【数時間前・よろず屋】

銀時「くかー、すぴー」

銀時「・・・あん？」ぱちっ

銀時「ンなんだよ、朝か。ふぁ～あ眠ぃ」むくり

銀時「おーい神楽～。朝飯はー？」ボリボリ

銀時「・・・なんだよ居ねえのか？」

銀時「ったく。こちとら徹夜で働いて朝帰りだってのに」ボリボリ

銀時「・・・ん？」

銀時「俺はなんでさっきから大事なアソコをボリボリ掻いてんだ？」ボリボリ

銀時「いや、痒くはねぇよ。いやいや痒くはねぇんだよ？」

銀時「いやいやいや仮に痒かったとしても、そんなもん股関が痒くなったことがない男なんざ居ねぇから全然問題ないんだけどさ？」

銀時「痒くはねぇんだけど、ジャンプの主人公としてこれってどうよ？」

銀時「無いわ。股関に疾患を持つジャンプ主人公なんてジャンプ主人公じゃねぇよ」

銀時「あって週間漫画ゴラクでギリ許されるレベルだっつの」ダラダラ

銀時「よしッッ！！！」

銀時「痒くないッ！！！」

銀時「何も痒くない！！！」

銀時「だから何も問題ない！！！」

銀時「故に！！パンツを脱いで中を確かめる必要も無しッ！！」

銀時「よっし！一件落着だ！！」

銀時「よーし！そうと決まれば朝飯だー！」すくっ

銀時「たまには外の喫茶店で何か食うかなー！」はっはっは

銀時「その後は仕事だ仕事～」うずうず

銀時「今日も働くぞー！」うずうず

銀時「・・・。」うずうず

銀時「～～～～っ！！！」うずうずうずうず

銀時「か、痒ぃいいいいいいいいい！！！」ゴロンゴロンドカン！

銀時「我慢できるかコンチクショウがァアアアア！！！」ボリボリボリボリ

銀時「何だってんだよこの痒みはァ！！？」ボリボリ

銀時「俺の股関の銀時さんはどうなっちまってるんだこりゃあ！？」カチャカチャ(ベルト外す)

銀時「銀時さーん？ご無事ですかー！？」ズリッ

銀時「・・・って」

銀時「なんじゃこりゃァアアアアアアア！！？」