百合子「……え、私のコーナーが増えるんですか」【ミリオン放送局第六回】 (68)

第一回↓
杏奈「……私が……ラジオ?」【安価】
杏奈「……私が……ラジオ?」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1396786416/)


前回↓
グリP「祝日なのにすまんな」【ミリオン放送局第五回】
グリP「祝日なのにすまんな」【ミリオン放送局第五回】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399123135/)


一応今回だけでも読めるようにしています

また、スレに書き込まれたものに対して、アイドル達が適宜反応することがあります。ニコ生みたいな感じだと思ってください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399727781

百合子「どうしてですか?」

P「いや、な?」

百合子「な?と言われても……」

P「うーん、あれだ、お前の魅力をもっと引き出したいんだ」

百合子「み、魅力、ですか?」

P「そうだ!百合子、お前なら出来るはずだ!」

百合子「は、はぁ……一応頑張ってはみますけど」

P(言えない……エミリーが無茶振りされてるのを見ていたら百合子にも無茶振りしたくなった、だなんて)

杏奈「杏奈」

百合子「百合子」

エミリー「エミリーの」

「「「ミリオン放送局!」」」

百合子「この番組は」

杏奈「最近やった、ドジ……超覚醒してないのに、マナタワーに……突撃した……望月杏奈と」

エミリー「最近ですか?えぇっと……書道をしていたら足がしびれてしまって、立ち上がろうとしたときに、よろけてスミをこぼしてしまいました……」

エミリー「うぅ……お気に入りの服にスミがかかってしまって……お洗濯しても落ちませんし……どうしたらいいか」

百合子「エミリーちゃん、名前名前!」

エミリー「……あっ、エミリー・スチュアートと」

百合子「最近同じ本を何冊も間違って買ってしまう、七尾百合子の三人が」

百合子「ドジも一つの武器、をモットーにしてお送りする番組です」

杏奈「……エミリーちゃん……ドンマイ」

百合子「きっと、その分いいことがありますよ!」

エミリー「うぅ、みなさん、ありがとうございます……」

百合子「ところで杏奈ちゃん、それ、何のゲームの話ですか?」

杏奈「……ロードオブヴァーミリオンの……Ⅲ」

百合子「知らないゲームですね」

杏奈「……神話のキャラクターとか、たくさん、出てくるよ」

百合子「それは……ちょっと興味が出てきました」

まつり『まつり姫はⅡでやめたのです』

エミリー「あのぉ……私、みなさんの話が分からなくて」

百合子「……今日は私もエミリーちゃん側ですね」

エミリー「そ、そうです!今日のお客様のお話をしましょうっ」

杏奈「カードが使えないからこそ……心機一転」

まつり『まつり姫の巴もツクヨミもただの紙切れになったのです』

まつり『もうもちべーしょんがないのです』

杏奈「だけど……」

百合子「杏奈ちゃんにまつりさん!戻ってきてください!」

杏奈「……あ」

百合子「……構成作家のまつりさんが脱線させてどうするんですか」

まつり『これは失礼したのです』

杏奈「……ゴメン、ね……ちょっと、反省」

百合子「さて、改めて机の上ですが」

エミリー「えっと……机の上に、飴ですね」

杏奈「……と、耳栓?」

百合子「……嫌な予感しかしないんですが」

エミリー「耳栓がちゃんと四人分あるのですね……」

百合子「……とりあえず、一人一組ずつ持っておきましょうか」

杏奈「……うん」

まつり『あ、その耳栓は有料なのです』

百合子「え?」

まつり『ミリオンポイント1ptでこの四つの耳栓を手に入れられるのです』

エミリー「あぁ……」

杏奈「……そういう、こと」

百合子「で、でも、まだ歌うと決まったわけではありませんから!」

まつり『さあ、どうなのでしょう』

まつり『ミリオンポイントはいつでも使えるのです、ね?』ニコッ

百合子「もう嫌な予感しかしないんですが」

杏奈「……うん」

まつり『とりあえずラジオを進めるのです』

エミリー「そうですね、それでは三十分、おつきあいよろしくお願い致します♪」

百合子「この番組は」

百合子「765プロダクションと」

百合子「765スタジアムの提供でお送りします」

杏奈「……なんで……サッカースタジアムを、持ってるの?」

エミリー「劇場とは、一体何なのでしょうか……」

【CM】
星梨花「アイドルマスターOne for allがまもなく発売ですっ!」

星梨花「このゲームに……なんと、わたしも出演することになりましたっ!」

星梨花「他のプロダクションの女の子と二人で頑張って踊りましたっ」

星梨花「言ってることはよく分からなかったんですけど、とても楽しかったです♪」

星梨花「プロデューサーさんっ、ゲームでも応援、よろしくお願いします♪」

星梨花「あ、そうだ、その子に挨拶を習ったんですっ」

星梨花「それじゃあ行きます……せーのっ」

星梨花「闇に呑まれよーっ♪」

765プロダクション!!

杏奈「お送りしています、ミリオン放送局……」

エミリー「本日のお客様はこちらです」

可奈「矢吹可奈でーす!よろしく~おねがいします~♪」

杏奈「……知ってた」

百合子「ですよねー」

可奈「杏奈ちゃん、百合子ちゃん、エミリーちゃん、今日はよろしくね!」

エミリー「よろしくお願いします」

杏奈「……可奈、このラジオ……不特定多数に声が届く、から」

可奈「へ?なんでそんなこと言うの?」

杏奈「……なんでもない」

エミリー「今回のお客様は、劇場一のドジっ娘、矢吹可奈さんです」

可奈「私ってそんなにドジばっかりじゃ」

杏奈「上着……逆」

エミリー「コーヒーに塩」

百合子「そういえば、この前の自転車レースの時は自転車間違っていたような」

可奈「うぐっ……」

百合子「さて、今回もメールがたくさん届いています」

杏奈「……世界中に届くから……約束」

可奈「……?なんだかよく分からないけど約束♪」

エミリー「それでは一通目です」

>>18
メール内容(質問とかラブコールとかセクハラとか何でも)

尊敬してる人は?

可奈「春香センパイと千早センパイですっ!」

杏奈「可奈……ブレないね」

可奈「春香センパイは、やっぱりこれぞアイドルって感じで、ああいう風になりたいなって」

可奈「千早センパイは、やっぱり歌が凄いなーって」

可奈「私も、いつかあの二人みたいになりたいですっ!」

百合子「……頑張ってください」

杏奈「……特に、千早さんになるのは」

可奈「はれっ!?」

百合子「……後で千早さんに、歌のレッスンをして欲しいと伝えておきます」

可奈「へ?いいの?」

杏奈「……どっちが先に倒れるか」ボソッ

まつり『千早ちゃんは春香ちゃんを教えているから、きっと大丈夫なのです』

エミリー「それでは二通目、こちらです」

>>23
メール内容

19

エミリー「私が大和撫子、ですか?ありがとうございます」

杏奈「……良かった、ね」

可奈「飴、えーっとー……うーん、迷うけど」

可奈「よしっ、決まりました!」

百合子「好きな味は?」

可奈「最近はリンゴ味です♪」

可奈「りんご~りんご~あっぷるっぷるっ~♪」

百合子「くっ……ヘッドホンを通じて直に!?……」

杏奈「可、可奈!次のメール」

可奈「はれっ!?どうしてスタッフの皆さんは青ざめた顔を!?」

百合子「慣れてきたとはいえ、耳元で直に流れるのはまだ……」ヒソヒソ

杏奈「……うん」ヒソヒソ

可奈「あれっ、次のメールは?」

エミリー「あ、間違いだったみたいです」

可奈「なーんだ、ざんねーん」

エミリー「次回も、お客様へのお便り、お待ちしています♪」

百合子「……なんでエミリーちゃんは平気そうなんでしょう」ヒソヒソ

杏奈「……わかんない」ヒソヒソ

百合子「ふぅ……それでは、ここで一曲お聞きください」

可奈「矢吹可奈で、『オリジナル声になって』です!」

可奈「ららら~らら~r」ブツッ

キョクアケマース……ハイ、サンニーイチ、キュー!!

百合子「お送りしています、ミリオン放送局」

百合子「私の担当コーナーが増えるらしいのですが……」

まつり『これなのです』

百合子「えっと……『何でも解決!七尾探偵事務所!』……探偵ですか?」

エミリー「百合子さんの顔が今までで一番輝いていますね」

杏奈「……物凄く、楽しそう」

百合子「つまり、帝都を震撼させる事件を解決する美少女探偵七尾百合子なんですねっ!」

まつり『自分で自分のことを美少女というのは変なのです』

まつり『まつり?まつりは姫なので関係無いのです、ね?』

エミリー「えっと、この企画では、常日頃視聴者のみなさまが感じている疑問を、探偵七尾百合子が二十秒で解決していきます」

百合子「ふふふ、この探偵、七尾百合子がなんでも二十秒で……二十秒で?」

可奈「百合子ちゃんっ、頑張って!」

百合子「いや、短すぎませんか」

まつり『百合子ちゃんならやれるのです』

まつり『あの伝説の美少女探偵、七尾百合子なら!』ズバーン

百合子「そ、そうですよね!この七尾百合子、やってみせます!」

杏奈「……ちょろい」ボソッ

まつり『ちょろいのです』

杏奈「今回は……スタッフさんからの、例題」

百合子「よし、どんな難事件も解決して見せます!」

百合子「私の今までつめこんできた推理小説が役に立つときが来ましたね!」

杏奈「……じゃあ、問題」ニヤッ

エミリー「……あれ、杏奈さんがなんだか悪い笑顔を」

可奈「ふれーっふれーっ、ゆーりーこちゃん♪」

百合子「……ヘッドホンから怪音波という事件があるんですけど」

まつり『それは既に解決済みなのです』

杏奈「それでは……最初の疑問」

靴下がいつも片方だけなくなって、とても困っています。どうして靴下は片方だけなくなるのですか?

百合子「……へ?」

可奈「わかる!私もよく片方なくなって、違う柄を履いちゃったりしちゃうし」

エミリー「どうしてなんでしょうねぇ」

百合子「え、あの、帝都を震撼させる事件とか、古本屋の主人の所に持ち込まれるような難事件とか」

まつり『一般人がそんなものを送ってくる筈はないのです』

まつり『そういうのはまず警察に行くのです』

百合子「うぅ……結局こういうのなんですね」

エミリー「あと十五秒です」

百合子「あ、時間制限……えっと、その……」

可奈「わくわく~♪」

百合子「そ、そうですね、きっと一つ足の妖精さんが使ってるんです!足が寒いからって」

まつり『ほ、なるほどなのです』

杏奈「妖精さん……」

エミリー「私たちのすぐ傍にいるのですね」

可奈「…………百合子ちゃん、ファイト!」

百合子「いるんです!きっと!多分!」

まつり『靴下はマリアナ海溝からやって来るのです』

まつり『潜るのです、さすれば与えられん、なのです』

杏奈「あ、これから、答えるとき……エコーがかかる……て、スタッフさんが」

百合子「別にいらないです!」

エミリー「この企画では、視聴者の皆さんの周りにある素朴な疑問に、七尾百合子探偵局長がビシッと答えます」

エミリー「小さな疑問から政治の問題点まで、どしどしお送りください」

百合子「でも、やっぱり探偵って呼ばれるとなんだか……」

まつり『なんだこりゃ、なのです』

エミリー「以上、『何でも解決!七尾百合子探偵事務所!』でした」

杏奈「……ここで、一曲、お聞きください」

百合子「先日発売されたLTP13からの一曲です」

エミリー「第三回のお客様でした、馬場このみさんで『dear...』です」

可奈「さすがエミリーちゃん、英語の発音がすごいね!」

エミリー「はっ!私、なんてはしたないことを……」

百合子「続いてはこちらのコーナーです……はぁ」

「一番は誰だ!アイドルがちんこバトル!」

百合子「こちらは、パーソナリティとゲストの四人が戦って順位を決めるコーナーです……」

可奈「百合子ちゃん、元気がないよ!ふれーっふれーっ、ゆーりーこちゃん♪」

杏奈「……さて、ここには、カラオケセットが……」

まつり『お察しの通りなのです』

まつり『四人が一曲ずつ歌って、得点を競うのです』

百合子「このための耳栓ですか……」

まつり『貰うなら今なのです』

可奈「耳栓?」

杏奈「……可奈の前じゃ、貰えない」

百合子「……ですよねぇ」

エミリー「悪い気もしますし」

まつり『歌う曲はそれぞれの持ち曲なのです』

エミリー「あ、ちゃんと入っていますね」ピッピッ

まつり『それと、他の人が歌っている間、他の三人は自由に妨害できるのです』

百合子「妨害、ですか?」

杏奈「……お仕事モード、かな」

まつり『この機械は1点から100点まででるのです』

百合子「たしか、普通のカラオケって最低点が70点くらいと聞いたことが」

まつり『ほ?常識に囚われるのです?』

百合子「……いえ、なんでもないです」

可奈「そんなことより早く歌おうよ!」

エミリー「……そうですね」

百合子「まあ、延ばしていても何も変わりませんね、やりましょうか」

杏奈「……うん」

可奈「よーっし、目指せ100点!」

↓それぞれの得点(コンマ)
杏奈>>37
百合子>>38
エミリー>>39
可奈>>40

はいさ

毎週楽しみにしてます。

パーソナリティ
望月杏奈(14) Vocal
http://i.imgur.com/uVfaN0V.jpg
http://i.imgur.com/73WGSN3.jpg

エミリー スチュアート(13) Dance
http://i.imgur.com/5SawBdr.jpg
http://i.imgur.com/0LLIwbN.jpg

七尾百合子(15) Visual
http://i.imgur.com/huy7u2E.jpg
http://i.imgur.com/GDWpCF1.jpg

てい

杏奈「……じゃあ、杏奈から」

杏奈「お仕事モード、オン!ビビッといっちゃうよ!」

百合子「可奈ちゃん、可奈ちゃん」ヒソヒソ

可奈「妨害、何をすれば」ヒソヒソ

百合子「可奈ちゃん、この曲は知ってたり……」ヒソヒソ

可奈「はい!楽しくてとってもいい曲で、カラオケで歌ったりとか」ヒソヒソ

百合子「小声でいいから、杏奈ちゃんと一緒に歌ってみるのはどうですか?」ヒソヒソ

可奈「それが妨害に?」ヒソヒソ

百合子「妨害の方は私がやりますから」ヒソヒソ

可奈「それじゃあ!」ヒソヒソ

百合子「……エミリーちゃん、ちょっとヘッドホンを外しておいた方が」ヒソヒソ

エミリー「はい、分かりました」ヒソヒソ

杏奈「じゃあいっくよーっ!杏奈で、『Happy Darling』」

構成作家
徳川まつり(19) Visual
http://i.imgur.com/MSJwZkx.jpg
http://i.imgur.com/TQehfG3.jpg

今回のお客様
矢吹可奈(14) Vocal
http://i.imgur.com/SFrgkOr.jpg
http://i.imgur.com/cSfghlm.jpg

ドキドキもっとはじけて~

可奈「あなたにダイスキ届けたいの~」

杏奈「今すぐkiss……あれ?」

うつむいてちゃ……なんかずれて、あれ、えっと、音程が

百合子「……さすが可奈ちゃん、お仕事モードの杏奈ちゃんにまで影響を与えてしまうとは……」

~~~~~

一緒にいれたら最高!

杏奈「いつも歌ってるのに……どうして、音程が」

百合子「きっと、緊張しちゃったとか」

エミリー「あ、点数が出ますね」

デレデレデレデレ……
23点!!歌詞があやふやかな?歌えていないところがあったぞ!音程ももっとしっかりとろう!

杏奈「」

エミリー「あっ!杏奈さんが灰にっ」

可奈「戻ってきて杏奈ちゃん!」

まつり『恐るべし、なのです』

エミリー「それでは、次は私が」

杏奈「……作戦、思い付いた」

百合子「聞かせてください」

杏奈「……相手に、触るなとは、言ってない」

可奈「?」

百合子「……なるほど、そういうことですか」

杏奈「曲が始まったら……全力で、くすぐる」

可奈「なるほど!よーし、やっちゃうぞーっ!」

エミリー「それでは歌います……」

会いたい明日へと……きゃっ!みなさんいきなりどうしっ……ひゃうっ!脇腹は弱くて、あぅ、変な声、歌え、な、きゃっ!くすぐ……らっなっ、ひゃうぅっ!

~~~~~~~

エミリー「みなさん、酷いです……」ゼエ…ゼエ

杏奈「やられたら、やり返す」ゼエ…ゼエ

可奈「妨害ありだから」ゼエ…ゼエ

百合子「……ふう、順調にみんな体力を削ってますね」ボソッ

まつり『この録音は後でプロデューサーに売りつけるのです』

デレデレデレデレ
2点!せめて歌おう!

エミリー「無理です!」

杏奈「残り、二人だけど……」

百合子「可奈さん、お先にどうぞ」

可奈「いいのっ?よーっし、それじゃあ歌っちゃいますよ~」

可奈「全力ぜんかいっ♪」

杏奈「……妨害、何をしよう」

エミリー「疲れて、何も思い付かないです……」

百合子「まあ、そこまでいい点数はでないでしょうから、妨害はいいと思います」

杏奈「そう、かな」

百合子「……さて、私だけヘッドホンを外して」コソッ

歌うように歩いていく~

杏奈「……え、ナニコレ」

百合子「ふふっ、準備の間にエコーを最大まで上げておきました!これで今ごろ、ヘッドホンの中はカオス空間のはず!」ヒソヒソッ

エミリー「響きます……」

まだ知らない私へと~

~~~~~~~~

可奈「ふぅ、全力で歌っちゃいました!」

杏奈「エコー……かかりすぎて」

エミリー「なんだか気分が……」

百合子「そうですね」ケロリ

まつり『百合子ちゃん、恐ろしい子……』

デレデレデレデレ
53点!情熱は伝わってきた!後は音程をどうにかしよう!

可奈「情熱が伝わってきたって!」

杏奈「……うん」

エミリー「……そうですね」

杏奈&エミリー「……どうして私よりも点数が……」

百合子「最後は私ですね!」

百合子「それでは聞いてください、『透明なプロローグ』」

次のページをめくる指が~

杏奈「妨害する……体力が、ない」

エミリー「もう、無理です……」

可奈「全力だったから……」

なりたいわたしへと~

~~~~~~~~~

百合子「ふぅ、なんとか歌えました!」

杏奈「……全部、分かって」

百合子「妨害のしあいで疲れるだろうとふんでいたんです!」

エミリー「そういう、ことだったのですか……」

デレデレデレデレ
95点!本人のような歌声だ!

百合子「本人ですから!」ドヤアッ

まつり『……というわけで、カラオケ?対決の結果、一位は百合子ちゃんなのです』

百合子「ふふふ、これが私の実力です」

まつり『』コソコソ

杏奈「……」ニヤリ

エミリー「……はい」

百合子「……なんででしょう、勝ったのに不安が」

杏奈「優勝商品は、こちら」

百合子「カラオケの……フリータイムのペア無料券ですか」

百合子「あれ、二枚一組なのにもう一枚がありませんよ?」

エミリー「以上、『誰が一番?アイドルがちんこバトル!』でした」

百合子「え、この一枚はどこにあるんですか?」

可奈「ここで、765プロダクションからのお知らせです」

可奈「ワールドカップ記念で、アイドルサッカー大会が特別に再放送されています!」

可奈「765チームの快進撃をぜひ見てください!もちろん、私も出ています!」

可奈「また、こどもの日記念ライブをおさめたDVD、ブルーレイも好評発売中です」

可奈「そちらの方もよろしくお願いします!」

可奈「以上、765プロダクションからのお知らせでした」

エミリー「そして、放送も終わりが近づいてきました」

杏奈「……番組では、みなさんからのメールをお待ちしています」

杏奈「『挑戦、ゲームの旅』で……やって欲しい、ゲーム」

百合子「『何でも解決!七尾百合子探偵事務所!』で解決して欲しい疑問」

エミリー「そして、『エミリーの、目指せ大和撫子』でやって欲しいこと」

杏奈「もちろん……感想は、いつでも」

百合子「メールアドレスはmillion@xxxx.xxです!たくさんのお便り、お待ちしています」

百合子「さて、放送は終わりですが」

エミリー「可奈さんには、来てくれたお土産があります!」

可奈「えっ」

百合子「あれ、今回が初めですよね、お土産」

エミリー「お土産は、こちらになります」

可奈「これは……カラオケのフリータイムのペア無料券かな」

百合子「もしかして……」

可奈「あれ、でも一枚しか……」

エミリー「お土産は、一位の人とカラオケに行ける無料券です!」

百合子「え、あ、あの」

杏奈「可奈、どうだった?」

可奈「すっごく楽しかった!また~来るね~♪」

杏奈「……あ、う、うん」

百合子「それでは、ミリオン放送局、お相手は」

杏奈「望月杏奈」

エミリー「エミリー・スチュアート」

百合子「七尾百合子と、ゲストは」

可奈「矢吹可奈でした!」

せーのっ

「「「「ばいばーい!」」」」

杏奈「この、番組は」

杏奈「ご覧の……スポンサーの、提供で、お送りしました」

可奈「ご~覧の~スポンサ~っ♪」

【ラジオ終了後】
P「はいよ、お疲れさん」

百合子「……一位の商品、おかしくないですか?」

P「いやいや、ほら、二人で楽しく歌ってこい」

百合子「……」

可奈「ほら、百合子ちゃん、早速行こうよ!」

百合子「え?ちよっ、ちょっと待って……」

杏奈「二人で……楽しくね」ニコッ

エミリー「後でお話、聞かせてくださいね」ニコッ

百合子「えぇぇ……」

可奈「それじゃあれっつご~♪」

まつり『そういって出ていった二人を、それから見たものはいなかったのです』

百合子「勝手に殺さないでください!」

【おしまい】

【おまけ】
杏奈「プロデューサーさんも……歌お」

エミリー「私も聞きたいです!」

P「そうか?……じゃあ、スタッフさんもいいって言ってくれてるし、一曲だけな」

P「……下手でも笑うなよ?」

杏奈「……うん」

P「うーん、曲は……よし、『Thank You!』にするか」

杏奈「……わくわく」

てづくりのぶどーかん♪

デレデレデレデレ
99点!完璧です!

エミリー「」ポカーン

杏奈「」ポカーン

P「ふぅ、なんとか歌えたな……どうした?二人とも固まって」

【おまけおしまい】

【おまけそのに】
P「おう、お前か」

「~~~、~~」

P「……そうか、じゃあ、ミリオン放送局、次のゲストお前な」

「~~!~~~~~、~~」

P「そうだ、これから収録ブースへの行き方教えてやる」

「~~?」

P「次の収録まで一週間ある、ブースをお前のゴm……アートで染めろ」

P「スタッフには話をつけてある」

「~~!~~~~!」

P「おう、それじゃあな」ガチャ

P「……さて、来週はエミリーのコーナーか」ニヤリ

【おまけおしまい】

終わりだよ~ (o・∇・o)

可奈は一番こぎつねのカードが好きです
あ、でも泣き顔だったり太ってたりするのもやっぱり大好きです

……さて、来週のゲスト誰にしようかなー(棒読み)

乙です
こぎつね可奈
http://i.imgur.com/pDfzm9t.jpg

くすぐられてる可奈
http://i.imgur.com/s76NdCc.jpg

泣き顔の可奈
http://i.imgur.com/kDtWJWC.jpg
http://i.imgur.com/tOHYqBG.jpg
http://i.imgur.com/SFrgkOr.jpg


可奈ちゃん泣き顔率高いね

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