おはようございます」

大泉「おはよぉ~ございます!!」

鈴井「えー、そろそろ約束の10時になりますね」

藤村「我々の方も満を持して!待っている状態ですが」

大泉「っくっくく・・・藤村さん、その手にもっているのは」

藤村「これね、学園都市名物、里芋羊羹ですって」

大泉「あっはっはっは!」

藤村「昨日あの後、急遽大食い対決をすることになりまして」

大泉「まぁ一方的にキミが決めたプランにミスターはなすすべもなくね」

藤村「やっぱりね、昨日の彼女の食いっぷりみたらやらないわけにはいかないですよぉ」

大泉「そんな・・・来るかどうかも分からない一般人にキミ・・・」

インデックス「あ、おーい!ふじむらー!!」

大泉「あっはっはっは!すごいな来たよおい!!」

藤村「おぉー待ってましたよぉー!おはよぉーございまーす!」

インデックス「おはようなんだよ!!」

大泉「おぉまさか本当に来るとは思わなかったよ僕はwww」

インデックス「ごはんのためならどこへだっていくんだよ!!」

大泉「あっはっはっは!!」

藤村「じゃ、じゃ、じゃ、じゃあ!早速ですがインデックスさん。こちらをご覧ください」

インデックス「こ、これは!学園都市名物里芋羊羹なんだよ!!」

藤村「えーこちら今3本ご用意しております。これをですね、インデックスさんと私とミスターの3人で、誰が一番早く食べきれるか競争したいと思います」

大泉「あっはっはっは!!」

インデックス「あれ?スプーン曲げの術をやるんじゃなかったのかな?」

藤村「ま、ま、ま。そちらのほうは腹ごなし、ということで」

鈴井「あの・・・降りていただいてもけkk」

インデックス「分かったんだよ!早く食べたいんだよ!!」

大泉「あっはっはっは!!」

安田「貪欲ですねぇ・・・」

大泉「安田くんみろ、社長のあの顔を」

安田「おおぉ・・・まだ食べてもいないのに」

藤村「あっはっはっは!!」

←ひとり一本並べた

大泉「・・・はい、それじゃあ行きますよ!学園都市里芋羊羹早食い対決、レディー・・・ゴーッ!!」

インデックス「んあむ」

出演陣「!!!??!?」

インデックス「ごちそう様なんだよ!!」

←言葉を呑む一同

大泉「ふ、藤村さん!!」

藤村「大泉くん・・・うはははは!」

大泉「笑いごとじゃないって!!」

安田「ちょ、何が起きたんですか?」

インデックス「これぐらい朝飯前なんだよ!!」

大泉「これはもう人の領域じゃないぞ!!」

藤村「いや・・・が、学園都市だから。きっとこういう能力なんですよ大泉さん」

安田「いやいやいやいや・・・」

インデックス「どうしたのかな?」

大泉「えぇ・・・あまりの食べっぷりに出演陣一同ドン引きしてしまいましたが」

インデックス「ひどいんだよ!!」

藤村「み、ミスターに至ってはまだ一口目を口に入れたるところだからね・・・」

大泉「もう彼は半ば放心状態ですよ」

安田「いやぁこんなことってあるんですねぇ」

藤村「おい大泉くん、今日はまじめにスプーン曲げを習えよ。ひょっとしたらキミ、食われるかもしれんぞ・・・」

大泉「おぉそうだね・・・」

インデックス「むー、なんだかバカにされてる気分なんだよ!!」

しまった藤村dが最大教主みたいなしゃべり方になってしまった

藤村「じゃ、じゃ、じゃ、じゃ、じゃあ!早速ですがぁ、こちらのインデックス先生にスプーン曲げの術を!披露していただきたいと思います」

インデックス「よく見てるんだよ!うーん・・・えいっ!」

←スプーンの頭がねじ切れる

出演陣一同「・・・・」

インデックス「どうしたのかな?」

大泉「我々・・・またもや素でドン引いてしまいましたが」

藤村「予想以上だったね大泉くん・・・」

安田「怖ぇよぉ・・・」

大泉「これ大丈夫かぁ?使えるかうれしー?」

嬉野「大丈夫だよいざとなったら編集すりゃいいから・・・」

大泉「・・・そうかい?」

藤村「・・・さ、大泉くん。インデックス先生の話をよく聞いて」

大泉「そうだね・・・」

インデックス「じゃあまずはみんなこれを見るんだよ」

大泉「これは・・・象形文字か何かですか?」

インデックス「ルーン文字っていって魔術に使う文字なんだよ!!」

鈴井「よ、読めないですね・・・」

大泉「おぉ昔南北線のコンコースでこんなの見たことある気がするぞぉ」

藤村「大泉君、それはただの落書きだと思うよ」

インデックス「じゃあ、今から読み方と文字の意味を教えるからみんなで覚えるんだよ!!」

~数時間後~

鈴井「・・・・ていっ!!」

大泉「おおお曲がった曲がった曲がったぞミスター!!」

藤村「よし!つぎ安田くんやってごらん!!」

安田「いきます・・・んんんん!!」

大泉「お・・・・おぉぉ曲がってきたぞ・・・ちょっとずつ曲がってきたぞ!!!」

藤村「すごいじゃないか!!安田君」

安田「ひっ、ひっ、ひぃぃwwww」

大泉「お前その笑い方www」

藤村「よし!つぎ大泉くんだぞ!!」

大泉「よぉし見てろぉ!今見事に曲げてやるからな!!」

大泉「イヤーーーッ!!ホアッ!!」

鈴井「・・・曲がらないねw」

藤村「曲がってませんよぉ大泉さん」

大泉「キエエエエエ!!」

大泉「・・・っくっくく、藤村くんこら無理だよ」

藤村「あっはっはっは!!!」

鈴井「あの不器用な・・・安田くんですら曲げられたのに」

大泉「だってお前これ・・・曲がんねーべや!!」

インデックス「うーん・・・おかしいんだよ」

藤村「やっぱりおまえはすずむしくらいの脳ミソしかねぇから」

大泉「これ僕のスプーンだけおかしいんじゃないのかぁ?」

藤村「そんなことないよぉ、ちょ安田くん曲げてみろ」

安田「ふんぬぅ」

藤村「ほらぁ曲がるじゃない」

大泉「おっかしいなぁー」

インデックス「・・・ちょっとこれに触ってみるんだよ」

大泉「何ですかこれは?」

パキィン!!

インデックス「や、やっぱり発動しないんだよ!!」

大泉「は、発動って何のことですか!?」

インデックス「これは護身用の護符で、術者以外の人間が触れるとその人を燃やし尽くす魔術が発動するはずなんだよ!!」

大泉「」

藤村「あっはっはっは!!!」

大泉「この娘・・・なんてものを」

藤村「いやぁ、命の危険を感じたね大泉くん」

インデックス「もしかしたらおおいずみは幻想殺しなのかも!!」

藤村「い、イマジンブレーカーですか?」

大泉「おぉジョン・レノン泣かせだね」

インデックス「幻想殺しはあらゆる異能の力を打ち消してしまうんだよ!!」

大泉「おぉもしかするとそれは超能力とかも使えないってことかい?」

インデックス「当然なんだよ!!」

大泉「あっはっはっはっは!!!」

鈴井「も、もうこの時点でお遍路決定ですかww」

大泉「おい・・・どうすんだよミスター!!」

ミスター「いやでもまだスプーン曲げができなくなった訳じゃないから」

大泉「そ、そうかい?」

インデックス「うーん、でも本当に幻想殺しだとしたら難しいと思うんだよ・・・」

大泉「あっはっはっは!!先生はこうおっしゃってるぞ!」

藤村「あきらめるな大泉君、あきらめるなぁ」

大泉「だってこれ・・・もう絶望的じゃないですか」

すみません間が空きました
書き込みいただいた方ありがとうございます

鈴井「その、たとえば一時的にこの能力が効かなくするとかはできないんですか?」

インデックス「うーん・・・」

藤村「あるいはほら、まだ幻想殺しと決まった訳ではないんですよね?」

大泉「ここにきてこの2人いよいよこの企画に対して焦り始めたね」

安田「そりゃ早3日目にしてスプーン曲げは無理だって言われちゃってんだからw」

大泉「www」

上条「・・・インデックス?」

インデックス「あ、とうま!!」

藤村「おやおや、お知り合いですかぁ?」

←事情説明した

上条「いやぁー、昨日はインデックスがごちそうになったみたいで・・・どうも有難うございました」

藤村「いやいやいやいやぁ、いいんですよぉ」

上条「こいつ、よく食うでしょ?」

大泉「おぉすごかったね・・・この娘はすごかったよ」

鈴井「ホント、度胆抜かれたよね」

インデックス「もうとうま!そんなこと言わなくてもいいんだよ!!」

上条「それで、大泉さんも俺と同じ幻想殺しの持ち主かもって?」

インデックス「そうなんだよ・・・ステイルからもらったこの護符が発動しなかったんだよ!」

上条「ばっ・・・お前なんてものを!!」

藤村「いいんですよぉ、もともとチリチリの頭なんですからちょっとくらい燃えたって」

大泉「あっはっはは!ちょっとじゃねえだろ!!対象燃やし尽くすって言ってただろ!!バカじゃないの!?」

上条「いやホントすみませんでした!・・・ほらインデックス、お前も謝れ」

インデックス「う・・・ごめんなさいなんだよ」

大泉「・・・まぁ命があったからいいですけどね。道民のために僕はまだフランベされるわけにはいかないんだ」

藤村「たまにはシェフの方がフランベされてみてもいいんじゃないすかね」

大泉「なにをぉ?」

鈴井「あの、僕ちょっと思ったんですけど・・・彼のイマジンブレーカーで大泉君触ったらどうなるのかな」

インデックス「うーん・・・とうま、ちょっとおおいずみに触ってみてくれる?」

上条「あ、俺ですか?・・・じゃあ、はい」タッチ

大泉「・・・何も起きないね」

上条「うーん・・・そうですね」

藤村「何なら、この状態でさっきの護符使ってみればいいんじゃないですかね」

藤村「殴るぞ」

藤村「あっはっはっは!!」

インデックス「というか、仮に能力が相殺されてたとしたらそれはそれでスプーン曲げられないんじゃないかな」

大泉「あっはっはっは!!」

藤村「いやでも一応さっきのスプーン曲げの術つかってみなさいよ」

大泉「じゃ・・・一応やってみるかい?」

藤村「そうだね、やってごらんなさい」

大泉「くっくく・・・何が悲しくて・・・男子高校生と仲良く手を繋いでこんなことをしなくちゃいけないんだ」

上条「その言い方は上条さんちょっと傷つきますのことよ・・・」

藤村「そうだぞぉ、彼だって仕方なくお前みたいなモジャモジャ頭と手をつないでくれてるんだからな。ありがたく思えよ」

大泉「くっくっくくwww」

嬉野「いやでもこれ・・・二人ともすげぇ髪型だな」

大泉「あっはっはっはは!!髪型は・・・いま関係ないだろ!!」

嬉野「いやこれ相当引きじゃないとさ、フレームに・・・収まんないんだってw」

大泉「あっはっはっは!」

大泉「よし!それじゃあ行きますよぉ!!」

藤村「やれッ!大泉くん!!」

インデックス「ファイトなんだよ!!」

大泉「ぬうううぅぅぅ・・・・てぁーーーーッ!!」

ッパァァァァァン!!!!!

一同「」

藤村「お、大泉さん・・・?」

大泉「お、おぉ・・・」

鈴井「スプーン・・・」

インデックス「はじけ飛んだんだよ・・・」

安田「な・・・なんか頬のあたりかすったんですけど」

藤村「安田さん・・・血が出てますよ」

藤村「お前これ・・・うははは!」

大泉「いやキミ何とかなんとかこの場を取り繕おうと笑ってるけどね、一歩間違えたら死人がでてたぞ」

上条「だ、大丈夫ですかー・・・?」

安田「なまら怖かった・・・」

インデックス「まさかこんなことになるなんて・・・予想外だったんだよ」

藤村「我々も思わず・・・言葉を失ってしまいましたが」

大泉「もうこれできないぞ。これ以上やったら命の保証はないからな」

藤村「・・・そうだね」

鈴井「現にもう・・・怪我人が」

安田「僕まだ膝が笑ってます」

大泉「おぉだろうね・・・僕もまだ手が震えてるもの」

大泉「いやぁ・・・軽はずみな気持ちでスプーンなんて曲げるもんじゃないね」

藤村「お前がやったからじゃねぇかぁ?」

大泉「なんだこの」

上条「ま、まぁまぁ」

御坂「あら?アンタこんなところで何やって・・・ってこないだのテレビ局の人たち?」

藤村「おやおやおやぁ、これまた奇遇ですなぁ」

上条「なんだ・・・ビリビリか」

御坂「ビリビリって言うなッってんでしょ!!」

上条「はいはい・・・またそうやってお前は人に電気を飛ばあばばばばばばば!!」

一同「」

御坂「え、ちょ!アンタ、何で・・・」

インデックス「と、とうま大丈夫!?」

上条「あ・・・ああ、あ・・・」

藤村「・・・」

大泉「おぉいよいよこのヒゲも笑わなくなったぞぉ・・・」

安田「もう帰りたい・・・」

上条「不幸・・・だ」

御坂「それで・・・大泉さんに触れた途端に幻想殺しが使えなくなったわけ?」

上条「よく分からねーけど、多分な・・・」

藤村「おぉ大泉君、彼にイマジンブレーカー返してやれよぉ、返してやれって」

大泉「いや僕だってねぇ、返せるもんなら返してあげたいんですよぉ。だってこんな能力いらないもの!」

インデックス「幻想殺しのないとうまなんてただの高校生なんだよ・・・」

上条「別に幻想殺しがあってもなくても上条さんは平凡な男子高校生ですのことよ」

御坂「どこがよ」

インデックス「どこがなんだよ」

藤村「ところで、そのイマジンブレーカーってのは完全に消えちゃったんですかな?」

上条「というと?」

藤村「いやもしかしたら・・・大泉さんのほうに移るっちゅうか、吸収されちゃったんじゃないかって」

大泉「いやそんなわk」

御坂「ちょっと確認してみましょ」

大泉「いや、やめ・・・勘弁してくれッ!!」

パキィン!!

上条「・・・oh」

藤村「お、大泉さん・・・」

大泉「・・・言っとくが僕のせいじゃないからな」

御坂「そんな・・・幻想殺しが・・・」

上条「うーん・・・まぁ、何とかなるだろ」

インデックス「ダメなんだよ!!いつとうまのことを狙って魔術師がくるかも分からないのに危険すぎるかも!!」

御坂「そ、そうよ!大体アンタいつだって厄介なことに首つっこむのに、そんなんじゃ死んじゃうわよ!」

藤村「おぉー、上条さんまるでマンガの主人公のような活躍を」

大泉「いやはやファンタジーな人たちだねぇ」

安田「僕らも大概ですけどね」

上条「そう言ったって、今はどうすることもできないだろ?」

御坂「それはそうだけど・・・ていうか、アンタやけに落ち着いてるわね」

インデックス「・・・たんぱつ、たんぱつ」(小声)

御坂「・・・何よ」(小声)

インデックス「とうまの背中をよく見るんだよ」(小声)

御坂「・・・あ、すごい汗ね」(小声)

インデックス「たぶん、ああ見えて今とうまは相当焦ってると思うんだよ」(小声)

御坂「なるほど・・・ショックが大きすぎてまだ現実を受け止めきれてないっぽいわね」(小声)

インデックス「あの、と、とうま?」

上条「どうした?インデックス」

インデックス「そのー、幻想殺しが元に戻るまで、おおいずみたちと一緒にいたほうがいいんじゃないかな?」

御坂「そ、そうね。もし大泉さんに能力が移っちゃってるとしたら、一緒にいたほうが解決の糸口がつかめるかもしれないし」

上条「そうはいってもなぁ」

藤村「いや我々も別にかまいませんよぉ、もとはといえばこのバカのせいですからね」

大泉「違うだろ!俺のせいじゃないだろ!!やろうっていったのミスターだぞ!!」

鈴井「おぉ俺!?」

大泉「アンタだ!そこはハッキリさせてもらうぞ!!」

インデックス「・・・それにほら!この人たちと一緒にいればごはん食べ放題なんだよ!!」

上条「そ、そんな今日あったばかりの人たちに・・・」

藤村「いいんじゃないですか?ねぇシェフ?」

大泉「お前・・・彼女のアレをみてまだそんなことを」

御坂「あ、大泉さんはプロの料理人なんですか?」

大泉「プロ・・・まぁある意味ではプロと言えるね」

藤村「こちらの大泉さん、実は北海道を代表するシェフなんですよぉ」

御坂「そうなんですか、すごい!!」

大泉「あっはっはっは!お前余計なこと言うなw」

藤村「まぁたまにパイ生地腐らせたりするんですけどね」

大泉「だからアレはお前のせいだろ!!」

藤村「こちらにいる鈴井さんなんかも、こう見えて試食のプロですからね」

鈴井「いや彼女には負けるけどねw」

御坂(試食にプロなんてあるのかしら?)

藤村「ま、何はともあれ。我々あと今日入れて4日間しか学園都市にいませんから

大泉「そうだね」

藤村「それまでに、大泉君はスプーンを曲げ、イマジンブレーカーをそこの上条さんに返す、と」

大泉「キミ、あれだけのものを見ておいてまだスプーン曲げるってか!!」

藤村「ま、ま、ま、まぁ。上条さんもそれで大丈夫ですかな?」

上条「いや、俺は大丈夫ですけど・・・」

藤村「それじゃぁ、決まりだぁ」

大泉「いよいよ一般人を出すことを躊躇わなくなったなこのディレクターは」

藤村「ぬははははは!」

大泉「大体ねぇ、一般の方を番組に参加させたって寒いことになるのは分かってるでしょぉ?」

藤村「大泉さん、そんな、急に悪態をつきはじめてw」

大泉「バスツアーとか視聴者クイズを思い出してみろ、我々のキャラは完ッ全に一般人に食われてただろ」

藤村「まぁ・・・そうだね」

大泉「軍団は基本ダメ人間ばかりなんだからな。まともな人間を入れるな」

藤村「うははははは!!」

鈴井「そうは言っても、戻すアテあるの?これ」

藤村「あの初日に行った研究所の方に聞いてみたらどうだろう」

御坂「研究所?」

藤村「この先にですね、今回の撮影にご協力いただいた研究所がありまして」

鈴井「まぁ何はともあれまずは行って話をしてみますか」

大泉「そうだね」

←研究所についた

研究員「うーん・・・事例がないので何とも」

上条「ですよねー・・・はぁ、不幸だ」

御坂「大丈夫・・・?」

藤村「上条さん、あれから急に元気がなくなってしまって・・・」

大泉「そりゃそうだよ、あんな軽い気持ちで大切な能力を失ったとなっちゃあね」

インデックス「とうま・・・元気出して?」

藤村「とりあえず上条さん・・・このままここにいるのも何ですから、ごはんでもご一緒に」

インデックス「そうだよとうま!おおいずみの料理はとってもおいしいんだよ!!」

上条「本当にいいんですか・・・?」

藤村「もちろんですよぉ、なんだったら御坂さんもご一緒にどうです?」

御坂「(アイツと一緒に食事!!)い、いいんですか!?」

大泉「おぉ、これは下手なもん作ったら僕の命はないね?」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年05月03日 (土) 20:47:19   ID: 4YZURxc3

何してんのwwwww

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